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【TOP】【←prev】【Wii U】【next→】 零 濡鴉ノ巫女 タイトル 零濡 鴉ノ巫女 ゼロぬれがらすのみこ 機種 Wii U 型番 WUP-P-AL5J ジャンル アドベンチャー 発売元 任天堂 発売日 2014-9-27 価格 6600円(税別) 零 関連 Wii 零 月蝕の仮面 零 眞紅の蝶 WiiU 零 濡鴉ノ巫女 駿河屋で購入 Wii U
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零~濡鴉ノ巫女~ part71-528~536 528 名前:零~濡鴉ノ巫女~ 1/6[sage] 投稿日:2018/09/28(金) 04 24 39.00 ID TEzMTiLq0 [1/9] 零~濡鴉ノ巫女~が未解決にあるから書こうとしたが、自分もいまいちわからずキチンと書けなかった 時系列無視で適当に書くので、たぶん間違っているので指摘してください 場所は過去に特異な儀式があり、今では自殺の名所と化している霊山で、自殺者が向かう場所、神隠しの日上山(ひかみやま)。 一時は観光地として盛り立てようとしたものの、旅館が土砂崩れに巻き込まれたくさんの人が死に、生き残った旅館の主人も自殺。また昔からこの山に入り込んで行方不明になった者も続出しており、警察もお手上げ状態の場所でもある。 いくつかの神社の他、壊れた旅館や工事中に死者が何人も出て建設を止めたトンネル。山頂に向かうケーブルカーなどがある。 日上山は水を信仰している。水から生まれて水に帰る、全ては水でつながっている。死んだ人間の魂は水に溶けて流れる。 日上山は夜泉(よみ)と呼ばれる死後の世界と繋がっており、もしも夜泉が溢れれば、現世は生と死が混ざった世界になってしまう。魂は苦しみ、死んだ人間は亡者となってさまよう事となる。 そうならない為に、日上山の者達は巫女達を柱としてささげて来た。 日上山はかつて死ぬために来る、生と死を分かつ場所だった。 修行した巫女は看取りと呼ばれる能力を持つ。看取りとは死にゆく者の感情を見る事ができ、その苦しみや悲しみ、そして心に秘めた秘密を覗ける。 巫女は死ぬ者達に触れる事で看取る事が出来る、さらに強い能力を持った巫女は、見ただけでも人を看取る事が出来る。 巫女のそれは、それは死と生の境界である「黒キ澤」を守る為でもあった。 水に溶けた人々の魂の感情を見続けるために、体を水で濡らしている事が多く。その見た目の為に、日上山の巫女は濡鴉ノ巫女と呼ばれていた。 巫女は箱詰めにして泉に沈められる。 柩籠(ひつぎはこ)と呼ばれる箱に入れられた巫女は死ぬ事もなく、箱の中で永久に生き続け、死に続ける。 夜泉が溢れるのを防ぐのは大柱と呼ばれる一人の巫女、それを支える中柱の巫女達、さらに神社の者達でそれを見守る。 看取りの力が強いほど、柱としての力も強い。 今では最後の大柱の巫女となった黒澤逢世。彼女は麻生邦彦という惚れた相手がいたが、その気持ちを心に秘めて大柱となって泉に沈められる。 泉に沈められた巫女は死ぬ事もなく、水に溶けた人々の感情を受け入れ続け、その痛みと共に夜泉を封印する。 姉に懇意を抱き、その許嫁の男を殺し、結果的に姉を自殺に追い込んだ男がいた。老人となった今もその気持ちに蓋をして生きていたが、ある日その気持ちを巫女に覗かれて激怒し、日上山の巫女達を皆殺しにし、その目をつぶして回った。神社にいる男達も殺した。 結果、支えとなる巫女を失い、その殺戮の感情をもろに受けた逢世は耐えきれず、夜泉は溢れだしてしまう。 まだ残っていた5人の巫女がその身を犠牲にした事で山から夜泉が溢れる事は防がれたが、夜の日上山は亡者の溢れる地となり、死を想う者を誘い込み、一度入れば生きて出られない場所となった。 昼の日上山に入っても平気だが、神社などにたどり着くことはできない。 夜の日上山に入り込んだ者は、亡者にとりつかれ自殺する。小さな箱に詰められ四肢が砕け、その痛みで封印を強化させられる。あるいは霊に対する能力が高い者は、夜泉を防ぐための儀式の生贄として箱詰めにされ永久に生きる。 また男には幽婚(ゆうこん)のために巫女に会わされる者もいる。 幽婚とは、箱に入れられた巫女の心を慰めより長く柱とするために、共に入れられる男性の事。巫女に好意を抱いた時から幽婚が行われている。ただし巫女側が拒絶すれば、男性は死にその死体は箱に詰めて捨てられ、魂はさ迷う事となる。 逢世はなんとか山から夜泉が溢れないようにはしていたが、その心も限界が来ていた。そのため神社の幽霊たちは新しい柱か、それともその心を慰める者を欲していた。 529 名前:零~濡鴉ノ巫女~ 2/6[sage] 投稿日:2018/09/28(金) 04 28 56.34 ID TEzMTiLq0 [2/9] この作品の主人公は、不来方夕莉(こずかた ゆうり)、放生蓮(ほうじょう れん)、雛咲深羽(ひなさき みう)の3人。 不来方夕莉は家族が死に一人となり、さらに昔から幽霊が見えて、それを他人に分かってもらえず孤立し、精神病院に通っていた。 笑顔も泣く事もない、ただ夕日を見ると泣きたくなる事があると考えていた夕莉。 しかし耐えきれず崖から飛び降り自殺しようとした所を、黒澤密花(くろさわひそか。「零~刺青の聲~」の主人公の黒澤怜と似ているが関連は不明)に止められ助けられた過去がある。 密花は日上山近くの骨董屋カフェ「くろさわ」を営む女性。霊に対する力があり、影見という能力を持っている。影見とは対象となった人物の物を寄香(よすが)に物探しや行方不明者探しをする事が出来る能力。密花はそれらを仕事にしていた。 知り合いの放生蓮から、ある弔写真(とむらいしゃしん)の写真集を探してほしいと依頼される。それが幽霊が出没する日上山の旅館にあると分かった密花は、夕莉を連れて旅館に向かう。 夕莉に力のコントロールが出来るようになってほしい密花は、怨霊を封印する事が出来るカメラ射影機を渡す。だがまだ太陽があるうちに行ったはずの旅館で、思ったよりもたくさんの怨霊が現れる。 目的の写真集を手に入れ骨董屋カフェに戻った密花は、夕莉に日上山に近づかないように言うと、行方不明者探しに日上山へと向かった。 密花はかつて探してた人物を、目の前で飛び降り自殺されたトラウマがある。(その自殺した幽霊と思われる女子が、密花の部屋の前で謝罪しているシーンがある。) 日上山で黒い影の女(逢世)に負けて、密花は箱に詰められる。 主人公の一人である男性作家の放生蓮。彼は花嫁が映った弔写真を手に入れ、それが気になり調査していた。 弔写真とは死にゆくものが、その前に写真を撮って残した物。特に日上山付近でその風習が見られた。 知り合いの密花に写真と、また行方不明となった友人の榊一哉の探索を依頼していた。 蓮は昔から悪夢にうなされていた。それは祭りの夜に、儀式的な祭壇の上で、白髪の少女の背中を刃物で刺し、箱の中に落とすというもの。それが現実にあったのかどうか、それすらもわからない。その夢のせいで女性が苦手で、目を合わせて喋る事が出来ない。 密花から写真集を届けられた蓮。その写真の中に夢の中の儀式と同じ風景の写真があった。また彼が気にしていた花嫁の弔写真も収められていた。 その写真集は、外国人で日本の風習を研究していた渡会啓示(わたらい けいじ)が集めていた物。 啓示は日上山に家を建ててここに住み研究していた。途中で花嫁の写真を手に入れ虜となり、彼女に会いたいと願うようになった。その後、家ごと行方不明となり、彼の家はマヨイガと化している。 ちなみに啓示と、蓮が持っていた花嫁の弔写真を見て虜となっていた一哉は、花嫁である逢世に会いに生き、拒絶され幽婚が失敗して死に、亡者となってさまよっている。 蓮には鏡宮累(かがみや るい)という少年の助手がいる。いつの間にか助手となっていて、ものぐさな蓮の代わりに下働きをしている。 見た目は男子の服装だが、メモなどを見ると女性っぽいところが見受けられる(先生は女性とは目を合わせられないが、自分とは合わせられる等)が、性別は最後まで不明。また仕草や見た目が逢世にどことなく似ているが、その関係もまた不明。 蓮は累とともに、持っていた射影機で幽霊を封じながら、夜の日上山を何度も調査する事になる。夜の日上山は本来は入ると出る事が出来ない場所だが、射影機があれば怨霊達を撃退して出る事が可能。骨董屋にも訪れる。 530 名前:零~濡鴉ノ巫女~ 3/6[sage] 投稿日:2018/09/28(金) 04 32 53.08 ID TEzMTiLq0 [3/9] 骨董屋で夕莉は一人、留守番している所に氷見野冬陽(ひみの ふゆひ)が訪ねる。 彼女は一週間以上前に行方不明になった、学生時代からの友人である百々瀬春河(ももせ はるか)という人探しを密花に頼んでいた。 冬陽と春河は5人組の女子で、かつて日上山で入水自殺したが2人だけ生き残った。それ以来、親友となっていた。 だがまだ死を考えている春河は、そうではない冬陽を置いて一人で日上山に向かった。 夕莉は密花が留守な事を伝えると、冬陽は春河は日上山にいると感じ取り、一人で夜の日上山へと向かった。 夜の日上山は危険だと、骨董屋の依頼書にあった冬陽と春河が二人で撮った写真を寄香に、夕莉は追いかける。 山の途中で密花の射影機が落ちており、それを拾い怨霊達を撃退して進む夕莉。 だが冬陽を見つけるも、彼女は怨霊に取り付かれ自ら首を切って死に、怨霊となって襲い掛かる。 また、次の探索時に春河を箱の中から見つけ助け出す事になるが、骨董屋にいた春河を冬陽の幽霊が連れて行き、春河もまた死ぬ事となる。 雛咲深羽は「初代ゲーム零」の主人公である雛咲深紅(ひなさき みく)の娘。 深紅は霊に対する力がかなり強く、「初代ゲーム零」において自分の理解者だった兄と別れる事となる。 だが三作目である「零~刺青ノ聲~」において兄の霊と接触。その時に深羽を身籠った。 これは夜泉子と呼ばれ、幽霊と触れる事でその子供をなすと言う話をどこかで読める。 しかし夜泉子を孕んだ女性は寿命をかなり削る事になる。 深羽を産んで三年後、もはや残り寿命がほとんど無いと感じた深紅は、深羽を抱きしめた後に家を出て、一人で日上山を登った。 そして柱として箱の中に入り、兄の幽霊を呼び出し幽婚したのである。 結婚すること自体が目的ではなく、死ぬ前にもう一度兄に会いたくて。 密花にも探し人の依頼が来ていたが、深紅が拒否していたため見つけられなかった。 それから十数年後の深羽は、霊に対する力がかなり強く、同時に他人の感情を強く感じる看取りの能力を持っていた。 他人に対して当たりが強く無関心な性格になり、自棄な感情のまま芸能プロダクションに入り、きわどい服装も着ていた。 孤立する人間関係に同じ能力を持っていた母に対する思いが強くなり、日上山へと探しに行った。 しかし射影機を持っていない為、怨霊に対する対策が無く、捕らえられ箱に入れられる。 助けた夕莉に記憶を看取りされ、勝手に見ないでと深羽はキツめに当たった。 その後、夕莉が骨董屋で幽霊に連れて行かれるが、助けられた深羽は恩義を感じており、夕莉の射影機を持って追いかける。 追いついた時に、夕莉がかつて自殺しようとした記憶を看取り、置いて行かないでと懇願する。そして二人で山を下りる。 骨董屋に戻った夕莉と深羽。射影機と深紅の写真があれば、母を探せると深羽は思う。 寝ている夕莉を置いて日上山へ。幽霊を撃退しながら、幽婚場へとたどり着く。 そして深紅が入った箱を開ける。目を覚ました深紅は、かつて別れた時の10年前と同じ姿だった。 許してと言う深紅に、許さない!と言う深羽。一緒に帰るのと箱から引きずり出した。 幽霊たちを撃退しながら、深羽は深紅と共に骨董屋へと戻る。そして二人で一緒のベッドで眠った。 531 名前:零~濡鴉ノ巫女~[sage] 投稿日:2018/09/28(金) 04 41 42.79 ID TEzMTiLq0 [4/9] 累もまた幽霊に連れて行かれ、蓮が助けに行く。 夢で見た日上山の渡会邸へと行く。幽霊を撃退しながら進み、そして箱に詰められた累を見つける。 累を助け出そうとした瞬間、ずっと待っていたと幽婚場へと取り込まれる蓮。 そこで結婚相手として待っていたのは、花嫁姿の累。だが近づくと黒い女(逢世)へと変貌する。 「私と終わってくれますか?」気が付けば渡会邸へと戻っていた。 蓮と共に、一哉の幽霊を撃退しつつ、骨董屋へと戻った。 先生は誰かを選ばなければならない。累はそう告げた。 夕莉もその後、密花を助けに日上山へと行く。 トラウマから、自ら柱になる事を受け入れた密花。しかしかつて密花が自殺しようとした夕莉を助けた時の言葉を返す。 許さない、一緒に生きてと。 そして幽霊を撃退し、連れて骨董屋に戻った。だが夕莉はいつか行ってしまうと密花は言う。 骨董屋。夕莉、密花、蓮、累、深羽、深紅が集まる。そして蓮以外が何故か眠ってしまう。 蓮が窓の外を見れば、空が真っ赤になっていた。禍津陽と呼ばれる災厄の前兆である。 目覚めない女性と累。蓮は一人で部屋を回り、訪れるたくさんの幽霊を封じていく。 監視カメラでおかしな場所がある度に、その部屋に行って幽霊を封じ込める。 気づけば蓮は幽婚場へと招かれる、そんな夢を見た。 ずっと死を見ていた夕莉。彼女は一人起き、自分がするべきことを感じる。 白い霧が溢れる骨董屋。皆が寝ている中、夕莉は山へと向かう。逢世が夕莉を呼んでいた。 532 名前:零~濡鴉ノ巫女~[sage] 投稿日:2018/09/28(金) 04 45 44.96 ID TEzMTiLq0 [5/9] 麻生邦彦という男が過去にいた。後に射影機を作り出した科学者である。 彼は子供の頃、白菊と言う白髪の女の子と遊んでいた。 白菊は長生きできない身であり、すでに柱として箱に詰められる予定だった。 だが邦彦少年に会い彼と遊び、孤独だった白菊は彼とずっと一緒にいたいと思うようになった。 箱に詰められる前に、蓮が見ていた夢の通り儀式で邦彦に刃物で自分の髪を切らせた。 それを寄香に会いに来てと頼み、箱の中へと落ちる。 形代神社と言う子供の霊を慰める場所で、他の子どもの霊と遊びながら待っていた。 邦彦が大人になってから、神社に行ったが、廃れてしまっていた。 邦彦はまた小さかった頃なので、夢か現実かわからなかったようだ。 白菊や子供たちの霊とは途中で何度か戦う事になる。 大人になった麻生邦彦は弔写真を依頼され、生きては戻れない日上山へと足を踏み入れた。 そこで黒澤逢世と出会い、そこで過ごす。そして花嫁姿の逢世の弔写真を撮った。 互いに恋愛感情を抱いた。そしてその事を逢世は看取りしてしまった。 ちなみに蓮は麻生の家の分家の子孫。蓮にそっくり。 それらの記憶が頭によぎった蓮は、累が寝言で書斎にあると言う。 書斎に行くと白菊の髪の束、そして累は蓮とこのままずっと一緒にいたかったというメモが見つかる。 選ばれなくてもいい、去る時まで一緒に入れられればとメモに書かれていた。 533零~濡鴉ノ巫女~2018/09/28(金) 04 51 11.13ID TEzMTiLq0 白菊の髪を寄香に山へと向かう。麻生邦彦の影を追いかけていく蓮。 たどり着いた先は幽婚場。一哉と啓示の幽霊を撃退して奥に行く。 幽婚場を取り仕切る老婆が言うには、会えるのは一人だけだと言う。 会うのは黒澤逢世か白菊か。どちらに会うか、そして受け入れるか拒絶するかで分岐。 白菊と会うと、やっと来てくれたと蓮の手を引っ張り箱の前に連れて行く。 そして箱には水に浸る白菊がいた。驚きたじろぐ蓮。 一緒に入ろうと誘う白菊、そして白菊は蓮に襲い掛かる。 倒して看取ると、ずっと待っていた、また会えたことを嬉しく思った、私を忘れて、最後には綺麗な思いを抱いたままいたいと告げて消える。 逆に負けて引きずり込まれると、蓮は少年の姿になる。 白菊と抱きしめあう少年。あの時、祭りの前日に一緒に隠れた日の事を口にし、ずっとこのままいたいと言う白菊。 だが白菊は少年を手で押しのける、「私は柱としてずっと生き続ける、お前は死ね、ゆっくりゆっくり死ね!」。 蓮は気が付くと、昼の廃神社の外にいた。 逢世と会う。そこには美しい花嫁がいた、しかし次の瞬間に醜く黒い水死体の姿になる。 「私と一緒に終わってくれますか?」。ここで触れるか、写真を撮るかで分岐。 近寄ってくる逢世を射影機で撮る蓮。別れを告げるために来たのですねと逢世。 あなたの私への気持ちがつらかったと言い、私が闇に戻る前に最後に私を写真で撮ってと言う。 射影機で撮った逢世は美しい姿になっていた。 逢世に触れる場合。蓮の姿が麻生になり、もう一度会いたかったと抱きしめる麻生。 あなたと終わるためにここに来た、好きだと麻生は言う。 美しい花嫁の姿に戻る逢世。共に生きたかったと告げ、好きだと告げたかったと言い、逢世は消える。 後には泣き続ける邦彦。そして一人残された蓮の姿があった。 どれを選んでも骨董屋に戻った蓮。目を覚ました累にもう少し安めと言う。 立ちあがろうとする蓮を、止めようとする累。蓮はどこにもいかないよと笑った。 累は安心したように眠った。 534 名前:零~濡鴉ノ巫女~[sage] 投稿日:2018/09/28(金) 04 56 11.13 ID TEzMTiLq0 [6/9] 目を覚ました深羽、同じベッドに寝ていた深紅がいなくなっていた。 代わりにベッドの上には、かつて深紅が持っていた射影機が置いてあった。 一人、日上山へと向かった母を追い、骨董屋を出る深羽。 山を登り、深紅の足取りを追う。深羽が理解者として深紅を追うように、深紅も兄を求めていた。 そして湖に入って行く深紅。ここで写真を撮るかどうかでエンディング分岐。 浅い湖の中を二人歩く深羽と深紅。 兄を取り戻したかったという深紅、私には大切な人がいないという深羽。 深羽は今まで母親にどう思っていたのかと告げる、でももういいと言った。 たくさんの霊たちと夕日を見上げる二人。 「行かないで!」と深紅にすり寄る深羽、どこにも行かないわと笑顔で答える深紅。 肩を寄せ合うが、深紅は消えて行った。もうすでに深紅は限界であり、深羽はそれを分かっていた。 一人残された深羽は泣き続けていた。 湖に入る前に、写真を撮っていた場合は、射影機の力のおかげか消滅はしない。 深羽が気づくとベッドの上、横には深紅が眠っていた。 安心したように抱き寄せ眠る深羽。深紅もまた抱き寄せ返した。 535 名前:零~濡鴉ノ巫女~[sage] 投稿日:2018/09/28(金) 05 06 37.71 ID TEzMTiLq0 [7/9] 夕莉は最後の場所、黒キ澤へとたどり着く。一緒に終わりましょうと逢世が待ち受ける。 そして黒い逢世と戦う。水中形態と水上形態がある。 水中では逢世が看取ってきたたくさんの巫女が水中に浮いており、襲い掛かってくる。 水上では逢世が追いかけてくる。水中と水上、どちらで看取りきるかでエンディング分岐。 水中で逢世を看取ると、夕莉の苦しみを逢世が受け入れる。 そして夕莉は、密花を振り切り、崖から飛び降りる。それを抱きとめる逢世。 そして二人は暗い湖の底へと沈んでいった。残された密花は一人泣いていた。 536 名前:零~濡鴉ノ巫女~[sage] 投稿日:2018/09/28(金) 05 09 27.15 ID TEzMTiLq0 [8/9] 水上で看取った場合、苦しみを受け入れ続けていた逢世を夕莉が看取る。 夕莉は逢世を抱きしめながら、逢世の記憶を見て泣きじゃくった。 花嫁姿に戻った逢世。かつて邦彦と会った時の事を思い出す。 死んでほしくなかった、共に生きてほしかった。だから生きて日上山を去らせた。 夕莉に最後の感情を託し、あなたにあえてよかったと言い、涙を流し逢世は一人箱に戻る。 溢れていた夜泉が穴へと戻っていく。 気づけば昼の湖に、一人立っていた夕莉。 迎えに来た密花。涙を一滴流した後、夕莉は密花に振り返り笑顔を向けた。 終わり 蓮と麻生邦彦の関係がわからない。一応は親戚のようだが 生まれ変わり、魂が似ているだけ、それとも真紅の蝶みたいに取り付いていた? 累も逢世に似ている。そもそも性別不明だし。関係がわからない
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零~濡鴉ノ巫女~ part71-528~536 528 名前:零~濡鴉ノ巫女~ 1/6[sage] 投稿日:2018/09/28(金) 04 24 39.00 ID TEzMTiLq0 [1/9] 零~濡鴉ノ巫女~が未解決にあるから書こうとしたが、自分もいまいちわからずキチンと書けなかった 時系列無視で適当に書くので、たぶん間違っているので指摘してください 場所は過去に特異な儀式があり、今では自殺の名所と化している霊山で、自殺者が向かう場所、神隠しの日上山(ひかみやま)。 一時は観光地として盛り立てようとしたものの、旅館が土砂崩れに巻き込まれたくさんの人が死に、生き残った旅館の主人も自殺。また昔からこの山に入り込んで行方不明になった者も続出しており、警察もお手上げ状態の場所でもある。 いくつかの神社の他、壊れた旅館や工事中に死者が何人も出て建設を止めたトンネル。山頂に向かうケーブルカーなどがある。 日上山は水を信仰している。水から生まれて水に帰る、全ては水でつながっている。死んだ人間の魂は水に溶けて流れる。 日上山は夜泉(よみ)と呼ばれる死後の世界と繋がっており、もしも夜泉が溢れれば、現世は生と死が混ざった世界になってしまう。魂は苦しみ、死んだ人間は亡者となってさまよう事となる。 そうならない為に、日上山の者達は巫女達を柱としてささげて来た。 日上山はかつて死ぬために来る、生と死を分かつ場所だった。 修行した巫女は看取りと呼ばれる能力を持つ。看取りとは死にゆく者の感情を見る事ができ、その苦しみや悲しみ、そして心に秘めた秘密を覗ける。 巫女は死ぬ者達に触れる事で看取る事が出来る、さらに強い能力を持った巫女は、見ただけでも人を看取る事が出来る。 巫女のそれは、それは死と生の境界である「黒キ澤」を守る為でもあった。 水に溶けた人々の魂の感情を見続けるために、体を水で濡らしている事が多く。その見た目の為に、日上山の巫女は濡鴉ノ巫女と呼ばれていた。 巫女は箱詰めにして泉に沈められる。 柩籠(ひつぎはこ)と呼ばれる箱に入れられた巫女は死ぬ事もなく、箱の中で永久に生き続け、死に続ける。 夜泉が溢れるのを防ぐのは大柱と呼ばれる一人の巫女、それを支える中柱の巫女達、さらに神社の者達でそれを見守る。 看取りの力が強いほど、柱としての力も強い。 今では最後の大柱の巫女となった黒澤逢世。彼女は麻生邦彦という惚れた相手がいたが、その気持ちを心に秘めて大柱となって泉に沈められる。 泉に沈められた巫女は死ぬ事もなく、水に溶けた人々の感情を受け入れ続け、その痛みと共に夜泉を封印する。 姉に懇意を抱き、その許嫁の男を殺し、結果的に姉を自殺に追い込んだ男がいた。老人となった今もその気持ちに蓋をして生きていたが、ある日その気持ちを巫女に覗かれて激怒し、日上山の巫女達を皆殺しにし、その目をつぶして回った。神社にいる男達も殺した。 結果、支えとなる巫女を失い、その殺戮の感情をもろに受けた逢世は耐えきれず、夜泉は溢れだしてしまう。 まだ残っていた5人の巫女がその身を犠牲にした事で山から夜泉が溢れる事は防がれたが、夜の日上山は亡者の溢れる地となり、死を想う者を誘い込み、一度入れば生きて出られない場所となった。 昼の日上山に入っても平気だが、神社などにたどり着くことはできない。 夜の日上山に入り込んだ者は、亡者にとりつかれ自殺する。小さな箱に詰められ四肢が砕け、その痛みで封印を強化させられる。あるいは霊に対する能力が高い者は、夜泉を防ぐための儀式の生贄として箱詰めにされ永久に生きる。 また男には幽婚(ゆうこん)のために巫女に会わされる者もいる。 幽婚とは、箱に入れられた巫女の心を慰めより長く柱とするために、共に入れられる男性の事。巫女に好意を抱いた時から幽婚が行われている。ただし巫女側が拒絶すれば、男性は死にその死体は箱に詰めて捨てられ、魂はさ迷う事となる。 逢世はなんとか山から夜泉が溢れないようにはしていたが、その心も限界が来ていた。そのため神社の幽霊たちは新しい柱か、それともその心を慰める者を欲していた。 529 名前:零~濡鴉ノ巫女~ 2/6[sage] 投稿日:2018/09/28(金) 04 28 56.34 ID TEzMTiLq0 [2/9] この作品の主人公は、不来方夕莉(こずかた ゆうり)、放生蓮(ほうじょう れん)、雛咲深羽(ひなさき みう)の3人。 不来方夕莉は家族が死に一人となり、さらに昔から幽霊が見えて、それを他人に分かってもらえず孤立し、精神病院に通っていた。 笑顔も泣く事もない、ただ夕日を見ると泣きたくなる事があると考えていた夕莉。 しかし耐えきれず崖から飛び降り自殺しようとした所を、黒澤密花(くろさわひそか。「零~刺青の聲~」の主人公の黒澤怜と似ているが関連は不明)に止められ助けられた過去がある。 密花は日上山近くの骨董屋カフェ「くろさわ」を営む女性。霊に対する力があり、影見という能力を持っている。影見とは対象となった人物の物を寄香(よすが)に物探しや行方不明者探しをする事が出来る能力。密花はそれらを仕事にしていた。 知り合いの放生蓮から、ある弔写真(とむらいしゃしん)の写真集を探してほしいと依頼される。それが幽霊が出没する日上山の旅館にあると分かった密花は、夕莉を連れて旅館に向かう。 夕莉に力のコントロールが出来るようになってほしい密花は、怨霊を封印する事が出来るカメラ射影機を渡す。だがまだ太陽があるうちに行ったはずの旅館で、思ったよりもたくさんの怨霊が現れる。 目的の写真集を手に入れ骨董屋カフェに戻った密花は、夕莉に日上山に近づかないように言うと、行方不明者探しに日上山へと向かった。 密花はかつて探してた人物を、目の前で飛び降り自殺されたトラウマがある。(その自殺した幽霊と思われる女子が、密花の部屋の前で謝罪しているシーンがある。) 日上山で黒い影の女(逢世)に負けて、密花は箱に詰められる。 主人公の一人である男性作家の放生蓮。彼は花嫁が映った弔写真を手に入れ、それが気になり調査していた。 弔写真とは死にゆくものが、その前に写真を撮って残した物。特に日上山付近でその風習が見られた。 知り合いの密花に写真と、また行方不明となった友人の榊一哉の探索を依頼していた。 蓮は昔から悪夢にうなされていた。それは祭りの夜に、儀式的な祭壇の上で、白髪の少女の背中を刃物で刺し、箱の中に落とすというもの。それが現実にあったのかどうか、それすらもわからない。その夢のせいで女性が苦手で、目を合わせて喋る事が出来ない。 密花から写真集を届けられた蓮。その写真の中に夢の中の儀式と同じ風景の写真があった。また彼が気にしていた花嫁の弔写真も収められていた。 その写真集は、外国人で日本の風習を研究していた渡会啓示(わたらい けいじ)が集めていた物。 啓示は日上山に家を建ててここに住み研究していた。途中で花嫁の写真を手に入れ虜となり、彼女に会いたいと願うようになった。その後、家ごと行方不明となり、彼の家はマヨイガと化している。 ちなみに啓示と、蓮が持っていた花嫁の弔写真を見て虜となっていた一哉は、花嫁である逢世に会いに生き、拒絶され幽婚が失敗して死に、亡者となってさまよっている。 蓮には鏡宮累(かがみや るい)という少年の助手がいる。いつの間にか助手となっていて、ものぐさな蓮の代わりに下働きをしている。 見た目は男子の服装だが、メモなどを見ると女性っぽいところが見受けられる(先生は女性とは目を合わせられないが、自分とは合わせられる等)が、性別は最後まで不明。また仕草や見た目が逢世にどことなく似ているが、その関係もまた不明。 蓮は累とともに、持っていた射影機で幽霊を封じながら、夜の日上山を何度も調査する事になる。夜の日上山は本来は入ると出る事が出来ない場所だが、射影機があれば怨霊達を撃退して出る事が可能。骨董屋にも訪れる。 530 名前:零~濡鴉ノ巫女~ 3/6[sage] 投稿日:2018/09/28(金) 04 32 53.08 ID TEzMTiLq0 [3/9] 骨董屋で夕莉は一人、留守番している所に氷見野冬陽(ひみの ふゆひ)が訪ねる。 彼女は一週間以上前に行方不明になった、学生時代からの友人である百々瀬春河(ももせ はるか)という人探しを密花に頼んでいた。 冬陽と春河は5人組の女子で、かつて日上山で入水自殺したが2人だけ生き残った。それ以来、親友となっていた。 だがまだ死を考えている春河は、そうではない冬陽を置いて一人で日上山に向かった。 夕莉は密花が留守な事を伝えると、冬陽は春河は日上山にいると感じ取り、一人で夜の日上山へと向かった。 夜の日上山は危険だと、骨董屋の依頼書にあった冬陽と春河が二人で撮った写真を寄香に、夕莉は追いかける。 山の途中で密花の射影機が落ちており、それを拾い怨霊達を撃退して進む夕莉。 だが冬陽を見つけるも、彼女は怨霊に取り付かれ自ら首を切って死に、怨霊となって襲い掛かる。 また、次の探索時に春河を箱の中から見つけ助け出す事になるが、骨董屋にいた春河を冬陽の幽霊が連れて行き、春河もまた死ぬ事となる。 雛咲深羽は「初代ゲーム零」の主人公である雛咲深紅(ひなさき みく)の娘。 深紅は霊に対する力がかなり強く、「初代ゲーム零」において自分の理解者だった兄と別れる事となる。 だが三作目である「零~刺青ノ聲~」において兄の霊と接触。その時に深羽を身籠った。 これは夜泉子と呼ばれ、幽霊と触れる事でその子供をなすと言う話をどこかで読める。 しかし夜泉子を孕んだ女性は寿命をかなり削る事になる。 深羽を産んで三年後、もはや残り寿命がほとんど無いと感じた深紅は、深羽を抱きしめた後に家を出て、一人で日上山を登った。 そして柱として箱の中に入り、兄の幽霊を呼び出し幽婚したのである。 結婚すること自体が目的ではなく、死ぬ前にもう一度兄に会いたくて。 密花にも探し人の依頼が来ていたが、深紅が拒否していたため見つけられなかった。 それから十数年後の深羽は、霊に対する力がかなり強く、同時に他人の感情を強く感じる看取りの能力を持っていた。 他人に対して当たりが強く無関心な性格になり、自棄な感情のまま芸能プロダクションに入り、きわどい服装も着ていた。 孤立する人間関係に同じ能力を持っていた母に対する思いが強くなり、日上山へと探しに行った。 しかし射影機を持っていない為、怨霊に対する対策が無く、捕らえられ箱に入れられる。 助けた夕莉に記憶を看取りされ、勝手に見ないでと深羽はキツめに当たった。 その後、夕莉が骨董屋で幽霊に連れて行かれるが、助けられた深羽は恩義を感じており、夕莉の射影機を持って追いかける。 追いついた時に、夕莉がかつて自殺しようとした記憶を看取り、置いて行かないでと懇願する。そして二人で山を下りる。 骨董屋に戻った夕莉と深羽。射影機と深紅の写真があれば、母を探せると深羽は思う。 寝ている夕莉を置いて日上山へ。幽霊を撃退しながら、幽婚場へとたどり着く。 そして深紅が入った箱を開ける。目を覚ました深紅は、かつて別れた時の10年前と同じ姿だった。 許してと言う深紅に、許さない!と言う深羽。一緒に帰るのと箱から引きずり出した。 幽霊たちを撃退しながら、深羽は深紅と共に骨董屋へと戻る。そして二人で一緒のベッドで眠った。 531 名前:零~濡鴉ノ巫女~[sage] 投稿日:2018/09/28(金) 04 41 42.79 ID TEzMTiLq0 [4/9] 累もまた幽霊に連れて行かれ、蓮が助けに行く。 夢で見た日上山の渡会邸へと行く。幽霊を撃退しながら進み、そして箱に詰められた累を見つける。 累を助け出そうとした瞬間、ずっと待っていたと幽婚場へと取り込まれる蓮。 そこで結婚相手として待っていたのは、花嫁姿の累。だが近づくと黒い女(逢世)へと変貌する。 「私と終わってくれますか?」気が付けば渡会邸へと戻っていた。 蓮と共に、一哉の幽霊を撃退しつつ、骨董屋へと戻った。 先生は誰かを選ばなければならない。累はそう告げた。 夕莉もその後、密花を助けに日上山へと行く。 トラウマから、自ら柱になる事を受け入れた密花。しかしかつて密花が自殺しようとした夕莉を助けた時の言葉を返す。 許さない、一緒に生きてと。 そして幽霊を撃退し、連れて骨董屋に戻った。だが夕莉はいつか行ってしまうと密花は言う。 骨董屋。夕莉、密花、蓮、累、深羽、深紅が集まる。そして蓮以外が何故か眠ってしまう。 蓮が窓の外を見れば、空が真っ赤になっていた。禍津陽と呼ばれる災厄の前兆である。 目覚めない女性と累。蓮は一人で部屋を回り、訪れるたくさんの幽霊を封じていく。 監視カメラでおかしな場所がある度に、その部屋に行って幽霊を封じ込める。 気づけば蓮は幽婚場へと招かれる、そんな夢を見た。 ずっと死を見ていた夕莉。彼女は一人起き、自分がするべきことを感じる。 白い霧が溢れる骨董屋。皆が寝ている中、夕莉は山へと向かう。逢世が夕莉を呼んでいた。 532 名前:零~濡鴉ノ巫女~[sage] 投稿日:2018/09/28(金) 04 45 44.96 ID TEzMTiLq0 [5/9] 麻生邦彦という男が過去にいた。後に射影機を作り出した科学者である。 彼は子供の頃、白菊と言う白髪の女の子と遊んでいた。 白菊は長生きできない身であり、すでに柱として箱に詰められる予定だった。 だが邦彦少年に会い彼と遊び、孤独だった白菊は彼とずっと一緒にいたいと思うようになった。 箱に詰められる前に、蓮が見ていた夢の通り儀式で邦彦に刃物で自分の髪を切らせた。 それを寄香に会いに来てと頼み、箱の中へと落ちる。 形代神社と言う子供の霊を慰める場所で、他の子どもの霊と遊びながら待っていた。 邦彦が大人になってから、神社に行ったが、廃れてしまっていた。 邦彦はまた小さかった頃なので、夢か現実かわからなかったようだ。 白菊や子供たちの霊とは途中で何度か戦う事になる。 大人になった麻生邦彦は弔写真を依頼され、生きては戻れない日上山へと足を踏み入れた。 そこで黒澤逢世と出会い、そこで過ごす。そして花嫁姿の逢世の弔写真を撮った。 互いに恋愛感情を抱いた。そしてその事を逢世は看取りしてしまった。 ちなみに蓮は麻生の家の分家の子孫。蓮にそっくり。 それらの記憶が頭によぎった蓮は、累が寝言で書斎にあると言う。 書斎に行くと白菊の髪の束、そして累は蓮とこのままずっと一緒にいたかったというメモが見つかる。 選ばれなくてもいい、去る時まで一緒に入れられればとメモに書かれていた。 533零~濡鴉ノ巫女~2018/09/28(金) 04 51 11.13ID TEzMTiLq0 白菊の髪を寄香に山へと向かう。麻生邦彦の影を追いかけていく蓮。 たどり着いた先は幽婚場。一哉と啓示の幽霊を撃退して奥に行く。 幽婚場を取り仕切る老婆が言うには、会えるのは一人だけだと言う。 会うのは黒澤逢世か白菊か。どちらに会うか、そして受け入れるか拒絶するかで分岐。 白菊と会うと、やっと来てくれたと蓮の手を引っ張り箱の前に連れて行く。 そして箱には水に浸る白菊がいた。驚きたじろぐ蓮。 一緒に入ろうと誘う白菊、そして白菊は蓮に襲い掛かる。 倒して看取ると、ずっと待っていた、また会えたことを嬉しく思った、私を忘れて、最後には綺麗な思いを抱いたままいたいと告げて消える。 逆に負けて引きずり込まれると、蓮は少年の姿になる。 白菊と抱きしめあう少年。あの時、祭りの前日に一緒に隠れた日の事を口にし、ずっとこのままいたいと言う白菊。 だが白菊は少年を手で押しのける、「私は柱としてずっと生き続ける、お前は死ね、ゆっくりゆっくり死ね!」。 蓮は気が付くと、昼の廃神社の外にいた。 逢世と会う。そこには美しい花嫁がいた、しかし次の瞬間に醜く黒い水死体の姿になる。 「私と一緒に終わってくれますか?」。ここで触れるか、写真を撮るかで分岐。 近寄ってくる逢世を射影機で撮る蓮。別れを告げるために来たのですねと逢世。 あなたの私への気持ちがつらかったと言い、私が闇に戻る前に最後に私を写真で撮ってと言う。 射影機で撮った逢世は美しい姿になっていた。 逢世に触れる場合。蓮の姿が麻生になり、もう一度会いたかったと抱きしめる麻生。 あなたと終わるためにここに来た、好きだと麻生は言う。 美しい花嫁の姿に戻る逢世。共に生きたかったと告げ、好きだと告げたかったと言い、逢世は消える。 後には泣き続ける邦彦。そして一人残された蓮の姿があった。 どれを選んでも骨董屋に戻った蓮。目を覚ました累にもう少し安めと言う。 立ちあがろうとする蓮を、止めようとする累。蓮はどこにもいかないよと笑った。 累は安心したように眠った。 534 名前:零~濡鴉ノ巫女~[sage] 投稿日:2018/09/28(金) 04 56 11.13 ID TEzMTiLq0 [6/9] 目を覚ました深羽、同じベッドに寝ていた深紅がいなくなっていた。 代わりにベッドの上には、かつて深紅が持っていた射影機が置いてあった。 一人、日上山へと向かった母を追い、骨董屋を出る深羽。 山を登り、深紅の足取りを追う。深羽が理解者として深紅を追うように、深紅も兄を求めていた。 そして湖に入って行く深紅。ここで写真を撮るかどうかでエンディング分岐。 浅い湖の中を二人歩く深羽と深紅。 兄を取り戻したかったという深紅、私には大切な人がいないという深羽。 深羽は今まで母親にどう思っていたのかと告げる、でももういいと言った。 たくさんの霊たちと夕日を見上げる二人。 「行かないで!」と深紅にすり寄る深羽、どこにも行かないわと笑顔で答える深紅。 肩を寄せ合うが、深紅は消えて行った。もうすでに深紅は限界であり、深羽はそれを分かっていた。 一人残された深羽は泣き続けていた。 湖に入る前に、写真を撮っていた場合は、射影機の力のおかげか消滅はしない。 深羽が気づくとベッドの上、横には深紅が眠っていた。 安心したように抱き寄せ眠る深羽。深紅もまた抱き寄せ返した。 535 名前:零~濡鴉ノ巫女~[sage] 投稿日:2018/09/28(金) 05 06 37.71 ID TEzMTiLq0 [7/9] 夕莉は最後の場所、黒キ澤へとたどり着く。一緒に終わりましょうと逢世が待ち受ける。 そして黒い逢世と戦う。水中形態と水上形態がある。 水中では逢世が看取ってきたたくさんの巫女が水中に浮いており、襲い掛かってくる。 水上では逢世が追いかけてくる。水中と水上、どちらで看取りきるかでエンディング分岐。 水中で逢世を看取ると、夕莉の苦しみを逢世が受け入れる。 そして夕莉は、密花を振り切り、崖から飛び降りる。それを抱きとめる逢世。 そして二人は暗い湖の底へと沈んでいった。残された密花は一人泣いていた。 536 名前:零~濡鴉ノ巫女~[sage] 投稿日:2018/09/28(金) 05 09 27.15 ID TEzMTiLq0 [8/9] 水上で看取った場合、苦しみを受け入れ続けていた逢世を夕莉が看取る。 夕莉は逢世を抱きしめながら、逢世の記憶を見て泣きじゃくった。 花嫁姿に戻った逢世。かつて邦彦と会った時の事を思い出す。 死んでほしくなかった、共に生きてほしかった。だから生きて日上山を去らせた。 夕莉に最後の感情を託し、あなたにあえてよかったと言い、涙を流し逢世は一人箱に戻る。 溢れていた夜泉が穴へと戻っていく。 気づけば昼の湖に、一人立っていた夕莉。 迎えに来た密花。涙を一滴流した後、夕莉は密花に振り返り笑顔を向けた。 終わり 蓮と麻生邦彦の関係がわからない。一応は親戚のようだが 生まれ変わり、魂が似ているだけ、それとも真紅の蝶みたいに取り付いていた? 累も逢世に似ている。そもそも性別不明だし。関係がわからない
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目次 【時事】ニュースみやま零 Miyama-Zero RSSみやま零 Miyama-Zero 口コミみやま零 Miyama-Zero 【参考】ブックマーク 関連項目 タグ 最終更新日時 【時事】 ニュース みやま零 軽い初当たりと一撃性を備えた「ブースターAT」が特長/パチスロ『ハイスクールD×D2』 - 主にユーザー(自社) マーベラス、『ハイスクールDxD』でレイドイベント「白小悪魔とコスプレパーティ 」を開催! | gamebiz - SocialGameInfo 『零 ~濡鴉ノ巫女~』リマスター版が本日発売。本作の概要や新要素、早期購入特典“ライザの服・帽子”などを総まとめ(ファミ通.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース どこまでも続く「ブースターAT」搭載、パチスロ新台「ハイスクールD×D2 ハーレム王に俺はなる」ティザームービー公開 - パチンコ・パチスロ情報島 シリーズ20周年を控える和風ホラーの名作『零』を紹介。菊地P、柴田Dがタイトルの思い出を振り返る - 電撃オンライン 「シノマス」とアニメ“ハイスクールD×D HERO”とのコラボ第2弾がスタート - 4Gamer.net 「堕天の狗神 -SLASHDØG- ハイスクールD×D Universe」より『幾瀬鳶雄(CV:内田雄馬)』が「ファンタジア・リビルド」に参戦!兵藤一誠との夢の共演が実現! - PR TIMES リマスター版「零 〜濡鴉ノ巫女〜」の発売日が10月28日に決定&最新PVが公開。各種特典やDigital Deluxe Editionの情報も明らかに - 4Gamer.net 「ハイスクールD×D」,クエストイベント“ピンクメイドのお掃除大作戦!”開催中 - 4Gamer.net 「ファンタジア・リビルド」にて「マジックゴーレムパニック」開催「ハイスクールD×D」からロスヴァイセ(CV:加隈亜衣)が参戦! - PR TIMES 「ハイスクールD×D」,ゴスロリを題材としたデートイベントを開催 - 4Gamer.net 「ファンタジア・リビルド」メインシナリオに新章追加!「World:03」には「ハイスクールD×D」からお待ちかね!主人公である『赤龍帝 兵藤一誠』が参戦! - PR TIMES 『ハイスクールD×D』の4年前を描く『堕天の狗神』のコミカライズ完結巻! - 電撃オンライン 『ハイスクール D×D』コラボイベント後半戦がアプリ『一騎当千』で開始 - 電撃オンライン ケモミミ少女的式神RPG『アニマエ・アルケー』事前登録開始&CBT開催決定! - 電撃オンライン ファンタジア文庫の人気タイトル読み尽くし! 「ファンタジア・リビルド<ファンリビ> キャラクター相性診断」でピッタリのキャラを探しちゃおう! - PR TIMES 「ハイスクールD×D HERO」4月10日放送! 梶裕貴、日笠陽子ら登壇イベントも決定 - アニメ!アニメ! TVアニメ『ハイスクールD×D HERO』2018年4月放送開始決定! - 超! アニメディア Miyama-Zero gnewプラグインエラー「Miyama-Zero」は見つからないか、接続エラーです。 RSS みやま零 軽い初当たりと一撃性を備えた「ブースターAT」が特長/パチスロ『ハイスクールD×D2』 - 主にユーザー(自社) マーベラス、『ハイスクールDxD』でレイドイベント「白小悪魔とコスプレパーティ 」を開催! | gamebiz - SocialGameInfo 『零 ~濡鴉ノ巫女~』リマスター版が本日発売。本作の概要や新要素、早期購入特典“ライザの服・帽子”などを総まとめ(ファミ通.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース どこまでも続く「ブースターAT」搭載、パチスロ新台「ハイスクールD×D2 ハーレム王に俺はなる」ティザームービー公開 - パチンコ・パチスロ情報島 シリーズ20周年を控える和風ホラーの名作『零』を紹介。菊地P、柴田Dがタイトルの思い出を振り返る - 電撃オンライン 「シノマス」とアニメ“ハイスクールD×D HERO”とのコラボ第2弾がスタート - 4Gamer.net 「堕天の狗神 -SLASHDØG- ハイスクールD×D Universe」より『幾瀬鳶雄(CV:内田雄馬)』が「ファンタジア・リビルド」に参戦!兵藤一誠との夢の共演が実現! - PR TIMES リマスター版「零 〜濡鴉ノ巫女〜」の発売日が10月28日に決定&最新PVが公開。各種特典やDigital Deluxe Editionの情報も明らかに - 4Gamer.net 「ハイスクールD×D」,クエストイベント“ピンクメイドのお掃除大作戦!”開催中 - 4Gamer.net 「ファンタジア・リビルド」にて「マジックゴーレムパニック」開催「ハイスクールD×D」からロスヴァイセ(CV:加隈亜衣)が参戦! - PR TIMES 「ハイスクールD×D」,ゴスロリを題材としたデートイベントを開催 - 4Gamer.net 「ファンタジア・リビルド」メインシナリオに新章追加!「World:03」には「ハイスクールD×D」からお待ちかね!主人公である『赤龍帝 兵藤一誠』が参戦! - PR TIMES 『ハイスクールD×D』の4年前を描く『堕天の狗神』のコミカライズ完結巻! - 電撃オンライン 『ハイスクール D×D』コラボイベント後半戦がアプリ『一騎当千』で開始 - 電撃オンライン ケモミミ少女的式神RPG『アニマエ・アルケー』事前登録開始&CBT開催決定! - 電撃オンライン ファンタジア文庫の人気タイトル読み尽くし! 「ファンタジア・リビルド<ファンリビ> キャラクター相性診断」でピッタリのキャラを探しちゃおう! - PR TIMES 「ハイスクールD×D HERO」4月10日放送! 梶裕貴、日笠陽子ら登壇イベントも決定 - アニメ!アニメ! TVアニメ『ハイスクールD×D HERO』2018年4月放送開始決定! - 超! アニメディア Miyama-Zero #gnews plugin Error gnewsは1ページに3つまでしか使えません。別ページでご利用ください。 口コミ みやま零 #bf Miyama-Zero #bf 【参考】 ブックマーク サイト名 関連度 備考 Wikipedia ★★ 関連項目 項目名 関連度 備考 参考/ハイスクールD×D ★★★ 小説挿絵 参考/織田信奈の野望 ★★★ 参考/僕は友達が少ない ★★ アニメエンドカード タグ 人物 最終更新日時 2013-06-29 冒頭へ
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登録日:2022/04/03 Sun 12 22 29 更新日:2024/03/18 Mon 18 16 45NEW! 所要時間:約 26 分で読めます ▽タグ一覧 Nintendo Switch PS4 PS5 Steam Wii U Xbox One Xbox Series X|S XboxOne XboxX|S あやね ゲーム コーエーテクモゲームス テクモ 任天堂 日上山 水 濡鴉ノ巫女 零 零シリーズ 霊山 一緒に終わってくれますか? 『零 ~濡鴉ノ巫女~』(Fatal Frame Maiden of Black Water)は、2014年に発売されたWii U用ホラーゲーム。 テクモ(現コーエーテクモゲームス)が送り出した和風ホラーゲーム『零シリーズ』の第六作目。開発はコーエーテクモが、販売は前々作『月蝕の仮面』から引き続き任天堂が担当する。 2021年にアレンジと新モード追加などを行ったリマスター版が発売。こちらはNintendo Switch、PlayStation4、PlayStation5など6機種によるマルチプラットフォームとなっており、コーエーテクモが販売も担当している。 【概要】 かつては霊山として崇められながら、今は自殺の名所として知られる「日上山」を舞台に、不来方夕莉、放生蓮、雛咲深羽の三人を切り替えながらそれぞれが捜し求めるものを見つけようとする姿を描く。 本作では「水」がテーマとなっており、ストーリーや舞台、ゲームシステムなど多くの場所に関わっている。 本編クリア後の追加要素として、同社の別作品である『DEAD OR ALIVE』の登場人物「あやね」を主人公にした外伝がプレイできる。 【登場人物】 ・不来方夕莉(こずかたゆうり) 声:種田梨沙 本作のメイン主人公。失くした物や神隠しにあった人の「影」を追う事のできる「影見」の力を持つ少女。 以前、交通事故で家族を失った事をきっかけに死者の声や姿、他人の記憶や想いといった「ありえないもの」が見えるようになった。 その事に苦悩していたが周囲からは理解されずに孤立を深め、ついには失踪して自殺しようとしてしまうが、寸前で密花に助けられた。 以降は密花に引き取られ、密花の経営する「骨董・喫茶くろさわ」で住み込みで働きながら、密花の「失せ物探し」の仕事を手伝っている。 日上山で行方不明になった密花を探し、自身も射影機を手に日上山を何度も訪れる事になる。 ありえないものが見えてしまう恐怖から、人との接触を極端に避けているが、本来は頼まれごとや困っている人を見過ごせないまじめな性格の持ち主。 ベッドは起きた時のままで密花に言われなければそのまま、荷物が引っ越して来た時のままで段ボールに入れっぱなし、商品の高価なカップを磨こうとして割ってしまうなど、ずぼらでドジっ娘な面もある。 零シリーズトップクラスの爆乳の持ち主。 三人の中ではオーソドックスなキャラクター。 特別な固有能力はなく、射影機の基礎機能と強化レンズを駆使する。 『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』にアシストフィギュアとして登場している。 ・放生蓮(ほうじょうれん) 声:鈴木達央 取材で得た情報や体験(ノンフィクション)を元にフィクションを構成するという作風で知られる作家。 麻生家の分家筋の人物で、シリーズに度々登場する麻生博士の末裔に当たる人物の一人。 一部に名前が知られているものの、売れているとは言い難く、またその作風から非常に遅筆。 一人暮らしが長かったはずなのに家事は全く出来ないため、助手の累に任せっきりになっている。 密花とは仕事を通じて知り合い、度々資料探しを依頼しており、夕莉とも面識がある。 「幼い頃、祭の最中に少女を殺した」という謎の夢に悩まされており、その中の「殺す間際に少女に見られた」という場面のせいで女性を苦手としている。 次の作品の題材として日上山に伝わる「弔写真」に注目し、密花や友人の榊一哉に情報集めを依頼していたが、その最中に榊が失踪。 自身もその謎を追う内、祖先である麻生博士が弔写真、そして謎の夢に関わっている事を知る事になる。 麻生家の分家の蔵で見つけた、珍しい「複眼射影機」を持つ。 強化レンズは何も使えない代わりに、機能強化で最大八回まで連続で攻撃できる「速写」が使用できる。 ・雛咲深羽(ひなさきみう) 声:内田真礼 シリーズ第一作目の主人公である、雛咲深紅の娘。父親は不明。 芸能事務所に所属し、女優やグラビアモデルとして活動している。 母親譲りの強い霊力の持ち主で、触れただけでその人物の考えている事を読み取る事ができるのはもちろん、過去を読もうとした夕莉の過去を逆に読み返した。 幼い頃から両親のいない自分に対する同情や憐れみ、嘘などが見えてしまうため、強い孤独の中で育ち、唯一の理解者になってくれるはずの母親の存在を強く求めている。 夕莉に対しては同じ影見の力を持つ事や、両親がいない過去など共有できる所があるため心を開きたいと思っているが、これまでの孤独な生活からなかなか踏み出せないでいる。 深紅を探して日上山に入るも怨霊に襲われて神隠しにあってしまい、養母から密花に捜索依頼が出されていたが夕莉に救出される。 その後、黒衣の花嫁に惹かれて日上山に向かった夕莉を追って再び日上山に向かう。 射影機は夕莉のものと共通。 固有の能力として、ボタンを押し続けて敵のスピードを遅くし、ボタンを離す事で画面内にいる全ての敵をまとめて攻撃できる「スロー撮影」を使用できる。 ・黒澤蜜花(くろさわひそか) 声:田中敦子 夕莉が居候している「骨董・喫茶くろさわ」の女店主。 この地方に伝わる「影見」の力を、文献や「影見」を受け継ぐ老婆たちから学んで身に付けた。 ただし、その力は夕莉や深羽に比べて弱く、はっきり映像として見る事は出来ない。 趣味で占いを行っており、それを目当てに近くの女学生が店を訪れている。 骨董カフェ経営の傍ら、「影見」の力を使った「失せ物探し」をしているが、以前は神隠しにあった人を探す「人探し」も行っていた。 しかし、依頼を受けて捜し出した少女が目の前で自殺してしまった事から心に傷を負い、現在は人探しには慎重になっている。 日上山周辺で行方不明者が増えて来た事や、深羽の依頼者の言葉に心を動かされて深羽を探しに日上山に向かった所、自身も失踪してしまう。 ・鏡宮累(かがみやるい) 声:坂本真綾 放生蓮の助手。 蓮の家に居候しており、雑誌社の紹介で雇われる事になったというが、蓮曰く「いつの間にか家にいた」らしい。 蓮が苦手な資料作成や整理、家事全般を受け持っているため、蓮は頭が上がらない。 蓮に同行して日上山の調査を行っていたが、その内に人柱の一人として神隠しにあってしまう。 外見は中性的で、男性のように振る舞っているが、実は女性ではないかという描写がストーリーの所々でみられる。 ・雛咲深紅(ひなさきみく) 声:わくさわりか 雛咲深羽の母親で、シリーズ第一作目の主人公。 シリーズ第三作目の「刺青の聲」では写真家助手として働いていたが、妊娠を期に辞め、一人で深羽を出産した。 深羽が三歳の時に失踪。深羽が行方を捜しているほか、深羽の養母でもある知人から密花に捜索依頼が出されている。 しかし、密花によると存在が弱くなっていて影が追えないらしく、本人が探される事を望んでいない可能性もあるらしい。 ・麻生邦彦(あそうくにひこ) 声:鈴木達央 シリーズではお馴染みの、射影機を発明した異界研究者。 これまでは名前のみが登場する程度にとどまっていたが、本作ではストーリーに大きく関わっているため本人も登場する。 主に若い頃の姿で登場し、その顔は放生蓮にそっくり。 ・氷見野冬陽(ひみのふゆひ) 声:今井麻夏 失踪した友人の百々瀬春河の捜索を密花に依頼していた少女。 以前、密花の占いを目当てに店に通っていた女学生の一人で、密花に失くした写真を見つけてもらった事がある。 しかし、密花が人探しには慎重になっていた事もあってすぐに返答を得られず、待ちきれなくなって店を訪れるが密花が不在だったためにそのまま春河を探しに日上山に向かってしまう。 一度は後を追った夕莉と合流するが…… かつて、冬陽、春河を含めた友人五人で集団自殺を図った事があり、冬陽と春河だけ生き残っている。 ・百々瀬春河(ももせはるか) 声:戸松遥 失踪した氷見野冬陽の友人。 冬陽と同じく、密花の占いを目当てに店に通っていた女学生の一人。冬陽によると日上山で目撃されているらしい。 気が弱く優しい性格で、人の意見に流されやすい。店に来ていたのも「みんなが来ているから」というだけで、それどころか集団自殺に参加したのも一人の友人の強い感情に同情したのが理由。 日上山の「胎内洞窟」で、「匪(はこ)」に入れられた状態で発見されて一度は救出されるが、再び失踪し…… おそらく零シリーズ女性キャラ最大の爆乳の持ち主。 ・榊一哉(さかきかずや) 声:西健亮 放生蓮の学生時代からの友人。 現在は繁華街の飲食店で働いているほか、蓮から創作に使う情報収集のアルバイトを請け負う事があり、「弔写真」について調べていた。 その最中に行方不明になり、蓮から密花に捜索依頼が出されているが、元々放浪癖があるため密花は乗り気ではなく、さらにややナルシスティックな性格や私生活に問題が多いため、蓮は密花から付き合いを控えるように注意されてしまっている。 しかし、突然蓮の元に「俺、結婚するんだ」という電話があり、蓮を脅かせるが…… ・渡会啓示(わたらいけいじ) 声:星野貴紀 かつて、日上山信仰について調査していた民俗学者。 イギリス人の父と日本人の母を持つハーフで、日本の民俗学に魅せられて来日した。 日上山信仰の教えを神秘的と感じ、それを理解するために山中に家を立てて生活していた行動力のある人物。 調査を進める内に「弔写真」を手に入れるが、その直後に失踪。彼のみならず、住んでいた家も同時に消滅してしまい、家に続く道さえも発見できなかった。 民俗学者としては無名であり、名前は全く知られていないが、オカルト系の本に都市伝説の一部として名前などが登場する事がある。 ・白菊(しらぎく) 声:高森奈津美 形代神社に出没する、白髪の少女。 ・片品紡(かたしなつむぎ) 声:高森奈津美 密花に捜索依頼が出されている行方不明者の一人。本編では名前のみで、外伝に登場する。 家庭内で疎外されており、大切にされている異父姉妹の姉に対してコンプレックスを感じながら生活していた。 自傷行為を繰り返したり失語症を患うなど、精神的に追い詰められている。 自殺未遂を繰り返した末に姿を消すが、医師から出されていた捜索依頼が家族によって取り消されるほど。 以前、失踪前にあやねと出会った事がある。 ・あやね 声:山崎和佳奈 『DEAD OR ALIVE』などに登場する、霧幻天神流覇神門の天才くノ一。本編クリア後に解禁される外伝の主人公。 自殺しようとしていた紡と出会った事があり、自分と同じく異父姉妹の姉にコンプレックスを持つ紡に縁を感じて「紫糸(ゆかりいと)」を結んだ。 紡を探しに日上山に向かうが、怨霊には忍術が通じず、撤退を余儀なくされる。 そこで、怨霊達から自らの気配を絶つことのできる「隠行紋」を体に施し、さらに怨霊が嫌う光を放つ「霊石灯」を手に再び日上山に向かう。 【主な舞台/用語】 ・日上山(ひかみやま) かつて、水を御神体とする「日上山信仰」の儀式の行われる霊山として崇められていた山。標高は700mほど。 山頂に彼岸湖と呼ばれる澄んだ美しい湖があり、そこから山全体に水が流れ落ちている。 現代になってからは美しい滝や淵を始めとする豊かな自然、歴史ある建造物や温泉などから観光地として開発され、参拝客や登山客などで賑わった時期もあったが地滑りやトンネルの崩落事故で多数の犠牲者が出た事で開発は中止。 その後は一気に寂れてしまい、今では心霊スポット、自殺の名所として知られ、訪れる者は自殺志願者か肝試しという有り様になっている。 実は山内には山に入った者を死に誘う「濡鴉ノ巫女」を始めとする怨霊が徘徊しており、入った者は生きて出る事は出来ない。 ・水籠温泉 一縷荘(みこもりおんせん いちるそう) 日上山の入口付近に建つ、温泉旅館の廃墟。 以前は登山客を癒したり、子供達の遠足を受け入れるなどしていたが、地滑りで壊滅的な被害を受けて廃業。 全てを失った主人が建物に火を着けた後、自殺を図ったとされている。 ・形代神社(かたしろじんじゃ) 日上山の中腹、「不知ノ森(しらずのもり)」の中央にある神社。 建物の中にも外にも多くの人形が祀られていて、地下は水没している。 来歴は不明だが、日上山山頂の聖域「大禍境(おおまがきょう)」にある「形代奥社」の分社と見られ、観光地になっていた時は人形供養を行う神社として改修されていたが、現在は無人になっている。 遊んでいる子供の霊や、人形を持った白い髪の少女がじっとみつめていた、という噂が後を絶たない。 ・マヨイガ 多くの伝承や物語に登場する、「存在しない幻の家」。本作では、姿を消した民族学者「渡会啓示」の住んでいた家を差す。こちらも参照。 他の話では訪れた者に富を与えるとされるものもあるが、この家の場合は入った者は民族学者の儀式の研究のために生贄にされてしまうと噂されている。 この家に入って神隠しにあった人が残したというビデオ映像が、現在は絶版になっているが流通している。 ・骨董・喫茶くろさわ 黒澤密花が経営する骨董屋兼カフェで、奥は密花と夕莉が暮らす自宅になっている。 元々は古い骨董屋だったが、喫茶店も始めたのは密花の趣味が高じてのもの。 これまでのシリーズでは、このような「自宅」のマップは精々浮遊霊が現れる程度だったが、今回は山から救出した人達を連れ戻そうと怨霊が大挙して押し寄せてくる。 ・影見(かげみ) 失くした物や神隠しにあった人の「影」を追う事の出来る力。 探す相手の思念が込められた物である「寄香(よすが)」を手がかりにして、残留思念「残影(ざんえい)」を追跡して対象を見つけ出す。 かつては占いのように一般的な行為だったが、今は伝える者は少ない。 ボタン長押しで影を追う事が出来、基本的にこれを追いかけて行けば目的地に辿り着ける。 あやねは影を追えない代わりに、紡と結んだ紫糸を辿る事が出来る。 「残影」は、怨霊や浮遊霊と同じく霊リストに乗る撮影対象である。 ・看取り(みとり) その人の考えている事や、記憶、想い、秘密などを見る事の出来る力。 ごく一部の強い影見の力を持つ者が使えたとされ、特に強い力の持ち主は相手の目を見るだけで読み取る事が出来た。 ゲームシステムとしては、主に倒した怨霊が消えかけている時に触れる事でその霊の最後の記憶などの背景を知る事が出来る。 ・濡鴉ノ巫女(ぬれがらすのみこ) かつて、日上山信仰を支えていた巫女達。 本来、自殺した者は亡者になるとされているが、水を通じて魂を返すとされる日上山信仰においては日上山の水に触れて死ぬ事は「正しく死ぬ」事とされた。 その人の最後に立ち会い、記憶や秘密を「看取る」事で共有する介添人がこの「濡鴉ノ巫女」である。 多くの人を看取り、心が溢れて看取る事が出来なくなった巫女は匪に入れられて人柱となる。 ある時、一人の男によって大勢の巫女達が殺され、その遺体が淵を埋めたという。 ・匪/柩籠(はこ/ひつぎかご) 日上山の各所で見られる木彫りの装飾が施された黒い箱で、中は黒い水で満たされている。 日上山信仰では、いわゆるこの世である「現世(うつしよ)」と死後の世界である「隠世(かくりよ)」が水を通じて繋がっているとされた。 清らかな水である「御澄(みすみ)」を守り、隠世の水である「夜泉(よみ)」が溢れないように巫女を人柱として入れて沈めていた。 中でも、特に力の強い巫女を入れるためのものが「柩籠」で、夜泉そのものである「黒キ澤」に直接沈められる。 人柱になった巫女は徐々に夜泉に触れて融けていくが、その想いの続く限り生き続け、歳をとらず永遠に生と死の狭間にいると言われる事から「永久花(とこしえばな)」と呼ばれる。 匪に入れられるにはそれなりの力が必要で、力の弱い巫女は耐えきれず、想いが潰える前に隠世の者となるため直接水に沈められて人柱にされる。 ・幽婚(ゆうこん) 一人で苦しみに耐え続ける巫女を慰めるため、共に苦しみを分かち合う伴侶をあてがう儀式。 幽婚が行われるのは柩籠に入った巫女で、柩籠が他の匪より大きいのは伴侶となる男性が一緒に入るため。 「弔写真」は、男性が伴侶を選ぶ見合い写真のようなもので、以前は絵馬が使われていた。 ちなみに、花嫁(巫女)の方から相手を選ぶ事は出来ない。 恐ろしい事に、写真を見て少しでも心が動いたら契りを交わしたと見なされてしまい、その後に心変わりした場合は体をグシャグシャにされた上に匪に入れられて沈められてしまう。 つまり、心が動いたが最後、どんな形であれ死から逃れる事は出来ない。 【システム】 ゲームシステムは、主な所はこれまでのシリーズと大きな違いはないが、大きく変化した所として以下の二点がある。 新システムとして「濡れメーター」というものがある。 雨が降っていたり水没したマップを移動しているとゲージが上がり、敵に出会いやすくなったり、敵からのダメージが上がるが、その代わりにこちらからのダメージも上がるというメリットもあるというもの。 「夜泉濡(よみぬれ)」というものもあり、こちらは敵から特定の攻撃を受けると発生する状態異常で、この状態になると移動スピードが最低になって敵をロックオン出来なくなり、体力が自動的に減っていく。 夜泉濡を治すアイテムを使うか、敵を全て倒せば解除される。 イージーやノーマルでもかなり危険だが、ナイトメアでは夜泉濡を治すアイテムがほとんど手に入らないため、ナイトメアで夜泉濡状態になったらまず終わりだと思った方がいい。 本作は戦闘システムに大きな変化があり、これまではいわゆるカウンターである「フェイタルフレーム」を狙う「待ち」の戦法が有効とされていたが、本作では敵にダメージを与えると「霊片」というものが飛び散るようになり、対象を五つフレームに捕らえる事で発生するクリティカル攻撃「シャッターチャンス」を狙いやすくなったため「攻め」の戦法も有効になった。 【怨霊】 日上山の呪いに囚われ、死の瞬間を繰り返しながら生きる者を自分と同じ死に引き込もうとする隠世の存在。 前述のように倒した後に看取る事で、霊に何があったのかを知る事が出来る。 戦闘中にも、怨霊が特定の行動をしている時や、特定の場所を狙って攻撃する事で看取り可能な状態にする事が可能。 その場合、残りの体力に関わらず一撃で倒す事が出来る。 ・水に溶けた男(生沼晃(おいぬまあきら)/辻浦真幸(つじうらまさき)/古泉忠人(こいずみただひと)) ・水に溶けた女(深津瑞枝(ふかつみずえ)/汀奈緒(みぎわなお)) 日上山の水に融けた人々の成れの果て。 男性三体、女性二体の五種類が存在するがそれほど能力に差はない。 服装は全員現代風で個人名を持つが、実際は様々な人々の人格が融け合っている。 山を訪れた人に集団で襲い掛かり、水に引き込んで仲間を増やしている。 距離を取っていると棒立ちになって仲間を呼ぶが、そこが看取るチャンス。 ゲーム中では一番弱い敵だが、対処法が無ければあやねでさえ太刀打ちできない恐ろしい存在である。 ・濡鴉ノ巫女 一(水籠祈(みこもりいのり)) かつて、日上山で人々を看取っていた濡鴉ノ巫女。死した今もその役割を守り、山を訪れる人を死に誘っている。 名前に「一」とあるが、実際に戦うのはこの一体だけで「二」と「三」はストーリー中で看取る事でリストに追加される。 出現頻度が高く何度も戦う事になる敵で、序盤はボスとしても現れる。 攻撃方法は正面からの掴みかかりと回転しながらの体当たりのほか、体力を減らすと顔の目隠しを上げてこちらを看取ろうとしてくる。 この攻撃を受けると夜泉濡状態になってしまうため回避するのが望ましいが、この看取り攻撃中に強化レンズ「圧」や、シャッターチャンスなどの吹き飛ばし(ノックバック)攻撃を当てると看取り状態にする事が出来る。 なお、看取り攻撃は全方位攻撃なので後ろに回っても避ける事は出来ない。 ・血濡れの巫女 一(水籠祈(みこもりいのり)) ・血濡れの巫女 二(水籠笑彌(みこもりえみ)) ・血濡れの巫女 三(水籠仄火(みこもりほのか)) 鉈を持った男に殺された濡鴉ノ巫女の姿。 目を潰されているため、こちらの足音に反応して攻撃してくる。 生前の濡鴉ノ巫女が使った看取り攻撃は目を潰されているので使ってこない。 距離を取って動かないでいるとこちらを見失って「どこ?どこ?」と言いながら探し始める時があり、そこを吹き飛ばすと看取りのチャンス。 ・首を吊った女(枢木志乃(くるるぎしの)) 婚約者の死を苦に、日上山に想いを納めて首を吊って死んだ女。 首を吊りながら空中を移動して掴みかかって来たり、こちらの首に縄をかけて首を吊らせようとしてくる。 首吊り状態で移動している時に縄の根元をロックオンして吹き飛ばし攻撃を当てると、看取る事が出来る。 ・首を吊った男(祓川朋樹(はらかわともき)) 「水籠温泉 一縷荘」の主人だった男性。 地滑りで家族や旅館といった全てを失い、絶望して旅館に火をつけた後に屋上の展望台で首を吊ろうとしたが、一瞬躊躇してしまった所を首を吊った女に引き込まれた。 それほど強い敵ではないが、首を吊った女とタッグを組んで現れる事も多い。 空中を移動している時か、背中に刺さったガラス片をロックオンして吹き飛ばすと看取り状態になる。 ・飛び降りた女(曲淵緋織(まがぶちひおり)) 日上山に想いを納め、最後に家で一番綺麗な着物を着て滝から飛び降りて死んだ女。 掴みかかり攻撃のほか、上空から落下して攻撃してくる。 落下攻撃はこちらをロックオンして落ちてくるため回避ボタンでしか回避できないが、うまく避けられれば看取り状態になる。 ・落下した女(遠峰雪穂(とおみねゆきほ)) 偶然、飛び降りた女の姿を見てしまった事で崖に追い詰められ、突き落とされて殺された女性。 攻撃は飛び降りた女と似ているが、何故か正面から顔をロックオンする事が出来ない。 背中から吹き飛ばし攻撃を当てると看取る事が出来る。 普通に倒してから看取ろうとすると、一度消えてから落下し、地面に落ちた所を触れないと看取る事が出来ない。 「不知ノ森」にある自殺志願者が残したメモに「誰かが息を荒げて走るのを聞いた。その後、誰かが叫び声を上げた」という記述があり、看取りの映像を見ると、これは彼女の最後の瞬間の可能性がある。 自殺志願者が「死ぬのはいいけど、アレは嫌だ」と言うほどの恐ろしい死に方である。 ちなみに、この霊は崖から突き落とされた瞬間を繰り返しているが、後ろに回ってみると律儀にも突き落とそうとしている霊の手も毎回現れている。 ・首を切った女(冷泉霧香(れいぜんきりか)) 日上山に想いを納め、自らの首を切って死んだ女。 刃物で切りかかってきたり、組み付いてこちらの首を切ろうとしてくる。 刃物をロックオンして吹き飛ばし攻撃を当てると、看取り状態になる。 ・鉈を持った男(枢木恭蔵(くるるぎきょうぞう)) 日上山近辺の村に住んでいた男で「首を吊った女」こと、枢木志乃の弟。 けっこうな老け顔だが、病的なまでのシスターコンプレックスの持ち主で、姉・志乃の婚約者を「姉上を汚した」として殺害。 それを苦にして志乃が自殺してしまうと、自身もそれを誰にも知られぬように一人で死のうとするが、濡鴉ノ巫女に全てを読み取られてしまう。 全てを見透かす濡鴉ノ巫女の目に恐怖した恭蔵は巫女達を惨殺した上に目を潰し、さらに夜泉を遠ざける「忌火(いみび)」を守っていた火継守達までも殺した結果、災厄を引き起こした。 つまり、この男が「濡鴉ノ巫女」のストーリーで起きている事全ての元凶である。 ちなみに災厄を引き起こした後、恭蔵本人は焼身自殺した。 手に持つ鉈で切り付けたり、松明を振って姿を消したりする。 攻撃力は高いがゆっくり動き回っている事も多いため隙も多い。 手に持つ鉈と松明もロックオンでき、松明をロックオンして吹き飛ばすと一瞬こちらを見失い、鉈をロックオンして吹き飛ばすと追い払う事が出来る。 一度倒した後に炎上して突進して来るが、そこを撮影すると看取る事が出来る。 ・白い着物の少年(天木静真(あまきしずま)) ・黄色い服の少女(奥寺古都(おくでらこと)) ・黒い服の少女(兎野百合音(うのゆりね)) 形代神社に捨てられた子供達の霊。 白菊と出会い、一緒に遊ぶ内に隠世の存在となった。三人仲良く遊びながら迎えを待っているが、当然その迎えは来る事はない。 しかし、三人とももう迎えは来ないという事には薄々ながら気づいており、特に「黄色い服の少女」は「もう帰れない」という事まで理解している。 基本的には周囲を走り回っているだけでそれほど積極的に攻撃はしてこないが、ストーリー後半になるとカウントダウンを始めてゼロになると一斉に攻撃してくるようになる。 看取るチャンスは三人共通で、走り回っている時に時々転んで泣いてしまう時があり、そこを触れると看取る事が出来る。 ・潰された男(加嶋弘道(かしまひろみち)) 何気なく日上山を車で訪れた所、突然落下して来た女に驚いて事故を起こしてしまい、何とか外に這い出た所を怨霊に操られた車に轢き潰されて殺された男。出会った人に助けを求めてすがりついて来る。 攻撃は細かくワープしながら近づいて来ての掴みかかりのみで、広い所でなら大した敵ではないが、狭い室内では少し厄介。 フェイタルフレームを当てれば看取り状態になるが、確実には発生しないので確認してからでないと逆に攻撃される。 ・忌火を守る男(火継守(ひつぎもり)) 隠世の水である、夜泉を遠ざける「忌火」を守る神官。 顔を布で隠しているため顔をロックオン出来ず、飛び道具を飛ばしたり手に持つ杖で素早い突きを繰り出してくる。最初に戦う時以外は必ず複数で現れる厄介な敵。 攻撃のほかに、杖を地面に刺してトラップにするので気づかずに動き回っていると思わぬダメージを受ける時がある。 顔のかわりに杖をロックオンできるが、ブンブン振り回すので画面が激しく揺れて見にくく、下手すると酔うのであえてロックオンはしない方がいいかもしれない。 複数で現れた時に一人を倒すと仲間が復活させようとするので、その時に復活させようとしている方を看取る事が出来る。 ・匪を運ぶ男(夜泉人(よみびと)) 匪や柩籠を沈める場所まで運ぶ事が役目の男達。 夜泉に直接触れなければならず、夜泉に触れた者は二度と太陽の下には出られないため、夜の間や地下でしか生きられない。 最初は顔に仮面を着けているため顔をロックオン出来ないが、吹き飛ばし攻撃を当てれば仮面が外れてロックオン出来るようになる。 看取るチャンスは仮面が外れてしばらくすると、再び仮面を着けようとするのでその時。 ・水に沈んだ女(諌女(いさめ)) 力が弱かったため、匪に入れられる事なく柩籠を守る事を目的にした人柱として沈められた巫女。 常に空中を漂いながら体当たりしてくるほか、足元から現れて掴もうとしてくる。 姿を見失わないようにすれば怖い敵ではない。 ただし、三体現れた時は注意が必要で、この時に捕まると包囲されて一方的に攻撃され続けてしまう。 脱出するには包囲の輪を作っている手を攻撃すればいい。 ・匪に入れられた巫女(匪女(はこめ)) 匪に入れられて人柱になった濡鴉ノ巫女。 看取りの映像を見ると、全ての巫女が納得して人柱になったわけではなく、無理矢理に人柱にされた巫女もいたようだ。 「水に沈んだ女」と同じく空中を漂いながら攻撃して来るが、足場の悪い場所や狭い屋内でばかり現れるのでかなり厄介な敵になっている。 攻撃は突撃と掴みかかりだが、この敵の掴みかかりにはモーションがないという非常に面倒な特徴がある。 空中を漂いながら少しずつ近づいて来るが、実はその時点で攻撃態勢に入っており、一見ただ移動しているように見えるので後ろに回ろうとしたりして触れてしまうといきなりノーモーションで掴まれてしまう。 常時当て身状態で移動しているようなもので、壁際に追い詰められると完全に逃げ道がなくなる。 当然フェイタルフレームの判定も発生しないので、とにかく距離を取る事を意識するようにして、もし近づかれたら強化レンズ「圧」を使ってでも離れた方がいい。 ・首を切った冬陽 百々瀬春河を探して日上山に入った氷見野冬陽が、「首を切った女」に殺されて怨霊と化した姿。 通常状態と首切り状態を切り替えながら行動する。 積極的に攻撃してくる首切り状態に対して通常状態では攻撃は激しくないが、こちらの攻撃を当てても霊片が出ないのでフェイタルフレーム以外では思ったようにダメージを与えられない。 看取るチャンスは「首を切った女」と同じで、首切り状態になる時に完全に動きを止めるので狙いやすい。 零シリーズ21周年を記念して行われた『最恐の霊は誰?”キャンペーン』で、第9位にランクインした。 ・匪に入れられた春河 一度は日上山から救出された百々瀬春河が、冬陽の怨霊に誘われて山に戻ってしまい、匪に入れられて殺され怨霊になったもの。 実は春河は看取りの力を持っており、日上山に行ったのは自殺した友人から引き受けた想いを山に返すためだった。 怨霊となってからは、山が求める力を持つ女を人柱にしようと山に誘う。 空中、地上、地面と様々な所から攻撃して来るが、攻撃方法は突撃や掴みかかりのみ。 時折動きを止めて苦しみ出す時があり、そこに吹き飛ばし攻撃を当てれば看取る事が出来る。 ・匪に詰められた男 日上山信仰を調査していた民俗学者、渡会啓示が怨霊と化した姿。 弔写真の美しい花嫁に魅入られて幽婚の儀式が行われる「結ノ家」に辿り着くが、待っていたのが恐ろしい「黒衣の花嫁」だったために驚いて逃げ出してしまい、生きたまま匪に詰め込まれて殺され、死後もその姿のまま痛みを感じ続ける事になった。 基本的に向かって来る動きしかしないので、そんなに強くない。 ・匪に詰められた榊 放生蓮の友人、榊一哉が幽婚の儀式に失敗して匪に詰められ、怨霊になった姿。 渡会啓示と同じく弔写真に魅入られて「結ノ家」に辿り着き、今度は写真と同じ美しい花嫁が現れたがその姿に疑い(*1)を持ってしまった事、蓮への未練(*2)を残した事で儀式は失敗となり、体をグシャグシャにされた挙げ句、匪に詰め込まれた。 密花からの評価は散々な榊だが、幽婚の儀式を「怖くて震えが止まらない」としながらも「彼女はずっと待っていたから」と、彼なりの決意を持って望もうとしており、意外に真面目ないい奴である。 なのに、花嫁に想い人がいる事を知ったために殺されてしまい、挙げ句の果てに「結ノ家」の宴席の間で「匪に詰められた男」と二人揃って襲いかかって来る。哀れにもほどがある。 行動パターンは「匪に詰められた男」とほぼ同じ。 ・白装束の老婆(結女(むすびめ)) ・黒装束の老婆(匡女(ただすめ)) 日上山信仰の祭司を務めていた老婆。 結女が幽婚の儀式を、匡女が人柱の儀式を執り行っていた。 老婆とは思えぬほどの速さで動き回り、飛び道具を連発してくる。 鏡から光を放つ時があり、これに当たると匪に閉じ込められてしまい、隙間から攻撃を当てて脱出出来ないと即死させられてしまう。 飛び道具は厄介だが、逆に見れば撮影対象が増えているという事でもあり、うまく捉えれば大ダメージのチャンスでもある。 中盤から一人ずつ戦う機会があり、終盤に二人同時に襲いかかって来る。白と黒の女性二人だが、二人並んで合体光線を発射したり、「ぶっちゃけあり得ない」などと言い出したりはしない。 ・柩籠に入れられた女(籠女(ひつぎめ)) 強い力を持っていたため、柩籠に入れられて人柱にされた巫女。 一緒に苦しみを分かち合ってくれる伴侶を待ち続けていたが、その前に想いが尽きて怨霊と化した。 怨霊化した今でも、伴侶が現れてくれるのを待ち続けている。 中ボス格の怨霊で、空中からの突撃と飛び道具で攻撃し、体力を減らすにつれて飛び道具の攻撃が激しくなる。 吹き飛ばし攻撃を当てると姿を消し、飛び回っている霊片を全て除去しないと攻撃が当たらない。 ・柩籠に入れられた密花 囚われて柩籠に入れられていた黒澤密花に、籠女が取り憑いて怨霊化したもの。 行動パターンは籠女と同じ。 ・背の高い女 日上山に出没する謎の存在で、その異様な姿から都市伝説になっている。 倒しても看取る事は出来ず、リストに乗せるにはただ倒すだけでいい。 ただし、固定で出現する場所はストーリー上通らなくてもいい所ばかりなので、確実に戦うには狙って移動しなければならない。 攻撃は正面からの掴みかかりのみだが攻撃力が非常に高く、ノーマルでも半分、ナイトメアだと体力満単でも一撃で瀕死にされる。 また、射影機を構えて間合いを取ろうとしても、絶対に距離を広げる事が出来ない。 恐らく、日上山信仰とは全く関係ない存在だと思われるが、他の怨霊達と一緒に自宅に襲来して来たりする。そして、脅かすだけ脅かして帰る。 モデルは八尺様。 首を切った冬陽と同じく、こちらも『最恐の霊は誰?”キャンペーン』で、第2位にランクインした。 ・白髪の少女(白菊(しらぎく)) 形代神社に現れる、白い髪と赤い目の少女。 その正体は、江戸時代後期の人物で日上山と繋がりのあった「陽影山(ひかげやま)」の「幼巫女(おさなみこ)」。 彼女は強い看取りの力を持っていたが体が弱く、長く生きられないと言われていた。 一度危篤状態になってから回復したが、日上山信仰では「一度死んだ者」はもう死ぬ事がない強い「柱」になるとされていたため、柩籠に入れられて日上山に送られる事になった。 そんな時、友達が誰もいなかった彼女と唯一友達になってくれた幼い頃の麻生博士を幽婚の相手に選び、自分の髪を切らせて「寄香」として渡した。 蓮が見ていた夢は、この時後ろから髪を切ろうとしている所を殺そうとしていると思ったもの。 しかし、幼かった麻生博士は、祭りの最中の非現実的な出来事を夢の中の事だと思っていた。 そして、黒澤逢世の弔写真を撮るために山に入った麻生博士は形代神社を通るが、白菊の存在には気づかずに下山してしまった。 白菊は形代神社で子供達と遊びながら、今も自分の寄香を持つ者が来てくれる事を待っている。 ストーリー中盤に戦う機会があるほか、選択肢次第で蓮が戦う最後の敵になる。 直接攻撃の他に人形を召喚して襲わせたり、三体に分身して攻撃してくる。 ・人形 一(不知火(しらぬい)) ・人形 二(紫苑(しおん)) 形代神社で作られた人形に、子供の魂が込められたもの。名前は「ひとがた」と読む。 人の代わりとして儀式に使われるが、稀に意思を持つこともあるという。 マップ中にも現れるが、主に白菊に召喚されたものと戦う。 攻撃を一発当てれば倒せるので、敵というよりはマップでの驚かせギミックか白菊の武器と言った方が正しいかもしれない。霊リストには、白菊と同時に登録される。 ちなみに、トロフィーの「百から零へ(敵を一撃で倒す)」に対応している。 ・黒衣の花嫁/夜泉の花嫁(黒澤逢世(くろさわおうせ)) 声:桑島法子 日上山信仰で「黒キ澤」に沈められる最後の「永久花」となった巫女で、弔写真に写った美しい花嫁その人。 元々は大水で全滅した村の生き残りで、生き残った事をきっかけに看取りの力に目覚めて巫女になった。 強い力を持っていたために「黒キ澤」に沈められる「本柱」に選ばれ、人柱になる事を決めた。 しかし、弔写真を撮影するために招かれた麻生博士が心の中で呟いた自分への好意の言葉を読みとってしまい、それが心残りになった事、儀式が行われている時に枢木恭蔵が起こした凶行によって惨殺された巫女達の苦しみや、巫女達が引き受けていた想いなどが一気に流れ込んだ事で儀式は失敗し、夜泉が溢れだす災厄を引き起こしてしまった。 結界によって日上山の外に夜泉が溢れる事は防がれたが、それによって日上山は怨霊が巣くう死の山と化した。 それでも一人本柱として苦しみに耐え続けてきており、日上山の封印も神隠しにあった女たちを柱とすることで辛うじて守っていたが、その力はもはや限界を迎えようとしており、自分と同じ力と孤独を持つ夕莉と、想い人である麻生博士の魂を持つ蓮の二人を山に誘う。 以前の姿は弔写真にある通り美しく、また本柱に選ばれた事を悲しむ他の巫女達を逆に慰めるなど、優しい性格の女性だった。 だが今は長きに渡って夜泉に触れ続けて来たために、着ていた着物は黒く変色し、百合の髪飾りは青く染まり、皮膚は黒く爛れて腐食しているという、恐ろしい「黒衣の花嫁」の姿となってしまっている。 本作のラスボスであり、水中で戦う「黄泉の花嫁」と水上で戦う「黒衣の花嫁」をループして戦う。 二体を一回ずつ倒した後、再び倒す事で看取れるようになり、どちらを看取ったかでエンディングが変化する。 ラスボスではあるが、意外とシンプルな敵で「黄泉の花嫁」は浮かび上がってからの突撃と周囲に漂う「水に沈んだ女」を実体化させて襲わせて来る。 攻撃速度は速く、威力もあるが回避に専念すれば十分避けられるし、攻撃を受けても「水に沈んだ女」をまとめて強化レンズ「吸」で撮影すれば一気に回復できる。 反対に「黒衣の花嫁」は自分からは近づいてこず、怨霊を召喚して襲わせて来る。 近づくと掴みかかって来るが、反撃に失敗して捕まるとしばらく拘束されて怨霊から集中攻撃される。 両方とも即死攻撃は使ってこないので、落ち着いていけば充分勝てる相手である。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 今作は枢木のジジイが元凶なんだけど、別に郷を守るためだったとかそんなことはなくただ自分の恥部を隠すためだって言うのがホント身勝手 -- 名無しさん (2022-04-03 12 36 58) 蓮のEDは戦わずに愛を伝えるのが好きなんだが、それやると白菊ちゃんが宙ぶらりんになるジレンマ… -- 名無しさん (2022-04-03 15 16 13) 落下した女(遠峰雪穂とおみねゆきほ)はどういう死に方だったの・・・? -- 名無しさん (2022-04-04 01 58 46) ↑怨霊に追い回された挙句、滝壺に突き落とされた。そもそも何で山を訪れていたのか謎だけども… -- 名無しさん (2022-04-04 13 02 39) 登山道が整備されているとはいえあの格好で山(しかも夜だったり雨降ってたり)登る主人公達のがよっぽどホラーだよ… -- 名無しさん (2022-04-04 13 30 27) 今作はしょっちゅう家に帰るからあんまり怖くないんだよな。その分監視パートが余計怖いんだけど -- 名無しさん (2022-04-04 15 01 21) 写真見ておっ、美人だなって思ったらOUTとか理不尽すぎて草 -- 名無しさん (2022-04-04 16 55 57) あやねが登場したことにより、零の世界にも天狗やクローン人間やニンジャがいることが判明 -- 名無しさん (2022-04-04 21 12 04) 夕莉はエロい スマブラ参戦して良いのかってレベルで -- 名無しさん (2022-04-16 21 28 39) リマスター版で更にグラが良くなったけど綺麗すぎて逆に怖さは減った感ある。その分水面が多い場面(特にラストの逢瀬戦)が綺麗な場面で好き -- 名無しさん (2023-02-17 11 15 46)
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のみこをお気に入りに追加 のみことは のみこの45%は波動で出来ています。のみこの20%は蛇の抜け殻で出来ています。のみこの13%はアルコールで出来ています。のみこの12%はハッタリで出来ています。のみこの7%は回路で出来ています。のみこの2%は気合で出来ています。のみこの1%は陰謀で出来ています。 のみこの報道 今尾の左義長、写真コンテストも2年連続で中止 海津 - 中日新聞 令和の新たなファンタジー、三川みり『龍ノ国幻想1 神欺く皇子』(新潮文庫nex)が「本の雑誌」オリジナル文庫大賞 第1位に!:時事ドットコム - 時事通信 伊勢・猿田彦神社で破魔矢の奉製作業 みこが絵馬など取り付け(みんなの経済新聞ネットワーク) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 猿田彦神社のみこたちが破魔矢の奉製作業 - 伊勢志摩経済新聞 亀山の川俣神社 女児舞い奉納 平安から続く豊穣祈願 三重(伊勢新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 期待度2倍!?CZ「絶対領域」を搭載 西陣、パチンコ新台「P刀使ノ巫女」を発表 - パチンコ・パチスロ情報島 厄除面 コロナ吸い取って - 中日新聞 鹿島市 祐徳稲荷神社で初詣の縁起物「御神矢」作り|NHK 佐賀県のニュース - NHK NEWS WEB 【歴史シアター】日本最古のダムは百済からやって来た - 産経ニュース 「零 〜濡鴉ノ巫女〜」新たな難易度“VERY EASY”が実装 - 4Gamer.net 小池徹平の妻・永夏子、3回目の結婚記念日を報告「驚きのタイミングで取り出された」 | 話題 | ABEMA TIMES - ABEMA TIMES 神楽舞い、実りに感謝 岩沼・竹駒神社で新嘗祭 - 河北新報オンライン 角川映画祭で上映の傑作SF『ファイブスター物語』と『戦国自衛隊』が残した逸話(マグミクス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【坂本冬美のモゴモゴモゴ】『大志』を歌うと思い出す、父の心配そうな顔(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 東方神起・チャンミンも魅了したショートショートの名手、韓国文学の最終兵器、日本初上陸! 『世界でいちばん弱い妖怪』本日発売!! (2021年11月10日) - エキサイトニュース 密着!U5万円生活~校内バイターとリモートバイター、それぞれの良さは?~ (2021年11月1日) - エキサイトニュース 【2021年10月4週】今週発売の新作やこれから発売の注目ゲームソフト、話題のゲーム最新情報を総まとめ! - GameWith 「伊勢プリンの鉄人」の季節限定「栗のプリンソフト」 - 伊勢志摩経済新聞 『零 ~濡鴉ノ巫女~』登場キャラと声優、ボイスを一覧で紹介 - GameWith 藤屋窓月堂が新ブランド「月と犬」第1弾「干し無花果のどらエピス」と第2弾になる新商品「橙~Daidai~」 - 伊勢志摩経済新聞 デスク日誌(10/14):表層深層 - 河北新報オンライン 伊勢市にキャンピングカーとキャンプ用品のレンタルサービス「伊勢志摩 Camper わっくわく」 - 伊勢志摩経済新聞 猿田彦神社のみこたちが七五三用「お守り笹」を奉製 - 伊勢志摩経済新聞 黒澤怜の服が美しい…けど、イロモノも!? 『零 ~濡鴉ノ巫女~』DL版予約開始&歴代キャラクター衣装が公開 - 電撃オンライン マンガParkで9/20(月)から「あなたは誰と××したい? 逆ハーレム」特集! 無料話増量&読書チャレンジ実施!:時事ドットコム - 時事通信 七五三の準備早くも 大崎八幡宮、参拝客の分散化に対応 - 河北新報オンライン 朗読劇『刀使ノ巫女清夏奉燈』声優・本渡楓さん出演で特番が9/22配信決定! チケット先行情報など公演最新情報もお届け - アニメイトタイムズ 本日、堂々発売!!! 発売前から話題沸騰の、三川みりによる壮大なる令和のファンタジーが始動! - PR TIMES 明徳義塾・馬淵監督「ドンマイではいけない」好投の2年生左腕・吉村にも厳しい”教育”【夏の甲子園】(中日スポーツ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 志摩のイラストレーター・シャンティーさん 新作40点、大王美術ギャラリーで - 伊勢志摩経済新聞 くどうれいんさん『氷柱の声』インタビュー 「震災もの」ではない、若者の胸の内|好書好日 - 好書好日 『零 ~濡鴉ノ巫女~』水着やゴスロリなど追加衣装が公開! - 電撃オンライン リマスター版「零 〜濡鴉ノ巫女〜」に追加される衣装のスクリーンショットが公開。早期購入特典の“ライザのアトリエ”とのコラボ衣装も - 4Gamer.net 三川みりによる壮大なる令和のファンタジー『龍ノ国幻想』が始動! - PR TIMES 大切なペットの「死」。どう受け止めていくか、考えるきっかけとなる漫画があります。(BuzzFeed Japan) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 2人の過去が明らかに!「小林さんちのメイドラゴンS」5話、トールvsエルマの“ドラゴンバトル”に視聴者「もはや怪獣映画」 | ニュース - AbemaTIMES 「全国デビューへの道」県代表に下克上鮎エントリー 玉井屋本舗 - 中日新聞 【零 ~濡鴉ノ巫女~】予約開始!店舗限定特典や最安価格ショップ比較まとめ【零 ~濡鴉ノ巫女~ (ゼロ ぬれがらすのみこ)】 – 攻略大百科 - 攻略大百科 17歳で退位した悲運の天皇と、その和歌。意外と知らない百人一首の世界を探求〈5〉 - tenki.jp 『零 ~濡鴉ノ巫女~』10月28日に発売決定。新規追加衣装などが映った新PVも公開 - ファミ通.com 「こんな車いりません」とお怒りの小学生の女の子。 その理由に「わかる…」と共感の嵐。(BuzzFeed Japan) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 零 ~濡鴉ノ巫女~ (ゼロ ぬれがらすのみこ) Switchリマスター版の追加要素など最新情報まとめ – 攻略大百科 - 攻略大百科 死を覚悟した。ザトウクジラに30秒間のみこまれた漁師が振り返る - ハフポスト日本版 「お、お姫様やーーー!!!」「神々しすぎる」 生駒里奈、黒髪ぱっつんの“巫女おこまちゃん”にほれぼれ(1/2 ページ) - - ねとらぼ 「多様性」の波にのまれそうなあなたへ。落合陽一がダイバーシティ・ファッションショーで伝えたいこと。 - greenz.jp 35年ぶり屋根ふき替えへ みなべ町の須賀神社社殿:紀伊民報AGARA - 紀伊民報 伊予市町屋に「みこパン」 隣接する弁当店とコラボで総菜パン販売も - 高田馬場経済新聞 築山行事 2年ぶり 高岡 二上射水神社の例大祭 - 中日新聞 富山「ワーケーションツアー」体験レポート! 人的交流で「一緒」になって地域の課題を解決する - J-CASTニュース 「音無茶」の発展願い新茶祭 熊野本宮大社:紀伊民報AGARA - 紀伊民報 【聖徳太子没後1400年 第1部③】太子の天皇即位を阻んだ「女帝の時代」 - 産経ニュース 【聖徳太子没後1400年 第1部(3)】太子の天皇即位を阻んだ「女帝の時代」 - 産経ニュース 癒しの空間・喫茶店にハマる人続出中『喫茶店の本 横浜・鎌倉・湘南』発刊 - IGNITE(イグナイト) 血縁を超え築く関係 『偶然の家族』 作家・落合恵子さん(76) - 東京新聞 東日本大震災から10年、福島を襲った「3つの災害」 - BBCニュース みずほ銀行システム障害で受験生ヒヤヒヤ 入学金振り込めなかったらヤバい - J-CASTニュース TVシリーズ後を描く「刀使ノ巫女」朗読劇、企画進行中 - 映画.com 吉兆で「福は内」 速玉大社で制作大詰め:紀伊民報AGARA - 紀伊民報 『刀使ノ巫女』完全新作の朗読劇化が進行中! - 電撃オンライン JALスタッフ臨時みこに 「接客スキル生かす」 宗像大社 - 西日本新聞 日本武尊と弟橘媛 - city.kameyama.mie.jp マダイとトラフグ稚魚を放流 宗像市・鐘崎漁港 - 西日本新聞 OVA『刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火』前編は10月25日、後編は11月29日に放送・配信決定! TVアニメ『刀使ノ巫女』2クール目総集編も公開中 - アニメイトタイムズ JOYSOUNDでも歌える!「Bad Apple!! feat.nomico」が、影絵MV付きでカラオケに!人気サークル・Alstroemeria Recordsの楽曲を大量配信! - PR TIMES 芸舞妓は手洗い 春日大社のみこはマスク 新型肺炎予防で悩む観光地 - 毎日新聞 - 毎日新聞 『ドラゴンクエストX いばらの巫女と滅びの神 オンライン』バージョン5.1“魔界大戦”がリリース! 新たなメインストーリーや、強力モンスター“輝晶獣”が追加 - ファミ通.com 早乙女姿のみこら「お田植え祭」 福岡・住吉神社 - 西日本新聞 奈良)早世の建皇子とは 18日に大淀でシンポ - 朝日新聞社 高橋ひかる:うさ耳魔法少女に獣耳のみこさんも! 国民的美少女のコスプレ姿が話題 - MANTANWEB(まんたんウェブ) アニメ『刀使ノ巫女』第24話で消息不明のままの可奈美と姫和。世の中は徐々に元に戻ろうとしていた - 株式会社KADOKAWA 巫女100人が舞う「万灯みたま祭」縁結びのみこ踊りほか、広島護国神社で夏の風物詩 - 広島ニュース 食べタインジャー 【とじとも】リセマラ当たりランキング|刀使ノ巫女(とじのみこ)刻みし一閃の燈火 - AppMedia(アップメディア) 『刀使ノ巫女(とじのみこ)』第3話「無想の剣」の先行カット公開! 可奈美(CV:本渡楓)は姫和(CV:大西沙織)から、ある話を聞かされる - アニメイトタイムズ 巨大絵馬にみこ講習 各地で迎春準備 - 西日本新聞 『刀使ノ巫女(とじのみこ)』TOKYO MXほかで、2018年1月より2クールで放送予定! 気になる放送時間も判明 - アニメイトタイムズ 『刀使ノ巫女(とじのみこ)』メインキャラのボイスが解禁! 担当声優は誰? コミケ情報もお届け - アニメイトタイムズ 女子中高生×日本刀のオリジナルアニメ『刀使ノ巫女(とじのみこ)』新キャラクター4名が公開! - アニメイトタイムズ オリジナルアニメ『刀使ノ巫女(とじのみこ)』しずまよしのり氏がキャラクター原案を務めた、登場キャラ4人を大紹介 - アニメイトタイムズ オリジナルアニメ『刀使ノ巫女(とじのみこ)』始動! しずまよしのり氏によるティザーイラストも公開 - アニメイトタイムズ 旭プロ「アニメON!」×歌手「のみこ」のコラボレーション・ライブを実施! - Dream News のみこのウィキペディア のみこ のみこの掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る のみこのリンク #blogsearch2 ページ先頭へ のみこ このページについて このページはのみこのインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるのみこに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
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零 ~濡鴉ノ巫女~ 【ぜろ ぬれがらすのみこ】 ジャンル ホラーアクションアドベンチャー 対応機種 Wii U 発売元 任天堂 開発元 任天堂コーエーテクモゲームス 発売日 2014年9月27日 定価 6,600円(税別) レーティング CERO D(17才以上対象) 判定 良作 ポイント WiiU移行となりいろいろと進化より質感を高めたグラフィック低い難易度と水増し感 零シリーズ ストーリー 概要 ゲームシステム・前作からの変更点 評価点 問題点 総評 余談 その後の展開 ストーリー 「日上山」はかつて霊場として崇められ、その周辺には特殊な信仰が伝えられていた。この山では、「水」を御神体とし、「人は水から生まれ、水へ還る」という、輪廻の教えがあった。その為、この山には「死を迎える者」が訪れ、この山の水に触れて最期を迎えることで、正しく命を終えることができると信じられていた。また、特異な儀式や風習が残っているとされ、陰惨な事件や不思議な出来事があったことも多数報告されている。物語は、霊山と呼ばれる「日上山」を舞台に、不来方 夕莉(こずかた ゆうり)・放生 蓮(ほうじょう れん)・雛咲 深羽(ひなさき みう)の3人によって織り成される怪異幻想譚である。 概要 コーエーテクモゲームスの和風ホラーゲーム『Project Zero』シリーズの第5作。 表現(描画)には同社より発売された『DEAD OR ALIVE 5』の技術が活用されている。 キャッチフレーズは「WiiUで体験する濡れる恐怖」で、水をテーマとしている。 物語の重要な要素であり演出にも大きく影響している。 ゲームシステム・前作からの変更点 ゲーム進行 前作同様に3人の主人公を操作してストーリーを進めていく。操作キャラクターは章毎に決められており、任意変更はできない。 不来方 夕莉 従来通り射影機を使って戦うキャラクター。使用できる強化レンズが多く、比較的脚も早い。 雛咲 深羽 過去作にも登場した雛咲 深紅の娘で、夕莉と同じ射影機を使って戦う(*1)。 高い霊能力を持つという設定であり、霊力を消費して霊の動きを遅くする固有能力スロー撮影を使用できる。その反面、夕莉と比較して移動速度がやや遅いという調整が施されている。 放生 蓮 作家。次回作の題材として日上山周辺に見られる風習、「弔写真」を調べる内に…。 夕莉とは異なる複眼射影機を使う。強化レンズの切り替えはできないが、4連写(強化により8連写)攻撃ができる。 移動速度は三人の中で最も遅い。 過去作と異なり、ミッション選択制である。 これにより霊リスト埋めや、取り逃したファイルの回収がやりやすくなった。 また回復アイテムやフィルムは次の章へ持ち越せず1つのミッションごとに規定数支給されるようになった。支給される量はミッションや難易度ごとに異なる。 足りないと感じるならポイントを消費してショップで購入できるが、その分スコアから減点される。 ミッションクリア時の所持アイテムは、クリアリザルト時に未使用分がスコアとして計算される。 本作はマルチエンディングであり、夕莉が2つ、深羽が2つ、蓮は4つのエンディングが用意されている。 最終ミッションでの行動で分岐し、エンディングによってもらえる特典が異なる。 撮影バトル 操作方法 「ZR」ボタン射影機での攻撃(撮影)を行う。 「R」ボタンで強化レンズの特殊攻撃を行う。 十字ボタン「上下」で強化レンズの切り替えができる。 十字ボタン「左右」でフィルム切り替えができる。 「ZL」ボタンで対象をロックオン可能。 「左スティック+ZL」ボタンの同時押しでパッと振り返ることが可能。 フェイタルフレーム 相手の攻撃直前のタイミングでこちらの攻撃を当てる、相手に掴まれた直後等に発生する。ダメージアップ効果+相手を押し戻す+更に追撃可能といった効果がある。成功すると画面左上に表示がでて数字もでるが、この間が追撃(連写)タイムとなる。時間は非常に短いが、フィルム消費がないので気にせず連射できる。フェイタル中にもフィルム変更可能。 怨霊の撮影時に「霊片」と呼ばれる欠片状のものが飛び散るようになり、これと怨霊本体を同時撮影するとダメージが増加するようになった。また、本体と霊片の合計が5か所(*2)以上だと「シャッターチャンス」となり、より大きなダメージと怯み・ノックバックが発生する。 このため、従来作のようにじっくりフェイタルフレームを待って大ダメージを狙うだけが効率的ではなく、連続撮影して霊片との同時撮影ダメージを稼ぐというゴリ押しも十分戦法として通用するレベルになった。 ただし発生した霊片を放置しておくと本体に戻り、HPを回復されてしまうため、単にチャンスを狙うだけが最適解ではない。 Wii U GamePadでの操作 今作では、Wii U GamePadを射影機に見立て、操作する。 ジャイロセンサーを使用し、自身があたかも射影機を持っている感覚でプレイできる。 ジャイロセンサーによる操作が苦手な場合はスティック操作に設定できる。 操作は「ジャイロ+Rスティック」または「Rスティックのみ」の2種類。カメラの感度や反転もオプションで個別に変更可能。 影見 日上山周辺に伝わる特殊な力。道中で迷ったら「ZR」ボタンを長押しで影見を使用する。 消えた人や物の影を見ることができる。多くのステージではこれを追い目的地を目指すため、迷うことはほぼ無い。 影見を行うには、寄香(よすが)と呼ばれる消えた人の想いが強く残る品を入手する必要がある。 看取り 撃退した霊に触れることで、霊の過去・死に際を見ることができる。 従来では軽視されていた雑魚霊のバックボーンや、物語の根幹に関わる記憶を垣間見ることができる。 また一部の霊は特定のタイミングで戦闘中でも看取ることができる。残り体力に関係なく一撃で倒せるため攻略の面でも重要である。 濡れる 文字通り、雨や水気の多い場所ではキャラクターの体が濡れる演出が入る。画面右下のメーターに濡れ具合が示される。 濡れると移動速度が落ちる・霊の出現率が上がる等のデメリットと、射影機による攻撃が強くなるといった一部メリットがある。 また、一部の霊による攻撃を受けると夜泉濡という状態になる。 キャラクターの体が濡れるのは共通だがメーターが赤紫に変化し、防御力低下+スリップダメージ状態になってしまう。アイテム「清めの火」を使うか、早く霊を倒す必要がある。 特に女性キャラクターの場合は、肌にピッタリ張り付きスケスケになる衣装が非常にエロい。 特典要素 本作にも、クリア特典が用意されている。 追加コスチュームには、白無垢といった和風テイストの他、水着(夕莉用)やマイクロビキニ+マフラー(深羽用)といった変化球も(*3)。 またおまけストーリーとして、『DEAD OR ALIVE』シリーズの登場人物である「あやね」を操作するショートストーリーが解禁される。 『DOA』シリーズを手がけるTeam NINJAが監修しており、ストーリーは依頼を受けたあやねが行方不明の少女を捜すというもの。 ゲーム的には本編より隠密行動(スニーキング)を重視した内容で、過去作に登場する霊石灯と新要素である「紫糸」を駆使する。 評価点 グラフィック 本作はWiiUでの発売となったことに伴い、シリーズ初のHD作品となっている。そのため、次世代ハードの性能を存分に活かし、より美麗となったグラフィックとなっている。 その恩恵により女性キャラクター、更には女性型幽霊すら美しくなった。 シリーズの顔でもある怨霊達も、よりおぞましい姿でプレイヤーを歓迎してくれる。 濡れる恐怖がコンセプトというだけあってキャラクターが濡れた際の服や肌の質感はかなりのもの。 しかも濡れた度合いに応じて、衣服の肌への張り付き方や透け具合まで変化するという徹底した拘りっぷりを見せてくれる。 + そしてお馴染みの… パンチラもあるにはあるが、今作で特筆すべきはやはり乳揺れだろう。 走っても歩いても乳房が揺れる。挙句、女性型幽霊の乳房も揺れる始末である。 だが、本作はそれだけではなく、後述する通り別の問題点に繋がっている。 グラフィックの向上により、動くものと動かないものの区別がほぼつかなくなり、怖さが倍増している。 ストーリー 本作では、シリーズ中でもかなり直球に「死」という要素を取り扱っている。 物語の舞台となるのは「日上山」と呼ばれる霊山で、自殺の名所という設定。そのためか主要人物や怨霊も、その多くがここで自殺または自殺未遂を行っているという。 従って、過去作のような単純なホラーゲーとしての恐怖だけでなく、希死念慮に囚われた人々が発する特有の陰鬱さも加わり、かなり重い話である。 一般にゲーム中でキャラが自殺する(した)際、その人の経緯などを考慮せずにその場凌ぎの精神論で説き伏せて終わりといった安っぽい扱いのものも少なくない。しかし本作の場合は「看取る」ことでその怨霊が死を選ぶまでの過程を見ることが出来、自殺が物語の核心となる重要な要素となっている。 明らかに重そうな雰囲気の漂うシナリオと、プレイヤーを引き込むかのような先が読めない展開が評価されている。 また、過去作との絡みもある。既存シリーズをプレイしてると知った名前や御家の名前等でニヤリとさせられるものもある。話の根幹にいるのはやはり麻生博士だが、初代零の主人公が登場するなどファンサービスは多い。 音楽・音声 SEや天野月氏の主題歌、AnJu氏のテーマはゲーム全体としては和風ホラー調の重苦しい雰囲気にマッチしている。 声優陣も主人公3人を演じる種田梨沙氏・鈴木達央氏・内田真礼氏の3名を始めとした豪華な顔ぶれが起用されており、重々しいストーリーの盛り上げに一役買ってくれている。 移動速度向上 MAPが広くなったためか、屋外時の移動速度が全体的に上昇している。過去作と比較してロケーション自体も増えているが、それらのフィールドを探索するのも楽になった。 問題点 描写不足のストーリー ストーリーの全容を理解するためには、それ相応の情報収集能力を要する。 しっかり理解するにはプレイヤー側がある程度知恵を絞らねばならず、説明不足と言われても決して間違った指摘ではない。 一例として「鉈を持った男の霊」は、本作の惨劇を引き起こした元凶の一人と言える存在である。しかし彼の行動原理は、通常プレイで入手できる資料や看取りで見られる過去の映像では、極めて曖昧な描写・情報しか得られない。核心部分はファイルリストコンプリートの特典である、強化レンズ「聲」(*4)を使用した際の音声を聞かないと理解できない。 本作は全体的にキャラクターの心理描写・感情表現・台詞等が不足しており、これもまた描写不足を後押ししている。例えばイベントムービーでは、キャラの僅かな息遣いのみで、台詞らしい台詞等はかなり少なく、キャラ自体もほぼ真顔で表情に乏しい。 この描写不足はゲームを進めると手に入る「メモ」である程度理解できるが、これはメモでの補足よりも本編内で描写すべきだろう。特に序盤のシナリオで登場する「百々瀬 春河」は、救助してすぐに失踪し、中盤で亡霊として現れるが、その過程は一切描写されない。失踪しても蓮や密花はおろか、直接絡んだ夕莉すら気にも留めず、結局そのままゲームが終わってしまう。描写不足というレベルではない。 難易度の低さ シリーズ経験者がプレイして真っ先に思う事がこの点である。 先述の通り本作は、「敵を攻撃すると霊片が発生し、それを含む部位が5か所以上だとシャッターチャンス」というシステムである。このため距離を取りつつ攻撃し霊片を増やすだけで容易にシャッターチャンスで大ダメージになるゲーム性へと化してしまった。 おまけに今作では難易度問わずO七式フィルムを無限に使用できるため、節約しながら効率良く戦う必要性がほぼ消滅してしまった。この2点が悪い意味で噛み合ってしまい、ただ距離を取りながら攻撃を重ねていくだけでよくなってしまったのである。 本作の低難度を後押しているのが、ほぼ全ての敵の攻撃をボタン連打で簡単に回避できる事である。 回避できない攻撃は、ごく一部の敵が使用する掴み攻撃と、イベントによる強制ダメージ、そして遠距離攻撃全般のみである。逆を言えば、これら以外の攻撃は回避ボタン連打で全て容易に避けられる。最終ボスの突進攻撃であろうと例外ではない。受付時間が短い・攻撃によって押すボタンが違う・タイミングよく押す等の制約もなく、同じボタンを軽く連打するだけで成功してしまう。 これもまた、上記の「距離を取りつつ攻撃していくだけいい」と悪い意味で噛み合ってしまっている。離れて攻撃しながら霊片を出してシャッターチャンスを狙い、攻撃されたらボタン連打で回避、本作の敵の大半はこれだけで倒せる。敵の攻撃を知らせる強化装置「避」も、最序盤のシナリオ2で入手できてしまう有様である。いくら何でも至れり尽くせりが過ぎる。 アイテムもシナリオ開始時にデフォルトで多数所持しているため、よほど杜撰なプレイをしなければゲームオーバーにはならない。 例えば最序盤であるシナリオ2(*5)の時点で、万葉丸x10・御神水x3・鏡石x1と、たっぷりの回復アイテムを所持している(*6)。その上でシナリオ中に多数の回復アイテムや各種フィルムを入手できるため、戦闘で困る事はまずない(拾得数はシナリオにもよるが)。後半シナリオに至っては、万葉丸x25・御神水x5もの回復アイテムを所持して始まる。ここまで多いと使いきる方が難しいくらいである。このためシナリオ開始前にアイテムを購入できるというシステムも、前作に引き続き殆ど機能していない。 最高ランクであるSSクリアも、慣れてくると初見プレイで達成できる事もあるほど簡単である。 本作のクリアランクに関わる要素は、残影や霊全般の撮影で獲得したポイントと、所持していた消費アイテムの清算ポイントのみである。他アドベンチャーと違って敵から受けたダメージ・シナリオ中に経過した時間・ゲームオーバー回数・リトライ回数等は一切関係ない。 やはりというか何というか、これもまた上記で述べた問題点と悪い意味でガチガチに絡み合ってしまっている。プレイ時間が関係なく、O七式が無限なため、上手く立ち回るよりもチマチマ攻撃してポイントを稼ぐ方が高ランクを狙えるのである。ランクに所持アイテムが関与している点も然り。各フィルムを使い分けるよりは、O七式で時間を掛けて戦う方が高ランクを狙えてしまう。そして攻撃を回避しやすい事は、回復アイテムをあまり使わない事でもあり、やはり高ランクの狙いやすさに繋がってしまっている。 せっかくの「看取り」要素や特殊な条件下でのみ見れる「レア看取り」などは、点数を下げる行為であるため使うことが躊躇われてしまう。 要約すると、きっちり探索してアイテムを拾い集め、戦闘ではO七式で時間を掛ける。大半のシナリオはこれだけでSSを獲得できる。 シリーズお馴染みの最高難易度である「NIGHTMARE」も、本作ではそこまで難しいものではない。 変化する要素は、所持/拾得アイテムの減少・霊片が消えやすい・与ダメ量と回復霊力の低下と、主にこちら側が弱くなるだけである。フェイタルフレームや攻撃回避の受付時間・被ダメ量・敵の配置や行動ルーチン・攻撃頻度等、敵側に関しては良くも悪くも変化がない。 そのため、難易度NIGHTMAREでもプレイ感覚自体はNORMALと大して変わらない。戦闘ではO七式で時間を掛けてポイントを稼ぎ、敵の攻撃はボタン連打で避けるため、回復アイテムやフィルムが減ろうがやる事は同じ。拾得量が少ないためNORMALより戦闘で稼ぐ必要があるが、与ダメ量の低下で必然的に戦闘に時間が掛かるため、結局大差はない。 ステージ構成・戦闘について 本作はシリーズ随一のボリュームをアピールしており、確かにエンディングに至るまでのプレイ時間は過去最大となっている。 しかし実際には、時には別のキャラで、時には別の目的で、同じロケーションを何度も往復する事が非常に多く、水増し感が極めて強い。発生イベントや敵配置に変化はあるものの、同じ場所に何度も行くため、未知のロケーションに行く新鮮味・恐怖感が薄れてしまっている。中には3回も4回も5回も行くロケーションもある。ここまで多いと新鮮味どころか飽き飽きしてしまう事だろう。 これも多くのプレイヤーから指摘されている事だが、本作は閉所での戦闘がシリーズ全体でも特に多く、ストレスを感じやすい。 戦闘エリアが狭いが故に敵が地形内にめり込んでしまう事が多発し、それにより敵側が一方的に有利になる様々な事態が発生する。地形内の敵が戻ってくるのを待つ間に発生した霊片が消滅してHPを回復される、霊片が地形内にめり込んでシャッターチャンスを逃す、シャッターチャンスで敵を倒すと地形内までノックバックして「看取り」ができなくなる等、多方面に悪影響を及ぼしている。 当然の事だが、戦闘エリアの狭さは敵が有利になる一方で、プレイヤー側は著しく不利になる。地形が狭いとフレーム内に敵や霊片を収めにくく、結果シャッターチャンスを逃がしたりフェイタルフレームに失敗する等になりやすい。ボタン入力で敵の攻撃を回避しても、地形が狭いせいで結局当たってしまうという事も多く、これには流石に理不尽さを禁じ得ない。 このため、戦闘エリアが広いか狭いかだけで難易度が激変するという、非常に歪なゲームバランスになってしまっている。先述の通り敵の攻撃はボタン入力で回避できるため、開所で戦う強敵よりも、閉所で戦う雑魚の方が難しいという逆転現象が起きている。シナリオ8・13に至っては、5畳程度しかない物置で戦う、狭い事務所内で2体の敵と対峙するという厳しすぎる状況すらもある。意図的か結果的かは分からないが、仮に意図的とするならば、ゲームとしての面白味には全く寄与できていないと言えるだろう。勿論幽霊なので地形をすり抜ける事自体は問題ではない。幽霊に有利な地形・場所が多すぎるのが問題なのである。 本作の霊の総数は決して少ないわけではないが、全体のボリュームが多い上、敵と遭遇する頻度も従来作と比べて高め。これにより相対的に同じ敵と遭遇する機会が多くなり、その内恐怖感よりも「またこいつか…」と辟易してしまいやすい。また、総数自体は少なくないものの、見た目が違うだけでモーションは使い回しの水増し幽霊も少なからず存在している。 本作には都市伝説として有名な「八尺様」が正体不明の謎の幽霊として登場しており、これはとても好意的に評価されている。しかし折角の個性的な存在なのに、エンカウントの機会は僅か2回のみで、どちらも迂回ルートを通れば戦闘にならない(*7)。こういった要素をもっとたくさん入れてくれれば、プレイヤーの心境も変わっただろうに。 霊やこちらの攻撃に対する地形の当たり判定がおかしい箇所が多い。 岩や壁の中にいる敵に攻撃が当たる一方で、別の壁の中や木の裏側の敵には当たらなかったりと、この謎の判定は序盤から随所に見られる。本作は狭い地形が多いため、プレイヤーとしては壁の中にいても当たってくれた方が当然嬉しいが、完成度的な意味ではあまり褒められない。 また、2階の小部屋での戦闘中に突如1階に行ってしまったり、地面の中に潜り込んでしまったり、不安定な挙動を示す事もある。 上手く機能していない状態異常 本作の要素の一つである「濡れ」は、ゲームとしての面白さに寄与しているとはお世辞にも言い難いものになってしまっている。水に濡れると被ダメが増え特定の敵が出現しやすくなる半面、与ダメが増加し霊力の回復量が増えるという長短になっている。しかしシナリオの途中で強制的にずぶ濡れにさせられる事が多い上、特に終盤は雨が降っているため否応なしに濡れる事になる。また、先述の通り敵の攻撃は回避ボタン連打で容易に回避できるため、被ダメの増加も大したデメリットになっていない。遭遇率増加も、アイテム収集等でよほど寄り道しない限りは大きな差がなく、戦闘でのポイント稼ぎにもなるため、やはりデメリットには至らず。さらに言えば、蓮には元より霊力が存在しないため、「霊力の回復量が増加する」というメリットが機能していない。 もう1つの「夜泉濡」は、移動速度低下・視界妨害・スリップダメージというなかなか手痛い状態異常にはなっている。しかし夜泉濡攻撃を確定で仕掛けてくる敵は限られている上、その敵もHPを1/6程度にまで減らさないと基本的に使用してこない(*8)。仮に使用してきたとしても、やはり回避ボタン連打で簡単に回避できてしまい、回復アイテムも潤沢なので大した脅威ではない。 恐怖演出の少なさ・弱さ 本作の怖さは、ホラーゲーム経験者・シリーズ経験者からするとパンチが弱い・あまり怖くないとされている。低年層の多いWiiUユーザーに合わせた可能性もあるが、初代や『紅い蝶』のような怖さ・おぞましさが足りないという声が多い。 分かりやすい説明をしづらいが、全体的にプレイヤーを怖がらせる、または驚かせる演出・工夫・表現が少ない。 いくつか例を挙げると、大半の浮遊霊の登場の仕方がただ立っているか歩いているだけ。 浮遊霊が登場する際に鳴る効果音の種類が少ない、もしくは鳴らず、効果音が鳴ったとしても「ピーン!」という怖さの欠片のないもの。 霊(敵)の登場も同じくただ登場するだけで工夫が凝らされていない。 恐怖感を煽るようなBGMがプレイ中に一切なく、2種類の環境音が延々と流れているだけ等。 浮遊霊も敵として登場するものが殆どなため、数回で見慣れて恐怖感を感じなくなってしまう。 他ホラーゲームやジャパニーズホラーではよくある、「手を触れていないのに物が勝手に動く」「章が進むごとに人形の髪が伸びる」「壁のシミが動く」というような明らかに不自然な怪奇現象は皆無。せいぜい「棚から勝手に物が落ちる」程度のモノで、怖いとはお世辞にも言い難い(*9)。 零シリーズも今作で5作目という事で耐性のあるプレイヤーも多く、初のHDハードでもあったため、今までにない表現が欲しかったところ。 もちろん全くダメなわけではなく、押入れを開けると映りこむ等身大の人形の存在感や、劣化しまくったVHSのような表現が施された看取り映像、電話ボックスの隣に立つ謎の存在感を放つ「傘を差した女」や、先述した「八尺様」等は十分に個性的でホラーゲームとしての水準を満たしている。 Wii U GamePadによる没入感の妨げ。 『零』シリーズは、写影機を構えるとカメラ越しの一人称視点になり、恐怖の存在を見て対峙するしかないという独自の恐怖演出であった。しかし本作では、この一人称視点がゲームパッドの小さな画面に表示されるため、カメラ越しに敵と対峙するというシリーズ特有の臨場感が大幅に削がれてしまっている。さらに、プレイヤーの視線もテレビ画面とパッド画面を頻繁に行き来する事になるため、作品世界へ入り込む没入感も同様に削がれている。本作に限った話ではないが、Wii U GamePadは「ごっこ遊び」をする上では優秀なデバイスではあるものの、臨場感・没入感の面ではマイナスの方向に働いてしまっている。ただし、「ごっこ遊び」としてはかなり効果的に活用・機能している部類であるということは特記しておく。 恐怖感を殺す、過剰なお色気要素。 主に健全な紳士からの感想。主人公や女幽霊がいちいちエロくて恐怖演出を感じる余裕がないという声が非常に多い。夕莉はシリーズでも随一の巨乳であり、ただ歩くだけでもその大きな乳房が激しく揺れる。女幽霊も胸元をはだけた官能的なものが多い。また、コスチュームにもよるが狙わなくてもパンツが見えたり胸元を強調するイベントカットも数多く、こんな動画が存在するほどである。これら数々のお色気要素が、ただでさえ弱い本作の恐怖感を殺してしまっており、怖くないという本作の評価を確固たるものにしている。 もちろんこういった舞台ではエロ要素自体は問題ではない。映画など他メディアのホラー作品においても、エロ要素は普通に存在する。ただしその目的は恐怖をより際立たせる為のスパイス、「スイカに塩」の塩である。本作のエロはエロで評価されており、それ自体に批判の声はほとんど無いが、明らかに匙加減を間違えて素材本来の味を殺している事が問題視されている。 本作の舞台である日上山は自殺スポットの名所という設定であり、作中でも何度も「二度と生きて帰れない山」と言われている。 しかしそのわりには、行方不明者を探して単身乗り込み、対象を発見または救助し、無事家に帰還…という展開が何度も行われる。 恐らく章仕立てにした弊害であろう。物語として破綻しているわけではないが、些か説得力に欠ける印象は否めない。自殺スポットである事を考えると「この件で初めて生還者が確認できた」と解釈する事は出来るかもしれないが… 操作キャラクターの格差 本作の操作キャラクターは主に夕莉と蓮の2人に大分されるが、この2人の性能差があまりにも激しすぎる。夕莉は吸・遅・得・撃といった、8種類もの豊富な強化レンズ(*10)を使用でき、プレイスタイルにメリハリ・幅がある。 一方で蓮は、夕莉のような多種多様な強化レンズを使用できず、代替手段である連写も「4連写」「8連写」の僅か2種類のみである。しかもこの連写、特性・長所・短所があまりにも噛み合っておらず、ダメージソースとしては全くと言っていいほど役に立たない。 連写はその名の通り4/8連写できる反面、1発あたりの与ダメは通常撮影の3~4割程度しかない上、使用後の装填速度も非常に長い。また、その仕様から大量の霊片を放出させるが、連写で発生した霊片は僅か数秒で消えてしまうというという特性がある。 このため、連写では大したダメージを与えられず、装填速度が長いせいで大量の霊片が発生してもシャッターチャンスに繋げられず、大量に発生かつ数秒で消えるせいで与ダメ以上のHPを回復されてしまうという、殆ど役立たずな攻撃手段になってしまっているのである。一応複数の怨霊を連写で攻撃すれば、2倍の霊片によって連写中にシャッターチャンスが発生し、回復される以上のダメージを与えられる事がある。しかし相手が連続でノックバックして全ヒットしない事があったり、そもそも複数の怨霊が同時出現する状況に限られたりと、不確定要素が強く実用的とは言い難い。唯一のメリットは「大量のポイントを容易に稼げる」事であり、この一点だけは夕莉よりも優れている。しかし蓮には劣るとはいえ、夕莉にも獲得ポイントを増加させる強化レンズ「得」があり、釣り合いが取れているとは到底言えるものではない。 このためポイント稼ぎ以外での戦闘では、実質的に強化レンズなしの通常撮影のみで戦闘させられるという事になってしまっている。せめて「夕莉よりもHPが高い・攻撃力が高い・移動速度が速い」等の基礎スペックで差別化されていれば良かったが、それすらもなし。 本作の主人公は前作同様に3人だが、この項目では「操作キャラクターは主に夕莉と蓮の2人に大分される」と書いている。というのもこれは、深羽が主人公のシナリオが僅か2つしかないためである。主人公3人というよりは主人公2人+αというレベルである。 一応最初と最後のシナリオに深羽の操作パートがあり、厳密には4つである。しかしこの時には一切戦闘がなく、実質2つと同様。正直おまけシナリオで他作品のゲストキャラを使わせるよりは、深羽のシナリオを増やして内面をもっと掘り下げてくれた方が…。 その他の問題点 ゴーストハンドの煩わしさ アイテム拾得時、一定確率でゴーストハンドに手を掴まれるシステムが、前作に引き続き本作にも採用されている。前作同様に数回の遭遇で飽きるため恐怖演出として機能しておらず、拾得に数秒掛かるためいちいちテンポが悪く、評価は芳しくない。 また、このゴーストハンドは手を伸ばす際に画面端を注視していれば回避できるが、地形や出現位置によっては反応が遅れてしまう(*11)。この場合はほぼ確実に掴まれてしまい、僅かとはいえ余計なダメージを負い、レバガチャを強いられてしまう。 一応、前作と違って拾い損ねたアイテムが消失しない、という改善点はあるが…。 オートセーブの弊害 前述したとおりエンディング毎にクリア特典が用意されているが、本作はオートセーブのため、分岐前でデータを残しておく事ができない。従って全特典の入手には最終シナリオを最低4周する必要がある。難易度は問わないのと、道中の戦闘は大半が無視できるのが救い。 ボスや難敵と戦う前にセーブできないため、負けた場合は装備の変更や射影機の強化などもイチイチやり直すことになる。大抵の章はボス前にチェックポイントがあるが…シナリオ12はチェックポイントが異常に少なく、5つの鍵を探して広大な屋敷を歩き回るのだがその間に一切チェックポイントがない。鍵入手の前後には確定戦闘があるが、負けたら最初から集め直しである。ボス戦の直前にもチェックポイントがなく、短い距離だが負けたらやり直しである。最終章も行ける範囲が広いわりにチェックポイントが少なく、散々歩き回って高額アイテムを集めて(ポイントを稼いで)も、チェックポイント前の敵にやられたらやり直しである。一応ポイントを稼がなければいいだけなのだが、オールSSトロフィーの存在などからも、もうちょっとチェックポイントが欲しかったところ。 今作では基本的に敵として登場する霊しかリストに登録されず、従来と違って浮遊霊や残影等は登録されなくなってしまった。 コンプリート自体は楽になったものの、同時に霊に関する文章が大幅に削減され、読む楽しみが減ってしまった。 初代から『月蝕の仮面』まで恒例だった、ゲームクリア後に開放されるミッションモードが『眞紅の蝶』に引き続き実装されていない。 本編では体験できないシチュエーションで霊と戦えたり、強力な霊達と即座に再戦できたりスコアアタックも楽しめるとやりこみとして恒例になっていたのだが、本作では本編とミッションモードが統合されたような状況のためか実装されなかった。 総評 なかなか用途を見出しづらいゲームパッドをフル活用した作品。 シリーズ本来の恐怖感は薄まっており、難易度もかなり低いが、それ故にシリーズ未経験者には勧められる出来にはなっている。 現在は多数のハードに移植されているため、興味があるなら買ってみてもいいだろう。 余談 本作の発売と前後して、映画『劇場版 零 ゼロ』が公開された。原作は大塚英志著の『零 ~ゼロ~ 女の子だけがかかる呪い』である。 またマンガボックス内にてウェブコミック『零 影巫女』(原作:天樹征丸 作画:hakus(*12) 全7巻)がスタートする等、各種媒体でメディアミックスが行われた。 2018年12月7日発売の『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』には今作の主人公の1人である不来方夕莉がアシストフィギュアとして登場した。 その後の展開 2021年10月28日に本作のリマスター版がSwitch/PS5/XSX/PS4/One/Winで発売された。 PSハードでは『刺青ノ聲』以来16年ぶり、Xboxハードでは『FATAL FRAME II CRIMSON BUTTERFLY』以来17年ぶりのリリースとなる。 著作権表記には引き続き任天堂が名を連ねており、『The Wonderful 101』同様に任天堂版権のタイトルが他社プラットフォームで発売された希少な例となっている。