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見た目変更Mod 見た目変更Modを導入する事で、キャラクターの「見た目」を変更することができる。 当ページでは、導入方法とModスキンについて紹介する。 Mod導入準備について インストーラー(Install.exe)の対応がされているMODの場合は、data.vraのファイルを直接書換える事もできる為、下記のMOD導入準備は不要。(尚、Install.exeからでも従来のmodsフォルダへのインストールも可能) 尚、MOD導入準備が必要なMODの場合は、対象のMODに [MOD導入準備 必要] と記載している。 初回導入の方は以下ページを参照。 見た目変更Mod 初回の導入手順 初回導入済みで、スキンを追加導入する方は以下ページを参照。 見た目変更Mod 追加の導入手順 スキン表示するクラスなどを変更したい場合は以下ページを参照。 見た目変更Mod 補足情報 東北きりたん (作者 燻丸) [MOD導入準備 必要] ※上記のMod導入準備を先に行う必要がある。 以下のリンク先の「2.Modの導入」を参照。 ダウンロード先 ボイスロイドセット (作者 玉ねぎP) 下記のボイスロイドスキンのMODセットとなります。 どのクラスがどのボイスロイドかは、ダウンロードファイル内のreadmeを参照。 琴葉茜 琴葉茜 白魔風メイジ 琴葉葵 琴葉葵 黒魔風メイジ 紲星あかり 結月ゆかり 京町セイカ モフマキちゃん ※ダウンロードしたInstall.exeから、data.vraへの直接インストールも可能。(上記のMOD導入準備不要) 作者様のMOD紹介ページ 最新のダウンロード先 スライム (作者 否定ペンギン) [MOD導入準備 必要] ※itemsフォルダには素手武器の画像があり、オリジナルから差し替えたい場合は、「vagante\Mods\mod_class\gfx」のフォルダに、このitemsフォルダごと格納しよう。 ※フォルダ[deprived]はワイルドリングとなっている。 ※上記のMod導入準備を先に行う必要がある。 ダウンロード先 モンスターハウス (作者 否定ペンギン) [MOD導入準備 必要] ※ペット用のmod。 ※フォルダ[1]がスライム、[2]が蜘蛛、[3]がハンド、[4]がフリーマンとなっている。 ※上記のMod導入準備を先に行う必要がある。 ダウンロード先 モンスターハウス AnotherEdition (作者 否定ペンギン) ※ペット用のmod。 ※フォルダ[1]がデモンドッグ、[2]がファイヤトータス、[3]がインプ、[4]がセンチネルとなっている。 ※上記のMod導入準備を先に行う必要がある。 ダウンロード先 セヤナー&ダヨネー (作者 否定ペンギン) [MOD導入準備 必要] ※ペット用のmod。 ※フォルダ[1]がセヤナー、[2]がダヨネーとなっている。 ※このMODを使用して動画などを投稿する場合は、セヤナーガイドラインに沿ったうえで使用をお願いします。 ※動画投稿時に便利な流血表現軽減MODはこちら。 ※上記のMod導入準備を先に行う必要がある。 ダウンロード先 セヤナーえびふらい (作者 ちくぼん) 鶏を「セヤナーえびふらい」に変えてくれるMOD。 セヤナーと鳴き、焚き火で焼くとエビフライが出来上がる。 ※このMODを使用して動画などを投稿する場合は、セヤナーガイドラインに沿ったうえで使用をお願いします。 ※動画投稿時に便利な流血表現軽減MODはこちら。 ※ダウンロードしたInstall.exeから、data.vraへの直接インストールも可能。(上記のMOD導入準備不要) ダウンロード先 導入方法 紹介動画 ボイロ妖精MOD (作者 ちくぼん) 妖精をボイスロイドに着せ替えるMOD。 妖精を東北きりたんに、ドライアドを東北ずん子に、デーモンを東北イタコに変更します。 天使を誰にするか決めかねているため、四人目はまだ未実装です。 ※ダウンロードしたInstall.exeから、data.vraへの直接インストールも可能。(上記のMOD導入準備不要) ※下記の導入方法は「セヤナーえびふらいMOD」を例に説明している為、「ボイロ妖精MOD」に読み替えて導入方法を確認しよう。 ダウンロード先 導入方法 コメント欄 名前 最新40件を表示しています。見た目変更Mod_ログ全文 コメント左側の◯をクリックしてから書き込むと、レス形式でコメントできます。
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関係表示変更MOD 国家間の関係(友好度)の表示を従来のスマイルから数字表示に変更するMODです。 元のスマイル表示が分かりにくい方はお好みに応じて使用してください。 使用方法 ダウンロード後、既存のicons.bmpと差し替えてください。 ダウンロード 使用例
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パレット変更MOD? パレットとは名の通り色です 昔のゲームは使える色が限られておりその色を変えてしまうのがパレット変更、いわゆるMODです どんな効果があるのさ 全体的に暗くしていわゆる夜にしたり木を枯らしたり桜を咲かせたり、見た目を綺麗にすることもできます こんな感じ どうやって使うの GeneRallyとおなじフォルダにある gr.iniを開いて ; Default gr.pal PaletteFile = gr.pal ↑のgr.palの部分をあらかじめ用意したファイル名に変更しましょう ちなみにコレをしなくても専用ツールがあります、それがコレです ぐりにえ このツールは他にもgr.iniの設定を変えてくれる便利なツールです 予め用意したファイルなんてないんだけど たとえば 春 夏 秋 冬 などがあります、ただ古いゲームなのでリンクがきれていることが多くあまり見つけられないのが現実です、ではどうするか、それならば作ってしまいましょう 作り方 使用ツールPalEdit 変えたい色をダブルクリックで色を変えることができます 一度だけクリックしてツールバーを使えばコピーなどができます 色の大体の目安 ※背景の色はこれのさらに下にあり、見れない場合があります 見れない場合で編集するには好きな色をコピーして、ウィンドウの下までドラックして選択、ctrl+Fで貼り付け。 コレより下の色一覧
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見た目変更Mod 初回の導入手順 見た目変更Modを導入する事で、キャラクターの「見た目」を変更することがきます。 当ページでは、初回の導入手順について記載しております。 初回導入済みでスキンを追加する方は、以下ページを参照ください。 見た目変更Mod 追加の導入手順 見た目変更Modの各スキンについては、下記ページを参照ください。 見た目変更Mod 紹介 MOD導入① ファイルのバックアップ 見た目変更Modでは、ゲーム内部データ「data.vra」の書換えを行う事になる為、「data.vra」を別のフォルダーにコピーしてバックアップをとってください。 MOD導入② ModLoaderのダウンロード 見た目変更Mod(スキン)を導入する前に、ゲーム内部データ「data.vra」の書換えを行うツールである ModLoader をダウンロードする必要があります。 以下にダウンロード先と導入手順が記載されていますので、参照のうえツールを導入してください。 以下のリンク先の「1.ModLoaderのダウンロード」を参照 燻丸のメモ帳_1.ModLoaderのダウンロード MOD導入③ スキンのダウンロード 下記のページから、お好きなスキンをダウンロードしてください。 見た目変更Mod 紹介 MOD導入④ スキンの導入 スキンの導入手順は"東北きりたん"を例とした、下記の導入手順を参照ください。 ※下記の補足でスキン表示するクラスの変更・追加について説明しています。 燻丸のメモ帳_2.Modの導入 エラーが発生する場合 1) 以下のようなフォルダ構成にする必要があります。 2) PowerShellのバージョンが古い場合はエラーが発生する場合があります。 PowerShellを最新のバージョンにしてください。 Googleなどで「PowerShell 最新 ダウンロード」などで検索すると見つかるかと思います。 補足 スキンの詳細説明 どのクラス(職業)で、何番目のスキンを変更するかについては、Modスキンの各フォルダの名称で決まっています。 以下の要領で、Modスキンの表示クラス等を変更したり、表示クラスを追加したりする事ができます。 STEP1 フォルダ[class]に格納されているフォルダの名称でクラス(職業)が決まります。 フォルダ名"deprived"(ワイルドリング) フォルダ名"knight"(ナイト) フォルダ名"mage"(メイジ) フォルダ名"pet"(ハウンドマスターのペット) フォルダ名"ranger"(ハウンドマスター) フォルダ名"rogue"(ローグ) ※"pet"は仕様が異なるため、導入時に操作キャラクター用のフォルダを"pet"に適用させないよう、ご注意ください。 STEP2 下記の番号のフォルダで、対象クラスの何番目のスキンが変更されるかが決まります。 補足 data.vraの再取得、復旧方法 上記のMOD導入①で記載しているバックアップしたdata.vraを上書き更新する事で、元の状態にもどす事が出来ます。 また、以下の方法でもdata.vraを元の状態にもどす事が出来ます。 STEP1 Vaganteのローカルフォルダに格納されている"data.vra"を削除します。 STEP2 Vaganteのプロパティから、"ゲームファイルの整合性を確認"を選択 STEP3 整合性の確認でdata.vraが不足している為、自動で再取得されます。 コメント欄 名前 最新40件を表示しています。見た目変更Mod導入手順_ログ全文 コメント左側の◯をクリックしてから書き込むと、レス形式でコメントできます。
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見た目変更Mod 追加の導入手順 見た目変更Modを導入する事で、キャラクターの「見た目」を変更することがきます。 当ページでは、初回導入を実施済みの方を対象としており、追加スキンの導入手順について記載しております。 初回導入の方は、以下ページを参照ください。 見た目変更Mod 初回の導入手順 見た目変更Modの各スキンについては、下記ページを参照ください。 見た目変更Mod 紹介 MOD導入① 「data.vra」を元に戻す。 基本的にこの手順は飛ばしても問題ありません。 上手くいかない場合は、この手順も実施してください。 ※「補足 data.vraの再取得、復旧方法」に記載している方法でも、「data.vra」を元に戻すことができます。 MOD導入② スキンのダウンロード 下記のページから、お好きなスキンをダウンロードしてください。 見た目変更Mod 紹介 MOD導入③ スキンの導入 スキンの導入手順は"東北きりたん"を例とした、下記の導入手順を参照ください。 ※下記の補足でスキン表示するクラスの変更・追加について説明しています。 燻丸のメモ帳_2.Modの導入 エラーが発生する場合 1) 以下のようなフォルダ構成にする必要があります。 2) PowerShellのバージョンが古い場合はエラーが発生する場合があります。 PowerShellを最新のバージョンにしてください。 Googleなどで「PowerShell 最新 ダウンロード」などで検索すると見つかるかと思います。 補足 スキンの詳細説明 どのクラス(職業)で、何番目のスキンを変更するかについては、Modスキンの各フォルダの名称で決まっています。 以下の要領で、Modスキンの表示クラス等を変更したり、表示クラスを追加したりする事ができます。 STEP1 フォルダ[class]に格納されているフォルダの名称でクラス(職業)が決まります。 フォルダ名"deprived"(ワイルドリング) フォルダ名"knight"(ナイト) フォルダ名"mage"(メイジ) フォルダ名"pet"(ハウンドマスターのペット) フォルダ名"ranger"(ハウンドマスター) フォルダ名"rogue"(ローグ) ※"pet"は仕様が異なるため、導入時に操作キャラクター用のフォルダを"pet"に適用させないよう、ご注意ください。 STEP2 下記の番号のフォルダで、対象クラスの何番目のスキンが変更されるかが決まります。 補足 data.vraの再取得、復旧方法 上記のMOD導入①で記載しているバックアップしたdata.vraを上書き更新する事で、元の状態にもどす事が出来ます。 また、以下の方法でもdata.vraを元の状態にもどす事が出来ます。 STEP1 Vaganteのローカルフォルダに格納されている"data.vra"を削除します。 STEP2 Vaganteのプロパティから、"ゲームファイルの整合性を確認"を選択 STEP3 整合性の確認でdata.vraが不足している為、自動で再取得されます。 コメント欄 名前 最新40件を表示しています。見た目変更Mod 追加の導入手順_ログ全文 コメント左側の◯をクリックしてから書き込むと、レス形式でコメントできます。
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Ver. 2.2EX カードNo. 2-2-133 種類 インターセプト レアリティ R 名称 路線変更 属性 無 CP 0 アビリティ あなたのコスト4以下のユニットがフィールドに出た時、あなたのフィールドにユニットが4体以下の場合、そのユニットをデッキに戻す。そうした場合、そのユニットと異なる種族の同じコストの進化ユニット以外のユニットをデッキからランダムで1体【特殊召喚】する。 場に出たユニットを【特殊召喚】によって入れ替える無属性インターセプト。 デストラクションスピアを回避しつつ、安全にユニットを展開することができる。 運用としては以下のものが挙げられる。 CIP効果を発動した後、フィールド効果を持つユニットに入れ替える。(コスト4の魔法少女マジカルなっくるをアルラウネにするなど) グラインドビートルでCPを補充しつつ主力ユニットと入れ替える。 サーチ【珍獣】を高BPユニットのモロク・サイクロプスと入れ替える。(召喚時デメリットの踏み倒す) 武身デッキにおいてタッチ採用した他種族を【武身】に入れ替える。 フレーバーテキスト 仲間だと思っていた者に裏切られた時、それはひどく悲しいものだ。だが裏切った本人は何も感じず笑顔の毎日を送っている。何故か?それは仲間だと思っていたのは自分だけだったからだ。 インターセプトボイス あの裏切り者~!! +エラッタ 2017年11月21日付修整リスト 発動条件に「コスト4以下のユニットが出た時」が追加当時はコスト5以上のユニットの強力なアビリティを使い回す運用が猛威を振るっていた。特にニードルアリゲーターでCPを補充し、星輝神ヌトを安全に呼び出す戦士デッキが問題視されていた。 関連項目 イラストパピヨンガール スポア・アクトレス センターポジション 方向性の違い 卒業 いつか私も オーディション 新センターポジション マルチタレント ソロ活動 幸せの形
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/33577.html
登録日:2016/01/24 Sun 21 24 30 更新日:2024/04/19 Fri 17 24 02NEW! 所要時間:約 26 分で読めます ▽タグ一覧 どうしてこうなった ウルトラマン スーパー戦隊シリーズ テコ入れ メタルヒーロー 一覧項目 仮面ライダー 大人になったら意味がわかる項目 大人の事情 改善から改悪まで 特撮 芸能界の光と影 芸能界の闇 路線変更 路線変更… それは創作物である以上、決して避けては通れない道である。 「あのラブコメ漫画がバトル路線に」 「芸人の腕だけが頼りだったトーク番組がグルメレポート番組に」 「ゴールデン降格」 「超大作アクションシリーズにいつの間にかギャルゲー要素が」 等々… 当然、特撮もこの運命から逃れられる事はない。 「視聴率がイマイチ伸びない」「玩具があんまり売れない」「スポンサーから要望が出た」といった他ジャンルでもよく見られるパターンも当然あるのだが、 生身の人間が作っている以上俳優・スタッフの都合という場合も少なからず存在する。 とりわけ70年代は特撮全盛期と言っていいほど様々な会社が番組を制作しており、「特撮の裏番組が特撮」という今では見られない組み合わせも存在していたのだ。 各局(各制作会社)は凌ぎを削ってあの手この手で視聴率を稼ごうと奮闘していたのである。 また、対象年齢がある程度幅広いアニメや漫画と違い特撮は基本的に子供をターゲットにしているため、感受性の高い年齢層である分、大人になった後も印象に残りやすいという点も見過ごせない。 「他とは違う大人っぽいヒーローが途中から一気にギャグキャラに」なんて事になって涙したファンは決して少なくないだろう。 その結果、「前の方が良かった。後半はつまらない」という感想が付いてしまったり、ごく一部ながら大成功を収めてしまう事もあるあたりは漫画とあまり変わらないのかもしれない。 また、中には視聴者ウケを気にする必要がなくなる最終盤において、当初の路線に近い作風に回帰するケースもある。 そしてこれが一番大事なことだが…… 一概に路線変更をしたからといって「成功」「失敗」と安易に決め付けるのは困難であるという点がある。 後述する『帰ってきたウルトラマン』のように視聴率を獲得するために路線変更を繰り返したが、その間にファンの間で評価の高い作品を多数生み出した例や、 『仮面ライダー響鬼』のように「前半が良かった」「いや後半の方が素晴らしい」「どっちも面白い」と10年以上経った今でも論争が絶えない例もある。 なお、『非公認戦隊アキバレンジャー』ではテコ入れを逆手にとった展開が終盤に多く見られる。 その内容は是非各自で確かめて欲しい。この手の項目が好きな人なら気に入ること請け合いである。 【路線変更の主な例】 ○ウルトラシリーズ [部分編集] ※『ウルトラQ』 元々はSF怪奇路線のミステリー番組『UNBALANCE』というタイトルで製作が始まっており、 制作初期は回によって「巨大植物」「巨人」「幽霊」「異次元列車」と作風が一定していなかったが、 「宇宙怪獣」が登場する「宇宙からの贈りもの」が試写で「怪獣路線の方が子供にも分かりやすく受けそう」と好評を得たことで、 以降の制作ではなるべく怪獣を出すという方針になり、既に脚本が完成済みの怪獣が登場しないエピソードにも登場するようになった。 第2クールからは完全に怪獣路線の制作となり、デザイナーの成田亨や高山良策を始めとして後の『ウルトラマン』を支えていくスタッフや監督達が参入するようになる。 放送回はシャッフルされたことで、結果的にバラエティに溢れる番組構成となり、視聴率は30%を越える大人気番組として成功した。 ※『ウルトラセブン』 『ウルトラマン』よりも高年齢層の視聴者のウケを狙ってドラマが強化されたが、 肝心の主役であるセブンがまともに戦わず、すぐに敵を倒してしまう 巨大化しなかったり、敵と戦うシーンすらない といったメインの視聴者層である児童には退屈な地味な展開が多くなってしまう。 監修の円谷英二からも「見せ場が悪くて面白くない」とはっきりダメ出しを食らっていた。 第二クール以降はドラマを重視しつつも、セブンと敵がまともに戦う展開が増えてエンタメ要素も強化され、ウルトラマンのカラータイマーのように活動時間も設定されたが、中盤以降は制作費が削減されてやはりセブンが敵とまともに戦わなかったり、「着ぐるみの登場しない」といった地味なエピソードも増えていく。 結果的に後半にかけて視聴率は時に16%とかなり低下してしまったが、最終回にて30%近くと名誉挽回の視聴率回復を成し遂げた。 ※『帰ってきたウルトラマン』 序盤は「特訓で技を生み出す」「主人公の郷秀樹が慢心してピンチに遭い挫折するが、改心して再起を図る」など、人間関係に重点を置いたストーリーだったが、メインの視聴者層である児童達がシリアスな話に感情移入しにくい事から作風を一転。 ウルトラセブンを登場させてウルトラマンに新兵器・ウルトラブレスレットを与えたり、キャストの都合からキャラクターの降板・交代を行うなどテコ入れが図られた。 登場する敵も、序盤は地球怪獣のみだったが、中盤の第18話からは宇宙怪獣が中心、終盤は宇宙人と宇宙怪獣のタッグが中心と変化している。 結果、隊長が交代した22話以降、それまで酷い時には14%と低かった視聴率は常時20%以上を維持するようになり、後半は30%間近にまで達するなど大成功を収めた。 ※『ウルトラマンA』 最初は「北斗星司と南夕子の2人がウルトラタッチで変身」という設定だったが、 「ごっこ遊びがしにくい」という理由と裏番組の『変身忍者 嵐』に対抗するため、急遽「夕子が月星人と判明して月に帰ってしまい、北斗が単身で変身する」という展開になってしまう。 夕子を演じていた星光子氏は後に円谷プロダクションと和解するものの、当初はこの展開に納得が行かなかったらしく、出演最後の回を収録した後は誰にも会わずに一人で去っていったとの事。(*1) ちなみにメインライターであった市川森一氏の初期構想によると、北斗と南の合体変身が続いていた場合の最終回は「決戦後にエースへの変身能力を喪失する代わりに2人の幸せな時間を手に入れる」というものであり、この案は後に映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』の方で(パラレルワールドではあるが)形を変えて結実する事となった。 他にもメインの悪役だった異次元人 ヤプールも一旦途中で全滅させて(残党は時折登場するが)『A』以前のウルトラシリーズで見られた「怪獣対組織」のパターンに回帰している。 ※『ウルトラマンレオ』 当時流行していたカンフーアクションを取り入れ、序盤はモロボシ・ダンによるハードな特訓が行われていたが、視聴者から「あれは本当に『ウルトラセブン』のモロボシ・ダンと同一人物なのでしょうか」といった旨の投書が来るなど受けが良くなかった。 また、帰ってきたウルトラマン初期のように特訓を行うために一度レオが負けるという展開が多かったため、レオが弱く見える弊害もあった。 これらの理由からやむを得ず路線を変更。『ウルトラマンタロウ』同様に怪奇シリーズや民話シリーズといったバラエティに富んだ話を放送するようになった。 ……が、それでも視聴率は回復しなかった上にオイルショックの影響で制作費が激減。 防衛チーム・MACの大幅なリストラや、従来の怪獣とは違い操演をメインとした円盤生物の登場など新機軸が生み出された。 時期的に元々番組終了が近かったこともあってか、スタッフの狂気の発露とも言われる凄まじい恐怖演出がこれでもかと盛り込まれており、またそれに立ち向かうレオの勇姿は一定の人気を集めている。 後述の『ストロンガー』同様に一旦シリーズを中断させる結果となってしまったものの、メインライターの田口成光氏は「『タロウ』の視聴率を越えるのは難しい」と考えていたらしく、元からシリーズに区切りをつける想定自体はしていたとか。 なお、他の路線変更案としてはウルトラ兄弟が円盤に乗って戦うというものもあったが、こちらの場合でもMAC全滅は変わらなかったという……。 ※『ウルトラマン80』 「なぜ今ウルトラマンを作らなければならないのか」「80年代のウルトラマンが今までと同じではいけない」ということで、『レオ』放送時に構想されていた主人公・矢的猛が「防衛隊に所属しながら教師としての一面も持つ」という設定が採用された。 『熱中時代』のような学園ドラマが人気を博していたこともあり(*2)、安全策を取って従来通りのウルトラマンで行こうとする円谷側に対して、TBS側のプロデューサーが強行したとされる。 しかし学校でのロケが困難を極めたこと、そして教育問題と怪獣の問題を合わせて書く事の難しさもあり、プロデューサーの異動もあって「やはり昔の路線で行こう」とTBS側が路線変更を提案。 中盤は教師設定はほぼ無かった事にされてSF路線になったが、視聴率はむしろ低下してしまい、後半は『タロウ』のような児童向けを意識した路線へと変更。 防衛チームUGMの隊員交代や初の戦うウルトラウーマン・ユリアンの導入など様々な手を尽くしたが、裏番組が『Dr.スランプ アラレちゃん』だったこともあり視聴率は振るわなかった。 なお、ユリアンの登場自体も女性隊員役のキャストが降板(*3)したことによるものであり、終盤の8話で没個性化を避けるというかなり苦し紛れの策であった。 後に『ウルトラマンメビウス』で教壇を退いた猛と教え子たちのその後が描かれた。 ○仮面ライダーシリーズ [部分編集] ※『仮面ライダー』 何と第1作目から既にテコ入れの嵐だった仮面ライダー。 当初は怪奇路線を前面に打ち出し、主人公である本郷猛の性格も悩める青年という感じであった。 視聴率は「苦戦した」と言われがちだが、実際のところ関西では第1話時点で20%超と初動からかなり好調で、関西での放送局であったMBSの庄野部長も「関東でもいずれ上がる。今バタバタして番組をいじるのはやめましょう」と平山亨Pに掛け合ったという。 しかし、その裏では本郷役の藤岡弘氏が撮影中に大怪我を負い降板という非常事態が発生し、番組存続のために大幅な改革を迫られることとなった。 そのため、藤岡氏の代打となるアクション要員の滝和也を登場させてとりあえず急場を凌ぎ、その後新主人公として佐々木剛氏演じる一文字隼人を投入。 更に(いろいろあって)「変身」ポーズという新要素を取り入れ、番組自体も大野剣友会によるアクションを前面に打ち出した明るい作風に変更した結果、本格的に人気が爆発することとなった。 藤岡氏の復帰後、佐々木氏が「藤岡の代役に過ぎない自分が居座っていては彼を食ってしまう」と降板を申し出たことから、スタッフが検討していたダブル主人公路線は取り止めになったが、その後も一文字の客演エピソードは度々取り入れられ、またサポート組織の少年ライダー隊や新たな敵ゲルショッカーの投入など、人気に甘えずに新基軸が積極的に投入されていった。 結果としてテコ入れは大成功し、シリーズ最長の98話が放送された。 なお、テコ入れ案の中には「滝が重傷を負い、本郷の手で改造手術を受けて『仮面ライダー3号』として生まれ変わる(*4)」というものもあったが、こちらは次回作『仮面ライダーV3』にて形を変えて導入される事に。 ※『仮面ライダーV3』 当初は1号・2号がV3の体に残した26の謎を解くという内容であり、2体の怪人を相手取っての2話完結方式となっていた。 しかし、ただでさえ1つの話に2話を費やして話のテンポが落ちた上、「敗北や特訓を経て自らの身体の秘密を解き明かす」という展開の都合上、苦戦や敗北が目立ったことで「V3が弱く見える」という問題点が指摘されるように。 そのため2クール目からはこの展開が取りやめになり、本編で明かされなかった秘密は雑誌記事などで紹介されるに留まった。 物語も従来通りの1話完結に戻り、宮内洋氏による文字通り体当たりのアクションをメインとして、前作のアクション・イベント重視の作風をよりブラッシュアップした内容になっている。 また、前作における滝和也のポジションとしてデストロンハンター・佐久間ケンが登場したが、こちらは人気が出なかったせいで途中降板となっている。 なお、視聴率自体は終始一貫して非常に高く、人気の衰えによる路線変更ではない。 特に関西での最高視聴率は現在でもシリーズ最高となる38%をマークしており、後年の主演俳優達は「V3が(来るのは人気がないということだから)来なくてもいいように頑張ってね」と脅されたという。 ※『仮面ライダーX』 ヒロインが当初の水城涼子とその双子の妹・霧子(演じている美山尚子氏の二役)からマコ・チコの2人組にバトンタッチされ(*5)、 敵組織のGOD機関も怪人のモチーフがギリシャ神話を元にした神話怪人から、歴史上の人物と動物の合成怪人である「GOD悪人軍団」へと変化している。 Xライダーはマーキュリー回路でパワーアップし、新必殺技「真空地獄車」を獲得。変身ポーズも「セタップ!」から「大変身!」へと変化したが、ファンの間では初期の「セタップ」が根強い人気を誇っている。 そして神敬介の髪型もサラサラのストレートからヤ○ザのようなパンチパーマに…… また、当初はライバル怪人アポロガイストの後釜としてブラックマルスという幹部の登場も予定されていたが、アポロガイストが予想以上の人気を獲得したため没になり、その後先述のGOD悪人軍団登場に伴ってメイン悪役がキングダークに移行したため、最後まで日の目を見ることはなかった。 なお、本作のこうしたテコ入れの多さは『マジンガーZ』といったロボットアニメがブームになった影響が大きいらしく、Xライダーがメカニカル要素に溢れているのもこの影響。 最終的には放送短縮に追い込まれたものの、現在では「ロボットアニメブームの中で孤軍奮闘した」と見る向きもある。 また、時期的に路線変更と言えるかは微妙なところだが、敬介の父親である神啓太郎が残した秘密基地・神ステーションがわずか2話で爆破という異例の短さになっている。 当初のメインライターであった長坂秀佳氏によると準備稿の段階ではこの展開はなかったらしく、「啓太郎を演じる田崎潤氏(*6)の処遇で何か問題があったのではないか」と推測している。 ※『仮面ライダーアマゾン』 「仮面ライダーの原点回帰」を謳った当初の路線が支持を得られず、途中から大きく路線変更して従来に近いアクション性重視の作風に舵を切った作品だが、 何より視聴者の度肝を抜いたのは急に日本語が流暢になるアマゾンだろう。最終回で白いスーツのまま南米に帰る姿に違和感を覚えた人は多いはずだ。 これは演じている岡崎徹氏も面食らったらしく、「どうせなら逆に日本語ペラペラにしてやれ」と思ったそうな。 なお、よく言われる話数の問題についてだが、これは制作局の毎日放送がNET系列(現在のテレビ朝日)からTBS系列に異動するのに伴い、当初から2クールでの放送が決まっていた事によるもので、打ち切り説はデマ。 また、敵組織がゲドンからガランダー帝国に変わるのも当初の予定通りだったとのこと。 ※『仮面ライダーストロンガー』 ロードムービーやバディドラマといった今までにない要素が取り入れられ、更にシリーズ初の変身するヒロイン・電波人間タックルも登場するなど意欲的な要素が多数盛り込まれたものの、 それまでの仮面ライダーシリーズにおいて見えていた視聴率低下の流れに歯止めをかけることはできず、全52話放送する予定が全32話に短縮。 そのため、局の「人気があるうちにシリーズを終わらせよう」という判断で「仮面ライダーシリーズの総決算」という方向に舵を切ることとなった。 当初の組織・ブラックサタンを上回る強敵・デルザー軍団の登場や、超電子ダイナモを使うための再改造を受けたストロンガーが1分間の制限つきながら改造超電子人間へとパワーアップを遂げる(ライダー史上初のフォームチェンジ)など、 来るべきライダーシリーズ最終回に向けて物語を盛り上げるべく、当初以上に攻めた試みが取り入れられ、更に終盤では過去作からレジェンドライダー達が続々と客演。 そして最終回では原作者の石ノ森章太郎本人がメガホンを取り、歴代7大仮面ライダーが全員オリジナルキャストで勢揃いした。 ※『仮面ライダー(新)』 初代同様に当初は怪奇路線を狙ってみたものの、「原点回帰」故に地味目な作風になってしまったことで人気は出ず、初期レギュラーが徐々に姿を消し(後に一人だけ復帰)(*7)、「仲間のバックアップを受け戦う」という構図が強調されるように。 第18話からプロデューサーとして参加した阿部征司氏の「明るく楽しい番組にしたい」という意向から主題歌がより明るいものに変更され、怪人にもコミカルなキャラクター性を持つものが多く登場するようになるなど、作品そのもののカラーもかなり明るくなっている。 また、当初のメインライターである伊上勝氏が、阿部氏が「行き詰まっている」と感じたことから途中降板となり、新たなメインライターとして江連卓氏が就任。 ただ強いヒーローが敵を倒すだけの話を嫌っていた江連氏の意向により、「肉体や精神の鍛錬によって過酷な戦いに打ち勝つ」という展開が中心となった。 主人公・スカイライダーは最大の特徴であった飛行能力・セイリングジャンプや、バイク体当たりで壁をぶち破るライダーブレイクがそれぞれ「空を飛べるとバイクに乗る意味がなくなる」「撮影に手間がかかる」という理由で、第13話を最後に使用されなくなってしまった(*8)他、パワーアップしたという触れ込みで体色が明るくなり、戦闘においては「99の必殺技」がプッシュされるようになった(*9)。 更に中盤は歴代ライダーの客演エピソードが多数盛り込まれた他、新たにコメディリリーフとしてがんがんじいが登場し、物語を盛り上げた。 このように大きく方向転換を図った結果、後半では無事に人気を取り戻すことに成功したようで、主演の村上弘明氏のスケジュールが確保しづらくなるまで放送は続けられた。 ちなみに『仮面ライダーディケイド』以降の客演では技術の進歩で普通に空を飛べるようになった……が、今度は「予算の都合」という事で飛行シーンはやはり少なめ。 ※『仮面ライダースーパー1』 当初は拳法とハードSFの組み合わせを売りにしていたが、局の編成の都合で第24話から時間帯が移動したことから、視聴者離れを防ぐべくテコ入れを敢行し、敵組織を悪の王国・ドグマからジンドグマに変更。 師匠の玄海老師と兄弟子の弁慶を死亡退場させ、代わりに初代の少年ライダー隊のリメイク的存在であるジュニアライダー隊を投入。 敵はコミカルなキャラが多くなり、ストーリーもかなり子供向けに変更されたが、最終盤は再びシリアスな空気が強くなり、ジュニアライダー隊の出番も短くなっている。 人気は衰えなかったが、一部地域ではドグマ編で放送終了したケースもあったため、「『スーパー1』はドグマ編で終わった」と勘違いした視聴者も多かったらしい。 ※『仮面ライダー剣』 「『職業ライダー』をプッシュしておきながら第1話で味方組織が壊滅」「公式サイトに掲載された登場人物の紹介文と実際の描写が全然違う」など制作側の連携が上手くいっておらず(*10)、 前半は空耳がネタにされる以外(*11)あまり放送当時の評判は良くなかったが、メインライターが今井詔二氏から後半は會川昇氏に交代。 交代して以降は終盤に近づくにつれて高い評価を得るようになり、最終的には10年以上経った今もネタ・ガチ双方でファンに愛される人気作品となった。 無論、「後半だけでなく物語を支えた前半も含めて好き」というファンも数多い。 ※『仮面ライダー響鬼』 特撮作品において、この手の話題になると真っ先に名が挙がる作品。 プロデューサー、メインライター変更という平成ライダーシリーズどころか特撮史上例を見ないスタッフの入れ替えが行われた作品。 スタッフ交代の理由は現在に至るまで公表されていないが(*12)、交代直後はスケジュールが相当逼迫していたそうで、後半のメインライターには「明後日までに1本書いてくれないと放送が落ちる」という依頼がなされたという証言や、 後にも先にも例を見ない3班同時撮影(1班あたり2話撮影のため、6話並行して撮影したということ)が行われるなど、当時はかなり危機的な状況だったことがうかがえる。 そのため、時間のかかるCGを使った巨大な敵・魔化魍は少なくなり、移動時間がないことから山中といった地方ロケも減少し、街でのロケが多くなった他、 基本的に善人しかいない(*13)登場人物の中で「態度は大きいが、実力が伴っていない」桐矢京介というキャラクターが書かれ、一部の役と役者の区別がつかない暴徒と化した前半ファンに中の人を含めた凄絶なまでのバッシングすらも行われた(これが原因で過剰なまでの前半持ち上げに嫌気がさし、後半擁護に鞍替えしたファンも多いと思われる)。 今でも「『響鬼」は前半まで」という人はいるが、「そこまで言われるほど悪くはない」「後半は後半で好み」「むしろ前半より好き」という意見も多く、 前半のプロデューサーがその後手掛けた作品が振るわなかったり新規の視聴者が増えた事もあり、放送から年月が経った現在では再評価の声も多く、当時の視聴者の中には冷静な目で評価を下す人も増えている。 ※『仮面ライダージオウ』 平成仮面ライダーシリーズ最終作であり、過去作からレジェンドライダーがオリキャスで出演するのをウリとしていた。 序盤はレジェンドライダーはライダーとしての力と記憶を失った状態で登場し、彼らから力を継承して歴代ライダーの姿を模した「ライダーアーマー」が次々と披露される展開が繰り広げられたが、「せっかくレジェンドが出演してるのに共演が見られないのが残念」という声も多々見られていた。 それに応えてなのか、中盤のミライダー編を経てのアナザージオウ登場を境に、レジェンドライダーが普通に力も記憶も保ったまま登場するようになり、共演が本格的に展開されるようになったが、代わりに「アナザーライダーとオリジナルのライダーは同時に存在できない」「アナザーライダーは同じライダーの力でしか倒せない」という設定がいつの間にか消失。 必然的にライダーアーマーへの変身もほぼ無くなり、半数以上のライダーアーマーが劇中未登場となった。 なお、ショートムービー『仮面ライダージオウ 補完計画』を展開してまで解説された上述のルールがいつの間にか消失したことについて、劇中では「時空の歪み」の一言で片付けられてしまっている。 レジェンドライダー達の活躍を再びTVで見られることを喜ぶ声が多かった一方、『ジオウ』は商業的には苦戦どころか、むしろシリーズの売り上げ最高記録を更新する大成功を収めていたため、路線変更の必要性を疑問視する声もある。 そもそも『ジオウ』自体が非常にクセが強く好き嫌いの分かれる作風なこともあり、「路線変更で物語が更に盛り上がった」と捉えるか、「軽はずみな思いつきで当初の路線を投げ捨てた」と捉えるかで賛否が大きく分かれる。 なお、劇中未登場のライダーアーマーもデザインはしっかり制作されており、食玩玩具「装動」やゲームなどで披露されてはいる。 アナザーライダーの設定がややこしかったとか、単純にスーツを作る予算が足りなかったのが原因なのではとか言ってはいけない ※『仮面ライダーゼロワン』 中盤までは予定通りに製作・放送されていたものの、新型コロナウイルスの流行による緊急事態宣言を受けて撮影が一時ストップ。 1ヶ月に渡る総集編を挟み、それ以降のシナリオが大きく変更。よく槍玉に挙げられるお仕事5番勝負編は予定通り。 当初の予定では「通信衛星アークが滅を乗っ取り、街の人々から悪意をラーニングして仮面ライダーアークワンに進化する」というシナリオだったが、 感染防止の観点から街の雑踏の中でのロケが不可能になった事に加えて、メインライターの高橋悠也氏が「このままでは或人の掲げる善意が表面的な物になってしまう」という意見を出した事により、シリーズでも類を見ない展開へと舵を切ることとなる。 また、『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』もコロナの影響で撮影・公開が冬に延期となり、当初の脚本通りの内容での撮影が困難とされていたが、 こちらはエス役の伊藤英明氏がスケジュール調整を施した事により、一部キャラクターの役回りこそ変更になったものの、概ね予定通りのストーリー内容で撮影が行われた。 ○スーパー戦隊シリーズ [部分編集] ※『秘密戦隊ゴレンジャー』 「ハード」→「コメディ」と大胆な路線変更を果たした作品の代表格として挙げられる事が多いが、実際にはコメディ変更後も鉄人仮面テムジン将軍などスリルのある話があるため、一概には言えない。 その代わり装備や技に関しては主なものでも ゴレンジャーストーム→ゴレンジャーハリケーン バリブルーン→バリドリーン ゴレンジャーマシーン→スターマシーン と大幅な変化が加えられている(*14)。 また、キレンジャー・大岩大太役を演じていた畠山麦氏が一時期舞台の都合で収録に参加出来なかったため、その間はだるま次郎氏が「二代目キレンジャー」となる熊野大五郎を演じた。 後に畠山氏が復帰したため、初代→二代目→初代という変則的な交代となる。 ※『ジャッカー電撃隊』 子供向けになり過ぎた前作からの反動でシリアスなスパイ路線を目指したものの、殺人や麻薬といった内容が子供には受けなかった為、次第にコミカル路線に戻る。 テコ入れとして当時流行していたスーパーカーを題材にしたエピソードを盛り込んだり、行動隊長・ビッグワンとコメディリリーフ・飾玉三郎を導入したが、 結果として視聴者は戻らずシリーズ初(そして2022年現在唯一)の打ち切りとなってしまった。 しかし、これを受けてかラスト2話では鉄の爪へのフィニッシュ以外は当初の路線を思わせるシリアスな作風に回帰している。 ※『超新星フラッシュマン』 当初は「地球を離れ、宇宙へと攫われた5人の戦士がそれぞれの親を探す」というストーリーだったが、 同時期に放送されていた『機動戦士ガンダムΖΖ』『時空戦士スピルバン』も肉親探しを話の主軸に置いていたため、それぞれのスポンサーだったバンダイから要素を変更するように意見が出る。 皮肉にも、最終的にはその3作全てが路線を変更することになった。 とはいっても、本作では完全に親探しの要素が捨てられたわけではなく、最終章では5人のうち1人だけではあるが家族の正体が明らかになっている。 ※『超獣戦隊ライブマン』 最初はレッドファルコン・イエローライオン・ブルードルフィンの3人のみの編成だったが、新ロボ・ライブボクサーの投入に伴いブラックバイソン・グリーンサイの2人を追加。 当時としては非常に衝撃的な展開であり、後続のシリーズにも大きな影響をもたらしたが、話の整合性が取れずスタッフも苦慮していたと見られるフシが所々に見受けられ、追加メンバーのキャラも初期メンバー3人に比べると視聴者に定着しなかった。 当時のキャスト達も「後から2人来るなんて知らなかった」と不満を露わにし、撮影時もギクシャクしていたと証言しているが、 レッドファルコン=天宮勇介役の嶋大輔氏は後に当時の複雑な心境を認めつつも「メンバー増加に伴ってスケジュールに余裕ができた分、作品を客観視できるようになった」とも発言している。 ※『高速戦隊ターボレンジャー』 当初は縦軸をあまり重視しない明るい作風で物語が進んでおり、ターボロボが歴代戦隊ロボで最高の売り上げ(現在も記録は破られていない)を記録するなど、人気自体は十分に獲得していた。 しかし、89年秋の放送枠改変に伴って放送時間が変更されることが決定し、「人気を維持するために物語を盛り上げる必要がある」と判断され、第三勢力として流れ暴魔ヤミマルを投入。三つ巴の抗争が繰り広げられ、物語もよりシリアス色を増していった。 また、放送枠変更後は当初の敵だった暴魔百族がほぼ壊滅し、流れ暴魔との因縁を軸に物語が展開されている。 玩具売り上げの好調は維持できたものの、東映の危惧通り視聴率は放送時間変更前に比べて低下してしまい、関係者の間ではシリーズ存続の是非を問う声も上がったという。 ※『地球戦隊ファイブマン』 『ウルトラマン80』同様の「教師でありながら戦士」という二足のわらじを履くヒーローにして、シリーズ初の兄弟戦隊。 当時としてはかなり斬新な作風だったものの、裏番組が『らんま1/2』、更に同時期に『特警ウインスペクター』と『勇者エクスカイザー』という2大怪物番組が放送、と悪条件が重なって視聴率・玩具売上共に苦戦した上、 『大戦隊ゴーグルファイブ』以来8年間もメインライターが変わっていなかったためか内外からマンネリ化を指摘されるようになる。 子供ウケを狙うべくマスコットキャラ・5くん人形や悪のライバル戦隊・銀河戦隊ギンガマンを投入し、強化装備としてファイブテクターやスーパーファイブボールが加わるなどアクション面の派手さも増した。 それでも視聴率の低下は止まらなかったが、敵幹部・初代艦長シュバリエが参加する頃にはシリアスな作風が評価されて視聴率も回復し、シリーズそのものの打ち切りは免れる事となった。 その1年後、徹底的に斬新なことをすべく生まれたのが『鳥人戦隊ジェットマン』だが、実は最高視聴率はこちらの方が上。 また、物語の根幹であった「兄弟先生」という要素そのものは最後までブレなかったため、現在では中盤のテコ入れの数々に対しても「マンネリ打破の意欲が見える」として再評価する意見もある。 ※『忍者戦隊カクレンジャー』 当初は敵である妖怪達は目立った組織としての活躍はなく、登場した妖怪に講釈師が解説を入れるなど明るくコミカルな作風だったが、中盤からは「青春激闘編」と称してハードな作風に転換し、講釈師もスポンサーからの苦情を受けて降板(後に1度だけ再登場)。 単発回では相変わらずギャグ回も少なくなかったが、ニンジャホワイト/鶴姫とその父親・白面郎にまつわるハードなエピソードが縦のシナリオの中心になり、その他のメンバーにもシリアスな主役回や熱い活躍回が多く盛り込まれたアクション性重視の路線になった。 最終的には当時の最高記録を更新する総売上を記録したため、路線変更は功を奏したと言えるだろう。 なお、この判断は売上対策のテコ入れだけでなく、「『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』で映像を流用しやすいよう、より変身後のシーンの多いオーソドックスなヒーローものにすべき」という意向もあった模様。 ※『超力戦隊オーレンジャー』 こちらは『カクレンジャー』とは違い、「シリアス→コミカル」へと路線変更を余儀なくされた作品(*15)。 視聴率が苦戦した事も理由として挙げられるが、それ以外にも阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件などリアルでハードな出来事が相次いだ為、方針転換を余儀なくされたのが実情である。 ハイターゲットからは不評もあったものの子供達からはむしろ歓迎されたらしく、玩具売上は上々の業績を記録。書籍や映像ソフトも含めた総売上でもシリーズの最高記録を更新し、百獣戦隊ガオレンジャーに抜かれるまで6年間に渡ってシリーズ最高記録を保ち続ける大成功となった(*16)。 視聴率不振も、当時の習い事ブームの影響から録画で済ませた子供達が多かったことも一因のようだ。 ○メタルヒーローシリーズ [部分編集] ※『巨獣特捜ジャスピオン』 挿入歌で「銀河のターザン」と歌われているとおり、「等身大のヒーローが巨大な怪獣に立ち向かっていく」という設定だったが、路線変更のため後期は等身大の敵も多く登場するようになる。 また、ヒロインのアンドロイド・アンリも放送開始当初は「オイラ」などの男言葉を多用していたが、後に「言語チップを交換した」という設定で女性らしい言葉遣いへと変化している。 ※『時空戦士スピルバン』 メタルヒーロー初のダブル変身体制や充実した武装・メカなど盛り沢山の要素を売りにし、当初はスピルバンの肉親探しや敵組織ワーラー帝国に操られた実の姉・ヘレンとの望まざる戦い、 ワーラー幹部たちの確執などを主としたシリアスなストーリーが展開されたが、 上記のとおり、スポンサーであったバンダイからの路線変更を迫られ、新幹部ギローチン皇帝が登場しヘレンの洗脳が解け新戦士ヘレンレディとしてスピルバン一行に加わり、ストーリーもコミカルさが強調されるようになった。 もっとも、第1話から「ペアでドッキリ!コンビで結晶」といったサブタイトルなど、コミカル要素が元々無かったわけでもない。 ※『超人機メタルダー』 「第1話で主人公が倒される」など当初はハードな作風を売りとしていたが、やり過ぎて視聴率も玩具売上も(*17)苦戦。 引田天功氏をゲストに呼んでマジック対決を行ったり、悪の軍団に運動会を行わせたりとコミカルなエピソードが展開された他、メタルダーに派手な新必殺技「メタルボンバー」が加わるなど低年齢層を意識したテコ入れが行われる。 しかし数字は回復せず、打ち切りが決まった為「どうせなら」と最終盤はシリアス路線に回帰。 また、後番組『世界忍者戦ジライヤ』の放送が遅延したことで急遽2話だけ放送が延長されており、キャラ崩壊したまま第36話で退場したはずだった凱聖バルスキーの真の最後の戦いは同作でも屈指の名シーンとして評価が高い。 ※『特救指令ソルブレイン』 全編に渡ってハードかつシリアスな作風で、刑事ドラマの要素を強くするために戦闘シーン以上に捜査のシーンが長いこともあった。 その為、視聴率も玩具売上も前作より下がってしまった。 それに対処すべく、テコ入れとして敵キャラの高岡隆一が準レギュラーとなり、前作の主人公・香川竜馬がナイトファイヤーとなってレギュラー化した。 ただし竜馬の方は「ソルブレインとは所属が違う」という理由付けで物語にはあまり関らず、ピンチの時に駆けつけて援護してくれるサポーターとしての活躍が多かったため、番組の主人公自体は一貫してソルブレイバーが務めている。 ※『特捜エクシードラフト』 前々作『特警ウインスペクター』前作『特救指令ソルブレイン』とは別の世界という設定だったが、 終盤になり前2作のトップ・正木俊介警視総監が登場。これによりレスキューポリスシリーズ3作は全て同じ時間軸の話となった。 また、天使ミカエルが姿を変えた少女・ミカと悪魔が正体の大門による「神と悪魔の戦い」というシリーズでもトップクラスの壮大なスケールとなった。 ※『特捜ロボ ジャンパーソン』 主題歌の「教えてくれ、君は誰だ」から分かるように、放送開始当初のジャンパーソンは「正体不明の謎のロボ」という設定。 物語も主に人間の刑事や敵役、ゲストキャラからの視点で語られる事が多かったが、 中盤で基地が登場してからはレギュラーキャラが一新され、主にジャンパーソン側からの視点による物語が展開されていった。 加えて、後にガンギブソンが登場してからは集団ヒーロー路線に変更された。 ※『ブルースワット』 対象年齢を幼稚園から小学校高学年へと引き上げた本作は徹底したリアリティ路線が取られ、 サブタイトルも「ビギニング!!」「ザ・ミッション」など英語によるものだったが、同時期の『カクレンジャー』と比べて子供人気が今ひとつだったため、 「敵のエイリアンを組織化(*18)」「宇宙の戦士」という設定の新戦士ゴールドプラチナムや、主人公ショウの強化装備シルバニックギアとドラムガンナーの登場(*19)などのテコ入れが行われた。 ……まあ、何といっても一番の変化は「ズッコケ新隊員」だの「突撃爺ちゃん魂」だのというメタルヒーローではよくある脱力もののサブタイトルだが。 ただ、サブタイトルの変化が露骨過ぎるだけで作風そのものは比較的緩やかに変更されており、また2クール目以降も当初の路線を思わせるシリアスなエピソードは時折見られた。 ※『ビーファイターカブト』 前半は1話完結方式でメルザード怪人も一体ずつによる子供に分かりやすく、前作以上に低年齢層向けとしての側面が強調されている。 後半以降から連続ドラマ方式になり、先代ビーファイターがゲストで登場。敵・味方双方に追加戦士として新たなビーファイターが登場した(既存メンバーも合わせると計14名)が、メルザード怪人が登場しなくなった。 しかし、玩具の売り上げは前作に及ばず、大甲神カブテリオスと並ぶ目玉商品となる予定だった邪甲神クワガタイタンの発売は中止されてしまった(*20) 次回作はバトルアクション路線からの大きな方向転換を余儀なくされ、本番組の続編「シーファイター」の原案は没となり、ホームコメディ路線の「ビーロボカブタック」の誕生である。 ※『テツワン探偵ロボタック』 前半は謎解きと前作『ビーロボカブタック』同様ゲーム方式の「シュビドゥバッジ(カブタックのスターピースのようなもの)」争奪戦で集めるとアイテムをゲットできるという方式だったが、 後半からはトラボルト登場以降ゲーム方式を廃止し、謎解きと戦闘メインでキーアイテム「試練の書」とランドツールをゲットするという方式に変わった。 縦軸のストーリーもシリアス色を増したものの、元々「ランドツールを手に入れなければハラッパ国が滅亡してしまう」という設定自体は最序盤で既に提示されており、各エピソードのコメディ要素も健在だったため、他番組ほど露骨に番組カラーが変わることはなかった。 平均視聴率は前作を上回ったものの玩具売上は低下し、更に次作『燃えろ!!ロボコン』を石ノ森章太郎氏の一周忌に合わせて放送する事が決まった結果、当初は1年の予定だった本作は全45話に短縮されてしまった。 これにより、『宇宙刑事ギャバン』から始まった『メタルヒーローシリーズ』は終止符を打ち、『燃えろ!!ロボコン』、『平成仮面ライダーシリーズ』に移行するのであった。 ○その他作品 [部分編集] ※『ゴジラシリーズ』 第1作『ゴジラ』はホラー路線だったが、次作『ゴジラの逆襲』ではもう一頭の怪獣が登場し猛獣の格闘が描かれ、第3作『キングコング対ゴジラ』から「怪獣プロレス」へと路線が変わっていった。 『三大怪獣 地球最大の決戦』以降は侵略者や悪役怪獣とゴジラの戦いが描かれることになり、当初は恐怖の象徴、かつ人間の犠牲者として描かれていたゴジラもヒーロー性が強くなっていく。 ゴジラの息子のミニラ登場、アンギラスの味方としての再登場、怪獣達が平和に暮らす怪獣ランド(怪獣島)の設定等、ゴジラをはじめ怪獣達は親しみやすいキャラクターとなっていった。 昭和シリーズ終盤ではゴジラは完全に人類の味方、正義のヒーローとして描かれている。 その後も怪獣プロレス路線が強くなった平成VSシリーズ、ミレニアムシリーズを経つつも、度々第1作への回帰が試みられている。 ※『鉄腕アトム』(実写版) アニメ版が始まる少し前に松崎プロで作られた実写版ドラマ。 当初は低予算かつチープながらもアトムの世界観を再現しようと苦心していたのだが、 途中からアトムの体がオリジナルデザインの銀スーツへと変わり、何と車にも乗る。天馬博士が見たら泣くぞ… 原作者の手塚治虫氏本人もこの実写化は不本意だったらしく、後のアニメ化の原動力となったそうだ。 ※『キャプテンウルトラ』 レギュラーキャラクターの一人・キケロのジョーが子供人気を得られなかった為12話で降板。 またレギュラーの敵だったバンデル星人も12話で全滅、13話からは「怪獣ぞくぞくシリーズ」となって、毎回登場する新怪獣達と戦うようになった。 一方ストーリーは怪奇色が強くなり、アクションシーンはむしろ減少。最終話に至っては戦闘シーンも殆どない。 ※『スペクトルマン』 敵側がタイトルになった『宇宙猿人ゴリ』という番組名で最初は裏番組が『巨人の星』であったため当初は視聴率で苦戦したのだが、次第に人気を獲得。 それによって増えた視聴者から「悪役が主人公なわけじゃないだろ」とのツッコミを受け、『宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン』、そして『スペクトルマン』と変遷を重ねた。 当初ゴリ中心であったがタイトル変更に伴い物語もスペクトルマンこと蒲生譲二中心の話に変更され、序盤のようなスペクトルマンが苦戦する場面も減っている。 所属する組織も当初「公害Gメン」となっていたが、より低年齢層の指示を獲得するために名称を「怪獣Gメン」に改称。 ※『好き!すき!!魔女先生』 「月から来た魔法を使える先生・月ひかるが生徒と共に悩みを解決する」という話だったが、 変身ヒーローブームを受けて月ひかる先生をアンドロ仮面として戦わせる事に。 本作は予定通り2クールでの終了を迎えたが、もし番組が続いていたら更にスーツっぽくなっていたそうな… なお、本作は番組終了後に「主演女優が凄惨な殺人事件の犠牲者になる」という衝撃的すぎる結末を迎えた。 犯人となった婚約者の役者は同じ石ノ森章太郎氏原作の『仮面ライダー』のヤモゲラスの人間体であった。 石ノ森先生も主演女優の凄惨な死を嘆き、後年に彼女の幽霊が石ノ森氏のもとに現れたという奇談がまことしやかに囁かれている。 ※『シルバー仮面』 裏番組である『ミラーマン』との視聴率競争に勝つ為、11話でそれまでの等身大ヒーローから巨大ヒーローものへと変更。 番組名も『シルバー仮面ジャイアント』に改題された。主演の柴俊夫氏によると、「これでようやく視聴率が回復した」との事で、 視聴率的には届かなかったものの、『ミラーマン』を見ていた子供たちに興味を移す事に成功した。 また、作中におけるキーアイテム・光子ロケットの設計図は春日兄弟全員の体に隠されているという設定だったが、 末妹・はるかが降板したため「実は光子ロケットは完成しており、隠し扉ははるか以外の全員がいなくては開けられない」と大幅な変更が加えられた。 ※『ミラーマン』 開始当初は「シャープで硬質なドラマの制作」を目指し、主人公の鏡京太郎が人外の身の上に苦悩する様や怪奇色の強いエピソード群を売りとしていた。 防衛チームのSGMもあくまで敵の撃退ではなく調査や検証が目的。そのため敵であるインベーダーに対しては後手に回ることも多かった。 しかし、視聴率が初回ピークに下降しつつあった上、第二次変身ブームの到来によってライバル番組が激増したため路線変更が決定。 SGMは移動戦闘機・ジャンボフェニックスを擁する武装組織に刷新され、ミラーマン自体もエネルギー時限爆弾を埋め込まれ戦闘に時間制限が生まれた。戦闘シーンにおいても複数の怪獣の登場や派手な特撮が増加し、全体的にアクション性の強化が図られている。 ストーリーもハードなものからバラエティに富んだものに変化したが、終盤になると元のようにシリアスな回も多い。 また、路線変更後はインベーダーの戦略がそれまで以上に凶悪性を増しており、ミラーマンの弱体化もあって「全体的なパワーバランスは路線変更前とそれほど変わっていない」という意見もしばしば見られる。 ※『変身忍者 嵐』 第21話から怪人が血車党の化身忍者から悪魔道人率いる西洋妖怪軍団に変更。 またハヤテを助ける謎の戦士「月の輪」が登場するようになった。 嵐の必殺技も「秘剣影うつし」という時代劇溢れる技から眼からビームを発射する「ガンビーム」と時代性もへったくれも無くなった。 嵐に変身するハヤテの衣装もそれまでのブルーから銀色のデザインへと変更となった。 また、何の脈絡もなくファイティング原田や高見山、沢村忠と言った名だたる格闘家たちが本人役でゲスト出演するようになった。 終盤では血車党を陰から操っていた大魔王サタンが登場した。 ※『愛の戦士レインボーマン』 本作は各話完結ではなく続きモノ(1クールにつき1エピソード)という方式でストーリーが展開しており、1クール目の「キャッツアイ編」の時点では敵キャラのバリエーションはさほど多くなく(戦闘員くらいしかいない)、主人公が戦う相手は“強い敵”というよりかは“卑劣な罠”であった。 が、2クール目の「M作戦編」で戦闘シーンに若干の見直しが図られ、他のヒーロー作品と同じように悪の怪人と戦うようになった。 ※『アイアンキング』 敵組織は巨大ロボットを操る「日本の転覆を目的とする先住民族の生き残り」という設定の不知火一族だったが、 流石に思想的に過激すぎたのか怪獣型ロボットを操るテロ組織「独立幻野党」を間に挟み、宇虫怪獣に変身する宇虫人タイタニアンへと変更。 また、当初はアイアンキングは巨大ヒーローでありながら巨大な敵に止めをさせず、人間である弦太郎がトドメをさしていたが、 独立幻野党の最後の敵・クマゴロスからはアイアンキングが光線技でトドメをさすようになった。 ※『ファイヤーマン』 怪獣を恐竜型のシンプルなデザインにするなど「特撮の原点回帰」を目指したが視聴率は低迷。 中盤以降はコミカルな怪獣が登場した。 ※『人造人間キカイダー』 当初はメインライターの伊上勝氏の売りであったストレートな勧善懲悪をメインとしていたが、氏が『仮面ライダーV3』に参加することになったため、準備のため25話を最後に降板し、後任として長坂秀佳氏が(本人曰く「乗っ取る形で」)メインライターに就任。 長坂氏から「石ノ森漫画版の『正気と悪の狭間での苦悩』が活かされていない」という指摘があったため、以降は善悪二元論だけでは割り切れない入り組んだ人間模様が多く取り入れられるようになった。 また、終盤になると縦軸もより強く意識されるようになり、1話完結に留まらない連ドラ性の強い物語が展開されている。 ※『キカイダー01』 人気自体は問題なく獲得できており、序盤の山場であった敵組織の移行(ハカイダー部隊→シャドウ)も滞りなく進んだものの、 ジロー役の伴大介氏が後述の『イナズマン』の主演に決定したことから2クール目中盤で降板。イチローの新たな相棒として女性戦士のマリ/ビジンダーが投入された。 しかし、スタッフが苦悩知らずで完全無欠の戦士であるイチローのヒーロー性に対して次第に疑問を感じるようになっていったため、物語の中心は人間と機械の間で苦悩し、人間的な厚みを持つマリにシフト。 そして後半にワルダーが登場すると、縦の物語はほぼマリとワルダーが担当し、イチローは脇役同然となってしまった。 とはいえマリとワルダーの物語そのものの評価は高く、結果的に番組の人気は当初よりも更に上がったとのこと。 路線変更の一環としてキャストを変更したのではなく、キャスト変更がきっかけとなって路線変更が行われたという珍しい例である。 また、ちょうどこの頃からはオイルショックの影響で製作費が激減したため、怪人の造形も露骨に低予算感の漂うものとなっていった。 ※『イナズマン』 「2段変身するヒーロー」という当時としては非常に斬新なヒーロー像が打ち出され、サポート組織の少年同盟も超能力者の子供で構成、と新基軸が打ち出されたものの、既に第一次変身ブームが峠を迎えていたこともあって視聴率は苦戦。その上、上述のキカイダー01と同じくオイルショックの煽りもモロに受けて深刻な業績不振に陥ってしまった。 これを受けて番組のリニューアルが決定し、3クール目からはキャストや設定、デザイン群を一新して『イナズマンF』に改題。 そしてそれを踏まえ、原作者の石ノ森章太郎が監督と脚本を担当した第11話からは勧善懲悪のヒーロードラマから人間ドラマを中心とした方針に転換された。 当初よりいまひとつ活かしきれておらず支持を得られなかった少年同盟は出番が大幅に減少し、改題後はコメディリリーフの丸目豪作共々バッサリとカットされた(*21)。 ドラマ重視ということでアクションシーンも減少したため、スポンサーへの配慮としてED後のミニコーナー「イナズマンFアクション・タイム」が設けられた。 シリアス・ハード路線からヒーロー・コミカル路線になるという例は多いが、この作品はその逆の路線変更をされたという珍しい例となった。 ※『風雲ライオン丸』 好調だった前作『怪傑ライオン丸』との差別化を図るため、今作のライオン丸はヘルメットのような兜を装着したデザインとなったが、 「メスのライオンみたい」と不評を受けた為、兜を外しタテガミを露出した一般的なライオンの顔となった。 『AZITO3』では双方のデザインが取り入れられている。 ※『スーパーロボット レッドバロン』 当初は鉄面党が強奪した世界各地のロボットと戦う設定だったが、21話からはギラスQ率いる上部組織・宇宙鉄面党が登場。 レッドバロンもスペースウイングスという翼を付け、宇宙・空中戦も可能となった。 また、この種の作品にしては珍しく勧善懲悪の明朗な話(*22)からシリアスなドラマへと、他の作品と真逆のストーリー性を生み出している。 ※『電人ザボーガー』 第39話から敵組織がΣから魔神三つ首率いる恐竜軍団に変わり、「電人ザボーガー対恐竜軍団シリーズ」のサブタイトルが付くようになったが、 主題歌は最終回まで「怪奇の事件は Σの仕業」のままだった(*23)。 また、ザボーガーもストロングザボーガーへとパワーアップ。番組の人気に貢献した。 ※『がんばれ!!ロボコン』 2年近い超ロングランシリーズとなったため、ロボコンとヒロイン・ロビン、ガンツ先生以外のロボット学校の生徒達が続々変更。 ロボコンの居候先も大山家から小川家へと変更となった他、ロビンの設定がロボットから「バレリーナ星の王女様」へと変えられた。 ※『アクマイザー3』 主人公の一人・ザビタンはアクマ族という設定のため、当初は他の姿を持たなかったが、 途中で「変わるんだら~!」の呪文と共に人間体・南雲健二へと変身する能力を手に入れた。 ストーリーも勧善懲悪色やコメディ要素が濃くなっていく。 ※『宇宙鉄人キョーダイン』 スカイゼル・グランゼルの二人は当初「オープンフェイス」の掛け声と共に頭部が開き、 中のモニターに元となった人格の譲治と竜治の顔が浮かび上がる設定だったが、 後にキョーダイヤの力で譲治と竜治の姿のホログラフィーを作る事に成功。 敵組織・ダダ星も闇将軍ガブリンやガブリンクィーン、デス五人衆、更にデス五人衆をつぶして作ったブラックナイトと言った新幹部が続々登場した(それとともに一般怪人は登場しなくなる)。 ちなみに放送当時連載された成井紀郎によるコミカライズ版も、中途から極端な路線変更を遂げた作品として有名。 ※『ザ・カゲスター』 当初は特殊能力を持った犯罪者と戦い、これを警察に突き出すというアメコミ風な展開だったが、スタッフの間で「いくら悪人でもヒーローが生身の人間を倒すのは虐めのように見える」という意見が持ち上がったため1クールで終了。 世界征服を狙う悪の組織・サタン帝国が登場し、敵も人間から怪人へと変わってしまった。エピソードによっては人間が敵組織によって改造された怪人が登場している。 カゲスターもまんまライダーキックなカゲキックを決め技に使うようになる。 また、本作の主人公である姿影夫は東映特撮の中でも珍しくサラリーマンを職業としており、 頻繁に会社を抜け出すため大事なプレゼンを台無しにする、同じ部署の同僚が連帯責任で残業となって嫌味を言われるといったサラリーマンならではの描写が見られたが、 2クール目からヒロインの経営するショップに出向となり、会社での描写は一切登場しなくなった。 最後まで一貫して描かれたのは、ヒロインが影夫の勤める会社の社長令嬢で、常に影夫を尻に敷いているという今やった方が受けが良さそうな設定ぐらいである。 ※『大鉄人17』 大鉄人17は当初目の電飾部分を変える事によって「YES」「NO」を使い分けていたが、後に自己改良で言葉を喋るようになる。 同時に、17の変形機構の一つ・飛行17が省略され、戦闘17(いわゆるロボット形態)のまま空を飛んで戦うようになった。 また、それまでシリアス一辺倒だったレッドマフラー隊(*24)にコメディリリーフ・ガンテツこと岩山鉄五郎が押しかけ加入。作品を盛り上げた。 ※『ボイスラッガー』 当初はそれまでの特撮のパロディや内輪ネタをふんだんに使ったコミカルなストーリーだったが、第7話からシリアスな作風に転向。 ゲスト出演や敵怪人も全く出てこなかったため、深夜枠だったことも重なり元々視聴率の低い作品が尚更数字の低下を招いた。 ※DCエクステンデッド・ユニバース/DCフィルムズ・ユニバース バットマン・スーパーマン・ワンダーウーマン達が活躍するDCコミック原作のスーパーヒーロー映画シリーズ。 当初はクリストファー・ノーランやザック・スナイダーらが参加しており、『ダークナイトトリロジー』を思わせるシリアスな作風かつ連続性を意識した内容だったが、大ヒットしたマーベル・シネマティック・ユニバースの成功を意識しすぎるあまり、ユニバースを早期構築しようとする制作側の焦りや、 『ジャスティス・リーグ』に向けた伏線が原作未読では理解できないなど、興行面はともかく観客や批評家からは賛否両論な作品が相次いだ。 MCUに近い明るい作風へとシフトした『ワンダーウーマン』でようやく高評価を受けたのも束の間、制作上の紆余曲折を経て公開された『ジャスティス・リーグ』(劇場公開版)はファンが望んでいた作品とは言い難く、興行的にも失敗作となった。 結果、『アクアマン』以降はクロスオーバー要素を抑え、単作での完成度を重視するようになった。 ……が、製作陣・俳優陣のゴタゴタやアメコミ映画ブームが下火になりつつある状況に巻き込まれたことが祟ってか、『アクアマン 失われた王国』を以て事実上の打ち切りとなり、ジェームズ・ガンとピーター・サフラン主導の「DCユニバース」に移行することとなった。 なお、『ブルービートル』これまでのDCEU作品と異なり、日本国内においてはDVDスルーという憂き目に…… ※『パワーレンジャー ・ターボ』 『激走戦隊カーレンジャー』の北米リメイク版。 原典から引き継いだコメディ要素が不評だったことに加え、5シーズンに渡って同じような学園ドラマを続けてきたことによるマンネリ化もあって視聴者が次第に飽き始めるように。 玩具売上の方も、既にトランスフォーマーシリーズがシェアの大半を握っていた「車モチーフのロボット玩具」ということから低迷していたという。 これを受けて『ターボ』からの新キャラであるブルーレンジャーのジャスティンを除き、味方側レギュラーキャラを全員交代させるというかなり思い切ったテコ入れに踏み切った。 さらに、それまではあまり重視されていなかった縦軸のシナリオにも力が入るようになり、より連続性を打ち出した物語が展開された。 大人気キャラのトミーを始めとしたお馴染みのキャラの引退はかえって視聴者離れを加速させる結果となってしまい、「次のシーズンでパワーレンジャーは打ち切り」と宣告されてしまうが、 シリーズ完結作として製作された次作『パワーレンジャー・イン・スペース』は『ターボ』で打ち出したドラマ性重視の路線をさらに強化したことで人気を獲得。打ち切りも無事に撤回された。 追記・修正はカラータイマーを追加し、先輩戦士を投入し、キャストや一部スタッフを降板させながらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2018-03-01 23 20 55) テコ入れされたけど、基本方針は変わってないとか、登場人物の途中参加、退場程度の小さな変更は、路線変更とは違うような -- 名無しさん (2018-03-02 09 28 36) エグゼイドは大筋は変わっていないそうだけど、土管社長と貴利矢さんの事情的に路線変更レベルで物語が変わっているのではないかと邪推してしまうwいい意味でだけど -- 名無しさん (2018-03-02 09 38 25) ↑最終的な結末=ライダークロニクルのラスボスになったクロノスを倒すということなら大筋は変わってないと言ってもいいでしょ -- 名無しさん (2018-03-02 15 03 29) 『いつまでも 有ると思うな 最初の設定』怪獣vowにあったなあ -- 名無しさん (2018-03-02 15 09 21) ↑4 路線変更(連載漫画)とは明らかに基準が違う……けど多分この項目の立項自体が『ウルトラマンレオ』とか『仮面ライダー』とかの例を念頭に置いてるっぽいしなあ -- 名無しさん (2018-03-02 21 01 13) うーん、戦隊で思ったのだがルパパトのパワーアップルパン偏重も路線変更に該当するんかな。 -- 名無しさん (2018-11-28 21 02 59) ↑色々あるけどテコ入れ≠路線変更だぞ。当然そういう部分もあるにはあるが厳密にはそうではない -- 名無しさん (2019-01-13 16 11 17) そもそも快盗戦隊VS警察戦隊は快盗戦隊側にドラマ性が向いてて警察戦隊側はただ世界の平和を守ることが目的だったからな -- 名無しさん (2019-06-23 09 03 55) ボイスラッガーは路線変更とかじゃなく元々そういう予定だったんじゃないのか? -- 名無しさん (2019-06-23 21 29 26) 昭和ウルトラマンは初代、セブン、タロウ以外新しい要素を入れるけど途中で辞めてる -- 名無しさん (2019-08-20 17 46 58) ゴールドプラチナムは文字通り「許せねぇー!!」 -- 名無しさん (2019-09-09 07 31 09) スーパー1は番組改編の煽りでドグマ編で終わってしまった局があったのも誤解の原因だったみたいだね -- 名無しさん (2019-12-28 18 49 01) ここに入るかは微妙だけど、仮面ライダージオウも当てはまりそう。前半では、アナザーライダーをその元のライダーの年に生み出して、本来のライダーの歴史を消し去っていったが、後半になると、アナザーライダーを2019年に生み出した上、元のライダーの歴史も消えないようにした、とか。 -- 名無しさん (2020-02-14 17 38 42) ↑それは路線変更って程じゃない -- 名無しさん (2020-02-16 10 19 31) 路線変更の話ならジャンパーソンもありですね。JPは当初謎のロボットという設定で主に刑事やゲストキャラ敵対組織といったヒーロー以外のキャラがエピソードの主役となる傾向にあったけど、中盤で秘密基地が公開された前後からJP視線の王道ヒーロー的物語に変わっていたし。 -- 名無しさん (2020-03-16 07 54 29) ガンダムZZは観てないから知らないけど、「超新星フラッシュマン」と「時空戦士スピルバン」は、正直この項目のような事態には全くなっていない印象。どちらも肉親探しを最後まで投げ出したりはしなかったし、スピルバンに至っては、ヘレン加入後のストーリー後半の方がシリアスだ(デスゼロウ将軍がキャラ崩壊したこと以外は) -- 名無しさん (2020-09-11 21 19 55) 2クール目以降のブルースワットも当初の路線を思わせるハードな作風のエピソードは少なくないし、作風が変わったと言うよりも幅が広がったって印象。ハイパーショウやドラムガンナーも販促フィルムである以上後付けかは疑わしいし、玩具的なテコ入れはそれこそプラチナムとブルーストライカーくらいだと思う -- 名無しさん (2020-10-16 17 52 21) ↑2 ΖΖは「偶然の事故で敵組織にさらわれてしまった主人公の妹を助けにいくはずでした(そのために主人公機に爆薬をくくりつけて敵艦隊に乗り込み、妹はどこか尋ねに行くような無茶もやったりします)」→「妹が逃げ込んだ建物が敵機体の墜落に巻き込まれ炎に包まれ主人公達は妹は死んだものと諦めます」→「エピローグで実は妹は助けられていたことが分かり、木星圈へと旅立つ主人公を仲間達と共に見送りました」だから最終的には妹は助かったものの「妹を探す」路線は完全に途切れてますね -- 名無しさん (2020-12-24 20 39 35) 大魔神カノンがどうだろうが俺は響鬼は前半の方が好き -- 名無しさん (2020-12-24 21 21 02) ↑だからって後半を無碍にしていい理由にもならない。自分みたいに路線変更は英断だったと受け止めてる視聴者もいるのだから -- 名無しさん (2021-07-16 00 30 34) ↑7 ジオウ後半はどう見ても路線変更だろ…わざわざ有料で補完計画までやった設定を投げ捨てて普通にレジェンド変身させてたのが路線変更じゃなきゃなんなのか -- 名無しさん (2021-08-17 11 57 42) 展開が進んで敵が増えたり黒幕が出てくるのを路線変更としている粗末な部分が多すぎないか? プロデューサーや監督がインタビューで変えたって証言したものだけにしろよ -- 名無しさん (2021-08-17 13 29 39) 響鬼の真相は未だに明かされてないけど視聴者の間では予算や人気ではなくスケジュール管理、もしくは現場の人間関係の問題だったんじゃないかという見方が近年では割と強い…ような気がする -- 名無しさん (2021-11-08 23 38 46) ↑3 今更だが、17話以降も補完計画してほしかった。 -- 名無しさん (2021-11-09 01 14 52) しかしアーマーの制作費用が掛かるから路線変更もしゃーない -- 名無しさん (2021-11-20 22 08 43) 最近の特撮は販促ノルマかなりキツくなってる印象強い中、ルパパトはよくあそこまでやりきってくれたなと -- 名無しさん (2021-11-30 23 25 14) 予算押さえたきゃ放送話数減らせばいいじゃん。今の不況で一年作品続けるなんぞ無謀だぞ。1シーズンないし1月程度の作品は良作が多い -- 名無しさん (2022-01-17 20 48 29) ↑おもちゃの販促の観点でいうと一年のほうがいい -- 名無しさん (2022-01-17 21 21 50) なにより、放送期間短縮したとして、それで空いた放送枠はどうすんの?って話にもなるし -- 名無しさん (2022-01-17 21 42 18) 羅列項目なんか珍しくもないけど、その中でも自分の知ってること書き連ねたいがために立てたような項目やな… わざわざ語り草にするほどの路線変更って響鬼ぐらいじゃねえの -- 名無しさん (2022-01-18 14 07 08) 神ステーションが第2話で自爆というのは果たして路線変更に当たるのか、敬介の自覚を促すという最初からの盛り込みじゃなかったのか -- 名無しさん (2022-02-18 21 55 56) ↑仮面ライダーXや巨獣特捜ジャスピオンなど、思いきった路線変更が異常なくらい早いタイミングで来る例は、さすがに“仕様”だと自分も思うな。もしかしたら、企画段階くらいの時点で「こういう構想があったんだけど予算や手間が掛かりすぎることに後になって気付き、大慌てで世界観をリセットして軌道修正した」みたいな問題があったのかもしれないけどね。 -- 名無しさん (2022-04-18 19 00 25) 少なくとも第2話準備稿の段階では神ステーションの自爆の件は入ってなかったらしい。ただパイロット回が作られるのは放送の前なわけだし、路線変更と言うよりは↑で言われてるような土壇場での軌道修正なんだろうね -- 名無しさん (2022-04-20 19 19 25) 当初はV3までの世界観からリセットするという説も聞いたことがあり、また立花のおやっさんの登場が5話からという遅さだったことを考えるとありえるな。そのままだったら年長アドバイザーが二人という形になってたかもしれないし(初代ミラーマンでもパイロット版では京太郎の恩師は御手洗博士の他に育ての親の神父さんがいたがTVではオミットされてた) -- 名無しさん (2022-04-20 19 49 14) 1年通して放送する作品である以上、初期構想通りに話が進むことの方が珍しいものじゃある。路線変更って程大袈裟なものじゃないけど、役者の演技を見てキャラ設定を弄ったり、スケジュールの都合で元々の展開から話が変わってしまったり・・・ 特に今は場所も人数も制約があるから四苦八苦してるのは間違いないだろうな。 -- 名無しさん (2022-05-12 20 19 53) ジオウに関しては「アナザーライダーが出現すると、対応するライダーと戦っていた敵怪人の存在がなかったことになる歴史改変が発生する」ルールに対し、アギトや剣など「敵怪人が地球創生や人類の進化に関わっている」などヘタすりゃ地球人類史そのものがヤバい歴史改変が起こりそうな面々がいたんだよなあ……。もしアナザーライダーの誕生時期の変化が本当に路線変更で、当初のアナザーライダーのルールを守りながら話を作るならどうなってたんだろう……? -- 名無しさん (2022-08-04 17 24 13) 個人的には、「仮面ライダーリバイス」は途中で何か路線変更があったとしてもおかしくないと睨んでいるのだけど、昭和の頃の作品と違って、最近の作品はそういう内情とかハッキリ分からないやつが多いんだよな…。 -- 名無しさん (2022-10-04 20 49 36) ゴーカイジャーの古い作品からのレジェンド出演が後半になって増えたのって震災の影響じゃなくて、ヒュウガの小川さんが戦隊OBの連絡先を大量に持ってたからじゃなかったっけ?特にカーレンジャーなんか、放送が5月22日=撮影は3月くらいに行われてるはずだから、つまりキャスティングや脚本製作はもっと前から行われてるはずだし、「当初はガオレンジャーまでのレジェンドだけの予定だった」ってのも筋が通らない気が -- 名無しさん (2023-03-18 15 16 54) ↑2最初は兄妹が三勢力に分かれて戦争する話だったらしいけどガチで戦争が起っちゃったからプロットが大幅に変わったみたいな話は聞いた -- 名無しさん (2023-08-05 18 55 57) 仮面ライダー剣はBOARDのロケ地が長期間使えないと判明して急遽1話で壊滅させた「0話で路線変更」パターンだけど、もし使えないという報告が少しだけ遅れていたら1話ではこれから長期間使いそうな拠点っぽく描かれているのに2話でいきなり壊滅っていうXの神ステーションと全く同じハチャメチャな展開になっていたかも -- 名無しさん (2023-08-05 20 20 22) キングオージャーに路線変更説が浮上してるな -- 名無しさん (2023-09-04 08 24 00) ↑「他の脅威」の存在を仄めかす描写自体は前からあったし、キングオージャーの強化形態の登場ペースから見ても当初の予定通りだと思うけど… -- 名無しさん (2023-09-04 10 04 31) ↑2最初のジェラミーのナレーションのチキューの危機が明らかバグナラクの事じゃない、カメジムのデザインだけ異質、映画の先代の王の本当の厄災が来るという台詞から見ると多分元々決まってたこと -- 名無しさん (2023-09-04 19 50 00) 名前 コメント
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登録日:2012/09/02 Sun 11 01 46 更新日:2024/04/19 Fri 17 09 53NEW! 所要時間:約 21 分で読めます ▽タグ一覧 ギャンブル ターニングポイント テコ入れ バトル化 人気作品 創作 大人になったら意味がわかる項目 大人の事情 漫画 漫画業界の闇 裏切り 諸刃の剣 賛否両論 路線変更 週刊少年ジャンプ 黒歴史 特撮についてはこちら→路線変更(特撮) 路線変更(連載漫画)とは、連載中の漫画のジャンルや題材にしている物が突然ガラリと変わるという大きな出来事である。 例えば 高校生の少年が活躍する野球漫画 ↓ 大学生の青年の恋愛コメディ漫画 といった変化が該当する。 ギャグテイストな冒険漫画 ↓ シリアステイストな冒険漫画 のようにジャンルはそのままでシナリオの雰囲気が変化した物も路線変更と言われる事があるが、これらは厳密な意味での路線変更ではない。 ジャンルを変更せずとも長く続いていれば作品の雰囲気も多少変化していくものであり、こういったものも含めてしまうとキリがなくなる。 例えば『Dr.スランプ』や『天才バカボン』は、どちらも表題にある主人公の影がどんどん薄くなっていき、 脇役が主人公の座に昇格しているが、こういった事例は含まない。 路線変更が施される主な理由として、 不人気返上の為 ネタ切れ・マンネリ化 編集部の申し立て(所謂大人の事情) 作中の時間の流れ 読者からの要望 作者の好み 作者の志向の変化 等が挙げられる。 こうする事により、新しいファンの増加、マンネリ化の防止、連載期間中のターニングポイントとして話題になる事がある。 しかしながら路線変更のリスクも当然大きく、以前のエピソードが黒歴史と化して話に矛盾が生じてしまったり、キャラクターに死に設定が出来たり、キャラクター自体の入れ替えが発生したりしてしまう。 そして何よりも「前の方がよかったのに…………(`3´)」と以前のファンに一気に失望されることもザラにある。 従って路線変更は一か八かのギャンブルであり、成功すれば人気作になり、失敗すれば黒歴史になってしまう。 ちなみに路線変更後にヒットした長寿作品は大体話の纏まりがあやふやになっていく為か「いい加減に終われ!」と言われる事も多い。 同じく路線変更した『ドラゴンボール』のように作者は終わらせたいけど、諸般の事情で社会が許さなかったために長期化されたものも。 ジャンプ作品は雑誌全体のテーマが「友情・努力・勝利」であるためか、はたまた成功例が多い為か、 ギャグからバトルへ路線変更(テコ入れ)される事が多く、それ自体がギャグ漫画でネタにされるケースもしばしば。 【路線変更を遂げた作品】 成功した例 ☆成功した例 ドカベン(1972年~2018年、水島新司) おそらく大胆な路線変更を行った作品の最古参である。 今では野球漫画の金字塔として知られている本作、当初は柔道を題材に扱っていた。 作者の水島御大は最初から野球漫画を描きたかったのだが、当時、ライバル誌「週刊少年サンデー」で別の野球マンガ「男どアホウ甲子園」を既に連載していたために仕方なく柔道マンガとしてスタート。 程なくして「男どアホウ甲子園」が終わると、野球へと題材を変更。 無事、路線変更は成功し、続編含めて数十年続く大人気漫画となった。 ダメおやじ(1970年~1982年、古谷三敏) 週刊少年サンデーに連載された中年親父主役のギャグ漫画。 前半(アケボノコミックス版)では作者が所属していた「フジオ・プロ」とそこのトップ赤塚不二夫らの協力により 「バカボンのパパと真逆の、ポンコツで鬼嫁にフルボッコされる威厳のない父親」の悲惨生活が描かれた。 しかし作者が「フジオ・プロ」を離れしばらくたった連載中盤では会社倒産等がありつつも表現が緩和されだし、主人公の駄目っぷりが「ギャンブル中毒・左遷・精神崩壊」と リアルにきつい方に行った後、普通の(?)恐妻家レベルまで生活が安定。 そして電子書籍版で「マイ・ウェイ編」と命名された後半(少年サンデーコミックス版4巻以降)では主人公が社長令嬢と知り合ったことで一気に出世し、 結果マイペースで包容力のある男性の休暇と仕事を描いたコメディ 大人のDIY趣味漫画へと変化。鬼嫁はいい嫁になるも単身赴任や旅続きで家族の出番が激減してしまった。 また「マイ・ウェイ編」後半では主人公が旅に出たことで再度物語のスタイルが変化。 終盤では「しゃべる動物」や「次男が忍者に弟子入り」等普通のギャグ話も描かれており、その中で主人公が悲惨時代にタイムスリップして過去の自分を振り返っていた。 ちなみに主人公は前述したように後半では頼れる親父になるのだが、名前が「ダメ助」なせいか社長令嬢等からも「ダメおやじ」と呼ばれていた。 なお、1974年にナックによりテレビアニメ化されているが、その時は原作が路線変更前だったため、悲惨なまま終了している。 (ちなみに放送時期はあのチャージマン研!と同時期。) 作者によると、路線変更の理由は奥さんから「まだダメおやじを描いていたの?」と言われたので「十年変えなかった設定を変えてみようと思った」との事らしい。 リングにかけろ(1977年~1981年、車田正美) 序盤こそ、貧乏な家庭環境やいじめっ子に負けずに青春を送っていく高嶺姉弟の人情ものとして始まり、 ライバルである剣崎との出会いから次第に科学的なトレーニングを行っていくシリアスなストーリーとして進んで行った。 しかしながら試合がインフレするにつれて、だんだん敵を場外どころかドームの外まで吹っ飛ばさなければ試合が終わらないような超人ボクシング漫画になり、 遂には100対1の野試合やら手にダイヤモンドを埋め込んだヤツやらが出てくる完全なバトル漫画にシフトした。 そういったシナリオの中で伏線を拾っていく中、いつの間にやらレフェリーすら登場しないSF決闘が展開されていくこととなり、後の車田漫画の源流となった。 この路線変更について、同時期に連載を持っていた小林よしのりは「ヤツ(車田)は突然何かを悟りやがった」と評している。 ちなみに後述の『キン肉マン』においても、主人公の高嶺竜児が2コマだけ登場するシーンがある。(※この時キン肉マンも日米対決をテーマにしたエピソードだった) キン肉マン(1979年~1987年、ゆでたまご) 始めは怪獣と闘うためにニンニクを食べて巨大化するダメ超人を主人公にしたギャグ漫画だったが、 作者がプロレスファンだったことからいつしかプロレステイストのバトル漫画へシフトチェンジし途中から全く巨大化しなくなった(*1)。 矛盾やトンデモ理論が多いことで有名だが、それも魅力の一つとなり続編が現在も連載中。超大作となった。そして話のスケールと比例するようにゆで理論のスケールも大きくなった。ウルルとグロロとか ジャンプではすっかりおなじみのバトル化路線への変更を行った最古参の作品のひとつ。 後年、あらゆるジャンプ作品がバトル化に突っ走ったきっかけとも言える。 ヒットしたとはいえ本来のギャグ路線を変えたのが心残りだったらしく、アニメ化が決定した際は作者の要望でアニメは第一回超人オリンピック編以降もギャグが増える形となった。 ちなみに矛盾やトンデモ理論について作者の二人は 「最初の連載の時は新人であり、そのあたりの理解が足りなかった」「(当時『リングにかけろ』を掲載していた)車田先生が似たような作風だったので、こんな感じでいいんだろうと判断してしまった」 と発言している。 現在は「これが僕たちの作風だから」という面が大きいようだ。 ドラゴンボール(1984年~1995年、鳥山明) ジャンプにおけるバトル路線変更で、最も有名な作品であろう漫画。 西遊記風の冒険漫画から、格闘バトル漫画へとチェンジした。 でも初期は「まるでストーリー漫画のような眼」と亀仙人がメタ発言をかましたりと、ギャグ要素も強かった。最後までギャグてんこもりだったじゃんは禁句。 そもそも一話ごとのページ数からも分かるように、ジャンプ誌面では「ギャグ漫画枠」で連載がスタートしている。(*2) 元々は路線変更することなく終了する予定だったのだが、担当に「人気がない」と言われた作者は連載続行を決意。 「強さを追い求める主人公」という要素を重点化し、結果バトル漫画として大成功を収める事となる。 ちなみにしばしば勘違いされやすいが、この「人気がない」というのはあくまで前作『Dr.スランプ』の全盛期と比べた場合の話である。 実際はアンケートで下位になる事もあったものの、中堅ポジションはキープしており、 良いときにはアンケート4位を取った回もあるとの事(当時の編集長の発言より)。 実際、当時の掲載順を見ると、そこまで下位に掲載されてはいないことがわかる。 遊☆戯☆王(1996年~2004年、高橋和希) 最初は様々な闇のゲームで悪人を懲らしめる漫画だったが、 その中で扱った(当時はまだ珍しかった)「トレーディングカードゲーム トレーディングカードゲーム(TCG)」を題材にした話が読者の大反響を呼ぶ。 その後しばらくしてからカードゲーム路線にシフト。本作が生んだ「遊戯王OCG」は、後にTCG界のトップに登り詰める事となる。 前半部をアニメ化した東映版のオリジナルストーリーすらもデュエルが多めであることからも、当時のカード人気がわかる。 ちなみに原作では、意外にもカードのみを題材にした長編は2本しかない(数え方によるが本作の中長編は7本ほど)。 カードゲームにシフトした後も別のゲームを題材にしたり、カードメインではない完結編を行ったりしている。 またこの手の路線変更を行った作品にしては珍しく初期がなかったことにされず、登場人物が初期のエピソードに関する言及をしている場面も存在する。 本作は路線変更というよりは、方向性のシフトと言った方が正しいのかもしれない。 (もちろんの事カードを扱っていた期間の方が長い) 本作が嚆矢となって下記のデュエル・マスターズを始め多くのTCG販促漫画が生まれたのだが、 元々本作はそれらと違い販促漫画じゃなく劇中にはカードゲームとしては荒唐無稽な効果のカードも多数あったという事情もあり、他作品と比べて原作漫画に登場した時と実際に発売されたカードの効果が全く違うという事が非常に多い。 反面、遊戯王OCGには原作のカードゲーム路線以外の要素を拾い上げたカードも数多く存在する。 尚、この手の漫画で即座に忘却の彼方に流されていくか、もしくはただの噛ませ犬になりがちな「第1話の敵」だが、 本作に登場する「第1話の敵」の牛尾哲はなんと次々作『遊戯王5D s』にまで登場しており、原作と比較したときの年齢はともかくなんやかんやで変わってなかったりさりげなく成長していたり、それ以降の作品にも彼のオマージュと思われるモブがさりげなく紛れていたりする。 デュエル・マスターズ(1999年~、松本しげのぶ) 今なお連載の続く人気カード漫画。 元々上記の『遊☆戯☆王』がカードで人気を得始めた直後に始まった漫画であり、 当初は遊戯王内のカードゲーム「マジック&ウィザーズ」の元ネタでもある「Magic the Gathering」を題材にした漫画だった。 ところが、当初のラスボスとの最終決戦を境に、MTGのウィザーズ社制作のオリジナルのカードゲームデュエル・マスターズの漫画となる。 その後はマジックが登場しなくなり、死に設定が多発してしまった。 後にアニメ化された際はMTGの部分はデュエルマスターズに変更された。 ちなみに「デュエルマスターズに路線変更したから人気が出た」という訳ではなく、 元々MTG時代中期頃からコロコロ読者からの支持がどんどん伸びていき、 MTG時代末期の牛次郎戦付近で遂に読者アンケート一位を獲得した為に 「コロコロの読者相手でもカードゲーム人気出るじゃん!」と編集部が判断、 コロコロの読者層に合わせてMTGの制作会社がルールを簡略化したデュエルマスターズを急ピッチで制作した…という事情だったりする。 それほどまでに編集部の権限が強く、カードの売れ行きなどによってドンドン設定変更を強いられるらしく、『VS』の一時期は鬱に陥ったこともあったようだ。 そんな中で産まれたキャラクターはダーティな設定を持つ者も多いが、最終的には読者に無事受け入れられている。 因みに低年齢層向けTCG漫画だからといってデュエル描写が単純なんて事はなく(尺の都合上の描写の省略は多いが)、むしろ結構リアル寄りで、当時のガチコンボやジャッジキル、メタ読みなんかも描かれている。 2018年には「もし主人公がDMではなくMTGを選んでいたら?」というIFのもと 『切札勝舞はマジック・ザ・ギャザリングを使いつづける』と題したスピンオフ漫画が発表された。 魁!!男塾(1985年~1991年、宮下あきら) 連載初期は軍国主義をテーマにしたギャグマンガであったが、 連載3ヶ月程という短い期間で超人的身体能力を有す塾生達による格闘バトル漫画に路線変更。 6年という長期連載作品となり、スピンオフや続編も作られた。え?この漫画は最後までずっとギャグマンガじゃないかって?そうですが何か問題でも? 幽☆遊☆白書(1990年~1994年、冨樫義博) 元々はバトルが絡まない1話完結作品だったが人気が振るわず、バトル漫画への変更により人気作となった。 なお、実は本作のバトル漫画化は作者によると連載開始前から予定していたとの事。 タイトルもバトル路線変更後の事を考えて「幽☆遊☆記」という西遊記のもじりにしていたとか。(名前が変わったのは直前に漫☆画太郎の『珍遊記』が始まったため) ジャングルの王者ターちゃん(1988年~1995年、徳弘正也) 一話完結のギャグ漫画として始まったが、タイトルを「新-」と改めてからはバトル路線に移行。 なお、路線変更といっても従来の1話ギャグも続けて書き、長編バトルと交互に書くという両立スタイルである。(サンデーの『GS美神 極楽大作戦!!』もこのタイプ) 無印のキャラがそのまま『新-』でも登場することがあるため、「こんなキャラいたかな?」と『新-』の単行本を読んでも見つからないことがしばしば。 家庭教師ヒットマンREBORN!(2004年~2012年、天野明) 最初は1話完結式のギャグ漫画だったが、路線変更の定番であるストーリー形式のバトル漫画になった。 一方で、初期から伏線が巧みに張られており、ラストではまさかのギャグマンガ時代のネタを持ってきた。 行け!!南国アイスホッケー部(1991年~1996年、久米田康治) おそらくこの記事にある作品の中で最も特殊な路線変更を成功させたサンデーの漫画作品。 アイスホッケーの漫画が、全くスポーツ要素のない下ネタギャグ漫画になるとは誰が予想できただろうか?(ホントです) 作画も当初はあだち充の影響を色濃く受けた作風であったのだが、 最終的に記号的なデフォルメの利いた画風となり、同じ作者の漫画とは思えないレベルに変貌している。 かってに改蔵(1998年~2004年、久米田康治) 久米田康治のサンデーにおける次々作。こちらも連載初期と末期で作風が全くと言っていいほど変わっている事で有名である。 当初は『南国』後半の作風を引き継いだ下ネタギャグ漫画だったのだが、単行本9巻あたりから日常の「あるある」を羅列し、ブラックジョークや猟奇的なネタで〆るかなり毒の強いブラックコメディとなった。 それに伴って当初はツッコミ役だったヒロインの名取羽美が猟奇的な性格に、被害者役だった坪内地丹が内弁慶の気持ち悪いオタクキャラに変化していき、2人の作中のヒエラルキーが相対的に低下したことから元はボケ役だった勝改蔵はツッコミ役になっていった。 画風も『南国』からさらにデフォルメが進行し非常にさっぱりとした絵柄になり、現在の久米田康治の作風はここで完成されたと言える。 なお、衝撃的な最終回を迎えたことでも有名な漫画でもあるが、その布石は連載開始当初から打たれていた。 宇宙鉄人キョーダイン(1976年~1977年、成井紀郎) 『仮面ライダーストロンガー』のコミカライズも手掛けた成井紀郎が『テレビマガジン』で連載した漫画版。 当初は映像作品の雰囲気を踏襲したシリアス路線だったが、連載が進むにつれてキョーダインが低頭身になり、 敵とのやり取りにギャグが挿まれるなどされた結果、連載第6回を境目に完全にギャグマンガに転向。 街中を舞台にキョーダインもといジョーダイン達と、同じく頭身を下げられてしまったダダロイド達がドタバタギャグ風味に激突するという内容で最終回まで通した。 (ただし、丁度作風転向の時期に増刊号に掲載された、デビルアトラスのエピソードは完全シリアスである(*3)) 成井氏は単行本完全版のインタビューで、映像作品の方が結構遊びが入っている感じだったから 漫画の方にもそういった要素を挿んだ結果、受けが良かったため最終的にギャグ路線で固まったとコメントしており、 実際最終話は普段より増ページされるなど、連載漫画としての待遇はそれなりに良かったことがうかがえる。 エロイカより愛をこめて(1976年~、青池保子) 第1話は作者の前作『イヴの息子たち』のようなSFコメディにゲイの怪盗エロイカがからむという感じだったが 2話に登場した少佐こと「鉄のクラウス」の人気を受けて、それ以降は彼とエロイカを中心にした少女漫画なのに女性レギュラー皆無のスパイアクションへと変更した。 冷戦期の終わりという根本設定の危機に見舞われつつもガチの軍事アドバイザーをつけて40年以上連載中。 人呼んで(?)少女漫画界のゴルゴ13。 クレヨンしんちゃん(1990年~2010年、臼井儀人) 青年漫画誌である『漫画アクション』連載のためか、「夜の営み(*4)」など大人向けの描写が結構多く描かれるなどブラック色が強い内容だった。 アニメで『クレヨンしんちゃん』を知って、原作を読んでいろんな事を知った人も少なくないはず。 アニメ化を機にファミリー路線へと徐々にシフトしていき、そういった描写もなくなっていったのは有名(一応、アニメ版と同程度の下ネタはたまに出てくる)。 ただし、原作のほうでは死の描写もある為、アニメでは放送されないものもある。 漫画の方も4コマ誌である『まんがタウン』へと移籍している。 学校怪談(1995年~2000年、高橋葉介) 当初は一部登場人物が共通するだけの一話完結型オムニバス作品だったが、作者がその路線に行き詰まりを感じた事から、 後半の主人公に当たる九段九鬼子先生とその教え子達が日常の中で遭遇する怪異を描く方式に変更された。 また、内容もオーソドックスなホラーから、バトルありコメディありゲストキャラありのバラエティ豊かな作風へとシフトしていった。 ちなみにあまりにも自然に切り替わったため、編集者ですら4話目まで路線変更に気が付かなかったらしい。 天~天和通りの快男児~(1992年~2002年、福本伸行) 当初は下町人情漫画として始まったが、ほどなくして本格麻雀漫画に転進(一応、ごく初期でも麻雀は取り扱ってはいたが)。 その後、ラストも赤木しげるの死を描くなど、麻雀してない回も結構目立っている。 福本氏は本作を境にそれまでの人情物から麻雀やギャンブルを題材とした漫画が増加しており、話も長くなりがちになるなど良くも悪くも氏のターニングポイントとなった作品だろう。 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(2011年~、谷川ニコ) 上記の『遊☆戯☆王』と似たような方針転換を行った作品。 当初はぼっち女子である「もこっち」こと黒木智子の残念な日常を延々と描いていく漫画として始まりアニメ化もされたが、二年の修学旅行編から女子レギュラーが大幅に増加。 内容も彼女たちの噛み合っているようで噛み合っていない残念な人間模様・青春群像劇を描く方向へとシフト。 アニメ終了後人気は落ち込んでいたが、この路線変更でネットではそれまで以上に多くの人気を獲得する事に成功する。 上記の路線変更に違和感を覚える意見が少な目なのは、「登場人物が増える=ぼっちの主人公が精神的に成長し、他人への視野が広がった』と無理なく解釈できる事と『成長して尚主人公の捻くれた性質は何ら変わらない」という一貫性の賜物だろうか。 トイレット博士(1970年~1977年、とりいかずよし) 当初はタイトル通りのスカトロギャグ漫画であったが、やがてネタが枯渇した為に主人公を交代し人情ギャグ漫画へと路線変更を行った。これが大成功し創刊間もないジャンプの人気漫画として当時としては異例の長期連載となった。 一方、タイトルにもなっている元主人公のトイレット博士は元々影が薄かったのもあってほとんど出番がなくなり、やがて出番がないことそのものをネタにされるようになり、最終回には影も形もなかった。 のぞみ♡ウィッチィズ(1986年~1996年、野部利雄) 当初は演劇漫画として始まったものの、「演技力勝負」という絵的に映えない路線から人気が出ず、何を考えたかボクシング漫画に転向した。 約10年に渡り連載され、単行本は48巻まで発刊されているがボクシング漫画に転向したのは4巻からである。 内容の評価に関しては個人の嗜好による面が大きいので各々の感性に委ねるが、客観的な事実としてその方向性でも40巻以上続いているのである。 これを「人気がなかった」と断ずるのは無理があるだろう。 艦隊これくしょん -艦これ- 4コマコミック 吹雪、がんばります!(2013年~2021年、桃井涼太) 艦これメディアミックス作品最古参の一角。 最初は「『艦娘の育成学校』である鎮守府を舞台に、新造艦である駆逐艦娘達が正式に着任するまでの訓練模様を描く」というオリジナル色の強い内容でスタートしたものの、 途中で進水式カッコカリが行われて駆逐艦娘達が正式に配備されて以降は、主にイベントの模様や新規実装されたキャラ及び改二の紹介などを中心とした内容にシフトした。 その後は一応舞台となる鎮守府こそ変わっていないものの、新造艦が来ても訓練は行われず、駆逐艦や駆逐艦の後輩枠にあたる海防艦であっても登場してすぐに配備される等、『艦娘の育成学校』という設定は完全に形骸化している。 (掲載サイトでのあらすじは最後まで「ほのぼのどたばたスクールライフ」だったが) また、連載期間も当初は1年で終了する予定だったのが、路線変更に伴い延長され、全230話・8年弱の長期連載となった。 バキ外伝 烈海王は異世界転生しても一向にかまわんッッ(2020年~、陸井栄史) 烈海王が死後に異世界ファンタジーの世界に転移するスピンオフ。 ちょうど当時連載中だった「八神庵の異世界無双」が好評だったこともあり、同じように濃い人気キャラである烈海王が異世界でどう活躍するのか期待する声も大きかった。 しかしいざふたを開けてみると烈が異世界モンスターらと戦う場面は殆ど描かれず、あろうことか烈を差し置いて担当編集者と同名の狂言回しナカムラ(*5)ばかりが活躍し、烈は地球から転生した過去の偉人が集合したどこかで聞いたような格闘大会で天草四郎と戦う、という烈海王でも異世界転生でもある必要がない魔界転生と間違えているのではないかと疑われる程の展開が繰り広げられていた。 この展開は作画の陸井栄史も相当不本意だったようで(*6)、自身のブログに「闘技場はあかんて。もし1話かけてノリノリで偉人達の選手入場とかやるようなら僕はこの漫画に板垣先生っぽい神を降臨させて世界を火の海にするしかなくなってしまう(意訳)」と不満を述べるなど、内部分裂の様相を呈し、もはや連載そのものの続行を危ぶむ読者まで現れた。 ……のだが、こうした数々の不満の声がきちんと編集部に届いたのか、2巻終盤においてナカムラも格闘大会もまるっきり投げ捨てて改めて烈海王がファンタジー世界で冒険(やりたいほうだい)する漫画として仕切り直しを図り、以降は読者からの評価も好転している。 失敗した例 ★失敗した例 とどろけ!一番(1980年~1983年、のむらしんぼ) コロコロコミック掲載の、今でもカルト漫画としてしばしば話題に上がる迷作。 当初は、登場人物が破天荒な必殺技を繰り出す、荒唐無稽(*7)な中学受験を題材にした漫画だった。 しかし受験終了後も(*8)連載は続き、「今までの受験はこのための特訓を兼ねていた」と、ボクシング漫画に路線変更。 作者によればテストの必殺技がネタ切れになってしまい、そのために同じく必殺技を使えるボクシング漫画に変えたらしい。 しかし結果人気が無くなり、打ち切りとなった。 ちなみに路線変更直後、読者からクレームの手紙と共に消しゴムのカスや鉛筆の削りカスを同封する嫌がらせ行為が多発した。 この辺の話は同作者の『コロコロ創刊伝説』でも触れられている。 なお、この漫画をなかった事にしたかったのかただ単に忘れられていたのかは不明だが、2009年に「STAND UP!」の連載が始まる時には「コロコロ初のボクシング漫画(じゃないかもしれないけと…)」と公式サイトに記載されていた。 タカヤ(2005年~2006年、坂本裕次郎) ラブコメ漫画(読み切り)→学園バトル漫画→異世界ファンタジー漫画と2度に渡る路線変更を行ったが、いずれも失敗に終わり打ち切りとなった。 「あててんのよ」の名言を生み出した読み切りが一番面白かったとの声もある。 特に「学園バトル→異世界ファンタジー」の流れは、あまりに唐突過ぎて(主に悪い意味で)話題となり、当時のジャンプで別のギャグ漫画でもネタにされるほどであった。 路線ごとに異なるサブタイトルがついているあたり、もしかしたら人気取りの苦し紛れではなく最初からこの方針だったのかもしれない。 密♥リターンズ!(1995年~1996年、八神健) 『幽☆遊☆白書』などの路線変更の成功にあやかったと思われる担当編集の強引な路線変更により、失敗してしまった作品。 当初はファンタジー要素をふくんだ恋愛ドラマだったが、なぜかバトル漫画路線に入ってしまった。 作者自身はバトル化を拒んでいたのだが、結局バトル路線にされてしまい、7巻で終了してしまう。 ちなみに、本作の担当編集は直前に『とっても!ラッキーマン』を担当しており、同作もバトル方面への路線変更をして2匹目のどじょうを狙った可能性がある。 (なお、ラッキーマンはバトル路線化の前後で特に人気が変化したわけではない事は明記しておく) タイムウォーカー零(1991年、飛鷹ゆうき) 過去改変を扱った作品からタイムトラベルしながらの同じくバトル化、打ち切りへのコース。詳しくは単独項目へ。 武士沢レシーブ(1999年、うすた京介) ギャグ漫画だが、連載中盤頃から「ゼリー」と呼ばれる異形の生命体とのバトル要素が入るように。 編集部の意向ではなく作者が当初から決めていた路線ではあったが、結局読者受けは悪く打ち切りに。 が、その結果作者ですら「実力以上」と評したほどの漫画史に残る最終話が産まれたというのが何とも…… ロックマンゼロ(2003年~2006年、舵真秀斗) ストーリーの根幹を揺るがす設定無視やオリジナル設定が多いが、何とギャグ漫画への路線変更をやらかしてしまった。 本人曰く「編集部と共にギャグの方針にした」。 バトル漫画化した作品は数あれど、バトル漫画からギャグ漫画に路線変更をしたものは他に類を見ない。 当然、ただでさえ悪い評判はガタ落ちになり、公式で黒歴史化した(*9)(*10)ようである。 ウズマジン(2007年~2008年、おおせよしお) トレーディングカードゲーム『ウズマジン』のタイアップ漫画。 当初は原作TCGのキャラクターを用いた現代世界でのバトル漫画だったのだが、連載途中から唐突にストーリーに超展開が発生し、原作の背景ストーリーをベースにした異世界バトル漫画に移行する。 路線変更後も最終的に一応ストーリーは大団円っぽい雰囲気で終了となったが、明らかに打ち切り的な終わり方で伏線も回収されないままとなった。 漫画だけではなく原作TCGすらも売上不振によって唐突な打ち切りで終了しており、漫画の路線変更も原作の苦しい状況が影響した部分もあると見られる。 一応、単行本最終巻における後日談の描き下ろしによって路線変更前のストーリーに関しては多少のフォローは行われている。 電脳遊戯クラブ(2009年~2011年、小笠原真) 当初はゲーム制作を題材にしたギャグ漫画であり、下ネタ中心のギャグをやりつつも電脳遊戯クラブに所属する主人公たちのゲームに対する想いなどを描きながら部員集めをするなど、一応は部活モノの体をなした漫画ではあったのだが、「一応は完成したしこれでいいか…」というノリで1度だけ体験版紛いなゲームを作って以降ゲーム制作をやらなくなり、週ごとに適当なサブキャラを出しては古臭いコントを繰り広げる完全なギャグマンガと化す。 毎週使い捨てのごとく現れる新サブキャラたちによるお下劣なギャグはお世辞にも万人受けするものとはいえず、その頃には掲載順位もほぼ巻末が固定。 しかしただ一人妙に濃い顔と真面目なもっともらしいノリで素っ頓狂なことを言いだす「師匠」だけは比較的受けがよく、作者も描きやすかったのか、元々の電脳遊戯クラブメンバーそっちのけで彼の出番が多くなる。 ……そこまでならまだよかったのだが、何と主人公を含めた師匠以外のキャラを全てリストラして師匠が中学生の悩みを解決する 『喝!!ワシが師匠ぜよ!!』になりそのまま続行してしまった。 挙句「これまで連載されてた電脳遊戯クラブという漫画は忘れてください(意訳)」という注釈まで入れるほど。 当然こんな暴挙の結果多くの読者に反発され…というより「ゲーム制作の部活モノ」→「下ネタを多用したギャグマンガ」→「師匠」のテコ入れの連発具合を見るに、なるべくして打ち切りとなった。 前述の通りタイトルを変えて「忘れてください」とまで言っていたものの、最終巻は電脳遊戯クラブ名義で出されており、師匠パートは大部分が未収録である。 虹を呼ぶ男(1987年~1989年、水島新司) 上記の『ドカベン』の路線変更を成功させた水島新司の別の野球漫画。 こちらは最初からお得意の野球漫画であり、主人公・七夕竹之丞の破天荒な活躍とデビューしたての長嶋一茂とのライバル関係が主軸だった。 しかし残念ながら一茂は大成せず、漫画の人気も伸び悩んだためオフシーズンの相撲挑戦から相撲漫画になるも結局打ち切り。 竹之丞自身は『ドカベン ドリームトーナメント』編で久々に姿を見せていた。 健全ロボ ダイミダラー(2008年~2016年、なかま亜咲) 掲載誌移動に際して『健全ロボ ダイミダラーOGS』とタイトルを改めて連載再スタートをしたのだが、 それまでのギャグとお色気要素が詰め込まれたロボットものコメディという作風を放棄し、 何を血迷ったか異形の存在に惨殺される民間人等といったゴア描写を露骨に取り入れるという暴挙を敢行。 当然ながら読者からは大不評で、程無くして再度元のコメディ路線に戻す事となり、作者も単行本後書きで失敗を認めるほどであった。 総じて作品の方向性を見失ってしまったが故に迷走した、路線変更の失敗例の典型と言える。 ちなみに2014年放送のアニメ版は方向性を見誤った原作と異なり当初の作風を貫いており、相対的に視聴者からの評価が上がる事となった。 微妙なライン ・微妙なライン 秘密戦隊ゴレンジャー(少年サンデー)→秘密戦隊ゴレンジャーごっこ(1975年~1976年、石ノ森章太郎) 厳密には別作品ということになるが、前者はシリアスなスパイアクション漫画として始まったが、 TV版のギャグ要素が強まるにつれギャップが広がり、黒十字軍の将軍を一人倒したところで、 何とTV番組のゴレンジャーをまねる子供たちの町内を舞台にした、お色気ギャグ漫画が始まった。 ※この漫画の作者はゴレンジャーの基本設定を考えた石ノ森先生です。 また、町内系ギャグマンガになったついでになんと『がんばれ!!ロボコン』(昭和ロボコン)と世界観を共有し、ロボコンが準レギュラーとして登場。 ファンサービスなのか先生がどっかで語っておきたかったのか、「ロボコン本人が語る登場人物たちのその後」というワンシーンも存在する。 良くも悪くも?石ノ森先生の作風の広さがうかがえる一作となっている。 大空魔竜ガイキング(松本めぐむ版)(1976年、松本めぐむ(現:尾瀬あきら)) 「テレビランド」誌で連載された『大空魔竜ガイキング』の漫画版。 連載中版までは同作者の『鋼鉄ジーグ』から引き継いだかのようなハード一直線の人間ドラマが展開されていたが、 終盤戦を前に突然コミカル方面に舵を取り、それまでの展開が嘘のような子供向けの内容になった。 とはいえ、路線変更後もこれはこれで一応見どころはあるとの声はあるため、読者からはやや賛否両論気味。 海人ゴンズイ(1984年、ジョージ秋山) 巨匠・ジョージ秋山の漫画作品で、信じられない事だが週刊少年ジャンプ連載作品。 内容は……一言で評するのならば、一にも二にも「ジョージ秋山の漫画」。それ以上に評するのはほぼ不可能と言っていいだろう。 序盤は日本の流刑島に漂着した黒人奴隷の子供・ゴンズイが、陰湿な島の番人や人食い魚を相手に地味な死闘を繰り広げるという展開だったが、 とてもジャンプの読者に受けが良かったとは言えず、連載中途で大人キャラほぼ全員リストラ、ゴンズイを始めとする子供達だけがレギュラーの漫画になり、 ダーク寄りだった内容も、多少サバイバル漫画チックな方向性に路線転換する事となった。 ……結局、絵面的に地味かつ、ジャンプの紙面からかけ離れた内容だったことには変わりなく、打ち切られてしまったが。 ぶっちゃけ路線変更云々以前に、掲載誌を間違えていたとしか言いようがない作品。 スーパーくいしん坊(1982年~1987年、ビッグ錠×牛次郎) 月刊少年マガジン誌で連載された、『包丁人味平』コンビによる料理漫画。 連載初期から中盤辺りまでは、主人公の鍋島香介が市井を舞台にした料理対決などで、 どう考えても現実的でない奇抜かつ破天荒なギミックを用いた料理法で周囲を圧倒するという内容だったが、 中盤で牛次郎氏が原作から外れてビッグ錠氏単体の作品になってからは、相手の料理を分析して自己流のアイデアを加えて対抗するという どちらかといえば普通の料理漫画へと転換し、内容も人情物に近い雰囲気の作劇も描かれるようになった。 一時期ネット上でネタにされる傾向にあったのは牛次郎氏が原作を務めてた連載初期の作風である。 ちなみにネットで最も有名であろうネタ「出来らぁっ!」は7巻のエピソードなので、ビッグ錠氏が考えたということになる。 マジックピータン(1998年、にしみやおさむ) 北海道新聞の日曜版で連載。 初期は異世界から現れた魔法使いピータンと街の少年少女が織り成す『ドラえもん』を彷彿とさせる日常モノだったが、 早い段階で異形の魔物たちの潜む異世界で仲間たちと共に戦うというファンタジー戦記に路線変更。 にしみや先生は植田まさし系統のほのぼのとしたタッチの漫画家なのだが、そのキャラデザインでシリアス展開が繰り広げられ、 中には敵に捕らえられた少年の身体が次第に魔物化してゆくなど相当ハードなものも。 話の出来自体は存外良かったものの、新聞連載ということもあってか単行本化はされていない。 お江戸忍法帖(1995年~1999年、たがみよしひさ) 江戸時代を舞台に三流忍者の集まり・日雇忍群おたすけ組の活躍(?)を描いた忍者コメディ。 最初期は毎回何かしらの依頼を受けて忍務に赴くも、なんやかんやあって失敗してブラックなオチがつくという内容だったが、 徐々に戦闘の比重が増えていき、初の長編エピソードである万華教編で本格的にバトル路線に突入、 最終的に妖術あり、巨大ロボットあり、改造人間あり、その他何でもありな奇天烈個性豊かな敵達との戦いを描くバトル漫画と化した。 また、バトルの内容も当初は完全に結果オーライだったり敵がうっかり自滅したりとまだギャグ寄りだったが、話が進むにつれてどんどんガチの殺し合いと化している。 最強伝説 黒沢(2003年~2006年、福本伸行) ビッグコミックスオリジナル連載の福本伸行の漫画。 前半は底辺男を取り巻く哀愁と人情を中心にしたコメディ作品だったが、中盤以降は不良との喧嘩に焦点を当てたバトル路線にシフトして行った。 …と見せかけて、続編開始の際に実は最初からバトル物のつもりで始めたが、肝心の喧嘩がなかなか始まらなかったという裏話が明かされた。 つまり本作の路線変更の経緯はコメディ→バトルではなくバトル→コメディ→バトルであり、一時期コメディ方面に脱線路線変更していたのを元の路線に戻したというのが正確らしい。 実際タイトル(『最強伝説』)や初期の煽りにバトル物を想定していた頃の片鱗が見られる。 神緒ゆいは髪を結い(2019年、椎橋寛) 週刊少年ジャンプで連載されていた漫画。作者の代表作である『ぬらりひょんの孫』のキャラクターが登場するなどの繋がりが見られる。 連載当初は二重人格の美少女が繰り広げる日常コメディだったが、掲載順が低迷するとご当地の美少女スケバン達と戦うホラー要素ありのギャグバトル漫画に一気に路線が切り替わった。 大規模な路線変更だったことから困惑の声も含めて話題を呼んだが、結局掲載順が浮上することはなく打ち切りに終わった。 ただし、路線変更後の内容や「静岡県死のヴァイオリンスケバン」「奈良県怪光線お釈迦スケバン」などの個性的なスケバンは評価する声も出ており、路線変更が逆に悪い方向に作用したというパターンでもない。 余談だが、本作の路線変更は打ち切りの危機によるテコ入れと認識されているが、一応タイトルの別案などから察するに、路線変更は初期の時点で選択肢としては用意されていたとは思われる。 『JINKI』シリーズ(1999年~、綱島志朗) 幾多の雑誌を渡り歩きながら続いている流浪のロボ漫画。 月刊ガンガンWINGにて連載された一作目は女の子が乗る美少女モノでありながら、リアル系じみたメカニックなどなかなかに泥臭い戦闘描写で評価されながらも、エニックスお家騒動の影響により一旦中断(*11)。 月刊コミックブレイドへ移籍し『ジンキ・エクステンド』へと仕切り直した際は美少女路線を強く推し出した作風へシフト。 可愛い女の子たちが人気を博すも初期の路線を好むファンも多く賛否両論といったところであった。 その後、編集部と喧嘩別れをし電撃大王にて一作目の完結編に当たる『JINKI -真説-』を連載。 完全版コミックスにて主人公(13歳少女)の行為を加筆した事で話題を呼んだ。 その後、月刊ドラゴンエイジにて『ジンキ・エクステンド リレイション』を連載。能力バトルといった作風にシフトし、暴力描写も激しくなった。 そして月刊チャンピオンREDにて『人狼機ウィンヴルガ』を連載。完全にエログロ路線へとシフトし、古参読者たちは付いてこれず離れた者が多い。 その一方でTwitterなどでは主にその手の趣味を持つ新規読者たちを獲得。 現在に至るまで連載雑誌と作風が大きく変わり移籍を重ねるにつれてエログロ描写が過激になっていきながらも迫力のあるロボットバトル描写は高クオリティを保ち続けているなど、ストーリーはともかくメカ描写に関しては一貫した評価となっている。 星のカービィ デデデでプププなものがたり(1994年~2010年、2018年~ひかわ博一) コロコロコミックで連載されていた星のカービィのコミカライズ漫画。 当初は星のカービィ 夢の泉の物語の内容にちなんだストーリーであり、カービィとオリジナルキャラの「チービィ」が、夢の泉からスターロッドを盗んだデデデ大王とポピーからスターロッドを取り返すために立ち上がるという内容で、デデデが用意したダンジョンやイベントを攻略していくというストーリーだったが、1巻の途中からデデデが「プププランドを水戸黄門の世界に変える」という理由からスターロッドをあっさり夢の泉に返したため、それ以降は1話完結のギャグ漫画となった。 とは言えこの路線変更後も人気は全く衰えることは無く「カービィ漫画と言えばコレ」と言われるほどの人気作に成長したのだが…… 詳しくは当該項目を参照。 追記・修正は路線変更の瞬間を目の当たりにした人がお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2017-10-26 20 19 52) 密!リターンズを先日読み返したが路線変更直前の5巻で終わってれば名作だったのになぁと改めて思った。あと本作品は全7巻ですよ -- 名無しさん (2018-01-09 13 50 00) 他作品に喩えればアウターゾーンが突如ぬ~べ~に変わるような変更をした学校怪談はどうだろうか。ジャンルとしては前も後もホラーだが…… -- 名無しさん (2018-03-25 09 02 34) デュエルマスターズって今にして思えば最初から、あるいはかなり早い段階からDMの販促漫画として企画されていて、MtGユーザーをDMに誘導するために最初はMtGやってたんじゃないかなーとも思う。最初から意図されていた路線変更というかなんというか -- 名無しさん (2018-06-12 15 38 55) ネギまは失敗例に入れていいんじゃないかなぁ -- 名無しさん (2018-07-19 01 55 20) ↑続編とかやってるんだから成功じゃないのか? -- 名無しさん (2018-08-08 18 36 34) 漫画版ロクゼロが黒歴史になったのはねえ…漫画自体の出来もさることながら、作者本人がアクションゲームを舐め腐ってるのと、「ゼロはメットが取れると心身ともに弱体化する」というオリ設定を公式化しろとカプコンに直談判したりと色々酷かったってのもあるんだろうなあ -- 名無しさん (2018-10-03 21 22 00) マイナーだけど「どみなのド」ってチャンピオンRED連載作品も興味深い路線変更してたな。「デレなしツンのみドSお嬢様ラブコメ」という形でスタートしたのに、中盤から普通にヒロインがツンデレする上にキッツい下ネタギャグマンガになったの。ちなみに原作は雑破業で下ネタの中にはカードゲームネタもあったのだが、まさかその後本家遊戯王の脚本に名を連ねることになるという… -- 名無しさん (2019-03-27 21 32 12) ↑4ネギまは、編集部はラブひなの人気を受けてラブコメを書いてもらいたかったが、作者はバトル・冒険ものが書きたかったから、あえてラブコメに向かない主人公を据えて初期のラブコメテイストから徐々にバトルにシフトさせていったという話。実際、急な路線変更ではなく、2巻から徐々にバトル展開への導入を深めていってるあたり、計画的なものと思われる。 -- 名無しさん (2019-04-26 17 49 35) そもそも打ち切りになってない -- 名無しさん (2019-04-26 18 40 24) ↑7 作者が全く知らされずに「白凰戦からDM使ってね」って言われたらしいからそれはないんじゃない? 「頼むから白凰戦まではMtGでやらせてくれ」って言ったけど頑として編集部が譲らなかったとか -- 名無しさん (2019-04-26 21 26 33) 食戟のソーマもその内失敗例になるのだろうか....... -- 名無しさん (2019-04-26 21 49 24) 妖怪ウォッチも路線変更に含まれるんだろうか? -- 名無しさん (2019-04-27 00 36 27) なんかここに言う人は「これも含まれます?」ってタイトルだけ言わないで何でそうなのかを言ってくれないかなぁほんと。 -- 名無しさん (2019-04-29 11 05 50) めだかボックスは成功例として入れたい。バトル系(特に球磨川参戦)してから、良くも悪くも西尾維新テイストになって、かつ今までドベ2だった人気がそこそこ上位に上がったから。 -- 名無しさん (2019-06-23 06 01 46) ドルヒラはちょっと違くない?あれは「柔道の天才少年が水泳部の女の子に一目ぼれして水泳に転向する」ってのが第1話だから、最初から柔道漫画ではない -- 名無しさん (2019-08-04 13 36 04) 「トイレット博士」 当初はタイトルに偽りないスカトロギャグ漫画としてスタートしたがネタ切れにつき人情ギャグものに路線変更、これが大成功して初期のジャンプの看板作まで上り詰めた。一方、タイトルになっている主人公は消滅した -- 名無しさん (2019-08-20 16 37 32) 「『スラムダンク』は、当時バスケ漫画は流行らない、という風潮のため、連載前から編集に『人気が出なかったら、ヤンキー漫画に路線変更するように』と言われていた」というエピソードが地味に好き。本記事に入れてほしいけど、実際には路線変更されてないから難しいかなあ。 -- 名無しさん (2019-09-18 14 00 39) ↑路線変更してないからそこは触れられないものだと思う。その例まで例外としようとしたらキリがなくなります -- 名無しさん (2019-09-18 14 28 41) 初期は子ども向けっぽかったけど途中からジャンプ並のゲキアツ展開になった回転むてん丸っていう漫画もあるね -- 名無しさん (2019-10-04 14 14 44) 何かジャンプ漫画って、成功か失敗かは別として高確率でバトル物にシフトしていく印象がある -- 名無しさん (2020-01-15 19 08 50) ↑ 元からバトル物に移る事を考えてたパターンとテコ入れバトル物変更パターンと両方あるし、バトル物に変えたら成功したって前例がいくつもあるから、困ったらバトルものにしようって風潮も編集部とか漫画家にあるように思う -- 名無しさん (2020-01-23 09 08 19) ↑5それはそれで面白そうだから、中学生時代の花道を主人公にしてスピンオフで描いて欲しい -- 名無しさん (2020-03-16 05 46 27) うろ覚えだが、ドルヒラって最初から水泳マンガじゃなかったっけ?主人公が元は柔道やってただけで。 -- 名無しさん (2020-03-16 06 42 58) ↑3 ↑最後まで路線変更しなかった「きまぐれオレンジロード」が、バトルもしくは冒険ものにいつなってもいいように最初から主人公兄妹に超能力持たせてたらしいしな…その能力が割とラブコメ向きだったのと鮎川まどかの当時は斬新だったキャラがウケてラブコメのまま続行 -- 名無しさん (2020-03-16 07 37 40) 失敗例だと「腹ペコのマリー」もラブコメ物→不良バトル物に変更していたな -- 名無しさん (2020-06-08 04 13 30) のぞみウィッチィズを失敗に入れるのは無理ありすぎるやろ。ボクシング編になってからどれだけ巻数重ねたと思っとるんだか -- 名無しさん (2020-09-11 21 13 29) 「路線変更」その物の記事がないから敢えてここに書くけど、ペーパーマリオシリーズも路線変更にあった作品と言えるかな? -- 名無しさん (2020-10-28 07 05 07) ↑1つのゲームであったのならそうなる -- 名無しさん (2020-11-20 13 11 37) ゴンズイ……「背中を負傷したヒロインを、『アズサ、アズサ……アチョプ』と心配する主人公」のシーンが今も記憶に残っている。それに影響されたのか、小学校高学年にもなって、母の背中に頬ずりしてたなぁ(遠い目 -- 名無しさん (2020-11-20 13 22 08) 失敗例としてダイミダラーOGSも掲載して良い気がする -- 名無しさん (2020-11-25 21 08 12) 昔と比べると最近のジャンプ作品はあまり路線変更していない…? -- 名無しさん (2020-12-16 04 37 24) 小林まさのり氏の車田氏評「ヤツは突然何かを悟りやがった」だが、漫画評論家の夏目房之介氏によれば「次第に『結局は読者が一番見たいと思っている部分』に絞り始めた」んだそうだ。つまり主人公や仲間が敵を吹っ飛ばして勝ちを決める活躍シーン。そこを突き詰めていったらリングの上だけでは似たようなシーンばかりになってしまうので、リングの外に吹っ飛び会場の外に吹っ飛び背景が宇宙になったり何か稲妻が走ってたり…にもなるだろうさ。 -- 名無しさん (2020-12-24 19 40 13) ロックマンゼロの漫画版はある意味取り入れちゃいかんような要素も多かったな…1巻の表紙は良かったけど、2巻の表紙には笑いながらカエルのキャラと一緒に走ってるイラストになってるという時点で嫌な予感がしてた。そして読んでみたらおつむの弱い新生ゼロ、金にがめつくなったリト、顔芸連発のオメガと…どうしてこうなった -- 名無しさん (2020-12-24 19 51 07) ↑3 路線変更してまで続けるくらいなら打ち切られているだけという気がする -- 名無しさん (2021-01-23 11 54 37) ベクターボールは強引に路線変更されそうになって作者自ら打ち切ったんだったか -- 名無しさん (2021-01-23 12 00 16) かの悪名高いクロスハンター漫画版も途中で路線変更したな。最初(ゲーム発売前)は主人公以外ゲームと全く関係ないバトル漫画→ゲーム発売後はそれまで影も形もなかったゲーム版の設定が唐突に出てきて、挙げ句それまでのオリ要素とミックスしてしっちゃかめっちゃか。変更前も後もクソ漫画という点は同じ -- 名無しさん (2021-04-11 03 43 02) 『賭博覇王伝 零』→『賭博覇王伝 零 ギャン鬼編』 主人公が在全グループの代打ちに選抜され、世界中の富豪を相手に戦う話…と思いきや、続編はお悩み解決しますみたいな展開(作中で年単位の時間が経過したためか、最終話で世界規模のギャンブルは終わっていた模様。その結果も謎のまま) -- 名無しさん (2021-04-22 14 56 48) ↑あくまでギャンブル続けてるから路線変更って言い切る物でもない -- 名無しさん (2021-04-22 15 10 36) 誰だよマジックピータン入れたやつ……くっ、うまく思い出せん。 -- 名無しさん (2021-04-22 15 48 24) ↑9 ここ数年、路線変更しようとしたもの(あるいはその片鱗を見せたもの)はことごとく打ち切りにあっている。昔ほどには成功しない印象。連載前の企画や準備がずっと重要になっている。とはいえ準備をしても、打ち切られるときは打ち切られるのだが… -- 名無しさん (2021-04-29 13 35 31) ↑2 自分もマジックピータン入ってるの見てビックリしたwストーリー含め色々うろ覚えだけど、ストーンゴーレム戦で石の目の存在を初めて知ったのが思い出深い -- 名無しさん (2021-05-04 12 31 05) のぞみウィッチィズ、あれでOVAにもなってるし、そもそも人気なければ48巻も続かないから失敗作扱いはさすがに酷すぎるだろ -- 名無しさん (2021-05-09 23 56 24) 幽☆遊☆白書は幽助が死んだままでいつまでもいるわけにはいかないので(名探偵コナン方式という手もあるが)復活することは前提で話が作られていると思う -- 名無しさん (2021-05-10 03 26 16) のぞみウィッチィズは内容を少し修正して成功例の方に回しました。異論がある方は「誰の意見かもわからない評価」ではなく事実を以て修正してください。 -- 名無しさん (2021-05-11 01 12 52) 漫画版ロクゼロの作者、「アクションゲームなんか怠くてやってらんねー」とかぶっちゃけたり、「ゼロはメットが取れると弱体化する」という俺設定を逆輸入しろと公式に送りつけたり舐めた事してたらしいので、普通にカプコンから嫌われてたんだろうなと。それで肝心の漫画まであれじゃハブられるのも残当 -- 名無しさん (2021-05-11 08 32 30) 最近だと烈海王が異世界に行くやつが序盤の大不評からか普通に烈さんが大暴れする方向にチェンジしたみたいだな -- 名無しさん (2021-05-11 10 50 22) シャドーハウスは(百合オタに注目されるほど)女性キャラの比重が大きな不穏日常系→男キャラもかなり出張る能力バトル・知略バトルにシフトしたけど意図しない路線変更じゃなくて最初から前者は前振りで後者からが本番の予定だったらしいね -- 名無しさん (2021-05-11 13 49 12) マッシュル -MASHLE-はちょっと違うか -- 名無しさん (2021-05-11 18 41 56) 異世界烈海王はまだ評価を下すには早すぎるか -- 名無しさん (2021-06-11 07 43 41) 神緒ゆいは路線変更前から路線変更後に持ち込んだ要素の使い方が異様に上手かったな…鍵斗さんのキャラとか -- 名無しさん (2021-07-05 16 56 11) テレビ番組(特にバラエティ)やゲームシリーズでの路線変更を見てみたい -- 名無しさん (2021-07-12 21 36 22) 「保留」って何ぞや?「路線変更成功か失敗か評価ができない」って意味か? -- 名無しさん (2021-07-12 21 49 06) 判断が難しいって意味なんだから「保留」じゃなくて「番外」に変えるべきだと思う。どっちにも入れられないってんならそもそも書くべきじゃない。 -- 名無しさん (2021-07-17 14 35 11) ↑なんでや、この記事は路線変更の記事なんだから、事の正否にかかわらず路線変更があった漫画が乗ってて悪いことないでしょ -- 名無しさん (2021-07-24 17 49 50) 神緒ゆいは路線変更成功だったけど遅かったorそれでも面白さが足りなかったか -- 名無しさん (2021-07-30 14 05 13) ↑2 だったらそもそも「保留」なんてカテゴリー自体いらんだろ。何を以て路線変更とするかの定義が曖昧な状態なら書くな。書くならきっちり決めてからやれって言ってるだけだ。項目作成のルールとかが厳格に決められてるのはそういうことを防ぐためでもあるんだから。 -- 名無しさん (2021-08-10 10 52 19) 保留って言うから路線変更したてでまだ良し悪しを判断できないものかと思いきや連載終了作品ばっかで謎。これこの後成功と失敗のどっちかに分類する予定あるの?多分「保留」って言葉の意味を勘違いしてるかなんかだと思うんだけど… -- 名無しさん (2021-08-10 11 37 03) BEASTARSは学園群像劇からいつの間にか裏社会・ヤクザものにすり替わってたイメージあるけど、実際あれって評価どうなんかね? -- 名無しさん (2021-08-24 10 24 47) ↑2 「成功か失敗かどちらとも言えないから判断保留」って事では。そもそも明確に成功と失敗の2択で語れる作品ばかりじゃないんだし。 -- 名無しさん (2021-08-24 15 42 24) そもそも失敗成功で二分しなければいいのでは…? -- 名無しさん (2021-10-29 02 11 20) 初期の「こち亀」は、怒りん坊でわがままな不良の両さんだったせいで、読者から不評の嵐を受けて少年ジャンプ最短記録になってしまうことをきっかけを理由に路線変更される事態となり、1980年代以降は両さんがおちゃめでおっちょこちょいで泣き虫な性格となり、路線変更は大成功となり、定期連載が40年間も続いていた。 -- こち亀大好き (2021-12-15 17 47 26) 路線変更かというと最初から変わってないんだが、自分がやりたい路線に連載を持っていくために読者受けする路線を延々と描き続けた進撃の巨人という作品。 -- 名無しさん (2022-01-28 05 48 34) クロエの流儀も途中から辻斬り説教漫画からラブコメになってた -- 名無しさん (2022-05-09 18 52 16) ↑5 世界観と根幹となるテーマが食殺事件決着後も一貫していたので路線変更というより1部2部というイメージが強いかな -- 名無しさん (2022-06-18 10 07 49) のぞみ♡ウィッチィズ -- 名無しさん (2022-07-23 12 44 22) のぞみ♡ウィッチィズ 当時の「GON!」誌ではつまらない漫画の例としてこいつとクッキングパパ・ホットマンは常連だったな 当時のヤングジャンプは打ち切りを極力嫌っていたのかもしれない(クッキングパパはモーニングだが) -- 名無しさん (2022-07-23 12 49 55) ジョジョも波紋からスタンドに変わったけど攻撃方法が変わっただけでバトル漫画なのは変わってないから路線変更ではないか しかしそう考えるとジャンプ黄金期って路線変更多いな -- 名無しさん (2022-09-06 15 12 39) ジャンルってか、序盤は短編メインだったのが中盤辺りから単行本数冊を跨ぐ長編になるパターンは路線変更? -- 名無しさん (2022-09-06 15 52 23) うる星やつらも初期は一話完結で、ラムちゃんも -- 名無しさん (2023-02-21 23 20 43) ↑ラムちゃんもゲストキャラたったのよね。実際、登場から数話はラムちゃんの出番なし。ラムちゃん出てからも、あたるとシノブがラムちゃんに邪魔される!ってノリが多かったけど、いつのまにかシノブはあたるのこと見限ってたな -- 名無しさん (2023-02-21 23 22 04) 恋次と白哉が出てくる前のドタバタギャグありのバトル漫画だったBLEACHが好きだった…全体を通して言えば期間が短ったから路線変更かどうかはわからんが -- 名無しさん (2023-04-06 17 20 46) FSSはメカが変わっただけで物語そのものは一緒だからノーカン? -- 名無しさん (2023-04-14 18 51 42) タカヤは最初から異世界に行かせて後に学園編やっとけばもうちょい評価が変わってたんじゃなかろうか -- 名無しさん (2023-04-14 19 10 48) ドラゴンボールは10位ぐらいの時あったんだっけ -- 名無しさん (2023-04-15 21 15 34) コメントログ化を希望します -- 名無しさん (2023-07-09 23 34 31) もし『海人ゴンズイ』が少年ジャンプではなく「ガロ」というマイナー誌に連載されたらコアな読者に受けたのかもしれない。 -- 名無しさん (2023-10-04 18 04 39) 少年ガンガンは2010年代に路線変更によって萌え系のオタク向け雑誌になったんだよなぁ。余談だけど、コロコロコミックは2020年代からは小学高学年・中学生向けのラインナップになっており路線変更前の少年ガンガンを思い出す。 -- 名無しさん (2023-10-16 14 12 07) ↑8ぶっちゃけあんなインパクト(掲載当時ならなおさら刺激的だろう)あるビジュアルのラムをゲスト止まりにするつもりだったなんてな…まあ後に先生はエロい格好の美少女(逆髪の結羅)を序盤ゲスト止まりにしてしまうのだが -- 名無しさん (2023-10-21 10 42 28) 路線変更後の『トイレット博士』は、ウ○コネタが殆ど出てこない変わりに、チ○コネタが頻繁に出てきたのだが。 -- 名無しさん (2024-03-06 15 54 22) 初期が不人気でテコ入れしたけど状況は変わらず打ち切りは成功とも失敗とも言えない -- 名無しさん (2024-03-06 17 35 26) ↑いや失敗でしょ…ギャンブルで考えてみて。このままだとジリ貧だから大穴一発勝負!で負けたら失敗でしょ?それと一緒 -- 名無しさん (2024-03-06 18 21 40) 名前 コメント
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エラーが発生する場合 1) 以下のようなフォルダ構成にする必要があります。 2) PowerShellのバージョンが古い場合はエラーが発生する場合があります。 PowerShellを最新のバージョンにしてください。 Googleなどで「PowerShell 最新 ダウンロード」などで検索すると見つかるかと思います。 補足 スキンの詳細説明 どのクラス(職業)で、何番目のスキンを変更するかについては、Modスキンの各フォルダの名称で決まっています。 以下の要領で、Modスキンの表示クラス等を変更したり、表示クラスを追加したりする事ができます。 STEP1 フォルダ[class]に格納されているフォルダの名称でクラス(職業)が決まります。 フォルダ名"deprived"(ワイルドリング) フォルダ名"knight"(ナイト) フォルダ名"mage"(メイジ) フォルダ名"pet"(ハウンドマスターのペット) フォルダ名"ranger"(ハウンドマスター) フォルダ名"rogue"(ローグ) ※"pet"は仕様が異なるため、導入時に操作キャラクター用のフォルダを"pet"に適用させないよう、ご注意ください。 STEP2 下記の番号のフォルダで、対象クラスの何番目のスキンが変更されるかが決まります。 補足 data.vraの再取得、復旧方法 上記のMOD導入①で記載しているバックアップしたdata.vraを上書き更新する事で、元の状態にもどす事が出来ます。 また、以下の方法でもdata.vraを元の状態にもどす事が出来ます。 STEP1 Vaganteのローカルフォルダに格納されている"data.vra"を削除します。 STEP2 Vaganteのプロパティから、"ゲームファイルの整合性を確認"を選択 STEP3 整合性の確認でdata.vraが不足している為、自動で再取得されます。
https://w.atwiki.jp/emyuemyu/pages/33.html
配置変更モンスター一覧 【ニーズヘッグの影】 イグドラシル中心部01(nyd_dun01)に1体配置されています。 【彷徨う紫色の竜】 ビフロスト北部(bif_fild02)に1体配置されています。 【オークダンジョン1F~2F】 配置MOB数が大幅に増加しています。 【沈没船1F】 配置MOB数が大幅に増加しています。