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アヴァイラー・アイラン・キラヴァナ・ハナヴァイラーイ・モナンガ・ヨナチラー・チナナカルプカー avairaa airan kranvana hanavairaai monaqqa yunatraa kinanakarpokaa ちびキャラのヨナチラー(ハナヴァイラーイ22世) 王家 チナナカルプカー家 在位期間 1681 - 1709年(28年間) 生年月日 1663年3月7日 出生地 ヒューヴル王国チナマッカ諸島シルイシルイ島 居城 シロッカンマル宮廷ハナヴァイラッカン城シルイシルイクーラマッカン城マニマーランダーサルーマナッカン城 称号 初代シルイシルイ公爵チナナカルプカー あだ名 ハナちゃんヨナちゃん ハナヴァイラーイ22世・ヨナチラー・チナナカルプカー(avairaa airan kranvana hanavairaai monaqqa yunatraa kinanakarpokaa)は第144代ヒューヴル女王(アヴァイラー)。元シルイシルイ島領主。 最初に不死技術を適用したヒューヴル人。 近現代ヒューヴル女王としては珍しく在位中に戦争を経験した人物として知られ、ジエール・サーヴァリア戦争では少数の漁民指導者に混じりシルイシルイ島の領主として私兵を動かし、サーヴァリア軍と戦った。 エルトリア王国の保護国になることを決断し、ヒューヴル王国を観光立国として存続させた。 生涯 生い立ち 1663年、ヒューヴル王国の中心地チナマッカ諸島のシルイシルイ島にあるシルイシルイクーラマッカン城でチナナカルプカー家の長女として生まれる。 幼少期のヒューヴルはちょうどゴルギア戦争が終わった後で平穏であった。当時はジエール帝国連邦の統治下でありヒューヴル王国は技術啓蒙に消極的であったため劇的な生活の変化は見られなかったが、チナマッカ本島にあるヒューヴル最大の都市チナマッカやチティヴァンダーサルーム島の都市シャナスンでは少しずつ帝国連邦の技術供与により近代化が行われていた。 英才教育 「えれ・だず・びょーる・ゆ・り・さーゔぁりあ」 ――エミュンス語を学習するヨナチラー 幼少期から様々な学問を教え込まれた。特にシャーンダートラール信仰やヒューヴルの歴史についてを深く学んだ。 また、当時のアヴァイラーのプイナール65世から直接政治学を学ぶ。 1675年頃からシンテーア人教師を雇いエミュンス語を学び始める。この他にヨナチラーのために複数の外国人教師がシルイシルイクーラマッカン城を出入りしていたと考えられる。 1679年にダーケフオス危機が発生。これにより当時の宗主国ジエールはヒューヴル開発の予算が組めなくなり技術発展が停滞。この頃には既にヨナチラーがアヴァイラー(ヒューヴル女王)に推挙する話が上がっていた。 1680年、レーウス経済戦争が勃発。貿易はほとんど行われていなかったため、ジエールのリュイン安誘導の影響はあまり受けなかった。この頃にはヨナチラーはレーウス情勢をある程度知っており、宗主国以外ではエルトリア王国の動向に着目していた。 即位 「迷い霊をシャーンダートラールに送り届けるように国際社会で迷子になった王国を導いてゆきたいのじゃ」 ――アヴァイラー即位祭の挨拶にて 1681年、ヨナチラーは144代目アヴァイラーに即位し、名をハナヴァイラーイ22世とした。 即位したこの年、ジエールはエルトリアにヒューヴルの売却交渉を行っていた。 ハナヴァイラーイ22世は状況次第ではヒューヴルの元首として国際社会に自身の声明を発しようと考えていたが交渉がすんなり妥結したため、事を荒立てないためにも沈黙した。宮廷では積極的に国際社会に参加すべきと主張する派閥もあったが、これを無視した。 ミフィエ6世との対談 「わらわたちの惑星の海はとても静かじゃ。テーブルの上の陰謀に疲れた貴族たちの疲れを癒やすにはちょうどいいのじゃ」 ――観光地としての有用性をアピールするヨナチラー 1683年、当時のエルトリア女王であるミフィエ6世と対談。ハナヴァイラーイ22世はエルトリアの支配を受け入れることを伝え、ヒューヴルが観光地として有用であり反乱や独立運動を起こさないほど平穏な国であることをアピールした。ミフィエ6世は観光地としての可能性に深く頷いた。 功績 エルトリア王国の保護国になることを選んだことで、犠牲を払うことにはなったものの自国の伝統と王権を存続させることに成功し、観光立国として活躍することを可能にした。 批判 国内で貧困層を中心にサッコリャルによる薬物乱用が社会問題になったため、ハナヴァイラーイ22世は4度にわたってサッコリャル取締令を発したが有効な抑制手段にはならなかった。見かねたエルトリア王国公衆衛生局が介入執行したことでようやくサッコリャル窟が大量に閉鎖され、ハナヴァイラーイ22世は国内外から批判されることとなってしまった。 人物 のじゃオバ。 おそらく古い宮廷ヒューヴル語を使うため、宮廷の文官でさえたまにヨナチラーが何を言っているのかわからないことがある。 穏やかな性格で怒ることはめったにない。怒るというより諭す感じなので怒っても怖くない。だからと言って調子に乗っていると護衛の武官に引っ捕らえられるので注意。 舞踊が滅茶苦茶上手い。実はブレイクダンスができる。 年齢的にはかなりのおばあちゃんなのでワイワイガヤガヤした喧騒はあまり好きではない。好きな場所は砂浜。 権力がそんなに好きではないのでよくお忍びで平民の家に宿泊したり、海外旅行(宇宙旅行)に行っていたりする。困っている人を見たら放っておけない性格で、それのせいでサッコリャルの密輸に関与しかけたことがある。 割とどんな人とでも仲良くできるが、落ち着いた場所じゃないと嫌なので友達として交友関係を持つのはそういう落ち着いた感じの著名人が多い。 趣味は砂浜に寝っ転がって太陽に雲がかかるまでタリシャール酒をチビチビ飲むこと。 交友関係 ツァイヴァ3世 ツァイヴァ主義を知って感銘を受け、ヒューヴルの未来を導いた人物として尊敬している。 その憧憬のあまりツァイヴァ3世の真似をしようと悩んだほど。 当のツァイヴァ3世は元アヴァイラーであるハナヴァイラーイ22世に半ば崇拝のような尊敬の眼差しを向けられて困惑しているところがある。そこまで偉大ではなく、買いかぶり過ぎであるとツァイヴァ3世は思っている。パリピだし色々と爛れたところあるし……。 ミフィエ6世 とても仲良し。外国の著名人の中でトップクラスに信頼している。 出会いは1682年、エルトリアとヒューヴルの対談の席である。 ミフィエ6世はリゾート地が好きだけどそんなにパリピしていないということもあって、とてもヒューヴルの風土を気に入り、定期的にヨナチラーと一緒にヒューヴルで遊んでいる。 ドロアール12世 まあまあ仲良し。 膨大な知識を持つ彼女との有意義な対談はヨナチラーにとってもありがたいものらしい。フリル盛りだくさんでは動きづらいのかヒューヴルに来てくれることは稀。ドロアール12世とはエルトリアで会うことの方が多い。 会う度にゴスロリ服を着せられる。コルセットでお腹をキュッと締められるのがヨナチラーはどうしても苦手らしく、いつも帰り際に「普段から着ておくと馴染むものよ」と言いながらドロアール12世がたくさん服をくれるがコルセットが嫌なので帰っても着ない。 関連項目 ヒューヴル王国/国家元首の一覧 関連記事 ヒューヴル/記事一覧 国家 国家 ヒューヴル王国 歴史・政治 歴史 ヒューヴル王国/歴史ヒューヴル王国/歴史年表 政治 ヒューヴル王国/政治ヒューヴル王国/国家元首の一覧ヒューヴル王国/階級 軍事 軍事 ヒューヴル王国/軍事 産業 産業 ヒューヴル王国/企業 地理 居住星 アヴァル星系 アヴァイトラール 暦 ヒューヴル王国/祝日 言語 言語 ヒューヴル語ヒューヴル人の命名 文化・宗教 宗教 シャーンダートラール信仰 文化 ヒューヴル王国/文化 国民 ヒューヴル人ヒューヴル王国/国民性 人物 人物一覧 教育 ヒューヴル王国/教育
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ヴァイレサックの知的種族 妖魔 概要 ヴァイレサックに生息する、微細機械共生生命(大半の動植物と共生、寄生関係があります)のうち、積極的に微細機械群の能力を活用する種族で、主に微細機械群の能力によって知能を示す物をいいます。 人工の種族と、自然に進化した種族の二系統が存在します。 自然種は、地球産の知的種族とは思考法も嗜好も志向も、全てが違いますので、意思の疎通は困難です。 知能を示さないものについては、妖魔ではなく魔物と呼ばれます。 また、人型の妖魔は、一般的に魔族と呼ばれます。 魔族→種族@シリレスの地 妖魔種 吸血鬼 [[]] [[]] 目次 シリレス人(設定上は『ヴァイレサック人』です) 地球人 プリマ ヴォル 妖魔 精霊と妖精 竜 セフィロト シリレス人 変化種 吸血種 長命種 三つ目種 巨人種 アーヴモドキ 複合種 上へ -
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名称:悪ノ次女ツヴァイ レアリティ:☆9 属性 水 一覧番号 1958 入手先 入手先1:進化 ツヴァイ入手先2:入手先3: レベル 1(99) HP 4467(9770) 攻撃力 1505(2523) 治癒力 47(104) コスト 9 売却価格 ??? 進化必要素材 (進化)ツヴァイのビジュー(進化)ツヴァイのビジュー(進化)ツヴァイのビジュー(進化)ツヴァイのビジュー(進化)ツヴァイのビジュー 進化先 紺青ノ魔女・ツヴァイ 必殺技:第二ノ魔法 必要ターン数 30(15) 効果(Lv1) 2ターンの間、このターンに発動した必殺技数×75%味方水属性の攻撃力が上昇する。 効果(Max) 2ターンの間、このターンに発動した必殺技数×125%味方水属性の攻撃力が上昇する。 リーダースキル:悪ノ次女 水属性の攻撃力6.5倍、HP1.5倍。ステージ開始時、水の必殺技カウント5減少。
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ヴァイディヤナータ シヴァの別名。 「医王」の意。
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ヴァイオレットミラー(ヴァイオレット・ミラー) バイオレットミラーの別名。
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出典 デジタルモンスター/デジモンの所属組織/七大魔王 説明 非常に巨大な身体と口を持つ【魔物】。 その身を少しよじらせれば船を軽々しく飲み込む大波が生まれ、 その口を地へと晒せば大陸を食らう災厄が生み出されるという。 (著者:〈アクエリアス海〉近郊の研究者及び【冒険者】) [キャラクタースペック] ├(0):リヴァイアモン│┣―――【体】 -- 〔1〕【力】30 〔2〕【技】26 〔3〕【魔】26 〔4〕【速】24│┣―――[AS]〚ヘルスクイーズ〛│└――…z...._______________________├【戦闘力】:059├【体】 -- :( -------- )---------- ----------├【力】30:([St.R]"2")□□□□□ □□□□□├【技】26:([St.R]"2")□□□□□ □____├【魔】26:([St.R]"2")□□□□□ □____└【速】24:([St.R]"2")□□□□_ _____ 【スキル】 ┌〚ヘルスクイーズ〛├[アサルトスキル]├◎:【力】が〔選択〕された時に〔発動〕する。├①:〔自身〕の【力】を"05"〔上昇〕させる。├②:〔自身〕が[戦闘]中、〚ヘルスクイーズ〛を〔発動〕させて〔【スペック】判定で勝利〕した場合、├〔選出〕された〔相手〕の【速】を〔自身〕が〔【スペック】判定で敗北〕するまで"00"にする。│ 「長い胴体にてとぐろを巻くように相手を囲んでから、力強く締め上げる【スキル】。└ 大蛇に睨まれ囲まれれば、後は死による救いしか逃れることは出来ない。」 ドロップ【アイテム】 090%:〘眼醒石〙 レアドロップ枠 010%:【宝箱】(寶石系) 出現【ダンジョン】/【フィールド】 〈オヒューカス国〉の【ダンジョン】
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ヴァイス(ゔぁいす) 登場作品 + 目次 ヴェスペリア 関連リンク関連種ヴェスペリア ネタ ヴェスペリア 作中説明 No.(XBOX) 147 No.(PS3) 187 Lv 46 種族 獣型 HP 16250 TP 217 物攻 488 物防 412 魔攻 235 魔防 236 敏捷 275 状態異常 - 弱点 火 耐性 水 EXP 273 G 501 LP 3 備考 - 落とすアイテム 狼の牙牙獣の毛皮フリーズストーンビーフ 盗めるアイテム パイングミ 出現場所 ゾフェル氷刃海(フィールド・ダンジョン)ゾフェル氷刃海 北 (※基準はNormal 落とすものは最大値) 行動内容 突き上げで前方の相手を攻撃する。 後ろ足蹴りで前方の相手を攻撃する。 前方の相手に飛びかかって攻撃する。 口からの冷気ブレスで前方の相手を攻撃する。 総評 ゾフェル氷刃海に出現する狼型の魔物。 凍りついたような見た目のウルフ系。 新たに冷気ブレスを吐く攻撃が追加されているが、見た目によらず単発攻撃なのでそれほど怖くはない。 能力値も平凡でそれほど強い敵ではない。 ▲ 関連リンク 関連種 ヴェスペリア ウルフ ガットゥーゾ・ピコ ブラックウルフ ビルベル クリティス ホルン レーベ シュベルト ▲ ネタ ヴァイス(独:Weiß)とは、ドイツ語で「白」という意味。
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登録日:2009/12/12(土) 21 15 31 更新日:2020/10/27 Tue 09 55 33 所要時間:約 2 分で読めます ▽タグ一覧 しっかりして! アニオタwiki アニオタwikiの思い出 アニオタの戦いはこれからだ! アニヲタの集い ツヴァイ 大丈夫か!? 死に項目 見ればわかります。 観測 過負荷(マイナス) 鯖 ☆ツヴァイご機嫌観測所★ 404 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- * * * + 本当です。 n ∧_∧ n + (ヨ(*´∀`)E) Y Y * ツヴァイご機嫌観測所とは、ツヴァイちゃんのご機嫌状態を見るために設置されたコンテンツだった。 以前は負荷観測の名で知られていたもの。 なお、ご機嫌は5分事に更新され、以下のように表示された。 ⇒サーバ名 ****** ⇒同時接続 ****** ⇒ご機嫌値 ****** ⇒稼動時間 ****** ⇒前回更新 ****** ⇒次回更新 ****** 00/00 00 00 ||| 0.00 0 現在この観測所は機能しておらず、リンクに飛んでも見る事は出来ません。 サーバ名 みたらわかりますがサーバ名です。 同時接続 計測時に何人と接続中なのかを示しています。 ご機嫌値 サーバのご機嫌値です。 この値は小さいほどよいです。ツヴァイは丁寧に可愛がって下さい。 稼動時間 サーバが立ち上がっている時間を表示します。 前回更新 前回の計測時刻です。 時間更新 次回の計測時刻です。 過去ログは以下のように記述されています。 ※グラフとはご機嫌値のグラフです。 日付 時刻 グラフ ご機嫌 接続 以下は勝手な推測 この負荷観測はUNIXの「uptimeコマンド」から取得したものを加工しているのだと思われる。 定期的に取得しているのはcronを利用。 ⇒サーバ名 ****** →見ればわかります。 ⇒同時接続 ****** →uptimeコマンド実行時の接続ユーザー数。 これは冥殿がサーバをいじるためにSSHでアクセスしていたりしていてもカウントされる。 ⇒ご機嫌値 ****** →ご機嫌値の正体は「load avarage」で、これはCPUにロードされているプロセスの平均値のこと。 ツヴァイのCPUはCore 2 Quadで、4コアなので4.00以下であれば問題はないと思います。 ただし、回線の速度の問題もあるので油断は禁物です。 画像板にアクセスが殺到でもしたら負荷は無くても遅くなりうることはあります。 ⇒稼動時間 ****** →見ればわかります。 ⇒前回更新 ****** →見ればわかります。 ⇒次回更新 ****** →見ればわかります。 2010年に入ってから、突然過負荷になることが度々起きている。 これについては田代砲や友愛砲を食らっているのでは、と推測が為されているが、真相は依然として定かでない。 それでは早速、過負荷観測へ行きましょう。 sub.aniota.info(リンク切れ) 現在、この観測所は機能していません。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] しっかりして! -- 名無しさん (2019-12-06 18 17 29) いったい何事…… -- 名無しさん (2019-12-19 20 25 44) 名前 コメント
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ことみのヴァイオリン 読み:ことみのう゛ぁいおりん カテゴリー:Set 作品:CLANNAD ATK:(+2) DEF:(-) 【セット】〔自分の手札の OS:ビジュアルアーツ のカード1枚を控え室に置く〕 [永続]このセットカードがセットされている OS:ビジュアルアーツ のキャラは、《ことみのヴァイオリン》以外のセットカード1枚を追加でセットできる。 [永続]自分のキャラにバトル以外によるダメージが与えられる場合、そのダメージを3減少する。 ヴァイオリンを手に、ことみが聴衆の面前に立つ illust:key va-T15 収録:トライアルデッキ 「OS:ビジュアルアーツ1.00」 1つ目の永続能力はセットされたキャラではなくこのカードが持つ。そのため、セットされたキャラが裏になっても、もう1枚のセットカードを控え室に置く必要はない。
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□リエステール酒場 夜遅く。酒場が店じまいをしている中 カロンと入口の音を立てて一人の支援士が入ってきた。 「ん…? こんな時間に誰でぇ?」 「マスター。夜分にすまない」 「おお、ヴァイじゃねぇか」 磨いていたグラスをテーブルに置き、マスターはヴァイの方を向く。 こんな時間に支援士が来る事は珍しい事ではなかった。 「…ここんとこ夜遅いのが連続だな。大丈夫なのか?」 「ああ…だが仕方ないさ。仕事だしな」 マスターはヴァイに水を差出し、ヴァイは答えてからそれを受け取り、飲み干した。 マスターは目を閉じて考え込み、もう一杯を注いでから、尋ねた。 「…リスティちゃんとは会えてるのか? 時間のズレとかは」 「また余計なお世話だな…」 ヴァイは呆れながら、おかわりの水を受け取って、それも飲み干した。 「まだ遅くない時間なら、一緒に飯を食べてるし。遅くなりすぎたら先に寝てもらってる。…今日はだいぶ遅かったからな。もう寝てると思うが」 マスターの問いかけにヴァイは言葉を追加して、コップをマスターへ返した。 その後、ヴァイは「とりあえずコイツを頼む」と、依頼達成のサインをマスターに渡した。 そのまま報酬を受け取って今日はギルドに戻るのだろう。 だが、マスターは報酬を差出しながら、ヴァイへ告げた。 「そうでぇ。ヴァイ、例の戦闘訓練。話が来てるぜ。受けるか?」 「ん? そりゃあ受けるが…相手が指定してる時間はいつだ?」 「今すぐだ」 そのマスターの言葉に、ヴァイはずるっと椅子から滑り落ちそうになった。 連日遅くまで仕事をしていて、体力もへとへとだというのに… いやそれ以前に、常識的に考えて夜遅くに指定するというのもあり得ないだろう。いや、以前にあったけど、そう滅多にあるものじゃない。 「いや、待て。待て。さすがにこの時間だぞ…相手は誰だよ」 「ん」 ヴァイの心底呆れたような言葉に、マスターは親指を店の奥…キッチンのところを指した。 あそこに居るのは確か…… 「わしの嫁だ」 「…マジか?」 マスターの嫁さん。いつもこの酒場の食事を作っている。言うなれば調理専門のクリエイターだ。 戦闘訓練って…戦えるのか? 「ルールは単純。一太刀入れてみろってことでぇ」 「いや…マスターはそれで良いのか? 勝負にならないだろ…?」 「構わねぇ。確かにお前ぇの言う通り勝負にならないだろうな」 やれやれ。という感じでマスターはカウンターを開けてくれる。 通っていけ。という事なのだろうが… 「…聞いておくけど、後ろからマスターが不意打ちとかねぇよな?」 「あのなぁ。これはお前ぇとアイツの戦いだ。わしが水差してどうすんでぇ」 確かにマスターの言う通りで、マスターはそういう事をする人ではない。 だが、ヴァイは一つ考えた。 昔は冗談だと思っていたが、あの事件以来マスターが昔は『狂気の獅子』と呼ばれていた事が本当だったことは知った。 その『狂気の獅子』が、頭の上がらない相手だぞ…? ヴァイは、これはひょっとしたら一筋縄ではいかないのかも知れない。と思った。 (……奥さんはクリエイターだ。トラップを仕掛けている可能性は無いか…?) 一歩足を踏み入れつつ、周りを見回す。 すると、 「なんだこれ…」 ヴァイの目の前にあったのは……食べ物。十六夜で言うと、膳というのだろうか。 白い粒を山盛りにしたもの。濁り汁。そして、鶏肉。 困惑するヴァイの後ろで、マスターの声が発せられる。 「白米と豆腐の味噌汁。鴨肉の炙り照焼き。一汁一菜という十六夜の伝統的なスタイルらしいぜぃ。言っておくがアイツは飯に毒は盛らん。そんな事したらこの酒場が終わる」 「食え。って事か…?」 「どうすんでぇ? アイツはもう刃を出したぜ。後はお前がその膳を斬り伏せて一太刀を入れに行くか?」 後ろのマスターが、ニヤッと笑った顔を、ヴァイは簡単に想像する事が出来た。 なるほど…もう、答えなんて決まっているじゃないか。 「ズルイな。そんな事出来るわけがねぇじゃねぇか」 椅子に座り、ヴァイは濁り汁…豆腐の味噌汁を口に含む。 温かい。深みのある旨味が広がった。 鴨肉の照焼きも口にする。濃い味付けは、白米と共に食べれば程よい味わいとなり、食が進む。 マスターがヴァイの隣に座り、水の入ったコップを膳に並べた。 「ちぃと昔話に付き合ってくれや」 そうマスターは切り出して、ポツリポツリと語り始めた。 それは、何十年か前の十六夜の話。 狂気の獅子は、ボロボロの身体を引きずるようにしながら、夜中の町中を歩いていた。 心の中には、モヤモヤと訳の分からない思いが渦巻いていた。 (オレは、何を求めていたんだ……?) ただひたすらに力を、強さを追い求めて、脅威となる魔物を討伐していた。 いや、討伐などといく良い方も、生易しいかもしれない。 ただひたすらに強い敵の話を聞けば挑み、それらを狩って来た。 かつての仲間からは、キツく詰め寄られた。「お前の強さは、はき違えている」と。 それがまるで理解できなかった。 危険があれば力でねじ伏せる。その力を求めるために、危険となりうる魔物に挑む。 間違っていない。そう思っていた。 だが。 (あの瞳が………頭から、離れない) 十六夜に、狂気の獅子が訪れたのは今回も同じく、力を求めて魔物を狩りに来たことだった。 今回の対象は、フロストファング。 成獣のフロストファングは噂に違わぬ強さを有しており、狂気を振るう相手に不足はなかった。 だが……最後の一太刀。 グランバルディッシュをその眉間に沈めようとした時、その一瞬。 フロストファングは、ただ深い瞳を狂気の獅子に向けていた。 勝った後に残るのは、優越感。相手を屈し、自らが生きている事の証明をする。その極み……のはずだった。 だが、死したフロストファングに、二匹の小さなフロストファングの子が、まるで親を温めるかのように、寄り添って、親の体毛を舌で舐めた。 そこに残ったのは、虚しさだった。 (オレは……オレは…………!!) 凍えるような十六夜の夜。 狂気の獅子は、そのまま意識を失った。 「ん……」 まぶしさに目を開けると、そこは木目の天井。 身体を起こそうとすれば、強烈な痛みが身体を走り、 首を動かせば、水がせせらぎ、竹がコンと一定のリズムで打ち鳴るものが目に入った。 いや、それだけでなく、白く丸い石が敷き詰められ、葉がトゲのように何本も生えている、捻じ曲がった変わった形の木が植えられていた。 ああ。黄泉とは、まず部屋に寝かされるのだろうか。 狂気の獅子に、そう思わせるほど幻想的な空間だった。 そこに、誰かが渡りを通って来て、入口で座ってから、女が一人恭しく入って来た。 「ごめんやす。あんさん、調子は宜しやす?」 「あんたは…?」 「うちは、弥生と申しやす…あんさん、うちの宅の前で倒れておったんえ」 ゆったりした柔らかな口調で、女は濡れたタオルを、狂気の獅子の額に乗せた。 だが、狂気の獅子ははっとなる。 (女に世話になるなど、そんな恥ずかしい話があるか!!) そう思い直し、身体を起こそうとするが、やはり身体に痛みが入った。 「まあ」と、弥生と言った女は驚いたように声を上げたが、すぐにキツイ声で狂気の獅子を咎めた。 「あきません。そないな身体でどないしやすの…? 急くんは身体を癒してからにおし」 「う、うるさい…! オレの事は放っておけ…!」 「難儀な人やな…。ここは武人の街であり、義理と人情、任侠の街。あんさんを見捨てる“もののふ”はおりやせん」 狂気の獅子が、痛みに苦しみながらも、立ち去ろうとするその姿に、 弥生は、まるで童を見るかのような眼差しで、ふふ。と柔らかく微笑み、狂気の獅子の頬に触れた。 「お、おい…!」 「渡る世間に鬼は無し。笑う門には福来るゆうてな。 たんとお笑い」 「いでで…!」 そのまま、まるでいたずらをするように、狂気の獅子の頬をぐにぐにと横に引っ張った。 変な女だ。と狂気の獅子は思った。 「どうしても急くゆうなら、膳を無下にしていきなはる? そないいけずな真似しはるんかえ?」 そして差し出されたのは、白い粒を山盛りにしたもの。濁り汁。そして、鶏肉。 初めて見る。そんな料理だった。 とても良い香りがして、ぶちまけるなどという事はとてもじゃないが出来なかった。 「十六夜では、一汁一菜といいはります。米に豆腐の味噌汁。鴨肉の照焼きになります」 「…」 二本の棒の使い方が判らない。 困っていると、すっと弥生は見慣れたナイフとフォーク。そしてスプーンを取り出した。 黙ってそれを受け取り、鴨肉の照焼きを口に運ぶ。 「……う、旨い…!」 「おおきに。たんとおあがり下さい」 そう言って、弥生は狂気の獅子が全て食べ終えるまで、ずっと横に居てくれた。 膳を頂きながら、狂気の獅子はこの人生で初めて思った。 (……ああ。完敗だ) 魔物を倒し、勝ち続けていた人生で、初めての敗北だった。 弥生には、とてもじゃないが勝てない。勝負にすらならない。 だが、狂気の獅子は悔しさも妬みもなかった。 ただそこにあったのは、愛しさと…そして、自分にはこの人が必要だ。そういう思いだった。 「って言う事でぇ」 「なんだよノロケかよ」 「だははは!! そりゃあ自慢の嫁だからな!! 自慢して何が悪いんでぇ?」 バンバンとヴァイの肩を叩きながら、マスターは笑って答える。 ヴァイは膳を一つ残らず食べきり、マスターから出されたコップの水を飲んだ。 「……これは、完敗だな」 ああ、マスターの言う通りだ。勝負にすらならなかった。 そもそも、こんなにも思いやりがあり、温かな美味い飯を出す人を叩くことがどうして出来ようか。 そんな事が出来るのは、相当の下衆しかないだろう。 少なくともヴァイは、美味い飯を作ってくれて、それを振舞った奥さんに感謝をしていた。 マスターは、ヴァイの敗北を認めた言葉に一つうなずき、天井を見上げ……いや、それよりも遠くを見るようにしながら、呟いた。 「やれどれだけ強い。とか、やれどのくらい偉い。とかなんて、どれほどつまらねぇんだろうなぁ。わしが幾ら力自慢だとしても、アイツにゃ絶対ぇ勝てやしねぇ」 「……ああ。これはオレも勝てないな。こんな美味い飯をくれる人を無下に出来るわけがない」 だけども、ヴァイは小さく微笑んでいた。 これほど清々しく納得のいく負けが、そうあるだろうか。 「アイツにとって飯を作り人を幸せにするのは、戦いなんでぇ。それは、ヴァイ。お前ぇがリスティちゃんを護るために戦うのと何も変わらねぇ。 だからな、ヴァイ。アイツはお前も含めて支援士どもを大切に思ってる。その気持ちを汲んでやってくんねぇか? 仕事は分かるが無理はするんでねぇ」 平たく言えば、心配してくれたのだろう。 ヴァイは、「やれやれ参ったな…」という言葉を皮切りにして、一つうなずいた。 「判ったよ。明日は休む」 そう答えたヴァイに対して、横から声が入る。 「あきません。ただ休むだけのつもりちゃいまっしゃろな?」 その柔らかい独特の喋り方に目を向ければ。 黒髪にほっそりとした雪の様に色の白い、一目で目を引く、かなりの美人と判る女性が、立っていた。 その女性は、フルーツを切った小鉢をヴァイの前に差し出した。 「…なあマスター」 「ん? どうしたんでぇ?」 「この人は誰だ?」 ヴァイは思わずマスターに聞き返していた。 そのヴァイの言葉に、マスターはガクッと滑りそうになる。 「誰って。この話の流れならわしの嫁しかありえんだろうが」 「嘘つくな!! どう考えてもマスターみたいなオッサンに不釣合いじゃねぇか!!? 何かの間違いか!?」 「アホ言うんじゃねぇ!! 正真正銘、嫁のヤヨイでぇ!!」 ヴァイとマスターが言い争う横で、やはりその二人をまるで童を見るような目で優しく見つめながら、 弥生はヴァイの頭に掌を置いた。 「う…」 「あんさん頑張りはるんはええけど、リスティちゃんも頑張ってはるんやろ? ただ休むなんていけずな真似したらあきません。 男なら、デートに誘う器量を見せてくれませんとなぁ」 「あ、ああ。分かったよ…。明日は、リスティと出かける」 そうして、まるで子供をあやすようにゆっくりとヴァイの頭を撫でた。 それを甘んじて受けながら、ヴァイは改めて思った。「とても勝てる相手じゃないな…」と □リトルレジェンドギルド 翌朝。ヴァイが起きてくると、他のみんなはすでに朝食を食べている所だった。 「おおヴァイ。昨日は遅かったようじゃの。もう少し寝ていてもよいのではないか?」 エミリアの言葉にヴァイは大丈夫だと手を振り、テーブルに腰を掛ける。 その後、隣のディンがトーストを齧りながら、ヴァイへ問いかけた。 「今日もこのまま仕事か?」 そのディンの言葉に、ヴァイの前に座っているリスティが、スプーンを咥えながらしゅん…と少し俯いてしまった。 それをティールは見逃さず、「やれやれ」と小さく首を振った。 「いや…リスティ」 「は、はい!」 ヴァイの言葉に、慌ててリスティは顔を上げて、ヴァイを見る。 「今日は休んで一緒に出掛けよう」 「え…えぇ!!」 その言葉にリスティは驚き、スプーンが落下してカラカラと音を立てる。 全員が、「おお」と感嘆の声を上げる。 ヴァイからそういう風に誘うのは珍しい。だけども、良い事だと思った。 「どうだ…? 迷惑だったか?」 「いえ! 全然! よろしくお願いします!!」 リスティは慌てて立ち上がり、頭を深く下げた。 そして、上げたリスティの顔は、ほんさっき俯いた時の暗い顔は消え失せて、 見ている方が幸せになるくらいのニコニコ顔で、シリアルを口に運び始めた。 (やれやれ。泣いたカラスがなんとやら…ってね) ティールは内心そんな事を思ったけれども、 でも、幸せそうにしているリスティを見ることが出来たのは、良い事だなと思って、 「ん? ティール。おぬしにやけておるのか?」 「…知らない」 顔を隠すように、新聞を開いた。 ―― 戦績 5戦 1勝 3敗 1引き分け 過去対戦者 タキア・ノックス:冥氷剣を十枚符・魂縛術で暴発され、敗北してしまった。 ルーレット21:冥氷剣に対抗しジェノサイドブレイズを自分に撃ち、自爆特攻を狙うが失敗し勝利。 愛と正義の使者ジャスティスムーン:ラジア・レムリナムの乱入により中断。再戦(再修業)を約束し、引き分けとした。 アリス・I・ワンダー:言葉のトリックに気付きかけるも、回答が一歩遅れ敗北 弥生:温かな料理を前に、もはや戦意は無し。完敗