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④ゲームを作る この章では実際にゲームを作っていく。 あれ?画像素材を加工しないの?と思う人もいるだろう。 先に忠告、というか筆者の戒めでもあるのだが、 素材の方を先に作ってしまうと 「あれ?この作った画像だけあればゲームいらなくね?」といったことになる可能性もある。 本人がそれで満足してしまえばそれまでなのでが、 筆者としてはどうしても状態変化ゲームを一本でも多く遊びたいので、 今回ゲームを作成をメインとしている方々にはゲームの作成を先にするようにしてもらいたい。 今回はSteamで購入したMZであることを前提に話を進めていく。 本講座では購入の方法までは取り扱わないのであしからず。 (というかそのレベルの話であれば本講座よりももっと詳しくやり方を載せてくれるところがあるだろう) 購入直後は以下のような画面が広がっていると思われる。 (そうでない場合は飛ばす) 暫く待つと… 最初のMAPと初期配置されている主人公が確認できる。 さて、今回は一人の女の子を石化するゲームを作ることにする。 本来ストーリーはゲーム作成の前にある程度作っておくべきなので、以下のようなストーリーを作ることにする。 一人の女の子を石化させ、この先ももっと石化させる意気込みを主人公が語って終了 これなら本講座で解説できるような超短編ができるはずだ。 ゲームを作る手順としては人そそれぞれとなるので、 あまり言及はできないが、筆者はマップ→キャラ配置→イベント配置→イベント作成 の順番で作成を行っている。 本講座でもそれに倣って作成を行うこととする。 もちろん自分でつくやりやすい手順があるのであればそっちでやることを推奨する。 人に強制された開発なんてモチベも続かないのである。 上記マップは何もない原っぱしかなく、 ここからマップを拡張することは極めてめんどくさい。 そこでMZには、マップロード機能がある。 実際にやってみよう。 マップをロードすると上記のように、マップのテンプレートがたくさん出てくる。 今回は超短編で良いので、普通の街を選択しOKを押す。 するとマップが読み込まれる。 ではキャラクターを配置していこう。 今回最低限欲しいキャラクターは 主人公、ヒロイン の二人である。 主人公はイベント編集モード中にマップの任意の箇所を右クリックして、配置することができる 主人公を初期位置に設定できただろうか。 では実際に主人公を操作してみよう。 勿論保存すること 無事実行できた。 色々動き回ってみると 建物の中に入れなかったり、町の外に出られなかったりするが、今は置いておくことにする。 先述したとおり、今回必要なキャラクターは主人公とヒロインであり、 後ろについて来る人達は必要ない。 一旦ゲームを終了(✗を押して閉じる)してパーティを主人公一人に設定する。 無事、初期パーティを1人にできたら再度実行してみよう 今度は一人で歩くようになったはずだ。 歩いていない場合は保存されていない可能性がある。 もう一度データベースを開き、パーティがいないことを確認すること。 次にヒロインを配置する 好きな場所をダブルクリックする。 上記入力が終わり、ゲームを実行して話しかけてみると入力した台詞を話す。 これで基本中の基本は抑えられたはずだ。 言ってしまえばこのセリフイベントだけで今回作成する石化ゲームを作ることは不可能ではない。 途中で顔グラを石化用の顔グラに変えればよいのだ。 上の画像では文章しかないが、これでもいいのだ。 壮大なゲームにすると豪語して何も完成しないより、立派なゲームであると言える。 その他のMZの仕様や機能は別項で説明するとしてゲームの作成はこれで完了とする。
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PCの作成 このページでは、A-DICペルソナで使用するPCについて解説しています。 PCの作成 キャラクター設定の決定 まずは通常のAの魔法陣同様、ボックス設定からRoC(ロール・オア・チョイス。ダイスを振って決定しても、自分で選択してもよい)で決定します。ボックスの詳細についてはルールブックを参照してください。 ボックスから設定を決めたら、それに基づいて詳細設定をある程度自分で決めておくとよいでしょう。 成功要素の登録 キャラクター設定ができたら、成功要素を登録します。このゲームでは他のA-DICのように成功要素を自分で決めて、登録することはできません。成功要素はすべて配分比による個数で提出し、判定はその合計がリクエスト難易度を超過しているかで決まります。 代わりにゲーム版のように、原成功要素の配分比をある程度自分で決めることができます。まずは設定によって決まる成功要素を割り振り、20からそれを引いた値を自由に配分比に割り振ることができます。 なお、キャラクターの初期根源力は2000です。 買い物 キャラクター作成が終了したら、アイテムの買い物を行います。準備金として10000円が与えられるので、そこからアイテムを購入します。 アイテムの種類には武器、体防具、足防具、アクセサリ、使用アイテムがあります。
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死を映す悪魔 part67-182~187 182 :死を映す悪魔:2014/06/28(土) 00 35 41.15 ID Gz2mPse40 ガラケーのゲームサイト『オセロ・超ゲー』で配信された、 推理小説家の有栖川有栖が監修したという触れ込みの本格推理ゲーム、 『死を映す悪魔』行きます。 キャラ名やその他色々細かい部分は覚えてないので適当に表記しますがご容赦を。 主人公の女子学生は、モデルのバイトでCM撮影のためにテレビ局に行き、 そこでヒヨコの着ぐるみを目の前にして困惑していた。 「プリンのCMということで、プリンの材料は卵だからヒヨコの着ぐるみを着てもらおう!」 という発想で、撮影スタッフの一人が着ぐるみを着てもらうと言ってきたのだ。 正直言って、着ぐるみなんて着てCMで撮影されたりなんかしたくない主人公だったが、 バイトとはいえ仕事なので断れず、控え室に入り着ぐるみを着ることにした主人公。 着ぐるみを着終わって、これはこれで可愛いかな、なんてのんきに考えていると、 いきなり撮影現場からガシャーンと重いものが落ちる音が聞こえ、 次に撮影スタッフたちの悲鳴や怒声が聞こえてきた。 何事かと思い主人公が撮影現場へ行くと、女性スタッフが倒れていた。 そしてその側には天井に据え付けられている大きなライトが落ちていた。 どうやら、ライトが落ちてきて女性スタッフの頭に直撃したらしい。 女性スタッフはピクリとも動かず、既に死んでいるようだった。 主人公が人の死を目の前にして呆然としていたが、近くから聞こえた怒声で我に返った。 死んだ女性スタッフの夫でもある男性スタッフが、プロデューサーを怒鳴りつけていたのだ。 どうやら、プロデューサーが女性スタッフの死体を小型のビデオカメラで撮影していた事に 男性スタッフが怒っているようだ。 プロデューサーは最初は「警察が捜査する役に立つように撮影した」と言い訳をしていたが、 男性スタッフがさらに問い詰めると「マスコミとかに高く売れそうだから」と本音を言った。 「撮影したデータをすぐに消せ!分かったな!」と男性スタッフが怒鳴ると、 プロデューサーは怯えながら承諾し、逃げるように控え室へ去っていった。 そのうち警察が到着した。刑事は主人公を目にすると 「なんだねその格好は、ふざけてるのかね」と言ってくる。 主人公は着ぐるみを着たままだった事に気づき、慌てて控え室へ入り着替えた。 それから警察の捜査に協力したのだが、 その時に、例のビデオカメラから動画の入ったSDカードが抜かれていた事を知らされる。 そして、そのビデオカメラは控え室に置かれていたので 控え室に入った主人公にもカードを抜く事が可能だったという事で嫌疑をかけられてしまう。 主人公は身体検査を受けてSDカードなんて持っていない事を証明したが、 カードを抜き取る事が出来た他の人も全員SDカードを持っておらず、 SDカードを盗んだ疑いを完全に払拭できないまま帰宅した。 183 :死を映す悪魔:2014/06/28(土) 00 36 23.07 ID Gz2mPse40 数日後、学校の授業が終わって帰宅しようとすると、 校門で刑事に声をかけられ、署まで来て欲しいと言われた。 事件で最初に会った時に、殺人現場で着ぐるみを着ていたとはいえ 頭ごなしに怒ってきた刑事に対して苦手意識を持つ主人公だったが 捜査に協力しないわけにはいかないと考え、同行することにした。 警察署の視聴覚室のような所に連れて来られて、 「ネット上にアップロードされた、とある動画が、 例のビデオカメラのデータを加工して作られたものらしいんだ。とりあえず見てくれ」 と刑事が言い、動画を再生した。 動画の冒頭に、『死の動画その1』というタイトルが出てきた。 そして次に、あのスタジオの天井に備え付けられている大きなライトが レンチによって緩められていき天井の装置から完全に外される様子が映されていた。 レンチを持つ手は画面の外で見えない。 そこから、いきなり女性スタッフが頭から血を流して倒れている画面に切り替わった。 この部分が、例のSDカード内の動画から流用した部分なのだろう。 そして最後に「これで終わりではないぞ、覚悟しろ」という脅しめいた文章が出てきた。 再生を終えた刑事が「君がこの動画をアップロードしたんじゃないだろうね?」 と聞いてきたので、全力で首を横に振る主人公。 その後刑事は動画の心当たりを聞いてきたので、覚えはまったくないと答える主人公。 ちなみにネットにアップロードされた動画は、既に警察の要請に応じて消されたらしい。 警察から家に帰った後、主人公はこの事を兄に相談した。 兄は、それまでに主人公が得た情報を元に推理するのだが、 その時に主人公を容疑者の一人として考えた上で推理するので主人公が怒ると 「いや、真理というのは客観的に考えなければ分からないんだ」 と言うので、「これだから理系の兄は」と内心で毒付く主人公。 184 :死を映す悪魔:2014/06/28(土) 00 36 54.71 ID Gz2mPse40 数日後、授業を終えて学校から出た主人公は、また刑事に署までの同行を求められた。 その時一緒にいた友達が、家まで早く帰りたいからパトカーに一緒に乗せて欲しいと求める。 刑事は渋ったが、捜査を協力してもらうためだと思ったのか許可し、主人公と友達を車に乗せる。 そして署に向かう途中、刑事は署から電話を受けた。 その電話の内容は『死の動画その2』がネットにアップロードされたというもの。 電話を終えた刑事は車を停車させると、ノートパソコンを使ってその動画を見る事にした。 主人公と友達も刑事に許可をもらい、一緒にその動画を見る。 その動画は、冒頭に『死の動画その2』と表示された後、 部屋の真ん中に水が入った大きな水槽が映し出されていた。 そこにいきなり、手足を縛られた人が投げ落とされた。 主人公はその人の顔を見て、あのプロデューサーだと気づく。 プロデューサーはしばらく窒息の苦しみでもがいていたが、 そのうち完全に溺れ、ぐったりとして動かなくった所で動画は終わった。 主人公はプロデューサーの住むマンションを知っていたので、 刑事にその場所を教えると、刑事は急いで車を向かわせた。 家へ到着し管理人に鍵を開けるように求め、部屋へと踏み込んだ刑事と主人公と友達。 部屋に入ると、目をカッと見開いたプロデューサーが水槽の中に漂っているを発見する。 プロデューサーと目が合ってしまい動揺しつつも助けようと近づこうとする主人公だが、 刑事がそれを止めた。早く助けなければと焦る主人公に刑事は言う。 「もう手遅れだ。彼の顔や体に模様が出てるだろう? これは死斑といって、死後数時間経つと出る模様なんだ。 どうやらあの動画は随分前に撮影されたものらしい」 その後警察の鑑識等も来て捜査が始まり、主人公と友達は警察の事情聴取に応じた。 数日後、第一の事件の被害者の女性スタッフの夫である男性スタッフが主人公の家を訪れた。 妻の敵を討つべく、独自に調査をしているらしい。 男性スタッフが今までに得た情報をまとめたノートを見せると、 主人公の兄はそのノートを映させて欲しいと頼み、 男性スタッフはそれが真相を知る助けになるのならと同意した。 男性スタッフの書いたノートには事件関係者のアリバイや近況などが詳しく書かれていた。 さらに数日後、主人公が学校へ行くと、友達が登校していない事に気づく。 携帯に友達からのメールがあった。 「気がついた事があるから、もう一度あの場所へ行ってみる。 もしかしたら犯人がわかるかも!もし犯人が分かったら、今度食事をおごってね!」 という内容。 学校が終わってから友達からメールが無いか確認するが、メールは来ていなかった。 友達はどうしてるんだろうと思いながら帰宅すると、兄が血相を変えて話しかけてきた。 「ネットに『死の動画その3』が上がってるぞ!」 早速その動画を見てみると、人が倒れているだけの動画だった。 だがそれを見た主人公は、倒れている人が友達だと気づいてしまう。 この動画の場所はどこなのだろうかと考え、 友達のメールの「あの場所をもう一度調べてみる」という部分から、 友達と事件の唯一の接点の場所である、プロデューサーのマンション付近だと推測する。 主人公は警察にその事を伝えると、自分も兄の運転するバイクに二人乗りしてそこへ向かった。 185 :死を映す悪魔:2014/06/28(土) 00 37 34.74 ID Gz2mPse40 必死になって探していると、パトカーが付近の公園に何台も止まっているのを見つけ、 主人公も公園に入ろうとするが、あの刑事がそれを止めた。 「もうあの子は死んでいた。それに既に警察によって遺体は運ばれた。もうここにはいない」 主人公はショックを受け帰宅後も呆然としたままで、なかなか寝付けなかった。 「何人も人を殺してそれを動画にしてネットに上げるなんて、犯人は『死を映す悪魔』だ! あなたは誰なの?私は絶対に許さない!」 翌日、起床した主人公は兄にこう提案した。 「お兄ちゃん、友達は犯人や証拠に気づいたせいで殺されたんだと思う。 友達が事件の真相にたどり着けたなら私もたどり着けるはず!だから今日一日探偵をしてみたいの。 お兄ちゃんと手伝って、お願い!」 兄は「どうせ断っても一人でやるんだろう?付き合うよ。 だが危険な事はするなよ、何か分かったらすぐに俺に教えるんだぞ!」と言って承諾する。 2人はバイクに二人乗りして、3つの事件の現場に行ったり関係者へ事情聴取したり、 例のノートを読み返したりといった捜査を行った。 そして全ての捜査を終えた主人公は頭の中で考えをまとめると、兄にこう言った。 「分かったわ、全ての謎が!私に推理の天使が舞い降りてきたの!」 「お前は何を言っているんだ…」 「とにかく!犯人が分かったの!犯人は…」 ここでいったん場面が変わり、どこか分からない場所で主人公はプレイヤーに向かって 「さて、犯人は誰でしょうか?」と聞いてくる。 どうやらゲーム本編と切り離されたメタ空間なようだ。 ここで実際にプレイヤーは、犯人が誰かを選択肢の中から選ぶ事ができる。 いわゆる「名探偵諸君、ここまでの情報で真犯人や事件の真相は推理可能だ、さあ当ててみたまえ」 という、いわゆる『読者への挑戦状』なのだろう。 どの選択肢を選んでも「さて、合っているでしょうか?では続きを読んでみましょう」 と言って次へ進ませてくれるので、ここで詰まる心配は無い。 元のゲーム内に戻り、主人公と兄が乗ったバイクが犯人の元へと向かう。 そして犯人の居場所へ向かう道の最後の曲がり角を曲がろうとした時、 いきなりバイクが転倒し主人公と兄は道路へ投げ出された。 曲がり角に油が撒かれていたのだ。兄の運転技術のおかげで軽い怪我で済んだが、 場合によっては死んでいたかもしれない。 バイクが転倒した音を聞きつけて周囲の人々が見に来たのを見て、 主人公はその中の一人を指差して叫んだ。 「私たちを事故死させて、『死の動画その4』を撮影しようとしたのね!」 指差された女性は、プロデューサーとCM関係の仕事をしている女性の会社員。 主人公は、彼女が犯人だと言うのだ。犯人と呼ばれた女性はこう言った。 「いえ、近くで事故が起きたから見に来ただけよ。 どうしても私が犯人だというのなら、詳しい話は私の会社の事務所で聞こうかしら?」 犯人の誘いに乗る事を兄はためらっていたが、主人公は 「もうこの人は私たちに危害を加えるつもりは無いみたい、ついていこうよ」 と、誘いに乗る事にした。 186 :死を映す悪魔:2014/06/28(土) 00 38 26.23 ID Gz2mPse40 事務所に着くと犯人は「私が犯人だという推理、聞かせてもらおうかしら」 と言ってくるので主人公は最初に『死の動画その2』で映されたプロデューサーの殺人動画の中で 犯人が犯したミスについて話す事にした。 「死の動画ではプロデューサーの顔が撮影したカメラの方を向いていたから顔が見えました。 そして私が刑事さんと一緒に部屋に踏み込んだ時は入ってすぐにプロデューサーの顔と目が合った、 つまり顔が入り口側に向いていました。 でも先ほど事件現場を調べている刑事さんに、 死の動画の撮影は入り口とは反対側の部屋の奥から撮影されていると教えてもらいました。 となると、撮影時には部屋の奥の方に頭が向いていたはずで、 もし死体がそのままなら私たちが駆けつけた時に 部屋に入ってすぐ見えるのは足元であって、顔が見えるはずがないんです。 あの水槽は人が入る程には大きいですが、 沈めた死体が勝手に回転して向きが変わるほどの幅はありません。 つまり、あの動画が撮影された後、死体が発見されるまでの間に 死体の向きが犯人によって入れ替えられていたんです!」 「私がなぜ、そんな事をしたというのかしら?」 「それはプロデューサーを二度殺したからです。 手足を縛って一旦突き落として溺れさせてその動画を撮影してから、人工呼吸などで息を吹き返させ、 それからもう一度水槽に入れて今度はホースで水を流し時間をかけて殺したんです」 「なぜ私はそんな残酷な殺し方をしたというの?」 「それはアリバイ作りのためです。ただ普通に水槽に入った死体が発見されただけでは、 ホースを使って時間をかけて殺す事で、死亡時刻に他の人と一緒にいたというアリバイを作ったという アリバイ工作を見抜かれる可能性があります。 そこで直接突き落とした動画を死の動画としてネットに上げた上で蘇生させて改めて殺す事で 動画の通りに直接突き飛ばしてそのまま殺したと思わせて死亡時刻に犯人がそこにいたと思わせて、 ホースによる時間差殺人をカモフラージュしようとしたんです!」 「それは分かったわ。でも、それでなぜ私が犯人になるの?」 「まず、あなたのアリバイは、死亡時刻にはアリバイがあり、その少し前より以前はない。 つまり犯人のアリバイ工作に合致します。 それと、あなたは『死の動画その1』の犠牲者の女性スタッフの葬式の時に話をした時、 女性スタッフと一緒に勉強して色々資格を取ったといってましたが、 その時に挙げた資格の中にダイバーの資格もありましたね。 ダイバーの資格を持つなら、溺れた人を人工呼吸等で蘇生させるための技術も持っているはずです。 それになにより、先ほど私が事情聴取に来た時に 「プロデューサーの死体の死斑が出た顔を忘れられない」と言いましたよね? でもそれは変なんです。死の動画では、溺れたばかりなので死斑は出ていませんでした。 そして刑事さんと私たちが部屋に踏み込んだ時には死斑は出てましたが、 その後死体はすぐに警察によって運ばれたんです。 だから、死斑の出た死体を目にする事が出来るのは、 警察の人と部屋に踏み込んだ私と友達、それ以外には犯人しかいないんです!」 187 :死を映す悪魔:2014/06/28(土) 00 39 00.35 ID Gz2mPse40 そこまで言うと、犯人は諦めて自白し、事件の全貌を語った。 動機は、横領の発覚を恐れての口封じ。 犯人とプロデューサーは以前から、CMの製作を実在しない会社に委託した事にして製作料を水増しさせ 今までに数億円もの金を横領していたのだが、それが発覚しそうになっていた。 そこで、共犯のプロデューサーを殺してしまえば彼一人に全ての罪を被せられると思ったのだ。 『死の動画その1』の女性スタッフが死んだ事件は、本当はただの事故で、犯人は関与していないが、 プロデューサーがその現場をビデオカメラで撮影してその動画データを持ち出したと聞いて、 その動画を故意の殺人と見せかけた上でネットに投稿してからプロデューサー殺しもネットに投稿する事で、 死の動画をネットに投稿する理由を自己顕示欲と見せかける事で アリバイ工作をカモフラージュする事を思いついたのだ。 つまり、プロデューサーは自分勝手な行動のために、自分を殺すお膳立てをしてしまったわけだ。 (ちなみに身体検査をしても見つからなかった動画データの入ったSDカードは、 あの着ぐるみの中に隠して持ち出されたらしい。 事件の犯人を断定するための決定的証拠を探してたわけではないので、その程度の細工で持ち出せたのだろう) そして『死の動画その3』の友達殺しは、友達が事件の真相に気づきそうだから殺したという。 マンションの付近を調査していた友達は犯人と会い、 犯人に自分の推理を話してしまったために、 そのうち自分が犯人だと気づかれると思い慌てて殺してしまい、 今までに作り上げた、自己顕示欲が強いという犯人像を崩さないために 『死の動画その3』をネットに投稿したのだ。 犯人が全てを話し終わったと同時に、主人公は体から力が抜けていくのを感じた。 先ほどのバイク事故のダメージは予想外に強かったらしい。 兄が慌てて呼ぶ声を聞きながら主人公は気を失った。 夢の中で主人公が光に向かって進んでいくと、そこに友達がいた。 「約束どおり今度食事をおごってね!」と言ってくる友達。 こんな事になってもそんな事を言うなんて、友達らしいなあ、と思っていると目が覚めた。 目が覚めると、兄が涙ぐみながら側に座っていた。 私を心配して泣いているのかと主人公がからかうと、 傷口が染みただけだと照れ隠しをする兄だった。 こうして『最初の』事件は解決した?『最初の』とはどういう事かって? そう、数ヵ月後、主人公とその兄はさらなる事件に巻き込まれるのだった… END 以上です。この推理ゲームは実際の推理小説のように、 『読者への挑戦状』より前の部分を読み込めば犯人が誰か絞り込めるようになっています。 このゲームが公開されてから少しの間は、自分の推理をサイトに投稿する事で 賞品を貰えたそうです。 ちなみに続編がありそうな終わり方ですが、2008年に作られたこのゲームの続編は、 2014年4月時点でもまだ作られていません。
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デベロッパー hap Inc. 公式サイト http //app.hap.ne.jp/ 配布ページ iOS https //apps.apple.com/jp/app/ママにゲーム隠された-脱出ゲーム/id1140266903Android https //play.google.com/store/apps/details?id=air.jp.ne.hap.mom&hl=ja ジャンル 脱出ゲーム オンライン要素 広告の表示 / SPサイト閲覧 概要 攻略ガイド 関連記事 概要 脱出ゲームと呼ばれるジャンルの作品。 主人公はゲーム好きな少年。ママに隠されてしまったゲーム機を見つけて取り戻そう。 トライ&エラーで進めるタイプのゲームで、ミスしてゲームオーバーになってしまってもすぐリトライが可能。 またステージセレクトで一度進めた範囲ならどこからでもプレイを再開できる。全30ステージ。 最後の第30ステージをクリアするとSPサイトを閲覧できる。またランダムで内容が決まる特殊ステージがプレイできるようにもなり、その中にしか出てこないステージも存在する。 クリアの方法が分からない場合、動画広告を視聴してヒントを貰う事ができる。 攻略ガイド 関連記事 ときめーたー ママにゲーム隠された2 ママにゲーム隠された3 冷蔵庫のプリン食べられた
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デベロッパー hap Inc. 公式サイト http //app.hap.ne.jp/ 配布ページ iOS https //apps.apple.com/jp/app/ママにゲーム隠された3-脱出ゲーム/id1409535084Android https //play.google.com/store/apps/details?id=air.jp.ne.hap.mom3&hl=ja ジャンル 脱出ゲーム オンライン要素 広告の表示 / SPサイト閲覧 概要 攻略ガイド 関連記事 概要 脱出ゲームと呼ばれるジャンルの作品。『ママにゲーム隠された』『ママにゲーム隠された2』の続編。 主人公はゲーム好きな少年。またまたママに隠されてしまったゲーム機を見つけて取り戻そう。 トライ&エラーで進めるタイプのゲームで、ミスしてゲームオーバーになってしまってもすぐリトライが可能。 またステージセレクトで一度進めた範囲ならどこからでもプレイを再開できる。全30ステージ。 最後の第30ステージをクリアするとSPサイトを閲覧できる。またランダムで内容が決まる特殊ステージがプレイできるようにもなり、その中にしか出てこないステージも存在する。 クリアの方法が分からない場合、動画広告を視聴してヒントを貰う事ができる。 この『3』では『本編でママに見つかった場面』が記録されいつでも閲覧できるという一種のアルバムモード「ママこれくしょん」が加わっていて、わざとママに見つかる事がもう一つの遊び方になった。 攻略ガイド 関連記事 ときめーたー ママにゲーム隠された ママにゲーム隠された2 冷蔵庫のプリン食べられた
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デベロッパー hap Inc. 公式サイト http //app.hap.ne.jp/ 配布ページ iOS https //apps.apple.com/jp/app/ママにゲーム隠された2-脱出ゲーム/id1189071873Android https //play.google.com/store/apps/details?id=air.jp.ne.hap.mom2&hl=ja ジャンル 脱出ゲーム オンライン要素 広告の表示 / SPサイト閲覧 概要 攻略ガイド 関連記事 概要 脱出ゲームと呼ばれるジャンルの作品。『ママにゲーム隠された』の続編。 主人公はゲーム好きな少年。またもやママに隠されてしまったゲーム機を見つけて取り戻そう。 トライ&エラーで進めるタイプのゲームで、ミスしてゲームオーバーになってしまってもすぐリトライが可能。 またステージセレクトで一度進めた範囲ならどこからでもプレイを再開できる。全30ステージ。 最後の第30ステージをクリアするとSPサイトを閲覧できる。またランダムで内容が決まる特殊ステージがプレイできるようにもなり、その中にしか出てこないステージも存在する。 クリアの方法が分からない場合、動画広告を視聴してヒントを貰う事ができる。 攻略ガイド 関連記事 ときめーたー ママにゲーム隠された ママにゲーム隠された3 冷蔵庫のプリン食べられた
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このページでは『ママにゲーム隠された!』とその続編『ママにゲーム隠された! 2』『冷蔵庫のプリン食べられた』の紹介をしています。 判定はすべて「なし」に分類されます。 ママにゲーム隠された! 概要 ゲームルール 評価点 問題点 総評 余談 ママにゲーム隠された! 2 概要(2) ゲームルール(2) 評価点(2) 問題点(2) 総評(2) 余談(2) 冷蔵庫のプリン食べられた 概要(冷蔵庫) ゲームルール(冷蔵庫) 評価点(冷蔵庫) 問題点(冷蔵庫) 総評(冷蔵庫) 余談(冷蔵庫) ママにゲーム隠された! 【ままにげーむかくされた】 ジャンル 脱出ゲーム 対応機種 Newニンテンドー3DSNintendo Switchプレイステーション4 メディア ダウンロード専売ソフト 発売元 ハップ 開発元 コトブキソリューション 配信開始日 【3DS】2017年7月12日【Switch】2017年12月21日【PS4】2020年8月12日 定価 500円 プレイ人数 1人 セーブデータ 1箇所・オートセーブ方式 レーティング CERO A(全年齢対象) 判定 なし ポイント ママに隠されたゲーム機を探す謎解きゲーム謎解き難易度はかなり控えめ50日目のその先は…!? 概要 シュールな作風が特徴なスマートフォン向けゲームを手掛けるハップが発売した一作。同社のスマホゲームの移植だが、移植はコトブキソリューションが手掛ける。 ジャンルはステージクリア方式の謎解きゲームとなる。スマホ版初代(*1)をベースとしていて、原作から20近くのステージが追加されており、一部の謎解きや操作体系に差異がある。 主人公の少年が部屋の中からママに隠された携帯ゲーム機を探すという設定。ゲーム機を探し当てると1日単位で再びゲーム機が隠されるという悲しい展開が続く。 ゲームルール 3DS版は下画面がゲーム表示・上画面がアイテムなどの表示がされ、Switch版とPS4版はゲーム表示の左右にアイテムなどの表示がされる。 ゲームの流れ 部屋の中に隠されたゲーム機をあらゆる手段を試みて探していき、無事獲得すればクリアとなる。全50ステージ構成のステージセレクト方式。 部屋の探索範囲は原則としてスクロールなしの一画面分のみだが、ステージによっては別の部屋に移動できる場合がある。 部屋の探索中に「ママに見つかる」などの行為してしまうと即ゲームオーバー。リトライは可能だが、ステージ最初からのやり直しとなる。 ステージクリアすると1日が経過し、翌日に新たなステージが発生する。これを50日分クリアしていくのが本作の目的だが、最後のステージには急展開が待ち構える。 ほとんどのステージには「アイテム」があり、入手したアイテムをどこかで使用しなければならない。 アイテムの使い方次第では無事にゲーム機を獲得できる場合もあれば、何かのトラブルが発生しママに見つかってしまう恐れもある。 ステージ中に入手したアイテムを他のステージに引き継ぐ事はできない。アイテムの種類によっては消費される場合とされない場合がある。 どうしてもゲーム機の獲得方法が分からない場合の救済処置として、各ステージのヒントが確認できる。 ヒントの前に神経衰弱を行う必要があり、変なカードの組み合わせを引いてしまうとヒント無効となる。とはいえ、何回も繰り返せば容易にヒント確認が可能。 操作体系 3DS版とSwitch版・PS4版では操作体系が異なる。さらにSwitch版は本体のプレイモードによっても相違がある。 3DS版はタッチ操作がメインとなるが、ステージによっては十字ボタンの入力が必要な謎解きもある。 Switch版の携帯モードもしくはSwitch Liteではタッチ操作に対応している。 Switch版の先述以外のモードやPS4版ではスティックとボタンの組み合わせで操作を行う必要あり。 クリア後のおまけについて ステージをオールクリアするとおまけのミニゲームがプレイできる。3DS版とSwitch版では収録ゲームが異なる。 3DS版のミニゲームは少年を操作して、大量の鳥が落としてくるゲーム機をキャッチしていく「GAME CATCH」を収録。 Switch版及びPS4版のミニゲームは新体操選手を操作して、高速回転させた後に着地ポーズを決めていく「くるくる選手権」を収録。 評価点 低難易度で遊びやすい謎解きゲーム 本作における謎解きの難易度は同期の同ジャンルと比べても大分低い方で、さくさくとステージを攻略できる。 どちらかといえば「謎を解く」というよりは「試行錯誤で探索箇所をチェックしていく」といった趣旨が強い。思考性が求められるステージは比較的少ない。 そもそも探索範囲がかなり限定的な上に、見るからにして何かのフラグがありそうな装置が分かりやすい位置に配置されているので、迷う心配はほぼ皆無といっていい。 全体的にステージクリアまでの過程が非常に手短で済む。攻略ミスで即ゲームオーバーになるステージも多々あるが、やり直しの負担はほとんどない。 ヒント機能も随時確認可能なので、攻略に詰まる要因は限りなく薄い。どこまでもプレイヤーに優しい謎解きゲームといえる。 何かがおかしいゲーム機探しの日常 「何気ない家の部屋でゲーム機を探していく」という日常を描いているはずなのに、ステージ内で起こる現象が何かおかしい。 背景が常に水色一色という空間の中で、毎日毎日ゲーム機を探す少年とそれに対抗してゲーム機を隠し続けるママの執念のぶつかり合いが凄まじい。 各ステージのシチュエーションはやけに豊富。「ワニや象などがくつろいでいる」「体操選手が集団で運動中」「落とし穴によるトラップ」「『熱血硬派くにおくん』のように、室内をバイクで走行」「唐突にプ〇デターの登場」など様々。 この「日常の中で起こる非日常的なシチュエーション」が淡々と映し出されるバカっぽさが、いい意味でのネタ要因であり本作の魅力といえる(*2)。 言葉で表現するのは難しいが、少年やママを筆頭とした登場人物の絵面も謎の味わいがある。 異変を感じると即出現するママの神出鬼没さが色々と怖い。背景や家具などの中に隠れて待ち構える様はもはやストーカーか忍者の域である。 問題点 謎解きゲームとしてのやりがいの薄さ 評価点の裏返しとなってしまうが、謎解きゲームとしては早期にクリアできてしまう節がある。 明らかにがっつりと取り組むような謎解きゲームではなく、「次はどんなシチュエーションなのか」といったネタ的な楽しみ方に特化した内容といえる。 個人差もあるので断定はできないが、各ステージのクリア時間は大方5分もかからない位の軽さである。オールクリアまでの時間は2時間も満たないと思われる。 ほぼ気持ち程度のおまけゲーム 本編のオールクリア後におまけゲームがプレイできるが、これもネタで遊ぶ程度のものでゲームとしては弱い面がある。 一応は3DS版はハイスコア目的、Switch版とPS4版はポーズコレクションといったやり込みもあるが、ゲームとしてはかなり軽いものでしかない。 総評 謎解きゲームとしては極めて遊びやすく、さくさくプレイでゲーム機を探して複数のシチュエーションを楽しめるお手軽感がある。 一方で良くも悪くもネタに特化したゲームでもあるので、本格的に頭を使う内容は期待できない。まさにライトプレイヤー向けな一作といえる。 余談 50日目のその先は…!? ゲームルールでも述べた通り、本作は50のステージが存在する。しかし、最後のステージは明らかに他ステージとは趣旨が異なるものとなっている。 + ネタバレ注意 49日目のステージをクリアすると、いつも通りに50日目のステージが始まる…と思いきや何か様子がおかしい。 50日目だった日数カウントは凄まじい勢いで進んでいき、あっという間に1000日目を迎える。この1000日目こそが本作の最終ステージであった。 それまでごく普通の容姿だった少年は約3年の経過により成長した姿となるが、少年は健康的には到底見えない肥満体型と化していた。 そしていつも通りにステージが開始されるのだが、外部へと繋がるドアが封鎖され、部屋周辺には大量のゴミが散乱し、それに混じる形で堂々とゲーム機が置かれている。 このステージには部屋の中にはママはおろか、登場人物が誰一人として登場しない。それまでのステージであれば即ゲーム機を獲得できる状況であった。 しかし、このステージのクリア条件はゲーム機の獲得ではなく、封鎖されたドアの解放であった。ドアを解放すると家族全員が優しく少年を出迎えてくれる。 その後はゲーム機のディスプレイに「脱出成功!」の文字が表示され、ようやくオールクリアを迎える事となる。 作中の状況から察するに、「少年は何かの理由で3年もの間、ゲーム機で遊んで時間を潰しながら部屋に引きこもっていた」と推測される。 そして引きこもっていた部屋からの解放こそが本作における最後の目標であり、先述の脱出成功の表示がゲームクリアへのメッセージだったという締めとなっている。 ママにゲーム隠された! 2 【ままにげーむかくされた つー】 ジャンル 脱出ゲーム 対応機種 Nintendo Switchプレイステーション4 メディア ダウンロード専売ソフト 発売元 ハップ 開発元 コトブキソリューション 配信開始日 2021年4月28日 定価 500円 プレイ人数 1人 セーブデータ 1箇所・オートセーブ方式 レーティング CERO A(全年齢対象) 判定 なし ポイント ママに隠されたゲーム機を探す謎解きゲーム2作目基本的なゲームルールは全く同じ50日目のその先は…再び!? 概要(2) 『ママにゲーム隠された!』(以下 『1』)の続編。発売・開発元は前作と同じだが、対応ハードはNintendo Switchとプレイステーション4のみに絞られている。 謎解きはすべて一新されており、おまけ関係の変更が加えられている。前作と同じ1日単位でママに隠されたゲーム機を探し当てる少年の苦悩(?)が描かれる。 ゲームルール(2) 基本的なルールは『1』と全く同じなので、ここでは変更された点のみを表記する。 ママこれくしょんについて ママに見つかってゲームオーバーになると、そのシーンが「ママこれくしょん」として登録される。全部で56シーンあり。 一部の同一ステージにおいて複数のママ発見パターンがあり、そのステージにて複数回のゲームオーバーを迎えないと登録シーンの歯抜けが発生してしまう。 あくまでも「ママに見つかった」場合のシーンのみが登録対象であり、それ以外の原因でゲームオーバーになってもはずれでしかない。 MVについて オールクリアすると本作オリジナルMVが鑑賞可能となる。なお『1』でいうところのミニゲームは収録されていない。 評価点(2) 『1』の評価点は本作にも当てはまるが、ここでの表記は割愛する。 ボーカル曲とMVの追加 ママコレクションとMVではそれぞれ可愛らしい系のボーカル曲が流されるが、それぞれが良曲といっても過言ではない。 余談だが曲の1つである「ママにゲーム隠された少年」はシリーズ関連作品である『親フラリズム ~うしろ! うしろ!~』のプレイ楽曲として収録されている。 MVに関してもシリーズ特有のシュールさと可愛らしさを含むノリノリな映像で一見の価値あり。ハップ公式によるYouTubeでのMV公開もされている。 問題点(2) 『1』の問題点も本作に当てはまるため、ここでの表記は割愛。 ミニゲームの消失 『1』にあったミニゲームがなくなったため、遊べる範囲が少し減った。とはいえミニゲーム自体がネタレベルのものだったので深刻な問題ともいい難い。 総評(2) 根本的なゲーム内容に大きな差はなく、『1』同様に謎解きの難易度は控えめでさくさくと遊びやすい内容なのは相変わらず。 短時間でオールクリアできやすい脱出ゲームとしては、『1』共々に適任な出来といえる。 余談(2) 50日目のその先は…再び!? 『1』に引き続き、最後のステージは従来とは趣旨が異なるものとなっている。 + ネタバレ注意 49日目のステージをクリアすると、いつも通りに50日目のステージが始まる…と思いきや、やはり様子がおかしい。 50日目だった日数カウントは桁をすっ飛ばして進んでいき、あっという間に10000日目を迎える。本作の最終ステージは10000日目が舞台となる。 部屋の中にはカーテンの上にゲーム機が置かれ、脚立を使ってそれを獲得すればクリアとなる。しかしゲーム機の形状が以前とは異なる新型となっていた。 新型ゲーム機を獲得すると唐突に謎の少女が登場し、そこにカーテンに隠れていた中年男性も登場。そして「パパにゲーム隠された!」という少女の声が響いた。 実は中年男性は約30年の成長を迎えパパとなった元少年であり、少女は元少年の娘であった。そこにママたちも登場し、大団円のままにゲーム終了。 「かつてゲームを探す側だった元少年が隠す側へと立場を変える」という、ゲーム探しは世代を超えてもずっと続く未来を連想させる締めでくくられている。 元少年が愛用していたゲーム機はディスプレイにヒビが入った状態で登場し、元少年と少女がお互いのゲーム機で遊ぶというシーンでエンディングを迎える。 冷蔵庫のプリン食べられた 【れいぞうこのぷりんたべられた】 ジャンル 脱出ゲーム 対応機種 Nintendo Switchプレイステーション4 メディア ダウンロード専売ソフト 発売元 ハップ 開発元 コトブキソリューション 配信開始日 2022年4月21日 定価 500円 プレイ人数 1人 セーブデータ 1箇所・オートセーブ方式 レーティング CERO A(全年齢対象) 判定 なし ポイント 怒った姉から隠れる謎解きゲーム基本的なゲームルールはシリーズ通りお値段据え置きなのにステージ数減少 概要(冷蔵庫) シリーズ3作目にあたる作品。発売・開発元・対応ハードは『ママにゲーム隠された! 2』(以下 『2』)と同じ。 本作では「姉のプリンを勝手に食べた少年が、怒って少年を追いかけ回す姉から隠れる」という設定。脇役ながらママも登場する。 ゲームルール(冷蔵庫) 基本的なルールは『1』『2』と全く同じなので、ここでは変更された点のみを表記する。 少年視線で「限られた部屋の中で姉に見つからない場所へと隠れる」というステージクリア条件。姉に見つかるかそれに準じる行為をするとゲームオーバー。 全30ステージ構成で『1』『2』よりもステージ数が少ない。本作ではステージカウントが「ROOM○○」と表記される(『1』『2』では「○○日」)。 ヒント機能がおじいちゃんとのPK戦に変更。何度でも挑戦可能なのは『1』『2』と同じ。 『2』におけるママこれくしょんと同様のモードとして「GAME OVER」を搭載。ゲームオーバーになったシーンが登録・鑑賞できる。全52シーンあり。 オールクリア後は姉視線となって制限時間1分の中で少年を何人見つけられるかを競うミニゲーム「弟を探せ!」がプレイ可能となる。 評価点(冷蔵庫) シリーズ通りの安定な面白さ 『1』『2』同様の遊びやすさやシュール加減は本作でも健在。 『1』『2』では「隠されたゲームを探す」という目的だが、本作では「少年自身が身を隠す」という逆の目的となっている。 また『1』『2』におけるママは原則少年を追いかけ回す行為はしなかったが、本作における姉は異様なまでの執念で少年を追いかけ回す点も過去作とは異なる。 問題点(冷蔵庫) お値段据え置きなのにステージ数減少 販売価格は『1』『2』と同じなのに、ステージ数が過去作比60%まで減少(50⇒30)しており遊べる範囲が乏しくなった。 相変わらずのさくさく加減・低難易度な内容なので『1』『2』以上にオールクリアまでの道のりが短い。ミニゲームがあるとはいえボリュームの縮小化は悲しい。 総評(冷蔵庫) 総評としては『1』『2』とほぼ同じだが、ママとはまた違った恐怖の存在である姉から隠れるスリルが楽しめる一作。 とはいえボリューム的には過去作よりも縮小化しているため、シリーズファンからすると物足りなさを覚える可能性も高い。 余談(冷蔵庫) ROOM30の衝撃展開 本作もまた最終ステージの展開が衝撃的なものとなっている。なお本作では日数経過の概念はない。 + ネタバレ注意 少年は最後のROOMの隠れ場所として、近場にあった井戸の中へと隠れる事に。 しかし井戸の中は深く自力で這い上がる事が出来ない事実に気付く少年。そして少年が遭難しているという事実に気付く姉が救出を試みる。 とはいえ姉の力だけは少年を助けるのは困難。そこで姉は近場にいたママと猫とおじいちゃん、そして謎のマジシャンに助けを求めて同行させる。 色々な手順をたどり手助けなるアイテムを手に入れ、姉たちは井戸の中へとアイテムを放りこむ。 少年はそのアイテムを利用してロープを入手し、姉たち4人+1匹が井戸の外から綱引きの要領でロープを引っ張りあげて少年を無事救出。 「なんで部屋の中に井戸があるのか?」「マジシャンが部屋にいるのか?」「猫が救出要因になるのか?」なんて突っ込みはこのシリーズではしてはいけない。
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死を映す悪魔 part67-182~187 182 :死を映す悪魔:2014/06/28(土) 00 35 41.15 ID Gz2mPse40 ガラケーのゲームサイト『オセロ・超ゲー』で配信された、 推理小説家の有栖川有栖が監修したという触れ込みの本格推理ゲーム、 『死を映す悪魔』行きます。 キャラ名やその他色々細かい部分は覚えてないので適当に表記しますがご容赦を。 主人公の女子学生は、モデルのバイトでCM撮影のためにテレビ局に行き、 そこでヒヨコの着ぐるみを目の前にして困惑していた。 「プリンのCMということで、プリンの材料は卵だからヒヨコの着ぐるみを着てもらおう!」 という発想で、撮影スタッフの一人が着ぐるみを着てもらうと言ってきたのだ。 正直言って、着ぐるみなんて着てCMで撮影されたりなんかしたくない主人公だったが、 バイトとはいえ仕事なので断れず、控え室に入り着ぐるみを着ることにした主人公。 着ぐるみを着終わって、これはこれで可愛いかな、なんてのんきに考えていると、 いきなり撮影現場からガシャーンと重いものが落ちる音が聞こえ、 次に撮影スタッフたちの悲鳴や怒声が聞こえてきた。 何事かと思い主人公が撮影現場へ行くと、女性スタッフが倒れていた。 そしてその側には天井に据え付けられている大きなライトが落ちていた。 どうやら、ライトが落ちてきて女性スタッフの頭に直撃したらしい。 女性スタッフはピクリとも動かず、既に死んでいるようだった。 主人公が人の死を目の前にして呆然としていたが、近くから聞こえた怒声で我に返った。 死んだ女性スタッフの夫でもある男性スタッフが、プロデューサーを怒鳴りつけていたのだ。 どうやら、プロデューサーが女性スタッフの死体を小型のビデオカメラで撮影していた事に 男性スタッフが怒っているようだ。 プロデューサーは最初は「警察が捜査する役に立つように撮影した」と言い訳をしていたが、 男性スタッフがさらに問い詰めると「マスコミとかに高く売れそうだから」と本音を言った。 「撮影したデータをすぐに消せ!分かったな!」と男性スタッフが怒鳴ると、 プロデューサーは怯えながら承諾し、逃げるように控え室へ去っていった。 そのうち警察が到着した。刑事は主人公を目にすると 「なんだねその格好は、ふざけてるのかね」と言ってくる。 主人公は着ぐるみを着たままだった事に気づき、慌てて控え室へ入り着替えた。 それから警察の捜査に協力したのだが、 その時に、例のビデオカメラから動画の入ったSDカードが抜かれていた事を知らされる。 そして、そのビデオカメラは控え室に置かれていたので 控え室に入った主人公にもカードを抜く事が可能だったという事で嫌疑をかけられてしまう。 主人公は身体検査を受けてSDカードなんて持っていない事を証明したが、 カードを抜き取る事が出来た他の人も全員SDカードを持っておらず、 SDカードを盗んだ疑いを完全に払拭できないまま帰宅した。 183 :死を映す悪魔:2014/06/28(土) 00 36 23.07 ID Gz2mPse40 数日後、学校の授業が終わって帰宅しようとすると、 校門で刑事に声をかけられ、署まで来て欲しいと言われた。 事件で最初に会った時に、殺人現場で着ぐるみを着ていたとはいえ 頭ごなしに怒ってきた刑事に対して苦手意識を持つ主人公だったが 捜査に協力しないわけにはいかないと考え、同行することにした。 警察署の視聴覚室のような所に連れて来られて、 「ネット上にアップロードされた、とある動画が、 例のビデオカメラのデータを加工して作られたものらしいんだ。とりあえず見てくれ」 と刑事が言い、動画を再生した。 動画の冒頭に、『死の動画その1』というタイトルが出てきた。 そして次に、あのスタジオの天井に備え付けられている大きなライトが レンチによって緩められていき天井の装置から完全に外される様子が映されていた。 レンチを持つ手は画面の外で見えない。 そこから、いきなり女性スタッフが頭から血を流して倒れている画面に切り替わった。 この部分が、例のSDカード内の動画から流用した部分なのだろう。 そして最後に「これで終わりではないぞ、覚悟しろ」という脅しめいた文章が出てきた。 再生を終えた刑事が「君がこの動画をアップロードしたんじゃないだろうね?」 と聞いてきたので、全力で首を横に振る主人公。 その後刑事は動画の心当たりを聞いてきたので、覚えはまったくないと答える主人公。 ちなみにネットにアップロードされた動画は、既に警察の要請に応じて消されたらしい。 警察から家に帰った後、主人公はこの事を兄に相談した。 兄は、それまでに主人公が得た情報を元に推理するのだが、 その時に主人公を容疑者の一人として考えた上で推理するので主人公が怒ると 「いや、真理というのは客観的に考えなければ分からないんだ」 と言うので、「これだから理系の兄は」と内心で毒付く主人公。 184 :死を映す悪魔:2014/06/28(土) 00 36 54.71 ID Gz2mPse40 数日後、授業を終えて学校から出た主人公は、また刑事に署までの同行を求められた。 その時一緒にいた友達が、家まで早く帰りたいからパトカーに一緒に乗せて欲しいと求める。 刑事は渋ったが、捜査を協力してもらうためだと思ったのか許可し、主人公と友達を車に乗せる。 そして署に向かう途中、刑事は署から電話を受けた。 その電話の内容は『死の動画その2』がネットにアップロードされたというもの。 電話を終えた刑事は車を停車させると、ノートパソコンを使ってその動画を見る事にした。 主人公と友達も刑事に許可をもらい、一緒にその動画を見る。 その動画は、冒頭に『死の動画その2』と表示された後、 部屋の真ん中に水が入った大きな水槽が映し出されていた。 そこにいきなり、手足を縛られた人が投げ落とされた。 主人公はその人の顔を見て、あのプロデューサーだと気づく。 プロデューサーはしばらく窒息の苦しみでもがいていたが、 そのうち完全に溺れ、ぐったりとして動かなくった所で動画は終わった。 主人公はプロデューサーの住むマンションを知っていたので、 刑事にその場所を教えると、刑事は急いで車を向かわせた。 家へ到着し管理人に鍵を開けるように求め、部屋へと踏み込んだ刑事と主人公と友達。 部屋に入ると、目をカッと見開いたプロデューサーが水槽の中に漂っているを発見する。 プロデューサーと目が合ってしまい動揺しつつも助けようと近づこうとする主人公だが、 刑事がそれを止めた。早く助けなければと焦る主人公に刑事は言う。 「もう手遅れだ。彼の顔や体に模様が出てるだろう? これは死斑といって、死後数時間経つと出る模様なんだ。 どうやらあの動画は随分前に撮影されたものらしい」 その後警察の鑑識等も来て捜査が始まり、主人公と友達は警察の事情聴取に応じた。 数日後、第一の事件の被害者の女性スタッフの夫である男性スタッフが主人公の家を訪れた。 妻の敵を討つべく、独自に調査をしているらしい。 男性スタッフが今までに得た情報をまとめたノートを見せると、 主人公の兄はそのノートを映させて欲しいと頼み、 男性スタッフはそれが真相を知る助けになるのならと同意した。 男性スタッフの書いたノートには事件関係者のアリバイや近況などが詳しく書かれていた。 さらに数日後、主人公が学校へ行くと、友達が登校していない事に気づく。 携帯に友達からのメールがあった。 「気がついた事があるから、もう一度あの場所へ行ってみる。 もしかしたら犯人がわかるかも!もし犯人が分かったら、今度食事をおごってね!」 という内容。 学校が終わってから友達からメールが無いか確認するが、メールは来ていなかった。 友達はどうしてるんだろうと思いながら帰宅すると、兄が血相を変えて話しかけてきた。 「ネットに『死の動画その3』が上がってるぞ!」 早速その動画を見てみると、人が倒れているだけの動画だった。 だがそれを見た主人公は、倒れている人が友達だと気づいてしまう。 この動画の場所はどこなのだろうかと考え、 友達のメールの「あの場所をもう一度調べてみる」という部分から、 友達と事件の唯一の接点の場所である、プロデューサーのマンション付近だと推測する。 主人公は警察にその事を伝えると、自分も兄の運転するバイクに二人乗りしてそこへ向かった。 185 :死を映す悪魔:2014/06/28(土) 00 37 34.74 ID Gz2mPse40 必死になって探していると、パトカーが付近の公園に何台も止まっているのを見つけ、 主人公も公園に入ろうとするが、あの刑事がそれを止めた。 「もうあの子は死んでいた。それに既に警察によって遺体は運ばれた。もうここにはいない」 主人公はショックを受け帰宅後も呆然としたままで、なかなか寝付けなかった。 「何人も人を殺してそれを動画にしてネットに上げるなんて、犯人は『死を映す悪魔』だ! あなたは誰なの?私は絶対に許さない!」 翌日、起床した主人公は兄にこう提案した。 「お兄ちゃん、友達は犯人や証拠に気づいたせいで殺されたんだと思う。 友達が事件の真相にたどり着けたなら私もたどり着けるはず!だから今日一日探偵をしてみたいの。 お兄ちゃんと手伝って、お願い!」 兄は「どうせ断っても一人でやるんだろう?付き合うよ。 だが危険な事はするなよ、何か分かったらすぐに俺に教えるんだぞ!」と言って承諾する。 2人はバイクに二人乗りして、3つの事件の現場に行ったり関係者へ事情聴取したり、 例のノートを読み返したりといった捜査を行った。 そして全ての捜査を終えた主人公は頭の中で考えをまとめると、兄にこう言った。 「分かったわ、全ての謎が!私に推理の天使が舞い降りてきたの!」 「お前は何を言っているんだ…」 「とにかく!犯人が分かったの!犯人は…」 ここでいったん場面が変わり、どこか分からない場所で主人公はプレイヤーに向かって 「さて、犯人は誰でしょうか?」と聞いてくる。 どうやらゲーム本編と切り離されたメタ空間なようだ。 ここで実際にプレイヤーは、犯人が誰かを選択肢の中から選ぶ事ができる。 いわゆる「名探偵諸君、ここまでの情報で真犯人や事件の真相は推理可能だ、さあ当ててみたまえ」 という、いわゆる『読者への挑戦状』なのだろう。 どの選択肢を選んでも「さて、合っているでしょうか?では続きを読んでみましょう」 と言って次へ進ませてくれるので、ここで詰まる心配は無い。 元のゲーム内に戻り、主人公と兄が乗ったバイクが犯人の元へと向かう。 そして犯人の居場所へ向かう道の最後の曲がり角を曲がろうとした時、 いきなりバイクが転倒し主人公と兄は道路へ投げ出された。 曲がり角に油が撒かれていたのだ。兄の運転技術のおかげで軽い怪我で済んだが、 場合によっては死んでいたかもしれない。 バイクが転倒した音を聞きつけて周囲の人々が見に来たのを見て、 主人公はその中の一人を指差して叫んだ。 「私たちを事故死させて、『死の動画その4』を撮影しようとしたのね!」 指差された女性は、プロデューサーとCM関係の仕事をしている女性の会社員。 主人公は、彼女が犯人だと言うのだ。犯人と呼ばれた女性はこう言った。 「いえ、近くで事故が起きたから見に来ただけよ。 どうしても私が犯人だというのなら、詳しい話は私の会社の事務所で聞こうかしら?」 犯人の誘いに乗る事を兄はためらっていたが、主人公は 「もうこの人は私たちに危害を加えるつもりは無いみたい、ついていこうよ」 と、誘いに乗る事にした。 186 :死を映す悪魔:2014/06/28(土) 00 38 26.23 ID Gz2mPse40 事務所に着くと犯人は「私が犯人だという推理、聞かせてもらおうかしら」 と言ってくるので主人公は最初に『死の動画その2』で映されたプロデューサーの殺人動画の中で 犯人が犯したミスについて話す事にした。 「死の動画ではプロデューサーの顔が撮影したカメラの方を向いていたから顔が見えました。 そして私が刑事さんと一緒に部屋に踏み込んだ時は入ってすぐにプロデューサーの顔と目が合った、 つまり顔が入り口側に向いていました。 でも先ほど事件現場を調べている刑事さんに、 死の動画の撮影は入り口とは反対側の部屋の奥から撮影されていると教えてもらいました。 となると、撮影時には部屋の奥の方に頭が向いていたはずで、 もし死体がそのままなら私たちが駆けつけた時に 部屋に入ってすぐ見えるのは足元であって、顔が見えるはずがないんです。 あの水槽は人が入る程には大きいですが、 沈めた死体が勝手に回転して向きが変わるほどの幅はありません。 つまり、あの動画が撮影された後、死体が発見されるまでの間に 死体の向きが犯人によって入れ替えられていたんです!」 「私がなぜ、そんな事をしたというのかしら?」 「それはプロデューサーを二度殺したからです。 手足を縛って一旦突き落として溺れさせてその動画を撮影してから、人工呼吸などで息を吹き返させ、 それからもう一度水槽に入れて今度はホースで水を流し時間をかけて殺したんです」 「なぜ私はそんな残酷な殺し方をしたというの?」 「それはアリバイ作りのためです。ただ普通に水槽に入った死体が発見されただけでは、 ホースを使って時間をかけて殺す事で、死亡時刻に他の人と一緒にいたというアリバイを作ったという アリバイ工作を見抜かれる可能性があります。 そこで直接突き落とした動画を死の動画としてネットに上げた上で蘇生させて改めて殺す事で 動画の通りに直接突き飛ばしてそのまま殺したと思わせて死亡時刻に犯人がそこにいたと思わせて、 ホースによる時間差殺人をカモフラージュしようとしたんです!」 「それは分かったわ。でも、それでなぜ私が犯人になるの?」 「まず、あなたのアリバイは、死亡時刻にはアリバイがあり、その少し前より以前はない。 つまり犯人のアリバイ工作に合致します。 それと、あなたは『死の動画その1』の犠牲者の女性スタッフの葬式の時に話をした時、 女性スタッフと一緒に勉強して色々資格を取ったといってましたが、 その時に挙げた資格の中にダイバーの資格もありましたね。 ダイバーの資格を持つなら、溺れた人を人工呼吸等で蘇生させるための技術も持っているはずです。 それになにより、先ほど私が事情聴取に来た時に 「プロデューサーの死体の死斑が出た顔を忘れられない」と言いましたよね? でもそれは変なんです。死の動画では、溺れたばかりなので死斑は出ていませんでした。 そして刑事さんと私たちが部屋に踏み込んだ時には死斑は出てましたが、 その後死体はすぐに警察によって運ばれたんです。 だから、死斑の出た死体を目にする事が出来るのは、 警察の人と部屋に踏み込んだ私と友達、それ以外には犯人しかいないんです!」 187 :死を映す悪魔:2014/06/28(土) 00 39 00.35 ID Gz2mPse40 そこまで言うと、犯人は諦めて自白し、事件の全貌を語った。 動機は、横領の発覚を恐れての口封じ。 犯人とプロデューサーは以前から、CMの製作を実在しない会社に委託した事にして製作料を水増しさせ 今までに数億円もの金を横領していたのだが、それが発覚しそうになっていた。 そこで、共犯のプロデューサーを殺してしまえば彼一人に全ての罪を被せられると思ったのだ。 『死の動画その1』の女性スタッフが死んだ事件は、本当はただの事故で、犯人は関与していないが、 プロデューサーがその現場をビデオカメラで撮影してその動画データを持ち出したと聞いて、 その動画を故意の殺人と見せかけた上でネットに投稿してからプロデューサー殺しもネットに投稿する事で、 死の動画をネットに投稿する理由を自己顕示欲と見せかける事で アリバイ工作をカモフラージュする事を思いついたのだ。 つまり、プロデューサーは自分勝手な行動のために、自分を殺すお膳立てをしてしまったわけだ。 (ちなみに身体検査をしても見つからなかった動画データの入ったSDカードは、 あの着ぐるみの中に隠して持ち出されたらしい。 事件の犯人を断定するための決定的証拠を探してたわけではないので、その程度の細工で持ち出せたのだろう) そして『死の動画その3』の友達殺しは、友達が事件の真相に気づきそうだから殺したという。 マンションの付近を調査していた友達は犯人と会い、 犯人に自分の推理を話してしまったために、 そのうち自分が犯人だと気づかれると思い慌てて殺してしまい、 今までに作り上げた、自己顕示欲が強いという犯人像を崩さないために 『死の動画その3』をネットに投稿したのだ。 犯人が全てを話し終わったと同時に、主人公は体から力が抜けていくのを感じた。 先ほどのバイク事故のダメージは予想外に強かったらしい。 兄が慌てて呼ぶ声を聞きながら主人公は気を失った。 夢の中で主人公が光に向かって進んでいくと、そこに友達がいた。 「約束どおり今度食事をおごってね!」と言ってくる友達。 こんな事になってもそんな事を言うなんて、友達らしいなあ、と思っていると目が覚めた。 目が覚めると、兄が涙ぐみながら側に座っていた。 私を心配して泣いているのかと主人公がからかうと、 傷口が染みただけだと照れ隠しをする兄だった。 こうして『最初の』事件は解決した?『最初の』とはどういう事かって? そう、数ヵ月後、主人公とその兄はさらなる事件に巻き込まれるのだった… END 以上です。この推理ゲームは実際の推理小説のように、 『読者への挑戦状』より前の部分を読み込めば犯人が誰か絞り込めるようになっています。 このゲームが公開されてから少しの間は、自分の推理をサイトに投稿する事で 賞品を貰えたそうです。 ちなみに続編がありそうな終わり方ですが、2008年に作られたこのゲームの続編は、 2014年4月時点でもまだ作られていません。
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このページはこちらに移転しました 過去を映す鏡 作詞/206スレ71 西から射した光 東に伸びる影 気が付くといつも 大事な事から 目を背けてた ゆっくりと陽が昇り 太陽の日差しが僕の身体に試練を与えてる 毎日 汗を流して働いているけど 大好きな人には ずっと会ってないなぁ あの日 見た夕焼けは 価値を付けられないほど 美しく儚いものだった 今となっては 2度と見れなく 2度と変えれない場所にある 単調な毎日を過ごすと 結果もまた それなりだろう 何かを残したければ 何かに負けない事をやり抜こう