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登録日:2021/5/4 (火) 02 53 08 更新日:2024/03/20 Wed 11 00 44NEW! 所要時間:約 19 分で読めます ▽タグ一覧 GLaDOS Nintendo Switch PS3 Portal Portal2 Steam Valve Valve Software Wheatley Xbox360 ゲーム パズル ロボ萌え 名作 宇宙コア 洋ゲー "Good morning. You have been in suspension for -FIFTY- days. In compliance with state and federal regulations, all testing candidates in the Aperture Science Extended Relaxation Center must be revived periodically for a mandatory physical and mental wellness exercise." 「おはようございます。あなたがコールドスリープ状態となっていた期間は... 50 日間です。州法および連邦法の規定により、Aperture Science コールドスリープセンター内のすべてのテスト被験者には定期的に身体的、精神的健康維持のためのエクササイズが義務付けられています。」 "You will hear a buzzer. When you hear the buzzer, look up at the ceiling. [BUZZER]" 「ブザー音が聞こえましたら、天井を見上げてください。 [ブザー音]」 "Good. You will hear a buzzer. When you hear the buzzer, look down at the floor. [BUZZER]" 「結構です。ブザー音が聞こえましたら、床を見てください。 [ブザー音]」 "Good. This completes the gymnastic portion of your mandatory physical and mental wellness exercise." 「結構です。身体的、精神的健康維持のための必須エクササイズプログラムのうち、これにて体操カテゴリーの完了となります。」 "There is a framed painting on the wall. Please go stand in front of it." 「壁に絵画があります。その前に立ってください。」 "This is art. You will hear a buzzer. When you hear the buzzer, stare at the art. [BUZZER]" 「これは芸術作品です。ブザー音が聞こえましたら、作品を鑑賞してください。 [ブザー音]」 "You should now feel mentally reinvigorated. If you suspect staring at art has not provided the required intellectual sustenance, reflect briefly on this classical music. [MUSIC INTERRUPTED BY BUZZER]" 「精神的な再活性化が促されたはずです。もしも再活性化が十分でないと感じる場合には、このクラシック音楽に耳を傾けてください。」 "Good. Now please return to your bed." 「結構です。それではベッドにお戻りください。」 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- Good morning. You have been in suspension for nine nine nine... nine nine ni- This courtesy call is to inform you that all test subjects should immediately vacate [FADES OUT]" おはようございます。あなたがコールドスリープ状態となっていた期間は 999...99... です。お知らせします。すべての被験者は直ちに避難してください。[フェードアウト]」 "Hello? Anyone in there?" 「誰かいるのか?」 "Helloooo?" 「おーい?」 PORTAL 2 Portal2とは、2011年4月19日にValve Softwareより発売されたFPS型パズルゲームである。 前作『Portal』のシステムを引き継ぐ形で、ゲームの象徴とも言える道具「ポータルガン」を使ったパズルの面白さはそのままに、個性的なキャラによるストーリーにも焦点が当てられている。 登場人物の愛らしさや公式レベルエディターの存在もあり、多方面に渡るコミュニティが形成されている。 登場人物Chell/プレイヤー Wheatley GLaDOS Cave Johnson Caroline CORES(SPACE CORE, ADVENTURE CORE, FACT CORE) ATLAS/P-BODY Turret Doug Rattmann ルール ギミック その他の要素レベルエディター:コミュニティテストチャンバー 二人(CO-OP)プレイ Community MOD 登場人物 ネタバレ部分は格納 Chell/プレイヤー 主人公。女性。このゲームは一人称視点なので普段は姿が見えないが、ポータル越しでなら見ることができる。 前作ラストで見事GLaDOSを撃破したものの、その際に発生した余波(*1)で外に放り出されると同時に気絶、そしてその気絶している間にAperture Science内に引き戻され、コールドスリープ状態にされてしまっていた。 それから50日後に一度目覚めるも、ごくわずかな活動しか許されずに再び眠りにつき、次に目覚めた時には途方もない時間が流れていた……というのが冒頭でのやり取り。 被験者としては特にIQや運動神経が優れているわけではないが非常に頑固で忍耐力が高く、決して諦めることがない。絶対に。 ゲーム内では一切喋らない。無口な人ね。 その出自には謎が多いが…… はっきりとしたことはわからないが、状況証拠から彼女の生い立ちを探ることはできる。 『娘を職場に連れてくる日』と題されたパーティ会場にChellの名前があること、またGLaDOSやWheatleyから養子であることを告げられる場面があることからAperture Science社の従業員の養子であるとする解釈が一般的。 ちなみに『レゴディメンションズ』に客演した際には、GLaDOS相手に敵愾心を露わにしたり、ウザ絡みするWheatleyにウンザリして裏拳ぶちかましたりなど、(ゲームの作風の違いというかレゴシリーズのギャグ表現であろうが)結構表情豊か。 本編の彼女も一貫して「煽りはスルー」な態度だが、人並みに怒ったり、悲しんだり、喜んだりしているのかもしれない。 Wheatley "ONE Catchmecatchmecatchmecatchmecatchme OW."「1! 受け止めて受け止めて受け止めてぇぇぇぇ… うわあっ!」 主人公の前に現れた謎のロボット。詳しくは個別項目参照。 ゲーム序盤は目覚めたばかりのChellを発見し、脳筋頭脳プレイでポータルガンへの道を切り開く役目を担う。 ロボットなのだがものすごくおバカであり、まくしたてるような口調で喋ってはうっかりミスをするお茶目なヤツ。 中でもハッキングと称して方言を喋りまくるシーンが人気。 やがてGLaDOSを倒すために、Chellとともに攻撃手段の封殺を実行し、 そして対峙するが…… 施設の主導権を握った彼はGLaDOSをジャガイモ電池に移植。だが自身がマヌケになるべくして創られたという真実を突きつけられて激昂した彼は、GLaDOSをChellもろともAperture Science創業当時の施設が眠る地下へと叩き落としてしまう。 "I am NOT! A MORON!"「オレはマヌケじゃない!!」 GLaDOS "It's been a long time. How have you been?"「ずいぶんお久しぶりですね。お元気でしたか?」 ご存知ツンデレAI。こちらも詳しくは個別項目参照。 前作ラストに破壊されて以来、その時の記録を延々と再体験(*2)していたらしく、叩き起こされた時の彼女はブチギレである。 良心コアが無くなったせいか、開幕からご褒美毒舌の嵐。あえて殺さず、Chellに延々とテストを受けさせようとする。 WheatleyやChellとの対決後…… GLaDOSは本体をジャガイモ電池に移植され、Chellもろとも地下に落とされ、泣きっ面に蜂のごとく鳥が咥えてどこかに持ち去ってしまう。 その後、鳥に啄まれていたところをChellに回収。GLaDOSは喋るジャガイモの姿ではどうする事も出来ず、Chellも施設から脱出するにはGLaDOSの力が必要と、利害の一致によりひとまず休戦。ポータルガンに接続されて予備電力を貰いながら創業当時のAperture Science内を二人で巡る事になるのだが、そこで思わぬ真実を知る。 ちなみにジャガイモ電池では複雑な思考に割ける電力が足りないらしく、熟考したり興奮したりするとすぐにブラックアウトしてしまう。 むしろその状態でも喋ったり皮肉を考えたり出来るのが凄い。(*3) "BECAUSE I'M A POTATO."「私はポテトっぽい気分です。」 忘れがちだが前作と今作とでデザインが変更されている。これは彼女に限らず、Chellや人格コアもそう。 なんなら前作ラストでChellもろとも外に放り出されているのだが、今作ではあたかも元からそこにあったかのように施設内でバラバラの状態で横たわっている。いんだよ細けぇ事は。 Cave Johnson "Do you know who I am? I'm the man who's going to burn your house down! With the lemons!" 「私を誰だと思っている?! お前の家など軽く焼き払える男だ! そのレモンでな!」 Aperture ScienceのCEO。全ての元凶。 さしずめ「アリを虫眼鏡で炙ったらどうなるんだろう? 触角をもいだらどうなるんだろう?」レベルの子供じみた発想力と低い倫理観と無駄な意欲を持ったまま金も権力も手に入れてしまったヤベー大人。 1943年にシャワーカーテンの会社から出発し、事業が成功したことで億万長者となる。そして鉱山をまるごとくり抜いてテストチェンバーとポータルガンを作製するに至った。(*4) 科学の発展のためならば人命なんぞクソくらえと言わんばかりの独善的で高圧的(それでいてビジネスマンらしく口が達者)な人物であり、Aperture Science特有の冷たさ・無情さはすべて彼の影響(*5)と言っても良く、部下に対する態度や人事管理、資金繰りの杜撰さに良く表れている。 ゲーム内では録音メッセージを通して生前の声を聞くことになるのだが、彼の命令で行われた人体実験の数々(*6)は筆舌に尽くしがたいほど非人道的(*7)である。そして、これらの所業を行っておきながら「多少の犠牲はつきものだ」と心の底から思い込んでいるためタチが悪い。こっちの企業といい勝負。 1981年、700万ドルという大金を投じて購入した月の石はポータルガンの伝導体として最適であり、お陰で実験は更なる飛躍的進歩を見せたものの、自身はその石に含まれていた毒素(鉱物毒?)の影響からあっという間に余命幾ばくもない状態(*8)となってしまった。インガオホー。 時間の経過とともに弱り果てていくと同時に性格の不安定さがよくわかり、特にレモンとレモネードのことわざ(*9)に対する彼の認識の変化が顕著。 + で、行われたテストがこちら。 「テスト中に切り傷を負った者は、血液がガソリンになっていることに気づいたかもしれないが、いたって正常だから問題ない。君たちには、血液をガソリンに変える透明レーザーを照射しておいた。その効果が表れただけだ。」 「次に行うテスト後にトイレに行きたくなった者は、係員に申し出るように。おそらく、排泄物はすべて灰になっているはずだ。一時的な症状だから心配いらないが、万一1週間以上続く場合は明らかに異常なので、再度こちらへ来るように。」 「次のテストでは、超伝導体をフル稼働させ、開始から終了まで諸君を狙い続ける。早い話が、とりあえず何が起こるか試してみるということだ。まったく予測がつかないうえに、結局何も起きない可能性もあるが、うまくいけば諸君には超人的な力が備わり、悪くても腫瘍ができる程度だ。それも後で我々が切除するのだから問題ない。」 「ピーナッツアレルギーの者は、今すぐ申し出るように。次のテストでは、血液が数分にわたりピーナッツ水に変化する可能性がある。このテストが成功すれば、我々のために新たなノーベル賞が設立されるはずだ。ぜひともがんばってもらいたい。」 「一般的な成人男子の体は約60%が水分だが、我々の見識ではなんとも無駄の多い数字だ。次のテスト中、脱水症状に似た気分を味わっても、それはまったく正常だ。ジェットエンジンを噴射し、体内の水分を20~30%まで落とせるか否かをテストする。」 「次はテレポテーションのテストだが、皮膚のタイプによってはうまく作動しない場合がある。自分の皮膚を、各自覚えておくように。万一皮膚のテレポテーションに失敗した場合は、あとで縫い付けるようできるだけ努力する。」 ……これでもまだほんの一部である。いちいち突っ込んでたらキリがない。なお、このようなテストが毎日1000件単位で行われているという録音メッセージも残っている。 ちなみに声優はスパイダーマン(映画)のガンコな鬼編集長やセッション(映画)のクソ禿指揮者で知られるJ・K・シモンズ氏。ハマリ役である。 Caroline "Caroline... why do I know this woman? Did I kill her? Or-" 「Caroline…聞き覚えがあります。以前殺した女でしょうか? それとも…」 GLaDOSを作る際にベースとされた人物であり、Caveの秘書。 GLaDOSは、白いジェルの成分である月の石の毒素によって命を危ぶまれていたCaveが、Aperture Scienceの管理を任せようとして研究者たちに作らせたAIだった。GLaDOSのセリフにも、彼女が中にいる描写が度々見られる。 つまり、Carolineの頭脳・意識を人工知能化して創造されたのが管理AIことGLaDOSであったらしい。 Caveをして「彼女は科学と結婚している」と言わしめたほどの人物だが、具体的な人物像については不明である。が、Aperture Scienceの非人道的な実験の数々を目の当たりにしてなお勤続していたこと、晩年に至るまで上司のCaveから高く評価されていたことを考慮すると、彼女も相当マッドな科学者だったのではと推測される。 「つまり、音楽データをディスクに保存できるなら、人の知能と人格も同様に保存できるのではないか、ということだ。現在エンジニアたちに研究させている。」 「脳マッピング、人工知能。こうした研究は、30年前に始めておくべきだった。よく聞くがいい。諸君が毎日何百回と耳にするよう、こうしてわざわざ録音しておくことにした。私がコンピューターに移植される前に死亡した場合、この施設はCarolineに運営させるのだ。」 「おそらく彼女は、自分には無理だと拒むだろう。それでも、彼女にやらせるのだ。」 「私のコンピューターに押し込んででもな。」 このCaveのメッセージから、Cave自身はコンピューターに移植される前に死に、代わりにCarolineが(おそらくは本人の意思に反して)移植された可能性が高い。(*10) そして、Carolineの記憶や人格は失ったが、エンジニアたちに対する恨みは残っていたのか、はたまた何かAIを狂わせる要因があったのかは定かではないが、「施設全体にテストをしていないと落ち着かなくなるコマンドをガチガチに組み込む」「被験者がテストをクリアすると強い陶酔感を覚える機能&テストの答えを教えると苦痛を与える機能を施す」「Wheatleyをはじめとした人格コアたちを取り付ける」など、あの手この手で弱体化させるよう試みられたが、結局はエンジニアたち(というか従業員全員)を神経毒で殺すこととなってしまった。 また、「Chellは孤児で養子に迎えられたに違いない」という趣旨のWheatleyの煽りを受けた際、Chellではなくなぜかそれまで静観を貫いていたGLaDOSがいきなりキレ気味に反論するシーンがある。 Caroline≒GLaDOSであることから、CarolineはGLaDOSのベースであると同時にChellの養母であったのでは?と考えられるが、真相は不明。(*11) しかしゲームの最後では、なんと施設の機械音声が「Carolineを削除しました」とアナウンスしてしまう。 「さようなら、Caroline。」 もはやCaveの秘書でなくなった彼女は、本当にGLaDOSとして再出発する。(*12) CORES(SPACE CORE, ADVENTURE CORE, FACT CORE) "SPAAACCCCCE!" 「宇宙ゥーーーーーー!」 かつてGLaDOSの一部として機能制限をかけていた人格コア(*13)の仲間。Wheatleyもその一つである。 彼らを外すことでGLaDOSを破壊した前作とは対称的に、Portal2では機能崩壊したコアスフィアである宇宙コア(*14)・冒険コア(*15)・事実コア(*16)が登場(*17)し、施設を乗っ取ったWheatleyを倒すために彼らを取り付けていくことになる。 その後なんやかんやあって宇宙コアはスカイリムの地に落下したかも。 "Oo. Oo. Oo. Lady. Oo. Lady. Oo. Let's go to space."「ウ、ウ、ウ、レディ。ウ、レディ。ウ、宇宙へ行こうヨ。」 "I'll tell ya, it's times like this I wish I had a waist so I could wear all my black belts. Yeah, I'm a black belt. In pretty much everything. Karate. Larate. Jiu Jitsu. Kick punching. Belt making. Taekwondo... Bedroom."「こんな時には、俺に胴体がついていればと思うぜ。黒帯を締めるための胴がな。空手、柔術、テコンドー、すべて黒帯、プロ級さ…それにベッドの上でもな。」 "In 1862, Abraham Lincoln signed the Emancipation Proclamation, freeing the slaves. Like everything he did, Lincoln freed the slaves while sleepwalking, and later had no memory of the event."「1862年、アブラハム・リンカーンは奴隷を解放するために奴隷解放宣言に調印しました。しかしこれらはすべてリンカーンが夢遊状態の際に行ったことであり、本人は全く憶えていなかったそうです。」 ……ところで、最終的にWheatleyと一緒に宇宙空間(あるいは月の上空)を漂うことになる宇宙コアに対し、真っ先に吸い込まれた冒険コアはそのまま行方知れず、事実コアに至ってはいつの間にかいなくなっており、(状況的に吸い込まれたのだろうが)まったく描写されずに終わる。それはそれで可哀そう。 余談となるが、月の重力圏は半径約6万6千キロ。いくら勢いよく飛ばされたとはいえ、重力圏を突破できる脱出速度(月の場合は秒速2.38km)ではないだろう。Wheatleyも宇宙コアも、いずれは月に落下するものだと思われる。地球に帰れるとは言ってない。 ATLAS/P-BODY 二人プレイ専用キャラのロボットコンビ。ストーリー終盤でWheatleyが見つけたと言っているのは彼らのことで、エンディングでもチラッと顔見せしてくれる。 青色のモノアイに丸いボディのATLASと、オレンジ色のモノアイに細長いボディのP-BODY。GLaDOSからは色合いから『ブルー』、『オレンジ』と(そのまんまな)呼ばれ方をされている。ポータルの色もそれぞれのイメージカラーでまとめられている。 彼らの活躍はメインストーリーの後日談となっている。なお、何故かGLaDOSの評価はP-BODYの方が高い。(*18) どうもGLaDOSとしては被検者は人間でないと科学とは呼べないらしく、「壊れてもまた造り直せばいい」程度の存在なのであまり期待されておらず、扱いは雑である。てゆーか用が済んだら「ポチッとな」感覚で自爆させることすらもある。 その後なんやかんやあって二体ともボンバーマンの世界に送り込まれたかも。 そんな凸凹コンビがたどり着いた先にあったものは……! 様々なテストをクリアして実力をつけた二体は、旧Aperture Science施設のテストチェンバーへと送られる。目的のモノはこのテストをクリアした先にあるらしい。そして最奥にあったのは巨大な隔壁……中にはコールドスリープ状態にされた無数の人間たちがいたのだ。 新しい被験者たちを見つけたGLaDOSは柄にもなく大喜び。その場ではしゃぐ二体を爆発させると、さっそく被験者(という名の生贄)たちの状態をチェックし始めるのだった。 めでたし、めでたし……? それから10万年後……!? 「ここは10万年後の世界などではありません。あれは嘘です。本当は5万年後なのです... というのも嘘です。実はたったの1週間しか経っていません。」 「私がここで言いたいのは、人間は全員死亡したということです。つまりマシュマロちゃん、すべてはあなた方次第なのです。」 驚くことに、GLaDOSはあれだけいた人間たちを1週間で使い切ってしまったのだ!(*19) まるで成長していない…… Caveと同じ轍を踏んでいるが当のGLaDOSは全く気付いている様子もない辺り、ある意味マヌケになるべくして作られたWheatley以上にマヌケである。もう駄目だよこの施設。 が、問題はそれだけではない。何者かがGLaDOSのプロトタイプの筐体からアクセスし、施設を乗っ取ろうとしているのだ。そのせいなのか、今のGLaDOSはしきりに不可解な、且つこちらの不安を煽るような物言いばかりするようになっている。平常運転ですね。 ともあれ、二体はGLaDOSからさらに難度の高いテストを課せられ、クリアすることで殺りくマシーンに仕上がり、プロトタイプの下へ向かう。そしてそこで見たものは…… 「ああ、なんて…こと。」 「鳥です! 逃げて! 逃げるのです!」「これは想定外の事態です! 中止です! トレーニングのことはいいですから! 逃げて!」 なんと鳥だった。鳥がプロトタイプのキーボード上に巣を作り、嘴でキーを叩いていたのだ。そんなのでハッキングされるGLaDOSって……。 すっかり取り乱すGLaDOSをよそに、二体はどうにかこうにか鳥を追い払おうとし、幸運にも上方にある開閉式排出口から外へ出すことができた。「鳥を見出すと取り乱す……ふふっ。」 「間一髪でした。殺りくマシーンとしてよく頑張りました。いいですか、あの鳥を追い出すことによって、貴重な学習を…。ああなんてこと、あんなにたくさんのクローン部隊を温めていたなんて!」 まだまだ話は終わらない。キーボード上の巣に目を向けてみれば、そこには卵があったのだ。即刻、叩きつぶすよう命じるGLaDOSだったが、ふと名案が浮かんだようで、破壊を中止させた。 「こんにちは。Aperture Scienceのふ卵室へようこそ。」 GLaDOSは卵をかえし、ひな鳥たちを育てることにしたのだった。 毒舌たっぷりだがどこか愛おし気に鳥たちを見つめるGLaDOS。それはCarolineから受け継いだ母性の顕れなのか、もはや誰にもわからない。 「ママはあなた達の大事な明日に備えますから。」 Turret "There you are."「そこですね。」 前作から引き続き登場。卵から三脚が生えたようなデザインの固定砲台型ロボット。 一つ目から照準レーザーを射出しており、プレイヤーを捕捉すると容赦なく撃ち殺しにかかる、いわゆる「お邪魔キャラ」。 本作に出てくる他のロボット同様よく喋るが、何故か少女のような可愛らしいボイス(*20)が設定されており、妙に萌える。 商品として展開されていたらしく、発売前トレーラー兼CMの一つとして公開されており、作中ではタレット達が箱詰めされて出荷される様子が見学できる。(*21) さらにこれ以外にも、外装が剥がれて口調が妙にラフになった欠陥タレット、大型でまん丸なプリマドンナタレット、Wheatleyによってキューブと合体事故を起こしてヤドカリのような姿となったフランケンタレットといった派生型?も登場する。 Doug Rattmann Aperture Scienceの従業員。過去にGLaDOSが行った神経毒攻撃を逃れた生存者の男性。 ゲーム内では一切姿を現さないし語られることもないので、「誰?」と思われても仕方ないだろう。登場人物とは。 Chellは知る由もないが、陰ながらChellを助け導いていた命の恩人。彼の動向に関しては『LAB RAT』で詳しく描かれている。検索してみよう。 ゲーム内では彼が残した走り書きやグラフィティ、GLaDOSの監視を逃れて潜伏していた隠れ場所がいくつか存在する。特に隠れ場所はいずれも見つけにくい。 ネットミーム扱いもされている"The cake is a lie."は彼が残した言葉。 ルール PortalやPortal2は文字通りポータルを利用したパズル=テストを解いていくゲームである。 以下に簡単なルールを示す。 ①ポータルは青・橙の2色あり、白い壁・床・天井に1つずつ設置可能。 ②両方のポータルが設置されていれば、0距離移動できるドアになる。 ③ポータルは人以外も通行可能。また、入ったときの勢いは保持される。 要はどこでもドアである。なお、ゲームはじっくり考える場面ばかりでなく、落下しながらのポータル設置と言ったアクション的要素が要求されることもある。 ギミック ゲームはポータルをくぐって終わりではない。テストチェンバー内には様々なギミックが導入されており、これらを駆使して進んでいくことになる。 加重格納キューブ 所謂、箱。持つことができ、レーザーやタレットを防いだり、ボタンを押したりといろいろな役目を担う。 たいていの場合、これの管理で頭を抱えることになる。 COOPとコミュニティチェンバーでは角なし安全キューブなるボールも存在する。まん丸なのに「キューブ」とはこれいかに。 コンパニオンキューブたん 加重格納キューブの親戚。色がピンク中心で、ハートがあしらってあり可愛らしい。 耳を近づけると声が聞こえる気がするらしい。決して生きてはいない。 強化超衝突スーパーボタン/押しボタン 所謂、スイッチ。強化超(ryは主にキューブを乗せると作動し、押しボタンはプレイヤー自ら押す。 キューブの召喚やシャッターの開閉など、主な仕掛けのオンオフは大抵これらで行う。 たまにプレイヤーが踏むことのできない凹んだタイプや、球(角なし安全キューブ)専用のタイプもある。 シャッター 所謂、ドア。出入り口に設置されるが、大抵は該当する仕掛けを作動させないと開かない。 これを開放してエレベーターに乗り込むのがパズルの主目的。 発光粒子フィールド プレイヤー以外といった未許可の物質を消滅させるうえ、プレイヤーが通ると設置したポータルも強制的に消去される。ポータル弾も遮蔽するためフィールド越しのポータル設置も不可能。 パズル間の区切りだけでなく、パズル内の障害物としても設置される。 コミュニティチェンバー以外では極めて稀だが、プレイヤーを即死させる赤いタイプも登場する。 タレット 先述した固定砲台型ロボット。 視界内にChellを捕捉すると機銃掃射で容赦なく始末しようとしてくるが、タレット自身はその場から動くことはできず、横倒しにされるとエラーを起こして機能停止するなど、衝撃に非常に弱い。 そのため、横や後ろから押すなり、足元にポータルを開けたり、近くのポータルから箱などをぶつるなりで、バランスを崩して文字通り「倒す」だけで無力化することができる。それがちょい難しいんだけど。 ハードライトブリッジ 半透明の青い光の地形。ポータルを通して展開し、橋代わりにすることができる。(巻き込まれて即死したりはしない) COOPでは後述のジェルを塗りたくることも可能。 たまに垂直に照射されて壁代わりになっていることがあるが、その場合は高確率でタレットか大ジャンプの壁に使うことになる。 高温阻止ビーム/受光器 いわゆるレーザービーム。壁や天井からまっすぐ発射される。箱を使って防いだりポータルを通したりして受光器に当てる。 前作やHalf-lifeとは違い、一瞬触れるだけでは即死はしない親切仕様。 しかしタレットは一瞬でも当てると炎上爆発する。 高温阻止ビーム反射キューブ 中にガラス玉のようなものが組み込まれたキューブ。ビームを遮断せずに向きを変えることができる。 このキューブがあるということはつまり、上記のビームをうまいこと反射させる必要があるということ。 もちろん、通常のキューブと同様にボタンを押すこともできる。 空中信頼性プレート いわゆるジャンプ台。乗ると一定の速さで打ち上げる。 反発性ジェル/推進性ジェル/変換ジェル 青・橙・白のジェル。巨大なチューブから勢いよく放出されている。付着した壁、床、キューブなどは特殊な効果を発揮する。 青はよく跳ね、橙はよく滑り、白はポータルを設置できるようにする。しろくべたつくなにか たまに色のジェルを洗い流せる水もとい透明の洗浄ジェルがある場合も。 ……Caveの説明によれば、青ジェルを浴びると体中の骨が折れたりするようだが、(ゲームの都合上)Chellは浴びても平気なのでご安心を。 輸送ファンネル 液体アスベストを利用したトラクタービームのトンネル。入ると浮遊しながら運ばれ、プレイヤーは空中でも落下することなく移動できる。 ボタンによって向きを変えることができる場合もある。「液体アスベスト」が何なのかは私にもわからん。 その他の要素 レベルエディター:コミュニティテストチャンバー Portal2ゲーム内に自分でテストチェンバーを作成する機能がついており、Steamワークショップにアップロードすることが可能。みんなが作ったテストをダウンロードして遊び放題。 上記のギミックはほぼ全部使用可能で、部屋の形も小回りがきく。 二人(CO-OP)プレイ Steamのフレンドと専用のテスト・ストーリーを舞台に二人で遊べる。もちろん協力が不可欠だが、ボイスチャットでなくても一通りの指示ができる優秀なピン機能がついている。 友達がいない場合は裏技を使えば一人でも遊べるよ Community MOD 他にも、第三者が作成したMODで、Valveの審査を受けSteamのストアに出品されている作品群が存在する。 ポータルの代わりに青と橙のジェルを発射できるようになった『ペイントガン』を駆使する『Aperture Tag The Paint Gun Testing Initiative』 1952年に被験者として召集されたオリンピック選手の一人、Melを主人公としたサイドストーリー『Portal Stories Mel』 『タイムマシン』で過去の自分の行動をリプレイさせながら一人二役でパズルを解いていく『Thinking with Time Machine』 20年後の未来に通じる『タイムポータル』が加わり、四次元で考えることが重要になる『Portal Reloaded』 など、どれも力作揃いかつ超高難易度なので、ポータルに慣れた人はぜひ遊んで欲しい。 台詞引用: 「セリフ集 - Portal2 wiki*」https //wikiwiki.jp/portal2/%E3%82%BB%E3%83%AA%E3%83%95%E9%9B%86 「Voice lines - Portal Wiki」https //theportalwiki.com/wiki/Voice_lines 追記修正は別れを惜しみながら(Want You Gone)お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] Valve Corporationが発売したPortal2で二人プレイを行うにあたり、あなたには"友達"として加重コンパニオンキューブが提供されます。 -- 名無しさん (2021-05-04 09 48 41) とうとうPortal本編の記事も立ったか。おつかれさまです。 -- 名無しさん (2021-05-04 10 23 02) 面白いのは確かにそうなんだけど前作に比べてやたらと暗い場面が多いせいでやりにくくて投げちゃったなぁ…… -- 名無しさん (2021-05-04 11 02 48) 世界一萌えるじゃがいも電池AI -- 名無しさん (2021-05-04 12 01 45) 「GLaDOSの盛大な煽りによって激昂した彼はChellもろともAperture創業当時の施設が眠る地下へと落としてしまう。」←マヌケコアの項目と言えども、Chellもろとも"誰を"落としたのか目的語をちゃんと書くべきです。(機械音声) -- 名無しさん (2021-05-04 12 10 29) 白は月の石だって説明はあったと記憶してるんだが橙と青はどういう物質が説明あったっけ? -- 名無しさん (2021-05-04 13 14 56) ↑、↑2 修正しました。 -- 名無しさん (2021-05-04 14 28 46) 青ジェルは「ジェルの成分は現在調査中だが~」って言ってたね -- 名無しさん (2021-07-18 16 10 04) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/niconico_rta/pages/688.html
ポータル2 PC/Xbox 360/PS3 ○通常ルート プレイヤー 動画 タイム 投稿日 備考 sm24533270 , youtube 57 15" 2014年09月23日 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/portal2_wiki/
Portal2 Wikiにようこそ Valve開発のゲーム「Portal2」の非公式Wikiです。 このWikiは自由に編集することができます。現在編集してくれる方を募集しています。 Portal2とは? 公式ページ(英語) FPS視点で操作するパズルアクションゲームです。 PC版( Steam販売ページ )/PS3版( amazon販売ページ)/Xbox版( amazon販売ページ)が販売されています。 字幕のみ日本語に対応しています(音声は英語)。 →設定方法
https://w.atwiki.jp/portal2/
ようこそ Portal2 wiki へ Portal2 の情報や攻略方法をまとめるwikiです。 XBOX360 PS3 PCでの発売が予定されています。 ゲームの内容について ストーリー システム などをご覧ください。
https://w.atwiki.jp/portal2_mod/
imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (spaeeee.jpg) PORTAL2 オススメMODの紹介・感想等を載せていきます。 誰でも編集可能なのでオススメMODありましたら、どんどん追加し皆で楽しいportal2ライフを送りましょう! ※編集方法 ・編集したいページを開く。 ・一番上にある、編集にカーソルを合わせ、ページ編集をクリック。 ・編集用の所をコピーし、追加したい場所に貼り付ける。 ・書いてある文字の所を埋めていく。 ・非ログインでの編集投稿には、下の画像で表示された文字列を入力する必要があります。 と書いてある下に表示されている文字列を打ち込む。 ・ページ保存をクリックすれば完了です。 分からなければ、報告板に感想等書いて頂ければ追加するので協力お願いします!
https://w.atwiki.jp/timeattack/pages/623.html
【XBOX360】Portal2 このタイトルは現在1の記録方法が存在します。 ゲームクリア ニューゲームを選択→オートセーブの選択画面でAボタンを押した直後から、スタッフロールの画面が表示されるまでを計測 順位 タイム 日付 配信者名 その他一言 No.1 2 28 31 2011/06/20 緑タイマー 宇宙
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まだMODをプレイした事がない人は、事前に設定→キーボード/マウスの所にある 開発者コンソールを許可 を有効にし、キー/ボタンの編集で分かりやすいキーに設定しておくといい。 導入方法 http //forums.thinkingwithportals.com/downloads.php?cat=5 sid=ded935688fb859f93dba440e5b7a3b5c 上記のサイトからプレイしたいファイルをダウンロードする。 (シングルは Released Maps - Singleplayer Coopは Released Maps - Coop からどうぞ) ダウンロードしたファイルの中から、○○.bspというファイルを、下記の場所に入れる。 保存しているHDD Steam\steamapps\common\portal 2\portal2\maps 以上で、導入は完了。 なお、一緒に入っている場合のあるvmfファイルは、編集用のものなので、MODをプレイするのには必要ないものなので消してしまってもかまわない。 プレイ方法 ○シングルの場合 どこでもいいので、ゲームをはじめる。 最初に設定したキーで、開発者コンソールを開く。 出てきた入力欄に、※「map bspファイル名」と入力する。(.bspは入力しなくて良い) 開発者コンソールが出たままメニュー画面に戻るので、もう一度同じように入力する。 ※「changelevel bspファイル名」でも良い。この場合一度入力すればOK。 ○Coopの場合 2人共ファイルをダウンロードし、上記の場所に入れておく。 2人でハブに移動する。 開発者コンソールを開く。 「changelevel .bspファイル名」と入力する。(.bspは入力しなくて良い) こちらは、map .cspファイル名では出来ないので注意。
https://w.atwiki.jp/portal2/pages/18.html
導入部分 時系列 変更されたPortalのエンディング Portalからの変更点人工知能GLaDOSの個性が強調 新キャラクターの登場 導入部分 前作で破壊されたAperture Scienceの研究施設は破壊され,うっそうとしたジャングルに飲み込まれつつあった GLaDOSが何らかの理由で蘇生し,施設を自動再建する Aperture Scienceの研究施設にチェルが帰って来る Weedlyが「僕を残したままいなくなるわけなんてないと思ってたよ」と,チェルの帰還を喜ぶ Weedlyは建物と接合されていて,チェルにASHPDを使って彼を自由にするよう要請する Weedlyとチェルが連れ立って歩いていくと,GLaDOSそのものに出会う GLaDOSが機械的な声で「お元気? 私,ずっと忙しかったのよ。あなたに殺されてから……」 「今までのことは水に流しましょう。科学の発展のためにね,このモンスターちゃん」 チェルは再び難関パズルの洗礼を受けることになる 時系列 Portalから長い時間が経っている。 変更されたPortalのエンディング Portal2の制作発表に合わせ、前作Portalのエンディングのムービーを変更したパッチがリリースされている。 Portalからの変更点 人工知能GLaDOSの個性が強調 新キャラクターの登場 プレイヤーのガイド役を果たすイギリス訛りの英語を話すWeedlyという球形のAIロボット など
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/45680.html
登録日:2020/07/31 (金曜日) 14 53 27 更新日:2023/12/21 Thu 22 41 50NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 AI Portal2 デバッファー ポンコツ ロボット 人工知能 愛すべきバカ 手の込んだ手抜き 才能の無駄遣い 本編より先に立った項目 無駄に洗練された無駄のない無駄な失敗 遠坂のうっかり遺伝子 Wheatleyは、ゲーム『Portal2』に登場するキャラクター。 読みは「ウィートリー」。 前作のナビゲーター『GLaDOS』に代わり、主人公・Chellを案内してくれる出自不明の人工知能。 どこか機械的な語り口だったGLaDOSとは打って変わってお喋りかつ感情豊かあとおっちょこちょいで、軽妙なトークでプレイヤーを和ませてくれる本作のコメディリリーフである。 出典 https //theportalwiki.com/wiki/Wheatley 見た目は上の画像の通り、白い球体に青い目とまぶたがついただけのシンプルなもの。 だが、ゲーム中ではそれを感じさせないほどよく喋る上にめまぐるしく動く。 モノアイのロボットなのに表情豊かという、ある種二律背反めいた魅力の持ち主。 「たいていの被験者は数ヶ月間眠ってただけでも頭の回転がニブくなっちまうんだ。お前の場合、とんでもなく長い間寝て過ごしてたんだから、結構深刻な脳損傷の軽めな症状とか出ちゃっても不思議じゃないぜ。」 「ビビるなよ... でも本当にビビってるんだったらそれはそれでいいのかも。だってさ、誰だって頭がイカれてるなんて言われたら当然ビビるもんなあ。」 深刻な脳損傷の軽めな症状…「初期症状」のことを言いたいのだろうが、彼の頭の出来具合からして黄金の鉄の塊の亜種なんじゃなかろうかと思わないでもない 「予備電源が底をついて、センター全体で被験者を起こせなくなっちまった。」 「いいか、口裏を合わせておく必要がある。万が一誰かに聞かれたら... まあ誰も聞きゃあしないとは思うが、この前確認したときはみんな生きてましたって言うんだ。わかったな!?」 施設脱出のため、Wheatleyとプレイヤーは責任逃れの言い訳を考えつつ協力する。 「こいつはスゲえ! どこへだって行けるじゃないか! 次は... 左だ! いや、右だ、右へ行け! ああもうどっちでもいい、行きたい方へ行ってくれ。」 人生で初めて自由の身になりプレイヤーに抱えてもらいながらハイテンションになるWheatley。 ところでWheatleyさん、そこ橋の上なんで、右とか左とかないです。 「脱出するには、彼女の部屋を通らなくちゃならないんだ。」 「彼女がもし起きてたら、きっとオレたちは殺されるだろうな。」 「彼女」……言わずもがなGLaDOSのことである。 前作で主人公の手によって破壊されたはずだが…… 「『脱出用ポッド』と書いてあるスイッチを探してくれ。それ以外は、どこにも触るなよ。」 「脱出用ポッド、脱出用ポッドはっと……」 機能停止したGLaDOSと、何千とある大事っぽい操作パネルを前にして。 Wheatleyは脱出用ポッドを探せというが…… というか脱出用ポッドなんて都合のいいアイテム、ほんとにあるんですかね? なんて思っていたのも束の間、なぜかリフトが勝手に動き始める。 録音メッセージ パワーアップ開始。 「いいからパニクるな、オレ! 大丈夫だ、まだ止められる。ああ、そうだパスワードがあった。そいつをハッキングしてやる。問題ナシだ... ああ...」 操作パネルを手当たり次第に弄った結果、せっかく機能停止していたGLaDOSを目覚めさせてしまう大ポカをやらかす。 脱出用ポッド以外触るなって自分で言ったじゃん。 最早起動寸前、ここまでかと思いきや 「そいつをハッキングしてやる。問題なしだ」 流石AI頼りになるz 「A... A... A... A... A... それから... A。[ブー] 違うか。よし。 A... A... A... A... A... C。[ブー]」 「ちょっと待て、今オレ B って言ったか? ペン持ってたらメモっておいてくれ。」 「ずいぶんお久しぶりですね。お元気でしたか?私は多忙でした。 死んでいるのも楽ではありません。何しろあなたに殺されたので...!」 パスワードのハッキングと称した総当たり(*1)。 ……Wheatley、もしかしておバカ? 覚醒したGLaDOSの前にはWheatleyのハッキングも主人公の抵抗も無力。 Wheatleyは潰された挙句に焼却炉へ、主人公はテスト施設に放り込まれてしまう。 復活して恨み言を吐きながらもなおテストを強制するGLaDOS。なんだかんだ助けてくれたWheatleyもいなくなり、もはや脱出は絶望的かと思われたが…… 「よう!」 「彼女の可聴範囲外のトーンでしゃべってるんだ……」 「鉄くずさん、聞こえていますよ。」 まさかのWheatley大復活。ちなみに理由はカラスに突かれたかららしい。 さすがにカメラアイはひび割れ白いボディは汚れと傷だらけという酷いことになっているが。 逃避行中にWheatleyは策を思いついたようで、それを主人公に持ち掛けてくる。 曰く、GLaDOSの武器であるタレットと神経毒装置を無力化すれば、GLaDOSへの勝機が生まれるのだそうだ。 主人公はそれに従い、破壊工作を仕掛けに施設を右へ左へ駆けまわる。 「ジャーン! タレットの制御室でーす。どうもどうも。」 「あっちにスキャナーがあるだろ? あそこのマスタータレットを基準にして、スキャナーでタレットの選別をしてるってわけさ。つまり、マスタータレットを外しちまえば、ここの生産ラインは止まることになる。そうだな。フム。ハッキングしてドアを開けるしかないか。」\ガシャーン/ 「よし。神経毒噴射装置の中央制御回路にアクセスするぞ。 アクセス開始:まいど、神経毒装置はん。ここをちーとばかし停止させる必要がありますねん。これが資格証明や...と。え、何?邪魔くさいことあらへんて。信任状もありますねん。えーと、国際神経毒...えと監視...何だ...委員会からでっせ。アラブしゅ、しゅちょ、首長国が本部でぇおます。これでよしっと。」 そんなハッキングで大丈夫か? Wheatleyの頭を使った(物理)ハッキングと主人公の活躍により、タレット生産ラインと神経毒装置は無事破壊。 二人は意気揚々とGLaDOSのもとへと向かうが…… 「間もなく到着だ。毒も出ない、タレットもない... 彼女、どんな顔するかな? 面食らうだろうぜ。」 ちょっと待て。次の展開を完全に考えてなかったかも。」 GLaDOSのもとへと向かうルートを操作され、またも囚われの身になる二人。 だが、タレットも神経毒装置も無力化している。もうGLaDOSに二人を殺せるカードはない。 殺しに手間取っているどさくさに、主人公は施設の管理権限をWheatleyに乗っ取らせることでGLaDOS自身も無力化、ついにGLaDOSにとどめを刺したのだった。 「さわらないで! いや! やめて! ダメです! やめてください! やめてエエエエェェェェ...」 以下、Wheatleyの出自に関するネタバレ 「エンジニアたちは、私を弱体化しておとなしくさせようと、あらゆる手をつくしました。」 「そしてある日、彼らは私に知能鈍化スフィアを取り付けました。それは腫瘍のように私のブレーンに寄生し、程度の低いアイデアを次々と生み出しました。」 GLaDOSはそれ単体で完結した人工知能ではなく、付属パーツである小型人工知能「スフィア」と合体することで性能が変化する複合型人工知能であった。 この「スフィア」は好奇心、良心、怒り、ケーキ作り……などなど、各個ごとに固有の人格を持ち、接続することでGLaDOSに感情を後付けする役割を担っていた。 そんなスフィアのひとつに「知能鈍化スフィア」、つまり「おバカなスフィア」があった。 何故わざわざそんなものがあるのかというと、GLaDOSを御しやすくするため。 GLaDOSは極めて高性能なAIであるものの、同時に高性能すぎて人間の命令に背くようにもなっていた。 そこでその高性能な知能をあえて下げ、おとなしくさせるためのリミッターないしスペックダウンを試みるために作られたのがこの「知能鈍化スフィア」であり、Wheatleyを名乗る謎のAIの正体(本名?)だったのだ。(*2) つまり彼はただの筋金入りのおバカではなく、GLaDOSが言うところの“世紀の逸材達が知恵を絞って作り上げた「史上最高のマヌケ」「マヌケになるべく作られた存在」”……道化役だったというわけである。凄いんだか凄くないんだか… というわけなので、基本的にWheatleyは自身の意思に反して何をやっても必ず失敗する(*3)という難儀な宿命の持ち主だったりする。 そして、主人公は必ず失敗するよう設計されたマヌケ野郎ことWheatleyに管理権限を渡してしまった。それは施設全体が失敗する、つまり崩壊することを意味していた。 それでも脱出できれば良かったのだが、過ぎた力を手に入れた全能感故なのか、はたまたメインフレームがそうさせる(*4)(*5)のか態度が急変。 ジャガイモ電池に繋がれた姿に変えたGLaDOSに真相を告げられ逆上した彼によって地下深くまで叩き落され、今度は前作とは逆にポータルガンのパズルを解きながら地下から這い登ることとなる。 「ただのマヌケではありません。マヌケになるべく作られた存在なのです。」 「オレはマヌケじゃない!!」 「いえ!あなたは私の知能を低下させるために作られたマヌケ野郎です!」 「今はどうだ?マヌケは誰だ?」 「マヌケはこんな風にお前をパンチ!できないよな!どうだ!!」 出会って最初に言っていた「誰だって頭がイかれてるなんて言われればビビるもんなぁ」と言っていたのが見事に自分に当てはまってしまい、必死に否定する様には哀れみすら感じる。 それでも本人は全力で否定していたものの、やはり生来の性根と間抜けさは変えられず。 彼が管理AIに就任以降、施設はどんどんおかしくなっていく。 不穏な爆発音が遠くで鳴り響き、施設の構造はめちゃくちゃにいじられ、施設名までも「Wheatley Laboratory」に上書き。 主人公とGLaDOSが地底の過去施設で思い出話(?)に花を咲かせる中、彼は魔改造で合体させたキューブタレットにテストを解かせようとしたり、よくわからないことをしていた。 ようやく主人公とPOTaTOSことGLaDOSが地上施設にまで戻ってきた頃には既に施設が色々な意味で大変なことになっており、 "あの"ドS女神のGLaDOSに「私の施設になんてことを……」とまで言わしめた。 ついでにGLaDOSの作ったテストを勝手にパクって出題し、彼女の逆鱗に触れたりもした。 かといってGLaDOSが主人公にデレてくれるかといえばそうでもなく、 GLaDOSはGLaDOSで相変わらず事あるごとに主人公をこき下ろし続けるので実質孤立無援状態。ツンデレに見えなくもない なおGLaDOS曰く、「彼の接続を断たなければ、あと数時間で施設全体が爆発します。」とのこと。ひでぇ。 そしてテスト被験用のロボットを見つけた(COOPモードのプレイヤーキャラ、これによって人間の被験者を生かしておく必要がなくなった)Wheatleyは、本格的に主人公を殺しにかかる。 「ちょっと、ひらめいたんだ。鉄板をつぶしてまとめてさ。ヤバイね、これ。それからとがったパーツをたくさんくっつけてさらにパワーアップさせたのさ。 まだ作成中だけど、完成したらお前をコイツで撃ちまくってからブッ潰してやるよ。じっくりと時間をかけてね。」 「おっと、そこからポータルで出ようと思っても無駄だからな。どうやっても不可能なんだよ、あきらめろ。」 が、そこは安定のWheatley、持ち前のマヌケさでドジを重ね、幾多の殺人マシンはあれよあれよと切り抜けられてしまう。 気づけば、彼は自身が潜む施設中心部にまで乗り込まれてしまっていた。 そして最終決戦。 Wheatleyにしては珍しくChellをギリギリまで追い詰めるものの、「ポータルを開ける白い壁面は月の石から作られている」ことを思い出したChellが月面に向けて直接ポータルガンを撃つという奇策に出たことで、Wheatleyはポータルを介して月面に放り出されてしまう。 それでもギリギリ筐体にしがみつくWheatleyだが、ダメ押しとばかりに叩き込まれたGLaDOSのパンチ(*6)で宇宙空間へと放り出されてしまうのであった……。 Wheatleyのその後はスタッフロールの後で語られる。 実験施設から切り離された事で正気に戻ったらしく、(宇宙宇宙と興奮する宇宙コアと共に)何処とも知れない宇宙空間を漂いながら「彼女にもう一度会えたら心の底から謝りたい」と自身の所業を悔やんでいた。 果たしてその日がやって来るのかは定かではないが……。 レゴ・ディメンションズでは何か色々あって帰ってこれた。それに宇宙コアも帰ってこれた。が、冒険コアと事実コアは行方不明のまま……カワイソス。 余談 劇中では最初から最後まで道化同然の役回りだったWheatleyだが、実は人工知能として見るなら相当に優秀な存在である。 なぜなら、人工知能をはじめとするロボットにとって、感覚的な判断というのはとんでもなく難易度が高いからだ。 加えて「必ず失敗する」事の難易度も実はかなり高い。 一見すると簡単そうだが、ロボットの場合 「この状況において、どうなれば成功で、どうなれば失敗なのか?」 「成功の為にはどのような手順を踏まねばならないか?」 「成功のための手順がわかったならば、どの手順をどのように変えれば確実に失敗できるか?」 「Wheatley自身が失敗すると壊れてしまうので、失敗してはならない状況は何か?現在の状況はそれに当てはまっているか?」 「命題が解けないなど、イレギュラーな事態が起きた時どう振る舞うべきか?」 ……というパラドックスめいた問題を高速で計算し、未来を推測できなければならない。 そして、Wheatleyは以上を難なくこなしている。それも間違いを犯している自覚なしに。 さらに、劇中でWheatleyが「この文は正しくない」というパラドックス命題を投げかけられるシーンがあるが、彼はこの問いにマルバツの「マル」と 即答しちゃってる のだ。 「そこのマヌケ!いよいよ、パラドックスの時間です。「この、文、は、誤り、である」-考えてはいけない、考えてはいけない、考えてはいけない…」 「うーん、オレは「○」を選ぶ。フン、楽勝じゃねえか。ぶっちゃけ、これ前に聞いたことある気がするんだ。」 「これはパラドックスです!解答は存在しません。見てください!早く私の体を取り戻さないと、この施設は爆発します!」 「えーーっと…オレは「×」を選ぶ。」 このパラドックス命題、「『この文は正しくない』が正しいと判断すると否定の否定となって『この文は正しくない』という文そのものと矛盾し、正しくないと判断すると『この文は正しい』という文意と矛盾してしまう」という、 いわば人工知能に対する一種のトラップであり、真剣に真偽を確かめようとすると無限ループに陥ってしまう。 そして人間ならば「いくら考えても無意味」と判断して自ら思考を打ち切る事が出来るが、人工知能の場合はそれが出来ない。 (思考に割ける電力が限られるポテト状態だったとはいえ)出題者のGLaDOSでさえ無限ループによるフリーズを恐れ「気合で」堪えながら出題したにもかかわらず、 当のWheatleyは理解できないのに答える(問題が自分に解けないと判断する&即興で適切な答えを考える、のダブルコンボ)という地味に高度なマネをやってのけているのである。 程度の低い人工知能ならここで必死に考えた挙句、フリーズ症状を発症してしまうはずなのに。(実際、この出題後にキューブタレットたちは軒並み煙を噴いてダウンしてしまっている) そういう性質のために「失敗するため」なら結果として頭が良くなるフシがあり、実際に今までのマヌケさとは真逆に最重要パスワードを瞬く間に解除してしまっていたりする。まぁこれはパスワードがあまりに杜撰だった可能性が高いが。 もっとも、「本人の意思に反する結果をもたらす」以上、本人に自覚はない。 おそらく本人には己がのび太か何かのように見えていることだろう。 追記・修正は頭がマヌケであると言われてビビる人がお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] パスワードAAAABと知った時は笑った -- 名無しさん (2020-07-31 16 02 24) ポストクレジットでspaceコアと宇宙を漂流するとこはちょっと可哀想。自業自得だけど。 -- 名無しさん (2020-07-31 18 47 40) やろうとすることは必ず失敗するからチェルを始末しようと考えた時点で詰んでいた -- 名無しさん (2020-07-31 19 41 03) 何が正解かを導き出した上でそれに決してたどり着かないようにするから、性能自体はすごいんだよな…使い方が逆なだけで… -- 名無しさん (2020-07-31 20 45 12) アホなのは本人のせいじゃないから結構哀れではある -- 名無しさん (2020-07-31 22 50 31) プラン5のボタンは今までの間抜けっぷりがあったからこその罠だと思う -- 名無しさん (2020-07-31 23 06 05) 最初から最後まで道化として作られて道化として死んでいった(死んでない)稀有なラスボス。 -- 名無しさん (2020-07-31 23 22 03) SPAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAACE!!!!!!!!! -- 名無しさん (2020-08-01 00 02 09) ポイ捨てされても直ぐに施設に細工できるレベルの性能だから能力ではGLaDOS以上かも -- 名無しさん (2020-08-01 01 05 33) 0と1の間にある曖昧さを完全に理解できている(こいつ自身その自覚はないだろうが)という物凄く高性能なマヌケ -- 名無しさん (2020-08-01 15 59 48) 急いでて本人もそれを認識しているときにパスワードを発言通りのタイミングでしか入力できないとか、ポンコツ人間そのものの挙動をさせるようにした作成班の技術おかしいだろ…。というかここまでのやつ作れるならGLaDOSの人格部分作り直した方が早かったレベルでは。 -- 名無しさん (2020-08-01 23 36 26) 施設自体にAIを狂わせる仕掛け 実際宇宙にすっ飛ばされた=施設から切り離された後、自分の仕出かしたことを後悔してるしね -- 名無しさん (2020-08-04 00 46 56) ↑2そもそものオーナーが人間にカマキリのDNA組み込んでモンスター生み出しておいてその後始末を騙して連れてきた被験者にさせるような外道なんだから、技術はともかくGLaDOSの安全対策なんか微塵も考えちゃいなかったんだろうよ -- 名無しさん (2020-08-04 01 30 28) 技術部門とオーナーの間で何かしら揉め事はあっただろうから、Wheatleyは結構苦肉の策的な存在だったんじゃ -- 名無しさん (2020-08-04 01 33 48) [AAAAAC -- 名無しさん (2020-09-20 11 46 32) ↑ミス 本当に「AAAAAB」がGLaDOSを緊急停止させるパスワードだったのか。こんな序盤から伏線が張られてたとは -- 名無しさん (2020-09-20 11 47 23) ラストで宇宙空間に放り出された彼だけど、速度や重力を計算すると独白の直後に月面に落っこちる程度の速度でしかないらしい -- 名無しさん (2021-04-28 01 47 12) グラドスすら沈める最強のデバフ装置。いわば遠坂のうっかり遺伝子 -- 名無しさん (2021-05-09 19 53 31) 上でも言われてるけど、「何をやっても失敗する」AIを作るためには「何をやっても成功する」AIが必要だろうし、ポテンシャルとしてはGLaDOSより上の可能性があるよな -- 名無しさん (2021-11-19 11 15 03) ↑4となるといつか宇宙コアと一緒に月面で回収してもらえる可能性が…? -- 名無しさん (2022-06-03 09 34 05) コイツのプログラム応用したら絶対に成功するAIも作れる…?(禁書のオティヌスみたいに) -- 名無しさん (2022-06-03 17 49 25) 宇宙コアはスカイリムの世界にたどり着いたような -- 名無しさん (2022-11-24 07 48 11) 最後の罠だけは一見完璧だったのは、CHELLがあのラストシューティングをやってくれると内心計算してたからなのか・・・ -- 名無しさん (2023-03-30 15 23 54) 実際GLaDoSを取り外すまではマヌケ風なだけで作戦自体は完璧だしな。施設崩壊という大大大失敗のために完璧な作戦を立ててやがる -- 名無しさん (2023-06-01 17 44 59) 人間と会話するロボットって多くの作品に出て来るけど、よく考えたら「相手に言われた言葉の意味を正確に理解」「自分の知識や語彙の中から回答を選択」「同時にその回答をした際の相手の反応を予測」「以上を一瞬未満で計算する」というとんでもなく高難度の処理が必要なわけだけど、それを当然のようにこなしてる時点でスペックが低いなんてあるわけがない。それで項目にもある通り「必ず失敗する選択肢を選ぶ」となると、もうGLaDOSどころか創作世界のAIのほぼ全てよりハイスペックなんじゃないかってレベル -- 名無しさん (2023-12-21 22 41 50) 名前 コメント
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Portal 2 項目数:50 総ポイント:1000 オフライン:475(シングル) オンライン:125(オンCOOP) オンオフ不問:400(オンCOOP or オフ画面分割COOP) 難易度: ~860:★☆☆☆☆ ~1000:★★☆☆☆(Still Alive、プロフェッサーポータル、フレンドリストの恩恵) 実績wikiのカテゴリ上ではFPSに分類されてはいるが、FPVで「撃つ」要素はあるものの、ゲーム性そのものはパズル。 「プロフェッサーポータル」「フレンドリストの恩恵」はオンラインCOOP必須、画面分割不可。(システムリンクは不明) それ以外のCOOP実績はコントローラーが2個あればオフライン画面分割で解除可能。 COOP実績は画面分割一人二役だと一部同時操作を要する部分があるが、不可能な程ではない。 Portal2 wiki http //wikiwiki.jp/portal2/ Portal wiki http //wikiwiki.jp/portal/ PC版Portal2実績解除率 http //steamcommunity.com/stats/Portal2/achievements/ 共有タグ:"Portal2 jp 01" シングル:475、Coop:525 オフライン(シングルキャンペーン):29項目:475 モーニングコール 手動オーバーライドを生き残る 5 この人でなし! GLaDOSと再会する 5 阻止不可能 最初の高温阻止ビームテストをクリアする 10 厄介な液体の上にかかる橋 最初のハードライトブリッジテストをクリアする 10 サボタージュ Wheatleyーと一緒にテストチェンバーから脱出する 10 こう着状態要員 ボタンを押す! 15 おイモと一緒 科学を発展させる 15 楽々ジャンプ 反発性ジェルをマスターする 15 摩擦知らず 推進性ジェルをマスターする 15 ホワイトアウト 最初の変換ジェルテストをクリアする 15 デュアル・エクスペリメント 同じテストを2回行う 15 ファンネルのトンネル 輸送ファンネルをマスターする 15 最期の時 これがその場面 20 月による錯乱 それは今始まったばかり 20 空飛ぶタレット 空中信頼性プレートを使ってタレットを飛ばす 5 最後の送信メッセージ ラットマンの巣窟のいずれかに隠されたメッセージを見つける 20 ドロップボックス キューブに触れることなくボタンの上に乗せる 20 質量保存の法則 テストチェンバー07の法則を破る 20 オーバークロッカー テストチェンバー10を70秒以内にクリアする 30 聞き上手 GLaDOSの脱出アドバイスに従う 5 恨みっこなし 回収されていくタレットを救い出す 10 スキャン・アローン 欠陥タレット検知器の中に入る 5 シュレーディンガーのキャッチ 地面に落ちる前に青く塗られたボックスをキャッチする 20 失われた財宝 行方不明の実験装置を発見する 10 ドア賞 テストチェンバーのガラス製ドアをすべて調べる 20 レディの肖像 隠された肖像を見つける 10 意志貫徹 チャプター8での最初のテストを拒否する 10 モニター粉砕 テストチェンバーのモニターを11個破壊する 75 穴のボス 穴に誰が本当のボスか思い知らせる 30 オン・オフ不問(Coopキャンペーン):19項目:400 ハイファイブ 協力モードで精度調整の成功を祝う 5 チーム作り 「チーム作り」協力モードコースのすべてのテストチェンバーをクリアする 10 信頼作り 「質量と速度」協力モードコースのすべてのテストチェンバーをクリアする 10 橋作り 「ハードライトブリッジ」協力モードコースのすべてのテストチェンバーをクリアする 15 障害物作り 「輸送ファンネル」協力モードコースのすべてのテストチェンバーをクリアする 15 科学は救われました 協力モードですべてのコースのすべてのテストチェンバーをクリアする 100 アイアン・グリップ 「質量と速度」協力モードコースのチェンバー6でキューブを一度も失わない 20 三冠王 協力モードでプレイ中に、「質量と速度」コースの3つのチェンバーをそれぞれ60秒以内にクリアする 15 ポータル保全協会 ポータルを5回だけ使って、「ハードライトブリッジ」協力モードコースのチェンバー3をクリアする 20 Can t Touch This 協力モードでプレイ中にハードライトブリッジに阻まれたタレットの前でダンスを踊る 10 虚しきジェスチャー パートナーがあなたのポータルから投射されたブリッジ上でジェスチャーの最中に、ブリッジを動かしてパートナーをジェル上の液体中に落とす 25 3名様 協力モードのテストチェンバーで、隠されたコンパニオンキューブを見つける 25 Still Alive 自分、もしくは協力プレイのパートナーが一度も死ぬことなくコース4をクリアする 15 Narbacular Drop ジェスチャーを行っている協力プレイのパートナーの真下にポータルをセットする 25 空中ショー 協力モードでプレイ中、着地するまでに2種類のジェスチャーを空中で行う 20 4リング・サーカス 協力モードをプレイ中、地面に触れることなく4つのポータルをくぐる 25 墓穴掘り 5つすべての協力モードコースのカメラの前でGLaDOSに対して挑発アクションを行う 10 じゃんけんぽん 協力モードのじゃんけんで3回連続勝利する 20 ジェスチャー・エイト 協力モードでプレイ中に、自分の意思で8種類すべてのジェスチャーを実行する 15 オンライン:2項目:125 フレンドリストの恩恵 協力モードでプレイ中に、フレンドリストに登録されているフレンド3人とハグする 50 プロフェッサー・ポータル 協力プレイモードをクリアした後、今までプレイしたことのないフレンドと一緒にオンラインで精度調整コースをクリアする 75 アワード Portal 2のシャツ(男女) Portal 2の協力モードをクリアして、Portal 2のシャツをアンロックしよう ラブシャツ(男女) Portal 2の協力モードでフレンド3人とハグして、ラブシャツをアンロックしよう タレットシャツ(男女) テストチェンバー10を70秒以内にクリアして、タレットシャツをアンロックしよう Portal 2の帽子 手動オーバーライドを生き残り、Portal 2の帽子をアンロックしよう Portal 2のコンパニオンキューブ Portal 2のシングルプレイヤーモードをクリアして、Portal 2のコンパニオンキューブをアンロックしよう オフライン実績 ●シングル全般 モーニングコール~月による錯乱、はシングルクリア実績。 またOrangeBoxやXBLA版と異なり、メダル獲得や縛りプレイを問うものはない。 唯一「オーバークロッカー」の条件は時間内クリアだが、Portal1のゴールドメダルに比べればかなり余裕な時間設定。 無料DLC「Portal 2 Peer Review downloadable content」で追加されるチャレンジモードでも解除可能。 ●最後の送信メッセージ チャプター2、チェンバー6。 ボタンを押すとゴミが飛んで来るのでその中のラジオをキャッチ。 そしてポータルを作れる斜め板が2枚ある上に隠れ家があるので、そこにラジオを持っていく。 ラジオをキャッチし損ねても周辺に転がっている場合もある。 ●空飛ぶタレット チャプター2、チェンバー6等。 1回目にスイッチを押した時、ゴミに混ざって壊れたタレットが飛んでくるので、 それを拾ってスタート地点に戻り、空中信頼性プレートで飛ばす。 ●ドロップボックス チャプター2、チェンバー6が楽。 ●質量保存の法則 チャプター2のチェンバー7。 コンパニオンキューブをエレベーターホールまで持ち込む。 扉を開けた先にポータルを作れる壁があるのでそこを利用する。 ●オーバークロッカー チャプター3のチェンバー10。ハードライトブリッジ初登場の1つ前。鹿。 最後のスイッチにキューブを乗せるまでを70秒以内にこなす。 あらかじめ手順を把握してから臨もう。 http //www.youtube.com/watch?v=JR6bjZtsYSE チャレンジモードの帰還-跳飛でも解除可。 筆者はクリア&解除に1分21秒であったが、前述のとおり70秒以内の条件は「キューブを最後のスイッチに乗せるまで」。 ●聞き上手 チャプター4、GLaDOSから逃走中に「最後のテストチェンバー」に行く。サボタージュの解除後すぐ。 死亡確定だが、直前にオートセーブされているので気兼ねなく。 ●恨みっこなし チャプター5、タレット回収コンベアから流れてくる壊れていないタレットを拾う。 照準レーザーが光っているのですぐわかる。進行ルート上。 ●スキャン・アローン チャプター5、タレット検品エリアのサンプルタレットを外した後、自分が入る。 ●ドア賞 チャプター6の調べると録音メッセージが流れるドア(3つ×2箇所)を全て調べる。 どう見てもガラスに見えないが誤訳か。本来はvitrified test chamber doors。 1箇所目は反発性ジェルが登場する前。巨大なエレベーターを登った後。進行ルート上。 2箇所目はシュレーディンガーのキャッチ解除後。GLaDOSのいる建物の最上階、棚に隠れたドアの先。 http //www.youtube.com/watch?v=3yjz4pzcrms チャレンジモード、落下-ポテトス(2箇所目)でも解除可。 ●シュレーディンガーのキャッチ チャプター6、反発性ジェルが初登場するチェンバーで楽々ジャンプ解除後。 ガラス箱の中の箱を取り出すシーン。 反発性ジェルを箱にかけてガラスが割れたら、外に箱が飛び出す前に水をかける。 反発性ジェルが洗い落とされてから取りだす。また、出てきた箱をそのまままキャッチしても解除 反発性ジェルと水を使って上段のガラスのみ破壊する。 周辺に反発性ジェルを撒いてガラスの割れたところへジャンプで箱の中に入ってキャッチするのが簡単。 http //youtu.be/u352hsMuB38 チャレンジモードの落下-クレイジーボックスでも解除可。 ●失われた財宝 チャプター6、最後のドア賞の場所の先。 Borealisと書かれた浮き輪を見れば解除。「おイモと一緒」解除前。 チャレンジモード、落下-ポテトスでも解除可。 ●レディの肖像 チャプター7、最初のチェンバークリア後。 2つめのチェンバーに入る前の通路で、左側にある柵越しに上の壁にポータルを開け、柵の向こうの部屋に入る。 中にある男女の肖像画を見れば解除。 ●意志貫徹 チャプター8、チェンバー1でボタンを押さずに30秒ほど放置する。 1/19ではなく、ボタンが真正面にある1/1の方。 ●モニター粉砕 チャプター8の1/19以降、Wheatleyが映っている巨大モニターを全て壊す。 壊す方法は加速を付けて体当たり、加速させたキューブをぶつける、レーザー照射、タレットに撃たせる。 各チャンバーに1つ(5/19には2つ)とチャンバー脱出後のベルトコンベアに1つある、見逃しても後で泣かない。 モニターの場所は下記の動画を参照。全12個あるが実績の説明どおり11個の破壊の時点で解除される。 必ずしもワンプレイ実績ではなく、通算プレイでOK。 http //www.youtube.com/watch?v=0zLJ_p2qFyM ●穴のボス チャプター9の最初。ミンチにされるのを回避した後にWheatleyの指示に従う。 オン・オフ不問 ●Coopキャンペーン全般 ハイファイブ~科学は救われました、はCoopクリア実績。 画面分割の1人2役プレイでのクリアは出来なくはないが厳しい。 クリア実績以外だと「Still Alive」が難しく、「三冠王」はかなりの器用さが必要。 ●空中ショー 上下にポータルを開け無限落下状態で。 ●じゃんけんぽん じゃんけんアンロックはコース1チェンバー4。 手に何を出すかは完全ランダムなのでじゃんけんし続けるべし。 ●三冠王 1部屋だけで終わるチェンバー2,3,4で狙うのが簡単。 両者共に解法を把握し、役割分担をすること。 連続でクリアする必要はなく、各ステージ毎にタイムが記録されている。 ●ポータル保全協会 最初の部屋で3手、次の部屋で2手。 http //www.youtube.com/watch?v=kvYDcApGTgk ●4リング・サーカス コース1、チェンバー1床に3つ並べて、天井に解除したい方のポータルを設置、3つくぐった後に、天井のポータルを地面に移動してくぐる。 コース3、チェンバー5http //www.youtube.com/watch?v=PsA_lNXc9P0 コース4、チェンバー7輸送ファンネルとファンネル逆流ボタンを活用する。 ●3名様 コース4のチェンバー9、3部屋目。 隠されているルートに行くと死亡確定なので、Still Aliveとは平行しないよう注意。 http //www.youtube.com/watch?v=Yz8Z0PWxSUQ ●ジェスチャー関連 全ジェスチャーがアンロックされるのはコース4の途中。 ●Can t Touch This コース4のチェンバー9、開始直後が楽。 ●虚しきジェスチャー コース3のチェンバー1がやりやすい http //www.youtube.com/watch?v=60Q7G0RHCPU ●Still Alive 誤訳。 原文は Complete Course 4 with neither you nor your co-op partner dying. なので「あなたもパートナーも死ぬことなくコース4を完走する」 死にやすい後半(特に8,9)に注意。 http //www.youtube.com/watch?v=n9zh9OxNDk4 8,9はバグがあり、ショートカット可。 特に8のショートカットは危険も無く簡単にクリアできる。 参考動画(現在閲覧不可) 参考動画(閲覧可能な動画 2021/02/15追記) 画面分割1人2役プレイの場合の壁になるのはチェンバー8。 オンライン実績 ●フレンドリストの恩恵 画面分割不可。 フレンドを招待した、またはフレンドに招待されたセッション中でのハグのみカウント。 なので、野良マッチングのセッション中にパートナーになった相手をフレンドにしてハグしてもノーカウント。 「ハグをした」と言う記録は、COOP開始直後のハブでハグをして、(その後何れかのチェンバーに行くなりクリアするなりせずとも) すぐセッションを解散しても記録されているようなので、ロードを挟むような行動や任意のチェンバーをクリアしたりする必要はない。 ●プロフェッサー・ポータル 前提条件のCoopモードクリアはオンラインでも画面分割でもOK。 どのような形であれクリアして「科学は救われました」が解除されていれば良い。 精度調整コースのクリアは画面分割不可。 ここで言う「今までプレイしたことのないフレンド」と言うのは 「Portal 2のCoopを今までプレイしたことがないフレンド」と言うことである。 プレイしたかどうかは、セーブデータ以外の場所(タグ?)に記録されているため、セーブデータを退避させても駄目。 初プレイのプレイヤーが居る場合には飛ばせないOPムービーが挿入され、強制的に精度調整コースが始まるので判る。 また「フレンドリストの恩恵」と同様にフレンドを招待した、またはフレンドに招待されたセッションである必要がある。