約 5,225,494 件
https://w.atwiki.jp/imasss/pages/260.html
P「記憶喪失ですか?」 執筆開始日時 2012/02/15 元スレURL http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1329406104/l50 概要 P「自分がプロデューサーってことは覚えているんですが、アイドルたちのことがさっぱりで」 小鳥「ずいぶん都合がいい、記憶喪失ですね」 社長「私も昔なったことがあるよ。とりあえず、彼女達に知らせて置いたほうがいいだろう」ぴぽぴぽ P「えー、それって逆に不安を煽るんじゃ…」 社長「ボロが出るよりはいいだろう?もうみんなに知らせてしまったよ」 タグ ^オールキャラ まとめサイト えすえす
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/12548.html
タイトル基本データ 作品番号 GU エクスパンション セット名 セット番号 エキスパンション形式 セット枚数 備考 ご注文はうさぎですか?? W44 BP/TD 100+TD限定21 ご注文はうさぎですか?? WE26 EB 50 ご注文はうさぎですか?? ~Dear My Sister~? W57 BP 100 ご注文はうさぎですか? BLOOM? W88 BP 110 ご注文はうさぎですか? Re Edit? W94 BP 100 特徴 芳文社「まんがタイムきらら」連載作品のアニメ版がWSに登場。 主に黄をシャロ、緑を千夜、赤をココア・リゼ、青をチノが担当している。 特徴はキャラごとにかなりバラけているが、「ココア」「リゼ」「チノ」の持つ《ラビットハウス》を指定するものが多く、他の特徴を参照することは少ない。 デッキタイプは大きく分けて《ラビットハウス》、ネーム「シャロ」「千夜」、青を指定するものの3つにわかれる。 エクストラブースターは全50種類。新たにネーム「宝物」を指定する効果が多く登場した。 《ラビットハウス》には強力なフィニッシャー出会えてよかった チノ&ココアを始めとして、私らしさ リゼなどの優秀なシステムキャラが多数登場したことで大幅に強化された。 その高い安定性から、物語シリーズ・デレマスが規制を受けて以降の2017年前期に環境で活躍を見せた。 結果として2017年後期からいっしょに行こう ココア・出会えてよかった チノ&ココアが2種選抜に指定された。 2018年3月に、劇場公開作品「ご注文はうさぎですか?? ~Dear My Sister~」の参加が決定。 制限カード ネオスタンダード・タイトル限定構築選抜 いっしょに行こう ココア 出会えてよかった チノ&ココア 主なデッキタイプ 【シャロ&千夜デッキ】 ネーム「シャロ」・「千夜」を中心としたデッキタイプ。 【ラビットハウスデッキ】 特徴《ラビットハウス》を中心としたデッキタイプ。 青のサーチ・赤の回収を組み合わせることができ、安定度の高い動きを実現できる。 参考: WGP2016 世界決勝 ネオスタンダード優勝 【チマメ隊デッキ】 青を中心としたデッキタイプ。 コメント欄 t -- (名無しさん) 2016-05-22 19 08 46 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/seisoku-index/pages/960.html
~2月10日夜 きぬはた荘 リビング~ 絹旗 「チョコレートを作りましょう」フンス 滝壺 「なんで?」 番外個体 「食べたければ買ってくればいいじゃん」 結標 「あれって一般家庭の設備で作れる物なの?」 絹旗 「えー……まさか、この3人からこんな超反応が返ってくるとは思いませんでした」 この3人 「「「?」」」 絹旗 「むしろ滝壺さんたちこそ超躍起になってそうなもんですが」 婚后 「チョコレートと言えば、もうすぐバレンタインですわね」 白井 「作りましょう、ということは……もしや、絹旗さんにもそういうお相手が?」 絹旗 「いませんよ。いや、これだけの人数がそれぞれ手作りすれば色んな種類を超楽しめそうじゃないですか」 白井 「ああ、そういうことでしたか」 婚后 「でも作るのも楽しそうですわね。例年だともらう側なので、なんだか新鮮ですわ」 番外個体 「もらう側って……やっぱ女子高ってそういう文化があるの?」 婚后 「ええ、まあ……自分が渡す数より、後輩から頂く数のほうが多いですわね」 白井 「お姉様クラスになりますと、わたくしが手伝いつつ毎食のデザートとおやつと夜食にしても、 今月いっぱいはもちますわね……」 滝壺 「常盤台でやり取りされるチョコレートってなんだか高級そう」 婚后 「そんな大層なものでも。ベルギー取り寄せだとか、そんなものばかりですわ」 結標 「この間、デパ地下でベルギーのチョコの値段みて目が飛び出たんだけど」 絹旗 「ベルギーというだけでそんな高いんですか? ワッフルは安いですよ?」 結標 「そうね。耳貸して……ゴニョゴニョ」 絹旗 「( д) ゚ ゚」 番外個体 「今回は作るっていうんだから、値段関係ないでしょ?」 結標 「さっきから作る作るって言ってるけど、普通の家で作れるものなの?」 婚后 「材料さえあれば、あとはご家庭にあるもので十分作れますわ」 滝壺 「そんなに難しくないよ」 浜面 「俺たち、なんか空気だな」 海原 「さすがにこの話題には割り込めませんよ」 ユリコ 「(・ω・)?」 白井 「どのみち、材料は買いに行かないといけませんの」 結標 「今からで間に合うの?」 絹旗 「最悪、コンビニの板チョコでも出来ますから超大丈夫ですよ」 番外個体 「次の土曜日でよくない? その日なら私も休みだし」 婚后 「そうですわね、わたくし達も都合がつけやすいですわ」 滝壺 「ついでに何か足りないものないかな」 白井 「必要であれば型なり、他の材料なり買い足せばよろしいですの」 絹旗 「それは何にするかにも左右されるんじゃないですか?」 結標 「何にするかって、チョコレートでしょ?」 番外個体 「だから、クッキーでもいいしケーキでもいいし。チョコ味ならなんでもいいでしょ」 結標 「ああ、そういうことね」 番外個体 「……あー、なんか海原さんが可哀想になってきた」 白井 「そこは心配ございませんの。わたくしたちからも義理で差し上げますので」 結標 「ちょっとどういう意味よ!」 絹旗 「超そのまんまの意味かと」 結標 「じゃ、じゃあみんなは何作るのか教えてよ」 婚后 「わたくしは固形で……形ぐらいは凝ってみたいですわね」 白井 「もちろん、わたくしの愛情と少々のエッセンスを使った特製チョコレートを」キラキラ 番外個体 「ダメでしょ、それ」 絹旗 「普通のチョコじゃ超つまらないですし、なにか捻ってみたいですね」 滝壺 「はまづらが食べたいのを作る」 結標 「へー、色々あるのね」 絹旗 「そういう結標さんはどうするつもりなんですか」 結標 「え? んーと、チョコの……ジュース?」 番外個体 「どんなんだよ」 滝壺 「飲むチョコレートだね」 浜面 「なあ、俺でも一個ぐらいは貰えんのかな」 海原 「浜面さんには滝壺さんがおられるではないですか。どの口がほざくんですか。爆発してください」 ユリコ 「( -ω-)」ウトウト 絹旗 「でも、みなさん渡す相手ってどんな人ですか? あ、滝壺さんと結標さんとミサワさんはこれ付けててください」つ[×] 滝壺 「(・x・)」 番外個体 「(・x・)」 結標 「バツマスク? なんでそんなもん持ってるの……?」 白井 「あら、殿方に渡すだけがバレンタインではございませんの」 婚后 「お世話になってるお相手や、お慕いしてる相手に渡しても良いですわ」 絹旗 「むう、そういう手もありますか」 婚后 「そういう意味では、絹旗さんにも渡すべきお相手はおられるのでは?」 絹旗 「……」ウムー 白井 「作りながら考えても間に合いますの」 婚后 「あら? 作るのであれば、作ってる時は渡すお相手のことを想いませんと」 白井 「わたくしは頭の中は常にお姉様で溢れかえっておりますので、問題ございませんの」フンス 絹旗 「それはそれでどうなんでしょう」 婚后 「白井さんらしいと言えばらしいですわね」 白井 「今年こそお姉様に振り向いて頂くためには……」ブツブツ 絹旗 「じゃあ、明後日の土曜日に材料等を超買出しってことでよろしいですね」 婚后 「そうですわね、土日に準備をすれば月曜日はちょうど14日ですし」 白井 「他の方は問題ございませんの?」 滝壺 「(・x・)」 番外個体 「(・x・)」 結標 「(;-x-)」 絹旗 「あ、それもういいですよ」 滝壺 「うん、問題ないよ」 番外個体 「おk」 結標 「予定なら空いてるしね」 婚后 「決まりですわね」 浜面 「将棋でもやるか」 海原 「いいですね、お相手しましょう」カタン ユリコ 「(・ω・)」ウズウズ ~2月12日 第7学区 とあるスーパーマーケット~ 番外個体 「ねー、ココアパウダー買っていい?」 結標 「貴女、もう何作るか決めたの?」 番外個体 「だいたいね」 絹旗 「……」ウムー 婚后 「先ほどからずっとこんな調子ですわね」 滝壺 「きぬはた、何か迷ってるの?」 絹旗 「……いえ、決まりました。ちょっとスライスナッツを探してきます」ピュー 白井 (さすがに媚薬の類は置いてませんのね)ションボリ 結標 「あ、ねえ。これ買っていいかな」 滝壺 「ハートの型? しかもおっきい」 婚后 「この大きさは本命用ですわねー」クスクス 結標 「う、なっ……いいじゃない、別に……」 番外個体 「よし、淡希はこれも買うべきだな」 結標 「? なにこれ」 白井 「チョコペンですわね」 滝壺 「それを使って文字を書くんだよ」 結標 「な、何書けっていうのよ」 番外個体 「貴方の心にムーブポ 「それはいいから!!」 婚后 「心を込めたメッセージを書けばよろしいですわ」 白井 「量産用に、こちらの小さい型詰め合わせもあるとよろしいかと」 結標 「そ、そうね。ありがと」 絹旗 「超戻りましたっ」ドサドサドサ 滝壺 「ずいぶん持ってきたね」 番外個体 「スライスじゃないナッツもあるけど……胡桃? これも使うの?」 絹旗 「超念のためです。余ったら私が食べます」 結標 「絹旗さんって最近いっつも豆食べてるわよね。ポリポリポリポリと」 絹旗 「いいじゃないですか、別に。超静かなマイブームなんです」 婚后 (ああ、絹旗さんがリスっぽいと感じてたのはそのせいですわね) ~その頃のきぬはた荘~ 浜面 「……くそ、パスだ」 海原 「パスは3回までですよ? よろしいので?」 浜面 「已むを得ねぇ」 海原 「そうですか……では、僕はこちらで。どうぞ、浜面さん」パチン 浜面 「……パスだ畜生!」 海原 「ふふ、いよいよ後が無くなってきましたね」 浜面 「くそ、せめてスペードの10が出てくれば3枚は生き残れるってのによ……」 海原 「そう上手くいかないのが、7並べの面白いところです」 浜面 「考えてみたらスペードの10止めてるのお前しかいねえ! 卑怯だ!」 海原 「卑怯? 駆け引きがうまいと言って頂きたいですね」 ユリコ 「ノシ・ω・)ノシ」シュバババババ 海原 「あ」 浜面 (ナイスだユリコ!)b グッ ~同日 第7学区 とあるカフェ~ 絹旗 「いやー、超買いました」 白井 「あら? 結標さんが作ると仰ってた飲むチョコレートがございますの」 結標 「それじゃさっき買った型はなんなのよ……あ、すいません、これ1つ」 番外個体 「とか言っておいて飲むんだね」 滝壺 「一口味見させて」 婚后 「時期が時期だけに、色々と特別メニューも用意されておりますのね」 店員 「お待たせ致しました。こちらご注文のお品物になります」 結標 「へー、これが飲むチョコレート……どれどれ」チュー 白井 「お味はいかがですの?」 結標 「え? なにこれ……え?」 番外個体 「?」 結標 「飲むチョコレートって、チョコレートを溶かすだけじゃないの?」 絹旗 「詳しくは超知りませんが、溶かすだけでは出来ないと思います」 滝壺 「あ、おいしい」チュー 番外個体 (あ、そういや最終信号からチョコレートの作り方教えろくださいってメール来てたな)カチカチ 結標 「これにしなくてよかったわ……飲んでも作り方想像できないもの」 滝壺 「牛乳使ってるね」 白井 「牛乳と溶かしたチョコを混ぜてるのでしょうか」 婚后 「となると、牛乳も温めないといけなさそうですわね」 絹旗 「でもこれ、冷たいですよ」 番外個体 (あー、そうだ。一方通行にも手を出すな口出すなって言っておくか)カチカチ 結標 「全部出来てから冷やしたんじゃないの?」 絹旗 「その割にはなんか……ん~~」 婚后 「こういうのはお店独自の秘密だったりしますし、詮索は控えましょう」 白井 「聞いたところで、教えて頂けるか分かりませんし」 番外個体 (送信おk)ピッ 滝壺 「あくせられーた?」 番外個体 「えっ? う、うん、そんなところ」 ~2月13日朝 きぬはた荘~ 絹旗 「では、超はじめましょうか」 結標 「さ、男どもは出てった出てった」 浜面 「おい、なんだいきなり」 番外個体 「こっから先は一方通行ってこと」 海原 「はは、これは逆らえそうにないですね」 白井 「ゆっくりしてきてくださいまし。夜まで」 婚后 「申し訳ございませんが、本日は男子禁制でございますので」 滝壺 「はまづら、何かあったときのために私のカード渡しておくね」つ【GOLD】 浜面 「あ、はい。お預かりします」 海原 「では行きましょうか」 結標 「はい、上着。帰ってきた後にはお楽しみが待ってるからね」 番外個体 「海原さん、胃薬買っておいて」 結標 「なんでよ!!」 絹旗 「行きましたかね」 婚后 「気の毒ですが……仕方ありませんわね」 滝壺 「どうやって班分けしようか」 白井 「さすがに、6人がいっぺんに作業できるほどのスペースはキッチンにはございませんの」 番外個体 「3人が限度だね、あの広さじゃ」 結標 「別にそこまで考える問題でもないでしょ。適当でいいじゃない」 絹旗 「なんというか、こう、すでに超見えない線が引いてある気はするんですが」 滝壺 「?」 婚后 「それでは少々安直ではございませんか?」 番外個体 「じゃほら、ティッシュねじってクジ作ったから。これで決めよう」 結標 「長いのが3本、短いのが3本ね……もうこれでいいわよ」 白井 「決まりですの。ついでに、短いほうが前半の部ということにいたしましょう」 滝壺 「……みんな掴んだ? じゃ、いっぺんに引くよ」 ヒュパパパパパ 絹旗 「おお……こうきましたか」 婚后 「では、前半の部の方は早速着手してくださいな」 ~その頃 第7学区 某所~ 海原 「追い出されちゃいましたね」 浜面 「一体何が始まるってんだ?」 海原 (まあ、分かりますけども) 浜面 「しょうがねぇな。夕方まで適当に時間つぶすか」 海原 「そうですね、そうしましょうか」 : : : 海原 「おや?」 浜面 「あららら?」 一方通行 「出会うのがコイツらかよ……俺はどこまでツイてねェンだ」ハァ 海原 「一方通行さんも、追い出されたクチですか」 一方通行 「オマエらもか。なンなのかねェ……もう反抗期なのか、クソガキも……」 浜面 「大変なんだな、第一位も」ポンポン 一方通行 「……オマエら付き合え。メシぐらいは奢ってやる」 ~その頃 第7学区 とあるデパート~ ショチトル 「も、申し訳ない……こんなこと頼めそうなの、あなたたちしかいなくて」 麦野 「まー、なんだ、ほら。私も買っておこうかと思ったし、丁度よかったわよ」 19090 「しかし右を向いても左を向いてもチョコレート売り場ですね、とミサカは右往左往します」 麦野 「ウロチョロすんな。迷子になったら誰が探すと思ってんだ」ガシッ 19090 「ふが」 ショチトル 「しかし、日本には不思議な風習があるのだな……女から男にチョコレートか」 麦野 「まあ、ここ数年はそうでもないみたいだけどね。逆チョコとか友チョコとかあるみたいだし」 19090 「ではしずりんが渡せば麦チョコですかとミサカはっ」ブフィー 麦野 「自分の発言に自分で吹いてどうすんのよ」 ショチトル 「でも、たくさんあるな。どれにすればいいんだ?」 19090 「自分が食べたいと思ったものにすれば良いのでは、とミサカは的確なアドバイスを送ります」 ショチトル 「食べたいの……」 麦野 「あ、これ買っていこうかな」 19090 「これは……と、ミサカはしずりんのチョイスに目を見張ります」 ショチトル 「えっ……なぜだ? こんな小さいのが4つ入ってるだけでなんでこんな値段が?」 麦野 「そういうもんなの。安いのから高いのまで色々あるのよ、こういうのは」 19090 「こんな高級品を贈られる殿方は果報者ですね、とミサカはしずりんの白馬の王子様を」 麦野 「そんなんじゃないわよ。これは自分で食べる用。あのバカにはこっちで十分よ」ヒョイ 19090 「……ごぢば?」 ショチトル 「ブランド名か何かか」 麦野 「ええ、有名所よ。あ、そうそう。カエル先生の分も選んでおくか」 19090 「いえ、それには及ばないかと、とミサカは制止します」 ショチトル 「?」 19090 「先日、偶然聞いてしまったのですが」 *** 冥土帰し 「もうじきバレンタインか……やれやれ、大量の贈り物を捌くのも大変なんだけどね?」 *** 19090 「とボヤいてましたので」 麦野 「……結構ヤリ手なのね、あの爺さんも」 ~きぬはた荘 キッチン~ 滝壺 「番号」 白井 「1」 結標 「2」 滝壺 「全員揃ったから始めよう」 白井 「それではお湯を沸かしますの」バチン 結標 (へー、お湯なんて使うんだ) 滝壺 「二人とも、どんなの作るの?」 結標 「私は買ってきたこの型を使って、普通の……変に凝って失敗しても嫌だしね」 白井 「わたくしは、多めにチョコレートを溶かして」 滝壺 「溶かして?」 白井 「全身に塗って」 結標 「やめなさい、流石に引くから」 白井 「冗談はこれぐらいにして、この型を使って固めますの」 結標 「え? なにこれ? どうやって使うの?」 白井 「ここから溶かしたチョコを流しこんで固めれば、愉快なオブジェの完成ですの」 滝壺 「食べるのが勿体ないかもね」 結標 「滝壺さんはどうするの?」 滝壺 「私はクッキー」 白井 「それが浜面さんのリクエストで?」 滝壺 「うん」 白井 「リクエストといえば、結標さんは何か聞いておりませんのですか?」 結標 「んーと……なんでもいい、って。私が作ったものなら、なんであれ食べるからって」 白井 「気のせいかわたくし、目からガムシロップが出てきましたの」 結標 (しかもこれ嘘じゃなく、本当に食べちゃうから……ヘタなの作れないわよ) 滝壺 「♪」ドザザザ 白井 「滝壺さんなら粉塵爆発の心配はございませんの」 結標 「それいつまで引きずってるのよ」カチャカチャ 白井 「ささ、わたくしたちも着手いたしませんと」 結標 「まず、刻めばいいのよね」 白井 「溶かす前の準備ですわね」 滝壺 「大きさを揃えて刻んでね」ゴネゴネ 結標 「結構固いのね」ドカドカドカドカ 白井 「大きさを均等に、が意外と難しいですの」ドカドカドカドカ : : : 白井 「できましたの……」 結標 「刻んでみると結構な量だけど、溶かすとどれぐらいになるのかしら」 滝壺 「」ビッタンビッタン 白井 「では、わたくしは冷却用のトレイを用意しますので、溶かしてくださいますか?」 結標 「う、うん。わかった」 滝壺 「」ボカボカ 白井 「大変ですのね、生地作りも」 滝壺 「大変」フー 白井 「冷蔵庫にスペースは……大丈夫ですの」 滝壺 「……なんかコゲ臭いね」フンフン 白井 「まさか……」 結標 「ね、ねー……これってマズイかな」 白井 「あー、やっぱりですの……」 滝壺 「むすじめ、チョコ溶かすときは直火じゃダメ」 結標 「そ、そうなの?」 白井 「わたくしがお湯を用意しておきましたのに」 滝壺 「こうやって、お湯の熱で溶かして」 結標 「あっ、それでお湯準備してたのね……」 滝壺 「大丈夫、ありがちな失敗だよ」 白井 「この炭チョコは……手遅れですの」 結標 「ゴ、ゴメンなさい……」 滝壺 「むすじめって、意外とぶきっちょだよね」 結標 「」グサリ ~きぬはた荘 リビング~ 絹旗 「わー、早くもすごいですね。超甘い香りが」 番外個体 「そういえばさ」 婚后 「どうかいたしましたか?」 番外個体 「私らは贈呈品を作ったとして、それを裸で渡すつもりなのかな」 絹旗 「服ぐらい着てくださいよ」 婚后 「贈り物は自分ですと? あらあら、大胆ですこと……」 番外個体 「そうじゃなくて! いや、それもアリかもしれないけど、そうじゃなくて」 絹旗 「じゃ、なんですか」 番外個体 「ラッピングとか考えてなかったなぁと思って」 婚后 「あ」 絹旗 「そう言われてみれば……」 番外個体 「まー、新聞紙とかでもいいか」 婚后 「ダメですわよ。インクで汚れますわ」 番外個体 「やっぱダメ?」 絹旗 「お皿に乗せて渡せばいいじゃないですか」 婚后 「まあ、同居人ならそれでも良いかもしれませんが……」 番外個体 「やっぱり外に持ち出すとなると、なんか必要かな」 婚后 「そうですわ。待つ身も暇ですし、わたくしたちで買いに行きましょう」 絹旗 「そうしましょうか、滝壺さんたちも使うかもしれませんし」 番外個体 「はー、しょうがないか」 婚后 「ちょっと、キッチンのメンバーにも聞いておきますわね」パタパタ 番外個体 「ラッピングねー、うーん」 絹旗 「ミサワさんは超裸で渡すんじゃないですか? あ、もちろん自分がですよ」 番外個体 「するかっつの!」 絹旗 「えー、超つまらないですー」ブーブー 番外個体 「だって、そんなことして……あんなこととかそんなことされたら、私……」 絹旗 「?」 番外個体 「」プシュー ~きぬはた荘 キッチン~ 結標 「今度は大丈夫よね……」トローリ 白井 「ダマもなさそうですし、これなら実用に耐えますの」 婚后 「進捗はいかがですか?」 滝壺 「あれ? どうしたの?」 婚后 「向こうで話題になったのですが、ラッピングどうされるおつもりなのかと思いまして」 滝壺 「」 白井 「」 結標 「」トローリ 滝壺 「全然考えてなかった」 白井 「6人いて、誰も気づかないとは……」 結標 「ど、どうしましょ……」 婚后 「では、待機組で買出しにいってきますわ」 滝壺 「ゴメンね、おねがい」 結標 「あ、あのさ。材料用のチョコも買い足してほしいんだけど」 婚后 「え!? あれだけあっても足りないのですか?」 結標 「えと、少しミスっちゃって」 婚后 「まあ……かしこまりました。適量買ってきますわね」 白井 「申し訳ございませんが、よろしくお願い致しますの」 <お二人とも、出掛けますわよ。 <はいはーい。 <ユリコー、頭から降りてください。 <オアーン 白井 「……少しミス、ですの? この炭チョコが」 結標 「私は過去に拘らないのよ」 滝壺 「前を見据えるのって大事だよね」ウンウン 白井 「なにか違うような……さ、型の準備ができましたので、流しこんでくださいまし」 結標 「うわー、なんか緊張するわ」トローリ 滝壺 「……こうやってみても、むすじめのハート大きいよね」 白井 「文字通り、気持ちの大きさを表現しておりますの」 結標 「やめてよ! 手元が狂うようなこと言わないで!」 ~その頃 第7学区 とあるファミレス~ 一方通行 「」ポケー 浜面 (おい、どうしちゃったんだよコイツ)ヒソヒソ 海原 (理由も聞かされずに追い出されれば、凹みもしますよ)ヒソヒソ 一方通行 「…………反抗期、かァ」 海原 「いや、何か特別な理由があったんだと思いますよ?」 浜面 「そ、そうだよな! 話せば分かる!」ウンウン 一方通行 「……アイツからさァ、クソガキが何かやっても詮索するなって釘刺されてンだわ」 浜面 「アイツって……ミサワの姐さんか?」 海原 (根回し済みでしたか、流石ですね) 一方通行 「俺がなンかしたっつゥのか……いや、したンだよな……」 浜面 「おい、いくらなんでも凹みすぎじゃねぇか?」 一方通行 「いや、俺も頭では分かってたンだよ。いずれこういう日が来るってなァ……」 海原 (重症ですね……) 浜面 (どうする、これ)ヒソヒソ 海原 (どうしたもんでしょうかね) 一方通行 「だが、ここまで早く来るとはなァ」 店員 「お待たせ致しました」 浜面 「お、きたきた! おい、一方通行。いつまでも凹んでないで食え!」 一方通行 「はァ……らしくねェって自覚はあるンだよ」モシャモシャ 浜面 「そういや、ちと思ったんだけどよ」 海原 「どうしました?」 浜面 「一方通行よ、お前を選んでくれた相手にアイツ呼ばわりはねぇだろ」 一方通行 「あァ? 二人の時は名前で呼ンでやってンぞ」 海原 「おやおや、仲のよろしいことで」 一方通行 「アイツが名前で呼べってうるせェからだ、ったく」 浜面 「なんだ、おっさん心配しちゃったぜ」 一方通行 「オマエ人のこと心配してる場合かよ。苗字で呼ンでるじゃねェか」 海原 「言われてみれば、浜面さんはずっとそうですね」 浜面 「ぐ……ま、まあ、それで定着してるっていうかな」 海原 「滝壺さんは何も言ってこないのですか」 浜面 「言ってこないな。向こうも"はーまづらぁ"呼ばわりだし」 一方通行 「オマエ、結婚して苗字変わっても苗字呼ばわりなンかよ?」 浜面 「そ、それはそん時に考える。そうだ、その辺海原はどうなんだよ」 海原 「僕ですか? 名前で呼んで欲しいとは言われましたね」 一方通行 「おーおー、変態同士で仲のよろしいこって」 海原 「でも呼んでませんよ? これまで通り、結標さんです」 浜面 「……なんで?」 海原 「なんか照れるじゃないですか」 一方通行 (アイツから"最近淡希が機嫌悪いのー"ってメールが来まくる俺の身にもなりやがれ……) 浜面 「頑張れ、結標の姐さん……」ホロリ 海原 「?」 店員 (クソックソックソッ……リア充がこんな店来てんじゃねぇ……!) 浜面 「しっかし、まだ昼過ぎか。これからどうするよ」 海原 「まさか夜までここで粘る訳にもいきませんしね」 一方通行 「なンか暇潰しの手段はねェのかよ」 浜面 「雀荘でもいくか?」 海原 「碁会所なんてどうです?」 一方通行 「あンのかよ、学園都市に」 海原 「雀荘はないでしょう。一種のギャンブルですよ?」 浜面 「おい、麻雀は本場中国では家族団欒の手段なんだぞ!?」 一方通行 「中国の麻雀と日本の麻雀は別モンだ。ルールからして違ェ」 海原 「仰るとおりです」 浜面 「ぐ……だ、大体な! 碁会所だって学園都市にゃねぇだろ!」 海原 「第19学区にありますよ」 浜面 「あんの!?」 一方通行 「あったとしてもンなところ行かねェよ」 海原 「つれないですね」 一方通行 「とりあえず出るか。さっきから店員の視線が妙に痛ェしな」 浜面 「痛い視線は反射できないのか?」 一方通行 「残念ながらな」 海原 「そうと決まれば行きましょう」 店員 (二度と来んなバーカ) : : : 海原 「さてさて、どうしましょうかね」 浜面 「……おい、この店入ってみねぇ? 暇つぶしにはなるだろ」 一方通行 「あァ? こりゃ何の店だ?」 海原 「"ご新規さん大歓迎! 器量良しを揃えてます!"……これは興味深い」 一方通行 「くっだらねェ……珈琲が飲めるならなンでもいいわ」 浜面 「よし、入ろうぜ!」wktk 海原 「帰宅後に浮気を疑われませんかね」 浜面 「大丈夫だろ、あいつなら」 ~きぬはた荘 キッチン~ 【冷蔵庫】<バタム 白井 「あとは固まるのを待つだけですの」 結標 「はぁ、やっとここまで来たのね……」ヘナヘナ 白井 「まだ飾り付けが残ってますのよ」 滝壺 「ねえねえ、固まるまでの間手伝って」 白井 「はい、何をすればよろしいですか?」 滝壺 「ここにのばした生地があるから、これで型抜きして」つ□◯△ 結標 「え、すごい。これ焼いたらチョコチップクッキーになるのよね」 滝壺 「うん」 白井 「滝壺さんは本当に器用でございますわね」ペコン 滝壺 「ゆっくりやってるから出来るだけだよ」 結標 「それでも、正直羨ましいわ……」ペコン 白井 「まあ、結標さんでもこれぐらいはできますのね」 結標 「さっきからバカにしすぎでしょ!」ムキー 【オーブン】<ガコン 滝壺 「あとは待つだけ」 結標 「にしても、随分な数ね」 滝壺 「みんなの分もあるから」 白井 「まあ、これは俄然楽しみになってきましたの」 結標 「出来るまでちょっと休憩しましょ」 滝壺 「お茶いれるね」 ~きぬはた荘 リビング~ 結標 「あの子たち、まだ帰ってないのね」 白井 「どこまで行ったのでしょうか」 ユリコ 「(・ω・ ) ) ) )」ポテポテ 滝壺 「ゆりこ? お腹空いたの?」 結標 「家中に充満する甘い匂いにつられちゃったかしら?」クスクス 白井 「そうそう、ネコにチョコレートは毒ですのよ?」 結標 「え? そうなの?」 滝壺 「うん、最悪死んじゃう」 結標 「うっかりあげないようにしないとね……」 ユリコ 「(・ω・)?」 <只今戻りましたー <ただーいまー <超戻りましたー ユリコ 「(・ω・*)三三三」ドタタタタ 婚后 「あら、みなさん?」 番外個体 「もう終わったの?」 白井 「今は待機時間ですの」 絹旗 「てことは、今は冷蔵庫の中ですか」 滝壺 「私のはオーブンの中」 結標 「にしても、随分買ってきたのね」 婚后 「ええ、箱から包み紙から、包装紙にリボンに……」ガサガサ 番外個体 「それも、どんなのでも対応できるように各種サイズを揃えてきたからね」 絹旗 「時期が時期だけに、ラッピング製品も豊富なので超片っ端から買ってきましたよ」 滝壺 「これだけあれば大丈夫そうだね」 結標 「あ、私この大きい箱ほしい」 番外個体 「おっきいもんねぇ、淡希のハートは」 結標 「何よ、その言い方」 白井 「そのまんまですの」 婚后 「出来はいかがですか?」 滝壺 「まだ分からないかな」 絹旗 「さっきオーブンって言ってましたよね? 焼きチョコですか?」 滝壺 「ううん、クッキー」 婚后 「まあ、チョコレートの?」 滝壺 「はまづらにね、なにか食べたいお菓子ある?って聞いたら"煎餅"って言われたから」 絹旗 「浜面……」 滝壺 「流石にお煎餅は作れないから、クッキーにした」 ~その頃 第7学区 とあるデパート~ 19090 「結局、先生には割れせんを買いました、とミサカは報告します」 麦野 「バレンタインに煎餅渡すのは初めてよ」 ショチトル (この紙袋すごい可愛い……お兄ちゃんに渡すのは中身だけじゃダメかな……) 麦野 「ところで、アンタ。自分の分は?」 19090 「はい、これにしようと思ってます、とミサカは見初めた相手に指を突きつけます」ビシイッ 麦野 「……これ、ゲコ太だっけ?」 ショチトル 「チョコレートのオブジェか。器用なものだな」 19090 「これは人に渡すのはなんか勿体無いので、みんなで食べましょう、とミサカは息巻いて提案します」フンスフンス 麦野 「いいの? 愛しのゲコ太が愉快なバラバラ死体になるわよ?」 19090 「へ? なっ、ななな、な、なぜですか!?」 麦野 「じゃあ聞くけど、これこのまま3人でまる齧りするの?」 ショチトル 「それはどうかと思うが……」 19090 「?」 麦野 「あー、つまりね。みんなで食べようとするならハンマーとかで叩きわr「なんですとぉぉぉ!?」 19090 「しずりん見損ないました! ゲコ太を叩き割るなんて!」 麦野 (こいつこんなメンドくさかったっけ) ショチトル (気持ちは分からなくもないが……) 19090 「うー、仕方ありません。しずりんの魔の手から守るのもミサカの使命です」 麦野 「もう好きにして……」ハァ 19090 「せめて別れ際にキスだけでも、とミサカは」 麦野 「おいバカやめろ!」ガシッ ショチトル 「落ち着いて! それは売り物だ!」 19090 「放してください! せめて、せめて思い出だけでも! とミサカはぁぁぁ!」 麦野 「一旦でるぞ」ズルズル ショチトル 「そうした方が良さそうだ」 19090 「放してぇぇぇぇ」 麦野 「これ、傍からみたらこっちが犯罪者じゃねぇか……」 ショチトル 「視線が痛いのは気のせいではないだろうな……」 ~きぬはた荘 キッチン~ 結標 「どう?」 白井 「うん、ばっちり固まってますの」 滝壺 「はい、チョコペン」 結標 「何書けばいいのかしら……」 滝壺 「ねえ、文字の前にこのピンクので縁取りしたらどうかな」 白井 「そうですの。きっと、メッセージが際立ちますの」 結標 「んーと……こんな感じ?」ミョルミョルミョル 滝壺 「うん、綺麗」 結標 「で、文字か……文字ね……」 白井 「"I m all yours"。これでいきますの」フンス 結標 「ちょっと、それは言い過ぎでしょ」 滝壺 「? そうかな?」 白井 「お付き合いするのなら、この身も心も相手に捧げる覚悟がございませんと」 結標 「貴女が言うと迫力あるセリフね……もう少しマイルドに……これでいくわ」カキカキ 滝壺 「……マイルドなの? これで?」 白井 「まあ、先程のに比べれば抑え気味ですが……」 結標 「いいじゃないのよ! もう!」 滝壺 「文字書いたなら、もう一度冷やさないと」 結標 「さっきほどは時間かからないわよね」 【冷蔵庫】<バタム 結標 「白井さんのはどうなの?」 白井 「今型を外そうとしてますの……」コンコン 滝壺 「慎重にやらないと壊れちゃいそうだね」 白井 「そうですわね、そっと剥がさないと……」 パカッ 白井 「おぅ……我ながら見事ですの」 滝壺 「すごい、ネコだ」 結標 「お座りしてるネコね……すごいじゃない」 白井 「一人一つですのよ」 結標 「え、これ全部ネコなの?」 白井 「中身は同じですの」 滝壺 「食べるのがもったいないね」 結標 「滝壺さんのはどうだった?」 滝壺 「できてるよ。味見してみて」 白井 「これは売り物レベルですの」サクサク 結標 「これ、美味しすぎて逆に手作りか疑われたりしない?」サクサク 滝壺 「大丈夫だと思う」フンス 結標 「なんかみんなすごすぎよ……私のがチープに見えてきたわ」 白井 「いーえー、大事なのはハートですの、ラヴですの」 滝壺 「そうだよ、ラヴだよ」 結標 「にしても、随分時間経っちゃったのね」 白井 「ですの、そろそろ場所を引き継ぎませんと」 滝壺 「あとラッピングだけだし、キッチンじゃなくてもできるよね」 結標 「……でも、リビングだとユリコが巡回してるのよね」 白井 「……うっかり食べられては、危険ですの」 滝壺 「じゃあ、ゆりこはリビングに閉じ込めておいて、食堂でやる?」 結標 「可哀想だけど、それしかないか。絹旗さんも作り始めたら面倒見れる人いなくなっちゃうし」 白井 「ユリコのためを思ってのこと、仕方ございませんの」 滝壺 「それじゃ、まず片付けよう」 結標 「たまにやると、結構楽しいのね」カチャカチャ 白井 「あら、結標さんは手作りはこれが初めてでございますか?」ゴトゴト 結標 「恥ずかしながらね」 滝壺 「たまにじゃなくても楽しいよ」 結標 「来年は、もっとすごいの作りたいわね……」 白井 「もう来年の話ですの? それまで海原さんと続いてまして?」クスクス 結標 「続いてるに決まってるじゃない」 ~きぬはた荘 リビング~ 滝壺 「終わった」テッテレー 絹旗 「お、超完成ですか」 婚后 「お疲れ様でした」 白井 「正確には、まだラッピングが残っておりますが」 結標 「それだけだったらキッチンじゃなくてもできるしね」 番外個体 「じゃあ、こっちが始めていいんだね?」 滝壺 「うん、大丈夫」 結標 「浜面さんたちが帰ってくる前に終わらせないとね」 絹旗 「最悪、今日は帰ってくるなって言うから超大丈夫です」 滝壺結標 「「それはちょっと困る」」 婚后 「あらあら、見せつけられてしまいましたわね」クスクス 番外個体 「はー、熱い熱い」 絹旗 「ミサワさんが言わないでくださいよ」 ~きぬはた荘 キッチン~ 絹旗 「さあ、超始めますよ!」フンス 番外個体 「絹旗さん、何つくるの? ナッツ買ってたけど」 絹旗 「ブラウニーというヤツに超挑戦してみます」 婚后 「ブラウニーですか……それも素敵ですわね」 絹旗 「ミサワさんは何にするんですか」 番外個体 「色々考えたけど、トリュフ。甘さは控えめにね。婚后さんは?」 婚后 「最初は固形状のものにしようと思ったのですが、折角ですしムースでも作ってみようかと」 絹旗 「おお、なんか超難しそうです」 婚后 「どうでしょう……レシピは頭に叩き込んできましたが、作るのは初めてですし」 番外個体 「やってみないとわからないもんだよ、こういうのは」 絹旗 「そうですね、時間に余裕がある訳でもありませんし、超ちゃっちゃと始めましょう」 婚后 「まず、テンパリングのためにお湯を用意しないといけませんわね」 絹旗 「何作るにしても、それは必要なんですね」 番外個体 「まあ、基本みたいなもんだしね。よし、気合入れていこう」 ~第7学区 とあるカフェ~ ニャーニャーニャーニャーニャーニャーニャーニャーニャー 海原 「おやおや、浜面さん大人気ですね」 浜面 「いや、あの……こんな数がまとわりついてくると、正直重いんだが」 一方通行 「ぬこカフェねェ……野郎3人で入るよォな店じゃねェだろ」ハァ 浜面 「そんなこと言って、内心まんざらでもないだろ?」 海原 「先程から膝の上でくつろがせてますしね。白い者同士、相思相愛じゃないですか」 一方通行 「うるせェ。おいモップ、オマエもいつまで居座ってやがる」シッシッ ペルシャ 「イヤー」ガシッ 浜面 「離れたくないってよ」 海原 「余程居心地がよいのでしょうね」 一方通行 「……オマエ、頭のネジ外れてンだろ」ナデナデ ペルシャ 「ブナー」 フシャァァァ フギャァァァァ 浜面 「あ、おい! 俺のことで争うのはやめろ!」 海原 「しかし、帰宅してからユリコさんに怒られませんかね」 浜面 「大丈夫だろ、あいつはおっとり型だし」 一方通行 「? オイ、ちょっと待て。オマエら、決まった相手がいるンじゃねェの?」 海原 「ええ、僕には結標さんという方が」 浜面 「滝壺こそ至高だ。反対意見あるヤツは表にでろ。講義してやる」 一方通行 「ユリコって誰だよ」 海原 「家族ですよ」 浜面 「そうか、お前には話したことなかったな」 一方通行 「……どンなヤツだよ」 海原 「色白で、元気が良くて、人見知りはまったくしないで」 浜面 「ちょいとイタズラ好きで、食いしん坊なんだよな。そこがまた可愛くてなぁ」 海原 「それと、物怖じしませんね。興味があれば一直線ですよ」 一方通行 「……」← ユリコ想像中 一方通行 「オマエら、節操ねェのな」ハァ 海原浜面 「「?」」 ペルシャ 「ブナー」 ~きぬはた荘 キッチン~ 絹旗 「彼氏(かのうじ)という生き物は実在するんでしょうか」 婚后 「……突然何の話ですか?」 絹旗 「というワケで、ミサワさんの超彼氏はどんな人か教えてください」 番外個体 「は、えっ?」 婚后 「あら、わたくしも興味がございますわ」 絹旗 「超浜面とか海原さんのことはそこそこ知ってますけど、ミサワさんの下僕については知らないことが多いので」 番外個体 「下僕って……それは浜面さんの専売特許だよ」 婚后 (浜面さんも、少しだけ不憫ですわ……) 絹旗 「で、どんな人なんですか、ほらほら」 番外個体 「あー……愛想悪くて、虚弱体質で、言葉汚くて、ひねくれてて、厭世家で、ピーマン嫌いで、白くて」 婚后 「少しは褒めて差し上げてくださいな」 番外個体 「…………不器用で優しい」 絹旗 「あーあー、最後の一言で超台無しです」 番外個体 「なんでよぉ!!」 婚后 「落として落として、最後に上げるのは常套手段ですわよ」 番外個体 「ぐぬぬ……もうこの話はお終い!」ザラザラザラ 絹旗 「お、いよいよチョコを溶かすんですね。テンパランスでしたっけ?」 婚后 「テンパリングですわね」 番外個体 「これが見た目より難しいんだ」マゼマゼ 婚后 「ダマにならないように気をつけませんと」 絹旗 「お、早くも溶け始めてきましたよ!」 番外個体 「おいそこ。なに食パンの耳持ってスタンバってんだ」 絹旗 「超味見ってヤツです」 婚后 「ダメですわよ、足りなくなったらどうするのですか」 絹旗 「浜面の分をチロルにします」 番外個体 「ダメだっての! ほら、ブラウニーなんでしょ、生地でも作ってきな」シッシッ 絹旗 「超ケーチーでーすー」 婚后 「ほらほら、わたくしたちも自分の準備をいたしませんと」 絹旗 「はーい」 絹旗 「えーと、バターは……」ゴソゴソ 婚后 「……絹旗さん、そのポーズは……少々扇情的では……ちゃんと膝を折ってしゃがんだ方が」 絹旗 「ふふん、超大丈夫です。角度は計算されつくしているので決して中身は見えません」 番外個体 「見える見えないの問題じゃないっての」 婚后 「はあ……あら? 卵の数が危ないですわ……」 絹旗 「古くなってもアレですし、使い切っちゃいましょう」 婚后 「お言葉に甘えますわね」 番外個体 「はい、こんなもんでしょ」ゴトン 絹旗 「おお、超チョコレートです」 婚后 「下準備その1は完了ですわね」 番外個体 「」ザラザラザラ 絹旗 「あれ? まだ溶かすんですか?」 番外個体 「これは自分で使う用のちょっと違うチョコ」マゼマゼ 婚后 「何が違うのですか?」 番外個体 「んー、ビターってやつ?」 絹旗 「甘さ超控えめですか」 番外個体 「超控えめだね、これは」 婚后 「出来上がりが楽しみですわね」コンパカッ コンパカッ 絹旗 「? 白身しか使わないんですか?」 婚后 「ええ。まずメレンゲから作りますので」 絹旗 「黄身、超ちょっと勿体無いですね」 婚后 「そういうことならどうぞ」 絹旗 「はい?」 婚后 「飲んでくださいな」ニコニコ 絹旗 「いやいやいやいや! 飲めませんよ!」 婚后 「身体にいいですわよ?」 絹旗 「それでもですね」 番外個体 「きぬはたのー、ちょっといいとこ」 絹旗 「見せませんから!」ウガー ~きぬはた荘 食堂スペース~ 結標 「んー……」ガサガサ 滝壺 「さっきから何やってるの?」 結標 「なかなか納得のいく形に仕上がらなくてね……」 白井 「あまり手を加え過ぎると、かえってグシャグシャになりますの」 滝壺 「ささっとやったったほうがいいよ」 結標 「分かってるんだけどね」ガサガサ 滝壺 「やり直したほうがよさそうだね」 結標 「あーん、もー、次!」グシャグシャポイ 白井 「転移能力に関してはミリ単位で調整できますのに……」 結標 「それとこれとは別よ」ガサガサ 滝壺 「ちょっと休憩しよ。焦ってるとなにもうまくいかないよ」 白井 「そうですわね、一休止挟みましょう」 結標 「うー……」 白井 「ところで、この大きいのは海原さん用だとして、この小さい量産型ハートはどうなさるおつもりで?」 結標 「考えてないのよね。義理ばらまく相手もそんないないし」 滝壺 「読者プレゼント」 結標 「なんの読者よ」 白井 「まあ、男女問わず身近な相手に渡せばよろしいかと。本命のついでという大義名分もございますし」 滝壺 「1個食べてみていい?」 結標 「ええ、どうぞ」 滝壺 「あ、普通にチョコレート」ポキポキ 白井 「甘さは若干控えめにしてますのね」ポキポキ 滝壺 「私好きだな、ビターっぽいほうが」ポキポキ 白井 「この一口サイズも、何気に気がきいてますの」ポキポキ 結標 「それぐらいにしてよ。なくなっちゃうでしょ」 滝壺 「あ、ギザギザハート発見」 結標 「……これ、浜面くんにあげようかしら」 滝壺 「……なんかやだ」ムー : : : 結標 「できた……」ヘナヘナ 白井 「包装紙にリボン、無難な仕上がりですの」 滝壺 「このちょっとだけ不恰好な感じが、手作り感出てていいよね」 結標 「もう許してよ……」 滝壺 「はい、一日早いけど二人に」 結標 「? なにこの包み」 白井 「この触り心地はクッキーですわね」 滝壺 「うん」 結標 「なんだか悪いわね」 白井 「ではわたくしからも」 滝壺 「さっきのネコ? もったいなくて食べれないかも」 白井 「カビる前に頂いてあげてくださいまし」 結標 「私からは……いいわね、さっき食べてたし」 滝壺白井 「「えー」」 結標 「余ったらあげるから」 ~きぬはた荘 キッチン~ 婚后 「♪」ガッシュガッシュガッシュ 絹旗 「メレンゲって、顔を超突っ込みたくなりますよね」 番外個体 「あー、なんか分かる。顔に塗りたくなるよね」 婚后 「や、やめてくださいな」 番外個体 「いや、しないけどさ」 絹旗 「たしかムースでしたっけ? ここからどうやってムースになるんですか?」 婚后 「こちらに、チョコレートと生クリームを混ぜたものがございますので」 絹旗 「顔に塗ると」 婚后 「塗りません!」 番外個体 「混ぜるんでしょ? それ」 婚后 「そうですわね。泡を残す感じで、そっと優しく」マゼマゼ 絹旗 「お、なんか超それっぽくなってきました」 婚后 「ここまでくれば、あとは容器に移して冷やすだけですわ」 番外個体 「絹旗さんはどこまで進んでるの? なんか暇そうだけど」 絹旗 「今焼いてますよ」 【オーブン】<ヴォォォォォォン 番外個体 「いつも思うんだけど、大丈夫なのかウチのオーブンは」 絹旗 「まあ、あれでちゃんと動いてますし」 婚后 「ミサワさんは、進捗はいかがですか?」 番外個体 「んー、そろそろいいかな」コトッ 絹旗 「なんですか、この出来損ない」 番外個体 「誰が出来損ないだコラァ!」 婚后 「トリュフですよね? ここから丸めるんですわよ」 絹旗 「あ、そうなんですか? やってみていいですか」 番外個体 「待った。この氷水で手を冷やしながらの方がいいかも」 絹旗 「(チャプ)うっ……超冷たいです」 番外個体 「で、こんな感じに一口サイズで」コロコロコロ 絹旗 「まさに泥団子ですね、見た目的にも」コロコロコロ 番外個体 「失礼だなキミは」 【冷蔵庫】<バタム 婚后 「こちらは固まるの待つだけですわ」 番外個体 「ムースってどれぐらいで固まるの?」コロコロ 婚后 「さあ?」 絹旗 「さあ、って……」 婚后 「どのみち渡すのは明日ですし。明日まで冷蔵庫に入れておきますわよ」 絹旗 「なんか楽ですね、ムースって」コロコロ 婚后 「あら、ここに到るまでは中々に大変ですのよ? メレンゲも作りましたし」 番外個体 「ただ混ぜるのもしんどいしねー」コロコロ 【オーブン】<イエーイ♪ 絹旗 「お、焼けた。超焼けました」トテトテ 番外個体 (やっぱおかしいよ、あのオーブン……) 絹旗 「超いい感じです!」 番外個体 「あー、胡桃ってこれに使ってたのか」 婚后 「これで完成ですか?」 絹旗 「冷ましてから、上にチョコ塗ってスライスアーモンド乗せて超完成です」 婚后 「あと一息ですわね」 番外個体 「よーし、こっちも仕上げ」ポフポフポフポフ 絹旗 「ココアパウダーですか?」 番外個体 「うん」 婚后 「こちらの群れにはかけないのですか?」 番外個体 「そっちにはこれかけるから」つ【グラニュー糖】 絹旗 「なんか違うんですか?」 番外個体 「黒いのはビター、白いのは甘めだね」 婚后 「チョコレートを2種類溶かしていたのはこのためでしたのね」 番外個体 「そういうこと」フフン 絹旗 「では、この絹旗サマが味見を」パク 番外個体 「あ、ダメ!」 _, ._ 絹旗 「( ゚д゚)!?」 番外個体 「あーぁ、知ーらなぁい……」 婚后 「?」 絹旗 「うっ、が、は……うあああ……」ブルブル 婚后 「き、絹旗さん!? 気をしっかり!」 絹旗 「苦いですぅ! 超苦いですぅ!!」ウガー 番外個体 「だからダメって……彼、甘いの苦手だから。原材料にこれ使ったんだよ」つ【カカオ99%】 婚后 「一欠けらよろしいですか?(パク)……こ、これはききますわね」 絹旗 「うぇ……口の中が超おかしくなりました」 番外個体 「わざわざ色分けたのに」 絹旗 「だってここまで苦いとは思わないじゃないですか! 超ひどいですぅ!」 番外個体 「つまみ食いしといて何言ってんだ!」 =====
https://w.atwiki.jp/cod_blackops/pages/152.html
クラン一覧 PS3 編集規制を設けています.クラン登録したい場合はこちらを参照下さい. PS3 クラン名 人数 タイトル 紹介 登録日 cMe 10人 http //tomato81769.web.fc2.com/ ただいまCODで活動中のクランcMeです。少しでも気になった方ぜひわがクランへ仮入隊を!!。クラン戦。交流戦も受け付けておりますのでどしどしご連絡ください。初心者の方、VCをお持ちでない方、マップをお持ちでない方でも全然okです。少しでも気になった方は、tomato-fromにメッセージを!! 11/9/30 Kis$ 10人 http //gonkichi2004.jimdo.com/ COD4の末期に旗揚げし、一度は解散したんですけどMW3に向けて再結成しました!メインは地上です(GW)メンバーも数人募集しているので、興味ある方は是非!マップはあり、vcはあった方がいいですけどなくても大丈夫ですよ!勝ちにこだわる、強いクランにしましょ! 11/10/1 PoN 2人 ただいまクランメンバーを募集しております。TDMやS DやDOMやらなんでも活動しています。出来れば大学生以上でお願いします。VCは有無どちらでも可です。今はBOですがMW3やBATTLE FIELD3などもやっていきたいと思います。興味がある方は、wh1te17までフレンド登録お願いします。 11/10/3 CB7 10人 こんにちは。主にDOMで活動しているクラン[CB7]です。今は、リアフレしかいませんがノリがよく勝ちにこだわりながら楽しくプレイできるプレイヤーの方をぜひぜひ歓迎します。また、クラン戦も募集しているので気になった方はCAT-WAS-DEADにメッセージをください。でわ、全国のBOプレイヤーのみなさん「戦場で会いましょう。」 11/10/3 GuNa 2人 クランGuNaを作りました! 一緒に楽しくやりましょう。興味ある方、Xx-EMINEM325-xXに連絡お願いします!!基本、S Dで活動してます。 11/10/3 xLeO 10人 http //clanleo-atts-withxll.jimdo.com/ MW3から本格的に活動するクランです。基本GW 時々サーチで活動しています。クラン戦、交流戦募集中!詳しくはHPもしくはs_iFreetまでメッセをおねがいします。 11/10/3 JKU 4人 みんなで楽しくなるべく他人数でVC活動するクランです。強さは問いません、ただみんなが楽しめるようにしてます。だから人を不快または馬鹿にするのはNGです。ルールはコア限定なら何でもしてます。クラン人数募集中!連絡先は「JKU_syokken」にクラン志望と送ってください。 11/10/4 wolf このクランは強さ関係なく募集してます!会話はテキチャなど使ってします。おもにマルチでTDM・HQなどなどゾンビモードもします(^_^)クラン登録希望の方は<king_wolf0617>にクラン登録希望と書いてメールお願いしますm(_ _)m 11/10/4 Sc4R 7人 MWに向け再結成したS D専門クランです。CyACにも登録しています。詳しくはHPまで 11/10/4 WS15 【ID】gojaja2010 交流戦やりませんか?隊員も募集してます。メッセ待ってます!!! 11/10/4 DKPN 4人 http //clan-miki.jimdo.com みんなでわいわい楽しくやっていこう!というクランです。くわしい内容はホームページまでどうぞ。 11/10/7 ALEX 1人 初心者クランなので強い弱い問わず募集しています。アメブロでやっているんでCIDCLAN ALEXと打てば出てきます。 11/10/8 LynX 6人 http //codclanlynx.jimdo.com/ 詳しくはHPをご覧ください 11/10/8 CAST 5人 クラン募集してます!まだまだ無名ですが有名クランになれるように頑張っています(^_^)入隊希望者はtako-_-takoまでメッセ下さいm(_ _)m入隊条件は楽しくでき上手くなりたい人であり、最低限のマナーを守れる方であれば誰でもかまいません。メッセ待ってます(^_^)b 11/10/8 TOEN 1人 http //toen-loadof.jimdo.com/ 一人で立ち上げたクランです。一時期募集していましたが、メンバーの参戦率が低いのでクランでの活動に積極的な方を募集します。詳しくはHPまで。 11/10/10 biku 6人 とりあえず楽しくクラン戦したいです。\(^o^)/ 11/10/10 Wasp 2人 http //ps3-clan-wasp.jimdo.com/ 新参クランです。Waspは主に地上戦をメインに活動していきたいと思います。人数が集まり次第クラン戦、交流戦を組んでいきたいと思います。やるからには勝ちにいきたいのでよろしくおねがいします。気になった方はクランHPまで 11/10/12 GmKz 2人 http //gmkz.jimdo.com/ 本格的な活動はCOD MW3の予定です。主にS&Dで活動しております。詳しくはHPまで 11/10/15 KISO 10人 kikkiso隊長の下S&Dで活動しております。メンバーは募集していません 11/10/15 AQUA 3人 http //aqua999.jimdo.com/ クラン員大募集中です。テキストチャットを使って一緒にみんなでわいわいやりませんか?初心者から熟練者まで誰でも大歓迎です^^詳しいことはホームページに書いてあります。入隊希望はPSID coltoa7までメッセージください。隊員が増えてきたらクランでいろいろなイベントもやる予定です^^ 11/10/16 KAOS 17人 まだまだ始めたばかりのクランですがこのクランに入りたい人は、オンラインID:「NK_japan」までメッセージよろしくお願いします。武器制限とかゴーサプとかも制限なしです。みんなで楽しくやりましょう(^^ 11/10/16 FIAR 2人 ●主にTDMとS Dをやっています●入りたい人はKitutuki_Xxかsyunnsuke_に声を掛けて下さい。どんな人でも大歓迎です 11/10/17 CODE 20人 CODE BREAKER 知ってる人のみ募集します。できれば強い人、それと、VC持ってる人で、お願いします。もし、クランに入るならここにフレンド登録と、メールを送ってください。↓ID= Koarano-LOTTE※エンブレムを CODE BREAKERのキャラにしてもらいます。下手でも、いいです。知らないけど、入りたい人は、一応、メールとフレンド送ってください。 11/10/19 GoGo 19人 http //cod-clan-gogo.jimdo.com/ JUGGLER好きで結成されたクランです。楽しくゲームをやりたいという奴は集まれー!主に6ドミ、GWを中心にやってます。学生から社会人まで...色んな人がいます。とりあえず・・・楽しくやりましょう! 11/10/20 AwaS 20人 ほぼ毎日S&Dでプラベしてます!野良では主にS&D DOMで活動しています。よろしければのぞいて見てください! 11/10/21 HeBi http //cod-clan-hebi.jimdo.com/ 最近立ち上げたばかりの少人数新米クランです。楽しく、強く、交遊的なクランを目指し、毎日腕を磨いています。主な活動ルールは サーチ、チーデス、ドミネ です。入隊希望の方はホームページから入隊時必要事項を読み、moto5963にメッセージをよろしくおねがいします。ある程度強い方が揃っているので、比率、勝率重視の方も歓迎です。 11/10/22 ESCN 2人 ルールは特に「これをやる」といったものはありません。みんなで相談して気分次第で変えていきます。VC・Skype・テキチャどれか一つでもできればおk。初心者・上級者・おふざけが好きな人誰でも歓迎。ただしゴーサプを使う人はお断り。参加したい方は気軽にY_A_B_Uもしくはtyo_suのところにメール送ってください 11/10/24 AzuL 9人 http //codclanazul.jimdo.com/ 主に地上戦で活動しており、仲良く強いクランを目指して日々練習しています。クラン戦・交流戦や入隊に関してなど、詳しくはHPをご覧下さい。 11/10/25 LEC 2人 新米クランです!主にドミ、デモ、地上戦で、ゾンビもやります。メンバーわリアフレでまだまだ二人とも弱いです。ルールわ特にありませんがとりあえず常識のある人お願いします。みんなで仲良くワイワイ、なあなあにやっていきたいと思ってます!!男性・女性わ問いません興味をもった方r-8killまで気軽にメール下さい(´・ω・`)できればVCがあったほうがいいです 11/10/26 KRY 3人 http //kryoo.jimdo.com/ 年齢制限はないですがゴーサブ&芋は禁止です。ガチではなく一緒に楽しもうとするクランなので気軽に入ってください。TDMとDOM中心にやってます 11/10/29 BEAR 3人 年齢?どうでもいいだろw老若?それもどうでもいいさ!誰でもクラン入隊おkです!主にDOM・DEM・S&Dとかやるぇぇぇい!できればVCありでお願いしますね^^熱く、仲良く、強く生きれるクランを目指しております。MW3に移行予定だよー分からないこと、入隊希望などは隊長ID:msb_usk まで! 11/10/31 Verify of Link 13人 【PS3ID】aizawamikado 【主な活動】S D【募集条件】・クラメンに迷惑かけない ・野良にVCで中傷を吐かない・Skype導入可能or使用できる・他クランやクラメンなどと仲良く出来る・週に2回は顔を出せる方(事前に長期で用事がある時言ってください) 11/11/1 FX 5人 【主な活動】S D【募集条件】・Skype導入可能or使用できる、クラメンなどと仲良く出来る、深夜(22時から朝方)IN出来る人、ランクマッチで縛ることに理解がある人 、向上心がある人なら誰でもOK気になった方や参加希望の方は気軽にume-fxまでメッセどうぞ^^交流戦など申し込みも募集してます^^ 11/11/4 Neo 15人 私たちはネタプレイと下ネタを追及する変態クランです。(嘘です。こんな紹介したら怒られちゃいます。)皆仲良しで楽しいクランです(・∀・)クランメンバー随時募集。初心者さんは先輩が優しく教えますし、上級者さんも勿論大歓迎。隊長が女なので女性プレイヤーの方も安心して入隊して頂けます。 11/11/7 Jyaz 14人 ネタをこよなく愛する集団で構成されています、年齢層は10代~20代。戦績は気にせず気軽にやれるかたはまずサイトにアクセス!(萌えボイス 11/11/7 SNPN 4人 http //ameblo.jp/smpn4/ 詳しくはHPをご覧ください。交流戦随時募集 11/11/8 RED#隊 10人 http //www5.hp-ez.com/hp/red-sharp/page1 実力・キルレ関係なく楽しく活動してます。スカイプ導入しています(使える方大歓迎です)入隊希望の方はクランマスター gate-1までメールください。 11/11/8 Revy 12人 ただいまRevyは増員メンバーを募集しています!!毎日夜から活動しています!主にチーデス・S D・ドミネ・グランドしています!スカイプでいつもやっています!スカイプある方は大歓迎です!女性でも大歓迎です!入隊希望の方はPS3(dai2396xyz)までメールください!すこし質問とかあります! 11/11/8 SRcA 2-5人 ▽ID orz_www_orz ▽主な活動 S D ▽募集条件 ・スナイパーライフルをこよなく愛している ・暴言など相手を不愉快にするようなことわ言わないやらない人(^ω^)! ・そして最後に…、仲良く楽しくできる人。 入りたいと思った方わ、orz_www_orzにメッセージを!参加をお待ちしております。 11/11/12 TMC 7人 ほぼ毎日みんなで仲良く楽しく遊んでいます。基本的に武器縛りとかは無いですが、遊びでナイフ縛りなどをしたりしてます。初心者から熟練者の方までお気軽に声を掛けてください。ただ、マナーを守れない方はご遠慮下さい。詳しくは PSNID japanpapa_7 まで。 11/11/19 SR96 4人 ほぼS Dです。L96A1が出たら真っ先に買って使ってにやにやしちゃう人やwww数ある武器の中から唯一、1発で殺せる武器を選んだ人良かったら入隊をお待ちしております。詳しくは orz_www_orz にメッセージを! 11/11/22 BCT http //e58ut5ryu.jimdo.com/ 初心者様のために設立した集会場です!FPS初心者だという方、mw3で返り咲きたい方を募集しています。詳しくはHPをご覧くださいませ 11/11/23 Nike 20人 http //pksp.jp/archenemy0583/ 初心者ばっかりで楽しくやってます!よろしくお願いします! 11/11/23 sKs 5人 基本的に学生さんが多いクランです。このクランは楽しくルールを守り時には遠まわしに下ネタを発する面白いクランです。興味がある人は隊長までご連絡ください。年齢 性別 強さなーんにも関係ありません 11/11/25 Last 18人 主に週末の深夜あたりでplayしています。ほとんどドミネーションしかやらない珍しいクランです。1軍~3軍にわかれています。初心者やクラン所属初めての人でもだいじょうぶです。少し気になったり入ってみたいと思う人は,xxRenxx803xxまでメール下さい。あとMW3では活動していません 11/11/29 L9Rv 8人 http //c.cgiboy.com/30415/ 隊長、副隊長を含む計8人で主にS Dや、砂練、プラベなど色々みんなで仲良くやってます。スナイパーライフル大好きって人、ぜひこのクランへ(*´・ω・`*)入隊希望、交流戦、クラン戦については orz_www_orzにメッセージを(^p^)!!! 11/11/30 Zeus & Ares 11人 http //www35.jimdo.com/app/sc0e51cec7933bd7a/p2c7b7180c6832dd0/ 基本的に学生さんが多いクランです。このクランは楽しくルールを守り時には遠まわしに下ネタを発する面白いクランです。興味がある人は隊長までご連絡ください。年齢 性別 強さなーんにも関係ありません 11/11/30 BLUE 2人 11/12/3 BORG 3人 MW3をやる予定の無いBOの残党で結成されたクランです!フレンドが皆MW3をしていて一緒にBOをする人が居ない!という悩みを抱えているそこにいるアナタ!!是非1度HPへお越しください。キルレ?SPM?んなもん関係ありません!ただ純粋にBOを楽しみたいという方は是非!! 11/12/3 SSS 23人 BFBC2やCOD4, MW2, MW3, BOなどで幅広く活動してます。勝ち負けを気にせず楽しく遊べる方を募集してます。アニメ好きや初心者大歓迎です!仮入隊もやってます。興味のある方はPS3ID futuregadget240 まで 11/12/3 CIA 4~5人 GW・DMで活動しています。全員がふれ登録しています。入ってくれる方・クラン戦申し込みの方、IDtanayuu0728までメッセを送って下さい 11/12/5
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/3466.html
http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1377983742/ 久「そう。インターハイも終わって夏休みも残り少ないけど後身育成の為にね」 和「合同と言うことはまた以前の3校ですか?」 久「いいえ。今度は別の学校よ」 まこ「ほう。いったい何処とやるんじゃ?」 久「なんとあの白糸台! そしてもう1校、阿知賀女子が来るわ」 咲「白糸台!? それってお姉ちゃんの」 久「ええ。話を持ち掛けてくれたのは阿知賀の赤土先生なんだけど、じゃあ一緒にどうかって白糸台に連絡を取ったら先方も是非にって」 咲「わぁ、じゃあ久し振りにお姉ちゃんに会えるんですね」 優希「咲ちゃん嬉しそうだじぇ!」 和「よかったですね。咲さん」 咲「うん! ありがとう、優希ちゃん和ちゃん」 咲「あ、でも……合同合宿って事は京ちゃんは……」チラッ 京太郎「あ、はは……まぁ俺に気にせずみんなで行ってきてくれよ」 久「ああ、今回は須賀君にも参加してもらうから」 久以外「えっ!?」 久「言ったでしょう? 後身育成の為の合宿だって」 久「須賀君も立派な部員なんだから。もっと強くなってもらわないとね」 和「けど、私達は構いませんが先方は大丈夫なんでしょうか」 久「その点もだーいじょーうぶ。バッチリ許可を取ってあるから」 久「雑用を任されるって言ったら二つ返事でOKしてくれたわ」 京太郎「あはは、はぁ……雑用するのは確定なんですね」 久「そりゃ唯一の男手なんですもの。頼りにしてるわよ男の子」 京太郎「はぁ……わっかりました! 雑用でもなんでもやりますから是非連れて行ってください!」ペッコリン 久「よし! 良い返事ね」 咲「よかったね京ちゃん!」 和「頑張りましょうね須賀君」ニコ 京太郎「ああ! ありがとな咲、和」 優希「これで少しは成長してくれれば京太郎も練習相手になるんだじぇ! 今のままじゃよわよわ過ぎてただのカモだじぇ」 和「優希、そんな言い方をしてはダメですよ」 京太郎「はん! 見てろよ今にお前より強くなってやるからな!」 優希「ほほう! このゆーき様より強くとは大きく出たもんだじゃ」 まこ「くく、まぁ練習相手云々は置いておくとして合宿の間お前さんをシゴけるのかと思うとなかなか楽しそうじゃの」ククク 京太郎「う、お、お手柔らかにお願いします」 久「はいはい意気込みもいいけどこっち注目」パンパン 久「合宿は3日後。はぐれても行けないからいったん学校に集まること。良いわね咲?」 咲「な、なんでそこで私に振るんですかぁ?」 咲以外(そりゃ……) 京太郎「じゃあ当日の朝は俺が迎えに行ってやるよ」 咲「学校までなら迷わないよ!」プンプン まこ「はいはいじゃれないじゃれない」 咲「じゃれてません!///」 久「と、まぁそう言うわけだから明日から当日まで部活はお休みね準備とかもあるでしょうし。いいわね」 久以外「はい」 久「じゃあこれで今日の部活は終了。解散!」 全員「お疲れ様でした!」 ――――― ――― ― 1年生が帰った後 まこ「のう久、この合宿ってのは」 久「相変わらず聡いわね。そうよ」 久「あの子達のおかげで夢の全国制覇を達成できたこれはそのちょっとしたお礼よ」 まこ「また回りくどい事を、素直に慰安旅行だと言えばよかろうが」 久「嫌よそんなの、なんか……恥ずかしいじゃない///」 久「それに合宿って言うのも別に嘘ってわけじゃないわ。ただそういう言い方も出来るってだけよ」 まこ「はいはい。お前さんがそう言うならそういう事にしとくか」 久「あ、なにその言い方、可愛くない」 まこ「はいはい。さーてわしも帰るとするか」 久「早!? あ、ちょっと待って」 まこ「ほれ、はようせんか」スタスタ 久「言いながら置いていかないでよ! ちょっとまこー!」タタタ ガチャ、バタン!、カチャン 電車に揺られバスに揺られやって来ました合宿場。 京太郎「へぇ、なかなか良いとこですね。落ち着いた感じで」 まこ「なんじゃノスタルジックな感じじゃの」 優希「そんなことより早く行こうじぇ!」 京太郎「そうだな。…………ん?」 優希に促がされながら歩き出そうとするとあるものが目に留まる。 その名も自動販売機。 京太郎「ふむ……」 逡巡、後の閃き。 京太郎「すまん。ちょっと待っててくれ」 咲「京ちゃん?」 咲の声を半ば無視しつつ、俺は自販機に硬貨を投入。 ボタンを押して商品を取り出す。うえぇ熱い。 和「飲み物ですか? それなら私、水筒にアイスティーを入れてきましたけど」 日傘を差した和がそういって少し手荷物を振ってみせる。 優希「うわぁしかもホットコーヒー。京太郎、暑さでとうとう頭までやらっれちゃったじぇ」 京太郎「ああ、これはこれで良いんだよ。その内わかる。和のは後の楽しみにさせてもらうよ」 和「はぁ……」 要領を得ないと言った感じだ。でしょうねぇ。 久「あなた達、しゃべってると置いてくわよ」 1年生「はーい」 旅館前 その玄関先でごろ巻いてるあの集団は、 久「弘世さん」 菫「! ああ、竹井部長か。先週の電話以来だな」 振り返ったのは白糸台の部長である弘世先輩。 照「咲、久し振り」 弘世先輩と並んで咲のお姉さんである照さんが振り返る。 咲「うん。直に会うのは久し振りだねお姉ちゃん」 咲は照さんに会えて本当に嬉しそうだ。 照「咲、少し見ない間にまた大きくなって」 咲「やだお姉ちゃん、親戚のおばさんみたい」クスクス 2人もいろいろあったが今となってはそれも過去。気兼ねなく話せている。 美しい姉妹愛だ。 誠子「お久し振りです!」ペッコリン 尭深「お久し振りです……」ペコ 亦野先輩と渋谷先輩が挨拶とともに会釈をしてくるのでこちらもそれに応える。 そして残りの1人は…… 淡「サキー! ユッキー! ノドカー! 久し振りー!!」 さーてうるさいのが来たぞぉ。 周囲を見て回っていたんであろう一際やかましいのが向こうから突っ走ってくる。 淡「わーい!」ダキッ 咲「わわ、もう淡ちゃんってば」 和「お久し振りです淡さん」 優希「久し振りだじぇ!」 淡「うん! 2人とも久し振り!」 女の子が4人でニャンニャンしている。 微笑ましい。 淡「お?」 再会の挨拶もそこそこに、俺に気付いた淡がこちらに近付いてくる。 淡「よ!」 京太郎「おう」 かっっる…… 淡「ふーん、ほーう……」ジロジロ なんすか? 淡「やーい荷物持ちー」ケラケラ 京太郎「うっせ、力仕事は男の仕事なんだからいいんだよ」 淡「”男の”じゃないでしょ、”キョータローの”でしょ」ケラケラ 淡「それより私喉渇いた。なんか買ってきて」 京太郎「ああ、そんなことを言い出すんじゃないかと思って用意してあるよ。ほれ」 そう言って俺は先程買った缶コーヒーを差し出す。 淡「うえ、コーヒー……しかもホットで無糖。これやだ! 苦いもん」 京太郎「そうだと思ったから買った」 淡「むぅ~!」ブンッ 京太郎「おわっ!? おま、投げるなよあぶねぇな!」 こいつ、中身の入ったスチール缶を全力投球しやがった。 相変わらず無茶苦茶な奴だな。 菫「おい淡、遊んでるなら置いてくぞ」 部長と話をしていた弘世先輩が淡を呼び付ける。 どうやら話は終わったらしい。 って言うかこのやり取りさっき見たな。 淡「あ、待ってよスミレー!」 先立っていた白糸台のメンバーに合流していく淡の後姿を見ながら俺は地面に転がるスチール缶を拾い上げる。 照「じゃあまた後で」 淡「また後でね! サキ!」 咲「うん、また後で」フリフリ 淡「……」 淡「キョータローのアホ! べー!」 あっかんべーをした後そのまま照さん達に付いて建物の中へ入っていく。 まったく、やれやれだぜ。 久「じゃあ私達も部屋に荷物を置きに行きましょうか」 和「はい」 部長に促がされて歩みを進める清澄の面々。 咲「見てたよ京ちゃん。ダメだよああいうの」 京太郎「いやいや咲さん。あれは俺らなりのコミュニケーションでしてね」 和「どこの地域限定のコミュニケーションですか」 京太郎「き、今日の和は突っ込み厳しいね」 prrrrrrr 咲「ケータイ?」 優希「誰だじぇ?」 京太郎「すまん俺だ。ん、っと……」 ズボンの後ポケットに突っ込んでいて携帯電話を取り出そうとするが荷物が邪魔で上手く取れない。 咲「片方持つよ」 京太郎「あ、すまん」 咲に荷物を分担してもらい、俺は取り出した携帯電話の液晶を眺める。そこには『赤土先生』の文字。 嫌な予感がする。 京太郎「はいこちら宇宙大統領。イタズラ電話の場合は銀河的に抹殺……」 晴絵『もしもし須賀君? 私、赤土だけど』 京太郎「あ、はい。須賀です。はい」 もっと乗っかってきてほしかった。 晴絵『悪いねー急に。今どこ?』 京太郎「今ですか? ちょうど玄関前ですけど」 晴絵『お、タイミング良いねぇ。じゃあ裏の駐車場までヨロ』 京太郎「え?」 晴絵『そんじゃね、待ってるから! よろしくー!』ガチャッ、ツー…ツー… そして唐突に切れた。 台風みたいな人だ。 咲「京ちゃん?」 京太郎「デートに誘われましたー」 咲「え!? デートって、ええっ!!??」 久「モテること」 咲「デートって、え!? 京ちゃん私聞いてい、聞いてないよ!?」 和「落ち着いてください咲さん。あれはどう見ても用事を押し付けられただけです」 咲「あ、え、そ、そうなの? 京ちゃん」 京太郎「まぁ、はい。そうなんだけどね」 まこ「で、誰からだったんじゃ?」 京太郎「阿知賀の赤土先生が。なんか駐車場まで来てほしいって」 まこ「駐車場か。地下駐車場じゃなくてよかったの」 京太郎「地下?」 まこ「いや気にせんでいい」 久「駐車場ってことは車までってことね。とするとなにかの荷物運びかしら」 京太郎「おそらく」 和「どうします? 私達も行きますか?」 京太郎「いや特になにも言ってなかったしたぶん俺だけで良いと思う。みんなは先に荷物降ろしてきてくれよ」 咲「じゃあ京ちゃんの荷物は私が運んでおこうか?」 京太郎「いいよいいよ、別に。玄関ホールのどっか適当に置いといてくれれば」 咲「でも……」 久「咲。ここは須賀君を立ててあげましょう。きっと須賀君の1ミリ程のプライドが許さないのよ」 事実その通りだけどそういわれるとなんか悲しい。 咲「わかりました。じゃあ京ちゃん、用事が済んだらお昼、一緒に食べようね」 京太郎「おう!」 女衆が引き上げていくのを見送った後、俺は1人建物の裏手に回る。 コンクリで綺麗に舗装された駐車場にはほとんど車が停まっていない。 俺は視界を巡らせ目当ての人物を探す。いた。 晴絵「やぁ、悪いね。わざわざ」 京太郎「どうも、お久し振りです」 晴絵「はい、お久し振り。で、早速で悪いんだけど」 そう言って先生は車の荷台を開ける。 晴絵「これ、運んでもらって良いかな?」 なんだこりゃ、いや日本人なら誰でも知ってるようなものだけどなんでこれが今ここに? 京太郎「なんですかこれは?」 晴絵「なにって、炬燵だけど」 京太郎「それは把握してます(直伝)」 晴絵「悪いんだけどそれ、上まで運んでってくれない」 京太郎「はぁ、まぁ良いですけど」 なんで炬燵。真夏に炬燵? いや待て、いるだろ。知り合いに1人。真夏でもこれを必要とする人が。 京太郎「これってやっぱり宥さんの?」 晴絵「そーそー、大正解」 っしゃーっ!! なんかやる気出て来た。 京太郎「OK! 任してください」 晴絵「君ならそう言ってくれると思ってた! よ! 男前!」 京太郎「よしてくださいよ! おだてられると調子に乗るタイプなんで」 晴絵(だからおだててるんだけどな~) 京太郎「それじゃあ、よっと」 掛け声で勢いをつけて一気に持ち上げる。あ、あんまり重くない。 京太郎「これなら炬燵布団も一緒に持っていけそうですね。どこですか?」 晴絵「へぇ、素直に驚いた。結構力持ちなんだ」 京太郎「そりゃあ、日々のあれこれの賜物ですよ」 晴絵「じゃあ、ホントに悪いんだけどよろしくね」 京太郎「はい。任されました」 同行していた赤土先生と途中で別れ、宥さんと玄さんの宿泊する部屋に向かう。 京太郎「え、っと確かこっちだよな」 ?「京太郎?」 お、この声は…… 京太郎「鷺森先輩、トゥーッスッ!!(舎弟風)」 京太郎「お久し振りッス!! お変わりないッスか!?」 灼「うん、久し振り。……その荷物、宥さんの?」 京太郎「うッス!!」 灼「ならそこを真っ直ぐ行ったところだよ」 京太郎「アザッリャッスッ!!」 灼「じゃあ私、ハルちゃんの所に行くから。がんばって」フリフリ 京太郎「トゥーッスッ!!(舎弟風)」 去っていく鷺森先輩が見えなくなってから下げていた頭を上げる。 京太郎「さて、行こうか」 コンコン <ハーイ 京太郎「失礼しま~す」ソロ~リ ノックの返事を聞いてゆっくり戸を開く。 宥「あ、京太郎君」 京太郎「どうもどうも、お久し振りです宥さん。本日もご機嫌麗しゅう」 宥「うん。久し振り」ニコニコ そろそろ久し振りという単語がゲシュタルト崩壊してきそうだ。 京太郎「1人ですか?」 部屋で1人座っていた宥さんが立ち上がり出迎えてくれるが、我がベスト・オブ・マイフレンズの姿は見えない。 宥「うん。玄ちゃんは穏乃ちゃんや憧ちゃんと一緒に、和ちゃん達に会いに行ったよ」 京太郎「そうなんですか」 そりゃ残念。 宥「それ持ってきてくれたんだ。炬燵」 京太郎「あ、はい。赤土先生に頼まれて」 宥「そうなんだ。ごめんね? 自分で持って行くって言ったんだけど……」 申し訳なさそうにシュンとしてしまう宥さん。 なぜかこっちまで申し訳ない気持ちになってしまう。 京太郎「おっと、待ってください。俺はお礼を言われこそすれ、謝られるような事をしたつもりはないですよ?」 ちょっとキザったらしかったかな。 俺の言葉にしばしキョトンとした後、口元を押さえてクスクスと笑い出す宥さん。 宥「ふふ、そうだね。ありがとう京太郎君」 ああ、やっぱり女性の笑顔は良いね。明日への活力になる。 それが美人ならなおさらね。 京太郎「じゃあちゃっちゃと組み立てちゃいましょうか」 宥「ええ!? そんな悪いよ」 京太郎「いえ実はこう見えて僕、炬燵の組み立てが趣味でして1日に1回は炬燵組まないと気がすまないんですよ」 宥「ええ~」 京太郎「ほらほら、ちゃっちゃとやりますよ。ちゃっちゃっちゃっと」 宥「わわわ、私も手伝うよ~」 そんなこんなで炬燵完成。 部屋の隅の邪魔にならない場所に設置。そこはまさに宥さんだけの聖域。 宥「よかったら京太郎君もどうぞ」ニコッ 京太郎「あ、これはご丁寧にどうも」ペコ ゴソゴソ あ~ 宥「あったかいね~」ニコニコ …………………………………………あっつ。 やっべぇ、これやっべぇ。 宥「~♪」ホコホコ 京太郎「……」ダラダラ つい流れでご一緒することになってしまった。 いや、宥さんとご一緒するのはやぶさかではないのだがこれはちょっと。 京太郎「……」チラッ 宥「?……」ニコ 微笑まれてしまった。 普段の俺なら「暑い!もうお家帰う!」といって跳び出しているところだが、が! そんな俺を見たら宥さんはどう思うよ? 涙目ぞ? 故意に宥さんを悲しませようと思えるほど俺はまだこの世界に絶望しちゃいないが、はてどうしたものか。 尭深「……」 な ん か 1 人 増 え て る ! 尭深「……」ジョー ティ○ァールですか、なかなか良いポットを使ってますね。 尭深「あの……お茶、どうぞ」スス 宥「あ、どうも~」 尭深「須賀君も」 京太郎「あ、すみません。ありがとうございます」 宥「……」ズズズ 宥「あったか~い」 平然と飲んだ。そしてめっちゃ幸せそうな顔してる。可愛い。 尭深「……」フーフー、ズズズ 湯のみ両手で持ってめっちゃフーフーしてから飲んでる。可愛い。 京太郎「……」ズズズ …………………………………………あっつ。 その後、なんかすごい3人でお茶飲んだり積み木やったり趣味の園芸(録画)を見たり、 治安警察特殊機動隊(ユーバーファルコマンド)との激闘だとか、ラインアーク攻防だとか、第6聖女がうんぬんかんぬんだとか、 俺と宥さんと渋谷先輩の三角関係からなるラブロマンス(願望)だとか、 もうアカデミー賞とかバンバン取っちゃう位の大スペクタクルが展開されたが割愛。 まぁこれで夏休みの絵日記の宿題に書くネタが出来たからよしとするか。そんな宿題ないけど。 で、今は3校全員がホールに集まっている。 咲「京ちゃん、大丈夫だった?」 京太郎「ん? ああ、なんか炬燵運ばされたけどただそれだけ。平気ヘーキ」 優希「この万年発情期の犬はすぐ他所の女の子と仲良くおしゃべりし出すからな。きちんと見張ってないとダメだじぇ」 京太郎「しゃべるのもダメなのかよ。大体ここ俺以外みんな女の子じゃん」 まぁ1人、年季の入った女の子がいらっしゃるけど。 京太郎「逆に俺が1人で壁に向かってブツブツしゃべってたらどう思うよう? 嫌だろ? 同じ部活の仲間的に」 優希「あー……」 咲「ち、ちょっとイヤだね……」 和「咲さんよく考えてください。だいぶ嫌です」 清澄カルテットで相変わらず中身のない雑談に耽っていたが、それも自然に収まりそれに合わせてか場がシンと静まる。 久「コホン、この度は3校合同合宿にお集まり頂き誠にありがとうございます」 穏乃「こう言うのって先生がアイサツとかするもんじゃないんですか?」ヒソッ 晴絵「良いの良いの。先生は生徒達の自主性を重んじる派だから」ヒソ 憧(面倒だっただけじゃないでしょうね……) 久「移動の疲れもあることと思いますので今日は自由行動ということで、よろしいでしょうか」 和「聞き覚えのある挨拶ですね」ヒソヒソ まこ「考えるの面倒じゃったんじゃろ」ヒソッ 久「それと、今回はうちの須賀君が参加することになりましたので。よろしくお願いします」 部長の言葉に自然と全員の視線が俺に集まる。 俺は一歩前へ。ぐるっとみんなの顔を見回 淡「……」ムスー なんかすげー目してる奴がいるんだけど。 穏乃・玄「……」ニコニコ、フリフリ にこやかに手を振ってもらえた。天使や。 淡「ふん……」プイ 京太郎「えっと、この度は俺の参加を認めて頂いてありがとうございます」 京太郎「えー麻雀とかいろいろ不慣れ、不勉強なことも多いでですがご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします!」ペッコリン <ワー、パチパチパチパチ 久「まぁ本人もこう言ってる事ですので、皆さんもビシビシこき使ってあげて下さい」 京太郎「任せてください! やりますよ俺は」 久「お、やる気満々ね男の子」 京太郎「もちろんですよ」 京太郎「なんか前回、長野でやった4校合同合宿で俺だけハブられましたけれど」 京太郎「それでも俺は部長に着いて行くという忠誠心の高さと心の雄大さここぞとばかりにアピールしていくって」 京太郎「そういう気概なんで!」 白糸台「……」ジトー 阿知賀「……」ジトー 久「ちょっ!? 須賀君あなたなに言ってるのよ! 違、みんな違うの! 仕方なかったの!」 久「だって来るのはみんな女生徒なのよ! 今回のが特例なの! やめて、私の悪者にするかのようなそんな目で私を見ないで!」 部長孤立! 経済制裁。 京太郎「……」 久「あなたも黙ってないでなにかフォローしてよ!」 京太郎「え? あー、大丈夫です! 俺、部長のこと尊敬してます!」 久「……」 久「なにが!? あなた連れて来てあげた恩を忘れてるんじゃないでしょうね」 京太郎「や、まぁそうなんですけど。けど言う時は言わないと」 久「良い度胸ね。須賀君は後で反省室に来るように」 え? ここそんなのあんの? まこ「はいはい。そこら辺にしときんさい。お前さんらが漫才始めたら日が暮れるわ」 それを言われたら反論の余地がない。 まこ「それじゃあ、堅苦しい挨拶はこの辺にして解散ということで」 全員「はい!」 染谷先輩が締めてこの場は解散となった。 咲「京ちゃん、さっきの約束」 京太郎「おう。昼飯のな、先に部屋に荷物置いてくるから待っててくれ」 宥さん達の部屋から直でこの場に来た為、俺はまだ自分の部屋すら確認していない。 部屋割りは、清澄、白糸台が5人部屋。阿知賀がティーチャー赤土を含む6人の大部屋らしい。 かく言う俺は1人部屋。まぁ個室って言うのも気楽でいいよね。 誰に気兼ねすることもない自由さと解放感、これは同室の人間がいては味わえない個室ならではですよね。 自己暗示で孤独感を誤魔化していたら俺の泊まる部屋に着いた。 まぁまぁゆーても外観が立派でしたし、きっと内装もなかなか趣のある…… …………………………………………せっま。 べぇ、まじやっべぇ。 これたたみ二畳くらいしかないですやん。これ。 布団敷いたらもうほとんどスペースないですやん。 部屋って言うか倉庫じゃん。 俺は部屋から顔を出して表を確認する。 『犬の間』 っと書かれていた。嫌なネーミングだ。 京太郎「いやいやいや、俺庶民だし? あんま広くても落ち着かないし? むしろこの閉塞感が心地良いし?」 狭い所が落ち着くのってなんでだろうねあれ? 自分を叱咤しつつ、この部屋唯一の特徴と言っても良い窓へと歩み寄る。 京太郎「ほら、窓を開ければこんな自然豊かな景色が……」ガラララ …………。 ガララ、ピシャ 京太郎「崖じゃねぇか」 もうこの時点で先行き不安なんだけど。 ガラッ 淡「……」 京太郎「? ……淡?」 今を生きる俺は部屋の間取りと言う5分前の絶望を過去へと追いやり、飯でも食って気持ちを落ち着けようと部屋を出た。 出た先には壁に凭れ掛かってる淡。 京太郎「どうした? 女子の部屋は向こうだろ? それとも俺になんか用?」 淡「あの、えっと……」 京太郎「ん?」 淡「さっきは、ごめん……」 京太郎「なにが?」 淡「だから、自分でもさっきの態度は酷かったかなって……だから……」 泣きそうな顔で、長く伸びた上質な金糸のような髪を弄っている。 京太郎「ちょっとごめん」ガラッ 断りを入れて一旦部屋に戻る。 淡「あ、え? なんで……!?」 戻ろうとするのを遮られた。 淡「やだ、怒らないで。謝るから! 嫌いになっちゃヤダ!」 京太郎「怒ってないから、ならないから。ちょっとだけ、な? すぐ戻るから」ポンポン 淡「ホントぅ?」 京太郎「ホントホント」 淡「絶対だからね?」 京太郎「おう!」 再び自室(仮)。 俺はわき目も振らずに窓へと駆け寄り盛大に開け放す。 うむ! 改めて見ても崖だ。 俺は肺いっぱいに空気を吸い込み、そして一気に解放した。 京太郎「可愛いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!」 カワイイイイイイイ イイイイ イイ … おい、なんだあれあんな可愛い生き物おるんかい? ガラ 京太郎「悪い。待たせたな」 淡「///」 京太郎「なにモジモジしてんの? なんかキモいよ」 淡「っ…………もう! キョータローのアホ!」アワー! 京太郎「そーそーお前はそういう風に不遜な感じでいろよ。そっちのがお前らしい」ナデナデ 京太郎「まぁたまにはさっきみたいなしおらしいのも悪くないけどな」 淡「あ、う…………うん///」アワワ… 京太郎「よし! じゃあ飯でも食いに行くか」 淡「うん! えへへ」ダキ 京太郎「おわ!? おおい、いきなりしがみ付いてくるなよ」 さっきと打って変わって上機嫌な淡が腕に抱きついて来る。 淡「いーんだもーん!」アワワ! 京太郎「ったく、現金な奴」 まぁそういうとこ嫌いじゃないけどね。 淡「そだ、ついでにちょっとジュース買ってきて」 京太郎「おい、あんま調子に乗るなよ」 咲「……」 京太郎「買出しですか?」 久「そうなのよ。実はここ、食事は自炊なんだけどどうも備蓄が空みたいなのよ」 京太郎「なるほど。そこで俺の出番ってわけですね」 京太郎「優希、お前なに食べたい?」 優希「タコス!」 京太郎「でしょうねぇ。言うと思ったよ」 京太郎「他のみんなは?」 和「そうですね。なにか軽いものでお願いします」 京太郎「あいよ。じゃあ、そうだなぁ……」 京太郎「今から行って帰ってくるとそんなたいした物作れないし簡単に出来るサンドイッチかなにかにするか」フンフム まこ「すまんの。お前さんにばっかり雑用を押し付けて」 京太郎「気にしないでくださいよ。これはこれで結構楽しいんですよ」 まこ「ありがとうな。……っで、それはそうとさっきから気になっとったんじゃが」 久「ああ、うん。実は私も気になることが1つ」 京太郎「なんですか?」 「なんで、京太郎(須賀君)の腕に大星さんがしがみ付いてるの(んじゃ)?」 淡「えへへ、キョ~タロ~」アワスリスリ 優希「やっぱり京太郎は天然ジゴロだじぇ」 和「麻雀もこのくらい熱心に取り組んでくれればいいんですが……」 京太郎(ボロクソ言うなこいつら) 咲「……」 京太郎「うわ、無言の咲めっちゃコワッ!?」 優和ま久「……」ジトー、シラー 咲「……」 ああ、ing系で俺の信用とかなんかいろいろが低下している…… 照「話は聞かせてもらった」バーン!! な ん か ま た や や こ し い の が 来 た ! 菫「なんというか、その……すまない」 お付の人も来ちゃったよ。しかも第一声が謝罪って…… 苦労なされてるんですね。 久「え、えーっと……宮永さん?」 照「買出しに行くんでしょう?」 久「ええ、まぁ」 照「私も行く!!」ドーン!! 清澄「……」チラッ 菫「うう、すまない……」 京太郎「さ、作戦タイム!」 照「了承」 照さん(と淡)をいったん放置し、弘世先輩を加えた6人で顔を突き合わせて作戦を練る。 京太郎「どういうことですか弘世先輩!?」ヒソ 菫「わからん! 買出しの件で竹井部長や鷺森部長、赤土先生と相談せねばと言ったら突然自分も行くと言い出して」ヒソヒソ 菫「というわけで須賀、申し訳ないがよろしく頼む」ヒソヒソ ええ~また俺ぇ~? 京太郎「あの、そういう面倒ごと俺に丸投げするのやめて頂けません?」ヒソヒソ 菫「あれを制御出来るのお前と、妹さんだけだ。だからお前に頼らざるを得ない」ヒソヒソ まぁもう一方がこれだからな。 照←あれ 咲←これ 咲(今、酷い扱いを受けた気がする) 久「良いじゃない。人手は多い方がいいんだし」 さすが部長。他人を使うことには余念がない。 京太郎「そもそも、危険ですよ。知らない土地で宮永の血族を無闇に歩き回らせるのは」 咲「え? それ私も含んでるの?」 菫「う、うむ。それもそうか……」 京太郎「ダメですよ、きちんと管理しないと。この2人迷子の頻度が多いですから」 京太郎「ちょっと常軌を逸してるんで、その辺管理しないとやばいですよ」 照「まだ?」 しびれを切らした照さんが俺達が囲んでいた円陣を覗き込んでくる。 「……」 淡「~♪」 誰も何も答えない。あ、これ俺が交渉する流れだ。 京太郎「え~っとなんで照さんは自分から買出しを申し出たんですか?」 照「それは、えっと……」ワタワタ ジェスチャーでなにかを必死に伝えようとしている。 ふ~む。なるほどなるほど、なるほど~ 京太郎「お菓子なら買いませんよ」 照「…………え?」テルガーン! そんなこの世の終わりみたいな顔されても。 なんか久々に会ったら嗜虐心を擽られるなこの人。 照「どうしても?」 京太郎「どうしても」 照「なんでいじわるするの?」 京太郎「なんででしょうねぇ?」 黒目の縁の辺りがフルフルしてる。可愛い。 咲「だ、大丈夫だよお姉ちゃん。私がお菓子持ってきたからそれ一緒に食べよう? ね?」ナデナデ 照「うん……」テルテル 京太郎「咲、そうやってお前が甘やかすからいつまで経っても照さんがポンコツなんだぞ」 咲「ううぅ……」 菫(この男、順当に宮永の血統に火をくべているな) 京太郎「なんつって」 照咲「……ふぇ?」 京太郎「お菓子ですね? もちろん買って来ますよ」 照「本当?」 京太郎「本当本当」 咲「よかったね! お姉ちゃん」 照「うん!」 ふぅ、好きな子に意地悪しちゃう系の小学生の心境が少し垣間見えたな。 しかしよかった。これでめでたしめでたしだな、うんうん。 咲「あ、そうだ京ちゃん」 京太郎「うん?」 咲「そう言えば、さ……」 京太郎「お、おう……」 なんだこの、得体の知れない悪寒は…… 咲「な ん で 淡 ち ゃ ん と ベ タ ベ タ し て た の ?」ゴッ 京太郎「え?」 咲「京ちゃんのぉ…………」 咲「バカァァァァァァァァァァーーーーーーーーー!!!!!」ドゴォッ!! 京太郎「どぅごっふぉっ!?」 なんか……魔貫光殺砲みたいなエフェクトのボディブローが腹部に突き刺さった。 お前、ずっと気をためてたんか…… 優希「見え透いたオチだじぇ」 和「予想外という程のものではないですね」
https://w.atwiki.jp/roting/pages/36.html
PS3 て 鉄拳5DR
https://w.atwiki.jp/simesaba/pages/83.html
名言集(あらー、おさんぽですか?/ara osanpo desu ka?) 野外活動中に ガチ装備者が軽装備者に放つ愛情たっぷりのセリフ このセリフを浴びせられると異常な物欲が沸いてくる(?) 第四次東北強行遠征時にS氏から当時まだコンデジしか所有していなかったH氏に放たれたのが その起源らしい。 その時その場にいたメンバーへのインパクトがよほど強かったのか、お散歩という言葉は 隊内で強く定着し、今現在ではガチの対義語として用いられるほどにメジャーな単語として 成立することとなった。 関連項目 お散歩 ガチ
https://w.atwiki.jp/sagittarius/pages/49.html
じゃあ、陳情メールを出しまくれば何とかなるの? わかりません。未来は予測出来ません。ですが、比較的蓋然性の高い予想を紹介することは出来ます。 国際スケート連盟に嘆願メールを送りつけたら、何とかなりますか? 国際スケート連盟は日本スケート連盟からの要請が無い限り、理事会も総会も開きません。 日本スケート連盟に嘆願メールを送りつけたら、連盟は動くでしょうか? 代表選手選出は今週末(※作成時2005年12月末)です。スケジュール上ももう無理でしょう。 文部科学省やJOCに嘆願メールを出したら、何とかなりますか? 文部科学省に出来るのは、助成金削減などをチラつかせて脅しをかけるくらいのことですが、文部科学省がそこまで浅田選手の問題を深刻なものと考えている節はありません。 JOCは日本スケート連盟からの要請が無い限り動かないと言っています。 これがアメリカなら、メディア総動員で国際スケート連盟に圧力をかけてもらえるのに! アメリカの世論がフィギュアスケートに対して奇妙な影響力を持っているのは、アメリカがアイスショーのメッカであり、そこから上がる収益がフィギュアスケート選手の強化にも役立っているからです。(アマチュアのフィギュアスケート選手もオフシーズンにはアイスショーに出ています) 一方、日本ではフィギュアスケートはマイナースポーツです(その日本に現在これだけの陣容が揃っているのは、皆さんの嫌いな城田さんの手腕による部分が大きいと言えます)。産業としてのフィギュアスケートにとっては大した市場では無い日本の世論を国際スケート連盟が気にかけるとは思えません。 真央は出るチャンスさえ無いじゃないか オリンピックは4年に1度しか開催されない為に、選手生活のどのタイミングでオリンピックが開催されるかには、運が大きく影響します。もしも浅田選手の力のピークが現在だったとしたら、浅田選手にも運が無かったということです。 浅田選手の特例出場を嘆願した場合のリスクとリターンについては、「駄目もとで嘆願書を出すくらい、やってくれても良いじゃないか!」の項で。 しかし、今が真央の全盛期だとしたら、オリンピックに出られないのは可哀想だよ! まったくその通りです。ですが、浅田選手の今後の成長がどのようなものになるかは、未確定です。そのような可能性は、特例措置を認める根拠にはなりません。 例えば、浅田選手が不治の病に犯されていて余命いくばくもないというのであれば、敢えて特例措置を願い出る理由になるかもしれませんが。 実際に浅田選手の力のピークが現在だったとしたら、それはフィギュアスケートという競技とオリンピックという特殊な競技会の関わりにおいて常に問題となる、「最高の実力者が必ずオリンピックの金メダルを取るわけではない」という、比較的ありふれた悲劇の例に新しいものがまた一つ付け加わるだけでしょう。 残念ですが、それもまたオリンピックという競技会の価値の一部です。 過去、伊藤みどり選手、エルヴィス・ストイコ選手、トッド・エルドリッジ選手、マリア・ブッテルスカヤ選手など、幾多の歴史的な名選手がオリンピックの金メダルと無縁なままに競技生活を終えましたし、現役選手では、ミシェル・クワン選手、イリーナ・スルツカヤ選手、エフゲニー・プルシェンコ選手などは、誰もが認める超一流の選手が選手としてのピークの時期にオリンピックに挑みながら、金メダルを取れなかったのです。 だからこそオリンピックの場は特別なものとなり、鬼気迫る伝説の名演が生まれるのかもしれません。 フィギュアヲタの言い分はわかったけれど、俺は納得いかない 理解していただけなくて残念です。ただ、これに懲りずに今後もフィギュアスケートを見続けていって欲しいものです。 そうすれば、いつかヲタの意見が理解出来るかもしれません。付け加えるならば、国際スケート連盟というのは基本的にはヲタに近い価値観を持っておりますから、よほどの事が無い限り、彼らを動かすことは出来ません。 この悔しさをどこにぶつけたら良いんだ! くれぐれも日本スケート連盟に脅迫状を送りつけたり、ネットに愚劣な犯行予告を書き込まないようにお願いします。情熱はより建設的な方向に使いましょう。 例えば、一律の年齢制限に替わる、フィギュアスケートという競技の発展をより合理的に実現しうる代替案を議論してみるというのはどうでしょうか? 現在の年齢制限は、ジュニア選手の心身の健康を守るという目的に対し、一定の効果を持っている制度ですが、これが最善の制度というわけではありません。現在の制度に不備があると考えるならば、その不備を克服しうるより良い制度を考えて、日本スケート連盟に提案することこそ、大事なのではありませんか?
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/6614.html
6 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/12/10(土) 14 48 29.36 ID ??? 大した報告じゃないけど一応ネタがあるので夜にでもカキコさせて頂きます m(__)m 158 名前:6[sage] 投稿日:2011/12/10(土) 23 48 01.25 ID ??? 報告来てるところに書き込んじゃって、しかも小物で申し訳ないけど投下します。 数年前サークルで、とあるGMの下でNW2のショートキャンペーンをやったのですが、参加希望者が3人しかおらず ルルブで必要とされる4つの成分(物理攻撃役、防御役、攻撃魔法使い、防御魔法使い)を満たせないので GMからキャラを投入する、と言われ、GMは防御魔法使いを作りました。当時は同LVでした。 1話目は導入というか合流の話のようで、キャラ自己紹介とダンジョンの探索、説明、戦闘パート体験を行いました。 2話目からGMが困ぶりを発揮し始めました。 何でも「GM兼PLだ」と主張し、1話目でPLとして手にいれた経験点と、GM経験点、さらに手持ち経験点を突っ込んで 「魔法攻撃も防御もできる万能キャラ」に仕上げていました。 シナリオ中はNPC様(GM曰くPC)はRP面ではチグハグな事しか言わず、会話が成り立たない感じでしたが 敵側のNPCも割とチグハグな受け答え。チグハグ同士何故か噛み合う珍事態となっていました。 ある意味面白いので放置していたらやがて戦闘になり、行動値がかなり下がるが強力な攻撃魔法を装備した NPC様は、結局ご自慢の攻撃魔法を撃てず、割り込み防御魔法をPL側のコールで連打する事となり 結果としてただの支援BOTになり下がってました。 終了後、GMは「NW2はクソゲーだったね。せっかくキャンペを作ったけれど続ける気が無くなったので止めます」 と宣言し、荷物を纏めて帰り支度を始めました。 自分も続ける気は無くなったので丁度良かったです、と言ってあげたら半泣きになって帰りました。 翌月になると何故か定例会に参加していて、別の人が代理で立てたキャンペにちゃっかり潜り込んでました。 そこでも何かやらかしたらしく、徐々にいづらくなった困は結局1年ほど後にフェードアウトしました。 162 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/12/10(土) 23 52 46.77 ID ??? 158 別に4人いなくてもNW2は出来るだろう。出来るといってくれ。 163 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/12/10(土) 23 55 14.65 ID ??? まぁいないよりはいたほうがいいんじゃね? 164 名前:158=6[sage] 投稿日:2011/12/10(土) 23 56 54.67 ID ??? 162 当時あまり詳しくなかったので、GMの進める通りにキャラ作っていました。 「PCと同じルールで成長する」 「経験点制のゲームなんで強いオリジナルの装備とかを出して強化するような事はしない」 「俺TUEEEするためのキャラではないので、PLの皆さんは自由に楽しんで下さい」 これらの発言に対し、当時PL経験点制のゲームをろくにやっていなかったので 危険性が分からなかったのが今考えると痛い所ですね。 165 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/12/10(土) 23 57 25.20 ID ??? 結局はGMのバランス取りとはいえ、サンプルシナリオを そのまま回すには厳しいは厳しいんじゃないか? ディフェンダーとヒーラーはほぼ必須。 削るならアタッカーとキャスターのどっちかだとは思うけど、ダメージディーラー一人だと、 手数が足りなくなってくることもあるだろうし。 167 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/12/11(日) 00 03 46.62 ID ??? 158 麻痺してるよ!小物じゃないって! GM兼PLとはまた新しいな…あと受け答えが変ってあたり心の病気関係かもな 168 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/12/11(日) 00 05 12.44 ID ??? 164 まず、経験点制のシステムは、所有経験点を使うのにGMの許可がいる。 で、GM=PCで、GM経験点とPC経験点を両方得るのはまあグレーかもしれないが、OK。 両方の経験点使うのは、上記のようにGMの許可がいる。 で、GMが許可を出した以上、君達も所有経験点を使用しても問題はない。 よって、そいつを抜きにしたセッションをガシガシやって、そこで入手した経験点をガシガシ突っ込んで、GMのキャラ以上のPCにしてやるんだw 169 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/12/11(日) 00 10 30.55 ID ??? スマン、そのゲームは知らんが、 人数少ないパーティーに対してNPC出して、 それがPCの活躍奪うようなRPはせずに、 戦闘でも結果として支援団体に撤してるなら問題ないよな GMがへたくそなのとキャンペーン閉じたのはアレだが、それ以外に困要素あるかそれ? 170 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/12/11(日) 00 14 32.71 ID ??? 158 ドヘタクソなだけであまり悪意は感じられないな 単に経験が足りなかった感じか 172 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/12/11(日) 00 15 29.67 ID ??? 俺TUEEEEEをしようと思ったら勝手にシステムに完封されたって感じかね 173 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/12/11(日) 00 16 52.80 ID ??? 169 NW2ってのは、キャラに経験点が入るんじゃなく、参加したPLとGMに経験点が入るんだ。 正確には参加したPCのPLと、GMという感じだが。 ようはARAとかのようなもんだな。 で、このGMの困という部分は、このPLとGMの経験点の二重取りをしたうえで、その経験点を自分のPCに注ぎ込んだこと。 つまり、他のPCの倍近い経験点を使われたキャラを使いまわした。 これだけだろうな。 それ以外のRPとかは報告者が楽しんでるみたいだし、さほど困って感じはない。 174 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/12/11(日) 00 20 06.70 ID ??? 169 ・「GM兼PL」として経験点を通常の2倍以上入手 ・戦闘では結果としてPC支援のみに傾注せざるを得なかっただけで、 持っている攻撃魔法が重い=キャスター(攻撃魔法使い)の出番を食いかねなかった。 NPCTUEEEする気はあったけど未遂で終わった。 175 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/12/11(日) 00 33 03.74 ID ??? 困要素ってわけではないが、そこまでやりながら俺TUEEEEEに失敗しちゃう男の人って…… 176 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/12/11(日) 00 34 53.99 ID ??? TUEEEしたかったけどできなくって、つまんないからやめます、ってのが困要素だな。 やめないで続けてたら、優秀な支援役だったことだろうw NWは経験点増えてもレベルは1ずつしか上がらない、ってのもあるよな。 179 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/12/11(日) 01 08 00.16 ID ??? 同じレベル(経験値)でサポートに徹すれば良かったのに… 180 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/12/11(日) 02 04 40.68 ID ??? まぁ初めてGMやるって話みたいだし、単なるヘタクソの域を出てないから困かっつったら微妙だなぁ 181 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/12/11(日) 02 06 09.50 ID ??? 167 GM兼PLが珍しいとかいうなよ! うちは3人しかいないから俺はいつもGM兼PLやるぞ スレ299
https://w.atwiki.jp/ochiwiki/pages/842.html
PS3 有志者の出資により見事導入された最新ハード。 2010年度最優秀新入生の座をすでに獲得している。