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2ちゃんねる ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50 [PR]レンタルサーバ比較 [PR] 素直でクールな娘 1 :猪(金歯):2006/12/20(水) 00 02 30.51 ID 5EoJnPPo0 ここは素直クールに萌えるスレです。 「素直クール」とは ・冷静沈着で感情的になることはまずない ・完全自立型 ・表情が薄いあるいは無表情 ・ガチで愛してくれている一途 ・愛情表現がストレート ・照れが少ないあるいはない ・「素直」と「クール」の矛盾したアンバランス感が最高にいい ▼投下時ルール ・多くレスを使う投下は、投下前後に開始・終了の旨を書いたレスを入れるのが好ましい。または「何レス目/総レス」を名前欄に ・投下許可を求めない。ダメなんていう人はいません ・作品投下が終わった後の自虐は、読み手が不快に感じるので書かない ・投下前は、他作品への割り込みを防ぐ為必ずリロードしよう。 ・コテは投下時にだけ付ける ・性描写(エロ)は空気を読んで程々に。 過激なSSについてはtxtうpを推奨 ・Wikiに保管してほしくない人、それから批評がほしい人は投下と一緒に要望を伝えてください。 批評は避難所の批評スレで聞けます ▼2ちゃんねるのおやくそくについては http //info.2ch.net/before.html *特に荒らしは徹底スルー 2 :猪(休職中):2006/12/20(水) 00 03 21.76 ID 5TZ2biU50 1乙ー 3 :猪(金歯):2006/12/20(水) 00 03 21.89 ID 5EoJnPPo0 ■前スレ 素直でクールな娘 http //ex17.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1166273253/ ■素直クール保管所Wiki http //sucool.s171.xrea.com/ ■素直でCOOLな娘避難所 http //yy17.kakiko.com/sucool/ ■あぷろだ@素直クール保管所 http //sucool.s171.xrea.com/up/ 携帯からはこのへん 写メうpろだ http //kjm.kir.jp/index.php @ぴた http //pita.st/index.html ■素直クール過去ログ保管所 http //sucool.skr.jp/kakolog/ ■お題/性格ジェネレーター http //udonkari.run.buttobi.net/ 4 :VIP皇帝:2006/12/20(水) 00 09 39.90 ID 6h/8I14h0 乙クール 5 :黒豆(九粒):2006/12/20(水) 00 33 06.68 ID 9+QA0s5f0 ク「 1乙…と」 男「ねー、クー。いつも気になってたけど 1乙ってどういうこと?」 ク「要約すれば、 1にお疲れ様、感謝ということだ」 男「その 1というのはそんなに大事な人なの?」 ク「ああ。そうだ。 1がいなければ我々の存在を誰かに知覚してもらうことができない」 男「ということは、僕たちがいなくなっちゃうってこと?」 ク「いなくなるというか、我々の会話や行為を誰も知ることができなくなってしまう。誰にも知ら れない状態、それは我々が存在するといえるのだろうか…うーむ…ブツブツ…」 男「クーが考え込んじゃった。だけど、クーがそんなに気にする人なんだから 1ってすごい人 なんだ。ということで僕からも 1乙」 6 :姫初め:2006/12/20(水) 00 53 40.82 ID WAOAXkxAO 乙 7 :旦那と初詣:2006/12/20(水) 01 54 08.59 ID pRLMx0np0 乙~ 8 :家族で初詣:2006/12/20(水) 02 37 38.30 ID pRLMx0np0 微妙にお手伝い 口調を変えてみよう。と思ったが失敗かなw 男「うー寒いと思ったら雪降ってやがる」 クー「雪。か。きれいね。」 男「うれしそうだな。クー?」 クー「あたしもこんなふうに儚く消えちゃうのね。ふふっ」 男「どした?クーらしくない。」 クー「ううん、なんでもない。ただ男とこうして一緒にいる時間があたしの幸せだって。ね。そういうこと」 男「俺もそうかな。こうやってクーといる平凡な時間の流れがなんか幸せだ。」 クー「んじゃ抱きしめて。」 男「いきなりそれか。つか慣れたがな。w」 クー「じゃぁ、黙って抱く。」 男「はいはい。」 クー「ふふふ。」 男「ふふ。」 9 :家族で初詣:2006/12/20(水) 02 41 05.07 ID pRLMx0np0 男「(クーを抱き寄せて)好きだから。な////」 クー「うん。/////」 ごめん最後抜けてた。 10 :書初め(佳作):2006/12/20(水) 02 48 15.67 ID 5q0LRNz00 9 どうしても女性口調だとクール分の表現が難しくなるよな でもGJ 11 :初夢(宝船の夢):2006/12/20(水) 03 56 22.72 ID LddxkmhZO ほ 12 :年賀状(あたり):2006/12/20(水) 04 00 09.17 ID 5cRgDmgu0 素直シュール好きなオレがなんとなく保守、ところでシュールのスペルわかるひといる? 13 :猪(しいたけ目):2006/12/20(水) 05 46 13.94 ID th4SR0vpO surreal(シュールリアル:超現実的な~)が転じてシュールという和製英語 そのためシュールという英単語は存在しない まぁ口から出任せだけど 14 :猪(vipper):2006/12/20(水) 06 51 06.50 ID 2Rrh5XJQ0 正確には和製フランス語 surrealisme が語源だけど、意味は違う 15 :初夢(見るの忘れた):2006/12/20(水) 07 00 02.28 ID PHBiVv9QO 1乙 16 :おせち(5,000円):2006/12/20(水) 09 25 55.31 ID JGkUCo5cO 1乙 17 :おせち(12,000円):2006/12/20(水) 12 19 39.14 ID JGkUCo5cO 保守 18 :猪(カビ):2006/12/20(水) 12 40 41.72 ID HKXUDVRMO 1乙 19 :初夢(空も飛べるはず):2006/12/20(水) 13 27 34.63 ID WAOAXkxAO ほし 20 :年賀状(裏も表も印刷のみ):2006/12/20(水) 14 19 11.94 ID DcIudFKu0 1 乙 21 :黒豆(四粒):2006/12/20(水) 15 46 00.05 ID 2WBjYVuB0 保守 22 :御雑煮:2006/12/20(水) 15 48 08.32 ID req+MnqW0 坂上 智代 23 :猪(浴衣姿):2006/12/20(水) 17 01 25.66 ID 8DZbJM9k0 保守 24 :猪(浴衣姿):2006/12/20(水) 17 56 33.67 ID 8DZbJM9k0 保守 25 :猪(36才):2006/12/20(水) 18 59 17.37 ID 5zV9aQRS0 保守 26 :黒豆(二粒):2006/12/20(水) 19 03 55.52 ID 92wKQdhvO 補脂油 27 :猪(ドラム):2006/12/20(水) 19 46 10.17 ID HKXUDVRMO 保守 28 :黒豆(八粒):2006/12/20(水) 19 46 59.81 ID P4ef/TRhO 亀田でクールな娘に見えた 29 :コンブ:2006/12/20(水) 20 03 25.71 ID TRh0lsgJ0 乱立保守 30 :コンブ:2006/12/20(水) 20 19 14.83 ID TRh0lsgJ0 ほ 31 :コンブ:2006/12/20(水) 20 43 59.33 ID TRh0lsgJ0 ほ 32 :あいつと初詣:2006/12/20(水) 20 50 19.30 ID 1xgIcAam0 書きたいけどネタが…… お題をお願いしてもよろしいか 33 :妹と初詣:2006/12/20(水) 20 52 59.60 ID cEPqlWHV0 【もうすぐクリスマス】 34 :初夢(みんなと仲間だった):2006/12/20(水) 20 58 47.77 ID PHBiVv9QO 【もうすぐ夏休み】 35 :猪(ベース):2006/12/20(水) 20 59 48.22 ID HKXUDVRMO つ【恋愛感情を恋愛感情と気付いてない素直クール】 36 :初夢(アキバでびゅーしてきた):2006/12/20(水) 21 03 10.32 ID ZvnQv7ed0 ○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○ このレスをみたあなたは・・・3日から7日に ラッキーなことが起きるでしょう。片思いの人と両思いになったり 成績や順位が上ったりetc...でもこのレスをコピペして別々のスレに 5個貼り付けてください。貼り付けなかったら今あなたが1番起きて ほしくないことが起きてしまうでしょう。 コピペするかしないかはあなた次第... ○○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○ 37 :焼き豆腐:2006/12/20(水) 21 05 15.80 ID TRh0lsgJ0 【亀田戦を見た素直クール】 38 :振り出しに戻る:2006/12/20(水) 21 05 35.06 ID dmbBPI460 俺には弟がいるんだが、つい先日の話だ 締め切った部屋の中から弟が「あぁあ…ちはるさ~ん…」とうめいている声が 聞こえてきた ちょっとびっくりしたが、オナニーしているらしい 奴も気付かない間に大人になったんだな(w)と思うと嬉しいような悲しいような気持ちになった その後、弟がいない時に部屋に入ったら、ベッド下に松山千春の写真が落ちているのを発見した 今夜、弟の部屋に忍び込もうと思う 39 :給食のおばさんと初詣:2006/12/20(水) 21 28 26.15 ID 1xgIcAam0 「もうすぐクリスマス」 男「なぁ、クーっていつ頃までサンタ信じてた」 ク「割と遅くまで信じていたよ 12歳ぐらいまでか」 男「へぇ、以外……や、そうでもないか」 ク「毎年もらっていたプレゼントが父親が買ってきたものだと知ったときはショックだったよ」 男「あはは、その時のクーの顔見たかったな」 ク「む、割と引きずったんだぞ」 男「ごめんごめん」 ク「まぁ、今はサンタクロースもプレゼントもいらないがな」 男「そうなの? まぁサンタはともかくプレゼントぐらい」 ク「キミがそばにいる。1000個プレゼントをもらうよりも私には価値のあることだ」 男「そ、そう///」 ク「キミがいればサンタがいなくても、プレゼントがなくても、幸せだ」 40 :給食のおばさんと初詣:2006/12/20(水) 21 39 38.74 ID 1xgIcAam0 「もうすぐ夏休み」 ク「もうすぐ夏休みだな」 男「いや、冬休みもまだなんだけど……」 ク「……もうすぐ……冬休みだな」 男「……間違えた?」 ク「間違えてない」 男「間違えたんだろw」 ク「引っ掛け問題だ」 男「なんじゃそりゃw クーでも間違うことがあるんだなぁ」 ク「間違えてない」 男「いいじゃん。たまにはおっちょこちょいなほうがかわいくて」 ク「間違えた」 男「……うん、素直なのは、いいと思うけどね……」 41 :友達と初詣:2006/12/20(水) 21 48 19.45 ID g7oTtITF0 40 なんとなくワロタ 42 :猪(泣き上戸):2006/12/20(水) 21 51 05.65 ID YGYTy+/D0 男「いいじゃん。たまにはおっちょこちょいなほうが か わ い く て 」 ク「間違えた」 最高だなb 43 :給食のおばさんと初詣:2006/12/20(水) 21 53 43.87 ID 1xgIcAam0 「恋愛感情を恋愛感情と気づいていないクー」 友「ねぇ、クーさんってさ、男くんのこと好きなの?」 ク「なぜだ?」 友「なぜだって……手つないだり抱きついたり……男くんは付き合ってないって言ってたけど」 ク「うむ、付き合ってはいないな」 友「んじゃあ片思いってこと? すごいあからさまだけど」 ク「いや、別に好きだとかそういう感情ではないと思うぞ」 友「はぁ? じゃあクーさんの行動はなんなのさ?」 ク「む、彼のそばにいるとひどく落ち着くんだ」 友「はぁ」 ク「彼の手は暖かいし、そばにいると心地いい。なぜか抱きつきたくなる」 友「それってさ……」 ク「あ、男」 男「どわぁっ!! だから急に抱きつくなと何度言えば!!」 友「……本能で恋してるんだねぇ」 44 :看護士と初詣:2006/12/20(水) 22 01 58.95 ID 1xgIcAam0 「亀田戦を見た素直クール」 ク「男」 男「ん?」 ク「あれは何%でたたかってるんだ?」 男「えー? 俺、ボクシングのこととかよくわからんけど100%の力で戦うもんなんじゃない?」 ク「いや、兄はヒョロッとした感じだったが、弟のほうは30%ですら筋肉隆々だったはずだ」 男「ん? 今戦ってるのが兄のほうだろ?」 ク「はっはっは、わかりづらいかもしれんがサングラスのほうが弟なのだよ。戸愚r」 男「やめなさい!!」 お題㌧でした。 最後、こんなんで申し訳ない 45 :鯛:2006/12/20(水) 22 30 17.78 ID TRh0lsgJ0 皆GJだぜ中島・・・・・・・・・・・・ 46 :鯛:2006/12/20(水) 22 57 17.39 ID TRh0lsgJ0 ほ 47 :猪(委員長):2006/12/20(水) 22 58 53.35 ID 5EoJnPPo0 ID 1xgIcAam0 GJ 48 :書初め(蛙の子は蛙):2006/12/20(水) 23 17 15.92 ID 5q0LRNz00 39-40 43-44 毎回ながらGJ! 49 :女医さんと初詣:2006/12/20(水) 23 27 53.86 ID 1xgIcAam0 「好き嫌い」 男「クーって食べれないものとかある?」 ク「いや、ないよ。もう子どもじゃないんだから」 男「そか」 ク「何を作ったんだ?」 男「カレー」 ク「カレーが嫌いという者の方が珍しいだろう」 男「あはは、まぁそうだね。んじゃあ、食べようか。いただきます」 ク「うむ、いただきます」 男「ん」 ク「……」 男「あれ? おいしくなかった? 結構うまくできたと思うんだけどな」 ク「……辛い」 男「えぇ? そんなに辛くないけどな」 ク「ハチミツ入りがよかった」 男「……子どもじゃないかw」 48 毎回ながらっていうのはどういうことなんだぜ? 50 :双頭竜 :2006/12/20(水) 23 58 42.98 ID d1bHVx+c0 49 ひりひりした舌をぺロッと出しているクー(の妄想)に萌えた、GJ! 51 :しょうゆ出汁:2006/12/21(木) 00 25 56.10 ID r/GReKDN0 ほ 52 :年賀状(気があるってことなのか?):2006/12/21(木) 01 12 20.57 ID c5aDIHE80 「冬も好き」 男「さむー……やっぱ冬は苦手だ」 ク「そうか? キミとくっつけるから私は好きだ」 男「クーってほんとプラス思考な」 ク「む、しかし本当だ。男だって暖かくなっていいじゃないか」 男「まぁ、そういうことにしておいてやろう」 ク「うむ」 男「で、この寒いのに手袋なしなのはなんでだ?」 ク「キミのポケットの方が暖かいんだ」 男「クーが冬でも平気なのは俺のおかげか」 ク「まーそういうことにいておいてやろー」 男「なんだよそれ」 ク「キミのマネ」 53 :猪(ばくち打ち):2006/12/21(木) 01 13 43.90 ID iiEdX20nO 最近、あんパンをひどく懐かしく感じる。 54 :書初め(佳作):2006/12/21(木) 01 26 25.74 ID BeF6UnhN0 【暖房が故障】 男「クーの奴、突然家に来いって……何の用だろ?」 ガチャ 男「お邪魔しまーす」 ク「待ってたぞ、男」ぎゅ 男「って毎回毎回、いきなり抱きつくな! で、用は?」 ク「これが用件だ」 男「意味が分からん。どういうことだ?」 ク「つい先ほど暖房が故障してしまってな、寒くて仕方ないから男に暖めてもらおうと思ったんだ」 男「俺はホッカイロかよ……」 ク「そう言うな。キミでなければこんなことは頼まない。 それに、キミとこうしていると、すごく落ち着くんだ。心が安らぐ」 男「……分かったよ。しばらくこうしてればいいんだな」ぎゅ ク「あぁ、助かる。ありがとう」 ――― 男「でも一つ思ったんだけどさ」 ク「なんだ?」 男「暖房壊れて寒いんなら、お前がウチに来たほうが良かったんじゃないか?」 ク「……気にするな」 55 :書初め(佳作):2006/12/21(木) 01 27 02.21 ID BeF6UnhN0 【プレゼント】 ク「おはよう男。随分震えてるな」 男「俺が寒がりなの知ってるだろ? うぅ、寒ぃ……」 ク「そんなキミのためにマフラーを編んできた。よかったら使ってくれ」 男「マジで? 助かるよ、ありがとう」 ク「少し早めのクリスマスプレゼントだ」 男「ところでさ、クー」 ク「どうした?」 男「このマフラー、ちょっと長くないか? ほら、こんなに余って」 ク「二人用だから、私も巻くとちょうどよくなる」 男「でも、それだと短すぎないか? ギリギリじゃん」 ク「確かに。ちゃんと巻くためにもっと密着する必要があるな」ぴた 男「/// ちょ、くっつき過ぎ!」 ク「これなら密着した部分が互いの体温で暖められる。まさに一石二鳥だろう?」 56 :家族で初詣:2006/12/21(木) 01 35 10.41 ID 3VRPIFoH0 GJGJ んじゃ微妙な投下行きます。w 懲りずに女性口調を意識してみる。w 後ろから、男に抱きつくクー(場面はご想像にお任せします。はい) 男「うぉっ、って。くっ、クー?どうした。一体・・・」 クー「・・・・・(グスッ・)」 男「(え、泣いてる?)」 クー「・・・・・」 男「・・・・・・どうした?クー?」 クー「ごめん、急に抱きついて泣いたりしてっ。ぐすっ。だけどもう少しこのままで。いさせて。」 男「構わない。好きなだけ背中使え。」 数分後。 クー「怖かった。あなたが私の前から消えてしまうのが。。だからっ。。」 男「とりあえず、ゆっくり話そう?俺ならここにいる。どこにも行かない。大丈夫だ。」 57 :家族で初詣:2006/12/21(木) 01 35 25.01 ID 3VRPIFoH0 男「でどうした?気にしないで言え。いつまでも聞いてやる。」 クー「ありがとう。。。。」 クー「たまにすごい不安になる、あなたの存在が。」 男「俺が?」 クー「うん。私の前からあなたの愛が消えてしまったら、そんなことはないと信じてるけど。すごい不安になって、あなたに会いたくなる。」 ふいに男からのキス。。 数秒後。。 男「大丈夫だ。俺の愛は変わらないし、おまえの前からいなくなることもない。。///」 クー「ありがとう。ふふ。」 素直クールかどうか怪しいな。。(ぉぃ。 ただ、後ろから抱きついて泣いてるのが書きたかっただけ。w 58 :初夢(蛇の夢):2006/12/21(木) 01 49 42.14 ID t1tz5QzVO 53 そう言われれば最近見ないな 59 :猪(加齢臭):2006/12/21(木) 02 11 55.97 ID jZ+R6Y3cO あんパンも見ないが 燃え素を見なくなったのは寂しいんだぜ? まぁ、ネタ切れ起こしたんだろうけど 60 :Cool&Fool :2006/12/21(木) 02 38 24.48 ID MpPBHaEt0 男「さて……どうしようか」 友「何をだぜ?」 男「ほら、もうすぐクリスマスだしよ……プレゼントとか考えたか?」 友「全く考えてないッスwwwwwwww」 男「何が欲しいかとか聞くのも、何かつまんねえしよ……」 友「首にリボンつけて『プレゼントは俺だ!』とか言えばいいんだぜwwww」 男「本気で喜ぶかも知れんが……その後の事考えるとな……」 友「確かに……やっぱ無難にアクセとかかねぇ……」 クー「さてさて……もうすぐクリスマスだな」 委「そう言えばそうだね」 クー「委員長は、プレゼントの事は考えたか?」 委「考えたけど……何をあげたら喜ぶのか、分からないんだよね」 クー「エロ本を渡そうかと考えたが、私以外の女性に興奮されるのもな……」 委「……それ以前に、男君も引くと思うよ」 クー「プレゼントは私というベタな案も浮かんだが、男の性格からして受け取り拒否しそうだしな……」 委「こうなったら、自分の好きな物をあげるのも一つの手かもしれないね」 クー「なるほど、そういうのも有りかも知れないな。その場合、委員長は何を渡すんだ?」 委「そうねぇ……フルメタルジャケットのDVDと、ハートマン軍曹のフィギュアかな」 クー「…………」 61 :女医さんと初詣:2006/12/21(木) 02 43 44.29 ID iV0KxUdJ0 おお、おひさしぶり 62 :お年玉(がっぽり):2006/12/21(木) 03 13 46.64 ID meFoITLyO 59 俺はたまに燃え素を使ってたが、誰も反応してくれなかったよ… 60 GJ!!本能寺燃え素wwww 63 :女医さんと初詣:2006/12/21(木) 03 30 50.09 ID tfC7HtOa0 鬼マ○コキター━(゜∀゜)━!! http //up.spawn.jp/file/up59893.htm 64 :Cool&Fool :2006/12/21(木) 03 34 47.13 ID MpPBHaEt0 クー「……寒いし、手を繋ごうか」 男「別いいけどよ、どっちを繋ぐ?」 クー「うぅむ…………両方」 男「両方?」 クー「向かい合って手を繋げば良いじゃないか」 男「……こう?」 クー「おお、これなら両手とも暖かいぞ」 男「でもよ、これだと動くのきつくないか?」 クー「……それもそうだな。しかし、折角両手繋いだのだ。離す前に一踊りしようじゃないか」 友「……あいつら、下駄箱前で何やってんだぜ?」 委「でも、楽しそうだね」 友「自分もやりたいなんて言っちゃ駄目だぜ」 委「駄目……かな?」 友「そんな上目遣いで言っても……」 委「絶対に駄目?」 友「あの、そんな胸とか押し付けても……喜んでやらせて頂きます!Sir!」 65 :おみくじ(太吉):2006/12/21(木) 05 42 53.00 ID MpPBHaEt0 ho 66 :猪(ばくち打ち):2006/12/21(木) 07 01 03.39 ID jZ+R6Y3cO 60,64 シャーリーン燃え素 67 :猪(子持ち):2006/12/21(木) 07 45 25.50 ID jC2uP40xO 64 オチにフイタw GJ! 68 :初夢(またバイトか):2006/12/21(木) 10 14 37.20 ID xpQ3M/mWO ほ 69 :おまえの番だよ:2006/12/21(木) 11 08 05.03 ID 5POBTGR/0 60,64 夢の新素材セラミックZMC燃え素 70 :猪(ちび):2006/12/21(木) 13 27 31.83 ID yPyWMK0x0 保守 71 :猪(やせ):2006/12/21(木) 14 16 51.70 ID yPyWMK0x0 ほ 72 :親父と初詣:2006/12/21(木) 14 53 06.01 ID XnQGIAUA0 nosyu 73 :黒豆(五粒):2006/12/21(木) 15 02 00.45 ID 1YjogrIuO ほしゆ 74 :猪(水着):2006/12/21(木) 16 04 18.66 ID Y/rLMU2a0 ほ 75 :初夢(空も飛べるはず):2006/12/21(木) 17 19 47.67 ID 9h0X+cPAO 保守 76 :猪(ケツ拭くの忘れた):2006/12/21(木) 18 20 07.55 ID DmhNmh8H0 ほ 77 :コンブ:2006/12/21(木) 19 28 46.29 ID r/GReKDN0 ほ 78 :給食のおばさんと初詣:2006/12/21(木) 20 22 50.91 ID c5aDIHE80 「メガネ」 ク「む、コンタクトがきれてしまった」 男「そういえば最近メガネしてなかったね。メガネやめたの?」 ク「メガネはなぜかずり落ちてくるんだ」 男「あはは、クー顔ちっちゃいからな」 ク「合うフレームがなかなか無いんだ」 男「そうかぁ……俺メガネ好きだったんだけどな。残念」 ク「……男、明日買い物に付き合ってくれ」 男「コンタクト買いに? いいよ」 ク「いや、メガネを買いに」 79 :旦那と初詣:2006/12/21(木) 20 41 36.05 ID I2aB38whO ここに書いていいのかどうかわからんが 昨晩、リアルで… 酔った勢いでメイド風イメクラに。そこの子が。 私がヲタと言ったら ツンデレとか?w と聞かれたので いや最近は素直クールの方がwと言った途端 『…そうか、君はこういうのが好みか、把握した』 …どうみてもここの住人です。本(ry 80 :ハマグリ:2006/12/21(木) 20 45 21.80 ID TXqBTK8O0 79 ふたばの可能性も捨てられないから怖い。 81 :給食のおばさんと初詣:2006/12/21(木) 20 50 15.68 ID c5aDIHE80 「萌えとは」 ク「男……萌えキャラになるにはどうすればいい?」 男「何? 藪から棒に」 ク「いや、キミに萌えてもらおうかと」 男「……えっと……ネコ耳をつけてみるとか?」 ク「この部屋にネコ耳などない」 男「じゃあ、語尾にニャンと付けてみるとか」 ク「ニャン?」 男「ネコの鳴き声的な」 ク「それで萌えキャラになれるのか? ニャン」 男「そんな……無理やりな」 ク「よくわからん……語尾に動物の鳴き声をつければいいわけか?」 男「そういうわけじゃないんじゃないかな」 ク「まぁ、いろいろ試してみるの事には価値があると思うゾウ」 男「それは鳴き声じゃない」 ク「わからん……クマったな」 男「それは……もうなんだ!?」 ク「わからん……向いていないのかもな」 男「向き不向きがあるのかはわからないけど、クーはそのままで十分かわいいと思うよ」 ク「男、大好きだ」 男「そうそう、そんな感じw でも、急に抱きついたりするのは……って言ってるそばからっ!」 82 :猪(ベース):2006/12/21(木) 20 58 31.36 ID WNAa1qtGO 79 さて、そこのイメクラについて詳細を教えてもらおうか 83 :家族で初詣:2006/12/21(木) 21 02 31.33 ID I2aB38whO 82 だが断るwwwww 84 :初夢(アキバでびゅーしてきた):2006/12/21(木) 21 20 02.83 ID os8WpUzeO 三次はどうだっていい。 85 :スルメ:2006/12/21(木) 21 53 11.09 ID TXqBTK8O0 今、とんでもないものを見てしまった。 どうやらGoogle先生は暴走しているようだ。 素直クール の検索結果 約 97,000 件中 1 - 10 件目 (0.16 秒) ~以下検索結果省略~ 関連検索 素直クール 保管 素直クール まとめ 素直クール 保管庫 素直クール 小説 素直クール キャラ コイネコ 素直クール 素直クール 漫画 素直クール 絵板 86 :おせち(3,000円):2006/12/21(木) 22 16 03.81 ID mtWd7Y7+O 64 亀だけどグッジョ!でした。毎回続き楽しみにしてる。 87 :猪(給食中):2006/12/21(木) 23 00 54.37 ID 8XdufUud0 保守 88 :初夢(こんなにもてていいの?):2006/12/21(木) 23 02 55.13 ID Bn0IErTk0 78 gJ 89 :お年玉(現物支給):2006/12/21(木) 23 38 27.19 ID 8fZ4Q1l10 保守 90 :猪(浴衣姿):2006/12/21(木) 23 50 45.19 ID DmhNmh8H0 ho 91 :味噌出汁:2006/12/22(金) 00 38 25.68 ID 1uvsVJEb0 ほ 92 : ◆ilkT4kpmRM :2006/12/22(金) 00 56 19.27 ID zhc5zwTXO すごい久々 こんなんで今年中に終わるんでしょうかね、と http //white-stork.b.to/kanata/6 http //white-stork.b.to/kanata/7 上から順に 星を見てると空が作り物じみて見えるから怖い じゃあ、また 93 :黒豆(四粒):2006/12/22(金) 01 03 51.32 ID Sl+dCjpJ0 GJ。 最近、作家が戻ってきてくれて古参としては非常にうれしい。 94 :小豆汁:2006/12/22(金) 01 40 05.52 ID 1uvsVJEb0 92 お久しぶり!彼方からの雰囲気かなり好きです 95 :初夢(ピザった夢):2006/12/22(金) 02 50 11.03 ID sFYIiTOOO 92 今年中なんて言わずに来年もお願いします 96 :Cool Fool:2006/12/22(金) 03 39 37.57 ID SNtry27y0 男「そういや、クーがハジけてる所って見た事無いな」 クー「ハジけるか……どうハジければ良いのか分からないから、ハジけ様が無いのだが」 男「んー……心の昂りをそのまま表現する、って言えばいいのかな」 クー「なるほどなるほど…………ん?」 男「どうかしたか?」 クー「それはいつもの私ではないのか?」 男「あ、それもそうだ」 クー「しかしアレだな。常にハジけていると言うと、私が変人に見られそうな気がするのだが」 男「……気のせい気のせい」 男「……という会話があった訳ですよ」 友「で、何が言いたいんだぜ?」 男「そっちはどんな感じかなー、と。やっぱ気になるっしょwwww」 友「こっちも似たような感じなんだぜ。ただ……」 男「ただ?」 友「時々、初期の委員長に戻るんだぜ……めっちゃスパルタンなんだぜ……」 男「…………」 友「この前なんて、一緒に帰ってて、ちょっとよそ見しただけで怒られたんだぜ……」 男「……何見てたんだ?」 友「北風でおにゃのこのスカートが捲れ上がる瞬間ッスwwwwwwww」 男「気持ちは分かる。だが、それはお前が悪いwwwwwwww」 友「やっぱッスかwwwwwwwwwサーセンwwwwwwwwwww」 委「……反省してないみたいだね」 友「マジサーセ…………い、委員長?」 委「男君、ちょっと友君借りていくね」 男「どうぞどうぞwwwww」 友「ちょ……あの……言い訳とかさせて……」 委「却下(0.5秒)」 友「うぐぅ……」 97 :Cool Fool:2006/12/22(金) 05 09 08.34 ID SNtry27y0 男「ハァ……」 クー「どうした? 体調が優れないのなら、無理せず保健室に行った方がいいぞ」 男「いや、ちょっとショックな事があってな……」 クー「もし良ければ話してくれないか? 場合によっては私も力になれるかも知れない」 男「いや、こればっかりは……」 クー「そう、か……」 男「……スマンな」 クー「……私は無力だ」 委「どうかしたの?」 クー「……男が落ち込んでいるというのに、何も出来ないでいる。これで彼女だなんて、とんだ笑い種だな……」 委「……何も出来ない訳じゃないと思うよ」 クー「私に……出来る事があるのか?」 委「うん。男君が立ち直るまで、傍にいてあげる事は出来るんじゃないかな」 クー「……ただそれだけで良いのだろうか?」 委「少なくとも、私は落ち込んでいる時に、友君がただ傍にいてくれるだけで心強いと思うから」 クー「なるほど……そんな単純な事で良かったんだな」 友「男、どうしたんだぜ?」 男「聞いてくれよー、カーチャンが勝手にエロ本処分しやがったんだよー」 友「っうぇwwwwwwカワイソスwwwwwwwwww」 男「だからさ、今日お前ん家にオカズ調達しに行くわwwwww」 友「おkwwwwww」 男「返事早ええwwwwwwwwヌクモリティってレベルじゃねえぞwwwwwwww」 男&友「「流石だな俺らwwwwwwww」」 委「……立ち直ったみたいだね……」 クー「……やはり……私は無力なんだな……」 98 :おせち(5,000円):2006/12/22(金) 07 23 57.97 ID Cw153P7SO ほ 99 :猪(カビ):2006/12/22(金) 07 51 52.92 ID WUbeeh04O 96-97 フイタw 100 :黒豆(一粒):2006/12/22(金) 09 24 43.02 ID dvbUbY+5O ほ 101 :書初め(子孫繁栄):2006/12/22(金) 11 26 44.28 ID qgrvpSQN0 hosyu 28 KB [ 2ちゃんねる 3億PV/日をささえる レンタルサーバー \877/2TB/100Mbps] -------------------------------------------------------------------------------- 新着レスの表示 -------------------------------------------------------------------------------- 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50 名前: E-mail (省略可) read.cgi ver 05.0.4.3 2006/07/29 FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)
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1 名前: 社会科教諭(福島県) [sage] 投稿日: 2007/03/24(土) 00 22 22.62 ID 1t94fwZf0 ここは素直クールに萌えるスレです。 「素直クール」とは ・冷静沈着で感情的になることはまずない ・完全自立型 ・表情が薄いあるいは無表情 ・ガチで愛してくれている一途 ・愛情表現がストレート ・照れが少ないあるいはない ・「素直」と「クール」の矛盾したアンバランス感が最高にいい ▼投下時ルール ・多くレスを使う投下は、投下前後に開始・終了の旨を書いたレスを入れるのが好ましい。または「何レス目/総レス」を名前欄に ・投下許可を求めない。ダメなんていう人はいません ・作品投下が終わった後の自虐は、読み手が不快に感じるので書かない ・投下前は、他作品への割り込みを防ぐ為必ずリロードしよう。 ・コテは投下時にだけ付ける ・性描写(エロ)は空気を読んで程々に。 過激なSSについてはtxtうpを推奨 ・Wikiに保管してほしくない人、それから批評がほしい人は投下と一緒に要望を伝えてください。 批評は避難所の批評スレで聞けます ▼2ちゃんねるのおやくそくについては http //info.2ch.net/before.html *特に荒らしは徹底スルー 2 名前: 社会科教諭(福島県) [sage] 投稿日: 2007/03/24(土) 00 22 42.52 ID 1t94fwZf0 ■前スレ 素直でクールな娘 http //wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1174051123/l50 ■素直クール保管所Wiki http //sucool.s171.xrea.com/ ■素直でCOOLな娘避難所 http //yy17.kakiko.com/sucool/ ■あぷろだ@素直クール保管所 http //sucool.s171.xrea.com/up/ 携帯からはこのへん 写メうpろだ http //kjm.kir.jp/index.php @ぴた http //pita.st/index.html ■素直クール過去ログ保管所 http //sucool.skr.jp/kakolog/ ■お題/性格ジェネレーター http //udonkari.run.buttobi.net/ 3 名前: コレクター(コネチカット州) 投稿日: 2007/03/24(土) 00 30 41.68 ID WclM/kx8O 1乙 4 名前: コレクター(コネチカット州) [sage] 投稿日: 2007/03/24(土) 00 39 54.00 ID WclM/kx8O 保守がわりに投下 朝 男「よぉ、クー」 クー「おはようございます」 男「おまえ天気予報見てこなかったろ?」 クー「見ましたよ?」 男「またまたーww今日の天気予報は午後から雨、降水確率は90%だ。 まわりだって傘持ってるやつしかいないよ?」 クー「私は10%に賭けただけです。それに雨は嫌いじゃないし」 男「何で?」 クー「優しい先輩と相合い傘しながら帰れるから」 男「あれ? うれし恥ずかししなくなった俺ガイル」 クー「というわけで今日も一緒に帰れますね、先輩。また家に上がってください。 で、また手取り足取り腰取り色々教えてください(ペコリ」 男「朝から下はやめなさい。カワイコぶっても駄目です」 クー「って、先輩も傘持ってないじゃないですか」 男「俺も10%に賭ける主義なの! 第一、おまえ知ってるか? 降水確率 というのは一定時間内に一瞬であれ暫くであれ雨が降る確率であって……」 クー「へぇ、先輩も同じこと考えてたんだ」 男「ちがっ」 クー「あ、もう時間も作者のネタも尽きてきましたね。 先に行ってます」ミ 男「ちょっ、まt」ミ 5 名前: 社会科教諭(福島県) [sage] 投稿日: 2007/03/24(土) 01 07 24.18 ID 1t94fwZf0 保守 6 名前: 国連職員(東京都) 投稿日: 2007/03/24(土) 01 17 35.12 ID A1CtpCsY0 ho 7 名前: 事情通(コネチカット州) [sage] 投稿日: 2007/03/24(土) 01 22 42.41 ID 74NUi7eiO ク「キミが洞仙だったら良かったのに……」 男「カオスシード?」 ク「うん、カオスシード」 男「その心は?」 ク「仙窟で誰にも邪魔されずイチャイチャできる」 男「どちらかと言うと、クーは仙窟壊しに来る方だと思うんだ」 ク「……それは否定できないな」 マイナーゲームだが詳細は省く 8 名前: 漂流者(関西・北陸) 投稿日: 2007/03/24(土) 01 42 21.29 ID w7vhs1hmO 1乙 9 名前: 中二(宮城県) 投稿日: 2007/03/24(土) 01 54 24.61 ID OONRHF5T0 1 乙 男「お邪魔しま…。うお! クーの部屋ちらかりすぎ!」 クー「男、気にしないでここに。このベッドに座ってくれ、ここだぞここ」 ポンポン。 男「プリントやら雑誌やら服やら…。これは掃除しないとダメじゃない?」 クー「どうも一人で過ごす私は君のことが気になって手につかなくてな。 それより男、こっちに来てくれ。一緒にごろごろしようじゃないか。抱き合ってごろごろしよう」 男「ダーメ、掃除終わってから。ね? 俺も手伝うから」 クー「むぅ…分かった。ただし約束だぞ? 掃除が終わったらちゃんと抱き合って貰うからな」 10 名前: 容疑者(コネチカット州) [sage] 投稿日: 2007/03/24(土) 02 03 51.23 ID bCzVNY5qO 9 ダメクールを感じた 11 名前: ぬこ(東日本) 投稿日: 2007/03/24(土) 02 28 32.72 ID k8efcWe00 1乙 12 名前: 予備校講師(アラバマ州) 投稿日: 2007/03/24(土) 02 35 42.69 ID 0fVtyPkS0 Cool&Fool 男「春、だな」 友「ああ、気付けば春なんだぜ」 男「それが過ぎれば、夏だな」 友「薄着の季節なんだぜ」 男「……」 友「……」 男「透けて見えるブラって素敵だよなwwwwwwwww」 友「YESYESYESYESwwwwwwwwww」 クー「……全部聞こえていた訳だが」 男「い、いつの間に!」 委「……友君、そんなに女の人の薄着が見たいの?」 友「え、あ、その……」 クー「男、私の下着を見るのは別に構わない。むしろもっと見ろ」 男「えー、だってクーのブラって子供用だし……」 友「ちょwwwサラッと言い過ぎwwwww」 クー「 男 、 も う 一 遍 言 っ て み た ま え 」 男「ごめんなさい。冗談ですんで青筋立てないで下さい」 委「サイズの問題は仕方ないと思うよ。それに、胸に関しては男君が頑張ればいいと思うけど?」 男「……揉めと?」 委「うん。友君も時々私の胸w 友「言っちゃだめぇぇぇぇぇぇぇっ!」 クー「男、君が他の女性を見ないようになる案が浮かんだぞ」 男「一応聞いてみようか」 クー「君が視姦の鬼であるという噂を流せばいい」 男「俺の尊厳ぶち壊しですか」 クー「君が他の女に現を抜かさなければ、そんな手間など掛けずに済むのだがな」 男「……」 13 名前: 中二(宮城県) 投稿日: 2007/03/24(土) 02 43 59.78 ID OONRHF5T0 12 GJ!GJ! ナゴームwww 寝る前にいいもをゴチになりました 14 名前: 野球選手(関東・甲信越) 投稿日: 2007/03/24(土) 02 51 05.98 ID E73DpzQnO 1 乙 4 7 9 12 みんなGJ!! 15 名前: 電話交換手(アラビア) 投稿日: 2007/03/24(土) 03 47 15.89 ID qvkuq1dw0 明日の夜には書けるんだ。 書き溜めてたヤツを。 それまで保守。 16 名前: 予備校講師(アラバマ州) 投稿日: 2007/03/24(土) 04 55 38.33 ID 0fVtyPkS0 ほしゅ 17 名前: 予備校講師(アラバマ州) 投稿日: 2007/03/24(土) 05 37 59.29 ID 0fVtyPkS0 男「ゔぁぁぁ……ダリぃ……」 クー「えらく疲れた顔をしているな。どうかしたのか?」 男「久々に部屋の掃除したんだけどよ、意外とやる事多くてなぁ……」 クー「なるほど。では、私がマッサージをしてあげよう 」 男「それ超助かるわぁー」 クー「よし。では……プチプチ」 男「やっぱ肩揉みだけでいいわ」 クー「むぅ……何故だ」 男「お前が前をはだけようとしなければ、普通に頼んでただろうよ」 クー「君も賢しくなってきたな。まぁいい、肩揉みしながらでも出来る事は幾らでもある」 男「…………」 クー「どうだ男、きもちいいか?モミモミ」 男「ああ~、癒されるわぁ~」 クー「そうかそうか。モミモミ」 男「お前肩揉み上手いな~、マジサイコ~」 クー「ところで男。当ててるんだが、それに対しての反応は無いのか?モミモミ」 男「当ててる? あー、気付かなかったわwwww」 クー「…………ギュー」 男「いだっ、いだだだだっ! ツボはやめてぇぇぇっ!」 クー「すまんな、ついうっかり。ギュー」 男「クー、何ゴソゴソやってんだ?」 クー「エロ本はどこだ? 正直に答えたまえ」 男「禁則事項です」 クー「ならば仕方ない、君のお兄さんから借りてこよう」 男「そ、そんな脅しが俺に効くとでも?」 クー「そうか。では、君のお母さんに聞いてくるとするか」 男「洗い浚い話しますから、それだけは勘弁してください」 18 名前: イラストレーター(コネチカット州) 投稿日: 2007/03/24(土) 06 50 53.44 ID YCCZ3HqrO 17 何のマッサージを(ry 19 名前: 野球選手(-長野) 投稿日: 2007/03/24(土) 06 54 48.73 ID ocVKo7MNO みんなGJ!! 20 名前: 通訳(埼玉県) 投稿日: 2007/03/24(土) 07 07 50.94 ID HOeEtWK50 wwwww 21 名前: 事情通(コネチカット州) [sage] 投稿日: 2007/03/24(土) 07 55 03.86 ID 74NUi7eiO 男「クー、なんでそんなクールなの?」 ク「全てが予定調和」 男「ほう」 ク「なんてね」 男「違うのかあ」 ク「当たり前さ、僕にだって予見不可能な事態だってある」 男「たとえば?」 ク「世界の敵が現れた時?」 男「ほう」 ク「ーー♪」 男「ッ!! マイスタージンガー!!」 このネタ分かる人はいるんだろうかww 22 名前: 高専(九州) [sage] 投稿日: 2007/03/24(土) 08 03 02.63 ID 2Nz/OHzpO 21 二重人格で糸使いの不気味な泡なんて知りません>< 23 名前: 通訳(コネチカット州) 投稿日: 2007/03/24(土) 09 39 56.32 ID SNMzO+MkO 保守 24 名前: トリマー(関東・甲信越) 投稿日: 2007/03/24(土) 09 47 51.80 ID Zjc/2uPoO 良スレ保守 25 名前: 漂流者(関西・北陸) 投稿日: 2007/03/24(土) 10 51 48.73 ID w7vhs1hmO ほ 26 名前: 女性の全代表(愛知県) 投稿日: 2007/03/24(土) 10 56 37.10 ID nDZPkp0R0 しゅ 27 名前: 漂流者(関西・北陸) 投稿日: 2007/03/24(土) 11 33 52.85 ID w7vhs1hmO ほ 28 名前: 漂流者(関西・北陸) 投稿日: 2007/03/24(土) 12 06 33.16 ID w7vhs1hmO ほ 29 名前: 乳母(コネチカット州) 投稿日: 2007/03/24(土) 12 57 08.79 ID Y/HY+vlPO ほしゅ クー:「男、見ろ。桜が咲いている」 男:「ホントだ。随分早いな」 クー:「ヤマザクラだな」 男:「詳しいな。見た目で種類分かるんだ」 クー:「いや、それほど詳しくはない。ただ、花と葉が両方出ているだろう。それでヤマザクラと分かる」 男:「なるほどね。覚えとくよ」 クー:「ありがとう、男」 男:「え?どうかした?」クー:「君は私の些細な話も覚えてくれるのか。とても嬉しい」 男:「おお、んな真面目にならんでも。でも、クーさんが桜好きなの分かったから、今度見に行こうか」 クー:「本当か。素敵だ、私は幸せものだ。大好きな桜と男が一緒にいるなんて。…あっ」 男:「どうした?」 クー:「無理だ。男を見ながら桜は見れない。だって男しか目に入らないではないか」 30 名前: イラストレーター(コネチカット州) 投稿日: 2007/03/24(土) 13 22 31.52 ID YCCZ3HqrO 29 これは良い素直クールですね 31 名前: 建設作業員(アラバマ州) 投稿日: 2007/03/24(土) 14 41 37.56 ID z3oWS9h00 新参者なんだけど、過去ログって読めないのかな ? 32 名前: 漂流者(関西・北陸) 投稿日: 2007/03/24(土) 15 34 59.09 ID w7vhs1hmO 2に過去ログ保管庫があるよ 33 名前: 建設作業員(アラバマ州) 投稿日: 2007/03/24(土) 16 23 48.96 ID z3oWS9h00 32 thx. や、見たけどアクセスできなかったんで聞いてみたんですよ。今落ちてるだけなのかな ? 34 名前: プロ固定(東京都) 投稿日: 2007/03/24(土) 16 38 55.83 ID XXSrOpTy0 31 おお、新人さんか 素直クールの世界にようこそ http //www16.atwiki.jp/sucool/ もう一つのwikiには最近の過去ログが保管されているよ 35 名前: 建設作業員(アラバマ州) 投稿日: 2007/03/24(土) 16 54 05.76 ID z3oWS9h00 34 ありがとー。そこ、ほの板のログかと思ってたよ。 36 名前: 電話交換手(福島県) [sage] 投稿日: 2007/03/24(土) 17 46 49.79 ID 8EzcYx8d0 37 名前: 不動産鑑定士(コネチカット州) 投稿日: 2007/03/24(土) 18 04 55.38 ID Y/HY+vlPO クー:「そろそろ夕食時だな」 男:「えっ?…本当だもう6時だ…気付かなかった」 クー:「日が高くなったから無理もない」 男:「だね」 クー:「もう帰らなければ」クー:「…。」 男:「また明日も会えるじゃない」 クー:「だが淋しいものは淋しい」 男:「暗くなったら危ないよ。帰ろうクーさん、家まで送るよ」 クー:「男、私を気遣ってくれるのか。思わぬ幸運」 男:「心配なのは当然だよ、クーさんに何かあったら」 クー:「私だって同じだ、男」 ほしゅ 38 名前: 電話交換手(福島県) 投稿日: 2007/03/24(土) 18 57 55.81 ID 8EzcYx8d0 39 名前: 漂流者(北海道) 投稿日: 2007/03/24(土) 19 47 08.34 ID zU2bOOvxO 保守 40 名前: コレクター(コネチカット州) 投稿日: 2007/03/24(土) 20 37 32.74 ID zdE/XA0NO つ【新生活】 41 名前: 保母(九州) 投稿日: 2007/03/24(土) 21 08 21.80 ID 7M+ggeKvO は 42 名前: 新聞社勤務(大阪府) 投稿日: 2007/03/24(土) 21 30 54.29 ID lX9zMVNN0 保守もかねて バンブーブレードのたまちゃんこと「川添 珠姫」は素直クールだと思うんだ 43 名前: 漂流者(関西・北陸) 投稿日: 2007/03/24(土) 22 10 02.89 ID w7vhs1hmO うむ 44 名前: バンドマン(関東地方) 投稿日: 2007/03/24(土) 22 45 04.01 ID d26QlqL+0 出先からほす 45 名前: バンドマン(関東地方) 投稿日: 2007/03/24(土) 23 17 55.74 ID d26QlqL+0 ネタ投下したいけど出先なんでせめてほす ただ出先は大阪なのになぜか関東地方と出るのはなぜだろう? 46 名前: 電話交換手(アラビア) 投稿日: 2007/03/24(土) 23 28 39.85 ID qvkuq1dw0 初投下なんだがこんな感じでいいんだろうか? 「朝」 男「クー、朝食出来たよ~……クー?」 クーが家に来てからまだ一週間も経っていないけど、彼女がもの凄く朝に弱いということは2日目の朝にはもうわかった事だった。 呼べば起きてはくるのだ。しかし、フラフラとおぼつかない足取りで現れたと思ったら、僕の目の前でぶっ倒れたときは流石に驚いた。 ……そうそう、ちょうど今みたいな感じで眼が開いてるのか開いてないのかわからないような――― 男「って!! おわっ!?」 ク「……男……おはよう……ん? 朝の抱擁か?」 男「抱擁か? じゃない。ほら、顔洗ってこい」 まったく、「おはよう」というのは目が覚めてから言うものだ。クーが朝食を食べれる状態になるまでに、すっかり料理は冷めてしまう。 彼女を起こしてから朝食を作るという事も考えたが、僕が朝食を作っている間に台所で寝始めてしまう始末。 ク「おはよう」 男「おはよう。目ぇ覚めたか」 ク「うむ、だいぶ頭がすっきりしてきた……そういえばさっきキミが私に抱きついてきたような……」 男「お前な……まぁいいや、さっさと食っちまおう」 ク「うむ」 食事中の会話は少ない。 彼女は感情表現がストレートで思ったことは包み隠さず言う。だけど基本的にはクールで口数は少ないほうだと思う。 彼女といると飽きないし、ちょっと落ち着くなって思うのは、そのせいかも知れな…… ク「スー……」 男「って寝てんじゃねぇか!!」 47 名前: 漂流者(関西・北陸) 投稿日: 2007/03/24(土) 23 44 29.89 ID w7vhs1hmO かわいいね 48 名前: きしめん職人(コネチカット州) 投稿日: 2007/03/25(日) 00 08 41.13 ID LTUkbmeFO 男:「眠くなってきた…」 クー:「寝ては駄目だぞ男。宿題は今日提出だ。後少し頑張ろう」 男:「でも…もういい…これ難し過ぎて何度やっても分からない…素直に怒られる…」 クー:「すまない男、私の学習理解と教え方がまずいな」 男:「違うよクー、俺本当にここら辺分からないんだ。俺がバカだから…」 クー:「なんて事を言う。男は馬鹿ではない」 男:「いやそんなこと」 クー:「それに私は今ますます男が好きになった」 男:「え?」 クー:「男、君は私に答えを聞かない。難しくても自分で頑張ろうとしている」 男:「あ、いや…」 クー:「私はそんな君が好きだ」 男:「あ、ありがとう…もうちょっと頑張るよ」 クー:「よし、私も力を尽そう」 男:「でも、遅いからクーはもう寝てよ。俺さっきのクーの説明でも一回やるから」 クー:「否、付き合わせてもらう」 男:「ダメだよ寝ないと」 クー:「男、私は君の頑張る姿をずっと見ていたい。それに君がいるだけで最早夢だ。こんな素晴らしい夢ならずっと見る」 49 名前: スカイダイバー(関西・北陸) 投稿日: 2007/03/25(日) 00 47 54.23 ID fEbcEQklO 保守 50 名前: トリマー(東海) 投稿日: 2007/03/25(日) 00 53 06.94 ID 4eF4CiaGO すなおくーるな彼氏と別れました 51 名前: 運転士(関西・北陸) 投稿日: 2007/03/25(日) 01 52 30.18 ID KiVNu+irO ほ 52 名前: 巫女(広島県) [sage] 投稿日: 2007/03/25(日) 02 28 03.46 ID tbrgagto0 「買い物」 休日、クーに付き合って買い物に来たのだが―― ク「ほら、何をしてるんだ男」 男「いや……ここはちょっと……俺は入れないだろ」 ク「入れないことなどあるものか。ほら、早く」 ほら早くって……下着屋なんですけど? クーさん? ク「いいじゃないか。カップルだって結構いるぞ?」 男「まぁそうだけど……いや、いいよ俺うわぁ!」 ク「まぁまぁ、こういう経験もいつか何かの役に立つときがくるさ」 いつ、なんの役に立つのかよく分からないが、こういう時のクーに逆らえたことが無い。結局クーの下着選びに付き合わされるはめになってしまった。 店員さんが話しかけてくれたのはせめてもの救い……なのか? いろいろ解説してくれてるんだけど、「はぁ」とか「へぇ」とかしかリアクションなんてとれない。クーはというと、店員さんの「せっかくだからサイズお測りしましょうか」という申し出を頑なに断っている。 ク「これの……Bで」 たかだか下着にそんなに真剣にならなくてもと思ってしまうんだけど、女の子っていうのはそういうものなのか? いや、それにしては眼が獲物を前にした獣のようだったような…… ク「どうだ男?」 男「! どうだじゃない!! 何のための仕切りだ!!」 ク「似合うか?」 男「いいからとりあえずカーテン閉めろ。話はそれからだ」 ク「む?」 まったく恥ずかしい……というかカーテンの隙間から顔だけ出して「やはりBカップの壁は高かった」とかなんとか遠い目で語られてるこの状況もかなり恥ずかしいのだが。 男「まぁ、そんなに気にしなくてもAもBもそんなに変わらないだろ」 ク「バカな!? 確かに紙一重の差なのだ……しかし、その差が……その僅かな差が勝者と敗者を分ける決定的な差だというのがキミにはわからないというのか!?」 男「クー……分かったから……その」 ク「む?」 男「カーテン」 ク「……似合うか?」 男「ごまかさない!! さっさと閉める!! てかもうちょっと慌てろ!!」 どうしてこう僕ばっかり慌てなきゃならんのか……まったくもって不公平だ。 大体、似合うかも何もノーブラじゃないか…………まったく/// 53 名前: 運転士(関西・北陸) 投稿日: 2007/03/25(日) 02 45 34.02 ID KiVNu+irO (・∀・)エロいな 54 名前: 巫女(広島県) 投稿日: 2007/03/25(日) 03 03 21.19 ID tbrgagto0 「キス」 彼女はクールだ。おまけに大胆。自分の気持ちにとことん素直で、僕は彼女に振り回されてばかりいる。 裸を見られても顔色一つ変えない。すぐ抱きついてくる。朝起きると、いつも彼女の顔が目の前にある。 大慌てしてる僕を尻目に「またキスし損ねた」って捨て台詞。 だけど、本当にキスしたことはない―― ク「少々買いすぎたな」 男「クーがアイス買い過ぎたんだろ?」 ク「まぁまぁ、一つ持つから」 男「ったく、そんなんで誤魔化されないからな?」 ク「まぁまぁ……ところで」 男「ん?」 ク「右手が空いているな」 男「あぁ……それで?」 ク「普通つなぐだろう、こういう場合」 男「……はいはい」 はいはい、とか言ってクールぶってるけど、内心ドキドキしてた。おまけに前を歩いているカップルがいちゃつき過ぎだ。やめろ! 見てるこっちが恥ずかしい! あー! キキ、キスとかしちゃうの!? いますよ! 後ろに僕らがいますよ! 志村ー! 後ろ後ろ!! まったく! けしからん! 公共の場でキ、キスなんて―― ク「――とこ。男」 男「えぁ!?」 ク「見すぎだぞ?」 男「あ……あぁ。ご、ごめん」 ク「私に謝られてもな。というか、したいのか?」 男「へ? したいって?」 ク「キス」 男「ち、違っ!!」 ク「そんなに慌てなくても、私はいつでも準備できているぞ。歯磨きもイチゴ味のものを使って――」 男「だから違うというとろうに!!」 いつもいつもこんな調子。僕は振り回されてばかり。 帰ったら本当にキスしちゃうからな!? ちくしょうめ。 55 名前: 巫女(広島県) 投稿日: 2007/03/25(日) 03 56 25.88 ID tbrgagto0 「歯磨き」 男「朝食前に歯磨きするのってさ、なんかもったいない気がするんだよね」 ク「そうか? 普通のことだろう?」 男「んー、まぁそうなんだけどさ、せっかく磨いたのにまたよごれるわけだろ?」 ク「まぁ、それもそうだが」 男「でしょ?」 ク「しかし、朝食の前にまずキミとキスしたいだろう? そうなるとやはり歯磨きは朝食前が自然だ」 男「したいだろうって……超個人的な意見だな」 ク「でも、したいだろう? キミも」 男「そ、そりゃ……その……」 ク「ん?」 男「/// でぇぇい!! いいからさっさと歯磨き済ませるぞ!! 時間無いんだから!!」 ク「キミが振った話題だろうに……しかし、そんなに焦らなくてもキスは逃げないぞ」 56 名前: 巫女(広島県) 投稿日: 2007/03/25(日) 04 08 36.08 ID tbrgagto0 「恋愛マニュアル」 ク「男、キミも上目遣いに弱いクチか?」 男「何? 藪から棒に」 ク「これに書いてあった」 男「『恋愛マニュアル』……(クーもこういうの気にするんだな……以外)」 ク「どうなんだ?」 男「うーんまぁ、普段と違う表情を見せられたら多少はドキッとするもんかもね」 ク「なるほど」 男「……」 ク「……」ジー 男「い、いや、そんな無表情で上目遣いされるとだな……」 ク「これは違うのか?」 男「いや、うん、まぁ……えーと、もうちょっと困った感じの雰囲気を出してみるとかさ」 ク「こうか?」……ジー 男「さっきと変わってないよ……というか、コラ! それで寄って来るな! 若干怖い!」 ク「むぅ……難しいものだな、さっぱりわからない。どうすればいいのだ?」 男「あ……それそれ、その表情」 ク「ん?」 57 名前: ぬこ(アラバマ州) 投稿日: 2007/03/25(日) 04 17 58.25 ID 6ScCSbr20 ID tbrgagto0 がんがれ!超がんがれ! 58 名前: 巫女(広島県) 投稿日: 2007/03/25(日) 04 23 01.61 ID tbrgagto0 「○○派」 ク「男、キミは『女の子はスカート派』か? それとも『パンツ派』か?」 男「うーん、そうねぇ。どっちかって言うとスカート派かなぁ」 ク「そうか」 男「うん、なんとなく女の子っぽくて、俺はスカートの方がかわいいと思うな」 ク「なるほど」 男「あ、でもあくまで俺個人の意見な。一般的にそう思われてるかどうかはわかんないぞ?」 ク「ふむ……キミは女の子らしいのが好きなのか?」 男「え? ん、まぁ……どっちかって言うと」 ク「そうか……だわ」 男「だわ?」 ク「女の子らしさを演出してみようかと思って……だわ」 男「……あのな、女の子らしさって言うのはそういうことじゃないと思うぞ」 ク「違うのか……だわ」 男「もういいってw いや、自然体でいいと思うぞ? っていうか、そういうの気にするクーって十分女の子らしいと思うよ?」 ク「そうか……ふふ、そうだな。ありがとう、男」 男「ん」 ク「……さてと、では」 男「ってコラ!? なんでいきなり脱ぎだすか!?」 ク「いや、私は『家ではジャージ派』なのだ」 男「それと脱ぎだすのに何の関係があるんだっ!」 ク「……自然体のわたs」 男「自然体過ぎるわっ!!!」 59 名前: 巫女(広島県) 投稿日: 2007/03/25(日) 04 24 12.03 ID tbrgagto0 57 ありがとう。 超がんがる。 60 名前: 巫女(広島県) 投稿日: 2007/03/25(日) 04 41 22.43 ID tbrgagto0 「眠気覚まし」 男「なぁクー、なんかいい眠気覚ましの方法知らないか?」 ク「眠いときは寝るのが一番だと思うが?」 男「いや、今寝ちゃうと生活のリズムが狂っちゃうからさ」 ク「ふむ……頭に血が上れば脳が活性化するんじゃないか?」 男「めちゃくちゃ胡散臭いな……大体どうやって頭に血ぃのぼらせるんだよ?」 ク「そりゃあ……」 男「だぁー! それ以上言わんでいい!」 ク「ぬ?」 男「ふぅ……それにしてもクーは眠くないのか?」 ク「キミと喋っている時間が短くなってしまうだろう? 寝るのが惜しいんだ」 男「(あ……)」 ク「……男……男?」 男「あ! いや、悪い」 ク「なんだ? 鳩が豆鉄砲くらったような顔して……私だって微笑むことぐらいあるんだぞ?」 男「いや……うん……そだな……うん」 ク「ぽぉーっとして。やはり寝た方がいいのではないか?」 男「や、ちょっと……頭に血ぃのぼってきた」 61 名前: ぬこ(アラバマ州) 投稿日: 2007/03/25(日) 05 14 49.43 ID 6ScCSbr20 クー「……モニュモニュ」 男「スルメ、まだありますか?」 クー「んー……モニュモニュ」 男「……反対側を咥えろと?」 クー「コクコク……モニュモニュ」 男「遠慮しときます」 クー「プルプルモニュモニュ」 男「そんなチワワみたいに震えても無理です」 クー「……モニュモニュ」 男「俺を見つめながらモニュモニュするのは止めて下さい」 クー「カキカキモニュモニュ」 男「なになに……『何で駄目なのか詳しく述べよ』」 クー「コクコクモニュモニュ」 男「ポッキーならまだしも、スルメだと最後が酷い事になりそうな気がしますから」 クー「モニュ……モニュモニュモニュモニュモニュモニュモニュモニュゴクン……ちょっとポッキーを買ってくる」 男「そこのコンビニですよね? 俺も一緒に行きますよ」 クー「よし、では早速……んー」 男「スルメ食べてるんで、後でお願いします」 62 名前: ぬこ(アラバマ州) 投稿日: 2007/03/25(日) 06 06 19.63 ID 6ScCSbr20 ~料理中~ クー「トントントン……ッ!」 男「どうかしました?」 クー「手が滑ってな、指を少し切った」 男「どれどれ……チュー……すぐ絆創膏持ってきますね」 クー「すまないな」 男「いえいえ。えっと、救急箱は……と」 クー「ジー……カプッ」 男「クーさん。そんなに出血酷かったんですか?」 クー「いいや。ただの間接キスだ」 男「なるほど。ソレはともかく、指を出してもらわないと絆創膏が貼れませんよ」 クー「ちゃんとキスしてくれるなら」 男「食事の後で良ければ幾らでも。ただ、スルメの両端を咥える様な行為は勘弁して下さいね」 クー「じゃあ、先に一回してくれないか?」 男「駄目ですね。クーさんの場合、一回許すと歯止めが利かなくなりますから」 クー「むぅ……私の事を理解してくれているのは嬉しいが、もう少し融通を利かせてくれても良いのではないか?」 男「駄目です。誰かが離してくれなかったせいで煮物が焦げるのは、もう勘弁願いたいですから」 クー「……分かった」 クー「クッ……何故人参が入っている……」 男「栄養豊富なんですから、ちゃんと食べて下さいね」 クー「絶対食べなきゃ駄目か? こんな物をわざわざ食わずとも、今の時代サプリメントで……」 男「暫くキスは無しになりますが、それでも構わないというのであれば」 クー「うぐぅ……」 63 名前: 名無し募集中。。。(コネチカット州) 投稿日: 2007/03/25(日) 06 29 12.84 ID eEr30M/bO クー「……突然だが」 男 「……」 クー「君は好きか?」 男 「……え?」 クー「だから、君は好きか?」 男 「……なにを?」 クー「私を」 男 「ぁ……えっと……その」 クー「安心して欲しい。恥ずかしがり屋の君のためにクイズ形式にしてみた」 男 「……はい?」 クー「これは」 つ【鍬】 男 「……あき?」 クー「……これは?」 つ【鋤】 男 「……すけ?」 クー「……そうか、これは私と泊まり込みで勉強したいという遠回しな表現なんだな」 男 「え、いや、ちょっと待って」 クー「そうだな、ついでに明後日の保健の小テスト対策もしておこう」 教師「……お前ら、頼むから家に帰ってからやってくれ」 64 名前: ぬこ(アラバマ州) 投稿日: 2007/03/25(日) 07 09 57.35 ID 6ScCSbr20 クー「私は君の事を心の底から愛している」 男「知っています。だからこそ、こうして一緒に住んでいる訳でして」 クー「君は、私の事をどれくらい愛している?」 男「そうですね……クーさんを他の誰にも渡したくないと思うくらいに、ですかね」 クー「ほうほう、そう思ってもらえる私は幸せ者だな。私も同じ位に君を愛している」 男「そこまで愛してもらえるなんて、俺も幸せ者ですね。ただ……」 クー「ただ?」 男「好きな人の為に作った料理を残されるのは、悲しい事ですよね」 クー「うぐっ……」 男「食べる事を強制はしませんが、皿に残った人参を見る度に、俺がどんな気持ちで……」 クー「……分かった。分かったから、そんな悲壮感溢れる表情は止めてくれ」 男「ちゃんと食べてくれるんですね?」 クー「ああ。君に嘘はつかん」 男「良かった……昨日、田舎から大量に人参が送られてきたものですから……」 クー「それはつまり……」 男「ええ。暫く人参がメインになります」 クー「……謀ったな」 男「人聞きの悪い事言わないで下さい」 65 名前: 車内清掃員(アラビア) 投稿日: 2007/03/25(日) 07 47 31.74 ID hCD1LNXq0 「雨上がり」 男「止まねぇな。雨」 ク「天気予報も当てにならないな」 男「しっかし、こんな狭いところで雨宿りとは……」 ク「しょうがないさ。それに雨でも悪いことばかりじゃない」 男「ん?」 ク「キミがこんなに近くにいる。雨宿りのおかげだな」 男「さ、さらっとそういう事言うなよな/// 恥ずかしい」 ク「ふふ……出来ればここで抱擁が欲しいところだが?」 男「できるかっ! そんな恥ずかしいこと!!」 ク「それは残念……あ」 男「え?」 ク「雨」 男「……あがったな」 ク「……」 男「……」 ク「男」 男「ん?」 ク「抱擁してもらうのはまた今度にしておいてやろう」 男「だから、しねぇって」 ク「そのかわり」スッ 男「あ……/// ま、まぁ、手ぐらいなら……いいけどさ///」 ク「ふふ……これで虹でも出れば最高なのだがな」 男「贅沢言わない」 ク「ここはやはり虹の代わりに抱擁が---」 66 名前: 将軍(コネチカット州) 投稿日: 2007/03/25(日) 09 46 57.41 ID mGS8cj1zO wktk 67 名前: 張出横綱(九州) 投稿日: 2007/03/25(日) 10 46 24.40 ID U8laWM4rO ほ 68 名前: きしめん職人(コネチカット州) 投稿日: 2007/03/25(日) 11 06 18.57 ID pqwE4G1EO しゅ 69 名前: 運転士(関西・北陸) 投稿日: 2007/03/25(日) 11 49 03.84 ID LnpiPiKNO GJ! 70 名前: 経営学科卒(関東・甲信越) 投稿日: 2007/03/25(日) 13 08 28.24 ID Ska2Fk8sO みんなGJだ!! 71 名前: きしめん職人(コネチカット州) 投稿日: 2007/03/25(日) 13 32 39.26 ID pqwE4G1EO クー「約束の13時から既に30分経っているな…」 男「ごめん待たせて」 クー「おはよう男、一体どうしたというのか。私は君に何かあったのではと気が気でなかった」 男「ごめんね寝坊しちゃったんだ」 クー「それならそうと連絡してくれ。でも無事でよかった」 男「あれ?俺メール入れたんだけどな」 クー「何?…む。何故だ。圏外になっている」 男「故障かなあ」 クー「もう使って長いからな」 男「機種変しに行こうか」 クー「そうしよう。思えばこの携帯には君との沢山の思い出が詰まっているな。 君の私への愛の告白文、想いのたけを返した私の君への愛の告白、付き合って 初めてのデートの写真、修学旅行のバスで撮った君の可愛らしい健やかな寝顔 …非常に名残惜しい」 男「…恥ずかしいから残しておかないで…」 クー「何を言う。世界一好きな人間なのだから当然だ」 男「…(ショップでデータ移せるのは内緒にしておこう)」 クー「よし。行こう。店の者に君のくれたメールや君の写真を残す術がないか尋ね懇願する」 男「お願いやめて俺に送っておいてまたクーに送り返すから」 72 名前: 事情通(catv?) 投稿日: 2007/03/25(日) 15 30 22.30 ID oswcoodd0 ほ 73 名前: 経営学科卒(関東・甲信越) 投稿日: 2007/03/25(日) 16 27 47.59 ID Ska2Fk8sO 71 GJ!! おらも機種変せにゃ 74 名前: 造園業(関東) 投稿日: 2007/03/25(日) 17 23 07.14 ID b3GqbpLCO ほ 75 名前: 図書係り(コネチカット州) 投稿日: 2007/03/25(日) 18 16 10.94 ID pqwE4G1EO ほしゅ 76 名前: 名無し募集中。。。(コネチカット州) 投稿日: 2007/03/25(日) 19 10 54.13 ID h/1N3OtYO う 77 名前: アマチュア無線技士(北海道) 投稿日: 2007/03/25(日) 20 09 29.82 ID GBnT8Ss60 ば 78 名前: 名無し募集中。。。(コネチカット州) 投稿日: 2007/03/25(日) 21 03 01.93 ID d/DefQvaO つ【2人でダンスパーティーに行ったら?】 79 名前: きしめん職人(コネチカット州) 投稿日: 2007/03/25(日) 21 38 06.22 ID pqwE4G1EO 78 ほしゅがてらお題頂くよ。 男「フロア空いて来たな。行こう」 クー「待ってくれ。ヒールに慣れていないのだ。急ぐのは難しい」 男「はいはい、ゆっくり行こう。手、つかまって」 クー「ああ、ありがたい…あっ!」 男「!大丈夫かクー」 クー「ああ…平気だ」 男「痛まないか?」 クー「図らずも君と手を繋げ、君の温もりを感じて幸せなのだ。これしきのこと。 この後私たちは体を寄せてはじめての踊りに耽るかと思うと、胸ときめかずにはいられない。幸せだ」 男「言っている事は分かるがエロいな…」 クー「?」 80 名前: 運転士(ネブラスカ州) 投稿日: 2007/03/25(日) 22 21 23.58 ID Uf9jnnogO 保守 81 名前: ボーイッシュな女の子(関東地方) 投稿日: 2007/03/25(日) 22 43 07.71 ID UN2b19m40 出先からだけど一段落した上に出先で思いついたんでネタ投下してみるよ 82 名前: ボーイッシュな女の子(関東地方) 投稿日: 2007/03/25(日) 22 48 45.69 ID UN2b19m40 男「あ、クー。こんな所で合えるとは思わなかったよ」 ク「男よ。国際的な研究発表会に君がいるなんてどうしたんだね」 男「人が一杯来るからね。大学が会場整理のバイトを募集していたんだよ」 ク「私はこれから発表だ。世界中から私の発表を聞きに来るらしい」 男「すごいね。いつもの努力が実ったんだね。発表もがんばってね。僕は 成功を祈っているよ」 ク「君がそう言ってくれると非常に心強い。ありがとう」 男「あっ、そろそろ時間だ。会場に行かないと…」 ク「私もだ。所で君はどこで仕事をするのかね?」 男「X会場だけど。クーは?」 ク「奇遇だな。私もそこで発表するのだ。君が見守ってくれるとは、この発表は成 功は確約されたようなものだ。やはり赤い糸は存在するのだな」 83 名前: ボーイッシュな女の子(関東地方) 投稿日: 2007/03/25(日) 22 49 51.49 ID UN2b19m40 男「クーが発表しているなぁ…。でも英語で何言っているか分かんないや。スラ イドを見ても全然何か分からないし…。やっぱりクーはすごいなぁ…。だけど 部屋がスライド用に暗いから、なんだか眠くなってきちゃったな…。」 (パッ) 男「どうしたんだろう?急に明るくなったよ」 聴衆「オー!ペペラペーラ」 男「一体何言ってるんだろう?英語勉強しておけばよかったなぁ…。…あれ?皆が 僕の事指差している…。それにこれスポットライト?」 聴衆「オー!オトーコ!」 男「何があったんだろう?皆、僕に向かってくる!」 ク「やったぞ!研究発表は大成功だ!私は最優秀賞を受賞したぞ!これも日頃か ら応援してくれた君のおかげだ」 男「だけど、どうしてそれで皆が僕の所に来るの?」 ク「発表の最後に謝辞を入れるのだが、君がいなければこの研究はありえなかった。 全ての成果を君に捧げると言ったんだ」 男「でも、このスポットライトは?」 ク「簡単なことだ。会場のバイトをやっていた君の友人に少し頼んだのだ」 友人「よう。これでよかったんだよな。クーさん。しかし、こいつも幸せ者だな」 男「君もバイトしてたの…」 ク「世界中の頭脳が私と君の仲を注目しているぞ。聴衆からキスコールが沸いてきた な。ここは一つリクエストに応えようではないか」 84 名前: ボーイッシュな女の子(関東地方) 投稿日: 2007/03/25(日) 22 50 33.89 ID UN2b19m40 とりあえず終了 後、 82に1ページって書き忘れた すまない 85 名前: わけ(佐賀県) 投稿日: 2007/03/25(日) 22 59 17.34 ID SFhbOIIf0 名前欄にまず萌えた。GJ 86 名前: きしめん職人(コネチカット州) 投稿日: 2007/03/25(日) 23 01 31.13 ID pqwE4G1EO 82 83 きっと紀要にまで男への謝辞を尽すんだろうなwww GJ! 87 名前: ボーイッシュな女の子(関東地方) 投稿日: 2007/03/25(日) 23 32 37.87 ID UN2b19m40 素直クールもボーイッシュな女の子も同じ位好き ほす 88 名前: ぁゃιぃ医者(アラバマ州) 投稿日: 2007/03/25(日) 23 43 56.43 ID M/VznBoX0 GJ! 89 名前: 文学部(ネブラスカ州) 投稿日: 2007/03/26(月) 00 09 43.63 ID GNgzLwz2O GJ 90 名前: 金田一(関西・北陸) [s] 投稿日: 2007/03/26(月) 00 16 35.36 ID Hd2v13JXO なんつうか、ある意味鳥肌モンだなwwwww 91 名前: ボーイッシュな女の子(三重県) 投稿日: 2007/03/26(月) 01 09 01.50 ID /vFkCH1j0 以下、5レスほど俺のターン 新参故に、多少の不備にはご容赦を 92 名前: ボーイッシュな女の子(三重県) 投稿日: 2007/03/26(月) 01 09 44.55 ID /vFkCH1j0 女「なぁ、今度の休みに映画でも見に行かないか」 男「ん、ジャンルは?」 (女、露骨に溜め息) 女「ふぅ、君は駄目だな、若い男女が二人で映画を見に行くというのに、 ジャンルは関係ないだろう」 男「そういうもんか?」 女「じゃあ何か? 君は私が『因果の果てに~失意と苦悩~』という タイトルの映画に誘ったら断るか?」 男(そ……それはキツイだろ) 女「どうなんだ?」 男「え、ああ……分かったよ。じゃあ行こうか」 女「ふっ、そうこなくては詰まらない。実に楽しみだぞ」 93 名前: ボーイッシュな女の子(三重県) 投稿日: 2007/03/26(月) 01 10 16.02 ID /vFkCH1j0 ~当日~ 『因果の果てに~失意と苦悩~』 男(マジかよおおおおおおおぉぉぉあれって例え話じゃなかったのかああああああ) 女「さぁいよいよだな、4時間半の大長編だ」 男(嘘だと言ってよバーニィィィィィィィイ) スタンコビッチ『僕はもう駄目だよ……アレキサンドロス。 大学に入ったら人生が変わるって信じて今日までやってきたのに…… あれは教師や親ぐるみの壮大な釣りだったんだね……? そうだろう? 何も変わりはしなかった……相も変わらず降り注ぐ冷たい視線、 サークルという名の後輩いびり、一人ぼっちの冷たい学食……何が彼女だ、 もう外の世界なんて……』 アレキサンドロス『スタンコビッチ……』 94 名前: ボーイッシュな女の子(三重県) 投稿日: 2007/03/26(月) 01 10 45.04 ID /vFkCH1j0 男(ぎゃああああああああああああああああああああああ なんだこの心の中でうっすらと輝く何かを握りつぶされる感覚はあああああああ) 女「ふん、ここは主人公の精神が没落していくシーンにも関わらず、 少々光源が強いな。いささか状況表現力に欠落が――」 男(横の娘さんは無駄にクールだしよおおおおおおおおおお) 隣の席の男「ぅ……グスッ……スタンコ……ビッチィィ……」 男(泣いたあああああああ隣の人泣いたあああああああああああ) ~帰り道~ 女「……すまなかったな、あんな駄作に付き合わせて」 男「え、ああ、いや。ある意味物凄くリアルだった、うん」 女「確かに俳優陣の演技力には目を見張る物があったが、正直、 それで持っているとしか思えんな。監督が凡人だ。物語の進展に いささか不自然さを感じざるを得なかった。場面切り替えが鈍い、 引くところは引く、切るところは切らねばぐだぐだになる」 男「え……ああ、そうッスね……」 (遠くを虚ろな目で見詰める) 95 名前: ボーイッシュな女の子(三重県) 投稿日: 2007/03/26(月) 01 11 18.13 ID /vFkCH1j0 女「全く、せっかくの暗闇で」 男「そうだな……」 女「君と二人きりだったというのに」 男「そうだな……」 女「あの駄作で手を握れという方が無理だ」 男「そうだな……」 女「ふふ、まぁいいとしよう。別に今繋いだ所で変わりはないのだからな」 (女、男の手を握る) 男「そうだな……」 女「しかし……君は手が冷たいな」 男「そうだな……」 女「いや、私が暖かいのか?」 男「そうだな……」 女「ふふ、はっきりしないな、君は。どうだ、私の家でお茶でも いれてやろうか? 暖まるぞ」 96 名前: ボーイッシュな女の子(三重県) 投稿日: 2007/03/26(月) 01 11 45.81 ID /vFkCH1j0 男「そうだな……」 女の家に上がり、お茶をすすっている最中に正気に戻った男の 慌てっぷりは映画よりも興味深かったと、後に女は語る。 END 97 名前: 文学部(ネブラスカ州) 投稿日: 2007/03/26(月) 01 17 43.31 ID GNgzLwz2O GJ 98 名前: 留学生(福島県) [sage] 投稿日: 2007/03/26(月) 02 14 55.94 ID Fkg/w7iw0 ほす 99 名前: 車内清掃員(コネチカット州) 投稿日: 2007/03/26(月) 02 50 43.92 ID Uf4yZvlFO ほす 100 名前: 車内清掃員(コネチカット州) 投稿日: 2007/03/26(月) 03 45 44.20 ID Uf4yZvlFO 100げとしつつほしゅ 男「ぐー…」 クー「…起きろ男、起きてくれ」 男「…クーさん?どうしたんです?」 クー「実に恥ずかしいことに、トイレの場所が分からないんだ」 男「あー…はいはい、そう言えば教えて忘れてた…」 クー「いや違う。教えてもらったが、暗くて分からないんだ」 男「もしかしてクーさん鳥目ですか?」 クー「いかにも」 男「んじゃ連れていきますよ、階段あるから大変でしょ」 クー「ありがとう。助かる」 男「さ、クーさん、手を…」 クー「…男」 男「はい?」 クー「鳥目も良いものだな。こうして君と手を繋いでいるまま階段で転んだら、 私は君を思う存分抱き締められるな」 男「非常に危ないので頑張ってこけないで下さい」 101 名前: 秘書(コネチカット州) 投稿日: 2007/03/26(月) 05 00 18.98 ID Uf4yZvlFO さらにほしゅ クー「起きろ男」 男「…ん…まだ5時じゃないか…すー…」 クー「駄目だ起きろ、今日は早朝課外の日だ」 男「…うう……寒い…俺低血圧低体温…」 クー「寒いか。暖房は点いているのだが」 男「寒い…」 クー「分かった。こうしよう」 クーは男のベッドにもぐり、男を抱き締めた。 男「!?えっ、もしかして…」 クー「察したか。温めよう」 男「いやあの」 クー「男の背は広いな。私の両の腕では抱えきれない。君の広い背中、愛おしい」 男「…嬉しいけれどこれは…」 クー「ああ、君を抱き締めたこのまま登校出来たらどれほど嬉しいか」 男「…やめて」 102 名前: 容疑者(コネチカット州) 投稿日: 2007/03/26(月) 06 29 17.38 ID 6c27PVkUO 100-101 GJ! 103 名前: 容疑者(コネチカット州) 投稿日: 2007/03/26(月) 08 04 47.72 ID mSvuoOJ5O ほ 104 名前: 偏屈男(北海道) [sage] 投稿日: 2007/03/26(月) 08 10 03.48 ID oLZTTf9F0 これからドット絵を描こうと思ってる人にお勧めのフリーソフトは「EDGE」。 詳しくはwebで! EDGE ドット絵 [検索]← 105 名前: 偏屈男(北海道) [sage] 投稿日: 2007/03/26(月) 08 19 15.79 ID oLZTTf9F0 誤爆したゴメン 106 名前: ボーイッシュな女の子(三重県) 投稿日: 2007/03/26(月) 08 30 53.07 ID /vFkCH1j0 ノリノリ杉て茶噴いた 107 名前: 車内清掃員(コネチカット州) 投稿日: 2007/03/26(月) 09 50 33.11 ID Uf4yZvlFO 102 ありがとう。 おはよう行ってきますのほしゅ 108 名前: 文学部(関西・北陸) 投稿日: 2007/03/26(月) 10 52 50.87 ID dlg/OP2OO ほ 109 名前: コンビニ(大阪府) 投稿日: 2007/03/26(月) 12 32 31.95 ID 3nOcRAu00 ほ 110 名前: 文学部(ネブラスカ州) 投稿日: 2007/03/26(月) 13 11 45.82 ID GNgzLwz2O ほ 111 名前: DJ(東海) 投稿日: 2007/03/26(月) 14 08 11.52 ID 6q3Sgp+mO ほ 112 名前: DJ(東海) 投稿日: 2007/03/26(月) 15 20 56.15 ID 6blqreLiO 姑娘なクー 113 名前: 守備隊(アラバマ州) 投稿日: 2007/03/26(月) 16 22 55.34 ID /2vF/J1Y0 ほっほー 114 名前: イラストレーター(神奈川県) [sage] 投稿日: 2007/03/26(月) 16 28 54.79 ID GmhZ0IH00 112の読み方が分からないorz 115 名前: 付き人(catv?) 投稿日: 2007/03/26(月) 17 16 17.56 ID 0IEiET/u0 112 姑娘なクー→クーニャンなクー クーニャンとは中国の少女・娘の事。未婚の女性の意味。 なお、コジョウと読む場合は父の姉妹を示す。
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108 :お題:推理小説にハマっている素直クール :2006/09/11(月) 17 43 51.54 ID vfr2h6RJ0 「おはよう―――ってどうした、何だか酷い顔をしているぞ」 「待て待て、ここは私が名探偵ばりの推理を見せてやろう」 「まず赤く腫れた目、おそらく昨夜はかなり遅くまで起きていたな」 「いつもよりもわずかに着衣の乱れが見られる」 「恐らく寝起きの姿もかなり乱れていたのではないだろうか」 「そして首元に散見される赤いアザ」 「一間虫刺されに見えるがよく見ると内出血を起こしている、キスマークというやつだな」 「そして何よりもそのやつれ具合だ」 「単に体の調子が悪いだけじゃない。 そうだな―――例えば精気を吸い取られたような」 「これらにより導き出される犯人は―――」 『 ぜ ん ぶ お 前 だ 』
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【名前】素直 【大きさ】素直 【攻撃力】【防御力】【素早さ】素直 【特殊能力�Q】素直 【長所】素直 【短所】素直 【説明】素直 ◆考察記録 --------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 207 名前: ◆i2YmaRnsjY [sage] 投稿日:2009/06/28(日) 19 33 28 187 素直の定義が意味不明、考察不能 293 名前:アリゲラα ◆jhlUsrQYEQ [] 投稿日:2009/07/20(月) 16 27 27 素直再考察 テンプレの意味が全く分からないので「ぱ」とか「どぅう゛ぇるげどばどぅぢゃはど」とか「のちにしらのなしいのにすな・」とかと同じ どぅう゛ぇるげどばどぅぢゃはど=ぴ=asbtnoer6lnz=のちにしらのなしいのにすな・=( ゚д゚ )=素直 348 : ◆rrvPPkQ0sA :2016/11/16(水) 23 50 33.79 ID UwBRY5wR どぅう゛ぇるげどばどぅぢゃはど =ぴ =asbtnoer6lnz 素直 =ヤル夫 け 再考察 意味不明なので考察不能。
https://w.atwiki.jp/mousouyomi/pages/3358.html
【名前】素直 【大きさ】素直 【攻撃力】【防御力】【素早さ】素直 【特殊能力�Q】素直 【長所】素直 【短所】素直 【説明】素直 207 名前: ◆i2YmaRnsjY [sage] 投稿日:2009/06/28(日) 19 33 28 187 素直の定義が意味不明、考察不能 293 名前:アリゲラα ◆jhlUsrQYEQ [] 投稿日:2009/07/20(月) 16 27 27 素直再考察 テンプレの意味が全く分からないので「ぱ」とか「どぅう゛ぇるげどばどぅぢゃはど」とか「のちにしらのなしいのにすな・」とかと同じ どぅう゛ぇるげどばどぅぢゃはど=ぴ=asbtnoer6lnz=のちにしらのなしいのにすな・=( ゚д゚ )=素直 348 : ◆rrvPPkQ0sA :2016/11/16(水) 23 50 33.79 ID UwBRY5wR どぅう゛ぇるげどばどぅぢゃはど =ぴ =asbtnoer6lnz 素直 =ヤル夫 け 再考察 意味不明なので考察不能。
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新規さんにこれだけは読んでおいてほしい! 俺の中ではこの作品は傑作だ! という作品を推挙する場所です。 素直クールってどういうのを書けばいいんだろうと迷っている人を助ける事になると思います。 本ウィキに登録されていて、こちらのウィキで新規さんに読ませたいものがありましたら報告お願いします。 登録させていただきます。 名前:あなたのお名前 コメント:あなたのお勧め作品タイトル 京と亮 -- AO (2008-03-02 08 48 22) 18禁ものだが、○○型~~系素直クール -- 名無しさん (2009-02-18 08 04 21) ジャスティスクール -- 冬見猫 (2009-02-23 23 58 02) 足りなくなる -- y.m (2011-04-29 00 06 03) 既婚クール -- 名無しさん (2011-05-08 10 52 40) 生徒会室異常なし -- 名無しさん (2011-07-23 08 43 30) これからずっと/~の頃シリーズ/とある~の場合シリーズ -- 名無しさん (2011-07-23 08 51 40) ひろたまシリーズ -- 名無しさん (2011-07-23 08 52 31) 姫宮嬢との一夜 -- 名無しさん (2011-07-27 01 48 19) 名前 コメント
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◆098PR7A.iI氏 ある日、少年は夢を見た。 それは目覚めの直前だったからか、深い眠りの最中だったからか それはもはや夢とも呼べない、水面へと浮かび上がる間に消えゆく泡のような、淡く儚い幻想のようなものではあったが、 少年は夢を見た。目覚めて目蓋を開けた時の眩しい朝日、それに目を細めた瞬間に、危うく忘却に置き去りにしてしまいそうな夢を。 朝日が放つまばゆい光と、家の前の通学路を走りゆく小学生達の弾むような笑い声に、まだ重い目蓋を手の甲で擦りながらこじ開ける。 首に感じる鈍い痛みと、傍らに無造作に転がる天文学の雑誌を見て、またやってしまったのかと少年は苦笑した。 その苦笑も机上に置かれた時計を見て焦りの表情へと変わるが、少年はまるでこの事態に慣れたかのように再びフローリングの床へと身を横たわらせる。 「…あーあ、二日連続の寝坊か…もう良いや、今日も休んじゃえ」 …どうせ、父さんも寝坊したんだ…親子揃って低血圧、朝は弱いもんなぁ… 言い訳にもならないことを考えているうちに、目蓋はまた重くなってくる。そうして完全に目を閉じそうになったとき、部屋のドアが勢いよく開けられた。 「…朝だ!」 「…そんなの知ってるよ、父さん」 「…なんで起こしてくれなかった!?」 「…いい加減に目覚ましで起きてよ…まあ、僕が言える立場じゃないけどさ。…じゃ、僕、寝るから…」 そして僕は再び眠りにつこうと、机の横に投げっぱなしになっていたタオルケットを手繰り寄せた。 「何言ってんだ、今日は平日だろ!学校だろ!それをこんな時間になって…」 「それは父さんも同じですー。今から準備したって遅刻するし、だったらもう一眠り…」 「それを言うなら俺も同じ!同じように寝坊したのに、俺だけ遅刻で怒られるのは納得できん!」 …なんか、親として怒るべき部分がずれてる気がする。でも僕は気にせず、籠城を決め込むようにタオルケットに包まった。 「ふふ…晴樹、お前だけのうのうと休めるとは思うなよ…」 「うー…なんだよ父さん、気持ち悪いなぁ…良いから、早く仕事に行きn」 「既にまひる君を呼んだ。彼女なら引き摺ってでも、お前を学校へ連れて行ってくれるだろうからな」 「…マジカナ?」 「マジダヨ♪」 「邪魔するぞ、晴樹。ああ、お父様もこちらにいらっしゃいましたか。おはようございます」 「おはようまひる君、ではこいつをよろしく頼んだよ。俺は仕事に行かねばならないからね」 「了解しました、お父様。…なんだ晴樹、まだ着替えてもいないじゃないか。」 さっきまでの邪悪な笑いは何処へやら、爽やかな笑みを浮かべて父さんは部屋を出て行った。 「…ごめんねまひる、すぐに準備するから玄関で…って、なんで手をわきわきさせてんの」 「深いことはハァハァ気にするな、それよりハァハァ急ごうじゃないかハァハァ」 「気にするなって…ちょ、なんで息まで荒いの」 まひるが、両手をわきわきさせながら、鼻息を荒くしながらにじり寄ってくる。昔からの付き合いだから、この次にはどうなるかわかっているわけで… 「仕方ないなハァハァ寝起きで着替えるのもハァハァ時間がかかるだろうハァハァし手伝ってあげようハァハァほらばんざーいフヒヒ」 「やめてぇえぇえええええぇ!!!!」 少年は夢を見た。記憶には無いのに懐かしく、しかし何故か悲しくなるような夢を。 …だがそんな夢も、朝の喧騒に少しずつ掻き消える。 少女は駆けた。すらりと伸びた足は軽やかにアスファルトを蹴り、腰までもある艶やかな黒髪を踊るように風へなびかせて。 その走りはすれ違う人々皆が振り向くほどに華麗で、かつ少女らしい躍動感があったが、残念なことに道行く人はほとんど見られなかった。 「まったく、無駄に派手な抵抗ばかりして…冗談に決まってるのに、余計に時間がかかったじゃないか。」 「まひるのやることは、全然、冗談に、見えな…ま、まひる早すぎ、ちょっと歩こうよ…」 少年は駆けた。…いや、駆けていると呼べるだろうか。 その足は、地面を蹴るには程遠く靴の踵を引き摺り、右へ行ったかと思えば左へ行ったり… 何より、その目を見事に渦巻きを描いて回していた。 「まったく、只でさえ遅れそうだというのに…仕方ない、その様子ではいつ倒れるかわからないしな。」 「はあっ、はぁ…ごめんね、僕のために…」 「晴樹が倒れたら、遅刻どころの話じゃなくなるからな…第一、そう言うなら寝坊なんかするな。」 「う…ご、ごめんね…」 …ほんとに、まひるは言いたいことをズバズバ言うなぁ…と、少年は心の中で呟きながら頭を垂れた。 「まあ、昔からのことだからな…いい加減、晴樹の世話役にも慣れたよ。不本意ながら、な。」 「わかってるよ、感謝してるってば…昔から、まひるには迷惑かけっぱなしだもんね…」 「うん、一応理解してるようだな…。それにしても、随分と頑固なまでに二度寝に執着していたようだな。何かあったのか?」 声色は先ほどまでと変わり無いが、首を傾げながら少年の顔を覗き込んで問うあたり、どうやらまんざら不本意というわけでもないらしい。 「何か、って…別に何も無いよ?」 「うーん…ほんとに、か?」 「うん、ほんとに。…でも、なんでそんなこと?」 「いや、なんと言うか…」 少女は、隠し事を打ち明ける子供のように、どこか恥ずかしいような表情で、 人差し指で頬をかきながら、少しばかり考え込んだ。 「…晴樹があんなに駄々こねたの、小さいころ以来だったから、さ。」 「…だ、駄々って…」 少年は、そのあまりに子供扱いな言葉に一瞬顔を引きつらせたが、 少女のどこか遠くを見つめる表情を見て、朝の自分を思い返した。 …いつもなら、絶対に逆らわないまひるの言葉を聞いても、それでもずる休みを決行しようとした自分。 どうして? また眠って、ずる休みをしてまで何があっただろう。 せいぜい、夢を見るくらいで… …夢? なんだろう、何か大切なことを忘れてる気がする。 別に、忘れても何が問題があるわけでもないことだけど… それでも、大切な何かを。 「よし、休憩は終わりだ。…校門までラストスパート、倒れるなよ晴樹!」 「わ、ちょ…待ってよまひる!」 『…晴樹があんなに駄々こねたの、小さいころ以来だったから、さ。』 追憶の続きは後回しにしなくては、と少年は思った。 とにかく今は、自分の前を駆ける少女の後を追い、一刻も早く校門をくぐらなければならないのだから。 電線の上の雀は、小刻みに首を傾げながら、二人の少年少女を可笑しそうに見下ろしていた。 教室は、朝という独特の、澄んだような空気の中で、 やはり独特の雰囲気を醸し出していた。 始業のチャイムまで、あと数分もない。しかし、この教室の二つの席は、まだ空いたままだった。 少女は豪快な音をたてて教室のドアを開け、滑り込むように自分の席へ座った。 「や、やっと……着いた…」 それから数秒遅れて、少年が……またしてもぐるぐると渦巻きに目を回し、 へろへろとふらつきながら教室へ入って着席する。 「朝からぐだぐだじゃねえか……さすがにずる休み、二日も続けらんないか?晴樹」 「ああ、おはよう太一……仕方ないよ、まひるに迎えに来られちゃ…」 座るなり力なく机に突っ伏した少年に、太一と呼ばれた前の座席に座る もう一人の少年が、にやにやと笑いながら話しかけた。 どちらかというと色白で、前髪がだらしなく目の下まで垂れている晴樹とは違い、 太一は、日に焼けた肌といい、短く刈り揃えたといい、見るからに、 根っからの体育会系といった風貌だ。 「ふーん……なんだ晴樹、私の出迎えはそんなに迷惑だったか?」 「……滅相もございませんよ、まひるさん」 まひるは自分の席、晴樹の斜め後ろの席に座ったまま、 走ったために少しばかり乱れた髪を和風の櫛で梳かしながら、 ドスのきいた声色と冷たい眼光で晴樹を睨む。 こうなっては、少年はヘビに睨まれたカエル。 晴樹は半ば怯えたような表情で、両手と首を同時に振った。 「でもまあ……何だかんだ言っても、まひるは晴樹の良い保護者だよな。それに、晴樹 だってまひるとほとんど一緒にいるし……幼なじみっつうか、姉弟だな」 「昔から、晴樹の世話をするのは私の役目だったからな… 今でも、危なっかしくてなかなか目が離せないのはそのせいだ。」 「ご、ごめん…」 まひると晴樹を交互に見ながら面白そうに笑う太一。 髪を整え、櫛を小さなポーチにしまいながら仏頂面で言うまひる。 目を隠している前髪を指で弄りながら、苦笑いを浮かべて謝る晴樹。 「まあまあ…いつか晴樹に彼女でもできれば、まひるの役目も軽くなるんじゃねえの?」 「そうだな…私も人並みに恋愛にうつつをぬかしてみたいが、 このままではずっと晴樹の世話役で青春時代を終えてしまうかもしれない」 「ご、ごめんなさい…」 いよいよ肩を落として落ち込む晴樹を見て、少し言い過ぎたか、と思った。 ……無論、太一が。 まひるも、決して人を傷つけて喜ぶような性格破綻者ではないし、 人の痛みが理解できる、心優しい少女なのだが、 それと同時に、この気弱な幼なじみの弱々しい顔を見ることを楽しむ、少々過激な性癖もあった。 「そ、そう落ち込むなって!な、まひる!」 「そうね……まあ、晴樹のような天文オタクに、彼女ができるかどうかは…」 「うわーっ!まひるっ、それ以上は言うなぁー!」 「…………」 こうした朝の喧騒はいつものことで、 遅れてきた担任の一声で、喧騒が落ち着くのもいつものことだった。 夢は夜に見るもの。 ならば、夢の回顧もまた、夜に行うのだろう。 若い彼らは、その目が開いている限り、ただ日常を、現実を、楽しむ。 いつも通りの学校生活が終わった。 思い思いに過ごす放課後。日が落ちるにはまだ早く、外はまだ明るい。 早々に帰り支度をする者、 まだ教室に残り友人と雑談を楽しむ者、 部活の練習のために、慌ただしく教室を後にする者…… 「まひる、今日は?」 「今日は休みだからな、もう帰る……太一は練習だと言って、もう部活に行った」 「うわ、相変わらず忙しそうだねぇ……」 「うちの野球部は、県内ではわりと強豪の部類に入るからな」 「陸上部はどうなの?」 「強豪と呼ばれるほどの部活なら、晴樹の面倒など見ていられないさ」 まひるは苦笑いを浮かべながら溜め息混じりに言うと、 小さく「行くぞ」とだけ呟き、鞄を持って静かに立ち上がった。 まひるは、陸上部のキャプテンを務めている。 本来なら最上級生である3年生の役割だが、部員の少なさと、 何よりまひる自身の実力によるもので、異論を唱える者はいなかった。 1年生の時には既に副キャプテン、そして今年に入って、見事キャプテンの座に着いた。 「まひるの家、今日は?」 「ああ、いないな」 「僕も……じゃ、どうする?」 「晴樹の家だな、洗い物が楽で良い」 晴樹もまひるも、片親だ。 晴樹には母親が居らず、まひるには父親がいない。 なので物心ついた時から、互いの親を 「お父さん」 「お母さん」 と呼んでいた。 晴樹の父も、まひるの母も、まるで自分の子供が 増えたかのように喜んだ。 そして二人の少年少女が大きくなると、親が仕事に行っている間、 どちらかの家で、二人で留守番をするようになっていた。 子供を一人にすることへの不安か、罪悪感か…… しかし、二人は喜んだ。一人で待つのではない、 二人で待つということ。例えそれが留守番でも、二人は楽しかった。 そしてその習慣は、もう一人にしてもほとんど心配のないほどにまで、 二人が成長してもなお、続けられている。 「まあ、別に良いんだけど……」 「では決定だ、材料で必要なものはあるか? あるなら、私の家から調達するが……」 まひるの言葉に苦笑いを浮かべながら、大丈夫、と一言だけ答えた。 もう太陽は二割ほど沈んだ。 その光は雲を、山を、ビルを、錆びれた交通標識を、 二人の頬を紅く染めた。 二人の家に帰る途中にある河川敷に差し掛かると、まひるは美しい夕日に目を細めた。 「…綺麗だ、これは明日も晴れるな……晴樹?」 小さいころから、二人で何度も見てきた夕日。 いつもの晴樹なら、自分以上にはしゃぐはずなのに……と思い、 ゆっくりと振り向いて、後ろで立ち尽くす晴樹を見た。 晴樹は、黙って夕日を見ていた。 しかしその表情は、何かに見惚れている表情ではなく…… その目も、夕日を見ていると言うよりは、どこか遠くを見ているようで…… 「…はる、き……?」 晴樹は、夕日を見ていた。 いや、夕日ではない。その向こうの、どこか遠い日を。 昨夜に見た夢……それはもはや不鮮明で、その上には、 何枚ものフィルターがかかっていた。 しかし、無意識の内に、晴樹の口は言葉を紡いだ。 「…晴樹、いったいどうし……」 「…こが…ね、いな…ほに……あか、ね、ぞら……」 まひるの聞いたそれは、言葉ではなかった。 歌のようだった。それも古い、民謡のような……どこか、懐かしくさせる歌。 「…もゆ……る、あき…やま……ひ、ぐれ…を…み……あげ……」 「……っ…おい、晴樹っ!!」 気付けばまひるは体ごと晴樹へ向き直り、手のひらを強く握って叫んでいた。 手のひらに爪が食い込むのがわかったが、そんなことはまひるの頭には無かった。 怖い?違う、この感じは違う。 怒り?違う。 悲しみ?……違う、似ているかもしれないが、違う。 「…てん……と…て……まり、を……も…ひと、つ……つ……け…ば……」 「晴樹っ!!」 晴樹がはっと気付いたときには、まひるが自分の両肩を強く掴んでいた。 「ま、まひる……?」 おろおろと、肩を掴んでいる腕とまひるの顔を見る晴樹の 表情を見て、まひるは直感的にわかった。 わかった、というと少し違うかもしれないが…… 「……あれ、今僕…?」 「………いきなり道端で呆けるな、バカ晴樹」 「…あ……えっと、ごめん!」 気まずそうに浮かべる苦笑い、謝罪の言葉。 大丈夫だ、いつもの晴樹がここにいる。 正直、晴樹の身に何が起こったのかはわからない。だが、一つだけわかったことは…… 「……行くぞ、私は空腹なんだ。見たい番組もあるし、な」 「わ、いきなり走らないでよ……ま、待ってよまひるー!」 わかったのは…… あの時、私の言葉が晴樹に届かなかった時、私の心を襲った、冷たく重い感情。 ……寂しかった。 晴樹の目が、私の知らない何処か遠くを見ているようで。 晴樹の心が……私の届かない、遥か遠くへ行ってしまったようで。 ……ずっと一緒だった幼なじみが、急に知らない誰かになってしまったようで… 「……何なんだ……くそっ!」 そんな感情を振り切るように、まひるは走った。 運動音痴な幼なじみを遥か後ろに、彼の家へ続く道を。 黄金稲穂に 茜空 萌ゆる秋山 日暮れを見上げ てん、と手鞠をも一つつけば…… 「……ねえ、まひるも手伝ってよー」 「うるさーい」 晴樹が一人で食後の洗い物をしている間、まひるはリビングの床に寝転がってテレビを見ていた。 「まったくもう……まひるのうちでご飯食べた時には、いつも手伝わせるくせに……」 「……んー……まあ、細かいことは気にするなよ」 晴樹は、自分専用の水色の前掛けを台所の壁にかけると、 テレビから流れる平面的な笑い声を聞きながらソファーへ座った。 「あ、これまひるが好きな芸人だよね!」 「あー……そうだな……」 その夜、まひるは静かだった。確かに普段から物静かだし、騒がしい性格ではないが、 何を話しかけても上の空だった。今も、仰向けになったままテレビを見てはいるが、 内容にはまるで関心が無さそうに見えた。 「……なあ、晴樹」 「なっ、なになに!?」 ようやくまひるの方から話しかけられ、晴樹は、目を輝かせながら身を乗り出した。 「……夕焼けを見てるとき、何考えていたんだ?」 「え?何をって、別に何も……ただ、ぼーっとしてた、っていうか」 「……そうか」 それだけ答えると、まひるは気だるそうに再びテレビへ目を向けた。 どんな答えを期待してたのかな、と晴樹は思った。 しかし実際に、ぼーっとしていたとしか言い様の無いのも事実だ。 夕焼けを見て……その奥に何かが見えたような気がして、 気がついたときには、まひるに肩を掴まれていた。 「ねえ、まひる?」 「んー、なんだ?」 「明日、土曜日だよね?」 「ああ、土曜日だな」 「部活も休みだったよね?」 「そうだな、休みだ」 「それじゃあさ……も、もし良かったら、久しぶりに」 どこか気の抜けたようなまひるの返事を聞きながら、 このどこかくらい雰囲気を払拭しようと、晴樹がさらに身を乗り出した瞬間、 玄関から、聞き慣れた呑気な声が聞こえてきた。 「たーだいまー!」 「ああ、お父様が帰ってきたようだな」 「……みたいだね…」 実に間の悪い父親の帰宅に、晴樹は顔を引きつらせて答えた。 二枚の映画の割引券を、再びズボンのポケットへねじこみながら。 「良い匂いだ、今日の夕飯はまひる君が作ったようだね?」 「お疲れ様でした、お父様」「……おかえり、父さん」 「いやー、まひる君にはいつも世話になってるね。……なんだ晴樹、まだ起きてたのか」 「まだ九時だよ、っていうかそれが帰りを待ってた息子への態度?」 父親の露骨な態度の違いに、ジト目で睨みつける晴樹。 「はいはい、正直すまんかった。……ところでお二人さん、明日は暇かな?」 「ええ、私は部活も休みですし。どうせ晴樹はいつも暇ですから」 「人を暇人みたいに言うな!」 まひるは、でも事実だろう?と呟いて小さく肩をすくめた。 「まあ良いけどさ……で、明日がなんだって?」 「私もそれをお聞きしたい、何か用事でもあるのでしょうか?」 「いやー、大した事じゃないんだがな……」 そして、少年達は舞台に上がる 少年は、日常から非日常へ 少女もまた、日常から非日常へ そしてまだ見ぬもう一人の少女は、あまりに長い時間を経て、非日常から日常へ。 電車の窓からは、夏の始まりを感じさせる青々とした山が見える。 木々の葉は眩しい太陽のをちかちかと反射し、雲は高くそびえる山の上を流れた。 そんな山奥を走る電車の中、晴樹は窓に後頭部をつけて小さく溜め息を吐いた。 (……父さんも、いきなり急なこと言うんだもんな…) やる気の無さそうな表情で、窓の外を見た。 山は日の光に輝いてはいるが、山特有の気候のために、それほど暑くもないだろう。 晴樹は、小さい頃に何度も体験したのでよくわかった。 (久しぶりだなぁ……何年ぶりだろ、お婆ちゃんのうちに行くなんて) 「えー、お婆ちゃんのとこに!?」 「そうだ、明日行って来い」 「お父様、それで私は?」 「大丈夫、切符は二人分買っておいた。まひる君も、久しぶりに行きたいだろ?」 「父さん、また勝手にそんなこと決めて……」 父親が堂々とポケットから取り出した二枚の切符を見て、 晴樹はあからさまに肩を落とした。 「私は構いませんが……しかし、なぜ?」 「晴樹一人だと、どこで迷子になるやら熊に遇うやら川に流されるやら……」 「んなわけあるか!」 「いえ、私がお聞きしたいのは……うるさいぞ晴樹、少し黙れ。 なぜ、急に今お婆さんの家に?」 一喝されて泣きながら体育座りをする晴樹を尻目に、まひるは素直な疑問をぶつけた。 「いや、何か渡す物があるとかなんとか…… まあ、ちょうどいい機会だ。久しぶりに墓参りにでも行って来いよ」 「いきなりの提案にしては、随分とアバウトだね…」 ようやく立ち直った晴樹が、ジト目で睨みながら呟いた。 その言葉を聞いた父は、晴樹の頭をわしわしと撫でまわした。 「な、なにすんだよ!」 「良いから言って来い、ここの所墓参りにも行けなかったしな」 「そうだ晴樹、ご先祖様は大切にすべきだ」 「結局、まひるもそっちに着くわけね……わかったよ、行けば良いんだろ」 こうして、晴樹とまひるは二人、ひたすら山奥へ突き進む 電車に乗って、線路に揺られながら晴樹の実家へ向かうことになった。 (おかげで、映画の割引券はゴミ箱行き、か……) 再び溜め息を吐いて、暇潰しに持ってきた文庫本へ目を落とすと、 ことりと片方の肩に重みを感じた。 「……ま、まひる?」 「…んー……すぅ…」 まひるは晴樹の肩に頭を乗せて、静かに寝息をたてていた。 「…まあ……こういうのも悪くない、かな」 「んー、やっと着いたか」 「まひる、ずっと寝てたくせに」 小さく伸びをするまひるを見て、晴樹は笑いながら言った。 「退屈だったんだ、仕方ないだろう。そんなことより、早く行くぞ」 「そ、そんなに急がなくても良いんじゃない?」 さっさと歩き出そうとしたまひるを、あわてて呼び止める。 「お婆さんに用事があるんだ、お婆さんの家に行かないでどうする」 「そうだけど……久しぶりに来たんだし、いろいろ見て行こうよ」 晴樹の提案を聞いたまひるは、幾分か考えた後、仕方ないかと頷いた。 「うわー! この川も、相変わらず綺麗だね!」 「そうだな……あまりはしゃぐなよ晴樹、川に落ちるぞ」 山沿いの道路を少し降りて、二人は川原にいた。 流れる水に手を浸してはしゃぐ晴樹を見て、腕を組んで注意するまひる。 「はいはーい」 「まったく、どこまでわかっているんだか……」 晴樹が呑気に返事をすると、まひるは小さく溜め息を吐いて、 近くにあった岩へ腰掛けた。 「あはは、ちゃんとわかってるよ?」 「どうだかなぁ……」 「昔みたいに、まひるに助けてもらうわけにもいかないしね!」 「昔……?」 「そう、小学校三年生のときだったよね? 僕が溺れて、まひるが助けてくれて……」 「いや、ちょっと待ってくれ……小学校三年生のとき?」 「うん、間違いないよ!」 晴樹の答えを聞いて、まひるは口元に手をあてて何か考え込んだ。 「……なんのことだ?」 「え、まひる覚えてないの!?」 「小学校三年生のとき、私はここに来なかった。母が体調を崩したからな」 「……そういえば、そんなことも……」 「何かの勘違いだろう?ほら晴樹、川の近くでぼーっとするな」 勘違い?そんなわけない、と晴樹は思った。 足を滑らせて川に落ち、流された恐怖感。 嫌でも水を飲んだ苦しさ。 差し出された手に助けられた時の、安堵…… それが、この記憶が、勘違い? そんなわけないと、もう一度晴樹は思った。 「晴樹そろそろ行くぞ?」 「あ、うん……」 (あれ……結局、誰に助けてもらったんだっけ?) そんなことを考えながら、晴樹はまひるの後ろを歩き始めた。 「晴樹もまひるちゃんも、久しぶりじゃねぇ」 「そうだね、久しぶり」 「ごぶさたしていました、お婆さん」 ようやく晴樹の実家へたどり着いた二人は、晴樹の祖母の歓迎を受けて古びた茶の間へと通された。 「それで、さっそくなんだけど……渡したい物って、なに?」 「ん? むかーし、この家に晴樹が忘れていったものじゃよ」 「忘れていった、もの?」 「そう、とても大事な、だーいじな、ね」 祖母の言葉に、晴樹は記憶の糸を手繰り寄せた。しかし、まったく記憶が無い。 第一、そんなに大事な物だったら、もっと昔に自分から取りに行ったはずだ。 「心当たりが全然無いよ……それで、その忘れ物はどこに?」 「自分から行ってやりなさい、とてーも大事なものなんじゃから」 「ええ、自分から探しに行くの!? 忘れ物が何かもわかんないのに……」 「宝探しじゃよ、小さい頃よくやっとったろ?」 「そ、そんな……」 「面白そうじゃないか、晴樹」 「ま、まひる?」 それまで静かだったまひるが、突然口を開いた。 「つまり、その忘れ物はこの家のどこかにあり……見ればすぐにわかるもの、でしょう?お婆さん」 「そうじゃよ、大事な、そしてすぐにわかるものじゃ」 (うわぁ、まひる燃えてるよ……こういうの好きだもんな、昔から) 「よし晴樹、探しに行くぞ! ではお婆さん、また後で!」 「はいはい、頑張りんさい」 目を輝かせて勢いよく立ち上がったまひるに、首の後ろを掴まれて引き摺られていく晴樹。 祖母は深いシワを寄せて笑いながら、二人を見送った。 「早く見つけてやりんさい……ずっと、ずーっと、待っとったんじゃから」 「ここか!? むぅ、違うな……そっちか!?」 「ま、待ってよまひる……」 幼い頃に帰ったような生き生きとした表情で、次々に部屋を覗き込んでいくまひる。 晴樹は、そんなまひるの後を、苦笑いを浮かべながら着いて行った。 「……昔からさ、まひるはこういうの好きだったよね」 「うん?」 「山とか、森とか……探検するの、好きだった」 「ん?そうだな、確かに」 「僕は、いつもそんなまひるに着いて行くばっかりで……」 「迷子になって、大人達を慌てさせたこともあったよな」 「あはは、あったあった! 確かその時、助けが……あれ?」 そこで晴樹はふと立ち止まり、怪訝な表情で記憶を振り返った。 「どうした?」 「……その時、どうやって助けられたんだっけ?」 「それは……あれ、どうだったかな?」 二人はしばらくの間回想に耽ったが、すぐにやめた。 疑問は、何故かそれほど尾を引かなかった。 それからも、まひるはバタバタと家の中を巡り、晴樹はその後を着いて歩いた。 その間も二人は、幼い頃の思い出を話し続けた。 森の中で蝉を取ったこと、川で魚を釣ったこと。 近くの小さい神社の夏祭りに行ったこと、浴衣を着て、花火大会にも行ったこと。 しかし、どの思い出もちぐはぐで、つじつまの合わないところがあった。 「あ、まひる!」 「なに、見つけたのか!? ずるいぞ、私が見つけたかったのに!」 「違うよ、ほら……この柱!」 苦笑いを浮かべながら、晴樹は古く黒ずんだ柱を指差した。 そこには、晴樹のお腹辺りの高さの場所に、乱暴に傷がつけられていた。 「懐かしいなー……昔、僕たちが背比べして、傷つけて怒られたんだよね」 「ああ、これか……懐かしいな」 「確かこの頃は、僕よりまひるの方が小さかった」 「うむ、今では大逆転だ」 「う、うっさいなぁ……」 「事実だ、受け止めたまえ」 「なんか、柱に印をつけるのに憧れてたんだよね……あ…」 柱を指先で撫でていた晴樹の様子が急変し、まひるは訝しげに晴樹の様子を伺った。 「晴樹……?」 ガタッ!! 「お、おい晴樹!?」 「僕、庭のほう探してくる!!」 晴樹は突然顔を上げると、言葉を残して勝手口の方向へ走りだした。 「やっぱりだ……やっぱり…!」 柱を撫でていて、気付いた。否、目に止まった。 「おかしいと思った……何か、足りないと思った…!」 まひるのつけた傷。その少し上に、晴樹がつけた傷。 「なんで思い出せないんだ、大事な……とても、大事な!」 二つの傷より、頭一つ分上に……もう一つの、傷。 「間違いない……」 僕の思い出には、何かが足りない。 『……早く見つけてやりんさい、ずっと、ずーっと、待っとったんじゃから』 「…はあっ……はぁ…」 勝手口を開けると、そこには昔と変わらない……いや、昔よりはいくらか寂れた、裏庭があった。 晴樹は古びたサンダルをつっかけて、裏庭に出る。 晴樹は肩で息をしながら、ゆっくりと歩き始めた。 あまり手入れのされていないそこには無数の石ころが転がっている。 晴樹が一歩踏み出すごとに、薄っぺらいサンダルの裏から鈍い痛みがはしった。 「…何もない……誰も、いない……」 ははっ……と、乾いた笑いが口からこぼれた。 「……何をやってるんだ、僕は……こんなところに、何かあるわけ…」 その時、ぱしゃりと水の撥ねる音が聞こえた。 そういえば、裏庭の池には鯉がいたな。 そんなことを思い出して、晴樹は池の方へ目線を向けた。 小さな池のほとり。 そこには、一人の少女がいた。 「……おかえりなさい」 真っ白な布地に鮮やかな紅色の飛沫がかかったような模様の、変わった着物を身にまとっていた。 その整った顔は、まさしく美少女と呼ぶにふさわしいだろう。だが晴樹には、どうも現実感に欠けて見えた。 感情の見えない無表情。透き通るような声。黒く澄んだ瞳は、真っ直ぐに晴樹を見つめていた。 「やっと、見つけてくれたね」 「……え…?」 君は……?と聞こうとした瞬間、再び水の撥ねる音が響いた。晴樹は、ついそちらへと目を向けた。 水面下を悠々と泳ぐ鯉。 目線をこちらへ近付ければ、揺らめく水面に浮かぶ自分の姿。 そして、少しばかり目線を動かして、そして気付いてしまった。 目の前、池のすぐそばに立つ少女の姿だけが、水面に映っていないことを。 「……う、わっ!?」 晴樹はその時はじめて、血の気が引くという感覚を知った。 自分に霊感なんてものがあるとは思ったこともなかった。 だが目の前の少女が、少なくとも普通の人間ではないことだけはわかった。 さっきまで流れていた汗とは違う、冷たい汗が滲み出てくる。 ふと、少女が動いた。 ゆっくりと、晴樹へ向かって歩き始める。 晴樹の体はびくっと反応したが、それ以上は動いてくれなかった。 少女は徐々に、小走りに。 そして…… ぽすっ 「……あ、え?」 「そんなに、恐がらないで」 ぎゅっ 「うえ、あ、ええっ!?」 突然の抱擁に、いよいよ頭の中が真っ白になった晴樹は素っ頓狂な声をあげた。 少女は小柄だったが、晴樹の身長は同年代の男子の平均を大幅に下回る。 残念と言うべきなのか、胸に顔を埋めるとまではいかなかった。 「相変わらず、晴樹は恥ずかしがり屋なんだね」 「ど、どうして僕を……?」 少女はゆっくりと晴樹の体を抱き締めていた腕をほどくと、晴樹の頬に両手を添えた。 「なっ……!?」 「教えてあげる……ううん、思い出させてあげる」 少女は、晴樹の顔に自分の顔をゆっくりと近付けていった。晴樹は、反射的にきつく目を閉じる。 こつん、と二人の額が触れ合う。 「やっと解けるね、二人のおまじない」 181 名前: 愛のVIP戦士 投稿日: 2007/02/13(火) 08 38 52.89 ID 73CNVZ9uO 晴樹が恐る恐る目を開けると、目の前には少女の顔があった。 先ほどまでは無表情だった顔は、僅かに赤く染まり、口元にはうっすらと笑みが浮かんでいた。 まるで、美しい思い出の回想に耽っているようだと感じたとき、 少女の閉じられた瞳から、一筋の涙が零れた。 「また会えたんだね、晴樹……」 晴樹はその瞬間、触れ合っている額から、何かが流れ込んでくるような感覚に陥った。 夕暮れ、何もかもが茜色に染まっている 今晴樹がいるこの裏庭で、二人の子供が舌ったらずな声で、何かを唄いながらゴム鞠をついている。 『こがーねいーなほーに、あーかねーぞらぁー』 『もゆぅーるあーきや、あっ……』 その内、片方の少年の鞠がころころと転がっていった。 『まったく、はるきはへたくそだねー』 『うー、ごめんなさい……』 この男の子が、僕……? 『泣かないで、別に怒ってるわけじゃないよ?』 『ほんとぉ?』 『うん、ほんと! はやくじょうずになれたらいいね!』 『うん、ありがと! ――ちゃんはやさしいねぇ』 『えへへ……――は、はるきがだいすきだから!』 『ぼくも、――ちゃんがだいすきだよ!』 『――ちゃん』 『―ゅ―ちゃん』 『―ゅみちゃん』 「……千弓、ちゃん…」 「…おかえりなさい、晴樹……」 気付くと、晴樹の瞳からも大粒の涙が零れていた。 目の前の少女……千弓の瞳からも、次々と涙が零れた。 「……僕が溺れたとき、助けてくれたよね……」 「うん……」 「山で迷子になったときも、助けを呼んでくれた」 「うん」 「蝉を取りに行った、魚も釣りに行った、神社のお祭りにも行って、花火大会にもっ……!」 「うんっ……!」 晴樹は千弓を強く抱き締めた。千弓も、晴樹をきつく抱き返した。 二人は泣いた、しかし流れた涙を冷たくは感じなかった。 やっと、すべてのパズルのピースが埋まったような満足感、心は暖かかった。 「おかえりなさい……」 「……ただいま、千弓…」 冷たかった日常に、さよならを 暖かかい非日常に、ただいまを 「……では、それがどういった状況か説明してもらおうか」 まひるは、腕組みをしながら頬をピクピクと引きつらせた。 目の前には、説明に困っているのを力なく笑って誤魔化そうとしている晴樹と、 ぎゅっと晴樹のシャツの裾を掴んで、まひるをじっと見つめる着物姿の少女がいた。 「え、えーっと……あはは」 「晴樹の悪い癖だ、笑って誤魔化すな。 人が心配してようやく見つけてみれば、異性交遊の最中とはどういうことだ?」 「べっ、別にそういうわけじゃ!」 「……………」 「ちょ、まひるも千弓もなんでガンつけあってんの!?」 「……相変わらずね、まひるちゃん」 突然目の前の少女に名前を呼ばれ、まひるは些か困惑気味の表情を浮かべる。 「……どちらのお嬢様かな?」 「ち、千弓……」 晴樹は、何故か千弓に対して敵意むき出しのまひるを見て、 戸惑いながら千弓を見る。 「大丈夫、まひるにも思い出してもらうから」 「思い出す?一体何のことだ?」 さっきのアレか……と、千弓のどアップを思い出し、晴樹はわずかに赤面した。 しかし、千弓はただ自分の人差し指をまひるの額にあてただけだった。 「あれ?」 「……思い出した?まひる」 「ふむ……ああ。久しぶりだな、千弓」 おまじないとやらが解けたのか、まひるは千弓を思い出したようだった。 「……え、今ので思い出したの?」 「そうだが?」 「そうだけど?」 「じゃあ、さっきの……その、おでこ同士のアレは?」 「あれは私がやりたかっただけ」 晴樹はずるりと肩を落とした。 そういえば、千弓はこういう性格だった気がする。 一見おとなしく感じるけど、実は自分の欲求に忠実な性格。 「……だからと言って、千弓が晴樹にしがみつく理由にはならないな」 「久しぶりの再会だから。少しは感傷に浸っても良いじゃない」 「それなら私にしがみつくが良い。気持ち良く昇天させてやるぞ」 「お断り、気持ち悪いもの」 (久しぶりの再会にしては、なんか険悪な雰囲気のような……) 「でも、僕知らなかったな」 「何が?」 「千弓が、その……幽霊?だったなんて」 「晴樹は昔から怖がりだったから」 「気を使ってくれたの?」 「違う、私が怖がられたくなかっただけ。 私はこんな性格だけど、晴樹に怖がられたら、傷つく」 「小さい頃の僕でも、千弓を怖がることはなかったと思うよ?」 「そう?」 「そうだよ、だって千弓だから」 「私、だから……」 「うん」 「……嬉しい」 「仲良くご歓談の最中失礼だが、お婆さんの所に戻るぞ。 ……行くぞ、晴樹」 「え、あ……!」 完全に蚊帳の外にいたまひるは、どこか不機嫌そうに言うと、 むんずと晴樹の腕を掴んで勝手口に入った。 「ほんと、相変わらずね……」 千弓が小さく呟いた言葉は、開けっ放しになっている勝手口に吸い込まれていった。 「あぁー……忘れ物、やっと見つけたみたいじゃね」 「まあ、ね……正直、まだ理解できてないことも多いけど」 「あの子のこと、かねぇ?」 「うん……」 晴樹が力なく頷くと、祖母は柔らかい微笑みを浮かべたままゆっくりと話し始めた。 千弓は、まだ三人のいる茶の間には来ていない。 「あの子は……ただの幽霊、というわけでもなくてねぇ」 「どういうことですか?」 意味深に受け取れる祖母の言葉に、晴樹の横に座るまひるが尋ねた。 「平たく言えば、この家の守り神じゃねぇ」 「えっと……座敷童、みたいな?」 「そうとも言えるがね……簡単に言えば、我々のご先祖様じゃ」 「僕達の?千弓が?」 さらに自分の理解を超えた祖母の言葉に、晴樹は困惑の表情を深めた。 その後も、祖母の説明は続いた。 千弓は、大昔から続く珠猫(たまねこ)家……晴樹の家系の一族の、ご先祖様だということ。 そして、代々この家を守ってきた、ということ。 そして……祖母の目にも、千弓は見えないということ。 「お婆さんにも、見えない?」 「でも僕の記憶だと、お婆ちゃんと一緒に遊んでもらってたような……」 「まったく見えない、というわけじゃないんだけどねぇ……」 「え?」 「どういうわけか、晴樹と一緒のとき……晴樹のそばにいたときは、私にも見えたんじゃよ」 「僕と、一緒に……」 そこまで聞いたところで、ふと晴樹の頭に浮かんだ疑問。 「ねぇ……僕が最後にここに来たのって、小学校を卒業する前だよね」 「そうじゃねぇ」 「僕の記憶でも、千弓と最後に会ったのは小学校卒業前」 「ん」 「じゃあ……僕がいなかった間、千弓は……」 「……ずっと一人だった、と」 思わず絶句する晴樹に代わって、まひるが小さく言った。 「そんな……ひどいよ、なんで僕を呼ばなかったの?」 「ご先祖様の……千弓ちゃんの、はじめてのお願いじゃったからねぇ」 「千弓の……お願い?」 「そこから先は私が話す」 気付くと、いつの間にか居間の入り口には千弓が立っていた。 「千弓……」 「晴樹」 千弓は音を立てずに晴樹の横に座る。 その凛とした声で名を呼ばれ、晴樹のは思わず身を固くした。 「な、なに?」 「とりあえず、私にもお茶」 #続く
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