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赤マント (日本) 放課後、一人の女の子が学校のトイレに入った。 鍵をかけると、どこからか「赤いマントはいらんかね?」という声が聞こえてくる。 「いる」と答えるとナイフが降ってきて、服が血で真っ赤に染まる。 まるで、赤いマントを着ているかのように・・・。 昭和の初め頃にあらわれた都市伝説。 他に、赤と青のマントを選ばせてくる場合もあり、 青を選ぶと体中の血を抜かれて肌の色が青色になる。
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赤マント エイズ・マリー 口さけ女 死体洗いのアルバイト フジツボ
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さぁさ、夜の始まりだ 都市伝説たちの時間だよ 日が暮れ出したら都市伝説の時間に近づいている証拠 とっぷり、暗ぁい闇夜になれば それは都市伝説の時間なのさ さぁさ、坊や達 お家に篭ってないで出ておいで 一緒に、面白おかしく遊ぼうじゃあないか 怖くなんかないよ? すこぉし、おじさんの言う事を聞いてくれればいい なぁに、簡単さ おじさんは、ね、ある「色」を見たいんだよ その色を見せてくれればいい 真っ赤な、真っ赤な …血の色を、ね さぁさ、だから逃げないで 血の色を見せておくれ 君の流す血の色を このマントよりも、赤い、赤ぁい、血の色を どうして逃げるんだい? なぁに、大丈夫 そう簡単には死にはしない 血の色を、たくさん たくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさん たぁくさん、見せて欲しいから だから、そう簡単には死なせないよ だから、大丈夫 安心して、血を流しておくれ 学校なんかに逃げ込んで 大人に助けを求めるつもりかい? 無駄さ、こんな時間に、人が残っているものか 本来、目標とすべき獲物よりは、すこぉし、年上だが その分、血の綺麗さでは負けるかもしれないけれど でも、君はきっと、素敵な血の色を見せてくれるはず さぁ、逃げないで 抗っておくれ 今までの獲物たちのように 素敵に抗ってくれたまえ 逃げ惑うだけではなく、抵抗するがいい そうしてもがく相手が流す血こそ美しい さぁさ、見せてくれ 苦しみもがく姿を 悲鳴をあげる姿を 逃げないで、立ち向かっておくれ 人間の見せる、最後の命の炎を どうか、どうか、見せておくれ 可哀想な赤マント 赤マントは気付かない どうして、少年が逃げるのか 可哀想な赤マント 赤マントは気付かない 少年が、ただ逃げているだけではない事を 可哀想な赤マント 赤マントは気付いていない 少年が、赤マントを誘い込んでいる事に …可哀想な、可哀想な赤マント 赤マントは気付かない、気付いていない、気付けない この、少年が …都市伝説と、契約している事に 女子トイレに駆け込んだ少年 赤マントに立ち向かう意思を見せた 赤マントは気付かない 少年が、女子トイレをテリトリーとする、都市伝説と契約している事に 少年が立っているのは、入り口から数えて三番目の、トイレの前 こんこんこん 少年が、トイレの戸をノックした、その音が…まるで、己が死刑台に登っていく音に、聞こえたのは 赤マントが、とうとう気付いたから 自分ははめられたのだと言う、その事実に 「花子さんっ!」 「は~ぁいっ!」 ばぁん!!と トイレの個室から飛び出してきたのは、一人の少女 おかっぱ頭に、白いブラウス、吊りスカートの少女 凶悪な笑みを浮かべてくるその相手を、赤マントは知っていた トイレの花子さん 全国、どこにでも存在する都市伝説 ゆえに、学校に出没する都市伝説、及び、女子トイレをテリトリーとする都市伝説で…最強クラス 赤マントとて、都市伝説としては非常にポピュラーな存在であり、口裂け女や人面犬と並んで強大な存在であるという自覚はあった だが、場所が悪い 相手が悪い ここは、女子トイレ すなわち、花子さんのテリトリー 人間と契約した都市伝説 その都市伝説が、己のテリトリー内で戦うとしたら …その力は、如何程か? 「おじさんなんてだ~っい嫌い!死んじゃえっ!」 無邪気にそう言って、花子さんはその力を発動させた 己に迫ってくる激流を、赤マントはまるで他人事のように見詰めていた (………あぁ) 自分は、ここで消えるのか ただ、他人事のように、そう思って もっともっと たくさんの血を見たかったな もっと、もっと、もっと このマントを、真っ赤な血で染めたかったな そんな事を考えながら、赤マントは激流に飲み込まれ 都市伝説としての、長いのか短いのか、よくわからない生涯を……閉じた 可哀想な赤マント 花子さんに負けちゃった 可哀想な赤マント …本当に死んじゃった? 本当に消えちゃった? それは誰にもわからない だって、赤マントはどこにでも「い」る だって、みんなが噂する 赤マントはいるんだよ、って 夕暮れ時に、子供に声をかけてきて 真っ赤な真っ赤なマントを身につけ現れて 真っ赤な返り血に染まる為に、人を殺して回っているんだよ、って だから、赤マントはどこにでもいる 消えちゃった、可哀想な赤マント でも、赤マントはまたきっと現れるよ みんながうわさし続ける限り 赤マントは、またきっと現れて その身を血に染め、恐怖の都市伝説として君臨するんだよ? fin 「単発もの」に戻る ページ最上部へ
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タイトル:赤マント(あかまんと) 開発元:Chilla's Art (Steamの紹介ページ) 「ターコタコたこ焼きマントmマ゛あ゛あ゛あ゛?!」 ゲーム紹介 赤マントは、赤いマントと白い仮面を身に着けた怪人にまつわる都市伝説をベースにしたゲームです。 (Steamの紹介ページより) 「夜勤事件」「事故物件」「深夜放送」などでお馴染み「Chilla's Art」製ホラーの一つ。 赤マントとは昭和初期に騒がれた都市伝説の一つで、のちに「学校の怪談」の一つと知られる「赤い紙、青い紙」の派生系の一つ「赤マント、青マント」としても知られるようになった。 第1回(2022/05/15) プレイヤー:えふやん(視点配信) エピソード 募集中
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都市伝説 赤マント(Aka Manto) 赤マントとは、都市伝説に出て来る怪人物である。 1937年頃から日本で、「惨殺」を行う、赤いマントを着た何かの噂が流れている。 参考文献 朝里樹『大迫力!日本の都市伝説大百科』178頁 朝里樹『日本現代怪異事典』21, 22, 26頁 朝里樹『日本現代怪異事典 副読本』55, 60, 227頁 朝里樹/さがわゆめこ/グラフィオ『日本の怪異・妖怪大事典』28頁
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【赤マント】ステータス 保有技能 行動パターン 【赤マント】 ステータス HP:500 ATK:300 DEF:300 保有技能 『二つに一つの選択死』 高速機動 遠隔攻撃 血塗れの赤か血抜きの青か。 死に方だけは、選ばせてあげる。 自身の判定値を+30する。 高速機動 を持たない敵の判定値を-30する。 遠隔攻撃 を持たない敵の判定値を-30する。 『深紅の真紅の辛苦の外套』 涙のような、血に濡れ赤く染まった外套。 誰の為に、何の為に流れた赤なのか。 100以下のダメージを無効化する。 500以上のダメージを無効化する。 行動パターン 赤マント:防御→必殺→防御→攻撃→… 下の図のようにくねくねと波打つように移動する 必殺 2 6 防御 1 3 5 攻撃 4 赤いマントを靡かせる、日本有数の知名度を持つ都市伝説。 1930年代から存在し、記録される最古の資料では長野がその発祥であるという。 多彩な殺害方法と、あまりにも「殺す」ことに特化した逸話の数々を持つ。 ナイフ、バット、質問による殺害方法が特に有名である。 それらは二つに大別される。 夜道を歩いていると、バットで全身を叩き潰される。 トイレで、全身をナイフで滅多刺しにされる。 その返り血を浴びたマントは、赤く染まる……という直接的なタイプ。 だが、極めつけは質問をするタイプである。 「赤いマントと青いマント、どっちがいい?」という質問をし、 赤いマントと答えると、ナイフの雨が降ってきて、串刺しにされる。 青いマントと答えると、全身の血を吸いつくされ、失血死する。 流れた血は身体を赤く染め、失血した身体は青ざめる。 どちらにしろ、問いかけられた時点で助からない。 「赤いちゃんちゃんこ」「赤い半纏」等の派生系都市伝説を生み出した。 赤いマントのモデルは、実在の凶悪犯、不審者、架空の怪人や吸血鬼がモデルとなっている。 それらに共通するのは、危険であること、そして命を脅かすこと。 学校の怪談で名を馳せた都市伝説の中でも、特に危険で凶悪な都市伝説。 第十一話にて登場。 松実宥が保有する都市伝説。フリーメイソン四天王の一人。 今まで戦った都市伝説の中でも特に最強の部類。高ステータス、 高速機動 と 遠隔攻撃 を合わせ持った判定値補正の能力、特定の威力の攻撃を全て弾く防御能力を持つ。追加能力を発動したネクサスシフトでなければ倒すことは困難だろう。 戦う上で注意すべきなのは「深紅の真紅の辛苦の外套」。ある程度ダメージを計算し、一気に勝負を決めようと高火力技を撃って不発、などという事態は避けなければならない。 行動パターンは複雑で、おそらく戦闘中に把握することは想定されていなかった。このあたりから行動パターンを読むことがほぼ不可能な敵が出てくるようになり、怜のD Tやアイテムの「視鏡『爆砕点穴』」の重要度が増してきている。回復アイテムと爆砕点穴のどちらかは常備していた方がいいかもしれない。
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キャラシートへの一発リンクのようなものです。 都市伝説 / 名前 口裂け女 / 岩崎 鞠絵 合わせ鏡の悪魔 / アンドラス 星を見る少女 / 星逢 夜奈 死体洗いのアルバイト / 基石 夜見 黄色い救急車 外道さん カシマさん / 華嶋 玲子 サーカスは人攫い / リチュオル 怪人アンサー / 貝藤浅乃 フックマン / エイルマー・D・ラヴィングネイル 「!」標識 / 昆 すずめ 猿夢 / 猿野 電 怪人赤マント / 赤間貫之 メリーさん 砂嵐 / ジャック方波見 腐らない死体 / 舎田 弁人 開けてくれ! / ロイエ・ウォールバンガー 泣かない赤ちゃん / キシキル 消えるカラス / 烏音 鴉 ドッペルゲンガー現象 / 二条 よはね
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都市伝説一覧 ショートカット あ行 /か行 /さ行 /た行 /な行 /は行 /ま行 /や行 /ら行 /わ行 /英数字・記号など / あ行 都市伝説名 種類 能力概要 登場作品 赤い靴 歌謡 契約者の身体能力強化、異人の召喚(異空間系能力持ち)など 赤い靴 赤い目の女 人型 能力の概要 赤い目をした女の子 赤い紙青い紙 妖怪 能力の概要 夢幻泡影 垢舐め 妖怪 能力の概要 神力秘詞 赤ハンマー 人型 能力の概要 邪気殺し 赤マント 人型 空間転移など 赤い幼星、神力秘詞、夢幻泡影、優しいお人好し 悪魔の囁き 概念 人の心にとり憑き、悪事を働かせるなど 悪意が嘲う 悪魔の密輸 概念 神智学協会編 連載 - Tさん、エピローグに至るまで 天邪鬼 概念 相手の心を読む、相手からの衝撃を跳ね返すなど 邪気殺し 天之尾羽張 物品 神智学協会編 連載 - Tさん、エピローグに至るまで 癒しの土 物品 ありとあらゆる病を癒す土の生成 優しいお人好し達 犬神憑き 概念 コドクノオリ コドクノオリ インキュバス 悪魔 強力な魅了能力、サキュバスへの変化など 優しいお人好し達 インフルエンザは地球外のウィルス 概念 インフルエンザウィルスを操る、対象生物の洗脳など 仄暗い魂 嘘から出た実 概念 虚言を真実にしてしまうなど 邪気殺し エーテル宇宙論 概念 光の媒体という記述を利用したレーザーなど [[]] お憑かれ様 概念 死霊を集める、死霊を操るなど 赤い幼星 鬼 妖怪 能力の概要 邪気殺し、夢幻泡影 か行 都市伝説名 種類 能力概要 登場作品 河童 生物 能力の概要 夢幻泡影 鎌鼬 妖怪 真空刃を飛ばす、風を操作する、など ]]、[[邪気殺し 連載 - 邪気殺し 蝦蟇の油 物品 傷を治癒する 赤い幼星、優しいお人好し達 噛み男 人型 対象に血がにじむほどの噛み痕を残す、など 赤い幼星 画竜点睛 概念 描いた龍の絵を実体化するなど 赤い幼星 漢字の成り立ち 概念 漢字を書き、その成り立ちの意味を実体化させるなど 神力秘詞 かごめかごめ 歌謡 コドクノオリ コドクノオリ 姦姦蛇螺 生物 コドクノオリ コドクノオリ 貴金属を身につけていると雷に当たりやすい 概念 貴金属へ雷を命中させるなど 赤い幼星 杞憂 終末論 神智学協会編 連載 - Tさん、エピローグに至るまで キョンシー 動死体 神智学協会編 連載 - Tさん、エピローグに至るまで 切り裂きジャック 人型 能力の概要 神力秘詞 クールトー 生物 犬を使役する 悪意が嘲う 口裂け女 人型 能力の概要 赤い幼星、邪気殺し、神力秘詞、夢幻泡影、闇子さん クラーケン 生物 能力の概要 神力秘詞 グラス・ハーモニカ 物品 神智学協会編 連載 - Tさん、エピローグに至るまで グレムリン 悪魔 機会を誤作動させる 優しいお人好し達 ケサランパサラン 生物 神智学協会編 連載 - Tさん、エピローグに至るまで ケサランパサラン 生物 Tさん Tさん 下水道に住む白いワニ 生物 能力の概要 夢幻泡影 結婚相手が見える洗面器 概念 ≪夢の国≫への復讐者 Tさん コーク・ロア 物品 対象に麻薬による中毒症状を起こさせるなど 悪意が嘲う 心の壁 概念 心を閉ざす事で結界・障壁をはる 優しいお人好し 言霊 概念 神智学協会編 連載 - Tさん、エピローグに至るまで ゴム人間 人型 能力の概要 夢幻泡影 蠱毒 概念 コドクノオリ コドクノオリ さ行 都市伝説名 種類 能力概要 登場作品 サキュバス(インキュバス、夢魔) 悪魔 能力の概要 連載 - 殺人雛人形 物品 夜中に動き回る、鋭い牙で人を殺すなど 赤い靴 さっちゃんの歌の四番目 歌謡 ≪夢の国≫への復讐者 Tさん 彷徨えるオランダ人 異空間を通して世界中移動できる、不老不死になる、など 彷徨う気まぐれ 寒いダジャレ 概念 ダジャレを言って対象を凍結させるなど 赤い幼星 猿夢 夢 悪夢を見せる。悪夢内で与えたダメージを現実にする、など 夢幻泡影優しいお人好し達Tさん 死体からダイヤモンド 概念 死体から炭素を取り出しダイヤモンドを精製する ソニータイマー 試着室の誘拐犯 事件 能力の概要 夢幻泡影 シャドーマン 異空間 異空間の生成・移動、姿の変化など 夢幻泡影 シャボン玉 歌謡 対象をシャボン玉に閉じ込めて消滅させるなど 夢幻泡影 シュレディンガーの猫 概念 量子の偏在を応用したテレポートなど [[]] 小松明 物品 神智学協会編 連載 - Tさん、エピローグに至るまで ショゴス 生物 ショゴスを召喚、ショゴスに変身するなど 赤い幼星 女郎蜘蛛 生物 下半身が蜘蛛になる、粘着性の強い糸を吐く、など 優しいお人好し達 死を招くネックレス 物品 ≪夢の国≫への復讐者 Tさん 蜃 妖怪 蜃気楼を発生させる [[]] 神智学協会 組織 神智学協会編 連載 - Tさん、エピローグに至るまで 心霊手術 概念 神智学協会編 連載 - Tさん、エピローグに至るまで ジュワユーズ 物品 神智学協会編 連載 - Tさん、エピローグに至るまで 水晶球 物品 はるか遠くの後継を映し出す、など 優しいお人好し達 水晶は永久的に凍ったままの氷 概念 水晶を溶けない氷に変える、対象を凍らせるなど 登場作品 水晶は邪気を吸収する 概念 邪気の篭った攻撃を無力化するなど 邪気殺し 水破 物品 神智学協会編 連載 - Tさん、エピローグに至るまで 聖痕 概念 神智学協会編 連載 - Tさん、エピローグに至るまで 聖槍 聖遺物 神智学協会編 連載 - Tさん、エピローグに至るまで セイレーン 人型 腕が鳥の翼に変わる、歌で人を操る、など 悪意が嘲う 千人針 物品 神智学協会編 連載 - Tさん、エピローグに至るまで ソニータイマー 概念 出来てから一年以上経ったものを、指定した時間に壊す ソニータイマー た行 都市伝説名 種類 能力概要 登場作品 太平天国 組織 神智学協会編 連載 - Tさん、エピローグに至るまで 種を飲み込むと体から植物が生えてくる 概念 種を飲み込み、その植物を生やすなど 赤い幼星 太郎くん 人型 トイレの水を操る、など 登場作品 タンスで瞬間移動 概念 タンスを開いて別の場所に移動するなど 赤い幼星 壇ノ浦に没した宝剣 物品 神智学協会編 連載 - Tさん、エピローグに至るまで 北谷菜切 物品 神智学協会編 連載 - Tさん、エピローグに至るまで 注射男 人型 手元に注射器召喚、注射器内に毒薬生成、など 夢幻泡影、優しいお人好し達 厨二病 概念 能力の概要 邪気殺し チュパカブラ 生物 能力の概要 夢幻泡影 チョコレートを食べ過ぎると鼻血が出る 概念 チョコレートを食べた人の身体から出血させる ソニータイマー ツァボの人食いライオン 生物 巨体による怪力、など 悪意が嘲う 手首ごと盗んでいく泥棒 人型 手元に刃物召喚、一撃で手首を切り落とす怪力、など 赤い靴 デリーの鉄柱 物品 神智学協会編 連載 - Tさん、エピローグに至るまで テンプル騎士団 組織 神智学協会編 連載 - Tさん、エピローグに至るまで 電話をかけてくるリカちゃん 生物 Tさん Tさん 桃源郷 異界(理想郷) 神智学協会編 連載 - Tさん、エピローグに至るまで 通りゃんせ 歌謡 最後まで歌を聴いた相手を殺す、など 悪意が嘲う ドッペルゲンガー 人型 視界内にいる相手に変身し能力記憶完全コピー、など 優しいお人好し達 ドナドナ 童謡 Tさん Tさん トビオリさん 概念 墜死する、など [[]] ドラゴン 生物 炎と毒のブレスを吐く、身体能力強化など 悪意が嘲う な行 都市伝説名 種類 能力概要 登場作品 ナチス・ドイツの生体実験データ 物品 神智学協会編 連載 - Tさん、エピローグに至るまで ニュルンベルグの卵 物品 世界で初めて創られた懐中時計 彷徨う気まぐれ 抜丸 物品 神智学協会編 連載 - Tさん、エピローグに至るまで ネッシー 生物 能力の概要 夢幻泡影 のっぺらぼう 人型 夢幻泡影 は行 都市伝説名 種類 能力概要 登場作品 拝上帝会 組織 神智学協会編 連載 - Tさん、エピローグに至るまで 獏 生物 夢を食べる、夢を見せるなど 夢幻泡影 八丁念仏団子刺し 物品 時間差で相手を斬り裂くなど 赤い幼星 パッドフット 生物 能力の概要 夢幻泡影 ハムサ 物品 神智学協会編 連載 - Tさん、エピローグに至るまで 刃物は縁を切る 物品 能力の概要 悪意が嘲う 隼風鉾 物品 神智学協会編 連載 - Tさん、エピローグに至るまで ヒエロニムスマシン 物品 物体の消滅、対象の修理・治療など 赤い幼星 ひとりかくれんぼ 生物 Tさん Tさん 兵破 物品 神智学協会編 連載 - Tさん、エピローグに至るまで ピリ・レイスの地図 物品 神智学協会編 連載 - Tさん、エピローグに至るまで フィラデルフィア計画 概念 能力の概要 悪意が嘲う フィラデルフィア計画 現象 Tさん Tさん フォトンベルト 概念 光子、遺伝子の操作 赤い幼星 ブギーマン 生物 神智学協会編 連載 - Tさん、エピローグに至るまで 物欲センサー 概念 他人の心を読み、その欲を探知し、欲している物が手に入らないようにする ソニータイマー ブティックの更衣室 都市伝説の種類 能力の概要 優しいお人好し達 冬将軍 象徴 神智学協会編 連載 - Tさん、エピローグに至るまで ブラックドッグ 生物 能力の概要 邪気殺し フランケンシュタイン 生物 神智学協会編 連載 - Tさん、エピローグに至るまで フランケンシュタインの日記 物品 神智学協会編 連載 - Tさん、エピローグに至るまで ベイチモ号 物品 神智学協会編 連載 - Tさん、エピローグに至るまで ベッドの下の男 人型 能力の概要 邪気殺し、夢幻泡影 ヘンペルのカラス 生物 情報を集めることができる [[]] 放射能による突然変異 概念 ≪夢の国≫への復讐者 Tさん ホープダイヤ 物品 ≪夢の国≫への復讐者 Tさん 蛍丸 物品 神智学協会編 連載 - Tさん、エピローグに至るまで 蛇神憑き 概念 コドクノオリ コドクノオリ ま行 都市伝説名 種類 能力概要 登場作品 マイナスイオン 概念 対象の病気を癒すなど 赤い幼星 マクスウェルの悪魔 悪魔 温度を操作する [[]] 魔弾 物品 銃弾を思いのまま操る、など [[]] 魔除けの桃 概念 神智学協会編 連載 - Tさん、エピローグに至るまで マヨヒガ 異空間 連載 - Tさん、エピローグに至るまで マリー・セレスト号 概念 能力の概要 彷徨う気まぐれ 水は今まで溶けたものを記憶している 概念 水の操作、サイコメトリーなど [[]] 道案内する死霊 概念 神智学協会編 連載 - Tさん、エピローグに至るまで メリーさんの電話 人型 能力の概要 夢幻泡影 モスマン 生物 能力の概要 夢幻泡影 や行 都市伝説名 種類 能力概要 登場作品 病は気から 概念 能力の概要 悪意が嘲う 闇子さん 人型 能力の概要 邪気殺し、闇子さん ユニコーン 生物 能力の概要 登場作品 夢日記 概念 気を狂わす、など [[]] ゆめにっき 概念 フリーゲーム「ゆめにっき」のエフェクトの使用、他人の夢への侵入、など。夢日記とは違う ソニータイマー 夢の国 異界(国) 夢の国 夢の国 ヨーウィー 生物 神智学協会編 連載 - Tさん、エピローグに至るまで 妖怪○○隠し 生物 小人を召喚する、対象物を隠すなど 赤い幼星 翼猫 悪魔 能力の概要 優しいお人好し 夜に口笛を吹くと蛇が来る 概念 能力の概要 神力秘詞 ら行 都市伝説名 種類 能力概要 登場作品 雷切 物品 神智学協会編 連載 - Tさん、エピローグに至るまで 雷上動 物品 神智学協会編 連載 - Tさん、エピローグに至るまで リア充爆発しろ 概念 妬んだ物を爆破する。生物が対象だった場合、一番近くの無生物が爆発する ソニータイマー レアード複葉機 概念 タイムスリップや時間の操作 [[]] レイヴァテイン 物品 様々な武器の形になるなど 夢幻泡影 ロンギヌスの槍 物品 能力の概用 悪意が嘲う わ行 都市伝説名 種類 能力概要 登場作品 英数字・記号など 都市伝説名 種類 能力概要 登場作品 3mの宇宙人 宇宙人 能力の概要 夢幻泡影 13日の金曜日 現象 能力の概要 夢幻泡影 731部隊の実験データ 物品 神智学協会編 連載 - Tさん、エピローグに至るまで Tさん 対抗神話 Tさん Tさん ページ最上部へ
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「赤いはんてんよ」 「あぅ?何ですか?」 「降りてくれると、ありがたいのだが」 ちょこんっ 新聞を読んでいる赤マントの膝の上に座っている赤いはんてん あぐあぐ 美味しく、エクレアを味わっている トイレで食事するのはどうかと思われるが、某地方では新築の家のトイレで食事する習慣があるそうなので問題ないのだろう 多分 「あぅ、これくらいいいじゃないですか。ケチケチするななのです」 「新聞を読むのに、邪魔なのだが」 そう言いながらも、赤マントは赤いはんてんを、無理にどかそうとはしない 赤いはんてんも、それに甘えて降りようとしない 見る人が見れば「このロリコンめ!」とか「リア充乙」とか言われそうな光景だ 「ふむ…物騒な事件が多いな」 「あぅあぅ、この街は都市伝説が生まれやすいのですよ。 私たちみたいな古参以外にも、ぽこぽこと生まれていっているのです」 「やれやれ、私たちのように平穏に行きたい都市伝説には、いささか面倒な事になってきたな」 ため息をつく赤マント 赤いはんてんは、そんな赤マントをじっと見上げる 「それじゃあ、引っ越すですか?」 「そう言う考えもありだが…そうなると、君が花子さんと会いにくくなるだろう?」 赤マントの、その言葉に 赤いはんてんは、あぅ?と首をかしげる 「どうして、私がついていくこと前提で話してるですか?」 「む?…付いてきてはくれないのかね?」 赤マントと、赤いはんてん 長い間一緒に生きてきたが、本来、同じ場所に存在する都市伝説ではない 二人ともトイレがテリトリーではあるが、この二人の都市伝説が、同じトイレに同時に存在する事はまずないのだ ---だから 赤マントが、この学校を、この街を、離れたとしても 赤いはんてんが、ついていかなければならない理由は、存在しない 膝の上に座ったまま、じっと赤マントを見上げる赤いはんてん やがて、にっぱり、笑ってみせる 「大丈夫なのです。ちゃんと、ついていくのですよ。 赤マントがいないと、毎日が退屈になって仕方ないのです」 「…ふむ、そうか」 もふもふ まるで、子供相手にするように、赤マントは赤いはんてんの頭を撫でた 赤いはんてんは、満足そうに笑う 「あぅ、惚れちゃ駄目なのですよ?」 「惚れんよ、君のようなロリババア。私のストライクゾーンから若干外れている」 ……… ………… …………… しばしの、沈黙の後 赤いはんてんは、にっぱり笑って…はんてんを、裏返した 赤マントの膝の上に乗ったまま、青いはんてんに変身する 「む、ますます新聞を読みにくいのだが」 文句を言う赤マント その襟首を、問答無用で掴む 「っの、ど変態がっ!!!!」 「ぐぉ!?や、やめたまえ! 私は戦闘的な能力は持っていないのだ 暴力に頼るのは野蛮だぞ!!」 「問答無用!!!!!」 ごっ!! がす!!! どかばきっ!!!! 深夜の学校の女子トイレ その、一角にて 何かをひたすら殴り続ける音と、男の悲鳴が一晩中、響き渡ったのだそうな 終わっちまえ 前ページ連載 - 花子さんと契約した男の話
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私はだぁれ? あなたは無邪気にそう尋ねる あなたはだぁれ? あなたは無邪気にそう尋ねる あなたが何者なのか 私が何者なのか それは、誰にもわからない だって、私たちはまだ生まれてすらいないのだから Red Cape 「…赤マント、何書いてるですか?」 「うぉ!?……あぁ、何だ、君か」 トイレの個室に響く若い男性の声 普通に考えれば、変質者以外の何者でもない しかし、彼は平然とそこに存在していた 声をかけた少女も、彼を変態扱いする様子はない この異常な光景も、二人にとってはごく普通の日常なのだ 「あぅ、またヘタッピなポエムですか?」 「ヘタッピとは失礼な。これでも、雑誌連載を頼まれている身だぞ?」 ふふ、と真っ赤なマントを纏った青年が笑う そんな青年を、真っ赤なハンテンを着た少女は、やや胡散臭げに見上げていた 赤と赤 似たような衣装を纏っているからか それとも、出現場所が同じ女子トイレであるからか 二人は、いつからか共にいる事が多くなった 仲良し、と言ってもいいだろう 考えた事を、互いに好き勝手言い合える仲と言う奴だ 「マイナー雑誌のちっちゃなコーナーもらっただけで、何いい気になってるですか。 どうせ、赤マントのポエムなんて読んでいる奴いないのです!」 「何だと!?確かにファンレターは一通ももらっていないが、私のポエムに世の熟女は萌え萌えだぞ!」 「訳わからんのです。しかも、熟女萌えだったですか、お前」 「ふん、熟女の素晴らしさはお子様にはわかるまい」 「あぅあぅ、私の方が赤マントより年上なのです!」 「はっはっはぁ、聞こえんなぁ。そんな外見で言われて説得力があると思うか」 あぅあぅあぅ ぽかぽか、だだっこパンチを繰り出そうとしてくる赤いはんてんを、赤マントは片手で押さえ込む いつもの、ほのぼのとした夜の光景である 誰もいなくなった学校の女子トイレ 二人はいつも、こんな調子だった …しかし 今夜は、その平穏が静かに壊された 「……む!?」 「あぅ!?」 ぴくり 彼らは、感じ取った …自分たちとは違う、都市伝説の、気配を 「赤いはんてんよ、何者かがこちらに近づいているようだぞ」 「あぅ、私もわかるのです。しかも、契約者付きなのです!」 「うむ、むしろ、契約者だけがこちらに近づいていると言うべきか」 二人とも、それなりに年季の入った都市伝説である 気配で、何となくわかる …さて、どうしようか 二人は、顔を見合わせた 「赤いはんてんよ、今近づいている都市伝説及びその契約者、私たちに対して友好的だと思うか?」 「あぅ、わかんないのです。私たちも昔は人を襲ったりしてましたから」 「うむ。しかし、ここ数十年は自粛しているではないか。今更退治などされたくはないな」 ひとまず、二人は姿を隠す事にした 静かに、侵入者を待ち受ける …こつんっ 入り込んできたのは、一人の少女 小学生くらいだろうか? 真夜中の学校の女子トイレに一人で入り込み、きょろきょろと辺りを見回している …異常な光景である こんな真夜中に、こんな年頃の少女が一人でやってくるなど そして、二人には、わかった 彼女から、微かに感じる…都市伝説の、気配を 「………」 「………」 普通に考えれば…都市伝説的に普通に考えれば、ここで、少女を無視すればいい そうすれば、厄介ごとには絡まれずにすむ この少女の目的が何であれ、関われなければそれでいいのだ 関わってはいけない …しかし しかし、だ 赤マントも赤いはんてんも、都市伝説である 都市伝説であるが故に、一種の強迫観念を持っていた だから 我慢など、できなかった 「赤いはんてんが欲しいですか?青いはんてんが欲しいですか?」 口を開いてしまったのは、赤いはんてん 彼女の方が、こう言うシチュエーションにおいて、うっかりと習性がにじみ出やすかったのだ 赤マントが慌てて口を塞ぐが…時、既に遅し にたり 少女が笑った 「…見ぃつけた!」 「むぅ、赤いはんてんよ、君のせいで見付かってしまったじゃないか」 「あぅぅぅぅぅぅぅ、ご、ごめんなさいなのです!」 見付かってしまったからには、仕方がない 二人はふわり、少女の前に姿を現した にやり、笑っている少女 …ぞくりっ その笑顔に、二人は悪寒を覚えた 無邪気なはずの笑顔に…確か悪意を、覚える 「ううむ、ロリは無邪気な癒し系が一番。邪悪ロリは好みではないのだが」 「…熟女萌えに加えてロリコンでもあったですか。どこまで変態ですか、お前は」 馬鹿な会話をしながら、二人は戦闘体制をとった 長年のカンが、この少女は敵だと告げてくる そして、事実、少女は二人にとって敵であった 都市伝説と契約した少女 契約相手を召喚すべく…歌いだした 「赤い靴履いてた女の子 異人さんに、連れられて行っちゃった」 「…『赤い靴』か!?」 童謡に噂される都市伝説 赤い靴を履いていた女の子は誘拐され、異国に連れて行かれた… 事実とは違う、語られる噂 それが都市伝説となり、それはこの世に生れ落ちる ……ず、と 背後に感じた気配に、赤いはんてんは慌てて逃げようとした しかし 「あぅ!?」 「赤いはんてん!?」 がしり 男の手が、赤いはんてんの細い首を掴んだ 異国人風の男はニヤリと笑い…っふ、と赤いはんてんごと、姿を消す くすくすくすくすくすくすくすくすくす 女子トイレの中に、少女の笑い声が静かに響く 「…お嬢さん、赤いはんてんをどこにやったのかな?」 「くすくす…知らない」 くすくすくすくすくす 少女は無邪気に邪悪に笑う そして、にんまり笑って、赤マントを見上げる 「あんなちっちゃな子、私の『赤い靴』に捕まったら、逃げられるはずがない。 次は、あなたの番よ」 「ううむ、外見年齢はアレだが、彼女は実際の所結構なロリババアだぞ。 それに、外見年齢だけでも、君の方がはるかに幼い訳だが」 一瞬は動揺したものの、すぐに冷静さを取り戻した赤マント その様子に…少女は、不機嫌そうな表情を浮かべた ぎろり、赤マントを睨みあげる 「…何、余裕ぶってるの?あなたの相方、どうなっても知らないわよ?」 「うむ、君が自分の都市伝説に自信を持っているのはよくわかったのだが…」 ひらりっ 赤マントは、優雅にマントを翻す マントで口元を隠した状態で…笑った 「今は、君自身の身の安全を考えたまえ 私が知っている限り、赤いはんてんは強き都市伝説だ そして、私は………君相手ならば、100%、君を傷つけることなく無効化できる自信があるのだよ」 「…っふん、やれるもんなら、やってみなさいよ」 少女が、警戒したように構えてくる 今、気付いたが、少女は真っ赤な靴を履いていた 恐らくは、あの靴を通して、あの都市伝説本体の力が彼女にも備わっているのだろう …だが、それでも 赤マントは、この少女に負けるつもりはなかった 負けるはずなど無い そう、確信していた 「さぁて………赤いマントは、いかがかな?」 「あぅぅぅぅ!?く、苦しいのです!離せなのです!!」 じたばたじたばた!! 首を絞められ続け、もがく赤いはんてん ぱっ、と その言葉に反応したように、手が離された 「あぅ!?」 べちっ!! 急に離されたせいで、尻餅をついてしまう赤いはんてん 痛みに、涙が目尻に浮かぶ 「あぅ…痛いのですよ。ここ、どこですか?」 そこは、トイレのようだった …そして 赤マントの気配を、遠いような近いような、よくわからない位置に…感じた 「…なるほど。これがお前の能力ですか」 瞬時に、赤いはんてんは赤い靴の能力を読み取った 異国に相手を連れて行く その拡大解釈なのだろうか 彼は、相手を異国ではなく「異空間」に連れ込む 恐らく、現実にはここは元いた女子トイレでしかないのだろう 世界の裏側、とでも言うべきか 自分は、本来移動すらしてないのだ 相手は、自分と赤マントを分断させるのが狙いだったのだろう 甘く見られたものだ 立ち上がり、赤いはんてんは赤い靴を睨み上げた 「甘く見ないでほしいのです。お前なんて、やっつけてやるのです!!」 ぴ!と赤い靴を指差す赤いはんてん …赤い靴からの返事は、ない むっとして、再び口を開こうとした、その時 「……………う」 「あぅ?」 かくくん 赤い靴が何か言ったようだが、よく聞こえなくて、赤いはんてんは首をかしげた …直後 赤い靴が、叫ぶ 「いやっほぉおおおおおおおお!!!!!!! 強気ロリっ子さいこぉおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!」 「……あぅぅぅぅうううううううう!!?? へ、変態なのです!?ロリコンなのです!?」 がびびびびん!! 目の前の男が、自分の相方並かそれ以上の変態である事を、赤いはんてんは少女的本能で感じ取った 色々と、激しく身の危険を感じる!! 「あ、赤いはんてんが欲しいですか!?それとも、青いはんてんがほしいですか!?」 「HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!!どちらでも構わんさぁ!!! さぁさぁさぁ!!カモンカモーン!!!」 ばっちこーい!の体勢をとる赤い靴 そんな赤い靴を前に…赤いはんてんは己のはんてんに手をかけた ばっ!と赤いはんてんを、翻し…ひっくり返して、身に纏う 赤いはんてんを裏返すと、それは青いはんてんになり …青いはんてんを身に纏った瞬間、赤いはんてんの姿が劇的に変わる!! 「……何ぃ!?」 「さぁて……変態は、お仕置きしちゃうわよぉ?」 話し方すら、がわりと変わり 少女の姿をしていた赤いはんてんは…ナイスバディグラマーな大人の女性へと、変貌した っが!!と、赤い靴の襟首を掴み、拳を振り上げる!! 「せ、成長しただとーーーーー!!?? 10歳以上は皆ババァ!!ババアに興味はねぇーーーっ!!」 「煩いわねぇ、手加減しないわよっ!」 っが!! 青いはんてんの拳が、吸い込まれるように赤い靴の顔面に直撃した がっ!ごっ!どすばきっ!! 容赦なき連続パンチが、赤い靴に叩き込まれる!! 激しい連続パンチのラッシュ 女性のその容姿からは想像も出来ない怪力が、赤い靴を逃がさない …数分後 そこには、全身に斑点のような青痣を作った赤い靴が、倒れていた 直後 ぐらり、視界が揺らぎ…青いはんてんは、元の女子トイレに戻ってきた 「うむ、そちらも終わったようだね」 背後から声をかけられる 振り返ると…もごもご動く麻袋を背負った赤マントが、爽やかな笑みを浮かべて立っていた 「そっちも終わったのね?」 「うむ、当然であろう。少女相手であれば、私は無敵だ」 はっはっは、と赤マントは笑う …赤マントの都市伝説には、いくつかのパターンが存在する 今、もっとも有名なのは、子供を切りつけ、赤いマントを着たように血塗れにさせる事だろう だが、この赤マントは違う 古き時代に生まれた彼は……「人攫い」 真っ赤なマントを羽織った男が、女の子を連れて行くという人攫いの都市伝説から生まれた存在だ 一瞬で少女を連れ去る為の力 彼は、赤い靴の契約者の少女を、一瞬でこの麻袋に詰め込んでしまったのだ 戦闘的ではないが、少女相手ならばほぼ無敵の力である 「…うむ、見事な青痣だらけ。相変わらずむごいな」 「だって、こいつ変態だったんですもの」 ひらり 青いはんてんは、はんてんを裏返し…赤いはんてんに、戻った 「色々と身の危険を感じたのです。これは正当防衛なのです!」 「うむ、まぁ、正当防衛に変わりはないな…さて、この二人はどうしようか」 「あぅ、慈悲深く、女の子の方は学校の門のところにでも捨てて置くのですよ。 赤い靴は、全裸で電信柱にでも縛り付けて『人攫いです』とでも書いて放置しておくのです!」 「はっはっは、相変わらずの鬼畜ロリめ」 こうして、二人の平穏な夜は護られた 二人は、今のところ人間と契約するつもりはない 契約者と都市伝説の戦いになど興味はなく、ただのんびりと生きたかったから …ただ、同じトイレの都市伝説である、とある花子さんからの話を聞いているだけで 二人は、充分だったから それに、二人は、二人一緒にいる事が何よりも楽しかったから …そこに、人間が入り込んで欲しくは無かったのである どうして戦うのですか わからない、と彼女は泣いた どうして戦うのですか 私も、わかりません どうして、私たちは戦う運命にあるのでしょう 生まれてしまった私たちですが、ただ、平穏に生きたいだけなのに Red Cape 前ページ連載 - 花子さんと契約した男の話