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おかえり聖杯戦争◆wd6lXpjSKY 夜の街を駆け抜ける二つの影。 夜科アゲハは奥歯を噛み締め、月に照らされながら北を目指していた。 靴裏とアスファルトの擦れる音が耳に残る中、彼は自分の記憶に振り回される。 「呑気に寝ている場合じゃねえ……!」 起床時には学園の崩壊という一報に驚き、覚醒せぬ頭では思考が回らなかった。 異形の化物の襲来により、考えるよりも先に身体が動いていた。 戦場へ向かう真っ最中であるが、火蓋が切って落とされるのは数刻先である。故に脳に安らぎの一時が生まれていた。 夜科アゲハの記憶に差し込まれるは主催者――天戯弥勒の声だった。 時計の針が十二と重なりし瞬間、彼の声が聖杯戦争の参加者に届いていたが、肝心の夜科アゲハは瞳を閉じ、寝てしまった。 「アサシンの脱落――人吉のとは別のサーヴァントが落ちた。 変な化物が動いていることを考えれば、昼よりも他の奴らが活発になっているのは明らかじゃねえか……っ!」 目覚めと同時に記憶に混在する天戯弥勒の声はやけに透明だった。 聞いていない言葉は間違いなく不純物である。他人に記憶を改竄されたような、一種のトランスに陥ったとも捉えられる。 しかし、感じぬ違和感が夜科アゲハの心を静かに侵食する。まるで聖杯戦争の記憶を自然と理解していた始まりと同じ感覚である。 「学園がぶっ壊れたってのはフェイクの可能性もあるが……テレビでやってんならマジだよな。 巨人がいたのも多分……今更俺らより馬鹿デケえ奴がいたって、ロボットが出ても不思議だなんてことはありえない」 太陽が昇っている間に通っていた学園の崩壊は、偽りの学び舎ながら夜科アゲハの興味を惹くには十分過ぎる情報だった。 複数の聖杯戦争参加者が集う規格外の火薬庫が弾け飛んだ。そう考えれば理解し難い話ではあるまい。 問題は戦闘が行われていたことである。彼は全てのマスターやサーヴァントと出会った訳ではない。 未だ見えぬ脅威、或いは仲間になり得る存在かもしれないが、何よりも圧倒的な情報不足である。 寝ていた自分を殴りたい気持ちに駆られ、過去に飛べるならば睡眠を妨害していただろう。 そして極めつけは―― 「俺は――落ちる前に全てを片付けてやる」 夜空を見上げれば満月が世界を嘲笑っていた。 天戯弥勒の言葉の幕切れは比喩でも無ければ、詩的に表した訳でも無かったのだ。 偽りないその意味は月が世界の崩壊を物語っていた。彼曰く聖杯戦争のリミットである。 世界の終わりが見えたこと。 聖杯戦争に新たな脱落者が現れたこと。 アッシュフォード学園が崩壊してしまったこと。 謎の巨人が現れたこと。 地震や津波の類が発生していること。 異形の化物が現れたこと。 ――金のキャスターの手先が接触してきたこと。 眠気を吹き飛ばすには充分だろう。 脳に叩き込まれた多くの情報が夜科アゲハの脳を刺激し、彼の意識を覚醒させる。 次に自分が行うべき行動は何か。場所は、敵は、味方は、天戯弥勒は――人吉善吉は。 大地を蹴り上げる足に自然と力が籠もる。 肌で風を切り、ちらほらと視界に入り込む通行人を避け、着実に北へ向かう。 金のキャスターによって操られた人間が怯えていたのは何故なのか。 幾つかのパターンが考えられるが、夜科アゲハの思考は唯一つの答えを最速で弾き出していた。 不敵な笑みを浮かべ、少々ではあるがこんな答えに満足してしまう自分に恥ずかしさをも覚えてしまう。 「辿り着けば、全てがわかるんだよ……!」 などと、思考を放棄出来ればどれだけ楽だっただろうか。 言葉では簡単に吐き捨てるが、彼の脳内は未だに出口の見えない迷路を彷徨っている。 情報の処理と理解を締め付けるは寝ていた自分への愚かさである。 少しでも動いていれば――状況は全てが変わっていたかも知れない。 彼は全てを知らず、未来の海賊王が固有結界を発動したことも、とある世界の頂点と天使と悪魔の世界に踏み入った二番手の決戦も。 世界の壁を超越した対立も、全てに出遅れている。彼がその事実に辿り着くことは無いが、取り残される感覚だけが心を埋め尽くす。 故に少しでも前へ。 北上すれば人吉善吉や金のキャスターとの接触する可能性が高い。 月が世界に迫ろうが、夜科アゲハの行動は変わらず、彼は己の為すべきことを――天戯弥勒の元へ辿り着け。 「そこら辺から盗ん……拝借してきたぜっ! 早く後ろに乗りな!」 考え事に夢中になっていたのか、夜科アゲハはバイクが並走するまでエンジン音にすら気付かなかったようだ。 横目を流せば相棒であるセイバー纏流子がヘルメットも被らずに、じゃじゃ馬に跨っていた。 窃盗に注意する筈もなく、夜科アゲハは右足を振り上げ宙へ跳び、纏流子が待ってましたと言わんばかりに軽くブレーキを握り締めた。 彼らは所謂、不良の類。窃盗の一つや二つ、違法走行程度に口を挟む人種とは掛け離れた存在である。 「飛ばしてくれ! 俺達の出遅れた分を一気に回収してくれ!」 「言われなくても飛ばしてやるさ、舌を噛むなよ手を離すなよ? そんじゃあ――飛ばすぜぇ!!」 夜科アゲハが後ろに跨った瞬間、バイクは唸りを上げ一瞬でフルスロットルへ。 アスファルトに焦げ付くは彼らの思いか、溢れ出る熱を表現するかのようだった。 「昼も大概だったけどよ、夜になると一層暴れてやがる」 「なあ纏、アサシンが脱落したって話だけど、他に何体のサーヴァントが落ちたと思う」 「あー……知らねえな。エスパーじゃねえし。でも、確実に他の奴もくたばってるさ」 「一応聞くけど、根拠はあるのか?」 「――しっかり捕まってろ、ちょいとこっちも暴れるぜ」 マスターの問を中断し、サーヴァントたる纏流子はハンドルを傾ける。 身体を襲う衝撃に夜科アゲハは顔を歪め、文句の一つでも言い放とうとした瞬間だった。 先程まで走っていた地点に何かが降って来た。 ハンドルから離れた纏流子の右腕が掴むは紅き鋏の片割れ――片太刀バサミ。 その刀身はハサミの冠に似合わず刀と同義かそれ以上。月夜を反射し紅に纏流子の鋭い瞳が浮かび上がる。 「ん~、誰だお前?」 不気味な襲来者を夜科アゲハは壊れた人形のような存在だと感じ取る。 人間を型どってはいるが、疎らに歪な造形、見た者を不安にさせるような表情や挙動。 寝起きの襲撃者はどこかファンタジーやメルヘンらしさを匂わせていたが、今回は違う。 生理的な恐怖や悪寒を引き立たせる存在は、奥に製作者の顔を覗かせているようにも感じてしまう。 「お前が誰だって話じゃねえかぁ!!」 空から降って来た人形が地面に着地する寸前の出来事である。 纏流子は片手運転で器用に体勢を整えたまま接近すると、空いた右腕を空へ伸ばす。 握られた片太刀バサミが振り下ろされ、人形はあっという間に一刀両断。 バイクが道路を走り抜け、からんころんと飛び散った部品が大地を転がる音だけが人形の結末を演出する。 「……なんなんだよ、あいつ」 「さあな。どうやら人違いっぽいから誰かを狙ってたみたいだったけどな」 「喋る服に戦国武将に悪魔に人形か……なんでもありだよな」 「わけが分からねえのがサーヴァントみたいなところあるからな」 あの人形はサーヴァントじゃないからな。 そう付け加えた纏流子は一切振り向かずにバイクを走らせる。 襲撃者は確実に誰かを狙っていた。それは恐らく創造主に命令されていたのだろう。 推測ではあるが魔力に反応しこちらを襲って来たのだろうか。 真実を包む闇を晴らすのは現状じゃ不可能だ。だが、下っ端を使役し暗躍している存在は認識した。 人形を使役するサーヴァント――話に聞いていたキャスターであろう。 金のキャスターとは異なる存在に纏流子は遭遇しておらず、ランサーである前田慶次らからの又聞きでしか把握していない。 しかし、碌でもない人物であることは確かであり、キャスターの英霊は揃いも揃って悪趣味な連中なのだろうか。 ふと夜空を見上げれば月。 生前の纏流子は大気圏を突破し宇宙へ到達したことを思い出す。 最悪の結末を迎える前に自分が正面から破壊することも視野に入れるべきだろうか。 などと考えていると、必要以上に黙るマスターに気を取られてしまいため息を零す。 「睡眠も大切だって」 「……うるせえ」 「出遅れた感じはあるけどよ、目的はドンパチすることか? 見境なしに喧嘩をふっかけることか? 違うよな」 いつまでもくよくよすんな、らしくない。 そう言葉を投げ、纏流子の笑いが風に流れて後方へ。 「絶対に姉キのところへ帰るんだろ? だったら止まらねえで、やることがあんだろ」 振り向いた彼女の口から歯が覗き、無邪気な笑顔を見れば夜科アゲハは考えることが馬鹿らしくなっていた。 最も自分のやるべきことを見失ってもいなければ、落ち込んでいた訳にも非ず。ただ、ケジメが必要だった。 睡眠の選択は戦局を長い目で見据えれば悪い訳ではなく、体力温存の面から考えれば最善の可能性すらある。 結果的に人吉善吉の捜索を打ち切ったこと。言い換えればダチを見捨てたことが、夜科アゲハの心を静かに苦しめていたのかもしれない。 「そうだな……あぁ、そうだよな。 さっさと行こうぜ。俺にはやらなくちゃいけないことがまだまだあるんだ……こんなところじゃ止まれねえ」 「全くだ。これまで散々寝てた分を取り返してやろうぜ! 盛り上がっているところに悪いが、まだあたし達がいるんだよ」 人知れず輪から取り残された彼らがバイクに跨がり夜を駆け抜ける。 舞台を照らす灯りが増え、カーテンの切れ間から覗く役者も舞台に躍り出た。 だが、彼らが残っている。参加者にして唯一、主催者たる天戯弥勒を知る彼が残っているのだ。 之より戦場に帰還するは一人の男。 夜科アゲハ――沈黙を破り、再び舞台の上で踊り狂う。 【B-4/二日目・未明】 【夜科アゲハ@PSYREN-サイレン-】 [状態]魔力(PSI)消費(小) [装備]なし [道具]グリーフシード×1 [思考・状況] 基本行動方針:聖杯戦争を勝ち抜く中で天戯弥勒の元へ辿り着く。 1.北上し、地震の原因と金のキャスター、人吉を探す。 2.地震が人為的なものでなく、危険を感じたら避難する。 [備考] ※ランサー(前田慶次)陣営と一時的に同盟を結びました ※セイバー(リンク)、ランサー(前田慶次)、キャスター(食蜂)、アーチャー(モリガン)、ライダー(ルフィ)を確認しました。 ※ランサー(レミリア)を確認しました。 ※キャスター(フェイスレス)の情報を断片的に入手しました ※『とある科学の心理掌握(メンタルアウト)』により、食蜂のマスターはタダノだと誤認させられていました。 ※アーチャー(モリガン)と交戦しました。宝具の情報を一部得ています ※グリーフシードを地球外由来のもの、イルミナに近い存在と推察しています。 【セイバー(纒流子)@キルラキル】 [状態]魔力消費(中)疲労(小) [装備]バイク@現地調達 [道具] [思考・状況] 基本行動方針:アゲハと一緒に天戯弥勒の元へ辿り着く。 1.北上し、地震の原因と金のキャスター、人吉を探す。 2.地震が人為的なものでなく、危険を感じたら避難する。 3.キャスターと、何かされたアゲハが気がかり 4.アーチャー(モリガン)はいつかぶっ倒す [備考] ※セイバー(リンク)、ランサー(前田慶次)、キャスター(食蜂)、アーチャー(モリガン)、ライダー(ルフィ)を確認しました。 ※間桐雁夜と会話をしましたが彼がマスターだと気付いていません。 ※キャスター(フェイスレス)の情報を断片的に入手しました ※アゲハにはキャスター(食蜂)が何かしたと考えています。 ※アーチャー(モリガン)と交戦しました。宝具の情報を一部得ています BACK NEXT 067 We go! ……and I m home 投下順 069 とある少女の前奏曲 067 We go! ……and I m home 時系列順 069 とある少女の前奏曲 BACK 登場キャラ NEXT 064 きっとどこかに繋がる世界 夜科アゲハ&セイバー(纏流子)
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開催予定 日帰り聖杯戦争開催日 不定期。 概要 ルーマニアの首都、ブカレスト。 かつてその地では、"聖杯大戦"と呼ばれる大規模の聖杯戦争があった。 "聖杯大戦"後、土地の霊脈の核となる、"大聖杯"の喪失の影響により、霊脈の均衡が乱れ、その地の霊脈が強まってしまった。 魔術教会はそれを利用し、幾つもの聖杯を降臨させるが、その数は管理出来ない程、産み出された。 その為、魔術協会は聖杯を消費するために、"亜種聖杯戦争"と呼ばれる小規模の聖杯戦争を乱発するようになった。 そして、皆さま宛に『一通の聖杯戦争の誘い』と記された手紙が送られた。 この聖杯戦争も世界各地で行われている"亜種聖杯戦争"のーつではあるが、その規模やルールは冬木の聖杯戦争により近いものと言われている。 その為、小規模の聖杯戦争ではあるが、聖杯は本物でないかと期待されている。 ※この舞台は、Fate/Apocryphaの世界と、別の世界線であることを踏まえて頂けると幸いです。 此方、設定です→https //w.atwiki.jp/fateonsen/sp/pages/393.html
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7/10~8/16開催 参加者(敬称略) セイバー ローラン(オルランド)/久我原葵:RE=IN アーチャー バルバラ/エルトラスト:零史 ランサー アテーナー/神足文斗:たまき ライダー ヤギ/PLAYER:みみぴい キャスター サラ・ウィンチェスター/DIO:ゼロサキ アサシン トルネンブラ/フランチェスカ・クローチェ:辿条 バーサーカー クルトー/京里・L・平岩:織田たかみち アヴェンジャー 産業革命/A.J.:トニー蔵 ログ 1日目 01SB聖杯戦争OP 01メイン 0101教会 0101住宅街 0101霊地 2日目 0102教会 0102住宅街 0102霊地 3日目 0103教会 0103霊地 ※申し訳ない、この日だけログ保存形式を間違えたため色&リンク無しです…! 4日目 0104学園 0104住宅街 5日目 0105学園 0105霊地 6日目 0106住宅街 7日目 0107霊地 8日目 0108教会 9日目 0109霊地 0109教会 10日目(最終日) 0110霊地 01SB聖杯戦争ED 01ネタバラシ回
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開催予定 日帰り乱発開催 月2~3回 トレーラー 「さて、聖杯戦争を始めようか!」 ここはなんやかんやあって聖杯が大量生産されるようになってしまった世界線。 魔術協会と聖堂教会も管理しきれない程の数、されどうっかり問題のある使い方をされればたまったもんじゃない。 というわけで両組織は各地で小規模の聖杯戦争を開催しまくり、適度な願いで聖杯を消費しまくってやろうという結論に至った。 「というわけでみんな、宝くじ感覚で願いを叶えちゃおう!」
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2016 10/15~11/29 参加者様(敬称略、マスター五十音順) キャスター 正木敬之/有栖・リベリア:零史 セイバー 足利義輝/ニノマエ:織田たかみち スレイヴ ■■■■■■■■■■■/奈良野定晴:RE=IN ランサー 呂布奉先/柊聖十郎:ゼロサキ バーサーカー ランスロット/間桐雁夜:影連 ライダー クドリャフカ/御来屋椿:辿条 アーチャー エロース/夢実乃らぶか:みみぴい ルーラー 大岡忠相/豊川典善(依り代):トニー蔵 ログ 1日目 02KK聖杯戦争OP 02メイン 0201霊地 0201学園 2日目 0202海岸 0202学園 3日目 0203霊地 4日目 0204霊地|0204霊地2|0204霊地3|0204霊地4|0204霊地5 5日目(最終日) 0205霊地 02KK聖杯戦争ED 02ネタバラシ回
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開催予定 事件簿式セッション 企画中 21 00~ トレーラー 「では、聖杯戦争を始めましょう」 2004年、冬木。 マキリ、アインツベルン、遠坂の主導により開催された5回目の"聖杯戦争"は、大聖杯の破壊により閉幕。 その10年後、魔術協会は大聖杯の解体を提案。 遠坂当主とロード・エルメロイⅡ世により執り行われた。 しかし、大聖杯解体に関与したとある魔術師により、聖杯戦争の儀式詳細の一部が外部へと拡散。 早々に手は打たれたが、儀式について細々と研究を続ける外部魔術師にとって、これは好機であった。 そして2024年。 その体系の限定的な模倣に成功したと語る魔術師の家系が、銀音(しろがね)市において聖杯戦争を執り行うことを宣言。 同地に集められた7人による、"聖杯"を巡る戦いが此処に幕を開けた――。 ハウスルール ルール記載サイトの『サーヴァント』に記述のあるクラスは使用可能。 参加者間でのクラス被りあり。 1つ以上の令呪、もしくは6以上の英雄点を使った【スキル】は禁止(クラススキルを除く)。 2つ以上の令呪、もしくは6以上の英雄点を使った【宝具】は禁止(令呪1つ+英雄点5点も不可)。 【宝具】を3つ以上持ったサーヴァントは禁止。 同様の効果のスキルを2つ以上持ったマスターは禁止。 その他、ルールに沿ったシートであれば基本的に許可。 また本世界線は、コミュニティで行われている各日帰り卓、及び『パルニング・オーダー』とは無関係の並行世界におけるものである。 そのため、この世界戦におけるセッションは「銀音聖杯戦争参加経験を持つキャラ」及び「新規作成、且つ別時空における聖杯戦争参加をしないキャラ」に限られる。 「別世界線の同一キャラ」などは可能だが、明確な時代背景・年代設定があるため注意されたし。 セッションログ 第一次 https //ux.getuploader.com/onsenfatetrpg/download/58 世界観 この世界戦において、基幹となるおおよその設定は「Fate/stay night [Heaven s Feel]」の真エンディング(桜ルート)に準ずる。 大聖杯は機能を停止し、のちに時計塔の勢力により完全に解体された。 故に、通常の聖杯戦争どころか「小規模の亜種儀式」すら起こりえない世界となっている。 但し、公式での言及の通り、「聖杯戦争」と呼ばれるモノ自体は冬木のような形式をとらずとも開催可能。 (例として、聖杯と名の付くモノを争うオークションがそれに該当する) 認識として単に「英霊を使い魔とするサーヴァント・システムを有する聖杯戦争は実現が難しい」であり、「行うにはそれこそ第三魔法に近しいナニカが必要」となる。 +歴史 2004年の2月、日本の冬木市で5回目となる「冬木聖杯戦争」が行われた。 本来、「マキリ、遠坂、アインツベルン」の御三家により設置された大聖杯は起動に60年を要するが、前回から僅か10年という異例の期間で開催される。 この儀式は過去4回に比べマスターの平均年齢が最も若く、また過去最強のサーヴァント達が集うものであった。 詳細情報は伏せられているが、勝利者はセイバーとそのマスターであるとされ、結果として大聖杯は機能を破壊されている。 第五次冬木聖杯戦争による敗北により、アインツベルンが第三魔法の成就を諦めたため、機能を停止した聖杯は放置された。 ところが10年後の2014年、これを横取りしようとした者たちが冬木へ渡り、大聖杯の復活を画策していた魔術協会の勢力と衝突。 のちに「冬木聖杯解体戦争」と呼ばれる大騒動が起こる。 事態をいち早く察知した時計塔の現代魔術科学部長「ロード・エルメロイⅡ世」と、冬木の御三家である遠坂家当主「遠坂凛」が戦争に介入。 また聖堂教会からも代行者が派遣され、時計塔法政科も裁定者として「シャルル・ヴァロア」を送り込むなど、事態はさらに拡大した。 最終的に大聖杯は完全に解体され、冬木の地における聖杯戦争の歴史はここに終結した。 2019年、冬木聖杯解体戦争の当事者を名乗る男が、ある文書を魔術師たちに公開する事件が起こる。 『大聖杯の設計図(ブループリント)』と呼ばれたそれは瞬く間に拡散され、極東の儀式を認知していた魔術師たちに衝撃を与えた。 幸いこの文書を解読できたものは居なかったものの、魔術協会は対応を迫られることとなる。 結果として協会はその男を捕縛し処罰、拡散された文書の9割を回収することに成功した。 しかし、男の証言から推測される残りの1割は未だ見つかっておらず、現在でも秘密裏に調査を続けている。 そして現在、2024年の秋に、再び魔術師社会を震撼させる事件が発生する。 数年前に別の事件で滅びたと目されていた家系「ソブレト」が、『大聖杯の設計図』の解読及び大聖杯の模倣成功を大々的に告知。 同時に聖杯戦争の開催を宣言、自身を監督役とした儀式を、銀音市という街にて執り行う運びとなった。 事態を重く見た協会は使者を派遣。 聖堂教会も同様に代行者を送り込み、各地から集められた魔術師を含め7人のマスターとサーヴァントにおける儀式が行われた。 この戦争の勝利者はライダーとそのマスターで、冬木とは異なる点として「願いの成就が明確であった」と証言されている。 また、冬木の御三家が目指していた根源への接続は行われなかった。 依然ソブレトの目的や聖杯模倣の手段は明らかになっていないものの、上述の理由もあり、戦争終了後の両組織は静観の構えを見せている。 人物 タルク・ソブレト 【年齢】15歳 【性別】女性 【所属】未所属(ソブレト家現当主) 数年前に起こった「ソブレト襲撃」と呼ばれる事件の唯一の生き残りにして、現ソブレト家の若き当主。 拡散された『大聖杯の設計図』の解読者を自称し、日本の銀音市という街を舞台とした聖杯戦争の開催を宣言した。 そのため魔術協会から目を付けられているが、秘密裏に送り込まれた使者を難なく撃退している。 詳細情報が全くないために噂話の域であるが、彼女が死徒であると証言する者も居るという。 ロード・エルメロイⅡ世 【年齢】49歳 【性別】男性 【所属】魔術協会(時計塔・現代魔術科) 時計塔におけるロードの一人。 本名ウェイバー・ベルベット。 魔術の腕はお世辞にも良いとは言えないものの、特筆すべきは教師としての辣腕。 「教えるもの」としての才能が時計塔内でも群を抜いており、彼の教え子はその全員が大成している。 冬木聖杯解体戦争において遠坂家当主と協力し、過去の経験や類稀なる知識を以て各勢力を抑止、結果的に大聖杯の解体を成し遂げた。 遠坂凛 【年齢】37歳 【性別】女性 【所属】魔術協会(遠坂家当主) 冬木聖杯戦争の御三家、遠坂家の当主。「宝石科の災厄」「赤い悪魔」など様々な異名を持つ魔術師。 第五次冬木聖杯戦争の生き残りであり、魔術師としては破格の才能を持つことから魔術師社会でもかなり名のある人物。 2021年に中東にて処刑された革命家「衛宮士郎」の師であるとされており、本人もこの件についていくらかのアクションを起こしていた。 希少なアベレージ・ワンを持つため封印指定候補であったが、ロード・エルメロイⅡ世の口添えによりそれを免れており、返礼として度々現代魔術科の教壇に立っている。 シャルル・ヴァロア 【年齢】39歳 【性別】男性 【所属】魔術協会(法政科) 冬木聖杯解体戦争において法政科が送り込んだ裁定者。 同戦争における擬似的な調停役を任されていた。 「銀の天秤(ラ・バロンス)」と呼ばれていること以外は一切の詳細が不明、解体戦争当事者の中でも特に謎の多い人物として扱われている。 そのため「シャルル・ヴァロアという名すらも偽名ではないか?」と疑われている。 同じ当事者である遠坂凛は「ニュートラル、という言葉がこれほど相応しい奴も居ない」と言及している。 その他の設定 銀音市 しろがねし。 関東地方の中部に存在する、特に目立ったところのない街で、人口は約九万人程度。 名産品は野菜等を推しているが余り成果が芳しくなく、近年は区画整理事業による宅地化が進んでいる。 但し「居住区」としてはかなり良条件であり、生活に必要なものは街を出ずともたいてい手に入る。 最近は私鉄も敷設されたが、都内へ出ることも容易になったと住民からはおおむね好評。 市の中央部には神社があり、毎年夏に市を挙げた納涼祭が開催されている他、年始には市外からもそれなりの数の参拝客が訪れる。 魔術的観点からみた場合、この神社は霊地としてかなり優良。 そのため一世紀ほど前よりソブレト家が管理しており、聖杯戦争における小聖杯の降臨地としても選ばれた。 ソブレト家 ブリテンを祖とし、王家の血筋を僅かながら引き継ぐ旧い魔術師の家系。 専門は結界魔術。 一部の分野で特許を取得しており、魔術協会の中にもソブレトが考案した結界魔術を使用する者がいる。 一世紀ほど前に日本に帰化し、細々と魔術の研究を進めてきたが、2年前に何者かの襲撃に逢う(ソブレト襲撃事件)。 一族は当主の娘であるタルク・ソブレトを除きほぼ全滅しており、魔術師社会は「すでに滅亡した家系」として扱っている。 その上で、旧く歴史のある家でもあったためか、当時は傀儡としようと画策する幾つかの勢力が水面下での争いを行っていた。 しかし、生き残りであったタルクが突如としてその争いに終止符を打つ。 全ての勢力を駆逐した上、『大聖杯の設計図』解読による術式の模倣に成功したと大々的な告知を行った。 また、銀音市を舞台とする「聖杯戦争」の開催を宣言し、7人のマスターとそのサーヴァントを呼び寄せ儀式を執り行う。 その目的、真相は不明。 魔術協会及び聖堂教会は現在のところ静観の構えだが、同家が実質的な火薬庫となっているのは言うまでもない。 『大聖杯の設計図』 ブループリント。 冬木聖杯解体戦争に携わったとある男が記し、巨大な売り文句と共に拡散させた文書。 絶対数が少ないため内容は僅かにしか知られておらず、解読者も現状判明している限りでは一人しか居ない。 冬木市の聖杯戦争における「大聖杯」の術式が記されていると一説には言われており、それが通称の由来となっている。 眉唾であるという者、第三魔法に至る手がかりであるという者、世界を変える代物であるという者など、情報の不足と錯綜が魔術師社会を惑わせた。 更に、著者である男は既に魔術協会に「処罰」されており、その真相を聞き出すことは出来ないという状況にある。 現存する9割以上を魔術協会が所有しているが、残る数部の行方は未だに知られていない。
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あなたは唐突に中空に浮かんでいた。 そこは、まるで小惑星帯のように星々が動き、またぶつかり合っている宇宙空間のようだ。 周囲を見渡すと、銀髪の青年が目の前に立っていることに気づいた。 「やあ。この地に最後まで残ったマスター」 青年は柔らかい物腰で語り掛ける。 「改めて自己紹介しておこう。僕はこの聖杯戦争を司る裁定者、ルーラーのサーヴァント『アルヴィース』だ。 聖杯戦争の本選開始まで、後1時間も無い。そこで君に質問を一つしよう」 アルヴィースは指を一本立てた。 「『この聖杯戦争は聖杯のあるべき場所『楽園』に辿り着く者が既に確定している。そして、それは君ではない』」 その言葉をアルヴィースが口にした瞬間、あなたの頭の中を何かが通り抜けた。彼の言ったことは真実であると思うようになった。 「そう知ったとしても、君は戦えるかい? 奇跡に手を伸ばせるのかい?」 聖杯を手に入れるのは自分ではない。そう悟ったあなたの返答は―― 『そうだとしても、確定した未来の後は白紙でしょ? 勝者の横からぶん殴って聖杯を手に入れられる可能性がある以上、未来が決まっていても、まだ現在を変える余地があるなら私は決してあきらめないわ』 『だったらそいつが聖杯にたどり着く道を探り、横から令呪をかっさらって私が願いを叶える』 『辿り着く者が決まっていたとしても、その後聖杯を手に入れるとは限りません。あなたが測定した未来でも現在を変える権利は今を生きる僕たちにあり、そして聖杯を手に入れるのは僕です』 『だったら私は……その未来を超えて聖杯戦争を止める!』 『私は! そんなこと信じない! 私は聖杯を手に入れて過去をやり直す!』 『波紋の催眠術みてーなこと使って言われても信じられねーな。それに俺は黒幕をぶちのめすのが目的なんだ。聖杯は悪人の手に渡らなければそれでいい』 『だとしても、私は『歌で人を幸せにするため』動き続け、だからこそ人が互いを傷つけあうこの聖杯戦争を止めたいです』 『私が辿り着かなくても、マスター皆が幸せになれる。そんな願いを叶えてくれるマスターを探してご奉仕します!』 『私はきっといるだろう誰も傷つけずに聖杯を手に入れて願いを叶えたいマスター達を探してみんなでその場所へ行きます。そうすれば本当にたどり着ける人間が誰だか分からなくなっちゃいますから」 『私自身が辿り着かなくても、そのマスターを傀儡にすれば結果は変わらないですねぇ』 『…………うるせー! 勝手に未来なんて決めてんじゃね―!! 私は絶対ゆりねをブッ殺すんじゃオラ―!!』 『俺は聖杯にたどり着く結果より、そこまでの過程で何を信じたくて、何を願いたいかを知りたい。だから手に入らないとしても戦う』 『私は聖杯も奇跡も何もわかりません。ですけど聖杯戦争を止める気持ち、ライダーさんを信じる気持ちだけは持ちたいです』 『あらかじめ決まってる出来レースだったらそんな問いかけ意味あるの? ただのチートじゃない。私はそんなことを信じずに聖杯へとたどり着いてみせるわ』 『私が辿り着かなくても、マスター皆が幸せになれる。そんな願いを叶えてくれるマスターを探してご奉仕します!』 『……だったら全てぶっ潰してやる』 『私は……聖杯を手に入れる。そのためならそのたどり着く人が聖杯に向かう途中でその人を殺してでも聖杯にたどり着く』 『もし聖杯が手に入らなくても、私が先輩を殺しさえしなければそれでいいんです』 『それでも俺は最後まであきらめずに戦い、生きるよ』 『オレはどうなってもいい。ただレオが辿り着くために戦うだけだ』 『誰が聖杯にたどり着いても、僕が希望に溢れた聖杯戦争にしてみせるよ』 『洗脳など私にとっては無意味だ。聖杯を手に入れるのは私以外にいない』 『その辿りつく者ってのは『主催者』か『黒幕』の事じゃねえのか? もしくは辿り着いたヤツをそいつらが利用するとか。どっちにしても聖杯に繋がる道を見つけ裏から操ってる黒幕野郎をブチのめしてみせるぜ』 『それなら俺はそのただ一人だけが生き残る未来をぶち壊す!』 『俺は俺が聖杯にたどり着けなくても、戦いを止めるため、人を救うため戦うだけだ』 『……オレはあの時引けなかった引き金のために戦う。無駄死にだとしても奇跡に手を伸ばす』 『それでも例えばマスターみんなでそこに行きさえすれば、誰が本当にたどり着く人間かなんてわからなくなっちゃうでしょ? 私はそのために戦うわ』 「君の『覚悟』は受け取った。その意志が強く保たれん事を」 あなたとアルヴィースの距離が離れてゆき、小惑星帯のような景色は暗闇に塗りつぶされていった。 ◇ ◇ ◇ 教会内で言峰綺礼とDIOがそれぞれ手を後ろに、前に組んで空中投影パネルの前に立つ。 カウントタイマーが00 00 00 00になった瞬間、パネルにマスターの名前とサーヴァントが並んで表示された。 No.01 遠坂凛セイバー No.02 巴あやセイバー No.03 レオナルド・ビスタリオ・ハーヴェイセイバー No.04 衛藤可奈美セイバー No.05 二階堂ルイアーチャー No.06 ジョセフ・ジョースターアーチャー No.07 ヴィヴィアーチャー No.08 桃宮いちごアーチャー No.09 オネストランサー No.10 ルビー・ローズランサー No.11 邪神ちゃんランサー No.12 吉野順平ライダー No.13 香風智乃ライダー No.14 七海千秋ライダー No.15 ウィキッド/水口茉莉絵ライダー No.16 新条アカネキャスター No.17 間桐桜キャスター No.18 千翼アサシン No.19 ユリウス・ベルキスク・ハーウェイアサシン No.20 狛枝凪斗アサシン No.21 ザキラバーサーカー No.22 エドワード・エルリックバーサーカー No.23 上条当麻バーサーカー No.24 衛宮士郎アルターエゴ No.25 コラソン/ドンキホーテ・ロシナンテアルターエゴ No.26 イリヤスフィール・フォン・アインツベルンブレイド No.XX ミザリィアヴェンジャー、フォーリナー 【傭兵システム】アーチャーエミヤ 【傭兵システム】ランサークー・フーリン 【傭兵システム】アサシン燕青 「ミザリィを除いた全マスターの端末に回線を接続」 綺礼が口を開く。 「只今を以って聖杯戦争の本戦開始を宣言する。これより各自元の世界に戻るための扉は消え去り、聖杯を手に入れ帰還できるのはただ一人となった。 その事実を認識し、皆存分に殺し合い給え。そして汝自身を以って最強を証明せよ。 されば『天の聖杯』は勝者の元にもたらされん」 ◇ ◇ ◇ ビッグアイ屋上。 真下で正月のパレードが行進している中、ガラクシアはそれを怒りの念を込めて睨みつけた。 「憎み、恨み、叫び、吠え、全ての者に何物とも知れぬ怒りを抱いてきた同志たちよ」 ガラクシアは高らかに宣言する。 「時は満ちた。今こそ、我らガラクシアの底無き憎悪を存分に叩きつける時だ!」 ガラクシアの胴体から機械の部品が作り出され、一つの何かが構築されようとしている。 出来上がっていく形は、巨大な爆弾だ。 完成した瞬間、ガラクシアはためらいなく起爆。轟音が鳴り響き、爆風が夜空を赤く染めた。 ◇ ◇ ◇ 物質転換炉、特別捜査官ルームにてオペレーターが叫んだ。 「『ビッグアイ』屋上で大規模な爆発が確認されました!」 「録画をズームして爆発の対象を確認」 動揺するオペレーターに対し、冷静にアルヴィースは指示を下す。 「これは……女性です! 女性が爆弾に体を変換しているようです!」 「顔認証システムで全ての監視カメラから同一人物をチェック」 意図が分からないままオペレーターは指示に従い検索を始めた。 「確認できました。対象一致者はB-1地区『Eアイランド』内、D-2地区『ラストアンコール』屋上。D-5地区タウンゼン街、C-6地区ティア―ブリッジ1のケーブル上です。 その全てが、10名以上の武装した人間を連れています」 「起動兵を随伴した防衛隊を出動。武装した人間共々テロリストグループ「ガラクシア」として処理。抵抗するなら射殺も許可」 「了解しました」 驚きを隠せないルーム内のメンバーはアルヴィースに尋ねた。 「捜査官……あれは我々にとって未知の起動兵なのでしょうか……。自我を持つ起動兵は我々も所持していますが」 「あれは憤怒と憎悪の結晶だ。これが未知というならこれから先僕たちはさらに未知なる異変を目撃することになる」 そう言ってアルヴィースはモニターに目を向けた。 「これで全ては始まった。これからは君たちマスターが未来を、世界を創るんだ。 叶うならば、停滞と閉塞の未来ではないことを」 アルヴィースは誰にも聞こえぬ小声で呟く。かつて自身が見届けた『二つ』の『世界創造』を思い起こして。 ――――聖杯戦争、開幕――――
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開催予定 2019.8/9~:7名、フルメンバー形式聖杯戦争、上演・現在終幕 誘いしは白百合の香 何処かの国の、何処かの場所。喧騒から離れた場所にある“私立リリウム女学院”で囁かれる、ひとつの噂。 「ねえ、ご存知? 何時かの日の夜、選ばれた生徒が、願いのために争う儀式があるんですって」 荒唐無稽なそれ、けれどいつまでも、学院に伝わるささやかな、噂話。 「仮初の楽園へようこそ、乙女達」 「――さあ、聖杯戦争を、はじめましょう」 ――とある夜、其の女学院の秘密の扉は開かれる。 回想 初演 公演記録:https //ux.getuploader.com/onsenfatetrpg/download/66 +初演出演者 初演出演者 中等科3年生 E組:若村 あゆか / セイバー 高等科1年生 N組:ヨツハ・ミユキ / アルターエゴ W組:朝潮 涼風(生徒会) / アーチャー 高等科2年生 E組:美空・A・ビゴー / ライダー 高等科3年生 N組:新絹 久遠 / ランサー S組:キャトーズ・ジュイエ・ソーシア・スーエ(生徒会会計) / アサシン E組:アデーレ・グラシーズ(クラス委員長) / キャスター 世界観・設定 私立リリウム女学院 何処かの国の何処かの場所、喧騒から少し離れた郊外にある全寮制、中高一貫女子校。 幼稚舎~大学まで存在しているが寮制度は中高のみ。特別な理由がある場合を除き、基本的に中高生は寮暮らしとなる。 クラスは各学年4つ、N組、S組、E組、W組。挨拶は“ごきげんよう”が指定されているがその実、良家子女のみではなく一般家庭の女生徒の受け入れも広く行っている。 ……魔術師の家系、或いは無自覚ながらも其の素質を有する女生徒が多いとか。 “白百合聖杯戦争”の舞台は本校舎・新校舎からはやや離れた旧校舎付近の庭園。妙に広い。 白百合聖杯戦争 “願いを叶える為の儀式”として、生徒の間でまことしやかに囁かれる噂話。 参加資格を有するは心に何かしら願いを抱く者、或いは“主催者”の気まぐれで選ばれた学校関係者。 資格を有する者の中からランダムで送られる“招待状”の下部“参戦”の項へと丸をし、自筆のサインを添えて、寮の自室の机の引き出しに入れておく事で参戦が可能となる。 後日届く“本案内”に従い前日までに各自指定された時間・場所にて召喚の儀式を行った上で本戦会場へと向かう必要がある。 全て本案内にて書かれている手順で行う事で恙無く全ては終了する。 招待状 百合を象ったシーリングスタンプで封がされ、校章の添えられた白い封筒にて寮室、或いは住まいへと送られる手紙。 開けると微かに、花の良い香りがする。 願いを、祈りを、此処に。 世界は再構築される。全て、全てはゼロに。 そうしてこれは 始まりの――
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開催予定 FGO式第四章 6/2(日) 21 00~ 第十一次 ?/?() 21 00~ トレーラー Trailer from YouTube 貴方宛てに届いた、一枚の招待状。 《孔》の中に見える街。 入り乱れる真実(シリアス)と真実(ギャグ)。 零と全を内包する虚構世界。 或る少女の願いは聞き届けられ、優しき夢幻の杯を生む。 誓いと願いの交差点、想起するは《人類悪》。 思惑入り乱れる騒乱の果てに、遊戯聖杯を手にするのは、果たして―― ハウスルール ルール記載サイトの『サーヴァント』に記述のあるクラスは使用可能。 参加者間でのクラス被りあり。 1つ以上の令呪、もしくは6以上の英雄点を使った【スキル】は禁止(クラススキルを除く)。 2つ以上の令呪、もしくは6以上の英雄点を使った【宝具】は禁止(令呪1つ+英雄点5点も不可)。 【宝具】を3つ以上持ったサーヴァントは禁止。 同じ効果のマスタースキルは重複不可。 その他、ルールに沿ったシートであれば基本的に許可。 お助けサーヴァントルール 交戦フェイズ開始時、自陣営のサーヴァントの人数が相手陣営未満であった場合に宣言可能。 令呪を一画消費し、『Support Servant』という枠にいるサーヴァントを任意に一体選び同盟を結ぶ事が出来る。 「交戦フェイズ終了」「お助けサーヴァントの敗退」「同盟陣営の敗退」の条件が満たされた場合、同盟は破棄される。 また、以下の特殊ルールが適応される。 お助けサーヴァントは能力値に関係なく、交戦フェイズに一回「判定の振り直し」を行える。 同盟陣営はお助けサーヴァントに対し、令呪を使用できる。 セッションログ・FGO式 第一章「生死逢瀬境界ヨモツヒラサカ」 https //ux.getuploader.com/onsenfatetrpg/download/59 第二章「冥焔呪怨戦争オケアノス」 https //ux.getuploader.com/onsenfatetrpg/download/62 第三章「表裏超越王国ワンダーランド」 https //ux.getuploader.com/onsenfatetrpg/download/63 第四章「虚数紅夢魔海エデン・パンタシア」 https //ux.getuploader.com/onsenfatetrpg/download/64 セッションログ・冬木式 第一次 https //ux.getuploader.com/onsenfatetrpg/download/34 第二次 https //ux.getuploader.com/onsenfatetrpg/download/35 第三次 https //ux.getuploader.com/onsenfatetrpg/download/36 第四次 https //ux.getuploader.com/onsenfatetrpg/download/37 第五次 https //ux.getuploader.com/onsenfatetrpg/download/38 第六次 Twitterにて行われたセッションです https //ux.getuploader.com/onsenfatetrpg/download/39 第七次 ログ喪失の為掲載不可。 第八次 https //ux.getuploader.com/onsenfatetrpg/download/40 第九次 https //ux.getuploader.com/onsenfatetrpg/download/41 番外・夏 https //ux.getuploader.com/onsenfatetrpg/download/42 第十次 https //ux.getuploader.com/onsenfatetrpg/download/57 世界観 この酔狂な聖杯戦争が行われる空間は、通常の世界線とはかけ離れたところにある。 並行世界の狭間に浮き、「世界のどこでもない場所」としてあらゆる世界と隔絶されているのだ。 また、この空間はその主の意志により門を開き、どこかの並行世界から人を連れてくることもできる。 そのため、この聖杯戦争は世界線の如何を問わず受け入れる。 もしかしたら、誰もが思いもよらぬ邂逅も在り得るかもしれない。 人物 謎のヒロインT 【年齢】不明(外見10代後半) 【性別】女性 【所属】なし 並行世界の狭間に浮かぶ空間、固有結界「遊戯聖杯」の主。 魔術協会もその動向を追い切れておらず、現在に至るまで素性は不明。 規格外の魔力炉とあらゆる魔術を使いこなし、現代の魔術師はおろか、単体でサーヴァントを圧倒しうる実力を備える。 一説には、過去に時計塔天体科にて観測された「全世界における大気魔力の増幅現象」に関係があると目されている。 アルターエゴ 【年齢】不明(外見10代前半) 【性別】女性 【所属】なし ヒロインTが従える、探偵風の装いのサーヴァント。 一見するとその霊基の強度は普通の少女と大して変わらず、本人も自身を「ただの少女」と評している。 マスター曰く「最終抑止装置」とのことで、普段は街を模した結界内のカフェで紅茶を啜っているらしい。 その他の設定 固有結界「遊戯聖杯」 謎のヒロインTの固有結界。 彼女の主催で行われる聖杯戦争の舞台として設定されており、小さな街と同規模の空間を備える。 また、街としての各設備(店舗、工場、駅など)はすべて整っており、現実における街と何ら変わりのない風体となっている。 この空間内に生命体はおらず、街の営みはすべて人型を模した擬似生命が行っている。 擬似生命の再現度はすさまじく、傍から見れば言動共に人間そのものにしか見えないほど。 但し、これらは結界内でのみ作動する仕組みのようで、使い魔などとして外に出すことは行われない。 霊地は街の中央にある湖。 魔力を含んだ水で満ちており、これを摂取することで失われた魔力の回復などを行える。 Café de Graal 結界内に存在するカフェテリア。 席数はそれほど多くなく、レトロな装飾と店内音楽のジャズ・ミュージックが落ち着いた雰囲気を演出する。 この店は監督役が直接運営しているらしく、聖杯戦争中は中立地帯となっている。 そのため、監督役を頼る場合はここに行けば出会えるだろう。 オススメ商品は、ハニーマスタードが食欲をそそる「バゲットサンド(ハムチーズ)」で、お値段は390円。 紅茶は常駐する少女の趣向で最高級のブランド品となっている。
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第一回聖杯戦争 第三次聖杯戦争の舞台は例年通り冬木市となった。 聖堂教会監視役路定 想武郎はマスターが揃った事を確認し、聖杯戦争開始の合図を発する。 しかし、呼ばれたサーヴァントは今までの常識の範疇外だった。 呼ばれる筈のない地域の英霊、八人目のマスター、更には「エクストラクラス」までもが召喚されてしまう。 聖杯に異変が生じている。それは明らかだった。 しかし、一度始まってしまった聖杯戦争は止められず―― 参加マスターは8人という普通の規模から外れた物となった。 召喚されたクラスはセイバー、アーチャー、ランサー、キャスター、アサシン、バーサーカー、ルーラー、エスカトス エスカトスは、オリジナルクラスである。 舞台参考は冬木市。大体そっくりそんな感じ。