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桜田家にて 翠「キャアーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。」 蒼「どしたの?」 翠「チビ人間がいじめるんですぅ」 JUM「こらあああーこの性悪人形!!」 翠星石がまたジュン君を挑発したのだ。 真「朝から騒々しいわね」 雛「わーいバタバタなのーーー♪」 バタバタ・・・・ 翠「あっ」 どしーーーーーーーーーーーん がし JUM「つかまえ・・・・」 翠「ひいいいいいいいいい」 がぶっ JUM「うおおおおおおおおおおおおかっかんだあー」 翠「気安く触るなですぅ」 蒼星石はあきれた顔つきで見ていたが、どこかへ行ってしまった 翠「はら?蒼星石がいないんですぅ・・・・」 そのころ・・・ 蒼「やっと静かになった」 双子だけど、性格は正反対のようです・・・・・。
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蒼星石のおしりはうにゅーなのー |l|リ´ ヮ`ノl|蒼星石は今日も可愛いですぅ~ |l|リ;´Д’ノl|ハァハァですぅ マ「うぉぉ蒼星石可愛よ蒼星石蒼星石の可愛さは異常」 銀「色気ないにしては全く蒼星石は可愛いわぁ~テゴメにしてあげたいくらいよぉ」 金「蒼星石の可愛さは気に入ったかしら!家に来てみっちゃんにまさちゅーせっちゅしてもらっていいかしら!」 紅「蒼星石の可愛さに皆が魅了されるのは事実だから仕方のないことね」 雛「蒼星石のおしりうにゅーなの~」 薔薇「蒼星石お姉様…美しいです…」 雪華綺晶(蒼星石に手を出そうとしたため謹慎中) |l|リ;゚ Д゚ノl|むむむ…ライバルは多いですぅ…しかし負けんですぅ! |l|リ゚ ヮ゚ノl|これからも蒼星石と翠星石はずっと一緒ですぅ! Wリ////ノリ恥ずかしいな…
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今日は休日だ。しかも天気がすこぶる良い。 こんな日には、蒼星石が家事をしてくれている間にベランダで外を眺めるのが半ば習慣となっていた。 蒼星石が世話している植物、青い空、春の日に浮かれてか思わず意味も無いことをつぶやきたくなった。 マ「あるっ 晴れ~た 日~のこ~と~♪」 そこでふと空を見上げてあるモノに気付く。 何かが高速で飛んで来ていた。 なんだこれは?宇宙人?未来人?異世界人? ひょっとして超能力者やマホ…うげらっ! ソレは見事に脳天に直撃していた。 ……少なくともユカイなものではなかったようだ。 目を開けた。だんだんとぼやけた視界がはっきりしてくる。 そこには心配そうな蒼星石の顔があった。 どうやら膝枕で介抱してくれていたらしい。 マ「ありがとう……。一体何があったんだろう?」 とりあえず身を起こそうと寝返りを打とうとする。 その刹那-- ?「てめぇー、蒼星石に何するつもりですぅー!!」 --背骨の辺りを不意に衝撃が襲う。 マ「ガッハァ!!」 危うく再び落ちるところだった。 蒼「やめるんだ、翠星石!!」 蒼星石がかばうように優しく抱き寄せてくれる。 ?「この人間が蒼星石に覆い被さろうとするからですぅ!姉として当然のことをしたまでですぅ!!」 蒼「な、何を言うんだい。マスターは、そんな人じゃあないよ!」 ?「現に、そいつは蒼星石の胸に顔を埋めて卑猥な事を考えてるに決まってるですぅ。」 お前さんが背後から攻撃したからだろうが、と心の中で突っ込む。 ついでに言うと、埋まるほどは…… 蒼「え?ええっ!?あ、あ!!うわぁあぁぁーーっ!」 失礼な事を考えかけたバチか、自分達の体勢に気付いた蒼星石に思いっきり突き飛ばされる。 いまだ朦朧としていたため、壁にしたたかにぶつかってしまった。 蒼「ああーーっ、マスター!ごめんなさーい!!」 ?「けっけっけ、いい気味ですぅ。」 何はともあれ、やっと暴虐の嵐から解放された。 ただ普通に座れるというだけのことがこれほどにありがたいことだったとは…。 どうやら来訪者の正体はドールだったようだ。 頭に出来たこぶを撫でながら彼女を観察する。 容姿は蒼星石と瓜二つ、と言うよりも鏡写しのようで、オッドアイの色や前髪の分かれ方は真逆だった。 違いは全体的な服装、蒼星石よりも長い髪、そして決定的なのは、性格であった。 話から察するに蒼星石の姉であるということは分かったが…。 蒼「彼女はね、僕の双子の姉でローゼンメイデン・第3ドールの翠星石だよ。」 マ「すい?…星石?」 彗星石だろうか水星石だろうか?しかしそれでは双子の蒼星石と合わない気がする。 す「ふふん、ドイツ語では Jade Stern と言うですよ、人間。」 悩んでいたところ、どうせ分からないだろうけれど、といった感じで偉そうに言ってくる。 マ「Jade Stern ……ああ、翡翠の翠か。」 翠「!?」 蒼「マスターすごーい!」 マ「大学の第二外国語はドイツ語を選択したからね。」 これは嘘だ。いや、選択していたのは本当だが、全然身についてはいない。 簡単な単語や文型をちょこっと覚えている程度だ。 さっきのは以前に蒼星石の Lapislazuli Stern というのを調べたことがあって、 その時にそれとなんとなく似た Jade Stern というのを見つけたからたまたま覚えていただけだ。 でもやられっぱなしなのも癪だから知ってたということにしといてやろう。 翠「ふん、その程度でいい気になってるなんてやっぱり器の小さい人間ですね!!」 なんだそりゃ。言いがかりも甚だしい。…まあ、今回は当たらずとも遠からずだけど。 しかし、双子だけど性格なんかは正反対というのは漫画なんかじゃ良くお目にかかるが、 どうやらその好例のようである。そして蒼星石があんなに素晴らしい性格ということは……。 まあいい、僕は争いごとは嫌いだし、こういったタイプはこちらが反応するとさらに絡んでくるものだ。 ここは下手に出て刺激しないようにしよう。 マ「それで本日はどういったご用件で?」 僕は努めて丁寧に尋ねる。 翠「ふん、蒼星石の新しいマスターとやらをチェックしに来たですが、 いい加減で、器の小さい、冴えない野郎のようで蒼星石が可哀想でならないですよ。」 初対面だというのに挑発的だねえ。まあ否定できるだけの自信も無いし、別に気にはしないけれど。 そんな事を考えつつヘラヘラしていた僕に代わって蒼星石が弁護を試みる。 蒼「違うよ、マスターは立派な人だ! 環境のことを考えて、外出時には必ずお箸を持ち歩くし、スーパーのお買い物袋も貰わないし、 暑くってもエアコンを入れないでタオルで汗を拭いて我慢してるし、えーと、それから… 安いお店を知っていたり、買い物のときはポイントカードのために端数まで計算しながら商品を選んだり、 半額のシールのない商品を間違って買いそうになったらレジの途中でも交換に行けたり……それに、それに…」 翠「………。」 マ「………。」 必死に頑張りながらも言葉に詰まった蒼星石の肩にポンと手を置き、 マ「もういいんだよ、蒼星石。っていうか、言えば言うほど器がちっちゃいと思われそうだからやめて下さい、お願いします。」 と、しみじみと言う。蒼星石からの評価を知ってしまったのが今日一番の大ダメージかもしれない。 翠「…とにかく、てめえが蒼星石のマスターであるとは認めねえです!」 どこから出したのかその手には既に如雨露が握られている。 おそらくは、これが翠星石の武器なのだろう。 翠「人間、ここで身を引けば見逃してやるです。さもなくば実力行使ですぅ!」 蒼「翠星石、何を言っているんだ!」 マ「断る!僕には蒼星石が必要だし、蒼星石も多分だけど嫌がってはいない。 誰かに強要されて別れるだなんて、死んでも御免だ!! 僕は争いは嫌いだけれど、流石にそれだけは譲るわけにはいかない。 いや、蒼星石のためなら何を敵に回したって構わない!!」 蒼「マスター、そこまで言ってくれるだなんて…。それなら、それならボクも…」 翠「ええーい、だったらお望みどおり死ぬが良いです!」 完全に悪党の台詞を吐いて襲い掛かってくる。 身をかわそうとしたその時、自分の前に影が飛び込んでくる。 --- キ ィ ン --- 高く澄んだ音と共に翠星石の如雨露が止められる。 止めたのは庭師の鋏を手にした蒼星石だった。 蒼「残念だね翠星石…」 翠「蒼星石?」 蒼「ボクも覚悟を決めたよ。君がマスターに仇なす存在であるならば、ボクは君と戦わなくてはならない。 いや、ボクらは元よりこういう宿命のもとにあったのかな…。」 翠「ちょっ…、いくらなんでも本気じゃねぇですよ!」 蒼「君と共に過ごした時間…決して忘れないよ。」 とても冷たい目…。雰囲気がいつもとは全く違っている。 翠「!!!」 蒼星石が本気だと知って翠星石が距離をとる。 それに呼応するかのように蒼星石も一旦離れる。 マ「蒼星石もうやめるんだ!」 しかし蒼星石は戦闘モードに入ってしまったのか僕の言葉が届かないようだ。 なにやらブツブツとつぶやいている。どちらかというと自分を必死で押し殺しているのかもしれない。 つまり、それは蒼星石が姉との戦いを望んでいないということを意味するはずだ。 だったら、絶対に止めなくてはならない。 本格的な戦いが始まってしまったら僕に止める術は無くなるだろう。 その前に何とかして蒼星石を止めなくては…。 そんな事を考えていると蒼星石が攻撃の態勢に入る。 翠星石も手加減しては危険だと考えてか迎撃の姿勢をとる。 蒼星石を止めに行ったのでは間に合わなそうだ。 とっさに二人の間に割って入り、両腕を横に広げて目一杯伸ばして二人を制止する。 マ「駄目だ、絶対に駄目だ!姉妹で、それも双子で争うだなんて悲しい事は絶対に駄目だ!!」 しんと静まり返る。説得が成功したのかと思い、ふと翠星石の方に目をやると確かに動きが止まっている、というか硬直している。 その理由はすぐに分かった。無我夢中で制止しようとした為、手が胸のところを触ってしまっていた。 しかも突進してくる先で受け止める形になったので、しっかりと当たってしまっている。 体格もほぼ一緒の双子であり、自分が両手を同じように伸ばしているということは、反対の手のこの感触は……。 マ「あ、あ、あの…。」 目線すらそらせないまま、いたずらが見つかったよう子供のような情け無い声を出す。 翠「に、ん、げ、ん、てめ…」 その時、本能的に生命の危険を感じた。 ほぼ同時に、翠星石が鬼のような形相に変わった気がした。 翠「はぁっ!」 蒼「マスターのば…」 バキッ!! マ「ぐえっ!」 今までとは違う容赦の無い横薙ぎの一撃をくらい吹っ飛ばされる。 ぐしゃっと何かが破壊されるような音を聞きながら、またも意識が消えていった。 再び目を開けると、やはり蒼星石の膝の上だった。 どうやら普段通りに戻ってくれたらしい。結局二人は戦わずに済んだのだろうか? マ「翠星石も無事かい?」 蒼「マスターが気絶している間に帰って行ったよ。」 マ「そっか。」 今度こそ嵐が去った事を知り、ほっと胸をなでおろす。 蒼「翠星石のこと怒ってる?」 マ「別に怒ってなんかいないよ。二人とも無事でよかった。」 むしろ怒る気力も根こそぎ持っていかれたと言うべきかもしれないが。 なんだか頭もボーっとしている。 蒼「でも、あの時マスターが止めてくれてなかったら、取り返しの付かない事をしてしまっていたかも。 本当にありがとう、マスター。」 マ「蒼星石…」 蒼「なあに?」 マ「契約したのが蒼星石みたいな素敵な女の子で本当に良かったよ。」 しみじみと感慨を漏らす。 蒼「マスター……。」 マ「あ、いや。お姉さんの事を悪く言うつもりではないんだけどね、やっぱり僕には蒼星石が他の誰より一番なんだよ。」 蒼「一番かぁ、そう言ってもらえると嬉しいな。」 マ「本当に蒼星石と巡り会えた運命には感謝しているんだ。」 蒼「ほんと?嘘じゃないよね。」 マ「ああ、もちろんさ。それだけでこの時この場所に生まれてきて良かったと思う。」 蒼「マスターったら、大げさなんだから、……もう。」 蒼星石はやけに機嫌がいい。 そんな彼女の満面の笑みを見上げていると今までの痛みも消し飛ぶようだ。 これからも彼女の笑顔を見ながら生きていけたらなあと切に願う。 しかし、今日は翠星石というその夢の前に立ち塞がる大きな壁が現れた気がする。 いつか翠星石の事をお義姉さんと呼べる日が来るのだろうか? こちらに敵意は無いが、向こうがアレでは本当に殺されかねないのではとさえ思ってしまう。 マ「ありがとう、楽になったよ。」 起き上がってふと見ると椅子が壊れている。グシャグシャでもう再起不能だということは一目瞭然だ。 マ「これって…翠星石が攻撃してきた時に壊れたのかな…?」 蒼「ごめんなさい、それはボクが。」 マ「なんで蒼星石が?もうガタもきてたし、翠星石をかばってるんなら気にしなくて良いよ。」 蒼「誤解しないでね、翠星石も本当は優しい子で、さっきのは、その、多分胸を触られてちょっと動転していただけで…。 実際、ボクもそれで動転して鋏を振っちゃって…その椅子を壊しちゃったんだ。ごめんなさい!」 と、姉へのフォローを入れた後で蒼星石が謝ってくる。 マ「そっかー、鋏でね…。」 そこである事に気付く。 見るも無残に破壊された椅子がもともと置いてあったのは、さっき二人に割って入った時に自分がいた場所の近くだということに。 位置関係から考えるに、この威力の鋏があの時後頭部に向かってきていたことになる。 ……、当たっていたら死んでたろ!! 上機嫌の蒼星石は全く気付いていないようだが、全くとんでもない事をさらりと言ってくれたものだ。 なるほど、これがあの時感じた身の危険の正体だったのか。 すると、あの時の翠星石の鬼気迫った表情と攻撃は……。 マ「蒼星石。」 蒼「なに?」 マ「これからは翠星石をお義姉さんと呼ぶ事に決めたよ。」 蒼「え、それって、マスターとボクが…け、けっ…。も、もう!やめてよ!!」 そう言うと蒼星石は真っ赤になった顔を両手で覆ってキャーキャー言いながら転げまわり出した。 さっきの冷酷モードの反動なのか初めて見るハイテンションぶりだ。 しかし、蒼星石のさっきの言葉もあながち間違ってはいないらしい。 翠星石はなんだかんだで自分のことを必死に助けてくれた命の恩人だ。(元凶でもあるが) とりあえずは義姉として敬意を払う事にしよう、と未だに傍でのたうち回っている蒼星石を見下ろしながら考えていた。 その日の晩はやけに豪勢な食事だった。今日はボロボロになったから気を使ってくれたのかもしれない。 しかも、手を怪我したかもという心遣いからか、普段とは違い隣に座ってご飯を食べさせてくれた。 ちょっと照れくさいけれど、蒼星石が笑顔でやってくれてるので甘えるとしよう。 幸せってこういうのを言うんだろうな。
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翠星石と蒼星石のお騒がせラジオ(前編) 翠星石と蒼星石のお騒がせラジオ(後編)
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有栖学園、職員室 何時ものように騒ぎ散らすローゼン、それを追いかけるラプラス・・・なんら変わりない日常その中には教師蒼星石の姿もあった トゥルルルルルルル・・・・・突如職員室の電話が響く ローゼン「今取り込んでるから蒼星石先生とって!」 取り込んでるといってもラプラスに追われてるだけである しかし傍から見ても電話に出れる状況じゃないので仕方なく電話に出る事に 蒼星石「はい、こちら有栖学園職員室です」 これが他の教師ならもっと気の抜けた電話対応なのだが蒼星石は実に業務的に対応する 電話相手「・・・生徒を預かった、お前一人で○○の倉庫にこい・・・ガチャッ」 蒼星石は戸惑った、本当はこんなのイタズラだと思った・・・・しかしボイスチェンジまでして電話するには手が込み入りすぎてる ガタッ、席を立つ蒼星石 翠星石「ちょっと蒼星石どこいくんですぅ~?」 隣に居た翠星石が声をかける 蒼星石「ごめん、ちょっと用事が出来ちゃった」 だが本当のことは言わない蒼星石、一人で来いということは他の誰にも悟られてはいけない しかし、翠星石は瞬時にこれを見破った・・・蒼星石の親友である為の賜物か・・・ いつもの蒼星石なら必ずどこに行くにしても場所と帰る時間を言うのだったが今回はそれがない つまり、決して他人に知られたくないという用事なのか・・・・ そう考えてる間に外に出る蒼星石、それを追う翠星石の姿があった 数十分後、指定された倉庫に行く蒼星石・・・そこには生徒の姿はなかった 蒼星石「約束どおり一人で来た、誘拐した生徒はどこだ!」 誰も居ないように見える倉庫で叫ぶ蒼星石、しかし蒼星石はいくつもの視線を感じていた ???「どうやら約束どおり1人で来たようだな・・・」 そう言うと同時に5人の若い男が姿を現す、そして入り口が閉まる・・・・ 蒼星石「これはどういうことだい?」 警戒した声で話しかける蒼星石、それに対して愉快そうに笑う男 男1「有栖学園の教師は上玉揃いっていうのは本当らしいな」 男2「男っぽいけど、まぁいいんじゃねーの」 等と笑いながら蒼星石を見る・・・まるで罠にかかった獲物のように 蒼星石「そんなことはどうでもいい、生徒はどこにいる」 と怒気のこもった声で聞き返す蒼星石・・・・しかし返されるのは笑い声だけである 蒼星石「・・・・生徒はいない?」 答えない男達に疑問をもったのかそんなことを呟くと 男3「ピンポ~ン、せ~かい」 等とあくまでも挑発的な態度で言う男達、そしてようやく自分が騙されている事に気づく蒼星石 蒼星石「なら、僕は帰らせてもらうよ・・・もうここにも君達にも用事はない」 そう言い出口に向かう蒼星石だが 男4「帰さないぜぇ~」 男5「もう少しゆっくりしていってくれよ」 と出口を塞ぐ男・・・それを無視して進む蒼星石・・・それに腹を立てたのか出口に立つ男が・・・・ 男4「帰れると思ってるのか、このっ・・・・う・・・うぁぁぁぁぁぁ!?!?」 と蒼星石の肩を掴んだと思ったら次の瞬間肩は外れて力なく垂れ下がっていた 蒼星石「手出しするなら容赦はしないよ、それでもいいなら道を塞ぎ続けなさい」 武術にも精通する蒼星石にとってこんなやつらは敵ではない・・・素手なら 男5「なめやがって・・・・・!」 そういい取り出したのは痴漢撃退用の催涙スプレーである・・・そして瞬時にそれを蒼星石に吹きかける 蒼星石「ぇ?・・・うぁ・・・けほっ・・・・けほっ」 その場で咽返り涙を流す蒼星石、しかし非情にもこれで終わりではなかった 男3「寝ちまいな!」 その間に寄ってきた男が懐からスタンガンを取り出し無防備な蒼星石に牙を向ける 蒼星石「きゃっ・・・・」 短い悲鳴と共に崩れ落ちる蒼星石、それをみて勝ち誇ったような顔の若い男達・・・ 一方その頃翠星石は蒼星石に遅れる事数分、やっと倉庫の前に辿り着いた 翠星石「なんだって蒼星石はこんなところに来るですかぁ~・・・」 等と悪態をつくが次の瞬間倉庫から蒼星石の短い悲鳴のようなものが聞こえた・・・ 翠星石「・・・!!」 一瞬背筋が凍る思いをし、慎重に倉庫内部を見渡す・・・・ そこには数人の男に囲まれ倒れてる蒼星石が居た 翠星石「・・・・・な・・・なんでこんなことになってるんですぅ~」 倉庫を見れば親友のピンチ、しかし自分ひとりでは到底勝てる相手ではなさそうな人数・・・ 翠星石「と・・・とにかく助けを呼ばないと」 そう言いつつ、懐から携帯電話を取り出す翠星石・・・そしてリダイアルで誰だろうと構わず電話する・・・ ツゥルル・・・カチャ 雪華綺晶「はい、もしもし」 その電話相手は何故か雪華綺晶であった・・・・何故雪華綺晶が?と考える翠星石だがそんなこと気にしてる暇はない 翠星石「た・・・大変ですぅ!!!今すぐ助けやがれですぅ!!!」 パニックに陥った時の電話内容などこのようなものである、これでは助けが来るのが遅くなるのだが・・・ 雪華綺晶「判った、1分以内でそちらに到着する」 と、返した雪華綺晶・・・・そう彼女には無人偵察機サイファーに射撃部の優秀なメンバーが常に偵察に出ている為翠星石の居場所を調べる等造作もないことだった 一方蒼星石の方は緊迫した状況が続いていた スタンガンをうけ、痙攣してる蒼星石だが意識は失っていない、男達はそれを知ってか蒼星石に言い放つ 男5「このやろぉぉぉ・・・・その腕へし折ってやる!」 男2「んじゃぁ、俺は二度とチョークがもてないようにその可愛い手を炙ってやろうか?」 等と蒼星石の目の前で相談する男達、そしてそれを聞いてる蒼星石は見る見る内に蒼白になっていく しかし次の瞬間・・・・・ 翠星石「待ちやがれですぅ!」 蒼星石(翠星石・・・!) 突如現れる翠星石・・・ 数秒前・・・・ 翠星石「あぁ・・・雪華綺晶は何をしてるですぅ~・・・もたもたしてるといけないですぅ!」 と呟き倉庫内部を見ていたが・・・・・ 男5「このやろぉぉぉ・・・・その腕へし折ってやる!」 男2「んじゃぁ、俺は二度とチョークがもてないようにその可愛い手を炙ってやろうか?」 この言葉を聴いた瞬間翠星石の中に何かが走った・・・・ 翠星石「待ちやがれですぅ!」 次の瞬間自分でも何をしてるのか判らなかったが・・・男達の前に出ていた・・・ そこで理性が自分に戻ってくる・・・しかし悔いはなかった、親友のピンチ・・・それを知ってるのに何もしないで居るなど翠星石には出来なかった 翠星石「い・・・いますぐ・・・そ・・蒼星石から・・・離れないと・・・ぼ・・ぼっこぼこの・・・ぎったぎたにするですぅ」 恐怖で舌が上手く回らない・・・そこへ一人の男が近づき・・・ 男5「お前もこいつの仲間か?まぁ、いいむしゃくしゃしてんだ・・・」 と言い放ち拳を上げ・・・・・翠星石の顔面にむけて振り下ろす・・・そして蒼星石が殴られ吹っ飛んだ 蒼星石(何故?どうして?僕はいいから逃げろ!) 翠星石がやってきたことに対して喜びと逃げろという言葉が同時に浮かんだ蒼星石 しかし、とっさに出てきたのであろう・・・足は震え、舌は回らず、良く見れば涙目で、しかし蒼星石のために体を張って挑む翠星石 蒼星石「・・・・ぉ・・・が・・・ぃ・・・・・に・・げ・・・」 精一杯の声を出す蒼星石、しかし翠星石にはこの言葉は届かない・・・・ そして、自分を見ていた男の一人が翠星石に近づいて行き・・・・拳を上げた・・・その瞬間 蒼星石(やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ) 自分でも体が動かないと判ってるのに強引に動かし、翠星石と拳をあげた男の間に立った・・・ そして殴り飛ばされた・・・・ 普段ならこの程度よける事も耐えることも造作も無い事だが、痙攣した足では踏ん張りも効かず思いっきり吹っ飛び、ノーガードで地面に叩き付けられた 遠くから、と言っても距離にして3m程度だがそこから翠星石が駆け寄ってくるのが見えたが、そこで記憶は完全に途絶えた 倒れてる蒼星石が突如自分の身代わりになって殴られ、吹っ飛んだ・・・・ 翠星石「蒼星石!!!」 もう自分では何が何だか判らない・・・それ以前に助けようとしたのにまた助けられた事に自己嫌悪する翠星石 しかし、そんな暇はなく飛ばされた蒼星石に駆け寄る翠星石 翠星石「ばかですぅ!自分を労われですぅ!!」 涙を流しくしゃくしゃになった顔で蒼星石に抱きつく翠星石、しかし蒼星石の返事はない 男1「そろそろやっちまうか・・・」 と、終始座っていた男が声を出した瞬間・・・・ ドゴォォォォン・・・という轟音と共に倉庫の壁が粉々に消し飛んだ・・・ そう・・・頼もしい味方雪華綺晶と射撃部の面々がようやく到着したのだ 雪華綺晶「よくも大事な同僚をいじめてくれたな・・・・貴様等・・・覚悟は出来てるだろうな?」 凍て付く声が木霊する・・・そして雪華綺晶が腕を上げたと同時に射撃部が男全員を拘束した 雪華綺晶「あとは翠星石先生に任せる」 と言い残し戦車と共に帰る雪華綺晶 終わりは実にあっけなく、そして圧倒的な力で完結されたのだった ~帰り道~ 蒼星石(あったかい・・・久々だ・・・こんなに温かいのは) いま蒼星石は翠星石におんぶされながら翠星石の家に向かう途中であった・・・ 極度の疲労で疲れ切ってた蒼星石の体をおんぶして連れて帰るその姿は他者から見れば実に絵になる光景であった 翠星石「今日の蒼星石は格段にかっこよかったですぅ・・・」 そう呟いていつもの翠星石では考えられないような笑顔で笑う翠星石の姿が街の一角にあった ~地獄の訓練~ 一方蒼星石を罠にかけた男達は今富士の樹海を走っていた 男3「な・・・なんで俺達がこんな目に・・・」 男4「し・・しるか・・・」 男2「もう帰りてーぜ・・・」 男5「リーダー・・・なんとかしてくれよぉ・・・」 男1「うるさい!俺だってこんなこと・・・」 自分のことは棚に上げ勝手に叫ぶ男達、しかしその後ろからは・・・・・ 雪華綺晶「そこ!何を喋ってる!今すぐここに置いて行かれたいか!」 鬼と化した雪華綺晶が容赦なく激を飛ばしていた 雪華綺晶「判ったら走れ!死ぬまで走れ!判ったか!?」 絶対命令、全力前進・・・鬼の司令官の命令が下った 男1~5「サー!イエス!サー!!!」 それに渋々従う男達の姿が富士の樹海にはあった・・・・ fin
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暑い。布団の上で寝ている俺に、そういった印象を今の季節が感じさせる。まだ6月中旬だが、ずいぶん暑い。 去年もこれぐらい暑かったのか、と考えているうちに目が完全に覚める。それでもまだ半覚醒である脳は、我が体に本能的に時計を見るよう指示をする。 それに俺の体は、人間に必死にこびる犬のように従順に動く。見ると時計の針は10時を過ぎていた。8時には蒼星石が必ず起こしにきてくれるはずだ。 俺は時計の電池がないとか、針を見間違えたなど考えながら時計をにらんでいたがどう見ても10時だった。 ふと蒼星石が眠っている鞄があるはずの方向に目をやる。 「あれ・・・?」 俺は意識もしないのにつぶやく。なぜなら、あるはずの鞄がそこにはないからだ。 蒼星石がついに、俺のイビキと寝相の悪さに愛想を尽かし、鞄の位置を変えたのかと思いつつも居間へと赴く。 しかし居間にも台所にも、帽子をかぶった小さく愛らしい人影は見ることができなかった。どうしたものかと、俺はPCの電源ボタンに指をかけた瞬間、聞きなれたガラスの破裂音が轟く。 それはほかでもない、蒼星石の双子の姉である翠星石だった。 「呼ばれて飛び出て以下略ですぅ」 いつものように理不尽な言い訳(?)を吐きながら鞄から這い出してくる。 「なあ、翠星石。」 俺はかつてない胸騒ぎを感じ、質問することにした。 「蒼星石を・・・知らないか?」 その問いかけにワラジムシを見るような目で"遂に狂ったですこのイカレポンチ"的な波動を俺に感じさせる翠星石。 「蒼星石・・誰ですか、それは」 「誰って、お前の双子の妹だろ。第四ドールの・・・」 「第四?第四ドールは真紅ですぅ。それに翠星石には双子の妹なんていないですぅ」 馬鹿な。第四ドールは蒼星石のはず。それがなぜ存在しないことになっているんだ。 そうか、わかったぞ。みんなで蒼星石を隠して俺を驚かす、そう、ドッキリカメラでもやるつもりなのだろう。 「んなわけねーです。本当に知らないんですぅ。」 「ならなんでお前がここにいる?蒼星石が居なくちゃ、ここにいる意味もないだろう?」 「年若くしてボケが回ってるんですか!?いいです、翠星石が親切に存在意義を唱えてやるです」 そう言われ、俺は数十分ほど翠星石の話を聞かされた。 聞いた話によるところ、翠星石のマスター(仮にA)と俺は親しい友人関係にあって、以前Aが翠星石をつれて俺の家に遊びにきたとき以来、翠星石はちょこちょこ俺が自殺しないように(おそらく建前)窓ガラスをぶち破って訪問している。 「何だ、何かわけがわからない。お前のマスターとは会ったことはあるが、親しい友人でもなんでもないぞ。」 「まったく、昨日が何月であったさえ忘れているようなレベルのボケですぅ。 ・・・気分が害されたです。今日はこれで勘弁してやるです」 そういい切った後、翠星石はさっさと鞄に乗り込んで、生存していたもう片方のガラスをぶち破って帰っていった。 その日、俺はこれまでにない倦怠感に襲われ、植物人間の如くずーっと寝そべっていた。たとえるなら昨日まで元気だったパソコンがHDDごとぶっ壊れた感じだ。 しかし、そんな俺でも腹がすく。何かを作ろうと冷蔵庫の調査をすることにした。 冷蔵庫を開け、肉が保管されているチルド室を見てみる。そこには蒼星石御用達の肉屋から買ってきたレバーがあった。 何か急に懐かしくなり、そのレバーの入ったパックを手にとる。なぜかパックのビニール面にメモが張られていた。 "後ろを振り向くとお前は"とある。その先は俺の指で隠れていて見ることはできない。何も感じなかった俺は指をメモの上から外した。 そこには・・・ と、俺はその文字を垣間見る前に後ろに何者かが居る気配を感じ取った。思考に左右されず、本能が勝手に俺の体を振り向かせる。 「ど、どうしたの、マスター?鬼気せまるような表情だったけど・・・」 栗色のショートヘアをなびかせ、両腕で猫を抱えている彼女は少々困惑しつつも、俺の目をしっかりと見ている。 彼女、そう。蒼星石は今、俺の目の前に存在している。うれしさと驚きが心の中で水と油のようにせめぎあう。 「マスター、顔色悪いよ?貧血気味なの?」 と蒼星石は貧血気味だと俺の健康状態を決め付ける。そしてそれに付け込むかのように片手にぶら下がっていたスーパーの袋から、レバーのパックを披露する。 「今日はマスターの好きなレバニラ炒めだよ」 蒼星石は楽しそうに言うが、どうやら助詞の使い方を間違えている。「は」ではなく「も」だ。なぜなら昨日もおとといもレバニラ 炒めだったからだ。そんな俺をよそに蒼星石はさっさと調理をはじめる。 「あ、そうだマスター。」 「んあ?」 「心配してくれてありがとう」 そう言うと蒼星石は再び顔を背けて調理の続きをする。しばらく脳で情報処理をしていたが、結果、やはり今回のことはドッキリカメラに近い何かということが判明した。 結局その後から蒼星石のいるいつもの日常に戻った。普段はなんとも思わなかったが蒼星石という存在の大きさを思い知らされた1日であった。
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「お客さん、着きましたよ」 タクシーの運転手に言われて目が覚める。 気付くと、車は目的の場所へと着いていた。 眠い目をこすりながら、僕の肩を枕代わりにして眠っている翠星石を起こす。 「翠星石、着いたよ」 軽く肩を叩いてみるが、翠星石は依然として穏やかな寝息を立て眠っている。 「翠星石」 今度は少し強めに肩を揺さぶる。 「ん~? 蒼星石ぃ~大好きですよ~」 翠星石はそう言って僕の右腕に絡み付いてくる。 これは完全に酔っ払っている様だ。 しょうがない 運転手に代金を渡すと、翠星石をおぶって家まで残りわずかな距離を歩き始める。 自分の歩く音しか聞こえない、閑静な住宅街 ふと、昔のことを思い出す。 「蒼星石ぃ~ふられたですぅ~」 突然の翠星石からの失恋電話 だけどこんなことはいつものこと 翠星石は人一倍思い込みの激しいところがあって、自分の好きな相手が他の子と一緒にいるだけでふられたと思っていたこともあった。 「翠星石、相手にちゃんと好きですって言った?」 「・・・言ってない・・です」 「翠星石、想いっていうのはちゃんと言葉にして表さないと伝わらないんだよ」 「でも・・・でもあいつはどっかの馬鹿女と一緒に楽しそうにぺちゃくりあってたですよ?」 「・・・それでも、もしかしたらその子が、その女の子のことよりも翠星石のほうが好きってこともあるかも知れないよ? だからとりあえず、自分の気持ちを伝えてみなよ」 「・・・わかったです、ありがとうです蒼星石、やっぱり持つべきものは友達です」 「役に立てて嬉しいよ・・・おやすみ」 「おやすみです」 電話が切れると、途端にとても虚しくなる。 僕が、嘘をついてるから 本当は君に彼氏なんかできてほしくない 遠くに行ってほしくない 君に彼氏ができてしまったら、僕は君の一番じゃなくなってしまうから 自分の気持ちを伝えるなんてよくも言えたもんだ。 自分が一番できていないくせに ねぇ翠星石、僕は君の騎士にはなれても、王子様にはなれないのかな 家に着く。 当然ながら鍵が無い 仕方が無いので翠星石のポーチの中から鍵を探り当て、ドアを開けるとそのまま寝室へと向かう。 子供のときからよく来ている家 中の構造は家主と同じくらい理解している。 翠星石をベッドの上に静かに下ろす。 電気のついていない暗い寝室 相変わらず静かな寝息を立てている翠星石 翠星石、君はいつも僕のことを強いって言うけど、僕はそんなに強くない 今だって、君をどうにかしてしまいそうで、凄く怖い でも君のことが、愛おしくて堪らない 「君のことが・・・好きなんだ」 膨張し溢れ出した想いは、言葉だけでは止まらない。 僕は一歩進み、翠星石に、キスをする。 唇と唇が触れ合うだけの軽いキス ただそれだけなのに、何故か涙が溢れてくる。 「おやすみ・・・」 それだけを言うと、静かに、部屋を出て行く 朝の職員室 いつも僕より少し遅れて登校してくる翠星石 今日は目が合わせずらい 「蒼星石、おはようです」 「ああ、おはよう」 「蒼星石、少し目をつぶっていてほしいです」 「目を? わかった」 翠星石の言葉の意味が多少理解できないが、言われたとおり目をつぶる。 すると唇に何かやわらかい感触が 動転し、瞬発的に目を開ける。 目の前には、鼻と鼻が触れ合いそうなほど近い翠星石の笑顔 「昨日のお返しです」 「昨日?! 起きてたの?!」 迂闊だった、多分相手が起きているか起きていないかもわからないくらい暴走していたんだろう。 「翠星石も蒼星石のこと大好きですよ」 「蒼星石・・・」 僕の想いは、もしかしたら叶うのかもしれない 終わり
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翠星石「おじじから聞いたですが、年始に見る夢を初夢と呼ぶらしいですぅ。夢の庭師としては知っておきたい知識ですね」 蒼星石「うん知ってるよ。しかも初夢に出てくると縁起が良いとされるものもあるんだ」 翠星石「何だ、知ってたのかですぅ。…それで、縁起が良い物って何ですか? べ、別に気になる訳じゃ無いですよ! 庭師として知っておく必要があるだけですぅ!」 蒼星石「ふふ。縁起物とされるのは、一富士、二鷹、三なすび。このどれかが夢に出てくると、その年は安泰と言う訳さ」 翠星石「ほうほう…。不覚です…ちっとも知らなかったですぅ」 蒼星石「さらに四扇、五たばこ、六座頭と続くけど、これは余り有名では無いかもね」 翠星石「座頭…坊主ですか…。ぬらりひょんが初夢に出てきたら不幸になりそうですが…。あいつよく煙草を吹かしてるですし…」 蒼星石「…そ、それは…」 翠星石「一の富士ってのは山ですね。時に蒼星石はその富士とやらを見た事があるです?」 蒼星石「うーん、写真でしか見た事無いなぁ…」 翠星石「なぁんだ、どっちみち私達にはあんまり関わりが無さそうですね。みんなの初夢を覗くのは楽しそうですけど…うひひ」 蒼星石「こらこら! 覗き趣味は良くないよ!」 翠星石「じ、冗談ですよ。本気にしないで欲しいですぅ」 蒼星石「ならいいけど。それじゃおやすみなさい」 翠星石「おやすみなさいですぅ」 …………… 鬼太郎「好きだよ、蒼星石」 蒼星石「…ぼ、僕もです、鬼太郎さん…。…ん……」 …………… 翠星石「ひぁ…。そ、蒼星石の奴め何て夢を見ているですか…! 鬼太郎め許せんですぅ!」 …………… 目玉親父「どうした鬼太郎。折角の正月だと言うのに顔色が悪いぞ」 鬼太郎「翠星石が大暴れする初夢を見ました…。今年も賑やかになりそうです…」 翠星石「ニヤリ…」
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蒼「みなさん今晩和。今夜も(翠星石と蒼星石のお騒がせラジオ)の時間がやってまいりました。 パーソナリティは僕、ローゼンメイデンの第4ドール・蒼星石が務めさせて頂きます。」 蒼「えぇ、まず残念なお知らせです。ずっと相方だった翠星石が、あまりの罵りの激しさに苦情が相次ぎ、降板となってしまいました。 翠星石の罵りを期待していた方々、ごめんなさいっ!」 蒼「その代わり、今日はスペシャルゲストをお呼びしております。後程到着の予定です。 さて今夜も皆さんと、楽しい夜を過ごしましょう。」 蒼「たとえ僕だけでも、翠星石と蒼星石のお騒がせラジオ、今夜も始まります!」 Title:翠星石と蒼星石のお騒がせラジオ 蒼「まず最初のお便りは、ラジオネーム・阿部高和さんから・・・」 「や ら な い か」 蒼「・・・」 蒼「勘違いされてる方も多いですが、僕は女です。後から(ごめん、男の子だと思ってたんだ)では済まされませんよ。」 蒼「気を取り直して、次のお便りは、東京都の住所不定無職、ラジオネーム・ダディクールさんからです。」 「いつも楽しく聞かせてもらっています。ところで蒼星石さんは皆から(蒼星石は俺の嫁)と言われていますが、 本当の所、誰の嫁なのでしょうか。」 蒼「いつも聞いて頂きありがとうございます。僕は誰の嫁とかではありません。皆さんの心の嫁です。 皆さんに楽しい一時を与える、それが僕の役目ですから・・・」 蒼「次のお便りは・・・えーと・・・読みにくいな・・・ラジオネーム・蒼星石の双子の姉さんからです・・・!!」 「(蒼星石!翠星石を差し置いてラジオに出るなんてひどいですぅ!翠星石と蒼星石はいつも一緒だって言ったんじゃないかですぅ!!)」 蒼「(翠星石・・・あれほど番組にお便り出すなって言ったのに・・・)」 蒼「えぇ・・・ひとまずこのお便りは置いておきましょう・・・さて、ここらで恒例の(サウンド・オブ・ラピスラズリ)コーナーです!」 蒼「このコーナーは、僕が印象に残ったサウンドを、僕的偏見を交えて流すコーナーです。 まず最初は・・・懐かしのユーロビート、King Kong D.Jungle Girlsの名曲・Boom Boom Doller!!」 (曲が流れる) 蒼「この曲の何が印象に残ったかと言いますと・・・」 (曲のサビに入る) 蒼「⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン ⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン」 曲「(Boom Boom Boom Boom) Shoot you like a bombar (Boom Boom Boom Boom) At your order」 蒼「非常に⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン出来る曲ですねこれは。一部の方には涙モノではないでしょうか。」 蒼「さて、お便りがぞくぞく届いて居ます。ラジオネーム・ジョルジュ長岡さんから・・・」 「蒼星石のバストの大きさはどれくらいですか?おっぱい!おっぱい!!」 蒼「・・・」 ┌──┐ i二ニニ二i i´ノノノヽ))) W////ノリ (つ⊂) 〈__l__〉 〈_ハ_〉 蒼「・・・えっと、僕は人形で・・・おそらく人間で言えば14歳程度のプロポーションに作られてますので・・・ それで察してください・・・(こんなの恥ずかしいよぉ!!)」 蒼「えぇ・・・次のお便りは、ラジオネーム・荒巻スカルチノフさんからです。」 _,,..,,,,_ / , 3 `ヽーっ l ⊃ ⌒_つ ` ー---‐'" 蒼「(・・・これに何を突っ込めと・・・!!やっぱり翠星石がこういうお便りにストレートな罵り入れれるってのは凄い事だよ・・・)」 蒼「えっと・・・とりあえず日本語でおk?」 蒼「あ、スペシャルゲストが到着した模様です。ではゲストが準備出来るまでの間、皆さんのリクエスト曲を流すとしましょう。 今日のリクエストは、兄者さん・弟者さん・妹者さん・ギコさん・・・他多数の方のリクエストで・・・ おっくせんまんのテーマです!!」 蒼「(・・・マスター、確かにロックマン2のあの音楽は名曲ですよ・・・でもこんなアレンジって・・・!!)」 蒼「さて、準備が出来た模様です。今日のスペシャルゲストは・・・」 翠星石と蒼星石のお騒がせラジオ(後編)
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蒼「今日のゲストは、最近人気急上昇中のユニット・(Lucky☆Star)の一員、柊つかささんです!!」 つ「皆さん今晩和・・・えっと、頑張りますので宜しくお願いします。」 蒼「ではここで、フリートークコーナーに入ります。これは、その場に居る人が思う存分本音を吐き出すコーナーです。」 蒼「つかささん、正直僕達、似た者同士な気がするんですよね。」 つ「あ・・・やっぱり蒼星石さんもそう思いますか?」 蒼「だって、翠星石とかがみさん、あまりに似過ぎだと思いませんか?」 つ「私もそう思います。ビジュアルや性格的にあまりにコピーとしか見えません。 お姉ちゃんはすごくツンデレです・・・その辺翠星石さんと近いです。」 蒼「でも正直、かがみさんは翠星石ほど、無茶苦茶な性格では無いと思います。」 つ「正直、私も翠星石さん程の螺子の外れた姉は持ちたく無いですね。」 蒼「(この子・・・可愛い顔して意見は厳しいね・・・でも正論・・・)」 蒼「さて、お便りが届いています。ラジオネーム・しぃさんからです。」 「つかささんがゲストなのは反則です。」 ┌──┐ i二ニニ二i i´ノノノヽ))) Wリ゚ -゚ノリ <マスターも「これはちと反則かなぁ」と言ってました //\ ̄ ̄ ̄\ // ※.\___\ \\※ ※ ※ ※ ※ヽ \`ー──────ヽ 蒼「さてここで、リスナーと直接電話で話すコーナー、(翠星石とお話しないかい?)のコーナーです。 今回は翠星石が居ないので、僕とつかささんでお相手致します。」 つ「よろしくお願いします。」 蒼「今日は、ラジオネーム・モナーさんと電話が繋がっています。」 蒼「まきますか?まきませんか?」 モ「巻くモナー」 つ「こんばんわー」 蒼「今晩は翠星石の代わりに、僕がメインを務めて居ますが、モナーさんはどうお思いでしょうか。」 モ「友人の二ダーと一緒に聞いてるけど、二ダーは(翠星石に思いっきり罵って欲しかったニダー!)と喚いてたモナ。 でも俺は、蒼星石の落ち着いたパーソナリティの方が好きだモナ。」 蒼「ありがとうございます。そう言って頂けると幸いです。」 モ「ところで、さっき(翠星石とかがみが似ている)って話が出でたけど、蒼星石とつかさも似てるような気がするモナ。」 つ「えっ!?」 モ「お互いのコスプレしたら、絶対受けると思うモナ。」 蒼「そ・・・それは・・・」 つ「(こなちゃんが喜びそう・・・)」 蒼「(みっちゃんが壊れそう・・・)」 蒼「あ・・・ありがとうございました。(そそくさと電話を外す)」 蒼「さて、お別れの時間が近づいて参りました。つかささん、今日は忙しい所をありがとうございました。」 つ「こちらこそ、呼んで頂きありがとうございます。」 蒼「エンディングテーマはALI PROJECTの(薔薇獄乙女)です。今晩も皆さんありがとうございました。」 つ「来週も蒼星石さんをよろしくお願いします。」 (ふっ・・・と部屋の電気が消える) 蒼「おや・・・?」 つ「照明が落ちましたか?」 翠「っきゃああああ!!ででで出やがったですぅ!!怪盗ドロボウキャットですぅ!!すすす翠星石の大切な物を盗みに来やがったですぅ!!!」 蒼「あああああぁぁぁぁあぁぁあああぁぁああぁ」 つ「翠星石さん・・・?」 翠「あ・・・」 蒼「落ち着いて翠星石・・・照明が落ちただけじゃないか・・・」 蒼「ってか翠星石・・・どこに居たの・・・」 翠「蒼星石が心配で、忍び込んで居たんですぅ!!」 つ「噂どおり、妹思いな方なんですね。」 蒼「まったく・・・番組終わった後じゃ無かったら大変な事になってたよ・・・」