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『長まりさをやってみた 6話』 10KB 制裁 観察 実験 群れ 自然界 長あき 注意 愛でより? 頭の良いゆっくりが出ます 私の作品が足踏みしている?ならば全速前進DA! ここ数日、特に大きな事件は起きていない。 狩りに行ったゆっくりが帰って来なかったり、子ゆっくりが鳥に喰われたりしたが、それぐらいでは死亡フラグ乱立のゆっくりにとって事件にはならない。 ようするに、俺の群れは平和ってことだ。 平和なはずだ。 ひそひそ・・・ 『また何か言ってるな。あいつら何を企んでいるんだ?』 最近、一部のゆっくりの態度がおかしい。 遠くから俺を見て、小さな声で話し合い。 「ゆ!?おさがきたよ!ゆっくりにげるよ!」 ピョンピョンピョン 何を話しているのか聞きに近づくと、逃げ出す。 口の軽いゆっくり相手でも、さすがに一言も話さずに情報を引き出せるわけもなく、今だに何をしているのかわからない。 さきほど魔理沙に頼んで探ってもらってみたが、おそらく・・・ 「駄目だったわ。私が師匠と仲が良いのを知ってるせいか、私が近づいても逃げられちゃう。」 『やっぱりそうだったか。むぅ、もっと馬鹿なゆっくりだったら、楽に話を聞き出せるんだろうけどな。』 やはり、聞き出せなかったか。 世の中には大きな声でヒソヒソ話しをしたり、注意力が足りなくて誰かが近づいても気付かないような餡子脳のゆっくりもいるが、あいつらはそこまで馬鹿じゃなかったらしい。 うーん、情報が少なすぎるな。 たいしたことを企んでなかったのに、無理やり聞きだして信頼を下げるのは避けたい。 問題が無かった時のリスクを考えると、まだ動けないか。 もう少し情報が集まってから動こう。 『何だこれ?落とし穴か?』 俺が狩りを終えて洞窟に帰ると、洞窟の前に不自然に木の枝で隠された穴があった。 小さな穴だが、中には尖った小石が入っている。 「師匠、これは結構まずいかもしれないわ。」 『そうなのか?ほとんどイタズラみたいな物じゃないか。』 木の枝のカモフラージュはバレバレで全く隠せていないし、穴は浅く、小石程度では怪我もしない。 これが何か問題になると思えないのだが・・・ 「師匠、まりさの帽子被ってるの忘れてるでしょ?皆は師匠のことをゆっくりだと思ってるのよ。」 『そうか!ゆっくりのあんよなら、こんな小石でも傷がついて歩けなくなるのか。混乱して暴れれば、傷口から餡子が漏れて死んでしまう可能性もある。』 「それに、師匠は人だからわからないだろうけど、この枝はけっかいっ!よ。普通のゆっくりなら、この落とし穴に気付けない。」 つまり、この落とし穴は俺を本気で傷つけるつもりで作られたのか。 『相手がその気なら、こっちもそれなりの対応をしないとな。魔梨沙、手伝ってくれ。』 「うふふ、長暗殺異変ね!頑張って解決しましょ♪」 『ふん、犯ゆん共!大衆の巨大な力に圧し潰されて、哀れに惨めに追い詰められろっ!』 ここは、とあるゆっくりの巣の中。 「ゆゆ!あのゲスはまりさたちのわなにかかった?」 「だめだったみたいだわ!いなかもののくせに、うんだけはいいわね!」 「むきゅう!まさかぱちぇのひさくがしっぱいするなんて・・・」 「わかるよーゆだんできないんだねー」 「だてにおさをやっていないみたいだみょん!」 五匹のゆっくりが集まって話し合いをしていた。 「ぱちゅりー、こんどはどんなさくせんでいくの?まりさはなにをすればいい?」 「みょんはぱちゅりーをしんじているみょん!だから、どんなことでもいうみょん!」 「いっちだんけつなんだねー!わかるよー!」 「そうね・・・ゲスのおうちにとがったいしさんをばらまくのよ!おうちはたいようさんのひかりがはいらないから、きづかないはずよ!」 「とかいはなさくせんだわ!そのさくせんなら、あのゲスもゆっくりできなくなるわね!」 長の住む洞窟の前に五匹のゆっくりが集まってきた。 「わかるよーだれもいないんだねー」 「いまのうちに、はやくいしさんをおいていくみょん!」 そう言うと、ゆっくり達は洞窟の中に小石を撒き始めた。 しかし・・・ 『おまえら!何をしているっ!』 「「「「「「どぼちてかえってくるのぉおおおおおおおおおおおお!?」」」」」 長が帰って来てしまった。 しかも、群れのゆっくり達を連れている。 『これは・・・尖った石じゃないか!?こんなものを踏んだら、あんよが傷つくぞ!』 「ち、ちがうわ!そ、そうよ!とかいはなコーディネートをしようとおもったのよ!」 「そ、そうだよ!まりさたちはおさのためにしたんだよ!」 とっさに、言い訳をするゆっくり達。 しかし、この群れは長から、都会派なコーディネートとは住みやすい環境を作ることだと教わっている。 当然、危ない小石をばら撒くことを都会派なコーディネートなどと認めない。 「そんなのコーディネートなんていわないわ!」 「おさのおうちにひどいことするなんて、ゆっくりしてないね!」 「おさがあぶなかったんだねーわかるよー」 「むきゅううう!みんな!ゆっくりしないでにげるわよ!」 他のゆっくりに攻められた五匹のゆっくりは、すごすごと逃げて行った。 「おさがけがするまえにみつけられて、よかったみょん!」 『そうだな。「偶然」あいつらを見つけた魔梨沙がしらせてくれなかったら、危なかったな。』 「むきゅ?そういえば、まりさはどこにいったのかしら?」 『さあ?また「偶然」何か見つけられるように、何処かに行ってるんじゃないか?』 五匹のゆっくりは逃げ帰って来た巣の中で、また話し合っていた。 「わからないよーぱちゅりーのさくせんはかんぺきっ!だったはずだよー」 「ゆうう!たまたまみつかっちゃっただけだよ!つぎはきっとだいじょうぶなはずだよ!」 「むきゅ!こんどはあのゲスのいえからごはんさんをぬすむのよ!ごはんさんをむーしゃむーしゃできないとゆっくりできないわ!」 また、長の洞窟の前に集まる五匹のゆっくり。 長は狩りに行っていて、しばらく帰って来ない。 「こんどこそ、ゲスをゆっくりできなくさせてやるみょん!」 「これがごはんさんね!いなかもにはもったいないわね!」 「「「「「むーしゃむーしゃし、し、し、しあわせーーー!」」」」 ゆっくり達は、洞窟の中にあった食料を食べ始めた。 沢山あった食料がみるみると減っていってしまう。 「皆来てーーー!!師匠のご飯を食べてるゆっくりがいるわーーー!!」 「「「「「どぼちているのおおおおおおおおおおおお!?」」」」」 が、またしても見つかってしまった。 長の採ってきた木の実やキノコは、普段食べている食べ物よりおいしく、周りが見えなくなるほど集中してしまっていたせいだ。 魔梨沙の声を聞きつけたゆっくりが、どんどん集まって来てしまった。 「どうしたの?ゆ!また、あのゆっくりしてないゆっくりだよ!」 「おさのおうちのごはんさんをたべてるみょん!ひどいみょん!」 「わからないよーおさはやさしいのに、どうしてこんなことするのー?」 「む、むきゅ!こ、このままじゃまずいわ!にげるわよ!」 またしても攻められる五匹のゆっくり。 前回と同じ様に、五匹のゆっくりは逃げるしかなかった。 「むきゅうううう!またみつかってしまったわ!」 「でもだいじょうぶなはずよ!いなかものごはんさんはだいぶたべたわ!」 「そうだよ!まりさたちのさくせんはうかくいったよ!」 「わかるよーゆっくりできなくさせたんだねー」 「このちょうしでどんどんゆっくりさせなくするみょん!」 五匹のゆっくりは、まだ諦めていなかった。 この後も、長に嫌がらせを続けたのだが・・・何故か犯行現場を見つかってしまう。 五匹のゆっくり達の評判はどんどん落ちていった。 「ゆぅう、きょうもだれもまりさとおはなししてくれなかったよ・・・」 「わからないよーちぇんはちかづいたらにげられちゃったんだよー」 「さいきんぜんぜんゆっくりできないわ・・・」 「こ、このままじゃまずいみょん・・・」 「・・・むきゅ!!さいごのさくせんをけっこうっ!しましょう!それいがいに、このじょうきょうをだはできるほうほうはないわ!」 ゆっくりが寝静まる夜、長の住む洞窟の前に五匹のゆっくりが来た。 どのゆっくりも、口に木の枝を銜えている。 「こーそこーそ、あのゲスをえいえんにゆっくりさせるよ。」 『ふーん、そりゃ怖いな。』 「「「「「ゆ!?」」」」」 後ろを振り向くと、長が立っていた。 長が起きる前に、永遠にゆっくりさせようとしていた五匹のゆっくり達は驚く。 「な、なんでいなかものがおきてるのよ・・・」 『おまえら、俺のことを見てひそひそ話してたからな、怪しいと思って見張ってたんだ。だから、お前達がここに来るのもバレバレだったよ。魔梨沙、出てきていいぞ。』 長が言うと、何も無い所から、いきなり魔梨沙が現れた。 「うふふふ、ゆっくりが師匠に知恵比べで勝てるわけないのに、お疲れ様♪」 「むきゅ!?ど、どうやってでてきたの?」 『体にけっかい!を張ったんだよ。体に木の枝つけただけで見えなくなるのは、見ててシュールだったけどな。』 魔梨沙が使ったのは、にとり種が使う「おぷてぉかるかもふらーじゅ」だ。 普通のゆっくりだと不器用すぎて使えないのだが、魔梨沙は希少種になったことで器用になってできるようになったらしい。 『それで、何で俺を殺す気になったんだ?でいぶ以外に酷い事をした覚えなんてないぞ?』 「ゆ!なにいってるんだ!おまえがまりさから、おさのざをうばったんだろぉおおおおお!!」 長の座を奪った? そんなことしたっけ? 「つぎのおさはまりさだったはずなのに!なんで、むのうだったおまえがおさになるんだぁあああああ!」 「そうよ!まりさはとかいはなのに!なんでおさになれないのよ!」 「まりさのほうがおさにふさわしいんだよーわかれよー」 そういえば、この帽子の持ち主は無能だったみたいだな。 そんなゆっくりが自分を差し置いて、長になったのが許せなかったのか。 『でも、お前達は群れのゆっくり達に嫌われてるぞ?俺を殺しても長になれると思えないが?』 「むきゅ!おまえをえいえんにゆっくりさせたあと、まりさがむれをおさめれば、まりさがおさにふさわしいってわかるはずよ!」 『そうか。自分が偉くなる為に他ゆんを傷つけるような奴に長の座は渡せないな。・・・他の奴らも出てきていいぞ!』 「ゆっくりでるよ!」×一杯 「「「「「ゆうううううううううううううう!?」」」」」 草むらから群れのゆっくりが大量に出てきた。 当然、今までの話も聞いている。 『お前たちをこの群れから追放する!!異論がある奴はいるか!?』 「ないよ!ゆっくりしないででていってね!」×一杯 「「「「「ゆ、ゆ、ゆんやあああああああああああああああああ!?」」」」」 「師匠、何で今回は面倒な制裁の仕方をしたの?でいぶから私を助けてくれた時みたいに、即潰しちゃえばよかったのに。」 『殺すのが当たり前な群れとか嫌だろ?殺さなくてすむなら、殺さないさ。』 逆に言うと、でいぶは殺す以外に対処できないってことなんだけどな。 あれを更生させるには奇跡でも起こさないと駄目だし・・・ 「そうだったのね。うふふふ、面倒な方法で制裁して疲れたでしょ♪ご苦労さま!」 『疲れたけど、これで群れからゲスが減ったって考えれば、今回の事件も悪い事じゃなかったな。』 「ゆぅうう!いつかあのゲスにふくっしゅう!するよ!」 「そうね!ありすたちをついっほう!するようないなかものは、せいさいされてとうぜんだわ!」 「むきゅ!ぱちぇのずのうでギタギタにしてやるわ!・・・むきゅ?ゆっくりしていってね!あなたたちはだれ?」 「みょ!?なにするみょん!や、やめるみょん!」 「わがらなっ!やべ、やべで!ちぇんはじにだぐないよおおおお!」 「「「「「「ゆ、ゆぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」」」」」 *************************************************************** うう、制裁難しい・・・ ss書いてて気付いたのですが、私は虐待派ではなく虐殺派みたいです。 即殺して、すっきりできないssを書いてしまいます・・・ 今回もssも最初はゲスゆっくりは死ぬ予定でした(笑) うー、虐待が上手い人が妬ましい。 今まで書いたの 長まりさをやってみた ゆっくり憐みの令 ゆっくりの守護者 つむりやドスじゃ物足りない!
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『長まりさをやってみた 2話』 9KB 制裁 観察 差別・格差 実験 追放 群れ ゲス 自然界 長お兄さんガンバレー 長まりさをやってみた 1話の続きです 群れからゲスなチビ達がいなくなったことで俺がほとんど力を貸さなくてもチビ達が満足する量の食料を集められるようになった。 しかしそれによって俺の仕事が減ってしまったのだ... 『退屈だし、ゆっくりの教育とやらを見てみるか。』 仕方なくこの先、群れの未来を担う若者たちのところに行ってみた。 「おかざりはとてもたいせつで、おかざりのおおきいゆっくりはびゆっくりなのよ」 「とかいはになるためにはとかいはなコーディネイトがひつようなのよ」 「「「ゆっきゅりりきゃいしたよ」」」 これは野生動物としていいのか? 『なぁ?何が食べられて何が食べられないとか、狩りのしかたとか生き残るために必要なことを教えなくていいのか?』 「むきゅ?おさはなにをいっているの?ゆっくりがいきるためにはゆっくりするためのちしきがひつようなのよ?」 「とかいはじゃないゆっくりなんてゆっくりじゃないわ」 生存本能とか置いてきぼりな思想だな。 有能の奴を引き抜いたつもりだったけど...あくまで[ゆっくりにしては]有能ってことか。こりゃまたどうにかする必要があるな。 次の日の朝 『今日は大人たちに話がある!広場に集まってくれ!』 「ゆ?なんだろうね?」 「とりあえずいってみるのぜ」 長として、それなりに認められているらしく、ゆっくり達はすぐに集まってくれた。 『今日はチビ達の教育について話したいと思う!』 「「ゆ?」」 「むきゅ!?おさはぱちぇたちのきょういくにもんだいがあるというの!?」 「ありすはちゃんと、とかいはなことをおしえてあげているわ!!」 やはり本ゆん達的にはあれでも真面目に教えているらしい... 『お前たちの教育のだとチビ達が永遠にゆっくりしやすくなっているのに気付かないのか?』 「むきゅー!!ぱちぇがまだおちびちゃんだったころにおとおさんやおかあさんからおしえてもらったいせつなことよ!」 「そんなこというなんておさはとかいはじゃないわっ!」 『あー、まぁ反論はあるよな。だから実際に俺もチビを教育してみたいと思う。』 「おさが、おちびちゃんを?」 『ああ、そしてゆっくりするための教育をしたゆっくりと俺が教育したゆっくり、どっちが良いゆっくりになるか皆の目で確かめて決めてくれ。』 その後、ルールを決めた。そのルールとは ・育てるのは群れの中で1番子育てがうまいゆっくりと俺 ・育てるチビは子ゆっくりを1人(匹)5匹ずつ ・他のゆっくりは子育てしているゆっくりとチビにに食料を与えるがそれ以外は子育てを手伝ってはいけない ・どっちの育てたゆっくりがよりゆっくりしてるか群れのゆっくり達に決めてもらう 「それなられいむがおちびちゃんをそだてるよ!」 「れいむにならきっとうまくいくのぜ」 「おさもきっとゆっくりきょういくのたいせつさをわかってくれるみょん」 そういえばゆっくり達はれいむ種は子育てがうまいと思い込んでるんだっけ...まあいいや相手のレベルが低けりゃ、ゆっくり教育の無意味さをわかってくれるだろ。 俺が育てるのは、まりさ、ありす、ぱちゅりー、ちぇん、みょんを1匹ずつだ。種族ごとに得意なことをを教えてやればいいかな。 れいむが育てるのは、れいむ、れいむ、れいむ、れいむ、れいむ...れいむ種は自分の種族を大切にするのは知っていたがこれは... 『あー、れいむ?育てるチビは全員れいむでいいのか?』 「そうだよっ!このこたちにかんぺきなきょういくっ!をするよ!」 『はぁ、そっか、がんばれ。』 そんなわけで俺とれいむの子育て勝負が始まった。 -俺の場合- 運動が得意なまりさ、ちぇん、みょんには狩りの仕方を教えた。 『生きていくのに必要な食べ物が必要なのはわかるよな?』 「むーしゃ、むーしゃしないとえいえんにゆっくりしちゃうのぜ!」 「わかるよーおいしいごはんさんをたべればしあわせーになれるんだねー」 「ごはんさんをたべられないゆっくりはゆっくりできないみょん」 『なら、そのごはんをどうやって集めるかしってるか?』 「ゆっ!?どうするのぜ?」 「わからないよーどうすればいいのー」 この大きさになってまだ狩りについて教えてもらってないのか。 「みょん...!!たしかおとおさんがかりにいっていたみょん!」 「わかったよーかりをすればあつめられるんだねー」 『おお、よくわかったな。じゃあこれからお前達には狩りの仕方を練習をしてもらう。』 「ゆぅ、まりさはおうたのれんしゅうがしたいよ。」 『なぁ、狩りをしてごはんが食べられるゆっくりと歌うことしかできなくてごはんを食べられなり、永遠にゆっくりしちゃうゆっくりはどっちがゆっくりしてる?』 「えいえんにゆっくりしちゃうのはゆっくりできないよ。」 「わかるよーかりはたいせつなんだねー」 「みょんもがんばってれんしゅうするみょん」 人と違って極端な例をあげても文句言ってこないのは便利だな。 -れいむの場合- 成体れいむ(以下成)「ゆゆーおちびちゃんたち、これからおうたのれんしゅうをしましょうねー」 子れいむ(以下子)「「「ゆっくりわかったよ!」」」 成「ゆ~ゆ~ゆ~ゆっくり~ゆゆゆ~」 子「「「ゆっくり~ゆ~ゆっくり~」」」 成「ゆゆーん、とてもゆっくりしたおちびちゃんだよ」 子「「ゆっくり~」」 成「これだけゆっくりしたおちびちゃんをみれば、おさもゆっくりしたきょういくをりかいしてくれるよ!」 子「「「ゆゆゆ~」」」 成「きっとれいむはせかいでいちばんこそだてがうまいね!こそだてじょうずでごめんねー!」 -俺の場合- 頭のいいありすとぱちゅりーには生きていくために必要な知識を与えた。 『いいか?知識を持っているとゆっくりしたゆっくりになれるぞ。」』 「ぱちぇはいろんなことをしりたいわ!」 「ありすもとかいはなゆっくりになりたいわ!」 『なら良く効くんだぞ。軽い怪我をしたゆっくりがいたら、傷口にこの葉っぱを貼るんだ。そうすれば怪我の治りが早くなる。』 「むきゅ!はっぱさんはすごいのね!」 『家の内装...都会派なコーディネートってのは住みやすい環境を作ることだ。寒い夜でも暖かく眠れるベッドを作ったりすれば住みやすい家になる。』 「ありすはがんばってとかいはなおうちをつくるわ!」 ゲスが居ないせいか俺が長だからかしらないけど子ゆっくり達が素直に俺の言うことを聞いてくれる。 『少し愛着が湧いてきたかも...なんてな。』 -れいむの場合- 成「こそだてがじょうずなれいむがそだてるおちびちゃんは、きっととくべつなおちびちゃんだねっ!」 子「かわいくって!ごめんねー! 成「とくべつなおちびちゃんにはれいむがとくべつにうんうんたいそうをおしえてあげるよっ!」 子「ゆっくりー」 子「かわいいれいむがうんうんするよっ!」 成「ゆふふ、こんなにかわいいおちびちゃんたちをそだてるなんてれいむはとくべつなゆっくりだね!」 1週間後 広場には群れのゆっくり達が集まって俺とれいむの育てたゆっくり達を見ている。 育て始めの頃はまだ子ゆっくりだったゆっくり達も豊かな森のおかげで立派な大人になっている。 『今日はどっちの育てた子ゆっくりがゆっくりしてるか決めるだよな。』 「おさのおかげで、とてもゆっくりできるゆっくりになれたのぜ!」 「おさおしえてくれたかかりで、ゆっくりできるごはんさんがあつめられるようになったよー」 「おさのおかげで、しんのとかいはがなにかわかったわ!」 「ぱちぇも、たくさんのちしきをおしえてもらえたわ!」 「はくろーけんのつかいかたも、おさからおしえてもらえたみょん!」 俺の育てた子供たちは俺がどんな教育をしてたか群れのゆっくり達に教えている。 『今日はどっちの育てたゆっくりがゆっくりしてるか決めるだよな?』 「ゆ~ゆ~ゆ~ゆっくり~ゆ~ゆ~ なにしてるの?れいむのおうたきいたならあまあまもってこい!」 「ゆっくりしないでさっさとあまあまもってきてね!たくさんでいいよ!」 「うんうんたいそうするよ!おれいにあまあまもってきてね!」 「れいむはとくべつなんだよ!わからないの?ばかなの?しぬの?」 「ゆっくりしたれいむに、はやくびまりさをもってこいーーー!!」 『れいむ、こいつらがお前の育てたチビ達か?』 「そうだよ!こそだてじょうずなれいむでごめんねー!」 子育てが得意ってのが迷信だって知っていたが、まさかゲス化させるとは。 「ゆゆーん、とてもゆっくりしたゆっくりだね!」 「おなじれいむとしてはながたかいよ!」 何故か他のれいむ達も満足そうだ。どうやられいむ種は子育ての価値観が違うらしい。 けどこれならどんな教育をすればいいのか、他のゆっくり達もわかってくれるだろう。 『あー、皆っ!これで俺が言いたいことはわかってくれたか?』 「ゆっくりわかったのぜ!おさのそだてたおちびちゃんはとてもゆっくりしてるのぜ!」 「とかいはなおちびちゃんをそだてるにはおさのきょういくっ!ほうほうがいいのね!」 『わかってくれたみたいd「あとれいむがむのうなんだねーわかるよー」ん?』 「れいむのそだてたおちびちゃんはげすになったみょん!」 「しかもそのげすのことをとてもゆっくりしているなんていっているわ!」 「むのうなれいむはでていくんだぜ!」 でていけ! でていけ! でていけ! でていけ! 「「どぼしてそんなこというのぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」」 どうやら教育の仕方と同時にれいむ種の無能さも群れのゆっくり達に伝えてしまったらしい。 「れいむにだまされてずっといっしょにゆっくりしたらゆっくりできなくなってたのぜ!おさ、そしえてくれてありがとう!だぜ!」 「むきゅ!おさはぱちぇよりもものしりなのね!」 「れいむのそだてたおちびちゃんはとてもゆっくりしてるでしょーーー!!!」 れいむの弾圧は予想外だったけど...庇う価値もないしそのままでいいか。 「「ゆっくりできないーーーー!!!」」 その後群れにいた全てれいむ達は逃げるように去って行った。 俺がこの群れに最初に来た時、ゲスやらシングルマザーは狩りができないせいか、ほとんどれいむ種だったからな。れいむ種への不満が今回の弾圧につながったのかもしれない。 『無知は罪なりって言うけど、どうやら無能も罪みたいだな~。』 今回の一件でまた群れの数は減ってしまったけど、これから子ゆっくりがきちんと教育を受けることで有能なゆっくりの数は増えて行くだろう。 有能でも使い道のないれいむ種が消えてくれたのは群れにとってプラスだと考えよう。これで仕事のできないゆっくりも居なくなるはずだ。 俺の長としての立場も上がってきてるみたいだし順調にいい方向に向かっている。 さぁ次はどうやって群れを良くしていこう? そういえば俺、ここの長やってからまだ邪魔なゆっくりを減らす以外してないな... その後のれいむ達 「くそどれいっ!はやくあまあまもってこい!」 「そだててあげたのに、どぼしてそんなこというのぉぉぉぉ!」 「うるさいよ!むれからおいだされたのはくそどれいのせいだよ!いしゃりょうとしてあまあまもってきねて!」 「うるざいぃぃぃぃぃぃ!おまえがゆっくりしてないかられいむがおいだされたんだぁぁぁぁぁ!!」 「うるさいよ!いうこときかないくそどれいはせいさいっ!するよ!」 「ゆべぇ!」 「あまあまもってこないゲスはしね!」 「ゆぶぅ!」 馬鹿なれいむ達は最後の1匹になるまで殺しあった。そして、 「くそどれい!さっさとあまあまもってきてね..........どぼしてだれもいないのぉぉぉぉぉ!」 群れから追い出されたれいむ達はゆっくりした教育のせいで片時もゆっくりできずに自滅していった。 続くよ ******************************************************** ずっと群れの中の掃除ばっかしてますね。そろそろ群れの外から来る異変に立ち向かわせてみようかと思っています。 人間いるせいで群れが滅びる原因の1つの捕食種が使いにくいことに今さら気付いたりしてます。無計画ですね。 まだ右往左往しながら作っておりますがこれからも付き合ってくれると嬉しい限りです。 とある魔術の禁書目録の上条さんが好きなせいで長お兄さんに説教させたくなります。誰かタスケテー!
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『長まりさをやってみた 5話』 12KB 観察 実験 群れ 自然界 愛でっぽい 長まりさをやってみた4話の続きです。 愛でより? わかりにくいので、うふふまりさを呼ぶ時は、まりさではなく魔梨沙になります。 「うふふふふ、師匠が出来ちゃった~♪」 な、うふふまりさだと!? みま種のことを慕うまりさが、ごく稀に変化するゆっくりだぞ!? 銅まりさは、俺を普通のまりさだと思い込んでいた筈だ! 「あら、何で師匠がでいぶを一撃で潰せたり、野菜の作り方を知ってるのかと思ったら...うふふ」 !? やばい、この帽子だけだと通常種は騙せても、うふふまりさを騙せないか? 『ま、まりさ?俺の正体がわかるのか?』 「まりさの帽子を被った人...でしょ?」 『っ!?』 やっぱり騙せない。 このままじゃ、群れのゆっくり達に俺が人間だとばれてしまう... 潰すか? いや、俺は虐待鬼威惨じゃなくて、観察お兄さんだ。 罪の無いゆっくり、しかも希少種を殺せるような人間じゃない...詰んだか。 『はぁ、この実験もこれで終わりかぁ。うまくいってたんだけど「大丈夫!」ん?』 「前に、長の邪魔をしたらゆっくりできないって言ったでしょ?あれは今も同じ♪」 『俺は人間だぞ?それでも師匠でいいのか?』 「うふふふ、師匠がゆっくりじゃなかったくらいで壊れるような信頼しかなかったら、私はまだ普通のまりさよ?」 そういえば、銅まりさがうふふまりさに変化する時、心から尊敬している師匠がいないといけないって言っていたな。 うふふまりさになったせいで正体がばれたのに、うふふまりさになったおかげで助かったのか。 「師匠の正体は、秘密にしてあげる!だから、これからもよろしくね!師匠♪」 『ははっ、これじゃあ断れないな。よろしくされてやるよ!』 次の日 今日は、大きくなった数匹の子ゆっくりが、独り立ちする日か。 独り立ちって言っても、新しい巣を作って一人暮らしするだけだから、群れから出て行くわけじゃないけどな。 「師匠!そろそろ、皆が起きる頃よ!」 『朝食が終わったら、俺の住んでる洞窟の前に集合って言ったのに、もう10時過ぎなんだけど。っていうか、起きるの遅すぎだろ。野生動物ならもっと早く起きろよ!』 「ゆっくりしていってね!!」×一杯 群れの方から大きな声がした。 一匹が起きて「ゆっくりしていってね!!」と言うと、連鎖反応で他のゆっくりも起きて返事するので、毎日森に声を響かせている。 ここらにゆっくりを襲う生物がいたら、毎朝大変なことになってただろうな。 「ねえ、師匠。何でわざわざお祝いなんてする気になったの?私達の代替わりは早いから、一人立ちする度にお祝いするなんて面倒よ?」 『別に、本当に祝いたいわけじゃないさ。今やっておかないと後で困る事があるからな。』 ぽよんぽよんぽよん 魔梨沙と話していると、ゆっくりの跳ねる音が聞こえてきた。 「あら、もう来ちゃったわ。これじゃ、師匠の話が聞けないじゃない。」 『まぁ、これから実践するから、それを見てくれ。』 このお祝いは、人間で言うところの成人式だ。 「ゆゆ!まりささまは、さいきょうっ!なんだぜ!せっかくだから、まりささまがおさになってやるんだぜ!」 「むきゃきゃ!ぱちぇは、けんじゃよ!ぱちぇのいうことにしたがっていればいいのよ!」 問題児がでるのも人間の成人式と同じだ。 「大人になったのに、問題「児」なの?」 『自分の力量もわからないで騒ぐ奴を、大人と言わないさ。...おまえ俺の心読まなかったか?』 ぎゃーぎゃー 調子に乗ったゆっくり達が騒いでいる。 「師匠、あんまりもたもたしてると、収拾つかなくなっちゃうわよ?」 『そうだったな。おまえらっ!静かにしろ!』 「ゆ!?」×一杯 「ゆあーん?なんなのぜ?おさていどが、まりささまにめいれいしていいとおもってるのかぜ?」 「むきゅ!ぱちぇのまえでおおきなこえをだすなんて、ていのうね!」 俺の注意でほとんどのゆっくりが黙る。 その中で、二匹のゆっくりが俺に対して反抗的な態度をとった。 今回の問題児は、まりさとぱちゅりーが一匹ずつか。 「酷いわね。こんなにわかりやすいゲスだと、もう更生できないんじゃないの?」 『やっぱりそう思うか...その勘違いのせいで飼いゆっくりを捨てる飼い主も多いんだよなぁ。』 一旦ゲス化したゆっくりを元に戻すのは、とても難しい。 一応ゆっくりのプロである加工所やブリーダーに依頼すれば治るが、数十万円かかるので、希少種でもない限り捨てられるか、処分される。 野生のゆっくりだと、治してくれる人間が居ないので、奇跡でも起きないと一生ゲスのままだ。 魔梨沙も、俺がこいつらを更生できると思っていないようだ。 まあ、口で説明するより見せたほうが早いか。 『それで、まりさ様(笑)は最強なんだって?』 「ゆっへっへ!そうなんだぜ!わかってるなら、さっさとまりささまをおさにするんだぜ!」 『そうか。じゃあ、そのまりさ様(笑)の強さとやらを、そこのちぇんと闘って見せてくれないか?』 「にゃ!?わからないよー!?」 俺が指名したのは、普通のちぇんだ。 ちぇん種は通常種の中で一番足が速いが、その分体が小さく、力も少し弱い。 このちぇんも、まりさより一回り体が小さく、あまり強そうに見えない。 「ゆっへっへ!そこまでいうんなら、とくべつにまりささまのつよさをみせてやるんだぜ!」 そう言ってちぇんに突撃していくまりさ。 「わが、わがらないよー!?」 ちぇんは、混乱しているようでその場で騒いでいるだけだ。 ぽよん まりさの体当たりがちぇんに当たった。 「ゆっへっへ!どうなんだぜ!さいきょうっ!のまりささまのいちげきで、ちぇんなんていちげきでえいえんにゆっくりしちゃったのぜ!」 自信満々に言うまりさ、それに対してちぇんは... 「にゃ?わからないよー?なんともないんだよー」 永遠にゆっくりするどころか、痛がってすらいなかった。 「なんでなんだぜぇええええええええ!?まりささまのさいきょうっ!のいちげきをくらたのにぃいいいい!?」 「まりさは、ぜんぜんさいきょうじゃないんだねーわかるよー」 「そんなはずないんだぜぇえええええええ!やせがまんはやめるんだぜぇえええええええ!」 ぽよんぽよん まりさは、自分の攻撃がちぇんに効かないことが信じられず、何度も体当たりしているが、全くちぇんにダメージを与えれらない。 「にゃーわからないよーじゃまだからやめてねー」 ぽよん! 「ゆぎゃ!?」 それどころか、ちぇんの体当たりで弾き飛ばされた。 「そ、そんなわけないんだぜ...まりささまは、さいきょうなはずなんだぜ...」 自分より弱いと思っていたちぇんに負けて茫然としている。 まりさと目があった。 『弱っ。』 「ゆがーん!」 言われたことがよっぽどショックだったらしく、気絶してしまった。 精神弱すぎだろ。 「師匠、どういうこと?まりさとちぇんが闘ったら、普通はまりさが勝つはずよ?」 『たまにやってた狩りの練習以外で、ほとんど群れの外に出なかったまりさと、毎日森を駆け回って食料集めしてるちぇんだぞ?勝負になる筈がないじゃないか。』 どういう仕組かわからないが、ゆっくりにとって筋肉の代わりになる餡子は、何故か鍛えることができる。 まだ、まともに狩りをした事が無いまりさと、毎日狩りをしているちぇんでは餡子の質が全然違うので、こういう結果に 「むきゃきゃきゃ!くちほどにもないまりさね!そんなまりさは、だまってぱちぇのいうことをきいていればいいのよ!」 こいつの対処もさっきと同じだ。 このぱちゅりーの知識は、子守りをしていたゆっくりから聞いた話だけ。 それ以外で学んだことが無いので、普通のゆっくりより遥かに知識が少ない。 適当な問題を出すだけで、すぐに降参するだろう。 『そうだな、ぱちゅりーは、あの魔梨沙と知識で勝負してくれないか?』 「むきゃ!いやよ!なんでもりのけんじゃであるぱちぇが、そんなことしないといけないの!!」 『あの魔梨沙に勝てば、ぱちゅりーの優秀さが他のゆっくりにも伝わると思うんだけどなー(棒読み)』 「むきゅ!?そうね!そこまでいうならしょうぶしてあげてもいいわ!」 「私に任せてる時点で、ぱちゅりーに勝たせる気なんてないのに...」 魔理沙が何か言ってるが気にしない。 『さて、この二つのあまあまの匂いがする黒い粒は、片方があまあまで、片方が...異様にまずい。どっちがあまあまかわかるか?』 二匹の前に黒い粒を置いた。 「こっちが正解だと思うわ。」 「むきゃきゃ!ばかね!そっちは、はずれよ!こっちがあまあまよ!けんじゃなぱちゅりーにわからないことなんてないわ!」 二匹とも置いた瞬間すぐに解答した。 魔梨沙は、どちらが正解かわかってて答えたんだろうけど、ぱちゅりーは、魔梨沙と一緒の答えだと嫌だから逆のほうを選んだんだろうなぁ。 『それじゃあ、実際に食べてくれ。食べたのがあまあまだったほうが勝ちだ。』 「むきゃきゃきゃ!ぱちぇのかちにきまってるわ!」 ぱくっ ぱちゅりーが無駄なことを話しているうちに、魔梨沙が食べ始めた。 ペッ が、すぐに吐き出してしまう。 『あれ?』 「むきゃきゃきゃ!やっぱりぱちぇのほうがせいかいね!mブホォッ」 ぱちゅりーがむーしゃむーしゃと言おうとしたが、何も言えずに吹き出した。 さすが、ゆっくり用の野菜の種だ。 でも、何で正解した魔理沙が吐きだしたんだ? 「師匠!これ甘すぎよ!他の食べ物が食べられなくなるじゃない!」 『ああ、すまん。舌が肥えるの忘れた。』 うっかり普通のチョコ渡してた。 それで吐きだしたのか。 「そ、そんな、ぱちぇはけんじゃよ?ぱちぇがまちがえるはずないわ...」 勝負に負けたぱちゅりーは、落ち込んでいる。 「馬鹿じゃねーの?」 「むきゃー」 追い打ちをかけると、まりさと同じように気絶した。 こういうのを豆腐メンタルって言うんだろうなぁ。 ざわざわ 静かに見守っていたゆっくり達の様子がおかしい。 「おさっ!たいへんだみょん!まりさがきぜつしたみょん!」 そういえばゆっくり用の野菜の種がトラウマになってた奴いたっけ。 その後は特に問題も起きず、その他の独り立ちするゆっくり達に向かって一斉に「ゆっくりおめでとう!」と言ってから解散した。 『なぁ、ゆっくりのお祝いってこれだけでいいのか?』 「言わないで...昔は、自分もそれで満足してたって考えると、残念な気分になるわ...」 俺と魔理沙の前に、さっき気絶させたゆっくり達が転がっている。 「それで、このまりさとぱちゅりーをどうするの?師匠は更生させる気みたいだけど、こんなゲスどうにかできるの?」 『多分大丈夫じゃないか?俺の予想だと、こいつらただのゲスじゃないから。』 「ゆ...ゆっくりしていってね!」 「むきゅ!ゆっくりしていってね!」 まりさと話しているとまりさが起きた、起きた時の挨拶に連られてぱちゅりーも起きる。 「おさ!ゆっくりおはよう!」 「むきゅ!ゆっくりおはよう!」 『起きたなら、さっさと行きな。独り立ちしたんだから、自分の家を造らないと駄目だろ?』 「ゆん!そうだね!まりさは、ゆっくりしたおうちをつくるよ!!」 「むきゅー、からだがよわいぱちぇにできるかしら?」 「だいじょうぶだよ!まりさがてつだってあげるよ!」 「むきゅ!ありがとう!じゃあ、いっしょにいきましょ!」 まりさとぱちゅりーは、自分の巣を造る為に跳ねて行った。 「な、何でなの?ゲスがあんなに簡単に更生するなんて...」 『正確には、あいつらゲスじゃなかったんだ。大人になったばかりで、自信過剰になってただけ。だから、自信の元が崩れると元に戻る。』 金バッジを取ったゆっくりがゲス化する理由の40%は、これが原因だ。 バッジを取ったことによって、自信過剰になってしまうらしい。 簡単に治せることを知らずに処分したり、捨ててしまう飼い主も多い。 『まぁ、放って置くと、本当にゲス化するから早めに対処しないといけないんだけどな。』 「だからわざわざお祝いって理由で、皆を集めたのね!うふふふ、やっぱり師匠の話は、ゆっくりできるわ♪」 『ゆっくりのことは、ある程度わかるけど、おまえの趣味は、全然わからないよ。』 おまけ 『なあ、あのぱちゅりーとありすって、魔理沙の友達だよな?』 「ええ、そうよ。何かあったの?」 『いや、魔理沙の見た目が変わってるのに気付かないのかな?って思って。』 「私も気になって聞いてみたら、「いめちぇんしたのね!」だって。」 『ゆっくりにとって、希少種への変化ってその程度なのか...』 「そうみたいね...」 ***************************************************************** 名前を考えてくれた人ありがとうございます! これからは、長あきと名乗ります! おっさんあきだけは、勘弁してくださいっ!!! 絵については、アドバイスにあったように絵師さんが描きたいって思えるまで我慢することにしました! 頑張って人気作家になって描いてもらえるようになろうと思います。 とにかく!これからも面白いssが書けるように頑張りますので、応援してくれると嬉しいです! おまけ2 魔理沙は、長お兄さんと狩りに来ていた。 今は、二手に分かれて食料集めをしている。 「これは、食べられる。これは、食べられない。これは...初めてみるわね。後で師匠に聞いてみよ♪」 ガサガサッ 「何!?」 後ろから音がしたので振り向いてみると、一匹のまりさがいた。 「ゆゆ!?まりさは、まりささまのむれにいたまりさなのぜ!ちょうどいいんだぜ!まりささまをむれにつれていくんだぜ!」 このまりさは、師匠に群れを任せて人間の街に行くって言ってた、前の長? 通常種なのに、挨拶をしないってことはゲス化してるようね。 「今居るゆっくりはまりさだけ?他のゆっくりは何処かに居るの?」 「ほかのクズはれみりゃにおそわれたときに、えいえんにゆっくりしたのぜ!クズだったけど、いちおうおとりにはなったのぜ!」 あれだけ沢山のゆっくりを連れていれば、狙われてもしかたないわね。 「しかたないから、まりささまがここのむれのおさになってやるのぜ!」 「!?そう...群れはあっちよ。まりさ様が帰って来たお祝いに、おいしいご飯を集めないといけないから、先に帰っててくれる?」 「ゆっへっへっへ!なかなかきのきくまりさなんだぜ!まりささまは、さきにもどってるから、おいしいごはんさんをたくさんもってくるんだぜ!」 ザクッ 元長まりさが後ろを向いた瞬間、木の枝が体を貫いた。 「ゆが!?な、なにするんだぜ!」 「あなたが戻って来ると、師匠の邪魔になるの。だから...さようなら♪」 魔理沙が木の枝を引き抜くと、元長まりさから餡子が漏れ出してくる。 「ゆひ、ま、まりさのあんこさん..でていっちゃだめ...な...の.....」 バタ 「うふふ、これじゃあ私もゲスね。師匠に気付かれないように気を付けないと!」
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『長まりさをやってみた 3話』 14KB 観察 実験 群れ 自然界 3話目遅くなりましたー 長まりさをやってみた 2話の続きです ある日、群れのまりさが一匹のれいむと番になった。 「ゆふふふ、かわいいれいむのためにごはんさんをもってきてね!たくさんでいいよ!」 「ゆぅ、れいむ!みんなにめいわくかけちゃだめだよ!」 訂正、れいむじゃなくて、でいぶだった。 『何でまりさ種は、死亡フラグと番になっちまうんだか...』 他のゆっくりが近寄らない、群れの外れに呼び出されたのでいってみると、まりさ種とれいむ種が一匹ずついた。 二匹は、これから夫婦になるので、長である俺に認めてほしいとのことだ。 しかし、この群れでは、前にれいむが育てた子れいむが全てゲス化した事件があった。 それ以来、群れのゆっくり達は、れいむ=ゆっくりできないと認識している。 そもそも、見ただけでゲスだとわかるでいぶと番になるほど、頭の悪いゆっくりは、この群れに居ないはずだ。 『まりさ、何でゆっくりできないでいぶと結婚すr「いいかげんにしてね!いつまでれいむをまたせるの!」』イラッ でいぶがいると、話が進まないし、害饅頭を群れに入れる気も無い...潰そう。 そのまま潰すと、ゆっくりを殺す長は、ゆっくりできないとか言われて困るか。 『まりさ、あそこにあるのって、おまえの物じゃないか?』 「ゆ?なにかあるのかぜ?」 「なにのろのろしてるの!?さっさとれいむにあまあまもっ(グチャ)」 まりさが余所見をしている間に、でいぶを潰した。 中枢餡ごと踏みつぶされたでいぶは、自分が殺されたことに気付かず死んだみたいだ。 「ゆぅう?なにもないんだぜ?」 『すまん、俺の見間違いだった。』 「ゆ!それならしかたないんだぜ!」 相手の失敗を笑ったり、責めたりしないな。 まりさ種にしては、素直な個体みたいだ。 こういう善良なゆっくりは、ゲスを嫌うはずなのに、何故でいぶと番になろうとしたんだ? 『それで、どうして、でいぶと結婚するつもりになったんだ?』 「ゆう...まりさには、ゆっくりした、いもうとがいるんだぜ。でも、でいぶがでいぶとけっこんしないと、いもうとをゆっくりできなくするっていわれたんだぜ...」 『脅されて、無理やり結婚させられそうになってたのか。』 「ゆん!そうなんだぜ!...ゆ?そういえば、でいぶは、どこにいったんだぜ?」 『何処って、隣で潰れてるじゃないか。』 「ゆ?となり...ゆぎゃああああああああ!どぼちて、でいぶがしんでるのぉおおおおおお!?」 誰かに言われるまで、隣にある同族の死体に、気付かないってどうなんだ? 野生動物として、その鈍臭さは、致命的じゃないか? 「ゆぎゃあああああああ!ゆゆ?もしかして、おさがまりさのために、でいぶをえいえんにゆくっりさせたのかぜ!?あ、ありがとうなんだぜええええええ!」 混乱して叫び回っていたと思ったら、いきなり立ち直って、都合のいい解釈をし始めた。 これなら、わざわざ見られないように殺さなくてよかったな。 「おさは、まりさのおんっじんなんだぜえええええ!」 これで、一件落着かな? でも、これから、ゲスの対処法や、足元の騒がしい奴を黙らせる方法とか、色々考えないとなぁ。 次の日 『...』 ザッザッザ 「ゆっ!ゆっ!ゆっ!ゆっ!ゆっ!ゆっ!」 ぽよん、ぽよん 後ろから、一匹のまりさが付いて来ている。 意図はわからないが、そのうち飽きるだろうと思って放置していたのだが、一向に飽きる様子を見せずに付け回してくる。 朝からずっと付けられているので、そろそろ鬱陶しくなってきた。 『あーもー、うっざい!俺の後ろを歩きまわりやがって!一体何の用だ!!」 「ゆひ!?なんなのぜ!?いきなりおおきなこえをだされたらびっくりするんだぜ!」 『何で俺の後を付けているのか聞いているんだ!』 「ゆん!まりさは、まりさをたすけてくれたおさを、そんけいしてるんだぜ!!だからまりさは、おさのごえいをするんだぜ!!」 『ゆっくりが護衛って...』 どうやら、昨日潰したでいぶに脅されていたまりさらしい。 昨日、(結果的に)助けたせいで、懐かれたらしい。 少し鬱陶しいが、さすがに善意で付いて来てるまりさに、何かする気にはなれない。 『はぁ、仕方ない。付いて来てもいいけど、俺の邪魔をするなよ。』 「ゆ!まりさにまかせるんだぜ!」 「おさは、まりさをでいぶからまもってくれたのぜ!とってもゆっくりしてるのぜ!」 「まりさをまもってくれるなんて、とかいはなおさね!」 「むきゅ!でいぶがむれにはいってこなくてたすかったわ!」 意外な事に、俺を付け回しているまりさが役に立っている。 俺が何かすれば、それを群れのゆっくりに伝えてくれるのだ。 例えば、人なら楽に飛び越えられる小さな川を飛び越えた時 「おさは、すごいんだぜ!すごーーーっくおっきなかわさんをとびこえちゃったんだぜ!」 ゆっくりでは、届かないような所に生っている木の実を取った時 「おさが、たかいところにある、ゆっくりしたきのみさんをとってたんだぜ!きっとすごくゆっくりしてるおさだからとれたんだぜ!」 こんな感じの話をを群れ中に話して回っている。 その影響か、群れのゆっくり達が、少し言う事を聞きやすくなった気がする。 やはり、優秀なゆっくりは、尊敬されるようだ。 ...........ん?...このまりさが居れば、あれができるんじゃないか? 多少、準備が面倒だけど、試してみる価値は、あるかもしれない。 『やってみるか。』 「ゆ?おさ、どうしたんだぜ?」 いつの間にか、話を終えたまりさが、足もとまで来ていた。 『明日、出掛ける事にしたんだ。遠くに行くから、まりさは、留守番してて貰えるか?』 「だ、だめなんだぜ!まりさは、おさをごえいしないといけないんだぜ!」 『あー、そうかー、まりさに群れのゆっくり達を守ってほしかったんだけどなー、大切なお仕事なんだけどなー(棒読み)』 「ゆ!?まりさは、ゆっくりむれをまもるんだぜ!おさは、まりさにまかせてゆっくりいってくるんだぜ!してくるんだぜ!」 『そっかー、ありがとーなー(棒読み)』 ゆくりは、基本的にわがままだけど、誘導しやすいな。 ただ、こんなに騙されやすい生物を置いて、群れから離れて平気か少し心配になるけど... 「ところでおさは、なにをしにくんだぜ?」 『ん?ああ、ゆっくりできる物を取りに行くんだ。』 『つ、疲れた...最初に来た時は、ゆっくりの観察ができるんで、テンション上がってて気付かなかったけど、街からここまで半日かかるのか。』 「ゆっくりおかえりなんだぜ!おさにいわれたとおり、むれをゆっくりまもったんだぜ!」 群に戻ると、まりさが出迎えてくれた。 普通のまりさと見分けがつかないけど、俺に頼まれたって言ってるし、多分こいつが俺をストーキングしてたまりさだろう。 『ただいま、それとお疲れ様。』 今回の実験のカギは、このまりさだ。 しかし、普通の人間にゆっくりを見分けるのは無理なので、目印を用意した。 俺は、まりさの帽子に鈍く光る、銅バッジをつけた。 「ゆ?なんなのぜ?まりさのおぼうしさんになにをしたのぜ?」 『そのままじゃ見えないか。帽子を外してから見てみな。』 「ゆ?ゆわぁああああああ!ゆっくりしたキラキラさんだよぉおおおおおお!」 野生のゆっくりにバッジを付けて嫌がられないか心配だったが、野生のゆっくりも飼いゆっくりや野良ゆっくりと同じで、光り物が好きみたいだ。 これで実験の準備は、終わった。 ただ... 『あ、歩きすぎて疲れた。実験は、明日から...』 実験1日目 「ゆっゆっゆ~!ゆゆ?おさは、なにをしているんだぜ?」 銅まりさが長の住んでいる洞窟の前に行くと、長が変な棒で、地面を掘り返している。 「ゆっくりしていってね!おさ!なんでじめんさんをほってるんだぜ?」 『ゆっくりしていってね。何でって...野菜を育てる為に、畑作ってるから。』 質問をした銅まりさに、長が当然のように答えた。 しかし、この解答に納得できないのがゆっくりである。 「ゆ?...ゆうう?おさ!なにいってるんだぜ!おやさいさんは、かってにはえてくるんだぜ!」 『ふ~ん、で、その話しを、何でまりさは、知っているんだ?』 「ゆ!そんなのじょうしきだからなんだぜ!」 変な質問をしてくる長に対して、銅まりさは、自信を持って答えた。 野菜が勝手に生えてくるのは、おちびちゃんでも知っているほどの常識だからだ。 『で、その常識は、何処で知った?まりさが勝手に生えてくるのを見たのか?』 「ゆ?そういえばないんだぜ!」 銅まりさの自信が揺らいだ。 狩りで何度も森の中を駆け回ったが、一度も野菜が生えてくる場面を目撃した事は無い。 『それなら、他の奴にも野菜が生えてくるところを見た事ある聞いてみな。』 「ゆ、ゆゆ!そうだぜ!まりさのおともだちのぱちゅりーやありすならきっとしっているんだぜ!」 銅まりさの自信が揺らいでいたところに、長からの助言が入った。 不安になっていた銅まりさは、長の言う通り、他のゆっくり達の話を聞きに行った。 「むきゅ?おやさいさんがかってにはえてくるところをみたかって?」 「ゆん!そうなんだぜ!ありすとぱちゅりーは、どこかでみたことあるのかなのぜ?」 「そういえば、おやさいさんがはえてくるところをみたことなかったわね。」 「ありすもみたことないわ。へんねえ、おやさいさんは、かってにはえてくるはずなのに。」 「そうなのかぜ...まりさは、きになるからほかのおともだちにもきいてくるのぜ!」 友達のありすとぱちゅりーにきいてみたが、銅まりさと同じ様に、勝手に生えてくる所を見た事が無かった。 まりさは、諦めずに他のゆっくりにも話を聞いてみた。 しかし、どのゆっくりに聞いても、答えは同じだった。 実験二日目 銅まりさは、長の住んでいる洞窟に向かって跳ねていた。 あれから、群れ中のゆっくりに聞いてみたが、誰も野菜が生えてくるところを見たゆっくりは、居なかったのだ。 さすがに、ゆっくりしすぎた餡子脳でも、変だと思い始めた。 「ゆっ!ゆっ!ゆっ!まりさに、おどもだちのはなしをききにいくようにいったおさなら、なにかしってるはずなのぜ!」 銅まりさが、洞窟の前にに行くと、昨日、長が地面を掘り返していた場所に、水を撒いていた。 「ゆっくりしていってね!ゆゆ?おさ!なにしてるんだぜ?」 『ゆっくりしていってね。野菜に水をやってるんだ。水をやらないと、野菜は、育たないからな。』 「ゆ!?なにいってるんだぜ!おやさいさんは、かってにはえてくるんだぜ!」←何でここに来たか忘れてる。 『本当にそうなのか?誰か野菜が生えるとこを見た奴は、いたか?』 「ゆ!?そうだったのぜ!おさ!おかしいんだぜ!だれもみたことがなかったんだぜ!」 『なあ、野菜が勝手に生えてくるってのは、まりさ達の勘違いなんじゃないか?だから、野菜が生えてくるとこを見た事が無い。』 「ゆ...ゆぅ...で、でも!」 『まだ信じられないか...明日で三日目だ。また、明日ここに来てくれ。』 そう言うと、長は、何処かに行ってしまった。 実験三日目 今日も、銅まりさは、長の住んでいる洞窟に向かって跳ねていた。 一昨日からまりさは、お野菜さんのことが気になって、あまりゆっくりできていなかった。 「ゆっ!ゆっ!ゆっ!きょうこそおさに、ゆっくりおしえてもらうんだぜ!!」 銅まりさが、いつものように、洞窟の前に行くと、小さな芽が沢山生えていた。 しかも、その芽から甘い匂いがしてくる。 「ゆ、ゆ、ゆわあああああああああああ!すっごくゆっくりしてるのぜええええええええ!!」 森に暮らしているゆっくりは、ほとんど甘味を食べる機会が無い。 偶然、落ちている果物を拾ったり、沢山のゆっくりを犠牲にして蜂蜜を得られるぐらしかない。 ほとんどの野生のゆっくりは、生まれた時に食べた茎以外、あまあまを食べるどころか、見た事も無いようなのばかりだ。 ゆっくり自体が、あまあまだと言われればそこまでだが。 「ゆゆうううううう!あまあまなくささん!まりさにいっぱい、むーしゃむーしゃされるのぜええええ!」 銅まりさは、我を忘れて甘い匂いのする芽に突っ込んで行った。 「ゆべ!?」 何かに上から踏まれて、すぐに止められたが。 『どうして不自然に生えてる草に無警戒で、飛びこめるんだか。』 銅まりさを踏んでいるのは、長の足だった。 長は、銅まりさが苦しくないが、抜け出せない程度の力で踏みつけている。 「ゆゆうう!?おさ!なにするんだぜ!まりさが、あまあまをむーしゃむーしゃできないんだぜ!!」 『それは、俺が育てた野菜だ。勝手に他ゆんの物を取るのは、ゆっくりできないんじゃないか?』 「ゆ!?なにいってるんだぜ!おやさいさんは、かってにはえてくるんだぜ!」←当然ここに来た理由を忘れてる 『はあ、それを見た事が無いから、本当かどうか怪しいって、思ったんじゃないのか?』 「ゆゆ!?そうだったのぜ!で、でもたまたま、ここにはえてきただけかもしれないんだぜ!」 『気付かないのか?昨日まで、俺がここで何かやっていた場所だろ?』 「も、もしかして、このおやさいさん、ぜんぶおさがつくったのかぜ?」 『だから、最初から言ってるだろ。俺が育てた野菜だって。』 「ゆがーーん!」 ショックのあまり、銅まりさの目の前は、真っ白になった。 『ん?どうしたんだ?おーい、まりさ?まりさー!?』 実験四日目 銅まりさは、群れの大人のゆっくり達を連れて、長の畑に向かっていた。 銅まりさが、群れで「長がはたけさんで、ゆっくりしたおやさいさんをそだててたんだぜ!!」と言ったので、皆で見に行く事にしたのだ。 「ほんとうにおやさいさんは、そだてないとはえてこないのかしら?」 「むきゅう...でも、それならぱちぇたちが、おやさいさんがはえてるところを、みたことないのもうなずけるわ。」 群れのゆっくり達は、野菜は、育てないと生えてこないという、銅まりさの話を馬鹿にしなかった。 銅まりさが、野菜が生えてくるところを見た事が無いか、聞きまわっていたせいで、誰も生えてくるところを見たゆっくりが居ないという噂が広まっていたのだ。 もしかして、野菜は勝手に生えてこないんじゃないか?と思い始めていたところで、銅まりさが、野菜は育てないと生えてこないと言ったのだ。 疑うゆっくりは居ても、頭から否定するゆっくりは、一匹も居なかった。 銅まりさ達が、長の畑の前に着いた。 そこには、綺麗な緑色をした、あまあまな匂いがする、草が沢山生えている。 「ゆわああああああああああああああ!!!!」×沢山 「どうなんだぜ!まりさのいったことは、ほんとうなんだぜ!」 「ゆっくりしたくささんは、いっぱいむーしゃむーしゃされてね!!」×沢山 「どぼちてそおなるんだぜええええええええ!?」 銅まりさに、長の作った畑だと言われたのも忘れて、突撃するゆっくり達。 「ゆぎゃ!?」×沢山 そして、柵にぶつかるゆっくり達。 『柵を用意しといてよかった。というか、目の前にある柵ぐらい気付けよ...』 「どぼちてむーしゃむーしゃできないのおおおおおおおおおおおおお!?」×沢山 『おまえら、俺の育てた野菜を見に来たんだろ。我を失ったからって喰おうとするなよ。』 「ゆ!?なにいってるの!おやさいさんは、かってにはえてくるんだよ!」×沢山←必然ここに来た理由を忘れてる 『はあ、疲れる...おまえら!何でここに来たのか忘れたのか?』 「ゆ!?」×一杯 「まりさは、はたけさんもおやさいさんも、おさがつくったものだっていったのぜ!どろぼうは、ゆっくりできないんだぜ!!」 遅れて銅まりさが、やって来た。 さすがに、三回も同じ理由で、暴走することはない。 「そ、そうだったわね。いまのありすは、あんまりとかいはじゃなかったわ。」 「ぱちぇもおちついたわ。おさ!おやさいさんをうばおうとしてごめんなさいね。」 『まぁいいさ。まだ興奮してて、俺の話を聞けるような状態じゃないだろ。今日は一旦帰ってくれ。明日の朝、また集会をするんで、ここに集まるように。』 「むきゅ?おやさいさんは、たべられないのかしら?」 『明日の集会で、どうすれば食べられるか教えてやるさ。俺にも準備が必要だからな。だから、今日は解散だ。』 「でも、ありすははやくおやさいさんがたべたいわ!」 「ありすっ!どろぼうしようとしたのに、さらにおさにめいわくかけるのかぜ?」 「ゆ!?ご、ごめんなさい。ありすがわるかったわ。」 銅まりさの剣幕に押されたのか、ゆっくり達は、それぞれ狩りに向かったり、おちびちゃんの教育に戻って行った。 どうやら実験は、成功みたいだな。 銅まりさが、俺のしている事を群れ中に話して回ってくれるなら、野菜を作れば、その事を話してくれる。 あとは、ゆっくり特有の情報伝達の早さで、あっという間に群れのゆっくり達に、噂を広めてくれた。 あらかじめ、「野菜は、勝手に生えて来ないのかも?」と思わせておいたおかげで、その噂もすんなり受け入れてくれた。 「ふぅ、これにて実験終了。でも、明日からゆっくり達に、野菜の作り方教えないとなぁ。苦労しそうだ...」 「やっぱりおさは、すごいんだぜ!おやさいさんが、かってにはえてこないってしってたし、おやさいさんのつくりかたもしってるみたいなんだぜ! まりさは、もっと、おさにいろいろおしえてもらいたいんだぜ!!........うふふふふ。」 ************************************************ 皆さんが忘れた頃に投稿です。 一話書くのにどれだけ時間がかかるんだ。 昨日、スレがあるのを始めて知りました。 まともにスレを見るのは、始めてなんですが、やっぱり半年ROMったりしないといけないんでしょうか? 本編中で説明できなかったけど、長お兄さんが育てた野菜は、特殊な物です。 多分次回で説明できると思います。
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『長まりさをやってみた 4話』 14KB 観察 実験 群れ 自然界 ひゃっはー虐待してねー 長まりさをやってみた 3話の続きです 愛でより? 銅まりさが少しきもいかも? ざわざわ 昨日、集会を開くと言ったので、俺の住んでいる洞窟の前に群れのほとんどのゆっくりが集まった。 野生のゆっくりでは、ほとんど食べられない野菜が食べられると思っているせいか、興奮している。 「わかるよーおやさいさんがあればゆっくりできるんだよー」 「まりさは、いっぱいおやさいさんをむーしゃむーしゃしたいよ!」 「おやさいさんがあれば、いっぱいゆっくりできるみょん!」 俺が目の前に居るというのに、ゆっくり達は好き勝手に喋ってる。 こいつら、俺の話を聞く気が無いのか? 「しずかにしなさいっ!おさのはなしをきかないと、いつまでたってもおやさいさんをたべられないわ!」 「ゆ!?」×一杯 『ん?』 声を上げたのは、帽子に銅バッチを付けたまりさだった。 野菜が食べられないと聞いて、ゆっくり達も黙る。 しかし、今の口調は何だ? ありす種やぱちゅりー種みたいな喋り方だが、銅まりさは普通のまりさ種だ。 「しずかになったわね。おさ、しゅうかいをはじめてもだいじょうぶよ。」 また、騒がしくなったら面倒だし、先に野菜について教えるか。 銅まりさについては、後で調べよう。 『おまえらー!これから野菜について教えるから良く聞けよー!』 数時間後 『これは酷い...』 あれからずっと教え続けているのだが、今だに野菜の作り方をほとんど学べていない。 俺の言った事をきちんと覚えれば、野菜が食べられるとわかっているので、ゆっくり達も頑張っているのだが、餡子脳のせいで覚えたことをすぐに忘れてしまう。 「むきゃー」 ぷしゅー 通常種の中で一番頭が良いと言われているぱちゅりーですら、頭から煙を出してダウンしている。 何故だ?ゆっくりは、ゆっくりできることの習得だけは、ある程度早い筈だ。それなのに、ここまで酷いなんて... ...そろそろ、狩りや子守に戻ってもらわないと困る時間になってきた。 『野菜の作り方は、また明日教える!とりあえず、今日の分の仕事をしてこい!飯が食べられないとゆっくりできないだろ。』 「ゆっくりりかいしたよ...」×一杯 ゆっくり達は、落ち込んだ様子で戻って行った。 銅まりさは、いつも通り俺のストーキングをするつもりらしく、その場に留まっている。 「むずかしいのね...やさいをつくるのって。」 そうだった、銅まりさの変な口調について調べないと。 『まりさ、聞きたいことがあるんだが。』 「ゆ?なにかようかしら?」 『その変な喋り方についてだ。何かあったのか?』 「なんのこと?まりさはいつもどおりよ?」 口調の変化に気付いていない? 意識して変えているわけじゃないのか。 そういえば、これだけわかりやすく変わっているのに、他のゆっくりの反応もいつも通りだった。 ゆっくり特有の不思議現象か? 「おさ、なにかまりさへんだった?」 『いや、喋り方がきもいなって思って。』 「どうしてそんなこというのぉおおお!?」 今のも普通のゆっくりなら、泣きながら濁音混じりで言う筈なのに、顔は悲しそうだが泣いていないし、普段とあまり変わらない喋り方だ。 しかし、これだけでは何がおこっているのかわからないな。 特に害がある不思議現象じゃないみたいだし、もう少し様子を見るか。 「そんなひどいこというおさには、いいことおしえてあげないわ!」 『ん?何かあるのか?』 「いじわるなおさには、ひみつよ!」 「あっそ、なら俺も貯蔵用の食料探さないといけないから行くな。」 「いかないでぇえええええ!おしえるからきいてぇえええええええ!」 『早くしろよ。大人が少ないせいであまり食料に余裕がないんだから。』 「ゆ!さっき、おさがおしえてくれたことなんだけど、はたけをつくるためにつちをくちにふくんでから、はきだしたり、たねをじめんにうめるようにいってたわよね?」 ん?ぱちゅりー種が覚えられなかったことを覚えてる? 銅まりさは、特別賢いゆっくりじゃなかった筈だが。 「それがなんでゆっくりできるのかわからないのよ。きいてる?」 『ん!?あ、ああ!でも、俺の言う通りにすれば野菜が食べられると思ってたじゃないか。野菜が食べられるんだからゆっくりできるんじゃないか?』 「どうして、そうするとやさいがそだつのかわからないのよ。なんでやってるのかわからないと、すぐわすれちゃうの。まりさもおぼえるのがたいへんだったわ。」 『そうなのか。それで、必死に覚えようとしてるのにすぐ忘れてたのか。』 「ほかのさぎょうもいっしょ。ゆっくりできることなら、かんたんにおぼえられるはずだから、どうしてやさいがそだつのかおしえてあげれば、みんなもすぐにおぼえられるはずよ。」 『なるほど、明日試してみるか。』 「これで、まりさのおはなしはおしまい!...どうだった?」 『役に立つ話だったよ。ありがとうな。』 「うふふふ、おさのやくにたててよかったわ。」 まさか、ゆっくり達が野菜作りを覚えられない理由を教えてもらえるとは... どうやら、口調が変わっただけじゃなくて、知能も上がってるようだ。 今までいくつものゆっくりやゆっくりの群れを観察してきたが、こんな事は初めてだ。 やはり、人間である俺が群れの長をしているのが原因か? でも、まりさ種の帽子を被っているせいで、俺のことを人間だと思っていない筈だ。 「さ、はやくかりにいきましょ!ごはんがたべられないとゆっくりできないわ!」 これだけの情報じゃ、ゆっくりの理不尽な不思議現象について考えてもわからないか。 やっぱり、もう少し様子を見てから考えよう。 『そうだな、行くか。というか、毎日俺の後に付いて来るなよ。』 「うふふ、それだけはできないわ!」 次の日 『野菜の作り方は、わかったか?』 「ゆっくり理解したよ」×一杯 銅まりさの言った通りに、どうして野菜が育つのか教えたら、あれだけ苦労した野菜の育て方を2、3回教えただけで覚えてしまった。 俺の話を聞いている時の表情も、昨日は微妙な顔で聞いていたのに、今日はずっと笑顔だ。 『それじゃあ、まず畑を作るぞ。場所は指示しやすいように俺が住んでる洞窟の前にしてくれ。他の場所でもいいけど、失敗しても責任持たないからー。』 「まりさは、ゆっくりがんばるよ!」 「とかいはなおやさいさんをそだててみせるわ!」 「むきゅ!ぱちぇだって、ゆっくりしてるおやさいさんをそだてるわ!」 「ちぇんは、ゆっくりできるおやさいさんができるかどうか、すこしふあんだよー」 「みょんもちぇんといっしょにがんばるから、きょうりょくしてゆっくりしたおやさいさんをつくるみょん!」 ゆっくり達が、楽しそうに土を口に含んでは、吐きだして地面を耕している。 ゆ害に悩んでいる農家の人達が見たら、腰を抜かしそうな光景だ。 「やったよーみみずさんだよーーー!むーしゃむーしゃしあわせー!!」 途中で余計な物を発見して喜んでいたゆっくりもいるが、問題無く終わりそうだ。 面倒なのは、次の種を植える作業か。 自分の欲望に忠実なのがゆっくりだ。 当然、我慢できずに種を食べようとするゆっくりも居る。 「おいしそうなたねさんだね!まりさが、むーしゃむーしゃする『喰うなっつうの!』(ゲシッ)ゆぎゃ!?」 当然たべさせるわけがなく、野菜の種を食べようとしたまりさを軽く蹴り飛ばした。 まだ種を食べられたら困る。 他のゆっくりに注目されている時に、食べてもらわないと。 「ゆゆぅううう!なにするの!?なんで、むーしゃむーしゃさせてくれないの!」 『それ喰ったら野菜が喰えなくなるだろ!!』 「ゆ!?そ、それはこまるよ。」 俺とまりさが大きな声で言い争っているので、他のゆっくり達が何事かとこちらを見ている。 そろそろいいかな? 『それに、種の状態だと凄くまずいんだ。それでも食べたいなら、特別に育てる用と別に一個だけ種を食べさせてやる。』 「ゆ!まりさはたべるよ!たねさんちょうだいね!」 野生のゆっくりは、普段から植物の種も食べてるし、まずい種ってのが想像つかないんだろうな。 『ほら、後悔するなよ。』 『ゆわーい!いただきまーす!mブハッ!これどくはいっちぇるーー!!』 あー、あまりの不味さに「むーしゃむーしゃ」の「む」すら言えずに吹き出したな。 普通に不味い食べ物なら、おいしいと思い込んで食べると、口の中でよく味わってから不味いと気付くので、餡子を吐いてしまう。 しかし、この種は思い込みを吹き飛ばすほど不味いので、口に入れた瞬間吹き出してしまい餡子を吐かずに済むらしい...ゆっくりの思い込みを超える不味さってどんなんだ。 『どうだ?まずかっただろ?種を育てずに食べるからこうなるんだ。』 「まずっ!これめっちゃまずっ!!ゆっくりりかいしたよ!たねさんをたべるのは、ゆっくりできないよ!」 『野菜の種を食べるとどうなるかわかったかー?』 「おやさいさんのたねさんをたべると、ゆっくりできないよ!」×一杯 ゆっくりは、ゆっくりできること以外に、ゆっくりできないことも覚えるのが早いし、これでもう種を食べることもないだろ。 ゆっくりできなさすぎると、前後の記憶が全て消えるんで、加減に気をつけないといけないんだけどな。 『種が不味いことがわかったところで、野菜作りを続けるぞ。』 「ゆっゆっゆ~おやさいさんゆっくりしていってね~」 ダバァ ゆっくり達が、口に含んだ水を種を植えた場所に撒いている。 何で水に浸かってると溶けるくせに、口に含んでも平気なのだろうか? 『あー、そこのありす!水をやりすぎだ!あんまり水をやると、野菜が育たなくなるぞ。』 「ゆ!?ありすとしたことがうっかりだったわ!べ、べつにおしえてくれてありがとうだなんておもってないんだからね!」 今日の分の作業が全て終わった。 初めての野菜作りだったからか、一日のほとんどを使ってしまった。 『とりあえず解散するか。今日の作業はこれで終わりだ!今日は、狩りをする時間が無かったから、貯蔵庫から食料を配る!体を洗った後で、俺の所まで取りに来るように!』 「ゆっくりりかいしたよ!!」×一杯 土まみれの体で元気良く返事をするゆっくり達。 これを映像化して愛護派に売れば高く売れるだろうなー。 「おさ、おつかれさま。」 体を洗う為に川へ向かって行くゆっくり達を、疲れているせいで煩悩MAXな状態で見ていると、銅まりさが話しかけてきた。 『ああ、まりさか。しかし、今日のおまえは変だったな。』 「ゆ?まりさがなにかしたかしら?」 『逆だよ。何もしなさすぎだ。俺の話を聞いてばかりで、ほとんど喋らなかったじゃないか。』 「だって、まりさがおさとしゃべったら、やさいのつくりかたをおしえおわるのがおそくなるでしょ?おさのじゃまをしたらまりさは、ゆっくりできないの。」 『なんだそりゃ?おまえも変わった奴だな。』 「うふふふ、あんまりゆっくりしてると、くらくなってしまうわね。まりさもからだをあらってくるわ。」 そう言うと、銅まりさは川に向かって跳ねて行ってしまった。 三日後 種を植えてから三日目の朝、ゆっくり達が毎朝水をやっていた野菜に、ついに芽が出てきた。 近づいてみると、かすかに甘い匂いがする。 これを見たゆっくり達は、大騒ぎだ。 「ゆわああああ!まりさのおやさいさんゆっくりしてるよぉおおおおおお!」 「とかいはあああ!とかいはなおやさいさんよおおおお!」 「むきゅぅー」←嬉しすぎて気絶している 「わかるよー!わかるよー!おやさいさんだよー!わかるよーーー!!」 「みょーん!おやさいさんがあればゆっくりできるみょーーーん!」 というか騒ぎすぎだ。 少し耳が痛くなってきた。 『おまえらー!まだ野菜は喰えないぞーーー!』 「ゆぅ!でもあまあまなにおいがするよ!まりさは、はやくむーしゃむーしゃしたいよ!」 俺の忠告に対して一匹のまりさが反論してきた。 『喰ってもいいけど、まだ種と同じ味するから気を付けろよ?』 「ゆ!?」×一杯 「ゆぴ!?」 喜んでいたゆっくり達が、俺の発言を聞いて驚く。 そして、反論してきたまりさは、種を同じ味がすると聞いて気絶してしまった。 どうやら、種を食べたまりさだったらしい。 あれって、トラウマになるほど不味いのか... 「どぼちてぇええええ!?おやさいさんって、ゆっくりできるんじゃないのおおおお!?」 「どういうことなのぉおおおおお!?おやさいさんは、とかいはなはずよぉおおおおおおお!?」 「むきゅぅー」←ショックで気絶してる 「わがらないよぉおおおお!おやさいさんは、こんなにゆっぐりしたにおいがするのにぃいいいいい!?」 「ゆっくりしたおやさいさんがたべたいみょーーーん!!たべたいみょーーーーーん!!!!」 もっと別の言い方にすれば良かったか... 鼓膜の体力がガリガリ削られてく。 『あーーー!!うるさいっ!!「まだ」野菜は喰えないって言っただろ。』 「ゆ?」×一杯 ゆっくり達の視線が俺に集まる。 『これが食べられるようになるのは、もう少し育って種ができた後だ。そうすれば美味い野菜が喰えるから、それまで我慢しろ!!』 「ゆっくり理解したよ!」×一杯 はあ、ゆっくりに野菜作りを教えるのって疲れる... 四日後 ゆっくり達が作った畑に、実をつけた茎が一面に広がっている。 「おさ?たねさんができてるよ?もう、たべてもへいきなの?」 一匹のまりさが、俺に聞いてくる。 後ろにいるゆっくり達も、黙ってこちらを見ている。 『ああ、もう大丈夫だ。食べていいぞ。ただし、食べるのは茎だけだからな!茎に付いている実は、種だから回収して俺に渡せよ。』 「ゆわぁああああああああああああああああああああああああああああい!!!!」×一杯 ゆっくり達は、自分が種を植えた場所に突撃して行く。 「うめっ!これめっちゃうめっ!!まりさがおちびちゃんのときにたべた、くきさんみたいなあじがするよぉおお!」 「なつかしいわぁあああああ!とかいはなあじよおおおお!」 「むきゃー!!すこしにがいけど、ほんのりあまくておいしいわぁあああ!」 「わかるよーーー!おやさいさんは、こんなにゆっくりできるんだねーーー!」 「ゆっぐ、かんどうで、な、なみだがでてきたみょん!」 どうやら、野菜の味を気にいったようだ。 これで、この群れのゆっくり達は積極的に野菜作りをするだろう。 凄いな、加工所産ゆっくり用の野菜。 ゆっくりに、普通の野菜を育てさせても枯らしたり、途中で食べて最後まで育てられないだろう。 さらに、ゆっくりの短い寿命だと、真面目に作っても一生に数回しか作れない。 そこで開発されたのが、この野菜だ。 簡単に枯れず、最後まで育てないと不味くて食べられない。 そして、たった一週間で成長する。 妙に技術力の高い加工所だからって、こんなに都合のいい野菜を作り出せるのかと疑問に思ったが、パッケージの裏に書いてある説明を見て、すぐに納得した。 「ゆっくりの植物型妊娠で生えてくる茎を改良した物です。種の代わりの実ゆっくりは、ゆっくりが認識できないようになっています。」 あの茎なら、母体が死なない限りほとんど枯れないし、短い期間ですぐに成長する。 後は、適当に母体や実ゆっくりを弄ってたら、成長し終わるまで不味い野菜が完成したそうだ。 ただ、ほぼ全てのゆっくりは、野菜が勝手に生えてくると思っているせいで、育てようとせず、あまり売れなかったようだ。 遠まわしな虐待してる気がするけど 「し、し、し、しあわあせぇええええええええ!!」×一杯 あいつらも幸せそうだしいいか。 「おさ、おはなしがあるの。」 ゆっくり達が、野菜を食べ終わって帰った後、銅まりさが真剣な表情で俺に話しかけてきた。 『ん?どうした、何か用か?』 「おねがいがあるの...きいてくれる?」 『内容による、まずそのお願いとやらを教えてくれ。』 「おさは、とってもすごいわ。だから、まりさをでしにしてほしいの!!」 『弟子?それぐらいなら別にいいけど、そんなに緊張する事なのか?』 「!?うふふふ、きんちょうぐらいするわよ。だってまりさが...私になる為には、心から尊敬してる師匠がいないといけないんだから。」 『な!!??』 俺が弟子になる事を許可したら、銅まりさの髪と帽子の色が変わっていった。 変化は、あっという間に終わりその場に残っていたのは...希少種のうふふまりさだった。 「これから色々教えて下さいね、師匠!!」 **************************************************************** 虐待してなくね? そろそろハンドルネームが欲しくなってきたのですが、自分でつけようとすると恥ずかしくってつけられません。 誰か考えてくれるといいなー何て思ったり思わなかったり... 想像似顔絵とか、ssの挿絵とかも描いてくれると嬉しいっす! ...さすがに、求めすぎかな?
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『長まりさをやってみた 1話』 12KB 制裁 観察 実験 追放 群れ 自然界 ゆっくり選伐 長まりさをやってみた プロローグの続きです 俺は野生のゆっくり達の長をすることになった...のだが 俺には今2つ悩みがある。 『あれだけ大量に居て、残った成ゆはこれだけかよ...』 まずは成体のゆっくり不足。 善良で最低でも自分が食べる食料を自分で集められるゆっくりを集めたら最初の3割程度しか残らなかった。 『残ったのはれいむ4、まりさ7、ぱちゅりー17、ありす10、ちぇん13、みょん12か、最初に群れで一番多かったのはれいむだったのにゲスと無能が居なくなったら一番少なくなったな。』 しかし、この群れはすっきり制限がなかったらしく子供はゆっくりできると何も考えずに増やしてきたせいで赤ゆ、子ゆだけは大量にいる。 このままでは食料の調達で手いっぱいになってしまい教育ができない。 『やっぱり多少ゲスでも群れに残ってもらうべきだったか?...いや、それだとチビ達の教育に悪いから先のことを考えると出て行ってもらったほうが良いか。』 「むきゅ?どうしたのおさ?」 『ああ!すまん少し考え事をしてた。さてまずは群れの役割分担だったな。』 今は群れの成ゆ達と集まって会議をしている。 「むきゅぅ...おとなたちがへってしまったせいで、あつめられるごはんのりょうがへってしまうわ」 「わかるよーほとんどのゆっくりがかりにいかないといけないんだねー」 さすがに群れを出て行った馬鹿達とは違って今がどんな状況か理解してるみたいだな 「でもおちびちゃんたちをまもるためにるすばんがひつようだみょん」 「かりやおうたのうたいかたもおしえてあげなきゃいけないのぜ」 「どうすればいいのかしら?とかいはじゃないわ」 俺は指示だけだしてなるべくゆっくり達に群れを動かさせたかったが...さすがにこの状況じゃ手を貸さないわけにはいかないか。 『狩りをするゆっくりはそんなに多くなくていい。』 「「「ゆっ?」」」 『足りない分は俺がどうにかしてやる。だから手のあいた奴には他の仕事をしてもらうぞ。』 「ごはんをたくさんあつめられるなんてすごいよーわかるよー」 「あたらしいおさはすごくとかいはね」 まぁ人間だしな、少し頑張れなゆっくりの食べる量ぐらいすぐ集まる。 『ただし今は大人のゆっくりが少ないからどのゆっくりもそれぞれ仕事をs「おさはれいむのいもうとなんだよ!だからえらいれいむにたくさんあまあまもってきてね!すぐでいいよ!」 『あー、残ったのはれいむ3とでいぶ1だったな。』 もう1つの悩みはこいつだ。 俺のかぶっている帽子の元の持ち主の姉が 妹が長になった=自分が偉くなったと馬鹿なことを言い出したのだ。 「ゆう、れいむいまはがんばらなくちゃいけないときなのぜ」 「わがままをいっちゃいけないみょん」 「うるさいよ!れいむのいうことをきかないゲスはせいさいっ!するよ!つよくってごめんねー」 何回か潰そうと思ったが潰そうとすると、他のゆっくり達がゆっくり殺しはゆっくりできないと言って止めるのだ。 『仕方ない、このれいむは放っておいて仕事の役割を決めるぞ。』 「「「ゆっくりわかったよ!」」」 「ゆがぁぁ!れいむをむしするなーーー!!」 暴れるれいむを上から押さえつけながらゆっくり達に仕事を与えていった。 狩りが得意なまりさ種と足の速いちぇん種には狩り。 「まりさたちにまかせるのぜ!」 「ちぇんたちもがんばるよー」 面倒見がいいありす種と頭のいいぱちゅりー種は子供たちの世話と教育。 「とかいはなおちびちゃんにそだててみせるわ!」 「むきゅ!かしこくそだってくれるといいわね」 戦闘が得意なみょん種には群れの警備。 「おそってくるようなわるものは、はくろーけんでげきたいしてやるみょん!」 れいむ種は子育てが得意だって言われてるが...わけなわからん歌を子供に教えても意味がないので適当に狩りをさせた。 「ゆっ!?れいむたちだけあつかいがおかしいよ!ちゃんとしてねっ!」 『えーと、そうそう!れいむ達は子育てが得意だと思ってるんだよな?』 「そうだよ!おちびちゃんにおうたをおしえてあげるんだよ!」 『それはれいむ達の勘違いで実はれいむたちは狩りも得意なんだ。まりさ達のほうが狩りがうまくて目立ちにくいだけで実は狩りも子育てもうまいのがれいむなんだよ!』 「ゆっ!そうだったの!?...でもれいむはおちびちゃんたちのめんどうをみてあげたいよ」 『俺が食料を大量に集めるといってもチビ達は沢山いる、おそらくチビ達がぎりぎり死なないぐらいしか集まらないだろう...れいむはチビ達にひもじい思いをさせていいのかい?』 「ゆっ!おちびちゃんのためなんだね!それなられいむもがんばってかりをするよ!」 比較的頭のいい個体でもやっぱりゆっくりだな、チビ達のためと言ったらすぐに信じたよ。 「こそだてがうまく、かりもうまいなんてれいむはばんのうっ!だね!でもれいむはえらいからかりなんてしないよっ!」 あとはこの馬鹿をどうにかしないとな。 『なぁ、この群れって何か掟はあるのか?』 「とくにないのぜ!みんながじゆうにすんでいい、りそうのゆっくりぷれいすなのぜ!」 胸?を突き出して自信満々に答えているがルールもなしに好き勝手に生きていたら群れのゆっくり達はどんどん減ってそのうち全滅してしまうだろう。 『皆!これからこの群れの掟を決めたいと思う!』 「「「ゆっ!?」」」 「わからないよーおきてなんてあったらゆっくりできないよー」 「そうなのぜ!おさだからっておうぼうすぎるのぜ」 『聞きたいことがあるんだが、なあまりさ、今チビ達が多くて食料を集めるのに苦労してるのにゆっくりできるからといって子供を産んだらどうなる?』 「ゆっ!?それは...ごはんがたりなくなっておちびちゃんたちがゆっくりできないよ」 『ちぇん、この他のゆっくりに命令ばかりして自分は何もしないでいぶを見てどう思う?』 「れいむはでいぶじゃ『うるさい!』ゆべぇ」 れいむの口を地面に向けてからまた上から押さえつけた。 『で、ちぇんはどう思う?』 「わかるよーわがままばっかりいっててぜんぜんゆっくりしてないよー」 『掟っていうのはチビ達に満足してもらうために、ゆっくりできないゆっくりが居なくなるようにするために必要なんだ!』 「おきてがないのは、いなかもののむれなのね」 「わかったわ、さっそくおきてをつくりましょう」 凄いな...掟を作るのにもっとゆっくり達の反発があると思ったが、自分のゆっくりしか考えられないゲスや掟を作る理由を理解できない無能はあのでいぶを除いて全て居なくなっていたらしい。 『まず1つ目、新しく子供を産むにはには長の許可が必要。』 「おちびちゃんはゆっくりできるけど、いまいるおちびちゃんがおなかをすかせるのはゆっくりできないから、しかたないね」 『2つ目は忠告しても働かないゆっくりは制裁する』 「ゆう、でもゆっくりごろしはゆっくりできないみょん」 「そこまでやるのはとかいはじゃないわ」 『あー、じゃあ忠告しても働かないゆっくりは群れから追放するでいいか?』 「それならいいみょん」 「あまりとかいはじゃないけど、わがままないなかものとはいっしょにいたくないわ」 働かないでわがまま言ってるようなゲスは群れから追い出してもどうせ生き延びられないから結果的には変わらないんだけどなぁ。 『いきなりたくさんの掟を作っても不便に感じて掟を守らないゆっくりも出てくるだろうからとりあえず今はこの2つだけだ!いいか?』 「「「ゆっくりりかいしたよっ」」」 群れ作りは順調だし何だか楽しくなってきたな。 『よし皆!これから最高の群れを作っていくぞ!!』 「「「ゆっゆっおー!」」」 全員自分の仕事をしに散って行った。 そういえばでいぶが静かだけど何が...って、強く抑えすぎたせいか気絶してる。 しかし役に立たないゲスだと思ったけど反面教師としては役に立ったな。けど... 『邪魔だし気絶してるうちに追放って名目でどっかに捨ててこよ。』 でいぶは川下の森にで暮らしてもらうために川に流してあげました。 邪魔なでいぶはいなくなったしゲスが1匹も居なくなったーと喜んでいた時が俺にもありました 3時間後 「れいみゅにあまあまもってきちぇね!たくしゃんでいいよ!」 「はやきゅまりしゃしゃまにあまあまもってくるのぜ!」 「いにゃかもにょのどりぇいははやきゅあまあまもっちぇこい!」 ゲスの子はゲスだった。 「むきゅう、1かしょにあつめたほうがおちびちゃんたちのめんどうをみてあげやすいとおもったけど、ぜんいんつれてくるのにとてもくろうしたわ」 前の長の家が無駄に広かったのでそこにチビ達を集めたようだ。 『御苦労さま。しかしこれは...何も考えず産んだせいで数だけは多いし、そのくせまともに教育しないんでゲスばかりだ。』 「わかりゃないよーわがままいってたらゆっきゅりできにゃいよー」 「みんなにめいわくかけちゃいけないのぜ」 多分ここに残っている親が育てた子供達はまともに育っているのはせめてもの救いか。 「いなかもののおちびちゃんでも、とかいはなありすがそだてればとかいはなおとなになるはずよ」 育てる気はあるみたいだけど赤ゆはともかく子ゆになるともう矯正は不可能だろう、基本的に自分が世界の中心だと思ってるゆっくりはは他のゆっくりの話をまともに聞こうとしないからな。 しかしチビ共にこんなにゲスが多いのは予想外だ。 掟を作るのに賛成してくれたゆっくり達も子供を罰するような掟を納得してくれるとは思えない。 「でもこのままだとぜんいんにうまくぱちぇのちしきをわけてあげられないわ」 さすがゲス、小さな頃から周りに迷惑をかけるとは...こうのうえなく邪魔だな。 『あー、これはどうにかしないとゲスが増えるな。』 しかしどうする?これだけ大量にチビ共がいるとまともに育つゆっくりは少なくなるはず...ん?...大量? 『なあ、この群れに数をたくさん数えられる奴っているか?』 「かず?おさはかずがわからないの?ならぱちぇがおしえてあげるわ1、2、3、たくさんよ」 『その3の次のことについて何か話してる奴はいないか?』 「むきゅ?3のつぎはたくさんってのはじょうしきよ!」 『なるほど...ありがとな。』 ここは山奥だ。それも捨てに来る人間や捨てられた元金バッジや元銀バッジが来られないような山奥。 『フフ、つまり子、赤ゆっくりは4匹以上=たくさんってことか...』 「おさ、なにかいった?」 『ああ、今日の夜は大人のゆっくり達は自分の家で寝てくれチビたちの面倒は俺が見る。』 「それはなかなかとかいはなていあんだけど...おさはつかれない?」 『ああ、長は平気だよ。いつれみりゃが来るかわからないから家から出ては駄目だからね。』 「「ゆっくりりかいしたよ」」 夜 ゆぴー ゆぴー 群れの子ゆっくり、赤ゆっくりがは集まって寝ているそこに、何も飾りをつけていない1人の人間が現れた。 『ゆっくりしていってね!』 「「「「「ゆっきゅりしちぇいっちぇね!!」」」」」 「ゆ!なんにゃの?れいみゅはねてたんだよ?ばかなの?しぬの?」 「どりぇいがねているまりしゃしゃまにきやしゅくこえをかけるんじゃないんだじぇ」 『あーはいはい、それはいいとして君たちの中でどれいがいるとか親が自分にご飯を持ってくるのは当たり前とか考えてるゆっくりっている?』 「ときゃいはなわたしはしょうよ!」 「みゃんぞくにあまあまをもってこれないどれいにゃらいりゅよーわかってにぇー」 『ああ、そう...今から俺が言うようなゆっくりは付いてきてくれるかな?違う場所に連れて行きたいんだ。』 「むきゃ!けんじゃなぱちぇにとくべつなゆっくりぷれいすにつりぇていってくれるのね!」 「きょきょはせまくてふみゃんだったみょん!はやきゅつれていくみょん!」 『ああ、今から行けるゆっくりの条件を言うからね。』 ...そして人間はたくさんのゆっくりを森の奥に連れて行った 朝 「おさ、ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!とかいはなあさね!」 『ああ、ゆっくりしていってね。』 朝になると子供の面倒をみる役割のゆっくり達がやってきた 「おさ、あとはわたしたちがめんどうをみるわ」 『なら俺は朝飯でも狩りに行くか!』 「ふふおちびちゃんげんきにしてた?...あらおちびちゃんがなんだかへったきがするわ」 『そうか?気になるなら数えてみたらどうだ?』 「そうね1、2、3、たくさん!」 『ほらちゃんといるだろ?きっと気のせいだ。』 「そんなきがしてきたわ...きっとありすのきのせいね」 『なら、チビ達のことは頼んだよ。』 そう言って俺は森のほうに朝飯を探しに出かけた。 んー、とりあえずこれでほとんどのゲスはこの群れからいなくなったな。 もし見てる人がいるならバレバレだろうが夜に来た人間とやらは俺だ。 ゲスはとにかく自分はゆっくりさせられて当然だと思っているので適当にのせればすぐに付いてきた。 ちなみに付いてきたゲス達はでいぶと同じように川下で暮らせるように川に流してあげた。 ゲスがいなくなるし俺が集めなきゃいけない食料も減るし一石二鳥だ。 『俺が最初に来た時は大量にいたゆっくりも今じゃほとんど居なくなったな~。』 減らしたの俺だけど。 さてこれで変ゲスによって群れは悪い方向にいかないはずだ。 さぁ次はどうやって群れを良くしていこうかな? 続くよ ******************************************************** 自分ならこうやって群れを作る!と妄想してたのをssにしているだけなので斬新な虐待方法や設定も特になくこんなんでいいのかな~? と思いながら書いております。ss感想用掲示板の反応をみて一喜一憂しておりますので、そこで書いてくれると嬉しいです。 オリジナル設定のゆっくりや頭が良く漢字交じり喋るゆっくり、愛でられるゆっくりが後で出てくるかもしれません不快になる人は気をつけて下さい 前回言えればよかったのですが忘れていました。本当にすいませんでした。 さて書いてる途中で思いついた誰得な設定でも書いておこうかと 長おにいさんですが通常種に対してはゲス以外なら凄く好きだったり嫌いだったりしません。 仲の良いゆっくりが困っているなら助けるし、知らないゆっくりが道端で泣きわめこうが無視して通り過ぎるような人です。 希少種に対しては野良や野生でいれば即お持ち帰りして、愛でまくる程度です。 ゲスは通常種だろうと希少種だろうと嫌いです。 群れに残っているゆっくりの数 成ゆ れいむ3、まりさ7、ぱちゅりー17、ありす10、ちぇん13、みょん12 子ゆ、赤ゆ れいむ5、まりさ13、ぱちゅりー19、ありす、21、ちぇん28、みょん26 (ぱちゅりーが大人に比べ子供の数が少ないのは1度にたくさん産めないからです) 以上誰得設定でした~
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『長まりさをやってみた プロローグ』 7KB 実験 群れ 自然界 ほぼ虐待無しです 虐待分薄いです ある山にゆっくり達の群れがやってきた。 その山にはゆっくりでも食べられる食料が沢山ある、人里から離れている、捕食種がいない、冬でもそれなりに暖かいと野生のゆっくりが棲むには最適な場所だ。 「おさ!ここなられいむがたくさんゆっくりできるよ!」 「まりさがすむのにふさわしいゆっくりプレイスなのぜ!」 「なかなかとかいはなばしょね」 「ここならごはんもたくさんあるしあんぜんね」 「ここはすごくゆっくりしてるよ!ここをまりさたちのゆっくりプレイスにするよ!!」 ゆっくり達はその場所を気に入りそこに住み始めた。 3日後 「ゆう、れいむのいもうとのまりさがきのうからかえってこないよ」 「かりがへたな、いなかもののまりさだったし、きっとどこかでれみりゃにやられてしまったのよ」 「わかるよーむのうなんだねー」 「そうだねっ!むのうないもうとなんかわすれて、かわいいれいむはゆっくりするよ」 「みんなーゆくえふめいのまりさがかえってきたみょん」 『あー...ただいま?』 少し前 『はぁ、人間をあまりしらないゆっくりの群れを観察しに山奥にまで来たのはいいけど...中々いい群れが見つからないなぁ』 この人はゲスか、近づくと怯えるだけの町ゆに飽きてわざわざ山奥にまで来る物好きなお兄さんだったりする。 「に、にんげんさん?まりさをたすけてほしいんだぜ!」 『うおっ!ってゆっくりか、どうしたんだ?』 「かりにでかけたらみちにまよったんだぜ。もうすぐおうちにつきそうだけどまりさのしゅんそくっ!のあんよがもうぼろぼろなんだぜ。あっちにあるむれのまでつれていってほしんだぜ」 『ふーん、ちかくにむれがあるのか.....そうだっ!まりさお前の帽子ちょっと借りるぜ。』 「ゆっ!!かえしてね、かえしてね、まりさのおぼうしかえしてね」 『これを被れば俺が人間だってばれずに観察できるな。』 「ゆがぁぁぁ!かえせっ、まりさのおぼうしをかえせーーー!!」 ぽふん、ぽふん 『あー、鬱陶しいし、うっかりこいつに変なこと言われると厄介だな...潰しとくか。』 「まりさのおぼうゆべぇぇ!...もっとゆっくりしたかった...」 『さてと、群れはあっちの方だって言ってたな。』 そして今 「ゆっ、れいむはまりさがいなくなってとっても心配したよ」 さっき無能なまりさのことは忘れるとか言ってなかったか? 「ふんっ、まりさがかえってきてもよろこんだりしないんだからね!」 無能呼ばわりした奴にツンデレされてもな 「かえってこれてよかったんだねーわかるよー」 本人...いや本ゆんが居る時と居ない時で態度が全然違うな...あんまり良い個体じゃないのか? 「まりさはきのうからずっとかえってないみょん!きっとつかれているからはやくおうちにかえってやすむみょん」 「ん、ああ。」 しまった!家か...ゆっくりの家の大きさじゃ俺は入れないな...おっ、あれは! 『なぁ、あの洞窟って誰か住んでるのか?』 「あのどうくつにはだれもいないみょん!けどいりぐちがおおきすぎてけっかいっ!がとくいなれいむでもかくしきれないせいでだれもすめないみょん」 『そうか、おしえてくれてありがとう。』 まさかゆっくりに見つからずに観察するために用意したあれをこんな風に使うとはな... 『ゆっくり用ステルスシート~(大山の○代風)』 説明しよう!ゆっくり用ステルスシートとはこのシートを張るだけでゆっくりはその場所を完全に何もない場所だと思い込むのだ!ただ効果があるのはゆっくりだけで人間から見れば普通のシートだ! 『なんか少し空気がひいたような気がするけど気のせいだよな...』 とりあえず家は用意できたし水場も近くにある、これだけ豊かな山なら食糧にも困らないだろ。 『よーしこれで思う存分観察するぞー。』 5日後 野生で生き残ってるぐらいだからもっと賢いものかと思ったら...これは酷いな まず食料が大量にあるからって何も考えずに子供を増やしすぎて1匹あたりの食料は少なく子ゆ、赤ゆは常に腹を空かせている。 人間や捕食種がいないので敵となる生物がおらず自分は最強だ、自分がいれば怖いものは何もないと増長しまくる。 ゲスを制裁する掟がないせいで身体の大きなゆっくりが他のゆっくりの食料を奪うなど、よくこれで今まで生き残ってきたもんだと感心するような荒れ具合だ。 俺が被っている帽子の持ち主だったまりさは群れの中でも弱いほうらしく何回か俺の採ってきた食料を奪おうとするゲスも何匹か居た。もちろん人間がゆっくりに負けるはずなく全て潰したが。 とまぁ、野生のゆっくりにうんざりしてきて、そろそろ帰ろうかな~と思い始めた今日この頃だ。 「ゆーーー!みんなおさのところにきてね!」 俺が長のいる巣まで行くとすでに集まってきていたゆっくり達が何匹かいた。他の奴らもすぐに集まった。 「みんなきいてね!おさはこれからにんげんさんたちがいるといわれているところにえんせいっにいくよ!そこにはたくさんのあまあまや、とってもおおきなおうちがあるっていわれてるよ」 「そんとかいはなばしょがあるのね!とかいはなありすはそこでゆっくりしたいわ」 「れいむもいきたいよ!はやくつれていってね!すぐでいいよ!」 あー、この群れもここで終わりか 「けどそのばしょは、にんげんさんたちがひとりじめししているからたたかってとりもどさないといけないよ!そうするとおちびちゃんたちがきけんだからここでおちびちゃんをおいていかないといけないよ」 「おちびちゃんたいはみすてられないよ、わかってねー」 「おちびちゃんはたいせつだみょん!」 しかも子供置いていこうとするし 「だから『まりさ』はここにのこっておちびちゃんたちをまもってほしいよ。かりがじょうずでゲスなゆっくりをせいさいっ!した『まりさ』ならおちびちゃんたちをまかせてもあんしんだよ」 「たしかに『まりさ』ならあんしんだわ」 『ん?その『まりさ』ってのは俺のことか?』 「そうだよ!『まりさ』はここでおさをしてね!まりさたちがにんげんさんからゆっくりプレイスをとりもどしたらむかえにきてむれのかんぶにしてあげるよ!」 長か...これまで見てきたけどこの群れは駄目なやつらばっかりだったけど俺の手で変えていくってのも面白そうだな。 『俺が長になるのはいいけど、さすがに一人で子供の面倒をみれないから残ってもらいたいゆっくりを指名していいか?』 「ゆ~、せんりょくがへるのh」 『別にゆっくりしてない人間を倒すのはゆっくりしてるゆっくりなら簡単だろ?』 「そうだね!おちびちゃんたちのためにものこってもらっていいよ!」 『ういうい~、ありがと~』 まだここに来てからそんなに経ってないけどどれが有能でどれが無能かはわかってるしゲスかどうかもゆっくりには隠し通せても俺にはバレバレだ。さて適当に有能なの引き抜くか。 次の日 「おちびちゃんたち!あたらしいおさのいうことをきいていいこにしてまっててね!」 「ゆっきゅりりきゃいしちゃよ!」 「おさになったばかりでつらいだろうけどがんばってねそれじゃあみんな...」 「「「「「ゆっくりしていってね!!」」」」」 お決まりの挨拶をして成ゆ達は去って行った。 有能で善良な奴らに残ってもらうように説得しないといけないと思っていたが善良な奴は自分の子供が心配らしくここに残ったし、有能な奴は今回の遠征はあまり乗り気じゃなかったのですぐに了承してくれた。 ゲスは子供より自分のゆっくりを優先したらしく1匹残らず遠征について行った。善良で無能な奴もこちらの口車に乗って疑いもせずについて行った。 『盆栽の選伐みたいだな。』 「なにかいったみょん?」 『いや早く帰ってくるといいなと言ったんだよ。』 「みょんはすこしふあんだみょん」 『そうか』 まぁ多分誰も帰って来ないだろう。ここは人の手が入らない山奥だ、人のいる町なんか目指したら辿り着くまでに全滅だろう、運良く着いても人に勝てるわけがないし、帰ってくるための道を覚えられるほど頭もよくないしな。 『とりあえず今日は残ったゆっくり達で明日からの役割を分担しよう。』 「むきゅ!わかったわ」 「わかるよーおさのいえのまえが広くていいんだよー」 『あーその呼び方だとわかりにくいから俺のほうだけ長って呼んでくれ。』 「わかったよー」 さてこれからこの群れはどんな群れになるんだろうか? ************************************* どうも!初投稿でいきなり長編もの書こうとしてる者です!! いきなり自虐です(ゆ虐しろ) 色んなゆ虐ssを見て自分も書いてみたい!ってつい思ってしまい書き始めてしまいました。 この設定変じゃね?って思った方!すいません自分の知識不足です。どうか許して下さい。 句点や句読点が変って思った方!すいません苦手なんです。 とまぁ色々と駄目な奴ですがこれから先も自分のss読んでくれるとありがたいです。 以下言い訳 ゆっくりについて詳しく書きたいため長お兄さん(この先この呼び名になると思います)が困らないように長お兄さんの能力がかなり高いです。 長お兄さん 技能 山に一人でも住める程度の能力(この能力がないと話が続かないので) 病気にかからない程度の能力(さすがに風邪ひいてリタイアとかはいやなので) 都合のいいアイテムを持ってる程度の能力(今回使ったステルスシート使ったなどがこれです) このあとも状況によっては増えたり習得したりすると思います 基本的にアイテムはこれがないと話が面倒ってな場合使います 今回のステルスシートは長お兄さんがけっかいっ!はるところ書いてもつまらないだろうなと思い使いました 以上自己満足の言い訳でした!
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『長まりさをやってみた 7話』 18KB 愛で 制裁 観察 実験 戦闘 群れ ゲス ドスまりさ 希少種 自然界 待ってた人いるかわからないけど帰って来ました 注意 愛でありらしいです 頭の良いゆっくりが出ます 今日は、相談しにくるゆっくりや問題を起こすゆっくりも居なかったので、長としての仕事も無く暇だ。 なので、ゆっくり相手に授業を開いてみる事にした。 ちなみに、魔梨沙は「一番近くで師匠の授業を聞くわ!」と言っていたので、冗談で頭の上に乗せてみたらかなり気に入ったらしく、降りてこようとしなくなった… ざわざわ いつも通り俺の住んでいる洞窟の前に沢山のゆっくりが集まっている。 特に急いで教えなければいけない事も無いし、無理やり授業を受けさせたせいで、長はゆっくりできないと思われても困るので自由参加にしたのだが、群れにいるほとんどの成体のゆっくりは授業を受けに来たようだ。 『勉強が好きなぱちゅりー種以外ほとんど来ないと思ってたけど、予想より沢山来たな。』 「それはそうよ。師匠の身体能力や知識は、普通のゆっくりから見たら奇跡みたいなものだもの。」 『ああ、成る程。そういえば、ゆっくりは英ゆんとか森の賢者みたいな優秀な奴に付いていく事が多いよな。大抵、英ゆん(笑)とかもりけん(笑)に付いていって自滅するけど。』 「そう、だからここに来ているゆっくりは、師匠の事を尊敬していて、師匠に付いていきたいと思っているゆっくりよ!うふふ、ある意味私の後輩ね♪」 『何で俺よりお前の方が嬉しそうにしてんだ…』 さて、何で授業を受けに来たゆっくりが沢山いるかの疑問も解けたし、そろそろ授業を始めるか。 『よし、まず最初におまえらにお話を聞かせる。途中でそのお話の問題を出すから、よ~く聞いておけよ。』 「ゆっくりりかいしたよ!」×一杯 ある所に、仲の良いまりさとぱちゅりーの夫婦が居ました。 子供が欲しくなったまりさとぱちゅりーは、すっきりーをしておちびちゃんを作りました。 お腹が大きくなる妊娠をしたぱちゅりーは、夫のまりさが守ってくれたおかげで、無事に元気なおちびちゃんを生めました。 生まれてきたのは、赤ちゃんまりさが3人と赤ちゃんぱちゅりーが1人です。 お父さんになったまりさとお母さんになったぱちゅりーは、ゆっくりしたおちびちゃんが生まれてとても喜びました。 しかし、おちびちゃんが生まれた次の日、お父さんまりさとお母さんぱちゅりーは、お家に押し入って来たゲスなれいむとまりさの夫婦に永遠にゆっくりさせられてしまいます。 ゲス夫婦は、お家にあったご飯を奪った後、お家の隅っこの方で4人のおちびちゃんが震えている事に気がつきました。 前から奴隷が欲しいと思っていたゲス夫婦は、おちびちゃんを奴隷にする事にしました。 しかし、赤ちゃんまりさは大人になって強くなったら、復讐されてしまうかもしれないので、大人になっても強くならない赤ちゃんぱちゅりーを残して、他のおちびちゃんを永遠にゆっくりさせてしまいました。 その後、残った赤ちゃんぱちゅりーは、ゲスな夫婦のお家でうんうんを食べてお部屋を綺麗にする係として暮らしました。 ですが、赤ちゃんぱちゅりーは、家族を殺したゲスな夫婦を心の底から恨み、復讐する機会を狙っていました。 『さて、ここで問題だ。この赤ちゃんぱちゅりーの復讐は成功するか、それとも失敗するのか。お前らはどっちだと思う?』 あまりゆっくりできない内容の問題だったので、少し暗い雰囲気の中、ゆっくり達は自分の意見を出し始めた。 「むきゅう…おちびちゃんはかわいそうだけど、からだのよわいぱちぇじゃ、いっしょうまりさにはかてないわ…」 「ふくしゅうできそうなおちびちゃんをえいえんにゆっくりさせるなんて、ずるがしこくてゆっくりできないみょん!」 「とんだいなかもののふうふね!おそわれたかぞくがかわいそうだわ!」 『ああ、言い忘れてたけどヒントだ。この赤ちゃんぱちゅりーは、お腹に居た時にお父さんまりさとお母さんぱちゅりーの知識を貰っている。例えば、毒キノコの知識なんかも持ってる。』 「ゆ?あたまがよくても、ゲスにはかてないのぜ!やっぱりふくしゅうなんてむりなのぜ!」 「わかるよーげんじつはひじょーなんだねー」 反論の意見が無いところを見ると、どうやらここにいるゆっくりは全員、復讐は成功しないと思っているようだ。 あれだけ露骨なヒント出されたのに、深読みするゆっくりが1匹も居ないとは…。 『よし、その後赤ちゃんぱちゅりーがどうなったか言うするから、ちゃんと聞けよ!』 最初の数日は、恨みだけで相手を殺せそうな顔で暮らしていた赤ちゃんぱちゅりーでしたが、ある日から毎日おいしそうにうんうんを食べ、ゲス夫婦に感謝の言葉を送るようになりました。 ゲス夫婦は、そんな赤ちゃんぱちゅりーの滑稽な姿を見下してゆっくりしていました。 ある日、いつも通りゲス夫婦が他のゆっくりからご飯を奪って帰ってくると、お家の中にとても綺麗な色をしたキノコが2つ置いてあります。 ゲス夫婦は、きっと奴隷がうんうんを食べさせてあげている自分達に感謝の気持ちとして、とてもゆっくりしたキノコを献上したのだと思いました。 そう思い込んだゲス夫婦は、置いてあった幸せそうにキノコを食べ始めます。 しかし、置いてあったキノコは、赤ちゃんぱちゅりーがゲス夫婦に感謝して送ったゆっくりしたキノコでは無く、復讐の為に仕掛けたゆっくりできないキノコでした。 このゲス夫婦は、自分達で狩をした事がないせいで、ゆっくりできないキノコの存在を知らなかったのです。 そして、ゆっくりできないキノコを食べてしまったゲス夫婦は、口から沢山の餡子を吐き出して死んでしまいました。 こうして、赤ちゃんぱちゅりーは復讐を成功させました。 『というわけで、復讐に成功するが正解だな。』 「す、すごいのわ!おちびちゃんなのに、おとなのゲスをせいさいできるなんて、とかいはなゆっくりだわ!」 「うう、わかるよー!つらいおもいをしながらも、ふくしゅうをやりとげたんだねー!グスッ か、かんどうしてなみだがとまらないよー!」 「からだのよわいぱちゅりーのおちびちゃんなのに、かぞくのむねんをはらすなんて、すごすぎるゆっくりだみょん!」 よほど赤ぱちゅりーの復讐劇で感動したらしく、ここに居る全てのゆっくりが赤ぱちゅりーに賛辞を送っていた。 …実は、この赤ぱちゅりーの話は、前に俺がゆっくりの観察をしに森に来たときに見た実話で、俺が介入すればいつでもゲス夫婦を制裁できたなんて口が裂けても言えないなあ。 『さて、今のお話で何が言いたかったのかというと、勝ち負けは強さだけで決まらないって事だ。頭を使えば、体の弱い赤ちゃんぱちゅりーでも大人のゆっくりに勝てるって事がわかっただろ?』 「むきゅ!からだのよわいぱちぇでもいっしょうけんめいかんがえれば、かてるのね!」 「ゆ!もともとつよいまりさが、かんがえてたたかえば、むてきなんだぜ!」 『逆に、自分より弱い奴に負ける可能性もあるから、どんなに相手が弱そうでも絶対に油断するなよ。慢心していて子供に負けた大人のゆっくりなんて、笑い者にされるからな。』 「ゆゆ!?や、やっぱりむてきになるのはやめておくんだぜ…」 その後、まりさを除いたゆっくりの笑い声があたりに響いた。 授業が終わり、俺の住んでいる洞窟に帰ってきた後、俺は魔梨沙と話していた。 『なあ魔梨沙、何かあったのか?授業中はやけに静かだったけど。』 「うう、師匠の頭の上って凄く安心できて、ついうっかり寝ちゃって…起きた時にはもう授業が終わってたのよーーー!!」 魔梨沙の悲しみの叫びも洞窟の中に響いた… 授業を開いた次の日、昨日の暇が嘘の様に相談をしに来るゆっくりが大量に来ていて、俺住んでいる洞窟の前に相談をしに来たゆっくりの列ができている。 数が多くて疲れるが、ほとんどが一斉駆除や虐待鬼威惨等のテンプレな悩みを持っている野良ゆっくりと違い、野生のゆっくりの悩みはバリエーションが多いのが唯一の救いか。 相談の終わったゆっくりが洞窟から出て行くと、次のゆっくりが入ってきた。 「ありすのおちびちゃんが、きもちわるいっていって、むしさんをたべてくれないのよ…どうしたらいいのかしら…」 『虫以外のご飯の量を少しだけ減らして、ややお腹が空くぐらいの状態にしておけ。あとは親が美味しそうに虫を食べていれば、そのうち小腹を空かせたチビが自分から食べるようになる。』 こんな風にまともな相談もあれば 「まりさのしゅんそくっ!のあんよにいしさんがささってて、すごくいたいんだぜええええええ!」 『俺じゃなくて、治療の仕事をしてるぱちゅりーの所に行け!というか、あんよが痛いのにわざわざ順番待ちの列に並んでたのか!?』 何か勘違いしたゆっくりが来る事もある。 「みょんはえださんをけずって、ろーかんけんをつくるのがとくいだみょん!だから、みょんはろーかんけんをつくるしごとをしたいんだみょん!」 『ああ、他のゆっくりは落ちてる枝をそのまま使ってるから、凄く使いにくそうだよな。よし、魔梨沙!このみょんがどれくらい上手く木の枝を加工できるか見てくれ!』 「はーい!じゃあ、此処だと師匠の邪魔になるし、あっちに行きましょうねー♪」 「き、きんちょうするみょん!でもがんばるみょん! 『魔梨沙に認められたら、細かい仕事の内容を決めるから、また並べよー!』 たまに面白い事を考えたゆっくりが来たりするのも、相談を受けていて飽きない理由か。 「た、たいへん!たいへんなんだよー!わかってよー!」 みょんの次の相談者は、かなり慌てた様子のちぇんだった。 よほど大変な事があったらしく、話している最中も落ち着き無く跳ね回っている。 『凄い慌てようだな。何があったんだ?』 「ドゲスが!ドゲスがゲスをたくさんつれて、こっちにきてるんだよー!わかってねーーー!!」 『お前、普通に列に並んでたよな!?何でそんな緊急事態なのに、並んでんだよ!?』 「わ、わからないよー!すぐにしらせようとおもったけど、あんよをけがしてるまりさが、いたいのをがまんしてるまりさでもならんでるのに、なんでちぇんがじゅんばんをまもらないんだぜ!っていったからだよー!」 『ああ、あの馬鹿か…って呆れてる場合じゃないな。魔梨沙っ!一旦仕事は中止だ!これから俺の言うとおりに大人のゆっくりを誘導してくれ!』 群れの外れで待っていると、ちぇんの言った通りドスンドスンと音を立てながら、ゲスなドスまりさ…ドゲスがこちらに向かって来た。 ドゲスの後ろには、十数匹の普通サイズの通常種がゾロゾロと付いて来ている。 ドス級のゆっくりが率いている群れなのに、普通サイズのゆっくりの数はあまり多くない。 恐らく、ドゲスに付いて行って食料を奪い回っているので、子供を育てる為に定住できない所為だろう。 そんな事を考えているうちにドゲスは俺の前で止まり、無駄に大きな声で喋り始めた。 「ゆっへっへっへ!そこのまりさ!ドスがとくべつにむれにきてやったんだぜ!ゆっくりしないでおうちのごはんをぜんぶドスにけんじょうするんだぜ!」 「そうだよ!クズでむのうなゆっくりは、でいぶのためにさっさとごはんをもってきてね!ゲラゲラゲラ!」 「ゲラゲラゲラ」×一杯 わかりやすいほどゲスな群れだな。 しかも、ドゲスはドス級のゆっくりにも関わらず、俺を人間だと判断できないようだ。 一番対処しやすい馬鹿なドゲスだが、一つだけわからない事がある。 『俺しか居ないのに、何で此処が群れだってわかるんだ?』 「むきゃきゃ!それはもりのけんじゃであるぱちぇが、クズでむのうなばかをころさないかわりに、むれのいちをききだしたからよ!」 するとドゲスの後ろからボロボロになった5匹のゆっくりが飛び出してきた。 「ゆへへへ!これで、まりさたちをおいだしたむれもおわりなのぜえええええ!」 「むきゅー!ぱちぇたちをおいだしたむくいよ!」 「いなかもののむれなんてぜんめつっ!すればいいのよ!」 「いくらつよくてもドスにはかてないみょん!」 「わかるよー!さっさとどすにやられちゃえばいいんだねー!」 ああ、成る程。 この前追い出したゆっくり達が、群れの位置をばらしたのか。 「クズのくせにでしゃばるんじゃないんだぜ!まぁいいのぜ!どうせ、おまえらみたいなむのうなクズは、もうようずみなんだぜええええええええええ!」 ぐちゃ そう言うとドゲスは60cmほど飛び上がり、5匹のゆっくりを踏み潰してしまった。 復讐しようとしたら利用されるだけされて、さらに用済みになったら殺されるなんて、小悪党みたいな奴らだったなあ。 「ゆっへっへっへ!こいつらみたいになりたくなかったら、さっさと『あー、もうそういう面倒な口上はいらないから。』ゆ!?」 『お前みたいなゲスの言うことなんて、1つも聞くつもり無から。話を聞くのもだるいし、さっさと掛かって来い。』 「ゆぎいいいいいいいいい!!ドスをばかにするなんて、ゆるさないのぜえええええええ!おまえなんて、ドスがいちげきでえいえんにゆっくりさせてやるんだぜえええええ!」 俺の挑発に乗ったドゲスが、一直線に向かって来る。 しかし、ドスの体当たりは異常なまでに遅かった。 無駄に体がでかいので、大きく回避しないと避けられないのだが、あまりにも遅いので歩いていても避けられる。 「なにやってるのおおおおおお!はやくあいつをたさないと、れいむがごはんをうばってむーしゃむーしゃできないでしょおおおおおおおお!」 「ドス!そんなクズさっさとやっつけるのぜ!すぐでいいのぜ!」 「ゆがあああああああああ!うるさいのぜええええ!おまえも、いだいなドスのいちげきをよけるんじゃないんだぜえええええええええ!!」 『避けるなって言われて、言われた通り避けない奴がいると思っているのか?それに、そんなにノロマでよく生きてこれたな。ああ、頭も悪いし、足も遅いけど運だけは良かったのか!』 「ドスをばかにするなあああああああああああああ!ドスのスペシャルアタックで、いますぐしねえええええええええええええええええ!」 スペシャルアタックと言っているが、さきほどと同じ超遅い体当たりだ。 昨日、どんな相手でも油断するなと授業で教えたばかりなので、警戒しながら戦っているのだが、正直警戒しながらに戦ってるのが少しアホらしくなってきた。 「どうしてあたらないんだぜええええええええええ!?ドスのこうげきをよけられるはずないんだぜえええええええええええええ!」 まぁ、普通のゆっくりはドスと対峙すると、ビビってその場から動けなくなるからな。 多分あのドゲスは、そういう駄目なゆっくりとしか戦った事が無いんだろうなあ。 「師匠ー!準備が終わったわよーーー!」 悔しがって地団太を踏んでいるドゲスを見ていると、群れの奥から魔梨沙がこちらに向かって来た。 ようやく魔梨沙に指示しておいた誘導が終わったようだ。 『ご苦労さん。でも、此処は危ないし、こっちに来ないで遠くから大声で伝えればよかったんじゃないか?』 「うふふ♪上手くお仕事もできたし、師匠にご褒美もらいたいな~なんて思ったのよ!それと、此処は危ないけど師匠の頭の上は安全よ!」 『俺の頭の上が気に入ったのか…また寝るなよ?』 「こ、こんな時に寝ないわよ///」 「ゆがあああああああああああ!!もうゆるさないんだぜええええええええええええ!これでもくらうんだぜえええええええええええええええええええええ!!」 魔梨沙を頭を乗せたと同時に、ドスがキレた。 ドススパークを撃つつもりのようで、帽子から取り出したドススパークを撃つ為のスパーク茸を咀嚼してチャージしている。 しかし、ドススパークは、一旦チャージし始めると1分近く何もできないので、その間は隙だらけだ。 『おお!?ちょうどこっちの準備が終わった後にチャージをし始めるとは…だからゆっくりが死ぬ為に生まれてくるって言われるんだろうな…』 「え!?ゆっくりって人間からそんな風に言われてるの!?」 『おっと、チャージが終わる前にさっさと済ませないとな。』 「ちょ、師匠!?さっきの話詳しく教えて!!」 頭の上から何か聞こえる気がするが、気にしない。 俺は、さきほどドスに潰された5匹のゆっくりの元へ向かった。 ドススパークは口から出すので、正面にしか撃てない。 標的である俺が移動したため、ドスも方向転換しないといけないのだが、チャージ中はゆっくりとしか動けないようで、ノロノロと方向転換している。 俺が潰された5匹のゆっくりの死体を地面から引き剥がし終わり、ドスの方を向くと、ちょうど俺のいる方向を向き終わったところだった。 すでに、大分チャージが終わっているようで、ドスの口からは黄色い光が漏れている。 「ゆへへへへ!もう、おまえはおわりなんだぜ!ドススパークでいっしゅんでころしてやるんだぜええええええええええ!!」 チャージ中にも関わらず、無駄に口を開けて喋るドゲス。 俺はその開いた口に… 『そうか。それじゃあ、頑張ってドススパークを撃とうとしてるドゲスにプレゼントだ。』 死臭を放つ、5匹のゆっくりの死体を放り込んだ。 「ゆげ!?なにをいれたんだぜ!?ぐざいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」 ドゲスは慌てて死体を吐き出そうとしているが、今はドススパークのチャージ中だ。 そんな事をすれば当然ドススパークが暴発し… 「ぎぼぢわるいいいいいいい!ゆg(カッ)」 ドゲスは一瞬だけ強く発光すると、爆散した。 「わからないよおおおおおおおおおおおおお!?ドスはさいきょうのゆっくりはなかったのおおおおおおおおおおお!?」 「でいぶこんなのきいてないよおおおおおおおおおおおおおおおおおお!?ドスがいれば、クズをころしていっぱいむーしゃむーしゃできるんじゃないのおおおおおおお!?」 「そろーり、そろーり。まりさはにげるのぜ!まりさはここにいないから、ぜったいにみつからないんだぜ!」 「んほー!そんなにおしりをふってるなんて、とかいはなありすをさそってるのねえええええええ!」「そろーりそrゆ?れいぱーだあああああああ!?ゆんやーーーーーー!」 「むきゃきゃ!ドスをたおすなんてすごいまりさね!もりのけんじゃであるぱちゅりーが、つかえるにあたいするゆっくりだわ!」 「とくべつにみょんもつかえてやるみょん!ありがたくおもうみょん!」 ドスが殺されてただ泣き喚くゆっくり、逃げ出そうとするゆっくり、レイパー化するゆっくり、媚?を売るゆっくり等、色々なゆっくりがいるが、俺の群れを襲ったゲスを1匹も逃がすつもりはない。 「皆出てきて!ドゲスは師匠が倒してくれたわ!後はゲスを掃除するだけよ!」 魔梨沙が合図を送ると、俺の群れに所属している成体のまりさ種、ちぇん種、みょん種がゲスの群れを囲むように現れた。 どのゆっくりも木の枝を咥えて武装している。 ちなみに、あまり体を動かすのが得意じゃない、ありす種とぱちゅりー種は赤ゆっくりと子ゆっくりを一箇所に集めて隠れさせたので、ゲスの包囲には参加していない。 「3人で1人のゲスを倒すのよ!そうすれば絶対に負けないわ!」 「ゆおおおおおおおおお!!」×一杯 自分達と同じ普通サイズのゆっくり(に変装した人間)が、ドス級のゆっくりを倒したのを見た所為か、俺の群れのゆっくりの士気はかなり高い。 反対にゲスの群れは、最強だと思っていたドゲスが殺された事によって混乱しており、戦闘どころではないようだ。 ゲスの群れは数も大きく負けており、こちらはありす種とぱちゅりー種が参戦していないにも関わらず、こちらの数分の一程度の数しかいない。 さきほど魔梨沙が言ったように3対1で戦っても余裕ができるほどだ。 「やべ、やべで!でいぶのみりょくてきなボディをぷーすぷーすしない(グサ)ゆぴぃ!?ゆぎ…もっとゆっくり…したかった…」 「むきゃ!ぱ、ぱちぇのずのうはせかいのたからよ!?ぱちぇをころしたらこのずのう(グサ)むぎょおおおおおおおおおお!!」 何1つ有利な点の無いゲスの群れは、何もできずに殺され、次々と断末魔をあげていった。 俺の頭の上では、魔梨沙が戦っているゆっくりに指示を出している。 高い場所から周囲を見渡せるので、正確な指示を出せるみたいだ。 ただ、足元で敵味方混じったゆっくりが沢山居るので、うっかり味方を踏み潰してしまいそうで俺は戦闘に参加できず、少し暇だった… 「そこのみょん!一人で前に出すぎよ!もっと固まって戦いなさい!そっちのレイパーはゲスまりさを犯すので必死だから、今のうちに殺っちゃいなさい!ただし、レイパーは死ににくいから一世に攻撃するのよ!」 「んほーーー!まりさのまむまむは、とかいはねええええええええ!(グサ)(グサ)(グサ)んほ!?(グサ)(グサ)(グサ)ゆぎ…もっとすっきり(グサ)(グサ)(グサ)じだがっだ…」 「ゆ!まりささまをたすけるなんて、みどころのある(グサ)どぼぢで!?」 その後、特に問題なくゲスの群れの殲滅は終わった。 群れ同士の戦争をしたにも関わらず、こちらの被害は軽傷のゆっくりが2匹だけ、ようするに圧勝だった。 『昨日の授業で教えたばかりの内容を、次の日に自分で実践するとは思わなかったな。』 ドゲスの攻撃は全て遅く、避けるのは簡単だった。 しかし、ドス級のゆっくりの皮は厚く普通に攻撃していてもダメージを与えられないので、ドススパークを暴発させなかったら、いつまでも倒せなかっただろう。 「うふふ、師匠が赤ちゃんぱちゅりーで、ドゲスがゲス夫婦ね♪」 『お願いだから、俺を赤ぱちゅりーに例えるのはやめてくれ。かなり恥ずかしい。』 「うふふ、師匠ったら可愛いわね♪」 『あんまり俺をからかうと、2度と頭に乗せてやらなくなるぞ。』 「え!?そ、それは嫌ーーー!」 昨日に続き、今日も魔梨沙の声があたりに響いた。 続きたい **************************************************************************** 書き忘れたり、書いたつもりだったけど、後になって読者に伝わってないんじゃないかな?って思った設定をここで書かせてもらいます。 群れのシステム 群れは配給制で、狩で採ってきた食料は長に渡した後、群れのゆっくりに分配される。 余った食料は緊急事態の時用に、長お兄さんの住んでいる洞窟の奥のほうに貯めてある。 ほとんどのゆっくりは、狩&見回り又は、子守&教育の仕事をしていますが、長おにいさんに提案して認められたゆっくりが、治療等の自分で考えた仕事をしている。 長お兄さんは、ゆっくりの前とそれ以外で別の呼び方をする場合があります。 例 ゆっくりの前 それ以外 1人 1匹 夫婦 番 等です 挿絵:姉妹あき
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他人の作ったデザエモンをやってみた その1 その2 その3 その4 パート88 パート102 パート102.5 パート174 12 40頃 マイリスト もどる