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もう9世紀に突入してしまいこんな無駄な戦争は辞めようというメンバーが出てきた。この時代でお尻愛界の最高総責任者(アイシテンダー・ケッツォ)が出向き、「終戦だ」といい、残り約800人の戦力で侵略派232人に総攻撃をしかけこの戦いは終戦を迎えた。 救う派は勝利の敬礼ならぬ勝利の尻尻舞いで永き戦いの幕は閉ざされた。
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13.終戦 私も天皇陛下の肉声の玉音放送は聞きました。しかし、よく憶えていません。「耐え難きを耐え」という言葉も数年後に憶えた言葉だったと思います。また戦争に負けて悔しいとか、戦争が終わってよかったという感情が全く無かったのです。自分でもわかりません。ひもじいという感情が強すぎたせいかもしれません。 (工事中) 名前 コメント すべてのコメントを見る
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読み なんぼくせんそうしゅうせん 正式名称 別名 和了り飜 ダブル役満(門前のみ) 牌例 解説 南北戦争を5で和了すると成立。 終戦の年(1865)の下1桁の5から。 成分分析 南北戦争終戦の79%は月の光で出来ています。南北戦争終戦の8%は食塩で出来ています。南北戦争終戦の5%は不思議で出来ています。南北戦争終戦の5%は気合で出来ています。南北戦争終戦の1%は歌で出来ています。南北戦争終戦の1%は海水で出来ています。南北戦争終戦の1%は砂糖で出来ています。 下位役 南北戦争 上位役 複合の制限 採用状況 参照 外部リンク
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終戦中学 早く試合を終わらせたいので1点リードしたらわざと三振とかする。 そのせいで何度負けたか… エースの榎本はテンポ良く投げ込む。 1 榎本 左/左・145km/h・C147・A189・ドロップカーブ1、スクリュー7、シュート3・ジャイロボール、テンポ○ 他4つ 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18
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読み しゅうせんきねんび 正式名称 別名 和了り飜 役満(門前のみ) ダブル役満(門前のみ・期間限定) 牌例 解説 色Aの1945、色Bの8、色Cの15、これで七対子にすると役満。 8月15日ならダブル役満。 成分分析 終戦記念日の68%はお菓子で出来ています。終戦記念日の17%はやさしさで出来ています。終戦記念日の7%は希望で出来ています。終戦記念日の3%は食塩で出来ています。終戦記念日の3%は苦労で出来ています。終戦記念日の2%は祝福で出来ています。 下位役 上位役 複合の制限 採用状況
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日本が関係する過去の戦争に関連する諸問題 / 戦後70年 ● 全国戦没者追悼式〔Wikipedia〕 ● 終戦の日〔Wikipedia〕 日本政府は、8月15日を「戦没者を追悼し平和を祈念する日」とし、全国戦没者追悼式を主催している。一般にも同日は終戦記念日や終戦の日と称され、政治団体・NPO等による平和集会が開かれる。日本において第二次世界大戦(太平洋戦争(大東亜戦争))が終結したとされる日については諸説あり、(※mono....以下略) ● 対日戦勝記念日〔Wikipedia〕 対日戦勝記念日とされる場合、通常は、大日本帝国政府が公式にポツダム宣言による降伏文書に調印した1945年(昭和20年)9月2日を指す。なお、同じく連合国の中華民国やソビエト社会主義共和国連邦の対日戦勝記念日は、その翌日9月3日である。 ● 玉音放送〔Wikipedia〕 【大東亜戦争】 ■ 終戦を遅らせたソ連の秘密工作 ~ 江崎道朗『日本は誰と戦ったのか』から 「国際派日本人養成講座(2017.12.10)」より / 今こそ「日本は誰と戦っているのか」を問わなければならない。 ■転送歓迎■ H29.12.10 ■ 51,225 Copies ■ 4,434,465Views■ ■1.ソ連の工作員が終戦を遅らせた 昭和16(1941)年、ソ連の工作員がアメリカのルーズベルト政権と日本の近衛文麿内閣に潜り込んで、日米を戦争に引きずりこんだことは、弊誌で何度か取り上げた[a]。 しかし、同じくソ連の工作員たちが、日米の講和を妨害した事はあまり知られていない。その結果、終戦が何ヶ月も遅れ、硫黄島や沖縄での激戦で日米双方での多数の軍民が犠牲になった事、さらに空襲や原爆投下、そしてソ連侵攻による満洲・北朝鮮での民間人暴行、将兵のシベリアへの拉致、北方領土侵略など、戦争末期の被害がもたらされた。 このあたりを、江崎道朗氏の最新刊『日本は誰と戦ったのか』[1]がアメリカでの近年の歴史研究成果に基づいて明らかにしているので、本号ではその一部を紹介して、この好著への誘いとしたい。 (※mono....以下略、詳細はブログ記事で) ーーーーー 【参考】 日本は誰と戦ったのか 単行本(ソフトカバー) – 2017/11/25〔Amazon〕 ■ 日本国が耐え難きを耐えたのは何であったのか 「万国時事周覧(2017.8.15)」より / 不戦と平和、誓い新たに=72年の歩み、首相「不動の方針」―東京で戦没者追悼式 本日8月15日は、昭和天皇による終戦の玉音放送があった日です。正式に戦争が終結したのは降伏文書調印がなされた9月2日ですが、ポツダム宣言の受託が内外に向けて表明され、国民に向けて終戦が告げられたこの日こそ、日本国では、4年の長きにわたる戦争が終わった日として記録されています。 昭和天皇が語られた御詔勅において、とりわけ国民の心に刻まれたのは、“耐え難きを耐え、忍び難きを忍び、もって万世の為に太平を開かんと欲す”とする一節です。敗戦国としての苦難を受け入れる日本国の覚悟をこの言葉を以って表すと同時に、それは、未来永劫にわたる“太平”、即ち、平和的秩序の構築への一歩として位置付けています。ここに、敗戦という白村江の戦い以来の日本国最大の危機を、未来に向けた秩序構築への出発点へと転換させた昭和天皇の透徹した歴史観、並びに、倫理に裏打ちされた世界観を感じざるを得ません(この一節だけは、昭和天皇自らの言葉とされている…)。そうであるからこそ、国民の多くは、敗戦という屈辱に耐え、気持ちを切り替えて戦後復興に取り組むことができたとも言えましょう。 (※mono....中略、詳細はブログ記事で) / 中国が戦後の国際法秩序を覆すとすれば、第二次世界大戦における日本国民の多大なる犠牲、否、両陣営合わせて5000万人から8000万人ともされる全人類の犠牲が水泡に帰します。終戦の御詔勅が戦争から司法に基づく平和への転換点となった日から72年が経過した今日、中国の軍事的台頭、及び、その暴力主義が後者を根底から脅かしている現状は、72年前とは違い、平和(武力の不行使)を貫けば、平和(国際法秩序)が破壊されかねない時代の到来、という問題を鋭く問いかけているように思えます。 決まって青空が広がる蒸し暑い日となる8月15日は、本年に限って例年になく雨の降りしきる日となりました。この雨は、再び人類に迫りくる危機を伝える天の予兆なのでしょうか。 【今上天皇】 ■ 天皇陛下のお言葉検証 「あるウソつきのブログ(2015.8.17)」より / 終戦記念日における、天皇陛下のお言葉の検証を、今年はしようと思っていた。 と、言うのは、当ブログコメント欄にて、以下のやりとりがあったからである。 【拙】安倍談話の重要性 http //blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/d1153b78f06912cc565f5e3d8be36f3f Unknown(H) 2015-08-05 05 37 06 (前略)気になるのが、最近噂になっている天皇談話です。 天皇は政治的な行動をとってはならないことになっていますが、政府の反対を押し切ってパラオ訪問強行など、気になる行動も見受けられました。 国際的には天皇>>総理大臣ですから、非常に面白くないことになります。 流石に無いと言いたいとこですが不安はぬぐえません。 Unknown (通り道) 2015-08-05 12 42 56 安倍談話が重要?まさか! 天皇陛下が戦後70年の「談話」を発表される。こっちのほうが上でしょ! 閣議決定のない安倍談話など井戸端会議と同じ!意味なしですよ 天皇談話について (あきよし@管理人) 2015-08-05 22 59 12 正直、陰謀論の類だと思っています。 天皇陛下が政治的圧力とか、普通に考えたらほぼ不可能でしょう。 むしろコレを流して安倍談話を牽制し、公明党との着地点を左寄りにしようとしていると考える方がよほど有り得そうで、まだ説得力がマシな話です。 (※mono.--中ほど長文略、詳細はブログ記事で) / 陛下がどうお考えであれ、政治的な横槍を考慮される事はないのだ。 それを、まるで陛下の代弁者のように騙るリテラの禍々しいこと。これぞ、「虎の威を借る狐」だ。 談話発表前のNHKの報道もそうだったが、左翼系の報道は必ず連中の願望が加味されている。連中は、自分の言葉が力を持っている事を知っているからだ。 それは、無論右側も同様なのだが、力が強い故に、左翼系の方が悪質で、許せないものと感じるのである。 連中は、ウソはつかないが、本当の事は言っていない。 常に、「ウソをついていないなら、どこでごまかすつもりなのだろうか」という観点で、左翼系ニュースは見ていないといけない。 【今上天皇】 ■ 深い反省は戦没者之霊には残酷だ 「気付くこと思うこと(2015.8.16)」より / Yahoo!ニュース http //headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150816-00000044-san-soci 終戦70年、平和の誓い 戦没者追悼式 天皇陛下「深い反省」 (※mono.--引用記事略) / 天皇が、『全国戦没者之霊』に対し、「深い反省」を述べられても、天皇や日本の為に戦い亡くなった方達はどういう気持ちになるだろう…と思いました。 天皇から、あの戦争の反省を伝えられ、一体全体、何のために命をかけて戦ったのか…と、悲しい気持ちにならないでしょうか。 今上天皇に責任があるわけではないので…という考え方もできるのかもしれませんが、だったら、何が何でも戦争を回避するとか、鶴の一声ならぬ御上の一声で降伏できたのだから、もっともっと早く降伏すればよかったんじゃないの?と言いたくなります。 海外にお気持ちを向けることは必要でしょうが、この日、この場所で、『全国戦没者之霊』に対してというのは、天皇を信じて命をかけた日本人には惨い仕打ちだと思いました。 皇后の「A級戦犯」発言といい、皇太子、雅子さんの好き勝手といい、日本国民より、海外や身内しか見ていないようで残念に思います。 今後、天皇になった皇太子が何を言うのかと思うと、ゾッとします。 ーーーーー ■ 天皇陛下はアンチ安倍政権・・・・・でしょ、やっぱり 「BBの覚醒記録(2015.8.17)」より / かねがね、ある種の保守の言論の矛盾が不可解でした。 保守を任じるなら、概ね安倍政権に賛同のはずです。賛同でなければ対案を出すべきですが。 ところが、天皇陛下皇后陛下皇太子殿下の左傾言動は見て見ぬふり、あるいは牽強付会の擁護論。 どう擁護しようと、平和憲法護持というご主張なら、そして英霊を「A級戦犯」呼ばわりなら、一般ではこれを左翼と申します。皇后陛下は五日市憲法など持ちだされるし、元GHQメンバーに対して堂々たる賛意・支持を表明していらっしゃいます。 と拙ブログでは述べてきた訳ですが、ある種の保守は相変わらず無反応、たまに語彙乏しい「不敬」で思考ストップしたのがコメ欄に現れるだけ。 アメリカでも、天皇陛下は安倍談話に対抗した、と捉えられてますけどね。 普通に今までの言葉の両者の相違を考えれば、天皇ご一家は改憲を党是とする自民党に、そして安倍政権に反対を表明していらっしゃいます。 憲法護持を主張なさりながら、憲法で禁じられている政治と外交に影響する言動をお取りになることもいかがなものかと、思われますが。 <首相70年談話>「反省」天皇陛下と対照的 米メディア (※mono.--以下略、詳細はブログ記事で) / 第一、慰霊祭で「反省」って戦没者に失礼ではございませんか? 反省ということは、あれはいけない戦争であった、と。 いけない戦争で亡くなったのが、戦没者ならそれって無駄死になんですか? 犬死になんでしょうか。 マッカーサーですら「自衛のための戦争だった」と公に語っているというのに。 二言目には「不敬」で思考停止する自称保守の人たちは、現在の皇室のていたらくが、GHQの仕組んだレールの終着駅であったことを、思い知るべきです。 保守が戦うべき相手は、皇室ではなくその背後にある戦勝国残滓なのだと、なぜ理解できないのでしょうね。 ★ 「深い反省」、異例のお言葉=天皇陛下、昨年までは定型―全国戦没者追悼式 「Goo!news-時事通信(2015.8.15)」より / 天皇陛下は15日の全国戦没者追悼式の「お言葉」で、先の大戦に対する「深い反省」という表現を盛り込まれた。陛下が戦没者追悼式でこうした表現を使ったことはなく、戦後70年の節目の式で、異例と言える内容となった。 戦没者追悼式のお言葉は、戦後50年の1995年に「歴史を顧み」との文言が加わって以降、昨年までは毎年、ほぼ定型化していた。今年は「過去を顧み、さきの大戦に対する深い反省と共に」という文言が加わり、戦争の惨禍が再び繰り返されないことを切に願うと述べた。 さらに、「戦争による荒廃からの復興、発展に向け払われた」国民の努力と、「平和の存続を切望する国民の意識」に支えられ、日本は平和と繁栄を築いてきたと語った。 ーーーーー ★ 【全国戦没者追悼式】首相式辞、天皇陛下のおことば 「BLOGOS(2015.8.15)」より / 15日、日本武道館で全国戦没者追悼式(政府主催)が行われた。国歌斉唱、安倍総理の式辞、正午の1分間の黙祷につづき、天皇陛下がおことばを述べられた。 安倍晋三内閣総理大臣の式辞 天皇皇后両陛下の御臨席を仰ぎ、戦没者の御遺族、各界代表、多数の御列席を得て、全国戦没者追悼式を、ここに挙行致します。 遠い戦場に倒れられた御霊、戦禍に遭われ、あるいは戦後、はるかな異郷に命を落とされた御霊の御前に、政府を代表し、謹んで式辞を申し述べます。 みなさまの子、孫達は、みなさまの祖国を、自由で民主的な国に作り上げ、平和と繁栄を享受しています。それは、みなさまの尊い犠牲の上に、その上にのみありえたものだということを、私たちは片時も忘れません。 70年という月日は、短いものではありませんでした。平和を重んじ、戦争を憎んで、身を堅く持してまいりました。戦後間もない頃から、世界をよりよい場に変えるため、各国、各地域の繁栄のせめて一助たらんとして、孜々たる歩みを続けてきました。そのことを、みなさまは見守ってくださったことでしょう。同じ道を歩んでまいります。 歴史を直視し、常に謙抑を忘れません。私たちの今日あるは、数多なる人々の善意の上であることに、感謝の念を日々新たにします。 戦後70年にあたり、戦争の惨禍を決して繰り返さない。そして今を生きる世代、明日を生きる世代のために、国の未来を切り拓いていく。そのことをお誓いいたします。 終わりに、今一度、戦没者の御霊の平安、ご遺族のみなさまには末永いご健勝をお祈りし、式辞と致します。 平成27年8月15日 内閣総理大臣 安倍晋三 ーーーーー 天皇陛下のおことば 「戦没者を追悼し平和を祈念する日」にあたり、全国戦没者追悼式に臨み、さきの大戦において、かけがえのない命を失った数多くの人々と、その遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします。 終戦以来、既に70年、戦争による荒廃からの復興、発展に向け払われた、国民のたゆみない努力と平和の存続を切望する国民の意識に支えられ、わが国は今日の平和と繁栄を築いてきました。 戦後という、この長い期間における国民の尊いあゆみに思いをいたす時、感慨はまことに尽きることはありません ここに歴史を顧み、先の大戦に対する深い反省ともに、今後、戦争の惨禍が再び繰り返されぬことを切に願い、全国民と共に、戦陣に散り、戦禍に倒れた人々に対し、心からなる追悼の意を表し、世界の平和とわが国の一層の発展を祈ります。 【神風特別攻撃隊】 ■ 『世界が語る神風特攻隊』 終戦記念日に寄せて 「BBの覚醒記録(2015.8.15)」より / ■ 世界が語る神風特別攻撃隊―カミカゼはなぜ世界で尊敬されるのか (※mono.--以下動画書き起こし文は略。詳細はブログ記事で) / そしてその英霊をそしる日本人もどき。無論物事には、2つの視点があります。 しかし、日本ために命をかけてくださった人々を、「貧しい思考力」と貶めるこの人は日本人でしょうか。いえその前にまともな人間でしょうか。 特攻で亡くなられた方を「貧しい思考力しかないままに」と侮辱する池内さおりを絶対に許さないぞ。 pic.twitter.com/rAlPRbr2nk — 蘇我倉山田石川麻呂 (@kurayamadasoga) 2015, 8月 2 / アムステルダムの光芒【照らされた日本の誇り】 (※mono.--以下略。詳細はブログ記事で) ■ 総理は明日参拝すりゃいい 「二階堂ドットコム(2015.8.15)」より / そんなもんだ(笑) 戦後70年。敗戦後のGHQと日本共産党の関係や、洗脳番組「真相箱」に加担したNHKと朝日新聞、中国ソ連から工作資金提供を受けた日本の野党の実態が白日の下にhttps //t.co/txGybksjRe https //t.co/06khdFpJTz #終戦 #靖国 #集団的自衛権 — camomille (@camomillem) 2015, 8月 13 GHQと日本共産党の「密月」を象徴する出来事は、NHKラジオ『天皇制について』のゲストに徳田球一が招待された事でした。しかしそれも1949年に共産党が中国で政権をとり、朝鮮半島情勢が緊迫するまでの短期間だけだったのです《水間政憲 ひと目でわかる「GHQの日本人洗脳計画」の真実》 — camomille (@camomillem) 2015, 8月 8 辛坊「(学生運動)当時、社会党共産党は共産主義社会主義国から非合法な裏金を受け取っていると…」筆坂「戦後、社会党は間違いなく貰っていた。共産党も野坂参三が貰っていたが野坂は自分の懐に入れた」辛坊「遺族に訴えられない?」筆坂「大丈夫、不破さんが本に書いてる」 #そこまで言って委員会 — camomille (@camomillem) 2015, 7月 19 ■ 8月15日のバカバカしさ 「心に青雲(2014.8.16)」より / 毎日新聞は相も変わらず、安倍首相の挨拶に「不戦の誓い」もなく「加害責任」にも言及しなかったと、報じている。これを読むノータリンどもは、やっぱり安倍は右翼だと思い込むよう仕掛けているのだから、8月15日を悪用してタチが悪い。 安倍も中途半端であって、先祖が戦ってくれたからアジアは植民地から解放された、と述べろ。 むろん、大東亜戦争は今日につながる事柄で、あれはなんだったかは考えていかなければいけないけれど、ほとんどの国民は政府やマスゴミに洗脳されて、平和こそすべてに勝る価値だと思っている。 また日本は戦争をした悪い国だと思いこまされている。 私がどうしても8月15日の催しに納得できないのは、端的にはあれもユダヤの謀略だと思うからだ。その訳をみなさんにわかってもらうのは、大変むずかしい。 戦争は嫌だ、人殺しも嫌だ、平和を祈りましょう…、これは正しいことを言っているようでも、即自である。 即時とは、何度も本ブログで書いてきたが、ヘーゲル哲学の用語である。要するに赤ん坊だということだ。自分が自分であることがわからない状態。自分と他人との区別がつかないレベルをいう。 赤ん坊は自分が泣いていることすらわからない。そのものがそのままあることを即自という概念で言うのだ。 それに対して、対自とは相手と自分の区別がつくようになったレベルをいう。幼児レベルが即自、三歳くらいから対自的に目覚めていく。さらに、「即自対自」とは、両者、対立物を統一して、「それを踏まえて自分はこうしなければいけない」という場合である。 即自はアンジッヒan sich 、対自はフュール・ジッヒfür sich、即自対自はアン‐ウント‐フュール‐ジッヒan und für sich である。 これだけ申せば、わかる人はわかるだろうが、毎年の終戦記念日騒動は即自レベルで延々と続けられている。 周辺国がどういう相手なのかを考えもしないで、歴史を考えもしないで、きっと話せばわかってくれる、平和を愛しているはずと、心底思い込んでいる。赤ん坊と同じである。 要するに他国、他民族(ユダヤ)は、日本人を即自のままにしておきたいのである。だから公費を使わせて終戦記念日やら広島・長崎の祈念式典をやらかし、毎年「悲しみを新たに」させ、「不戦の誓い」を国民に刷りこみ続ける。 これ奴隷状態と呼ぶのだ。 したがって、ユダヤやアメリカにとっては「慰安婦」だろうが「南京虐殺」だろうが、事実があろうがなかろうが、どうでもいい。延々と日本国内でスッタモンダをさせ、中韓が抗議し続けていれば済むことなのだ。 (※ 前後略、詳細はブログ記事で) ■ マコトを思う 8月15日の意味「終戦の詔勅 (玉音放送)」 「オノコロ こころ定めて(2014.8.15)」より / 8月15日は、「終戦の日」と呼ばれている。 しかし、国際法上の「終戦の日」とは、 わが国が、連合国諸国とサンフランシスコ平和条約を締結し、 それが発効した、 昭和27年(1952年)4月28日 である。 8月15日は、「休戦の日」であるにすぎない。 わが国は、この日、銃をおいたが、 相手方は、この日以降も、様々な戦闘行為を継続し、 それが昭和27年(1952年)4月28日に終わったのである。 様々な戦闘行為には、いわゆる「占領政策」も含まれている。 このことは、今日はふれない。 今日は、日本国民に対し、 天皇陛下より、玉音放送を賜った日である。 (※ 以下略、詳細はブログ記事で) 【神風特別攻撃隊】 ■ 終戦記念日に思う 「唖蝉坊の日記(2014.8.15)」より / ◇今日は何人かの閣僚が靖国神社に参拝していましたが、安倍首相は米中韓に配慮して真榊を奉納して参拝はしなかったようです。靖国が国際政治の道具にされ海外から攻撃されているのは実に悲しいことです。家族や同朋、そして日本の国体を守るために命を賭して散華して行った何万何百万もの英霊たちのことを思うと、胸がつぶれます。 特攻隊の生き残り、鶴田浩二さんが特攻隊員の遺書を朗読して、堪らずに落涙しています。 ■ 神風特別攻撃隊大和隊 海軍少尉 植村真久遺書朗読 この若者たちは、どんな思いで死地へ向かったのでしょうか・・・・ ■ 特攻隊の手紙【キミガタメver】 ◇金美齢さんが至極真っ当な事を云っています。 ■ 恩知らずな日本人は日本人になる資格はありません! ◇GHQのウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムで洗脳された戦後の日本人は、体を張って護国の神となることを覚悟した当時の青少年の鬼気迫る気持などまるで理解出来ないのです。しかし最近の中韓の執拗で常軌を逸した靖国批判に反発する人々が増え、特に若い世代に多少なりとも愛国心の萌芽がみられるように思います。アカヒが従軍慰安婦がでっち上げであったことを認めたことも、同社の社内で分裂が起きている証拠です。売国新聞が白旗をあげたことで、少しはまともな国になっていくといいのですが・・・ (※ 全文掲載させていただきました。) ■ 「危険な台頭」が迫る日本の覚悟:田久保忠衛 「頂門の一針3396号 2014・8・15(金)敗戦記念日」より / 日本人には国家観がなくなったと少なからぬ人々が嘆くが、結局、国民 が国際情勢の緊張をどれだけ体感しているかに尽きるのだと思う。 旧制中学校1年生の昭和20年8月15日に昭和天皇の終戦詔書放送を謹聴し てから69年を迎える今、日本周辺の国際環境は戦後最大の変化に 直面し ているにもかかわらず、日本の大勢はそれに対応する速度が遅すぎる。 国際秩序は、米ソ冷戦体制から米国だけが抜きん出た米一極体制を経 て、中国の台頭と米指導力の衰退の時代へと急速に移行している。 (※ 中略、詳細はサイト記事で) / 欧米のマスメディアは、中国が米欧主導による国際金融システムに挑戦 を始めたとしきりに報道している。ブラジル、ロシア、インド、中国、南 アフリカの新興5カ国(BRICS)が、途上国のインフラ整備を支援す る目的で上海に本部を置く新開発銀行の設立を決めた。 アジア開発銀行と は別に、アジアインフラ投資銀行の創設も中国は提唱 している。が、経済 が政治に利用されてしまうのではないか、との警戒 はBRICSの中にも ある。 指導部は気付いていると思うが、中国は「危険な台頭」の結果、四面楚 歌(そか)を招きつつある。北京に媚態(びたい)を示しているのは、反 日の一心に凝り固まった韓国の朴槿恵大統領と、大陸との統一を秘めてい るとしか考えられない台湾の馬英九総統ぐらいではないか。 対照的に安倍 首相に異を唱える国はどこか。オーストラリアやインドの 新政権は積極的 な安倍支持である。同盟国、米国の足らざるところを日 本が補うという国 際環境が自然に生まれている。 「時運ノ趨ク所堪ヘ難キヲ堪ヘ忍ヒ難キヲ忍ヒ以テ万世ノ為ニ太平ヲ開 カムト欲ス」との玉音放送は、昨日のことのように耳に残っている。陽明 学者の安岡正篤氏が書いた「義命ノ存スル所」は「時運ノ趨ク所」に書き 改められたという(茶園義男著『密室の終戦詔勅』)。 是非はともかく、 「時運」は日本に巡ってきているのかもしれない。 (たくぼ ただえ)杏林大学名誉教授 産経 [正論]2014.8.14 ■ 69回目の「終戦の日」どんな日なのか /早稲田塾講師 坂東太郎のよくわかる時事用語 「THE PAGE(2014.8.15)」より (※ あちこち略、詳細はサイト記事で) / 日本では8月15日が「終戦の日」と広く認識されています。政府などの機関が正式にこの日を「終戦の日」「終戦記念日」と決めている訳ではありません。あえていえば1982年の「戦没者を追悼し平和を祈念する日とする」という閣議決定でしょうか。 歴史上の1945年8月15日とは「ポツダム宣言の受諾を昭和天皇が録音でラジオを通して国民に知らせた日」です。終戦の詔書とも呼ばれ、当時の主権者である昭和天皇が肉声で「朕」(天皇)を主語にアメリカ、イギリス、中華民国、ソ連に対して宣言を受諾すると通告したと明言しました。世にいう「玉音放送」です。 / ●本当の終戦の日は9月2日? 勝った側に属するアメリカ、イギリス、ロシア(ソ連の後継)は9月2日を戦勝記念日ないしは戦争終結記念日にしています。この日は日本側と連合国側でポツダム宣言の履行を含む降伏文書が署名され休戦(戦闘停止)が確認されました。 / 降伏文書は「休戦」に止まっており、国際法上の終戦は1951年のサンフランシスコ講和条約を待たねばなりません。この条約で日本は多くの連合国から戦争状態の終了と独立(主権回復)を認められました。条約は翌1952年4月に発効(効力を持つ)します。 ただいくつかの「忘れ物」が残りました。会議に参加して調印を拒否したソ連と、招かれなかった中華民国および1949年に建国した中華人民共和国です。ソ連とは1956年の日ソ共同宣言で国交を回復し戦争状態が終わりました。困ったのは「2つの中国」で、連合国側もどちらを承認するか意見が割れていたのです。 (※ 後略。) 【渡辺恒雄】 ■ 終戦の日 ~ マスメディアの「反靖國翼賛体制」を批判する 「私的憂国の書(2014.8.15)」より (※ 太字はmonosepia。詳細はブログ記事で) / 私は「終戦記念日」という呼称が大嫌いだ。それは、「戦争から解放された。よかった、よかった」という、戦後民主主義の精神を丸出しにしたような呼称で、そこには戦場で斃れた私たちの先輩に対する敬意や感謝が微塵も感じられない。今日8月15日は、正しくは、今から32年前に閣議決定された「戦没者を追悼し平和を祈念する日」であり、能天気に「記念」する日などではあり得ない。 ただただ、戦没者を追悼する日のはずが、8月15日という日は、マスメディアとサヨクの喧騒によって祈りが妨げられる、非常にかまびすしい日になっている。一度靖國神社に参った人なら分かると思うが、参道で正午を迎えたときの静寂は、神秘性さえ漂わせる。それは間違いなく、自分が日本人だと認識することができる瞬間だ。堕落した日常を送る自分が、ほんの少しだけ英霊と近づくことができると感じる瞬間 ―― 歴史は繋がっていると感ずる瞬間なのだ。大多数のメディアは、それを邪魔する存在でしかない。 (※ 中略) / 靖國神社にはA級戦犯が合祀されており、これらの先般は国のために命を落としたのではなく、裁判で死刑に処せられたものである。したがって、日本人がもし道徳的判断を失うならば、危険なこととなろう。(中略)日本の首相の靖國神社参拝は、私が絶対に我慢できないことである。 今後誰が首相になるかを問わず、いずれも靖國神社に参拝しないことを約束しなければならず、これは最も重要な原則である。安倍氏は参議院選挙の後に引き続き首相でありつづけるが、私も彼に絶対に靖國神社に行ってはならないと進言しなければならない。もしその他の人が首相になるなら、私もその人が靖國神社を参拝しないと約束するよう求めなければならない。さもなければ、私は発行部数戦数百万部の「読売新聞」の力でそれを倒す。 これは朝日新聞から発せられた言葉ではない。株式会社読売新聞グループ本社代表取締役会長兼主筆の、渡邉恒雄の言葉だ。発言は2007年8月、終戦の日を目の前にした8月10日、支那の北京時報のインタビューにおけるもので、第一次安倍政権の末期と重なる。 何たる傲慢か。「私は発行部数戦数百万部の「読売新聞」の力でそれを倒す」という言葉は、「安倍の葬式はうちで出す」という朝日新聞の傲慢極まりない言葉と、全く同質なのだ。彼等にとって、民意など関係ない。普段は「これが民意だ!」と言わんばかりに世論調査の数字を垂れ流すが、彼等にペンを取らせるのは民意ではなく、社是なのだ。ナベツネの発言は、第四の権力を笠に着た恫喝であり、脅迫であり、ペンの暴力だ。ちなみにこのナベツネ、自他共に認める元共産党員である。 A級戦犯とはなんなのか。我が国は、昭和28年の国会で、「東京裁判で戦犯として処刑された人々は法務死であって戦死者とみなす」と決議している。しかもそれは、社会党が提起し、共産党を含む全会一致の決議である。中西輝政氏は、「靖国神社と日本人の精神」のなかで、こう書いている。 1952年4月に占領が終わると、東京裁判はじめ各地の戦争裁判の結果、「戦犯」として服役している人たちの早期釈放を求める国民運動が起きた。日弁連の「戦犯の赦免勧告に関する意見書」が政府に提出されたことなどをきっかけにして4千万人もの署名が集まり、政府は10月までに全戦犯の赦免・減刑勧告を旧連合国に対し行った。 圧倒的に多くの日本人は東京裁判の判決にはとらわれず、「ご苦労様でした」と監獄から戻ってくる日本人を迎えたのである。 これが日本人の姿だ。 それではいわゆるA級戦犯に対する諸外国の反応はどうだったのか。重光葵は国連全権として、加盟76か国の全会一致で日本の国連加盟を成し遂げた人物である。A級戦犯であった重光は、国連総会における加盟受諾演説で、「日本は東西の架け橋になる」と表明し、出席していた加盟国の代表団から万雷の拍手で受け入れられた。そして彼が亡くなった時、インドネシア代表が黙祷を提案し、国連総会は彼のために黙祷し、弔意を表した。これが、ナベツネが罪人と嫌う戦犯の姿だ。 (※ 後略) ■ 終戦の日」の意義を探る 「陽光堂主人の読書日記(2013.8.15)」より / 本日は「終戦の日」で、68年前のこの日、玉音放送が流れました。昭和天皇の終戦の詔勅が読み上げられたわけですが、これ以外、目立った動きはありませんでした。 この時点ではまだ、帝国陸海軍に対して全面的な停止命令は出されていません。15日を特別視するのは、天皇の思し召しを印象付けるための作為で、法的実質的な意味はありません。天皇の動静を日本の歴史そのものと観る皇国史観が前提となっています。 1945年8月15日前後の政府の動きを簡単に記すと、次の通りです。 8月14日 御前会議で昭和天皇の聖断によりポツダム宣言受諾が決定され、終戦の詔勅が発せられ、連合国に対しポツダム宣言の受諾を通告した。 8月15日 玉音放送により、国民及び陸海軍にポツダム宣言の受諾と軍の降伏の決定が伝えられた。大本営は日本軍に対して「別に命令するまで各々の現任務を続行すべし」と命令。 8月16日 自衛の為の戦闘行動以外の戦闘行動を停止するように命令。 8月19日 第一総軍、第二総軍、航空総軍に対して、8月22日零時以降、全面的に戦闘行動を停止するように命令。 8月22日 支那派遣軍を除く外地軍に対しては、8月25日零時以降に全面的な戦闘行動停止を命令。 9月2日 昭和天皇は「誓約履行の詔書」を発し、日本政府全権の重光葵と大本営全権の梅津美治郎が、降伏文書に調印し、即日発効。 全戦闘行為が禁じられたのは8月25日以降で、玉音放送が流れた15日から10日も後の話です。実際にはこの後も戦闘行為が行われており、ソ連軍による北方領土上陸は、8月28日から9月5日の間になされました。現地の守備隊は果敢に戦い、敵に大打撃を与えています。 このように8月15日の段階ではまだ戦闘行為が続いており、「終戦」なんて状況ではありませんでした。(国民は茫然自失の有り様でしたが…) (※ 以下略) ★ 韓国議員ら、靖国での声明発表断念、500メートル先の路上で抗議 「msn産経ニュース(2013.8.15)」より / 靖国神社前で「安倍晋三政権の右傾化」を非難する声明を発表するため来日した韓国の左派系野党、民主党の国会議員ら4人が15日、靖国神社に向かおうとしたが、警察に押しとどめられ声明発表を断念した。 +続き 同党の李鍾杰(イ・ジョンゴル)氏らは同日午前8時に声明読み上げを計画。機動隊が隊列を組んだ神社周辺では、取材に訪れた韓国の報道陣に対し日本の民族系団体関係者が「帰れ!」と怒号を浴びせ、一部が機動隊ともみ合うなど、騒然となった。 李氏らはタクシーで靖国神社に向かったが、約500メートル離れた路上で「危害が及ぶ恐れがある」と警察に制止された。一部議員はその場で安倍政権を非難する横断幕を広げ「軍国主義を復活させようという安倍首相の愚かさに強く警告する」と抗議し、警察に説得された末、引き返した。 李氏は産経新聞の取材に「(声明の発表を)首相官邸前でしようとも考えたが、休暇中と聞いた。(靖国に)参拝する閣僚らに声明文を渡すつもりだった」と説明。断念したものの、警察の警備が「過剰だ」と不満も漏らした。 李氏らの行動について韓国でも「韓国国内向けのアピールにすぎない」との指摘がある。 ーーーーーーーーーー ★ 終戦記念日 3閣僚が靖国参拝 「毎日jp(2013.8.15)」より / 第2次安倍内閣発足後、初めての終戦記念日となった15日、安倍晋三首相は東京・九段北の靖国神社への参拝を見送り、代理人を通じ自民党総裁として私費で玉串料を奉納した。また、新藤義孝総務相と古屋圭司国家公安委員長、稲田朋美行政改革担当相の3閣僚が靖国神社を参拝した。このほか、秋葉賢也副厚生労働相、梶山弘志副国土交通相や政務官3人も参拝した。 一方、首相は同日、東京都千代田区の日本武道館であった政府主催の全国戦没者追悼式の式辞で、アジア諸国の戦争犠牲者に対する加害責任に直接、言及しなかった。首相周辺は「外したという意図はないが、追悼式は国のために命をささげた人の慰霊が目的だ」と解説した。【飼手勇介、村尾哲】 ■ 東京時代の射程(4) - 終戦記念日に寄せて坂口安吾の「堕落論」に就いて 「東京kittyアンテナ(2013.8.15)」より / 「UN-GO」という坂口安吾の作品に範を採った 推理アニメを見ていたら、 彼の「堕落論」に就いて 言及されていた(@w荒 今日は終戦記念日ということもあり、 戦後の精神状況に就いて述べた 彼の「堕落論」を語ってみよう(@w荒 参考1 +続き 坂口安吾の「堕落論」では 敗戦による秩序の崩壊からの「堕落」を通じて 日本人は「本当の姿」を取り戻すが、 「正しく」堕落しきった時に 新しい自らの秩序と道徳を取り戻すと 述べられている(@w荒 キッシンジャーも述べているが、 一旦滅びた秩序と道徳が再び蘇るには、 民の間に十分な無秩序と不道徳の経験が必要なのだ。 それを通じて、 それに飽き、 それに恐怖して 人々は再び秩序と道徳を渇望する様になる(@w荒 自らサイコロの様に世界に投げ出された 不安を解消するため、 答えの無い問いを求め、 元来はのっぺらぼうである世界を 人間の恣意的な概念に過ぎない言葉によって 分節化せざるを得ないのが 人の形而上学的宿命である。 安吾よ、その時は遂に来たのだ(@w荒 米国の世界覇権により守られた 揺り籠の様な平和主義は、 米国の凋落と中国の冒険主義的拡張政策によって その刻を終わろうとしている。 戦後導入された南蛮的な思想は 表層的影響に止まり、 結局日本人の精神の根底を 何一つ変えなかった(@w荒 そう、安吾の言う通り日本人は 正しく「堕落」した。 南蛮的な自我とは異なる伝統的な精神を 再発見したわけだ。 そして新たに訪れた米国の凋落という危機。 人々は新しい秩序と道徳を渇望し始めている(@w荒 それは毛唐的な自由主義でも、 戦前の武士道その儘の導入でも無い。 仏教哲学で謂うところの末那(マナ)識、 即ち「小我」 にしか過ぎない近代的自我と 「人格の尊厳」は いずれ無意味なものとなる(@w荒 量子計算機を用いて幾らでも 複製できる南蛮的な「人格」に どの様な「尊厳」が あるのだろう(@w荒 そして毛唐的「人格の尊厳」に 基づく自由主義がどの様な価値を 保つことが出来るというのであろう(@w荒 見えているのはiPS細胞技術の発達により 死にたくとも永久に死ねない、 生死に限定付けられた 「人間」の終わりと星への道だ(@w荒 ヒトという種の歴史が何によって動かされて来たか、 どの様な目的の実験が行われて来たか、 それは此処では語るまい。 だが第三次世界大戦が終われば人間はいなくなる。 永久に死なない新しい存在が生まれるのだ。 「死」が無くなる以上、 論理的に謂えば そこに「死ぬことと見つけたり」という 「葉隠」的な武士道が その儘の形で呼吸できる場所は無い(@w荒 ■ オリバー・ストーン監督が終戦記念日を前に語る 2013/08/12(月)主催:日本外国特派員協会。 「とらちゃんが集めました♪(2013.8.12)」より / (※ 動画が掲載されてます。詳細はブログ記事で) .
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小説フレームアームズ・ガール 後日談「終戦協定式」 1.真の終戦に向けて 季節はすっかり冬になり、肌寒い日々が続くようになった、ある日の夕方・・・グランザム帝国の城下町には明日行われる一大イベントに備え、世界中から多数の記者や政府関係者たちが大挙して訪れていた。 ルクセリオ公国とグランザム帝国の、終戦協定式。 これまでジークハルトとシルフィアのスケジュールの都合や、戦争終結後の復興作業で忙しかった事などもあって、ずっと先延ばしになってしまっていたのだが・・・それでも終戦から2か月経って、ようやくこの日を迎えられる運びとなったのだ。 二人の口約束で一応は事実上の終戦状態になってはいたのだが、これでやっと本当の意味で戦争を終わらせる事が出来るのだ。 城下町全体でもあちこちで催し物が開かれ、街中にイルミネーションや屋台も沢山設置されるなど、すっかりお祭り騒ぎになってしまっている。 だがその騒ぎに乗じてスリや痴漢、恐喝、留守の家を狙っての窃盗などの犯罪を働く不届き者たちも相次いで現れており、帝国軍の兵士たちに何人も逮捕される事案が立て続けに発生。 またルクセリオ公国との終戦に未だ納得が行かないと主張する者たちと、ルクセリオ公国との和平こそが真の平和への道だと主張する者たちが、互いにプラカードを手に小競り合いを起こす事態も発生。彼らの仲裁にも帝国軍が駆り出される事態になってしまった。 人々の安全と平和を守る為、お祭り騒ぎの中を治安維持に奔走する帝国軍・・・その騒ぎの中、コーネリア共和国軍の輸送艦フェニックスが空港の管制官からの誘導を受け、着陸。 現れたエミリアと、弁護士として終戦協定式の見届け人を務める事になったフュリー、この2人の護衛を務めるシオン、スティレット、マテリアの5人を、リアナらゼルフィカール部隊の少女3人の護衛を伴ったシルフィアが温かく出迎えた。 「エミリア殿、それにアルザード大尉たちも・・・遠路はるばる、我が帝国にようこそおいで下さいました。」 「元気そうで何よりです、シルフィア。」 穏やかな笑顔で互いに握手をするエミリアとシルフィア。その様子をスティレットが複雑な表情で見つめていた。 かつてスティレットは帝国軍の少尉として、この国を守る為に・・・ルクセリオ公国との戦争に勝つ為に、死力を尽くしてシオンたちと戦ってきたのだ。だが今はこうしてシオンと共にエミリアに保護され、コーネリア共和国軍中尉という立場にいる。 前皇帝ヴィクターの身勝手な理由によって自らの大切な者たちを全て奪われ、その後の人生も台無しにされ、挙句の果てに記憶消去や洗脳という非人道的行為までされたスティレット・・・その帝国の地に再び降り立った彼女の今の心境は、如何な物なのだろうか。 スティレットの心情を察したエミリアは、当初は護衛任務にスティレットを外すつもりだったのだが、意外にもスティレットの方から自ら護衛任務への参加を申し出たのだ。 ルクセリオ公国とグランザム帝国の終戦協定式を・・・本当の意味で戦争が終わる、その瞬間を・・・この目でしっかりと見届けたいからと。 「カリンの姿が見えませんが、彼女はどうしたのですか?」 「今は城下町の治安維持をお願いしています。街中で色々と騒動が起きていますから。」 「そうですか・・・テレビのニュース番組で騒動になっていましたね。彼女の民事裁判でヴァイフルからの賠償が認められたと。」 「ええ、これでカリンもようやく一安心でしょう。」 そのカリンを見事勝訴へと導いたフュリーは、カリンが今この場にいない事を少し残念がっているようなのだが・・・まぁ明日の終戦協定式になれば嫌でも会う事になるだろう。 その後、こんな所で立ち話も何ですからと、シルフィアに滞在先となる城まで案内されたエミリアたちは、夕食の為に城の食堂に訪れたのだが・・・そこで先に夕食を食べていたジークハルトと、彼の護衛を務めるアルフレッドたちと出くわしたのだった。 「あ、陛下。それにアルフレッド大尉も・・・。」 「久しぶりだなシオン。先に頂いているぞ。」 「ええ、それは別に構わないのですが。」 「何をそんなに呆けた顔をしておる。お前たちもそこに座らんか。」 「はい、では失礼します。」 ジークハルトに促されて向かい側の席に座ったシオンたちに、メイド姿の少女たちが料理を提供する。 かつてハーケン隊やアルフレッド隊の隊員として、そして中尉に昇進した後はシオン隊の隊長として、ジークハルトの下で働いてきたシオン。 スティレットを守る為とは言え、結果的にそのジークハルトを裏切ってしまったシオンの今の心境は、一体どんな物なのだろうか。しかもシオンはジークハルトと一度戦場で死闘を繰り広げてさえいるのだ。 「お久しぶりですね、ジークハルト。」 そんなシオンの心情を察したのか、エミリアが場の空気を盛り上げようとジークハルトに穏やかに話しかける。 「シオンの奴が貴様に迷惑をかけてはいないだろうな?」 「いえ、逆に彼には色々と助けられていますよ。」 「そうか、こいつは優秀だがヘタレだからな。何か貴様の下でやらかしてはいないかと心配してはいたのだが。」 「ふふふっ、それも含めてシオンという人物なのですよ。」 ヘタレなのを否定しないエミリアに、少し悲しくなってしまったシオンなのであった。 それから夕食を食べながら、シオンたちは穏やかに近況を語り合った。 戦争終結後も相変わらず今は亡きシュナイダーのように、コーネリア共和国の魔法化学技術を何とかして奪おうと躍起になっている国々が、未だに存在している事。 それでナナミの故郷でもあるジャパネス王国から一度本当に戦争を起こされたものの、シオンたちの活躍で圧勝し、あっという間に終戦、降伏させた事。 そして・・・スティレットとマテリア、ナナミが、シオンの子供を身ごもった事。 3人共検査の結果、女の子が産まれる事が既に判明しており、スティレットに至ってはお腹の中の自らの娘に、早くもスティシアという名前を付けたのだった。 ルクセリオ公国もルクセリオ公国で、今回のグランザム帝国との終戦に納得が行かない人々が一斉蜂起してクーデターを起こすなど、色々と大変な目に遭っているようだ。 友人、家族、恋人・・・大切な者を戦争で失った人々の心の傷は深い。 それ故に一度は帝国を徹底的に壊滅させると宣言しておきながら、結局はシルフィアの命懸けの説得に応じ、終戦という選択をしたジークハルトに対して、不満を示す者たちがいても不思議ではないのだ。 クーデターに関してはアルフレッドたちの活躍によって無事に鎮圧されたものの、戦争によって引き起こされた怒りと憎しみの連鎖というのは、やはりそう簡単には収まらない物なのだ。 だからこそ今回の終戦協定式を無事に終わらせて、ルクセリオ公国とグランザム帝国の戦争はもう終わったのだと、これ以上の争いは愚かな事だと、世界中の人々に示さなければならないのだ。 そしてエミリアは中立国としての見届け人として、世界中の人々にそれを伝えなければならないのだ。 ルクセリオ公国でクーデターが起きたように、今回の終戦協定式を妨害しようと考える者たちが現れてもおかしくはない。シオンたちはそれを全力で阻止しなければならないのだ。 本当の意味で、今回の戦争を終結へと導く為に。 「さて、明日の朝は早い。我々は先に休ませて貰うが・・・。」 食事を終えて立ち上がったジークハルトが、護衛を務めるアルフレッドたちを伴って自室へと戻っていく。 話し込んでいる内にいつの間にか、時計の針が午後8時を回っていた。 「・・・貴様らも薄々感付いてはいるようだが、今回の終戦協定式の実施を快く思わない者たちが、何やら良からぬ事を企てているようだ。」 「ええ、それを阻止する為に、私たちはここに来たのですよ。ジークハルト。」 「窮鼠、猫を噛むという言葉がある。本当に追い詰められたネズミは何をしでかすか分からん。精々用心しておく事だな。」 それだけ告げて、ジークハルトたちは食堂を後にしたのだった。 確かにジークハルトの言う通りだ。この食堂に足を運ぶ最中にもエミリアたちは、周囲からの『敵意』『殺意』を敏感に感じ取っていたのだ。 シオンたちの存在が抑止力になっているからなのか、警備が厳重だったからなのか、実際にエミリアやジークハルト、シルフィアを襲おうとする者たちは現れなかったものの・・・それでも明日の終戦協定式の最中に何があるか分からない。 「明日の終戦協定式・・・ただでは終わりそうにないですね。」 「大切な存在を理不尽な形で失った苦しみ、そして怒りや憎しみは、そう簡単に消える物では無いのです。それは貴方が一番よく身に染みて分かっているはずでしょう?シオン。」 「・・・ええ、そうですね。」 「それでも私たちは成し遂げなければならないのですよ。本当の意味で10年戦争を終わらせる為にも・・・私たちもそろそろ休みましょうか。」 立ち上がったエミリアの後姿を、シオンは複雑な表情で見据えていたのだった。 2.終戦協定式 そして清々しい晴天の青空の下、翌日の午前11時・・・城の大広間において遂に終戦協定式が開始された。 帝国軍による厳重な警備が敷かれる最中、今回の終戦協定式の実施に異を唱える多数の者たちが、城の外でプラカードを手に決死の抗議活動を行う。 「愚帝シルフィアは直ちに皇帝を辞職しろ!!」 「我らグランザム帝国は、ルクセリオ公国との戦争を継続するべきだ!!」 「奴らを滅ぼさない限り、奴らに殺された我らの同胞は、決して浮かばれないのだ!!」 そんな怒鳴り声が一斉に会場に届けられる騒々しい光景を、世界中から集まった多数の記者たちが一斉にカメラを向け、テレビやネットの生放送で公開する。 中には武器を手に会場に乱入しようとした者たちも何人かいたのだが、全員がリアナらゼルフィカール部隊の少女たちに、抵抗する暇さえも与えられないまま一瞬で拘束されてしまっていた。 どれだけ足掻こうが何の戦闘訓練も受けていない素人如きが、鍛え抜かれた正規の軍人である、まして最新鋭のフレームアームであるゼルフィカールを纏った彼女たちに敵うはずが無いのだ。 その物々しい騒動の最中、エミリアの司会によって、終戦協定式は粛々と進行していく。 シオンもスティレットもマテリアも有事の際にすぐに対処出来るように、それぞれヴァルファーレ、イクシオン、スティレット・リペアーを身に纏い、エミリアの傍で警戒を決して怠らない。 今の所は城の外でリアナたちが頑張ってくれているからなのか、会場に乱入しようとする不届き者は現れてはいないが、それでも用心に越した事は無い。 ジークハルトが昨日言っていたように、追い詰められたネズミは何をしでかすか分からないのだ。 フレズヴェルクを身に纏ったカリンもシルフィアの傍に寄り添いながら、有事の際にすぐに彼女を守れるように周辺を警戒している。 そのカリンと一瞬目が合ったシオンだったのだが・・・何故かカリンが顔を赤らめながら、とても恥ずかしそうにそっぽを向いてしまったのだった。 「・・・?」 僕、彼女に何かしたのかな・・・?何が何だか意味が分からないシオンを尻目に、終戦協定式は滞りなく進行していく。 そして式はクライマックスを迎え・・・中立国の弁護士としてフュリーに見届けられながら、ジークハルトとシルフィアが用意された協定書にサインをした。 協定書の内容は、至ってシンプル。 『今後、もう二度と互いに対して侵略行為を行わない事に同意する』 ただそれだけだ。 戦争に勝利したルクセリオ公国側が、敗戦国であるグランザム帝国に対して何らかの支配を行うとか、そういう事は一切記載されていなかった。 これもジークハルトが、シルフィアの人柄を信じているからなのだが。 もし今のグランザム帝国の皇帝がヴィクターやシュナイダーのような『愚物』のままだったのなら、この協定書に記載された内容は、もっと過激で複雑な代物になっていたに違いない。 「コーネリア共和国弁護士協会所属弁護士、フュリー・ベルクスです。ジークハルト陛下とシルフィア皇女殿下、両者の合意の下で協定書にサインがなされた事を、中立国の弁護士として今この場で確認をさせて頂きました。」 シルフィアに協定書を手渡されたフュリーが、両者の直筆でサインがなされた協定書を大勢の人々に見せつける。 穏やかな笑顔を見せるフュリーに多数の記者たちが、一斉にカメラのフラッシュを浴びせたのだった。 「今この時をもって、両国の終戦が正式に成立した事を表明致します。」 フュリーの宣言と同時にジークハルトとシルフィアが、穏やかな笑顔で握手を交わす。 それを見届けた城の大広間に集まった大勢の人々から、一斉に拍手と歓声が沸き起こった。 それに不満の態度を示す者たちがプラカードを手に必死に大広間に乱入しようとするものの、帝国軍の厳重な警備によって防がれてしまう。 「総員傾注!!此度の戦で犠牲となった全ての者たちに対し、敬礼せよ!!」 ジークハルトの呼びかけと同時に、その場にいた者たちが一斉に敬礼をした。 シオンも、スティレットも、マテリアも、カリンも・・・周辺の警戒を決して怠らないまま、今回の戦争で死んでいった多くの同胞たち、そして大切な人たちの事を思い浮かべながら、敬礼。 (アルテナ、セリス。僕は死んでしまった君たちの分まで、これからも前を向いて生きていくよ。) (パパ・・・ママ・・・アスナちゃん・・・アスカちゃん・・・それに村の皆も見てる?やっと戦争が終わったんだよ・・・?) シオンとスティレットは互いに寄り添いながら、死んでしまった大切な人たちの事を思い浮かべたのだった。 「私たちは今回の10年戦争で、本当に数多くの犠牲を出してしまいました。中にはそこにいるアルザード大尉やリーズヴェルト中尉のように、大切な存在を失ってしまった方も大勢いらっしゃる事でしょう。城の外で今も抗議活動を行っていらっしゃる皆さんも、それ故に今回の終戦に納得がいかないと・・・そう仰っているのでしょうね。」 ジークハルトの傍でシルフィアが、カリンに守られながらマイクを片手に演説をする。 シルフィアの言葉に抗議活動を行っている者たちが一斉に怒声を浴びせ、必死に大広間に乱入しようとするのだが、抵抗空しく次々とリアナたちに拘束されてしまう。 そんな彼らの怒りをその身に受け止めながら、それでも尚シルフィアは高々と宣言した。 「しかしそれでも生き残った私たちは死んでいった方々の分まで、前を向いて生きていかなければならないのです。」 シルフィアとて、この戦争で肉親を全て失ってしまったのだ。抗議活動を行う彼らの気持ちは、痛い程身に染みて理解出来ていた。 だがそれでもシルフィアは断言する。これ以上のルクセリオ公国との戦争は無意味なのだと。 失ってしまった物は、もう二度と戻っては来ない。だからこそ怒りと憎しみの連鎖をどこかで断ち切らなければならないのだ。 「今日はジークハルト殿やエミリア殿も同意の下、無事に終戦協定式を迎えられた今日この時を祝し、また死んでいった方々に快く天へと還って頂く意味も込めて、送別会と題して宴の用意をさせて頂きました。」 シルフィアの言葉と同時に、城のメイドたちが次々と料理をテーブルの上に乗せたのだった。 時計の針は午前11時半を回ろうとしていた。とても香ばしい香りが会場を包み込み、人々の食欲を刺激する。 「ここから先は無礼講です。どうぞ皆さん、思う存分楽しんで行って下さいね。」 穏やかな笑顔でそう告げたシルフィアに、会場の者たちが一斉に拍手と歓声を浴びせたのだった。 3.従兄妹同士で水入らずで 和洋中様々なジャンルの料理がテーブルの上に次々と置かれ、会場にいる者たちがバイキング形式で次々と思い思いに皿の上に乗せ、談笑しながら料理を楽しんでいる。 ルクセリオ公国とグランザム帝国・・・両者の政府関係者が談笑し合う光景・・・シオンもスティレットも心の底から望んでいた光景なのだが、それでも城の外で抗議活動を行っている者たちは、相変わらずシルフィアに対して罵声を浴びせ続けていた。 そんな彼らを必死に食い止めている帝国兵、そしてリアナらゼルフィカール部隊の少女たち。 その様子が記者たちによってカメラに収められる最中、シオンたちも周囲を警戒しつつ料理を楽しんでいたのだが・・・。 「アルザード大尉。ちょっとよろしいですか?」 シルフィアが穏やかな笑顔で、シオンに話しかけてきたのだった。 彼女の傍らでカリンが、相変わらず顔を赤らめながら、シオンと顔を合わせられずにいる。 相変わらずのカリンの態度に、シオンも自分が彼女に何かしたのかと怪訝な態度を見せていたのだが。 「もう、カリンちゃんったら・・・もしかしてまだシオン君に話してなかったの?」 何が何だか全然意味が分からないというシオンの態度を見たフュリーが、全てを悟って思わず苦笑いしてしまったのだった。 「だ、だって・・・。」 「カリンちゃんの口から直接シオン君に話しなさいねって、あれ程言ったのに。」 「フュリー、君は一体何を訳の分からない事を言っているんだ?」 訳が分からないといった表情のシオンに、シルフィアも思わず苦笑いしてしまう。 「いいですよフュリーさん。私からアルザード大尉に話します。こんな事、カリンの口からはとてもじゃないですが言いにくいでしょうから。何しろ先の戦争でアルザード大尉と戦った間柄ですからね。」 「シルフィア、君も一体何を言って・・・。」 「実はアルザード大尉。貴方とカリンは・・・。」 シルフィアは、シオンに全てを説明した。 カリンがヴァイフルを相手に起こした民事裁判・・・フュリーがその手続きを進める為に、カリンの戸籍謄本を元に彼女の家系図を作っている最中に、偶然知ってしまった・・・シオンとカリンの重大な秘密を。 恐らくはシュナイダーもこの事実を知っていながら、カリンがシオンへの戦意を無くしてしまう事を危惧し、敢えて黙っていたのだろうが。 「・・・従兄妹!?僕とカリンが!?」 「ええ、正真正銘、貴方とカリンは同じ祖父を持つ、血の繋がった従兄妹同士なのですよ。先日の民事裁判の際に判明した事なのですが・・・。」 「そうだったのか・・・いや、僕もそんなの全然知らなかったよ。」 だからその事実を知ったカリンが、シオンとまともに目を合わせる事も出来なかったのだ。事情を知らされたシオンもようやく納得したのだった。 だがよりにもよって、先の10年戦争で死闘を繰り広げた彼女が、まさか自分の親族だったとは・・・運命というのは一体どこまで残酷だというのか。 シオンとカリンは互いに従兄妹同士だという事を知らないまま、互いに殺し合う羽目になってしまったのだ。 「で、本題に入らせて頂きますが・・・ちょっとリーズヴェルト中尉に大事な話があるので、少しの間だけ彼女をお借りしてもよろしいですか?」 「え?ステラに大事な話って・・・。」 「そうですね・・・折角ですからカリンと従兄妹同士で水入らずで、ゆっくりと話でもしてはどうですか?」 「「は!?」」 突然のシルフィアの提案に、シオンもカリンも唖然としてしまう。 「私の護衛はそれまでの間、リーズヴェルト中尉とアーカイブ少尉にお願いする事にしますね。」 「「ちょっと!?」」 「アルザード大尉。貴方とカリンは、かつては敵として戦った間柄ではありますが・・・それでもどうかカリンと仲良くしてあげて下さいね。貴方は彼女に残された、たった1人の肉親なのですから。」 それだけ告げてシルフィアは、エミリアたちを連れてどこかへと去っていってしまった。 2人だけで取り残されてしまったシオンとカリンは、突然の出来事に思わず黙り込んでしまう。 確かにシルフィアの言う通り、従兄妹同士で水入らずで話したい事も色々あるだろうが・・・突然2人だけで取り残されて、シオンもカリンも戸惑いを隠せずにいた。 だがシルフィアの言う通りだ。カリンにとってシオンは、ただ1人残された唯一の肉親なのだ。 父親のカシムとはあの日以来、完全に縁を切った。 祖父と祖母も、カリンが産まれる前に既に亡くなってしまったらしい。 そのカシムに嫌気が差して、自分を見捨てて新しい男を作って逃げ出した母親も、シルフィアが調査した結果、現在はチャイナ王国で暮らしているようなのだが・・・カリンは自分を捨てた母親に今更会いに行くつもりなど毛頭無かった。 そのチャイナ王国に戦争を仕掛けられるかもしれない、今の現状・・・これは果たして何の皮肉なのだろうか。 「そう言えばさ。この国がチャイナ王国から、戦争を仕掛けられるかもしれないっていう話になってるみたいだけど・・・。」 話題に困ったシオンが、取り敢えず今一番話題になっている事を話題にしたのだった。 「ええ、本当に困った物よね。しかもその動機が本当に下らないっていうか。」 「シルフィアに求婚を断られたから、それに腹が立って攻めてくるとかいう話になってるんだろう?そんな身勝手な理由で戦場に出されたんじゃ、チャイナ王国軍の兵士たちもたまった物じゃないだろうに。」 「完全に建民に舐められてるのよ。シルフィアがまだ年頃の女の子だからって。」 10年戦争が終わったばかりだというのに、そんな理由で再び戦争でも起こそう物なら、世界中から非難が殺到して重篤な国際問題にまで発展するのは、目に見えているというのに。 チャイナ王国の国王・呂建民は、そんな事すら理解していないようだ。 もしかしたらグランザム帝国軍に『勝てる』という、何か絶対的な秘策でもあるのかもしれないが。 「だけど、もし本当にチャイナ王国に戦争を起こされても・・・私たちが必ずシルフィアを、そしてこの国の人々を守るわ。それまでにレイファルクスの調整が間に合えばいいんだけどね。」 「レイファルクス?」 「昨日ロールアウトしたばかりの、私専用の新型フレームアームよ。貴方のヴァルファーレを元にして作ったんだけど・・・。」 「そうなのか。」 「私の要望でファンネルの搭載は見送ったけど、代わりにアーセナルアームズって言う新武装を搭載していてね。それとマナエネルギーとは違うけど、それに代わる疑似的な無限稼働システムを・・・。」 言いかけたカリンとシオンの下に、メイド姿の少女が赤紫色の飲み物を持参してきた。 「ご歓談中の所、失礼致します。よろしければお飲み物でもどうですか?赤ワインとぶとうジュースがありますが・・・。」 「じゃあ僕はワインで。カリン、君は・・・。」 「私はぶどうジュースでいいわ。お酒は嫌いだもの。」 少女にグラスを渡されたカリンは、何とも複雑な表情を見せる。 グランザム帝国ではルクセリオ公国同様、18歳になった時点で飲酒が法的に認められているのだが・・・それでもカリンは酒自体が嫌いなのだ。 まあアルコールハラスメントになってしまうから、シオンもカリンに無理に飲ませるつもりは毛頭無いのだが。 カリンが酒を嫌う理由は、他でもない父親のカシムにある。 あんな酒浸りの、ろくでもない男のようにだけは、なりたくないと・・・そうカリンは思っているから。 「じゃあ取り敢えず・・・終戦協定式を無事に終えられた事を祝して。」 「ええ、乾杯。」 シオンと乾杯し、グラスの中の赤紫色の液体を、ぐいっと口の中に流し込むカリン。 シオンも同様に、少女から受け取った赤ワインを飲み込んだ・・・次の瞬間。 「・・・何だこれ!?甘っ!?」 想定外の甘い味に、思わずシオンは驚いてしまったのだった。 赤ワイン特有の渋みが全く感じられない、アルコールが全く入っていない、果汁100%の物凄く甘い飲み物。 間違いない。これは赤ワインなどではなく・・・ぶどうジュースだ。 では今現在、カリンが手にしているグラスの中に入っているのは・・・まさか・・・。 「ま、まさか・・・まさかぁっ(泣)!!」 「・・・ひっく。」 なんかカリンが物凄く座った目をしながら、じぃ~~~~~~~~~~っとシオンを見つめていたのだった・・・。 4.ToLOVEると、死 「アルザード大尉、申し訳ありませんっ!!間違えてラザフォード中尉に赤ワインを渡してしまいましたぁっ(泣)!!」 「やっぱりそうなのおおおおおおおおおおおおおおお(泣)!?」 申し訳無さそうにメイドの少女に謝罪されるシオンに、カリンがべろんべろんに酔っぱらいながら絡んで来たのだった・・・。 「ちょっとシオン、これぶどうの飲み物なのに、全然甘くないじゃないのよぉっ!!」 「そ、そりゃあ赤ワインだからね。甘い飲み物じゃないよ(泣)?」 「いいシオン!?世の中はねえ、この飲み物と同じで甘くは無いのよ!?今の世の中凄く厳しいの!!」 「そ、そうだね、それは僕も身に染みて理解しているんだけど・・・(泣)。」 なんか物凄く異様な光景に、周囲の記者たちが一斉に集まってカメラを向けて来る。 このスキャンダルを逃すまいと、一斉に浴びせられるカメラのフラッシュ。 「シオン~~~~~~・・・こらーっ、お兄ちゃーん!!」 「はいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい(泣)!?」 なんかカリンの物凄い爆弾発言が来た。 「そ~こ~に~す~わ~り~な~さ~い~!!」 「え!?でも・・・(泣)。」 「そ~~こ~~に~~す~~わ~~り~~な~~さ~~い~~!!」 「あの(泣)。」 「そ~~~こ~~~に~~~す~~~わ~~~り~~~な~~~さ~~~い~~~!!」 「・・・・・(泣)。」 仁王立ちするカリンの前で、何故か正座する羽目になってしまったシオン。 だがそんな事はお構いなしに、べろんべろんに酔っぱらってしまったカリンが、何故かシオンに説教を始めたのだった・・・。 「いいお兄ちゃん!?この間のジャパネス王国軍との戦闘を動画で観たけど、お兄ちゃんは戦闘でファンネルに頼り過ぎなのよ!!」 「う、うん、そうだね・・・(泣)。」 「あの武器は確かに強力だけど、脳に相当な負荷がかかるでしょ!?だから頼り過ぎは良くないって私はお兄ちゃんに警告してるのよ!!」 「だけどカリン、今のフェザーファンネルはジャクソンさんが量子プログラムを改良した新型で、脳への負荷が最小限に抑えられていて(泣)。」 「それでも頼り過ぎるのは良くないって私は言ってるのよおっ!!」 「はいぃ・・・(泣)。」 なまじカリンの指摘が的確であるが故に、何も言い返せずにいるシオンなのであった・・・。 すっかり酔っ払ってしまったカリンは、その後もシオンに対して色々な説教をしながら、シオンの事をじぃ~~~~~~~~っと睨み付けていたのだが・・・。 「・・・えいっ!!」 何故か突然フレズヴェルクの装甲をパージしたのだった。 パージされた装甲が空中で変形、合体し、エアバイク形態となってカリンの隣に静かに着地。 「ちょっとお!!何やってんの(泣)!?」 「お兄ちゃん、膝枕~。」 そのまま素体状態となったカリンが正座をして、自らの太ももの上に頭を乗せて寝転がるようにシオンに促してきた。 まさかその為にカリンは、フレズヴェルクの装甲を外したというのか。 確かにフレズヴェルクを纏ったままで膝枕なんかされても、固くて冷たくて全然気持ち良くないだろうが・・・。 「いやカリン、今回の終戦協定式を快く思わない人たちが何をしでかすか分からないから、有事に備えて一応武装だけはしておかないと(泣)!!」 「ひ~ざ~ま~く~ら~!!」 「て言うか皆見てるし!!ほらあ!!記者の人たちが僕たちにカメラを向けてるし(泣)!!」 「ひ~~ざ~~ま~~く~~ら~~!!」 「だからカリン、あの(泣)」 「ひ~~~ざ~~~ま~~~く~~~ら~~~!!」 なんかもう、絶対に譲らないと言った感じのカリンに説教されているシオンの姿に、見かねたメイド姿の少女が思わず割って入ってきたのだが。 「あの、アルザード大尉。ここは素直にラザフォード中尉の言う事を聞いておいた方が・・・。」 「・・・そ、そうだね・・・まぁ膝枕位なら・・・(泣)。」 仕方が無いのでシオンはカリンに促されるまま、正座した彼女の太ももの上に頭を乗せようとした・・・次の瞬間。 「ん~ちゅっ。」 ズギュウウウウウウウウウン!! カリンはシオンと唇を重ねた。 「!!!!!!!!!!!!????????????(泣)」 「ん・・・ちゅっ・・・じゅるっ・・・ぺろっ・・・。」 突然シオンの口の中に、カリンの舌が侵入。 それがシオンの舌に絡みつき、ねっとりと、じっくりと、シオンを夢心地へと誘っていく。 風俗嬢として客の男性に気持ちよくなってもらう為に、極限まで磨き上げられたカリンのキス。 何と言うか、物凄く気持ち良かった。 圧巻の技術だ。 「・・・そうですか・・・そんなにカリンのキスが気持ちいいのですか・・・。それは良かったですねぇアルザード大尉(激怒)。」 「シ、シルフィア(泣)!?」 いつの間にか駆けつけてきた物凄い形相のシルフィアを、エミリア、スティレット、マテリア、フュリーが隣で苦笑いしながら見つめていたのだった。 「お父様がゼピック村を滅ぼしてしまった事と、あと記憶消去と洗脳に関して、先程までフュリーさんを交えて、リーズヴェルト中尉と国家賠償についての話をしていたのですが・・・(激怒)。」 「ち、違うんだシルフィア、これは違うんだ(泣)!!」 「確かに私はカリンと仲良くしてあげて下さいねと、貴方にお願いしましたよ?ですが・・・誰が貴方に『そこまでしろ』と言いましたか・・・?しかも近親相姦じゃないですか(激怒)。」 「いやシルフィア、ちょっと待・・・むぐぐ(泣)。」 とっても不服そうな表情で、カリンはシオンの顔を自らの豊満な胸に埋め、ぎゅっと抱き締める。 とても柔らかくて優しい感触・・・あと凄くいい匂いもした。 顔を赤らめたシオンを、シルフィアが物凄い形相で睨み付けたのだが。 「何よお!!シルフィアには毎日エッチしてあげてるんだから、今日一日位お兄ちゃんに甘えたって別にいいじゃないのよお(泣)!!」 なんかカリンの物凄い爆弾発言来た。 「だって・・・だってお兄ちゃん・・・この終戦協定式が終わったら、コーネリア共和国に帰っちゃうんだもん・・・だから・・・うわああああああああああああああああああああああああん(泣)!!」 シオンの顔を抱き締めながら、大粒の涙を流しながら号泣するカリンを見て、シルフィアの怒りがさらに膨れ上がる。 指をバキボキと鳴らし、全身から殺意の波動を放ちながら、物凄い形相でシオンを睨んでいる。 なんかシルフィアの背後の空間に、「滅」の文字が浮かんでいた。 「・・・ふうん・・・カリン貴方、そういう事を言いますか・・・(激怒)。」 「ま、待て!!待ってくれ!!落ち着いて僕の話を聞いてくれシルフィア(泣)!!」 何とかカリンを振りほどいて立ち上がろうとしたシオンだったのだが。 「あ、お兄ちゃん、待ってよぉ!!」 「どあああああああああああああああああああああああっ(泣)!!」 「きゃあっ!?」 カリンにヴァルファーレのフロントアーマーを掴まれたシオンは、バランスを崩してシルフィアに向かって倒れ込んでしまったのだった。 そのままシルフィアを押し倒してしまったシオンは、慌てて起き上がるものの・・・。 「あ痛たたた・・・ん?」 「・・・な・・・な・・・な・・・(激怒)!!」 「どああああああああああああああああああああああああっ(泣)!!」 シオンの両手が思い切り・・・シルフィアの豊満な胸を揉んでしまっていたのだった・・・。 いきなりの出来事に、周囲の記者たちが一斉にカメラのフラッシュを浴びせる。 「・・・そうですか・・・『これ』が私からの質問に対する、貴方からの公式回答だと・・・そう判断してよろしいのですね?アルザード大尉(激怒)。」 「あ、あの、その・・・(泣)。」 「成る程・・・よ~~~~~~~~く分かりました(激怒)。」 シオンを振りほどいて立ち上がったシルフィアが指をパチンと鳴らすと、ゼルフィカール部隊の少女2人がシルフィアの下に駆けつけ、シオンにビームマシンガンの銃口を向けたのだった。 「ナスタシア、ロマリー。ちょっとアルザード大尉を押さえておいて貰えますか?」 「「はっ!!」」 「ちょっと、いきなり何を・・・どあああああああああああああっ(泣)!!」 少女2人に拘束されたシオンを尻目に、シルフィアはテーブルの上に置かれた納豆をぐちゅぐちゅとかき混ぜ、それをご飯の上にたっぷりとかける。 その絶望的な光景を前に、シオンの表情が真っ青になった。 「馬鹿な!?ご飯に納豆をかけるだなんて、君は何を馬鹿な事をやっているんだ(泣)!?」 「はいアルザード大尉、あーん(激怒)。」 「そ、そんな!!やめろ!!やめてくれ(泣)!!」 「大丈夫ですよ、納豆嫌いなアルザード大尉でも食べやすいように、からしも適量混ぜておきましたから(激怒)。」 「やめろおおおおおおおおおおおおおおおお!!僕はネバネバした食べ物は大の苦手なんだあああああああああああああああああああ(泣)!!」 ねちょお・・・。 箸でご飯と納豆をつまんだシルフィアは、それをゆっくりと、じっくりと、シオンの口の中へと運んでいく。 何とか抵抗しようとしたシオンではあったものの、少女2人に完璧に関節を極められ、身動きが取れない。 「カリン!!君からも何とか言って・・・っ!?」 「・・・すー・・・すー・・・すー・・・。」 「寝たああああああああああああああああああああああああああああ(泣)!?」 「むにゃむにゃ・・・お兄ちゃぁ~ん・・・。」 とても安らかな表情で眠ってしまったカリンにヴァルファーレのフロントアーマーを掴まれ、さらに少女2人に腕の関節を極められて身動きが取れないシオンに、シルフィアが無理矢理納豆かけご飯を食べさせようとする。 なんかもう、物凄くアホらしい光景が、ジークハルトたちの目の前で繰り広げられていた。 「うわあああああああああああああああああああああああああ(泣)!!」 「一瞬千撃!!どぉうりゃああああああああああああああああっ(激怒)!!」 シルフィアは絶望の声を上げるシオンの口の中に、無理矢理納豆かけご飯をぶちこんで 「アッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(泣)!!」 ドゴォ!! 5.シルフィア「別に怒ってませんよ(笑)?」 「・・・な・・・な・・・な・・・な・・・な・・・!?」 その日の夕方、シルフィアの部屋で目を覚まし、すっかり酔いが冷めて正気を取り戻したカリンは、テレビのニュースを見て唖然としてしまったのだった。 テレビの液晶画面にでかでかと映し出されていたのは、フレズヴェルクの装甲をパージしたカリンがシオンにキスをしている場面・・・それをシルフィアに咎められた際にカリンがシオンの顔を自らの豊満な胸に埋めた場面、さらにシオンが勢い余ってシルフィアの胸を揉んでしまった場面だった。 あまりの恥ずかしさに、カリンの顔がトランザムを発動したかのように真っ赤になってしまう。 『アルザード大尉、大醜態』 『エミリア様は今すぐに彼を懲戒解雇にするべきだとの声も』 『コーネリア共和国との国際問題にも発展か』 そんな内容のテロップが液晶画面に映し出される中、カリンは酔っていたとはいえ自分がとんでもない事をしでかしてしまったのだという事を、まざまざと認識させられてしまったのだった。 『本日のゲストにはルクセリオ公国騎士団所属、アルフレッド・ギルマン大尉にお越しいただいております。アルザード大尉はルクセリオ公国騎士団に在籍時、かつてギルマン大尉の部下だったとの事ですが?』 『あいつはね、私の部下だった時からそうだったんですよ。優秀な男ではあるのですが本当にヘタレでね。軍人として本当に情けないというか、元上司として恥ずかしいですわ。』 『今回のアルザード大尉の大醜態に関して、ギルマン大尉のお考えを聞かせて頂きたいのですが・・・。』 『一部では奴を懲戒解雇にすべきだと声も上がってるようですが、私はむしろ逆の考えを持っていましてね。』 『ほう、と言いますと?』 『シルフィア皇女殿下の胸を揉んでしまった事・・・その国家レベルの重罪を、あの馬鹿は死に物狂いで!!生涯をかけて!!軍人としてコーネリア共和国を守り続ける事で償わなければならん・・・そう私は思っているのですよ。』 ニュースキャスターとアルフレッドの何ともアホらしいやり取りを、カリンが唖然としながら見つめていたのだが。 「ちょっとお!!私何も覚えてないんだけどお(泣)!?」 「カリン、貴方は何も気にする事はないのですよ?」 なんかもう泣きそうな表情のカリンに、シルフィアが夕食を作りながら穏やかに語り掛けて来たのだった。 「あの後アルザード大尉は、私がしっかりと犯・・・強く言い聞かせておきましたので。」 「何やってんの!?貴方一体シオンに何やってんの(泣)!?」 全身から殺意の波動を放ちながら、鼻歌を交えながらシチューを皿に盛り付けるシルフィア。 なんかシルフィアの背後の空間に「滅」の文字が浮かんでいた。 「・・・ねえシルフィア。もしかして怒ってる(泣)?」 「え?何を言っているのですか?何故私がカリンに対して怒らないといけないのですか(笑)?」 「だ、だけど・・・(泣)。」 「さ、そんな下らない事はもういいですから、そろそろ晩御飯にしてしまいましょう(笑)。」 「う、うん・・・(泣)。」 背後の空間に「滅」の文字を浮かべ、全身から殺意の波動を放ちながら、とっても爽やかな笑顔で、シルフィアはテーブルの上に夕食を置いたのだが・・・。 「・・・今日の晩御飯は・・・ゴーヤ入りクリームシチューと、ゴーヤ入りグラタンと、ゴーヤ入りツナサラです(笑)。」 「どぅるるるるるるるるるるるるるるわっはっはっはっはっはふぎゃあああああああああああああああああああ(泣)!!」 やはりシルフィアは、カリンがシオンにキスをした事に関して・・・怒っていたようだ・・・。 戻る
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《終戦の日》 通常魔法 デュエル開始ターンより15ターン以降に発動できる。 そのデュエル中、お互いのプレイヤーはバトルフェイズを行う事ができない。 part17-648 作者(2007/08/15 ID zTHXFI1x0)の他の投稿 part17-656part17-658part17-700 コメント 名前 コメント
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終戦のエンペラー Imperatore alla fine della guerra 終戦のエンペラー [DVD]
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終戦の取引 コスト なし 相手のバトルフェイズを1回スキップする。 相手はデッキからカードを1枚ドローする。 更新者 鴉乃 アタック無効系のカウンターカードの中ではトップクラスの性能を持つカード。 相手のバトルフェイズ自体をスキップするので幾ら相手にキャラクターが存在しようがこれ1枚で1ターンは凌げる。 効果の性質上便乗とのコンボも期待できる。 相手のアタックを無効化した上に形成逆転のカードを期待出来る。