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■RED STONE■-4 1 684 名前: ナンバーズ 投稿日: 2005/08/26(金) 21 56 22 [ 0Q3GCQU2 ] ■RED STONE■ ウィッシュ『なんか今日の敵はやけに好戦的だな』 ベルフェ『ザコ位どうでもいいだろ。いいから早くヒールしろ。』 スティード『…兄貴はHPMAXだろうが。』 たわいもない話をしながらB3に到着。 ユライス『…うわっ!何だ?』 ベルフェ『暑っ!何なんだこれは!』 B3は異常な熱気に包まれていた。 スティード『間違いない。奴は、赤い悪魔はここにいる。』 ベルフェ『仕切んじゃねぇ!このボケ!!』 一同『……………』 ここの奥にはイフリィト祭壇と言うものがある。奴は…そこにいた。 2 685 名前: ナンバーズ 投稿日: 2005/08/26(金) 22 14 02 [ 3J/Ql5NU ] そこには全身マントにフードをかぶった男が立っていた。 ????『ようこそ、我が祭壇へ。今日は楽しませてくれよ?』 ベルフェ『ほざけっ!』 3人は皆自分の得意技 を繰り出す。 スティードは分身を利用した連斬、 ベルフェは高速での連撃、 ユライスは…そう、レオン、お前がさっき使ったあの技をだした。物理と魔法の複合技を。 だが…効かなかったんだ。次の瞬間だった。 ベルフェの剣が、ユライスを貫いたのは。 ■つづく■ 3 735 名前: ナンバーズ 投稿日: 2005/09/04(日) 21 59 40 [ INXGmOPk ] やっと時間ができた… では本編行きます。 ■RED STONE■ スティード『…な、何をするんだ兄貴っ!』 ベルフェ『…ククク、どいつもコいつも弱っチいなァ。こんナ事デ死んじマうんだかラなァ』 正気ではない。明らかに…洗脳されていた。 ウィッシュ『貴様…ベルフェに何をしたっ!』 怒りをマントの男にぶつける。 ????『解放してやったのさ…』 スティード『解放だと?』 ????『そうだ。この男は「封じられていた」からな…』 ウィッシュ『どういうことだ!』 4 736 名前: ナンバーズ 投稿日: 2005/09/04(日) 22 16 07 [ QI287Bao ] ????『妬み、恨みだ。この男は妬んでいた。優秀な弟たちを。』 スティード『なんだと…』 確かにベルフェはユライスやスティードに劣っていた。強力な魔法剣や物理技を使いこなすユライスに完璧ともいえる防御力を誇るスティード。だがベルフェには何一つとして突出した物がなかった。 ????『私に隠し事などできない…見よ私はすべてをこの石で手に入れたのだ!』 そう言って懐から何か…「RED STONE」を取り出した。 ????『これを使って私は神になる。すべての支配者となるのだ!』 こいつはやばい。そう直感した俺はスティードをつかんですぐに巻物を使った。 5 737 名前: ナンバーズ 投稿日: 2005/09/04(日) 22 26 56 [ QnyLWUVQ ] ウィッシュ『ちょうど一年前の話だ。スティードは弟の墓参りの時にお前に出会ったんだ。』 レオン『…そんな事があったんですね…。でも、まだ間に合います。』 そう、間に合うんだ。RED STONEは使う者により、善にも悪にもなる。人を死なせることもできれば…生き返らせることもできる! ウィッシュ『だが…苦しい道になるぞ?』 レオン『覚悟はできています。』 とうに自分は決めていた。自分を救ってくれたスティードを今度は自分が救う番だ! ■RED STONE 第一章 終わり■ <前 ▲戻 次>
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■RED STONE■-3 1 609 名前: ナンバーズ 投稿日: 2005/08/23(火) 00 16 56 [ HMNxgy2w ] ■RED STONE■ ベルフェ『かっ、体が動かんだと…!?』 …ウィッシュさんだ!…追放天使になっているようだが。なんか意味有るのか? ウィッシュ『すまない!遅くなった!こいつは俺が抑えるから…早くキングコロを!』 …あ、スキルか。何ボケてんだ僕は。 スティード『うおぉぉぉぉ!!』 いけない!早く、早く外さないと! …あった。首の所だ。アレさえ外せば… スティード『レオン!危ない!』 一瞬だった。僕は彼に、スティードに弾き跳ばされた。そして、最初に僕の眼に飛び込んできたのは… 首から上がない、彼の体だった。 613 名前: ナンバーズ 投稿日: 2005/08/23(火) 00 42 29 [ ipn.sE8A ] レオン『スティードぉぉぉ!』 僕は怒りに身を任せ、最大奥義を放つ。 氷の竜を呼び出し、その竜と共に飛びかかる。 そして超高速連斬を同時にぶつける。 なんの事はない。ただ戦士最強の物理技と戦士最強の魔法技を怒りと共に組み合わせ、打ち込んだだけ… ドゴォォォォォォン!! 爆音と共にキングコロはバラバラに崩れ落ちた。 ベルフェ『な、なんということだ…』 レオン『貴様…!!』 ベルフェ『…もう貴様には用はない。さらばだ。』逃げたか… ウィッシュ『スティード?馬鹿な…あいつが、あいつが死ぬなんて…』 そのあと、彼はなぜスティードが僕にこだわるのか話始めた。つづく 636 名前: ナンバーズ 投稿日: 2005/08/23(火) 23 56 39 [ HMNxgy2w ] ■RED STONE■ ユライス『おーい、兄貴~待ってくれよ~。』 ベルフェ『遅せえぞ!!もっと早くこい!』 スティード『まあまあ。そう急かすなよ、兄貴。怪我したら大変だぜ?』 ウィッシュ『…まったくにぎやかな兄弟だな。』 俺はあの三人兄弟、ベルフェゴール、スティード、ユライスと共に旧レッドアイ研究所に来ていた。 ベルフェ『RED STONEがあれば死人も生き返らせられるらしいな。』 スティード『…ああ。死んだ父さん達を生き返らせられるハズだ。』 ユライス『そんで此処に赤い悪魔がいるんだろ?』 637 名前: ナンバーズ 投稿日: 2005/08/24(水) 00 09 35 [ HMNxgy2w ] ウィッシュ『そのはずだ。但し奴はそのRED STONEの力を取り込んでいる。我々だけで倒せるのか?』 ユライス『まあ、そこらへんにいる奴を編入すればいいよ。』 ベルフェ『アホ。今日は木曜日だ。しかも今10 30だぞ?』 なぜかこの時間帯は人が非常に少ない。たまに見かける程度だ。 スティード『…置いてくぞ。』 ベルフェ『あ!この野郎仕切るんじゃねえ!』 俺は楽しかった。そして頼もしかった。彼らとなら、どんな敵にも勝てる!…そう思っていた。 しかし、今回の探索で…それは儚い夢。自分達は弱く、そして所詮人間だということを思い知らされた…。つづく <前 ▲戻 次>
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■RED STONE■-2 1 555 名前: ナンバーズ 投稿日: 2005/08/18(木) 23 10 51 [ CBajl6wk ] ■RED STONE■ スティード『その声は…ベルフェゴール…』 レオン『誰?』 ウィッシュ『奴は…スティードの兄だ…』 ベルフェ『キサマもいい身分だなァ。子分たっぷり連れてやがって…』 スティード『…そのデカブツは何だ。』 ベルフェ『ククク…キングコロッサスに驚いたか。コイツはRED STONEの力を存分に吸い込んでるからな…』 そういうとその剣士…ベルフェゴールは右手に持った剣を振った。するといきなりキングコロが暴れだした。町を…人を…すべてを壊しながら。 レオン『やめろぉぉぉ!』 そういって自分はキングコロに突撃していった。 2 557 名前: ナンバーズ 投稿日: 2005/08/18(木) 23 29 29 [ X.oGVJTs ] レオン『やめろぉぉぉ!』 自分はそう叫ぶとキングコロに自分の得意技を繰り出した。分身術を利用し、突き、水平切り、打ち降ろしを同時に行う技だ。 レオン『食らえっ!』 …しかし自分の武器がコロに届く前に下腹部に強烈な一撃が届いた。 スティード『レオン!…貴様!よくもレオンを!』 自分は先の一撃で鎧兜までバラバラにされてしまっていた。 そしてなぜか自分(レオン)を見たベルフェは一瞬だけ青ざめた。 ベルフェ『ユライス!?…いや…人違いか…。それでお前はこのガキを大切にしていたわけか。』 ユライス?誰だ…? ■つづく■ 3 576 名前: ナンバーズ 投稿日: 2005/08/20(土) 23 18 07 [ QnyLWUVQ ] ■RED STONE■ ベルフェ『フン…キサマもまだあの事を引きずっているようだな…』 スティード『キサマの知ったことではないッ!』 彼は言うが早いかキングコロに決闘を挑んだ。した。しかし…キングコロは止まらず、町を破壊し続けた。 スティード『お、俺のスキルが効かないだと!?』 ベルフェ『フン…そんなもの…この[人形]に効くわけなかろう!』 奴はそういって…自分の方にに剣を指した。 ベルフェ『…目障りだ。死ね。』 その瞬間…キングコロは破壊するのを止め、…自分に向かってきた! スティード『くっ…やらせるか!』 4 577 名前: ナンバーズ 投稿日: 2005/08/20(土) 23 34 38 [ PqQMY8mc ] そういってスティードは自分(レオン)にぐるぐる回る盾を託し、果敢にも飛びかかって行った。 スティード『俺は…大切な物を…これ以上失うわけには行かない!』 しかし…あれは…キングコロは本当の化け物だった。一瞬でスティードを殴りとばしたのだ。 ベルフェ『ククク…こいつはただのコロだと思ったら大間違いだ。』 ウィッシュさんはさっきから怪我人の救助で忙しく、ここにはいない。もはや、傷だらけの自分達に戦う気力は…殆ど残っていなかった。 スティード『ここまで…なのか…レオン…すまない…お前には…』 5 578 名前: ナンバーズ 投稿日: 2005/08/20(土) 23 51 12 [ X.oGVJTs ] いや…まだだ。何か…何かを 忘れてる。 人形…ゴーレム…効かないスキル…そして…盾がない…。盾!? レオン『まだだ!盾だ!奴には…自分の記憶が正しければ…あのユニークアイテムが付いているハズだ!』 スティード『わかった!俺はこいつを引きつける!その隙に外すんだ!』 そう言うと…彼は突撃していった。 ベルフェ『ちいっ!こうなりゃ俺直々に殺してやるっ!』 と、ベルフェが飛びかかってきた。その瞬間… ■つづく■ <前 ▲戻 次>
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■RED STONE 第二章■-2 1 797 名前: ナンバーズ 投稿日: 2005/09/10(土) 21 07 55 [ 7U3OWU72 ] ■RED STONE 第二章■ アリアンにテレポートする前にテレポーターが意味深なことを言った。 テレポーター『うーん…何だかいやな予感がするんです。いつもはこの時間は人がいっぱい行き来するのにどこの町からも誰も来る人がいないんです。』 スナッチ『なんだと!』 いやな予感がする。脳裏にあのギルドのことがよぎった。 スナッチ『すぐもどるぞ!』 テレポーターに金を払いワープする。着いた瞬間何かがぶちあたってきた。 スナッチ『!?…クィーザー!?』 ぶちあたってきた何かは大怪我をした副マスのクィーザーだった。そして俺たちは…あたり一面の骸骨に囲まれている。仲間たちは別の場所にワープしたらしく見当たらない。いきなり絶体絶命かよ… スナッチ『クィーザー、一体これは…』 クィーザーはカイルの兄で、攻撃能力は俺をも超える我がギルド最強のわんこだ。こいつがこんなになるなんて… クィーザー『マ、マスター…すまない…こいつらは…マスター達がいってすぐ…こいつらは…再生する…俺では皆を救うことが…す…まな…ぃ…』 そういうとクィーザーは息を引き取った。 スナッチ『くそおぉぉぉ!!』 周りにいる敵を回し蹴りで吹っ飛ばし、生き残ってる仲間を探す。と、いきなり横から何かが飛び付いてくる。 カイル『ム゙ァズダァ~だづげで~』 たぶんマスター助けてと言っているんだろう。後ろからアークもかけよって来る アーク『駄目です、ほぼ全ての人間がやられたみたいで…いったい…なんでこんな…』 二人とも泣きだしてしまった。周りを見ると骸骨達が一斉に詰め寄ってくる スナッチ『ここまでか…』 ■つづく■ 2 821 名前: ナンバーズ 投稿日: 2005/09/11(日) 22 53 33 [ X.oGVJTs ] ■RED STONE 第二章■ 一同は死を覚悟した。 スナッチ『…志半ばで…くそっ…』 カイル『死ぬ前に死ぬほど饅頭食いたかったよぉ…』 アーク『お父さん…お母さん…ごめんなさい…』 その時! ブーン『チリングタッチ!!!』 …ブーンだ。どうやらぎりぎり助かったようだ。 ブーンは恐るべき早さでチリングタッチとストーンタッチを繰り出しクリティカルで周囲の骸骨たちを破壊していった。 アーク・カイル『嘘…こんなに強かったの!?』 …こいつが本気だしたの何年ぶりかな… ブーン『へへ…ちょいとばかし張り切ってみましたぜ…』 普段はただの馬鹿のフリをしているこいつは実は知識4000という恐るべき能力を持つWIZだ。 スナッチ『すまんな…助かった』 ブーン『いえいえ。それよりコイツラのボスは西門の所にいるみたいですぜ。』 死者を操る者…どうやら相当高位のネクロマンサーだろう。 スナッチ『こういうのは頭を潰さないとまたいくらでも沸いてくる!急いで潰すぞ!』 一同『了解!』 ■つづく■ 3 830 名前: ナンバーズ 投稿日: 2005/09/12(月) 23 50 30 [ 5pESTjrw ] ■RED STONE 第二章■ 西門に一人の女性らしき者がたたずんでいる。 ???『あなた達がこのショーの最後の観客かしら?』 スナッチ『貴様か…俺の部下達を殺した張本人は!』 ???『フフフ…人間って弱いものね。すぐ死んでしまう。』 スナッチ『人のことを小馬鹿にした態度…貴様絶対に許さん!』 縮地法を使い、瞬時に間合いを詰める。 ???『アラ…あなたの相手はワタシじゃなくてよ。』 地面から巨大な手が伸びる。全身から物凄い異臭を放つ何かが出てきた。 ???『《タイラント》いきなさい…』 …他の皆は周りの骸骨をこちらに近付けないように対処してくれている。 スナッチ『さて…そろそろパワー全開でいくか!』 俺なりの勝負服を身に纏う。装備した本人の素早さを極限まで高めてくれる俺にピッタリの服だ。 ???『へぇ…その服から見るとアナタがあの噂のスナッチね。確実に始末させてもらうわ。』 遅い。敵の行動がスローモーションで見える。この程度じゃ俺には触ることすらできねえよ。 スナッチ『貴様では役不足だ。砕けろっ!』 三連回し蹴りを一秒間に五回連打する。もちろん… ???『嘘…わ、私のタイラントが…』 一瞬で粉々だ。 スナッチ『フン…この程度で俺とタイマン張ろうなんて100年早ええ。』 ???『…まだ私は負けたわけじゃない。あなたは私がかならず倒す…私の名はフォビア。覚えておくことね。』 スナッチ『!!…待てっ!』 …ワープで逃げられたか。 奴が逃げた瞬間アリアンにはやっと静寂が戻った。 …その後俺はカイルをクィーザーの元へ連れていった。 カイル『そんな…兄貴!兄貴ぃ!』 ただ一つ、夜の砂漠に悲しき狼の叫びがこだましていった、はずだった。 ???『泣くのではない!』 カイル『…へ?』 確かにクィーザーは死んでいる。なのに口がカパカパ動いているのだ。 クィーザー?『マスター、私にもクルアルス家としての誇りがある!決して犬死になどしない!』 …どうやら愛用の金剛石の牙に魂を憑依させたらしい。 クィーザー『カイル、私を使うのだ、このクルアルス=クィーザー弟と共に全身全霊を賭けて皆を守りぬく!』 …いつもながら熱い奴だよな。 ■つづく■ 4 843 名前: ナンバーズ 投稿日: 2005/09/13(火) 21 53 35 [ q8nMzR1g ] 書くのに一時間かかってたのは…キニシナイ⊂(^ω^ )ニ⊃ 続きは今日は短めに ■RED STONE■ カイルを連れて皆がいる西門に向かう。 さっそくブーンがカイルの付けている牙をブーンする。 ブーン『⊂ニニ(^ω^ )ニニニ⊃』 …そして噛み付かれた。 ブーン『ブ、ブブブーン!!』 クィーザー『この阿呆がっ!!いつになったらその盗み癖が治るんだっ!!』 …みんな呆気にとられている。事情を説明した。 アーク『そんな…クィーザーさん…』 ブーン『(´ω`;)ブーン…』…俺たちはこの事件はスティードの事件にも関係するとふんだ。 スナッチ『同胞達よ…かならずや仇はとる!!』 とりあえず俺たちはリンケンに向かうことにした。 ■第二章 完■ <前 ▲戻 次>
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■RED STONE■ 1 526 名前: ナンバーズ 投稿日: 2005/08/17(水) 00 20 06 [ fzElx4WI ] みなさんの小説を見て自分も書いてみようかな~と思ったんで投稿しますね^^ ■RED STONE■ ここは古都ブルネンシュティング。新米冒険者が集まる町だ。 そういう自分も新米戦士だったりする。名前はレオン。 生まれ故郷ではかなり有名な戦士だった。 でもここに来て自分を知るものなど誰一人もいない。ただの孤独な戦士だ。 町についてすぐ、自分は仕事を探し始めた。 働かざる者食うべからずだ。運良く仕事はすぐに見つかった。 …しかしこの仕事は今思うと死んでいたかもしれない仕事だった… 2 527 名前: ナンバーズ 投稿日: 2005/08/17(水) 00 38 05 [ fzElx4WI ] つづき(携帯で書き込んでいるため変かもしれません…m(__)m) ■ そう、自分はかなりLv違いのクエストを受けてしまったのだ…「バインダーを倒す」というクエを。 クエストを受けた自分はすぐに地下墓地にむかった。 『暗いな…いかにも墓地ってかんじだ…』 そのとき後ろから呻き声が聞こえ、振り向いたところおびただしい量の骸骨がこちらに向かってきていた。 『うわあっ!』 自分は必死に逃げたがついに行き止まりに追いつめられてしまった…。 『ここまでか…』 そう思った瞬間、『ウオオオオ!』叫び声が聞こえ、敵が皆硬直し始めた。 3 528 名前: ナンバーズ 投稿日: 2005/08/17(水) 00 51 07 [ NTDZCwrY ] その直後、10人もの剣士が敵を攻撃するのが見えた。 その剣士たちは敵を倒した瞬間消えていった。…一人を残して。 剣士『だいじょうぶか?』 レオン『はい…なんとか…』 剣士『君、Lvは?』 レオン『1です…』 今思えば1でここに来るなんて自殺志願者としか思えない。 剣士『君も無茶するねぇ。手伝ってあげるよ。』 その剣士さんの名はスティード。ここ近辺では最強の呼び声高い剣士だった。 …あの人は今はもういない。この自分のせいで… ■つづく■ 4 539 名前: ナンバーズ 投稿日: 2005/08/18(木) 00 28 16 [ 7l2jcYK6 ] ■RED STONE■ 彼はここにある家族の墓にお参りして帰る途中だった。 彼はそのクエをクリアした後も自分にいくつか世話を焼いてくれ、ギルドにまでいれてもらった。 自分は彼にむくいる為、必死でがんばった。 そしていつしか一年の歳月が流れた…。 レオンは立派な戦士として成長し、そのギルドの副マスにまでなっていた…。 ある日のこと、ギルドに一つの依頼がやってきた。 なぜかハノブの炭坑にいたコロ(B5F)が凶暴化しているので原因を調査して欲しいとのことだった。 5 540 名前: ナンバーズ 投稿日: 2005/08/18(木) 00 47 33 [ fl.PsffA ] 彼はスティードとその旧友のもう一人の副マスのBISさん、ウィッシュと共にハノブへと向かった。 しかし彼らがそこで見た物は…。 町中逃げまどう人々、そして普通のコロの2倍はあろうかという巨大なコロッサスであった…。 レオン『なんだあいつは!』 ウィッシュ『突然変異か?』 スティード『…ちがうな。奴の頭を見てみろ。』 ふと奴の後方を見るとそこには漆黒の鎧に身を包んだ剣士が宙に浮いていた…。 ???『ククク…久しぶりだなァ、スティード…』 ■つづく■ <前 ▲戻 次>
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■RED STONE 第四章■ 1 902 名前: ナンバーズ ◆RD3530l4BQ 投稿日: 2005/09/22(木) 23 38 05 [ 7U3OWU72 ] ■RED STONE 第四章■ 私は焦っていた。 初めての失敗、初めての敗北。 負けるわけにはいかなかった。だが…負けた。 強くなりたい…そのために悪魔にも魂を捧げた。人間としての人生を捨てた。 私は慢っていたのか?人としての感情は捨てたつもりだった。 しかし…捨てられなかった。 今でもあの日の事を思い出す。 私が人生を捨てる切っ掛けを作ったあの日の事を… それは…三年前の事… 『お母さん!薪拾いしてくるね!』 ここはフランデル大陸の辺境にある小さなロマ達の集落。 私はそこで生まれ育った。 ちょうど秋もおわる頃で集落全体が冬支度に追われていた。 私も薪を拾いに山に登っていた。 なかなか手ごろな物が落ちておらず、時間だけがすぎていく。 『ヤバイなぁ、早く拾って帰らないと父さんに叱られるよ。』 ふと近くの道を見ると集団で歩いてる人たちがいる。 『…も、もしかして…』 服装、格好共に間違いなく盗賊のようだった。 私は見つからないようにうずくまって震えていた。 …その後しばらくして集落に戻るとすでに盗賊達が虐殺や略奪を行なっていた。 『嘘…』 何も考えられなかった。普段生きているしあわせな日常。 それが今、壊されていく。 私は怒った、略奪した盗賊ではなく、何もできなかった自分に。 盗賊の一人が私を見つけた。 「ククク…恐怖のあまり動けねぇか。安心しろよ。お前は闇で売り飛ばしてやっからよ…」 その声は私には届かなかった。私の中でありとあらゆる感情が渦巻いていた。 私は願った、こいつらを殺せる力が欲しいと。 私には聞こえた。悪魔の声が。 《貴様に力を与えよう。死者を操る力を。》と。 ■つづく■ PS.激しく下がっているんであげます。 2 920 名前: ナンバーズ ◆RD3530l4BQ 投稿日: 2005/09/23(金) 22 30 52 [ q8nMzR1g ] ■RED STONE 第四章■ 私の中の何かが沸き上がる。 周りに伏せていた死体が起き上がる。 「んなっ!ば、ばかな…確かに殺したはずだ…」 『失せろ、ゴミが。』 殺戮の立場が逆転する。 盗賊達が悲鳴を上げながら逃げ惑い、殺される。 『た、たしゅけ…ぐべっごぼっ…………』 目の前には死した殺戮者と化した母が、父がいた。 だが私は涙一つ流さなかった。 むしろ手に入った力の優越感で笑みすらこぼれていた。 ふと近くを見るとフード姿の男が立っている。 《貴様の中の死人を操る力…愚かな人間を粛正する為に、使おうとは思わんか?》 私のなかにこの言葉はズブズブと入っていく。 『…愚かな人間など…すべて私が殺す。私はたった今から人間を捨てる。』 それが私の決めた道だ。 今も、そしてこれからも変えるつもりはない。 ~そして今~ 私は次の作戦に向けて動いていた。 リンケン、ビスル、ブレンティルを私の骸骨、ゾンビ達で襲う。失敗した町には翌日再度ベルフェゴールの巨人達が襲いに行く。 その時に私の骸骨達はバリアート、ブリッジヘッド、スマグに攻撃を仕掛ける。 流石に多くの冒険者がいるブルネンシュティグ、神の加護に守られているアウグスタには容易には手が出せない為、赤い悪魔本人が行くという話だった。 作戦が始まる。 私も早くスマグまで行かねば… ■つづく■ 3 947 名前: ナンバーズ? ◆RD3530l4BQ 投稿日: 2005/09/25(日) 22 17 34 [ QI287Bao ] こんばんわでごわす。 昨日はナンバーズをだまらせ…じゃなくて携帯の調子が悪くてレスできませんでしたでごわす。さっそく作品逝くでごわす。 ■RED STONE 第四章■ ブーン『⊂二二(^ω^ )二二二⊃』 露天商『どっ、泥棒!』 いつもの事が始まる。 スナッチ『氏ねやコラァ!!』 そして、すぐに終わる。 なんか…平和だなあ。 アーク『とりあえずこれからどうします?』 今僕達は古都ブルネンシュティグにいる。 途中リンケンで再び敵に襲われたけど、あっという間にスナッチとブーンが片付けてくれたし(村人には古都に避難するように言った) スナッチ『とりあえず新聞に載っていた現在の町の状況をざっと整理するぞ。』 砂漠都市アリアン→壊滅 砂漠村リンケン→古都に避難 伐採町ブレンティル→壊滅 古都ブルネンシュティグ→無事 鉱山町ハノブ→半壊滅、一部古都に避難 魔法都市スマグ→無事 神聖都市アウグスタ→無事 港町ブリッジヘッド→無事 ロマ村ビスル→散開 大きな町バリアート→無事 スナッチ『と、まあこんなもんだ。』 うわ~やばいな~。 クィーザー『…これを見て何か思わないか?』 なんも思いつかないよ。 アーク『古都が孤立していますね。』 ブーン『⊂二(^ω^ )二二⊃』 HG『サングラス返せフォーー!!』 あ、レイ〇ーラモンHGだ。 スナッチ『変態はほっとけ。』■つづく■ <前 ▲戻 次>
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■RED STONE■-キャラ紹介 1 840 名前: ナンバーズ 投稿日: 2005/09/13(火) 21 31 51 [ wt0TMFS. ] ■RED STONE■ ~キャラ紹介~ 第一章 スティード=ライアン 職業 壁剣士 特技 パラ、シマー、デュエ 某ギルドのギルドマスター。通称不死身のスティード レオン=クリスト 職業 万能型戦士 特技 ハリケン、ディレイ、ドラツイ 知識は低いですw ウィッシユ=ウェイン 職業 極支援BIS、追放天使 特技 支援技一般 完全支援極ですw ベルフェゴール=ライアン 職業 火力剣士 特技 インフィニ、サザン、ダンシング 火力剣士様ですw悪の道に… ユライス=ライアン 職業 知識戦士 特技 ソニック、タイフーン、ストレート、ドラツイ 力は低め。悲しきキャラ。 第二章 スナッチ=トレジャー 職業 鍵開け武道家 特技 鍵開け、踵落とし、三連回し蹴り、暗殺 一通り何でもできる万能タイプ。勝負服はU「飛虎」。 ブーン=ダーオメン 職業 チリWIZ 特技 ブーン WIZの技は全てマスターしているらしい。知識は4000。ちなみに知恵は0。 クィーザー=クルアルス 職業 ウルフマン 特技 チェーンド、ベルセルク、リックバイト 名前の由来は最強のU牙「クルアルスクィーザー」より カイル=クルアルス 職業 わんこ 特技 大食い、早食い 一応知識犬らしい。 アーク=ヴァリー 職業 アーチャー 特技 マシン、ボウストライキング、GP よく「殴りアチャ?」ときかれるらしい。 ナヴィ=レーン 職業 テイマー、サマナー 特技 謎 第三章再登場予定 これくらいかな。書き漏れないよね… 2 846 名前: ナンバーズ 投稿日: 2005/09/13(火) 22 14 11 [ CBajl6wk ] 書き漏れハケーン。敵書いてないよ…orz 赤い悪魔 職業 不明 特技 堕落洗脳 天上の天使を殺し、RSを奪った張本人。人を完全に操ることができる。 フォビア=リファ 職業 ネクロマンサー 特技 死者を操る どうやら洗脳されている訳ではないらしい。 実は衝撃の過去が… 第四章再登場予定 ナンバーズ 職業 小説投稿人 特技 物忘れ、寝坊 よくおっちょこちょいといわれます。 <前 ▲戻 次>
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■RED STONE 第三章■ 1 855 名前: ナンバーズ 投稿日: 2005/09/15(木) 23 29 08 [ QnyLWUVQ ] 続き逝きますよ ■RED STONE 第三章■ ここはブリッジヘッド。 商人達が数多く集まる活気づいた港町。 ナヴィ「古都に並ぶ大都市のここならレオン達の行方を知っている人がいるかもしれない。」 そう考えてやってきた。 とりあえず情報を集めるために酒場に入る。 (ケルビー、ヘッジャー、ファミリアx2のガード付き) ナヴィ「マスター、何かかわった情報はない?」 と、なんだか顔色の悪いマスターに聞く。 マスター「……」 ぼーっとしていてなぜか返事がない。他の人に聞こうとよく周りを見ると朝方とはいえ店には3~4人しかいない。 ナヴィ「なんか変ね…」 いやな予感がする。 外へ出て周りを見渡すが誰も外へ出ていない。 そのとき、突然後ろから ???「君、そんなところでなにしてんの?」 といきなり槍を担いだ女性に声をかけられた。ちょうどいいと思ったので事情を説明した。 ???「……実は…昨日の夜砂漠都市アリアンに魔物の群れが攻め込んできて都市を壊滅させたらしいの。辛うじて数名の生き残りがリンケンに脱出してブルンギルド連合に連絡してこのことがわかったのよ。」 ナヴィ「そんな…一昨日ハノブでも同じような事件が起こったばかりなのに…」 ???「だから傭兵の私たちが町を警備してるのよ。シーフギルドなんてアテにもできないし。」 話をしているうちに仲良くなったこの人はヴァレンタインというランサーさんだそうです。 とりあえずこの日は特に情報もなく彼女の家に泊まることにした。 (昨晩は夜通しケルビーに突っ走らせたため寝てない) ■つづく■ 2 862 名前: ナンバーズ 投稿日: 2005/09/17(土) 00 05 23 [ fl.PsffA ] ■RED STONE 第三章■ それは翌日のことだった。 ヴァレン『た、大変よ!』 朝早くから叫び声が聞こえる。…そういえば泊まらせてもらってるんだっけ。 ナヴィ『…なんでしょうか?』 差し出された新聞には恐るべき事が書いてあった。 《リンケン、ブレンティル、ビスル襲われる!》 ナヴィ『嘘…そんな…!』 ビスルは私の生れ故郷で、家族も皆住んでいた。 ヴァレン『…待って、よく最後まで読んで。』 《辛うじてリンケン、ビスルには非常に強い冒険者が居て壊滅は免れましたが、完全にブレンティルは町全体が破壊され尽くしたそうです。》 ヴァレン『リンケンを助けたのはスナッチっつう奴らしいから、レオン達はビスルにいるかもしれないよ!』 ナヴィ『でも、これで三つの町が破壊されたんだよね…素直に喜べないよ…』 それに、次に狙われるのはここブリッジヘッドかも知れない。安心できる町など、どこにもないのだ。 ヴァレン『うん…でもさ、悩んでいてもしょうがないよ。とりあえずビスルに行ってみようよ?』 ナヴィ『うん…わかった。今日は泊めてくれてありがとね。』 ヴァレン『私は仕事があるからついていけないけど、ブリッジヘッドに来たらいつでも泊めてあげるよ^^』 私はビスルに向かうことにした。 しかし、彼女とその約束が果たされることはなかった。 ■つづく■ 3 873 名前: ナンバーズ 投稿日: 2005/09/18(日) 00 39 16 [ CBajl6wk ] ■RED STONE 第三章■ 私はその後、丸一日かかってビスルに到着した。 ナヴィ『よかった…ほとんど変わりはないみたい。』 ビスルは比較的被害が少なかったらしい。…そういえば村に帰るのは2年ぶりだったっけ。 ???『おーい、そこのテイマー!』 懐かしいこの声は… ナヴィ『もしかして、兄さん?』 そこには全身鎧に身を包み、十字が描かれた盾を持つ屈強そうな男が立っていた。 ???『やっぱりお前かぁ』。』 彼は私の兄、ガンズ。聞くところによるとアウグスタでパラディンをやっていたが、最近は村を守るためにビスルに滞在しているという。 ガンズ『いや、無事で何よりだ。最近はどの町も物騒だからな。』 ナヴィ『兄さん、この前のMOBの襲撃は大丈夫だったの?』 兄さんが村を守ったならどうやらここにはレオンは来てなさそうね… ガンズ『ああ。旅の戦士とBISの二人組が手伝ってくれたおかげでなんとか守り切れたよ。』 …レオン来てたのね…orz ナヴィ『その二人組は今どこに?』 ガンズ『んあ、せっかくだからって今泊まって貰ってるぞ。』 ナヴィ『本当?( ≧∇≦)bイエ~イ』 ガンズ『ぬおっ!』 私は兄さんを弾き飛ばして家に直行した。 レオンに視点変わって… レオン『ズズズ…プハー!このスープうまいっすね!』 ウィッシュ『このお肉なんて舌がとろけそうなくらい美味ですね。』 今僕等はある方の家に居候している。村に来た骸骨共をまとめてドラツイで凍り漬けにしただけなんだけど、何だか村の勇者だとかいわれてちやほやされている。 ウィッシュ『いつまでも居候しているわけにはいかん。そろそろ俺等も…』 ウィッシュが言いおわらないうちにいきなり何かがドアから出てきて飛び付いてきた。 ■つづく■ 4 876 名前: ナンバーズ 投稿日: 2005/09/18(日) 22 56 37 [ /B.p06vQ ] ■RED STONE 第三章■ レオン『うわっ!』 いきなり飛び付いてきた茶色の服、そしてこの匂い… レオン『こいつは…ファミル?』 ナヴィのPETのファミリア、ファミル。毎日飛び付かれていたからよく覚えてる。 ということは… ナヴィ『探しましたよ!副マスター!!』 なんと…この家はナヴィの家だったのか。知らなかった… ナヴィ『なぜ連絡を入れてくれなかったんですか!?』 この後一時間位説教が続いた。そして結局… ナヴィ『私も付いていきます!』 レオン『危険なんだ。それだけはダメだ。』 口論になっちゃいました。どうしたものか…。と! ガンズ『…それなら私も行こう!それなら問題ないだろう。』 …もう、どうしろと… ウィッシュ『それではビスルの民は誰が守るんだ?』 ガンズ『心配いらん。もともと我らは移動して暮らしてきた民族、事が収まるまで各地に分散することに昨日の会議で決まった。』 ナヴィ『まあ、大抵の家ではファミリア飼ってるから襲われても返り討ちにするどね。』 そこに… 村人『大変だっ!今度は骸骨じゃなくて、変な巨人が襲ってきた!』 レオン『ベルフェゴールかっ!今度こそ仇をとるっ!』 ナヴィ『待って!』 飛び出そうとしている僕らを制止して本棚を漁っている。 ナヴィ『あった!…彼らにあうのも久しぶりね…』 するといきなり二人のエルフがどこからか飛び出してきた。 ???『久しぶりネ。ナヴィ。』 ???『二年ぶりだな。』 ガンズ『そういえばお前召喚獣にPETを4体づつ使役できるんだっけ。』 レオン『( ゚Д゚)……!!』 ウィッシュ『おい!すぐそこまでもう来てるぞ!急げ!』 ベルフェ…今度こそ…貴様を倒す! ■つづく■ 5 887 名前: ナンバーズ 投稿日: 2005/09/19(月) 22 44 33 [ Smp0forA ] ■RED STONE 第三章■ 村の入り口にはすでに三匹のコロがやってきている。 レオン『こんな奴ドラツイで…』 そう言った瞬間恐ろしい速度でコロ達の首が飛んでいく。 二人のエルフ戦士長、ルファとエランのW攻撃だ。 ガンズ『今日は俺たちは出番がないかもな。』 …そうなるかもね。 と、空中からいきなりあのU剣が飛んでくる。 レオン『なにっ!』 かわしきれず腹に深々と剣が突き立つ。 レオン『かはっ……レ、レムフェアバルター…ゆ、油断したっ!』 直後に大剣を持った戦士が分身しながら飛び込んでくる。 ガンズが僕の前に立ちはだかりその盾で防御する。 ガンズ『貴様、何をするっ!』 ベルフェ『ぐひゃひゃひゃひゃひゃ!』 ウィッシュ『くそっ!』 なんとかウィッシュの技で回復する。 レオン『こいつ!食らえっ!』 そういってディレイを食らわせる。ドラケネムファンガーを外したのが運の尽きだ。 ベルブェ『ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!』 奇妙なおたけびを発して崩れ落ちる。 レオン『やったか!?』 ガンズ『まだだ…ゴッドハンド!!』 いきなりベルフェから黒い霧のようなものが出てくる。 ガンズ『邪悪なる者!退け!ターンアンデット!!』 霧のようなものが消え去っていく…あれがベルフェを操っていたのか!? ちょうどナヴィ達もコロを全滅させたところだった。 …50匹位いたと思うんだが。すでに神だよ… ベルフェ『…うっ…ここは…』 起き上がって早々ウィッシュが一発ぶん殴る。 ウィッシュ『この馬鹿野郎!貴様自分のしたことが分かっているのか!?』 あわててガンズがウィッシュを押さえ付ける。 ベルフェ『あ…あああ…』 突然ベルフェが震えだす。 ベルフェ『俺は…俺は…弟達を殺してしまった…』 どうやら若干の記憶はあったようだ。 ベルフェ『うわあああああ!!!!』 悲しき剣士の叫びがただ、夕焼け空に響いていった。 ■第三章 完■ <前 ▲戻 次>
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RED STONEシリアスシリーズ-1 1 673 名前: 名前がない@戦士のようだ 投稿日: 2005/08/25(木) 20 51 43 [ hNlLsBE2 ] RED STONEシリアスシリーズ 第一回 ゴーファの希望 赤い光が空に広がってから10年が立つ 多くのものはRED STONEが空から舞い降りたと信じてる だが、あれは違う、大きな災厄が天上から降りてきたのだ この星が何処へ行こうとしてるのか、もう誰にも分からない 力と力のシーソーゲームから、降りることさえ出来ない 人は一瞬の刹那に生きる 出来る限りのことはしなければいけない いや、遅いのだろうか、希望とは儚い夢なのだろうか 恐れを知らぬ自惚れた人は、宇宙の力を悪魔に変えた だが、俺が果たせぬ使命をいつか受け継いでくれる者が現れるだろう ここに記す事実は全て私が見た事である いつか来るべき時に備え、これを記す この剣は私の思念が宿り、力あるものに全てを明かす つまり、これは私の希望、そう、ゴーファの希望である 赤い光が空を多い、10日して光が収まった後に、あるところへ赤い星が落ちた RED STONEと呼ばれた悪魔が、この世界に到来したのである RED STONEとは、大きな思念の塊、生命の結晶 カオスでありコスモである、生であり死である 矛盾と完全さを備え、始まりであり終わりでもある RED STONEは悪魔が姿を変えた形である 人の思念を吸い取り、あらゆる物を変えてしまう力がある そして、いつか思念が形を取り世界を変えるだろう だが、手はある各地にはRED STONの思念を分散させる力を持つ武器がある 力あるものがそれを手にし、RED STONEの力を弱めてくれることを願う これは私、ゴーファの希望であり、世界の願いである 時は流れ、世界は混乱する おい見ろよ綺麗に光る短剣だぜ、威勢のいい声が聞こえてくる 「みろ、コイツはすごいぜ、鞘がすごい光ってる さっそく、お持ち帰りだな」 シーフが短剣を鞘から抜こうとするが抜けない、 ふんぅ、と力むが少しも動かないようだ 「貸してみろよ」 俺はそういって短剣を受け取る そして、力を込めて鞘から抜き放つ そこから出てきたのは、刃渡り1メートルもある細身の長剣 どこか憂いを感じさせる美しさを放っている 「すげぇなリビュール、コイツは噂に聞く魔法剣だ」 何故だろうか、相方の声が遠くなる、そして俺は倒れた・・・・・ 2 672 名前: 名前がない@戦士のようだ 投稿日: 2005/08/25(木) 20 35 50 [ hNlLsBE2 ] >>674の続きっぽい RED STONEシリアスシリーズ 第二回 生きるため 朝起きてすぐにタバコを吸う、煙が体に入り込むと同時に、覚醒の足音が聞こえてくる 今日見た夢を振り返ってみる。装飾された剣を見つける夢だった あんなものが見つかれば、安く売り払っても3ヶ月は食べていけるだろう タバコを灰皿に押し付けてもみ消し、外に出て体を伸ばしてみる いつも朝起きるたびに思う、この体は本当に自分の体なのだろうか? 全て自分自身だろうかと、もちろんそれは自分だと思う でも、故郷が戦争によって焼き払われた日から、段々と確証が持てなくなっている 戦争が起こって、村人が殺された。自分を育ててくれた孤児院も焼き払われた おそらく、生き残ったのは自分だけだろう。 親も居ない、故郷もない、すべてを失ってから10年も立つ 自分を捨てた両親はまだ生きているのだろうか? そんなことを考えると虚しくなってゆく、大体自分には考える余裕もないのだ やるべき事は過去を振り返ることでなく、今日の暮らしをどうするかだ 目の前に広がるのは海だ、周りに建物はない、今出てきた小屋以外何もない 今日中には港町のブリジヘッドへ着くだろう ブリジヘッドに着けば職にありつける、そう思ってここまで来た だが職にありつける確証はない、噂では何処の街もモンスターや戦争の被害で壊滅していると言う いや、考えるのはよそう、今日生きることが大切なのだ ブリジヘッドへ向けて南にひたすら歩く、すこしすると森があった 少し早いが昼飯の準備をする 干し肉とパン、森で見つけた木の実だけだ 野良犬がやって来たので干し肉を少し投げてやる すぐに寄って来て肉を食はじめる 今度は干し肉を手に乗せて差し出してみた すこし戸惑った様子だが、近づいてくる 誰もが飢えているのだ 野良犬が肉を食べた瞬間、愛用のナイフで犬の首を切る 犬の首から血があふれ出す、野良犬は少し痙攣してから動かなくなった 血抜きをするために首を完全に断ち切って ロープで木につるす、一時間もすれば血抜きが終わるだろう その間に地面に穴を掘る、犬の頭を埋めるためだ 深さ50cmくらいの穴を掘って無残な犬を弔ってやる そして土を盛り付け石を置いてやる。 木につるした無残な犬を見ると、血が出てこない、血は抜けたようだ 犬をおろすとナイフで毛皮を剥ぎ取る。少しは財布の足しになるだろう 毛皮を剥ぎ取った犬を小分けにして布に包む 近くの川で、犬の毛皮とナイフをよく洗い、鞄にしまう ブリジヘッドまで後4キロといったところか、まだまだ日は高い急ぐことはないだろう 森から出て街道を歩く、しばらくするとブリジヘッドが見えてきた すこし足取りが軽くなった気がする やっとブリジヘッドに着いた、港を見ると船が意外と多い モンスターの被害は少ないらしい、とりあえず宿を見つけたので入ってみる チェックインして部屋に鞄を置き、布に包んだ犬の肉と毛皮だけもって外に出る 露店を開いて毛皮と肉を売る、他の露店は魚ばかり目に付く どうやら港町で動物の肉は珍しいようだ、すぐに中年の女がやって来て肉を買っていった これで酒が飲めるだろう、毛皮もすぐに売れた なかなか景気がイイらしい 今は6時といったところだろう、海にくれなずむ夕日が美しい 宿と一緒になってるバーに入る 荒々しい喧騒、酒とタバコの混ざり合った独特のにおいが鼻腔を突く とりあえずソルティードッグを作ってもらう 港町だから色々な酒がある。とりあえず、ここで暮らして行こうと思う ひさしぶりの平和な街なのだ・・・・・ 続く・・・・かな? 3 679 名前: 名前がない@戦士のようだ 投稿日: 2005/08/26(金) 19 02 35 [ hNlLsBE2 ] RED STONシリアスシリーズ 第三回 シーフギルド ソルティードッグを飲んでいると心地よい酔いが回ってくると同時に、 旅の疲れと空腹感をかんじた、酒の肴は何がいいだろうか? 酒を飲み干してからバーテンを呼ぶ 「ピスタチオとブラッディーマリー貰える?」 バーテンは三回うなずいた後、カウンターの奥に引っ込んだ ほろ酔いの頭で仕事は何をしようか考える やはり、仕事を探すには街のヘソと呼べるような場所で探すのが一番だろう マスターがピスタチオを持ってくる、値段の割りにはなかなかのボリュームだ 「ここら辺で仕事見つけたいんだけども、いいところないかねぇ?」 と、ピスタチオの殻をむきながら聞いてみる そうですねぇ、とバーテンが答える。 「必ず空いてるのは、船の仕事ですかねぇ」 他にないの?と聞いてみるとバーテンは少し困った顔で黙り込む そして、眉をひそめて小声で言う 「お客さんはしっかりしてそうだから言うけども シーフギルドが一番景気がイイらしいですよ」 シーフねぇ強盗の手伝いするの?と聞き返すと 「いやぁ、盗賊でなくて、古代遺跡の調査やダンジョン探索でさぁ」 詳しく聞かせてくれる?といってバーテンに小金を渡す バーテンが周りを見回し、より一層声を小さくして言う 「ここから少し南に出た後、西と東に二つのシーフギルドがあるんでさぁ そこの二つは縄張り争いしているんですよ 西は金払いはいいけども東よりも物騒な連中らしいですぜ 噂ではレッドアイとも繋がってるとか・・・・・・・」 そっかぁ、と言ってソルティードッグを飲み干す ピスタチオの残りを全てポケットに入れて、席を立つ 勘定を払ってバーから出た後に、宿に戻ってナイフと脇差を持って南に向かう 東の方に向かうと小さな小屋があった 近くにいくと、チンピラがよってくる 「おっさん、ここは酔っ払いが来るところじゃないんだ早く消えな」 無視して小屋に入ると、大きな穴があった、どうやら地下へ進むのに使うらしい てぇめぇ、とチンピラが肩をつかむ 黙れ、と言うと同時に肩に掛かった手首をひねり上げ シーフギルドと綴られた、刺青の見える腕を脇差で切り落とす 片腕が体から離れたチンピラを穴へ蹴り飛ばす チンピラの腕は布に包んで鞄にしまう 小屋から出て西へと向かう、目指すはもう一方のシーフギルドだ 西の方へ30分ほど歩くと小屋が見えた、先ほどよりも大きい だれだぁ?と低い声が聞こえる、いつの間にか目の前に男がいた 先ほどのチンピラとは比べ物にならない威圧感だ 仕事を紹介して欲しくてね、と言って布にくるんだ腕を放り投げる 男が中身を見て少し驚くが、すぐに刺青を見て悟る 小屋に入れ、といって男は小屋に入った、自分もそれに続く 部屋には10人程度の、いかにもシーフのような男がいる 門番の男が、切り取った腕を持って一番奥の男に渡す へぇ、と奥の男がつぶやく 「あんた、腕が立つみたいだなぁ、向こうの奴の腕もってくるんだから」 まあなぁ、と言って部屋にいるシーフ風の男たちを眺める 「仕事が欲しいんだよ、いい仕事紹介してくれるって聞いてね」 そうだなぁ、と言って男は少し黙る 「腕は立つようだが、向こうの回し者かも知れねぇ 切り取った腕は死体かも知れないからな お前さん、明日東のシーフギルドが発掘してる遺跡を部下連れて荒らして来い」 お安いご用さ、と言ってポケットの中のピスタチオを食べる 「この地図に書かれてるポイントで明日の23時に来い後は、現場の部下に聞いてくれ」 ありがとよ、と言って小屋から出る 宿に戻ったのは夜中の1時過ぎだった すぐにベットに倒れこむ、今日は色々あって何かと疲れた 明日は何かと忙しくなるだろう・・・・・・・・ 続く <前 ▲戻 次>
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■RED STONE 第二章■-1 1 760 名前: ナンバーズ 投稿日: 2005/09/06(火) 18 30 53 [ INXGmOPk ] ■RED STONE 第二章■ レオン達と時を同じくしてそこにある冒険家達がいた。 ブーン『⊂ニニ(^ω^ )ニニニ⊃』 カイル『兄者ぁぁあ~ブーンの野郎を止めてくださいぃぃい~』 ここはアリアン西の砂漠地帯。俺の隣にはおどおどした弟分のわんこ…じゃなくて狼が泣きついている。 そして…あのアイテムを片っ端からブーンしているのがブーン。ちなみにチリwizだ。 そして俺の名はスナッチ。シーフ兼武道家をしている。 オレ『おいブーン、やめろ』 ブーン『はいぃぃい』 言われた瞬間きをつけをし、俺に魔法をかける。 ブーン『兄貴ぃ、こんな暑い日は噴水でもいかがですか?』 2 761 名前: ナンバーズ 投稿日: 2005/09/06(火) 18 46 32 [ PqQMY8mc ] 噴水も熱湯化し、蒸し暑くなるだけな上に前が見づらい。正直迷惑だ。 カイル『しかし兄者、この辺のミイラには何か秘密があると言うのは本当なんですかい?』 …お前が仕入れたネタだろ。 ブーン『⊂ニニ(^ω^ )ニニニ⊃』 気づくとまたブーンしてるし。 スナッチ『…これ以上ここにいると干物になっちまう。帰るぞ。』 今日はギルド戦があるので準備しにアリアンにそうそうと帰ってきた。 相手はブルンギルド最強と噂される剣士スティード率いるギルドだ。俺のギルドもアリアンギルド最強と言われているため、大勢の人が今日のギルド戦に注目していた。 3 762 名前: ナンバーズ 投稿日: 2005/09/06(火) 19 02 25 [ 7l2jcYK6 ] 俺が自宅(ギルド会合所兼備)に1人と1匹を引き連れて帰るといきなりギルメンに呼び止められた。 『マスター!大変です!』 彼女の名はアーク。主に後方援護を担当している優秀なメンバーだ。』 ブーン『アークちゃん今日もイイねぇwwwっwwwうぇwwwテラカワイスww』 もちろん速攻でかかと落としを喰らわせた。 スナッチ『お前がそんなにあわてるなんて珍しいな。一体どうしたんだ?』 アーク『実は今日のギルド戦が急遽相手側から中止と言われまして…』 カイル『きっと俺らの強さにビビって逃げたんですよ~』 ちなみにカインはたいして強くはない。 4 763 名前: ナンバーズ 投稿日: 2005/09/06(火) 19 19 16 [ AzJn9Poo ] スナッチ『とにかく詳しい確認が必要だ。ちょうどいい、お前等ついてこい。』 ブーン、カイル、アークを連れてブルンにワープする。 カイル『古都来るのも久しぶりっすね。』 確か前に来たのはギルド戦がどの都市にいても申し込めるようになる前だったな。 …ブーンが店の品をブーンしようとして殴られている…あのバカあとで殺す… とりあえずスティードのギルドに行ってみた。中は騒然としている。 スナッチ『おい!ここの責任者は誰だ!』 いきなりの大声に一同は唖然としている。 どうやらギルマス始め副ギルマスが2人もいないらしい。そこで聞いた話は… ■つづく■ 5 781 名前: ナンバーズ 投稿日: 2005/09/09(金) 21 50 27 [ sgVZcMww ] ■RED STONE 第二章■ とりあえずスナッチ達はギルド委員から話を聞くことにした。 委員『私はギルド委員の委員長をしているナヴィです。この度はお見苦しい所を見せすみません。』 どっから見てもまだ17そこらの少女だ。服装から見るとテイマーかサマナーだろう。 (ブーン『ちょwwおまwwwテラカワイスwwハァハ』ゴッ!←殴られた) スナッチ『即決で聞こう。何でいきなりキャンセルなんかしたんだ?』 …と言った瞬間周りが凍り付いたように静かになった。 (ブーン『ハァハァ』) ナヴィ『今日、ギルドマスターがクエスト中に殉死したんです。副マスも仇を取りに行ったと…それから連絡がないんです。』 6 782 名前: ナンバーズ 投稿日: 2005/09/09(金) 22 06 00 [ NTDZCwrY ] スナッチ『なんだと…馬鹿な!あいつはあの不死身のスティードだぞ!?いったい何が?』 馬鹿な…あいつは俺と互角以上の実力者だぞ…どういうことだ… ナヴィ『詳しいことはわかりません…ただ一つ言えることは…今日でこのギルドも終わりということです…』 その場にいた全員(例によりブーン除く) が沈黙した。 ナヴィ『私はこれからすぐ副マス達を追いますのでこれで失礼します。』 そして…奴のギルドは解散した。 スナッチ『……』カイル『……』アーク『……』 ブーン『⊂ニ(^ω^ )ニニ⊃』 スナッチ『くそっ!胸くそわりぃ…』 一同はとぼとぼとアリアンにテレポートした… つづく <前 ▲戻 次>