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律子メール「チャンスは何度でも。」 取得条件:ランクBの営業「ランクアップ」でパーフェクトを取る お疲れさまです、プロデューサー。 日本を代表するアイドル```、らしい、律子です。 「チャンスは何度でも巡ってくる」 なんて、プロデューサーらしい、能天気な言葉ですね。 でも、その能天気さが、私にはとってもありがたいです。 結局、あせっても、今の忙しさが解消されるわけではないしね。 それなら、華麗にこなして、来るべきチャンスに備えることにしましょう! そのためには、今までと同じように、レッスン&営業! プロデューサー、ナイスなスケジューリング、よろしくお願いしますね! 律子メール一覧に戻る トップページに戻る
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脇役は何度でも蘇るべし アビリティカード 装備コスト N4 維持コスト なし 装備条件 斉藤 本来の装備コスト+N1を支払うことでセメタリーにある名前に超肉体原則と付く アビリティカードを装備出来る。 このカードを装備した斉藤の効果はセメタリーに送られた時 セメタリーから次のターン自分の場に出すと言う効果に変わる。 このアビリティがセメタリーにある時ノード2を支払うことで装備できる。 この効果は斉藤が装備した時にこのカードがセメタリーに送られた時に発動できる。
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元ネタ:何度でも(DREAMS COME TRUE) 作:ヤジ替え歌 何度でも何度でも何度でも勃ちあがりヤルよ 君と いつも 精子枯れるまで 出したくて苦しくて我慢できずどうしようもない時は 君の 中に 出すよ 検索タグ J-POP フレーズのみ ヤジ替え歌 下ネタ メニュー 作者別リスト 元ネタ別リスト 内容別リスト フレーズ長別リスト
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ある日、ラムザ一行の食卓にマインドフレイアの活け造りが現れた。 ゲテモノ好きの(と言うと怒る)アリシアが腕によりをかけて作ったのだ。 食糧難の事情から蛙も蛇もモンスターも調理してきたラッドの手解きもあって、 その晩の夕食はとても楽しいものとなった。 が、さすがにマインドフレイア丸ごと一匹はボリュームがありすぎましたので、 あまり味のよろしくない頭部を残して生ゴミ処分といたしました。 夜が更け、皆が寝静まった時刻、アグリアスはふと尿意を覚え、 同室のアリシアとラヴィアンを起こさないよう注意しながら、そっとトイレに立ちました。 コン、コン。 礼儀正しいアグリアスは、もう夜分だというのにわざわざトイレの戸をノックします。 当然、こんな時間に返答があるはずもなく、アグリアスはノブを掴みました。 コン、コン。 ところが、トイレの内側からノックが返ってきたのです。 恐らくアグリアス同様、夜更けにトイレに来た何者かが使用中で、 まさかこんな時間にトイレでかち合うなどと想像していなかったため、 アグリアスの丁寧なノックに驚き、返事が送れてしまったのでしょう。 そう納得したアグリアスは、中の人が出てくるまでしばし待つ事にいたしました。 廊下の窓から射し込んでいた月明かりが雲にさえぎられ、 そしてまた雲が途切れて月明かりが再び廊下を照らすほどの時間が経ちましたが、 先に入っている方は一向にトイレから出てくる気配がありません。 耳をすませる、などといった下品な真似はしておりませんが、 用を足すためにどうしても出てしまう音というものがまったく聞こえないのも奇妙。 不審に思い、アグリアスは再びノックをしました。 すると今度はすぐに返事のノックがされます。 ずいぶんと長い用の様子で、アグリアスは自分の用の焦りからではなく、 親切心からこのように声をかけました。 「もし、ずいぶんと長くおられるようですが、お加減でも悪いのですか?」 コン、コン、とノックの返事がありました。 しかしそれでは「はい」「いいえ」のどちらなのか解りかねます。 どうしたものかと困ってしまったアグリアスですが、粘り強く訊ねました。 「失礼ですが、例え人気のない時間でも、 一人で長時間トイレを独占するというのはいかがなものでしょう」 コン、コン。またです。返事をする気があるのかないのか、ノックで応えるだけ。 さすがのアグリアスも、胸にほんの少しの苛立ちをつのらせました。 もう少し強い語調で言ってやるかと思いましたが、 ノック以外まったく反応をしないという奇妙な行動が不安を誘います。 「声で返事をできない事情でもあるのですか?」 コン、コン。やはりノックで応えてくる。これは肯定の意なのだろうか。 (もしや声が出ないほど具合が悪く、ノックするのが精いっぱいなのでは?) そう思い至ったアグリアスは、強めに戸を叩きました。 「もし、もし、大丈夫ですか? 失礼ながら、開けさせていただきます」 ドアノブを回し、戸を引くと、どうやら鍵がかかっていないらしく、 すんなりと開いてしまいました。 アグリアスはすぐさま人の姿を探しましたが、トイレの中は空っぽです。 まさか、誰かのイタズラだったのでしょうか? しかしイタズラにしても、どうやればこんな真似ができるのか見当もつきません。 「奇妙な事もあるものだ」 いぶかしがりながらも、そろそろ下の方がつらくなっていたアグリアスは、 戸を静かに閉めて、鍵をかけ、寝巻きとパンツをおろして、トイレに座ります。 コン、コン。 すると、外からトイレの戸を叩く音。 「……入っている」 あまりにもできすぎたタイミングに、アグリアスはわずかな警戒心を作ります。 コン、コン。 「入っている、もうしばし待ってくれ」 そう言いながら、アグリアスはトイレから立ち、パンツをはき直しました。 ドン、ドン。戸を叩く力が強くなります。 「入っていると申しているだろう。もう夜も遅いのだ、静かにせぬか」 ドンドンドンドンドン。 やはり悪意あるイタズラを何者かが行っているのだ。 アグリアスは右手を強く握り、左手でトイレの鍵をはずします。 瞬間、バタンと勢いよく戸が引かれました。 咄嗟に両の拳を構えますが、人の姿はやはりありません。 しかし人がいるとするならば、開いた戸の裏側の小さな空間に隠れているのでしょう。 そんな小柄な人間は、仲間内ではラファくらいしか思いつきません。 「ラファ……か?」 こんなイタズラをする娘ではないと承知していながらも、確認のため問います。 返事はありません。 じりじりとアグリアスは歩を進め、ぬるり、足元に嫌な感触が。 どうやら水で濡れているようで、しかも妙に粘性があるように思えます。 いったい誰のイタズラか! そう思いながら、確認のため顔を下に向けます。 人間の頭ほどの大きさの何かが、足元で蠢いていました。 窓から射し込む月明かりは、再び雲に隠れてしまって、 足元にいる物がいったい何なのかよく解りません。 ともかく人間ではない事は確かであったため、蹴りつけてやろうとしました。 ところが足元のそれは突如、アグリアスの顔面にヌルヌルとした液体を放ちます。 「ぐぷっ!?」 視界をさえぎられ、アグリアスはのけぞりました。 いったい何をされたのか、さすがの彼女も混乱に陥り、尻餅という醜態をさらします。 「いったい、何だ……!」 素早く立ち上がろうとした瞬間、足首をヌルリとした物が絡め取ります。 そのおぞましい感触に、アグリアスは悲鳴を押し殺しました。 そのおぞましいものはアグリアスの白い足首を這い、すねを通り、太ももにまで至ります。 チラリと見た影は、とても足の入ったズボンに入ってこれる大きさではなかったというのに! 「ひぃっ、うぁあ!」 たまらずアグリアスは悲鳴を上げました。 太ももから、足の付け根にまでやってきたそれは、今度は上半身にまで這い上がろうとします。 あまりの気色悪さに涙をこらえながら、アグリアスは寝巻きの中のそれを引っ掴むと、 トイレの中に投げ込んで、すぐさま流してしまいました。 『……イア……! ……イア!』 流れていく水音に混じって、人間の発音ではないおぞましい声が聞こえました。 それの意味する所など、とても理解できようはずがありません。 ただ、どうしようもなく恐ろしい、人智の範疇を超えた存在である事は確かなように思えます。 「助かった……のか……」 心地よい安堵感のせいか、アグリアスの下腹部はほんわりと温かくなりました。 その温かさがあまりにも気持ちいいので、うっとりとしたアグリアスはそのまま意識を手放してしまいます。 翌朝。トイレの前で寝小便を垂れて、顔と髪を黒く汚したアグリアスを発見したラムザは、 大慌てでアグリアスを起こし、すぐお風呂に入るよう指示しました。 それから彼女の部屋に忍び込み、アリシアとラヴィアンが起きないように気を配りながら、 アグリアスの着替えを持ってお風呂場へと行きました。 こうして何とか面目をラムザ以外に保つ事ができたアグリアスは、 昨晩の出来事を寒々とした様子で語り聞かせます。 ラムザも、お漏らしをした言い訳にしては、あまりにもアグリアスが怯えているので、 これは真実なのだろうとうなずいて、その正体を思案します。 これで怪異が終われば、この時限りの不思議事ですんだでしょう。 しかしラムザ一行が旅する先、毎夜毎夜、仲間の誰かがそのおぞましいものに襲われるのです。 噛んだり引っ掻いたりと、直接傷をつけるような真似はしてきませんが、 あまりの恐ろしさに皆恐々としてしまいます。 ところがある晩、レーゼがそのおぞましいものを引っ捕まえました。 正体は身体が4分の1ほどしかないマインドフレイアです。 粘性のある液体を垂らしながら這い回ったり、墨を吐いて目をくらませたり、 触手で撫で回すなどして嫌がらせをしてきたのは、 すべてラムザ達に身体の大部分を食われた恨みを晴らすためでございました。 ドラゴンだけでなく通常モンスターをも従えようと魔獣語をセットしていたレーゼは、 その事情を見事に聞き出し、どちらが強者でどちらが弱者かを叩き込み、 見事にそのマインドフレイアを屈服させたのでした。 「ちなみにこの子の名前はゴンザレスと言うそうよ」 JOIN UP! ゴンザレス マインドフレイア レベル99 その晩、食べ残してもいいようにとマインドフレイアの丸焼きが振舞われましたとさ。 しかしこれで安心してはいけません。 ほんのわずかな頭部だけから蘇ったゴンザレスです。 触手の一欠けらでも残そうものなら、ゴンザレスは何度でも蘇るさ!
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名称:退屈で死ぬ アイテム種類 好嫌(弱点) レア度 C+ 詳細 弱点の設定。退屈が苦手で、じっとしていられない。 ★
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【ミリマス】セカンドキスは何度でも【みななお】 執筆開始日時 2017/05/25 元スレURL https //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1495673010/ 概要 ミリマス、みななおの百合SSです。 前作 【ミリマス】ファーストキスは突然に【みななお】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1495543562/ の続編的位置づけとなりますが、 みななおがなんやかんやでちゅっちゅした ってことだけ覚えておけば問題ないと思います。 キャラ崩壊等含まれる恐れがありますので、百合的描写含め、そういったものが苦手な方は回れ右をお願いいたします。 タグ ^横山奈緒 ^佐竹美奈子 まとめサイト アイマスSSまとめサイト 456P あやめ2nd えすえすログ だる速 プロデューサーさんっ!SSですよ、SS! ポチッとSS!! SSまとめ SSでレッツゴー SSびより SSまとめプラス wiki内他頁検索用 いちゃコメ ミリオンライブ 佐竹美奈子 作者◆OYYLqQ7UAs氏 横山奈緒 百合
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いつも何度でも ◆yX/9K6uV4E ――かなしみは数えきれないけれど その向こうできっとあなたに会える ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 私――栗原ネネがアイドルになる切欠ってなんだったんだろう。 そう思った時、戻ってくるのは、いつも病室でした。 小さなテレビと、大きな熊のぬいぐるみ。 そして、窓から見える大きな桜の木。 それが、妹――あの子が見れる唯一の風景でした。 私は、そこであの子と一緒に居て。 あの子の思いを共有していました。 テレビを見て。 桜を見て。 歌を歌って。 あの子の世界はそれしかなかった。 それしかない世界を広げてあげたかった。 でも、思いつくことも無くて。 私はあの子の傍に居てあげる事しか、出来なかった。 治療は上手く、いかず。 苦しむ妹の手を、私は、握る事しかできなくて。 小さなてのひらは何処までも冷たくて。 私は何も出来なかった。 泣いた。 泣いて、泣いて。 何も出来ない私を呪った。 そんな私をあの子は慰めた。 それがまた、哀しくて。 私は泣きながら、笑った。 治療にはお金もかかって。 それを捻出するのに、両親はひたすら苦労して。 けれど、全く効果が見えず。 苦しむあの子を見て。 二人は、いがみ合ってしまった。 いがみ合う必要なんてないのに。 上手くいかないという焦りと。 いつになったらこの状況から抜け出せるのかという諦観。 大好きな人達が、今も愛し合ってあるのに。 喧嘩をしているのを見るのは、私も辛かった。 疲れた顔して、怒鳴りあう両親を見るのが、本当に哀しかった。 生活の苦難は、私にも降りかかって。 買いたいものも、買えず。 おしゃれするお金すら、無く。 何処にも連れて行ってもらうことは、無く。 行きたい学校にも当然行けることは無く。 結果、友達の話についてく事も、出来なくなって。 私は疎外感を味わいながら。 ただ、ひたすら我慢を強いられ続けて。 でも、妹は充分に、色んなものを与えられて。 ある時、私は思ってはいけない事を思ったんです。 羨ましい、ずるい。 あの子だけ愛されて。 あの子だけ見てもらえて。 あの子が居なければ、両親は、私は――――と。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「あったっ!」 私――大石泉は給湯室のゴミ箱に投げ捨てられていた瓶を見つける。 救護室で拝借したゴム手袋で、その瓶を注意深く取った。 まず、何の毒か理解しなければ。 そうすれば、的確な治療法がわかるはず。 私はラベルを見て。 「――――これは」 ぎりと歯噛みをする。 ……呼吸器不全を起こすそれは、明確な特効の解毒剤が無い。 けど、けれど。 まず、お湯に解けてるから大分薄れているはず。 そして、後は入れられてる量だ。 少なくとも、一瓶全部入れられている訳が無い。 何故ならば、一瓶全部入れられているなら―――― 「即死の筈。だから、まだ可能性はあるはず」 知ってるだけでも、まだ施せる治療法はあるはず。 やらなきゃ、私が、私自身の力で。 私がやらなきゃ、誰が救える? だから、だから! 力を、力を貸して。 さくら、亜子。 臆病だった私を、色んな世界に連れて行ってくれたよね。 私を信じて、色んな所に。 嬉しかった。 だから。 私は、自分を信じる。 さくらや亜子が凄いといってくれた自分を。 藍子さんがいったように。 さぁ、走ろう。 私が救わなくて、誰が救うの? 絶対に、絶望になんか―――― 負けない! ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ そう思ったら、私は、あの子のことを恨み始めてたまりませんでした。 あの子が楽しそうに笑うのが許せない。 何もしらずのうのうと愛に包まれているのが。 そう思ってしまいました。 最悪ですよね。 一番苦しかったのは、誰か考えれば解ったはずなのに。 それでも、子供だった私には解らずに。 冷たくしたり。 一緒に居る事をやめたりしました。 あの子は、哀しく微笑んで。 私は、その笑顔が、だいっきらいで。 一度だけ。 一度だけですが―――――――― お姉ちゃん、大丈夫? ねぇ、お姉ちゃん、お話きくよ。わたし、えへへ。 と、無邪気に、笑うあの子が。 どうしても、許せなくて。 パチンと、強く叩いてしまいました。 あの子は泣いて、泣いて。 私も泣いて。 病室を飛び出しました。 そして、一人で公園でブランコをこいで。 初めて、夜遅く帰ったあの日。 妹の容態が、急変した事を、聞いたんです。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「お二人とも、ネネさんは!?」 「今、胃の中のもの全部吐き出させている所よ」 「意識はあるものの、あんまり話す元気はないみたいね」 はぁはぁと相変わらず肩で息をするネネさんがいて。 心の底から、助けなきゃと思う。 嘔吐する声が、救護室に響くが気にしない。 「引き続きお願いします!」 私は見向きもせず、薬品棚を空ける。 無数の薬品があったが、一つ一つ手にとって違うことを確認して。。 目的物を必死に探した。あるはず、あるはずなんだ。 だから、見つかって! 皆、頑張ってるんだから! 「…………あった!」 ただの、ビタミンE。 それに、ステロイド剤も一応。 無いかもしれなかったけど、ちゃんとした救護室でよかった。 後は……活性炭も見つかった。 そして 「下剤もある……よし!」 これで、大体揃ってる筈。 少なくとも最善は尽くせる。 救える筈なんだ! 「胃洗浄終わったわよ!」 「じゃあ、ネネさんをベットに!」 「解ったわ」 「まず……注射を……」 「私に任せて」 「出来るんですか?」 「私は大人よ?」 そう、ウィンクする川島さんが、たくましく見えた。 楓さんが首をかしげて。 「なんで、ビタミンE?」 「この毒は活性酸素によって、ひきおこるものなんです……それでビタミンEはそれを、減らす事ができるって」 「なるほど……少しでも頼るしかないのね」 「後活性炭も」 「解ったわ」 そして、私は下剤を取り出して。 「これも飲ませてください」 「げ、下剤?」 「腸の中のものも全部だします、なるべく消化させないんです」 「……大変ね」 「そうじゃなきゃ……助かりません!」 助けなきゃ。 救わなきゃ。 出来る限り。 頑張って。 「……ねぇ、此処までして、彼女を助けるの?」 「……どういうことです?」 「今……助かっても……毒物によっては、数週間後に、死ぬのもあるんでしょう?」 楓さんの言葉に、息が詰まる。 この毒薬もそういうもので。 確実な特効が無いということは……今助かっても、数週間後に死ぬかもしれない。 血液に致死じゃない量ぐらいが溶け込んだとしても。 いずれ、死んでしまう。 その可能性が極めて高い毒物だ……。 だから、そんな苦しんでまで、助ける必要あるの? ねぇ……どうなの? 私は………… そっと、彼女の手を触れた。 温かくて。 握り返した。 ――――うん! 「それでも、彼女は生きようとしているんです! 今、苦しくても、それでも精一杯、希望を持って、未来に!」 だから! 「彼女が諦めないなら! 私が、諦めるわけには、行かない! 彼女が私を信じてくれてるから! 私も彼女を信じる!」 必死に、私は、治療を続ける。 「希望は、此処にあるって!」 そう、 「私たちは……生きなきゃ、いけないんだ! だから、こんな所で、死んじゃ……駄目!」 死んじゃいけないの。 ネネさん、頑張って。 お願いだから。 「駄目……意識が…………」 「そんなこと無い! 私は、私は絶対、諦めない!」 生きて! 何度でも。何度でも言う。 「生きて、生きて、生きてっ!」 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 慌てて、病室に戻ると、呼吸器をつけて手術室にいくあの子が居ました。 辛そうに。哀しそうに。 そして、誰も居ない部屋で。 余りにも醜い私が鏡に映った時。 たまらず、鏡を割って。 私は、私を呪いました。 私はなんて、ちっぽけで。 私はなんて、愚かで。 こんなにも、妹を傷をつけてしまったって。 誰も、居ないベッドで、私は泣いていた。 その時、見つけたのです。 あの子の手紙を。 それは、両親への想い。 それは、両親への感謝。 それは、私への感謝。 それは、私への想い。 生んでくれたこと、愛してくれたことの感謝、祝福。 そして、私に、自分の分まで、幸せになって欲しい。 お姉ちゃん、幸せになってね。 お姉ちゃんの笑顔、大好きだよ。 お姉ちゃんの、歌、大好き。 その言葉、でした。 それは、私を解放する、何よりの言葉でした。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「ねぇ、藍子ちゃん」 「なぁに?」 「わたしの贖罪、そして、わたしの想いを、今、頑張っている、大切な友達に、伝えるね」 「うん、傍で見てるよ」 わたしは、そうやって、救護室に入る。 そこには、ネネさんが居て。 だから、わたしは、歌う。 彼女にとって、祝福の歌を。 「呼んでいる胸のどこか奥で。 いつも心を踊る夢を見たい」 幾千億の想いを乗せて。 あの子に、届け。 「かなしみは、数え切れないけど その向こうで、きっと貴方にあえる」 貴方は。 生きなきゃ、駄目なんです。 貴方の歌を。 誰よりも、聞きたい人がいるのだから。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「果てしなく道は続いて見えるけれど この両手は光を抱ける」 それは、『アイドル』小日向美穂が歌う歌。 誰もが知っている歌。 誰もが聞いたこと有る歌。 「この歌……でも、どうしてこの歌を?」 「解らないわ……けど」 「凄く……胸に通る」 「生きている不思議 死んでいく不思議 花も風も街も みんな同じ」 でも、それは、栗原ネネの、心に。 きっと、届く。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ その言葉を見た時、私は、歌っていた。 あの子と見たアニメの曲を。 一緒に歌った曲を。 不思議と心の中に残る曲を。 素敵な歌だね。 素敵な歌詞だねって。 あのアニメの主人公のように、なりたいなってあの子がいって。 私はなれるよといった。 そうして、私は、あの子に生きて欲しいと。 強く願って。 その歌の通り。 閉じていく思い出の中に、忘れたくない、囁きがききました。 こなごなに砕かれた鏡の上にも、新しい景色が写っていました。 お姉ちゃんの歌を聞くと元気になるって。 だから、もっと、聞かせて。 そう言ってくれたから! ――――――私は、アイドルになったんだ! ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「呼んでいる 胸の何処か奥で、いつも何度でも夢を描こう」 そして、小日向美穂の歌は、 高森藍子の歌声が重なって。 更に大石泉の歌声が重なって。 哀しみなんて、何処にもなくて。 其処にあるのは、優しさで。 何よりも、輝くもので。 希望があって。 何処までも、夢を描けて。 そして 「かなしみの数を言い尽くすより、同じくちびるで そっと 歌おう」 栗原ネネの歌が、重なったんです。 あの子に、届けたい歌を。 笑いながら。 何処までも。 私は元気でいるよと。 生きて、いるよと。 伝えるように。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 私の前に、希望をもつ人達が居ました。 皆、私が意識を取り戻したのに、泣いて、笑って。 私は嬉しくて。一緒に泣いてしまいました。 身体はまだ重い。 けれど、大丈夫。 私は、生きている。 救われたから。 ねえ―――― お姉ちゃん、頑張ってるよ。 私は、もう迷わない。 いつまでも、貴方が、望んだ私で居るから。 「輝くものはいつもここに 私のなかに見つけられたから」 【G-5・警察署/一日目 真夜中】 【大石泉】 【装備:なし】 【所持品:基本支給品一式x1、音楽CD『S(mile)ING!』、爆弾関連?の本x5冊、RPG-7、RPG-7の予備弾頭x1】 【状態:疲労、右足の膝より下に擦過傷(応急手当済み)】 【思考・行動】 基本方針:プロデューサーを助け親友らの下へ帰る。 1:救えた! 2:タイミングを見計らって図書館に行き、首輪爆弾に関する本を取ってくる。 3:夜が明けたら港に船を探しに行く。そして、学校も再調査する。 4:緊急病院にいる面々が合流してくるのを待つ。また、凛に話を聞いたものが来れば受け入れる。 5:悪役、すでに殺しあいにのっているアイドルには注意する。 6:行方の知れないかな子のことが気になる。 ※村松さくら、土屋亜子(共に未参加)とグループ(ニューウェーブ)を組んでいます。 【川島瑞樹】 【装備:H K P11水中ピストル(5/5)、婦警の制服】 【所持品:基本支給品一式×1、電動車椅子】 【状態:疲労、わき腹を弾丸が貫通・大量出血(手当済み)】 【思考・行動】 基本方針:プロデューサーを助けて島を脱出する。 0:よかったわね。 1:今は身体を休める。 2:日が開けたら港に船の確認をしにいく。(その時、車を出す?) 3:もう死ぬことは考えない。 4:この島では禁酒。 5:千川ちひろに会ったら、彼女の真意を確かめる。 ※千川ちひろとは呑み仲間兼親友です。 【高垣楓】 【装備:仕込みステッキ、ワルサーP38(6/8)】 【所持品:基本支給品一式×2、サーモスコープ、黒煙手榴弾x2、バナナ4房】 【状態:健康】 【思考・行動】 基本方針:アイドルとして、生きる。生き抜く。 0:うん、よかった。 1:アイドルとして生きる。歌鈴ちゃんや美羽ちゃん、そして誰のためにも。 2:まゆの思いを伝えるために生き残る。 3:……プロデューサーさんの為にちょっと探し物を、ね。 4:お酒は帰ってから……? 【矢口美羽】 【装備:歌鈴の巫女装束、鉄パイプ】 【所持品:基本支給品一式、ペットボトル入りしびれ薬、タウルス レイジングブル(1/6)】 【状態:健康 びしょぬれ】 【思考・行動】 基本方針:????? 0:うん。よかった 1:悪役って……。 【高森藍子】 【装備:ブリッツェン?】 【所持品:基本支給品一式×2、CDプレイヤー(大量の電池付き)、未確認支給品x0-1】 【状態:健康 びしょぬれ】 【思考・行動】 基本方針:殺し合いを止めて、皆が『アイドル』でいられるようにする。 0:希望は此処に。私は私の全てを誇る 1:絶対に、諦めない。 2:美穂と共に。 3:自分自身の為にも、愛梨ちゃんを止める。もし、悪役だとしても。 ※FLOWERSというグループを、姫川友紀、相葉夕美、矢口美羽と共に組んでいて、リーダーです。四人とも同じPプロデュースです。 また、ブリッツェンとある程度の信頼関係を持っているようです。 【栗原ネネ】 【装備:なし】 【所持品:基本支給品一式×1、携帯電話、未確認支給品x0-1】 【状態:憔悴】 【思考・行動】 基本方針:輝くものはいつもここに 私のなかに見つけられたから 0:輝くものはいつもここに 私のなかに見つけられたから ※毒を飲みましたが、治療により危機は脱しました。体力の消費、倦怠感はあるもの、健康です。(数週間、数ヶ月単位では不明です) 【日野茜】 【装備:竹箒】 【所持品:基本支給品一式x2、バタフライナイフ、44オートマグ(7/7)、44マグナム弾x14発、キャンディー袋】 【状態:健康 びしょぬれ】 【思考・行動】 基本方針:藍子を助けながら、自分らしく行動する! 0:やった! 1:川島さんの様子を見る。 2:できることがあればなんでもする! 3:迷ってる子は、強引にでも引っ張り込む! 4:熱血=ロック! 【小日向美穂】 【装備:防護メット、防刃ベスト】 【所持品:基本支給品一式×1、草刈鎌】 【状態:健康、ずぶ濡れ】 【思考・行動】 基本方針:恋する少女として、そして『アイドル』として、強く生きる。 0:輝くものはいつもここに 私のなかに見つけられたから。 1:藍子を理解、そして、アイドルとして共に居る。 2:悪役って……? 前:only my idol/First Step 投下順に読む 次:希望よ、花開け 前:only my idol/First Step 時系列順に読む 次:希望よ、花開け 前:only my idol/First Step 大石泉 次:希望よ、花開け 姫川友紀 川島瑞樹 高垣楓 矢口美羽 高森藍子 日野茜 栗原ネネ 小日向美穂 千川ちひろ ▲上へ戻る
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がんで死ぬ理由 Wikipediaでは以下があげられている。 無制限に栄養を使って増殖するため、生体は急速に消耗する 臓器の正常組織を置き換え、もしくは圧迫して機能不全に陥れる 異常な内分泌により正常な生体機能を妨げる 全身に転移することにより、多数の臓器を機能不全に陥れる http //ja.wikipedia.org/wiki/%E6%82%AA%E6%80%A7%E8%85%AB%E7%98%8D#.E6.A6.82.E5.BF.B5
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[部分編集] 概要 正式名称は「【東方ボイスドラマ】半日で死ぬ小鈴 【手書き】」(2020年4月10日) 百合つくしが企画したボイスドラマ。投コメに「今話題のものを詰め込んだ東方ボイスドラマです」とある通り、100日後に死ぬワニや、アマビエ、マスク着用など2020年3月~4月あたりのネット上で話題に上がっていた事象を物語の中に盛り込んでいる。 [部分編集] +登場キャラクター 稗田阿求、博麗霊夢:細谷幸 霧雨魔理沙、本居小鈴、家人:雪矢りゅう +大まかなストーリー [部分編集] ニコニコでの扱い [部分編集] 本スレでの扱い [部分編集] 実況での扱い
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アーティスト:DREAMS COME TRUE レベル:9 登場回数:9(パイロット版第1回、第2回、第3回、レギュラー版第1回、第10回、第15回、第18回、FNS27時間テレビ、第26回) 挑戦結果 May J.:成功(パイロット版第1回) 丘みどり:失敗(パイロット版第2回) 丘みどり:成功(パイロット版第3回) 池田裕楽:失敗(レギュラー版第15回) 池田裕楽:成功(レギュラー版第26回)