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Remember11とEver17 ※注意 ここから先はEver17の重大なネタバレを含みます。 未プレイの方は、Remember11を楽しむためにも、 是非Ever17をクリアしてからこの先を読んでください。 ここまで考察を進めてきて、 Remember11はEver17と切り離せない物語だと思いましたので、 その関係性について話をさせていただこうと思います。 まず、PSP版特典、Remember11プレミアムファンブックの冒頭の記述を 転載させていただきます。 ――「Infinity」シリーズで屈指の難解さを誇る『Remember11』ですが、 まずは本作の企画を思いついた経緯を教えていただけますか? 中澤工氏:当初は「雪山と閉鎖空間にある施設を舞台に、 人格転移現象で人格が入れ替わっていくサスペンス」ということだけが決まっていて、 それを基にプロットを組んでいました。でもそれだけだといまいち深みがない。 どうしても最後のひと味が思いつかなくて、打越鋼太郎さんと飲みに行ったんです。 その時、飲み屋で酔ってふらついた拍子に、頭を天井にぶつけてしまった。 すると、一部始終を見ていた打越さんが「それだ!」と。 僕は、何も頭をぶつけようと思ってぶつけたわけではない。 かといって、ぶつけたのは他ならぬ僕自身。 「なぜやってしまったのかが分からないけど、確かに自分自身がやってしまった」。 そういうのをサスペンスに落とし込もう、というのがすべての始まりでした。 『Ever17』は、ブリックヴィンケルという、プレイヤーと同格の視点をゲーム内に登場させて 問題を解決することで、ゲーム世界に没入しているユーザーを解放する物語でした。 でも、そういう存在がゲームの世界に与える影響はいいことばかりじゃないだろうと。 むしろそういった存在の干渉が先程した話のように、頭をぶつけてしまうかもしれない。 ではそうなった時に、キャラクターたちは『得体の知れない何か』に対してどういう感情を持つだろうか? これなら『Ever17』と真逆のテーマなので面白くなるだろうと思いました。 >「なぜやってしまったのかが分からないけど、確かに自分自身がやってしまった」 真相を知った今、この通りの物語だったのだと思います。 俺悟の妹を救おうとした行為が、全ての元凶となってしまった。 我々プレイヤーも、あの世界の登場人物を救おうとして行動したはずです。 真実を知ろうとして行動したはずです。 なのに、あの世界を乱し、バッドエンドを増やすことになってしまった・・。 >何も頭をぶつけようと思ってぶつけたわけではない。 >かといって、ぶつけたのは他ならぬ僕自身。 まさにこの通りの物語だったわけです。 そして 『Ever17』と真逆のテーマ これも、その通りだったのだと思うのです。 Remember11はEver17の真逆、 Ever17がプラスなら、Remember11はマイナスだと思います。 なぜなら、Ever17にあるモノが、Remember11は無い。 もっと言うなら、 Ever17をクリアしたプレイヤーが『期待するモノ』が、 Remember11には無い。 そう思うからです。 「Ever17で良かったと思うところはなんですか?」 こう問われたら、あなたは何を思い浮かべますか? そして 「その良かったところはRemember11にありましたか?」 と、問われたら、おそらく、無いと思われるのではないでしょうか? 第3視点(BW)、最終章(ココ編)、伏線の回収、大団円・・ 私はEver17も大好きですが、Ever17で良かったところが、 感動させられたところが、Remember11には、無い。 それも、あって欲しいと期待するモノが、あるかのように思わせて、無い。 そんな内容になっていたように思うのです。 Ever17は第3視点がゲーム世界へ介入し奇跡を起こしました。 Remember11は、第3視点のような存在『セルフ』が 介入しているかのように思わせて、全て悟が原因でした。 Ever17ではココ編で伏線を見事に回収し大団円を迎えました。 Remember11は、伏線を回収し大団円を迎えた。と思わせて、 あのような終わりが待っていました。ココ編のような解答編はありませんでした。 Ever17の茜ヶ崎空は、AIでありながら心がありました、そして最後には体を得ました。 Remember11のオレ悟は、記憶を失っていました。 記憶は最後まで戻ることなく、それどころか心まで殺され廃人になり、体だけが残りました。 Ever17は、奇跡を掴み取り、infinity loopを覆す物語。 Remember11は、変えてはいけないinfinity loopに翻弄される物語。 infinity loopを守り、繋ぎ止めなければならない物語。 Ever17のプレイヤーは、あの世界の奇跡の担い手。救い主。 Remember11のプレイヤーは、あの世界を乱す異物。邪魔者。 『Ever17』と真逆 実に見事なほどに逆だったのだと、思うのです。 さらに、そのテーマを巧妙に謎に利用していたのではないでしょうか。 Ever17をクリアしてRemember11をプレイする人間はまず間違いなく、 『第3視点は何かやってくれる』と期待する。思い込むはずです。 Remember11は、そんなEver17ファンの期待を逆手にとった 演出と謎になっていたように思うのです。 セルフやアイツという存在と、 その存在によるゲーム世界への介入を示唆しながらも、 全てはゲームキャラである悟の仕業であり、 プレイヤーや超越的な存在の仕業ではなかったという真相。 第3視点は何かやっているのだろう。 プレイヤーがゲーム世界に介入しているであろう。という 思い込みが強ければ強いほど、その真相は見つけにくくなる。 私自身、セルフの正体を見つけるまでにゲームが発売されて16年、 エピローグの真相を見つけるまで、さらに2年。 トゥルーエンドを見つけるまでに、さらに1年かかりました。 Ever17にとらわれているほど、Remember11にもとらわれる。真相が遠くなる。 この物語の謎は、前作プレイヤーの思い込みまでミスリードに利用した、 驚くべき謎だったのではないでしょうか?
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このゲームは、トゥルーエンドを見出すゲームだった。 そのことに間違いはありません。 しかし、このゲームはそれすらも通過点。 トゥルーエンドを見出すことすら真の終わりではないのです。 トゥルーエンドを見つけた先にある 前代未聞、唯一無二の 『仕掛け』 の存在に気づくこと、 気づいて初めて見えるもの。 それこそが、最後の真相 Remember11というゲームの真の姿―― では、その『仕掛け』とはなにか? PS2版の初回特典で、中澤氏はこうコメントしていました。 本作には、中澤がこれまで培ってきた様々なものを注ぎ込んだつもりだ。 7年間というゲーム製作過程で得たもの、27年間というまだ短い人生の中で知ったものを…。 まさに中澤にとって、ひとつのターニングポイントとなる作品だと言えよう。 皆さんは、この作品のすべてのクリアリストを埋めたとき、何を感じるだろう? 何も感じないかもしれない。あるいは何か感じるかもしれない。 願わくば、何か感じ取ってくれたとしたら、 それは中澤が訴えたかったものであるように、 と、そう祈ってやまない。 もし、ちゃんとそれらがイコールで結ばれたとしたら、中澤は嬉しくて嬉しくて堪らないのだから。 中澤が訴えたかったテーマ。 それは…。 This story is not end yet.――it is infinity loop! >すべてのクリアリストを埋めたとき、何を感じるだろう? >それは中澤が訴えたかったものであるように、 と、そう祈ってやまない。 私はこの言葉を、サトル編のグッドエンドとエピローグが かごめ歌の『夜明けの晩』の関係性になっていることだと思っていました。 そうではなかった。 オレ悟のエピローグが、真理の世界にとって通過点だったように、 『夜明けの晩』も『かごめ歌の通過点』だった。 では、リストにない、トゥルーエンドに気づくこと? 確かにそれは『本当の意味ですべてのクリアリストを埋めたとき』です。 一度は、これだ!と思いましたが・・、これも、そうではなかった。 仕掛けとは、 中澤氏が訴えたかったであろうこととは、 かごめ歌の終着点とは、 このゲームの最後の真相とは、 その2つの答えの延長線上にある。 それは 『エンディングリストにない、こころのラストシーンの名を呼ぶ』 こと―― その 『行為そのものの意味』 に、気づくこと―― ・・・お気づきでしょうか? 『見えないモノの名前を推測し、言い当てる』 この行為が 『かごめ歌の遊びと同じ』 だということに サトル編のグッドエンドとエピローグが、 かごめ歌の『夜明けの晩』なら、 ココロ編のラストは、かごめ歌の 『うしろのしょーめん、だぁーれ?』 だから、冬川こころのラストシーン、トゥルーエンドも、 同じ言葉で締めくくられていた。 「うしろのしょーめん、だぁーれ?」 と、問われ、その名前を答える。 名前を答えて、初めて、終わる。 それが、かごめ歌。 それが、このゲーム。 だから、 だからこのゲームは終わらなかった―― ――誰にも、その名前を呼んでもらえなかったから このゲームの本当に重要なことは、いつも見えないところにあった。 それはきっと、かごめ歌が『目を塞いで行われる遊び』だったから 中澤氏の訴えたかったテーマとは、きっと、 『Remember11はかごめ歌のようなゲーム』ということ それが、このゲームを読み解いた果ての最後の真相、 Remember11というゲームの真の姿 Remember11 -the age of infinity- は、 未完成でも、終わりのないゲームでもなかった。 そうだとわからない形で、トゥルーエンドまで用意されていたゲーム。 あることすら気づかれないであろう、そのトゥルーエンドを言い当てるゲーム。 見えないものを探り当てる、かごめ歌のようなゲーム。 それを知ることで、本当の意味で終わるゲームだったのです。
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【作品名】PSP用ソフト Remember11 OP 【曲名】宇宙のステンシル 【歌手】宮崎 羽衣 【ジャンル】J-Pop 【価格】¥200 □■iTMS■□ 【作品名】PSP用ソフト Remember11 ED 【曲名】キレナイナイフ 【歌手】宮崎 羽衣 【ジャンル】J-Pop 【価格】¥200 □■iTMS■□
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1975年 09月16日―― 黄泉木 聖司 誕生。 1984年 09月16日―― 内海 カーリー 誕生。 1987年 04月30日―― 黛 鈴 誕生。 1990年 02月22日―― 冬川 こころ 誕生。 優希堂 悟 誕生。 同日―― 優希堂 沙也香 誕生。 11月27日―― 榎本 尚哉 誕生。 1991年 04月30日―― 犬伏 景子 誕生。 10月30日―― 涼蔭 穂鳥 誕生。 1998年 月日不明―― 悟の両親が殺害される。 犯人は、娘の沙也香。 司法鑑定の結果、沙也香はDID(乖離性同一性障害)であると診断。 判決は無罪となるが、沙也香は精神医療施設に収容される。 これと前後して類似の事件が散発するようになり、 後年の刑法改正に影響を与えることとなる。 月日不明―― 沙也香 ライプリヒ製薬の研究施設に移送される。 01月14日―― 黄泉木 潤一 誕生。 10月19日―― 楠田 ゆに 誕生。 2001年 月日不明―― 沙也香 その『存在』が永遠に失われる。 悟は、自分が沙也香の『死』に関与していることを知っている。 だが、それはあくまで表象的なこと。 悟は妹の喪失を嘆き悲しむと同時に、彼女の『死』の真の原因―― 彼女を『殺』した真犯人を追い求め続ける。 2004年 09月―――― 日本の研究グループが三者間の量子テレポーテーションに成功。 2006年 月日不明―― 悟 長年の調査の末、人間の精神や意志に他律的な影響を与える 『超越的な意志(あるいは知性体)』の存在を知る。 それは学説と呼ぶには憚られるようなオカルトまがいの概念だったが、 悟はこれこそが、沙也香を『殺』した真犯人ではないかと考える。 何かに取り憑かれたように研究に没頭する悟。 2007年 月日不明―― 刑法改正により全国各地にSPHIA(隔離と保護のための特定精神医療施設)が新設される。 2008年 04月―― 悟 鳩鳴館大学に入学。 こころ 鳩鳴館女子大学に入学。 月日不明―― 悟 在学中に榎本と出会い、親交を深めていく。 夏―――― 悟と黛が交際を始める。 月日不明―― DSM-Ⅵ発行。 (精神障害の診断と統計マニュアル・第6版) 月日不明―― 夫婦別姓の法案 可決。 2009年 01月14日―― 阿波墨市立病院無差別殺傷事件。 死者12名、重軽傷者19名。 潤一 死去。 犯人である犬伏は、逮捕される直前に『セルフはどこ?』という謎の言葉をこぼす。 司法鑑定の結果、犬伏はDIDであると診断。判決は無罪となる。 犬伏は青鷺島のSPHIAに幽閉される。 月日不明―― 阿波墨の事件を契機に、悟は自分の考えに確信を抱くようになる。 犬伏の残した言葉を拝借し、『超越的な意志(あるいは知性体)』を『セルフ』と命名。 それは、真に実在した存在だったのか? それが存在することの妥当性と、存在して欲しいと願う強い願望が見せた幻だったのか? やがて悟は、ある計画を立案・遂行することを志す。 『セルフ』をこの世界に誘い込む計画、――『ユウキドウ計画』を。 04月―― 悟と榎本 一気に2年飛び級して大学4年に。 月日不明―― 悟 榎本に『計画』を打ち明け、協力を求める。 (ただし沙也香のことは伏せ、あくまで目的は学術的なものと説明) 悟の考え方や価値観に共感を覚え、半ば心酔していた榎本は快諾する。 2010年 03月―――― 悟と榎本 鳩鳴館大学を卒業。 悟 鳩鳴館大学大学院に進学。と同時に、ライプリヒ製薬にスカウトされて就職。 榎本も同様にライプリヒ製薬に就職。 悟と榎本 工学研究部研究第3課に配属。 悟と榎本 ライプリヒ製薬の研究室において、独立したプロジェクトを立ち上げる。 ライプリヒが秘密裏に完成させていた分子レベルの量子テレポーテーション装置をベースに、 時空間転移装置の開発に着手。 夏―――― 悟と黛が別れる。 月日不明―― クローン法 改正公布。 秋―――― 時空間転移装置 開発難航。 2011年 01月―――― この年、太陽風が観測史上最大級の規模となる。 月日不明―― 悟 未完成ながら、時空間転移装置の大規模実験を計画する。 実地におけるデータ収集が目的。 01月11日―― 【Remember11/ココロ視点】 こころ 青鷺島SPHIAの犬伏に会いに行くため、稚内行きの小型航空機HAL18便に搭乗。 同機の乗客には、黄泉木・黛・ゆにの姿もあった。 同便の乗客には、穂鳥の姿もあった。 午後04時過ぎ―― 乗員乗客31名を乗せたHAL18便が、青森県南部に位置する山岳地帯の上空でレーダーから消失。 警察や関係各局は臨時対策本部を設置、すぐさま機体と乗客の捜索を開始。 だが稀に見る悪天候のため、捜索は難航する。 HAL18便 墜落。 午後04時半頃―― 2012年01月の青鷺島サークル 2011年07月の穂樽日サークルとの間で時空間転移発生開始。 最初は、人格の入れ替わらない空転移(朱倉岳サークル内に、こころがいないため)。 この空転移を利用して、2012年のゆにが青鷺島サークルを経由して2011年の朱倉岳へやってくる。 同じ頃、空転移中に2011年のゆにが青鷺島サークルに迷い込む。 2012年のゆには生存者3名(こころ・黄泉木・黛)を朱倉岳緊急避難小屋に避難させる。 この時、2012年のゆには避難小屋に6ヵ月後の新聞『2011年07月04日の新聞』を持ち込む。 午後08時02分以降―― 転移が伴う例外的な現象として こころ・悟(2012年)・双子の胎児の兄(2011年07月)、穂鳥・犬伏(2012年)・双子の胎児の妹(2011年07月)、 それぞれの3者間で、時空間転移の度に人格交換現象が発生する。 月日不明―― 悟 18便が東北地方で行方不明になっていることをニュースで知る。 乗客の名前も放送中に読み上げられたが、悟は時空間転移の実験場探しに集中していたため、黛の名前を聞き逃す。 悟らの導き出した仮説上、時空間転移の転移時間(タイムスリップする時間)の長さは、 転移空間(テレポートする距離)の長さに比例する。 長い時間を転移するためには広大な敷地が必要なため、日本のように国土の狭い場所では不可能であると判断。 よって、実験場はオーストラリアに決定する。 オーストラリア行きの航空機を手配と共に、長期滞在の準備を行う。出発日は01月18日。 01月15日―― 2012年から朱倉岳に転移してきた悟が、雪原で倒れている少女(穂鳥)を発見。 悟は亡骸と捉えたが、実はこの時点では臨死状態。(肉体の中には犬伏の意識がある) 01月16日―― 人為的偶然性により、避難小屋のメンバーがかけた衛星電話が山岳救助隊に繋がる。 01月17日―― 2011年07月17日以降の穂樽日サークル内が無人となったため、時空間転移の際に人格交換現象が発生しなくなる。 01月17日早朝―― こころが、雪原で倒れている少女(穂鳥)を発見。この時点ではすでに穂鳥は完全に事切れており、肉体は亡骸と化している。 午前06時53分頃―― X地点で雪崩発生。 午前06時58分頃―― 連日の猛吹雪が収まる。 救助隊が事故現場に到着。 乗員乗客31名のうち27人分の遺体が収容される。 時おなじくして、一人の生存者――ゆにが救出される。 付近の避難小屋からは、他にも生存者がいたらしい痕跡も発見。 ゆにらは、11日の墜落時点から17日まで、避難小屋で生き延びていたらしいことが判明する。 当日中に、18便墜落事故のニュースが報道される。 01月17日夕方―― 悟 18便墜落事故のニュースを知る。 黛の死を確信する悟。 悲しみを覚えると同時に、時空間転移を用いて黛を救出できないかと考え始める。 また事故の報道は、悟に興味深い『舞台』を連想させるきっかけとなる。 オーストラリア行きを急遽中止。だが、まだ装置は未完成であり、この時点では『計画』の実行は不可能。 月日不明―― 悟 手がかりを求め、唯一の生存者ゆにと面会。 当時のゆには、ほとんど心神喪失状態でロクな話を聞ける状態ではなかったが、重要な物品を所持していた。 所持していたのは、1枚のテラバイトディスク。 月日不明―― ゆにからディスクを『譲り受けた』悟は、ディスクの解析を行う。 一部に暗号化された情報も含まれていたが、悟は解読に成功する。 ディスクには実に様々な情報が―― 『読み手にしか知り得ない情報』や『読み手の知りたい、あらゆる情報』が収録されていた。 月日不明―― 悟 テラバイトディスクの情報を元に時空間転移装置を仕上げ、『計画』の大幅修正を行う。 実験場は、オーストラリアではなく日本国内の3点間(朱倉岳・青鷺島・穂樽日)に変更。 目的は、データの収集だけでなく、黛ら18便墜落事故の犠牲者の救出。それと…… 『セルフ』をこの時空内に捕らえ、幽閉すること。 月日不明―― 悟 『計画』の遂行のため、ゆにに協力を求める。 ゆにの説得にも、例のテラバイトディスクに収められていた情報が用いられる。 ゆにはこころを救出するために、悟の呼びかけに応じる。 月日不明―― 悟 『計画』の準備を着々と進める。 舞台のひとつ、茂枝木村穂樽日鉱山廃坑跡を改造。 鉱山内を丸いドーム状にくりぬき、天井・壁面・地面を真っ白に塗りつぶす。 自分の立ち位置すらあやふやになりそうな不思議な空間に仕上げる。 次いで、ゆにと榎本に事細かに指示を与える。 ただし、作為的にいくつかの情報(=『計画』に支障を来す恐れのある情報)は伏せられる。 07月―――― 悟 穂樽日鉱山内に設置していた、時空間転移装置を完成させる。 月日不明―― 悟と榎本 ごく小規模の(短距離間、短時間の)時空間転移を発生させ、互いの肉体を交換する。 以降、悟の肉体には榎本の意識が宿り、榎本の肉体には悟の意識が宿る。 07月04日―― 07月03日に、雪解け後の朱倉岳の山肌から男女3人の腐乱死体が発見される。 当局はHAL18便に乗っていた乗員乗客のうち、いまだ発見されていなかった残る3人(こころ・黄泉木・黛)と発表。 ……という内容の新聞が発行される? ただし、この記事が真実かどうかは不明。 悟らによって捏造された偽の新聞記事の可能性も考えられる。 07月12日―― 内海が穂樽日の地下に幽閉される。 内海の胎内には双子の胎児が宿っている。 時空間転移装置 作動開始。 これらは、悟の手により行われた。 午後04時半頃―― 2011年01月の朱倉岳サークル 2012年01月の青鷺島サークルとの間で時空間転移発生開始。 以降の転移現象は、装置の仕様により、停止させるまでは不定期に発生し続ける。 この不定期転移は、設計者でさえ原則的には予測不可能であるが、今回の計画では、 (何度同じ歴史を繰り返しても)完全に同じタイミングで転移は発生する。 午後08時02分以降―― 転移が伴う例外的な現象として、 こころ(2011年)・悟(2012年)・双子の胎児の兄、 穂鳥(2011年)・犬伏(2012年)・双子の胎児の妹、 それぞれの3者間で、時空間転移の度に人格交換現象が発生する。 胎児らの『疳の虫』により、惨劇が繰り広げられる。 07月15日―― 胎児らの『疳の虫』による戯れは続く。 SPHIAとともに穂樽日サークル内に転移してきた2012年の榎本が、胎児によって惨殺される。 (胎児の肉体は、2012年の榎本のものであり、殺害された榎本の肉体は、2012年の悟のもの) 果たしてそれは予定外の出来事だったのか。それとも……? 07月16日―― 翌朝未明―― 内海が穂樽日の地下から解放される。 これらは、悟の手により行われた。 07月17日以降―― 穂樽日サークル内が無人となったため、時空間転移の際に人格交換現象が発生しなくなる。 07月18日―― 時空間転移装置が最終レベルへ。 08月―――― 内海が双子を出産する。 2012年 青鷺島のSPHIAに悟と内海がやってくる。 内海は患者として、悟はスタッフとして。 01月11日―― 悟 テラバイトディスクをSHPIAのゆにの部屋に『戻』す。 (他人に読まれたくない情報は、悟自身によって再び暗号化される) ゆに 時空間転移の発生まで、青鷺島サークル外で待機する。 【Remember11/サトル視点】 悟 SPHIAの時計台に登る。 何かに誘われるように、『何者か』の影が現れる。 午後04時過ぎ―― 落雷とともに、SPHIAの時計台から悟が転落する。 この時、悟は『悟としての』人格(=俺)と記憶を失う。 空っぽになった悟(=オレ)は以降、『何者か』の記憶を移植されたような不自然な記憶障害に陥る。 午後04時半頃―― 2011年01月の朱倉岳サークル 2011年07月の穂樽日サークルとの間で時空間転移発生開始。 最初は、人格の入れ替わらない空転移(朱倉岳サークル内に、こころがいないため)。 この空転移を利用して、ゆにが青鷺島サークルを経由して2011年の朱倉岳に向かう。 同じ頃、空転移中に2011年のゆにが青鷺島サークル内に迷い込む。 午後08時02分以降―― 転移が伴う例外的な現象として、 こころ(2011年)・悟・双子の胎児の兄(2011年07月)、 穂鳥(2011年)・犬伏・双子の胎児の妹(2011年07月)、 それぞれの3者間で、時空間転移の度に人格交換現象が発生する。 午後08時40分頃―― ゆにと内海 ゆにの部屋でテラバイトディスクを発見。ディスクの中身を閲覧。 以降、ディスクは2011年のゆにが所持することに。 01月16日―― 2011年07月17日以降の穂樽日サークル内が無人となったため、時空間転移の際に人格交換現象が発生しなくなる。 01月17日―― 悟らの活躍により、雪崩の危機を乗り切る。全員生還。 青鷺島海岸にて一同(こころ・悟・黛・黄泉木・内海・犬伏・2012年ゆに・双子)が揃う。 (2011年ゆには、時空間転移発生直前に朱倉岳サークルに入り込んでしまったために 2011年の避難小屋内で孤立しており、間もなく救助隊に保護される) 最後の時空間転移(最終レベル)発生。 悟(=オレ)は世界を失う。 辿り着く先は……? 果たして『計画』は成功だったのか? 失敗だったのか? セルフはどこ? 永遠に抜け出せない記憶の迷路。 悟が時計台から転落する直前に見た人影―― それは、すでに時空内に閉じ込められた『セルフ』だったのかもしれない……。 ――infinity loopへ。
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Remember11(リメンバーイレブン) -the age of infinity- SuperLite 2000 シリーズ Remember11 -the age of infinity- ※サクセスの廉価版 infinity plus(インフィニティ プラス) ※シリーズ全作品をまとめたWin版 簡易紹介 infinityシリーズ3作目。 今作では女性視点「ココロ編」と男性視点の「サトル編」を読み進めていく。 過去作に存在した恋愛ゲーム要素がなくなり、中盤の緊張感はシリーズ一と評価される一方で 解決編に値するシナリオが用意されていなかったことから物議を醸した。 関連ソフト 12RIVEN PS2版→PSP版の変更点 シリーズ3タイトル共通の年表機能が追加された OP、EDの2曲が新曲になり、OPムービーも新規内容になった データ 公式サイト KID公式、SuperLite2000版、Win版、PSP版 発売、開発元 オリジナル:KID、PS2廉価版:サクセス、2006年以降:サイバーフロント ジャンル サスペンスアドベンチャー 対応機種 PlayStation2、Windows2000/XP/Vista、PSP 発売日 PS2版:2004年3月18日、Win版:2008年4月4日、PSP版:2009年4月16日 価格(税込) PS2通常版:7140円、PS2限定版:9240円、Win版:15540円PSP通常版:5040円、PSP限定版:7140円 廉価版 PS2版はサクセス、サイバーフロントから発売済 キャラクターデザイン 左 シナリオライター 打越鋼太郎 音声量 主人公含めフルボイス 恋愛要素 主人公 男女選択型。冬川こころ(声:森永理科) ※名前固定 備考 Win版以外はCERO15。Win版はシリーズ他作品とのセット販売 乙女@乙女ゲーマー視点で語るギャルゲー 158 名前:名無しって呼んでいいか? :04/03/24 16 49 ID ??? R11不評だね… 159 名前:名無しって呼んでいいか? :04/03/24 23 08 ID ??? E17におけるココシナリオに該当する部分がすっぽ抜けてるらしいね。 カタルシスがないってのは、あのシリーズではかなり辛いわな・・・ 161 名前:名無しって呼んでいいか? :04/03/25 13 52 ID ??? R11クリアしたよ・・・ ただもうくやしいとしか言えない。 中盤までのシナリオとか効果とかは素晴らしいのに。 悟・こころカップルがいい感じだっただけに残念でしかたない。 とりあえずコート姿の悟には萌えておきました・・・ははは・・・。 167 名前:名無しって呼んでいいか? :04/04/06 21 24 ID ??? R11クリア 悟&こころに萌えてしまいました 私の負けです…(泣) また他人にオススメできないものに萌えちゃったよ… 336 名前:名無しって呼んでいいか? :05/01/15 04 57 34 ID ??? ストーリーがちょっと中途半端って噂をきいてるんだけど 中途半端って言うか… ネタバレになっちゃうから、詳細は書けないけど、 E17で言うと、北端が鏡を見て叫んだ瞬間唐突に終わる感じ。 ただ、そこへ至るまでは、展開とか緊迫感とか、 E17を遥かに凌駕する良作だと思います。 現状ではお勧めしないけど、 もし廉価版が出たら、シャレでやってみてもいいかも。 337 名前:名無しって呼んでいいか? :05/01/15 21 35 54 ID ??? リメンバーは小説版だけ読んで主役カップルにうっかり萌えてしまった。 中途半端なのか…( ´・ω・`) 340 名前:335 :05/01/17 19 24 00 ID ??? その萌えは、美しい思い出のまま大事にとっておくのが吉… ゲームと小説は、よく似たパラレルワールドなんです… や、小説の解決部分が、ゲームが終了した後にあると、矛盾を無視して 脳内補完できるなら、是非ゲームもプレイしてみて欲しいけど。 たぶん、小説以上の臨場感でハマれると思うし。 ただ、クリアリスト埋めるために延々バッドED見て鬱になること必至。 声優さんの演技が凄くて、一部のバッドは本気で怖かった…orz 439 名前:名無しって呼んでいいか? :05/06/09 23 34 05 ID ??? 文句ばっかでもあれなんで。R11プレイました。 ラストは確かにすごかったけど、もう黄泉木とカーリーさえ幸せなら それでいいという境地になっていたのでオケでした。 787 名前:784 :06/04/23 21 52 24 ID ??? 確かにライター恋愛ゲー向いてないかも 萌えよりストーリー重視っぽいしな オチを置いておけば恋愛なしSFのR11のがテキスト良かったし 793 名前:名無しって呼んでいいか? :06/04/24 16 34 09 ID ??? R11も主人公Sに萌えてたら…orz 794 名前:名無しって呼んでいいか? :06/04/24 17 47 26 ID ??? R11はゆにに萌えた。背伸びしてる少年っぷりがカワエエ でも……orz 数え切れない程ゲームプレイしてるのに初めて絶望を覚えた 896 名前:名無しって呼んでいいか? :06/10/27 17 37 26 ID ??? 今頃R11やったけど考察サイトを見てやったあの最後で納得した というか気づいた。 自力で気づける人って少数じゃない?分かりやすさも大切だよな 897 名前:名無しって呼んでいいか? :06/10/27 18 15 48 ID ??? うん。個人的にR11は好きだし凄い話だと思うけど手放しでは絶賛できない。 解決編とまで行かなくてももうちょっとヒントになるようなものがあればね。 898 名前:名無しって呼んでいいか? :06/10/27 23 49 13 ID ??? 私は発売日に買って即クリア、 完結編を探したのにネット見てそんなものはないと知り 絶望した口だったから色んな意味で記憶に残るゲームだった、R11。 種明かしと大団円あれば手放しでマンセーしたし神だったのにな… 会社側が決算とかで延期せずに発売しちゃったらしいな。 ほんと、セルフ編はどこ?完全版発売されると思ったのに結局ないの?ハァ 899 名前:名無しって呼んでいいか? :06/10/29 01 21 19 ID ??? I/Oを見る限り、あのDはもうああいう、思わせぶりというか 事件の真相は次回作でね! という作り方しか出来ないんだと思った…… 909 名前:名無しって呼んでいいか? :06/11/08 20 59 32 ID ??? R11、絵は神なんだけどな。 内容も好きな人は好きなんだろうけど。 919 名前:名無しって呼んでいいか? :06/11/12 17 36 24 ID ??? R11、絵がすごくいいし好みだから、未プレイだけど気になってたんだが 内容はそんなに不評なのかな 920 名前:名無しって呼んでいいか? :06/11/12 18 28 20 ID ??? サスペンスで、トリックとか秘められた設定とか 緊迫した展開とか、ストーリーは神だよ ……オチさえあったなら。 BADで終わるとかじゃなくて、いきなり途中で終わる。 推理もので解決編間際で終わるみたいな感じ。 考察サイトをクリア後に見るならそこまで悪くはないかも 924 名前:名無しって呼んでいいか? :06/11/13 18 25 19 ID ??? R11は考察見てかえってガッカリしたなー よく考えたなとは思うけど後味悪かった キャラは皆好きだし.音楽もいいと思うけど後味に負けたorz 925 名前:名無しって呼んでいいか? :06/11/13 20 26 52 ID ??? 「終わり悪ければ全て悪し」 はR11の為にある言葉 いや本当途中とか設定は良いんだけど 終わりや後味で全部ぶち壊しだよね… 乙女@一般ゲーム総合スレッド その2 689 名前:名無しって呼んでいいか? :08/01/30 12 51 50 ID ??? Remember11が凄く楽しかったんだけど世間じゃ地雷扱いなんだよね 693 名前:名無しって呼んでいいか? :08/01/30 19 28 28 ID ??? R11は地雷だったけどねー…発売日に買ってめっちゃwktk状態でやったから ダメージでかすぎた。中盤までは神だったのに!完結編つければ本当に神なのに! 乙女@一般ゲーム総合スレッド その3 132 名前:名無しさん@自治スレで板設定変更議論中 :08/03/17 12 19 15 ID ??? R11のこころんルートは結構萌えたな 相手ショタとオヤジとすれ違い相手だけどw 133 名前:名無しさん@自治スレで板設定変更議論中 :08/03/17 21 24 43 ID ??? こころんとゆに、こころんと悟るは可愛かった。萌えた が、EDがアレだしなあ…ハァ
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【ゲーム】Remember11 -the age of infinity-(PS2) 【作者名】Cynical*Channel 【完成度】【完結】(09/06/08~09/11/20) 【動画数】176 【part1へのリンク】 【マイリストへのリンク1】http //www.nicovideo.jp/mylist/12957884 【マイリストへのリンク2】http //www.nicovideo.jp/mylist/14040126 【備考】 名前 コメント
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Remember11 -the age of infinity- メーカー KID 対応機種 PS2.PSP(UMD.DL).windows 発売日 2004年3月18日 ジャンル サスペンス系アドベンチャ インフィニティシリーズの3作目 「雪山編」と閉鎖施設「スフィア編」、二人の主人公とも謎を解いて無事に脱出しましょう 収録 Infinity Plus 続編 Ever17 -the out of infinity- 前作 12RIVEN -the Ψcliminal of integral- 次作
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今日 - 合計 - Remember11 -the age of infinity-の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月12日 (金) 12時57分12秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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Remember11 -the age of infinity- 24-338~342 338 :Remember11 1/5:2006/08/25(金)01 22 49ID AHd6IfY60 まだ未解決だったようなので・・・ 登場人物 冬川こころ:女主人公。犯罪心理学を学ぶ大学生で、犬伏について調べている 優希堂悟:男主人公。スフィアという施設にいる。時計台からの転落のショックで記憶喪失中 楠田ゆに:こころが飛行機で知り合った少年 黄泉木聖司:山をよく知る登山家。頼れる存在で、墜落現場から3人を助けた 黛鈴(まゆずみ りん):きつい性格の国選弁護人。非協力的なトラブルメーカー 内海カーリー:スフィアで皆の面倒を見る心優しき女性スタッフ。ハーフ 犬伏景子:かつて病院に忍び込み大量殺人を働いた犯罪者。しかしDID(解離性同一性障害、つまり多重人格)であることが証明されたため、現在はとある施設に収容されている 涼蔭穂鳥:スフィアにいる少女で言葉を話せない。犬伏の別人格? 2011年1月11日、こころは犬伏が収容された施設がある青鷺島(稚内の近く)に向かおうと乗った飛行機でゆにと知り合う。しかし二人は、原因不明のトラブルによる墜落事故に巻き込まれてしまった。 そしてスフィアにいた悟は、時計台の上から何者かに突き落とされて意識を失った。 <こころ編> 目を覚ましたこころは自分がスフィアにいることを知る。 そこには介抱してくれたカーリー、同じく救助されたと思われるゆに、そしてあの犬伏がいた。 殺人鬼を前に怯えるこころだが、何故か彼女は「涼蔭穂鳥」と名乗り、犬伏であることを否定する。 非常に物静かな彼女はどうやら犬伏の別人格のようで、少し安心するこころ。 しかし再会したゆにには「お前はこころじゃない!」と非難されてしまう。 その時ようやく自分の姿を確認したこころは、自分が知らない男になっていることに気付いた。 次の瞬間目を覚ましたこころは山小屋にいた。吹雪の雪山に墜落した飛行機から黄泉木たちに助け出されたという。そしてそこにはゆにの姿もあった。事故のショックで混乱し、変な夢を見たのだと結論付けたこころだったが、しばらくすると再びスフィアに「転移」していた。 339 :Remember11 2/5:2006/08/25(金)01 26 06ID AHd6IfY60 その男の名前は優希堂悟。 転落事故のショックでDIDになったのではないかというカーリーの言葉が信じられず取り乱すこころ。 否定するがまわりは誰も信じようとはしない。そんな時、悟の部屋にあった週刊誌の記事に驚愕する。 「2011年1月11日に墜落した飛行機に搭乗していたと思われる最後の行方不明者3人の腐乱死体を発見。 天候悪化のため救助活動を行えたのは事故から1週間後だったが、 発見された生存者は楠田ゆに君ただ一人であり、その他3名が行方不明となっていた。 しかし半年後、事故現場付近でその3名と思われる腐乱死体が発見された。 死亡者は黄泉木聖司、黛鈴、冬川こころと見られ、死亡したのは事故から1週間後と見られている。 唯一の生存者であるゆに君はかたくなに口を閉ざしている」とあった。 しかしラジオを聞いてもテレビを見ても、今日の日付は2011年1月11日であり、 その記事が存在しているはずがない。混乱するこころ。 「転移」で山小屋に戻ると、そこにも3人の死亡を伝える新聞記事があった。 こんなの何かのいたずらだ、と結論付ける3人(ゆに除く)だが、 山小屋でのギリギリの生活もあわせて精神的に追い詰められていく。 度重なる転移で、こころはメモを残しあうことで悟とコンタクトをとることに成功する。 それによると二人は空間を越えて心が入れ替わっているらしいという。 二人はなんとか転移という状況、そして山小屋での極限の生活から脱出しようと誓い合うのだった。 そうして落ち着きを取り戻した二人は転移を繰り返すうち、いくつかの疑問を持つようになる。 何故心が入れ替わるのか。何故ゆにが山小屋とスフィア、二つに同時にいるのか。 そして悟はどうやら何者かに命を狙われているらしいことがわかる。 しかし悟が記憶を失っているため、詳しくはわからないままであった。 スフィアでは幾度と無く命を狙われ、山小屋では食料もほとんど底をつき、 度々衝突が起こっていた。そんな中、スフィアに転移したこころは、 血の付いたナイフを持つ犬伏と、側に倒れる見知らぬ黒髪の男の死体を見る。 現場に居合わせたゆには「悟が殺した」と叫ぶ。 山小屋では預かっていたみんなの分の最後の食料が無くなり、こころが食べたと非難される。 こころは混乱し、悟に不信感を抱く。 そうして新聞と雑誌に書かれていた「3人が死んだ」運命の日、 吹雪が止んだのを見計らい山小屋の外を歩き回ったこころは、何故か海岸に出る。 雪山にいたはずなのにどうして、と戸惑うこころの元に悟が走ってきた・・・。 340 :Remember11 3/5:2006/08/25(金)01 28 19ID AHd6IfY60 <悟編> 目を覚ました悟は山小屋におり、自分がこころと呼ばれる女性になっていることに気付く。 そしてその山小屋にはかつての恋人、鈴がいた。 しかし鈴はこころの姿をしながら「悟」だと名乗る彼を信じるわけもなかった。 度重なる転移のうちこころとコンタクトを取ることに成功した悟だが、 記憶を失っている彼にとって、スフィアの状況は異様なものだった。 優しさの中に時たま凶暴性を見せるカーリー、どうしてそこに存在するのかわからないゆに、 明るく快活ながらねずみを平気で殺し、悟に怪しげに近づく穂鳥。幾度と無く命を狙ってくる「誰か」。 そして、今が2011年ではなく2012年であるという事実。転移は時間すら越えていたのだった。 1年前に死んだはずのこころ、別れてはしまったが思い入れのある鈴、黄泉木の3人を助けようと心に誓う悟。 そんな中、彼は地下室にある隠し扉を発見し、その先で黒髪の榎本尚也と名乗る男と出会う。 「記憶を無くしてしまうとは。せっかく二人でこの『計画』を実行していたのに」という榎本。 彼によると二人はライプリヒの社員で、時間と空間を越えて転移させる装置を開発したのだという。 そして遭難者3人(+救出されたとされるゆに)を雪山から脱出させるため、 スフィアのある空間(周囲数キロも含む)と、山小屋のある空間を何度か入れ替えていたのだ (だからこころがスフィアにいた時、場所は2011年の雪山だったのでラジオやテレビが2011年だった)。 つまり山小屋を遭難者4人ごと青鷺島に、スフィアを4人ごと雪山に入れ替えており、 「転移」とは、体は移動したがなんらかの要因でこころと悟の二人の心だけがその場に残り、 空いたそれぞれの体に一時的に入っていたのだという。 そこで再び山小屋に転移した悟。しかし次にスフィアに戻ったときにそこにあったのは、 榎本の死体であった。悟が殺したと叫ぶゆに。悟はこころに不信感を抱く。 その後山小屋に転移した際、悟は山小屋から離れた場所で見知らぬ少女の遺体を発見していた。 341 :Remember11 4/5:2006/08/25(金)01 30 27ID AHd6IfY60 次にスフィアに戻った際、カーリーは実はスフィアのスタッフではなく精神患者であり、 精神を害した原因が犬伏に息子を殺されたためであることを知る。そして彼女は黄泉木の妻でもあった。 しかし1年前の飛行機事故で夫を亡くした彼女は更に追い詰められ、犬伏を殺すためにスフィアに来たのだった。 カーリーを思いとどまらせる悟。 その時にカーリーから聞いた話に、悟はある考えが思い浮かぶ。 飛行機事故とスフィアでの「今」のちょうど中間地点である日の、ちょうど中間地点である場所にカーリーはいた。 そしてそのお腹には双子の子供がいたという。 つまり転移とはその場所を含む3点間で行われており、 かつ心もカーリーのお腹の中の子供一人を含む3人で入れ替わっていたのだと気付く。 榎本を殺した犯人も残りの食料を食べたのもその子供だったのだ。 悟は4人を助けるため、転移が起こる時間を10分後にセットし、スフィアから出て転移範囲から外れたところで待機した。 これにより転移の際に二人の心が入れ替わることもなく、 山小屋メンバーを青鷺島に連れてくることが出来る。 こうして海岸に出てきたこころをまず救出することが出来た。 しかしこころが助かることは当初の運命通りの可能性があった。 何故なら発見された3人の腐乱死体は人物の特定が出来ず、 こころだと判断された遺体が実は悟が発見した方の遺体だったのかもしれないからだ。 運命を変えるにはまだ助け出すべき3人が残っていた。 助けに走る悟だったが、ゆに(山小屋にいた方)の導きにより彼らも救出されたのであった。 342 :Remember11 5/5:2006/08/25(金)01 37 00ID AHd6IfY60 当初の運命においてゆにのみが助かった理由は、墜落事故直後に最初の転移が起こり、 ゆに一人が青鷺島についていたからだった。 そこでスフィアにかくまわれたゆには、この事件の最後の転移で偶然雪山に舞い戻ってしまっていた。 そこを救助されたのだった。 その後死んでしまった3人を助けるためスフィアにいた時に得た知識を参考に、 ちょうど1年後に青鷺島から最初の転移で雪山に行き、2011年のあの3人との山小屋生活を送ったのだ。 最後の日に転移の起こる場所に3人を導くために。 犬伏がこころ編と悟編で人格が違うのは、彼女もやはり人格の転移を繰り返していたからだった。 犬伏景子(悟編)、カーリーのお腹の子供ももう一方、 そして雪山にいた例の「遺体」であるもう一人の生存者「涼蔭穂鳥」(こころ編)である。 実は穂鳥は悟による発見時まだ死んでおらず、転移が行えたのである。 最後に悟の姿で鈴に再会した悟は彼女に声をかける。 しかし鈴は「あなたは悟じゃない!」と言い放つのだった。 バッドエンドの一つで、半年前にカーリーがいたもう一つの地点でのことが描かれている。 そこで「悟」の姿の男が「榎本」と呼ばれ、黒髪の「榎本」が「悟」と呼ばれていた。 更に、本編の最初に犬伏に良く似た女の子(誰かの回想シーン)が出てきます。 その子もまたDIDでした。 ただクリア後のおまけの人物紹介で、悟の妹「優希堂沙也香」とあり、 彼女の11年前の死が今回の計画の実行理由だと書かれている。 つまり転移計画が先で、たまたま墜落事故で元カノの鈴が遭難してたから、 この事件にあわせて実行された? 本作品はすごくわかりにくいゲームです。しかも本編では謎があまり解決されていないので、 公式ガイドや考察サイトを参考にされるとよいと思います。
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Remember11 -the age of infinity- 24-338~342 338 :Remember11 1/5:2006/08/25(金)01 22 49ID AHd6IfY60 まだ未解決だったようなので・・・ 登場人物 冬川こころ:女主人公。犯罪心理学を学ぶ大学生で、犬伏について調べている 優希堂悟:男主人公。スフィアという施設にいる。時計台からの転落のショックで記憶喪失中 楠田ゆに:こころが飛行機で知り合った少年 黄泉木聖司:山をよく知る登山家。頼れる存在で、墜落現場から3人を助けた 黛鈴(まゆずみ りん):きつい性格の国選弁護人。非協力的なトラブルメーカー 内海カーリー:スフィアで皆の面倒を見る心優しき女性スタッフ。ハーフ 犬伏景子:かつて病院に忍び込み大量殺人を働いた犯罪者。しかしDID(解離性同一性障害、つまり多重人格)であることが証明されたため、現在はとある施設に収容されている 涼蔭穂鳥:スフィアにいる少女で言葉を話せない。犬伏の別人格? 2011年1月11日、こころは犬伏が収容された施設がある青鷺島(稚内の近く)に向かおうと乗った飛行機でゆにと知り合う。しかし二人は、原因不明のトラブルによる墜落事故に巻き込まれてしまった。 そしてスフィアにいた悟は、時計台の上から何者かに突き落とされて意識を失った。 <こころ編> 目を覚ましたこころは自分がスフィアにいることを知る。 そこには介抱してくれたカーリー、同じく救助されたと思われるゆに、そしてあの犬伏がいた。 殺人鬼を前に怯えるこころだが、何故か彼女は「涼蔭穂鳥」と名乗り、犬伏であることを否定する。 非常に物静かな彼女はどうやら犬伏の別人格のようで、少し安心するこころ。 しかし再会したゆにには「お前はこころじゃない!」と非難されてしまう。 その時ようやく自分の姿を確認したこころは、自分が知らない男になっていることに気付いた。 次の瞬間目を覚ましたこころは山小屋にいた。吹雪の雪山に墜落した飛行機から黄泉木たちに助け出されたという。そしてそこにはゆにの姿もあった。事故のショックで混乱し、変な夢を見たのだと結論付けたこころだったが、しばらくすると再びスフィアに「転移」していた。 339 :Remember11 2/5:2006/08/25(金)01 26 06ID AHd6IfY60 その男の名前は優希堂悟。 転落事故のショックでDIDになったのではないかというカーリーの言葉が信じられず取り乱すこころ。 否定するがまわりは誰も信じようとはしない。そんな時、悟の部屋にあった週刊誌の記事に驚愕する。 「2011年1月11日に墜落した飛行機に搭乗していたと思われる最後の行方不明者3人の腐乱死体を発見。 天候悪化のため救助活動を行えたのは事故から1週間後だったが、 発見された生存者は楠田ゆに君ただ一人であり、その他3名が行方不明となっていた。 しかし半年後、事故現場付近でその3名と思われる腐乱死体が発見された。 死亡者は黄泉木聖司、黛鈴、冬川こころと見られ、死亡したのは事故から1週間後と見られている。 唯一の生存者であるゆに君はかたくなに口を閉ざしている」とあった。 しかしラジオを聞いてもテレビを見ても、今日の日付は2011年1月11日であり、 その記事が存在しているはずがない。混乱するこころ。 「転移」で山小屋に戻ると、そこにも3人の死亡を伝える新聞記事があった。 こんなの何かのいたずらだ、と結論付ける3人(ゆに除く)だが、 山小屋でのギリギリの生活もあわせて精神的に追い詰められていく。 度重なる転移で、こころはメモを残しあうことで悟とコンタクトをとることに成功する。 それによると二人は空間を越えて心が入れ替わっているらしいという。 二人はなんとか転移という状況、そして山小屋での極限の生活から脱出しようと誓い合うのだった。 そうして落ち着きを取り戻した二人は転移を繰り返すうち、いくつかの疑問を持つようになる。 何故心が入れ替わるのか。何故ゆにが山小屋とスフィア、二つに同時にいるのか。 そして悟はどうやら何者かに命を狙われているらしいことがわかる。 しかし悟が記憶を失っているため、詳しくはわからないままであった。 スフィアでは幾度と無く命を狙われ、山小屋では食料もほとんど底をつき、 度々衝突が起こっていた。そんな中、スフィアに転移したこころは、 血の付いたナイフを持つ犬伏と、側に倒れる見知らぬ黒髪の男の死体を見る。 現場に居合わせたゆには「悟が殺した」と叫ぶ。 山小屋では預かっていたみんなの分の最後の食料が無くなり、こころが食べたと非難される。 こころは混乱し、悟に不信感を抱く。 そうして新聞と雑誌に書かれていた「3人が死んだ」運命の日、 吹雪が止んだのを見計らい山小屋の外を歩き回ったこころは、何故か海岸に出る。 雪山にいたはずなのにどうして、と戸惑うこころの元に悟が走ってきた・・・。 340 :Remember11 3/5:2006/08/25(金)01 28 19ID AHd6IfY60 <悟編> 目を覚ました悟は山小屋におり、自分がこころと呼ばれる女性になっていることに気付く。 そしてその山小屋にはかつての恋人、鈴がいた。 しかし鈴はこころの姿をしながら「悟」だと名乗る彼を信じるわけもなかった。 度重なる転移のうちこころとコンタクトを取ることに成功した悟だが、 記憶を失っている彼にとって、スフィアの状況は異様なものだった。 優しさの中に時たま凶暴性を見せるカーリー、どうしてそこに存在するのかわからないゆに、 明るく快活ながらねずみを平気で殺し、悟に怪しげに近づく穂鳥。幾度と無く命を狙ってくる「誰か」。 そして、今が2011年ではなく2012年であるという事実。転移は時間すら越えていたのだった。 1年前に死んだはずのこころ、別れてはしまったが思い入れのある鈴、黄泉木の3人を助けようと心に誓う悟。 そんな中、彼は地下室にある隠し扉を発見し、その先で黒髪の榎本尚也と名乗る男と出会う。 「記憶を無くしてしまうとは。せっかく二人でこの『計画』を実行していたのに」という榎本。 彼によると二人はライプリヒの社員で、時間と空間を越えて転移させる装置を開発したのだという。 そして遭難者3人(+救出されたとされるゆに)を雪山から脱出させるため、 スフィアのある空間(周囲数キロも含む)と、山小屋のある空間を何度か入れ替えていたのだ (だからこころがスフィアにいた時、場所は2011年の雪山だったのでラジオやテレビが2011年だった)。 つまり山小屋を遭難者4人ごと青鷺島に、スフィアを4人ごと雪山に入れ替えており、 「転移」とは、体は移動したがなんらかの要因でこころと悟の二人の心だけがその場に残り、 空いたそれぞれの体に一時的に入っていたのだという。 そこで再び山小屋に転移した悟。しかし次にスフィアに戻ったときにそこにあったのは、 榎本の死体であった。悟が殺したと叫ぶゆに。悟はこころに不信感を抱く。 その後山小屋に転移した際、悟は山小屋から離れた場所で見知らぬ少女の遺体を発見していた。 341 :Remember11 4/5:2006/08/25(金)01 30 27ID AHd6IfY60 次にスフィアに戻った際、カーリーは実はスフィアのスタッフではなく精神患者であり、 精神を害した原因が犬伏に息子を殺されたためであることを知る。そして彼女は黄泉木の妻でもあった。 しかし1年前の飛行機事故で夫を亡くした彼女は更に追い詰められ、犬伏を殺すためにスフィアに来たのだった。 カーリーを思いとどまらせる悟。 その時にカーリーから聞いた話に、悟はある考えが思い浮かぶ。 飛行機事故とスフィアでの「今」のちょうど中間地点である日の、ちょうど中間地点である場所にカーリーはいた。 そしてそのお腹には双子の子供がいたという。 つまり転移とはその場所を含む3点間で行われており、 かつ心もカーリーのお腹の中の子供一人を含む3人で入れ替わっていたのだと気付く。 榎本を殺した犯人も残りの食料を食べたのもその子供だったのだ。 悟は4人を助けるため、転移が起こる時間を10分後にセットし、スフィアから出て転移範囲から外れたところで待機した。 これにより転移の際に二人の心が入れ替わることもなく、 山小屋メンバーを青鷺島に連れてくることが出来る。 こうして海岸に出てきたこころをまず救出することが出来た。 しかしこころが助かることは当初の運命通りの可能性があった。 何故なら発見された3人の腐乱死体は人物の特定が出来ず、 こころだと判断された遺体が実は悟が発見した方の遺体だったのかもしれないからだ。 運命を変えるにはまだ助け出すべき3人が残っていた。 助けに走る悟だったが、ゆに(山小屋にいた方)の導きにより彼らも救出されたのであった。 342 :Remember11 5/5:2006/08/25(金)01 37 00ID AHd6IfY60 当初の運命においてゆにのみが助かった理由は、墜落事故直後に最初の転移が起こり、 ゆに一人が青鷺島についていたからだった。 そこでスフィアにかくまわれたゆには、この事件の最後の転移で偶然雪山に舞い戻ってしまっていた。 そこを救助されたのだった。 その後死んでしまった3人を助けるためスフィアにいた時に得た知識を参考に、 ちょうど1年後に青鷺島から最初の転移で雪山に行き、2011年のあの3人との山小屋生活を送ったのだ。 最後の日に転移の起こる場所に3人を導くために。 犬伏がこころ編と悟編で人格が違うのは、彼女もやはり人格の転移を繰り返していたからだった。 犬伏景子(悟編)、カーリーのお腹の子供ももう一方、 そして雪山にいた例の「遺体」であるもう一人の生存者「涼蔭穂鳥」(こころ編)である。 実は穂鳥は悟による発見時まだ死んでおらず、転移が行えたのである。 最後に悟の姿で鈴に再会した悟は彼女に声をかける。 しかし鈴は「あなたは悟じゃない!」と言い放つのだった。 バッドエンドの一つで、半年前にカーリーがいたもう一つの地点でのことが描かれている。 そこで「悟」の姿の男が「榎本」と呼ばれ、黒髪の「榎本」が「悟」と呼ばれていた。 更に、本編の最初に犬伏に良く似た女の子(誰かの回想シーン)が出てきます。 その子もまたDIDでした。 ただクリア後のおまけの人物紹介で、悟の妹「優希堂沙也香」とあり、 彼女の11年前の死が今回の計画の実行理由だと書かれている。 つまり転移計画が先で、たまたま墜落事故で元カノの鈴が遭難してたから、 この事件にあわせて実行された? 本作品はすごくわかりにくいゲームです。しかも本編では謎があまり解決されていないので、 公式ガイドや考察サイトを参考にされるとよいと思います。