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パルカ
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パルカ ローマ神話における運命の三女神。 内訳: ノマ デクマ モルタ 関連: モイライ (同一視) 別名: ファタ ファータ ファタエー パルカエ パルカエー パルカイ トリアファータ (トリア・ファータ) フェイト ファートゥム
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┃パルカ神殿
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【アルデカ】 ・NPCアイアンブラッドケール[メイン]インカルの翼メンバー募集 NPCフィオネル報告で完了 ※160EXP、初期武器+7 ・NPCフィオネル[メイン]タクヒム討伐 アルデカ座標449:313に出現するタクヒムを倒し NPCフィオネルに報告で完了 ※2300EXP[メイン]フレドリックの要請 NPCフレドリックに報告で完了 ※16000EXP ・NPCフレドリック[メイン]資料収集 グレートモス10匹 座標240:286 モルボル10匹 座標241:227 倒したらNPCフレドリックに報告して完了 ※27000EXP[メイン]ダークアベンジャー ダークインプ10匹 座標76:83 ダークアベンジャー1匹 座標76:83 倒したらフレドリックに報告して完了 ※60000EXP、Lv14腰+5、Lv15足+5、Lv16腕+5[メイン]堕落した鏃(やじり) スケルトンハンター 座標41:227 倒すとドロップする堕落した鏃を15個収集して NPCジークフリードに報告して完了 ※80000EXP、Lv17鎧+5、Lv18頭+5 ・NPCジークフリード[メイン]勇猛だった友人の魂 ディムス討伐 座標227:436 倒したらNPCジークフリードに報告して完了 ※10400EXP[メイン]デネブの危機 MAP移動⇒デネブ デネブのムスタパに報告で完了 ※10400EXP【デネブ】 ・NPCムスタパ[メイン]暴かれた侵略計画 リザードマン 座標341:214 倒すとドロップするデネブの侵略計画書を獲得し NPCムスタパに報告で完了 ※132000EXP[メイン]敵陣掃討 リザードマンナイト10匹 座標377:116 屑殺者クリーバ1匹 座標458:47 倒したらNPCムスタパに報告で完了 屑殺者クリーバはHP60000ほどあるので注意 ※378000EXP、Lv40腰+5、Lv41足+5、Lv42腕+5[メイン]追加申請 NPCへミングに報告で完了 ※378000EXP、Lv43鎧+5、Lv44頭+5 ・NPCへミング[メイン]穀物射手 ミリア10匹 座標182:178 倒したらへミングに報告で完了 ※262000EXP[メイン]スパイダークイーンの産卵期 スパイダークイーン 座標33:152 スパイダーソウル 座標47:170 倒したらMAP移動⇒ハイハーフ雪原 ハイハーフのNPCディユノンに報告で完了 ※EXP378000【ハイハーフ雪原】 ・NPCディユノン[メイン]装備収集 フェンリルナイト10匹 座標443:101 フェンリルファイター10匹 座標459:433 フローズンイェタリアン10匹 座標125:143 フリーズカーン10匹 座標90:467 倒したらNPCテオドルに報告して完了 ※688000EXP[メイン]パルカ神殿の異変 MAP移動⇒パルカ神殿 パルカ神殿のNPCカータに報告で完了 ※104000EXP、Lv45レジェンド武器+7【パルカ神殿】 ・NPCカータ[メイン]神殿の結界通行証1 NPCイレンに報告で完了 ※1077000EXP、Lv40リング+4×2個 ・NPCイレン[メイン]パルカ神殿内部 NPCモリスに報告で完了 ※1143000EXP、シルバーアゲイト ・NPCモリス[メイン]パルカ神殿の悪夢1 パラサイトディーケー 座標454:132 倒したらNPCイレンに報告して完了 ※1283000EXP ・NPCイレン[メイン]パルカ神殿の悪夢2 フラウスルード 座標454:371 倒したらNPCイレンに報告して完了 ※1679000EXP[メイン]封印の部屋 NPCカミラに報告して完了 ※1766000EXP ・カミラ[メイン]フリーズカーンロード 鋼鉄の門に話しかけて中に入り フリーズカーンロードを倒してドロップした フリーズカーンロードの心臓を回収し カミラに報告して完了 ※1855000EXP[メイン]ジャイアントホラス 猛毒の門に話しかけて中に入り ジャイアントホラスを倒してドロップした ジャイアントホラスの心臓を回収し カミラに報告して完了 ※1946000EXP、マラカイト100匹[メイン]サキュバスクイーン 夢幻の門に話しかけて中に入り サキュバスクイーンを倒してドロップした サキュバスクイーンの心臓を回収し カミラに報告して完了 ※1946000EXP、Lv60リング[メイン]フィストロム 火炎の門に話しかけて中に入り フィストロムを倒してドロップした フィストロムの心臓を回収し カミラに報告して完了 ※1946000EXP[メイン]タイダー 氷の門に話しかけて中に入り タイダーを倒してドロップした タイダーの心臓を回収し カミラに報告して完了 ※1946000EXP[メイン]エシメド 雷の門に話しかけて中に入り エシメドを倒してドロップした エシメドの心臓を回収し カミラに報告して完了 ※1946000EXP[メイン]カータに報告 NPCカータに報告して完了 ※1946000EXP、マブ各種1本づつ ・NPCカータ[メイン]復讐の谷で MAP移動⇒ハイハーフ雪原⇒復讐の谷 ボスクエで拾った心臓6個を持って NPCワイルドに報告して完了 ※1946000EXP 以上がパルカ神殿までのクエストになります 予想以上に経験値がおいしいことになってる( ゚Д゚) Lv155のセグでクエストやってたんだけど ここまでで3%以上の経験値が入ってる・・・ メインクエ進めるだけで1日で100Lvとかいけそうな予感! 装備面も防具の適性+5や低レベルだけど レジェンド武器の+7がもらえるから Lv130までは本当にチュートリアルになってそう(´・ω・`)
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「相手を寄り付かせないで倒すパルカで」 「…お兄ちゃん。ありがとう、嬉しいです!」 左肩で、頬を桃色に染めながら喜ぶパルカ。 まぁ喜んでくれるのは嬉しい。 だけど他の三人は少し残念そうな感じだ。 『後で他の奴等と戦うから、その時にな』と言うとパア~と明る表情になる神姫達。 さて、そろそろ対戦するか。 装備…よし! 指示…よし! ステータス…よし! パルカを筐体の中に入れ、残りの神姫達は俺の両肩で座ってパルカの観戦をする。 「パルカ、頑張れよ!」 「うん!お兄ちゃん、私頑張るから!」 「相手を接近させないように弾幕を張るのよ!」 「一番最初のバトルであたしの妹なんだから!姉のボクを恥じかかせるなよ!!」 「負けそうになったらパルカの巨乳で相手を翻弄させるのもアリよ~!」 「ルーナさん…さすがにそれはちょっと…」 パルカは少し心配そうにしていたが、頑張なりな笑顔を俺に見せ筐体の中へと入って行く。 気がつくと俺は両手で握り拳をつくっていた。 いつになく俺の心は興奮していたのだ。 何故だろう? 多分、誰かを応援している事によって熱くなっているのかもしれない。 それとパルカに勝ってほしい、という気持ちがある…かもなぁ。 俺は筐体の方に目を移すと中には空中を飛んでいる二人の武装神姫達が居た。 READY? 女性の電気信号がの声が鳴り響き、一気に筐体内の中が緊張が走る。 勿論、外に居る俺達もだ。 FIGHT! 闘いの幕があがった。 お互いの距離150メートルからスタートして、敵のストラーフが接近しパルカは後方に後退する。 敵のストラーフが総重量的に重いせいか、二人に間の差がひらく。 距離250メートルぐらいの間合いかな。 「お願い!当たって!!」 パルカは“ヘルゲート”アサルトブラスターを取り出しババババ、と連射する…が。 「へっへ~んだ。そんなじゃ当たらないよ~だ」 余裕綽々で避ける敵のストラーフ。 回避した後はすぐさま間合いを詰めパルカに近づく。 「ッ!?これなら!」 すぐさま“ヘルゲート”アサルトブラスターをしまうと“ピースビルダー”リボルバーを二丁取り出した。 二丁拳銃か!? パンパン! 「ヒョイ、ヒョイ、と。楽勝ー」 慌てて撃ったためかパルカの攻撃はミスした。 クッ! このままではマズイ! そう思った瞬間。 間合いの距離は50メートルぐらいになっていた。 「クラエー!」 「!?」 敵のストラーフはDTリアユニットplusGA4アームのチーグルで攻撃しようとした。 「間に合って!」 “ヘルゲート”アサルトブラスターを再び取り出し自分に迫ってきてるチーグルに縦に向けた。 ガキャン! 筐体の街の中でとても鈍い音が響いた。 何故そんな音がしたのか。 それは“ヘルゲート”アサルトブラスターを盾にして、間一髪の所でチーグルの攻撃から逃れたのだ。 しかし、“ヘルゲート”アサルトブラスターを盾にしたおかげで、もう銃としての機能は失われていた。 あんなボロボロじゃあ撃てないだろう、DTリアユニットplusGA4アームのチーグルでの攻撃は破壊力抜群という訳か。 パルカは間合いを詰められてしまったので後方に下がる。 しかし、敵のストラーフはそれを許さない。 アングルブレードを取り出しパルカに再び攻撃しようとしたのだ。 「ッ!」 「避けるなよ~」 ギリギリの所でかわす事が出来たパルカは更に間合いを広くしビルの背後に隠れてしまった。 「…お兄ちゃん。助けて、お兄ちゃん…怖いよー…」 ビルの背後で声を殺しながら無くパルカ。 しかも俺に助けてを求めている。 畜生! 助けてヤりたい所だが俺にはどうする事も出来ない。 …いや、まだ助けてあげる事は出来る。 けどその方法は…負けを意味をする『降参』だ。 どうする、俺。 私的には勝ってほしい。 だが、これ以上パルカが傷つくのをただひたすら眺めるのは嫌だ。 「パルカ、聞こえるか?」 「お、お兄ちゃん!」 俺の声に気づくとパルカの目から更に涙が流れる。 可哀想に…よっぽど怖かったのだろう。 「今すぐ降参の意思を相手に示すから待ってろ」 「えっ!?なんで降参するの!」 「そうすればお前が怖がる必要は無くなるからだ。無理にバトッたってしょうがないだろうが」 「お兄ちゃん…」 「それにお前が泣いて苦しんでいる、姿なんか見たくないんだよ」 「………」 「ナッ。だからパルカはそこで待っ」 「お兄ちゃんは私に『頑張れよ』を言ってくれました」 俺の言葉を途中で遮ったパルカは俯きながら次々に口を開く。 「あの時、私は『あぁ、お兄ちゃんに期待されてる。頑張らなくっちゃ!』と思いました。…だから今が頑張る時です!」 バッ、と俯いた顔を俺に見せたパルカの顔は涙目でもキリッとした顔をしていた。 今までオドオドしていたパルカを見てきたが、ここまでシッカリとしたパルカは初めて見た。 フッ、パルカがそう言うなら俺は何も言うまい。 「なら、頑張って行ってこい!パルカ!!」 「はい!お兄ちゃん!!」 ビルの背後に隠れのをヤメて敵のストラーフに自分の姿を現す。 すると敵のストラーフがニヤついた顔で。 「アンタのオーナーも貧弱ね。さっきまで降参するかしないか悩んでいたよ。でもそう考えるのも無理もない話。貴女、弱いし」 「お兄ちゃんの悪口を言わないで!」 ブオン! 「ヘッ…ちょっとー!?!?」 パルカが敵のストラーフに投げつけたのはモアイ像だった。 モアイ像は固形燃料ロケットおよび整流装置およびアクティブセンサーが内蔵されておるので殆どミサイル状態。 つか、ミサイルと変わらない。 でも命中率が-125なので敵のストラーフに避けれてしまった。 「ちょっとアンタ!危ないじゃ、キャーーーー!?!?」 「えいえいえいえーーーーい!!!!」 次々と敵のストラーフにモアイ像を投げつけるパルカ。 実はパルカの頼みで出来るだけ武器のモアイ像を装備させていたが…これは中々シュールな光景だ。 だって沢山のモアイ像が敵のストラーフに向かって飛んで行くのだから。 ていうか、パルカが投げすぎて近辺はそこらじゅうモアイ像だらけだ。 外れたモアイ像はビルを破壊したり道路を破壊しながら落ちてぶつかっていく。 …ホント、シュールな光景だ。 あ、モアイ像で思いだしたんだけど。 このデザインのモアイ像。 コ○ミ株式会社のゲーム、『GRADIUS』に出てくるあれだろう。 特に指摘するのなら、PS2のGRADIUSⅢで出てきて、宇宙の中でクルクルと回転しながら口から子モアイ像を吐き出して攻撃するアレ。 因みにあのシューティングゲームは大好きだ。ファミリーコンピュータからPSPまで持ってるぞ。 ってそれは置いといて…しかし、モアイ像の何処を気にいったのだろうか、パルカの奴は。 後で聞いてみるか。 「これで、最後よーーーー!!!!」 「イヤーーーーこれ以上は止めてー!!!!」 ありゃりゃ。 敵のストラーフは戦意喪失してしまったようだ。 それもそうだ。 なんたってモアイ像が飛んでくるのだから。 ん? 筐体の俺の方についてるコンソールを見ると相手からの通信が出ていた。 ん、と何々…。 俺はコンソールを見るとそこには『降参』の文字が浮かび上がっていた。 それはこちらの『勝利』を宣言する言葉。 すぐさま俺はパルカにこの事を告げようとした。 「パルカ、戦闘中止だ!相手のオーナーが降参したんだ!!」 「…え?それは本当ですか??」 最後のモアイ像を投げつけようとしていた動作を途中で止め、俺見ながらキョトンするパルカ。 「ああぁ。本当だ、俺達の勝ちだ」 「や、やったー!勝ったんですね、私!!」 筐体の中で俺の事を見ながら喜ぶパルカ。 俺も自分の神姫が勝った事が嬉しくて微笑む。 両肩にいるアンジェラス達も喜びはしゃいでいる。 そうか…。 これが武装神姫の楽しみ方か。 確かにこれは楽しい。 おっと、パルカを筐体から出さないといけないなぁ。 筐体の出入り口に右手を近づけると勢いよくパルカが飛び出して来て俺の右手に抱きつく。 そのまま俺は右手を自分の目線と同じぐらい高さまで持っていきパルカを見る。 「よく頑張ったな、パルカ」 「はい!私、お兄ちゃんの言葉が励ましになって頑張る事が出来ました!!」 「そうか。そいつはよかったな。これはご褒美だ」 「あ、あうぅ~」 俺の右手の手の平に乗ってるパルカの頭を左手の人差し指の腹の部分で撫でる。 撫でているとパルカが俺の指を掴み自分の胸にそっと押さえるつける。 うわっ、パルカの巨乳が…物凄く柔らかい。 「あの、お兄ちゃん。頭を撫でるより、私の胸を触ってください」 「なんでまたどうして?」 「そっちのが気持ちいいからです。ご褒美なら…いいでしょ?お兄ちゃん」 「う~ん、まぁいいよ。お前がそれで良いと言うなら」 「お兄ちゃん、ありがとう」 プニプニとパルカの胸を触ると押した方向に乳房が歪みエロスをかもし出す。 ウハッ、気持ち良過ぎだぜ。 つーかぁ、まるで俺がご褒美をもらっているような感じなんだけど。 「いいなぁ…。ご主人様、ご主人様、次の試合は私を指名してください。絶対勝ちますから!」 「あー!いいなぁ~パルカの奴~。よし!!次のバトルはボクが出る!!!」 「ダーリンのご褒美を貰うために頑張らないといけませんわね」 両肩で何やらパルカに嫉妬しているように見える三人の神姫達。 そんなにご褒美が欲しいのか? まぁ今日はトーブン、ここにいるつもりだから一応全員バトルさせてやるか。 すぐさま指を胸から離すとパルカが少し不満そうな顔しながら。 「え、お兄ちゃん。もうご褒美お終いですか」 「まぁね。解ってくれや」 「む~、分かりました。でも次にご褒美くれる時はもっと触ってくださいね」 「…善処します」 ちょっと疲れた。 体力が、というよりも精神的に…。 まぁいいか…、パルカが気持ち良くなるのなら俺はなにも文句は言わん それに胸を触った時のパルカはエロかったし。 また胸を触りたくなるような表情だった。 ここでまた再びパルカの巨乳を触ったりすると乗っている三人に何されるか解らないのでお触りはお預け。 パルカを右手から左肩に移動させ、俺は次の筐体に向かった。 闘いはまだ始まったばかりだ。 「さぁ行くぞ!俺達のバトルロンドの幕開けだー!!」 こうして俺達のバトルロンドがスタートした。 そしてこの日からパルカの二つ名が出来た。 名は『銀を操る者』…。
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{パルカとライフフォース} シャッターの横にあるIDカードを通す機械があった。 俺はこの服を奪った奴からIDカードも頂戴していたのでこれで通れるはず。 すぐさまカードを機械に差し込み引く。 すると赤のランプから緑のランプに変わり、シャッターが徐々に上がっていく。 どうやら正常に機動してるみたいだ。 もし触手型ウイルスが、ここまで進行していたら正常に機動しないはず。 でも機械は正常に機動している。 となると…地上の電子機器と地下の電子機器は別々にされていると考えた方がいいなぁ。 もしくは地下の対ウイルスプログラムは地上よりレベルが高いのか。 まぁどちらにせよ、地下研究所が正常なのは少し誤算だ。 いくら地上が慌てふためいた所で目的の地下研究所が正常通りだと俺が侵入した事がバレテしまう。 ほんでもって捕まってしまったら本末転倒だ。 「ダァーッ!そうなったら、なったらで対処するまでだ!!」 まどろっこしい考えはヤメだ! シャッターが人間が入れそうの高さまで上がると俺は侵入した。 そして目の前に広がった光景に俺は見覚えあるように感じた。 夢の中で見たアンジェラスと出会った場所に酷似しているのだ。 「あれはっ!」 パルカは大きな試験管の中に入っていて拘束されていた。 「パルカー!」 「……んぅ?…お兄ちゃん!?」 俺が叫び名前を言うとパルカは俺の事に気がつき驚愕する。 「お兄ちゃん、どうしてここに!?」 「どうもこうも無い!お前等を助けにきたんだよ!!今助けてやるから待ってろ!!!」 俺は壁側に大きなコンソールを見つけ、パルカを拘束している機具解除し次に大きな試験管のハッチを開けようとした。 だが、次の瞬間! 「武器を捨て、両手を頭の後ろにつけ!」 「チィッ!?」 武装した人間が二人程この部屋に入って来て、銃を俺に向ける。 畜生、もう見つかっちまったか! 「繰り返す!武器を捨て、両手を頭の後ろにつけろ!!」 「わーったよ。…武器を…捨てればいいんだろ!」 グラディウスのネックレスを敵の足元に投げ捨てる。 敵は不思議そうにネックレスを見る。 そりゃそうだ。 今のグラディウスはどこからどー見てもただのネックレスだ。 けどなぁ、そいつはただのネックレスじゃねぇーだよ! 「グラディウス、擬人化!」 「ウワッ!?眩しいっ!?!?」 突如、俺の掛け声とともにグラディウスが光り輝きだした。 敵はその光に目が眩み、視界を無くす。 その間に俺は再びコンソールを操作し今度こそハッチを開ける。 「貴様、なにをしてグハァッ!?」 「な、なんだ!?何が起きてギャー!」 光りがおさまったと同時に敵の二人は倒れた。 相変わらずの仕事っぷりだぜ。 「グッジョーブ!ナイスな仕事だったぜ、グラディウス」 <This level is an easy victory> 両剣を持ったグラディウスが空中に浮かびながらお辞儀した。 敵をやっつけてくれて助かったぜ。 でも殺していないよな? 敵の状態を見ると、出血はしていなかった。 脈拍を確かめると、ちゃんと生きていた。 気絶してるみたいだ。 「お兄ちゃんー!」 パルカの声が聞こえたので、そっちに振り向くと、パルカは俺の胸元に飛び込んできた。 「パルカ!よかった、無事に脱出できたみたいだな」 「助けてくれてありがとうー!」 「当たり前だろ。パルカは俺の大切な神姫なんだから」 「お兄ちゃーん、お兄ちゃーん!」 パルカは抱きつきながら泣いてしまった。 そんなに嬉しかったのか? いや、嬉しいに決まってるか。 俺だって嬉しいんだから。 さて、感動の再会をするのはまだ早い。 俺の神姫達全員助けるまでは感動に浸る時間なんて無いんだから! 「ほら、ウェポン、アーマー、リアだ。早急に装備してくれ」 「はい!」 元気よく返事をするパルカ。 俺は装備品をパルカに渡し、グラディウスの所に行く。 実は俺とパルカが抱き合って時に、グラディウスは出口付近でズーッと見張りをしていてくれたいたのだ。 ホント、よくできた子だよ。 「サンキュー、グラディウス。もうネックレス化していいぞ」 <Is it really good?It is judged that the combat still continues> 「いや、力になってくれるのは嬉しいが、まだお前には力を温存してほしいんだ。アンジェラスを助けた時に、お前が力尽きていたら意味ないだろ」 <I consented> グラディウスは俺の言い分を理解しネックレスに戻る。 俺はネックレスをしまい、注意深くしながら出口から顔を出す。 …どうやら敵はまだいないようだな。 てっきり最初に来た二人組以外にも来ていると思ったんだが…気にしすぎたか? 「お兄ちゃん、準備出来たよ」 後ろを振り向くとフル装備したパルカがいた。 俺は最後にライフフォースのネックレスをパルカに渡す。 「ライフフォースも持ってきてくれたんですか!嬉しいです!!」 ライフフォースを手に取り喜ぶパルカ。 よしこれで準備万端だな。 「行くぞ!パルカ!!」 「はい!」 掛け声とともに部屋を出る。 その瞬間! ビービービービー!!!! けたたましく警報が鳴り響く。 まさかっ!? 『ナンバーフォーが脱走!発見次第捕獲せよ!!』 あちゃ~、やっぱりバレちまったか。 どうせさっき来た武装した二人組みたいな奴等が沢山ドカドカと来るんだろうなぁ。 イヤだなぁ~。 「大丈夫ですよ。お兄ちゃんは私が守りますから」 「パルカ…」 ニッコリと笑うパルカを見て俺もニヤリッと笑う。 少し気分が楽になった気がする。 パルカがいるだけでこんなにも気分が違うとはなぁ。 一人より二人、二人より三人、三人より四人、四人より五人ってか。 武装神姫さまさまだよ! 「敵が来たよ!」 パルカの言う通り、前方から数十人の武装した人間が来た。 蹴散らしてやるぜー! 「よし!迎撃だ、パルカ!」 「まかせて!ヴェーニア!!」 <ヴェーニア> ライフフォースから展開された銀の翼が広がっていく。 久しぶりに見た気がする。 とても輝いている銀の翼と、その翼とマッチしているパルカの姿がとても美しい。 そしてライフフォースを敵に構え。 「新しいワザでいくよ、ライフフォース!」 <リョウカイ> 「光銀!」 <コウギン> ビシュシュシュシュシューーーー!!!! 初めてくりだされる攻撃『光銀』。 光銀は敵を追尾し、しつこく追いかけるというとても追尾性が高い攻撃である。 しかも連射性も高い。 威力は低いが人間の急所に命中すれば、ひとたまりもない。 パルカが何故このワザを使ったのか。 それは確実に敵を倒すためである。 故に追尾性が高い攻撃をしたのだ。 「防弾盾を使え!敵の攻撃は貫通しないはずだ!!」 敵は防弾盾を前に突き出し、光銀を撥ね返す。 マズッたなぁ~これでは敵を倒す事が出来ない…。 「無駄です!ライフフォース、次のワザいくよ!!」 <リョウカイ> 「闇銀!」 <アンギン> バシューーーー!!!! 「ギャー!?」 「おい、どーゆうことだ!貫通はしないんじゃなかったのか!?」 敵は想定してない攻撃によって翻弄している。 パルカはその隙を見逃さなかった。 そして初めてくりだされる攻撃『闇銀』。 闇銀は一直線に敵を貫く、一貫性が高い攻撃である。 しかも光より威力が高い攻撃。 だから敵の防弾盾、防弾ヘルメット、防弾ベストを貫通していく。 一回に一発しか撃てないデメリットがあるがそこは。 「続いていくよ!光銀!!」 <コウギン> ビシュシュシュシュシューーーー!!!! 再びくりだされる攻撃。 闇銀がリロードしてる間に光銀を連射し、こちらの攻撃を止めない。 そしてリロードが完了したら敵のど真ん中に向かって撃ち倒すという。 まぁ『光銀』『闇銀』を使用してる間は他の攻撃を使えないというデメリットがあるけど。 でもパルカにしてはよく考えた戦法だ。 「お兄ちゃん!みんなを助けよーね!!」 「あぁー!」 パルカが先導しながら攻撃し、俺はパルカの後を続いて走る。 後三人だ! 次のシャッター何処にあるんだ! 「(c) 2006 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.当コンテンツの再利用(再転載、再配布など)は禁止しています。」
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{パルカの趣味を訊いてゲンナリする俺…} 俺は自分の部屋に入り、パソコンが置かれている机の席に座った。 そこには俺の神姫達が別々に色々な事をやっている。 アンジェラスは箒で机にあるゴミをササッと掃いている。 うん、嬉しいかぎりだ。 クリナーレは相変わらずダンベルを使って筋肉トレーニング。 頑張る事はいいけど、あまり無茶してそのトバッチリをくらうのは御免こうむりたい。 ルーナは…俺のエロ本を夢中で読んでいる。 俺はヒョイとエロ本を取り上げ、机の引き出しにエロ本をブチ込んだ。 「あー!ダーリン、今いい所だったのに~」 「ほぉ~、勝手に俺のエロ本を読んどいてその態度はいい度胸だなぁ。因みにどんなシーンだった?」 「巨乳の春香ちゃんという高校生ぐらい女の子が好きな男子のおちんちんを胸でシゴイて、後もう少しでおちんちんが射精する所でした」 「…生々しい解説どうも有り難う。おなかいっぱいです」 「という訳で続きを見せてください~」 「良いよと言いたい所だが、ここはあえてこう言う『だが、断る!』てな」 「ダーリンのケチ~」 身体をクネクネと動かしながらイヤラシイ目つきで俺を見つめるルーナ。 色っぽいけどその誘いには乗らないぜ。 だって、さっき一階のトイレで一発抜いてきたんだからな! …威張る事じゃないけど仕方ないじゃないか。 アンジェラス達が来てから俺はオナニーする時間と場所が無くなってしまったのだから。 「ルーナには困ったもんだぜ。…う~ん、パルカの奴は何やってんだ?」 俺のベットの下で何やらゴソゴソとやっている。 フッフッフッ、王道ならベットの下にエロ本があるけど俺はそんないかにも『見つけてください』、みたいなぁ所には置かないのさ。 でも、よくよく考えればオカシイ。 パルカはどちらかというと、エロ関係にはあんまり関わりたくない内気な子のはずだ。 だからパルカがエロ本を探している、という事にはならない。 ちょっと尋ねてみるか。 「おぉ~い、パルカ~。何やってんだ?」 「!?お兄ちゃん、何でもないですよ!」 慌てるパルカ。 これは何か隠してるな。 「おい、俺に何か隠してるだろ」 「え!?何も隠してないですよ」 明らかに動揺していやがる。 フッ、俺に隠し事なんてするのは∞年早いだよ。 「パルカ、今のうちなら俺も怒らない。だから教えろ」 「うぅ~、笑わないくださいね」 困った顔しながらベットに潜り込み、数十秒待ってるとベットのしたからゴロゴロという音がいくつも聞こえてきた。 いったいなんだろうと思って顔を地面に付けベットの下を覗く。 すると! 「モッ!モア、ギャッ!?)`ν°)・; .、 」 ガツン! …そう。 ゴロゴロという音はモアイ像が転がる音だったのだ。 丁度、俺がヒョッコリと顔出した瞬間にモアイが転がって来て俺の鼻に見事命中した。 俺は鼻を両手で抑えながらゴロゴロと転がる。 あまりの痛さにこうでもしないと叫びそうだからだ。 「お兄ちゃん、大丈夫!?」 「"/(;-_-) イテテ…だ、大丈夫じゃないかも…」 なんとかしてその場で胡坐座りして落ち着こうとした。 イテテテ~…。 鼻血は出なかったものの、鼻は真っ赤になっていた。 見っとも無くて外に出れないんなぁーこりゃあ。 「ごめんなさい…お兄ちゃん」 「あぁーいや、気にするな。で、これか?俺に見せる物って」 「あ、はい!可愛いでしょう!!」 俺の鼻に激突したモアイに抱きつきながら喜ぶパルカ。 モアイって可愛いかぁ? う~ん、ちょっと俺には解らないなぁ。 他の人なら解るかな? いや、多分理解できないだろう。 だってモアイだぜ! あんなゴツゴツした男の顔した石造が可愛いなんって、俺には到底理解できない。 …実際、男なのか女なのか解らないし。 そもそも、モアイは誰が作ったか解らない程のミステリアスと聞くぜ。 ごめん、パルカ。 俺にはモアイの可愛いさが理解出来ない。 「お兄ちゃん、実はですね」 「ん?」 「まだ他にもあるんですよ」 「何ーーーー!?!?」 「持ってきますね」 まだ他にもあるだと!? モアイに種類あってけ? ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ!!!! (;° ロ°) ウヲッ!? 大小、色違いのモアイがたくさんベットの下から沢山転がって来た!!!! 俺のベットの下いつの間にかモアイ達の巣窟になっていたんだ。 …ちょっとベットで寝る気にはなれないなぁ。 「お兄ーちゃん!これが私のコレクションの全てです!!」 「…あ、あははは。す、凄いねぇ…いつの間にこんなに集めたの?」 「好きでちょくちょく集めていたら、こんなにたくさん集まっちゃいましたーーーー!!!!」 そんな元気に言われてもなぁ~。 てか、どうやって集めたんだ? 神姫だから外に出て購入は…出来ないよな。 いったいどうやって。 「あーそれはですね。インターネット通販でお兄ちゃんのIDとパスワードでログインしましてお兄ちゃんのお姉さん、斉藤朱美さんの会社VISで購入したんです」 「え!?マジで!?!?」 俺はすぐさまデスクトップパソコンに向きインターネットに接続しVIS社にログインした。 購入履歴を見ると色々な種類のモアイが購入さている履歴が俺の目に飛び込んだ。 うわー、マジかよ。 確かに金はかなりの額が入ったから多少なら買っていいと前に言った事はあるけど…こんなに買うとわな~。 まぁ問題は金額だよな。 えぇーと、値段値段と。 はい? 俺は目をゴシゴシと指で擦り、目を見開きながら桁を数えた。 1、10、100、1000、10000、100000…。 「(°m°;) ちょっ!おま!?数十万円いってるじゃないか!!」 「ごめんなさい、お兄ちゃん。いつか言おうと思ってたんですけど言うタイミングがなくて…怒りますか?」 潤んだ瞳で俺を見つめるパルカ。 ウグッ! これじゃあ怒るに怒れない。 「( ̄~ ̄;)あ、あは、あははは。お、怒らないから大丈夫だよ。けど、次から気をつけて購入してくれ。頼むから…」 苦笑いしながらパルカに言う俺。 ここは我慢だ。 堪えるんだ、俺! 「後もう一つだけお兄ちゃんに言って置きたい事があるんですけど…言っていいかな?」 「σ(^_^; な、何かな?一応言ってみぃ」 「昨日、机の上でモアイを運んでる途中に私が躓いてモアイをゴロゴロと転がしてしまいした」 「それで?」 「そのままモアイは転がっていき机から落ちてしまい…お兄ちゃんがアンジェラス姉さんに隠していた煙草のワンカートに命中してしまい、煙草を粉砕してしまいました」 「!Σ( ̄ロ ̄lll)Noooooooooo!!!!!!!!!!」 俺は叫び愕然とする。 そうか。 そいう事か。 昨日、煙草のワンカートが粉砕した犯人はパルカだったのか。 俺はテッキリ、アンジェラスがまたヤらかしたと思っていたが…。 まさかパルカだったとはな。 …は、ははは。 もう怒る気力も出ないや。 「有り難う、パルカ。本当の事を言ってくれて」 「怒らないですか?」 「本来なら怒りたい所だが、パルカは俺に一応隠さず言ったんだ。それに免じて今日の所は許してあげる」 「お兄ちゃん!」 目にいっぱい涙を溜めながら俺に抱きついてくるパルカ。 初々しい奴だな。 「ごめんさい。次から早く言います!だから…」 「はいはい。許してやるから、もう泣くな」 「お兄ちゃん…大好き」 フッ…俺もアマちゃんだな。 まぁパルカがちゃんと謝ってくれたんだから許してあげるのはよしとして。 「俺のベットに下がモアイ帝国になっていたのはビックリだよな。はぁ~ゲンナリ」
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{イリーガル・レプリカ迎撃指令…パルカ編} 「それじゃあパルカ以外は散開。敵は見つけ次第破壊しろ」 「「「はい!」」」 「いけ!」 俺の声と共に夜のアンダーグラウンドの街に散開する三人の神姫達。 最近、イリーガル・レプリカの出現率が低下してるらしい。 多分アンダーグラウンドのオーナー達がよってかたってイリーガルを破壊しまくるからだろう。 そりゃあ数も減るわなぁ。 「お兄ちゃん…」 「………」 左肩に座ってフル装備したパルカが暗い顔で俺に問いかけてきた。 「また…私だけ出撃禁止なんですか?」 「…あぁ」 俺はというとパルカの答えに声低く答えた。 あの高速道路でのバトル以来、パルカに軽くトラウマみたいなものが出来ちまった。 それはバトルでの恐怖感が普通の神姫より何倍も感じてしまうもの。 あまりにも増幅された恐怖感でパルカはバトルになった途端に力が抜け闘う事が出来なくなってしまうのだ。 『しかた無い・しょうがない』という言葉で済ませる事は出来るが、本来の『武装神姫』としての役割を果てせなくなってしまう。 パルカはそれが怖くて、自分が闘えないと知っててもこのように俺と一緒にアンダーグラウンドに来る。 俺的には来て欲しくないのだがパルカがどうしても、と言いしかたなく同行を許可してるだけ。 でもアンジェラス達みたく散開させて敵の討伐には行かせない。 行かした所で返り討ちになるのは目に見えてるからだ。 「あの…私は闘え」 「『闘えます』か?嘘つけ」 「でも!」 「でももクソも無い。今のお前じゃイリーガルの奴等にバラバラにされるのがオチだ。恐怖感は少しずつ直すしかない」 「私は役立たず…ですか?」 「『武装神姫』としては役立たずだな」 「! お兄ちゃん…」 パルカの心の痛い所を言葉で突き刺す。 俺はこういう事に関してはストレートに言う野郎だ。 同情とかあんまりしてやらない。 そいつの為にもならないからな。 「でもお前は何も『武装神姫』として役立つ必要は無い。お前にはお前の他に役立つ事があるさ」 「…けど」 「アンジェラス達が出来て自分だけ駄目、なのが許せないのか?」 「はい」 「まぁ気持ちは解らなくもない。だから少しずつ恐怖感を克服しようぜ、俺と一緒に」 「お兄ちゃん、嬉しいですぅ。私はお兄ちゃんの武装神姫になれて嬉しいです!」 「何も弐回も言う必要はないって。逆に恥ずかしいぞ」 さっきまで泣きそうな顔だったパルカが今は少し涙を流しながら喜んでいる。 まったく、本当に世話の掛かる妹みたいだぜ。 アンダーグラウンドの街を歩きながら路地裏の角を曲がる。 すると。 「ひ、ひぃー助けてくれ!」 一人の三十歳ぐらいの男が恐怖に怯えた顔しながらこっちに走って来た。 なんなんだいったい? 「イリーガルの神姫だ!俺の武装神姫は壊されて、近くまで来ている!!」 「チッ!こんな時に!!」 マズイなぁ~。 今はアンジェラス達を散開させて討伐しに行かしてるから、あいつ等がいない。 居るとしたらパルカだけ。 でもパルカは…。 クッ、兎に角この場は逃げるしか。 「お兄ちゃん!私にヤらせてください!!」 「馬鹿!お前じゃ無理だ!!」 「き!?来たー!奴等だ!!」 「ッ!?」 男はそのまま逃げてしまった。 俺は敵を見据えると数は1、2、3! 三体もいやがる! マズイにも程がある! あの男、とんでもない置き土産してれやがったな! 今度あった時には必ず暴力をプレゼントしてやる! 「お兄ちゃん危ない!」 「エッ!?ドワッ!」 パルカは俺の右手を無理矢理に引っ張る。 そのせいで俺はバランスを崩し地面に右膝を付けるような体制になった。 そしてさっきまで俺の頭や上半身があった場所に敵が撃った弾が通過していく。 あ、危なかったー。 パルカがもし引っ張ってくれていなかったら、今頃俺の上半身は蜂の巣のように穴だらけになっていたぜ。 でもマズイ状況には変わりない。 どうするべきか!? 考えろ、考えるんだ! 「お兄ちゃん…私、行きます!」 「え!?ちょっ、ちょと待てパルカ!」 ライフフォースを右手に持ちパルカは俺に背中を見せながら言う。 「ここでお兄ちゃんを守らないと皆に怒られちゃいます!」 「でもパルカ!お前はまだ!!」 「お兄ちゃん!心配してくれるのは嬉しいですけど、私は弱くありません!!もう皆の足を引っ張る私じゃないんです!!!」 「!? パルカ、お前…」 「叱るのは後です。今はお兄ちゃんの目の前に居る敵を倒します!」 「パルカー!」 パルカはスピードを出して敵に向かっていった。 パルカの視点 私はお兄ちゃんの大声を無視して敵に向かって飛んでいく。 敵は飛び道具系で弾幕はるような形で撃ってきて少し怖いです。 でも今の私は恐怖感なんかありません。 あの時、お兄ちゃんが敵に狙われた時に私は咄嗟に行動が出来た。 そしてお兄ちゃんを助けた瞬間、何かかが身体からはじけ飛んだような感覚があり、今までの恐怖感がまるで嘘のように無い。 多分、自分が死ぬ事と私が死ぬ事に怯えていたのだと思う。 でもそんな事で怯えていては必ずいつかは死んでしまいます。 お兄ちゃんや皆を死なせないためにも、私が頑張らないといけないと思いました。 そう思えば私は怖くない。 だから恐怖感も感じない。 今の私なら出来る! ごめんなさい、お兄ちゃん。 言う事きかなくて…。 ありがとう、お兄ちゃん。 心配してくれて。 でも私はお兄ちゃんを守りたいから。 だから。 「だから私は闘います!ヴェーニア!!」 <ヴェーニア> ジャララララ!!!! 大気中から無数に精製し、ライフフォースを中心にして翼状に展開させる。 このお兄ちゃんから貰ったこの武器で敵を倒します! 「蒔く!」 <セミナーレ> バシュバシュバシュバシュバシュバシュ!!!! ライフフォースから無数の銀の矢を全方位に向けてばら撒くように放つ。 すると敵はバラバラに散開し銀の矢を避けていく。 敵の一体目の姿が見えました! 犬型のハウリンです! 姿が見えたのならこっちのモノです! 「ヴェーニア!奔る!!」 <ヴェーニア&ルケーレ> 再びライフフォースを中心にして銀の矢を再生させ翼状に展開させる。 でも銀の矢を半分程残し残りの半分を弾丸のように相手に撃ち出した。 「!?キャー!?!?」 ハウリンは銀の矢に命中し地面に落ちていく。 残り二体です! 「ヤァアアアアーーーー!!!!」 紅緒が私の後ろから攻撃してきました。 でも瞬時に振りかえりライフフォースを敵に向けて。 「護る!」 <レメディウム> ジャララララ!!!! ガキャン! ライフフォースから広がるヴェーニアの翼で私を覆い、敵からの攻撃を防ぐ。 更に敵の武器、破邪顕正をガッチリとヴェーニアの翼で取り囲み抜けなくした。 そしてそのまま。 ギギギギ、バキィ! 破邪顕正はヴェーニアの翼の力で折ってしまいました。 これでは相手は攻撃できません! 今です! 「断つ!」 <セクティオ> ズバッ! 「グヮァー!」 大きめな銀の矢、一振りを手に取りライフフォースにセットし、そのまま大上段から相手に斬りつける。 紅緒は斜めに斬られ、そのまま身体の中身を盛大に噴出しながら落ちていった。 残り一体です! でも何処にいるのか解りません。 完全にロストしてしまいました。 今のうちに再生しといた方がよさそうです。 「ヴェーニア」 <ヴェーニア> ジャララララ!!!! 再び銀の矢を再生させる。 ハウリンを倒すために半分程使ってしまいましたからね。 だからの次に備えて再生させたのです。 でもライフフォースは疲れていないかな? 大丈夫かな? <大丈夫、マスター、心配、ナイ> 「でも心配だよ。私だけのライフフォースなんだから」 <マスター、酷似、オールマスター、性格> 「私がお兄ちゃんと似ている?」 <一部断定> 「少しだけって…でもなんだか嬉しいです。本当の兄妹みだいで…」 <! マスター、敵発見、ドウスル?> 「勿論、倒します!」 <承諾!> ライフフォースを構える。 敵はヴァッフェバニーですか。 ならお互い飛び道具が主要ですね! バババババ!!!! 敵はSTR6ミニガンを乱射してきました。 私は負けじとライフフォースから銀の矢を乱射させる。 途中、銀の矢と敵が撃ってきた弾がぶつかり合い弾同士が砕け散る。 でもこのままの状態が続くのでしたら私の勝ちです! なぜなら。 カチッカチッ 「ナッ!?弾切れ!」 敵のヴァッフェバニーはSTR6ミニガンが弾切れに気づき慌てる。 その隙が命取りです! 私はライフフォースのお願いしてヴェーニアして銀の矢を補充。 そして再びライフフォースを敵に向けて照準、というより私の目と勘で狙いつけ。 「壊ツ!」 <ディルエレ> バシュバシュバシュバシュバシュバシュ!!!! 「ッ!?」 大量の銀の矢がヴァッフェバニーに飛んでいき、叫びあげる前に銀の矢の餌食となり絶命した。 ヴァッフェバニーだった残骸がボロボロと落ちていく様を見ながら、息遣い荒く両肩を上下に動かす程、私は疲れていた。 今頃疲れが出てきたのかな? 少し無茶しすぎました。 これじゃあ姉さんと同じです…。 「パルカ!」 「!? お兄ちゃん!?!?」 地上を見るとお兄ちゃんと姉さん達が居ました。 お兄ちゃん、私、お兄ちゃんの事守れたよ! 闘えたよ! 「お兄ちゃん!」 私はお兄ちゃんの胸に飛び込み自分の顔をこすり付ける。 あぁ、お兄ちゃんの匂いがします。 「まったく、危なかっしい行動するなよな。クリナーレの事言えないぞ」 「そうだよパルカ!ボクがいる時にせめてバトルしてよ!!心配じゃないか!!!」 「姉さん…。ウフフッ、これで姉さんとおあいこですね♪」 「ナッ!?パルカァーこのー!調子にのるなよ!!」 「おい!俺の胸で暴れるな!!」 お兄ちゃんは怒鳴っていましたが顔は笑っていました。 無言だったアンジェラス姉さんとルーナさんも笑顔で私を見ていてくれました。 そして姉さんも私にじゃれ付きながらも笑っていました。 私はこの笑顔を守るため、皆を守るために恐怖感を克服できたのでしょうか? もし違ったとしても別にどうでもいいです。 結果的にお兄ちゃんや皆のために頑張れたのですから。
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パルカエ パルカの別名。
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パルカイ パルカの別名。