約 34,508 件
https://w.atwiki.jp/gundamwarnexa/pages/2911.html
GN-0000RE+GNR-010 ダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型) [部分編集] 第10弾 UNIT 10D/U BL199R 5-青1+緑1+黒1 1枚制限 高機動 (>起動):このカードが場に出た場合、このカードの上にコイン2個を乗せる。 (○常駐):全ての敵軍ユニットは、攻撃に出撃できない。 (>起動):このカードは、場から離れる場合、ゲームから取り除かれる。 (>起動):自軍ターン終了時に、このカードの上の、戦闘修正を持たないコイン1個、または、このカードをゲームから取り除く。 ダブルオー系 ダブルオーライザー系 MS 専用「刹那・F・セイエイ」 青-00 宇宙 地球 [6][2][6] 第1テキストは、自身が場に出た時にコイン2個を乗せて、第2テキストは全ての敵軍ユニットの攻撃への出撃を封じ、第3テキストは、自身が場から離れると、ゲームから取り除かれ、第4テキストは、自軍ターンが終わる時、カードの上の先頭修正を持たないコイン1個か、自身をゲームから取り除く。 イラストはダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型)〔U-00-34〕に銀河の背景を追加したもの。
https://w.atwiki.jp/robotama/pages/127.html
R-NumberSP ダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型)(00 Raiser GN Condenser Type) 【だぶるおーらいざー(りゅうしちょぞうたんくがた)】 「お前たちは何者だ!?何を求めてここに来た!?答えろおおおおお!!」 情報 作品名 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer- カテゴリ SIDE MS 定価 4,000円 発売日 2010年10月01日(金)~03日(日)(TAMASHII NATION 2010) 抽選開始 2010年11月19日(金)16 00 抽選終了 2010年12月17日(金)16 00 当選発表 2010年12月24日(金)当選者にのみメールで告知 発送開始 2011年01月14日(金) 商品全高 約120mm 付属品 手首:×5(握り手×2、開き手×2、持ち手×2) 武器:GNソードⅢ、GNソードⅡ×2、GNビームサーベル(柄+ビーム刃)×2 その他:軟質アンテナ、GNシールド×2、オーライザー本体、台座 商品画像 機体データ 所属:ソレスタルビーイング 分類:第4世代モビルスーツ 開発者:ソレスタルビーイング 形式番号:GN-0000RE+GNR-010 全高:18.3m 重量:54.9t パイロット:刹那・F・セイエイ イノベイター勢力との最終決戦で大破したダブルオーライザーを修復した機体。 破壊された太陽炉に代わり粒子貯蔵タンク(大型GNコンデンサー)両肩に搭載している。 オーライザーには赤ハロが搭載されており、機首センサーは新型に換装され、キャノピーの色は乳白色に変更された。 稼働時間が有限になったものの、タンクは容量をアップさせた改良型であるため、稼働時間は長めとなっている。 基本性能自体は以前と同等であり、タンクの容量が許す限りトランザム等の各機能は使用可能。 ダブルオークアンタと専用太陽炉が完成するまでの応急処置的な機体であり、純粋種のイノベイターとして覚醒した刹那の能力には追従しきれていない。 CBは新政府・新体制への配慮としてガンダムの使用を極力控えるスタンスをとっていたが、ELS到来にあわせ使用凍結を解除された。 しかしELSとの初戦では脳量子波による干渉を受けてまともに戦闘が行えず、ラファエルガンダムに窮地を救われる。 ELS本隊を相手にした二度目の戦闘において、対話するためにトランザムバーストを起動するも、ELSからの情報量を受け止めきれず失敗。 刹那が意識を失い無防備となったところをELSに侵食され、ティエリアが刹那を救出すると同時にセラヴィーガンダムⅡの自爆に巻き込まれて爆散した。 赤ハロは救出された描写がない為、本機と運命を共にした可能性が高い。 「第3次スーパーロボット大戦Z」では、前作「第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇」で破壊されなかった本機体のGNドライヴ2基がダブルオークアンタの開発に回され、原作と同様に粒子貯蔵タンクを搭載した。なお、前後編と共に最後まで使用が可能である。 商品解説 10月に開催された魂ネイション限定販売商品。 劇場版に登場するダブルオーライザーの初立体化アイテムとなる。 青の部分はメタリック調の塗装が施されており、コンデンサーの色は無印00に近い色となっている。 評価点 メタリック塗装が綺麗。 問題点 不具合情報 関連商品 ダブルオーガンダム オーライザー コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gundamwar/pages/6673.html
GN-0000 ダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型) [部分編集] 戦いという名の対話 UNIT U-00-34 紫 2-2-7-1 U プリベント(9) 戦闘配備 高機動 換装〔ダブルオーガンダム〕 《[0・5]》換装〔オーライザー〕 (防御ステップ):《(0)》このカードが戦闘エリアにいる場合、全ての本国の上のカードをそれぞれ5枚まで表にし、その中にあるユニットの枚数と同じだけ、このカードにダメージを与える。その後、表にしたカードを任意の順番で元の本国の上に戻す。 ダブルオー系 MS 専用「刹那・F・セイエイ」 宇宙 地球 [8][4][8] ダブルオーライザーの亜種。 各特殊効果やコスト、戦闘力などは基本的に同じで、ユニット除去能力の代わりに、敵軍本国と自軍本国の上のカードの並びを変える能力を持つ。 特に戦闘修正などを受けていない状態であれば、計10枚めくった内の8枚がユニットなら、即座に自爆してしまう。 そこまで行かなくても、仮に自分のデッキ50枚と相手のデッキ50枚にそれぞれ10枚ずつユニットが採用されている場合、このカードが受けるダメージの期待値は2点。交戦している場合などは細心の注意を払いたい。
https://w.atwiki.jp/generation-crossrays/pages/791.html
GN-0000RE+GNR-010 ダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型) 性能 COST EXP SIZE HP EN 攻 防 機 移 宇 空 地 水上 水中 防御 SFS 102800 790 M 15500 180 305 275 320 7 A B B - B ○ ○ 武装 名前 射程 威力 EN MP 属性 命中 CRI FX 使用適性 対応適性 備考 宇 空 地 水上 水中 宇 空 地 水上 水中 GNソードIII 1~1 4300 20 0 物理格闘 80% 5% 対GNフィールド ○ ○ ○ ○ ○ TRANS-AM 1~4 4800 27 10 特殊格闘 90% 0% 底力 ○ ○ ○ ○ ○ GNソードIII・ライフルモード 2~4 3500 16 0 BEAM射撃 80% 5% ○ ○ ○ ○ ○ 半減 GNマイクロミサイル 2~4 3000 16 0 物理射撃 80% 0% 爆発 ○ ○ ○ ○ ○ TRANS-AM・BURST MAP 0 50 0 MAP兵器 100% 0% HP・ステータス回復 ○ ○ ○ ○ ○ + TRANS-AM・BURST アビリティ 名前 効果 備考 GNフィールド 全ての武装によるダメージが2500以下の場合、無効化する。 特殊・MAP兵器は除く。無効化発動時のみEN15消費。 GNコンデンサー アビリティ「GNフィールド」の軽減効果を高める。 TRANS-AM RAISER パイロットがアビリティ「真のイノベイター」を持っており、超強気以上の場合命中・回避率+15%。 開発元 開発元 5 ダブルオーライザー 5 ダブルオーライザー(最終決戦仕様) 4 ダブルオークアンタ 設計元 設計元A 設計元B 騎士スペリオルドラゴン AEUヘリオン(宇宙型テロリスト仕様) 開発先 開発先 2 オーライザー 4 ダブルオーガンダム 5 ダブルオーライザー(最終決戦仕様) 6 ダブルオークアンタ GETゲージ ステージ 出現詳細 ELS来襲 初期配置 備考 登場作品『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A Wakening of the Trailblazer-』 GNドライヴを失ったダブルオーをGNコンデンサーによるツインドライヴで稼働させている状態。TRANS-AM・BURSTこそ使用可能だが、本領を発揮できているとは言い難い。 比較するとEN最大値こそ+5されているが、ツインドライヴ・ビームサーベルモード・ライザーソードと売り中の売りが尽く削除されている、明確な下位互換。TRANS-AMは演出こそライザーソードだが、基本性能はトランザムのまま。 クアンタをさっさと欲しい時でもない限り、ダブルオー→セブンソード→ザンライザー→ダブルオーライザー→最終決戦仕様→本機、と一筆書きで回ってくると効率的に図鑑を埋められる。ザンライザーをクアンタにした場合は代わりにオーライザーからダブルオーライザーを作るのも安上がり。 本機からはクアンタに行くべきだが、すでに登録しているなら最終決戦仕様からリボーンズガンダムに行って茶を濁すのもアリか。 劇場版00の1話で登場するため生産登録が可能だが、ラファエルよりも要求経験値が高く、EXTRAでプレイしても少し手間取る。登録を狙うならプトレマイオス2改と平行して一気に稼いでしまおう。
https://w.atwiki.jp/exvswish2/pages/167.html
正式名称: パイロット:刹那・F・セイエイ コスト:2500 耐久力: 変形: 換装: BD回数: 赤ロック距離: 覚醒タイプ: 射撃 名称 弾数 威力 備考 メイン射撃 GNソードIII・ライフルモード 7 射撃CS GNソードIII・ライフルモード【照射】 - 移動撃ち可能な照射 サブ射撃 GNマイクロミサイル 1 Nで収束、横で拡散状に一斉射 レバー前後サブ射撃 GNビームマシンガン 移動撃ち可能な拡散マシンガン レバーN特殊射撃 ガンダムサバーニャ ガンダムハルート 呼出 1 サバーニャ ライフルビットII ミサイルハルート 変形状態でGNキャノン ミサイル 覚醒中レバーN特殊射撃 サバーニャ ビーム乱射 ミサイルハルート 通常時+シザービット レバー入れ特殊射撃 ラファエルガンダム 呼出 1 セラヴィーII 入力方向に運搬ラファエル ビームライフル照射 覚醒中レバー入れ特殊射撃 セラヴィーII 入力方向に運搬ラファエル 敵に突撃して爆風を伴う自爆 特殊格闘 特殊移動 - 劇中でELSを回避していた再現 特格派生 特殊移動 再入力時は挙動が変化 射撃派生 GNソードIII・ライフルモード スタン属性の高弾速ビーム 後格闘 急降下 - 格闘CS GNフィールド 100 格闘 名称 入力 弾数 威力 備考 通常格闘 袈裟斬り→斬り上げ→回転斬り上げ→サマーソルト NNNN - 前派生 回転斬り抜け →前 スタン属性の斬り抜け 前格闘 突き→回転叩きつけ 前N - 横格闘 横薙ぎ→唐竹割り→回転薙ぎ払い 横NN - BD格闘 斬り抜け→斬り上げ→突き上げ BD中前NN - 覚醒中BD格闘 量子化連撃 BD中前NNNNN - 量子化しながら追撃 覚醒技 名称 弾数 威力F/S/R/M,C 備考 レバーN覚醒技 来るべき対話の為に 1 /// トランザムを発動して格闘乱舞 レバー後覚醒技 トランザムバースト /// 概要 『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』より、イノベイター勢力との最終決戦で大破したダブルオーライザーを修復した機体。破壊された2基の太陽炉に代わり新開発のGN粒子貯蔵タンクを搭載している。 パイロットは引き続き刹那・F・セイエイが務めているが、純粋種のイノベイターとして覚醒した刹那の能力に機体が追従しきれなくなっている。 ダブルオーガンダム(正確にはその時限強化形態であるダブルオーライザー)のコストダウンコンパチ機。 ライザー形態で相手へ攻める元機体と異なり、ELSに攻撃の意志を見せなかった原作さながら、自衛や味方の援護に重きを置いた後衛機。 射撃武器 【メイン射撃】 [??リロード ??秒/1発][属性 ][よろけ/ダウン][ダウン値 ][補正率 %] 【射撃CS】 [チャージ時間 ??秒][属性 ][よろけ/ダウン][ダウン値 ][補正率 %] 【サブ射撃】 [??リロード ??秒/1発][属性 ][よろけ/ダウン][ダウン値 ][補正率 %] 【特殊射撃】 [??リロード ??秒/1発][属性 ][よろけ/ダウン][ダウン値 ][補正率 %] 【特殊格闘】 [??リロード ??秒/1発][属性 ][よろけ/ダウン][ダウン値 ][補正率 %] 【後格闘】 [??リロード ??秒/1発][属性 ][よろけ/ダウン][ダウン値 ][補正率 %] 【格闘CS】 [チャージ時間 ??秒][属性 ][よろけ/ダウン][ダウン値 ][補正率 %] 変形 【変形メイン射撃】 [??リロード ??秒/1発][属性 ][よろけ/ダウン][ダウン値 ][補正率 %] 【変形格闘】 [??リロード ??秒/1発][属性 ][よろけ/ダウン][ダウン値 ][補正率 %] 【変形サブ射撃】 [??リロード ??秒/1発][属性 ][よろけ/ダウン][ダウン値 ][補正率 %] 【変形特殊射撃】 [??リロード ??秒/1発][属性 ][よろけ/ダウン][ダウン値 ][補正率 %] 【変形特殊格闘】 [??リロード ??秒/1発][属性 ][よろけ/ダウン][ダウン値 ][補正率 %] 格闘 【通常格闘】 通常格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 属性 累計 単発 累計 単発 1段目 (%) (-%) ┗2段目 (%) (-%) ┗3段目 (%) (-%) 【前格闘】 前格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 属性 累計 単発 累計 単発 1段目 (%) (-%) ┗2段目 (%) (-%) 【横格闘】 横格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 属性 累計 単発 累計 単発 1段目 (%) (-%) ┗2段目 (%) (-%) ┗3段目 (%) (-%) 【後格闘】 後格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 属性 累計 単発 累計 単発 1段目 (%) (-%) ┗2段目 (%) (-%) 【BD格闘】 BD格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 属性 累計 単発 累計 単発 1段目 (%) (-%) ┗2段目 (%) (-%) 【特殊格闘】 特殊格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 属性 累計 単発 累計 単発 1段目 (%) (-%) 【格闘CS】 [チャージ時間 ??秒] 【変形格闘】 変形格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 属性 累計 単発 累計 単発 1段目 (%) (-%) 覚醒技 【レバーN覚醒技】 【レバー後覚醒技】 極限技 動作 威力(補正率) F/S/R/M,C ダウン値 属性 累計 単発 累計 単発(元値) 1段目 ///(%) (-%) 2段目 ///(%) (-%) 特殊 技名 コンボ ( はステップ、≫はブーストダッシュ、→はそのままキャンセル キャンセル補正で威力が変動する物は()で併記) 威力 備考 射撃始動 ??? N格始動 ??? 前格始動 ??? 横格始動 ??? 後格始動 ??? BD格始動 ??? 覚醒中 F/S/R/M,C ??/??/??/?? 戦術 EXバースト考察 Fバースト 格闘攻撃補正 +% 防御補正 -% Sバースト 射撃攻撃補正 +% 防御補正 -% Mバースト Rバースト 攻撃補正 +% 防御補正 -% Cバースト 僚機考察 対策
https://w.atwiki.jp/figbr/pages/58.html
剣の舞 ◆DzuE0VRDl6 先入観を、捨てろ。 * * * * * * * * * * * * 「俺が……ガンダムだ……!」 学校は敷地の南西の隅。 普段は人もほとんど訪れないあたり。 体育館と木々に挟まれた、狭く注意を引きにくい、校庭の片隅の突出部にて。 ひっそりと置かれた百葉箱の屋根の上。 夜空を見上げるフィギュアの口から零れたのは、そんなうめき声だった。 街灯の明かりもあまり届かぬ暗い空間に、メッキとクリアパーツがキラリと光る。 全体としては人型のシルエットに、硬質な機械の身体を持つ、いわゆるロボットである。 V字型のアンテナ。 2つの目。 マスク状の口元に赤い顎先。 白い手足に、肩や胸部はメタリックな青。腹部や足元に赤を配置。 胸部ダクトやアンテナには黄色を配した、俗に言う「トリコロールカラー」。 両肩を覆うように張り出す大型の楯状のユニット、手足のレンズ状パーツなど、特徴的な部分はあるものの。 原作を把握していない者が見ても、彼は『ガンダム』と呼ぶにふさわしい外見を備えた存在だった。 しかし――厳密には。 彼は、『ガンダム』ではない。 アニメ『機動戦士ガンダム00』の主役機を務めたこともあるMSではあるが。 それでも、『ガンダム』ではない。 彼は作中における『ガンダム』の範疇を「越えてしまった」がゆえに、異なる名で呼ばれる者。 『ダブルオーガンダム』と支援機『オーライザー』の合体によって生まれた「次のステージ」に立つ存在。 『ダブルオーライザー』。 それが彼の名――いや、ここで呆然としている『彼』のモデルとなった機体の名前だった。 * * * * * * * * * * * * 『そいつ』には名前など無かった。 便宜上、その外見から呼称が与えられた。 何と呼ばれようと、『そいつ』は自分の名前などに頓着しないタチだった。 * * * * * * * * * * * * 「俺は……どうすればいい……!」 先ほどの台詞、「俺がガンダムだ」は、そのメインパイロットである刹那・F・セイエイの有名な名台詞。 いや、迷台詞として知られる言葉であったが…… そのセリフと、この複雑な機体のネーミング設定とが、『彼』に少なからぬ混乱をもたらしていた。 なにしろ、刹那・F・セイエイというキャラクターにとって、『ガンダム』とは特別なもの。 幼い頃に命を救われた存在であり、彼にとっての救世主であり、そして憧れの「生き方」であり。 そんな刹那の人格は、このROBOT魂・ダブルオーライザーの人格モデルにもなっている。 そして同時に――フィギュアとしての『彼』は。 己に冠せられた絶対的な名前、『商品名』に、強く縛られている。 下らない拘りだということは、自分でも分かっている。 しかしそれでも、彼はつぶやかずにいられない。 「せめて例えば『ダブルオーガンダムセブンソード』+『オーライザー』、ならばッ……!」 なるほどそれなら『ガンダム』だ。 文句なく商品名としても『ガンダム』だ。 ダブルオーガンダムの装備拡張版であるセブンソード。 そして支援機であるオーライザー。 これらはそれぞれ別個にROBOT魂で商品化されている。 この2つを合わせれば、ノーマルのダブルオーライザーも普通に再現できる。 ついでにコレなら、「7本の剣」の名そのままに、大小様々な刀剣類までついてくる。 この戦闘実験においてどんな立場を取るにせよ、剣技に長けた彼にとっては是非とも欲しかった装備なのだが。 なお、ここでノーマルのダブルオーでなく、セブンソード版に言及したのには訳がある。 ROBOT魂のダブルオーガンダム系の商品の数々は、無印のダブルオーガンダムが一旦販売された後。 セブンソードの販売に際して、素体のMS部分もバージョンアップされているのである。 (というか、ROBOT魂シリーズ第一弾である無印ダブルオーが、正直、あまりに酷すぎた) ゆえに、それ以降のROBOT魂のダブルオーガンダム系商品は、全てそのセブンソード版の本体をベースとしている。 ……そう、そしてこの場に参加を強いられた『彼』もまた、その系譜に連なる存在なのだ。 「だが……この『実験』に選ばれたのは、俺なんだ。 数多く売られた『兄弟』たちではなく…… 限定商品である、この俺、『ダブルオーライザー』が」 実は、何の但し書きもつかない『ダブルオーライザー』という名の商品は、ROBOT魂には存在しない。 ダブルオーガンダム(またはセブンソード)とオーライザーを買ってくればダブルオーライザーは再現できるが。 ただの『ダブルオーライザー』、という名で一般の店頭に並んだ物は、存在しない。 ただ。 限られた場で限られた時にしか購入できなかった限定品の中に、その名は存在している。 余計な注意書きが一言添えられてはいるが、確かに『彼』は『ダブルオーライザー』の名で存在している。 魂ネイション2010 限定。 ROBOT魂 <SIDE MS> ダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型)。 それが、メタリックブルーの輝きを纏った『彼』の、そしてこの場で思い悩む『彼』の、真の名前だった。 * * * * * * * * * * * * 『そいつ』には悩むような名前など無かった。 揺らぐようなアイデンティティなど無かった。 * * * * * * * * * * * * どうすればいい、と、つぶやいてはみたものの。 ダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型)は、自らの生き方そのものには迷いを持っていなかった。 戦闘があれば、戦闘に介入して止める。 同時に、皆の対話をうながす。 ……言ってみればそれだけだ。 戦いをやめさせてどうする、というプランは一切持っていない。 人間たちへの反逆にせよ、交渉にせよ、戦いを止めてその先どうする? というのはなかなかに難題なのだが。 ダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型)は、「そこから先は自分の役割ではない」と割り切っていた。 もともと、戦闘以外の才能には乏しい彼である。 我が身を省みない行動力はあるが、頭脳労働向きの人材ではない。 自らに向かない仕事は、向いている者に委ねて任せればいい。 自分は、自分のできることをする。 それは安易な現実逃避でも、思考停止でもなく。 ダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型)は真っ直ぐ純粋に信じている。 『ガンダム00』作中の刹那というキャラクターも、そういう次元で思い悩むことは無かった。 だから、ここにいるダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型)も。 劇中のソレスタルビーイングがそうしていたように、戦闘に介入する。 そして、参加者であるフィギュアたちを、繋げる。 彼にはそれを可能にする力があるはずだった。 『機動戦士ガンダム00』作中において、ダブルオーライザーで完成を見た真の『トランザム』。 それは機体の圧倒的なまでの性能アップももたらすが……それ以上に。 脳量子波による共鳴現象を引き起こし、人々の精神をダイレクトに接続させる。 おそらく、彼が全力でトランザムすれば、この会場に居るフィギュアたちはみな『キャスト・オフ』して。 渦巻く光の中、強制的に対話をさせることができるだろう。 彼の仕事は、そういう状況を作るところまで。 彼にしかできない、大切な任務となるはずだった。 ……そしてその切り札こそが、ここに居るダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型)の悩みでもあった。 「俺のこの身体は、粒子貯蔵タンク型……! トランザム可能な時間は、限られている……!」 そう、ここまで執拗に指摘し続けたように、彼は粒子貯蔵タンク型、なのである。 劇場版・機動戦士ガンダム00の序盤に登場した、ダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型)。 それはあらゆる面においてオリジナルのダブルオーライザーと同等のスペックを誇るものの…… 唯一、その活動時間にだけは限界を抱えている。 オリジナルの太陽炉搭載タイプは無尽蔵だったことを考えると、これは大きなハンデだ。 トランザムは可能だ。 そのはずだ。 そう軽はずみに試したりはできないけれど――できる、はずだ。 けれど、使い所は限られる。 「やはり、この戦場の中心部で発動させるしかないか……!」 有効な効果範囲、実際に使った時の効果など、不確定要素は多い。 けれども、マップの端で使うよりは、地図上のど真ん中で使った方が確実だろう。 となると……静かに、身を隠しながら、より中央の方に移動するのが最善、か。 この危険な状況下、ただ移動するだけでも好戦的な相手と遭遇するリスクがある。 戦闘そのものにはそれなりの自信のあるダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型)だが、なにせスタミナが無い。 無駄な交戦での浪費は、避けたいところだった。 作中の刹那たちも派手な戦闘を繰り広げる一方で、身を隠し偽る隠密行動を取ることも多かった。 目的のためなら手段は選ぶ。 ここに居るダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型)もまた、そういう判断のできるフィギュアだった。 百葉箱から音もなく飛び降り、地面に着地する。 移動だけなら空を飛んでも良かったのだが、メッキ仕上げの青いパーツは目立つし、エネルギーの浪費も激しい。 そのまま雑草を掻き分け、校庭の広い方に向かって出て行こうとして―― メキッ。 行く手の地面に小さな亀裂が走るのを、彼は見た。 * * * * * * * * * * * * 『そいつ』はスタミナのことなど考えない。 むしろ原作の作中では、無尽蔵のスタミナこそが脅威であり、強みだった。 * * * * * * * * * * * * 割れた大地から、きしむような動きで白い腕が伸びる。 カクカクと震えるようにしながら、虚ろな人影が立ち上がる。 それは骨だ。 人間の骨―― いや、フィギュアサイズの、人間の骨を、骨だけを、模して作られた存在だ。 人体の骨格標本のような、骨だけが地中から湧き出し、立ち上がろうとしている。 筋肉も何もないのに、骨だけの存在なのに、動いている。 その左手には丸い盾が備えられ、その右手には小振りな剣が握られていて。 服も鎧もない姿ながら、たったそれだけの装備で、自らが戦士であることを強烈に自己主張している。 大地から湧き出したガイコツは、そしてそのままその場に直立する。 盾を構えるでもなく、剣を構えるでもなく。 僅かに天を仰ぐように見上げたまま、直立不動の体制を取る。 この不可解さには、さしものダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型)も、呆然と見守るしかない。 『アルゴ探検隊の大冒険』。 ギリシャ神話をベースに自由な発想で作られた、古い特撮映画。 1963年の公開だから、CGなんて存在すらしていなかった時代の作品。 模型のコマ撮りと合成技術とを駆使して、タロスやヒュドラなど神話の怪物を活き活きと描いて見せた作品だ。 知る人ぞ知る、伝説の映画である。 そんな作品の最終盤、黄金の毛皮を求めるアルゴ探検隊に牙を剥いた、最後の敵。 数多の特撮ファンをうならせ、また後の世のファンタジー作品に多大な影響を与えた存在。 それが、この『骸骨剣士』だった。 多頭竜ヒュドラの牙をアイエテス王が大地に撒いて創造した、7人の骸骨剣士。 この場に姿を現したのは1体だけではあったが、今の剣士の登場は、まさにそのワンシーンの再現演出であった。 もちろん比較的若いダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型)は、そんな古い映画など知らない。 知らないが、それでも彼は直感していた。 この、陳腐なファンタジーゲームの雑魚モンスター役でもやっていそうなコイツは……その印象とは裏腹に。 ダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型)をして、身構えさせるだけの「凄み」を持っている、と。 「おまえも……参加者、なのか」 「…………」 「俺はガンダ……いや、『ダブルオーライザー』。お前は?」 「…………」 「喋れないのか? それとも、聞こえないのか?」 油断なく身構えながらも、ダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型)は声をかける。 骸骨剣士は、しかしピクリともしない。 隙だらけの姿で、ただそこに立っているだけだ。 流石に不審を抱いたダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型)が一歩踏み出した、その瞬間…… ザッ。 「…………ッ!」 誰かの声なき号令を受けたかのように、骸骨剣士は身構えて。 ゆっくり歩き出したかと思うと、そのまま剣を振りかざし…… どこかコミカルな、非人間的な動きで突進してくる! 虚を突かれたダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型)は、そして――! * * * * * * * * * * * * スケルトンなんてどうせ雑魚、だって? 馬鹿いえ、『そいつ』は竜牙兵(ドラゴントゥース・ウォリアー)だ。スパルトイ(撒かれし者)だ。 それも、『オリジナル』の、『全ての始まりの』、な。 全ての骸骨系モンスターは道を開けろ、全ての特撮系フィギュアは頭を垂れろ。 ここを征くのはお前らの『始祖』ぞ――! * * * * * * * * * * * * 学校の敷地の片隅、裏庭の薄闇の中で。 断続的に、剣戟の音が響く。 「くっ……強い……!」 「…………」 ダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型)が苦しげに声を漏らす。 骸骨剣士が、カタカタを歯を鳴らす。 虚を突かれたとはいえ、そこは流石に剣技に長けたガンダムタイプ。 ダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型)は反射的にGNソードⅢを展開し、敵の剣を受け止めていた。 初撃を受け止められたのは良い。かろうじてダメージはない。 しかし、そこからもう、離脱する隙も見いだせずに不本意な剣闘を強いられている。 骸骨剣士の剣が、ダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型)を袈裟斬りに斬り捨てんと振るわれる。 骸骨の剣は意外にパワーがある、何度も受け止めてはいられない。バックステップで避ける。 すると骸骨剣士はたたらを踏みつつ、即座に切り上げ攻撃。 これを身を捻って避けながら反撃のGNソードⅢを振り下ろせば、それは骸骨剣士の丸い盾に受けられる。 ダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型)がここまで見た限り、骸骨剣士の攻撃自体は「素直な」ものだ。 基本を踏まえた斬撃。 映画で役者たちがやっているような殺陣。 奇策もフェイントもあまりない、かなり分かりやすい剣の使い方だ。 ストップモーション特有のカクカクした動きに幻惑されなければ、非常に「素直な」剣だと分かる。 しかし、細い腕に見合わぬ意外なまでの腕力。 そして、まるで変らぬ様子で剣を振り続ける、タフネスと執拗さ。 これらは決して馬鹿にできない脅威となってダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型)の身を脅かす。 ただでさえ、持久戦は不利なのだ。(粒子貯蔵タンク型)だから。 しかし骸骨剣士は、まるでアリジゴクのようにその持久戦へと引きずり込む。 逃げることなどできない、下手に背中を見せようものなら、即座に斬り捨てられることだろう。 飛んで逃げるのも論外だ、激しい剣戟の中で、骸骨剣士はかなりの跳躍力を見せている。 仮に本気で撤退するにしても、一度何かで相手の隙を作る必要がある。 なのだが、この骸骨剣士、こう見えて防御面ではまるで隙がない。 強固な盾に、その盾の適切な運用。 ときどき盾で防御したはずみにコロコロと転び、その姿はかなりコミカルで間が抜けてはいるのだが。 転んでいる姿だけ見れば、一瞬弱そうにも見えてしまうのだが。 しかし、むしろ転ぶことで衝撃を上手く逃がしているような節さえある。 舌を巻くような受け身の技術だった。もちろんそこから跳ね起きるのも速い。 剣と剣が打ち鳴らされ、盾と剣との間で火花が散る。 一進一退、互いにここまでクリーンヒットはないが、いつどこで均衡が崩れてもおかしくない。 ダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型)が人間だったなら、脂汗の1つでも浮かべていたことだろう。 周囲には細かくキラキラと、剥げ落ちたメタリックブルーのメッキ塗装が舞っている。 そう、実際、『アルゴ探検隊の大冒険』における骸骨剣士たちの剣技というのは、なかなかのものなのだ。 7対3と数で勝っていたことを差し引いても、大冒険を潜り抜けて来た英雄たちを圧倒する戦闘力。 英雄たちも2名の犠牲を出した挙句に退治を諦め、海に飛び込んで逃亡するしかなかったのだ。 神話の怪物たちとも渡り合った英雄たちさえも、逃げる選択しかできなかった白骨の剣士。 それはGN粒子を自在に操るダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型)にとっても、手に余る相手だった―― ――素のままの、ダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型)のままであったなら。 * * * * * * * * * * * * 『刹那、トランザムは使うなよ!』 『了解――! ×××××ッ――!』 * * * * * * * * * * * * 「これほどの強さを持ちながら……『何もない』のか、お前は!」 カラカラカラ。 強烈な斬撃と共に放たれたダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型)の激昂に、骸骨剣士は答えない。 ただ馬鹿にしたように口を開けたまま、骨を鳴らしてみせるばかり。 GN粒子をまとったGNソードⅢの振り下ろしも、その丸盾に受け流されるようにいなされる。 言葉で言って止められる相手ではない。 改めて認識する。 そもそも知性や意志があるかどうかさえも怪しい骸骨剣士である。 交渉の余地は、ありそうにない。 倒すしかない。 機能停止まで追い込む必要はないかもしれないが、手足の1本2本くらいは落として戦闘不能にするしかない。 戦いを望まぬダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型)は、そう腹を決める。 だが、どうやって倒せばいいのか。 むしろ押されているくらいの勢いのこの相手、どうすれば勝てるのか。 切り札ならあった。鬼札ならあった。 まさにダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型)が使用を悩んでいた。 そして、彼らしくもなく、戦闘を避ける消極策を選ぼうとしていた、その理由。 ――トランザム。 そう、トランザムだ。 使えば機体性能は跳ね上がり、ありとあらゆる面で通常時とは一線を画す機体となる。 現状で、ダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型)と骸骨剣士とは、ほぼ互角。 ならば、そこに性能面での上乗せがあれば。 大丈夫、ちょっとだけだから。ちょっと赤く光ったらすぐ止めるから。一瞬で終わらせるから。ね? 腹を決めれば、そこから先の行動は早い。 ダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型)は右腕のGNソードⅢを瞬時に折り畳み、ライフルモードに切り替え。 3つ配置された銃口から、強烈なビームを連射する! もちろんこれで倒せるとは思っていない。 骸骨剣士は、咄嗟に石碑のようなものを手元に『転送』。 電子光のノイズの後に出現した遮蔽物に、ビームが遮られる。 なんとか初撃を石碑でしのいだ骸骨は、そのまま転がるように走ってビームの連射から逃れる。 あの『石碑』、あれはフィギュアに付属のオブジェか何かだろうか? 骸骨が『転送』などという参加者共通の機能を使いこなしたことに軽く驚きつつも。 しかしダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型)は、欲していた僅かな距離と時間を手に入れる。 大袈裟な回避運動を取った骸骨剣士は、咄嗟の反撃などができる間合いではない。 やるなら、今だ。 軽く宙に浮き、両手を広げ。 骸骨剣士を睥睨し、そしてダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型)は叫んだ。 「 ト ラ ン ザ ム ! 」 彼の叫びを受けて、その青と白のボディがまばゆいばかりの赤い光に包まれ―― * * * * * * * * * * * * ROBOT魂には、トランザム状態のダブルオーライザーを再現した商品が存在する。 受注生産限定商品、ダブルオーガンダム『トランザムライザー』。 赤く染まった全身に、巨大なライザーソードまでも再現できる、実に迫力のある一品である。 セブンスソード版の素体を使っているだけあって、細部のデザインも保持力も可動も問題が少ない。 旧素体の時点でも、『ダブルオーライザー トランザムセット』という商品もある。 こちらには残念ながら巨大ライザーソードは付属していない。素体も旧素体の色違いだ。 ただし一般店頭販売品。比較的にせよ入手しやすい品物と言えるだろう。 だが。 実は、そのどちらもが―― * * * * * * * * * * * * その青と白のボディが、まばゆいばかりの赤い光に包まれ――ることは、無かった。 「……なっ!?」 暗い裏庭に、一瞬、バツの悪い沈黙が降りる。 何が来るのかと身構えていた骸骨剣士も、カクン、と顎を開いて首を捻る。 トランザムは、ダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型)の切り札は……発動、しなかった。 ここでルールを再確認しよう。 変形やフォームチェンジは、基本的に切り替え可能、というのがこの実験における基本ルールだ…… だからこそダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型)も、自分にもトランザムが使えるはず、と思い込んだ。 しかし。 それはあくまで、シリーズ内の別フィギュアとして存在する場合、である。 ROBOT魂の商品リストには、限定品や受注生産品を合わせたとしても。 (粒子貯蔵タンク型)がトランザムした状態の商品は、存在しない。 すべて、すべて、「ノーマルの太陽炉搭載タイプの」ダブルオーライザーがトランザムした際の商品、だけなのだ! 「まさかっ……そういうことなのかっ……!」 僅かではあるが決定的な差異。 ようやくにして(粒子貯蔵タンク型)本人もそこに思い至る。 まあ実際、トランザムバーストの際の裸時空とか、技術に優れた運営サイドでもどう再現すんだ、って話である。 時間停止などにも並ぶ、科学的にも再現困難な能力。 一方で再現できてしまったら、企画の進行に深刻な悪影響を及ぼすことも予想された。 しかしダブルオーライザーを参加させるなら、出来ないなら出来ないなりに理由が求められるような部分でもある。 そこを回避するための小手先のごまかし、それこそが、数の限られた限定品の採用だった。 名前の後ろにつけられた(粒子貯蔵タンク型)の文字と、太陽炉部分のマイナーチェンジなのだ。 ではしかし、窮地を脱する手段も、最終的な行動指針も奪われて、(粒子貯蔵タンク型)はどうすればいいのか。 カカカカカッ。 ショックを受ける(粒子貯蔵タンク型)を笑うように、骸骨剣士が歯を鳴らす。 混乱冷めやらぬ状態のまま、それでも(粒子貯蔵タンク型)は慌てて身構える。 そうだ。 トランザムが使えない、そのことにショックを受けていられるような状態ではない。 今まさに交戦中。 トランザムでも使わない限り、とても倒せそうにない難敵との交戦中なのだ。 (粒子貯蔵タンク型)は慌てて骸骨剣士に向き直って―― ヒュンッ…… ザクッ。 それは何の前触れもなく。 横合いから飛んできた棒状のモノに、その身を貫かれた。 「なっ……!」 貫かれた身体からバチバチと火花が散る。 重要な回線に損傷を受け、急速に意識が遠のいていく。 何が起こった。 第三者の乱入でもあったのか。 よりにもよってこのタイミングで、なのか。 そしてダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク)が最期の力を振り絞って振り向いて、そこに見たもの。 それは、骸骨剣士が遮蔽物代わりに使った例の『石碑』のようなオブジェと。 その手前。 大地から半身だけ這い出して、槍を投げたままの姿勢で動きを止めている、「もう一体の」骸骨剣士の姿だった。 * * * * * * * * * * * * 我が名はレギオン。大勢であるがゆえに。 * * * * * * * * * * * * ダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型)が機能を停止し、その周囲に使う間もなかった装備品がまき散らされる。 骸骨剣士は何の感傷も露わにすることなく、その光景を眺めていた。 骸骨剣士はまずは石碑に歩み寄ると、そこに片手をかざして『送還』を開始する。 石碑全体が、淡い光に包まれる。 骸骨剣士は、決して愚かなフィギュアではない。 もちろん、そのキャラクター性として、無口ではある。 喜怒哀楽の感情も薄いかもしれない。 けれど、こう見えても、他のフィギュアたちと同レベルの性能のAIが搭載されているのである。 十分に理性的で、十分に知恵の回る存在なのである。 むしろ、表情や会話などに演算能力を割いていない分。 結果的に、戦闘時の判断などは優れている方なのかもしれない。 実のところ、状況の膠着に焦れ始めていたのは骸骨剣士の側も同じだった。 ゆえに彼は、(粒子貯蔵タンク型)が飛び道具を派手に撃ち放ったタイミングで、『隠し札』を切った。 盾代わりの障害物として呼び出したかのように見えた、『石碑』のようなもの―― それは、『特撮リボルテック No.020 骸骨剣士』に付属のアイテムの一つ、神殿の柱を模した『飾り台』だった。 『飾り台』の背面には、使わない予備の剣や盾、槍などのパーツがマウントできるようになっている。 そして、その『飾り台』の前、地面を模した部分には。 今まさに地面から這い出して来る途中の骸骨が2体、セットされている。 そのうち一体は頭部が出てきているだけで、動ける部分など存在しない。 しかしもう片方は胸のあたりまで地上に露出し、右腕が自由に動けるようになっている。 あまつさえ、その腕には、剣などの武器を持たせることが可能なのだ。 あの瞬間。 無様に障害物を求めたように見えた、骸骨剣士は―― AIをフル回転させて、這い出る骸骨たちが見えづらい角度に『飾り台』を設置。 同時に、骸骨剣士の基本装備の1つであった槍も、片腕の動く『兄弟』の手が届くところに配置しておいた。 そして、障害物から転がり出るようにして、(粒子貯蔵タンク型)の注意を自分に惹きつけ。 挑発的に歯を鳴らし、自分「だけ」を見るように仕向けて。 その隙に、片腕しか動かない『兄弟』に決着を委ねたという訳だ。 剣は投げるに適さないが、槍であれば投げても安定する。 十分に、他のフィギュアを「殺せる」だけの威力がある。 原作映画の作中でも7人で1組だった、骸骨剣士。 数の優位を利用するのは、むしろ当然のことだった。 『飾り台』を『送還』した骸骨剣士は、(粒子貯蔵タンク型)の屍に歩み寄る。 その胸部に突き刺さったままだった自分の槍を抜き、『送還』。 2本のGNソードⅡも、奪って軽く素振りをし、ライフルモードなども構えてみた後に、『送還』した。 そして最後、(粒子貯蔵タンク型)の右前腕に固定されていたGNソードⅢを外し、手に取ろうとして…… 「…………!!!」 そのあまりの重さに、慌てて手放して尻餅をついた。 命を与えられたフィギュアたちにとって、『筋力』と『保持力』は別のパラメーターだ。 骸骨剣士は原作映画の作中の動きから逆算されて、『筋力』は比較的高く設定されている。 武器を振るう時の勢いも、力比べをする際にも、重要となるのはこのパワーの方だ。 その一方、フィギュアとしての彼は、数多のフィギュアの中でも特に細い身体を与えられている。 当然、その関節はシリーズ内でも最少サイズのジョイントであり、保持力はどうしたって弱くなる。 そんな彼が、GNソード?のような大型武装を無理して持とうとしたらどうなるか。 ……関節がバカになってしまうに、決まっている。 骸骨剣士は何度か首をひねった挙句に、地面に落ちたままのGNソード?もそのまま『送還』。 メイン武装として振るうことはできないながら、とりあえず持って行くことに決めたようだった。 同じようにして、(粒子貯蔵タンク型)が使う間もなかった装備たちも、支配権を奪って『送還』していく。 GNシールドが2枚。GNビームサーベルが2本。 そして、それぞれのフィギュアに支給された追加装備が2セット丸ごと。 最後に残ったのは、ダブルオーライザー本体だった。 軽く片手でひっくり返すと、骸骨剣士はその背に手を触れて…… ブゥンッ。 小さな唸りを上げて、MSの背と両肩から大型のユニットが分離する。 そのまま空中で変形・合体して、支援機オーライザーの姿になる。 オーライザー。 『機動戦士ガンダム00』の作中では、ツインドライブを安定させるのに必要な追加ユニットであったが…… 同時に、独立飛行が可能な支援戦闘機でもあった。 作中で明確な描写があった訳ではないが、それでも、MSの1機くらいは軽く載せて飛べるくらいの推力はある。 骸骨剣士は、支配権を奪ったオーライザーに飛び乗ると、ふわり、と共に空に浮き上がった。 カカカカッ、と夜空に歯が鳴らされる。 相手が英雄だろうとガンダムだろうと互角以上に渡り合える最古の剣士。 それが今、天駆けるための翼まで手に入れた。 命ぜられたままに戦う、そのことに片鱗の疑いも持たない死の剣士は、次なる獲物を求めて夜の街に舞い上がった。 【ダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型)@ROBOT魂 機能停止】 【深夜/エリアW(屋外・校庭の片隅・百葉箱の前あたり)】 【骸骨剣士@リボルテック】 【電力残量:85%】 【装備:剣、盾、オーライザー@ROBOT魂(ダブルオーライザー版)(電力残量70%)】 【所持品:クレイドル、 基本武装(予備の剣、予備の盾、槍、飾り台(骸骨の上半身付き))、 ダブルオーライザーの装備(GNソードⅢ、GNソードⅡ×2、ビームサーベル×2、GNシールド×2 拡張パーツ4種(未確認)】 【状態:損傷なし、オーライザーに乗って飛行中】 【思考・行動】 基本方針:命じられるままに、全ての敵を倒す 1:次の敵を探す ※ オーライザーはバッテリー独立型です。本体の電力は消費しませんが、クレイドルでの充電が必要です。 ※ 関節の保持力の関係上、大型武装であるGNソードⅢなどは、骸骨剣士には運用が難しいようです。 前:あの日あの時の青ダルマ 投下順に読む 次:X―シルシの所在― 前:失われた伝説を求めて 時系列順に読む 次:人の造りしもの(適当) ダブルオーライザー 機能停止 骸骨剣士 次: ▲上へ戻る
https://w.atwiki.jp/rgbf/pages/19.html
ビルダー:クマガヤ・ケイタ ファイター:同上 製作者:井之頭トモ ○形式番号 GN-001/FA コンセプト 現地改修フルアーマー ○設定 ELS大戦後の代理マイスター用に再調整されたエクシアリペア4に 増加装甲をふくむ強化ユニット「アヴェルス」を搭載したエクシア という設定。 ○ビルド 半壊したエクシアに手足をフルグランサのものを使い、胸部に増加装甲を施し 背部にオーライザーの一部を使ったガンプラ。 改修時に足にローラー、腰にフレキシブルバーニア、背部にGNビットを追加している 増加装甲をパージすることでほぼノーマルのエクシアにすることも可能。 パージ用に火薬が仕込んであるあたりがケイタのこだわり。 関節などがくたびれていた部分は総交換しているもののあちこちに目に見えないダメージが残っており ガンプラの寿命としてはそう長くない。 エクシアリペアIV リペアIIIをフルアーマー対応型としてプレーンな状態に差し戻した機体。 フレームから強化されており機体としての剛性が高められている という設定。 ○SP技 ブーツアタック ○カラー 通常エクシアカラー ○武装 背部大型フレキシブルGNスラスター×2 それ自体粒子貯蔵タンク兼任。さまざまな角度に自由自在に稼動することにより高い空間戦闘力を実現させている。 また大出力ビームカノンとしても使用可能。 GNビット×2 フレキシブルGNスラスターの下に配置されたビット 2基に抑えることで更に負担を軽減している。 GNビームサーベル×4 背上部と後腰部に2基ずつ装備 GNショートソード 実体剣。背上部に配置 アーリージーニアスが公表した粒子変容塗料が刃先に塗布してあり対バリア系の切り札としている。 GNビームバルカン×2 両手手持ち装備。 GNロングシールド 左手に懸架。GNコンデンサが内包され先端部にGNカタールが配置されており近接戦闘時にロングソードとして使用可能。 GNスモールシールド 右手に懸架。小型シールド/ビームライフル/ビームサーベル発振基兼任 腰部フレキシブルGNバーニア×2 メイン推進ユニット 脚部GNバーニア 左右二機ずつ配置。 計8基のスラスターにより爆発的な速度が出せ、増加装甲でかさましになった重量ををものともしない高い機動力を発揮できるようになった。 GN粒子貯蔵タンク×2 粒子貯蔵タンク。燃料タンクと間違えられやすくここを攻めるものも多いが 中に入ってるのはGN粒子なので破壊されても爆発したりはしない ブーストローラー 主に地上で使用。火薬が入っており近接戦で隠し武器としてローラーをパージして相手にぶつけたりする
https://w.atwiki.jp/gundamwarnexa/pages/2289.html
GNR-010 オーライザー [部分編集] エキスパンション第6弾 UNIT 06C/U BL148U 3-青1+黒1 クイック 戦闘配備 高機動 (戦闘フェイズ)[0]:自軍本国のカードを全て見て、その中にある、「特徴:ダブルオーライザー系」を持つユニット1枚を、このカードの部隊の任意の順番にリロール状態で出す事ができる。その場合、このカードと、このカードの部隊にいる、「特徴:ダブルオー系」を持つ自軍ユニット1枚を、自軍ハンガーに移す。その後、自軍本国をシャッフルする。 オーライザー系 専用「沙慈・クロスロード」 青-00 宇宙 地球 [0][2][4] 戦闘フェイズの際に、自軍本国の中から、「特徴:ダブルオーラーザー系」を持つユニット1枚を、自身の部隊の任意の順番にリロールインできて、その時に、自身と自信と同じ部隊にいる「特徴:ダブルオー系」を持つ自軍ユニット1枚を自軍ハンガーに移せる。 イラストはオーライザー〔U-00-29〕に宇宙空間(暗礁空域)の背景を追加したもの。 「特徴:ダブルオーライザー系」を持つユニット一覧(10現在) ダブルオーライザー トランザムライザー ダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型) 「特徴:ダブルオー系」を持つユニット一覧(12現在) ダブルオーガンダム ダブルオーガンダム セブンソード ダブルオーライザー トランザムライザー ダブルオークアンタ ダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型) ELSクアンタ
https://w.atwiki.jp/rgbf/pages/17.html
ビルダー テンクウジ・ハヤト ファイター テンクウジ・ハヤト 型式番号 GN-0000/SL 基本武装 GNサムライブレード GNビームライフルx2 カエルムストライカー武装 GN2連装リニアガンx2 GNビームエッジ内蔵大型対艦刀フラガラッハx2 GNアンカーランチャーx1 SP技 ビート・トランザム コンセプト 「日輪の力授かりし天空の勇者」 イメージカラー メタブルー ビルド ガンダムマーカーで部分塗装したダブルオーを素体に、ツインドライブの代わりに大型粒子貯蔵タンクに見立てたビルドブースター・マーク2の肩(?)パーツを接続し、そこに繋げたシールドバインダー及びビームライフルマーク2で防御力火力を向上。腰サイドアーマーと膝のGNカタール用ハードポイントに、それぞれジャンクパーツからスタビライザー系パーツを取り付け、クラビカルアンテナに見立てる。腰裏のビームサーベルラックは廃し、日本刀を装備。本体カラーに合わせてリカラーしたノワールストライカー(黒くないのでカエルムストライカーと命名)でシルエットを派手に。 設定 刹那Fセイエイが対話のため地球圏を去り、そして帰還するまでの間、世界の平和を守り続けたガンダム。両肩の最新型GN粒子貯蔵タンクと全身の強化型GNコンデンサー、そして腰と脚部に追加されたGNバーニア一体型の大型クラビカルアンテナにより、太陽炉搭載機並の高出力と、擬似太陽炉搭載機並の継戦能力を持つ。 暴風の如く戦闘状況に介入し、災害規模の破壊を撒き散らすその戦いぶりから、モビルスーツタイフーンと恐れられ、その悪名は国連から600億ドルの懸賞金がかけられたとデマが流れたほどだった。幾多の戦場を蹂躙し、数多の艦とMSを葬ったこの機体は、だが不思議なことに全ての戦場においてただの一人も死者を出してはいない。 パイロットはパトリック・マネキン及びパトリック・マネキンJr。 ライザーブースター 型式番号 GNR-010/B 武装 GNソードⅡブラスター GNバスターソードⅡ(GNシールド) GNソードⅢ SP技 GNフィールド特攻 コンセプト 「オーライザーよりもシンプルにパワーアップが伝わる合体メカ」 イメージカラー ホワイト ビルド ビルドブースターマーク2のブースター部に、オーライザーの機首とツインドライブを取り付け、各武装を装備。 設定 ガンプラファイター天空寺ハヤトが、ガンプラ心形流造形術の創始者珍庵との対戦を経て開発した無人支援戦闘機であり、ダブルオー・ソラの切り札。プラフスキー粒子に能動的に干渉することにより、原作設定に近い能力を引き出そうという試みが施されている。 普段はバトルフィールドの主に太陽の中に隠されており、そこで粒子を充填している。操作はダブルオー・ソラを通して行われ、大型ビットのような扱い。呼び掛けに応じ戦場へ舞い降りる。 ダブルオー・ソラでオミットされていたツインドライブシステムを搭載しており、ドライブの接続部に装備された大型GN粒子貯蔵タンクと合わせ単体での出力は本体を大きく上回る。また、ウェポンキャリアーとしての側面も持ち、取り回しの重い大型武器の運搬を担う。本体との合体機能もあり、高出力大火力モードのダブルオーライザー・ソラへと強化する。なお、オーライザーが装備していたバインダー(武装内臓大型クラビカルアンテナ)は、本体に大型クラビカルアンテナが標準装備されたことによりオミットされている。 ダブルオーライザー・ソラ 型式番号 GNR-010/B+GN-0000/SL 基本武装 GNサムライブレード GNビームライフルx2 ライザーブースター武装 GNソードⅡブラスター GNバスターソードⅡ(GNシールド) GNソードⅢ SP技 ライザーソード ビート・トランザム コンセプト 「第6回世界大会で猛威を振るった大型MAタイプのガンプラを屠れる火力」 イメージカラー メタブルー ビルド ダブルオー・ソラからカエルムストライカーをパージ、ライザーブースターとドッキング。 設定 天空寺ハヤトの決戦用ガンプラ。小学生男子並の「ぼくのかんがえたさいきょうのがんぷら」力を持ち、そのパラメータはスカウターが爆発するレベルである。
https://w.atwiki.jp/dianoia/pages/120.html
Device形状とは、『基本』の5種類とそれぞれの派生で構成されている。 小型銃器(基本) ハンドガン。 軽く、取り回しが容易。 初心者~上級者まで幅広く使うことが可能。 射程が短いスキルが多いが、一部執行者自身の能力により狙撃を可能としたモノも存在する。 2艇装備することで連射性と射角が向上するのも魅力。 射撃スキルであるにも関わらず、 近距離用かつ格闘スキルに負けないほど攻撃力が高いスキルが存在する。 BRの弾数が少なく、威力もライフル型にはやや劣る。(リロード速度は早いが) 元々が軽重量兵器のためか、使用する粒子量も少ないため執行者になりたてor 見習い執行者が練習用に使う。 上級者が使わないかと言われるとそう言うわけでもなく、 その取り回しのし易さ、粒子使用量の低さが好評化。 上述の通り2艇装備して火力を底上げしたり、 予備兵装として携行したりと大戦序盤~終盤まで活躍することになる。 中型銃器(基本) ライフル。 もっとも一般的で、執行者のみならず普通の人でも(粒子貯蔵パック型だが)装備している。 連射性を捨て、威力と装弾数を向上させている。 狙撃用スキルや、ビーム兵器搭載型スキル、ミサイル搭載など追加装備も多く開発され汎用性に長ける。 格闘スキルを持っている場合が多く、近接格闘もそこそここなせる。 大戦序盤ではやや大型のものが多く、粒子貯蔵パックが開発されるまで 一般人は触ることすら出来無い割りとレアな装備だった。 執行者があえて粒子貯蔵パックを装備し、火力を底上げした特殊型も大戦終盤で登場する。 大型銃器(基本) 狙撃銃。 近距離でも使えるスキルを持ち、威力もそのほとんどが高性能。 歩く武器庫とはまさにこのこと。 ただ、格闘スキルをまったく持たない場合が多く上級者向け。 CSのほとんどがゲロビ型というのも魅力。 移動速度が遅く、防御力に長ける特性を持つ。 取り回しがやや難しく、持っているだけで狙撃系執行者だとバレてしまうため 基本はバラして持ち歩くことになるため突発戦闘には向かない。 西洋剣(基本) やや長めの両刃の剣。 魔力を通すことで力を増幅させたり、通常格闘が奥義に次いで2番目に威力が高かったり。 剣であるのにも関わらず射撃スキルが豊富で、高速射撃戦にも対応可能な万能機。 片手剣の場合はライフル装備も可能。 大戦序盤では元々が由緒正しい剣を執行者が扱えるように改造しているため 数こそ少ないが、絶大な白兵戦力は脅威だった。 日本刀(基本) 細い刀身の剣。 多段HIT型の格闘スキルが豊富で、相手を拘束することに秀でているタイマン要員。 スキルコンボを繋ぎやすい。 ただし、射撃スキルはお察しください。 2刀剣の場合元々多い手数がさらに伸びる。 短剣(派生) ナイフ。日本刀の系統。 射程こそ短いが、全体的にスキルの出が早くコンボが簡単に繋がる。 手数で勝負しなければならない場面が多くなるため、どうしても火力負けする場面が多い。 ナイフを投げることで射撃戦を補うことも可能。 刀の手数をさらに増やし、攻撃力を落としたタイプ。 ガンブレイド(派生) 西洋剣と小型銃器のいいところを取った特殊武装。 一応小型銃器のカテゴリに属する。 射撃戦から格闘戦まで幅広く対応できる万能型が多い。 ただし、運用が難しく上級者向け。 射撃スキルも小型銃器に比べ隙が大きく、足が止まるものが多い。 宝剣(派生) 西洋剣に特殊能力を付与させた剣。 ファンネルやら、盾やら、何かとトリッキーな武装が豊富。 剣自体が射撃にも格闘にも用いられるため付け入る隙が見当たらない場合が多い。 万能型に近いがその実射撃型。 発生速さ・スキル同士の打ち合いで撃ち負けるなど弱点も存在する。 基本防御力が低い。 拳布 ナックルガード。 属性付与も可能で、その肉体こそ最大の武器とする。 クロスレンジでの格闘能力は全武器中最強を誇る。 射撃戦はかなり苦手。 特にスナイパーとの相性は最悪。 唯一『投げ』が使える武装でもある。 始祖 Device創造の根源となりし兵器。 強力な結界と、雨霰と降り注ぐ高次元粒子からは逃れる術がない。 ただし汎用性がないのと、使用者が限られているため通常の運用は不可能に近い。 【通常兵器を始祖に限りなく近づける計画】の対象となったDeviceはこの系統の力をやや受け継いでいる。 魔術兵装 魔術によって強化されたDevice兵器のこと。 Deviceの力を最大値を魔力によってさらに上昇させ、魔術と融合、 さらに自分自身へ付与することで限界を超える。 野田康治や石田隆の使う固有スキルはこれに当たる。 元々相反するモノ同士の融合にはリスクを伴い 魔力によってDeviceの形状は捻じ曲げられ 最悪付与した魔術によって魂が喰われる。 強化されたDeviceには精霊クラスの魔術が搭載されている。