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【野原みさえ】 【作品名】クレヨンしんちゃん 【ジャンル】漫画 【身長について】 しんのすけの身長は原作4巻の「オラは幼稚園児の風雲児だヨ編その8」の108ページの6コマ目で 松坂先生が身体測定でしんのすけの身長を「105.9cm」と測定している。 みさえはしんのすけの2.5倍以上の身長があるコマがあったので、みさえの身長は264.75cmとなる。 【名前】野原みさえ 【属性】主婦 【大きさ】身長:264.75cm 【長所】並の女より明らかに強い。 【短所】というか明らかに一般人女性の身長ではない、おかしい。 参戦 vol.1
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【作品名】クレヨンしんちゃん 【ジャンル】漫画 【名前】野原みさえ 【属性】主婦 【大きさ】29歳の成人女性並 【攻撃力】鍛えた成人女性程度。包丁所持、3m位先のゴキブリに投げて突き刺せる エアーズロックでひろしが落ちそうになった時に、掴んで持ち上げる事が出来た。 【防御力】扇風機が倒れて、思いっきり頭に落ちても動ける。 自宅がガス爆発で丸ごと吹き飛んでも黒こげになるだけで行動は可能(当たり前だがガチ描写、しかも2回ある) 【素早さ】移動速度は鍛えた成人女性以上はある 戦闘・反応速度は参考欄のひろしやしんのすけ以上。 【長所】テンプレにしてみたら結構強い 【短所】三段腹 ケチ 絵がすごく下手 【戦法】包丁投げつけて殴る 【参考】 ひろしの素早さ:正面に対峙した状態から、常人の背後に回りこんで靴下を嗅がせられる。 達人級の敵が反応できない速度で5m位進む雲黒斎の妖術が3m位まで迫ってから反応し、持っていた道具で弾き返した。 油断していたとはいえ達人が反応できない速度で横から抱きついて靴下を鼻にあてがえる しんのすけの素早さ:常人が捉えられない程の身軽さ。一瞬にして服を全て脱ぐ事が可能。 ひろしが殴りかかってきてから隠し持っていた鍋をかぶってガードできる。 ・・・あれ?結構すごくない? ------------------------------------------------------------------------ vol.4 201 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2011/06/23(木) 00 52 56.79 ID gshXqQUI [3/3] 野原みさえ考察 家屋破壊に耐える。達人に視認不可な攻撃を回避可能な反応 戦うヒロインの壁から △手塚葵 お互いに決め手なし ◯三浦未紀 反応で圧倒。先に包丁を投げて勝ち ◯園崎詩音 包丁を投げて勝ち ◯葛城ミサト 反撃は食らうが、その内勝つ。 ◯阿万音 鈴羽 包丁を投げて勝ち △先生 お互いに決め手なし ◯月島瑠璃子 反応で圧倒。先に包丁を投げて勝ち △ぞうさんの母さん 互いに決め手なし ×アルバートサウルスのお母さん 10m級攻撃ならいずれは負ける ◯相楽苺 反応で圧倒。先に包丁を投げて勝ち ◯リリス 反応で圧倒。先に包丁を投げて勝ち ◯敦賀迷彩 反応はほぼ互角か上、防御の分有利 ◯キャロル 反応でやや勝る。先手包丁勝ち △ビーデル 一方的に攻撃されるが効かない ×水銀燈 スペック負け ◯川澄舞 【防御力】の屋上の高さが不明。女子高生並みとするなら包丁で倒し続けて勝ち ビーデル=野原みさえ>キャロル
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【作品名】クレヨンしんちゃん 【ジャンル】漫画 【名前】野原みさえ 【属性】主婦 【年齢】29歳 【長所】並の女より明らかに強い 【短所】しんのすけからはオバさん呼ばわりされる 参戦 vol.1
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【名前】野原みさえ 【読み】のはら みさえ 【出典】クレヨンしんちゃん 【種族】人間 【性別】女性 【声優】ならはしみき 【年齢】歳 【外見】 【性格】 【口調】 一人称:私 二人称: 【主な能力】
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【作品名】クレヨンしんちゃん 【ジャンル】漫画 【名前】野原みさえ 【属性】主婦 【年齢】29歳 【長所】並の女より明らかに強い 【短所】しんのすけからはオバさん呼ばわりされる vol.1
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【作品名】クレヨンしんちゃん 【ジャンル】漫画 【名前】野原みさえ 【属性】嵐を呼ぶ主婦 【バストサイズ】79㎝ 【長所】スーパーサイヤかあちゃん3になれる 【短所】大抵の事は作中でしんのすけが言っているのであえて書かない 【備考】ちなみにヒップは120㎝ vol.1
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野原みさえ 「クレヨンしんちゃん」に登場するキャラ。CVはならはしみき。 野原ひろしの妻で、野原しんのすけの母親。いたって普通の専業主婦。 ロワ参加者や感想スレ住人の間で、おばさんおばさん連呼され続けてきたが、 実は「永遠の29歳」であるという衝撃の事実が判明し、ロワそのものを震撼させた。 【能力】 遅刻すれすれのしんのすけを自転車で幼稚園に物凄いスピードで送り届けることができる。 また拳骨や、両こめかみに中指だけ突き出した拳骨を押し付け、ぐりぐりする躾をよくしんのすけに行う。 でも一般人なので、たいしたことはない。 一人称は「私」 【関連人物への一人称】 野原しんのすけ→しんのすけ 野原ひろし→あなた ぶりぶりざえもん→ぶりぶりざえもん?(しんのすけ作のキャラクターという認識) 井尻又兵衛由俊→ 【本編での動向】 スモールライトで10分の1サイズになったところを、ガッツに保護?された。 自称「魔法少女リリカルみさリン」。この名前はアニメでも何度か登場しているので、本人お気に入りのネーミングなのだろう。 小さくなったところを北条沙都子に潰されそうになるが、間一髪のところでガッツに助けられる。 襲撃者である沙都子を更に殺そうとしたガッツを、元にサイズに戻った彼女は「みさりんキック」で制止、沙都子を保護する事に。 なぜか、ガッツも彼女には頭が上がらないようだった。 その後、ゲインとキャスカの戦闘に遭遇し、ガッツとキャスカを再会させる仲介役の役割をさりげなく果たすことになった。 しかし、フェイトとルイズの戦闘の影響で、ホテルは倒壊。彼女は自らの命を犠牲にしてゲインを救った。 瓦礫に埋もれ致命傷を負いながらも彼女は、息子であるしんのすけの事をゲインに託し、ゲインが看取られながら永遠の眠りに落ちていった。 支給品はスモールライト、バルディッシュ。 名前 コメント
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登録日:2018/05/18 Fri 06 32 19 更新日:2024/03/17 Sun 13 11 42NEW! 所要時間:約 20 分で読めます ▽タグ一覧 29歳 DV ならはしみき クレヨンしんちゃん ダブスタ ハンコックより年下 三段腹 主人公の親 主婦 何故かなかなか立たなかった項目 大根脚 妖怪ケツでかおばば 専業主婦 小山みさえ 愛すべきバカ 教育ママ 母 母ちゃん 母親 熊本県 理想の母親 福圓美里 経産婦 臼井儀人 貧乳 野原みさえ 野原一家 「しんちゃーん、ちょっとお使い頼まれてくれる~?」 「今ちょっとお忙しいから後で~」 「あら、何してるの~?」 「ナラハシMikiってとこに母ちゃんの項目がなかったから作ってるんだゾ~」 「それを言うならアニヲタWikiでしょ! でもママの為に作ってくれたのね~、さすが私の子! どれどれ…」 登録日:2018/5/18(金) 06 32 19 更新日:2024/03/17 Sun 13 11 42NEW! 所要時間:約 1 分で読めます ▽タグ一覧 ようかいけつでかおばば さんだんばら ずんどーしりでか おけち すけすけおぱんつ ようかいけつでかおばば らいねんでみそじだゾ △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- 「・・・・・・・・・」 「しんのすけーっ!!」 げ ん こ つ 『クレヨンしんちゃん』の登場人物。 声 ならはしみき ●目次 概要 人物 人間関係 おしおき/戦闘能力 ママとのお約束条項 特殊な形態一覧 概要 物語のメインキャラの一人。 作中での年齢は29歳。 そのためしんのすけは24歳の時に出産している。 ひまわりに関しては……サザエさん時空なので深く考えないように。 なお、誕生日は原作では10月10日(*1)、アニメでは9月21日(*2)。 野球のルールは知らないが、新庄剛志のファンである。 また、ザ・コレクターズのファンでもある(*3)。 人物 性格はやや短気で喧嘩っ早いフシがあるものの、正義感が非常に強く、曲がった事は許せない性分。そのため納得がいかなければどんな相手にも立ち向かう芯の強さを持っている。 家族以外の人物に対しては基本的に明るく社交的で、よその家の子供などに対してもわが子のように優しく親身に接する良き大人である。 ただしお約束というべきかおばさんと言われるのは好きではないらしく、お姉さんと呼ぶようにと指摘するシーンも。 また節約家がいきすぎてややケチな面も見られ、その割には自分の買い物には無駄遣いが多く(*4)、自分にかなり甘いんじゃないかという疑惑も。しんのすけの食べ物(ケーキなど)を勝手に食べてしまったりしたことも。 台風で避難する時の非常食として、カップ麺は栄養がないからダメとの事。 ダイエットや運動などさまざまなことに興味を持つが、どれもすぐに飽きるという難点も。便秘が悩みであり、DS『嵐を呼ぶ ねんどろろ〜ん大変身!』では、それをコーネルに付け込まれてしまったことがあったが、同時に事件解決のキッカケとなった。 ひろしやしんのすけの女好きに辟易する一方で、自分もイケメンには相当弱い。 単純な部分も持ち合わせており、しんのすけの些細な行動に簡単に感動したり、一緒に見ていたカンタムロボで涙を流す場面も見られた(*5)。 又、ここぞという時(劇場版など)には母性的かつ情に厚い所を見せるのだが、普段の生活ではひろしに対して誤解をして暴行を加えたにもかかわらず謝らない・女の立場を利用して気ままに振る舞うなど無礼かつ身勝手な面を見せることもしばしばある。 しんのすけからは「三段腹」「妖怪ケツでかおばば」等といわれている。 しかしキャラデザの関係で肥満体系には見えず、むしろくびれもあるスマートな体系。それに大根脚呼ばわりされてるが嵐を呼ぶジャングルでは短パン姿を披露しており太ももを惜しげもなく露出している。結構太いというかムッチリしてて程よい美脚。 その分胸も控えめであり、巨乳に憧れている節がある。 パーマを当てているためか、横に広がるボリューミーな髪形をしている。 しかし、その髪型を変えると一転、やたらと可愛らしくなる。 髪型で損をしているといっても過言ではないのかもしれない。 ぐうたらなしんのすけにはいつも手を焼かされており、幼稚園バスに乗れないしんのすけを自転車で送り届けるのは日常茶飯事。 作中ではその苦労を減らす為、自動車の教習所に通い、免許を取得している。 その後は時折ひろしの愛車を運転することがあるが、 2回も車を廃車に追い込む など運転技術はかなり低く、結局しんのすけを送るときなどは結局自転車が主となっている。 ひろしの女好きにも手を焼いているが、それでも互いを深く愛しており、原作初期では夜中にプロレスごっこに興じる事も。 原作のまたずれ荘編で、しんのすけがオマタさんからもらったたくさんの金の勲章をみさえが捨ててしまい、野原家はお金持ちになれなかった事がある。 この勲章はしんのすけも本物と思っておらず、オモチャと思って箱に100個入れており、101個をもらった後にすぐにオマタさんと出かけた為、箱の近くにその1個が置いてあったのだが、みさえは出しっぱなしと思ってゴミの日に101個すべて捨ててしまい、オマタさんが帰国した後にひろしから「本物だ」と言われた後、全部捨てた事にショックを受けていた。 オマタさんを貧しい出稼ぎ労働者と思い込んでいたせいもあるが、貴金属好きな割に目利きは出来ないようだ。目利きの達人でイミテーションの宝石には興味を示さない娘のひまわりとは真逆である。 普段の日常生活で目立っているためか、劇場版ではそこまで目立つ事はなく、主役級の活躍をしたひろしと異なりメインで活躍をしたという事はなく、劇場版開始から20作以上もの間、メインで活躍したことはなかった。 むしろ、自称SF5段で劇場版での現実離れした事態に割と早く順応するひろしと比べると、やや現実主義なためかなかなか認めようとしなかったり(*6)、そのせいで余計なトラブルを生むことも(*7)。 ただ、全く見せ場がないわけでもなく、ブタのヒヅメでしんのすけの行方を掴むためにキンニクに下剤を盛る、野生王国ではしんのすけを厳しく叱りつけ、傷つけたことによる罪悪感、ユメミーワールドにおいては母としての強さを見せる事もある。 そして、新婚旅行ハリケーンでようやく主役らしい立場を得て、ひろしを救うために活躍する事となる。 『しんちゃん』は長年連載されている為、キャラクターの一部の設定が変更される事が多く、みさえも例外でもないのだが、原作7巻で髪が伸びたしんのすけが床屋に行こうとするもうち刈りで十分と言っていたが、原作10巻では同様の髪型の状態のしんのすけに対し、床屋に行けとわずか短期間で逆の事を言った例もある(*8)。 親類に教師が多い事もあってか近年は教育ママ化が進んでおり、しんのすけの許可なしに剣道させたり体験入学させたりする事が増えており、家庭教師を雇った時にはひろしの現状を否定して喧嘩した事もある。 野原一家を含む『しんちゃん』のキャラクターは様々なCMに出演しているが、森永乳業のCMではみさえ単独で出演しており、高橋尚子と共演している。 人間関係 野原家における母。 言うまでもなく野原ひろしの妻であり、野原しんのすけ、野原ひまわりの母。 浮気性で美人に弱いひろし、同じく美人に弱く自由奔放なしんのすけ、自分に似てイケメンに滅法弱く手のかかるひまわりに翻弄されている。 時に彼らには厳しく接するものの、それは全て愛情の深さ故であり、決して彼らのことを軽んじているわけではない。 実家では父の小山よし冶、母の小山ひさえ、姉の小山まさえ、妹の小山むさえに挟まれた、小山家の次女。 三姉妹の中でも考えるより先に体を動かす行動派として、むさえからは憧れの存在だったらしい。 なお、「クレヨンしんちゃん大全」によると、よし治の厳格さがみさえに受け継がれなかった為、みさえのグータラな部分がしんのすけに継いでしまったとの事。 肉親以外ではしんのすけの同級生の母達とはそれなりに親しくしている様子。 また、みさえの親友には同級生の本田ケイ子(おケイ)がいる。 ……というより逆に友人らしい友人がほかにいないらしく、アニメではそのことについて言及されていた。 また、まつざか梅とは直接の絡みは殆どないが、非常に見栄っ張りな性格や三姉妹の一人であること、親類に教師が多いことなど意外に共通点が多い(*9)。 おしおき/戦闘能力 げんこつ みさえを代表する攻撃のひとつ。 たいていはしんのすけへのおしおき。 その威力は相当なものであり、頭にかなりの大きさのたんこぶができるほど。 かつてはたんこぶ複数でピンピンしていたが、現在はたんこぶ一つで気絶している事が多い。 例の「げんこつ」という絵、そして小気味のいいSEが特徴。 また、場面転換後にいきなりたんこぶができているシーンもあった。 その名のとおり、グーで握ったこぶしで頭を殴っている、と思われる。 思われる、と書いたのは、実際にげんこつで殴打するシーンは描写されていないため。 なお、最近は暴力や虐待などへの配慮かと思われ回数が減ってきている。 詳細は当該項目にて。 グリグリ攻撃 みさえの代表的なお仕置きその2。 両方のこめかみ辺りを拳で抑え、抉りこむ様にその拳を回転させるえげつない拷問。 しんのすけ、ひろしに両手両足を使って同時にグリグリ攻撃を仕掛けたこともある。 見た目は地味であるが、その威力は本物。良いお母さんは決して真似しないでください。 それだけあってか、アニメ版でのアクション仮面の新必殺技の募集に野原家が応募する回にて、この様子をひろしのスマホで撮影されたNGバージョンが誤送信されるとそのまま採用され、この結果を受け、ひろしにグリグリを仕掛けるみさえにしんのすけは「母ちゃんのグリグリは強力ですからな」と苦い表情を浮かべていた。 アニメ版ではしんのすけと間違えてマサオにグリグリ攻撃を仕掛けた事があり、これを喰らったマサオは当然泣いてしまい、それを見てしまったしんのすけも引いていた。訴えられてもおかしくないレベルである。 原作に収録されている『もしも、ひまわりがようちえん児になったら…』では、描写はなかったがひまわりもグリグリ攻撃を受けた経験があるらしい。 ちなみに『必殺仕事人2015』とのコラボアニメーション「仕事人に頼んだゾ」において、渡辺小五郎(CV並びに演 東山紀之)は勝手にチョコビを食べようとしていたしんのすけをグリグリでお仕置きをしているみさえの迫力を見て、姑のこう(演 野際陽子)と妻のふく(演 中越典子)と同じように「どこも母上と女房は強えや…」とぼやいている(注 「クレヨンしんちゃん」はそういうアニメです)(*10)。 お尻たたき 使用頻度こそ少ないが、あのしんのすけがガチ泣きするレベルの威力で、素振りだけでも恐怖するほど。 ただし、みさえ自身の手にもダメージの大きい諸刃の剣。しんのすけにはなべ敷きでガードされた事も。 原作21巻ではしんのすけが台所の戸を閉めなかったせいでひまわりが包丁で遊んでしまい、結果的に2人共お尻たたきされる寸前のシーンがあり、 し「ひま、わかったか、刃物はこういう悲惨な結果になるんだぞ」 ひ「たい…」 しんのすけだけでなく、0歳児のひまわりも恐怖していた。 ひっかき&びんた こちらは主にひろしへのお仕置き。 浮気の疑いなどがあったときに見られる。 これを受けたひろしの顔は猫のような鋭い引っかき傷やくっきりと残るびんたの後など、相当痛々しい。 ひろしの場合、このお仕置き+げんこつをみさえから喰らっている。 ほっぺたつねり しんのすけやひろしのどちらに対しても使用し、ひまわりもつねられた事がある。 しんのすけの場合、彼がもち肌というのもあるだろうが、相当頬がのびるのが特徴で、左右の頬を両手で鷲掴みにして全力で捻じり上げる「ぞうきんしぼり」なる荒技まで存在する。 ひまわりもつねられた時、しんのすけと同じく頬がのびていた。 ヒッププレス 厳密にはおしおきとはかけ離れるが、ゲームや劇場版などにおける貴重な戦闘力。 自慢のデカいケツをもって相手を押し潰す驚異的な一撃。 収納術 物理法則を無視しているとまで言えるほどの物量を押入れにしまい、かつ押入れを開けない限りそれが決壊する事はないという見事な生活の知恵。 なぜこれが戦闘力に?という答えは簡単。 押入れを開けたが最後、中にしまわれた布団やがらくたが雪崩のように飛び出してくるからである。 これは野原家の強力なトラップとして活躍しており、泥棒などの動きを封じるのに一役買っている。 父・よし冶いわく母親譲りなようで、妹のむさえも同様の片づけ方をしている。 ママとのお約束条項 しんのすけがあまりにも問題を起こすために作られたルールの数々で、歌にもなっている。 まともな物からピンポイント過ぎる物まで、その内容は多岐に渡る。 数はかなり多いものの、作中で明らかになっていないものも存在する。 アニメ版と漫画版で異なる点もあるため、以下ではアニメ版をメインとして記載する。 第1条 パパの口真似をしてはいけない 第2条 知らないお姉さんに声をかけてはいけない 第3条 おパンツ脱いでゾウさん踊りをしてはいけない 第4条 ピーマンは残さず食べること 第5条 5時にはおうちに帰ること 第6条 パパは普通に起こすこと 第7条 ママのおパンツを被ってはいけない 第8条 テーブルの上でアクション仮面ゴッコをしてはいけない(漫画版では「食事中テレビは禁止」) 第9条 食事中ちんちんカイカイは禁止 第10条 ママのブラジャーで遊んではいけない 第11条 シロの面倒はちゃんと見ること 第13条 10分間おもちゃを出しっぱなしにしたら捨ててしまう 第14条 パパの仕事中、シロとヘビーメタルごっこは禁止 第15条 食事中は静かにすること 第16条 ハミガキする時は腰を振らないこと 第18条 チョコビは1日1箱 第20条 ニュースステーションはビデオに撮って昼間に見ること 第21条 言われたことはすぐにやること 第26条 トイレットペーパーの巻き取り競争は禁止 第32条 運転中の遭難ごっこ禁止 第43条 ママのおパンツがスケスケである事をよその人に言ってはいけない 第46条 ママのお化粧品をおもちゃにしてはいけない 第49条 ママが帰ると言ったら遊びをやめて帰ること 第51条 おならで返事をしないこと 第52条 ソフトクリームはしたから食べてはいけない 第53条 地震の時マッチ売りの少女ごっこをしてはいけない 第58条 人がお昼寝してる横でスイカ割りしてはいけない ※漫画版では第43条 第59条 朝寝も夜寝もうたた寝の時もスイカ割り禁止 ※漫画版では第44条 第62条 犬神家の一族ごっこは禁止 第65条 針と糸の使用は禁止 第72条 エンピツしんちゃんの口マネはしない 第86条 他人の指で鼻クソほじほじしてはいけない 第87条 お昼寝している横でカーニバルごっこをしてはいけない 第93条 ママが運転中、気が散るようなことをしてはいけない 第98条 クーラーボックス内での暑気ばらいは禁止 第99条 ビールに日光浴させてはいけない 第100条 クマに財布を渡してはいけない 第101条 ちんちんをおまたに挟んではいけない 第133条 コタツの中ですかしっぺは禁止。および音あり、とにかく屁と名のつくものは全て禁止 第8条については、変更されたのは恐らくアニメ版の放送時間がゴールデンタイム(=一般的な家庭の夕食時間)なので番組的に不都合だったからだろう。とはいえ子供の教育的にあまり良くないからか、劇中では登場人物は食事中はテレビを見ないようにしてるが。 特殊な形態一覧 スーパーサイヤ母ちゃん 作中にて度々変化した姿。 怒りが頂点に達したとき、炎のようなオーラを纏い、髪が金髪に変化する。 元ネタはもちろん超サイヤ人であり、3にまで変化可能(*11)。 ちなみに、しんのすけもフリーザの面を被って「そんなパワーではボクは倒せない」と発言したこともあった。 魔法少女みさりん(嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲) 20世紀のにおいで幼児退行した姿。 あくまで精神が子供に戻っただけなので、魔法少女のコスプレをしただけのみさえである。 魔法の杖を何より大事に思っており、杖のためなら向かってくる大量の車を物ともせずに逆走するほど。 プリティミサエス(伝説を呼ぶブリブリ3分ポッキリ大進撃) 薄い青緑のロングツインテール、魔法の杖が変化した巨大なピコピコハンマーが特徴。 ハンマーでの攻撃力はさほどでもないが、星のような足場や魔法によるバリアなどで戦う。 必殺技はハート型のエネルギーを無数に飛ばす「シャイニングドリーマー」。 元がみさえとは思えないほどの美少女で、なんと声まで変わっている。(CV 福圓美里) セクシーみさえX(伝説を呼ぶブリブリ3分ポッキリ大進撃) 赤いロングヘアにダイナマイトボディ、口元のほくろがセクシーな美女。 作中では2種類の姿があり、白と黒のメイド服の姿と、白い衣装に紫のマントの魔女のような姿がある。 声は変わらないが、こちらもやはり元がみさえとは思えないほどのセクシーさ。 マーメイドミサエリアス(伝説を呼ぶブリブリ3分ポッキリ大進撃) みさえが変身した姿その3。 その名のとおり人魚のような姿の美少女で、水中での戦いが得意。 やはりみさえとは思えないほどの(ry ヒョウ(オタケベ!カスカベ野生王国) 魔法による一時的な変身などではなく、薬品によってガチで肉体が変化したという珍しい例。 当初は体毛や耳が生える程度だったが、徐々に野生に支配され、髪形を残して心までヒョウと化してしまった。 しかし、しんのすけの尻の感触によって、ヒョウの体を残したまま心を取り戻した。 未来のみさえ(超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁) 「オラの花嫁」の世界における未来の姿。 時の流れは残酷で、もはや言い訳のしようもないほど完全なメタボリック体系となっている。その一方では、しんのすけ達の過去の姿を記憶していたのか過去からやってきた彼らを家へ迎えてくれているなどの愛情は変わっていない。また、未来のしんのすけが死亡したと金有増蔵から聞いた時はショックのあまり倒れこむが、未来のボーちゃんの話からまだ生きていたことを悟った時は安堵するなど未来のしんのすけに対しての愛情も持っている。 特殊なボディスーツを着ることで首から下だけはかつてのようなスリムボディとなり、若さと自身を取り戻す事ができる。 ただし、首から上は太ったままなので凄まじいミスマッチ感があった。 夢の中のみさえ/魔法少女ピュアピュアみさぴょん(爆睡!ユメミーワールド大突撃) 普段の幸せな夢の中では、巨乳化したナイスバディな姿でカリスマホスト城咲仁とデートをしていた。 物語後半では、悪夢と戦うために魔法少女ピュアピュアみさぴょん(5歳)となる。 ただし、前述のプリティミサエスなどとは異なり、完全に普段のみさえが幼稚園児のコスプレをしただけの凄まじい姿であり、魔法少女みさりんを遥かに凌ぐキツさを持っている。 しんのすけにさえ呆れられ、ドン引きされる姿であるが、本人はノリノリである。 こんな奇行に走ったのも、この作品では子供になりきることでも夢ルギーを増すという設定があるため。 なお、より子供に近づくため、、ひろしは下の毛を全て剃ってツルツルとなっており、恐らくみさえもツルツルだったと思われる。 4歳のみさえ(襲来!!宇宙人シリリ) バブバブ光線によって子供の姿となったみさえ。 ひまわりの母だけあって、ひまわりが少しだけ成長したような姿をしており、ちょんまげのような髪型が特徴。 子供になったのは外見だけであり、心は大人の頃のままだったが、終盤では再度バブバブ光線を受けて心も子供に戻った。しかし、シリリの機転でシリリの父親の配下まで全員子供にされてしまい(*12)、全員スクスク光線を受けたことで完全に元の姿に戻った。 三段腹イマジン(真夏の夜にオラ参上!嵐を呼ぶ電王VSしん王60ぷんスペシャル!!) 厳密にはみさえではなく、イマジンの一種。 みさえ自身が気にしている三段腹とケツでかのイメージから生まれており、みさえと似た体系でありながら腹と尻だけに不気味な贅肉がついている。 イマジンとしてはかなりイレギュラーな存在。 おでん少女☆マジカルみさりん( 激アツ!おでんわ〜るど大コン乱!! ) オデンジャラスの首領コンニャックによって電脳世界に捕まった際に洗脳されたみさえの姿。上述のオトナ帝国の時とは違いコスプレしてるだけでなく、バリアを張るなどの魔法が使えるが、実年齢から空飛ぶホウキがバウンドすることがある。 おでんの鍋やちょうちんを施した魔法少女の衣装を着用しているが、救出にやってきたしんのすけはもちろん、スマホから様子をうかがっていたツミレにまでドン引きされ、更には実年齢を指摘されてしまいブチ切れた。正気に戻った後、本人は「恥ずかしかった」とコメントしていたが、かなりノリノリだとしんのすけに指摘された。 追記、修正はあの髪型にときめいた人がお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ページ制作乙。前からある物かと思ったら今日、作られたばかりだった件。 -- 名無しさん (2018-05-18 06 55 26) 他の3人とは違って声優さんはあまりみたいね。まあ、みさえはほぼ毎回出るから問題ないが… -- 名無しさん (2018-05-18 07 20 32) ケツのサイズが120cmくらいあったような -- 名無しさん (2018-05-18 10 14 54) 特殊な形態が衝撃のラインナップすぎる・・・ -- 名無しさん (2018-05-18 10 29 50) 中の人が同じガオガイガーのスワンはみさえとは逆に巨乳 -- 名無しさん (2018-05-18 10 38 49) ショックガーン、おでんわーるどでもみさえは洗脳されました。 -- 名無しさん (2018-05-18 11 43 36) 『カスカベボーイズ』でジャスティス・ラブに「少しは己自身を知ったらどうだ?」とコキ下ろされたシーンがかなり印象に残った -- 名無しさん (2018-05-18 12 25 56) 何で今までなかったんだこの記事 -- 名無しさん (2018-05-18 12 39 28) ↑メインキャラクター故に書くのが難しいから。或いはアンチ項目になりそうだったからとか -- 名無しさん (2018-05-18 13 05 23) 電車でしんのすけが痴漢を見つけてそいつに殴られたとき その痴漢をぶっ飛ばしてたな うちの子に何してんのよ と -- 名無しさん (2018-05-18 13 34 55) >映画の活躍は少ない 一応3分ポッキリでは実質ラスボスのにせしんのすけマンを倒してる -- 名無しさん (2018-05-18 16 49 47) みさえ、風間ママときたら次はネネママだな。 -- 名無しさん (2018-05-18 17 22 38) しんちゃんと入れ替わった時、苛めっ子に対しても注意してたりと正義感はあるみたいね -- 名無しさん (2018-05-18 18 53 03) 髪や顎周りがシャープなキャラデザの所為か、作画監督によって印象が特に変わるキャラ -- 名無しさん (2018-05-18 19 38 42) 気づけばみさえより年上になっていた・・・な、何を言っているかわからねーと思うが、俺も(ry -- 名無しさん (2018-05-18 21 01 07) シロとヘビーメタルごっこは禁止で噴いた -- 名無しさん (2018-05-18 21 21 37) 戦闘力は165000以上 -- 名無しさん (2018-05-19 09 46 29) アニメでは見えないけど、原作では乳首を3回ほど披露してる。 -- 名無しさん (2018-05-20 13 32 23) ↑2数字だけ見ればフリーザ軍の上級幹部クラスとかww -- 名無しさん (2018-05-20 15 08 26) 一時期凄い髪型になったよな -- 名無しさん (2018-05-20 20 06 50) 藤原紀香ヘアー→刈り上げ→おばさんパーマ -- 名無しさん (2018-05-20 20 09 24) 藤原紀香ヘアーの時は本当にかわいかったからやっぱ髪型のせいだなw -- 名無しさん (2018-05-20 22 12 52) 若い奥様達と知り合った時の髪型や服装はほんと可愛かったな -- 名無しさん (2018-05-21 08 54 08) おんな好きのひろしについて嫉妬とかするけどみさえも夢に出るほどイケメン好きで似たもの夫婦 -- 名無しさん (2018-05-21 15 14 47) 映画での見せ場、個人的にはアッパレ戦国大合戦の終盤で刀を受け止めた場面とか、オトナ帝国でヒッププレスで足止めした場面とかも印象に残ってる。「母」として動く場面は「父」であるひろしに負けず劣らずカッコイイと思う -- 名無しさん (2018-05-21 15 40 04) アニメオリジナルのデートの見物だゾの彼女を許すな -- 名無しさん (2018-05-27 15 37 06) 確か“そこそこ美人”なんだよな主婦状態でもw -- 名無しさん (2018-10-08 11 22 32) 藤原さんが未だ戻らず、矢島さんが勇退してしまった現状ではまつなが先生共々希少な初期レギュラーキャストになってるよな。 -- 名無しさん (2018-10-26 19 58 18) よしなが先生とかぶってるぞw んでそのよしなが先生自身も声変わってるんだよね -- 名無しさん (2018-10-26 20 46 52) ↑2、まつなが先生じゃなくてまつざか先生 -- 名無しさん (2019-02-13 11 59 25) おケイにホストクラブ連れて行かれたときはイケメンにデレるわけでもなく気まずそうにしてたのが可愛く見えたなぁ。そのあとホスト達相手に旦那を引き合いに出してキレるあたりでしっかりひろしを愛してるんだなあってほっこりした -- 名無しさん (2019-03-21 20 07 34) 北与野博士のもう一人の自分が出てくる鏡の話で→みさえ「しっかり者で働き者だ(うろ覚え)」しんのすけ「正反対の自分が出てくる装置だぞ(ここもうろ覚え)」みさえ「へえー通りで…」この後何故かしんのすけにげんこつを落とすのだが、大した悪口も言ってないのに理不尽な制裁なのかと思った 八つ当たりなのだろうか -- 名無しさん (2019-04-22 21 32 14) 今「ニュースステーション」の条項はどうなるのか。ニュースステーションを見た事がないのでわからない。 -- 名無しさん (2019-04-22 21 51 06) なんとなく、性格がサザエさんに似ているイメージがある。 -- 名無しさん (2019-04-22 22 07 44) 裏主人公と解釈できなくもない、基本的にみさえの主観で語られることが多いよね -- 名無しさん (2019-04-22 22 33 41) 剣道させたり、家庭教師を雇ったりと教育ママ化している印象が強い。家庭教師は雇うと決めたときひろしと喧嘩した。 -- 名無しさん (2019-04-26 08 45 40) 今年の劇場版におけるみさえカバーの「Every thing」は誰もが吹き出したのではなかろうか・・・。 -- 名無しさん (2019-05-08 09 13 12) 投票ボタンが2つあるため、コメント欄上のボタンに偽メニューのボタンの投票数を含めて統合してもよろしいでしょうか? -- 名無しさん (2019-06-26 17 11 30) 悪い部分だけ取り上げて叩いてる奴多いけど普通にいいお母さんだと思う。 -- 名無しさん (2019-06-26 21 07 00) ↑普通の子供の何倍も手のかかる子供を2人も育てながらほとんどノイローゼにもならず、真っ直ぐ家族を愛し続けてるってだけで凄いよね、この人 -- 名無しさん (2019-06-26 21 20 05) ↑↑↑特に問題ないと思います -- 名無しさん (2019-07-23 22 29 00) 最強の専業主婦 -- (2019-10-04 21 47 45) 夫に比べて悪い面が取り上げられるのが多いのはなんでだろ。 -- 名無しさん (2020-02-11 12 00 07) 絵のタッチでそう見えるだけかもしれないけど、周囲に言われるほど太ってるようにも老けてるようにも見えないような。29歳で二人の子持ちならむしろ若いほうだと思うし -- 名無しさん (2020-02-16 16 31 35) みさえがオババ扱いされるのは連載初期の時代の価値観(女は20代前半までが花)と、それに伴いしんのすけとひろしがデレデレする20歳そこそこの美女やグラドルと比べて…というのがあると思う。 -- 名無しさん (2020-03-06 06 46 04) ひろしの映画と言えばオトナ帝国やロボとーちゃんだが、みさえの映画と言えば俺はユメミーワールドを挙げる。子供を守れた母親がその子供を恨む事などないは彼女だから言える台詞 -- 名無しさん (2020-05-04 14 00 09) 飴である父親に対して自ら嫌われてでも鞭となって愛する子供の為に叱るみさえは良い母親だよね -- 名無しさん (2020-09-01 10 50 19) ヒップ120すこ -- 名無しさん (2020-10-01 03 32 48) ↑5老けてるかはともかく、20代後半程度だと傍目からじゃ肥満は分からんからな。でも腹回りの肉はしっかりついてたりするから過信は禁物 -- 名無しさん (2020-10-26 17 51 57) 嵐を呼ぶジャングル見る限り結構美脚なような… -- 名無しさん (2020-12-13 08 47 48) 最初は自分の事を母ちゃんと呼んでいた -- 名無しさん (2021-01-14 15 21 29) しんのすけが客観的に見て相当厄介な子供なのは事実だし、諦めてネグレクトせずにガッツリぶつかり合って育てているのは凄いと思うな -- 名無しさん (2021-04-06 20 09 48) 電車でしんのすけをクソガキ呼ばわりした挙句殴った痴漢を、間髪入れずに股間に蹴り上げて報復するみさえは母親の鏡 -- 名無しさん (2021-04-06 21 15 33) 時々映画で真面目にヒロインするとえらい可愛くなる。 -- 名無しさん (2021-04-10 22 58 27) ↑ ひろしが主役格だと真っ当にヒロインしてるよね -- 名無しさん (2021-04-10 23 06 55) 踊れ!アミーゴでひろしが偽物疑惑をかけられた時のシーンは伊達に夫婦やってないって感じがしてカッコよかった。 -- 名無しさん (2021-04-10 23 31 36) 新婚旅行ハリケーンでひろしの真意を見抜くのもだけど、本当夫婦の信頼関係が強くて素敵。 -- 名無しさん (2021-04-11 01 11 02) フリーダムなように見えるしんのすけが大人に礼儀作法を教えるシーンがね、しっかりしつけてるなって… -- 名無しさん (2021-04-24 16 20 52) 29歳で年増呼ばわりはアレじゃないかと思うけど、連載初期のみさえは逆に老け顔過ぎて「本当に29歳?」ってなるレベル -- 名無しさん (2022-05-09 19 46 39) 初期の話で「母さん高卒だからわかんない」とか言ってたけどマジで高卒なんかな? -- 名無しさん (2022-12-06 15 48 46) 昔の漫画って20後半はやたらと老けてる扱いだったからなぁ…少年アシベでも28のキャラがババアじゃんとか言われてたし -- 名無しさん (2023-02-17 11 30 15) 細かい部分ではけち臭いのに無駄な買い物が多くて結局上手くやりくりできてないって妙にリアル -- 名無しさん (2023-05-22 17 48 15) 同窓会に行く回で親しそうにしてる同級生が数名居たから、おケイさん以外に友人扱い出来る人が居ないわけでも無さそう、熊本から埼玉じゃ交流も少なくなるだろうし… -- 名無しさん (2023-09-25 16 36 34) あんな常人でも手のかかりそうな二人の子供をちゃんと育ててる時点ですごい -- 名無しさん (2023-11-06 20 52 09) 野原せましの妻の育菜の声優がプリティミサエスと同じ福圓美里 、テレビ朝日の特番でセーラームーンがしんのすけと共演したのち上尾先生になった並みの数奇な未来だなぁ -- 名無しさん (2024-02-28 20 35 48) 人間的には愛すべき人だし、友達としては凄く面白いと思うけど、嫁や母親にはしたくないかなぁ… -- 名無しさん (2024-03-13 16 19 30) 名前 コメント
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「もうううぅううぅうう!! 何なのよそれえぇええええぇえ!!」 そう言って、紺のジーンズに桜色をした長袖の上着を身に纏った、パーマヘアのケツでかおばさん。 野原みさえは、二十九年の人生の中でこれ以上とないヒステリーを爆発させた。今にも地団駄を踏みだしかねない勢い――訂正しよう、もう踏み出した。 此処は彩の国さいたまの一都市である、埼玉県は春日部市……『ではない』。 みさえが今怒りを爆発させている場所は、みさえの人生の中で一度だって聞いた事もない場所に存在する都市、冬木市。その街の新都に存在する、一ビジネスホテルの一室だった。 今この冬木市へは、夫のひろしが長期休暇に入った為に、旅行で来た訳ではなかった。その証拠に、この冬木の街には、ひろしや、息子のしんのすけ、娘のひまわりだって存在しない。 ――いや、より正確に言うなれば、今この惑星上に、埼玉県春日部市に住んでいる中流家庭の野原家の一員は、野原みさえ以外に存在しないのである。 まさかこの街が、みさえ達が生活していた世界とは全く異なる世界に存在する街であった、と言う現実は到底みさえには許容出来ない事だった。 そう、彼女は導かれてしまったのだ。英霊と呼ばれる、諸人の信仰と想いで成り立つ神秘的な存在を駆り、如何なる願いをも叶えて見せる聖杯をその手に勝ち取らんとする戦い。聖杯戦争に、である。 「ちょっとアンタ!! アンタ私のサバ、えと、なんだっけ……そう、サーヴァントなんでしょう!? 今すぐ埼玉県春日部市に戻しなさいよ!!」 グワッ、とみさえは、ひろしが他の女に鼻を伸ばしてる時に見せる表情よりも、鬼気に満ちた顔つきで一点を睨んだ。 ――常人が目にしたら目を瞠るだろう。みさえが睨んでいる地点には、形容し難い、まさしく怪物的な姿をした異形の者が風船のように浮かんでいるからである。 「同ジ世界ノ中デ、人間ヲ任意ノ場所ニ送ル事ハ、十全ノ状態ノワタシナラ可能ダ。ダガ、世界ノ壁ヲ超エテ人間ヲ転送サセル事ハ、完全ナ状態ノワタシデモ不可能ダ」 みさえの脳内に、男の声を編集し、甲高くした様な声が響く。 キャスターなるクラスを割り当てられた、みさえのサーヴァント、『ギーグ』が、申し出をそげなく斬り捨てたとみさえが理解するのに、二秒程掛かった。 脳内に声が響いた時、彼女は顔を顰めていた。この感覚には、慣れない。ギーグは常に、テレパシー――聖杯戦争の参加者は念話と呼んでいると言っていたが、全くみさえは意味をわかっていない――という手段で、彼女に語りかけているのである。 その怪物は、みさえから見れば、もやしに似た存在だった。 奇妙な体躯であった。みさえの脚と同じ位の太さ、或いはそれよりも細い、華奢と呼べる次元ではない程弱々しい胴体。 この細長い胴体に輪をかけて細いのが、ギーグの手足。最愛の我が娘ひまわりのそれよりも小さく細いその手足に、果たして骨格が入っているのか。ゆらゆらと、触手のようにそれは揺れていた。 胴体と同じ位長い、鞭のような尻尾はうねうねと左右に蠕動しており、人の目を引く。尻尾と同じ程に人の目を引くのが、角の生えた頭部であろうか。 みさえが平手打ちをかましてしまえば圧し折れてしまいかねない程か弱い細首で支えられたその頭部には、よく見ると口がない。 この怪物が常にテレパシーで会話する訳は、ひとえに彼に口と呼べる器官がないからだった。嵌めこまれた眼球には生気と呼べるものがまるで感じられず、感情を読み取るのもみさえには一苦労だった。 極め付けが、その肌の色。長年洞窟で生活を続け、日光を浴びる事無く育ち、進化していった両生類のような、白くて冷たい、不気味な体色。みさえがもやしのようだと思ったワケが、この体色と全体的に細長いフォルム、と言う訳だ。 「人間。本当ハオ前ダッテ理解シテイルダロウ。聖杯戦争ノ知識ハ脳ニ刻イ込マレテイル筈ナノダカラナ。コノ戦争ハ、最後ノ一組ニナルマデ戦ウ以外ニ、元ノ世界ニ帰ル方法ナドナイト」 「でもあんたはキャスター何でしょ!? 魔法使いならそれくらい――」 「不可能ダ。ソモソモ世界ヲ超エテ人間ヲ転送サセル事自体ガ、ワタシ……、イヤ、ワタシノ母星ノ技術ヲ以テシテモ不可能ナノダ。ソレニ、人間、オ前ハ勘違イシテイル。 ワタシハ今デコソキャスターノクラスヲ与エラレテイルガ、本来ワタシハ魔術ヲ使エナイ。ワタシガ操ルノハ、『PSI』ダ。シカモソノPSIデサエ、サーヴァントトシテノ今ノワタシハ制限サレテイル。 人間、オ前ガ元ノ世界ニ帰リタイノナラ、コノ戦イヲ最後マデ勝チ残ルシカナイ」 みさえは言葉に詰まった。実を言うとみさえは、ギーグに言われるまでもなく、聖杯戦争の概略を、理解していた。 理解していながら、敢えて問うたのだ。ひょっとしたら、他の抜け道があるのではないか、と。一縷の望みにかけて聞いては見たが、ギーグは呆気なく、縋るみさえを斬り捨てた。 何かしら望みを見せてくれたっていいじゃない、宇宙人はこれだから……。みさえは沈み切った顔つきで、心中で愚痴を零した。 何でこんな事になってしまったのだろう。 アクション幼稚園の送迎バスに乗ったしんのすけを見送りした後、卒園した後のしんのすけと、ひまわりの今後を考えていた時の事だった。 しんのすけは塾に行かせても良いのだろうか、いやでもあいつの性格じゃ美人の家庭教師の方が……、でもでもお月謝がかかりそうだし、そう言えばしんのすけは大学に行くのだろうか? 行けるのだろうか? ひまわりの事も気になる。私に似て美人に育つんだろうなやだ私ったら、私は短大卒だったけれどひまわりはどうなるんだろう、高校を卒業したら働くのかな、幼稚園に入ったらピアノとかの習い事をさせてみようか、でも音楽はお金が……。 一家の稼ぎ柱のひろしの年収は悪くはない。彼が出世すれば、『出世』すれば、『 出 世 』すれば、なお良いのだが。 だが彼の収入と言う問題を抜きにして、子育てと言う行為はそれ自体に多大な金が掛かる。しんのすけ達が自立出来るよう支援しようとすればする程、金が入用になる。 家計簿は赤くなりつつある一方だと言うのに、それに反比例するように、みさえの体重は黒字に近付いて行く。やだやだと嫌気のさすみさえ。 ――なーんかドカッと、せめてしんのすけとひまわりの養育費だけでも口座に振り込まれてればなぁ―― そう考えた瞬間みさえは、埼玉県春日部市から――元いた地球上からその姿を消し、遥かな遠い、冬木の地へと降り立った。 まさに着の身着のまま。大切なものの全てを、元いた世界に残したまま、である。 突如としてビジネスホテルの一室に飛ばされ、訳もわからず戸惑っているみさえの前に現れたのが、彼女のサーヴァントであるキャスター、ギーグ。 当初はその異様過ぎる姿に悲鳴を上げたが、自らを宇宙からの来訪者――宇宙人だと解釈するのに十分程も待たねばならなかった――だとなのるそのサーヴァントの、根気のある説得で、みさえは漸く我を取り戻した。 そして何故ギーグとみさえは此処にいるのか、そしてこの世界で何をしなければならないのか、それをギーグから細やかに補足された時、みさえは激怒した。 初めてギーグを見た時のような、恐怖から来る感情でもなければ混乱状態でもなかった。純粋に、憤慨していたのである。 教えられた事柄は、以下の通り。 自分が息子達の将来の為の貯えが欲しいと思ったから、此処に転送された事。 聖杯と呼ばれる万能の願望器――アラジンの魔法のランプみたいだとみさえは思った――を求めて、或いは意に反して、此処へとやって来るものが無数にいると言う事。 そして、この聖杯を入手する為には、聖杯戦争に参加する全てのマスターとサーヴァントを殺害するしか方法がなく、この瞬間からもう中途退場が認められないと言う事。 これこそが、みさえを絶望に叩き落とし、ギーグに対して烈火の如き怒気を浴びせかけた事柄であった。冒頭の場面は、そのやり取りを映していたのである。 「ねぇ、もやし……あっ、と。ギーグ?」 「ソノ名前デ呼ブナ。聖杯戦争デ本来ノ名前、真名デサーヴァントヲ呼ブ事ハワタシノ弱点ノ露呈ニ直結スル。今ハ構ワナイガ、ワタシ以外ノサーヴァントト出クワシタラ、クラス名デ呼ベ」 「え? わ、わかったわよ。……で、聞きたい事あるんだけれど……」 「何ダ」 「あなたは、この戦いで、人を殺す事は平気なの?」 「地球ノムシケラヲ殺ス事ニ躊躇イハナイ」 みさえがある程度は予想出来ていた答えではある。 ギーグが自分が宇宙人であるとカミングアウトした時は、みさえはその事をすんなりと受け入れられた。何分ギーグのこの容姿だ。宇宙人であっても不思議でない。 だがギーグの言葉と態度からは、地球人に対する強い侮蔑が現れていた。進んだ文明の星の住人からしてみれば、地球人など猿も同然、と言う事なのだろうか。本意は、ギーグにしかわからない。 「私には、人を殺す事なんて無理よ……」 結局、みさえがギーグに対し怒っていた訳は、これに尽きる。 すぐに手が出る程気が短くて、節制を通り越してケチそのもので、見栄っ張りの目立ちたがりで、ダイエット何て全く続かない程の飽きっぽさだが、みさえは皆が認める良識人であり、子供思いの良い母親なのである。 例え元の世界に戻る為とは言え、その目的の為に人を殺すと言う事は、みさえには出来なかった。道徳的に、常識的に、許される事ではない。 それに、人を殺して元の世界に戻った所で、夫のひろしは、最愛の子供達であるしんのすけは、ひまわりは。自分を受け入れてくれるだろうか。 無理に決まっている。人殺しの母親など、絶対に彼らは認めてくれないだろう。その拒絶が、みさえには怖かった。 他の聖杯戦争の参加者にしたら、みさえの抱える悩みなど並一通りのチープなそれなのかも知れない。 しかし、家族を持ち、子供を持つ母親であるみさえにとってこの悩みは何よりも深刻で、至急解決したい出来事なのである。 「ダガ、心配スルナ。人間、私ノクラスハキャスターダ。通常キャスターハ、聖杯戦争デハ弱イクラストサレテイルガ、コノクラス、人ヲ殺シタクナイト言ウ今ノオ前ニハ向イテイル」 「どう言う事?」 「キャスターハ直接的ナ戦闘……ツマリ肉弾戦ヤ接近戦ヲ苦手トスルクラスダ。ワタシモ例外デハナイ。コノクラスハ通常、自ラノ陣地を自分デ作成シ、籠城。侵入シテ来タ存在ヲ叩キ潰ス、ト言ウ待チノ戦イ方ガ定石ニナル」 「えと、つまり……?」 「他ノクラスニ比ベテ、積極的ニ人ヲ殺シニ行ク機会ハ少ナイト言ウ事ダ」 「それを先に言いなさいよ馬鹿ギーグ!!」 普段しんのすけを叱りつけるようなトーンで怒り始めるみさえだったが、ギーグの態度は冷ややかだった。 「勝手ニ解釈スルナ。キャスターハ自ラ殺シニ行ク機会ガ少ナイダケデ、ソレガゼロト言ウ事デハナイ。先程モ言ッタガ、キャスターハ弱イ部類ノクラスダ。 陣地モ定マッテナイ状態デハ単ナルカモダ。簡単ニ殺サレテシマウ。当然、ワタシモタダデハ殺サレナイ。ソウナレバ、全力デ迎エ撃ツ。 人間、キャスターデアルワタシガ、自分カラ直接戦闘ヲスル事ハナイ。戦闘スル機会ハ少ナイ、ダガ、モシモソウナッタ時ハ、オ前モ覚悟ヲ決メロ。コノ聖杯戦争、逃ゲ続ケルダケデハ、最悪ノ結果ニシカナラナイ」 「最悪の……結果……」 それはつまり、死である。嫌だった。 家族に拒絶される事も辛いが、それに準じて、いや、同じ程に、死ぬ事は怖かった。死んだら、何もかもが無意味になる。 元の世界での、波瀾万丈だけど楽しい生活が消えてなくなる。頬杖を付きながら、煎餅を齧り昼ドラを見る気怠い一日が味わえなくなる。 しんのすけやひまわりの成長を、見る事が出来なくなる。そんな事、絶対にいやだった。だがその為には、聖杯戦争を生き残らねばならない。そしてそうする為には、ギーグが行ってくれるとは言え、殺人は不可避のものとなる。 「……ギーグ……いえ、キャスター」 みさえの声音が、ドスでも利かせているかの如く低くなる。 「何ダ」 「あんたに言いたい事があるわ」 ギーグは小首をかしげた。 みさえの方も言葉を選んでいるらしく、沈黙の時間が続いた。そして、深呼吸をする事、数回。みさえはカッと口を開き、捲し立てる。 「――ひょっとしたら、私達が知らないだけで元の世界に帰る方法があるかも知れないから、可能な限りそれを調べる事!! 次に殺しの事だけど、こっちを殺す意図を持った奴らだけを、何とかする事!! そして最後に、しんのすけ――じゃなかった、私の子供と大差ない年齢のマスターは、殺さない事!! サーヴァントだけを何とかしなさい、以上!!」 ペラペラと早口で、そう告げるみさえ。 それは元いた世界で、聞き分けのないしんのすけに対して強く出る時の調子そのままだった。 人智を超越した力を持つサーヴァント、その中でも間違いなく特異な出自と種族のギーグに対し、しんのすけと同じ感覚で命令を下すなど、肝が大きいのか、馬鹿なのか。 ギーグは、緘黙を貫いていた。 これまでのように、何処かみさえを見下したような態度で言葉を告げるかと思いきや。ギーグの沈黙の時間は、長かった。 疑問気な顔を浮かべるみさえ。「どうしたの?」と訊ねると、テレパシーが脳内に響いた。 「……オ前ハ……、母親ナノカ……?」 ギーグの思わぬ問いかけに、面食らうみさえ。私の子供、と言う箇所から、彼はそう考えた様である。 「え、えぇ、そうよ!! 年齢は二十四歳、身長は百五十九cmで、体重は五十二kg!! バストサイズは八十五のF、ヒップは八十二で、近所の人からは広末涼子に似てると評判よ!! どう、参ったかしら!?」 相手がサーヴァント、しかも、地球の知識に疎い宇宙人である事を良い事に、ここぞとばかりに嘘八百を並べ立てる野原みさえ二十九歳。 驚いた事に、今彼女の並べた情報、一つたりとも真実がない。何処まで自分を脚色する気だ野原みさえよ。 「……ソウカ……」 それきり、ギーグは黙りこくった。ひょっとしたら、何かしら計画を立てているのかも知れない。 ギーグは人間の姿形から逸脱したサーヴァントである。何を思っているのか、推し量る事はみさえには出来ない。 「(よし、一つたりとも情報を疑ってないわね!!)」 自分が伝えた嘘の情報を信じている事を、みさえは喜んでいた。それで良いのやら、悪いのやら。 赤い帽子を被った少年が、突然歌を歌い始めた。 それまでの敵が使って来たPSIや超能力など比にならない、正体不明の力を発揮するギーグに。その凄まじい力の差に、少年と、その二人の友達、ロイドとアナは成す術がなかった。 世界を救おうとする幼い子供達が、埋めたくても埋めがたい力量差に、傷付き疲れて行く。彼らの心が折れるのも、時間の問題。そう考えていたギーグ。 そんな中で、少年は歌い始めたのである。気でも狂ったのかと思ったギーグ。しかし、少年の行動を愚かだと馬鹿に出来なかった。 何故なら、少年の歌を聞いたその瞬間に、ギーグの心に、彼の言葉では形容し難い謎の感情が湧きあがって来たからだ。 「歌うのを止めなさい」 ギーグが少年を制止させようとする。しかし少年は、歌う事を止めなかった。 赤い帽子の少年に比べて、いかにも頼りなさそうで臆病な、眼鏡をかけた少年。ロイドも歌を歌い始めた。帽子の少年と、同じものだった。 「歌を……止めるんだ」 それまで三人の少年達――特に赤い帽子の少年に対して丁寧だった口調が、崩れ始めた。 今度は、金髪のツインテールの女の子、アナも歌に続いた。やはり、同じ曲だった。 「う、歌をやめろ!!」 ギーグに余裕が目に見えてなくなっていた。発揮するPSIの力も、歌のせいか弱まって来ている。 「地球のむしけらども!! 黙れ!! 歌うな!!」 何だ、この歌は!? 現在のギーグの胸中を占める疑問が、これだった。 聞く度に、心が掻き乱される。PSIを上手く発揮出来なくなる。だが、心から湧き上がってくる、この懐かしく暖かい感じは何なのだ。 初めて聞く、と言う感じのしない曲だった。遠い遠いその昔、まだ自我と言うものが希薄だった時に聞いたような曲。しかし、何処で聞いたのか。それが思い出せない。 少年達は歌い続ける。ギーグの余裕は、最早存在しなかった。 今ギーグは、自分でも俄かに信じ難い事に、子供達が歌っているこの曲に対して、懐かしくも良い曲だと、思い始めて来ていた。 無意識の内に湧き起って来る謎の感情と、地球の征服を行わねばならないと言う感情が、鬩ぎ合う。 「歌を……やめろ!!」 今のギーグは、そう叫ぶ事しか出来なかった。 歌が、佳境に入る。ギーグは、意味のある声を上げる事すら出来なかった。 地球を征服しようと言う意思よりも、心の中から湧き上がる、暖かな感情が、今のギーグを支配。当初の目的と意思を、塗り潰してしまっていた。 歌が、止んだ。少年達が、澄んだ目でギーグに目線を投げ掛けて来る。 長い沈黙があった。ホーリーローリーマウンテンの洞窟の中に、透明な静寂が緩やかに流れて行く。 ギーグが、赤い帽子の少年顔を向けた。真っ直ぐに、彼の顔を見つめながら、三人の子供達にテレパシーを送った。 「何故、私ガコンナ歌ニ敗レタノダ……。私ハ必ズオ前達ヲ……マタ……イツカ……」 ギーグが後退する。背後にあるのは、彼の身体の何百倍もある大きさの、マザーシップ。 其処へと乗り込む際にギーグが、最後のテレパシーを子供達に送った。 「ケン!! マタ会オウ!!」 赤い帽子の少年にそう告げると、ギーグはサッと母船に乗り込む。 そして、ギーグの母星のマザーシップは、上昇を開始した。到底地球の引力を振り切れそうにない形状をしたそれが、ホーリーローリーマウンテンの頂上よりも遥か高くへと飛翔する。 ギーグの育ての親であるクイーンマリーこと、マリア。そしてギーグ達の星に刃向おうとしたマリアの夫、ジョージ。 二人の曾孫であるケンは、暗黒の大海へと飛び立ったギーグの宇宙船を、ただジッと見つめ続けているのだった。 ケンの口の中には、先程歌った、幼かった頃のギーグをあやす為にマリアが歌った子守唄の名残が、まだ残っている。 ギーグには、理解出来なかった。 何故あの歌に心を乱されたのか? 結局あの歌は何だったのか? あの時自分の心に湧いてきた感情は、何と言うものなのか? わからない。地球人類を遥かに超える知的水準を持ったギーグ、彼の優れた知性を以ってしても、あの時の出来事と情動が、結局なんだったのか、わからずにいた。 あの時心に浮かんだ、名状し難い感情の正体を探る。 聖杯なる代物が、本当に願いを叶える奇跡の道具であるなどとは微塵も思っていないギーグだったが、もしもこの胡散臭いものに願う事があるとすれば、これだった。 聖杯に疑問を解消して貰うのだ。あの時の感情の正体を、答えよと。 ケン達が歌を歌っていたあの時、地球征服をすると言う感情と湧き上がって来た名状し難い感情が葛藤を起こしている最中、自分の育ての親であるマリアの顔が浮かび上がった。 彼女が――もう一人の母が関係しているのか、とギーグは考えもした。実際のところ、ギーグには良く解らない。 だからこそ、ひょっとしたら聖杯ではなく、髪の色も肌の色も体格も違うが、同じ『母』である野原みさえが、この戦争の中で自分の疑問に何らかの形で答えてくれるかもしれない。 ギーグの心を今も掻き乱している、ケン達との戦いの際に、心の中に湧いて出て来たあの暖かさを。 人間の女性を育ての親とする宇宙人は、心の謎の解明の為、聖杯戦争へと今臨まんとしていた。 【クラス】 キャスター 【真名】 ギーグ@MOTHER 【パラメーター】 筋力E 耐久D 敏捷C 魔力E 幸運D 宝具EX 【属性】 混沌・善 【クラススキル】 陣地作成:- 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。キャスターは宝具によりこのスキルが消滅している。 と言うよりキャスターは、そもそも魔術師ですらない。 道具作成:‐ 魔術的な道具を作成する技能。上記の通りキャスターは魔術師でもない上に、普通の科学的な道具を作る事にも長けていない。 【保有スキル】 宇宙人:EX 地球外の惑星の文明で育った者。ランクEXは完全な宇宙人、太陽系の外の惑星の住人である。 宇宙人の精神:B 地球外の文明で育ち、培われた精神。同ランクまでの精神干渉を無効化し、かつ他人の痛みも感じない、精神的なスーパーアーマー能力。 しかし人間の女性に育てられた時期があるキャスターは、本来のランクからダウンしている。 PSI:EX 魔術とはその起源を異にする超能力。神秘を必要としない特異現象。 テレパシーやテレポーテーション、次元スリップによる仕切り直し。 身体能力の向上や身体の治癒に毒や麻痺などの状態異常の発生、対魔力で軽減出来ない各種属性による攻撃など、使用法は多種多様。 キャスターは本来惑星規模で影響を与えるPSIの力を持っているが、聖杯戦争に際し制約を負っている。 【宝具】 『地球のむしけらには知覚出来ない攻撃(攻撃の正体が掴めない)』 ランク:B 種別:対人~対城宝具 レンジ:1~100 最大補足:1~100 キャスターの発揮するPSIの特殊な運用方法。キャスターの野望を阻止しようと現れた、PSIを操る少年達ですらどのような攻撃をされたのか解らなかったエピソードの具現。 常時発動型の宝具で、キャスターの意思次第で自由に解除は可能。 コレの発動した状態でPSIを発揮すると、機械的な唸り声を空間が上げ始める。 この時相手は、『攻撃に直撃するまで、キャスターがどのようなPSIを発動したのか、そしてその発動したPSIを如何なる感覚を以ても知覚出来ない』。 最低でもAランク相当の千里眼がなければ攻撃は目視出来ず、それがなかった場合には、相手は直感で回避か防御をするしかない。 『我が母星が生み出した鋼鉄の船(マザーシップ)』 ランク:EX 種別:対星宝具 レンジ:1~1000以上 最大補足:1~1000以上 キャスターの母星の文明が作り上げた、極めて巨大な宇宙船。ランクEXと言うのは、外宇宙の技術であるが故のランクEX(規格外)であるから。 キャスターは自らの極めて低い陣地作成スキルを、この宝具で補っている。 この宝具を発動させると、それまでキャスターには扱えなかった使い魔召喚(作成)を行う事が可能である。 嘗ての地球侵略の尖兵であるスターマン一族や、自らの文明が生み出したロボットや生物兵器などを無限に召喚させる事が出来る。 破壊しようにも、地球外の進んだ文明の産物であるマザーシップの破壊は尋常の事ではなく、Aランククラスの対城宝具をぶつけたとしても持ち堪える程。 強力な陣地であるのだが、本来的には聖杯戦争の範囲を超えたこの宝具の発動には、令呪二区画の消費が必要不可欠。 加えて一度発動してしまうと、その余りにも巨大な姿の為に目立ってしまうと言う欠点が不可避であり、場合によっては他参加者からの的にもなってしまう。 この宝具を使う事で消費される魔力は、幸いにも最初の発動時のみ。発動してしまったのならば、早急に全参加者を始末する必要がある。 【weapon】 【人物背景】 西暦1998年、地球を征服せんと来襲した宇宙人。高い文明水準の星からやって来たようである。 正体不明の超能力攻撃を駆使する生物で、その規模は地球規模で、様々な場所で、ポルターガイスト現象、正体不明の錯乱現象、死者のゾンビ化、行方不明などを引き起こさせる程。 ホーリーローリーマウンテンの山頂付近の洞窟にマザーシップを停泊させ、地球支配の機会を虎視眈々と狙っていた。 が、ギーグの前に現れたケン、ロイド、アナの三人の子供が、彼の野望を挫く。彼を打ち倒したのはバットやナイフなどの暴力でもなければ、PSIなどの超常的な力でもない。 誰にでも歌えるような、何の変哲もない歌だった。歌に心を惑わされたギーグは、自らの敗北を認め、逃げるように地球を去っていった。 彼の正体はニ十世紀の初頭、地球から拉致した人間のカップル、ケンの曽祖父にあたるジョージとその妻マリアが育てた宇宙人の子供が成長した姿。 ギーグの母性の一族はこの二人に子守り役を命じ、育てる事になったのだが、拉致から二年経過してから、ジョージだけが地球に戻される。 戻ったジョージはPSIを初めとした奇怪な研究にのめり込むようになる。母星に永遠に帰る事がなくなった、妻のマリアを地球へと戻す為に。 ギーグが心を乱された曲の正体は、嘗てマリアが幼いギーグに歌って見せた子守唄である。 【サーヴァントとしての願い】 ケン達との戦いで自らの心に湧いて出た感情の正体の究明。 【基本戦術、方針、運用法】 対魔力に左右されずに威力を発揮出来るPSIと、攻撃の正体を隠し通す『地球のむしけらには知覚出来ない攻撃』の運用がキモとなるサーヴァント。 PSIで発揮出来る特異現象の数は種類に富み、状況次第によっては三騎士だって苦戦させうる強さをキャスターは持つ。 最大の欠点は、キャスターとしては落第点どころか、何故キャスターとしてのクラスが割り当てられたのか疑問に思う程の、魔力ステータスを筆頭とした全ステータスの低さ。 更に陣地作成と道具作成スキルをそもそも保持しないと言う点は致命的で、キャスターの強みの大部分が殺されている。 切り札と言える宝具、『我が母星が生み出した鋼鉄の船』はおいそれと発動出来る代物ではなく、序盤で発動しようものなら的以外のなにものでもなくなる。 このチームが優勝を狙うには、他の参加者と同盟を組み、三騎士に類するサーヴァントが減った時に、『我が母星が生み出した鋼鉄の船』を発動する機会を『待つ』と言う、キャスターの最も基本的な戦い方が求められる。 【マスター】 野原みさえ@クレヨンしんちゃん 【マスターとしての願い】 子供達の養育費が欲しい。しかし、人を殺してまでそんな願いを叶えたくない 【weapon】 【能力・技能】 ゲンコツ、グリグリ、尻叩き: 対しんのすけ、ひろし用のお仕置き。 身体能力: 幼稚園バスに乗り遅れたしんのすけを、気合で自転車を漕いで送り届けたり、何人もの男性を投げ飛ばす程度には強い。 【人物背景】 埼玉県春日部市に住まう最強の主婦。野原家の母。熊本県の生まれであり、三人姉妹の次女。夫に野原ひろし、子供に野原しんのすけ、野原ひまわりを持つ。 自由気ままな五歳児、しんのすけのいたずらに常に振り回される、短気でケチで見栄っ張りなケツでか小じわペチャパイおばさん。 しかし本当は誰よりも家庭を愛する、母性的な女性であり、今回の聖杯戦争に関しても全く乗り気ではない。 【方針】 人だけは絶対殺したくない。ギーグには、可能な限りサーヴァントだけを相手にさせるよう立ち回らせる。
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[名前] [出展] [声優] [性別] [年齢] [一人称] [二人称] [三人称] [能力] [性格] 以下、家族バトルロワイアルにおけるネタバレを含む +開示する キャラ名の本ロワにおける動向 初登場話 000 [[]] 登場話数 スタンス 死亡話 [[]] キャラとの関係 キャラ名 状態 呼び方 二人称 関係・認識 初遭遇話 踏破地域 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 A ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ B ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ C ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ D ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ E ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ F ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ G ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ H ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ I ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ J ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■