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プップー 背中から車のクラクションが響く。 これで何度目だろう?こっちはちゃんと歩道を歩いているのに、しつこいったらない。 プッ いい加減文句を言ってやろうと振り向いた。 逆光で顔は見えないけど、長身の男性が外車と思しき車によりかかってこちらを見ている。 「車に乗ってないのにクラクション鳴らしてたの!?なんなのこの人!」 怒りをこめた眼で、睨みつけてやろうと男の目の前まで行き、顔を見上げる。 笑いをこらえた表情で私を見下ろす男は、今までに何度も見た顔だった。 そう、スクリーンの中で。 「乗っていかない?送っていくよ。」 文句の一つも言うつもりで男の前まで行ったはずなのに、男の目に引き込まれて、 そのまま開けてくれたドアの内に大人しくおさまってしまった。 「シートベルトしてね。じゃ、出すよ。」 男が周囲の車に軽く手を上げると、スムーズに車の列に滑り込む濃紺のマセラッティ。 助手席からそっと運転席を盗み見る。やっぱりそうだ。 「もしかして…。」 「はじめまして、佐藤浩市です。」 途端に車内の空気が濃密になった気がした。息が苦しい。思うように言葉が出てこない。 「私…好きです。」 やっと出てきた言葉はあきれるほど陳腐な台詞で、頬が赤らむのがわかった。 そんな私を一瞥して、彼、佐藤浩市はこう言った。 「…だと思った(ニヤリ)」 それにしてもこの車はどこに向かっているんだろう? そもそも私の家を佐藤浩市が知っているとは思えない。それどころか、家とはどんどん逆の方向に車は走っていく。 私は話せない。佐藤浩市も話さない。何度目かの信号待ちで、前を向いたまま意を決して口を開いた。 「あの、どこに行くんですか?」 言い終わる前に、佐藤浩市の手が私の手を握った。反射的に運転席に向き直る。 彼の眼は、まっすぐ私の眼を見ていた。 どこに行こうと、何があろうともう構わない。私は答えの代わりに、そっと彼の手を握り返した。 ******************** 決して広いとは言えない部屋に、セミダブルのベッドが一台。 閉じられたままのカーテンに、浩市も私も触れようとはしなかった。 「シャワー、先にどうぞ。」 あの時、これがどういう事なのかわかっていたはずなのに、部屋の入口で棒立ちになってしまった私を浩市が笑顔で促した。 頭は動かないけど体は動く。浩市の言葉に押し出されるように、小さなバスルームへ入った。 一人になると突然現実が戻ってきた。 なんで私ここにいるの?何しに来てるの?私をここに連れてきた、あの人は誰? 冷静になろうと、熱いシャワーを頭から浴びる。 と、背中でバスルームのドアが開いた。 「俺も一緒にいいかな?」 当たり前のようにシャワーの下まで来ると、いきなり背中から強く抱きしめられた。 思わず振り返ろうとした私の唇が、浩市の厚い唇で塞がれる。 息をすることも忘れるくらいの、長くて短い時間。 やっと解放された私の唇が言葉を発する前に、彼が言葉を発した。 「ちょっと、落ち着いた?(ニヤリ)」 私の濡れた髪の先を楽しそうにもて遊ぶ様に焦れて、どうでもいい台詞が口をつく。 「こういうこと、よく、あるんですか?」 「(ニヤリ)…おいで、洗ってあげるよ。」 答えのないまま、抱き寄せられてしまった。 ボディソープをまとった浩市の指が私の体をなぞる。 さっき初めて合わせた唇が私の肌をなでる。 敏感な部分を避けるようにして走る指先と唇に、体中の神経が集中する。 後ろから抱きしめられたまま、浩市の唇と指が何度私の体を往復しただろう。 立ってなんか、とっくの昔にいられなくなっていた。 「はい、おしまい!」 ちょっとおどけた声と一緒に浩市の手が離れる。 狭いシャワーブースにへたり込んだ私の頭の上から、浩市の笑い声と、熱いお湯が降ってきた。 ********************** セミダブルのベッドは、ふたりには小さい。 長身な浩市が寝ころぶだけで、ベッドがいっぱいになる。 小さな部屋は空調が効いているはずなのに、熱い。 彼の熱なのか、私の熱なのか、もうまるでわからない。 今わかるのは、この男が地球に優しくないという事だけ。 この男が生きている限り、地球の温暖化は止まらないだろう。 繰り返される、脳髄からとろけるようなキスと愛撫。 自分でもどこから出るのか分からないような声が勝手に漏れる。 さっきまでは、こらえていられたはずなのに。 どこをどう触られているかすら分からなくなってきた何度目かの愛撫の後、浩市はそっと私をある場所へと導いた。 「そうするのが当然」というような自然な流れで、私は小市に初めて触れた。 「あまり上手じゃないから…期待しないで。」 小市に指を這わせ、そっと口に含む。 「…ねえ、こっち見て。」 見上げると、口元に少し笑いを浮かべて、浩市が私を見ていた。 顔を伏せると、指先で顎を持ち上げられる。 小市に触れながら、何度も何度も浩市の視線に貫かれた。 私の髪を撫で、頬に触れながら、浩市の視線はずっと私を貫いていた。 これ以上このままなら、自分でもどうなるかわからない。 「私、もう本当にヤバいです…。」 「…大丈夫、俺もヤバいから。」 浩市の吐息が耳元で聞こえる。 そして小市がゆっくりと、私の中に入ってきた。 「どうしたの?」 「…っ…え?」 「なんでこんなになってんの?(ニヤリ)」 「だって…。」 「ほら、俺の方見ろよ。」 「ん…。」 「目、閉じるの禁止ね。最後までずっと、俺の顔見てて。」 ******************* 向い合せに座って、目の前で彼の顔を見つめる。 なんだかおかしくなって、つい笑ってしまう。 浩市は、いたずらっぽい目で私の顔を覗き込んでくる。 「…あまり見ないでください。」 「なんで?」 私の唇に軽くキスをすると、浩市はさらに覗き込んでくる。 「恥ずかしいから…。私、そんなにきれいじゃないし。」 口に出してしまうと本当に恥ずかしくなって、思わず下を向いてしまう。 下を向けば、もっと恥ずかしい光景が目に入るのだけど、浩市に覗き込まれるよりははるかにましだ。 瞬間、強く抱きしめられて思わず顔を上げる。 「きれいだよ。」 「…。」 「貴女は、きれいだ。」 反射的に浩市の胸を手で押し返してしまう。 この男にこんなことを言われて、冷静でいられる女がいるだろうか? 「…っ…そんなに、暴れないでくれよ。」 「だって…」 「…俺だって、限界があるんだよ。」 胸に突いた手が、あっという間に絡め取られて後ろに回される。 「わがまま言う口はこうだな。」 唇がこじ開けられ、舌が乱暴に侵入してくる。 同時に、体が激しく揺さ振られる。 もういい、どうでもいい、なんでもいい、この短い時間で何度同じことを思ったか分からない。 ただでさえ熱い部屋に、熱気が渦巻いているような気がする。 「…っもう…おっきいこえでるから…。」 「…出せよ。ほら、聞かせろよ。」 「となりのへやにきこえるから…」 「聞いてるのは俺だけだから、いいよ(ニヤリ」 少しでも深く、浩市を感じたい。浩市と小市を煽るように腰が踊る。 「思った通り…いやらしい女(ひと)だな(ニヤリ」 ********************** 深いため息とともに体が離れる。 汗だくで小さなベッドに転がる。 うつぶせになったまま、顔があげられない。上がった息を必死で整える。 「彼」はどうしただろう?うつぶせたまま、横目でちらりと彼を眺める。 目が合った。 少し微笑んで、彼は私に手を伸ばす。 鳥の巣みたいになった私の髪を、彼の指がそっとほぐしていく。 なんだか泣きたいような気分になって、無理やり口を開いた。 「こんなの…忘れられなくなっちゃう。」 「…そうさせる為に、頑張った(ニヤリ」 ********************** 「じゃあ、またいつか。」 男は運転席から、私に手を挙げた。 「いつか」なんて永遠に来るはずがないことはわかっているけど、精一杯微笑んだ。 「はい、またいつか。」 濃紺のマセラッティが、夕暮れの街を駆け抜けていく。 テイルランプが見えなくなるまで、そこから動けなかった。 いつもの道を歩き、いつものドアを開ける。 見慣れた景色に、ちょっとだけほっとする。 いつもの癖で、テレビを点ける。 心ここに非ずでも、体に染みついた癖は抜けないんだとちょっとおかしくなる。 やっと空腹に気づいて、何か食べようかと冷蔵庫を漁る。 「あきらめなければ、必ず道はある。」 テレビから流れてきた声に体が反応した。 振り向くと、テレビの中に男がいた。 「男の真ん中で、いたいじゃないか。」 そういえば、「佐藤浩市」なのに車は「MARK X」じゃなかったなあ~と思いながら、 私は冷たいビール(淡麗)を一口飲んだ。
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街角にて 著者 夜 氏 街角にて~その1~ やぁ、こんにちは。見かけない顔だね。え?何でわかるかって? そりゃあ、もう20年ちかくこの街を見てきたから・・・。 へえ、旅人さんか。いろんな国を旅して回ってるんだ。心底、うらやましいね。 は?あなたも旅すれば良いって? あはは、そりゃあ、無理だ。あははは・・・・。 街角にて~その2~ 旅人さん、俺がなにに見えるかい? 見たところ、古い街角にはありそうな古ぼけた姿。俺のはちょっと古すぎるかな。 広告だよ。ただのチラシ。もっと簡単にいえば紙切れ。 しかも数十年前の映画の広告。もうあちこち絵の具も剥げてボロボロだ。 え?何の映画の広告かって?いや・・・それは・・・。 題名は知ってるよ。なんせ自分の事だもんな。 そのぅ・・・・・ラブロマンス系なんだよ。 笑わないでくれよぅ、旅人さん。自分でも嫌だったんだ。本当だよ! 一昔前はすっごく流行ってて、俺も鼻高々だったんだけどね・・・。 流行はやっぱり廃れるもんだよ。今は何ていうの・・・ほら・・・アクション系とかあるから。 今更、ラブロマンスって・・・笑っちゃうよ。ホント。 街角にて~その3~ いや・・・、もっと笑えることがあるんだけどさ・・・。 旅人さん時間があるならちょっと聴いてくれないか? ああ、聴いてくれるか・・・。ありがとう。 じゃあ早速だが、あそこを歩いているあの毛皮のコートの女が見えるかい? 実は・・・、恋しちゃったんだよあの子に。 あはははは、笑えるだろう。こんなボロボロの廃れたB級映画の広告が、 あーんな綺麗な女に惚れちまうなんてさ。 俺は見ての通りラブロマンスの映画広告なんだが生まれてこのかた恋愛なんてした事がないんだ。 まあ、広告なんだから当たり前なんだけどね。 でも俺は、恋をしてみたいんだ・・・。 街角にて~その4~ あの子の事か・・・。ちょっとは知ってるぜ。街のカラス共に聞いたからな。 あいつらは本当に噂話好きだよ・・・。あんたも、注意した方がいい。 もし、ジッと見られてたら・・・・あんた次の日にはあられもない噂が飛び交ってるぜ。 ちょっと話がずれたな。何の話をしてたっけ・・・・? ああ!あの子の事だったな。あの子は今をときめく大スターだ。・・・言い方が古いか。 この街に最近できた大きな劇場の看板娘なんだどさ。 ああそうさ、俺とは全く釣り合わねぇよ。 街角にて~その5~ え?その子の名前?リリア・コルネリオっていうんだ・・・。 素敵な名前だよな・・・・。 住んでいる場所はって?聞いて驚くなよ・・・なんと俺の裏側さ! 何のことか分からないって顔してるな。俺の貼られている場所・・・アパートなんだけど、 そこの1階!つまり俺の壁越しに住んでたってワケだ。 …でもさ、その子には彼氏が居るんだ~・・・。 相手?同じ劇場の支配人の息子かなんかだって。 広告は喋れないから、告白をするのも無理だし。あははは・・・初めてこの体を恨んだよ。 まぁ、恨んだって今更どうにもなんないよな。 街角にて~その6~ 「では、自分ができる事をやってみれば良い。」 旅人はアパートの路地裏の暗闇に声をかけた。 そこには誰も居ない。 なにかパーティがあったのか酔っ払った男が脇を通っていく。 それに続いて派手な毛皮のコートを着た女がアパートの中に入っていった。 それを確かめた旅人はコートの中から一つの葉巻を取り出しそれに火をつける。 その動作を見ているものはいない。 「君は確かにただの広告、そこらへんにある紙だ。」 旅人は再び暗闇に話しかけた。 「だったら・・・、紙にできることをすれば良い。この方法ならもしかすると・・・・ 彼女に思いを告げることができるかもしれないぞ。痛いかもしれないがな。」 旅人は葉巻を広告に押し付けた・・・・。 街角にて~その7~ パチパチパチ・・・・・。 あれ・・・・?なんで俺・・・燃えてるんだっけ・・・? ああ、そっか旅人さんが俺の告白を手伝ってくれるって言って・・・、良い香りのするものを 俺に押し付けて・・・。 俺は生まれて初めて路地から動き出した。今の体は昔とは全然違う。 今は・・・とても綺麗なまるで赤いルビーのように輝いている。 アパートの壁の蔦に俺はしっかり #25681;まった。 目指すは、彼女の部屋。 彼女の部屋の窓は開いていた。部屋の中に降り立つと中は・・・とても散らかっていた。 カクテルドレスや毛皮のコートが散乱している。転がっているビンはお酒だろう。 気化したアルコールを吸って俺はもっと大きくなった。 彼女は・・・ベットで眠っている。 ベットの傍に近寄ってみるけれど、彼女は起きない。 起きてくれればよかったのに。折角、綺麗な姿になったのに。 『好きだよ。』 俺は彼女の耳元で囁いた。 街角にて~その8~ 街の交番で。 「おい!その報告書片付けとけよ!」 「はい!分かりました。」 新米刑事が先輩刑事に言われて動き出す。 「え~と・・・これか・・・?。」 【報告書】 昨夜午前1時ごろ○○地区25番街にて火災が発生。 火は××アパートの1階102号室を全焼。被害者はリリ ア・コルネリオ(23歳)さん。 病院に運ばれたが、煙を多量にすっていたのが原因で午前3時ごろに運ばれた先の病院で死亡。 火元は被害者の家のちょうど真裏の路地。 火の気がないことから放火と見て、目下捜索中。 【追加報告】 目撃者を発見。同じく昨夜事件の30分前、パーティ帰りのサラリーマンが出火元で 怪しげな黒いコートを着た男を見たという。 警察はこの男が放火事件に関与していると見て、行方を追っているが、 未 だ 発 見 で き ず 。 END
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鍋の国の街角にて 野鍋「へい、らっしゃい! 野菜が安いよ!」 奥鍋「あら、安いだけじゃなくて新鮮じゃない」 野鍋「へい、奥さん。そうなんですよ。この白菜なんか産地直送だよ」 奥鍋「……ねぇ、昨日までと全然新鮮さが違うんだけど?」 野鍋「へへ、実は新しいトラックを買いましてね。それのおかげですわ」 奥鍋「新しいトラック? トラックが違うだけでこうも変わるものなの?」 野鍋「そうなんすよ。今度のは冷蔵冷凍車ってヤツでして、それで温度調節してるから野菜が痛まないうちに運べるんですよ」 奥鍋「あら、そうなの? でもいいわねぇ、この白菜。とても美味しそうだもの。5玉頂戴な」 野鍋「毎度! ってそんなに買うんで?」 奥鍋「そうなのよ、明日、親戚一同が集まるものだからね。それぐらいないとすぐ失くなっちゃうわ。あと葱ももらおうかしら」 野鍋「そんなに買って、持って帰れるんですかい?」 奥鍋「ふふ、実は私も一作日に自動車を買ったのよ。帰りの重さ気にしなくていいから楽だわ」 野鍋「なるほど、もしかして親戚一同が集まるってのは?」 奥鍋「そうなのよ、もうみんなしてどんな車買ったんだってね。わざわざ見に来るのよ。あ、これ、お金ね」 野鍋「そいつは大変ですね。はい、毎度!」
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ガーゼハンカチ いつも買う下着屋さんに肌着を買いに。 最近持ってるのがボロボロになってきたし。 で、買ったらポイントがたまったらしく、 好きな色のガーゼハンカチに、 数十種類もあるアップリケの中から好きなのを選んで、 貼り付けてプレゼントしてもらえました。 店員さんも呆れるぐらい悩みまくった末、 ピンク色に赤い小鳥のアップリケにしました。 なかなか可愛いしサイズも大きめで使いやすそうです。 こーゆーのがあるとまたついつい通ってしまうのです。 単純ー http //www.made-inuae.com/
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まちかどりある【登録タグ Phantom Limit ま 曲 波音リツ】 作詞:Phantom Limit 作曲:Phantom Limit 編曲:Phantom Limit 唄:波音リツ 曲紹介 等身大の歌詞を、少し懐かしいメロディにのせて。 歌詞 (動画歌詞より転載) ある日この街角で ふと気づく ひとりぼっち 夢や希望も何も まだ手にはしてないけど 遠すぎて まだ届かない 手を伸ばしてみたけど この小さな強さも 傷つくたびにすり減ってく ただ過ぎていく日々も そっと昨日に流されてく 速すぎて もう気づかない ほらそこにある未来さえも どうしてなんで 誰もみんな 目に見えない大切な ことを忘れて ものを失くして たぶんこのまま あきらめてしまうよ もし あの街角で 君と僕が出会うのなら 何気ない偶然も 運命と感じるような 近すぎて 何も見えない 目の前に現実(リアル)さえも つらすぎるから消してしまいたい 今日だって 明日になれば 笑い話も話せるだろう 隣で君が笑ってくれるから 見せかけだけのもろい強さも いつかは壊れるだろう そのとき君のそばにいさせて 少しはきっと強くなれるから ほら そこにある未来さえも 目の前にある現実(リアル)さえも どうしてなんで 誰もみんな 目の前の未来 気づかない 君の未来も 僕の現実(リアル)も 夜が明けても その灯は消えないだろう こうしてずっと君と二人で 夜空を見ていたいね 星に願いを祈れば届く 流れ星に願いを込めるよ dream コメント 名前 コメント
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刹那の街角 刹那の街角 (角川文庫) 刹那の街角 題名 刹那の街角 著者 香納諒一 発行 角川書店 1999.5.25 初版 価格 \1,700 どちらかと言えば犯罪者の世界を描くことのほうが多い著者としては、極めて珍しい警察小説という形での連作短編集。同じ捜査課の一人一人に焦点を当てた短編を一作一作読んでいるうちになんとなく捜査課全体の人間像や人間関係が明らかになってゆくという、不思議な魅力を持った作品。 考えてみれば『太陽に吠えろ』だって『特捜最前線』だって一話につき一人の刑事がピックアップされてドラマとなり、それが重なるうちに、刑事たちの群像が全体的によりイメージされて愛着が出てくる(その辺で一人殉職させるとかするわけだけど)。 この辺の手法は別にTVドラマだけのものではなくって『87分署シリーズ』『マルティン・ベック・シリーズ』などの大御所シリーズでも使われているものであって別に新しみはない。それでも警察小説はこうでなくてはという一つのポイント。これを香納諒一はきちんと踏襲して小粒ながらも連作小説に仕立て上げたわけである。 当然、最近では短編の名手とでも言いたくなるような香納の腕前をして、一つ一つがハードボイルドのつぼを抑えているだけに、そこに広がるのはあくまで香納ワールド。安定した、タフでヒューマンな描写が味わい深い。 この刑事たちを使った長編なんてところも考えて欲しいところだ。 (2000.01.04)
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ゆめのまちかど【登録タグ collt(ですか) ゆ 曲 燈音ミゴ】 作詞:collt(ですか) 作曲:collt(ですか) 唄:燈音ミゴ 曲紹介 ヨーロッパの町を疾走(歌詞は迷走)するイメージで作りました、あくまでイメージです。(投稿者説明文より 歌詞 (動画歌詞より転載) 虹を追いかけて走る 君をどこまで追いかけ あの日曲がるあの街角で また僕は夢を繰り返す 虹が空に溶けるまで 流れる景色の中で 独り時を刻み続ける 懐かしい声が誘う 穏やかな丘の上で 君の影が優しく 手を振った 雨上がり空見上げて 渡る鳥に誘われて 今なら行けると 消えた雲に誓った 虹はまだ空の向こう どこか海の果ての国 風に僕は誰だと尋ね まだ知らない記憶の彼方 流れる水面の音に あの日の誓いを胸に 独り道を描き続ける 僕はまだ夢のなかで どこか知らない街の中 人混みに紛れて 泣いていた 夜明けの街の広場で 集う人の優しさに 今なら行けると 消えた星に誓った 虹はやがて色褪せて 夢の終わりを告げると 誰も知らない橋の上で 黄昏に溶ける君の影 風の声が囁いて 僕は僕だと教えた 独り夢を歩き続けた 虹を追いかけて走る 君をどこまで追いかけ あの日曲がるあの街角で また僕は夢を繰り返す 虹が空に溶けるまで 流れる景色の中で 独り時を刻み続ける コメント 名前 コメント
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このページはこちらに移転しました レンガの街角 作詞/hachio(625スレ338) s このままの記憶持って あの頃に戻れやしないなら せめてせめて 雨は降りやまないで Time Stop A あの頃は良かったとか 今はもうダメだとか そんな 想いが重なる街角 古びたレンガさえ どこか 寂しくて 流れた時だけはもう戻らない B サヨナラとまた逢う日まで こんな言葉 苦すぎて 雨のなかで破り捨てた S このままの記憶を持って あの頃に逢いにいけたなら きっときっと 笑ってられた True days? C きっと誰もが願ってる 咲き乱れる花に 明日に 誰かに 欠けた月がてらす夏の日 それでもまた 探し始めるのはなぜ? S+ 雨上がり日が差し込むよ それでもまた歩き出すから きっときっと 見つけられるよ 1つくらいはカケラくらいなら あの日キミは少し笑ってた
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名も無き街角(なもなきまちかど) 名も無き街角 ベース 使用コスト:白2 クイック このカードと同じラインのスクエアにあるすべてのあなたのユニットに以下の能力を与える。 『このカードが攻撃された時、ターン終了時まで、このカードのパワーを+2000する。』 味方にパラディンやコロッサスの特性を持たせる軽量ベース。 「ガーディアン・ソウル」同様、相手の攻撃に対してカウンターでプレイするのが有効な使い方。 多くの点において「ガーディアン・ソウル」に数段劣るが、 こちらは使い捨てではない上、プランから見えても無駄にならない。 フレーバーテキスト 何かを思い出しそうになる景色。優しい気持ちになれる街角。 収録セット サード・センチュリー ベーシックパック(110/200 レア) イラストレーター 脳髄 関連リンク Ⅲ-1新ベース ドラゴンシェルター 希望の城砦 降魔神殿 人生保存サイト 非武装中立ゾーン 名も無き街角 エンジェル・パレス 精霊の迷い家 茸の森 ※黒は瘴気の渓谷の再録により1種のみ。 その他 ベース一覧
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透明な街角 サークル:Studio H.E.X. Number Track Name Arranger Original Works Original Tune Length 01 残滓(introduction) guna 東方紅魔郷 ラクトガール ~ 少女密室 [02 13] 02 透明な街角 guna 東方永夜抄 恋色マスタースパーク [07 13] 03 砕かれる夕凪 guna 東方妖々夢 妖々跋扈 ~ Who done it! [05 38] 04 霊脈胎動 guna 東方永夜抄 夜雀の歌声 ~ Night Bird [06 26] 05 やがて樹氷の枯れるとき guna 東方妖々夢 無何有の郷 ~ Deep Mountain [06 26] 06 灰染めの唄 guna 東方紅魔郷 紅より儚い永遠 他数曲 [07 25] 07 永久砂塵の路 guna 東方萃夢想 Demystify Feast [06 40] 08 帰り道(radio alarm) guna 東方妖々夢 複数曲 [05 16] 詳細 テーマ:遺跡、廃墟。(紹介ページより) コミックマーケット74(2008/08/16)にて初頒布 イベント価格:500円 レビュー 深い水の中、どこか遠い知らない場所、静寂そういったイメージを受けるアルバム。 霞のかかったような音色や、ぐにゃりとゆがんだ音には足元が揺らぎ心地よい浮遊感を感じさせる。 アルバムのイメージは統一されているが原曲の感じは薄い。2,3曲目は注意して聴いても原曲がわからない。 kusano houkiさんが描かれたジャケット(海の中のガラス張りの建物の中でマリサとアリスが 寄りかかり寝ている)も曲のイメージに合っていて気に入っている。 このサークルについて他に言いたいことは同サークル「人形遣いの夜」でのライカンスロープさんの レヴューで言われておりそちらも参考にして欲しい。 -- 赤クマ (2008-12-20 21 23 04) 名前 コメント