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聖戦と死神 進行 キャスティング 歌詞・台詞 楽曲 オープニングMC 黒の予言書 約束の丘 薔薇の騎士団#1(女傑) 薔薇の騎士団#2(帝国) 薔薇の騎士団#3(KOR) 銀色の死神#1(白銀の甲冑) 銀色の死神#2(教団) 聖戦と死神#1(雷槍) 聖戦と死神#2(死神の死神) 聖戦と死神#3(苦悩) 薔薇と死神 黒色の死神#1(反撃) 黒色の死神#2(凶弾) 黒色の死神#3(鎮魂歌) 黒色の死神#4(墓標) 書の囁き
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聖戦と死神 < > 一部 00 00~ (第九巻 527頁) 刃風→かぜ 戦意→こころ <Belga人の将軍> → Albelge(アルベルジュ) 01 26~ “Chrono, Venies! Vidies! Velesa!” ⇒ (クロノ・フィーネス・フィーディス・フェレッサ) [※1] <Belgaの亡霊> → Albelge(アルベルジュ) <唯一神> → クロニカ 二部 祖国 → 国(くに) 女王 → queen(クイーン) <薔薇の騎士団>だ → Knights of the Rose(ナイツ オブ ザ ローズ) 雷槍 → spear(スピア) <薔薇の騎士団>だ → Knights of the Rose(ナイツ オブ ザ ローズ) 01 28~ 03 15~ “Chrono, Velesa! Chrono, Velesa!” ⇒ (クロノ・フェレッサ) “Chrono, Venies! Vidies! Velesa!” ⇒ (クロノ・フィーネス・フィーディス・フェレッサ) [※1] 02 05~ 「きゃっ!」 02 09~ 「Charlotte…!!」 <Belgaの死神> → Albelge(アルベルジュ) <Belgaの死神の死神> → Gefenbauer(ゲーフェンバウアー) 三部 Belga人 → Belge(ベルジュ) <異邦人> → Albelge(アルベルジュ) 他人 → ひと この国 → このBritannia(ブリタニア) 「Belga の死神」 → Albelge(アルベルジュ) 像 → image <Belgaの暴れん坊> → Arbelge(アーベルジュ) 女性 → ひと 04 13~ 「なにぃ!?」 四部 聖(Childebert6世) → サン 時 → クロ 雷槍 → やり 人間 → ひと 生物 → もの <Belgaの同胞> → Arbelge(アーベルジュ) ※1:Velesはスラブ神話に於ける死神。単数主格変化でVelesa。 英語ならthe hour, comes! looks! Death!=さあ時間だ、来たぞ! 見ろ! 死神だ! コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
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■聖戦と死神(オッフェンブルグの戦い) 「眩暈がする程の血の雨の薫に咽ぶことなく その男は笑っていた… 」 ……………… 「聖戦と死神」の冒頭のシーンである。 最初に聞いたときは、まず何の事かは解らなかったが、繰り返し聴いているうち、ぞっとするような光景が浮かぶようになる。 寄せ手は、フランドル王国軍。野心家である国王キルデベルト6世の命を受け、プロイツェンの国境を突破し、強略と殺戮を繰り広げる。 その中の最初の一つが、オッフェンブルグであった。 現在のオッフェンブルグは、広大な「黒い森(シュヴァルツバルト)」の懐にある、小規模の都市だ。 ガリア の中のオッフェンブルグの描写は、とにかく血の匂いと炎のはぜる音、死体がゴロゴロ転がっているという程度のものでしかないが、おそらくは三方に森林を頂く平均的な町城であったに違いない。 この侵略軍を率いているのは、まず間違いなく“ベルガの客将(アルベルジュ)”であろう。 後の述懐によれば、かれは「世界を憎み呪い」、ただ復讐のために軍を率いていたという。その復讐劇の口火を切る戦場が、オッフェンブルグである。 双方の戦力は不明だが、この地で相当の犠牲者が出たのは間違いない。特にプロイツェン軍は甚大な被害を受けたであろう。プロイツェンの騎士Gefenbauer(ゲーフェンバウアー)は、この戦だけで兄、弟、父、そして数多の戦友を失ったという。名だたる騎士の一族でさえこの有様なのだから、他の将兵の惨状たるや推して知るべしである。 軍民を問わず、彼らプロイツェン人の網膜には、常に陣頭で死を振りまき続ける「銀色の死神」の姿が、目に焼き付いて離れなかったに違いない。 ――敵味方にとって悪夢のような殺戮が終了し、生きている者が居なくなった市街に、ただ一人立ちつくしている男がいる。 白銀の甲胄を身に纏ったその男は、狂気のような笑みを浮かべて、プロイツェン人の死体が累々と地表を埋め尽くす光景を眺めていたに違いない。 戻る
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Chronicle 2nd 1st Story Renewal CD 聖戦と死神 第二部「聖戦と死神」~英雄の不在~ 愚者は問う…鉄壁の王城を捨て 女王は何処へ往くのかと… 賢者は識る…どれ程堅牢な守備を誇ろうと 陥落しない城など存在し得ぬことを… プリタニア暦627年『カンタベリーの戦い』 ハーシファル騎士団長率いる第四騎士団 ドーバーより上陸した帝国軍第一陣を迎え討ち カンタベリー平原にて開戦 どんな敵も恐れはしない祖国(くに)を護る為に剣を振るえ 胸に気高き女王(クイーン)の薔薇を抱いた同胞(とも)よ 進め我らは<薔薇の騎士団>(ナイツ・オブ・ザ・ローズ)だ 死をも恐れぬ薔薇の騎士達は彼に続く… 緋い戦場を駈け廻る一条の雷 パーシファルの雷槍(スピア) 進め我らが<薔薇の騎士団>(ナイツ・オブ・ザ・ローズ)だ ──時は来た!時は来た!(Chrono, Velesa! Chrono, Velesa!) ──時は来た、見よ!ベルガの死神だ!(Chrono, Venies! Vidies! Velesa!) 帝国暦元年『グラスミアの戦い』 アルヴァレス将軍率いる帝国軍第三陣 辺境の地 ホワイトへブンより上陸 疾風の如く馬を駆り敵陣の後背を突いた… 殺す相手を愛する者や 祈る者がいることは忘れろ 邪教の使徒は根絶やしにしろ 眼を背けるなこれが<聖戦>だ 燃え上がる山村 虐殺される人々 逃げ遅れた娘 追い駈ける男 馬上で弓を引き絞り 獲物に狙いを定める 放たれた火矢 細い娘の身を掠める 「シャルロッテ!」 転倒した娘 飛び出した男 娘に振り下ろされた白刃を弾き返す 動かない娘 向かい合う二人の男 此方…白馬のアルヴァレス 彼方…黒馬のゲーフェンバウアー 「武器を持たぬ者に何をするのだ…」 「小娘といえど邪教の使徒、情けを掛けてやる必要などありわせぬ…」 「道を踏み外すな目を醒ますのだ…」 「貴様にだけは言われたくないわ…偽善者、英雄狂、人殺し<ベルガの死神>(アルベルジュ)」 「親父はオッフェンブルグで死んだ…兄貴も…弟も…戦友も…皆…」 「待て…貴様、帝国を裏切るつもりか…まぁそれも良かろう…<ベルガの死神>(アルベルジュ)よ、 貴様を殺す男の名を忘れるな、その男の名こそ<ベルガの死神の死神>(ゲーフェンバウアー)だ!」 幾度も繰り返される過ち 歴史に何を学ぶ… 奪い奪われてはじめて 気付く闇がある… ──時は来た!時は来た!(Chrono, Velesa! Chrono, Velesa!) ──時は来た、見よ!ベルガの死神だ!(Chrono, Venies! Vidies! Velesa!) 狭い山道を風のように駈け抜ける白馬 馬上には白銀の甲冑の男 傷ついた娘を抱きかかえたまま南へと疾り去る… 「ゲーフェンバウアー…世界を憎み呪うかのようなあの眼… あの男は私だ、私の過去だ…ロッテ…嗚呼…シャルロッテ…私は何と戦えば良い…」
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聖戦と死神 第二部「聖戦と死神」~英雄の不在~ Chronicle 2nd←クリックで前画面に戻る 愚者は問う…鉄壁の王城を捨て 女王は何処へ往くのかと… 賢者は識る…どれ程堅牢な守備を誇ろうと 陥落しない城など存在し得ぬことを… プリタニア暦627年『カンタベリーの戦い』 ハーシファル騎士団長率いる第四騎士団 ドーバーより上陸した帝国軍第一陣を迎え討ち カンタベリー平原にて開戦 どんな敵も恐れはしない祖国(くに)を護る為に剣を振るえ 胸に気高き女王(クイーン)の薔薇を抱いた同胞(とも)よ 進め我らは<薔薇の騎士団>(ナイツ・オブ・ザ・ローズ)だ 死をも恐れぬ薔薇の騎士達は彼に続く… 緋い戦場を駈け廻る一条の雷 パーシファルの雷槍(スピア) 進め我らが<薔薇の騎士団>(ナイツ・オブ・ザ・ローズ)だ (「──時は来た!時は来た!(Chrono, Velesa! Chrono, Velesa!)」) (「──時は来た!時は来た!(Chrono, Velesa! Chrono, Velesa!)」) (「──時は来た、見よ!ベルガの死神だ!(Chrono, Venies! Vidies! Velesa!)」) (「──時は来た!時は来た!(Chrono, Velesa! Chrono, Velesa!)」) (「──時は来た!時は来た!(Chrono, Velesa! Chrono, Velesa!)」) (「──時は来た、見よ!ベルガの死神だ!(Chrono, Venies! Vidies! Velesa!)」) 帝国暦元年『グラスミアの戦い』 アルヴァレス将軍率いる帝国軍第三陣 辺境の地 ホワイトへブンより上陸 疾風の如く馬を駆り敵陣の後背を突いた… 殺す相手を愛する者や 祈る者がいることは忘れろ 邪教の使徒は根絶やしにしろ 眼を背けるなこれが<聖戦>だ 燃え上がる山村 虐殺される人々 逃げ遅れた娘 追い駈ける男 馬上で弓を引き絞り 獲物に狙いを定める 放たれた火矢 細い娘の身を掠める (「シャルロッテ!」) 転倒した娘 飛び出した男 娘に振り下ろされた白刃を弾き返す 動かない娘 向かい合う二人の男 此方…白馬のアルヴァレス 彼方…黒馬のゲーフェンバウアー 「武器を持たぬ者に何をするのだ…」 「小娘といえど邪教の使徒、情けを掛けてやる必要などありはせぬ…」 「道を踏み外すな目を醒ますのだ…」 「貴様にだけは言われたくないわ…偽善者、英雄狂、人殺し<ベルガの死神>(アルベルジュ)」 「親父はオッフェンブルグで死んだ…兄貴も…弟も…戦友も…皆…」 「待て…貴様、帝国を裏切るつもりか…まぁそれも良かろう…<ベルガの死神>(アルベルジュ)よ、 貴様を殺す男の名を忘れるな、その男の名こそ<ベルガの死神の死神>(ゲーフェンバウアー)だ!」 幾度も繰り返される過ち 歴史に何を学ぶ… 奪い奪われてはじめて 気付く闇がある… (「──時は来た!時は来た!(Chrono, Velesa! Chrono, Velesa!)」) (「──時は来た!時は来た!(Chrono, Velesa! Chrono, Velesa!)」) (「──時は来た、見よ!ベルガの死神だ!(Chrono, Venies! Vidies! Velesa!)」) (「──時は来た!時は来た!(Chrono, Velesa! Chrono, Velesa!)」) (「──時は来た!時は来た!(Chrono, Velesa! Chrono, Velesa!)」) (「──時は来た、見よ!ベルガの死神だ!(Chrono, Venies! Vidies! Velesa!)」) 狭い山道を風のように駈け抜ける白馬 馬上には白銀の甲冑の男 傷ついた娘を抱きかかえたまま南へと疾り去る… 「ゲーフェンバウアー…世界を憎み呪うかのようなあの眼… あの男は私だ、私の過去だ…ロッテ…嗚呼…シャルロッテ…私は何と戦えば良い…」
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■はじめに… ■このコーナーは、「クロニカ学習帳」設立の元となったコンテンツです。 ■ちょうど発売されたばかりの「Chronicle2nd」にどっぷりハマった私ぐっこが、 「聖戦と死神」系のお話に的を絞って「ネタとして大真面目に」考察をまとめたものです。 ■このコンテンツがきっかけとなって、雑談掲示板の中のサンホラスレが盛り上がり、 やがて多くの方のご協力を得て、Wiki作成の流れになりました。 ■というわけで、TOPページだけでも気分を出すべく、2004年当時の雰囲気を再現してみました。 歴史ハ改竄ヲ赦サナイ… 同人音楽サークルSound Horizon様による、不可思議世界の物語組曲。 幾つかのエピソードが織りなす一種のアンソロジー歌劇だが、長時間聴き続けていると、楽曲世界と現実世界の境界がぼやけ、戻って来れなくなるほどの中毒性を持つ。 ⊿1st Story Renewal CD 『Chronicle 2nd』 ■ -聖戦と死神- 考 (アーベルジュの戦い) ■戦史考 ■舞台考 ■人物考
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「Chronicle 2nd」のメインと言っても過言ではない、「聖戦と死神」作品群。 もともと歌劇色の強いSound Horizon作品の中でも、「聖戦と死神」は壮大な戦記を背景に展開される一大オペラとして、特に印象に残るものとなっている。クロセカ参入組の中には、この「聖戦と死神」シリーズによってSH世界にズボっとはまった人も多いだろう。 そしてその大きな魅力は、やはり多彩な登場人物。主人公のアルヴァレスやルーナ・バラッドたちだけでなく、作中に名前しか登場しないような人物にも、いわくありげな設定が見え隠れし、聴く者の想像を掻き立ててやまない。 ここでは、明らかにされている情報をもとに、彼らの生い立ちを考察してみる。 ■ブリタニア王国 トリストラムパーシファル詩人バラッド ルーナ・バラッド ローザ・ギネ・アヴァロン ■神聖フランドル帝国 キルデベルト6世 大臣たち ■プロイツェン ゲーフェンバウアー ■ベルガ アルベール・アルヴァレス シャルロッテ ■不明 金髪のローラン 赤髪のローラン ローランサン 戻る
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■ガリアとは 「聖戦と死神」の舞台は、 Garia (ガリア)と総称される地方である。 作中で登場する国々や地名――たとえば Britannia や Preuzehn Aragón など、実在するこれらの名を見る限り、この<ガリア>は、我々の知る「ガリア」とそう違わない世界であると推測される。 つまり、アーベルジュが戦い抜けたこの世界は、我々の世界でいうヨーロッパと全く同じか、鏡像の関係にある世界と考えて差し支えないだろう。 このへん、あんまり深く考えると、本編の「黒の予言書」の世界観に引っかかってくるので、これ以上の言及は避けたい。まあ、ドナウ以西のヨーロッパ全土を舞台とした、架空のガリア軍記物と認識しておこう。 ※ちなみに、「ガリア」を辞書で調べると、 ――ローマ時代、ピレネー山脈とライン川の間のケルト人居住地域を呼んだラテン語の古地名。ほぼフランスの領域に当たる。ゴール。 (三省堂提供「大辞林 第二版」より) とある。その通りカエサルの「ガリア戦記」は限定された地域が舞台だが、 「聖戦と死神」では、イベリア半島以西、ブリテン島、北イタリアまでもが舞台になる。 ■いつ頃の話か 正直言って、特定するのは難しい。 騎士道華やかりし頃の「中世ヨーロッパ」と、漠然と考える方がいいだろう。 我々の世界のお話ならば、宗教の変移を観察するのも一つの手だが、「聖戦と死神」には、はっきりと国際宗教を匂わす描写が登場しない。 強いて挙げれば、フランドル帝国軍がブリタニアに進軍したとき連呼している「邪教の使徒は根絶やしにしろ」 というスローガン。 そしてブリタニア王国の 革命王女Rose Guine Avalon(ローザ・ギネ・アヴァロン)が、その決起の時、国民を前に光の女神 Brigid へ誓いを立てているシーンだ。 ブリギッドあるいはブリジッド神は、ケルト神話では火の女神である。後にイングランドを制圧したキリスト教会は、「邪教」ケルト神話の伝承を、遙かアイルランドの彼方へ駆逐してゆくが、ブリギッド信仰には手が出せず、聖ブリギッドとして教会の信仰体系に取り込んだ。 このあたりの描写から大雑把に考えると、 ブリタニアは大陸宗教に「帰依」しておらず、独自の神話を国民宗教として頂いていたようだ。 ところで、こうしてブリタニアを見ていると、ケルト神話とキリスト教が混在した形で複数の騎士物語を綴る世界、「アーサー王物語」をどうしても連想してしまう。ちょうど国もおなじだし、アヴァロンという響きもあり、何となく納得できそうな世界観ではある。 アーサー王のモデルといわれるローマ人総督アルトリウス(アルトリアでも可(;´Д`)は5~6世紀頃の人物だが、そこまで昔の話では無かろうから、カール大帝の活躍した8世紀あたりという線をひとつの候補に考えたい。 さらに時代を進めると、今度は十字軍のような聖俗一致の世界観になってしまうが、「聖戦」を「十字軍」に置き換えると、それも納得のいく時代である。イベリア半島にイスラム勢力がいないとなると、一四世紀も過ぎ、火砲がそろそろ出現する時代だ。中世の末期といってよい頃だが、これはこれで一つの候補であろう。 --- ブリタニアばかり見てきたが、Flandre(フランドル)王国もぼやけている。国王のChildebert(キルデベルト)6世は、国号を神聖フランドル帝国としているが、この逸話のモデルとして真っ先に思いつくのは、神聖ローマ帝国だろう。イメージとしては、そこれそフランク王国のカール大帝が再興した西ローマ帝国がしっくりくる。教皇の絶対権を後ろ盾に持ちながら、世俗権は皇帝が有するという、独特の支配体制だ。 神聖フランドル帝国の最大版図はすさまじく、文字通り ガリア 全土をほぼ攻略し尽くしている。まさにローマ帝国の再現。 後世(あるなら)の歴史好きの少年たちは、彗星のように現れ、嵐のように暴れ回った初代皇帝、聖キルデベルト6世の英雄譚を、目を輝かせて読み耽るに違いない。 ■登場する国々・地名 前項の考察により、このアーベルジュの戦いの舞台<ガリア>を、我々の知るヨーロッパ地理と同じと見なし、地図に大まかな予測をまとめてみた。 地図がヘボイのは容赦頂きたい。これでも戦地図含めて作成に4時間かかっている( ゚Д゚) さて、 ヨーロッパ地図で見てみると、これらの国々の位置関係は、現在の我々になじみのあるものとなる。 次頁にて、それらを一つずつ見ていきたい。 ↑TOPへ 次へ→
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■黒の予言書に拠る史実 「Chronicle 2nd」が最も多く時間を割いているのは、詩人バラッドの悲劇から始まる、一連の叙情詩だ。 「詩人バラッドの悲劇」 から「約束の丘」「薔薇の騎士」「アーベルジュの戦い」「聖戦と死神」、そしてルーナ・バラッドが最後に「辿りつく詩」を唄うまで――。 一見して別々の物語のようだが、これらはすべて一つの糸で繋がっている。 Chronicleの記述と、物語の中である程度推測できる年代順に、一連の出来事を表にしてみた。 緑の文字は、その詳細を解説しているページへリンクしている。 Chronicle ブリタニア暦 フランドル暦 出来事 7巻 168頁 ◇詩人バラッドの悲劇 8巻 216頁 ◇約束の丘 8巻 324頁 ◇アーベルジュの戦い(ベルガ滅亡?) 9巻 468頁 ◇薔薇の騎士団(ブリタニア内乱?) 9巻 527頁 ◇聖戦と死神(オッフェンブルグの戦い) (プロイツェン滅亡) (ロンバルド滅亡) 182年 アラゴンの戦い (カスティリヤ滅亡) 627年 (帝国暦)元年 聖戦開始/カンタベリーの戦い 627年 元年 グラスミアの戦い/アルヴァレス亡命 カスティリヤ・ロンバルド・プロイツェン独立戦争 630年 4年 アルヴァレス暗殺(ヴェルセーヌ休戦会談) 635年 9年 聖戦終結 9巻 883頁 ◇辿りつく詩 ↑TOPへ
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Chronicle 2nd 1st Story Renewal CD 聖戦と死神 第一部「銀色の死神」~戦場を駈ける者~ (第九巻 527ページ…) プロイツェン領オッフェンブルグ… 眩暈がする程の血の雨の薫に咽ぶことなくその男は笑っていた… フランドル暦182年『アラゴンの戦い』 アルヴァレス将軍率いる フランドル軍五千 ピレネー山脈を越え カスティリヤ領に進撃 アラゴン平原にて カスティリヤ軍 北方防衛駐留部隊一万二千を相手に開戦 勇み歩を進める毎に 足元に死が絡みつく 研ぎ澄まされてゆく刃風(かぜ)に 敵兵は戦意(こころ)惑わす 猛る兵士と軍馬の嘶き「全軍突撃!我に続け…」 白銀の甲冑…<ベルガ人の将軍>(アルベルジュ) ──時は来た、見よ!ベルガの死神だ!(Chrono, Venies! Vidies! Velesa!) 「時に…アルヴァレス卿の軍はまた勝利を収めたようですな… 倍数以上の敵軍を完膚なきまでに叩きのめしての大勝利とか」 「…銀色の死神、忌々しい<ベルガの亡霊>(アルベルジュ)め、 今や陛下よりも奴を崇拝する者まで出始めておる始末」 「丁度良い手駒もあることで御座いますし、機を見ていづれ、 目障りな英雄殿には、ご退場願うのが宜しいかと」 「手駒…ああプロイツェンで捕虜にしたあの男の事か? …破滅を演じる歴史の舞台、今宵も面白い劇が観れそうだ…」 「我ら<唯一神>(クロニカ)の名の下に…」 彼は誰が為に戦場を駈けるのか…護るべき女性(ひと)と祖国(くに)を失って尚…