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此処はイッシュ地方のとある田舎の村、ここのトイレではでは古来より伝わる糞豚厠と言う物があります。 便所の地下にタブンネ小屋を作り、落ちてきた糞だけを食べさせてタブンネ一家を飼育する。要は人間様の排泄物、つまり大便をタブンネのえさとして再利用するタブンネ式トイレと言った所です。 早速入ってみましょう。個室には歯も生えていない生まれたての手の平サイズの子タブンネ達が数匹。これをペーパーとして使うようですね。便器の中を覗いて見ると・・・あ!タブンネ達です。本当に便所の下にタブンネの飼育小屋がある様子です。 では試しに使ってみましょう。おやおや地下のタブンネちゃんずいぶんと美味しそうに糞を食べてます。 トイレを済ませて子タブンネちゃんの一匹を掴む・・・おや?水で濯いでいるのでしょうか?それとも消毒してあるのでしょうか?意外にも清潔な様子で。 タブンネちゃんの背中をペーパー代わりに・・・え?口で舐めさせる!?少し気持ち悪い予感がしますが・・・お!意外に気持ちいいです。これはトイレットペーパーより上かもしれません。 ママタブンネのおっぱいを貰えず餓えているのでしょうか?小さいながらも必死にペロペロと舐めています。 赤ちゃんタブンネの力が弱くなり、外見も汚くなってきましたね。こうなると地下の親に返す?あ!捻り潰してからですか。では捻り潰して地下にポイっと。 地下のタブンネ達が一斉に喰らい尽きます。生まれてから糞しか食べられずすぐに殺され、他のタブンネの餌になる・・・何とも言えない気持ちになりますね。 地元の人の話によると地下の親タブンネたちは毎日大量に孵化するのでペーパーの供給には困らないとの事です。 しかし、排泄物を見事に再利用するリサイクル精神は素晴らしい!是非我々も見習いたいものです。 ※過去スレのタブンネ式トイレを参考にしてみた
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糞豚たちの夜2・おんみょ~ん編 糞豚たちの夜2・おんみょ~ん編(完結) 糞豚たちの夜2・かまいたち編 糞豚たちの夜2・かまいたち編(完結) 名前 コメント すべてのコメントを見る
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タブンネ「おかしいミィ!なんでミィ達ばっかこんな目に会うミィ!ふざけるなミィ!」 アルセウス「えー…。じゃあアイツに勝ったら種族値全部120にしてやるよ」 タブンネ「タブンネちゃんを嘗めるなミィ!シンプルビームからの捨て身タックルで余裕だミィ!」 レジギガス「……」 スロースタート→たんじゅん タブンネ「ミィィィィイぁwせdrftgyふじこlp!!」 タブンネ「痛た……レ、レジギガスは卑怯ミィ!普通のポケモンを出すミィ!」 アルセウス「一々煩いなあ……じゃあコイツならどうだ」 ゴビット「……」 タブンネ「ミッ!これなら楽勝ミィ!開幕捨て身でサヨナラミィ!」 こうかはないようだ…… タブンネ「ミッ!?何でミィ!?」 ゴビット「ごめん俺達ゴースト地面なんだ」 ゴビットのじしん! タブンネ「ミィィィィ!!」 タブンネ「ゴーストタイプは卑怯ミィ!」 アルセウス「何でも卑怯って言うのなお前」 タブンネ「卑怯な物は卑怯ミィ!勝てる相手を用意するミィ!」 アルセウス「はいはい」 エルフーン「……」ワクワクテカテカ タブンネ「三度目の正直ミィ!くらえ火炎放射ミィ!」 エルフーンはきあいのタスキで持ちこたえた! エルフーンのやどりぎのタネ! タブンネ「ミィ!?」 エルフーンのみがわり! エルフーンのまもる! エルフーンのみがわり! エルフーンの(ry タブンネ「ミィィィィ!!」 タブンネ「Lv.1戦法h… アルセウス「言わせねえよ」 タブンネ「とにかく理不尽ミィ!もうミィが相手を決めるミィ!ブースターを用意するミィ!」 アルセウス「マンドクセ」 ブースター「えー……」 タブンネ「ミヒヒ!!お前が強い技を持ってないのは知ってるミィ!観念するミィ!」 ブースターのフレアドライブ! タブンネ「ミギャァァッ!?何でだミィ!?」 アルセウス「救済措置に決まってるだろう」 タブンネ「ミィィィィ!!」 タブンネ「ky… アルセウス「はいはい」 タブンネ「とn…… アルセウス「次こいつな」 ナットレイ「ZZzz…」 タブンネ「寝てるミィ」 アルセウス「救済措置だ」 タブンネ「ミヒヒ!!こんなの楽勝ミィ!」 タブンネのおうふくビンタ! ナットレイの鉄のトゲが(ry ナットレイのゴツゴツメットが(ry タブンネ「ミギャァァ!コレは何なんだミィ!?」 アルセウス「救済措置だけど?」 タブンネ「ミィィィィ!!」 タブンネ「 アルセウス「もうこれで最後だぞ」 タブンネ「せめて何か言わせろミィ!」 ピカチュウ「サトシェ……」 ピカチュウはふうせんで浮いている! タブンネ「こんな電気鼠穴を掘って楽勝ミィ!」 こうかはないようだ…… タブンネ「ミィ!?何でだミィ!?」 アルセウス(格闘プレート何処にやったっけ……) ピカチュウのボルテッカー! タブンネ「ミィィィィ!!」 タブンネ「僕が悪かったですミィ…贅沢は言わないからせめて虐待は止めさせて欲しいミィ…」 アルセウス「割と謙虚で意外と宜しい」 タブンネ「酷い言い方ミィ!」 アルセウス「これに負けたら格闘裁きの礫な」 ギラティナ「誰だゴッドキャタピーとか言い出した奴」 タブンネ「禁止級のゴーストタイプ!?無理無理!勝てないミィ!」 ギラティナ「いや、こっちもシャドーダイブ当たらないし」 タブンネ「あ、そうだったミィ」 アルセウス「でも降参宣言はしたな」 アルセウスのさばきのつぶて! ギラティナのはどうだん! タブンネ「ミィィィィイイ……… タブンネ「もう一度……もう一度だけ……」 アルセウス「堅すぎワロタ」 アルセウス「あ、俺が創ったのか」 タブンネ「ブースター……波乗りがある今ならブースターを……!」 アルセウス「はいはい」 ブースター「またですか……」 タブンネ(ミヒヒ……こんな事もあろうかとこだわりスカーフを巻いてきたミィ…開幕波乗りで終りミィ!) ブースターのVジェネレート! タブンネ「ミギャァァ!!?」 アルセウス「救済措置だからな」 ブースター+スカーフ「テヘペロ」 タブンネ「ミィィィィ!!」 タブンネ「何でこんな目に会うミィ……」 アルセウス「世の中は非情(にワシが創った)」 タブンネ「じゃあクチートと勝負だミィ!」 クチート「……」ビクビク アルセウス「解った、ちょっと待ってろ」 タブンネ「ミィ?」 アルセウス「ほら、オレンの実50個だ」 タブンネ「何でだミィ?」 アルセウス「火炎放射一発でおじゃんの戦いなんて面白くないからな」 アルセウス「公正に大食い対決な」 クチート(口)「グルルル……」 タブンネ「ミィィィィ!!」 タブンネ「最早バトルじゃないミィ!普通にバトルで決めるミィ!」 アルセウス「それなら丁度良い相手がいるぞ」 ピカチュウ「ピッカッヂュウ」 タブンネ「今度は風船無しミィ!穴を掘って…… ピカチュウ「残像だ」 タブンネ「影分身ミィ!?ポケモンの動きじゃないミィ!」 アルセウス「俺ピカチュウ使うからな」 ギラティナ「じゃあ俺トゥーンリンク使うわ」 アルセウス「マジ勘弁ww」 タブンネ「ミィィィィ!!」 ドゴオオオオ!! GAME SET タブンネ「突っ込みきれない程理不尽ミィ……」 アルセウス「なら贅沢言うなよ」 タブンネ「そもそもタブンネちゃん自体の立場が弱いんだミィ!無駄に多いだけの準伝説なんかリストラして…… ファイアー「ほうほう」 サンダー「面白い」 フリーザー「意見だな」 エンテイ「無駄とは」 スイクン「なんだ」 ライコウ「無駄とは」 レジアイス「それは」 レジスチル「聞き捨て」 レジロック「ならないな」 コバルオン「俺らが」 テラキオン「どうか」 ビリジオン「したって?」 UMA「!!」ジタバタ アルセウス「丁度良いや。あいつら片付けたら種族値全部200…… タブンネ「要らないミィィィィ!!」 タブンネ「」ドゲーザ アルセウス「いや何か言えよ」 タブンネ「僕はどうなっても良いので他のタブンネちゃんを助けてあげて下さいミィ」 アルセウス「じゃあ海底遺跡からプレート回収して来てくれ。まだ幾つか残ってるんだ」 タブンネ「わかりましたミィ!」 ギラティナ「……なぁ、タブンネってダイビング……」 アルセウス「知らん」 ギラティナ「というかもう全部揃って……」 アルセウス「知らん」 タブンネ「僕ダイビング使えないミィ!」ビチャビチャ アルセウス「知ってる」 タブンネ「あと怪力も使えないミィ!」 アルセウス「それは知らん」 タブンネ「というかもう一つも残ってなかったミィ!」 アルセウス「潜れたんじゃねぇか」 タブンネ「……もう許して下さいミィ…」 アルセウス「そうだな……アイツ起こしてくれ」 カビゴン「ZZzz……」 タブンネ「簡単ミィ!タァブタァブタブタb…… カビゴンのいびき! タブンネ「ミィィィィ!!」 アルセウス「次はどうする?」テカテカ レジギガス「テカテカすんな」 タブンネ「じゃあアルセウスさんに一発当てれたら許して下さいミィ…」 ギラティナ「不公平だなオイ」 アルセウス「おk」 ギラティナ「良いのかよ」 タブンネ「……ミィィィィ!!」 アルセウスのしんそく! タブンネ「ミィィィィ!!」 ギラティナのシャドーダイブ! タブンネ「ミィィィ……ミ?」 に紛れてアルセウスのさばきのつぶて! タブンネ「何でだミィィィィ!!」 タブンネ「そうミィ!何もバトルは戦闘だけじゃないミィ!コンテストも有りにするミィ!」 アルセウス「別に良いが」 タブンネ「さぁこのタブンネちゃんの可愛さにかかれば…… ブースター「モフモフ」 タブンネ「なんの!こう見えて意外と賢い…… エーフィ「……」 タブンネ「…大丈夫!タブンネちゃんはたくましい…… ブラッキー「ペカッ」 タブンネ「……じゃあカッコイイとこ見せる…… サンダース「バリバリ」 タブンネ「……この手は使いたく無かったミィ…最高の美しさ… グレイシア「キラキラ」 タブンネ「ミィィィィ!!」 タブンネ「ブイズは卑怯ミィ!」 アルセウス「(失笑)」 タブンネ「もう一度可愛さ…… エルフーン「」ニヤニヤ タブンネ「たくましさ… カイリキー「鍛えてるかい?」 タブンネ「かしこさは…… ポリゴンZ「ッボンッ!」 タブンネ「もうやけくそミィ!タブンネちゃんが一番美しくてカッコイイミィ! ミロカロス「ほぉ」 アルセウス「聞き捨てならんな」 タブンネ「何でアルセウスがいるミィ!?」 アルセウス「俺が一番だろjk」 タブンネ「orz」 タブンネ「(涙目)」 アルセウス「涙目(笑)」 タブンネ「どうしたら許してくれるミィ…?」 アルセウス「じゃあもっと知識付けてこいよ」 タブンネ「ミッ!タブンネちゃんは元から超絶賢いミィ!」 アルセウス「じゃあサイコキネシスだけでアイツ等倒してこいよ」 ズルッグ「( A`)ウボァ」 モノズ「【ゲーチスとか】主人のメシがマズイ【マジ勘弁ww】」 ヤミラミ「お、……おんみょーん…///」 タブンネ「ミッ!楽勝ミィ!」トテトテトテ <……ナンデキカナイミィイイイイ!! タブンネ「お歌を作ってきたミィ!」 アルセウス「それを流行らせろと」 タブンネ「当然ミィ!」 アルセウス「じゃあ歌ってみろ」 タブンネ「ミッ!聞き惚れるが良いミッ!」 タブンネ「タブタブタァブ、タブタブタァブ、タブタブタブンネ、」 タブタブ「マントm… アルセウスのさばきのつぶて! タブンネ「ミヒィッ!?何でだミィ!」 アルセウス「たこ焼きと同等とか自惚れも良いとこだなオイ」 アルセウスのさばきのつぶて! タブンネ「ミィィィィ!!」 タブンネ「お歌を作ってきたミィ!」 レジギガス「またか」 タブンネ「ミ?アルセウス様は?」 レジギガス「たこ焼きを食べに行かれた」 タブンネ「マイペースな神様ミィ」 レジギガス「よし、歌ってみろ」 タブンネ「ミィ!」 タブンネ「ミィ~ミィ~タァブタブネッ、タブタブタブネ、ミッミッミ~」 タブンネ「ミ~ミ~タァブネッ… レジギガス「たぎる思い乗せてGet_ride!」 レジギガスのにぎりつぶす! タブンネ「ミィ!何でだミィ!?」 レジギガス「アムド○イバー嘗めんな糞豚ァ!」 レジギガスのなげつける! <……ミィィイイイイ!! タブンネ「何でこんな目に会うミィ……」 ギラティナ「惹かれる様な個性が無いからだろ」 タブンネ「ミッ!じゃあタブンネちゃんに素晴らしい個性を造るミィ!」 レジギガス「コンテストでイーブイに圧倒された奴の台詞かそれ」 ギラティナ「魅力なぁ…」 レジギガス「経験値?」 ギラティナ「簡易ポケセン?」 レジギガス「ストレス発散か?」 ギラティナ「美味い飯だな」 ギラ&レジ「「wwwwww」」 タブンネ「ミィィィィ!!」 アルセウス「たこ焼き買ってきたぞー(二人前)」 タブンネ「ア゙ル゙ゼヴズざま゙~」 アルセウス「うわキモッ……じゃない、どうした」 タブンネ「タブンネちゃんに気持ちを惹いて止まない個性を下さいミィ!」 アルセウス「経験値と簡易ポケセンとストレス発散と飯以外の四つが…… タブンネ「さっき言われたミィ!」 アルセウス「えー……じゃあ二時間この音楽を聞き続けたら良いよ」 タブンネ「ミッ!楽勝ミィ!」 ムウマ「~♪」 タブンネ「ミィィィィ!!」 タブンネ「まずタブンネちゃんの種族値が低すぎミィ!」 ギラティナ「強いと美味くないからな」 タブンネ「せめてレジギガスと同じにするミィ!」 レジギガス「ちょwwww」 タブンネ「技はミュウツー並みに一杯ミィ!」 ミュウツー「え、何で我引き合いにだされたん?」 タブンネ「特性は不思議な守りミィ!コレにするミィ!」 アルセウス「しょうがねぇなぁ……」 タブンネ「ミッ!」 アルセウス「じゃあそれ全部満たす奴出すからそれに勝ったら…… タブンネ「無理ミィィィィ!!」 タブンネ「何でこんなに理不尽ミィ……?」 アルセウス「だって……なぁ?」 レジギガス「ええ……」 ギラティナ「おう……」 タブンネ「…………」 アルセウス「…そうだ、このゲームのラスボス倒せたらさっきの叶えてやるよ」 タブンネ「…ミィ!もうヤケクソミィ!」 アルセウス「祈れば勝てるからな」 タブンネ「ミィィィィ!!」 ギラティナ「…………何やらしてんだ?」 アルセウス「MOTHER2」 <ナニコレツヨスギカテナイミィィイイイイ!! タブンネ「もうイヤミィ!何もかもダメなら死んだ方がマシミィ!」 アルセウス「じゃあ死ね」 ギラティナ「余は空腹じゃぜよ」 タブンネ「いっその事創り直すミィ!」 アルセウス「そうだな……」 タブンネ「ミッ!」 アルセウス「じゃあ創り直すか。一度粒子分解するぞ」 タブンネ「リューシ……解んないけどお願いするミィ!」 アルセウス「むんっ」 t/a/b/u/n/n/n/e「」グシャァ アルセウス「さて、次の奴でも探してくるか」 ギラティナ「好きですねぇ」 終
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タブンネ「おかしいミィ!なんでミィ達ばっかこんな目に会うミィ!ふざけるなミィ!」 アルセウス「えー…。じゃあアイツに勝ったら種族値全部120にしてやるよ」 タブンネ「タブンネちゃんを嘗めるなミィ!シンプルビームからの捨て身タックルで余裕だミィ!」 レジギガス「……」 スロースタート→たんじゅん タブンネ「ミィィィィイぁwせdrftgyふじこlp!!」 タブンネ「痛た……レ、レジギガスは卑怯ミィ!普通のポケモンを出すミィ!」 アルセウス「一々煩いなあ……じゃあコイツならどうだ」 ゴビット「……」 タブンネ「ミッ!これなら楽勝ミィ!開幕捨て身でサヨナラミィ!」 こうかはないようだ…… タブンネ「ミッ!?何でミィ!?」 ゴビット「ごめん俺達ゴースト地面なんだ」 ゴビットのじしん! タブンネ「ミィィィィ!!」 タブンネ「ゴーストタイプは卑怯ミィ!」 アルセウス「何でも卑怯って言うのなお前」 タブンネ「卑怯な物は卑怯ミィ!勝てる相手を用意するミィ!」 アルセウス「はいはい」 エルフーン「……」ワクワクテカテカ タブンネ「三度目の正直ミィ!くらえ火炎放射ミィ!」 エルフーンはきあいのタスキで持ちこたえた! エルフーンのやどりぎのタネ! タブンネ「ミィ!?」 エルフーンのみがわり! エルフーンのまもる! エルフーンのみがわり! エルフーンの(ry タブンネ「ミィィィィ!!」 タブンネ「Lv.1戦法h… アルセウス「言わせねえよ」 タブンネ「とにかく理不尽ミィ!もうミィが相手を決めるミィ!ブースターを用意するミィ!」 アルセウス「マンドクセ」 ブースター「えー……」 タブンネ「ミヒヒ!!お前が強い技を持ってないのは知ってるミィ!観念するミィ!」 ブースターのフレアドライブ! タブンネ「ミギャァァッ!?何でだミィ!?」 アルセウス「救済措置に決まってるだろう」 タブンネ「ミィィィィ!!」 タブンネ「ky… アルセウス「はいはい」 タブンネ「とn…… アルセウス「次こいつな」 ナットレイ「ZZzz…」 タブンネ「寝てるミィ」 アルセウス「救済措置だ」 タブンネ「ミヒヒ!!こんなの楽勝ミィ!」 タブンネのおうふくビンタ! ナットレイの鉄のトゲが(ry ナットレイのゴツゴツメットが(ry タブンネ「ミギャァァ!コレは何なんだミィ!?」 アルセウス「救済措置だけど?」 タブンネ「ミィィィィ!!」 タブンネ「 アルセウス「もうこれで最後だぞ」 タブンネ「せめて何か言わせろミィ!」 ピカチュウ「サトシェ……」 ピカチュウはふうせんで浮いている! タブンネ「こんな電気鼠穴を掘って楽勝ミィ!」 こうかはないようだ…… タブンネ「ミィ!?何でだミィ!?」 アルセウス(格闘プレート何処にやったっけ……) ピカチュウのボルテッカー! タブンネ「ミィィィィ!!」 タブンネ「僕が悪かったですミィ…贅沢は言わないからせめて虐待は止めさせて欲しいミィ…」 アルセウス「割と謙虚で意外と宜しい」 タブンネ「酷い言い方ミィ!」 アルセウス「これに負けたら格闘裁きの礫な」 ギラティナ「誰だゴッドキャタピーとか言い出した奴」 タブンネ「禁止級のゴーストタイプ!?無理無理!勝てないミィ!」 ギラティナ「いや、こっちもシャドーダイブ当たらないし」 タブンネ「あ、そうだったミィ」 アルセウス「でも降参宣言はしたな」 アルセウスのさばきのつぶて! ギラティナのはどうだん! タブンネ「ミィィィィイイ……… タブンネ「もう一度……もう一度だけ……」 アルセウス「堅すぎワロタ」 アルセウス「あ、俺が創ったのか」 タブンネ「ブースター……波乗りがある今ならブースターを……!」 アルセウス「はいはい」 ブースター「またですか……」 タブンネ(ミヒヒ……こんな事もあろうかとこだわりスカーフを巻いてきたミィ…開幕波乗りで終りミィ!) ブースターのVジェネレート! タブンネ「ミギャァァ!!?」 アルセウス「救済措置だからな」 ブースター+スカーフ「テヘペロ」 タブンネ「ミィィィィ!!」 タブンネ「何でこんな目に会うミィ……」 アルセウス「世の中は非情(にワシが創った)」 タブンネ「じゃあクチートと勝負だミィ!」 クチート「……」ビクビク アルセウス「解った、ちょっと待ってろ」 タブンネ「ミィ?」 アルセウス「ほら、オレンの実50個だ」 タブンネ「何でだミィ?」 アルセウス「火炎放射一発でおじゃんの戦いなんて面白くないからな」 アルセウス「公正に大食い対決な」 クチート(口)「グルルル……」 タブンネ「ミィィィィ!!」 タブンネ「最早バトルじゃないミィ!普通にバトルで決めるミィ!」 アルセウス「それなら丁度良い相手がいるぞ」 ピカチュウ「ピッカッヂュウ」 タブンネ「今度は風船無しミィ!穴を掘って…… ピカチュウ「残像だ」 タブンネ「影分身ミィ!?ポケモンの動きじゃないミィ!」 アルセウス「俺ピカチュウ使うからな」 ギラティナ「じゃあ俺トゥーンリンク使うわ」 アルセウス「マジ勘弁ww」 タブンネ「ミィィィィ!!」 ドゴオオオオ!! GAME SET タブンネ「突っ込みきれない程理不尽ミィ……」 アルセウス「なら贅沢言うなよ」 タブンネ「そもそもタブンネちゃん自体の立場が弱いんだミィ!無駄に多いだけの準伝説なんかリストラして…… ファイアー「ほうほう」 サンダー「面白い」 フリーザー「意見だな」 エンテイ「無駄とは」 スイクン「なんだ」 ライコウ「無駄とは」 レジアイス「それは」 レジスチル「聞き捨て」 レジロック「ならないな」 コバルオン「俺らが」 テラキオン「どうか」 ビリジオン「したって?」 UMA「!!」ジタバタ アルセウス「丁度良いや。あいつら片付けたら種族値全部200…… タブンネ「要らないミィィィィ!!」 タブンネ「」ドゲーザ アルセウス「いや何か言えよ」 タブンネ「僕はどうなっても良いので他のタブンネちゃんを助けてあげて下さいミィ」 アルセウス「じゃあ海底遺跡からプレート回収して来てくれ。まだ幾つか残ってるんだ」 タブンネ「わかりましたミィ!」 ギラティナ「……なぁ、タブンネってダイビング……」 アルセウス「知らん」 ギラティナ「というかもう全部揃って……」 アルセウス「知らん」 タブンネ「僕ダイビング使えないミィ!」ビチャビチャ アルセウス「知ってる」 タブンネ「あと怪力も使えないミィ!」 アルセウス「それは知らん」 タブンネ「というかもう一つも残ってなかったミィ!」 アルセウス「潜れたんじゃねぇか」 タブンネ「……もう許して下さいミィ…」 アルセウス「そうだな……アイツ起こしてくれ」 カビゴン「ZZzz……」 タブンネ「簡単ミィ!タァブタァブタブタb…… カビゴンのいびき! タブンネ「ミィィィィ!!」 アルセウス「次はどうする?」テカテカ レジギガス「テカテカすんな」 タブンネ「じゃあアルセウスさんに一発当てれたら許して下さいミィ…」 ギラティナ「不公平だなオイ」 アルセウス「おk」 ギラティナ「良いのかよ」 タブンネ「……ミィィィィ!!」 アルセウスのしんそく! タブンネ「ミィィィィ!!」 ギラティナのシャドーダイブ! タブンネ「ミィィィ……ミ?」 に紛れてアルセウスのさばきのつぶて! タブンネ「何でだミィィィィ!!」 タブンネ「そうミィ!何もバトルは戦闘だけじゃないミィ!コンテストも有りにするミィ!」 アルセウス「別に良いが」 タブンネ「さぁこのタブンネちゃんの可愛さにかかれば…… ブースター「モフモフ」 タブンネ「なんの!こう見えて意外と賢い…… エーフィ「……」 タブンネ「…大丈夫!タブンネちゃんはたくましい…… ブラッキー「ペカッ」 タブンネ「……じゃあカッコイイとこ見せる…… サンダース「バリバリ」 タブンネ「……この手は使いたく無かったミィ…最高の美しさ… グレイシア「キラキラ」 タブンネ「ミィィィィ!!」 タブンネ「ブイズは卑怯ミィ!」 アルセウス「(失笑)」 タブンネ「もう一度可愛さ…… エルフーン「」ニヤニヤ タブンネ「たくましさ… カイリキー「鍛えてるかい?」 タブンネ「かしこさは…… ポリゴンZ「ッボンッ!」 タブンネ「もうやけくそミィ!タブンネちゃんが一番美しくてカッコイイミィ! ミロカロス「ほぉ」 アルセウス「聞き捨てならんな」 タブンネ「何でアルセウスがいるミィ!?」 アルセウス「俺が一番だろjk」 タブンネ「orz」 タブンネ「(涙目)」 アルセウス「涙目(笑)」 タブンネ「どうしたら許してくれるミィ…?」 アルセウス「じゃあもっと知識付けてこいよ」 タブンネ「ミッ!タブンネちゃんは元から超絶賢いミィ!」 アルセウス「じゃあサイコキネシスだけでアイツ等倒してこいよ」 ズルッグ「('A`)ウボァ」 モノズ「【ゲーチスとか】主人のメシがマズイ【マジ勘弁ww】」 ヤミラミ「お、……おんみょーん…///」 タブンネ「ミッ!楽勝ミィ!」トテトテトテ <……ナンデキカナイミィイイイイ!! タブンネ「お歌を作ってきたミィ!」 アルセウス「それを流行らせろと」 タブンネ「当然ミィ!」 アルセウス「じゃあ歌ってみろ」 タブンネ「ミッ!聞き惚れるが良いミッ!」 タブンネ「タブタブタァブ、タブタブタァブ、タブタブタブンネ、」 タブタブ「マントm… アルセウスのさばきのつぶて! タブンネ「ミヒィッ!?何でだミィ!」 アルセウス「たこ焼きと同等とか自惚れも良いとこだなオイ」 アルセウスのさばきのつぶて! タブンネ「ミィィィィ!!」 タブンネ「お歌を作ってきたミィ!」 レジギガス「またか」 タブンネ「ミ?アルセウス様は?」 レジギガス「たこ焼きを食べに行かれた」 タブンネ「マイペースな神様ミィ」 レジギガス「よし、歌ってみろ」 タブンネ「ミィ!」 タブンネ「ミィ~ミィ~タァブタブネッ、タブタブタブネ、ミッミッミ~」 タブンネ「ミ~ミ~タァブネッ… レジギガス「たぎる思い乗せてGet_ride!」 レジギガスのにぎりつぶす! タブンネ「ミィ!何でだミィ!?」 レジギガス「アムド○イバー嘗めんな糞豚ァ!」 レジギガスのなげつける! <……ミィィイイイイ!! タブンネ「何でこんな目に会うミィ……」 ギラティナ「惹かれる様な個性が無いからだろ」 タブンネ「ミッ!じゃあタブンネちゃんに素晴らしい個性を造るミィ!」 レジギガス「コンテストでイーブイに圧倒された奴の台詞かそれ」 ギラティナ「魅力なぁ…」 レジギガス「経験値?」 ギラティナ「簡易ポケセン?」 レジギガス「ストレス発散か?」 ギラティナ「美味い飯だな」 ギラ&レジ「「wwwwww」」 タブンネ「ミィィィィ!!」 アルセウス「たこ焼き買ってきたぞー(二人前)」 タブンネ「ア゙ル゙ゼヴズざま゙~」 アルセウス「うわキモッ……じゃない、どうした」 タブンネ「タブンネちゃんに気持ちを惹いて止まない個性を下さいミィ!」 アルセウス「経験値と簡易ポケセンとストレス発散と飯以外の四つが…… タブンネ「さっき言われたミィ!」 アルセウス「えー……じゃあ二時間この音楽を聞き続けたら良いよ」 タブンネ「ミッ!楽勝ミィ!」 ムウマ「~♪」 タブンネ「ミィィィィ!!」 タブンネ「まずタブンネちゃんの種族値が低すぎミィ!」 ギラティナ「強いと美味くないからな」 タブンネ「せめてレジギガスと同じにするミィ!」 レジギガス「ちょwwww」 タブンネ「技はミュウツー並みに一杯ミィ!」 ミュウツー「え、何で我引き合いにだされたん?」 タブンネ「特性は不思議な守りミィ!コレにするミィ!」 アルセウス「しょうがねぇなぁ……」 タブンネ「ミッ!」 アルセウス「じゃあそれ全部満たす奴出すからそれに勝ったら…… タブンネ「無理ミィィィィ!!」 タブンネ「何でこんなに理不尽ミィ……?」 アルセウス「だって……なぁ?」 レジギガス「ええ……」 ギラティナ「おう……」 タブンネ「…………」 アルセウス「…そうだ、このゲームのラスボス倒せたらさっきの叶えてやるよ」 タブンネ「…ミィ!もうヤケクソミィ!」 アルセウス「祈れば勝てるからな」 タブンネ「ミィィィィ!!」 ギラティナ「…………何やらしてんだ?」 アルセウス「MOTHER2」 <ナニコレツヨスギカテナイミィィイイイイ!! タブンネ「もうイヤミィ!何もかもダメなら死んだ方がマシミィ!」 アルセウス「じゃあ死ね」 ギラティナ「余は空腹じゃぜよ」 タブンネ「いっその事創り直すミィ!」 アルセウス「そうだな……」 タブンネ「ミッ!」 アルセウス「じゃあ創り直すか。一度粒子分解するぞ」 タブンネ「リューシ……解んないけどお願いするミィ!」 アルセウス「むんっ」 t/a/b/u/n/n/n/e「」グシャァ アルセウス「さて、次の奴でも探してくるか」 ギラティナ「好きですねぇ」 終
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…背中がチクチクするミィ。死んでも感覚はあるのかミィ? 「コマコマ、起きてコマ」…ハッ?! バッと身を起こすと、そこはビーチだったミィ。僕の背中をコマタナがツツいてたミィ。 ゆ、夢オチかミィ。見張りながらいつの間にか寝ちゃったんだミィ。辺りはもう夕闇に包まれかけてたミィ。 随分長いこと寝ちゃったんだミィ。僕が呆然としているとコマタナが 「コマコマ、やっと起きたコマ。もう夕食が終りかけてるコマ。 人数分用意したはずなのに一匹分余ってるからおかしいなって思って呼びに来たんだコマ」 「夕食…?終り…?た、タブンネB子はどこミィ?!屋敷に戻ってるのかミィ!」 僕の剣幕にビックリしたみたいで、目をパチクリさせながらコマタナは 「コマコマ、お姉さんタブンネはもうとっくの昔に屋敷に戻ってるコマ。 今頃食堂でボスや他のタブンネさんとご馳走を…」 コマタナの言葉が終わらないうちに僕は屋敷に向かって走り出したミィ。タブンネB子! 僕が寝ている間にB子の身に何かあったら僕は一生自分を許せないミィ! 「B子!タブンネB子ぉぉーっ!」僕は大声でB子を呼びながら屋敷中をどてどてと走り回ったミィ。 ガチャリと音がして食堂らしき部屋の扉が開いたミィ。タブンネB子が顔面クリムガンにして立っていたミィ。 「は、恥ずかしいミィ!そんな大声で私の名前を叫ばないでミィ!」 「ごめん、タブンネB子。無事だったかミィ?」 僕の言葉にB子はぜったいれいどより冷たい視線で 「おかげ様で、この通りピンピンしてるミィ。私を守るとか言いながら、A男ったら気持ち良さそうに寝ちゃって… しかも何が嬉しいのか時どきガッツポーズまでしてたミィ。たいした奴だ…ことミィ!」 そ、それを言われると面目無いミィ。タブンネB子の後ろから他のタブンネたちがゾロゾロと 「おいしかったミィ!」「最高のご馳走だったミィ〜」と口々に言いながら出てきたミィ。 「あれ?どっか行くのかミィ?」僕の問いにタブンネB子はウザそうな顔で 「これからミノムッチ村のお祭りに行くんだミィ。ミノムッチ村に住んでるオタチ、オオタチさんたちと コマタナちゃんたちの楽しいお祭りなんだミィ。…タブンネA男はついて来なくていいミィ」 お祭り…?!僕はラプラスさんの言葉を思い出したミィ!かまいたち祭り…それが危ないんだミィ! 「駄目ミィ!そこで僕らを殺そうとしているんだミィ!絶対行っちゃ駄目ミィ!」 僕の言葉にタブンネB子は…な、泣いてるミィ?! 「タブンネA男、どうしちゃったのミィ?この間からずっとおかしいミィ。救急医療室に半月も入院するほどの 大怪我してきたり、変な武器を買い揃えたり…今日だって、優しいポケモンさんたちにひどい事を言ったり… 私、A男の事がわからないミィ! …少しの間、距離をとった方がいいミィ。お互いを見つめなおした方がきっとお互いのためミィ。 …さよなら!タブンネA男!」 「ま、待ってミィ!タブンネB子!」僕の制止も聞かずB子は行っちゃったミィ。 なんて事だミィ。僕は…僕は間違っていたのかミィ?僕はただ…タブンネB子を守りたかっただけなのに。 …いや。ここで挫けたら意味が無いミィ。僕は、僕はB子を守らなくちゃいけないんだミィ。 僕はキリキザンの「んあー?今ごろ来たのかよ。腹減ってたらなんか作らせるけど」という言葉も無視して タブンネB子たちの後を追ったミィ。お腹は空いてるけどそれどころじゃないミィ! ミノムッチ村は屋敷からそう離れていない場所にあったミィ。祭り拍子やポケモンたちの声が聴こえてきたミィ。 村の中央にはでっかい櫓があってその周りをコマタナ、オタチ、オオタチが 「コマッコマッ♪」「タチェタチェ♪」と歌いながら楽しそうに踊っていたミィ。 タブンネたちもその踊りに混じったりやんややんやと囃したてたりで、平和な、本当に平和な光景だったミィ。 「タブンネA男…」後ろから声をかけられて、振り向くとタブンネB子がいたミィ。B子は僕に諭すように言ったミィ。 「言ったでしょ、A男。ここには優しいポケモンさんたちしかいないんだミィ。 ぎゃくなんとかとか、毒とか…全部A男の考えすぎなんだミィ。ホラーゲームや悪いサイトの影響を 受けすぎちゃったんだミィ。もう今日のことは忘れてあげるからタブンネA男も遊ぶミィ。 コマオタチ祭りを楽しむんだミィ」 「こ、こまおた…?かまいた…」な、なんじゃそりゃミャァアアア!コマタナ+オタチでコマオタチかミィ! 本家真っ青の苦しすぎるダジャレミィ!ってかラプラスさんの聞き間違いかミィ!どうゆう耳してんだミィ! 僕は全身が脱力しちゃったミィ。…しばらくインターネットは控えるミィ。精神にキすぎだミィ。 こうなったらもうヤケクソミィ!歌って踊って精神をリフレッシュさせるミィ!僕は踊りの輪に加わっていったミィ。 そうして夜はふけていったミィ。祭りの定番、焼きソバ(またかミィ)やリンゴ飴も食べて僕は楽しく過ごしていったミィ。 こうしてみると本当に馬鹿馬鹿しい事ばかりしてたミィ。このワルサーPoke38だって、手に入れるのに あんなに酷い目にあって…そうだ。こんな物もう捨てちゃうミィ。だいたい拳銃なんてポケモンの世界には似合わないミィ。 ポケモンの世界は皆仲良しで、平和ですばらしいものなんだミィ。物騒で硝煙臭いものはあってはならないんだミィ。 僕がワルサーPoke38を投げ捨てようとしたその時。 櫓の上からいつの間にか登ったらしいキリキザンの声が聴こえてきたミィ。 「あー、あー、マイクテス、マイクテス。皆さーん。コマオタチ祭りもいい感じになってまいりました。 そろそろメインゲストであるタブンネちゃんたちに集まっていただきましょう。 さあ!タブンネちゃんたちは櫓の前に集まってください!」 キリキザンの言葉にタブンネたちはミッミィッと嬉しそうな声をあげながら櫓の前に集合したミィ。 当然僕とタブンネB子もだミィ。今度はどんな楽しい事がおきるのかミィ? コマタナたちとオタチ、オオタチさんたちは皆ニコニコしながら僕らを見てるミィ。なんだか照れるミィ。 「よしよし、全員集まったな。 …殺れ!コマタナども!」『コマーッ!』 キリキザンの合図にコマタナたちが一斉に一匹のタブンネに飛び掛ったミィ。鋭い刃が何閃も輝いたミィ。 「ミヒッ?!ミギャァァアアアア!!」襲われたタブンネはあっと言う間にズタズタのズタボロ肉にされ… 「タチィェエエエエッ!」オオタチさん、いやオオタチの一匹が普段の可愛らしい姿からは想像もできないほど 凶暴な顔つきでズタボロンネに噛みついたミィ。その口からは鋭い牙が覗いていたミィ。 「ミギャバァァアアア!」ズタボロンネの腸が引っ張り出されたミィ。 腸を咥えたオオタチはグルグルと櫓の周りを走り始めたミィ。「ゥビィイイイッ!ミヒョボオオオッ…」 まだ腸が繋がったままなのでズタボロンネは腸で引き摺られて櫓の周りを回転することになったミィ。 高速で回転させられるので血が撒き散らされ、ぼろぼろと内臓のいくつかが零れ落ちていったミィ。 「コマッコマッ♪」「タチェタチェ♪」コマタナとオタチの数匹がその落ちた内臓に集って食べ始めたミィ。 ぶちりと音をたててズタボロンネの首がモゲたミィ。引き摺られる力に首が耐えられなくなったんだミィ。 驚愕に目や口をカッと開けていて…凄まじいデスマス、いやデスマスクだったミィ。 こ、これはどういう事なんだミィ?!また夢かミィ!そう思って触角を引っ張ってみると…い、痛いミィ! これは現実なんだミィ。でもあまりに酷い超展開ミィ! 僕らが愕然としていると、上からキリキザンの声がしてきたミィ。 「この島は確かに天国みたいな場所さ。一年中暖かくて木の実が生えてて…でもな 孤島のせいか生態系がおかしくて俺たちコマタナ族やオタチ族、肉食のポケモンが食べるポケモンがいないんだな。 せっかく引越してきたのにさ。だから『糞豚たちの夜』大ヒットキャンペーンと称してタブンネたちを バカンスだのご馳走だの甘い言葉で釣って、この島に誘い込んで俺たちがおいしくいただく事にした。 それがコマオタ血祭りさ。しっかしまぁ警戒もせずタブンネたちは次から次へとやってくるわ… 脳内お花畑とは聞いていたが、ここまで釣れまくるとはな!」 そう言うなりキリキザンは櫓にかけてあった布を取っ払ったミィ。…ゾッとしたミィ。 櫓は白い骨…タブンネの骨で組まれていたんだミィ。 櫓の中にはタブンネの頭蓋骨がいくつもいくつもいくつも重なっていて…一体何十、いや何百匹殺されたんだミィ?! 「ミヒィイイイッ…」「嫌だミィ、食べられたくないミィ…」「嘘だミィ…信じられないミィ…」タブンネたちが泣き出したミィ。 さっきまでの平和な雰囲気からこの地獄、現実感が無いのか座り込んでしまって動かないタブンネもいたミィ。 「オイオイ、夕食の時は嬉しそうに「ず〜っとこの島にいたいミィ♪」とか言ってたじゃねぇか。 ま、確かにお前らはここにず〜っといられるさ。この櫓の一部になってな…」 キリキザンの弄るかのような言葉にタブンネたちは「ミヒャァアアアアン!」「ミィーッ!ミィーッ!」と大声で泣き始めたミィ。 それを見てキリキザン、コマタナたち、オタチオオタチたちは大笑いし始めたミィ。 「コマコマ、本当に大馬鹿コマ!」「こんなおいしい話ある訳ないのにタチェ!」 「どうしようもないポケモンだコマ!」「野生の世界を甘くみすぎタチ!」 「お前らは特にスペシャルゲストだからな!何せ『糞豚たちの夜』のモデルだ。 コマオタ血祭りも半分はお前らのお蔭だ。あの世でお仲間がさぞかし感謝を込めて歓迎してくれるだろうよ!」 げらげら、げらげら、げらげら… なんて奴らだミィ。タブンネたちが楽しそうに遊んでいるのを見てコイツらは心の中で嘲笑していたんだミィ。 タブンネは苦しかったり絶望を感じたりすると肉が美味しくなるという損な性質を持ってるミィ。 裏切りのショックでタブンネたちの大部分は心にダメージを受けすぎて放心しちゃってるミィ。 こうやって幸せから一転、恐怖のどん底に叩き落す事でタブンネたちに最大級の絶望を味わわせ お肉をおいしくいただく事が奴らの狙いだったんだミィ!僕も最後は騙されかけた迫真の演技だったミィ。 こんな事許されないミィ!僕はそう思ってワルサーPoke38を構えたミィ。 「コマコマッ?!」「タチィェッ?!」 コマタナとオタチの数匹がワルサーPoke38を見て、ビビッて飛び退いたミィ。 「ち、近寄るなミィ!近づいたら撃つミィ!ほ、本気だミィ!」僕は必死に叫んだミィ。 「こら、コマタナども!オオタチさんたちはともかくお前らが怯んでどうする! 所詮タブンネだ、まともに拳銃を使えるはずがない!だいたいお前らははがねタイプなんだから 一発や二発喰らっても致命傷にならないだろ!それでも誇り高きコマタナ族か!」 櫓の上からキリキザンが怒鳴っても 「コマコマ、でも銃は怖いコマ…」「撃たれたら痛そうコマ…」とコマタナたちは動かなかったミィ。 「来るなミィ!来たら絶対撃つミィ!撃たれたら痛いミィ!血が出るミィよ!」 と僕が脅すと「コマーッ」とコマタナたちは頭を抑えて座り込んじゃったミィ。 これはチャンスだミィ。ワルサーPoke38で脅していけばこの包囲を突破できるかもしれないミィ。 やっぱりこれをゲットしておいてよかったミィ。最後は飛び道具が勝つんだミィ。これからはチャカの時代ミィ! と思っていると「タチィェェッ」シュパンッ 僕の手の中からワルサーPoke38が消え失せたミィ。 「おお、オオタチさんのトリックか!これでやっかいな銃は無くなったぞ!」 と上からキリキザンの声。確かにオオタチの手にワルサーPoke38が行っちゃってるミィ! 「か、返してミィ。それは僕のミィ〜!」と僕が駆け寄っても 「タチッ、タチィェッ」「オタチィェッ」とオオタチからオオタチへとパスされていって 僕はオオタチたちの間をどてどてと走り回る事になったミィ…。それを見てコマタナやオタチたちがまた大爆笑してるミィ。 「タチィェッ!」と最後にオオタチが大きくパスした先は…キリキザンだったミィ。 キリキザンは興味深そうにワルサーPoke38を眺めたり触ったりしていたけれどニヤリと笑って僕に銃口を向けたミィ。 僕は慌ててホールドアップしたミィ。ミヒィィイイッ!ひどすぎる運命ミィ!せっかく、せっかくタブンネB子を 守ろうとあんな目にあってまでゲットした銃なのに、それで撃ち殺されるなんて…奴がトリガーを引き、 パァーーーン… 乾いた音がして僕の頭が…なんともないミィ。 上を見てみるとワルサーPoke38の銃口から色とりどりの紙テープや紙吹雪が散ってたミィ。こ、これは…。 「まっ、タブンネなんかにマジもんの銃を渡すわけがないわな。 こんな玩具で粋がって脅して…恥ずかしくないのかね?生きていて」 そう言ってキリキザンがワルサーPoke38だと僕が思っていたものを櫓から投げ捨てたミィ。 地面に当たってそれはあっけなく壊れ…プラスチックの破片と紙くずの塊になっちゃったミィ。 万事休すだミィ…。コマタナたちとオタチオオタチたちは嬉しそうに涎を垂らしながら僕らに迫ってきたミィ。 「コマコマ、まずはレバ刺しだコマ」「脳みそを食べちゃだめタチ。馬鹿になるタチよ」 も、もう終りだミィ…。僕らはこのまま食べられちゃうんだミィ…。本当の絶望ってこういう事なのかミィ? その時、僕の背中がギュッと掴まれたのを感じたミィ。タブンネB子だミィ。 B子は涙とさっき惨殺されたタブンネの死体を見て吐いちゃったらしいゲロでグチャグチャになった顔で僕に言ったミィ。 「ごめんなさい…ごめんなさい、タブンネA男…。やっぱりA男が正しかったミィ…。 A男の言うことちゃんと聞いとけばよかったミィ…。許して欲しいミィ…」 タブンネB子…。そうだミィ。元々といえばコイツのせいミィ。僕があんなに引き止めて、何度も何度も説得して この島に来てからも気をつけるよう言っていたのに、祭りにも行くなと言ったのに…。 僕はさっきのB子のドヤンネ顔を思い出したミィ。なにが「言ったでしょ、A男」だミィ! お前を心配して守ろうと散々がんばって、痛い思いも恥ずかしい思いもして…僕は目の前の ゲロまみれの醜い♀糞豚に対する怒りが体の奥底からムクムクと湧き上がってくるのを感じたミィ。 「た、タブンネA男…?どうしてそんな怖い顔するミィ…?私、本当に悪かったと思って… ごめんなさい!ごめんなさいミィ!お願い!許してミィ!」 僕を見て怯えた顔で泣きながらヘコヘコと謝るタブンネB子。泣いて謝れば許してもらえると思っているのかミィ? お前のせいで、お前のお蔭で、僕までこの島でコマオタ血祭りで惨殺されるハメになったんだミィ! 僕らの様子がおかしいのを目敏く見つけたらしいキリキザンの言葉が降ってきたミィ。 「かっわいそうにな〜、タブンネA男!お前は頑張って警戒してきたのにスィーツ(笑)思考の彼女のせいで 全てパァだ。しかもA男。知ってるか?お前の目の前の♀タブンネはお前がいない夕食の間 「タブンネA男の稼ぎが悪いからこんなご馳走食べた事無いミィ!」とか 「A男みたいな被害妄想の強い彼氏はもうウンザリミィ」とかお前の悪口を言いまくってたんだぜ」 キリキザンの言葉にタブンネB子は狼狽した様子で言ったミィ。 「そ、そんなつもりじゃ…私、タブンネA男の悪口なんか言うつもりなかったミィ。 …アレはただのノロケのつもりで…そんな、そんな悪意たっぷりに言ってないミィ!」 って事は言った事は確かなんだミィ。守ろうと必死だった♂に言う言葉がそれかミィ? 僕のいかりのボルテージはどんどん上がっていったミィ。周りのコマタナたちやオタチオオタチたちが 面白い事が始まったと言わんばかりにニヤニヤしながら僕らを見てるけど、そんな事どうでもいいミィ。 今の僕にはこの♀糞豚に対する憎しみしかなかったミィ。そんな僕にキリキザンが言ったミィ。 「あ。そうだ。こんな事も言ってたなぁ。 「A男は夜も弱いんだミィ。私アレじゃあ満足できないミィ」 「今まで付き合ってきた♂の中でもA男は最悪のタブンネミィ」 「ムカツくから今三股かけてるミィ。どっちもA男よりお金持ちでイケポケモンミィ!」」 「クックックッ…。ボス、巧すぎコマ」「面白すぎるコマ!」 「見るタチェ、あの♂タブンネの顔…顔面クリムガンだかダゲキだかワケわかんない事になってるタチ!」 ギャラリーの言葉は耳に入らなかったミィ。僕の頭の中ではキリキザンが言った 「タブンネB子が言った事」がぐるぐるといつまでも回り続けていたミィ。 タブンネB子はそんな僕と櫓の上のキリキザンを交互に見つめて 涙をポロポロ零しながら、口をパクパクさせながら言ったミィ。 「違う…違うミィ…。私、あんな事言ってないミィ…。三股なんてしてないミィ…。 タブンネA男が、A男が初めてのポケモンミィ!キリキザンが嘘吐いてるんだミィ…。 お願い、A男。私の話を聞いてミィ。私を信じてミィ!」 「…僕がそうやって何度もB子を説得しようとした時、タブンネB子は僕の話を聞いてくれたかミィ?」 僕の言葉にタブンネB子は全ての色を失ったような顔でがくーんと座り込んじゃったミィ。 「タブンネA男!お前もとんだ性悪♀タブンネにブチ当たっちまったなぁ。ポケ事ながら同情するよ。 ほれ、これは俺からのプレゼントだ!これでタブンネB子を好きにしな。 俺たちは空気を読めるから、恋ポケ同士の邪魔はしないさ。好きなだけやれよ」 そう言ってキリキザンが僕のすぐ横に何かを落としてきたミィ。 それは所々血錆が付いたり刃が欠けたりしてるボロボロの鎌だったミィ。 なるほど。確かにキリキザンは空気を読めるポケモンミィ。いい物をくれたミィ。 僕がボロ鎌を持って近づくとタブンネB子はヘタリ込んだままの無様な格好で 「A男…A男…何するミィ?やめて!そんな…嘘ミィ?お願い、正気に戻ってミィ!A男ぉぉぉ!」 と泣き叫んだミィ。今さら後悔したって遅いんだミィ! 僕は逃げようとお尻を向けたタブンネB子の背中に鎌を叩き込んだミィ。 ドカッという豪快な音がして鎌はB子の背中に刃の半分ほど沈み込んだミィ。 ♀糞豚が何事かを大声で喚いたけど、僕は構わず二回三回と鎌を振り下ろしていったミィ。 ボロ鎌な上に♀糞豚の血で滑ってなかなか思うように刺せなかったけど 数回繰り返す事によって♀糞豚の背中を穴だらけにできたミィ。 「た…タブ……A男ぉ……」♀糞豚はまだ意識があるらしく何事かを呟いていたミィ。 うるさいミィ。黙れミィ。そういえばこの♀糞豚は自分の尻尾を自慢にしてたミィ。 『見て!このかわいい尻尾…タブンネA男もカワイイと思うミィ?』つくづくウザい♀糞豚だったミィ。 僕は♀糞豚の尻尾を切り取り始めたミィ。ボロ鎌なのでなかなか切れないミィ。 しかも♀糞豚がミギャアミギャアと喧しいミィ。イラついたので両手足を鎌で一刺しずつしていったら少しは静かになったミィ。 最後の方は強引にブチブチと引き抜いて♀糞豚の尻尾をギャラリー(どんなポケモンだったっけミィ?)に 投げ渡すとギャラリーたちは尻尾をズタズタに切り裂いたり泥遊びに使ったりで 瞬く間に雑巾以下の代物にしていったミィ。「…ミフゥアアアア…」♀糞豚がそれを見て何事かを呟いたミィ。 その声の調子は憎しみに染まった僕の心を少しだけ癒してくれたミィ。 次は耳と触角ミィ。これらはタブンネにとって命なみに大事な器官ミィ。 というかこれで危険を察知できなきゃ死ぬんだから耳と触角=命と言っても過言ではないミィ。 それに大事なチャームポイントだから大事にしているタブンネは多いミィ。この♀糞豚もそうだったミィ。 僕は同じタブンネだから、どうやったらタブンネが嫌がるか苦しむか熟知しているんだミィ。 僕は♀糞豚の触角同士をくっ付けて片方の耳を切り取り始めたミィ。 こうすれば自分の耳が切り取られていく音がよく聴こえて痛みも倍増ミィ。 「ミッバァアアアア!!」♀糞豚が今まで以上に勝る勢いで絶叫し始めたミィ。 でも背中を滅多刺しにされて血も流れて体力を失っているのですぐ静かになっていったミィ。 ボロ鎌を鋸みたいに使って片耳を切り取り、ついでにもう片方も取ってマランネにしてやったミィ。 あ、そうミィ。マランネだったら両腕があったら駄目ミィ。僕は両腕を切断しようとしたミィ。 僕が非力なタブンネな上に鎌がボロなので、途中で骨か何かに食い込んだまま鎌が動かなくなってしまったけど 周りにいたポケモンさんたちが両腕を切断するのを手伝ってくれたミィ。優しいミィ。頭に切れ込みも入れたミィ。 正真正銘のマランネになって血の海に横たわる♀糞豚を見ていると僕はまだ何か足りないと思い始めたミィ。 マランネは頭で交尾するんだミィ?って事は入れる穴が必要ミィ。 でもこの♀糞豚の穴は小さすぎて頭なんか絶対に入らないミィ。 じゃあ穴を拡張するミィ!僕は♀糞豚の穴をボロ鎌でザックザックと切り開いていったミィ。 まだ息があったらしく♀糞豚はもはや元タブンネとは信じられないほど醜い声で「ウビャァギグガァアアゴバアアアアアア!!」 と叫んだミィが、腹の三分の一まで切り開かれるとついに力尽きて心臓が止まったミィ。触角で聴いてわかったミィ。 僕は…やり遂げたんだミィ。…でも、何を? 「よくやったな。って言うかやりすぎだな。こんな醜い物食べる気になれねぇもん」 「子供の情操教育上も悪いタチェ。下品なタブンネらしい殺り方タチ」 元♀糞豚だったマランネの死体を見つめる僕に何者かが声をかけてきたミィ。 「おいタブンネA男。聞いてるか?おい、無視すんなよ」 そう言われるなり背中に鋭い、熱い感触がして血が流れたような気がしたけれど僕は振り向かなかったミィ。 いや、振り向けなかったミィ。体が何故か動かなくて…そういえば僕のタブンネB子はどこ行っちゃったんだミィ。 僕が命をかけても守ると誓ったB子。僕の大事なB子。いったい何処行ったんだミィ。置いてかないで欲しいミィ。 「ダメだこりゃ。完全にイカレちゃってるわ。ちょっと煽っただけで恋ポケにここまでして 勝手にぶっ壊れて…本当、タブンネってのはどうしようも無いなぁ」 「コマコマ、ボス。どうするコマ?このタブンネさん食べちゃっていいコマ?」 「いいぜ。…いや、ちょっと待て。丁度いいや。その前に俺がここでパーフェクト辻斬り教室してやるよ。 お前らよく見とけよ。これが本家本元の辻斬りだあ!」 「キャー!ボス!待ってましたコマ〜!」「久しぶりに良いもの見れるタチェ!バッサリいくタチェ!」 僕の周りでワーワーとよく聴こえない声がして、僕の首筋が急に冷たくなって それから熱くなって目の前が暗く暗く何もかもが暗く…… 糞豚たちの夜2 かまいたち篇 終(BGM:遠い日の幻影)
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糞豚デラゴミの汚い画像 見て憎しみを募らせ苦しめて殺そう!
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僕はタブンネA男。この間発売された18−Gの大ヒットゲーム『糞豚たちの夜』の主人公のモデルなんだミィ。 このゲームは去年の冬に「ミィヌルプ」で同じ宿泊客だったキリキザンがその日の夜の事をモチーフに 脚本を書いたサウンドノベルゲームなんだけど、タイトルに「糞豚」なんて単語を入れてる事から窺えるように 僕らタブンネに対する悪意たっぷりの内容なんだミィ。殺タブンネ犯のキリキザンがタブンネたちを惨殺するんだミィ。 とにかく悲惨にタブンネが死にまくる、作者のポケモン格を疑うものだったミィ。 そのキリキザンから今年の夏、ゲームヒットで稼いだアブク銭で孤島を買ったから遊びに来ないか、という 招待状が来たミィ。僕は勿論行かないミィ!あんな文章を書く危ないポケモンの所には近づかない方が身のためミィ。 と、思っていたら同じくゲームに登場するタブンネのモデルになった、僕の大事な恋ポケタブンネB子が 「孤島でバカンスミィ!ちょうど海で遊びたかったんだミィ。絶対行くミィ!」とか言い出したミィ。 僕が「止めるミィ!あんな奴の所に行くには危険ミィ!」と説得しても 「えー?あんなって、キリキザンさんの事ミィ?タブンネA男はまさかゲームと現実を混同してるのかミィ? 「ミィヌルプ」でキリキザンさんはすっごく優しかったミィ。初心者の私たちにスキーを教えてくれたのを タブンネA男は忘れたのかミィ?ゲームでも自分が汚れ役の犯人やってたミィ。良いポケモンさんなんだミィ!」と言うミィ。 「犯人の心理にリアリティがありすぎたミィ!きっと「ミィヌルプ」でも僕らを殺したくて、ウズウズしてたんだミィ。 でも他のポケモンさんの目があったからできなかっただけミィ!」 「それは、それだけキリキザンさんに文章力があるって事ミィ。ゲームもトリックとか良く練られていて スリリングで超面白かったミィ。だいたいホラーゲームを本気に考えるなんて、A男の方がヤバイミィ! …もういい、私だけで孤島のバカンスを楽しんでくるミィ。ついでにカッコいいポケモンさんとも知り合うミィ〜♪」 うぅ…。そう言えばタブンネB子はスィーツ(笑)思考だったミィ。こうなるともう説得不可能ミィ。 それなら僕も護衛としてついて行くミィ!B子を命を賭けても守るんだミィ。 でも僕は悲しいことに非力なタブンネ…しかも、同じタブンネ仲間の中でも特に力が方弱いミィ。 ならば、道具の力に頼るミィ!僕は孤島行きに備えて役に立ちそうな道具を揃えたミィ。 まずはスタンガンとアーミーナイフ。相手の懐で不意打ちできればどちらも一撃で敵をノックアウトミィ。 遠距離用の武器が欲しかったので、街で危なそうな人やポケモンさんに声をかけまくって 結果、捕まって眼球くり抜き、両耳削ぎ、両腕両脚切断、全身に針刺し、塩酸プール漬け、 足の裏の肉球をひたすらコチョコチョされるなどの拷問に遭いながらもワルサーPoke38を手に入れたミィ。 タブンネでも扱える、十得ナイフもセットで付いた便利な拳銃ミィ。マンキーパンチの漫画でも出てたミィね。 相手がゴーストタイプとも考えられるので銀の弾も用意したミィ。自作するのが大変だったミィ。 バズーカ砲も欲しかったけどこれはどうしても手に入らなかったので代わりにTNT火薬約10キロを用意したミィ。 持久戦になった時のためのセカイイチ、水などの食飲料、負傷した時のための抗生物質など 考えられる限りのものを僕は揃えたミィ。これだけあれば並のキリキザン相手ならタブンネでも対等に戦えるはずミィ! でも、いざ孤島に持って行こうとしたら島渡しのなみのりラプラスさんに 「ゴメン…。こんな大荷物を載せてなみのりはできないよ」と言われたミィ。使えないやつミィ! と僕が怒っていると、顔を真っ赤にしたタブンネB子が僕の頭を引っ叩いて謝らせたミィ。 なんで?僕はタブンネB子を守ろうとしているだけなのに…ミィ。 結局荷物の大部分は諦めて苦労してゲットしたワルサーPoke38だけ持っていくことにしたミィ。 A男は再生力なのでそれで復活しました 「そういえば孤島ってどんな所なんですかミィ?」と僕も気になっていた事を タブンネB子がなみのりラプラスさんに聞いたミィ。 僕はB子に口にガムテープを貼られていて気になる事があっても喋れないんだミィ。 「ああ。いい所だよ。一年中温暖な気候で美味しい木の実がいっぱい生えてて…島のポケモンたちも皆優しいしね」 「へぇ〜。ますます楽しみになってきたミィ」 ラプラスさんとB子のあまりに危機感を欠いた会話に、僕は我慢できなくなってガムテを剥がし 「騙されないミィ!ここはタブンネスレなんだミィ!島に着いたらタブンネ虐待愛好会が待機していて 「本当にタブンネは馬鹿だなあ。こんなおいしい話ある訳ないだろwww」とか言いながら ミキサーの用意をしてたりするんだミィ!」と喚いたミィ。 そんな僕をタブンネB子がまた引っ叩き 「虐待愛好会って何ミィ?怪しいサイトの見すぎだミィ!ミキサーで何するんだミィ! もう、恥ずかしいから黙っていてミィ!」と言ったミィ。ちょっと顔が赤くなったB子もカワイイ… それどころじゃないかミィ。僕を無視してラプラスさんが話を続けたミィ。 「ぎゃくなんとかは知らないけど、島にはミノムッチ村っていう村があってね。 今夜は確かそこで…え〜っと、「かまいたち祭り」っていうのが行われるらしいよ」 !!かまいたち祭り…怪しいミィ!きっとストライク達がかまいたちでタブンネを八つ裂きにするお祭りなんだミィ。 「かまいたちかぁ。溜め技の割りに威力が低くてストーリー中でも使えないあの技かミィ?」 とタブンネB子。「どうだろう。最近始めたお祭りらしいから僕もなんとも…グェッ!」 「か、帰るミィ!今すぐ帰して欲しいミィ!方向転換するミィ!」僕はラプラスさんの首をグイグイと捻ったミィ。 「グェェ…くっ、苦し…やめて…」「何してるミィ、タブンネA男!ラプラスさんがオチかけてるミィ!」 バシバシコーーン! 僕はタブンネB子渾身の往復ビンタをくらわされて、ラプラスさんから引き離されて ガムテープで簀巻きにされたミィ。ひどいミィ。僕はB子を守りたいだけなのに。 ラプラスさんは島に着いた途端、怯えるように僕らから去っていったミィ。 タブンネB子はそんなラプラスさんにヘコヘコと謝っていたミィ。 孤島は絶壁に囲まれた陰気な場所…ではなく、普通に浜に囲まれた風光明媚な場所だったミィ。 ラプラスさんの言ってた通り暖かくてちょっと林に入ればすぐに木の実が見つかる天国みたいな場所だったミィ。 ビーチでは『糞豚たちの夜』に出てくるタブンネのモデルになった、他のタブンネたちが遊んでいたミィ。 「私もさっそく遊ぶミィ。でもその前に招待された屋敷に行って、キリキザンさんにお礼を言ってくるミィ。 あと荷物も置いてくるミィ」タブンネB子が嬉しそうに言ったミィ。…そうだミィ!島があまりに平和だから 忘れかけていたけど此処にはタブンネスレ登場回数トップクラス、タブンネキラー、キリキザンがいるんだミィ! 僕が守ってやらないとB子がバラバラ殺タブンネ事件第一の被害者になっちゃうミィ! 僕はワルサーPoke38を構えて周囲を警戒しながら屋敷へと向かったミィ。 タブンネB子はそんな僕を呆れた様子で見ていたミィ。…キリ○トも最初は認められなかったんだミィ。 正しい者はいつだって迫害される運命にあるんだミィ。だから、挫けないミィ! 屋敷は古いのを新しく見せようとしたのか、壁全面が塗り直されていたミィ。 でも形は変えずに壁だけ塗り直し、しかもラブホばりのショッキングピンクのペンキが使われていた為 趣味悪いってモンじゃなかったミィ。屋敷の主のセンスが可哀想になってくるレベルだミィ。 庭の中央のズルズキンの石像もどピンクに塗りたくられていたミィ。石像に封印されてる霊に祟られても知らないミィ。 ピンクまみれの庭を辟易した気分で進んでドアのブザーを押したミィ。するとちょっとしてから扉が開いて 「ああ?あー。来たのか。ご苦労さん。もうお仲間さんたちはビーチに行ってるよ」 とかキリキザンが出てきたミィ。タブンネB子はニコニコしながら 「お久しぶりですミィ!ステキな島に招待してくれて、ありがとうございますミィ」と言ったミィ。 …フレンドリーな雰囲気だけど、僕は騙されないミィ! 「ちょっと待つミィ!なんでこんな大きな屋敷で主がいきなり出てくるんだミィ!怪しいミィ! 普通はこういう時使用人みたいなのが最初に出てくるんだミィ!」と僕はドヤンネ顔で言い放ったミィ。 するとキリキザンはあっさり 「使用人っつーか手下のコマタナどもはビーチにいるタブンネたちの世話をしに行ってるんだよ。 普段はここで働かせてるさ。今はいないから俺が出てきたんだ。悪いか?」 「…悪くないですミィ」僕はそう言わざるをえなかったミィ。 「ごめんなさいミィ。タブンネA男は最近悪いサイトばかり見ていて ちょっと頭がおかしくなっているんだミィ。許してやって欲しいミィ」タブンネB子が頭を下げたミィ。 「そうかあ。ネットばかりしてたら引き篭もりニートになっちまうぞ。 ちゃんと外で遊べよ。こんな良い彼女さんがいるんだからさ」とキリキザン。 な、何ミィ。2匹して僕を可哀想なポケモンみたいに…僕は間違っていないミィ! 「じゃあ、さっそくビーチに行ってくるミィ。今度お礼にヤグルマ特産オレンせんべいを送るミィ。 ホラ、A男も頭下げるミィ!」そう言ってB子はグイグイと僕の頭を押さえつけたミィ。ま、負けないミィ! ビーチはタブンネたちが楽しそうに泳いだり疲れたら木の実を食べたりで幸せそうに過ごしていたミィ。 「うわあ、最高!クンクン…いい匂いがするミィ。あっ!海の家があるミィ!」 そう言ってタブンネB子は海の家に走っていったミィ。確かに焼きソバの匂いがするミィ。 「コマコマ、クラボとマトマの木の実を使ったピリ辛焼きソバコマ〜」 「コマコマ、モモンのシロップをかけたカキ氷コマ〜」 海の家では数匹のコマタナたちが働いていたミィ。タブンネB子はさっそくコマタナたちに 「焼きソバ一個欲しいミィ!あとジュースも!」と注文してるミィ。 「コマコマ、ボスの招待客さんにはサービスでタダにしてるコマ」 「コマコマ、ジュースは何味がいいコマ?」 「コマコマ、お姉さん美ポケだからカキ氷もサービスしちゃうコマ」 「まっ、お上手ミィ!ジュースはザロク味がいいミィ」タブンネB子はニコニコしながら食べ物を受け取ったミィ。 これは…僕にはわかるミィ!毒が入っているんだミィ!慌てて僕はB子の持つ焼きソバを叩き落としたミィ。 ベシャッ 「何するんだミィ!せっかくの焼きソバが…ひどいミィ!」 タブンネB子が猛抗議してきたミィ。まったく食い物のことになると必死ミィ。 「B子、落ち着くミィ。これにはきっと毒が入っているんだミィ。食べたら最後、吐血下血で地獄をみながら死ぬんだミィ。 いや、ママキッチンか黒いヘドロかもしれないミィ。まずはゲロを吐かせて苦しませてから それから本格的な虐待にはいるかもしれないミィ。そういうssがあったミィ」 「何言ってるミィ!他の皆はウマーウマーと食べてるミィ!」 タブンネB子が指さした先には…た、確かに他のタブンネたちは美味しそうに食べていて特に異常は無いみたいだミィ。 「い、いや!即効性が無くて「ただちに健康に被害は無い」だけかもしれないミィ! ソバやジュースに毒が入ってなくても箸やストローに毒が塗ってあるかもしれないミィ! そういうトリックがあるミステリーをこの間読んだミィ!」 必死な僕の言葉にコマタナたちは涙ぐみながら 「コマコマ、僕たちそんなひどい事しないコマ…」 「コマコマ、焼きソバもジュースも一生懸命作ったのにコマ…」 と言ったミィ。それを見たタブンネB子は怒りの頂点に達したみたいで 「いい加減にするミィ!こんな小さなポケモン泣かせて恥ずかしいと思わないのかミィ! これ以上馬鹿な事言うとガムテで簀巻きにしたまま海に放り込むミィ!」と雄叫びをあげたミィ。 こ、怖いミィ。でもここで引き下がるわけにはいかないミィ。B子の命が掛かっているんだミィ。 「B子。僕の話を聞いて…」 「言うなって言ったでしょミャァアアアア!!」バチコォォォォン!! タブンネB子のビンタが僕の頬に最高威力で炸裂したミィ。それはチラチーノのビンタどころか ローブシンのパンチにも勝る威力だったミィ。僕の頭がグルッと360度近くまで回転したミィ。 「まったくもう!あ、もう一個焼きソバ頂戴ミィ」 「コマコマ…、お姉さん怖いコマ…」 「コマコマ…、このタブンネさん、生きてるのコマ…?」 僕は焼きソバもジュースも口にせず、日ざしの強いビーチで何事か起こらないかじっと見張っていたミィ。 ちなみにタブンネB子に360度回転させられた首はまだ多少痛むけどもう大丈夫ミィ。 だって僕は特性:さいせいりょくなんだミィ。このワルサーPoke38をゲットする際に目無しダルマランネにされた時も ポケモンセンターの救急医療室で半月間集中治療を受けることで見事復活できたミィ。 立ち上がると少し吐き気がしたり歩くと首がグラついたりするけど大丈夫ったら大丈夫ミィ。 それにしても ひざしが つよい ミィ。グラードンかキュウコンでもいるのかミィ。 水分補給をしてないので辛いミィ。でもジュースを口にするわけにはいかないミィ。 僕がそう思いながらビーチでキャッキャッウフフと遊ぶタブンネたちを見守っていると !背後から何者かの気配がしたミィ!何者かは鋭い何かを持ってるようだミィ!影でそれが判るミィ。 僕はワルサーPoke38をソイツに突きつけたミィ。 「こ、コマコマ…、コマタナは…暑そうだと思って…」 そこにはビーチパラソルを持ったコマタナがいたミィ。ワルサーPoke38を見てビビッてるミィ。 「ご親切にどうもミィ。でも僕の背後に立つときはひと声かけてほしいミィ。 そして僕に何か手渡す時はまず地面にそれを置いて両手を挙げながら…」 ポイッ ダダダーッ コマタナはビーチパラソルを投げ出すなり全力ダッシュで僕から逃げていったミィ。 …最後まで聞けミィ!せっかくハードボイルドなセリフを言えるチャンスだったのに…ミィ。 ビーチパラソルのお蔭で少しは楽になったミィ。このまま見張りを続けるミィ。 …と思っていたら、いきなりクルーザーがビーチに突っ込んできたミィ! クルーザーの横には『タブンネ虐待愛好会』略してTGAKのロゴがデカデカと印字されていたミィ。 こ、これは幸せなタブンネたちを虐待するために送り込まれた刺客かミィ?! クルーザーから武装した男たちがワラワラと降りてきたミィ。そしてマシンガンでタブンネたちを撃っていったミィ。 ビーチは天国から一転、地獄絵図になったミィ。 撃たれて血を流しながら泣き叫ぶタブンネたちの悲鳴がビーチ中に響いたミィ。 僕もワルサーPoke38で応戦したけど、多勢に無勢、あっという間に取り押さえられちゃったミィ。 『ザー…ザー…こちら、TGAK第一部隊。会長!タブンネたちの確保に成功しました』 『…ご苦労。ただちに本部に帰還せよ』 男たちは無線で何か話していたミィ。TGAK第一部隊はここで僕らを殺すつもりはないみたいで 僕らはそのままクルーザーに乗せられて何処へかと連れて行かれたミィ。 致命傷にならない程度に撃たれて「ミヒィー…ミヒィー…」「痛いミィ…死んじゃうミィ…」というタブンネの悲痛な声が 航海中、ずっとしていたミィ。ブルルルンと音がしてクルーザーが止まったミィ。TGAK本部に着いたんだミィ。 後手に縛られてマシンガンで小突かれて僕らは『タブンネ虐待愛好会』本部の建物の中に歩かされていったミィ。 建物の一室に僕らは入らされたミィ。部屋の中には各種拷問器具が取り揃えてあって その全てから血の臭いがぷんとしたミィ。「ミヒィイイイッ…」タブンネたちの何匹かはビビッて失禁したミィ。 「ようこそ、タブンネちゃんたち。TGAK本部へ…」一人の中年男がスッと僕らの前に立ったミィ。 その男は見た目はごく普通の人間と変わらない、むしろ普通の人間より温厚で優しげに見えたミィ。 だが、纏っている気配が常人ではなかったミィ。タブンネに対する禍々しすぎるオーラ… 僕は直感的に悟ったミィ。コイツが、この優しそうな中年男が『タブンネ虐待愛好会』会長ミィ! 不意に男がグッとガッツポーズをしたその途端「ミグェッ…」 僕の隣のタブンネがいきなり心臓を押さえながら倒れたミィ。そして苦悶の表情を浮かべたまま事切れたミィ。 う、噂どおりだミィ。『タブンネ虐待愛好会』会長はガッツポーズでタブンネを殺せるんだミィ。 「会長、戯れで一匹殺さないでくださいよ。こいつらにはこれから地獄を味わってもらうんですから…」 「そうだった。スマンな。さて、今日はどれにしようかな。やはりミキサーか?」 「成獣タブンネ数匹が入れる超巨大ミキサーを用意しました。 速度調整も可能なので少しずつペースト状になる苦しみと恐怖を味わわせて殺す事ができます」 「おお。新開発のアレだな。よし!今日はそれだ!それを用意しろ!」 男たち数人がガラガラと台車に乗せたミキサーを持ってきたミィ。 それは確かに超デカくて…ちょうど僕ら全員が入れそうな程度の大きさだったミィ。 「じゃあな、タブンネちゃん。今度産まれる時は別のポケモンに産まれろよwww」 「またタブンネに産まれてもいいけどなwwwそしたらまた虐待してやんよwww」 そう言いながら男たちは僕らをポイポイとミキサーに入れていったミィ。 ミヒィッ、し、死にたくないミィ!ゆっくりペーストになって死ぬなんて最悪ミィ!助けて、誰か助けてミィ! 男たちがスィッチを入れて、僕のお尻の下にある刃がギュワワワーーンと唸りをあげて ミ、ミ、ミギャァァアアアアアアアアーーーーーーッ!!
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僕はタブンネA男。只今恋ポケのタブンネB子と一緒に なみのりラプラスさんに乗せてもらってとある孤島に向かっている途中ミィ。 どうして僕たちがその孤島に行くのかと言うと、 タブンネスレの皆さんは『糞豚たちの夜』というゲームがあるのをご存知だろうミィか。 実は僕とタブンネB子がそのゲームの主人公のモデルなんだミィ。 僕たちは去年のクリスマス近くにペンション『ミィヌルプ』にスキー旅行で泊まったのだけど、 その時同じ宿泊客だったキリキザンがその日の事をモデルにサウンドノベルゲームの脚本を書いて それが空前絶後の大ヒット、一躍お金持ちになったキリキザンが(無断でモデルにした)お礼がてら 別荘・バカンス用に買い取った孤島に遊びに来ないかと招待状を送ってくれたんだミィ。 …招いてくれたのはいいんだけれど、僕は正直行きたくなかったミィ。 だって、『糞豚たちの夜』は楽しいスキー旅行に来たタブンネたちが吹雪でペンションに閉じ込められ そこでバラバラ殺タブンネ事件がおきるという内容で、疑心暗鬼になったタブンネたちが殺しあったり、 タブンネたちが殺タブンネ犯に残虐な方法で皆殺しにされたりするという、とにかく悪趣味な内容のゲームで 僕はゲームをプレイしている間、恐怖や吐き気で震えが止まらなかったミィ。 ゲーム内ではペンションに泊まっているのは タブンネたち数匹のみという事になっていて(実際は他のポケモンたちも泊まっていたミィ) タブンネたちの中にタブンネの皮を被って化けている殺タブンネ犯、キリキザンが紛れていて(無茶な設定ミィ。 身長差はどうなるんだミィ)どのタブンネに化けているかを当てたらゲームクリアなハズ、なんだけれども… 僕がやった時は見破るのが遅かったり一対一の状況で指摘してしまい逆に惨殺される、というバッドエンド ばかりにいってしまったミィ。…ひょっとしたら、『糞豚たちの夜』にグッドエンドは無いのかもしれないミィ…。 なにせ途中で殺タブンネ犯の心境が小説で言う「一方その頃…」みたいに時どき入るんだけど それが「タブンネコロスタブンネコロスタブンネコロスタブンネコロス」とか 「タブンネの生き血、タブンネの肉、首を刎ねたらどんな具合に血がでるだろうか、キリキリキリキリ…」とか 「これ書いたポケモン、絶対精神病んでるだろ」みたいな文章ばかりなんだミィ。 …あの時一緒に泊まったキリキザンはこんなことばかり考えていたんだろうミィか…。 そういえば、僕たちや他のタブンネの方を時どきじっと見て舌なめずりをしていたような覚えがあるミィ…。 というか納得できないのが、こんな18−Gゲームが大ヒットしていることミィ!何故?! 皆かわいいタブンネが可哀想な目にあうゲームのどこがいいのミィか?! そんな訳で(生命に関わるレベルで)危険だからこのお誘いは断ろう、むしろ住所を知られてしまっているから 今すぐ引っ越そうとタブンネB子に提案したのだけど、スィーツ(笑)思考のB子は 「モデルミィ!孤島でバカンスミィ!」と言葉の端っこだけ聞きかじってどうしても島に行くと言って譲らなかったミィ。 僕が「どう考えても危険ミィ。『糞豚たちの夜』をプレイしたらわかるミィ」と言っても 「ホラーゲームはキライミィ!」と返すし…。でも、たとえスィーツ(笑)なタブンネでも B子は大切な大切な僕の恋ポケミィ。命を賭しても守ってみせるミィ。そう思って僕も孤島行きに付いてきたんだミィ。 …命がけでも守れないかもしれないミィけど…。 僕はキリキザンの味方じゃないけど急に招いてもいないポケモンが来られても困るだろうと思うのミィが…。 「えー?おかねもちなんだからきっとこれぐらい大丈夫ミィ〜」 「そうミィ!孤島でバカンスしたいミィ!」 「タブンネA男くんは小心者だミィ。お金持ちの度量なら1ポケや2ポケ大丈夫と決まってるミィ」 …ちなみに僕が『糞豚たちの夜』をプレイしたのか聞くと 「文字が多くて目が疲れちゃったミィ!2分ぐらいで止めて中古屋に売っちゃったミィ!」 「ああ…あれね…。そうだ、ノヨル・クソブータとか名乗るオカマタブンネが出てきたミィ(そんなの居たミィか…?)」 「モデルなんだからなんでもいいミィ!なんたってモデルなんだからミィ!」 僕は同じタブンネだけど、タブンネがよくお花畑思考だと馬鹿にされる理由が少しだけわかった気がするミィ…。 「そういえば、その招待主のキリキザンさんはどこミィ?」とタブンネD恵さん。 そういえば、屋敷中見て回ったけどキリキザンには会わなかったミィ。 そもそも屋敷の扉に鍵が掛かっていなくてそれをいい事にタブンネB子が勝手に侵入して 走っていってしまったのだけど…。まぁ、僕もその後から入って見て回ったんだからそれに関しては僕も同罪ミィ。 僕がその事をいうと他のタブンネたちは困惑したように 「どうしたのかしらミィ」「後から来るのかもミィ」とザワザワし始めたミィ。僕としてはぶっちゃけ会いたくないミィけど。 「とりあえずB子ちゃんと合流しようミィ。その後皆でどこか客室かなにかで待つなり相談するなりしようミィ」 とタブンネC助さん。!そういえばB子はどこにいったんだろうミィ!屋敷内で見なかったミィ! ひょっとしたら、『糞豚たちの夜』みたいに隠れていたキリキザンに既にバラバラにされていたり…! 「タブンネB子!」デドー うっ、思わず僕は叫んでしまったミィ。皆びっくりした様子で僕を見てるミィ…。 「あはは…、恋ポケなんでつい心配で…」 と、僕は笑ってごまかそうとしたミィ。皆は僕のことを心配そうに見てるミィ…。恥ずかミィ。 孤島は一部の入り江を除いて絶壁に囲まれた見た目からしてヤバそうな気配がビンビンする場所で 島の中心に何故か六角形の高〜い塀に囲まれた馬鹿デカくて暗い雰囲気の屋敷があったミィ。 塀のおかげで妙な息苦しさがあるミィ。あのゲームを書いたキリキザンらしい趣味の悪い別荘ミィ。 なみのりラプラスさんは「二日後に迎えに来るね」と言って遥か海洋の彼方に去ってしまったミィ。超心細いミィ。 B子は「大きなお屋敷ミィ!こんな場所でオボンの実を食べて贅沢して暮らしたいミィ!」などと言って 屋敷の探索をしに走って入っていってしまったミィ。 僕はこんな辛気臭い場所はたとえ一生分のオボンを積まれても暮らしたくないミィ。 僕も屋敷に入って中を見てみると部屋の扉が何故か鉄格子だったり 窓の下に剣山(針じゃなくて本物の剣が逆さに生えてたミィ)が設置してあったり 見れば見るほど僕は嫌な予感と不安でブルーになっていったミィ。こんな屋敷で二日間すごすのミィか? 玄関の方から「着いたミィ」「なんだか怖い雰囲気ミィ」とタブンネたちの声が聴こえてきたミィ。 他に招かれたタブンネが到着したんだろうかミィ。僕はさっそく玄関に向かったミィ。 「あっ。主人公さんミィ」「こんにちは〜」「去年の冬以来ミィ」「また会えるなんて嬉しいミィ」「初めましてミィ」 『糞豚たちの夜』の登場ポケモンのモデルにされたタブンネさんたち+αだったミィ。 ジョウト産まれのタブンネC助、その妻タブンネD恵、「ミィヌルプ」のアルバイトタブンネE太、 同じくアルバイトのタブンネF代、F代の妹タブンネG美。彼ら彼女らがこの別荘に招かれたメンバーミィ。 いや、正確にはタブンネG美は招かれてないミィ。「お姉ちゃんだけズルイミィ!」と言って勝手に着いてきたらしいミィ。 「B子ちゃんならさっき中庭の方にいたミィよ」とタブンネG美ちゃん。な、なんだってーミィ。 どうやら、僕が屋敷を回っている間に塀に囲まれた中庭の方に出て散歩がてら探索していたみたいだミィ。 それをG美ちゃんが背中だけ見かけたらしいミィ。さっそく僕たちは中庭に出たミィ。 中庭の中央にB子はいたミィ。何故か僕らの足音を聴くとビクリとして、慌てて 「な、なんだミィ。タブンネA男、いたなら声をかけてミィ」としどろもどろな様子だミィ。 これは…恋ポケである僕にはわかるミィ。タブンネB子は何か隠してるっぽいミィ。 「あれ?なんだぁ、この変な像」タブンネE太さんが中庭の中央にある像を見てスットンキョーな声をあげたミィ。 確かにその像は変だったミィ。モコモコとした雲のしたに円錐形っぽいものがあって それに手と縞模様が一部分だけついていて、その下のズボンを履いたような皮がついた足があって、 後ろには尻尾が付いていて…ぶっちゃけ、ズルズキンの首をもいだらこうなるんじゃないかなっていう形だったミィ。 「これって…なんだろうね?」「首無しズルズキンの像ミィか?」「なんでこんな物が…」 他のタブンネたちも頭の上に疑問符が浮かんでるミィ。 その様子をB子は顔を真っ青にして震えながら見ていたミィ。…う〜ん、これは…。 「あっ、雨!」そう叫んでタブンネF代さんが天を指したミィ。 雨足は急に強まり、風までビュゴービュゴーとすごい音を立ててきたミィ。小さいG美ちゃんなんか飛ばされそうだミィ。 「と、とにかく一旦屋敷に戻るミィ!」僕たちは一旦屋敷に避難したミィ。 「…ふぅ、急にひどい嵐になっちゃったミィ」「キリキザンさん、今日来れるのかミィ?」来なくていいミィ。 「クンクン…なんだかいい匂いがするミィ!」太っちょのタブンネC助さんがそう言って走り出したミィ。 僕らもその後を追ってみると…大きなテーブルの上にこれでもかという量のご馳走が乗っていたミィ。 「うわぁ!大ご馳走だミィ!」「さっそく食べるミィ!」そう言ってテーブルについて 勝手にご馳走を食べ始めるタブンネたち。「ちょ、ちょっと待つミィ!」僕は思わず叫んだミィ。 「んみゃらむむんまにゃぷふむんめぇぬぅん?」口中に食べ物を含んでいるので意味不明な言語を喋るC助さん。 っていうか口の中の咀嚼物が見えて気持ち悪いミィ!「なんだい?タブンネA男くん」って言ったんだろうけど…タブンネー。 「招待主も来てないのに勝手に食べちゃっていいのミィか?怒られるかもしれないミィよ?」 「そうミィ」僕の言葉に賛同してくれたタブンネがいた…タブンネB子だミィ! 「それにさっき屋敷中を見て回って、この部屋にも入ったミィけど、こんなご馳走無かったミィ。 一瞬でこんな大ご馳走が出てくるなんて不気味だミィ」 そう言いながらクッチャクッチャと音を立ててオレンサラダを貪るB子。言葉と行動が乖離してるミィ…。 「むぷふふ…ゲフゥイー。ハッハッハ。タブンネA男くんは心配性だミィ。お金持ちがこんな料理ごときで 怒るはずが無いミィ。お金持ちなら一瞬で大ご馳走を用意するのもお茶の子サイサイだろうミィ。 それに、これはそんなに金かかって無いミィね。食通のワシに言わせれば 食材もイマイチだしスープはダシにちょっと生臭さが入っちゃってるミィ」 さんざん食っておいて、大きなゲップをして太鼓腹を叩きながら口を楊枝でシーシーしながら そんな事を言うタブンネC助さん。コイツ普通に最悪ミィ。 「そうそう、なんたってお金持ちだし…」そう言ってテーブル中央の大きなお肉の塊に タブンネF代さんが手を伸ばした、その時。 ビュンビシュバッ!鋭い、空を切る音がしてタブンネF代さんの首に何かが巻きついたミィ! あれは…矯正ギプスだミィ!「ウググググッ…ぐっ…くる…し…」 矯正ギプスが肉からいきなり飛び出してきてF代さんの首を絞めているんだミィ! 「タブンネF代っ!」「ミィヌルプ」のアルバイト仲間、タブンネE太さんが慌てて矯正ギプスを外そうとしたミィ。 「うう…ダメだミィ。実は俺、「ぶきよう」なんだミィ。誰か、誰かギプスを外してくれミィ!」 E太さん「ぶきよう」だったのミィか…。 どおりでE太さんに用意してもらったスキー道具、いろいろガタがきてると思ったミィ。アルバイト辞めろミィ。 いや、今はそんな事言ってる場合じゃないミィ!女の子タブンネたちは怯えて立ち竦んでしまっているし、 C助さんはびっくりして引っくり返って起き上がれなくなってるミィ。 僕が、僕が助けないとタブンネF代さんが死んでしまうミィ! 幸い僕は「さいせいりょく」ミィ。道具を扱うことができるミィ。急いで矯正ギプスを外そうと僕が触った瞬間、 「ウッ…グゥェエエエエエ!」矯正ギプスが…勝手に動いたミィ?! ギリギリギリとF代さんの首を締め上げていくギプス。今やF代さんの首は僕の手首ぐらいの細さになってるミィ。 そして…「ミゴァッ」ひと声上げて…そのあとは吹き出る血の音にかき消されたミィ…。 タブンネF代さんの首はギプスによって千切られてしまったミィ…。胴体から離れてゴロリと転がるF代さんの首。 その表情には「何故?!どうして?!」という驚き、悲しみ…そして断末魔の苦しみがあったミィ…。 無駄に長くてすみません…ようやく虐シーン 「F代っ、F代〜!!」「お姉ちゃん!!」悲しみに泣き叫ぶタブンネE太さんとG美ちゃん。 僕はタブンネF代さんの血を浴びて呆然としていたミィ。今、確かに矯正ギプスが勝手に動いて締まったミィ。 これは一体…どういう事だミィ?!立ったままの僕をタブンネE太さんがキッと睨みつけてきたミィ。 ?!何だミィ?!「お前がっ…」血を吐くような声で唸るE太さん。 「お前が、矯正ギプスを締めたんだろう!お前がF代を殺したんだミィ!」そう言ってE太さんが掴みかかってきたミィ! 「ミギャッ…ご、誤解だミィ!僕はちゃんと緩めようとしたミィ!」 「じゃあなんでF代は死んだんだミィ!お前が締めたんじゃなければどうやってギプスが締まったんだミィ!」 うっ…それは…。「ぼ、僕にもわからないんだミィ。勝手にギプスが動いて…それでタブンネF代さんは…」 「そんな話、信じられるかミィ!お前が殺したに決まってるミィ!」そう言って僕の首を絞めるE太さん。 だ、ダメだミィ。完全に頭に血が上っていて話を聞いてくれそうにないミィ。 確かに僕にもギプスが勝手に動いたなんて急には信じられないだろうし…く、苦しい、もうダメ、ミィ…。 「やめてミィ!」高いタブンネの声…タブンネB子だミィ!やっぱり、B子は僕の味方ミィ! B子はタブンネE太さんに近づき、言ったミィ。 「タブンネA男にF代さんを殺せたハズが無いミィ。だってA男は♂タブンネのくせに私よりひ弱なんだミィ。 首を千切れるほどギプスを締め付ける力がA男にあるはず無いミィ」 …。ちょっと♂の沽券を傷つける言い方だったけど、E太さんを納得させることができたみたいで、 タブンネE太さんは僕を放してくれたミィ。ふぅ、死ぬかと思ったミィ。 「…それに」と青ざめた顔でタブンネD恵さんが続けたミィ。 「私も見ましたミィ。A男さんが指を触れるか触れないかのところで、ギプスが急に締まったのを見ましたミィ。 まるで、生き物みたいに…」言いながらブルリと震えるD恵さん。とんでもなく恐ろしいモノを見たという風に。 部屋の中にイヤな空気が立ち込めたミィ。恐ろしいものがこの屋敷中に充満しているような気配がするミィ。 僕はすごく怖くなってきたミィ。来るんじゃなかったミィ。何としてでもB子を止めるべきだったミィ。 「ともかく」ようやく体勢を持ち直したタブンネC助さんが言ったミィ。 「これは事件だミィ。一旦屋敷から離れるミィ」 「屋敷から離れてどうするミィ?」タブンネE太さんが言った。 「外は大嵐。なみのりラプラスさんが来るのは二日後。大体、ラプラスさんもこの嵐じゃ泳げないだろうミィ」 「じゃあ…じゃあ、どうするのミィ?!」泣きながら言ったのはタブンネG美ちゃん。 「お姉ちゃんが死んじゃったのに…このままこの屋敷にいるのかミィ?! いつの間にか現れたご馳走に、勝手に締まるギプス…もういや!帰りたいミィ!」 そう言うなり、激しく嗚咽し始めたミィ。でもご馳走はお前もウマーウマーと食ってただろミィ。 「どのみち屋敷からは出られそうにないミィ…」奇妙に冷静な様子でタブンネB子が窓の外を見ながら言ったミィ。 イヤな予感がした僕たちが窓の外を見ると…外は大嵐。それは変わらないミィが… いつの間にかあの六角形の高〜い塀の門が閉じていて、塀の内側には水が溜まっていたミィ。 屋敷の1階まるごとの高さまで水が溜まっているように見えるミィ。 1階に窓は無かったし、玄関はしっかり閉めたのでこのまま屋敷ごと水没することは無いだろうけど…。 「そんな…どうして…いつの間に門が閉まったミィ…」 「それにこの水かさ…食事の間に溜まったにしては急すぎるミィ…」 信じられない光景に僕たちは呆然と立ち竦んだミィ。僕たちはこの不気味な屋敷に閉じ込められちゃったのだミィ。 「大丈夫だミィ!」とその時、太鼓腹を叩いてタブンネC助さんが言ったミィ。 「ワシは「なみのり」を使えるんだミィ!この位の距離深さなら余裕で門まで行って開けてこられるミィ。 いっちょ行ってくるミィ!」そういって窓から出ようと身体を乗り出したミィ。 このデブタブンネが「なみのり」を使えるとは…脂肪で浮いてるだけなんじゃないのかミィ? 「やめて!あなた!」タブンネD恵さんが涙ながらに叫んだミィ。 「危険ミィ!なんだかこの屋敷はおかしいミィ!危ない事をしたら…」 「危ない事をしたらどうなるんだミィ?」イラついた様子で言い返すC助さん。 「お前は黙ってろミィ!ワシのする事に間違いは無いんだミィ!」そう言うなりD恵さんを突き飛ばしたミィ! 「ミヒャン!」突き飛ばされた拍子にテーブルにぶつかり激しく後頭部を打ってしまうタブンネD恵さん。 そんな彼女を見て嬉しそうに腹を揺らすC助さん。「亭主に逆らうのが悪いんだミィ!」 コイツ本当に最悪ミィ。D恵さんはC助さんを心配して言ってくれたのに。 「んじゃ行ってくるミィ〜♪」そう言いながらタブンネC助さんは窓から身を乗り出した …がすぐに挟まって動けなくなったミィ。太りすぎだミィ。 「ご、誤算だミィ。誰か引っ張ってくれミィ」皆溜息を吐いてタブンネC助さんの両脚を掴んだ…その時。 「ミギョボッ?!」タブンネC助さんが潰れたガマゲロゲみたいな声をあげたミィ。 何なんだ、このデブタブンネは…と皆がタブンネC助さんの方を見ると、そこには信じられないものが見えたミィ。 C助さんが挟まっている窓は上下に引き戸みたいに開くタイプの窓なんだミィ。 その重い窓が勝手に降りてきてC助さんの胴を挟み込んでいるではないかミィ! まるでギロチンのように窓が胴を切断しようと動いている…ありえない光景に僕は吐き気さえ覚えたミィ。 「ミッグァァアアアア!いぎがあああ…たす、たすけ、て…」 タブンネC助さんが窓ギロチンから逃れようと短い手足を振り回すが しっかりと背中に食い込み背骨さえ切断しそうな勢いで降りてきている窓から逃れられるはずが無いミィ。 そうこうしているウチにも窓枠はどんどん下がってるミィ。こ、このままでは…! 「キャ〜!あなた!」タブンネD恵さんの悲鳴で僕たちは我に返り、必死でC助さんの脚をひっぱり始めたミィ。 だけど凄まじい強力の窓からタブンネC助さんの身体が抜ける気配は無く 段々とC助さんの悲鳴が切羽つまったものになっていったミィ。 「ミギュウウウ!ミグィイイイイ!し、死ぬう!た、た、た、たすけ…!」苦しみのあまりだろうかタブンネC助さんが首を捻って 窓の上、僕たちからは死角になって見えない屋敷の壁があるはずの所を見た、その瞬間。 「ミッヒャアアアアアア!!ミビャァアアアアアア!!!」タブンネC助さんがすごい顔になって壮絶な叫びをあげたミィ! 僕たちがビックリして、一瞬、ほんの一瞬だけ力を弱めた時… ズダーーーン!!というすごい音がして…窓が完全に閉まりきって…タブンネC助さんの身体が、真っ二つに… …ついさっき食べていた食事がタブンネC助さんの身体の断面から零れてきて…。 「…ッオゥェエエエエッ…」僕たちは思わず戻しちゃったミィ。 これから数レス虐場面が無いので夜中にコッソリ進めておく タブンネちゃんのモツが出ないなんて…とい方は申し訳ないけどスルーして下さい 「………」タブンネC助さんの壮絶な死から少し後。 僕たちはテーブルのある部屋から離れて大きなクッションが置いてある休めそうな部屋にやってきたミィ。 正直、ここまで来るのもビクビクものだったミィ。飛び出る首締めギプス、勝手に動く窓。 今やもうこの「屋敷」自体が僕らの「敵」みたいなモンだミィ。 いつ何がやってくるか…どんな形でくるか…全くわからない恐怖に震えながら 僕たち4匹は黙ってクッション部屋で時間をつぶし始めたミィ。 …4匹。そう、タブンネG美ちゃんは「もういやミィ!帰るっ!私帰るミィィィ!」と泣き叫びながら 僕たちから離れて屋敷のどこかにいっちゃったミィ。ぶっちゃけ露骨な死亡フラグミィ。 「やっぱり、俺G美ちゃんが心配だミィ」そう言ってタブンネE太さんが立ち上がったミィ。 「俺が「ぶきよう」なせいでタブンネF代を助けられなかったミィ。せめて彼女の妹は絶対に守らないと 彼女に申し訳が立たないミィ」 E太さんはタブンネF代さんの死に責任を感じてるみたいだミィ。僕にあんなに食ってかかったのも、ひょっとして…。 「…恋ポケ同士だったのかミィ?」僕がそう尋ねるとE太さんは少しだけ顔を赤くして言った。 「ちがうけど、俺はその、いいなって思っていたんだミィ」 タブンネスレじゃなきゃほのぼのに発展しそうなエピソードミィ。がっ・・現実は無情っ・・。 「でもやっぱり危険ミィ。皆で集まってここからなるべく動かない方がいいミィ」とタブンネB子。 「私もそう思いますミィ。これ以上タブンネが死ぬのを見るのはもう嫌ミィ…」D恵さんも加勢する。 正直僕もそう思うのだけど、でもこれはタブンネE太さんの問題ミィ。僕らが口を出す事じゃない気がするミィ。 それに実は「僕ももう一度この屋敷を見て回りたいんだミィ」 「タブンネA男?!」「そんな、無茶だミィ!」悲鳴をあげる女性陣。気持ちはわかるミィ。僕だって怖いミィ。 だけど…。「タブンネC助さんが死ぬ前にすごい大声で叫んだのを覚えているかミィ?」 「覚えてるミィ…。あれが、断末魔ってやつミィ…」タブンネB子が恐ろしげに身体を震わせた。 「違うミィ。タブンネC助さんは屋敷の壁を見て悲鳴をあげたんだミィ。きっと何かを見たんだミィ」 「何かって、ナニを?」E太さんが不審げに言うミィ。僕はさっきから考えていた事を思い切って言ったミィ。 「C助さんが挟まった窓の窓枠は外にあるミィ。それが急に降りてきて、亡くなられてしまったんだミィ」 タブンネD恵さんの前なので言葉を自重しないとミィ…。 「C助さんは最後に屋敷の壁を見てそこに何かがいるのを見たんだミィ。屋敷の壁に取り付いて 窓枠を降ろしている何かを」ハッと皆が顔を上げたミィ。 「じゃあ、じゃあひょっとしてコレは…」 「殺タブ事件ミィ。考えてみれば最初のタブンネF代さんの事件も特殊な細工をしたギプスを使ったのかもしれないミィ。 門や水だって、こんな仰々しい屋敷だし何か「名探偵ドーブル」ばりの仕掛けがあるかもしれないミィ」 「でも、私確かにギプスが勝手に締まるのを見ましたミィ!それはA男さんだってそうでしょうミィ?!」 とタブンネD恵さん。確かにそうなのだけど、最近の「科学の力ってスゲー!」事を考えると…ミィ。それに…。 「屋敷内に僕たちの他に誰かが潜んでいるとなると、それは単独犯では無いかもしれないですミィ。 エスパーポケモン数匹が協力して行っているのかもしれないですしミィ」 「…エスパーポケモンだのゴーストポケモンだの言い出したらこのパロディss自体、元ネタ的に 成り立たなくなるからあんまり言わない方がいいミィ…」ある意味すごく痛いことを言いだしたタブンネB子。 「それに、私たちに何の恨みがあってそんな事をするんですかミィ?!動機が無いですミィ!」 タブンネD恵さんがほとんど悲鳴に近い声で訴えたミィ。 う〜ん。「タブンネスレだから仕様が無いね」じゃああんまりにもメタすぎるし…動機かあ。 地味に痛い所をつかれたミィ。ぶっちゃけ僕は殺タブ犯はキリキザンだと思っているんだミィ。 奴なら屋敷の持ち主だから屋敷を利用したトリックを駆使できるし「次のゲームのネタにする」で 僕らをさんざんいたぶったあげくに皆殺しにしてもおかしくないミィ。 今も屋敷の隠し部屋で恐怖に怯える僕らを見ながらゲーム脚本執筆に勤しんでいるかもしれないミィ。 …でもそれらを証明する方法が無いミィ。 皆が『糞豚たちの夜』をプレイしていさえすればまだ説得できたかも知れないのだけど…。 「つまりはタブンネA男くんは屋敷を探索して殺タブ犯を捕まえようと思っているわけだミィ?」 タブンネE太さんが俄然はりきった様子で言ったミィ。E太さんは「ぶきよう」だけど タブンネにしては力が強いみたいミィ。少しは戦力として期待できるかもしれないミィ。 「捕まえようというか、殺タブ犯の事を少しでも把握していればまだ対応できるかもしれない、 そう思ったんですミィ」 「ようし!タブンネF代のかたきうちミィ!」そう言ってシャドウ往復ビンタを始めるE太さん。 …こいつの特性、本当は「たんじゅん」なんじゃないのかミィ…? 「待ってミィ、A男が行くなら私も行くミィ!」B子が立ち上がったミィ。やっぱり恋ポケ同士、一緒がいいので嬉しいミィ。 「わ、私も行きますミィ。ここで一匹で待つのは耐えられないミィ」そう言ってD恵さんも立ち上がったミィ。 なるべく団体行動した方が安全なのでその方がいいミィ。…そういえばタブンネG美ちゃんは無事だろうかミィ…。 僕たちはゾロゾロ、おっかなびっくり屋敷内を歩き始めたミィ。玄関、ホール、鉄格子の部屋、…悪夢のテーブル部屋。 皆で四方を警戒しながらゆっくり探索していったミィ。…だけど何も見つけられなかったミィ。 ていくのがわかったミィ。 「大丈夫だミィ。きっとどこかに隠れているんだミィ」と声をかけても 「ミィィ…」とうわごとのように返すだけですっごく心配しているのがわかったミィ。 死亡フラグ的にもうダメな気もするけど…G美ちゃん、君を心配しているポケモンがいるんだミィ。 どうか無事でいてくれミィ。 「ミミミッ?」と急にタブンネD恵さんが不思議そうに声を上げたミィ。 「?どうしたミィ?」と聞くと、D恵さんは困惑したように言ったミィ。 「部屋の数が合わないんだミィ。昼間外から見た時この屋敷は確か左右が同じでシンメトリーみたいだったミィ。 でも玄関から見て左にある部屋の数と右の部屋の数が違うんだミィ。右のが一つ少ないミィ」 「…って事は?」タブンネB子が声を潜めるようにして言う。 「隠し部屋があるんだミィ!きっとそこに殺タブ犯がいるんだミィ!」僕は思わず興奮して叫んじゃったミィ。 「でもどこに?」タブンネE太さんが据わった声で言ったミィ。…何かしそうで怖いミィ。 「今まで見てきた部屋同士はビッチリ隣接していたミィ。 ってことは屋敷の端っこしかないミィ!」僕らはさっそく屋敷の右端に向かったミィ! 屋敷の右端の壁に着いたミィ。僕らの推理(?)が当たっているなら、ここに隠し部屋があるはずだミィ。 「ここにいるのかミィ…?」タブンネB子が声を潜めて言ったミィ。当然ミィ。中に誰かいたら聴こえるかもしれないんだミィ。 でも「中に誰もいませんよ」でもそれはそれで困るんだミィ。推理が振り出しに戻っちゃうミィ。 「どうしましょう、このままここで見張るんですかミィ…?」タブンネD恵さんが震えながら言ったミィ。 う~ん。実は何も考えてなかったミィ。でもこのままこの前で待機していれば何かが起こっても対処できるかも… とか思っていたら、タブンネE太さんがツカツカと壁に近づいたミィ。な、何をする気ミィ?! E太さんはスウと息を吸い込んで少し距離をとったかと思うと、壁に思い切り捨て身タックルしたミィ! ガラガラガシャーーン…派手な音をたてて壁がぶっ壊れたミィ。な、なんて事を! 「ミヒィィッ!!」僕らは悲鳴を上げて飛びのいたミィ。そんな僕らに構わずタブンネE太さんは壁の中の空洞に向かって 「出て来いミィ!タブンネF代の仇だミィ!」と叫んだミィ。…コイツの特性は「ぶきよう」でも「たんじゅん」でもない、 「すてみ」だミィ!でも「すてみ」タブンネって案外いけるかもしれないミィ(そんなのいないけどミィ)。 「聞いてるのかミィ!出て来いったら出て来いミィ!」 …土煙の中に、ポケモンの影が見えたミィ。それはゆっくりとこっちに近づいてきて 「なんだ?壁が崩れたのか?やっぱボロはだめだな…」などと言って出てきたソイツは…! げえっ!関羽!いやキリキザン! も、もうダメだミィ!これからキリキザンのパーフェクト辻斬り教室が始まるんだミィ! 怯える僕を無視してタブンネB子、E太さん、D恵さんは 「キリキザンさん!いたんですかミィ!」とか言いながら近づいたミィ。 そういえば皆にキリキザンが殺タブ犯だってことを言ってなかったミィ!ああっ、ダメだミィ、B子! ソイツに近づいちゃダメミィィ!とか思っている僕をスルーしてタブンネB子、E太さん、D恵さんは 「助けてミィ!この屋敷変なんですミィ!」「G美が見つからないんだミィ!」 「屋敷が水没して、二匹もタブンネが死んで…」などとミッミッミッミッと訴えているミィ。 キリキザンはすごくウザそうに先生が生徒をなだめるみたいにしながら 「まぁまぁ、皆さん落ち着いて。俺はずっとこの隠し部屋で 執筆に夢中になっていたから状況がわからないんだ…屋敷が水没?」 そう言って廊下の窓を見るなり 「あ゙あ゙あ゙ーーー?!な、なんで買ったばかりの屋敷が水没してんの?!高かったのに…」などと雄叫び orzみたいな体勢になったミィ。コイツはこの状況を知らなかったのかミィ? 「どういう事ミィ?キリキザンさんはこの屋敷で起こった事件を知らないのかミィ?」と聞いてみると 「っていうか、なんでお前らここにいるの?招待した日時は来週だろう?」とか言ってきたミィ。 「そんな事ないですミィ!ここに、確かに1日って書いてあるミィ」と、タブンネD恵さんが招待状を見せると キリキザンは招待状をピラピラさせながら 「ああ、コレ、7だよ。七。手書きで書いたのが裏目にでたかな」と言ったミィ…。 字汚いっていうレベルじゃねーミィ!それでよく物書きやってられるミィ! 仕方が無いので屋敷に着いてからの事を一から説明すると、キリキザンはフンフンと興味深そうに肯いて 「あー、そりゃアレだな。この屋敷の元々の持ち主の霊のしわざだよ」と言ったミィ。 「元々の持ち主って…どんなポケモンさんだったんだミィ?」と僕が聞くと、待ってましたとばかりに キリキザンは嬉しそうに刃を擦り合わせながら話し始めたミィ。 「この屋敷はなぁ、元々はズルズルイエズキンモンとかいう名前のランドロスだかなんだか、 イッシュの神様にに仕える神官でな、偉~いズルズキンが持っていたんだよ。 ソイツはなぁ、タブンネを苛めるのが三度の飯より好きで、 屋敷に一杯のタブンネを奉公ポケモンとして従わせていてな、 扱いは奉公っつうか奴隷以下だったみたいだけどな。 屋敷中に鉄格子があったり、窓の下に剣山があったりしたろ? アレはここに連れて来られたタブンネが逃げないようにしたモンなんだよ。 それでだ。ズルズル…ああ、長いからズルイエモンでいいや。ズルイエモンはな、 老いや病気で死が近づくにつれ気がおかしくなっていって、自分が死んでも奴隷のタブンネが 生き続けるのが許せないと思い始めて、遠い地方からミカルゲっていう名前のポケモンを呼び寄せたんだ」 「みかるげ?初めて聞く名前のポケモンミィ」「私も知らないミィ」 いつの間にやら僕らは正座してキリキザンの話を生徒みたいに聞いてたミィ。 しっかしコイツはこんな怪しい話をよくここまで嬉しそうに話せるミィ。 やはりマトモなパーソナリティの持ち主ではないミィ。 「ミカルゲは要石に捕らわれたゴーストタイプのポケモンだ。ズルイエモンはソイツに頼んで自分を ゴーストにして未来永劫タブンネを苛められるようにしてもらう…つもりだった」 「つもりだった、ということは…?」僕が聞くと、キリキザンは肯いて 「ミカルゲはそんな悪行に手を貸すのはイヤだ、と思ってズルイエモンを騙したんだな。 ズルイエモンをゴーストにしたはいいが、そのまま中庭の石像に閉じ込めちまったのさ。 この屋敷の塀ってイッシュ地方みたいに六角形してんだろ?ちょうど石像のあるあたりがハイリンクになる。 イッシュ地方全体に流れる六角形とハイリンクのエネルギーで封印したんだ」 「なんだかすごく大掛かりミィ。そこまでする必要あったのかミィ?」とタブンネB子が言うと、キリキザンは 「さっきも言った通り生きている間ヤツは神官だった。霊的な力が強いんだな。 おまけにこの屋敷の下には苛め抜かれて殺されたタブンネの死体がゴロゴロしている…」 げげげっ、ここはそんな恐ろしい土地なのかミィ。ズルイエモンの話といい、さっきから背筋がキュンキュンするミィ。 「それに加えズルイエモンには死んでもタブンネを苛めてやるという執念と 騙されたという恨みがある。それら全てが合わさって並のゴーストタイプじゃあ対抗できない とんでもない怨霊になっちまったんだ。だからそんな封印をしたわけ。以上。…喋りすぎて疲れた」 ふーむ。でもそのミカルゲさんのお蔭でタブンネを苛める悪い怨霊は封印された訳ミィ。 メデタシメデタシ。と言いたいミィが、その怨霊が絶賛大暴れ中みたいミィ。これはいったいどういう事なんだミィ。 そういえば中庭の石像に閉じ込めたとキリキザンは言ったミィ。 「その石像の首、思いっきりモゲてたミィ。アレは元からミィ?」僕も気になっていた事をタブンネE太さんが聞いたミィ。 「元からの訳ねーだろ。お前らのうち誰かが壊したんだな。 原因が判明したな。お前らが石像をぶっ壊したから怨霊が解放されてさっそくタブンネ虐待を 始めたんだ。ある意味自業自得だ」人事みたいにキリキザンは言った。 確かにズルイエモンはタブンネ専門の怨霊みたいミィ。キリキザンにとっては人事、それどころか せっかく買った屋敷がおそらく怨霊のせいで水没しているんだからある意味被害者なのかもしれないミィ。だけど…。 「大体、こんな危ない屋敷をどうして買ったんだミィ?趣味が悪すぎるミィ」 思わず僕は言っちゃったミィ。そもそもこんなデンジャーゾーンに招待されなければタブンネC助さんと F代さんは死なずにすんだんだミィ。ここは石像が壊れたうんぬん以前にタブンネにとって不吉すぎる屋敷ミィ。 こんな場所にタブンネを招待するなんてマトモな神経してたらできないミィ。 「そりゃー『糞豚たちの夜2』の参考になるかと思って。 モデルの皆さんにももう一度会ってお礼がてらネタの収集をしたかったしな。 しかしこんな事になるとはなぁ。先を越されたというか、一週間後に俺が… いや、今のは何でもないから。安心してね」 ヘラヘラと笑いながらそんな事を言うキリキザン。一週間後に…何ミィ?!やっぱりコイツも危険ポケモンミィ。 まさに前門のズルズキン(の霊)、後門のキリキザンミィ。タブンネに安息の地は無いのかミィ?! ちなみにこれに加えて西門にルカリオ、東門にカイリキーを配置したらタブンネ四殺陣が完成するミィ。 タブンネ必殺の構えだミィ。…我ながら何を言っているのかわからなくなってきたミィ。
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「…それで私たちは一体どうしたらいいミィ」ずっと震えながら話を聞いていたタブンネB子が言ったミィ。 顔色が真っ青すぎて色違いみたくなってるミィ。可哀想に、怯えているんだミィ。僕が守ってあげないといけないミィ。 「この屋敷にどこか安全そうな場所は無いのかミィ?」僕が聞くとキリキザンは肩をすくめて 「さあな。俺もここに来てからそう経ってないし。屋敷については元持ち主のズルイエモンの方が ずっと詳しいだろうよ」とそっけない答え。期待はしていなかったけど冷たいミィ。 「そんな…」「どうしようミィ…」「出ることもできないミィ…」と互いに顔を見合わせて泣き声で言うタブンネたち。 僕も泣きたいミィ。そんな僕らを心底ウザそうな顔で見ていたキリキザンが仕様が無いという風に言ったミィ。 「…まぁ、屋敷は水没するわ壁は壊れるわで俺にとっても迷惑だし その怨霊をなんとかできるよう俺も協力するよ。とりあえず門を開けりゃいいんだろ?」 おおっ?!これは嬉しいサプライズ展開ミィ!タブンネスレ史上初タブンネの味方のキリキザンミィ! これは今回の話ではものすごく頼もしいミィ。なんせコイツはあく/はがねタイプだからゴーストタイプには滅法強いミィ。 「ゴーストタイプが相手ってことはノーマル技しか通常覚えないタブンネちゃんじゃ太刀打ちできないねwww 惨殺展開メシウマwww」とか思ってたタブンネスレ住人涙目wwwざまぁwwwミィ! ぶっちゃけ1000匹の心を許せるタブンネより1匹の怪しいキリキザンが味方についた方がまだ安心できるミィ。 壁をぶっ壊したのは本当はタブンネE太さんだけど面倒なことになりそうだし言わないミィ。僕もなかなかのワルだミィ。 タブンネE太さんも壁については忘れているみたいで特に訂正もせず 「開けられるのかミィ?!とりあえず屋敷から出られるようにして欲しいミィ!」と言ったミィ。 E太さんにキリキザンはこう応えたミィ。 「ああ。実は玄関の横に隠し倉庫があるのさ。そこからこの隠し部屋に上がってこれるんだが、 その倉庫にいくつか仕掛けらしきものがあるんだ。 動かした事は無いがそのどれかが門を動かすものなんじゃないかな」 玄関の横にそんなものがあったのかミィ。気づかなかったミィ。 さっそく降りて倉庫に行ってみると玄関横の壁に模様に紛れて扉が隠されていたミィ。これは気づかないミィ。 倉庫内は照明が無い上にものすごく狭かったミィ。タブンネ4匹とキリキザン1匹が入ればもうギチギチミィ。 「この仕掛けだろ。タブンネー(キモいので声まねは止めて欲しいミィ)。おりゃ!」 キリキザンが仕掛けを思い切り動かした瞬間、僕の上からでっかい金属が降りてきて(歯車か何かミィ) 僕の後頭部に直撃したミィ。い、痛い…あ、意識が薄れる…ミィ。 ぽこぺんぽこぺんぽこぺんぽこぺん… う~ん、ここは一体…僕はたしか倉庫で頭に何かがぶつかって、それで気絶して… なんだかさっきから和太鼓っぽい音がするミィ。こんな所で誰が和太鼓なんか叩いているんだミィ。 ぽこぺんぽこぺんぽこぺんぽこぺん… 太鼓の音に混じってなんだか綺麗な歌声が聴こえてきたミィ。一体何が起こっているんだミィ。 「……ね…… …ブン… …る……ね…」 僕は触角を伸ばして何て歌っているかよく聴いてみたミィ。…歌詞を聴いて背筋が凍ったミィ。 死ね死ね タブンネ 狂い死ね 死ね死ね タブンネ 踊り死ね 死ね死ね タブンネ 焼けて死ね 死ね死ね タブンネ 凍え死ね 死ね死ね タブンネ 溺れ死ね 歌詞はこの繰り返しだったミィ。タブンネへの悪意に満ちたおぞましい歌詞だミィ。 っていうか死ね死ね言いすぎだミィ!しねしね団かミィ! なんだかボンヤリしていた視界がはっきりしてくると、僕は目を疑ったミィ。 僕は屋敷の窓から外を見ていたんだミィ。窓の外、塀に囲まれた庭には恐ろしい光景が広がっていたミィ。 庭の水がいつの間にか無くなっていて、タブンネたち数匹が中庭に引かれた線の上を全力ダッシュしていたミィ。 タブンネたちの表情は必死ミィ。なぜなら彼らの前、線のゴール近くには 木の棒に括り付けられた子タブンネたちがいて足元に火を点けられて熱さにもがき苦しんでいるんだミィ。 きっとこの子タブンネたちはダッシュタブンネたちの子供なんだミィ。 ゴールにはマラソンのテープみたいなものが張ってあったミィ。 タブンネの一匹がテープを通り抜けようとしたその時、そのタブンネの身体が真っ二つに切れちゃったミィ! テープに見えたそれは、細い頑丈な糸、現代でいうピアノ線みたいなものだったみたいミィ。 そこに思い切り全力ダッシュで突っ込んじゃったものだから一刀(?)両断されちゃったんだミィ。 胴体の上の部分、首がある方はそのままドサリと落ちたミィ。顔が、驚きと苦悶に満ちた顔が見えたミィ。 胴体の下の部分、脚がある方はそのままデタラメな方へ走っていったミィ。 切断面から血や汚物がピュッピュッと飛び散っていたミィ。…C助さんの死に方を思い出して気持ちが悪くなったミィ。 『は~い、一等をとれなかったノロマなタブンネちゃんの子供はそのまま丸焼きズルル~ん』 近くで大声がして僕はビックリして振り返ったミィ。 屋敷の出窓の所に一匹のズルズキンとその側女らしきコジョンドが二匹いたミィ。 コジョンドのうち一匹は腕の長い毛でぽこぺんぽこぺんと和太鼓っぽいものを叩いていたミィ。 もう一匹は例の「死ね死ねタブンネ」の歌を朗々と歌っていたミィ。 僕は直感的に悟ったミィ。コイツが、このズルズキンがズルル…えっと忘れたミィ、ズルイエモンミィ! ゴールできなくて泣き叫ぶタブンネたちの目の前で子タブンネたちに点けられた火が大きく燃え上がり 『ミギャァァアアアア!』『アチュイヨウ~!アチュイヨウ~!』『タスケテ、タスケテ、マンマァ~…』という 耳を塞ぎたくなるような泣き声が聴こえてきたミィ。酷いミィ。ポケ道的に許されない行いミィ。 庭の別の場所ではトゲだらけの敷物の上でダンスを踊らされているタブンネ、 籠代わりの大きく口を開けさせられたタブンネにまきびしを投げ入れていくタブンネまきびし入れ、 本物の真剣を持たされて相手タブンネの首をとるタブンネ騎馬戦、 空には火薬を肛門から詰められたタブンネが打ち上げられ爆散してゆく、タブンネの「汚ぇ花火」… これは、運動会ミィ!昔版ズルズキンのタブンネ大運動会ミィ!昔からこんなことをやってたんかミィ! ムゴイことに競技に参加しているタブンネの触角には黒い鉄球が鎖で付けられていたミィ。 タブンネの触角は乱暴に触られただけでも痛いとても敏感な場所だから あんな物を付けられたら動くだけでも地獄の痛みだミィ。触角が千切れたら手足に付けられてるミィ。容赦が無いミィ。 僕は震えながらそのおぞましい運動会(らしきもの)を見ていることしかできなかったミィ。 しばらくした後、庭にはあれだけたくさんいたタブンネが数匹しか生き残っていなかったミィ。 生き残ったタブンネはヘコヘコと土下座をしてズルイエモンに必死に懇願しているミィ。 『どうか助けてくださいミィ!』『家に帰して欲しいミィ!』『ズルイエモン様、どうかお慈悲を!』 …情けない姿ミィ。このタブンネたちの家族兄弟はきっとこの運動会で死んでいるミィ。 その元凶に対して卑屈に命乞いをしているんだミィ。僕も同じ非力なタブンネだから敵わないっていうのがわかるし このタブンネたちがどんなに苦しい目にあってきたかも見てきたけどそれでも正直このタブンネたちに 軽蔑の念を抱いちゃったミィ。僕はどんなことがあってもタブンネB子を傷つけられたらソイツを許さないミィ。 『ん~、どうしようかなズル~ん』 ズルイエモンはモッタイぶって笑いながら側女コジョンド2匹に言ったミィ。 『なぁお前達はどう思う?このままコイツラを生かして帰してやりたいズルか』 『そうですわねェ。両耳両腕を切り取ってマランネにして帰すというのはどうざんしょ』 太鼓を叩いていた側女コジョンドが腕の毛を優雅な振袖みたいに口元に当てて言ったミィ。 『それよりも全身の皮を剥いで丸裸にして帰す方が面白くありませんこと』 「死ね死ねタブンネ」を歌っていた側女コジョンドが玉を転がすような声で言ったミィ。 彼女らの言葉をガクガク震えながら生き残りタブンネたちは聞いていたミィ。 当然ミィ。コジョンド2匹の気まぐれで運命が決まるんだミィ。どっちも地獄みたいな運命みたいだけどミィ。 『いや!やっぱりマランネだろうが丸裸だろうがタブンネちゃんが生きて帰るのは面白くないズル! このままタブンネスープの刑ズルル~ん!』 ズルイエモンがそう言ってどこかへ合図をするとなんと庭の噴水から水がどっと溢れてきたミィ。 水の勢いは凄まじくあっという間にタブンネたちの喉下まで水深が上がっていったミィ。 この屋敷にはこんな仕掛けがあったのかミィ!僕たちが出られなくなったのもこの仕掛けが動いたからミィ。 『ミギャァアオオオオ!』『助けて!死にたくない!死にたくないミィ!』『お慈悲を!お慈悲を!!』 タブンネたちは泣き叫びながらどんどん満ちる水に飲まれていったミィ。運動会で痛めつけられ 黒い鉄球で身動き取れない体で必死に水面から顔を出そうとアップアップとしているタブンネたちを 大笑いしながらズルイエモンたちは見ていたミィ。なんて奴らミィ。 タブンネたちはそれこそ死に物狂いにもがいていたけれど、一匹二匹と水に沈み見えなくなっていったミィ。 やがて水面が赤く染まっていったミィ。運動会で惨殺されたタブンネたちの血が混じって赤くなったんだミィ。 水面上にいくつかタブンネの死体がぷか~っと浮かんできたミィ。その光景はたしかに 六角形の塀にナミナミと継がれた真っ赤なスープにタブンネが具として浮いてるようにも見えたミィ…。 あまりにも非道な光景だったミィ。僕は何度も吐き気に襲われて吐こうとしたけれど 何故か身体が金縛りにあったみたいに動かなかったミィ。気持ちが悪くて仕方が無いミィ。 ズルイエモンは大笑いしながら言ったミィ。 『タブンネたちの魂、六角形に捧げることでまたエネルギーが屋敷に満ちるズル。 これでズルズル家も100年は安泰ズル』 意味不明な事言ってるミィ。六角形?キリキザンが何か言ってたような気がするミィ。確か六角形にはイッシュ地方の…。 『そこに居るのは誰ズルかっ?!』 いきなりすごく怖い顔でズルイエモンが僕の方を睨みつけてきたミィ。 そういや僕らは結構近い距離にいたんだミィ。今まで気づかれなかった方が不思議ミィ。 こ、殺されるミィ!そう思った瞬間、僕はよろけて窓から落ちていったミィ。 ジャボーーーン… 当然、下は水ミィ。確かこの水はタブンネの死体が一杯の…オエッ。 と、思いきや水は意外に透明度が高く赤くもない澄んだ水が僕の目の前に広がっていたミィ。 何で?そう思った僕の上から一匹のタブンネが降ってきたミィ。この子は…タブンネG美ちゃんだミィ! タブンネG美ちゃんは運動会に参加していたタブンネたちと同じように触角に黒い鉄球が付けられていたミィ。 あれじゃ泳いで水面に上ることが出来ないミィ。 「G美ちゃん!今助けるミィ!」…僕はそう言ってG美ちゃんに近づこうとしたミィ。 でも身体が動かないミィ!どうして?!動けない僕の目の前でG美ちゃんは必死にもがいていたミィ。 口を最初は必死に閉じて、でもすぐに息苦しくなったらしく口からゴボゴボと泡が浮かんでいったミィ。 可愛らしいお目目が充血してきたミィ。窒息で目の毛細血管が切れていってるんだミィ。 「苦しいよう!助けて!お姉ちゃん!E太さん!苦し…ミィィィィィ!」 タブンネG美ちゃんの身体ががくーんと沈んだミィ。何が起こったんだミィ! 僕は下を見てみて、ゾッとしたミィ。タブンネG美ちゃんの両脚を得体の知れない化け物が掴んでいたミィ。 ソイツは僕らタブンネと同じくらいの身長をしていて骸骨みたいに細くって何より恐ろしいのが 全身にタブンネの人面瘡が浮かんでいたミィ。人面瘡タブンネは皆苦悶と絶望の表情を浮かべていたミィ。 こんな超グロいのポケモンじゃ許されないミィ!子供が見たらトラウマ確定ミィ! ピンク色のボコボコした肉の化け物はぐいぐいとG美ちゃんの脚を引っ張って溺れさせようとしていたミィ。 タブンネG美ちゃんの口からゴボリと最後の空気が吐き出され、目がだんだん濁っていって、それっきり… G美ちゃんは、動かなくなっちゃったミィ…。 化け物はニタリと口らしきものを開けて笑ったミィ。そして、ズルイエモンの声でこう歌い始めたミィ。 死ね死ね タブンネ 狂い死ね 死ね死ね タブンネ 踊り死ね 死ね死ね タブンネ 焼けて死ね 死ね死ね タブンネ 凍え死ね 死ね死ね タブンネ 溺れ死ね… 「……男!…ブンネA男ったら!」 遠くから声がするミィ。なんだかすごく怖い夢をみていた気がするミィ。 変な屋敷に招待されて、「ミィヌルプ」で一緒に泊まったタブンネさんが死んで、え~っとそれから…。 「いい加減起きるミィ!タブンネA男!」バチコーン!頬に強烈な痛みが走ったミィ。 「ミギャバッ!…あれ、ここはどこだミィ?」 僕はクッションで寝ていたミィ。後頭部がちょっとズキズキするミィ。そうだ、確か僕は倉庫で気絶しちゃったんだミィ。 「大丈夫か?まぁちょっと血が出て骨が見えてたけど癒しの波導もあてたし、大丈夫だよな」 別のクッションに座っていたキリキザンが言ったミィ。コイツの当てずっぽうのせいなのに悪びれた気配ゼロミィ。 っていうか骨って、死ぬところだったんじゃねーかミィ!僕はやっぱりキリキザンは大嫌いだミィ…。 「!屋敷の水はどうなったんだミィ!もう出られるのかミィ?」 「いや~、それがだな…」僕の言葉にキリキザンは僕が気絶してからのことを話し始めたミィ。 気絶した僕をタブンネB子に任せて、キリキザンとタブンネE太さんとD恵さんは 何とか水を退かせる仕掛けを見つけて動かしたんだミィ。水が無くなって庭に出れたのはよかったんだけど、 門は固く閉ざされたままで結局屋敷からは出られないままなんだミィ。 門を動かす仕掛けらしきものは壊れていちゃったそうだミィ。きっと怨霊のしわざだミィ。 しかも庭でとんでもないモノを見つけたミィ。タブンネG美ちゃんの溺死体だミィ。 G美ちゃんの触角には黒い鉄球が鎖で付けられていた上に、 脚に凄く強い力で握り締められたような跡が残っていたそうだミィ。 僕は気絶していた間見ていた夢の事を思い出して、震えが止まらなくなったミィ。 あれは…昔実際にあった事なんだミィ。そして夢の最後に見たあの化け物、あれがズルイエモンの怨霊なんだミィ。 おそらくタブンネC助さんも窓枠を降ろそうとしているあれを見て悲鳴をあげたんだミィ。 「明日の朝には食料を届けにペリッパーが来る。そしたら修理屋にも連絡がつく。それまでの辛抱だな。 しかしすげぇ欠陥屋敷を買っちまったなぁ。門は動かないわ勝手に水没するわ…」 キリキザンはそう言って頭を抱えたミィ。面白半分で曰くつき物件を買うからこういう事になるんだミィ。 明日の朝か…でもそれまで僕らは本当に生き残れるんだろうかミィ? 僕はある事を思い出して叫んだミィ。「そういえばタブンネE太さんはどうしたんだミィ!」 E太さんはG美ちゃんをすごく心配していたミィ。その彼女が死んだとなると…しかもE太さんは猪突猛進なタブンネミィ。 「タブンネE太さんはG美ちゃんの死体を見つけた後、すごい声で泣いて それで屋敷のどこかに「どこだミィ!どこにいるミィ!怨霊め!F代とG美ちゃんを返せミィ!」とか 叫びながら走っていっちゃったミィ…」B子が悲しそうな声で言ったミィ。 そういえばD恵さんもいないミィ。今クッション部屋にいるのは僕とタブンネB子とキリキザンだけミィ。 「誰が誰だかわからんがD恵とか言う♀タブンネならお前の気つけ用に茶を用意しに行ったぞ」 と言ったのはキリキザン。D恵さん…優しいタブンネさんミィ。あのC助さんの嫁とは信じられないミィ。 そう思っていた次の瞬間「ミギャァアアバババアァアアアア!!」屋敷中に響き渡るような叫び声が聴こえたミィ! これは、タブンネD恵さんの声ミィ!まさか今度は彼女の身に何かが起こったのかミィ?! 「D恵さん!」「助けなきゃミィ!」「また面倒ごとかよ、もう勘弁してくれよ…」 (約1ポケモンを除いて)僕らは慌てて叫び声の方へ走り出したミィ。 タブンネD恵さんを見つけた僕らは絶句したミィ。 D恵さんの身体は全身ヒヒダルマ、いや火達磨で彼女は身を焼く炎にのた打ち回っていたミィ。 「すげぇ、タブンネがゴールドフィンガー状態になってる!」興奮してキリキザンが叫んだミィ。 アーチーチーアーチー燃えてるんだろうかー…ってやかましいミィ!そんな事言ってる場合かミィ! 「消火器!消火器は無いのかミィ?!」思わず僕は怒鳴っちゃったミィ。 そうこうしている間にD恵さんの動きがどんどん鈍くなってるミィ。早くしないと手遅れになるミィ。 「えー?どこだったかなぁ…」そう言いながらウロウロしだすキリキザン。た、頼りにならねーミィ! 「クッションを持ってきたミィ!これで叩いて消すミィ!」おお、さすが僕のB子!機転がきくミィ! 僕らはバコバコと必死で火を消そうと叩きまくったミィ。でも火が消える気配は無いミィ。 「ヒィイイ……あ……あな…た……」炎の燃えるゴォゴォという音の間からタブンネD恵さんの声が聴こえたミィ。 彼女の身体が大きくビクンと跳ね…ガクリと首が落ちて…それっきりD恵さんは動かなくなってしまったミィ…。 ブシューーー… 僕らとタブンネD恵さんの身体に何か白いものが噴きつけられたミィ。たちまち火が消えていったミィ。 「ゲホッ、ゴホッ…」咳き込みながら見るとキリキザンが消火器を持って立ってたミィ。 「どうだ?生きてるか、そのタブンネ」とキリキザン。 僕らにまでかけるなミィ!と言いたかったけど、確かにタブンネD恵さんの安否の方が大事ミィ。 僕が心臓が動いているか触角で触れて確かめようとしたその時。真っ黒焦げなD恵さんの身体が グシャリと崩れちゃったミィ。肉の焼けた匂いがプンとして…ここに来てから吐きそうな事ばかりミィ。 「ミヒャアアァァッ…。D恵さんまで…」タブンネB子が泣き出したミィ。タブンネD恵さん…良いタブンネだったのに。 「とりあえず火事は防げたな」とキリキザン。コイツにとっては大金はたいた屋敷が燃える方が 大事なのかもしれないけど、目の前でポケモン1匹が死んだのにあまりに冷たい反応ミィ。 「もういやミィ。私のせいで皆が死んでいくのはもう耐えられないミィ!」タブンネB子が泣きじゃくりながら言ったミィ。 ?私のせい?「B子、何か知っているのかミィ?!」僕は思わず大声で問い質しちゃったミィ。 B子はひっくひっくと嗚咽しながら言ったミィ。 「庭のズルイエモンの石像を壊しちゃったの…私なんだミィ。高そうな石像だなって思って 頭をぺちぺち叩いていたらボロッてもげちゃったんだミィ。風雨で脆くなってたみたいミィ。 まずい!って思って、それでA男たちが来るまでに噴水に沈めて隠したんだミィ。 それが…こんな…こんな事になるなんて…ごめんなさいミィ!A男!皆!許してミィ!」 B子…。あの時様子がおかしかったのはそういう訳だったのかミィ。 でもスィーツ(笑)思考で多少馬鹿でもB子はやっぱり良いタブンネミィ。自分がした悪い事をちゃんと言ったミィ。 …で、でもそれは今言って欲しくなかったミィ。だって今この場には僕の他にも… 「んなにぃい?!って事はお前がこの騒動の原因か!ふざけんな! 門と壁の修理代、誰が出すと思ってんだ!屋敷中のタブンネの死体もどうするんだよ!」 怒り狂ったキリキザンがタブンネB子の首根っこを掴んだミィ。首の皮を引っ張られて苦しそうなB子。 「ミヒィィイイッ!ゆ、許してミィ!」「誰が許すか!このまま切り刻んでサメハダーの餌にしてやる!」 場が一気に修羅場と化したミィ。と、止めないとB子が殺されるミィ!何とかしてキリキザンの怒りを他に逸らすミィ。 「原因はズルイエモンの怨霊ミィ!ちょっと叩いたぐらいで壊れたんだから きっとこの嵐でどのみち壊れていたミィ!B子も反省してるし許してやって欲しいミィ! 修理代も掃除も僕が何とかするミィ!だから、だから…」 「ああん?じゃあお前が代わりにバラバラにされるんだな? 頚動脈から血が吹き出るのを見せてくれるんだな?覚悟しろよ、この豚野朗!!」 だああっ、完全にキレちゃってるミィ!もうやめて、キリキザン!タブンネのLPはゼロミィーーーーー!! …などと僕らが大騒ぎしていると廊下の向こうから ゴボゴボという音が混じったすっごい不気味な声で歌が聴こえてきたミィ。 ……死ね タブンネ 狂い死ね 死ね死ね タブンネ 踊り死ね 死ね死ね タブンネ 焼けて死ね 死ね死ね タブンネ 凍え死ね 死ね死ね タブンネ 溺れ死ね…… その声のあまりの不気味さにキレたキリキザンも動きを止めたミィ。「…なんだよ、今の歌」 「ズルイエモンの怨霊ミィ!僕らを殺しにやってきたんだミィ!」僕が震えながらいうと キリキザンは僕らを掴んで「じゃあ丁度いいや。このままお前ら殺されろ。ほれ、死ね死ねタブンネ」 と言って歌の方向に突き出したミィ。ひ、ひどすぎるミィ! 廊下の向こうからゆっくり歩いてきたソイツは…タブンネE太さんだミィ?! その首は大きく裂かれていて骨まで見えていたミィ。皮だけで繋がった首がユラユラ揺れていたミィ。 「…死ね死ね、タブンネ。狂い死ね。 死ね死ね、タブンネ。踊り死ね。 死ね死ね、タブンネ。焼けて死ね。 死ね死ね、タブンネ。凍え死ね。 死ね死ね、タブンネ。溺れ死ね…」 E太さんは口からゴボゴボと血を吐きながら歌っていたミィ。 こ、これは怨霊に殺されてそのまま憑かれちゃったのかミィ?! 血まみれのタブンネE太さんの口がキューッと吊りあがったミィ。笑っているのかミィ? 「イッシュの六角形。6匹のタブンネを贄に捧げる事で屋敷にエネルギーが満ちる。 ズルズル家はそうやって昔から栄えてきたんだズルよ。忌々しい要石の封印も砕けた。 今ここでタブンネ6匹を贄として、ワシはこの屋敷の主に返り咲き 未来永劫ゴーストとしてタブンネちゃんを苛めまくるんだズル!」 イッシュの六角形…。そういえばキリキザンはイッシュ地方全体に流れる 六角形のエネルギーがこの屋敷にあると言ってたミィ。 ハイリンクの位置にある石像は置いておいて、元々六角形をしたこの屋敷はズルイエモンの物だミィ。 エネルギーを集める為にズルイエモンがそういう形に建てたんだミィ。 ミカルゲさんはそれを逆に利用してズルイエモンを封印したんだミィ。 そして今度はズルイエモンがまたそのエネルギーを、タブンネを生け贄にして使おうとしている… こんな奴にそんな凄そうなエネルギーが使われたらどうなっちゃうんだミィ?! 「ちょっと待てよ。この屋敷の主は今は俺だぞ。タブンネ虐待は反対しないが他所でやれよ、ヨソで」 キリキザンが言ったミィ。本当にコイツ屋敷の事しか気にしてないミィ。 屋敷(にかかった金)>>>>>>>>>>(越えられない壁)>>>>>>>>>>>タブンネの命(笑)ミィ。 タブンネE太さん…いや、ズルイエモンはそんなキリキザンを指さして言ったミィ。 「贄の儀式はここでしか行えないのズルよ。島全体でエネルギーを集める仕組みになっておるんじゃズル。 それに貴様もこの場で死んでもらうズル。よくもワシの像の頭に 「とびげりの練習だあ!トウッ!」とか言いながら思い切りラ○ダーキックをいれおってからに… まぁそのお蔭で要石の封印が脆くなって出ることができたんズルがのう」 な、なんだってーミィ!って事はタブンネB子のせいじゃなくてキリキザンのせいだったんじゃねーかミィ! ソレなのにB子や僕に怒り狂って、あんなに暴れて…なんて奴ミィ。マジキチキザンだミィ。 そのキチキザンは焦りながら言ったミィ。 「な、なんで俺まで!タブンネスレなんだからタブンネだけ殺れよ! だいたいタブンネなんかに憑いて俺を殺せるわけないだろ。返り討ちにしてやんよ!」 うっ。それは情けないけど否定できないミィ。しかもE太さんは確かノーマル技しか覚えていなかったミィ。無理試合だミィ。 でも何故かズルイエモンは(タブンネの弱さを知っている筈なのに)余裕たっぷりでニヤニヤしてるミィ。 両者の間に一瞬だけ緊張が走り、お互いに飛び掛ったミィ! 「死ねぇぇえええ!!」「うおりゃああああ!!」ズドーーーーン ガスッ 攻撃が交差し、膝をついたのは…キリキザンだミィ?! 「ば、ばかな…何でタブンネがとびひざげりを…」よく見るとキリキザンの腹が刃が折られ大きく凹んでいるミィ。 「フッフッフ。憑いたのはタブンネだがワシは元々はズルズキンよ。とびひざげりは得意技よ。 数百年ぶりだったが技の威力に翳りは無いみたいじゃズルのう」 そういやそうだったミィ。タブンネE太さんはタブンネにしては壁を壊せるほど力が強かったし しかもキリキザンは格闘4倍ミィ。…っていうかキリキザンの奴、弱いミィ! 少年漫画でよくある「敵だった時はべらぼうに強いが味方になるとks」の法則を地でいきやがったミィ! 「た……タブンネごときに殺られるとは……不覚っ……」 キリキザンはそう呻くとガクリと倒れてしまったミィ。あの世でもコイツとは二度と会いたくないミィ。 「…さて邪魔者はいなくなった。覚悟はよいズルか、タブンネども?おとなしく贄の任に就くが良いズル」 ゴボゴボと嬉しそうに血を吐き出しながらタブンネE太さんだったものは何処からか包丁を取り出して構えたミィ。 ミヒィイイイッ……こ、殺されるミィ。キリキザンでも敵わなかったのに僕らが勝てるはず無いミィ! と思っていたその時、何かがドンと僕を突き飛ばしたミィ。た、タブンネB子!どうして? 「逃げるミィ、タブンネA男!ここは私が食い止めるミィ!」B子はそう言って E太さんに憑いたズルイエモンに飛びかかって行ったミィ。なんて無茶を! 「ええい、離せ!HA☆NA☆SE!この糞豚が!」「離さないミィ!これ以上私のせいで、お前に誰かを殺させないミィ!」 タブンネB子…!自分のせいだと思って僕を助けようとしているんだミィ。B子、B子はやっぱり良いタブンネミィ。 でも屋敷の門は閉まっていてどのみち逃げられないんだミィ。ちょっと馬鹿なところはやっぱりB子ミィ。 「B子っ…もういいっ…休めっ…!じゃなくてお前も逃げるミィ!お前のせいじゃないんだミィ!」 僕の言葉にタブンネB子は振り返り、ニッコリ笑ってこう言ったミィ。 「タブンネA男…。私、私あなたの恋ポケで本当によかったミィ……グァッ」ドスッという嫌な音がしたミィ。 タブンネB子の頭頂部にザックリと包丁が刺さっていたミィ。 ズルイエモンはそのままグイグイと包丁を捻るように動かしたミィ。 「ミバッ…ミヒュウ……ミミギッ…」包丁が動くたびにB子の口から変な声と血の混じったゲロがだらだらと零れたミィ。 タブンネB子は白目を剥いて血の涙を流していたミィ。包丁が抜かれるとB子は崩れ落ち…それっきり動かなくなったミィ。 僕はその光景を呆然と見ていたミィ。現実感が無い光景だったミィ。だって、だってB子が死ぬなんて信じられないミィ。 あんなにがめつくて、食い意地がはっていて、スィーツ(笑)で、いつも活き活きとしていて、 『私あなたの恋ポケで本当によかったミィ…』タブンネB子が死ぬなんて信じられないミィ。 「これで5匹。今憑いておるタブンネから離れれば六角形は完成する。 でもその前にお前も殺す。恋ポケの元に送ってやる。死ね。死ね死ね。死ね死ね死ね死ね……」 タブンネE太に憑いたズルイエモンは、いや、もうソイツは元ズルズキンのゴーストですら無いミィ。 苦しみぬいて死んだタブンネの無念と絶望、怨霊の憎しみと執念がゴッタ混ぜになったただの化け物ミィ。 ビュンと風を切って包丁が振り下ろされたミィ。でもそれは僕にカスリもしない大ハズレだったミィ。 当然ミィ。E太さんは「ぶきよう」なんだミィ。包丁なんて人間の道具を使えるはずがないミィ。 タブンネB子…落ち着いて避ければ大丈夫だったのに。僕を助けようと夢中になって…やっぱりB子は馬鹿だミィ。 こんな糞豚以下の化け物に殺されるなんて、B子は本当に大馬鹿ミィ! 「ええい、何故当たらぬ。避けるなこの糞豚が!」 化け物は包丁をデタラメに振り回しながら叫んだミィ。あまりに滑稽で僕は思わず笑っちゃったミィ。 「クアアアアアアア!」化け物はますます逆上して包丁を大きく振り上げてきたミィ。 僕はその腕を掴んで、包丁を逆に思い切りタブンネE太さんの首筋に突き刺したミィ。 ズバッ…ゴトンッ…ゴロゴロ…… タブンネE太さんの首が完全に離れ床に落ちて転がっていったミィ。 激しく血を噴き上げる首なしの胴体が横倒しになってドターンという大きな音をたてて倒れたミィ。 「オノレ……糞豚ゴトキガ……」タブンネE太さんの生首はそう呟いて しばらく何かを言いたげに口をモゴモゴさせていたけれど、そのまま完全に動かなくなっちゃったミィ。 その首から何か大きな気配が消えていくのがわかったミィ。屋敷全体に満ちていた怪しい空気も消え失せたミィ。 怨霊は…去ったんだミィ。 終わった。何もかも終わっちゃったミィ。僕以外の皆が死んで、怨霊もいなくなったミィ。 これから僕は一体どうすればいいミィ?B子、僕が命を賭しても守ってみせると誓ったタブンネB子も死んでしまったミィ。 僕が空虚感を感じていると、いきなりまた屋敷中になんらかのエネルギーが満ちるのを感じたミィ。 なんだミィ?また何か起こるのかミィ。半分もうどうにでもなーれという気持ちでへたり込んでいた僕に 何者かの熱い演説が聞こえてきたミィ。 「…タブンネというポケモンは糞豚以外の何者でもない。 農家が丹精込めて育てた作物を勝手に荒らす。反省もせずのうのうと生きて他者に迷惑をかける。 悪びれもせず糞を垂らす。畑を荒らす、極悪害獣じゃ。タブンネを殺せ、一族郎党皆殺しじゃ。 苦しめて、苦しめて、産まれてきた事を後悔させるぐらいに苦しめるんじゃ…」 こ、これは…神様の声ミィか?!6匹のタブンネ…タブンネF代さん、C助さん、G美ちゃん、D恵さん、E太さん、 B子(ついでにキリキザン)…が死んでイッシュの六角形が完成したことで、神様のエネルギーが屋敷に復活したんだミィ! 神様のタブンネを虐待せよという演説は力のこもった説得力のあるものだったミィ。 それは無気力状態だった僕の心にすーっと染み入ったミィ。僕の中でお告げの言葉が全てになっていったミィ。 そういえばズルイエモンは神官だったミィ。きっとこのお告げを聞いてタブンネ虐待を始めたんだミィ。 「そうだミィ。タブンネは糞豚ミィ」僕は確信に満ちた声で言ったミィ。 タブンネは虐待されても仕方がない、いや、虐待されるのが当然の糞豚ミィ。 僕はタブンネB子やF代さん、C助さん、G美ちゃん、D恵さん、E太さんが何故出てきたかもわからない ご馳走を勝手に貪る醜い光景を思い出したミィ。 卑屈に媚びて命乞いをしていた運動会の生き残りタブンネのみっともない姿を思い出したミィ。 …僕は同じタブンネである事が恥ずかしくなったミィ。 「だが、お前は違う。お前には力がある。イッシュの六角形の力、このランドロス様の力がな…」 そうだミィ。僕は他のタブンネと違うミィ。僕には畑の守り神の力があるんだミィ。 そして畑の害獣タブンネを殲滅する使命があるんだミィ。 手始めに今夜の出来事をモチーフに『糞豚たちの夜2』というサウンドノベルゲームの脚本を書くミィ。 多少出来が悪くてもランドロス様の力で前作を越える大大ヒット間違いなしミィ。 そしてミーハーなタブンネたちを釣ってこの孤島に呼び寄せるミィ。 馬鹿で強欲でどうしようもないクズのタブンネたちは、ちょっと「バカンス」やら「ご馳走」やら 甘い言葉をチラつかせば、ホイホイやって来るミィ。 そして屋敷に閉じ込めてランドロス様へ捧げる儀式を始めるんだミィ。タブンネ大運動会ver,2だミィ。 僕は栄光と希望に満ちた未来を思い浮かべてゲラゲラと笑い始めたミィ。 一瞬だけタブンネB子の悲しそうな顔が心に浮かんだけど、すぐにどうでもよくなったミィ。 糞豚たちの夜2 おんみょ~ん篇 完
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パトリオット作戦 募集 一人では情報が少なすぎるため、情報収集班を募集します。 情報提供者はラインください。 まとめることになった経緯 まちゃもんに彼女ができて、付き合ってすぐに秘密基地に連れてくる事件が発生。 案の定、イチャイチャこきまくっており、それが腹立ったのでまとめる次第となった。 また、知人のTがライバル視されており、どのような感情でそのような事を言っているのか 調査するため、今回まとめを作成することとなった。 くぅのスペック 名前 くみこ 年齢 23歳? 生息地 安土 勤め先 水口の飲み屋 体型 PIGサイズ チャームポイント 笑顔 やべ、あんまりシラネ\(^o^)/ これまでの迷言/珍行動特集 実際に会う前から「愛してるで」 実際に会う前に付き合っちゃう。 「生理中やし中出しおっけーやんな?」と発言し、引かれる(笑) 飲み屋の女と付き合っているが同伴が許容できず喧嘩するも、3秒で仲直りからの車の中でハグ(おえ 自分で友達の集まる場所に連れてきておきながら、「Tは距離が近い」「釘を刺さんとあかんなぁ」 とりあえずパッと思い出せるのがこれくらい。 ※普段の会話が「だいしゅき♡」なので、彼からするとこれがデフォルトなのかもしれない。 やりとりする中で気づいた矛盾点 1.中出しはお互いに結婚考えるまでと言っていたが、実際はまっちゃんは性欲お化けのため中出し懇願しちゃってる。 2. 直撃取材 (プライバシー保護のため人名伏字) インタビュアー:CODE K TARGET:糞豚 家畜:雌豚 ※:心の声 TARGETより様々な情報を引き出すため、直接体を張って取材に行ってまいりました。 ※情報を引き出すため、実際とは異なる体験談が含まれていることをご了承ください。 Kの発言 マンネリ化を改善したいと思っているが、どうすれば良いと思いますか? 糞豚の発言 マンネリ化かー。 んー ありきたりやけど いつもと違うことしてみたりとか 仕事終わりにブラブラしてみたりとか 変わった事してみたら? 雌豚に言われたけど面倒くさがったらあかんって言われた!笑 Kの発言 糞豚はエッチとか色んなプレイしてみる派ですか? 糞豚の発言 プレイ事態ゎそんなやけど 時間かけるかな? 家ばっかやと飽きてくるし ホテル行くとかありやと思うけど! 休みゎ基本デートしてるかな? まぁご飯食べに行ったりとかが多いけど! ※ちょっとまて、お前そんな金ないやろ。基本家ってゆー情報は掴んでるんだよ。 暖かくなってきたし 希望が丘にピクニックでも行こうと思ってる! あそこならゴロゴロできるし 体動かしたりできるしな!笑 ※希望ヶ丘の地面芝生になってるからな。食糧にも困らない!ってか。 Kの発言 なるほどなるほど。 糞豚は雌豚とやるときゴムあり?無し? 糞豚さんなら中出ししてそうですね(苦笑) ※ここで疑惑となっていた「生理中中出し作戦」の真実にせまる。 糞豚の発言 あったりなかったり!笑 さすがに中ゎ出してない笑 それゎちゃんと結婚考えてから ってお互いが言うてる事やし笑 ※ブフォッ(笑)…えぐいっす(笑) 以下証拠画像 Kの発言 糞豚さんでもゴムすることあるんですね(笑) さすがに中出しはしないんですね。 雌豚さんことちゃんと考えて付き合ってるんですね(苦笑) 雌豚とだったら結婚してもいいと思いますか? 糞豚の発言 いつもおんなじやと飽きてくるしな笑 さすがにな笑 車買ったとこやし 余裕がない笑 Kの発言 糞豚さん車買ったとこでしたね! 車買い換えて雌豚も喜んでました? 糞豚の発言 まぁな!笑 1番にのしたのも雌豚やったし喜んでな!笑 ノースリーブと付き合ってた時に ほったらかしやったから その反省点ふまえて付き合ってるな! やっぱ離婚の事があるから まだ結婚は考えてないけど 3年ゎ付き合いたいし その内の1年2年ゎ同棲したいし それからでもいいかなって! Kの発言 ノースリーブと付き合っている時は距離が 遠かったというのもありますしね。 やはり、まだノースリーブは越えられませんか? 糞豚の発言 たまに考える事あるで! けどそこまでになってきたけど それゎ雌豚次第かなって思ってる! Kの発言 やはりまだ前の彼女のこと考えるときがあるのですね。 糞豚さんすごく好きでしたもんね! 糞豚の発言 初めて女で泣いてるしな!笑 まぁこれでよかったんやと思ってる笑 そやなかったら 雌豚と出会ってないし笑 Kの発言 ※何いってんのコイツ…ちょっとモチベーションあげといたろ…。 やはりノースリーブが居て糞豚が成長したからこそ 雌豚と出会えて今こうして付き合えてんねんもんな! 糞豚の発言 そやと思う笑 そこゎノースリーブに感謝やゎ!笑 ※ノースリーブ全然関係あらへんやろ…殺すぞ Kの発言 彼女が飲み屋で働いてるという部分のみ共通しているわけですが どのような苦労がありますか? 私の場合は、彼女が今度客と同伴行くのですが、それが許せないですね。 ※ここで以前喧嘩して飯食いに参加しなかった真相を聞き出すことに。 糞豚の発言 同伴ゎ腹立つで笑 こないだ、それで言い合いしたし笑 極力いかさんようにゎしてる! Kの発言 言い合いしたんですね(笑) やはり私達は独占欲強いですしね。 糞豚の発言 間違いないな! 金になるんなら仕方ないけど ならへんなら行く必要ないやん?ってなる!笑 なんなら連絡取っとるのも腹立つもん笑 それでも喧嘩したしな笑 Kの発言 連絡取ってるの腹立ちますよね! もうなんだったら友達ですら仲良くされすぎると ちょっと嫉妬するしませんか? ※ここでT友が言われていた件を引き出すことに。 糞豚の発言 腹立つ!笑 だからよく 誰と浮気してんねんって言うたるねん笑 仲良くしてくれるのゎありがたいんやけどな笑 Kの発言 糞豚も嫉妬してたんですね!(ニヤニヤ Tですか?T友ですか? でもそーゆーのは早めに釘刺しとかないとダメですよね! 糞豚の発言 嫉妬ってか ボディタッチ多すぎひん? 逆にされて嫌なことゎせんとき って言うた!笑 ほやでもー大丈夫なはず! ※それ嫉妬って言うんちゃう?笑 Kの発言 飲み屋で働いてるのでそれが普通になってるのかもしれませんね。 少しはこっちの気持ちも考えてほしいですよね。 糞豚の発言 それゎあるかも! けどそれで片付けてしまいたくないしな! Kの発言 ちゃんと嫌なことは嫌って言わなあかんしな! 若干連れてきたくないなって思った? 糞豚の発言 そ、それ! そこまでゎ思ってないけど 続くんならそーなるかな! Kの発言 でも糞豚が彼女連れてきてるとき幸せそうやから 私はこれからも連れてきてほしいですねぇ… 友達にもちょっと気をつけるように言うのもアリかもしれませんね! 協力してくれるでしょう。 糞豚の発言 それゎ目につくようなったら 考えるゎ笑 糞豚の発言 まぁ今年中に飲み屋やめよるし それまでの我慢かなって思ってる!笑 Kの発言 年内に飲み屋やめてくれるんですか! 良いですねー。 ちゃんと職が決まってから辞める感じですか? 糞豚の発言 元々やめるつもりやったらしいし! この機会にやめてって言うた! 君の彼女にもちゃんとした仕事につくように 言うてみたら? ※大きなお世話やねん殺すぞmjd Kの発言 なるほど。 でも、仕事前とか仕事終わりとかでも ちゃんと会いに来てくれてるし雌豚も頑張ってるんじゃないですか? 糞豚の発言 どーなんやろ笑 お互いが会える時ゎ 会おうって言うてるしな笑 Kの発言 会えるときは会おうと言って頑張って 会いに来てくれてるのとかすごく嬉しくないですか? 糞豚の発言 そりゃ嬉しいで( *^^* ) それがあるから 次の日仕事頑張れるし笑 Kの発言 でもやっとノースリーブの事を忘れさせてくれそうな子と 出会えて本当にによかったですね! 糞豚の発言 ほんまにそれやゎ!笑 やっとプリクラ捨てれたもん笑 Kの発言 すごく前進してるじゃないですか! プリクラずっと捨てれなかったですもんね笑 糞豚の発言 これじゃあかんおもて捨てた! やっぱ申し訳なく思うしな! Kの発言 糞豚さんちゃんとしてるじゃないですか! 息抜きに女ネタいきてーとか思いますか? 糞豚の発言 それ、全く思わんねん笑 どんだけ喧嘩とかしてても それしたら負けやって思ってる笑 ※うわぁ・・・中2っぽい・・・ Kの発言 糞豚さんめっちゃ良い事言いますね! 感動した。 かっこいい! 糞豚の発言 それがあるから フリーの時しか 女ネタ行かへんかってん笑 Kの発言 糞豚はやっぱちゃんとしてんな 筋はしっかり通さなあかんもんな! 糞豚付き合ったら一途やしなぁ 糞豚の発言 バレた時の事考えたら 面倒くさくなるやん笑 それに女おると 他のがどーでもよくなるねん笑