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「――――――♪」 ああ、なんて眩しいのだろう。 お陽様をこんなに近くで見るのは初めてだ。 「なんて眩しくて…綺麗なのかしら」 南東に存在する市街地―――――その上空。 颯爽と吹き続ける風にその身を委ねながら、空を舞う影が一つ。 晴天とは不釣り合いな漆黒のゴスロリ衣装を身に纏った幼き少女。 殺し屋「アザレア」は、空を飛んでいた。 大空を自由気ままに飛ぶことが出来るなんて、まるで御伽話のようだ。 ふふっと微笑みつつ、アザレアはそう思う。 今の彼女はまさしく『自由』を、『未知』を楽しんでいた。 「ねえ覆面さん」 宙を浮遊しながら、アザレアは自らの衣服の中にいるモノへ声をかける。 彼女が呼びかけたのは『覆面男』に対してだ。 アザレアは超能力者でもなければ魔法使いでもない。 彼女が飛んでいるのは、衣服の中に入り込んでいる覆面男の能力によるものである。 尤も、今の彼は『覆面』なんて無いし、『男』とさえ呼べるのか怪しい霧状の物体に過ぎないのだが。 「リヴェイラ様の言っていた面白そうなモノって何だと思います?」 何となく問いかけてみる。 返答は帰ってこない、というよりも覆面男と意思疎通が出来るのかさえ解らない。 それでもアザレアは覆面男と交流を図るべく、こうして度々呼びかけていた。 『組織』の籠の外では初めて出会えた殺人享楽者――――アザレアにとっての『友人』と成り得る相手。 故に彼女は覆面男ともっと親交を深めたいと思っていたのだ。 無論、やはり返答は帰ってこないのだが。 そんな覆面男にほんの少しだけもどかしさを感じつつもアザレアはへこたれない。 「…覆面さん?」 ふと、アザレアは覆面男の様子がおかしいことに気付く。 衣服の中でそわそわと蠢き始めたのだ。 まるで「別の方向へ行きたい」と言わんばかりにアザレアの身体を引っ張っているのだ。 少しばかりくすぐった感触に襲われるも、アザレアは彼の意図を何となく理解する。 「あぁ、なるほど」 パン、と両手を合わせてアザレアは微笑む。 そういえば、あの『夜食』から何時間も経っていた。 その上ヒーローとの戦いで身体の多くが霧散している。 つまり、今の彼は少しばかり空腹なのだろう。 きっと彼は血の匂いを嗅ぎ付けている。 アザレアはそう解釈した。 「覆面さん、先にお食事がしたいのね」 ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ 放送から幾許の時間が過ぎた頃。 日が照り始める市街地を進む影が二つ。 一人は黒いコートとハンチング帽を身に纏う銀髪の女―――バラッド。 もう一人は金色の髪を揺らす容姿端麗な長身の男―――ピーター。 二人の殺し屋は放送前に別離したウィンセント、ユージーと合流すべく行動していた。 尤もウィンセント達の居所の宛は無い。 少なくともショッピングモールのあるI-9からは既に移動しているだろうということ、 そしてあの化物が存在する南東からは可能な限り離れているだろうという大雑把で単純な見当のみだ。 故に二人の殺し屋は一先ず施設及びその近場を潰していくことにした。 ピーターにとっての幸運は真っ先に学校を訪れられたことだった。 そう、学校の中庭で念願の女性の死体を発見したのだ。 年齢は10代後半。衣服を見る限り学生である。 尤も、バラッドがウィンセントらの捜索を優先した為未だ食していない。 故に手付かずのままピーターのデイパックに押し込まれている状態だ。 嬉々とした様子で死体を回収するピーターにはバラッドも多少引いていたという。 そして二人は学校を後にし、現在は西へと向かって進んでいる最中である。 「ピーター。さっきの放送、どう思う」 「事実だと思いますよ。現に僕は最初の会場で『彼』を目撃していますから。 流石に放送の内容が虚偽である可能性は薄いでしょう」 バラッドの問いかけに対し、ピーターはきっぱりとそう答える。 『組織』の切り札、ヴァイザーの余りにも早い死。 バラッドは放送が虚偽の内容ではないかとさえ考えたが、すぐにその可能性を否定する。 『組織』の人間は確かに最初に集められた会場で目撃しているのだ。 ヴァイザー。アザレア。サイパス。イヴァン。 二人は名簿に記載されている彼らの姿を実際に視認している。 自分達の名が正しく名簿に載せられている以上、彼らもこの殺し合いに巻き込まれているのは確実だ。 例えば、本当に虚偽の放送を流していたとしたら。 実際にその人物と同行している参加者が居れば、すぐに放送の内容が嘘だと暴かれるだろう。 そうなれば虚偽の内容を流してまで殺し合いを煽った主催者に対する不信感へと繋がる。 それは主催者にとって自らの能力の限界を晒してしまうことに他ならず、却って隙を見せる結果となってしまう。 暴かれた際のリスクが大きい。故に「虚偽の放送である」という推測は否定される。 「…ヴァイザーは、死んだのか」 「そう考えて差し支えは無いでしょうね」 つまり、ヴァイザーの死は事実であると考えていい。 彼の死を確信したバラッドは「そうか」と小さく呟く。 口には出さなかったが、彼女自身ヴァイザーの死を悔やむ気持ちはあった。 組織の鬼札にして、飛び切りの異常者。 そんな彼に苦手意識を抱いていなかった、と言えば嘘になる。 だがヴァイザーとて『組織』の一員。 仕事を共にしたこともある同胞だ。 故に彼の死に思う所はある。 バラッドは殺し屋だ。 死と隣り合わせの稼業であるが故に、嫌でも死には馴れてしまう。 しかし、バラッドは仲間の死に何の感傷も抱かぬ程冷徹になることは出来なかった。 (あの『幻覚』は――――――) そして、心中でバラッドは疑念を抱く。 あの双角の女と戦った際に見た幻覚は一体。 ヴァイザーが死亡したこと。 奴とヴァイザーの姿が重なって見えたこと。 これら二つの事態がどうしても無関係であるとは思えなかった。 理屈ではなく、殺し屋としての直感。 元よりバラッドは論理よりも己の勘を重視するタイプだ。 だからこそ彼女は自らの胸騒ぎに不安を覚える。 (…いや、あのことはいずれ考えよう。今は現状が優先だ) しかし、今重要なのは自分達が生きていること。 あの幻覚については気になって仕方が無い。 だが、それ以上に考えなければならないのは自分達の立ち回りについてだ。 (この殺し合い、やはり一筋縄では行かないらしい) ヴァイザーという超人でさえ容易く命を落とす。 異常としか言い様の無い状況だ。 だが、バラッド達は現に『二つの異常』を目の当たりにしている。 一つ。あらゆる攻撃を容易く防ぎ、他人をもう一人の自分に変化させてみせたワールドオーダー。 二つ。人間を喰らい、魔法めいた能力を行使してみせた双角の女。 それらはバラッドの常識を打ち砕くには十分すぎる脅威だった。 (そして、私達を殺し合いに駆り立てているのはこの首輪。 首輪を解析出来そうな人物と接触出来ればいいんだが―――――――) 現状の脅威についての思考を重ね続けるバラッド。 しかし、そんな彼女の考察は一旦打ち切られることとなる。 「――――――バラッドさん」 隣に立つピーターが何かの音に気付き、唐突に呼びかけてきたのだ。 直後にバラッドが耳にしたのは、絶叫。 ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ 閑静な住宅街の果て。 小さな公園で銃声が鳴り響く。 子供達の小さな遊び場として作られた施設の周辺は、一つの戦場と化していた。 金属音が響き、弾丸が弾き落とされる。 鎧や盾が防いだのではない。 刀だ。 一振りの刀が、迫り来る弾丸を凌いだのだ。 「ふっ――――――」 焔の揺らめく刀を片手で構えるのは、ブレザーの制服を身に纏った女子高生。 尾関夏実。『親友』の為に正義のヒーローで在り続けることを決意してしまった少女。 その瞳は決意と殺意、そして狂気で淀んでいる。 後戻りの出来ない道を突き進んだ、無垢な少女の成れの果て。 そんな少女と相対するのは、一体の案山子“スケアクロウ”。 案山子の左手に握られた拳銃の銃口からは硝煙が漏れ出ている。 彼の放った弾丸は少女の刀で余すこと無く弾き飛ばされていた。 少女は異能の力を備えた超人。案山子は在り来たりな武器に頼る凡人。 にも拘らず案山子は動じない。 一欠片の恐れを抱かない。 何故なら彼は、彼こそが、案山子であるからだ。 夏実はチッ、と舌打ちをしながら案山子を睨む。 案山子は己と夏実の能力差を理解しているのか、決して距離を詰めようとしない。 公園から駆け出し、付かず離れずの距離で拳銃による牽制を行っている。 夏実もそれを追い、公園の近辺を駆け抜けた。 ―――二人は、入り組んだ住宅街を走る。 迫る夏実に目を向けた後、案山子は移動しながら空になったマガジンを捨てる。 どうやら弾切れらしい。 案山子が銃弾を撃ち尽くしたことを確認し、夏実は両足の筋肉を躍動させる。 この隙を狙い、案山子の首を断ち切るべく刀を握る両腕に力を籠める。 そして、一気に距離を詰めるべくコンクリートの地面を蹴った―――――! しかし、夏実の一撃は案山子に届かなかった。 彼女の眼前で突如超高温の炎が爆ぜたからだ。 「くそッ!」 案山子が咄嗟に放り投げた焼夷手榴弾による攻撃だ。 爆炎では夏実にさしたるダメージを与えられない。 しかし、爆風や砂塵によって怯ませることは出来る。 目の前で爆ぜた焼夷手榴弾によって、夏実の動きが一瞬止まった。 直後、爆炎を突き破る様に破裂音が何度も響き渡る。 これは―――――銃声だ。 気付いた時には既に遅い。 夏実が怯んだ隙を狙った攻撃だ。 予備のマガジンを装填した案山子が、動きを止めた夏実目掛け即座に発砲したのだ。 爆炎によって夏実の姿は殆ど見えない。 故に狙いが定められる訳も無く、殆ど当てずっぽうの射撃を数発。 しかし放たれた弾丸の一つは、偶然にも夏実の右肩を捉えた。 「ッ――――――あああぁっ!!!!!!」 右肩から血が吹き出る。 生まれてから一度も味わったことの無い苦痛がこの身を襲う。 だが、夏実はギリリと歯軋りをして全身の筋肉を働かせる。 自らの苦痛を強引に抑え込み、晴れつつあった爆炎を突き破る。 再び刀を構え、こちらから逃げる様に走り出す案山子を再び追い始める。 「ちょこまかと…鬱陶しいんだよ…!」 今の夏実の胸に込み上げているものは敵への苛立ち、悪への怒り。 そして、最愛の友人への想い。 この程度で私を殺せると思っているのか。 私にはルッピーがついている。 私はルッピーの夢を背負っているんだ。 私にはルッピーがいる。 ルッピーが。 ルッピーだ。 ルッピーと。 ルッピーと共に戦っている。 私が負けるものか。 この外道の首を掠め取らないと、ルッピーだって満足しない。 呪詛のような言葉を心中でぶつぶつと零しながら、夏実は案山子を見据える。 そして――――苛立ちを募らせる夏実に、唐突な機会が訪れる。 駆け抜けていた案山子は唐突に道路の真ん中で両足にブレーキを掛け、こちらへと向き直したのだ。 その一瞬の隙を見て、夏実は即座に刀の焔を迸らせた。 白雲彩華とペットボトル、初瀬ちどりを殺した時には使わなかった芸当。 まだ力の使い方に馴れていなかったが故に出来なかった。 だが、今なら出来る。 「死ねええええぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーッ!!!!!!!」 薙ぎ払われた刀より、斬撃状の焔が勢い良く放たれる。 それはまさしく飛び道具というべき攻撃。 公園で少年を襲うスケアクロウに向けて放てたのは威力の弱い焔だったが、今回は違う。 感情の昂りを、有りっ丈の激情を籠らせた焔。 全てを無慈悲に焼き尽くす迦具土の火が、己に仇為す『案山子』を消し屑にせんと迫る。 瞬間、正義の執行者は予測していたと言わんばかりに勢い良く身を逸らした。 そのまま道路の脇へと瞬時に飛び退いたのだ。 迫り来る焔を可能な限り回避し、直撃を避ける。 しかし、躱し切ることは出来なかった。 トレンチコートへの引火は免れず、袖の生地を介して瞬く間に燃え広がっていく。 だが。 「俺は死なない」 案山子は意にも介さなかった。 何の苦痛を見せる様子も無く、夏実へと突撃。 トレンチコートが焼け、自らの身に熱が及びながらも。 彼は走ることを止めない。 「――――――――、」 夏実は、絶句していた。 正確に言えば、戦慄した。 目の前より迫る敵に、恐怖していた。 自らを本気で殺そうとしてくる相手を、恐れていた。 「なん、で」 ぽつりと夏実の口から声が漏れる。 何故こうも死を恐れないのか。 何故こうも平然と戦い続けられるのか。 こいつは、狂っているのか。 「俺が案山子であり、案山子こそが正義だからだ」 その理由を知るのは案山子のみ。 何故――――死の恐怖を超越出来るのか。 それは、彼が案山子であるから。 案山子が正義であるから。 故に、死なない。 「凶器で案山子は殺せない」 少女の眼前に、正義の執行者が迫った。 ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ 身体が小刻みに震えていた。 さっきまで目の前で広がっていた光景が現実なのかさえ疑いたくなる。 今まで暢気に立ち回れていたことが嘘のようだ。 あの案山子男に追い掛けられて、姉と再会して。 だけど、姉は何かがおかしくて――――― 混乱する思考を落ち着かせようとするも、落ち着かない。 尾関裕司は、恐怖に震えながら公園の遊具の陰に隠れていた。 (何だよ、あれ。姉ちゃん、どうなってんだよ――――――) 姉のデイパックを抱えながら、裕司は内心呟く。 案山子男と姉は戦闘を続け、どこかへと走って行ってしまった。 その姿はもう見えないが、僅かながら戦闘の音らしきものは聞こえてくる。 (姉ちゃんが、刀から炎出してて…俺にかばん寄越して…ルッピー…えっと… ルピナスさんに何かあったら…なんか…俺を殺すとか言ってて…) 本来ならば今すぐにでも此処を逃げ出したい気分だ。 だが、身体が動かない。 初めて誰かに命を狙われたという恐怖。 仲が良かった―――――と言えるのかは定かではないが、再会した姉の異常な変貌。 そして、デイパックを渡してきた姉からの本物の脅し。 それらは裕司の足を止めるには十分すぎるものだった。 バラッド達に守られながら、のらりくらりと彷徨ってきた裕司にとって大きな衝撃だった。 恐らくこのデイパックを抱えて行方をくらませれば。 姉は殺してでも奪い取りに来るかもしれない。 (というか、何でルピナスさんのことが―――――――) そんな中で、裕司はふと思う。 『貴方に一時預けるわ。ルッピーの事よろしくね』 姉はこのデイパックを差してルッピーと呼んでいた。 ルッピーと言えば、ルピナスさん。 姉の親友の一人だ。確かユキさん、舞歌さんと一緒に何度かうちに来ていたっけ。 親しい会話をした事がある訳ではないが、顔は見知っている仲だ。 故にルッピーを預けるという言葉の意味が気になった。 彼の手は、恐る恐るながら自然にデイパックの口へと伸びていた。 そして、ゆっくりとその中身を開く。 「―――――――――あ」 デイパックから、右腕が出てきた。 唖然とする裕司。 何で腕が出てくるんだ。 というか、入るのか。 一瞬だけそんな間抜けな事を考える。 そして、中身の更に奥へと目を向けると。 ルピナスの顔が、見えた。 「う、うわあぁッ!!!?」 思わず姉のデイパックを手放し、その場で尻餅をつく。 デイパックが地面に落ちた拍子に中身の一部が零れ落ちる。 ルピナスの右腕もはみ出たままだ。 (――――え、何で?なんでルピナスさんが?というか、何で持ち歩いているんだ?姉ちゃん何を考えて) 混乱した裕司は愕然とした様子で姉のデイパックを見る。 既に裕司は理解していた。 姉のデイパックに、ルピナスの死体が入っている。 恐怖と驚愕で上手く思考が纏まらないが、それだけは確かに解った。 だけど、一体なんで。 姉はどうして、彼女の死体を持ち歩いているのか。 唖然とした様子のまま惚けていた裕司だったが、おずおずと起き上がってデイパックを拾おうとする。 そうだ、これは姉から預かっているもの。 姉から託されたルピナスさん。 これをちゃんと守らなければ、間違いなく殺される。 そんな恐怖が裕司を駆り立てる。 そうしてデイパックを拾い上げようとした――――――直後。 「御機嫌よう、お兄さま」 唐突に、背後から幼い少女の声が聞こえた。 裕司がそれに気付いた時には既に遅い。 瞬間、裕司の両足に鋭利な熱と痛みが走った。 ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ 尾関夏実は異能を手に入れた。 だが、得られるのは力と技術のみだ。 普通の少女だった夏実には決定的に足りないものがあった。 力を使いこなす為の経験もあるが、それ以上に不足しているもの。 それは狂気に耐え得る精神力。 彩華、ペットボトルやちどりを殺した時は一方的な蹂躙だったと言っていい。 自らの意思で得た能力を行使し、徹底的に殺し尽くした。 それによって彼女の精神の荒廃は加速した。 いとも簡単に他者を殺せる力を得た事で、実際に命を踏み躙ったことで。 彼女の殺意の歯止めは利かなくなった。 だが、それは言わば憎悪と保身の発露に過ぎない。 ルピナスを、舞歌を死に至らしめたこの世界への憎悪。 殺人を繰り返す事で芽生える悪意から、罪の意識から、自分を守る為の保身。 迫り来る敵は狂気の手綱を握り、狂信のみで神の闘争を模倣する怪人。 己への妄信で精神的超人の域へと至ってしまった化物。 裁きの焔に包まれながらも突き進む、紛う事無き狂人。 夏実にとって、初めて目の当たりにする「本物の狂気」。 そんな彼に対し夏実が恐れを抱くのも無理は無い。 本物の狂気を目の当たりにし、平然としていられる程彼女は強く無い。 案山子に対し芽生えた恐怖。 それが夏実に大きな隙を作った。 「―――――ッ!?」 夏実の顔面に黒い物体が勢い良く叩き付けられる。 案山子が先程まで使っていた拳銃だ。 愕然とする夏実の顔面に向けて、走りながら投擲したのだ。 この程度の攻撃がダメージに成る筈も無い。 だが、更なる致命的な隙を作る事は出来る。 「ぐっ!!」 夏実の左肩から右胸に掛けて鋭い痛みが走る。 案山子が振り下ろした手斧による袈裟斬りが彼女を切り裂いたのだ。 しまった――――夏実がそう思った時には、既に遅い。 間髪入れずに、案山子が次の行動に出たのだ。 案山子の左手の中で、何かが光る。 小さな刃のような。 棘のような、それは。 こちらに、迫ってきて―――――― 「が――――――――あああぁああぁぁああああああぁぁああああああああッ!!!!!!!!!?」 痛い! 痛い痛い痛い痛い痛い!!! 痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い――――――――――――!!!!!! 目が、焼ける。 目が、熱い。 目が、目が、目が。 夏実の右目が、潰れた。 何かが突き刺さり、眼球を貫いた。 「悪よ滅びろ」 スケアクロウの最後のランダムアイテム、それはアイスピック。 衣服の懐に隠していたそれを左手で取り出し、夏実の右目を貫いたのだ。 本来ならば武器として扱えるような代物ではない。 だが、粘膜に突き刺せば十分な凶器足り得る。 片目を潰すくらいならば、雑作も無い。 「案山子を讃えよ!!!案山子を畏れよ!!!我こそが正義の執行者だ!!!!」 夏実の右目にアイスピックを捩じ込み、案山子は狂った様に叫んだ。 今の彼は、案山子だった。 スケアクロウという紛い物ではない。 正真正銘の断罪者。悪を処刑する者。 狂気。昂揚。激情。 それら全てが案山子の身体を駆り立てる。 最早何一つ出来ない事はないかのような、凄まじい全能感。 案山子こそ正義であり、己こそが案山子であるという歪な狂信。 彼は、超人となっていた。 超人であるが故に、負ける気がしない。 目の前の悪党にも、負ける気が―――――― 「があああああああッ!!!!!ああああぁぁああああぁぁぁあああああ――――――――――!!!!」 だが、夏実は止まらなかった。 否、想像を絶する苦痛と怒りが彼女を駆り立てた。 右目にアイスピックが突き刺さり、血の涙を流しながら。 夏実は、己の右腕を動かす。 ―――直後、案山子の左腕が吹き飛んだ。 夏実の振るった神ノ刀がアイスピックを持つ案山子の左腕を吹き飛ばしたのだ。 断面から血を噴き出し、片腕を失ったことでバランスを崩す案山子。 憤怒の表情を浮かべる夏実の猛攻が、始まった。 「死ね!!!死ね!!!!死ね!!!!!!死ね!!!!!!!死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね!!!!!!!! 死ね、死ね、死ね死ね、死ね、死ね!!!!!死ねええええええええええええええええええっ!!!!!!!!!」 少女が叫ぶ。 激情の全てを吐き出す。 握り締めた刀を何度も振るう。 凄まじい速度で何度も何度も振り回す。 狂った様に叩き付ける。 刃が案山子の身体を何度も裂く。 焔が案山子の身体を何度も焼く。 案山子の服が、肌が、血に染まる。 案山子という化物が、赤い血を流す。 こいつは人間だ。 決して不死身なんかじゃない。 私だって殺せる。 夏実は狂気の最中でそう確信していた。 それでも案山子は立ち続ける。 それでも夏実は斬り続ける。 それでも案山子は動じない。 それでも夏実は屈しない。 それでも案山子は。 それでも夏実は。 それでも。 それでも。 それでも。 『―――――助け―――――!!!!助けて―――――よ、姉ちゃ―――――――!!!!!』 誰かの叫ぶ声が唐突に聞こえてきた。 え、と呆気に取られる夏実。 声が違う。明らかに別人だ。 なのに、何故か解ってしまった。 なんとなく、その声の主が解ってしまった。 理性ではなく、直感で理解した。 「―――――――…………………裕、司?」 この声は、私の弟のものだ。 ぽつりと呟いた夏実の目の前で、一体の案山子が崩れ落ちた。 ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ 「うわあああぁぁぁぁぁッ!!!?」 瞬間、裕司は転げ落ちる様に倒れる。 俯せに倒れ込み、顔面が勢い良く地面に叩き付けられた。 口の中に僅かに土や砂が入り込む。 裕司は自身の両足が刃物で切り裂かれた事をようやく理解した。 幾許か前に手斧によって追わされた痛みを超える激痛が脹脛に走る。 「よいしょ、っと」 倒れ込む裕司の背中に何かが跨がる。 恐怖でがたがたと震える裕司が首を動かし、視線を自分の背へと向ける。 「…そういえば覆面さん、どういう人が好みなのかしら? このお兄さまがお口に合えば良いのだけれど…」 金髪。紅目。黒のゴシック&ロリータ衣装。 人形のような姿をした美少女が、裕司の背中に馬乗りをしていたのだ。 その愛くるしい外見に似合わず、その右手には血塗れのナイフが握り締められている。 それもそのはず、彼女はただの幼子ではなく。 『組織』によって育てられた殺し屋、アザレアなのだから。 少女は何か独り言をぶつぶつと呟いており、考え事をしている。 その最中、裕司は既に理解していた。 この娘が、自分を襲ったのだと。 自分の両足をナイフで瞬時に切り裂いたのだと。 裕司の頭の中の警鐘が、けたたましく鳴り響く。 死のイメージが頭の中に浮かんでしまう。 嫌だ。こんな所で、殺されるなんて。 嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ。 死にたくない。 「ねっ…姉…ちゃん…」 声がぽつりと漏れ出る。 自らの生存本能が、無意識に声帯を働かせる。 あら、と余裕の態度を見せていたアザレアが裕司を見下ろす。 「―――――助け、助けて…!!!!助けてくれよ、姉ちゃんッ!!!!!」 裕司は、必死に叫んだ。 住宅街に消えた姉を決死の思いで呼んだ。 そう遠くへは行ってない筈だ。 きっと助けにきてくれる。 確信は無いが、今の彼にとって頼りになるのは姉だけだった。 「助けてよ姉ちゃん!!!助けっ、早く来てくれ!!!お願いだから!!姉ちゃん!!!!早く―――――――――」 何度も何度も叫び続ける裕司。 ただ死にたくないという思いが彼を駆り立てる。 だが、彼の悲痛な慟哭はすぐに打ち止めとなる。 「―――――ぎゃああああああああぁぁッ!!!?」 瞬間、今度は裕司の右手に熱と痛みが迸った。 ぐちゅり、ぐちゅりと血が溢れ出る。 アザレアの振り下ろしたナイフが、裕司の右手の指を一気に切断したのだ。 想像を絶する苦痛によって裕司は絶叫を上げる。 「もう、少し静かにして下さらないかしら。折角考え事をしていたのに」 不機嫌そうな態度でアザレアはぼやく。 その表情は平然としている。 声色も安定し切っている。 少女はまるで、犬に躾をするかのような気軽さで指を切り落としてみせたのだ。 「えっ………あっ……やめ、」 「ごめんなさい、やめないわ」 ―――――ざくり。 今度は、左手に。 左手の甲に痛みが走る。 再び、絶叫。 余りの痛みと恐怖で涙が溢れる。 失禁してしまい股間が生暖かくなる。 左手の甲から、どばどばと血が吹き出る。 そう、ナイフによって貫通していたのだ。 左手の甲から突き刺された刃が、手のひらを突き破っていた。 「やだ、いやだ、やめてやめて、死にたく、いやだいやだいやだいやだ、いやだ――――――――――」 ぶつぶつと呪詛の様に言葉を漏らす裕司。 恐怖の余りまともな思考が出来ない。 ただただ死にたくない、という思いが彼の胸を支配する。 このまま自分は死んでしまうのか。 嫌だ、そんなの。 まだ死にたくない。 俺は、俺は、俺は俺は俺は――――――――― 「裕司―――――――!!!!!」 恐怖に精神が飲まれる直前。 救世主の声が、裕司の耳に入る。 そして――――――凄まじい勢いで、人影が公園に滑り込んできた。 右目を失い。 左肩から右胸を引き裂かれ。 それでも荒い息を整えつつ、尾関夏実は舞い戻ってきた。 「――――あ……姉…………ちゃ……」 裕司の瞳から涙がぼろぼろと溢れてくる。 先程のような恐怖によるものではない。 自分を救ってくれるヒーローが現れた。 命の危機に姉が駆けつけてくれたことによる、安堵の涙。 「あら、あれがお姉さまかしら?」 「離れろ」 どこか軽く戯ける様に呟いたアザレア。 対する夏実は、憤怒の表情で彼女を見据える。 邂逅した時から、何となくおかしいとは思っていた。 見覚えの無い顔と声。 なのに、相手は自分のことを「姉ちゃん」と呼んでいた。 最初は弟の知り合いか何かかと思っていた。 だけど、それは違う。 先程の叫びで理解した。 あの子は正真正銘、尾関裕司だ。 自分のたった一人の弟だ。 夏実の第六感が、そう告げていた。 「裕司から、離れろッ!!!!!」 怒声を轟かせ、夏実はアザレアに神ノ刀を向ける。 姉としての怒りが、外道に向けられる。 夏実とアザレアの距離は10m前後。 夏実が全力を出せば瞬時に詰められるであろう距離。 だが、夏実は動かない。それは何故か。 答えは単純だ。アザレアが裕司の背に跨がっているからだ。 下手にこちらから仕掛ければ裕司の身が危険になる。 相手は裕司の命を握っているようなものなのだから。 焔を放つことも考えたが、恐らく無理だ。 裕司を盾にされるか、裕司すら巻き込む危険性がある。 故に迂闊な攻撃は出来ない。 「ごめんなさい、お姉さま。それは出来ませんわ」 それを見抜いているのか、アザレアは不敵な笑みを崩さない。 くすくすと微笑を浮かべ、血塗れのナイフを弄びながら夏実に視線を向ける。 「…そう、」 アザレアの返答を聞き、夏実は呟く。 ああ、そうか。 やっぱりここはクズの悪党だらけだ。 どいつもこいつも、他人の命を踏み躙ることを何とも思わない連中ばかり。 ルッピーを殺したあのクソブスだってそうだ。 舞歌も、きっとこんな奴に殺されたんだろう。 こんな卑怯な手を使ってくる輩に。 しかも、今度は私の弟にまで。 ―――――いや、待て。 弟? そもそも目の前に居るのは私の弟なのか? 確かに私はあの子が自分の弟だって理解した。 第六感がそう告げていたって思う。 だけど、本当にそうなのか? 本当はやっぱり、あいつはただの弟の友達か。 あるいは。 生きたいが為に嘘をついているのではないか。 そもそもあいつが弟だなんて確証はない。 見た目も声もまるで違うじゃないか。 もし弟じゃなかったらどうだっていい。 勝手に死んでくれても構わない。 いやむしろ私があいつを否定してるんだからきっとあいつは私の弟じゃない。 冷静になって考えてみろ尾関夏実あいつは誰だ。 本当にあれは尾関裕司なのか?誰だ? いやいやいやいやいやいや。 そもそも。 悪党を殺す為に、周りを気にする必要があるか? 悪党が死ねばいい。 クズがいなくなればいい。 そして、ルッピーや舞歌やユキがいればいい。 それでいいじゃないか。 他の奴なんか偶然死んだと思えばいい。 どうせ悪いのはこの殺し合いなんだから悪いのは私じゃない。 例えあれが本当に弟だとしても、 何の問題が? 悪党死ぬんならそれで良いじゃないか。 それでいい。私が正しい。私が私が私が正義ヒーロー正しい当然だ。 一緒に殺したって、問題ないよね。 ねえルッピー。 「いいよね?」 夏実の口が三日月の様に歪んだ。 両手に握り締めた刀の焔が強く揺らめく。 冷静になりつつあった少女の思考が、再び狂気に染まる。 元より不安定に揺れ動いていた彼女の精神は、あっさりと転がり落ちる。 自らの都合の良い解釈を、独り善がりな正義を何よりも優先する。 「これでいいんだよね、ルッピー――――――」 そうだよこれでいいんだよ。 あのクズを殺せるそれでいいじゃない。 ごめんね君も巻き込むことになっちゃってでも仕方ないよね。 ルッピーを助けるための犠牲になって。 ルッピーの夢を守るための犠牲になって。 あなたもあのクズと一緒に、死んで―――――――――――― パァン。パァン。 「え―――――?」 二度の銃声。 直後、夏実の身体がどしゃりと崩れ落ちた。 「ごはッ……が………あ………」 口から止めどなく血が溢れる。 左胸と腹部を、弾丸が貫いていたのだ。 なんで。どうして、誰が。 あのガキが私を撃ったのか。 否、違う。あいつは銃なんて持ってなかった。 そもそも、攻撃は『背後から来ていた』。 誰が、誰が、誰が―――――――― 夏実は、辛うじて動く首を揺らし。 背後へと視線を向けた。 そして、夏実の目が驚愕で見開かれる。 「………う……そ………」 ―――――――満身創痍の案山子が、そこにいた。 その覆面は既に大半が焼き焦がされ、火傷と裂傷を負った素顔がほぼ露になっている。 全身も焔で焼かれ、刃で切り裂かれ、瀕死と言わざるを得ない状態だ。 当然の如く案山子の身体は重傷だった。 だが、それでも彼は止まらなかった。 夏実を追い掛け、仕留めること。 それが案山子にとっての最後の意地だった。 「いや…………こ……な………まだ…………」 芋虫の様に這いずる夏実。 だが、最早致命傷を負った彼女に助かる術は無い。 自らの死を、理解してしまった。 どっと雪崩の様に流れ込む死への恐怖。 終わりの無い闇への畏れ。 同時に、死を悟ってことによるものか。 思い出が頭の中に流れ込んできた。 舞歌は中学校で初めて親友になってくれて。 高校に入って、ユキやルッピーとも出会って。 みんなでいつも集まる様になって。 一緒に遊ぶ様になって。 いつしか、そんな日常が私にとって最高の幸せになってた。 だから。 だから。 だから、みんな死んじゃ駄目だ。 ルッピーだってここにいるんだ。 みんな生きてる。 死んだはずの案山子だって生きてたんだ。 舞歌だってきっと生きてる。 こんな所で死んじゃ駄目だ。 もっともっと思い出を作らなきゃ。 あそこにいる『ルッピー』を守らなきゃ。 ルッピー。 ルッピー。 ルッピー。 ルッピールッピールッピールッピールッピールッピールッピー――――――― 「ル…………ピ…………―――――――――」 僅かに伸ばされた彼女の腕が、力を失った。 同時に、傍らに転がる刀の刃が勢い良く砕け散る。 彼女の魂の死に呼応して、契約による繋がりを持つ刀も自壊を始めたのだ。 ――――――――そう、尾関夏実は死んだ。 そして、夏実の死を見届けた案山子にも同じく限界が訪れる。 その身が、ゆっくりと崩れ落ちる。 満身創痍の身体が仰向けに倒れた。 だが、そんな彼の表情はどこか満足げだった。 狂気と昂揚が心中で渦巻いていた。 悪を断罪した。 あの案山子になれた。 そうだ、俺は案山子なんだ。 クソッタレな社会を、惨めな日常を、この手で突き破れた。 下らない会社に、世間体に、借金取りに、怯える事も無い。 そうだ。俺はヒーローになれたのだ。 満足感。高揚感。この上ない喜びが胸中を支配する。 ああ、一言で言うならば。 「―――――――――――――最っ高、だ」 『槙島幹也』は、笑っていた。 【尾関夏実 死亡】 【スケアクロウ 死亡】 「…何やってるんだ、お前」 バラッドが、小さく言葉を漏らす。 駆け付けた時には既に事態が終わりを告げていた。 まず彼女の視界に入ったのは二つの死体。 一つは公園の入り口付近で仰向けに倒れている男。 全身を無惨に切り裂かれ、酷い火傷を負っている。 もう一つは俯せに倒れ込んでいる少女。 傍には砕け散った刀が転がっている。背中から胸と腹部を撃ち抜かれているようだ。 そして、死体と同じく視界に入ったもの。 「あらバラッド姉さま。お久しぶりですわね」 愕然としながら、絶望の表情を浮かべる少年。 そしてその上に跨がる幼き少女。 バラッドとピーターは、彼女のことをよく知っている。 同じ『組織』の殺し屋にして生来の異常者、アザレアだ。 「お久しぶりですね、アザレア。と言っても精々1日程度ぶりでしょうけどね」 「ピーターもお元気そうで何より。それにしても丁度いいタイミングだわ。 あの死体のお姉さま、ピーターのお口に合うんじゃないかしら?」 「勿論、僕もあの死体は気になっている所でしたよ」 そう言いながらピーターは少女の死体へと目を向けた。 やや身構えた面持ちのバラッドと違い、ピーターは気さくな態度でアザレアに話し掛ける。 ピーターもアザレアも生粋の異常者であるが故に、円滑な交流が出来る。 尤も、その会話の内容は物騒極まりないものだが。 兎も角、今の状況が余りにも異様だということをバラッドは即座に理解する。 二つの凄惨な死体。アザレアに背中から跨がられている少年。 そして、アザレアの血濡れのナイフ。 大方あの少年はアザレアが暇潰しに弄んだのだとは思うが――――この二つの死体は? 一体此処で何が起こったのだろうか。 あの少年からも、アザレアからも聞く必要がある。 バラッドは脳内を整理つつ、静かに溜め息を吐き。 「…アザレア。何が起きていたのか、話して貰うぞ」 【H-8 公園/朝】 【尾関裕司】 [状態]:裏松双葉の肉体(♂)、精神消耗(大)、右手の指欠損、左手の甲に刺傷(大)、両足裂傷(大)、右太ももに中度の切り傷 [装備]:なし [道具]:基本支給品一式、天高星のランダムアイテム1~3 夏実の荷物(基本支給品一式、ランダムアイテム5~13、夏みかんの缶詰(残り4個)、黄泉への石(残り4個)、記念写真、ルピナスの死体、ショットガン(5/7)、案山子の首輪) [思考・行動] 基本方針 ??? 1 とにかく死にたくない。 2 姉ちゃん…… 3 バラッドさん?ピーター? ※放送を途中から聞けていません。 【バラッド】 [状態]:全身にダメージ(微) [装備]:朧切、苦無×2(テグス付き) [道具]:基本支給品一式、ダイナマイト(残り2本) [思考・行動] 基本方針 殺し合いに乗るつもりは無いが、襲ってくるのならば容赦はしない 1 状況を把握する。 2 ウィンセント、ユージーらと合流したい。 3 オデット(名前は知らない)はいつか必ず仕留める。 4 イヴァンのことは後回しにするが、見つけた時は殺す。 ※鵜院千斗をウィンセントと呼びます。言いづらいからそうなるのか、本当に名前を勘違いしてるのかは後続の書き手にお任せします。 【ピーター・セヴェール】 [状態]:頬に切り傷、全身に殴られた痕、疲労(小) [装備]:MK16 [道具]:基本支給品一式、MK16の予備弾薬複数、ランダムアイテム0~1(確認済み)、麻生時音の死体 [思考・行動] 基本方針 女性を食べたい(食欲的な意味で)。手段は未定だが、とにかく生き残る。 1 状況を把握する。 2 麻生時音(名前は知らない)の死体を早く食べたい。 3 バラッドに着いていく。貴重な戦力なので可能な限り協力はする。 4 オデット(名前は知らない)を始末する為の戦力を集めたい。 5 生き残る為には『組織』の仲間を利用することも厭わない。 【アザレア】 [状態]:健康 [装備]:サバイバルナイフ、覆面男 [道具]:なし [思考・行動] 基本方針 自由を楽しむ 1 一先ずバラッド達と話し合う? 2 覆面男の為に適当に誰か殺す 3 覆面男が満足したら再びリヴェイラを追う 4 覆面男に自分の作品を見せる 【覆面男】 [状態]:濃度50%、アザレアに巻き付き中 [装備]:なし [道具]:なし [思考・行動] 基本方針 ??? 1 ??? ※アザレアをどう思っているのかは不明です。というか何を考えてるのか不明です。 ※外気に触れると徐々に霧散します、濃度が0になると死亡します ※H-8 公園に尾関夏実、スケアクロウの死体が転がっています。 ※Hー8 住宅街にスケアクロウの左腕とアイスピックが落ちています。 ※スケアクロウの死体の傍に手斧、コルト・ガバメント(0/8)、生命探知の羅針盤、 デイパック(焼夷手榴弾(2/5)、案山子の手記、基本支給品一式×2)が落ちています。 ※神ノ刀は契約者である夏実の死に引き摺られる形で破損しました。 085.護ろうと思った子は、オトコの娘でした 投下順で読む 087.悪童死すべし 時系列順で読む 088.目指せMVP ヒーローと案山子 尾関夏実 GAME OVER スケアクロウ GAME OVER 尾関祐司 戦場のヴァルキュリア Hitman s Reboot バラッド ピーター・セヴェール 空の会遇 アザレア 覆面男
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The merger of the IT and banking industries has resulted in digital revolutions in how individual banks operate. The tide of digitization in monetary transactions is being ridden by multinational corporations and large commercial organizations. This is expected to propel the global fuel card market ahead. The growing popularity of digital banking in North America and Europe reflects the increased speed and precision of business-related financial transactions. While businesses and employer groups continue to adopt a digital banking approach, North America is moving to the next level of digitization with the introduction of fuel cards. The market for fuel cards is likely to rise over the forecast period, as new competitors enter the market and competition with current companies intensifies over the next five years. Expansion through strategic developments, product innovation, collaborations, and acquisitions will continue to be important assets. Because of the coronavirus, most industries economies are experiencing shortfalls and constraints, and the fuel card industry is no exception. The Payments Journal compiled a list of the effects of coronavirus on several aspects of the business. In addition to the pandemic, fuel card issuers are dealing with a social media "infodemic," with false information regarding Covid-19 creating alarm among clients. To prevent the virus from spreading further, most countries are encouraging people to utilize contactless payments. During the first quarter of 2020, the worldwide fuel card market had poor use. Furthermore, several fuel card service providers have begun to adopt telematics systems and good reporting capabilities. The global fuel card market is expected to be transformed as a result of such technical advancements. Source- https //www.factmr.com/report/265/fuel-card-market https //www.factmr.com
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【検索用 Contradiction 登録タグ 2010年 AVTechNO AVTechNOCD C CD CDC NexTone管理曲 VOCALOID 全国配信 初音ミク 曲 曲英】 + 目次 目次 曲紹介 KarenT配信曲目 歌詞 コメント 作詞:AVTechNO 作曲:AVTechNO 編曲:AVTechNO 唄:初音ミク 曲紹介 曲名:『Contradiction』(こんとらでぃくと) 初音ミクAppend初使用曲。 KarenTレーベルよりダウンロード販売が行われている。 KarenT配信 前作 今作 次作 69CABA Contradiction Feminity ~素直なわたし~C 流通:配信 発売:2010年7月14日 価格:¥150 レーベル:KarenT ジャケット:AVTechNO! iTunes Storeで購入 曲目 Contradiction (feat. 初音ミク) 歌詞 いつだって僕はままならない状態で 肝心なときもまともではいられない 別に演じているわけでもないのに どうしてそんな風に生きているのか? 理由は1つ 言うまでもないけど ハラハラ・ドキドキする事がないからさ 弾けてる方が楽しみも増える 羽目を外して箍を外してみて 見せかけだけの奴らよりかは そういう生き方の奴らが好きさ 得をする事はまずあり得ない その分素直に生きて行けるだけ 本当の僕を見てくれる人には どんな事だってしてあげたくなるよ いい加減な奴にしか見えなくても 超えてはいけない“ ”(せん)は見えてるよ ギリギリのラインが難しい 自分でも抑えきれなくなってる これが本当の“境界線”じゃない? わかってる事もわからなくなる まともな事もわからなくなるなら まともに生きていた方がいい 素直に暮らして行けばいいじゃない 見せかけだけの生き様ならば 普通に暮らしていけばいいじゃないか それでも自分を抑えられないなら “素直”に生きていくしかないだろう... コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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