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薄桜鬼シリーズの攻略対象。 隠しキャラ。 薩摩藩に雇われた新選組を狙う謎の剣士。 千鶴のことをなぜか特別視している。 名前 風間 千景 (かざま ちかげ) 年齢 身長 体重 誕生日 血液型 声優 津田健次郎 該当属性 金髪、着物、謎の人物 該当属性2(ネタバレ) 『自信家、俺様、冷酷、人外、白髪(鬼姿時)、脇カプ』
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カード名 カードナンバー/レアリティ カード名:《 》() キャラ名:「 」() LPリミット: キャラクターシンボル: 属性: END:- カードテキスト フレーバーテキスト
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武将名 かざまちかげ 西海九国の鬼頭 風間千景 統一名称:風間千景 生没年:不明「貴様らは散りゆく定めにある。生き急ぐ様は、まるで桜のようだ」新選組を付け狙う謎の剣士。正体は西海九国の鬼を支配する頭領で、鬼の里を守る為に一時的に人間に力を貸している。誇り高い性格で、鬼の正道を外れた者は同族であろうと容赦なく粛清するが交わした約束は守るという義理堅い側面も持つ。 勢力 紫 時代 江戸・幕末 レアリティ SR コスト 3.0 兵種 剣豪 武力 9 知力 6 特技 技巧 鬼 計略 鬼の蒼炎 【渾身】(発動時の士気が必要士気に近いほど効果が大きい)武力と移動速度が上がる。一定以上武力が上がると、さらに斬撃を当てた敵の兵力を一定時間徐々に減少させる 必要士気 6 効果時間 知力時間 Illust. ©IDEA FACTORY/DESIGN FACTORY 声優 津田健次郎 計略内容 カテゴリ 士気 発動時士気 武力 知力 速度 兵力 効果時間 備考 渾身 6 6以上7未満 +6 - +60% - 12.5c(知力依存0.4c) 斬撃を当てた部隊の兵力を5秒間徐々に減らす(7%/1秒 合計35%) 7以上8未満 +5 - +40% - 斬撃を当てた部隊の兵力を5秒間徐々に減らす(3.5%/1秒 合計17.5%) 強化 8以上 +3 - +20% - - (最新Ver.1.6.0C) 調整履歴 修正Ver. 変更点 内容 備考 Ver.1.6.0C 斬撃を当てた敵の兵力減少量士気6~7未満時 1秒ごとに5% → 7%士気7~8未満時 1秒ごとに2.5% → 3.5% ↑ - 所感 紫所属のコスト3剣豪。 武力9知力6とコスト比の数値自体は控えめだが、高コストと相性の良い「技巧」と低めの武力を補える「鬼」と有用な特技2つを備え、総合的なスペックはそれなり。 計略「鬼の蒼炎」は渾身系の単体強化。 武力と移動速度上昇に加え、渾身条件を満たすと斬撃を当てた敵にいわゆる毒効果を与えるようになる。 渾身条件を満たした際の毒ダメージが大きく、斬撃ダメージと併せると大抵の武将は斬撃を二回も当てれば撃破できてしまう。 移動速度も大きく上がっているので、逃げる相手武将への追撃や乱戦による斬撃封じから逃れるのも容易。 防衛手段として強力に働くのはもちろん、号令デッキに対して盤面中央あたりから発動して相手に押すか引くかの二択を迫るのも強い。 しかし最大の問題はデッキ構築の難しさ。 コスト3剣豪ということで兵種バランスが歪になりやすく、いつでも撃てるタイプの計略ではないため他の選択肢も必要となる。 低コスト帯を中心に特技鬼持ちのカードが増えたため追加当初と比較してデッキ構築の幅はだいぶ広がってはいるものの、特技鬼を最大限活かしたデッキとなるとやはり選択肢は多くない。 それでも計略の強化や補助計略の充実もあり、追加直後よりは使いやすくなっている。 裏の手だけでなく、デッキの中核としても活かせるような構築を心がけたい。 解説 「英傑大戦×『薄桜鬼』コラボ 大戦スタンプキャンペーン(前半)」(2023/3/29~2023/4/11)のスタンプ60個報酬。 西海九国とは五畿七道でいう西海道、現在の九州地方のことで、薩摩藩に雇われた剣客という設定となっている。 特技「鬼」があるのは九州地方の鬼の頭目という設定があるため。 カードイラストでは角は出ていないが、本来の姿は白髪金眼と額に対の角が生えている。 帯刀している童子切安綱は坂上田村麻呂、源頼光が振るったものと同じものとされ、薄桜鬼では風間家が所有していたという設定になっている。 大戦シリーズにおいて 台詞 \ 台詞 開幕 敵わぬと知りながら我等に立ち向かう、それは勇気ではなく蛮勇と呼ぶのだ └敵軍にPL030_土方歳三 貴様はもはや一人の鬼だ、鬼としての名をくれてやろう 「薄桜鬼(はくおうき)」だ └敵軍に玄053_源頼光 面白い。貴様が持つ童子切安綱の力、確かめさせてもらおう 計略 人目に晒すことになるとは思わなかった、本物の鬼の姿を 兵種アクション 愚かな 撤退 興が削がれた、行くぞ 復活 これ以上俺を待たせる気か 伏兵 田舎の犬は目端だけは利くと見える 攻城 そうして群れるは、犬猫の如くだな 落城 負け犬なら負け犬らしく、惨めに尻尾を巻いて逃げ出せばいいものを 贈り物① 鬼は必ず約束を守る。それが俺たちの誇りだ。 贈り物② - 贈り物(お正月) おまえも、俺の帰りを出迎える姿がずいぶんと様になってきたようだな。良いことだ。 贈り物(バレンタインデー) ……魚心あれば水心あり、という言葉もある。とりあえず、酌をしろ。 贈り物(ホワイトデー) 鬼は約束を守るものだ。と何度も言ったはずだ。だから約束通り俺はおまえを迎えに来た。それだけだが? 贈り物(ハロウィン) 俺も今日は少々休みたい。差し当たっては、おまえの家に案内してもらおうか。 友好度上昇 - 寵臣 言っておくが、お前を連れ去るのに同意など要らぬ。共に来い。 └特殊 - 贈り物の特殊演出 会話武将 台詞 情報提供・誤った点に気付いた等、何かありましたら気楽にコメントしてください。 名前
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静間千景(しずま ちかげ) 『現世への執着』 自分が何故死んだかを理解していない。 現世での自分の『死』が何であったかを、その目で知らなければならないという妄執に取り憑かれている。 キャラクター設定 高校3年生。新潟に近い片田舎で育った少女。 髪は肩に掛かる程度のショートカット。大人しめの、落ち着いた印象を持たせる顔立ち。 何事にも真面目に取り組み、運動神経や知能もそれなりに高い、いわゆる優等生タイプではあるものの、 特殊な出自や経験を持つわけではなく、基本的なスペックは、一般的な女子高生の域を出ない。 しかしパニックに陥る事は少なく、少女相応の頭脳ながら、冷静な状況判断で戦うことができる。 魔人学園ではないごく普通の高校に通っていたが、1年の中頃に突如魔人能力に覚醒。 何らかの無意識的な制約によるものと思われる重度の内臓疾患により、2年間の入院生活を送っていた。 退院の日に、原因不明の理由で死に、何もわからないうちに冥界へと送られている。 常に死の存在を認識していた入院生活故に、理不尽に与えられた自身の『死』に対する執着は絶対であり、 ごく普通の少女の外見とは裏腹に、内面の妄執は既に悪霊や怨霊の域へと達している。 追い詰められたギリギリの状況下では、手段を選ばないその悪意と無謀が脅威となる。 武装として、入院時の生活用具一式を詰めたトランクケースを持ち運ぶ。 着替え、タオル、ノート、筆記用具、洗面用具、食器などが収納されており、 自身の魔人能力によって、実質的にそれらすべてを凶器として活用する。 特殊能力『グラスコフィン』 触れた物体をガラス化する。 ガラス化した物体は高い透明度を誇り、実際のガラス同様の強度や性質を持つ。 実体を持つ対象であれば、生物や液体のガラス化も可能。 能力解除も任意で行えるが、もう一度ガラス化するためには、再び接触しなければならない。 非常にコントロール性に優れた能力で、能力の適用範囲を精密に決定できる。 ガラス化の速度は、例えば相手の拳に触れた場合、拳程度の範囲ならば一瞬。 拳を起点として腕一本にガラス化を進行させる場合は、おおよそ3秒程度の接触を要し、 全身をガラス化させるためには、さらに10秒程度の接触が必要。 能力内容は非公開。 プロローグSS 窓から吹き込む風が頬をさらりと撫でて、開け放たれた廊下へと抜けていく。 すっかり殺風景になってしまった病室の空間を目一杯使って舞う薄いカーテンは、 2年も居座った邪魔者の退去をこれ見よがしに歓迎しているように見えて、 私は少しだけ不愉快な気になったものだった。 部屋いっぱいに溢れていた着替えや私物は、意外にもトランクケース一つで収まる大きさだったらしい。 2年暮らしたこの部屋に残す物も未練もなく、私はこの大きなトランク一つだけを抱えて退院していく。 ――「ありがとうございました」、と簡潔に頭を下げて、 口々に別れや祝いの言葉を述べる看護師や医師の間を抜ける。 「良かった。本当に良かった。 静間さんが強く生きる意志を持ってくれたからこそ、あの状態から持ち直したんだ」 私の執刀を担当した医師が、手を握って、力強く言葉を投げかけてくる。 いい先生だ。私が魔人だって事も知ってるはずなのに。 「いいえ、先生の手術のお陰です。ありがとうございます。 本当に、いつも……感謝しています」 本当に、生きよう、と思ったことはあっただろうか……と、少しだけ疑問に思う。 ずっと覚悟をし続けてきたような気がする。 死の恐怖はとっくの昔に通り越して、重い枷のような重圧を受け入れていた。 けれど――今はその枷がない。 正面入口を出て見える舗装道路も、私にとっては何故か妙にフワフワしていて、 絵画の向こうのように現実味のない景色に思えたのだった。 「ありがとう」 白い建物を振り返って、聞こえないよう呟いた感謝の言葉すらも、やっぱりふわりとしたものに感じて―― もう一度その言葉を、噛み締めるように囁く。 時計を見る。電車の出る時刻まで10分もない事に気づいて、私は小走りに駅へと駆ける。 自宅へ向かう下り電車は人影もまばらで、先頭車両には私一人が座っている。 乗客の頭に遮られない夕陽の光は、西の窓から差し込んで、紅いフォーカスをかけて車内を包む。 私は、何の気なしに、荷物からコンパクトケースを取り出していた。 誰かからのお見舞いにもらった、安物の化粧セットだ。 特に理由はなかったけれど、鏡が見たかった。 丸い瞳。肩にかかる程度の、少し濡れたように房の纏まった黒髪。 髪は少し伸びすぎてしまったな。 死んだおばあちゃんは、今の私でも美人だと褒めてくれるだろうか。 白い病室ではない空間に私の顔があるのは、やはりどこか不思議な気分だった。 「ああ、そうか」 一人座る車両の中で、小さな鏡に映る自分を見ながら…… 私は知らず知らずのうちに、そう呟いていた。 「……化粧が、できるんだ」 それに気づいた時、鏡の中に映る女の子の口元が少しだけ笑ったように見えた。 ……そうだ。授業はどうしよう。学年も違う。 まだ覚えてくれている友達はいるだろうか。隣の席のあの子はどうなっているのか。 クラブはもう、魔人用のものにしか入れないんだろうな。 もし家に帰ったら、まずはお気に入りのスカートを出してもらおう。 ずっと麻痺して、何かに堰き止められていた思考が、次から次へと押し寄せてくる。 きしむブレーキの音。ゆっくりと電車が停まる。 夕暮れのホームに降り立つと……屋根の細い隙間から、綺麗な月の灯りが私を見下ろしている。 (人生か) 私は、夜空に変わりつつある空を見上げて、 少し冷たく綺麗になった風が吹きこんでくるのを感じて――― (ほんとうに良い日だ) そう思った。 ―― ― ―――――――― ============================ 「……続き? そう、言ってなかったかな」 酸鼻を極めるありさまが地平の果てまで広がり、 苦痛と怨嗟だけが満ちる異形の世界……地獄。 その惨状の中で、少女の声の調子は、あくまでも落ち着いたものである。 「続きなんてないよ」 ふ、と微かに笑って、少女は空を見上げた。 ただ黒い。文字通り『底なし』、果てなき地獄の黒さ。 「いや、違うか。続きはある、のかな……けど私は知らない。 どうして私がこんなところにいるのか。何が起こって私が『死んだ』のか、なにも」 一人の亡者を見下ろして、ただただ淡々と言葉を紡ぎ続ける少女。 会話をしているのか、あるいは独り言なのだろうか。自身の存在理由を確認するように。 「私は私がどうして死んだのかを知らないといけない。 なんでもいい。病状があの時急に悪化したとか、線路に落ちて電車に轢かれたとか、 通り魔か何かに殺されたとか、それとも、ただ単純に心臓が止まって、死んだとか」 「どれも考えたくない、酷い結末だけど――私は自分の『死』が欲しいの。 どんな風に私の人生が終わったのかをこの目で、この目で見たい。 もしそれが確かめられるなら、もう一度地獄に戻ってもいい」 その声はあくまで落ち着いており、まるで子供に言い聞かせるように穏やかな口調にすら聞こえる。 ……しかし。 「だから、ねぇ」 「『そんな連中はいくらでもいる』とか『くだらない理由』だとか」 「私の執着を否定する人には……あなたみたいに、こうしなくちゃならない。 ごめんね。悪いとは思ってるの。でも今の私にとっては―― あの『死』だけが、きっと私の人生のすべてだから」 カン、という、澄み渡った硬質な音が響く。 少女が亡者を蹴ったようにも見えたが、亡者の肉が立てる音では到底ない。 「だから……だから」 カン、カン、と音が続く。 「絶対に生き返らなきゃ。絶対に」 カン、カン、カン、カン、カン、カン、カン、カン―― 「絶対に、絶対に、絶対に、絶対に、絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に 絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に――ああ、左腕の方も砕けちゃった。 ……でも、大丈夫だよね。もう死んでるもんね。 ここは責め苦を受けるところだから、体がどんなになってもいつか再生するんでしょう?」 「頭と内臓だけ残して砕け散ったら、どう再生するのかも興味あるけど」 少女の足元にはただ細かなガラスの破片だけが散っており、キラキラと光を反射している。 触れた対象を『ガラス』に変化させる。それだけが少女の魔人能力。『グラスコフィン』。 精巧なオブジェのごとく、ただの透明な像と化して横たわる亡者は―― やはり全身がガラスに変化しており、もはや動く気配はない。 ただ例外として、首から上と……透けた肉体を通して、生身の臓器だけが拍動している状態だ。 「これで、私の話は終わり。もう行かなくちゃ」 哀れな亡者を見下ろして、首にかかった髪を指で払う。 濡れたような黒髪が一房、中指に絡みつくのが分かった。 けれど地獄には、それを確認できる小さな鏡も、きっとないのだろう。 「……人生」 亡者をその場に置き去りにしたまま、少女は再び歩き出す。 自分の目的を確認するために。失った何かを、失ったままにしないために。 「人生を、取り戻すんだ……」 無情の冥界に彷徨う、妄執の少女。 名は静間千景という。 <了> MPおよびGKスタンス キャラ 能力 SS ボーナス 増減 計 仕様 2 2 3 7 ドM
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2011/12/20のブログにて 「ゲーム原作の作品でアニメにもなった作品、今回ミュージカルということですが、原作を踏まえつつ、泥臭く人間臭く演じることができたらいいなぁと♪」と発言→さっそく拒否反応がおこる 後日謝罪(言い訳)ブログを更新 本人曰く「言葉のチョイスが良くなかったかもしれない」 「人間臭いってのは、なんかこう言葉のあや」 「あえて言い直すなら鬼臭い」 以下長々と言い訳らしきものが続く 2011/03/23(金)鈴木のブログで紹介されてるインタビュー http //megalodon.jp/2012-0323-1950-15/flying-postman.com/interview/4571.html 風間はアニメでは“新撰組が目をかけている娘の千鶴をさらおうとしている鬼”ということしか描かれていないんですけど 原作はゲーム(インタビュアーも言及している)なのにアニメだけでキャラを語る 千鶴についての解釈も微妙
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第一回戦血の池地獄 静間千景 名前 性別 魔人能力 静間千景 女性 グラスコフィン 早見歩 女性 クレイジートレイン ラーメン野郎・有村大樹 男性 白虎落とし 採用する幕間SS 【極秘・期間限定ラーメン開発レポート!ラーメン界の風雲児が語る! スタンプ10個で豪華景品が特盛! 極旨ラーメンでサイパン旅行を当てよう!】 (有村大樹の体内厨房は壊滅している) 本文 ――赤水の獄。血の池。 陰陽寮呪禁庁においてそれは、『激辛』の属性を象徴する地獄であると聞く。 主に『味噌』属性と複合させて生成する《血の池地獄ラーメン》は、現世では《王龍飯店》《創作中華 パパ厨房》《元祖地獄らーめん》といった古代店舗にわずかに名残を残すのみの、とうの昔に禁儀と化したオリジナルラーメンの筈である。 (なるほど。つまりここは、本物の地獄か) 失われし『激辛』の属性。地平の果てまで広がる血の大河を目前にして、なお有村大樹の表情が動かない。 《起源》において示されたトライ・グラマトン――『極』『旨』『男』の三大行を旨とするラーメン野郎は、基本的に自身の司るラーメン属性のみを探求し、他の属性に興味を抱くことはない。 その味へのこだわりはラーメン野郎の強みであり、同時に弱点でもある事を、有村大樹は自覚している。 有村大樹のラーメン属性はふたつ。 物質や空間の連続性を断つ『切断』概念、『魚介』。そして、質量、数量に対する『増殖』概念、『塩』。 彼自身の能力名は『白虎落とし』――というが、この高速湯切りによる調理能力はあくまで、有村の身につけたラーメン野郎としての技量をサポートするものでしかない。 それで良い、と有村は思う。 所詮人の腕はふたつ。ならばふたつで勝負するのがいい。 「……ィィィィ……」 客を前にしたラーメン野郎のなすべきことはひとつ。常に、その日の仕込みの中で、最高の一杯を提供するのみ。 「ィィァラッスァァァッセェェェェェイイイィィィィッ!」 魂の振動が空気を揺らす。 コンロの熱に呼応してスープが湧き立つがごとく……体内厨房の壊滅を経てもなお、この咆哮だけが衰えない。 沸騰(イグニ)――茹麺(ハルト)、定義(ベースド) 、深化(オプト)――展開(リリース)――――――。 (ラーメン野郎。人魔の領域に手を染めたラーメン野郎は、決して天国には行けない) 地獄。ラーメン野郎には相応しい末路。 《ラーメンの鬼》佐野実。《つけ麺の始祖》山岸一雄。ここにいるのか。 相棒のミル彦は、この運命を辿らずに済んだか。それともやはり、あのラーメン馬鹿はどこかの地獄にいるのか。 「絶対独立……」 調理は秒単位で完了する。意志持つスープが溢れ、『魚介』と『塩』の概念は、輝く剣の形を成す。 「俺は。やる。やるだけだ。絶、対……独立!!」 喜多方ラーメンの弾力を彷彿とさせる強くコシのある脚が、地を蹴った。 製麺された黄金の剣が目指す先はひとつ。距離にして100m、2人の少女の戦闘領域に他ならない。 ◆ 「うりゃぁぁぁぁぁぁぁ――」 (……!) 「――ッ、りぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 盾として構えたトランクは、蹴りの一撃で無残に潰れた。 静間千景の体は、一度血の池の水面を跳ね、盛大な飛沫と共に再び着水する。 あらゆる人間を凌駕して強化された、早見歩の魔人の脚力であった。 決して反応が遅れたわけではない。 むしろ、肺の空気をすべてしぼり出す全力の哮りは早見の攻撃のタイミングを知らせており、故にトランク全体をガラス化して盾にする時間もあった。 それはすなわち、防御に成功してなお、この威力である――という事を意味している。 「……けほっ! くふっ!」 体が沈む。やられた。と反射の意識が警告を発する。 強化ガラス化したトランクは、実物同様に細かな破片となって散り、静間の体を傷つけてはいない。 だが交通事故並の激痛と衝撃が体を襲う今、服に染みこんで身体を沈める赤い湖に抵抗する余力もなかろう。 (……と、素直にそう思ってくれるのなら) 血の池にあがきつつ……否、そう見せかけつつ。静間千景は思う。 (私もやりやすい、けれど) 「ごめん」 対岸に立つ少女の表情が、ふと憂いを帯びる。 「これ、で――終わりッス!」 次の刹那、早見歩の赤いシルエットは静間の直上、空中にいる。 魔人の膂力を以って蹴られた水面は、ぱたたた、と連続した波紋を遅れて立てた。 液面。空気。実体非実体を問わぬあらゆる概念を足場にする。魔人能力の名を『クレイジートレイン』という。 早見は水面を蹴った反動を殺さず、空中でくるりと回転し、シューズの靴底を直上――地獄の空へと向けて。 天を『蹴り』、稲妻じみた垂直降下の飛び蹴りを繰り出す。 (終わった) 静間千景は思う。 岩すら砕く威力を凝縮したシューズの靴底は、静間千景の直上に閃くギロチンの刃であった。 (これで、終わった――想定通り。) そして、会敵わずか5秒のこの時点まで、静間千景の策略であった。 遠ざかる赤い水面を見据えながら――それを夥しい泡とともに切り裂いて迫る靴底を見据えながら―― 完全に水没した静間はただ、痺れる手先を前方へと伸ばす。 ……『グラスコフィン』という。 触れた物体を『ガラス化』する、それが静間千景の魔人能力であった。 実体を持つものであれば、固体でも液体でも関係なく変換する力である。たとえ血液であろうとも。 先刻……早見歩の接近を知ってもなお、静間は逃げず、むしろ防御に時間を割いた。自身が蹴り飛ばされるであろう方向。この巨大な血湖の存在を知っていたからだ。 高台に位置して敵を待ったのは、他ならぬそのためだ。 水中に追い詰められたと見えたのは彼女の演技に他ならず、本来この地形は、静間の能力媒介に文字通り満ち溢れている。 「潰……れ、る! ッス!!」 敵の気迫に反応すら返さず、ゆるり、と能力を伝播させる。周囲を取り巻くこの血液すべてがガラスと化し、眼前の少女を樹脂標本の如く練り固めるイメージ。 水圧抵抗を突破して靴底が到達し、自身の肘先が完全に圧壊するまで、恐らく数秒といったところか。 (問題ない。その数秒で拘束は終わる。溺死……させる) 利き腕を確実に失うが、同時に敵の一角を落とせる。 静間の頭脳は鮮明である。それは勝利のための犠牲を一切厭わぬ、怨霊めいた狂気的思考であった。 そして魔人能力が血水に伝播し、早見の脚を包み込む―― 寸前で。早見の脚は水中から消えた。 代わりに響いたのは、ぞるるるるっ、という奇音。 (え……) 水中の静間はただ呆然と、浮かび上がっていく腕を見つめていた。 細い指。白い肌。 親指の位置からして、右腕。どこか見覚えのある腕である。 「――絶対。独立」 厳然たる声。静間千景の右腕を一撃で分断したその音は、思い返せばラーメンのすすり音に似ていただろうか。 ◆ 空間の『切断』。例えばA地点からB地点までの過程を切断された空間の間隙は一瞬で閉じる。これは世界の修復作用による。 そしてA地点とB地点は空間修復の際に接合され――もとA地点にあった物体はB地点へ、プランク時間の速さで移動する。 『魚介』属性の極地。ラーメン野郎・有村大樹の最も得意とする一杯、《無敵ラーメン(戦)》の調理工程がこれである。 (何なの、あれ……!?) 早見歩は未だ空中である。 垂直降下の最中、もう片方の足で空間を蹴り、横へと跳んだ……と言葉にすれば単純な所作に過ぎないが、 これは早見の突出した脚力と平衡感覚、そして空気すらをも足場にせしめる『クレイジートレイン』あってこその芸当であり、無論人域の技量ではない。 早見歩は事が起こる直前に危機を察知し、空を蹴って跳び離れていた。 水中の静間に蹴りを叩きこむ寸前――彼女の眼前数10cmの距離に忽然と出現した黒Tシャツの男が、理由である。 「vopal――」 短い囁きに振り返った背後では、既に男の斬撃が水面へと撃ち込まれ、ぞるるるるっ、というすすり音を立てた。 「どっちにしろ」 タン、と軽い音を立てて、自身の脚が岩場に降り立つ感触。 考えるよりも先に足が出るタイプの魔人ではあるが、それは決して彼女の愚鈍を意味するものではない。 その頭脳は高速化した肉体の回転を制御するに十分な速度であり、今しがたの思考と知覚は、一瞬の判断で空間を蹴って、数十m離れた盆地の岩場に落着するまで、わずか半秒程の間に行われている。 「良かった。助かったッス」 この低地からは、先の巨大な血池の様子は伺えない。戦闘領域からは離脱できたものと判断する。 しかし安堵の息は、新手の敵の攻撃に巻き込まれなかった事のみを意味するものではなかった。 ――高速で回転する早見の思考が不利になる局面がある。 彼女は手を掛ける寸前、どうしようもなく静間千景の半生を思ってしまっていた。彼女がどのような執着を抱いているのかを知らずとも、なお。同じ年頃の少女……いや、やや年上だろうか。話しかければあるいは、友達になれたかもしれない。 彼女が迎撃でなく逃走を選択した理由は、ある意味での打算であり、優しさでもあった。 (静間千景は水中。あの斬撃を食らったかもしれない。となると、あの状況……残るのは十中八九有村大樹……ッスね。 まだ、離れるだけの時間はあるはず) 2人を同時に巻き込む軌道の、無駄のない斬撃。有村が水中に沈んだ静間の存在を認識していた事は明らかだ。 だとすれば、静間を始末する時間……少なくともその死を確認するまでの間がある、と判断する。 (仮にさっきの瞬間移動みたいな応用ができる能力だとすれば、あたしの『クレイジートレイン』は不利――) しかし岩場の影を把握すべく頭を巡らせると同時。 重量感のある麺が湯切りされる時のそれのような、バシャリ、という快音が響いていた。 「――spitt.」 空中を跳躍し、恐るべき速度で強襲する『魂不滅』の黒Tシャツを、視界は捉えている。 静間千景の確実な始末、または早見歩の追跡。早見は、『有村大樹は前者を選ぶ』と読んだ。 今しがたの衝撃音は、その読みが外れた事を意味している。 ◆ 時刻は、数秒遡る。 流れこむ血河によって形成された、一際巨大な高台の血の池――その水面上、30cm。 無駄のない斬撃を振り切って、有村は小さく呟いた。 「客は二人か? 早見歩……」 奇襲を寸前で察知し逃げ去ったのは、早見歩。鋭敏な反応だ。 (そして、下に静間千景か) 足先が液面に触れた、瞬間。 ――ドカモリッ!! 早見が聞いた湯切りの快音を仮に至近で聞けば、丼から溢れるほどにモヤシの積まれた、ラーメンの秀嶺を幻視した事であろう。 有村大樹の屈強な巨体はカツオよりも俊敏に、斜め上方へと跳ねた。 「――spitt.」 振り切った仮想麺を媒介に、自身の足元に『増殖』概念を付与。 血の池……それを満たす血液の『増殖』による指向衝撃波。反動をカタパルトとして跳んだのだ。 モンゴル岩塩のまろやかな塩味が舌の上で調和する、ラーメンの名を《無敵ラーメン(姫)》という。 「調理完了だ。《無敵ラーメン(姫)》一丁! オォォォォマッチ……ヤラァァッシタァァァァァ―――ッ!!」 足先からの水中衝撃波は血中に沈む静間千景に対しても、十分に伝播した筈だ。 そしてその一撃は同時に、反動で早見への距離を詰めた。 「こいつ……」 有村の下方、早見は苦々しく呟く。 『有村大樹は前者を選ぶ』。読みは誤りであった。 . . . . 「どちらも、選びやがった、って事ッスね……!」 「俺は……俺は!」 『男なら、ラーメンは湯気と一緒に一気にすすり込むべし』。これは誰の言葉だったか。 精製した仮想麺は、わずか20秒で賞味期限に達する。その前に決める。 「俺はラーメン魂の次期店長……候補!」 「ラーメン野郎、有村大樹だ!!」 一撃。 切り下ろした剣は同時、崩壊した。『魚介』の属性は、メンマを裂くが如く容易く岩盤を裂断している。 そこに早見の姿はない。 ガン、と、有村の頭上で音が鳴った。 さらに、ガン、ガン、と連続する。 血池の下方。岩で囲まれた盆地。離脱した彼女がこの方向を選んだのは計算である事を。 この地形は早見歩を敵に回すに最悪の地形である事を、有村大樹はまだ気付いていない。 ◆ ガン、と音を立て、小柄な赤い体躯が壁を蹴る。 その勢いで次の岩へと跳び、さらに抉るように蹴る。横、斜め、あるいは上下。 「こういうセコい事は……あまり、したくなかったんスけど……ッ!」 繰り出される蹴りの度に土砂と石礫が舞い散り、遙か上方の早見の姿を覆っていく。 狙いを定めないようにしているのか。 「『味噌』属性のラーメン野郎が確かそんな技を使った。俺の上を取って、反撃を防ぐつもりか?」 有村はこの時既に、次の一杯の調理を始めている。 沸騰(イグニ)。茹麺(ハルト)。定義(ベースド) 。深化(オプト)。展開(リリース)。 地に降り立たず戦う早見の戦術は、対策に見えて対策ではない。 距離の概念を無効化する空間切断の一杯に、間合いは無意味であるためだ。それが三次元的な間合いであろうと。 たとえ客がはるか上方――天を統べるワイバーンであろうとも、その一杯を提供する。そのための《無敵ラーメン(戦)》。 「vopal.」 狙い違わず剣は空間の連続を断つ。そして仮想麺の射程内に早見の姿が……ない。 距離が足りない。代わりに有村の眼前には、一際大きい岩の礫だけがある。 「やっぱり……思った通りッスね。有村のおじさん」 転落。わずか2m程の落下だが、無防備な背がしたたかに打ち付けられる。 「……!!」 「その瞬間移動――いや、斬撃の威力からして空間でも『切断』しているのかな…… それ、物体の切断と一緒に使うのは無理ッスよね」 起き上がりつつ、心の中だけで肯定する。 《起源》に定められし掟の一。ラーメン野郎が味の秘訣を自ら客に明かせば、世界法則により爆裂、死す定めだ。 「もしできるなら最初の移動の時、目の前にいたあたしは切り裂かれていたはずッス…… そして『空間』を切断しての移動って事なら、直線上にある『物体』を無視して移動はできない。 ある程度大きな障害物があれば、その直前で停止する――」 「成る程。例えば石の礫か」 必要以上に岩を抉る移動方法は、先の礫のような障害物を空中に配置するための布石。 ――ボ、という軽い音と共に、有村大樹の肩を何か小さなものが貫通した。 「……戦略を見直す時間も。与えないッスよ。 空中に配置した石は『弾丸』ッス。取り囲むための――弾丸」 細めた有村大樹の目には、地獄の空を埋める土砂の群れが映る。 天使のように空を舞う早見歩が、それらを流星の如き速度で蹴り落とす様も。 「しゃららららららぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 バスバスバス、と、連続して肉体が抉れた。狙いは荒いが、圧倒的な弾数それ自体が脅威となる。 「……やってくれる」 『切断』は無効。触れて発動する『増殖』も、あの距離では届かぬだろう。 「だが、俺はやるぜ。早見歩。俺は独立する。半年間で絶対独立する! それが俺の夢だ!」 頭に巻いたタオル。黒Tシャツに昂然と描かれた『一期一杯』の筆文字。 その有様を見せつけるかのように。腕を組んで、険しい表情で空の早見を見据える。 『ラーメン魂』名物――ラーメン第一バトル態勢の構えであった。 飛来した流星が、また一つ上腕を抉った。口内に湧きだす血は、その負傷によるものではない。 自身の内臓を『増殖』させているのだ。 寿命の確実な短縮と引換えに、衝撃防御と致命傷へのバックアップを兼ねる、諸刃のラーメン。 「うりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 さらに一発。ぐらりと体が揺れる。 ―――『ダイキはいつも、無茶苦茶ばかりやらかすミル~~~!』 あり得ない筈の幻聴に、ふと笑いを漏らす。 さらに攻撃が続く。三撃。四撃。 車軸を流す石礫の猛攻を絶え間なく続けながら、やはり有村は倒れぬ。 「まだ、倒れない……!」 『増殖』による有村の体内組成の変化は、外からは伺い知る事はできない。 異常なタフネスが理由か。あるいは精神力のみで立っているのか。その誤認を誘う事が、有村大樹の目論見のひとつである。 空中からの一方的な攻撃を繰り出しながらも、早見は焦っていた。 「そんなに、までして、独立……が、したいッスか!」 十二、十三、十四。体に穿たれた傷口からはスープとも血液ともつかないものが溢れ、地を濡らす。 僅かに油の浮いた黄金色の血液は体内の異形化の果て、ラーメン野郎の末路でもあった。 「そうだ。絶対独立。この世で果たせなかった夢を果たす。それが俺の存在意義……だ!」 「こんなに走り回っても、何も、熱も風も感じない! そんなのは……上手く、言えないけど! そんなのはあたしじゃないッス! 大地を走るあたしじゃなあいと……あたしじゃない! だから!」 ――あたしの望みの方が強い! 声に詰まった早見の言葉の先を理解して……有村はにい、と深く笑って、賞賛の言葉を呟いた。 「……お前は、大馬鹿野郎だ」 足を引きずり、文様を描く。自らの流す血で打った捨て身の仕掛けだ。 ラーメンの丼にも見られる、雷文の文様。陰陽寮呪禁庁独自に発展させた、ルーン発動式である。 当時呪禁庁において《異端》と称された狂気のラーメン野郎。山岸一雄の提唱した――『つけ麺』なる技術。 既にスープの準備が整った『場』においては、ラーメンの調理は仮想麺の構築のみで足りる。 スープを先に用意し、そこに麺をつける。それは即ちラーメンである、という無法の理。 礫で仕留められぬことに焦れた早見は、いずれ必殺の直蹴りで勝負を決めに来るであろう。恐らくは、有村の調理に1秒程度の間が必要であることを知るが故に。 仮想麺の構築には、0.2秒も掛からぬ。その時が早見の最後となる。 ◆ 攻めながらも、異常高速で流れる早見の思考は、決して停止する事はない。 地上10m程。この高度からは、先程静間と交戦した広大な血の池が見える。死体が浮かんでいない。 ならばどこにいる? 血の池の岸まで泳ぎ着いたとでもいうのか? (恐らく、何かを仕掛けているッス。何かを。直接の蹴りを仕掛けるなら……その時) 最初に静間に仕掛けた一撃を回想する。構えた物体はトランクに見えた。 トランク? ……中身が透けるほど、透明のものが? 蹴りの一撃で粉々に砕ける、そんな材質のものが? そして気づいた。 ――池の水位が、上がっている。 (まさか) それはおぞましい変化だった。 どろり、と不気味な表面張力とともに、巨大な血の池が……溢れたのだ。 (『ガラス化』の能力……!!) 液体までもを『ガラス』にできるのだとすれば。 呼吸用の管を生成して、今もあの水中に潜むことが可能なのではないか。 有村の水中衝撃波を、伸ばしかけていたガラスの拘束で防いだのではないか。 そして。今。 (あたしが戦ってる間、ずっと……ガラスの『ダム』を少しずつ作って……流れこむ血の河を堰き止めた……とでも……!) どうする。どちらを警戒する。次の手は。有村大樹はまだ耐え続けるのか。 繰り返し繰り返し、高速で走り続ける思考。 流れこむ血の河に気づいた有村が、ふと身構えたように見えた。 ――今。 照準は背。猛禽のように降下。 仮にカウンターを狙っていたとしても、確実に死角となる攻撃角度。 「独」 が、背中越しに抜き放たれた有村の仮想麺は、彼女の胸を切り裂いた。 ……ずるりと滑る景色の中、早見歩は、その後頭部に見開いた眼球を見た。 「……立。」 ――眼球の『増殖』。 ◆ 有村はよろめいた。 狙い違わず放たれた『魚介』は早見の胸を深く裂いたが、それは致命の傷ではない。 直前で反転し逃れた動きは、最初の遭遇で見せた『空間を蹴る』技か。 有村の足元に絡みつく生暖かい血の波に混じって、ざくり、ざくりと何かが横切る。 予想外の負傷が、有村の平衡とラーメンの味を乱していた。 「これは……」 ざくり、と脛が切り裂かれる。何か異様な悪意が、不可視の力でもって有村大樹の切断を試みている。 「……ガラスの刃。動脈をやられたか」 足元に流れ来た物体を掴み取る。魚群めいた鋭利なガラスの刃を流して、下流の存在すべてを切り裂く仕掛けだ。 早見歩の策とも異なる悪辣な仕掛け。静間千景はダムを『そのように』決壊させていた。 「……」 パシャ、と、新たな水音が場に到達する。 「気は進まない。ほんとうに……気は、進まないんだけれど」 アルトの声に呼応し、ラーメン第一バトル態勢を構える。 右腕の肘から先を失い、全身の衣服を血に透かした少女のシルエットが、盆地の上から見下ろしていた。 「殺させてもらう。ごめんなさい」 「御託はいい。本日のご注文は?」 ◆ 「液体をガラスに変えるのが、お前の能力か」 有村の問いに答えることなく、歩を進める。 トランクのガラス化を既に見せている以上、能力が看破されている事は織り込み済みだ。 だから失った右腕の先は、周囲の血液から構成した刃に置換して、止血している。 有村の放った水中衝撃波は、展開しつつあった『ガラス化』で防壁を形成し防いだ。 しかしそれでも殺しきれなかった衝撃と……最初の早見の蹴りで受けたダメージは、どうしようもなく静間の体を蝕んでいる。 可能な限り速やかに決着をつけねばならない。自分の有利な環境を、血で満たされた岩場を作る。そのための策だった。 「私は……卑怯なのかな。あなたと早見さんの戦いを邪魔してしまった……」 「客と店員は常に多対一で勝負をしている。多勢を前に泣き言を言うラーメン野郎に、麺を語る資格はない」 「……そう。そうか。ラーメンなんて、もうどれだけ食べてないんだろう」 静間千景は陰鬱に笑って、足元の血河に手を差し込んだ。1秒。2秒。3秒。 それで『武器』の構成を終える。液体を『ガラス化』して作成した、強化ガラスの刀だ。 有村の体が静間の頭上に躍ったのは、直後であった。 「vopal.」 空間切断を意味する詠唱。手には山吹に輝く剣。同じく兵装の構成であれば―― 有村大樹の『白虎落とし』。調理工程は1秒を切る。 回転と共に、静間の刀が有村の『切断』を受けた。空間ごと引き裂く一杯に、静間の髪の端が巻き込まれ消える。 ごきゅ――と、空気だけがスープを啜る音だけが聞こえた。 着地と同時、掌底で静間の踏み込みを牽制する。 「ガラスの反射……死角を覗いたか?」 「瞬間移動の能力は分かっていたから。それに私の勝算は」 剣の先端が、くるくると空を舞う。それが有村の頭上を超えようとする刹那。 「それだけじゃあない。『解除』」 有村の頭上で、剣先が弾けた。不意に降り注ぐ血液が視界を濡らす。 間髪入れず、右肘先の刃で刺突。その狙いは、違わず剣を握る有村の肩を貫き…… しかし有村の左腕は、静間の胸にピタリと押し当てられている。 「spitt.」 破裂音。狭域指向性衝撃波。 「……っ!」 「受給資格者創業……支援。援助金は200万。俺は、夢を諦めない」 賞味期限を迎えた仮想麺が崩壊する。 だが有村は攻撃の手を休めず踏み込み、体当たりで静間の体を弾き飛ばした。 右肩に突き刺さった刃も折れる。 「絶対に独立する! 俺のラーメンを、世界に認めさせる!」 「……」 虚ろな意識で、静間は河の外に弾き出された事を知った。武器にできる血液は、もはやない。 「絶対独立」 「絶対、独立……!!」 新たな仮想麺が形成される。 無数の弾丸を体に受け、内臓の『増殖』による負荷を背負い、そして斬撃で動脈を断ち切られながら。 壊滅した体内厨房を限界以上に稼働させながらも。 ――絶対独立。その言葉だけで、有村大樹という男は前に進むことができる。 静間千景は顔を上げて、ゆっくりと近づく死を見た。 それと同時、横合いから差し込まれた蹴りが、有村の左腕を砕いていた。 ◆ 「……静間千景!」 有村へ繰り出した蹴りの余韻を殺さぬまま、空中を蹴って方向を転換する。 この環境における静間の能力の脅威を、早見歩は正確に認識している。 無限に武器と鎧を作り出すことのできる『ガラス化』の能力。 自身の負傷も深い。敵に時間を与えれば与えるほど、戦力差は開いていく一方であると。 「あたしは……あたしは、走りたいッス! もう一回、生き返って……!!」 今でも。死んだ今でも鮮明に、頭に思い浮かべることができる。 例えば、自分に期待を寄せてくれた、陸上部の先輩たちを。 ランニングコースでいつも出会った犬の成長を。 体力はなくても、いつでも自分についてきてくれた……幼馴染の少女の笑顔を。 「だから」 ふわりと落下する感覚を経て……空を蹴り加速する。 風も光もない地獄にあって、重力だけは変わらないのだと知った。 「だから――!」 静間は立ち上がった。河に走り出す。 遅い。3秒、いや2秒。その前に仕留める。確実に。 先ほどの一撃で有村の動きを止めた。ガラス化すべき血液は静間の周囲にない。 そして、早い。 この高度からなら、自分の蹴りの方が――早い!! 「う……りゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ―――っ!!」 しかし高速で走る思考は、そこで気づいた。 静間千景は走りながら右腕の先端を、早見の方へと向けている。 ……何故? 少女の唇が紡いだ解答は、短い一言だった。 「――『解除』」 右腕の切断面を覆うガラスが消え、勢い良く血液が噴き出した。 細い血流は次の瞬間、その形状のままガラスへと変じ―― ―― 早見は墜落した。 一拍の間をおいて、どさり、と、重いなにかが目の前に落ちた。 「ああ……」 「あなたの能力は」 落ちたものは早見自身の右脚だった。 その様を横目で見て、静間は淡々と言葉を紡ぐ。 「もう使えない。私の右腕もぐちゃぐちゃになってしまったけど。 でも、腕と脚だから……ふふ、価値は同じくらいかな」 紙一重の危機に対して何の感慨すら感じていない、そんな口調だった。 早見歩は自分自身の加速力で刃に飛び込んだ。 周囲のどこにも武器がなくとも、自分の血は武器にできる。 蹴りの威力は大幅に減じ、よって静間の犠牲は右上腕一本で済んだ。 そして『グラスコフィン』のような止血手段を持たない以上……早見の命自体も、長くはないだろう。 「……残っているのはあなただけよ。有村大樹」 虚無的な目を巡らせた先にはまだ、気力を失わずに立ち上がる一人の男の姿がある。 ◆ 「お前を倒すラーメンについて、考えていた」 「……。その両腕の傷で、剣が握れるの?」 有村の右肩には、先程の交錯でガラスの刃が突き刺さったままだ。 加えて早見の蹴りの直撃を受けた左腕は、骨が飛び出し捻れて食い込んでおり、想像以上の酷い有様であった。 (腕がなければ能力は使えない。腕で『剣』を握ることが能力の条件なら、それで間違っていないはず。 なら、次は何をしてくる……) 「生前の俺なら、腕を『増殖』させる……みたいな、無茶なオリジナルラーメンを作ったのかもな。 それは間違っていたことを知った。ラーメンの歪んだ行使は、必ずどこかにひずみを生む」 その時有村の脳裏に去来したのは、店長の……杉田巌の教えであったかもしれない。 あるいは、相棒のラーメン妖精、ミル彦との日々であっただろうか。 「高い。本当に高い授業料だった」 「……いい思い出があるのね。少し、羨ましいかな」 「お前は随分の間、ラーメンを食べたことがないだろう」 唐突な一言だった。 静間は目を丸くして、有村の意図を探った。 「さっき自分でそう言っていた。何かの病気か? なら尚更、そんな客に、不出来なオリジナルラーメンを提供する訳にはいかない」 震える腕を無理矢理に動かして、腕組みらしき体勢で構える。 ラーメン野郎は、《起源》に連なる《偉大なる知性》――空飛ぶスパゲッティ・モンスターに仕える神官である。 バンダナを模して頭に巻いたタオルと、腕組みの基本戦闘態勢は、向かい風に向かって立つ海賊の姿を模したものであったという。 海の属性は『魚介』。そして『塩』。神の力を借り……秘術を行使する。それがラーメン野郎。 「根拠はないが。今ならかつてない一杯を、作ることができる」 にい、と、無愛想に笑う。 トライ・グラマトン――『極』『旨』『男』。 一つの味を『極』めたラーメンは『旨』さの高みに達する。それが『男』のラーメン。 あの時のような。現世で死したあの時ではない。ミル彦を失ったあの時のようにでは、断じてない。 かつて無心に――あの渋谷109を切断した、あの時のような。 ただ感謝の『一杯』だけを、この少女に提供するために。 「……っ、私には……」 目を閉じて、少女は覚悟を決したようであった。 「私にそんなものは、分からない……!」 「分からせてやる」 走り、そして残る左腕で有村を直接ガラス化する意図であろう。 間に合うかどうかも分からないが、自分の力でできる限りのラーメンを、無心に作る他ない。 『味の乱れは宇宙の乱れ』。これは誰の言葉であったか。 体中の耐え難い激痛を耐えながらも、有村大樹は迎え撃った。 右腕でも左腕でもない。その口に咥えた剣が、琥珀色に輝き。 「vopal――」 静間の拳は、有村の右肩に突き刺さった刃に直撃し、体内深くに食い込ませた。 間に合わぬ――と見えた瞬間。 「うっ……ぐ!?」 飛来した『脚』が腰部に直撃し、静間の体勢を揺らがせていた。 それは切断された右脚である。 (……早見歩) 敵の名が浮かぶ。 どのような対象でも、どのような状況であっても、脚に触れたものを『蹴る』魔人能力。 それは仮に、切断された後であっても……地を『蹴った』反動で。 「アァァァァァ………リヤァァァッ、シタァァァァァァァ――――ッ!!!」 感謝の咆哮と共に繰り出すのは、有村大樹最高の一杯。 純粋な『切断』概念そのものを極限にまで『増殖』させた《無敵ラーメン(極)》は…… 静間千景の胴を両断し、地平を切り裂き、天空の彼方まで――地獄の世界を、分断した。 ◆ 「早見」 恐らく、体内厨房がメルトダウンを起こしているのであろう。 壊滅した血の池地獄の中。全身に熱を感じながら、有村は早見歩の体に向かって歩いた。 「決着を……つける、ぞ」 片脚を失った少女の姿は、翼をもぎ取られた鳥に似て無残に見えた。 呼びかけに答えはない。 あるいは先刻、静間に片脚を切断された時点で……もはや走ることができなくなった、その時点で。 早見歩という存在は、死んでいたのかもしれなかった。 「……」 唐突に、有村は胸を押さえた。 体が動かない。何かが決壊している、という感覚があった。 右腕を見ると、すでに有村のそれは冷たい氷像のように変じている。 ガラス化。 「静間……? どこだ。一体どこで、仕掛けた……?」 静間がこの体に直接触れることは、1秒たりともなかったはずだ。先程の交錯でも、右肩に突き刺さった刃のみを。 ……刃? (そういう事、なのか) 例えば早見がそうしたように、切り落とされた四肢から有村の肉体に能力が伝播しているとしたら? 最初に有村が切り落とした、静間の右腕の一部。それをあの折れた刃の中に埋め込んでいたとしたら? 先の交錯で接触を狙わず、刃を深く埋め込んだのは……有村の体内で継続して『接触』させるためだとしたら? 右腕自体をもガラス化すれば、それを同じく透明なガラスに塗り込めても、外見からは判別がつかないのではないか? 「……ガラスは電気を通さない」 切り離された上半身が、言葉を発した。 切断面をガラス化して止血をしているのだろう。有村にもそれくらいは分かる。 あと十数秒の余命もないと思われる上半身のみで。 なお彼女の能力を維持せしめるものは、如何なる執念の力なのだろうか。 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 「首の後ろ……脳に繋がる脊髄の痛覚神経を最初からガラス化している。 最初から私はダメージを感じていない。死ぬまで」 おそろしく明瞭な声で、言った。 「……これが私の戦い方なんだと思う。 私には、あなたのようなものはなにもない。経験も、技量も、きっと覚悟すらもないから」 ――死、すらも。 「ミル彦。俺は。なあ、俺は、絶対に独立するぜ……。絶対に」 「……。あなたは本当に……」 「絶、対……独……立……」 「ラーメン狂いの……大馬鹿野郎なんだね」 ガシャリ、と音を立てて、冷たい像は地獄に伏した。 何か言うべきことがあったのかもしれない。と、静間は思う。 腹の底に感じる、わずかな暖かさ。 彼の戦いに殺意はなかった。今になって何故か、そう思えた。 「……ラーメン」 その言葉は、もう有村に届くことはないと知って。 「ラーメン、美味しかった。ごちそう……さま」 瞳を閉じると、なぜか暖かな涙が溢れた。 涙の味はほんの少しだけ、魚介と塩のスープに似ていた。 <了>
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426 :名無し草:2012/05/07(月) 02 44 00.07 事前の予想通り、鈴木と鈴木厨の自己満足舞台だったなwww 427 :名無し草:2012/05/07(月) 05 24 15.75 nagashi_uriko この時期でなかったら、薄ミュの千秋楽とかいっちゃってたかも。 何回見てもおもしろかった。すくなくとも、鈴木勝吾ファンにはおいしすぎる舞台。 うまくなったなあ。まさか「歌がうまい」といわれる鈴木勝吾をみる日がこようとは。 約2時間前 428 :名無し草:2012/05/07(月) 05 28 55.51 nagashi_uriko 源氏のときは、初めてだったのもあるだろうけど、それにしてもうーん…なできだったんですが、 これはやっぱりギャルバサラとココア男のおかげだろうか。 殺陣も歌もよかった。…ああでも6日マチネはちょっと不安定だったかな。<薄ミュの風間@勝吾 約3時間前 429 :名無し草:2012/05/07(月) 05 30 22.60 nagashi_uriko やっぱり、鈴木勝吾という役者ははっきりわかっているキャラクター個性をつくりこむのはうまいんだと思う。 それにしてもあんなに地声高いのに、低めトーン、よくがんばったよなあ。 それにしても、シンケン役者の殺陣はやっぱり好きだ。もっと殺陣ものにでてほしい。 約3時間前 430 :名無し草:2012/05/07(月) 07 18 51.73 ながし うんこ? 431 :名無し草:2012/05/07(月) 10 41 52.02 薄ミュスレでも鈴木の体力の無さがみんなに言われてるね。 バテバテの頭領なんてなあ 433 :名無し草:2012/05/07(月) 10 59 42.68 クライマックス任されたってマジか?と思ってたらマジだったし 人間の斎藤と沖田相手に「鬼なのに」バテバテなちー様ってどうよ? ツイでも回し蹴りでよろけて軸がブレてたとか 斬られ役の人に合わせてもらったのがありありだったとか ボロボロの評価されてますがw 余裕ぶっこいてるキャラクター設定崩壊 435 :名無し草:2012/05/07(月) 11 44 41.21 まさか「歌がうまい」といわれる鈴木勝吾を みる日がこようとは。 誰がそんなこと言ってんの? 鈴木厨の脳内?お世辞真に受けてる? 436 :名無し草:2012/05/07(月) 11 48 18.95 若手イケメン舞台でもいいけど、せめて鬼の頭領=風間千景だけは、しっかりした力量のある人が良かった と言う批評が多いね 442 :名無し草:2012/05/07(月) 14 02 20.55 薄桜鬼、鈴木が一番人気!と言う割には、他役者ヲタの感想ばかり目につくんだけど? 特撮から付いた緑厨の多くは、仲間以外に見られないようにしてるし 普通に見れるレポが殆ど無いということは、やっぱり新規は付いてないんだな 446 :名無し草:2012/05/07(月) 18 33 24.21 hrklvlv むむむ・・・薄桜鬼マチソワで行けばよかったなぁ(´・ω・`)ジワジワとくるwww風間勝吾に会いたい衝動がジワジワとね・・・・ 約1時間前 rinko_chobin @hrklvlv 元々ファンしゃない人たちがかなり風間さまにハマってるくらいだから、元々好きな子はあの勝吾くんヤバすぎだよね 43分前 447 :名無し草:2012/05/07(月) 19 12 54.78 久々に言いたい そうかそうか 448 :名無し草:2012/05/07(月) 19 58 34.56 (つд⊂)ゴシゴシ ↓ (;゚ Д゚) …!? どうやら自分には見えない、もう一つの世界の鈴木がいるんだな きっとそうだ 505 :名無し草:2012/05/08(火) 19 49 05.23 nnn721 ミュージカル「薄桜鬼」千秋楽、みてきました!鈴木勝吾の生の演技、殺陣、歌、どれも全力で素敵だった。本当に格好よかったよー! 約1時間前 555 :名無し草:2012/05/08(火) 22 40 16.01 ayano1991 @piropiro_yzk そうですね!特典も楽しみ(*^^*)私は広と風間役鈴木くんをずっと応援してたのでこの共演がほんと嬉しかったんです(^^)♪ 35分前 piropiro_yzk @ayano1991 その2人が好きだと、今回の舞台はたまらないですよね!! 私も目当てはその2人だったけど、勝吾くんは興味があったくらいで…今回完全に惚れましたもん♪♪ ほんとにこの2人は格が違う芝居を見せつけてくれましたよね(≧∇≦*) 24分前
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978 :名無し草:2012/04/25(水) 21 47 37.85 kita_31 @ma_tion かなりそんなでした * ・( ̄∀ ̄)・ * 小野くんも廣瀬くんも池田も普通にカッコいいのに、勝吾さんだけ妖艶ちー様…! 約4時間前 40 :名無し草:2012/04/26(木) 22 33 46.95 明日はくおーき初日だね 結局グッズも何も無しか 43 :名無し草:2012/04/26(木) 22 56 11.63 明日は舞台初日だというのに鈴木本人のネタが全く出ないとは アンチスレとはいえ鈴木が不敏で仕方ない 鈴木関連のスレに来たなら、ちょっとは気を使って鈴木だけの話をしてやれよ 61 :↑最悪なのは鈴木と鈴木厨だろがボケ:2012/04/27(金) 22 33 26.85 623_a そして座長より歌がうまい勝吾サン(笑)さすがココア(笑)いやー…座長音外しまくりでハラハラしたわ(^_^;) シンケンのときのヘタレ千明とは全く違っててかなり大人になっててビックリ(笑) 2分前 65 :名無し草:2012/04/28(土) 00 12 27.79 勝吾はもはやシンケングリーンではないってw 風間千景だってw 【大声】付きで絶賛 色香と迫力で腰が砕けそうになったぜっっっっ 見るべしっっっっ。 面白いからもっとつぶやいて欲しい@nachiwow この人また観に行くみたいだし しーゆー厨は余ってるチケ買わないとw 千明からの卒業おめでとうございます これからのage言葉は多彩な役を演じれる勝吾☆で決まりだね でしーゆー更新は? 66 :名無し草:2012/04/28(土) 00 13 46.01 プレビュー公演の感想見てるとダンスがワンテンポずれる以外は 結構いい評価がついてるみたいなのに、厨が余計なことを言ったりしたりして 鈴木sageになっちゃムダになるだろ… 3110_735 薄桜鬼DVD発売イベのお知らせ、勝吾のブログに出てるけど…勝吾いるんです? 物販もほぼないような勝吾だけど?←根に持ってる 2012.04.27 23 32 72 :名無し草:2012/04/28(土) 07 51 48.99 変な言い方だけど一般人が見た感想は さすがプレビュー講演、お金取れるレベルじゃなかったってことと 千景の着物の裾が短すぎてそこばっかり見てた ってとこかな 絶賛してるのは鈴木厨と特撮厨ばかりだから信用してない 73 :名無し草:2012/04/28(土) 07 58 38.38 あと、声をゲームに似せてるって言ってた人がいたな それから鬼の割によく動いてたと これは褒めてるのかどうかわからない 声ってかなり印象変えるから、もはや千明じゃないって言われてもそりゃそうだろとしか言いようがない 74 :名無し草:2012/04/28(土) 09 28 20.45 @null しょーごくんが演技うまくてびびった シンケン以来見てなかったけどすごいな Twitter mohipa(モヒパ)-12時間前 83 :名無し草:2012/04/28(土) 12 25 11.13 いろいろ感想巡ってみたけど厨なら満足って程度の評価じゃね? ダンスはワンテンポずれるのは仕方ないとか厨は言ってるけど そこで満足して絶賛するから鈴木が伸びないんだと思う 本人が自信満々だった歌の評価が楽しみww ココアのギタリスト時代から歌やりたかったらしいし どれほどの歌唱力なのwww? 88 :名無し草:2012/04/28(土) 18 46 25.44 はくおーきスレ [976]名無しさん@公演中 [sage] 2012/04/28(土) 初日見てきたよ キャストファンは喜んでるみたいだけど原作ファンには いろいろちょっと辛いかな… だってさ 原作ファンの感想で、見るに堪えないってのも見かけたな 殺陳がかなり多いみたいだね 90 :名無し草:2012/04/28(土) 19 57 48.60 m_hakuoki 【薄ミュ】公式ブログに、風間千景役・鈴木勝吾さんの書いてくださって記事をUPしました! プレビュー公演を終えての気持ちを語ってくれました!ぜひチェックしてくださいね♪(Ok)http //bit.ly/x9PncZ 2012.04.28 00 39 ↑ 中身ねぇwwwwwww プレビュー公演っていわゆるゲネだよね ゲネを一般客に金取って見せるってよくあることなの? それに二幕目に洋装で出て来たときにキャーって… ゲーム厨と劇団厨は引くな 93 :名無し草:2012/04/28(土) 22 13 12.36 ツイで割と詳しいレポアップしてた人がいたけど 作り自体については盛りだくさんにしようとし杉だったらしい 演劇寄りかミュージカル寄りかはっきりさせた方がと 30-DELUXを受けつけない人にはダメかも知れんね 181 :名無し草:2012/04/30(月) 20 35 21.99 hiro_0014 薄ミュ夜の回終了。挨拶は勝吾くんでした。「どんどんクオリティを上げて、千秋楽には大きな桜の花を咲かせたい」 32分前 suzuusuzuu いやでも風間になら送られたい。鈴木勝吾くんは本当に観る価値がある。これは自信を持って言える!! 32分前 187 :名無し草:2012/04/30(月) 21 26 40.25 これさぁ… 千秋楽行けない、別の日に行った人どう思うか全く考えてない発言じゃね? 199 :名無し草:2012/04/30(月) 22 13 30.20 演技とは別に殺陣が好きな人の感想は辛口だね 天霧と不知火の力量が力量だけに鈴木が最後任されるなんてキツすぎw 216 :名無し草:2012/04/30(月) 23 58 23.40 脇の鬼役の人がアクション凄いみたいだから甘えたそうだったよインタで そこはカバーしてもらえるかなみたいな感じで考えてるんだろうと 鈴木の思考からして得意な事だけを顔晴った()んだろうと 花に一喜一憂するってよく意味がわからないw 連名で届いて発狂していた鈴木厨の意味がw 217 :名無し草:2012/05/01(火) 00 19 57.36 アクションや殺陣重視する人からすれば鈴木ちー様は影薄いと予想w キャラ気にする人にはひっかかりがありそう そこで腐媚ですよw得意のw 大量に釣れそうw 224 :名無し草:2012/05/01(火) 08 12 38.61 鈴木イベントに遠征した事あり が、いろいろ見聞きしてのブログ辛口コメは外され、本スレで言ったらアンチ認定されて 此処に住み着いた自分ならいるよノシ 225 :名無し草:2012/05/01(火) 14 22 13.42 薄桜鬼は若手の中ならまあまあ見られるって感じみたいね 鈴木は昔からベテランの中だと全く何もできないから、これはこれでよかったんじゃないの? ぴったりの仕事だったんだよ鈴木にとってw 226 :名無し草:2012/05/01(火) 18 29 31.93 今回若手っていっても鈴木より下ばかりでしょ その中できちんと評価されて次の仕事へ繋げられるかだけど 喜んでるのは鈴木厨だけみたいなんだけどww しかも鈴木厨は鈴木ならなんでもいいっていう盲目ばっかだからね 今回も成長せずに終わるだけ 259 :名無し草:2012/05/03(木) 07 01 10.87 相変わらず痛い鈴木厨 saika_415 @hsymyrth 勝吾くんは美味しいとこ持ってってたよww 力量がぐっと上なのは見越した上で、舞台を引き締め、 若手を引っ張ってくれる人を欲して主催者陣が勝吾くんに直談判しにいったそうだよん。 #薄桜鬼ミュ 約6時間前 264 :名無し草:2012/05/03(木) 14 03 50.41 「力量がぐっと上なのは見越した上で、舞台を引き締め、 若手を引っ張ってくれる人」って誰www 鈴木にオファーしたってだけでこれだけ脳内作文出来るって ある意味凄いわwww 271 :名無し草:2012/05/03(木) 21 57 07.42 ts105rg 勝吾さんが最高に格好良くて、おこがましい言い方だけど演技も殺陣も歌も全てが成長していて、観ていて本当に興奮した。 そんな格好いい勝吾さんが観られて嬉しかった。あと池純くんの身体能力と筋肉半端ない。さすがやった。 #薄ミュ 6分前 285 :名無し草:2012/05/04(金) 14 47 05.41 ttp //www.nicovideo.jp/watch/1335939044 ニコニコに上がってる薄ミュのダイジェスト、他は「○○の完成度がすごい」とか 「○○の殺陣すごかった」とかの書き込みなのに厨は熱心に「しょご」「ちー様」 以外無い 書き込む事がないから仕方ないのかw 345 :名無し草:2012/05/05(土) 07 54 12.73 nagashi_uriko 殺陣好きのその子も、薄ミュの殺陣には感心しまくってたから、それはそれで一つの成果では。 そして勝吾くんのこともほめてた。 彼女がほめるとおもわなかったが、それだけできがよかったんだろう。 約7時間前 358 :名無し草:2012/05/05(土) 13 52 32.92 結局鈴木個人のグッズ売り無し? こういう方向で自慢出来ないから若手を纏める為に経験者のしょごを!という方向に妄想かw 話を微妙に盛るなよw 362 :名無し草:2012/05/05(土) 14 12 26.99 インタでも殺陣やアクションはアピってなかったからね 当然の結果というか感想だなとしか コスプレ写真集なら鈴木厨の大絶賛のまま終わってたかもw 388 :名無し草:2012/05/06(日) 06 11 47.57 piropiro_yzk @spiral_star えっ、雰囲気でてる?嬉しー(≧∇≦*)勝吾くん…まだ若いのにすごいよね! 前に映画とその舞台挨拶で見たときからタダモノじゃない気はしてたけど。 あのシャウトはどんどん迫力増してくしね!! シンケンジャー見てないから見なきゃって思ってるところ(*^^) 約10時間前 389 :名無し草:2012/05/06(日) 06 15 56.52 spiral_star @piropiro_yzk マチネの勝吾君失敗談って何!?全然追ってないからまだ知らないよ~! 約7時間前 piropiro_yzk @spiral_star 一幕の終わりで斎藤vs風間さまでやり合うところ。風間さまが斎藤さんの居合いを手で抑えて制止するっていう…あの大切なシーン。 勝吾くんね、手で止め忘れちゃったんだって!!だから松田くんを戸惑っちゃって… 勝吾くんが遅れて手を出して刀に添えたという…( _ ) 約7時間前 spiral_star @piropiro_yzk ええええええ!そんなことってあるの?ど忘れみたいなものなのかな… ちょっとお疲れなんでしょうか…(;´Д`) もう終盤戦だから疲れ溜まってるだろうけど頑張って欲しい!もうちょっとだし! 約7時間前 390 :名無し草:2012/05/06(日) 07 10 33.31 ミュージカルにシャウトなんて要素は必要なのか? 台詞を歌で表現するんだから、変に色を付けるより聞き易さ最優先だと思うんだけど 391 :名無し草:2012/05/06(日) 10 36 03.49 ロックミュージカルじゃなかったと思うんだけど… それ以外でシャウトがあり得る歌ってどんなの? エリザベートの「最後のダンス」くらいしか 思い当たらないんだけど… 392 :名無し草:2012/05/06(日) 11 44 25.41 ただ単に言葉知らないだけじゃないの? 声張り上げてる感じ=シャウト 401 :名無し草:2012/05/06(日) 20 17 32.55 鈴木厨によると綺麗な綺麗な鬼なんだって鈴木ちー様 402 :名無し草:2012/05/06(日) 20 24 11.47 鈴木厨にそう見えてるだけだろ ブログ写真見たけど化粧濃すぎのゴリラでしかないし しかもチビで短足ww 明らかにミスキャストwww 411 :名無し草:2012/05/06(日) 22 32 01.09 綺麗な綺麗な鬼 401には何の恨みもないが読んですっげーいらついたわw
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検索エンジン用 沖田総司の整形 通常(薄桜鬼) 沖田総司の整形 羅刹(薄桜鬼) 藤堂平助の整形 通常(薄桜鬼) 藤堂平助の整形 羅刹(薄桜鬼) 風間千景の整形 通常(薄桜鬼) 風間千景の整形 鬼(薄桜鬼) 沖田総司の和装(薄桜鬼) 沖田総司の洋装(薄桜鬼) 藤堂平助の和装(薄桜鬼) 藤堂平助の洋装(薄桜鬼) 風間千景の和装(薄桜鬼) 風間千景の洋装(薄桜鬼) 沖田総司の和装髪型 通常(薄桜鬼) 沖田総司の和装髪型 羅刹(薄桜鬼) 沖田総司の洋装髪型 通常(薄桜鬼) 沖田総司の洋装髪型 羅刹(薄桜鬼) 藤堂平助の和装髪型 通常(薄桜鬼) 藤堂平助の和装髪型 羅刹(薄桜鬼) 藤堂平助の洋装髪型 通常(薄桜鬼) 藤堂平助の洋装髪型 羅刹(薄桜鬼) 風間千景の髪型 通常(薄桜鬼) 風間千景の髪型 鬼(薄桜鬼) 新選組隊旗 赤(薄桜鬼) 新選組隊旗 青(薄桜鬼) 新選組隊旗 緑(薄桜鬼) 散り行く定め 桜(薄桜鬼) 沖田総司の刀(薄桜鬼) 藤堂平助の刀(薄桜鬼) 風間千景の刀(薄桜鬼)
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薄桜鬼エリア 2010年の@gamesとのタイアップによる臨時タウンエリア タイアップが終われば終了する事になるだろう。 従来のセルフィタウンとは違い、3D表示のタウンで別なので衣装によっては表示されない トラブルが発生している。 NPCキャラクターが配置されている 新撰組屯所(入り口) ・・・ 山南敬助、山崎烝 京の市中 ・・・ 斎藤一、土方歳三、沖田総司、天霧九寿、風間千景、不知火匡、小間物屋 小間物屋では1日1回アイテムがもらえる。(ライフストーンも貰える事がありました) 五稜郭の桜 ・・・ 千姫、雪村千鶴 特殊アクション Shiftキーを押しながら移動・・・スキップ Ctrlキーを押しながら移動・・・駆け足