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Project of 来訪区 世界設定 前提として一部現実世界と共通した歴史・文化を保有している架空世界であり、近未来世界・ディストピア要素を含めた世界観である。 独自進化を遂げているが、飛空艇や高速飛行機構等の技術は辛うじて飛行船が存在する程度である。理由として空域に「神格群の聖域」が存在し、進入不可域が多数存在する事から運搬や大陸への移動等、必要最低限しか活用されない。マナトニクスを利用した機械技術は確立されており、戦争に伴って進歩は促進された。 医療技術はマナ技術・サイボーグ技術の融合に伴い独自進化を遂げており、特に義体化技術、細胞強化機構の確立を為す事が出来た。 概要 物語の始まりは彗天歴(G.D)1796年。 幾多の大戦により様々な文化・歴史が遺物となり、兵器開発に伴い技術の発展が促進されていった時代。 1200年代「汚染変異体:アポストルス」との各大陸規模防衛戦から500年後に生じた強襲大戦「離反国のレクイエム作戦」(G.D 1790年)によって地球規模荒廃問題が深刻化されていた。 各国の文化・宗教などは混在化。国交結合にて連合大陸は増えつつあり、その他の各大陸は本来存在していた文化・宗教を世代に渡って細々と継続している状況であった。 しかし、閉鎖的な国が存在し技術の差異が生じている状況だった。 戦争の名残として存在する大陸を持たぬ国家「海上機械都市:ヌーフ」 が故郷となる世代が新たな種を繁栄させていた頃、アポストルスとの激戦区とされていた禁忌大陸が突如として可視化された。出現するまではデータ上にも認識される事が無く、誰もが侵入する事の出来なかった大陸が理由も無く現れた。 政府はすぐさま厳戒態勢を取る方針を確固とした決断を見せていた。しかし、歴戦の兵士達は未開拓の地に新たな可能性を感じ取っていた。 環境問題の深刻化、廃墟都市の自然帰化、ヒトの住処が減り行く時代こそがこの世界の真実である。 物語の舞台 ‣特装三課 最先端外骨格技術「咢」をオーダーメイドし、少数精鋭にて海上都市部の治安維持と共に公にされる事の無い外部組織の牽制・鎮圧、奇獣対策を兼ねている特別組織。 +ヒューマー以外の種族 閉じる ‣機人種(スクリトゥム) 約550年前のアポストルス攻防戦にて兵器開発の過程で生まれた機械を依代とする人類。 サイボーグと類似点は多いが、機人種独自の難病や差別問題が深刻化しており未だに残る人種差別問題として挙げられている。 受容的傾向が見られた頃、脳神経部・人工内蔵部の活用化が浸透しつつあるが倫理問題や密売問題が浮上している。 生殖機能は存在し、近年に人工内蔵機能の向上に伴いスクリトゥムの身で妊娠・出産が可能となった。大抵は体外胎児を望む者が多い。 ‣亜種(ウルグス) 来訪区に住んでいた住人達を指し、獣の様な特徴を持つ種族。 特徴は個人によって違い、遺伝によって様々な外見を残す事が多い。外見的特徴だけでなく、神格獣特有の潜在力を受け継ぐ「黄泉還り」を秘めた者も少なからず存在する。その正体は月を住処とする神格獣達が生み出した「延命の器」。云わば神格獣が生き永らえる為の生餌に過ぎないらしく、その事から亜種達にとって神格獣は忌避・畏怖の対象である。 来訪区の厳しい環境下から脱する為、現諸国へ「大陸渡り(来訪区と現世界を渡る道筋。一度渡れば二度と来訪区に帰る事は不可能)」を行う者が少なくない。黄泉還り関係なく、神格獣の力を潜在的に持ち合わせている者がごく少数存在する。 アポストルス攻防戦にて人権を獲得していったが、圧倒的に亜種の人数が少なかった事から差別的思想を長きに渡って受けているが人口密度の増加に伴い差別思想は徐々に薄れつつある。長年の歴史から神格獣を崇拝するヒューマー達の思考に合致する事が一切なく、これが発端で消えぬ溝が深まる一方である。 近年、禁忌大陸が来訪区と判明する頃には多くの亜種達が大陸渡りを行う様になった。 「亜種」という言葉は、ヒューマーが造り出した概念そのものであり、これらを差別用語と受け取る者も少なくない。 ‣半亜種(デミス) ウルグスとヒューマー及びヴィクサーとの間に授かれた混血児を指す。 大抵は○○・デミスと呼称される。あくまで対象の種族明確化を目的に浸透された言語で差別的意識は決して無い。 亜種差別全盛期は混血児に対しても差別問題が蔓延っていたが、幾多の衝突もとい組織運動を経てデミスは受け入れられた。 社会的地位を持つ者もいるが、人間社会の中で貧困層の脱却が出来ず狩猟民族として生きる者も少なくない。 ‣ヴィクサー 大戦時の負傷兵の増加に伴う医療不足の深刻化により、不本意ながら発展を遂げた後天的半機人化技術。 機人種同等の身体能力を得る。特殊人工脊髄を背部に連結させ、人体へ「同化」させる事で細胞単位の拒絶反応を経て損失した人体や臓器を人工物へと変換する事が可能。人工免疫の開発により、免疫不全・易感染問題の解決に至った。 バイオノイド型(人工生体搭載型)、ヒューマノイド型(機体搭載型)の2種類が存在し、ヒューマー本来の生活を営むならば前者を選ぶ者が多い。 ‣マナ・ヴィクサー 通常のヴィクサーと違い、万象工学機構「マナニクス」を利用した次世代ヴィクサー。アニムス変換機能も搭載されており、擬術の使用が可能。 独自のエネルギー供給にて半永久的に内部武装を展開する事が可能。機装都市ヴァレンシアにて機密開発された種族で、「二世代目ヴィクサー」として期待されていたが、暴走個体出没の深刻化や兵器転用による多大な被害を及んだ事で開発は中止された。 未だに被験者となった者は少数存在し、ヴィクサー同様に医療支援を受ける事で安全を保障されている。しかしマナニクスの性質上、自己修復機能が搭載されている為治療を受ける必要が無い。 ‣ヴィクサズ 機人種を人工脊髄の形状に改造し、被験者の脊髄を摘出し移植手術を行う「篏合式半機人化技術」を施術する事でヴィクサー化を経た新種族。 但し適合者は非常に少なく、殆どは拒絶反応を引き起こして死亡している。唯一成功例は二名のみで、双方とも12歳の子供だった。 また条件として、人工脊髄となる機人種は「形状変化システムが搭載された特殊ナノマシン型機人種」のみで成長に伴い人工脊髄の形状変化が為されなければならない。 通常のヴィクサーと比べ生身の身体であるが神経系を機人種側が支配する事ができ、人が本来持ち合わせている潜在能力を破格以上に引き出す事が可能。 ‣複命種(イミティオ) 機人種とは違い、生物・有機物的な人工生命体を指す種族で、100年程前から研究されていたが技術的・倫理的問題から実現が遠のいていた。 近年ヴィクサー化が浸透しつつある中、ヒューマーとして機械部位で身体を補助する事を拒む者からの需要で再生医療技術との兼ね合いで研究が進められ実現へと至った経緯がある。イミティオ該当者の中には、戦闘目的が為にマナとの適合率を向上させた生命体も確認されている。 ①機人種同様に遺伝子情報を活用して必要条件を搭載し、ヒューマー同様に誕生される人工生命体 ②機人種が生物学的身体を得る為に脳・脊髄部分以外を巨大培養型装置で製造した身体と適合させる技術 ③マナ・ヴィクサーやヴィクサズ等の適合者が限られている技術の成功率を上げる為、リスクの少ない人工生命体 以下3種類の扱いをイミティオに該当される。 ‣フォリエス ネットワークの情報媒体を行き来し、電子空間に身を置く事が可能な者達を指す。 世界有数であるが為、該当者を見た者は非常に少なく電海支部でも実例は158年生き続ける電海支部局長のエリコのみ。 フォリエスに該当する者達は、いずれも来訪区の「電子庭園」に棲息していると云われているが詳細は不明。 +各用語 閉じる ‣汚染変異体:アポストルス 彗天歴1200年代に突如として「神格群の聖域」の遥か上空より降り落ち、旧大陸アルタロスをを侵略し尽くした怪異生物群。 界忌種、界異とも呼ばれ各大陸の国家が幾度無く殲滅戦を展開していったが、大陸を苗床とし繁殖を繰り返した事で討伐戦は長期化を強いられた。 アポストルス殲滅の決め手となったのは50年後に開発された機人種、救済として顕現した神格獣、そして機人種に宿った神機群雄の善戦によるものだった。 皮肉にもアポストルスの生体細胞による技術的進歩を遂げ、ヴィクサー等の生体組織を利用した科学的技術の確立を担う事となった。 レガトゥスの生き残り、機構島に隠れ潜むアポストルスが時代の傷痕として未だに残り続ける問題となっている。 後年、アポストルスは封じられている「竜」より排出された高濃度汚染マナが「竜」の情報因子を元に様々な外見の生物群を生み出した事が判明した。 アポストルスの細胞が地上に伝播した事で原生生物達に汚染し「奇獣」へと変異を遂げ、世界崩壊因子として人類の脅威になっている。 ‣離反国のレクイエム作戦 7年前、機装都市ヴァレンシアの重臣にして研究機関最高責任者であったコラプサーが謀叛を起こし、軍を率いて都市を占領。 そして各大陸をも根回しに国家凍結を図った事で離反軍の占領行為が進む中、有志によるレジスタンス集団がコラプサー討伐を掲げた大規模作戦。 勢力の差が大きく開いていた事で、ゲリラ作戦を主に機装都市ヴァレンシアに侵攻し、コラプサーの計画を防ぐべく死闘を繰り広げた。 結果、機装都市ヴァレンシアは廃都と化し避難された人々を除き多くの犠牲を生む事となった。 離反軍の殆どはコラプサーの崇拝者であり、人格も彼と共有していたとの噂も絶えず存在する。 大規模作戦であった事でこの作戦の事を皆は「大戦」と呼び、多くの犠牲を招いた災厄として語り継がれている。 この大戦を切っ掛けに世界荒廃化時代の再燃、12組織の結成へと至った。 ‣レジスタンス「国防前線連合:狼鉄御先」 通称:「ロウテツ」と呼ばれている特殊部隊組織。元は傭兵だったザッカードが、機装都市ヴァレンシアを占拠した現状から脱するが為、諸国に潜伏していた戦友や嘗ての強敵達を徴収し結成させた。また対立組織でもあった「有人」と神機群雄が統括した国家連合部隊と共同前線を張り、一大勢力として離反軍と攻防戦を繰り広げた。 結果、コラプサーや離反軍ごとヴァレンシアは消滅。生き残った者達は解散し12組織に在籍する者もいれば元の職務を全うする者、隠居生活を満喫する者と様々である。 ‣レガトゥス 離反軍が大きく関連していたとされる[トルテンタンツ]が機構島にて新たな種族の生誕を目論見、アポストルス細胞をヒューマーと結合させ誕生した危険生体群。 水棲生物に似た特徴を保有しており、驚異的な身体能力を得る代わりに人格崩壊を伴い狂暴性を増す。 離反軍の尖兵として扱われ、幾多の国を滅亡に追いやった元凶でもある。 ロウテツの戦況を揺るがす程、最終現場でも徹底的に苦しめてきた生物兵器。 ‣草食獣 ここでは植物を栄養源とする生物の総称ではなく、植物のみを伐採し根絶させる自動機械の事を差す。 形態は様々で、庭道具に似たものもいくつか散見する。 まるで意志を持っているかの様に邪悪なフォルムで、草木を根絶させるという目的だけで稼働している。 太古に生きる命令のままに今も懸命に働いているのか、それとも誰かが命令を下しているのか。 それは謎のままである。 ‣人工脊髄 機人種開発をヒントに、ヒューマーを機人種化(ヴィクサー)を実施する際に誕生した人体強化機構。 脊髄部に結合し、神経群の再生及び機能強化を図る事が可能で元々は医療目的に開発された技術だったが兵器転用がメインとなった。 ヒューマーでありながら神経補助のみを施している者はあくまでヒューマーの枠であるが、人工脊髄以外の義体部分を搭載した者はヴィクサーのカテゴリに区分される。 ただ全般的に言える事として、機械部位を使用する事で定期的なメンテナンスを必要となり、維持費は馬鹿に出来ない。 ‣多重情報処理脳:スピリット 機人種の脳部に当たる部位で、生命核とも云うべき存在。 人間脳を基礎としたAIに遺伝子情報を組み込む事で自己認識や意識を確立し、クローンとならぬ様に不規則に選別する事で普遍的な人格形成を実施する事が出来る。 ヴィクサーの中でも全身義体、強化義体を実施するが為に生体部分である脳をも機械脳へ転換する者は少なくはない。 これにより、自らがヴィクサーなのかスクリトゥム(機人種)なのか境界線が曖昧となり自己認識の低迷下が現社会の問題となっている。 ごく少数であるが電子世界に潜入する事が可能となる「電海脳」を保有する者も存在し電子世界やマナ、情報世界へと干渉する事が可能。 ‣外骨格装衣 ヒューマーの身で、スクリトゥムと同等レベルの戦闘能力を引き出す為に開発された装着兵器。 外部マナ自動吸収変換機構を搭載しており、その殆どが軍事転用されている。 機人種開発関連企業の殆どが開発協力、マディス連邦国軍やヌーフ在籍の強化義体兵も採用された。 特装三課では試験的な外骨格装衣をナキが管理のもと改良・強化を施している。 また特査三課では適合者が数人存在し専用装衣を検討中。 基本的に防護服としての機能面は期待出来ず、また装甲面を強化した装衣は機動面に劣る為使用する者は少ない。 ‣自律型戦闘用AI「デュナミス」 スクリトゥムと同系列のAIを組み込まれた、小型機械脳を搭載した自律支援兵器。 タカアマハラ工業が開発し、元々は海龍従軍の潜入部隊を支援する為に活用されていたが戦闘経験の他に対人関係の構築に期待し、各部署へ試験的に幾つか配属されている。 高度学習機能が搭載されている為か、交流者や状況によっては「個性」が生まれるとの報告が挙げられている。 AIの稼働時期が比較的新しい事から、大抵は子供の様な振舞いをするデュナミスが多い。 暴走した旧AI兵器による事件が絶えない為、デュナミス実装に伴い世間からは非難的な意見も少なくはない。 ‣人命軍所属諜報機関[トルテンタンツ] 機装都市ヴァレンシアの最高機関とも云われていた、離反軍とも呼ばれている組織。 文化レベルとしては最高峰とも称されていたヴァレンシアの実権を握っており、諜報活動・機密研究・武装開発など都市武力規模の向上に大いに貢献していた。 しかし最高責任者であった人物が首謀者となってヴァレンシアを占領し、民間人を利用したレガトゥスの強制生産や「事象到達計画」による都市次元移動など離反軍は歴史に記される「大災厄」として傷痕を残している。 ‣百手機人神(キビトカミ) 金羊志士である「神機群雄」のデータを元に、Dr.フタバが開発したデュナミスをも凌駕する高知能AI搭載型自律兵器。 故人である彼のみが成功させた技術である為、開発資料は意図的に抹消されている状況下で再現する事は不可能とされている。 キビトカミ自らが判断し、様々な形の機械に変形する事が可能で外部装甲であれば個体差は現れるが、武装形成であれば半永久的に維持する事が出来る。 その特異性を利用され、3体いる内2体はトルテンタンツの兵器として活用されていたが自己判断にて謀叛を起こし行方不明となっていた。 ‣有人 離反軍勃発以前、諸国間で問題化されていた少年兵となる子供達の招集・育成・出兵を管理していた政府非公認組織。 ヌーフ管理局及び旧エルジナ共和国政府組織では要注意組織として扱っていたが、離反軍との対立に伴いロウテツと共同前線を組んだ経緯を持つ。 総責任者もとい社長と名乗る者はフリーの傭兵で、あくまで商売状況の維持を目的に協力を示していた。 離反軍との戦争中、謎の失踪を遂げた為「有人」に所属する少年兵達はロウテツや管理局の管轄にて保護され、それぞれの道に歩んでいった。 総勢41名いた少年兵達は34名生き残り、犠牲となった子供達は有志達の負担で聖教団体管轄の墓地に埋葬された。 ‣突撃艦隊「ユルムンド」 機装都市ヴァレンシア所属の武装艦隊で、殆どは輸送船の護衛や海賊・怪獣の討伐など治安維持に貢献していた。 離反軍の勃発に伴い、民間人の避難活動を行う傍らロウテツと協力し敵兵器の殲滅に死力を尽くした功績を持つ。 大戦終了後は民間人の宿として船を活用し、避難民全ての住処が決まるまで寝床を提供し続けた。 ヴァレンシア最新鋭の技術を搭載しており、ヴィクサーやスクリトゥムの割合が多く武力としてはトルテンタンツに引けを取らない程。 提督がヌーフ管理局の都心二課に就任した事で、船員の殆どは彼女に着いて行く形で従事している。 ‣「事象到達計画」 地平線、境界の彼方に存在するという未開の領域への到達を目論んだ狂信者コラプサーが行った「大災厄」。 云わば異世界への移転を実現させようと長年研究された事柄であったが、現実的ではない話であり元々コラプサー自身も不可能と断言していた。 しかし、経緯は不明だがコラプサーはこれを実現しようと行動に出る事としてトルテンタンツを離反軍と称してヴァレンシアを占領した。 大陸内の神格、神格獣を素材とする事を条件に他領地も取り入れようとするも各国の抵抗やロウテツの活躍もあり、ヴァレンシア一国のみで犠牲を留める事に成功した。 この大災厄から暫く経過した後、来訪区が突如として出現した。関連性は全くの不明である。 ‣タカアマラ工業 拡張義体や自律型兵器など武装兵器の開発を主に行う企業。 各国の武装を所有する組織の大半はこのメーカーには世話になっており、特にナキは幹部クラスの社員とのパイプが存在する為幾度無く様々な兵器開発に関与している。 元々は医療目的での義体開発がメインだった。 (元ネタ:オリン〇ス) ‣精密機業プレフィルド社 義体や人工内蔵部などの緻密な製造が重視される部品を専門とする企業で、各国に工場が設置されている。 子会社を多く所有しており、「部品の医者」と称されている程の大規模企業である。 ヴァレンシア難民の雇用などに大いに貢献した。 (元ネタ:テ〇モ) ‣倭国開発機関ヤソノ 蒸気機関、妖術と機械のハイブリットなど云わば「浪漫」と称される開発品を取り扱う倭国発祥の開発機関。 様々な富裕層や世界有数の傭兵、その手の有名人達が贔屓しているらしい。 (元ネタ:ニ〇ロ) ‣レナトゥカウダ研究社 ヴィクサー技術の確立化を実現させた、人工生体の生みの親とされる企業。 ヌーフの巨大学園区を設立した企業でもあり、鋏角亜門へ大々的に資金提供を行っている。 あくまで民間人向けのヴィクサー技術のみを専門としており、兵器的な開発は断固として行わずタカアマラ工業に全投げしている状況。 (元ネタ:シスメッ〇ス) +各企業の元ネタ詳細 閉じる オリンパス→社名変更前は高千穂製作所でそこから「タカアマハラ工業」 テルモ→プレフィルドシリンジから「精密機業プレフィルド社」 ニプロ→日本製品が由来なのでこっち側解釈で「倭国開発機関ヤソノ」 シスメックス→造語で最後のXが無限て意味なので再生の尾を造語に「レナトゥカウダ研究社」 ‣アニムス 人類、亜種が潜在的に保持しているマナトニクスを活性化させ、超越的な力として放出させる為の高度技術。 意味としては「意志力」と定義されており、由来は使用者の意志に伴い力量が上下される事からである。 戦術・医術・発展術として様々な分野で応用する事ができ、現代では欠かせない技術の代表。 しかしアニムスの酷使により、副作用として刺青状に体表に刻印されてしまう「アニムス刻印症」を罹患してしまう事がある。 軽症としては刺青が浮かび上がるのみだが、重度に陥ると臓器への影響や精神的影響が及ぶ事もある。 精神的影響の例としては、記憶障害・情緒不安定など。脳に症状が及ぶと脳機能障害が生じる例が確認されており、五感欠損の危険性が生じる。 古来より機械とマナの統合は不可能に等しく、機人種やヴィクサーの機械部分のマナ拒絶問題は解決不可能とされている。 その為、機人種は基本的にマナによる治療は不可能と断定されている。その事から敢えてヴィクサー化を拒む者も少なくはない。 咒法 加持祈祷など、宗教上で活用される言葉だが来訪区世界では「神格獣が本来備わっている体内マナを活用し放出される力」を定義とする。 マナと同位存在とも云われている神格獣にとってマナの放出は息を吐く事に等しい行為であり、容易に脅威的な力を発揮する事が出来る。 時折、「黄泉還り」の対象となった亜種も干渉器を活用せずに扱う事ができ、神格獣に近しい破壊力を放つことが可能。 秘術 大半の亜種が干渉器を使用し、マナ変換を経て咒素放出を模倣する技術を指す。古来より伝承された技術であり、アポストルス・レガトゥスへの対抗手段として注目された。 上位奇獣に近しい脅威性を持ち、支配意識の強い民族が過去に多く存在していた事で亜種達は迫害を受けていた。しかし秘術という戦術が人類存亡の鍵となり、長い年月を掛けて亜種が受け入れられる事となる。 擬術 人類側が亜種同様に秘術を使用する為、干渉器の度重なる改良とマナとの干渉力の向上を末に会得した技術。 あくまで秘術の模倣であり、秘術以上の威力を放つ者は非常に少なく強いて言えば補助的役割が主になる。 衛生兵となる者には擬術師が多く、応急処置と共に擬術にて早期治療・早期回復を促す画期的な手段として活用される。 しかし機人種・半機人種(ヴィクサー)への治療に擬術の効力は期待出来ず、その為ヴィクサー化は今後の医療行為手段を考慮する必要がある。 生体保護装置:グリア・カペル 概要 着用者のアニムスを媒体に肉体強度を向上させる個人用の防護装置。装着者の生体部分に密着させ、装置を作動させることにより効果を発揮する。 効果量は装置その物の質や、装着者のアニムスにより左右され一般的に普及されている物よりは軍等に採用されている物の方が高性能である。 形状としては一般向けや所持の容易さから腕輪、首輪という物から、背中を覆い背骨に被さる大型の物まで多様に渡る。 一般用に流通しているものでも決して安価と言うわけではなく、所持率としては高性能PCと同等という感覚で良いだろう。 高額となる要因としては装置その物の強度、そして軽量性の為である。 本装置により戦闘業務者は防護服以外にも身体を保護する事が可能となり、必需品となっている。 ヴィクサーや機人種には効果が薄く、相当量の増幅機能を持つグリア・カペルでないと効果は望めない。 しかしその場合装置その物が大型化しすぎてしまう為、人類や亜人種が主な使用者となる。 +補足:名称の由来 閉じる グリアとはグリア細胞の事を表し、神経細胞に対して。 神経細胞の位置の固定(他の体細胞にとっての結合組織に相当)。 神経栄養因子の合成と分泌。 髄鞘(ミエリン)の構成要素となる。 過剰に放出されたカリウムなどのイオンの再取り込み 神経伝達物質を細胞内に回収することで伝達時間を限定させる。 血管内皮とともに血液脳関門を形成し、フィルタの役割を果たす 上述の作用を持つ細胞の事である。 本来この装置が開発された目的は戦闘被害による苦痛軽減が目的であったが、開発研究を進めるうちに効果は別の形となって表れ 肉体その物の強度を上げる事となった。 カペルはこの装置開発の始祖となった研究者が羊族である事が由来で名に加えられた結果である。 動作と効果 簡潔に説明すれば強度の上昇が最大の特徴であり、本来の目的であった痛覚の軽減は本来の1~2割※を抑える程度となっている。 人体を豆腐に例えた場合、指で強く弾く、ただナイフを置く等のアプローチで欠損してしまうが、グリア・カペルが効果を及ぼしている間はこの豆腐の強度がコンニャクと同等にまで上昇し、上述2つの要因では傷をつける事は難しくなる。 しかし、痛覚や触覚、温感などが遮断されている訳ではないので、衝撃相応の痛みは受ける為、身体的負傷が中傷だとしても痛みによる気絶やショック死は発生する。 また痛覚への知覚軽減はされても、温感への軽減効果は有していないので高低温によるダメージは本来のまま受ける事となる。 激しい戦闘の際に、装置が破損した場合も効果が失われるので注意するように。 ※→肉体強度の上昇や痛覚への緩和効果はアニムスにより左右され画一された効果が見込めない事にも注意が必要である。
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主要人物概要 + 特装三課簡易表 閉じる 人物 役割 備考 ヘリック 管理官・出動班隊長 愛妻家トップ ホオズキ 係員・専属オペレーター 頼れるサポート役 ヤトノ 総務班 冷徹の蛇目 M168 イロハ 整備・特務班 大雑把な若き班長 MJ:ジャガーノート 整備班 相談窓口のオカマ エクト 出動班Ⅰ班 ムショ経験有の問題児 アイオライト 高知能デュナミス 天使の如き天然メイド ホムンクルス 出動班Ⅰ班 ダウナー系の生意気な相棒 タロス 出動班Ⅱ班 加虐嗜好のニコチン中毒 サーベラス 出動班Ⅱ班 ヤク中狂犬 ギュゲース 出動班Ⅲ班 気だるげなネットスランガー シルリア 出動班Ⅲ班 チンピラ気質のお人好し マリィー 出動班Ⅳ班 コミュ障満載の限界スナイパー ヒナギク 出動班Ⅳ班 天真爛漫な厨二病ニンジャ 龍三郎 整備班副班長、戦術教官 「守護世代」の生き証人 イサネ 保護下 三課の妹的存在 カガチ 保護下 蛇目の愛娘 ナキ 整備・特務班 謎のマッドサイエンティスト シルウァ 整備班班長 倭人気質の職人クマ リゼル 整備班 料理好きな人見知り ラディス 整備班 お調子者のキャットボーイ ナンナ 整備班 気配り抜群の若手代表 セツコ 係員 倭人訛りの天然AI少女 ヴァニタス 特務班 温厚な複製体 タギ 特務班 内偵担当の楽観者 ヴト 特務班 野性的思考の狼娘 マルボ 電海支部(臨時特務班所属) 情報戦のエキスパートおじさん メーラ 保護下 片想い中の双子姉 ライラ 保護下 悪戯好きの双子妹 ブリアレース メーラの人工脊髄 父親面の兵器 コットス ライラの人工脊髄 ヤンキー気質な兵器 + 特査三課簡易表 閉じる ザッカード 隊長 親バカ楽観者 セレラド 調査員 穏やかな機人兵 エレウ 副隊長 頭上の死神 椿 医療員 剛力の元看護士 ホライズ 調査員 冷静沈着な修行中スナイパー ガブリエラ 調査員 マイペースな快楽主義姉 ラファエラ 調査員 苦労人枠の脳筋妹 バルバロゥ 工作員 爆弾恐怖症の爆撃兵 コノエ 記録員 糸目の高度マナ保持者 ナターシャ 偵察員 寡黙な近接戦闘兵 + 警備会社簡易表 閉じる リンガルス 代表取締役 元公安4課の権威 蠍(エクチュワ) 業務管理部長 カカオ好きの狂信者 エールプティオ 事務局員 善性を備えたコラプサー複製体 キョウカ 事務局員 気紛れな倭ノ國訛りの女侍 イズナ お茶係 蠍を慕う天真爛漫カワウソ少女 レッドホーク 支援型デュナミス 赤鷹型の準高知能AI マーゲリック 隊長 陽気な歴戦の戦士 トリシャ 副隊長 若き合理主義者 ドミニウス 守衛員 誠実な鉄血者 ジュリア 諜報員 情報操作のエキスパート シラフカ 戦闘員 荒事専門のサメ少女 シャルナ 戦闘員 一撃必殺の豪傑 + 騎士四課簡易表 閉じる エヴェリンサ 団長 生真面目な若き女騎士 テレジア 副団長 伝説級の機人メイド マツバ 団員 寡黙な妖刀使い タイザ 団員 陽気な擬術使い ファル 団員 月狼纏いの破壊屋 エドワード 団員 能天気な廃棄機人種 キウィノ 団員 騎士団のまとめ役 ウモレ 団員 神経質な後ろ盾 ゲッツ 団員 鉄腕の強盗騎士 + 天秤の操り手簡易表 閉じる Dr.ケント 総責任者兼会長 不器用な人情派研究者 フィオーラ 受付嬢 万能型な会長の右腕 スリー 事務手伝い 「グリーマー」初の適合者 ユグドル スリーの別人格 自然祖の神格 ユーカ 用心棒 好奇心旺盛な結婚願望高度姉 リプタ 用心棒 武を探求するステゴロ弟 フィノソマ 第5研究室長 臆病な眼鏡蜥蜴 ジェス 生物部門研究者 ネジがブッ飛んだ破天荒躁オタク + 紅い黒土簡易表 閉じる ナルク 武器商人兼筆頭 紅き死の商人 面隠鳥 武装エージェント 人命軍の離反者 アマレダ 地下闘拳士 亡国の復讐者 バラム 便利屋 真意不明の虚言狼少女 レイラ 違法薬剤師 国賊級の麻薬売人 シミラ 無法傭兵 剛健寡黙の皮肉屋メイド ユメノ 深層情報屋 情報世界の干渉者 スズナ 暗殺者 悲運な卑屈カラス ラムカ 二重工作員 遠征諜報課の暗躍者 カルセ 密輸業者 肉塊の管理者 サフル ハッカー 継接ぎの電海探索者 + ザニア簡易表 閉じる ガルム 管理官 赤髪の戦闘民族 アルミラ エージェント 角持ちの歌好き兎少女 フェガリ 戦闘要員 好奇心旺盛な脳筋兎 リアン エージェント 博打打ちなエクトの妹 鳥兜 エージェント やたら暑苦しい元暗殺者 グラティ ヒューミント ポジティブ思考の黒豹隠密者 グレト 秘書 ダウナー系内弁慶な引きこもり 特装三課 特査三課 騎士四課 武装諜報機関:ザニア 奇獣保護連盟所属民間警備会社:オフィキス 対上位者対策特別チーム:イタコ連合 紅い黒土 + 公安四課 閉じる アセナ 性別:女 年齢:32 身長:167㎝ 好きなもの:愛銃のメンテナンス、ツーリング、愛犬 嫌いなもの:軟弱者、騒音 種族:ルプス・ウルグス 出身:来訪区 所属:公安四課-戦術教官 一人称:私 二人称:貴様 「私の種族は只でさえ少ない、だからこそ貴重な繋がりを欲してしまうかもね。」 「ヴト、お前聞いたぞ。二輪装甲車を購入したらしいな。私も私用のバイクだが色々拘っていてな・・・良かったら私t・・・待て何故逃げる!」 人物: 管理局公安四課の古株一角で、嘗てロウテツと肩を並べ離反軍と対峙した守護世代の一人。現在は戦術教官を担当する。銀髪の儚げな容姿を思わせる女性だが顔に似合わぬ筋肉質な体型で、数々の古傷が幾多の戦場を潜り抜けた事を感じさせる。規律正しい軍服に短丈の皮ジャンを羽織り、咒素煙草を吸っている事が多い。戦闘では二丁拳銃を使い近接戦を得意とし、単騎奮戦で主力を潰すトリガーハッピー気質な一面も見られる。 物事をハッキリさせる性格で分け隔てなく関わりを持ち、男女関係なくボディタッチがやけに多い。生まれて間もなく港町で成人するまで外を知らぬまま育ったせいか、世間知らずな一面を時折見せる事がある(即席麺を知らなかったエピソードなど)。一度局内の大浴場で間違えて男湯に入った事があるが、寧ろ男性陣が飛び出ていき一時騒動となった事も。公安四課時代の龍三郎が直属の上司だった為、時々指南を依頼する事がある。 元々は来訪区で生まれたが、マーナガルム顕現騒動に巻き込まれる事を恐れた両親が大陸へと逃げ延び放浪しながら生きていた。その後フォルトゥナ州で酒屋を営む両親の元、地元の住人達に支えられ管理局職員まで就任する事が出来た。元々は平穏に生きる群れの中にいたが、大陸渡り後は一度も関わっていない事から「一族を見捨てた」事に罪悪感を心の内に秘めている。 大戦後、新たな兵士の育成を任され各部署の戦術教官を兼ねて治安維持任務に従事している。異性関係の片鱗も無く、両親から良い人はいないか度々聞かれるのが最近の悩み。 + 使用武器 閉じる ‣オオグチカミ、マカミ ヤソカミノ大陸で崇拝されている上位奇獣「大口ノ主」の咒核を咒素干渉器として活用した双銃器。 大戦時、違法改造を目論んだトルテンタンツに捕縛されるも公安四課に救出されエルジナ共和国防衛戦では避難途中だった民間人を死守し絶命した。 死に際に「我を武器とし、未来へ死守せよ。」と言い残し、その意志を倭国開発機関ヤソノの兵器職人ネーギル氏が受け止め戦争中に開発された経緯を持つ。 大口ノ主の闘争本能が使用者に影響を及ぼすらしく、ある程度の制御が必要なため秘術の使用に長けたアセナにしか取り扱う事が出来ない。 マナを収束しエネルギー弾として発泡する事は可能だが、体内咒素の低下を防ぐ仕様として実弾装填の機能も搭載されている。 + 身体総合分析 閉じる 【物理強度】高度 【機動力】俊敏 【生理的耐性】高度 【戦術判断】卓越 【マナトニクス適性】秘術適性有り 【神格影響度】感受性高度の為注意必要 既往歴:左耳欠損、外傷多岐に渡る為省略 アセナは生まれて間もなく大陸渡りをした一人で、来訪区の事を全く知らない女性だ。 その為、両親の様な来訪区訛りも文化意識も強くは見られない。しかし、少なからず差別的な扱いを受けた事はあっただろう。 両親は健在で、情報提供された中で彼女は「マーナガルム血統」の可能性があるとの事。 科学的・咒学的な根拠は確認出来なかったが、他のルプス族で「太刀の悪い奴」に出くわさなければと思うが、大きな不安点の一つである。 正直、所持している二丁拳銃も危険因子の一つである為没収した方が良いが・・・何せ今では無くてはならない相棒になってしまった。奪い取るなんて絶対にできない。 管理局で亜種差別意識のある者は少なくなかったが、当時は幾多も衝突し龍三郎さんが何回か尻拭いしていた。今では笑い話だ。 他のルプス族と仲良くしたいらしいが、ヴトは彼女を煙たがり・・・騎士四課に関してはマーナガルム血統そのものだ!なるべく会わせたくない存在だ。 とにかく!同族交流と称して強引に関わるのは止してくださいね! この記録は公開設定になっているのは承知の上です!どう警告しても自覚は無いですからね! コメント:亜種の検診は億劫だよ、たまに破格的な細胞データを確認するもん。全部上層部に丸投げするね。------Dr.ラクタム + 環境均化団体:天秤の操り手 閉じる Dr.ケント・フタバ 性別:男 年齢:47 種族:ヒューマー 出身:マディス連邦フォルトゥナ州 所属:総責任者 普段より表舞台には現れない組織のトップ。通称「会長」 荒廃化する環境の再生を目的に、自らの人生を捧げる不器用な研究者。 「離反国のレクイエム作戦」当時、後天的機人種の発案者「Dr.マグル・フタバ」が失脚後に暴走した機人種に殺害された事で容疑者として一時捕縛を受けた過去を持つ。 露骨に表に出さないが戦闘用に開発された機人種を毛嫌いしており、緑化の為ならば手段を選ばず人体実験を行う一面がある。 新世代の人工生命体「緑命種(グリーマー)」の誕生を目論んだ「緑化計画(グリム・グリーニング)」の実施を図ったが派閥問題と被検体暴走の他、彼自身の立場を揺るがす行為を物ともせず実行に至る無法者の一掃に伴い計画を凍結した経緯を持つ。 厳格で仏頂面の印象が強い人物だが、親密の深い部下からは「オヤジ」と呼ばれている。 マグルの親戚に当たる人物だが、彼が幼少期の頃から非常に可愛がっており彼の死がキッカケで戦闘用の機人種・ヴィクサーに憎悪を抱える様になった。 不器用さゆえ故か彼の実娘のイサネには葬儀以降一度も会っておらず、生活資金に短文の手紙を添える程度の交流しか図っていない。 フィオーラ 性別:女 年齢:不詳 種族:ヒューマー 出身:ヌーフ 所属:受付嬢 実質的な組織のナンバーツー。 だが普段は本部の受付嬢として振る舞っている。 周囲に鋼鉄と言わしめる程に堅苦しい性格をしており、型に隙間無く基本的に無駄な時間を良しとしない。 その実は経理・雑務・運営を一人でこなすスーパーウーマンで、とある事情から表舞台に立てないアストライアのトップを補佐している。 スレンダー体型なのをいたく気にしており、自家栽培のキャベツと牛乳で食事を済ませる日々だが、いまいち効果が無い。 槍術に長けているほか、"ザックームの蔓"という寄生植物を体に宿しており、植物を種から一挙に生長させる事ができる。 環境保護に覿面な能力に見えるが、自然の力のみで環境を全うな状態に戻す以外の事をよしとせず、必ず保護地域にあったと思われる植物の芽を植えるのみで事を済ませている。 セツコとは顔見知り以上の仲で、他に依頼を飛ばすのが難しい任務などを依頼しており、互いに立ち位置や性格などは違うが良好な関係を築いている。 花の甘い香りを交えるその美貌に惹かれ幾多の男性をも虜にするが、自分の人生は自然に帰したとし軒なむ誘惑を撥ね除けている。 ケント会長の事は自らの窮地を幾度無く救われた恩を強く感じており、彼の研究を最大限に手助けしたいと考えている。 スリー 性別:女 年齢:不詳 種族:グリーマー 出身:自然帰化指定区域:第Ⅶ研究施設内部 所属:事務手伝い 青白い肌に、いつも空咳を鳴らしている不健康そうな女性。 くすんだ金髪に美しい碧眼を持ち、その長身痩躯をいつもローブの中にしまっている。 「緑化計画(グリム・グリーニング)」によって生み出された人工生命体で、生身と機械で作られた体に植物を宿す極めて特異な女性。 実年齢は不明だが、外見に反して達観した死生観を持つ。 緑化計画は元々、人間の頭脳・機械の精度・植物の生命力を三位一体として惑星の再生を目的として掲げられた一大計画である。 その被検体にして実行部隊であり、最期の生き残りが"三番目"に作られた彼女である。 計画が破綻した今、彼女が何を目的としているかは本人にしか知り得ぬ事である。 ‣「ユグドル」 彼女の中に存在する意識体の様なもので、バイタル状態の管理も兼ねていた。 しかし度重なる実験や戦闘行為の強制指示などのストレスにより、独立した人格が形成された経緯を持つ。 彼女とは似ても似つかない性格をしており、とても高慢で刺々しい口調を炸裂させる。 表に出す事は無いが、自らの存在がスリーへの負担になっている事は自覚している。 この意識体の正体は、嘗て自然崇拝から形成化を施され大自然の祖の一部として君臨した神格「アーバー」の一人。 荒廃した自然環境で消滅しかけてたが、被験者だったスリーに適合された植物の種こそ彼女の命そのものだった。 この意識体自身の願いは、宿主のスリーが自立して生きていける事と自らの消滅である。 ユーカ 性別:女 年齢:17 種族:ヒューマー 出身:メルゴール大陸:廃墟砂漠地「スクワレ」 所属:用心棒 嘗て大規模な都市国家が存在していた廃墟を拠点とする、狩猟民族「ナガバ」の少女。 10歳程の時に違法機人種の集団に拉致され奴隷売買に利用された過去を持ち、現地調査で赴いていたDr.ケント率いるエージェントらに救出された過去を持つ。 傭兵界隈では恐れられている民族兵の血を濃く受け継ぐ姉弟は、長年の訓練を受け「修行の一環」として組織の用心棒となった。 褐色肌に茶髪、派手な装飾を身に着け一際目立つ格好を好む。好戦的かつ甘えたがりな性格で、年相応に流行り物に手を出す事が多い。 一族の存続に使命感を感じており、自分より強くてハンサムな男性を探している。 一度イロハに迫ったが女性である事を知りショックを受けた過去を持つ。 リプタ 性別:男 年齢:16 種族:ヒューマー 出身:メルゴール大陸:廃墟砂漠地「スクワレ」 所属:用心棒 ユーカの弟で、若くして鋼の様な肉体を持つ好青年。 恋人探しをする姉とは相反して、異性関係には無頓着でひたすら武を極める事にしか興味を示さない。 冷静沈着で年の割に落ち着いた雰囲気を示す、自由奔放な姉の世話役。 姉と同格の戦闘力だが、ククリナイフや槍を使用する姉とは違い籠手と具足を装着し違法機人種や兵器に物ともせず粉砕する実力を持つ。 「ナカバ」独自が所有する戦闘秘術「咎縫い」を会得しており、セーブを外して全力で戦う事が可能。 フィオーラにさえ靡かないほど異性に無頓着な為、姉や職員達・Dr.ケントにも心配される程である。 フィノソマ 性別:男 年齢:26 種族:ディノサ・ウルクズ 出身:来訪区 所属:第5研究室長 来訪区の大規模湿地帯地区に住んでいた「鱗の民」の一人で、故郷を捨てる形で亡命した人物。 「黄泉還り」の一人で、その影響でリザードマンとも云うべき外見をしている。 「絶命竜士シアッチ」の潜在能力と使命を抱えており、これが一族から畏怖された原因だった事から恐怖と憎悪を抱える。 外見とは裏腹に知識欲が高く、生態調査や緑化活動に積極的で植林活動から自然破壊行為の削減に対しても努力を重ねている。 臆病者で争いを好まず、恐ろしい外見をどうにかしたいという本人の希望からDr.ケントがオーダーメイドで眼鏡をプレゼントした。 亜種職業訓練施設で彼独自の研究レポートを視察に赴いていたフィオーラの目に留まり、約一年の短期間で室長まで昇り詰めた経歴を持つ。 研究に没頭したいが、スリーや用心棒姉弟に何かしら妨害される日々を送っている。 ジェス・カジミール 性別:女性 年齢:20代前半と豪語 所属:生物学研究家 種族:多分ヒューマー 出身:不明 所属:生物研究家 好きな物:昆虫・爬虫類全般、可愛い女の子、エナジードリンク 嫌いな物:イケメン、肉類 趣味:アニマルムービー鑑賞 概要: 比較的真面目な人間の多いアストライアにおける問題児の一人。 フィオーラ曰く「動の方」で、とにかく忙しない。 ウェーブがかったボブカットに眼鏡を掛けた女性で、いつもくだけた態度。 三白眼の下にはクマが浮いており、血色の悪さから来る青白い肌がいかにもといった学者肌。 理屈はアストライア内でも秘匿中の秘匿とされるが、虫を操る事ができる。 フィオーラと同じ禁忌を宿しているのでは無いかと噂されているが、本人は否定している。 見た目に反してフィールドワークを好み、有事の際は手ずから外敵の排除に赴くことも。 とりわけ毒虫を好み、相手に会わせて群体と大型の虫とを自在に操る変幻自在な戦闘をこなす。 ……が、行き過ぎた好奇心ゆえに注意力散漫で、大事な詰めを誤ったりする。 生物学者としては非常に優秀なのだが、常識のネジ穴はもともと無いらしく、破天荒な振る舞いの目立つ躁オタク。 サブカルチャーに傾倒しており、スラングなどを用いて喋る。人に対する呼び名もかなり独自性が強い。 趣味からかセツコとはそれなりに仲が良く、休みの日に泊まり込みでゲームなどに興じている様だ。 フィオーラにはたいそう煙たがられているが、全く気にしていない。 とは言っても本気で嫌われている訳ではなく、本人は「フィオたん」という呼び名と奇抜な趣味さえ改めれば比較的まともだと言われている。 + セルケト「亜門八課」 閉じる Dr.ラクタム・ペニシタス 性別:男性 年齢:29歳 身長:175㎝ 好きなの:スイーツ、可愛くて甘い食べ物 嫌いなの:検診に引っかかる患者、言う事聞かない患者 種族:ヒューマー 出身:貧民街モレグ 所属:セルケト派遣医療団「SDM」検診医担当 人物: 海上都市ヌーフに在住する民間人全体の健康保持増進を目的に設立された団体に所属する検診医。無精髭に顔の濃い造形、小奇麗にしていれば雑誌に載っていてもおかしくない外見をしている。 貧民街での生活を脱するが為に敵性組織に滞在し、立場を追われた際に極東に住む亜種の一族に救われた過去を持ち彼らに偏見を全く持たぬ人物。 傭兵として転々としていたが、当時軍医であったセルケト学院長グレイ氏に拾われ幼少期の夢だった医者を志すキッカケが生まれた。 大戦時にはエイルと共に軍医として野戦病院を設立。多くの負傷者を救い、この際に機人・半機人治療術をも会得した。 大戦後は擬術の乱用で中毒性疾患を発症した患者達の治療法確立、マナトニクス活用による機人・半機人種を対象とした人工細胞素体の研究に貢献した等の功績がある。 堅実ではあるが自らが関心を持たぬ事柄に対しては非常に面倒臭がりで、上記の研究も大半は彼が提案した箇所であるが興味が無いため権限を後輩へ譲渡した。 定時で帰れる、必要最低限のカルテ記入と報告書提出で済む検診医は彼にとって天職らしい。 現在は12組織に在籍する職員を担当となっており、一日に決まった定員数の検診を部署ごとに実施している。その為、再検査対象や問題児に対して嫌悪感を抱く。 三課や四課の者達に苦言を呈する人物と言えばこのお医者さん。 サルファ・ドミアンホルス 性別:女性 年齢:24歳 身長:182㎝ 好きなの:卵、鶏料理、先生 嫌いなの:とにかく寒い事全般 種族:アングイス・ウルグス 出身:ヤソノカミ大陸「黒淵大国」 所属:セルケト派遣医療団「SDM」看護師 人物: 蛇と思わせる長い舌、透き通る青緑色の鱗肌、金色の眼光を持つ長身女性。外見とは裏腹に礼儀正しくラクタムの代理で報告書を作成する程頼れる看護師。 尻尾はひんやりとしており、良く子供達に触られる事が多く割と敏感の為苦労している。 基本的に落ち着いているが、健康に関しては神経質で自作の健康料理を良く振舞うがあくまで「栄養分重視」の為、屈強な部隊でも気が滅入る程。 元々は黒淵大国の原住民だったが組織に追われ流れ着いたラクタムを看病し復帰まで支え、次第に彼へ好意を持ったらしい。 傭兵→軍医と成り上がった彼の噂を聞き、慣れぬ地に単身飛び込み猛勉強の末今に至る。二人の関係はどの部署からも「公認」であり、いつ結ばれるかと時々急かされる事がある。 原住民育ちの為、弓術に長ける上に何故か絞め技が恐ろしく強い。 ストレプス・マスカット 性別:女性 年齢:19歳 身長:151㎝ 好きなの:メカ全般、複雑機構鑑賞 嫌いなの:パリピ 種族:ヒューマー 出身:海上都市ヌーフ 所属:セルケト派遣医療団「SDM」研修医 人物: 研修医の一環としてラクタムの補佐として検診業務に励む医師見習いの少女。父であるグレイ氏の寵愛を受けて育ってきた為、世間知らずな一面が見られる。 人見知りな性格で、何故か機人種や半機人種相手であれば大丈夫らしい。その為か機械部位メンテナンスを主に従事している。 学院長を務める父親を尊敬しているが、一人娘という重圧に悩む日々を送っている。グレイ氏は特に継いで欲しい気持ちは無く、好きな事をして生きて欲しいのと場合によっては学院長を継ぐ者は内心決めてはいるらしい。 機人種・半機人種の対象患者は大抵彼女の世話になるだろう。最近はナキと共にメーラとライラの身体分析に没頭している。 + 電海支部メァ・エレクトロ 閉じる カルペディエム:168号 性別:男 年齢:不詳 身長:168㎝ 好きなもの:自らが関わらなかった知識 嫌いなもの:オリジナル 種族:スクリトゥム 出身:機装都市ヴァレンシア 所属:電海支部-近衛兵 一人称:私 二人称:貴方 「ここでの仕事も、少しは慣れた様です。要人警護ばかりで退屈ですが。」 「書物は紙の方が好きです。非効率ですが手に取って知識を得ている様な感覚が癖になります。」 人物: コラプサーの複数人格体の一部であるが、能力値等が基準よりも低迷である事から早い段階で廃棄されていた経緯を持つ。 ヴァニタスと同様に温厚な性格で、他複製体に劣等感を感じながらも自らの立ち位置に満足している様子。 廃棄され路頭を迷っていた頃、辺鄙な村の住人達に救われた経緯から大戦時は傭兵として防衛戦に参加していた。 その功績から電海支部の近衛兵として採用されている。就任してからは様々な物事に関心を示している。 元は168号と呼称されていたが、エリコ上官に「今この瞬間を楽しめ」の意を込めて「カルペディエム」という名称を貰い受けた。 特装三課とは時折交流しており、同士とはお互いに信頼を置いている。 + 使用武器 閉じる ‣「多目的用戦盾:クルセイダー」 タカアマラ工業が開発した、汎用性に特化されたライオットシールド。 ヴァニタスの使用するゴリアテの量産型仕様であり、隠し軍刀と拳銃二丁を装着させている。 多少重量面に問題があり機能面を犠牲にしているが、カルペの腕力では充分であり軽々と扱う事が可能。普段は背中に装着させている。 銃弾や斬撃であれば容易に防ぐ事は勿論、アニムスや榴弾の爆破等も防ぐ事が可能。要人守護を目的とした設計である。 + 身体総合分析 閉じる 【物理強度】高度 【機動力】標準 【生理的耐性】標準 【戦術判断】標準 【機体受容度】良好 【マナトニクス適性】低度 【採用義体】S-168式V16 既往歴:人格汚染症候群(複製生誕者に生じる疾患で、オリジナルとは掛け離れた性格・思考・精神など様々な要因がギャップとなり、アイデンティティ喪失の危機を無意識に汲み取ってしまう。これが増悪すると精神症状が増悪する事がある。)、アニムス低迷症 最近、彼は知識を得る事に意味を見出している。 失った何かを求めているのか、少しばかり貪欲な姿勢も見受けられる。 彼はどうやってこの怒りを鎮めているのだろうか。 コメント:数多くいる複製体の中で、カルペ君は戦闘向きでは無かったでしょうね。話せば理解しますよ。---ヴァニタス + 株式会社金角コーポレーション 閉じる デシグラ・ナノダス 性別:男 年齢:28 身長:169㎝ 好きなもの:インスタントコーヒー、深夜帯の食事、清潔 嫌いなもの:決められた勤務時間、汚物 種族:ヴィクサー 出身:マディス連邦オッソリナ州 所属:コーポレーション社員-辺境地帯担当トランスポーター 一人称:俺 二人称:お前 「あーくそ、装輪車がまた壊れた!」 「低収入生活の唯一の楽しみは絶景でのコーヒーか・・・ってアホ犬!お前はまず水浴びしてこい!くせぇんだよ!」 人物: 大戦時、マディス連邦国防軍精鋭部隊に準じていた数少ない生存者。退役後は職を転々としていたが「ヴィクサー保険」を無償で保障される理由からコーポレーションへ就職し、現在に至る。元々は配送物資の振り分け、情報伝達の担当を希望していたが元兵士である事から辺境トランスポーターを任されてしまう。性格は面倒臭がりで潔癖症、現実主義な一面も持ち大戦を経た事で能天気に人生を送りたいと切に願っている。様々な大陸を渡り物資の運送を行う中、依頼者から感謝される日々に遣り甲斐を見出している途中らしい。 運送の道中、物資の内容が奇獣の死骸から採取した素材である事が多く、他奇獣に狙われる事ある。その為オペレーター援護の元、護衛役とバディを組み襲撃に備えつつ物資運送を行っている。装甲二輪車、運送用車両(山岳地帯移動用車)を活用する事があり機械関連の知識も備わっている。 喫煙者であるがバディから不評を受け電子煙草を代用している。 服を前後逆に着る癖があり、どんなに指摘されても直る事は無い。マイブームは宇宙背景のネコTシャツ。同僚達には不評。 + 身体総合分析 閉じる 【物理強度】標準 【機動力】高度 【生理的耐性】高度 【戦術判断】低度 【機体受容度】良好 【マナトニクス適性】リアクター制御下にて良好 【ヴィクサー度】37.3% 【採用義体】V-38式L9 既往歴:両下肢切断(爆破による両下肢損傷)によるヴィクサー化手術 ヴァレンシア帝都攻略戦では公安4課の極秘潜入に協力し、命令違反にも関わらずリンガルス氏の作戦に準じた人物。 その事から国防軍から退役せざるを得なかった経緯もあり、職を転々としていた時期に彼の紹介でコーポレーションへ就任した。 対奇獣武器の扱いも元兵士の為か手慣れた様子で、決して臆する事は無い。 その反面、信心深い人物でディエア教に入信し各地の教会に赴く事も楽しみにしている様だ。 バディの亜種とは衝突する事が多いが、何とか上手くやっているらしい。 ジャーマン 性別:男 年齢:19 身長:179㎝ 好きなもの:炭火焼き、乳製品 嫌いなもの:特に無い 種族:カニス・ウルグス 出身:来訪区 所属:コーポレーション社員-辺境地帯担当トランスポーター 一人称:オレ 二人称:オメー 「奇獣マタギの実力見せてやんぞ!なぁデシ銃どこにしまったっけ??????」 「は?おいデシ!何でオレのコーヒーに砂糖入れてねぇんだよ!!!ミルクだけじゃ意味ねぇの!!!」 人物: 大戦後に大陸渡りを行った亜種達の一人で、多くの家族を養う為に新天地を目指し移住を決意した青年。箱街で乱闘事件を起こし管理局に保護され、それを見かねたマーク社長に拾われ把握せぬままデシグラのバディを組まされた。 運送の主力を行うデシグラのサポート役として奇獣討伐を請け負いデシグラと物資を死守する日々を送る。辺境地に渡る日々から家族と会う時間は激減したが、奇獣討伐に伴う追加報酬があり家族12人を養うだけの収入を得ている。 まさに犬らしい振る舞いを行い、単純かつ明るい性格をしている。デシグラからは「アホ犬」と呼ばれる事も少なくない。 一回り年の離れたデシグラに対し敬語を使う事は一切なく、神格獣を信仰している彼に対し疑問を感じていたが来訪区以外の神格獣を目の当たりにし考え方を改めつつある。というより些細な事で喧嘩する事が多く大抵はジャーマンが発端である。 + 使用武器 閉じる ‣叉鬼大刀「クビトリ」 先祖代々一族の象徴として引き継がれている狩猟刀。 狩猟を生業とする亜種達にとって伝統的な刀剣の内の一つで、その柄や装飾品を見る事で一族の名声を確認する事が出来るという。 トランスポーター就任時、父より譲り受けた物。狩猟刀を持つ亜種は減少傾向である事から希少価値は高い。 奇獣を斬る度に刀身に濃縮マナが染み着き、赤黒いオーラを放つが使用者に影響を及ぼす事は無いらしい。 + 身体総合分析 閉じる 【物理強度】高度 【機動力】俊敏 【生理的耐性】高度 【戦術判断】低度 【マナトニクス適性】秘術適性有り 【神格影響度】身体的影響はなし。 既往歴:右目欠損(奇獣討伐時の裂傷) カニス族はルプス族に劣らず戦闘力が高く、奇獣の狩猟を生業としている民族で一番の特徴は他民族との交流を大切にしている点がある。 しかし来訪区の環境激減に伴い、家族揃って大陸渡りを経たと彼は語る。 飢えから脱したいという一心で大陸を渡り家族を守る為強く警戒心を募らせていたが、デシグラと出会ってからは彼本来の性格が戻っていると思われる。 カニス族はルプス族と誤認される事があり、レプス族に殺害されるケースがあるのだという。他民族の抗争を嫌う彼は、亜種差別を受ける事に憂いを示すが自らを受け入れてくれたデシグラに死んだ兄の面影を感じている。 しかし彼の様に辛気臭い人物では無かったらしい。 累李・秘麗院 性別:女 年齢:30代 身長:154㎝ 種族:ヴィクサー 出身:ヤソノカミ大陸-黒淵大国 所属:コーポレーション社員-辺境地帯担当トランスポーター 好きなもの:コーヒー、タバコ、カフェインが含まれている経口投与品全般、可愛い女の子 嫌いなもの:胃もたれしやすい食べ物 一人称:私 二人称:あんた 「クビトリだなんて物騒な名前の刀だねえ・・・ん?この刀の名前?ノーコメントで。」 「なぁアイコスってどうなの?いやそのぉ、煙草よりは良いかなって思ったけ・・・え?臭いの?じゃあいいや。」 概要: 黒淵大国内部抗争が全盛期の時代、対草食獣及び違法機人種討伐用武装「電磁アニムス化機構」を搭載した咒刀を携え倭国マフィア「赤斑組」の無力化に貢献した女性。 出生は明確に判明しておらず、黒淵大国の下級都市で育った事のみ分かっている。 追手から逃れる形で傭兵業に勤しみ、大戦を生き残ってからはデシグラ同様に素体維持費の保証目的にコーポレーションに就任する。 常に鎮静剤を投与したかの様なローテンションな人物で、普段から食事を殆ど摂取せずコーヒー、タバコのみ摂取する日も少なくない。 最近は任務時に配給される簡易流動栄養剤を気に入っており、手軽に人並みの栄養確保が出来ると喜んでいる始末。 抜刀術の使い手で、集団戦に対し苦手意識はあるが相手の動作を読み取り先手を討つ戦術を非常に得意とする。 現在は各辺境地帯へ転々とする毎日にウンザリしているが、心なしか倦怠感が以前よりマシになったらしい。 デシグラとは傭兵時代の知り合いであり、たまに煙草休憩時に会えば社長の悪口を言ったりしている。 可愛い女の子が大好きであり、相棒のクィールを我が子の様に愛でている。 + 使用武器 閉じる ‣電磁哭刀「尽鳴」 元々は社会問題となっていた草食獣と違法機人種の討伐用に開発されたヤソノオーダーのアニムス変換式抜刀剣。 通常通りの刀としての運用も申し分なく、アニムス施行時は雷鳴の如く瞬撃の一刀を放つ事が出来るが今の所は累李のみが可能とされる。 妨害装置としても活躍する事ができ、機械関連をショートさせる事も容易いがオーバーヒートしやすい刀身で、扱いには困難を極める。 その為、この咒刀を使用している者は「大層な物好き」以外はあり得ない代物。 一見は洒落た鞘をした派手な青黒の抜刀剣。 + 身体総合分析 閉じる 【物理強度】標準 【機動力】卓越 【生理的耐性】標準 【戦術判断】優秀 【マナトニクス適性】高度 既往歴:過度のストレスに伴う神経障害及び視力低下(ヴィクサー化に伴い治癒済) 倭國以外ではあまり知られていないが、「抗争を止めた女」として有名らしく本人さえも何を切っ掛けなのか分からないらしい。 本人にとってはそれよりも行きつけのおでん屋の店主が赤斑組の構成員にイチャモンを付けられた挙句、大怪我を負わされたらしい。 普段より食事は殆ど取らない彼女でも、珍しく食す憩いの場を壊された事で赤斑組が表舞台に出てこない様徹底的に痛めつけた噂がある。 部署担当の都合上、ヌーフに立ち寄る事が多く三課支部に遊びに来る事もある。 案外、暗そうには見えるが楽しい空間を眺めるのも楽しいらしい、もしヌーフに用事があって入国した際には是非歓迎すると彼女も喜ぶだろう。 普段から問題視していた不健康な食生活であるが、小さい相棒にこっぴどく怒られる所為か彼女の作った料理であれば渋々食べている光景を見られる。 クィール 性別:女 年齢:16歳 身長:142㎝ 好きなもの:家族、死んだ母に似てる相棒、お肉 嫌いなもの:匂いがキツイもの 種族:カニス・ウルグス 出身:来訪区 所属:コーポレーション社員-辺境地帯担当トランスポーター 一人称:ウチ 二人称:あなた 「せ、背は小さいけど荷物運びくらいへっちゃらです!あああっと累李さん火元消してください!引火しちゃいますよー!」 「にーちゃんの片目が無いのはウチの所為で・・・だからウチのお金で治してあげるのが夢なんです。」 人物: 犬特有のマズルがあり、金髪とフサフサの毛並みが特徴的な小柄のカニス族。 温和で行動的な明るい性格をしており、また兄であるジャーマン同様に人懐っこい一面を持つ。 秘術の扱いに長け、大型奇獣をひるませる程の威力を放つ事が出来る。 大雑把な兄と違い非常に礼儀正しく、どんな相手でも敬語を忘れない真面目さを持つ。しかし頑固な一面を持ち、時折思い込みが強い時があり累李に指摘を受ける事がある。 累李とは一回り以上年は離れているが、関係は良好で得意の気配察知能力・偵察能力を駆使してサポート役を担う。 12人家族の中で唯一血は繋がっていないが、本当の家族として迎え入れられた事に感謝しており役立とうと奔走する事が多い。 ジャーマンには内緒でコーポレーションへ入社し、現地記録及び物資管理員としての適性を認められ戦闘と運転以外の適性が低い累李の相棒として日々仕事に従事している。 当初はジャーマンにこっぴどく怒られたが経済的な援助したい彼女の意思に折れ、現在は運送中お互いに連絡を取り合っている。 累李に煙草を辞める様に言う事は無いが、抱き着かれる事は非常に嫌がる。 + 身体総合分析 閉じる 【物理強度】標準 【機動力】標準 【生理的耐性】標準 【戦術判断】標準 【マナトニクス適性】高度 【神格影響度】身体的影響はなし。 既往歴:左前腕部裂傷痕(奇獣からの襲撃) ジャーマン同様、奇獣に関する知識は豊富で対象の特徴を捉える事には卓越している。 神格獣やヒューマンに対し以前は恐怖心も抱えていたが、社員となってからは神格獣に対する認識も改め人に対してもすっかり慣れた様だ。 奇獣に襲われた時、ジャーマンが庇った事により片目を欠損してしまった事がトラウマであり、より強く兄や家族を気遣う傾向があるのはそれが原因と思われている。 治療費を確保し、いつしか兄の目を治してあげたい。罪悪感が入り交じった意志であるが、それが彼女の原動力となっている。 勿論、給料の三分の一は家族へ仕送り、そこから三分の一を兄の治療費として貯金している。そして残金が自分用の為、それを知ったデジグラと累李は全力で貢いでいる。勿論ジャーマンには仕送りしてる事は秘密。 秘術使いはコーポレーションでは唯一無二であり、危険区域が通行条件の案件も任せられる事もしばしば。 他社員からの評価「めっちゃくそ良い子でしっかりしてるから兄貴はマジで感謝した方が良い。相棒のコーヒーに文句言ってる場合じゃねえ。」 + 九務前線:「九課」 閉じる シレオフォーラ 性別:男 年齢:17 種族:マナ・ヴィクサー 出身:? 所属:公安人馬「九務前線」-遊撃兵 人物: メルゴール大陸ベルナーゼ高原にて酪農を手伝いながら高原の治安を護る若き戦士。精神年齢は少年並で、時折幼い発言が多く会話の時もたどたどしい印象を持たせる。富裕層の老婆が親代わりとなり、酪農の手伝いと組織での任務を行いながら収入を得ている。頭首フールからの使命にて「レガトゥス」の脅威に晒されている難民集合域への救援を主に活動している。幼馴染のシロネンや親代わりとなった老婆達以外を信用せず、警戒心を解かぬ様子が見られるが一度信頼した者には懐く傾向がある。 彼の正体は機装都市ヴァレンシア皇族の唯一の生き残りである「ヴァレンシア皇太子」との噂があるが、記憶を失い自らが何故ヴィクサーに改造された事も分からないらしい。 ‣「ムカルカンナ(通称-斧龍)」 自律型戦闘用AI「デュナミス」の一体で、二足歩行型の翼を持たぬ龍の姿をしている。シレオの記憶が無い頃から付き従っており、ヴァレンシア皇族の遺物らしく何も語らず彼に付き添っている。伝承によると「魔女を愛した龍の悲劇譚」に登場する龍をモデルにしているが、神格獣との因縁があるらしい。 内部武装の斧がシレオの使用武器となり、彼のサポートに徹底する。 シロネン・オセロトル 性別:女 年齢:18 種族:ヒューマー 出身:メルゴール大陸ベルナーゼ高原 所属:公安人馬「九務前線」-遊撃兵 シレオの幼馴染であり、富裕層の老婆のメイドとして働きながら遊撃兵を務める勇猛な少女。 孤児状態だったシレオを保護し、彼の住処を提供したのも彼女である。 戦闘スタイルは銃器・刀剣と一般兵士と変わらないが武装兵器を淡々と使いこなし、状況判断に長けている。両親が元レジスタンスであり、二人の様な強い兵士になりたいと強く考えている。 密かにシレオに好意を寄せているが、弟に向ける感情と勘違いしており、良くすれ違っている。 トウモロコシが大好物。ひょんなことから特装三課との連携役となる。 + 箱街裏通りダイニングバー「TONDEMO-SEXY!」 閉じる 箱街のならず者共、管理局の癖の強い連中をも歓迎するダイニングバー。 「箱街」創設時より存在し、箱街創設の由縁となったグラス氏が店長を務めている。 古参店舗であるが、新参者には気付かない位置に店舗を置いている。 店内は35席あり、半機人種・機人種・亜種の食事事情にも対応出来ている為人気が高い。 三課や四課などの不規則な時間帯に活動する者達は早朝・夜間関係なく通う事が多い。 座右の銘は「金と節度があれば歓迎。」 経営時間:11時半~14時、20時~6時半 グラス・ガウナン 性別:男性 年齢:41歳 身長:176㎝ 好きなもの:ナッツ系菓子 嫌いなもの:冷やかし 種族:タウラス・ウルグス 出身:アマレダ国家 所属:従業員 「何でオカマなのに女装しないのですって?女の子だってバーテン服着るでしょ?」 「真面目に軍人してた頃より、こっちで馬鹿してた方が最高に楽しいわね。」 「ねぇちょっとエクトちゃん!!!いい加減ツケ払ったらどうなのよッ!!!!」 人物: 幅広い客層が揃う癖の強いバーの店主。現在は弟子のミーレスにマスター業を譲り、経営面に集中している。 癖の強いスタッフを抱えながらも毎日楽しく生きているスキンヘッドのオカマ。ならず者達に慕われており、三課も含め多くの者達が相談や愚痴を零す事が多い。 非登録民という訳ではなく、ヌーフ居住区で妻子と共に生活している。わざわざ箱街で店を経営する理由は「こっちの方が家賃取られないし意外と金落とす客多いのよ」との事。 女性口調だが恋愛対象はあくまで女性。本人曰くオンオフで口調含め気持ちを切り替えているらしい。その為オフでは完全に男性。 アマレダ国家崩壊前は喫茶店の店主をしていたらしく、ヌーフの登録民に承認されるまでは箱街の設立に携わっていた。 エリクス 性別:女性 年齢:25歳 種族:ウェスペル・ウルグス 出身:来訪区 所属:従業員 人物: 来訪区より亡命した亜種の一人。現地住人化した他の亜種と比べ、種族的な特徴は外見に見られないため亜種と思われる事は少ない方である。 当店に就職するまで観光気分で職を転々としていた。 身体能力は半機人種に引けを取らぬ程で、超音波による反響定位などの動物的能力を活用する事が出来る。索敵能力・同種族との交信等に活用する事が可能だが、本人曰く「頭が痛くなるから使わない」らしい。 吸血能力があるが、必須レベルではなく只の捕食行動の一つの為「酒が唐突に飲みたいと思った時と同じくらいの衝動性」なのであまり心配しなくて良い。 世紀最大の大戦「離反国のレクイエム作戦」(G.D 1790年)が終結し、復興作業に追われている時期に姉妹と来訪区から亡命したが、外見が人間と間違えられやすかった為かすんなりと受け入れられた。 物語の中心組織である特装三課が組織として確立されるまでの数年間、様々な騒動に何故か巻き込まれる事となったがコレを切っ掛けに銃火器の扱いに慣れたらしい。 見た目は派手な化粧に白肌、メッシュの入った銀髪。外見の割に礼儀正しく、何方かというと聞き手になる事が好きらしい。長話なども相手する事に苦痛をあまり感じず、長話が好きなお偉いさん方の相手も得意。 現地に亡命してから最初にタバコにハマリ、ヘビースモーカーになった。けど甘いのしか吸えない。 ホムンクルスとは仲が良く、就職前は彼の隠れ家に住み着いていたらしい。当の彼も店に通うがシャイなのか少し会話するだけで終わるらしい。 ビュッフェマン 性別:男性 年齢:59歳 種族:ヒューマン 出身:アールデリオ準大陸-貧民街モルグ 所・:従業員 人物: スーツの似合う体型にキレ目の金髪オールバック、丸眼鏡を着けた胡散臭い雰囲気の壮年。 どの役割もそつなく熟すが、気紛れにピアノを演奏し店内の雰囲気を変えたりする。 女性客へのサービスが厚く、時折店長から指摘される事があるが懲りない様子。 勿論ビュッフェマンは本名ではなく、面接時に思い付いたかのように名乗ってきたので明らかに怪しいオジサン。 要注意団体「紅い黒土」に似た人物がいた事や、キビトカミ関連の事件に関わっていた噂があるが核心的情報は確認されず。 苦手な物は「ビュッフェみたいな食べ放題で元を取ろうと無理に食べちゃって後々後悔する奴」 + 技術者たち 閉じる ネーギル・オニゴロ 性別:男性 年齢:69歳 身長:174㎝ 好きなもの:プリン体の高い食品、最近推してるアイドル 嫌いなもの:医者 種族:ヒューマン 出身:倭ノ国-ナレシ領 所属:倭国開発機関ヤソノ-ヌーフ支部職人頭 一人称:ワシ 二人称:オマエ 「フンッ、後継者なぞいらん!散々鍛えといた弟子達はワシの名前なんぞ使わんで充分だわい!」 「こんッのクソガキャーーーーーーーッッッ!!!どうすりゃアニムス加工の刀身が折れるんじゃーーーー!!!!!」 「・・・のぉ、H/Rの最新曲はまだ配信しとらんのか?」 人物: ヌーフ内部に設置されている工業施設で、日々画期的な兵器を開発する擬術兵器界隈の有名人。 ぶっきらぼうな上に頑固頭で、自らの拘りを最大限に引き出す為なら資金も時間も簡単に犠牲にしてしまう程容赦が無い。 「浪漫に勝る兵器など存在しない。」と豪語するが、それは慢心では無く有言実行をモットーにしている。 主に擬術搭載武装を扱っており武器、防護及び稼働促進を目的とした外骨格等の開発を担っている。 管理局に所属する曲者揃いの猛者達にとって一番逆らってはいけない人物。悲しい事にそれに比例する事無く修理依頼が少なくない。 最近は騎士四課のとあるルプス族に依頼された時、彼女以外が使用したら死んでも可笑しくない恐ろしい脚甲兵器を開発した。理由は要求内容に危険を伴う性能が問題である事を指摘した際「なんだ、作れないのか。」と一言呟かれ、今までにないくらいにブチ切れてヤケクソになった事が原因である。 技術搭載兵器の量産化が実現した中、以前と変わらぬ手法で使用者の手に馴染む相棒を作る事に情熱を掛けている。他社のとある技術開発者とは犬猿の仲であり、会う度に大喧嘩する始末。 最近のマイブームはアイドルの応援活動。ヒューマーとウルグスが組んだアイドルユニット「H/R(ホライゾン・ラビリンス)」の一人「ラナ(バラエナ族)」が職場取材に来た際、門前払いをするつもりだったが屈指の笑顔一発で堕ちてしまい皆の予想を裏切り、ほんわかした兵器職人特集となった経緯から大ファンになっている。 彼女達にはタカアマラ工業と共同開発した警備兵型デュナミス「プリンセス・ガード」をプレゼントした。(多方面において高性能と評価された事から要人警護用として量産化された) プロフ 性別:不明 年齢:不明 身長:177㎝ 好きなもの:デュナミスの技術更新 嫌いなもの:古い考え 種族:不明 出身:不明 所属:タカアマラ工業-ヌーフ支部主任 一人称:私 二人称:貴方 「デュナミスは新たな可能性を秘めています。しかし機人種を越える事は出来ない事は念頭に置く必要はあるでしょう。」 「ネーギル・・・はて?その様な時代遅れのカラクリ職人がどうかしましたか?」 「アイオライトさん・・・彼女ほどのデュナミスを開発した者は一体。」 人物: ヤソノ(ヌーフ支部)の向かいに置かれている工業施設の責任者であり、デュナミスと咢の開発担当を担う技術開発者。 元々はアニムス学の名誉教授として周囲に慕われていたが、アニムス学の進展に伴い「自律稼働技術の確立化によるデュナミス開発」に興味を注がれた事を切っ掛けに今までの立ち位置を投げ捨てたという。 特装三課で実装されたデュナミスの開発を担っており、咢も一緒にメンテナンス及び整備班への指導を担当している。その為か新実装品が搭載される度に研修発表で基地に赴く事がある。 技術者へ心機一転した後、彼の開発した兵器は大戦時に離反軍を迎え撃つ強力な対抗策となった事で兵器界隈でも一躍有名人となった。 教授だった時代も謎に包まれた人物で、常に素顔を見せぬ様にフードを被ったり覆面やフルフェイスマスクを使用している。 兵器開発の異端児として注目を浴びているが、内心プレッシャーに感じているらしい。 ネーギルとは犬猿の仲で、お互いに顔を合わせるとお互いの進捗具合をディスり合って最終的には殴り合いに発展する事が多い。 しかし他の者が相手の技術について異を唱えると烈火の如く怒り出す為、お互い面倒くさいアンチの様な関係である。
https://w.atwiki.jp/zerolibrary/pages/59.html
【種別】 使い魔 【解説】 始祖ブリミルが従えていたという四体の使い魔。 神の左手ガンダールヴ。神の右手ヴィンダールヴ。神の頭脳ミョズニトニルン。 現在確認されているのはこの三つのみ、もう一人は記すことさえはばかれるとのことで不明。
https://w.atwiki.jp/kerberos04/pages/209.html
方舟の導火-セントエルモ- (通称:救星十二道人智組織) アポストルスの討伐を経て「離反国のレクイエム作戦」にて多大なる犠牲を生んだ人類の中、レジスタンスと精鋭の兵士達が見上げた空は文明・技術発展と共に見る機会の失った筈の美しい星々だった。 [星々を見る事が「当たり前」だと言える、そんな未来を作る担い手]を目標として12の組織を指す。各頭首は定期的に密会し、それぞれの情勢・敵勢状況・業務通達を行う。全ては地球復興の為に。 ‣概要 セントエルモとは、海上都市ヌーフやマディス連邦国が所属するエールリア大陸を領地とする27代目政王の勅令の元、極秘に結成された世界平定組織群。 自らの姿を見せる事が無かった政王が「離反軍のレクイエム作戦」の後、世界壊滅危機を脱するべく表舞台へと立った経緯がある。 不規則的に政王の徴収があれば組織のトップは即座に徴収指定地へと赴く必要がある。 政王の存在自体は機密事項の為、トップや重要人物以外は12組織が結託している事は決して知る事も無いという。 Ⅰ:牡羊 政王親衛部隊:金羊志士(アリエス) 志士一課 Ⅱ:牡牛 都市管理部開発課(タウラス) 都心二課 Ⅲ:双子 特別公安機装組織(ポルックス) 特装三課 Ⅲ:双子 特別危険領域調査組織(カストル) 特査三課 Ⅳ:蟹 界忌粛正騎士団:ドゥオ・フォルフェクス(キャンサー) 騎士四課 Ⅴ:獅子 神格獣国造教団:ディエアボル(レオ) 教団五課 Ⅵ:乙女 環境均化団体:天秤の操り手(アストライア) 環境六課 Ⅶ:天秤 武装諜報機関:ザニア(ヴァルゴ) 諜報七課 Ⅷ:蠍 先進医療研究団体:鋏角亜門(セルケト) 亜門八課 Ⅸ:射手 部族平定維持組織:公安人馬「九務前線」(サジタリアス) 人馬九課 Ⅹ:山羊 貿易仲介専門機関:株式会社金角コーポレーション(カプリコーン) 貿易十課 Ⅺ:水瓶 海上機械都市中央情報部:電海支部メァ・エレクトロ(アクエリアス) 情報十一課 Ⅻ:魚 海上保安兼機動討伐隊:海龍従軍(ビスケス) 海龍十二課 + 12組織概要 閉じる 1.政王親衛部隊:金羊志士(アリエス) 位置:不明。 内部構成:群雄5体。 ‣頭士:イカヅチ(男性と思われる-約550年稼働中) 政王を何世代にも渡って守護する神機群雄の頭目。教育係としての役割も担っている。どの様に堅牢たる力を持とうと、死別という概念に恐怖心を抱く様になっている。 ‣概要 先の大戦の遺産である「平定の象徴」を守護する少数の戦士達。その殆どは災厄の生き証人「神機群雄」であるが、知る者は少ない。 政王に付き従い、時に家族・時に強固たる守護者として君臨する。1体1体が上位奇獣クラスの戦闘能力を持ち、複数連携にて対象を殲滅する。 政王の危険に及ぶ事が無ければ干渉する事は無いが、世界規模の危機が生じる際は堅牢たる援軍として人類の味方となる。 ‣神機群雄 外宇宙生物群アポストルス討伐の際に顕現した神格獣の魂魄群。元々は初期開発された機人種に憑依し、英雄達と共に星を死守した。 「尊王堅守」の概念が具現化されたと推測されているが定かではない。「離反国のレクイエム作戦」時にも共闘し活躍している。当初は32体存在していた。 彼らの製造データを元に、咢が誕生した。 2.都市管理部開発課(タウラス) 位置:ヌーフ-都市中央管理局 内部構成:従業員247名。整備課、企画課、施設整備課、施設審査課、建築調整課、建設工事課、環境対策課、都市基盤管理課、都市計画・企画課、広報課。 ‣課長:クラウディア・マルフェス(女性-34歳) 元・廃都ヴァレンシア所属突撃艦隊「ユルムンド」提督にして都市開発の権威。元々北方の辺境地出身で銀髪に真っ白な肌が民族的特徴。幼少期より眼疾患にて右目を失明。近寄りがたい雰囲気だが休日はもっぱら観光三昧。先代の小太り課長は親同然の人物だったらしい。 ‣概要 海上移動式機械都市「ヌーフ」の生命炉を握っているとも言うべき部署。幾度無く海上都市の改修を繰り返し、様々な防衛装置を開発している。 部署名は都心二課であり、人智組織でも二課にカテゴリされる。 下層地区の治安酩酊化・箱街の順応化に対し危険視する傍ら、捕縛対象者を特定させるが為極秘に監視システムを各地に設置したり破損箇所の補修に尽力を注いでいる。島の心臓とも云うべき存在であるが為、どの様な荒くれ者と言えど都心二課の制服を着た者には決して手出しはしない程。 ヌーフのローカルルールを知らぬ者が二課の整備員を襲撃した際にマフィア構成員に粛清を受けた話は特に有名である。 3.特別公安機装組織:特装三課(ポルックス) 位置:ヌーフ-都市中央管理局 内部構成:従業員57名。出動班、整備班、総務班等 ‣管理官:ヘリック・フェルト(男性-34歳) 教育関係→レジスタンス→特装三課管理官という異例の経歴を持つ人物。大戦時、致命傷の怪我を負った事で半機人化手術を受けた経緯を持つ。楽観的人物で「子供が気楽に外で遊べる世の中」を目指している。21歳の奥さんがいる。 ‣概要 海上都市にて生じる違反機人種、要注意組織の対策を目的とする武装組織及び実質的な防諜機関。しかし事件自体少ない為所属者達は暇を持て余している。機人種、亜種と隔たり無く人員を雇っている。近年は奇獣の活動増加に伴い、各組織と連携して任務に準じ、国外へ遠征する時もある。その特殊性から、一般には報道されない事件にも引っ張り出される事も多い。 出動班は待機、準待機、宿直に分かれて勤務。基本的に二人構成で組み、連携と取って任務遂行し共に衣食住を過ごす事もある。機人種や少年兵は特別枠で入隊する事が可能。支部を完全に家扱いしている問題があるが、細かい事を気にしない管理官はこれを黙認している。次世代兵器である外骨格装衣「咢(アギト)」を正式に採用しており、試験運用を名目に新兵器を駆使して戦う。 特務班は派手な活動の多い出動班と違い、未然の事件阻止・凶悪化の一途を辿る犯罪に対応する為、法に縛られない超規格的な活動・鎮圧行動を可能とする特別部隊。一般的に公表される事の無い裏社会の犯罪対応等、管理局にとって後ろ暗い案件に対応している。 また特装三課が結成された当時は現メンバーとは違い、特査三課と分化されていなかった経緯もあり特査三課の部隊が応援として配属される事もある。 違法火器の秘匿、セーフハウス所持やアジトの私物化問題が当たり前で戸籍の無い外部者達の住宅扱いも勿論当たり前。 待機中の買い出し先は大体ショッピング施設のインスタント食品、タイムセールのお惣菜、冷凍食品、 食堂の簡易食品等々。たまーに出前を頼む事も。 3.特別危険領域調査組織:特査三課(カストル) 位置:部署は特装三課と同じ支部。 内部構成:隊員10名。 ‣総隊長:ザッカード・フェルト(男性-36歳) 傭兵として転々とし、大戦時にはレジスタンスを結成させコラプサーの陰謀を防いだ英雄の一人。傭兵時代から半機人化手術を受けており、現代では珍しい全身義体を行っている。彼曰く「子供は弟に任せた。」との事。しかし組織結成の時期、局地での作戦時に拾った少女兵を養子にし、子煩悩化している。 ‣概要 亜種と呼ばれる者達が住んでいるとされる未開拓領域「来訪区」の潜入を目的とする武装集団。「離反国のレクイエム作戦」での生き残りで構成されている。当時生き残った兵士、少年兵、後天的機人種を占めている。元々は30名程存在していたが、いずれも戦死・退役・別部署へ赴任など様々な事情にて部隊から離れている。 全員が対奇獣武装をしており、他部隊とは一線を画す程の戦闘能力を兼ね備えた少数精鋭となっている。 4.界忌粛正騎士団:ドゥオ・フォルフェクス(キャンサー) 位置:マディス連邦フォルトゥナ州ディーヴィ村 内部構成:騎士団員31名。 ※半数以上は親族で占められている。 ‣騎士団総長:エヴェリンサ・ローズ(女性-24歳) 故・英雄ベレスト・ローズの一人娘にして彼の血を濃く受け継いだ女性騎士。「騎士」とは廃都ヴァレンシアの伝統従軍であり、一族の命を以て現代まで繋いできた。「粛正行為」を手段を選ばずに実施する。 畏怖の念を持たれているが彼女自身世間知らずな部分もある為、部下達のフォローが時折入る事も。フェルト兄弟の事は反りが合わないらしく、先代は仲が良かったらしい。自らの資金の殆どは孤児院へ寄付し、決して子供達とは直接会わない様にしてる。 ‣概要 界忌とは当時存在していた「外宇宙生物群:アポストルス」を指しており、現在では差別的に使われる事があるが、それらを露骨した組織である。 主に違法機人種や重犯罪者、危険亜種の粛正を行う。「3」とは衝突する事が少なくない。 由緒ある「帝都ヴァレンシア」に従事する騎士団であったが、「離反軍のレクイエム作戦」にて親族同士の派閥が生じ小半数が当時ロウテツに加わった経緯を持つ。 その際の戦績を認められ、「マディス連邦国軍事庁騎士4課」としてローズ家を存続させた。 根本的な活動としては界忌(現代で言う奇獣)の討伐がメインであるが、組織運用問題から国防軍や治安組織が取り扱えない適性組織問題や高度戦闘能力を所持した犯罪者の鎮圧任務に駆り出される事も少なくはない。 純粋な戦闘能力を評価されているが、親族の大半が離反軍の一部である事から他部署・民間人から忌避されている節がある。その事を理解した上で敢えて自然豊かなやや辺境の農村に支部を置いている。戦闘員達の人柄の良さから地元の住民達から可愛がられており、同じくディーヴィ村に住み着いた神格獣「クシティ・スヴァー」とも交流を深める事も。セントエルモでは重要な戦力として奇獣案件を課せられる事が多いが、3課と違い遠征に赴く事は無い。 5.神格獣国造教団:ディエアボル(レオ) 位置:マディス連邦ドミニク州 内部構成:組員206名。信者不特定多数。 ‣教祖:ヴェールハルト・セレド(71歳-男性) 慈善活動・難民保護を中心に、戦争被災者の憩いの場として組織を発展させてきた老人。当の本人は元々孤児院を複数経営する宗教に全く興味無い現実主義だった。大戦後、神格獣直々に「我を崇拝する者達が路頭に迷っており流石に気の毒だ、どうにかしろ。」と頼まれ、教祖を名目に連邦・民間より資金提供を受けながら組織を設立させた。信託獣が関与する組織の為、12組織の一つに数えられている。後継者は既に決めており何時でも引退予定。 ‣概要 アポストルスを滅ぼしたとされる伝説の神獣・神機群雄を崇拝し、それを「国造りの神」と称する宗教団体。他宗派に対して寛容的で、倭国の宗教観と合致する部分は多い。「神獣が愛する国を取り戻す」を目的としている為か前向きな姿勢が見られ、寧ろ武装宗教団体から目の敵にされやすい。当の教祖は信者達程のめり込んでおらず、神格獣に餌付けする程肝が据わっている。 孤児院は合計68軒経営しており、需要によっては移転や造設をその都度検討している。 最近は聖女として祭られている「ディエル」が狂信的な人気を占めており、エスカレートしたお陰でアイドル扱いを受けているらしい。 6.環境均化団体:天秤の操り手(アストライア) 位置:マディス連邦ドミニク州連邦公務管理局 内部構成:従業員数不明。研究員、エージェント、他職員。 ‣総責任者:Dr.ケント・フタバ(男性-47歳) 普段より表舞台には現れない組織のトップ。「離反国のレクイエム作戦」当時、後天的機人種の発案者「Dr.マグル・フタバ」が失脚後、暴走した機人種に殺害された事で容疑者として一時捕縛を受けた過去を持つ。露骨に表に出さないが戦闘用に開発された機人種を毛嫌いしており、緑化の為ならば手段を選ばず人体実験を行う一面がある。 ‣概要 「寄生型植物研究」「人間脳・義体・植物の生命力の三位一体の確立」を実現させた功績を持ち、被験者となった人物は現に職員として存在する。 惑星の再生を目的とした「緑化計画」を企てている政府公認の環境保全組織。研究機関が主に活動しており、計画の為ならば多くの非人道的行為や人員の犠牲をも厭わない冷徹な部分も存在する。現地点で2つの荒廃大陸の土壌回復及び大陸緑化に成功しており、奇獣の影響を受けていない生物群の絶滅危機回避にも貢献している。 Dr.ケントが総責任者に赴任される以前、現時点よりも残忍な被検体利用を行っていた事があり問題視される点が多く目立っていた。組織が洗いざらい汚点を虱潰しされたタイミングで、12組織の一部となった。 7.武装諜報機関:ザニア(ヴァルゴ) 位置:(本拠地)ヌーフ-都市中央管理局 内部構成:エージェント、ヒューミント、他職員含め57名。 ‣総隊長:ガルム・ルルゴル(29歳-男性) 数百年前までアールデリオ準大陸-ザルーア山脈に住んでいたとされる少数民「サンガ」の生き証人。倭人の血が濃く、彼らより伝わった妖術をマナとして解釈され、亜種の特異能力特定に大いに貢献した。 ザルーア火山の噴火に伴い、ヴァレンシアに移り住み一族は混血となったが文化・習慣など細々と受け継がれている。褐色赤髪の派手な外見と反して状況判断や事務的作業等は得意。普段から任務で外出する事が多く、別部署への通信等は全て秘書に任せている。 ‣概要 荒廃した地球の大半領域にて棲息している生物群や住民の監視及び必要時救助活動、戦闘行為に及ぶ組織。 殆ど現場派遣される事が多い為、管理局には数人待機している状況である。職員の殆どは路頭に迷っていた機人種と元難民で構成されている。 「3」の援護を目的に派遣される事もあり、時折交流を行っている。警備会社「オフィキス」はこの部署と提携組織的な関係である。 8.先進医療研究団体:鋏角亜門(セルケト) 位置:ヌーフ-巨大学院区アスクラース大学 内部構成:医師(教授)、看護師、各療法士、整備士、各技師、他職員216名。 ※他組織との連携を図る者はこの内僅か6名程である。 ‣学院長:グレイ・マスカット(51歳-男性) 本名不明と噂のあるひょうきんな壮年。大学の責任者にして医療発展の第一人者でもある。元々は軍医として従事していたが、以前から問題となっていた後天的機人種の疾病問題への治療法を確立させた実績もある。 欠点として、死刑囚を被験者として投薬実験に活用する事があるが「消費数が多い」という問題があり時折副院長から注意を受ける事がある。 ‣概要 最新医療技術を研究しており、これまでに機人種の独自疾病問題や新規難病治療、前線治療薬の開発と様々な貢献をしている。新薬の被験者には死刑囚のみを取り扱っており、死亡例は数え切れぬ程。咢の量産化に貢献したのもこの部署である。 9.部族平定維持組織:公安人馬「九務前線」(サジタリアス) 位置:メルゴール大陸ベルナーゼ高原 内部構成:職員129名。 ‣頭首:フール・アルルカン(500年前顕現-女性の外見を持つ) 現代で唯一人類社会に溶け込み、組織に準じている神格獣。外見は齢10代前半の銀髪青肌で、派手な服装と喪服調のドレスを好む。 口調は老年男性の様に語り、自由奔放に振舞う上に組織ほったらかし。自然環境の中で生活する各部族達の生活を尊重し、放牧を営みながら生活をしている。本当の姿は雷撃を司る怪馬。 今の姿は最初に友人になった少女を模しているらしい。自らの能力で電子機器に電力供給が可能。 ‣概要 「緑化計画」の源となる歴史ある高原及び水源地に住む、減少傾向だった部族や自然派民間人の保護及び警護を担う公安組織。 都市部を中心に住む人民とは違い、自然環境に溶け込み発展途上国に近い状況で生きている古来の部族達の守り人としての役割を持つ。 アストライアとの交流は深く、保護対象の奇獣も彼らの領地にて住み着いて生活している。 10.貿易仲介専門機関:株式会社金角コーポレーション(カプリコーン) 位置:マディス連邦オッソリナ州港区 内部構成:社員213名。戦闘員31名。 ‣代表取締役社長:マーク・ヒュリカ(42歳-男性) 元レジスタンスとして最前線に立っていた歴戦の兵士。大戦後、マディス連邦や倭ノ国の特産品に目を付け起業を行った。 貿易の際に違法取引問題が浮上した際には特装三課に依頼したり、他組織へ支援として物資提供を行うなど、会社なりのバックアップを図る事が多い。 ‣概要 貿易関連の仲介や外部との連携設計、海上都市への貿易船の手配まで雑用含め多岐に渡る職務を行う大手会社。仲介面に力を入れている為、武装社員は限られている。その事を不満に思う社員は少なくない。貿易船は改良を重ねて防衛装置を備えており、一時期増加傾向だった海賊の排除に貢献している(制約スレスレで砲撃許可は取っている)。 社員の半数ほどはトランスポーターであり、荒廃した大陸へ遠征し物資の少ない地区への運送を担っている。 時折、表社会には公表してはならない機密物資を取り扱う事もあり、その際はセントエルモ経緯で三課に護衛依頼する事がある。 11.海上機械都市中央情報部:電海支部メァ・エレクトロ(アクエリアス) 位置:ヌーフ-都市中央管理局 内部構成:職員75名。 ‣局長:アイゼンリッター・エリコ(376歳-女性人格) 大戦に伴い少数派となった「高齢機人種」の一人でアポストルスの襲撃当時からの情報を機械脳にインプットさせている歴史の生き証人。 改良を幾度無く重ねており、彼女の生存を最優先として最新技術によって義体管理が為されている。人工内蔵を搭載しており、後天的機人種の様な食事を摂る事が可能で「人より人らしい機人種」と云われている。 外見は20代の女性型で思考回路も稼働当時から変わらぬ為、実年齢を信じない者は少なくない。 ‣概要 海上都市を拠点とする情報機関。外部国家、組織、要注意団体への暗躍、諜報活動の他に来訪区に存在する「電子庭園」への潜入を試みている。 防衛活動も担っており、特装三課と連携を取る為数人ほど派遣させている。機密情報の管理者を担う為、防衛目的としてのエージェントの方が多く派遣されている。 セントエルモでは「12組織の脳部」としての役割を担う。断片的な情報と言えど分析完了に至るまで諦める事は無い。 12.海上保安兼機動討伐隊:海龍従軍(ビスケス) 位置:都市中央管理局(現場支部はアーデリオ準大陸機動討伐隊基地) 内部構成:兵士304名。他職員76名。 ‣司令官:ヒュマード・ジャックマン(39歳-男性) 先代「オマード・ジャックマン」の意思を継ぐ熱血家の司令官。先代と共に大戦時はレジスタンスとしてザッカード達を死線を潜り抜けてきた仲。機構島への潜入作戦にて自ら実行し、資料回収など様々な功績を持っている。妻子持ちで帰省時の家族サービスが人生の楽しみ。 ‣概要 嘗てアポストルスが巣窟とした大規模研究施設群列島「機構島」から出没する危険生物、各海域に蔓延る水棲奇獣による住民区への侵入を未然に防ぐ事を目的とした組織。 島内には様々な研究コロニーや自然保護区、非人道的研究が進められており、そこを住処としているアポストルスは独自の進化を遂げているとの噂がある。 「離反国のレクイエム作戦」の首謀者コラプサーとの疑惑がある人物を目撃した情報があり、来訪区に並ぶ危険区域と指定されている。 その為、海龍従軍は種族問わず精鋭部隊で構成されており、不規則的に登場する巨大アポストルスとの攻防戦を繰り広げている。 近年はアポストルスの活動は殆ど見られなくなり、各海域の巡回の他に現在は海上警備を担い物資運搬にも協力している。 海龍従軍の命名はアポストルスを退けた神格獣の一柱を肖っている。 都市中央管理局 ヌーフの管制から都市開発、事業、公安部等の各部署が存在する都市の心臓核。厳密なセキュリティ下での管理の為、部署によって出入りが制限されている。部署によっては別施設に設置されており、それらは支部として近辺から遠方まで存在する。度々ハッキング行為、不法侵入などの問題がある度にセキュリティ強度が向上している。 →各部署:管制一課、都心二課、特装三課、特査三課、公安四課、総務五課、組織対策課、来訪区住民対策課、通信指令課、住民課、地区指導課 →特別支部:遠征諜報課、電海支部、機動討伐隊(海龍従軍) マディス連邦国軍事庁 4つの州の治安維持を兼ねた大規模組織。管理局同様の活動内容であるが国防軍という大規模軍事組織を所持しているのが特徴。 →各部署:統制一課、国連二課、攻制三課、騎士四課、国防五課、諜報六課、機人研究課、兵器開発課、 協力組織 [奇獣保護連盟所属民間警備会社:オフィキス]
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#blognavi PSP,DSともに化石化してるのだが、 こ-ゅぅのとか 面白そう。 昔々に流行った?バーコードバトラーとかカード+ゲームの融合とかってイイヨネ。 PS3が映画FFのような末路を匂わせてるけど、 遊びの原点に立ち戻れば超優良児だと思うんだけどなぁ(´・ω・`) ゼロの使い魔の件 ぁぁぁぁぁぁ(∩゚Д゚)勢いで買ってしまいそう ヨヤクシチャッタヨ・・・orz カテゴリ [lol] - trackback- 2007年01月23日 00 00 00 #blognavi
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#blognavi 新年ですね(´・ω・`) ダンクルの件 メッサ長いけどようやく本ストーリーがオワタ。 つーか滅茶エロイんだが。正直ストーリの流れが分かれば 良いだけでRPG部分はイラネかも。 キャラに愛着沸いてエロで相乗効果あがるわけだが。 ゼロの使い魔の件 二周目読みするほどツンデレ。 とりあえず悶死。 今度のアニメは原作ストーリー展開であることを切に願う。 のだめの件 ドラマの方が見ていて面白かった。 原作よんでないからカモだけど。 カテゴリ [lol] - trackback- 2007年01月12日 00 00 00 #blognavi
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現代編 +ヴィクサズ及び【ヘカトンケイル適合者】保護作戦 ‣タイトル:下っ端根性の防衛前線 ‣概要:イサネに命を救われて以来、情けない自分を変えようと藻搔く様に鍛錬を重ねるシルリア。同僚達との戦力差にいつしか気力が持たなくなっていた。そんな矢先、【クルアーン】が開発したとされる篏合式半機人種「ヴィクサズ」の被験者二名がヌーフ内部に侵入したとの通達が届く。特装三課による無力化及び対象確保任務が発せられるも、非番を堪能していたシルリアは迷子になった双子の少女と出会う。「兵器達の自己犠牲」で生き永らえた双子と「少女の自己犠牲」で生き永らえた下っ端兵が織りなす道中騒々譚。 ‣重要キャラ:シルリア、メーラ、ライラ、ブリアレース、コットス 閉じる +上位奇獣【トライポ・フォボス】討伐作戦 ‣タイトル:パッチワークの愛魚 ‣概要:九務前線首領「フール」より特装三課、騎士四課へ任務通達が為される。国津21神獣が一体「トライポ・フォボス」が慢性的な暴走状態である事、そして生じてはならぬ「滝登りイベント」が起きる危険が迫っているとの事。各員理解に及ばぬまま対象の鎮圧に向かう。現場はヤソノカミ大陸神馬台国の国境に存在する国一つ分の巨大湖。集落が複数存在する巨大湖で、恋人同士が失踪する事件が生じており、丁度特務三課のタギとヴトも駆り出されていた。「神馬特別奇獣総研」の動向を確認する為・・・。愛を知った巨大鯉が、神格獣化するくらい恋に恋をする可憐な恋心のお話。 ‣重要キャラ: 閉じる +特装三課支部【大掃除】作戦 ‣タイトル:特三キッズの長い一日 ‣概要:いつも交代制で掃除当番が決まっている特装三課。整備班の若者連中の担当であったがいい加減彼らも不満を抱えていた。「いくら内部機密保護とは言え、整備班だけが掃除しなきゃいけないんですかね?」しかし他メンバーは余裕の無い勤務構成、非戦闘員もそれぞれの仕事がある。偶然それを聞いていたキッズ達、何を思ったのか掃除をしたいと言い出す双子。子供の成長に無く管理官ヘリック。支部内キッズの他にミミネ、シレオ、見守り役のヴァニタス、偶然居合わせたエヴェリンサ達が織りなす天真爛漫大掃除譚。勿論みんなお揃いのジャージ。 ‣重要キャラ:整備班の若者達、メーラ(ブリアレース)、ライラ(コットス)、イサネ、カガチ、ミミネ、シレオ、ヴァニタス、エヴェリンサ 閉じる +デュナミス暴走因子「DIVA」阻止計画 ‣タイトル:ウタヒメと電海流星群 ‣概要:戦闘用として発明されたAI「デュナミス」は次第に各企業の労働力として浸透してきた中、突如としてデュナミスが暴走する事件が生じた。出動班が向かった現場では、暴走デュナミスを取り押さえた筈の警備兵型デュナミスまでも暴走し街を破壊する姿だった。電海支部職員マルボは補足していた「電子庭園」に未確認分子を確認するも、デュナミス暴走事件との関連性となる証拠を掴めずにいた。一方、特装三課の子供達は人気急上昇中の機人種アイドルに夢中だった。海上都市で行われる大規模ライブにて、ヌーフ崩壊の危機が迫る。 ‣重要キャラ:特装三課、シレオ、シロネン、電海支部 閉じる +自然帰化指定区域調査任務 ‣タイトル:再生種子ノ神格者 ‣概要:セントエルモに名を連ねる自然帰化の権威「Dr.ケント」に被験者の兵器転用の疑惑が確認される。当初、自然帰化と人類存亡を目的とし新世代の人工生命体「緑命種(グリーマー)」が誕生された経緯があった。公安4課による内部調査が予定された同日、Dr.ケントが行方不明となる。非常事態により活動困難の危機が迫るアストライア本部。そして発覚される内部派閥問題。アストライア存亡の危機を予想され数日が経った頃、日常業務をこなすセツコに突如として本部受付嬢のフィオーラより依頼が通達される。それは未公表地域である自然帰化指定区域に存在する「第Ⅶ研究施設内部」への調査協力だった・・・。機械への憎悪、存亡による確執・矛盾・葛藤の狭間に立つ研究者と、死ぬ筈の運命だった「3番目の少女」の邂逅譚。 ‣重要キャラ:Dr.ケント、フィオーラ、スリー、ユグドル、キョウカ、特装三課出動班Ⅰ班・Ⅳ班、セツコ 閉じる +「草食獣」出現記録及び黒淵大国襲撃事案 ‣タイトル:火獄の蓮華 ‣概要:開発された経緯・稼働目的も解明されず、自然世界を無へ帰す機械群「草食獣」。神話の仕組みが解明された今なお、彼らに関する情報も歴史も確認されていない。神出鬼没かつ無慈悲に伐採を続け、邪魔者さえも刈り取る姿は上位奇獣に似た脅威があった。草食獣の出現にフィオーラは討伐に向かう。例え僅かな手掛かりでも、奴らの本拠地を知る為。自らの身体が、草食獣にとって「伐採対象」としても。フレペの眼光の協力要請に従い、現地へ向かうセツコと出動班Ⅰ班。単騎奮戦する彼女を止める為、先へと急ぐ。急ぐ先に、ただならぬ殺気を放つキョウカが立っていた。 ‣重要キャラ:フィオーラ、キョウカ、リプタ、ユーカ、特装三課出動班1班、セツコ、フレペの眼光(ガルム達) 閉じる +アストライア受付嬢と双葉令嬢の交流 ‣タイトル:故人へ贈る華 ‣概要:「ザックームの蔓」をその身に宿したフィオーラに、副作用が無いとは言い切れなかった。身体症状の変化、そして各段的な視力低下・・・美しい自然をその目に焼き付けるにはレンズを通さなければならなくなった。長くは生きられない事は覚悟していた彼女は、亡き家族へ想いを馳せる気持ちが強くなり久方ぶりに連休を取る事とした。「墓参り」は気休めだ、そう言い聞かせて故郷へ着いた彼女は喪服姿のイサネと偶然居合わせる。イサネ・フタバ・・・彼女はケント会長の姪に当たる娘だった。 ‣重要キャラ:フィオーラ、イサネ 閉じる 過去編 +第十六回[来訪区]調査任務 ‣タイトル:神獣を喰った少女 ‣概要:「大戦」から地道に復興を続ける海上都市と近年統合されたマディス連邦国。特装三課の本格的な部隊編成で基地は内装調整の毎日を送っているも、当の特査三課の面々は特に気にせず相変わらず来訪区調査に赴いていた。亜種達との交流・現地神格獣や上位奇獣の調査、亜種社会情勢など地道ながらも新たな情報を取り入れていった。渓谷に住む部族の者から「向こうの谷底には神喰いが住んでいる」と忠告された。ある程度の信頼関係を築いた者からの忠告という事で各部隊は警戒を維持しつつ深淵谷へ進行した。荒れ果てた谷底で焚火をしている者を確認する。焚火で酒盛りをする中年は、嘗て「大戦」にて野戦病院の前線に立っていたエイルだった。 ‣重要キャラ:特査三課、エイル、ミミネ 閉じる
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ニーソのマジック 作詞/17スレ341 作曲/17スレ575 ニーソスレに飛ばされた 男も女もニーソうp もう性別とかどうでもいいと思った ニーソはおいらの救世主 ゼロの使い魔読んでみた アニメも勿論視聴済み もう三次元とかどうでもいいと思った ニーソはおいらの起爆剤 大学一人で歩いてた 後輩のおにゃのこが「せんぱーい!」 もう彼氏持ちとかどうでもいいと思った ニーソを穿けば理性が飛ぶ ニーソ! なにゆえそんなに魅力的 ニーソ! 足太くても飯3杯いける ニーソ! 足細ければ飯100杯いける ニーソ! 俺も穿いてみようかな その後、彼の姿を見たものはいない 音源 ニーソのマジック.mid ニーソのマジック(歌入り)
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このページはこちらに移転しました ニーソのマジック 作詞/17スレ341 作曲/17スレ575 ニーソスレに飛ばされた 男も女もニーソうp もう性別とかどうでもいいと思った ニーソはおいらの救世主 ゼロの使い魔読んでみた アニメも勿論視聴済み もう三次元とかどうでもいいと思った ニーソはおいらの起爆剤 大学一人で歩いてた 後輩のおにゃのこが「せんぱーい!」 もう彼氏持ちとかどうでもいいと思った ニーソを穿けば理性が飛ぶ ニーソ! なにゆえそんなに魅力的 ニーソ! 足太くても飯3杯いける ニーソ! 足細ければ飯100杯いける ニーソ! 俺も穿いてみようかな その後、彼の姿を見たものはいない 音源 ニーソのマジック.mid ニーソのマジック(歌入り) 歌:もにくじゅ (このページは旧wikiから転載されました)
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物語の舞台 ‣移動式海上機械都市-ヌーフ- 「離反国のレクイエム作戦」が起きる20年前に構築された小規模国家。各国の組織が留置し、先進国の一つとして日々発展に励んでいる。「平定の象徴」である政王が財力を為して造った国であり、住民の大半は政王に付き従っていた兵士や故郷を失った難民が移り住んでいる。各地の文化を取り入れていており宗教観や価値観などに寛容的であるが時折衝突する事もあり、今後の課題となっている。特に、来訪区より亡命した「亜種」や大戦の名残であり「機人種」の受け入れ問題が一番の課題点であり、違法改造の機人種による犯罪行為が特に深刻化している。治安維持の為、公安組織を設立している。この部署に在籍している者達が物語の中心的人物達となる。基本的に各艦隊による輸送、任務遂行、武力介入が行われる。 + ヌーフ内部 閉じる ‣巨大学院区 ヌーフに存在する大規模学園。殆どの教育関連施設が設置されており、学生達の住処同然の場所である。各専門学部を設立し各々の進路を支援しており、中でも医療学院のアスクラース大学は最先端医療技術の発展を促進している。 ‣都市中央管理局 ヌーフの管制から都市開発、事業、公安部等の各部署が存在する都市の心臓核。厳密なセキュリティ下での管理の為、部署によって出入りが制限されている。部署によっては別施設に設置されており、それらは支部として近辺から遠方まで存在する。度々ハッキング行為、不法侵入などの問題がある度にセキュリティ強度が向上している。 →各部署:管制一課、都心二課、特装三課、特査三課、公安四課、総務五課、対組織六課、諜報七課、来訪区住民対策課、通信指令課、住民課、地区指導課 →特別支部:電海支部、機動討伐隊(海龍従軍) ‣居住区 民間人は基本的に住民登録が住んでいる者が各自契約を行い住居を所有している。身元情報が明らかであり、申請が済んでいれば制限など無く生活は可能。機人種、亜種の場合は管理局の住民課にて厳しい審査を受けた後に住民登録が初めて行われる。 機人種問題は以前より社会問題として挙げられていたが、警備型機人種の活躍により偏見は無くなりつつあるが違法機種による犯罪行為は絶えず存在する。 また、近年亜種の住民受け入れが本格化している最中の為、亜種差別は少なからず絶えない為、地区指導課の今後の課題である。 住民登録は厳しい審査が必要であると共に、定期的な更新を要求される。その為、定期更新を忘れたり怠けたりすると罰金が生じてしまう。 ‣下層地区 「地下リゾート都市」として国家権力者達が所有している娯楽施設群。 内部には賭博街・花魁街・遊戯施設群が設置されており、マフィアと酒と金が破天荒な毎日を送るギャンブルシティの様な無法地帯。 マフィアグループはティグリス族のみで結集された「山月幇」とコルウス族が筆頭を務める種族問わぬ若手集団「ヤタグロ・ファミリー」の二大勢力が対立する中、様々な犯罪グループが闇社会に隠れ潜んでいる。 ‣箱街 住民登録を実施される事が無く、登録民扱いを受けられなかった者達が寄せ合う様に隠れ住む地区で通称「無治安地区」。 元々は過激派組織により10年前引き起こされた「海上都市内部紛争」にて壊滅した区域が廃墟同然の扱いを受けていた。そこに目を付けた無法者達が自ら都市開発を担い、非登録民でありながら放置区域を一つの街として建設した事が発端とされている。 創設者は傭兵組合運営者、別大陸から移住した元建設業、亡国者のバーテンダー三名が「何をしても言われないんだったら、勝手に街を作ればいい。適当に人を集めて適当に店を作って適当に商売をしちまおう。」という言葉がキッカケで箱街が誕生した。 建設業の拘りか、計算し尽くされた建物は海上都市のデメリット面をカバーしながらも全てが商店街の様な雰囲気に呑まれている。これも酒飲みの要望だったという。 どの様な経歴の者達でさえ受け入れてしまう無法地帯と言えど、箱街の住民ほど恐ろしい存在はいないらしく意外と治安は良い。 異国の文化が織り交ざった海上市場として、観光名所として注目されている。 特装三課の本部から近い為、彼らの憩いの場とも云うべき場所である。 + 誘獣灯 閉じる 【誘獣灯】 箱街のシンボルとも言える、5メートル四方の青白い光を放つ装置。 ちょうど街を四角で囲んだ角に1つずつ設置されている。網で囲われた棒状の発光媒体が3本あり、2種類の光線を照射する。 まず1つは、強いパラヴィスト放射光と呼ばれる光線を放っている。この光は奇獣が持つ変異組織の成長を凄まじい促進し、そのまま細胞の終わりまで導く死の光線である。照射距離は非常に短く、パラヴィスト放射光は不可視の光線である。射程は可視光として照射される青白い光線と比較してわずか3mしかなく、それこそ触れる程度でないと有効でない。 故にもう一つ、可視光として照射される青白い光線が奇獣が尤も視認しやすい可視スペクトルの光線へと調整されている。 この2種類の光線をもって、奇獣避けとして機能している。 つまるところ、太古の技術で言う誘蛾灯の様な役割を果たす機械であるが、箱街の住民のうち科学に長けたとある人物が作ったもの。 動力をそれなりに要するため、今は4台稼働が限界らしい。 将来的には箱街の外壁を全てこれらにしたい様だが、材料不足と動力の問題により実現はまだまだ先といったところ。 なお、パラヴィスト放射光が各種族に与えうる影響が未知数のため、有効射程へ奇獣以外の生物が入らぬよう、表面には強い電流が流されている。 ‣各大陸 →エールリア大陸:マディス連邦(フォルトゥナ州、ドミニク州、エルジナ州、オッソリナ州)、グレミカ共和国 →アールデリオ準大陸:機装都市ヴァレンシア、貧民街モルグ、ミランダ首都、廃墟都市アマレダ →ヤソノカミノ大陸:倭ノ国(ヤギト領、ナレシ領、カヘト領、アウリシ領、オクルメ領、オウス領、ハビル領、ロマ領)、神馬台国、黒淵大国 →タスカラーラ大陸:南米地方アラム村、中央商業街ゲミュオール →アラムニス諸島:浮上街ウンディナス →メルゴール大陸:ベルナーゼ高原、廃墟砂漠地「スクワレ」 →旧大陸アルタロス(現・来訪区) →自然帰化指定区域(位置不明) →機構島 →水没都市大陸及び不可侵危険区域(極東):ヤトミコ ‣エールリア大陸-マディス連邦 大戦後、荒廃した小国群が度重なる折り合いの後に設立された連邦国。ヌーフ程の発展技術は無くとも、人々が住むには申し分無い経済力を保有している。農業関係に力を入れており、その技術が財政の大半を支えている。ヌーフにとっては貴重な資源提供元であり、一番の国交相手である。連邦制の為、議会は二院制を取り入れている。州は全部で4州。共通の文化ながら独自の発展向上を図っている。部族が比較的多く、環境保全組織もマディス連邦に在籍している。各組織の管轄もマディス連邦政府が担っている。公安組織は存在するが、ヌーフに在籍する組織程の武力を保有していない為、必要時には港区を経由してヌーフ在籍公安組織が派遣される事もある。 主要人物の多くは旧エルジナ共和国に在住しており、大戦後は復興を機にマディス連邦に吸収合併された。 ‣来訪区 「外宇宙生物群:アポストルス」襲来時、彼らによる激戦区となった大陸を指す。ある日を境に霧に覆われ詳細不明の進入不可領域となったが、突如として侵入可能となった大陸。現在調査中であるが、「亜種」と呼ばれる人民が亡命をするという問題が生じており、物珍しさから来訪区に赴く者も少なくはない。亜種から内部状況を聞くも、皆共通して「生き辛い故郷」としか言わない。 ‣機構島 通称「生きている島」 防衛戦時、対アポストルス兵器開発の為、無人島だった島を利用して開発された機械仕掛けの島。多数の研究所群、内部には研究コロニーと自然保護区が存在し、生物兵器の他にアポストルスの研究も行っていた。しかし、それが災いとなりアポストルスによって島は支配され、巣窟として跋扈される事となり500年経過している。禁忌区域扱いとなっているが、近年アポストルスの出没を確認しており、対策組織が設立されている。最初の機人種もこの島で生まれたとされている。 ‣政王宮殿 「平定の象徴」の平常の居所。身の安全を徹底的に維持する為、宮殿の場所は特定されておらず、情報改竄・通信改竄・電波改竄・電海操作などによる高度セキュリティが実施されている。政王自体は象徴でありながら外出を好まれ、国事行為・各国会談・王室行事・政府監査・祭祀などの他にも個人的に外に出る事が多い。また政王一族は「御神アマズミ」の子孫とされ、人権は無い事前提である。 ‣アールデリオ準大陸-廃都ヴァレンシア 「離反国のレクイエム作戦」にて戦場となり、今では面影も無い程に荒廃しきった廃墟地。最先端国として名高い国であったが、「事象到達計画」を掲げた主犯格「コラプサー」による空間歪曲現象によって都市と周囲大陸を崩壊。見る影も無く国としての機能を失ってしまった。また、住民達は連合部隊とレジスタンスの懸命な避難作戦にて約60%程を救う事が出来た。決して救えなかった命は少なくはなかった。行き場を失った者達はヌーフやマディス連邦に移住、また遠方の各地へと移り住んでいった。ヴァレンシアは皇帝制度であり、皇族の血族にして唯一の生き残りである皇子(当時)はまだ少年で現在は別大陸のメルゴール大陸ベルナーゼ高原に住んでいるとの噂がある。 ‣ヤソカミノ大陸-倭ノ国 ヤソノカミ(八十神)が眠ると伝承される大陸に存在する、ヌーフとは違った発展を築き上げてきた東洋国。化学発展により独自のエネルギー機構を確立させたヌーフやマディス連邦と違い、「妖力」と呼ばれるマナと似た非科学的事象をエネルギーとしての概念を確立させた功績を持つ。しかしこれは倭人の中でも限られた者のみが使用できる為、妖力と同時進行上で化学発展にも積極的になっている。その所為か地区によっては都市発展が為されており、それ以外は農業・農牧等の生産業に重視している。ヌーフでは倭ノ国文化が人気である。 ‣水上遺跡-オリュクスの白昼夢 現在では唯一無二となった吟遊詩人「オリュクス」が語るこの世界には決して存在しない遺跡。1000年以上前に存在したとされる水上都市をモデルに語られる神話・歴史・法律などを詩歌にて伝承される。緑が生い茂り、透き通る青々とした海面に聳え立つ崩れかけの遺跡達が今なお何処かに存在すると言う。彼女が言うには「信じる者の見る夢として、何時か招待してくれるんじゃないのか?」と語る。誰も彼の地に到達した者は居ないという。