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タグ 作曲T 作詞T 作詞 曲名 作品名 ジャンル いつまでも ナイトウィザード魔法大戦〜The Peace Plan to Save the World〜 感動 青い星の上で ナイトウィザード魔法大戦〜The Peace Plan to Save the World〜 おっとり 作曲 曲名 作品名 ジャンル いつまでも ナイトウィザード魔法大戦〜The Peace Plan to Save the World〜 感動 青い星の上で ナイトウィザード魔法大戦〜The Peace Plan to Save the World〜 おっとり
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htmlプラグインエラー このプラグインを使うにはこのページの編集権限を「管理者のみ」に設定してください。 本名 青山 司(あおやま つかさ) 経歴 神奈川県出身。 04年11月、インディー団体でデビュー。 05年5月、新日本女子主催のヤングドラゴン杯に出場。 10月、QOR準優勝。 12月、WWWに短期遠征。 06年1月、EVO旗揚げ戦に参戦。浅葱上総にフォール勝ち。 2月、EVOTVマッチ参戦後、WWWのWNGC出場の為に再度渡米。 4月、WNGC優勝。第6代IC王者に。 5月、EVOに再度参戦? テーマ曲 BLUE MOUNTAIN / MAKIKO デビュー戦 2004年11月26日 ××興行 対 森崎 優 得意技 ブレインバスター ダイビング・クロスボディー ツカサ一本杉 タイトル歴 WWWハードコア王座 05年QOR準優勝 WWWインタコンチネンタル王座
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庄子 司 <Shoji Tsukasa> ≪プロフィール≫ 【種族】人間 【性別】男性 【年齢】16歳 【国籍】日本 【属性】天/虚 【スタイルクラス】キャスター:Lv0 【ウィザードクラス】転生者:Lv2 【総合Lv】2 【消費経験点】 計:5exp(内、現金換算0Exp) 【ワークス】高校生 【ライフパス】 [出自]:呪われた家計 実家はイタコ的なアレ。本人はそういうの信じてなかったんだけどさ… [生活]:相方 1stキャンペーンのPC3って噂 [邂逅]:ルイズ〔関係・ライバル〕 【基本能力値】 筋力 5 知力 7 器用 7 信仰 10 敏捷 5 知覚 7 精神 10 幸運 12 CF 修正 4 【プラーナ】 内包値:6 解放力:4 【戦闘値】 戦闘値 ベース クラス修正 GL修正 未装備 装備 命中 7 2 9 9 回避 6 1 7 7 攻撃 6 2 8 8-2 防御 7 2 9 13 魔導 12 4 18 21 抵抗 8 3 11 15 魔攻 8 6 17 28 魔防 8 4 12 13 耐久力 12 6 18 18 魔法力 15 10 25 14 行動値 9 3 2 14 14+2 移動力 2 0 2 2 【特殊能力】 名称 クラス SL タイミング 対象 効果 ≪月衣≫ - - Pass 自身 アイテムの隠匿。 ≪月匣≫ - - Pass 自身 月匣を展開する。 ≪魔法攻撃力UP≫ Cas - 常時 自身 【魔攻】+[CL+3] ≪マジックマスタリー≫ Cas 1 常時 自身 【魔導】+[SL+1] ≪エレメントマスタリー≫ Cas 1 常時 自身 【魔攻】+[SL+2] ≪刻まれし業≫ Rtn - 常時 自身 プリプレイ時、任意の戦闘値+2,-2 ≪古代魔法≫ Rtn 1 mn 自身 【魔導】【魔攻】+[SL+2] ≪英霊特性:魔攻≫ Rtn - Auto 自身 【魔攻】+10 シナリオ3回 ≪魔装カスタマイズ≫ Gnr - 常時 自身 魔装に計算済み ≪伝家の術式≫ Gnr - 常時 自身 クイックエンブレムを購入 ≪時間遡行≫ Itm - Auto 単体 行動カウントを+10 ≪空間転送≫ Itm - mn 自身 シーン内の任意の場所に移動。1シーン1回 【魔法】[魔法記憶容量:12] 名称 属性 Lv 価格 効果 【武装】[所持可能重量上限:11] 名称 種別 重量 価格 備考 普通の服 防具(衣服) 1 20,000v. 制服と私服 ダウンジャケット 防具(上半身) 3 50,000v. ブレストプレート相当 【魔装】[魔法装備可能Lv合計:12] 名称 種別 Lv 価格 効果 ワンダークレバス 攻撃(虚) 5 80,000v. 物理Dm クイックエンブレム 支援(-) 1 1,000,000v. 行動値+2 【所持品】 名称 重量 効果 価格 備考 0-phone 0 翻訳とか。 0 スマート0-phone 0 K●NoZAMA 39,800v. 死活の石 0 死ににくいよ! 200,000v. 幸運の宝石 0 F無効化 100,000v. 買ってたのに。。。 【コネクション】 対象 関係 価格 備考 相方 ? キャンペーンHO 「ほら、あいつだよあいつ」 ルイズ ライバル 初期取得 「分かったような顔しやがって!」 ヴィヴィ先生 お客様 25,000v. 「最近バイト先に凄いいいお客さんいるんすよ」 司君自己紹介。 最近秋葉原で神父喫茶のバイトを始めたらしいよ。
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昨日 - 今日 - 【武器名】 大 刀 片 双 槍 鑓 槌 軽 重 弓 笛 ─────────────────────── 【黒狼鳥】 × ○ × × × × △ ○ ○ ○ × 【双 激】 ◎ ◎ × ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ × 【毒 嵐】 ◎ ◎ × × × × ◎ ◎ ◎ ◎ × 【砂塵砦】 × ◎ × ◎ × × ◎ × × × × 【繚 乱】 × ● × × × × ○ × × ◎ × 【双雪猿】 × × × × × × × × × × × 【金獅子】 ○ ◎ × × × × ◎ △ × ◎ × 【四本鎌】 × × × × × × × × × × × 【双魚竜】 × × × × × × × × × × × 【電白赤】 × × × × × × × × × × × 【双 壁】 × × × × × × × × × × × 【四本角】 × × × × × × × × × × × 【赤蒼竜】 × × × × × × × × × × × 【金桜竜】 × × × × × × ○ △ × △ × 【銀蒼竜】 × × × × × × ◎ × × × × 【岩山龍】 ◎ × × ◎ × × ● × × ● × 【砦 蟹】 × × × × × × × × × × × 【麒 麟】 × × × × × × × × ◎ × × 【風翔龍】 ◎ ◎ × △ × × ◎ × × × × 【霞 龍】 × × × × × × × × × ◎ × 【炎王龍】 ◎ ◎ × ◎ × × ◎ × × × × 【浮岳龍】 × × × △ × × × △ △ △ × 【黒 龍】 × × × × × × × × × × × 【紅 龍】 × × × × × × × × △ × × 【祖 龍】 × × × × × × × × × × × ─────────────────────── 【武器名】 大 刀 片 双 槍 鑓 槌 軽 重 弓 笛 お借りしています。装備が充実してきたのでソロ始めようと思います。 まだまだこれからですな^^ 求人で見かけたらよろしくお願いします♪ 知りたいクエについてコメントして頂ければポーチ、防具等の詳細をお教えします。。 ◎…討伐 ●…討伐and捕獲または撃退 ○…捕獲 △…失敗 ×…未挑戦 基本的に閃光玉と罠系は使ってません。。。 成功したクエの詳細 【黒狼鳥】 刀:フロストリーパー 耳栓,砥石高速化,ランナー;;25分針 弓:殲滅と破壊の剛弓 火事場+2;;25分針 軽:ダークフリルパラソル 火事場+2;;25分針 重:ディスティハーダ 火事場+2;;水冷弾、通常Lv2、Lv3(調合なし)、睡眠→タルG で捕獲20分針 【双 激】 弓:殲滅と破壊の剛弓 火事場+2(1死);;10分針 重:グラン=ダオラ 火事場+2;;15分針 刀:天上天下無双刀 火事場+2,アイテム使用強化,心眼,体力回復アイテム弱化;;15分針 槌:鬼鉄丸 火事場+2,アイテム使用強化,心眼,体力回復アイテム弱化;;10分針 大:ジークムント 火事場+2,アイテム使用強化,心眼,体力回復アイテム弱化;;10分針 軽:ダークフリルパラソル 火事場+2,アイテム使用強化;;15分針 双:双剣オオナズチ 耳栓,砥石高速化,ランナー;;15分針 槍:龍騎槍ゲイボルガ 見切り+1,回避性能+1;;15分針 鑓:ガンチャリオット 見切り+1,回避性能+1;;15分針 【毒 嵐】 弓:殲滅と破壊の剛弓 火事場+2(1死);;15分針 軽:ダークフリルパラソル 火事場+2;;15分針 重:ディスティハーダ 火事場+2,アイテム使用強化;;15分針 刀:天上天下無双刀 火事場+2,アイテム使用強化,心眼,体力回復アイテム弱化;;15分針 大:ジークムント 火事場+2,アイテム使用強化,心眼,体力回復アイテム弱化;;10分針 槌:鬼鉄丸 火事場+2,アイテム使用強化,心眼,体力回復アイテム弱化;;10分針 【砂塵砦】 槌:鬼鉄丸 火事場+2,アイテム使用強化,心眼,体力回復アイテム弱化;;15分針 刀:天上天下無双刀 火事場+2,アイテム使用強化,心眼,体力回復アイテム弱化;;20分針 双:ゲキリュウノツガイ 斬れ味レベル+1,見切り+1;;20分針 【繚 乱】 槌:龍壊棍 耳栓,砥石高速化,ランナー;;30分針 刀:龍刀【朧火】 見切り+1,回避性能+1(1死);;40分針 弓:ブロスホーンボウⅡ 耳栓,ランナー;;40分針 【双雪猿】 【金獅子】 槌:鬼鉄丸 心眼,火事場+1(1死);;30分針(雪山) 大:ジークムント 心眼,火事場+1;;残り1分捕獲(雪山) 刀:フロストリーパー 心眼,火事場+1;;30分針(火山) 弓:殲滅と破壊の剛弓 火事場+2,アイテム使用強化(1死);;20分針(火山) 【四本鎌】 【双魚竜】 【電白赤】 【双 壁】 【四本角】 【赤蒼竜】 【金桜竜】 槌:龍壊棍 耳栓,砥石高速化,ランナー(1死);;35分針 【銀蒼竜】 槌:鬼鉄丸 斬れ味レベル+1,見切り+1(1死);;40分針 【岩山龍】 弓:勝利と栄光の勇弓 火事場+2,アイテム使用強化;;撃退 双:双龍剣【天地】 火事場+2,アイテム使用強化,心眼,体力回復アイテム弱化;;残り1分 槌:龍壊棍 火事場+2,アイテム使用強化,体力回復アイテム弱化;;撃退 【砦 蟹】 【麒 麟】 重:グラン=ダオラ 火事場+2,装填数UP,アイテム使用強化,悪霊の加護;;15分針(雪山) 【風翔龍】 槌:龍壊棍 火事場+2,アイテム使用強化,体力回復アイテム弱化;;25分針(街) 刀:龍刀【朧火】 火事場+2,アイテム使用強化,心眼,体力回復アイテム弱化(1死);;30分針(砂漠) 大:ブラッシュデニム 斬れ味レベル+1,見切り+1;;40分針(砂漠) 【霞 龍】 弓:勝利と栄光の勇弓 火事場+2,アイテム使用強化;;30分針(密林) 【炎王龍】 槌:龍壊棍 耳栓,砥石高速化,ランナー;;25分針(火山) 刀:龍刀【朧火】 心眼,火事場+1;;45分針(砂漠) 双:双龍剣【天地】 火事場+2,アイテム使用強化,心眼,体力回復アイテム弱化;;30分針(街) 大:ブラッシュデニム 斬れ味レベル+1,見切り+1;;25分針(砂漠) 【浮岳龍】 【黒 龍】 【紅 龍】 【祖 龍】 名前 コメント
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18 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 12 55 15.49 ID YxzfBjec0 小野「あとはビタミン剤も飲んでぐっすり休んで、身体は大切にね」 つかさ「うん!今日は早く寝るよ~」 小野「昨日みたいに夜更かししたら駄目だよ?」 つかさ「うん、わかった! ……あ、そういえば、昨日夜更かししたおかげで新しい友達ができたんだよー」 小野「へぇ、それはよかったね、どんな感じの子?」 つかさ「ショートヘアで身長は私より少し小さいくらいの女の子なんだけど……すごくしっかりしてて」 つかさ「しゃべり方とか意地悪そうなんだけど……本当はとても優しくていい子なんだ~」 小野「そうなんだ、じゃあつかさちゃん昨日夜更かしして正解だったのかもね」 つかさ「あ、それからね」 つかさ「その子も私と同じでシャブやるんだってー」 22 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 12 59 11.13 ID YxzfBjec0 小野「……へぇ、それは奇遇だね」 つかさ「それでね、その子シャブの他にもマリファナとかもやってるんだ~、公園で私がライターを貸してあげたんだよ」 小野「……うちの客にも若い女の子はたくさんいるけど……僕の知ってる子かな?クサはあまり売った覚え無いけど」 つかさ「えっと、名前はねー」 つかさ「小神あきらっていうんだー、私はあきちゃんって呼んでるけどね」 小野「…………」 28 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 13 01 25.48 ID YxzfBjec0 小野「……こういう世界に住んでるとね……むやみに人に名前を知られたがらない人が多いんだ」 小野「そのお友達はどういう子か分からないけど、今度からはあまり人に話さないほうが無難かもしれないね」 つかさ「……あぅ」 つかさ「そっか……そうだよね………………ごめんなさい」 小野「僕の事は、その子に話したのかい?」 つかさ「ううん、だいちゃんの話はしてないよ」 小野「そうか」 33 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 13 05 52.49 ID YxzfBjec0 小野「もし今度会う機会があったらその子もうちの店につれておいでよ?」 つかさ「え、いいの?」 小野「あれ?知らなかった?」 小野「うちのお店は友達を紹介してくれたお客さんには紹介料として友達一人につきシャブ1gサービスしてるんだよ?」 つかさ「えええ!ほんとう!?」 小野「それにその紹介されてきた友達にも初回サービスとして1回分は無料でプレゼントしてるんだ」 つかさ「すごいよ!あきちゃん絶対喜ぶよ!」 小野「……つ、つかさちゃん……名前名前」 つかさ「はっ……ごっ、ごめんなさい、、、」 小野「その子がいいって言うなら今度またつれてきてごらん」 つかさ「うん!今度誘って見る!絶対つれてくるよ」 小野「まってるよ^^」 37 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 13 09 10.89 ID YxzfBjec0 つかさ「(友達一人紹介で1g……紹介された友達は1回分無料でプレゼントかぁ……)」 つかさ「(普通の人の1回分って0.04gくらいかなぁ?)」 つかさ「(あきちゃんたまにシャブもやるって言ってたし……きっと喜ぶだろうなぁ)」 つかさ「(今日の夜にでも電話して見ようかな~?)」 つかさ「(……だめだめ、今日は早く寝なきゃ、だいちゃんとも約束したし)」 つかさ「(また今度誘って見よう)」 38 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 13 10 15.44 ID YxzfBjec0 つかさ「ただいまぁ~」 ただお「おかえりつかさ」 つかさ「あれ?……お姉ちゃんは?」 ただお「友達と本屋さんに行ってるみたいだよ」 つかさ「そっか……そうなんだ(ホッ)」 48 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 13 14 39.54 ID YxzfBjec0 つかさ「おとうさん、今日はちょっと疲れちゃったから先に寝るね」 ただお「どうしたんだ?風邪でも引いたのかい?」 つかさ「そうじゃないけど……ちょっとつかれてて、晩御飯もちょっと……いいや」 ただお「大丈夫か?そういえば顔色もあまりよくないな、おかゆでも作ろうか?」 つかさ「大丈夫、ほんとに大丈夫だから、ちょっと疲れただけ、寝たらよくなるよ」 つかさ「ごめんね、おやすみなさい~」バタン 51 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 13 18 44.14 ID YxzfBjec0 つかさ「えへへへ、これがハルシオンかぁ……なんだか普通の風邪薬みたいだな~」 つかさ「就寝前に1回2錠お飲みくださいかぁ……」 つかさ「さっそく試してみよっと」ワクワク パクッ ゴクゴクゴク… つかさ「ぷは」 つかさ「はやく眠たくならないかな~」ドキドキ ……プルルルルル……プルルルルル…… 52 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 13 21 45.43 ID YxzfBjec0 つかさ「電話だ……誰からだろう?」 つかさ「わっ!あきちゃんからだ!電話かけなおしてくれたんだ!」 つかさ「もしもしー!あきちゃーん?」 あきら『……やっぱあんたか』 つかさ「えへへ、昨日けっきょく寝れなくて……あきちゃん何してるかなーって思ってかけちゃったんだ~」 つかさ「あきちゃん昨日はもう寝てたよね?ごめんね遅くに」 あきら『別にいいよ、じゃあ番号主も分かったことだし切るわ、じゃーね』 つかさ「わあああ、まって、あきちゃん」 58 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 13 26 06.04 ID YxzfBjec0 あきら『何よ?』 つかさ「えっと、今度よかったらいっしょに遊ばない?紹介したいお店もあるんだ~」 あきら『……』 つかさ「あのね、私がいつもシャブ買ってるお店なんだけど」 つかさ「そこのお店のお兄さんがすごくいい人だから一度あきちゃんにも紹介したくって」 あきら『悪いけど間に合ってるからいいわ』 つかさ「……ぁぅ……そっかぁ」 あきら『大体、学生のあんたが遊ぼうって言う時間なんてどーせ夕方から夜の0時くらいまでの事でしょ?』 あきら『悪いけどその時間帯仕事入ってるから、土日も同じ、今も休憩時間使って掛てんのコレ』 つかさ「……そうなんだ」 68 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 13 32 14.33 ID YxzfBjec0 つかさ「……じゃあしかたないよね、ごめんね忙しいときに」 あきら『スパー…』 あきら『今度の金曜……六本木のクラブでドラッグパーティーがあるんだ、あたしは参加するつもりだけど、どうする?』 つかさ「えっ!?私もいっしょに行っていいの?」 あきら『別に、あんたが平気ならね? あたしが入る頃にはヨユーで0時まわってるけど』 つかさ「平気だよっ、昨日で夜更かしには慣れたし」 つかさ「いっしょに遊ぼ~」 78 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 13 37 46.05 ID YxzfBjec0 あきら『じゃあまた掛けるから、そろそろ休憩終わるし』 つかさ「うん、お仕事がんばってね」 あきら『じゃあね』 つかさ「ばいばいー」 ツー… ツー… ツー… つかさ「(やった、またあきちゃんと遊べる)」 つかさ「(だいちゃんのお店は紹介できなかったけど……あきちゃんと一緒におしゃべりできるだけで十分だよ)」 つかさ「(でもあきちゃんって、いつもそんな遅い時間までお仕事してたんだ……)」 つかさ「(小さいのにえらいなぁ……)」 ガチャ… かがみ「ただいまー」 80 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 13 38 53.67 ID YxzfBjec0 ちょっと出かけてきます。 帰ってきたらまた書きます。 129 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 14 39 49.10 ID YxzfBjec0 戻りました。 続きを書きます。 130 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 14 40 27.59 ID YxzfBjec0 つかさ「(やばいよ、お姉ちゃんが帰ってきた)」 つかさ「(はやく電気を消して布団に入んなきゃ……あわわ、ハルシオン出しっぱなしだよ)」ガサガサ かがみ「つかさー、帰ってるのー?」 つかさ「(わーわー、まだ部屋に入っちゃダメー! お願い来ないでぇー)」ガサゴソ かがみ「コンコン… つかさ、部屋に入るわよ?」 137 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 14 41 57.30 ID YxzfBjec0 ガチャッ… かがみ「つかさ?」 つかさ「すーすー…」 かがみ「……なんだ、寝てたのか………………ごめんね、おやすみ」バタン… つかさ「(……助かった)」 139 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 14 44 56.35 ID YxzfBjec0 つかさ「(はぁ、さいきん私、お姉ちゃんのこと避けてるなぁ……)」 つかさ「(学校が終わった後も、だいちゃんのお店に行くことが多くなったし……)」 つかさ「(こなちゃんやゆきちゃんの家にもあまり行かなくなっちゃったなぁ……)」 つかさ「(新しい友達はふえたけど……逆に大切な人を失っていく気がするよ)」 つかさ「(でも、しかたないのかな……きっと、もう、私はお姉ちゃんたちと住んでる世界が違うんだ)」 つかさ「(でもやっぱり少し寂しいな…………)」 つかさ「(みんなも……こっちに……きてほしい……な……)」 つかさ「(こなちゃん……ゆきちゃん……お姉……ちゃn………………)」スー… スー… 145 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 14 51 08.82 ID YxzfBjec0 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ かがみ「臭くってさぁ~」 こなた「あるある~」 みゆき「一年中臭いですよね」 つかさ「あはは」 昨日の夜はハルシオンのおかげでとてもよく眠れました。 前の日の夜がまるまる徹夜だったこともあって夢も見ない深い深い眠りでしたが おかげで今日は朝から澄み切った湖のような気分でした。 外の天気も昨日の雲が嘘みたいに晴れわたっていて、風も冷たくありません。 昨日の事でお姉ちゃんから怪しまれていないか気になっていましたが、今日は特に質問責めを受ける事もありませんでした。 お姉ちゃんに隠し事をしていることも私の心の中で少し引っかかっていましたが、 さっきトイレで軽く炙りをしたのでこれまたまったく気にならなくなりました。 よく寝た翌日のシャブは効きが良いと言いますが、本当にその通りだと思います。 152 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 14 55 57.45 ID YxzfBjec0 こなた「でねー、そのバーのマスターがまたかっこいいんだって」 こなた「ドラッグの入ったカクテルをこう指で…くるくるっと」 かがみ「また例のドラッグ漫画の話?あんまり危なっかしいモノに影響受けるなよー?」 こなた「なにを?いっとくけどねーかがみ、ドラッグっていっても危ないものばかりじゃないんだよ?」 こなた「そりゃヘロインとかコカインとかはやばいらしいけど、マリファナなんて一部の国じゃ合法だし……ペラペラ」 かがみ「その発言がすでに危ないって、危険じゃないドラッグなんてあるわけないでしょ? ねぇ、つかさ」 つかさ「……う、うん」 こなた「わかってないなーもー、みゆきさん教えてあげてよー」 158 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 14 59 09.35 ID YxzfBjec0 みゆき「そうですね、たしかにドラッグといっても色々な種類がありますが」 みゆき「大麻などは比較的毒性が弱いと言われてます、実際オランダでは合法化されてますし、医療用に使用する試みもされているそうですよ」 みゆき「逆にヘロインやコカインといった麻薬と呼ばれているものは依存性や毒性、禁断症状が強いと言われていますね」 かがみ「ほらやっぱり危ないんじゃない……」 こなた「みゆきさん、みゆきさん、LSDやマジックマシュルームはー?」 みゆき「その二つは幻覚剤と呼ばれているものですね、依存性は無いそうですが長期的に使用するとまれにフラッシュバックを引き起こすらしいです」 かがみ「なるほどね、ドラッグっていっても色んな種類があるのね、私には一生無縁だろうけど」 こなた「さすがみwikiさん!」 161 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 15 01 21.54 ID YxzfBjec0 みゆき「ドラマや映画などで中毒性や禁断症状が誇張表現されていますが実際はそこまで酷くなる例は稀みたいですね」 こなた「そうだよねー、ハリウッドスターなんて日常的にコカインとかやってるみたいだし」 こなた「ほんとに危ないものだったら今頃世界中は廃人だらけになってるはずだもんねー」 かがみ「そういう危険な発言はやめろ」 168 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 15 05 59.27 ID YxzfBjec0 かがみ「はぁ……あんたたちの話聞いてると頭痛くなってきたわ、ねぇ?つかさ」 つかさ「えへへ…………そ、そうだねー…」 かがみ「そろそろ昼休み終わるから教室に戻るけど、あんた私がいない間につかさに変なこと吹き込んじゃダメよ?」 こなた「だいじょうぶだってー、またねかがみん」 みゆき「さようなら、かがみさん」 つかさ「……またね、お姉ちゃん」 つかさ「(こなちゃんがあそこまでドラッグに興味を持っていたなんて意外だな~)」 つかさ「(昨日の朝から思ってたけど……こなちゃん、ひょっとしたら私よりずっと詳しいかも)」 つかさ「(ドラッグに対する考え方もなんだか好意的な感じだったし……)」 つかさ「(ひょっとしたら……)」 つかさ「(…………)」 173 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 15 07 46.04 ID YxzfBjec0 アルミホイルとかガラスパイプとか使って気化したものを吸引する これです。 176 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 15 10 03.55 ID YxzfBjec0 つかさ「ね、ねぇこなちゃん」コソコソ こなた「んー?どしたのつかさ?」 つかさ「えっとね、こなちゃんさっきの話、バーのマスターが……」 こなた「ああ!バードクターの話? ドラッグのカクテルをこう指で…くるくるっと」 つかさ「そうそう、その話なんだけどね、」 つかさ「……実際にそのバーがあったらどうする?」 183 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 15 16 28.11 ID YxzfBjec0 つかさ「もしもし、だいちゃん?」コソコソ 小野『やあ、つかさちゃん、どうしたの?この時間は学校じゃなかったっけ?』 つかさ「えっとね、いま学校のトイレで電話してるの」 つかさ「だからあまり大きな声で話せないんだけど、実はね……ゴニョゴニョ」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 小野『えっ!?新しいお友達を連れてくるって?』 つかさ「うん、学校の友達なんだけど、ドラッグにすごく興味持ってて……たぶんいいお客さんになると思うんだけど」 つかさ「ただ一つだけ……だいちゃんに手伝って欲しいことがあって……――――――」 192 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 15 20 45.03 ID YxzfBjec0 小野『バーテンダーの……コスプレ?』 つかさ「うん……だいちゃん、ウルトラヘヴンって漫画知ってるかな?」 つかさ「友達……その漫画に出てくるバーのマスターに憧れてて……そのバーが現実に存在したら絶対に行きたいー!って……」 小野『その漫画は読んだことあるから知ってるけど……つまり、僕は…そのマスターの真似をすればいいのかい?』 つかさ「うん……ごめんね、変なこと押し付けて」 小野『わかった、やって見るよ!新しいお客さんのためだからね、たしかタキシードなら何着か持ってたし』 つかさ「ありがとう、だいちゃん」ウウッ… 197 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 15 25 08.18 ID YxzfBjec0 かがみ「おーぃ、二人ともー、帰るわよー?」 かがみ「ってあれ?二人ともどこいった?」 みゆき「つかささんと泉さんなら用事があると言って先に帰られましたよ」 かがみ「えっ?二人いっしょに帰ったの?」 みゆき「はい、二人いっしょに」 かがみ「そう……」 200 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 15 28 46.44 ID YxzfBjec0 かがみ「(ちょっと……どういうことよ、私を置いて二人で帰るなんて……仲間はずれもいいとこじゃない)」 かがみ「(こなたならまだしもつかさまで……)」 かがみ「(でも、そういえばつかさ……最近行動がおかしかったわね)」 かがみ「(昨日は聞きそびれたけど……あの日の夜……つかさ家を出たまま何時間も帰ってこなかった)」 かがみ「(今日は朝から元気そうにしてたからあえて聞かないでおいたけど……いったいあの夜何をしてたんだろう?)」 かがみ「(やっぱりどう考えてもおかしい……)」 みゆき「かがみさん、さきほどのお話の続きなのですが……ちょっといいですか?」 203 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 15 31 41.87 ID YxzfBjec0 かがみ「どうしたのよみゆき、こんな場所に連れてきて」 みゆき「泉さん、ドラッグに興味を持っている様子でしたが……」 みゆき「覚醒剤についての説明を忘れていました」 かがみ「わざわざそのためにここに連れてきたの? いいわよ、その話は……もう」 みゆき「いえ、聞いてください」 みゆき「さきほど言いました覚醒剤ですが、本邦においては大麻についで若者の使用頻度が高い薬物だと言われています」 210 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 15 35 01.54 ID YxzfBjec0 みゆき「と言いますのも、その背景には暴力団が外国の薬物犯罪組織と結託して薬物を密輸入し組織的に密売を敢行していること、及び」 みゆき「若者を中心に規範意識が低下したことに併せてインターネット、携帯電話の普及により」 みゆき「時間、場所に関係なく入手し易くなってる事が挙げられているそうです」 かがみ「……;」 かがみ「……ようするに、ドラッグに対する罪の意識が低下した若者が手を出しやすい薬物が覚醒剤ってことね?」 みゆき「そうなります」 かがみ「(……絶好調ね、みゆき)」 220 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 15 38 53.28 ID YxzfBjec0 かがみ「で、その説明を私がこなたに伝えたらいいわけ?」 みゆき「いえ、私が言いたいのは……泉さんがこのような薬物の世界に興味を持つことで」 みゆき「いずれそのような物に手を出してしまいはしないかという事なのです」 かがみ「どういうこと?」 みゆき「先ほども言いましたが、覚醒剤は簡単に手に入る薬物です」 みゆき「金とルートさえ確保すれば誰でも入手できます、たとえそれが一人の高校生の少女でも……」 かがみ「ちょ、ちょっとまってよみゆき」 226 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 15 42 11.28 ID YxzfBjec0 かがみ「いくらあいつでもさすがにそれくらいの分別はつくって」 かがみ「あれだけバカみたいにギャルゲやってても、なんだかんだで今まで犯罪は起してないわけだし……」 みゆき「一人なら……まだ、踏みとどまることも出来ます」 みゆき「両親や恋人……親しい友人の顔を思い出し……自分の良心と葛藤し、引き返すことも可能です」 みゆき「ですが、そこで一人でも共犯者を得ると……同意してくれる仲間を得ると、その瞬間、規範意識は急激に低下します」 かがみ「……なにが言いたいのよ」 みゆき「私が気になったのは………………つかささん」 かがみ「……えっ」 233 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 15 47 04.49 ID YxzfBjec0 かがみ「……どういう」 みゆき「かがみさん……落ち着いて聞いてください」 みゆき「何か気づきませんでしたか?ここ最近のつかささんの違和感……」 みゆき「焦点の定まらない瞳孔、指先の震え、体臭、不自然な言動……どれも些細なものですが」 みゆき「覚醒剤依存症患者の症状に酷似しています」 みゆき「……それに左腕の注s」 かがみ「へ、変な事言うのやめてよ!つかさがそんなことするわけ」 みゆき「ではここ度々、つかささんは下校時にかがみさんや泉さん達とは帰らずに誰と帰宅していたのですか?」 かがみ「……っ」 みゆき「つかささんはアルバイトをしているのですか? 習い事をしているのですか?他校に恋人でもいるのですか?」 かがみ「……」 243 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 15 52 14.35 ID YxzfBjec0 みゆき「とは言っても何も証拠は無いので……憶測の粋は出ないのですが…………申し訳ありません」 かがみ「……」 かがみ「……姉妹だもの、心当たりはあったわよ…………何ヶ月も前から」 かがみ「……何か学校であったのか?って……何かの事件に巻き込まれたりでもしてるんじゃないか?って」 かがみ「……でも、信じてた、つかさがそんなものに巻き込まれるはずが無いって……」 みゆき「…………かがみさん」 かがみ「私はどうすればいいの?何が出来る?」 かがみ「…………私……私、つかさにもしもの事があったら……………グスッ……ぅぅっ……」 256 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 15 57 05.68 ID YxzfBjec0 みゆき「万が一可能性があっても……極力つかささんを刺激しないでください」 みゆき「もしもつかささんが、すでに薬物に手を出していたとすれば……刺激するのは非常に危険です」 かがみ「ただ黙って見てろっていうの?」 みゆき「いえ、見守ってください……そして観察してください」 みゆき「つかささんがおかしな行動を取っていないか、薬物を使用している痕跡は無いか」 みゆき「ですが、決してつかささんの部屋や携帯、持ち物等を勝手に触ってはいけません……刺激する原因となります」 かがみ「わかったわ、……グスッ……つかさが……誤った行動に走らないよう……監視する」 みゆき「決して感情的にならないでください、場合によっては警察の協力を得る可能性も出てきます」 みゆき「出来る事ならばそれは避けたいですから」 260 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 15 59 21.19 ID YxzfBjec0 かがみ「……こなたは?こなたはどうなのよ?」 みゆき「まだ何ともいえません……すべて憶測の粋を出ていませんので」 みゆき「今はただ様子を見るしか……」 みゆき「私も大切な友達を失いたくないので……極力ちからを貸します」 かがみ「……」 270 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 16 07 06.13 ID YxzfBjec0 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ こなた「いやー、まさかつかさからこんなアンダーグラウンドなネタを提供してもらえるとはね~」 こなた「逆にヲタクの『自信』てやつがブッこわれそうだよ」 つかさ「えへへ、私もほんとは全然詳しくないんだよ~、全部マスター(だいちゃん)に教えてもらっただけだから」 つかさ「マスターが今日はお店貸しきりだっていってたから、ゆっくりしていっても大丈夫だよ~」 こなた「にしても、つかさにこんな一面があったとは……まさに黒つかさとはこの事だねぇ」 つかさ「や、やめてよこなちゃん……そんなんじゃないってば」 つかさ「(だいちゃん……ちゃんと準備できてるかなぁ?)」 つかさ「(だいちゃんのお店、最初からバーみたいなふいんきだったし、だいちゃん自身もすごくオシャレさんだし)」 つかさ「(きっと大丈夫だよね)」 279 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 16 12 56.60 ID YxzfBjec0 つかさ「おじゃましまーす! だぃ……マスター、友達連れてきたよー」 小野「いらっしゃい、つかさちゃん」 つかさ「(わぁ……ほんとにお店の中綺麗になってる、まるで本物のバーみたい)」 つかさ「(だいちゃんもタキシードに着替えちゃって……この短時間で大変だっただろうなぁ)」 こなた「始めまして~泉こなたです~」 小野『おまえさんはしかるべき所へと流れてきたわけだ……ゴミの行きつく場所、再処理場へようこそ』クルクル こなた「おぉーーー!」 つかさ「(ごめんね、だいちゃん……こんなことさせて)」 285 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 16 16 37.94 ID YxzfBjec0 小野『ところでお客さん、今の気分は?』 こなた『最高… 最高にサイコな気分』 小野『くだらんジョークが飛び出すのは耐性がついてきた証拠だ』 こなた『ううむ耐性か… ダブルでいけばまだまだ効くでしょ?』 つかさ「……」 つかさ「(ぅぅ……さっきからずっと漫画ネタやってる……これじゃ元ネタ分からない人おいてけぼりだよ)」 つかさ「(だいちゃん……セリフ全部覚えたのかなぁ? ……大変だっただろうなぁ)」 つかさ「(まさか……こなちゃん、会話だけして帰るつもりじゃあ……)」 つかさ「(ここはコスプレ喫茶じゃないんだよぉ?)」 295 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 16 21 47.04 ID YxzfBjec0 つかさ「(ここは私が何とかしなきゃ……だいちゃんの努力が水の泡になっちゃう)」 つかさ「(何とかしてこなちゃんにシャブを使ってもらわなきゃ……)」 つかさ「ま、マスター、シャブをダブルで」 こなた『じゃあ私はペギラで』 つかさ「(こなちゃん!いいかげん漫画ネタはやめてよ!!)」 小野「すまんがペギラは材料切れでな……そもそもウチの店はシャブが相場と決まっている」 318 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 16 27 36.91 ID YxzfBjec0 こなた「シャブ?(……なんか聞いたことあるような、でもそんなの漫画に出てきてたっけ?)」 小野「メタンフェタミンをベースとしたドーパミン作動性のカクテルだ」 小野「試して見るかい?」カチャッ… こなた「え、それ……注射?」 つかさ「マスター、私から試してもいいー?」 小野「かまわないよ、自分で打つかい?それとも僕が打ってあげようか?」 つかさ「打ってください~!」 こなた「……つかさ?」
https://w.atwiki.jp/mikumik9/pages/106.html
334 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 16 33 27.82 ID YxzfBjec0 こなた「ねぇ……つかさ、何してるの?」 つかさ「えへへへ、今からマスターにシャブを打ってもらうんだよ~」 つかさ「ゆっくりやるから、よぉーく見ててねぇ~」ドキドキ 小野「つかさちゃん、人からされるのは久しぶりじゃない?大丈夫?緊張してない?」 つかさ「えへへ、ちょっと緊張するけど平気だよ~、こなちゃんも見てるし頑張らなきゃ」 小野「そうだね、ここじゃ先輩さんだもんね、それじゃ針刺すから目をつむってリラックスしてー…」プスッ… つかさ「んあっ!?…………あ……あ……あ」パキパキパキ こなた「……つかさ」 つかさ「つああああああああああああああああああ!! 効っくうううううううううううううう!!!!」 パッキーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン! 352 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 16 38 24.26 ID YxzfBjec0 小野「やっぱりよく休んだ後の一発は効くだろうね? 調子はどうだい?」 つかさ「さ、最高すぎだよぉおお! パッキンパッキンだよおおおお!!」 つかさ「本当は今朝学校のトイレでちょこっとだけ炙りしちゃったんだけどおお!」 つかさ「やっぱりポンプはぜんぜんちかうよおおおおおおおおお」フーッフーッ 小野「それはよかった^^」 小野「今回はアンナカを隠し味として入れておいたからね、いつもより効きが強いと思うよ」 つかさ「んぎもぢいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいぃぃぃぃぃいいいいいい!!!!!!」 こなた「…………」 372 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 16 44 12.36 ID YxzfBjec0 小野「どうするこなたちゃん、君も試して見るかい?」 こなた「え……でも」チラ つかさ「んぎもぢいいいいぃぃいい」 こなた「私はやっぱり……」 小野「そうだね、じゃあまた今度にしよっか」 こなた「え?」 小野「慣れないうちはやっぱり怖いものだよ……どんなものでもさ」 つかさ「んぎもぢいいいいぃぃいい」 小野「でもせっかく気持ちいいことをするのに怖い気持ちのままやってもつまらないからね」 こなた「……」 小野「だから、こなたちゃんが自分から『試したい』って思ったら、その時にまたおいで」 小野「僕はいつでもここにいるから」 こなた「……」 つかさ「んぎもぢいいいいぃぃいい」 393 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 16 49 03.16 ID YxzfBjec0 こなた「いっかいだけなら……」ボソ 小野「えっ?」 こなた「いっかいだけなら大丈夫……だよね?」 小野「まぁ、たしかに……一回くらいなら大丈夫だけど…………無理はしない方がいいよ?」 こなた「大丈夫……せっかく、来たんだし」 小野「わかった、じゃあ、一度だけ試してみよっか?」 こなた「お願いします」 小野「りょうかい」 431 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 16 53 21.06 ID YxzfBjec0 キュポン………カチカチ シャカシャカシャカシャカ… ……チャキッ こなた「……ぅぅ」 こなた「……怖いよ」 小野「ん? ああ、ごめんごめん!」 小野「……シャブ作ってる時の音が怖いって言う人、けっこういるんだよ」 こなた「…………グスッ……グスッ」 小野「ほらほら、泣かない泣かない…………そうだ、この飴玉を口に入れてあげるから、さあ泣きやんで」 こなた「…………うん…………グスッ……」 こなた「………………………………甘い」 小野「でしょ? ほら、もう怖くない怖くない」 460 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 16 58 00.05 ID YxzfBjec0 小野「こなたちゃん制服のソデしんどくないかい?」 こなた「……うん」 小野「腕のゴムはきつくないかな?」 こなた「……うん」 小野「だいぶリラックスしてきたね……それじゃあそろそろ刺そっか」 こなた「…………お願いします」 小野「腕の血管に針を刺すから、目をつむっててね」プスッ こなた「……い、痛っ」 チューーーー…… こなた「あぁ……あ……ぁ……」 こなた「ああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?」ゾクゾクゾク 487 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 17 02 19.08 ID YxzfBjec0 こなた「…はっ…はっ…はっ…はっ…はっ……………つ、つかさっ?」 つかさ「こなちゃん……きてくれたんだあああああああああ」 こなた「…はっ…はっ…はっ…はっ…はっ…はっ…」 つかさ「ねえこなちゃん!気持ちいでしょお?気持ちいでしょおおおお?やってよかったでしょおおおおお??」 こなた「…はっ…はっ…はっ…はっ…はっ…はっ…」 つかさ「こなちゃんだああああああい好きいいいいいいいいいいいいいいい!!!!」 512 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 17 05 54.45 ID YxzfBjec0 小野「つかさちゃん、こなたちゃんは身体も小さいし、初めてでまだ慣れてないから」 小野「もう少しだけ優しく声をかけてあげて」 つかさ「そ、そうだよねっ! 気をつけるよっ」フーッフーッフーッ 小野「……こなたちゃん、身体はしんどくないかい?」 こなた「…はっ…はっ…はっ…………コクッ…」 小野「……そうか、それはよかった……………して、今の気分は?」 こなた「……はっ…はっ……す、凄く…クッキリっ…」 こなた「…はっ…はっ…はっ…はっ…はっ…」 523 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 17 08 33.29 ID YxzfBjec0 小野「そうか、よかった順調に効いてるみたいだね、安心したよ」 つかさ「こなちゃん、こっちにおいでぇ?」 つかさ「私のひざの上においでよぉ」 つかさ「いっしょに手をつなごぉ?」 つかさ「いっしょにお喋りしたりお歌を唄ったりしよぉ?」 こなた「…はっ…はっ…はっ…はっ…はっ…」 539 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 17 11 54.06 ID YxzfBjec0 こなた「…はっ…はっ……………つ、つかさっ?」 つかさ「なぁに? こなちゃん」 こなた「つかさっ……わ、私っ……どうなってる?」 こなた「なんだか、凄くクッキリ見えるよっ?……つかさの顔も、髪の動きも、ス、スカートのしわも……クッキリ……クッキリ見えるよっ?」 つかさ「それで普通だよぉ……私もこなちゃんの顔くっきりみえるよぉ」 こなた「ね、ねえ、つかさ……私の顔……へ、へ、変なことになってない?? ……かっ、カチカチになってたり、し、しないっ??」 つかさ「ぜんぜんヘンじゃないよぉ……いつもの可愛いこなちゃんだよぉ」 555 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 17 16 40.43 ID YxzfBjec0 パキパキになった私とこなちゃんはこのような他愛のない会話を日が沈むまで続けました。 こなちゃんは私のひざにもたれながら私の顔を見あげ、私はそんなこなちゃんの顔をやさしく見下ろしていました。 時々だいちゃんと目が合うとニコッと微笑んでくれて……その目線はまるでじゃれ合う子猫を見守るような優しい目でした。 しばらくするとこなちゃんの身体も慣れてきたみたいで、少しずつ呼吸も落ち着いてきたみたいです。 私は大好きなこなちゃんとこの世界でも友達になれたことで胸いっぱいになってしまい、涙をぐっとこらえました。 569 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 17 20 37.52 ID YxzfBjec0 小野「大丈夫ふたりとも?ちゃんと家まで帰れるかい?」 つかさ「ありがとうだいちゃん、もう平気だよ」 こなた「いやー、お世話になりました」 だいちゃんのお店で好きほうだい遊んだ後、私たち二人は家に帰ることにしました。 私の手には1gのガンゴロ、こなちゃんの手には一回分のシャブが入った小ビン どちらも紹介料ってことでだいちゃんからのプレゼントです。 私たち二人はさっきまでの余韻を楽しみながらお互い手をつないで家までの道を歩きました。 577 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 17 23 10.04 ID YxzfBjec0 こなた「まっくらだねぇ」 つかさ「そうだね~」 こなた「早く帰んなきゃまたお父さんに心配されちゃうよ」 つかさ「私も、お姉ちゃんたちに心配されちゃうかも……」 こなた「クスクス」 つかさ「?」 こなた「いやいや、ハイになってるときのつかさは凄かったなぁって思ってさ」 こなた「学校で見せる顔とは全然違うんだもんなぁ、ありゃいいもん見たよ」 つかさ「もう、こなちゃん!その話は恥ずかしいからやめてよ~///」 つかさ「こなちゃんだって……最初のほう、怖くて泣いちゃってたくせにぃ」 こなた「ぬぅ……その話はハズいからやめてくれ///」 586 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 17 25 32.51 ID YxzfBjec0 つかさ「そういえば、私が初めてポンプ打ったときも……ああやって口にアメ玉を入れてくれたな~」 つかさ「泣き止まない私の頭を撫でて『大丈夫だよ』『怖くないよ』って励ましてくれたっけ……」 こなた「あいつ女をたらすのうまそうだよねぇ、顔も俗に言うハンサムだし」 つかさ「えへへ……そうだねぇ、でもだいちゃんはそういう事はしないよ思うよ~」 こなた「そういえばさ、なんでつかさは始めようと思ったの?きっかけとかあるの?」 つかさ「きっかけ…………きっかけかぁ」 596 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 17 29 57.82 ID YxzfBjec0 つかさ「1学期の中間テストあったでしょ?」 こなた「ん? ああ、たしかつかさがクラス最下位だったやつだよね?」 つかさ「ち、ちがうよ…………私の下にも4人いたもん」 つかさ「それでね……みんなには内緒にしてたんだけど……あの日の夜、私、家出したんだ……」 こなた「え!? マジで?」 つかさ「……うん」 こなた「かがみはその事知ってるの?」 つかさ「ううん、お姉ちゃんはその時間もう寝ちゃってたから……たぶん知らないと思う」 こなた「どうしてそんなことしちゃったのさ?」 600 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 17 33 37.66 ID YxzfBjec0 つかさ「私ね、あのときのテスト、自分なりに頑張ってたんだ」 つかさ「分からないところはお姉ちゃんに教えてもらったり、先生に聞いたり」 つかさ「結果があんなのだったから信じてもらえないかもしれないけど、本当は一ヶ月前から勉強してたんだよ」 こなた「……」 つかさ「そりゃ周りはおかしいと思うよね? お姉ちゃんの成績は学年で上位なのに妹の私はクラスで下から5番目」 つかさ「みんな言うんだ、『お姉さんは優秀なのに妹さんはねぇ…』って」 つかさ「どうして?同じ姉妹なのに?どうして私だけこんな思いをしなきゃならないの?」 つかさ「お姉ちゃんが努力してるのはよく知ってるよ、でも、私だってサボってたわけじゃないんだよ?」 607 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 17 36 19.57 ID YxzfBjec0 つかさ「布団に入ってもそんなことばかりが頭をまわってて、いつまでたっても寝れなくて…気づいたら私、家を出てたんだ」 つかさ「あてもなくふらふら歩いて……気がついたら公園のベンチに座って泣いてたの……」 つかさ「そのときに声をかけてくれたのがだいちゃんなんだ」 こなた「注射打ったの?」 つかさ「ううん、その日はまだ、……私は一目見てこの人は悪い人じゃないって思って、悩んでたことを全部話したの」 つかさ「そしたらだいちゃんが『ちょうどコンビニで夜食用にパンを買ってきたところだけど、一緒に食べる?』って」 つかさ「コーヒーパンを半分こしてくれたんだけど……そのパンを食べたとたん元気が沸いてきて、なぜか涙が止まらなくなって」 こなた「そのなかに薬が入ってたんだ?」 つかさ「……今思うとそうかもしれない」 621 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 17 40 40.49 ID YxzfBjec0 つかさ「それでね、むせび泣く私にだいちゃんは言ってくれたんだ」 つかさ「『僕は悲しんだり苦しんでる人を元気にすることが出来るんだ…君はもう大丈夫だからお家へお帰り』って」 つかさ「でも私はどうしても恩返しがしたかった、自分じゃどうすることも出来なかった私を助けてくれたこの人に」 こなた「……」 つかさ「薬の影響もあったと思うけど、あの日の私はなぜかすごく積極的になっちゃってて……」 つかさ「最初は家に帰るように促していただいちゃんも根負けして、最後にケータイの番号を教えてくれたんだ」 こなた「それで今に至ると」 つかさ「……うん」 637 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 17 44 42.61 ID YxzfBjec0 こなた「さすがというか、つかさらしいというか……う~ん」 こなた「でもそうなるとつかさってだいぶ前からやってたことになるじゃん!1学期の中間の後からずっとでしょ?」 こなた「そんなに続けてて大丈夫なの?やめれるの?」 つかさ「それは平気だよ、1週間くらいやらなくても何とも無いし、今でもやめようと思えばすぐにやめれるよ~」 こなた「……そっか、 まぁ、私はこれで最後にするけどね」 つかさ「ええっ!? どうして??」 646 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 17 47 57.30 ID YxzfBjec0 こなた「たしかに前からこーゆーモノに興味はあったけどさ、実際やって見て思ったんだ……知らないほうが良かったかなって」 つかさ「……どういう」 こなた「本や漫画で読み聞きしてる程度でよかったんだよ、私たち、……私たちは自分たちの身の丈以上の世界を知っちゃったんだよ」 こなた「だからつかさも、これを気にやめようよ、そうしないと…」 つかさ「どうしてそんなこと言うの!?ねぇ!?」 こなた「……つかさ」 つかさ「こなちゃんが知りたいって言うから教えてあげたのに!ひどいよ!」 661 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 17 52 08.09 ID YxzfBjec0 こなた「つかさは…………少し前までそんなことを言う子じゃなかった」 こなた「今になって思うけど……学校でのつかさも、ここのところ様子がおかしかったよね?」 つかさ「……なっ」 こなた「実はね、私さっきから震えが止まらないんだ……身体もなんだか凄く重いし、目の奥も痛い」 こなた「それに本当の事を言うと……………………私もう、さっきの注射が欲しくなってるんだ」 つかさ「…………えっ」 こなた「やっぱり何かしら影響があるんだよ……そうじゃないと警察も取り締まったりしないでしょ?」 こなた「もう帰ろう? 早く寝なきゃ、明日も学校だし……………私家こっちだから、またね、つかさ」 674 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 17 56 04.84 ID YxzfBjec0 そういってこなちゃんは家の方向の暗い路地へと消えていきました。 『早く寝なきゃ、明日も学校だし』 普段のこなちゃんなら絶対に口にしないであろう言葉。 その言葉を聞いたとき、なぜか背筋がゾクッとしました。 685 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 18 01 06.94 ID YxzfBjec0 家に帰るとお姉ちゃんがいました。 いつもみたいにまた問い詰められるのかと身構えていたけど 意外にもお姉ちゃんは優しい表情で「こなたとゲマズ行ってきたの?」「楽しかった?」と聞いてきました。 お姉ちゃんの目…泣いてるように見えたけど、私は疲れていたので何も考えずに簡単な返事だけして自分の部屋に入りました。 つかさ「明日は金曜日か……あきちゃんと遊ぶ日だったっけ」 つかさ「そうだ、だいちゃんも誘って見よう」 私は携帯でだいちゃんに明日あきちゃんと遊ぶ内容を伝えて、一緒に行こって誘ってみましたが その日は仕事が入ってるから無理だって断られました。 はぁ……まあいっか、あきちゃんと遊べるだけでも十分だよ、早く寝て明日にそなえよ。 そうつぶやきながら私はハルシオン2錠を水で飲みほし眠りにつきました。 次の日、こなちゃんは学校には来ませんでした。 709 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 18 07 07.47 ID YxzfBjec0 つかさ「じゃあ、ちょっと私でかけてくるからっ……」 かがみ「いってらっしゃい、友達のお家?」 つかさ「う、うん、じゃあいってくるから……ごめんなさいっ」バタン かがみ「(つかさが出ていった……こんな遅い時間に)」 かがみ「(みゆきの言われた通り極力刺激しないように見守ってるけど、これじゃ何もしてないのと変わらないじゃない)」 かがみ「(つかさが覚醒剤?そんなわけない、あの子に限って……絶対そんなわけない)」 かがみ「(そうだ……つかさの部屋に行けば、つかさの部屋に行けば何か分かるかもしれない)」 722 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 18 11 34.64 ID YxzfBjec0 かがみ「……何、これ」 かがみ「注射器……ライター、スプーン、それに……この袋に入ってるのって」 かがみ「…………うそでしょ?」
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tsukasa作の収録未定のカードを並べる場所。 今後のエキスパンションに使ってくれればうれしいかも。 カード 元「超古編」 《どこまでも付きまとう刃》 《いつまでも滅びない森》 《空へと浮かぶ雪》 《大津波》 《ブラック・サングラス》 《原点スクラッパー》 《狂没竜バース》 《狂迫竜コドモデス》 《狂食竜ベルガ》 《イッツ!狂食タイム》 《シンカイオリジナル》 《ブラッディ・ザウルス》 《恵みの長竜ブラキオリア》 未収録 《無限の境地》 《ゼロの境地》 《強制リセットの儀式》 《白き護りの使いヨート・セドラ》 《ウラツキドクタケ》 《封魔使者ルシフェル》 《蛇魂英霊ウラメシア》 《鎧亜の蛇魂 奈落》 《霊魔王キョーフ・ド・ヴィル》 《ピッピー・武者・アイニー》 《シンリのファミリア ゴルディー》 4色 《極限のグリニッジ・クロノス》 《極限のム・ゲ・ン》 《聖鎧亜スラー》 《鎧悪魔クレイモア・ウララー》 《惨事のヘルマティオ》 《輪廻のザンダルフ》 《鎧亜の使者アムニスタ》 エグザイル・クリーチャー 《狂暴王子 GUY》《狂暴帝王 GIGAGUYGER》
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7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 00 03 17.43 ID YxzfBjec0 始めまして、柊つかさです。 みなさんはもう気づいていますか? そう、今シャブをキめいてます。 本当はいけないものだって分かってるんだけど…… 量と使い方さえちゃんと守れば安全なお薬だし、いつでもやめれるし、むしろ助けてもらえることのほうが多いから ふだんの全国模試での平均偏差値が40に満たないクズ以下の私ですが 今回はこの子(シャブ)のおかげですっごく勉強に集中できて テストの点数もこなちゃんよりいい結果を出せたんですよ。 だから私はこの子と一緒に生きていくって決めたんです。大丈夫、ずっと一緒だよ。 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 00 10 27.68 ID YxzfBjec0 つかさ「おじゃましまーす」 小野「おお、つかさちゃんいらっしゃい、今日はやけに元気だね」 つかさ「えへへ~、さっき家でポンプ(注射器)打って来たところなんだ~」 小野「そっか、どうりで^^ でもほどほどにしなきゃダメだよ」 つかさ「うん!ありがと~」 この人の名前は小野だいすけ。 私にシャブを教えてくれた人です。 古アパートのひみつの部屋でプッシャー(薬の売人)のお仕事をしています。 いつも安い値段で質のいいシャブを提供してくれる優しいお兄さんです。 私は親愛の意をこめて「だいちゃん」って呼んでます。 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 00 17 40.44 ID YxzfBjec0 つかさ「だいちゃん見て見て~、この前のテスト返ってきたんだよ~」 小野「へぇ、見せてくれるかい?」 小野「おぉっ!英語が75点!?すごいじゃないかつかさちゃん!頑張ったね!」 つかさ「えへへ/// 他の科目はまだまだだけどね~、、」 小野「それだけでも大した成長だよ、もう少し足りない子かと思っていたけど……やっぱりつかさちゃんはやればできる子だね^^」 つかさ「そんなことないよぉ、みんなお姉ちゃんやだいちゃんのおかげだよ~///」 小野「そうだ!つかさちゃんにいいもの見せてあげるよ」 つかさ「?」 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 00 25 56.95 ID YxzfBjec0 だいちゃんが見せてくれたのはパケ袋に入れられた1cmくらいの透明な結晶 まるで氷砂糖のようなその塊は蛍光灯の明かりに反射してチカチカと濡れたように輝いていました。 つかさ「これ……もしかして!?」 小野「そう、純粋な北朝鮮産のガンゴロ(シャブの結晶)だよ、もちろん混ぜ物もゼロ」 つかさ「すごい、私こんな綺麗な結晶はじめて見たよ~」 小野「こいつは混ぜ物が入ってないからね」 小野「だから、以前よくつかさちゃんが言ってた頭痛や吐き気も殆ど起きないんだよ」 つかさ「(そっか、あの頭痛は混ぜ物のせいだったんだ)」 つかさ「(私てっきり何かの病気かと思ってたよ~、えへ)」 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 00 27 54.08 ID YxzfBjec0 つかさ「でもこれ、すごく高そうだね……」 小野「そうだなー」 小野「これだけ質が良いと、安くても1グラム7万はするかなぁ」 つかさ「えーっ! 7万円もするの!?」 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 00 33 33.13 ID YxzfBjec0 小野「そもそもシャブの相場自体が上がってきてるからね、低く見てもこれくらいが妥当かな」 つかさ「そうなんだ……」 小野「そうそう、そこでなんだけど」 小野「テストで良い点取ったつかさちゃんに、ご褒美としてこのガンゴロをプレゼントしようと思うんだ」 つかさ「えっ!?」 小野「つかさちゃん良く頑張ってたからね^^」 つかさ「でもそんなの、……悪いよぉ」 小野「僕ね、学生の頃勉強が嫌いだったから、つかさちゃんみたいな努力家を見ると心の底から尊敬してしまうんだ」 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 00 37 39.54 ID YxzfBjec0 小野「テスト一週間前になってもなかなか机に頭が向かわなくてさ」 小野「前日になってからようやく焦り始めて、結局一夜漬けになってしまったりね」 つかさ「そうなんだ(なんだかこなちゃんみたいだな~)」 小野「でも、つかさちゃんは1ヶ月以上前からちゃんと勉強してたよね、その結果が点数に反映されたんだよ」 つかさ「えへへ/// 」 つかさ「でも、たまに漫画読んじゃったりもしたよ」 小野「ははは、まあ今回のは僕の気持ちと言うことで受け取ってくれないかな?」 小野「いつも良く買いに来てくれてるからね、サービスだよ^^」 つかさ「ありがと~、だいちゃん」 38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 00 42 41.87 ID YxzfBjec0 つかさ「だいちゃん」 小野「なんだい?」 つかさ「この子大切にするね!きっと、大切に使うからっ」 小野「ありがとう」 小野「きっとその子(北朝鮮産)も、つかさちゃんに使って貰えるって喜んでるよ」 つかさ「えへへ///」 小野「それじゃあ気をつけて帰るんだよ」 つかさ「うん」 つかさ「また遊びにくるねー」 41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 00 46 07.45 ID YxzfBjec0 ~~~~~~~~~~~~夕食の時間~~~~~~~~~~~~~~ みき「つかさ、今日は少し帰りが遅かったんじゃない?」 つかさ「……ぅ、うん」 ただお「友達の家に遊びに行ってたのかい?」 つかさ「……うん」 かがみ「あれ? あの後こなたの家にでも行ってたの?」 つかさ「ええっと、こなちゃんの家じゃないけど……その」 みき「これから遅くなるときは早めに連絡しなさいよ」 ただお「そうだな、そのための携帯電話だからね」 つかさ「……うん」 つかさ「……」ソワソワ 44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 00 49 05.76 ID YxzfBjec0 ただお「まあそれにしても、今回のテストは二人ともよく頑張ったね」 みき「そうね」 かがみ「一緒に夜遅くまで勉強したもんね、つかさ」 つかさ「……うん」 はやく ただお「つかさは今回英語のテスト、特に良くがんばったね」 つかさ「……うん」 はやく 50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 00 51 46.28 ID YxzfBjec0 かがみ「あれ? つかさ、さっきからあんたお箸進んでないじゃない?」 かがみ「食欲ないの?」 つかさ「えへへ……えっと」 ああ、はやく つかさ「もう……おなかいっぱいかな、えへへ」 はやく今日もらった子を試したい 59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 00 54 43.41 ID YxzfBjec0 ただお「無理しなくていいさ、また食べたくなったらおいで」 みき「残りは冷蔵庫に入れてるからね」 つかさ「……うん」 つかさ「ありがとう」 つかさ「私、先に部屋に戻ってるね!」トタタタ バタン! かがみ「ちょっとつかさ、大丈夫?」 かがみ「……つかさ」 70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 01 01 17.46 ID YxzfBjec0 私は部屋に入るなり大急ぎでカバンを開いてひみつの七点セットを用意しました。 注射器、駆血帯、スプーン、耳かき、ライター、ミネラルウォーター そしてもちろん、だいちゃんにもらったキラキラのガンゴロ(シャブの結晶)も。 つかさ「はぁはぁはぁはぁ」ワクワク つかさ「はやく、はやく」ドキドキ つかさ「あたらしい子はどんな味かな??」ワクワク つかさ「わっ、わくわくするよぅ><」ドキドキ 私は高鳴る胸を押さえながら慣れた手つきで作業を進めました。 まず砕いたガンゴロを少々耳かきですくいスプーンの上へのせてミネラルウォーターを加えます。 そしてスプーンの下からライターの弱火でじっくりことこと時間をかけて溶かしていきます。 ガンゴロが角砂糖のように溶け始めたらそれが合図、蒸発しちゃう前に火を止めます。 後は少し冷めた頃を見計らって注射器で吸い上げます。このとき空気が入らないよう注意。 これで準備完了! 84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 01 05 41.07 ID YxzfBjec0 つかさ「えへへ、できあがり~」 つかさ「あとはこの駆血帯で腕の付け根をしばって~血管を浮かせて~」ギュッ ギュッ つかさ「よいしょ!よいしょ!」グッパ グッパ つかさ「(そういえば少し前までだいちゃんに打ってもらってたんだよね)」 つかさ「(注射器を怖がる私に優しく教えてくれたっけ……)」 つかさ「(まただいちゃんに打ってもらいたいな~)」 104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 01 09 25.93 ID YxzfBjec0 つかさ「(そういえばこの子、北の国からはるばる日本までやってきたんだよね)」 つかさ「(……そう考えるとなんだか愛おしいな~)」 そんなことを考えていると血管が浮いてきました。 私は注射痕のない場所を慎重に選んでゆっくりと針を刺し、中身をすべて注入しました。 つかさ「いただきまーす」 プスッ チューーー…… つかさ「くあっ」カキーーン! つかさ「……あっ……あっ……あっ」ゾクゾクゾク 123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 01 14 41.14 ID YxzfBjec0 そう、その瞬間、1000年もの間溶けなかったアルプスの氷が綺麗な清流となって私の背中から首の後ろを流れました。 身体中の小さな毛がピンと針のように逆立って、その隙間を銀色の小さなトカゲが這い回るような感覚が襲いました。 身体の底から得も言えぬ快感、力、勇気、夢、希望、集中力のようなものが沸いて来て でも目や頭の中はとても澄み切っていてまさに曇りなしの明瞭止水でした。 つかさ「だ、だいちゃん……これ、す、すごいよぉ」 つかさ「すごすぎるよぉ……」 つかさ「こんなことって……」 つかさ「そ、そだ……前にだいちゃんがRUSUを一緒にキメると気持ちいいって言ってたっけ」 つかさ「RUSUどこに直したかなー……」 つかさ「えーっと、えーっと」ガサガサ つかさ「ふーっふーっふーっ」ゴソゴソ 140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 01 19 27.52 ID YxzfBjec0 RUSHというのはビデオクリーナーの名目で少し前まで普通の雑貨屋さんでも売られていた脱法ドラッグです。 今じゃ手に入らないんだけど、この前シャブを買いだめしたときにおまけでだいちゃんからもらったのです。 まだ試したことなかったけど、一回やって見たかったんだよね~。 私は歯ぎしりをしながら小さな小瓶のふたを開けてその揮発性のジェルから立ちのぼる気体を勢いよく鼻から吸引しました。 つかさ「んがっ!?」カーーーーーーーーーン! つかさ「んああああああああああああ!」パキパキパキ つかさ「ど、どんだけぇえええええええ!!!!」パッキーーーーーーーーーーーン! 171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 01 25 51.77 ID YxzfBjec0 つかさ「い、い、い、今なら、私、きっとテスト100点取れるよぉおお!」 つかさ「今なら、全国の県庁所在地も英語の熟語も歴史の年号も円周率も因数分解も微分積分も全部覚えられるよおおおおおおお!」 つかさ「ハードル競争も開脚前転もパン食い競争も二点倒立も反復横飛びもできちゃうよおおおおあああ!」 つかさ「も、も、もう怖いものなんてなにもない!どっからでもかかってこいー><」 コンコンコン かがみ「つかさ……ちょっと入ってもいい?」 つかさ「はんふっ!?お姉ちゃん!!?」 つかさ「あわわわわ、ちょっとまってぇー、、えへへへ」ガサゴゾ 192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 01 29 41.17 ID YxzfBjec0 私は大慌てでひみつの七点セットを押入れに隠しました。 あ!そうだ、ソデも戻して注射痕も隠さなきゃ! かがみ「はいるわよー」ガチャッ つかさ「えへへー、どうぞどうぞー」 かがみ「つかさ」 つかさ「なぁーにー?お姉ちゃん」ニコニコ かがみ「藪から棒だけど……あんた、何か学校で嫌な事でもあったの?」 つかさ「ええー?どうして?学校大好きだよー?」 かがみ「いや、ならいいんだけど」 かがみ「あんた最近、少し変だから……」 211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 01 33 06.72 ID YxzfBjec0 かがみ「突然部屋で大声出したり、無駄にテンション高かったり」 かがみ「かと思うと全然ご飯食べなかったり……」 つかさ「そ、そ、そうかなぁ~」 つかさ「ちゃ、ちゃんとご飯食べてるよぉ」フーッフーッフーッ かがみ「……つかさ」 かがみ「何か悩んでることがあったら言ってよね、私たち家族なんだから」 つかさ「うん!ありがとおおおおおお!」フーッフーッ つかさ「お姉ちゃんだああああああああああいぃすきぃぃいいいいいいいいいいいい!!」フーッフーッフーッ 230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 01 35 58.71 ID YxzfBjec0 かがみ「(つかさ、目の焦点があってなかった……)」 かがみ「(それに顔色もおかしかったし、しゃべり方も……)」 かがみ「(まさか、何かの病気ってわけじゃないわよね?)」 かがみ「(私の思い過ごしならいいんだけど……)」 243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 01 39 34.93 ID YxzfBjec0 つかさ「(えへへ、お姉ちゃんに心配されちゃった☆)」 つかさ「(やっぱり私お姉ちゃんにヘンって思われてたんだ)」 つかさ「(でも、きっとバレてないよね!)」 つかさ「(うん大丈夫!)」 つかさ「(だって今の私は今までに無いくらいハイだから!)」 つかさ「どっからでもかかってこいー><」 267 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 01 44 32.20 ID YxzfBjec0 私は自分の気持ちを抑えることができず気がつくとパジャマ姿のままパッと外へ飛び出していました。 大丈夫、お姉ちゃんには見られてないし、お父さんやお母さんにも。 私、すこし出かけてくるね、とくにあては無いけど……この気持ちを抑えたまま部屋でこもってるなんて出来ないんだよぉ。 私はキラキラしたいんだ。そう、KIRA KIRA したいだけなんだ! 寒空の下、私は家からとなり町までの急な坂道を全速力で駆け上がりました。 途中、空の星たちが流れ星となって私を応援してくれてるような気がしました。 つかさ「私、星になってる……」 296 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 01 51 58.16 ID YxzfBjec0 坂道をを全速力で駆け上り、気がつくとそこは高い丘の上の公園でした。 あれだけ走ったのにちっとも疲れないんだよ~、まるで背中に魔法の翼が生えたみたい。 シャブの力ってすごいなぁ…… 眼下には民家の窓からのぞく光がキラキラと光っていてとても幻想的でした。 つかさ「あの光の中に私のおうちもあるんだよね~」 つかさ「私たちっていつもあんなにキラキラした光のなかで暮らしてたんだ……」 つかさ「綺麗だな~、まるで光を敷き詰めた宝石箱みたい……」 つかさ「神様……こんな宝石箱の中に私を生んでくれてありがとう……」 女の子「ねぇあんた、取り込み中のところ悪いんだけどさぁ」 つかさ「ほぇっ!? ……わ、私?」 女の子「あんた以外誰がいんのよ」 女の子「ねぇライター持ってない?」 310 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 01 57 08.38 ID YxzfBjec0 突然話しかけてきたのは背の低い女の子。 けだるそうな表情で公園のベンチに座っていました。 歳はゆたかちゃんくらいに見えるんだけど、この子、手にタバコを持ってる……。 女の子「ねぇ、火ぃもってんの?もってないの?」 女の子「あたしライターオイル切らしてんのよ」 つかさ「ええっ…えっとぉ(たしか七点セットのライターをポケットに入れてたような)」 つかさ「あ、あった!あったよ」 つかさ「どうぞっ」 女の子「ああ、サンキュー」カチッ シュボッ 女の子「フーーーーー…ッ」 女の子「スパー…」 つかさ「……」 337 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 02 02 15.88 ID YxzfBjec0 つかさ「あ、あの……」 女の子「あん?」 つかさ「えっと、えっと……」 女の子「あー、はいはい、これ吸いたいんでしょ?」 女の子「少しだけよ?」 つかさ「わわわ、私はいいよ、タバコは、、」 女の子「はァ?」 つかさ「ごめんなさい、だって、その……」 つかさ「私、まだ未成年だし……」 366 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 02 07 54.82 ID YxzfBjec0 女の子「……へぇ」 女の子「未成年ねぇ………クスクス」 つかさ「ううっ……何がおかしいのぉ」 女の子「いや、おかしいもなにもさぁー」 女の子「シャブきめてパジャマ姿のまま夜の公園まで走ってきて『神様ありがとー』とか叫んじゃう奴が」 女の子「どの面下げて『未成年だからタバコは吸いません』よ?」 女の子「すごい世の中になったもんねぇーまったく」 つかさ「なっ!」 384 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 02 11 24.50 ID YxzfBjec0 やばいよ、バレてる。 どうしよう、何でわかったんだろう!? だいちゃん以外の誰にも話してないのに。 つかさ「あ、あ、あ、あの、その、」 女の子「何でわかったんだろう?って?」 つかさ「えっ!? ちがっ……私、シャブとか、その、、」 女の子「はぁーーーー……」 女の子「あんた、ほんと頭弱そうね」 400 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 02 15 02.92 ID YxzfBjec0 女の子「パックリ開いた瞳孔、定まらない視点、独特の体臭、不自然な挙動」 女の子「十中八九シャブかMDMAってとこね、どーせそのライターも炙りに使うんでしょ?」 つかさ「……」 女の子「あーぁ、あんたそんなじゃじきにパクられるよ?」 女の子「なんてゆーかスキだらけ、この世界で生きていこうと思ったら頭つかわないとさぁ」 つかさ「……」 つかさ「……(どうしよう)」 つかさ「……(BADになってきた)」 413 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 02 17 27.06 ID YxzfBjec0 女の子「スパー…」 女の子「心配しなくても誰にも喋ったりしないわよ」 女の子「てゆーかチクったらあたしがパクられるし」 つかさ「……えっ?」 女の子「これタバコじゃなくてガンジャ」 つかさ「……がん…じゃ?」 434 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 02 20 52.32 ID YxzfBjec0 女の子「マリファナ、大麻、ポット、クサ……わかる?」 女の子「あたしもあんたの仲間ってこと」 つかさ「あ、マリファナって……あの、麻薬の……?」 女の子「フー…」 女の子「あんたさァ、さっきからそれ突っ込んで欲しくてやってるの?」 女の子「それともマジで天然?」 つかさ「……えっ」 女の子「何でシャブやってる奴が ガ ン ジ ャ し ら な い の よ ?」 454 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 02 24 27.28 ID YxzfBjec0 つかさ「だって……私」 つかさ「シャブ以外ほとんどやったこと無いんだもん……」 女の子「ふーん」 女の子「シャブ好きは一途な奴が多いっていうからねぇー」スパー… 女の子「まぁ、私もたまにやるけどね」 つかさ「え!シャブやるの?」 つかさ「その……あなたも?」 481 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 02 28 39.59 ID YxzfBjec0 女の子「あー……」 女の子「そーいや、名前まだ言ってなかったっけ?」 つかさ「う、うん」 女の子「あたしは小神あきら、あきらでいいよ」 つかさ「私は柊つかさ!つかさって呼んでね」 つかさ「あきらちゃんかー、男の子みたいで可愛い名前だね~」 あきら「ほっとけよ、そこは」 つかさ「じゃあ、あきちゃんって呼んでいい?」 あきら「ご自由に」 503 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 02 31 51.75 ID YxzfBjec0 つかさ「そだ、アドレス交換しよー」 あきら「……あんた初対面の相手によくやるわね」 つかさ「えへへー」 つかさ「あきちゃんいい人そうだし、私平気だよ~」 あきら「まぁ別にいいけど」 あきら「ところであんた、赤外線つかえるの?」 つかさ「うん!大丈夫だよー」 つかさ「ちょっとまっててね」ガサゴソ つかさ「……あれ?……おかしいな?」ガサゴソ つかさ「……ちょっとまっててね、、」ガサゴソ あきら「……」 529 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 02 36 41.37 ID YxzfBjec0 つかさ「ううっ……ごめんなさい」 つかさ「……家に置いてきたみたい」 あきら「……」 つかさ「せっかく友達になれたのに……」 あきら「……別にあんたがあたしに番号教えてくれりゃいいじゃん?」 あきら「ワンコールするからさ」 つかさ「その……携帯の番号……まだ覚えてなくって」 あきら「……」 つかさ「……ごめんなさい」 あきら「……」スパー… 541 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 02 40 00.20 ID YxzfBjec0 あきら「もっかいライター貸して」 つかさ「はっ、はいっ」 つかさ「どうぞっ」 あきら「……」キュキュキュキュー… あきら「ほら、あたしの携帯番号、シールの部分に書いといたから」 つかさ「わあ!ありがとう!あきちゃん」 つかさ「家に帰ったらすぐに電話するよー」 あきら「いいよ今日は、めんどくさいから」 つかさ「……ぁぅ」 550 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 02 42 22.31 ID YxzfBjec0 あきら「はー…、冗談だって……………………まぁ、これも何かの因果ね」 あきら「いつでもかけてきたら? 暇だったら相手してあげるよ」 つかさ「ほんと!?ありがとう!」 あきら「……暇だったらね」 つかさ「うん!」 つかさ「(えへ、このライターお守りにしよっと)」 559 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 02 44 33.71 ID YxzfBjec0 あきら「あんただいぶ抜けてきたんじゃない?」 つかさ「そういえば……少しおちついてきたかも」 あきら「抜けきる前に家帰ったほうがいいよ? どーせ遠いところから来たんだろーし」 つかさ「うん、そうだね」 つかさ「あきちゃん、今日はいろいろありがと~」 あきら「別になにもしてないけど」 つかさ「えへへ」 565 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 02 45 56.75 ID YxzfBjec0 つかさ「じゃあまた電話するねー」 つかさ「今度また一緒に遊ぼうねー」 あきら「はいはい」スパー… つかさ「ばいばいー」 あきら「ばいにー」 あきら「(変な奴……)」 578 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 02 49 13.13 ID YxzfBjec0 家までの帰り道は想像以上に遠く、行きの10倍、20倍の距離があるように感じました。 シャブは元気の前借りって聞いたことあるけど……もしかしたら本当にそうなのかも。 効いてるときは何をしても疲れないし眠くもならない、もちろん気分も落ち込んだりしないのに。 いったん抜けると今まで押さえていたリミッターが外れたみたいに疲れやダルさの波が一気に押し寄せてくる。 まるで溜め込んでおいた夏休みの宿題みたい。 つかさ「はぁ…はぁ…はぁ…」 つかさ「お家、まだかなぁ……」 つかさ「ケホッ……けっこう遠いところまで歩いたんだなぁ……」 つかさ「あれ~?行きは歩いたんじゃなくて走ってたんだっけ……?」 つかさ「えへへ……もう、どっちでもいいや……」 592 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 02 52 44.64 ID YxzfBjec0 ガチャッ… つかさ「ただいまぁ…(ってもうみんな寝てるよね……)」 つかさ「(そういえば私、玄関の鍵かけずに出て行ったんだっけ……)」 つかさ「(お姉ちゃんたち、私が夜中に抜け出したこと知ってるのかな……?)」 つかさ「(大丈夫だよねきっと、心配のしすぎだよね……)」 つかさ「(みんなを起こさないように、静かに部屋に戻ろう……)」 つかさ「(はやく寝なきゃ……)」 ギシ… ギシ… ギシ… 604 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 02 56 16.08 ID YxzfBjec0 つかさ「わー、お布団はやっぱ気持ちいいなぁ><」 つかさ「今日はいっぱい歩いたし、ぐっすり眠れそうだよぉ」 つかさ「あきちゃんはもうお家に帰ったのかな~?」 つかさ「私よりも小さい女の子なのになんだかしっかりしてたなぁ……」 つかさ「今日はもう遅いから明日電話してみようかな?」 つかさ「(……私の秘密を共有できる友達……だいちゃん以外で初めての友達)」 つかさ「また会えるといいなぁ……」 つかさ「おやすみなさぃ……」
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619 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 03 00 31.66 ID YxzfBjec0 ガバッ! ……寝れない。 ……どうして? ……こんなに疲れてるのに。 ……こんなに眠たいのに。 ……ううっ ……布団に入って目をつむると、頭の中でおもちゃの兵隊が行進するよぉ ……まだ抜けきってないのかなぁ? ……夜遅くにキメたのがいけなかったのかなぁ? ……しんどいよぉ。 628 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 03 02 11.11 ID YxzfBjec0 1です。 眠たくなってきたのでそろそろ落ちます。 支援してくださった皆さんありがとうございます。 明日残っていたら続き書きます。 おやすみなさい。 711 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 09 39 21.41 ID YxzfBjec0 1です。 保守していただきましてありがとうございます。 目が覚めたので 619の続きを書きます。 717 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 09 49 05.11 ID YxzfBjec0 つかさ「……あきちゃんに電話してみようかなぁ」 つかさ「もう寝ちゃってるかなぁ……」 つかさ「でも寝てたら出ないだろうし……ためしにかけてみよう」ピポパピパポピ ……プルルルルル……プルルルルル……プルルルルル……プルルルルル……プルルルルル…… つかさ「……出ない」 つかさ「……そりゃそうだよねぇ」 つかさ「だいちゃんもこんな遅い時間に電話でないし……」 つかさ「……」 つかさ「牛乳でも飲んでこよ~」 719 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 09 52 23.70 ID YxzfBjec0 つかさ「ゴクゴクゴク……ぷは」 つかさ「これで少しは眠たくなるかな」 つかさ「こなちゃんも寝る前にあたたかいミルクを飲んで20分ほどストレッチをすると朝まで熟睡できるって言ってたし」 つかさ「きっと、これで大丈夫だよね」 つかさ「おやすみなさい~」 720 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 09 58 04.54 ID YxzfBjec0 昨日の晩、けっきょく私は朝まで熟睡することが出来ませんでした。 疲れはピークに達しているので、少しでも横になって身体を休めようとしたんだけど…… 身体の奥底から動け動けと命令されているようでじっとしていられず、結局朝まで漫画を読んだり音楽を聴いたりして過ごしました。 つかさ「おはよー…」 みき「おはようつかさ、今日はずいぶんと早起きなのね」 つかさ「う、うん、えへへー…」フラフラ かがみ「ふぁー、おはよー」 つかさ「あっ、お姉ちゃん……………お、おはよー…」 かがみ「……つかさ」 かがみ「…………お、おはよう」 つかさ「……」 かがみ「……」 723 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 10 01 36.35 ID YxzfBjec0 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~朝の登校時~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ かがみ「…………」 つかさ「(ぅぅ……お姉ちゃん、沈黙が怖いよぅ)」 つかさ「(……やっぱり昨日の事怪しんでるのかな?……夜中に家を出たことも……ひょっとして知ってるのかな?)」 つかさ「(……昨日はハイになってたから全然気にならなかったけど)」 つかさ「(……普通の人の目から見たら……昨日の私がした行動って……どう考えてもヘンだよね)」 つかさ「(……ま、まさか、もうお姉ちゃんにはバレてたり……そ、そんなことないよね?)」 727 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 10 05 59.05 ID YxzfBjec0 つかさ「(……でも、もしお姉ちゃんが気づいてたら……知っていたら)」 つかさ「(いや、お姉ちゃんはきっと知ってるんだ……私が……やってることも)」 つかさ「(そして……お母さんやお父さん、まつりお姉ちゃんやいのりお姉ちゃんにも、いつか喋ってしまって)」 つかさ「(そして、ゆくゆくは私の押入れの中も調べられて……中から七点セットが見つかって……そして警察の人に)」 つかさ「(いやあ、そんなのいやあ、いやああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!)」 かがみ「ねぇ、つかさ?」 734 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 10 12 04.20 ID YxzfBjec0 つかさ「い、いやああああああっ!」 かがみ「え?ちょっ、ど、どうしたのよつかさ?」 つかさ「……あっ、ああ………お、お姉ちゃん?」 かがみ「……どうして急に大声出したの?」 つかさ「あ、えへへ、、そうだよね……ごめんね、おどろかせて……えへへ、、」 かがみ「さっきから、ずっとぶつぶつ言ってるし……」 かがみ「ほんとにどうしたの?顔色も悪いよ?」 つかさ「ほ、ほんとうに、ほんとうに、大丈夫……だからぁ、、」 かがみ「……」 かがみ「……そういえば、あんた昨日の夜n」 こなた「やほー、おふたりさん!」 736 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 10 13 18.26 ID YxzfBjec0 ちょっとご飯食べてきます。 760 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 10 43 07.93 ID YxzfBjec0 つかさ「お、おはよーこなちゃん!」 かがみ「…………おっす」 こなた「むむ?どうしたのかがみん、朝からやけに大人しいじゃん」 かがみ「……別に、あんたが元気すぎるだけじゃないの?」 こなた「ふむ、……もしやこれは恋の悩みだね? 何でも聞いてあげるから話してごらん? ほーれほーれ?」 かがみ「まったく朝から、お前の頭ん中はそんなことしかないのかっ …………そーゆうのじゃないのよ、別に」 かがみ「ちょっとね……つかさと大事な話してただけ」 こなた「ほうほう、つかさと」 つかさ「……」 765 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 10 46 49.69 ID YxzfBjec0 こなた「じー…」 つかさ「ビクッ! ど、どうしたの、こなちゃん?」 こなた「つかさ、ちょっと失礼」 こなた「くんくんくんくん」 つかさ「ひゃっ!?こなちゃん??」 かがみ「ちょっと!あんたつかさになにやってるのよ?」 こなた「……これは臭うな」 770 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/08(土) 10 53 28.60 ID YxzfBjec0 こなた『自分じゃ気づいてないだろうがな、妙なオーラ発してんだよあんちゃん』 こなた『ああ… 見えるよ、病気のオーラだ』 つかさ「……えっ」 かがみ「ったく、あんたは、どうせまた何かのアニメに影響されて……」 こなた「ざんねーん、アニメじゃなくて漫画だよー!」 こなた「このところ少々、小池桂一のウルトラへヴンたる漫画にはまっておりまして」 つかさ「漫画?うるとらへぶん?」 773 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 10 58 52.51 ID YxzfBjec0 こなた「近未来でねドラッグが合法化されてる世界が舞台なんだけど、みんな普通にバーとかに行ってお酒感覚でドラッグを楽しんでるの」 こなた「んでもって、そんな世界でも違法なドラッグがあって、主人公がそのドラッグ中毒者なんだよー、で、その主人公が………ペラペラ」 つかさ「……」 かがみ「ほんと好きよね、そーゆーの」 こなた「かがみとつかさにも今度かしたげるよ、ハマるとなかなか面白いよー?」 かがみ「気持ちだけいただいておくわ」 つかさ「……」 778 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 11 01 38.23 ID YxzfBjec0 こなた「そうそう、さっきつかさに言ったセリフなんだけど、物語の中の売人が主人公に言ったセリフなんだー」 こなた「今日のつかさ、頭の寝癖っぷりといい眠そうな目元といい、どことなくだけど……」 こなた「ドラッグが抜けて黄昏てる時の主人公と雰囲気が似てたんだよねぇ、だから思わず、ね」 かがみ「子供か、おまえは」 つかさ「……」 780 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 11 06 00.55 ID YxzfBjec0 こなた「おはよーみゆきさん」 つかさ「……ゆきちゃん、おはよ~」 みゆき「おはようございます、泉さん、つかささん」 こなた「いやー最近寒くなったねー、夜中シャツ一枚で過ごせないのが辛いよ」 つかさ「そ、そうだねぇ……私も風邪引かないようにしなきゃ……」 こなた「でも今日のつかさってもうすでに風邪引いてるって感じだねぇ」 つかさ「……ど、どういう?」ガタガタ こなた「その震え方とか顔色とかさ、ちゃんと暖かいかっこして寝なきゃだめだよ?つかさ」 みゆき「風邪の初期症状かもしれませんね」 785 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 11 11 35.46 ID YxzfBjec0 こなた「風邪と言えばもうインフルエンザの予防接種の季節だねぇ」 こなた「つかさはまた泣いちゃいそうだね、注射怖いー><とかいってさ」 つかさ「……え、えへへ…………そうだねぇ」 こなた「む?」 こなた「つかさ、どうしたのその血?」 つかさ「え?」 つかさ「……わっ!?」 つかさ「(しまった、昨日ポンプ打った場所から血がにじんでる……制服にしみが……ど、ど、どうしよう)」 790 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 11 18 47.52 ID YxzfBjec0 みゆき「つかささん、もうインフルエンザの予防接種受けてきたんですか」 こなた「え、そうなのつかさ?もう受けてきたの?」 つかさ「え?……あっ、そう、そうだよぉ~」 みゆき「たまにありますよね、血が止まったと思って服を着たとたん血が滲んでしまう事って」 こなた「あるあるー、そんでほっといたら固まって茶色いカピカピになっちゃったりね~」 つかさ「そ、そうだよねー、帰って洗わなきゃー、えへへ~(た、助かったー)」 794 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 11 25 25.90 ID YxzfBjec0 つかさ「(……はぁ、今日の授業……全然集中できなかったなぁ)」 つかさ「(それに、ちっとも疲れ取れないし)」 つかさ「(昨日から一睡もしてないんだから……当然だよね)」 つかさ「(……はぁ)」 つかさ「(お姉ちゃん絶対怪しんでる……昨日の事も……きっと)」 つかさ「(こなちゃんに言われたことも、いつもなら全然気にならないのに……)」 つかさ「(まさか……こなちゃんも気づいてる?……私がやってること……知っててわざとあんなこと言ったのかな?)」 800 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 11 29 12.02 ID YxzfBjec0 つかさ「(そ、そんなわけないよね……絶対無いよ、友達を疑うのはやめよう)」 つかさ「(もっと楽しいこと考えなきゃ……そうだ、もうすぐホームルームも終わるし、そしたらだいちゃんのお店に行こう!)」 つかさ「(だいちゃんならその筋のプロだからきっと私の悩みもわかってくれる、相談できる!)」 かがみ「よっ!二人とも帰ろう~」 つかさ「……ひっ!お姉ちゃん」 こなた「ねーかがみん、私ゲマズ寄ってくけどかがみんも一緒に来ない?」 かがみ「……そうねぇ、私もちょうど欲しい小説あったし……いいわよ、行こっか!」 つかさ「……」 801 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 11 32 21.72 ID YxzfBjec0 こなた「つかさはどうするー?いっしょに来るー?」 つかさ「……ごめん、私、今日いっしょに行けないや」 こなた「ほぇ? 何か用事でもあるの?珍しい」 つかさ「……ちょっとねー、えへへへ、、」 かがみ「つかさ、用事って何?」 810 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 11 40 03.24 ID YxzfBjec0 つかさ「そ……それはぁ……その…………」 つかさ「と、友達の……家に」 かがみ「友達って誰?みゆき?……あんたが一人で家に遊びに行くような友達ってこなたとみゆき以外にいた?」 つかさ「……………ぅぅっ」 かがみ「そういえば今朝も聞こうと思ってたんだけど、あんた昨日の夜中n」 こなた「まーまー、おちつきなよかがみー、つかさがいなきゃ寂しいのもわかるけどいいかげん妹ばなれしなきゃ、ね?」 かがみ「そういう話をしてるんじゃないでしょ?」 こなた「つかさは大人の階段を上ろうとしてるんだよー、お姉ちゃんなら妹の成長を素直に応援してあげなよ?」 こなた「ねー?つかさ」 つかさ「ご、ごめん、お姉ちゃん、こなちゃん…………私、もう行かなきゃ!!」 かがみ「ちょっと待ちなさいつかさ!」 つかさ「ごめんなさいっ、、さようならっ」タタタタ…… 818 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 11 47 56.26 ID YxzfBjec0 私は後ろで呼び止めるお姉ちゃんを振り返らずに走りました。 お姉ちゃんの呼び止めを無視したことでいっそう疑われる事もわかっていました。 そんな行動が続けば、いつかこなちゃんも私を怪しい目で見るようになる、それも分かっています。 でも、そんな先の事を心配する余裕は今の私には無かった……あの重苦しい空気から一刻も早く抜け出したい そしてだいちゃんのお店のシャブで脳髄の空腹をおもいっきり満たしたい……むしゃぶり喰いたい その気持ちだけがただただ私を走らせていました。 826 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 11 53 01.12 ID YxzfBjec0 身体はだるいし足はふらふら、頭もぼーっとするし、なんだかすごく喉が渇く……。 どうしてだいちゃんに貰ったガンゴロを学校に持ってこなかったんだろう?……炙りでもしたら少しは気分が晴れたのに。 空を見ても、まるでこの世の終わりのような黒い雲が覆っていて、まるで今の私を暗示しているよう。 きっと空も雲も太陽も、私のことなんて歓迎してないんだろうなぁ………………風も強くなってきた。 でも、だいちゃんのお店に行けば、だいちゃんのお店さえ行けば、きっと今より気は楽になる。 今は何も考えないで、だいちゃんのお店を目指そう、だいちゃんに助けてもらおう。 そう、それだけを信じて私は走りました。 『この世界で生きていこうと思ったら頭つかわないと』 あきちゃんの言葉が……一瞬頭をよぎりました。 832 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 11 58 12.34 ID YxzfBjec0 小野「へぇ……そんなことがあったんだ、それは大変だったね」 つかさ「そうなのぉ、もう不安で不安で……どうなることかと思ったよぉ」 小野「でもまぁ、こうして良い勉強も出来たことだし、次からはあまり無茶はしないようにしなきゃね」 つかさ「うん、だからまたガンゴロ打って欲しいのぉ、お金ならあるから」 つかさ「お願い、少しだけでいいからぁ」 小野「だ、だめだよ、つかさちゃん」 つかさ「お願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願い」 小野「今はよくないって、さっき言ったばかりじゃないか…無茶しちゃだめだって」 つかさ「ぅぅ……だってしんどくてしんどくて」 849 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 12 04 13.85 ID YxzfBjec0 小野「いいかいつかさちゃん、今回良く勉強してきたと思うんだけど、シャブって言うのは元気を貸してくれる銀行なんだよ」 つかさ「銀行?」 小野「そう、先に元気を貸してもらえる代わりに最後にはちゃんと元気を返さなきゃいけないんだ、銀行のルールと同じだね」 小野「でも銀行でお金を借りた場合は金利がつくでしょ?だから無茶してたくさん借りすぎると後で返すのが大変なんだ」 小野「つまりご利用は計画的にって事だね、今の説明でだいたい分かったかな?」 つかさ「ううっ……銀行でお金借りたこと無いから……よく分からないよ」 小野「……そ、そうか」 857 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 12 08 17.98 ID YxzfBjec0 小野「つまりね、今つかさちゃんは銀行でお金を借りているんだ、でもそのお金をそろそろ返さなきゃいけない」 小野「なぜなら、早くしないとどんどん金利がたまって、借りた時よりたくさんのお金を銀行に返さなきゃいけなくなるからね」 小野「でも今のつかさちゃんは銀行に返すためのお金を自分で作らずに、別の銀行で借りようとしてるんだ」 小野「別の銀行で借りたお金を最初の銀行にもって行けば一応お金は返したことになるけど」 小野「今度は二回目に借りた銀行にお金を返さなきゃいけなくなるよね?それも前よりも大きな金額を」 つかさ「プシュー…」 小野「……つ、つかさちゃん?」 小野「(しまった、さっきの説明より分かり難かったか)」 865 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 12 12 31.54 ID YxzfBjec0 小野「つまり、たまには休憩をして体力を回復させながら楽しみましょうって事、わかった?」 つかさ「でも、休憩したくても寝れないんだもん…………今までこんなこと無かったのに」 つかさ「いくらハードにキメても布団に入ったらぐっすり眠れたのに……」 小野「つかさちゃん、昨日何gくらい入れたの?」 つかさ「えっと……耳かき4杯分くらいだから……0.2gくらいかなぁ?」 小野「ええっ!? そんなに入れちゃったの??」 つかさ「それに、前にだいちゃんからもらったRUSHもいっしょにキメちゃったし……」 小野「……あ~ぁ」 872 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 12 15 45.99 ID YxzfBjec0 小野「夜中にジャブ0.2g入れてそこにRUSHもプラスしたら……そりゃ寝れなくなるね」 つかさ「初めての子だったから……わくわくしちゃって……つい」 小野「わかった!じゃあ僕がつかさちゃんにいいものを紹介してあげよう」 つかさ「???」 小野「どこにしまったっけな?…………ん!あったあった」 小野「これだよつかさちゃん、見たことあるかな?」 つかさ「……カゼ薬?…………はじめて見たかも、なんていうお薬?」 小野「ハルシオン、睡眠薬だよ」 886 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 12 19 57.76 ID YxzfBjec0 小野「シャブが好きな人ってけっこう夜眠れなくなる人が多いんだ、そういった人の必需品だね」 つかさ「へぇー、じゃあ今の私にぴったりだね~」 小野「そうだね、用法用量を守れば身体に優しい良い薬だよ、値段も安いしね」 つかさ「……いくらくらいするの?」 小野「そうだなぁ、つかさちゃんにはいつもお世話になってるから、1シート(10錠)3000円で売ってあげるよ」 つかさ「えっ?そんなに安くていいの?」 小野「もともと安いお薬だからね^^」 つかさ「わーい!だいちゃんありがとう!」 897 名前:1 ◆wivGPSoRoE [] 投稿日:2008/11/08(土) 12 24 18.20 ID YxzfBjec0 小野「あとはビタミン剤も飲んでぐっすり休んで、身体は大切にね」 つかさ「うん!今日は早く寝るよ~」 小野「昨日みたいに夜更かししたら駄目だよ?」 つかさ「うん、わかった! ……あ、そういえば、昨日夜更かししたおかげで新しい友達ができたんだよー」 小野「へぇ、それはよかったね、どんな感じの子?」 つかさ「ショートヘアで身長は私より少し小さいくらいの女の子なんだけど……すごくしっかりしてて」 つかさ「しゃべり方とか意地悪そうなんだけど……本当はとても優しくていい子なんだ~」 小野「そうなんだ、じゃあつかさちゃん昨日夜更かしして正解だったのかもね」 つかさ「あ、それからね」 つかさ「その子も私と同じでシャブやるんだってー」
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