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このページはこちらに移転しました 辛い 作詞/288スレ316 作曲/糞食いマシーン 辛い(つらい)に棒を一本足すと幸せになるって良く聞くけど 辛い(つらい)はそのままでも辛い(からい)と読むんだ 何で一緒にしちゃったの? 辛い(つらい)ことは辛い(からい)のか 辛い(からい)ことが辛い(つらい)のか あ、あれ?辛←これなんか形おかしくね?あれ? 辛!辛!辛!辛! 音源 辛い
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閑雲野鶴>メルマガ>バックナンバ>飲食物>辛い 辛い 04/11/23 極端に辛い物を喰べると様々な変化が観察される。 ひとまず共通しているのは、最初の一口目は折角作った覚悟をさりげなく躱してひとまず「美味い」の言葉を引き出して安心させておき、覚悟は無駄になったと考えながら二口目を搬入する準備を整えている真っ最中に突然衝撃がやってくる。 辛過ぎるので触れた唇はたちまち腫れ上がり痛み以外の感覚を全て失ってしまうのであって、咀嚼消化を目的とする品物を唇に接触させることは行儀のよろしいことではないから罰を受けているとの解釈の可能だが、単純に辛ければ辛いほど警戒する本能が備わっていないならば文句は言えない。 辛過ぎるが故に自動的に洟水が垂れてくるのであって、鼻呼吸を断念して口呼吸に切り替える。すると呼吸毎に出入するほんの僅かな空気が触れただけで口の中は燃えている。「火を吹く」という表現は、呼吸の度に火傷を撫ぜられる感覚を指しているわけだが、吹くという感覚は誇張されているのであり、実際は「辛さの余り火傷した」あたりが適切に思える。 辛過ぎる余り体温が急上昇するから発汗蒸散で体温を下げようとする反応が認知される。頭皮から汗が吹き出すのは禿げる恐怖を幾分か薄めてはくれるものの、「辛さの余り頭が涼しい」とは原因が辛さではなく汗にあることを認識していないことになる。 辛過ぎるからそのあたりに漂う空気にも辛い成分が含まれている気がして、その恐怖を感じ取った無意識が涙腺を開放するから結果的に「眼にしみる」と学習してしまう。額からの汗が眼に流入した成果である可能性が考慮されないことは理不尽ながらも、辛さに負けて無様な姿を晒している状態を自覚しているから敵である「辛さ」を強大であると暗示をかけることで、負けても仕方がないとする結論を導き出そうとしている。 以上の結果、涙・洟水・汗・涎の波状攻撃により思考力は粉砕されて「辛い」「ぅぅ」が精一杯、それ以上の会話は成立しなくなる。 となると歯の治療で必須とされる麻酔の注射が嫌いならば、直前に気絶するほど辛い料理で口腔を麻痺させておけばよい。ただし治療にあたって口腔内に起こる僅かな風でも痺れは増し、不幸にして治療器具が口腔内を突付いた瞬間は、意思と関係なく空気に向かって拳を繰り出したり蹴りを放ったりの膝下手刀に似た反応が生ずるので、予め手術台に全身を拘束させておく必要がある。 TOTAL ACCESS - Today - Yesterday - LAST UPDATED 2021-12-03 06 20 03 (Fri)
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名称:辛いもの アイテム種類 好嫌(飲食) レア度 C 詳細 好き嫌いの設定。「辛いものが好き・辛いものが苦手」から選択。 ★
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辛いです 現阪神の新井貴浩が、広島時代にFA宣言した際に記者会見で放った発言。転じて新井のことを「辛いさん」とも呼ぶ。 「つらいです。カープが好きだから」 広島新井がFA会見で涙 http //sankei.jp.msn.com/sports/baseball/071108/bbl0711081213002-n1.htm 会見の席に座ったときから目は潤み、心境を聞かれると「つらいです。カープが好きだから…」と声を詰まらせ、悩みぬいた末の苦渋の決断であることをうかがわせた。 この発言に加えて「喜んで出て行くわけではない」「FAなんてなかったら良かったのに…」 「僕のことを野次るファンよりも僕の方がカープを愛してる」などとも発言し、 これらが広島ファンの神経を逆撫でする結果となりカープファンにものすごい嫌われてしまった。 <参考動画> 1分17秒あたりから (おまけ) ヤニキが2010年のFA残留会見で辛いさんをマネてこのセリフを残している。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 (会見の席につくと、激しいフラッシュの中、弟分・新井が3年前、 広島からFA行使した会見の様子をマネて…) 金本 「つらいです…」(笑)
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好 ★★ 辛 ★★★★★ スパイシー ★★ 七味屋さんのカレーなんで赤いのかと思ったらやや白身がかった黄色 味は七味の辛さがすごい、、、、 でも、あまりにも七味の辛さが強くて他の味は霞んでしまう 固形物はお肉がゴロゴロだけど、、まぁ。 、、で、案の定、大小のアウトプット時に障害が 販売者 株式会社祇園味幸 所在地 京都市東山区 (2012.07.01)
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今日から1人暮らし 夫は土曜日まで韓国。 その間だけ、日本のほうが寒いやん 寒いときには辛いものでも食べましょうか。 画像左の一番右、横浜中華街「萬珍樓」の香辣脆という薬味。 シャンラーツィと読むそうです。 唐辛子がベースで、もう真っ赤っ赤 花椒も少し入っているようで、半端ない刺激 お鍋のときに使っていますが、これで麻婆豆腐など作ってもよさそう。 この辛さは、家で食べた史上歴代1位ですっ 辛いものチャレンジャーさんはゼヒ試してみてください。 他のは、赤唐辛子を使った赤ゆずこしょうと、島唐辛子とシークヮーサーを使った シークヮーサーこしょう。 赤いのはゆずこしょうより少し辛い感じ。 シークヮーサーのは柑橘独特の香りがします。 お鍋より冷奴に合うかな。 辛いものついでに、残りの画像は京都で見つけた「七味家」の辛口バージョン。 七味家は横浜でも売ってて珍しくないけど、辛口ならお土産になるかも 一味の辛口もありました。 どうやって一味を更に辛くしてるんだろ〜〜〜
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辛い食べ物 148 名前:水先案名無い人 :2005/12/04(日) 15 42 39 ID VCp0SaGU0 「地上最強の辛い食べ物を食いたいかーッ!!」 「オーーーーー!!!!」 「ワシもじゃ!ワシもじゃ、みんな!!」 『全辛い食べ物入場!!』 韓国人は生きていた!! 更なる辛さを積み韓国名物の漬物が甦った!!! 韓流!! キムチだァ――――!!! スケソウダラの卵はすでに我々みたく辛く漬け込んでいる!! 博多名物辛子明太子だァ――――!!! 噛み付きしだいヒーヒー言わせまくってやる!! 唐辛子代表 ハバネロ(レッドサビナ)だァッ!!! 健康食なら我々の歴史がものを言う!! メキシコ名物 辛口豆料理 チリコンカン!!! 眠気スッキリを知らしめたい!! 強烈ミント ブラックブラックガムだァ!!! ラーメンではすっかりお馴染みだが昔の世界ではものすごく貴重品だ!! インドのスパイス 黒胡椒だ!!! おつまみ対策は完璧だ!! せんべいから偶然出来た 柿の種!!!! 全お酒のベスト・辛口は私の中にある!! 日本酒の神様が来たッ 鬼ころし!!! 激辛スナックの中でなら絶対に敗けん!! 暴君のケンカ見せたる 東ハト隊長 暴君ハバネロだ!!! カップラーメン(お手軽)ならこいつが怖い!! 日清のレッド・ファイター とんがらし麺だ!!! 韓国料理から炎のチキンが上陸だ!! ピリ辛 タッカルビ!!! 日本人にも食してもらいたいからスープ(本場ではなし)を仕方なく入れてやったのだ!! 四川の辛口麺を見せてやる!!坦々麺!!! 山椒は小粒でもピリリと辛いとはよく言ったもの!! 自然界のスパイスが今 うな重でバクハツする!! ミカン科山椒属 粉山椒だ―――!!! 乾燥させた唐辛子こそが地上最強の食材だ!! まさかこの形が名前どおりだったとはッッ 鷹の爪!!! 辛口とアピールされてここまできたッ 何故辛口なのか一切不明!!!! キリンのカフェ(珈琲)ファイター 辛口珈琲FIREだ!!! オレたちは辛さ最強ではない利用価値で最強なのだ!! 御存知辛み調味料 タバスコ!!! 激辛スープの本場は今やタイにある!! オレを驚かせる奴はいないのか!! トム・ヤム・クンだ!!! 辛ァァァァァいッ説明不要!! 北海道!!! 北広島市!!! 地獄ラーメンだ!!! 辛いものはツーンと来てナンボのモン!!! 超鼻に来る!! 本家日本からねりわさびの登場だ!!! うどん・そばはオレのもの 辛くするやつは思いきり大量にぶっかけるだけ!! 日本の調味料統一王者 七味唐辛子 辛さを試しに日本へきたッ!! パスタ全イタリア激辛チャンプ ペンネ・アラビアータ!!! 粒々に更なる磨きをかけ ”洋辛子”マスタードが帰ってきたァ!!! 今の自分に辛さしかないッッ!! 輸入品チップスデスレイン!!! 中国四千年の伝統料理が今ベールを脱ぐ!! 四川から 麻婆豆腐だ!!! ファンの前でならオレはいつでも全盛期だ!! 種類いろいろ カレーライス 本場インドから登場だ!!! 日本の調味料がどーしたッ チョンの炎 未だ消えずッ!! ビビンバも焼肉も思いのまま!! コチュジャンだ!!! 特に理由はないッ 唐辛子が辛いのは当たりまえ!! 赤唐辛子より辛くないのはないしょだ!!! メキシコ産! ハラペーニョがきてくれた―――!!! よみの弁当の中で磨いた大阪殺し!! あずまんがのデンジャラス・フード 激辛唐辛子コロッケだ!!! パーティーゲームだったらこのメニューを外せない!! 超A級ロシアンルーレット からしシュークリームだ!!! 超一流シェフの超一流の辛口ソーセージだ!! 料理で食してオドロキやがれッ スペインの伝統食品!! チョリソー!!! 辛口野菜ソースはメキシコが完成させた!! メキシコの切り札!! サルサソースだ!!! 710万スコビルの王者が帰ってきたッ どこで手に入るンだッ チャンピオンッッ 真の激辛通は君を待っていたッッッザ・ソースの登場だ――――――――ッ 加えてギブアップ者発生に備え超豪華な甘いものを4品御用意致しました! みんな大好き ストロベリーショートケーキ!! ……ッッ どーやら一品は甘味料にサッカリンが使われている様ですが、発がん性が疑われているためッご紹介できませんッッ ……ッッ どーやらもう一品は間違えて芸人さんを連れてきてしまった様ですが、ネタを披露次第ッ強制送還させていただきますッッ ……ッッ どーやら残りの一品は烈海王が持ってきた様ですが、皆様はッ気にしないで下さいませッッ 関連レス 153 名前:水先案名無い人 :2005/12/04(日) 15 53 35 ID cg6iE10N0 見ていただけで口の中がヒリヒリしてきたところに、止めが砂糖水かよ! 159 名前:水先案名無い人 :2005/12/04(日) 19 37 57 ID BWLIU0kN0 152 サッカリンの発がん性疑惑は晴れたけどGJ 167 名前:水先案名無い人 :2005/12/04(日) 21 01 18 ID 80lD3xmN0 152 ザ・ソースやっぱキタかw 唐辛子コロッケとはいかないが、普通のコロッケに七味唐辛子と醤油かけて食べる。 結構いけるぞ。 コメント 名前
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辛い任務 遂行地域 ティアマランタ - 時空調査隊の野営地 適正レベル 取得 59 / 遂行 59 報酬 経験値 4,050,244 / 222,019 ギーナ+ 選択報酬高級 生命の秘薬(17)高級 精神の秘薬(17) -の中から1つ選択 関連クエスト --- 進行順序 1.NPCウィンブレイと会ってクエスト獲得2.煉族の裏切り者を始末せよ-裏切った煉族 戦士(9)-裏切った煉族 法士(6)3.NPCウィンブレイと会ってクエスト完了
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浅黒い顔に真っ黒な髭を生やし、色鮮やかな布を頭と体にぐるぐる巻いた男達が、 土埃の舞う中をせわしなく行き交う。耳慣れぬ言葉と、聞き慣れぬ動物の声が 飛び交い、通りすがる男達は時折、落ちくぼんだ眼の底で彼ら同士にだけわかる 合図をかわす。 貿易都市ウォージリス。イヴァリースで最も異国人の多いこの街の、ごったがえす 市場の人混みをかき分けて、四人は進んでいた。 「まだ見つからぬのか。もう半分ほども見て回ったぞ」 「まだ半分だ。こういうものは時間をかけてじっくり探すものさ」 先頭を行くマラークはもの慣れた様子で、雑踏の中を縫うようにすいすいと人を かわしながら左右の店先にすばやく目を配っている。ルザリアやライオネルでは 日が落ちてからでないと表通りを歩けないその黒い肌も、この街であれば目に留める 者もない。異国の香料や反物、南方人のもつ独特の体臭がごたまぜになった エキゾチックな香りに満ちた空気も、あとに続くアグリアスやラムザの顔をしかめさせる ことはあっても、彼にとっては何の苦にもならないようだった。 南洋のあらゆる産物を扱うウォージリス中央市場の中でも、とくに人気のある 香辛料を扱う一画。立ち並ぶ店の軒先に赤や黄色の色彩を見かけるたび、マラークは 駆け寄っては指先でそれをつまみ上げ、匂いをかいで子細に検分する。後から来た ラファにも確かめさせてから、二人で首を振って元へ戻す。そんなことを、もう 半刻ほども四人は続けていた。 話は半月前、ラムザ一行がフォボハム近辺を通りかかった頃にさかのぼる。 アグリアスの故郷でもあるこの地域には、昔から伝わるファルシタスと呼ばれる 食べ物がある。 ファルシタスとは「詰め物」という意味で、この地方特有の丸くふくらんだ 赤唐辛子の中に、ひき肉と様々な香料を詰めて塩と酢で漬けたものである。 おかずにしてよし、酒のつまみによし、携行食にもよしという優れものの保存食で、 唐辛子の品種や、一緒に入れる香料の取り合わせによってさまざまに風味を変える。 この地方の家ならどこでも、自家秘伝の漬け方をもっているほどのものである。 このファルシタス、辛味が強いほど上等とみなされる。そしてアグリアスの 生まれたグスタハム一帯では、他でもないオークス家の地所のとある畑でとれた 唐辛子を使うのが、一番辛いという定評があった。 ラムザ達はたまたま、昨冬に漬け込んだファルシタスが甕から出される、一番の 旬の時期にグスタハム近郊を通りかかった。久々に故郷の名物を味わいたくなった アグリアスはこっそりラヴィアンを走らせ、昔なじみの農家から一瓶買い求めてきて 皆にふるまったものである。 「辛っ! これ辛すぎますよー」 「いやでも、うまいぜ。このショウガの香りがまた」 「これはいい。昔食べたのは、こんなに香料が色々入っていなかった」 「あたし駄目。辛くて駄目、とても食べらんない」 「慣れるとこの辛さがうまいのだがな。無理はするな」 と、うまいもの好きの面々にも好評で、アグリアスが気をよくしているところへ、 通りかかったのがガルテナーハ兄妹。お前達もどうだ、と勧められるままに ひょいとつまんで口に入れ、 「へえ、結構塩辛いんだな。確かに、酒に合いそうだ」 「でも、酸っぱくて私は好きだわ」 大粒のイチゴ程度の大きさのファルシタス一個を三つや四つに切って、その一切れを つついたり舐めたりして辛いの辛くないのと騒いでいる皆をよそに、ひと粒丸ごと 口に放り込んで、もぐもぐやりながら二人とも平然としている。アグリアスは呆気にとられて、 「お前達、辛くはないのか」 「え? ああ、こっちの食べ物にしては結構辛いな」 何気なく返しただけのマラークの言葉が、アグリアスにはカチンと来た。 「ほう。では貴公は、もっと辛いものを食べたことがあるか」 「そりゃそうさ。唐辛子といったら南が本場だ。あっちの辛いのはこんなもんじゃない」 「ほう、本場とな」 すっくとアグリアスが立ち上がる。ラファがしきりに兄の袖をひくが、マラークは まったく気付かない。 「それは是非、一度味わってみたいものだな。さぞや辛いのだろう」 静かだが有無を言わさぬ声に、その場にいた皆がいっせいに押し黙って二人の 方を見た。郷土愛が強く、しかも負けず嫌いの彼女のスイッチを入れてしまったことに、 鈍感なマラークもようやく気が付いた。 だが、彼も負けず嫌いなことでは人後に落ちない。唇の端を不敵にゆがめて、 正面からアグリアスを睨み返し、 「ウォージリスだ。次にウォージリスに行った時、あんたに本物の唐辛子を食わせてやるよ」 しこうしてウォージリスに着くやいなや、アグリアスとマラークは荷ほどきもそこそこに 市場へ飛び出した。兄につきあってラファが、野次馬兼見届け人としてラムザが 同行し、買い出しも兼ねて雑踏の中をはや一刻近く。 「まだか、マラーク。よもや、出任せの時間稼ぎをしているのではあるまいな」 「まあ待てってば。せっかくだから、飛びきりのを見せてやる」 アグリアスの苛立ちももっともで、通りの両側には赤や緑の、大きさも形も様々な 唐辛子が山ほど籠に入ったりすのこに並べられたりしているというのに、マラークは その一々にするどい目を走らせては、ふいと背を向けてしまう。異国の香辛料の むせ返るような香りの中を延々歩き続けているアグリアスもラムザも、頭痛が してきそうだった。 「兄さん、変なところで凝り性なんだから……」 ラファもうんざりした様子で肩をすくめている。ラムザも苦笑いをしようとした時、 前を行くマラークの姿がするりと消えた。露店と露店の隙間にある、細い路地に 入ったのだ。それがあまりにも素早かったので、どの通りを追えばいいのか完全に 見失ってしまい、三人で右往左往していると、 「何してるんだ。こっちだこっち」 干しタマネギの束と、干しニンニクの束のあいだから首だけ出して、マラークが 手招きしていた。 そこは薄暗く、埃っぽい匂いのする小さな店だった。店主らしき背中のまがった男が、 何段にも重なった抽斗のひとつを開けて中身を出すと、マラークが会心の笑みを 浮かべた。小皿に盛らせたのを、アグリアスの方へ差し出す。一見すると普通の 干唐辛子に見えたが、ただ表通りにあったような赤や緑の色ではなく、ややくすんだ 黄色の果皮をもっていた。獣脂ランプのにぶい明かりに照らされて、金色に輝いている ように見える。 「ニア島の金色唐辛子、ジムサの年の三年干し。俺の知ってる限りじゃあ、世界一辛い 食べ物だ」 店主が揉み手をして、深々とうなずく。すかさずラファが前に出て、値段の交渉に入った。 「こいつの食べ方は、まず…」 と、マラークが蘊蓄を傾けようとした矢先、アグリアスがひょいと手を伸ばし、その 金色の一片をつまんで、無造作に口に放り込んだ。 「「「「あ」」」」 マラーク、ラファ、ラムザ、店主の四人の声が重なった。アグリアスはさも「何だ、 この程度」と言わんばかりの顔で、ばりばりと口の中の唐辛子をかみ砕いている。 プチプチ、と種の弾ける音がして、店主が気の毒そうに目を伏せた。 三秒ほどして、アグリアスの咀嚼が止まった。口だけでなく、全身の動きが止まった。 顔が青くなった。ついで赤くなり、白くなって、最後にまた赤くなった。 「おい……」 マラークが声をかける。アグリアスの肩と、膝が小刻みに震えはじめた。だが、 誇り高き騎士はぐっと拳を握ってそれを押し殺した。労働八号が調子を悪くした時の ような動きでマラークの方へ顔を向ける。 「ら、らからかのものらな。たひかに、言うらけろことはある。たら、ひゅこひばかり、 風味がたりんら」 「あ、あのアグリアスさん……大丈夫?」 「らりがだ。わたひはころとおり、らんともらいぞ」 耳まで真っ赤になった顔からは汗が滝のように流れ落ち、前髪を額にへばりつかせ、 襟布をじっとりと濡らし、顎からもしたたり落ちて胸元に染みをつくっている。目尻には 涙がにじみ、奥歯を死ぬほど食いしばっているのが頬の上からわかる。だが、 その表情はあくまでも凛然としたたたずまいを崩さず、するどい眼差しには 一筋の乱れもなかった。 「……ラファ。勘定を頼む」 最初に口を開いたのはラムザだった。ラファが財布を取り出し、唐辛子を天秤で計って 小袋に収める。アグリアスの態度に感じ入ったのか、店主はずいぶんまけてれた ようだった。 店を出て大通りに戻ると、ラムザはマラークの肩に手を置いて、 「僕たちはこの後用事があるので、先に帰ります。アグリアスさんはゆっくりしてきて 下さい。ラファ、君も」 マラークが何か言おうとするのを目で制する。ラファは頷いて、アグリアスの手をとった。 「わかっら」 アグリアスはそれだけ言うのが精一杯に見えた。握りしめた手のふるえが、だんだん 隠しきれなくなってきている。くるりと背を向けて、大股に歩き出す背中へ、マラークが たまりかねて声をかけた。 「あのな。辛いものを食べた時は、牛乳を飲むかバターを舐めるといいんだぜ」 アグリアスはもう頷くことさえせず、背を向けたままかるく手を振った。ラムザと マラークも、二人に背を向けて反対方向へ歩き出す。 「金色唐辛子は油で炒めて、その油を他の油と合わせて、薄めて使うんだ。 そのまま食べるなんてことをしたら……」 マラークがぼそりと呟く。最初の角を曲がった時、背後の通りから、 「にぎゃー」 というような絶叫が聞こえた気がしたが、二人とも決して振り返らず、ただ黙って 宿への道を急いだ。 マラークの金色唐辛子は、一行に大いなる敬意と熱意をもって受け入れられたが、 それが用いられたいかなる料理にも、アグリアスは決して口を付けず、ファルシタスの 辛さを自慢することも二度となかった。 ただ後日、一行がルザリア城下に入った時、 「さあ、次はこちらのアプリカ・ド・マープルだ。これはカエデの木の蜜に漬けこんだ 干しアンズをパイでくるみ、たっぷりの粉砂糖を……」 「も、もう勘弁してくれ。わかったよ、イヴァリースの菓子は凄いよ」 「まだまだだ。本場の味を堪能して貰うには、あと三軒は回らねばな。さあ食べるのだ、 紅茶もあるぞ」 甘い甘いお菓子を山ほど抱えたアグリアスに追い回されるマラークと、ちょっと 羨ましげにそれを見つめるラムザとラファの姿があったという。 End
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170 名前: NPCさん 04/05/27 15 57 ID ??? 読んでてふと思い出した話なんだが。 コンベでルリルラの卓をたてたマスターが、集まったプレイヤー達を見て「女性プレイヤーいないのか。じゃあ辛いから今回は中止ね。」 と言って他の卓にプレイヤーとして加わって、残されたプレイヤーとスタッフ茫然、って事態を目撃した事がある。 当事者じゃないんで詳細は詳しくないが、あちこちの卓に加えてもらって収拾してたかな。 178 名前: 170 04/05/27 16 21 ID ??? ちょと追記。歌姫ルール使うつもりだったみたいだ。 PCの半分は自動的に女キャラになるってやつ。 スタッフは頑張ってたんで晒すのは無し。 スレ18