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Moonlight Syndrome ◆R34CFZRESM 声が聞こえる。それは遠くに置き去りにしてしまった記憶の一片なのだろうか。 心臓に突き立てられた白木の杭、地面に臥す男を見下ろす初老の男。 彼は何か言っている。口だけをもぞもぞと動かして何かを言っている。 倒れた男は言った。私の負けかと。 初老の男は静かに頷いた。 城も領地も消え果て配下の下僕も死に果てた不死の王――かつて伯爵と呼ばれた吸血鬼の哀れな姿があった。 紅く染まった朝焼けの空。 いつか見た敗北の空。 沈むことも明けることもなく止まったままの空はなんて美しいのだろう。 「……スター! ――てくだ……」 声がする。 懐かしい声がする。 ああ――なんだ――あいつか―― 久方ぶりの夢から吸血鬼は目を覚ますのだった。 ◆ 「……五月蠅いぞ婦警」 目を覚ました男――アーカードはひどく不機嫌そうな表情で声の主に顔を向けた。 いつもおどおどおどとした雰囲気でいつまでたっても人間の気分が抜けない下僕がいつにもまして不安げな表情で見つめていた。 「マ、マ、マ、マスター! それが大変なんですってば!」 「大声を出すな。私は実に気分が悪い」 「すっすみません~」 アーカードが睨み付けると婦警――セラス・ヴィクトリアは身を小さくして静かになった。 「マ、マ、マ、マスター! それが大変なんですってば!」 「大声を出すな。私は実に気分が悪い」 「すっすみません~」 アーカードが睨み付けると婦警――セラス・ヴィクトリアは身を小さくして静かになった。 「セラス、状況を答えろ」 「それが……そのぉ……えっとですね。怒りません?」 「いいから答えろ」 「は、はいっ」 セラスは大きく息を吸い込んで呼吸を整える。 そしてアーカードの顔色を伺うように今彼らに訪れた状況を語り始めた。 「えっと、私たち誰かに眠らされて拉致されちゃいました!」 「なに……?」 薄暗い部屋の中に連れてこられたアーカードとセラス。 窓一つなく異様に広い部屋の中には他にも数十人の人間がいた。 いずれの人間も今置かれた状況をうまく把握できないのであろう不安げな声が囁かれている。 「婦警、壁をブチ破れ」 「無理無理ムリーっ! 絶対ムリですってば」 使えない下僕だ。 だがそこが愛らしい自慢の下僕だと。アーカードは笑った。 「あのぅ……そのうマスター、さっきからずっと気になっているんですけど――」 セラスは落ち着きのない様子で周囲を見渡している。 「なんか私たちと同じ人――いや人じゃないですね。吸血鬼がいるんですよ」 「ほう」 部屋の中に充満する独特の臭い。 それは間違いなく吸血鬼の物。 ふと、視線を感じアーカードとセラスは視線の主へと顔を向けた。 少女が静かに笑っていた。 人間に換算すると十歳そこそこの幼い少女が唇を歪めて笑っていた。 アーカードの視線に気づいたのか、少女の隣に立つ従者であろうエプロンドレス姿の女が軽く会釈をした。 「露骨に挑発されてますね……」 「フン……」 一目でわかる。あれはミレニアムの出来損ないの吸血鬼共とは別格だ。 面白い。久方ぶりの骨のある吸血鬼だ。相手から仕掛けてくるのを待つのもよし、こちらから仕掛けるのもよし。 どっちに転んでも楽しませてくれることは間違いないことは確かだった。 さてどうするか―― 『穢土に住まう罪深き者達よ――』 その時、声がした。 凜とした女の声。部屋の全員がその方向を注視する。 そこにはいつのまにかに帽子を被り手に扇子を持った女が佇んでいた。 彼女がこの事態を引き起こした張本人だろうか? ざわめく室内が静まりかえる。 「忠義ある者達に支えられたあなた達がやるべきことは一つ。それは最後の一組になるまで殺し殺され合うこと 主が死ねば新たな主を、従者が死ねば新たな従者を見つけなさい。いつまでも一人で行動するのは――止めておいたほうが身のためよ 主の者には金の首輪を、従者の者には銀の首が取り付けられているわ。相方を失ったらそれを参考に再び主従関係を結びなさい ああ、無理矢理その首を外そうとするのもおよしなさい。ニュートリノやクォークの粒へと還元されたくなければ、ね?」 女は扇子を口元に当てて微笑みながら殺し合いのルールを伝えてゆく。 「それと、6時間ごとに私から死亡者と進入禁止箇所を伝えるわ。もし――禁止箇所にとどまるようなことがあっても首輪は作動することをお忘れなく スタートの際、各参加者には武器や食料などが支給されるわ。それを使って穢れた者同士殺し合いをすることね 最後に、こちらから殺し合いの期限を決めさせてもらいます。もし期限を過ぎても決着が見られなかった場合、この会場もろとも素粒子の塵へ帰することになるわ。 期限については残り二十四時間を切った時点で放送でお知らせするので頑張りなさい。他に何かルールについて質問はあるかしら? 答えられる範囲なら答えます」 静寂する場。誰もが女の説明を呆然と聞いているだけだった。 「質問はないようね――それでは――」 「ほんと宇宙人って何考えているのかしら、笑っちゃうわぁ」 静寂を打ち破る少女の声。 淡い桃色のドレスと帽子を身に纏った幼い少女。それはアーカードに挑発の眼差しを送った吸血鬼だった。 「この中にはあなたのお仲間もいるのに何をトチったことをしてくれるんだか。長い間生きすぎると脳にも冬虫夏草が生えるのかしら?」 「黙れ――吸血鬼。質問以外の発言は認めない」 少女の言葉に初めて女は苛立つ表情を見せた。 「くっくっく、何か癇に障ることわたし言ったかしら? どうやら月の民と言ってもメンタリティはあんた達が見下す地上人と何ら変わらないのね。咲夜もそう思わないかしら?」 ピーーーーーー! 突然、室内に鳴り響く電子音。それは少女の首輪から発せられる音だった。 「これ以上の発言は私への反抗とみなします」 「お嬢様!」 「大丈夫よ咲夜。やれやれ……首輪のことはブラフじゃないようね。おお、こわいこわい」 電子音が止む。 少女は肩を竦めるとそれ以上何も言うことはしなかった。 「さあ穢れに満ちた地に生きる不浄の者共よ、存分に殺し合うがいい」 開幕を告げる女の声。 闘争――そう誰もが地獄に向かって驀地に走る闘争の時間が始まる。素晴らしい恐怖劇の幕開けだ。 アーカードは静かに嗤っていた。 【全25組 残り50人】 【主催者 綿月豊姫@東方儚月抄】 ▲上へ戻る
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夜明け前より瑠璃色な -Moonlight Cradle- 機種:PC 作曲者:Active Planets 発売元:オーガスト 発売年:2009 概要 オーガストの7作目。『夜明け前より瑠璃色な』のファンディスク。 収録曲 曲名 作・編曲者 補足 順位 プロローグ 深青Philosophy 歌 Veil ∞ Yui Yamamoto world of dimension 王宮のサラバンド bellezza 宿命 蒼い時間 Shine ヒール・アップ・アベニュー Amor プレゼント Cavatina 深青Philosophy -Meltic Summer ver.- Marginality -Chill Out in August- クリスタライズ-New Ancient Times Style ver.- Marginality 歌 中恵光城 クリスタライズ 歌 ちっち Luminous ~終わらない物語~ 夜明け前より瑠璃色な フィナーレ歌 ちっち サウンドトラック 夜明け前より瑠璃色な -Moonlight Cradle- 音楽集 -Future Passport- サウンドトラック プロモーションムービー
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関連ページ:機動新世紀ガンダムX UNDER THE MOONLIGHT <鑑賞備忘録> 2010年5月以降に鑑賞した分の記録。ネタバレ注意。 ◆マンガ(2011/6読了・まとめ中) 各巻内容・画像 主要新キャラクター 出来事メモ スパロボ対照表* 主要新メカ ◆機動新世紀ガンダムXUNDER THE MOONLIGHT第1巻第1話 月よ我に力を!!第2話 戦争はまだ…第3話 行けローザII世第4話 何のためにオレは…!!第5話 白い…ガンダム… ◆機動新世紀ガンダムXUNDER THE MOONLIGHT第2巻第6話 僕もニュータイプになれるかな…?第7話 宇宙[そら]の眼…それが奴らの名だ第8話 今までサンキューな第9話 さらばだ…リック・アレル!!第10話 それでもオレ達は今第10話『この世界』を生きてるんだ!! ◆機動新世紀ガンダムXUNDER THE MOONLIGHT第3巻第11話 それが親に向かって言う言葉か第12話 私は、羨ましいけどな第13話 後悔するなよニュータイプ第14話 ローザはきっと生きているはずだ!!第15話 生きて…私を必ず第15話もう一度助けに来るって第16話 リック…生きろ!! ◆機動新世紀ガンダムXUNDER THE MOONLIGHT第4巻第17話 悲しい記憶など第17話無い方が幸せなのさ第18話 ベルクめワシに第18話宿題を押し付けよったわ第19話 …何それ友情って奴?第20話 その名もビッグサテライトキャノン!!第21話 オレはこの腐った世の中を正す…最終話 アンダー ザ ムーンライト ※全く同名or原作再現が一定程度行われているシナリオを記載(「一定程度」の匙加減は完全に管理人の感覚に拠っています。ご了承下さい)。
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【登録タグ FELT Flower Flag M Rebirth Story U.N.オーエンは彼女なのか? 曲 美歌】 【注意】 現在、このページはJavaScriptの利用が一時制限されています。この表示状態ではトラック情報が正しく表示されません。 この問題は、以下のいずれかが原因となっています。 ページがAMP表示となっている ウィキ内検索からページを表示している これを解決するには、こちらをクリックし、ページを通常表示にしてください。 /** General styling **/ @font-face { font-family Noto Sans JP ; font-display swap; font-style normal; font-weight 350; src url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/10/NotoSansCJKjp-DemiLight.woff2) format( woff2 ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/9/NotoSansCJKjp-DemiLight.woff) format( woff ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/8/NotoSansCJKjp-DemiLight.ttf) format( truetype ); } @font-face { font-family Noto Sans JP ; font-display swap; font-style normal; font-weight bold; src url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/13/NotoSansCJKjp-Medium.woff2) format( woff2 ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/12/NotoSansCJKjp-Medium.woff) format( woff ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/11/NotoSansCJKjp-Medium.ttf) format( truetype ); 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Moonlight Labyrinth part57-378~383 378 :ムンラビ:2011/06/18(土) 15 23 21.58 ID OVWunCIt0 今は無きBlueSky製作フリゲ「Moonlight Labyrinth」をば。 どうあがいても絶望なゲームです。 簡単5行あらすじ ある日いきなりさらわれ、魔物と罠だらけの危険な城に閉じ込められたリリア姫。 数多の危険をかいくぐり、城の中で生き残っていた人々や友好的な魔物と協力しあい、 ついには助けに来た兄クリスとも再会。 色んな犠牲を払いながら、何とか城から逃げ出したリリア。 しかし、彼女に安息の日々は来ないのだった……。 嘘じゃねーよどのルートでも大体こうなるんだよ。 以下もうちょっと細かいストーリー。 今日はミスティーズ王国の姫リリアの18歳の誕生日。臣民を招いた華やかな祝賀会が開催されていた。 リリアは儀式を経て王家の証(グラフィックはペンダント)を受け取った。 兄クリスは、これを期に王位継承権を妹に譲るなどと言い出す。(名前がなぜかレオン表記なんだけど。どっちだよ) しかし、王様には何か気がかりがある様子。 宴もたけなわになった頃、突然天気があやしくなり、黒フードの人物登場。 そいつはガレスと名乗り、契約に基づいてリリアをいただくと宣言。 兵士達が立ち向かうも、全員返り討ちに。クリスの目の前で、リリアはさらわれてしまう。 リリアが目を覚ますと、そこは西の塔と呼ばれる場所のてっぺんだった。遠くにミスティーズ城が見える。 そして、王家の証を塔の下に落としてしまう。 悩んでいると、何かの吠え声が。逃げるように進んでいくと、そこにはミノタウロスが。 (この辺でセーブはスロット使い切るくらい小まめにと公式アナウンス) ミノタウロスの目をかいくぐって鍵を見つけながら塔を下りていくと、オークを発見。 彼は襲ってはこないが、助けてもくれない様子。その代わりゾンビじいさんのことを教えてくれる。 リリアが彼を訪ねると、ゾンビじいさんは魔法陣の使い方やモンスターグループのリーダーの情報などを教えてくれた。 彼の助言に従ってリーダーの狼男がいない隙に彼らのテリトリーを通過、なくしていた王家の証を取り戻す。 しかし、戻ろうとしたところで帰ってきた狼男と鉢合わせ。殺されそうになった時、王家の証に激しく反応した。 「まさか、ミスティーズの……」 379 :ムンラビ:2011/06/18(土) 15 24 13.54 ID OVWunCIt0 狼男の名前はレオン。何とリリアの叔父にあたる人物で、リリア同様ガレスに誘拐されここに。 王家の証には各々特殊能力があり、それによって獣人化し生き延びたという。 また、この城の内部では時間の流れが違うとのこと。 レオンとしばらく話をした後、ミニドラゴンのバンと共に北の塔を調べることに。 そして現れるミノタウロス。バン、戦うも攻撃が全く通らない。この役立たずめ。 慌てて逃げ出す二人。しかし、途中ではぐれてしまう。 部屋の仕掛けや様々な仕掛けを解いて塔を探索しながら、バンも探すことに。 と、水路の向こうに兄クリスの剣が。何故こんなところに……。(剣を取るかどうかでEDが変化します) ようやく見つけたバンは、トラップに引っかかっていた。仕方ないので解除してあげる。 ざっと探索しても、誰かの遺品だろう王家の証以外は特に何もないので戻ることに。 戻ってみると、アジトは血まみれ。何があったのだろう。とりあえず、南の塔に逃げることに。 南の塔は薄暗く、罠とスライムの巣窟となっていた。道中ランプを発見して進むリリア。 と、ハーフキャットを発見。その後を追いかける。 地雷原での鬼ごっこの末にようやく捕まえるものの、引っかかれ逃げられてしまう。 落胆した帰り道、ちょっと寄り道してみるとまたもや彼女を発見。今度は王家の証をタテに話を聞いてもらうことに成功。 ミミと名乗った彼女に案内された部屋には、小さな女の子が。 彼女はティア、何と15代目のミスティーズ王女。ちなみにリリアは18代目。 ミミに会うまでは王家の証の力で、それ以降はミミに守ってもらい今まで生き延びてこられたらしい。 (ティアの王家の証の力は弱いモンスターを遠ざけること。実際これ以降南の塔からスライムがいなくなる) 北の塔で拾った王家の証をティアに返すと、ミミはリリアにティアを託していなくなってしまう。 ティアと共に西の塔に戻り、一旦北の塔に戻り探し残した場所を探索することに。 (これをスキップするとエンディングが変化します) 落ちていた髪飾りを拾うと、半透明の女性が出現。彼女はルナ=ミスティーズと名乗った。2代目王女だという。 彼女は、ミスティーズの子孫とガレスを救うためにここに来たという。 が、危険を避けるために体と精神を切り離してしまい、体は行方不明。そこで体を捜すため、髪飾りを持ち歩いて欲しいとのこと。 しかし、東の塔への通路はガレキでふさがれていた。そこで、バンが頑張ってどかすことに。 すると、西の塔から瘴気が流れてくる。このままでは危ないので、バンは最後の手段として鏡の迷宮に逃げ込むことを提案。 わき道にある鏡に触れると不思議な光がリリアを包み、鏡の迷宮に誘った。その背後で、かすかに鏡の割れる音。 バン曰く、通った後に鏡が割れることがあり、そうなった鏡は使ってはいけないという。 つまり、もう引き返せなくなってしまったのだ。仕方ないのでそのまま鏡の迷宮を抜けることに。 すると、途中で兄クリスと再会。しかし、レーザーが兄妹の合流をはばむ。 クリスはリリアに鍵を渡し、リリアは拾った剣をクリスに返す(拾ってない場合は返さない)。 どこかで合流できることを祈り、リリアは再び迷宮へ。 レーザーや鏡の向こうの自分の助言だの妨害だの襲撃だのをかいくぐり、何とか迷宮を抜けたリリア。 そこで、ついにリリアはクリスと合流できたのだった(ただし剣を返してないと瀕死、ほどなく死亡)。 するとそこへガレスが現れる。 (クリスが死んでいるとお前は帰してやるといわれ、バンは反撃するものの一撃で即死。 さらに髪飾りがないと続いてティアが拷問部屋送りに。髪飾りがあるとガレスが動揺、逃げていく) 髪飾りがあると、ルナが登場。そしてミミこそがルナの体であることが判明。 ガレスを説得するためにも同化しようというルナに、ミミは遣り残したことがあると拒否。どこかへ行ってしまう。 380 :ムンラビ:2011/06/18(土) 15 24 41.97 ID OVWunCIt0 ついに東の塔に到着。そこは、血の沼とただよう瘴気が人を死へ追いやる場所だった。 まずはクリスが侵入するのに使った魔法陣の場所へ向かうことに。 (クリスが死んでいるとここでエンディング。髪飾りの有無でバッド1か2になる) ・バッドエンド1 たった一人で生還したリリア。しかし、罪の意識と恐怖に苛まれ続け、ついに発狂。 「皆をあの男に苦しめさせるわけにはいかない」と一族郎党皆殺し、自身も喉を掻き切って自害。 ガレスにとっても予想外だったが、不本意でも満足のいく凄惨な末路ではあった。 ・バッドエンド2 ミミとルナのことを気にかけるティアに、ルナは大丈夫だから自分を置いて脱出するように説得する。 そして二人は生還。しかし三年の月日が流れており王は既に他界していた。 リリアの義妹として城で仲良く暮らしていたティアだが、ある日再びガレスにさらわれる。 結婚せず禍根を断ち切ろうとするリリアだったが、覚えのない子を孕むことに……。 クリスが生きていると、転移魔法陣のある部屋の扉が開かない。仕方なく、他の方法を模索することに。 途中、試練の魔法陣でリリアが溶かされそうになるものの、3人で力を合わせて突破。 罠をかいくぐって仕掛けを動かし、ついに大広間へと辿り着く。 (髪飾りがないとノーマル1になります) ・ノーマル1 そこにはミミがいた。嬉しそうに駆け寄るティアに来てはいけないと警告するミミ。しかし遅かった。 ミミの背後には血肉のタペストリーになったレオンと、『次は貴様らだ ミスティーズの汚れた王女達』という血文字が。 血の匂いで魔物が来ることを懸念し、ミミの提案で魔法陣の部屋に戻ることに。しかしバンはしばらく残ると言い出した。 仕方なくバンを置いて戻ると、広間から魔物達の食事の音が……。(戻るとバンが死んでいる) ミミの提案で、塔の頂上からロープを垂らして魔法陣の部屋に侵入することに。 最初にミミが下りて安全を確認、次にティアが下りているところにガレス登場。しかしクリスも王家の証を使い応戦。 するとガレスはティアに標的変更。ミミが気をそらそうとするも失敗、ティアはいたぶられたあげく塔から落とされる。 クリスがガレスと戦う間にリリアは魔法陣の部屋に到着、クリスも人間離れした技でガレスの心臓に剣をつきたて部屋に到着。 しかし、ガレスは生きていた。リリアの右腕を切り落とし、クリスを殺害。そしてリリアを強制送還するのだった。 ミミはガレスに復讐するためにリリアと手を組み、次にガレスが狙うであろう彼女の子供を勇者にすることに。 そのためには、時に非情な手段もとられた(というかミミはモノ扱いしてる節が)。 しかし、復讐の成否をリリアが目にすることはなかった……。 381 :ムンラビ:2011/06/18(土) 15 25 16.63 ID OVWunCIt0 大広間ではレオンとガレスが戦っていた。駆け寄る一同。 ガレスは怒りをあらわにし、ティアを狙う。すんでのところであらわれたミミがティアを救出。 (ここである装置を動かしていると「真実への扉を開いた」、動かしてないと「まだ終わってないのに残念」と言う) そしてミミは髪飾りを受け取り、ルナと一つになる。ガレスはかなり動揺。そして逃げるように消える。 レオンが事情を尋ねると、ルナはかつての真実を教えてくれた。 レクイエム王国が栄えていた頃、忌み子とされた獣人達の吹き溜まりの集落が存在した。 彼らはいずれバーサーク症を患い理性を失った獣と化し、南の監獄城に幽閉される運命だった(ここが今回の舞台)。 しかし、ある時バーサーク症に耐性を持つ獣人が登場。これがミスティーズ家の始まりとなる。 ミスティーズ家は集落をまとめてどんどん大きくしていき、近隣諸国にまで勢力を伸ばしていった。 レクイエム王国はこれに反発、獣人達も希望を捨てたくないと必死に抵抗。結果戦争になり、多くの犠牲者が。 しかし獣の力と積年の恨み、どうせ死ぬならという気迫もあってレクイエムは圧されはじめ、ついに陥落。 戦争によってどちらも疲弊していたため、レクイエム王国の王子ガレスとミスティーズの娘ルナの婚姻で終結させることに。 しかしこの頃、一族の中にバーサーク症を発症する者が現れ始める。よりによって王様まで。 そしてルナとガレスを引き離し、レクイエムに連なる者を全員追放してしまう。ルナは軟禁され、ガレスは王に講和を求めるも門前払い。 一ヵ月後、ガレスを含むレクイエム家全員がふっつりと姿を消す。誰一人、その行方はつかめなかった。 それから数年後、王は惨殺され、次期国王の兄も行方不明に。 一方、ルナの耳に王家の不幸は王がレクイエムの人間達を南の監獄城に監禁した報いに違いないという噂が。 ルナはガレスに会いたい一心で弟に王位を譲り、監獄城へ。しかしそこには、おびただしい血と誰かの骨、魔物の群れが。 このままでは魔物の餌食になってしまうため、王家の証の力を使い精神を分離、肉体を獣人化させミスティーズの人間を助けるよう命じる。 精神だけでも話ができると思ったのに、復讐に囚われたガレスには精神体のルナが見えず、声も届かなかった。 仕方ないのでまず話ができる人を捜しているうちに、ガレスが何をしているかを知ってしまう。 様々な人と話をするものの誰も髪飾りを見つけてくれず。ついにリリアがそれを手にしたのだった。 ルナいわく、ガレスは東の塔の頂上にいるだろうとのこと。そこでもう一度説得するという。 (ここで塔の頂上に行くとノーマル2。ミミが真実への扉を開いているなら地下牢ルート出現) ・ノーマル2 塔の頂上には、ガレスがいた。説得しようとするルナに、ガレスは「何も知らないのか」と真実を告げる。 本来なら魔物の巣窟でありトラップなどなかったこの城にトラップを作ったのはミスティーズ家。 そして、ミスティーズがそこにレクイエムの人間を全員閉じ込め惨殺したのだ。 しかし、ガレスはルナに恩義と愛情を(未だに)持っており、ルナが味方してくれるならもう復讐はやめると言い出す。 ルナは悩んだ末に、ガレスについていく。するとガレスは、ミスティーズを一気に根絶やしにすることで復讐を終わらせることに。 ここでルナは完全にガレスを見限り、自分の全てをかけてガレスを王家の証に封印することに。 しかし封印が持つのは一年ほど。(といっても塔内なので現実では100年~300年くらい) その間にこの惨劇を世に伝え、ガレスへの対抗策を見つけるよう告げ消えていく。 魔法陣の部屋に入れるようになったため、リリアたちはその間に脱出。 リリアは女王として即位し、レオンやティアも王族として迎え入れることに。 そしてこの惨劇を世に伝えるが、それが後世に伝わったかどうか……。 ……いつともしれぬ時、塔の頂上には壊れた髪飾りとガレスが。そして、ガレスはどこかに消える……。 382 :ムンラビ:2011/06/18(土) 15 25 39.50 ID OVWunCIt0 ガレスと会う前に真実を確かめようとすると、ルナが先に塔の頂上に行っているといい離脱。 理不尽トラップをかいくぐって穴に飛び込むと、リリアは水瓶に激突。目が赤くなってしまった。 後戻りできないので先に進むと、剣山トラップが。誰かがスイッチを押していると発動しないようだ。 ここでクリスとレオンがトラップの奥に行くことに。帰りを待っている3人だったが、虫の大群に襲われ逃げることに。 しかし、逃げる途中でバラバラになってしまうのだった。 途中でバンやティアを見つけるも、何かが変。あげく、さっき会ったはずのティアに「会ってない」と言われたり、 突然レオンにニセモノ呼ばわりされて襲われたり。どうやら、リリア達のニセモノがいる様子。 虫から逃げながらも仕掛けをといていくと、真実の間にたどりつく。そこには、レクイエムの人々の恨みが綴られていた。 真実の間から逃げ出すと、そこにはニセモノ大集合。乱闘になり、誰が本物かわからない様子。 しかし、リリアのニセモノは何故かいない。そこで、近くにあった魔法陣を使ってまやかしを消し去ることに。 そしてもう一度真実の間に入ると、なんと記述が書き換わっていた。あれもまやかしだったのだ。 そこには、ミスティーズを恨んだレクイエム王家の一部の人間が、この城を改装して一族をここで惨殺し ガレスに全ての憎しみを集結させてからバーサーク症にし魔王にするという計画の一部始終が綴られていたのだ。 するとここでリリアのニセモノが登場。リリアに水をかけた上でここに綴られていない真実を話し始めた。 リリアの王家の証の力は、獣人としての力を高めるもの。そして最初に浴びた水は、バーサーク症を誘発させる薬品だった。 (初代の王がバーサーク症を患ったのもこのため。ちなみにさっきかけた水もこれ) そしてリリアの背中から翼が生え、ニセモノを殺してしまう。皆は驚くが、リリアはいたって冷静。 そして真実の間の奥で時の魔石を発見。この城の時間の流れが遅いのはこれが原因だった。 しかし壊せないので、台座から切り離して持っていくことに。そしてリリアの翼でトラップの上を飛び越え、東の塔へ。 383 :ムンラビ:2011/06/18(土) 15 33 28.72 ID OVWunCIt0 ・トゥルーエンド ルナはリリアの姿に驚くも、今はそれどころではない。結局説得も封印も失敗し、なすすべがなかった。 リリアはガレスに地下牢で見た真実を告げる。しかしガレスは認めない。 ガレスはリリアを殺そうとしたが、リリアはその攻撃を時の魔石で受け止める。あっけなく砕ける魔石。 その中に閉じ込められていた時間が一気に流れ出し、ガレスはルナと共に時間の流れに押しつぶされ消えた。 そして城も、時の重さに耐え切れず崩壊を始める。慌てて逃げ出す中、リリアは髪飾りを拾い上げる。 道中、ティアが倒れる。彼女も百年前の人間であり、時間に押しつぶされ始めていたのだ。 リリアはルナの王家の証の力を使い、生きたいと願ったティアの精神を切り離した。 しかし、魔法陣のある部屋の入り口は崩壊していた。リリアの力では全員の脱出は不可能。 あきらめていた時、時の流れがバンにも押し寄せてきた。しかし、バンは押しつぶされずに成長。立派なドラゴンに。 バンとリリアで力を合わせ、全員が脱出に成功した。こうして、レクイエムの呪いは終わりを告げた。 しかし、リリアはバーサーク症の進行を自覚していた。ティアを救ったのは、人として残った最後の優しさだった……。 その後、クリスは国王に。民はリリアの変貌に悲しんだが、真実を知らないためまだリリアを敬愛していた。 ティアは精神だけとはいえ平穏な生活を楽しみ、レオンは寿命が縮まったものの王族として迎え入れられた。 そして行方不明になったリリアに思いをはせる。国中をあげて探しているが、彼女はまだ見つからない。 きっと彼女も、どこかで自由に飛んでいるのだろう……皆、そう思っていた。 クリス以外に誰も知らない地下の一室。そこにリリアはいた。 リリアがどこかに飛んでいく前にクリスはリリアを閉じ込め、その間にバーサーク症の研究を進めることにしたのだ。 しかし研究はうまくいかず、リリアの心はどんどん壊れていく。毎日話しかけるクリスのことを兄と認識しているかすら怪しい状態。 そしてある日ついにリリアは獣となり、鉄格子を破壊し―― As long as there is light, moon keeps shining through all eternity. As long as she has breath, the beast keeps alive with her. The End
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Moonlight Labyrinth part57-378~383 378 :ムンラビ:2011/06/18(土) 15 23 21.58 ID OVWunCIt0 今は無きBlueSky製作フリゲ「Moonlight Labyrinth」をば。 どうあがいても絶望なゲームです。 簡単5行あらすじ ある日いきなりさらわれ、魔物と罠だらけの危険な城に閉じ込められたリリア姫。 数多の危険をかいくぐり、城の中で生き残っていた人々や友好的な魔物と協力しあい、 ついには助けに来た兄クリスとも再会。 色んな犠牲を払いながら、何とか城から逃げ出したリリア。 しかし、彼女に安息の日々は来ないのだった……。 嘘じゃねーよどのルートでも大体こうなるんだよ。 以下もうちょっと細かいストーリー。 今日はミスティーズ王国の姫リリアの18歳の誕生日。臣民を招いた華やかな祝賀会が開催されていた。 リリアは儀式を経て王家の証(グラフィックはペンダント)を受け取った。 兄クリスは、これを期に王位継承権を妹に譲るなどと言い出す。(名前がなぜかレオン表記なんだけど。どっちだよ) しかし、王様には何か気がかりがある様子。 宴もたけなわになった頃、突然天気があやしくなり、黒フードの人物登場。 そいつはガレスと名乗り、契約に基づいてリリアをいただくと宣言。 兵士達が立ち向かうも、全員返り討ちに。クリスの目の前で、リリアはさらわれてしまう。 リリアが目を覚ますと、そこは西の塔と呼ばれる場所のてっぺんだった。遠くにミスティーズ城が見える。 そして、王家の証を塔の下に落としてしまう。 悩んでいると、何かの吠え声が。逃げるように進んでいくと、そこにはミノタウロスが。 (この辺でセーブはスロット使い切るくらい小まめにと公式アナウンス) ミノタウロスの目をかいくぐって鍵を見つけながら塔を下りていくと、オークを発見。 彼は襲ってはこないが、助けてもくれない様子。その代わりゾンビじいさんのことを教えてくれる。 リリアが彼を訪ねると、ゾンビじいさんは魔法陣の使い方やモンスターグループのリーダーの情報などを教えてくれた。 彼の助言に従ってリーダーの狼男がいない隙に彼らのテリトリーを通過、なくしていた王家の証を取り戻す。 しかし、戻ろうとしたところで帰ってきた狼男と鉢合わせ。殺されそうになった時、王家の証に激しく反応した。 「まさか、ミスティーズの……」 379 :ムンラビ:2011/06/18(土) 15 24 13.54 ID OVWunCIt0 狼男の名前はレオン。何とリリアの叔父にあたる人物で、リリア同様ガレスに誘拐されここに。 王家の証には各々特殊能力があり、それによって獣人化し生き延びたという。 また、この城の内部では時間の流れが違うとのこと。 レオンとしばらく話をした後、ミニドラゴンのバンと共に北の塔を調べることに。 そして現れるミノタウロス。バン、戦うも攻撃が全く通らない。この役立たずめ。 慌てて逃げ出す二人。しかし、途中ではぐれてしまう。 部屋の仕掛けや様々な仕掛けを解いて塔を探索しながら、バンも探すことに。 と、水路の向こうに兄クリスの剣が。何故こんなところに……。(剣を取るかどうかでEDが変化します) ようやく見つけたバンは、トラップに引っかかっていた。仕方ないので解除してあげる。 ざっと探索しても、誰かの遺品だろう王家の証以外は特に何もないので戻ることに。 戻ってみると、アジトは血まみれ。何があったのだろう。とりあえず、南の塔に逃げることに。 南の塔は薄暗く、罠とスライムの巣窟となっていた。道中ランプを発見して進むリリア。 と、ハーフキャットを発見。その後を追いかける。 地雷原での鬼ごっこの末にようやく捕まえるものの、引っかかれ逃げられてしまう。 落胆した帰り道、ちょっと寄り道してみるとまたもや彼女を発見。今度は王家の証をタテに話を聞いてもらうことに成功。 ミミと名乗った彼女に案内された部屋には、小さな女の子が。 彼女はティア、何と15代目のミスティーズ王女。ちなみにリリアは18代目。 ミミに会うまでは王家の証の力で、それ以降はミミに守ってもらい今まで生き延びてこられたらしい。 (ティアの王家の証の力は弱いモンスターを遠ざけること。実際これ以降南の塔からスライムがいなくなる) 北の塔で拾った王家の証をティアに返すと、ミミはリリアにティアを託していなくなってしまう。 ティアと共に西の塔に戻り、一旦北の塔に戻り探し残した場所を探索することに。 (これをスキップするとエンディングが変化します) 落ちていた髪飾りを拾うと、半透明の女性が出現。彼女はルナ=ミスティーズと名乗った。2代目王女だという。 彼女は、ミスティーズの子孫とガレスを救うためにここに来たという。 が、危険を避けるために体と精神を切り離してしまい、体は行方不明。そこで体を捜すため、髪飾りを持ち歩いて欲しいとのこと。 しかし、東の塔への通路はガレキでふさがれていた。そこで、バンが頑張ってどかすことに。 すると、西の塔から瘴気が流れてくる。このままでは危ないので、バンは最後の手段として鏡の迷宮に逃げ込むことを提案。 わき道にある鏡に触れると不思議な光がリリアを包み、鏡の迷宮に誘った。その背後で、かすかに鏡の割れる音。 バン曰く、通った後に鏡が割れることがあり、そうなった鏡は使ってはいけないという。 つまり、もう引き返せなくなってしまったのだ。仕方ないのでそのまま鏡の迷宮を抜けることに。 すると、途中で兄クリスと再会。しかし、レーザーが兄妹の合流をはばむ。 クリスはリリアに鍵を渡し、リリアは拾った剣をクリスに返す(拾ってない場合は返さない)。 どこかで合流できることを祈り、リリアは再び迷宮へ。 レーザーや鏡の向こうの自分の助言だの妨害だの襲撃だのをかいくぐり、何とか迷宮を抜けたリリア。 そこで、ついにリリアはクリスと合流できたのだった(ただし剣を返してないと瀕死、ほどなく死亡)。 するとそこへガレスが現れる。 (クリスが死んでいるとお前は帰してやるといわれ、バンは反撃するものの一撃で即死。 さらに髪飾りがないと続いてティアが拷問部屋送りに。髪飾りがあるとガレスが動揺、逃げていく) 髪飾りがあると、ルナが登場。そしてミミこそがルナの体であることが判明。 ガレスを説得するためにも同化しようというルナに、ミミは遣り残したことがあると拒否。どこかへ行ってしまう。 380 :ムンラビ:2011/06/18(土) 15 24 41.97 ID OVWunCIt0 ついに東の塔に到着。そこは、血の沼とただよう瘴気が人を死へ追いやる場所だった。 まずはクリスが侵入するのに使った魔法陣の場所へ向かうことに。 (クリスが死んでいるとここでエンディング。髪飾りの有無でバッド1か2になる) ・バッドエンド1 たった一人で生還したリリア。しかし、罪の意識と恐怖に苛まれ続け、ついに発狂。 「皆をあの男に苦しめさせるわけにはいかない」と一族郎党皆殺し、自身も喉を掻き切って自害。 ガレスにとっても予想外だったが、不本意でも満足のいく凄惨な末路ではあった。 ・バッドエンド2 ミミとルナのことを気にかけるティアに、ルナは大丈夫だから自分を置いて脱出するように説得する。 そして二人は生還。しかし三年の月日が流れており王は既に他界していた。 リリアの義妹として城で仲良く暮らしていたティアだが、ある日再びガレスにさらわれる。 結婚せず禍根を断ち切ろうとするリリアだったが、覚えのない子を孕むことに……。 クリスが生きていると、転移魔法陣のある部屋の扉が開かない。仕方なく、他の方法を模索することに。 途中、試練の魔法陣でリリアが溶かされそうになるものの、3人で力を合わせて突破。 罠をかいくぐって仕掛けを動かし、ついに大広間へと辿り着く。 (髪飾りがないとノーマル1になります) ・ノーマル1 そこにはミミがいた。嬉しそうに駆け寄るティアに来てはいけないと警告するミミ。しかし遅かった。 ミミの背後には血肉のタペストリーになったレオンと、『次は貴様らだ ミスティーズの汚れた王女達』という血文字が。 血の匂いで魔物が来ることを懸念し、ミミの提案で魔法陣の部屋に戻ることに。しかしバンはしばらく残ると言い出した。 仕方なくバンを置いて戻ると、広間から魔物達の食事の音が……。(戻るとバンが死んでいる) ミミの提案で、塔の頂上からロープを垂らして魔法陣の部屋に侵入することに。 最初にミミが下りて安全を確認、次にティアが下りているところにガレス登場。しかしクリスも王家の証を使い応戦。 するとガレスはティアに標的変更。ミミが気をそらそうとするも失敗、ティアはいたぶられたあげく塔から落とされる。 クリスがガレスと戦う間にリリアは魔法陣の部屋に到着、クリスも人間離れした技でガレスの心臓に剣をつきたて部屋に到着。 しかし、ガレスは生きていた。リリアの右腕を切り落とし、クリスを殺害。そしてリリアを強制送還するのだった。 ミミはガレスに復讐するためにリリアと手を組み、次にガレスが狙うであろう彼女の子供を勇者にすることに。 そのためには、時に非情な手段もとられた(というかミミはモノ扱いしてる節が)。 しかし、復讐の成否をリリアが目にすることはなかった……。 381 :ムンラビ:2011/06/18(土) 15 25 16.63 ID OVWunCIt0 大広間ではレオンとガレスが戦っていた。駆け寄る一同。 ガレスは怒りをあらわにし、ティアを狙う。すんでのところであらわれたミミがティアを救出。 (ここである装置を動かしていると「真実への扉を開いた」、動かしてないと「まだ終わってないのに残念」と言う) そしてミミは髪飾りを受け取り、ルナと一つになる。ガレスはかなり動揺。そして逃げるように消える。 レオンが事情を尋ねると、ルナはかつての真実を教えてくれた。 レクイエム王国が栄えていた頃、忌み子とされた獣人達の吹き溜まりの集落が存在した。 彼らはいずれバーサーク症を患い理性を失った獣と化し、南の監獄城に幽閉される運命だった(ここが今回の舞台)。 しかし、ある時バーサーク症に耐性を持つ獣人が登場。これがミスティーズ家の始まりとなる。 ミスティーズ家は集落をまとめてどんどん大きくしていき、近隣諸国にまで勢力を伸ばしていった。 レクイエム王国はこれに反発、獣人達も希望を捨てたくないと必死に抵抗。結果戦争になり、多くの犠牲者が。 しかし獣の力と積年の恨み、どうせ死ぬならという気迫もあってレクイエムは圧されはじめ、ついに陥落。 戦争によってどちらも疲弊していたため、レクイエム王国の王子ガレスとミスティーズの娘ルナの婚姻で終結させることに。 しかしこの頃、一族の中にバーサーク症を発症する者が現れ始める。よりによって王様まで。 そしてルナとガレスを引き離し、レクイエムに連なる者を全員追放してしまう。ルナは軟禁され、ガレスは王に講和を求めるも門前払い。 一ヵ月後、ガレスを含むレクイエム家全員がふっつりと姿を消す。誰一人、その行方はつかめなかった。 それから数年後、王は惨殺され、次期国王の兄も行方不明に。 一方、ルナの耳に王家の不幸は王がレクイエムの人間達を南の監獄城に監禁した報いに違いないという噂が。 ルナはガレスに会いたい一心で弟に王位を譲り、監獄城へ。しかしそこには、おびただしい血と誰かの骨、魔物の群れが。 このままでは魔物の餌食になってしまうため、王家の証の力を使い精神を分離、肉体を獣人化させミスティーズの人間を助けるよう命じる。 精神だけでも話ができると思ったのに、復讐に囚われたガレスには精神体のルナが見えず、声も届かなかった。 仕方ないのでまず話ができる人を捜しているうちに、ガレスが何をしているかを知ってしまう。 様々な人と話をするものの誰も髪飾りを見つけてくれず。ついにリリアがそれを手にしたのだった。 ルナいわく、ガレスは東の塔の頂上にいるだろうとのこと。そこでもう一度説得するという。 (ここで塔の頂上に行くとノーマル2。ミミが真実への扉を開いているなら地下牢ルート出現) ・ノーマル2 塔の頂上には、ガレスがいた。説得しようとするルナに、ガレスは「何も知らないのか」と真実を告げる。 本来なら魔物の巣窟でありトラップなどなかったこの城にトラップを作ったのはミスティーズ家。 そして、ミスティーズがそこにレクイエムの人間を全員閉じ込め惨殺したのだ。 しかし、ガレスはルナに恩義と愛情を(未だに)持っており、ルナが味方してくれるならもう復讐はやめると言い出す。 ルナは悩んだ末に、ガレスについていく。するとガレスは、ミスティーズを一気に根絶やしにすることで復讐を終わらせることに。 ここでルナは完全にガレスを見限り、自分の全てをかけてガレスを王家の証に封印することに。 しかし封印が持つのは一年ほど。(といっても塔内なので現実では100年~300年くらい) その間にこの惨劇を世に伝え、ガレスへの対抗策を見つけるよう告げ消えていく。 魔法陣の部屋に入れるようになったため、リリアたちはその間に脱出。 リリアは女王として即位し、レオンやティアも王族として迎え入れることに。 そしてこの惨劇を世に伝えるが、それが後世に伝わったかどうか……。 ……いつともしれぬ時、塔の頂上には壊れた髪飾りとガレスが。そして、ガレスはどこかに消える……。 382 :ムンラビ:2011/06/18(土) 15 25 39.50 ID OVWunCIt0 ガレスと会う前に真実を確かめようとすると、ルナが先に塔の頂上に行っているといい離脱。 理不尽トラップをかいくぐって穴に飛び込むと、リリアは水瓶に激突。目が赤くなってしまった。 後戻りできないので先に進むと、剣山トラップが。誰かがスイッチを押していると発動しないようだ。 ここでクリスとレオンがトラップの奥に行くことに。帰りを待っている3人だったが、虫の大群に襲われ逃げることに。 しかし、逃げる途中でバラバラになってしまうのだった。 途中でバンやティアを見つけるも、何かが変。あげく、さっき会ったはずのティアに「会ってない」と言われたり、 突然レオンにニセモノ呼ばわりされて襲われたり。どうやら、リリア達のニセモノがいる様子。 虫から逃げながらも仕掛けをといていくと、真実の間にたどりつく。そこには、レクイエムの人々の恨みが綴られていた。 真実の間から逃げ出すと、そこにはニセモノ大集合。乱闘になり、誰が本物かわからない様子。 しかし、リリアのニセモノは何故かいない。そこで、近くにあった魔法陣を使ってまやかしを消し去ることに。 そしてもう一度真実の間に入ると、なんと記述が書き換わっていた。あれもまやかしだったのだ。 そこには、ミスティーズを恨んだレクイエム王家の一部の人間が、この城を改装して一族をここで惨殺し ガレスに全ての憎しみを集結させてからバーサーク症にし魔王にするという計画の一部始終が綴られていたのだ。 するとここでリリアのニセモノが登場。リリアに水をかけた上でここに綴られていない真実を話し始めた。 リリアの王家の証の力は、獣人としての力を高めるもの。そして最初に浴びた水は、バーサーク症を誘発させる薬品だった。 (初代の王がバーサーク症を患ったのもこのため。ちなみにさっきかけた水もこれ) そしてリリアの背中から翼が生え、ニセモノを殺してしまう。皆は驚くが、リリアはいたって冷静。 そして真実の間の奥で時の魔石を発見。この城の時間の流れが遅いのはこれが原因だった。 しかし壊せないので、台座から切り離して持っていくことに。そしてリリアの翼でトラップの上を飛び越え、東の塔へ。 383 :ムンラビ:2011/06/18(土) 15 33 28.72 ID OVWunCIt0 ・トゥルーエンド ルナはリリアの姿に驚くも、今はそれどころではない。結局説得も封印も失敗し、なすすべがなかった。 リリアはガレスに地下牢で見た真実を告げる。しかしガレスは認めない。 ガレスはリリアを殺そうとしたが、リリアはその攻撃を時の魔石で受け止める。あっけなく砕ける魔石。 その中に閉じ込められていた時間が一気に流れ出し、ガレスはルナと共に時間の流れに押しつぶされ消えた。 そして城も、時の重さに耐え切れず崩壊を始める。慌てて逃げ出す中、リリアは髪飾りを拾い上げる。 道中、ティアが倒れる。彼女も百年前の人間であり、時間に押しつぶされ始めていたのだ。 リリアはルナの王家の証の力を使い、生きたいと願ったティアの精神を切り離した。 しかし、魔法陣のある部屋の入り口は崩壊していた。リリアの力では全員の脱出は不可能。 あきらめていた時、時の流れがバンにも押し寄せてきた。しかし、バンは押しつぶされずに成長。立派なドラゴンに。 バンとリリアで力を合わせ、全員が脱出に成功した。こうして、レクイエムの呪いは終わりを告げた。 しかし、リリアはバーサーク症の進行を自覚していた。ティアを救ったのは、人として残った最後の優しさだった……。 その後、クリスは国王に。民はリリアの変貌に悲しんだが、真実を知らないためまだリリアを敬愛していた。 ティアは精神だけとはいえ平穏な生活を楽しみ、レオンは寿命が縮まったものの王族として迎え入れられた。 そして行方不明になったリリアに思いをはせる。国中をあげて探しているが、彼女はまだ見つからない。 きっと彼女も、どこかで自由に飛んでいるのだろう……皆、そう思っていた。 クリス以外に誰も知らない地下の一室。そこにリリアはいた。 リリアがどこかに飛んでいく前にクリスはリリアを閉じ込め、その間にバーサーク症の研究を進めることにしたのだ。 しかし研究はうまくいかず、リリアの心はどんどん壊れていく。毎日話しかけるクリスのことを兄と認識しているかすら怪しい状態。 そしてある日ついにリリアは獣となり、鉄格子を破壊し―― As long as there is light, moon keeps shining through all eternity. As long as she has breath, the beast keeps alive with her. The End
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第044話 Moonlight Crisis◆SzP3LHozsw 空には煌々と月が輝いている。 白く、丸く、そして気高い月が――。 妖しいまでに冴え冴えとした光が、遠く神塚山の稜線を色濃く縁取っていた。 平瀬村に向かおうとしていた田岡はふと足を止め、しばし目的を忘れてその景勝に魅入った。 荘厳な山の姿。ダークブルーのベルベットの空。散りばめられた幾多の星々。何者も汚すことのできない純白の月。 全てが完璧だった。 まるで用意されたかの演出に、田岡は息を呑む。 (俺も歳かな。こんなときに風流心を持ち出すとは……) そう、よりによってこんなときにだ。 こんなところで油を売っている暇は田岡にはなかった。今こうしている間にも、あの安西の思惑通りに進んでいく。 それは決して許されるべきことではない。必ず魚住や湘北の面々だけでも助け出さねばならなかった。 それが指導者としての責任であり、年長者としての義務であり、また一個の男としての意地である。 (脚本を書くのは俺だ。断じて安西先生じゃあない) 田岡は硬く拳を握った。 いつか魚住らを助け出すのに成功したとき、安西は一体どんな顔をするのだろうか。 まん丸の身体をブヨブヨ揺らせて地団太を踏む安西の姿を思い描き、田岡はほくそ笑んだ。 (名将・安西光義に、この田岡茂一が挑むのだ) 本来ならばその挑戦はコートの上であるべきだった。 バスケとは全く関係ないこのような形での挑戦など、田岡にとって不本意以外何者でもない。 しかしそんなことを言っている場合ではないことは明白だ。 今優先すべきは私情ではなく、魚住を初めとする六名の若き命なのである。 どうあっても彼らを守らなければならない。生かさねばならない。その責務が自分にはあるのだから。 (そして、それができるのもまたこの俺だけだ) 驕りでも自惚れでもなく、田岡は本気でそう信じている。 その自信はどこからくるものなのか――。それはもちろん彼のキャリアがものを言う。 少なくとも田岡は戦略のプロなのである。状況を冷静に分析し、それに的確に応じえる頭脳を持っている。 実戦経験こそないものの、これらは必ず心強い武器になってくれるだろうという確信があった。 ただ、一人も欠けさせることなく、果たして全員五体満足無事で家に帰してやることができるかどうか……。 こればかりは田岡にも何とも言えない。 だがそれでも田岡は思うのだ。『田岡がやらねば誰がやる』と。 「俺は負けん、負けませんぞ安西先生! 必ず……必ずあいつらを生きて帰してみせる!!」 山上の月に決意のほどを示すように、大声で叫びながら握った拳を打ち振るった。 白く輝く月だけが自分の味方なのだと、何故だか理由もなくそう思った。 * * * 「なるほど、君の事情はよくわかった――」 ここは平瀬村のある民家の一室。 ちょうどボルボが真中の事情を聞き終えたところだった。 銃を後ろ手に隠したままのボルボが、真中にそれと悟られないようなるべく仰々しい態度で頷いて見せている。 真中の語るところによると、この島に連れて来られた真中の知り合いは全員女の子であり、 それもこの狂った惨劇の中で生き残る術など知る由もないごく普通の高校生ばかりなのだという。 一刻も早く捜し出さなければどうなるかわからない、警察ならば協力してくれと、真中はボルボに懇願するように話したのだった。 ボルボは真中をじっと見据えた。 真中の口ぶりから察するに、よほど親しい娘たちなのだろうと容易に想像がつく。 ボルボにもジョディーという交際相手がいる。 もしジョディーに同じような危険が及んでいれば(もっともジョディーなら助けは要らないかもしれないが)、ボルボも放ってはおけないだろう。 だから真中の気持ちはボルボにもよく理解できた。 ボルボはしばらく考え込んでから、「私に任せておけ」ともう一度深く頷いていた。 「本当ですか!? ありがとうございます」 よほど嬉しかったのだろう。ボルボの返事に、さっきまで沈んでいた真中の顔がパッと明るくなった。 だがそんな真中とは対照的に、ボルボの方は少し沈んだ表情になってしまう。 実のところ、ボルボは何も真中に同情して協力を受け入れたわけではなかったのだ。 それがなんとなくボルボを後ろめたい気持ちにさせて、表情を暗いものにさせている。 「うぅむ……まあそのなんだ……市民を守るのは我々の義務だからな」 などと口ごもる始末である。 では一体、ボルボが協力を諒解した理由に何があるかというと――それはやはり銃のことだった。 真中と離れれば銃は返してやらなければならなくなる。どんなに後ろ髪引かれようと、どんなに葛藤しようと、最終的には返さなければならない。 何故なら自分は警官であり、盗みは潔しとしないからだ。 ましてこんな状況である。唯一の武器を奪ってしまっては、死ねと言ってるのも同じなのだ。 それだけはやってはならないとボルボは思った。 だがその点、真中と行動を共にしていれば、少なくともこの銃から離れなくて済む。 ボルボの打算だった。 ただ、真中を不憫に思ったのは確かだった。助けてやりたいと思ったのもまた事実だ。 しかしその気持ち以上に、ボルボは銃に固執したわけである。 そして更にもう一つ、ボルボにはこの銃を返したくない理由があった。 何を隠そうこのコルト社が誇る名銃『パイソン357』はボルボの愛銃である『コルト・キングコブラ』と同系の『蛇シリーズ』であり、 またボルボの数あるコレクションにも加えられている一品でもあった。 しかもこのパイソンは誰が手入れしていたのか見事なまでに緻密な調整が施されていて、 持っていても重さを感じないほどバランスが均一に取られ、照星や照門などにも寸分の狂いも見られない見事なものだった。 傭兵上がりのボルボもこれほど完璧に手入れされた銃は滅多に拝んだことはなく、益々手放すのが惜しくなっていた。 これが同行しようと思った最大の理由である。 (これは私が預かっておこう……。何も盗むわけじゃない、素人が持っているより、私が持っている方がずっといいからそうするまでだ……) ボルボは自分に言い訳をしながら、コルト・パイソン357を腰の辺りに差し込む。 ひどい罪悪感がボルボを襲う。 罪のない少年の切なる思いにつけ込んでいるような、嫌な感覚だった。 「――じゃあゴルゴさん、早く行きましょう」 真中が早速自分の荷物を抱えて立っていた。 破顔したまま、今すぐ出発しようとばかりにボルボを急かす。 不純な動機とはいえ、同行する旨を承諾したのだから断るわけにはいかなかった。 ボルボも仕方なく荷物を背負って腰を上げた。 「一つ言っておくぞ。私はゴルゴじゃない、ボルボ西郷だ。そこのところ間違えるな」 二人は外に出るため、玄関へ向かった。 * * * 「随分静かだな」 このつい少し前、遠くで太鼓を叩くような低い音が何度も聞こえていたが、それからは本当に静かなものだった。 この平瀬村も民家こそ何十軒とあるものの、やはり森閑としている。どうやら住人などはいないようだ。 田岡はここでも安西が如何に周到な用意をしていたのかを知った。おそらく安西たちによって強制退去させられたのだろう。 と言っても、もう驚くことはなかった さすがだなと思うだけで感心する余裕ができていた。 今更騒ぎ立てたところでどうにもならないということだけは十二分に理解している。 田岡は注意深く警戒しながら村の中を歩いて行く。 ざっとみたところ戸数はさほど多くなく、村というだけあって栄えていた様子はない。 自然豊かでいい環境だとは思ったが、反面、こんなところでは碌な選手は育たないだろうと、ついつい職業病が出てしまう。 こんなところに来てまでそんなことを考えている自分が可笑しく、俺は根っからのバスケ好きだなと声は出さずに自嘲的に笑った。 「ん?」 その田岡が何かに気付いた。 ちょっと離れた民家から、人影が二つ吐き出されたのだ。 田岡は眼を凝らす。目尻に刻まれた皺の一本一本が、いっそう深いものになる。 (誰だ……。身体は大きいようだが……魚住か、桜木か?) だが見えない。 距離が離れていたこともあり、二つの人影が誰だか確認しようがなかった。 田岡は一瞬迷う。 声を掛けるのは簡単だった。しかし、もし本気で殺し合いをしようとしている者達だとしたらどうなるか――。 そういう展開も充分に考えられる。 迎え撃って戦うなどは論外だった。 なにせ向こうは二人。こっちは四十を過ぎた中年が一人。 条件が対等だったとしても人数の多寡によって不利は明らかである。 それに手元にある武器といえば支給品の『拡声器』くらいなもので、およそ戦闘に向いているとは思えない。 思案の末、田岡はこの二人を見送ることにした。 月明かりだけではあったが、どうやら捜している6人とは顔形が違うような気がしたというのも理由の一つだった。 だが田岡が身を隠すよりも先に、向こうが田岡の存在に気付いた。 大きな影の方が「敵襲だ!」とかなんとか叫んだと思ったら、突然何かを投擲したのが見えた。 次の瞬間には田岡の頭の中は真っ白になっていた。 投げつけられた缶コーヒーより少し小さいくらいの筒から『音ともつかない音』が発せられ、無意識のうちに胎児のように丸くなっていたのだ。 これが人間が取る最も無防備で自然な姿だと知る間もなく、田岡の意識はぷつりと途切れた。 * * * ボルボは真中の襟首を掴んで走っていた。E-01の道路である。 危ないところだった。 まさかあんなところに伏兵が潜んでいるとは、ボルボも思ってもみなかった。 当然想定しておかなければならない事態だったが、銃のことが気懸かりとなって注意を怠ったのだ。 あってはならない失態だったと、ボルボは己を恥じた。 これから先は気を引き締めていかなければならないと、考えを新たにするのだった。 「ここまで来れば大丈夫だろう。真中、怪我はないか」 追っ手の付いてないことを確認すると、引っ掴んでいた襟首を離し、アスファルトの上に真中を放り投げる。 膂力に優れたボルボにとって細身の男子高校生一人くらいなど軽いものだった。 ごろごろと地面を転がる真中だったが、しかしいつまでたっても起き上がる様子はなかった。 「おいどうした、しっかりしろ!?」 心配になって顔を覗きこむ。 まさか流れ弾でも喰らってしまったんだろうか? いやいや反撃はなかったと、さっきの出来事を思い返してみたりもした。 実は真中はボルボが強引に引っ張ってきたためにまたも気絶していたのである。 そうとは知らずにボルボは真中の頬をバシバシと引っ叩いてみたが、真中は完全にノビてしまっていた。 「……このまま置いていってもいいのだがな」 ちらりとそう思った。 だがそれでは意味がない。 理由はどうあれ結果的に銃を奪ってしまったからには、できる限り真中に協力してやる必要があった。 それに、ここに真中を一人で置いていくのはさすがに気が咎めもする。 ボルボは今度は真中を肩に担ぎ上げると、人目を避けるようにして海岸へ下りて行った。 【F-02/平瀬村の民家前/1日目・午前3時ごろ】 【男子21番 田岡茂一@SLAM DUNK】 [状態]:気絶 [装備]:なし [道具]:支給品一式 拡声器 [思考]:1、魚住・湘北勢と合流し、彼らを守る 【E-01/海岸線の道路/1日目・午前3時ごろ】 【男子31番 ボルボ西郷@こち亀】 状態:健康 真中に対して引け目を感じている 装備:スタングレネード×2、錆びたフォーク、 コルトパイソン357(弾数6/予備弾24)@CITY HUNTER 道具:支給品一式 思考:1.一応真中に協力 2.その後のことは正規に武器を手に入れてからでないと考えられない 【男子34番 真中淳平@いちご100%】 状態:気絶 装備:なし 道具:支給品一式 思考:1.知り合いの女の子を助ける 2.ボルボと協力 備考:真中は自分の支給品をまだ確認していません よって、ボルボが隠しているコルトパイソンが、元々自分の支給武器だということを知りません 投下順 Back 序曲 Next 罪と罰 時間順 Back 一種の余興 Next 罪と罰 止まれない理由 田岡茂一 ボス郎が繋ぐ縁 臆病な傭兵 ボルボ西郷 きまぐれいちご☆ロード 臆病な傭兵 真中淳平 きまぐれいちご☆ロード
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