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International2007 2008 2009 2010 2011 2012 Domestic2008 2009 2010 2011 Local2008 2009 2010 2011 Links last modified 0000-00-00 00 00 00 International 2007 2007.07.29-03 VUV15 VUV-X 37 ⇒ Whistler (Canada) 2010.07.11-16 2007.11.11-15 ACSIN-9 ACSIN-10 ⇒ Grenada (Spain) 2009.09 2008 2008.01.22-25 SSNS08 Sympo. Surf. Nano Sci., Appi 2008.06.15-19 IWP08 Int. Wksp on Photoionization, Uppsala 2008.06.22-27 X08 Int. Conf. on X-ray and inner-shell processes, Paris 2008.06.29-04 ICSFS14 Int. Conf. on Solid Films and Surfaces, Dublin 2008.06.30-04 SSP11 XI-th Symposium on Surface Physics 2008.07.27-01 ECOSS-25 European Conf. on Surface Science, Liverpool 2008.07.27-01 ICPS Int. Conf. on the Phys. of Semiconductors, Rio de Janeiro 2008.08.03-08 ICSOS9 9th Int. Conf. on the Structure of Surface, Salvador, Brazil 2008.09.07-11 LEEMPEEM6 LEEM-PEEM 6, Trieste, Italy-- next New York (2010) 2008.10.28-31 VSSCAA Vac. Surf. Sci. Conf. of Asia and Australia, Matsue 2008.11.09-13 ISSS5 Int. Sympo. on Surf. Sci. and Nanotechnology, Waseda Univ. 2008.11.17-20 ICTF14 Int. Conf. Thin Films, Univ. Ghent 2009 2009.07.19-24 EP2DS Kobe, Japan 2009.07.20-24 ICMFS Berlin, Germany 2009.07.26-31 XAFS2009 Camerino, Italy 2009.07.26-31 ICM2009 Karlsruhe, Germany 2009.08.09-12 ICASS2009 Ontario, Canada 2009.08.30-09.04 ECOSS26 Parma, Italy 2009.09.21-25 ACSIN10 Granada, Spain 2009.09.27-10.02 SRI09 Melbourne, Australia 2009.10.06-10 ICESS11 Int. Conf. on Electronic Spectroscopy Structure, Nara 2009.10.11-16 ICSCRM2009 Nürnberg, Germany 2009.12.06-11 ALC09 Maui, Hawaii, USA 2010 2009.03.31-04.04 IPRM2010 Takamatsu, Japan 2010.07.11-16 VUV2010 Vancouver, Canada 2010.08.08-13 LEEM-PEEM 7 New York, USA 2010.08.23-27 IVC-18/ICSS-14 Beijing, China 2011 2011.03 3S, Spain 2011.05.22-27 ALC'11 Soul, Korea 2011.08.01-05 ICSOS Hong Kong, China 2011.10.03-07 ACSIN, Russia 2012 2012.07.08-13 ICM, Korea Domestic 2008 2008.01.12-14放射光学会JSR08 草津 2008.03.22-26日本物理学会年次大会 近畿大学 2008.03.26-30日本化学会第88春季年会 立教大学 2008.03.27-30応用物理学会第55会春季連合講演会 日本大学船橋 2008.09.20-23日本物理学会秋季大会 岩手大学 2009 2009.01.9-12放射光学会JSR09 本郷 2009.03.27-30 日本物理学会春季大会 立教大学 2009.09.25-28 日本物理学会秋季大会 熊本大学 2010 2010.03 日本物理学会春季大会 岡山大学 2010.09 日本物理学会秋季大会 大阪府立大学 2011 2011.03 日本物理学会春季大会 新潟大学 2011.09 日本物理学会秋季大会 富山大学 Local 2008 2008.11.30-12.01 関西薄膜表面物理セミナー 私市 2008.12.05-06 表面界面スペクトロスコピー2008 大阪 2008.12.24-26 放射光表面 札幌 2009 2009.01.27-30 表面・ナノ科学シンポジウム 2009雫石 2009.11.27-11.28 関西薄膜表面物理セミナー 私市 2010 2010.01.15-18 表面・ナノ科学シンポジウム 2010雫石 2010.02.22-23 物性研短期研究会「顕微分光とナノサイエンスの発展」 柏 2011 2011.01 SSNS Shizukuishi, Japan Links UK surface analysis forum nano calender (nanonet.com) JPS div-9 Lightsources.org 名前 会議の新情報 春の物理学会(新潟大)は地震のため実質中止、次回は富山大です。 -- matui (2011-07-11 11 33 40) ICFSI-13(Prague)に参加してきました。次回は韓国です。 -- matui (2011-07-11 11 32 17) VUV-Xに三名参加予定です。 -- matui (2010-04-22 13 24 51) 春の物理学会(岡山大)に参加しました。次は大阪府立大(堺)です。 -- matui (2010-03-25 11 08 11) 関西薄膜・表面物理セミナー無事おわりました。次の幹事は京大松本先生のところです。 -- matui (2009-12-07 21 28 03) 熊本の物理学会も無事参加してきました。次は春、岡山大学です。 -- matui (2009-10-13 10 49 48) IVCからお知らせが回ってきました。2010年北京開催です。VASSCAAと合同です。 -- matui (2009-10-13 10 48 40) ICESS-11終わりました!!次はSaint-Maloです。 -- matui (2009-10-13 10 47 23) XAFS-14で口頭とポスター、計二件発表してきました。次回は三年後、北京で開催予定です。 -- matui (2009-08-05 22 01 02) 春の物理学会、三件発表。 -- matui (2009-04-16 09 48 38) XAFSに参加することにしました。 -- matui (2009-04-16 09 48 04) 関西薄膜表面物理セミナー11月27-28を予定しています。 -- matui (2009-04-16 09 47 47) 放射光学会から帰りました。来年はイーグレ姫路で。 -- matui (2009-01-14 20 38 22) VUVXの会場はWistlerからUBC(Vancouver)に変更になったとのことです。 -- matui (2009-01-08 10 52 09) 2009新年の放射光学会に参加します。 -- matui (2008-12-12 21 56 14) 表面界面スペクトロスコピー2009は北海道で、だそうです。 -- matui (2008-12-09 10 32 42) 関西薄膜表面物理セミナーは2009年度の担当が回ってきました。 -- matui (2008-12-09 10 32 09) ISSS-5に参加してきました。 -- matui (2008-11-20 21 16 54) 10月下旬と11月下旬に研究科の行事があります。ISSSは出席可能となり申し込みをしました。 -- matui (2008-07-14 12 56 23) 秋の物理学会に申し込みしました。 -- matui (2008-06-01 18 22 04) VASCAAも大学の行事と重なることが判明、ISSS5も微妙な日程です。今年は論文執筆の方に集中しましょう。 -- matui (2008-04-30 10 19 56) 3/26に口頭発表をします。 -- matui (2008-02-06 00 25 53) 来年度はISSS5やVASCAAなど、国内の国際学会で我慢かな、といった感じです。予算などの関係で。 -- matui (2008-01-29) 2008年に5th Int. Wksp on Nanoscale Spectroscopy and NanotechnologyがOhio大学で開催されます。松下さん、invited!快挙ですね。 放射光学会JSR08では現地実行委員をやっています。看板の位置やLANの設定など、当日不具合に気づくこまごまとしたことも多々ありますね。 -- matui (2008-01-12) 関西薄膜表面物理セミナーは2008年度は阪大宗像研が担当されます。 -- matui (2007-12-23) 来年度PragueでのSurface Physicsが開催されます。前回と同じ建物です。 -- matui (2007-12-23) SRI2006はDaeguで開催されました。次回はMelbourneのはずです。 -- matui (2007-12-23) ACSIN10は2009年9月Spainで開催されます。 -- matui (2007-12-23) VUVはX線の会議と合流し2010年Canadaで開催されます。 -- matui (2007-12-23) 以下は本サイト@wikiのスポンサーの広告です。
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1943年9月 公式シナリオ 141 Stug 276 on the Dniepr 000 WINSPWW2 Tutorial 165 The Axis Breaks 非公式シナリオ 公式ユーザーキャンペーン 非公式ユーザーキャンペーン ロングキャンペーン アメリカ合衆国陸軍(USA) ソヴィエト連邦(USSR) イギリス(Great Britain) ドイツ(Germany) カナダ(Canada) 日本(Japan) インド帝国(India) アメリカ合衆国海兵隊(USMC) オーストラリア・ニュージーランド軍団(ANZAC) ポーランド(Poland) フランス(France) 中国共産党(Chinese Communists) 中華民国(Nationalist China) シングルバトル ジェネレイテッドキャンペーン
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---------------------------------- ようこそ! ---------------------------------- 当HPはグラナドエスパダ「FreePerson」党ホームページです。 活動場所はアゲートサーバー、派閥は王党派になります。 ・主な活動時間 18:00~25 00 〇 FreePerson党では党員を募集しております。 ご案内をよく理解した上お近くの党員、党首を見かけたら声をかけてください。 "Granado Espada" ©2003-2011 IMC Games Co.,Ltd./Published by Hanbit Ubiquitous Entertainment Inc. All Design and specifications are subject to change without notice. 申し訳ありませんが、link_ref プラグインは提供を終了し、ご利用いただけません。
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side.8 XI.『Strength』 ~ぶつかり合う意思と意思~ 金属音が鳴り響き、戦場音楽が奏でられる。 二人の黒騎士の剣は傍から見れば、 まるで打ち合わせされた演劇の如く、 又は剣の道を知る者なら羨望すら覚えてしまう程の技のぶつかり合い。 そして、純粋なまでの殺意のぶつけ合い。 互いが互いに決定打を、 元より傷すら満足に付けられずに時だけがただ過ぎていく。 それは近くで見せ付けられたアルマに対して一瞬ではあるが 『美しさ』すら感じさせて茫然自失とさせてしまう程に。 だが、それが互いを互角な関係だと示している訳ではない。 隻眼の騎士には余裕があった。 一方、黒鎧の騎士には既に余裕は無かった。 互いの能力を示すならほぼ隻眼の騎士の方が一枚上手。 唯一、ルヴァイドが優っている点は瞬発力のみ。 それすらも“やや”上回っている程度に過ぎないのだ。 ゆえに隻眼の騎士は値踏みするように剣を繰り出していた。 ルヴァイドの隠し玉を警戒しているゆえの行動。 自分が優位な立場だと認識していて、 尚、油断する事のない慎重性。 (…強い) 隻眼の騎士が警戒していたように、 ルヴァイドはまだ切り札を使ってはいない。 否、正確には使えなかった。 それを見切られれば、最後。 地に無様に倒れ付すのが自分だと、 いままでの数度に渡る交戦で思い知らされていた。 故にそれは必殺の剣でなくてはならず、 だが、その機会を与えてくれる程の生温い相手でもない。 今はただこの場に留めるので精一杯と言う程の強者。 ルヴァイドですら人の身にしてここまでの高みに 上り詰めた人間を見るのは稀である。 「惜しいな、実に惜しい」 隻眼の騎士が不意に口を開く。 その目にルヴァイドに対しての哀れみすら込めて。 「貴公ならば、私の部下にも引けを取らぬほどのものを… 如何だろう、ここは手を引いてはくれまいか?」 その言葉が虚実どちらかなのかは分からない。 だが、どちらにせよ。 「断るッ!」 その言葉を受ける必要性はルヴァイドには無い。 「俺が引けば貴様はあの娘を連れて新たな細工をするだけ。 貴様のような輩をこれ以上のさばらせる訳には行かん!」 ルヴァイドに理解できた事。 この隻眼の騎士は危険だ。 剣の道を究めたといっていいほどの腕前を持ちながら、 時に我を捨て、狡猾に立ち回ろうとする。 そういった人間がこの場に於いてどれほどの危険性を孕むか、 例えば、『人を疑う事を知らないような人間』。 そう、マグナのような人間に出会ってしまったのなら、 相手は利用し尽くされ、最後は非常に捨てられるのは目に見えている。 ならばこそ、ルヴァイドに引く道は無い。 「残念だな、貴公なら聡明な判断が出来ると思ったが…」 そう言って、再び剣を構えなおす隻眼の騎士の視線が、 一点を見つめて怪訝そうに歪む。 誘導している訳でもない、その視線にルヴァイドも視線の先を目で追う。 その視線の先でアルマが頭を抱えて身を震わせていた。 (何だ?) その尋常ではない様子にルヴァイドも疑問を覚える。 多少の脅しを加えこそしたが、二人の騎士は少女に対して一切の手を加えてはいない。 それなのに少女は異様な程までに焦燥し、又、憔悴している。 不意に少女の両目が見開き、二人の騎士を捉える。 「行きなさい、絶対に私はラムザ兄さんの邪魔になんかならないッ!」 少女の言葉と同時に活動を停止していた屍竜が大きく首を仰け反らせ、 その口元には熱気と黒煙を燻らせて始める。 「…クッ!!」 それが何を意味するのかを理解し、ルヴァイドは身を翻らせる。 隻眼の騎士も同様に動きを見せている。 屍竜が一度大きく息を吸い込み、 少しの間をおいて、その顎から獄炎を噴き上げる。 そして辺り一面を焼き払うように大きく火焔を振り撒く。 一瞬にして、火の海となった草原の中を少女がくるくると踊る。 「アハハハハハ!! 燃えろ、燃えちゃえ、ラムザ兄さんの邪魔をしようとするもの全部!」 屍竜が火焔を噴出すのを止める。 この地獄の中を耐えられる者なんかいない。 少女は己の一人勝ちを確信していた。 「…邪魔をするなと言った筈だがな」 その瞬間までは。 火焔の中から黒き悪魔が躍り出る。 それは屍竜の残されていた足を切りつけ、 屍竜が体勢を崩し、地面に地響きを立てて倒れるのと 同時に跳躍し、その首を両断した。 「…エッ?」 既に死したる身である竜は尚も立ち上がろうとするが、 引きちぎれた首の先から一面に血漿と腐汁を撒き散らし、 よたよたと数歩だけ後退すると力無く崩れ落ちた。 目の前で起きた光景が理解できずに呆然とするアルマにその悪魔、 隻眼の騎士が詰め寄る。 「大人しくして貰おうか? …だが、腕か足の一本は仕方ないか」 side.9 III.『Empress』 ~虚栄の愛情~ アルマはただそれを眺めている事しか出来なかった。 いや、正確には何らかの手を加える事は出来たのだが、 二人の騎士への恐怖とあまりにも洗練されたその剣舞に 手を出す事が出来なかったのである。 カトリであった火竜は未だ手懐けるに至らず、 もう一方の屍竜ですらいとも簡単に撃退されてしまった。 片腕を失い、今は動きを止めてアルマの指示を待つだけの屍竜の姿に歯噛みする。 「…役立たず」 それは誰に聞こえるとも無く呟いた言葉。 役に立たない屍竜に対して、又、自分の言う事を聞かない火竜に対して。 彼女にとってはカトリである筈の火竜も今ではただの道具へと当て嵌める。 そして、己の無力さを誤魔化す為に責任を全て外因へと押し付ける。 以前の彼女だったら、そのような事はまずしなかっただろう。 だが、殺し合いと言う狂気に飲まれた彼女にその気高さは最早、無い。 自身の歪んだ愛情の為だけに動く彼女にとって、 それ以前の優しさや気高さといったものは邪魔でしかないのだから。 「…駄目よ、ラムザ兄さんの為にも」 脳内に微笑む兄の幻影が映る。 それは誰に対してのものだったのか。 私、家族、友人、仲間、恋人。 兄に明確な恋人がいなかった事だけははっきりとしているから、それ以外。 だが、それが思い出せない。 (私だったら良いな) そう、漠然と思う。 (いや、私に向けられたものにしたい) 脳内に生まれた考えが一気に全身を支配する。 兄の愛情を独占する。 その歪みに今の彼女は気づけない。 そんな彼女の耳に不意に飛び込んできた言葉。 ―俺が引けば貴様はあの娘を連れて新たな細工をするだけ。― 最初は己の耳を疑った。 だが、すぐに言葉の意味を理解できた。 このままでは自分の所為で兄に危害を加えられてしまうかもしれない。 あの隻眼の騎士の目論見は知らない。 だが、到底碌なものではない事だけは容易に彼女にも想像が出来た。 ならばその先にあるのは自分を利用された上での兄の犠牲。 最悪の場合は……死。 ―嫌、それだけは絶対に嫌! ラムザ兄さんは私が守るんだから!― 頭を抱え、呻く。 根源的な歪さに気づけないままに愛情の矛先を向け、 その為ならば自身の犠牲すら厭わない。 その愛情がよりいっそう彼女の闇を深めていく。 愛情と言う名に塗り替えられた狂気が彼女の世界を塗りつぶす。 その深さゆえに苦しみも想像を超えるものとなり、 彼女を苦しめる。 ―私を苦しめるものも、ラムザ兄さんに仇なす者も全部消えて!― 「行きなさい、絶対に私はラムザ兄さんの邪魔になんかならないッ!」 その彼女の思考を受けて屍竜の目に光が宿り、再び動き出す。 彼女に仇なす者である二人の騎士を葬り去らんとする為に。 そして彼女の兄への想いを具体的な形へと屍竜は昇華させる。 それは他者を焼き尽くす劫火。 自分と兄以外全てを嘗め尽くし、塵へと変えんとするもの。 苛烈な愛の行き着く先。 それがいずれは何を飲み込むのかは理解出来ずに。 屍竜が作り出した擬似的な地獄の中で少女が喜びに震える。 「アハハハハハ!! 燃えろ、燃えちゃえ、ラムザ兄さんの邪魔をしようとするもの全部!」 (やった、私はあいつらに勝った。 やりました、ラムザ兄さん!) 喜びのままに地獄の中で舞い踊る少女の姿。 それは彼女達をこの地へ集めた元凶たる悪魔が 求める者に近しくなっている事も分からずに。 「…邪魔をするなと言った筈だがな」 だが、彼女は知らな過ぎた。 戦場と言うものを。 そして、その場に於いては根拠の無い自信が死に繋がると言う事を。 喜びを表現するよりもまずは確認するべきだったのだ、 騎士の死を。 ゆえに今の状況が彼女には理解出来なかった。 「…エッ?」 首を断たれ、完全な骸と化した屍竜の姿と、 自分の目の前に突きつけられた若干の熱を帯びた金属の姿。 「大人しくして貰おうか? …だが、腕か足の一本は仕方ないか」 隻眼の騎士は冷酷な目で彼女のどちらを断とうか真剣に思案している。 (何で? 如何してこいつは生きてるの? 死んでよ、死んでなきゃおかしいじゃない!) 先程までは喜びに震えていた身体が今では、 恐怖と混乱により震えている。 「余計に動かれても困るな…足か」 視線を彼女の足元に移し、隻眼の騎士が剣を構える。 「ア…アァ…ア…」 逃げようとするが足が竦み、 哀れな程にその場から動く事も出来ない。 そして、無情にも隻眼の騎士が剣を振りかぶる。 (助けて…ラムザ兄さんッ!!) 迫り来る脅威に身を竦ませ、目を瞑る。 その瞬間に彼女の脳内に浮かんだものは救いを求める感情。 だが、その対象たる人物はこの場にはいない。 叶える者がいない以上、その願いが叶う筈はない。 本来ならば。 ―ドンッ― 彼女と騎士の間、むしろ騎士を押しつぶさんとするかの如く 丸太のような巨大な腕が割って入る。 「チッ!」 火竜の腕から逃れる為に隻眼の騎士が身を翻し、アルマから離れる。 呆然とその場にへたり込んでいたアルマが自分を救った火竜を見上げる。 「な、何で…?」 火竜は完全にはアルマには制御できていない。 しかもあのような咄嗟の状況では自分を助けるように指示する事すら出来なかった。 だが、現に彼女は火竜に助けられた。 それは竜玉石から火竜へと伝わった想い。 助けてほしいという感情。 その感情に火竜は“『誰か』を助けなくてはいけない”という、 殆ど失われた理性の中で唯一残されていた意思ゆえに動いた。 竜と化してでも恋人の事を思うカトリの意思が偶然とはいえアルマを救う為に働く。 ―オオォォォッ!!― 雄叫びを上げ、それまでは沈黙を守っていた火竜が動き出す。 それは純粋な愛ゆえに、 だが、理性が無きゆえにその対象すら認識できぬままに。 another side XIX.『Sun』 ~約束された将来~ ―又、あいつか― ―何処の誰とも判らぬ癖に― ―どんな汚れ仕事でも引き受けると噂だぞ― ―国を売った国賊だとか…― ―どちらにせよ、いずれくたばるだろうさ― ―狗めッ!― 何とでも言えばいい。 実績を重ねる事もせずに権力だけを笠にしたような貴族共に 何を言われようがそれでオレが変わる訳じゃない。 オレには力が足りない。 彼女を救えた程の力が。 その為ならば、喜んでこの手を汚そう。 だけど必ず手に入れてみせる。 二度と彼女のような者を出さない程の 世界を変えられる力を。 side.10 VII.『Chariot』 ~闘争~ 大地を震わすほどの雄叫びを上げて、 火竜が隻眼の騎士へと迫る。 その圧倒的なまでの存在感は先程、 隻眼の騎士が完全に動かなくした屍竜とは比べ物に為らない程に。 だが、そのような状況でも騎士にさしたる動じた気配も無かった。 「邪魔をするか…ならば容赦は出来ぬな」 本来ならば、火竜へと転じた少女も騎士は捕縛しようと考えていた。 だが、理性を失くし、あまつさえ自らを妨害しただけでなく 今まさに害成さんとしている者に対してまで思慮するほどの 情けを持ち合わせてもいない。 あくまでも、目的に沿って行動する。 その上では多少の犠牲や計画の変更等は瑣末な問題であり、 取捨選択の価値すら騎士の中では見出していない。 そして、今の瑣末な問題とは、 火竜<カトリ>の生死である。 迫り来る火竜の動きに合わせ、騎士も体勢を整える。 竜殺し等は数え切れないほどこなして来た騎士にとって、 この火竜を葬る事も先程の屍竜を葬った時と同じ様に 淡々と作業の様に済ませてしまうだけの事。 獣の無秩序な動きですら、騎士にとっては見切ることは容易い事であり、 暴風を伴い振るわれた尾を身を捻る程度で避け、 続け様に振り落とされた豪腕も同様に地面を抉るだけで空しく空を切る。 後はその隙だらけの腕に切り込み、 怯んだ所で急所を切りつけて終わる。 それは何度も繰り返してきた事であり、 間違える事すらない簡単な作業である 筈だった。 最初の一撃を加えんとし、 切り込んだ筈のそれは鈍い金属音をたてて竜の鱗に弾かれる。 竜はそれを些細な痛み程度にしか感じておらず、 むしろそれを与えた相手である騎士へ怒り狂い、 踏み潰さんと執拗に追い縋る。 「…クッ!」 予想外の事態に多少は驚きもしたが、 すぐに感覚を取り戻し、直撃すれば即、 死へと繋がる火竜の猛追を避ける。 その上で弾かれた反動で痺れる己の腕の感覚を確かめる。 (まさかとは思うが…あの竜、神聖竜<ディバインドラゴン>か?) それはゼデギネア大陸全土に伝わる神話において登場する、伝説の竜。 神にも等しい力と悪魔の様な残忍さで挑む者を悉く葬り去る存在。 神話において、それに勝利したと伝えられる天空の三騎士の長、 フォーゲルでさえ七日七晩戦い続ける事で辛くも勝利したという。 もし、この仮定が正しいものであったのならば そのような存在とまともに戦い続ける事は愚行でしかない事と もう一つ疑問が生まれる。 何故、ただの娘がその様な力を持っているのかという事。 もし、それが娘自身の資質によるものならば何故“そんな人間が都合良くこの場に居るのか”。 それは、あまりにも出来すぎた現実だという事になる。 だが、自分へ接触してきた主催者を思い出し、 騎士の疑問は氷解する。 つまり、そういった資質を持った者こそが、 彼らの目的に繋がる者だという可能性。 (少なくとも、この娘…いや、今は竜か… だけとも限らないという事か) 彼らの目的はまだ判明していないが、 そういった者を集める場合に考えられる理由は 『生贄』か『寄生』。 だが、その過程がどちらかにせよ結果は一つに繋がる。 何者かの『復活』という事に為る。 (ただ言いなりになれば…その先にあるのは破滅…か) 火竜に追い回され、 その猛攻を避け続ける中でも隻眼の騎士は冷静に状況を認識し、 考察し冷静に分析していく。 視線を一瞬だけ、竜の傍に控える少女に移す。 少女は自分が有利な状況だと認識し、 その口元は歪み、再び愉悦に浸っている。 (アレにも、もしや人質以外の価値があるのかも知れんな、だが…) 最大の障害は、今、自分を追い掛ける火竜の存在。 まともに傷つけられぬ存在を相手にしながら少女を拉致し、 この火竜から逃げ切るのは困難を極める。 (ならば、まずは動きを封じるか…) 動きを止め、意識を集中させる。 火竜は動きが止まった獲物に狙いを定め、 食い千切らんとその顎を大きく開く。 焔よりも紅く、深遠よりも深いその煉獄に飲み込まんと 竜の顎が隻眼の騎士へと迫る。 そんな中でも、騎士はただ冷静に詠唱を唱える。 「閃光を操りて我、この者を鎖で封ず… 影を打ち消せ!スタンスローター!」 火竜の眼前で光が収束を始め、唐突に弾ける。 その強烈な爆音を伴った閃光に火竜は目を閉じる事すら出来ずに まともに受けた事で大きく身体を仰け反らせる。 どのような生物であれ、視覚と聴覚を備えているのであれば 過度の閃光と爆音には条件反射的に対応してしまう。 それはこの火竜とて同じ事。 まして、人間よりも鋭敏な感覚を備える 件の生物には通常の攻撃手段よりも有効に作用する。 外部からの刺激を受け付けないとはいえ、 内部の器官を攻撃されれば、さしもの火竜でさえ脆いものである。 だが、これではその動きを一時的に止めるだけにすぎない。 それでも、隻眼の騎士にしてみれば充分な時間である。 閃光により意識を失くし、倒れる火竜を尻目に騎士は少女へと近寄る。 「さて、今度こそ来て貰おうか」 少女へと剣を構え、ゆっくりと迫る。 少女は隻眼の騎士を睨むが下手に抵抗する事が出来ない事を理解しており、 それが少女にとっての出来うる精一杯の抵抗であった。 「良い眼をしている、素直に従う気…」 少女に手が届くという距離まで隻眼の騎士が近寄った時、 その背後でゆらりと影が踊った。 否、それは影ではなく漆黒の鎧。 気配を消し、炎の中に身を潜ませていた 漆黒の騎士が隻眼の騎士へと向け、駆ける。 「そろそろ来る頃だと思っていた」 完全に背後を取られていたと思われていた隻眼の騎士が半身で振り返り、 ルヴァイドの剣を受ける。 「俺も貴様をこの程度で取れるとは思ってはいない。 だが、その体勢…貰ったッ!」 剣を上段に構え、ルヴァイドがその剣を振るう。 その剣速は神速の域に達し、 並みの剣士なら己の体が切り裂かれた後に 己の体に起きた事を理解し、絶望する死神の鎌。 だがルヴァイドが達人であるのなら、隻眼の騎士もまた達人。 半身しか構えていない不利な体勢であるその状態でさえ、 ルヴァイドの神速の剣の動きを捉え、 受けきれる体勢ではないという事を理解し、 己が剣でルヴァイドの剣を受け流す。 本来ならば、その後に身を引き体勢を整えればよい。 だが、 「ーーーフッ!!」 ルヴァイドが地を踏みしめる。 大地を支えとし、己の身体に反動力を加える。 握られていた剣はその間に握りを変え、 異形の構えを取る。 最後に己が後ろ足を伸ばし、本来有り得ない上体が起きる力を加える。 その動きは刹那。 如かして、その剣も又、刹那。 返る筈の無い剣が返り、その剣閃はさも燕の如く。 振り落とされた筈の斬撃が振り上げる斬撃として隻眼の騎士を襲う。 その妙技に隻眼の騎士も顔に色を浮かべる。 冷笑の色を。 「キャッ!」 隻眼の騎士とルヴァイドとの間に割って入るように少女が突然現れる。 いや、“割って入らせられた”。 ルヴァイドが上段に構えた時、 隻眼の騎士は既に少女の身体を捕まえていた。 そして、何の躊躇いも無く少女を己が盾としたのである。 「ーーーッ!?」 目の前の少女の姿にルヴァイドに動揺が走る。 このままの軌道では少女は確実にルヴァイドによって切り伏せられる。 それは“今はまだ出来ない事”である。 強引に腕に力を加え、剣閃を鈍らせる。 そのほんの僅かな変化を捉え、 隻眼の騎士が少女をルヴァイドの元へと突き飛ばす。 少女とぶつかり、体勢の崩れたルヴァイドの手に鋭い痛みが走る。 「…やはりな、甘いな貴公は」 剣を振り払い、血を拭いながら隻眼の騎士は冷笑を浮かべる。 「……嫌ッ!」 ルヴァイドに支えられる形になっていたアルマもまた、 正気を取り戻すとルヴァイドを突き離し、騎士達から離れる。 その中で一人、ルヴァイドは冷や汗を浮かべ、利き手を押さえる。 その指は人差し指と中指を根元から失っていた。 「大方、貴公はその娘ではなく竜となった娘を戻す手段が知りたかった。 その為にはこの娘をまだ殺す訳にはいかなかった。 違うかな?」 ルヴァイドを見下ろすような視線で捉えながら、 隻眼の騎士は淡々と話す。 「……ッ!!」 隻眼の騎士が話した事は確かに全てその通りである。 ルヴァイドはアルマが誰かの首輪も所持している事も知っていた。 いや、それは誰かではない。 ルヴァイドも良く知っている人物のものである。 アメル。 その首輪をアルマは所持していた。 隻眼の騎士が話した理由とは別にルヴァイドはどういった経緯で アルマが彼女の首輪を手に入れたのかも又、知りたかったのである。 「残念だな。 その手では最早、先程の剣技は使えまい。 無駄な情などを持つからそういう事になるのだよ」 隻眼の騎士の言葉にルヴァイドは悟る。 嵌められた、と。 ルヴァイドは身を焼かれるのも覚悟の上、 敢えて炎の中に身を潜め、 隻眼の騎士が油断する好機を待った。 そして、竜の動きを封じ、 注意が完全に少女に移っていた あの瞬間こそが最大の好機だと踏んだのだ。 だが、それこそが自分に仕組まれていた罠だった。 あの時、確かに隻眼の騎士は言った。 「そろそろ来る頃だと思っていた」 この騎士はあの時、敢えて半身で迎え撃ったのだ。 そのルヴァイドから見て死角となった位置で 何をしているかを悟らせない為に。 多分、ルヴァイドが一撃目を放った時点で 既に隻眼の騎士は少女を引き寄せていた。 返しの二撃目は隻眼の騎士にとっても予想外だったのだろう。 だが、その時点で既に遅すぎたのだ。 ルヴァイドは少女を殺せない。 だが、隻眼の騎士は少女を殺す事が出来る。 その差が決定的な致命と為った。 冷静にそして冷淡に隻眼の騎士がルヴァイドへと剣を構える。 火竜はまだ目覚めず。 少女は騎士が減る事をむしろ望んでいる。 (ここまでか…すまない、マグナ) 覚悟を決め、ルヴァイドも剣を構える。 そして胸元に隠し持つ探知機の位置を確認する。 隻眼の騎士に利用されるくらいならば 最後の時は己が命と共にこれを破壊する為に。 じりじりと二人の騎士がその距離を詰める。 空気は張り詰め、少女も自ずと息を呑む。 そんな空間を引き裂くように。 「な、何だよ、これッ!!」 二人の青年がその場に到着した。 another side XIV.『Temperance』~管理すべきもの~ 「お花、買ってくれませんか?」 篭に数種類の花束を入れた花売りの少女。 その弱々しい姿に思わず彼女の姿を重ねてしまった。 「貰うよ、お代はこれで。 釣りは要らない」 花を一束受け取ると、それには多い額の金貨を彼女に渡す。 困惑した様子の彼女に笑顔で返すと深々と頭を下げて走り去っていった。 「夜には街娼の真似事のような事をする様な下賎な身分にずいぶんと肩入れをするな」 ローディスの神殿騎士の鎧を着た兵士が背後から声をかけてきた。 その表情は顔全体を覆う兜ゆえに窺い知る事は出来ないが、 大方、オレを蔑むものだろう。 「余計な事は良い。 任務を教えてくれ」 あくまで侮蔑の感情を表には出さないようにしながら兵士に説明を求める。 任務の内容は周辺に出没するようになった野盗の討伐。 付近の村々を襲い、金品や食物、それに女性を強奪していくというというもの。 元は貧民層の出身の者たちが貧困ゆえに始めたものが次第に規模が大きくなったものだという。 「明後日には偵察の者が戻る、それまでは待機だ。 …待機中でも女は買うなよ? ハハハハハハ!」 下品に笑いながら兵士は去っていった。 その後姿にオレは思わず舌打ちしてしまった。 ……………………………………………………… 「敵襲ーッ! テンプルナイト共だーッ!!」 時の声が上がり、弓兵が放つ矢の後に騎馬や歩兵が突撃する。 砦を防衛している野盗達は所詮烏合の群れに過ぎず、 圧倒的な戦力差の前で成す術も無く駆逐されていく。 「何人かは私に続け、連れ去られた者達の救出に当たる!」 数人の兵士が僕に続き、砦の内部に入る。 内部の野盗共を切り捨てながら捜索を続ける。 「こっちだ、こっちにいたぞッ!」 別な場所の捜索に当たっていた兵士から声が上がる。 その兵士が示した扉を開けて、 まずはその臭気に鼻を顰めた。 汗と饐えた匂いが混じった空気がそこで何が行われていたかを自ずと理解させる。 そこに居た女性達は鎖で繋がれたり、縄で縛られていたり、ただ打ち捨てられていたりと その姿は様々だがその全てが裸体であり、暴行を受けた後である事を如実に表している。 幾人かは既に死亡している者までいるようだった。 「……酷いな」 生き残っていた女性達を保護しながら、 死亡していた者達の身元を確認する為にその死体を検分していく。 数人目で手が止まった。 身体中に受けた暴行の痕。 既に瞳は光を失くし冷たくなった身体で虚ろに横たわるその姿。 胸元に隠していた一輪の花を取り出し、 それを花売りだった少女の死体の脇に添えて、 オレは、吐いた。 「汚れているのは俺か? それともこの世界か?」 side.11 X.『Wheel of Fortune』~運命の輪~ 何かをしなくちゃいけないと思って走ってきた。 何かが出来るとは思ってはいなかった。 義務感とか正義感とかではなく、 それは惰性に近いものだったから、 結局は何も出来やしないとは分かっていた。 それでも、何かをしなくちゃいけないと思っていたんだ。 なのに、ここに来てからの現実はいつも俺の想像を越えて 最悪の形でしか俺の前には訪れないんだ。 何が、何処で、誰が、間違えたんだ? それとも、やっぱり俺が悪かったんだろうか? だとしたら何が悪かったんだろうか? 如何して、 如何してこうなってしまったんだ? ……………………………………………………… 足は一度は止めてしまった。 ホームズに対しての困惑と不審で 如何して良いのか分からなくなってたから。 でも、結局は走るしかなかった。 今の俺にはこんな事しか出来ないから。 今の俺にはこれしかなかったから。 どのくらい走り続けたんだろう。 時間にすれば半刻も経ってない筈なんだろうけど、 この間の時間は無限の様にも感じられた。 そして、その出口にある筈の光明は俺達を出迎えるのではなく。 俺達を嘲笑った。 まず見えてきたのは確かに光だった。 爛々と燃え盛り、周囲を焼き尽くす光。 炎。 幸い、それはこれ以上広がりを見せる様なものではなかったが、 辺り一帯は既に地獄絵図と化している。 その中でまず目に付いたのが、 その中心に鎮座する巨大な竜と動く気配の無い竜の骸の二体。 そしてその脇で対峙するルヴァイドとアルフォンスの二人に見知らぬ少女。 先に到着していたホームズはその光景を、 というより中心にいる竜を見て驚愕している。 「…本当に…なっちまったのかよ…」 ホームズの口がそう呟くのが聞こえた。 意味は分からない。 いや、こんな状況で何が分かるのかすら俺にはもう分からない。 「な、何だよ、これッ!!」 自然と言葉が口をついて出た。 如何する? まずは如何したら良いんだ? 解決すべき事は沢山ある筈なのに どれから手を付けたら良いのかすら分からない。 ここに来て混乱の極みに達していた頭が 強い衝撃で現実に引き戻される。 ホームズが俺の背中を叩いていた。 「お前はあっちだ……俺は“あいつ”を何とかする」 ホームズはじっと竜を見つめて、 俺に二人の方を指し示すと自分は竜の方を指差した。 そうだ。 まずはあの二人を止めないと。 目的を手に入れた事で、 地面に縫い付けられていたようになっていた足に動きが戻る。 動ける。 動かないといけない。 「やめろ、お前ら!」 俺が二人に向かって走り出すのと同時に ホームズも竜に向かって走り出すのが見えた。 でも、今はそんな事に関わっている暇なんて無い。 ルヴァイドとアルフォンス。 その二人の視線が俺に集中する。 「来るなッ! マグナッ!!」 俺に気づいたのと同時にルヴァイドが叫ぶ。 驚いて足が止まりかけるが、 そのルヴァイドの姿を見て、 すぐさま俺はルヴァイドの元に駆け寄った。 「お前、怪我してるじゃないか! 如何したんだよ、これ!?」 ルヴァイドの手から血が流れている。 誰がやったのかなんて事は本当は分かっていた。 でも、こうでも言わないとそれを認めてしまう事になるから。 「馬鹿な…何故、来たんだ…マグナ」 ルヴァイドの顔色が変わる。 それは痛みからのものじゃない、 俺への、憐憫? 「何故も何もあるかよ! お前が…お前がやったのかよアルフォンス!」 振り返り、アルフォンスを睨みつける。 こいつの表情は出会った時と変わらず何を考えてるのかは分かり難く、 ただ黙って俺をじっと見ているだけだ。 「何とか言えよッ!」 「止せ、マグナ」 うるさいな、ちょっと黙っててくれよ。 「あ、そうか。 お前がそんなだから誤解されてこんな事になったんだろう? なぁ、そうなんだろう?」 それは質問というよりも懇願だったのは分かってる。 「聞け、聞くんだマグナッ! …奴は…リュナンを殺している」 「…えっ?」 ぎこちなくルヴァイドの元へと振り返る。 今、ルヴァイドは『何を言ったんだ』? 「奴はリュナンの首輪を持っている。 奴が…やったんだ」 ルヴァイドは俺から若干視線を逸らして、 苦渋に満ちた表情でそう告げた。 「な、何言ってんだよ? そんな事ないよな、嘘だろうアル…」 訳が分からなくて泣き出しそうになりながら、 アルフォンスに向き直ろうとした俺の首筋に冷たい感触が触れる。 「あぁ、全て嘘だとも。 お前に見せてきたもの全てがな、マグナ」 俺の首筋に剣を当てながら、 アルフォンスはそう冷たく言い放った。 なんで、こんな事になったんだろう? 119 arcana(前編) 投下順 119 arcana(後編) 時系列順 119 arcana(後編) 119 arcana(前編) マグナ 119 arcana(後編) 119 arcana(前編) ホームズ 119 arcana(後編) 119 arcana(前編) タルタロス 119 arcana(後編) 119 arcana(前編) ルヴァイド 119 arcana(後編) 119 arcana(前編) アルマ 119 arcana(後編) 119 arcana(前編) カトリ 119 arcana(後編) 119 arcana(前編) ヴァイス 119 arcana(後編)
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1944年4月 公式シナリオ 152 Retaking Czerkasy 153 Kowel Relief Attack I 154 Defending Kowel 155 Piercing the Pocket 338 SS Panzergrenadiers Attack 093 Tigers at Narva II 052 Hohenstaufen to Tarnopol 156 Kowel Tank Battle 094 Rumanian Spring Attack 157 The Unsuitable Panthers 非公式シナリオ 公式ユーザーキャンペーン 非公式ユーザーキャンペーン ロングキャンペーン アメリカ合衆国陸軍(USA) ソヴィエト連邦(USSR) イギリス(Great Britain) ドイツ(Germany) カナダ(Canada) 日本(Japan) インド帝国(India) アメリカ合衆国海兵隊(USMC) オーストラリア・ニュージーランド軍団(ANZAC) ポーランド(Poland) フランス(France) 中国共産党(Chinese Communists) 中華民国(Nationalist China) シングルバトル ジェネレイテッドキャンペーン
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CLANNAD 機種:PC,PS2,PS3,PSP,360,And,PSV,PS4,NS 作曲者:戸越まごめ、折戸伸治、麻枝准、eufonius、traditiona 編曲者:戸越まごめ、kiku 発売元:Key(PC) 発売年:2004年(PC) 概要 Keyの恋愛アドベンチャー。多彩なキャラクターと複雑な分岐が特徴的。 アニメ版の評価も割りと高く、メディアミックス作品としては成功した部類に入る。 それ故に本作を神聖視する人も、それを否定する人も多く、賛否は両論。 収録曲 曲名 作・編曲者 補足 順位 汐 戸越まごめ 幻想 戸越まごめ メグメル 作:eufonius編:kiku 歌:riya 第2回ゲームソング422位 町、時の流れ、人 折戸伸治 第4回704位 渚 麻枝准 第5回986位パソコンゲーム134位泣き曲92位 それは風のように 折戸伸治 Étude pours les petites supercordes 戸越まごめ は~りぃすたーふぃっしゅ 戸越まごめ 彼女の本気 戸越まごめ 資料室のお茶会 折戸伸治 東風 折戸伸治 田舎小径 戸越まごめ 有意義な時間の過ごし方 戸越まごめ 日々の遑 折戸伸治 ダム 折戸伸治 馬鹿ふたり 折戸伸治 灰燼に帰す 折戸伸治 存在 戸越まごめ 月の位相 折戸伸治 無間 折戸伸治 雪野原 折戸伸治 潮鳴り 折戸伸治 潮鳴りII 折戸伸治 TOE 戸越まごめ 同じ高みへ 麻枝准 パソコンゲーム259位ピアノ116位 願いが叶う場所 麻枝准 泣き曲39位 空に光る 戸越まごめ 第2回299位ピアノ276位2000年~2007年240位 -影二つ- 作・編:戸越まごめ 歌:riya 白詰草 戸越まごめ 遙かな年月 -piano- 麻枝准 夏時間 戸越まごめ 遙かな年月 麻枝准 カントリートレイン 麻枝准 願いが叶う場所II 麻枝准 Ana 作:traditional編:戸越まごめ 歌:Lia 渚~坂の下の別れ 麻枝准 小さなてのひら 作:麻枝准編:戸越まごめ 歌:riya 第7回906位第13回778位ゲームソング78位第2回エンディング90位泣き曲136位2000年~2007年61位 サウンドトラック CLANNAD Original SoundTrack オープニングデモ
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