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更新日時 2012-09-09 12 30 22 (Sun) 問題1 次の都道府県で男性肥満者の割合が多い順に並べなさい 。 沖縄 岩手 宮崎 北海道 茨城 +... 解答 1.沖縄 2.岩手 3.宮崎 4.北海道 5.茨城 問題2 「健康日本21」について正しいのはどれか。 a 二次予防を重視する。 b 飲酒者の減少を目指す。 c 自殺を個人の問題と捉える。 d 禁煙を望まない喫煙者への強制的な介入を勧める。 e ストレスに対する個人の対処能力の向上を課題とする。 出典:スレ11 441氏 +... 解答 e 解説 a 健康日本21は一次予防を重視しています。 b 飲酒に関しては(1)多量飲酒者の減少 (2)未成年者の飲酒の根絶 (3)適度な飲酒に関する知識の普及 の3つを目標とします。 飲酒者そのものの減少については定めていません。 c 自殺を減少させるため平成18年に自殺対策基本法が制定され、 個人の問題ではなく社会全体の問題と捉えることが明記されています。 d 禁煙について、禁煙の意思がある人のみを対象とすると明記しています。 さすがにこれは雰囲気で違うとわかると思います e ストレス対策を健康増進のために重要なものと位置づけ、 (1) ストレスに対する個人の対処能力の向上 (2) 周囲のサポートの充実 (3) ストレスの少ない社会づくり の3つを必要事項として定めています。 出題者コメント 雰囲気が重要な必修の感覚を経験してもらえれば幸いです。 問題3 全数把握対象疾患でないのはどれか. a Creutzfeldt-Jacob病 b 急性B型肝炎 c 後天性免疫不全症候群 AIDS d バンコマイシン耐性腸球菌 VRE 感染症 e メチシリン耐性黄色ブドウ球菌 MRSA 感染症 出典:スレ19 514氏 +... 解答 e 解説 選択肢に挙げたのはすべて5類感染症ですが、 MRSAは定点把握対象疾患、他の4つは全数把握対象疾患です。 耐性菌ではバンコマイシン耐性菌(腸球菌と黄色ブドウ球菌)が全数把握、 MRSA、ペニシリン耐性肺炎球菌、薬剤耐性緑膿菌が定点把握です。 耐性菌が話題になっているので出してみました。 なお肝炎はAとEが4類で、他は5類の全数把握対象(7日以内に届出)です。 問題4 感染症法に指定されていない感染症はどれか?二つ選べ。 A. フィラリア症 B. RSウイルス C. 感染性胃腸炎 D. クリプトスポリジウム E. ATLV 出典:スレ19 521氏 +... 解答 A,E 解説 Dは5類全数 問題5 肺がん末期の患者を往診したところもう何時死んでもおかしくない状態であった。 半日後に、その夫から「今妻が亡くなった」と電話がきた。 次に行うことは何か。 a,診察しに行く b,死亡診断書発行 c,警察に届け出 d,本人の証明がないので今は対応できませんという e,火葬場を紹介する。 出典:スレ24 210氏 +... 解答 a 解説 人の死亡を決められるのは素人には不可能で医師が決めること 24H以内だろうとも死亡確認のための診察する必要はあります 問題6 4歳女児。近くの公園に夜中に一人でいたところを通りがかりの人に連れられて来院。 身体診察の結果虐待が疑われた。まずすべき対応はどれか。 a女児に両親の連絡先を聞き、両親を呼び出す b警察に通報する c児童相談所に通報する d連れてきた人に詳しい状況を聞く e連れてきた人を児童虐待の容疑で通報する 出典:スレ24 245氏 +... 解答 c 解説 dと迷うかと思いますが身体診察をして虐待を疑ったのですぐに通報します。 連れてきた人は赤の他人なので大した情報は持っていません。身体診察をしたんだからもう少しは聞いてるだろと考えても良いです。 問題7 臨床的脳死と判断する場合の所見として、適当でないものはどれか、1つ選べ。 a深昏睡 b対光反射 c平坦脳波 d瞳孔散大 e自発呼吸の消失 出典:スレ25 68氏 +... 解答 e 解説 「臨床的」「法的」脳死の基準がちゃう、ということで。 臨床的脳死の基準 1.深昏睡 2.瞳孔が固定し左右とも4mm以上であること 3.脳幹反射の消失(対光反射、角膜反射、毛様脊髄反射、眼球頭反射、前庭反射、咽頭反射、咳嗽反射) 4.脳波平坦 判定基準項目にかかわる検査を1回行い、これらの項目が全て満たされている場合、臨床的脳死と判定する。 問題8 我が国の平成18年度の呼吸器系,循環器系および消化器系の疾患の一般診療医療費を 年齢階級別に推計した図を示す。 ただし,疾患分類は第10回修正国際疾病,傷害及び死因分類〈ICD-10〉による。 3つの疾患の組合せで正しいのはどれか。 医療費(兆円) 0~14歳 15~44歳 45~65歳 65歳以上 疾患① 0.7 0.4 0.3 0.8 疾患② 0.1未満 0.2 0.5 0.8 疾患③ 0.1未満 0.1 1.3 4.2 ……………………………………………………………………………… 疾患① 疾患② 疾患③ a 呼吸器系 消化器系 循環器系 b 呼吸器系 循環器系 消化器系 c 循環器系 呼吸器系 消化器系 d 循環器系 消化器系 呼吸器系 e 消化器系 呼吸器系 循環器系 f 消化器系 循環器系 呼吸器系 出典:105G68 +... 解答 a 解説 呼吸器系では14歳未満と65歳以上で医療費が多い。 消化器系も高齢化と共に、医療費は増加してゆくが循環器系ほどは医療費はかからない。 循環器疾患は高齢化に伴い、急激な医療費増加が認められる。 問題9 公衆の正誤.正しいものを2つ選べ。 a 事業主は必ず雇用保険に入らなければならない b 事業主が怪我をした時には雇用保険から給付がある c 従業員の出産予定6週間は休ませなければならない d 従業員の産後8週間は休ませなければならない e 母子手帳は保健所から配布される +... 解答 正解:ad 解説 妊婦の休業期間 語呂 死にそうになって出産、休業して家でゴロー 42日前~56日後 (6週)~(8週) 答えはadです ○aは正解,事業主は従業員がいれば雇用保険に必ずはいる ×b雇用保険は従業員だけに適応 事業主にはない ×c産前6週は強制ではなく妊婦が申請したら休ませる ○d正解 ×e 市町村から配られる f 母子手帳はお腹にいる時から蛋白や体重の変化などを付けます 街の産婦人科は産前に市町村に申請してくれたりします 前休業 出産予定日の6週間前(双子以上の場合は14週間前)から請求すれば取得できます。 産後休業 出産の翌日から8週間は就業することができません。 ただし、産後6週間を経過後に本人が請求し、 医師が認めた場合は就業することができます。 http //www.bosei-navi.go.jp/ninshin/sanzen_sango.html 産前が申請で、産後が強制か。 問題10 104回70 家族から虐待を受けた居宅高齢者を診察した際の通報先として最も適切なのはどれか。 a 保健所 b 家庭裁判所 c 精神保健福祉センター d 地域包括支援センター e 訪問看護ステーション 出典106スレ11 132氏 +... 解答 正解:d 解説 高齢者の虐待は、地域包括支援センター 子供の虐待は 虐待が疑われる子供を診察した医師の対応は、児童相談所に通告する。 問題11 うちのじいちゃんは中皮腫でした 労災申請してばあちゃんは死ぬまで毎月15万貰えます(年金とは別で) うちの卒試問題です。労災を申請する場所は? a市役所 b保健所 c労働基準監督署 d大学病院 e厚生労働省 出典106スレ12 537氏 +... 解答 正解:c? 解説 認定も申請もCかな? 問題12 104B13 第1回健康増進(ヘルスプロモーション)国際会議で 採択されたのはどれか. a WHO憲章 b オタワ憲章 c リスボン宣言 d ヘルシンキ宣言 e アルマ・アタ宣言 出典106スレ13 645氏 +... 解答 正解:b 解説 なんかいつもヘルスプロモーションとプライマリヘルスケアが混ざる オワタプロモーション 問題13 放射線の被曝が疑われる1000人に対し、あるNPO法人が悪性疾患の簡易検査を行ったところ、300人の陽性者が見つかった。 この検査の信頼性を感度80%、特異度70%としたとき、真に悪性疾患を有すると予測される人数に最も近いのはどれか。 a 400人 b 300人 c 150人 d 0人 e 予測できない 出典106スレ14 394氏 +... 解答 正解:d 解説 真に疾患を有する人数を x とすると 真陽性が 0.8x 、 偽陽性が 0.3(1000-x) 真陽性+偽陽性 = 300 だから 0.8x + 0.3(1000-x) = 300 ∴ x = 0 被曝と悪性疾患(?)との間に関連性が本当にあるのか再検討が必要ということです NPO法人の試みが、政府や東電の陰謀を否定する結果になったのは皮肉ですね 問題14 うつ病が疑われる集団Xに感度80%、特異度70%の検査を実施したところ、集団の65%が陽性であった。 集団Xのうち、真にうつ病を有すると予測される割合はどれか。 a 80% b 70% c 60% d 50% e 40% 出典:106スレ14 703氏 +... 解答 b 解説 感度80%てことはうつ病の人の80%が陽性になるってこと 特異度70%てことは正常な人でも30%は陽性になるってこと つまり仮にうつ病の人がx%いたとすると陽性になる割合は 0.8x+0.3(100-x)=65%となる 後は簡単な計算問題でx=70となる 最初の二行がちゃんと分かるかが鍵 問題15 労働基準法で規定されているのはどれか a 育児時間の請求 b 雇用保険事業 c 介護休業の取得 d 産業医の選任 e 安全管理者の設置 出典:106スレ14 755氏 +... 解答 a 解説 ○a 労働基準法 ×b 雇用保険法 ×c 育児介護休業法 ×de 労働安全衛生法 ちなみに元ネタは一昨年の看護師国試。 ちょこちょこ難しいのもあるから、本屋で立ち読みすると面白いよw 問題16 106回A1問題(予想) ヒトを対象とする医学的研究の倫理的原則が採択されたのはどこか a ドイツ b ポーランド c スイス d フィンランド e イタリア 出典106スレ15 ??氏 +... 解答 正解:d 解説 ヘルシンキの方が正式か これは恥ずかしいね 問題17 死亡診断書について誤ってるもの a.死亡届と対になる b.歯科医師も交付出来る c.死体検案書と同じ用紙である d.死因が判明した後に交付する e.診断した医師が記載しなければならない 出典106スレ16 413氏 +... 解答 正解:d 解説 ポリシーとして死因がわからないものに死亡診断書を発行しない 検案書をだして警察に報告する。 死因は不詳のまま提出されると解説に書いてあるが、それは死体検案書ちゃうんか と疑問に思ったから問題出してみた 死亡診断書の書類は、死体検案書を兼ねて1つの書類に印刷してあるから 死因の種類欄に、12不詳の死を選べるように印刷してあったんだね。 原因不明で死亡したら、素直に死体検案書にするw 問題18 95回E 職種と主な職務の組合せで誤っているのはどれか。 a.看護婦―療養上の世話 b.理学療法士―運動療法の指導 c.作業療法士―職業の指導 d.社会福祉士―福祉の相談 e.介護福祉士―介護の指導 出典106スレ16 ??氏 +... 解答 正解:c 解説 作業療法士は職業指導は行わない。 作業療法士 身体障害者や精神障害者を対象として,基本的上肢機能訓練・基本的日常生活動作訓練・ 日常生活関連動作訓練・自助具,義肢・装具などの作製と適合・家族指導などリハビリテーション領域の専門職種 問題19 101B-3 正しいのはどれか。2つ選べ。 正答率は33.4% a.医師は在宅患者の点滴を訪問看護士に指示できる。 b.在宅医療において吸引は患者の家族も行える。 c.訪問診療は介護保険におけるサービスである。 d.訪問看護は医師の指示が無くても行える。 e.訪問診療は往診と同義である。 出典106スレ16 ??氏 +... 解答 正解:ab 解説 冗談はおいといて、cを選んだ人が多かった模様 訪問診療の診察報酬は、 主として医療保険においては訪問診療料と在宅時医学総合管理料、 介護保険においては少額ながら居宅療養管理指導費が算定される。 したがって訪問診療は、医療保険と介護保険の両方から算定されることになる。 とのこと 訪問診療が、医療保険と介護保険と両方から診療報酬を取れるのを 知っているとはたいしたものだ。 介護保険には、少額なのに(月に2500円位?)医療保険とは別に書類を出して 請求しなくてはいけないから 面倒で介護保険には、あえて請求しないケースも良くあるらしい。 問題20 102B-24 院内肺炎について正しいのはどれか。1つ選べ。 a.誤嚥は院内肺炎の原因になる。 b.高齢者は若年者より予後が良い。 c.院内感染の中で最も頻度が高い。 d.最も多い起因菌は肺炎球菌である。 e.喀痰検査で起因菌は容易に同定できる。 正答率何%ぐらいだったかの予想もしてみて 出典106スレ16 ??氏 +... 解答 正解:a 解説 a誤嚥すれば、肺炎になりうる。 こういう単純な問題こそ、つまらない選択枝にひっかかりやすい気がする。 正解はa 正答率は69% c選んじゃった人が結構いた もちろん院内感染一位は尿路感染症です こういうの間違えといて結構難しい問題でも90%で解いちゃったりするから不思議 直前講座の力かな? 喀痰培養は肺炎治療の根幹だが、まともに出ないほうがはるかに多い 誤嚥性肺炎なんか色々菌が出てくるし 白血球貪食像なんかもわからん 問題21 正誤 a健康増進法ではがん登録が規定されている b65歳以上では入院医療費>入院外医療費 c出生証明書交付は母子保健法に規定 d未熟児養育指導は市町村保健センターの役割 e3歳児健康審査精神発達面精密検査は児童相談所が行う f福祉事務所は被虐待児対応に関与する g児童相談所の扱う相談の一つに虚弱児がある 出典106スレ18 ??氏 +... 解答 正解:○はabefg 解説 ○a健康増進法ではがん登録が規定されている ○b65歳以上では入院医療費>入院外医療費 ×c出生証明書交付は母子保健法に規定⇒戸籍法に規定 ×d未熟児養育指導は市町村保健センターの役割⇒保健所の役割 ○e3歳児健康審査精神発達面精密検査は児童相談所が行う ○f福祉事務所は被虐待児対応に関与する ○g児童相談所の扱う相談の一つに虚弱児がある 問題22 医療情報について誤っているのはどれか a 文献を引用する際は著作者の許可を得る必要がある b 大規模無作為試験の結果は一次情報である c 教科書の記載は一次情報ではない d アクセスビリティの点でインターネットは印刷文献より優位である e 情報を医学以外の文献に求めることを学際的アプローチと呼ぶ 出典106スレ18 ??氏 +... 解答 正解:a 解説 ×a 著作物は『著作権法』によって保護されており、記載の転載、転用は原則的に禁じられているが、例外として引用がある。 『著作権法』32条にある「引用の要件」を満たすかぎり、著作者の許可は必ずしも必要ではない 引用の要件 ア 既に公表されている著作物であること イ 「公正な慣行」に合致すること ウ 報道,批評,研究などの引用の目的上「正当な範囲内」であること エ 引用部分とそれ以外の部分の「主従関係」が明確であること オ カギ括弧などにより「引用部分」が明確になっていること カ 引用を行う「必然性」があること キ 「出所の明示」が必要(コピー以外はその慣行があるとき) 問題23 99G58 27歳の女性.持続する咳を主訴に工場の健康管理室を受診した.患者は研究開発部門に勤務しており,外国から来日した研修生に対し, 暗室で電子顕微鏡の操作を2ヵ月前まで指導していた. この研修生は咳と微熱による体調不良で欠勤がちになり,6ヵ月の研修期間の半分を残して帰国してしまった. その後患者自身も咳と倦怠感とを感じるようになり,夕方には37.2℃の微熱もあることに気付いた. 身長160cm,体重42kg.呼吸数24/分.脈拍84/分,整.胸部聴診では異常所見はない. 尿所見:蛋白(-),糖(-). 血液所見:赤沈42mm/1時間,赤血球430万,白血球8,800,血小板30万. 血清生化学所見:総蛋白6.4g/dl,尿素窒素16mg/dl,クレアチニン1.0mg/dl, AST 28単位,ALT 32単位,Na 144mEq/l,K 3.7mEq/l,Cl 100mEq/l. 免疫学所見:ツベルクリン反応14×12/28×25,CRP 2.0mg/dl. 喀痰塗抹検査で1視野に数個の抗酸菌を認める.胸部X線写真で左上肺野に径2cmの辺縁不鮮明な陰影を認める. 医師の対応として適切でないのはどれか. a 患者への入院指示 b 保健所への届け出 c 勤務職場の消毒指示 d 労働災害補償保険の申請指導 e 職場同僚の胸部X線撮影指示 出典106スレ18 ??氏 +... 解答 正解:c 解説 TBは空気感染するけど、何かに付着すると感染力無くなるお 問題24 問)正しいものを2つ選べ。 a カレーを食べて3時間後に発症した嘔吐を主症状とする食中毒では、黄色ブドウ球菌やセレウス菌を疑う。 b 介入研究においては、標準治療が存在する状況であっても、対象群にプラセボを用いて臨床試験を実施してよい。 c 出産数が多いのは、30代女性よりも20代女性のほうである。 d 日本の周産期妊産婦死亡の原因で最も多いのは、羊水塞栓症である。 e クラミジア感染症は日本における性感染症の中で最多であり、性経験の低年齢化とともに近年増加傾向である。 出典106スレ19 ??氏 +... 解答 正解:ad 解説 ○aカレーを食べて3時間後に発症した嘔吐を主症状とする食中毒では、黄色ブドウ球菌やセレウス菌を疑う。 ○d日本の周産期妊産婦死亡の原因で最も多いのは、羊水塞栓症である。 さっき、メック直前予想講座第一回(dr.松喜、dr.高橋)を見たら、そう言ってました。 周産期死亡については、これまで弛緩出血とざっくりと考えられていたものの中に、解剖をしてみたら、 羊水塞栓が子宮で起こっていたものもあったそうで、産婦人科学会の見解として、 死因の第一は羊水塞栓症になったそうです。 ×cの30代出産が最多というのも、最近、データが変わったそうで、dr.松喜が言ってました。 ×eクラジミアに関しては、昨日、ここに書いたとおりです(あの問題も、俺が出したんだわ)。(クラミジア感染症は減少傾向) dr.高橋は、セレウス菌は穴だと言ってましたね。 問題25 医療機器による感染症の届出先はどこか a 市町村 b 保健所 c 都道府県知事 d 厚生労働省 e 医療機器メーカー 医療機器による感染症の届出の法規はなのか a 医療法 b 感染症法 c 薬事法 d 刑法 e 医師法 出典106スレ19 ??氏 +... 解答 正解:d、c 解説 答えは届出先「厚生労働省」、法規「薬事法」です。 初見だと絶対間違えますね。 問題26 基準病床数について正しいのはどれか. a 医師法で規定される. b 入院患者の平均在院日数が短い医療圏ほど増加する. c 大半の医療圏において実際の病床数を上回っている. d 各医療圏における保険医数の上限を決める基準となる. e 療養病床と一般病床とは二次医療圏ごとに算定される 出典106スレ22 ??氏 +... 解答 正解:e 解説 eだけ光って見える 問題27 近年、年齢調整死亡率が上昇しているのはどれか 2つ ←(国試直前の問題で的中106回出題) a 前立腺癌 b 乳癌 c 胃癌 d 大腸癌 e 肝臓癌 出典106スレ23 ??氏 +... 解答 正解:ab 解説 胃がん 子宮ガンは 大きく減少 肺がん 肝臓がんは 微減 食道 大腸 膵臓 は横ばい! 乳癌は有名だし、前立腺癌は単純に加齢で増えるからじゃね? 問題28 死亡診断書には本籍が必要か、否か? 出典106スレ ??氏 +... 解答 正解:否 解説 死亡診断書にやはり本籍は要らなかったか…間違えたw 問題29 これは107回に出題されるには早すぎる? 胆管癌発症・死亡 厚労省、全国調査へ 洗浄剤1、2ジクロロプロパン +... 解答 解説 校正印刷では、本印刷前に少数枚だけ印刷し色味や文字間違いなどを確認するが、 印刷機に付いたインキを頻繁に洗うので結果的に洗浄剤を多用する。 洗浄剤は、動物実験で肝臓にがんを発生させることが 分かっている化学物質「1、2ジクロロプロパン」「ジクロロメタン」などを含む有機溶剤。 会社側は防毒マスクを提供していなかったという。 91~03年当時、ジクロロメタンは厚労省規則で測定や発生源対策が求められていたが、 1、2ジクロロプロパンは規制されていなかった。 http //gooddays1.blog37.fc2.com/blog-entry-821.html 2,3年後じゃねえかな? やはり、早すぎるよな。 認知症がついに300万人越えたデータなら出るかも。 問題 出典: +... 解答 解説
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人気商品一覧 @wikiのwikiモードでは #price_list(カテゴリ名) と入力することで、あるカテゴリの売れ筋商品のリストを表示することができます。 カテゴリには以下のキーワードがご利用できます。 キーワード 表示される内容 ps3 PlayStation3 ps2 PlayStation3 psp PSP wii Wii xbox XBOX nds Nintendo DS desctop-pc デスクトップパソコン note-pc ノートパソコン mp3player デジタルオーディオプレイヤー kaden 家電 aircon エアコン camera カメラ game-toy ゲーム・おもちゃ全般 all 指定無し 空白の場合はランダムな商品が表示されます。 ※このプラグインは価格比較サイト@PRICEのデータを利用しています。 たとえば、 #price_list(game-toy) と入力すると以下のように表示されます。 ゲーム・おもちゃ全般の売れ筋商品 #price_list ノートパソコンの売れ筋商品 #price_list 人気商品リスト #price_list
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まりすゎね大阪に住んでるの! ぃゎゆる大阪国民だょ☆ まりすゎらぐなろくおんらいんヵ゛大好きなの! まりすゎね前ねえみゅさば。ってさーばーの管理人ぉしてたんだょ! まりすゎね男子校に通ってたんだょ! 今まりすは18歳だよ♪ まりすゎね6年間くらい女の子と喋ってないんだょ; ぁ、でも勘違いしないでね!男子校だからだょ! まりすゎね最近めっせんじゃーやってるょ☆ みんなともおしゃべりしたいな☆ でも仲良くない人と登録するのは怖ぃからあどれすは教えないょ(えへへ まりすゎね2ちゃんねるっていうおっきな掲示板のIVP板ってところにあるただROってスレの住人だょw ょくそこからえみゅとヵいくんでょろしくね☆
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You are next ◆m8iVFhkTec 「ここで大人しくしてるんだ、いいな」 「ええ、もちろんです。6時間後、キチンとお話致しますので……」 「どうだか……アンタの言うことは信じれるようなモンじゃない。 そう言うなら今すぐにでも情報を提供したらどうだ? どうせ、もうそこから動けないことが確定しているんだ。 さっさと殺し合いを脱出出来たほうがアンタも下手に殺されるリスクが減るぞ」 「いいえ、そういうわけには参りません。情報を話せばそのまま殺されるかもしれませんから」 「俺はアンタをお情けで生かしてやってんだぞ? それに応えようと思わないのか?」 「私は慎重なものでして。本当に私の命が保証されたと確信したらすぐにでもお話します」 「面倒くさいやつだな……」 クタタンは得体の知れない愛想笑いを浮かべる。 ミルコ・クロコップはそれを憎たらしげに睨みつけた。 ここは病院1階にあるロッカールーム。 ベンチが2台ほど並べられ、壁にずらりとロッカーが固定されている。 それ以外には何もない、窓すらもない単純な構造の部屋。 クタタンはそこに両手をロープで縛られた状態で閉じ込められた。 抉られた右腕は止血され、包帯を巻いて応急処置を施されている。 「ところでこの赤と白の球、説明書はどこにやった?」 「それがですね、付属されてなかったんですよ。不備なものですよね。 ……あぁ、それは爆弾です。かなりの威力を持ったとなっております。 知らずにそのボタンを押したところカウントダウンが始まったので、慌てて投げ捨てたのですが、建物が一つ壊れてしまいました」 「既に一つ使ったということは、そんなシロモノがいくつも入ってたってことか?」 「二つです。それが最後の一個となっております」 「どっちにしろ、こんなものを取っておくにはリスクが大きすぎる。後で破棄するぞ」 「フン、勿体無いですね……」 「もう一つ、この白い棒が何なのか答えろ」 「それはアーチという武器です。端を引っ張ると物体を浄化させるエネルギーが放出されます。 私を襲ってきた老婆と男性一人には、それを使って対応したんですよ」 「そうか。もうこれ以上聞くことは無い。寝ていろ」 病院に到着した時に、まずその惨状に驚愕したものだ。 表側のほうはそれほど目立った状況ではないが、駐車場側が破壊され尽くしているのだ。 黒く焼け焦げた中規模のクレーターがあり、焦げている何かの残骸が散らばり、さらにはアスファルトがひっくり返された跡も見受けられる。 ここに向かう途中、大きな爆発の音を聞いていたが、ここが発信源だったのだろう。 窓ガラスは爆風や破片によってほとんどが粉々に砕かれ、壁には銃痕が残されており、さらには低階層の壁の一部が崩落している。 ここで大規模な闘争が行われていたのには違いない。 一つ不思議なことといえば、駐車場側以外が全くと言っていいほど被害を受けていないところだろうか。 とりあえずミルコは、ウラーとモナーに病院内の探索を頼んでおいた。 構造の把握が必要なことと、そして闘争の生き残りが中にいる可能性があったからだ。 その間にミルコが、一人でクタタンの見張りを行う。 ∧_∧ ( ´∀`)ミ ( つつ ) ) ) (__)__)「ただいまモナ」 A_A ( ´Д⊂ヽ⊂ ノ 人 Y し (_) 「一通り把握してきたウラ……」 しばらくして、モナーとウラーが戻ってくる。 話を聞く限り、誰かが隠れている様子はなかったそうだ。 「血が凄い箇所があったウラ……でも誰もいなかったウラ……」 「あと、ボロボロに壊されていたのは駐車場側だけだったモナ。 そっち側でなにか起きたに違いないモナ」 「調査、ご苦労様。しばらくはそこの病室で休息を取ってくれ」 「了解しましたモナー」 殺し合いの開始から既に7時間が経過している。 目覚めてから現在まで、3人とも一睡もしていない。 ミルコはそれでも全く問題がない、しかし一般人である猫二人はそうはいかない。 今のところ身体的な疲労は少なくとも、後々響かないように休んでもらったほうがいいだろう。 安全を考慮して、なるべく近くの部屋に指定した。 なるべく自分の目の届く範囲に集まってもらったほうが安全だからだ。 そうして、1時間程経過しただろうか。 外から奇妙な音が響いてきた。 キュラキュラキュラキュラ…… 車椅子を漕ぐような車輪の音が、徐々に大きくなってくる。 キュラキュラキュラキュラ…… ロビーの窓から外を覗き込む。 そしてその音の正体には、流石に驚きを隠せなかった。 「戦車……!? あんなものが支給されてるのか……」 病院の前の道を、一台の戦車と一人の男が歩いていた。 明らかに重厚な車体にそぐわないほど軽快な音を共にキャタピラが回る。 ミルコはすぐさまモナーとウラーを起こした。 「起きろ、今すぐそこに得体の知れない奴らが来ている」 「まさか……襲撃モナ……!?」 「わからないが、相手は戦車を所有している。仮に敵意があった場合、この建物も容易に破壊出来るだろう。 俺が奴らの様子を見てくるからその間、ここでクタタンの見張りを頼んだ。 あと、もし何かあった時は荷物を持って、自分たちだけでもすぐさま逃げるんだ」 「わ、わかったモナ。気をつけるモナ……」 護身用としてアーチのみを持ち、表側の方へと向かう。 防具といえるものが無い以上、身軽な方が都合がいいからだ。 ◆ (……さん……お姉さん……) チハの呼ぶ声が少し遠くに聞こえた。 (お姉さん、そろそろ起きてよー) 「……ついウトウトしてしまったわね。今どの辺にいるのかしら」 (もう病院の近くだよ) 「……あのさ、少し離れた場所って言わなかったっけ?」 目覚め早々、マッマの機嫌が悪くなる。 というのも、彼女はもっと慎重に行動したいと考えていたのだ。 マッマとやる夫、そしてチハは地図に書かれていた『病院』に足を運んでいた。 病院、それは先ほどの爆発が起こった場所。危険人物がいる可能性が高く、出来れば近づきたくないと考えていた場所。 しかし、爆発音を聞いてわかることはあくまで"方向"だけである。 どの程度の距離なのか、といった細かい位置情報は、高地から見ない限り特定するのは難しい。 だから爆心地である可能性を考慮し、ある程度離れた位置でこっそりと様子を伺ってから行く、という話だった。 (え、てっきり入口付近かと……。僕は中に入れないし……) 「もし中に危険な奴がいたら狙われるかもしれないじゃない! それくらいわかるでしょ!?」 (ご、ごめんなさい……) 「あーもう、私は疲れやすいトシだっていうのに、誰かさんがわがまま行って私を歩かせるから……」 「なんでやる夫に八つ当たりするお……」 度々こちらに飛び火してくるのに、やる夫はげんなりする。 完全にストレスのはけ口として扱われている気がする。正直嫌である。 でも文句は言えない。ここからあのやきう兄みたいに一人で出て行く勇気がないから。 少なくとも頭の働くマッマと、安全な戦車と行動すれば安心を得られるのだから。 「まったく、仕方ないわ……見た感じ病院に壊されてる様子とか無さそうだし、こっそりと忍び込もうか。 本当だったらもう少し慎重に行きたかったんですけどね? はぁ……」 (面目ない……。気をつけてね) マッマはチハの蓋を開け、外に出る。 と、その時、すぐそばから駆け寄る足音。 反応も間に合わず、突如ガタイのいい男にやる夫の体は押さえつけられる。 / ̄ ̄\ / _ノ \ ←ミルコ | ( ●)(●). | (__人__)____ | `-/ ─' 'ー\. | / ( ○) (○)\. ヽ / ⌒(__人__)⌒ | ガシッ ヽ |、 ` ⌒´ / / `ーー/⌒^)(⌒^ ー ) | 、 _ __,,/ヽ / \ 「ウワアアァァァ!!」 「あんたら、殺し合いには乗っているか?」 パニック寸前のやる夫に対し、男は厳かな声で問いかけてきた。 ◆ 「……とりあえず、荷物を整理しておくウラ……」 「そうモナね。いらない物は捨てるモナ」 ミルコが持っていったアーチ以外の物を取り出す。 ロープ、普通の縄だ。クタタンを縛るのにも使用している。便利。 工具セット、知識が無い自分たちには使えないが、おそらく分解や組立に役立つだろう。。 バスタードソード、自分でも正直持て余してるが、一撃ぶつければノックダウン出来るはずだ。 赤いシューズ、キック力を増強させるというがサイズが合わない。 というのも、自分たちの足のサイズは異様にデカイ。 A_A ( ´∀`) ( ) | | | (__)_)←このように太ももよりも足のサイズが大きい。 ツボを刺激して脚力を向上させる仕組みらしいので、改造すれば自分らに役立つ物となるかもしれない。 ちくわ大明神、小腹が空いた時に食べることで満足を得られる。 オレオ、小腹が空いた時に食べることで満足を得られる。 ポイントカード、お餅の絵が描かれている。該当する店で使えばお得だろう。 結局、何も捨てなかった。 そして、クタタンの持ち物である、赤と白の球体が目に入る。 「おっさん、これは一体なんだウラ?」 ウラーはロッカールームの扉越しにクタタンに尋ねた。 「そのカプセルですか。フフ、それこそがですね、この殺し合いからの脱出に必要な道具なのですよ」 「モナ!? 今それを話すって、どういう風の吹き回しモナ!?」 平然と答えるクタタンに思わず驚愕の声をあげた。 本来の約束であれば、6時間後に教えてくれるという話だったはずだ。 今それを教えてしまうのは明らかに怪しい。 「ミルコさんには既に話しましたが、それは所謂、収納箱なんですよ」 「収納? こんな小さなボールに入るわけないウラ! いい加減にしろウラ!」 「これは特別なカプセルなんです。大きさとか形状とか、"普通のカプセル"というくくりでは考えてほしくないんです。 もちろん、その中に入っている道具の使い道や、具体的にどうすればいいかの情報は黙秘させてもらいますが」 「ふむ……そういうことかモナ……」 つまり、脱出のためのヒントがこの中に収められているということだ。 クタタンがやけに落ち着いた様子だが、その道具を見ただけで方法がわかるものではない、という自信があるのかもしれない。 「それにしても、ミルコさんが帰ってくるのがちょっと遅いモナ……。 もしかしてホントに何かあったとか……いや、ミルコさんがそんな簡単に何かあるはずが……」 「やめろウラ! 不安を煽るなウラ」 「いやぁ、私もヒヤヒヤしますよ。彼に何かあったらマズイですね……。 一応お二人は荷物確認を済ませて、用意をしたほうがいいと思いますよ」 「そうやって媚を売っても、簡単に心を許したりはしないモナよ。 私はなるべくミルコさんの指示に従うつもりですからモナね」 「媚を売るだなんてそんな。身の安全を確保したいだけですよ。 それに、後々あなたがたに脱出策を教えるんですから、媚を売る必要はないでしょう?」 ぐぬぬ、とモナーは口篭った。 ウラーはそれを横目に見て、そして赤と白のカプセルを手にした。 「まぁ、ちょっと中身は気になるからなウラ。見せてもらうウラ」 「ええ、どうぞどうぞ」 「ウラーさん、あんま勝手なことをしないで欲しいモナ!」 ◆ 病院の玄関で、ミルコとマッマたちは情報交換を行う。 ミルコが掲げる目標――脱出のために首輪を外す、そしてそのために技術力のある者を探す。 それにはマッマはおおむね賛同し、さらにその目的に対する問題点を指摘した。 少なくとも首輪の構造を把握するために、実験用の首輪が必要だと言うこと。 「流石に人の首に着いてる物を、ぶっつけ本番でいじるわけにはいかないでしょ? 申し訳ないことだけど、既に死んだ人のから調達する必要はあると思うわ」 「あぁ、おそらくそれもやむを得ないだろう。外をある程度探索すればすぐに見つかるかもしれないな」 「いやだ、不謹慎ねぇ」 「そういう世界だろ、ここは」 もはや見知らぬ者の死に対する気遣いが出来るような精神状態ではない。 生きている者を救うためには、既に死んだ者の首輪を取ることもやむを得ないのだ。 死者の首を切り落とす、普通なら残酷極まりない行為だが仕方のないこと。 二人は既にそれを理解していた ふと壁にかけられた時計を見て、10分くらい話し込んでいたことに気付いた。 「……おっと、連れを待たせてしまっていた。一旦奥へ来て欲しい」 「あなたの他にも誰かいるのね」 「モナーとウラーだ。見た目はちょっと妙だが驚かないで欲しい」 「大丈夫よ、変なヤツには慣れてるわ」 「それなら安心だ」 「待って、変な奴って誰のことだお」 蚊帳の外にいたやる夫がここでようやく会話に入った。 ……と、その時。 「ひぃぎゃあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」 悲鳴、とても長い悲鳴が病院内に響き渡っていた。 続けて男の声。何かを語りかけるような声。 ミルコ・クロコップはすぐさま駆け出した。 あの悲鳴はウラーのものだった。そして男の声の主は、クタタン。 ここで少し気を緩めて話し込んでいたために、クタタンに付け入る隙を与えてしまったに違いない。 早々に止めに行かなくては……! 奥へと走り去るミルコの姿を見て、 「何!? 何なの!? あっちで誰か襲われているの……!?」 あまりに突然の出来事に、マッマは大きく戸惑った。 ミルコの"連れ"が何者かに襲われたのは間違いないだろう。 だとすれば、自分たちも助けに向かうべきか。 しかし、今自分たちには銃器などに応戦出来るほどの武器を持っていない。 ここで感情に任せてミルコの後を追ったところで、何が出来るというのだろうか。 相手がとんでもなくヤバイ奴だった場合、きっと自分の命も危機に晒されるだろう。 果たして、出会って数分の者のために、危険を冒してまで助けに出るべきか。 短い時間だが、マッマは悩んだ。そしてその口から言葉がつぶやかれる。 「……ごめんなさい。私たちが行ったところで何も出来ないわ……」 出てきたのは謝罪の言葉。 不用意にリスクのある行動を取りたくなかった。 例え、助けたいという気持ちが本物であっても、無駄に死ぬ可能性がある選択は選べなかった。 「やる夫、逃げるわよ」 「わ、わかったお……」 やる夫もまた、その意見に反対しようとはしない。 これは薄情な行為かもしれない。 しかし今は、自分の命のほうが、長く行動した者の命のほうが大切だった。 二人は黙ったまま、外へと走り出した。 (あれ、お姉さんたちどうしたの?) 事情を簡単に説明し、すぐにチハに乗り込んでその場を離れた。 後でまた必ずここを訪れる。 どうか男が無事でいられることを祈らずには居られなかった。 ◆ 廊下を全力で駆け抜け、奥のロッカールームの方へと進むんだ。 そこに広がる光景は、想像しうる中で最悪のものだった。 赤、赤、赤。 生き物という容器に目一杯詰められた、血液という液体。 その大量の液体が溢れ出て、廊下に大きな池を作っている。 ぐちゃり、ぐちゃり、ぐちゃり。 肉を貪る黒い怪物の姿あった。 内臓を引きちぎり、牙でさらに滅茶苦茶に咀嚼されていく。 怪物が食しているのは、ミルコが知っている顔。 タレ目を少しだけ引きつらせた驚愕の表情を携えたまま、ピクリとも動かない。 「ネメア、アイアンヘッド」 クタタンの声に反応し、化物はすぐさま食事を中止する。 赤く――文字通り血のように赤く、ナイフのように尖った鋭い角が、ミルコの方に向けられる。 そして突撃。 ミルコはその動きを捕捉する。そしてギリギリまで引き寄せ、左側へと抜ける。 真横の位置から、強烈なキックを叩き込む。確かな手応え、怪物の体が僅かに軋む。 急停止をした怪物はこちらへ居直ろうとする、そこへもう一撃蹴りを叩き込む。 「てっぺき!」 クタタンの指示、刹那、ネメアの体が水銀のような光を放つ。 鉄壁――それは、肉体を鋼の如く硬化させるポケモンの技。 ミルコのハイキックが炸裂した時、金属的な音を響かせる。 「―――ッ!?」 予測していた硬さを遥かに凌駕していた。ゆえに足の方が甚大な損傷を受けてしまう。 内部から奇妙な音が立ち、異様に鈍い痛みが走る。 これはひびが入ったに違いない。襲い来る苦痛に、ミルコはおもわず顔を歪ませた。 ネメアはそのままミルコに覆いかぶさり、マウントポジションを取る。 そして迫り来る牙……咄嗟に手に持っていたアーチをネメアの口に押し付ける。 ガンッ 不意だった。頭を思い切り鉄の塊で殴られた。 視界が大きくブレる。意識の集中が途切れたことにより、アーチをひったくられてしまう。 虚ろな目を無理やり開かせた先には、バスタードソードを構えたウラーの姿があった。 その顔は恐怖に満ち溢れ、たった今自分が行なった行為にも焦りをあらわにしていた。 「ウラー、一体何を……」 「悪くない、俺は悪くない、悪くないんだ、殺さなきゃ俺が殺される、だから悪くないんだ。 これは正当防衛なんだ、悪いことじゃないんだ、仕方ないんだ、自分の命を優先していいんだ」 「お前は、何を言っているんだ」 「あんな殺され方はしたくない、だから仕方ないんだ。俺が生きるためだから、悪くない。 きんきゅ、緊急き、ひ、避難法、緊急避難法が、ついて、ついてるんだ、俺には」 もはや気が動転して、言っていることが正しい文を成していなかい。 だが大まかな意味は伝わる。少なくとも、クタタンに恐怖を刷り込まれているのだろう。 モナーが殺される様を間近で見せられ、「自分もこうなりたくなければミルコ・クロコップに襲いかかれ」と。 そう言われたに違いない。 「メタルクロー!」 鋭く尖った爪が、ミルコの胸を思い切り貫く。 激痛、喉の奥から血がこみ上げ吐血する。 ほとんど致命傷に近い一撃だった。 「フフフフ、いいお姿ですねぇ。自分が虐げた人物に逆襲される気分はどうですか?」 「クソ……何なんだこのモンスターは……」 「先ほど赤と白の爆弾、正しくはモンスターボールっていうカプセルなんですけどね。 そこに入ってたんですよ、私の従順な下僕としてね。 ついでに言えば、このネメアを出してくれたのはウラーさんですよ、感謝しなくてはいけませんねぇ」 「やはりお前は……すぐに殺しておく、べきだった……」 「今更そんなこと言っても遅いですよ。甘かった自分をせいぜい恨みなさい」 そう嘲り、そして笑った。 あぁ、この憎らしいクソッタレに今から制裁を下せる。 散々侮辱しやがった罰を与えられる。 考えるほどに愉快な気持ちが湧き上がってくる。 「ネメア、そいつをしっかりと押さえておきなさい」 ネメアの前足が乱暴に顔面を押さえつける。 動けない様を見て、クタタンはその傍へと近寄り、思い切り蹴りつけた。 何度も、何度も、まるでサッカーボールを蹴るように放っていく。 叩かれた痛み、プライドを傷つけられた怒り、それら全てを足に込める。 頭部の形が徐々に変わっていく様を見るうちに、愉悦が溢れ出していく。 「ははは、はははは、ははははははっ!! どうだ? 何も出来ずに一方的にやられるのは? 痛いか? 悔しいか? 私が憎いか? ははははははははははははは!!! ざまを見ろ!!」 なんと清々しい感覚だろうか。なんと爽快なのだろうか。 一撃ごとに心に渦巻いていたストレスが発散されていく。 曇天の空に大砲をぶち込んで、風穴を開けて青空を拝むような、そんな感覚だ。 「あはははははははははは!!!」 人間の中にある残虐性、それを解き放つことはこれほど素晴らしいことなのか。 罪悪感や背徳感、報復に対する恐怖が無ければ、こんな面白いものはないだろう。 笑いが止まらない。 その時、クタタンの足の動きが止まる。 彼の足首を、ミルコの手ががっしりと掴んでいた。 そして。 「放しなさ……ぐがああああああああぁぁぁぁぁ!!!」 「図に……乗るな……!」 人間離れした握力によって、足を砕かんと強く握られる。 骨がミシミシと悲鳴を上げる。血液がみるみる鬱血していく。 痛みに顔を歪めながら、クタタンはすぐさま指示を下す。 「ネメア、こいつの腕を切り落とせ!!」 メタルクロー。 ミルコの丸太のように太い腕が容易く引きちぎられる。 噴水のように、大量の血が吹き出して、床をベッタリと染める。 「ひぃぃ……ッ!」 離れて見ていたウラーは耐え切れず悲鳴を上げる。 白い壁や床を赤黒い液体が染め上げ、鉄臭い空間が出来上がっていた。 スプラッタ映画そのもののような光景が、眼前に広がっているのだ。 「ウラー……聞け……」 名指しで呼ばれ、ウラーは飛び上がった。 ミルコは息も絶え絶えな様子だった。 死は目前に迫っている。その中で、自分はどんな怒りの言葉をぶつけられるのか。 それが怖くて、ウラーはガタガタと震えだす。 「――いいか、聞けよ!!!?」 「ひ、はいィッ!!」 突然、病院に響き渡るような力強い怒号が放たれる。 「間違ってもお前は助かっちゃいねぇぞ、次がお前の番だ!! それを理解しろよ!!!」 「五月蝿いですねぇ。病院では静かにするものですよ」 クタタンは足首を掴んでいた手を引き剥がし、思い切りミルコへと投げつける。 そして平坦な声で指示を下す。 「ネメア、殺しなさい」 「グオオオオォォォォン!!」 咆哮を上げ、ミルコを首筋から噛み千切った。 ◆ 『ウラーさん、あんま勝手なことをしないで欲しいモナ!』 モナーの制止も聞かず、ウラーは何の気なしにカプセルのボタンを押した。 ポン、と小気味の良い音と共にカプセルは開かれ、中から現れたのは。 『グオオオォォォォン!!!』 漆黒の毛並みを持つ、禍々しい怪物の姿があった。 獅子のようで魔物のようで、死者のような呻き声を上げつつ、全身から強い血の臭いを放っていた。 俺もモナーもその場で腰を抜かして、ただ震えていた。 その怪物が俺たちを獲物として見ている、このまま殺されてしまうと思った。 と、その時クタタンはドア越しに囁いた。 『ウラーさん、そのカプセルを私に渡してください。 その最強の生物を使役出来るのは私だけなのですから。 この生物、ネメアを使ってあなたを殺し合いから守り抜きます、どうですか?』 それは悪魔の囁きだった。 そして俺は、それに応じてしまった。 『最強の生物が俺を守ってくれる』というのに期待を抱いたのもあるかもしれない。 しかし、このままでは怪物に食われるかもしれない、という恐怖が俺の背中を押したんだ。 『ウ、ウラーが裏切ったモナ……』 『すまないウラ。でも俺はどうしても死にたくないウラ……。 生き残らせてもらいたいウラ……本当に許して欲しいウラ……!』 『……どっちにしろ、同じモナよ! この次に死ぬのはきっと……』 『さぁネメアさん、アイアンヘッドです』 『オマエモナー!!』 鋭い角で突き上げられ、モナーの臓器が破壊される。 そこからは描写するに値しない。ただただ、食事が行われていた。 『俺は……俺は……』 モナーの言葉が耳に張りついていた。 そうだ、選択を間違えてしまった。きっと用済みな自分は、このまま殺されるんだ。 ネメアの爪によって拘束を解いたクタタンが、笑みを浮かべながらこちらに近づく。 殺される。すぐに殺される。 『ひぃぎゃあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!』 『落ち着いてください、私は約束を守ります!! あなたを殺す気はない!!』 俺は悲鳴を止め、クタタンの次の言葉を待った。 『我々が生き残るために、邪魔をするであろうミルコ・クロコップも排除します。 チャンスを見て、思い切りミルコ・クロコップに攻撃をしなさい。 彼を倒せば、あなたの行いを攻める者は誰もいない。それに、最強の味方を得ることが出来るんです』 クタタンの命令を断る勇気は、俺の中にはなかった。 そして、その通りに実行した。かつての仲間が死ぬ様をただ見ていた。 ◆ 抗えない嘔吐感。 ウラーはその場で胃の中の物を吐き出した。 目の前の惨状が、仲間を裏切った罪悪感が、俺の中で蠢いていた。 「俺は、俺は、うわああああああぁぁぁぁぁ!!!!」 ボロボロと涙がこぼれ落ちる。。 この殺し合いから生きて返してくれると行ったミルコが、もう動かない。 まるで兄弟のように容姿が似ていたモナーが、もう動かない。 自分がどれほど取り返しのつかない行いをしたのか、それを痛感した。 「ウラーさん、あなたの判断は正しかった。 あなたは生きるために何かを犠牲にする決断をしたのです。 それを恥じる必要がどこにあるのでしょうか」 クタタンはそう言って俺の背中をさすった。 先ほど、ミルコを蹴りつけていた時とは全く違う、とても優しげな口調だった。 「アンタが……アンタさえ居なければ俺はこんな……」 「選択したのはあなたでしょう。安心してください、私の頭脳とネメアの力があれば、あなた一人くらい背負うのは容易ですよ。 生き残りたいんでしょう? 生き残るのがあなたの願いですよね?」 「あぁ……」 「なら、死んだ彼らのことは忘れてしまいなさい。自分の命だけを考えればいいのです」 「…………」 「そうそう、あなたにご褒美を与えましょう。 私たちが生き残るのに、最高に有利になるものです。 ちょっとPDAを使わせていただきますよ」 クタタンは自身のPDAと、ウラーのPDAを同時にいじる。 何かしらの通信を行い、そしてウラーにPDAを操作していた。 これでOKです、と言って、その画面をこちらに見せる。 「私の殺害レベルをそちらに移し、忍法帖プログラムの"専用ブラウザ"をインストール致しました。 周辺にどのくらいの参加者がいるのかを、完璧に把握出来る画期的なアプリです。 これで不意打ちを受けることも無くなります、死のリスクがグッと減らすことが出来るのです」 「……俺はホントに、これで良かったウラか……。 ホントにあんたは俺を助けてくれるんだろなウラ……?」 「もちろんです。私の下に付いたからには、相応の待遇を与えますとも。 殺し合いを終わらせるためのあなたの手伝い、期待させていただきますよ」 その優しげな顔の裏で、何を考えているのだろうか。 最初からわかっていた。クタタンを絶対に信用出来るはずが無いと。 モナーの最後の言葉が、ミルコの最後の言葉が脳内にこだまする。 きっと良いように利用された上で、必要とあらばすぐに俺を殺すつもりだろう。 そう、自分が殺される番を後回しにしただけなのだ。 でも、もう後には戻れない。 クタタンと共に行動する以外に、自分が少しでも生きる道は残されていないのだから。 【モナー@AA 死亡】 【ミルコ・クロコップ@AA 死亡】 【C-3/病院内/一日目・午前】 【クタタン@ゲームハード】 [状態] 健康、右腕に治療済の切り傷 [装備] ネメア@ポケットモンスターアルタイル・シリウス、PDA(忍法帖【Lv=02】、ちくわ大明神@コピペ、アーチ@エルシャダイ [道具] PDA(忍法帖【Lv=00】、ちくわ大明神@コピペ、アーチ@エルシャダイ、 [思考・状況] 基本 優勝し、世界を美しいモノへ創り上げる 1:相手を見極め、出来るならば他の参加者に「協力」を呼びかける 2:ウラーは手駒として利用するつもり 3:いわっちには自分の思想を理解してもらいたい 【ネメア@ポケットモンスターアルタイル・シリウス】 [状態] 支給品、健康 [思考・状況] 基本 クタタンの指示に従う ※使える技は、アイアンヘッド、悪の波動、メタルクロー、鉄壁です。 【ウラー@AA】 [状態]:死に対する恐怖、悲しみ、罪悪感 [装備]:バスタードソード@FF&ドラクエ(FF7) [道具]:基本支給品一式、PDA(忍法帖【Lv=00】"専用ブラウザ"をインストール済)、オレオ@イタチコラ画像、ポイントカード@当店のポイントカードはお餅ですか [思考・状況] 基本:生存最優先 1:クタタンに着いていく 2:とにかく死にたくない…… 3:化け猫(お断りします)とライオン(サバンナ)を警戒 ※忍法帖プログラム"専用ブラウザ"をインストールしたため、周囲の参加者の位置がわかるようになりました。 【C-3/病院付近/一日目・午前】 【やる夫@ニュー速VIP】 [状態]:負傷(中程度)、血が付着、テンションsage、擬似賢者モード [装備]:無し [道具]:基本支給品一式、PDA(忍法帖【Lv=00】)、ランダム支給品0~2(確認済み)、しょうゆ一㍑(1/4消費)@現実 [思考・状況] 基本:性欲喪失。とりあえず今は生き延びる 1:病院から離れる、ミルコたちに罪悪感 2:アイツ(やきうのお兄ちゃん)は怖いけど……でもマッマの言う通りにする 3:チハからは離れたくないけど、畜生マッマから離れたい。今のとこ出来そうにないけど 4:やらない夫がちょっと心配。でもやっぱりおにゃのこには会いたい ※擬似賢者モードによりテンションが下がり、冷静になってます。性欲が回復すれば再び暴走するかもしれません。 【畜生マッマ@なんでも実況J】 [状態]:健康 [装備]:ぬるぽハンマー@AA [道具]:基本支給品一式×2、PDA(忍法帖【Lv=00】)、ランダム支給品0~1(治療に使えそうなものは無いようです)、ハイヒール一足@現実 [思考・状況] 基本:殺し合いを止める 1:病院から逃げる、ミルコたちに罪悪感 2:あのバカを追いかける。 3:とりあえず、やる夫を戦闘要員兼弾除けにする。グンマーはどうしようか…… 4:やる夫の友達のやらない夫に親近感 ※ミルコ・クロコップと情報を交換しました。 ※爆心地が病院だと言うことを知りました。 【チハ@軍事】 [状態]:損傷無し、燃料残り77%、内部が少し醤油臭い [装備]:一式四十七耗戦車砲(残弾無し)、九七式車載重機関銃(7.7mm口径)×2(0/20) [道具]:基本支給品一式、PDA(忍法帖【Lv=00】)、ランダム支給品1~3(治療に使えそうなものは無いようです) [思考・状況] 基本:死にたくない 1:マッマの言う通りにする 2:殺し合いに乗った人には会いたくない 3:やきう兄に強い警戒。グンマーは…… ※チハは大戦中に改良が施された、所謂「新砲塔チハ」での参戦です。 ※チハは自分の武器の弾薬が無い事にまだ気づいていません。 《支給品紹介》 【オレオ@イタチコラ画像】 『NARUTO -ナルト-』の登場人物、うちはイタチのコラ画像において、 「サスケェ!お前の前のたなの オレオ とって オレオ!」というセリフから、 オレオを支給。白いクリームを黒いクッキーでサンドイッチした美味しいお菓子。 【ポイントカード@当店のポイントカードはお餅ですか】 どこかの店のポイントカード。無料で作ってもらえて、使うたびにポイントが貯まる。 正直、ハズレ支給品と思われる。 No.96 Do it right 時系列順 No.98:天才あらわる No.96 Do it right 投下順 No.98 天才あらわる No.76 さー、新展開。 ウラー No. [[]] ミルコ・クロコップ 死亡 モナー 死亡 クタタン No. [[]] No.92:答えのない自問自答 やる夫 No.102 孔明「これがチハちゃんですか」 畜生マッマ チハ
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一つ罪なき男女を殺し、二つ開いた殺し合い、三つ卑劣な管理人を、退治てくれよ鬼淑女 ◆m8iVFhkTec 鬼女は激怒した 必ずや、かの邪智暴虐のひろゆきを社会的に抹殺せねばならないと決意した 彼女は家庭においてはごく一般的な可愛い奥様である だが、インターネットの世界では、未成年犯罪者や不正行為で私腹を肥やす企業などを社会的に抹殺する組織『鬼女』の一人である たった一枚の写真から住所を割り出し、またたく間に個人情報を暴いてネットに公開する… そんな彼女たちの情報収集能力は、CIAにも匹敵するとも言われている もちろん暇つぶしで行うこともあるだろうが、彼女たちの原動力はそれだけではない 『正義感』 既に3人の命を奪い、そして多くの人間に殺し合いを強要したひろゆきの所業は許されるべきではない 絶対に吊るし上げられなければならない!決して逃がしたりはしない! 「待ってなさいひろゆき…アタシから平和な日常を奪った罪、必ず後悔させてやるわ!」 一人で行動しても勝ち目はない、まずはコネクションを作らなくてはいけないだろう 多数派の力こそが、相手を追い詰めるのに最も容易で、何よりも強大なのだから 近くに落ちているデイバックを拾い上げたところで、彼女はすぐ近くに神社があるのに気がついた こんな道の真ん中で中身を確認するのも良くないし、とりあえず神社内へ行こう 石段を登り、鳥居をくぐったところで、彼女は神社の前に人影があるのに気がついた ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 「う、うぅ~ん…」 日本鬼子(ひのもとおにこ)は小さくうめき声を上げながら目を覚ました ここは一体どこなのでしょうか? 変な男に突然「殺し合いをしてもらいます」などととんでもないことを言われましたが… 先ほどの変な空間ではないみたいです ひんやりとした空気から、おそらく室外だとは思いますが… 鬼子は目をこすり、周囲の様子を確認する やけに眩しく感じていたが、どうやら電灯の光の下にいるようである 木製の床、目の前には木箱…というより賽銭箱が置かれており、天井には大きな鈴とそこから垂れる紅白が織り込まれた紐… そう、おそらく自分は今、神社の屋敷の扉の前にいるのだ 鬼子は着物の裾をはたきながら立ち上がる なんとなく賽銭箱の前に立ち、鈴を鳴らしてみた 深夜の静まった世界に、ガシャンガシャンと頼りない音が響く、ついでに手を二回ほど叩いて祈っておく とりあえず無事に帰れるようにと願っておいた。賽銭が無いのが残念である 目を開けて下を見ると、足元にデイバックが転がっていることに気づいた あの男、確か名前を「ひろゆき」と言っておりました 罪のない女性と、勇気ある男性、そしてアザラシのような生き物を殺めた非道な人物 まともな人間の所業では無い、おそらく彼は心を『鬼』に取り憑かれた被害者なのではないでしょうか? もしもそうであれば、彼の心に住まう鬼を退治するのは私の役目です このデイバックの中には、その「殺し合い」をさせるための武器などが入っているのでしょう どうか、これ以上被害者を増やさないためにも、私の力になってくれる道具が入っていますように… 願いも虚しく、日本鬼子は困惑せざるを得なかった デイバックの中に入っていたのはトゲトゲした変な剣、なんか変な雑草、そして画面ばかりでボタンの無い変な機械が出てきた 付属されている説明書に目を通すも 『グラットンソード 高い攻撃力を誇る片手剣。全ステータスが-1されるが、VITが+7される』 『これね、ミキプルーンの苗木』と、意味不明の一言 機械の方に至っては説明書が付いていなかった 剣はともかく、他の二つはどうやって扱えばいいのかさっぱりわからない… と、その時、石段を歩く足音が響き、一人の女性がこちらに近寄ってきた 鬼子は反射的に剣を女性に向けて、質問をぶつけた 「…貴女は殺し合いには乗っていますか?」 「いいえ安心して、私は殺し合いには反対派よ。アナタのような若い女の子まで巻き込まれてるのに、怒りを感じるほどよ」 女性は柔和な顔でそう言う そして、自分に向けられている剣をチラリと見て、なだめるような口調で話した 「だから、その物騒な剣を降ろしてもらえるかしら?」 「いいえ、まだ信用には足りませんわ。油断させて闇討ちすることも考えられますもの」 依然として警戒を解かない鬼子に対し、鬼女は大きく息を吐くと静かな口調でこう言った 「…そう、それじゃあ、アタシの思いを聞いてもらえれば信用してくれるかしら」 「ええ、話してみてください」 鬼子が了承した直後、女性の顔から柔らかな笑顔が消えた 目をカッと見開いて、歯をむき出しにし、叩きつけるような口調で早口で語りだした 「アタシはね、他人の命を軽々しく奪って平気な顔をするゴミクズみたいな人間が死ぬほど嫌いなのよ! アナタ知ってる? 最近のいじめは、『ある一人の子をいじめて、その子が何日で自殺するか』だなんてゲーム感覚で行うところもあるらしいのよ? しかも未成年を理由に、犯罪を犯してもテレビでは名前も顔も明かされない!少年院に入っても数年後にはケロリとした顔で出てくる! こんなバカみたいな話ほかにあると思う? いじめられて苦しんで、悩んで、そして自殺した子供は未来を奪われたのに、 ゲーム感覚で『人殺し』をしたクズは、大したペナルティを受けずにのうのうと生きていけるのよ? アタシはこんな事絶対許させるべきじゃないと思うの! だからこそ、アタシたちがそいつらを社会的に抹殺しないといけないの! この殺し合いだってそうよ! 罪のない人同士で命を奪い合わせて、その様子を見てほくそ笑む奴らがいるってことよね? アタシたちはそんな悪党を野放しにしてはいけないの! 必ず報いを与えなくてはいけないの! だから私はこんなふざけた殺し合いには乗らない!! 絶対に、ひろゆきを縛り上げるの! 絶対にあの野郎の思い通りにさせてはダメなの!! わかった!?」 話している間の彼女は、出会い頭の印象は完全に消え去っていた その姿はまさに『鬼のような形相』というのに相応しい表情だろう 「…とまぁ、アタシの思いはこんな感じね」 力説が終わったところで、女性の顔は一瞬で元の柔らかな笑顔に戻っていた 何故だか自分が怒られているような感覚に陥っていた鬼子は、思わず安堵の息を漏らした 若干泣いていたかもしれない 「す、スミマセンでした…ご、誤解しておりましたわ…貴女はとても信頼出来るお人柄のようです…」 「わかればいいんですわ」 はぁ…正直この方にも鬼が宿ってるのかと思いましたわ… でもどうやら悪いお人では無いみたいです、ギャップが恐ろしすぎますけれども… 「おっと、申し遅れましたわ、私の名は日本鬼子と言います。」 「あら、変わった名前ね!えーっとアタシは…」 と、女性は名乗ろうとしたところで何故か言葉を止めてしまった その様子に不思議そうな顔をする鬼子 「どうかなさったのですか」 「おかしいわ…自分の名前が思い出せないなんて…」 それはまるで、記憶にフィルターが掛かっているかのように思い出すことができなかった 氏名を記入してる時、誰かに名前を呼ばれた時 どれを思い出しても、そこだけぼんやりと掠れていた 「…これもひろゆきの仕業に違いないわ! アタシの日常だけでなく、記憶まで奪い取るなんて…万死に値する!」 彼女は大いに憤慨し、ひどく物騒な単語まで飛び出してきた またしても顔が恐ろしいことになって来たので、鬼子は慌てて話を逸らそうとする 「そ、そうですわ! 私、この支給品がよくわからないんですの!機械が滅法苦手なもので…」 そう言って鬼子はデイバックを開き、先ほどの変な機械を取り出して見せた 「あら、それがひろゆきの言っていたPDAよ」 「ぴーでぃーえー…ですか。よろしければ私に使い方を指南して頂けませんか?」 「いいわよ、こう見えても昔はSEやっていたから、機械には詳しいのよ」 しすてむえんじにあ…? と呟く鬼子を尻目に、女性は自らのデイバックからPDAを取り出す ちょうど手のひらに収まるサイズで、電源ボタンのみが側面についている 表側全体が液晶に、裏側にはタッチペンを収納する穴と、カメラのレンズが付いていた 女性は電源を付け、しばらく一人で機能の把握に努めた 「ふーん…」だの「ハァ!?」だの呟きつつも数分後、「OK、簡潔に説明するわ」と口を開いた 「まず、主な使える機能は、カメラ、手書きメモ、ボイスレコーダー、GPSマップ…つまり現在地のわかる地図 あと2ch、そして忍法帖プログラムね」 女性はおもむろにレンズを鬼子に向けて、画面をタッチする 「今写真を撮ってみたんだけど、こんな風にシャッター音が鳴らないみたい つまり、盗撮するのには打ってつけだわね」 口調こそ皮肉が込められているものの、表情はニヤニヤとしていた この機能はもちろん、盗撮よりもスパイ目的に使用するのに非常に都合が良い そうして、画面左下の『戻る』ボタンで最初のメニューへ飛ぶ 「カメラで撮った写真とか、メモとかはこのデータフォルダに保存されるわ あと、肝心のインターネット機能なんだけど、どうも2ch以外のページにジャンプしても、『403エラー』が発生するわ」 「えっ?えーと…、じゃんぷ…? よんぜろさん…?」 「つまり、2ch掲示板しか見れないのよね」 「はあ、なるほど…」 「2chのスレッドは全て閲覧可能だけれど、キーボードやボタンが無いから書き込みが出来ないわね あと、ひろゆきが言ってた特設板ってのが、この『バトルロワイヤル板』って言うスレね」 鬼子が画面を見ると、以下のように書き込まれていた ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 1 名前 ひろゆき:20XX/09/01(月) 00 00 00 ID ?????? この板では6時間毎に脱落者、禁止エリア、殺害者の実名をこちらに掲示します。 それ以外にも諸君に伝えたい情報があるときは随時ここでお知らせするので、時々見ていただければと思います。 なお忍法帖プログラムは『オーナー情報』から行えるので、恩恵を利用したい人はそちらからどうぞ。 ちなみに開始前に脱落した不運な参加者は、 S県月宮 荒巻スカルチノフ 室伏広治 の三名です。 それでは、皆様がご活躍出来ることを期待しております。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「禁止エリアとやらがあるので少なくとも六時間毎… しかし、いつ緊急連絡が入るかわからないので、時々は確認する必要があるのですね…」 女性はそこでインターネットを閉じて、『オーナー情報』を開く 「忍法帖プログラムなんだけど、ここで自分のレベルの確認と、レベルに応じた恩恵のオーダーが出来るみたいね」 無論、今表示されているレベルは0 誰かを殺すことでレベルが上がり、表示が更新されるのだろう 「…おや、こちらに書かれているのは貴女のお名前では無いのですか?」 オーナー情報の画面上部には『鬼女』の二文字が書かれていた それを見て、女性は小さくため息をついた 「いいえ、『鬼女』って言うのはアタシがよく利用している既婚女性板の住民の通称よ だからこれはアタシの本名じゃないわ… 確かにアタシは鬼女だけれど、これじゃまるで、私自身の存在を否定されてる気分じゃない」 「………」 『鬼女』さんはPDAの電源を切り、寂しそうな顔をして深くため息をついた なにか慰めの言葉をかけるべきなのでしょうが、私にはなんと言えば良いのか思い付きません 名前を奪われることの辛さは、私には想像することが出来ませんでした しばらく沈黙が続いたところで、鬼女は気持ちを切り替えたかのように声をあげた 「さぁ、こんなことは後回しよ!早く他の味方を探さないと!」 その時、鬼子はピーンと思い付いた顔をして、そして鬼女の言葉にこう答えた 「わかりました、これからお互いに頑張りましょう! 『おにめ』さん」 「えっ…? おにめ…さん?」 唐突に呼ばれた名前に、鬼女は驚いた表情を浮かべる 「ほら、『鬼女』と言う文字は『おにめ』とも読むことが出来ますわ! ですので本名を取り戻すまでは、代わりにこちらを使用して頂くというのはいかがでしょうか?」 と、ここまで説明したところで、鬼子は不意に恥ずかしくなってきた 「…あぁ、私としたことが…やはりこれでは安直過ぎますし、お気に召していただけませんわ…」 すると、顔を紅潮させる鬼子に対し、鬼女は微笑んでこう答えた 「ううん、そんなことないわ!素敵な名前を付けてくれて、とっても嬉しいわよ それに、鬼子ちゃんとお揃いみたいで、いいじゃない!」 「本当ですか! そう言って頂ければ、私も嬉しいです」 電灯の光だけが照らす、薄暗い神社の中で二人はお互いに微笑み合った そしてこの二人の鬼は殺し合いを打破するために手を取り合ったのである これから彼女たちに何が待ち受けるのか…それはまだ誰にもわからない 【A-3 神社境内/一日目・深夜】 【日本鬼子@創作発表】 [状態] 健康 [装備] グラットンソード@FF11 [道具] 基本支給品一式、PDA(忍法帖【Lv=00】)、ミキプルーンの苗木@ミキプルーンコピペ [思考・状況] 基本 殺し合いを打破する 1 鬼女と協力する 2 早くPDAを使えるようにしなくてはいけませんね… 【鬼女@既婚女性】 [状態] 健康 [装備] [道具] 基本支給品一式、PDA(忍法帖【Lv=00】)、ランダム支給品0~3 [思考・状況] 基本 殺し合いを打破する 1 鬼子を信頼、協力する 2 殺し合い打倒派の協力者を集める ※自分の本名がわからないため、仮名として『鬼女(おにめ)』と名乗ることにしました 《支給品解説》 【グラットンソード@FF11】 ナイトの武器の中で最高峰と言われる剣 片手剣だが、大振りになるところを見ると、そこそこの重さだと思われる VIT+7とは、簡単に言えば被ダメージを大幅に軽減出来ると言う効果を意味する 出典元では装備可能レベルが存在するが、本ロワにおいては誰でも装備可能 ただ、他人へ譲渡することが出来ない仕様となっている 【ミキプルーンの苗木@ミキプルーンコピペ】 説明書には苗木と称されているものの、実際は校庭に生えている雑草 No.04 照英がバトルロワイアルに参加させられてる画像ください 時系列順 No.06 Across the――――/お断りします No.04 照英がバトルロワイアルに参加させられてる画像ください 投下順 No.06 Across the――――/お断りします 日本鬼子 No.30 Nightmare、そして現実へ 鬼女 No.30 Nightmare、そして現実へ
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血×葵 :2008/07/05(土) 17 42 08 ID HCf5ASNU 第5回世界格闘トーナメント会場― ブラッドはいい女とより強い相手と闘うためにこの大会におもむいていた。 第4回トーナメントのあとの虚無感…それは彼の性格上耐え難いことであった。 今の彼の心境は、「この時を待ってたぜ!」まさにそんな感じだ。 お、いい具合に… 彼の目前に美人の姿が目に入った。 華奢ですらりとして緑の黒髪のエキゾチックな美人。 印象的なのはその独特な民族衣装。 「チャオ…アオイ!」 彼は梅小路葵の背後に彼女に気付かれないように近づき、彼女の肩に手を回す。 「いやぁあ~っ!」 アオイは文字通り飛び上がる。 「誰やの!?」 シュッ、とアオイはとっさに声の相手にビンタをかます。 しかしブラッドはプロのボクサーである。 彼女の平手をひらりとかわしさっと再び彼女の後ろに立った。 「相変わらずだな、ハニー」 アオイは後ろに立って自分の肩に腕を回したブラッドをびっくりした顔で見つめた。 「なんや、またあんたどすか…イタリアの伊達男はんがうちなんかに何の用やの?」 アオイはつんと唇を尖らせそっぽを向く。 「何の用って…冷たいなぁ」 ブラッドは苦笑いで言った。 ふとアオイの手元をみると小さな箱…日本の重箱というやつか を抱えている。 「ハニー、なんだいそれは?」 アオイはかあっと赤くなる。 「あ・あんたには関係あらへんわ!」 …ふーむ。 「好きな男に手作りの弁当かい?妬けるなァ」 「あ、あほ!!アキラはんはそんなんとちゃいます!」 と言った後でアオイははっとして 口を塞ぐ。 耳まで真っ赤にして俯いた。 なるほど、アキラというのは彼女と同じ日本人の結城晶のことだろう。 武骨そうな男だが…アオイはああいうのがタイプなのか。 ちょっと妬ける。 少し、からかってやろう。 「ノーノー!アオイ、そんなんじゃダメだ。 君は男の喜ばせ方をまったく分かっちゃいない。」 ブラッドは大袈裟に手を振る。 「えっ!?ほんま?」 アオイははっとしておろおろとした目でブラッドを見上げた。 強がっているけど、素直で可愛らしい。 そんなアオイの態度がますますブラッドのイタズラ心に火をつける。 「オーケー、俺が教えてやろう」 「ほんまに! せやけど、迷惑やないの…うちに付き合わせてしもて」 本当に素直だ。 さっきまでナンパしていた男にこんな隙だらけの顔を見せて。 ブラッドは思わずクスクスと笑った。 「手取り足取りな…」 二人はアオイの泊まるホテルに向かうことにした。 「まず、渡すときはこうだ。上目遣いに目を潤ませて」 「こうでええの?」 アオイは言われた通り上目遣いに目をうるうると潤ませてブラッドに重箱を差し出す。 「そしてセリフはこうだ。「私だと思って食べて?」」 「うちやと思って食べて? …恥ずかしいわこんなん…」 「オーケー!可愛いよ!アオイ!完璧だ。 君は飲み込みが早い」 ブラッドはこれでもかというくらいアオイをヨイショする。 「そ、そんな…うちは大したことあらへん。 あんたの教え方がええからやわ…」 アオイは頬をぽっと染めてもじもじと嬉しそうに言った。 こんな見え見えのヨイショにも嬉しそうにして。 よほど恋の駆け引きを知らないと見える。 ブラッドはぎゅっと彼女を抱きしめてやりたい気持ちを抑え、続ける。 「もしもアキラがウマイ!と言って食べたらこうするんだ。 「私の方が美味しいわよ」」 「ええー!そんなん無理無理!口が裂けても言えへんわ」 アオイはブンブンと頭を振る。 しかし構わずブラッドは続ける。 「アオイ。アキラは鈍感だからな、大袈裟なくらいでないと気づかんぞ」 「鈍感て…あんたが知ってるとは思えへんのやけど…まぁ当たってるんやけど」 ブラッドはアオイの肩をきゅっと掴んで顔を近づける。 「さ、俺をアキラだと思って」 「ほ、ほな…うちの方が美味しいんとちゃう?」 アオイは練習だというのに半分涙目になって真剣だ。 ―もうそろそろいいだろう 「じゃあ俺に君を味あわせてくれ」 ブラッドはちゅっとアオイの花びらみたいな唇にキスをした。 あまりにも一瞬だったため、アオイは真剣な顔つきのままフリーズしたままだ。 「………ぎゃー!!!」 叫んで、飛び上がる。 「あ、後ろ危ないぞ」 アオイは、座っていたソファの隣にあったテーブルにつまづいて、後ろに倒れそうになる。 「きゃ…」 倒れそうになるのをブラッドはガシッとアオイの肩を抱いて支える。 アオイは、ブラッドに抱きつくような体勢になる。 二人の顔と顔が近くなる。 「…は、離して」 「俺を、アキラだと思って。」 ブラッドは、再びアオイの唇に唇を重ねる。 アオイの唇はぷるぷるしていてまるでさくらんぼみたいだ。 ブラッドは顔の角度を変え、するりと舌を挿入する。 「!!」 アオイは、びっくりしたようで、何とか舌の侵入を防ごうと固く唇を閉ざす。 ブラッドは、アオイの袴の上から彼女の尻に手をやる。 撫でさするように形を確認する。 「~~っ!」 アオイの唇が開くと、すかさず舌を滑り込ませる。 こんな時に舌を噛まれでもしたらたまらないので早めに舌と舌を絡ませ合う。 アオイはブラッドを突飛ばしでもしてやりたかったが、今はブラッドに体を支えてもらっている状態である。 手を離せば机に頭を打ってしまう。 くちゅくちゅといやらしい水音だけが響く。 「…ん…はぁっ!何すんのん!」 「何って…練習だよ?」 「こんな練習きいてへんわ!アキラはんはこんなんせぇへんもん!」 アオイは今にも泣き出しそうだ。 女性の涙には弱いブラッドは、泣かれたらまずいなぁ、なんて思いつつ続ける。 「アキラだってするだろ。 男と女が愛し合う方法なんてたったひとつさ」 「アキラはんも!?信じられへん…」 「アキラに嫌われたくないだろ?」 「あ、当たり前や」 「なら、俺の言う通りにするんだ。アオイ、君ならできるっ!」 ブラッドはぎゅっとアオイの手を握った。 「…よくわからへんわ… うちは恋愛のことについては素人やからあんたの言う通りにします。 変なことせえへんといてね?」 やっぱりアオイ、素直だ。 「とりあえず、ベッドへ行こう。とりあえずその着物、脱いで」 「ええ!?着物脱ぐの大変やのに…着るのも大変なんよ!」 アオイはしぶしぶと着物を脱ぎ始める。 ブラッドはその子を自分もシャツのボタンを外しながら眺めていたが、むくむくと好奇心が沸いてきて、 「待ってアオイ。やっぱり俺が脱がせてやろう。」 「おおきに。一人では大変やから助かるわぁ」 アオイはふ~とため息をついて、くるっとブラッドの方へ向き直る。 なぜブラッドが手伝おうと言ったかというと…着物を脱がせてみたかったからだ。 この民族衣装は日本人女性を最も美しく魅せるものだ。 色んな国の女を食いつくしてきたと豪語するブラッドから見ても、どんなにセクシーなドレスでも着物には勝てまい、と思う。 アオイを襦袢一枚にさせると、割りと日本人らしい控えめなボディだと思っていたが結構出るところは出ている。 それでもすらりとした首と腰のラインなどは西洋人が逆立ちしてもかなわないようなエキゾチックな色気がある。 「んじゃ、脱がせてもらうよ」 「よろしゅうおたのもうします」 アオイはちょこんとベッドの上に正座をして、丁寧にお辞儀をして言った。 なぜかブラッドの方が変に緊張してしまう。 襦袢をするりと外すと華奢な鎖骨とやや小ぶりだが柔らかそうなバストが現れる。 それまで気づかなかったがアオイはまるで雪のように肌が白い。 「綺麗だよ、アオイ…」 思わず見とれてしまう。 「いややわ~ブラッドはん顔が赤いどす。 扇いであげまひょか?パタパタ~♪」 アオイは子供みたいに笑ってぱたぱたと手で風を送る。 「……アオイ…。」 恋愛に関しては素人だと言ってはいたが素人どころかほとんど無知ではないか。 女が男の前で裸になるということがどういうことなのかをまるで理解していない。 うーむ…これは… 先ほどキスをした時は慌てていたので恐らくアオイにとっては恋愛とはキスどまりなのだろう。 ブラッドはアオイをベッドの上に押し倒すと横に手をついて上に乗った。 「これから俺がすることに驚かないでくれ。 まぁ、後で感謝することになるだろうけどな」 ブラッドはふっと鼻で笑った。 「?」 アオイは相変わらずキョトンとした目で見上げている。 ブラッドは、アオイの首筋のあたりにちゅっちゅっとキスをする。 「んん…なんやの…くすぐったいわ」 アオイは体をもじもじと揺らす。「まあ見てな」 つうッと唇を耳まで這わせ耳たぶをあまがみする。 アオイの耳たぶは冷たくてぷにぷにしていてまるで「白玉」みたいだ。 ブラッドは唇でアオイの身体中を舐めるように愛撫する。 時々舌でペロッと舐めてあげるとアオイは「ひゃうっ」と可愛い声をあげる。 「ブラッドはん…うち何か変やわあ…あんたに触られる度に下腹のあたりがきゅうっとするんどす」 どうやらアオイもしっかり感じてくれているようだ。 「よしよし。大丈夫だ」 ブラッドはアオイの頭をポンポンと撫でて言った。 「もうッ、子供扱いせんといて」 アオイはぷくっと頬を膨らませて拗ねた。 ブラッドはアオイの乳房に手を伸ばすと下から上へと持ち上げるようにやんわりと揉む。 「…んッ」 よしよし。アオイも気持ち良さそうだ。 何回かその柔らかい乳房の感度を確かめるように揉む。 そして彼は雪のように白い乳房の中心の蕾を口に含む。 「…あぁんっ!」 アオイはびっくりしたようで身体がびくんと跳ねた。 しかしブラッドは腕を捕み身動きを取れないようにする。 「い、いやぁ…」 「大丈夫大丈夫」 口に含んだ蕾を舌でころころと転がしてやるとすぐにぴんと立ち上がった。 「ブ、ブラッドはん…ッ」 「気持ちいいか?」 「なんやよくわからへんけど気持ちいいわ…っ」 アオイは乳首を吸ったり転がしたりするたびにあんあんと可愛い声を上げる。 この鳴き声はなかなかすごいかもしれない、とブラッドは思った。 「アオイ、どうして欲しい?」 「もっと…強く胸を吸って…っ」 アオイはぎゅうとブラッドの頭を抱きしめ自分の胸に押し付ける。 ブラッドはそれに応えちゅうちゅうと胸を吸う。 彼女の汗と唾液で胸がべとべとになったころ、ブラッドはそろそろいいかな…とアオイの秘所へ手を伸ばす。 そこはもう十分なほど濡れていた。 「いややわ…そないなトコ…」 「嬉しいよアオイ、こんなに濡らしてるじゃないか」 「嬉しいことなん?」 「ちょっと触らせてもらうよ…」 つぷ…と指を入れてみるとそこはやはり少しきついものの愛液が潤滑油となって難無く彼の指を受け入れる。 「いやぁ…」 アオイはくねくねと腰を揺らす。指をくの字型に折って中を撫でてみる。 「ああんッ!!」 アオイはきゅうっと足を閉じた。なるほど。多分ココがいいのだろう。 アオイが感じる所を中心にリズミカルに抽送を続ける。 「ん…ああんっ…いやぁん…ッ」 どうやら痛みは感じていないらしい。 どうせ後で少しは痛い思いをしなくてはならないのだから…と今のうちにさんざん気持ち良い思いをしてもらおう、 とかなり激しく指を動かした。 アオイのそこはじゅぼじゅぼと音を立てて指を飲み込む。 「あッ、あっ~なんやうち…変になってしまいそう…っ」 指を飲み込む秘所が先ほどからピクピクと痙攣して絶頂が近いことを知らせる。 「いいぜ、イッちまいな」 「ブラッドはん…ッ!!」 アオイはそう叫ぶと膣内を震わせて果てた。 アオイは汗だくで胸を上下にさせながら息づいている。 やはり、初めてにしては強すぎたか…。 「ブラッドはん、これで終わったん?」 葵ははあはあと息をしながら潤んだ瞳で問いかけた。 「アキラはんとこないなことせえへんといけんの…ちょっと緊張するけど頑張りますえ ほんなら、うち汗だくやからお風呂いただきます」 起き上がってベッドに腰かけると、葵はパタパタと手で風を送りながら言った。 「おいおい、まだまだ本番はこれからだぜ?ハニー。今のはほんの準備運動さ」 「ほんま!?あかん…うち試合よか疲れてしもたわ 今度じゃあきまへんの?」 ブラッドは葵を再び組敷くと、真上から葵を見下ろして言った。 「俺を慰めてくれるか?」 ブラッドに真っ直ぐな瞳で見つめられ、葵は不覚にも「ドキッ」としてしまった。 (うちのアホ!うちはアキラはんのこと好いとるはずやのに… 何でこないな伊達男に胸をときめかせなあかんのや!) 葵は心の中で「ドキッ」としてしまった自分を打ち消す。 そして自らも真っ直ぐに彼を見上げてみる。 よくよく考えてみればこの男をまじまじと見るのは初めてかもしれない。 (確かに…なかなかの男前やけど) それまでは軽薄なナンパ男としか思ってなかったけど、よく見ればなかなかの…いや、かなりのいい男である。 アキラとは違った魅力があるではないか。 こんな出会い方さえしていなければ、葵もこんなええ男はんがうちみたいなんに優しくしてくれるやなんて…と思ったところである。 「なぐさめろ言われたかて…何をすればええの? なんなら、頭なでなでしてあげまひょか?」 葵は手で「なでなで」の仕草をする。 しかしブラッドはその手を取る。 「なでなでしてほしいのは頭じゃなくてこっちさ、ハニー」 「こっち?」 葵はキョトンとした目で聞き返す。 ブラッドは器用にズボンのベルトを外すとはち切れんばかりのものを取り出した。 「君を可愛いがってたらこんなになってしまってね」 ブラッドはアオイにウインクを飛ばしながら言った。 「いやぁ~!!なんやのこれ!!」 アオイはいかにも気持ち悪い!と言いたげな表情と口調で言った。 自慢のモノをバカにされてブラッドも少しカチンときた。 (そのうちこれがなければ生きられないようにしてやるぜ、ハニー) と心中で呟きほくそ笑む。 「アキラだってこうなるんだぜ?」 「嘘や!アキラはんも…ショックやわあ… で、これをナデナデすればええの?」 アオイはブラッドのものに手を伸ばし、亀頭をナデナデと触る。 既にビンビン&突然だったためにブラッドは思わず飛び退いた。 「うわッ!いきなりすぎるよハニー、まずはこうさ」 ブラッドはアオイの伸ばした手をとると、根元を掴ませゆっくりと上下させる。 「うわぁ~なんや…変な形どすなあ…男はんはみんなこんなんぶら下がってはるん?」 「そうさ、アオイ。 だからって試合中対戦相手の股間ばかり見つめちゃいけないよ」 「アホ!でもうちついつい気になってしまうかもしれへんわぁ~」 アオイはまじまじとブラッドの股間の一物を観察する。 まるで虫かなにかの観察をするように、興味深げにまじまじと。 こんなにまじまじと見られるのは初めてだが、このお嬢様が自分のお宝を興味津々に見ているという光景は嫌いじゃない。 「さぁ…ゆっくりと上下に…」 ブラッドはアオイの細くてもちっとした手を握り一緒にしごく。 アオイの女性らしい手の感じだけでも興奮に値する。 「オーケー…いいよ、その調子…もっと動きを早めて、次は口に含みながら」 「口…ッ!それ、絶対にやらなあかん?」 アオイは少し戸惑ったような目でブラッドを見上げた。 「いいんだぜ、アキラに頼まれたときに恥かいても」 「いけず…。わかりました。やりまひょ」 アオイはその花びらみたいに小さくて可愛らしい唇にモノを含んだ。 アオイの唇が触れた瞬間、ついモノがびくっと震えた。 アオイは少し驚いたようだが、続けてモノを口に含んでゆく。 「そう。キャンディーを舐めるみたいにすればいい」 ペロペロとゆっくりと丹念に舐める。 「ん…ッこれでええですのん…?」 アオイは少し苦しそうだ。 無理もない。初めてなんだから当然だ。 「アオイ、苦しかったら無理しなくていい」 アオイはモゴモゴとしながら答える。 「大丈夫どす」 少し涙目になっている。 少し可哀想かな… 「アオイ、口から出していい」 ブラッドは腰を引いてアオイの口からモノを引っ張りだす。 先走りの液がつう…っと彼女の唾液とともに糸を引く。 アオイ本人は分かっていないだろうがとても嫌らしい光景だ。 ブラッドはアオイを跨がらせ彼女の太ももに自身を挟む。 彼女の一番感じる場所にしっかりと触れるように。 「あ、熱い…ッ」 「少し動かすよ」 ブラッドは彼女の腰に手をやり、自身もガクガクと腰を揺らす。 「うち…っまた変になってまうわ!」 アオイは頬をぽっと染めながら言った。 「すぐに気持ちよくしてやるよ」 一心不乱に彼女の秘部にモノをこすりつける。 「あっ熱いわ!ブラッドはんっ!」 「気持ちいいか!?」 「ええッ!ええどすッ!」 アオイの体が上下に揺れるたびその柔らかそうな乳房もリズミカルに揺れる。 このお嬢様のこんな姿を誰が想像するだろうか。 ブラッドは他の男…アキラよりも先に自分が彼女のこんな姿を見れたことに少し優越感を感じていた。 「ブラッドはん…っ!もうあかん…!」 「イクときは一緒だぜ」 ブラッドは更にスピードを速めると一気に精を放った。 アオイが二度目の絶頂を迎えたのもほぼ同時だった。 アオイはドサッとブラッドの体に覆いかぶさり倒れた。 「はぁ…はぁ…疲れたわぁ」 二人の体がぴったりと密着する。 「アオイ、ちょっと」 「もうちょっとだけこうさせておくれやす」 アオイは、照れたような表情を向けていった。 10分くらいそうやって抱き合っていたら、アオイはすっと立って襦袢を羽織ると、先ほどの重箱を持ってきた。 「日本食やからお口に合うかわからへんけど、良かったら食べておくれやす…」 うつむきかげんに頬を染めながらそう言った。 「でもこれはアキラの…」 「うちに出来るお礼なんてこれくらいしかないどすから…それに料理はまた作れます」 ―これは嬉しいことだ。 「どうせなら食べさせてくれ」 「まっ!…仕方あらへん、今回だけどすえ」 アオイはパキンと割りばしを割ると、煮物をとってブラッドの口に運ぶ。 アオイはそのようすを恐る恐る不安気に見ている。 「これが日本の味か…癖になりそうだ」 「ほんま!?わぁ~嬉しい!作ったかいがありましたわぁ」 アオイは子供みたいに顔をほころばせ喜ぶ。 ブラッドはアオイの手から箸を奪うと今度は自分がアオイの口に料理を運んだ。 「お上手やなぁ…お箸の使い方」 「アオイの可愛い手をずっと見てたら覚えてしまったんだよ」 「お口の方もえろぉお上手で…」葵はちょっと呆れたような口調で言った。 しかし素直にあーんと口を開ける。 「ほんまに美味しいどすなあ」 しばらく談笑しながら重箱をつついていたが、アオイは立ち上がり重箱を綺麗に片付け、 元通りちゃんと着物を着付けるとぺこりとお辞儀をして部屋をあとにした。 そんな後ろ姿を見送りながら、ブラッドの頭の中ではじわじわと罪悪感が浮かんでいた。 もしかしたらアオイに嫌われるかもしれない。 しかしもう後の祭りだ。 罪悪感と同時にアキラに対する言い様のない嫉妬も渦巻いている。 彼女が日本に帰ればアキラといくらでも「さっきのようなこと」が出来る。 だが、自分には出来ない。 遊ぶときは遊ぶ、去るもの追わずの恋愛しかしたことがない彼にとって一人の女に対して嫉妬を覚えるなど初めての経験だ。 しかしブラッドは「男の嫉妬ほど醜いものは無いな」と頭の中の黒い感情を打ち消すのであった。 終わり
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究極の味、究極の代償 ◆i7XcZU0oTM 太陽は、既に天高く上っている。 だが、照英一行の雰囲気は、まるでそこだけ影の中に入っているが如く暗い。 ……数時間前の出来事の時点で、少なからず心に影は差していた。 それに追い討ちをかけてしまったのが、定時更新だった。 そこに名前が載っている事実が、そんな心に追い討ちをかける形となってしまったのだ。 ……だが、それと同じように気まずい空気が漂っているところもあった。 (やっぱり、まだまだこの2人の間には、わだかまりが……) そう、T-72神と801の姐さんの間に……。 幾度と無く、照英が間をとりなそうとしたのだが、どうにも上手く行かず。 結果、今の時間までこの微妙な空気が続いていた。 (……いつまでも、このままじゃいけない。でも、どうすれば) 焦れば焦る程、思考は絡まってしまう。 それでは駄目だ、落ちついて1つづつ解いて行けば、必ず答えは出る。 ……そう、分かっていても。 不安が焦りを生んで、育ててしまうのだ。 (時が、解決してくれる……のを、待つ訳にもいかない) これが日常の一幕であったなら、その選択をするのも1つの手。 だが、その手は…………使えない。 いつ襲われ、いつ命を落とすかわからないこの状況で、"時が解決する"のを待つ事は、できない。 (僕が……どうにか……) そんな照英の悩みをよそに、801の姐さん達は道を進んで行く。 ……どちらも、もしかしたら。 一歩踏み出すだけで、元に戻れるのかもしれない。 だけれど、その一歩は。果てしなく、大きい。 「……照英さん、PDAに反応が……」 黙っていた801の姐さんが、唐突に口を開き、PDAを指差す。 確かに、参加者の存在を現す光点が、前方に1つあった。 今の探知機の走査範囲は、約50メートルほど。 光点の位置を、実際の距離に変換すれば、30メートル程度。 だが……光点の動く速度が早い。 身を隠して様子を見るのか、警戒しながら接触するのか。 迷っている内に……反応の主は、照英たちの前に、姿を現した。 「……あ、照英さんじゃないですか。奇遇ですねぇ」 そこにいたのは――――禁断の味に、魅せられてしまった男だった。 ◆ 数分程度、時は戻る。 「アシハモウダイタイイイカンジダロ……デモナァ……(足の怪我ももう随分と良くなったな……だが、まだ……)」 素早く、存在を気取られないように。 グンマーは、市街地を進む。 ……1時間ほどの休養を挟んだ後に、グンマーはとりあえず東に向かっていた。 負傷していた足の具合も、先程までに比べれば十分なほど回復していた。 だが、それでも万全な状態からは程遠かった。 現に、現在のグンマーの走行速度は、普段の半分も無い。 「トットトナオレッテノ……ジャネェト、マジデヤレナイダロ……」 (もう少し早く傷が治ってくれれば……でなければ、全力を出せない……) 依然走り続けながら、グンマーは一人愚痴をこぼす。 「カンガエテミリャア、オレッテイママデダレモタオシテネェシ。イイトコマデイッタコトハアッタケドナ」 (考えてみれば、今まで誰も倒していないな。あと一歩の所まで行った事はあったが) そう呟いて、グンマーは今まで遭遇した相手を思い出す。 ――――最初に遭遇した2人組。 ――――建物で不意打ちしてきた奴。 ――――自身をとっ捕まえた集団。 ……どれもこれも、本気でいけば、倒せたかもしれない相手たち。 だが、そのチャンスを、ことごとく逃してしまった。 一度逃したチャンスがもう一度巡って来る事は、めったに無いのだ。 「モウチットマジメニヤレヨ、オレ……(もう少し、真剣にならないと……)」 こんなことでは、とても村を守る戦士にはなれない。 むしろ、このままでは守られる側になってもおかしくはない。 それでは、駄目だ。 「……ゼッテーヤッテヤンゾォ!(……必ずやり遂げるぞッ!)」 ◆ 「あなたは……川越さん。まさか、あなたもここに連れてこられていたなんて……」 「ええ、散々ですよ」 そう言って、川越さんはいつも浮かべている笑顔のまま、肩を竦める。 ……目が、全く笑っていないように見えるのは僕の気のせいだろうか? 恐る恐る、僕は川越さんに尋ねた。 「……お一人、ですか?」 「ええ……何度か、人に出会ったのですが、同行はしてませんね。……僕の料理の素晴らしさを、 理解してくれませんでしたから、する必要もないでしょう」 心底残念そうに語る川越さん。 ……どこかで、料理をしていたらしい。 この状況では、確かに分かって貰えないかもしれない。 ……嫌が応でも人を疑ってしまうような、ここでは……。 「その人達は、今どこに?」 「知りませんよ」 ……言葉の後に、興味なんかない、と続いてもおかしくない口ぶり。 僕の知る川越さんは、こんな人だっただろうか? それとも、この状況に長く置かれていたせいで、変わってしまったのだろうか……。 「ねぇ、照英さん……この人、何か変じゃない……?」 小声で、お姐さんが僕に訊いてくる。 お姐さんも、僕と同じような事を感じていたようだ。 ……今の川越さんは、どこかおかしいような気がする。 コクリと小さく頷いて、お姐さんの意見に同調する。 「ところで、今は何を?」 「あぁ……今は、料理に使う食材を探していたんですよ」 「食材?」 「えぇ……とびきり美味しいものを、ね」 ……僕は、ここであることに気がついた。 さっきから、川越さんが僕の体をじろじろと観察している。 一体、何のためにそんなことを? 「……なら、百貨店に向かえばいいんじゃないですか?」 「いえいえ、僕の求める味は、そんな所じゃあ手に入りませんよ」 「じゃあ、どこで……」 僕がその言葉を言い終わるか終わらないか、その瞬間。 ――――川越さんの目の色が、変わった。 「はあッ!」 「うわっ!?」 シュッ、と風を切る音と共に……僕の着ていた服の胸元が、一文字に切り裂かれた。 「照英さんッ!」 『照英ッ!』 T-72神とお姐さんの声が、ほぼ同時に聞こえてきた。 その声など意にも介さない様子で、川越さんは僕に刃物を向ける。 ……川越さんの握っていたものは、包丁だったようだ。 こんな、料理人の命を武器に使うなんて! 「……お姐さんは下がって! T-72神、お姐さんを中に入れてあげて下さい!」 お姐さんは拳銃を持っているけれど、使い慣れないものを無理に使ったら、どうなるか分からない。 それに……もし、戦うようなことになれば、僕が戦うと決めたんだ。 だからこそ、とりあえずは安全だと思うT-72神の中に入るように言ったんだ。 そうすれば、もし僕に何かあっても、お姐さん達は助かる。 (……分かりました) 「でも、照英さんはどうするの!?」 「……とにかく、川越さんをどうにかしないと! さあ、早く!!」 横目でお姐さんが中に入るのを確認してから、僕は再び川越さんと相対する。 ……川越さんが、どうしてこんな事をするのかは分からない。 でも、このまま川越さんを放っておくのは、あまりにも危険すぎる! 「どうして、こんな事を!?」 「……ついさっき言ったばかりじゃないですか。僕は今、"食材"を探してるって」 食材?それと、襲い掛かってきた事になんの関係があるのだろう。 「それとこれと、何の関係があるんです!」 「何度言わせるんですか? ――――食材探しです。調理するには、まず〆なきゃ駄目ですからね」 「……!! ま、さか」 この川越さんの一言で、一体何を使用としているのかが、分かってしまった。 ……まさか、まさか。 川越さんは、人を、調理しようとしているのか? 「あの素晴らしい味、食感、舌触り……一度味わえば、やみつきですよ。あれ以上に美味しい物、存在しませんよ。 僕の料理で殺し合いを止めるには、あの味が不可欠なんですよ。ですから……」 「――――何を考えてるんですか、あなたは!!」 ……気がつけば、僕の口から、怒号が飛び出していた。 川越さんは……人として、越えてはならないラインを越えている。 この状況でどうにかなったにしろ、そうじゃないにしろ……赦されることじゃない。 しかも、川越さんの口ぶりから察するに、既に一度――――。 「…………何て、ことを」 信じられない。 どうして、どうして平然としていられるんだろうか。 人を、食べてしまったのに、それなのに。 川越さんは、それを何とも思っていないのだろうか? 「照英さんも食べてみれば分かりますよ、あの素晴らしさがね……さて、そろそろカタを付けないといけませんね。 下準備の必要もありますから……」 頭がクラクラする。 川越さんの言っている事が、理解できない。 ……いや、"理解したくない"と言った方が、正確かもしれない。 とにかく、今の川越さんは、おかしい。こんな状況でさえ、いつもの笑顔を崩していない。 だけど、目だけは違った。 "狂気"と形容するのが正しいくらいに、ギラギラと……輝いている。 「さぁ、大人しくしてください。暴れられても――――困りますからねッ!!」 「くぅッ!!」 キィン、と鉄同士がぶつかり合う音が辺りに響く。 ……恐るべき速度で振るわれる包丁を、僕はただ金属バットで防ぐことしかできない。 そんな僕の様子を嘲笑うかの様に、川越さんは攻撃を続ける。 「どうしたんです照英さん、その程度ですか?」 じわじわと、僕の体に細かい切り傷が刻まれて行く。 ……どうして、この期に及んで僕は、川越さんを攻撃できないんだろうか? 川越さんを、傷つけてしまうのを、恐れているから? 今現在、命を狙われているのに、どうして僕は……。 僕は、守らなければならないんだ。 自分を、お姐さんを、T-72神を……。 その為に、僕がやらなければならない事は。 川越さんを――――。 「……うおおぉぉぉぉッ!」 攻撃が少し緩んだ隙を突いて、僕は。 手に持った金属バットを……川越さんの腕を目掛けて、思いっきり振った。 当たったその瞬間だけ、時が止まったかのような感覚がした後に。 言葉にしたくない感覚が、金属バットを通して、手に伝わってきた。 「――――ッッ!!」 当たった部分を押さえ、地面をのたうち回る川越さん。 ……攻撃の当たった右腕は、あらぬ方向に曲がっている。 おそらく……骨が折れたか、砕けたかしているだろう。 「……今の内に、逃げましょう!!」 (分かりました!) とにかく、今は……逃げよう。 無我夢中でT-72神に乗り込んで、僕達はここから逃げ出した……。 ◆ 「うぐ、ぐぁ……腕、がぁ……」 激しい眩暈で、立ち上がることもできない。 今まで体験した事のない痛みが、川越の痛覚を休み無しに刺激する。 その度に、気絶しそうになるのをグッと堪え、川越はなんとか意識を繋いでいた。 ……そうしなければ、何があるか分からない。 それは、川越も重々承知の上だった。 だからこそ、立ち上がって安全な場所へ逃げなければならない。 この状態では、とても"食材"を探しに行ける状況ではない。 ――――川越が、常人であったなら。 (……諦めて、なるものか……!) 普通なら、当の昔に気絶していてもおかしくない。 だが、川越は……"執念"で、意識を繋ぎ止めていた。 全ては、自分の料理で殺し合いを止める為に。 そのために人を殺めようとした、矛盾した意思のために。 「……ヤレヤレ、ノコッタノハイカレタヤツダケカヨ(……やれやれ、残ったのはおかしな奴だけか)」 気がつけば、大柄の男――――グンマーが、川越の傍に来ていた。 今の今まで乱入するタイミングを伺っていたのだが、丁度行動しようとした時に、照英が逃げ出した。 この事は、グンマーにとってはあまり嬉しくない出来事だった。 ……多人数を、一気に倒せるチャンスを逃したのだから。 「……今度は、ずいぶんと筋肉質ですねぇ……」 「ソノウエ、シニゾコナイトキテヤガル……マア、ラクショーダナ。ラッキー」 (その上、手負いと来ている……まあ、幸運と言う事にしておこう) 川越へ、ゆっくりと銃口が向けられる。 ……そんな状況でも、川越は動揺しない。 むしろ、先程と同じ"目"に……。 「……ッ!!」 「ナッ……!」 一瞬の出来事だった。 突然起き上がった川越は、迷う事なく……。 ――――グンマーの指に、齧りついた。 眼をギラギラと輝かせながら、グンマーの指を――――。 「ア゙アァァッ!?(ぐあァァッ!?)」 「少々硬いですが、まあ、下ごしらえすればなんとかなるでしょう」 ……ぐちゃ、ぐちゃ、ぐちゃ。 わざと、咀嚼音を立てながら、川越はグンマーの指を咀嚼する。 その表情は、まさに"恍惚"。 「……だが、他の肉には無い旨味がある! これはぜひとも――――」 「シニ、ヤガレェェェェェェェッ!!」 川越の台詞は、銃声によって、かき消された。 【川越達也@ニュー速VIP 死亡】 ◆ (今、銃声がしました) 「……どっちからしましたか?」 (先程まで、私達がいた方向です) そうですか、とそっけない返事を返して、またうつむく照英。 「照英さん……」 「…………」 あの状況ではやむを得なかった。 自分を、同行者を守るためにはしかたなかった。 例えそうだったとしても、照英が川越を負傷させたのは事実……。 その"事実"が、照英の心を縛る。 (僕のやっていることは……正しいのだろうか……) 襲われたから、応戦した。当然のことだ。 だが、それでも。 人を傷つけると言う事は、想像以上に恐ろしい。 ましてや、今までそんな経験のなかった人間が急に経験すれば、ショックも大きいだろう。 (……分からない……何も) 心にかかる影は、さらに、濃くなっていく。 【D-3/1日目・午前】 【801の姐さん@801】 [状態]:健康、深い悲しみ [装備]:グロック17(16/17) [道具]:基本支給品×2、PDA(忍法帖【Lv=00】)、ドクオのPDA(参加者位置探知機能搭載)、出刃包丁@現実 アイスピック@現実、うまい棒@現実、不明支給品×2(801の姐さん視点で役に立ちそうに無い物) [思考・状況] 基本:生き残って同人誌を描く 1:…… 2:照英さん……この気持ちは一体なんだろう? まさか恋? 【照英@ニュー速VIP】 [状態]:健康、使命感、悲しみ、上半身に複数の切り傷 [装備]:金属バット@現実 [道具]:基本支給品×2、PDA(忍法帖【Lv=00】)、首輪×2、麻雀牌@現実、出刃包丁@現実 冷蔵庫とスク水@ニュー速VIP、サーフボード@寺生まれのTさん、不明支給品0~1 [思考・状況] 基本:殺し合う気は無い。皆で生きて帰る 1:自分のやっている事は、正しいのだろうか…… 2:801の姐さんとT-72神を仲直りさせないと…… 3:いざ闘うとなると、やっていける自信がない……けど、やるしかない 【T-72神@軍事】 [状態]:装甲の一部にヘコミ、燃料消費(残り約85%)、カリスマ全開、悲しみ [装備]:125ミリ2A46M滑空砲(0/45)、12.7ミリNSVT重機関銃(0/50) [道具]:基本支給品、PDA(忍法帖【Lv=00】)、煙幕弾@現実×3、親のダイヤの結婚指輪のネックレス@ネトゲ実況 [思考・状況] 基本:人民の敵たるひろゆきを粛清し、殺し合いを粉砕する 1:手に入れた首輪を解析しましょう 2:私は、保護対象を守れなかった…… 3:弾が欲しい…… ※制限により、主砲の威力と装甲の防御力が通常のT-72と同レベルにまで下がっています。 ※制限により、砲弾及び銃弾は没収されました。 ※ドクオのデイパックは801の姐さんが、麦茶ばあちゃんのデイパックは照英がそれぞれ回収しました ※スーパーの鮮魚コーナー作業所から出刃包丁を2本回収しました 801の姐さんと照英が1本ずつ持っています ※801の姐さんの恋心は現時点では一方的なものです ◆ 「ハァ、ハァ……クソッタレガ(はぁ、はぁ……何てことだ)」 血の滴る手を押さえ、苦悶の表情を浮かべるグンマー。 ……噛み千切られた部分は、衣服の一部を裂いて応急処置がなされている。 だが、それでも出血はジワジワと続いている。 「アンニャロー、ヨケイナコトシヤガッテ……(あの男、余計な事を……)」 肩で息をしながら、グンマーは近くの壁に寄り掛かる。 ……例えグンマーと言えど、痛みは感じるのだ。 「ソノウエ、アイツタイシタモンモッテナカッタシ……(その上、あの男は大した装備も持っていなかった……)」 包丁は、一般人からすれば凶器に成り得るのだが……。 グンマーにとっては、ただの貧弱なものでしかなかった。 第一、そのような物を使わねばならないほど、武器には困っていない。 ……武器が何もない、と言うような状況であれば、拾っていたのだろう。 「アシガヨクナッタカトオモエバ、コンドハ、テカヨォ……カンベンシテクレヨ……」 (足が回復したかと思いきや、今度は手、か……これ以上は勘弁してほしいな……) フラフラと、グンマーはまた歩き出す。 ……左手の傷の、まともな手当てが出来る場所を求めて。 【D-3/一日目・午前】 【グンマー@まちBBS】 [状態] 健康、首筋に血を吸われた痕、足負傷(中程度・回復中)、左手指欠損(応急処置済み) [装備] 熱光学迷彩服(所々破れている)@攻殻機動隊、サイガ12(7/8)@現実 [道具] 基本支給品、PDA(忍法帖【Lv=01】)、洗顔クリーム、予備マガジン [思考・状況] 基本 優勝して、村を守る戦士になる 1 指のまともな治療が出来る場所を探す 2 頃合いを見て、戦場に赴く ※チハが喋ることを半信半疑に思っています ※やる夫を自分と同様に成人の儀を受けているグンマー出身者だと思っています No.99 Thank you for... 時系列順 No.101 悲しみの弔鐘はもう―― No.99 Thank you for... 投下順 No.101 悲しみの弔鐘はもう―― No.72:戦争を知らない大人たち 801の姐さん No. [[]] 照英 No. [[]] T-72神 No. [[]] No.75:アクシデントは突然に グンマー No.:[[]] No.94:おしょくじのじかん 川越達也 死亡
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05/05/11 02 00 13 ID mkzd6gmD 『理由』 世界格闘トーナメンかぁ。 強い人間が来るっていうけど、まぁ私に言わせれば大したのは来ないと思うけど。 …ふふっ…でも密かな楽しみもあるけどね。 選手控え室。 私は次の試合に備えて、早めに会場に来ていた。まだ試合まで2時間以上あるし・・・ ちょっと早く来ちゃったかな・・・着ていた服を脱ぎ始めた時、はっとして後ろに振り向いた。 『やっ…何を…!!』 声を出した時にはすでに体は相手に捕まっていた。しまった…油断したわ。 格闘トーナメントでは闇討ちも珍しくはない。過去何人もが試合前に重傷を負っている。 この男、多分私の次の相手だと思う。試合前にやられちゃうのかしら… 男は屈強な腕で私の首に手を回しながら耳元で囁いた。 『大人しくすれば、命は助けてやる』 鼻息を荒くして男は言う。私はゆっくりと頷く。ここは大人しくした方がベストよね・・・。 『次の試合を棄権しろ。女を巻き込みたくはないのでね』 『嫌と言ったら?』 『立てないようになりたいか?それとも犯してやろうか? もっとも俺は女には興味はないがね』 そうかしら?下の方はもう起ちっぱなしだと思うけど。ふふっ…体は正直よね。 ふと、ロッカーの鏡に映った相手の顔…あら、いい男じゃない。けっこう好みなのよね。 『…したいの?ここで…私はいいよ…』 そう、私の参加理由はこれ。こーゆーいい男達を密かに生きがいにしているってわけ。 私の提案に男は意外な顔をしつつ、あっさりと承諾する。 …キスから始めるわけね、ん…チュッっ、レロレロ…ヌチュ… あら、なかなか上手じゃないの…何人もの男を相手にした私が言うんだから、間違いないわ。 あらあらもう乳首にしゃぶりついちゃって。 まったくかわいいわね。 ふふ・・髪を撫でてあげる。 『はぁぁん、ぁんっ』 なんて細かい舌つきなのかしら。…はぁ、おっぱいを揉んでくれるのね。 そうよ、もっと優しく触ってちょうだい。 んんっ…唇を首筋に耳に…くすぐったい。 あんっ、もうオマタに触るのね。 早く中まで触ってよ。…じらさないでぇ。 足指まで舐められたら、濡れちゃうよ…あん… 『はぁ…んんっ…んっ、いやぁ…』 いやなんてうそだけど言った方が燃えるのよね。 触ってあげる…あら、あら、こ~んなに固くなっちゃって、、、。 息が荒くなってる、ふふっ、かわい~い。 舐めちゃおうかな… ペロペロッ…チュッポジュポ…ジュル…ジュボ…おいしい… もぉ…こんなに大きくしないでよぉ…これ以上は裂けちゃいそう… 今度はあなたの番よ…私が顔の上に股がっちゃお。た~っぷり舐めてよねっ。 ジュルッ… 『っはぁ~ん』 そうソコよ、もっと吸い上げてぇ。そう、そんなに強くしたらもう座っていられないよぅ… 『んっんぁ、ぁあ~っあっぃい~っ』 あん…そうよ…クリを弄くって。私、クリが弱いから…。 『ぁああ…やはっ。ぁああ~ぁあっいい~』 もういいわっ、早く入れなさい…わたしのここに…我慢できなくなちゃった… ズブズブスフズプ…ニュプ… 『っっっはぁあぁ!!』 なんて大きいの…私の肉壁を押し入って…メリメリと割って入ってくるぅ …んんっ…う…動いて。 子宮に大きなおちん○んを…当てて… 私の全てを、、、揺らして、導いて… パンパンパンヌチャ…パンパン… 凄い、なんて激しいの?こんなの久しぶりじゃない。もっと突いてぇ~、 私をめちゃめちゃにして~。 『うんっ…あぁっ…ぁはぁっ…あんっあっ』 あぁ~もうダメだわ、いっちゃう… あなたもビクビク波うってるね…いくのね…さぁ、中に巻き散らして…濃い白いあなたの… ふうっ…気持ちよかったぁ。あら、あら、あなたはもう伸びているの? …ふふっそんな状態じゃ次の試合は無理よね。
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※ 2008/2/27あたり現在 作品名 検索ワード 掲載誌 GS美神 極楽大作戦!! 美神 サンデー H2 サンデー LOST+BRAIN サンデー かってに改蔵 かってに改蔵名取羽美 サンデー クナイ伝 サンデー ハヤテのごとく! ハヤテのごとく白皇学院 サンデー らんま1/2 らんま サンデー 機動警察パトレイバー パトレイバー サンデー 金色のガッシュベル 大海恵 サンデー 結界師 結界師 サンデー 犬夜叉 犬夜叉珊瑚 サンデー 絶対可憐チルドレン 絶対可憐チルドレン絶チル サンデー 名探偵コナン コナン灰原哀 サンデー ギャンブルフィッシュ 月夜野由佳 チャンピオン グラップラー刃牙 チャンピオン フルセット! チャンピオン 舞-乙HiME チャンピオン みつどもえ チャンピオン 美味しんぼ 美味しんぼ栗田ゆう子 ビッグコミックスピリッツ BLOODY MONDAY BLOODY MONDAYBLOODY マガジン エア・ギア エア・ギア マガジン キス☆クラ マガジン さよなら絶望先生 絶望先生三珠真夜糸色倫 マガジン スクールランブル スクールランブルスクラン マガジン ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE- ツバサ マガジン 金田一少年の事件簿 金田一少年 マガジン 魔法先生ネギま! ネギま マガジン 涼風 涼風 マガジン ヤンキー君とメガネちゃん ヤンキー君と マガジン GANTZ GANTZ ヤングジャンプ 3×3EYES ヤングマガジン XXXHOLiC ヤングマガジン みなみけ みなみけ ヤングマガジン 複合系 山下たろーくん (県立海空高校野球部員山下たろーくん) (株式会社大山田出版仮編集部員山下たろーくん) (山下たろーくん うみとそらの物語) 上条明峰キャラ(マガジン) ※いちごちゃんの情報求む(チャンピオン)