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Full Active Time Event フィールドにポップするNMとかのコンテンツ 簡単な流れ FATEが発生するとゾーン全体に告知される MAP上の青いゾーン内に入ると自動的に参加 戦って倒して報酬をもらったら解散 FATEによっては複数連続して発生する モンスター討伐 ボスモンスター討伐 アイテムなどの収集 防衛戦 護衛 経験値もうまい、GCの軍票も手に入るで2度おいしい レベリング段階だとFATEよりメインクエスト進めたりID行った方が美味しくなった 特に新生段階(パッチ2.0-2.5) とはいえサブジョブ育成や最新コンテンツだとバイカラージェム集めやらレジスタンスウェポンやらでお世話になるが このページに記載されてるアートマとかは古い情報なので折りたたむ レベルシンクあるから低レベFATEにも安心して殴りこめる F.A.T.E.の推奨レベルから大きく離れたプレイヤーは、そのF.A.T.E.のモンスターに攻撃することができなくなる 同じ場所で発生する連続F.A.T.E.に限り、レベルシンク状態が引き継がれる。 F.A.T.E.のモンスターに対して、アクション「挑発」が効かなくなる +昔の情報 レベリング推奨FATE 1~10 モグキャップつけてクラスごとのマップで手帳とFATE数回 10~15 低地ラノシア「モラビー造船廠」「キャンドルキープ埠頭」 15~20 黒衣森東部「ホウソーン家の山塞」 西ラノシア「エールポート」 20~25 高知ラノシア 25~30 黒衣森南部「クォーリーミル」 黒衣森北部「フォールゴウド」 東ザナラーン「ハイブリッジ」 30~35 東ラノシア「コスタデルソル」 南ザナラーン「リトルアラミゴ」 40~45 クルザス 特にスヴァラの3連ふぁてはうまいから絶対に参加しろよ 45~50 北ザナラーン キマイラ、4連ふぁてはうまいから絶対にry ニートマ 以下の地域では武器光らせた珍走団がしゅごい勢いでふぁてを潰して行くので寄生するとうまいかもしれない ラノシア 中央ラノシア Lv1〜10 低地ラノシア Lv1〜15 西ラノシア Lv10〜20、45〜49 高地ラノシア Lv20〜25、30〜35 外地ラノシア Lv35〜40、44〜49 糞森 中央森林 Lv1〜10、30〜35 北部森林 Lv1〜10、30〜35、45〜49 東部森林 Lv10〜20、40〜49 ザナラーン 中央ザナラーン Lv1〜15 西ザナラーン Lv1〜25 東ザナラーン Lv15〜20、25〜30、40〜44 南ザナラーン Lv25〜35、45〜49 アートマアートまあとまー後まあーとまt-0あもぱsmだ@p ここよめ
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尚屋尚(なおやなお) 俺Fateのキャラクタ。モデルは尚屋。 俺Fateの主人公(別名:空気) 学園都市・伏馬市にある武蔵野原学園の大学部1年。 両親と離れて生活し、叔父の援助を受けながら寮で生活している。かなり古い木造建築の寮には彼と科上寮長しかいない。 魔術士の端くれ。 何故か、何度死んでも翌朝には甦っている。現在(070906)までに少なくとも30回以上は死んでいる。
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FATEはここ行け レベル 1~10 ねーよ。討伐手帳、mob狩りで上げよ レベル11~15 西ラノシア、エーテライト・エールポートのMAP右の方を中心に レベル16~20 西ラシノア、エーテライト・エールポートのMAP左の方を中心に レベル21~25 黒衣森・南部森林、エーテライト・クォーリーミルのMAPの左の方のキャンプ・トランキル周辺を中心に レベル26~30 黒衣森・南部森林、エーテライト・クォーリーミルのMAP右周辺のレッドベリー砦・クァール三連FATEを中心に レベル30~35 エーテライト・コスタデルソルの周辺のFATEを中心に レベル35~42,3 クルザス中央高地、エーテライト・キャンプドラゴンヘッドのMAP全体のレベルに合ったFATEを レベル40~ 北ザナラーン。エーテライト・青鱗精製所のMAPの全体のFATEを。四連続FATEも有り これらの場所は有名なので、時間帯によっては混雑していて金メダルを取るのが難しい。 なので現地の人同士でPTを組むと良い、メリットしか無いから組んどこうや
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FATEにさまざまな漫画のキャラを召喚させてみましょう!! @wikiへようこそ ウィキはみんなで気軽にホームページ編集できるツールです。 このページは自由に編集することができます。 メールで送られてきたパスワードを用いてログインすることで、各種変更(サイト名、トップページ、メンバー管理、サイドページ、デザイン、ページ管理、等)することができます まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 用途別のオススメ機能紹介 @wikiの設定/管理 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 無料で会員登録できるSNS内の@wiki助け合いコミュニティ @wiki更新情報 @wikiへのお問合せフォーム 等をご活用ください @wiki助け合いコミュニティの掲示板スレッド一覧 #atfb_bbs_list その他お勧めサービスについて 大容量1G、PHP/CGI、MySQL、FTPが使える無料ホームページは@PAGES 無料ブログ作成は@WORDをご利用ください 2ch型の無料掲示板は@chsをご利用ください フォーラム型の無料掲示板は@bbをご利用ください お絵かき掲示板は@paintをご利用ください その他の無料掲示板は@bbsをご利用ください 無料ソーシャルプロフィールサービス @flabo(アットフラボ) おすすめ機能 気になるニュースをチェック 関連するブログ一覧を表示 その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン @wiki便利ツール @wiki構文 @wikiプラグイン一覧 まとめサイト作成支援ツール バグ・不具合を見つけたら? 要望がある場合は? お手数ですが、メールでお問い合わせください。
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「やあ少年、キミが私のマスターだね?」 紡がれた声音は軽やかに。 向けられた笑みは親愛に。 土蔵に現れたその女性(ひと)は、衛宮士郎に絶対的な信頼を向けていた。 「――ところでキミ、私の助手になる気は無い?」 「はぁ?」 それが彼女、アーチャーとの出会い。 「話は終わった? お兄ちゃん達」 漆黒の騎士を従えた銀の少女は軽やかに笑った。 「あのさ、衛宮くん。しばらく同盟組む気、無い?」 無愛想な剣士を従えた赤い少女は困ったように笑った。 「私は戦争になんか興味はありません。……ただ、静かに暮らして居たいだけなんです」 山門に縛られる老翁の横で素朴な少女は願うように笑った。 「なあ、衛宮。俺達と組め、いや、ライダー様に従えよ。決して悪いようにはならないからさ」 恐怖の具現のような巨漢に従う親友は媚びるように笑った。 日常だった世界は僅か数日で反転し、取り返しのつかない地獄へ変わる。 夜毎街中を跳梁する死人の群れ。 夜毎繰り広げられる無意味な戦い。 増え続ける犠牲者達。 「………胃が、痛いわ…」 「心中は察する、マスター」 そして遂に夜の領域は日の光の下までも侵食し始める。 突如校舎に現れた屍の群れ。 繰り広げられる陵辱惨劇。 地獄の再現と呼ぶべき学び舎の屋上で、衛宮士郎は親友だった少年と対峙する。 「慎二! もう止めろ! こんなことしたって何の意味も無い!」 「煩いっ! お前に何が判る! ぽっと出の魔術師の癖して、魔術師になるべきなのになれなかった僕の何が判るってんだ!?」 「慎二っ!」 「黙れ黙れ黙れ! あの人は! ライダー様は認めてくれた! 僕のことを! 人間として男として、正しいと認めてくれたんだっ!」 「――――――だから、こんなことをしたってのか…!!」 「そうさ、僕が提案して、あの人が賛成して、こうなったんだ! 僕だ! 僕の力でこんなことが出来たんだ! ハ、はハハ! ハハハハハハハ!!!」 学び舎の死闘は凄惨を極めた。 圧倒的な火力を有するアーチャーと卓越した剣の冴えを有するランサーの二人掛かりでなお、ライダーと呼ばれる怪物は難攻不落。 そこに割り込んだのは、まさしく予想外の人物だった。 「―――そこまでにしておけ、ライダー。さもなくば貴様の命、ここで潰えるぞ」 「そう、貴方はやり過ぎた。――これ以上は私も見過ごせないわ」 「―――セイバー!? バーサーカーに、イリヤも!?」 始まりの夜に衛宮士郎の命を奪った剣士が、圧倒的な猛威を振るった漆黒の騎士が、今味方として轡を並べる。 しかし、対するライダーはたった一人でありながら誰よりも圧倒的に、笑う。 「ふざけるな小僧共が! かつての己はこれ以上の死地を駆け抜け続けたのだ! 今更この程度蹂躙出来ずして、何が王か!」 屍が集う屍が集う。この世にただ一人、覇道の為に覇道を駆け抜けた王が築いた屍が集う。 巨狼と化したライダーは、四騎のサーヴァントに牙を剥く―――! だがしかし対する四騎はただの四騎に非ず。各々の時代に神話に伝説に、名を刻み込んだ一騎当千の英霊達! 「バーサーカー! いいよ、全力で狂っちゃえ!」 銀の少女の言葉に応え、かつて誰よりもシャルルマーニュの信厚かった黒騎士が破邪の剣を振るい狂う―――! 「―――貴様ほどの外道に、遠慮は要るまい。――――蒼天貫く護国の彗星(フォー・トロイ)!!!!」 剣しか用いなかった槍兵は遂に槍を持ち、かつて己が祖国を守護した必殺の一投を披露する―――! 「そうだね、貴方に遠慮は要らない。―――焼き尽くして、青銅の守護巨神(タロス)!」 弓兵らしからぬ弓兵の女の言葉に、女の背後から現れた巨神は静かに己が身の灼熱を解き放つ―――! 「貴様の命運は、これにて尽きる! 運命られし滅びの剣(グラム)―――!」 そして北欧の大英雄が、その手に握る究極の魔剣にて一切合切を焼滅させる―――! 「馬鹿な! この己が! この、己がぁ、! この、蹂躙王がああああああああッ!!??」 放たれた四つの必殺をその身に浴び、かつて大地を駆け抜けた蒼き狼は消え失せた。 「あ、ああ、そんな。ライダー様が……そんな…」 「慎二、お前がやったことは到底許されることじゃない」 「ひっ!? ひいいいいいっ!!」 己の信じる者、その者の破滅と己の破滅を同時に宣告された少年は、半狂乱に泣き叫びながら逃げていく。 しかし、その場に彼を捕らえようとする者は居なかった。――当然だ。己一人では何も出来ない者に、何が出来るというのか。 英雄達は、そしてそのマスター達は、一時の共闘の心地好さを今しばらく共有する―――――。 Fate/MINASABA MIX-1-2へ
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―――最後に、誰も居なくなった山門に一人残った老翁の前に、その男が現れる。 「―――ほう、誰かと思えば前回のキャスターだった爺か。まさか今回もまた召喚されるとはな。これも奇縁というやつか」 「………成程。どうも一連の流れに奇妙な作意を感じていたが、まさか御主が裏で踊っていたとはの、ランサー」 深夜の冬木教会。そこに、待ち構えていたかのように北欧の大英雄とかつて衛宮士郎が親友だと思っていた少年が立ちはだかっていた。 「よう、衛宮。まさか生きているどころか仲間を引き連れてやってくるなんてな」 「慎二……!」 「ああ、アーチャーだったら教会の地下に居るぜ。―――まぁ、オマエが来るまで退屈だったからちょっと楽しませてもらったけどな」 「慎二―――――!!」 「ハハハ! 怒ったか衛宮! いいさ、所詮僕もオマエもマスターなんだ。互いに殺しあうのが自然だろ! 行け、セイバー!」 戦いの火ぶたは斬って落とされた。 攻め入るはバーサーカーとキャスターの連合軍。迎え撃つは最強のセイバーただ一騎。 「ひ、ひいっ! せ、セイバー! ここは任せたからな!!」 「―――――慎二!? 待てっ!」 「衛宮、行くといい。お前の目的を果たして来い」 「シロウ、行って。今の貴方はここに居てもただの足手纏いだもの」 「――――ありがとう、イリヤ、葛木先生」 仲間達に叱咤され、逃げ出した間桐慎二を追って衛宮士郎は一人教会の奥へと踏み込んで行く。 「ここが最後の大舞台よ! バーサーカー、存分に狂いなさい!」 「キャスター、君の身は私が守る。己のことは気にせず、攻撃に集中しなさい」 「―――ハイ、葛木さん! 行って! 神獣鏡!!」 「――――面白い! 最早こうなっては最高の戦など望めぬと思っていたが、まさかここまで俺の血を滾らせてくれるとは! 感謝するぞ、バーサーカー! キャスター!」 教会の地下聖堂。突入した衛宮士郎を待ち受けていたのは、慇懃な神父と変わり果てた親友の姿。 「――――言峰! 慎二に一体何を―――!?」 「ああ、彼は戦う力を求めていたからね。与えたのさ。十年前の聖杯戦争にバーサーカーとして召喚されたとある英雄の、忘れ形見を」 「――――エ、ミヤァ…! ボクハ、ボクハァァァァァッ!!!」 「くっ! 言峰ぇぇぇッ!!!」 死闘の果て、遂に崩れ落ちたのはバーサーカー。キャスターもまた力を使い果たしていた。だが、セイバーも既に限界にまで追い込まれていた。 そこに新たに訪れたのは、赤い少女とその従者。 「漁夫の利という訳では無いがな、最初の戦いの決着、ここで着けさせてもらおうか」 「ふん、吼えるなよランサー。お前如き、両手が死んでいても簡単に打倒出来る―――!」 「………承知した。ならば、全力で行かせてもらう!!」 「応! 来るがいい、ランサー!!!」 決着は一瞬。如何に最強のセイバーといえども、瀕死の状態で万全のランサーに敵う筈は無かった。 「感謝する、ランサー。俺に死に場所を与えてくれて―――」 「礼は要らん、セイバー。所詮俺は死にかけの者を殺した外道。賞賛ならば先に逝ったバーサーカーの武勇にこそ与えるべきだ」 「―――そうか。そうだな、すまない、ランサー」 そう言い残し、セイバーは静かに聖杯戦争から消え去った。 「ランサー、貴方」 「何も言うなマスター。事実、彼が万全であれば死んでいたのは間違いなく俺だったのだ。俺とて勝ちを拾えるのであれば何でもする。それだけだ」 「……………そう、ごめん」 「―――――――――全く。今夜は謝られてばかりだな」 地下聖堂の死闘は辛うじて衛宮士郎の勝利に終わった。間桐慎二は力尽き、残るは言峰綺礼ただ一人。 「よくやった衛宮士郎。貴様は己の親友を殺してまで聖杯戦争の勝者になろうというのだな」 「―――違う、俺は、ただアーチャーを助けに来ただけだ」 「アーチャーを救うということは彼女と共に戦争を続けるということに他ならない。――つまり、自分達以外の全てを殺すということだ」 「違う!」 「違うものか。事実貴様は今親友をその手で殺した。この先どれだけ正義を掲げても、貴様が目的の為に間桐慎二を殺したという事実は残る!」 「―――――あ、ああ、ああああああああああああああッ!!!!!?????」 神父の悪意に衛宮士郎の正義は汚され、ここに理想は地に堕ちる。 「でも、それでも、私は道具を大切にしている時のエミヤくんの顔、好きだよ?」 不意に聞こえたのは救いたいと願っていた女性(ひと)の声。 「貴様、アーチャー、何故っ!?」 「あの程度の拘束、時間さえあれば何とかできるよ。――仮にも私だって、サーヴァントの一騎なんだから」 「くっ!?」 「そこまでよ、言峰。聖杯戦争の監督役としての役目を逸脱した行為の数々、私がこの目で確かに見たわ」 「遠坂、凛」 「………そうか、私もまた、切り捨てられたということか」 「――――なんですって?」 全ての決着かに見えた瞬間は、しかし神父の言葉によって覆される。 「―――前回のランサーに、聖杯の器の模造品―――!?」 「今頃はマキリの老怪共々柳洞寺の大聖杯で儀式の準備を進めているだろうな」 「でもまだサーヴァントは四騎も残って……!」 「山門のアサシンには勝算があると言っていた。それに―――つい今しがた間で間桐慎二が使っていた剣。アレもバーサーカーだったものだ」 「……………!!」 「これで五騎分。模造品から聖杯の力を一時的に流用するには十分だろう」 神父から明かされたのは驚愕の真実。物語は覆り、聖杯戦争は最終局面へと移行していく………。 Fate/MINASABA MIX-1-4へ
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「取り敢えず、今回の騒動の後始末が一段落済むまで聖杯戦争自体を休戦したいのだけど、どうかしら?」 一時の共闘を終えた英霊達に遠坂が提案した言葉は、案外あっさりと受け入れられた。 しかし、 「お兄ちゃーん、お腹空いたー!」 「エミヤくーん、お腹空いたー!」 新たに銀の少女という珍客が衛宮家に住まうこととなる。 「なんでさ?」 「だって、私の拠点だったお城はライダーの襲撃のせいで大変なことになってて、……それに今はお互いに休戦してるんだから、いいでしょう?」 こうして新たに始まった仮初の日常は慌しく回っていく。 「確かにエミヤくんは無謀だよねぇ」 「ホント、衛宮君てばなんで自分からサーヴァントの前に立ちに行くのか…」 「でもそれが放っておけない?」 「そうそう」 「む、だって仕方ないじゃないか」 「「「仕方なくなんかありません!」」」 「エミヤくーん、これ、何処に置いておけばいいかなぁ?」 「うわぁっ!? 藤ねぇが来なくなってガラクタが増えなくなると思ってたら何してるんだアーチャー!?」 「さて、ちょっと買い物に…」 「あ、お兄ちゃん! 私も一緒に行くー!」 「じゃあ衛宮君、そろそろ今日の魔術訓練を始めましょうか?」 「ちょっ、遠坂なんか怒ってる…!?」 「怒ってません!!」 「私はね、道具の手入れをしている時のエミヤくんの横顔、ちょっぴり好きかな……」 「え…………」 育まれていく人々の絆。衛宮士郎は今度こそこの平和を守りたいと願う。 ―――――しかし、平和の裏では密かに一つの陰謀が動き出していた――――― 「―――――何を、今、何を言ったマスター!」 「ふむ、ではもう一度言おうか、セイバー。今日からこの少年がお前のマスターだ」 神父は慇懃な笑みを浮かべたまま、己の傍らに立つ矮小な少年を指し示してそう告げる。 深夜の衛宮邸。突然の強襲者は休戦を約束した筈の騎士。 「っ! セイバー!? 何でアンタが!!」 「―――――済まない。マスターの意思なんだ」 「そうだ衛宮! よくも僕を虚仮にしてくれたな! その分たっぷり思い知らせてやるよ! セイバー!」 「――――――し、慎二!?」 気高き騎士の傍らに立つ親友の姿に動揺を隠せない衛宮士郎は油断から、致命的な傷を負ってしまう。 「し、シロウッ!」 「は、ハハは! 僕から、僕から大切な主を奪っていったその罪だよ、衛宮!!」 絶対の窮地。瀕死の少年と無力な銀の少女、そして決してセイバーには敵わぬ三騎のサーヴァント。 彼らをかばうように――― 「遠坂さん、イリヤちゃん。エミヤくんを連れて逃げて頂戴」 「ば、ばか、何言ってるんだ、アーチャー……!?」 「………バイバイ、シロウくん」 朦朧とする意識の中で衛宮士郎が最後に見たのは、寂しそうに、それでも気丈に微笑む女の姿だった。 意識を取り戻した衛宮士郎が最初に見たのは、かつて山門で老サーヴァントと共に現れた少女の姿だった。 「君は、アサシンのマスターの……?」 「違います。……いえ、マスターなのはそうなんですけど、私もサーヴァントなんです」 「………は?」 「まさか、葛木先生がマスターだったなんて……」 「気に病むことはない遠坂。私とてこのような立場になったのはここ数日以内の出来事なのだ」 「だとしても、間近にマスターが一人居たのに気付けなかったリンってば情け無いの」 「なっ!? い、イリヤーーーー!!」 「キャー! リンが怒ったー!」 新たに成立したのは仮初の同盟。しかし心強い者達との同盟。 「―――アーチャーは、未だ生きている」 契約の証である礼呪が消えていないことが何よりの証明だった。――しかし、礼呪の力で呼び寄せようとしても呼び寄せることは叶わなかった。 「つまり、相手は礼呪の強制力を封殺出切るだけの力を持った相手だということです」 「………そんな芸当が出来そうな奴なんて、この街には二人しか居ないわよ」 「間桐の爺さまが自分のところのライダーと仕留める為に自分のセイバーを使う筈無いし、そう考えるとやっぱり消去法でコイツよね」 「そうだよねー。ゾォルケンがあんなに凄い手札を二枚も持ってたらどちらか一枚は最後まで隠しておく筈だし」 「張さん………、いえ、アサシンさんも多分神父さんの方が怪しいと言ってました」 ――敵は言峰綺礼。 「俺はアーチャーを救いたい。それは罠だって判っているんだ……。けど、」 「理性で歯止めが利かぬから若気の至りというのじゃよ、若いの」 苦悩を抱えた衛宮士郎に語りかける山門の老翁の言葉は、ありきたりだけれどとても重く彼の胸に響く。 「私は一度しか会っていませんけど、あの人はとても綺麗で、とても暖かい女性(ひと)だと思いました。 恥ずかしそうに語る、英霊と呼ぶにはあまりにも幼い少女の言葉は、だからそれだけ純粋に響く。 「私はお兄ちゃんに協力するよ。――それに、コトミネには私も借りがあるし、ね」 漆黒の騎士を従えた銀の少女の言葉は誰よりも心強いと感じられた。 「衛宮君、判っているわね? これは罠よ」 「判ってる。……だとしても、それでも、俺はアーチャーを救いたいんだ」 「――――――その浅はかな考え方が、ここに居る全員を破滅させると判っているのに、か。愚かな」 教会へと行こうとする衛宮士郎とイリヤスフィールの前に立ち塞がったのは、仲間であった筈の赤い少女とその従者。 「イリヤ、手出しはしないでくれ。これは俺の問題だ」 「マスター、手出しは無用だ。――なに、殺しはしない。己の独断がどれほど愚かか教育するだけだ」 そして始まった、投影の魔術師と剣使いの槍兵との一騎打ち。 「敵は間違い無く最強のサーヴァント、セイバーだ。俺程度の槍兵さえ打倒出来ない男が身勝手なことを吼えるな!」 「がっ、ぐっ、あぁっ………ッ!!?」 かつて祖国を護り切れなかった槍兵が放つ一撃一撃が、重く衛宮士郎を打ちのめす。 「でも、だとしても、俺は―――!」 「アーチャーを救いたい、か。……笑止な。たかが弓兵風情、捨ててしまえ」 「てめええええええええッ!!!」 「ここに居る全員と! たった一人の女! 同じ天秤に載せればどちらが重いかなど、一目瞭然だろう!!!」 「―――だけど、俺は………ッ!」 「―――――――折れぬ心、か。………かつての奴も、お前のような強い執念を持っていたな」 「え………?」 「――好きにしろ衛宮士郎。貴様が貴様の犯した罪の重さ、後になって後悔しても俺は知らん」 「ちょっ、ランサー!?」 「止めても無駄だ、マスター。この小僧を止めたければ後は命を奪う他に無い」 「―――――――――」 「行け、小僧。そして自分の失態の重さに押し潰されて死んでしまえ」 痛烈な言葉と共に、誰よりも高潔な魂を持つ槍兵は道を開ける。 「生徒を見守るのが教師である者の責任だろう」 「私は、この平穏を与えてくれたマスターのただ一度の望みであれば、叶えてあげたいと思っていますから」 「お兄ちゃんってば、本当に放っておけないの。ね、バーサーカー」 「――――――」 己の愚断に従ってくれた二人と二騎に、決して負けられないと衛宮士郎は決意を固めた。 Fate/MINASABA MIX-1-3へ
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第七階層の新米魔術師、衛宮士郎はキャスターのサーヴァントを召喚し、魔術師の宴に参加する。 「君みたいな女の子が……サーヴァント?」 「そうですよ。いけませんか」 少年少女の連続失踪事件。 「道路の精霊さまが言ってます。連れ去られた子供たちは…………頭から、食べられた。って」 「道路の精霊って……。待て、喰われた、だって?」 分断されるマスターとサーヴァント。 「近くには六体のサーヴァントの反応があったはず。空間隔離の能力? 士郎さんは……ううん、あんな無茶ばっかりする人、少し痛い目に会えばいいんだわ」 迷宮の中には悪を押し付けられた一人の男。だが、どれほどの悲劇が彼の身を襲っていようと、悪は悪でしかないのだ。 セイバーの、ライダーの、キャスターの、アーチャーの、アサシンの。およそ限界を超えた宝具の洗礼が呪われた反英雄に降り注ぐ。 「なんでぇぇぇぇ僕だけが、どうして、なんでぇぇぇぇっぇぇ」 バーサーカーは倒れた。だが、その時こそ外道王フィンの策謀が牙を剥く! 「クククッ。世界中の美女はワシのものじゃ。まずは邪魔な男どもに死んでもらうかの」 分岐があります。どうしますか? 1.壱与と一緒にフィンを倒す。 2.子供たちに哀悼の念を示したセミラミスも助けたい。