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Lotus Brossom 日本語訳:ロータス ブロッサム 性能 40% エナジー吸収耐性(AE) 20% Energy Leech Resistance +28 Intelligence +61 Energy +28% Energy Regeneration 30.0% の確率で -94% エナジー消費(AE) 15.0% Chance of -100% Energy Cost Required Player Level 23 解説 要求Lvと全く釣り合ってないゴミアイテム。 緑修飾詞のDiogenesのほうがマシ。(Int10% Ene5%) (上位種のAuguryならInt Eng15%) っていうかLv23にもなってればSkill+1のアミュだって装備出来るよ!
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CHERRY BLOSSOM~戻らない歯車~ ◆jnvLTxNrNA ◆ ◆ ◆ ◆ さらが撃たれた。 少し時間がかかったが十波は理解した。 「さ、ら……?」 仰向けに倒れたさらの名を呼ぶ。 既にさらを中心として真っ赤な血の池ができ始めている。 「うわああああああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああ!!!!!!!!! さら!!!!さらあぁぁ!!!!!」 さらのもとに片膝をついてしゃがみ込み、力の抜けたさらの身体を起こす。 傷口からは鮮血が溢れ続けている。 「と、十波……君……」 「っ!?さら!?」 「ごめん…なさい……十波…君… せっか…く……私を…心配…して…来て…くれたのに…… こんなことに…なって…しまって。」 さらが申し訳無さそうに謝る。 それに対して十波は首を横に振る。 「さら!お前は悪くない。 俺がもっと、もっと早く来ていれば! そうだ、血を、血を止めなくちゃ」 「残念……ですね… やっと…他の…人を信じる…ことが…できると…思った…のに…… やっと…十波…君に…会え…たのに…… もう…お別れ…なんて…」 「しっかりしろ!さら!お別れなんて言うな! この島を抜け出したら、二人でいろんな所に行って、いろんなものを見て、一緒に笑うんだ! お前は俺が助ける!」 十波はユニフォームを脱いでさらの傷口にあてがい、止血を試みる。 しかし貫通した傷口から溢れる血は止まることをしらない。 「何…で……泣い…て…るん…ですか……十波…君…? この…青空…の…下…では……笑顔…じゃ…ないと……ダメ…なん…でしょ……? こんな…いい…天気…の…日に……こんな…青空…の…下…で……泣いて…る…人は……バカ…ですよ……?」 さらは十波に笑いかける。 顔中痣だらけで腫らしているし、血の気が引いて蒼白になってきているが、 さららしい、可愛らしい、とても穏やかな笑顔。 十波は先ほどから流れる涙を慌てて拭う。 「そ、そうだよな!涙なんか流して俺バカだよな! こんなにいい天気なのに…」 十波がさらの手を握る。 祈るように、強く、強く、強く。 「なぁ、さら… 俺、プロ野球選手になれたんだ。 今年から大活躍して新人王とかいっぱいタイトル穫るんだ。 だから…さら、テレビで、できれば球場に来て、俺の活躍見ててくれよ!」 「…?……十波…君…は…まだ……高校…生…でしょ……? 気が……早い…です…よ……? でも……わかり…まし…た…十波…君… 私…いっ…ぱい……いっぱい……応援…します…約束…です…… だか…ら…十波…君…も……頑張…るって…約束…して…下さい…」 「あぁ、約束だ」 2人はお互いの手を強く握り、約束をかわす。 それは、果たされることはない約束。 しかし2人は約束をかわす。 果たされることはないとわかっていても、認めたくないから。 「……十波…君……大……好……き……」 「さら……?さら!! さらぁぁぁああああぁぁぁぁ!!!!!」 さらは目を閉じ、永遠の眠りについた。もう二度と目覚めることはない。 最期に紡いだ言葉は遅すぎる告白の返事。 至福の時は、桜の花ようにあっという間に散った。 十波の悲痛な叫びが晴れ渡る空の下、虚しく響き渡った…… 【芳槻さら@パワプロクンポケット10 死亡】 【残り34名】 【F-3/学校/北側校舎屋上/一日目/昼】 【十波典明@パワプロクンポケット10】 [状態] 「人を信じる」という感情の復活? さらを失ったことによる大きな喪失感、右上腕に怪我 [装備] バタフライナイフ、青酸カリ [道具] 支給品一式 [思考・状況]基本:??????? [備考] 1:さらルート攻略中に他の彼女ルートにも手を出していた可能性があります。 2:たかゆきをタケミの作ったロボットだと思っています。 3:タケミを触手を出す事の出来る生き物で、殺し合いに乗っていると思っています。 4:高坂茜とメカ亀田の名前を知りません。 5:さらが過去から連れてこられた、と思いました。 ※北側校舎屋上に十波が蹴飛ばした機関銃(残弾中程度)が落ちています。 ※本当に「人を信じる」という感情が復活したかは、後続の書き手さんにお任せします。 復活しなかった場合、 1:信頼できる人間とは「何故自分と手を組むのか、その理由を自分が理解できる人物」を指します。 2:逆に「自分の理解できない理由で手を組もうとする人間には裏がある」と考えてます。 の記述をお忘れなく。 ◆ ◆ ◆ ◆ 「こんのダボ!!あんた自分が何やったかわかってんのか!?」 中庭を挟んで南側の校舎の屋上で和那は紫杏を取り押さえていた。 ライフルは奪い取って中庭に投げ捨てた。 「……………」 「なんとか言えや!紫杏!」 「……………くく」 「?」 「くくく……あはははははははっ」 「な、何笑てんねん!?」 神条紫杏は笑った。笑うしかなかった。 人を殺めるという過ちを犯した自分に。 早くも決心が揺らいでしまった自分に。 屋上の扉を開いた瞬間、彼女の愛した男、十波典明の声がした。 声のする方を見ると確かに十波がそこにいた……芳槻さらと一緒に…… (?) 何かを話しているようだった。 紫杏は自慢ではないが地獄耳だ。 ゆえに十波のこの言葉を拾ってしまった。 『俺はさらが好きだ!』 (!?) そこからの行動は彼女自身でも驚くくらいスムーズだった。 ライフルを構え、スコープを覗いて芳槻さらの背中に照準を合わせる。 引き金を引く。一筋の光が芳槻さらを貫いた。 自然と涙が流れたが、手は震えなかった。 何故こんなことをしてしまったんだろう? 何故こんなことができてしまったのだろう? 何故涙が流れたのだろう? 芳槻さらに対する嫉妬の念のせいか? 自分のことを『愛している』と言ってくれた、十波の裏切りに対する怒りのせいか? まだ心のどこかで幸せを、 十波と共に生きるという幸せを望んでいるのだろうか? もう後戻りしないと、幸せにはならないと決めたはずなのに… 『同世代のグループを作ってトップに立つ』という本来の目的も見失って、 何故その足を止めてしまったのだろう? 神条紫杏には、わからなかった。 【F-3/学校/南側校舎屋上/一日目/昼】 【神条紫杏@パワプロクンポケット10】 [状態] 脱力感、両ひじ、背中に軽いうちみ [装備] バット(デイパックの中) [道具] 支給品一式、詳細名簿、ノートパソコン(バッテリー消耗小)、駄菓子数個 [思考]????? 基本 どのようにも動ける様にする。 1:自分と同世代のグループを作りそのトップに立つ? 2:生きて帰って平山の言葉を伝える。 3:出来ることならカズと十波には死んでほしくない。が、必要とあらば…… [備考] ※この殺し合いをジャジメントによる自分に対する訓練か何かだと勘違いしています。 ※島岡の荷物は、島岡を殺害した者に持ち去られただろうと判断しました。 ※小波走太一行とは情報交換を行っていません。 【大江和那@パワプロクンポケット10】 [状態] 全身打撲、疲労(中) [装備] 六尺棒 [道具] 支給品一式×2、不明支給品0~1、携帯電話、塩素系合成洗剤、酸性洗剤、油、ライター [思考] 基本 バトルロワイヤルを止める。 1:紫杏!? 2:病院へと戻る。 【備考】 ※重力操作にかけられた制限の存在に漠然と気付きました。 ※桧垣東児特性しあわせ草エキスは一本きりです。 ※学校の中庭に和那の投げ捨てたレーザーライフル(残り電力90%) が落ちています。 【宇宙連邦特製レーザーライフル@パワプロクンポケット9裏】 風の強い惑星フローラでも長距離射撃ができるように製造されたライフル。 フローラ配属の連邦兵士に支給されている。 連邦兵士(中尉)曰わく、2km先の標的も一発とのことだが、おそらく訓練したらの話。 だが、高性能であることは間違いない。 文字通り実体弾ではなくレーザーが発射される。 本ロワ内では充電式とする。1回発射するごとに10~25%電力を消費。 消費電力は発射距離によって異なる。 電力を0から100%充電するのにかかる時間、どれくらいの発射距離でどれくらいの電力を消費するか、の裁量は後続の書き手さんにお任せします。 投下順に読む 090 CHERRY BLOSSOM~不協和音~← 戻る →091 交錯 時系列順に読む 090 CHERRY BLOSSOM~不協和音~← 戻る →091 交錯 前へ キャラ追跡表 次へ 090 CHERRY BLOSSOM~不協和音~ 大江和那 095 未来の束縛 090 CHERRY BLOSSOM~不協和音~ 神条紫杏 095 未来の束縛 090 CHERRY BLOSSOM~不協和音~ 十波典明 094 彼は彼なりの正義を 090 CHERRY BLOSSOM~不協和音~ 夏目准 093 迷走ヒーロー 090 CHERRY BLOSSOM~不協和音~ ヘルガ 093 迷走ヒーロー 090 CHERRY BLOSSOM~不協和音~ 三橋一郎 102 魔弾~Der Freischutz~ 090 CHERRY BLOSSOM~不協和音~ 芳槻さら GAME OVER
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CHERRY BLOSSOM~桜色の空~ ◆jnvLTxNrNA あの日以来、俺、十波典明はほぼ毎日同じ夢を見てきた。 気持ちの良い朝の目覚めなんて数えるほどしかない。 それは、さらと学校の屋上で楽しく過ごすという平凡ながらも幸せな夢。 だけどその夢の結末は決まってさらが俺の目の前で消えてしまうというもの。 『人なんて、いざとなったらみんな裏切るんです』 という言葉を残して。 何回も見た夢だ。夢を見ながらでも結末はわかっている。 夢の中だけでもと、何回も、何回もさらを引き止めようとした。 でも夢の終わりが近づくと俺の身体は金縛りにあったかのように動かなくなり、 さらが目の前で消えてゆくのをただ、ただ見ているしかない。 そんな夢をほぼ毎日見てきた。 だが今度こそ止めてみせる。 俺はもう二度とさらを失わない。 ◆ ◆ ◆ ◆ 俺はようやく学校にたどり着いた。 かれこれ2時間もの間、ほとんど全力で走ってきて、息も限界だ。 一直線に走ってきたから、途中に山があったが乗り越えてきた。 改めて考えると山のすそをまわった方が早かったかもしれないが、今はどうでもいい。 今はさらだ。さらに会うことだけを考える。 ちょうどグラウンドに人がいる。2人だ。 2人に向かって大声で訪ねる。 「スミマセン! 芳槻さらって子を知りませんか!」 しかし、軍服を着た金髪の女の人が振り向きざまに銃を構えてきた。 すぐに俺は手を上げて戦う意志が無いことを示す。 その女の人が俺の名前を聞いてきた。 「十波、十波典明っていいます。プロ野球選手です。って、うわっ!?」 俺はちらりとメイド服を着たお姉さんの方を見て驚いた。 彼女の側には胸と目から血を流して死んでいる男の死体があった。 (まさかこの人達、人殺し!?) 「お前の考えていることはわかる。が、断じてそれは違うぞ」 どうやら軍服の女の人に思考を読まれたらしく、それを否定される。 軍服の女の人はヘルガさん、メイド服のお姉さんは夏目准さんというらしい。 ヘルガさんによると、今の今まで殺し合いに乗った人間に襲われていて、 その戦いの中でこのユニフォームの男の人、二朱公人という人が殺されてしまったらしい。 俺は、話の全部を信じたわけではないが、一応そういうことにしておくことにする。 「俺、芳槻さらって子を探してるんです。 俺の考えが正しければ、さらはここに来ていると思うんですが知りませんか?」 「奇遇だな。私達も芳槻さらを探しに来たんだ。 彼女は肉体的にも、精神的にもかなり疲れ果てているようだったんで保護してやりたくてな。」 「さらを一度見たんですか!?」 「まぁな、危うく爆弾を投げ込まれかけたが… こっちの夏目も一度会って腹を刺されている。 はっきり言って芳槻さらは危険な状態だ。早く保護しないと取り返しがつかなくなる」 やっぱりと俺は思った。この島に来ている芳槻さらは同姓同名の別人なんかじゃない。 俺の知っている、冷たく他人を寄せ付けないさらだ。 「さぁ、行こう。夏目もそろそろ立ち上がれ。」 「待って……せめて、お墓だけでも……」 「墓は芳槻さらを保護してからでもできる。今は芳槻さらを保護することが先だ」 「でも……二朱さんは…怪我した私を治療してくれた恩のある人なんです。 だから、二朱さんをこのまま野ざらしにするなんてできません」 「くどいぞ!」 「あの……」 俺はおずおずと手を上げて会話に割り込んだ。同時にこちらを向いた2人の視線が痛い。 「さらのことは俺1人に任せてくれませんか?」 准さんが目を丸くし、 ヘルガさんが、1人でできるのか?と言いたげな怪訝そうな顔をする。 「お願いです。さらは俺にとってとても大事な人なんです。 さらのことはよく知ってるつもりです。だから、俺1人に任せてくれませんか?」 「……わかった。そこまで言うならお前一人に任せよう。私達はその間二朱の墓を掘っている。 ただし、30分経っても戻って来なかったら、私達も行くからな!」 「わかりました!ありがとうございます!」 俺は軽くお礼を済ますと校舎に直行した。さらがいるとすれば校舎の屋上。 俺は階段を見つけると、一段とばしで上り始めた。 今度こそ、さらを変えるために… ◆ ◆ ◆ ◆ 後に残されたヘルガと准は十波の後ろ姿を見つめていた。 准は不安そうに大丈夫かな、とつぶやく。 「大丈夫だろう」 准のつぶやきにヘルガが答える。 十波のまっすぐな瞳、ヘルガはそれをしあわせ島で出会ったある青年、 そしてこの島で出会った越後竜太郎に重ねていた…… 【夏目准@パワプロクンポケット9】 [状態] 腹部に刺傷(立ち上がれる程度には回復)、深い悲しみ [装備] スコップ [道具] 支給品一式×2、スパナ、拡声器、不明支給品0~4個 [思考] 1:二朱さん…… 2:九条さんに会いたい。 3:さらを助けてあげたい。 4:十波がさらを救えるか少し不安。 【ヘルガ@パワプロクンポケット6裏】 [状態] 右肩に怪我 [装備] モデルガン、ナイフ、軍服 [道具] ラッキョウ一瓶、支給品一式 [思考・状況] 基本:亀田という悪を育てるために亀田に立ち向かう。 1:あまりにも亀田に対抗する戦力が大きくなってきた場合はそれを削る。 2:十波を少し信頼。 ◆ ◆ ◆ ◆ 響き渡る2発の銃声に、さらは目覚めを余儀なくされた。 眠っていた時間は十数分程度。体力なんて全く回復していない。 すぐに機関銃を構えて、屋上の唯一の出入口である扉に意識を集中する。 しばらく待ったが扉が開く様子は無い。 ため息をついてさらは機関銃を下ろして俯く。 「……もう…嫌だ……帰りたいよ……お父さん……十波君……」 しかし、すぐに3発目の銃声。更にその後には男の断末魔の叫び声が響く。 さらは今度は両手で耳を塞ぐ。 その声が彼女が今最も会いたい人のものに似ているから。 手放した機関銃がガタガタと耳障りな音をたてて、足元に転がる。 ベンチに座り、膝を抱えて小さくなる。 「会いたい……会いたいよ……十波君に……十波君に会いたいよ……」 さらの目に涙が浮かぶ。 この島に来てからさらの身に起きたことは凄惨すぎた。 身体を痛めつけられたことも、 生きるため、死にたくなかったために他人を傷つけ、殺してしまったことも、 ただでさえ、既に重たい枷を背負ったさらには、重すぎるものだった。 「……もう…いっそ…死のうかな……死んだら…きっと楽になる…」 ◆ ◆ ◆ ◆ 俺は階段を登りきって、屋上への扉の前にいる。 2時間走り続けた足に更に鞭を打って、4階建て校舎の階段を一気に登りきった。 息は上がり、膝がガクガクと笑っている。 この扉の向こうにさらはいるだろうか? ドアノブを持つ手が震える。 意を決して扉を開く。 突き抜けるような澄み渡った青空。 太陽の光が眩しい。 遮断物のない屋上を吹き抜ける風が気持ちいい。 いい天気だ。 こんないい天気の下で、笑顔にならないで暗い顔してる奴なんてバカでとことん暗い奴だ。 間違いない。 間違いなく越後よりバカで、田島より暗そうな顔をしているに違いない。 そんな、バカで、暗い顔をした奴が 「………いた……」 ◆ ◆ ◆ ◆ 扉が開く音にさらは顔を上げ、屋上に上ってきた人物を見て驚く。 しかし、すぐに我にかえって足元に転がっていた機関銃を構える。 「来ないで下さい!」 先ほどまで会いたがっていた十波の登場にもかかわらず、さらがとったのは拒絶の態度と言葉。 さらの中で誰かが『十波君も裏切る』という警鐘を響かせる。 それでも十波はさらに向かって歩み続ける。 機関銃が怖くないわけではない。 でも、十波は『さらは引き金を引かない』と信じていた。 特に根拠は無い。しかし十波はさらを信じていた。 根拠も無く人を信じるなんて高校3年の甲子園以来だな、と十波は思う。 実に、実に久しぶりの、心地よい感覚に包まれる。 人を信じるのに理由なんていらない時もある。 理由なんか無くても信じたいと思えば、信じられる。 十波はそんな簡単な感覚をなんとなく思い出した。 十波とさらの距離が縮む。 残り5m。 十波はさらが顔中痣だらけであることに気づく。 何でもっと早く駆けつけてやれなかったのか、と奥歯を噛みしめる。 残り3m。 「来ないでって言ってるでしょ!?」 さらが二度目の拒絶の言葉を吐く。 十波の足はまだ止まらない。 残り1m。 十波が足を止め、左手でさらの機関銃の銃身を握る。 「今すぐこれを離せ、さら」 さらが、首を横に振る。 機関銃を持つ手がカタカタ震えている。 「十波君……いったい何をしに来たんですか? 私を心配して来てくれたんですか?」 そうだ、と十波が頷く。 「この島の人達もみんなそうでした…… うわべだけで心配そうな顔をして、凶器を片手に持ってたり、騙して利用して囮として捨てるための駒にしようとしたりしました…… 十波君もそうなんじゃないですか?」 「違う!そんなことない! 俺はさらを本当に心配して、助けたいって思ってる!」 「口では何とでも言えるんですよ! 口ではそんな事言っても、人なんて、いざとなったらみんな裏切るんです!」 夢の時と同じ言葉に十波の口が止まる。 「……もう私は、誰も信じる事ができないんです…… いつか、世界さえも、私を裏切る日が来るんです。 だったらこんな世界、生きてても意味ないですよね? 誰も信じる事ができない世界に疲れちゃいました……だから私は……」 さらが機関銃を思いきり振って銃身を握った十波の左手を振り払う。 そして、銃口を自分の腹に押し当て、 ガッ! さらがその引き金を引こうとした瞬間、十波が機関銃を蹴り上げた。 さらの手からはじき出された機関銃は、放物線を描いて十波の後方に落下した。 突然の出来事にさらが目を丸くする。 「俺はまだ…まださらには死んで欲しくない! 俺はさらが好きだから!」 「っ!」 「たとえ、この世界の誰も信じる事ができなくても、俺だけは信じろ。 絶対に俺はさらを裏切らないから! 何があってもさらを絶対に守るから!」 「………………」 「さら。俺と付き合ってくれないか? この馬鹿げた島から抜け出したら、二人でいろんな所に行って、いろんなものを見て、一緒に笑おう! 俺はさらが好きだ。 もし、この言葉を信じてくれるなら… 俺の言葉を信じてくれるなら… 笑って返事をして欲しい」 「………………」 さらの中で再び誰かが最大音量で警鐘を鳴らす。 『十波君も裏切る』と。 「………………」 (確かに、裏切られるかもしれない。 でも、私は十波君を……!) 「わ、笑わないとダメですか?」 「へっ?」 さらの頬がピンクに染まる。 十波は思わず、すっとんきょんな声を上げた。 「そ、その……は、恥ずかしくて、顔を見られたくないのですが……」 「ダメだ。 この青空の下では、笑顔じゃないとダメなんだぞ。 こんないい天気の日に、こんな青空の下で暗い顔をしている奴はバカなんだよ。 だから、笑顔で返事してくれないとダメだ」 さらが顔上げる。そこに先ほどまでの絶望の色は無い。 「私は十波君を……信じます。 私も十波君が好――――」 バスン 一筋の閃光が駆け抜けた。 光は、さらの背中側から腹部を貫通し、 そのまま十波の右上腕を掠めた。 さらはたたらを踏んでふらふらしたが、やがて力を失って仰向けに倒れた。 さらが倒れたことで十波の視界が広がる。 広がった視界に写ったのは、涙を流し、こちらに向かってライフルを構えた、親切高校自治会長、神条紫杏の姿だった。 投下順に読む 089 偉人の選択← 戻る →090 CHERRY BLOSSOM~不協和音~ 時系列順に読む 089 偉人の選択← 戻る →090 CHERRY BLOSSOM~不協和音~ 前へ キャラ追跡表 次へ 072 FALLEN GIRLS Ⅱ 大江和那 090 CHERRY BLOSSOM~不協和音~ 089 偉人の選択 神条紫杏 090 CHERRY BLOSSOM~不協和音~ 085 夢 十波典明 090 CHERRY BLOSSOM~不協和音~ 085 夢 夏目准 090 CHERRY BLOSSOM~不協和音~ 085 夢 ヘルガ 090 CHERRY BLOSSOM~不協和音~ 072 FALLEN GIRLS Ⅱ 三橋一郎 090 CHERRY BLOSSOM~不協和音~ 082 姉妹 芳槻さら 090 CHERRY BLOSSOM~不協和音~
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作詞:、いくP 作曲:、いくP 編曲:、いくP 歌:メグッポイド 翻譯:yanao 請取用翻譯者不要冒著被我發現然後詛咒一輩子的危險改動我的翻譯謝謝合作 The cherry blossom front 雖然和你分別後 已經 在不知不覺間 過了三年 會讓我想起你的街角 還是跟那時候一模一樣喔 要是看見了這片沒有變得更好的景色 和還是沒變還是很沒用的我 你會怎麼想呢? 要怎麼用言語說出來呢? 說著「才不可能會這樣」 逐漸塗抹改變的記憶 啊啊 到底要怎樣才好呢 如果 你不在的話 當花瓣飛舞的時候 開始變得想見到你 雖然在看慣的街道上 找尋著你 但落到腳邊的 象徵你的顏色 卻逐漸累積 當花辦 散落時 再度 變得 想見到你 變得想見到你 苦笑我也還記得 有點害羞的笑臉我也還留著 背影什麼的可以在夢裡夢到 不過 在未來的足跡中 現在也 相當熟悉了吧? 會不會在突然一瞬間 想起來呢? 如果是連踩都不想踩的 足跡的話 那就乾脆 請你忘掉吧 請你忘掉吧 誰都沒法變成你 那樣 就好了 你沒有任何替代品 如果是能對任何人說的話 也除了你之外沒有別人 就這樣 這樣而已 誰都沒法變成你 那樣 就好了 開始變得想見到你 開始變得想哭出來 眼淚之類的 流了下來 春意 凋零 落地 褪色的回憶 你 逐漸模糊 當花瓣飛舞的時候 開始變得想見到你 雖然在看慣的街道上 找尋著你 但落到腳邊的 象徵你的顏色 卻逐漸累積 當花辦 散落時 再度 變得 想見到你 變得想見到你
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Cherry Blossom 漣 しゃなり。 漣 花見か。 漣 ウチやったことないぞ? ユィ わたしも実は始めてw 漣 そうなのか? ユィ 近所に大きな桜の木があるという。今は春。花見にはもってこいの季節だ。 漣 りぃらりぃら。 漣 いつの間にか桜の木が登場だな。 ユィ 「というわけで、桜を見に行こう。もうすんごいぶっといらしいから壮観だよ?」 漣 「ん。何でウチを誘う?」 漣 シグムント邸。 漣 別名、陣・シュテルビー邸。 漣 しかし、誰も居ない。 ユィ 「ほら漣ちゃん、色々やったことないって言ってたから」 ユィ ようは思いつき。しかも平日なので他は仕事だとか学校とかでいない。こやつはサボりw 漣 士朗は行方知れず、トリッドはバイト兼捜索中。 漣 「しゃなり。桜がなんなのかも良く知らない」 漣 首を傾げて、ニヤニヤ笑う。 ユィ 「こういうの」ぽんと映像を出し 漣 映像? ユィ 手元から写真を出す。 漣 「・・・・・・しゃなり」 不思議そうにそれを見ている。 漣 「写真があるのに見に行くのか?」 ユィ 「実物のが綺麗だからだよ」 漣 「りぃらりぃらりぃらりぃらりぃら! 綺麗か! りぃら・・・・・・しゃなり」 漣 「わかった、ウチ行くぞ」 漣 こくこくと首を振る漣。 漣 縦に。 ユィ 「おお、じゃあいこう♪」 ユィ いつのまにやらご飯やら布やら準備 漣 と言うわけで、ずるずると桜の木のところへ行くか。 ユィ OKw 漣 「しゃなり、しゃなり、しゃな、しゃな、しゃなり。しゃなり、しゃなしゃな、しゃなりぃら・・・・・・♪」 漣 小唄を口ずさみながら、しゃなりと歩く漣。 漣 足跡が、黒く残ってゆく。 漣 いや、しゃわしゃわと、踏みしめた地面が腐っている。 ユィ 「あー漣ちゃん、桜は腐らせちゃだめだよ?」 漣 「駄目なのか」 漣 「ウチ残念。綺麗なものは腐ると一層醜くなる」 ユィ 「みるだけ。腐らせていいものは色々持ってきてるから」 漣 「りぃらりぃらりぃらりぃら」 漣 「『良い』ものと『悪い』ものがあるだなんて、世界は滑稽だ」 漣 「腐ってる腐ってる。りぃら――しゃなり」 漣 愉快そうに、鈴を鳴らすように、笑う漣。 ユィ 「そうかもねえ・・・滑稽かも」 漣 「桜」 漣 ぴたりと笑いを収め、つぶやく。 漣 「ウチ楽しみだぞ」 漣 と、そんな道中。 ユィ 「おー見えてきた。ほんとおおきいなあ・・・・」樹齢千年くらい?というのがでーんと。 漣 でかいな。 ユィ ここは魔都。多分見た目どおりではないだろう。突然変異かもしれない。 漣 きっと何かの陰謀だ。りぃらりぃらりぃら。 ユィ そんな道中? 漣 道すがらの会話だったんだ。 ユィ なるほど。 漣 さておき、着いた。 漣 「しゃなり・・・・・・これが桜か」 漣 ぞわっ 漣 圧倒する桜色。 ユィ 「うん・・・これ、のはず・・・」あまりの大きさに息を呑む 漣 歴史を感じさせる幹に、一瞬を彩る桜の花。 漣 舞う花びらに、世界は染まる。 漣 切り離されたような、迷うように惑うような、狂うように狂うような、美しい空間。 ユィ 「うわあ・・・一面ピンク・・・」 漣 桜の――大木。 漣 「ウチ、少し驚いたぞ」 微笑を浮かべ、周りを見渡す漣。 ユィ まさしく桜吹雪。自分もその中に溶け込むような錯覚すら覚える。 ユィ 「いや、わたしも・・・・」呆気に取られて見合げる。 漣 しばし時も忘れて――見入る、二人。 漣 一陣の風が吹き、我に戻る。 漣 「・・・・・・しゃなり。で、見たら終わりなのか?」 ユィ 「さて、場所とるか・・・ご飯とか食べるんだよ?歌うたったり」周りにはちらほら花見客も見える 漣 /彼らの瞳は、既に世界を見ていない。 漣 /桜に・・・・・・酔っている。 漣 /いや、ただ単に酔っている? ユィ /ただ、桜が絡んでいるのは必定。さながらここは桃源郷。 漣 桃じゃん。(素突っ込み ユィ おううw 漣 「りぃらりぃら。食べたり歌ったりするのか。ウチわからない」 漣 首を傾げて、手伝おうともしない。 ユィ 「この前見たく口に入れればいいよ」準備を終えて、お弁当を開く。 漣 しゃなり、と近寄って、すとんと座る。 漣 「しゃなり。そうか」 ユィ 「しばしこれ見てたいんだ。こんな綺麗なの、久しぶりだから」いくつか見繕って漣にわたし 漣 「りぃらりぃらりぃらりぃら! 綺麗か!」 さっきと同じせりふを吐く・・・・・・が、さっきとは少し違う言葉のアクセント。 漣 「綺麗と言うより、これはウチ、ちょっと違うと思う」 ユィ 「ん?どんなふうに?」 漣 「しゃなり・・・・・・んー」 言葉を選ぶ風に。 漣 元々ボキャブラリが少ないのだろう。 漣 「しゃな、しゃな。これは陶酔だ。これは狂酔だ」 ユィ 「陶酔・・・確かにこの桜には溺れちゃうね」どこか異界のような錯覚を覚える。 漣 「りぃらりぃらりぃら! さながら嫌いな物に走った皹みたいな、壊れかけた世界に酔って、狂ってる」 漣 ざわざわ、ぞわわわわっ! 桜が風に揺れ、唸りを上げる。 ユィ 桜そのものが生きているような感覚に身震いし。 漣 「そう言えば、ウチ聞いたことがあるぞ」 漣 くるっと、ユィの方を見る。 ユィ 「なに?」不思議そうに聞き返し 漣 「『桜の下のは腐乱死体が埋まっている』」 漣 「・・・・・・なんてな。りぃらりぃらりぃらりぃら!」 漣 冗談めいて笑う。 ユィ 「腐乱でなくて死体と言うのは聞いたことあるね。人の命を吸って狂い咲く。このさくらもまさか・・」 ユィ ちょっとだけ汗だらだらw 漣 ちょっとで、汗だらだら? ユィ チョつとだけ汗かきw 漣 「だったとしても、しゃなり。ウチ関係ないな」 ユィ 「まあ、綺麗なもんは綺麗だしね・・・」ごまかすようにもぐもぐw 漣 「しゃなり」 漣 「ところでユィ」 ユィ 「なに?」 漣 「何でこの町の連中は、こんななんだ?」 漣 しゃなり、と。尋ねる。 ユィ 「こんなって?」 ユィ 「のんきとか・・・人がいいとか?」ちょっと首かしげ 漣 「りぃらりぃら」 漣 「世界をぶっ壊せるくらいに力があるくせに、ぬるぬると」 ユィ 「皆強い力持ってるけど・・・振るうべき場所とその瞬間を知っているから、かな?」 漣 「しゃなり、ぬくぬくと、『日常』とやらを過ごしてる」 漣 「りぃらりぃら、腐っている」 ユィ 「わたしは過去が辛い分、今を大事にしたいからだけど、皆の場合は護るために今を大切にしてるからだと思う」 漣 「そんな腐ってるところが、ウチ好きだ」 漣 「どう考えたって不自然だ。りぃらりぃら。力があるのは何でだと思う?」 ユィ 「分からないな・・・でも皆何かしら、しなきゃいけないことがあるのかもしれない」 ユィ 「そのためにだと思う」 ユィ あごに手を当て、唸りながらもそう答え。 ユィ 「わたしはわたしみたいな人を、一人でも減らしたいし・・・」 漣 「しゃなり」 漣 「なんだか、中途半端だと」 漣 「ウチは思う」 ユィ 「中途半端か・・・うーん・・・」頭抱え 漣 「りぃらりぃらりぃら! 腐ってるんだ。この町は特に」 漣 「腐りかけなんだ」 漣 「一歩歪めば、全部倒壊するような、力と力の微妙なせめぎ合い」 ユィ 「世界が腐っているか・・・」 漣 「何から何まで、全てが全て、弾けて千切れて砕けて終わりそうなだけの理由が、ここには詰まってる」 漣 「こんな狭いところに!」 漣 愉快そうに笑う。鈴を鳴らすように歌う。 ユィ 「まるで実験場だね・・・・」過去の光景を思い出し身震い。 漣 りぃらりぃらりぃらりぃらりぃらりぃらりぃらりぃら! 漣 世界に鳴り響く、それは警告のような音。 ユィ 「神がダイスを転がす街・・・・か・・・」 漣 「新鮮なわけでもなく、腐り果てたわけでもなく、腐りかけ」 ユィ ふとあの甘ったるい匂いを嗅いだ気がして、少し吐き気を催す。 漣 「腐臭が漂ってくるのに、腐敗の宴はまだ開かれない」 漣 「近いうちに――あるいは遠いいつか。この世界はしゃなりと崩れると思うぞ」 ユィ 「そうかもね・・・」桜を見上げて少し緊張したようにつぶやく。 漣 「他のいくつもの世界を巻き込んで・・・・・・しゃなり」 漣 ぞわっ・・・・・・。桜が波打つ。 ユィ 「何のために・・・誰が何のためにこんな試練を、場所を、力を用意したんだろう・・・」 漣 「りぃらりぃら」 漣 「ウチが居たところはな・・・・・・戦場だ」 ユィ 「戦場・・・」彼女が自分を兵器と言っていたのを思い出す。 漣 「そこでは人間達がな。りぃらりぃら! 愉快な話だ。りぃら。醜くも腐り果てた心で、力に溺れ力に殉じ、思想に溺れ思想に殉じ、殺しあっていた」 ユィ 最近行われた戦争を思い出す。数年前のものは雑誌でしか知らないが。 漣 「終わりの見えない戦争。最後の訪れない停滞」 漣 「友は死に、共に死に、敵も死に、敵を殺し、時には友も殺し、何より殺しているのは自分だ」 漣 「腐った心だ。そして、戦う理由なんてそこには無いぞ?」 漣 しゃなり。 微笑んで、ユィに言う。 漣 「力の理由なんて無いぞ」 ユィ 「そんなことが・・・」あまりの状況に息が詰まる。地獄にいたのは自分だけではないということも知る。 ユィ 「言葉」がでてこない・・・・・・・。 ユィ 「理由なく振るわれる暴力もあるんだよね・・・」それが戦争という現実。 漣 「切欠はあるかもしれないが、理由なんて無いな」 漣 「林檎を置いておけば、勝手に腐る」 漣 「それだけの事。存在があれば、それは勝手に崩れる」 漣 「進み始めたら、終わらないのが世界だ」 ユィ 「うん・・・」 漣 「だから」 漣 りぃらりぃらりぃらりぃら! と、笑う。 漣 「全部、腐らせた」 漣 「全部腐らせ果てて、終わらせてきてやった。しゃなり」 ユィ 光景が目に浮かぶ。何もない結末。自分が覚醒したときの光景とオーバーラップし、むせた。 ユィ 「そんな場所に居たんだ・・・・・」 漣 「居たぞ。ウチは腐らせるために作られたんだ」 漣 「腐らせながら、歩いて歩いて歩いて歩いて、気づいたらこの町に居た」 漣 りぃらりぃらりぃらりぃら! ユィ 彼女は呼ばれたのかもしれない、この狂った街に。ふとそんな気がする。 漣 「ウチがこの町に居て、ものを腐らせないのはな。しゃなり」 ユィ 「偶然にしてはできすぎている・・・な」力あるものが集まるという違和感。 漣 「保身の為でも、誰かを護るわけでもない」 ユィ 「・・・・何故?」 漣 「しゃなり」 漣 「今は腐らせる時じゃないからだ」 漣 「腐らせるべき世界じゃないからだ」 漣 「時間の流れとも、ちょっと違うな・・・・・・。しゃなり」 漣 「運命の、問題だ」 漣 ふぃっと、上を見上げる。 ユィ 「振るうべきとき、振るうべき世界、振るうべき運命があるってこと・・・?」 ユィ ちなみに漣に対し、共感と不安を覚えます ユィ 漣 「そう」 漣 「腐臭の宴が開催される。前代未聞空前絶後、未曾有の規模でな」 漣 「ウチ待ってる」 ユィ 「だから皆・・・『今は振るわない』か・・・・」 漣 りぃら、りぃら、りぃら。 ユィ 「わたし・・・・も?」体をぎゅっと抱きしめ 漣 「ユィも、そのうち腐る」 漣 深い瞳が、くすんだ瞳が、ユィを見つめ、笑う。 ユィ 安穏と『日常』にいたことに不安を覚える。そして直ぐそこに『地獄』口を開いていることに恐怖を覚える。 漣 「桜が綺麗なのは、美しいのは」 漣 「そのせいだろう」 ユィ 「わたしはただ『あそこ』から逃げたかった・・・だからこの街に来た、そうじゃないの!?」 漣 「りぃらりぃらりぃらりぃらりぃらりぃらりぃらりぃらりぃらりぃらりぃらりぃらりぃらりぃらりぃらりぃらりぃら――しゃなり」 漣 「ウチ知らない」 ユィ 頭を抱えて誰に言うともなく叫ぶ。 漣 にべにもない。 漣 「ユィがそう思うなら、そうかもな。でもウチは、さっきみたいに思う」 ユィ 「ごめん・・・ちょっと取り乱した・・・」 ユィ 「そうか 世界は壊れかけだから、美しいのか・・・」改めて桜を見つめ 漣 「謝ることはないぞ。しゃなり」 ユィ 「はあ・・・まだあのことも言ってない相手に何取り乱してるんだろうわたし・・・」 漣 「あのこと?」 ユィ 「過去のこと教えてくれた教えてあげる。わたしは・・・」屍ーさんに教えた自分の過去をポツリポツリと話す。 ユィ 「そのことさえ・・・ひょっとすると、その『宴』の為の準備でしかなかったのかもね・・・」 漣 黙って聞いて・・・・・・ 漣 笑う。 漣 「りぃらりぃらりぃらりぃら! 良かったな」 ユィ 「ん・・・・」黙ってうなずく。 ユィ 「でもそんなことがあって手に入れた力だけど、代償としては大きすぎる・・・」 ユィ 「宴・・・か・・・・」 漣 「・・・・・・しゃなり」 と、立ち上がる。 漣 「代償なんかじゃない」 ユィ 「え?どういう・・・」思わず見上げ 漣 「しゃなり」 漣 「ユィはユィからユィになり、今でもユィで、いつまでもユィだ」 漣 「林檎が腐っても林檎なみたいにな」 漣 「りぃらりぃら。帰るか?」 ユィ 「わたしはわたし、か・・・・・うん、帰ろう・・・」荷物をまとめ 漣 「しゃなり。桜」 漣 「綺麗だったな」 漣 そう言って、歌いながら・・・・・・しゃなりと漣は帰っていった。 ユィ 「宴か・・・」もう一度つぶやく ユィ 「世界は残酷だ・・・だからこそ美しいのかもしれない・・・」 ユィ 漣を送った帰路で、ポツリとつぶやく。 漣 終わり、か? ユィ だねえ。 漣 お疲れ様でしたー。 ユィ のほほんとしてたユィにはショック大きいですよw 漣 漣は 漣 ちょっと寸劇に向かないキャラですからね。(笑 漣 あんまりのほほんとしてません。 漣 かといって、きびきびきりきりしているわけでも無いですけれど。 ユィ ふうむ。 ユィ でもなんかいい布石打つにはいい感じの寸劇になった。 漣 どうもありがとうございます。(笑 ユィ 楽しかったですよ。 ユィ しかし良く考えると大人だな、漣・・・。
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前ページ次ページ村企画 村名 snow blossomの降る街[#k4cebff8] 概要 [#vcd39bae] あらすじ [#b74a6ea2] 村の目的 [#i2e77911] ローカルルール/世界観 [#ac69b066] 役職設定 [#cd8f1a2f] 処刑襲撃設定および指針 [#x3e4341a] 発言ルール [#v121ab0e] 禁止事項 [#oaf93650] 推奨事項 [#dbb09bf7] 進行 [#qc4ece2d] プロローグ [#t2ee3666] 一日目 [#t7714689] 二日目 [#j53ea1a0] 三日目以降 [#c0f8ab02] 最終日 [#gff057e8] 墓下 [#j66a6852] エピローグ [#z4edd6c0] 参加募集 [#p200c6ce] キャラ予約 [#g10a5326] コメント [#b0c5d0ac] 村名 snow blossomの降る街 概要 村名 snow blossomの降る街 村建て人 ritoSNS/Twitter 開催国 深海国 種別 レーティングR15-完全RP村 更新間隔 48h キャラセット Cathedral 募集人数 8~12 編成 ダ狼鳴鳴鳴鳴… 更新時刻 00 30 開催時期 2月11日村建て予定(プロ1〜2日程度) あらすじ ――それは桜と雪が混じりあう街での、最後の五日間 僕らには「親」というものがいない。 それでも笑っていられたのは、たくさんの「家族」が側にいたから。 地方都市「ミストラル」 街から僅かに離れた一画に建つのは、孤児院「未来の家」。 そこが僕らの家だった。 街では丁度年に一度の祭りが開催される。 滅多にないイベントに、浮足立つ僕らに向けて先生が静かに告げた。 「里親が決まりました」 「名前を呼ばれた子は、家を出る準備をしなさい」 一緒に大人になる。 そんなの幻想だって知っていたはずなのに。 その日僕らは「別れ」を知る。 村の目的 思春期の淡い初恋や友情にきゅんきゅんしつつ、 そして否応なしに訪れる別れにしんみりする村です。 ローカルルール/世界観 舞台は現代風です。 地名は横文字ですが、文化は現代日本と差異はありません。(ただ田舎風味かも?) ・ミストラル 地方にあるのどかな都市です。 この地域では桜が咲き始めると同時に、その年最後の名残雪が降るいう現象が起こります。 snow blossomと呼ばれるこの現象は期間も五日間と決まっています。 それに合わせて「桜雪祭」という祭りが毎年開催されます。 ・孤児院「未来の家」 街外れにある小さな孤児院です。 今いる子供達は年齢層が高いです。(13〜17歳くらい) (年齢が低い子達は比較的すぐに里親が見つかり、引き取られていきました) 多少の差はあれど古株の子が多く、子供達は長年交流があります。 (いつ、何故孤児院に来たのかはご自由にどうぞ) 資金繰りが上手く行かず、廃院になるという話がありますが、子供達には知らされていません。 ※孤児院の居間には「未来ノート」と呼ばれるノートが置いてあり、誰でも自由に書き込むことができます。 ・桜雪祭 一年に一度、桜と雪の降る中で開催される祭りです。 期間はsnow blossomに合わせた五日間で、街の広場で行われます。 祭りの内容は好きに描写していただいて構いません。(屋台や出し物などやっているかも?) ただ最終日の夜には、桜雪の中での野外ダンスパーティーが予定されています。 ・雪と桜 雪は名残雪なので、移動が困難な程の雪は降らないです。 静かにちらちら降り続いてます。 桜の木は自由に生やして頂いて構いませんが、祭り会場の広場や孤児院の庭には生えている予定です。 役職設定 村建てが2IDで狼を希望します。 あとは共鳴。 処刑襲撃設定および指針 更新後に天声で▲▼ランダムを振ります。 名前が出たPCが、引き取られていきます。 発言ルール 白 通常会話 共鳴 未来ノートへの書き込み(多少のタイムラグは目瞑り) 桃 耳元で囁くor手紙等(エッセンス程度に!秘話で本筋を進行させるのはお控えください。ラブフラグは表でどうぞ!) 中の人発言は、灰orメモのみ 禁止事項 ・参加者を不快にさせる言動 ・村の趣旨とはかけ離れた行動 ・無理な掛け持ち 推奨事項 ・恋心 ・熱い友情 ※桃は推奨しますが、必ずカップルにならなければいけないわけではありません。 告白できないまま胸に仕舞っても、問題ありません。 また失恋したからと言って、他の人にフラグを立てて桃らなければいけない、ということもないです。 (もちろん自主的に次の恋を探す行為自体は禁じていません) 御心のままに。 桃りたい相手を想ってくださいね。 進行 プロローグ 何も知らない子供達。 いつもと同じ日が来ると信じています。 一日目 桜雪祭が始まりました。 普段は先生によってカリキュラムが組まれているのですが、何やら先生達は忙しそうです。 (廃院が決まったため、その手続きや子供達の引き取り手探しに奔走しています) 桜雪祭の間は好きに過ごして良いよと言う言葉に、子供達の心は逸ります。 二日目 ダミーちゃんの姿が見えません。 先生に聞けば、引き取り手が見つかって既に発った旨を告げられます。 衝撃を受ける子供達に追い打ちをたてるように、さらに次の引き取り手が見つかったと。 呼ばれた名前はあなた、もしくはあなたの親しい誰かだったかもしれません。 (イメージ的には名前を呼ばれた次の日の早朝に立ち去る感じです。) 三日目以降 ▲▼を繰り返し、5日目になったところで村建て狼を吊ってEP入りします。 (▲▼×3回予定) 最終日 先生により、この孤児院が廃院になることが子供達に告げられます。 桜雪祭も最終日を迎えます。 墓下 引き取られた先での描写や回想ロルをどうぞ。 どんな親に引き取られたかは、自由に描写してください。 もしかしたら他の子と遭遇することもあるかもしれません。 (※孤児院には入れません) 他にも案募集中! エピローグ 十年後の未来を想定しています。 参加募集 NO ID 備考 01 Ellie 反射的CO 02 bloody ( #2752;( #900; #9694; #3636; #3178; #9695; #3636; #8245;) #643;) 03 asaki 04 pearlkun よろしくお願いします 05 kaboo よろしくお願いします 06 匿名 一席いただきます 07 yunamagi某 08 sardonyx 参る! 09 kuriza 二月の予定が分からないため見切りで 10 jig 同じく見切りで失礼します 11 utatane こそっとお邪魔します。 12 rito 村建てです キャラ予約 キャラクター 性別 備考 大人びた妹フィオナ 女 夢遊病フェネ 女 境界人レヴァティ 女 青年 ノエル 男 水質管理 ジョゼ 男 士官 ルスラン 男 要理教師シャロン 女 魔性 アルル 保留 男女比を見つつ調整 不良少年シェーン 男 天使ニナエル 女 ※なるべく男女の比率が同数になると嬉しいです。 でも百合・薔薇・NLは問わないです。ただしR15以下でお願いします。 (NGがある場合はメモで自衛を!) ※Cathedralに新規チップが追加されました。予約キャラ変更OKなのでよろしければご確認くださいね。(12/17) 【NEW】 コメント Cathedralに新チップが追加されていたので、既にキャラ予約された方もよければご確認くださいな。 -- 村建て 名前 コメント 前ページ次ページ村企画
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黄泉還る桜花/Rising Cherry Blossom 黄泉還る桜花/Rising Cherry Blossom(1)(G) ソーサリー 以下の2つから1つを選ぶ。「このターン、あなたは追加の土地を1枚プレイしてもよい。」「あなたの墓地にある土地・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。」 フラッシュバック―(1)(G),土地・カードを1枚捨てる。 参考 記憶される幻想郷-コモン
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Format Title Artist Label Model Number Release Press 12 BROTHER SOURCE SMILE BLOSSOM GALACTICO RECORDS,JET SET GLTRV-001 2015/02/13 - Side Track Title Produce A 1 BROTHER SOURCE feat.BELAMA2,CRIME6 SOTA FURUGEN 2 BROTHER SOURCE feat.CELLO a.k.a. MASSAN SOTA FURUGEN 3 BLUE TRAIN 104号車(ビート武士 FROM STERUSS 特急REMIX) ビート武士 B 4 BROTHER DJ 3422,ALTER-EGO 5 BROTHER(Inst) DJ 3422,ALTER-EGO 6 BROTHER(CARREC REMIX) CARREC PERTAIN CD BLUE TRAIN
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当Wikiは、RagnarokOnlineのエミュレートサーバーであるBlossom鯖です。 一部、Heaven鯖のデーターを使用させていただいております。 がっつりROをしたい人、育成がめんどくさい方には不向きなサーバーです。 以下、Q A形式でサーバーの説明をしています。 Q、どんな感じのサーバー? A、まったり楽しめる方や旧本家に近い環境で楽しみたい人向けです。 Q、無詠唱、無ディレイは可能ですか? A、無詠唱、無ディレイは不可能です。 Q、GVGはありますか? A、現在GVGはありません。
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Re Distance A Blossom サークル:発熱巫女~ず Number Track Name Arranger Lyrics Vocal Original Works Original Tune Length 01 Voice Of Wind 発熱巫女~ず - - オリジナル - [00 35] 02 With Me Tim Vegas Laura April Vivienne 東方文花帖 レトロスペクティブ京都 [06 17] 03 RAiNY STARS (MZC Re Groove Club Mix) Maurits"禅"Cornelis - - 東方星蓮船 万年置き傘にご注意を [07 04] 04 Starscraper (MZC Moving Inversion Electro Mix) Maurits"禅"Cornelis - - 東方星蓮船 感情の摩天楼 ~ Cosmic Mind [04 39] 05 After Rain (MZC Grows under BLACK Club Mix) Maurits"禅"Cornelis - - 東方風神録 芥川龍之介の河童 ~ Candid Friend [05 10] 06 Phantom Ensemble (MZC Starlight shower falls Electro Remix) Maurits"禅"Cornelis - - 東方妖々夢 幽霊楽団 ~ Phantom Ensemble [07 45] 07 Ambitious Lover Tim Vegas 宇田敬子 Chen-U 東方紅魔郷 魔法少女達の百年祭 [07 21] 08 ICE on the SUN (MZC X-range Breakin Remix) Maurits"禅"Cornelis - - 秋霜玉 幻想科学 ~ Doll s Phantom [06 08] 09 When I Wish Upon A Star NAGI☆ 宇田敬子 舞花 東方星蓮船 平安のエイリアン [06 18] 10 Flower of Life (Original Mix Extended) Tim Vegas capo 陽花 稀翁玉 桜花之恋塚 ~ Flower of Japan [06 51] 11 RAiNY STARS (Original Mix Extended) Tim Vegas capo 陽花 東方星蓮船 万年置き傘にご注意を [09 07] 詳細 コミックマーケット79(2010/12/30)にて頒布 イベント価格:1,000円 ショップ価格:1,429円(税込:1,500円) レビュー 名前 コメント