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型式番号:MS-14A 全高:19.2m 本体重量:42.1t 全備重量:73.3t ジェネレーター出力:1,440kw 装甲材質:超硬スチール合金 武装:ビーム・ライフル、ビーム・ナギナタ(ビーム・サーベル)、シールド (HGUC 1/144 量産型ゲルググ 説明書より引用) ロボットアニメ『機動戦士ガンダム』に登場するモビルスーツ(以下「MS」)と称される巨大ロボット。 作中の敵側勢力であるジオン公国軍最後の量産機で、トサカと豚のような鼻面が特徴的な機体。 ジオン待望のビームライフル*1と、柄の両側にビーム刃が形成されるビームナギナタを主装備とする。 こいつのせいで両端に刀身を持つ武器をナギナタと呼ぶ風潮ができてしまった(実際のビームナギナタの薙刀らしい点は刃の形状)。現在ではさらに派生してハルバードまでもが、この手の武器の呼び名に使われる始末 携行用のビーム兵器についてガンダムに大きく後れを取っていたジオンのMSだが、本機は新型ジェネレーターの搭載により、 ビーム兵器の標準装備化に成功。 基本設計をジオニック社が行っていたからか生産ラインもザクIIのものを流用可能であり、下記の余談でも触れた通り3社の共同開発もあって、 規格に合致さえすれば独自の工法で生産したパーツやモジュール、武装を使用可能という破格の汎用性を誇る。 更に数値上の機体性能もガンダムと同等以上と、一般量産機としては破格の高性能を誇っており、 その高く安定した性能で競合機のギャンを破り、次期主力量産機の座をものにした。 ……ただし、本機が本格的に実戦投入されたのは終戦間際、腕のいい熟練パイロット達は、これまでの激戦により多数が戦死していた。 これは専用のビームライフルの完成・生産の開始がゲルググ自体の開発完了から数か月遅れだった事も大きく、 少数の試作機や先行量産機は既存のMSが使用していた実弾兵装や、同じく試作段階のビーム兵器を使わざるを得なかった。 本機がようやく本格的に量産された頃には、折角の高性能機に学徒動員兵を乗せるような有様*2で、十全に活躍の場を与えられた物は少なく、 それ故、量産があと1か月早ければ一年戦争の行く末が変わっていたかも知れないとも称された。*3 作中でも量産型と交戦したセイラさんが「さすが新型!」とその性能に驚いていた。直後に瞬殺してたけど また、少数の先行量産機の一つがシャア・アズナブル大佐に渡され、ようやく互角のMSでの戦いになるかと思われたが、 その頃には既にアムロの能力がシャアを追い越しており、初戦では慣らし運転無しで出撃したとはいえ、 終始圧倒されて損傷した挙句、ダミーの爆発による死んだふりに紛れて、かろうじて戦線離脱。 『ORIGIN』ではその鬱憤を晴らすかのように同じ場面でガンダムをフルボッコにしたが、結局トドメを刺せずに戦線離脱する羽目に 再戦ではマグネットコーティングで追従性を向上させたガンダム相手に、片腕を落とされてしまう。 仕舞にはビット(脳波誘導式遠隔操作兵器)の制御で神経過敏気味のララァにフォローされつつ足手纏い扱いされると言う情けない姿を晒した事に涙を禁じ得ない 「大佐、どいてください、邪魔です!」 結果、ア・バオア・クーでの最終戦時には修理が間に合わず、シャアはジオングに乗り換えてしまった。 決して悪い機体ではないが、状況が本機を待ってくれなかった。総じて不遇の名機と言って良いだろう。 また本機は確かにジオン公国の技術の粋を結集した超高性能、かつコストも現実的な範囲に収められた量産機なのだが、 操縦系統などが既存の主力機と異なり現役パイロットの機種転換に対する配慮が不足している点や、 白兵戦用の武装が明らかに扱いの難しそうなナギナタ(と言う名のツインブレード(双刃))である事にはよくツッコミが入る (尤もモーションはコンピューター任せの可能性が高いので、武器の使い易さとパイロットの腕はあまり関係ないかもしれないが)。 一方で、シャアゲルググが柄の部分でガンダムのビームサーベルを受け止めた事に対して失笑交じりで凄い武器だと言う称賛も存在する (ビームサーベルの後付け設定を考えると、柄の部分もIフィールドで覆われていたのかもしれないが)。 そもそもビームライフル&ナギナタに手持ちの大型シールドという本機の武装構成はそれまでのジオン主力機とは全く勝手の異なる物であり、 上述の操縦系統の違いなども含めて、ザクやドムで戦果を上げたパイロット達が抵抗を示すのも当然だったのかもしれない。 これを考慮したのかは不明だが、後にシャアが率いたネオ・ジオン軍の主力機ギラ・ドーガは 明らかにザクを意識した外見(=シールドやスパイク等の固定武装の配置)と、より高性能ながら使い勝手の似ている武装を与えられている。 + 外伝作品・或いは一年戦争以後のゲルググの系譜 設定上ではバリエーション機として、ビームキャノンを搭載したバックパックと専用の照準器を搭載した頭部を持つ砲撃機「ゲルググキャノン」や、 高機動バックパックを装備した「高機動型ゲルググ」が存在する。 開発されたのがゲルググよりも後で、終戦間際であった為に生産されたのは少数に留まり、 ゲルググキャノンに至っては実戦投入されたのは僅か15機だったという (ただしこの二種に関しては通常のゲルググの装備バリエーション的な意味合いも強く、 換装用のオプション装備やその予備としてパーツ単位で製造された分を含めれば総生産数はやや増える)。 また、ごく僅かな機体が地上に配備され、陸戦用に改修した「陸戦型ゲルググ」、 砂漠戦用に潜砂もできるようにした「デザート・ゲルググ」などの派生機が生まれた。 ギャンとゲルググのいいとこ取りをし、実質ゲルググの製造ラインで造れるギャンとして画策された試作機、 「ガルバルディ」も存在するが、完成が終戦に間に合わなかったとも、少数生産された機体の配備された部隊が、 クーデター阻止に活躍したとも言われる。 ガンダム本編と同じく一年戦争を題材にした『ポケットの中の戦争』等では、派生機のゲルググJ(イェーガー)が登場。 Jはドイツ語の「Jäger(狩人、猟兵)」の頭文字であり、猟兵の名の通り高い性能を誇る。 連射モードと単発高威力モードの切り替えが可能なビームマシンガンを主兵装としており、スラスター出力は通常ゲルググの三倍以上だとか。 狙撃機と勘違いされがちだが、連邦軍のジム・スナイパー系と同じく「狙撃も可能な高性能汎用機」といったほうが正しい。 『ポケ戦』本編では僅かな登場であったが、MSV企画等に登場するシン・マツナガ専用機があり、 漫画『虹霓のシン・マツナガ』では単騎で敵部隊を圧倒する活躍が見られた。 ジオン残党による未曽有のテロ事件を描く『機動戦士ガンダム0083』では、本機の海兵隊用のバリエーションである、 「ゲルググM(マリーネ)」を駆る熟練の敗残兵達が、乗機の性能で上回る筈のアルビオン隊を大いに苦しめたが、 此方は攻防を素早く切り替えられる小型のスパイクシールドと普通のビームサーベル、維持管理の容易な実弾式のマシンガンを装備していた。 また、終盤では所属部隊ごと連邦に寝返ってデラーズ・フリートと交戦している。最終回では連邦軍に接収された機体も登場した。 また上記した通り、修理が間に合わずジオングにシャアを持ってかれてしまったシャア専用ゲルググだが、 『逆襲のシャア』では回想シーンでガンダムとの3度目の交戦シーンが登場。 『1st』ではガンダムに右腕を丸ごと切断されていたが、回想では前腕のみに留まっている。 『ガンダムUC』ではepisode 7の最終決戦にてユニコーンガンダムとネオ・ジオングが宇宙の歴史を辿る中、 一瞬だがエルメスと共に『逆襲のシャア』同様にガンダムとの3度目の交戦シーンが描かれた。 漫画『若き彗星の肖像』ではその後も突貫で修復、腕をゲルググMにして高機動用バックパックを取り付ける改造が進められた結果、 第1話でキシリアを暗殺した後に、友軍の護衛をしながらア・バオア・クーを脱出する事になって余っている機体を探すシャアの前に修復された本機が登場。 修理が間に合ったのはよかったものの、シャア用にカリッカリの調整をしていたばっかりに、 他に乗り込めるパイロットが誰もいなかった事も功を奏した形となり、再び主を乗せて戦場を駆ける事になった。 『ORIGIN』での活躍といいコミカライズ版ではやたらと救済されている気がする 『機動戦士Ζガンダム』では、一年戦争時に放棄された機体が登場。 カツ・コバヤシが搭乗してΖガンダムの危機を救い、アーガマに回収された。 その後、量産機ネモのパーツを移植されるなどして修理・改修され、幾度か戦闘に参加している。*4 また、ジオンから接収されたガルバルディ(ガルバルディα)を連邦で改良したガルバルディβという機体が登場、 一部エース向けの機体として活躍した。やっぱりビームナギナタは採用されていない。 それどころか、シールドに火器を備えたりとかつて正式化を争ったギャンの構想を濃く受け継ぐ形に進化していった。 一方で、カラバで活動するアムロにはゲルググっぽい顔のリック・ディアスである地上戦用MS「ディジェ」が与えられており、 こちらの機体はビームナギナタを装備していた。*5 『機動戦士ガンダムΖΖ』でも本機を近代化改修したリゲルグの他、ガルバルディの系譜による高性能機、ガズアル・ガズエルが登場。 ザク・ドムの系譜と共に、ジオン系MSの代表格として長く残り続けた事が窺える。 これらの機体の殆どはビームナギナタの代わりにビームサーベル等の標準的な近接武器を装備しているが、 上述のリゲルグは2基装備されたビーム・ランサーを基部で連結して双刃にして使用できる。 『Ζガンダム』同様原型機が登場しているが、こちらではアフリカ在住の民間人や民兵が乗っていた。 なお、第26話で赤いゲルググが登場し、第25話ラストの予告編はこれとガンダムチームが交戦する場面から始まるので、 「遂にシャアが出てくるのか?!」と多くの視聴者を驚かせたが、直後全然別の女性がパイロットだと判明。 それでもまだあきらめない人は「彼女はシャアの知り合いか何かで、次の次ぐらいにシャアが出てくる伏線かも?」と思って翌週本編を見ると、 この機体はシャアと無関係で、「彼女の恋人だった『タグ』という3年前に死亡した故人のものだった」と説明された。 宇宙世紀120年代に外見だけを一年戦争時の機体に似せて開発されたRF(リファイン)ゲルググもビームナギナタを装備しており、 ザクのヒートホーク等と同様、後年でもビームナギナタはゲルググの特徴的な武装として認知されている様子。 同年代を描いたゲーム作品『フォーミュラー戦記0122』ではオールズモビルのエース、シャルル・ロウチェスター専用のRFゲルググも登場。 本機は裏で暗躍するクロスボーン・バンガードの技術が用いられ、大型の肩部装甲内にサーベル兼用のビームシールドを装備。 また、ビームライフルでトドメを刺した際は頭部をも撃ち抜かれるという専用の撃墜演出が入る。 ゲルググ自身はロールアウトから16年が経過した『ガンダムUC』の時代でもジオン残党軍に運用されている機体がある一方、 更に後年には新興コロニーの戦争博物館にザクと共に展示されている姿も確認できる。 余談ながら『機動戦士ガンダムSEED』におけるMSゲイツは、「戦争末期の高性能量産機」「実用化が難航したビーム兵器の標準装備化」 「トサカ」等にゲルググへのオマージュが見られる(ただし、ゲイツは元々視聴者からのデザイン公募によって選ばれたデザインをリライトしたもの)。 また続編『SEED DESTINY』ではザクウォーリア(ファントム)、グフイグナイテッド、ドムトルーパー、 と1stジオンMSと同じ名前のMSが登場した中、ゲルググは名前が少し長くて後ろに○○って付けづらかったのか登場していなかったが、 外伝『ASTRAY』シリーズに登場したレッドフレーム用の外装装備「マーズジャケット」がゲルググそっくりのビジュアルになっている。 そして劇場映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』ではザクの後継機として、 後ろにつける単語の方を短くすればいいと気づいたからかゲルググメナースという機体が登場。 こちらは名前こそゲルググでビームナギナタを装備、シールドの形状を含めた機体全体のシルエットも似ているが、 デザイン自体はザクウォーリアをベースにジンの意匠を混ぜ込んだ物となっており、技術的な繋がりが強く感じられる。 SEED系以外だと『新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT』のラスボス機、ハイドラガンダムは、 ガンダム顔とジオング顔に加えて側頭部にゲルググの意匠を持っている。 公式が病気である『ガンダムvsハローキティ』では、ガンダムと交戦中に何故か当然のように宇宙に出現したキティちゃんを攻撃するも、 ビームライフルをハート形のバリアに防がれた挙句謎の光線を浴びせられ、SD化された上でお友達にされてしまった。 パイロットがどうなったかは考えてはいけない…… その光景を目の当たりにしたアムロはガチビビリし、情けない悲鳴を上げながらガンダムで白い流星となり全力逃走した。 なお普通に追い付かれて対話空間に連れ込まれました + ゲーム作品に関する余談 『ガンダムVS.』シリーズにおけるシャア専用ゲルググは、 その旋回性能の高さから左右に激しく無駄振りを繰り返す行為が「シャゲダン」と呼ばれる煽り行為として広く知られており、 『ポプテピピック』等の外部作品においても取り上げられたほどである。 なお、この「シャゲダン」が煽り行為として確立されたのはシリーズ9作目の『EXTREMEvs』からで、 初期シリーズの頃はごく一部の地域の人がネタで遊ぶ程度に留まっており、全く一般的なものでは無かった。 煽り行為として確立された経緯も、『EXTREMEvs』の稼働時に挑発目的で使用したプレイヤーがSNSで叩かれた際、 言い訳で「昔からシャゲで煽りとしてあったから伝統の行為」と発信した事が始まりである。 実際に煽り行為として認知され出したのは『EXTREMEvs』からであり、 前作『ガンダムvsガンダムNEXT』までは、そもそもシャゲダンという名称自体が存在していない。 『ガンダムvsガンダム』までであれば、左右にステップを無駄に行い起き上がりを待つ行為等が当時は問題視されており、 それも「ただ震える行為=煽り」というものではなく、「ステップに対応できないんだろ?」という、 格闘ゲームで言えば柔道に対応出来ていない相手に、何度も投げの空振りモーションを見せているようなものであった。 MUGENにおけるゲルググ taurusac195氏が製作したキャラが存在したが、現在はOnedriveの期限切れで入手不可。 1993年に出た格ゲー『機動戦士ガンダム』(『機動戦士ガンダムEX-Revue』の前作にあたる)のドットで作られている。 原作には超必殺技は無かったが、ビームライフルを連射する超必殺技が搭載されている。 ビームナギナタを連打する必殺技の攻撃判定が見た目以上に広く、見た目では何も無い部分で当たるので意表を突くことができる。 投げ技が存在しないがコマンドが残されているため、「相手と密着して6+強パンチでは技が出ない」というバグが発生する。 AIは搭載されていない。 参考動画 出場大会 「[大会] [ゲルググ]」をタグに含むページは1つもありません。 削除済み ガンダムvsガンダムトーナメント 正義VS悪【ランセレ】勝ち抜き戦 *1 既に水陸両用MSにメガ粒子砲(ビーム砲)が搭載されているじゃねーか、ライフル型に拘る必要があるのかよ!と言いたくなるかもしれないが、 水陸両用モビルスーツは大量の海水を利用した液冷式大型ジェネレーターにより自力でメガ粒子砲を稼動させているので (ビームライフルの肝は、戦艦等の大型ジェネレーターで作ったメガ粒子(ビーム)を「エネルギーCAP」に保存する技術)、 陸上、ましてや宇宙では直ぐにオーバーヒートしてしまうのだとか (実際ビグ・ザムの稼働時間は僅か20分にも満たない。うん、何時ものごとく後付け設定だよ 一方で宇宙戦艦等は大型の放熱板冷却装備を搭載しているので問題ないらしい。 まぁビグ・ザムより巨体なのにメガ粒子砲の数は逆に少ないぐらいだし(ビグ・ザム29門に対しムサイ6門、ホワイトベース4門))。 え、漫画版だとズゴックの大群が宇宙空間でホワイトベースに襲い掛かっていた?あの漫画は…うおーー!!(モニターが割れる音)。 *2 これに関しては諸説あり、この頃のジオンのベテラン兵は軒並みザクやドム等を駆って生き残った者達であり、 操縦系統が全く異なる本機への機種転換を嫌がって彼らに押し付けたという説や(学徒兵は最初からゲルググ向けの訓練をしていた)、 彼らが生き延びる可能性を少しでも高める為に敢えて譲り渡したという説が存在する (後者に関しては、恐らくジオン軍にイメージが重ねられる事の多い第二次世界大戦大戦末期の旧日本軍にて、 操縦性・格闘力の優れていた新鋭機の紫電二一型に若いパイロット達を乗せ、古参のパイロットは零戦五二型に乗ったという逸話が元ネタか。 まぁどちらの場合にしても「そういう人物も居た」と話半分に聞いた方が良いだろう。世の中にはいろんな人がいるのだ。 実際劇場版では、隊長機らしきザクが通常ザクを外に押し出して自分は隠れた(直後にその場所にミサイルが飛び込んだ)というシーンがあるし)。 そもそも原作では「ゲルググ、ドムの動きが目立たないのはどういう訳だ?」「学徒動員のパイロットが多いようですから」と言うやりとりしか存在しないので、 ゲルググ(及びドム)の何割に学徒兵が乗っていたかは不明であり、後にシャア以外にも搭乗していた熟練パイロットが存在する事になっている。 *3 と良く言われるが実際の所、ミノフスキー粒子の実用化によりレーダー頼りな連邦艦隊による艦砲射撃を無力化した上で、 有視界戦闘なら連邦軍の宇宙戦闘機セイバーフィッシュの3倍強いとされるモビルスーツ・ザクの開発に成功したからこそ、 国力が連邦の1/30しかないとされるジオン公国でも有利に戦えたのであって、 連邦軍がモビルスーツ・ジムの量産に成功した時点で(ルウム戦役後の講和に失敗した時点で)ジオン軍の負けは確定したとも言われている (そもそもミノフスキー粒子を以てしても、ベテラン兵を含む少なからぬ将兵達が連邦艦隊の対空砲火の前に散った)。 ゲルググはジムより高性能とされるが、流石に2倍も強くはないので… (ジムはグフより強い(宇宙ならドム(リック・ドム)よりも強い)という評価。 なお、多くのゲーム作品ではバランスの関係でザクと互角扱いなのが悲しい所)。 実際、林譲治氏による小説版『ジオニックフロント』では、ジオン軍部隊の指揮官が初めてジムと交戦してこれを撃破した直後に、 「国力で勝る連邦軍が性能でザクに劣る機体を対抗馬として送り出して来る筈は無く、我々が勝てているのは経験値の差に違いない」 「よって連邦軍のパイロット教育や運用体制の改善が進んだ時、我が軍は戦場における優位性を完全に失ってしまう」という旨の内容を、 極めて深刻な様子で語っていた(そしてパイロット育成の簡略化に貢献したのが、ガンダムに搭載されていた「教育型コンピューター」が集めたデータである)。 また、同作者の『機動戦士ガンダム戦記 Lost War Chronicles』では連邦軍の整備班長が、 ジムは構造強度含め全体的に余裕度の高い設計ゆえに機器類の増強や改修がやりやすく、新型機が相手でも短期間で対抗可能な事や、 生産ラインの自動化も相まって数でも圧倒出来ると評していた。 そもそもア・バオア・クー戦において、それまである程度は優位に戦闘を進めていた筈のジオン軍敗北への流れを決定づけた 「ザビ家内部の権力争いによるギレンの殺害、シャアの私怨によるキシリアの殺害」という出来事に、ゲルググの開発状況は何の関係も無い。 メタ的には打ち切りが決まったからであり、そうでなければこの後ジオン公国本土(サイド3)での最終決戦が行われる予定だった。キシリア配下の部隊は月に居て無傷だし、恐らくキシリアはア・バオア・クーでは死なない予定だったのだろう また、この配備の遅れについては、統合整備計画に伴ってザクのジオニック社、ドム・ギャンのツィマッド社、ズゴックのMIP社という、 各社の得意分野を結集した最高の機体として計画されるも、当然競合他社同士の意見の対立が起こり揉めに揉めた結果とする資料も存在する。 正に「船頭多くして船山に登る」である。デュバル少佐は早く成仏してください と言うか、連邦がジムの量産に成功した(ジオン軍がジムを鹵獲した)からこそ、ゲルググやギャン(のビーム兵器)が完成したのであり、 ゲルググの配備が早くなると言う事は、同時にジムの配備も早くなっているのと同義である。反って戦況が悪化している可能性も高い。 ……まあ、後付け資料が幾らでも生えてくるのがガンダム業界なので、話半分程度で聞くといいだろう。 そもそも3社の存在自体、1981年の『太陽の牙ダグラム』(『ガンダム』は1979年)の設定に影響されて作られた後付け設定であり、 「統合整備計画」も1989年のOVA『機動戦士ガンダム0080』版ザクIIのデザインが原作と違い過ぎた事に対する言い訳として作られた後付け設定である (そのため『0080』版ザクは統合整備計画後に製造され、稼働時間を犠牲にする事でゲルググに近い戦闘能力を持たせた「ザクII改」と言う事になった)。 なお整備統合計画では操縦系統の統一化も図られたそうな。 *4 と、言っても敵大型輸送船潜入だったり、百式が使うメガ・バズーカ・ランチャーの外部電源扱いされたりと、直接的な戦闘行為は行っていない。 その輸送船に潜入する際には「旧式MSを復元して遊んでいたものの、燃費が悪化したために燃料切れに陥ったマニア」と身分を偽っていたのだが、 中身がほぼネモ(この時代の量産機)のパーツに交換されたこの機体を検めて「レプリカじゃないみたいだぜ?」と気付いた敵クルーも、 「マニアにとっては人気タイプなので金をかけて本物を復元した」という説明に疑問を感じていなかった事から、 そういったレプリカモデルが民間人の間にも流通しているらしい事が示唆されており、 仕舞には『ファステストフォーミュラ』において「図面と資材さえあれば民間の自動車工場でも作れる」とまで語られている。 この辺りは一年戦争以降にアナハイム社により規定された「ユニバーサル規格」の恩恵によるものであり、 上記の通りネモの部品でゲルググを修理出来たのも、そういう所が大きい。 おかげであちこちの反連邦組織が連邦軍と対等に戦えるだけの機体を用意出来たりしたのだが あと民間の自動車工場がそんな技術を持っているなんて、この時代のエレカ(電気自動車)は核融合炉で動いているのだろうか? *5 クワトロ(シャア)がガンダムっぽいデザインな百式に乗っている事を考えると皮肉であるが、 「今作主人公を差し置いて、前作主人公を主役級の機体に乗せて活躍させてはならない」という、 『グレートマジンガー』の悲劇以降の不文律が影響したと噂されている。 そのせいもあってかデザイナーにはアムロが乗る事は知らされていなかった様で、 「アムロが乗るって知ってたらあんなデザインにはしていない」とボヤいていたそうな。 屋敷の地下に本当にガンダムを隠しているアムロが見たい人はスパロボをやろうな! 元々の出番が少ない上にゲーム等でも大規模な改修を施した以上の設定が無いのをいい事にトンデモ設定が盛られる事もあるカスタム機、 「ディジェSE-R」に出番を持ってかれ、『新約Ζ』に至っては登場シーンがカットされるという憂き目に遭ったが、HGUCでの立体化に加え、 劇場映画『機動戦士ガンダムNT』、ならびに各種外伝作品で出番が増えた為、知名度は徐々に上がっている模様。 改造元のリック・ディアス自体の顔はゲルググとは似てないが、プロトタイプであるガンマガンダムの顔は結構ゲルググっぽく、 ガルバルディの系譜と言う資料もある。ドムやガンダム試作2号機が元と言う資料の方が多いが
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登録日:2010/03/19 Fri 23 14 15 更新日:2024/03/01 Fri 00 32 25 所要時間:約 17 分で読めます ▽タグ一覧 EXVS復活参戦 HGUC_070/076 MS SEED_FREEDOM へそ やられメカ エース機 ガトー ガンダム ゲルググ サイボーグクロちゃん ザフトからハブられたやつ←コンパスで無事採用 シャア シャアキック シャア専用機 シン・マツナガ ジオニック社 ジオン ジオンには武人はいるが軍人はいない ジオン公国軍 ジョニー・ライデン ニューミレニアムシリーズの元ネタリンク ビームナギナタ ビームライフル モヒカン モビルスーツ ルナマリア・ホーク 一年戦争 不運の名機 両さん機 妥協をしなさ過ぎた機体 学徒兵 戦場の絆 機動戦士ガンダム 紳士服のゲルググ 薙刀? 豚鼻 量産機 高性能 「ゲルググの装備は終わっています。プロトタイプですので、完全とは言えませんが……」 ゲルググとは、『機動戦士ガンダム』及び関連シリーズに登場するモビルスーツ(以下MS)。 ▽目次 【スペック】 【概要】【性能について】 【開発経緯】【装備の換装性】 【劇中での活躍】 【一年戦争終結後の活躍】 【武装】 【バリエーション】機動戦士ガンダム THE ORIGINにおいて 宇宙世紀以外の作品において 【立体化】 【ゲームでの活躍】 余談 【スペック】 ゲルググ GELGOOG 型式番号 MS-14A 頭頂高 19.2m(21mとする資料も) 本体重量 42.1t 全備重量 73.3t(102tとする資料も) 出力 1,440kW 推力 61,500kg センサー有効半径 6,300m 装甲材質 超硬スチール合金 武装 ビームライフル ジャイアント・バズ ヒートサーベル ザク・マシンガン ヒートホーク ビーム・ナギナタ シールド 【概要】 ジオン公国軍のMSとしては、初めてビームライフルを装備した機体である。 各種ビーム兵器及びシールドの装備等、連邦側の名機ガンダムの影響が強く見られる。 次期主力MSの座をギャンと争い、性能面においてギャンを破り主力MSとして採用された。(*1) この次期主力機をめぐる競作、という記事の初出は「ガンダムセンチュリー」であるため厳密には公式の設定ではない。 高機動型ザクR-3から進化した機体であり、ザクの「直系」に当たる後継機でもある。 ザクやグフ系の特徴である動力パイプは白兵戦で狙われて破壊される事が多かったので、ゲルググではそれを内装式にしている。 頭部はおなじみのモノアイと、後頭部のトサカが印象的。 スペック上の機体性能はガンダムと互角ないしそれを上回り、量産機のレベルとしては文字通り破格の超高性能機である。 もしもこの機体が量産されるのがあと一か月早ければ、一年戦争の行く末が変わっていたかも知れないとも言われている。 実戦配備は熟練パイロットの不足した戦争末期であり、多くが学徒動員の新兵によって操縦され、その真価を発揮することができなかったのが敗因… …と言われているが、外伝作品などを集めるとエースやエリートも余裕で乗っていたり、海兵隊が大量に使っていたり、かと思えばショボすぎる機体のオッゴが学徒兵にあてがわれていたりと、詳しい実情は不明である。 少なくとも名有りエースは大抵ザクの皮を被ったゲルググと呼ばれるほど優秀な機体への搭乗経験があってもなお最終的にはゲルググを選択している。 強いて言えば『0083』のデラーズ・フリート本隊等は特に練度が高い描写があるがゲルググには乗っていなかった。 劇中ではアムロがニュータイプ能力を覚醒させていった終盤での登場のため、先行の量産機であるザク・グフ・ドムよりも見せ場に恵まれないという性能の割に不遇なポジション。 アムロのいない外伝作品だと性能に見合った活躍が見られることも。 【性能について】 従来のザク・グフ・ドムとは相違点が非常に多い。 まずメインのバーニアは腰のスカート内部に集中しており、機体背面には他機の様なランドセル(バックパック)も何も背負っていない。 ビームライフルも大きすぎて片手撃ちが難しく(*2)、盾を構えたままでは使いにくい(と言われることがあるが、片手で射撃している描写が初代のTV版や劇場版にあり、0083やIGLOOやガンダム戦記アバンタイトルといった映像作品では片手で射撃し、目標に命中させるといった描写がある)。 極めつけに白兵武装がとにかく扱い難い双頭刃という謎チョイス。 しかも双頭刃型ビームサーベルを「ビームナギナタ」と名付けるセンスもひどい。 薙刀は「刀の柄を伸ばした長柄武器」、長巻は「柄が長い刀」であり、決して双頭刃ではない。 派生機がどれもメインバーニアを背中に配置していたり、近接白兵武器を素直にガンダム等と同様の片刃ビームサーベルにしている辺り、原型機である本機は機体性能の高さはともかく使い勝手は非常に悪かった模様。 特にビームナギナタは、両刃状態での取り回しはエースパイロットでも難しく(ふとした拍子に自機をも切断しかねないため)、ほとんどのパイロットが片側からのみビームを発振させて使っているという有様だった。 スピンオフ作品「光芒のア・バオア・クー」では、配置転換も間に合わず乗り心地の悪いゲルググは古参兵ほど好まれず、古参兵との連携を期待される腕利きも優先的にザクやリック・ドムを回され、ゲルググは落ちこぼれ新兵向けの数合わせだったとされる。 また「統合整備計画」の設定から考えるに、ジオンのMSはゲルググの開発時点で規格の統一ができていなかったらしい(*3)。 なにせこの計画で「統合するべき目標」が「部材・部品・装備・操縦系・生産ライン」である。 つまり操縦の問題はゲルググに限らないという話であるが(*4)、上のバーニア配置などを考えると、ゲルググの操縦系統は特に異端だった可能性は割と高い。 パラレル作品と断言されているものの、『機動戦士ガンダム サンダーボルト』ではザク乗りだったダリル・ローレンツがゲルググに乗り換えた途端に滅茶苦茶苦戦(*5)し、仲間からも「無理するな!」と言われているシーンがある。 そもそも機体背面にメインスラスターを設置しないという構造は宇宙世紀のみならずシリーズ全体を見てもかなり珍しい。ガンダムの性能に追いつこうとするあまり無茶な設計をしたのだろうか。 連邦軍のジムが系列機全てが戦闘機と同等のインターフェイスであり、少し訓練すれば誰でも容易に動かせるようになるのとは雲泥の差である。(*6) シャアや学徒兵らの劇中の活躍を見るに、肝心の「ガンダムと同等」とされる性能も主観的である。 確かに推力やセンサーといった性能値はガンダムを上回っている。その意味では「同等」に嘘はない。 だが反応や運動性(旋回性)といった他の重要な緒元は不明であり、いうなればスペック数値だけ、技術者の目線でしかないのだ。(*7) 運用面で同等の戦果が期待できるかと言われればNOであろう。 総評すると「高性能だが使い勝手が悪い、量産機としては非効率なMS」だったといえる。 ジオンを表す連邦の評価として「ジオンには武人はいるが軍人はいない」という痛烈な評価があるが(*8)、「一般兵のことを考えないで高性能を突き詰めた」ゲルググもまた、ジオンの悪しき風習に染まっていたといえる。 また「量産が一カ月早ければ」と言っても、連邦軍にもかのジム・スナイパーⅡの様にガンダムやゲルググを上回る量産機は存在していた。 仮にゲルググの配備が1カ月そこら早まったところで、そして多少なりとも戦争を長引かせたところで、 敵側の連邦軍は機種変換も容易なジム・スナイパーⅡやその更なる発展型を次々と投入していったはずである。 「もしも」は結局「かもしれない」という話でしかないと言える。 何より、ゲルググの存在とジオン敗北の直接原因となったザビ家の不和・各軍閥の内紛とは何の関係もない。 当時最新鋭機だったドムも、最初はランバ・ラルに提供されるべきところをマ・クベの横槍で握り潰されてラル隊の壊滅という結果となり、 その後は月にいた黒い三連星に回されたまではよかったが、オデッサに合流するまで訓練もできず、挙句テストを兼ねた出撃で敗れてマッシュとドム一機を失った……というような過去がある。 この事例が示すように、ジオンの敗北原因はMSの性能とは別のところにあった。たとえゲルググが予定通りに完成していたとしても、それだけで戦争の行く末まで左右できたかというのは無理であったろう。 【開発経緯】 当初はMS-11として企画されていた。 機体の開発はジオニック社、推進関連はツィマッド社、ビームライフルの開発にはMIP社が参画して進められたが、ビームライフルの実用化には機体完成から2~3か月ほど遅れた。 その開発の過程でMS-11という型式番号はアクト・ザク(ただしペズン計画MSのためMS-11はアクト・ザクではないMSに使われていた可能性がある)に譲ることとなり、ゲルググはMS-14へと改められた。 ビームライフルを装備したゲルググの性能は高く評価され、ツィマッド社から競合機として提出されていたギャンに圧倒的な大差をつけ次期主力MSとして制式採用された。 後付設定の中には、既に制式採用は決定しており、このコンペティションは形式的に行われたというものもある。 (実際ギャンを開発したツィマッド社はゲルググの開発にも加わっているし、マ・クベも「私用に開発させていただいた」と発言している。) 量産化が決定したゲルググは10月にまず初期生産型(YMS-14)25機が生産された。 このうち1機は赤く塗装され、シャア・アズナブル大佐に届けられた。この機体はMS-14Sと呼ばれる事も多い。 ただ、このシャアのゲルググは12月下旬時点で「届いているだけでも」「プロトタイプ」「テストを兼ねて(出撃)」等と言われており、果たして10月で本当に生産されていたのかは非常に怪しい。 実際問題、10月というとガルマ戦死(10/4)からオデッサ攻略(11/7)の間だが、そんなに早い時期に登場したゲルググはどの作品にも確認されていない。 (一番早いのはソロモン攻略戦(12/24)に登場したガトーのゲルググ。これさえ、当時の愛機はリック・ドム説がある) この機体を用いたテキサス・コロニーの戦いでは、シャアが「慣らし運転もしないで使うとこう(敗北)なるか」と負け惜しみだが呻いており、 十分に性能を発揮できないコンディションで戦場に投入され、案の定中破撤退の憂き目に遭っている(*9)。 逆に、シャアほどのエースパイロットをテストパイロットに選んだということは、ゲルググが如何にジオンに期待されていたかの裏返しでもある。 残りの機体は増速用ブースター及びビームキャノンパックといったオプション装備とともに、エースパイロット部隊であるキマイラ隊へと配備され実用テストを行った。 このオプション装備を施した機体はそれぞれ、高機動型ゲルググ(B型)、ゲルググ・キャノン(C型)と呼ばれる。 残りの24機全てが同隊に支給されたという説が最も古く有名だが、昨今はアナベル・ガトーなど他のエースパイロットの手にも渡っていたとする異説も存在する。 試作機を先行量産型として大量に作り、テストを行いつつ生産ライン諸共に逐次改修して本格的な量産化を目指す方式は現実の兵器開発でも行われる事があり、「クック・クレイギー計画」と呼ばれる(*10)。 この方式は無駄も多いが(大幅変更が入ればラインも構築し直す為)、本格的量産までの期間を劇的に短縮できるのがメリットである。 【装備の換装性】 実はこの機体、規格さえ合致すれば製造元を無視出来るトンデモない機体。 当時のゲルググの設計元はジオニック社だが、ヅダやドムを設計したツィマッド社、ズゴックやビグロを設計したMIP社も製造に参加。 多少の各メーカー単位の製造精度は全てメインOSにて制御。オプション装備は、装備自体が追加サブOSを持つ。 つまり、戦場で整備士達が適当に組んだ機体でもメインOSとサブOSが勝手に判断し、最適化してくれる。 実際に、B型装備を好んだジョニー・ライデン少佐は状況に応じてC型装備に即座に換装して出撃していた。 頭部をC型装備に換装しなくても十全に任務を全う出来たらしい(本来なら微調整が必要だが緊急時は無視出来るレべル)。 逆に、トーマス・クルツ少尉はC型装備でB型バックバックに換装して出撃している(3連ランチャー装備のB型ってナニ?)。 【劇中での活躍】 しかし実戦では、シャア、ガトー、カスペン、ジョニーといった一部のエースこそポテンシャルを発揮して活躍したものの、一般兵士はほとんど目立った活躍をしなかった。 キシリアはドムとともに「動きが目立たない」と酷評しているほか、そもそも映像に映るシーンそのものが少ない。 せいぜいセイラのGファイター/コア・ブースターと戦い「さすが新型」と評されているくらいだが、それも直後に撃破されている。 またシャアのゲルググもニュータイプとして腕を上げていくアムロやララァに対抗できず、 「どいてください、邪魔です!!」とか言われた挙句に腕を二回も吹き飛ばされ、修理もされずジオングにバトンタッチしていた。 もっともこの頃のアムロはニュータイプとしての覚醒が進み、調整万全のララァとエルメスですら絶句する程強かったので、ゲルググやシャアが弱い訳ではない。 ちなみに、『若き彗星の肖像』では戦いの裏で腕の改修も兼ねた修復が進められており、ジオングを失ったシャアが再び乗り込んでいる。 (TV・劇場版でのシャアのゲルググ最後の登場は、ジオング整備士がシャアに「80%!? 冗談じゃありません」と語るシーンで、ジオングの後ろにゲルググの赤い足が映り込んでいる。場面からしてこの時点で整備中だったのだろう) 【一年戦争終結後の活躍】 当然ながら『Ζ』や『ΖΖ』ではすでに非力な旧式機だが、地味ながら活躍。 『Ζ』第26話では、一年戦争で廃棄されていたジオン艦と共に発見されるが(機体色は緑色)劣化が激しく、 カツがΖガンダムの助太刀をするため動かしたところ壊れてしまう。 後に第28話にて、この機体(もしくは同じ艦内にあった別機体)をもとにネモを1機解体して修理に充て、 実質「装甲やフレーム(*11)が旧式化した偽装ネモ」として生まれ変わった。 『ΖΖ』では第26話で「タグ」という人物がかつて乗っていた機体が登場するが、これがなんとシャアやライデン以外の赤いゲルググ。 タグの恋人マサイがこれに乗り込み「ゲルググで倒せない敵はないんだ!」と威勢よく出撃し、ガンダムチームを相手に善戦するも最後に敗れるという奮闘をしたので「それなりに優秀な機体」というのは嘘ではなかったようである。 なお31話では「青の団」が駆る青いゲルググも登場しているが、これも別にガトーのゲルググを拾って修理したわけではなく、レプリカ機体である。 【武装】 ◆ビームライフル ゲルググの主兵装。 連邦製のビームライフルに比べて銃身が長くストックが付いていたことから取り回しは悪いが、高精度のセンサーを採用している為に安定性が高かった。 また、銃身下部にグレネードランチャーやフォアグリップの追加が可能で、キマイラ隊で使用された改良型も存在する。 サイド6経由で入手した連邦軍のエネルギーCAP技術を基に開発されたが、連邦のそれとは異なるアプローチとシステムで開発が進められた為に開発は難航、結局完成したのはゲルググ本体の完成から3ヶ月後であった。 ゲルググ本体の完成もそんなに早かったとは思えないが。 ◆ビームナギナタ / ビームソード 接近戦用のビーム兵器。 実際の薙刀とは形状が異なる(*12)が、形成する刃が湾刀型であったことから「ナギナタ」と名付けられたらしい。おおかたサイド3の人間が本物の薙刀を見たことがなかったのだろう。 未使用時は背部またはリアスカート、シールド裏面など状況に応じて複数箇所から選択してマウントしておける。 機構にツインエミッター式の発振器を採用した為、グリップの両端から同時に刀身を形成するツインビームソード形態をとることが可能となっている。 無論片側からのみのビーム発振も可能。 というか、両刃モードは案の定使い辛かったらしく、むしろ片側のみで使用されることが多かったという。 グリップ自体にも対ビームコーティング処理がされているらしく、緊急時にはここで敵機のビームサーベルを受け止められる。 これも完成が遅れていたのか、シャアが初使用した際は実体型の薙刀を使用していた。 連邦軍規格のMSでも使用する事が出来、『Ζ』第26話では上記艦内に放置されていたものをヤザンのギャプランが拾って使用した。 しかし出力の違いからか経年劣化のせいか、グリプス戦役後期のMSが装備するビームサーベルに対しては無力であり、Ζガンダムのビームサーベルに対抗出来ずにあっさり破壊されている。 ◆シールド 紡錘形をした手持ち式の実体盾。 ビグ・ザムで培った対ビームコーティング処理が施され、低〜中出力ビーム兵器を主力とするジムタイプにとっては大きな脅威であった。 しかしパイロット達が従来のザクの固定式シールドに慣れ切ってしまっていたのか、劇中に登場したゲルググの大半はシールドを背中にマウントしたまま殆ど使用せず、有効に活用されたとは言い難い。 ただ、マウント時も背面を足以外ほぼカバーできるほどの大きさがあった為、背後からの攻撃に強くなれるというメリットもあった模様。 ◆換装機能 ゲルググはバックパックを基本装備としていなかった為、オプションとして増加スラスターパックやビームキャノンパックなどを装備することが可能であった。 また、バックパックだけでなく腕部の補助推進ユニットも110mm機関砲との換装や3連装ミサイルランチャー、バックラーシールドの取り付けも出来る。 詳細は後述の「バリエーション」にて。 ◆その他 ビームライフルの完成が遅れに遅れた為、ジャイアント・バズや120mmマシンガン、MMP-80マシンガンを装備した機体も多かった。 中でもジョニー・ライデン少佐のB型が使用したロケットランチャーは有名。 【バリエーション】 詳しくはゲルググの派生機一覧を参照。 末期に登場したためザクに比べてバリエーションは少ないが、エースパイロットの大半はこの機体を受領している(アナベル・ガトーやジョニー・ライデン等)。 他 OMS-14RF RFゲルググ や OMS-14SRF シャルル専用ゲルググ 等のリファインもされている。 また、ネオ・ジオンのザクⅢは外観と名称こそザクだが、「ガンダムに対抗し得る力を持ったザク」というコンセプト上、実質的にはゲルググに近しい存在である。 一方、ガルバルディは外見こそゲルググ似ではあるが、中身はギャンの後継機である。 機動戦士ガンダム THE ORIGINにおいて TV版と異なり、ソロモン宇宙要塞に既に配備されている。ただし目立った活躍というものはなく、ほぼ脇役としての出番しかなかった。 デザインとしては大きな変更点は、バックパックに大型スラスター類の装着、ビームナギナタの仕様変更(*13)、ビームライフルのデザインがJ型に似たものになった、などが挙げられる。 特に二つ目のビームナギナタの仕様変更はシャア搭乗機が目覚ましく、両刃のビームナギナタを二本携行してガンダムに挑むシーンがある。 宇宙世紀以外の作品において 『SEED DESTINY』においては、ザク・グフ・ドムはリメイクしたのに、何故かゲルググはリメイクされなかった。 しかし、『DESTINY ASTRAY』にて登場したレッドフレームの火星活動用装備「マーズジャケット」を装備した同機が、本機に似た外見をしている。(ファンからはヒゲルグというあだ名がついていた) 勿論、ビームナギナタ標準装備。ついでに、キャストオフ機能も搭載。 その後20年経った2024年公開の劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』にて「ゲルググメナース」の名でついに登場を果たした。 ザフトが開発したザクウォーリアの後継機で世界平和監視機構コンパスによって運用されている。 少数量産されているようで、ルナマリア・ホーク機はレッドカラー、一般機はブルーグレー基調で、かつてドムトルーパーを駆っていた三人組が主に搭乗する。 マッシブな胸部周りや大きなトサカなど全体的なシルエットはゲルググらしさを残しつつもジン系列やザクシリーズなどザフトの機体のエッセンスを融合させた形状になっており、コックピットの規格もザクがベースとなってる。 背面装備として大気圏内用と宇宙用を装着した設定画が公開されており、場所を選ばず迅速に部隊を展開するコンパスの運用構想により、バリュート装備を使えば単独での大気圏突入も可能と中々にハイスペック。 例によってビームナギナタも装備しており、他にはビームライフルと簡易ビームシールド、ミサイルにリニアライフルを搭載可能と、少数運用も想定されて中々の重武装。 ルナマリア機にはロングバレルのライフルが搭載されており、劇中では重要な狙撃ミッションを請け負った。 本人は以前「私射撃苦手なのよね」とか言ってたのに とはいえ、一発目は見事成功。二発目は外したものの「その位置からでは無理だ」と言われる中でギリギリのところまで行けていたことから、狙撃の腕は上達している模様。 【立体化】 ガンプラは1/144・1/100・1/60の旧キット、HGUC・MGで製品化されている。 旧キットはなかなかの良キット。但し顔が致命的にブサイクなため改造必須。 HGUCではシャア専用ゲルググと量産型ゲルググ/ゲルググキャノンが製品化されている。 言わずもがな量産型やシャア専用機の方が後に作られたため出来が良い。 かつては関節やビームライフル等、外装以外の大部分にABS樹脂素材が使われていて塗装難易度が非常に高かったが、 後にプレミアムバンダイ限定で販売されたリゲルグでABSのランナーが強化ポリスチレン(KPS)に置換され、以降に再販されたゲルググもKPSに変更されている。 MGのVer 1.0はブランド初期に発売されたキットのため、関節や外装の保持にポリキャップを多く使う。メカっぽさを追求してか、デザインも細め。 MG Ver 2.0は全体的にやや太くなり、劇中の印象に近付けている。関節可動範囲も広い。 内部フレームはゲルググJやMにも流用が効きそうだが、今のところ発売予定はない。 ただし、HGUC同様にプレミアムバンダイ限定で多数のエース専用機が発売しているため、機会があれば巡ってくるかもしれない。 MGは久しく欠品が続き、再販予定も立たないためそれを待ってからになるのだろうが……。 【ゲームでの活躍】 設定通りガンダムと同じくらいの性能である。 ギレンの野望シリーズ エピソード通り、開発できるようになるとギャンとのコンペイベントが発生。どちらかの試作機(単機編成)を主力として採用することができ、選んだ方は以後の改良機に派生することができる。 「大人になったガンダム好き」をメインターゲットに始まったギレンの野望シリーズの象徴的なイベントで、初代から存在する伝統の名イベントである。 量産型のMS-14は、第一部(一年戦争)で量産できる機体の中ではトップクラスの高性能を誇る。第二部(一年戦争後)序盤のジムⅡやハイザックにも拮抗する性能で、しかもお値段もちゃんと量産機の枠内に収まっている。 初期作品では改良型にして上位互換機であるゲルググMに押されて影が薄かったが、近年では住み分けができるようになってきた。後継機のガルバルディにはさすがに性能で押されるが、費用対効果では勝る。 性能と生産性を両立した優秀なユニットなのだが、戦略SLGであるギレンの野望のシステム上、「開発できる頃には既に決着がつきかけている」という事態になりがち。 更に陸上移動適正が地上専用機に比べて悪く、最終決戦となる森林メインのジャブローでも使いづらいというオマケつき。 一年戦争後の展開がある作品でも、第二部になればハイザックやガルバルディなどの発展性のある次世代機が続々と生まれてくるので、本格的な量産はそちらを待つのがやはり定石になってしまう。 性能はいいのに環境に恵まれない、やはり悲劇の名機である…。 戦場の絆 以下の各型が使える。 型 コスト 機体カテゴリー S 250 格闘機 A 240 射撃機 B 250 近距離機 C 250 射撃機 G 220 射撃機 S型はメイン武装にビーム・ライフルAとBがあり、それぞれ高威力硬直あり、低威力硬直無しの性能が特徴。 バリエーションカラーとして機体が青くなったガトー専用機も存在する。 A型はBRを持つ機体で高威力のビーム・ライフルAと爆風範囲の広いジャイアント・バズ、威力は低いが偏差機能つきのビームライフル・Bを持つ。 B型は最高の近距離機体として評価されていた。現在は低中コスト編成メインの風潮もあれど、愛用者も多い。 G型はB型の廉価版で陸戦専用。バックブラスト付きのビーム・ライフルが特徴だが、上位互換であるゲルググM(S)にお株を奪われている感が否めない。 C型はチャージ式ビームキャノンが特徴。 他、M型とJG型もいる。詳細は各項目へ。 戦場の絆Ⅱ 前作と違い、メイン武装1・2とサブ武装を組み替える事が可能になり、機体カテゴリーは装備に連動して変化する様になった。 ゲルググはデフォルト装備だと近距離型となっている。 連邦VSジオン 量産カラー機とシャア専用ゲルググの2種類。コストは量産機が300、シャア専用機が375。 常に盾を背中に付けているので、背中にシールド判定がある。 量産機はビームライフルが高性能だが、それ以外の性能がどうもパッとしない。 ビームライフルのリロードも遅めなので、はっきり言ってビームライフルが弾切れを起こしたら戦力外通告されたも同然である。 かと言ってコストが高いので、状況にもよるが「弾数を回復する為に特攻してわざと死ぬ」という行動も取りにくいのも問題。 高性能だが弾数が潤沢とは言えないビームライフルを、いかにして上手く活かして立ち回るかが本機を使用する上でのカギとなる。 シャア専用機は量産型と比較してコスト、機動力で上回るが、耐久値がかなり低めというピーキーな性能になっている。 とはいえジオン側の高コスト汎用機としては非常に高性能であり、無印ではガンダムより低コストでありながら耐久値以外同等以上の性能を持っていたため、ジオン陣営が有利と言われる原因の1つとなっていた。 特に機動力が突出して優れており、欠点の紙装甲もこれで十分補えるほどである。 レバガチャをした際の動きの細かさが全機体中トップクラスであり、ダウンした敵の前でシャア専用ゲルググで無意味にカタカタ動く、通称「シャゲダン」という煽り行為をする迷惑プレイヤーが表立って出現したのも連ジからである。よい子は絶対にやってはいけません。 Extreme VS シャア専用機が1st枠で参戦。コストは2000で、シャアザクに先駆けて登場した。 今回はエルメスを呼び出し、ビットで攻撃する技が追加された。 格闘と射撃のバランスのとれた2000枠万能機である。 着地ずらしに最適な射撃CS。緑ロックでも敵の所までいくエルメスのビット攻撃。巻き込みやすい格闘等を備える。 格闘CSはナギナタを投げつける。チャージが三段階になっており、チャージすると威力が上昇する。また、Level3では、刺さってから敵の機体にしばらく残り移動速度を下げる効果あり。しかも、ダウン追撃でも効果を発揮する。 覚醒時は他の機体より速度が大きく上昇する分、防御力はさして上がらない。 よくも悪くも射撃CSと格闘CSが最大の個性であるため操作が非常に難しく(*14)、ライバル機のガンダムとは対照的に玄人向け扱いされることが多い。 機動戦士ガンダム Extreme vs. FULL BOOST家庭用からは、上記のシャア専用機をベースにしつつ一部武装に変化を持たせたガトー専用機が登場。 CPU専用機では一般機が、アシスト限定ではゲルググMが登場。惜しくもシーマ専用機はプレイアブル化していない。 機動戦士ガンダム Extreme vs. MAXI BOOSTでは、稼働当初大胆なコマンドアレンジが施されていた。 しかし余りに不評過ぎた影響か、稼働から一か月程度で元のコマンドへ戻されている。この一連の流れはストライクガンダムやキュベレイも同様。 機動戦士ガンダム Extreme vs. MAXI BOOST ONでは、横格闘及び前格闘のモーションが変更。前格闘はシャア搭乗機共通のキックになり、メイン射撃の弾数が一発減少したのもあって格闘寄り性能になった。 後に中間アップデートで上方修正を貰う。この時、格闘CSが破壊不可能属性を付与されたので相手からの迎撃で破壊される事が無くなった。また一部格闘の性能向上も齎されているので詰め寄った時の攻撃手段に追い風が吹いている。 機動戦士ガンダム Extreme vs. 2では微妙な上方修正を貰った。 特に特殊射撃に配置されたナギナタ回転斬り(通称 暗黒盆踊り)は、発生・回り込み・判定が優秀で、ここから格闘CSに繋げられるので重宝しがち。 機動戦士ガンダム Extreme vs. 2 X BOOSTでは、既存の強みに対するサポートを中心に調整が入っている。 射撃CSは二段階チャージ制となり、最大では挙動が早くなり弾の性能も強化される。ヒットすると強よろけにもなるので、挙動に対して一発でも当たれば追撃のチャンスは前作以上に増えている。 サブ射撃はリロード時間追加と挙動の固定化というデメリットこそ増えたが、メイン射撃へのキャンセルルートが増設。 エルメス呼出は各ビットの射撃が2回となったが、ゲルググのダウン時に消失するようになり、リロード及びクールタイムに調整が入っている。回転率だけで見ればS覚醒などの恩恵を受けづらくなったので、俄然F覚醒やM覚醒の機運は高まっている。 N特殊射撃には新規で切り上げモーションの攻撃が追加。一方で横特殊射撃はオーバーヒート中の使用が不可能になったが、こちらは全機体共通調整の影響によるもので本機限定のお仕置きではない。 ガンダムバトルシリーズ シーマ様専用、シャア専用、ガトー専用、マサイ専用、青の部隊仕様、一般、S型、高機動、キャノン、イェーガー、マリーネ、連邦マリーネ、リゲルグと多種が出演。 恐らく、マサイ専用ゲルググが使えるACTゲームはガンダムバトルユニバースだけだろう。 そのマサイゲルググ……実は軽く鬼畜であったりする。 シャア専用は魔改造されたオーパーツ、もはやゲルググであってゲルググではない。 ディジェをも上回る威力のビームライフルに、本家ドムのそれを軽く凌駕する威力のジャイアントバズを持つ。 格闘も高性能で連続格闘は7ヒットもする。 SPアタックが貫通属性の巨大ナギナタぶん投げなのがアレだが、グリプスどころかΖΖ時代すら平気で行ける化け物。 同時代の連邦でコイツと互角にやりあえるのはG3とアレックスくらいだろう。 S型やガトー専用機や高機動型、青の部隊仕様、リゲルグもシャアゲルほどではないにせよ高性能。 また、マリーネと同連邦仕様、シーマ様専用は、メイン&サブの連射武器の採用で嫌がらせのような継続射撃が可能。 ラピッドキャノンでIフィールドも関係なし。 シーマ様専用で無いマリーネは対デンドロ最終兵器『オラオララッシュ』がSPアタック、強い。 キャノンはΖガンダムをも軽く凌駕する威力のビームライフルと高威力かつ2連射のビームキャノンを備えた高火力機体。 イェーガーも、連射されるスナイパーライフル、リロードが早いビームマシンガン、実弾属性のラピッドキャノンとこれまた隙が無い。 正直、フル改造されたこいつらの小隊とは本当にやりたくない。 Gジェネレーションシリーズ 基本性能はガンダムよりも全体的にワンランク落ちる程度。 しかし、武装がビームナギナタとビームライフルしかないため、豊富な武装を属性バランスよく備えるガンダムに比べて明らかに弱い。 ビームライフルは射程も短く、ビーム耐性持ちの敵には威力が減衰してしまうため、ジャイアントバズを持つドムと比べても射程・威力・安定性で劣っている。(*15) しかもOVER WORLDではドムとリック・ドムが換装で切り替えられたため、機動面でもゲルググのほうが劣る、という体たらくだった。 一方、ゲルググキャノンはミサイルランチャーとビームキャノンが追加され、火力と射程が強化される上にこの手のキャノン系の期待にしては珍しくナギナタも維持しているため、 シールドがないので打たれ弱くなったこと以外は事実上の上位互換であるが発展性が全くないポジションは初期の頃から変わっていない。 強化型のゲルググJは長射程を隙なくカバーできる優良機なのだが、 ライバルのジム・スナイパーIIが中距離ならプルパックマシンガン、長距離なら狙撃用ビームライフルで使い分けているのに、 こっちは「大型ビームマシンガン」「大型ビームマシンガン(狙撃)」となっていて微妙にゲームバランスゆえの水増し臭い…… しかもビーム耐性持ちの相手に弱いことは克服されていない。 バトルオペレーション2 ゲルググ(=量産型)、先行量産型、シャア専用、高機動型、高機動型UL(ユーマ機)、高機動型VG(ヴィンセント機≒BR型)、キャノン、キャノンJN(ジャコビアス機)、マリーネ、マリーネ指揮官機(=シーマ機)、陸戦型(ケン機)、陸戦型VD(ドナヒュー機)、G型、デザート、リゲルグ、ウェルテクスと多彩なバリエーションが登場。 一方で前作に登場していたガトー専用機は2022年8月現在未登場。 しかしどの機体も大きめのヒットボックスが共通する弱点。他の機体も相応に大型化している高コストスタートであれば気にはならないが。 ゲルググはコスト350スタートの汎用機。地上、宇宙問わずに出撃可能。 主兵装のビームライフルのカット能力の低さとそれに起因する強襲機狩りの苦手さ、副兵装の貧弱さによる手数不足(手投げグレネードのみ)、ビームナギナタの癖の強さ、背中に固定のいまいち役に立ってるのかわからないシールド(*16)に加えヒットボックスの件もあり勝率が伸び悩み、しかも誰も使わないせいで運営が改善ポイントを把握できない絶望的状況に追い込まれていた。 スーパーロボット大戦シリーズ 地味。 というのもザクやドムより1ランク上のMSにはマラサイやズサがいることが多く、目立った特徴のないゲルググタイプに声がかかること自体がめったにないのである。 例外としてゲルググMはシーマ艦隊というグループとして売り出されている為、他のどのゲルググよりも出番が多い。 なお、スーパーファミコン版『第3次』では当時のゲルググのバリエーションの多くが登場するが、全部シーマ専用ゲルググMの色違いという妙な手抜きがなされていた。次作以降はちゃんとそれぞれ新規に描き起こされた。 『A』ではシャア専用機が隠しユニットとして入手可能。クワトロを乗せると「シャアがくる」にBGMが変更される。今の私はクワトロ・バジーナ大尉だ。それ以上でもそれ以下でもない。 余談 『こちら葛飾区亀有公園前派出所』147巻収録の「おとしの両津の巻」によると、両津勘吉はゲルググのコスプレ(原文ママ)をした事があったらしい。 因みに、タグにある「紳士服のゲルググ」とは、漫画『犬マユゲでいこう』の作者、石塚氏が経営シミュレーションゲーム『ザ・コンビニ』で自店舗に付けた名前。 名前はゲルググだがエンブレムはシャア専用ズゴックである。 追記・修正はエースパイロットになってゲルググを受領してからお願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] エクバのシャゲは色がダサい ものすごく安っぽいっていうか、おもちゃみたい -- 名無しさん (2014-03-18 00 09 46) 空想世界の薙刀が双刃というイメージって、やっぱりビームナギナタから始まったのかな? おかげで双刃の剣=薙刀と誤解している人をネットでやたらと見かける -- 名無しさん (2014-03-18 21 18 37) ↑一応、双刃型の薙刀は存在する。長柄武器の刃の反対側の「石突き」と呼ばれる部分は、槍は地面に突き立てられるように尖っているが、薙刀はその必要がないので半月状の刃になっていたらしい。ただし、ゲルググのビームナギナタは柄が短いため薙刀としては間違っているが(どちらかというと「ビーム長巻」) -- 名無しさん (2014-04-11 19 20 46) ビームナギナタも結局、後継機には採用されなかったよな。自機を傷つけやすい。とかいう理由で。熟練者は使いこなしたとか言ってるけど末期に乗ってたのは、学徒兵な訳で。この辺の噛み合わなさが敗因なのかな。 -- 名無しさん (2014-04-11 20 19 35) メインスラスターがスカートの中で標準機は背中がガラガラという、地味に他のMSには見られない設計をしている。 -- 名無しさん (2014-07-19 05 30 49) ↑その点でも後々派生しやすいようにしてるんだね。恐るべしゲルググ。 -- 名無しさん (2014-07-30 20 37 31) 「メインOSとサブOSが最適化してくれる」の出典はどこなんだ? -- 名無しさん (2014-08-10 22 55 33) ゲルググが1ヶ月早く完成してたら…ってのはIFとして考察するにはなかなか面白いかも(笑) 1ヶ月はやいとサイド7に行く前のシャアにゲルググをあたえるのが可能になるし。これでガンダムとWBが撃沈されたりしたらかなり面白くなるかも なにしろアムロは、オデッサ開始前にエルランの内通を発見してるし しかもオデッサにはレビルがわざわざ出張ってる。内通成功で連邦敗北、レビルが戦死か再び捕虜にでもなった日にはかなりおもしろくなるな。徹底交戦派は失脚しそうだし 戦争も所詮交渉を導き出すための手段だし、いくらジオン不利でも日露みたいにかなりやばった辛勝でも最終的に条約締結しちまえばいいわけだから -- 名無しさん (2014-10-20 20 21 28) 連邦が金かけて造ったスーパー高級機のガンダムと同等の機体を量産するほどの国力が、当時のジオンにあったかどうか… -- 名無しさん (2014-12-31 21 28 51) ビームライフルがあれば、大気圏突入のときにシャアがてこずったガンダムの装甲にも、簡単に穴を開けられただろうしな。 -- 名無しさん (2014-12-31 21 39 16) ↑2ガンダムで高級なのはルナチタニウムと部品選別位で、基礎構造なんかはそこまで凄くはないよ -- 名無しさん (2014-12-31 22 09 56) コンピューターが凄いってのを忘れてるな。 -- 名無しさん (2014-12-31 23 39 27) ↑そこがでかいのにな。ジオン製MSのアビオニクスはパイロットを補助する能力が連邦のより劣っている。ゲルググをGM(カタログスペック上はゲルググより若干弱い)と比較すると、ベテランパイロット同士ならゲルググの方が強いが、練度の低いパイロット同士ならGMの圧勝になってしまう。ゲルググはジオンの人的資源枯渇の煽りをモロに食らってしまったと言える。 -- 名無しさん (2015-01-04 14 43 34) 隊長のザクさんでは突っ込み要員であり毒舌。 -- 名無しさん (2015-01-04 17 24 18) もしはなっからジオンがこいつを生産して一年戦争を開始してたらジオンは勝ってただろうか? -- 名無しさん (2015-02-12 00 14 16) ↑そもそもガンダムを参考に作ったようなもんだから無理。ことぶきつかさ先生の馬鹿でかいビームライフル持ったガトーのゲルググはとんでもないカッコ良さだった…!! -- 名無しさん (2015-02-12 01 08 38) 内蔵火器がない辺り設計自体が大分カツカツだったんだろうな -- 名無しさん (2015-03-11 19 00 05) 設定上強いってだけで大して活躍したわけでもないから微妙 -- 名無しさん (2015-06-19 22 33 09) ↑ 乗ってるのが学徒動員兵だからしゃあない。 -- 名無しさん (2015-11-04 22 42 08) せめてナギナタはナギナタでもビームグレイブにしておけば…… -- 名無しさん (2015-11-04 23 31 19) 柄が無駄に長い薙刀と連射力に劣るライフル、防御火器無しと実はエース格の技量で何とかなってただけで近接戦闘ではジムより弱い? -- 名無しさん (2015-11-20 14 08 02) 06Rを起点にしているだけに、ゲルググはジムよりも要求する技量が高いというのはあるだろう。 -- 名無しさん (2015-11-20 14 14 02) こいつが種死でリメイクされなかったのは、実はゲイツがリメイクだからだ、という話をどこかで聞いたことがあるけど、どうなんだろう? -- 名無しさん (2015-11-20 15 07 18) 機体本体もかなり優秀なんだからビーム兵器の完成待たないで、機体だけ先行配備して武装は既存の物を使用して、ビーム兵器は後から配備ってわけにはいかなかったのかな? 後付けだろうから仕方ないけど -- 名無しさん (2015-11-20 23 42 10) GCのガシャポンウォーズで優遇されてたのが嬉しかった -- 名無しさん (2016-01-08 16 31 05) GジェネDSの序盤は一年戦争後半のジオン視点なので、シャア・マツナガ・ジョニー・ガトーの専用機が並ぶ上に一般/高機動型/イェーガー/マリーネが出揃う。誰が言い出したかG(ゲルググ)ジェネレーション状態。 -- 名無しさん (2017-10-23 18 25 14) 当時やっさんが倒れてて他の機体みたいにブラッシュアップせずにカワラデザインをそのまま使ってるのとザクグフドムみたいにカトキリファインも特にされてないからか、人によってイメージが異なる機体。イケメンなのか?豚顔なのか?細くスマートなのか?がっしりマッチョなのか?胸パーツのように角ばっているべきか?脚部準拠で丸くあるべきか? おかげでドムみたいに万人が認める決定版キットがなかなか出ないのよね。 -- 名無しさん (2018-02-02 16 09 48) マサイのゲルググってシャアのに酷似したカラーリングしてるけど、そのあたり設定とかあったりするのかな -- 名無しさん (2018-06-12 22 55 14) 昔、旧キットの144分の1量産型ゲルググを買って組んでみたけど、ひどかった。何せ顔がつぶれたアンパンみたいで不細工だし、本来のシャープさが損なわれてる。しかも両肩のアーマーが胴体と一体成形なせいで腕が肩より上に上がらないし、胴体をひねれると思ったら90度で取れる…顔以外はプラモ狂四郎で指摘されてその弱点を突かれてたぐらいだからね。 -- 名無しさん (2019-02-05 11 39 02) この時点で既にビームライフルとビーム格闘武器が併用で来ていたのにハイザックときたら -- 名無しさん (2019-02-05 18 16 01) 「慣らし運転」を勘違いしてるな。あれはどんな機械でも行うテストのことで、量産機であっても1機1機、所定のテストを経て問題がないことを確認してから引き渡す。シャアのゲルググは言ってみればテキサスコロニーでその試運転を行う予定だったんだろう。 -- 名無しさん (2019-09-03 20 01 18) そんなテスト運転をわざわざシャアが行おうとしていたということは、ゲルググがそれほどまでに期待されていたMSだった、ということになるね -- 名無しさん (2019-09-03 20 02 20) こいつがガンダムに比肩しうるのってビーム兵器を扱えるたったの1点だけな気が -- 名無しさん (2019-09-03 20 43 41) ↑基本性能が互角よりちょっと上で量産型という驚異。本当に出るのがもう少し早くて操縦に慣れるパイロットが何割かってレベルでも出てきてたらやベーことになってたかもしれん。 -- 名無しさん (2019-09-09 13 29 45) こいつが多少生産が早まった所で人的資源の枯渇やザビ家の不和という別問題があるわけで。つまりどうしようがジオンは負けてたと思うよ。 -- 名無しさん (2019-09-10 17 39 19) ゲルググがあればジムが本格配備されてない連邦はルナツーを維持できなくなるから制宙権はジオンのものになる。ギレンの野望だと宇宙さえ完全掌握すれば南極条約違反にならないマスドライバー砲台をゆっくり準備して地上攻撃を行ってるから勝ち目自体は十分にある -- 名無しさん (2020-01-13 18 30 56) ガンプラの項目、1/60の量産型、シャア専用、キャノンもあります -- 名無しさん (2020-01-25 19 04 06) ↑2 対MS戦想定しないならゲルググなんて過剰戦力だし、そのコストでドムを沢山作った方がマシだと思うわ。ていうかゲルググが前線に並べられるようになった頃ってジムが本格配備されてないどころか駒や砂2が仮想敵になってるレベルだと思うんだが -- 名無しさん (2020-02-16 22 28 27) リックドムはあくまで応急戦力であって継戦能力が劣悪だし、兵器としては欠陥品だろ -- 名無しさん (2020-02-26 12 27 12) あぁ、G型ってあれか!『コロニーの落ちた地で』で、ドナヒューが乗ってたやつか! -- 名無しさん (2020-02-26 12 50 13) 操縦系から武装までゲルググも大概兵器として欠陥品だけどな -- 名無しさん (2020-02-26 13 11 49) 軍に配備される兵器として問題が多かったのは確かだが、逆にそういったしがらみの無いゲーム作品だと普通に高性能でバランスの取れた機体なのよね -- 名無しさん (2020-02-26 13 53 26) やはりザクだな(古参兵脳) -- 名無しさん (2020-02-26 13 58 43) なお『帰還』ではガンダム試作2号機のデータを用いてVer.Upされた模様。ゲルググとは -- 名無しさん (2020-03-29 00 22 21) ザクⅡの次にゲルググが早く生産されていたら、初期のアムロはガンダムの装甲頼みの戦いをしてたから、シャア所か一般兵の乗るゲルググに撃破されてもおかしくはなかっただろう。 -- 名無しさん (2021-01-17 08 29 45) ビームナギナタのネーミングについては番組スタッフの方の問題でしょ -- 名無しさん (2021-06-27 19 03 53) 一番強いゲルググは間違いなくガチャポン戦士スクランブルウォーズのゲルググ。 -- 名無しさん (2021-10-10 11 13 12) 改めてファースト見たけど、確かに基本性能ではガンダムより若干は上かもしれないが相対した時のガンダムがマグネットコーティングによる魔改造後という事実を無視されてシャアが云々って話に持ってかれてるような気がする。30%も機体の反応速度が上がってたら別物やろ、劇中でも言われとるが。 -- 名無しさん (2021-12-01 20 13 19) ↑ いや、テキサス戦ではまだマグネットコーティング改修はされてないよ。しかもそのときのアムロはギャン戦で消耗し、ビームライフルもシールドも失い推進剤もギリギリだったが、それでもシャアとゲルググ(慣らし運転はしてない)は勝てなかった。シャアとアムロの実力が開いていたのはあると思う。 -- 名無しさん (2021-12-28 16 07 48) ビームナギナタの謎設計は「突き」に特化したギャンに対してゲルググは「斬り」に特化してたのかな。シャア思いっきりビームナギナタで突いてたけど -- 名無しさん (2022-01-02 08 26 35) 1/60の旧キットのは、それまでの不細工だった顔や腕が肩より上がらなかったのが克服されているのがいいぞ。ってか、何でそれまではそんなひどかったんだか。 -- 名無しさん (2022-04-22 14 45 58) ギレンの野望では、シリーズを追うごとに弱くなっていく(とギャンが強くなっていく)悲劇の機体。というか攪乱膜が強すぎる。 -- 名無しさん (2022-07-08 22 39 00) こいつの旧キットが良キットだって?バカ言っちゃいけない。144分の1から60分の1まで組んだが、下半身はいいが上半身(特に腕や肩や胴体)とか酷いぞ。顔は60分の1で改善されてはいるがな。 -- 名無しさん (2022-07-11 14 43 48) ゲルググに当たりなしと言われるだけのことがあるなぁと言う感想しか… 〉旧1/144 -- 名無しさん (2022-09-14 11 16 37) 144分の1と100分の1旧キットは、何を勘違いしたのか肩アーマーが上半身と一体成型だったり接着固定したりで腕の可動範囲が著しく制約されたので、肩を可動させる為に加工を強いられてたな。 -- 名無しさん (2023-02-25 16 56 12) アムロがガンダムに乗ったのは9月18日なので、ビームライフルの完成が本体の3ヶ月後は逆算するとアムロがガンダムに乗った頃には既に機体は完成したことになるとか、ギャンとのコンペが「装備込み」で行われたとすると本体は7月頃には完成していた計算になるとか、色んな設定を合わせようとするとどうにも無茶なことになってしまう -- 名無しさん (2023-06-30 04 47 27) >そんなに早い時期に登場したゲルググはどの作品にも確認されていない。 「夢のマロン社宇宙の旅」がある。いやそれは流石に無茶か。 -- 名無しさん (2023-06-30 05 06 19) 劇場版SEEDにもゲルググが登場するみたい -- 名無しさん (2023-10-05 19 28 51) SEED版ゲルググ、賛否あるみたいだけど自分としては宇宙世紀に寄せ過ぎたザクの反省からかジンの流れを思わせる要素も組み込まれてて結構好き -- 名無しさん (2023-10-05 19 39 47) ↑ザクとかは無茶ぶりへのあてつけで出したら通っちゃったって経緯みたいだからなぁ。 -- 名無しさん (2024-02-11 19 05 11) ハードポイントトンデモとは書いてあるが、裏を返せば現場を考えてない規格が不統一だったのをゲルググでやっとこさやったとしか… -- 名無しさん (2024-02-11 19 05 56) 名前 コメント
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MS-14A ゲルググ 特徴 通常機 COST EXP SIZE HP EN 攻 防 機 移 宇 空 地 水上 水中 17000 385 M 10080 90 20 18 21 6 B - B - C 指揮官機 HP EN 攻 防 機 移 宇 空 地 水上 水中 11090 90 20 18 21 6 B - B - C ※専用機(シャア専用ゲルググ、ライデン専用高機動型ゲルググ、カスペン専用ゲルググ、ガトー専用ゲルググ)は別ページに記載 武装 名前 威力 EN MP 射程 属性 命中 CRI 備考 ビームナギナタ 3700 12 0 1~1 BEAM格闘 100 5 ビームライフル 2700 12 0 2~4 BEAM射撃 85 10 アビリティ 名前 効果 備考 シールド防御可能 30%のダメージを軽減 支援防御可能 開発元 Lv EXP 機体 2 375 ゲルググキャノン 2 390 ゲルググJ 2 400 ガルバルディα 2 410 ゲルググM 2 450 ガンダム試作2号機(ベーシック) 2 480 ディジェ 2 520 リゲルグ 2 540 RFゲルググ 5 1180 高機動型ザクII 4 1350 ゲルググ(ベーシック) 設計元 設計元A 設計元B ガンダム 高機動型ザクII 開発先 Lv EXP 機体 2 385 高機動型ザクII 3 770 ゲルググJ 4 1155 ガルバルディα 5 1540 ゲルググM 備考 基本的なビーム兵器2種類とシールドを持つ、オーソドックスな機体。ステータスも守備面にやや不安が残ることを除けばほぼガンダムと同等。 武装はビーム兵器2種類で射程、威力の両面で物足りなさが残る。本機を育成するならパーツやアビリティで補強を。 リーダーに搭乗させるとゲルググ(指揮官機)になる。角が生えてHPが増えるだけで他は変わらない。 特筆するべき点として専用機変化が非常に多いことがあげられ、ゲルググ(指揮官機)も含めるとゲーム中最多の5種類に変化する。 本機からはゲルググM、ゲルググJのほかガルバルディαを経て、ネオ・ジオン系やティターンズ系を開発することができる。
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MS-14 ゲルググ 性能 ゲルググ COST EXP SIZE HP EN 攻 防 機 移 宇 空 地 水上 水中 SFS 防御 18500 450 M 10000 100 140 140 140 6 B - B - C ○ ○ ゲルググ(指揮官機) COST EXP SIZE HP EN 攻 防 機 移 宇 空 地 水上 水中 SFS 防御 M 10600 100 140 140 140 6 B - B - C ○ ○ 武装 名前 射程 威力 EN MP 属性 命中 CRI 武装効果 使用適性 対応適性 備考 宇 空 地 水上 水中 宇 空 地 水上 水中 ビーム・ナギナタ 1~1 3000 12 0 BEAM格闘 85% 10% なし ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ビーム・ライフル 2~4 3500 16 0 BEAM射撃 80% 0% なし ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 半減 アビリティ 名前 効果 備考 なし 開発元 開発元 2 高機動型ゲルググ 2 高機動型ゲルググ(ジョニー・ライデン専用機) 3 ゲルググ・キャノン 2 ガルバルディα 2 陸戦型ゲルググ(ヴィッシュ・ドナヒュー専用機) 2 陸戦型ゲルググ 2 ゲルググJ 3 ケンプファー 2 高機動型ゲルググ(エリク・ブランケ機) 2 高機動型ゲルググ(ヴィンセント・グライスナー機) 2 ゲルググM 2 ゲルググM指揮官用 2 リゲルグ 2 ゲルググ【袖付き】 2 デザート・ゲルググ【ジオン残党軍】 2 リゲルグ【袖付き】 設計元 設計元A 設計元B 設計不可 開発先 開発先A 開発先B 開発先C 開発先D 3 ゲルググ・キャノン 3 陸戦型ゲルググ 3 高機動型ゲルググ 4 ゲルググ【袖付き】 捕獲可能ステージ ステージ 出現詳細 宇宙要塞ア・バオア・クー GETゲージ ステージ 出現詳細 なし クエスト No. クエスト名 達成条件 該当クエスト無し 備考 登場作品『機動戦士ガンダム』 ジオン量産機で初めてビーム兵器を携行火器として装備したMS。 開発で作ろうとすると、ドム→ドム・キャノン単砲仕様→ゲルググ・キャノン→ゲルググ、またはグフ系列からイフリート→ケンプファー→ゲルググと結構面倒な手順が必要となる。『宇宙、閃光の果てに…』STAGE2にて高機動型ゲルググを鹵獲して、開発するのが一番手っ取り早いだろう。 他には『戦記0081』STAGE2で捕獲可能な陸戦型ゲルググからという手もある。 なおGジェネ過去作品では高機動型ザクIIからの開発や設計による生産登録が可能だったが、本作では出来ないので留意したい。 ジオン末期の量産機だけあって性能は高く、ジム・コマンドより高いくらい。 武装はビーム・ナギナタとビーム・ライフルというジオン念願のビーム携行兵器。消費もそこそこ。ただ射程5以上への攻撃手段がないのが残念な所。 ナギナタは他のジオン製MSの格闘武器と大差が無いがライフルは癖が無い性能で戦果を予測しやすいのが利点。 開発先には各種ゲルググが並ぶ。発展性で言えば高機動型ゲルググがお勧めだが、ゲルググからしか開発できないゲルググ【袖付き】も、リゲルグ【袖付き】からネオ・ジオン系MSに発展するので悪くない。
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MS-14A ゲルググ 性能 ゲルググ COST EXP SIZE HP EN 攻 防 機 移 宇 空 地 水上 水中 16900 385 M 10080 106 19 19 21 6 B - B - C ゲルググ(指揮官機) HP EN 攻 防 機 移 宇 空 地 水上 水中 11090 106 19 19 21 6 B - B - C 武装 名前 威力 EN MP 射程 属性 命中 CRI 備考 ビームナギナタ 3500 14 0 1~1 BEAM格闘 85% 5% ビームライフル 3400 14 0 2~4 BEAM射撃 85% 5% アビリティ 名前 効果 備考 シールド防御可能 「防御」コマンド使用可能。防御時、敵から受けるダメージを40%軽減。 支援防御可能 「支援防御」コマンド使用可能。味方の攻撃を代わりに引き受ける。リーダーエリア内に位置する同チームのユニットが反撃時のみ、使用可能。 開発元 開発元 3 ギャン 4 高機動型ザクII 3 ゲルググキャノン 2 ガルバルディα 4 ヅダ1番機 2 ゲルググJ 4 イフリート・ナハト 2 ゲルググM 2 ゲルググMシーマカスタム 2 ディジェ 2 リゲルグ 2 RFゲルググ 2 マツナガ専用ゲルググJ 4 マツナガ専用高機動型ザクII 4 ライデン専用高機動型ザクII 5 ゲルググ(ベーシック) 3 ガンダム試作2号機(ベーシック) 設計元 設計元A 設計元B ガンダム 高機動型ザクIIマツナガ専用高機動型ザクIIライデン専用高機動型ザクII 開発先 開発先A 開発先B 開発先C 開発先D 2 高機動型ザクII 3 ゲルググJ 3 ゲルググM 4 ガルバルディα 捕獲可能ステージ ステージ ブレイク詳細 捕獲不可 備考 登場作品『機動戦士ガンダム』 専用機にしてる人が多いのでリストを埋めるまでは1機保存しておきたい。ワールドのシャア機・ガトー機・カスペン機・ライデン機に今作ではエリク機が追加された。 年代別などの縛りプレイをしている場合、次世代機への繋ぎとなるガルバルディαに開発できることは覚えておくといい。
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MS-14S ゲルググ ゲルググ パーツデータ MS-14S ゲルググ 分類 BBR 購入価格 腕部攻撃 移動タイプ パーツアビリティ オプション装備 HG 4 40000GP 格闘 歩行 ツインブレードマスタリ追加装甲ブレードアンテナスラスター ビーム・ナギナタ MG 76 300000GP TVアニメ「機動戦士ガンダム」を始め派生作品にも数多く登場する、ジオン公国軍の量産型MS。カタログスペックではガンダムを上回る高性能さではあったが、ビームライフルの開発の遅れから実戦配備が終戦直前になってしまった悲運の名機。本機体はその量産型ゲルググではなく、シャア専用機。 ブレードアンテナの無い頭部は未収録なので一般機を再現することはできない。また本機体はあくまでシャア専用ゲルググとしての収録であるため、ゲルググキャノンのバックパックはこの機体のパーツではない(本作のキャノンパックはMGの高機動ゲルググのパーツとしての収録)。 脚部パーツはバックパックなしでブースト可能。バックパックは何故かスラスターのアビリティがついているが、ビームナギナタだけのパーツなのでちょっと変。 ゲルググ パーツデータ 頭部 機体耐久度 スロット コスト 物理耐性 ビーム耐性 反応速度 アビリティ オプション HG Lv01 1720 0 410 0.04% 0.04% 95% Lv01 ツインブレードマスタリLv?? 追加装甲Lv01 ブレードアンテナ --- Lv★ % % % MG Lv01 30350 1 10812 2.05% 2.05% 95% Lv01 ツインブレードマスタリLv?? 追加装甲Lv01 ブレードアンテナ Lv★ % % % 胸部 機体耐久度 スロット キャパシティ 物理耐性 ビーム耐性 スラスター アビリティ オプション HG Lv01 5160 0 2180 0.17% 0.17% 7260 Lv?? 追加装甲 --- Lv★ % % MG Lv01 91040 1 37930 6.16% 6.16% 11460 Lv?? 追加装甲 Lv★ % % 腕部 機体耐久度 スロット コスト 物理耐性 ビーム耐性 外し補正 格闘攻撃力 アビリティ オプション HG Lv01 1720 0 410 0.04% 0.04% 0% 900 Lv01 ツインブレードマスタリLv?? 追加装甲 --- Lv★ % % % MG Lv01 30350 2 10812 2.05% 2.05% 0% 21910 Lv01 ツインブレードマスタリLv?? 追加装甲 Lv★ % % % 脚部 機体耐久度 スロット キャパシティ 物理耐性 ビーム耐性 移動速度 アビリティ オプション HG Lv01 5160 0 2180 0.17% 0.17% 90% Lv?? 追加装甲Lv01 スラスター --- Lv★ % % % MG Lv01 91040 1 37930 6.16% 6.16% 90% Lv?? 追加装甲Lv01 スラスター Lv★ % % % 背部 機体耐久度 スロット コスト 物理耐性 ビーム耐性 ブースト速度 アビリティ オプション HG Lv01 3440 0 350 0.11% 0.11% 80% Lv03 追加装甲Lv01 スラスター ビーム・ナギナタ Lv★ 127000 5 19750 9% 9% 87% MG Lv01 60700 2 9252 4.1% 4.1% 80% Lv?? 追加装甲Lv01 スラスター Lv★ % % % 武装 名称 系統 HG MG 4 76 ビーム・ライフル(シャア専用ゲルググ) ライフル 7 70 ビーム・ナギナタ(シャア専用ゲルググ) ツインブレード 7 76 シールド(シャア専用ゲルググ) 大型シールド デベロップ一覧 派生元 対応部位 派生先 対応部位 頭部 胸部 腕部 脚部 背部 頭部 胸部 腕部 脚部 背部 高機動型ザク改 ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ゲルググキャノン --- --- --- --- ◯ ザクII改 ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ゲルググJ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ --- --- --- --- --- --- 高機動型ゲルググ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ --- --- --- --- --- --- ジオング ◯ ◯ ◯ ◯ ---
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商品紹介:MGシャア専用ゲルググのVer.2.0が登場!フレアスカートの裾部分が別パーツで着脱可能。インナーフレームへの装着式として再現。大型のシールドには新規デザインのマウントアームを設け、背中での装着状態から腕に装着した運用状態への移行アクションを再現。専用ビーム・ライフル、ビームナギナタ、専用シールドなどの装備が付属。コックピットハッチ開閉式、スカートアーマーは「フロント」、「サイド」、「リア」に独立可動。カメラアイには首振りにリンクした視線移動ギミックを採用。同スケールのシャアフィギュア(立ち人形、コックピット座り人形)と同スケールのエレカー及びララァ・スンが付属。 感想:初めてのVer.2.0ガンプラ。その精巧さにかなりの驚きを感じつつ作成しました。 塗装:ダブルアクションエアブラシを初めて使いました。これも使いやすさに驚愕。今までのは何だったのだという感じ。 MG ゲルググ ver.2.0 2009-07-01 2009-07-01 対応デカール ガンダムデカール 41 「シャア専用ゲルググ」Ver.2.0用 「シャア専用ザク」Ver.2.0 シャアとララァ ※スミイレをしようとしたら、なんだか汚くなってしまいました。小さい人物フィギュアにはスミイレしては駄目かもしれませんね。 BOX ART imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。
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MS-14A ゲルググ 一年戦争 UNIT U- 緑 2-4-1 R ゲルググ系 MS ブースト 宙間戦闘(1) 換装〔ゲルググ〕 (自動B):このカードがプレイされて場に出た場合、自軍本国を7枚見て、3以下の合計国力を持つ、オペーション(ユニット)1枚を抜き出し、このカードにセットする事ができる。 (自動A):このカードにセットカードがセットされた場合、このカードをリロールする。 宇宙 地球 [3][2][3] デザイナーズカード「3種ゲルググ」の1機としてデザインしました。この「ゲルググ」はサーチと、展開を担当。量産型A型という事で「ブースト」を付け、バリエーション豊富な機体表現のため「兵装」を持ってこれるようにしました。大戦末期のエースの機体という事で、パイロットが乗ったらすぐ出撃できるようになります。基本機体として場に出た後は他のオリジナル「ゲルググキャノン」に換装し、セットカードを撃ち出します。 意見・要望・不満・アイデア等をどうぞ 名前 コメント
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sutoraiku?cmd=upload act=open pageid=20 file=2011-12-04%2B003.jpg ストライク君が働いているコンビニの「元」店員。 その実態はコンビニの地下に眠るという秘密の物を入手して、世界一強くなろうと考えてる残念な子。 しかしことごとく店長その他に阻止されている。 店をやめて以来、店長のことを勝手にライバル視していていつもバトルを挑むが、軽く畳んでノシイカにされてしまう。 でもしょっちゅう店に来て店長に戦いを挑む。健気。 29話で女の子だと公表し、やっとみんなに気づいてもらった哀れな子でもある。 行動や言語が男っぽいのでしょうがないといえばしょうがない。 個人的にはそのむちむちボディ+ミニスカからは多大なるポテンシャルが秘められている気がする。 ちなみに年齢的にはストライク君の2コ上。 店長にいつもやられっぱなしなので弱いと認識されがちだが、実はグフさんと同じくらい強いと噂がある。 赤ザクさんとも互角に戦っていたので、相当強いハズ…なのにいつも負けているのは店長がそれほど強いからか。 ストライク君は完全にゲルググのことをザコキャラだと思っている。 148話で足の怪我により、量産型と同じ性能になってしまった。 性能が下がり落ち込んでいたゲルググの元に謎の手紙と共にプレゼントが届く。 それは高機動型ブースターで、早速取り付けたゲルググは量産型ゲルググから高機動型ゲルググへと変貌した。 強さは前より上がってる と思う。