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重症肝障害に伴う急性腎不全 末梢血管拡張→中心静脈圧↑ ???なぜ 病初期 尿中Na排泄低下 しだいに 急性尿細管壊死して排泄増加 K↑ 予後悪い 肝移植が有効らしい 鑑別 腎前性腎不全 肝腎症候群 腎前性腎不全 中心静脈圧 ↑ - 補液 無効 有効
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J 急性尿細管壊死
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2 血管・尿細管・間質病変 約9% A 腎血管性高血圧症 B 良性腎硬化症 C 悪性腎硬化症,悪性高血圧症 D 腎梗塞 E 腎静脈血栓症 F 腎動脈瘤 G 腎皮質壊死 H 急性間質性腎炎 I 慢性間質性腎炎 J 急性尿細管壊死 K 尿細管機能異常 腎性尿崩症,Fanconi症候群,尿細管性アシドーシス,シスチン尿症,家族性低リン血症性くる病,Bartter症候群,Gitelman症候群,Liddle症候群,Sjogren症候群,特発性尿細管性蛋白尿〈Dent病〉 L 骨髄腫腎 M 尿酸腎症〈痛風腎〉 N 中毒性腎障害
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更新日時 2012-07-18 20 51 12 (Wed) 問題1 尿管異所開口で次に行うべき検査は? A. DIP B. インジコカルミンを利用した検査 C. 膀胱鏡 +... 解答 B 問題2 扁桃炎に罹患して2週間後に浮腫、血尿、高血圧で来院し、 溶連菌感染後急性糸球体腎炎(PSAGN)と診断した。 この時期の投与薬物で正しいのはどれか? ①フロセミド ②副腎皮質ステロイド薬 +... 解答 1 解説 溶連菌感染後急性糸球体腎炎(PSAGN)で浮腫が認められる乏尿期のため フロセミドを利尿と降圧を目的に、一時的に用いる。 副腎皮質ステロイド薬は昇圧作用で血圧を上げる可能性があり、 高血圧性脳症の危険のあるPSAGNの乏尿期では禁忌である。 問題3 次のうち管外増殖性糸球体腎炎の病理像を示す可能性の高い疾患を一つ選べ。 ① HCVによるネフローゼ ② Wegener肉芽腫 ③ アナフィラクトイド紫斑 ④ 多発性骨髄腫 ⑤ A群β溶血性連鎖球菌感染 +... 解答 2 解説 ①膜性増殖性糸球体腎炎の形態を取ることが多い。 ②半月体形成腎炎とも言う。 ③メサンギウム増殖性糸球体腎炎の形態を取る。 ④アミロイド沈着や膜性腎症の形態が特徴的。 ⑤管内増殖性糸球体腎炎の形態を取り、富核と言われる像が特徴的。 問題4 両側尿管結石で尿量 0 になったときって、尿閉 or 無尿 どっちと呼称する? +... 解答 無尿 解説 尿閉は、膀胱から末梢が原因で尿が貯溜。 無尿は、尿管から中枢に原因で、1日尿量100mL以下が無尿,400mL以下が乏尿 無尿 無尿は腎前性・腎性・腎後性無尿に分類される。 腎後性無尿の原因は周辺臓器の悪性腫瘍の浸潤、後腹膜線維化症による尿管閉塞、 単腎症例または両側尿管結石での結石嵌頓などが原因となる。 超音波検査で水腎、水尿管の画像により比較的簡単に診断可能。 問題5 67歳男性、尿蛋白(3+)、血尿(-)、総コレステロール310、浮腫(+)、血圧142/86、 腎生検組織のPAM染色で、糸球体基底膜より上皮側に向かうスパイク形成(+)、 螢光抗体IgG染色で糸球体係蹄壁にそったIgGの顆粒状沈着(+)、 電子顕微鏡写真で糸球体基底膜上皮側に高電子密度の沈着物(+)。 鑑別すべき疾患はどれか2つ選べ。 ①悪性腫瘍 ②関節リウマチ ③顕微鏡型多発血管炎 ④紫斑病性腎炎 ⑤糖尿病 +... 解答 1、2 解説 膜性腎症の原因 1.悪性腫瘍:胃癌、大腸癌、肺癌、乳癌、リンパ腫、白血病 2.感染症:B型ウイルス肝炎(HBV腎症)、梅毒、マラリア 3.膠原病:関節リウマチ、SLE、Sjoegren症候群 4.薬剤:金、D-ペニシラミン 5.その他:腎静脈血栓症、サルコイドーシス 問題6 35歳女性。15年前から関節リウマチに罹患し、3年前から金製剤で治療中。 3ケ月前から下肢浮腫(+)、尿蛋白(3+)、血尿(-)、 総コレステロール350、総蛋白5.0g/dl。 考えられる腎病変はどれか。2つ選べ。 ①膜性腎症 ②腎乳頭壊死 ③腎皮質壊死 ④紫斑病性腎炎 ⑤アミロイド腎症 +... 解答 1、5 解説 関節リウマチによるネフローゼ症候群 関節リウマチによるネフローゼ症候群では、膜性腎症のほかに、続発性アミロイドーシスを合併し、ネフローゼ症候群を呈することがある。 金製剤の副作用として膜性腎症は重要。 問題7 分泌亢進が高血圧をきたすのはどれか。2つ選べ。 ①レニン ②プロラクチン ③カルシトニン ④コルチゾール ⑤バソプレシン +... 解答 1、4 解説 コルチゾール分泌亢進症では収縮期、拡張期とも血圧上昇が認められる。 460の溶連菌感染後急性糸球体腎炎(PSAGN)の問題にもあったが、副腎皮質ステロイド薬は昇圧作用で血圧を上げるので、コルチゾール分泌亢進症では血圧上昇が認められる。 バソプレシンすなわちADH高値の代表例はSIADHである。 SIADHでは体液量は増加するが、レニン活性は上昇せず、高血圧とも関連しない。 国試では、いつもひっかけで、高血圧と関連すると錯覚させるため、 <Vaso(管)+ press(圧迫)+ in からの誤連想など> 外因性ではバソプレッシンは昇圧効果はあるけど 、内因性では殆ど血圧が変化しないってのは有名な話 出題されている。 問題8 多発性嚢胞腎について正しいのはどれか(複数回答あり) 1. PK-1遺伝子が関与している。 2. 常染色体劣性遺伝が多い。 3. くも膜下出血が合併しやすく、その治療戦略決定に難渋する。 4. 血尿は必発である。 5. 透析導入の原因疾患として稀ではない。 +... 解答 3、5 解説 解法の要点:多発性嚢胞腎はPKD-1遺伝子異常による蛋白尿・高血圧を主体とする 疾患であり、常染色体優性と劣性の両方の遺伝形式があるが、本症は中高年に 圧倒的に多くこれは常染色体優性によるものである。肝嚢胞・脳動脈瘤を併発 しやすいが、透析を必要とするほどの腎機能低下を呈するだけに、くも膜下出血 が発症した際は造影剤の使用が躊躇われることがある。以上のことを知っていれば 容易に正解できる。 1. × PKD-1遺伝子である。ひっかけの選択肢にしては悪質。 2. × 常染色体優性のほうが圧倒的に多い。 3. ○ 解法の要点により正しい。 4. × 必発と言うほどではない。高血圧は必発である。 5. ○ 原因疾患の上位5位に入っている。 ポイント:多発性嚢胞腎は国試では頻出。基本的事項ばかりなのでしっかりと 学習しておく必要がある。 問題9 16歳の男子。顔面の浮腫を主訴に来院した。約2週間前に扁桃炎に罹患し、 昨日から顔面の浮腫が出現した。尿の色は暗赤色である。 この疾患の主徴候とならないのはどれか?1つ選べ。 ①体重増加 ②高血圧 ③貧血 ④蛋白尿 ⑤血尿 出典:104回F18(94D22) +... 解答 ③(正答率77.6%) old 扁桃感染を契機に発症する血尿を伴う疾患には、下記がある。 (1)IgA腎症(扁桃炎後3日程度で発症) (2)溶連菌感染後糸球体腎炎PSAGN:poststreptococcal acute glomerulonephritis(〃 後2週間で発症) 診断:経過からPSAGNである。 PSAGNの典型例では、上気道感染症(主としてA群β溶連菌感染)の1-2週間(潜伏期)後に、乏尿と浮腫(特に眼瞼周囲)、 ときに肉眼的血尿や頭痛で気づかれる。 血尿・浮腫・高血圧を3主徴とするが、ほぼ全例で軽度の蛋白尿も認めるため蛋白尿も含めて4徴とも言われる。 ○①体液貯溜のため体重増加が認められる。 ○②体液貯溜による循環血液量増加からHTを呈する。 ×③貧血が見られるのは慢性腎不全である。 ○④4徴の一つであり、ほぼ全例で蛋白尿は認められる。 ○⑤PSAGNでは、血尿は必発で、1/3は肉眼的血尿となる。 診断に必要な他覚的所見と検査(PSAGNを主に) 高血圧の有無:60~70%に出現しほとんどは2週間以内に正常化。 浮腫の有無:一般に軽度で軽い眼瞼浮腫。 尿検査:血尿を認める(肉眼的血尿から微少血尿まで)。軽度~中等度の蛋白尿。円柱も認める。時に膿尿を認める。 腎機能:ほとんどは初期にGFRの低下、BUNの上昇を認めるが、2週間以内に正常化する。 補体価:ほとんどの症例で CH50、C3の低下を認める。C3はC4に比較し低値となる。 治療は食事療法:乏尿期(通常1週間程度)は、塩分制限(3g/日)、蛋白制限(0.5g/kg/日)、高カロリー(35kcal/kg/日)食とし、 飲水制限(前日尿量+500-800mL)を行う。高カリウム血症(>5.5mEq/L)を呈する例では、カリウム制限も行う。 利尿期、回復期を迎えれば、漸次食事制限を緩和する。 薬物療法:利尿薬を乏尿、食事療法でコントロールできない浮腫や高血圧を認める場合に投与する。 問題10 ネフローゼ症候群の診断基準に当てはまらないものはどれか?1つ選べ。 ①蛋白尿 ②低蛋白血症 ③高脂血症 ④浮腫 ⑤高血圧症 出典:スレ7 432氏 +... 解答 ⑤ 解説 ネフローゼ症候群は、糸球体係蹄の透過性亢進により、高度の蛋白尿と低蛋白血症をきたす臨床症候群である。 ネフローゼ症候群の診断基準 ①蛋白尿、②低蛋白血症、③高脂血症、④浮腫の4つ。 ①②は必須、③④は必須でないが、これを認めれば診断はより確実になる。 尿沈渣中の卵円形脂肪体も参考所見 問題11 ネフローゼ症候群を起こしにくいものはどれか?1つ選べ。 ①SLE ②Shonlein-Henocho紫斑病 ③アミロイドーシス ④悪性腫瘍 ⑤筋萎縮性側索硬化症 出典:スレ7 433氏 +... 解答 ⑤ 解説 ネフローゼ症候群の原発性糸球体腎炎としては、微小変化群、膜性腎症、巣状糸球体硬化症、膜性増殖性糸球体腎炎などがある。 続発性は、SLE、Henocho-Shonlein紫斑病、中高年者の糖尿病、アミロイドーシス、悪性腫瘍(Hodgkinリンパ腫など)などが原因疾患となる。 問題12 血清補体価が低下するのはどれか。2つ選べ。 ①急性糸球体腎炎(AGN) ②膜性増殖性糸球体腎炎(MPGN) ③巣状糸球体硬化症(FGS) ④アミロイド腎症 ⑤紫斑病性腎炎(IgA腎症) +... 解答 ①② 解説 ○①急性糸球体腎炎(AGN)では、血清補体価(CH50、C3)の低下、ASO↑、ASK↑、赤血球円柱、白血球円柱が認められる。 ○②膜性増殖性糸球体腎炎(MPGN)では、血清補体価(CH50、C3)が持続的に低下する。 MPGNは特発性と、2次性(C型肝炎、クリオグロブリン血症、SLE)に分けられる。 免疫染色で、メサンギウム皮下にIgG、補体(C3)の沈着を認める。 ×③巣状糸球体硬化症(FGS)では、光顕上、一部に限局した巣状の硬化性病変を生じ、IgM、C3が糸球体毛細血管係蹄に沈着する。 補体は低下しない。 ×④アミロイド腎症は、アミロイドーシスのうち特に腎にアミロイドが沈着したものをいう。 アミロイドは糸球体基底膜、メサンギウム、血管に沈着している。 原発性、遺伝性家族性、多発性骨髄腫性、続発性(RA、結核など)に分類される。 血清補体価は低下しない。 ×⑤紫斑病性腎炎(IgA腎症)ではメサンギウムの増殖およびメサンギウム領域にIgAのびまん性沈着が見られる。 血清補体価は正常、50%強の症例で血清IgA高値を示す。 IgA腎症の予後不良因子は、蛋白尿と高血圧である。血尿の程度、血清IgA値は予後とは無関係である。 参照 内分泌・代謝2 問題56、57 http //www35.atwiki.jp/105kokushi/pages/47.html 問題13 線維筋性異形成について正しいのはどれか。2つ選べ。 a 高齢男性に多い。 b 組織学的には中膜の過形成が多い。 c 血管造影で念珠状の狭窄・拡張像が見られる。 d 腎動脈狭窄は左腎動脈に多い。 e 腎動脈狭窄は起始部に多い。 出典:スレ9 173氏 +... 解答 b c 解説 線維筋性異型性は腎血管性高血圧症の内因性原因疾患として重要。 過去問では、画像で示された「腎動脈遠位部の狭窄」から本症を診断する問題が出題済み。 結合組織疾患(Ehlers-Danlos症候群、嚢胞性中膜壊死、NFなど)を有する人に多くみられ、 症状としては腎血管性高血圧と一過性脳虚血が多い。 治療は部位によって異なるが、経皮血管形成術、バイパス術、パッチ縫着など。 また、喫煙が危険因子である可能性があり、禁煙は重要である。 ×a 若・中年女性に多い。 ○b 組織学的に①中膜の過形成、②中膜上の形成異常、 ③中膜の線維形成肥厚、④内膜の線維形成肥厚の4つに分類される。 ○c 腎動脈の他には頸動脈、腸骨動脈、腸間膜動脈、鎖骨下動脈、膝窩動脈など。 ×d 80%は右腎動脈。 ×e 遠位2/3に多い。 問題14 IgA腎症の予後不良因子は以下の内どれか?2つ選べ a 高度血尿 b 血清IgA高値 c 高血圧 d 補体活性上昇 e タンパク尿2g/day以上 +... 解答 正解:ce 解説 出たなw予後不良君w。 IgAでは定番中の定番w メサンギウム増殖およびメサンギウム領域にIgAのびまん性沈着がみられる糸球体腎炎である. 本症は顕微鏡的血尿が慢性的にみられる慢性腎炎症候群型と感冒などの発熱時ないし,その後に肉眼的血尿を呈し, 急性腎炎様に経過する型がある,わが国の慢性糸球体腎炎の50%を占め,最も多い. ①10~20歳代で,(男性に多い) <先行感染の直後> ②上気道感染,腸炎,膀胱炎などの1~2日後に,肉眼的血尿を示したり <メサンギウムの病変> たまたま健康診断で,血尿を指摘され(無症候性血尿), ③血清IgA↑(症例の50%),血清補体価正常, ④腎生検で,メサンギウム領域にlgA優位の沈着がみられるとき, <蛍光抗体法> →IgA腎症と診断する. 治療:血圧コントロールが景も重要である. 1.高血圧時には,降圧薬でコントロールする.(Ace阻害薬、ARBが中心 Ca拮抗薬がfirst choiseとも ) ※浮腫,心不全の合併時には,β-blockerは心機能↓のため,異合が悪く,高K血症合併時のACE阻害薬とARBの使用も好ましくない. 2.血尿のみが主症状のときには,過激な運動・労働を制限. 3.大量の蛋白尿,腎機能低下をきたした際には, 抗血小板薬,抗凝固薬,ACE阻害薬,ARB,、ステロイドなどを投与する. ネフローゼをきたすことはまれ(約10~20%である) 本症は比較的予後良好と言われてきたが、約20~40%の症例には徐々に腎機能が低下し、5~20年で腎不全に至る。 本症の予後不良因子には、高度の組織障害、腎機能低下、2g/日以上の蛋白尿の持続、高血圧などがある。 ※※血清IgA、血尿の程度、補体は予後とは無関係。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 問題15 移植後、数時間から数週間で再発するものはどれか?1つ選べ。 a IgA腎症 b 多発性嚢胞腎 c 膜性増殖性糸球体腎炎 d 巣状糸球体硬化症 e ループス腎炎 +... 解答 正解:a 解説 答えは a のIgA腎症 a~e は全て最終的には腎移植の適応あり 再発の頻度で考えたらa、c、dが多く、中でも巣状糸球体硬化症が一番多い でも、再発の時期で考えたらIgA腎症が一番早い ほほー味わい深い問題だったねえ 腎移植の話とか別領域からの刃だったな 独学ではリーム―なこと 腎移植は全く勉強したことなかったわ… ※※再発が早いのがIgA、再発の頻度が多いのがFGSと 腎移植の時は、普通は元あった腎臓は取り出さずに腸骨窩に植えるからな。 (昔はわざわざ取りだしていたらしい) つなぐ血管や尿管の長さが短くて済むからな。 問題16 腎移植の部位は通常どこに行われるか。1つ選べ ①右腸骨窩 ②左腸骨窩 ③取り出した腎臓の位置 +... 解答 正解:① 解説 腎移植 勉強になったw 通常は腎静脈が長く確保できるドナーの左腎が摘出される。 摘出された腎は,ただちに冷却した乳酸加リンゲル液を用いた灌流が施され, レシピエントの右腸骨窩に異所性に移植される。 腎動脈と腎静脈がそれぞれレシピエントの内腸骨動脈と外腸骨静脈に吻合され, 最後に尿管がレシピエントの膀胱に吻合される。 レシピエントには術後の拒絶を防ぐ目的で免疫抑制剤が投与される。 生体腎移植の成績は著しく向上しており,移植腎の1年生着率は90.1%, 5年生着率は77.5%である(1999年日本移植学会)。 移植部位:右腸骨窩 腎動脈→→内腸骨動脈に 腎静脈→→外腸骨静脈に吻合。 http //www.medi-net.or.jp/tcnet/dqa/q2-01.html 問題17 腎前性腎不全と腎性腎不全両方の病態をとりうる疾患はどれか。3つえらべ a,両側腎動脈閉塞 b,多発性骨髄腫 c,肝腎症候群 d,急性間質性腎炎 e,HUS 出典:106スレ10 590氏 +... 解答 正解:abc 解説 aは腎血流量の低下&腎自体の障害で両方ありそう。 bは骨髄腫腎は腎性で、ネフローゼになったら腎前性。 cとeよく分からないので悩む。 YNみたら、c肝腎症候群は重症肝疾患に伴う腎障害のことで、 初期には腎前性急性腎不全を呈し、 経過と共に急性尿細管壊死(腎性)所見が認められるとあった。 急性腎不全:腎前性急性腎不全が55%、腎性急性腎不全が40%、腎後性急性腎不全が5%を占める 腎性腎不全:急性尿細管壊死や糸球体腎炎などによる器質的変化に起因した腎不全 腎前性腎不全:循環血液量の減少などに起因した性腎不全 腎前性と腎性の鑑別(乏尿、無尿の鑑別) 原因腎前性 腎性 ………………………………………………………………… BUN/ Cre>20 <20 尿中Na(mEq/L)<20 >40 尿/血液Cre<20 >40 尿浸透圧(mOsm/L)>500 <350 FENa(%)<1.0 >2.0 RFI(%)<1.0 >1.0 Na排泄分画率 FENa=Cna/Ccr =((尿量×Una)/Pna)/((尿量×Ucr)/Pcr)=(Una/Pna)/(Ucr/Pcr) renal failure index Una/(Ucr/Pcr) ① 腎前性急性腎不全 概念:腎実質は障害されない 低灌流が高度な場合、腎実質の虚血により腎性急性腎不全を起こす 原因: 循環血漿量低下、出血、熱傷、脱水 腸管から漏出: 嘔吐、下痢 腎から漏出: 利尿薬、浸透圧利尿、電解質コルチコイド欠乏 血管外へ漏出: 急性膵炎、腹膜炎、外傷、熱傷、低アルブミン血症 心拍出量低下 全身腎血管抵抗比の変化 全身血管拡張:敗血症、降圧薬、麻酔薬、アナフィラキシー 腎血管収縮:高Ca血症、エピネフリン、ノルエピネフリン、シクロスポリン、タクロリムス、アンホテリシンB 肝腎症候群(初期) 腎灌流低下 NSAID: プロスタグランジンは輸入細動脈を拡張させる ACE阻害薬: アンギオテンシンⅡは輸出細動脈を収縮させる 過粘稠症候群 マクログロブリン血症 多血症 ②腎性急性腎不全 急性尿細管壊死 概念:腎実質病変によるもの 原因 血管炎、糸球体病変: 急速進行性糸球体腎炎、溶血性尿毒症症候群(HUS) 急性間質性腎炎 急性腎盂腎炎 肝腎症候群(後期) 急性尿細管壊死を伴うもの 病態 糸球体に原因がある場合: 腎前性と同じ尿所見 尿細管に原因がある場合 ⇒急性尿細管壊死 <急性尿細管壊死> 概念: 腎性急性腎不全の原因の大部分を占める 狭義の急性腎不全 原因 虚血性: 出血、ショック、外傷、熱傷 腎毒性: アミノグリコシド系、シスプラチン、水銀、 造影剤(心臓カテーテル検査でで7人に1人に50%のCr上昇→予防としてゆっくりとした輸液が必要) ミオグロビン尿症(横紋筋融解症) ③腎前性腎不全と腎性腎不全の両方の形態 両側腎動脈閉塞 多発性骨髄腫 肝腎症候群 問題18 105E25 MRSA敗血症にたいして、バンコマイシン治療開始。5日後に解熱したが腎機能障害が出現。 バンコマイシンの血中薬物モニタリングで予想されるのはどれか?1つ選べ。 ①濃度時間曲線下面積減少 ②蛋白結合率低下 ③トラフ値上昇 ④ピーク値低下 ⑤半減期短縮 出典106スレ10 865氏 +... 解答 正解:③ 解説 腎機能障害があったせいで、変化したのか、モニタリングで増えたから、腎機能障害がきたのか どっちを聞いているのか分からないんですね。 ぼくはCのトラフ値でいいと思うんです。 定常状態の最低血中濃度がトラフ値です。つまり次に投与する直前の値のことを言うんです。 当然のことながら、バンコマイシンw投与して腎機能障害が出てきたから、血中濃度が高くなっている。 でトラフ値上昇が考えられるというふうに見たんです トラフ値 Trough value 【概要】 薬物動態を示す用語。薬剤使用後に血中濃度が上下するときの最低値。Cminともいう。 次回の使用直前(飲む前)が一番血中濃度が低い。 トラフ値が低すぎると薬の有効域以下になって無効であるばかりか、耐性を誘導させる可能性が高くなる。 ついでに 「ウイルス抑制指数」 トラフ値がウイルス抑制に必要な濃度より十分高いと耐性も発生しにくい。 これを比較する指数が「ウイルス抑制指数」である。 問題19 B56 慢性間質性腎炎の原因になるのはどれか.3つ選べ. a 慢性腎盂腎炎 b 膀胱尿管逆流 c 鎮痛薬性腎症 d アミロイド腎症 e 膜性腎症 出典106スレ12 339氏 +... 解答 正解:abc 解説 アミロイドと膜性腎症は糸球体疾患。 いじょうおわり 慢性間質性腎炎 chronic interstitial nephritis;CIN [同義語] 慢性尿細管間質性腎炎 chronic tubulointerstitial nephritis 病理学的には,間質の線維化と尿細管の萎縮が重要な所見とされている. 糸球体の形態学的変化は比較的軽度である。 (糸球体に炎症性病変がみられる糸球体腎炎と対比して用いられる) 自覚症状に乏しいが,尿細管機能異常に基づく所見(アシドーシス,糖尿,アミノ酸尿,尿濃縮障害)がみられる。 所見は一般的に軽微で,糸球体腎炎の特徴である蛋白尿,血尿はないかあっても軽度に留まる。 一方,アミノ酸尿,尿の濃縮障害,腎性貧血,代謝性アシドーシス,電解質異常など尿細管の機能異常に基づく症状や検査異常がみられる。 原因として最も多いのは尿路感染症や薬剤(アスピリン、アセトアミノフェンなど)によるものであるが, 重金属,代謝異常(痛風など),遺伝性腎疾患,異常蛋白,免疫異常,尿路閉塞,尿逆流などさまざまな原因で起こる。 (慢性腎盂腎炎,膀胱尿管逆流症(VUR:vesicoureteral reflux),高尿酸血症,オキサローシス,高カルシウム血症,低カリウム血症,重金属(カドミウムや鉛など)) 問題20 89B55 ネフローゼ症候群を示さないのはどれか?2つ a 糖尿病性腎症 b 急性尿細管壊死 c アミロイド腎症 d 膜性増殖性糸球体腎炎 e 痛風腎 出典106スレ15 ??氏 +... 解答 正解:b,e 解説 問題21 ステロイドきくネフローゼは何覚えとけばいい? 出典106スレ15 ??氏 +... 解答 解説 微小変化だけ覚えとけばいいと思う ただし著効はするがすぐ再発しちゃう ステロイド効く順がそのまま予後の順になってると思え 慢性腎炎はそれで大体いける アミロイド腎とかDMとかアルポートとかその他その法則に則らないのもあるがこの時期にそこまで気にしなくていい 1日で終わるからQB腎やろうぜ あれはそれだけの価値はある 問題22 82B31 45歳の男性。BUN 52mg/dl,血清クレアチニン4.6mg/dl。腹部触診で両側腎の腫大を認める 最も考えられるものはどれか a) 慢性腎盂腎炎 b) 腎癌 c) 痛風腎 d) 骨髄腫腎 e) 嚢胞腎 出典106スレ15 ??氏 +... 解答 正解:e 解説 患者は腎不全ですね。さらに両側の腎腫大もあるという状態です a)慢性腎盂腎炎では腎臓は萎縮します b)腎癌は片側性に生じることが多いです c)痛風腎は両側性に腎間質に尿管結石を形成します。やられるのは尿管間質です もしこれで腎不全までなるなら、病状はかなり進行していてその場合は両側腎の萎縮を示すそうです d)骨髄腫腎は尿細管上皮や間質の障害です。腎腫大をきたすことはあまりないです 骨髄腫ってBJPによる間質性腎障害のことを言うの? それともALアミロイドーシス起こした状態? アミロイド腎は腎腫大あると思うのだけど‥ この問題ではBJ蛋白の方みたいです アミロイドーシスの合併があれば両側腎腫大ですね まぁ骨髄腫によるアミロイド沈着ならアミロイド腎て書くわな普通 わざわざ骨髄腫腎て書いてるんだから、間質性の方だと素直に考えれば言い訳だ 問題24 86B59を改変 小児の腎疾患について誤っているものを3つ選べ a)急速進行性糸球体腎炎では糸球体の半月体形成が特徴である b)Alport症候群では女児のほうが腎障害の進行が早い c)Alport症候群の眼疾患では緑内障を伴う d)巣状糸球体硬化症ではステロイド抵抗性ネフローゼを呈する e)Alport症候群による腎病変はⅢ型コラーゲン蛋白の異常で生じる 出典106スレ15 ??氏 +... 解答 正解:bce 解説 消去法でいけましたね。 一応解説です a,dに関しては省かせてください b)Alportでは男性のほうが重症で30~40歳代に末期腎不全に移行することが多いそうです c)Alportの眼症状は白内障や円錐角膜です e)Ⅳ型コラーゲンです <lport症候群の遺伝形式を教えてケロ> QB過去問だと常優だけどこれはそうなることもあるレベルだおね Alport症候群は,Ⅳ型コラーゲンα3,α4,α5鎖(COL4A3,COL4A4,COL4A5)のいずれかの遺伝子異常により生じる遺伝性腎疾患である. COL4A3,COL4A4は第2染色体上に存在して,これらの変異は常染色体劣性または優性遺伝型のAlport症候群を生じ, COL4A5はX染色体上に存在して,その変異は伴性優性遺伝型のAlport症候群を生じる. 問題25 87B54 成人型嚢胞腎について正しいものを一つ選べ a) 20歳までに末期腎不全になる b) 高血圧は稀である c) 嚢胞が片腎性のこともある d) 常染色体優性遺伝である e) 嚢胞の数は20個以下である 出典106スレ15 ??氏 +... 解答 正解:d 解説 成人型嚢胞腎は「常染色体優性遺伝」で「40歳代」に発症し、「両側性の多発性の嚢胞腎」を認め 「血尿、蛋白尿、高血圧」を呈し、次第に慢性腎不全に至る 合併症 肝嚢胞、膵嚢胞、脳動脈瘤、尿路感染、尿路結石などです 問題26 慢性腎不全で低下する電解質は? a Na b Mg c K d P e Ca 出典106スレ16 ??氏 +... 解答 正解:e 解説 これは間違えられないわ 正解はeです。基本的すぎてすみません もし2つならNaも入れていいですね 一応小文字のaがつくものは下がると覚えた記憶があります。蛇足です 問題27 慢性腎不全患者に常用量を投与してよいのはどれか。 a.セフェム系抗菌薬 b.アミノグリコシド系抗菌薬 c.ニューキノロン系抗菌薬 d.ミノサイクリン e.アシクロビル 出典106スレ18 ??氏 +... 解答 正解:d 解説 bとeは完全にだめだし。 アシクロビルは慢性腎不全患者に対する精神症状の副作用が有名だね 腎障害で普通に使えるのはテトラサイクリン系とマクロライド系 テマ要らず、と覚えよう ミノサイクリン テトラサイクリン系抗生物質の1つ。静菌的に作用。 クラミジア感染症,マイコプラズマ肺炎,ツツガムシ病などのリケッチア感染症などに対する選択薬剤。 ペニシリンアレルギー患者へペニシリン代替薬としても使用。 主として肝から胆汁中へ排泄されるが,一部は腎から尿中へも排泄。 問題28 腎細胞癌でIFN-α使うけど、あれって肺転移専用だっけか? 出典106スレ18 ??氏 +... 解答 解説 腎細胞癌の転移巣は肺が大部分だから、肺転移にIFNαやIL-2によるサイトカイン療法を行うんじゃない? ぐぐったら、奏効率は15%前後、奏効期間は10か月未満、5年生存率は10-20%のようだ。 2008年に血管新生阻害薬である分子標的薬 のソラフェニブとスニチニブが出現し、 発売以来の半年余りで各々2,000例、800例以上に用いられている とのことらしい。 腎細胞癌に対する分子標的薬はそろそろ出ると言われてるな 少なくとも選択肢には登場してる ただ腎細胞癌は転移してても手術するからなかなか選ばせにくそう 問題29 102D-53 14歳の男子。学校検尿で異常を指摘され来院した。昨年も同様の尿の異常を指摘され、他院で経過観察されていた。 自覚症状はない。血圧126/74mmHg。眼瞼に浮腫を認めない。 心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。 尿所見:蛋白3+、沈渣に赤血球50~60/1視野。尿蛋白は安静臥位でも消失せず 、この1年間ほぼ同じ所見である。血液所見と血液生化学所見とに異常を認めない。 腎超音波検査所見も正常である。対応として適切なのはどれか。 a.経過観察 b.食塩摂取量の制限 c.蛋白質摂取量の制限 d.抗血小板薬の投与 e.腎生検 出典106スレ19 ??氏 +... 解答 正解:e 解説 安静臥位で蛋白尿は消失しないことから起立性蛋白尿は否定され、エコーが正常なので 水腎症、腎嚢胞、腎結石やnut crackerなども否定される。 1年にわたり多量の蛋白尿と血尿が継続していて自覚症状を認めないから 慢性腎炎症候群と考えられる。 慢性腎炎の基準を満たしているわけだし、腎生検で確定診断せずにはいられないと思う ちなみにIgA腎症だとよ 問題30 103A50(正答率6.7%)60歳の男性。腎機能の低下について他科からのコンサルテーションを受けた。 5年前から年に数回胸痛を訴えており、最近頻度が増加したので、1週前に精査のため入院した。 6日前に心臓カテーテル検査で1枝病変が確認された。3日前から血清クレアチニンの上昇が認められ、徐々に悪化している。 昨日から第2趾先端部に疼痛を伴う紫色の変色が認められた。30歳から高血圧で降圧薬の投与を受けている。 40歳から糖尿病で経口糖尿病薬の投与を受けている。喫煙は30本/日を30年間。 飲酒はビール大瓶2本/日を25年間。意識は清明。身長170cm、体重95kg。体温37.2℃。脈拍72/分、整。 血圧 160/90mmHg。尿所見:蛋白1+、糖1+、潜血3+。血液所見:赤血球420万、Hb 14g/dl、Ht 42%、白血球 7,000、血小板 14万。 血液生化学所見:血糖 180mg/dl、HbA1C 7.5%、総蛋白 7.0g/dl、アルブミン 4.5g/dl、尿素窒素 70mg/dl、クレアチニン5.2mg/dl、 尿酸 8.0mg/dl、総コレステロール 310mg/dl、トリグリセリド 220mg/dl、総ビリルビン 1.0mg/dl、直接ビリルビン 0.5mg/dl、 AST 32IU/l、ALT 25IU/l、LD 480IU/l(基準176~353)、ALP 250IU/l(基準115~359)、Na 141mEq/l、K 5.2mEq/l、 Cl 102mEq/l、Ca 9.0mg/dl、P 5.1mg/dl。CRP 1.2mg/dl。 この病態でみられるのはどれか。2つ選べ。 a.補体低下 b.IgA上昇 c.ASLO上昇 d.ANCA陽性 e.好酸球増加 +... 解答 正解:ae 解説 診断:急性腎不全。DDとして薬剤性腎障害、コレステロール塞栓症が強く疑われる。 コレステロール塞栓症は、心カテ検査、心血管手術、抗凝固療法が誘因でアテローム片が末梢に飛び、 皮膚や腎臓の小動脈にコレステロール塞栓症を生じる予後不良な疾患。 コレステロール塞栓症は、進行性に増悪することが多い。好酸球の増加が特徴的。 補体低下やCRPの軽度上昇、軽度の蛋白尿や潜血も認められる。 確定診断は皮膚及び腎生検による。 第2趾先端部に疼痛を伴う紫色の変色→blue toeでありコレステロール塞栓症を強く疑わせる。 内分泌・代謝2 問題37参照 106回類題出題 http //www35.atwiki.jp/105kokushi/pages/47.html 問題31 Bartter症候群とGitelman症候群に共通するのはどれか。 a 高カリウム血症 b 低アルドステロン血症 c 血漿レニン活性高値 d 代謝性アシドーシス e 低マグネシウム血症 出典106スレ22 ??氏 +... 解答 正解:c 解説 続発性アルドステロン症 pH↑ K↓ <アルドステロン症の鑑別> 主な疾患 レニン Ald 血圧 …………………………………………………………………………………………………………… 原発性アルドステロン症 _____________アルドステロン産生腫瘍___↓_____↑_____↑ _____________特発性アルドステロン症 …………………………………………………………………………………………………………… 続発性アルドステロン症 _____________Bartter症侯群 _____________偽性Bartter症侯群 ______↑_____↑_____→ _____________Gitelman症候群 問題32 95G36、100A40 [臨床](正答率88%) 70歳の男性。全身倦怠感と食思不振とを主訴に来院した。6か月前から肺癌のため抗癌化学療法を受けている。 意識は清明。身体所見に異常はない。尿所見:浸透圧600mOsm/l(基準50~1,300)、蛋白(-)、糖(-)。 血清生化学所見:尿素窒素10mg/dl、クレアチニン0.6mg/dl、尿酸1.1mg/dl、Na120mEq/l、 K4.0mEq/l、Cl87mEq/l、浸透圧249mOsm/l(基準275~288)。この患者で行うのはどれか。 a.水制限 b.食塩負荷 c.生理食塩水の投与 d.5%ブドウ糖液の投与 e.サイアザイド系利尿薬の投与 +... 解答 正解:a水制限 解説 診断、SIADH。 抗癌化学療法中の肺癌患者に低ナトリウム血症、低浸透圧血症が生じている。 SIADHが最も疑われる。 肺癌(異所性ADH産生腫瘍)によってもSIADHが生じるが、抗ガン剤でもSIADHが生じる。 治療は、緊急性のないSIADHでは、水制限が第一選択である。 生食であっても水分投与は禁忌。どうしても急速な補正を必要とする場合は高張食塩液を用いる。 サイアザイド系利尿薬は、ナトリウム利尿をきたし、低ナトリウム血症を重症化させるので禁忌。 ☆SIADHの診断基準の要約 (内分泌・代謝 問題24参照) ①血漿浸透圧低下:270mOsm/l (mOsm/kgのどちらでも良い)以下 (正常値は、290±5mOsm/l) 血漿浸透圧=2(Na+K)+BS/18+BUN/2.8 ②低ナトリウム血症:血清Na<135mEq/l ③尿中ナトリウム濃度>20mEq/l ④尿浸透圧>300mOsm/l ⑤腎機能、副腎機能正常(血清Cre<1.2mg/dl、血清コルチゾル>6μg/dl) ⑥血漿バソプレシンが測定される ⑦脱水所見は認められない。 ⑧尿酸値は5mg/dl以下が多い(参考所見) この問題はプール問題で95G36,100A40と出題。 正答率90%位のこの問題で合否が決まることがある。 内分泌・代謝2の問題67も参照にして。 http //www35.atwiki.jp/105kokushi/pages/47.html 解説 SIADHは本来なら水利尿が起こるべき状態であるにもかかわらず、ADH(AVP)が分泌され続けるため、 体内に水が貯溜して、希釈性の低ナトリウム血症が起こる病態をさす。 循環血漿量が増加しているため、尿酸、BUN、血漿レニン活性は低下する。 また、低ナトリウム血症にもかかわらず、尿中Na排泄が20mEq/日以上あり、尿が希釈されず、 尿浸透圧が低下しない。(尿浸透圧>血漿浸透圧) 問題33 [100B58改] Bartter症候群とGitelman症候群とに共通にみられるのはどれか、2つ選べ。 a 高血圧 b 高カリウム血症 c 代謝性アルカローシス d 低マグネシウム血症 e 高アルドステロン血症 +... 解答 正解:ce 解説 ×a バーターとギッテルマンは両方ともレニン↑、アルドステロン↑だが血圧は上がらない。 ×b 低カリウム血症になる。 ○c 両方とも低K血症で、代謝性アルカローシスになる。 ×d Gitelmanは全例で低Mg血症となり、Bartterは40%が低Mg血症となる。 ○e 両方ともアルドステロン↑となる。 自分でも低MgとくればGitelman、と思い込んでいたのだけど、 BartterでもGitelmanでも低Mg血症にはなりうる。 ただしGitelmanで全例で低Mg血症になり、 テタニーを呈してMgCl(カマ、マグラックス)の投与が必要となるのに対して、 Bartterでの低Mg血症は全症例の40%くらいで、そこまで問題にならない。 Bartter症候群は、幼少時期に発症し成長障害を伴うことが有名。 Gitelman症候群は大人だから成長障害はない。 <アルドステロン症の鑑別> 主な疾患 レニン Ald 血圧 …………………………………………………………………………………………………………… 原発性アルドステロン症 _____________アルドステロン産生腫瘍___↓_____↑_____↑ _____________特発性アルドステロン症 …………………………………………………………………………………………………………… 続発性アルドステロン症 _____________Bartter症侯群 _____________偽性Bartter症侯群 ______↑_____↑_____→ _____________Gitelman症候群 _____________………………………………………………………………………………… _____________ループ利尿薬 _____________腎血管性高血圧 _______↑_____↑_____ →~↑ _____________褐色細胞腫 _____________浮腫性疾患 …………………………………………………………………………………………………………… 偽性アルドステロン症 _____________甘 草 _____________グリチルリチン製剤______↓_____↓_____↑ _____________Liddle症侯群 覚えかた バーター:赤ちゃん、ジェントルマン(ギッテルマン):大人 問題34 D43 48歳の男性.右腸骨動静脈損傷を伴う外傷を受けて緊急入院した. 入院時身体所見:意識清明.脈拍120/分,整.血圧76/52mmHg. 直ちに緊急止血術を行い,総量3,500mlの輸血を行った. 術後48時間目の身体所見:意識清明.脈拍92/分,整.血圧108/78mmHg.中心静脈圧16cmH2O. 12時間前から尿量が減少し,最近3時間では10~15ml/時である. 赤血球396万,Hb 14.2g/dl.血清生化学所見:Na 138mEq/l,K 5.3mEq/l,尿素窒素44mg/dl,血清クレアチニン3.9mg/dl. 適切な治療はどれか.3つ選べ. a 新鮮凍結血漿の点滴静注 b カリウム投与の中止 c 輸液量の制限 d ループ利尿薬投与 e 浸透圧利尿薬投与 +... 解答 正解:bcd 解説 診断:外傷後の急性腎不全 クレアチニン3.9は異常高値。これを見て腎不全が疑われる マンニトールなどの浸透圧利尿薬の副作用は 高カリウム血症と低ナトリウム血症。 現在のカリウムがK 5.3mEq/lで高カリウム血症になっているので、 ループ利尿薬にしたい。 ループ利尿薬はカリウムを下げる。 <血清電解質の基準値> ナトリウム:135~147mEq/l、カリウム:3.7~4.8mEq/l 、クロール:99~106mEq/l カルシウム:8.6~10.2mg/dl、リン:2.5~4.5mg/dl 問題35 (104G16) 血液透析について正しいのはどれか. a 浸透圧の差で除水をする. b 透析後に血液重炭酸イオン濃度は低下する. c カリウムよりもクレアチニンの方が除去されやすい. d 透析液イオン化カルシウム濃度は正常~高値に設定する. e 透析時の不均衡症候群は血漿浸透圧の上昇によって発現する. +... 解答 正解:d 解説 ×a血液透析は限外濾過のうち①機械的圧力による方法+③拡散による方法で行う。 一般に、透析は限界濾過(①機械的圧力による方法と②浸透圧による方法)と③拡散により行われる。 腹膜透析は、②浸透圧+③拡散による方法で除水する。 腹膜に透析液を貯留して,腹膜を介した③拡散と,②浸透圧差による濾過により,体液の恒常性を維持するのが腹膜透析である. ①機械的圧力による方法:患者血液側に陽圧をかけるかあるいは透析液側に陰圧をかけることにより,血液側からの水分を除去する方法。 ②浸透圧による方法:浸透圧の差で除水する浸透圧濾過である。浸透圧の高い透析液と血液を半透膜を介して接触する方法。 ③拡散による方法:体外に導いた血液から透析膜を用いて拡散の原理により浄化する。 ×b透析液の中には代謝性アシドーシスを補正するために重曹(重炭酸ナトリウム)が入っているので、 透析後に重炭酸イオン濃度は上昇する。 ×c分子量が小さいものの方が、除去されやすいのでKは除去されやすい。 K=39、(クレアチニン)C4H7N3O=113 ○d血液中に必要な電解質は濾過されないように、透析液中に同じ~高値にして予め入れておく。 ×e透析不均衡症候群とは、急激な透析によって頭痛,悪心,嘔吐,不安感,視力障害,筋痙攣,見当識障害, 振戦,意識障害,譫妄,全身痙攣,昏睡などを生じる症候群。 血液中からの物質移動速度に比べて,脳から血液脳関門を通って血液中への物質移動速度が遅く, 浸透圧較差が生じ,脳浮腫を来すことによって生じる。 透析導入時などには,緩徐な透析を頻回に実施することによって防止可能である。 グリセオールの点滴注射など,脳圧低下処置によって症状は軽減される。 問題36 国試直前にあがった問題 コレステロール塞栓症について誤っているのはどれか。 a 血管内カテーテル操作が原因となる。 b 網状皮斑がみられる。 c 末梢血好酸球数が減少する。 d 補体価が低下する。 e 特異的な治療法はない。 +... 解答 正解:c 解説 好酸球数は増加します。 さすがに直前期だけあってみなさん早いですね 問題37 コレステロール塞栓症について誤っているものを選べ a原因として糖尿病がある b手指末梢に潰瘍形成をみる c急性腎不全をきたす d補体が低下する e好塩基球が増加する +... 解答 正解:e 解説 補体低下は合ってるよね? 間違ってるのはe 好酸球上昇 コレステロール塞栓症は補体が↓、好酸球が↑←106D40にコレステロール塞栓症出題(正答率は83.9%) 問題 出典: +... 解答 解説
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Ⅷ 腎・泌尿器・生殖器疾患 約12% 1 糸球体病変 約9% A 急性糸球体腎炎 B 急速進行性糸球体腎炎 C 慢性糸球体腎炎 D 膜性腎症 E 膜性増殖性糸球体腎炎 F 巣状糸球体硬化症 G IgA腎症 H 家族性・遺伝性腎炎 I 糖尿病(性)腎症 J 膠原病に伴う腎病変 K 紫斑病性腎炎 L アミロイド腎症 M 原発性ネフローゼ症候群 N 微小変化群 O 続発性ネフローゼ症候群 P 無症候性血尿 Q 無症候性蛋白尿 2 血管・尿細管・間質病変 約9% A 腎血管性高血圧症 B 良性腎硬化症 C 悪性腎硬化症,悪性高血圧症 D 腎梗塞 E 腎静脈血栓症 F 腎動脈瘤 G 腎皮質壊死 H 急性間質性腎炎 I 慢性間質性腎炎 J 急性尿細管壊死 K 尿細管機能異常 L 骨髄腫腎 M 尿酸腎症〈痛風腎〉 N 中毒性腎障害 3 腎機能の障害による異常 約13% A 急性腎不全 B 慢性腎臓病 C 慢性腎不全 D 長期透析患者の予後・合併症 E 脱水と浮腫 F 電解質異常 G 酸・塩基平衡の異常 4 腎・尿路結石と尿路閉塞性疾患 約9% A 上部尿路結石 B 下部尿路結石 C 腎石灰化症 D 上部尿路閉塞性疾患 E 下部尿路閉塞性疾患 F 神経因性膀胱 G 膀胱尿管逆流 H 特発性後腹膜線維化症 5 腎・尿路・生殖器の炎症 約9% A 急性腎盂腎炎 B 慢性腎盂腎炎 C 腎膿瘍 D 腎乳頭壊死 E 膀胱炎 F 尿道炎 G 前立腺炎 H 精巣上体炎 I 精巣炎 J 亀頭包皮炎 K 外陰炎 L Bartholin腺嚢腫,Bartholin腺炎 M 腟炎 N 骨盤内炎症性疾患〈PID〉 O 子宮頸管炎 P 子宮内膜炎・筋層炎 Q 卵管留膿症・腫 R 子宮留膿症・腫 S 性感染症 6 腎・尿路・男性生殖器の腫瘍 約9% A 腎腫瘍 B 腎盂腫瘍 C 尿管腫瘍 D 膀胱腫瘍 E 尿膜管癌 F 尿道腫瘍 G 前立腺肥大症 H 前立腺腫瘍 I 精巣腫瘍 J 陰茎腫瘍 7 女性生殖器の類腫瘍・腫瘍 約13% A 子宮内膜症,子宮腺筋症 B 子宮内膜増殖症 C 子宮内膜ポリープ D 卵巣腫瘍 E 腹膜偽粘液腫 F 卵管癌 G 子宮筋腫 H 子宮頸癌 I 子宮体癌〈子宮内膜癌〉 J 腟の腫瘍 K 外陰の腫瘍 L 絨毛性疾患 M その他の婦人科腫瘍 8 月経異常,不妊,不育 約13% A 無月経 B 月経周期・量の異常 C 無排卵 D 黄体機能不全 E 高プロラクチン血症,乳汁漏出症 F 月経困難症 G 神経性食思〈欲〉不振症 H 月経前症候群 I 多嚢胞性卵巣症候群 J 機能性子宮出血 K 早発閉経 L 不妊症 M 男性不妊症 N 不育症 O 避妊 9 更年期・閉経後障害 約9% A 更年期障害 B 閉経後障害 10 その他の尿路・生殖器異常 約9% A 単純性腎嚢胞 B 嚢胞腎 C 海綿腎 D 馬蹄鉄腎 E 先天性水腎症 F 重複腎盂尿管 G 尿管膀胱外開口 H 尿管瘤 I 下大静脈後尿管 J 後部尿道弁 K 停留精巣 L 尿道下裂 M 包茎 N 女性性器の形態異常 O 子宮の奇形 P 子宮の位置異常 Q 腟脱・子宮脱 R 膀胱異物 S 膀胱憩室 T 精巣・精索水瘤 U 精索静脈瘤 V 精巣捻転症 W 前立腺結石 X 勃起不全 Y 持続勃起症 Z 夜尿症〈夜間遺尿症〉 AA 尿失禁 AB 過活動膀胱 AC 腎・尿路の損傷 AD 陰茎折症 AE 精巣損傷 AF 女性性器損傷 AG 尿瘻 AH 糞瘻 AI 月経瘻 AJ 子宮腔癒着(症)〈Asherman症候群〉 このページを編集
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亜急性肝炎 悪性高熱症 悪性黒色腫 悪性新生物 悪性中皮腫 暗夜愛好症 暗闇恐怖症 異種中毒症 異物肉芽腫 胃液減少症 胃酸過多症 印環細胞癌 萎縮性気腫 一次性結核 移動性精巣 移動性舌炎 咽頭結膜熱 咽頭扁桃炎 陰核巨大症 陰嚢象皮病 腕相撲骨折 栄養性貧血 円形脱毛症 嚥下性肺炎 嚥下不能症 横隔膜麻痺 横紋筋肉腫 黄色線維腫 黄色肉芽腫 下顎過剰症 下顎後退症 下顎前突症 下肢癒着症 下肢癒着体 下垂体腺腫 潰瘍性舌炎 過敏性結腸 過敏性肺炎 化膿性筋炎 角化性嚢胞 角膜拡張症 角膜強膜炎 角膜結膜炎 核性白内障 褐色脂肪腫 滑石沈着症 滑液包膿瘍 鎌状赤血球 顆粒層肥厚 化学性肝炎 活動性肝炎 肝外胆管癌 肝腎症候群 肝性毒血症 肝内結石症 肝内胆管癌 肝脳症候群 感覚性癲癇 間欠性跛行 間質性胃炎 間質性腎炎 間質性舌炎 間質性肺炎 寛骨臼骨折 環状肉芽腫 乾性角膜炎 乾性胸膜炎 関節拘縮症 関節弛緩症 関節結石症 関節軟骨炎 汗孔角化症 乾酪性肺炎 気管支痙攣 気管支結石 気管支喘息 気管支肺炎 気管支麻痺 気管周囲炎 萎縮性気腫 外傷性気腫 気腫性膣炎 寄生虫吐出 基底細胞癌 機能亢進症 機能低下症 嗅覚消失症 丘疹性舌炎 急性骨髄炎 急性腎不全 急性胆嚢炎 急性虫垂炎 狭小頭蓋症 巨赤芽球症 虚脱性硬化 虚脱性肺炎 虚脱性譫妄 筋緊張亢進 筋突起骨折 菌状息肉症 金属恐怖症 禁断症候群 楔状白内障 形質細胞腫 形成不全症 痙縮性麻痺 痙攣性狭窄 痙攣性疾患 痙攣性喘息 結核性下痢 結核性舌炎 結核性膿瘍 結節性紅斑 結腸過長症 結腸周囲炎 結腸直腸炎 結腸直腸癌 結腸粘膜炎 結腸膀胱瘻 角膜結膜炎 眼瞼結膜炎 結膜下出血 血管拡張症 毛細血管腫 血管周囲炎 血管神経症 血管心臓炎 血管性耳炎 血管性水腫 血管性痴呆 血管性母斑 血管線維腫 血管内皮腫 血管粘液腫 血球減少症 硬膜外血腫 血小板血症 血栓塞栓症 好酸球尿症 好酸性腺腫 高血圧眼底 高血圧発作
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K 尿細管機能異常 小項目 腎性尿崩症,Fanconi症候群,尿細管性アシドーシス,シスチン尿症,家族性低リン血症性くる病,Bartter症候群,Gitelman症候群,Liddle症候群,Sjogren症候群,特発性尿細管性蛋白尿〈Dent病〉 100B42 低リン血症をきたすのはどれか。 a 腎性糖尿 b 腎性尿崩症 c 副甲状腺機能低下症 d シスチン尿症 e Fanconi症候群 × a × b × c × d ○ e 正解 e 100B43 疾患と尿所見の組合せで正しいのはどれか。 a 尿酸結石――――――――――――――――アルカリ尿 b シスチン尿症――――――――――――――アミノ酸尿 c Cushing症候群―――――――――――――低カルシウム尿 d 副甲状腺機能亢進症―――――――――――低カリウム尿 e Ⅰ型(遠位型)腎尿細管性アシドーシス――高クエン酸尿 × a ○ b × c × d × e 正解 b 100F41 48歳の女性。2か月前から両手のしびれが持続するため来院した。尿所見:pH 7.6。血清生化学所見:Na 145mEq/l,K 2.7mEq/l,Cl 115mEq/l。動脈血ガス分析(自発呼吸,room air):pH 7.35,PaO2 98Torr,PaCO2 33Torr,HCO3- 18mEq/l。 基礎にある酸塩基平衡障害はどれか。 a 呼吸性アルカローシス b 呼吸性アシドーシス c 代謝性アルカローシス d アニオンギャップ正常の代謝性アシドーシス e アニオンギャップ増加の代謝性アシドーシス × a × b × c ○ d × e 正解 d 診断 尿細管性アシドーシス 99A36 22歳の女性。脱力感と手のしびれとを主訴に来院した。意識は清明。身長 160cm,体重 38kg。体温 36.5℃。脈拍 76/分,整。血圧 94/50mmHg。浮腫を認めない。尿所見:蛋白(-),糖(-),潜血(-),沈渣に異常を認めない。血液所見:赤血球 390万,Hb 13.2g/dl,Ht 36%,白血球 7000,血小板 30万。血清生化学所見:総蛋白 7.0g/dl,アルブミン 4.5g/dl,尿素窒素 16mg/dl,クレアチニン 0.8mg/dl,総コレステロール 160mg/dl,トリグリセライド 90mg/dl,AST 21単位,ALT 18単位,γ-GTP 30単位(基準 8~50),Na 147mEq/l,K 2.5mEq/l,Cl 101mEq/l,Ca 9.0mg/dl,P 3.0mg/dl,Mg 1.2mg/dl(基準 1.6~2.6)。動脈血ガス分析(自発呼吸,room air):pH 7.48,PaO2 96Torr,PaCO2 47Torr,HCO3- 34mEq/l。血漿レニン活性 7ng/ml/時間(基準 1.2~2.5),アルドステロン 50ng/dl(基準 5~10),尿中カルシウム・クレアチニン排泄比 0.1以下(基準 0.1~0.2)。 最も考えられるのはどれか。 a 原発性アルドステロン症 b Fanconi症候群 c Bartter症候群 d Gitelman症候群 e Liddle症候群 × a × b × c ○ d × e 正解 d 診断 Gitelman症候群
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肝実質細胞障害 胆汁うっ帯肝障害 溶血性貧血 アレルギー性血管炎の糸球体腎炎 急性尿細管壊死 尿細管障害 急性間質性腎炎 アレルギー 間質性肺炎 肺繊維症 大腸炎 ペニシリン ○ ○ ○ セフェム系 ○ ○ アミノグリコシド系 ○ テトラサイクリン ○ ○ アムホテリシンB ○ ○ セファロスポリン系 メトトレキサート アザチオプリン シクロホスファミド ブレオマイシン ブスルファン 金製剤 Dペニシラミン クロルプロマジン プロピオチルウラシル 蛋白同化ステロイド キニジン イソニアジド メチルドパ エストロゲン サルファ剤 結核薬 イソニアジドINH neuro hepato リファンピシンRFP liver hossinn plate ピラジナミド PZA plate anemia エタンブトールEB eyeback ストレプトマイシンSM step mimi カナマイシンKM 利尿薬 サイアザイド フロセミド 抗圧薬 アルファメチルドパ βブロッカー ACE阻害薬 抗がん剤 抗生物質 アクチノマイシンD 放線菌製 MVAC メトトレキサート ビンブラスシン アドリアマイシン シスプラチン 骨髄抑制・肝障害・腎障害・口内炎 末梢神経障害 心臓障害・口内炎・下痢 聴力障害・腎障害・嘔吐 尿路上皮癌 CHOP シクロフォスファミド(エンドキサン) アドリアマイシン(hydroxydaunorubicin) オンコビン(ビンクリスチン) プレドニゾロン 悪性リンパ腫 ケモ適応腫瘍 A消失率30%以上有効率80%以上 急性白血病 悪性リンパ腫 ホジキン病 非ホジキン病 睾丸腫瘍 子宮絨毛癌 小児癌(ウィルムス腫瘍 横紋筋肉腫 ユーイング肉腫 骨肉腫 等) 咽頭癌 B消失率10~30%有効率40~80% 肺小細胞癌・・・転移有りでも 卵巣癌・・・3・4期 乳癌・・・リンパ以外の転移無し 子宮頸癌・・・放射線・オペ 食道癌・・・放射線と併用 C消失率10%以下 大腸癌 胃癌・・・オペ 肝癌・・・アルコール注入・血管塞栓・オペ・放射線 D消失率0% 腎癌・・・オペ 胆道癌 膵臓癌・・・放射線・一部オペ 脳腫瘍・・・オペ・放射線 頭頸部癌 甲状腺癌・・・オペ・まれに放射線 非小細胞肺癌・・・放射線・一部オペ 胆嚢癌・・・放射線・一部オペ 胆管癌・・・放射線・一部オペ 結腸癌・・・オペ 直腸癌・・・オペ・放射線 副腎癌・・・オペ 尿管癌・・・オペ 膀胱癌・・・抗癌剤膀胱内注入・放射線・オペ 前立腺癌・・・放射線・オペは非お勧め 子宮体癌・・・オペ・放射線 卵巣癌1・2期・・・オペ メラノーマ・・・オペ 各種肉腫・・・オペ・放射線 4型胃癌
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肝胆膵 肝硬変 肝炎 B型肝炎 インターフェロン療法 C型肝炎 ペグインターフェロン・リバビリン併用療法? クリオグロブリン血症 劇症肝炎? 肝腎症候群 TAE VOD 体質性黄疸 SBP Fitz-Hugh- Curtis症候群 急性胆管炎? 先天性総胆管拡張症? 肝血管肉腫? クワシオルコルとマラスムス 膵頭部腫瘍 膵嚢胞性疾患 膵管内乳頭粘液性腫瘍 粘液性嚢胞腫瘍 急性膵炎 脾 原発性硬化性胆管炎(PSC) IgG4関連硬化性胆管炎 原発性胆汁性肝硬変(PBC) 自己免疫性肝炎(AIH) 疫学 40代の男性 中高年男性 女 女 病因 症状 全身倦怠感や掻痒感、黄疸 黄疸 自他覚症状を欠くこと多い 皮膚掻痒感が最も多く、ついで黄疸 門脈圧亢進症症状 倦怠感が60%,黄疸(35 %),食思不振(27%) 合併症 欧米では半数近くが潰瘍性大腸炎を合併 自己免疫性膵炎 シェーグレン症候群(30%)・慢性関節リウマチ・慢性甲状腺炎 慢性甲状腺炎,関節リウマチ,シェーグレン症候群 検査 赤沈亢進、血清IgM高値 血沈亢進 自己抗体 抗核抗体 ANCA 抗核抗体 IgG4 sIL-2R 抗ミトコンドリア抗体(AMA)・抗pyruvate dehydrogenase(PDH)抗体が高頻度に陽性で、高力価を示す 抗核抗体が高力価陽性を示す(80倍以上)。抗核抗体とともに抗平滑筋抗体や抗DNA抗体が同時に陽性を示すことも多い 内科的治療 ペニシラミン、アザチオプリン、ステロイド、メトトレキサート ステロイド ウルソデオキシコール酸 UDCAで正常化しない場合ベザフィブラートの併用が有効である場合がある。なお掻痒感を訴える場合は、コレスチラミド顆粒の投与を試みる。脂溶性ビタミンA・D・E・K欠乏予防のため、適時補充療法を行う プレドニゾロン 免疫抑制剤 外科的治療 狭窄部の切除や胆管空調吻合術 肝移植 + + 予後 5年、10年生存率はそれぞれ89%、69%であった(全国調査第25報 平成16年度) imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 IgG4関連硬化性胆管炎 日本のPSCの特徴 原発性硬化性胆管炎(PSC)は本邦ではまれな胆道疾患であるが、近年注目を集めて いる。欧米ではPSCは若年者に多く、炎症性腸疾患の罹患率が高い。一方、本邦のPSC全国調査によると、日本のPSCは若年者と中高年の二峰性の年齢分 布を示し、中高年の症例群には、欧米には存在しない日本に特有の症例が含まれているとの指摘があった。近年、その中高年のPSCでは膵炎(自己免疫性膵 炎)の合併例が多いことが分かり、中高年のPSCは古典的PSCではなく、自己免疫性膵炎に関連したIgG4関連の硬化性胆管炎が含まれていることが明ら かとなりつつある。 自己免疫性膵炎とIgG4関連硬化性胆管炎 自己免疫性膵炎患者で血中IgG4値が特異的に上昇することが報告された。その後、 自己免疫性膵炎の組織中にIgG4陽性形質細胞の浸潤が多数見られることが明らかとなり、自己免疫性膵炎ではIgG4に関連した免疫応答が病態形成に関与 していると考えられている。IgG4は健常人では全IgGの6%以下を占める最もマイナーなサブクラスであるが、自己免疫性膵炎患者ではその比率が高くな り、全IgGの40%を占めるまで上昇することもある。 自己免疫性膵炎では高率に胆管炎を合併することが知られており、胆管にも膵と同様の密なリンパ球・形質細胞浸潤、線維化、閉塞性静脈炎が見られる。ま た、IgG4陽性細胞の多数の浸潤がみられることも分かっている。膵炎を合併して発症する症例が多いが、膵炎消退後に異時性に発症する症例や、膵炎の合併 がなく、胆管炎のみで発症する症例もあり、そのような症例ではPSCとの鑑別が困難となる。この胆管炎は自己免疫性膵炎関連胆管炎、自己免疫性膵胆管炎、 IgG4関連硬化性胆管炎など、いくつかの名称で呼ばれている。 Charcot s triad 発熱 黄疸 右季肋部痛 シャル子は 早 起 き Reynolds pentad ショック 意識不明 Courvoisier(クルヴォワジェ)徴候 3管合流部以下の胆管の閉塞による胆囊の腫大を指す。 Courvoisier徴候は黄疸を伴い、原因には膵臓癌、胆囊癌などの悪性腫瘍、胆石による胆管の閉塞がある。 胆囊の腫大は、胆汁が胆囊に蓄積することによる。
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FPS症候群とは FPS症候群とは、FPSゲームにのめり込んだプレイヤーが発症する、といわれている架空の病気。 主に2ちゃんねる内の「FPS症候群について語ろうよ」スレッドにおいて、その定義が議論されている。 古くはMS-DOSの時代、黎明期のFPS系ゲーム (Wolfenstein3DやDOOM、Quake等)の頃から、類似の症状(?)を告白するプレイヤーなどがネットワーク界隈には存在していたため、実際に発症し得る病気ともいえる。 現在の2ちゃんねるにおける議論では、大きく分けて三つの段階と、リアル系FPS症候群・スポーツ系FPS症候群の二系統に分ける事ができる。 しかし、あくまで一般的な分類であり、リアル系、スポーツ系に大きく傾いた患者などは、完全に症状が一致するわけではない。 患者は、一般的にバールや、バールのようなものを神聖視する傾向がある。