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解説 雑談 実況ch [番組ch] “MX・tvk・テレ玉・チバ・群馬・とちぎ実況 ★ 54189 [無断転載禁止](c)2ch.net” http //hayabusa7.2ch.net/test/read.cgi/weekly/1494084494/ 281 名前:LIVEの名無しさん[] 投稿日:2017/05/07(日) 00 59 13.27 ID RwqDDt7Dアニメのオタはマンガ描いたり小説書いたりエロゲ作ったり創作に意欲的だなもっと感情移入し易い消費豚オタアニメはないの?298 名前:LIVEの名無しさん[sage] 投稿日:2017/05/07(日) 00 59 45.85 ID 0f8g135X 281アキバズトリップ360 名前:LIVEの名無しさん[sage] 投稿日:2017/05/07(日) 01 00 41.88 ID 7kHLCiq3 298久々にbox買ったのがそれ410 名前:LIVEの名無しさん[sage] 投稿日:2017/05/07(日) 01 01 46.36 ID PxmlTwz6 360おまえいいセンスしてるな俺も好きだ647 名前:LIVEの名無しさん[sage] 投稿日:2017/05/07(日) 01 05 36.88 ID /SYEOJkS 410俺も今年では一番レベルに好き
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登録日:2011/08/01(月) 18 25 47 更新日:2023/07/17 Mon 00 23 47NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 17年冬アニメ AKIBA'STRIP Nintendo Switch PS4 PSP Steam うずく俺の右腕←最強武器 アキバストリップ アキバストリップ←ではない アキバズトリップ アクション アクワイア アサウラ エウリアン←初心者への罠 ゲーム ジョジョの奇妙な冒険 ジョジョネタ ストリップ バトル リメイク版発売 吸血鬼 漫画化 秋葉原 豪華声優陣 リアルな秋葉原を舞台に人間と吸血鬼カゲヤシを巡って巻き起こるアクションアドベンチャーゲーム! AKIBA'S TRIP ……と、これだけ聞くとわりと普通なゲームに聞こえる。 が、このゲームの売りは戦闘方法。 そ れ は ストリップアクション! …つまり脱衣である。 吸血鬼(以後カゲヤシ)の弱点である日光を浴びせるため、プレイヤーは秋葉原の平和のため今日も脱がし続ける! キャラクター 主人公 予備校生、秋葉原で行方不明になった友人を探しているさいに阿倍野優(後述)に襲われ重症を負うが文月瑠衣(後述)に血を与えられカゲヤシ化することで一命をとりとめる。そしてカゲヤシを巡る事件に巻き込まれていく。 隠れコスプレ趣味。 「君のワガママを叶えてやる!」 カゲヤシ勢力 多種多様な人のいる秋葉原に紛れながら暗躍し引きこもり化計画を進め人間社会の侵食を狙う。 文月瑠衣 CV 日笠陽子 主人公が手に入れた友人の手掛かりの画像に映っていた少女。重症を負った主人公に血を口移しで飲ませ命を救う。 口移しで飲ませ命を救う。大事な(ry 普段は笑うことが少ない。 料理に苦手意識があり、ゆで卵すら作ったことがない。 このゲームのメインヒロイン。 「…私はこの街が好き」 阿倍野優 CV 柿原徹也 主人公に重症を負わせ、カゲヤシ化の原因を作る。好戦的な性格だが引き際をわきまえていたり、奇襲もする狡猾な男。 ツンデレ 「さあ、ラウンド2だ!」 森泉 鈴 CV 浅倉杏美 瑠衣の友人。身体能力が低く視力も低いが、逃げるのは得意。 胃袋が宇宙 「締めはご飯ですよね」 妖主 カゲヤシを束ね、引きこもり化計画を進める。秋葉原には居らず、日本中を点在している。 NIRO(ナイロ)勢力 国内情報調査機構、潜伏するカゲヤシの情報を集め計画を阻止するために作られた政府組織。調査機構とあるが戦闘も行い、必要ならば警察機関も動かせる。 公務員扱い 瀬嶋 隆二 CV 松田健一郎 NIROの高官で日本の平和とカゲヤシの殲滅を掲げ行動する。主人公を半強制的にNIROに引き入れる。 「年の離れた友人というのも悪くないものさ」 御堂 聡子 CV 宮川美保 瀬嶋を信頼し、付き従い行動する。女性だが高い戦闘力を持つ、主に主人公との連絡役を務める 隠れオタク 「それは、ジョルジュの絶妙な冒険のキラー・クリーン!」 秋葉原自警団 秋葉原の平和を守ろうと行動する組織(主人公もここの一員)。しかし、権力も実行力もないため注意を促す程度しかできずにいたが、主人公がカゲヤシ化したことにより変わっていく。 ヤタベさん CV 利根健太朗 自警団のリーダーでジャンク屋の店長、昔から秋葉原に住んでおり顔が広く噂や情報を集めることに長けている。 「一度やってみたかったんだよね」 サラ CV 原由実 カフェで働く年齢不詳のカリスマメイド。常に落ち着いた物腰で行動する。 自警団のアジトを少しずつ喫茶店に改造している。 「おかえりなさいませ、ご主人様」 ノブくん CV 間島淳司 二十代のフリーター。漫画、アニメ、ゲーム好きの二次元オタク。わりと行動的でカゲヤシを探索したりもする。「ITウィッチ」を愛する。 イケメンのため彼に好意を寄せる女性もいるが、本人は惨事に興味が無い。 そんな人生で大丈夫か? 「大丈夫だ。問題ない。」 ゴンちゃん CV 丹沢晃之 三十代のコンビニ店長。体は大きいが小心者。秋葉原の地元双子アイドル「ダブプリ」が好きでダブプリを前にするととたんに行動的になる。カメラを携帯している。 「指の骨が折れるまで…僕は撮るのをやめない!!」 その他 師匠 ビルの屋上にあるラブホテルに住む女性。NIROや主人公に脱衣術を教えてくれる人物、聡子がお気に入りで欲求不満になると呼びつけあんなことやそんなことをする。 痴女 「あなた、チェリーは好き?」 下僕 師匠に従う変態。脱衣術の練習台になってくれたりする。 「おぉっと、言葉責めとは嬉しいね。」 友人 ゲーム冒頭で少しだけ出た後は会話でたまに出る程度。空気 妹 CV 矢作紗友里 主人公の妹。中学生。主人公をバカにしており、何かに付けお金を要求してくる。着せ替え(有料)もできる。貢いだ金額で態度が大きく変わる。 会話例 「で、いくらくれるの?」 「何しに来たのよ!目障りなんだけど。」 「嫌いなもの?お兄ちゃん。」 「うざい。早く消えてくれない?」 (´-`) ∪ ⊃金 ∪∪ 「うん、いいよ。何を話そうか?」 「好きなもの?お兄ちゃんに決まってるじゃない!」 「スリーサイズ?・・・恥ずかしいけど、お兄ちゃんには特別に教えてあげる。」 「うん。またね、お兄ちゃん!」 (´-`)・・・ ∪ ∪ ∪∪ スズナ 難病にかかった少女。妹の友達。 駅前などでババアが募金活動しているが、累計募金額が100万を超えると病気が治る。 病み上がりなのにその辺のカゲヤシより強い。さすがはあの男の娘である。 用語など カゲヤシ このゲームに登場する吸血鬼陰妖子(カゲヤシ)は優れた身体能力と再生能力により通常の攻撃ではたいした効果が期待できない(致命傷でないかぎり回復してしまう)。人間の数倍の寿命を持ち老化も緩やか。弱点は日光だが、体の一部では再生能力の方が上回るため顔などは露出している。 脱衣術 そんな彼らの弱点の日光を全身に浴びせるため、効率よく服を脱がす技術。カゲヤシは全裸に近い状態、つまり下着姿にすれば日光によるダメージが再生能力を上回り炭となる。そのためNIROの戦闘員は脱衣術をみな身に付けている。 ITウィッチまりあ 劇中作だが、設定がかなり細かい。 「私のITハートをあなたにインストール!」 ダブプリ 秋葉原で人気の双子アイドル『Dirty Bloody Princesses』の略。見た目はかわいいが毒舌、だがそれがいい。 ちなみに、カゲヤシ側に付いた場合彼女らのルートもある。しかも同時攻略。……おい主人公屋上(ry 北田瀬那 CV 内田真礼 姉。感情的になる妹のストッパーで、理性的。 北田舞那 CV 中村繪里子 妹。感情を隠さず、活発。アホの子。 メールに漢字がない。 AKIBA'S TRIP ダブプリねっと! ダブプリの北田瀬那、北田舞那をパーソナリティーとしてHiBiKi Radio Stationで配信されていたネットラジオ。内容は作品紹介とラジオドラマなど。全7回。 『AKIBA'S TRIP PLUS』 追加要素を加えたリメイク版。 イベントのフルボイス化や、一部キャラのCG追加・改良に3Dモデルのリファイン、さらにはダブプリのライブのアニメ・挿入歌等が追加されるという力の入りっぷりだが、値段はフルプライスで3990円と良心的。 やりたかった人はこの機会にやってみては。 なお、公式サイトでは期間限定で文月瑠衣役の日笠陽子さんのコメント(音声付き)が聞ける。 電撃マオウにて漫画版が連載中 現在単行本全3巻が発売中 後にテレビアニメ化もされ、タイトルは『AKIBA'S TRIP -THE ANIMATION-』アキバニ。2017年1月~3月まで放送された。 こちらはメインキャラやストーリーはアニオリとなっているが、脱衣で敵を倒すという話の本筋は同じになっている。 『AKIBA'S TRIP ファーストメモリー』のタイトルPS4及びSwitchで2021年5月20日に、Steamで2021年7月21日にそれぞれ発売されている。 「物語の舞台は10年前の秋葉原、リアルでカオスで懐かしいあの頃の街並」と公式が謳っているところを見ると少なくともアキバの描写は原作から変わってない模様。 そしてなんと! 2023年4月20日に発売されたリメイク作「AKIBA'S TRIP2 ディレクターズカット」では10年の時を経て、当時はハブられていた唯一、カティルートがようやく実現された。 追記・修正は全てを敵に回しつつ服を脱がしてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] バカゲーかと思いきやストーリーはしっかりしてる -- 名無しさん (2013-07-26 08 55 19) まさかの続編決定・・・ -- 名無しさん (2013-08-30 17 35 22) 基本はバカゲー(主人公の選択肢) -- 童貞 (2014-02-21 00 30 51) 佐藤君「ひきこもりナメなんじゃねぇ」 -- 童貞 (2014-02-21 00 31 59) 続編はシナリオ書いてる人変わっちゃったんだよね -- 名無しさん (2014-02-21 01 33 30) AKIBA'STRIP2の関連記事は誰が書くのかなぁ・・・(チラッ) -- 名乗るほど名乗んない人 (2014-05-18 19 22 02) なぜかこのタイミングでアニメ化した -- 名無しさん (2016-09-19 23 35 10) そばに立つもの出してからの波ぁー! -- 名無しさん (2016-09-30 17 56 17) 名前 コメント
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AKIBA S TRIP(アキバズトリップ) AKIBA'S TRIP(アキバズトリップ)ID+ゲーム名お金最大 ステータス 腕力 ステータス 着心 プレイヤーモデル 消費アイテム(イベントアイテム抜き) 消費アイテム(孤独な想いまで) フレンドシップ モーション速度アップ スキル全部取得 装備変更 ID+ゲーム名 _S NPJH-50412 _G AIKIBASTRIP お金最大 _C0 Money Max _L 0x203ABDF0 0x0098967F ※5.50Prometheus4、6.38ME-3、6.35PRO-B5で確認 ステータス 腕力 _C0 Attack Max _L 0x103ABF36 0x000003E7 ステータス 着心 _C0 Defense Max _L 0x103ABF38 0x000003E7 プレイヤーモデル _C0 Player Model Complete _L 0x203AB57C 0x01010101 _L 0x003AB580 0x00000001 _L 0x003AB589 0x00000001 _L 0x203AB58C 0x00010101 消費アイテム(イベントアイテム抜き) _C0 Item _L 0x803BA25C 0x00230001 _L 0x000000zz 0x00000000 _L 0x803BA286 0x00110001 _L 0x000000zz 0x00000000 zz:個数 63:99個 00: 0個 消費アイテム(孤独な想いまで) _C0 ItemALL Omoi+Ver _L 0x803BA25C 0x00230001 _L 0x000000ZZ 0x00000000 _L 0x803BA28B 0x00110001 _L 0x000000ZZ 0x00000000 zz:個数 63:99個 00: 0個 フレンドシップ _C0 FRIENDSHIP _L 0x803ABDD0 0x00040004 _L 0x000000xx 0x00000000 xx フレンドシップの値 64 100 32 50 00 0 (→いきなり喧嘩売られる) モーション速度アップ _C0 TURBO MODE _L 0x10021428 0x0003FD0 スキル全部取得 _C0 ALL SKILL _L 0x602D829C 0x000000FF _L 0x0000000F 0x00000BC2 _L 0x90000001 0x00000000 _L 0x602D829C 0x0000007F _L 0x00000001 0x00000BD1 装備変更 _C0 Change Weapon _L 0x5098XXXX 0x00000080 _L 0x003AC00C 0x00000000 変更後は装備解除、再装備でグラフィック適応の事 +装備一覧 XXXX= 9DA0 素手 9E20 メイドの看板 9EA0 中古ノートPC 9F20 ムサシの刀 9FA0 コジローの刀 A020 特殊警棒 A0A0 鉄パイプ A120 ポスター A1A0 ピコピコハンマー A220 ネットブック A2A0 誘導棒 A320 フランスパン A3A0 ビニール傘 A420 ハリセン A4A0 アイドルうちわ A520 えくすかりばー A5A0 フライパン A620 木刀 A6A0 三角コーン A720 布団たたき A7A0 ペットボトル A820 ほうき A8A0 メガホン A920 オフセットレンチ A9A0 テニスラケット AA20 ゴムハンマー AAA0 ナックルダスター AB20 ボクシンググローブ ABA0 ハードナックル AC20 学生カバン ACA0 募金箱 AD20 ぬいぐるみ ADA0 21型液晶 AE20 JPad AEA0 炊飯器 AF20 キーボード AFA0 鋼のトレイ B020 ビジネスカバン B0A0 ダルマ B120 エレキギター B1A0 残念な絵画 B220 ブロック B2A0 大辞典 B320 ダーツボード B3A0 小型ヒーター B420 アコースティックギター B4A0 フィットネスグローブ B520 防刃グローブ B5A0 チャンピオングローブ B620 チタンナックル B6A0 祭りうちわ B720 プラスチックバット B7A0 ボロボロほうき B820 アルミパイプ B8A0 デッドストック B920 遅れてきた英雄 B9A0 限定ポスター BA20 日傘 BAA0 宣伝うちわ BB20 ラタン布団たたき BBA0 中古ネットブック BC20 木製バット BCA0 ライドセーバー BD20 ゴルフクラブ BDA0 ネカフェ看板 BE20 グラスファイバー傘 BEA0 プレミアポスター BF20 メタルうちわ BFA0 高級木刀 C020 シロガネパイプ C0A0 鉄バット C120 強化警棒 C1A0 微妙な絵画 C220 量産型絵画 C2A0 アルミトレイ C320 ジャンクキーボード C3A0 版画 C420 アニメ原画 C4A0 居酒屋メニュー C520 萌え抱き枕 C5A0 14型液晶 C620 EILCO C6A0 合格ダルマ C720 ブランドバッグ C7A0 鋼鉄の募金箱 C820 とともの原画 C8A0 名画? C920 パロのスクールバッグ C9A0 アルミフレームケース CA20 新型ノートPC CAA0 銀のヌイグルミ CB20 ブランドエレキギター CBA0 秋葉禁書 CC20 黄金のトレイ CCA0 ダブプリラジカセ CD20 ダブプリマイク CDA0 ナイトスティンガー CE20 エクリプス CEA0 白薔薇 CF20 プシロフィトン CFA0 瀬嶋のロッド D020 ベアークロー D0A0 ストライクガン D120 かびたパン D1A0 ビート版 D220 うずく俺の右腕 D2A0 サラのほうき D320 ITブルーム
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AKIBA STRIP @ wiki AKIBA STRIP , AKIBA STRIP PLUSの総合wikiです。 ゲームに関する情報を集めることを目的とします。 情報をお持ちの方は編集にご協力下さい。 情報提供はこちら このwikiは自由に編集することができます。 タイトル AKIBA S TRIP(アキバズトリップ) 対応機種 PSP ジャンル アクション プレイ人数 1人 発売日 2011年5月19日 価格 UMD版:5670円 ダウンロード版:4500円 発売 アクワイア レーティング CERO C:15歳以上対象 公式サイト http //akbstrip.jp/1st/ タイトル AKIBA S TRIP PLUS(アキバズトリップ プラス) 対応機種 PSP ジャンル アクション プレイ人数 1人 発売日 2011年6月14日 価格 UMD版:3990円 ダウンロード版:3200円 発売 アクワイア レーティング CERO C:15歳以上対象 公式サイト http //akbstrip.jp/ 編集方法 まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 用途別のオススメ機能紹介 @wikiの設定/管理 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 無料で会員登録できるSNS内の@wiki助け合いコミュニティ @wiki更新情報 @wikiへのお問合せフォーム 等をご活用ください その他いろいろな機能 @wikiプラグイン @wiki便利ツール @wiki構文 @wikiプラグイン一覧 まとめサイト作成支援ツール SONY製のMSにしたら、ゲーム中に止まったり等の不具合が起きなくなった。 -- アクセラレータ (2011-05-25 10 56 37) 改変するのはいいけど、誤情報でもないのに前編集者の意向を潰すような編集するなよ……。「みんな」で編集するもんなんだしさ。 -- 名無しさん (2011-05-28 21 31 08) 具体的にどのページのどこよ? 改悪ならまだしも使いやすく変更するのは当然じゃね? -- 名無しさん (2011-05-29 11 02 15) メニューでよくある質問を一番下に持っていくのは間違いなく改悪 -- 名無しさん (2011-05-30 07 59 31) 「服装一覧」をクリックすると変な広告ページに飛ぶようになっていたから直しました -- 名無しさん (2011-06-18 21 36 01)
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「判定不一致修正依頼」にて判定と記事内容の不一致が指摘されています。対応できる方はご協力をお願いします。 依頼内容は(バカゲー要素の増強)です。 注意 このページでは、『AKIBA S TRIP』とリメイク作『AKIBA S TRIP PLUS』を紹介する。判定は共にバカゲー。 AKIBA'S TRIP 概要 評価点 問題点 総評 余談 その後の展開 AKIBA'S TRIP PLUS 概要(PLUS) 変更点・改善点 問題点(PLUS) 総評(PLUS) AKIBA S TRIP 【あきばず とりっぷ】 ジャンル アクションアドベンチャー 対応機種 プレイステーション・ポータブル メディア UMD 1枚orダウンロードソフト 発売・開発元 アクワイア 発売日 UMD版 2011年5月19日DL版 2011年7月6日 定価 UMD版 5,670円DL版 4,500円 レーティング CERO C(15歳以上対象) 判定 バカゲー ポイント アキバでストリップリアルに再現された秋葉原良作と呼ぶには一歩惜しい AKIBA S TRIPシリーズ1 / PLUS / 2 / AKIBA S BEAT 概要 アクワイア発売・開発のソフト。当初の発売予定日は2011年4月14日だったが、諸事情により5月19日に延期になった。 リアルに再現された秋葉原にて、「カゲヤシ」と呼ばれる吸血鬼を 服を剥いで倒す (正確には、裸にすることで直射日光を浴びせて倒す)という、誰がどうやったら思いつくのか分からないバカゲー。 タイトル名もゲーム内容も色々な意味でネタに走っており、発売前から各メディアで色々な意味で期待されていた(*1)。 評価点 アニメ化もされたライトノベル『ベン・トー』を執筆し、その後大ヒットしたオリジナルアニメ『リコリス・リコイル』の原案を担当したアサウラ氏がシナリオ執筆という触れ込みのとおり、ストーリーは短めながらもしっかり作り込まれている。何度もプレイして明らかになる謎や登場人物の内面も多く、奥が深い。 秋葉原で人間を襲い、吸血するカゲヤシ。そのカゲヤシに対抗すべく組織されたNIRO。ある事件からカゲヤシ化した主人公はNIROのエージェントとして秋葉原を守る為にカゲヤシ達と戦う事になるのだが、そのカゲヤシにも人間との共存を目指す勢力が存在したり、また、NIROも必ずしも正義の組織とは言えない側面を見せていき、事態は混迷していく。 正規ルートでは主人公はNIROともカゲヤシとも袂を分かち、人間とカゲヤシの共存を目指すヒロインの為に戦う道を選ぶ。そして街を守るため、秋葉原市民達と一致団結して最後の決戦に臨む終盤の展開は熱い事この上無い。 正規ルートの終盤戦ではストーリーで出会った脇役や、サブミッションのキャラも主人公に力を貸してくれる。作中の世界観にのめりこんでいればいるほど胸が熱くなる演出となっている。 一方、別ルートでは主人公自らがヒロインを手に掛けると言う鬱展開も用意されていたりと油断ならない構成になっている。 そのルートでは本来主人公と敵対しなくても良いはずのカゲヤシ達も屠っていく事になり、最終的に秋葉原に平穏が戻るとは言え、ヒロインの死、黒幕の一人勝ちと言った結末を辿る為、バッドエンド色が濃いルートとなる。しかし主人公の当初の救出対象だった友人が完全に回復した様子が描かれるのはこのルートだけであり、全く救いが無い訳ではないのが憎い作りである。 主人公も顔無しキャラながら他のキャラに埋没するような事は全く無く、寧ろ本作は全編が彼の見せ場である。 言動や行動は選択肢に委ねられるが、ほぼ毎回ネタ選択肢が混ざるので周回プレイにおける選ぶ楽しみもある。設定が設定なので、時にはネタ選択肢が一番しっくり来る、なんて事も。 以降の作品やアニメ版のような美少女ゲーム・萌えアニメ的要素はあまり多くはないので、ストーリー面に限って言えば多くの人に勧められる。 敵の服をはぎ取る「ストリップアクション」も、単純でこそあるがやり込み次第で一度に多くの敵の服をはぎ取ることができ、なかなか気持ちいい。『MGSPW』の連続CQCをさらに派手にしたような感覚。 服や武器は好きな物を持ち歩くことができる。好きなキャラの見た目を好きな風にいじるだけでもなかなか面白い。 3Dキャラは不評だが、会話時に出てくるキャライラストは普通に出来が良い。ストーリーの良さもあって、男女、敵味方、常識人変態問わず、魅力的なキャラが揃っている。 メインキャラ以外にはイラストの表示は無いが、キャラクター性自体はサブキャラ達も良好。サブミッションの関係者も濃い面々が多い。 中盤のボスキャラである「JKV」はその容姿から人気があり、OPアニメにも登場しているのだが本編中は残念ながらイラストは無い。 秋葉原の再現度はかなり高く、ただ歩いているだけでも本当に秋葉原を歩いているような感じになれる。実在の店舗や企業とのタイアップもあってか、背景の看板はもちろんローディング中には秋葉原に関連する会社や商品の広告(*2)が登場するといった要素もそれを裏付けている(*3)。 例えば「とらのあな」のテーマソングや「カレーパンの歌」といった音楽があったり、現実世界でも問題になっていた絵画商法の勧誘(通称:エウリアン)を模した人物まで登場する。 小ネタが非常に多く、おでん缶やら他ゲームのパロディやら魔法少女、かの「邪神モッコス」のパロディなどもあり、知っていると思わずニヤリとしてしまう。 問題点 ソフト本体の問題 携帯機なのにやたらとローディングが多い。店に入ったり、エリアを移動する度に頻繁にローディングする。ローディング時間も地味に長く、酷い時にはローディング時にフリーズしてしまうことも。 ローディング時に表示されるキャラアイコンを動かさず広告画像を表示しないように設定することで、フリーズの発生確率を下げることはできる。が、あくまでも「下げるだけ」であり、ゼロにはならない。 ロード時間を減らすためのデータインストール機能には対応しているが、インストール後もほとんど恩恵を感じられない。 これは元々本作のインストールデータが小さいため。多くの作品では10~20分程度かかるインストール時間が、本作では5分程度で完了する。 さらにやたらと処理落ちして動きが遅くなったり、酷い時にはロードが間に合わず移動中に突然人や敵が出現することもある。 アクション性の問題 最近のアクションゲームでは大抵付いている、自由に攻撃対象を切り替えられるロックオン機能が無い。基本的に近くの敵に勝手に狙いを定め、攻撃を喰らったりした際にその方向に勝手に振り向く。 「ロックオンできない」アクションゲームは他にも散見されるものの、本作ではそのせいで「攻撃したい相手を攻撃できない」「攻撃したくない相手に攻撃を当ててしまう」「逃げようとしても正面を向けない(向こうと思ってボタンを押すと敵の方向にふり返る)」などといった致命的な欠点に繋がっているため無視できない。思うようにいかず、プレイヤーにストレスを溜めてしまうのである。 特に一般人から服をはぎ取るには、自分から喧嘩を売るか、戦闘に無理矢理巻き込むくらいしか方法が無い。前者は友好度が低めでなければできず、後者もこのシステムのせいでやりにくい。 カメラワークも悪い。 Rボタンを押せば正面を向けるのだが、一部シーンでは効果がない。それどころかメチャクチャにカメラが動き回ってプレイに支障が出る事もある。 攻撃を喰らった際の無敵時間など全くと言っていいほど無い。そのため一度攻撃を喰らうとたちまちボコボコにされてしまう。 大抵のゲームでは無敵判定が生じる起き上がりながらの攻撃も、本作では敵の攻撃を喰らうとあっさり潰されてしまうどころか倒れてる最中にも攻撃が当たってしまう。 さらに酷い時には大勢の敵に身動きもできないままタコ殴りにされ、服が破けてゲームオーバー……などということもよくある。特に本作では1対複数の戦いが多い為、この事象は頻繁に起こる。 攻撃技も若干出しにくく、そして当てにくいものが多い。 威力は高く隙が大きいガード不可能攻撃も、あまりの出しにくさと隙の大きさに1対1では間違いなく決まらない(乱戦時でも攻撃がかすった程度で呆気なく止まる)他、うっかり暴発して隙を作ってしまうこともある。代わりにボコボコにされている時に敵からこの技を正確に当てられることは多く、理不尽感が増している。 習得できる特殊技も、ほとんどが実用性の低い技(隙が大きかったりリーチが短かったりなど)ばかり。ネタとして使う分には悪くないのだが。 このため戦闘は「弱攻撃をひたすら連打し、服が脱げかけたところでストリップアクション」にほぼ固定されてしまい、戦闘の面白みがなくなる。 モーションも全体的に野暮ったい。 特に素手による下段攻撃。普通はローキックのようなものを想像するが、本作ではなんと「体を前に屈めて敵の足元を殴る」というもので、実際見ると結構格好悪い。 さらに、攻撃を喰らって吹っ飛ぶ際も明らかに不自然な動き(空中で犬かきしながら吹っ飛ぶ、と言えば分かりやすい)である。『新宿の狼』や『喧嘩番長』と近似したモーションが多々見られるので、一部使いまわしている疑惑がある。 ビジュアル面の問題 登場キャラはみんな3Dグラフィックなのだが、非常に出来が悪い。 表情は一切変化せず、画質も粗くて脱がせても色気の欠片も感じられない。さらに動作もカクカクしており、まるで一昔前の出来である。 特に主人公は、立ち絵は地味な青年といった感じだがゲーム内ではダルそうな顔をしたツンツンヘアーである。 誰の服を剥いでも、下着はキャラモデルのままで固定。人ごとに違う下着なら良かったのに。 服は自由に着替えられるのなら、下着も自由に着替えられる仕様でもよかったはずだが…。 一応主人公の下着は変更可能なのだが、「主人公が下着になる=ゲームオーバー間近」なので、特に意味はない。次回作では「透明の装備」が追加され、着衣のまま下着を満喫できるようになった。 また、靴も変更できず、カツラなど髪型を変えるアイテムも無いので、コスプレをするにしても女装をするにしても中途半端な恰好になってしまう。 下着の変更をすれば靴も変わるが、性別で種類は固定なのでやはり選択の幅は狭い。 周回プレイ時には主人公のモデルを変更できるようになるが、主人公以外のキャラモデルは移動スピードが遅くて使いにくい。また一部のイベントを除きイベント内容も変わらず、選択肢も台詞も男性対応のままで変化しないので、ほとんど意味がない。 女性キャラにした場合、妹は「お姉ちゃん」と呼んでくれるが、ある条件を満たすと見れる妹エンドでは「お兄ちゃん」に戻っている。さらに装備品の性能も男女差が少なく、細かいところの配慮が行き届いていない。 キャラモデルにはおっさんやおばさんといった使いたくないキャラも追加される。ちなみに作中ではストーリーイベントにより半強制的に女装をするところがある。まずいないと思うが、キャラモデルにおっさん系を選んでしまった時は……。いや、でもそれを選ぶ人なら最初から問題はn(ry 何故かゴンちゃんにキャラモデルを変えることは出来ない。道行くおっさんや高校生にはなれるのに何故? これは妹も同様。レアな服を入手するためには便利なのだが…。 吸血鬼を脱がすと恥ずかしがる事も無く、太陽の光にやられて化け物のような断末魔を上げつつ灰と化して消えていく。 設定上仕方ないとは言え、折角美麗なキャライラストを用意し、設定も様々だというのに、これでは萌えもクソも無い。 その他の問題 ゲームの重要な要素の一つであるカメラ撮影は基本的にいつでもできる。が、撮影対象に近づきすぎると何故か映らない。さらに縦にしての撮影も不可能。 恐らく下着姿の相手を至近距離で撮影できないようにする為の処置だと思われる。 何故かプロローグの会話だけがフルボイス。他は全てボイス無しなのに、何故ここだけフルボイスにしたのだろうか? 後年の開発インタビューによれば無印の時点では冒頭以外はボイスを入れない仕様で確定していたとのこと。 本作はマルチエンディングだが、エンディングに関わる選択肢は終盤しか出ない。そのため周回プレイでも序盤から中盤は全く同じことの繰り返しになり、段々作業ゲーじみてくる。 ただし、序盤からの選択肢の選び方によっては特定エンドへ行くための選択肢の項目が消滅することがある。 「バグワイア」という悪名通り、上記のローディング時にフリーズバグ以外にも様々なバグ・不具合(ジャンプ後着地すると硬直する等)が確認されている。 総評 斬新なコンセプト・再現度の高い秋葉原・高品質なストーリー・キャラクターデザインなど、目を見張る物はある。 しかし、「難だらけの操作性」「色気のないグラフィック」「バグやフリーズが多さ」など、決して無視できない粗も目立つ。 細かな部分までしっかりと作り込まれていたならば、評価はもっと上がっていたはずであり、良作と呼ぶには今一歩惜しい。 とはいえ、リメイク版や続編、アニメ版などでシリーズが展開していった事から、一定の支持を獲得できたのも確かである。 余談 企画段階では、敵に放射線を浴びせて倒すゲームだった。 その後の展開 2012年6月には本作のリメイク『AKIBA S TRIP PLUS』(後述)が発売された。 PLUS発売に前後して電撃マオウにて漫画版も連載された。内容は正規ルートに沿ったもので、オリジナルの描写も加えられている。 主人公は勿論キャラ付けされているが、ネタ選択肢を時折挟みつつも全体的に正統派主人公として描かれている。妹も名前付きで登場。 更に2013年11月には続編の『AKIBA S TRIP2』がPS3、PSV用ソフトとして発売され、PS4とWindowsにも移植された。詳細は当該記事を参照されたし。 2017年からはTVアニメ版も放送開始。舞台は同じ秋葉原だが、ストーリーとキャラクターはアニメオリジナルとなっている。 ハイテンション且つ美少女キャラを前面に押し出した萌えアニメに近い作風であり、アイドル声優を多数起用しつつ各話ごとにその声優ユニットの歌をエンディングテーマにしたりなど、オタクの聖地を舞台とした作品らしくストレートにオタク向けとして制作されている。一方で、ストリップアクションや他作品の様々なパロディ、一部のシリアスなストーリーなど、ゲーム本編に近い作風も取り入れられている。 『1』及び『2』のキャラもモブとして登場している。 ちなみに監督とシリーズ構成は後に『キラッとプリ☆チャン』のアニメ版を手掛ける事になる。モブなど一部のキャラクターが妙に簡単な作画で済ませられている所など作風や芹澤優や三森すずこなどキャストに共通点も見られている。 シリーズ10周年を記念し、『~PLUS』ベースのHDリマスターである『AKIBA S TRIP ファーストメモリー』がPS4とSwitchにて2021年5月20日に発売された。2021年7月21日にはWindows(Steam、GOG)版も発売された(*4)。 尚、リマスター版は原版にあった「実在企業との各種タイアップコンテンツ」が架空のもの(いわゆるパロディもの)に全て差し替えられており(*5)、ローディング中に登場する「秋葉原に関連する会社や商品の広告」はキャラ紹介や地域紹介に差し替えられている(*6)。 しかし、設置物などが高画質化されていない問題や戦闘に支障が出る不具合の多さで評価は高くない。 AKIBA S TRIP PLUS 【あきばずとりっぷ ぷらす】 ジャンル アクション・アドベンチャー 対応機種 プレイステーション・ポータブル 発売元 アクワイア 発売日 2012年6月14日 定価 UMD版 3,990円DL版 3,200円 判定 バカゲー ポイント 改善した箇所は見受けられるが…ストーリーの追加はないバグも所々残る 概要(PLUS) 斬新なアイデアながらも粗削りな部分も多かった無印版のリメイク作。 様々な追加要素がある他、無印版のセーブデータをそのまま引き継ぐ事が出来る。そして引き継げば特典も入手可能。 同年7月25日にアップデートデータの配信が始まった。 下記で述べる大きな問題点は変わらないものの、バグや細かい不具合の改善、ちょっとした新機能(妹に図鑑情報を調べてもらえる(勿論有料)、主人公以外のモデルでも移動スピードが落ちない、など)が追加される為、本作をプレイする場合は忘れず利用しよう。 変更点・改善点 無印では音声付きのイベントはプロローグのみだったが、本作ではメインストーリーを全編に渡ってフルボイス化されている。 また、ストリップアクションを決めた際に脱がされた対象キャラが「恥じらいボイス」を発するようになった。 全てのキャラクターの3Dグラフィックがリファインされ、原画に近いデザインになった。また、キャラクターが喋っているときによく見ると口が動いている。 イベントシーンのカメラワークも変わっており、キャラの顔がよく見えるようになっている。 発売時の2012年の秋葉原を再現。それに伴い一部施設が変更されている。 洋服屋「再建」は別の場所になり、代わりにUFOキャッチャー(後述)がプレイできるゲームセンターになっている。 ロード時間が短縮され、それに伴いローディング中のフリーズも発生しにくくなった。 新アイテム及びサブミッションの追加。 新ミッションではラスボスを凌ぐ強敵が何人も登場する。 但し、受注可能期間が非常に短いものや、発生条件が厳しいものも存在する。自力で新ミッションを網羅するのはなかなか難しい。 サブミッションの後記は無印では淡々としたコメントが殆どだったが、新ミッションはネタに走ったり妙に皮肉の利いたコメントが多くなっている。 衣装の大幅追加。また、無印ではDLCだった衣装も最初から導入されている。 パロディ的衣装や完全にネタに走ったものなど、思わず吹いてしまうような衣装も多数追加された。 ストーリー後半のダブプリのライブシーンは無印ではバックに歌が流れるだけだったが、本作ではフルアニメーションになった。 会話時の妹のバストアップが追加された。イラストがあるにもかかわらず無印では不出来なポリゴンでしか表示されないキャラだったので、大きな改善点である。 また、妹の服装がイラスト同様に学校の制服になっている(無印では私服だった)。らくがき帳の絵も新しく描き直されている。 開発者もサジを投げるという凶悪難易度「ホリックモード」が追加。 冗談抜きで凶悪である。ザコ敵の通常攻撃ですら5桁のダメージを平然と叩き出すので、いくら服の強度を上げても無駄と言う有様。まともに相手をしてはとても生き残れるものではないので「(同様に超強化された)市民達をけしかける」といった戦術が必須。正にホリック(中毒)と呼ぶしかない難易度である。 問題点(PLUS) 相変わらずキャラクターの動きはぎこちない。無印で難のあった操作方法や戦闘はほとんど改善されていない。 ロックオンが相変わらず出来ないのも辛い。新たに追加されたミッションには大量の敵を相手にするものもあるので、無印以上の苦行を強いられる場合も。 アクションは改善されないまま、追加されたホリックモードは看板通りの凶悪難易度。しかも、追加隠し要素解禁に各ルートクリアする必要がある。 只、ホリッククリアの解禁内容が、何故かメインキャラの2Pカラー的な物なので、魅力に乏しいのが救いと言えば救いか。 フルボイス化されているものの、誰も主人公の名前は呼んでくれない。 自由に変更できる主人公の名前を呼ぶのは難しいので、例外(*7)はあれど一般的にはそれが普通である。しかし本作の場合は主人公の名前の部分だけが無言になるので、例えば「私は(主人公の名前)と一緒に」という台詞であれば「私は……と一緒に」というボイスになってしまっている。 台詞の最初に主人公の名前が来ようものならその部分だけをすっ飛ばして発声するのでひたすらおかしい台詞になってしまう。せめて「君」「お前」「彼(彼女)」などと呼ぶようにできなかったのだろうか。 パッと見は良くなったキャラクター像。しかしモブキャラクターは近づいてみると無印同様におかしい。特に店員はほとんど変わってない。 新たに追加されたUFOキャッチャーがあまりにも鬼畜。立体型のUFOキャッチャーなのだが、信じられないことに照準として使えるUFOの影が無い。 そのため目当ての景品を狙いたくても奥行きが掴みにくい。何度もプレイして覚えるしかないのである。そしてUFOキャッチャーのお約束として、ちょっとでもずれてると落としてしまう。 実は見た目とは全くずれた位置に重心があり、景品毎に異なるその"見えない"重心を記憶する必要がある。むしろあえてずらした方がとれるという謎仕様。 さらに言うならあるアクセサリーの入手条件がこの鬼畜なキャッチャーで一回のミスもせずに全ての商品を入手すること。単なるオマケ要素ではあるが。 新コスチュームの入手条件に運が非常に絡むものがある。 特にチアリーダーの衣装は、あるサブミッションで戦うキャラが纏っているのだが、そのミッションで戦う相手は三人中の一人がランダムで選ばれると言うものであり、誰が選ばれるかはゲームスタート時に決まっている。つまりそのキャラが出なかった場合はまた最初からやり直さなければならない。 しかもそのミッションの開始条件は手順が多く、何人もの敵と戦わなければならず面倒。本作はいつでもデータを引き継いでゲームスタート時に戻る事が可能だが、レベルは引き継がれないので手早く進める事もできない。 極めつけには、難易度がヲタク(無印の最高難易度)以上でなければ他でも手に入る別の衣装になってしまう。よってそこに辿り着くのすら一苦労であり、とにかく運と忍耐力とプレイスキルを要される。 無印ほどではないものの、相変わらずバグやフリーズもある。 ライバルキャラである阿倍野優はトゥルーエンドルートでは主人公の行動次第で生死が決まるのだが、死亡したとしてもエンディングでは生存扱いになっている。無印ではそのような事は無かったのだが。 追加ストーリーは無し。 元々ストーリー面の評価は高かったが、せっかくのリメイク作なのだから新規シナリオや本編の追加イベントが欲しかったという声は多い。 総評(PLUS) 無印にあった不満点は大分改良されているものの、相変わらず出来が粗い部分も多い。 しかし改善されたかどうかで言えば間違いなく「された」と言える出来にはなっている。改悪点は皆無なので、「無印か『PLUS』のどちらをプレイすべきか?」なら『PLUS』の一択だろう。 後の『ファーストメモリー』も『PLUS』ベースではあるが、タイアップ関連が差し替えられているため、オリジナルの『AKIBA S TRIP』を完全な形で楽しめるのは本作の特権である。
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AKIBA S TRIP PLUS(アキバズトリップ プラス) AKIBA'S TRIP PLUS(アキバズトリップ プラス)ID+ゲーム名お金最大 プレイヤーモデル 消費アイテム 89 再建 経験値9999999 メイドポイント200 メイド指名権 カゲヤシポイント100 勢力友好度 高速移動 モーション高速化(○押し=高速化 R+○=さらに高速化) 無敵 月面ジャンプ(L+上=on L+下=off) 難易度開放 妹変更可能 最初から女装、男装可能 ローアングル撮影有効 インナー変更有効 煽り視点、俯瞰視点 ショップ大量陳列 宝くじ任意の等が必ず当たる ID+ゲーム名 _S NPJH-50563 _G AIKIBA S TRIP PLUS v1.01用は+2500hしたものです*利かない場合があります。 お金最大 _C0 Money Max _L 0x202B9AC0 0x0098967F v1.01用 _L 0x202BBFC0 0x0098967F プレイヤーモデル _C0 Player Model Complete _L 0x202B8DF4 0x01010101 _L 0x002B8DF8 0x00000001 _L 0x002B8E01 0x00000001 _L 0x202B8E04 0x01010101 _L 0x202B8E08 0x01010101 _L 0x002B8E0C 0x00000001 消費アイテム 89 _C0 Item 89 _L 0x802CCA5C 0x002D0001 _L 0x00000059 0x00000000 _L 0x802CCA9B 0x00110001 _L 0x00000059 0x00000000 ※重要アイテムのシンディとシークレットライブチケットまで出現するため、一部イベントがスキップされてしまう 再建 _C0 saiken _L 0x402B8D60 0x000C0001 _L 0xFFFFFFFF 0x00000000 v1.01用 _L 0x402BB260 0x000C0001 _L 0xFFFFFFFF 0x00000000 経験値9999999 _C0 EXP 9999999 _L 0x202B9AC4 0x0098967F v1.01用 _L 0x202BBFC4 0x0098967F メイドポイント200 _C0 Meid Pint 200 _L 0x002B9608 0x000000C8 v1.01用 _L 0x002BBB08 0x000000C8 メイド指名権 _C0 Maid Nomination _L 0x002B969C 0x00000001 v1.01用 _L 0x002BBB9C 0x00000001 カゲヤシポイント100 v1.01用 _L 0x002BDC08 0x00000064 勢力友好度 _C0 FRIENDSHIP XX _L 0x802B9AA0 0x00040004 _L 0x000000xx 0x00000000 v1.01用 _L 0x802BBFA0 0x00040004 _L 0x000000xx 0x00000000 v1.01用 個別 NIRO _L 0x002BBFA0 0x000000XX AKIBA _L 0x002BBFA4 0x000000XX KAGEYASI _L 0x002BBFA8 0x000000XX ???不明 _L 0x002BBFAC 0x000000XX xx = 00(0)~64(100) 高速移動 _C0 MOVE SPEED _L 0x2000F920 0xC7AC0018 _L 0xD0000000 0x10000100 _L 0x2000F920 0x0A200400 _L 0x20001000 0xC7AC0018 _L 0x20001004 0x3C043E00 _L 0x20001008 0x4484E000 _L 0x2000100C 0x0A203E49 _L 0x20001010 0x461C6301 Lトリガ押下時有効 モーション高速化(○押し=高速化 R+○=さらに高速化) _C0 MOVE SPEED _L 0x20001484 0x00000000 _L 0x20001488 0x00000000 _L 0xD0000001 0x10002000 _L 0x20001484 0x460D6300 _L 0x20001488 0x00000000 _L 0xD0000001 0x10002200 _L 0x20001484 0x460D6300 _L 0x20001488 0x460D6300 _L 0x2000EE04 0x0A200520 _L 0x20001480 0x460D6300 _L 0x2000148C 0x0A203B82 無敵 _C0 MUTEKI _L 0xD0000002 0x10000201 _L 0x611D54B8 0x00000081 _L 0x00000002 0x00000009 _L 0x200000AC 0x00000000 _L 0xD0000002 0x10004200 _L 0x611D54B8 0x00000001 _L 0x00000002 0x00000009 _L 0x200000AC 0x00000000 R+セレクト=無敵 臨戦態勢 R+X=無敵解除 臨戦態勢 月面ジャンプ(L+上=on L+下=off) _C0 Moon jump(L+up=on L+down=off) _L 0xD0000001 0x10000140 _L 0x20039D58 0x3C043E4C _L 0x20039D70 0x3C043C23 _L 0xD0000001 0x10000110 _L 0x20039D58 0x3C043D00 _L 0x20039D70 0x3C043B00 難易度開放 _C0 HOLIC OPEN _L 0x002B8DFE 0x00000001 _L 0x002B8E07 0x00000001 妹変更可能 _C0 IMOUTO _L 0x002B8E01 0x00000001 v1.01用 _L 0x002BB301 0x00000001 最初から女装、男装可能 _C0 JOSO DANSO _L 0x002B8DFF 0x00000001 _L 0x002B8E00 0x00000001 v1.01用 _L 0x002BB2FF 0x00000001 _L 0x002BB300 0x00000001 ローアングル撮影有効 _C0 LOW ANGLE _L 0x002B8DF0 0x00000001 v1.01用 _L 0x002BB2F0 0x00000001 インナー変更有効 _C0 INNER _L 0x002B8DFD 0x00000001 v1.01用 _L 0x002BB2FD 0x00000001 煽り視点、俯瞰視点 _C0 AORI FUKAN _L 0xD0000000 0x10000140 _L 0x202079A4 0x3F800000 _L 0xD0000000 0x10000110 _L 0x202079A4 0xC0000000 _L 0xD0000000 0x10000120 _L 0x202079A8 0x3EA00000 _L 0xD0000001 0x10000180 _L 0x202079A4 0x00000000 _L 0x202079A8 0x3F800000 _L 0x200480DC 0x00000000 _L 0x20162C5C 0x10000014 _L 0x20218B8C 0x3EE00000 L+下=煽り視点 L+上=俯瞰視点 L+右=プレイヤーをクローズアップ L+左=通常視点 ※マップ切り替え時は通常視点に戻しておかないとキャラの表示がおかしくなる ショップ大量陳列 _C0 SHINAMONO TAKUSAN _L 0x200D704C 0x2A640010 _L 0x200D7050 0x1480FF7E _L 0xD0000001 0x10000200 _L 0x200D704C 0x3C040002 _L 0x200D7050 0x1493FF7E R押したまま「買う」を選ぶ 宝くじ任意の等が必ず当たる _C0 _L 0x2009D0C0 0x0A2274xx v1.01用 _L 0x2009F5C0 0x0A2274xx xx= 32 1等 38 2等 40 3等 44 4等 48 5等 【PSP】AKIBA STRIP(アキバストリップ) http //kohada.2ch.net/test/read.cgi/gameurawaza/1305775903/
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AKIBA S TRIP その他 コメント アクワイアより2011年5月19日に発売されたプレイステーション・ポータブル用ゲーム。当初の発売予定日は2011年4月14日だったが、5月19日に延期になった。 その他 ラティアス:妹 その名のとおり コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 草案 クチート:有紗・アホカイネン ポニーテールなので オシャマリ:北田瀬那 分類名「アイドルポケモン」から アシマリ:北田舞那 -- (ユリス) 2017-07-20 21 59 22 え~と、瑠衣はブラッキーかエーフィで、優がクロバット、マスターがムーランドかエビワラー、妖主がムウマージが良いのでは? すみません、うざくて。で、主人公がラティオス、かイーブイ。ノブくんがポリゴンZ、サラさんがロズレイド、ヤタベさんはジーランスかと。 とりあえず、理由は瑠衣はミステリアスな感じで。 優は優らしい最高のパートナー マスターは打撃(素手)でエビワラーに。ムーランドは歳でw 妖主は見た目と同じように。 主人公はまぁ、ノーマルな感じでイーブイ。 ラティオスは本家同様兄妹繋がり。 ノブくんは、二次元繋がり サラさんは、メイド喫茶エディン『バラ』ということで。 ヤタベさんは見た目ですね。 すみません。こんな理由で。 -- (ヒストリー) 2014-02-15 00 33 27 ↓反映させました。 -- (管理人) 2013-01-02 11 48 06 秋葉原が舞台なのでタイプはゴースト・でんきが良いと思います。 -- (名無しさん) 2013-01-02 09 41 46
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DMM GAMES、『AKIBA S TRIP Festa!』をスマホアプリとPCブラウザタイトルとして同時リリース | gamebiz - SocialGameInfo ビキニ姿のキャンペーンガールが『AKIBA S TRIP Festa! 』コラボカフェのチラシ配りを実施…DMMゲームズ発表 | gamebiz - SocialGameInfo DMM GAMES、『アキバズトリップ フェスタ!』で「アキバ祭り」を開催 ぶるまずとりっぷ「ベル編」&「真白編」なども実施 | gamebiz - SocialGameInfo アクワイアとDMM GAMES、『AKIBA S TRIP Festa!(アキバズトリップ フェスタ!)』を4月18日にサービス開始決定! | gamebiz - SocialGameInfo 異色の脱衣アクションADV、PS4/Switch「AKIBA S TRIP ファーストメモリー」本日発売! - GAME Watch 『アキバズトリップ』10周年記念のHDリマスター作がPS4、switch向けに2021年5月20日発売決定! - ファミ通.com DMM GAMES×アクワイア「アキバズトリップ フェスタ! 」イベント「アキバ祭り」を開催! - PR TIMES Windows版「AKIBA’S TRIP2+A」 本日(2017年4月21日)より DMM.com にて配信開始! - PR TIMES 【新作】萌え尽きること必至の3D脱衣系RPG『アキバズトリップ フェスタ!』 | スマホゲーム情報ならファミ通App - ファミ通App 「AKIBA S TRIP Festa!」の正式サービスが本日スタート。「アキバストーン」が毎日もらえるなどの各種イベント&キャンペーンも - 4Gamer.net 脱衣RTS『AKIBA S TRIP Festa!』サービス開始!脱衣格闘大会がついに開幕 (2017年4月18日) - エキサイトニュース Windows版「AKIBA’S TRIP2+A」 配信日が2017年4月21日に決定! 期間限定で購入者に「AKIBA S TRIP Festa!」で使用できるアキバストーンを5個プレゼント! - PR TIMES アクワイア&DMM GAMESが贈る 新作PCブラウザ&スマホアプリゲーム「アキバズトリップフェスタ! 」 2017年4月18日正式サービス開始決定! - PR TIMES 謎の少女の正体は……!? あのゲーム業界マンガとコラボも!『AKIBA S TRIP -THE ANIMATION-』第12話レビュー (2017年3月24日) - エキサイトニュース TVアニメ「AKIBA’S TRIP -THE ANIMATION-」、最終話に小島みなみ、紗倉まながゲス… - アキバ総研 「AKIBA S TRIP -THE ANIMATION-」最終回に本人役で出演 声優初体験の小島みなみ&紗倉まなが実感したプロのすごさ - アニメハック DMM GAMES新作PCブラウザ&スマホアプリゲーム「アキバズトリップ フェスタ! 」 リリース配信間近!配信遅延お詫びのアイテムゲットガチャを開催! - PR TIMES AKIBA S TRIP -THE ANIMATION- 作品情報 - アニメハック - アニメハック 『AKIBA’S TRIP』EDプロジェクト、第6弾は中川翔子さん熱唱! なんとレディビアードさんも客演で参加 - アニメイトタイムズ 『AKIBA’S TRIP』EDプロジェクト、第3話は「イヤホンズ」が歌唱! アキバワード満載の歌詞にも注目 - アニメイトタイムズ 声優・高橋李依さん、TVアニメ『AKIBA’S TRIP』への想いをアツいトークでアピール! - アニメイトタイムズ 「AKIBA S TRIP2+A」が2017年1月5日に発売。PS4「AKIBA S TRIP2」にアニメキャラクターの衣装や特典を加えた特別版 - 4Gamer.net Android/PC「AKIBA S TRIP Festa!」6人目のヒロイン「黒原硝」が発表!禁断の透視モードや人気投票企画も|ゲーム情報サイト Gamer - Gamer [TGS 2016]あのAKIBA S TRIPシリーズがアニメ化。DMM GAMESブースにて「AKIBA S TRIP -THE ANIMATION-」が発表 - 4Gamer.net 新作PCブラウザ&スマホ向けアプリゲーム「AKIBA’S TRIP Festa! 」の事前登録を開始さらに、「いちゃラブ体験版」の配信、コラボレーションカフェも同時オープン - PR TIMES 「AKIBA S TRIP」シリーズ最新作、DMM「AKIBA S TRIP Festa!」発表! 「ストリップアクション」が体験できるコラボカフェも本日オープン - GAME Watch シリーズ最新作「AKIBA S TRIP Festa!」制作発表会が開催。本日スタートした事前登録を行うと「いちゃラブ体験版」がプレイできる - 4Gamer.net シリーズ最新作『AKIBA S TRIP Festa!』がDMM GAMESより配信決定! 9月12日より事前登録が開始 - ファミ通.com あの「AKIBA S TRIP2」のPC版がSteamに登場。秋葉原の街並みと魅惑の脱衣技「ストリップアクション」を世界に披露 - 4Gamer.net 全107曲の大ボリューム! 『AKIBA S TRIP』シリーズのサントラCD『AKIBA S TRIP 1&2 SOUND STRIP』が本日発売! - ファミ通.com 「AKIBA S TRIP」シリーズのBGMやゲーム内で使用されたボーカル曲など全107曲が完全収録されたサウンドトラックが4月22日に発売|ゲーム情報サイト Gamer - Gamer 『AKIBA S TRIP 2(アキバズトリップ 2)』×秋葉原情報マガジン“ラジ館”共同イベントがスタート - ファミ通.com 「AKIBA S TRIP PLUS」のアップデートデータ“バージョン1.01”の配信がスタート。新たに,妹が図鑑情報を教えてくれるほか,各種不具合が修正 - 4Gamer.net 「AKIBA S TRIP PLUS」,コミック「空想科学X」「真田ハート ブレイド」とのタイアップ武器や衣装を公開。「キャラクタームービー」第1弾“人間編”も登場 - 4Gamer.net PSP「AKIBA’S TRIP PLUS」新要素に2012年の秋葉原-駅前に変化 - アキバ経済新聞 『AKIBA’S TRIP(アキバズトリップ)』あの話題作がパワーアップして登場【映像配信】 - ファミ通.com 【アキバックス】PSPゲーム『AKIBA S TRIP』実際の場所と比較してきた! 駅前は工事中?(後編) | ガジェット通信 GetNews - ガジェット通信
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AKIBA S TRIP part69-209~227、229~233、235~246、262~272、313~321 part71-289~291 209 ゲーム好き名無しさん 2016/05/23(月) 04 55 19.87 ID nnztsy+k0 リストにあったPSPのAkiba S Tripいきます。 追加要素を加えたアキトリPLUSもでてるけど基本ストーリーは同一だよ。 210 AKIBA S TRIP 2016/05/23(月) 04 56 17.06 ID nnztsy+k0 秋葉原。 戦後の高度経済成長時代から現代に至るまで 常に時代の最先端で、人々の欲望を満たし、また生み出してきた特異な地域。 そんな秋葉原に、いくつもの噂が…。 「美男美女によるオタク狩りが行われている」 「あの老舗のメイド喫茶には裏メニューが存在し、注文すると…何か凄いサービスがある」 「どこかに非公式なバイトを斡旋する男がいる」 「どんな情報でも入手する凄腕のハッカー集団がいるが金以外の特殊なものが依頼に必要」 「夜になると人を襲い血を吸う奴らがいる」 どれも総じて嘘っぽく、しかしどこか嘘だと言い切れない…そんな噂の数々。 人々は冗談半分にその話をささやいていた。 主人公は大学受験の失敗をきっかけに予備校の友人と共に秋葉原に繰り出す日々、 そんなある夜、友人から一本の電話が入った。 「聞こえるか?今おれはアキバで…あの噂は…いや、それより俺のPCを…」 「PCのDドライブを消し…!!」 それだけを言い残して電話は切れた。そして友人は失踪した。 主人公は安否確認という理由を付けて友人のPCを物色し、内部に 黒髪で白い肌がまぶしい 人とは思えない 美しさの少女の写真を発見する。 友人の消息を探るため、写真の背景である秋葉原の裏路地へ向かった。 211 ゲーム好き名無しさん 2016/05/23(月) 04 56 45.59 ID nnztsy+k0 路地裏での捜索中、主人公は優という名の謎のパンクロッカーにボコボコにされる。 優「悪いな。人間にちょうどいい手加減なんてできなくてな。お前友人を探してたんだっけ? そうだな。最近ここで吸血したといえば一人だけだな」 そういって優が「吸い殻」として指し示した路地裏のゴミ置き場にパンツ一丁の友人がいた。 ずいぶん衰弱しているようだがまだ生きているようだ。 今はそれよりも人間とは思えない力でボコられた主人公の方がやばい。 優は主人公も手にかけようとしたところで、止めに入る者が現れた。 瑠衣と名乗るその人物はあの写真の美少女であり、優と顔見知り(妹?)らしい。 主人公を吸血しようとする優、もう吸血は十分なので無意味な暴力を止めようとする瑠衣。 だが主人公が立ち上がってしまったので逃げられるよりはとトドメの一撃を見舞う優。 優「こりゃ血を吸っても意味ねえな。人間はな、俺達と違ってこのぐらいでも死ぬんだよ」 「俺は帰るわ。瑠衣、そいつの死体をもう一人の体に重ねておいておけ、両者のケンカの相打ちに見えるだろう」 「なんせ最近の秋葉原はやたらと物騒だからな。俺たちのおかげで。ハハハっ」 パンツ一丁で倒れている友人と主人公の体を重ねて放置されたら発見時に違う誤解も受けそうだが かまわず非道な命令をして去る優。泣き伏せる瑠衣。 しかし主人公にまだ息があることに瑠衣は気付いた。このまま死なせてしまうよりはと彼女はある決意をする。 瑠衣「人間なら…死ぬ。けど…私達なら…」 212 ゲーム好き名無しさん 2016/05/23(月) 04 57 07.23 ID nnztsy+k0 そして主人公達の仲間である「秋葉原自警団」の面々が現れた。 主人公を手伝うために探し歩いていた自警団たちは、倒れている主人公と瑠衣を発見するが彼女は逃げ去ってしまった。 自警団は衰弱しているパンツ一丁の友人と、周りに血が飛び散っているが「外傷一つない」主人公を発見する。 自警団たちは二人を病院へ運ぼうとするが、その後ろからまた違う女性が現れた。 ???「その人物の身柄はこちらで預からせていただきます」 次に目が覚めた主人公は、自分が牢獄のような部屋にパンツ一丁で縛り付けられていることに気付いた。 そこへ二人の人間が現れる。一人は瀬嶋隆二という中年の男性、もう一人は主人公を回収した御堂聡子という美女。 二人は主人公にさまざまな内容を説明する。 主人公が優に負わされた怪我は致命傷であったが、あれからたった一日で何もせず全快していること。 主人公の肉体は「カゲヤシ」という人間とは異なる存在に変質させられたこと。 秋葉原に流れてる人を襲う吸血鬼の噂は真実でありそれこそがカゲヤシと呼ばれる人とは異なる生物であること。 陰妖子(カゲヤシ)は昔から日本に存在するれっきとした生物種であり、ずっと歴史の陰に生きてきたという。 カゲヤシはある弱点を除けば人を超越した身体能力を持っており、 そしてカゲヤシの血を飲んだ人間はカゲヤシとほぼ同等の性質を持つ存在にしばらくの間になること。 カゲヤシは人の血を吸わねば生きていけないが、血を吸われた人間はあらゆる意欲を無くして強い倦怠感に襲われ 太陽光を嫌う引きこもりになってしまうのである。 カゲヤシは最近は秋葉原で必要以上に吸血にはげみ、ニートを増やす「引きこもり化計画」を実施していた。 将来の重要な働き手となる若者を引きこもりにして社会に打撃を与え、代わりに同胞を送り込むことで日本の支配を狙っているらしい。 二人が所属しているNIRO(ナイロ)という組織はカゲヤシに対抗するためにあることなどなど。 NIROは特殊な技術を使ってカゲヤシ狩りをしているが、主人公に手を貸して欲しいと尋ねた。 経緯はわからないが主人公はカゲヤシの血を飲み、非常に強いカゲヤシの肉体を持つことになってしまった。 その力でNIROに手を貸して欲しい、働き次第で報酬も出すという。 君の体はもうカゲヤシ化してるんだけど、断ったら判ってるよね…?という脅しを隠さない瀬嶋と、 あなたの友人のようなカゲヤシの被害者をもう増やしたくない協力してと下手にでる御堂のダブル説得。 選択肢次第では実際に処刑されたりもするが主人公は取引に応じることにした。 ひとまず家に帰って明朝に話を聞くことにする。 瀬嶋「太陽光の下では気をつけたまえ。もう君はカゲヤシなのだ。 顔や手足の先端くらいなら問題ないがもしも全裸になれば君は灰となって消えてしまうだろう」 213 ゲーム好き名無しさん 2016/05/23(月) 04 57 28.87 ID nnztsy+k0 翌朝、秋葉原駅前に立つ主人公。日差しが妙に体に痛い。御堂聡子からメールが届いた。 聡子は秋葉原自警団の秘密基地にお邪魔させてもらっているという。 主人公は自分のスマホを見直した。カメラで周囲を撮影したり、ぽつり。(作中世界でメジャーなSNS)を確認したりした後に秘密基地に向かった。 秘密基地内で聡子と話す主人公。基本的に聡子が主人公にNIROとしての業務を伝える役割をするらしい。 そして聡子に自警団の四人を紹介する。 ・ヤタベ 秋葉原老舗のジャンク屋で昔の電気街時代からずっと続けているため秋葉原では顔が広い。 面倒見のいい初老の男性で皆を見守る存在。機械やジャンク機器についての造詣も深い。 ・ゴン デブのカメラヲタと聞いて想像するイメージそのままの外見の男。 アキバ系アイドルを撮影する事に命をかけるが、法律や反社会的行為(盗撮やマナー違反など)は決してしない。 よく創作作品でいる「差別されがちなオタクだけど根は善人ですキャラ」 ・ノブ 恋愛対象はモニターの向こうの存在だけ、と言い切る二次オタ。ただし外見は良いいわゆる残念なイケメン。 主人公やその友人ともよくオタ談義をする男。 ・サラ 正統派メイドカフェ「エディンバラ」メイド長。年齢も正体も不肖な謎の美少女メイド。 秋葉原のメイド界ではカリスマらしくお客様の要望に合わせたメイドをご紹介したり後進の育成もしたりする。 なぜこんなべっぴんさんが自警団に加わっているのかがよくわからない。 メイドとしての能力も信念も一級品でありいかなるご主人様の要望にも完璧に答えるが その要望次第では後で莫大な額の請求書が届く事になる。 この四人に主人公たちを加えたのが「秋葉原自警団」である。 といっても秋葉原が好きだから自警団しているよというわけであり、やっている活動も、 観光客に秋葉原を案内したりヤバいお店への注意喚起したり、ボランティアで街のゴミ拾いをしたりとか、 独自のツテやコネを活用して秋葉原で困った人の問題解決を手伝ったりする程度である。 アキバ周辺の住民やぽつり。などで細々と噂になってるくらいの知名度でしかない。 自警団アジトもヤタベの店の一部をメンバーが好き勝手にいじっているだけである。 214 ゲーム好き名無しさん 2016/05/23(月) 04 57 54.88 ID nnztsy+k0 そして秋葉原駅前に戻った主人公と聡子をカゲヤシの集団が襲う…が聡子が返り討ちにする。 これが今の秋葉原の日常だという。単なるケンカやオタク狩りに見せて(NIROがそう情報操作してるのもあるが) ひたすら街中でNIROとカゲヤシたちが戦い続けているのだ。 そして聡子は主人公にもカゲヤシを倒す技術を身につけさせるためにある場所へと連れて行く。 秋葉原のとある場所、フリータイム3800円とか書いてある妙にきらびやかなビルの屋上にその人はいる。 「師匠」と呼ばれているその女性はカゲヤシ打倒に有効なある特殊な技術を極めており、 その技術を求めて訪れるNIROのエージェントたちに伝授していた。 といっても師匠にとってはその技術は戦闘ではなくあくまで自分の欲望を満たすためだけの技なのだが。 師匠は自分の技(テク)で人々を老若男女問わず好き放題にむさぼり、伝授を受けたNIROエージェントも何人かは彼女の奴隷となるほどであった。 聡子は主人公にもその技を教えるよう頼むが、師匠はその代わりに聡子を「いつものように」自分の慰みものにすることを求める。 聡子の尊い犠牲のもとに主人公は「脱衣」の技を習得するのであった。 ・脱衣 例えるならば武術や格闘技が一番近い…ような…気がする…拳や武器で敵を攻撃する技である。 攻撃を受けた相手の肉体はほとんどダメージを受けないが、着ている服にダメージが蓄積されていくのである。 といっても服の布地が傷むのではなく「着こなし」が崩れていくのである。(未熟な者の脱衣攻撃を受けると服が破れることもある) つまりどう見てもパンチなどで殴っているように見えるのだが受けた相手はまったく怪我をせずに 徐々にボタンが外れズボンがずり下がりスカートがゆるく…となっていき、 さらに攻撃を受けると服がそのまま剥ぎ取られてしまうという妙技である。 これは本来は師匠がいかなる相手でも脱がせてその次のステップへ進むために編み出した技に過ぎないのだが…。 カゲヤシは強靭な肉体と尋常ではない治癒能力を持ち、銃で蜂の巣にしてもその場で再生してしまう。 しかし日光を受けると全身が焼け落ちてしまうのが弱点であった。 とはいえ再生力が高いので首から上だけ、手足の先だけというように 日光を浴びている部分が少なければ焼けるよりも再生能力が勝るため普通に行動できる。 しかし脱衣を使って日光の下で全裸にしてしまえば焼け死ぬしかない。 脱衣による戦いを身につけるまでのNIROは一人のカゲヤシに重火器や手榴弾を活用してようやく倒していたそうだが 現代日本の市街地では到底できない戦い方であるため、実質的に脱衣のみがカゲヤシに唯一有効な対処法である。 師匠「そんなことはどうでもいいのよ。役に立つ、相手を倒す、NIROとか、カゲヤシとか。 ぜーんぶどうでもいいの。私はただ脱がしたい相手を脱がすだけ。いい?重要なのは、相手を脱がしたいという衝動。 相手を剥いて、その秘めし柔肌をあらわにしてやろうっていう欲情。それが一番重要よ。あなたにはそれがある? 見ず知らずの人の服を無理やりに、力ずくで、ひん剥きたいという衝動が」 主人公は師匠の教えを受け、師匠の奴隷を一人実験台にして見事に脱衣の技を習得した! 師匠「いい?華麗に、すばやく、何が何でも。それを心がけなさい。そして何より相手を脱がしたいという衝動を常に胸に宿し続けなさい」 頬を染めてよろよろと戻ってきた聡子と共に主人公は秋葉原に帰る。 215 ゲーム好き名無しさん 2016/05/23(月) 04 58 12.84 ID nnztsy+k0 秋葉原自警団のアジトに戻った主人公に聡子は「カゲヤシ判別機ミラースナップ」を渡す。 厳密にはカメラ部分に特殊な機構を仕込んだスマホで主人公のスマホのデータをそのまま移植して使うことになる。 スマホで写真を撮ると、その対象がカゲヤシであればそいつだけ写真に写らないという機能がある。 そしてアジトのすぐそばの通りにカゲヤシが何人も侵入していることが判明しており ミラースナップのテストと主人公の能力の試験をかねて討伐命令が主人公に下った。 ためしに撮影すると確かに写真に映らない者が何人かいてそのまま戦闘に入る。 ちなみに戦闘中に周囲にいる部外者については、戦闘中の敵の仲間だった場合はそのまま敵に加勢し、 中立や無関係な人間の場合はケンカを見て逃げるか、はやし立てるか写メ撮るかなどの行動を取る。 そのまま部外者を殴った場合も敵に回ったり色々な行動を取るので龍がナントカとかオープンワールドゲーのように乱戦になることもある。 ともあれ主人公は裏通りのカゲヤシを殲滅し、自警団のメンバーに危険が及ぶのを防いだ。 ここからはメインのミッションと平行してサブミッションを受けられる。 秋葉原の裏路地にいる仲介屋を通して依頼者の目的を叶えて金やアイテムを貰う。 秋葉原自警団としてトラブルの解決に尽力したり怪しい人物の頼みを果たしたりする。 暗躍するカゲヤシたちを殲滅したり、限定イベントグッズの行列で暴れるオタクどもを脱がしたりする主人公。 脱衣を普通の人間に使っても服を脱がせるだけなのだが、 「メイドをしつこくナンパしていたら秋葉原自警団の兄ちゃんが現れ、そいつに殴られたと思ったら全裸になっていたでござる」 「『物売るってレベルじゃねーぞ』などと行列で大騒ぎする暴徒たちを片っ端から脱がせたら騒ぐ気力がなくなって帰ったでござる」 というように怪我を負わせずに服を脱がせるという能力はむしろトラブル解決に役立てることもできるのだった。 あまり詳細に書ききれないのだが、今後の伏線になるような意味深な話があったり、 秋葉原の住民のアホな欲望をかなえるために付き合ったり、 裏で活動するカゲヤシと戦うこともあるのだが、そのカゲヤシが任務そっちのけでアキバ文化にハマっていて手伝うことになったりと さまざまな経験をしていく。これを繰り返すことでプレイヤーに秋葉原の街や人々に感情移入を促して街を守りたいと思わせる構成である。 216 ゲーム好き名無しさん 2016/05/23(月) 04 58 35.97 ID nnztsy+k0 いよいよ主人公に本格的な指令が下る。ターゲットは阿倍野優。かつて主人公や友人を苦しめた因縁の強敵である。 どうやらカゲヤシたちの幹部的な存在らしく、すぐに居所はつかめないのだがまずは彼の直接の手下を潰していき 優をおびき出してしとめる作戦らしい。 優は秋葉原ではロックバンドのボーカルとして活動しており、手下もみなバンドマンであった。 手下を一掃したところでいよいよ優本人の所在を掴む。 UDX…ではなくUD+に優がいるというNIROの情報により向かってみたがさっぱり優が見つからない。 警戒して潜伏していると判断して手下のバンドマンの服で変装すると引っかかって優が現れる。 優「アネキどもは俺ばかり使いやがる…瑠衣は働かねえし…おうお前はどうだ?」 最初はマジで主人公に気づかなかったが結局戦闘になる。 かつて主人公をボコボコにした優も同じカゲヤシの肉体という条件で一対一での戦闘では主人公に軍配が上がった。 しかしさすが幹部だけあって優は全裸にされてもすぐには灰にならない。 そこへ瀬嶋と聡子があらわれてとどめを刺そうとする。 優「今まで数で押して来たのにいきなりコイツ(主人公)一人で挑んできたのはおかしいと思ったぜ。コイツは捨て駒だったのか」 ここで優は主人公に声をかける。かつては敵対しても今の主人公はれっきとしたカゲヤシ。 既にNIROに捨て駒として扱われているのにこのまま奴らに使われていいのか? 優は主人公に見逃してくれるように頼む。 はい →いいえ 主人公に拒絶された優は結局自力で逃げ切ってしまった。 現れた瀬嶋を主人公は問い詰める。しかし瀬嶋は主人公を捨て駒として使ったと臆面もなく答える。 たとえ強い力を持っているとはいえ、いや強いからこそカゲヤシである主人公を信頼するつもりは瀬嶋にはないようだ。 聡子は主人公の気持ちを理解してフォローをするも瀬嶋に逆らうことはしない。 このまま主人公はNIROで活動してもよいのだろうか? 217 AKIBA S TRIPつづき 2016/05/23(月) 15 18 33.70 ID 3PIZ2FYN0 ぽつり。で人々がさまざまな話題を語っている。 最近ますます秋葉原の治安が悪化していること。オタク狩りが頻繁になっていることだけでなく最近はオヤジ狩りも増えている。 なんでも女子高生がオヤジを誘ってそのまま狩られる事案が増えていること、 カフェエディンバラのサラさんは芸能界から誘いが来まくっているが全部拒否してメイドとして活動を続けていること、 最近の秋葉原は電気街でもオタク文化の街でもなくオフィス街になっていること。 (交通の便が発達してオフィスとして活用しやすくなり、その影響でテナント料が上がってサブカルのお店が生きていけなくなったらしい) それらを見ていると主人公にサラからのメールが来た。中央通りでオタクたちが暴徒になって暴れているらしい。 「ITうぃっちまりあ 抱き枕&おっぱいマウスパッド限定セット」を予約特典としていた店が 発注数を間違えてしまい予約した人々への数がいきわたらないと炎上していた。 そしてその数日後に「実は店が隠していてプレミアを付けて販売する」という噂が流れる。 聞きつけた予約したオタクたちが暴徒となって店の前で大騒ぎしていた。 店長の知り合いであるヤタベが確認したがそんな事実はなく店には限定セットはない。 今にも店を破壊しかねないほどの大騒ぎ、すでにネットのニュースサイトで話題になり このままでは警察やメジャーマスコミが介入してますます秋葉原やオタクのイメージダウンになるのは必至と苦悩するゴン。なぜかこの場にいないノブ。 秋葉原自警団としてはそれは避けたいところだが、サラがあることに気づいた。オタクたちは特定の人々に煽られて暴徒化していることに。 しかもヤタベがコピーして作ったカゲヤシ判別機ではそいつらは全てカゲヤシであった。 カゲヤシが故意に煽動して騒動を起こしていると判断した自警団はNIROに連絡しつつも 主人公がカゲヤシを掃討、他のメンバーは混乱の収拾にあたった。 どうにか暴動を収めるとノブが現れる。なんとノブは予約して手に入らず暴動に加わっていた側だったらしい。 そして暴動を煽動していた人々の中にあの少女を見たとノブが告げた。 かつて路地裏で主人公を介抱していた瑠衣がカゲヤシに指示をしていたらしい。 それを聞いて主人公が探すと、たしかに瑠衣と仲間の少女、鈴を発見する。 暴動で騒ぎを起こしている間に吸血対象を確保する計画を瑠衣の姉達が立てて、実行役として瑠衣と鈴が手下に煽動をさせていた。 しかし瑠衣たちはそれで人間が犠牲になるのは忍びなく、失敗してほしかったらしい。 主人公達の活躍で沈静化したことに安堵しつつも二人の少女は主人公に気づいて逃げさった。 218 ゲーム好き名無しさん 2016/05/23(月) 15 19 19.31 ID 3PIZ2FYN0 芳林公園まで瑠衣と鈴を追跡した主人公、問答無用で戦闘に入るが、軽く太刀合わせをした後に 主人公と瑠衣は話しあう。瑠衣はただ主人公に死んで欲しくなくて自分の血を飲ませただけだった。 強力なカゲヤシである瑠衣の血を飲んだ者は同じく強靭なカゲヤシとなるが、それでも時間経過でいつかは血が抜けて普通の人間に戻る。 助けたのに主人公はNIROに与して自分達を襲うのか、そこまで友人を引きこもりにされた恨みがあるのかと瑠衣は問い詰める。 主人公はそれに返答しようとするが、自警団や聡子が乱入してきたため瑠衣と鈴は逃走する。 聡子によれば二人は文月瑠衣と森泉鈴、阿倍野優に次ぐ危険なカゲヤシらしい。 「普通の」カゲヤシの血を飲んだ人間は、多少力は付くがカゲヤシそのものには強さは及ばない、 それををフォローする脱衣の技術も主人公はまだ覚えたばかり。深追いはするなと主人公に釘を刺す聡子。 自警団の連中は主人公を気遣いながらも美少女二人といっしょにいたことを冷やかす。 ヤタベ「なかなか美人だったからねえ。主人公くんも気になってたのかな?」 ゴン「ちょっとコスプレしたらファン付きそうだったねえ。でも今のアキバはダブプリの天下だからなあ」 ノブ「そういえばあの黒髪の子、路地裏でお前にキスしてた子だろ?俺も中学の時初めて攻略したエロゲのキャラは忘れられないもんなあ」 サラ「その頃のノブさんは未成年だったのでは?」 ひとまず帰る主人公たち。 そしてまた依頼を受ける主人公。秋葉原で今人気No1のアキバ系アイドル「ダブプリ」が今オフでUD+にいるという情報を掴んだ依頼者が 代わりに一枚でいいから写真を撮ってきてほしいという。さっそく現場に赴いたのだが たしかに愛らしい外見で大勢のカメラ小僧に写真を取られるダブプリの二人がいた。主人公も写真を撮るが、なんと姿が映らない。 サブミッションでカゲヤシに出くわしても能動的に討伐するかどうかは主人公次第なので戦闘はしかけなかったが 今の主人公のカメラでは写真が撮れないのでは依頼が達成できない。 しかし周囲のカメラ小僧を見るとなんとゴンがいた。夢にまで見ていたダブプリを間近で撮れるチャンスに燃えているゴン。 主人公のかける声に反応することすらわずらわしいらしく「写真が欲しいなら僕の撮ったの一枚あげるから邪魔しないで」とのこと。 どうにか依頼を達成した主人公。それにしても双子のアキバ系アイドル「ダブプリ」がカゲヤシとは…。 219 ゲーム好き名無しさん 2016/05/23(月) 15 19 59.50 ID 3PIZ2FYN0 続いて聡子から任務のメールが来る。阿倍野優の活動が落ち着いた代わりに違うカゲヤシが吸血行為を働いているそうだ。 「JKV」という女子高生の格好をしたカゲヤシがおじさん達を騙して金品を奪い取った後に吸血しているらしい。 さらに言えばカゲヤシは生まれてから成長は早いが、若い姿のまま長い時間を行き続ける生態ということで 女子高生のような外見でも実年齢はもっと高い可能性があるという。カゲヤシに対する憎悪と軽い嫉妬を感じる聡子からのメールである。 そして女子高生の制服というのは実は脱衣をするのがすごく難しい服らしい。 主人公は師匠に相談するのだが、師匠が言うには女子高生の魅力を理解しなければ制服を脱がす事はできない。 そのためには実際に制服を入手して年齢が近い若い女性に着てもらい、それを鑑賞しなければ魅力を理解することができないという。 師匠の情報で裏ルートから制服を調達する主人公。後はこれを着てくれる十代の少女を探さなければ…。 主人公の妹からメールが届いた。そもそも主人公は予備校生でありながら勉強もせず秋葉原で遊び歩いており 両親にばらされたくなければお小遣いをよこせという。妹はオタクの主人公を毛嫌いしているが 主人公が各種依頼で稼いだ万札を積み上げるとコロっと態度が変わる。 なにせ自分のオタクの兄がどこからか用意した女子高生の制服を着て見せろという頼みすら聞く。金の力恐るべし。 ぽつり。を見ると総武線でおっさんがJKに痴漢したと思ったら、そのJKがおっさんを掴んで片手で投げ飛ばし 電車の窓を破ってミルクスタンドに激突した現場を見たという話題がある。 また、空手の達人が女子高生にオヤジ狩りで襲われ、反撃したものの両腕を折られて入院したともいう。一笑に付されたが…。 女子高生の制服の魅力を知った主人公は師匠の奴隷が身にまとう制服を見事に脱がしてみせる。 これで主人公はどんな制服でも脱がせるそうな。そしてゴンからのメールでJKVの居場所を掴む。 金を持ってそうなオヤジを騙して襲うJKVを引っ掛けるために立派に見えるスーツを着て歩く主人公。 結局偽物のスーツであることはバレるのだが、どうせJKVを殲滅するつもりだからどうでもいいのだ JKV「全裸にして駅前に放置してやる!猥褻物陳列罪で捕まって社会的信用を失うといいわ!」 主人公は女子高生のカゲヤシ五人と秋葉原駅前で脱ぎ脱がされの大乱闘をこなし全員を脱がしてみせる。 220 ゲーム好き名無しさん 2016/05/23(月) 15 20 33.21 ID 3PIZ2FYN0 ひとまずまた色々な依頼を受けて問題解決を試みる主人公だったが、気になる依頼が主人公の元に入ってきた。 「デート希望 依頼者:文月瑠衣 報酬:愛」 主人公とデートしたいらしいがあからさまに怪しい依頼に情報屋も警告する。実際に現場に言っていると本当に瑠衣がいた。 主人公「瑠衣!捕まえた!もう離さないぞ♪」 優「聞いたか?やっぱりこいつ瑠衣を狙っているらしいぞ」 なんと優が瑠衣の姿に女装して罠を張っていた。しかもマスターと名乗る中年男性と共に主人公に襲いかかる。 マスターはどうやら瑠衣を大切に思っているらしく瑠衣の命を狙う主人公を殺すつもりらしい マスターと優と2対1の戦闘だが主人公は返り討ちにする。優は逃走するがマスターは瑠衣を守れないなら自分に生きる価値はないと介錯を頼む。 そこへヤタベが現れた。なんでもマスターはヤタベが行きつけの喫茶店のマスターで昔なじみらしい。 マスターは誰にも自分の正体を知らせなかったが、自分の姪に当たる瑠衣を守りたいこと、 妖主というカゲヤシのトップで人間に害する作戦を進める派閥とは別に、 マスターや瑠衣のように人間に危害を加えるつもりのないカゲヤシが一定の数だけおり、 自分は瑠衣を守りたいからこそ優の口車に乗りつつも主人公を始末しようとしたことなどを語る。 ヤタベは主人公や秋葉原自警団についての説明をマスターにしつつ、主人公にマスターを殺さないように頼み、主人公は了承した。 マスターから主人公にメールが届く、状況を理解したマスターは主人公に賭けたいという。 Mr Xという謎の人物は今後の鍵を握っており、もし主人公とMrXが会えば道が開ける可能性があるので会って欲しいという。 しかしMr XはITウィッチまりあのコスプレ衣装を着込んでまりあの作品についての深い知識を得た者にしか会ってくれないとのことだった。 馬鹿にしてるとしか思えないが、主人公はITウィッチまりあの知識を得るためノブに尋ねた。 真面目に読んだら10分はかかる長い文章でノブは語り続けた。次にコスプレ衣装を手に入れるために師匠からコスプレイヤーを脱がす技術を教わる。 後はコスプレ衣装を手に入れるだけだが、有名アニメのコスプレ衣装などどうやったら手に入るのだろうか? ぽつり。で会話をしている女性達を見つけた。 なんでもオタクだがイケメンの彼氏と付き合いだした女性だが、その彼氏はコスプレ女装して街を歩き写真を撮らせたりしているらしい。 「むかつく…誰かあの衣装剥ぎ取ってくれないかな」 「最近流れてる噂で、誰彼かまわず襲って服を剥ぎ取るやつがいるらしいよ」 己の趣味に生きる男性からコスプレ衣装を剥ぎ取る。許せ、君には彼女がいるじゃないか。 後は女性の服を着る方法についてだが都合よくオトコの娘の道を究めた依頼者から女装の技術を教わる。 いよいよMr Xと対面する時が来た。 221 ゲーム好き名無しさん 2016/05/23(月) 15 21 10.27 ID 3PIZ2FYN0 Mr Xは実はサラでした。話を聞くと人間と争うつもりが無いカゲヤシがある程度いるらしく、 彼らは任務のために訪れた秋葉原に、あらゆるものを許し受け入れる秋葉原に希望を抱き、どうかここで平和に暮らす事を願った。 たまたまその中の女性と会ったサラはカゲヤシでもメイドとしての心がわかる者がいることを知り、彼らを救うために匿ったり助ける運動をしていた。 以前の限定グッズをめぐる暴動騒ぎもそのカゲヤシ達からのリークを元にサラが自警団や主人公を誘導して沈静化を図っていたのである。 NIROがカゲヤシ殲滅のために動く以上はサラはNIROにも自警団にもこのことを話す訳にも行かずこうした形で主人公に話したのである。 サラは主人公にそういう穏健派のカゲヤシはNIROににらまれない程度に見逃してほしいと懇願した。 そしてサラの仲介で穏健派のカゲヤシ達に会う。前に公園で会った森泉鈴と文月瑠衣である。色々と重要な話を聞く。 ・カゲヤシの支配者は妖主と呼ばれており、瑠衣の母である ・妖主が最高権力者で、妖主の血族が幹部として強い力を持つ。それ以外の者は末端で妖主や幹部の命令に絶対服従 ・妖主の下の幹部は長女と次女の双子の姉妹、その下の弟の阿倍野優、末妹の文月瑠衣(全部父が違う)、妖主の兄弟の姉小路瞬(マスター) ・瑠衣の年齢は十代だが姉や兄は百歳越えたりしてるらしい ・鈴はもともと末端だが瑠衣に気に入られて下位扱いだが幹部になり、瑠衣の従者として活動中 ・妖主の考えでは秋葉原には将来日本を背負う才能ある若者が最も多く、そのため秋葉原で引きこもり化計画を実行した。 ・妖主はNIROの戦力を分散させるために故意に単独で日本各地を移動中であり、事実上秋葉原で計画の指揮を取っているのは双子の娘達 ・妖主が囮として動いているのはNIROも承知だが、なぜNIROトップのあの男は妖主の追撃ではなくずっと秋葉原にいるのかは不可解 ・カゲヤシは人の血を吸わないと生きられないというのは昔の話で、今の世代のカゲヤシは普通の食事だけで何の負担もなく生きられる ・瑠衣や鈴、マスターと一部の末端は「穏健派」という人と争わずにひっそり生きていきたい人々 ・実は次の妖主として指名されているのは末妹の瑠衣、なので母の妖主を愛している姉たちや優にはその点では煙たがられている ・瑠衣はこのままNIROとの争いを抑えながら穏健派の勢力を拡大していけば、自分が次の妖主になった時には人間と和解して平和に生きられると信じている ・もしこのまま争いが激化して一般社会にまでカゲヤシの存在が広まればそれも絶望的なので今まで姉達の指示に従うフリして失敗するように裏工作してた ・優に吸血された友人のように吸血で引きこもりになった人々を治す方法は瑠衣もわからない。ごめんなさい ということで瑠衣たちは主人公にお願いをする。 瑠衣の意志のように争いが激化しないようにしてほしい、穏健派のカゲヤシを殺さないでほしいこと、他にも何かあれば助けてほしいこと。 自分なりに色々と考えている瑠衣と色々お話して「よいお友達」になった主人公はそれを了承した。 222 ゲーム好き名無しさん 2016/05/23(月) 15 22 33.83 ID 3PIZ2FYN0 瑠衣と分かれた後に聡子からメールが届く、阿倍野優を発見して交戦中で主人公に救援を求めてきた。 街中で聡子と優が激突していた。 聡子はカゲヤシを人間の平和を害する化け物と断定し、根絶したい意思を隠さない。 優は人間こそカゲヤシを脅かす敵だと言い切り、自分達の生存のために人間と戦うと言い返す。 主人公が到着すると優は2対1では不利といい逃げ去り、聡子も主人公に礼をいい帰る。 その後は師匠の暇つぶしの相手をしていたら「アイドルの脱がし方」を教わる。もうアイドルに使えといわんばかりに。 そしてマスターから色々長文のメールが届いた。 ・瑠衣が姉達を追って姿を消したので探してほしい ・たしかに姉達と瑠衣はソリが合わなかったが今までは合わせていた。しかし主人公と話して自信がついたか姉を止めようとしたのかも ・瑠衣の姉は北田瀬那と北田舞那という。秋葉原で名前を売るために地元アイドル「Dirty Bloody Princesses」通称ダブプリとして活動して 今は秋葉原を席巻してメジャーデビューも近いというレベル ・ダブプリはシークレットライブとしてファンをこっそり密室に集めてそこでまとめて吸血する計画を何度か行っており たぶん今回のイベントを瑠衣は止めようと行ったと思うので主人公は瑠衣を助けてほしい。 UD+のシークレットライブ会場に入るためにチケットを入手するためにゴンを尋ねる。 ダブプリに熱を上げてるゴンはチケットを入手していたが、ずっと昔からダブプリに熱を上げていたゴンが 初めて手に入れたシークレットライブのチケットを譲るわけがなかった。 ダブプリがカゲヤシでライブが吸血のための罠という話も信じない始末。 しかし大金を積めばそんなライブチケットも売るダフ屋の情報を教えてくれた。 本当に値段が高いが、女性客である条件を飲めば安く売ってくれるらしい。 主人公はダフ屋に大金を払うか、女装してサービス(脱衣)かのどちらかをやってチケットを入手。 ライブ会場に入った主人公は異様な光景を見る。 たしかに素晴らしいステージだが、激しい曲を繰り返し客をどんどん煽っていく まるで客全員を疲れさせることが目的かのように。ゴンもすっかり熱狂している。 主人公は瑠衣を見つけ、マスターが心配していたことを告げた。 瑠衣は主人公に詫びた後に観客たちを救う計画を打ち明ける。 ダブプリはライブで観客を目一杯疲れさせた後に、別の密室でファン交流会として連れ出しそこで吸血するという。 そしてライブ会場から交流会の会場までは手下のカゲヤシが誘導員となってに案内させるため、 二人でそいつらを始末して誘導員に成りすまし観客を違う場所に連れ出して後はでまかせを吹き込んで解散させれば観客たちは助かる。 みごとその作戦は成功した。後は本来のファン交流会会場にいるであろうダブプリたちだ。 223 ゲーム好き名無しさん 2016/05/23(月) 15 23 14.90 ID 3PIZ2FYN0 ひとまずここまで 224 ゲーム好き名無しさん 2016/05/25(水) 01 15 19.56 ID O6jlumw50 乙です このゲームルート分岐あるらしいけどいわゆる正規ルートを書くのかな 225 ゲーム好き名無しさん 2016/05/25(水) 02 26 13.99 ID 6uAYmDQi0 NIRO、カゲヤシ、共存ルートの三つは書くよ 226 ゲーム好き名無しさん 2016/05/26(木) 01 50 37.80 ID 7Yl3/JfQ0 サラさんが何かサービスをすると請求書を送ってくるなんて設定あったっけ? 227 ゲーム好き名無しさん 2016/05/27(金) 00 29 49.16 ID APLlgH3H0 226 CDドラマ 229 Akiba s Trip つづき 2016/05/28(土) 04 25 35.33 ID wPg7K9aq0 本来の吸血する予定の場所である公園でダブプリの二人が不審がっている。 舞那「一体全体何がどうなってるの?スタッフもあのバカたちもみんないなくなるなんて」 瀬那「やっぱり変ね。UD+にも交流会会場にも誰もいない、連絡もつかないなんて」 舞那「きっとスタッフの部下たちがバカ達の誘導場所を間違えたのよ!」 瀬那「舞那、2つあなたに忠告する。一つ、この状況はおかしい。部下が誘導場所を間違えたにしても その部下とも連絡がつかない理由にならない。もしかしたらNIROが介入を…」 舞那「まさか、連中はあたし達にはまだ感づいていないはず…それに…そうだとしても NIROの連中が人間を助けたりするはずないじゃん。あいつらアタシたちを殺すことしか考えてないもの」 瀬那「何にでも例外はある。あたしたちにおける瑠衣のように、異端児がいる可能性もある」 舞那「あいつは異端児っていうか単にママに甘えてるだけよ…いくら次の…」 瀬那「ストップ。聞かれるとまずい。そして忠告2つ目、例え人間であっても私達の歌を楽しんで聞いてくれた相手をバカと呼んではいけない。 彼らのおかげで私達は秋葉原に限っては無類の人気を得ることができた。私達も彼らと一緒に歌うのは楽しい」 舞那「ば…バカって言うのは…その…愛情表現よ!」 何でも彼女達もアイドルとして歌や踊りを楽しんだり、ファンと心を通わせることは好きらしい。 だがそれらよりも妖主たる母の意志が彼女達にとって優先すべきことだった。 ファン達は好きだが、人間として生まれた以上しかたないし死んでもらうつもりだという。 そこへ現れた主人公に二人は声をかけた。主人公はいろいろごまかそうとするも結局バレて戦闘になる。 瀬那の方は自分たちの同胞のカゲヤシは全て顔を覚えているらしい。 瀬那「みたところただの人間じゃないわ。NIROお得意の簡易カゲヤシ化をした強化エージェント。あれなら脱がして灰にする方が早い」 舞那「あたしたちの同胞の血を…最低の人間共め」 幹部としては最高位である姉妹と激闘の末どうにか追い込んだ主人公だが、二人はまだ戦意を捨てていなかった。 舞那「こいつはただカゲヤシ化されただけのエージェントじゃない。何かもっと…」 瀬那「まさか…優がいっていたあのエージェントなのか…?瑠衣の血を得たという…」 舞那「アイツの!?それで?ただのエージェントだと思って油断しちゃったなぁ…くそぉ」 だが姉妹はあくまでママの…妖主のために生きることにしか執着はなかった。 主人公の返答に関わらず自分の死もいとわずに挑みつづけようとするダブプリたち。 230 ゲーム好き名無しさん 2016/05/28(土) 04 25 59.11 ID wPg7K9aq0 そこへ一人のカメオタが現れる。たまたまライブ会場からふらふらと公園に来たゴンであった。 そこでゴンは発見する、主人公の前であられもない姿で呼吸も荒いダブプリの二人を。 ゴン「これが本当のファン交流会?中止になったって聞かされてたけど、こ、ここまでシークレットだったなんて!? たしかに表のイベントじゃできない本気の出血大サービスだ!!」 舞那「ちょっ、な、え?やめて、撮らないで!!」 ゴン「シャッターを押す手が止まらない!」 瀬那「コ、コラッ、やめろ、撮るんじゃない!き、君はなんなんだ!?」 ダブプリは撮られながらもゴンを引き倒して人質に取った。 瀬那「どうやらエージェント、この男と知り合いのようだな」 ゴン「ま、まさか、本当にダブプリってカゲヤシなの?」 舞那「エージェント、この子にひどいことはあたしもしたくない」 ゴン「そ、そうなんだ…カゲヤシなんだ」 ダブプリの二人に踏みつけられて少し嬉しそうに、しかし大きなショックを受けるゴン。 だがゴンは、ダブプリがカゲヤシでしかも自分を人質にとっていても役にたてて嬉しいと言う。 主人公のことや事情を知っているがそれでもなおダブプリが好きだと言った。腹に二人の踵がめり込んだ状態で。 それを聞いて何か考え込んだダブプリはゴンを開放し、主人公と再戦しようとするが、なんとゴンがダブプリの側に立った。 ゴン「ご、ごめん…ごめんよ主人公くん…で、でも…」 主人公もこれ以上の戦闘をしたいわけではなかった。 瀬那「情けをかけるつもりか、人間のエージェントの分際で」 舞那はゴンからカメラを奪いとって 「カメラは明日の朝、データを消した上でこの公園に置いておく」 ゴン「そ、そんなあ!」 舞那「当たり前でしょ!撮影許可出してないんだから!このバカっ!今のはノー愛情表現よ!」 逃走する二人をそのまま見逃す主人公。ゴンはそのことを謝ったが、もともと主人公にそこまでダブプリたちを追い詰める理由があるのだろうか。 瑠衣からメールが届く、瑠衣も首尾よく作戦が完了したこととダブプリを撃退したことを賞賛していた。 一度痛い目にあった以上ダブプリも少しは活動を控えるだろうということだった。 ただしダブプリは母親に電話で連絡をしているらしい。単に失敗報告や説教を受けるだけではないと思うが…。 続けて聡子からもメールが来る。瀬島からの情報で、カゲヤシのトップである妖主が関東に移動をしたらしい。 おそらく妖主が向かっているのはここ秋葉原だと推定されていた。 231 ゲーム好き名無しさん 2016/05/28(土) 04 26 15.52 ID wPg7K9aq0 自警団の秘密基地で待つ聡子に会いに行った。聡子はサラの入れるお茶がお気に入りらしい。 そしてサラはどうやら聡子をメイドカフェやその文化の素養があると考えているらしい。 メイドとして働いてみる気はありませんかお嬢様?と勧誘するサラ。 サラに師匠と同じ雰囲気を感じて警戒する聡子。そこへ主人公がやってきた。 いくつかの情報を再確認した。妖主が最精鋭の護衛を伴って秋葉原に向かっている。 妖主は強敵だがNIROも今まで彼女の追跡に主力のエージェントを向かわせていたので それらを含めたNIROの全力を秋葉原に集中させて決戦になるらしい。 穏健派のカゲヤシと通じているサラがNIROやカゲヤシについての疑問をぶつける。 いくら国家機関とはいえカゲヤシの生態や情報をどうやって掴んだのかと。 現れた瀬島が答えた。もともとカゲヤシは妖怪の一種として扱われていた以上各地の伝承にいくらでも残っているが、 実用に足る資料は戦前ごろ、あるルートから手に入れたものだという。しかし研究機関とも交流のあるNIROは設立から数十年も経っている。 その間ただカゲヤシと討伐ばかりしていたわけではなく、何匹もカゲヤシを捕獲して「吐かせた」情報を活用していると答えた。 主人公はかつて自分がパンツ一丁で拘束された牢獄のような部屋を思い出した。 カゲヤシを魔物か実験対象としか扱っていない瀬島にサラは嫌悪を示すが、瀬島は逆にサラをいぶかしむ。 どうやら肌を触ると人間かカゲヤシかを見分けられるらしく、サラが人間と確信した上で話を進める。 今までNIROが捕獲していた「サンプル」が数体いたが、不慮の「事故」で全て死んだらしく新しいサンプルの捕獲が必要らしい。 理由は君だよ。と瀬嶋は主人公を見て言った。NIROは捕獲したカゲヤシから血を抜き取りエージェントに飲ませていた。 そうしてカゲヤシ化させて強化したエージェントに脱衣の技を与えてカゲヤシ討伐に使っていたという。 カゲヤシの血を飲んでカゲヤシ化すれば老いは止まり、身体能力は飛躍的に上昇する。 しかし一般のカゲヤシの血では本来のカゲヤシよりも劣るレベルでしか上昇せず、効果もすぐに切れるのに 妖主に近い眷族の血を飲んだ主人公は今までのどのカゲヤシよりも強くなり、普通ならとっくに効果が切れるはずの今もまだ力を保っていた。 瀬嶋は妖主を追撃するために最強のエージェントたちを向かわせていたが、そいつらの分の血を確保するために 捕獲したサンプルから血を抜き取っていたものの、やりすぎて殺したらしい。 ※秋葉原に従来いるエージェントには血を与えていない。現状はで秋葉原にいる幹部達以外のカゲヤシの個々の力は弱く、 数の力で攻めれば普通の肉体のエージェントでも戦えるため、限られた血は妖主追撃する者に優先させる作戦だそうだ。 また聡子はカゲヤシを本気で嫌っているらしく、戦闘に有利であっても血を飲んでカゲヤシ化するのは拒否していた。 ドン引きする自警団一行にもまったく気を止めず瀬島は話を続ける。 主人公のケースを見てどうせ血を確保するなら妖主に近い者が良いが、いちばん与しやすそうな相手として森泉鈴に目を付けた。 幹部の中では一番下ではあるが捕獲すればまともな情報は得られるだろうし、 妖主と決戦を控えている時だからこそ血を確保しておきたいとのことだった。 もちろん全員は気乗りしていなかったが、瀬嶋は金や他の手段での報酬は惜しまないといい、特に主人公については拒否させるつもりはないようだ。 232 ゲーム好き名無しさん 2016/05/28(土) 04 26 37.40 ID wPg7K9aq0 さらに瀬嶋は気になることを主人公に言う。部下にカゲヤシの血の摂取は強制していないことや、 カゲヤシの血を飲んだ人間はたしかに優れた肉体を得るが、血は麻薬のような中毒性もあるという。 血を飲む事で老化停止や心身向上が著しいが、それゆえに効果が切れたときの不快感がすさまじいそうだ。 体が一気によぼよぼの老人となったかのような不自由さと不愉快さが走るという。 瀬嶋「それまでのただの人間に戻るだけなのにな…。君も気をつけたまえ。いくら妖主の眷属の血とはいえそろそろ効果が切れてくるはずだ」 なお、ある程度の濃度の血を継続して飲み続けていれば、人間であってもカゲヤシの血が定着してしまう可能性があるという。 一度解散して鈴捕獲作戦に乗り出すNIRO一行。実行をためらう主人公たちに聡子は語る。 自分も昔は悩んだそうである。人と同じ姿で同じ言葉を話す人々を灰に返すことは心が痛んだと。 しかし瀬嶋に相談した上で自分でも考え込み、今のようにカゲヤシと戦い続ける道を選んだそうだ。 そして聡子は主人公に述べた。主人公にとってきっかけとなった友人が阿倍野優に吸血された時のことを思い出してほしいと。 明るい未来が約束された若者たちが、カゲヤシの吸血のために太陽の下に出ることすら恐ろしくなるほどに 肉体と精神を脆弱にされてしまっており、その被害者は増え続けていること。 故意にこんなことを行う者たちを悪と呼ばずに何と呼ぶのかと。少なくともこんな悲劇が起こらなくなるまでは聡子は戦うと答えた。 彼女は主人公にとつとつと語り、そうやって話すことで自分の意識も再確認したらしい。 主人公の思惑がどうあれNIROは森泉鈴の捕獲作戦に動く。 なお彼女は非常に大食いであり、かつてサンボの牛丼大盛りとラーメンとゴーゴーカレーのメジャーカレーを平らげた後に シメとしてごはん処あだちに向かうところを目撃されて騒ぎになったことがあり、今回も別にNIROが動く前から ぽつり。に大食いのゆるふわ少女が目撃されているレスが踊っていた。 NIROの包囲網に引っかかり、公園へ逃げ込んできた鈴の前に立ちはだかる主人公。 233 ゲーム好き名無しさん 2016/05/28(土) 04 27 05.25 ID wPg7K9aq0 だいたいこの辺でストーリーが分岐してくる。これまでも選択肢でキャラの好感度変更があったりするが この鈴捕獲作戦あたりでルートを確定する選択肢が出る。 とりあえずは次回はNIROルートを書いていく。 235 Akiba s Trip NIROルート 2016/06/07(火) 09 25 49.79 ID BwNa+ofg0 公園へ逃げ込んできた鈴の前に立ちはだかる主人公。 鈴「ウソ…嘘ですよね?サラさんの紹介にもあったし、瑠衣ちゃんもこの人は信頼していいって…それなのに…」 しかし主人公は鈴を見逃さなかった。 鈴「…うっ、じゃあ、なんですか、サラさんやあたし…いえ瑠衣ちゃんまで騙してたってことなんですか…。そんな…ひどい…うぅっ」 主人公は嘆く鈴を行動不能にして瀬嶋に引き渡す。 鈴「この人でなし!そうやってみんなを裏切って…人間はみんなそうだ!妖主様が言っていた通りだ! みんな!みんなみんな人間は、あたし達を!うあぁぁああぁぁああぁあぁあ!!」 泣き喚く鈴に蹴りをくらわせて黙らせる瀬島。止める聡子に対し血さえ得られれば他はどうでもいいと返す。 手早く鈴とその側近を拘束して運び出される。彼女たちはこれから死ぬまで血を抜かれ続ける運命なのだ。 瀬嶋は主人公の働きぶりを褒めつつ金を握らせて立ち去った。 236 Akiba s Trip NIROルート 2016/06/07(火) 09 26 11.88 ID BwNa+ofg0 しばらく後に聡子からメールが届く。いよいよ妖主が秋葉原に到着するため瀬嶋やNIROの総力で迎撃を行うとのこと。 主人公も聡子とともに秋葉原駅に向かうと、妖主たちは娘二人を従えて堂々と駅から出現した。 妖主「出迎えご苦労、NIROの犬ども」 瀬嶋「久しぶりだな」 妖主「そうね…お互い変わらないわね」 妖主は同胞の血を吸って老化を防いでいる瀬嶋に皮肉を返し、そして横にいる主人公を見つつ瀬嶋に言った。 妖主「あなたみたいな恥知らずでも友達は作れるのね」 瀬嶋「年の離れた友人というのも悪くはないさ」 瀬島は鈴をさくっと捕獲した主人公を買っていると言うが、妖主は瀬嶋が他人を褒めることに驚いた。 二人はずいぶん昔から知り合いらしい。色々と含みがある会話をするが、 所詮我々はバケモノと、それを狩る人間でしかないという。 妖主の脇に控えていた舞那が激昂するが、瀬那がたしなめる。 しかし瀬島はダブプリのことを知らなかった。妖主に新しい娘なのか?と尋ねる。 聡子「あの二人は…たしか秋葉原で有名なアイドルです」 瀬島「ほう…すると君は毎日のようにあの二人の顔を見ていながらカゲヤシとは気づかなかったわけか」 ダブプリは主人公と戦った時点で、自分達の正体がNIROにバレていたものと覚悟しており この瀬島たちの反応を不審に思うが、 妖主たちの会話によってそのことを考える余裕はなかった。 237 Akiba s Trip NIROルート 2016/06/07(火) 09 26 54.75 ID BwNa+ofg0 妖主はそれでこのまま秋葉原駅前の雑踏の中で数十人単位で乱闘を起こすつもりなのかと聞くが、 瀬島はそのつもりはないがそちらの態度次第だと返す。しかし続けて妖主に尋ねる。 なぜ秋葉原で引きこもり計画などという遠大すぎる計画を考えたのか?何か裏があるのか?と そして次の妖主はそこの姉妹のどちらかなのかとも聞く。 妖主は回答に答えずに立ち去ろうとしたが、そこで優が現れて不意打ちで瀬嶋たちに攻撃をしかける。 優は妖主や娘たちには知らせず独断で瀬嶋を仕留めようと考えた。 不意打ちで聡子は倒せたものの、瀬島には軽くあしらわれる優。 この一撃がきっかけて全面対決かと思われたが。そこで瑠衣とマスターも現れた。 どうか戦闘をやめてほしいと懇願する瑠衣をみて瀬嶋はいぶかしむ。 余計な事を言うなと妖主は瑠衣に叫ぶが、瑠衣とマスターは応じない。 瀬島はその会話から瑠衣こそが次期妖主と見破り、しかも優も勝ち誇ってそれを肯定する。 瀬嶋「指揮系統からも外れた末妹が次の妖主か。我々の眼を欺くためとはいえよくやる」 優「どうせテメエはここで死ぬんだ!誰が次期妖主かなんて知っても意味ねえよ!」 瀬島は優を軽く一蹴した。 「無能な敵は時として有能な味方よりも役に立つものだな」 妖主「馬鹿が…」 さすがにこんな往来で戦闘すればカゲヤシもNIROも無事では済まないと瑠衣は瀬嶋を説得する。 あくまで平和的に解決しよう。ここでの対決は避けた上で その後のNIROとカゲヤシの抗争も少数の代表者同士の話し合いで解決を図りたいと告げた。 瀬嶋は思うところがあったが了承し、ひとまずの戦闘を避けることにした。 妖主やマスターは交渉をまとめた瑠衣を感心しつつ、優のアホぶりをなじる。 あくまで一対一の話し合いとして、瀬嶋と瑠衣だけの交渉の席を持つということで二人は去っていった。 しかし瀬嶋は裏で聡子に「瑠衣の捕獲」の指示を出す。主人公もその任務に加わることになった。 238 Akiba s Trip NIROルート 2016/06/07(火) 09 27 22.44 ID BwNa+ofg0 瑠衣はトップ同士が交渉する場所とは思えない陰気な場所に案内されていた。 かつて主人公が初めて瀬嶋たちに尋問された牢獄である。 不審に感じた瑠衣に聡子が「NIROはバケモノと交渉などしません」と告げる。 驚愕する瑠衣に聡子はあなたの考えはあまりにも幼いわ、と続ける。 交渉に乗るふりをしておけば次期妖主の瑠衣を抑えつつ民間人を巻き込まずに妖主を潰せる。 今頃は瀬嶋や本隊が妖主の攻撃準備を整えているわ、と。 瑠衣は本気で人間とカゲヤシが平和的に共存の道を歩めば誰も争う必要は無くなる、 瀬島も妖主も話せばそれをわかってくれると信じていた。 最初から瀬嶋は話し合いなどする気がないことをようやく悟り絶望する瑠衣。 瑠衣「主人公…あなたもそう思うの?」 主人公は今まで瑠衣や穏健派のカゲヤシのことを大事に思っていた。 しかしそれよりも守りたいものは秋葉原の平和と、今も廃人同然になってしまった主人公の友だった。 主人公の返答に衝撃を受ける瑠衣。 そこへ優が乱入して聡子を蹴散らし、不意打ちでそのまま主人公も昏倒させる。 妖主は最初から瀬嶋のことを信用などしておらず、瑠衣が瀬嶋に交渉を持ちかけた時点でこうなると確信していた。 そこでひそかに優に命じて窮地に陥った瑠衣を助けるように命じていた。 かつて独断で優が瀬嶋を襲って返り討ちにあったのは妖主も想定していなかった間抜けな行為だが、 そんな醜態を瀬嶋やNIROたちの前で晒し、味方の妖主からも「この無能」と罵倒された優が まさかその直後に単独で瑠衣救出の命令を受けて活動することは盲点であり、 妖主は故意に優をNIROたちの前で強調して無能と罵倒していたのだった。 それによりNIROの優へのマークが薄くなり、その結果として優は気付かれずに瑠衣を救出できたのである。 さらに妖主は瑠衣が人間との融和を考えていることも知っており、あえてこの状況に追い込んで 人間は信頼する価値がないということを次期妖主たる瑠衣に知らしめようとした。 239 Akiba s Trip NIROルート 2016/06/07(火) 09 27 53.55 ID BwNa+ofg0 優「瑠衣、これが人間たちのやり方だ。もうわかったろう。空と海の色は同じでも、決して交わることはない」 瑠衣「……」 NIROは様々な人材がいるが、カゲヤシ化エージェントのふりをして潜入したカゲヤシのスパイもいれば 逆にもともと人間で正規のエージェントだがカゲヤシ側に寝返った者もいる。 そんなNIRO内のスパイと協力して優と瑠衣は逃走する。 かつてはれっきとした人間だったが、カゲヤシに加わり肉体もカゲヤシ化した者たちが迎撃に現れた。 だが主人公はかまわず皆殺して優と瑠衣に追いついた。 優「へへへっ、しかしお前悪くない犬だよな。何度蹴飛ばしても噛み付いてくる。だがこれで最後だぜ」 「カゲヤシと人間っつうよりは、男の戦いってか?」 優は瑠衣を逃がすために、一対一で NIROの犬 と最後の戦いを始める。 主人公にとっては友人と自分を修羅の道に引き込んだ因縁の敵、 優にとっては瑠衣や仲間たちを根絶する最強の敵、その決着が付いた。 優「ちきしょう…負けちまった、しかし、悔いはねえ。も、もしお袋に会うことがあったら伝えてくれ」 「へ、へへへへ…デキのわりぃ息子ですまねえ…ってな…あ~結局、俺は…」 最後の最後まで家族や同族を守るために戦った優。 しかし主人公は瑠衣を見失ってしまったため聡子とNIRO本隊に合流する。 240 Akiba s Trip NIROルート 2016/06/07(火) 09 28 22.59 ID BwNa+ofg0 駅前でNIROとカゲヤシの主力が大激戦を繰り広げており、瀬嶋が指揮をしながら聡子や主人公の報告を聞いていた。 まさかNIRO内にカゲヤシのスパイがいたということや、 優を陽動に利用した上で瑠衣を逃がすためだけの捨て駒にした妖主の策略に瀬嶋は舌を巻く。 しかし逃走した瑠衣はカゲヤシ側にも戻っておらず、カゲヤシたちも瑠衣を捜索しているらしい。 瀬嶋「どうやらあの夢想家のお嬢様はその夢が破れて行き場を失ったようだ」 なんとしても先に瑠衣を確保しろと瀬嶋は命ずる。探すあてはないのだが、 主人公ならなにかできるんじゃないか?と意味深に瀬嶋は言う。 主人公は自警団アジトへ一度帰って相談する。自警団メンバーも秋葉原中での大乱戦に動揺していた。 主人公の説明を聞いて自警団員も嘆息する。 相談した結果。なんとしてでも先に瑠衣を探し出そうとする自警団だった。 主人公はすっかり顔が知られているためにアジトで待機して普通の人間で目立ちにくい自警団たちが捜索することになった。 しかし逆に言えば普通の人間のままカゲヤシとNIROが殺しあってる街中を歩き回るという危険な行為をすることになる。 ヤタベ「いまやNIROとカゲヤシたちがあちこちで暗闘しあって大変な状態だ」 サラ「一刻も早く瑠衣さんを探さなければなりません」 ノブ「どう考えたってどちらかが滅ぶまで殺しあうよりは話し合って和平の方がいいのにな」 ゴン「怖いけど、瑠衣さんを探さなきゃ…ひとりぼっちでいることや人間不信の辛さと怖さはボクもよく知ってる」 瑠衣のために恐怖を推して探索をする自警団員たち。 241 Akiba s Trip NIROルート 2016/06/07(火) 09 29 01.59 ID BwNa+ofg0 待機する主人公にヤタベからメールが届いた。 マスターが今回の件で本気で怒っており、ヤタベの説得も聞かずに主人公を狙っているらしい。 鉢合わせしないように逃げろというメールだったが、すでに遅かった。 アジトを出たところでマスターに見つかってしまった。 説得するヤタベを行動不能にしてから詫びるマスター。そして主人公に辛らつな言葉を吐く。 「君は瑠衣を守ってくれる、そう思ったんだが…私たちはどうやらうまく利用されていたようだな。 それとも、君自身も利用されていた……実際はそんなところなのかもしれないな」 主人公が利用されていた?誰に?しかし今更もうどうでもいいことだった。 マスターにとっても、命より大事な瑠衣を主人公が傷つけたことに変わりはない。 両者ともにほかの道もあったかもしれないが、もう引き返すことはできない。 主人公とマスターは戦い、そして主人公が勝った。 マスター「…瑠衣……逃げろ…」 ヤタベ「マスター…なんということだ。瑠衣さんを守ろうという気持ちは同じだったはずなのに」 主人公もマスターも自警団も瑠衣を守りたかったはずではなかったのだろうか。なぜこんなことになったのだろう。 動けるようになったヤタベは、サラが瑠衣を公園で見かけたという連絡を主人公にする。 ヤタベ「君は結果的に瑠衣ちゃんを傷つけたのかもしれない。しかし、君にも事情はあったはずだ。 私のことは大丈夫だ。行くんだ、君が決着を付けるんだ」 242 Akiba s Trip NIROルート by CDドラマ 2016/06/07(火) 09 29 47.36 ID BwNa+ofg0 かつて二人が始めてちゃんと言葉をかわし合った芳林公園で主人公と瑠衣は再開する。 ここに主人公が現れたことで、すでにマスターも散ったことを瑠衣は察した。 瑠衣「人と共に、ひっそりと生きていたい。人間みたいに生きていたい。ただそれを夢見ただけだったのに……」 「それってそんなに難しいことなのかな…?私は…人間の自由に憧れた」 瑠衣が初めて秋葉原に来たころ、街中で一人の少女と出会った。 亜沙子というその少女はITウィッチまりあのコスプレでアキバを歩くのが趣味の、よく訓練されたオタ少女だったが 浮世離れした瑠衣にも偏見なしに接してくれて、秋葉原の街を案内してくれた。 初めて瑠衣は人間の友達を得て、秋葉原を知った。ずっと亜沙子のような友達と一緒に秋葉原で生きたかった。 今は自分たちの秘密を話せないがいつかはカゲヤシも人間も関係なく仲良くできると信じていた。 亜沙子は瑠衣が人間でないなどとは知る由もなかったが、きっとそれを知っても気にしなかっただろう。 来週の休みは瑠衣ちゃんもコスプレをしよう、瑠衣ちゃんなら相原ナミのコスが似合うよと言った亜沙子。 しかしそれは叶わなかった。待ち合わせの場所に行った瑠衣が見たのは救急車で、 搬送されたのはカゲヤシに吸血されて廃人となった亜沙子だった。 人間との絆などを深めさせないように妖主の命を受けた姉たちによって何の罪もない少女が犠牲になった。 その事実を知った瑠衣は長い間泣き続けた。 その時から瑠衣はカゲヤシたちの正義に無条件で同意はできなくなった。 そして本当に人間とカゲヤシは相容れぬものなのか疑問を持つようになった。 瑠衣「人間の多様性に、豊かな想像性に、自由な行動力に、」 「いつか自分たちもそうなれないかって、そう思うようになっていった」 「そしてあなたと出会い、秋葉原のみんなに会って、もしかしたらって…」 「でもやっぱり、無理な夢。できっこない夢だったんだ」 あの時、瑠衣は死にかけた主人公を発見する。もう二度と身内の手で人間が犠牲になるのを見たくはなかった。 そして自分の血を分け与えた主人公はとても優しい人物で、彼と一緒なら 人間とカゲヤシの共存はできるのではないのだろうか、と考えるようになった。 243 Akiba s Trip NIROルート 2016/06/07(火) 09 31 19.62 ID BwNa+ofg0 瑠衣「結局私たちはカゲヤシで、どうしようもなく化け物で、キミ達は人間で…」 「母さん達はとっくにそれに気付いていたんだ。無理だって、できっこないって」 しかし瑠衣は思い出していた。あの時、主人公だけでなくその友人も優の手にかかっていたことを。 結局カゲヤシに噛まれて引きこもりになった人間を治す術は今もわからない。 瑠衣は亜沙子を廃人にされた悲しみは今も忘れることができない。 たった数日過ごしただけの亜沙子を失ってこれだけ悲しいのなら、 もっと長い付き合いの友人を同様にされた主人公の悲しみはどれだけ深いのだろうか。 たとえ主人公が自分を騙して復讐したとしても、瑠衣は憎むことはできなくなった。 瑠衣「…はぁ。もうどうしていいか、わからないや」 「ねぇ、終わりにしよう?もう全部、何もかも、私も、キミも、全てを灰にしちゃうぐらいにさ」 「この夢から目覚めたら…どんな気持ちになるのかな。」 主人公も決して瑠衣を憎かったわけではない。しかし瑠衣と主人公の両者には背負っているものが多すぎた。 瑠衣「…ねぇ、私のこと、少しでも可哀想だとか哀れだとか、」 「ほんの少しでもいいから、好きだと思ってくれてるなら…」 「全力で戦って…!せめて…キミの手で…!!」 明るく照らす太陽と青空の下で全身全霊をかけて服を脱がし合う主人公と瑠衣、悲しくもどこか美しい脱衣勝負が終わった。 瑠衣「どうせならもっと早く、こうしていれば良かったよ…そうすれば少しは早く生まれ変われたかもしれない…」 「でもそうしたら、キミに、会えなかったね…難しいなぁ…」 「…ねぇ、私、生まれ変われたら…みんなと…いっしょに…そうすればきっと…ずっと…いっしょに…」 最後の最後まで主人公たちへ恨み言の一つも言わず、人間への希望も捨てずに消え去った瑠衣。 244 Akiba s Trip NIROルート 2016/06/07(火) 09 32 03.66 ID BwNa+ofg0 ※カゲヤシの妖主は次期妖主と決めて生んだ自分の子供にのみ自分の母乳(妖主の血)を与えてずっと育てる習性があり そうやって誕生からずっと妖主の血を飲んで育った子にのみ妖主の力が受け継がれる。 つまり妖主が最初から瑠衣のみをそうして次期妖主として育てていた以上、 瑠衣が死んでしまったからといって瀬那や舞那や優のような他の子が代わりの妖主になることはできず、 妖主があらためて新しい子供を生んで次期妖主として育てない限り(それが可能なのかも不明だが) カゲヤシの妖主はこの代で途絶えることになる。 自警団のメンバーにすべて報告した主人公。 サラ「そうですか…瑠衣さんはそんな最期を…」 ヤタベ「カゲヤシたちがあんなことになった以上覚悟はできてたのかもしれないね」 ノブ「かくして秋葉原の平和は守られた。しかしそれは犠牲を持って贖われた…ってところか」 ゴン「ぐすっ…それに…ダブプリも…」 自警団の皆はは主人公を責めることはできず、ただ瑠衣の冥福を祈るだけだった。 話を聞いていた聡子が現れた。聡子は瑠衣の死に消沈する皆を慰めつつ NIRO本隊がカゲヤシの本拠を制圧し、妖主を捕獲したことを報告した。もう秋葉原は安全だという。 妖主がNIROの手に落ちた今、他のカゲヤシたちも時間はかかるがいつかは滅ぶということ、 そして妖主の体を研究することで、主人公の友人のようにカゲヤシに引きこもりにされた者の治療の手がかりもきっと得られる。 腑に落ちない面もあるが、少なくとも友人が元に戻るのであればここまで戦い抜いてきたことにも意義がある。 ヤタベはマスター、サラは穏健派のカゲヤシたち、ゴンはダブプリ、そして主人公は瑠衣… ほとんどの人間が大事な人を失ったが、それでも前に進んで行かなければならない。 245 Akiba s Trip NIROルート 2016/06/07(火) 09 32 38.99 ID BwNa+ofg0 そして…しばらくの年月が経った。 主人公はカゲヤシの血が抜けて普通の人間に戻り、完治した友人とまたアキバでオタクライフを過ごしている。 ノブも彼らと一緒に楽しくやっている。ゴンもダブプリを失った傷も徐々に癒えてまた新たなアイドルを撮るように。 そんな主人公たちはサラに呼び出されてメイドカフェにやってきたところ…。 聡子「メ、メイド喫茶、エディンバラです。よろしくお願いします」 なんとネコミミメイド服でチラシを配る聡子の姿であった。 あのお堅い聡子がメイドをやっていることに驚愕する一同。 なんでもカゲヤシを化け物として討伐することにのみ執念を燃やしていた聡子だったが そのカゲヤシがほっといても滅びるレベルまで壊滅してしまい、 尊敬していた瀬嶋もなぜか姿を消してしまったという。 カゲヤシと瀬嶋のためだけに全てを燃やして戦ってきた聡子が、その両方が突然消えてしまい燃え尽き症候群のようになった。 そこで何か新しい生きる道を探していたところでサラに薦められてこの道に入ったという。 サラは聡子を見たときから磨けば光ると確信してメイドとして引き込んだそうだ。 弱みでも握ったのか…と怪訝に思う主人公たちであったが、まんざらでもない聡子だった。 結局みなでお店にいき、聡子の初のお店でのご奉仕を受けることになった。 自警団や聡子と歩いている主人公はふと視線を感じて横を見た。 そこは全ての始まりの路地裏だった。優に襲われ、倒れた友人を発見し、そして彼女と出会った。 その路地裏にいる一匹の黒猫が自分を見つめていた。 ??「にゃお~ん」 主人公「……?この子猫…どこかで…」 ??「にゃぁん?」 主人公「…ひょっとして……」 ノブ「お~い、早く来いよ~」 主人公「まさか、ね」 Akiba s Trip NIROルート END 246 ゲーム好き名無しさん 2016/06/07(火) 09 33 00.87 ID BwNa+ofg0 以上Akiba s Tripのストーリーは大きく分けて3ルートのうちのNIROルートはこれで終了。 NIROルートは瑠衣のようなヒロインや感情移入できるキャラを根こそぎ手にかけて いかにも怪しい瀬嶋が一人勝ちするルートのためにバッドEND扱いされることが多いが、 主人公の友人が確実に迅速に治ったという描写があるのはこのルートのみであるため 何でもかんでも失ってばかりとは限らないのが面白いところである。 残りのルートは近いうちに。 262 Akiba s Trip2016/06/15(水) 13 12 26.86 ID S0aRN7EY0 Akiba`s Trip 232の続きだよ。 263 Akiba s Trip2016/06/15(水) 13 12 49.69 ID S0aRN7EY0 公園へ逃げ込んできた鈴の前に立ちはだかる主人公。 鈴「ウソ…嘘ですよね?サラさんの紹介にもあったし、瑠衣ちゃんもこの人は信頼していいって…」 主人公は恐怖に怯える鈴をそっと逃がし、追ってきた瀬嶋や聡子をごまかし、鈴捕獲作戦は無事(?)失敗した。 聡子「秋葉原は一筋縄では行きませんね…どうやら私達が把握していないルートがあったようです」 主人公がNIROに怪しまれることはなかったのだが、鈴を護衛していた末端のカゲヤシたちを捕獲し、 そいつらの血でしばらくはまかなえるということだった。 瑠衣からメールが来た。内容は鈴を助けてくれたことへの感謝や (捕まったカゲヤシは穏健派ではなく鈴を監視していた側だったらしい) 母である妖主が秋葉原へ来ることになり、カゲヤシたちはその出迎えやNIRO対応でてんてこまいだということ、 そのせいで瑠衣たちに常に付いていた監視が解かれて今なら自由に動けること、 引きこもり化計画が頓挫しかけており、計画の変更も検討されている。 場合によってはカゲヤシ達も秋葉原を離れるかもしれないこと、 だが瑠衣たち穏健派は秋葉原を気に入っており、その場合は妖主に逆らってでも残るつもりであること、そして 「また、会えないかな?色々話したいこともあるし、今回のお礼もあるし、 母さんが到着したら次に会えるのがいつになるかわからないし…君の顔もみたいし。どう…かな?」 まさかのデートのお誘いである。うきうきで応じる主人公。 264 Akiba s Trip 2016/06/15(水) 13 13 23.83 ID S0aRN7EY0 主人公は瑠衣の呼び出しに応じて屋上に会いに行った。 瑠衣は色々話したいことがあったそうだが主人公の顔を見ると全部飛んでしまったらしい。 とりあえず主人公が色々と尋ねる。 現在はダブプリが中心で妖主の出迎えや残存兵力の集中と再編成をしているらしい。 そしてカゲヤシ一族の生態について教えてもらった。 カゲヤシは妖主を中心とした蟻のような集団であり、女王蟻である妖主がどんどん子供を産み その子たちは生まれた時から母親と引き離して組織の幹部として必要な教育を行う。 基準はわからないが次代の妖主として決めた子に限りずっと妖主が直接母乳を与えて育て続ける。 母乳は血を濾した成分であり、そうやって生まれた時から妖主の血を飲んで育った子にのみ 次の妖主になるための力が受け継がれる。母親を慕う子供たち(特にダブプリ)が瑠衣を妬むのはそれが一因。 (といっても姉弟たちは本心から嫌いあっているわけでもなく皆でアキバ見物したりしているが) また妖主の夫になるのはカゲヤシでも人間でもどちらでもいいらしく、瑠衣の父親は人間だそうだ。 瑠衣の記憶では父親は暖かい人間で、主人公と少し似ているという。 だがその父親が原因で妖主は人間を憎むようになったという。 堅苦しい話が終わった後で、瑠衣は主人公を「『遊びに』いかない?」と誘う。 今まで人間を警戒する母や姉のために、瑠衣が秋葉原を単独で歩くことはほとんどなかった。 鈴やマスターの助けを得て何度か来たことはあったが、それでもカゲヤシの仲間以外を連れて遊び歩いたことはわずかしかない。 主人公と共に行ってみたいという誘いに応じた主人公。 そしてゲーセンで瑠衣と遊ぶことにした。格ゲーで戦ったりUFOキャッチャーでぬいぐるみを取ってあげたり めちゃくちゃいい雰囲気になる二人。 瑠衣「こんなに楽しいんだったら…もっと早く来てればよかった…」 そして今度は主人公のことを尋ねる瑠衣に色々話した。 兄を嫌っている妹がいることに親近感を抱いたり、いまだに引きこもっている主人公の友人に責任を感じる瑠衣。 そして自警団の話を聞いた瑠衣は団員に会ってみたいという。サラとヤタベは面識があるが、 こうして主人公と仲良くなれたのだから自警団のみんなともそうなりたいと瑠衣はおねだりする。 265 Akiba s Trip 2016/06/15(水) 13 13 55.85 ID S0aRN7EY0 自警団アジトをひっそりと尋ねる主人公。どうもNIROは鈴捕獲作戦失敗から自警団には何も連絡をしてないという。 妖主の対応のために忙しいんじゃないの?という団員たちの反応に安堵して瑠衣を招きいれる。 団員がみな驚愕するが、主人公はこれまでのいきさつを説明し、自警団メンバーも自分たちのことを瑠衣に話す。 サラは以前から穏健派のカゲヤシをかくまっていたが、巻き込みたくないという理由で自警団員にも話してなかった。 ヤタベもマスターのこと、ゴンもダブプリのことを他のメンバーに言えなかった。 なんで俺だけカゲヤシとフラグが立ってないんだ!?と嘆くノブを尻目に全員で情報を共有した。 ヤタベ「たしかに私たちはNIROに協力しているが、それは自警団が平和で安全な秋葉原を守りたいからだ。 穏健派のように人間を襲わないカゲヤシを守るのが間違っているわけがない」 なお妖主は戦前から生きているが30代くらいの外見で、ダブプリは戦後の…頃の生まれらしい。 カゲヤシの生態は二次元(三次は加齢で劣化するから)を専門とするノブの心を揺るがした。 話を戻して今後は秋葉原自警団はNIROとどういう関係でいるかを検討することした。 自警団は秋葉原を愛している者の味方であり、少なくとも穏健派と戦う理由はない。 しかしNIROは人類のためにカゲヤシを一匹残らず駆逐すると明言している。 もし正直にNIROに「穏健派だけは見逃してくれ」と頼んでも聞いてくれるだろうか? ノブ「俺なら話に乗るフリをして会談を求めて誘い込んで一網打尽にしちゃうね」 ゴン「だよねえ」 サラ「そしてカゲヤシと協力しているとわかった時点でNIROは人間でも容赦しそうにありません」 ヤタベ「いくら穏健派だとか言ってみてもNIROから見れば私たちは手のひら返して寝返ったようにしか見えないしねえ。 彼らは公的組織を動かせるみたいだし、年金とか切られたら困るなあ…」 色々考えた結果、ヤタベは自警団を解散するという案を出した。 秋葉原自警団としてはかなり以前からNIROと協力関係を結んでいた。 それを継続したまま隠れて穏健派のカゲヤシを助けていたことがNIROに知られると窮地になるだろう。 現状のままでもヤタベがマスターとつながりがあることは調べればNIROにはどうせバレる。 そのために元々なんとなーく集まった秋葉原自警団をなんとなーく自然消滅したという形で解散させれば NIROは口止めはすれども全メンバーの追跡調査を執拗にはしなくなるだろうし 後は各個人で穏健派やNIROに協力するのも自由であり、その結果NIROにばれてもその個人以外の者までにらまれない(と思う) という理由だった。それしかないのかなあと考える一行に対して瑠衣は反対する。 266 Akiba s Trip 2016/06/15(水) 13 14 27.46 ID S0aRN7EY0 もともとカゲヤシとNIROとの戦いが発端であり、無関係である自警団にそこまで迷惑をかけられない。 主人公も自警団員もとてもやさしいから甘えすぎたと瑠衣は言う。カゲヤシたちは自分の血の一族だけのために生きる。 そうやって生きてきた瑠衣には友人のために命がけで探しにきた主人公や 血族でもないのに皆で助け合う自警団たちのような人間たちがとてもまぶしかった。 それが自分たちのせいで壊れることが耐えられないという。 瑠衣「私はカゲヤシで…次期妖主として一族の中だけで育てられてて…生まれた時から末端には忠誠を、 姉妹たちからは妬まれて…それだけの関係しかなかった。 それで…何て言うか…余計に人間の、そういう特性が…いいなぁって…ずっと…。 ごめん、わけわかんないよね、ただ私たちのせいで皆さんの関係が悪くなるのだけは…嫌だから。だから…!」 ヤタベ「さてはて、これを受けてノブくんゴンちゃんどうかな?」 ノブ「うん、解散しよう」 ゴン「そうだね」 瑠衣「え!?」 ヤタベ「サラさんや主人公くんもいいみたいだね。じゃあ本日をもって秋葉原自警団は発展的解散だ」 一人の女の子も救えない秋葉原自警団になど何の価値も未練もないメンバーたち。 驚愕する瑠衣にサラが諭す。 サラ「人間のつながりは場所や自警団というグループに依存はいたしません。 そんなくくりがなくとも、人の繋がりは途切れたりしないのです」 ゴン「大丈夫だよ。元々はフラッと秋葉原に来て何となく会う間柄だったんだ。それに戻るだけ。 特にサラさんやヤタベさんはお店があるんだからそこに行けば会えるさ」 ノブ「なんつーか。俺たちの集まる場所は秋葉原自体なんだよな。行けばきっと楽しい何かがあるはずだ。 知り合いが誰かいるだろう……そう思える。俺達にはそういう場所なんだ」 ヤタベ「もともと秋葉原自警団は損得勘定で作ったわけじゃないからね。 我々がどう在ろうとしているのか、自分自身どう在りたいのか、そしてどうしたいのか。 それを今一度見直すべきなのかもしれないね」 267 Akiba s Trip 2016/06/15(水) 13 15 27.61 ID S0aRN7EY0 さらにヤタベが続ける。なんとこんなこともあろうかと既に第二の自警団秘密基地の当てがあるという。 ヤタベは古株のジャンク屋だが副業で不動産業もしていてメイン収入はそっちらしい。年金切られないのだろうか。 瑠衣「ですが…自警団は解散するんじゃ…?」 ヤタベ「本当は一緒に言うつもりだったんだけど、瑠衣ちゃんが慌てだしたから言いそびれちゃってね」 自警団を自然消滅させて、すぐに違う拠点を作って新組織をすぐに立ち上げるというヤタベ。 まるで怪しい企業や団体のやり口だが、自分たちでやる分にはなぜか嫌悪感がないなあとうそぶくノブ。 瑠衣は人間の柔軟さとフットワークの軽さを甘く見ていたようだ。 瑠衣「こんなふうになるなんて…思ってなかった。ただ会って仲良くして欲しいなって思っただけ…。 私のワガママだったのに…ううん、この街で穏やかに暮らしたいってこと自体が私のワガママだったのに」 どんなワガママでも受け入れて大きくなってきた街、秋葉原の未来はどうなるだろうか。 そこで主人公と瑠衣に同時にメールが届く。 主人公は聡子からの連絡、瑠衣には姉たちから妖主がもうすぐ来るという内容だった。 事態が大きく動く予感がする。自警団員は引っ越しの準備をしつつ二人を応援する。 別れ際に瑠衣はあらためて主人公に礼を言う。 主人公に会いたいと言ったら会いに来てくれて、 主人公の仲間たちに会いたいと言ったら会わせてくれて、 自分のワガママを聞いてくれて、ありがとう。 もし主人公が危ない目にあったら必ず助けるという瑠衣。 268 Akiba s Trip 2016/06/15(水) 13 15 58.57 ID S0aRN7EY0 話が佳境に入ってきたがサブミッションも引き続き遂行できる。 なぜかダブプリが主人公の脱衣の腕を買って「ダブプリは俺の嫁」とかいい出すオタを脱がす依頼があったり。 秋葉原内でも主人公や自警団(解散したけど)の名前はかなり売れているらしい。 色々な方面から届く依頼をこなす主人公。 そして聡子のメールによればいよいよ妖主が秋葉原に到着するため瀬嶋やNIROの総力で迎撃を行うとのこと。 主人公が向かうと聡子がいた。まだ他のNIROのメンバーが到着していないがこれから総員で迎撃するらしい。 そんなところに唐突に瑠衣、森泉鈴、綾小路瞬(マスター)の三人がふらっと現れた。 妖主の迎えにしても三人で無防備に現れすぎである。 瑠衣「え…なんで?」 主人公はまだNIROに与している設定だったのをすっかり忘れてたらしく反応がふわっとしてる瑠衣と鈴。 マスターはこりゃ戦うしかないなと瑠衣や鈴に戦闘をうながす。聡子は主人公と二人で戦うつもりのようだ。 聡子はマスターのことを今まで知らなかったが、立ち振る舞いから幹部と見破る。 まだ他にNIROの味方は来ていないが、ここでこの三人を制しておかないと妖主が到着したときに危険と聡子は判断した。 「私とあなたの二人ならきっと勝てます」と言う聡子に主人公はどうすべきか迷った。 さあ戦いだというときに瀬嶋が現れた。聡子は助太刀をしてくれるものと思っていたが瀬嶋は雑魚に構わず妖主を狙う気らしく 聡子を引き連れて妖主の方に行ってしまった。その場に残される穏健派三人と主人公。 マスターは瀬嶋の肉体がカゲヤシ化していることを見抜くと同時に、どうにかごまかせたことを安堵する。 鈴「瑠衣ちゃんのことがバレてればこうはならなかったでしょうね」 マスター「鈴ちゃん…」 本当に口を滑らせがちな鈴ちゃんを気にしながらマスターは瑠衣を主人公に任せて鈴といっしょに別の目的のために動く。 そして遂に秋葉原駅前で待ち構えるNIROの主力の前に妖主が現れた。 269 Akiba s Trip 2016/06/15(水) 13 16 31.01 ID S0aRN7EY0 主人公を置いてきた瀬嶋や聡子たちが待つ秋葉原駅電気街口に、妖主たちは娘二人を従えて堂々と駅から出現した。 妖主「出迎えご苦労、NIROの忠犬」 聡子「バカにして…このバケモノどm」 瀬嶋「久しぶりだな」 妖主「そうね…お互い変わらないわね」 妖主は同胞の血を吸って老化を防いでいる瀬嶋に皮肉を言うが、瀬嶋は防ぎきってはいないと返す。 カゲヤシの血を摂取すると老化が止まり身体能力が向上するが、飲む頻度や量が一定のラインを越えると血が定着して 飲まなくても恒常的にカゲヤシの肉体となる。現状では末端のカゲヤシの血しか入手できない以上 末端の血で定着させるわけにはいかないらしく定着しない程度に控えてるらしい。 瀬嶋は老化を遅らせながら内調や防衛庁などのさまざまな公的機関の所属を乗り換えて かなり長い年月の間妖主と戦っているらしい。 妖主の脇に控えていた瀬那と舞那は周囲に相当数の手練のエージェントが隠れていることを見抜く。 しかし瀬嶋はダブプリのことを知らなかった。妖主に新しい娘なのか?と尋ねる。 聡子「あの二人は…たしか秋葉原で有名なアイドルです。」 聡子「それじゃ私たちは毎日のようにあの二人の写真を見ていながら気付かずに…?」 ダブプリは主人公と戦った時点で、自分達の正体がNIROにバレていたものと覚悟しており この聡子たちの反応を不審に思うが、 妖主たちの会話によって深く考える余裕はなかった。 NIROとカゲヤシ双方が戦闘に長けた精鋭を多数集めているが、日中の秋葉原駅前で大乱闘すれば いくらNIROでもカゲヤシの存在を一般社会に隠すことはできない。 そうなれば双方が困るがそれでも戦うか?という妖主の言葉に、それを否定しつついくつか質問をする瀬嶋。 瀬嶋はずっと昔から妖主と戦っているがこれより前にはまともに話したこともないという。 妖主の性格ややり口は「聞いていた」通りの内容であったが、この機会に話をしてみたいという。 瀬嶋「なぜ危険を冒していま秋葉原に来た?しかも白昼堂々と」 妖主「娘たちの顔を見に来たのよ。親心ってやつかしら。人間にもそういうのはあるでしょ?」 聡子「バケモノの分際で…生意気に…」 瀬嶋「秋葉原の引きこもり化計画などという遠大すぎる計画をなぜ立てた?しかも自分を囮にしてまで」 妖主「計画の目的や理由は捕縛した私たちの部下から聞いてるんじゃないの?」 瀬嶋「何か裏があると考えるのが当然だろう?」 妖主「どちらにせよ答えてあげる義理はないわ。そろそろ良いかしら?」 270 Akiba s Trip 2016/06/15(水) 13 17 04.42 ID S0aRN7EY0 そして瀬嶋は妖主に最後の質問をする。次の妖主は今まで苦労して計画を遂行してきたそこの姉妹、 その二人のどちらかなのか?と聞く。そして妖主はその通りよと肯定した。 方便とわかっていても自分たちを認める言葉をかけてくれた母親に感激するダブプリ。 そして瀬嶋はその答えに納得してついに次期妖主を見つけたと怪しい笑みを浮かべる。 優「そんなわけねえだろうがーーー!」 突然優が乱入して攻撃する。不意打ちで聡子を昏倒させたものの瀬嶋は優を軽くあしらう。 そして瀬嶋は問い詰める。違うというのか。ならばこの姉妹ではなく誰が次期妖主なのか? 妖主や姉たちが止めろと叫んでも優は止まらない。 どうせ瀬嶋はここで倒す、なら教えてやろうとドヤ顔で優は宣言した。 一行から遠く離れた場所に、主人公とともに立っている少女こそが次期妖主だよ!と。 妖主「……馬鹿な子…」 瀬嶋「…お前、か。お前だったのか。確か…文月瑠衣といったかな?」 完全にノーマークだった末妹が次期妖主だったこと、末端にはそれを知らせず 捕縛されて情報を吐かされても大丈夫なように周到に手配していた妖主の手腕に関心する瀬嶋。 そして瀬嶋はそれをわざわざバラしたアホを一撃で黙らせたあとに、主人公に瑠衣を捕まえるように命じる。 瀬嶋「絶対に殺すなよ。殺せばお前も私に殺されると思え」 瀬嶋の本当の目的は妖主と次期妖主を確実に手に入れることであり、どちらかだけでも欠ければ意味がないらしい。 片方を捕らえてももう一方に潜伏されては面倒になるため今まで慎重にやってきたが、 妖主と瑠衣が両方捕獲できるのならここで大乱闘して一般市民にNIROやカゲヤシが知られようが構わないと。 主人公に瑠衣を、妖主を自分が捕縛しようとする瀬嶋。なぜかその命令に従わない主人公に声を荒げる瀬嶋。 271 Akiba s Trip 2016/06/15(水) 13 17 36.65 ID S0aRN7EY0 ここで唐突に妖主が主人公に声をかける。 「主人公、だったかしら。今まで瑠衣を助けてくれてありがとう」 主人公&瀬那&舞那「え?」 妖主「知っているわよ。あなた、瑠衣のためにいろいろとしてくれていたのよね。 危険を覚悟でいろいろな事から瑠衣を守り、彼女の相談相手にまでなってくれた。母親としてお礼をいうわ」 瀬嶋「なん…だと…貴様、どういうことだ!?」 瑠衣「…どうして、それを……」 妖主は瑠衣の動向を調べるため極力悟られないように優にだけに娘の調査と報告を命じていた。 優「秋葉原には盗聴器なんて物がすぐに手に入るからな。利用させてもらったよ」 瑠衣「…最ッ低…」 優「俺に覗きの趣味なんぞねぇよ。音声データはそのままお袋いきだ」 瑠衣が穏健派として活動していたことや主人公や秋葉原自警団とのことは 最初から妖主にだけは筒抜けだったようだ。 瀬嶋は裏切った主人公に対して、いま瑠衣を拘束すればすべて無かったことにしようという。 妖主は瀬嶋は人間でも容赦なく切り捨てる男だ、自分たちの仲間になれという。 瀬那&舞那&優&瑠衣「え!????」 妖主はかつてカゲヤシたちと敵対し、優やダブプリたちのような幹部まで退けた主人公だが 瑠衣との会話を聞いていただけあって味方になってくれると考えていたらしく 殺し合いをしたものの結果的に瀬那たちや優は死なずに痛み分けになっている。 仲互いを水に流して瑠衣と主人公はカゲヤシたちの仲間になれ、特に主人公は完全なカゲヤシとなるといいと妖主は誘う。 瑠衣は今まで通り秋葉原でみんなと一緒に暮らしたいと述べるが、妖主はその意見を一蹴する。 穏健派などというカゲヤシ本隊から外れた少数のグループではNIROが総力を挙げて攻撃すればたちまち全滅する。 すでに瑠衣が次期妖主と知られた以上は秋葉原でひっそり楽しく暮らすなどとはできないのだと言う。 どうするか迷う瑠衣。そして主人公。主導権は主人公にあると見た妖主と瀬嶋は声をかける。 主人公の選択はどうなるのか? 272 ゲーム好き名無しさん 2016/06/15(水) 13 18 19.51 ID S0aRN7EY0 ひとまずここまで。ここ以降でカゲヤシルートともう一方のルートに分岐する。 313 ゲーム好き名無しさん 2016/06/23(木) 09 59 19.17 ID sA6Ei+DH0 Akiba s Trip カゲヤシルート 271の続き 314 Akiba s Trip カゲヤシルート 2016/06/23(木) 09 59 44.88 ID sA6Ei+DH0 主人公「君のためだ。妖主の元へ行こう」 瑠衣「…そう、だよね、それしかないよね…」 主人公の返答に瑠衣は衝撃を受けるが、検討の結果ほかに道は無いと悟る。 妖主も二人を歓迎し、優や姉たちも複雑ではあるが主人公を受け入れる。 しかし瀬嶋はコケにしてくれた主人公を生かして返すつもりはないようだ。 瀬嶋「第五班は主人公の抹殺と次期妖主の捕獲、他はゴミ掃除だ。御堂、いつまで寝ている!」 妖主「あらあら…ふふ、瀬那、舞那と優は道を開いて、主人公君は瑠衣を守りなさい」 初めて主人公の前に現れたNIRO秘蔵のカゲヤシ化した強化エージェントたち。 格段に今までの敵よりも強いが瑠衣と共闘してなんとか打倒した。 NIROの第一波の包囲網を突破した主人公たちは第二波が来る前にカゲヤシのアジトへと逃亡した。 ちなみにこれ以降の秋葉原にはNIROは強化エージェント、 カゲヤシ側は妖主側近の精鋭カゲヤシが秋葉原に戻ってきたことになるため 街を普通に歩く敵が強化されている。そしてシナリオ上で主人公が敵対してる勢力の敵が 問答無用で襲ってくるようになる。 315 Akiba s Trip カゲヤシルート 2016/06/23(木) 10 00 12.67 ID sA6Ei+DH0 瑠衣「こんな場所があったなんて…」 妖主帰還に備えて瑠衣にも内緒で整備していたというアジトに皆が集合する。 といっても細かい設営は優がやったらしい。 ※普段の優はライブハウスのオーナーとして活動しておりこの手の作業が得意 妖主「二人ともご苦労。私がいない間にずいぶん活躍していたみたいね」 舞那「そうなのママ!アタシたちアキバじゃ超人気のアイドルなんだよ!」 瀬那「……今までは」 舞那「そ、そうだった…お前たちが邪魔をしなければ」 妖主「瑠衣もよくやっているわ」 瑠衣「!??」 妖主「NIROに繋がっている人間を従えたのは悪くないアイディアよ。おかげで連中の不意を突けた」 瑠衣は打算や策略としてではなく、主人公はあくまで友人として自分を助けてくれたと反論するが 妖主はそれを認めず、瑠衣が与えた血の影響で主人公は瑠衣に従っているだけと返す。 カゲヤシは妖主の血を本能で察知して強く好意を抱く習性がある、主人公のように後天的に変異したものも同様らしい。 主人公が瑠衣を守ろうとしているのは果たして血の習性からか、それとも…? どちらなのか?と妖主は主人公に尋ねる。妖主は主人公の答えに関わらず、 主人公を冷遇し続け容赦なく切り捨てようとしたNIROとは戦うべきと告げる。 それを聞いた瑠衣は、NIROと戦うことはやぶさかではないが このまま秋葉原でNIROと全面戦争となれば秋葉原の街や人々が甚大な被害を受けると反対する。 だが妖主はそんな瑠衣の意見を一蹴する。瑠衣も狙われている以上いま戦わなければ勝てない。 そうなれば瑠衣を守るために人間の立場を捨てた主人公の意思も無駄になる。 それともやはり主人公は血の力で従えただけの存在であって別にどうでもいいのか?と。 瑠衣は答えに窮するが主人公が間に入り妖主を説得する。場合によっては拳で。 その結果、妖主は自分の考えを変えないものの瑠衣の人間との共存という希望をある程度は尊重することになった。 秋葉原を愛している瑠衣、カゲヤシの繁栄と勝利しか興味のない妖主、 ママである妖主の意に従うだけが本望の姉たち。 その中にいる主人公の心中はいかに? 316 Akiba s Trip カゲヤシルート 2016/06/23(木) 10 00 50.97 ID sA6Ei+DH0 一通り話が終わった後で優が現れる。 NIRO側が明日の早朝にこちらへ全面攻撃を仕掛けてくるという。 優「いよいよ全面戦争だ。腕が鳴るぜ」 妖主の読みによれば明日は瀬嶋が妖主である自分を直接狙ってくる。 誰も信用していない瀬嶋が妖主をとらえるチャンスを他人に任せるはずはない。 またNIROの性質上、雑魚をいくら潰しても無意味でトップである瀬嶋を仕留める必要がある。 よってあえてアジトに妖主が残って瀬嶋をおびき寄せるオトリとなり、 他の主力は街中へ散ってNIRO側の主力も分散させる。 そして期を見て優と主人公がアジトへ戻り瀬嶋の背後から急襲するという流れ。 優「俺一人でも十分だと思うが…お袋が言うなら従うさ」 お前は今日やらかした失態を忘れたのか。 瑠衣は安全のためにアジトとも他の主力とも違う場所で隠れている。 瑠衣「結局…わたしはまた…なにもできずに」 そして翌朝、作戦通りNIROの主力をかく乱させるために各所に散る主人公、優、瀬那と舞那。 優「途中でやられんなよ。お前との決着はまだついてないんだからな」 舞那「アンタ。裏切ったりしたらタダじゃおかないからね」 瀬那「舞那、ママが仲間だと言った以上、主人公のことは信用する。彼は、味方。わかるよね?」 舞那「わかってる。だけど…今まで敵対していた奴がいきなり仲間だって言われても…」 瀬那「それなら今回の行動を見て舞那が判断すればいい。信用できないようならママに相談」 舞那「そうだね、そうする。頑張るようなら味方と認めてあげてもいいか…も。ってわけだから!お前の行動は随時チェックしてるからな!」 瀬那「主人公、この戦いはあなたにかかっているかも知れない。何だかそんな気がする。だからといっておかしな真似はするな。 次に会うときは、笑って会えるといいなって思ってる。…それじゃ」 あれだけ敵対していたカゲヤシの幹部たちと、なんだか少年漫画チックな流れで共闘することになった。 317 Akiba s Trip カゲヤシルート 2016/06/23(木) 10 01 24.81 ID sA6Ei+DH0 秋葉原中で大規模な戦闘を繰り広げるNIROとカゲヤシ。 主人公も強化エージェントを一通り倒したところでアジトが襲われたと連絡を受ける。 だがこの状況も妖主の読み通りでありアジトに戻ろうとUD+を進む主人公の前に御堂聡子が現れた。 聡子「主人公さん…ここは通しませんよ。妖主を仕留めるまでは誰も入れさせない。 もしあなたが、人間の敵で無いというのなら、ここは引いてください」 しかし主人公はもはや人間ではなくカゲヤシのために戦うことを選んだ。 聡子「そうですか…あなたとは戦いたくなかった。どうなっても私を恨まないでください」 主人公と聡子は今までも色々話したこともあり、お互いに思うところもあった。 もしかしたら分かり合うこともあったかも知れないが、もはやそうはいかない。 聡子は瀬嶋を守るため、主人公は妖主やカゲヤシたちと瑠衣を守るため。 両者は激突し、そして主人公に軍配が上がった。 聡子「なぜ…ですか。それほどの力を持ちながら、なぜあなたは人類の敵に…。 血の力…カゲヤシの血とはそれほどまでに…」 主人公の返答はどうあれ、カゲヤシの血の呪縛によるものだと聡子は断定して失神する。全裸で。 主人公を動かしているのが自分の意思なのか血のせいなのかはもはやどうでもいい。残った敵は瀬嶋のみ。 318 Akiba s Trip カゲヤシルート 2016/06/23(木) 10 02 00.67 ID sA6Ei+DH0 カゲヤシのアジトに帰ってきた主人公を待っていたのは倒れ伏す妖主と、唯一残っている瀬嶋だった。 どうやらアジトでの戦闘の結果、手下は全滅したものの瀬嶋はきっちり妖主を倒したらしい。 現れた主人公に毒づく瀬嶋 「ここにいるということは御堂はやられたか。カゲヤシ化すればいいものを…あのバカが」 カゲヤシ化してもわずかに強くなるだけで主人公には勝てないだろうし、そうなったら脱がされて死んでたが…。 と思う主人公だったがかまわず瀬嶋が思案する。なぜ妖主が故意に少数の手下だけでオトリになったのか? 瀬嶋「文月瑠衣を逃がすためか?そんな母心だけで動くような人物には見えないが?」 そこへ主人公の後ろから瀬那と舞那も現れる。満身創痍の妖主を見て激昂する娘たちだったが 眷属である二人を一撃で戦闘不能にする瀬嶋。単なるカゲヤシ化したエージェントとは明らかに格が違う。 私は特別なのだ、と瀬嶋はうそぶいた。カゲヤシを追うようになって二十年以上の間、 なるべく妖主に近い眷属の血のみを摂取し続け、またカゲヤシやエージェントたちで人体実験した成果を活用し、 単純な戦闘能力ならば妖主をも凌ぐ力を付けていたのだった。 妖主の子らを黙らせて、いよいよ妖主を捕獲するばかりという段階で瀬嶋は主人公に声をかける。 最後のチャンスだもう一度私に従え。今治療を受けている主人公の友人がどうなってもいいのか?と。 しかし妖主がその後ろから声をかける。瀬嶋がそんな力を得るために繰り返してきた生体実験、 そんな実験に必要な「実験動物」はどこで確保していたのかしらね?と。 瀬嶋はこれまで捕獲したカゲヤシだけではなく、カゲヤシに血を吸われ引きこもりになった人間すらも実験材料にしていた。 そして主人公の友人や瑠衣の血を得た主人公自身も実験体にする気なのだ。 ここで瀬嶋を止めねばカゲヤシだけでなく友人すらも失ってしまう。 主人公はすべてを守るために瀬嶋と戦う決心を決めた。 瀬嶋「私の力をみせてやろう。妖主ほどに万能ではないが戦闘における能力はそれ以上だ」 「己の愚かさをあの世で悔いるがいい、主人公」 もはやどちらがヒトの命をむさぼる吸血鬼で化け物なのかわからない存在になった瀬嶋と最終決戦を迎える。 激闘の末に瀬嶋を制した主人公だった。話の展開や設定上は妖主以上でもゲーム的には秋葉原を歩いてる警官のが強いし。 瀬嶋「バカな…私の力が…体が…焼ける…ここまでだというのか…?」 「キタ、ダ…のすべてを私のものに…あと少しというところで…」 苦悶と後悔の叫び声とともに焼け尽きた瀬嶋。 舞那「なんであいつ…最後にアタシ達の名前を…?」 瀬那「……」 妖主「…瀬嶋……」 妖主もどうにか回復して主人公たちをねぎらう。戦いは終わった。 319 Akiba s Trip カゲヤシルート 2016/06/23(木) 10 02 33.91 ID sA6Ei+DH0 瀬嶋は消滅し、残ったNIROの戦力もほぼ壊滅し逃げ去った。 妖主はいちいち雑魚を追撃せずともNIROは当面はまともに活動できないと判断して残ったカゲヤシ戦力の立て直しを優先した。 妖主「それに…ちょっと懐かしい人を思い出したわ。もしかしたら全ての大元を抑えられるかも」 舞那「ママ?」 妖主「なんでもないわ」 そして妖主は主人公をほめると同時に妖主を超えた瀬嶋にすら勝った主人公の力の正体を尋ねてきた。 それはカゲヤシの妖主の血の力なのか、師匠から学んだ人間の脱衣の技術によるものか、あるいはただ「愛」のためなのか。 主人公がどんな回答をしても妖主は意味深にほほ笑む。 妖主は今後の方針を検討した結果、 妖主や優は秋葉原を離れてNIROの残党の根絶と今後の人間の侵略計画の進行を行い、 瑠衣は次の妖主として認められるための修行や試練を受けるために旅に出る。 ダブプリは引き続き秋葉原に残ってアイドル活動やこの地でのカゲヤシの勢力を強化することになった。 ぶっちゃけダブプリルートでも主人公は選択肢によって瑠衣ちゃんENDかダブプリENDになるのだが 瑠衣エンドの場合は瑠衣が妖主になるために、各地にいる昔から生きている古参のカゲヤシに認めてもらう旅に出る。 認めてもらうだけなら難しくはないが、瑠衣は「人間との共存を目指す」という信念を変えないため 母親である妖主より頭の固い古参に共存を認めさせるのは並大抵の苦労ではない。 主人公は自警団とともに秋葉原でカゲヤシとして活動しつつ大学合格を目指し受験勉強をしながら瑠衣を待つことになる。 ダブプリENDの場合は瑠衣よりもダブプリに傾倒した主人公が秋葉原でダブプリのアイドル活動を手伝いつつ いっしょに観客を吸血しまくって第二引きこもり計画を遂行したりしつつ両手に花状態で暮らしていく。 320 ゲーム好き名無しさん 2016/06/23(木) 10 39 28.60 ID SV9GL3Ax0 どこかにある病室のような部屋で、生命維持装置に繋がれた老人と一人の女性がいた。 老人は女性に向けて弱弱しく語る。 「君は変わらんね。それともこれは私の夢、いや走馬燈なのかな?」 「いいえ、現実よ。北田清源。久しぶりね」 女性の名前は姉小路怜、カゲヤシを束ねる長である妖主。 そしてこの老人は怜の最初の夫であった。 太平洋戦争よりも昔のこと、北田清源は自分の持つ文献をきっかけに怜を知り一目で恋に落ちた。 金や権力も持っていた清源はそのすべてを使って怜を自分のものにしようとし、そして怜も彼の愛に答えた。 しかし人間がカゲヤシ、しかも妖主と夫婦になるというのは並大抵のことではなかったのだろうか 怜は数年間の夫婦生活の後に清源の前から姿を消した。 清源が怜をあきらめることができず自分の力をすべて使って怜を探し求めた。 日本軍や各種財閥もすべて意のままにできる権力でも、怜の消息をつかむのに60年以上かかった。 清源はあくまで怜を探すためだけに「組織」を作った。何度も名前や実態が変わり、後にNIROと呼ばれる組織だった。 ただ清源は怜と再会したいだけであったが、部下として瀬嶋が加入してから組織は変質しだした。 老いた清源が統率しきれなくなったのもあるが、瀬嶋はたくみに組織を私物化して妖主やカゲヤシの力を自分のものにするようになった。 それでも瀬嶋は清源の要望は叶えるつもりであり妖主である怜を捕まえたら清源に引き渡し、 自分は次の妖主の血を得られればそれでよかったらしい。 いずれにせよ怜が姿を消してから60年の時は長く、カゲヤシの血を使っても持ちこたえられないほどに清源の肉体は老いぼれていた。 清源の消息をつかんでその病室へ現れた怜は、いったいなぜここまでして自分を探そうとしたのかと問い詰める。 北田「愛した女に逃げられた男なら、誰だって追い続けるさ。その想いが変わらないのなら」 「…取り戻したかったんだよ、全てを。取り憑かれたようにそれだけを思っていた」 怜「バカな人、そのせいで大勢の同胞と人間が死んだわ」 純粋に怜に会いたいだけが理由だったとしてもそれがきっかけでとんでもない規模で損害が出ている。 その仕返しとして怜はここで清源を殺すつもりだった。瀬嶋に続いてここで清源も死ねばもはやNIROは壊滅して 二度とカゲヤシの脅威となるような組織は現れないだろう。しかしもはや清源は黙っていても死ぬ。 逆に清源は怜に尋ねた。なぜ自分の前から姿を消したのかと、自分を愛していなかったのかと。 妖主「…そんな昔のことは忘れたわ。でも私はカゲヤシだから、人間のマネは嫌だったのかもね」 怜の回答に清源は笑う。 「君は相変わらず優しいな。数十年分の片思いか…はは…はっ……はっはは…」 怜「……でも、娘は愛しているわ」 清源「……なに?…」 怜「有能で、ワガママで、私を愛してくれる…そんな双子の娘。…あなたにそっくりだわ」 怜は失踪してから清源との子を産んでいたことを告げる。自分にとって最初の子供を。 その子たちは今も秋葉原で楽しく幸せに暮らしていることも告げた。 怜「会いたい?未練を残して死ぬといい。これが私達を苦しめたあなたへの復讐。…どう、苦しいでしょ?」 清源「ハ…ハハ…やはり、君は本当に…優しい…女…だ…」 怜「…おやすみなさい。あなたを愛することはできなかったけれど…ひたむきで、一途で、バカなところ…嫌いじゃなかったわ」 Akiba s Trip カゲヤシルート END 321 ゲーム好き名無しさん 2016/06/23(木) 10 40 21.93 ID sA6Ei+DH0 カゲヤシルートはこれで終了。 NIROルートの時も書いたがカゲヤシルートに進むと 主人公が完全にカゲヤシよりの思考や肉体になるため 引きこもりにされた主人公の友人は見捨てる上に ダブプリルートになると積極的に人間を侵略する側になる。 289 名前:AKIBA S TRIP[sage] 投稿日:2017/10/24(火) 22 36 03.11 ID Rw5pzek30 [1/4] ●AKIBA S TRIPの途中から 瑠衣共存ルートが無かったので書く もしかしたら、一年前に書いてた人が続きを書くかもしれないので適当に 場所は秋葉原。主人公は18歳の予備校生。 友人に電話で助け求められ、助けに行くがカゲヤシの中でも過激派の優に主人公も襲われ、その後カゲヤシにされた。 カゲヤシとは人と同じ見た目で、人の血を吸い、力が強く年齢を取らず、太陽の光を浴びると消える、吸血鬼みたいなもの。 今までカゲヤシは社会の陰にひっそりとしていたが、たくさんの若者を吸血し、意思を奪って引きこもり化させる。 そうする事で人間社会を衰退させ、カゲヤシを中心とする「引きこもり化計画」を行っていた。 秋葉原はその最初の標的とされ、次々と吸血され引きこもりを増やされて行っている。 NIRO(ナイロ)と呼ばれる彼らと戦う組織に味方し、人に紛れ込むカゲヤシと戦うことになった主人公。 元々はいっていた秋葉原自警団の協力の元、人に紛れ込むカゲヤシを見つけて服を脱がせて太陽の光を浴びせ倒していく。 途中で人間に協力的なカゲヤシ達と、その中の少女の文月瑠衣と会う。 実は主人公をカゲヤシにしたのは瑠衣だった、死にかけの主人公を助けるためには仕方がなかったと聞ける。 瑠衣はカゲヤシのトップである妖主の娘だが、人間とカゲヤシの共存を目指す穏健派だった。 主人公はカゲヤシ達を倒したり、瑠衣とデートしたり、あとついでに人の迷惑をかける人も全裸にして倒していった。 そして後半。秋葉原の駅にNIROに呼ばれてきた主人公。 カゲヤシのトップである妖主がこの駅に来るのだと、NIROで主人公とよく話す聡子に教わる。 そこに瑠衣とその仲間も訪れ、一触即発状態。だがNIROトップの瀬島がそんな連中は無視しろと言った。 瑠衣の仲間に、瑠衣の事をよろしく頼むと主人公は言われる。 たくさんのNIROエージェント達が駅を囲む、そして妖主の女性が登場した。 妖主とカゲヤシを食らって生きてきた男の瀬島は古く、長く敵対していた。互いに精鋭を連れて集まっている。 ここで大沙汰にする気は互いにないと言い、瀬島は今さらこんなバカげた計画を始めたのかを聞くが、妖主ははぐらかす。 次期妖主は誰だと瀬島が最後に聞く、妖主には四人の子供がおり、側にいる双子の娘だと答えた。 だが乱入したカゲヤシで妖主の息子の優が、どうせ殺すからと瑠衣が次期妖主だとばらした。 馬鹿息子がと呆れる妖主。ずっと探していた時期妖主を見つけ、笑う瀬島。 主人公に瑠衣を捕まえろと命令する瀬島。 妖主は瑠衣を守ったり、相談相手になったり色々してくれた事に礼を言う。なんでそんな事を知っていると驚く瑠衣。 優が瑠衣を監視し、さらに盗聴までしていた。瑠衣はショックを受ける。 瀬島が裏切りを許す代わりに瑠衣を捕らえろと、妖主が今までの対立を忘れに瑠衣と共にカゲヤシとして来いと言う。 次期妖主として瑠衣はNIROにばれてしまった、少数の穏健派では守れない、生き残るためには妖主の元に行くしかない。 どうすればいいのと迷う瑠衣。主人公の選択肢でルートが決まる。 「俺が君を守る」「一緒にこの街で生きていこう」 主人公を抱きしめる瑠衣。 290 名前:AKIBA S TRIP[sage] 投稿日:2017/10/24(火) 22 38 42.72 ID Rw5pzek30 [2/4] 瀬島と妖主がともに、主人公を殺し瑠衣を捕まえろと全員に命令、そのまま互いに争い乱闘となった。 逃げる主人公と瑠衣だが、精鋭カゲヤシと、NIROのほぼカゲヤシ化したエージェント達に次々と襲われる。 追いつめられるも。瑠衣の仲間達と秋葉原自警団が加勢に来た。 秋葉原自警団トップのヤタベが逃げ込む場所を主人公に言い、逃げ切った。 振り切り、倉庫に逃げ込んだ主人公と瑠衣。そして秋葉原自警団とカゲヤシ穏健派の二人が集まった。 情報を交換する一同。今はカゲヤシもNIROも冷戦状態で、瑠衣を探しまわっている。 警察はNIROが抑えているようだが、ネットは暴動が起きたと大騒ぎ、互いに明日までには決着をつけるだろう。 カゲヤシの目的は人間嫌いの妖主が共存を目指す瑠衣を連れ戻す為に、秋葉原で人間を襲っていた。 NIROの目的は、理由は不明だが妖主と次期妖主。人類を守るためだとか理由ではない、他人を巻き込むのもいとわない。 推測だが、両方とも瑠衣が目的。いつまでもここに隠れられるわけではない。 それにカゲヤシとNIRO両方の総戦力がそろった状況、いずれ戦いとなり、秋葉原はかなりの被害を受けるだろう。 実際に被害が出る。この街が好きで住んでいた瑠衣は、自分がいるせいでこの街に被害が出ている事にショックを受けた。 自分を責める瑠衣に、休むように言った。その後、主人公にアイディアで皆に相談する事になった。 夜、倉庫で眠る皆に別れを告げ礼を言い、倉庫を出ようとする瑠衣。起きて呼び止める主人公。 母親である妖主に会い、止めてもらうという瑠衣。主人公は抱きしめ、戸惑うが抱きしめ返す瑠衣。寝たふりする周囲。 この街が好きだったけど、好きにならなければよかったのかなと問う瑠衣に、ここと全員起きて、それは違うと説得する。 好きになるのは仕方がない、そしてこの秋葉原はそのワガママを許す。でもこれからどうすればと瑠衣が言うと彼らが来た。 もう終電も終わったのに、広い倉庫を埋め尽くす、ネットで呼ばれた変な格好のオタク達。 ヤタベが全員に説明する。まるで信用できない話だが、ネットで今までの起きた事件と合致する。 カゲヤシや二大勢力が現実にいる、そうかもしれない、そうであってほしいと受け入れていく集団。 瑠衣が泣き声で話す。化け物の自分を受け入れてくれたこの街が好きだった、でも自分のせいで被害を与えてしまった。 この事態が終わったときはその時は「みんなで遊びに行こう」と割り込む主人公。 いいねとその話に乗る皆、変な話に論点がずれていく。 私は化け物でと言う瑠衣に対し、実は俺は魔王の息子でとか、闇に属する存在でと妄想トークに盛り上がる。 可愛い女の子と一緒にいられるなんてと不純な声や、人外とかOK、文化祭みたいと簡単に受け入れる人々。 こんな簡単でいいのと悩む瑠衣に、頷く主人公。この街は全て許し受け入れるとメイドは言った。 そして最後にこの街を守ろうと、一致団結した。 秋葉原中で戦闘が行われ、そこに主人公が乱入し、戦いが広がる前に収めていく。 そしてネットで情報が出回り、ついに妖主の居場所がわかる。 主人公は瑠衣と共にその場所に向かう、だが主人公は優に足止めされる。 優を倒した後、追いかける主人公。瑠衣が妖主を説得しているが、ここでNIROを倒さないとと平行線だった。 NIROによって爆発で窓が割れる、NIROが攻め込んでくるようだ。 瑠衣が父親について聞くと怒り出し、時間も無くこれ以上は話しても無駄と戦闘になる。 自分に勝ったら妖主になって、共存でも目指せばいい。だがNIROがいる限りそれはできないと告げた。 倒すと苦しむも屋内であるため、妖主は消える事は無かった。カゲヤシを撤退する事を要求する瑠衣。 妖主は言う、どうあがいてもカゲヤシは化け物であり人に恐れられ共存などできはしない それを瑠衣に教えるためだけの計画が、今回の引きこもり化計画の本当の狙いだった。 291 名前:AKIBA S TRIP[sage] 投稿日:2017/10/24(火) 22 42 03.02 ID Rw5pzek30 [3/4] そこに瀬島が乱入する、そして妖主を襲いその血を吸った。 それにより強靭な力を瀬島は得る。妖主を助けようとした瑠衣をふっ飛ばした。 主人公と一騎打ちで戦う、しかしいくら攻撃しても瀬島はダメージを受けず、主人公は倒される。 瀬島の部下の聡子が追いつき、自身が化け物になるためにNIROを利用していたのかと聞く。 だがそれはもともと違い、NIROはカゲヤシを利用できないか、科学的に研究する組織だった。 事実を知り怒り、戦いを挑むも一撃で倒される聡子。その間に主人公に瑠衣は自分の血を飲ました。 強化した主人公は瀬島を倒した。苦しみながら割れた窓からの日光で瀬島は消滅した。 消えかけの妖主は言う。かつて自分も瑠衣と同じく人間に憧れた。カゲヤシの関係から逃げて、人として暮らした。 その時に好きになった普通の人との間の子が瑠衣。だがその男に正体がばれた、化け物と言われて逃げていった。 同じようになってほしくなくて今回の計画を立てたが、逆効果だった。 瑠衣を大切にしてあげてと言い、妖主は自ら日光に身を晒し、消滅した。 以前と同じ秋葉原に戻った日常。 新たな妖主となった瑠衣が、共存のために頑張っている。 妖主の双子の娘であるアイドルのダブプリは行方不明。 カゲヤシに血を吸われた人々の治療も、かなり進んでいると聡子が言う。 主人公は瑠衣とデートに行く、血の味のしないキスをしようと瑠衣が言った ●「人探し」のサブミッションを終えていて、選択肢でお父さんは見守っているを選ぶ ある人に瑠衣の写真を撮ってきてほしいと頼まれる依頼。達成するとその人は瑠衣の父親、妖主の三番目の夫の人間だった。 近くまで来ていた事を知り驚く瑠衣と妖主。しかしもう帰るべき場所はないと妖主は言う。 秋葉原にもいろんな人がいた、だから一人の人間に否定されたからといって全部を否定するのは間違っていると説得する。 それに、母さんが好きになった父さんを信じたいと瑠衣が言うと、もう一度、人間を信じてみるわと妖主は答えた。 以前と同じ秋葉原に戻った日常。 ダブプリもアイドルを再開。カゲヤシの一部も人間との共存の為に秋葉原に残った。 あれだけあったカゲヤシの噂も立ち消えた。結局は人は新しい話題を探し続けている。 カゲヤシに血を吸われた人々の治療も、かなり進んでいると聡子が言う。 妖主はしばらく遠くに行くと言って姿を消した、主としてのけじめがあるのだろう。 主人公は瑠衣とデートに行く、血の味のしないキスをしようと瑠衣が言った 終わり