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王冠 親父の後姿に憧れて、昔2人で真似し合ったな。 手先が器用なお前が衣装を用意している間、俺が力に任せて護衛兵の刀を借りてきて。 見つかった時にはインクでひげも書いていた。 シーツのマントと床に引きずっている刀、それに白い紙の冠をかぶった小さな王様が2人。 怒ると思っていた親父が、俺たちを見比べてひげを撫で、唐突に笑い出したっけ。 でも、あの古い輝きを深めていくものは、この国にひとつしかない。 触れることもかぶることも、たった1人しか許されない。いくら双子と言えども。 あの笑い合えていた日々から、もうどれくらいの年月が経ったろうか。 金属特有のひやりとした感触が指から離れた。 そっと立ち上がると、すっかり馴染んだマントが微かな音を立てた。 濃紺の髪の上に金の冠を乗せたお前が、静かに顔を上げる。 伏し目がちだった瞳が、今は揺れながらも強い光を抱いて俺を見つめている。 頼む。わかってるだろうが、お前に頼む。 その器用さが、今この国、この輝きを頂く者に求められているんだ。 相変わらず俺には力しかない。だが、あの王冠とその主を守れるなら本望だ。 「…頼むぜ、次期国王」 「国王様、…ご武運を」 隠れヲタ×一般人
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514:名無しの心子知らず:2006/05/10(水) 22 52 48 ID p2Azz77f 早起きは三文の得セコケチかそいつは。 そんなに早起き得意なら新聞配達しろっていうの。 もし毎日の事なら意を決して、新聞来るの待ってて スコープ覗いて盗み見奥が取り出した瞬間反対側から引っ張ってやりたい。 そして、昼間しれーっと、 「今日新聞取ろうとしたら誰か反対側からひっぱてたのよ、怖かった~。」 と言っておけば2度としないんじゃないかな。 奥のひるんだ顔も楽しめて良いと思うけどな。 517:名無しの心子知らず:2006/05/10(水) 23 02 30 ID 7xuBCakY 514 それ、うちの父の同僚が社宅にいる頃やったよ>反対側から引っ張る 早起きな人だったんで、新聞屋さんが配達→ 隣のケチ奥が引っ張ろうとした瞬間反対から引っ張る→ ケチ奥が悲鳴→ ドア開けてゴルアアアア!と近所中に聞こえるように怒鳴る うちの父も早起きだったんで、悲鳴が聞こえた途端に出ていって 一部始終を観察してたそうだ。 ちなみにこのケチ奥、他のうちの宅配ヤクルトや牛乳も勝手に子供に 飲ませてた事があるんで、セコケチ被害にあった同僚たちで、 セコケチの旦那を「お前んとこの嫁、どうにかしろ、いい加減にしないと 警察沙汰にするぞ」と〆揚げたそうだ。 次のお話→532
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B WのCM5を購入したため比較。 環境 部屋 広さ 6畳 床 ラバーウッドフローリングに厚さ1cmのタイルカーペット(パイル4mm/バッキング6mm) 壁 軽量鉄骨のため多少響く Audio共通 アンプ ONKYO TX-SA606X Equalizer:非設定(all±0db) トーンコントロール:非設定(all±0db) 試聴モード:Direct ボード ホームセンターで販売している人工大理石(安いです) スピーカケーブル 後で調べます Audio差異 A環境 B環境 スピーカー ONKYO D-508E B W CM5 スタンド トールボーイのためなし FS700CM シンシュレータ オーディオテクニカ AT6099 なし 結果 解像度 定位感 低音の量 低音の締り
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気の毒なお父さん 500 :名無しさん@HOME:2009/11/24(火) 19 00 11 0 みんなすごいね。。みんな程じゃないかもしれないけど、ビビリナルシストからきたやつ投下していいですか? 501 :名無しさん@HOME:2009/11/24(火) 19 03 39 0 読ませてクレクレ 504 :名無しさん@HOME:2009/11/24(火) 19 22 48 0 500です。 お前は俺が口だけだっていうけど、俺はみんなには解らないところで努力している。 俺は今は芽はでていないけど、俺の親父は東大出身だし(?)、必ず芽が出る。 大学を諦めたのは、これだけ勉強しても早稲田程度しか受かれないって思うと、勉強する気に なれなかったから。やっぱ親父が東大出身だと、早稲田程度じゃって思うしね。 俺と別れていいのか?もったいないと思うよ。3浪後予備校を途中で抜け出したヘボ男。現在プー実家住まい。 東京の有名私大を目指していましたが、上記の理由(?)で断念。 奴のあまりのしょうもなさに気づき半年のお付き合いを終了して一年がたちました。 実力もないのにプライドだけは高いお方ですたwww 506 :名無しさん@HOME:2009/11/24(火) 19 39 42 0 504 すごいね・・・。 親父が東大、親父が東大って、いったい何の関係があるんだか。 でも、それだけが自分のアイデンティティなんだろうな=親父が東大。 親父が東大卒の場合、同じ大学に行けなかったら息子は人生終了なのだろうか。 実際、早稲田に受かる実力はあったの? 507 :名無しさん@HOME:2009/11/24(火) 19 48 36 0 506 いや、ないです^^早稲田に失礼^^ というかもう早稲田どころか、地元の私大すら行けないのでは、、 自分は親が東大なので優秀な遺伝子があると思い込んでました。 実際口だけ達者な、大学も行けず働きもしないしょうもないボンボンでした。。 ことあるごとに、親父は東大っていってて、周りがひいてた。509 :名無しさん@HOME:2009/11/24(火) 20 01 42 0 3浪してる時点で早稲田どころかまあまあの大学にも受かる実力あるわけないわなw 510 :名無しさん@HOME:2009/11/24(火) 20 19 30 0 学歴で人生が決まるわけじゃないとはいえ、 自分は東大出たのに息子が高卒3浪自意識過剰ニートじゃ 親が浮かばれないなw 511 :名無しさん@HOME:2009/11/24(火) 20 19 53 0 親父さんが気の毒だな 512 :名無しさん@HOME:2009/11/24(火) 20 19 56 0 504 でしょう!自分が受かったわけでもないのに東大生気取りで糞ワロタw みんなが尊敬のまなざしを向けてくれるとでも思ったのか。。 他人の親父の大学を気にする奴なんてどこにもいねーよw ご清聴ありがとうございました、スッキリいたしました(_ _)514 :名無しさん@HOME:2009/11/24(火) 20 32 55 O 息子のレベルなんかもっと早くにわかっていただろうに、ダラダラ3浪もさせてる親もどうかと思うよ。 次のお話→呪詛状(515)
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41.Asis(America)---2013/07/23---Koopa Troopa+Soda Jet+Sponge Tires+Flower Glider 7/23/2013 Reached Max ggs you guys ) pic.twitter.com/xxsPbqe6T4 — λѕιѕ=★ (@Asis_Mk7) 2013, 7月 23 42.たまうさ(Japan)---2013/07/26---Metal Mario+B Dasher+Red Monster+Swooper 7/26 21 24頃カンスト達成しました!! カスタムはメリオBダレバサバサ コースはワルイージピンボールで1位でした (画像はBrentさんより) pic.twitter.com/n8jPsRaRkn — たまう (@tamausam) 2013, 7月 26 最終戦績(・x・) pic.twitter.com/EnCW4Nt28s — たまう (@tamausam) 2013, 7月 26 43.Jupiter(Japan)---2013/07/30---Metal Mario+B Dasher+Red Monster+Flower Glider 99999VRカンスト達成!! — Jupiτεr ・・◯・・ (@OeJupiter) 2013, 7月 29 https //twitter.com/Eric_MKWario/status/361913378328965120 44.Toad2330(Japan)---2013/08/04---Metal Mario+Blue Seven+Red Monster+Paraglider 2013/08/04 13 32頃 DS DKスノーマウンテン 1位でカンスト達成しました! pic.twitter.com/dZU04pPf9D — t (@Toad2330) 2013, 8月 4 oh… pic.twitter.com/zrAq6LLrsr — t (@Toad2330) 2013, 8月 4 45.Eric(America)---2013/08/06---Wario+Bruiser+Mushroom+Peach Parasol Achieved 99999vr! On rLM on 8/5/2013! pic.twitter.com/jJ0Oyyoah9 — エリック (@Eric_MKWario) 2013, 8月 5 46.ききょう(Japan)---2013/08/16---Toad+Barrel Train+Wood+Flower Glider 桔梗さんカンストか!! pic.twitter.com/OaawZQ5AsS — Cross (@kazuma0135) 2013, 8月 16 2013年8月16日 16 30頃VRカンストしました! コースはWSで1位でのカンスト(´∀`*) カスタムはキノピオ+タルポッポ+ウッドリング+ピーチパラソル http //t.co/R9uRiKShiS — 桔梗 (@kikyou_MK) 2013, 8月 16 カンストした時点での戦績 http //t.co/Peif3GDj4h — 桔梗 (@kikyou_MK) 2013, 8月 16 47.Mence(Belgium)---2013/08/19---Metal Mario+Blue Seven+Red Monster+Peach Parasol 99999 VR just one year after Jacob ! D Thanks everybody I had much fun to race against a lot of you ;o — Mence (@KCMence) 2013, 8月 18 pic.twitter.com/CGbMhwycGR — Mence (@KCMence) 2013, 8月 18 48.Jon(America)---2013/08/19---Metal Mario+B Dasher+Red Monster+Peach Parasol 49.まつやま(Japan)---2013/08/20---Rosalina+Bruiser+Mushroom+Paraglider カンスト達成 ロゼッタワルビキノコパラフォイル pic.twitter.com/c4Pa5g9lbK — 体調 (@sorow_wing) 2013, 8月 20 http //t.co/C3sVoYDuQH VRカンストの瞬間を捉えたw — GH@スライム (@Chaser_GH) 2013, 8月 20 50.RHS(England)---2013/08/21---Toad+Barrel Train+Wood+Peach Parasol [MK7] D¥ RH$ reaches 99.999VR http //t.co/JYHmDYBAlp via @YouTube — で (@Sachittomk) 2013, 8月 20 MK7 DY RH$ 99.999VR 20th August 2013 Toad Barrel Train Woods Peach parasol WS 2nd place pic.twitter.com/xJZkIb8Dl0 — で (@Sachittomk) 2013, 8月 21
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ベリー「あの時はゴメン…なさい」 ピーチ「あ、いいよいいよ!アタシもさー、大声出しちゃったし。」 パッション「ベリーだけじゃないわ。私も…」 ピーチ「気にしないでよー。」 パイン「わたし、みんなの輪を乱しちゃったよね…」 ピーチ「今はみんなのハート一つでしょ!」 パッション「精一杯頑張ってくれる。やっぱり、ピーチは私たちのリーダーね。」 ベリー「えぇ。それも頼りがいのある完璧なね!」 パイン「わたし、これからもずっと…信じてる。」 ピーチ「みんなぁー(シフォン、今よ!)」 シフォン「キュアキュアプリプー!」 美希「ちょ、ちょっと!ラブ、くっつきすぎだってば!」 せつな「きゃっ。どこ触ってるのよラブ!」 祈里「当たってるよラブちゃん!いやーん、もぅー」 ラブ「にゃはー。みーんな大好きだよっ!」 タルト(シフォンを何て事につこーてんねん…)
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579 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/18(木) 20 36 22.66 ID 19tMsWhPO 「まどかー」 「なーにさやかちゃん」 「へへ、好きだよー」 「あっ…えへへ、私も大好きー」 「あぁ、お二人とも完全に自分達の世界に…とりあえず記録はしておくにしても、少し寂しいですわね…」 「何か僕達よりもラブラブだね、あの二人」 「あら、私も上条君への想いの強さはあの二人レベルですけれど?」 「えっ…」 「……よし、とりあえず教室を爆破するわ」 「やめなさい、暁美さん!」 「離して、巴さんっ!こんな世界、私は嫌なのよーーーっ!!」 「…馬っ鹿みてぇ」サクサクサクサクサクサクサクサク… 「杏子のストレス食いが今までにないスピードにっ!?」
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あたしとブッキーは二人で学校帰りに待ち合わせて、ドーナツカフェへとやって来ていた。 ラブとせつなは、宿題があるからって先に帰ってしまっていて。 「―――付き合い悪いんだから……あの二人」 「ふふ……しょうがないじゃない。それとも、美希ちゃん、わたしと二人きりは……イヤ?」 軽く拗ねたようなブッキーの声に、あたしは慌てて言い返す。 「い、イヤなワケないでしょ!分かってるくせに!」 その言葉にクスクスと笑うブッキー。 なにかちょっと悔しくなって、あたしは続ける。 「―――ママがまた旅行に行っちゃって、家に帰っても一人なのよ。だ、だからそんなのつまんないな、って 思って」 「はいはい。わたしで美希ちゃんのヒマつぶしの相手が務まればいいんだけど」 澄ました顔をして、ストローでアイスティーを飲むブッキー。 う……何よその見透かしたような言い方。 「大体、ラブとせつなの話でしょ!なにもクラスが一緒だからって、宿題まで揃って出る事ないわよ!」 「美希ちゃん、それは難クセって言うのよ?―――う~ん、そうねぇ。でもあの二人仲……いいから」 宿題が無くても来たかしら?と言って、何かを思い出したように、彼女は顔を赤くする。 あたしも、あの二人の事を言っているうちに、ある出来事を思い出して―――。 * 「あれ?せつなちゃん、なんでパーカー脱がないの?」 季節は夏。わたし達クローバーの四人は海へ合宿にやって来ていた。 練習の合間にミユキさんから許可をもらい、せっかく来てるんだし、って事で泳ぎに来たんだけど。 「―――なんでもないわ。私の事は気にしなくていいわよ、ブッキー」 せつなちゃんはそう言ってパラソルの下から出て来ようとしない。 ?なんだろう?もしかしてカナヅチとかなのかな? ……でもせっかく来てるんだし、―――せつなちゃんの水着にも興味あるし……。 「―――パーカーくらい脱ごうよ!ね?」 「ちょっと!や、やめてってば!!ブッキー!!」 半ば強引に彼女のパーカーを脱がせるわたし。 するとその下から出てきたのは……。 「!!!」 「だから、だから脱ぎたくなかったのよ……」 目を丸くするわたしの前で、顔を真っ赤にしてフルフルと震えるせつなちゃん。 白いビキニを着た彼女の身体のあちこちには、行為の激しさを物語るように。 キスマークが点々と……。 「あ、ああ、そういうことだったんだ……」 逆に恥かしくなってしまい、顔を赤くして目を逸らすわたし。 「……ラブの―――――ラブのバカぁ!!」 まるで青春映画の1シーンのように、せつなちゃんは海へと向かって叫んだのだった。 * 季節は秋。あたし達はいつものように練習場でダンスレッスンをしていた。 一区切りついた所で休憩に入ると、用意していたタオルで身体を拭く。 「……秋とは言っても、やっぱり身体動かすと暑いわよね……」 そう呟いて、あたしはジャージの上着のジッパーを下ろす。 ……はあ、やだ、汗でびっしょりじゃない。 「どうしたのラブ?上着脱がないの?」 あたし以外の二人も上着を脱いでいるっていうのに、ラブだけは何故か脱ごうとしない。 「ははは……お、お構いなく~。あ、あたしそれほど暑くないし」 そう言うラブの顔は汗で光っていて。 「?なんでウソつくのよ……いいから脱ぎなさいって!風邪引くわよ!!」 「ちょ!美希たん!い、いいってば!!」 気温自体は下がってるんだから、身体冷やしたら大変じゃない。 嫌がって逃げようとするラブの襟首を鷲づかみにして、無理矢理にジャージを剥ぎ取る。 「!!!!!」 「ふぇ~ん!!だからいいって言ったのに~!!」 真っ赤な顔でその場にへたり込むラブ。 その身体には、何かで縛られたような跡が赤く、くっきりと………。 「え、えーと……ま、まああんまり無茶な事はしないほうがいいわよ……」 引きつった顔で、ラブへと声をかけるあたし。 ううう、とラブは涙を浮かべたまま俯いて……。 「この間のお返しって、やりすぎだよ~!せつな~!!」 青く晴れた秋の空に、ラブの悲痛な叫びが響き渡った。 * 「……はあ。ラブとせつなにも困ったもんだわ。ホント」 わたしの前で、溜息をつく美希ちゃん。 二人の恋人ぶりというか、アツアツな感じには、いつもわたし達は当てられてばかりで。 「―――うん……でも、なんかちょっと羨ましい、よね?」 「え!?や、やめてよブッキー!あたしはもうちょっとこうオシャレというか、落ち着いた感じの方が好み だわ」 伺うようなわたしの台詞に、彼女は焦って首を振る。 美希ちゃんって、そういうのがいいんだ。けど、わたしは―――。 「やっぱり、一緒に住んでる、っていうのが関係してるとは思うのよね……。二人っきりになる時間が多い ワケだし……よ、夜とか………」 美希ちゃんは自分の想像に照れたのか、顔を真っ赤にしてオレンジジュースを口に運ぶ。 そんな彼女の様子が可笑しくて、クスッと笑うと、わたしはポケットの中から……。 「―――美希ちゃん、これなーんだ?」 「!ブ、ブッキー、それって家の鍵――――!?」 驚いて目を丸くする美希ちゃんの前で、わたしは彼女の家の鍵を軽く振って見せる。 「美希ちゃんのお母さんに頼まれたの。留守の間、女の子一人だと心配だから、って。だからね、美希ちゃん ――――――」 悪戯っぽく微笑むと、動揺している美希ちゃんに向かって、甘えた声でそっと囁く。 「今夜一晩、よろしくね?」 了 避2-268は季節が変わって…
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「なんでラブ定額なの?」 雪道で滑って転んで、ジーパンのケツポケットに入れていた携帯の液晶 を割ってしまった。大分古い型だったことと俺の誕生日が近いってのも あって、すぐさま沢村に新しい携帯を買ってもらえることになった。 「どうせなら、新規契約にしたら?俺のと同じにしなよ」 「うーん、別に良いけど…沢村って何処のだっけ?」 「棒ダフォン」 そうだっけ、と思いながら駅前の携帯ショップへと歩みを進める。雪が 解けた道は歩きやすくなっていて、転んだ時の事が思い出された。あの 時、沢村が一緒にいれば転んで携帯割る事なんてなかったのにな。絶対、 滑った瞬間に抱きとめてくれたりしたよ。 「っおわ!」 「あ…っぶねー!!お前雪なくても転ぶのかよ」 ほら。笑いながら受け止めてくれた。沢村のこういう所がいいんだよ… なんて機嫌よくしていると、すれ違ったOL風のお姉さん達がこっちを 見て笑った。うわ、もしかして俺達の関係ばれた?いや、でも…!なん かすっげー恥ずかしくなってきた!! 「でさ、料金プランも結構良いのあんのよ…」 「へ、へー」 恥ずかしくて下を向きながらも沢村の話にあわせる。 「そうだ。ついでにラブ定額にしような!安くなるし、会話もメールも し放だ…」 「な、ななんでラブ定額なんだよ!!!!」 「え……?」 しまった。恥ずかしさのあまりの拒絶におもいっきり沢村の表情が曇る。 「え?だって…俺達ってラブっしょ?恋人っしょ?そういう関係…でしょ?」 困惑したように泣きそうな顔で沢村が聞いてくる。 「えぇ?ちげーの?そう思ってたのって俺だけ…?うわ、マジ!?」 みるみる涙がたまる沢村の目に耐え切れなくて、奴のでかい図体を近く のコンビの裏に引きずり込んだ。 「ごめん、ごめん!俺達ラブ!!」 恥ずかしさとか、沢村を好きになった時に捨てたのを忘れてた。 何があっても一緒にいようって、胸に刻んだはずなのに、俺って奴は!! 「愛してる」 まだ泣きそうな沢村の耳元に小声で告げる。 どっかの携帯会社のCMみたいだな、なんて思いながら。 受けをマフラーぐるぐる巻きに
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