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【野比玉子@ドラえもん】死亡確認 【タケシ@ポケモン】死亡確認 【巴マミ@魔法少女まどか☆マギカ】死亡確認 額にナイフが、突き刺さった三人の参加者の死体。 その前に白い仮面を被った黒が立っていた。 「何だこの参加者達は……?」 黒は違和感を覚えていた。 自分達を襲ってきた、この参加者達は、何処か行動が機械的で人間味がなかったのだ。 まるで、何かに暗示をかけられているような――。 「ぽんこつは無事か?」 ふと、自分と行動を共にしているベール=ゼファーの方を向くと。 「へ、黒……。助けて……」 さっき、黒が殺した参加者の殺虫剤で瀕死の状態になったベルが倒れていた。 「お前……。大魔王なんじゃなかったのか?」 「ゆ、油断したのよ……」 蝿の魔王だから殺虫剤に弱いのかな?と思いつつ、黒はベルを担ぎ上げた。 「取り合えず病院に向かうか」 「あ、アンゼロットの……し、仕業ね……。さ、殺虫剤だなんて……卑怯な手を……」 だが、そんな黒達の前に新たにまた2人の参加者達が現れる。 二人とも刃物なり銃なり武装していることから、明らかにこちらに殺意がある事が分かった。 (神奈川に来たのは失敗だったな……) 黒はナイフを構える。 それを合図に、参加者達が一斉に襲い掛かり同時に黒も動いた。 【ジュラル星人@チャージマン研】死亡確認 【磯野波平@サザエさん】死亡確認 「ベル、大丈夫か?」 「し、死ぬかと思った……」 襲ってきた参加者達を返り討ちにした黒は、神奈川の病院に来ていた。 すると、何故か殺虫剤用の解毒剤があったので、それを使ってみたところ効果は抜群だった様だ。 (ラベルには、ぽんこつ専用と書いてあるな……。主催側の誰かがベルを煽る為に用意したのか?) 実はアンゼロットがベルを煽る為に置いておいた薬品だったが、黒がそんな事知る由も無い。 取り合えず黒は目に付いた医療用具を片っ端から、ティバッグに放り込んでいく。 その後、そっとカーテンの間の窓から外を除く。 地獄絵図だった。 老若男女関係なく、静信に暗示をかけられた参加者達が殺し合っていた。 そして、返り血に濡れた参加者達は、自分達が居るこの病院にも近づいていた。 黒はベルの方を見る。万全とはいえないようだが、戦闘を行うぐらいには回復しているようだ。 「ベル。ここにもう用は無い。すぐにここから離れる」 「いきなりどうしたの?」 「どうやら、他人に暗示をかけ操る能力者が居るようだ。そいつが、神奈川に居る参加者を片っ端から操り殺し合わせている。 ここに居るのは危険だ。幸い、ここはまだ東京から近い、ここが地獄になる前に避難できる筈だ」 「ふーん。面白い事になってるみたいね……」 「もうこれ以上、トラブルは御免だぞ?」 「分かってるわ。まだ調子も悪いし、首は突っ込まないで置くわよ」 「よし。表口は参加者が多い、裏口から行くぞ」 二人が裏口に向かうと人影の姿があった。 見たところ恐らく男だろう。 そのまま、黒とベルが警戒していると人影がこっちを向いた。 マーダーという可能性もあるので、何時でも戦闘になってもいいように臨戦態勢を取ると その男は、こっちに向かって走ってきた。 (やるしかないか……) 黒は契約能力を、ベルは魔法を発動させようとした瞬間、男は二人にとって予想外の行動を取った。 「お前ら!俺を助けてくれ!!!」 男はそう叫んだ。 良く見れば全身に打撲の痕があり、その男はボロボロだった。 「俺を……あの悪魔から!!!」 「どういうこと?」 ベルがその男から何があったのか問い詰めようとした瞬間、轟音が響いた。 「何処に居るんですかぁぁぁ!!!!!8/!!!!!!!!」 病院の壁をぶち破り現れたたのは初音ミク。 しかしその顔は正に鬼。もはや以前の可愛らしい、あの顔は微塵も残っていない。 「あ、あいつが来た……」 「落ち着け。万が一の為の避難経路は用意している」 そう黒が言うとベルと8/を連れ来た道を戻る。 「何処に逃げたぁぁぁ……8/……」 ミクは病院内を隅から端まで8/を探すが誰も見つからない。 「手間取らせんじゃぁねぇよぉぉぉ……」 ミクが変貌したのは、第二回放送にて6/の死を知った直後だった。 もう、二度と6/をいたぶれない。 その行き場のない虚しさと、6/を殺された怒りが入れ混じり彼女は完全な鬼と化した。 そして手始めに、近くに居た8/をいたぶり始めた。 それも今までとは比べ物にならない程の、最早死んだ方が楽に思えると感じる拷問を彼に行ったのだ。 「それで命からがら逃げてきたのか?」 「そうなんだよ。あいつ8もう人間じゃない!人の形をした何かだ!!」 「黒、来るわよ」 「大丈夫だ」 ミクは、黒、ベル、8/の居る病室の扉を勢い良く開ける。 「やっと見つけ……」 ギュイーン 「え?」 デーレレッテーレー♪ デレーレデレレー♪ 「い、一体……」 ♪ デーレレッテーレー デレーレデレレー ♪ 「な、何が……」 デーレレッテーレー デレーレ ダッダン♪ 「お、起こって……?」 \ さいごのガラスをぶち破れ~ / \ 乱れた景色を蹴散らして~ / ( \/ /_∧ <./| /| ヽ/ /Д`/⌒ヽ / .| / / / /\/ ,ヘ i  ̄ \_/ し \_/ i /> i⌒ヽ ./  ̄> /⌒ヽ i i \( .| i | /ヽ ヽ ∠ ヽ ヽ| |、 \_ノ > \ | )  ̄ ./V ____ .ノ ./⌒)∧ / / し .ヽ(.∨ // し / 「は?」 妙な音楽と共にガラスをぶち破って逃げていく黒達を、ミクはポカーンとした顔で眺めていた。 【一日目・20時00分/神奈川の病院】 【初音ミク@VOCALOID】 【状態】鬼、ドS 【装備】ヒートロッド 【道具】支給品一式、その他不明支給品 【思考】基本:6/を殺した奴をこの世の全ての苦しみを味あわせて殺す! 0:え? 1:逃げた8/をいたぶる。 2:他の参加者もいたぶる ※今までのミクは別人のようですが、並行世界からの電波を受け取ったようです。 ※VOCALOIDとかじゃなく、れっきとした人間です。 【クマ吉@ギャグマンガ日和】 【ディアボロ@ジョジョの奇妙な冒険】 病院の前をうろついていたらミクに殺された 「近くに車があって助かったな」 無事、病院から抜け出した黒達は近くに停めてあった車を使って夜道を走っていた。 「ねぇ黒……。今の何?」 「……俺にも分からない」 黒も正直さっきの事は何が何だか分からなかった。 だから、取り合えず気にしない事にしておいた。 【ベール=ゼファー@ナイトウィザード】 【状態】ぽんこつ、アンゼロットに怒り、体調不良 【装備】不明 【道具】支給品一式 【思考】基本:主催者とアンゼロットを殺す 1:手駒を集める 2:黒と行動する 3:インデックス達が気になる 4:土蜘蛛を警戒 5:今の何? 【黒@DARKER THAN BLACK -黒の契約者-】 【状態】疲労(小) 【装備】ナイフ、ワイヤー、黒いコート、車 【道具】支給品一式、仮面、病院で回収した医療道具 【思考】基本:ゲーム脱出 0:今のは……? 1:銀を探す 2:ベルと行動する 3:熊岡の情報を集める 4:インデックス達やゼロが気になる 5:土蜘蛛を警戒 6:神奈川から避難する 7:8/から話を聞く ※黒がガラスをぶち破ると自動的に『覚醒ヒロイズム』が流れます 【8/@TCBR】 【状態】全身にダメージ(中)右腕にダメージ(大)、全身に打撲の痕、ミクに恐怖 【装備】ジオメカルトリカルサイファー 【道具】支給品一式、その他不明支給品 【思考】0:何だ今の? 1:10/を打倒したいが…… 2:ミクを警戒 3:黒達と行動する ※ファントムのことを10/だと思っています。
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覚醒ヒロイズム ◆mist32RAEs この世に正義はあるのか。 暴虐と嘲りと裏切りがはびこる世界で正義を求めるのはいけないことなのか。 それでも、それでも、助けるべきモノを助けたいと願うなら。 正しさを貫き通すことを望むなら。 それは悪と呼ばれるモノになるしかないのか。 この世が間違いだらけの悪逆で満たされて、それが正しいことだと、当たり前のことだと誰もが肯定するのなら。 ならばその当たり前の正しさを叩き潰して悪と呼ばれるしかないのだろうか。 その行いが世界に反逆するものだとしても、それを正しいと言ってくれる者がいるのなら。 もしそうであるなら、人はそれをヒーローと呼ぶのだろうか。 その行い自体に意味はなく、それを評する誰かの是非で正悪が決まるのだろうか。 だとするなら――この世に本当の正義なんてあるのか? ◇ ◇ ◇ 風邪を引いたように熱を帯びた少女の顔。 それにそっと触れた己の手を意識した。 物理的な体温と共に、理屈ではない温もりが手から伝わり、冷たく寂しい心のなかに染み渡っていく。 一方通行は確信する。 コレは失ってはいけない物だ。 何があっても守らなくてはならない。 躊躇うことなど何も無い。 この少女を助けた結果、その記憶に何も残らないことになったとしても、この温もりも自分自身が覚えていればそれでいい。 一方通行の中に、この温もりだけでこんなにもチカラが湧いてくる。 これは人が前へと進む力だ。単純な、物理的なベクトルの話ではない。 もとよりそんなものは文字通り余りあるほどに手に入れている。 だが心が満たされたことなどない。いや、そのようなことに思い至りすらしなかった。 飢えていたことすら気付かぬほどに、自分はあらゆるものに対して乾いていた。 一万回だ。 誰かがかけがえのないものを失う痛みを一万回。 殺して殺して殺して、その度に、ちっとも、まるで、馬鹿みたいに気づきもしなかった。 痛みを与えてきたのは自分自身。言い訳などできるはずもない。 そんな自分が、失う痛みが嫌で誰かを助けたいと願っている。全く何の冗談だ。 それでも。 それでもだ。 それでも少女が助かるなら構わないではないか。 死んだらそこでおしまいだ。そうなるよりかは、ずっといい。 記憶がなくなるというなら願ったり叶ったり。 血にまみれた手で救い上げられることを責められるというなら、その血を綺麗に拭いてあげれば何の問題もないだろう。 少女はすべてを忘れて元通り、自分とは二度と関わらない――それで終わり。 ヒーローなんていない。 セイギノミカタなんていない。 この世界は優しくなんかなくて、汚濁に満ちて救いようがない。 それでも助けたい何かがあるなら、やるしかないのだ。 救いを待っても、助けを求めて叫んでも、誰も来ないというのなら。 さんざん待っても、喉が枯れるまで助けを呼んでも、天に届けと祈っても何も起こらなかったなどと――、 そんなくだらない理由で大切なものを失いたくなければ、無理でも無駄でも分不相応でも、それは己がやるしかないのだ。 ――ヒーローになるしかないのだ。 スローモーションのような一瞬で、己の眉間に弾丸が吸い込まれるのをただ呆然と見つめながら、一方通行はそんなことを思った。 炸裂する衝撃で背が大きくのけぞる。 首のあたりで嫌な音が響いた。 銃弾の衝撃で少女の顔に触れた手が離れる。 宙に浮いた手が何かを求めるように伸びたが、その何かを掴むことはない。 伸ばした手の先はもうどこにも届かない。 何かを願ったところで、結局何も叶わない。 何かを必死にかき集めたところで、それは全て掌からこぼれ落ちていく。 全ては闇に。 高速でブレる視界は元に戻らず、急速に暗くなる。 混濁する泥となった意識がそのまま黒に染め上げられるのは、あっという間だった。 (全く、考えが甘すぎンだよ。今さら――) ◇ ◇ ◇ 目を開けると見知らぬ天井が視界を埋めていた。 右手の方向から澄んだ光が降り注いでくるのがかろうじてわかった。 だるい。 意識が醒めても身体を動かそうという気になれなかった。 しばらくそうやって呆けたように天井を見上げていた。 思考も形を成さなかった。 とぎれとぎれの記憶が脳内で再生されるが、それについて何かを認識、思考することもなかった。 「……くァ」 軽くあくびをして、一方通行はようやくゆっくりと身体を起こす。 すでに日は昇り、腹がたつほど眩しい太陽光が窓から差し込み、白い肌を照らす。 枕がわりにしていたデイパックからデバイスを取り出して時間を確認すると、五時をだいぶ過ぎていた。 放送まであと少しといったところか。 缶コーヒーでも飲んで眠気を飛ばそうと考えてから、先刻の戦闘で包丁や工具もろとも散弾がわりに使いきってしまったことを思い出す。 ハァ――とため息をついた。 工具や刃物はともかく、缶コーヒーは後でまた調達しておきたい。 武器としてだけでなく、嗜好品としても一方通行には必要なものだからだ。 さて軽く頭を振ってから記憶を整理する。 まず思い出したのは――、 「あァそうか……」 血まみれになって地をはう、ツンツンヘアーの少年。 そこから連鎖的にすべてが脳裏に浮かんだ。 今、一方通行がいるのは住宅街にある一軒の民家だ。 居間は洋式でソファーが置いてあり、そこに今まで体を預けて眠っていた。 庭に向けて大きなガラス戸が開いて、夜明けの朝日はそこから差し込んでいる。 その庭に上条当麻の死体があった。 己がここまで能力で引きずりながら運んできて、そして無造作に捨てた。 「そうそう……そういうことだよ」 ゆっくりとした足取りでガラス戸から庭へ降り立つ。 動かぬ死体の傍らまでやってきてから、しゃがみ込んでその表情を覗き込むように首をかしげた。 全身血まみれのソレはすでに死の匂いを放ち始めていた。 間違いなく死んでいる。これは人間ではない、死体という「物」だ。 上条当麻は、もういない。 この手で殺した、死んだ。 もう二度と動かない。 これはただのモノだ。 「……何なンだ?」 その呟きに応えるものは誰もいない。 一方通行は独りだ。 「…………何なンだよ、テメェはよ」 押し殺したような呟きが剣呑な響きを帯びていた。 一方通行の眉間には青筋が浮き出ており、その赤い瞳孔は大きく見開かれている。 亀裂のように横に大きく裂けた口の端がヒクヒクと震えながら歪んでいた。 「何寝てやがンだ」 おもむろに立ち上がって、そいつを踏みつけた。 かつて無敵の己を打ち負かした唯一無二の幻想殺し、その象徴とも言える右腕をぐしゃりと靴裏で踏みにじる。 「何でテメェが死ぬんだよッ!」 ぐしゃり。 ぐりぐり。 何度も、何度も。 その表情は大きく歪んでいた。 もはやそれが怒りか嘆きかわからないほどに。 己が殺したという事実はもはや問題ではない。 上条当麻の最強の右腕は、もう二度と振るわれることなく朽ち果てた。 それがどうしようもないほどに許せない。 全ての幻想を打ち砕く、ただそれだけの最弱(さいきょう)は、こんなところで惨めに滅ぶはずがない。 「この――」 そして狂気を宿した一方通行の激情が、ついに殺意の沸点に達した。 先程の仮眠によって制限時間は十分に回復している。 首輪のランプの色が変化し、最強の能力であるベクトル操作の封印が解かれて、そして炸裂する。 振り下ろされた右足の威力は能力によって増幅され、岩盤すらぶち抜く鉄槌となって、幻想殺しの残骸を文字通り粉砕するだろう。 「…………あァ?」 ――だが、しなかった。 もはや見るのも忌まわしいと、粉々に砕き散らそうとした右腕は一方通行自身の右足の威力だけで踏みつけられたまま。 その靴裏でわずかに皮膚がぐにゃりと歪んだだけで、形を保っている。 信じられないものを見た一方通行の表情は、時が止まったかのようにひきつったままで固まっていた。 「どう、いう」 ――どういうことだ。 生きている? いや、血流も呼吸も間違いなく止まっている。 右腕はブラックボックス化して解析できないが、その他の部分は普通の人間だ。 死んでいる。間違いなく息絶えている。 「ゲハ――」 一方通行の薄い唇がばっくりと割れた。 亀裂のような笑み。 「ゲェハハハハハハハッ! 面白ェ……やっぱ最ッ高に面白ェぞオマエ!」 無造作に振り上げた右足を、上条から僅かにずらして庭の地面に撃ち込んだ。 重く、鈍い炸裂音が起こり、土埃が舞い上がる。 地に叩き込まれた一撃は、そこを中心に大きく蜘蛛の巣のような亀裂を広げる。 脛の半ばまでめり込んだ足を軽々と引きぬいて、そしてまた上条の右腕へ。 だが、やはりそれは砕けない。 「すげェ! スゲェぞオイ! オマエが死んでも残るってどんな能力だよ、本当にレベルゼロかよクソッタレ!!」 凄絶な笑みを浮かべて甲高い笑い声を響かせながら、一方通行は先程まで眠っていた民家から自分のデイパックを掴んで戻ってきた。 そして取り出したのは四つの銀環。それぞれにアーチャー、利根川、ゼクス、真田の名が刻まれている。 所々に赤黒い血の跡が染み付いたそれを死体の右腕に近付け、触れさせる――ビンゴだ。 ゼクスと接触した際に解析しきれなかった部分である、いわゆる魔術の礼装と思われる部分まで今度はくっきり視えた。 信長との戦いで上条は、一方通行すら防げなかった能力を、この右腕でかき消していた。 あらゆる異能をキャンセルする能力――超能力とは畑が違うかもしれぬ心配はあったがどうやら杞憂だった。 正体はわからないが、とにかくこいつは全てのこの世成らざるチカラをぶち壊す。 「……俺を助けるッて言ったよなァ? じゃあお言葉に甘えさせてもらうぜ『右腕』ちゃんよォ……!」 言いつつ、『右腕』を両手で掴む。 死後硬直で固まりかけた死体の関節を無理やりねじ曲げるのは、非力な一方通行には一苦労だった。 この右腕にだけは己の最強が通じない。 死体になっても変わらない力関係に、思わずブチキレそうになったが何とか堪えた。 そしてどうにか幻想殺しの指先を、自身の首輪に触れさせる。 次に上条当麻の首に巻かれたままの銀環。 これで解析用のスペア四つと一方通行と上条当麻、計六つの首輪が解除済みでここに並んでいることになった。 継ぎ目の一つも見当たらなかったはずの金属の輪には、いくつもの接合跡がくっきりと浮かび上がっている。 「……さて」 軽く息を切らせながら独り言ちた。 解析の結論から言えば、これらの内部構造には全くと言っていいほど違いはなかった。 すると妙なことになる。 (……俺やコイツの首輪の構造も他のヤツらとまるっきり差がなかった……どーゆーことだコイツはよォ) 一方通行のベクトル解析や上条当麻の幻想殺しは、この首輪を解除するには格好の特殊能力だ。 解析を封じる魔術礼装は幻想殺しで破壊できる。無論、式という女の「殺す」能力でもいけるかもしれない。 他には主催側と思われる女の静止結界は別として、信長の侵食する瘴気ならば可能か。 解析を完全に終わらせてから判明したことだが、あの能力は物質はもちろん、他の異能すらも侵食する可能性がある。 つまり能力者の発する炎、雷、氷などの力――それすらも侵食して食い尽くす。 間違いなくレベル5クラス。その気になれば首輪の礼装も内部の特殊合金も、まるで癌細胞のように食い荒らして己が物とするだろう。 つまりここに集められた参加者の一部は単独で、もしくは協力すればたやすくこの首輪を解除できるのだ。 主催側はそれを考えていなかったのか。もしやそこまで馬鹿ではあるまい。 各自に支給されたルールブックを取り出し、読み返す。 (首輪を外しちゃいけないとはどこにも書かれちゃいねェ……よっぽどのことがなければ爆破しない……外されても、か?) まずは首輪を外さなければ反抗など夢のまた夢。 だがしかし逆に言えば外したところで、さらなる課題が山と積まれている。 いくつもあるうちのたった一つの防壁を超えられたところで向こうにとっては痛くも痒くもないのだろう。 今ここで解除したとして、例えばこのゲームを中止して連中が武装集団を送り込み、一方通行を粛清、もしくは捕獲といったことになる可能性は低いと言える。 (だいたい連中は俺らを好き勝手に転送できるンだからな、俺の能力を封じて海の底にでもテレポートさせりゃ戦うまでもねェってわけだ) オープニングセレモニーとでもいうべき見せしめの首輪爆破から、自分たちは殺し合いの舞台となったこの島に転移させられてきた。 テレポート能力の解析は可能だ。 先程の戦闘でぶつかった転移能力者の女が自分の体内に異物を埋め込もうとしたところで、その転移のベクトルを計算して防御できる。 だが連中の技術はそれを防ぐことを許さなかった。一方通行自身がいきなりの事態で対応できなかったこともあるだろう。 それでも思い返せば、どうにかできた可能性は低いだろうと思わざるをえない。 やはり己が知る従来の異能とは違う技術。わざわざここまで大掛かりな仕掛けを打つような連中がそんな穴を見過ごすわけはないのだし。 (……そしてもう一つ。俺のチカラを制限するクソッタレのシステムはコイツには内蔵されてねェ) 一方通行の首輪には他とは違うシステムがひとつ組み込まれていた。 だが、それが制限の正体というわけではなかった。作りは単純。 念入りに調べたつもりだが、どう考えても何らかの特殊な電波――首輪探知機の電波と似ている――の受信システムがひとつ。 そしてそれを受けて発光する色を変えるランプでしかない。 どんな原理かは知るすべもないが、己の強大なチカラを封じ込めるためのブラックボックスがどこかにあるはずなのだ。 それがどんなに探しても見つからない。 (……やっぱ向こうで操作してやがンのか? とすると面倒だな) 最初に狙撃を試みた飛行船をまず連想した。 あそこに主催者連中がいて制限を操作しているならば、そこをどうにかしない限りは全力を行使することができない。 (さァて――問題だ。俺はこの殺し合いを主催した奴らに反抗することができるか?) わからないことが多すぎる。 はじめから拉致監禁に近い状態で殺し合いを強制された時点で、すでに勝負ありだ。 冷静に考えれば叶うわけなどない上に、自慢の能力にはフザけた制限まで付けられている。 ここまでされて逆らうすべはない。これが現実。 歯向かったところで殺されるか、またもや最初のようにどこかに連れ去られるだけだ。 「だから――?」 声に出した呟きが冷えた朝の大気に染み渡る。 そんなことは退く理由になどなりはしない。 そんなことは殺さない理由になどならない。 そんなことが大切な物を守れない言い訳になどできようはずがない。 進め(コロセ)。 戦え(コロセ)。 その術が無ければ探し出せ(オイツメロ)。 守り抜け(ブチコロセ)。 凶気に染まった思考は、既に退路を選ぶことすら思い浮かばない。 闇雲に進んだその先にどんな結末が待っていようと躊躇いなく進むだろう。 夢中で追いかけていたはずの隣合わせの幻想(ユメ)は砕けて消えた。 残された残酷な現実がその身を苛み、破滅の道へと急かし続ける。 『――――処分なさい。その子を殺すことで世界を守るのよ』 かつて、大事なものをひとつ、見つけてそれを守りぬくことが罪だと問われた。 見捨てることが世界を救うと、助けることは世界から否定される行いだと言われた。 だとしても、ならば一方通行は世界を敵に回して全てを逆しまにひっくり返すだけだ。 それは悪なのか。 誰にも顧みられることもなく見捨てられるだけの存在を、助けることが悪なのか。 助けられる者が己自身しかいないならば、手を差し伸べてやるだけのことがそんなにも悪いことだというのか。 「――知ったこっちゃねェ」 ただ一言、そう呟いた決心の言葉が静寂の空間の中へ投げ込まれた。 あまりにも重い響きは、全てを敵に回しても貫き通すと誓った決意のそれか。 悪が正義を倒した。 一方通行が上条当麻を殺した。 だからどうした。 「――そンなら、世界中の奴らの首根っこ、力づくで引っ掴ンででも、そいつが正義と言わせてやるよ」 【E-4 南部の住宅街/二日目/早朝(放送前)】 【一方通行@とある魔術の禁書目録】 [状態]:精神汚染(完成)、肩口に打撲、首輪の礼装解除・内部構造解析済み [服装]:血みどろの私服 [装備]:アンチスキル用ニニ口径ゴム弾拳銃@とある魔術の禁書目録 [道具]:基本支給品一式×4、礼装解除・解析済み首輪×4(アーチャー、利根川、ゼクス、真田幸村)、 H K MARK23 ソーコムピストル(自動拳銃/弾数5/12発/)@現実、3499万ペリカ、おもちゃの双眼鏡@現地調達、 真田幸村の槍×2、H K MP5K(SMG/40/40発/)@現実、ピザ×10@現実 Draganflyer X6(残バッテリー約10分)@現実、Draganflyer X6の予備バッテリー×4@現実、士郎の首輪解析メモ デイパック(サーシェスと当麻(首輪付き)の死体入り)、ノートパソコン@現地調達、オレンジハロ@機動戦士ガンダムOO 救急救命セット@現実、雑誌@現実×多数、タバコとライター@現実、レイ・ラングレンの銃@ガン×ソード、 ドラグノフ@現実(10/10)、GN首輪探知機@オリジナル、ユンケルスター@現実×8、コンビニの商品多数(内容は後の書き手さんにお任せします) [思考] 基本:どいつもこいつもブチ殺して打ち止めを守る。 1:打ち止めを守る(※打ち止めはゲームに参加していません)。 2:このゲームをぶっ壊す! 3:首輪と制限を解除出来たらあの女(荒耶)をブチ殺す。 4:何でこの死体に首輪がない? 厄介な裏があるかもな。サーシェスの死体について、何か情報を集めてみる。 5:余裕があれば缶コーヒーを補充したい。 [備考] ※飛行船で首輪・制限の制御を行っている・主催側で制限を調節できるのではないかと仮説を立てました。 ※ゼクス、政宗、神原、プリシラ、スザク、レイと情報を交換しました。 ※ライダーの石化能力・藤乃の念動力の制限・信長の瘴気・荒耶の魔術(不完全)を分析しました。 ※橙子(荒耶)の名前は知りませんが、首輪の魔術礼装の作者ではないかと考えています。 ※ゼクスから士郎が解析した首輪の構造情報を入手しました。 ※赤ハロとオレンジハロ間で通信が出来るようになりました。通信とは言えハロを通しているため、声色などはハロそのものにしかなりません。 ※当麻・信長・式の力で、首輪の魔術礼装をどうにかできる可能性があると確信しています。 ※最悪の場合、生存者の中で殺し合いに乗った人間は、己を含めて四人しかいないと予想を立てており、 その内の二人は織田信長と浅上藤乃であると判断しています。 ※薬局の戦闘でコーヒー缶、工具、刃物類は武器として使いきりました。 ※一方通行の能力を制限する装置は首輪には内蔵されていません。 時系列順で読む Back 許せないのどっち(後編) Next BRAVE SAGA『絶望』 投下順で読む Back 正義の味方 Next 裏切り者、二人と一匹 280 疾走する超能力者のパラベラムⅤ 一方通行 301 ゲーム・スタート
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https //ja.wikipedia.org/wiki/ヒロイズム_(音楽プロデューサー) 2010年4月28日 Stargazer(増田有華 single) 共作曲 Stargazer(ノーカウント) 2011年6月8日 ここにいたこと(AKB48 3rd album) 共作曲(1) 僕にできること(ユニットSoHoとして) 2012年8月22日 走れ!Bicycle(乃木坂46 3rd single) 共作曲(2) 走れ!Bicycle 2013年4月10日 この涙を君に捧ぐ(NO NAME 2nd single) 共作曲(3) 共編曲(1) 主なきその声 2014年7月9日 夏のFree&Easy(乃木坂46 9th single) 共作曲(4) 共編曲(2) 無口なライオン 2017年10月4日 identity(山本彩 2nd album) 共作詞曲 夢の声(ノーカウント)
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維新ヒロイズム 維新主義 維新ヒロイズムは刹那的な行動により旧(現)体制(アンシャンレジューム)に対して一定の成果をあげる事を規定するナノク世界での創作上のしくみである。いわゆる「悪目立ち」という状態がこれにあてはまる。現実には草の根の強固なネットワークによって打倒されるべき体制が、次のロハス的なものにバトンタッチされる醜悪さなどをここでは描くことができる。 通常のヒロイズムは、共同体の神話伝承にその根拠を置くが、維新ヒロイズムにはそこまでの根拠は無い。それなりの機能性を持っていた旧体制が外的な要因によって滅びさるのが必然であった場合に、何か象徴的な事が起こる必要があって、象徴的なモノ、ヒトといったものを多くの人々が必要とする。英雄のマクガフィン化といったものがここでは起こり、そのマクガフィン化を批判する意味で維新ヒロイズムが登場する。 維新ヒロイズムは刹那的で、結果としては打算的である。たとえば維新ヒロイズムが成金の一代期として描かれることはナノクにおいて好ましい。エスノ細胞たちの弛まぬ努力によって勝ち得た勝利のゴールの直前で、やみくもに通りの良い声で棒をふりまわしていただけのヒーローと、隅っこで震えていた旧体制の名残りが、持ち上げられて胴上げの道具になって新たな腐敗の温床となる。エスノはまた別の闘いをはじめ、ナノク世界の闘争は永遠とも思われる時間続く。ナノク世界では維新ヒロイズムはあくまでアンチヒロイズムの小道具として使われることが好ましい。無軌道、暗黒時代、ナノク世界での維新主義者たちはアンチヒーローであり、ナノテックヒーローは創発によって表現される。 維新ヒロイズムの好例としては空知英秋の漫画「銀魂」などが挙げられる。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 nanoch ロハスファシスト showrss プラグインエラー RSSが見つからないか、接続エラーです。 showrss プラグインエラー RSSが見つからないか、接続エラーです。 showrss プラグインエラー RSSが見つからないか、接続エラーです。 #ref_list
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* ヒロイズム コスト N2L2 スペルカード 使用者 大銀河超一郎 使用者は以下の効果を得る。 使用者が相手プレイヤーに3回アタックした場合このデュエルに勝利する。
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革新的ヒロイズム/ 二宮シグレ(CV 島﨑信長) Lv Notes BPM Version CATEGORY Movie Jacket LIGHT 03 153 アニメーション - - MEDIUM 05 BEAST 10 +難易度投票 LIGHT 選択肢 投票数 投票 詐称 0 強 0 中 0 弱 0 逆詐称 0 MEDIUM 選択肢 投票数 投票 詐称 0 強 0 中 0 弱 0 逆詐称 0 BEAST 選択肢 投票数 投票 詐称 0 強 0 中 0 弱 3 逆詐称 2 (楽曲の解説) 動画 [部分編集] YouTube ニコニコ動画 攻略・解説 譜面・楽曲の攻略についてはこちらへどうぞ 見辛さ解消の為に改行や文頭の編集、不適切なコメントを削除することがあります 名前 コメント ※文頭に[ bgcolor(#aaf){LIG}]、[ bgcolor(#ffa){MED}]、[ bgcolor(#faa){BST}]をコピー ペーストすると見やすくなります コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
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チームwiki概要 ・チームwikiの内容紹介です。 というかこのページ。 チーム概要 加入 ・チームの概要と新規加入について メンバー一覧 ・メンバー一覧(顔SS、接続時間帯など記載)。プレイヤーIDから個人の自己紹介ページに飛べる…ようにしたい。 SS・画像・写真保管庫 ・SS・画像・写真を掲載している場所。 SSは誰でも見る事が出来ますが画像と写真はメンバーのみが見る事が出来ます
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【検索用 ねろいすむ 登録タグ VOCALOID Youtubeミリオン達成曲 かいりきベア ね のう 曲 曲な 殿堂入り 鳴花ミコト】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:かいりきベア 作曲:かいりきベア 編曲:かいりきベア イラスト:のう 唄:鳴花ミコト 曲紹介 ヘラヘラるんるん 曲名:『ネロイズム』 『鳴花ヒメ・ミコト1周年企画』書き下ろし楽曲。 歌詞 (動画を参考に歌詞書き起こし) ああああ 規制 罵声(ばせい) 余生 ぜんぶ全部全部 うざいうざいな ああああ 未来 嫌い 嫌い いっそ失踪(しっそう)失踪 屍(しかばね)だ はい悲しんで はい悲しんで はい顔死んで NO青春 はい苦しんで はい苦しんで 這(は)い蹲(つくば)っても 冴えない人生 ヘラヘラすんな 痛い痛い現象 真っクラクラ現象 至たたる症状は真っ赤っ赤な炎症 痛い痛い現象 真っ逆さま現象 悲たた嘆だ 感情は 落下かな 一生 否テテテテ定で 否テテ定で 定で アアアアアア もう内面から存在まで否定で あは 否テテテテ定で 否テテ定で 定で アアアアアア もうどうなったっていいや 聞きたくもない 聞きたくもない ああああ 理性 知性 個性 ぜんぶ全部全部 めんどいや ああああ 嫌い うざい うざい 発想 悲愴(ひそう)悲愴 窒息だ はい悲しんで はい悲しんで はい顔死んで GO奈落 はい繕(つくろ)って はい繕って はい くたばっても 絶えない人生 ヘラヘラる ヘラヘラるんるん 痛い痛い現象 真っクラクラ現象 浸たたる病状は悪化っ化な重症 痛い痛い現象 先 真っ暗現象 異たた端だ 表情は 発汗書いて 遺書 否テテテテ定で 否テテ定で 定で アアアアアア もう外見から存在まで否定で あは 否テテテテ定で 否テテ定で 定で アアアアアア もうどうなったって不正解 異論もななない 異論もななない 理由なんてないな 意味なんてないな 超繊細(せんさい)なハート ぎゅってぎゅって抱いて 虚無(きょむ)になる少々 世界との相性 もう絶望的だ 心 腫(は)れて 痛い痛い現象 真っクラクラ現象 至たたる現状は輪っかかな どうしよ 痛い痛い現象 真っ逆さま現象 悲たた嘆だ 私 馬鹿かな 一生 否テテテテ定で 否テテ定で 定で アアアアアア もう壱から拾(じゅう)まで全否定で あは 否テテテテ定で 否テテ定で 定で アアアアアア もうどうなったっていいやって 全否定で あは もうどうなったっていいやって 聞きたくもない 聞きたくもない あははははははははは… コメント 仕事早い… -- 名無し (2020-09-07 01 16 14) のうさん、ダーリンダンスと水色侵略とネロイズムの絵描いてる… -- 名無しの白銀 (2020-09-07 07 23 56) アンヘルから堕天したのかな? -- かき氷 (2020-09-07 08 50 23) ラストのあははは...のビブラート好き -- 名無しさん (2020-09-12 13 28 06) 途中から首吊り縄出るの怖いな…ヒトサマアレルギーみたい -- かき氷 (2020-09-12 21 52 32) ネロイズムってどういう意味? -- 名無しさん (2020-09-13 10 00 25) ↑アンヘルは天使、ネロイズムはラストに悪魔の翼が生えますね。「ネロ」とは暴君な人のことや、黒を表します。だからお先真っ暗で落下...みたいな。長文失礼しました。 -- 名無しさん (2020-09-13 12 21 33) ttps //www.urbandictionary.com/define.php?term=neroismにネロイズムっていう英語の意味が書かれてるんですが、説明が英語なのでよくわかりません…どなたか翻訳していただけないでしょうか。 -- 名無しさん (2020-09-13 21 21 19) ↑翻訳サイト等ありますよ。手短に言うと、反抗期みたいなものです。新しく進んで行くのとは逆を、あえてする事(ポストモダン)。そして、ネロイズムのネロ=皇帝ネロです -- 長文失礼 (2020-09-13 21 55 48) な…なるほど!そういう意味だったんですね…翻訳サイト使っても「ポストモダンの後の年が〜」みたいな謎の文章だったもので… -- 名無しさん (2020-09-13 22 58 37) アンヘルと対をなしてるなぁ… -- かき氷 (2020-09-14 23 11 37) アンヘルの続編的な曲か! -- 名無しさん (2020-09-15 19 58 01) アンヘルはアイロニカルでネロイズムは直接的だという対比はできそうだけど、どっちもテーマは不条理な生でしょうね -- 名無しさん (2020-10-07 22 16 22) あははははははは・・・のところすごいリアルですね...好きです。 -- なりあさ (2021-05-03 08 08 07) かっこいいいいいい -- 民家 (2021-07-02 06 59 34) 『あははははははははは…』のところのミコトちゃんの絵好き(❤ ω ❤) -- 名無しさん (2021-08-10 21 49 04) 若干堕天使みたい…… -- 名無しさん (2021-08-11 21 40 20) なんの曲かわからんかったけどやっとわかった -- 否テテテテ定 (2021-11-28 15 39 04) ネロイズムってアンヘルとは真逆の意味だったよね…(アンヘルと同じ子に見えちゃった) -- たちまちコンニチハ (2021-12-28 12 01 06) アンヘルで最後に天使の輪っか(?)見たいなのが消えてたので続編説推したいです -- 名無しさん (2022-04-28 18 12 25) ↑それなです -- 絶海 (2023-05-06 00 23 00) 名前 コメント
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ヒーローになりたい。そんなことを考えたことが多々ある。 まあほとんどは戦隊ヒーローとか仮面ライダー、ウルトラマンひいては上条当麻に影響をうけたのだろう。 もしくは俺の父親が泥棒だったからか。 ともかく誰かを助けたい、我が身を犠牲にしてもだ。それが自分のエゴだとしても。 このバトルロワイアルでも誰かを助けることができるだろうか。 平松はB-5の民家に入っていた。当然誰も住んでいない廃屋である。 なにか助けを呼ぶ声が聞こえた・・・ような気がする。 だいだいはこれを頼りにそこへ行くと大抵はいる。それを助ける。 1階には誰もいないので2階へとつながる階段をのぼる。 できれば誰もいないのが最高なのだが… 気配を殺し、足音も消して廊下を歩く。 すると廊下の向こうに部屋がある。ゆっくりとそこに近づく… □□□ 雨梨楓は平松が入る何分かまえにその廃屋に入っていた。 もちろんこの殺し合いには乗っていない。 「あの…誰かいませんか?」 内気な性格で引っ込み思案な彼女は友達が全くいない。不安だけが募る。 とにかく誰かに会いたい、できれば殺し合いをしてない人に会いたい。 あと一人だけいた知り合いにも…そんな希望をもって。 1階には誰もいないことを確認し2階へとのぼる。 そして部屋に入ると… 「キャッ…!」 「静かにして頂戴。自分の命が惜しければね。ああ、それとデイバッグを捨てなさい。」 部屋に入るといきなりナイフを突きつけられる。誰なのだろう… とにかく女性の言われるがままにデイバッグを捨てる。 そして女性は自分のデイバッグからロープを取り出し、手と足を縛る。 一体彼女はなにをするのか、皆目検討をつかない。 「なにをするんですか…?」 「決まってるじゃない。犯すのよ。」 「えっ……」 聞いた瞬間、鳥肌がたつ。まさかこの人は百合とかレズの人なの? 私の考えていることが分かったのか、いやらしい笑みを女性は浮かべこう言う。 「違うわね。私の専門を男性を犯すこと。アンタなんかは趣味じゃないわ。」 「じゃあ、なんで…?」 「私の暇つぶしに付き合ってということよ。」 「え…暇つぶしのためだけに私は犯されるんですか…?」 理不尽…そうとしかいえない。しかし現実に起こっているこの殺し合いも理不尽そのものである。 女性は平然とした顔で私に近づく。 「あなたはそういうことは経験したことないんでしょ?」 コクコクとうなずくしかない。 「だから私がそれをするのよ。感謝しなさい。」 なにを感謝すればいいのか分からない。 「まずは胸を揉むわね。」 そう言うと女性は私の胸を制服の上から激しく揉みしだく。 「いや……やっ……はあ……」 「もう感じてるの?早いわね。」 感じたことのない快楽が押し寄せる。なんでなの… 女性は片方の手で胸を揉みながらもう一方の手で下のほうを触る。 「もう濡れてるじゃない…」 「いや…だめ……」 「次キスいこっか?ファーストキスでしょ?」 そう言うと女性は顔を近づける。 いや!こんな人としたくない!誰か助けて… そう心に叫んだそのとき… 「おい!お前女性を縛って何やってるんだ?」 扉を開けて入ってきたのは男性だった。 □□□ 俺が部屋に入ると奇妙な光景が広がっていた。 女性が縛られており、もう一人の女性が縛られた女性の胸を揉み、顔を近づけていた。 おそらくもう一人の女性が縛られたほうの女性を襲ったのだろう。 「嘘!なんで!足音も気配もしなかったわよ!」 「俺の父親は泥棒でね…そういう関係のは教わったんだよ。」 女性はヒステリックにわめく。そして 「いいわ…だったらまとめてあなたも犯す!」 「ああ、分かったぞ…お前たぶん逆レイプ魔だろ…」 長谷川燐。それが雨梨を襲った彼女の名前である。 巷を騒がせるレイプ魔…ではなく逆レイプ魔である。 普通なら男性が女性を襲うのだが彼女は女性、つまり男性を襲うのである。 長谷川曰く「悪いことはしてない」らしい。 「そうよ。私は逆レイプ魔よ!だから大人しくして私に犯されなさい!」 そう言うとナイフを持ち襲い掛かる。 平松は至って冷静だ。こんなの不良と同じようなものだからだ。 「残念だけど、バレバレだ!」 突っ込んできた長谷川を受け流し、背負い投げをする。 長谷川は受身をする間もなく地面に突っ伏す。ナイフもどこかに飛んだ。 さらに追い討ちをかけるために長谷川を背負い、窓の外へ落とす。 「うわあああああああ!!」 「二度とここに来るなよ!逆レイプ魔!」 間に合ってよかった…そう一息つくが 「あの…これ外してくれませんか?」 「おっ、悪いな…ロープを切るには…これでいいだろ…」 床に転がっていたナイフを拾い、ロープを切る。 □□□ ロープがほどかれまずは安心した。 もしも彼が助けにこなかったらファーストキスが女の人になっていただろう…それどころか犯されていたかもしれない… 想像しただけでも鳥肌がたつ。もう忘れよう。 とりあえず立とうとするが長谷川という女性にいろいろとされたせいか、思うように立てない。 すると助けてくれた男性が手を差し伸べる。 「立てますか?」 「あ…ありがとうございます。」 男性の手を握りなんとか立てた。 「あの…ありがとうございます…助けてくれて…」 「別にお礼はいいよ。当然のことをしただけだからね。」 「あの…私、雨梨楓っていいます。良かったら一緒に行動しませんか?」 「もちろん!俺の名前は平松晩魔だ!宜しくな、雨梨さん。俺が雨梨さんを守りますから。」 「…はい!」 自分の命を犠牲にしても… 平松はそう一人呟いた。 【B-5/民家/一日目・日中】 【平松 晩魔】 [状態]健康、強い決意 [装備]なし [道具]支給品一式、ランダム支給品×2 [思考・行動] 基本 自分を犠牲にしても雨梨さんを守る 1 雨梨さんと行動。 2 雨梨のためならなんでもする。 3 長谷川は注意だな… 【雨梨 楓】 [状態]健康 [装備]なし [道具]支給品一式、ランダム支給品×1 [思考・行動] 基本 生き残る 1 平松さんと行動 2 一人いる知り合いにも会いたい 3 長谷川という人は注意しよう ※長谷川のデイバッグはB-5の民家一階に放置されています。 ※長谷川の顔を記憶しました □□□ 長谷川は森の中を彷徨っていた。 窓から投げ出されて、全身を強く打ってしまった。 おまけにデイバッグも民家に放置している…基本支給品だけもってきたが…最悪だ。 「あいつ…許さないから!絶対犯してやる!」 そう心に誓うとD-4の街へ向かうべく走り出した。 【C-5/森/一日目・日中】 【長谷川 燐】 [状態]健康 [装備]なし [道具]基本支給品 [思考・行動] 基本 生き残りつつ、他の男もを犯す 1 D-4の街へ向かう 2 できれば男を犯したい。 ※平松と雨梨の顔を記憶しました 【参加者特徴】 平松晩魔 ヒーローに憧れる高校2年生。 現実でも誰かを助けたりし、その人のためならば死んでも構わないほど。 父親が泥棒で泥棒に関するテクを教わり、有効活用している。 雨梨楓 高校2年生。内気で引っ込み思案な性格。ショートヘア 休み時間は一人で読書をする。 男性の友達が一人いるらしいが… 長谷川燐 巷を騒がせる逆レイプ魔。こうみえて大学2年生。ロングヘア いろんなストレスを解消するために逆レイプをはじめた。 誰かの書き手の非リレーロワを好んで見る。 Back 003口は災いのもと 投下順で読む :普通か下等か GAME START 平松晩魔 :[[]] GAME START 雨梨楓 [[]] GAME START 長谷川燐 :この出会いは偶然か、必然か
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《ヒロイズム-英雄の孤高-》 装備魔法 自分のフィールド上の「HERO」または「ヒーロー」と名の付くモンスターのみ装備可能。 装備モンスター以外の自分のモンスターを全てゲームから除外し、 装備モンスターの攻撃力を除外したモンスターの数×800ポイントアップさせる。 また、ダメージ計算終了時、装備モンスターの攻撃力1200ポイントダウン。 このカードがフィールドに存在する限りこのカードのコントローラーはモンスターを召喚・セット・特殊召喚出来ない。 攻撃力が元々の数値以下の時に攻撃宣言を受けた時、このカードを破壊すれば このカードの効果で除外したモンスターをすべてフィールドに戻す事が出来る。 part15-901 名前 コメント