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命を得て 心を得た 個を得た事で ソレは思い 自らを憂う 漠然とした ヒトを くくるびた。饅頭売り場 「まんじゅう~。温泉、まんじゅう~」 ソノ物体は、ただ繰り返されるレコードのように 同じ言葉を繰り返していた 姫「『巫琴』~ 相変わらずいいコして店番しとるんじゃなァ」 そんなモノに、一人の少女は話しかける MSC復権軍頭領(マクシオン系和平派)にして、MSC幹部『元老』である少女。姫だ そう言われた物体は、彼女を一瞥すると、冷蔵庫からフルーツ牛乳を出す 姫の黒髪が艶を増し、頬が少し上気している ならばその状態への反応はこう もうその物体には〝その場合〟を学習し、その通りに繰り返す ただそれだけだった 姫「うむ。ありがとうのぅ。巫琴♪」 受取りながら、姫は巫琴の頭を撫でた 巫琴「……ん」 ようやく、その物体は反応を示す そして、示した次の瞬間に 「まんじゅう~。温泉、まんじゅう~」 元に戻った 姫「ふぅむ……」 その様子を見て、姫は静かにその場を後にした ――ナンバーズベース基地『イマジナリ・ロスト』―― 4「いきなり連絡を入れて来たと思ったら そんな事か。姫さん」 一連の流れを、ナンバーズの盟主 4ことレン・イヴェールは、ベースの通信室で、皆と共に耳を傾けていた 30「光里のヤツが、なんか連れてくるとか聞いていたが…」 十六夜「共振石を巡る戦いでも、私たちは確かに一緒に居た けど、そのコの事はよく知らない」 ミイコ「光里さんが連れて来るんですよォ~? きっとカワイイコに決まってます! ささ、みんな迎えにいきましょうよ~ォ!!」 百「ウチらもあの時、総出で帰りのお世話になったし、ええんやない?」 ビリオン「そそ♪ アソコはよく知ってるし、問題ないない!」 エミリオ「待ってください…! MSCは、敵だと厄介で味方だと頼りない組織と聞いています! あまり懇意にし過ぎるのはどうかと…」 1「あん? そんなら敵に回る方がめんどくさいじゃねェか ついて来れないなら置いて行く。それだけだっての」 カイネス「そ、それはさすがに可哀想でござる!!」 ハオ「そうだよ。きっと大丈夫……だと思うよ?」 と、皆思い思いに感想を述べていた 姫『腐ってもその幹部の前で、明け透けな連中じゃのぅ ま、イヴェリアがそちらの7……、光里とやらに通してくれたそうじゃからな 礼を尽くさねばならぬのはコチラ故、な』 4「姫さん。騒がしくしてすまない だが、俺達は誰一人として、遊びでこうしているんじゃあない 全員本気で、それぞれの目的のために生き、そして戦っている」 その言葉に、騒がしかった者達は、一斉に口を閉じる 4「その少女に、俺達と共に戦う、確固たる目的…… 〝サガシモノ〟はあるのか?」 そして一同は、姫の映るモニタの方を見た 姫『そう、さな……』 その幾つもの目線を向けられ、彼女は少し口角を上げる 姫『保護されるだけの我が家を離れ、お主等のような〝人〟を見る それが〝アレ〟に必要で、また生きる目的である〝サガシモノ〟 かのぅ』 10「…なんですか、それは?」 エスタ「なんだ? そのコは悟りでも開こうというのか?」 ランティス「ふぅん…。〝アレ〟がねェ」 4「………」 姫『ま。ダメそうなら送り返しても構わん 大丈夫なら、よくしてやってくれ』 そう言って、モニタから彼女は姿を消した ―――― 光里「ウフーフ!! みなさ~ん! お連れしましたよォ!」 そう言って7,こと光里は、満面の笑顔のまま言い放つ 99「光里さん。誰もいらっしゃらないようですが」 11「まさか、機内で寝てる…とかじゃないだろうな かなり自由とか言っていたが」 光里「ああ~。それはですねェ…… 9さ~ん。2さ~ん! 電源お願いできます~~?」 と、彼女はナニやらよくわからない装置を機体から降ろし、EXMの共通規格エネルギーラインへと繋ぐよう指示する 9「つ、繋げていいのかコレ…!? ハッキングとかされないよなァ……」 2「ちょっと怪しいかもだけど、きっと大丈夫っスよ!!!!!」 接続が完了すると、ここら一帯の空間…。空気のようなモノがうねり、変わったような気がした すると…… 巫琴「……」ひょこッ 突如、その装置の影から、一人の少女のような物体が現れた ミュー「ひゃッ!? い、いつからそこに!?」 1「……おいおい。コイツは……」 光里「『ゲートチャンネル装置』 『ゲートニウムサーバー』という方が聞き馴染みますかね?」 それは、ビギンズ…… 今ここには居ないが、No.15が『教団』という組織の実質的トップであった時に使っていたモノであった 彼女の機体からも、今は外されているようだが… 光里「ウ、フ、フ!! 驚きましたかァ…!? 実は、元はこの子のお父様のお父様。つまり、おじい様が元来所有していた技術らしくてですねェ こうして、元の鞘に収まった。という訳らしくて」 レピス「聞きました~♪ 枯れた技術の水平飛行~~って感じにするとかしないとか!! 今。加入を募ってますよね」 その喧騒を余所に、巫琴はゆっくりと辺りを見渡す 巫琴「……へェ」 1「…なあ」 その様子に見かねたのか、最初に声を掛けたのは1 アリス・ピルグリム・ヴェンデッタだった 1「一応、ここのベースでも古参をやらせてもらってる、1だ」 巫琴「……1…?」 1「ああ。ここじゃあ、全員数字のコードネームがある お前を連れて来た光里は7だ まさか聞いて無いのか?」 見ると、光里が申しわけなさそうに手を合わせていた 巫琴「……数字」 1「ったく。コネ入隊はエミリオで手一杯だってのに… ここはいつから怪しい組織の天下り先になったんだか」 エミリオ「エ、エース!? さっきと言ってる事が逆……」 1「違ェよ まさかこんなボーッとしたヤツとは思わなかったんだ 私が知ってるMSCのCOLORSとは、明らかに違い過ぎてよ」 巫琴「……」 ゼロ「まあまあ。まだ僕たちも、巫琴のことよく知らないんだし お互いに知っていこうよ!」 光里「そうですねェ… 巫琴ちゃ~ん。私ちょ~っと野暮用で出てきますので まずはノンビリ過ごしてみてくださいねェ!」 そう言って、光里は自分のEXMに乗って、その場を後にした ―――― ベース外縁部 巫琴「……」 いくつかの質問にあいながらも、全てにボンヤリと返すだけの彼女は、次第に誰かが言い出した [まだ一度の多くの人間と話すのに慣れていないのではないか] と、いう言葉によって解放され、一人このベースを散策していた 彼女の本質は『鏡』 一度に全ての情報を読み取ったとしても、反映できる身体も口も一つだけ 故に、彼女は一度の多くの情報を同時にぶち込まれた場合の対処を、まだ学んでいなかったのだ 今まで、自分が如何に両親やその部下達に囲われ、匿われていたか そして、自分の空蝉である琴里との決定的な違いを知った 知ってしまった 周囲になにも無い。殺風景な景色を眺めながら その人のようなモノは、まるで置物のように動かない 4「…巫琴。いいか?」 その場に、4が姿を見せる 4「ああは言ったが、数字は俺が名乗り出してから、皆が合わせてくれているだけだ 浮かばないなら、無理に名乗る必要はない」 巫琴「……そう」 そのまま、風が吹き、遠くで街の光が瞬いていた 巫琴「でも…」 4「…?」 巫琴「みんな楽しそうだった…。わかるよ…」 ソレは振り向き、彼の顔を見る 4「……そうか」 そう言って、4は巫琴の頭を撫でる だが手の平から伝わる感触は、ほぼ人のソレであったが、4はそれが完全な生物ではないと 天性の感覚から、それを読み取った 巫琴「気付いた? 分かった?」 と、巫琴は少しいたずらをするかのように紡ぐ 4「ああ。だけどな、巫琴」 巫琴「?」 首を、傾げる 4「お前の名前。素敵だな 似合ってるぞ」 そう言い残し、頭から手を離すと、4は下へと帰っていく 巫琴「………」 ―――― シャーリ「巫琴さん、帰ってしまうのですか?」 ベースの格納庫、例のチャンネル端末を備えた場所に、数人が集まっていた 巫琴「ううん。ちゃんと、おとうさんとおかあさんにも、自分で言わないと」 1「そうだな。このサーバー端末も、結構便利そうだし 置いてくれればありがたいけどよ」 巫琴「ん。言っておく……。4…?」 いくつかの言葉を聞き、盟主の眼を覗き込む 4「どうした? 巫琴」 巫琴「ミコトで、3,5,10… 全部合わせて、18」 そう言って、彼女はここに現れた時のように、装置の後ろに隠れた 巫琴「次、会った時は 私は18。だから…!!」 その声に、4も、周りの皆も 少しだけ微笑みを浮かべ、それを受けた鏡の少女は、その表情に合わせたようになった気がした 次に彼らが彼女を見たのは『薔薇の園』 光里の要請に応えた、ナンバーズたちの中に、彼女は確かに存在していた この場で皆と共に〝人〟のなんたるかを探し求めるために…… 『アナタは、私の〝分身〟 でも、もう同じじゃあない だから……』 巫琴「ナンバーズ……No.18 鏡色の巫琴…『ルーク・スペクルム』 ゲート・アウト……ッ!!」
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『伯爵』 現、MSCサーファクタント隊、『隊長』 主な業務は、MSC内部の調整、相談役。技術融合部門『工房』の一部管理運営 直属親衛隊隊長も、本人自身が兼任している 『前伯爵』は、彼の実父。とある戦闘の結果、故人 『会長』 主に、議会の取り纏めを行っている。比較的大らかな人物 MSCの資金調達担当であり、技術融合部門『工房』の総轄も兼任している 『先生』 詳細不明。医療や教育分野に手が回るらしい 『提督』 詳細不明。連合軍部どころか、バイロンへも顔が効くらしい。『元帥』とは犬猿の仲 『博士』 詳細不明。何らかの技術の権威らしい 『店主』 主に、物資等の補給線を担当し、会議では謙った様子が見られる サイラス社に通じるらしいが、詳細は不明 『教授』 詳細不明。新人も天下りも含み、人事に富むらしい 『師範』 『無限流』。会議では黙して語る事が無く、詳細不明 『元老』 マクシオン『復権軍』頭領。『姫』 かなりの新参で、だいたいの幹部が詳細を知っている 『盟主』 ただの暇人。趣味は観光旅行 『宰相』 正しい事をよくしゃべるが、どうにも言葉に棘がある。詳細は不明。現在は別の人物が務めており、短期間に何度も入れ替わってしまった 少し前に、『月蝕』の手引きによりザミーラという人物に挿げ変わっていたが、ザミーラが討たれた後は『灰被り』の父が代行を務めていた その後、琴里と再会し、その身体を治療したエーメがその跡を継ぐ形で就任。No.7こと、光里・『7(セット)』・アンブレラを連絡役とし、独自の慈善事業を行い続けているらしい 【くくるびた】の医務担当として乗艦している事も多く、「シャルマリー・アンブローゼ」を部下に最前線の白衣の天使として活動している。ただ自分の患者は『死んでも生かす』が心情なため、時折治療が過激になる場合があるが、能力に頼らずとも腕は確かであり、名医であるには間違いない 『元帥』 直接軍部を視察もする、MSCでは珍しいフィールドワーク型の幹部。 主に兵員育成に力を入れており、生身での白兵戦から、EXMの操縦まで、実践、研究している 現在は連合のアドバイザーとして後進育成が主な業務 厳しい人物だが、次の若者のため、その道を開いてやるのは、今や自分の世代の役目になったと自負している清廉な面も併せ持つ。実はプライベートでは結構気さくな人物。トレーニングが趣味で、筋骨隆々 クラウドメイカーズを自由に扱えるらしいが、扱われている者たちは、この事を知らされていなかった また、バイロンに存在する『カロッツァ家』という名家に深く関わっており、その事が原因で幽閉された事件もあったが、レイオット・アルバータとグラディス・ハイネケン。そして彼女の声に集まった勇士たちの手により、無事救出されている また、『伯爵』とはかなり懇意に接触している 『御館』 極東J国に居を構える伝統ある刀鍛冶。MCS古参幹部の一人 本菱(もとびし)重工の会長、かつてはアルト開発にも一部関わっており、表向きは主にその整備部品を取り扱っている 欧州東部G国のウッドランド伯爵と知り合いであり、、地中海東部や欧州遊撃中隊アストライア隊にも顔が利く。優しい笑顔の好々爺 長きにわたりその腕を振るう場所を見失っていたが、マクシオンの兵器に魅せられ、久々にその腕を振るった またその得た技術をもとに、近年はアストライア隊に属するロバート副隊長の機体を中心に、幾らかの武装も手掛けているとか 『神父』 連合軍補給基地の司令官、ハウゼン准将の一人娘。オルドリン・ネージュ・ハウゼン、その人 父であるハウゼン准将より、MSC幹部『神父』の座を、割と最近受け継いでおり、まだ日は浅い レイシリーズ初号機『レギンレイ』のオーナー兼パイロットでもあり、一切の強化措置もなく、己の天性のセンスのみで機体性能を十全に引き出す事が可能な文字通りの若き天才 極度のEXMオタクでもあり、趣味と実益を兼ねて、BNDDの管理運営の一部も担っている 同じく『伯爵』の名を継いで日の浅かった『隊長』の前で堂々と名乗り協力を取り付け、以後何度も行動を共にしてきた 『常務』 ミルキークラウン隊や『Mica-Mi』のPこと、真中次郎 かつての上司である『前常務』の言った「アイドルを出しておけば兵はやる気出る」という投げやりな言葉に激怒し、その地位を逆に手に入れた 独立中隊を自ら組織し、自ら手掛けた隊員を慰問ライブ等に派遣 そのプロデュース業務を民間と提携し経済振興を積極的に行う傍ら、その利益の一部をMSCに流す代わりに、手持ちの部隊とその育成の自由を保障されている。ついでに、CDや写真集の版権管理もしている、芸能界裏の重鎮 元アルト乗りであり、格闘戦のエキスパートだったバリバリの現場主義者 『前伯爵』の事を知っており、その中身が『隊長』となった後も、事情を察し、公私共に変わらず接している好人物 またその縁で、親しい関係である傭兵を、『伯爵』座乗艦に紹介している 『市長』 ニュクス隊、エドガー総司令の裏に付いているスポンサーのような人物 とある市を中心とした財閥の長で、文字通り市長も兼任し、キサラギ研究所とも関連深いらしい。場所はモナコ近郊 サイラス社を出し抜いてEXMを自社生産したいという野心の下、MSC幹部として、主にAI技術の提供、及び技術を管理している。現在は市長の座を退き、RINOS社のCEOを務めている ニュクス隊にはテストも兼ねて主にワンオフの超高性能機を卸しており、量産機は基本的に配備していない その莫大な資産を背景に、連合の上層部とのパイプをMSCに提供しており、その手腕は迅速かつ本物 故に、最前線上での補給経路すらも、その一声で容易に構築出来る。そのため、抱えるCOLORSの行動も非常に迅速 過去に、エドガー総司令とは、並々ならぬ因縁があるらしい また、息子が一人いるが放蕩息子。現在は傭兵団にいるという 『商人』 各種武装やEXMの販売、またはレンタル等を生業としている貴婦人にして、文字通りの武器商人 提供するサービスは、いかなる相手、場合であっても公平であるべきという、ビジネス面では真摯とも言える人物 情報統制や組織的金融ローンの管理等、重要な裏方業務も行っており莫大な私財も保有しているため、その権限の及ぶ範囲はかなり広い 秘密結社『パラサイト』の元会長にして創始者でもある。いかにして現在の状況に落ち着いたかは不明だが、何処かに豪奢な邸宅を構えつつ、裏のパイプを利用して様々な組織に出資している。その中にはキシが属するという『結社アーロン』も名を連ねるらしいが…? 商売相手と見出した組織には、直接赴いて交渉と接触を繰り返しており、その堂々とした毅然な態度と巧みな話術で、その勢力を着実に広げている 『座頭』 各地への傭兵業務、及び斡旋を生業にしている。名の読み方は『ざがしら』 その正体は、No.100である百の実父にして、《砕禍衆》の創設者、風花藩初代藩主の〝風花孫市〟その人 かねてよりの仇敵を追う内に様々な“禍”を目の当たりにし、より広くの勇士達に事に当たらせるべくMSCに接触し参入した。現在の活動は主に各地の傭兵への仕事の斡旋など 藩の者や家族にはその事実を知らせてはいない。軍の記録上MIAとなっているのも、実はその隠れ蓑の為 自らEXMを駆り戦場に赴いたり、その手練れた手腕による情報収集技術は未だ衰えを知らない 同門の者の前に姿を現していた時は、眼帯をした和装であったようだが、現在は市中に紛れるために、ラフな装いも多いらしい 『御前』という名の金髪で褐色の着物少女が部下におり、表立った行動は彼女に任せている場合もある また彼女自身も、表立っては傭兵“鈴鹿”という名で活動する事が多い。本名は『涼風 稲』 『刀匠』 神楽坂重工、最高責任者〝神楽坂蒼〟が襲名している。襲名制のようで、彼女は十四代目 普段は物静かな淑女然としているが、たまにはっちゃけて騒いだりと、なにかわざとらしいくらいに不安定な一面も見せる だが、彼女自身は所要で留守にすることが多く、代理人として〝神楽坂天城〟を立てており、幹部会議に『刀匠』の名で出席しているのは主に彼女。姓は同じで、彼女も姉のように慕ってはいるが、分家の出であり直接血が繋がっているという訳でもないらしい。天城は蒼の事を姫様と呼ぶ 神楽坂重工とは、一般家電から戦艦の製造代行までを生業とする複合企業であるが、その主だった業務は兵器の製造、設計から開発までを行う、生粋の職人集団 古くからMSC幹部に在籍しており、スカイフォール以前から近年のマクシオンとの接触まで、組織のコネクションを最大限に活かし、最先端の兵器設計を行っている企業体の一つ MSCの補給、流通路を利用し、三軍の様々な組織と取引をしている 『校長』 三軍分け隔てなく、様々なEXMを用いた就業資格を取得出来る、職業訓練校の管理責任者
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西麻布 COLOR STUDIO 2008/5/17 1.MOTHER 2.君がお嫁に行っても We re friend 3.夕空 4.There is here 5.サヨナラ 6.再出発〜はじまり〜 Encor 東京 ...... 主催者のHPから ...... "透き通る声と関西ノリが素敵な歌姫。時には涙を流す観客もいるほどの癒しの歌声の持ち主。New Album「再出発(はじまり)」をひっさげ登場します! Debut Single「再出発(はじまり)」 Now on sale →テレビ東京系「オシゴト交換」エンディングテーマ 1st mini album「再出発(はじまり)」 4/30 Release! ............................................................................................................... 後に「結婚記念日」だった(5月17日)が発覚して、その大事な日に連絡がある(多分メールを予想されていた)と思っていた大切な奥さんになじられました。 この夜のバスを覚えています! 雨の麻布を歩いていると雨が降り始めて来て、駅の方向がわからなくて、道を行ったり来たりしている内に「ドン・キ・ホーテ」で傘を買いましたね。 グレーの安物の傘でしたが、その後お気に入りにしていました。 (大阪の自宅に持ち帰っていたら壊れてしまいましたが…) 雨の夜に東京のバスに乗って、いろいろ考えました。。 とにかく感想を書こうと思った。 (智衣ちゃんのblogにコメントを長々と書きました) chiiさん、おはようございます。 昨夜のライブは遅い時間まで、ご苦労様でした!! ライブが終わって、外に出たら雨でした。 なんだか、アンコールで聞かせていただいた「東京」という歌がリフレインしているように思いました。 何かがある東京で… 気持ちだけが空回りしていて… 時間が流れてしまう… そして、漂っているだけのような…そんな感じ… 新しい環境に馴染もうと思うんだけど、そうすると自分が自分でなくなるような気がする…というような思いを持ちました。 7年(長いですね) 頑張っていたんだと、改めて聞かせてもらったらちょっと切なくなりますね。 何を実現するために、東京にいるんだろうか? 考えることが多い自分の気持ちと重ねてしまいました。 サインしていただいて有り難うございました。 「ありがとう」を言い忘れてしまって失礼しました。 (マスクされていたので、chiiさん本人だとすぐにわかったのに、うまく切り出せませんね、ああいうシチュエーションですと…) ちょっと、得した気分です。 アンコールとサインと… ライブでは、iPodで聴かせていただく何倍も、心に届きました!! 生歌はとっても良かったです。 歌うこと自体が楽しそうにされていることが伝わりましたね。 有り難うございました。 これからも、応援させてください。 chiiさんの歌声、素晴らしかった(です) そして、またライブに参加します。 (体調には充分に気をつけてくださいね) (驚くほどに華奢な方だと思ったので…) (^^;) 美人だなぁと思っていましたが… (想像以上) かわいい方だとお見受けしました。 (勝手に言わせておいてください) そして、コメントに返事が。。。。 chii yasujiさん 改めまして先日はお仕事があるにも関わらずLIVEにお越しくださりどうもありがとうございました!!初ライブ楽しんでいただけたようですごく嬉しいです★ 「東京」がリフレイン。。。これまた嬉しいですね。私もいまだに歌う度にいろいろ思い出します。そして改めて「何かがある。。。」そう思います。 CDやネット配信の音源をきっかけに、実際のLIVEを見ていただいて、もっとよかったと言われると本当にやっててよかったって思います。LIVEを始めてよかったって。 これからも一回一回を大事に歌っていきたいと思います。 心配、ありがとうございます!!yasujiさんもお体にきをつけてくださいね。それではまたお会いできる日を楽しみにしています★
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ペトリカラー35には初期型と後期型の二種類があることが判明した。 他のカラー35シリーズについても随時まとめてゆく。 (写真、情報提供 怪鳥様) シリアル№ ASA感度リングの色 PETRI Color 35の文字幅 レンズ名の文字入れ レンズ基部アルミ枠 ストロボシューのネジ 巻上レバー形状(指宛部分)の幅 製造番号の書体 絞りダイアル書体 ファインダー内表示 内面反射対策ビロード貼り ヘリコイドのオイル フィルム室内印字 備考 429933 銀 太い 細い 薄い - 幅狭い 間隔狭い 細い FEET表示なし 無し ペトリ初心者所有機 432102 銀 太い 細い 薄い - 幅狭い 間隔狭い 怪鳥所有機 432386(黒ボディ) 銀 太い 細い 薄い - 幅狭い 間隔狭い 細い FEET表示なし 無し 無し 無し 690所有機 433778 銀 太い 細い 薄い 不明 不明 不明 不明 FEET表示なし 無し 不明 不明 アサヒカメラ68年11月号テスト機 444784 黒 太い 細い 薄い + 幅狭い 間隔狭い 細い FEET表示なし 無し 無し 811 リバースアダプタ所有機 519922(黒ボディ) 黒 細い 太い 厚い + 幅広い 間隔広い 太い FEET表示あり 有り 無し 94 リバースアダプタ所有機 546879 黒 細い 太い 厚い + 幅広い 間隔広い 怪鳥所有機 573711(黒ボディ) 黒 細い 太い 厚い + 幅広い 間隔広い 太い FEET表示あり 912 ペトリ初心者所有機 正面(上:初期型 下:後期型) 背面(上:初期型 下:後期型) 上面(上:初期型 下:後期型) 絞りダイアル(上:初期型 下:後期型)後期型は数字の「4」が上部に隙間のある欧米流の書体 ファインダー内(極初期型)「METER」文字の下に赤いライン、無限遠を示す山の形状も違う ファインダー内(上:初期型 下:後期型)初期型はメーター表記のみ フィルム巻き戻しクランク(上:初期型 下:後期型)初期型は突起部が四角い
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投稿時のルール キャラ参加時は、タグ一覧に「PixivColors」タグ、自分が描いた「色」のタグを入れてください。 タグ一覧に「描いてもいいのよ」タグを追加されるときは、「ピクカラ描いてもいいのよ」タグを追加してください。 画像には特に規制をかけませんが、年齢制限をかけるような画像を投稿するのはお控えください。パロディものは禁止です。もしそういうものを見つけたときは企画主(蓮花@明日香)に教えてください。 キャプションのところに、色についての自分が持っているイメージを書いてもらってもかまいません。 もしくは、自分が描いた色のキャラに性格などをつけても大丈夫です。 キャプションの中だけではなく、画像内にイメージをとりこむのもかまいません。 キャラをつかって漫画を描くときには上記に描いてあるようにしてください。 各色の上限は設けません。お一人が描いていい色の上限も設けません。
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春色小径 ~ Colorful Path 作品:東方花映塚 〜 Phantasmagoria of Flower View. シーン:博麗霊夢のテーマ データ BPM 154 拍子 4/4 再生時間 調性 【0 00〜】ハ短調(Cm)【0 30〜】変ホ/嬰ニ短調(E♭/D♯m)【1 20〜】ハ短調(Cm)【1 45〜】ホ短調(Em) 使用楽器 コード進行 【イントロ】in CmN.C. …2x|A♭ - - B♭|Cm - - B♭/D|A♭/E♭ B♭/F|Cm/G| 〜4x 【メロ】in E♭mE♭m|B♭/D|D♭|A♭/C|C♭|G♭/B♭|A♭m|B♭| 〜2x 【サビ】in E♭mC♭ - - - D♭ - - E♭m|E♭m - - - - - - C♭|C♭ - - - D♭ - - E♭m|E♭m|〜4x 【間奏】in CmA♭ - - B♭|Cm - - B♭/D|A♭/E♭ B♭/F|Cm/G| 〜4x 【メロ2】in EmEm|B/D♯|D|A/C♯|C|G/B|Am|B| 〜2x 【サビ2】in EmN.C.|C - - - D - - Em|Em - - - - - - C|C - - - D - - Em|Em|〜4x ZUN氏コメント 博麗霊夢のテーマです。 春っぽさと自然を感じられるように創って見ました。純和風にな りきれないところが東方風。 長期戦になっても疲れない位の方が良いのかとも思って、この位 の激しさに押さえましたが、他の曲に激しすぎるのも混じっていて、 ちょっと大人しめ。霊夢、らしいのか? (東方花映塚 Music Room) 解説 コメント この曲の話題なら何でもOK! 冒頭のドラム~ピアノに感動 -- (名無しさん) 2012-03-29 23 26 04 名前 コメント すべてのコメントを見る
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Ecolo ユーザー情報 開始年月日 2014/04/02 プレイ回数 2964 勝率 52.2% 評価ポイント 2686 以前は村長として頻繁に「夜の評価村」などを立てていた。 人狼界のアイドル。 他PLとの関係 孔雀曰く 「えころ 自称Xのトップ 他称寡黙カス とあるきっかけを境に対話型スタイルへと変貌を遂げたが、意識してないのに孔雀RPになってしまうことが悩みらしい。」
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プロローグ a.t.b 18??. ? 薄暗い謁見の間の玉座に、悠然と鎮座する一人の男がいた。 虚無を想わせる冥界の如き深い闇と、陰鬱な死を宿した瞳。血を求める妖刀のように鈍く輝く、腰まで届くほどに長い銀色の髪。その風貌はまるで、魔界を統べる王のように妖艶な残虐さを秘めており、この世の全ての悪意を全身に収束しているかのようだった。 もう日はとうに落ち、空から月が妖しい光を放つ。呪われた女神リリスがその男を祝福しているかのように、窓から差し込むその妖しき薄明かりが、彼を包み込んでいた。 静寂に包まれた謁見の間に、幾つかの足音が響き渡った。何者かが、彼の座する玉座に近づいてくる。 やがて月明かりに照らされ、その者達の姿が明らかとなった。 「――何用か。ザムディン」 銀髪の男の怜悧な顔に、わずかに怒りが滲む。彼は、豪華で重々しい甲冑を見に纏った男達の中の一人の名を呼んだ。 「陛下、このような時分での謁見、どうかご容赦賜わりたく。しかし、どうしても申し上げたき儀がございますれば」 赤い外套を見に纏った、精悍な容貌を携えた老年の男が膝を着き、仰々しく頭を垂れた。 「貴様が言わんとしておることの察しはついておる。しかし、その言を今ここで余に申した時、貴様は全てを失うことになるぞ」 ザムディンと呼ばれた男は、深々と下げた頭を少しあげ、銀髪の男の眼を睨むように見据えた。しかし、ザムディンの眼には、怒りではなく、途方もない悲しみが満ち溢れていた。 「・・・陛下、何卒、こたびの遠征は御再考下され。ルイジアナのフランス軍を掃討なされてからの絶え間なく続く南大陸への外征で、我々は多くの将兵を失い、民は飢え、国は疲弊しきっております!」 「今は国外にその御目をお向けになる時ではなく、戦乱により衰退したこの国を、内政にて立て直すことこそ、天子の御取りになられる道かと! 陛下! 何卒!」 彼は皇帝であった。 本来ならば皇族の中でも、卑しき血筋を引くこの男が皇位を継承するなどということはなかったはずだが、 彼はそれを力で奪い取った。 立国当初、欧州から遠く離れた大陸にできた小国の一つにしか過ぎなかったフィラデルフィア公国を、 敵対する欧州の列強諸国の植民地を併呑し、大陸全土を平定するまでの巨大帝国に創り上げたのも、 この男の力によるものだった。 「兵も、民も、この国も、全ては余のものだ。それをどう扱おうが、全ては余の自由であろう。 兵を失ったのならば、また増やせばよい。民が飢えるというのならば、屠った敵の血肉を喰らわばよい。 今、国がいくら疲弊しようが、余さえ居れば良い。 弱きものどもは、支配という庇護を乞い、我が元へと集う。それが余の新しき力となる。 御旗さえ健在であるならば、いずれの時にも国の再生は成る」 冷たく言い放つ王。ザムディンは血が滲むほど強く歯を食いしばらせた。 「・・・人心は、すでに陛下のもとを離れておりまする」 ザムディンはすでに死を覚悟していた。今日ここを訪れたのは、王の説得のためではなかった。 しかし、万に一つの望みに賭け、彼は、己が主にそれを試みた。 「――笑止。徳で国を治めるつもりなど、もうとうの昔にない」 王はそう言い放ち、ザムディンを玉座から蔑むように見下ろした。 「国を治めるに絶対的に必要なもの。それは圧倒的な力により与えられる恐怖と絶大なる力を持つ支配者への信仰。 そして、その恐怖と狂信的信仰により形成される不可侵の秩序。 蜂起を繰り返してきた民も、叛旗を翻した貴族どもも、余の無慈悲な粛清を目の当たりにし、 己の、人としての生を諦め、余に与えられた運命を受けいける家畜と化した。 今では、余の力を畏れ、神と崇め奉るものすら居る」 「――あの者達が崇めているのは、陛下の御徳ではなく、その“狂器”でございます」 ザムディンが重々しく、口を開いた。 その言葉を聞き、王は冷たい笑みを口元に浮かべた。 「フフッ、構わん。徳であろうと狂器であろうと、神であることに変わりはない」 その笑みを見やり、ザムディンは静かに訊ねた。 「陛下は―― 神に御成りになるおつもりですか」 王はザムディンの問いに、狂ったように眼を輝かせた。 「そうだ。王とは言え、所詮は人。どれほど優れていようといずれは老いさらばえて朽ちていく。 余が朽ちれば、今まで築き上げてきた律が乱れ、混沌が生じる。 だが、神は不滅だ。余は“約束の地”へと還り、“ヤハウェ”となる。 そして永久にこの世界を支配して見せよう。 しかし、口惜しきかな、神の名を戴く高みには、聖地への帰還には、まだ足りぬのだ、届かぬのだ! この世界の生きとし生けるもの全てに余の存在を、その圧倒的恐怖を、知らしめるまでは!」 恍惚とした笑みとともに、狂った思想に酔い痴れる王に、ザムディンは一瞬、絶望に顔を曇らせ、 再び覚悟に満ちた光をその眼に宿し、彼を睨みつけた。 「――最早あの御優しかった陛下はここには御座されない。ここにいるのは一人の狂った鬼でありまする。 ・・・このザムディンも、お慕いする陛下を救うため鬼となりましょう!」 ザムディンがそう言い放つと同時に、彼の部下であろう男達が抜剣し、怒声をあげた。 「狂帝シヴァ! 今こそ討つべし!!」 王は、猛々しい号令をあげ殺気立つ兵士達を前に、慌てる様子も見せず、ただ狂気に満ちた笑みを浮かべていた。 その口元は妖しく歪み、その顔には余裕すら感じられた。 直後、彼は凍てつくように残酷な言葉を発した。 「――死ね――」 王の両目に不死鳥を模したような紋章が浮かび上がった。 彼の眼の中に映し出された不死鳥は、その赤き羽根を羽ばたかせながら飛び立ち、 その場にいた全てのものを覆い尽くし、彼らの五感全てを浸食していくようにその魂へと溶け込んでいった。 「イエス! ユア マジェスティ!!」 信じられない出来ごとが起こった。先ほどまで皇帝を誅殺せんといきり立っていた兵士達が、 手にした剣で自らの喉元を一斉に?っ切っていった。鮮血とともに絶命していく兵士達。 ザムディンはその光景を、唖然とした表情で茫然と眺めていた。 彼らはザムディンの忠臣であった。 ザムディンは今日この場所に、己の命と引き換えに一人で訪れるつもりだった。 しかし彼の覚悟を知った臣下達は、彼の諌めを受け入れず、彼とともに死出の旅路へと赴いたのだ。 王は何かを思い出したようにザムディンに語りかけた。 「そう言えば、貴様には一度使ったことがあったな」 ザムディンは暫く、自分の部下に何が起こったのかが全く分からなかったが、 王の言葉により何かを悟り、尊い命を失った部下を想い、悲しみに顔を歪ませた。 「・・・信じてはおりませんでしたが、これで確信が持てた気がいたします。 民達が陛下を神と崇めるもう一つの理由が」 フン、と鼻を鳴らして王はその腰に掛けた刀に手を伸ばした。 「しかし、どういう事情があったのかは知りませぬが、私には効かなかったようですな。 その神の威を借る力は・・・」 王は相も変わらず、冷酷な笑みをザムディンに向けていた。 「主君に剣を向けたとは言え、貴様はよく余に仕えた。 よって、せめてもの手向けとして余の剣によって葬ってやろう」 その王の言葉に、ザムディンは悲愴の表情に少し喜びを混じらせた。 この男との剣を交えた決闘に、武人としての血が騒いだこともあるが、幼少のころから見守り続けてきた彼がどれほど剣の腕をあげたのか、 彼の一人の師として身を持ってそれを感じることのできる喜びが、ザムディンの悲痛をいくらか慰めた。 「陛下、私は卑しくも陛下の御身を守るために選ばれた最強の騎士団、 ナイトオブラウンズの一人、ナイトオブツーのザムディン・ゴードンであります。 いかに老いたとは言え、まだまだ陛下には負けませぬ。 我が剣を持って、陛下を、その御心に巣食う鬼から御救いいたしましょう」 抜剣し、全身から凄まじい闘気を放つザムディン。 対する王は刀の鞘に手をかけたままで微動だにしない。 「――余を討ちとった後、貴様はどうするつもりだ。この国は?」 王は静かにザムディンに訊ねた。 「・・・サティア様とアルティマ様が居られますれば。あの御二人ならば、陛下が御崩御なされた後、この国を立派に引き継がれていかれるでしょう。 ・・・私めは、陛下とともに地獄へと参る所存。そこでまた、陛下の御身のためにこの剣を奮いたくございます」 ザムディンは、力強い笑みを口元に浮かべ、大剣を構えた。 「・・・余の後を継ぐものか。貴様にそのような儚い望みを与える前に、サティアは始末しておくべきだったやもしれぬな。 アルティマは、余が神となれば塵と消えゆく存在故・・・」 口元に手をやり、少し考え込む素振りを見せる王。 ザムディンは、彼のその独白にみるみる顔を青ざめさせていった。 「あれほど・・・! あれほど御寵愛なされていた妹君のサティア皇女を・・・ 何たることだ」 ザムディンは、唇をかみしめ、その瞳から大粒の涙を落した。 「もはや、貴方様の中の鬼が、そこまで御心を蝕んでいたとは・・・!」 その瞳に、王の心の中に巣食う悪魔に対し、激しい憎悪の念を宿すザムディン。 「このザムディン・ゴードン! これより討つものは、神聖ブリタニア帝国第3代皇帝、 シヴァ・イクス・ブリタニア、その人に非ず!! その御身心に巣食いし悪鬼羅刹なり!!」 ザムディンは、手にした大剣を振り上げ、怒号とともに王に斬りかかった。 老体とは思えぬ速さで、一気に王との距離を詰め、必殺の間合いへと入り込むザムディン。 その剣が振り下ろされるまでの刹那、ザムディンの脳裏に、幼き日の王の笑顔が浮かぶ。 その尊き想い出が、ザムディンの“仮初め”の殺意を霞め、彼の剣速を鈍らせた。 王は一瞬で鞘から刀を抜き放ち、電光石火の如くザムディンの胴体をその甲冑ごと切り裂いていった。 「ぐはぁぁあ!」 ザムディンが苦悶に喘いだ声をあげた。 王の刀はザムディンの体を完全に両断する途中で止まっていた。 彼の腕ならば、ザムディンの体を真っ二つにすることは容易ったはずだが、彼はそれをしなかった。 王は、自分自身の意思で、ザムディンを切り裂く刃を止めたのだ。 しかし、それは返ってザムディンに耐え難い苦痛を与えることとなった。 「・・・御・・・事です・・・ 陛下・・・ そこまで・・・お強く、られたとは・・・」 ザムディンは、持っていた大剣をその掌から落とし、両の手でゆっくりと王を包み込んだ。 「・・・下に、まだ、人の・・・心が・・・」 ザムディンは涙を流しながら、その胸に王をしっかりと抱きしめた。 王は、その表情を変えることなく、彼の胸の中でまるで人形のようにぴくりとも動かなかった。 「・・・どうか、方・・・様の・・・御・・・心に・・・食う・・・悪鬼に・・・打ち勝・・・下され・・・」 ザムディンは体を震わせながら、血と涙にぬれた顔で王を見つめた。 「・・・ライ様・・・」 ライ、それは王が心を失う前の本当の名前。 父親からではなく、母親が彼に与えたもう一つの名前だった。 体をのたうつ激痛に耐えながらも、王に優しく、まるで父親のように語りかけるザムディン。 その口からは大量の血が吐き出され、切り裂かれた腹からは夥しいまでの鮮血と醜い臓物が飛び出ていた。 王は、ザムディンの腹に刺さった刀を引き抜き、抜き去った刀で彼の胸を深々と貫いた。 今度は、その心の臓を正確に。 リンク名 王はザムディンの亡骸を優しく抱きしめながら、丁寧に床に寝かしつけた。 彼の脳裏に一瞬、遠き日の想い出が過ぎる。 幼い自分と大好きな妹と母親、そしてそんなシヴァとサティアを一生懸命にあやすザムディン。 なれないことに困惑し悪戦苦闘するザムディンに、まるで大好きな父親に甘えるように、容赦なくじゃれつくシヴァとサティア。 そして、そんな幸せな光景を、優しく見守る母親。 そんな暖かい日々は、彼の人生の中でほんの僅かに起きた奇跡のような時間だったが、あの時、確かに彼は幸せに満ち溢れていたのだろう。 ――ただ、守りたいだけだった 王の、この世の悪意の全てを映しだしたような瞳に、暖かな光が差し込んだ。 しかし、それはほんの一瞬のこと。すぐに幼き日の想い出は、シヴァの心の中の鬼に喰い殺され、彼は“もとの”狂帝へと還る。 王は謁見の間を抜け、ふらついた足取りでテラスへと赴いた。 その体はザムディンの返り血により、真紅に染まりきっていた。 頭上の月が妖しく彼を照らしあげた。 鈍く輝く赤く染まった銀色の髪は、まるで鮮血を啜り恍惚とした笑みを浮かべる生きた魔剣のような、 禍々しい気配を漂わせていた。 「ふ・・・ ふ、ふふ・・・ ふはは、ふははっははっははっはっはっはははぁぁ!!!」 王は月に向かい、狂帝の名にふさわしいような狂った笑い声を高らかにあげた。 その瞳から一粒の滴が、頬をつたい、美しい弧を描いて流れ落ちたことを、彼は知る由もなかった。 次話 アマギン 45 *
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更新してね (´∀`*)ウフフ (´∀`*)ウフフ 武器 アイテム名 製造者名(1) スキルLV(1) 製造者名(2) スキルLV(2) 剣 Shunrai 96 エヴァン 102 槍 ゲルジロウ 87 斧 杖 メデューサ 102 ゲルジロウ 87 弓 HUGO 90 銃 ゲルジロウ 103 大砲 HUGO 90 楽器 HUGO 90 チェーンソー インウイ 101 矢 HUGO 35 銃弾 ゲルジロウ 47 砲弾 HUGO 36 防具 兜 ゲルジロウ 93 きょうちゃん 80 鎧 エヴァン 111 ゲルジロウ 102 手袋 メデューサ 98 ズボン ゲルジロウ 89 メデューサ 69 靴 ゲルジロウ 93 盾 エヴァン 75 オーブ アクセサリ アクセサリ メデューサ 73 ゲルジロウ 83 召喚関連 機械 ゲルジロウ 59 メデューサ 54 回復関連 薬 インウイ 76 零貫 66 食料 道具関連 工具 ゲルジロウ 72 メデューサ 46 釣具 メデューサ 33 HUGO 36 文具 インウイ 74 メデューサ 65 資源関連 結晶 メデューサ 70 HUGO 71 裁縫 vitt 37 魔法関連 呪術書 メデューサ 50 HUGO 50 書物 インウイ 75 メデューサ 68 護符 ゲルジロウ 51 魔力石 HUGO 57 その他 呪文書 HUGO 66 インウイ 55 建築 メデューサ 25 vitt 25 動作 メデューサ 44 ゲルジロウ 35