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一般撮影室@wikiは 新サイト に移行しました。 The English version of the new website is available here !! 頸椎正面撮影(尾頭方向20°斜入射) 【撮影前チェック】 障害陰影となるものを外す。 (髪を束ねれている場合は解く、ネックレス、補聴器、ピアス、ヘアピン、湿布、ホッカイロ等) 【ポジショニング】 受像面に背中を付けた立位、または座位。 体の捻れがないように、前額面と受像面を平行にする。 下顎と後頭骨下縁が重なるように顎を上げる。 首が曲がっていないか正面から確認する。 ※頸椎は6ツ切サイズのカセッテで撮影可能。6ツ切サイズで練習すればフィルムの中心に頸椎を映せるようになる。 【X線入射点/距離】 距離100〜150cmの点から尾頭方向20度で斜入射。 中心は第4頸椎(喉頭隆起)。 75kV/16mAs リス(+) 呼吸停止。 【チェックポイント】 下顎と後頭骨の下縁が重なっており、頸椎が広く観察できること。(第3頸椎〜第1胸椎) ルシュカ関節がよく見えること。 首が左右に曲がっていないこと。 椎体の棘突起が中心を通り、体の捻れがないこと。 呼吸停止時に撮影されていること。(ぶれていない事。) ルシュカ関節 椎間孔の前方に位置し,椎体後外側上縁の鉤状突起とその上位椎体の後外側下縁を連結する小さい関節。 加齢によって骨棘を形成し、首周辺にある神経や血管を圧迫することで頚椎症/頚髄症を発生させる。 【画像】 正常例 15 10~ 頸椎(解剖)
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一般撮影室@wikiは 新サイト に移行しました。 The English version of the new website is available here !! 頸椎側面撮影 ※救急の場合は正面や開口位よりも先に撮影し、損傷具合を評価する。 頸部を動かしたり、カラーを外すのは側面画像やCT画像をDrに確認してもらってからにする。 【撮影前チェック】 障害陰影となるものを外す。 (ネックレス、補聴器、ピアス、ヘアピン、湿布、ホッカイロ等) 【ポジショニング】 矢状面と受像面を平行にした立位または座位(座位の方が体動が生じにくい) 下顎角と頸椎が重ならないように、顎を少し上げる。 首が曲がっていないか患者の正面から確認する。 X線は垂直入射なので斜入射で撮影する正面の時より受像面を少し下げる。 肩を出来るだけ下げ、椎体と肩の重なりを最小限にする。 体が傾かない程度に、カセッテに触れさせることで体動を減らす。 【X線入射点/距離】 距離100〜150cmの点から受像面に垂直入射。 中心は第4頸椎(喉頭隆起)。 照射野上縁は外耳孔を含むまで広げる。 75kV/16mAs リス(+) 呼吸停止。 患者は動いてしまうことが多いので、患者を良く観察し動いていない時に曝射スイッチを押す。 【チェックポイント】 下顎角と頸椎が重なっていない事。 首が左右に曲がっておらず、側面性が保たれていること。 (椎体の上・下関節突起、椎体・下顎角で判断) 肩が下がっており、外耳孔〜第1胸椎まで投影されていること。 呼吸停止時に撮影されていること。(ぶれていない事。) ※特に頸椎側面撮影はブレることが多いので注意。utubeのUR 【画像】 https //radiopaedia.org/cases/cervical-spine-anatomy?lang=us 重要な 4本のライン C6,C7,Thlにおける疎突起骨折を 土方骨折 と呼ぶ。 0 00~15 20
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一般撮影室@wikiは 新サイト に移行しました。 The English version of the new website is available here !! 頸椎開口位撮影 (Odontoid View) ジェファーソン骨折(環椎骨折) や 歯突起骨折 の観察に優れる。 【撮影前チェック】 障害陰影となるものを外す。 (ネックレス、補聴器、ピアス、ヘアピン、湿布、ホッカイロ等) 救急の場合、装着しているカラーを外すかはDrに確認する。 【ポジショニング】 仰臥位または受像面に背中を付けた座位。 最大開口位とし、前歯と後頭骨(乳様突起)を結ぶ線をフィルムに垂直にする。 患者が頚部を動かせなければ前歯と後頭骨を結ぶ線の角度にそって斜入射する。 顔が左右に曲がっていないか、患者の頭側から確認する。 開口させるのは照射の直前とする。 【X線入射点/距離】 管球は患者の顔に接触しない範囲で出来る限り近づける。 中心は開けた口の中心。 照射野は水晶体にかからないように絞る。 55kV/5mAs リス(-) 呼吸停止。 【チェックポイント】 前歯と後頭骨が重なり歯突起、環軸関節が広く投影されていること。 顔が左右に傾いていない事。 照射野は必要最低限に絞られている事。 環椎と軸椎の関節間隙に左右差が無いか。 骨折分類 Andersonの分類 1型:歯突起先端の斜骨折 2型:歯突起基部までの骨折 3型:C2椎体に及ぶ骨折 ※2型は偽関節になりやすく、外科的介入が必要。 【画像】 正常例 解剖 開口位にて観察不良な場合は閉口位(上顎骨)で撮影する → 業務としての撮影テクニック(Fig.5 Fig.7) Fuchs法 口を開けることができない患者における頸椎開口位の代替手段。 歯突起の上部を観察するには開口位よりも優れる。 大後頭孔の中に歯突起を描出する。 外傷患者では頸部を動かすことで状態の悪化を引き起こす可能性があるため Fuchs変法 を用いるべきである。 【ポジショニング】 カセッテに後頭部を付けた仰臥位/立位/座位。 ※PA方向も可(Judd法という) 顎の角度を35~40°とする。→外耳孔と顎先を結ぶ線(mentomeatal line)と受像面を垂直にした角度に近い 【X線入射点/距離】 両下顎角を結ぶ線上の中点に垂直入射 80kV/20mAs リス(+) 【チェックポイント】 歯突起が大後頭孔の中央に投影されていること。 下顎骨が大後頭孔の上部でアーチを描いており、左右対称に投影されていること。 【画像】 正常例 Judd法 Fuchs法をPA方向で撮影したもの。 Fuchs変法 外傷患者における頸椎開口位の代替手段。 歯突起の上部を観察するには開口位よりも優れる。 【ポジショニング】 カセッテに後頭部を付けた仰臥位/立位/座位。 ※PA方向も可 【X線入射点/距離】 顎の角度に対して35~40°で尾頭方向に斜入射。 両下顎角を結ぶ線上の中点に入射 80kV/20mAs リス(+) 【画像】
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一般撮影室@wikiは 新サイト に移行しました。 The English version of the new website is available here !! 頸椎機能撮影(前屈) 【撮影前チェック】 障害陰影となるものを外す。 (ネックレス、補聴器、ピアス、ヘアピン、湿布、ホッカイロ等) 【ポジショニング】 矢状面と受像面を平行にした立位。(R→L,L→Rかは施設のルーチンによる) 肩を出来るだけ下げ、椎体と肩の重なりを最小限にする。 顎を引き、へそを見るように頚部を前屈させる。(頚部を前傾させるのが目的ではない。必ず屈曲させること。) 顔が左右に曲がって顎を引いていないか、患者の正面から確認する。 【X線入射点/距離】 距離100〜150cmの点から受像面に垂直入射。 中心は第4頸椎(喉頭隆起)。 照射野は外耳孔〜隆椎を含むまで広げる。 75kV/16mAs リス(+) 呼吸停止。 患者は動いてしまうことが多いので、患者を良く観察し動いていない時に曝射スイッチを押す。 【チェックポイント】 首が左右に曲がっておらず、側面性が保たれていること。(椎体の上縁・下縁、下顎角で判断) 肩が下がっており、外耳孔〜第1胸椎まで投影されていること。 呼吸停止時に撮影されていること。(ぶれていない事。) ※特に頸椎側面撮影はブレることが多いので注意。 十分に前屈されていること。 【画像】 正常例 頸椎機能撮影(後屈) 【撮影前チェック】 障害陰影となるものを外す。 (ネックレス、補聴器、ピアス、ヘアピン、湿布、ホッカイロ等) 【ポジショニング】 矢状面と受像面を平行にした立位。(R→L,L→Rかは施設のルーチンによる) 肩を出来るだけ下げ、椎体と肩の重なりを最小限にする。 顎を上げ、天井を見るように頚部を後屈させる。 顔が左右に曲がって顎を上げていないか、患者の後ろから確認する。 【X線入射点/距離】 距離100〜150cmの点から受像面に垂直入射。 中心は第4頸椎(喉頭隆起)。 照射野上縁は外耳孔を含むまで広げる。 照射野の縦線(十字線)が外耳孔を通るように。 75kV/16mAs リス(+) 呼吸停止。 患者は動いてしまうことが多いので、患者を良く観察し動いていない時に曝射スイッチを押す。 【チェックポイント】 首が左右に曲がっておらず、側面性が保たれていること。(椎体の上縁・下縁、下顎角で判断) 肩が下がっており、外耳孔〜第1胸椎まで投影されていること。 呼吸停止時に撮影されていること。(ぶれていない事。) ※特に頸椎側面撮影はブレることが多いので注意。 十分に後屈されていること。 【画像】 正常例
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一般撮影室@wikiは 新サイト に移行しました。 The English version of the new website is available here !! 頸椎斜位撮影 【撮影前チェック】 障害陰影となるものを外す。 (髪を束ねれている場合は解く、ネックレス、補聴器、ピアス、ヘアピン、湿布、ホッカイロ等) 【ポジショニング】 立位または座位。 検側を受像面から離した斜位。(受像面と前額面のなす角度を50度とする) ※上部頸椎は45°、下部頸椎は60°の斜位となっているためその間の角度(50~55°)とする もしくは、60°の斜位とした後、頭部のみ45°の角度となるように角度を浅くする方法もある。 患者は向いている方向を見て、頚部の捻れがないこと。 首が左右に曲がっていないか患者の正面から確認する。 顔を前に突き出す方法とアライメントのずれを無くすために下顎を上げずに自然体でとる方法がある。 フィルム(上縁)に外耳孔が含まれていることを確認する。→患者の耳に指を添えて、カセッテに投影される指の影を見る。 【X線入射点/距離】 距離100〜150cmの点から尾頭方向15度で斜入射。 または 被写体フィルム間距離(OID)が大きくなるので、幾何学的不鋭の増大を抑えるために X線管フィルム間距離(SID)を180cm以上とする。(引用:医用放射線科学講座8 放射線画像技術学) 中心は第4頸椎(喉頭隆起・甲状軟骨)。 ※正面撮影の時よりも被写体が管球側に近づいているため、管球が正面撮影後そのままの位置では 第4頸椎中心になっていないことに注意。頸椎撮影では第4頸椎を中心にするには 正面→斜位→側面撮影において、すべて管球の高さを変える必要がある。 4方向を撮影する場合には正面→左前斜位→右前斜位→RL側面とすると患者の移動が少なく時間短縮になる。 75kV/16mAs リス(+) 呼吸停止。 【チェックポイント】 上〜下部頸椎の椎間孔が丸く広く観察できること。(投影されているのは受像面から離した側の椎間孔である) 棘突起がよく見え、椎間孔がひょうたん型に投影されている場合は角度をつけ過ぎ。 下部頸椎の椎間孔が狭く投影されている場合は、角度が足りない。(最適角度:上部頸椎→45°、下部頸椎→55°であるため) 呼吸停止時に撮影されていること。(ぶれていない事。) 【画像】 正常例
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下顎骨側面撮影 【撮影前チェック】 障害陰影となるものを外す。 (ヘアピン、かつら、ウィッグ、ピアス、入れ歯、補聴器、ネックレス、眼鏡など) 【ポジショニング】 腹臥位。 正中面とカセッテの角度を25°とする。 非検側に15°傾ける。 顔面を前に突き出し、下顎角と頸椎が重なるのを防ぐ。 【X線入射点/距離】 検側の下顎角に向けてカセッテに垂直入射。 100cm。 【撮影条件】 75kV/16mAs リス(+) 【チェックポイント】 下顎角・下顎頭が頸椎と重ならずに、明瞭に投影されていること。
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一般撮影室@wikiは 新サイト に移行しました。 The English version of the new website is available here !! 下顎骨斜位撮影 下顎骨の骨折・腫瘍・炎症の観察。比較のために両方向撮影する。 【撮影前チェック】 障害陰影となるものを外す。 (ヘアピン、かつら、ウィッグ、ピアス、入れ歯、補聴器、ネックレス、眼鏡など) 【ポジショニング】 立位または臥位。 腹臥位から頭部を回転し、検側をカセッテに近づける。 頭部を下げ、矢状面とカセッテを25度とする。 非検側に顔を15度回旋する。 口を閉じ、上下の歯を合わせる。 頸部を進展し下顎角と頸椎の重なりを防ぐ。 【X線入射点/距離】 100cm。 検側の下顎角に向けて垂直入射。 【撮影条件】 75kV/16mAs リス(+) 【チェックポイント】 カセッテに近い側の下顎枝、下顎角、下顎体、オトガイ(あご)が明瞭に描出されていること。 下顎角が頸椎と重なっていないこと。(首が進展していること) 【画像】
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参考→脊髄炎 上肢のしびれ 頚肋、胸郭出口症候群や頚椎椎間板ヘルニア、頚椎症、肘部管症候群、脊髄空洞症、腕神経叢腫瘍、脊髄腫瘍などを鑑別する必要があります。 胸郭出口症候群の試験 アドソンテスト:腕のしびれや痛みのある側に顔を向けて、そのまま首を反らせ、深呼吸を行なわせると鎖骨下動脈が圧迫され、手首のところの橈骨動脈の脈が弱くなるか触れなくなる。 ライトテスト:座位で両肩関節90度外転、90度外旋、肘90度屈曲位をとらせると、手首のところの橈骨動脈の脈が弱くなるか触れなくなり、手の血行がなくなり白くなる。 ルーステスト:また、同じ肢位で両手の指を3分間屈伸させると、手指のしびれ、前腕のだるさのため持続ができず、途中で腕を降ろしてしまう。 エデンテスト:座位で胸を張らせ、両肩を後下方に引かせると、手首のところの橈骨動脈の脈が弱くなるか触れなくなる。 日本整形外科学会 より http //www.joa.or.jp/jp/public/sick/condition/thoracic_outlet_syndrome.html
https://w.atwiki.jp/happy_soul_motti/pages/32.html