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頑張れMumps(Cache, GT.M) UCIとかNamespaceとか? DSMの他VOL,UCIへアクセス^[VOL,UCI]SAMPLE、Cacheの他のNamespaceのアクセス |NAMESPACE|SAMPLE、と同じような事がGT.Mでも出来るようです。 ※DSM/Cacheのアクセス方法は正しいと思いますが、間違等あればご指摘ください。 グローバルディレクトリ・データの作成 ディレクトリ=/home/gtm/a.gld データ=/home/gtm/a.dat" テストデータ登録・・^TEST(1) [gtm@localhost ~]$ gtmgbldir=a.gld;export gtmgbdir [gtm@localhost ~]$ $gde %GDE-I-GDUSEDEFS, Using defaults for Global Directory /home/gtm/a.gld GDE ch -seg DEFAULT -file=a.dat GDE exit %GDE-I-VERIFY, Verification OK %GDE-I-GDCREATE, Creating Global Directory file /home/gtm/a.gld [gtm@localhost ~]$ $mupip create Created file /home/gtm/a.dat [gtm@localhost ~]$ $gtm GTM s ^TEST1 (1)="a.dat global" GTM h グローバルディレクトリ・データの作成 ディレクトリ=/home/gtm/b.gld データ=/home/gtm/b.dat" テストデータ登録・・^TEST(1) [gtm@localhost ~]$ gtmgbldir=b.gld;export gtmgbdir [gtm@localhost ~]$ $gde %GDE-I-GDUSEDEFS, Using defaults for Global Directory /home/gtm/b.gld GDE ch -seg DEFAULT -file=b.dat GDE exit %GDE-I-VERIFY, Verification OK %GDE-I-GDCREATE, Creating Global Directory file /home/gtm/b.gld [gtm@localhost ~]$ $mupip create Created file /home/gtm/b.dat [gtm@localhost ~]$ $gtm GTM s ^TEST1 (1)="b.dat global" GTM h 2つのデータファイルへのグローバルアクセス [gtm@localhost ~]$ gtmgbldir=a.gld;export gtmgbdir [gtm@localhost ~]$ $gtm GTM w "[",^TEST(1),"]",$char(9),"[",^|"b.gld"|TEST(1),"]" [a.dat global] [b.dat global] これなら、Temp用グローバルを特定のドライブに割り当てる事なども出来る。
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活動時間は主に平日の朝晩と日曜日 系統:荒らし 出没板 Boys love板、削除依頼板、etc... 相性の悪いコテ 十字架オヤジ スレタイへの執着心はUnionBBSナンバー1! 彼の異常な行動が目に付き始めたのは、2010年の秋口。 当時、BoysLove板で最も加熱していた「天才てれびくんMAX」出演子役の次スレ立て時に、 さりげなく「頑張れ!」という妖しげなサブタイトルを付したスレが、住人に何の相談もなく立てられた。 当然、前スレの住人からの猛反発に遭ったが、自らを擁護するコメントをサブリミナル的に書き込み、「立ったものは仕方がない」との考えを住民に植え付け、自らのスレを正しい先発スレとして認めさせることに成功。 これに味を占めたのか、その後も、一般人・子役を問わず、テレビや他スレで少し名前が挙がるとすぐに上記フォーマットでスレを立て、板住人からの反発的なコメントに対しては「こちらが先発スレだから」という理屈で一蹴し、自らのスレを既成化している。 最近では更にエスカレートし、「頑張れ!ス○銭での情報」「頑張れ!動画を配信している少年」など、応援すべき対象とスレタイが何の脈絡もないスレも多数立てられている。 しかし、今までに立てられたスレの殆どは、レスが2000のうち2ケタ程度にとどまっており、「子役の応援の為ではなく、単にスレを立てたいだけではないか」というスレ立てへの疑念の声は日に日に高まってきている。 十字架オヤジとの確執 そんな彼のBBSでの最大のライバルは、同系統のスレ立て厨「十字架オヤジ」である。 一説によると、頑張れオヤジ=ky4kGmks/十字架オヤジ=ecn0RCm.(各々、MegaBBS時代の固定ID)が本人達の正体であり、この2人の醜くも滑稽な争いは今より数年前から続いているので、ユニビの歴史的にも特記すべき事項なのかもしれない。 頑張れオヤジは╋マークを使用して立てられる、通称「十字架スレ」を甚く嫌う傾向にあり、 頑張れスレが一時期猛烈な非難を浴びたときも、バッシングをされた相手を全員十字架オヤジに認定するなど、その被害妄想意識の高さと十字架オヤジへのライバル意識は計り知れない。 「頑張れ」のNGワード化 頑張れオヤジとその周囲との温度差は遂に限界を迎え、その日は訪れた。 2011年5月30日。 運営側から「頑張れ」がスレ立て時のNGワードに設定されたことが公表された。 (18禁ワードなど以外のスレ立てNGワード化は極めて異例) 当時、「頑張れ」スレの乱立が特に酷くなっていたことや、某元てれび戦士のスレタイ争いがヒートアップしていたことなども、その一因であると思われる。 頑張れオヤジは(当然ながら)これに激高。NGワードを掻い潜る様に「頑☆張☆れ」や「ガンバれ!」など、工夫を凝らしたスレタイで抵抗するものの、敢え無く運営からの注意がかかって撤退。 「頑張れ!」というタイトルのスレ乱立問題はここでいったん終着点を迎えるものの、「頑張れオヤジ」本人は未だ掲示板に息を潜めている。 今後の彼の動向には注目である。 口癖【このフレーズ見たら要注意】 ・本スレ上げ ・こっちが正規のスレです ・ 2立て直しオヤジ ・向こうは重複スレだから書き込まないように ・「頑張れ」って○○くんを応援してるみたいでいいよね
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頑張れって 作詞/63スレ54 手パンパンパン叩いてみても この難関は越えられないぜ そう簡単にゃいかない人生さ 「あの人、うらやましい」 そんなのめめしいぜ? たまにゃ大自然感じるのも乙だぜ さぁ引きこもってないで手叩け そしたら絶対見えてくるぜ あの光の方へ行こう前へ マイペースで歩きゃ見えるものも増えるか? くだらない人生なら小さいのでいいから 俺の幸せを分けてくれ まわりとは一味違う人生普通よりもイバラだ いばるなんて無理だ 辛いこと知らないとろくな人間にならねぇそれは本当同感さ 最近の餓鬼はどうかしてる 何かあればすぐ暴力 そんな無駄な労力 使ってるなんてあぁマジだせぇ 人生から脱線しかけてるぜ? やばいぞ危険だそんな道は棄権だ 今なら遅くないはずだ 目指すは明日だ輝かしい希望のな
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このページはこちらに移転しました 長男マジ頑張れ 作詞/288スレ137 作曲/288スレ252 長男マジ頑張れ 下の兄弟優秀すぎても 長男マジ頑張れ 自分はダメ人間と自覚して 長男マジ頑張れ ある程度の努力は惜しまずに 長男マジ頑張れ かく言う私も長男でね…… 音源 長男マジ頑張れ
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≪関連人物≫ 発言者:神野明影 対象者:柊聖十郎 相州戦神館學園八命陣 晶ルート第10話の冒頭、聖十郎に向けて神野が贈ったエール。 息子・四四八との決戦に向かうにあたり、殺意を込めて甘粕との決別を口にする聖十郎と、そんな彼の人生に破滅の輝きを見出し、その勇気と覚悟を心から賛美する甘粕。戦艦・伊吹の礼拝堂という舞台も相まって、最高にシリアスな空気の中、ページが切り替わって早々にコレである。なんというかもう、色々と台無し。 頑張れ、頑張れ、セージッ! さあ、絶望まですぐそこだ やってくるよ、君を愛する救済者(しにがみ)が。そこでとびきりの混沌を見せてくれ と、全体を見れば、いかにも悪魔めいた神野らしい台詞ではあるのだが、あまりの無邪気っぷりに思わず笑ってしまったプレイヤーも多いのではないだろうか。 じゅすへるの誘惑に屈して、項目を作ってしまいました。すまない。許して。僕は駄目だ。弱かった―― -- 名無しさん (2014-03-10 23 28 56) 甘粕もこんな感じで応援してたのかね?その姿が簡単に想像できるから困る -- 名無しさん (2014-03-11 00 18 29) ↑万歳のポーズで応援する甘粕を創造してワロタw -- 名無しさん (2014-03-11 00 19 18) ↑ちょwww創造(ブリアー)すんなしwww -- 名無しさん (2014-03-11 00 46 00) ↑3 蝿「頑張れ、頑張れ、セージッ!」 甘「頑張れ頑張れそこだ諦めるな絶対目標を達成できる!だからこそ、ネバー・ギブ・アァアアップ!!」 聖(ウゼッ…!) -- 名無しさん (2014-03-11 02 15 41) 神野はその性質上こういう類の印象に残る台詞多いよね。台詞ってよりだいたい発音の所為w -- 名無しさん (2014-03-11 04 12 55) 神野はニートと同じでデフォルトの発音が特徴的過ぎるからキリないぞww -- 名無しさん (2014-03-11 19 39 47) 実際、甘粕さんセージをしっかり介抱してたらしいからなw -- 名無しさん (2014-03-11 21 36 43) 全クリした後このセリフ見ると、君を愛する救済者(しにがみ)=恵理子、絶望=天国行に見えてくるな -- 名無しさん (2014-03-12 00 27 37) 「ねぇセージ、もっと一緒に悪役っぽいことしようよ~」とかも好き -- 名無しさん (2014-03-12 13 49 21) ↑↑実際神野はこのとき、恵理子が彼の最期を看取るあのシーンのことを言ってたんだろうな。なんというか、セージの友人たちは、剛蔵(救済したい)、神野(絶望させたい)、甘粕(救済されるか絶望するかは彼次第だが機会は与えるという中庸)と見事なまでに彼に接するスタンスが分かれてるんだね。 -- 名無しさん (2014-03-15 00 45 46) なんか、今、グランドルートで応援団長やっている神野が脳内によぎった。ノブ君とは別固体で。 -- 名無しさん (2014-04-04 21 21 21) 「頑張れ頑張れできるできる絶対できる頑張れもっとやれるって やれる気持ちの問題だ頑張れ頑張れそこだ!」 -- 名無しさん (2014-04-06 10 40 05) -10℃でシジミを獲る神野想像までしてしまった -- 名無しさん (2014-04-12 13 13 58) このセリフ見てさ、イメージしたのがさ、あれ、ネットのAAだかコピペだかのさ、トウマ~トウマ~だったんだよ、想像したらなんとも言えない感情が…。 -- 名無しさん (2014-04-12 20 37 08) ↑パッと見て神野に伊東ライフされるイメージが浮かんだ俺よりよっぽどマシだ。問題ない -- 名無しさん (2014-06-16 11 03 11) がんばれ♡がんばれ♡ -- 名無しさん (2014-11-28 22 58 06) なんだ、ただの伊藤ライフか(スパァ~) -- 名無しさん (2015-12-30 15 39 30) ↑ミスった伊東ライフだった -- 名無しさん (2015-12-30 15 43 16) 名前 コメント
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頑張れ広報官 敵からターゲットされていない時、リキャスト速度が10%Up Lv.50 LP 300 AT 150 DF 0 SP 0 評価
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頑張れ舞ノ海 がんばれまいのうみ (OhD)ネタ系コーナー。小兵力士・舞ノ海の新しい技を考えて送る。舞ノ海本人も聴いていたという情報もある。
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このページはこちらに移転しました 頑張れって 作詞/63スレ54 手パンパンパン叩いてみても この難関は越えられないぜ そう簡単にゃいかない人生さ 「あの人、うらやましい」 そんなのめめしいぜ? たまにゃ大自然感じるのも乙だぜ さぁ引きこもってないで手叩け そしたら絶対見えてくるぜ あの光の方へ行こう前へ マイペースで歩きゃ見えるものも増えるか? くだらない人生なら小さいのでいいから 俺の幸せを分けてくれ まわりとは一味違う人生普通よりもイバラだ いばるなんて無理だ 辛いこと知らないとろくな人間にならねぇそれは本当同感さ 最近の餓鬼はどうかしてる 何かあればすぐ暴力 そんな無駄な労力 使ってるなんてあぁマジだせぇ 人生から脱線しかけてるぜ? やばいぞ危険だそんな道は棄権だ 今なら遅くないはずだ 目指すは明日だ輝かしい希望のな (このページは旧wikiから転載されました)
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「(──────………)」 金曜の午後、チアキは自分の教室で国語の授業を受けていた。 カツカツと黒板に叩きつけられるチョークの音と先生の話し声が響き、生徒はノートを写す。 ごくありふれた授業風景だ。しかし、チアキはペンを力なさげに弱々しく握り、左手で頬杖をついている。 今日は午前中からなんとなく気が重く、なんだか楽しくない。 内田や吉野の話もいまいち耳に入らなかったし、給食もあまり喉を通らなかった。 そして今その気だるさがピークを迎えている。 普段なら、優等生のチアキはもっと真面目に学業に努めるだろうし、彼女自身そうすべきだと思っているはずだ。 まして特別何かの病気というわけでもないのに、言い訳がましい理由でもって自分の現在の不真面目さを正当化するようなことも好まない。 「ですからこの時のアキの気持ちとしては、 見たことのない自分のお父さんへの憧れが青年へのそれと重なって───……」 自分の姉たちにもこんな経験があったのだろうか……「こういうとき」は毎回同じこととして自らを納得させてきたつもりなのに、やはりいざとなると心の奥に現れるモヤモヤがあって、それを自覚するたびチアキは自分がつくづく嫌になる。 「それに気づくのには、ほんの少しのきっかけが必要だったわけです。 そのきっかけというのが───……」 特に今日は、朝からとても気まずい状態で家を出てしまった。 朝食時に冗談交じりに呟いた言葉「今日休もうかな」───ハルカがこれを聞いてしまい、急にバツの悪そうな表情を浮かべたのだ。 そして、 「ごめんね」 とだけ言って食器を片付けていくのをハッとして眺めながら、カナに「何バカなことを言ってんのさ」と諭されてしまった。 「初めてアキが青年と一緒に───……」 いくら勉強が得意だったところで、自分はちっとも特別なんかじゃない。 わがままでハルカ姉さまを困らせてしまう、バカな子供だ─── マコトにそんなあだ名をつけたのを久しぶりに思いだし、ふっと笑うチアキ。 優しい姉にバカな姉…温かい家族にかこまれていても、些細なきっかけでくだらない虚無感を覚えてしまう。 遠くに目を遣るとすぐに目につくごく一般的な存在のはずなのに、すぐ近くにないもの。なぜだろう? 辺りを見回すと、クラスメートはいつもよりやや真剣な面持ちで授業に臨んでいる。 馬鹿馬鹿しい、と何度自らに言い聞かせてきただろうか。 教室後ろの方では、普段はいない十数人の大人が、微笑ましそうに授業風景を眺めていた。 「ハルカ姉さま」 夕食を食べ終え、片付けを済ませようとしているときに、チアキは長女にある話を持ちかけた。 「来週の金曜、あの…授業参観があって。5時限なんですけど……一応、聞いておこうと……」 テレビではゴールデンタイムのバラエティ番組をやっていて、時折笑い声が聞こえてくる。 画面の中からと、カナのだ。カナは床に寝そべってだらしなさそうにしていた。 しかし、その時のチアキはその光景に耳を傾けることも、目を遣ることもする気がおきなかった。 「金曜……は、学校あるし……」 …当然と言えば、当然。ハルカの台詞を途中でさえぎるかのように、 「…いや、何でもありません。ですよね、平日ですもの。そんなこと解ってます」 ほんの少し笑顔を浮かべ、そう言ってさらにごちそうさまと一言、 自分の食器を台所に運び、そのまま自室へ足を運ぶチアキ。 「チアキ…ごめんなさい、気を悪くしないでね」 「いえ、大丈夫です。私がわがままなだけですから」 ハルカの申し訳無さそうな顔は見たくない。 これ以上愚かなことを言う前にさっさと戻ろうと、リビングを後にした。 「あれは言っちゃだめだよ」 部屋で机に座り、本を読んでいると、ノックもせずにカナが入り込んできて開口一番こういった。 「何のことだ。参観に来てくれというやつか」 チアキは声のテンションが若干低くなっている。 「違う違う、その後。『大丈夫です。私がわがままなだけですから』」 全く似ていない、妹の声真似をしてみせるカナ。手で頭の上のホイップまで再現する始末。 文字通りの猿真似だった。 「はぁ…?」 「だからね、ハルカは最初から申し訳ないと思ってるわけ。 保護者としてお前との行事にあんまり出れないことにね」 ホイップを作ったままで、カナが言った。そのままチアキのベッドに座り込む。 「加えて、気にしないよーみたいにお前に無理されると、ハルカはもう何も言えないわけ」 「なんでだ。ハルカ姉さまにわがままを言うわけにもいかないだろう」 「そこだよ。こういうことはお前だけじゃないんだからな」 「?」 「ハルカも私も、学校の行事で一人ぼっちってのはよくあったよ。 まぁ、平日にやるもんだけだけどな。授業参観とか」 「…………」 「そういう寂しさはよくわかってるんだよ。二人ともよくからかわれてね… 『南は参観日に親が来ないんだってーw』ってね。 だから、お前が無理してるところを見るのはハルカにとっては辛いんだよ─── もちろん、私にとっても」 チアキはただ黙ったまま、カナの話を聞いていた。 「ホントは私だって、いけるもんなら行ってやりたいけどね。 大事な妹が外で頑張ってるとこなんて、そうそう見れるもんじゃないから」 カナはチアキの頭をポン、と叩いてやった。千秋にはそれが妙にくすぐったかった。 「……たまのたまにまともなことを言うもんじゃないよ」 「それに、世間体とかがあるから、外では私のこともバカにはできないだろう?」 「っ、何言ってるんだバカ野郎」 あはは、と笑うカナ。なんとなくチアキの心は和らいだ。 「──ま、そういうわけだ。じゃな」 といって、ベッドから立ち上がり、部屋を後にするカナ。 パタン、と閉じるドアを、チアキはしばらくボーっと眺めて、そして笑った。 「(そうはいってもな───)」 つい一週間ほど前のことを思い出しながらも、チアキの心中は複雑だった。 後ろの方にあるチアキの席からは、保護者達の声がヒソヒソともれて耳に入る。 (……お宅のお子さんはどの席に? ……) (……あそこです……あ、今手を挙げた……) (……あら、しっかりしてそうな子ですね……) (……いえいえ、お宅のユカちゃんも、元気でとてもかわいらしくて……) 本音を言えば、ここにいる母親達には、若くて男前の先生を見に来るという目的も無いわけではなかろう。 だが、それでもマシだ。 はぁ、と深くため息をつくチアキ。 どんなに納得のいく説明を受けたところで、自分の境遇は変わらない。 「ちゃんと来てくれる」親にどれほど憧れたことか。 教室の後ろから、静かに、優しく、自分の姿を見守ってくれる───そんな存在。 しかし、休日参観がほぼ無いといっていいチアキの学校では、ハルカやカナが覗きにくるのも到底難しい話である。 ───そうだ、これはいつもと同じ、ただの授業。もっとまじめにやらないといけないのに─── 先生の話も聞く気になれず、ノートにはふにゃふにゃな線で描かれたふじおかの落書き。 カラカラ、と教室の扉が静かに開く音がした。誰かの親が遅れてきただけだろう。 チアキはそちらに目を向けることも無かった。 「では、この問一の答えを前に書いてもらいます。分かる人はいますか?」 いつもより多目の数人の生徒がスッと手を挙げるが、チアキにはそんなことをする気は起きない。 答えが分かっているところで、そのことに何の意味も見出せなかった。 頑張る気にはなれない。 どうせ正しい答えを書いて先生にほめられても、それは誰にも──── 「……南さん? ──南さん?」 「───、は、はい」 不意に先生に呼ばれ、チアキは慌てて返事をした。 気づけば、当てられた生徒はすでに教壇に立ち、チョークをつかんでいる。 「なんだかボーっとしてますが、今日はどうかしましたか?」 「───……いえ、別に」 「そうですか? もししんどかったら言って下さいね」 「──はい、すみません」 そういって先生は、答えを書いている生徒の方を見直した。 先生に授業態度を指摘されたことの全くなかった優等生のチアキにとって、コレはこたえた。 重ねて、そのことを家族にせいにしかけた自分の理不尽さにも腹が立ち、 チアキは心を酷く傷つけてしまった。 「(───……っ)」 ほんの少しだけこみ上げてくる涙を、堪える。 そんなチアキの様子には、だれも気を留めない。 もはやチアキには、この時間は苦痛でしかなかった。 「(───早く終わってくれ──……)」 (……チアキちゃん) 「……?」 自分を呼ぶ声が聞こえた。 だが大げさなリアクションをとってしまわないように、チアキは振り向かずにいた。 先生が次の問題に話を進めている。 「では、この問二ですが…分かる人はいますか?」 この問題も分かる。 (チアキちゃん) 「…?」 (チアキちゃん、頑張って) ほぼチアキ本人にしか聞こえないような小さな声。 しかしチアキには聞き覚えのある話し方、声色。 また複数の生徒が手を上げている中、チアキは何かに背中を押されたような気がして、すっと手を上げてみた。 「──では、南さん。お願いします」 席を立ち上がり、移動して教壇に立つ。先生から渡されたチョークを握り締め、カツカツと答えを書き始めた。 ──後ろで話しかけていたのはだれだろう── ほんの少しの期待を胸に抱いて、とりあえずチアキは黒板に答えを書ききった。 「正解です。よくできました、南さん」 先生はチアキと教室の後ろを交互に見て、にこりと笑顔を見せた。 自分の席に戻ろうとして、チアキはそのまま後ろにいたその人物を見る。すると、 そこには、いつも見ているより少しだけフォーマルな服装に身を包み、チアキに向かって小さく手を振っている藤岡がいた。 「(藤岡………! なんで……!)」 チアキが席に戻り、振り返って後ろを見てみると、藤岡は右手の親指をピッと立て、GOODのサインをしてみせた。 普段半開きの目を大きく見開いて、まるで豆鉄砲を食らった鳩のようである。 (さ、授業頑張って。見てるから) 視界が急に開けて、明るくなったかのようだった。 口元をほころばせながらコク、と小さくうなずいて、姿勢を元に戻したチアキ。 心臓が高鳴り、なんだかワクワクしたような気持ちが腹の底からわきあがってくる。 「(見に来てくれたんだ───)」 思わず嬉しくなって、笑顔がこぼれた。 残り時間、めいっぱい頑張ろうと思えた。 授業が終わって、帰りのホームルームも終え、一時騒がしくなった教室から生徒が続々と出てくる。 チアキは、内田・吉野と校舎の階段を下りているところだった。 「チアキ! 藤岡君来てたよね! アレってチアキのこと見に来てたんでしょ!?」 「まあ───…多分な」 「うわ~、いいなぁ~」 内田は『本当に王子様が現れた』とでも言わんばかりに、鼻息を荒げる。 「いいなぁ~、うらやましいなぁ~、私のことも見て欲しかったなぁ~」 うっとりしてはぁとため息をつく内田。それを見て吉野が、 「内田はお父さんもお母さんも来てたじゃない」 「えー、でもやっぱり違うよ~? だって藤岡君かっこいいし」 「っ、こら、あんまりそういうことを大きな声で言うな」 「まあ確かに、さっきちょこっと聞いたけど、藤岡君、お母さんたちに大人気だったって」 「───…だからっ」 「あ、チアキ、妬いてんの? あはは」 「──っ、ううるさいっ」 内田の暴走を制しながら3人が校舎の外へ出ると、入り口の近くで藤岡が待っていた。 「お疲れ様、チアキちゃん。それに内田さんと吉野さんも」 「ぁ、───あぁ…」 なんだか照れくさくなって、返事に困るチアキ。 そのまま四人は帰路を共にした。 「藤岡君、私手挙げてたの見た!?」 「うん、見てたよ」 「頑張ってたでしょ!?」 「うん。頑張ってたよ」 内田はまるで本物の有名人でも見たかのようなはしゃぎっぷりだ。 吉野がそれを見て楽しそうに微笑んでいる。 「チアキちゃん、ごめんね。最初から見てあげられなくて」 「え、いや…別に──…っていうか、なんで来たんだ? 学校は──」 「あぁ、今日ね、サッカーの試合で公欠だったんだ。 でも試合は午前中で終わっちゃったし、午後の授業もあったんだけど─── 体調悪いフリして、サボって来ちゃった」 「え───なんで」 「昨日、南に頼まれてね。『頼むからチアキの授業参観に出てやってくれ』って。 午後は家庭科でクッキーを作る予定だったから、自分は抜けたくないって言ってね」 そういって、少しだけ笑う藤岡。 クラスメートに授業をサボるのを促した上、たかがお菓子の誘惑に勝てなかったバカな方の姉には少しばかり話すことがありそうだが、藤岡を呼んでくれたことには多少感謝せねばなるまい。 「平日の昼間に中学生が小学生の参観に来ただなんて信じてくれなくてね。 学校には肉親はいないし、言い訳に苦労したよ」 内田がこっそり「そこまでして来てくれるなんて、やっぱり王子様かもね?」とチアキに耳打ちしてきたが、聞かれては恥ずかしいのでチアキは「何言ってるんだバカ野郎」と一蹴してやった。 しばらくして大きな交差点に来ると、内田・吉野とは別れて、残りは藤岡とチアキだけになった。 「今日は、チアキちゃんを家に送るところまで頼まれてるからね」 ちょっとした会話を挟みながら、歩調を合わせて歩いていく二人。 「藤岡」 「ん?」 「なんていうか、その、今日はありがとう── うちの学校の授業参観って平日ばっかだから、実は来てもらったことがないんだ」 「──そうなんだ」 チアキはそのまま続ける。 「うん。……クラスのみんながな、授業参観の時にやたら張り切るのをみて、 私はずっと馬鹿馬鹿しいもんだと思ってたんだ」 藤岡は返事をしない。 「でも───なんとなく、分かったよ」 「──うん」 「みんな、誰かが自分のことを見てくれてるから、ああいうとき頑張れるんだ。私もそうだった」 「そっか。じゃあ今日はちゃんと頑張れたんだ?」 「ああ。藤岡のおかげだ」 「それはよかった」 「でも藤岡、あんまり私たちと一緒にいろんなことしてると、いつか混ざっちゃうよ」 「混ざるって?」 「うちに取り込まれるぞ、ってこと」 「ははは。半分そうなってるかもね」 「そうなのか?」 「そんな感じに近いね」 「───なら、藤岡は半分私たちの家族だな」 「ホントだね。半分家族みたいなもんだね」 冗談を言い合って、二人で笑いあう───些細なことが、妙に恥ずかしくて、でも妙に嬉しい。 チアキが藤岡のほうをみると、藤岡もチアキのほうを見てニコリとしている。 「あの────」 「ん?」 「───その、手」 「手?」 「──だ、だから、夜道は危ないから」 日は傾いているものの、まだまだ明るい。 太陽はチアキの頬と同じ色だ。 「───そうだね。危ないもんね」 そういって藤岡はチアキの手を取り、そっと繋いでやった。 「そうだ───安全に連れて帰ってもらわないと困るからな」 「そうだね」 「家族ってのは、そういうもんだからな」 「そうだね」 通りの向かい側に、同じように手を繋いで家に向かっている父娘がいた。 藤岡とチアキも、傍から見ればちょっとした親子に見えなくも無かった。 「家に帰ったら、ハルカ姉さまがおやつを用意してくれてるだろう」 「南がお土産にクッキーを持って帰って来てくれてるかもね」 もう少し歩けば、みなみけのマンションだ。 GJ 感動した -- 名無しさん (2009-10-14 00 15 27) これは良かった。 -- 名無しさん (2009-11-07 04 31 54) 和んだ -- 名無しさん (2010-09-16 22 25 42) GJ -- 名無しさん (2013-04-01 00 09 08) 名前 コメント 10-942氏 10スレ目 保管庫
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特に一番しんどかった時期から引っ張り出してくれたのは、他の何でもなく周りのみんなだったかも知れません。 ちょうど世間はバーベキューのシーズン。バーベキューでみんなと会えることを目標にして、ご飯を食べてちょっとでも体力をつけて リハビリも頑張って、すべてはみんなと会うため。もう十分、心配かけている癖にちょっとでも元気な姿を見せられるようにしていたものです。 あれから約3ヶ月。「何も気を遣わんでいいから、軽い気持ちでふらっとおいで。」その言葉がすごく嬉しかった! 何か目標があると、その目標に向けて人は頑張ろうとする。頑張れるんだと思います。