約 1,780,969 件
https://w.atwiki.jp/grasoturismo/pages/1898.html
プジョー 306 Rally car Image Credit 画像を引用した場合、引用元を表記。 メーカー プジョー 英名 Peugeot 306 rally car 年式 1996 エンジン 直列4気筒 タイプ レーシングカー 総排気量 1,998cc 最高出力 275PS/8,700rpm 最大トルク 26.0kgfm/5,900rpm パワーウエイトレシオ 3.49kg/PS 駆動形式 FF 吸気形式 NA 全長 3,705mm 全幅 1,590mm 全高 1,380mm 車両重量 960kg 重量バランス XX対XX トランスミッション X速 ダート走行 可能 登場 グランツーリスモ2 備考 306 Maxiのラリーカーをモチーフにしたグランツーリスモオリジナルカー……というかまんま! 概要 306 S16をレーシングモディファイすると変化するマシン。事実上の306 Maxiラリーカーそのまんまが、レーシングモディファイのモデルという形で収録されており、他にもレーシングモディファイで実在のレースカーに変化するモデルもある。 実在の306 Maxiの方を説明させてもらうと、グループA/WRカーの下位カテゴリーにあたるF2キットカーにあたるマシンで、グループAの際に4WDターボの市販車を持たないフランス勢がこれに反発した事により、大きな市場を持たないメーカーでも比較的安価に参戦できる新たなパッケージを提案した事から始まったカテゴリーである。 どんなメーカーでも持っている自然吸気の2輪駆動車(最低生産台数の規定有り)をベースとし、エンジンは2000ccを上限にボアアップ可能で、ボディー幅はノーマル比プラス140mmまで拡幅できる等、純粋なグループA規定よりも改造範囲が広く設定されており、WRカーよりもワイドなトレッドと、ハイレベルなチューンが施された自然吸気エンジンの組み合わせは4WDターボ勢を圧倒するコーナリングスピードをマシンに与え、ターマックでのイベントではWRカーでさえ凌ぐ速さを見せていたのである。 特にその代表格である306 Maxiは、当初は7500回転で250馬力程度を発生するグループA仕様の2リッター直列4気筒エンジンを搭載したが、F2キットカーはリストリクターの装着義務がなかったため、F1やスーパーツーリングの技術を応用して改良。登場から数年後にはレブリミットは9600rpm、一説によると最高馬力は340馬力にも達したとされる。そのエンジンの高回転域をきっちり使い切るためにクロスレシオ化されたXトラック製7速シーケンシャルミッションを搭載し、960kgという軽量な車体はロケットのように山道を加速させていったのである。 主なドライバーはフランソワ・デルクール選手とジル・パニッツィ選手で、WRCデビュー戦となった1996年モンテカルロでいきなり総合2位を獲得。そして、1997年には、MAXI EVOへと進化し、98年まで「オンロード」で戦った。主戦場としたフランス国内選手権では1996年・1997年にチャンピオンに輝いた最強マシンであった。 映画「Taxi2」では、主人公ダニエルのプジョー406タクシーの相手として出演している。 解説 解説を書いてください! 登場シリーズ グランツーリスモ2 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/rangers-strike/pages/339.html
RS-306 ハリケンレッド Sユニット パワー2 CN3 BP2000 SP! ノーマル 追加条件 【超忍法・空駆け】SP1 レッド/男/忍者 ミスティックアームズ 忍風戦隊ハリケンジャー フレーバーテキスト 吹き荒れる笹の葉の中を、風と一つになった影が走り抜けた。 備考・解説 イラスト Mitsuhiro Arita 収録エクスパンション 第5弾自販機&パック&スターター 関連カード Q&A Q: A:
https://w.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/1031.html
306 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/30(火) 01 29 49 ID q0xVt31O 「ふう・・・」 時刻は深夜。 妹に見つからないようにこそこそと自慰を終えた後、僕は気怠るい余韻に浸っていた。 彼女は今、僕の衣服に女の体臭が付いていないかチェックする作業ーーーもはや恒例になりつつあるーーーを行っている最中のはずだから、少しはのんびりできる。 が、まあ早めに行動するに越したことはない。 「・・・紗那に見つからない内に、さっさと片付けるか」 そう呟いた矢先。 「兄さん」 氷の様に冷たい声と共に、部屋の扉が開け放たれた。 流れるような黒髪に、人形のように整った容姿、突き刺すような瞳。 紗耶だった。 僕はとっさに机の上のエロ本を隠そうとしたが、間に合うはずもなく。 彼女はつかつかと僕に歩み寄る。 「・・・何をしていたか、なんて聞く必要もありませんね」 「い・・・いや、これは、その、」 「言い訳も弁解も説明も謝罪も不要です。即刻、然るべき処置をとらせていただきます」 彼女はそう言うと、僕のズボンに手をかけて一気に脱がせた。 露出した僕の陰茎を、穢らわしいものでも見るかのようにねめつける。 まあ実際、先ほど出した精液で汚れているのだけれど。 穢れと汚れは違う。 紗耶はただ洗うだけでは満足しない。 「”禊”が必要ですね。こちらへ来てください」 そういうと彼女は僕を風呂場へと連れていく。 何のためらいもなく自分の衣服を脱ぎ捨て、僕の服も脱がすと、腰を屈めた。 そして、 「・・・じゃあ、始めます」 307 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/30(火) 01 30 41 ID q0xVt31O 半勃ちの僕の性器に口づける。 最初は優しく、徐々についばむ様に。 最後には喉の奥まで使ってしっかりと咥え込む。 そして、吸う。 バキュームフェラとでも言うのか―――喉を使って、舌をすぼめて、口蓋で挟んで。 そのころには既に、僕の性器は完全に硬度を取り戻している。 堪えきれず、僕が声を漏らすと、紗耶は嬉しそうに微笑む。 良かったですね、ちゃんと「悪いモノ」が出ていってる証拠ですよ、と。 程なくして、僕は紗耶の口の中に精を放った。 紗耶は瞳を細めてそれを飲む。 少しずつ、咽下してゆく。 「ん・・・ふふ、これで『悪いものはおなかの中へ』入れました」 艶やかで、どこか妖しげな笑み。 「次は・・・私のも、ちゃんと綺麗にしてください」 そう言うと彼女は立ちあがって、自分の秘所を僕に見せつける。 申しわけ程度生えている陰毛は、次から次へと湧き出てくる愛液でぴったりと張りついていた。 僕が思わず目を逸らすと、紗耶はふふ、と笑みをこぼして、僕の上にまたがった。 そして、それを僕の口に押しつける。 「んっ・・・ほら、何ぼーっとしてるんですか。早く舐めてください」 僕は黙って―――というか黙らざるを得ないのだが―――舌を動かす。 初めは円を描くようにゆっくりと。次第に激しく。 「はぁ・・・っ、兄さん、私っ・・・」 紗耶は既に濡れていたせいもあってか、すぐにでも果ててしまいそうな雰囲気だった。 仕上げに充血しきった陰核を甘噛みすると、かん高い声を上げてのけぞり、僕の上に倒れこんだ。 どうやら果てたようだ。 僕はほっと一息ついて、彼女を抱きかかえて風呂に浸かることにした。 308 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/30(火) 01 31 23 ID q0xVt31O 大分温くなっていたので、追い焚きをする。 ややあって、腕の中の紗耶が目を覚ました。 「ん・・・に、兄さん?」 「おはよう」 よく眠れた? と茶化すと、紗耶は頬を赤らめて、別に寝ていたわけではない、というような趣旨のことを小声で言った。 「今日はもう疲れただろ。早く寝よう」 「嫌です」 僕の提案は即刻却下された。 「まだ、兄さんのをもらってないです」 そう言うと、紗耶は僕の腕の中でくるりと向きを変えて、僕の上にまたがった。 まだするのか。 僕は少し呆れつつも、彼女に身を任せた。 紗耶はまず、僕の萎れた性器をどうにかしようと思ったようで、足の裏で亀頭を挟み、擦り始めた。 「兄さんはこれが好きなんですよね・・・あ、ほら、もう硬くなってきましたよ。兄さんはほんと、変態ですよね。仕方ないから、妹の私が面倒を見てあげます」 僕が妹の足コキで興奮する変態なのは事実だが、それをして興奮している紗耶も充分変態だったりする。 「ふ、ふふ・・・そろそろ、挿入れたいんじゃないですか?」 紗耶はそう聞いてきたが、実際のところ紗耶が早く挿入れて欲しいだけだったりする。 が、それは言わぬが花ということで、僕は黙って首を縦に振った。 「ふ、ふふふ、そうですか。じゃあ、じゃあですね、『紗耶の子宮にたっぷり中出しして孕ませたい』って言ってください」 「紗耶の子宮にたっぷり中出しして孕ませたい」 コピーアンドペーストするように、無機質かつ正確に僕は繰り返した。 「『僕は紗耶の奴隷だ。紗耶がいないと生きていけない』」 「僕は紗耶の奴隷だ。紗耶がいないと生きていけない」 「『愛しています』」 「愛しています」 「兄さんっ・・・!」 紗耶は感極まったように嗚咽を漏らしながら、僕の性器の上に腰を下ろし、ずぶ、と挿入れた。 「くっ・・・」 僕しか知らない紗耶のそこは、熱くうねりながら、きつく締め付けてきた。 「き、きもちいい・・・ですか?」 紗耶は息も絶え絶えに訊ねてくる。 僕は肯定する。 「じゃ、もっと、きもちよく、します・・・っ」 紗耶はそう言うと、拙いながら腰を振り始めた。 「ふぁ・・・あっ、あっ・・・っ、」 黒髪を振り乱し、盛大に湯を跳ね飛ばしながら僕と交わる。 僕も抑えが効かなくなり、肉付きの薄い尻を掴んで、腰を打ちつけ始めた。 「やっ、駄目、兄さん、きょ、今日は私、わたしが、」 僕は無視して上体を少し起こし、つんと尖った乳首をついばむ。 ちなみに胸は揉むほどないので揉まない。 「しょ・・・そこは駄目、駄目ですっ・・・あっ、にい、さんっ」 紗耶の口の端から涎が垂れ、僕の頬に付着する。気にしない。 「そろそろいくよ、紗耶」 僕の言葉が聞こえているのか定かではないが、彼女はコクコクと肯いた。 「くっ・・・」 僕はひときわ強く腰を打ちつけて、紗耶の奥深くに精を放った。 「・・・紗耶。起きてる?」 腕の中の少女に問いかけるも、返事はない。 もともと今日は忙しかったようだから、疲れて眠ってしまったようだ。 僕は溜息をついて後片付けをし、彼女の体を拭いて寝巻きを着せ、布団まで連れてゆく。 自室に戻るのも面倒だったので、僕はそのまま彼女の布団に倒れこんだ。 温かく、柔らかい存在を背中に感じながら、僕は眠りに落ちた。
https://w.atwiki.jp/rs-userfaq/pages/326.html
RS-306 ハリケンレッド 種類:Sユニット カテゴリ:MA BP:2000 SP:! 必要パワー:2 追加条件:なし CN:3 特徴:レッド/男/忍者 テキスト: 【超忍法・空駆け】「SP1」 対応FAQ なし
https://w.atwiki.jp/vtubercg/pages/400.html
306_まるい いおい カード名 まるい いおい コスト 3 タイプ ユニット 上段 1 パワー60 中段 2~5 パワー30 下段 6 パワー60 効果 〔常時〕戦場にいる間このカードは自分の味方ユニットのダイス目と同じ割り当てになる 属性 金髪、声真似 第四弾(前半)で登場した金髪、声真似のユニットカード。 関連ページ 金髪 声真似 リンク CHANNEL OIOI IOI(Youtube)
https://w.atwiki.jp/mahabharatapotal/pages/1788.html
第12-305章.第12-306章.第12-307章. 第12-306章. ジャナカは言った、「聖なる者よ、男性と女性の関係は、破壊不可能なものと破壊可能なもの(あるいはプルシャとプラクリティ)の間に存在する関係に似ていると言われている。男性がいなければ、女性は決して妊娠することができない。女性がいなければ、男性も決して形を創造することはできない。互いに結合し、それぞれが相手の属性に依存する結果、(生き物の)形は流れるように見える。これはあらゆる存在の秩序に当てはまる。性的)結合を目的とした互いの結合によって、またそれぞれが他者の属性に依存することによって、(生き物の)形は月経の季節に流れる。われはその徴を汝に告げよう。父に属する属性とは何か、母に属する属性とは何かを聞きなさい。再生する者よ、骨、筋、骨髄は主人に由来する。皮膚、肉、血は母に由来すると聞く。再生者の第一人者よ、このことでさえ、ヴェーダやその他の経典に書かれていることなのだ。ヴェーダや他の経典で宣言されているように読めるものは何でも、権威とみなされる。ヴェーダと矛盾しない)ヴェーダと他の経典の権威は、やはり永遠である。もしプラクリティとプルシャが、それぞれが対立し、それぞれが相手の属性に依存することで、常にこのように一体化しているならば、聖なる者よ、私は解脱が存在し得ないことを理解する。聖なる者よ、汝は霊的な視覚を有しており、万物が汝の目の前に存在するかのように見える。それゆえ、もし奴隷解放が存在することを示す直接的な証拠があるならば、それを私に語ってください。私たちは解放に到達したいと望んでいる。縁起がよく、肉体がなく、衰えることがなく、感覚の及ぶところでなく永遠であり、それに優るものがないものに到達したいのです」。 ヴァシシュタが言った、「ヴェーダと他の聖典の指示についてあなたが言うことは、(そのことに関して)その通りです。汝はそれらの印を、取るべき方法で取っている。しかし、汝は、ヴェーダと他の経典のテキストのみを理解する。君主よ、汝はそれらの経典の本当の意味に真に通じているのではない。ヴェーダやその他の経典の本当の意味や意味に通じていないで、ただヴェーダやその他の経典の文章だけを自分の理解の中に留めている者は、それらの文章を無益に留めているのである。実際、意味を理解せずに著作の内容を記憶している人は、無益な重荷を背負っていると言われる。しかし、ある論説の真の意味に通じている者は、その論説を目的を持って研究していると言われる。文章の意味について質問されたら、入念な研究によって理解した意味を伝えるのが当然である。学識者の集まりの中で文章の意味を説明することを拒む鈍い知性の者、愚かな理解力の者は、意味を正しく説明することに成功することはない。 無知な者が論説の真意を説こうとすれば、嘲笑を浴びることになる。魂の知識を持っている者でさえ、(説明しようとするものが学問によって獲得されたものでない場合)そのような機会には嘲笑を受けなければならない。君主よ、サンキャ哲学とヨーガ哲学に精通した高貴な人々の間で、(戒師が昔から弟子に)どのように解放の主題が説明されてきたか、私の話を聞きなさい。ヨーギンが見ているものは、まさにサンキャが到達しようとしているものである。サンキャ哲学とヨーガ哲学が一体であると見なす者は、知性に恵まれていると言われる。皮膚、肉、血、脂肪、胆汁、骨髄、筋、そしてこれらの感覚(知識と行為の両方)は存在する。物体は物体から、感覚は感覚から生まれる。種子が種子から得られるように、人は肉体から肉体を得る。至高者が感覚もなく、種もなく、物質もなく、身体もないとき、彼はすべての属性を失っているに違いない!彼がそうであることの結果として、彼は実にどのような種類の属性を持つことができるだろうか?空間やその他の属性は、サットワ、ラジャス、タマスの属性から生じ、最終的にはそれらの属性の中で消滅する。このように、属性はプラクリティから生じる。皮膚、肉、血液、脂肪、胆汁、骨髄、骨、筋、これら八つはプラクリティから作られるが、王よ、(男性の)生命力のある種のみによって生み出されることもあることを知れ。ジヴァ魂と宇宙はともに、サットワ、ラジャス、タマスという三つの属性によって特徴づけられるプラクリティに属していると言われる。至高の魂は、ジヴァ魂とも宇宙とも異なる。季節が形を伴わないにもかかわらず、特定の果実や花の様子から推測されるように、プラクリティも同じように、形がないにもかかわらず、マハトの属性とそこから生じる残りのものから推測される。このように、肉体の中のチャイタニヤの存在から、あらゆる属性から切り離され、完全に無垢な至高の魂が推論される。始まりも滅びもなく、終わりもなく、万物の監督者であり、縁起の良いその魂は、肉体や他の属性と自らを同一視することによってのみ、属性を持つものとして捉えられるようになる。真に属性に通じている者は、属性を持つ対象だけが属性を持つことができるが、すべての属性を超越するものは何も持つことができないことを知っている。ジヴァ魂がプラクリティから生まれ ジヴァ魂は、プラクリティから生まれ、誤りのもとで思い込んでいるすべての属性を征服するとき、初めて至高の魂を見る。サンキヤとヨーガの体系に精通した最高のリシのみが、サンキヤとヨーギンと他のすべての体系の信者が理解を超えていると言う至高の魂を知っています、 無知や誤りの属性を超越し、顕現せず、あらゆる属性を超越し、至高と呼ばれ、あらゆる属性から切り離され、万物を定め、永遠にして不変であり、プラクリティとプラクリティから生まれたあらゆる属性を支配し、四つと二十の探求のテーマを超越して二十五番目のテーマを形成する。生誕、生きている意識の諸条件、そして死を恐れる知識のある人が、無明を知ることに成功すると、同時に至高の魂を理解することにも成功する。知性のある人は、ジヴァ魂と至高の魂との一体性を、聖典と一致し、完全に正しいと見なしますが、知性のない人は、この二つを互いに異なるものと見なします。これが、知性のある人間と知性のない人間の区別を形成している。クシャーラとアクシャーラ(破壊可能なものと破壊不可能なもの)の両方の徴候が、今あなたに告げられた。アクシャラとは一体性または統一性のことであり、多義性または多様性はクシャラであると言われている。五つと二十の探究テーマを学び、正しく理解し始めると、魂の一体性は聖典と一致し、その多様性は聖典と対立するものであることを理解する。これらは、創造されたトピックや原理の物語に含まれるものと、その物語を超越するものについてのいくつかの兆候である。賢者たちは、トピックの物語は5つと20しかないと言っている。トピックを超越するものはその数を超え、26番目となる。創造されたもの(五つと二十の数)をその集合体(五つ)に従って研究し理解することが、トピックの研究であり理解である。これらを超越するものが永遠なるものである。 第12-305章.第12-306章.第12-307章.
https://w.atwiki.jp/preciousmemories/pages/4482.html
《ゆの(306)》 キャラクターカード 使用コスト1/発生コスト2/赤/AP0/DP0 〔天然3〕 (あわわ、当たりませんように……。) ひだまりスケッチPart2で登場した赤色を持ち、特徴を持たないゆの。 天然3を持つ。 デメリット・発動条件なしの天然3を持つ数少ないカード。 単純ながら非常に強力で、アプローチを成功させやすい。 《ケロー》をセットすれば天然4になるため強力。 ただしAP・DPは0なので、高コストキャラには注意したい。 カードイラストは後編「5月25日 らっしゃい!肉の里」のワンシーン。フレーバーはその時のゆののセリフ。 関連項目 《大宮 忍(P001)》 収録 ひだまりスケッチPart2 03-006 パラレル 編集
https://w.atwiki.jp/familiar/pages/3790.html
306 名前:1/5[sage] 投稿日:2007/01/03(水) 00 14 24 ID Y7rYqJWv 深い深い穴を掘る。 俺達二人で穴を掘る。 「よーし、順調だな、ヴェルダンデ」 あぁ、ぼくの相棒は何て優秀なんだ…… 惚れ惚れとヴェルダンデを見つめてから、掘りあがった穴を覗く。 昼間のサイトとの取っ組み合いで悟った事が有る。 「武器さえ握っていなければ、勝てないほどではない」 そう……どういう仕組みかは分からないが、サイトが強いのは剣を握っている時だ。 「普通は、あの剣が特殊と考えるんだろうが……」 ぼくとの決闘でも強かったことを考えると、サイト自身の特性だろう。 なら……寝こみを襲えば勝てる……が。 「そんな卑怯なことは出来ないしなっ、貴族として」 しかしサイトには勝ちたかった。 理由――勝ったらモテモテ 「……罠だな、罠にかけて襲う、これぞ貴族らしい戦いかただ」 そうか? そして、その為に人の滅多に通りかからない裏庭に、ヴェルダンデと共に落とし穴を掘っていた。 サイトが飛び上がれない深さの穴が有れば、後は上から魔法をぶつければいい。 「完璧だ……完璧すぎる。なんて恐ろしいんだ、ぼくの頭脳!!」 ヴェルダンデがのっそりと穴から出てきた。 「一つ目は終わりかい?ヴェルダンデ」 ぼくたちは目と目だけで通じ合えた…… 「そうか、わかったよヴェルダンデ、すまないがそんな感じでこの辺り一帯を穴だらけにしてくれ」 『任せときな坊主!』 ヴェルダンデがそう言ってくれたような気がした。 流石だヴェルダンデ、男は黙って土木工事。 頼れる兄貴だヴェルダンデ。 ヴェルダンデが次の落とし穴を掘り始める横で、ぼくは今出来た所の落とし穴に飛び込む。 かろやかに着地!! 「ぬおぅ、そ、底がでこぼこおぉぉぉぉ」 ……あくまでも軽やかに着地……捻挫したりしてない。 痛くない、だってぼくは男の子!! 「く……目から水が……」 思わずその場に座り込む。 「くそっ……サイトめ……見事だ!!」 さすが我が好敵手!! 罠にかけるつもりが、先手を取られた様だ…… 「罠とは卑怯だな、サイト……しかしっ、最後に勝つのはこのぼく!! ギーシュ・ド・グラモンだ……今は……勝ち誇っているが良い!!」 サイトへの復讐を胸に、罠をとりあえず完成させてみる。 魔法を使って落とし穴の入り口に蓋をする。 「うぉっ、真っ暗になった」 うん、深さも丁度だし、あとは上に上がって外観を整えればいいかな? サイトなら捻挫もしないだろうし。 「重症を負わせてしまうわけにはいかないしな」 前回の決闘の時のように、ベットに数日貼り付けるわけにもいかない。 気の毒だし……なにより。 「ルイズに殺されるし……なんか人望あるからなぁ……」 サイトの悪口を言った生徒の食事は格段に味が落ちる。 学院における最近の常識だ。 理由は分からないが、とにかく現実問題そうなるのだ。 「恐るべし、サイト」 故にこそ、サイトとは正々堂々と、決闘によって勝負をつけなくてはならない。 落とし穴の底で、ギーシュは心に誓っていた。 307 名前:2/5[sage] 投稿日:2007/01/03(水) 00 14 55 ID Y7rYqJWv 騎士隊の伝達事項を、どうして皆わたしに伝えるのかしら? ぶちぶちと、口の中で文句を言いながらギーシュを探す。 「ギーシュしらない?」 通りかかるのに声を掛けても、 「モンモランシーが知らないのに、俺が知るわけないじゃないか」 「あら、貴方の部屋ではなくって?」 クラスメイトは妙な誤解をしていると思う。 「わ、わかりませんっ」 昨日訓練を覗きに着ていた下級生は、人の事見て怯えるし。 面白くないわねー 「あ、ルイズ、ギーシュ知らない?」 「さっき、あっちに歩いていったけど……サイト知らない?」 「さっき、厨房の方に……お互い苦労するわね」 最近ルイズと妙に話が合う。 少し話してから、お互いに自分の相手の元に向かう。 あの子はちょっと危なっかしいけれど、大事にされているのが離れてみているとよく分かって…… 「うらやましいなぁ……」 ギーシュもアレくらい…… 少し想像してみる、わたしが危なくなったら一も二も無く駆けつけて、 危なかったら命でも掛けてくれる。 ……ギーシュじゃないわね。 「ま、わたしもルイズじゃないしね」 死んでしまったコルベール先生みたいに、いざと言うときに頑張るとしましょう。 ……って。 「ヴェルダンデ?」 人気の無い裏庭で、ギーシュの使い魔がもそもそと歩いている。 「どうしたの?あなたのご主人様は?」 結構賢いヴェルダンデが右手(右前足?)の爪を、向こうの方に向けた。 「ありがとう」 『なんの』 ちょいっと、手を上げて挨拶してくれる。 結構可愛いかも。 「……何この穴だらけ……」 ギーシュの指示だろう……ヴェルダンデは2,3個の穴を開けて、今もまた次の穴を掘っていた。 「怒られるわねーこれ」 まぁ、たまにはいい薬よね? そう思いながら、穴を避けてヴェルダンデの示した方向に一歩進んで…… 踏み出した地面がいきなり抜けて、そのまま真っ直ぐ落ちていった。 308 名前:3/5[sage] 投稿日:2007/01/03(水) 00 15 48 ID Y7rYqJWv 穴の底に光が差し込んできた。 「おや?」 不思議に思っていると…… どすんと、ぼくの両脇の辺りに足が降って来た。 あぶなー、お腹に直撃だったら悶絶している所だ。 ふわりと甘い香りが漂う。 覚えのある香水。 モンモランシー? 不思議に思っている余裕があったのは一瞬で、 次の瞬間にはモンモランシーの膝がカクンと曲がり、彼女はぼくに馬乗りになった。 「ぐほっ」 重い…… 「なっ、何?なにこれ?真っ暗じゃないっ」 目が慣れているぼくと違って、何が起きているのか分かっていないようだ。 ……チャーンス モンモランシーの目が慣れるまでがチャンスだっ 日頃は触るどころか、見つめるだけで睨まれる胸の膨らみに手を伸ばす。 「ひっ……なに?なんなの?」 はっはっは、モンモランシーが怯えている。 むにむにっと 「やぁっ、なに?何か居るのっ?」 居ますよー、君の永遠の賛美者、ギーシュくんですよ〜 服の上から柔らかい感触をこね回す。 モンモランシーがガクガク震えているのが分かる。 ちょっと見えないところで一方的に身体を弄られているだけなのに、 可愛いところも有るなぁ……そう思うと、 「ひっ……いやぁぁぁ」 更に止まらなくなったぼくは、ブラウスのボタンをいくつか外して直に触ってみる。 直接の方が柔らかい感じがするのも素晴らしいが…… なによりこの、すべすべの感触がたまりませんなぁ、ギーシュさん。 まったくですね、ギーシュさん、女の子はみんないけない魔法使いですね。 脳内でギーシュ会議開催!!全会一致にて決議。 この、まったくもってけしからん身体を、もっと色々調べようではないか。 ――すまない、モンモランシー、議会の決定は絶対なんだ。 (この間3秒) モンモランシーは左手で胸をガードしようとしながら、右手で見えない何かと戦っていた。 「やぁっ、触らないでっ……なんなのよぅ……」 ぼくは足元に居るので、右手は空振りするだけで、左手のガードも両手を使えるぼくにはまったく障害にならない。 『おんなのこって素晴らしい!』 あーこれは、後でサイトやマリコルヌに自慢しなくては。 そう思いながら、胸の感触を堪能していると、諦めたのかモンモランシーの手が力なく落ちる。 ふっふっふ、観念したのかいモンモランシー。 今度はスカートから伸びる白い太ももでも…… この際触れる所は全て触ろう。 次の機会なんて有るのかどうか分からないし。 そう思っていたぼくの耳に、小さな小さな声が聞こえる。 「たすけて……ギーシュ……」 頭から冷水でも掛けられた様に、血の気が引く。 ……ぼくは……何を…… 「こわいよぅ……たすけて…………ギーシュ」 ……ぼくは……好きな子になんて真似を…… 調子に乗っていた行動を思い返し、何も見えないまま悪戯されたモンモランシーを見上げる…… その瞬間に、ぼくの胸に小さな雫が落ちた。 「ギーシュ……ギーシュ……」 何かから自分を守るように、両手で胸を抱きしめながらぼくを呼ぶモンモランシーの涙だった。 309 名前:4/5[sage] 投稿日:2007/01/03(水) 00 16 25 ID Y7rYqJWv こんな所で……死ぬのかな? それとも……まるで人みたいな手だったから……最悪の可能性を考える。 怖い……よぅ。 『ごめんねギーシュ、こんな事なら……貴方に上げてれば良かったね』 もし危険な魔法生物とかなら、なんとしても……汚されても生きて戻って先生に報告しないと…… ギーシュにごめんなさいと詫びながら、最悪の事態に備える。 ……と、何も起きなくなる。 あれ? ……あの……わたしの決意は? 「ご、ごめん、モンモランシー」 ……聞きなれた、さっきまではすご〜く、聞きたかった声が…… ある意味一番聞きたくないタイミングで聞こえてくる。 「……ギーシュ?」 ――――マサカ、サッキマデノ、コイツデスカァ? 「ねぇ、ギーシュ、何してるのかしら?怒らないからおねぇさんに言ってごらん?」 ぼんやりとギーシュの輪郭が見えてくる。 ギーシュだって確認できると、さっきまでの緊張が嘘みたいに解ける。 でも……でもねぇ……あんた……ちょ〜〜っと 「洒落になってないわよ?ギーシュ」 「ごめん……モンモランシー」 そもそもこいつこんな所で何してるのよ? 二人も入ると結構狭い穴の底で、ギーシュから極力距離を取るため、足の方に…… 「って……熱い……これ、捻挫?」 「っっっ、ごめん、モンモランシー謝るからそこはちょっと……」 まさかこいつ、穴に落ちて足挫いて……わたしがいきなり落ちてきたからもがいてたのかしら? 「動いちゃ駄目よ?」 わたしは魔法を使おうと……あれ? 「杖が……無い?」 落ちた時に、衝撃で飛んだみたい。 「ごめん……ギーシュ、直せないわ」 「いや、いいさモンモランシー丁度良い罰さ」 ……ギーシュはそんな事を言っているけれど…… 気になって、ギーシュの表情を見ようと顔を寄せる。 ギーシュはジタバタを逃げようとしているけれど…… 「痛いのね?」 ギーシュの顔には涙の後が有った。 「平気さ」 こんな穴の底で、怪我をしてうずくまっているギーシュの上に落ちてしまって申し訳なくなる。 「ごめんね、ギーシュ」 せめて、と指先で涙を拭っていると…… 「ギーシュ?」 「ごめん」 馬乗りの成っているわたしの腰に、なにか硬いものが当たっている。 ……男の子って…… 「あんたねぇ……」 何を言って良いのか分からないけれど、とりあえず怒ろう。 言葉を捜しながら、ギーシュに詰め寄ろうとするけれど、ギーシュの言葉のほうが早くて…… 「すっ、好きな娘にっこんな距離で触られたら、男なら誰でもこうなるよっ」 そして何より効果抜群。 「好きな子?」 暗い中でもギーシュが頷くのが見える。 310 名前:5/5[sage] 投稿日:2007/01/03(水) 00 16 57 ID Y7rYqJWv モンモランシーの顔がゆっくりと近づいてくる。 当然の主張だとは思うけれど、モンモランシーが不快に思ったのなら甘んじて制裁を受けよう。 そう思って歯を食いしばり、目を硬く閉じる。 ……と、 ちゅっ 小さい音共に、ぼくの唇に少し湿った感触が、一瞬だけ触れる。 「モンモランシー?」 赤くなったモンモランシーは何も言ってくれないが…… 「しまったぁぁぁぁぁぁ、目ぇ閉じるんじゃんかあったぁぁぁぁ」 父上、母上、ギーシュ・ド・グラモン一世一代の不覚でございます。 あ、本気で涙出てきた。 「もぅ……馬鹿ね」 「ぼ、ぼぉくぅのぉ、ふぁぁすときすぅぅぅ」 なんで見てなかったんだぁ、もったいねぇぇぇ 力の限り叫ぶ、ぼくの魂からの絶叫の最中に、 モンモランシーの呟きが聞こえた。 「次から見とけばいいじゃないの」 その情報が脳に到着するや否や、モンモランシーに問いただす。 「つ、次でありますかっ?」 暗くてよく分からないけど、モンモランシーの顔が紅く染まっているのが分かる。 ぼくの腰に座ったままとはいえ、真っ直ぐ背筋を伸ばして距離を取り、 顔まで反らして、小さな声で何か……いや、ぎりぎり聞こえる声だった。 「いやならいいわよ」 嫌な筈無いぼくは、思わず両手でモンモランシーを抱き寄せた。 いつもなら幾らでもモンモランシーを賛美する言葉が出てくるのに、胸が一杯で何もいえなくなった。 抱き潰されたモンモランシーは、一瞬身構えたけれど全身の力を抜いてぼくにしなだれかかってくれる。 「ばか」 小さな呟きに、今なら好意が含まれていると信じることが出来る。 「そうさっ、ぼくは君の前だと馬鹿な道化に成り下がるのさっ」 うれしさで一杯のぼくは、モンモランンシーに少しでもそれが伝われと、 我ながら甘くなった声で告白する。 最も、モンモランシーの答えは 「いつもじゃないの」 だったけれど…… 幸せの絶頂のぼくは、そんな事にめげない、負けない、挫けない。 「こんな穴の底でも、モンモランシーが居るだけでまるで太陽の照る花畑の様だ」 「……こ、香水のせいじゃない?」 つれない所も、更に良い。 「ぼくの事が好きなくせにぃ」 「っっっっ、調子に乗らないのっ!!」 はっはっは、赤くなってる赤くなってる。 可愛いモンモランシー。 抱き合ったままだと、大きな声が耳に痛いから、 いつの間にか二人の語らいは、囁く様な声に成る。 真っ暗な闇の底で、飽きることなく囁きを交わして…… ……今度は目を閉じなかった。
https://w.atwiki.jp/soreike_anpanman/pages/629.html
放送日:1994年10月31日 エンディングテーマ:勇気りんりん A「ドクロ谷のロールパンナ」 脚本:翁 妙子 絵コンテ:矢野 博之 演出:佐藤 豊 B「メロンパンナとトランプマン」 脚本:ごうど かずひこ 演出:阿部 司 声の出演 アンパンマン:戸田 恵子 ばいきんまん:中尾 隆聖 ジャムおじさん:増岡 弘 バタコ:佐久間 レイ チーズ:山寺 宏一 ドキンちゃん:鶴 ひろみ メロンパンナ:かない みか ロールパンナ:冨永 みーな カレーパンマン:柳沢 三千代 ホラーマン:肝付 兼太 ジョーカー:中村 大樹 ウサ子:中村 ひろみ ピョン吉:原 えりこ ソフト化情報 【DVD】 それいけ!アンパンマン’95(2)
https://w.atwiki.jp/skipbeat617/pages/40.html
306 :305:2005/05/29(日) 15 30 56 ID ??? どうしたらあの人にもっと近づけるかしら? どんなに願ったってすぐに大人になれるわけがない そんな事百も承知だわ あの人は私のことをまるで妹のように可愛がってくれるけど そんなのは嫌だわ 私はあの人の「特別」になりたいのよ いつまでもパパに愛されてるママのように 私にとってあの人が「特別」なように―――… ねぇ、どうしたら私あなたの特別な女の子になれるの? 教えて、蓮さま――――。 「ねぇ、お姉さま?年上の男性を誘惑するいい方法知らない?」 事務の仕事の手伝いをしているピンクのつなぎの少女―――最上キョーコは自身が所属している芸能事務所の社長の孫―――宝田マリアの質問に声を詰まらせた。 「ゆ………誘惑ってマリアちゃん!?」 「あっ、年上の男性って蓮さま限定ね。他の男なんかひっかけたってしょうがないもの。」 「まりあちゃん…なんの話を…」 不自然な笑顔で応対するキョーコにかまわずマリアは続ける。 「独身・一人暮らしの男は手料理で攻めろって事務所のおばさんたちが話してたけど、 私まだ小さいからパパに包丁を使うの禁止されてるのよね。 10や20の年の差なんて気にしないけどこういう時自分が子どもである事実には 辟易するわ。」 ため息を吐きながら近くの椅子に腰をかけるマリア。どう考えても小学生の言動ではない。 (相変わらず大人びてるというか、耳年増というか…。 それにしても独身男は手料理で落とせ、ね。…って、ええぇ!!?) つい最近とある俳優の自宅に料理を作ったり、お弁当を作ったりしている自分の行動を振り返り 「私そんなつもりで料理作ったわけじゃ…」 と思わずつぶやいてしまい、キョーコはしまったと思った。 マリアがそれを聞き逃すはずもなかった。 「お姉さま、誰かに料理作ってあげたことあるのね?? ねぇねぇ!どんな方なの?」 すかさず興味津々の顔で聞いてくる少女にキョーコはしどろもどろになりながら答えた。 「えーーと……」 (さっき思い浮かんだのは敦賀さんだけど そんなこと正直にマリアちゃんに言ったら、、、そ…想像するのも恐ろしいわ!! 他に誰かに料理を作った経験といえば…――) キョーコの脳裏には別の男の顔が浮かんでくる。と同時にマリアは部屋の空気が黒く澱むのを感じた。 「むかぁ~~~し、え~~と家庭の事情で知り合いの男に作ったこともあったけど、 そいつは私と同い年だからマリアちゃんの参考にはならないわ。 それにね、好意を持った相手に真心を込めて料理を作ったら 相手が振り向いてくれるなんていうのは紛れもなく幻想よ。」 にっこりと微笑んでキョーコは言い放った。 有無を言わさぬキョーコの背後に以前も感じたことのある不穏な気配を感じて マリアは適当な口実を使い、その場を離れた。 (お姉さまって過去に何があったのかしら。いつも聞けなくなるのよね。 まぁ言いたくない事を無理に聞くような無粋な真似はしないようにしなくっちゃ。) マリアは腕を組み、下を向いたまま廊下を歩き続けた。 「マリアちゃん!?」 グイッと誰かに腕を引っ張られてマリアは顔をあげた。 目の前には白い壁が迫っていた。 振り返ったマリアの瞳に映ったのは 「蓮さま!!」 満面の笑みを浮かべてその首筋に手を伸ばし、いつものように抱きあげてもらう。 「前を向いて歩かないと壁にぶつかるよ?どうしたの?」 「えへっ。ちょっと考え込んでたの」 心地よい蓮の腕の中でマリアは照れながら答えた。 「何を?」 「え~~とね、、、」 お姉さまの、といいかけた口を一旦閉じマリアは言いなおした。 「蓮さま?男の方って年下の女性と年上の女性、どちらに弱いものだと思う?」 「え?そうだなぁ。やっぱり人それぞれ違うものだと思うよ。 年上に憧れる人もいれば、年下に甘えられたいって思う人もいるし…」 (ってオレは何を真剣に答えてるんだ。) 「じゃあ蓮さまは?どっちが好き??」 「オレ?オレは…」 蓮の脳裏にはキョーコの顔が浮かんだが、蓮はフッと笑ってマリアに向き合った。 「オレは年は関係ないかな。その人自身が魅力的であるのなら年上とか年下とかは 関係ないんじゃないのかな?」 「ほんと??」 蓮の腕から降ろしてもらうとマリアは少し蓮から小走りで離れ、振り返った。 「蓮さま!私絶対にいい女になるわよ。 そこらの女なんか目じゃないわ。 今の自分に満足したりしないで、ずっと自分を磨き続けるわ。 ママよりも誰よりも輝けるようにね。 だから、楽しみにしててね。」 そこまで言うとマリアは走り去って行った。 残された蓮は少し呆然として 「まいったな。将来がこわいなぁ」 と微笑を浮かべてつぶやいた。 その日の夜、マリアがLMEの事務所にいると蓮のマネージャー、社が入ってきた。 「あれ?マリアちゃん。こんな時間にどうしたの?」 「おじい様を待ってるの。ちょっと聞きたいことがあるから。 まだお仕事終わりそうにないからこっちで待ってるの。 社長室なんて誰も来ないから暇なんだもの。社さんは?お仕事?」 「うん。ちょっと今日中に蓮に渡しとかないといけない資料があったから 取りにきたんだ。さっきから探してるけど見つからないんだよなぁ」 「蓮さまは?」 「あぁ、隣の部屋で仮眠取らせてる。 昨日ロケが長引いたからほとんど寝てないんだよ、あいつ。」 それを聞くとマリアは反射的に走り出した。くるっと振り向き 「起こさないように気をつけるから。」 社にそういい残し、蓮のいる部屋の前まで来るとそっとドアを開けた。 中に足を踏み入れ、電気のついてない部屋を見回すと、ソファに横になっている蓮が目に入った。 パタンとドアを閉め、蓮の眠っている傍まで足音をたてないように気をつけながら近づく。 相変わらず端正な顔立ちをしており、微かな寝息をたてている蓮をみてマリアは微笑んだ。 (こんな場面に遭遇することほとんどないものね。なんだか嬉しいな。) ソファの前にしゃがみこみ、まじまじと蓮をみつめる。 さらさらと微かな風にもなびきそうな黒い髪、目を伏せていると一段とわかるほど長い睫毛、そしていつも笑みを絶やさない唇―――…。 (やだ…なんだかドキドキしてきた…) 愛しい男性を見つめすぎたせいか、マリアは顔が赤くほてるのを感じた。 (だって、眠ってる蓮さま見るの初めてなんだもの。 それにしても疲れてるのかな?全然起きそうにないわね。 なんだか意外な感じ。 隙のない蓮さまのことだから人が近づいただけで飛び起きそうなのに。) その時、蓮にかかっている毛布がずり落ちそうになっているのに気づいた。 (風邪引いちゃうわ。ただでさえ空調が効いてるのに。) 掛けなおそうとして手に取った毛布は蓮の体温で温ためられていた。 (こんなことでドキドキしたりしないの!) マリアは目を閉じて自分自身に言い聞かせ、動悸を止めようとするが、いつもと違う暗闇がなにか、今まで感じたこともない衝動をマリアに教えていた。 この部屋にはマリアと眠っている蓮の二人きり。明かりは窓から入ってくるネオンと月明かりだけだった。 毛布を掛けなおし終えると片手をソファに置き、もう一方の手で蓮の髪に触れる。 (ほんとにさらさらね。) 横向きに寝そべっている蓮を上から見下ろす形でそっと頭を撫でる。マリアはそのまま頭を下に降ろして無防備な蓮の横顔にキスをした。 マリアの長い髪が少し蓮の顔にかかったが深い眠りに落ちているからか微動だにしない。 (いつもなら蓮さまの子どもだからしょうがないって少し困って笑う顔が 見れるんだけどな。) 何の反応もないことに一抹の寂しさを覚えるとともに、マリアの視線は唇に移る。 (い…いけないかな?いけないよね。 寝込みを襲うなんて立派なレディのすることじゃないもの。 …でも、誰も見てない…) ますます早打つ鼓動を抑えられず、マリアはそっと自分の唇を蓮のそれと重ねた。 すぐに離れたものの唇に蓮の体温や頬とは違う少し濡れた感触、蓮の吐息を直に感じて、 マリアはこれ以上ないほどに赤面し、熱い頬を両手で押さえてその場にしゃがみこんだ。 数分間うずくまっているとドアを軽くノックする音が聞こえた。 (誰か来たのかしら。) 一瞬大きく跳ねた心臓の音に気づかないフリをしてドアを開けると、 そこには自分の祖父・LME社長の姿があった。 「遅くなって悪かったな。それにしてもこんな暗いところで… あぁ、蓮が寝てんのか。 最近いつもに増してハードスケジュールだからな。 で、オレに聞きたい事ってなんだ?」 自分の赤い顔を気づかれていないことに安堵し、廊下に出る。 蓮のいる部屋の扉を閉めるとマリアは祖父に向き合い言った。 「ねぇ、おじい様。ママよりも誰よりももっともっと素敵な女性になるためには どうしたらいいと思う? どんなタレントより女優よりもよ。」 「そりゃぁ、いい恋愛をするこった。 いい恋愛は…」 その後も祖父の恋愛論を聞きながら、マリアは家路に着いた。 今日のことは自分だけの胸にしまっておこう。いつかちゃんと蓮を振り向かせられるようになる日まで。 「・・・ん、れん、蓮っ!!」 社の声で目を覚まし、体を起こす。 寝なれないソファで眠ったからか、体が少し痛い。 「あっ、すいません。本気で眠ってしまってたんですね。」 まだ少しぼうっとした頭をはっきりさせようと髪をかきあげながら話す。 「全然いいって。最近ハードスケジュールだったもんな。眠れたならよかったよ。」 (・・・) 眩しすぎる照明にまだ目が慣れないため、目をつぶると瞼の裏に女性のシルエットが浮かぶ。 (あれは誰だったんだ―――…?) 少し考えにふけってしまった蓮を訝しく思って社が訊ねてくる。 「どうした?蓮。」 「いや、さっき珍しく夢を見てたんですけど、見たこともない女の人が出てきたもんだから…」 「へぇ~~。そんな事いいながらキョーコちゃんだったんじゃないのーー??」 社が嬉しそうに聞いてくる。 (どうしてこの人は何でもかんでもあの子に結び付けるんだ…。) 「違いますよ。髪の長い、ウェーブのかかった女性でした。モデルみたいな体型の。 どこかでみたことがあるような、ないような、、、」 既に消えかかっているその女性のイメージを思い出そうとしたが、もうほとんどわからなくなっている。 「まぁそんなこともあるって。そんな気になるの?」 「いえ…別に。」 そういうと蓮は立ち上がり、その部屋を後にした。 その女性とはいつか会うことになる。 そんな予感を少しだけ感じながら―――――。 FIN