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260 :霧の咆哮:2016/09/02(金) 20 20 09 大日本企業連合が史実世界にログインしたようです支援ネタ 台詞集その6(霧の咆哮ver) 「死ね、死ね、ジャップは死ね! 勝ち目がない? 知ったことか! 仲間の、あいつの仇は皆死ね! 勝ち目無いなら無いで、最後の瞬間まで殺せる限り殺すだけだ!」 ー仲間を、大事な人を失った過去に、狂気に囚われ、最早殺意に身を任せるだけの存在に成り果てたW・タイガー。 彼は文字通り自らが死ぬ日まで暴れ狂った。 「タイガー殿……せめて、その来世に幸あらんことを願います。エイメン」 ーかつての恩人が壊れていく様に心を痛めながらも、止めることも出来ない己の不甲斐なさを嘆いていたタラスク。 タイガーの死を確認後、指揮下の部隊共々日企連に降伏を申し入れた。 「大アルゼブラに栄光あれーーーー!!!」 ー悪化する戦況を打開すべく、日企連が誇るフラグシップ級AF:イズモにVOBを用いた突撃を行ったイルビス・オーンスタイン。 だが、その圧倒的な迎撃能力及び不死性に力及ばず、20機以上のプルートオービットの一斉砲火により愛機マロース共々消滅した。 「識別コード照会……接近中のネクストは水風、『嘆きの風』です!?」 「……今日が年貢の収め時だったか」 「相手がアナトリアの傭兵やアンノウンじゃないだけマシ、と言うべきでしょうか」 「どれでも変わらんよ。所詮凡人がどれだけ集まり、抗おうとも容易く滅ぼされる。イレギュラーを敵に回すとはそういうことだ」 ー第二次リンクス戦争末期のインテリオルの部隊にて。彼らにとっての災厄到来の報告を受けた指揮官と副官のやり取り。 「識別コード照会……接近中のネクストは水風、『疾風の妖精』です!!」 「来た、我等の女神が来た!(実はルナスカイのファンクラブメンバー)」 「最高の援軍だ、これで勝つる!」 「可愛くて強いってそれもう最強じゃね?」 「せやな」 「実際戦闘力は最強クラスだな」 ー水風の到来に対し、日企業連側の部隊の反応。 同じネクストなのに、敵味方で見事に空気も何もかもが違う。 「あのリザイアがランク34程度のリンクスに負けただと? エイプリルフールは今日じゃないぞ君」 ーリザイアがルナスカイに撃破された報告を疑うオーメル幹部。 それが事実と判明したら卒倒し、その後のルナスカイの大暴れップリで心労で持病を悪化させた彼は、病院のベッドの上でオーメルの敗戦を聞くことになった。 「何故、我が陣営には真のイレギュラーがいない。何故、イレギュラーは日企連にばかり集まる。何故です!」 ー(彼女らにとって)理不尽な現実に憤りを露わにするインテリオル幹部※1 「連中が理不尽な存在なのはもう今更だろうに。諦めろ、私はもう諦めた」 ー達観したような目をしているGA幹部。 彼が理不尽と断じたのは日企連か、イレギュラーズか、その両方か。 ※1アナトリアの傭兵、アンノウン、首輪付き、ルナスカイ。途中からはジョシュアも保護して、文字通りイレギュラー級は全て日企連に集中していた。 他企業にとっては確かに理不尽と言えるかもしれない。 以上です。ネタが浮かぶ限り書き続けるぜー wiki転載は例の如くご自由に。
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888 :霧の咆哮:2016/09/06(火) 23 17 47 大日本企業連合が史実世界にログインしたようです支援ネタ 台詞集その9(霧の咆哮ver) 「本当の狩りの醍醐味を俺は今更ながらに知った。自分で狩った猪で作った牡丹鍋を喰らう、あの至福の一時をまた味わうまで、俺は死ねん……!」 ー史実側で楽しんだバカンスに思い馳せながら、気合いを込めたビッグ=バレルのコジマキャノンがトワイライトを一撃で撃墜した。 「教え子達が、仲間達が戦場で頑張るのを遠くから応援することしか出来ない、というのも歯痒いな」 「私達はもう、戦場に出るのは厳しいから仕方ない、と素直に納得出来れば気が楽なんだが」 「一応無理すれ出撃は出来るな。最も、そんなことすればこの身も長くは持たないし、上の許可が出るわけもないが」 「仮に、許可が出るような事態ならば、それは日企連として最悪な戦況に陥っているということか」 ージョシュアとベルリオーズ。 かつての実質的なトップランカー級リンクスでありながら、共に今や実戦に出向けない身故に、心中に苦い物が混じる。 普段なら美味いのに、その日飲んだ酒は妙に不味く感じた※1 「……」 (チャキッ) 「……」 ー自宅にて、黙々と己の愛刀の手入れを行うアンジェ。 一度手を止めては刃波を、それに反射する己の顔をジッと見返しては、手入れを再開と何度も何度も。 その心の内に渦巻くのはいかなるものか。 「あなた……どうかご無事で」 ー教会で愛する夫の無事を祈るメノ・ルー。 「戦地にいる夫の身を案じる心配がないだけ、私はマシ、なのかしらね。彼女達の気持ちを考えると複雑だけど」 ー励ましのメールをママ友のメノ達に送るメアリー。 「ユダを漸く特定したと思ったら、まさか相手はシヴァだったとわな……」 「極東の諺のような、藪を突いて蛇を出すどころか破壊神が出てくるなんぞ予測出来まい」 ー自分達の切り札であったアンサラーを意図も容易く撃破され、力なく天を仰ぐオーメル幹部。 「イレギュラーを複数保有等と言う、レーヴァテインに等しい力を得た日企連は何を成す気だ?」 「決まっておろう。北欧神話で世界を焼き尽くした力に例えられた通り、インテリオルもオーメルもどころか、既存の企業体制を破壊し、新時代を築くのだろうさ。アサルトセルも排除してな」 「まさに、此度の戦争は連中にとってはラグナロクか……」 ー暗いオーラを背負い、オーメル幹部同様、神話に例えてやり取りするインテリオルとトーラスの幹部。 「既存の社会体制を世界規模で破壊したのは、かつて我らが国家解体戦争を起こした件の再現だがな。まさに歴史は繰り返す。今度は我らが敗者となる番か」 ー皮肉気に栄枯盛衰の理を口から滑らしたのは、反日企連派として合流していたGA幹部。 ※1戦場で撃破されて命は助かるも、後遺症で実戦に出れなくなったベルリオーズはともかく、そういう戦場の要因が無いジョシュアの方が、己への不甲斐なさ的な気持ちが強かった。 しかし、トップクラスのAMS適性を持ちながら、彼がワカやアックスブロウ達より先に限界を迎えたのも、アスピナで初期の頃からAMS関連に関わっていた無理が祟っているのだが。 wiki転載は例の如くご自由に。
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582 :霧の咆哮:2016/09/04(日) 19 08 30 大日本企業連合が史実世界にログインしたようです支援ネタ 台詞集その7(霧の咆哮ver) 「皆様、これが、我らの世界の戦争です」 ー魔王のように壮大に両腕を振り上げて高らかに発言する神崎代表。 その後に上映された映像は、史実側の常識を木端微塵に粉砕し、原型等欠片も残さない代物であった※1 「これ、本当に中に人が乗って操縦してるのか?」 ー首輪付き達による、本気の超高速戦闘の映像を見た史実側の戦闘機パイロットの呟き※2 「なるほど、イレギュラー(異端)とは言い得て妙だな。このような戦略的存在、通常の戦争の枠に括れる訳がない」 ー常識外れの動きに逆に納得したように頷く東条英機。 指揮官ですらない、純粋な個人の武勇が戦争の戦略を左右する。神話や古代の時代ならいざ知らず、近代では忘れ去られた概念が、異世界には存在していた。 「この映像に適当に台詞を付けて、合間に何か日常シーンでも加えるだけでSF映画が完成するな」 ー大艦隊が、人型ロボが、巨大機動要塞が闊歩する大戦争を見て遠い目をする史実側政府高官。 「どこの終末戦争だこれは!?」 「海が、軍艦で、兵器で埋まっていやがる……!」 ーオーメル陣営の大規模拠点がある島を完全包囲した、日企連及び合流したGAやBFFによる連合大艦隊が、一斉攻撃を始める光景に驚愕する史実側海軍仕官。 包囲艦隊にはギガベースやミドルベース達にアマノハシダテまで参加していた。 「ハハッ、島が動いてやがる」 「何だろうなアレ。何だろう」 「針鼠通り越して針山か針島だな」 ー日企連のフラグシップ級アームズフォート:イズモに対し、最早驚き疲れたのか、投げやりな態度になる史実側海軍士官。 「敵がゴミのようだ、と言うのが比喩でも何でもないな」 「うわぁ……えぐい」 ー日企連に接収されたグレート・ウォールがインテリオル通常兵器部隊を、ミサイルとグレネードを撃ち捲りながらそのと重装甲な巨体で次々と轢き潰し、粉砕していく様にドン引く史実側陸軍士官。 「戦艦と列車砲の究極進化形態がアレらかな」 ー引き攣った表情でイズモとグレート・ウォールを見る山本五十六。 「イズモも十分化け物だが、あのグレート・ウォールとやら。あれ、海上も普通に走ってたんだが。時速200キロだか300キロ位で」 「つまり、陸地だけでなく、大平洋のど真ん中だろうが、あの馬鹿でかい鉄塊が軍港や艦隊に突っ込んでくるのか。駆逐艦の4倍以上の速さで」 「」 「」 ー海の覇者だが運用があくまで海洋限定なイズモだけでなく、あの図体で水陸両用であるグレート・ウォールの脅威に気付いてしまった史実側海軍将官。 「どっちかと言えばグレート・ウォールの方が我等的には脅威だな。ただ突撃されるだけで、どんな基地や要塞でもお陀仏だ」 ー頭を抱える史実側陸軍将官。 「」 「」 「」 「」 ーアンノウンがアンサラーをパイルバンカー一つで崩壊させる映像では、視聴者一同、どこぞのトップリンクス達同様に絶句するほかなかった。 ※1こんな物を見せつけられた史実側からすればまさに魔王の所業であった。 彼が一つ本気で号令すれば、あの戦力が自分達の世界に牙を向くと言うのだから。 ※2彼の常識では、こんな機動をすれば中のパイロットなんて目も当てられない悲惨な状態に成り果てるからだ。 史実側に第二次リンクス戦争の映像を見せたらどんな反応かなネタ。 wiki転載は例の如くご自由に。
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927 :霧の咆哮:2016/08/31(水) 18 00 48 大日本企業連合が史実世界にログインしたようです支援ネタ 台詞集その4(霧の咆哮ver) 「イレギュラーはVシリーズに乗ってもなお、イレギュラーだったか」 ー教導演習にて。首輪付き搭乗のVシリーズに蹂躙される、同シリーズの一般パイロット。 「これが、高み。全てのパイロットの頂点に立つ者達の動きか……」 ーVシリーズ搭乗による首輪付きとルナスカイの演習風景を見た一般パイロットの呆然とした呟き。 ネクストならばともかく、Vシリーズは自分らも乗ってるだけに、どれだけ高度な技術を用いられてるのか理解でき、唖然とするほかなかった。 「こっちにも廃人としてのプライドがあるんだ。これ以上負けてられるかぁ!」 ーV系廃人の魂の叫び。 最初は反応速度と経験の差、特に高速戦闘に慣れずに負け越してたが、少しずつイレギュラー級相手にも食い下がれるようになった。 「良いね、良いね。その調子だ。魅せてくれ、ドミナントの、ミグラントとしての輝きを!」 ー相手の廃人パイロットの奮闘に楽しそうに嗤うアンノウン。 「次戦う時は絶対勝つからな! 首洗って待っていやがれ!」 ーイレギュラーズを乗せた輸送機に中指立てて吠えるV系廃人。 この時点では結局勝てなかったが、やがてVシリーズを用いた戦いならば、イレギュラーズと互角に戦える者も出てきた※1 「よっと……AMSに対応してるとはいえ、ネクストを動かす感覚とは大分違うな。こりゃリンクス上りが慣れるには時間かかるかもな」 ーVシリーズに試乗したロイ・ザーランドの感想※2 「オーバードウェポンは作るのか?」 「当然」 「だが、流石にヒュージミサイルとヒュージキャノンは使えんぞ」 「折角コジマが制限されたのに放射能バリバリの核弾頭はな……威力は下がるが、通常弾頭に換装した上で、その分扱い易さや連射性能などを上げて対処しよう」 ーVシリーズ開発部にて。 ※1それもめでたく、レイヴン系廃人も含めて極少数だが複数人。 ※2実際、機体サイズ的にハイエンドノーマルの方がネクストよりも近い為、ノーマル部隊出身者や元レイヴンの方が普通に戦う分にはVシリーズへの適応時間は早かったという。 但し、高速戦闘には元リンクスの方が適応率が高かった。 今回はV系のネタで。 wiki転載は例の如くご自由に。
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Share the Happiness with MUSIC 写真未入手 演奏可能時間 10 00 - 17 30 設置期間 2019年5月28日 - 2020年4月7日、現在休止中 設置場所 千葉県船橋市本町1-3-1、FACE アクセス 京成線 船橋駅から徒歩1分。 JR総武線 船橋駅から徒歩3分。 東武野田線 船橋駅から徒歩4分。 東葉高速線・東京メトロ東西線 東海神駅から徒歩13分。 最寄空港: 羽田空港から 遠方各地: 松本から 長野から 田島から いわきから 隣接地域: 東京から 野田から 千葉NTから 成田空港から 地域中心: 千葉市街から 設置ピアノ ヤマハ アップライト。 設置環境 屋内 近隣のまちなかピアノ 東京都庁?: JR船橋駅から列車で47分(船橋→新宿)、新宿駅下車、徒歩13分。 NAVITIME検索結果はこちら その他 政府より発令された「緊急事態宣言」を受け、2020年4月8日より使用中止となっている。 関連リンク
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目次 目次 WCCF 2004-2005(EC)イングランド オダンダ イタリア スペイン WCCF 2004-2005(EC) イングランド アーセナル チェルシー リバプール マンチェスター・ユナイテッド オダンダ アヤックス フェイエノールト PSV・アイントホーフェン イタリア インテル? ユベントス ACミラン? ローマ? スペイン バルセロナ デポルティボ・ラ・コルーニャ バレンシア
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195 :弥次郎@帰省中:2016/08/19(金) 21 15 13 大日本企業連合が史実世界にログインしたようです 「国防は軍人の……」1 -熱しやすく冷めやすく- AF『アシハラナカツクニ』は艦艇の収容機能を持つのだが、その為に二重構造を持っていた。 まず通常の港湾で言えば波を受け止める外郭施設(防波堤や防潮堤)役割を果たす外郭フレームである。 通常航行時にはこれらは格納されているが、停泊しているか、あるいは低速で航行するときはそのままになっている。 そして、その内側に航行援助施設(灯台など)と係留施設があり、一部にはドックの入り口がある。 このドック自体は、アシハラナカツクニの船体内部に設けられており、艤装工事も容易に行える設備を備えていた。 この水上工作要塞『アシハラナカツクニ』は元々は全長1km前後しかないAFとなる予定だった。 クレイドルを接続する海上プラットフォーム『オノゴロ』の修理や点検などに使われる予定で設計されており、 都市機能維持のための輸送艦などを整備補修するための機能だけが儲けられるはずだった。 しかし、史実とのゲートが開通して、史実側に日企連が拠点を設けるにあたってこのAFが注目を集めた。 フラッグシップAF『イズモ』はその大きさ故に持ち込んだ際に隠匿がしにくく、必要となる物資の量から過剰な負荷を 史実側にかけてしまうと判断されたためだ。そして、元々の設計案の基礎フレームを二つ接合させて機能を拡充し、 日企連の量産型AF『アマノハシタテ』のように母港としても使えるようにしたのが『アシハラナカツクニ』である。 1936年3月21日。そのアシハラナカツクニに接近する巨艦があった。 全長214.6m、全幅28.04m、基準排水量27500tの金剛型戦艦2番艦『比叡』であった。 『こちら、大日本企業連合 水上工作艦『アシハラナカツクニ』管制。貴官の名前と目的を』 艦橋に設置された通信機から、無感情な声が届けられた。改装に先立って日企連が設置したものだ。 史実側の面々の常識を覆すような小さな、それでいて高機能な通信機は、比叡の艦上構造物の上部に設置されたアンテナと繋がっており、IFF(敵味方識別装置)の機能も兼ね備えていた。 「こちら比叡艦長の井上成美。比叡改装のための入港の許可をもらいたい」 『了解。5番ドックを解放するので進入されたし』 日企連に習った通りの操作をして井上が返答を返す。 暫くすると、目の前の巨大な壁の一角が徐々に開き始めた。 牛の唸るような音が断続的に鳴り、壁面の一部が大きく口を開けていく。 「すごいな……」 「ええ。まさに島が動いていますよ……」 アシハラナカツクニの全長は2.4km、全幅はおよそ1.1km、高さは400mもある。最大幅は格納されている防波堤フレームも 含めればもっと拡大する。今比叡が乗り込もうとしているのは、一番大きな乾ドックである5番ドックだった。 アシハラナカツクニの後部側にある大型ドックは比叡さえもすっぽりと収めることが可能なサイズがあり、 今回比叡はそこに納まることになっている。誘導に従い操舵手が慎重に舵を操作し、タグボートに押されて補助を受けながら、比叡の姿は飲み込まれていく。 「葦原中津国か……」 井上は、日企連から教えられていたこの大型船舶の名前を呟く。 神話において天津神が国津神から譲り受けたとされ、高天原と黄泉の国の間に存在するとされる土地。 それは日本列島のことを指す。つまりこれから向かうのは、人工的に再現された日本ということだ。 これまでの常識が通用しない『他国』日本。そこに乗り込んでいくということは、まさしく異界に乗り込むということ。 196 :弥次郎@帰省中:2016/08/19(金) 21 16 08 人知れず冷や汗を感じる井上とは異なり、副長はアシハラナカツクニの大きさに感心していた。 「しかしすごいもんですねぇ……これだけのものを浮かべてしまうなんて」 「まったくだ。艦本の連中も、どうして浮かんでいられるのかさっぱりわからなかったようだ。 しかし、この比叡がどう化けるのか……それが楽しみでもある」 「そうですか?」 「軍縮条約のために、生き残る為に、身をやつす。そんな悲痛な感じが比叡にはする。そういっていた人がいたらしい。 そんな老婆が、新しい日本に赴いて、姿を変える。なんだか感慨深いじゃないか」 井上は、比叡の艦長を務めていた時の事を振り返る。 史実においても彼は最も愉快な時期を比叡艦長時代と述べているし、後に比叡の姿を描いた油絵を飾るなど思い入れを窺える。 そして、その改装前に比叡を小笠原諸島沖に停泊する『アシハラナカツクニ』に連れていく役目は、井上に任された。 どちらかといえば、史実を知る日企連の厚意でもあった。 「私が生まれ変わる前の最後の艦長になる。日企連も、なかなか気が利くところがあるじゃないか」 地獄榛名に鬼金剛 羅刹霧島夜叉比叡 乗るな山城鬼より怖い。そのように時に呼ばれる厳しい訓練を積むのが 大日本帝国海軍であった。海の上に浮かぶ船という密室環境であることも手伝っていじめなどが陰湿化しやすく、 指導方法も体罰などが当たり前のように行われていたようである。ここには、決戦兵器たる戦艦の乗員は厳しい 訓練によって練度の高さを維持して置かなければならないという考え方が存在したことが大きいのだろう。 「そういえば、大佐は日企連との改装に関しての会議に出席されたのでしたか」 「ああ。水沢技師だったか、彼が良い意見を出してくれた。改装案についてはまだ公にはできないが、許してくれ」 副長に井上が詫びたとき、比叡を取り囲むように係留アームが展開されていく。 比叡の船体に係留アームの先端にある巨大な吸盤が吸いつき、柔軟性を持たせて固定する。 ついで、上部からラッタルがクレーンにつられて降下してくる。 見上げれば、比叡を囲むように広がっている工廠内部には多くの作業員や日企連に所属すると思われる軍人が整列していた。 「比叡および比叡艦長 井上成美大佐に敬礼!」 そして、見事にそろった敬礼。誰もが潮の臭いに満ち、歴戦の海兵としての風格を持っていた。 比叡の多くの船員達が知らないことであるが、日企連はBFFと並ぶ海上企業としての一面を持つため地上で行われる経済戦争で多くの海上戦力を運用している。常日頃から切った張ったの世界を潜り抜けていることは史実側とは大きな違いであった。 『第五ドック、比叡の係留作業が完了しました。ラッタル展開、作業員は注意をしてください。 まもなく5番ドックは改装のため、排水を開始します。 井上艦長および比叡の水兵の皆さん、アシハラナカツクニへようこそ。歓迎しましょう、盛大にね』 それらに敬礼を返しつつ、井上たちはアナウンスに従い下船の用意を始める。 「さて、挨拶に行こうか」 井上は下船を促す。しかし、副長は見逃してしまった。井上の目に、深い悲しみがあったことを。 “臣民”となるための洗礼を受けたが故に、自分たちの無力さを思い知らされたことを。 197 :弥次郎@帰省中:2016/08/19(金) 21 17 00 さかのぼること10日前。 艦本。艦政本部というところは海軍大臣の麾下にある海軍の外局である。 造艦に関係する事務を管轄し、どのような艦艇を設計していくかを定める場所でもある。 艦本式、と呼ばれるように連合艦隊、つまり日本海軍の艦艇のタービンやボイラーは全てここが管轄している。 そして、現在旧大日本帝国海軍の面々はアシハラナカツクニの会議室に集まっていた。軍人以外にも技術者や学者も 含まれている。相対しているのは日企連海上防衛軍からの出向してきた海軍軍人と技術者達だった。 今答弁を行っているのは、日企連の海上防衛軍(つまり海軍)の東雲(南雲さんの中の人)。 会議室の前におかれた黒板にはいくつもの資料が張り付けられており、激しい議論が交わされていた。 「砲の命中率は、この時代においては低いことから多数の砲を搭載することが主流でありました。 しかし、電探と射撃管制装置及び電算機によってむやみに砲を搭載することなく、必中の砲を搭載して重量を削減する。 そうでなければ命中率はさっぱり向上しませんよ?当たらない鉄砲をいくら撃っても意味がありません」 「数をうてばあたるだろう。そもそも斉射はその為に行うんだから」 「数を撃つのは良いですが命中する前に相手が命中させてきたらどうします? 仮想敵のアメリカは、こちらより多く戦艦を揃えてきますよ?数撃てば当たるとはいえ、向こうの方が数が多いのに どうやって先に命中させるんですか?運頼みにしますか?」 「それは……それは乗員の練度で補えば」 「先程お見せした榛名と霧島の比較実験では、互いの船員を入れ替えても、命中率は変わりませんでした。 つまり、水兵の技量が関係するのは一定の限度があり、残りは砲の性能や砲撃を支える諸機能の差が物を言います。 命中率を向上させて敵艦隊に対して優位に立つためには、これしかありません」 確かに、先だって行われた榛名と霧島の比較実験は命中率に有意の差が生じた。というか、面白いように砲弾が吸い込まれ、命中判定を叩きだしていた。挙句、速力をかなり出した状態での命中率も変わらなかったほど。追い打ちのように東雲が問いかける。 「それとも、積むだけ無駄な砲を積みますか?」 「……」 「水兵に対して快適な環境を提供するための分と、電探などを積み込む分と、新型高温缶を積む分。 これを捻出するには砲を減らすしかありません。そしてこちらの提供する軽量合金を採用してトップヘビーを解消する。 扶桑型という素晴らしい芸術を繰り返したいなら別ですが」 初の国産超弩級戦艦 扶桑型。しかしその実態は控えめに見てもお粗末であった。 既に時代おくれとなりつつある速力の悪さ、一斉射撃の度に船体にダメージが及び、おまけに居住性も悪い。 というか、建造中に既に欠陥が明らかになり、伊勢型以降は設計が見直されていた。その伊勢型に関してもユトランド沖海戦の戦訓を生かせたのが長門型以降であり、防御性という点において少々劣っていた。伊勢型に関しても、日本の技術の拙さがあちらこちらに現れており、近代の戦艦と呼べるのは長門型しかないと言えた。 日企連の皮肉気な物言いに史実側は露骨に顔をしかめるも、反論できずにいた。 「では」 牧野茂は、怒鳴り返したい気持ちを必死に抑えて問いかける。 「では、君達の案ならば解決できると?」 「ええ。比叡は生まれ変わりますよ。最も使いやすく、今後発展する航空機にも対応し、そして誰にも真似できない戦艦に」 198 :弥次郎@帰省中:2016/08/19(金) 21 18 01 既にこの場にいる人間の多くがコンセンサスとして史実の航空機の著しい発達を知らされている。 将来的に戦艦は高級おもちゃに成り下がる。費用対効果を鑑みれば、戦艦は双方が望まない限り起こらない艦隊決戦以外には対地砲撃などしか使うことができない存在になってしまう。ただし、このまま何もしなければ、という文を付けるべきであった。 そして、日企連は何か戦艦に新しい役目を負わせることができる能力と技術の持ち主だった。 「正直なところを言えば、長門さえも旧型にしてしまう怪物に仕上げます。我々の案を飲んでいただければ。 そうでなければ、勝手にやる。あなた方は黙って動かせばいい。いえ、いっそ解体してしまいますか? くず鉄にでもなれば少しは国庫も潤いますからな」 「貴様!」 艦政本部長の中村良三が東雲の物言いに激昂して叫ぶ。 「言わせておけば!日本海軍の事は我々が一番理解している!貴様らは黙って…」 「畏れ多くも!」 鋭い声をあげ、すっと立ちあがたった東雲が中村に近寄り、じっと見つめる。 それだけの所作に、思わず中村は下がってしまう。気迫が違い過ぎた。 「陛下は貴官らの方針に疑問を覚えていらっしゃる。対米戦の指針は一体どのような物でありましたかな? そう、漸減。しかし……アメリカは戦時において10をはるかに超える空母を就役させ、戦艦を揃え、押し立ててくる。 しかし、逆にそれはこちらも戦力を消耗させるということ。この国がやっと戦艦を揃えたとしても、それは的を増やしただけ。 それとも……少し前の図上演習や電算機(コンピューター)演習をお忘れか?」 「あ、あんなものは……あんなものは!ただの演習だ!そうだ!誰があんなものを……!」 「貴方が職権を盾にして途中でいなくなったり、難癖付けていることは知っています。ならば結構。 昭和20年3月1日に死ぬ貴官が少々早くいなくなろうと、日企連にとっては些事です。 ご苦労でした、中村『元』艦政本部長。お連れしろ」 何時の間に現れた憲兵が、東雲に促されてがっしりと中村を両脇から捕まえる。 「な、なにをする貴様らー!?」 抵抗する中村だが、憲兵は落ち着いて手錠をかけて連行していく。 そもそも高齢の中村には憲兵を振り払うような膂力などない。 「彼は『勉強会』の主催に熱心だったようで……日企連の支配下にはいってからも頑張っていたようですね」 東雲の言葉に、史実側の面々も中村が何をしていたのかを悟る。 勉強会。字義通り受け取るにはあまりにも状況が悪すぎた。一体何をしていたのかは、日企連のみが知っていた。 「残念ですな……さて、続けますか。どうします? あなた方の案にのっとって改装するか、我々が技術指導を兼ねて改装するか、はたまた屑鉄として売り飛ばすか。 このまま比叡を、そして残る戦艦達を、太平洋に浮かべるだけのおもちゃとするか否か」 「……」 返答は、なかった。というか、誰もが先程退場させた東雲のことを考えてしまい、口をつぐんでしまったのだ。 「しかたありませんな……休憩としましょう」 そこで一旦東雲は休憩を入れることを宣言。足早に会議室を出て行った。 200 :弥次郎@帰省中:2016/08/19(金) 21 21 05 あ、いかん。これが 199の前に入ります… 日企連の面子がいなくなったのを確認した史実側艦本の、そして技術者たちは自然と寄り集まって話を始めた。 艦本には、当然のことながら派閥というものが存在する。3人集まれば派閥ができるという様に、同じ技術の進歩を 目指す学者や技術者同士でさえも、様々な要因で敵対関係となる。だが、それは平時での話。今は、日企連と旧艦本との 二つの次元に分かれていた。旧艦本内部においても、日企連肯定派と否定派に分かれていたことで、意見がまとまらずにいた。 一つ言えることは、日企連の改装案を否決したければ、それ以上の艦を史実側だけで作らなければならないということ。 「日企連の案は荒唐無稽だ。どうやって実現する気なんだ」 「造船については我々より先んじている。我々の尺度で語るな」 「君側の奸とのうわさも広まっている……」 「馬鹿言うな、食料や衣服の支給をしていると聞いている。貧乏人はこぞって日企連を持ち上げているぞ」 「やれやれ……」 井上は喧々諤々の議論の輪から離れた。 技術屋たちの話は後で聞くとしても、せめて軍としては意見をまとめたかった。 反対なのか、賛成なのか。井上は比叡の改装案には賛成ではあった。しかし、それが他の人間の理解を得られるかは正直不安だった。 賛成であると言っても、理解が出来ないのも実情だ。レーダーや射撃管制装置というのが一体どのように影響するのか不明。 原理を説明されたのだがよくわからないし、信用が置けなかった。いきなり日企連にこれを採用するようにと言われたところで、 その効果を全く理解できなければ用兵側も受け入れないだろう。 (電探の研究はまだ始まったばかり……その効果について日企連は知っているのだろうか?) 聞いたところによれば、電算機の導入まで検討しているようである。艦艇の未来位置予測の計算を電探と連動して 一瞬で導き出すらしい。測距儀などで測るまでもなく、安全な位置から敵艦の動きを読み取り、砲撃する。 見張り員と砲手の連携によって行われている連合艦隊のやり方とはまるで違う。確かに砲撃戦は砲の改良によって 徐々に長射程化をたどっており、それに応じて見張り員への要求も高まりつつあった。そのプロセスが時間がかかるということは 井上も理解している。見張り員が報告し、砲手が照準を合わせ、装薬・装填を済ませ、発射するというプロセスは時間がかかる。 だが、これは人の声を介して行われるため、日企連が指摘したように報告が途中で混同したり、不確かになることもあり得た。 (それを補うために訓練を重ねている……とするならば、日企連の技術によって砲撃の過程そのものが覆るのか) 個人の能力に依存しない艦艇。個人の技量を補うだけの技術を発展させ、誰もが均一の質を提供できるようにする。 思い出してみれば、日企連が提供している衣類は不気味なほどに均一。一人が作ったわけではなく、そういう何かを使って 大量に生産したのだろう。錬度や戦闘に関する技量を追い求める帝国海軍にとっては、足りない技術を用兵で補うことを 是としてきたが、いつの間にか本来の目的を見失っていたか。 (恐ろしい……) ぶるりと、背筋に冷たいものが走る。 つまり日企連は、袋小路に入りつつあった帝国海軍に新たな道を示したのだ。そして、それに追いつけるかを試している。 もし順応できなければ、中村の二の舞となる。容赦なく地位を追われ、代わりの人間をその地位に据えるだろう。 日企連の意図は、本当に我々との敵対なのか。君側の奸というのは、果たして日企連だけなのか。 そのことが、井上には恐ろしかった。 199 :弥次郎@帰省中:2016/08/19(金) 21 19 45 他方、技術屋の集まりでは大きなどよめきが起きていた。 「儂は……日企連の案に賛成だ」 平賀譲が、日企連の案に賛成の意思を示したのだ。 「な、なぜ……」 「儂は、儂らは、彼らには勝てんよ……」 日企連の案に儂は……魅せられてしまったわい……なんもかんも、負けとる。 儂らが日企連の手を跳ね除けても、ろくなものを作れん。 それこそ、藤本の二の舞じゃ……このアシハラナカツクニの真似なんぞ、逆立ちをしてもできんよ」 その言葉に全員がはっとなる。すっかり忘れていたが、このアシハラナカツクニは巨大な船舶の一種なのだ。 全長2.4kmというサイズの艦艇など、この世界には存在などしていないし、作ろうともしない。 何故作らないのか?その理由は様々あるが、一番大きいと言えるのは技術だ。これだけの船を支えるのにはどのような構造がいいのか。 どのような素材を使えばいいのか。どれくらいのドックが必要なのか。それらすべてが未経験だから、海に浮かんでいる船の大きさは300mを超えたことがほとんど無い。長門でようやく220mを超え、マル3計画の空母でも250mを漸く超えたばかり。 一体どこの誰が全長2.4kmものドックを用意できるのか。誰がこのサイズの戦艦などを構想したのか。 無理にまねようとすれば、それこそ藤本少将の二の舞となり、第四艦隊事件のような事件を再び引き起こすだろう。 「じゃが、日企連はできる。儂らにはできん。 儂らにはこの船がどうしてつくれたか、それを説明もできん。 同じものを作ろうとしても、第四艦隊の二の舞。誰かが詰め腹を切っても、どうにもならん。 頼む……争っても、何にもならんよ」 「……できませんか」 「儂にも出来んよ。それに、日企連の代表が言っておった。やると言ったことは必ずやると。 日企連は、わしらを無視してもよかったじゃろ。それでも、こうして艦本に持ち込んだ。 わしらにもっと学べと、もっと考えろと、そういいたいのかもしれん……」 海軍の造船における第一人者の言葉に、誰もが言葉を失う。強引なやり口がやり玉にあがることもあるとはいえ、 それでも影響力は大きかった。少なくとも無視されるような存在ではなかった。それに、平賀の語ったこともセイロンだった。 自分達を無視できるのに、わざわざ改装計画の内容を教えて、議論させている。その意味について平賀は考えていた。 「少し前に、ダイスウゥマンとかいう技術者が来てな、あれこれと説教を受けた。 この国の造船はなっとらんと。現場と設計側が意思疎通が取れず、寸法の勝手な変更をしていると。 『工業が工業たる条件を満たしていない』、そう、言われた」 工業化は明治の元勲たちが推し進めた列強が列強たる要素の一つ。 しかし、この時代の工業は、未だに芸術・工芸の域を出ていなかったことは想像に難くない。 「このまま船を、良いものを作れるのに手を抜いたなんてことは、元勲に顔向けできん……」 ほぼ泣きだしている平賀に、誰もかける言葉がなかった。 そんな彼の様子を見ていた牧野は腹をくくって口火を切る。 「すまないが、聞いてくれないか……」 201 :弥次郎@帰省中:2016/08/19(金) 21 22 04 10分後、議論が再開された。 「確かにこの案は……あなた方の、日企連の支援抜きにはできない改装です。 これがもし本当に実現できるなら、これほどありがたいことはない」 口火を切ったのは牧野。彼は先程の休憩中に行われた短い議論の結果を、勇気を振り絞って言った。 「これについては、この改装が比叡を生まれ変わらせるものだと信じよう」 「良い返事です。しかし」 東雲は言葉を切って、わざと表情を歪める。 「単に改装するだけでは意味がありませんな」 「というと?」 「我々の技術は確かに先行しています。しかし、それは大日本帝国海軍にとっては完全に未知のものとなっています。 用兵側も戦術・戦略の指揮を行う側も、それに合わせた教育が必要です」 「技術の差か」 「技術差は圧倒的にあるため、まずは何かを使ってすり合わせを行わなければなりません。 そして、比叡はその為の練習艦となれる。これを行わなければ、改装の意味もありません」 「なるほど」 「では、改装計画について水沢技師に説明していただきます」 東雲がこれまで黙していた技師に場を譲る。 一礼をした水沢は、スクリーンに図面を移した。そしておもむろに手を上にあげる。 「!?」 自然と。史実側の人間がその手に注目してしまった。 何故だか、それに注目しなければならないと感じた。 直感的に、あるいは本能的に。 「諸君、私は戦艦が好きだ」 囁くような声は、不思議とその場の全員を包んだ。 「諸君、私は戦艦が好きだ」 まるで、手で猫をあやすように優しく、呟く。 「諸君、私は戦艦が大好きだ」 まるで、重大発表であるかのように大げさに言った。 誰もが、牧野も井上も平賀も、その場に居合わせたすべての人間が、それに反応した。 202 :弥次郎@帰省中:2016/08/19(金) 21 22 58 水沢は、というより金田中佐の中の人は、ある種のカリスマがあった。 それは扇動家としてのカリスマである。神崎がトップとしてのカリスマに、東雲が将校としてのカリスマに秀でているならば、 水沢のそれは民衆のカリスマである。近い人物を挙げるならば、ヒトラーに近いだろう。狂気と熱狂で人々を包み込み、 一気に突っ走らせるような、そんな逸材。彼が大艦巨砲主義に殉じる人間であったのは、そして戦艦への情熱を コントロールできることはある種の幸運ともいえた。そうでなければ、人々を扇動し突っ走ってしまうだろう。どこまでも。 中村の退場に消沈している史実側の面子を叩き起こすのに、彼ほどの適役は存在していない。彼自身がこの 比叡の改装に極めて意欲的に取り組み(いい意味でも悪い意味でも)、完成させた。 そして比叡の図面を前にして、とある漫画の登場人物の行った演説をベースにして用意された、彼とっておきの扇動演説。 東雲はそっとポケットから耳栓を取り出して耳に入れる。一つ欠点があるとすれば、それは少々聞き過ぎることもあること。 まともでありたいというならば、話半分に聞くか、物理的に聞かない方がいい。 「諸君、私は戦艦を、悪鬼羅刹の様な戦艦を望んでいる。 諸君、私に付き従う艦政本部諸君。 君達は一体何を望んでいる?」 ヒートアップする水沢技師の演説。史実側はすっかり飲み込まれている。 誰もが、洗脳されたかのように笑みを浮かべ、水沢の言葉に熱狂していた。 これでいい、と東雲は一人笑う。熱しやすく冷めやすいとされる日本人の気質をうまくつけるのが水沢だ。 これで史実大和型の設計などに食い込むのも容易となるだろう。艦本は日企連に自ら下ったのだ。 日企連に反発していた旧帝国海軍の派閥の一角が崩れた。あとは雪崩をうつようにして下って来るだろう。 比叡の改装で大砲屋を。駆逐艦の改装で水雷屋を。空母の改装で航空屋を。まずはその一歩であった。 「戦艦を!一心不乱の大改装を!」 やがて、水沢の演説は架橋へと差し掛かり、いよいよヒートアップしていた。熱狂した艦本は夜が明けるまで 日企連側と議論を交わした。日企連の思い描いたように。 203 :弥次郎@帰省中:2016/08/19(金) 21 24 32 アシハラナカツクニ 休憩室。 熱狂の議論の合間の休憩時間に集まった日企連のメンバーは静かに会議を行っている。 「これで艦本は掌握ですな」 「楽しかったな。やはり戦艦が全てを握っていた時代の住人はノリがいい」 「では予定通り明日には『アレ』を視聴させます。 これで目が覚める人間も多くいるでしょう。艦本は目が覚めてしまえば、今後の艦艇の建造や運用については 日企連が掌握できるし技術指導もスムーズとなるでしょう」 『映像の世紀』と書かれた封筒を東雲はそっと抑える。 中には、日企連の広報部が編集した『映像の世紀』が収められている。史実の敗戦から、如何に日本が立ち直り、 世界が回り、国家が滅び、企業が台頭し、そして人類そのものが壊死しようとしているかを示した8mmフィルム。 然るべきところで公表すれば、そのまま世界を崩壊に導きかねない禁断の映像。劇薬であると同時に特上の治療薬であった。 「これが、彼らの目を覚まさせる。社員ではなく、臣民として、思考を新たにしてもらわなければならない」 「そう期待するとしようか。それより、扶桑型と伊勢型についての意見書をまとめた。 一応運用側・教導側の意見も聞いておきたいから、目を通して意見が欲しい」 「あれ、新造しないんですか?」 「新造はする。だが、教材はいくらあってもたりん。それに、練習艦が足りない。連合艦隊と創設予定の海上護衛総隊の 人員の養成は旧式の駆逐艦や軽巡を使ってやるが1隻でも多い方がいい。技術蓄積を急がせなければ戦う前に負ける」 「分かりました……では、そちらはお任せしましょう」 会議の場を演出してのけた日企連の面子はそこで別れた。東雲は元の世界への報告を行うため、水沢は史実側艦本の元で 議論を行うため。そして、名無しのメンバーたちもそれぞれの場所で運命に抗い、戦うために。 日企連のさらに背後に立つ夢幻会は、二つの世界を翻弄しながらも密かに活動を続けた。 余談であるが、中村良三は1945年の2月28日に病死している。 史実を知る日企連にあまりにも反発し過ぎたが故に遠ざけられた彼は、ハンコとサインをするだけの仕事を重ねていたが、 最後の抵抗のように史実と異なる末路を迎えた。それだけは彼が史実を代えることができたのである。 204 :弥次郎@帰省中:2016/08/19(金) 21 25 07 高速戦艦『比叡』 性能諸元 全長:231m 全幅:32.1m 喫水:9.75m 基準排水量:3万9000トン 満載排水量:4万5000トン 機関:新艦本式イ号缶 機関出力:15万0000馬力 速力:33.2ノット(過負荷全力36.3ノット) 主砲:97式36.5センチ砲改 連装3基 6門 武装: 76mm単装速射砲 10基 25ミリ機関砲 単装10基 20mm近接機関砲 4基 艦載機: 零式水上偵察機×3 or 97式回転翼機×2 or VシリーズAC×2 その他: 新三菱汎用型油圧カタパルト×1 概要: 練習艦となっていた比叡を、日企連のAF『アシハラナカツクニ』において大改装を実施した姿。 史実側の技術者への技術指導を兼ねて改装されており、多くの技術は日企連から提供されている。 36.5センチ砲は命中率の向上などから一回り小さい30.5センチ砲などへの換装も考えられたのだが、投射できる 砲弾の重量や仮想敵となるアメリカ海軍の戦艦の防御性を鑑みて、また工期短縮のために史実側の物品で再利用可能な物は 可能な限りそのままにという方針から35.6センチ砲のままとなっている。しかし半自動装填装置の採用(技術的な習熟後に 自動装填装置を搭載)と砲身の冷却機構の採用で連射性はかなり向上している。砲身自体も日企連の全面監修した それに換装したことで、向上した速射性に耐えうるものとなっている。はっきり言えば、35.6センチ速射砲と化したのである。 命中率はどうかといえば、日企連のレーダーとレーダーと連動した射撃管制装置、そして未来位置を予測する電算機などの 本来ならばありえない技術の恩恵によって、斉射の命中率はおよそ10倍にまで跳ね上がっており、砲弾推進剤の改良と 合わせれば射程も3万8千mまで伸びていることと合わせて、速く・火力があり・命中するという要求を満たす怪物となった。 これによって砲塔は連装4基8門から連装3基6門へと減らされ、排水量削減につなげている。同様な理由から副砲は すべて廃止となり、両用砲として76mm速射砲が搭載された。また個別艦防御として20mm近接機関砲、所謂CIWSが採用された。 205 :弥次郎@帰省中:2016/08/19(金) 21 26 04 ただし情報隠匿のためにこのCIWSに対してはカバーが掛けられて、偽装となる対空砲を搭載した。 この搭載砲の削減については艦本及び用兵側からも避難轟々だったのだが、日企連側が命中率向上のために必要な 機器類の総重量と、搭載しなかった場合の命中率の差について事細かな資料を突きつけられ、おまけに簡易式ながらも 射撃管制装置や電算機を積み込んだ榛名とそうではない霧島を用いた比較実験を実施した結果を見せられ、黙ることを余儀なくされた。 ここには日企連が持ち込んでいた艦艇による対空射撃の命中率を示すデモンストレーションも追い打ちとなっている。 内装に関してもエアコンや冷蔵庫の搭載をはじめとして、船室の改装によって居住性を向上させている。 分かりやすく言えば各部屋に冷房暖房完備、和式便器の採用、シャワー室の完備などである。 また厨房には大型の冷蔵庫や電子レンジ・電子調理器が完備されており、その恩恵によって提供される食事は同型艦は おろか連合艦隊のどの艦艇よりも豪華なものとなっていた。大量に使用される真水に関しても日企連が提供したろ過器を 積み込むことで海水から精製して潤沢に使用することが可能となっている。 艦載機としては史実の零式水偵が採用されているが、対潜哨戒あるいは連絡機として97式回転翼機が搭載されることがあった。 史実よりも早く誕生することになった油圧式カタパルトがあるため、その気になれば戦闘機さえ射出可能であった。 ただし着艦についてはアレスティングワイヤーを使えばギリギリ、という状況であったため水上戦闘機『瑞雲』の 開発・生産が急がれた。他にも後部甲板はVシリーズACの搭載も可能な広さを持っており、対空・対地・対艦戦闘を 支援することが可能となっている。 これだけの改装が施された弊害は、当然のように搭乗員に及んでいた。時代背景的に日常的に機械と触れる機会が ない船員達は、慣れていないために、壊したり、間違った使い方をしたり、あるいは意図を理解しなかったりと 様々な反応を示した。マニュアルの配布や指導員の増員などで対応したのだが、それでも通常の一般水兵から将官 までが勉強し直しをする羽目になった。比叡を使用しての訓練は滞りなく日常生活を送れるようになるまで2,3カ月を必要とした。 しかし、それらを含めても旧帝国海軍にとってはこの比叡の改装は非常に満足するものであった。 快適すぎるほどの居住性は口伝えに海軍全体に拡散し、特に扶桑型や伊勢型の乗員からは『比叡御殿』と呼ばれて羨望され、 劣悪な居住性改善か日企連による改修を要望する声や意見書が旧帝国海軍上層部に殺到した。 この改装によって技術蓄積を行った旧帝国海軍は、次なる戦艦を大和型および紀伊型と定め、高度に進化していく 航空機や変化していく戦術に合わせた研究にまい進。1940年までに技術的な習熟および必要な艦艇の整備を目標とした。 207 :弥次郎@帰省中:2016/08/19(金) 21 27 00 以上となります。wiki転載はご自由にどうぞ。 水沢技師に盛り上げてもらって正気を失わせている間に必要なサインなどは頂いて、強制映像の世紀の刑。 これで臣民が出来上がります。さて、井上成美大佐と艦本諸君、ようこそ現実へ(ニッコリ 比叡は今後の戦艦のベースとなるわけですね。次に建造する紀伊型にはアイオワみたくミサイルも積み込む予定。 比叡「どうですか、お姉さま!」 金剛「比叡が化けたデース……」 霧島「というか、性能からして私たちの立つ瀬がありませんね……」 榛名「は、榛名は大丈夫じゃないです……」 次は潜水艦の話にしましょうかね。あとは陸軍の皆さんの教育風景でも。 自分で設定しておいてなんですが、アシハラナカツクニってデカいですね……東京タワーが海上にあるより目立ちますな。 というか、あの女流冒険家でも招きますかね?真っ青になるでしょうけどw あとは東京オリンピックに向けてギガフロート建造の様子でも書いてみましょうか。 戦艦の予定はこんな感じ。 大和型:アメリカが殴り込んでこないようにするための抑止力。艦隊決戦型。2隻。ドックも一緒に建造中。 紀伊型:対地砲撃から対空戦闘 艦隊戦まで手広く担う役目。史実金剛型のように使い勝手の良い戦艦にする。 日企連が2隻作って史実で4隻作る。ブロック工法と溶接の導入で短期で一気にそろえる。 扶桑型→練習艦へ改装。主砲を取っ払って後部は飛行甲板に。条約対策。 伊勢型→内装だけ改装にして暫くの間だけ戦力に。他の戦艦が仕上がり次第使い道を決める。多分イージス戦艦になる。 長門型→内装の更新。あとは電探の搭載など。
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顔 FACE 題名:顔 FACE 作者:横山秀夫 発行:徳間書店 2002.10.31 初版 価格:\1,600 すっかりブームに乗り遅れて、今ごろやっと横山秀夫も三作目になるのだが、今度は連続ドラマになった『顔』にも乗り遅れてしまったらしく、読み終わったときには最終回が終わったあとだったみたいだ。もっともドラマのオフィシャル・サイトを見る限りでは、ストーリーは原作とは全然関係がないもののようだけれど。 これまで読んだ『半落ち』『第三の時効』は、あまり多くを語らない短文連発のハードボイルドな警察機構小説といった冷たさと、男の職場というなんかむさ苦しいまでの無骨さみたいなものが感じられたけれども、本書は婦警に憧れ婦警になった女性警官の姿を通して、警察という男尊傾向の強い職場における女性の立場の復権みたいな部分にかなりアクセントを置いて書いている。 あれほど男の物語を描いている横山秀夫という作家が、これほど女性の感性を捉えて書くというスタイルを見て、思わずロバート・B・パーカーのサニー・ランドル・シリーズが浮かんできてしまった。日頃、男らしさを描くことの多い作家は、やはり常にその対岸にある女らしさをも意識しているのだなあ、と思うのだった。つまり職場や社会における性差の壁ということを意識しているのだと。 横山秀夫の『半落ち』が著者初の長編小説というくらいだから、この作家は基本的には短編作家なのかもしれない。長編もそう長い作品ではないところをみると、この切れ切れの短文文体では長い作品には向かないかな、と思えるところもある。そう、女性の物語を書いていても、文体そのものはまことに男らしいのだ。堅苦しいと言ってもいいほどに。 事件の材料として、あるいは職場の根っこにあるものとして、人間同志の葛藤をこの作家はよく描くみたいなのだけれど、主人公の内面に踏み込むのはあまり得意ではないのかなと思えるところがある。社会的な正義感やモラルに関しては描いても、主人公が恋に苦しんだり、欲望に悶えたりすることはほとんどないみたいだ。 この連作短編集のヒロインである女性似顔絵捜査官も、結局のところ職業モラルであるとか、フェミニズムであるとか、職場でのスタンスとかそうしたことでしか悩んではいない。それが警察官なのだと言われれば、それまでなのだが。横山秀夫がそうしたきわめて限定的な小説作りをしてゆく以上、読者もそうしたエンターテインメント形式なのだと割り切ってつきあってゆく方が懸命なのかもしれない。ぼく自身、三作目にしてこの作家の小説作法にようやく慣れてきたところなのである。 (2003.06.26)
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938 :霧の咆哮:2016/09/14(水) 22 14 31 ルナスカイとアンノウンの専用機+α ○日企連最精鋭ノーマル部隊:義烈 機体全機に『義烈』の二文字をペイントしているのが特徴。 日企連が抱えるノーマル部隊の頂点に君臨する機動兵器部隊。 その評価はBFFのサイレント・アヴァランチやアルゼブラのバーラット同等以上で、部隊規模は一個中隊から一個大隊ほど(12機から36機) 機体は全機フルチューン済みのハイエンドノーマルで、機体がノーマルACで自分らの縄張りのような地形戦に左右される領域でしか本領を発揮し辛いアヴァランチやバーラットと違い、ハイエンドノーマル特有のアセンブルの自由さで戦場を選ばないのが利点。 極めた錬度と綿密な連携と地形戦、トラップなどを駆使して粗製ネクストや並の量産型AF程度なら普通に撃破している。 後に先行量産されたVシリーズも少数配備され、第二次リンクス戦争時にはそれらも用いて、促成リンクスを撃破している。 その際には『ネクストにしても流石にこんなド素人を差し向けるとは正気か?』という言葉すら隊員から漏れた。 隊長は元3系廃人で、後に元V系廃人も合流している。 戦後には量産型セラフも配備され、Ⅵシリーズが完成するまではハイエンドノーマル、Vシリーズ、量産型セラフの三機種を部隊で使い分けることになる。 命名者が戦後世界での義烈コマンド出身か、或いはその戦後の関係者か、ただなんとなくその2文字を使ったかは、フロム脳次第。 939 :霧の咆哮:2016/09/14(水) 22 15 05 ○ナインボール・セラフ・ネクスト 本編ではワンオフ機を使用しなかったアンノウンが、もしも、専用のワンオフ機を注文していた場合に作られていた機体。 転生者達の前世におけるゲームに出ていたナインボール・セラフのネクストバージョンが可能な限り再現された。 開発テーマは『チート・オブ・チートのアンノウンが限界まで振り回せる、先に開発済みの八咫烏や蜃気楼すら超える究極の一となるネクスト』 武装は両腕に内蔵されたパルスガン及びレーザーブレード。レーザーブレードから発振されるブレード光波。 背部の高機動ウイングに内蔵されたミサイル、肩部に内蔵されたレーザーオービットに、胸部のアサルトキャノンとアサルトアーマーを使い分けられる。 流石にホーミングレーザーは再現し切れなかったので、代わりにウイング先端にハイレーザーキャノンを二門搭載している。 装甲やAP、スピードと言った基本性能やそれぞれの武装の威力も既存のネクストを遥かに上回っており、PAの回復速度も速く、AA使用後も回復装置を使用した場合よりも速く再展開される。 主武装が光学兵器の固まりだが、高速機動しながらフルバーストしてもエネルギーの消耗は問題ないレベルの、狂ったエネルギー容量及び回復速度を備えたジェネレーターも搭載。 可変機構も原作通り搭載している。 アンノウンが全力でシミュレーションで振り回した際、シミュレーションの中とはいえ、イズモを含む日企連のアームズフォート部隊を単騎で殲滅。 更に、ネクスト部隊すら八咫烏・ミーティア・十束・レッドオーガ・雷電・轟天・パンドラケース・水風・首輪付きのネクストを同時に投入されても同様に単騎で殲滅。 実際には可能な限りやりたくないが、引退したリンクス達を使い潰す積りで、桜花やホワイトグリント達を追加しても結果は同じであった。 この結果は、セラフネクストに乗ったアンノウンが万が一反逆した場合、日企連を単騎で滅ぼせると証明したも同然であった。 この性能にアンノウンからは『パーフェクトな仕事だ、開発チーム』と絶賛された。 上層部は頭抱えたが。 ただ、流石のアンノウンでもセラフネクストからの負荷は平気とはいかないらしく、実際はアームズフォート部隊とネクスト部隊への連戦は厳しそうとも言われた。 上層部的には片方の殲滅は普通に可能と捉えたので、慰めにもならなかったが。 性能に比例して修理費も凄まじく、ただでさえ高い蜃気楼の更に数倍と、通常のネクストの10倍を超える修理費と聞けば、常人なら卒倒物だろう。 アンノウンがセラフネクストに乗った時の戦果は、ネクスト10機分じゃ効かないから、コスパ的には釣り合いは取れてるとも言えるが。 他の欠点としては、ワンオフだが一応既存のネクストとアセンブリが聞いた八咫烏や蜃気楼と違い、セラフネクストはパーツや武装の互換性が一切ないので、現状の武装で完全固定されること。 最も、仮に全ての武器が弾切れになっても、素のパワーで殴りつけるだけで軽量機や中量機の装甲なら粉砕するほど性能は隔絶してるから大した欠点になってないのだが。 アンノウンにレッドオーガに加速度を加えた関節技をかけて、ボディを捻じ切りまでした。 こちらが完成した世界線では、ルナスカイの覚醒が完全に埋もれるレベルでアンノウンが大暴れし、イレギュラーの、アンノウンとセラフネクストの、それを抱える日企連の恐ろしさを全世界に知らしめた。 主に反日企連派がエーレンベルクを落とす為の大連合部隊をセラフネクストが単騎で殲滅したりで。 アンノウンとセラフの名はその戦果と共に新たな伝説として歴史に刻まれた。 なお、次期主力AC開発計画の一環である『熾天使計画』の方と機体デザインや名称が被ってしまったことが後に判明し、一騒動起きたのは秘密。 940 :霧の咆哮:2016/09/14(水) 22 16 20 ○JPN―FUJIN―(風神) JPN―FUJIN―H ツインアイタイプのカメラアイを搭載した、ヒロイックともヒロイン風にも見えるデザイン。 JPN―FUJIN―C 対G機能等を特別強化し、連続QB或いは幻の連続ダブルQBにも内部のリンクスが可能な限り耐えられるように改良されている。 その分コストも嵩んだが。 また、背部にⅤシリーズのようなハンガー機能を搭載。 これにより、通常通りの背部武装のみならず、腕武装を背部に搭載可能で、素早く手持ち武装との入れ替えが可能。 ハンガー機能は他のネクストにも流用できないか研究中である。 JPN―FUJIN―A 肩部に大きな翼状の機動スラスターを装備。 風神の高機動性を維持する重要なパーツの一つで、リンクスはそちらへの制御も必要。 このスラスターを装備してるので肩部パーツは八咫烏同様使用不可能。 他の機体に、仮に装備させたらオシャレ度アップ間違いなし。 武装適性的にはエネルギー適性も向上して、レーザーライフルやレーザーブレードにも対応している。 JPN―FUJIN―L ラトーナのような積載量多めの軽量二脚。 FUJIN―G 重量はやや嵩むがその分エネルギー出力・回復量共にとても高く、連続でQBやOBを繰り出しても戦闘に支障を出さない。 FUJIN―MB FUJIN―SB FUJIN―BB FUJIN―OB 水風のベース機、ショウキ同様にQB・OBに特化した設計をもつ内装パーツ群。 OBはAAは使用不可能のタイプだが、PAの消費量が抑えられOBを長時間・連続で使用し易くなっている。 941 :霧の咆哮:2016/09/14(水) 22 16 54 担当教官ジョシュアからの『眠る才気は凄いが、それが何時目覚めるかが問題。もしかしたら目覚めない可能性も有るが、殻が破れたら何処まで化けるのかすら分からない器』という報告から、もしも倉崎が自社の専属リンクスたるルナスカイの覚醒を信じ、第二次リンクス戦争開始前に、彼女の専用ワンオフ機を開発していたならば……という機体。 先に開発済みの八咫烏や蜃気楼と、ルナスカイの愛機水風のデータを元に、より空戦や高速戦闘に長けた設計がなされている。 総合性能的には八咫烏や蜃気楼と同等で、設計段階のナインボール・セラフ・ネクストレベルの高性能さは、流石にリンクスへの負担から無茶が過ぎると却下された模様。 デザイン的には空力特性も考えながら肩部の翼パーツも有り天使を思わせるような流麗な外見をしている。 その象徴的な外見はノブリスオブリージュや蜃気楼を意識しながら、更に磨きをかけている。 有澤新型の軽量でも高い防御力を持つ特殊装甲を使用することでショウキの弱点だった紙装甲ップリを解消。 機動性を更に強化した上で、軽量機にして中量機に迫る防御力を確保している。 最も、主にその特殊装甲やジェネ、コア機能や翼辺りが高コスト化の原因なんだが。 飛行性能もショウキの加速性・高機動性とヒエンの長期滞空能力を噛み合わせた上で強化を施されている。 これらにより純粋な機動性・飛行性能ならば、軽量二脚なのもあり八咫烏や蜃気楼を越えている。 ルナスカイの覚醒を聞いた開発チームは『我らの先見は正しかった』とガッツポーズをしてファンクラブの宴会に参加。 リザイア撃破後、風神を受領したルナスカイの第一印象としては『水風より更に速く自由に飛ばせて、ずっと飛んでいられてて、機体も綺麗でとっても良いよ~♪』と満面の笑顔を浮かべるほどであった。 因みにルナスカイ的には風神は綺麗系、水風は可愛い系らしい。 実際に戦場で使った感想的には、機動性関係以外では、ハンガー機能を特に気にいっていた。 元々射角の都合で背部武装は使い辛かったのもあるが、主武装のダブルアサルトライフル以外に色々戦場で持ち替えられるのが便利。 使う頻度が多かったのはいつものアサルトライフル以外ではライフル・マシンガン・レーザーブレード・ハンドロケット等。 格納レーザーブレードを装備することも。 腕部がエネルギー兵装対応になっても、レーザーライフルやプラズマライフルとかは、エネルギー負荷や消費を気にして好まなかった。 スナイパーライフルは風神の速度で近づいた方が手っ取り早いから微妙とのこと。 意外と気に入ったのがハンドロケット。 今までは通常兵器部隊もライフルでチマチマ削ってたのを、ロケットで纏めて吹き飛ばせるからだ。 誘爆の危険もルナスカイから見ればそりゃ、ノーマル部隊なんぞ動きも攻撃も止まって見えるから大丈夫と。 グレネードはどうしても反動と重量がネックだった。 大体通常兵器部隊をハンドロケットやマシンガンで薙ぎ払い、大型兵器やAFをブレードで滅多切りにし、アサルトライフルやライフルでネクストを落とすのが主流戦法に。 この天使のような機体外観と戦場で美しく空を舞う姿から、オーメル・インテリオル陣営にはアズラエル(イスラム圏での死を司る天使)やガブリエル(アズラエルと同一視されることも有る水の大天使にして、天下の四大天使の一角) 味方陣営からはラファエル(ガブリエル同様四大天使の一角にして風を司る大天使)とも呼ばれ、怖れられ、敬われ、魅了させた。 本編の世界線よりも、イレギュラーとしてルナスカイの名を世界により強く世界中に知らしめた。 942 :霧の咆哮:2016/09/14(水) 22 17 31 以上 wiki転載は例の如くご自由に。
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登録日:2009/06/01(月) 16 08 10 更新日:2023/10/09 Mon 23 23 21NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 AC AC4 ACfA AMS ARMORED_CORE GN粒子 PA QB for_Answer アクアビットマン アーマードコア アーマード・コア コジマ粒子 コジマ粒子≠GN粒子 スパロボ級のリアルロボ ネクスト 国家解体の立役者 → 経済戦争の尖兵 新型AC 進化するAC FROM SOFTWAREの看板ソフトである『ARMORED COREシリーズ』第12作目、ARMORED CORE4およびARMORED CORE for Answerに登場する最新鋭機動兵器の総称。 既存のACとは比べ物にならない圧倒的戦闘能力を有し、4シリーズにおいて『単体兵器』として最高戦力に位置付けられている 1.「所要」 正式名称 「アーマードコア・ネクスト」 主に略称の「ネクスト」が用いられる。 パイロットは操縦形態から『リンクス』と呼ばれる(*1)。 既存兵器はおろか既存のアーマードコア(以下AC)そのほとんどを過去の物にした国家解体戦争における企業側の主力で最凶の兵器である。 この機体群の登場により、既存ACはまとめて「ノーマル」と呼称されるようになった。 2.「兵器としてのネクスト」 基礎技術(アクチュエータ複雑系など)は既存ACそのままに様々な改良、強化が施し、新機構を多数搭載した言わば超高級ACである。 後述の新技術の搭載により性能面において敏捷性、瞬発力、平均速度、装甲、防御性能などの大幅な強化に成功。 新型ジェネレータ・AMS(後述)を搭載し、圧倒的なアドバンテージを生み出している。特にクイックブーストとプライマルアーマーはネクストを最強の機動兵器として確立した最も大きな要因である。 特に強襲襲撃でその機動性をもって大きな戦果をあげ、企業による「国家の解体」が30機のネクスト によりわずか一ヶ月で成し遂げ、その企業間のリンクス戦争では、主に2機の手によって複数が壊滅することとなる。 リンクス戦争後には、巨大ブースター『ヴァンガード・オーバード・ブースト(VOB)』を追加搭載することで、さらなる高速飛行を可能としている。 3.「新たに搭載された新技術と追加された機能」 ネクストはコジマ粒子の性質を利用した機構を多数搭載する。 ●新型ジェネレータ(コジマジェネレータ)の搭載 コジマ出力(KP)はプライマルアーマー(後述)の性能に大きく関わる為、アセンブリを進める上で重要な数値となる。 それらの実用化の要が既存の内燃機関と比べて大出力かつ長時間稼働し、そしてコジマ粒子の精製能力を有するこの『コジマジェネレータ』である。 これを心臓部に搭載することでパワー自体が増大し、機体の積載量が増加。ネクストはノーマルよりも大きく強力な、もしくは多くの武装を装備する事ができる。 ●アレゴリーマニピュレイトシステム:AMSの採用 Allegory Manipulate System(以下AMS)は搭乗者の脊髄や延髄を経て脳神経系の電気信号を直接統合制御体に送る次世代型の機体制御システムである。 上記の通り脳と制御体を直接接続するこのシステムにより、思考から実機挙動へのタイムラグを限りなく0に近付ける事を実現。ネクストの高速かつ精密な運動はこの機能に由来する。 AMSはネクストに必須の機構であり、単純なマン・マシーン・インターフェイスに留まらず、ブースターなども含めた機体全体の挙動演算・制御に利用されている。 ●クイック・ブースト(QB)の搭載 クイック・ブースト(以下QB)とはネクストの前後左右のブースタに備わる特殊推進機構の呼称である。 通常の推進機動と異なり、瞬間的に加速するので未来位置を予測して撃ち込もうとしても容易く避けられてしまうため、既存兵器では捕捉することすら極めて困難。 上下以外の任意の方向に瞬間加速させるその出力は極めて高く、僅か0.2〜0.8秒で800km/h〜4000km/hの亜音速、音速突破が可能となった。 コジマジェネレータによる膨大なエネルギー供給と、AMSによる超精密制御があって初めて実用化を成しえた、ネクストを特徴付ける機能の一つ。 戦闘速度の向上も無論少なくない利点だが、真価は自由なタイミングで好きな方向へと使用できる点で、移動方向と逆に使用し、使用した時点で慣性を打ち消し、真逆の方向に動きだすことさえ可能とする。 ゲーム中では横QBをしつつ同時にターンをすることで、機体の向きを180度瞬時に変えるなんて挙動も可能。 あっという間に接近され、背後すら取られてしまう。 独特の機動性能を持つネクストに対する有効打撃には、機動力をほとんど活かせない閉所等での飽和攻撃、多数の火砲やミサイルによる濃密な弾幕で圧殺、周辺もろとも吹き飛ばす核兵器等、およそ効率的とは言えない手段が必要となる。 また後年に生み出されたアームズフォートは、圧倒的な射程と火力による時間稼ぎ、ネクストですら追いつけないスビードで移動し続けるといった対策を採るものが現れている。 ●プライマルアーマー(PA)の展開 「PAだ、まずはPAを減衰させるんだ!」 『プライマルアーマー』は完全防護膜、粒子装甲などとも呼称される防御機構で、その頭文字を取ってPAと略称される。 ネクストが従来兵器を大きく超える単体作戦遂行能力は、この点によるところが大きい。 機体周囲に散布したコジマ粒子を球状に安定還流させて機体の全方位に粒子の壁を作り、機体ダメージを軽減・無効化する。特に実体弾に対して高い効果を示し、戦車砲や機関砲、小型榴弾やミサイルなどでは極々軽微な損傷しか与えられない。 一部のオーバード・ブースター(OB)に搭載されるオプションに、このPAを消費することで機体周囲に強力なコジマ爆発を発生させるアサルトアーマー(AA)もリンクス戦争後は使われるようになった。 一方で、アサルトアーマーは使用時に常時展開していたPAを失う為、大部分をPAに依存するネクストの装甲を露呈し、防御性能が一時的ではあるが著しく低下すると言う危険性を有する。 その無効化には大火力を瞬間的に叩き込む必要があるが、QBの項で解説した通り、既存の兵器では攻撃を命中させる事自体が困難。 対策としては高出力のエネルギー兵器や高速ないし大口径の実体弾、強力な爆装(*2)による攻撃で強引に突破、多数の攻撃を命中させて減衰・解除するといった方法がある。 また、PAに対して高い干渉力を持つコジマ粒子兵器は非常に有効。 ただし、被弾による減衰はコジマ粒子はジェネレーターで常に生成されているため、時間経過により完全回復する。 ※機密事項につき削除 4.「ネクストの致命的な欠陥」 既存ACはもちろん既存兵器すら凌駕し、国家という枠組みすら破壊してみせたネクストの圧倒的な戦闘力の裏には重大な欠陥が隠れている。 それはコジマジェネレータを搭載し、AMSで動かしているという点である。 コジマジェネレータはたしかに長時間にわたり大出力を生み出すのだが、その副産物としてコジマ粒子を生み出す。 兵器転用に有効な性質を多く持つコジマ粒子は環境に深刻な影響を与える汚染物質である。 そしてネクストはあろうことかこのコジマ粒子を機体周囲に放出させ続け、纏わせる事で高い防御性能を得る。 つまり、ネクスト自体が環境に与える影響の計り知れない『高速移動するコジマ粒子の塊』である。 またリンクスは総じて短命であるとも言われているが、コジマ粒子との関係性は不明である。 AMSはたしかに革新的な制御技術である半面、先天的な適性に依存し、汎用性は失われている。 このAMS適性を持つ人材はかなり希少で、ネクストの数≒AMS適性を持つリンクスの数と言って差し支えない。 適性を持たない者が接続しようとすると最悪の場合、脳神経を損傷する。仮に適性を持っていても優劣があるようで、乗り続ける事で消耗し廃人化していく場合もあるようだ。 各企業ともAMS適性のある人材の発掘に注力しているが、実戦で戦えるレベルのリンクスはシリーズ通しても数十人程。 国家解体戦争時点で稼働するネクストは30機足らずで、その5年後ですら40人程度であることからもその希少性がうかがえる。 リンクス1人が戦闘不能・死亡するだけで、ネクスト1機の戦力喪失とほぼ同じとなり、 リンクスがふと気まぐれに命令を無視したり、最悪裏切った場合でも、セーフティがあまりなく、戦局への影響は非常に大きい。 何より、単独で圧倒的な戦力を誇るネクストを、1人のリンクスによって動かすという状況が巨大な軍事力を代替不能な個人に委ねることであり、コントロールを失う危険性も高い。 リンクス戦争後には企業がこれを嫌い、大多数の凡人によって制御するアームズフォートを推すことになる。 ネクストはたしかに圧倒的だが、その代償は決して無視出来る物ではなく、言い換えれば最強の欠陥兵器なのである。 立体化 いくつかのネクストがコトブキヤVIシリーズにて発売中 きっとすてきな気分になれるので、インテリオルの歯茎は是非ともスミ入れして磨こう。 ただ、旧作ACですらパーツが多かったのにネクストはその上を行く。パーツの処理、組立、塗装まで、コジマ脳がかなりキテルのでお買い上げなさる際は覚悟を決めよう。 ラインナップとして アリーヤ テルス オーギル ホワイト・グリント(AC4・fA) ノブリス・オブリージュ シュープリス クラースナヤ VOB アンサング オーギル(ガンメタver.) テルス(ガンメタver.) ステイシス サンシャイン ライール(ガンメタver.) フィードバック フラジール アンビエント コトブキヤの暴走は止まらない。 さらにあろうことか2022年10月に3Dアクションフィギュア「DECOCTION MODEL」第一弾としてシュープリスがモデル化 5万2800円という高額ではあるが、AC4発売から15年以上たっても人気は高い。 追記・修正はAMSを通してお願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] なにがアレってリンクス側は迎撃部隊とか無視して補給線とか基地とか荒らし放題というとこ。 そりゃ国家もこんな強襲兵器を敵に回してたら負けますわな -- 名無しさん (2013-08-27 00 16 57) 戦況や敵軍の配置見てから手薄な場所襲い放題だもんな。一国と同じ戦力を一人のゲリラが持ってる様なもので常時後だしジャンケン状態。勝てるかこんなものw -- 名無しさん (2013-08-27 14 35 19) 4の時代で新兵の一体相手に熟練のベテランが完璧に連携を取ってジャミング・遠距離ミサイルなどの対処してやってやっと勝つ寸前まで追い込んだというので未知の状態で30体きたらかてるわけがない -- 名無しさん (2013-09-15 19 22 42) それなのに、fA時代になると「ネクスト一機で何をするつもりだ」って言われてしまうあたりがまた恐ろしいわぁ……。 まぁその時は2対1ではあったが、時代が進んで認識が変わってしまったことをはっきり感じてしまう -- 名無しさん (2013-09-15 20 32 45) 自分が同じリンクスな訳だし、そういう意味では対等だからじゃね。流石にリンクスではない連中までたかがネクスト1機とは言わんだろう -- 名無しさん (2013-09-15 23 15 54) VDの時代から見るとネクストがいかに強力だったかわかる -- 名無しさん (2013-10-29 12 06 52) バルバロイもプラモ化してたの忘れてた、アマジーグと小野Dさんおめでとう! -- 名無しさん (2013-11-24 20 18 34) いい加減ランセルはよ。現状ガレキ買うしかないわ。 -- 名無しさん (2014-01-15 18 40 42) >4の時代で新兵の一体相手に~ これって何の話だっけ? -- 名無しさん (2014-01-15 19 04 59) ↑公式のAC小説かなんかだったと思う。被害者が13歳ちゃんだったのは覚えてるが。 -- 名無しさん (2014-01-15 19 17 50) ↑たしかレオーネのリンクスだったかと。シミュレーターにも居たはず。 -- 名無しさん (2014-05-28 09 50 28) セーラ・アンジェリック・スメラギだな。ちなみに外伝でネクスト技術ぶっこんだ試作ノーマル乗ってるやつと恋仲になる -- 名無しさん (2014-10-24 00 03 56) たかだか数メートルのボディに一個師団丸ごとローストチキンにする火力を搭載したバケモノが時速ウン千キロで襲いかかってきて、しかもソイツは閣議決定も要らず、小遣い握らされた個人の判断で暴れ回るってオマケつき。そりゃ国家も吹っ飛びますわ。 -- 名無しさん (2014-12-03 00 39 00) ただ先天的に選ばれたしか人間しか乗れないという汎用性の欠如とコジマのせいで環境汚染がひどくて防衛に不向きだったりパイロットが長く持たなかったりと攻撃力がありえないレベルで飛び抜けてるだけの欠陥兵器としての面もあるのがまた -- 名無しさん (2014-12-03 07 22 35) 長くもたないっても十数年は使えるんだから十分でしょ,環境汚染も敵陣ど真ん中に突っ込ませるんだからメリットなんじゃないか -- 名無しさん (2014-12-03 19 07 42) ↑問題は敵が去ったあと、自軍の部隊が進行する際にコジマ汚染のせいで占拠し辛くなる -- 名無しさん (2014-12-03 19 16 26) 途中送信しちまった 占拠し辛くなる、または困難になってしまうことが問題なんだよね -- 名無しさん (2014-12-03 19 17 43) 他の作品で真面に戦えるロボは何だろうか。ストフリ辺り? -- 名無しさん (2014-12-23 21 58 31) おそらくシリーズ中最強のACだよ。OWだって、ネクストにとってはAFの主砲などとあまり差はないかも。 -- 名無しさん (2015-02-06 20 11 33) ↑ だろうね。4以前のノーマルはナインボール含めてネクストから見れば大した敵じゃない。Ⅴ系列の機体でも真っ向勝負じゃ相手にならない。 -- 名無しさん (2015-02-06 20 18 28) それでもVAC側の中身が黒い鳥なら勝つだろうなあ…ACって重要なのは性能差じゃなくて中の人がドミナントかどうかだし -- 名無しさん (2015-03-04 03 23 28) ↑4 ネクストACもMSも結局機体でしかないのて乗り手の技量やセンスの方が重要じゃないかと。単純な機体性能の話ならピーキー過ぎてキラ様専用機なストフリよりかはネクストACの方が分があると思う(ものによるけど) -- 名無しさん (2015-03-29 22 51 34) こいつの強みは防衛部隊振りきって作戦目標ぶっ叩ける「圧倒的な強襲速度」。ぶっちゃけネクストに“勝つ”だけならそこそこ居ると思う -- 名無しさん (2015-03-29 23 20 00) ナインボーライザー「………勝てる?誰に?え?俺に?この天下のナインボール様を?粗製君が?…ははっ、おもしれーじゃん」 -- 名無しさん (2015-05-16 13 16 34) ↑あんたはAI⑨じゃねえか -- 名無しさん (2015-08-10 08 05 15) 性能より生産性と操縦性を重視するようになった結果「ネクスト→黒栗→VAC」て流れになったんじゃないだろうか。実際、設定資料集によるとGA社にそういう考えがあったらしいし。VACがコジマを使わないのは、傲慢な企業が取り返しのつかない環境になってようやく環境に配慮しだしたとか -- 名無しさん (2015-08-10 08 26 50) 「ノーマル=ネクスト以外のAC」て思ってる人が多いが、旧作ACは4系とは全く別の世界の代物だし、VACはネクストの後に作られた次世代機だから違うぞ -- 名無しさん (2015-08-25 00 54 02) 異常な戦闘力のお陰で成り立ってるが「汚染リスク、高すぎる必要適正、強大な戦力を個人に委ねる事になる」など戦闘力以外の面ではむしろ欠陥だらけなんだよな。そりゃ企業がAFに乗り換える訳だわ -- 名無しさん (2015-10-12 16 14 55) ↑2 それな、勘違いしてる奴が何気に多くて困る -- 名無しさん (2015-10-22 16 38 21) VOBだけは買った。 -- 名無しさん (2015-10-22 16 55 29) 兵器としての致命的欠陥は、なにより数が容易に増やせないことだと思う。ネクスト依存の最盛期である4の時期ですら、企業が1社で10機も持ってなかったぐらいだし。戦術レベルでは最強にしても、戦略兵器としては最低に近いものすごいアンバランスな兵器。だからV系ACみたいに、戦闘性能を下げてでもユーザブルな方向性に発展していったんだろうな。 -- 名無しさん (2015-10-22 17 40 34) まぁ、主任とかから察するに最終戦争は天使やら黒栗やらが飛び交う地獄で、VACは歩兵的な役割だったんだと妄想 -- 名無しさん (2015-10-24 17 55 09) あと何気にF1カーでラリーレースをやるようなデスマーチめいた維持コストも問題。fAにおいてもネクストは“独立傭兵でさえある程度の資本的バックアップを受けており、個人運用など到底不可能”と言われている。 4のアマジークはイクバールの鹵獲品をそのまま使用しており「保守部品の在庫が尽きるのが先か、自分の脳が焼き切れるのが先か」という戦いをしていたと考えると壮絶である -- 名無しさん (2016-09-15 02 30 11) 最近壽屋のV.I.を組んで実際に立体見て思ったが、戦闘機みたいな航空力学的に最適化されたわけでもないシルエットが、アセン(とメタな話ではレギュ)次第とはいえ瞬間的に音速の4倍オーバーを重力下・大気中で叩き出し得るとか気が狂ってるとしか思えないスペックだよな。コジマ汚染(というリスクに付随する種々の重い制約)という最悪最凶の欠点が霞んでしまいそうなレベル。誰のタグ付けか知らんが、スパロボ級のリアルロボとはよく言ったもんだ。 -- 名無しさん (2017-04-13 23 48 58) ↑8,↑6 そもAC4とACVの時系列が同じと公式で明言されてないんだから、ネクストの次世代機がVACって認識も正確じゃないのでは? -- 名無しさん (2018-07-28 16 36 31) ↑2プライマルアーマーが航空力学のなんやかんやを何とかしてくれてるって聞いた事があるぞ、ソースは無いけど -- 名無しさん (2018-12-29 17 01 51) ↑PAで空気抵抗を減衰させるそうな -- 名無しさん (2019-06-05 00 11 24) ネクストってコジマジュネレーターの代わりにガンダムOOのGMドライブとか載っけても普通に機能しそう -- 名無しさん (2022-12-20 18 37 38) 旧AC、ノーマルなんぞ歯が立たないと吠えながら結局コストや乗員の問題で廃れ果て、後世ではザ・量産型のVACが我が物顔で大地を踏みしめてるのは中々虚しい物がある。 -- 名無しさん (2023-08-11 00 17 39) 汎用性がないにも程がある機種だからなぁ、適合者を元に作成したAIで代用しようってのもJがVD主人公にやられた時点で失敗に終わったわけだし -- 名無しさん (2023-09-21 12 13 31) 名前 コメント