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鬼人正邪 サプライ 輝針城&紺珠伝拡張セット 分類 キャラクター 攻撃 30 体力 30 コスト ⑮ キャラクター能力 【下剋上】侵略時、土地のレベル×10を攻撃に追加する。 援護効果 【逆転】「リバースヒエラルキー」対戦相手の攻撃と体力を入れ替える。この処理はすべての援護とボーナスを計算した後に行う イラスト 駄菓子屋 処理 キャラクター能力 侵略時、相手の土地レベル×10を攻撃に加える。 効果としては【貫通】と同じではあるが、 この効果は攻撃力を上昇させる効果であるため、援護カードに【貫通】を付与することで、両方の効果が得ることができる。 防御時には、なにも効果がない。 援護効果 対戦相手の攻撃と体力を入れ替える。 スペルカードの効果、攻撃・体力の増減、土地ボーナス、【カリスマ】【人形】などの効果、すべてを適用し、一番最後に処理を行う。 ただし、『フランドール・スカーレット』などの【特攻】(ダメージを1.5倍)や『ルーミア』などの【半減】(発生するダメージを半分にする)は、 攻撃や体力を直接変化させているわけではないので、計算間違いに注意。 例:対戦相手の『フランドール・スカーレット』に対してこの援護効果が発動した場合 50/20 ⇒逆転 20/50 ⇒戦闘時 30のダメージ(攻撃20に特攻の1.5倍を計算) 使い方 共通山札戦 キャラクター能力と援護効果ともに優秀で、攻守両方の面で使いやすい。 援護効果では侵略時、防御時どちらに使っても非常に強力で対策が難しい。 侵略時では、相手がどれだけ体力を増強し土地ボーナスをあげていても、攻撃力さえ勝っていれば倒すことができる。 防御時では、どんなに相手が攻撃を増強していても、その効果を事実上無効化することができる。 (攻撃と体力両方を増強するカードは少ない) まさに「下克上」を表した効果である デメリットは、コストが重いことと、土地に配置していてもキャラクター能力が役に立たない事。 援護カードとして使うか、土地に配置した後は再配置でさっさと手札に戻してしまおう。 援護カードとして使う時には【援護無効】に注意。 どんなに強力な効果であっても無効化されてしまっては意味がない。 デッキ構築ルール 使い方は共通山札戦と同じだが、特定のカードと組み合わせることで、さらにこのカードの凶悪さが際立つ。 特に援護効果は【援護無効】されない限り、ほぼ確実に勝利することができる。 侵略時の使用例 ①キャラクター:『鬼人正邪』 援護:『宇佐見菫子』または『封獣ぬえ』 攻撃70+土地レベル×10+【先制】。 土地レベルに関わらず、体力70以下のキャラを倒すことができる。 【半減】や【援護無効】、『鬼人正邪』の援護効果などでは返り討ちにあう可能性があるため注意。 ②キャラクター:『鬼人正邪』 援護:『少名針妙丸』または『魂魄妖夢』 攻撃70+土地レベル×10+【貫通】。 土地レベル1でも体力80、土地レベル5なら体力120でも突破できる。 【半減】や【援護無効】、『鬼人正邪』の援護効果などでは返り討ちにあう可能性があるため注意。 ③キャラクター:『洩矢諏訪子』または『純狐』 援護:『鬼人正邪』 40/40、破壊されたら土地レベル1(通行料の支払いもレベル1での通行料)、計算後に攻撃と体力を入れ替える。 攻撃が40以下のキャラクターに勝利、負けても土地レベルを1にする。 対戦相手側からすると、防衛するだけなら【援護無効】などいろいろ対策があるが、 土地レベルを落とさないようにするまで防ごうと思うと、殆ど手段がない。 『少名針妙丸』または『射命丸文』+【キャラクター能力無効】位か。 防衛の基本が体力を増強することに対し、その効果を完全に裏目にしてしまう。 『河城にとり』などの「攻撃-30」の援護能力は洩矢諏訪子へのもっとも有効的な対策だが、鬼人正邪を使われると逆効果になってしまう。 +... 一応以下でも防衛可能だが、非常にピンポイントである。 攻撃が25以上、体力が80未満+【半減】 (体力が80以上だと土地レベルが1になる) 攻撃が35以下、体力が50以上+【援護無効】 (攻撃が40以上だと土地レベル1になる) 攻撃が45以上、体力が40未満+『鬼人正邪』 (体力が40以上だと土地レベルが1になる) ④キャラクター:『射命丸文』 援護:『鬼人正邪』 40/40先制、計算後に攻撃と体力を入れ替える。 攻撃が40以下のキャラクターとの戦闘に勝利する。 『少名針妙丸』または『射命丸文』+【キャラクター能力無効】には勝てないため注意。 +... 以下でも防衛は可能。 攻撃25以上+【半減】 体力45以上+【援護無効】 攻撃45以上 ⑤キャラクター:『水橋パルスィ』などの援護無効キャラ 援護:『鬼人正邪』 20/20援護無効、計算後に攻撃と体力を入れ替える。 攻撃が20以下のキャラクターとの戦闘に勝利する。 勝てる相手は少ないが、10/50のキャラクターに強く出れるのが非常に強力。 ⑥キャラクター:『鬼人正邪』 援護:『鬼人正邪』 攻撃30+土地レベル×10/30、計算後に攻撃と体力を入れ替える。 攻撃力 =30+土地レベル×10、つまり「攻撃力-土地レベル×10が30以下」のキャラクターとの戦闘に勝利する。 土地レベル1でも攻撃40以下、土地レベル2で攻撃50以下のキャラを破壊でき、土地のレベルが上がれば上がるほど、倒せる範囲が広がる。 一方で弱点は多く、【半減】【先制】【援護無効】など、通常の防衛でよくつかわれる手段で防衛されてしまう。 防御時の使用例 以下、土地レベル5とする。 ①キャラクター:『射命丸文』 援護:『鬼人正邪』 40/90、先制攻撃、計算後に攻撃と体力を入れ替える。 この組み合わせは最強クラスの防御力で、突破には鬼人正邪を出してくるのを必ず読まれない限りはまず負けない。 【援護無効】を出すためには、40/90の先制に勝つ必要があるが、それを実現するには条件がかなり限られている。 (『寅丸星』+『橙』+【カリスマ】+【攻撃支援】+『戦操「ドールズウォー」』を組み合わせるレベルが必要) 以下の組み合わせには負けてしまうため、注意 『射命丸文』+『鬼人正邪』 『河城にとり』+【先制】+『鬼人正邪』 30/30の【援護】持ち+『アリス・マーガトロイド』または『クラウンピース』+『八雲紫』 『射命丸文』+『八雲紫』 ②キャラクター:『洩矢諏訪子』または『純狐』 援護:『鬼人正邪』 40/90、戦闘で破壊しても土地レベルが1になる。計算後に相手のキャラの攻撃と体力を入れ替える。 『鬼人正邪』の援護が来る事を読み切った上で、カードを出されない限り、完全に突破されることはできない。 防衛が成功するか、どんなに悪くても、レベル1の土地になって奪われるくらいだろう。 (『ルナサ・プリズムリバー』+『八雲紫』+【カリスマ】で完全に突破される) と、ここまで長く記載してきたが、このカードの一番怖いところは、 『鬼人正邪』対策として、通常と逆のことしないといけない(侵略側が体力を上げる、防衛側が攻撃を上げる)というリスクを負うのに対し、 どのような戦闘を行うかは『鬼人正邪』を持っているプレイヤーが握っている事である。 完全に読み切って、相手を翻弄するデッキは、まさにアマノジャクデッキである。 関連するQA 相性のいいカード 『洩矢諏訪子』『純狐』『鬼人正邪』『射命丸文』
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【鬼人正邪/東方project/私/露悪的でひねくれている、小物っぽい悪党】 【タイプ】あく 【特性】あまのじゃく 【弱点】むし、かくとう、フェアリー 【耐性】ゴースト、あく 【無効】エスパー 【技×5:インファイト、イカサマ、とんぼがえり、まもる、ちょうはつ】 たいりょく:D こうげき:C ぼうぎょ:C とくこう:E とくぼう:D すばやさ:AAA 【備考】 カラマネロから変異した固有種。 類似したものを含めて発見例が殆ど無い。
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ヽ ,ィ } }∨/ノ} / }__ ,. / },. -'‐}―‐ッ -- ミノ} _ ,..., r 〈 / イ __-‐` ̄` <´`ヾ /ゝ' _,/ /{!fツ' ´ { iヽ i ' /´_,/-‐ィ ', } !__ { / / ‐<´‐-. . _ ゞ' }‐‐<´ { / <´ ̄ 'rf心`丶 ノ、‐-ミ 、 ノイ -‐-..、 \ 弋rソ_ ,. ィ/ __>‐ 、r――z ,.. -‐‐‐ .、 ∧ 、\__ \ \‐‐< ̄/ /´. . . . . . \─' ヽ-‐‐- .、 } } ヽ}ノ、 ヽ ∨、二ニ彡´_,. -‐‐‐‐‐ ' ', ノイ ヽ }ヽ \ ', } 、\ {、二ニ=-‐ ' ヽ / ' ' } } } }ヽ}ノヽヽ ヽ{ / } { / ,.. ..,ノ } } } ∧. }ヽ } } }、 }ヘ _ノ/ ∨ _,. - '' ´ `ヽ、 ./ / ノイ´ } / } }ヽ} } } }〈´/ /}´ ∨ ` ̄´ i/ .} } /イ } ∧} '∧ , ´ ノイ i/ .! / , } | { , } | イ´\ \. \ }V |-‐ ''´ .l . . . \ {.\, \ /} ∨ | .l. . . . . . ヽノ }` - , \ ̄´ / ∨ | l. . . . . . . {――――`< \ ∧ ∨ | .l. . . . .>'´ ̄/ ̄ ̄ `> .,\ ノ __,_∨______ | l. . / .{ __>'´/ニノ \. .`ヽ、 > '´ | l/ { /ニヽ./ヽ/ \――‐'. . . . .\ | .l}¨{ }¨{ { /ヘ. . . .ィソ/ \. . . . . . . . . .} | .! フf‐' ー,-fニ{ ノfzヾニ∧,r、. ./―――‐ 、. . . . . . .ゝ、 /| l / . ∨∨ ∨∨.ヽニ} 7 ニノ/ \. \. . . . . . . . /∠| |/ . . . ∨.. . .∨. . . ヽ} . . ¨/ \. \. . . . . . / /| {フ. ゝニフ ┌─┐r‐ッ ./!  ̄ ̄ ̄ \. . . . /` フr| ヽ‐‐--==z ゞニノ. .¨/ | ヽ \. . / / } , ヽ } _ _ / .∨ ̄ /' \ │ \ \ // }∧ } r‐-、〉 | ∨ / \|. \. ´ } }`ト、 } ヽ ! ∨/ | \ 名前:鬼人正邪(きじん せいじゃ) 性別:女 原作:東方Project AA:東方project/輝針城/鬼人正邪.mlt 「東方輝針城」に登場する天邪鬼で「逆様異変」の黒幕でもある。 少名針妙丸に小人続の噓の歴史を教え、打ち出の小槌の封印を解くように仕向けた。 「何でもひっくり返す程度の力」を持つ。 ファン達から「ゲスロリ」とも呼ばれることもある。 彼女のAAのいくつかは容姿が似ている纏流子の改変AAが使われている。 キャラ紹介 やる夫Wiki Wikipedia アニヲタWiki ニコ百 ピクペ 登場作品リスト タイトル 原作 役柄 頻度 リンク 備考 美しいっぽい世界でツーリング! オリジナル 花売りの国の貧民層。カースメーカーと共に旅をすることに 主 まとめ R-18 安価あんこ 完結 射命丸文は童話を救うようです オリジナル 球磨川禊に従う四天王の一人で反逆担当 準 まとめ rsswiki やる夫Wiki 安価 完結 短編 タイトル 原作 役柄 リンク 備考
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▼タグ一覧 アザミの花言葉=独立/人間嫌い ヴンダーレンジャー 不良 天邪鬼 妖山学園 白鷺会 赤髪 青龍組 黒髪 私立妖山学園高等部2年生で、不良グループ『外酷城(げこくじょう)』のヘッド。17歳。 校則違反の常習者で、教師達も手を焼いている札付きの悪。だが飲酒・喫煙はしておらず、代用品としてこどもビールやココアシガレットを愛用している。 針妙丸とは家が近所のため何かと顔を合わせることが多い。 ヴィリームについては我関せずの態度を貫いており、逆に奇跡団に対しては 奇跡獣製作用の素材提供をして援助を行っている。 実はその正体は… 「なんでも反射する天の邪鬼!リバースミラー!」 ○リバースミラー=鬼人正邪 ヴンダーレンジャーのワル担当。ただし変身すると性格が大人しくなるよう矯正される。(強制的に) イメージカラーは水色。 衣装は水色の前開きの水色のワンピース、ショートパンツ、アームカバー、ブーツ。 鏡を展開させて攻撃を反射させる戦闘スタイルがメインで、時には失敗して空間ごとひっくり返してしまうことも。 変身中は大人しくなるように性格が矯正されているため、反逆行為などはしない。 2年後編では… 諸事情により『外酷城』を解散。 上海アリス幻樂学園・青龍組の一年として高校生としてやり直しをしている。 しかし、本人も知らなかった両親の過去によって、日本スキマ産業連の幹部、リムマハラジャ=依神女苑に目をつけられてしまう
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,ト、///////////////////////////////ヽ ィ /,V\///////////////////////////////、 ///V \////////ト、,ヘ/,∧////////// /い i////V //////// l V V///////\ ///lム l/////V//////////l l///////// X///Nl !///// V////l/////l ト、//////\/ Y//N} l//// }////l//// l l\\//////ト`< }j__ノー---―┴彡 //////\ / l l \ く////\ / ` ー-三 _ //////;;;l;;;癶、 l l l ,,∠xzミ `~-ニ[ ̄ __ / l///////イ lf⌒ら爻ミ弌=- ト | /う灯 }メミ -‐''" ノ///////l ヾ 弋少 \ l 弋ソ ノ`//l77 ̄7\ //-‐彡//// l \_,, \} `ー''゙ ///l/\////\ //l//////l///l /l/// l {\l  ̄ ̄ //!/∥///l///ト、 ノ //l/ i lム / l//ll////l///l/\ 、__ __ , ///l/ i l/゙、 l//ト、///l///l///ト  ̄ ///l///l/i l\\ l//l V/l///λ///l > 、 イl//// l/j//} l  ̄ 、/l゙、 }//l/{///V//l  ̄ |//^~!/八l ヾ \/lヾl \/ヽ/ l l/ j// `~ _ / `~ } / / \ -‐ / j / >''"ヽ / j__ __/ ィ / Y / \ /⌒ヘl ヽ /へ __ >''" / } i l 癶「 >v -'.― -'v< 7 ''" / / l j / } l L { / / ! j / l { j l l/ / l / / l ゝ ---- K ム Y l / { ー-- ´ `< 」 } `┐ 【名前】鬼人正邪(LV 200)♀ 【タイプ】ノーマル/あく 【特性】あまのじゃく… 自身に発生する能力変化の「±」を反転する。 【技x6:にくだんせん、いじげんラッシュ、ふるいたてる、めいそう、すてゼリフ、トリックルーム】 こうげき:C+ ぼうぎょ:C+ とくこう:C+ ◎「にくだんせん」…ノ/物/単/接触/120/100/命中後、「ぼうぎょ」「とくぼう」が1段階下がる。 とくぼう:C+ すばやさ:C+ 【ポテンシャル】 『野生ポケモン』… 野生の時、場に出ると自身の任意の能力がぐーんと上がる。 『天邪鬼の弾幕』… 自身の攻撃が外れた(回避された)時、1Tに一度だけ威力を半減し、同じ技を続けて繰り出す。 『天邪鬼の反転』… 相手の能力が上昇した時、低確率で能力の上昇を減少に反転する。 『天邪鬼の反逆』… 自身より相手の「速」の種族値が高い時、優先度が同じ場合は自身が先に行動する。 『リバースイデオロギー』… 自身の能力が減少した時、相手の同じ能力を同様に減少させる。 『後の先』… 相手が自身より先に行動した時、稀に相手より先に行動することが出来る。 『対闘回避』… 敵陣に「闘」ポケモンがいる時、相手の「闘」技の命中率を低下(0.85倍)させる 『対闘耐性』… 敵陣に「闘」ポケモンがいる時、相手の「闘」技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『対闘反撃』… 敵陣に「闘」ポケモンがいる時、低確率で一番最後に追加行動を得る。 『ド根性』… 中確率で相手の攻撃以外のダメージを無視する。 『闘争本能』… 野生の時、低確率で相手の攻撃技を無効化する。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz 『何でもひっくり返す程度の能力』… 鬼人正邪野生ポテンシャル。 場にいる限り、互いのタイプ相性が全て反転する(「さかさバトル」と同様の処理)。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz タイプ相性 ばつぐん(4倍) ? ばつぐん(2倍) ? いまひとつ(1/2) ? いまひとつ(1/4) ? こうかなし(---) ? 【備考】 「もどりの洞窟」4層の群れの1体/生粋の「天邪鬼」気質 戻る
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登録日:2013/12/03 Tue 17 17 14 更新日:2024/03/18 Mon 17 56 18NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 5面ボス まさかの自機決定 ゲスロリ シャフ度 ファイルーズあい メッシュ リバースイデオロギー 上高涼楓 何でもひっくり返す程度の能力 初見殺し 反転 反逆者 天邪鬼 嫌われ者 小林ゆう 小物 弾幕アマノジャク 悪女 捻くれ者 東方 東方Project 東方輝針城 津田美波 清都ありさ 自機 輝針城 逃亡者 逆転 鈴代紗弓 鈴木みのり 鬼人正邪 黒幕 何だ? お前は ここはお前達のような人間が来る場所ではない 即刻立ち去れい! 鬼人(きじん)正邪(せいじゃ)とは、東方Projectの登場キャラクター。 種族:天邪鬼(鬼ではない) 二つ名:逆襲のあまのじゃく 能力:何でもひっくり返す程度の能力 テーマ曲:リバースイデオロギー ※「天邪鬼」は多義的な言葉であり、場合によっては鬼(子鬼)と呼ばれる。 【概要】 東方輝針城の5面ボスであり、異変の真の黒幕。正邪は「強者が支配する安定した幻想郷をぶち壊し、弱者が物を言う世界に変える」という大きな野望を持っていた。 しかし正邪にはそれを実現させる力が無かった。そこで小人の一族の持つ秘宝『打ち出の小槌』に目を付ける。 小人の一族は「打ち出の小槌の使用による代償で鬼の国に幽閉されてしまった」という過去を持ち、小槌を封印していたのだが、そこから大分長い年月が経っていたらしく、 現在の小人の末裔である少名針妙丸は打出の小槌のことを知らなかった。そこで正邪は彼女に打ち出の小槌の能力について代償がある事は隠して教え、 「小人が幻想郷の妖怪達に屈辱を与えられた」という嘘の歴史を吹き込み・・・ 『さあ、弱者が見捨てられない楽園を築くのだ!』 しばらくして針妙丸は復讐を決意し、今作の輝針城異変を引き起こした。 何も知らない針妙丸に嘘の歴史を吹き込む 針妙丸に打ち出の小槌の代償のことを教えず使わせる 異変が解決されたら針妙丸を捨てて逃げる と、正に自分自身のためだけに無知なる者を利用する外道行為をはたらいた。また、今まで異変を起こしてきた者たちと違い、その目的は 『幻想郷の混乱・崩壊・支配』という思想を持って決行されており、東方Projectの登場キャラクターの中では極めて珍しい純粋たる対立者であるといえるだろう。 同じく他者を利用して異変を引き起こした(原因になった)黒幕キャラに霍青娥が存在するが、結果そうなっただけで彼女は神霊廟の異変を起こすつもりはなかった。また、強者に取り入って自分を誇示したがる青娥と、弱者を利用して楽しむ正邪。善悪関係なく自分が楽しければいい青娥と、自分が悪であることにアイデンティティを感じて喜ぶ正邪ではかなり方向性が異なる。 まあどちらがより邪悪であるかは、余人の見解に委ねられるが。 キャラ設定.txtでも“人が嫌がることを好み、人を喜ばせると自己嫌悪に陥る。命令は絶対に聞かない。自分が得しても見返りは与えない。 人間、妖怪に嫌われるのは当たり前だったが、彼女は嫌われると喜ぶのだった。”といかにも天邪鬼なイヤな性格をしていると綴られている。 妖器無しの霊夢の会話だと「聞きたいか?聞きたいよな?」と自己顕示欲が強い性格でもあるようだ。 本来は力のない妖怪であり、神主に音楽室で“小物”と言われている。(しかも2回) 輝針城本編では5面道中、および5面ボスとして登場。なぜか立ち絵が横を向いている。 また6面中ボスとしても登場する。こちらはスペルカードはないが、交差弾主体の通常弾幕を使ってくる。 余談だが、 「何もかもがひっくり返る逆さ城で、弱者の屈辱を味わうがいい!」 「持ち主が天に落ちていく姿が最後に見る物だなんてな!」 と、意外にシャレた言い回しが多い。 【スペルカード一覧】 欺符「逆針撃」 逆符「鏡の国の弾幕」/「イビルインザミラー」 ※左右反転させる 逆符「天地有用」/「天下転覆」 ※上下反転させる 逆弓「天壌夢弓」/ 逆弓「天壌夢弓の詔勅」 逆転「リバースヒエラルキー」/「チェンジエアブレイブ」 ※上下左右反転させる 力のない妖怪とされているが、ぶっちゃけ今作の難所の一つとされるレベルで初見殺しや厄介なパターンの弾幕が多い強ボス。 弾幕は、通常弾幕が色が反転した後戻る小弾。再反転後は画面下部にそこそこの密度で残るので、これを抜けることを要求される。 中ボススペルの欺符「逆針撃」と、ボススペルの逆弓「天壌夢弓」/逆弓「天壌夢弓の詔勅」は、上向きに放たれる弾が画面上端に至ると画面下部から出現する戻り弾幕。一条戻り橋ほどではないが、苦手な人はやりにくい。 そして、それ以外のスペルカードではなんと画面表示が反転し、入力と自機の画面移動が逆転してしまう。慣れるまではかなり難易度が高く、ボムと残機がゴリゴリ削られる。苦手なものは決めボムをし、スペルは全部ボムで飛ばすぐらいの覚悟でいこう。 特に、逆転「リバースヒエラルキー」/逆転「チェンジエアブレイブ」は画面が回転する形で上下左右反転し、反転状態と通常状態が交互に変わる上、弾幕が放たれる最中でもお構いなく回転がなされるため、非常に混乱する。 弾幕の密度自体は大したことは無いのだが、それでもノーマルどころかイージーですら事故死の多発しやすいスペルなので残機とボムには注意を払うこと。 なお、「チェンジエアブレイブ」は『自機とボスを交代しながら戦う対戦型アーケードSTG「チェンジエアブレード」(開発 サミー)のもじりと思われる。 我が名は正邪 生まれ持ってのアマノジャクだ! そして東方Project第14.3弾「弾幕アマノジャク ~ Impossible Spell Card」にて主人公としてまさかの自機に抜擢、しかも単独での出演が決定する。 内容としては、文のカメラや紫のスキマなど多数の反則アイテムを使って相手の反則(回避不能)弾幕を突破するというもの。 系統としては文花帖や妖精大戦争に当たる作品ではあるが、それでも登場して1年経たないにも関わらず単独での自機化という偉業を成し遂げる。 これも一種の下克上といえるか。 今後の更なる活躍に大きく期待がかかる。 東方紺珠伝では天邪鬼の先祖が元になった稀神 サグメが登場。 向こうは月の偉い人なので正邪はかなりいい血筋を引いているのかもしれない。 ちなみにサグメも逆転能力持ち。それも「運命を逆転させる」という他のゲームならラスボス張れるほど。 向こうの方が上位互換っぽく見えるが、生活に支障が出るレベルの欠点を抱えてるので全然そんなことはなかったりする。 こっちは反則アイテムもあるしね。 【二次設定】 実益を兼ねた異変を起こす紫(幻想郷の為に)、永琳(輝夜の為に)、神奈子(信仰の為に)。 自分が思うままに行動することで結果的に騒動の起点になる青娥に続く、純粋な悪意で弱者を利用する第3の悪役ポジションとして界隈から期待されている。 また、ゲスい行動とは裏腹のかわいらしい見た目から「ゲスロリ」と言うあだ名を頂戴している。 カップリングは少名針妙丸、古明地 こいし、稀神 サグメが主。 波乱万丈な生き様が面白いのかこいしにやたら懐かれている。 サグメが正邪の姉か母親ってネタが多い。サグメの片翼が正邪になったなんてトンデモ設定もあるくらい。 心底外道として書かれることもあれば、弱者限定のツンデレだったりもする。 内面はウブな乙女と言う設定も見られて、攻められることに極端に弱い事も。 悪事の程度も、シャレにならない異変レベルから些細な悪戯まで様々。 調子に乗って最後には概ね痛い目に合うポジション。 何故か多くの二次創作において家事スキルが高い。特に料理。 体躯の関係で家事ができない彼女の代わりに担当していたのでは、という解釈だろうか。 フランドール・スカーレット、古明地 こいし、封獣 ぬえに正邪を加えたクレイジーカルテットと呼ばれる組み合わせがある。 いわゆる「負の感情」をテーマにしているのだが、そんなことを感じさせないくらい和気あいあいとしている。 まぁ、笑いながら不意打ちをしあったり、いたずらという規模では無い騒動も起こしたりとカオス。 正邪はなにかと他のキャラを出し抜こうとして墓穴を掘る展開が多い。 一人だけ5ボスだし仕方ないよね。 二次創作ではよくキャラ崩壊も起こりやすいが 彼女の場合はそれに反逆してか常識人ポジションになることもしばしば。 ある意味キャラ崩壊とも言えるかも…? 某絵画投稿サイトでは遊戯王ZEXALの真ゲスもといベクターと絡めたネタも存在している。 実際、色々と通じるところがあるのではと評判。 弾幕アマノジャク以降は反則アイテムの使い手というイメージも浸透しており、やたら難易度が高い弾幕(主に彼女のとか、彼女のとか)が登場した際には「誰か正邪呼んで来い!!」といった悲鳴が上がる事も。 何もかもひっくり返る逆さ城で念願の追記・修正を味わうがいい! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 吐き気を催す邪悪タグつけようか迷った -- 名無しさん (2013-12-03 17 18 39) ↑個人的な意見にすぎないけど、ぶっちゃけつけた方がいいと思う。 -- 名無しさん (2013-12-03 17 34 34) わりと好きな妖怪 -- 名無しさん (2013-12-03 17 35 35) ↑2 同感。機械的なまでに人の損になることしかしない、っていうのはある意味アンラ・マンユめいている -- 名無しさん (2013-12-03 17 45 27) だけどジョジョ以外のキャラにはあんまりつけるのは良くないかと -- 名無しさん (2013-12-03 17 49 18) ↑×2 ぬえちゃんに続く東方版アヴェンジャー!? -- 名無しさん (2013-12-03 17 57 10) 正邪ちゃんは個人的にはお気に入りのキャラだから、今後の出番を期待してる -- 名無しさん (2013-12-03 21 07 13) 正邪の方が邪悪だろ。青娥は弱者に興味ないし自分の欲望を優先した結果の非道だし所詮元人間。 -- 名無しさん (2013-12-03 22 26 52) 性格は最悪だけど生足は最高や・・・ -- 名無しさん (2013-12-03 23 14 27) ぬえ「お前はキャラ被ってんだよ!」 ちなみに相方(正邪→針妙丸、ぬえ→小傘)と小動物系で被ってる気も -- 名無しさん (2013-12-04 08 45 50) 今年はこいつといい真ゲスといいどこぞの屑親父といい妙に屑&ゲスなキャラを見るなぁ。探せばもっといるかも -- 名無しさん (2013-12-04 09 43 37) ↑×6 「逆襲」のあまのじゃくだから確かにアヴェンジャーだな -- 名無しさん (2013-12-04 11 39 06) ↑5 でも青仙人相手だと利用されて正邪が涙目になる未来しか見えなくない? -- 名無しさん (2013-12-04 11 44 19) 救いようのないぐらいゲスで小物でクズな正邪ちゃん可愛い -- 名無しさん (2014-01-04 00 24 34) 正邪ちゃんは下衆だけど小物臭いイメージが抜けない 青娥のかまだ大悪党の素質ありそうだし、青娥と駆け引きでもしたら正邪ちゃんあっさり出し抜かれそう -- 名無しさん (2014-01-09 04 21 40) ↑アレと比べるのはちょっと酷だわ。正邪にはその・・・青娥にはない明確な悪意があるし・・・ -- 名無しさん (2014-01-09 07 24 11) 民話のあまんじゃくも村人にリンチされて死ぬ程度のただただ下劣なだけのクズ妖怪だからな。 -- 名無しさん (2014-01-09 08 30 12) 正邪「私がいやな性格て言われてるのはいいけど、なんで青い仙人はいい性格してるって言われてるよ?あの見た目清楚な年増、中身は相当ろくでもないよ?」 -- 名無しさん (2014-02-20 12 34 28) ↑あいつはお前と違って積極的に悪意を振りまく訳じゃないからな。 -- 名無しさん (2014-04-08 14 48 10) こいつとぬえと朱鷺子の見分けがつかん -- 名無しさん (2014-04-11 23 53 05) そういや現実で天邪鬼を踏みつけている執金剛神の彫像があるけど今後の作品でそれを元ネタにしたキャラとか出るのかな? そしてそれが正邪の最大の天敵になるとか。 -- 名無しさん (2014-04-12 00 06 48) より悪に近いのは正邪だけど弱小故に小物で、青娥は自分本位なだけだけど「やらかす」規模が大きくなって巨悪になりうるってイメージ。まぁタイプが違うから比較すんのもナンセンスかもだけど。 -- 名無しさん (2014-04-12 00 07 51) ↑2 すでに虎丸星がいる。 -- 名無しさん (2014-04-12 00 09 21) 自機おめで…たくないね!頑張らないで! -- 名無しさん (2014-04-12 23 40 32) 東方には5ボス自機の法則があるって聞いたけど一番可能性がなさそうなコイツまで来るとはすごいね。 寅丸星・・・ -- 名無しさん (2014-04-13 09 54 09) しかもただの自機じゃなくて単独自機だぜ -- 名無しさん (2014-04-13 09 59 59) 主役抜擢とはなぁ~。外伝での単独主役って文とチルノに次いで3人目かな?驚いたは・・・ ↑2お燐のことも忘れないでください… -- 名無しさん (2014-04-14 07 50 09) ただ自機になったからといって劇的に人気が出るかといわれると簡単に「はい」とは言えないよねぇ・・・ もともと超癖の強いキャラ且つゲスロリ枠でファン層が狭そうだし。 ↑ -- 名無しさん (2014-04-14 20 24 57) 2ch東方スレまとめで正邪メインの記事がまとめられてたが、やっぱりみんな娘々との組み合わせが好きみたいね。ただし一時組んでても最後は娘々に飽きられて捨てられるか、娘々に罪なすり付けられて正邪だけボコられて終わるのが皆の総意みたいで不憫だった -- 名無しさん (2014-04-16 15 07 21) ↑小物だからね。ありようはともかく、これで策謀まで上回ってたらおかしい -- 名無しさん (2014-04-16 15 15 26) 正邪をゲーチス、青娥をアクロマという風にポケモンの悪役で例える人がいたが、しっくりくるな。前者は野望のために他人を騙して利用する、シリーズでも珍しい明確な悪。後者は自分の好奇心や楽しみのために手段を選ばないが、一方で主人公の強さに惹きつけられる純粋な悪。アクロマが最終的にゲーチスの意思に反して組織の解体宣言を出したように、確かに正邪も青娥に振り回されそうだな。 -- 名無しさん (2014-05-04 20 37 53) 自身の信念を貫いて最終的にはぼっちになる東方では稀有なキャラ。こういうキャラ好きよ。 -- 名無しさん (2014-05-12 00 53 04) 敵役に当てはめるなら、紫は黒幕。娘々はトリックスター。正邪はテロリストってイメージ -- 名無しさん (2014-05-25 17 13 46) 面白いキャラなんだけど他人の褌(小槌の魔力=鬼の力)で相撲取ってそれで強キャラっていわれる風潮なのは気に食わんな。雑魚で小者だけど意地は通す、でいいと思うんだけどねぇ。 -- 名無しさん (2014-06-13 00 23 40) 鬼人正邪 極アームズ -- 名無しさん (2014-06-23 04 29 36) これも全て鬼人正邪って奴の仕業なんだ -- 名無しさん (2014-06-23 14 19 34) スタンドアローンな妖怪だから悪繋がりで青娥と組まされてもなんかしっくりこない やりたい放題やってるのが一番似合ってる気がする -- 名無しさん (2014-08-10 19 26 34) 好意をぶつけまくったら退治できたりするのかね? -- 名無しさん (2015-01-25 22 14 46) ゲイナーやドモンやレントン エウレカの告白みたら寝込みそう -- 名無しさん (2015-01-25 23 37 45) ↑6他人の力で力をつけてきたmarutoキャラdisってんの? -- 名無しさん (2015-01-30 16 45 55) 登場後二年で上位互換現る。さすが小物こうでなくては -- 名無しさん (2015-09-07 17 15 41) キルラキルに出ていそうな髪型してる -- 名無しさん (2016-04-19 08 01 10) 世界の中で完全な異物でこそないものの悪意のあるトラブルメーカーという点では、なんかばいきんまんを連想するな -- 名無しさん (2016-04-19 10 56 43) こいつは万事世の理の逆さに行くことを宿命づけられてるからな…もし素直になったら天邪鬼としての本質を失くしてその瞬間に消えてしまうかもしれん。皆に嫌われ、自分よりはるかに格上の強者に命を狙われ続けてもそん(損)な生き方しか選べない。ひどい一生だ。 -- 名無しさん (2016-04-19 13 39 01) そういう種族に生まれて本人もその事を誇りに思ってるから良いと思うよ。天邪鬼である自分に忠実で状況に流され、自分を歪める事が無い所は好き。 -- 名無しさん (2016-04-19 21 04 58) 弾幕アマノジャクで赤色の部分増えてるよね -- 名無しさん (2016-12-02 10 54 35) イザナギ→スサノオ→アマノザコ→アマノサグメ→アマノジャクって事? -- 名無しさん (2016-12-02 10 57 04) アマノザコや多川のあまんじゃくは怪力なんだけどね -- 名無しさん (2016-12-02 11 03 02) ゲス顔させたいという感情からか、顔芸率が若干高め -- 名無しさん (2017-05-18 15 41 22) ギャグ作品だとオチ要員として便利だよなこいつ -- 名無しさん (2020-06-11 00 37 19) 天邪鬼と鉢かづき(小人)の組み合わせって月光条例が元ネタ? -- 名無しさん (2021-01-22 06 25 02) 性格は球磨川禊に近いけど -- 名無しさん (2021-01-22 06 28 44) デッドプールと絡ませたら面白いことになりそう。 -- 名無しさん (2021-02-07 17 26 29) グリモワールウサミの弾幕大会で登場して決別したはずの針妙丸意気投合して混乱起こしてたの草。あなた指名手配犯ですよ! -- 名無しさん (2024-02-23 20 37 17) 名前 コメント
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┏━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃名前|鬼人正邪 ┃┣━━╋━━┳━━┳━━━━━┳━━┳━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┛┃Lv.....| .10. ┃属性|秩序・中庸 .┃令呪|□□ ┃┣━┳┻━━┻┳━╋━━━━┳┻┳━┻━━┳━┳━━━━┳━┳━━┻━┳━┳━━━━┓┃筋|30 C ┃耐|20 D ┃敏|10 E ....┃魔|20 D ┃運|50 A ┃財|10 E ....┃┗━┻━━━━┻━┻━━━━┻━┻━━━━┻━┻━━━━┻━┻━━━━┻━┻━━━━┛ _,.-────- 、 .,-'" / | \ |\ | | /| ノ ̄ | / ヽ  ̄ ヽ / { ノ′ } ハ (ヽ__ノ ィ´lノ ノィ⌒' ノ i \__ノ {ヽト、八 j厶ィ} \_ノl ノ /N ヽ,x=ミ ''⌒ヽリ ノ |\_ノ / / トゝ`" 、 ''イ ノ ̄´ \___ / / /|\ ''' _ . -‐ ..人 ノ\_ノl ノ / / / / ヽ、 / ノ、 ノ 八八/ / / ≧=‐- イ ノ ` ̄´ \{ \{ >≦二二. ヽ ̄`Y // / ヽ \\/ //ノ Vハ. \_ //i } /`ー' )、 //ノ / 〈 }\_┏[スキル...]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 【幻想種(天邪鬼)】[C] / 種別:体質 ①ステータス作成時、任意のステータス3つに「+10」する(筋・耐・運)。 ②自身が他人と接触した際、自身のみ態度が判定と逆になる。 ③自身の発言・態度は、自身の考えている内容と逆になる。 幻想種「鬼」の一種である天邪鬼。人ならざる力を有するが、自身の思っている事と常に逆の事をして人を困らせる。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【予知】[D] / 種別:体質 回数:あと2回まで ①全キャラの行動内容が決定してから、その内容を把握した上で行動を選択できる。 これから起こる事を事前に知る超能力。彼女のはまだ未発達(意味深)なので不安定にしか発動しない。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【聖魔剣布都御魂】[A] / 種別:精神 ①戦闘にて【宝】が選ばれたら使用可能。 自陣の宝に「+25」する。 神域絶対天使ルシフェルと超絶究極悪魔ルシファーの力を宿した彼女だけが使える究極奥義…という妄想。 実際には天邪鬼という幻想種の力を集約しているだけであり、幻想種なら誰でもできる能力である。 これのおかげでそこらの木の棒であってもサーヴァントに有効打を与える事が可能となっている。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛┏[礼装..]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ○強化符「勝率を+10する。」 ×2┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛┏[設定..]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ○日本に住んでいる鬼、つまり幻想種……の子供。格も低いので普通魔術師と同格レベル。天邪鬼入ってます。 ○中二病患者。世界に反逆したい年頃。天使ルシフェルと悪魔ルシファーを宿し聖魔剣布都御魂という武器を持つ。 ○予知能力持ち。当人曰く「このままだと世界はなまはげによって滅びる」らしく阿蘇山から逃亡。なお方向音痴。 ○ツンデレ属性持ち。せっかく下界に来たので逆ハーレム作るか!的なノリで男性物色中。なお男性経験は当然無い。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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鬼人正邪(東方プロジェクト) 【指揮】:G … 【育成】:G … 【統率】:G … 【能力】:G … 固有 第一固有/○○: 第二固有/○○: バックアップ キャラ名(作品名) 【】: ポケモン
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鬼人正邪は、生まれついての弱者だった。絶対的な弱者だった。 喧嘩をすれば当然負けるし、下克上を企てれば計画ごと叩き潰される。 妖怪・天邪鬼として生まれてこの方、ただの一度も「勝利」を収めた事はない。 だがしかし、その代わり。鬼人正邪の心は、ただの一度も「屈した」事はなかった。 ――天邪鬼が反逆する事をやめたらおしまいだ。 ――反逆の意思が折れた時点で、天邪鬼は、概念として死ぬ。 その思い一つで。殴られ、蹴られ、地べたを這いつくばっても、鬼人正邪は立ち上がる。 その心折れない限り。何度でも、何度でも、鬼人正邪は反逆の鐘を鳴らし続けるのだ。 ◆◆◆◆ ゴッサムシティの腐敗の象徴たる貧民街。 腐臭漂うその一角で、少女を中心とした人だかりが出来ていた。 口汚い男たちの罵声と、痛烈な打撃音が、薄汚れたビルの谷間に反響する。暴行されているのは、中心にいる少女だった。 それは、富裕層に手が届かず、自分よりも下を見下す事しか出来ない街のゴロツキたちの憂さ晴らし。 「おい、聞いてんのかガキ!」 「小娘が、初めて見た時からテメーの態度は気に食わなかったんだよ!」 頭の弱そうな罵声と共に、一人の拳が少女の顔面を打ち据えた。口の中が切れて、血反吐を吐き出す。 無様に倒れ伏すしか出来ない少女の腹を、一人の足が容赦なく蹴り抜いた。肺の中の空気と共に、逆流してきた胃液を吐き出す。 身体が麻痺して動けなくなった少女の身体を、男たちは寄ってたかって蹴り始めた。 顔だろうが胴だろうが腕だろうが足だろうが、お構いなしに殴られ蹴られ、少女の身体がみるみる青痣だらけになってゆく。 それが暫く続いた所で、ふと、暴行の雨が止んだ。一人の男が、少女の黒髪を掴み上げる。 「おい、クソガキ。これに懲りたら、二度とナメた口聞いてんじゃねえぞ」 少女は――正邪は、口の中に溜まっていた血反吐を、男の顔に吐きかけた。 吐出された血反吐が男の目を刺し、男はうっ、と呻いて正邪の髪から手を離した。 「……ナメやがって、雑魚の癖に。ゴロツキ風情が粋がってんじゃねえよ」 次に罵声を飛ばしたのは、正邪の方だった。 正邪はそう言って、痣だらけのその顔でべろんと舌を突き出して、ゴロツキを睨み返すのだ。 正邪のその一言が、鎮まりつつあった男たちの火に油を注いだ事は明白だった。 そこから先は、逐一筆舌に尽くす事も憚られる程の暴力の嵐だった。 何せ此処は、腐敗しきったゴロツキの巣窟。言葉で分からないなら、暴力で訴えるしかない。 その日正邪は、自ら言葉を発する体力すらなくなるまで、殴る蹴るといった暴行を受け続けた。 だけども、男たちが正邪への暴行に飽きて立ち去るその時まで、正邪の瞳に宿った反逆の灯火はついぞ消える事はなかった。 ◆◆◆◆ 日が沈みかけた頃、路地裏から人の気配は消えていた。 この地区の治安は最悪だ。ビルの壁を凄まじい勢いで侵食してゆく緑の蔦の不気味さも相俟って、今や此処で夜を明かすのは正邪一人くらいのものだった。 どうやらこのクソのような貧困層で、クソのようなゴロツキどもの憂さ晴らしの相手をするクソのような浮浪者というのが、この街で正邪に与えられた役割らしかった。 金もなく、地位もなく、失うものなど何もない正邪にはお似合いの役割と言える。この生活だって、幻想郷で虐げられ続けてきた頃と比べてもそれ程変わりはない。 一人ぼっちで夜を明かす事だって慣れている。小人族の姫と別れてからというもの、正邪は幻想郷中を敵に回しながら、毎日こうやって夜を明かして来たのだから。 ああ、せめて反則アイテムをこっちに持ち込めたなら、あんなゴロツキにやられるだけの日々は送らずに済むのに。 無事ゴッサムに持ち込めたのは、肩に羽織っていたひらり布と、首かけていた天狗のトイカメラの二つだけだ。 最後に保護した反則アイテム――奇妙なシャブティも、何の力も示さずに未だ正邪のポケットの中で眠っている。 その他の反則アイテムは全て幻想郷に置き去りにしてきてしまった。今頃はもう、姫に回収されている頃だろうか―― (ん……?) なんて。そんな事を考えて物思いに耽っていた時、正邪はその耳で、一人の人間の足音を聞きつけた。 蔦に覆われたビルの壁に力なく背中を預けて座る正邪の双眸は、やがて現れた一人の浮浪者の姿を認めた。 此処よりも些かマシな治安をした地区に住み着く浮浪者だ。そいつは手にフランスパンを抱えて、正邪の隣に腰掛けた。 「いつもいつも大変だねぇ、お嬢ちゃん。とっとと謝っちまえばいいものを」 こうやって男が正邪に声をかけるのは、果たして何度目、何日目だったろうか。 毎日来る訳ではないが、こっぴどくやられた日にはこうして食事を持って現れる。 男は手にしたパンを半分ほど千切って、疲労のあまり徐々に姿勢がズリ落ちつつあった正邪の腹の上へ投げた。 「ほら、食えよ。腹減ってんだろ」 「いらない。お前らみたいなクズの施しを受けるなんて真っ平だ」 眼球だけをギョロりと動かして、正邪は浮浪者に一瞥をくれてやる。 大体にして、正邪は人間ではない。一日食べなかったくらいで死んだりするものか。 「あぁあぁ、そういう事言うから、ああいうゴロツキに目を付けられるんだろ」 「私はそういう生き方しか出来ないんだよ、なんてったって……――」 ――私は、アマノジャクだからな。 そう言おうとして、正邪はしかし、やめた。 この男は所詮NPC。それも、おそらくは現実世界でも浮浪者であろう救いようのないクズだ。 そんなモブのクズ野郎に、自分の素性を明かした所で一体何になる。得られるものは何もない。 「なんてったって……? 何だっていうんだよ、お嬢ちゃん」 「チッ、何でもない、忘れろ。そしてとっととどっかいけ。私を哀れみの目で見るな、胸糞悪い」 そうだ、それが正邪は気に食わない。それが何より許せない。 自分だって浮浪者だというのに、この男はちっぽけな正義感を翳して正邪を見下しているのだ。 正邪はいつだって強者に反逆し続けて来た、言わば最強の弱者だ。そこには力はなくとも誇りがある。決して折れぬプライドがある。 だから正邪は、強者が気に食わないのは当然として、自分が弱者であるという事実を享受している誇りのない弱者も同じくらい気に入らない。 誇りひとつを武器に生きてきた正邪にとって、誇りを持たない弱者などは救いようのない唾棄すべき存在なのである。 「……いつまで見てンだよ、とっとと消えろって言ってるだろ」 ふいに、浮浪者の視線に気付いた正邪は、もう一度浮浪者にガンを飛ばす。まじまじ見られるのは不愉快だ。 「いや、そういやぁ、お嬢ちゃんの左手のそのタトゥー、そういうのを探してる奴が居たのを思い出してさ」 「えっ」 ここで初めて、正邪の顔色が変わった。 男は知らないのだろうが、正邪の左手の甲に刻まれたそれは、タトゥーなどではない。 これはサーヴァントを使役する為に用いられる令呪だ。それを探している、という事は。 考えを巡らそうとしたその刹那、ビルの屋上から高速で振ってきたのは、槍を構えた男だった。 「ッ?!」 痛む身体に鞭打って、反射的に飛び退く。 正邪が座っていた場所に、槍の切っ先が突き立てられていた。 間違いない。聖杯戦争に参加するサーヴァント――ランサーによる襲撃だ。 「な、何なんだいきなり……!」 狼狽える男の背後から、今度は貧困層の路地裏には似つかわしくない、ブランド物のスーツを身に纏った若い男が現れた。 男は何処までも冷たい声で、己がサーヴァントに命令を下す。 「面倒だな……その邪魔なゴミを殺せ、ランサー」 「――……はっ」 逡巡は一瞬だった。ランサーの槍は、浮浪者の首を容易く斬り飛ばした。 あっけない幕切れだった。男の身体から鮮血が吹き上がって、その身体がドサリと崩れ落ちた。 「あっ……」 つい、反射的に伸ばした正邪の手は、何にも届かず、空虚を掴むだけだった。 「やれやれ、まさかこんな吹き溜まりの浮浪者がマスター候補とは、世も末だね」 嘲笑。 男の血で赤く濡れた、男が正邪にくれたパンを、ランサーのマスターがぐしゃりと踏み潰した。 「テメェ……ッ」 ギリリ、と。正邪の奥歯が軋む音が聞こえた。 本来ならば端正な筈の、血と痣で汚れた正邪の顔に、さっと怒りの朱が差す。 「……なんでだ。なんでそこのクズを殺した。そいつに殺される理由があったっていうなら、私にも教えてくれよ」 「………………」 正邪の問いに、ランサーは何も答えようとはしなかった。 逆らえないのだ、この下僕は。自分よりも強者である、後ろのマスターに。 その上下関係を証明するように、ランサーのマスターが歩み出た。 「おいおい、俺達は聖杯を勝ち取るために戦ってるんだ。英霊同士の戦場で邪魔になる障害物を切り捨てて何が悪い。 大体にして、こいつは役割の薄いNPCだろう。吹き溜まりのゴミ一人殺したくらいで、そこまで怒る奴があるか」 「…………ッ!」 返ってきたのは、最高に気分の悪い回答だった。 激情を堪え、眉根を寄せて、すっと目を伏せる。 ふいに、ランサーのマスターに踏み潰されたパンが視界に入った。 あのクズが寄越したクソみたいなパンは、最早潰れて原型すらも留めていない。 あっけないものだ。あの男も、あのパンも、抗うだけの力を持ってはいない。 だから、潰された。 「あァ、そうさ! 確かに奴は胸糞の悪いゴミ野郎だった。これが弱肉強食だというのなら、成程殺されるのも仕方がないと言えるだろうよ。 だがな、それは殺される理由があるならの話だ。お前らは今、この私の目の前で! 力を持たず、殺される理由もない弱者を一方的に踏み躙ったんだッ!」 それは、反逆者たる正邪にとって、何よりも許しがたい暴挙。 別に、命は尊いものだから、とか。そういう反吐が出るような綺麗事を言いたい訳じゃない。 力を持った強者が持たざる弱者を一方的に虐げる。その一点においてのみ正邪は気に食わなかった。許せなかった。 だが、言ってしまえばそれはこの世界の法則だ。 強者が繁栄し、弱者は淘汰される。そうやって人は歴史をつくってきた。 それが世界だ。世界とは、いつだってそういうものだ。 目の前の男たちは、それを体現したに過ぎない。 自分たちの正当性を主張するように、敵のマスターは言った。 「いいか? これは聖杯戦争なんだよ。皆自分の願いを懸けて戦ってる。そんな綺麗事言ってちゃ生き残れねぇぞ、お前」 「はァアア~~? 何が聖杯戦争だ、何が願いを叶える願望機だ。そんな物の為に戦うなんて、馬鹿馬鹿しくって反吐が出る!」 「……ああ、そうかい。だったら、とっととここで脱落しろよ。やれ、ランサー!」 マスターが正邪を指差し、勝利の確信に満ちた声で命令を下す。瞬間、ランサーが凄まじい勢いで飛び出した。 「クソが……ッ!」 悪態をつきながらも、槍を片手に突き進むランサー目掛けて、正邪は使い慣れた弾幕を放つ。 それを回避しようと右へ踏み込もうとしたのであろうランサーの身体が、左へと踏み込んだ。 「なにッ!?」 ランサーは自ら弾幕に飛び込み、被弾し、その衝撃で数歩後退った。 一体何が起こったのか分からなかっただろう。正邪は、ランサーの視覚の左右を鏡のようにひっくり返したのだ。 右に動こうと思えば左に動くし、左に動こうと思えば右に動く。それが正邪の「ひっくり返す能力」の真髄。 「な、なんだ……今のは……ッ!」 「チッ、何をやっている、ランサー!?」 狼狽するランサー。苛立ちを隠そうともしないマスター。 勝利を確信していた筈のマスターの声には、僅かに焦燥が入り交じっていた。 だが、悲しい事に咄嗟に発動したひっくり返す能力の効果時間は短い。 通常の感覚に戻ったランサーが、戸惑いつつも正邪に切っ先を向け直す。 その姿を見るに、ダメージらしいダメージは通っていないらしかった。 「チッ、やっぱり英霊相手に通常弾幕じゃろくなダメージも与えられねぇ。私のサーヴァント様は一体何してやがるんですかねぇ」 「サーヴァント……? なんだ、お前、聖杯戦争には興味ないんじゃなかったのか?」 「はァ? 馬鹿な事言うなよ。聖杯に辿り着く意思がないなら、こんなクソ溜めに居る意味がないだろ」 そうだ、誰も聖杯に興味がないとは言っていない。 正邪だってマスターとして戦って、聖杯まで辿り着くつもりだ。 ただし、目的が人とは少し違う。正邪がここに居るのは、聖杯に願いを叶えて貰う為ではなく。 間抜けな面で正邪を眇める二人を嘲笑うように、正邪はくつくつと笑い出した。 「ククク……私が何を考えているか、知りたいか? 知りたいよな?」 問うが、正邪は敵の回答などは求めていない。 敵が何かを口にするよりも先に、正邪はここ最近で一番の景気の良さで滔々と語り出した。 「上に立つ者が居るなら下からとことん楯突いて、見下す奴らにゃ下克上を成す。 見上げた場所に誰かが居るなら、私はそいつに反逆する。上がある限り何処までも、終わりのない反逆の鐘を鳴らし続ける!」 それが鬼人正邪の存在意義。 それが鬼人正邪の心の強さ。 そして。 「――それが、私が私であるための条件だッ!」 鬼人正邪は虐げられ続けてきた、哀れなアマノジャクだ。 何かをひっくり返す事以外に楽しみもなければ生きがいもない。 自分の存在意義を懸けて、正邪はただ反逆をする。 強者どものイデオロギーにただ反抗し続ける。 それが正邪というちっぽけな妖怪のすべて。 困惑を浮かべる二人の敵に、正邪はニタリと笑って舌を突き出した。 「フン……分からないなら教えてやろう。私が破壊すべきは、弱者どもを殺し合わせる力そのもの! 私が下克上を成すべき相手は、この聖杯戦争……ひいては、願いを叶える願望機そのものだ!」 「お前、まさか……ッ!」 ここまで言えば、敵も正邪の意図を察したのだろう。ならばこれ以上説明をしてやる義理はない。 心の内で高らかに鳴り響く反逆の鐘に突き動かされるままに。両腕を広げ、口角を、正邪は嬉々として名乗りをあげる。 「――我が名は正邪! 生まれ持ってのアマノジャクだ!」 「やれッ、ランサー! その小娘を殺せェエエッ!!」 その意味を理解しようともせず、マスターの命に従い、ランサーは再び大地を蹴った。 だけども、ランサーの槍が正邪に到達する事はなかった。それどころか、一歩も踏み出す事すらもなかった。 ビルの壁を這う深緑色をした不気味な蔦が、まるで意思を持ったようにランサーの四肢に絡みつき、その動きを封じたのだ。 「ようやくお出ましか」 にぃ、と。正邪の頬が釣り上がる。 瞬きをした次の瞬間には、正邪とランサー、両者の間に、もう一人の男が居た。 赤のシャツに黒いロングコートを纏った、年若い茶髪の男。ポケットの中のシャブティは、いつの間にか消えていた。 男はちらりと正邪に一瞥をくれた。正邪は不敵に口角を釣り上げた。 「あーあー、随分と遅いご登場ですねぇサーヴァント様ァ、私を見殺しにする気かと思ったぞ」 「フン、待たされたのはこっちだ。貴様が俺のマスターの器たる強者かどうか、見極める必要があった」 「あ? 強者? この私に対して、強者と言ったのか? 笑わせるなよサーヴァント。私はアマノジャク、最強の弱者だ! 生まれてこの方一度も勝ったことがないが、生まれてこの方一度も屈した事がない、それがお前のマスターだッ!」 強者ではなく、弱者として。それも、最強の弱者として、正邪は笑った。 金もなく、地位もなく。誇り以外に失って困るものを持たない正邪は、その誇りに突き動かされるままに嘯いた。 だが不思議と、それで見放されるという予想はしなかった。茶髪のサーヴァントは、鼻を鳴らして笑みを浮かべた。 「フン……成程。貴様は確かに『最強の弱者』だな。 その言葉を聞けたなら、ここまで待った甲斐があったというもの……!」 男は一人でニヤリと笑うと、懐から取り出した果物ナイフのついたベルトのバックルを腹部にあてがった。 瞬時にベルトが生成され、男の腰に装着される。そのベルトを装着した男は、何処までも自身に満ちた声で名乗りを上げた。 「名乗るのが遅れたな。俺はアヴェンジャーのクラスのサーヴァント――」 そして、付け足すように、低く威圧感のある声で男は言った。 「――この世界の法を憎み、巨大な力に反逆する者だ」 バナナが描かれた錠前を指でくるりと回して、男はそれをベルトに装着する。 変身、と一声掛けられると同時、錠前がベルトの果物ナイフに切り開かれた。 アヴェンジャーの頭上に、次元を割いて巨大なバナナが現れる。ベルトから流れ出るやたらとテンションの高い音声をBGMに、アヴェンジャーの頭にバナナが落下した。 変身に掛かる時間は一瞬。アヴェンジャーの身体を、赤と黄色の西洋風の甲冑が覆って、その身を『アーマードライダー・バロン』へと変化させる。 「人は誰もがみな、強くなるほど優しさを忘れていった。貴様も同じだ、ランサー」 「何……だとッ」 「貴様も騎士なら、その外道の言いなりになる事に抵抗はあった筈。だが貴様は、己が願いを優先し、異を唱える事もせず弱者を踏み躙った……!」 バロンとなったアヴェンジャーの言葉に、ランサーは歯噛みする。 されど、蔦に四肢を封じられ身動きの取れないランサーに、出来る事など何もなく。 「……せめて最期は騎士らしく、この俺の手で華々しく散らせてやる」 バロンがベルトの果物ナイフを素早く三度倒した。 その時点で、最早ランサーのマスターは勝機はないと判断したのだろう。ランサーを見捨てて一目散に逃げ出していた。 下衆なマスターを持った事がランサーの不幸。次の瞬間には、黄金色に光り輝くエネルギーの奔流に、ランサーはその身を貫かれていた。 ◆◆◆◆ 戦火の過ぎ去った路地裏に訪れたのは、いつも通りの不気味な静けさと気味の悪いじめっぽさだった。 ランサーによって殺された男が寄越したパンだったものは、今や赤黒く薄汚れたゴミとして路地裏の端を転がっている。 思い返せば、あの男は本当に胸糞悪いクズ野郎だった。男が優しい声をかける度、天邪鬼の正邪にとっては虫酸が走る思いだった。 純粋な善意でパンをくれているのなら、男の前で自分の胃袋でもブチ抜いて、その善意が私を殺すのだ! くらい言ってやりたい気持ちもあった。 だが、最終的に訪れた結果はこれだ。末期の言葉も残せずに、遺言すらも残せずに。 強者による蹂躙、その被害者があの浮浪者だった。 (クソ面白くもねぇ……ッ) 冷めた目でパンを見下す正邪の胸の内には、未だ熱い怒りの炎が滾っていた。 あの男は、正邪に恨まれこそすれ、いきなり現れた通りすがりの強者に踏み躙られる謂れなどはなかったのに。 「おい、見たか? これが力を持たない弱者の末路だ、我がサーヴァントよ」 嘲笑と共に、正邪は己がサーヴァントに一瞥をくれる。 正邪のサーヴァントは強い。ビルの壁を伝う蔦すら利用した戦いぶりに、ランサーは逃げる事すら叶わなかったのだから。 バックルからバナナを外し、人間の姿に戻ったアヴェンジャーは、さもありなんといった様子で頷いた。 「それが弱肉強食、この世界の法だ」 「気に入らねぇ。だったら、そんな法は私がブッ潰す」 「ほう。それがお前の望みか、正邪」 「……私はアマノジャク、すべてをひっくり返す者だ。 強者が弱者を踏み躙らない世界を、私がこの手で築くのだ」 それは、あの小さな姫様と共に掲げたお題目とは少し違う。 弱者を虐げ続けてきた強者に対する、正邪からの宣戦布告だった。 「だが、貴様は聖杯を破壊する為に戦うと言った」 「ああ、言ったな。聖杯ってのがどんな物か私は知らないが、奴は上から目線で願いを懸けて殺し合う連中を見下してやがる」 それがどうにも我慢ならない。力を持った者に見下されるのは、心底胸糞が悪い。 何よりも、上から目線で「願いを叶えてやる」というのが面白くない。打ち出の小槌の魔法とはその点で性質が違う。 戦って、戦って、戦って、戦って。その果てに辿り着く力が、未だ自分の上に立っているという事実が正邪は許せないのだ。 だから正邪は聖杯をブッ壊してやりたいと思った。最後に待つ絶対的強者サマの鼻を明かしてやりたいと思った。 「聖杯を破壊する為に、聖杯戦争に加担するという訳か……矛盾だな」 「何も矛盾してはいない。力を振り翳す者全てが私の敵だ。ここにはそういう奴らがわんさか居るんだろう?」 獲物を前に舌なめずりする肉食獣さながらの獰猛さを感じさせる笑みで、正邪は唇をぺろりと舐めた。 この場には、自分よりも強い奴らが蠢いている。自分よりも強い『獲物』が、ひしめき合っているのだ。 正邪の言わんとする事を察したアヴェンジャーが眉根を寄せて言った。 「貴様……まさか、自分よりも強い者、『強者』にだけ戦いを挑む気か……?」 「それが私の下克上だ。付き合いきれないか? フン、笑いたくば笑え、馬鹿だと罵るがいい。お前がやらないなら、私は一人でもやるぞ」 本心だ。姫と掲げた下克上が失敗して、幻想郷中から追われる身になったとて、正邪は下克上の野望を捨ててはいない。 たとえ一人になろうとも、やるしかないのなら、どんな手段を使ってでも下克上を成し遂げる。それがアマノジャクだ。 やがて正邪に睨め付けられたアヴェンジャーは、くつくつと笑みを漏らした。 「……いや。貴様は面白い奴だ。俺が貴様のサーヴァントに選ばれた理由が分かった」 強者に嘲笑われ続けてきた正邪だが、アヴェンジャーの笑みに、見下しは感じられなかった。 不思議な男だ。この男はもしかしたら、自分と似た性質をしているのかもしれない。そう正邪は思った。 だが、どんなに自分と似ていたとしても、互いの願いが一致しないのならば共闘は不可能。 「おい、聞かせろよアヴェンジャー。お前の望みはなんだ」 「貴様の言葉を借りるなら、下克上だ。強者が弱者を虐げるこの世界の法を俺は否定する。 俺は、この世界を破壊し、今の人間では決して実現できない世界を、この手でつくり上げる……つもりだった」 「つもりだった……?」 何かを懐かしむように、アヴェンジャーはふっと微笑んだ。 「ある男との戦いで、俺は『強さ』を知った。その男は、何度涙を流そうとも、決して折れなかった。 自分の弱さを認めながら、それでも強く、泣きながらでも進んでいく……それが俺の認めた男の『強さ』だ」 「……なんだそりゃ」 正邪ははじめ、アヴェンジャーが何を言いたいのかが分からなかった。 泣く、というのは弱者のする事だ。そう正邪は思ったが、しかし罵る気にはならなかった。 何度泣いても、折れずに前へ進んでいく。それは、まさしく何度殴られても屈しなかった正邪と同じではないか。 だとするならば、アヴェンジャーの言うその男は正邪と同じく『最強の弱者』と呼べるのかもしれない。 そんな正邪の考えを読んだようなタイミングで、アヴェンジャーは言った。 「俺はお前の中に、あの男と同じ『強さ』を見た。お前に付き合ってやるのも悪くはないと思えた」 「ならば世界への復讐はどうする? お前はアヴェンジャーだ、世界への復讐がお前の存在意義だろう」 「ああ、続けるさ。確かに俺はあの男と戦い、人は何度間違おうともやり直す事が出来るのだと知った。人の未来を信じてもいいと思えた。 だが、それでも世界の構図は変わっていない。強者が弱者を虐げ、踏み躙る、「弱肉強食」というシステムは未だ俺の敵だ」 それが反逆の理由。 だからこその『アヴェンジャー』。 ましてや、この腐り切った街はアヴェンジャーの憎む世界の縮図のようなものだ。 弱者から金を、土地を、あらゆる財産を搾り取った強者は富裕層で気楽に暮らし、その皺寄せがこのクソ溜めなのだ。 それらの話を聞いて、アヴェンジャーの事を何となく理解したような気がした。 とりあえず、扱いやすかった針妙丸と違って、このサーヴァントは自分に似て小難しいと正邪は思った。 それから一拍の間を置いて、アヴェンジャーは、ふん、と一息ついてから、滔々と語り出した。 「さっきも言ったが、俺はここ数日、貴様の行動を観察していた。そして鬼人正邪という存在を何となくだが理解した。 確かに貴様は弱い。だが、貴様の野望には、俺が力を貸すに値する『強さ』がある。その『強さ』に、俺は懸ける」 「お、おう。そうか……変なやつだな、お前」 困惑する。何となく褒められているような気がして、正邪は気分が悪かった。 正邪は天邪鬼だ。罵られ、嫌われる事を喜び、人に喜ばれると自己嫌悪に陥る。そういう嫌な奴なのだ。 ……と、そこでふと、正邪はひとつの違和感に気付いた。 「っていうか! ずっと見てたのならとっとと出てこいよ!? 何度クソみたいなゴロツキに殴られたと思ってるんだ!」 「そうだ、それがお前の『強さ』だ。何度殴られ蹴られようとも、貴様の心は折れなかった。ただの一度も屈しなかった……!」 それに続く言葉は、まるでおかしなものでも見るような笑いと共に。 「そして挙句の果てには自分が殺されるかもしれないという状況で、あの啖呵だ。だから俺は、貴様を俺のマスターに値する存在だと認めた」 さっき言っていた、アヴェンジャーの認めた男と同質の強さがあるから。 それでようやく納得した正邪は、そうかよ、と一言。もう自己紹介も十分とばかりに、踵を返して、歩き出す。 だが、笑みと共に語られる言葉は、そこまでだった。 「待て」と。アヴェンジャーの刺すような言葉が正邪の後ろ髪を引く。 振り返った正邪に、アヴェンジャーは、その力強い双眸をきっと尖らせて、正邪に向き直る。 「最後に一つだけ聞かせろ、正邪」 「なんだよ」 「聖杯に下克上を成すという貴様の願いは分かった。だが、聖杯の力なしに、どうやって世界を変えるつもりだ。アテはあるのか」 「さてねぇ……アマノジャクってのは悲しい種族でね。反逆する相手がいないと存在意義も示せないんだよ」 正邪の言葉の意味を察したアヴェンジャーが、眉を潜めた。 「……貴様、永遠に戦い続けるつもりか?」 「少なくとも、生きている限りは反逆を続けるだろうな」 「もしも貴様の望む下克上が成し遂げられ、戦う理由がなくなった時はどうする」 「その時は、その時だ。今度は今まで強者だった奴らに力を貸してもう一度下克上を成し遂げるか…… いや? 私の望む下克上が成った時点で、もう私の居場所はこの世界にはないのかもしれない。だったら大人しく死ぬさ。下克上を成し遂げて死ぬのなら、悪くない」 何となく、そんな予感めいたものがある。 アマノジャクとは、下克上を成す事で自分の存在意義を確立する生き物だ。 下克上の相手もなく、反逆する甲斐もない世界に、アマノジャクの存在意義などはない。 だから正邪は、その最後の瞬間が訪れるその日まで、きっと世界に抗い続けるのだろう。 「馬鹿な奴だ」と一言漏らしたアヴェンジャーは、正邪を追い越し、歩き出した。 路地裏に吹き込んだ風がアヴェンジャーのコートを揺らす。正邪もまた、アヴェンジャーと共に表の世界へと歩み出した。 ここからが下克上の始まりだ。 もう日の当たらない世界で、虐げられるだけの弱者で終わりはしない。 今度こそ、この世界に下克上を成し遂げるのだ。そんな決意を胸に、鬼人正邪の戦いは始まった。 【クラス】 アヴェンジャー 【真名】 駆紋戒斗@仮面ライダー鎧武 【ステータス】 筋力:E 耐久:D 敏捷:E 魔力:C 幸運:D 宝具:A 【属性】 混沌・中庸 【クラススキル】 下克上:B+ 自身よりも強大な力に戦いを挑む、抗う者に与えられたスキル。 相手との実力差や人数差、また、一度敗北した相手と戦闘をする場合など、 不利な状況・条件での戦闘を続行する場合、ステータスに補正が得られる。 【保有スキル】 勇猛:B 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。 カリスマ:C- 軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。 駆紋戒斗の場合、国家運営は出来ないが、弱者を率いて強者に立ち向かう際に真価を発揮する。 森羅の君主:A 果実の呪いを乗り越え、ヘルヘイムの植物を自在に操る能力。 また、同じスキル同士が激突した場合、ランクの高い方が植物の支配権を奪う。 魔力放出:A+ 『弱者が掴みし叛逆の真理(ロード・バロン)』解放時にのみ発動可能。 武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することによって能力を向上させる。 また、膨大な魔力を掌から放つ事で敵の武器を受け止め、それが強力な加護のない通常の武器であった場合、判定次第で破壊する事も可能。 【宝具】 『乱世を切り拓く騎士の鍵(戦極ドライバー)』 ランク:C 種別:対人宝具(自身) レンジ:- 最大補足:1人 特定のロックシードを使用する事で、『アーマードライダー・バロン』への変身を可能にする宝具。 主にバナナロックシード、マンゴーロックシードを用いて変身出来る二つの形態を使い分けて戦う。 バナナアームズでは槍型の武器、バナスピアーを。マンゴーアームズではメイス型の武器、マンゴパニッシャーをそれぞれ使用する。 他のロックシードがあればアームズチェンジする事は可能だが、アヴェンジャーが所持しているロックシードは上記の二つのみである。 『覇道を往く創世の鍵(ゲネシスドライバー)』 ランク:B 種別:対人宝具(自身) レンジ:- 最大補足:1人 レモンエナジーロックシードを使用する事で、『アーマードライダー・バロン』への変身を可能にする宝具。 従来のバロンよりも全体的なスペックは底上げされているが、筋力・耐久の面でのみマンゴーアームズに劣る。 両端の刃で接近戦を、弓矢として遠距離戦を。遠近両用の弓矢型の武器、ソニックアローがこの形態の主な兵装。 他のロックシードがあればアームズチェンジする事は可能だが、アヴェンジャーが所持しているロックシードはレモンエナジーのみである。 『弱者が掴みし叛逆の真理(ロード・バロン)』 ランク:A 種別:対人宝具(自身) レンジ:- 最大補足:1人 筋力:A 耐久:B 敏捷:B+ 魔力:A 幸運:D 宝具:A 禁忌の果実を口にし、ヘルヘイムの呪いをも跳ね除けたアヴェンジャーの最後の姿。 人を越え、オーバーロードとして覚醒した力を解放し『ロード・バロン』へと変身する。 その力はロックシードを用いて変身する他の形態とは一線を画する。使用する武器は大剣「グロンバリャム」。 【weapon】 バナナロックシード バナナを象ったロックシード。 戦極ドライバーに装着する事で、アーマードライダーにバナナアームズを装着させる。 ランク:C 種別:対人宝具(自身) レンジ:- 最大補足:1人 筋力:C 耐久:C 敏捷:B 魔力:C 幸運:D 宝具:C マンゴーロックシード マンゴーを象ったロックシード。 戦極ドライバーに装着する事で、アーマードライダーにマンゴーアームズを装着させる。 ランク:C 種別:対人宝具(自身) レンジ:- 最大補足:1人 筋力:B 耐久:B 敏捷:D 魔力:C 幸運:D 宝具:C レモンエナジーロックシード レモンを象ったエナジーロックシード。 ゲネシスドライバーに装着する事で、アーマードライダーにレモンエナジーアームズを装着させる。 また、ゲネシスコアを装着した戦極ドライバーにも対応しているが、アヴェンジャーは使用できない。 ランク:B 種別:対人宝具(自身) レンジ:- 最大補足:1人 筋力:C+ 耐久:C+ 敏捷:B 魔力:C 幸運:D 宝具:B 【人物背景】 チームバロンの元リーダー。20歳。アーマードライダーバロンに変身する青年。 幼少期に大企業・ユグドラシルコーポレーションによって、実家の町工場を潰されており、それ以来社会に対し強い反骨心を抱き始め、 「弱者が一方的に虐げられる世界」を否定し、その社会の破壊と、新世界の想像を目指すようになった。 傲慢不遜な性格をしているため、敵を多く作っている反面、メンバーや仲間達からは強い信頼を得ている。 常に自分の中にある「強さ」と「弱さ」という哲学に従って行動しており、「強者」と認めた者は強く評価し力を貸すが、「弱者」に対しては強い嫌悪感を持って接する。 その人生哲学の根底にあるのは、幼少時代、工場を失った重みに耐え切れず狂って行き、挙句の果てに自殺した父と、見ているだけしか出来なかった弱い自分という苦い記憶である。 上記の理由から、いかな苦境にも屈しない強靭な精神力の持ち主であり、たとえ自分よりも協力な存在相手であろうと恐れずに立ち向かうため戦績自体は奮わないものの、 多人数のアーマードライダーを指揮した戦闘では類稀なる統率力を見せる。 終盤では、他の邪魔者を排除し、天下へと至りつつあった戦極陵馬によってゲネシスドライバーを破壊され、あわや敗北の窮地にまで追い込まれたが、 それでも屈しない事を選び、その場に生えていたヘルヘイムの果実を口にし、戦極陵馬の理解を越えた超常の存在、オーバーロードへの覚醒を果たした。 最期は互いの死力を尽くして同じくオーバーロードと化した紘汰との決戦に挑むが、すんでのところで敗北。戒斗は結局「弱肉強食」という世界の法則こそ破壊できなかったものの、 人は間違ってもやり直すことが出来るのだと信じて未来に希望を託し、紘汰の「強さ」を認め、その腕の中で安らかに逝った。 【サーヴァントの願い】 生前、戒斗がついぞ叶えられなかった「弱肉強食」という法に反逆する正邪に付き合って、その夢を見届ける。 【マスター】 鬼人正邪@東方輝針城 【マスターとしての願い】 聖杯戦争と願望機、この街に蔓延るあらゆる「強者」に下克上を成す。 聖杯が現れたなら、その聖杯すら破壊して、世界への反逆を続ける。 【weapon】 ひらり布 打ち出の小槌の魔力を秘めた布。マントのようにして肩に羽織っている。 小槌の魔力を発動し、ひらり布に身を隠す事であらゆる攻撃から身を守ることが出来るが、これを纏っている間身動きが取れない。 一度使用すればひらり布自体に小槌の魔力が充填されるまで数時間は使用不可となる。 天狗のトイカメラ 打ち出の小槌の魔力を秘めたトイカメラ。紐で首にかけている。 小槌の魔力を発動してシャッターを切れば、写真に撮影した弾幕を切り取って消滅させる事が可能。 ただし、消滅させられるのは質量を持たない遠距離攻撃、もしくは銃弾のような質量の小さい遠距離攻撃に限る。 オートフォーカスで自動巻き上げ式。一度に三枚まで撮影出来るが、一度規定数を使い切ればカメラ自体に小槌の魔力が充填されるまで数時間は使用不可となる。 【能力・技能】 何でもひっくり返す程度の能力。 相手の視覚の上下・左右、もしくは、相手の感覚の上下・左右を入れ替える。 だが、そう長時間の入れ替えは出来ず、三騎士のような戦闘慣れした者が相手ならば、僅かな時間稼ぎにしかならない。 また、幻想郷の住人なので飛行と、弾幕の発射が可能。持っている道具含めて、基本的に遠距離弾幕戦で力が発揮されるものが多い。 【人物背景】 逆襲のあまのじゃく。 東方輝針城における5面ボスであり、道具が付喪神化し普段無害な妖怪まで暴れ出した百鬼夜行異変の黒幕。 人が嫌がることを好む、人を喜ばせると自己嫌悪に陥る、人の命令は絶対に聞かない、得をしても見返りは与えない、嫌われると喜ぶというまさに天邪鬼な性格。 強者が支配する安定した幻想郷をブチ壊し、弱者がものを言う世界に変えるという大きな野望を持って行動を起こす。 だが、正邪自体は虐げられる側の弱小妖怪であり、下克上を成し遂げるだけの力など無かった。 そこで目を付けたのが、小人族の末裔「少名針妙丸」の持つ秘宝「打ち出の小槌」である。 持ち主でありながら打ち出の小槌の概要をよく知らなかった針妙丸に「小人は幻想郷の妖怪達に屈辱を与えられた」という嘘の歴史を吹き込み、 更に打ち出の小槌の魔力の代償の事を教えずに針妙丸に使わせ、挙句の果てには異変解決後は針妙丸を捨てて逃げるなど、目的の為ならば手段は選ばない性格である。 終いには幻想郷の秩序を重んじる妖怪たちに懸賞金まで懸けられ、不可避の弾幕で襲い来る幻想郷中の追手から逃げ続ける事になる。 小槌の魔力が僅かに残った「反則アイテム」を駆使して今も逃げ続けている正邪だが、正邪本人はそれを手に再び世界をひっくり返すつもりである。 正邪が反逆をするのは天邪鬼という種族ゆえであって、反逆する事をやめた時、ひいては存在意義を示せなくなった時、意味といて妖怪・鬼人正邪は死んでしまう。 まさしく命を懸けて反逆し続けるしか出来ない哀れな種族と言えよう。 【基本戦術、方針、運用法】 強者と思しき敵を狙って倒す。慣れ合いをする気はない。 そして最後に現れた願望機を破壊する事で、聖杯戦争への下克上を完了とする。 両者共に協調性はないため、会ったばかりの他チームと素直に同名を組むのは難しい。 だが、巨大な敵に挑むため、散り散りの戦力を集めて戦う場合は、戒斗の統率力と 正邪の話術も相俟って、上手く連携の取れたチームを結成する事が出来ると思われる。 ただし、目的こそ一致しているものの、卑劣な手段を嫌う戒斗と、手段を選ばない正邪とでは選択するやり方が大きく違う。 戒斗という戦闘手段がある以上、正邪の二枚舌に出る幕はないかもしれないが、作戦の練り方には気を付けなければならない。 【参戦方法】 幻想郷で逃げ回っている最中、打ち出の小槌の魔力が残ったシャブティを発見。 まだ見ぬ反則アイテムだと思い保護した正邪だったが、それは聖杯戦争への参加証だった。 【令呪】 左手の甲に刻まれている。中心から三方向へと伸びた矢印型。
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