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魔力 (まりょく) 一般的なカードゲーム用語では「コスト」に相当する用語。 本作では2種類の意味があり、「カードの魔力」と「プレイヤーの魔力」とで意味が異なる。 カードの魔力 カードの左上に書かれた数値を「カードの魔力」という。 サービス開始時点では「2〜8」の7段階が存在。のちに「9」と「1」が追加された。 カードの魔力の数値は固定。数値を変えるスキルも無い。 ①………最軽量。 2018/10/27のアップデートで初めて追加された。 ②………軽量。 先制判定に勝ちやすいカード、手札を増やせるカードが多数。 ③………やや軽め。 個性的なエヴォークスキルを有する基本的なカードが多数。 ④………やや重め。 個性的なスキル、圧倒的な基礎パワーを有するカードが多い。 ⑤………重い。 ターンの勝敗を決定づける強力なインヴォークスキルが魅力。 ⑥以上…非常に重い。 「出せばほぼそのターンを取れる」切り札級のモンスターが並ぶ。 プレイヤーの魔力 カード使用時に支払うコストを「プレイヤーの魔力」という。 ①魔力の最大値について 各プレイヤーには、ファイト開始時に「10」の魔力最大値が設定される。 ②魔力の回復 各ターン開始時(=エヴォーク直前)に、最大値まで回復する。 カードのスキル効果による回復もある。2018/09/15のアップデートで実装。 ③魔力の減少 エヴォークやインヴォークをおこなった際、カード記載の数値ぶん減少する。「その時点におけるプレイヤーの魔力」を超える魔力のカードを使うことはできない。 ④魔力最大値の増減 魔力最大値を増やすスキルがある。地属性の特徴のひとつ。 高魔力のカードを手札から出しやすくなる。また、後述する魔力バースト状態を回避しやすくなる。 魔力最大値を減らすスキルもある。雷属性の特徴のひとつ。 こちらはペナルティ的な要素が強い。魔力バーストに注意。 2018/08/31に《ネオンメサイア》が登場し、地属性以外のデッキでも魔力最大値を増やせるようになった。 魔力バースト ①魔力バーストとは プレイヤーの魔力不足により、手札の中に戦場へ出せるカードが1枚も無い状態を「魔力バースト」という。 「カード記載の魔力」が「その時点での残り魔力」を上回るカードは、【BURST!!】の表示によってセットを禁止される。魔力バーストは、エヴォーク/インヴォークいずれでも起こる可能性がある。 手札をすべて破棄するスキル、魔力最大値を減らすスキルを使った直後は特に注意。 ②魔力バースト後のペナルティ 手札からカードをセットできない場合、そのまま確定ボタンを押し、手札ではなく山札から直接セットする。山札から選ばれるのは「カード記載の数値が、その時点での残り魔力を超えない」カード。 該当カードが山札に複数ある場合はランダムで選ばれて召喚される。 該当カードが山札に1枚もない場合は「no card」と表示され、召喚エリアが空白のままターンの残りが進行する。実は「no card」状態を意図的に起こすほうが良い場合も多い(下記参照)。 ・手札の中に魔力3以下のカードが「1枚以下」だった場合は、 あえて「魔力5+魔力5」のようにエヴォークし、 3体ぶんのコストを2体で使い切る戦術もある。 ⬇︎ ・魔力バースト時に「no card」状態を発生させると、 インヴォークでは手札の枚数が減らず(セットできないので当然)、 山札からもセットしていないので、山札の内容が変わらない。 ⬇︎ ・結果として、そのターンはほぼ負けになるが、 山札および手札にある低魔力のカードはすべて温存できるので、 次のターン以降は円滑にエヴォーク/インヴォークできる確率が上がる。 【→用語選択へ戻る】 【→トップページへ戻る】
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魔力とは 平均的な人間の魔力量 魔力でできること 魔力と魔法の違い 人間の魔力に対する考え方 人間と魔物の魔力量の差 魔力とは 作中世界のすべての生物が持っている魔法的な力。 作中世界のみにある超能力のようなエネルギー。 平均的な人間の魔力量 ごく微量であり、特別になにかができるわけではない。 魔力でできること いろいろ。 例えば手に魔力を集めれば、魔力無しの状態よりもより強い握力を発揮できるとか、手袋なしで気温の低い場所で普段通りの活動ができる。 肉体を保護する以外にも、魔力によって火をおこしたり、武器を生み出したりすることができる。 我々の世界の創作にあるような超常的な現象を可能にする。 魔力と魔法の違い 単純な魔力によって起こる現象を超えて、決まったルールで同一の現象を起こす場合に便宜上、作中世界では魔法と呼んでいる。 つまり突き詰めれば違いはない。 人間の魔力に対する考え方 魔力をどう解釈し、どのように分類するかで大きく変わってくる。 主流な考え方の例として以下の学説についての資料を参考にしていただきたい。 始祖派学説 属性派学説 人間と魔物の魔力量の差 先天的な個性として作中世界における非戦闘員の成人した人間の平均的な魔力量を10とすると、意思疎通可能な魔物の指導者層の平均的な魔力量は1000である。 同じく魔物と分類され下位の魔物とされるゴブリンの魔力量は50程度である。 魔力量が10程度の人間と現実世界の人間は同等の肉体的な強さを持つ。 ただし魔物の魔力量は上下の差が激しく、中央値の数値を参考にすることはほぼ無意味である。
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魔力 魔霊玉から生み出すことが出来る魔法の力。スピード・マジックなど魔力を使用する能力で必要となる。 霊力と同じくそれぞれ色が定められているため、異なる色ではいけない。 逆に封魔や流炎といった魔力が効かなくなるような能力もあるので注意が必要。 恋符「マスタースパーク」 黄 (7) スペルカード:霧雨 魔理沙 人間/魔法使い 8500 W・ブレイカー ■このスペルカードが攻撃するとき,魔力を支払ってもよい。そうしたとき支払った赤、黄魔力の数1につきこのスペルカードのパワーは+500される。 赤か黄の魔力を支払うことでパワーが上昇する魔力を使う基本的なスペルカード。 星符「エスケープベロシティ」 緑 (4) スペルカード:霧雨 魔理沙 人間/魔法使い 3000 ◇神速4―魔3(このスペルカードはどのタイミングで召喚してもよい。そのときのコストは4とする。もしくはそのときのコストを魔力3点で代替してもよい) ◇このスペルカードが神速召喚したとき、攻撃している相手のスペルカードとバトルしてもよい。 ■グレイズ魔2 神速やグレイズに魔力を使うスペルカード。 グレイズの場合色指定がないためどの色の魔力でも可能。 神速の場合通常の召喚と同じくカードと同じ色が1つ以上必要なため、緑魔力が必要になる。 関連カード 「魔力」に関連するスペルカード (能力「スピード・マジック」を持つカードについてはそちらのページ参照。) 恋符「マスタースパーク」 彗星「ブレイジングスター」 大魔法「魔神復誦」 紅蝙蝠「ヴァンピリッシュナイト」 禁忌「クランベリートラップ」 火符「アグニシャイン」 星符「グラビティビート」 魔符「アーティフルサクリファイス」 金符「メタルファティーグ」(小悪魔) 「魔力」に関連するイベントエフェクト 「魔女の二重詠独唱」 参考 特殊霊玉リスト 魔霊玉 妖霊玉 妖力 スピード・マジック 封魔
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魔力とは? 魔力は、世界本来の法則を歪める性質を持つ力の一種である。例えば水は本来摂氏0度において凍結し、摂氏100度において蒸発する。しかし、魔力を加えることにより、摂氏30度で氷結させたり、摂氏マイナス10度で蒸発させることが可能になる。 従って魔力は非常に危険な性質を持つ。しかも、魔力を加えることによる変化は非常に繊細であり、わずかな違いで、結果に劇的な変化をもたらす。そこで安定した魔力制御法として考案されたのが、「術式」である。術式は魔力の放射量、放射時間、放射頻度、タイミング等、魔力を運用する上での変数を予め定めた「式」であり、その「式」を用いることにより、常に一定の効果を万人が発生させることが可能になった。そして、複数の術式を総称し、「魔術」と呼ぶようになった。こうした初期型の魔術を指して、考案者の名をとってジューダ式と呼ぶ。ジューダ式は現在でも非教会系術者に頻繁に用いられている。 それに対して、教会系術者(注1)を代表とする新たな術式が「ベニヤミン式」である。ベニヤミン式の特徴は、ジューダ式において魔力を安定させる手法であり、従って術者本人の意識内で重要であった術式を、外部に展開させるようになったことだ。具体的には魔法陣による魔術が、代表的なベニヤミン式を用いたものである。 ベニヤミン式の利点は、外部に情報を書くことにより、魔術を組み立てる上での処理能力を高めたことにある。つまりジューダ式は脳内で組み立てねばならないことから、一部の特殊術者を除けば、自ずからその処理範囲に限界があった。ベニヤミン式は空中に術式を描く事により、その制限を取り除いたのである。いわば暗算と筆算の関係である。短所は、外部に術式を展開する為時間を要する事と、術式の造詣がある者が見れば、展開している術式の内容が判別可能なこととなる。また、ベニヤミン式は後世「象徴術」の発達により更に進化を遂げ、象徴術の導入前を前期ベニヤミン式、導入後を後期ベニヤミン式と呼ぶ。 その後魔術は、純粋な魔力制御法から、上記の象徴術、天使、悪魔、精霊などといった異世界の高域存在の力を借り受ける「契約諸法」、魔力を用いて創造を行う「付与魔術」など、様々な系統に分岐していった。これらを纏めた「総合魔術」も存在する。詳しくは魔術の項を参照。 (注1)一部宗教、例えば控臨教系術者は「魔術」という呼称を嫌い、天の理を恩寵により操作するという意味で、「恩理術」と呼ぶ。しかし、本質的には魔術と同じものであることには変わりない。 魔力の性質 魔力は非常に変化しやすい性質を持ち、個人ごとにその性質は異なる。一般的に無色透明だが、濃度が上昇すると水に近い性質を持つ傾向がある。ただし個人によっては炎、風などの性質に類似することもある。おそらく、個人の霊魂の性質によって左右されると考えられているが、未だ実証はされていない。 その様な性質の為、魔力量を測定することは非常に困難である。しかし一般的にはジューダが定義した「リトロン」で計測される。現在では殆どの人々が自然に魔力を保有しており、その量は体重によって上下するが、一般人の場合、保有魔力量はおおよそ5リトロン程度、平均的な魔術師で15リトロン程度である。(尚、魔力には魔力を相殺する性質がある。従って直接魔力で人間を殺傷しようとする場合、最大5リトロンの魔力が必要である。それから分かるように、魔力を直接攻撃に用いるのは非常に効率が悪い。) 魔力は現在世界に普遍的に存在しており、呼吸や食事といった形で人類も日常的に摂取している。従って魔力濃度が高い地域に住む人間は、魔力保有量が高くなる傾向がある。(注2)ただし魔力は長期的には人体に有害なことから、魔力保有量は寿命と反比例することが確認されている。(注3) (注2)例えばルーセント人(非貴族)やイーディック人など。逆に魔力が稀薄な地下世界に住むアングリア人は、ほとんど魔力を有しない。 (注3)一部に魔力に適合した人類も存在する。彼らは魔力保有量の平均値が40リトロン近いことも稀ではなく、また寿命も極端に長い種族も確認されている。そういった種族では、魔力が稀薄な地域では、逆に寿命が大幅に低下する。
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魔法を使う際に必要不可欠な、無形のエネルギーのことである。 ファンタジー的に言うとMP、SP。概ねイメージは共通すると思われる。 厳密には、生命力と精神力のうち精神力に依存するエネルギー。 また、ヴァースには「加護」の影響で周囲に魔力が割りと溢れている。 そのため、よほどの僻地でない限り魔力が無いということはない。 魔力の運用 様々な体系や様々な利用法があるが、基本的に“魔法”として使用する。 魔法使いが自身や周囲の魔力を媒材に、“魔法”を利用して戦うのは一般的な事柄。 魔力は言うなれば“万能なエネルギー”であり、使い方で何にでもなる。 体内の魔力 魔法を使わない人間などでも大抵備わっている。 またヴァースに長く居れば、魔力が宿ることもあるだろう。 人工的に魔力を宿された…ということも。まぁ色々である。 この体内魔力を用いて魔法を発動させることができる。 一般に言われる利点は、集積の時間が要らない故の速効性だろう。 また周囲に魔力があろうがなかろうが、場所を気にせずに使える。 体外の魔力 大気中や建造物、大地、また魔法具などに含まれる魔力。 中には魔力を除去されたものもあるだろうが、大抵は含まれている。 この体外魔力を用いても魔法を発動させることができる。 大抵、“集める”手間があるが自身の魔力を使わない利点がある。 また集めるだけ集めれば体内魔力よりも巨大なエネルギーにすることも可能だろう。 滅多にないことだが、大規模な体外魔力の利用で周囲の魔力が一時的に枯渇することもある。 なお、工夫次第で集積を省いたりいくらでもできる。 ここに書いてあることが魔力の全てではないことを示しておく。 魔力が使えなくなることはあるか? たとえば封魔のような能力を受ければ、魔力が発揮できなくなることもある。 また抗魔金属との接触で一時的に魔力関係の力が麻痺する可能性も。 『絶対にないとは言い切れない』のがBC。要注意である。
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魔力とは魔力色について 魔力結晶について色付き魔力結晶について 卵状魔力結晶について 魔力とは 魔力色について 魔力結晶について 色付き魔力結晶について 卵状魔力結晶について
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魔力属性土地の属性 適性 魔力の色 魔力量器 魔力圧縮 魔力感知 神の加護 貴族の魔力の性質 魔力を溜める器官 身食いエーヴィリーベの印を持つ子 魔力の暴走威圧 女神の御力 神々の御力 魔術呪文 祝詞 祝福 シュタープ 魔石 騎獣 魔法陣 広域魔術 契約魔術 魔術結界 創造の魔術 神事 神具 魔術具 魔物魔獣 魔木 素材 調合 その他銀製品 コメント 魔力 ユルゲンシュミットは魔力に満たされた土地である。 土地に魔力が籠ると黒い土になり、緑が芽を出す。 魔力が不足するとからからに乾いた赤茶けた土となり(*1)、完全に枯渇すると白い砂に帰すことになる。 魔力に満たされた土地で生きるものは、量の差はあるものの、人も動植物も例外なく魔力を持つ。 魔力量が多い動植物は魔物と呼ばれ、人は貴族と平民に区別されている。 血が最も魔力を含むため、平民が契約魔術を結ぶ場合などは血を使う。 数は多くないが、平民にも魔力量が多い者はいる(身食い)。しかし、魔力を放出するための魔術具が高価なため、貴族以外は魔力が使えない。 貴族の子は貴族院に入れば、魔力を満たしておくのに必要なシュタープを入手したり、体の中に魔力を圧縮して溜める方法を教えられるが、それまでは親に贈られる魔術具で魔力を放出する。 魔力を動かすのは体力を使い、体の成長にも良くないため、体内に残しておく魔力は少ない方が良いとされている(*2)(ただし、エーヴィリーベの印を持つ子は例外)。 体内の魔力の流れは興奮すると速くなり、悪くなると魔術を扱いづらくなる。他人への攻撃手段として魔力の流れを悪化させる薬も存在する。 体内の魔力が完全に枯渇すると死ぬ。(*3) 家族や血の近い親族の魔力は似通っているためそれほどでもないが、基本的に他人の魔力は反発する。(*4) 魔力に性別は無い。 属性 魔力には闇・光・水・火・風・土・命の7属性がある。『全属性』と言う場合、これら7属性を指す。 貴族だけでなく、土地、魔物とその素材、植物の油なども属性を持つ。 調合の際などに魔石に魔力を移すことで、属性や色合いを取り除いたり、調整する事ができる。 その結果、属性のない魔力も存在するようである(*5)。 属性 魔力色/貴色 象徴 時節 属性の大神名 神具/象徴(*6) 属性効果/調合特性(*7) その他作中から類推される特性 闇 黒 夜 闇の神 夜空を意味する黒いマント ― 時空・吸収・退魔(*8) 光 金 昼 光の女神 太陽を意味する金の冠 ― 時空・創造・秩序・契約(*9) 水 緑 春 フリュートレーネ 杖/変化・癒し・清らかさ 癒し・洗浄・変化 幸運・芽吹き(*10) 火 青 夏 ライデンシャフト 槍/成長・戦い・助力・強さ 攻撃・増幅・育成 情熱・導き(*11) 風 黄 秋 シュツェーリア 盾/守り・伝達・速さ 防御・速さ・知識 英知・芸術(*12) 土 赤 冬 ゲドゥルリーヒ 杯/豊穣・多産・寛容・忍耐 受容・忍耐・拡散全ての属性と相性が良く、緩衝材になる 母性(*13) 命 白 冬 エーヴィリーベ 剣/再生・死・不屈 土以外とは反発して混ざりにくい 固執・執着・独占・溺愛(*14) 土地の属性 土地の属性は国境門に刻まれている神の記号に左右されている。 アーレンスバッハは闇、ギレッセンマイアーは光、ハウフレッツェは水、ダンケルフェルガーは火、エーレンフェストは風、クラッセンブルクは土、中央は命の属性を持つ。(*15) また、夏の素材が採れるエーレンフェストのローエンベルク周辺の例に見られるように、各属性の影響の強い地域が個別に存在する。(*16) 適性 魔力を持つ者には生まれ持った適性があり、適性を持つ属性の魔術は使いやすい。 適性の1つ目は生まれ季節で決定し(春=水、夏=火、秋=風、冬=土)、2つ目以降は母親の妊娠時の魔力の色(*17)の影響を受ける。 そのため兄弟間では似た適性を持つことが多い(*18)一方で、同母の兄弟姉妹間でも魔力の色が異なる結果となる。(*19) 貴族は洗礼式の際に魔力を登録するメダルの色から自分の適性を知る。 概ね下級で適性は1つ以上、中級で2つ以上、上級で3つ以上、全属性は、領主一族の一部か中央の上級貴族、王族に限られる。 ただし、この数は、加護による属性数増加の知識が廃れて久しい状況下のものなので、加護による属性数増加条件が明らかになり、成人時ひいては妊娠時の属性数が増える今後の世代では、この限りではないと考えられる。 なお、身食いの適性は、土地の属性が強めの薄い全属性である。(*20) 生来の適性に加え、神の加護や名捧げにより属性を増やすことが可能。 しかし、名捧げや加護による属性取得条件が不明であったため増えることは稀というのが常識だった。(*21) 属性に関しては貴族の魔力も參照。 魔力の色 属性による色が反映される。 しかし、同じ属性持ちでも偏りなどで個性がでるらしく属性そのものを指すわけではない模様。 属性数が多くなるほど、それぞれの属性値が平均しているほど、目に見える魔力の色は淡く、白に近づいていく。 魔力で染められた魔石などは、他の人には非常に使いにくくなるが、魔力の色が似通っていれば、使えなくもない。 貴族の魔力は、他者と魔力を流し合って混じり合わせる(染め合う)などの外的要因でも変化する。 ただし、染め合うにはお互いに同調薬を使うことが必要で、染められた後も体内で新しく生成される魔力は自分の魔力のため、熱愛夫婦のように染め合い続けない限り、長くても1ヶ月で色合いは元に戻る(エーヴィリーベの印を持つ子は例外)。 記憶を探るための魔術具を使用する際は、相手を染める必要があるので、魔力の色が似通っていて魔力を通しやすい人が選ばれる。 関連項目:用語一覧>色合わせ 魔力量 魔力を受け入れられる器の大きさに影響される。 階級別に、その家の子として認められる魔力量が設定されており、洗礼式の際に金属棒のような魔術具で判定されて、足りない場合は足切りとなる。実際には貴族に子が生まれてすぐ、またその後の成長につれて何度か魔力量を測定して魔力量の足りてない子は次行のような処遇がされるので、洗礼式で不足が判明するということにはならない(*22)。 階級の基準値に満たない子供は、家の下働きとなるか、下の階級に養子に出されるか、神殿に入れられる。 魔力量に差がありすぎると子供ができにくいことから、階級差があると結婚相手の対象外となる。(*23) そのため通常は領主候補生と上級貴族といった近い階級や同じ階級との結婚が行われている。 結婚の対象範囲内な魔力量の相手との間には自然の魔力感知が発生する。つまり魔力感知できない相手は魔力量の面で結婚の対象外(*24)。 魔力圧縮を学んだ下級貴族成人で神具の小魔石に2~3個は奉納できる魔力量があると推測される。(*25) マインが青色巫女見習いとして神殿入りした時、小魔石10個程奉納しても平然としていた。(*26) フェルディナンドの見立てでは奉納式で小魔石20個奉納しても余裕がある。(*27) メルヒオールが青色神官見習いとして初めて奉納したのは小魔石2個、体に負担のない程度から始めた。(*28) 魔力量に関しては貴族の魔力も參照。 器 妊娠中の母親が注ぐ魔力量によって器の大きさに違いが出るため、兄弟間でも魔力量に差があることは珍しくない。(*29) 肉体が成長することで器も成長し、保有できる魔力量が変わる。成長期にどれだけ魔力を圧縮できるかで成長率に差がある。(*30) とは言え、魔力量の多い王族や領主候補生が全員体格が良い訳ではないので、肉体の大きさに比例する訳ではない。 魔力圧縮 魔力を器の中に閉じ込めて圧縮することで、溜められる魔力最大量を増加させる方法。 魔力を抑え込むことに慣れてくると、魔力が圧縮され、同じ器の中にも溜められる魔力の量が変わってくる。(*31) 成長期にどれだけ魔力圧縮できるかで器の成長率に差がある。(*32) 成人して器が育たなくなっても、圧縮率を上げて、魔力量を伸ばすことができる。 圧縮率は精神力に由来する。魔力が強いほど、抑え込むのに精神力がいる。(*33) 基本的には、魔力の制御がある程度コントロールできる位に成長した、貴族院に入ってから行われる。 全身に魔力を行き渡らせ、それを精神力で抑え込んでいくのは死の危険と隣合わせである。(*34) 魔力を暴走させる危険もあるので、教師の監督のもとで行われる。 魔力の扱いに失敗して、命の危機にさらされる生徒は毎年数名いる。 飛躍的な魔力の増幅方法は、個人もしくは一族の秘法になってもおかしくないため、教えられた者はその人物から信頼されているとみなされる。(*35) ローゼマイン式魔力圧縮法やゲオルギーネの魔力圧縮法(*36)はこれを自派閥の強化に使っていた。 王族やダンケルフェルガーなどにも存在し、領地や一族独自の方法が色々とある模様。 魔力感知 魔力持ちが他者の魔力を感知すること。 魔力量が大きく離れていると、相手の魔力を感じられなくなる。(*37) ある程度の年齢になると自然と感知能力が発現して自身と魔力量の釣り合う人物(すなわち結婚して子を成せる魔力量の人物)がわかるようになる(*38)。 自然感知には相手も年頃以上である必要がある。(*39) 感知できるのは自分を基準とした大まかな魔力量だけであり、互いに魔力を染める際の抵抗の大きさ(*40)までは分からない為、正式な婚約前には色合わせを行う必要がある。 吹雪の中で城の方向を見失わない能力はこの魔力感知と関係している。(*41) 騎士は魔力を感知する訓練を受けるので魔力に敏感になる。(*42) 魔力量が上の者が消費して通常より少なくなった状態でも、下の者には感知できない模様。 自分の魔力に近い者がどれだけいるのか(=周囲に手強い敵がいるかどうか)を魔力感知でチェックするのは、護衛騎士に取って重要な仕事の一つである。(*43) ダームエルはローゼマインの祝福と魔力圧縮により下流貴族の下位レベルから中流貴族レベルになるまで魔力量を伸ばした結果、ブリギッテに釣り合う魔力レベル(*44)から、下流貴族同様の低い魔力まで(*45)の広い範囲を感じることができるため重宝された。 一般的ではないが、日常生活も命の危機に曝されていたフェルディナンドは自分の魔力を薄く広げることで、他者の魔力や他者の魔力に満たされた魔術具を感知できるとローゼマインに教えた。フェルディナンドに染められたローゼマインもほとんど反発を感じないがフェルディナンドの魔力を感知できた。(*46) この行為は、異質な魔力を感じ取るというもので、通常の魔力感知と異なり、自他の魔力差の大小の影響は受けないが、探索する相手に異質な魔力があることが絶対条件となる為、平民を探知することはできない。また、部屋の中のような限られた範囲でなければ魔力量的に厳しい上、集中する為無防備になる為、戦闘中は使えない。(*47) 関連項目:文化>魔力感知の発現、貴族の魔力>魔力量の釣り合いについて 神の加護 2種類あり、ここでは1.を説明する。 先天的もしくは儀式により恒常的に得られる加護 一時的に対象の能力を向上させる加護(=祝福を参照) 得られる加護の種類ついては神々を参照。 生来の適性に加え、儀式を行う事で神々の加護を受けられると、それだけその属性の魔術が使いやすくなる。 加護を得られるかどうかで、魔術の使える範囲や必要な魔力量に大きな変化がある。 加護を得る儀式を正しく行えば、適性のある大神の加護は必ず得られる(下級貴族で適性が1つなら、得られる加護も大神からの1つのみ)。(*48) 適性のない属性でも、眷属神の加護を取得すればその属性を得られる(結果的に、6大神からしか加護を受けていない全属性という状態が生まれる事がある/貴族の魔力の性質参照)。 加護を得る儀式を行う前に、神への祈りや神事を通じて魔力を捧げておく事が重要。 言葉だけで魔力を込めていなかったり、儀式で神々の名前を正しく唱えられないと加護を得られない。(*49) また、神々の目に留まるような普段の行いにも大きな関係がある。(*50) ローゼマインは神事などを行っていたはずの元青色神官が加護を得られなかった理由として、真摯に祈っていなかった事、儀式で魔法陣に魔力が行き渡らなかった事が原因ではないかと推測している。(*51) 眷属の加護を得た実例は珍しく、ここ十数年間(政変後)は、戦い系の眷属の加護を騎士見習いやダンケルフェルガーが得ていた以外は稀。 それ以前は王族や領主候補生は得ていたが、中級~下級貴族が得た例は約百年前だった。 ましてや、下級貴族が自分の適性以外の眷属の加護を得て属性を増やした例はすぐには発見できないくらいに希少。(*52) そのため、神々に祈りを捧げることで加護を得て属性を増やせる事は、普通の学生にとっては参考書に載っているだけの知識となっていた。(*53) そもそも中級以下は魔法陣全体に魔力を満たす事が難しく、自分の適性の部分だけを優先的に満たしていた事も要因だと思われる。(*54) 貴族の魔力の性質 貴族の魔力を『全属性』と言う場合、七柱の大神の加護を得た「大神全属性」と、眷属からだけ加護を得た「眷属全属性」が存在する(呼称は非公式)。 命の眷属神(バイシュマハートなど)から加護を得て、「命の属性を得て全属性になった」=眷属全属性(*55) 生まれついての全属性、もしくは命の神エーヴィリーベから加護を得て、全属性になった=大神全属性 ※本来グルトリスハイトを取得するには「大神全属性」である必要がある。 ほか、個別に授かる最高神の名前など、様々な要素と議論については貴族の魔力参照(ローゼマインとフェルディナンドの魔力の類似性についても同様)。 関連項目:文化>通過儀礼、文化>男女交際 魔力を溜める器官 心臓の位置にあたる器官。 魔獣や貴族が死んだ時に、魔力が集まって魔石の元となる部位。 仮死状態から生き返った場合、この器官の中心に近い位置まで魔力が戻って、所々に魔力の固まりができる。 ローゼマインは動脈硬化っぽいものだと認識している。(*56) 身食いの中でも、生きているのにもかかわらず魔力の固まりができている者は、エーヴィリーベの印を持つ子と呼ばれる。 身食い 本来は貴族が持つとされる魔力を平民が持つことがあり、身食いと呼ばれる。 体内の魔力が器の容量より増えると熱を出し、精神力で抑えきれなくなると魔力に食われて死に至る(この現象自体は貴族でも同様)。 魔力量が多いほど死に至りやすく、子供の精神力では洗礼式までもたないことが多い。 発見されること自体が少なく、魔力が多い場合はすぐに死ぬため、あまり知られず、研究されていない。(*57) 生きていくには魔力を移すための魔術具が必要で、魔術具を得るには形態はどうあれ貴族との関わりが必要となる。 貴族と契約した場合、表に出せる者ならば、愛人や側仕えなどとされ、さりげなく周囲に置かれるが、全く教育されていない者は地下室で飼い殺しも珍しくはない。(*58) 政変までは魔力を独占したい貴族にとっては目障りな存在でしかなかった。 貴族が減って、魔術具を使うことが難しくなったことで、神殿にとってかなり必要な存在になった。(*59) 出生時薄い全属性を持ち、生まれた土地の属性をわずかに帯びている。 自分の魔力の色がほとんど無いため、誰が作った同調薬でも飲みやすく(*60)、染められやすい。 染め合う場合もお互いに影響し合うのではなく、あっさり相手の影響を受けるだけになる。 通常の身食いはそれでも相手に完全に染まってしまわず、時間が経てば相手の魔力の影響は次第に薄れていく。(*61) 親から引き継ぐ魔力の属性を持たない身食いを染めるのは容易なので、これを利用してグラオザムらは影武者を仕立てたと推測される(*62)。 関連項目:用語一覧>身食い兵 エーヴィリーベの印を持つ子 身食いの中でも一部の者を指す。 死にかけては死なずに何度かエーヴィリーベの手から逃れ、死人が持つはずの魔力の塊ができている者のこと。 体内に魔石を持っているようなものなので、それを他者に染められるとほぼ完全に染まってしまい、薄めようとしてもなかなか薄まらず、親に染められたのと大して変わらない状態となり、染めた相手よりやや薄めの魔力を持つことになる。(*63) 興奮して体内の魔力の流れが速くなっても塊のせいで上手く流れず、体の防衛反応として意識が途切れる。 体内の魔力を少なくしすぎると塊を越えなくなって体が動かなくなる。 より正確に言えば、死にかければ貴族でも体内に魔石ができるため身食いだけに限った現象ではないと言える。 ただし、貴族は生来の魔力の色を持っているため他者に染められても一時的なもの(長くて1ヶ月程度)になると考えられる。 魔力の暴走 激しい感情が抑えきれなくなった時に出る現象。(*64) 貴族は感情が昂ぶると目に魔力の色が揺れ浮かび、魔力の流れが速くなる。 暴走にまで到ってしまうと体内の魔力が漏れ始め、それが続くと、全身から一気に魔力が流れ出す。 そうなると、器である身体が保たず、皮膚が湯を沸かしたように膨れ上がり、弾けて死に至る。(*65) 感情を抑えることが下手な子供に起きやすい。(*66) 魔力暴走による破裂は周囲に被害が出るほどの大爆発を起こすことはなく「害があるのは本人だけです。周囲が多少血で汚れる以上の被害はありません」(*67)とのこと。但し、身食い兵らしき者の自爆で「馬ごと弾け飛んだ」(*68)り「騎士達が黒ずくめを中心に起こった爆風に飛ばされた」(*69)りするので、身食い程度の魔力でも周囲を爆発に巻き込む威力はあることになる。自爆が自発的な魔力暴走とどう異なるのかは不明。 威圧 魔力が全身を巡り、活性化し、自分の敵だと認識した対象を魔力で威圧する。 マインの場合は目が虹色のように光って、身体から魔力の色のもやが出る。他の魔力持ちも同様の現象が起こるのかは不明。 威圧を受けると疲弊して、気絶したり、吐血する。(*70) 女神の御力 英知の女神メスティオノーラが人の体を依り代に降臨した際に、依り代の魔力の色が染められてしまった結果、発していた力を指す。 降臨中の依り代の意識は神々の世界へ招待されて、体は仮死状態になる。 ローゼマインは身食いゆえに染められやすく、体に意識が戻った後も大きく影響が残る事となった。 通常は魔力量に大きく差があると相手を感じることができなくなるが、女神の御力は誰でも感じることができ、部屋越しにもその力を感じてしまう。 一方で、銀の布でその影響を遮断したり、魔力供給源として行使したりと魔力に近い性質を持っている。 少し離れたところからその者を見ると、ほんのりと光をまとっているように見える。 直視するためには強い意志が必要で、近づくほどに恐れ多いという感覚が強くなる。(*71) メスティオノーラは体を貸してもらいやすいように、借りる相手に少し精神的干渉を行っている。 少しと言えどその影響はかなり深く、その者にとって大切な記憶を一時的に失い、トラウマの喪失だけでなく行動原理が変わってしまう。(*72) 自身が元々持つ魔力より制御が難しく、感情に反応してその力が膨れ上がり、それに伴い自分が自分で無くなる危険性を持つ。(*73) 神々の御力 一柱の神だけでなく、全く違う属性の神々からも御力を流し込まれて得た力を指す。女神の御力と同様(恐れ多いという感覚を与える、魔力供給源となるなど)の性質をもっている。 先に女神の御力を授かって完全に染められていた場合、後から流し込まれた複数の属性の神々の御力はお互いに反発し合う。 制御されていない神々の御力からは、不快感だけでなく動くこともままならないほどの苦痛を受ける。 一柱の御力に染められただけならまだしも、神々の力を動かせるのは神だけであり、人間やエアヴェルミーンでは暴走する御力を制御できない。 メスティオノーラが再度降臨して整えなければならなかった。 魔力を回復させると、少し薄れるが神々の御力も回復する。御力が膨れ上がると苦痛を受けるようになり、影響力が完全に無くなるまでその状態は続く。 神々の御力が溢れそうになっている状態では人の魔力で打ち消すのは難しく、早く解消しようとする場合は、枯渇寸前まで御力と魔力を使って誰かに染められる必要がある。(*74) 神々の御力を聖杯に込めると虹色の液体となり、その液体を散布する事で土地自体を直接的に癒やす事ができる(通常の魔力ではフリュートレーネの杖や魔法陣を使って祈りを捧げる必要がある)。(*75) 魔術 神の祝福であったり、癒しの儀式であったり、大がかりな魔術を使うには、神の名前が必要になる。(*76) 魔術で火をつけることはできるが、燃やし続けるには薪か大量の魔力が必要になる。(*77) 呪文 呪文は祝詞を少しずつ省略したもの。完全に祝詞を唱えるのと違って、融通が利かない部分があるが、速さとミスが少なくなる。 シュタープを変形させる為の呪文などが全く新しく開発される事もある。 呪文と祝詞参照 祝詞 神を称え、加護や祝福を願う祈りの言葉。(*78) 呪文と祝詞参照 祝福 指輪の魔石やシュタープなどから魔力を出すだけの行為。貴族間にて挨拶などで用いられる。挨拶時は祝福として季節の貴色の魔力を相手に送る。(*79) 神の名の下に祈りを捧げ魔力を奉納することで効力のある神の祝福(=加護)を得ること 加護を得る祝福は本来神に祈りを届けやすくなるシュタープを得なければできないため、通常この2つは別物と考えられているが、ローゼマインは指輪の魔石でも加護を与えることができたため同じものと考えている。(*80) 奉納する魔力量によって祝福の効果は変わる。(*81) 複数の神に一度に祈ると魔力はごっそりと削られて、成功率は著しく落ちる。 特に命の神は土の女神を隠すので女神の兄弟神に疎まれているため伝説でしか語られず、まとめて祈って成功した例を領主のジルヴェスターでも知らなかった。(*82) 呪文と祝詞参照 シュタープ 「神の意志」を体に取り込んで、「神の意志」を用いて構築する魔術具。基本の形状である杖状の物を「シュタープ」と呼称する。 貴族が魔力を行使するための補助具としては最も効率が良い物とされていて、己の魔力を扱いやすくし、神に祈りを届けやすくする。 通常は体内に取り込まれているが、魔力と意思を込めることで具現化する。 具現化する際の基本の形状は個人のイメージ次第で自在に変えられるが、余計な装飾の無い短い指示棒のような形が1番イメージが安定しやすい上に使い勝手が良く、大抵の者はそうしている。(*83) 基本の形状を安定させた後、構造や働きをきっちりと思い浮かべながら変化させたい物の名称を発声すると、その名称がシュタープを変形させるための呪文となる。(*84) 既に呪文が存在する物については、既存の呪文が優先される(構造と働きが共通していれば同一の物と判定され、既存の呪文を知る事が必要になる)。 同じ呪文でも形状や細かい装飾などは個人のイメージ次第だが、1度イメージが固定されてしまうと後から変更する事は難しくなる。 「神の意志」は、貴族としてメダル登録されている者が、貴族院の講義で最奥の間の祭壇から始まりの庭に通じる洞窟で取得する。他人には見えず、生涯で一度しか取得できない。(*85) 階級別に魔力量が大きい者ほど洞窟の奥に配置されており、始まりの庭で取得したもの(大神全属性のもの)が最良とされる。 取得時から本人の魔力に大きな上方変化があると、シュタープの品質が追いつかず、魔力が扱いにくくなってしまう事になる。(*86) 貴族院3年生の実技で神の加護を大量に得たローゼマイン(*87)の実例により、本人の魔力量だけでなく、属性数、加護数が品質に影響する事が判明したため、翌年度からは取得時期を1年生から3年生に戻す事となった。(*88) 貴族院3年生の領主候補生コースで最高神の名前を得る際は、勝手に具現化するシュタープを通して金色の光と闇の黒が体内に吸い込まれる。(*89) 大神の祠の扉を通り抜ける為の魔力は体内のシュタープ(=神の意志/大神全属性に限る)から引き出され、祠の中で形成される捧げた魔力と神の意志が混じり合った石板状の魔石がシュタープに同化する。ローゼマインは七大神全ての石板を取り込んだ結果シュタープの品質が上がり、扱える魔力量が増えて使いやすくなった。(*90)(*91) なお、処刑の魔術でメダルを破棄されると、有効範囲内にいる者は処刑され、有効範囲外にいた場合はシュタープが使用できなくなる。(*92) 一つのシュタープを二つに分裂させることが可能であり、騎士はこの方法を騎士の講義で学ぶことで、シュタープ製の武器と盾をワンセットで使用できるようになる。 一方、白い庭で全属性の「神の意志」を取得している貴族は、魔力飽和している状態で、一つ目のシュタープで作った物を手から離した上で、もう一つのシュタープを望んだ場合に限定し、二つ目のシュタープを出すことができる。 過去には全部の神具を手にできるツェントもいた為、長い歴史で見ると前例はごろごろいるものの、本編の時代で、二つのシュタープを扱えるものはローゼマイン以外に存在しない。(*93) ローゼマインは貴族院の奉納式においてシュタープの聖杯を出しながらフリュートレーネの杖を願うことで2本目を取得。(*94) しかし、ローゼマインは騎士の武器と盾と同じものだと誤解している。(*95) 成年時にシュタープを得ていた時代は、貴族院では代替品の魔術具を使用した講義を受け、仕事をしつつ実地で使い方を覚えていた。(*96) 魔石 魔力を貯めておくことが出来る石。 魔獣を殺したときに心臓のあたりにある魔力を溜める器官に魔力が戻って固まった物や、魔木の実や鱗などの素材を魔力で染め上げると魔石になる。 魔力で染められた魔石は他の人には使いにくくなる。魔力の色が似通っていれば使えなくもないが、自分の魔力で染めた魔石とは雲泥の差になる。(*97) 魔石を完全に染めてしまわなければ、注いだ魔力が少しずつ押し出されていく。そのため、できるだけ一気に魔力を流し込んで完全に染め上げた方が最終的に必要な魔力も時間も少なくて済む(*98) 弱い魔獣から得られる魔石と強い魔獣から得られる魔石では全く品質が違う。 シュミルなどから取れる魔石はクズ魔石と呼ばれ、平民でも取る事ができ、中銅貨一枚から大銅貨一枚で下町の魔石屋に買い取ってもらえる。(*99) 最高級の魔石は全属性を持つ虹色魔石で、貴重品である。 全属性のローゼマインがレーギッシュに高圧魔力を叩き込んだ時に鱗が虹色魔石になった。(*100) また、魔石に魔力を込め過ぎると飽和し金粉化する。 バラバラになった騎獣用の魔石をこねて元に戻したローゼマインは非常識と評された。 貴族も魔力を持つため死亡すると魔石となる。(*101) 通常は死亡してからゆっくりと魔石になり、魔石は各家庭で保管される。 誰かに名捧げしている者が死亡した場合、取り出された魔石は主の魔力で包まれた状態であり、死亡者の相続人ではなく、名を捧げられていた主の所有物となる。(*102) 関連項目:文化>葬式 騎獣 貴族が乗る魔石で作られた獣。 自分の魔力で染めた騎獣用の魔石に魔力を与えて、動く物の姿に変化させる。それを自分の意思で動かして、空を飛ぶ。 騎獣用の魔石は下級貴族ならば数日、ローゼマインは説明を受けている数分で染められる。(*103) これを含め、通常貴族院の講義で使用する魔石は、生まれた時に与えられる魔術具を使って10年以上かけて少しずつ染めて準備するものである。(*104) 詳細と登場人物が使用する騎獣は騎獣参照 魔法陣 魔法陣を作るには、属性を示す記号、神様を象徴する記号、魔法陣に使う言語を覚える必要がある。(*105) 身に纏うマントに加えて、魔術具や神具、神事を行う祭壇など幅広く使用されている。 スティロのペンで空中に魔法陣を描くこともできる。 呪文などは長い歴史の中で改良されてきたが、広域で大きく魔術を使うには魔法陣を使う方が魔力的な効率が良い。(*106) 魔紙に魔法陣を描いたものを使う場合、事前準備をしていればスティロのペンで空中に魔法陣を描く時間も魔石も詠唱も必要なくなり、魔力を籠めるだけの短時間で発動できる。代わりに魔紙の製作コストが高く、魔法陣を起動させるための魔力消費量も高い。(*107) 広域魔術 広域に影響を与える魔術の事。 魔法陣で補助を受けた方が効率がいいとされている。 スティロのペンで空中に魔法陣を描いた後に魔石を投入し祝詞を詠唱する事で発動する。 エーレンフェストの下町で使用した際は、アウブ・エーレンフェストに使用することを報告してから発動した。(*108) 契約魔術 契約魔術はそう簡単に使うものではない。 魔力や権力を持つ相手で、自分が圧倒的に不利な状況にある場合に、高額の魔術具を使ってでも利益を確保するために使うもの。(*109) もともと横暴な貴族に対して拘束力を持たせるための物で、魔力のこもった特殊なインクと紙が必要になる。 契約魔術で契約すると、魔力によって縛られて、契約者の同意なしに解約できない。 紙やインクが魔術具でとても高価で珍しいため、よほどの利益が見込める契約でなければ使われない。 契約用紙と特殊なインクは、貴族の御用達と認められた商人だけに与えられる。 契約を済ませると、燃えるようにインクの部分から穴が開いて広がっていき、契約用紙そのものが消えていく。 契約違反の度合いによっては命に係わる。(*110) 契約を知らない人も、内容によっては契約の範囲に入る。 契約者以外にも影響を及ぼす契約魔術は必ず領主への報告が必要。 報告や周知なしに被害が出たら、契約魔術に必要な魔術具は取り上げられ、貴族との取引は制限されて、契約者に対して罰が与えられる。 契約が適用される範囲は魔術結界内に限定されるが、対象となる結界は、街(*111)、領地(*112)、国(*113)と複数の段階があり、規模が大きくなるほど契約に要する費用も大きくなる(*114)。 通常、商人が持つ契約魔術具は、契約を交わした街だけに影響を及ぼす。(*115) 協会などと契約を交わす際、会長個人ではなく協会自体と結ぶことで、会長が代替わりしても契約を続けさせることができる。(*116) 契約の項目のところを二重にされて、契約内容を偽って契約させられることがある。(*117) 契約魔術は全員の承諾がなければ契約を解くことはできない。(*118) 平民は商業ギルドで契約魔術の内容を観覧することができる。(*119) 商人ギルドに保管されている契約書類は、契約者が死んでいたら、何がしかの変化がある。(*120) 魔力の少ない平民は特殊なインクを使い、最も魔力を含む血で血判を押す。 神々に宣誓し、神々と直接契約を行った場合は、人間同士の契約に比べると抜け道がほとんどない厳しいものになる。 違反すると神々から厳しい鉄槌が下る。(*121) 魔術結界 ツェントによる国の結界(淡く虹色に光る壁)、アウブによる領地全体・街の結界(不可視)などがある。 街の結界は街を囲む外壁に張り巡らされている。 貴族院の領主候補生コースで習う魔術。 警戒レベルを調節できる。 アウブは他領の貴族(になれる一定以上の魔力を持つ者)が結界を通った時に感知する事ができる。(*122) オルドナンツは領地の結界を通り抜けられない。(*123) 街の中で結ばれた小規模な契約魔術は、街の結界を通り抜けないので街の外には影響しない。(*124) その後アウブと結び直した契約魔術は、領地の外に影響しない事から(*125)、領地の結界を通り抜けない仕組みになっていると考えられる。 創造の魔術で創られた白の建物には建物単位や部屋単位で結界が張られている場合がある。 作中に登場するのはエーレンフェスト城の北の離れや白の塔、小神殿、神殿の図書室など。 アダルジーザの離宮には張られていなかったが、突入前に結界の有無が確認されている様子から、重要施設には張られている事が多いと推測される。 領地の結界に穴を開けて建てられているのが境界門であるが、そこにもまた別の結界が張られていると考えられ、礎への魔力供給者はアウブの許可を得ずに境界門を通る者を感知する事ができる。(*126) その他、貴族院の各寮の入館制限、ギーべの館の入館制限、個人の隠し部屋の入室制限なども同種の魔術によるものだと思われる。 ちなみに、フリュートレーネの水浴び場も男子禁制の結界で守られている。 創造の魔術 白の建物を創り出す、貴族院の領主候補生コースで習う魔術。 呪文と祝詞>エントヴィッケルンの項を参照 神事 主に神殿関係者が中心となって行う、神々に祈りを捧げる儀式。 洗礼式、成人式、星結びの儀式、祈念式、奉納式、春を呼ぶ儀式、癒しの儀式等々、多岐にわたる。 神具を使い、祈りと魔力を捧げて行う。歴史による変遷などで神具を用いられないこともある。 神への供物として、息吹を象徴する草木、実りを祝う果実、平穏を示す香、信仰心を表す布を捧げたりする。(*127) 兜を被ったまま儀式に参列するのは、神に対して不敬とされている。(*128) 同じ目的を持って集合し、同じ祈りを捧げながら魔力を放出すると、相乗効果で魔力が流れやすくなる。 魔力が高い者の魔力放出量につられてしまうと、他の者にとっては危険を感じるほどの流出になる恐れがある。(*129) 他者のために行う祈りで、いくら自分が魔力を負担したところで自分への祝福はない。(*130) 使用される祝詞については呪文と祝詞を参照。 神具 魔術具と神具参照 魔術具 魔術を行使するために、魔力を使って作られた道具。 魔術具と神具参照 魔物 魔力が高く魔石が採れる生物。魔獣や魔木などの事。 弱いものであれば平民でも倒せるが、強力なものは騎士団で対応する必要がある。 魔獣 魔力を持った獣。 魔獣と魔木参照 魔木 魔力を持った木。 魔獣と魔木参照 素材 魔獣や魔木などから採集される、調合のための原材料。 魔獣と魔木参照 調合 魔力を用いて、素材から何かを作成すること。 回復薬やユレーヴェなどの薬類の調合に限らず、魔術具を作成する事も調合と言う。(*131) 調合者の魔力量や属性によって調合結果や成功率に差が出たり、レシピが分かっていても調合できない魔術具がある。 使用する素材の品質を揃えたり、属性を分離させたり、分量を正確に計って刻んだりと、高度な調合になればなるほど下準備にも高い技術や大量の魔力が必要となる。(*132) 時間短縮の魔法陣をスティロで描いて使用する場合もあるが、調合難易度は上がる。(*133) 素材の品質や属性にも調合結果は左右される。 土の属性を持つ素材は、他のどの属性と混ぜても混ざり、相性が良くない属性同士を混ぜる時の緩衝材としても使われる。 命の属性を持つ素材は、土以外のどの属性とも反発して混ざりにくいため、命を含む複数の属性を持つ素材を使うことがある。 その他 銀製品 魔力を一切受け付けない特殊な銀が使われた製品。 どんな素材でも多かれ少なかれ魔力を含むユルゲンシュミットでは不自然な存在で、ランツェナーヴェから持ち込まれた。 銀製品参照 コメント このコメント欄はwikiの情報充実のために設けた物です。 編集が苦手な方は以下のコメントフォームへ書き込んで頂ければ有志でページに取り込みます。 表示される親コメントには限りがあるので、返信の際は返信したいコメント横のチェックを付けて返信するようご協力お願いします。 今考えると神殿の図書館に結界があったのって重要な伏線だったんだね。城の図書館には結界無いのに神殿に唯一図書館だけ結界があるって。 (2023-02-20 08 39 00) ということはあの結界を無条件でくぐれるの、アウブと神殿長だけ? (銀の布は突破だから) (2023-02-20 09 05 18) 城にも領主しか入れない書庫があるし、神殿図書室は神殿関係者なら誰でも入れる。 (2023-02-20 10 04 36) シュタープの卒業時取得だが、取り込みに翌日丸一日はかかるしシュタープの形にする訓練もあるから、卒業式の日に取得するわけじゃないよな。オルドナンツ使用法とかは魔術具で練習できても、ロートの上げ方とか武器への変形とかはシュタープを実際に使っての訓練が必要。すると六年時の早い内に加護再取得儀式を行って、それからシュタープを取得し、変形訓練や光らせる訓練を行い、卒業式に全員でシュタープを光らせて振り卒業を祝うことになるのか。 (2023-04-17 20 07 57) 三年時の加護取得が残っていると、生まれつき大神全属性の者は神像が動いて始まりの庭へ行きシュタープを取得できる。六年時の加護再取得でも大神全属性の者は始まりの庭へ行けるから、付き添い教師からの報告でツェント候補とわかって、ツェントが別途ツェント候補用授業を行えそう。大きな祠を巡っての魔力奉納のやり方や、古語読解が必要であることなど。候補が卒業したら自分の仕事を見せつつ育成し、引退時に誰へツェントを譲るか決める。……つまり、ツェント候補は領主候補生とは別枠にして中央へ移動できるようにしておく必要もあるのか。それが自分の子なら問題ないが、地方領の領主候補生だと婚姻外での移動禁止規定に触れちゃうから。まあエグ娘が「三年時の加護取得でシュタープも取得」し「さすがはツェントの娘」と呼ばれることになりそう。 (2023-04-17 20 13 15) 大神全属性になると自動的に「ツェント候補生コース」に入り、強制的に中央入りさせられちゃうとなると困る領地も出そうだな……。具体的にはアレキサンドリア、ただでさえ領主候補生が少ない上に、ロゼマ様の子供は全員大神全属性になりそうだから。それを避けるためには「本人及び領主の希望があれば領主候補生でも中央への移動可」という条件を付ければいいかな?グンドルフ先生が上級貴族の養子になるという裏技でクリアしたヤツを正式に法律化すると。 (2023-04-17 20 43 30) 「婚姻以外での領主候補生の中央への移動禁止規定」自体、王族が貴族院から離れ中央領が肥大し人員がたくさん必要になって領主候補生を多数引き抜いた末に、領主会議で領主多数が提案し決められた法律だろうから、「昔に戻す」宣言からするとこの法律自体を廃止にするべきかも。そうすれば領主候補生の移動に関しては領主が決められるし、貴族院自体狭いからそんなに人員は必要ないし。まあ、ツェントから圧力をかけられツェント候補になれる程優秀な人材を引き抜かれる危険は残ってしまうわけだが、そういう人材が出るのは大領地でありツェントからの圧にも対抗できるだろうしね。「ならばディッターだ!」「もうお魚料理を献上してあげませんよ?」 (2023-04-17 21 14 06) 領主候補生をツェント候補として各領地から離れさせるって側近まで何人も移動になるから無理。いきなり知らない成人中央貴族が側近とか殺されるのかとか不安になるし、各領地がメス書手に入れられないじゃん、アウブが国境門担当する古の時代復活できないぞ。 (2023-04-17 20 55 45) 加護取得の儀式は高学年に変更の予定はないんだっけ。領主候補生コースの最初で、全属性じゃなければメス書とれない(ツェントになれない)事を説明し眷属の祠とかの説明したうえでシュタープ取得直前くらいに加護取得の儀式の方がいいと思うんだけどな。領主候補生以外が困るなら、3年での加護取得は残して、領主候補生だけシュタープ取得直前にもう一回やるか。 (2023-04-17 21 12 26) ああごめん。ツリーの上の方にすでにそういう話があるのね、失礼。 (2023-04-17 21 14 20) 本来領主候補生コースって次期ツェント養成選別コースですよとどこかにあった気がする。権力の継承は腐敗の根元だからあかんって話なんだから手元に寄せたらだめでしょう (2023-04-17 23 46 08) 領主候補生も本来は卒業後十年ほど領主に付いて仕事を教わってから領主に就任するとのことだった(父死亡で急遽領主になったジルは例外)。であればツェント候補生も十年くらいはツェント業務を実地で教わってから就任した方がいい、いくらメス書でツェント業のやり方を調べられると言っても本で読むだけではやはり不安だ。メス書だと「印象に残る悪い見本」が多くダウンロードされてそうだし。 (2023-04-18 10 09 08) ユルゲンシュミット初期のあり方に復すると、加護の儀式が六年生、国境門を有する領地のアウブはメス書を持っていて国境門に魔力を注ぐのはアウブの役目。複数のツェント候補からツェントを選ぶのはメス書の知識量の多寡で決定される。てことは、加護の儀式でシュタープを得た有資格者を集めての講習会が最低限必要だな。 (2023-04-18 00 55 56) 政治制度的には、領地の後ろだてから独立した中央官僚組織が選抜されたツェントを支えるという制度整備まで必要になるな。 (2023-04-18 01 00 42) 加護の儀式を貴族院で行うと、大神全属性だけど競争相手よりもずっと弱いシュタープを得る危険がある。アレキサンドリアとエーレンフェストではシュタープを得る前に領地で複数回加護の儀式を行えるから有利だな。 (2023-04-18 01 10 02) 大神全属性で競争相手よりも弱いシュタープだと、シュタープ強化の為にライバルを追い抜くまで大神の祠を祈って廻ることになる。王になるために何度も祈って廻るという王の回顧録通りだな。 (2023-04-18 01 22 30) 「政変までは魔力を独占したい貴族にとっては(身食いは)目障りな存在でしかなかった」とある。それは平民視点のものであり、グラオザムのような貴族にとっては身食い兵などに利用できる便利な存在なので、「身食いは貴族にとって魔力を搾取する程度の存在」のような表記の方がよいのでは。 (2023-05-03 12 07 01) ローゼマインの魔力感知の件。講堂での戦いでジェルヴァージオの魔力を感知したからロゼマはお年頃になってたはずだけど、魔力量はジェル>フェルだからフェルの魔力を先に感知しそうだよね? だけど実際は、女神の魔力に染められたのが結構減少したときになって初めてフェルの魔力を感知してる。これはロゼマとフェルの魔力の質が近すぎて、感知してるのに意識に上らないせいなのかな? フェルの方は敏感そうで、ロゼマの魔力を感知してそうな気がするけど。 (2023-05-14 14 35 05) 聖典盗難事件の時自身の魔力を薄く広げて魔力探知を行ったけど、フェル様の魔力にはほとんど反発しなかった。つまり当時からフェル様を「自分の魔力と同じ」と判別しており、自身の魔力で染めた魔石同様異物として認識できないのだろう。……するとフェル様の重さも感じられず「お姫様抱っこ」ができるかも。 (2023-05-14 15 37 30) 聖典盗難事件時の魔力感知と、お年頃の印たる魔力感知は別。ふぁんぶっく参照。 あと魔術具に魔力を込めると重さを感じないのと、フェルとロゼマの魔力が同じであることを混同してはいけない。人は魔術具じゃないでしょ (2023-05-14 16 07 26) 仮説、感知し始めは範囲内の大魔力の方が感知しやすい。 (2023-05-14 15 38 36) ジェルを感知できるようになった直後に女神の御力降臨によりロゼマ魔力が変質・増大、誰も感知できなくなった。散布によりフェルとの感知圏まで魔力量が下がってきたということだと読み取った。 また、お年頃の証たる魔力検知の発現は、同格の他人を検知できるようになるのと同時に、他人に検知されるようにもなる現象。ただし発現初期は検知できるわりには検知されにくい模様。(ふぁんぶっくのユーディットのSS) (2023-05-14 16 14 21) 女神の力を消費した後は自身の魔力に戻ったんだから、魔力感知できる状態に戻っているはず。以降はフェルの魔力を意識していないのだから、魔力が同じだけに違和感を感知しないのかもね。 (2023-05-14 19 17 26) そのあたりって怒涛のスケジュールのまま大団円直行だから、違和感云々言っている暇もないまま慣れちゃっただけじゃないかな。描写されてないどこかの隙間で「その違和感が魔力感知だよ。お年頃になったんだよ」とリーゼレータあたりに説明されてるかもだし。 魔力の「質」は魔力感知に影響ないと思うから、其方が力説してるフェルとロゼマの魔力が同質なので感知に引っかからない説は疑問だけど。 (2023-05-14 19 41 40) 一度発現した魔力感知が退化するとは考えにくいので、感知はしてると思うんだよ。ただ、自分と異なる魔力は違和感があって気づきやすいけど、自分と同質の魔力は違和感がなく、自覚しにくいんじゃないかな、ってところ。急にプールに放り込まれたら周りが水って気づくけど、普通にしてたら周りが空気って気づきにくいようなもので。 (2023-05-15 09 24 35) ロゼマさんからしたら、フェルしか感知に引っかからないし、わりといつも一緒にいるから感知してても違和感が無いだけじゃね。 フェルとロゼマの魔力が同質なので感知に引っかからない説の補強にはならん。 (2023-05-15 12 18 57) 魔力感知は魔力使用による増減には左右されない。 (2023-06-13 08 41 29) 仮説、アーンヴァックスにより2次性徴的な魔力検知が発現したが、魔力量的に釣り合うのはメス書を持つ三者間のみ。ただし、フェルディナンドとは魔力の差が少なすぎて、検知しにくい。祭壇に降りてきたジェルバージオを2次性徴的検知することが出来た。神のお力を得た状態では、魔力量的にフェルディナンドと釣り合わないが、魔力散布で魔力的に飢餓が起きて来たら、量的に釣り合う範囲に入ると共に、お力が程よく混じってフェルディナンドと魔力が異なる状態になったので、虹色レッサー君の中に居たフェルディナンド感知出来る条件が初めて揃った。 魔力を細めて調査する魔力カウンター検知は、2次性徴的魔力感知とは別物。 (2023-05-14 21 03 37) フェルディナンドとローゼマインの魔力は似すぎているので、ローゼマインからフェルディナンドを2次性徴的に魔力検知するのが困難なのだろう。調合の名手であるフェルディナンドは魔力の細やかな運用に長けているので、フェルディナンドからローゼマインを検知することは可能になっており、この辺の事情を理解していて未成年のローゼマインの婚約者に納まったフェルディナントが自己を律する為に名ささげを継続しているのだと思う。 (2023-05-15 05 43 10) 養女になる前からお守りを与えられ、お守り駆動用魔石に魔力を吸われていた。自分の魔力に染まっているけど、ほんのちょっと自分と違う魔力の魔石が体外にある事が常態化していて、自分と似ててちょっぴり違う魔力をいちいち検出することに鈍感になっているのがローゼマイン、なのかもしれない。 (2023-05-15 12 29 12) ジギ王子からの求愛のネックレスはほんのり魔力を放つので、それを見た人々は求愛の品だと皆んな理解していたのに、ローゼマインだけは六属性のチョッピリの魔力放出物がすぐそばにある事に鈍感な理由が、これでしょう。 (2023-05-16 05 03 50) 成長前のローゼマインを2次性徴的に感知することは誰にも不可能だったわけですが、成長して戻って来たローゼマインの魔力がフェルディナンドと似て居ると気付く者が居なかったようである理由を考察しました。根拠は、ローゼマインが命の神の剣を使っていたら威力が割引されただろうとの作者コメントです。命の神的魔力の外部への表出は女性では割り引かれるのでしょう。夫婦神の土の女神的魔力の表出は女性では逆に割増かもしれません。男性のフェルディナントの魔力表出は命が割増で土が割引かもです。他者から見ると、似てるけど全然違う、似てる理由は両者が全属性だからだろう、で流されているのでしょう。 (2023-05-15 07 22 19) 主の魔力変化に最も敏感なハルトムートが不審がらない理由がこれでしょう。 (2023-05-15 07 27 44) メスティオノーラの書の知識を得たエグランティーヌは、フェルマイに会った時に、染められ済みと気付きましたねと (2023-05-15 07 38 25) 染められ済みで戻ってもいないと (2023-05-15 07 39 56) メスティオノーラの書の知識云々で染められた→エグランティーヌはメス書を得ていない。現状染めたのは分かっても何で染めたか冬か薬でかは勘違い、そもそもなぜ染まっていたのかなど知らない。 魔術具のグルトリスハイトにツェントの業務に必要のないロゼマの身バレするようなものを載せているとは考えにくい、それにロゼマがそうである(身食いや印を持つに該当する)など普通は思わない)。メス書自体も無心で受け取る時以外を興味を持つか調べるかしないと出てこない。根本的にロゼマがフェルに染められたはロゼマもフェルもまだ高みに登っていないのでメス書に載っていない。 (2023-06-13 08 22 01) この辺を知っているフェルディナンドは、ローゼマイン染め戻し用の魔力水を調合するに当たり、命成分を少なめ、土成分を多めにしたので、書籍5−XI エピローグでも不審がられていないのでしょう。 (2023-05-15 08 07 32) 想像ですが、魔術を使う時の魔力の質と、お見合いの時の話題の魔力の色合いが別物らしいのは、外部から見た時の魔力の表出度合いが魔力の成分毎に異なることが理由のように私は考えています。 (2023-05-15 08 43 32) 上記の理由付けが正しければ、透明インクの魔力検出力の謎が解けますね。エア爺は種族が違うので、別種族の雌雄差を見分けにくいとの本人談が真実なのでしょう。 (2023-05-15 09 58 06) さらに想像を逞しくすれば、フェルディナンドがマインを染めた時に比べて、マインを愛玩動物のように心配して長年世話したフェルディナンドの執着は、命の神が土の神へ向ける執着と広い意味で同様扱いと神話的に見なされて、フェルディナンドの命の神的成分が増えていったのかもしれない。だから、生まれた時に全属性均一だったのに、メスティオノーラから命の影響が強いと指摘されるに至っている、と思います。 (2023-05-15 10 17 01) エグさんはロゼマさんに名を捧げているので、主たるロゼマさんの魔力の質的変化は認識できるので、ロゼマさんから神々の御力が抜けたことがわかった。他の名捧げ側近も同様。しかし、フェルに名を捧げているわけではないので、ロゼマさんの魔力がフェルと酷似していると認識できる者はいまい。 お年頃の証たる魔力感知は魔力の「量」のみで感知し、「質」を問わないんじゃないっけか。だから婚約の前段階として「色合わせ」なる行事があるんじゃ (2023-05-15 12 07 57) マインは身喰いなので国境門の影響を受けて、風の貴色(黄色)の外部への表出度合いが突出して効率が良い体質である、体内の魔力がフェルディナンドに染められた事と色合いの体外への表出の度合いの体質とは無関係、と仮定すると、 (2023-05-16 04 42 33) ローゼマインとその騎獣の色がフェルディナンドと異なって黄色いことの理由となるでしょう。神の力は圧倒的過ぎて、人の体質など押し退けてしまうので虹色に見えたのでしょう。 (2023-05-16 04 48 16) エア爺は元神なので、人の体質による魔力の各成分の体外への表出度合いの差などではなく、体内魔力を直接感じ取るので、マインと無礼者がほぼ同じと思ったのでしょう。 (2023-05-16 05 17 16) フェルディナンドの騎獣は白色にも淡い虹色にも見える。黒色以外の各色を強請すると白色になる (2023-05-16 07 24 07) 合成すると白色になるのでしょう。貴族院の国境門の貴色の白がわずかに優先して表出されやすいのかも。 (2023-05-16 07 26 51) 貴族というか魔力を持った生命って、ユルゲン神話の神々発祥の生物種で、非魔力の生物とは系統樹の異なる生物種ってことでいいのだろうか?少なくとも魔力っていう要素は神々からもたらされた要素で、貴族の発祥は神々から生まれたらしいし。現実世界(ウラノ)の人類と魔力を持った人類は、実は生命の起源が異なる?それとも魔力持ちから魔力のない人が生まれるように、かつては全員魔力持っていたのが魔力を持たない人種のほうが多数派になっただけで、種の起源は全員同じユルゲン神話の神々? (2023-06-12 20 28 57) ふぁんぶっくでも魔力器官についのての質問で、構図が我々と異なる的な話があったかな。ちなみにユルゲンシュミットの民は平民含めて魔力もちね。魔力が低すぎて血液でやっと契約魔術が使える程度。国境門がつながる先は異世界もあるようなので、創世が異なる場所もあるかと。 (2023-06-12 21 30 03) 平民だけだと思うけどホースガイツの民とは交配できる (2023-06-13 08 33 13) ようは相手との魔力のあたいの違いがだいたい三割未満なら子をなせるわけで、平民の魔力はその程度ってことでしょう。外国の民とユルゲンシュミットの平民に子供ができるのは、ライオンとトラのようなものと思ってる。 (2023-06-13 22 45 08) ライオンとトラの子供は生殖能力ないっぽいけど彼らは以後の繁殖もできるよ。魔力差はまぁ青色と灰色でもできるからね。 (2023-06-13 22 54 10) ボースガイツの残留民が旅商人になったのは、血液中の魔力がなくて市民登録ができなかったからか~。200年後オットーができたんだから、混血か食物の魔力が蓄積したのかな。 (2023-06-14 07 36 38) 誰もそんなことは言っておらんが。ガイツ民とユルゲン平民はヒトとしては同一種。旅商人になったのはどこの領地にも市民権が無いから。だから金を稼いで市民権を買う (2023-06-14 17 59 55) その通りだけど、ボースガイツは謀反成功の後を考えて、結構金持ちの商人も出入りしてたと思う。だから金はあっても市民権を買えない場合だってあったのでは。 (2023-06-14 18 55 12) 反乱につながりのある敵国平民なんか処分に決まってるし、その環境で市民権売ってくれるアウブがいるわけなかろう。反乱に参加してたと疑われんぞ (2023-06-14 21 01 57) ユルゲン貴族はガイツ産だろうがユルゲン産だろうが平民を脅威と見做してない。 ガイツ民を探して殺したりしてないじゃん? (2023-06-15 21 36 50) カネがあったガイツ民はとっとと市民権を購入して帰化しただけじゃね。 (2023-06-15 21 33 20) 市民権を買う金はあっても魔力がないガイツ民は、メダル登録ができないから市民権登録ができないよね、って話に戻る。 (2023-06-16 07 55 18) オットーさんは市民権買えてる=登録できるだけの魔力はあるんじゃ。ガイツ民にも僅かながらに魔力があるということでは。 無論オットーさんが国境門閉鎖からの純血ガイツ民ではないとか、ユルゲン内で世代を重ねたことで魔力を帯びるようになった、という仮説は立つが。 (2023-06-16 23 37 08) オットーのボースガイツの血は「かなり薄いけど少しは」と回答があるので純血ではありません。 (2023-06-16 23 53 33) いや、魔力がないから市民権が得られなかったは結構納得だよ。たとえば元旅商人代表のオットーだけど、両親はフレーベルタークに市民権を得ていて、オットーは得ていない。両親が市民縁があれば、生まれた子供は洗礼式に出ることができるはずだから、オットーが成人するまで家系は代々市民権のない旅商人だったことになる。貴族の長で七代の時間なら、平民ならもっと代を重ねているだろうし、その時間をかけて得られなかったのなら、ほかに理由があったというのは可能性の一つだね。 (2023-06-14 20 16 08) すると捕らえられたランツェナーヴェ兵は懲役刑が明けて解放されたとしてもお先真っ暗だな……行商人とは商品を仕入れられるお金があって初めてなれる者だし、魔力もお金も何も無しでは日雇い労働者くらいしかできまい。 (2023-06-14 23 08 32) 魔力持ちを殺してはいけない=一般ランツェ兵は魔力無しだから処刑、とはまだわからないんだよね?懲役ってコストかかるよなあ (2023-07-06 09 17 16) ユルゲンシュミットの人類は、実は神の血を引いた半神的な神話生物だった…?神話生物の癖して普通の人類と同じく、神々を信憑性の低い神話扱いしてるのが訳分からんことになってるけど (2023-06-15 21 23 08) 貴族が持つ魔力と、ロゼマから発されれていた御力は似て非なるものとして描写されているように受け取れる。 放射線も電波も可視光線も同じ「電磁波」ではあるけど周波数によって全く性質が異なるかのように。 (2023-06-15 21 43 11) 神々の御力は神特有の色を持つ魔力の一種と考えていたな。特殊な事情のローゼマインはともかく、ハンネローレは自分の色を取り戻していったし、人の魔力で染め替えられるわけだし。神話的に身食いが土の女神の子供で命に神が許容しない命で、貴族と神が子供を生み出すときに母体で力を与えるという共通点があるならそういうことかなと。 (2023-06-17 13 34 47) 貴族の起源って大昔の身食いだけど、身食いって普通の人間が突然変異とかで魔力器官もって生まれてしまい、消費できない魔力が害になって早死にする鬼子みたいなものだったんじゃないかな。 建国神話のエーヴィリーベの迫害とかエアヴェルミーンの保護辺りをどう解釈すればいいのかはっきり分からないけど、ユルゲンシュミット貴族の起源が神々にあるわけではないと思う。 ゲドゥルリーヒの生んだ、神の子以外の命が祖先というのも否定できないけど、平民や諸外国人達と完全に別系統とまではいかないかと。 (2023-06-13 15 43 20) 平民はホースガイツの子孫とも子供をなせるのだから形態的に同種。ホースガイツが魔力なし平民は一応魔力ありなら機能的に別種。機能発達の差でしかないなら貴族とは機能的に同種と思う。 (2023-06-13 20 28 13) ユルゲンは貴族も平民も同じ種族。魔力量を基準とした社会的身分としての差で種族が違うということはない(設定等まとめ14) (2023-07-04 16 59 16) 解釈というか、そもそも神がいないと思えばその言葉を使うだろうけど、ユルゲンシュミットには神がいて、実際にグルトリスハイトがあるからなぁ。作者様は神々のことは神話では〜ってぼかしているけれど。 (2023-07-06 08 10 56) 神の子的なものとする(?)ならば命と土神の子。 (2023-07-06 13 33 34) 神殿に近かった頃と忌避されてる時代では認識に違いが出るのは仕方ないともいえるけどね (2023-07-06 13 57 39) 認識だけなら神の末裔云々は現実にもあるからね。実際には魔力のつり合いさえ取れれば子が成せるんだから同種。 (2023-07-06 14 08 17) てっきり進化論で猿から進化した人類種とは別に、命と土の神の間から生まれた魔力持ち人類種が1万年前に急にドロップしたと思ってたんだけど。そういうわけではないんかね? (2023-07-09 14 23 51) 実はびっくり。身食いはエーヴィリーベに狙われていること、エアヴェルミーンが贖罪のために魔力持ちを保護したこと、神話では身食いがゲドゥルリーヒの子であること等は明かされていて、点を繋げていき、貴族の始まりが身食いという解を導き出すことができるけど、「ユルゲンシュミット最初の魔力持ちが身食いで貴族の始まり」という明確な言葉だけは作者様の言葉がないので、貴族の始まりが身食いを100%そうだと考えない方がいいぞ。 (2023-07-09 16 15 55) 漫画版シュネーフェールトの魔石、ロゼマの魔力が実に付与されてたとはいえ大きすぎじゃね?web版では握られてる(小石ぐらい?)とあるし。魔力が高い魔物や人の魔石なら品質が高いけど大きさについてどこか説明されてたっけ? (2023-07-29 01 35 52) その場で剣を振ったはずのアンゲリカが確保してるのもどうやったのかわからん。漫画的演出だと思うべきじゃないかな (2023-07-29 08 08 37) 215話シュツェーリアの夜の「二階建ての建物くらいの大きさ」のゴルツェが、雑多な魔力の籠った「大きな魔石」になっている。夜目にも大きく見えていることから、自分は今回の漫画版くらいの大きさを想定していた。今回の魔石はもう少し小さ目なイメージだが、シュネーフェールトも二階建ての建物程度だから似たような大きさの魔石でも不思議はなく、両手で握って皆に見せること前提なら許容範囲では。それとアンゲリカは前衛の位置にあり、敵にとどめを刺すために真っ先に接近するのは当然だろう。それより、原作と違い倒れているのがダンケル騎士見習いっぽいのが、原作と異なってて演出に見えた。 (2023-07-29 10 24 40) エーレンフェストのは、20ページの2コマ目で吹き飛ばされる直前が描かれてる。ato、1コマ目でアンゲリカが騎獣に乗って駆け出してる。 (2023-07-29 11 08 52) 魔力感知の項、ダームエルは釣り合わない相手も魔力感知できるのでしょうか? (2023-08-09 16 48 02) 自分より圧倒的に魔力が低いはずの農民の微弱な魔力を見分けていた(第448話 救出)ので、下方向なら本来魔力が釣り合わない相手でも意識すれば感知出来ることになりますね。「微弱な魔力を感じ取るのは、魔力が上がった今でもダームエルが一番上手だ」となってるので護衛騎士なら訓練次第で魔力が低い相手は感知出来るのかも。 (2023-08-09 17 20 31) 356話 留守番中の生活 前編 で、魔力感知発現前のローゼマインに「微量ですが、魔力が流れています。こっそり身体強化をしないでください」と指摘しているので、魔力感知とは別の技能だと思ってました。 (2023-08-09 23 57 59) 「第二次性徴が発動した人を、自分の繁殖相手として自然に感じ取る能力」とは別物なので、その意味では魔力感知(子作りに適した相手を感知する能力)とは違いますね。騎士が敵を探したり魔力をビーコンにして移動したり(吹雪の中でも迷わず神殿に辿り着けるのはこのため)出来る能力をユルゲン的に正式にはなんと呼ぶのかは作者に聞かないと出て来ないんじゃないかな。 (2023-08-10 04 09 48) 聖典盗難の時には逆もやってる。他者の魔力を感知するのと二次成長的な魔力の釣り合いは別。 (2023-08-10 10 42 29) 自分も「魔力感知という肉体の感覚」と「他の魔力を感知する能力」は別のものだと思う。魔力感知は勝手に器を感知するもの(ふぁんぶっく7)で自在に範囲は変えられないし、遮断とかもできなさそう。出し入れできる能力とは別。 (2023-08-10 00 17 39) 騎士コースの授業で魔物の気配を読むこと魔力感知の応用として習うってファンブックになかったっけ。ダームエルは祝福で成長期がまた来たから、ちょっと特別なんじゃないかと思うけどど、下級貴族の魔力の扱い方を知ってるのもあると思う。 (2023-08-10 00 51 15) ふぁんぶっく2のQ&Aですね。城の外に未成年が出れない理由なんかと併せて解説されてます。 (2023-08-10 04 16 08) (グルトリスハイトが必要以外での)転移陣の制限がいまいちよくわからない。貴族院への転移は許可があれば動かせる(ユスとエク脱出ルート)。領地内転移陣の起動には文官か側仕えを使うのはどうでしょうで検証、結果によるけどアウブの魔力だけを前提にはしていない。離宮(?)の転移陣はアウブだけの理由がわからない。 (2023-08-26 13 13 27) 領地内での物資の転移陣はグラオザムが制作も作動もできるので、セキュリティー無し。領地内の人の転移陣は作動させるために領主自ら行うか、領主が染めた魔石を持つことが必要(フェルディナンドが人前で実行)。 (2023-08-26 13 42 23) 転移陣への魔力供給は作動させる人と随伴した者であれば誰でもOK (2023-08-26 13 52 05) 許可と魔石で動かせるのはわかるんだよ(隠し部屋もそれで開けられるっぽいし)。それにしては652話のジルやカルの反応がおかしくて。他人の魔力を込めた魔石で供給できること自体はわかってるのに転移陣に関してはジルたちが知らないだけなのかフェルの裏技か、主の魔力の込められた魔石からの魔力供給でも起動はありえないのかがわからない。 (2023-08-26 19 05 14) 補足すると、誰の魔力かを問わないとはいえ供給する人と魔石の魔力が別人は供給の間や祈念式でもフェル以外も使ってる。魔力判定があってもそこから何かを作成するわけでもなくただ放出するだけなら魔石の魔力で問題ないと思うのになんで突っ込まれてるの? (2023-08-26 19 12 34) ユルゲンは礎もシュミルズもじじ様も個人より魔力を優先して認識。魔力を持つ本人が必要なら倒れた時大変そう。領主か領主が染めた魔石で問題ないならジル達が脳内破廉恥? (2023-08-26 19 37 31) 答えは、「転移の間の扉の開閉はアウブにしかできない(ジルヴェスターは毎日扉の開閉を行っている)。一度開いておけば転移陣は許可の魔石で動かせる」です。特典SSなのであまり詳しく書くのはいけないかもですが。 (2023-08-26 21 29 41) ジルが知らないだけでそもそも転移の間は閉めてなくね?ロゼマが結界貼り直してないは確定だけど。 (2023-08-26 22 38 19) アウブが代わったので、最初にローゼマインが開かなければ使用できない状態になっていた(ディートリンデがアーレンスバッハへ戻れず立腹)。 (2023-08-26 23 21 33) フェルが転移陣を作動させたと言ったときに、ローゼマインが(予め自分が開いておいたと言わず)フェルを供給の間に登録しておいて助かったと答えたため、ロゼマとフェルの魔力同質疑惑が生じた。ジルヴェスターが毎日扉の開閉を行っていることをジルカルフロシャルは知っているけど、ローゼマインは城にあまりいなかったのでたぶんそれを知らなかった。また、供給の間に登録すれば転移陣の作動もできると勘違いしていた。 (2023-08-26 23 25 48) 用語は違うかもしれないが、転移陣の「最初の起動」はアウブにしかできなくて、いったん起動した後は許可の魔石と使用者の魔力で作動できるということかと。 (2023-08-26 23 38 13) そもそも論なんだけど、領主が起動と領主の魔力で起動に差異はあるのか…?区別つかないと困るけど魔力判定ならつく気もしない。 (2023-08-27 01 32 46) 使用者の魔力はそもそも(同一フェルでもロゼマの魔石でも)ロゼマ……。鍵があったとしても染め替えもできる。 (2023-08-27 01 40 52) フェルが作動させたのはランツェナーヴェの館にある貴族院のアダルジーザ離宮との転移陣。ロゼマは館に行ってないし自分では開けてないのでは?館はアダルジーザ直通で反逆者がまだいる時間には危ないからフェルが開けさせると思えない。国境門で移動してそのまま女神の魔力に変わり使えなくなったのだから。だから「開いてる」=「アルステーデが開けっぱ(移動できなかったのはアウブの許可がなくなってるから)」or「フェルがアウブの魔力と同質なので開けた」のどっちかになるような。 (2023-08-27 02 32 46) 領主じゃないと開けられないのか、領主の魔力で開けられるのかが問題なのでは? (2023-08-27 02 52 33) ロゼマの言い方がずれていたせいで、君の許可と(君の)魔石の魔石がスルーされている可能性……。(以前のロゼマが染めた魔石がある自体は公式) (2023-08-27 03 46 53) そこ!? 実際どうかは関係なくそれならあの疑惑も納得。 (2023-08-27 04 31 37) この時点ではフェルがアウブ・アーレンスバッハと認識されている(658/677)ので、実際はアウブのフェルが扉を開いただけ。でも、それはロゼマとフェルの魔力が同質であることを意味する。貴族の常識では、それは半年から1年くらい毎日染め合う関係でなければあり得ない。ジルカルフロシャルは、ロゼマの出自や身喰いの特殊体質を知らないため混乱している。 (2023-08-27 07 11 22) 結局は領主じゃなくても領主(と判定される)の魔力なら開けられるってことではないの? (2023-08-27 11 16 01) 建前としてなら可能。ロゼマの特殊体質を皆に明かせない、その後も明かさなかったのだから。時かけ後のロゼマからなら言える。神々のせいにできるので(諸々の関係上、神々による星結びを言うとは言っていない) (2023-08-27 11 48 40) 礎は、マインやクインタという名前ではなく魔力の質で判定していて、10日前に染めた人とフェルが同じ魔力と判定しているということだよね。 (2023-08-27 12 17 42) 礎的にはそう。転移陣の初期起動を領主一族以外も知っているのだとしたら対外的には領主の魔力でさえあればいい。 (2023-08-27 12 45 37) こんな仮説はどうだろう。領地間転移陣の場合、転移先には領地=礎の指定が含まれるが、礎の検索は「何処の礎」ではなく「何色で染まった礎」で行われ、上書きされると転移先の礎を検索出来ず実行できない。このため転移先の礎が何色なのかを最初に再登録する必要がある。 領地内転移の場合、転移先の礎は自身の属する礎であるため継承後も自動的に色が更新され、再登録の必要がない。 (2023-08-27 12 19 39) 転移先自体は領地指定、ただしその礎は染められた魔力の色。転移陣は扉、魔力は鍵のイメージ。 (2023-08-27 13 35 53)
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この世界の構成物質について。 ◆魔力について この世界を構成する根源物質。それらは地核で生み出され、各地に点在する『ネクタル』から絶えず地上に放出されており、 この世界に生きる生命体のほとんどは『魔力』を体内に貯蔵し、生を営んでいる。 後述するが、この世界での『魔力』には正と負が存在し、それぞれ『ピュシス』、『ノモス』と呼ばれ、世界を循環しており、 循環の過程で大気中に存在する『魔力』の比率がバランスよく調整されていることで、世界全体の生態系が程よく成り立っている。 しかし、人類における近年の『科学文明』の発達により、人間社会において『ピュシス』を過剰消費する生活が増えたため、 魔力の循環サイクルの乱れが起きているという研究報告もあり、この世界の先行きは不明瞭である。 また、普段これら『魔力』は視認することができないが、『ネクタル』など比較的濃度が高いところでは、 条件さえそろえば、きらきらと七色の淡い光を放ちながら立ち上るそれを観測することができる。 +以下、ネタバレ項目 割と重要かもしれないネタバレ その正体は、太古の時代、勇者によって星の核に封印された龍魔王バラウールが体内に秘めていた瘴気。 バラウールが封印された後もその核からは毒性の薄まった瘴気が流れ続け、世界を循環している。 本来、瘴気はこの世界の生命体に害を与えるものだったが、それが長い年月を経てこの世界のシステムとしてなじんだことで、 今日の魔力循環のサイクルが生まれ、世界を構成する根源物質となった。 ◆『ピュシス』と『ノモス』 この世界における『魔力』は、その性質によって正と負に分けられており、それぞれ『ピュシス』、『ノモス』と呼ばれている。 たいていの生物は正の魔力である『ピュシス』を体内に貯蔵して生命活動を行い、活動の過程で負の魔力である『ノモス』が生み出されている。 ただし、多くの人々は単に『魔力は循環するものだ』という認識をしているため、この呼称を使うのは研究者など限られた人々の場合が多い。 詳しく言えば、『魔法』を行使するなどの行為により、正の魔力『ピュシス』が消費されることで、負の魔力『ノモス』が生み出され、 その『ノモス』が地核に吸収された際に『ノモス』に変換され、再び『ネクタル』から正の魔力『ピュシス』が放出される… という非常にわかり辛い黒星理論で『魔力』の循環サイクルが生み出されている。……わかり易くたとえれば、酸素と二酸化炭素のような関係だろうか。 とにもかくにも『ピュシス』はエネルギー、『ノモス』はエネルギーを使った後に生まれる廃棄物だという認識をしていただければ幸いである。 基本的に魔力循環のサイクルが正しく機能していれば『ピュシス』と『ノモス』は大気中にほぼ同じ比率で存在しているが、サイクルが乱れるとその限りではなく、 『ピュシス』、の濃度が高すぎると生物や自然環境に悪影響を与え、その莫大なエネルギーによる環境異常や生物の突然変異など様々な弊害が現れる。 逆に『ノモス』の濃度が高すぎると、『ピュシス』欠乏症などの症状が起こり、生命活動が困難になったり動植物が育たない死の土地になってしまう。 普通に生活していればサイクルが乱れることはほぼないが、人類の生み出した『科学文明』の発達によってサイクルがかき乱されていることが判明し、 (例としてはルニオ大陸などで起きた『ネクタル』の枯渇など)それらをどう抑えていくかが今後の国際社会の課題である。
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魔力の位置 火炎の魔力 St1-1の消える床が現れるところの上空辺り パワーアップの魔力 St1-2の津波が押し寄せてくるところの上のステージの墓がある所(石化の魔力が必要) 無敵の魔力 St2-1中盤の3階(梯子のある階)の右端。リフトにジャンプする 時の魔力 St2-2の崩れてる階段の穴の中周辺 アイテム発見の魔力 St3-1の沼に沈む最初の床の上空のステージの奥 封印解除の魔力 St3-2の再生する卵の壁の袋小路になってる所で壊した壁の中央辺りでジャンプ カマイタチの魔力 St4の4つ目の浮き上がる床の上のステージ中腹でジャンプ→左下に現れる 石化の魔力 St5の1回目のボスを倒した後のアーマーイーターラッシュ地帯上部の墓石の左を通過
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【用語名】 魔力 【読み方】 まりょく 【分類】 用語 【備考】 ページの登録タグ: 用語 魔力 【詳細】 のんびり農家の異世界に満ちる要素。 ファンタジー作品等ではおなじみの魔法を使うためのエネルギー。マジックパワー、エムピーとか、大体はそんな感じのキーワードである。 本来作中の世界では魔法神が管理を担当する重要な要素であり、上神もコントロールに苦心するほど不安定なものだったようだ。 だが、とある男の神と、女の神がイチャコラしたせいで管理されていたはずの魔力が世界中に漏れ出し、それを魔法神は何とか収めることに成功するも、 魔力に対応した亜人種が誕生してしまう。 創造神に謝罪に出向いた魔法神は許されたことでこれまで以上に厳密な管理を行い、亜人種の神としての側面を持って誕生してしまった彼らを見守っていた。恐らくそのため「魔神」と呼ばれるようになったのだろう。 が、反省しなかったのか男神と女神は再び同じことをやらかし、結果魔物や魔獣といった危険な存在が発生してしまう。 世界が崩壊してしまうことを防ぐため魔法神は自ら世界に降り立つのだが… 結果として世界に満ちてしまった魔力だが、上記の通り適応できる存在と出来ない存在がいる。 一般的な人間種は適応できず、魔法も使えないが、魔族や亜人種であれば少なからず魔力に適応し、魔法を使ったり身体に影響を及ぼすことが可能。 魔力を操れない人間種は、亜人種に比べて生活が楽になりにくく、それを哀れに思った農業神は優れた能力、特別な魔法を扱える人間である勇者という存在を与えたとされる。 魔力は空気中にもあるようだが、魔族等が体内に保有しているものもあり魔法を使うときに使われる他、前述したが肉体に変化が現れる者もおり、 その影響がどのように身体に発生するのかは予測できないらしい。 だが、コントロールする術を覚えることで少なくとも見た目は普通の人間に見えるように変化させる事もできるようになる。 なお、魔力と魔石についての関連性はまだ不明。 今後の展開に期待しよう。 そして魔力を使いこなす魔族は総じて長命であり、見た目も若々しい者が多いが、これは保有魔力が多いことで肉体が若い状態で固定されるためらしく、 シルキーネやアネ=ロシュールのように下手すると娘より若い姿のキャラがいる。というかだいたい母親キャラは見た目が娘より若い。 天使族が顕著。スアルロウとか。 ちなみに人化できるドラゴン族だが、人間体の見た目は大きく変えることが出来ない。 書籍版4巻描き下ろしによると、「本質」から大きくハズレる変身は難しいとのことで、ラスティやルーのように、年齢の上下はできるようだが。 見た目を全く違う存在にするのは極めて難しいといい、ドースでさえ本質と違う姿に変身しようとして女装した中年になってしまった。そしてライメイレンにぶっ飛ばされた。コミック版の描写に期待しよう。 村長がルーに性別を換えて変身できるかを確認してルーが村長の目の前で実際に男性体に変身して見せた話もあるが、その時も本質的なものは変えられないとルーは説明を行い、村長も確かにルーだとわかるなと納得していた。 洛神と化した魔神がどうにか復活しようと策略を張り巡らせていた裏で、創造神を始めとする多くの神々が投入され、彼が集めた魔力を奪うことで世界中の魔力を回収する算段を立てていたとされている。 が、実際は創造神の温情なのかは定かではないが、魔神は猫のような存在となり、魔力の回収は結局の所は出来ていない。 だが教会勇者は消滅し、真なる勇者が現れ始めた上、各地の争いの種はあちこちで摘み取られたりしているため、この世界は今まで以上に平和になっていくのだろう。 もしかすると、これも創造神の手のひらの上…いやないな。