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平成22年度 要項 結果 大会名称 開催日 東京剣道祭 4月04日 東京都居合道大会 4月17日 国体予選会 4月24日 都民大会 5月16日 全日本都道府県対抗女子剣道優勝大会・東京予選 5月16日 東京都女子剣道年齢別親善大会 5月22日 全日本居合道大会予選会 7月03日 東京都女子剣道選手権大会 7月10日 東京都女子居合道大会 7月17日 東京都杖道大会 7月17日 全日本都道府県対抗少年剣道大会選手選考会 7月19日 東京都剣道選手権大会 9月04日 寬仁親王杯剣道八段選抜大会 9月04日 東京都青年大会 9月05日 都民生涯スポーツ大会 9月05日 東京都シニア大会 10月21日 関東・甲信越居合道大会 11月23日 東京都形剣道大会 12月18日 平成23年 全日本都道府県対抗剣道優勝大会・東京都予選会 2月20日 東京都剣道大会 2月27日 東京都少年剣道大会 3月06日 平成21年度 要項 結果 大会名称 開催日 東京剣道祭 4月05日 国体予選会 4月18日 東京都居合道大会 4月25日 都民大会 5月17日 全日本都道府県対抗女子大会予選会 5月17日 東京都女子剣道年齢別親善大会 5月23日 東京都女子剣道選手権大会 6月13日 全日本居合道大会予選会 7月04日 東京都杖道大会 7月18日 全日本都道府県対抗少年剣道大会選手選考会 7月19日 東京都女子居合道大会 7月20日 東京都剣道選手権大会 9月05日 寬仁親王杯剣道八段選抜大会 9月05日 東京都青年大会 9月06日 都民生涯スポーツ大会 9月06日 東京都シニア大会 11月05日 関東・甲信越居合道大会 11月23日 東京都形剣道大会 12月05日 平成22年 全日本都道府県対抗剣道優勝大会・東京都予選会 2月20日 東京都剣道大会 2月28日 東京都少年剣道大会 3月14日 平成20年度 要項 結果 大会名称 開催日 東京剣道祭 4月06日 国体等選手選考会 4月19日 東京都居合道大会 4月26日 都民大会 5月18日 東京都家庭婦人剣道大会 5月24日 全国家庭婦人剣道大会・東京都代表選考会 5月24日 東京都女子剣道選手権大会 6月14日 全日本居合道大会予選会 7月05日 東京都杖道大会 7月19日 東京都女子居合道大会 7月19日 全日本都道府県対抗少年剣道大会選手選考会 7月20日 東京都剣道選手権大会 9月06日 寬仁親王杯剣道八段選抜大会 9月06日 東京都青年大会 9月07日 都民生涯スポーツ大会 9月07日 東京都シニア大会 10月16日 関東・甲信越居合道大会 11月24日 東京都形剣道大会 12月13日 平成21年 全日本都道府県対抗大会選手選考会 2月15日 東京都剣道大会 2月22日 東京都少年剣道大会 3月08日 平成19年度 要項 結果 大会名称 開催日 東京剣道祭 4月01日 国体等選手選考会 4月14日 東京都居合道大会 4月15日 都民大会 5月20日 東京都家庭婦人剣道大会 5月26日 東京都女子剣道選手権大会 6月30日 全日本居合道大会予選会 7月01日 東京都杖道大会 7月14日 東京都女子居合道大会 7月16日 全日本都道府県対抗少年剣道大会選手選考会 7月22日 東京都青年大会 8月26日 都民生涯スポーツ大会 8月26日 東京都剣道選手権大会 9月01日 寬仁親王杯剣道八段選抜大会 9月01日 第62回国民体育大会 9月30日~ 東京都シニア大会 10月11日 東京都形剣道大会 12月15日 平成20年 全日本都道府県対抗大会選手選考会 2月17日 東京都剣道大会 2月24日 東京都少年剣道大会 3月09日 参照:東京都剣道連盟 ホームページ「大会情報」より http //www.tokyo-kendo.or.jp/taikai/index.html 榎本劍修堂 / 劒人倶楽部 埼玉県さいたま市見沼区大谷399 剣道 通販 / 竹刀 通販
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剣道とは 平成12年4月、称号・段位審査規則の改正を行い、範士を称号・段位を通じ最高位としたものに改めました。この際、九段および十段を審査しないこととしました。 段位は剣道の技術的力量を示すもの、称号はそれに加え指導力や識見などを備えた剣道人としての完成度を示すものとして、審査員選考委員会の選考に基づいて任命された審査員による審査を経て、授与されるものとしました。 称号と段位の合格者の登録および証書の交付は本連盟が行い、審査は五段以下の段位は各都道府県剣道連盟に委任しており、称号および六段以上の段位は本連盟が東京・名古屋・京都その他主要都市で行っています。 剣道称号・段位審査規則 日本剣道形 剣術は創生期から幾多の流派に分かれ、形も各流派によって異なっていました。大日本武徳会は、将来の剣道の普及・発展を図るためには各流派独自の形に基づいて、新たに基本となるべき共通の形を選定する必要性を認め、明治44年12 月に調査委員会を発足させて、草案造りを進め、大正元年10月に太刀の形7本、小太刀の形3本、合計10本の「大日本帝国剣道形」を制定しました。 なお、第2次世界大戦後の本連盟発足に伴い、この形は名称を「日本剣道形」と改めて現在に至っています。 居合道と杖道 居合道は、日本刀の操法に由来するものであり、室町時代にその起源があるといわれます。勝負を抜刀の一瞬にかける居合道の修業は、死生一如、動静一貫をめざす心身鍛錬の道となっており、剣道と表裏一体の関係にあります。居合道には流派が多いため、従来は各人が演武を披露するだけでしたが、昭和41年の第1回全日本居合道大会では勝敗を判定し、優勝者を決めました。 これを契機に昭和44年「全日本剣道連盟居合」7本が制定され、同55年に3本の追加、平成12年に更に2本の追加がなされ、現在12本になっています。 居合道の試合は、2名の出場者が、真剣または模擬刀を用い、あらかじめ定められた全日本剣道連盟居合と各流派の形、合わせて5本を6分以内に演武し、その「修業の深さ」、「礼儀」、「技の正確さ」、「心構え」などを審判員が判定して勝敗を決します。 居合道と杖道 杖道は、長さ128cm、直径2.4cmの杖を用い攻撃よりも変化に応じて相手を制圧するのが本旨です。 17世紀初頭に夢想権之助によって創始された神道夢想流杖が起源です。 杖道は、昭和31年に本連盟に加入し、同43年には太刀を「打」、杖を「仕」とする基本12本、その応用技12本が制定され「全日本剣道連盟杖道」として発足、同49年に第1回全日本杖道大会が開催されました。 杖道の試合は、2組の出場者が、規定の術技を仕打交代して演武し、その「充実した気勢」、「正しい姿勢」、「正確な打突と打ち込みの強弱」、「間合と間」、「礼法」などを審判員が判定して勝敗を決します。 参照:全日本剣道連盟「剣道について」より http //www.kendo.or.jp/kendo/index.html 榎本劍修堂 / 劒人倶楽部 埼玉県さいたま市見沼区大谷399 剣道具 通販 / 竹刀 通販
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国民体育大会(こくみんたいいくたいかい)とは毎年1月のスケート アイスホッケー競技会、2月のスキー競技会、9~10月の秋季大会の3つの節に分かれて行われる日本のスポーツの祭典である。国体と略される。 目次 [非表示] 1 概説 1.1 参加資格・年齢区分 1.2 大会シンボルマーク 1.3 開会式 1.4 総合成績・表彰 2 批判と問題 2.1 開催都道府県の勝利至上主義 2.2 「ジプシー選手」の存在 2.3 大会規模の肥大化 3 大会の歴史 3.1 前史 3.2 創始 3.3 開催地 4 記念発行物 5 マスコットキャラクター 6 式典音楽 7 テレビでの放送 8 開催競技 8.1 過去に実施された競技 8.2 デモンストレーションとしてのスポーツ行事で行われた種目 8.3 今後について 9 リハーサル大会 10 その他 11 脚注 12 関連項目 13 外部リンク 概説 [編集] 以前は水泳競技を中心とした夏季大会と陸上競技を中心とした秋季大会が存在したが、第61回(2006年)から夏季と秋季の大会を一体化して3大会制に変更された。第64回(2009年)以降の水泳については、日本体育協会は2006年12月20日の国民体育大会委員会で9月中旬までに「会期前競技」という形で先行開催する方針を決めた(実際には第63回(2008年)から実施)。これは、水泳の競技特性を考えた措置であるという。このため実質的には再び4大会に戻される格好となる。また、ゴルフ競技も第63回以降は前倒しで行われ、第64回は開会式より1日早く開幕しており、第65回(2010年)は水泳競技と開会式の間に開催されることになった。 (過去の)夏季・秋季大会は基本的に同一都道府県での開催。冬季2大会も合わせて同一都道府県で開催すると、「完全国体」となる(特に北海道、東北、甲信越、北陸といった寒冷地で秋季の大会が行われる時に冬季2大会も同時に開催するケースが多い。まれにスケート アイスホッケー大会がさらに分離して行われるケースもある)。また第56回(2001年)から秋季大会終了後には「全国障害者スポーツ大会」も行われる。 スケート アイスホッケー競技会ではフィギュアスケート、スピードスケート、ショートトラックスピードスケート、アイスホッケーが開催される。 スキー競技会は大回転競技とジャンプ競技、ノルディック複合競技、クロスカントリー競技、モーグル競技が行われる。 秋季大会は競泳、水球、ボウリング、サッカー、陸上競技、柔道、剣道、フェンシング、レスリング、山岳、バレーボール、バスケットボール、軟式野球(成年のみ正式種目)、高校野球(硬式、軟式。何れも公開種目)等が開催される。以前夏季と秋季に分かれていた頃は競泳、水球、ボウリング、サッカーなどは夏季に開催された。 このほか第43回(1988年)から「デモンストレーションとしてのスポーツ行事」(略称:デモスポ行事)が行われている。体力づくりを目的に実施されるコミュニティースポーツを開催都道府県に在住・若しくは在勤・在学している人を対象に競技が行われる。 大会は正式種目の順位を得点に置き換えて争い、4大会の通算で男女総合順位の1位に「天皇杯」女子の総合1位に「皇后杯」が贈呈される。 当初、夏季大会と秋季大会は恒久的に関西地区で開催される予定であったが第1回終了後、石川県が第2回(1947年)秋季大会の開催地として立候補した事が契機となり各県持ち回りとなった。 参加資格・年齢区分 [編集] 参加資格は競技によって異なるが、原則として当該開催年度において中学3年生以上であることが条件となっている。中学3年生の参加は第43回(1988年)より可能になった。 年齢区分も競技により異なるが、陸上競技と競泳の一般的な例を示す。他の競技もおおむね、これに準じたものとなっている。 少年B:当該開催年の16年前の4月2日~当該開催年の14年前の4月1日の期間に生まれた者(高1・中3) 少年A:当該開催年の18年前の4月2日~当該開催年の16年前の4月1日の期間に生まれた者(高3・高2) 成年:当該開催年の18年前の4月1日以前に生まれた者 かつては青年の部とは別に教員の部があった。陸上競技ではその名残りか成年の部には必ず教員1名をエントリーしなくてはならず、不可能な場合には全体のエントリーもできないという規約がある。 現在でも国体開催を控えている都道府県は教員採用が増え、国体後には減ることがある。谷口浩美がかつて大学卒業後に教員を目指したものの宮崎国体直後で採用枠が狭く、受からなかった[1]。また、国体教員の部終了後、単独の全国大会として独立した競技も存在する。 第59回(2004年)まで成年の部は在住あるいは勤務先都道府県からの出場となっていたが、第60回(2005年)からは「ふるさと選手制度」と呼ばれる登録制度が開始された。 これは卒業した中学校または高等学校が所在する都道府県を「ふるさと」として登録し、その「ふるさと」から出場できる制度である。以降、個人競技を中心に著名なふるさと選手の起用が増加した。なお、ふるさと選手制度の活用は1回に付き2年以上、2回までとし、一度登録した「ふるさと」は変更できないものとする。 プロ選手の参加については、2005年に打ち出された「今後のあり方プロジェクト」に盛り込まれ、実現に向けて活動している[2]。その結果、2005年以降一部プロ選手の参加も見られるようになった。 ただし、条件として日本プロスポーツ協会非加盟競技で企業と実質プロ契約を結んでいる選手に限られ、各競技連盟の判断に委ねられる。 日本国籍を持たない選手については学校教育法第1条に定める学校に在籍する生徒に限り少年の部において制限付きで出場可(制限は各競技連盟により定めたものとする)。2006年以降は永住権を持つ外国人にも門戸を開いた。 大会シンボルマーク [編集] 第2回(1947年)に制定した。マークは、30度右傾斜した赤色の松明を青色の円帯(幅はマーク全体の直径の1/10)で囲んだもの。 開会式 [編集] 第2回(1947年)秋季大会から大会歌として作詞・佐伯孝夫、作曲・高田信一の『若い力』が開・閉会式で歌われ併せてマスゲームが行われたりする。なお、開会式には今上天皇・皇后両名が出席する。秋季大会には炬火(きょか)リレーが行われ、開会式で炬火台に点火され総合閉会式で納火する。以前は冬季大会でも開会式が行われたが、国体改革により2010年から開始式に変更され、式典も簡素化される。 炬火はオリンピックの聖火にあたり炬火が初めて点火されたのは第5回(1950年)、炬火リレーは第12回(1957年)から始められた。リレー自体は大会旗リレーとして第3回(1948年)から前年国体開催地から大会旗をリレーする形で行われていて、第28回(1973年)から炬火リレーと大会旗リレーが統合され開催地のみでのリレー形式となった。 総合成績・表彰 [編集] 各種別ごとに参加得点及び競技得点を与え、これらの合計で天皇杯・皇后杯を争う。大会(ブロック大会を含む)に参加すると競技ごとの参加得点として10ポイントが与えられる(ブロック大会で本大会出場権を獲得しながら本大会に参加しなかった場合は与えられない。第64回大会は全40競技のため獲得できる参加得点は最大で400ポイント)。競技得点は種目ごとに入賞した場合に与えられる得点で、ポイントは各競技によって変わる。 表彰として、天皇杯・皇后杯の他、各競技ごとに大会会長トロフィー、表彰状、賞状が贈られる。 批判と問題 [編集] 開催都道府県の勝利至上主義 [編集] 1963年の新潟国体以降、開催都道府県が総合優勝杯である天皇杯・皇后杯を獲得することがほぼ常態化している。これは開催県の代表が予選結果に関係なく全種目に出場出来るいわゆる「フルエントリー制」の存在や、開催県が選手強化や大会運営、会場とする施設の新設に資金を注ぎ込んでいることもある。実際、2011年のおいでませ!山口国体の開催県である山口県の副知事・西村亘はパーティーの席上で「(審判が優劣を判断する)旗振り競技は開催県に有利にしてもらう」「『やし(インチキ)』をしてでも1位をとる」と発言し、これに対して批判された際の釈明の場においても「開催県が有利な傾向にあるという趣旨。『違反してでも』という意味ではない」と述べている[3]。 このような慣例に対して、2002年のよさこい高知国体)では橋本大二郎高知県知事(当時)がこうした慣例を廃した結果、開催県の高知県は10位にとどまり、男女ともに東京都が優勝した。しかし、このような事例は過去にこの回しかない。 日本労働組合総連合会は、「フルエントリー制」などの勝利至上主義で開催地自治体に過大な負担を強いるとして廃止を主張している。 「ジプシー選手」の存在 [編集] 前項の開催都道府県の強化策に絡んで、国体においては開催地が変わる度に所属の都道府県競技連盟及び代表県を転籍して出場する選手が存在するといわれている。代表選手たるにはその都道府県に住民登録し、かつ生活していなければならないため、“ジプシー選手”と蔑称される。 元陸上競技選手の苅部俊二は2000年の時点でその存在を指摘していた[4]ものの、これまでは日本体育協会も問題とすることはなかった。しかし、2010年のゆめ半島千葉国体において、山口県の関係者から日本体育協会に「千葉国体の山口県選手団の中に、(同県内に)生活実態がない選手がいる」との告発を受け、弁護士7人による「国体の参加資格に関する第三者委員会」を設置[5]したことで問題が顕在化することになる。 山口県体育協会会長でもある二井関成・山口県知事は「これまでの国体と同じように、ほかの開催県や先催県の事例、中央競技団体の意見などを参考にしながら選手の確保に務めてきた。慣例的なルールの中で選手を獲得してきた」との見解を示した[6]が、第三者委員会は山口県内に住民票を置きながら、活動拠点が山口県外で居住実態がないと指摘された72選手について、陸上・水泳など7競技35選手を参加資格違反と判断し、選手本人が代表選考に関与できなかったことから個人的な過失はないとして罰則は見送る一方で、派遣した山口県体育協会を厳重注意、7競技団体を注意処分とした上で、山口県の総合成績からは当該選手が獲得した点数を減点すべきとする答申をまとめた[7]。 この第三者委員会からの答申では、今後の選手の居住資格に関して「原則として対象期間(開催年の4月30日から本大会終了時)の半数を超える居住実態があること」などと初めて日数の基準を示している[7]。その一方で、提言として、参加資格そのものについても「合宿や遠征が多く、都道府県に居住や勤務の実態をつくるのが困難なトップアスリートの参加促進という点では不十分。(「居住地」「勤務地」「ふるさと」以外にも、トップ選手を)招聘し易い資格拡大も効果的」とも指摘している[7]。 結局2011年2月24日、日本体育協会は従来あいまいだった参加資格の基準を、居住や勤務実態で明確化することに決めた[8]。第三者委員会の答申を承認したもので、この基準は2011年秋の国体から適用される[9]。 大会規模の肥大化 [編集] 近年の国体は各競技団体が開催を希望した結果、開催競技が増加傾向にあり、開催自治体及び地域協会の負担増が問題となっている。前述の黒潮国体からはサッカー競技を秋季から夏季に移行し、陸上競技を秋季大会開会式前に行って日程を10日間ほどに延長した。第63回(2008年)は夏季大会と秋季大会を統合して一大会として開催し、過去の開催都道府県から備品提供を受け再使用するなどの工夫も図った。 これを受け、日本体育協会のプロジェクトチームは実施競技見直しを始め、同一年に実施する正式競技を冬季3競技を含めた現行の40競技とし、参加を希望した51競技(現行40競技含む)を45項目の評価ポイントでランク付けした。 五輪競技は300点と重視し、相撲など伝統競技のほか、国内外の普及状況やジュニア強化体制も判断基準とし、公開競技のトライアスロンを含むランク上位の41競技を正式競技で採用する方針を打ち出した。これを、「毎年実施」「隔年実施」「開催地選択」の3区分に分け、ランク下位の4競技が「隔年実施」で毎年2競技ずつの実施に移行する。ただし実施年から外れた2競技のうち1競技は「開催地選択」となる。 以上の結果、「隔年実施」と判定されたのは軟式野球、なぎなた、銃剣道、トライアスロンの4競技。2013年の東京大会から実行される。 参照:ウィキペディア「国民体育大会」より http //ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E6%B0%91%E4%BD%93%E8%82%B2%E5%A4%A7%E4%BC%9A 榎本劍修堂 / 劒人倶楽部 埼玉県さいたま市見沼区大谷399 剣道具 通販 / 竹刀 通販
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名称 「剣道」という呼称は、柔術に対する講道館の柔道を参考に、1895年(明治28年)に武術奨励のため設立された大日本武徳会が、江戸時代以来の剣術を学校の体育に採用できるよう稽古法を改め、大和魂など精神の修行をするため[1]、名称を1919年(大正8年)頃に剣道としたと記録に残っており、明治末から大正初期頃に成立したものといわれる。ただし、1667年(寛文7年)の安倍立伝書に「剣術は日用の術なので剣道という号にする」という記述があるほか、山岡鉄舟や勝海舟の著書に「剣道」という表現があるなど、江戸時代や明治初期にも使用例はある。昭和初期までの文献における「剣道」という語は、今日でいう「剣術」を意味していることが多い。 関連団体 国内は2団体、世界には1団体である。 国内 全日本剣道連盟 国内最大の剣道団体。日本体育協会、日本オリンピック委員会、国際剣道連盟に加盟している。 日本剣道協会 竹刀による打突だけではなく、体当たり、足払い、組み討ちも認めている。 世界 国際剣道連盟 (International Kendo Federation, FIK) 1970年に設立。以来、3年ごとに世界剣道選手権大会を開催している。44ヶ国の剣道団体が加盟している(2003年7月現在)。IOC公認団体GAISFに加盟。IOC承認国際競技団体になることを目指している。 全日本剣道連盟はJOC、国際剣道連盟はIOC傘下のGAISFに加盟[2]をしているが、剣道のオリンピック加盟には一貫して反対の立場を取っている。 試合形式(全日本剣道連盟) 剣道の試合は常に1対1で戦う。これは団体戦の場合も同じである。選手は試合場に入り二歩進んでお互いに礼をし、三歩進んで蹲踞したあと審判の「始め!」の声がかかってから立ち上がって勝敗が決するか規定の試合時間が経つまでお互いに技を出し合う。原則として三本勝負であるが、一本勝負も認められている。 試合場 板張りの床に境界を含め1辺9mないし11mの正方形ないし長方形の試合場を作り、そこで試合をする。境界は普通、白のラインテープを貼って分ける。また、試合開始時の立ち居地は試合場中心付近に白のラインテープで示される。 試合時間 試合時間は5分、延長戦の場合には3分が基準である。しかし、運営上の理由などからこれ以外の試合時間を採用することも認められており、公式大会の決勝戦では、2007年より試合時間が10分へ変更された。 技 全ての技は、竹刀で防具の決められた箇所を打つものである。 小手を打つ技 小手打ち、引き小手打ち 面を打つ技 面打ち、引き面打ち、小手面打ち 面の喉当てを突く技 突き(小中学生は原則禁止。高校生以上でも、この技を禁止とすることもある) 胴の胸当てを突く技 胸突き(以前は相手が上段の構えを取っている時のみ一本になった。後、相手が二刀流の場合のみ認められていた。現在は認められない。) 胴の右側を打つ技 胴打ち、引き胴打ち 抜き胴 胴の左側を打つ技 逆胴打ち これに、技を出す直前までの流れから「相(あい)〜」「抜き〜」「返し〜」「払い〜」「すり上げ〜」「引き〜」などの接頭辞が付く場合もある。 一本 一本とは全日本剣道連盟によれば、 充実した気勢、適正な姿勢を持って、竹刀の打突部(弦の反対側の物打ちを中心とした刃部)で打突部位を刃筋正しく打突し、残心あるもの である。審判はこれに該当しているかどうかを判断して旗を挙げる。 反則 反則を一試合中に二回犯した場合は、相手に一本を与える。 相手に足を掛けまたは払う。 相手を不当に場外に出す。 試合中に場外に出る。 自己の竹刀を落とす。 不当な中止要請をする。 相手に手をかけまたは抱え込む。 相手の竹刀を握るまたは自分の竹刀の刃部を握る。 相手の竹刀を抱える。 相手の肩に故意に竹刀をかける。 倒れたとき、相手の攻撃に対応することなく、うつ伏せなどになる。 故意に時間の空費をする。 不当な鍔(つば)迫り合いおよび打突をする。 試合中にガッツポーズとみなされるような行為をする。[要出典] 審判員 3人の審判員(1人の主審、2人の副審からなる)が紅白の旗を持ち、旗を挙げることで有効打突の意思表示とする。2人以上が有効打突の表示をした場合、もしくは1人の審判員が有効打突を表示し2人が判定の棄権を表示した場合、一本となる。 また、主審は次のどれかの場合、「止め」の宣告と同時に紅白両方の旗を平行に揚げ、試合を中断させることができる。 反則の事実 負傷や事故 危険防止 竹刀操作不能の状態 異議の申し立て 会議 試合者より試合中止の要請があった場合 (この場合、主審は中止要請の理由を質し、不当な中止要請の場合は審判の合議の上、反則となることもある。) なお、試合中止は副審から申し出ることもできる。その際に副審が「止め」の宣告後、直ちに主審が「止め|の宣告をして試合を中止する。 鍔(つば)迫り合いが膠着(こうちゃく)した場合、主審は 「分かれ」の宣告と同時に「両旗を前方に出し」、両者を分け、その場で、 「始め」の宣告と同時に両旗を下ろし試合を継続する。「分かれ」の場合の試合時間は中断しない。 勝敗 勝敗は、試合時間のうちに三本勝負の場合二本、一本勝負の場合一本先取した選手を勝ちとする。また三本勝負において一方が一本を取り、そのままで試合時間が終了した場合にはその選手を勝ちとする。試合時間内に勝敗が決しない場合には、延長戦を行い先に一本取った選手を勝ちとする。延長の代わりに判定あるいは抽選によって勝敗を決する場合、あるいは引き分けとする場合もある。判定および抽選の場合には勝者に一本が与えられる。団体戦における代表戦も原則1本勝負である。 二刀流 原則として二刀流は禁止されていないが、ルール上の制限などから使用者の数は少ない。 昭和初期において、学生の間で試合に勝つためだけの二刀流が横行し、団体戦において二刀流の剣士を防御一辺倒の引き分け要員とするなど卑怯な手段が用いられたため、一部の学生の大会では二刀を禁止するようになった。戦後、剣道が全日本剣道連盟の元に復活した際も、学生剣道界では戦前に倣って二刀を禁止したために、二刀を学ぶ者が非常に少なくなってしまった。 ただし、伝統が断絶するのを危惧する声もあり、1992年(平成3年)に大学剣道(公式試合・昇段審査)では解禁された。しかし、高体連・中体連の公式試合・昇段審査においては未だに禁止されており、また小学生においては片手で竹刀を用いての打突は一本として有効ではないとされるため、高校生以下では事実上禁止されているに等しい状況である。 二刀流の竹刀は大刀と小刀を用いる。それぞれ長さと重さが決められており、男性の場合、大刀は3尺7寸以下(一刀の場合は3尺9寸以下)、小刀は2尺以下となっている。 長らく二刀流が否定されていたため、また上記の通り竹刀の長さ、および二刀流の相手に対しては胸突きが認められていたというハンデキャップがあるため、指導者、使用者とも少ないのが現状である。 榎本劍修堂 / 劒人倶楽部 埼玉県さいたま市見沼区大谷399 剣道具 通販 / 竹刀 通販
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小太刀術 小太刀術(こだちじゅつ)とは、脇差を使用する剣術。小太刀と呼ばれる事も多い。 解説 [編集] 小太刀術と呼ばれるが、これは小太刀を用いる意味ではなく、打刀の長さより短い刀を用いることから、剣術を意味する「太刀」に小をつけたことに由来する語である。小太刀術の成立は脇差が用いられていた時代のため、具体的には脇差を用いる術である。 稽古に使用する木刀の寸法は各流派により異なり、流派成立の際の脇差などの小刀の大きさが影響しているようである。 (小刀の長さは戦国時代は長かったが短小化していった。) 小太刀術のみを専門にする剣術流派は少なく、通常は剣術の中に付属しているが、全ての流派にあるわけではない。 その多くは入り身を主体とし、柔術的な技法を含む場合も多い。 中条流や、それより生まれた富田流の小太刀術が有名。 武道の剣道においても日本剣道形に小太刀の形があるが、一般ではあまり稽古されない。 明治時代に旧日本陸軍において、日本の伝統的な槍術を元に日本式の銃剣術(現 銃剣道)を制定したが、1921年(大正10年)には陸軍戸山学校において、着剣(銃剣を銃に装着すること)していない状態の銃剣を用いた戦技として、小太刀術を元に短剣術(現 短剣道)も制定した。現在は、短剣術は武道の短剣道として行われ、銃剣道から派生した経緯から全日本銃剣道連盟が短剣道も統括している。 これ以外に、小太刀術の技法を応用した護身術・スポーツとしてスポーツチャンバラがある。 関連項目 [編集] 日本刀 打刀 スポーツチャンバラ 参照:wikipedia「短剣道」より http //ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%A4%AA%E5%88%80%E8%A1%93 榎本劍修堂 / 劒人倶楽部 埼玉県さいたま市見沼区大谷399 剣道具 通販 / 竹刀 通販
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剣道の用語をまとまたものです。特にこの内容は茨城県の4・5段審査に出題された学 科問題を掲載しました。 ●剣道の理念について ●守・破・離について ●剣道形の効果について ●気位について ●日本剣道形、小太刀の2本目について ●三節の礼について ●打突の機会について ●気剣体一致について ●三殺法について ●間合いについて ●目付について ●剣道の四戒について ●止心について 1.剣道の理念について 剣道は、剣の理法の修練による人間形成の道である。 剣道は、もともと敵を殺すために起こったものではなく、自分の身を守るために起こったものと いわれている。武はほこを止むるという意味があり、また「殺人剣にあらず、活人剣なり」といわ れ、他人を活して自分も生きることが真の剣道であり、即ち剣道は精神と身体とを鍛錬するとと もに人格を陶治し、人間として自己完成を目指す教養の目的をもっているのである。 現代の剣道においては、教育としての剣道即ちスポーツとしての剣道というところにその重要 性を加えてきている。このような意味から剣道を通じ、必要な知識、技能の習得が出来るばか りでなく、人間的な面においても向上させることができる。 2.守・破・離について 剣道において、修業の段階をいったものです。 《守》初歩の段階で師の教えを忠実に守り、練習に励み、技や筋を練ることをいいます。 《破》初歩を乗り越えて前進することをいいます。すなわち、今まで学んだ教えを自分のものにし なお進んでいろいろな方法を学び、その長所を取り入れ、守の段階では得られなかった新 しい面を知りいっそう強力となることをいいます。 《離》破以上になり、一流一派をあみ出し、考え出すまでになることをいうのであって、独自の境 地を見出し、奥義を見極め、師から離れ、師以上になることをいいます。 3.剣道形の効果について 剣道の基本的総合的な理合を会得できる。 刀の操法の原理として正しい太刀を筋を初め、手の内、構え方、体捌き、間合、格技、打つべ き好機、気剣体一致、三殺法、気合、呼吸等、剣道の動作を基本から総合まで会得する早道で ある。 また、形を練習することによって、剣道の発達過程がわかり、武士道、武道精神、古の武士の 鍛錬法にもふれることができて、精神的な面の鍛錬に一層効果がある。 又は、剣道形は、剣道の技術の中でもっとも基礎となるものを選んで定められたもので、別な 言い方をすれば、正確な打突、機敏な動作、間合の修得、気合、わざの悪いくせを正して、各流 派の神髄を伝えようとしたものです。 4.気位について 剣道における精神面の高さをいうものであり、見るものにひしひしと迫る気の充実を高い気位と いう。気の働きが、心を充実させ積極性をもりあげると同時に、身体のなめらかなで旺盛な働きを つくりだす。 5.日本剣道形、小太刀の2本目について ① 打太刀は下段、仕太刀は中段半身の構えで互いに3歩進む。 打太刀は、身を守ろうとして、下段から中段になろうとする。仕太刀は、これを押さえて入り 身になろうとする。 ② 打太刀は押さえられまいとして、これをはずして脇構えに開く。 仕太刀は、すきを見て速やかに一歩踏み込む。 ③ 打太刀は、やむを得ず脇が構えから振りかぶって「ヤー」のかけ声で正面を打つ。 ④ 仕太刀はただちに入って、右しのぎで受け流し「トー」のかけ声で正面を打ち、打太刀の 二の腕を押さえ、剣先をのどにつけて残心を示す。 ⑤ 双方相中段となりつつ、刀を抜き合わせた位置にもどる。 6.三節の礼について 神に対する礼、師に対する礼、同僚に対する礼という。 剣道は礼に始まり礼に終わるとされているように礼儀を尊重している。剣道の修業は両者が 全身全力を注いで秘術をつくすという闘争の間に行われるものであるから一歩あやまれば粗 暴に流れることを戒め、精神修養の上から礼儀を尊ばなければならない。 7.打突の機会について 剣道においては、双方が絶えず動いているものであるから打突すべきよい機会は、瞬間的 に生ずるから絶えず動きに注意し、打突の機会を見つけなければならない。 昔から三つの好機(三つの許さぬところ)があるといわれる。 ① 相手の起こり頭 ② 受け止めたところ ③ 技のつきたるところ 《起こりがしら》 技を出そうとするときには必ず構えに変化が起こります。相手が、面なり小手なりを打ってこ ようとする、そこをすかさず打突することを「出ばなわざ」ともいいます。非常に大切な「先の技」 です。 《受け止めたところ》 相手がこちらの技を受け止めたところは、技の尽きたところと同様、完全な虚で、敏速に打突 すべき機会です。 《技の尽きたるところ》 互いに攻め合い、技を出し合ってその技の尽きたるところ、また思い切って面なり小手なりを 打突してきて失敗した瞬間のことをいいます。この瞬間は完全な虚であってすばやく打突する 機会です。 8..気剣体一致について 気---充実する気勢、鋭い気分をいうのであって心の動的な面を指す。 剣---太刀(竹刀)のことで技という意味である。 体---正しい姿勢態度、鍛えられた体力を意味する。 この三つが、剣道の動作において瞬間的に働いて初めて有効な打突となるものであって、剣 道修業上大切な教えである。 9.三殺法について 道において相手を攻撃し勝を制する大切な方法である。 即ち刀(竹刀)を殺し、技を殺し、気を殺すという方法で、相手の気、剣、体の総合動作に対し 機先を制し自由を奪い自分の動作を有利にして攻撃打突し、勝ちを制することをいうのである。 《竹刀を殺す》 相手の竹刀を左右に押さえ、あるいは巻いたりして剣先を自分の体の中心線から離れさせ、 相手の打突の機会を失わせることです。 《技を殺す》 たえず相手の先をとって、相手に技を出す余裕をあたえないようにすることです。 《気を殺す》 気力を全身にみなぎらせ、つねに、先の気分を持ち、相手が打突しようとする気の起こりが しらを押さえて、相手の気力をくじくことをです。この気を殺すことは、相手の竹刀を殺し、技 を殺すことと並行して行われるもので、無理をしてやろうとすれば、かえって失敗して相手に 打突 される機会をつくります。 10.間合いについて 間合いとは、相手と自分とが相対したときの距離をいうのですが、同時に、この物理的な位 置関係だけでなく、心と心の関係も間合いということいえます。 《一足一刀の間》 この間は、一歩踏み込めば相手を打突でき、一歩さがれば相手の打突をはずすことのでき る間をいいます。 《遠間》一足一刀の間より遠い間をいいます。 《近間》一足一刀の間より近い間をいいます。 この他に、自分の手元の勢力範囲を「わが間」、敵の手元の勢力を「敵間」、精神面で、相 手の出方を正しく判断し、体勢や、精神面を総合して自分から打ちやすく、相手から打ちに くい位置関係をとって戦うことを「心の間」といいます。 11.目付について 相手に対する着眼点のことを目付といいます。目は心の窓とか、目がものをいうとかいわれ て人の意志の発動はまず目にあらわれるものです。 《遠山の目付》 相手をはるか遠い山を見るように、構え全体を見て、調和がとれているか、どこにスキがあ るか見破ることです。 その他に相手の目を通してその意志を察することが必要で、これを「二星の目付」、目を中 心に相手の顔面に注目することを「谷の目付」、相手の剣先と相手の小手との二つの動き に注意す ることを「二つの目付」特に小手に注意することを「楓(カエデ)の目付」という。 また、相手の肩に力が入って凝りがあらわれるのを「蛙(カワズ)の目付」という。 12.剣道の四戒について 驚、懼、疑、惑の四つは剣道において戒とされている。 驚(おどろく) 突然の出来事に心が動かされ、一時心身の活動が乱れて正常な判断や適正な処置を誤り 茫然自失してなす術のない状態をいう。 懼(おそれる) 恐怖心のおこることで、こういう時に心身の活動が渋り進退の自由を失う状態をいう。 疑(うたがう) 相手の心や挙動を疑って見定めない心の状態で、自己の意志決定ができず決断がつかな いで、体の自由を失い相手の動作に応ずることができない。 惑(まどう) 心が疑うことで、心惑うときは、精神昏迷し、敏速な判断も軽快な動作もできない。 剣道は、体力と技を練ることも大切であるが、精神的修養に努め、自分自身の心の持方を作 ることが大切である。 13.止心について 止心とは、心があるひとつのことに奪われて、他のことが見えず、注意力がゆきとどかず、相 手に負けをとることをいいます。剣道ではもっとも警戒すべきことです。 例えば、相手と向かい合って練習しても、ただただ相手の竹刀を受けよう、はずそう、かわそ うと、そのことばかりに心を止めて、相手の竹刀しか見えない心にあることを「止心」というので ある。こうなると、注意力がただ一点に凝結して、相手の体の動きや心の動きを洞察すること ができず、同時に自分の心の動きも堅くなって、相手に打ち込まれることになります 参照:茨城県実業団剣道連盟「剣道用語集」より http //www5c.biglobe.ne.jp/~ibajtsu/yougo.html 榎本劍修堂 / 劒人倶楽部 埼玉県さいたま市見沼区大谷399 剣道 通販 / 竹刀 通販
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剣道(けんどう)は、日本の武術である剣術の竹刀稽古(撃剣)を競技化した武道で、剣の理法の修練により人間形成を目指す修行の道である。 名称 「剣道」という呼称は、柔術に対する講道館の柔道を参考に、1895年(明治28年)に武術奨励のため設立された大日本武徳会が、江戸時代以来の剣術を学校の体育に採用できるよう稽古法を改め、大和魂など精神の修行をするため[1]、名称を1919年(大正8年)頃に剣道としたと記録に残っており、明治末から大正初期頃に成立したものといわれる。ただし、1667年(寛文7年)の安倍立伝書に「剣術は日用の術なので剣道という号にする」という記述があるほか、山岡鉄舟や勝海舟の著書に「剣道」という表現があるなど、江戸時代や明治初期にも使用例はある。昭和初期までの文献における「剣道」という語は、今日でいう「剣術」を意味していることが多い。 関連団体 国内は2団体、世界には1団体である。 * 国内 全日本剣道連盟 国内最大の剣道団体。日本体育協会、日本オリンピック委員会、国際剣道連盟に加盟している。 日本剣道協会 竹刀による打突だけではなく、体当たり、足払い、組み討ちも認めている。 * 世界 国際剣道連盟 (International Kendo Federation, FIK) 1970年に設立。以来、3年ごとに世界剣道選手権大会を開催している。44ヶ国の剣道団体が加盟している(2003年7月現在)。IOC公認団体GAISFに加盟。IOC承認国際競技団体になることを目指している。 全日本剣道連盟はJOC、国際剣道連盟はIOC傘下のGAISFに加盟[2]をしているが、剣道のオリンピック加盟には一貫して反対の立場を取っている。 試合形式(全日本剣道連盟) 剣道の試合は常に1対1で戦う。これは団体戦の場合も同じである。選手は試合場に入り二歩進んでお互いに礼をし、三歩進んで蹲踞したあと審判の「始め!」の声がかかってから立ち上がって勝敗が決するか規定の試合時間が経つまでお互いに技を出し合う。原則として三本勝負であるが、一本勝負も認められている。 試合場 板張りの床に境界を含め1辺9mないし11mの正方形ないし長方形の試合場を作り、そこで試合をする。境界は普通、白のラインテープを貼って分ける。また、試合開始時の立ち居地は試合場中心付近に白のラインテープで示される。 試合時間 試合時間は5分、延長戦の場合には3分が基準である。しかし、運営上の理由などからこれ以外の試合時間を採用することも認められており、公式大会の決勝戦では、2007年より試合時間が10分へ変更された。 技 全ての技は、竹刀で防具の決められた箇所を打つものである。 * 小手を打つ技 小手打ち、引き小手打ち * 面を打つ技 面打ち、引き面打ち、小手面打ち * 面の喉当てを突く技 突き(小中学生は原則禁止。高校生以上でも、この技を禁止とすることもある) * 胴の胸当てを突く技 胸突き(以前は相手が上段の構えを取っている時のみ一本になった。後、相手が二刀流の場合のみ認められていた。現在は認められない。) * 胴の右側を打つ技 胴打ち、引き胴打ち 抜き胴 * 胴の左側を打つ技 逆胴打ち これに、技を出す直前までの流れから「相(あい)〜」「抜き〜」「返し〜」「払い〜」「すり上げ〜」「引き〜」などの接頭辞が付く場合もある。 一本 一本とは全日本剣道連盟によれば、 充実した気勢、適正な姿勢を持って、竹刀の打突部(弦の反対側の物打ちを中心とした刃部)で打突部位を刃筋正しく打突し、残心あるもの である。審判はこれに該当しているかどうかを判断して旗を挙げる。 反則 反則を一試合中に二回犯した場合は、相手に一本を与える。 * 相手に足を掛けまたは払う。 * 相手を不当に場外に出す。 * 試合中に場外に出る。 * 自己の竹刀を落とす。 * 不当な中止要請をする。 * 相手に手をかけまたは抱え込む。 * 相手の竹刀を握るまたは自分の竹刀の刃部を握る。 * 相手の竹刀を抱える。 * 相手の肩に故意に竹刀をかける。 * 倒れたとき、相手の攻撃に対応することなく、うつ伏せなどになる。 * 故意に時間の空費をする。 * 不当な鍔(つば)迫り合いおよび打突をする。 審判員 3人の審判員(1人の主審、2人の副審からなる)が紅白の旗を持ち、旗を挙げることで有効打突の意思表示とする。2人以上が有効打突の表示をした場合、もしくは1人の審判員が有効打突を表示し2人が判定の棄権を表示した場合、一本となる。 また、主審は次のどれかの場合、「止め」の宣告と同時に紅白両方の旗を平行に揚げ、試合を中断させることができる。 * 反則の事実 * 負傷や事故 * 危険防止 * 竹刀操作不能の状態 * 異議の申し立て * 会議 * 試合者より試合中止の要請があった場合 (この場合、主審は中止要請の理由を質し、不当な中止要請の場合は審判の合議の上、反則となることもある。) なお、試合中止は副審から申し出ることもできる。その際に副審が「止め」の宣告後、直ちに主審が「止め|の宣告をして試合を中止する。 鍔(つば)迫り合いが膠着(こうちゃく)した場合、主審は 「分かれ」の宣告と同時に「両旗を前方に出し」、両者を分け、その場で、 「始め」の宣告と同時に両旗を下ろし試合を継続する。「分かれ」の場合の試合時間は中断しない。 勝敗 勝敗は、試合時間のうちに三本勝負の場合二本、一本勝負の場合一本先取した選手を勝ちとする。また三本勝負において一方が一本を取り、そのままで試合時間が終了した場合にはその選手を勝ちとする。試合時間内に勝敗が決しない場合には、延長戦を行い先に一本取った選手を勝ちとする。延長の代わりに判定あるいは抽選によって勝敗を決する場合、あるいは引き分けとする場合もある。判定および抽選の場合には勝者に一本が与えられる。団体戦における代表戦も原則1本勝負である。 二刀流 原則として二刀流は禁止されていないが、使用者の数は少ない。 昭和初期において、学生の間で試合に勝つためだけの二刀流が横行し、団体戦において二刀流の剣士を防御一辺倒の引き分け要員とするなど卑怯な手段が用いられたため、一部の学生の大会では二刀を禁止するようになった。戦後、剣道が全日本剣道連盟の元に復活した際も、学生剣道界では戦前に倣って二刀を禁止したために、二刀を学ぶ者が非常に少なくなってしまった。 ただし、伝統が断絶するのを危惧する声もあり、1992年(平成3年)に大学剣道(公式試合・昇段審査)では解禁された。しかし、高体連・中体連の公式試合・昇段審査においては未だに禁止されており、また小学生においては片手で竹刀を用いての打突は一本として有効ではないとされるため、高校生以下では事実上禁止されているに等しい状況である。 二刀流の竹刀は大刀と小刀を用いる。それぞれ長さと重さが決められており、男性の場合、大刀は3尺7寸以下(一刀の場合は3尺9寸以下)、小刀は2尺以下となっている。 長らく二刀流が否定されていたため、また上記の通り竹刀の長さ、および二刀流の相手に対しては胸突きが認められていたというハンデキャップがあるため、指導者、使用者とも少ないのが現状である。 参照:ウィキペディア 「剣道」より http //ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%A3%E9%81%93 次回は「選手の服装」~ 榎本劍修堂 / 劒人倶楽部 埼玉県さいたま市見沼区大谷399 剣道具 通販 / 竹刀 通販
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■なにごとも基本から まずは基本を覚えましょう。基本が出来ていないのにいきなり高度な技はできません。 まずは基本動作を丁寧に憶えるところから入ります。 ■構え ●まずは竹刀を持つ 竹刀の弦を下にして右手に持ちます。相手と向き合う時は竹刀を左手に持ち替えますが、体の正面で竹刀を立てて握り替えます。左手で竹刀を持つ時も、右手の時と同様に弦を下にして刀身を軽く握ります。 ●立礼 竹刀を下げた状態から相手に注目し上体を腰から約15度前後前に倒します。首だけを曲げたりしないようにしましょう。 ●正座 座る時は左足を引いて左膝から座ります。背筋を伸ばして両膝を少し開き、両手は軽く太ももの上に置きます。 立つ時は腰を上げて両足の爪先を立て、右足から静かに踏み出して立ちます。 左足から座って右足から立つ。この「左座右起」が正座の基本です。 ●座礼 正座の状態から左手、右手の順に前に出し、八の字になるように床につきます。そして静かに頭を腰から下げます。 ●中段の構え(正眼の構え) 中段の構えは基礎の構えであり、剣道の構えの中で一番大切な構えです。 左手で竹刀の柄の端を持ち、右手で柄の先を持ちます。左のこぶしはヘソの前から握りこぶし1つ分程度のところにつけ、竹刀の先端は相手の喉元あたりにつけます。 両足は右足が前、左足を後ろにし、平行に後ろに開き、間隔は一握り程度にします。右足のかかとの線が左足の爪先くらいになります。左のかかとを少し浮かし、右のかかとは紙一枚分程度浮くか浮かないかくらいです。体重は両足に平均にかけ、両膝は張らず曲げず弾力を持たせます。 手は左手の小指に一番力を入れ、親指や人差し指は軽く添える程度にし、右手はやんわりと小指に少しだけ力を入れた状態にします。「左手に傘をさし、右手に小鳥を掴んでいる」ような気持ちで竹刀を持ちます。 目は基本的に相手の目を見て相手の動きを掴みます。 ●上段の構え 中段から右足を大きく踏み出して振りかぶると右諸手上段となります。 左足を大きく踏み出して振りかぶると左諸手上段となります。 他に、片手で構える右片手上段と左片手上段があります。 上段の構えは攻撃の構えで、気位を高くし堂々としなければなりません。相手の隙があればすぐに竹刀を振り下ろして一気に攻撃をかけます。気持ちで負けていては上段の意味はありません。 ●下段の構え 中段から剣先を相手の腰下あたりにつけます。これが下段の構えです。 下段の構えは守りの構えで、相手が出られないように自分を守りながら相手に隙ができたらすぐに攻撃の姿勢に移します。 ●八相の構え 中段から左足を踏み出して体を右斜めに開き、右こぶしを右肩につけて竹刀を少し後ろに倒します。 ●脇構え 中段から右足を引いて体を右斜めに開き、竹刀を立てながら右脇に下ろします。左こぶしを腹の下につけ、右こぶしは右腰にきます。 以上が構えの基本ですが、八相の構えと脇構えはほとんど使われません。基本は中段であり、最も有効な構えが中段であることを覚えておきましょう。 ■足さばき 足さばきに関しては「剣道理論」で詳細を見て下さい ■素振り ●上下素振り 竹刀を振りかぶって右足を出しながらそのまま真っ直ぐ膝の位置まで振り下ろし、左足を引きつけます。次に、同じように振りかぶって左足から下がりながら振り下ろし、右足を引きつけます。 ●前後正面素振り 竹刀をゆっくり振りかぶって、右足を出すと同時に素早く打ち下ろし、すぐさま左足を引きつけます。打ち終わった竹刀の位置は面の位置になり、振りかぶった時は手の内に力を入れず、打ち下ろした瞬間に手の内を絞り込みます。これを前進後退1回ずつ繰り返します。 ●斜め素振り 上下素振りと同じ動作に、振りかぶった時の手の内の返しを付け加えます。左こぶしは常に正中線を通り、斜め右または左から打ち下ろして、打ち下ろした位置は膝のあたりで正中線上に剣先がくるようにします。 ●前後左右面素振り 前後正面素振りに手の内の返しを加えたものです。打ち下ろした位置は右面もしくは左面の位置になります。 ●開き足での左右面素振り 前後左右面素振りの足運びを開き足にします。左右交互に足を開いて打ちます。 ●三挙動素振り 1中段構えから竹刀を振りかぶる。2前へ踏み出しながら竹刀を振り下ろす。3下がって中段の構えに戻る。 という3動作を一つ一つ動きを止めてしっかりと行うものです。 ●一挙動素振り 三挙動素振りの動きを、つなげて一連の動きにします。 ●跳躍素振り 初心者にとってはこれが一番難しいと思われます。 中段から竹刀を振り上げ、左足で床を蹴って右足を前に出しながら跳躍し、竹刀を素早く振り下ろします。着地と同時に竹刀が振り下ろしきった状態になり、手の内を絞り込みます。右足で床を蹴って後ろへ跳躍しながら竹刀を振り上げます。着地と同時に振りかぶりきった状態になります。これを繰り返します。 最初はゆっくりやりながらコツを掴み、だんだん速くしていきましょう。 参照:剣道の練習法より http //www.cyber.kbu.ac.jp/club/kendo/kendology6.htm 榎本劍修堂 / 劒人倶楽部 埼玉県さいたま市見沼区大谷399 剣道 通販 / 竹刀 通販
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◎「剣道」名称の変化 剣道は、われわれの先祖が戦場で刀剣をもって相手と戦った技術が、時代や社会の移り変わりとともに、しだいに戦いとしての性格を失い、スポーツ・修養・護身・芸能などの目的でおこなわれるようになったものであります。 剣道という名称は古い中国の文献にや、江戸時代の剣道書にも2,3出てきていますが、この名称が学校の体育教材として正式に取り上げられたのは、大正15年(1926年)改正の「学校体操教授要目」が最初になります。 奈良時代には撃剣(げきけん)、平安時代から鎌倉時代をへて室町時代中ごろまでは太刀打(たちうち)室町時代末期から江戸時代初期にかけては兵法(へいほう・ひょうほう)の名称が多く用いられてきました。江戸時代には兵法のほかに剣術(けんじゅつ)、撃剣(げきけん)、剣法(けんぽう)、刀法(とうほう)、剣技(けんぎ)、剣道(けんどう)などの名称が用いられていましたが、もっとも多用された名称は剣術で、明治・大正を通じては撃剣(げきけん)の名称が多く用いられていました。 これは榊原鍵吉(さかきばらけんきち)にはじまる「撃剣興行」の全国的盛行の影響であったと考えられています。 大正に入っては「剣道」の名称が多く用いられ、昭和に入っては「剣道」以外の名称はほとんど使われなくなりました。 ◎剣道の歴史 金属製の刀剣が大陸から朝鮮半島を経て、壱岐・対馬の島づたいに伝来したのは日本の古墳時代、崇神天皇(すいじんてんのう)のころと言われています。したがって剣術の出現は金属製刀剣の出現とともに始まったと言ってよいが、初期の刀剣は長大な平造りの直刀で、数も少なく武器としてよりも、所持者の地位、名誉、権力の象徴であったと思われます。 それが武器として用いられる様になるにつれ、反りのある彎刀(わんとう)に変わって行き、折れ曲がりせず軽くてよく切れる、いわゆる「日本刀」が出現し、刀法技術も進歩していきました。 直刀から彎刀への移行は明らかではありませんが、12世紀の中ごろから終わりにかけての、源平時代にはすでに彎刀一色でありました。 しかし、この時代は騎馬戦はなやかな時代であり、馬上での弓矢の戦いが中心で、刀法も相手と刀を交えて斬り結ぶというよりも、馬上から片手で振り回す技術が中心でした。 鎌倉時代から室町時代にかけては、蒙古来襲の影響もあって戦術にも変化があり、太刀打ちの技術が槍術とともに進んで行きました。武技としての兵法は室町末期の戦国時代に著しく進歩し、素朴な甲冑兵法から精錬された素肌兵法へと変わり、太刀数も多くなり技法も一段と高度化し体系化され、一流一派をなしてこれを指導する者があらわれ、日本独自の剣法が芽生えて、今日の剣道の基礎となっていきました。 参照:「剣道の歴史」より http //www.nava21.ne.jp/~susaty/kendo/rekishi.htm 榎本劍修堂 / 劒人倶楽部 埼玉県さいたま市見沼区大谷399 剣道 通販 / 竹刀 通販
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◆ア行の部 相抜け(あいぬけ) これは針ヶ谷夕雲が剣道の極所を説いたものとして古来貴ばれてきた言葉であるがその真意を的確に表現することはむずかしい。 相抜けは相打ちではない。相打ちはどちらも傷つくが、相抜けは双方共に空を打たせて、いずれも無事であり、太刀の勝負より心の勝負を教えたもので、聖人の太刀合いとも言われている。 いずれかを勝ちと定めんいずれをか 負けと申さん合いの相抜け 足軽稽古下郎技(あしがるけいこげろうわざ) 稽古にも理合いにも風格もなく、最も卑しい稽古のやり方をいう。百姓稽古木引(ひゃくしょうげいここび)き技も同じ意味である。 一眼二足三胆四力(いちがんにそくさんたんしりき) これは剣道修行の大事な要素をその重要度に応じて示したものである。 一眼―剣道で一番大事なことは相手の思考動作を見破る眼力であり洞察力である。二足―初心者は手先で打って足がこれに伴わない。むかしから見学の心得に「技を見ないで足を見よ」ということがあるが、技の根元は足であり、足の踏み方使い方は剣道で最も重要視されるものである。三胆―胆は胆力であり度胸である。ものに動ぜぬ胆力と決断力であり不動の意味である。四力―力は体力でなくて技術の力であり、わざ前のことである。剣道はすべて技術を最後にもって来たところにこの教えの尊さがある。 一源三流(いちげんさんりゅう) 家のためには汗を流す。友のためには涙を流す。国のためには血を流すという武士の魂を伝えた源流館の教えだといわれている。 一国一允可(いんが) 昔の流祖はその流派の秘剣が乱用されるのを恐れ、その流派の「極意剣」の伝授は一国のうちで最高のもの唯一人にしか授けなかった。 又、「唯授(ゆいじゅ)一人」ともいわれ、日本中唯一にしか与えなかった宝山流のような厳しい流儀もあった。昔はそのくらい流儀流派の極意剣は大事にされたものである。 イメージトレーニング、メンタルリハーサル これは最近のスポーツ界で非常に重要視されている訓練法で、常に頭の中にさまざまの状態を描いてそれに対応するトレーニングをやる。 或は精神的訓練をやることで剣道で言えば思念工夫であり、昔から伝わる静思黙考の独り稽古である。他のスポーツでもイメージトレーニングの重要さを教えているが、剣道こそはこれが最も大事であり、昔の剣聖流祖が神社仏閣に参籠し、あるいは岩窟に籠って修行して悟りをひらき、さらに難行苦行の夢寐(むび)の間に開眼するなどはすべてこれ現代流に言えばイメージトレーニングでありメンタルリハーサルの成果である。 最近剣道をやる者はただ道場の打合いだけを剣道修業と心得ているが、本当の修行はイメージトレーニングやメンタルリハーサルによって得た剣理剣法を道場で実際に試みてその正否をただし、さらに演練(えんれん)を重ねて行くのが本当の意味の剣道の稽古である。その大事なイメージトレーニングを忘れては道の修行にもならないし剣道の上達も覚束もない。剣道修行の最も心すべき一条だろう。 居付く(いつく) 稽古中に足が床板について、軽快自由に動けない状態。あるいは試合中に精神的機能が一時止って瞬間的動作の出来ない状態。したがってこれは大きな隙であり、相手にとっては逃してはならぬ打突の好機である。 一寸の見切り、二寸のひらき 一寸の見切りは宮元武蔵の有名な言葉で、相手の太刀がまさにあたらんとする一寸のところで体をかわすこと。 太刀風三寸にして身をかわすということと同じ原理である。二寸のひらめきとは柳生流の教えで、人の頭の幅は四、五寸であるからわずかに二寸ひらけばその太刀をかわすことができる。その体のひらきを教えたもので心理的には一寸の見切りと同じである。 一刀三礼 仏像師が仏像を彫るとき、一刀を振るう前に三度の祈りを捧げて彫る如く、剣道も一刀を振るう度に真摯の祈りを込めて指導せよという心の持ち方を教えたものである。 一刀流 伊藤一刀斎の創始にかかる。 一刀流は二刀流に対しての呼称ではなく、一心一刀で信念の一刀に生命をかける精神であり、更に一刀万刀に変じ、万刀一刀に帰すという根本理念に基づいて命名されたもので流祖一刀斎の名前をとったものではない。 一拍子の打ち 現代剣道における一拍子の打ちとは動作が二挙動にならぬように打つこと。 例えば、すり上げ面の場合に「すり上げ」と「打ち」が二つにならぬように一挙動で打つ。結局「打つ途中においてすり上げる」心がけが大事であり、太刀も心も一連のものとならなければならない。兵法三十五ヶ条の「一拍子の打ち」とは表現的に若干ニュアンスの違いがある。上泉勢守は「いかなる事態からもまっすぐに一拍子の太刀の出せること」を最高至極の剣として、これを転(まろばし)と読んでいた。 異能力士に三役なし 相撲の言葉であるが基本的な正しいことをやらずに特異なやり方で勝つ力士は決して三役まで上ることはできないということで剣道でも変剣難剣で勝っても正道を踏まなければ決してそれは大成しないということである。 いわおの構え(巖の身) 心身共に巖の如くいささかも動ぜぬ寂然不動の構え。 剣道の基本である。(宮本武蔵) 陰陽の足 剣道の打突には片足ばかり動かしてはいけない。 いかなる場合も右足が出たら左足が必ずこれにつき、両足が同じように動いて体の安定を保ち、打突を正確にしなければならない。それが陰陽の足である。 有構、無構(うこう、むこう) 構えはあれども無きが如きもので、心の構えがあれば太刀の構えは不要であり、構えにこだわってはならないという武蔵の教えであるが、これはでき上がった人にして初めていえることで始めのうちは「構えの極りは中段と心得るべし、中段の構え本意なり」と武蔵自信もいっているように初心者のうちは構えを堅確にすることは最も大事なことである。 右轉左轉出身の剣(うてんさてんでみのけん) これは溝口一刀流の秘剣といわれているが相手の攻撃に対してひいてはいけないということである。 右にひらくか左に転ずるか、さもなくば前に出ろということである。柳生流に右旋左転の言葉があるが、結局は「たんだ踏みこめ神妙の剣」がその極意剣である。真剣勝負の心の持ち方を教えている。 縁のあたり(えんのあたり) 相手のた太刀を払っても叩いてもあるいは受けても相手の竹刀にあたったら、そらは相手を打つ縁であって、それを合図に必ず打ち込まなければならない。そこは逃してはならない勝機であり、それを縁のあたりというのである。 円明流(えんめいりゅう) 武蔵流のことである。武蔵は幼にして父より十手を習い、それを土台にして剣法を工夫して円明流と称した。「心月円明」をとったものといわれている。 お止め流(おとめりゅう) 柳生流と小野派一刀流は将軍家指南の流儀であり、これは他流との仕合を禁止された。それは将軍家ご指南が他流との仕合で負けでもしたら、それこそ面目を失墜し、将軍家の権威にもかかわるということで、他流との仕合は一切禁止されたので、これをお止め流と呼んだ。 面を刺す(おもてをさす) 相対した時は絶えず相手の心を制し、相手が動いたら剣先でその面を刺す心で前に出よ。 これは真剣勝負のコツでいかなる場合も退いてはいけないという宮本武蔵の教えである。 ▲ページ上へ ◆カ行の部 介者剣法(かいしゃけんぽう) 素肌剣法に対して、鎧兜(よろいかぶと)をつけた重装備の剣法を介者剣法と呼んだ。 勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし(常静子剣談) 道を貴び術を知れば心勇ならずと雖(いえど)も必ず勝つ。 道に背き術に違えば必ず負く。 道を守れば不思議に勝ち、道に背けば必ず負けるという心理術理の妙を教えている。 活人剣・殺人刀(かつじんけん・さつじんとう) 活人剣も殺人刀もただその生命を絶つかどうかの問題ではなくて、人を生かすか殺すかに心の持ちよう、刀の使い方の問題である。柳生流には「一殺多生の剣」というのがあるが、一人の悪を断ち一人を殺しても多くの衆生を生かすのが活人剣であり、いわれなき殺生をするのが殺人刀である。 勝而後戦う(かってしかるのちにたたかう) 戦って結果として勝つのではなく、戦う前に気で勝ち、心で勝って而後(しかるのち)に戦えという教えである。 「気で攻めて理で打て」というのも同義である。 勝つに法あり負けるに理あり 勝っても負けてもその理法に合ったやり方をせよということで、無理無法の盲目剣はいけないという戒めである。 香取・鹿島(かとり・かしま) 香取神社には経津主神(ふつぬしのかみ)を祭り、鹿島神社に武甕槌命(たけみかづちのみこと)をお祭りして、ともに武神を祭る神社として尊崇され、武の発祥地とされている。 飯篠長威斎家直はこの地に天真正伝神道流興し日本剣道の源流として知られてる。全国の道場には香取・鹿島の御神霊を武神として移祭しているところが多い。 気海(きかい) 気海の気は形なくして多いなる力を発するもの、海は広く無限に漲るもの。 すなわち気力精気の無限に生ずるところを気海という。白隠禅師は「気海、丹田各々臍下に屈す」といっているように気海と丹田はとは表現の違いであって同じ部位をさしているものである。 気は大納言の如く身は足軽の如し 気品は大納言の如く高く豊かに持ち、身は足軽小物にも比して忠実細心に働けという教えであり、剣道人の気構えと平素の修行の心構えを教えたものである。 虚実 うそとまことであり、剣道的にいえば隙や油断のあるのが虚であり、その反対に隙も油断もなく精神の緊張した姿が実である。 居の打ち、色(いろ)の打ち フェイントをかけて打つ技で相手の気の迷いを打つのである。 虚の剣の使い手であるとか、色の稽古であるとかいわれるのは、いささか蔑視された表現であり、奨励すべき技ではない。 切紙、目録(きりがみ、もくろく) 昔は段位がなくて、修行した技前によって階級をつけたが、その一番初歩のランクが切紙であり、これは紙の切れはしなど簡単なものに修行修得した技前が書いてあった。だから切紙と言ったのである。それから目録、印可、免許、皆伝、口決(こうけつ)(口伝)(くでん)と進んで行き、最後が口伝でこれがその流の極意剣の伝授である。 したがってこれは四方の襖を立て切り、周囲の人払いをして深夜ひそかに師匠が直接手をとってその秘術を授けたものである。 披剣中の秘剣を「書きもの」にせず口から直接伝授したのは他にもれることを恐れたものであり、師匠の口から直接伝えられたために口伝と言われたのである。 もちろん前述のようなランクは流儀流派によって異なり、千葉周作は一刀流にあった五つのランクを初伝、中伝、奥伝の三種に絞ったため却って入門者がふえ、入門希望者が門前市をなしたと伝えられている。 きまり合い 気合い、理合い、間合いのことで切る間合いだけをさすのではない。剣道でも最も大事な三要素を教えている。 驚擢疑惑(きょうくぎわく) 相手と対峙したときにおこる心の動揺や心の動揺を抑えきれない状態をあらわしたことば。驚いたり、擢(恐)れたり、疑ったり、惑ったりする心の状態。四戒、四病ともいい、これをいかに制御するかが重要であるという教え。 楠杉の訓え 楠の木は根を一寸張れば上に一寸伸びるように、根と幹とが常に相和して成長するが、杉は根を張らず上へ上へと伸びていく。したがって楠は大風にも倒れないが、杉は少しの強風にあえばすぐに吹き倒れてしまう。 これは剣道心と技との関係を教えたもので、心の修養を積みながら枝を伸ばせば決して誤りはないが、いたずらに枝だけを伸して、心の修養を怠ればわずかの困難にもすぐに挫けて失敗することを戒めている。 組太刀(くみだち) 組太刀は一般には形と同義語に取扱われているが勿論形には違いないが、その成立にはいささか異なった意味も存している。形は剣の理合いと実践の経験をもとにして作られた自流独特のものであり、組太刀は他流の技の長所に対して、それに勝つ技を仕組んだものである。 例えば柳剛(りゅうごう)流は臑(すね)を切るからこれに対してはこの技で行く。 示現(じげん)流は袈裟(けさ)がけに着るからこう応ずるといちいちその流儀の長所に対応する技を考案していくのである。 稽古(けいこ) 古(いにしえ)を稽(かんが)えるという意味で、日本古来の伝統的な武道や芸道の修行、練習をいう。このことばは単にくり返しを意味するのではなく、技や芸に対する自己の確立や心の問題を理念、工夫していくところに特性がみられる。 下部の三所(げぶのさんしょ)(常静子) 剣道では一眼二足といわれるくらい足は大事にされているが心形刀流では腰と足とひかがみとを下部の三所として最も重要視されている。何をやるにも足腰といわれるが、足腰に十分の機能を発揮させるのはひかがみである。 したがってここを硬直させたり、曲げすぎたりしてはいけない。余り目立たない所にあって下部の三所として最も貴ばれるゆんである。 剣心一如(けんしんいちにょ) 剣は人なり、剣は心なりといわれるように剣は心によって動くものであり、剣と心は一元的のものである。 したがって正しい剣の修行をすれば正しい心を磨く結果になる。 剣禅一致(けんぜんいっち)(一如) 剣は生死の間に於て修行し、大死一番の境地に大活するものであり、禅は静思黙考の裡に大悟するものである。 あずれも生死を超越するところに、窮極においては剣禅全く相共通する一脈があることを教えている。 剣の五徳(けんのごとく) 正義、廉恥、勇武、礼節、謙譲を剣の五徳といい、この徳目を身につけるために剣の修行をするものである。 攻防一如(こうぼういちにょ) 懸待一致と同意語である。 交剣知愛(こうけんちあい) 「剣を交えて"おしむ"を知る」を読まれ、剣道を通じて互いに理解しあい人間的な向上をはかることを教えたことばである。愛はおしむ(惜別)、大切にして手離さないということを意味しており、あの人とはもう一度稽古や試合をしてみたいという気持ちになること、また、そうした気分になれるように稽古や試合をしなさいという教えを説いたことば。 五加 神道無念流の形。五加は技よりも気力を重んじる形で、五加五流がその真髄とされている。 互角稽古(ごかくげいこ) 技能的に差のない者同士の稽古。また、たとえ差があっても、同等の気持ちになって行う稽古。 呼吸 人間の呼吸は複式、胸式、肺尖呼吸の三通りに大別されるが普通は胸式呼吸である。 肺尖呼吸は病人がやるような肺尖でやる最も浅い呼吸で一番不健康な呼吸法である。剣道人のやる呼吸は複式呼吸であり、横隔膜を下げてやる最も深い健康的な呼吸である。座禅や静座をやるのもそのためである。剣道は吐く息で打つので吸う時は隙であり打たれ易い。昔から「呼吸をはかる」ということはそのことをいうので相手が息を吐き終わった時は隙であり、そこを打てというのである。 九重の位(ここのえのくらい)、大納言(大納言)の剣 最高の気位を持ち、至高の剣風を持てということで剣道至極の風格を教えたものである。 (足軽稽古下郎技の対比語である) 牛頭馬頭(ごづめづ) 牛の頭は大きく馬の頭は小さい。 したがって牛頭馬頭とは大技小技のことで剣道では大技だけでもいけないし、小技ばかりに偏しても駄目である。大技小技を織りまぜてやれという教えである。 参照:「剣道用語辞典」より http //www.budogu.jp/column/kotoba.html 榎本劍修堂 / 劒人倶楽部 埼玉県さいたま市見沼区大谷399 剣道具 通販 / 竹刀 通販