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神無月の巫女SS保管庫 ここは「神無月の巫女」関連のSSをまとめるサイトです。
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SSまとめ 2スレ目 もうひとつの神無月(仮題)その1 もうひとつの神無月(仮題)その2 もうひとつの神無月(仮題)その3 もうひとつの神無月(仮題)その4 ~番外編~ 「もうひとつの神無月 -早乙女真琴の憂鬱-」 「月の迷い」 ~過去の贖罪~ 「千歌音ちゃんの日記」その1~6 「千歌音ちゃんの日記」その7~11+特別編 6話「日溜まりの君」より妄想 「もしも」一話で誕生日にオロチの襲撃が無く、二人だけの誕生日が行われていたら… 姫子の日記 5.5話妄想 日記におけるキャラスペック ~ある日の千歌音ちゃんの行動~ 3スレ目 ~「姫子の日記」より~旅行編 ~憧憬~あるメイドの想い ふたりだけのバカンス ~ある警備主任の日誌より~ 第十一話~剣の舞踏会~より 「危機」 「星に願いを」 「私だって…したいよ…」 もしも姫子がニブチンでなかったら」~三話「秘恋貝」よりの妄想~ 大神ソウマの日記より 「結婚式」 「初めての夜に」 「姫子の憂鬱」~倦怠期の予感~ 「愛しの千歌音ちゃん」 「夜景の中で…」 「千歌音の動揺」~それは嫉妬~ その1 「千歌音の動揺」~それは嫉妬~ その2 「千歌音の動揺」外伝 「神無月は永遠に」 「心の弱さ」 ~姫宮邸にあった声優雑誌~ 姫子と千歌音の夜の生活日記 12冊目 11話・幕間 汚されちゃった・・・ 秘密の調理実習 「聖夜は2人で」 神無月のRe-Sublimity ヒメミヤの悪夢 「早乙女マコトの想い」 「月の巫女の切なき想い」 「銀月の嵐・メイド長編」 ばれんたいん・おぺら 「侍女の切なき想い」 「遥か彼方の星の記憶」 神無月のRe-Sublimity Another 初めての家族ピクニック 神無月の恋 神無月の恋 その2
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SSまとめ エロ総合投下もののSSまとめです 人物名などがなければ姫千歌か千歌姫ものだと考えてください(たぶん) タイトルがないものは便宜のためこちらで付けさせて頂きました タイトル・改行案、誤字脱字修正などある場合はトップのコメントまでお寄せください 1スレ目 無題(レーコ,コロナ 5氏) 無題(千歌音,姫子 1スレ30氏) 無題(レーコ,コロナ 191氏) 優春 コロナ×ギロチ ◆UAPR67jd7w氏 姫千歌 中学生千歌音 姫子の盗撮日記 ソウマ×千歌音 498氏 ソウマ×ミヤコ 無題(千歌音,姫子) ◆BW7uBN9p1c氏 イズミ×マコ (・ω・)氏 ミヤコ×ソウマ 460氏 Episode 1 Rebirth Kiss Episode 2:Remember Kiss その1 Episode 2:Remember Kiss その2 Episode 2:Remember Kiss その3 Episode 3:Return Kiss その1 Episode 3:Return Kiss その2 Episode 3:Return Kiss その3 Episode 3:Return Kiss その4 Episode 3:Return Kiss その5 Episode 3:Return Kiss その6 Epilogue:Reverse Kiss―嵐の前夜― 2スレ目 磊 前世 出会い編 磊 前世 二人の巫女編 磊 前世 巫女の運命編 再会、その後(マコちゃん編) リレーSS レーコ×コロナ 姫千歌風呂 その1 姫千歌風呂 その2 ~陽と月と影の倒錯~ リレーSS その2 ソウマ♀(とみせかけて姫千歌) カズキ×ソウマ(ネタ) ~ちかねちゃんの「オナニーだ~い好き☆」~ 嫌いにならないで 健全になっちゃった 3スレ目 himechika31 姫子のおしおき 姫千歌 ふたもの 姫千歌 三角木馬 乙千歌 神無月の巫女 第5.7話 「狙われた歌姫」 マコヒメ 二人だけの撮影会 キス 練習 月の社にて 転生後 修羅場と嫉妬 千歌乙 はじめての 千歌マコ いただきます 4スレ目 マコヒメ シャナ氏 琥珀inn1泊2日の姫宮邸 宮様は嫉妬魔 ヒメマコ 千歌乙 慰み か弱き令嬢 その1 か弱き令嬢 その2 居候VSメイド クリスマスSS クリームプレイ クリスマスSS プレゼントはわたし バレンタインデー バレンタインデー ソウマ自重 バレンタインデー プレゼントはわたし 乙羽さんはオチとしいたけ担当 あの衝撃な思い出 姫千歌が完全に結ばれても諦めないソウマ君 バレンタインSS 一生の絆で結ばれた2人 千マコ 悪夢の放課後 乙羽さんの敵討ち 乙羽さんのキス指導 乙羽さんの大人の遊び指導 乙羽さんの入浴指導 乙千 黒い乙羽さん 腹黒メイド長 姫千歌の絆 姫千歌 ◆VDZWYc4Mmg氏 ある日の学園生活 黒姫子 黒い宮様 ◆VDZWYc4Mmg氏 イズミ 姫子の魅力 ◆Jm1JXqj74c氏 小悪魔姫子 ◆VDZWYc4Mmg氏 千乙 宮様の願望 ◆VDZWYc4Mmg氏 メイドへの想い ◆VDZWYc4Mmg氏 姫子の完全計画 ◆Jm1JXqj74c氏 千乙 千歌音の欲望 ◆VDZWYc4Mmg氏 ダーク姫子 ◆Jm1JXqj74c氏 黒いマコちゃん ◆Jm1JXqj74c氏 乙×姫 ◆Jm1JXqj74c氏 千歌姫嫉妬 ◆33uUMeu/9c氏 5スレ目 千歌姫嫉妬 続き ◆33uUMeu/9c氏 205-206 229 241からのリレーSS イズミ×姫子 へたれ攻めな宮様 千歌乙 黒姫子2 484-486 鬼畜宮様 天然鬼畜攻め 前世もの 735 739 姫子同士で取り合い 前世姫子×乙羽 千歌音ちゃんを誘惑する現世姫子 熱を出し寝込む千歌音に裸で抱き合い、熱を下げようとする姫子さま 前世姫子ほのぼのもの 転生後 夏のプレゼント ◆M2vRopp80w氏 転生後 真夏のデート ◆M2vRopp80w氏 845 二人の夏旅行 ◆M2vRopp80w氏 マコ姫 幸せ家族計画 ◆M2vRopp80w氏 幸せ家族計画 千羽出産編 ◆M2vRopp80w氏 初夜 新婚旅行 ◆M2vRopp80w氏 女性陣に相談するこんな姫子 ◆M2vRopp80w氏 夏祭り屋外プレイ ◆M2vRopp80w氏 6スレ目 痴漢(姫子)に襲われる千歌音ちゃん 前世姫子×現世千歌音ちゃん 現世姫子×前世千歌音ちゃん ◆M2vRopp80w氏 幸せ家族計画 プロポーズ編 ◆M2vRopp80w氏 幸せ家族計画 結婚式編 ◆M2vRopp80w氏 小ネタ ◆M2vRopp80w氏 前世姫子さまの受け ◆M2vRopp80w氏 幸せ家族計画 新たな命編 ◆M2vRopp80w氏 幸せ家族計画 結婚記念日編 ◆M2vRopp80w氏 暁闇(月のない夜明け)前半 *ミヤコ×千歌音で鬱展開 らぶキッチン 乙羽先輩 酔いとツンとデレ 眠り姫 神無月に結ばれし夜 暁闇 後編 幸せ家族計画 初めてのお留守番 ◆M2vRopp80w氏 逢瀬 町医者の娘 姫子の想い、乙羽の想い 昼寝 前世の銀月 悲壮美 7スレ目 迷い猫 太陽との出会い オロチ、襲来 陽の決意 焚火に包まれて 踏歌 大晦日 正月リレーSS 前世千歌音ちゃん自慰もの シンデレラストーリー 姫宮邸リレーSS 姫子と千歌音と真琴と乙羽 マコちゃん救済 麗しのマリオネット その1 麗しのマリオネット その2 ちび姫子ちゃん ちび千歌音ちゃん(ちび姫子ちゃんの続き) 前世の姫子受け 赤ちゃんネタ ※ふたもの マコちゃんのバレンタイン 姫様の受難 8スレ目 心の鎖 抱擁ちび姫子 初めてのキス 前世のバレンタイン 月の途惑い 筆おじさん 春画ネタ 絵師レーコ 交差点 私は彼女に恋をした ことばのぱずる 私は彼女に恋をした その2 嫉妬ネタ 姫千歌至上主義 姫千歌至上主義 その2 姫千歌至上主義 その3 姫千歌至上主義 その4 姫千歌至上主義 その5 姫千歌至上主義 その6 転生後でソウマを振ったあとの話 姫千歌で手持ち花火 過去の罪 初めてのチョコ 抱擁 ちび姫子
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神無月の巫女 ハアハアスレ投下もの 神無月の恋 十月――神無月――の最初の朝、二人の巫女は街の交差点で運命の出会いを遂げる。 そう、この出会いは運命。 時間を越えた遠い世界で陽の巫女と月の巫女との間に交わされた約束が守られたのだ。 しかし、陽の巫女である姫子は、その約束を曖昧にしか覚えていない。 実は、どんな歴史書にも記されてはいないが、過去に世界は滅びた。 そして、月の巫女の命を引き換えにして、世界は再生された。 時間を巻き戻すようにして生き返った世界に、姫子は転生した。 絶対に忘れてはならない約束を、記憶の奥底に焼き付けて……。 運命の人が私を待っている。 それが、来栖川姫子の口癖だった。 彼女は小学校に上がる前から、毎日のように友達や両親に話していた。 名前も顔も覚えていないけれど、愛し合った人がいる。 幼い姫子がそう言うのを、最初は周りも笑って見ていた。 しかし、幼い姫子の恋愛話は、生々しさを伴っていた。 子供は知らないはずの下半身の疼きや痛み、口付けの味。 リアルすぎる彼女の話を、両親は見過ごせなくなった。 そして、姫子は想い人の話をすることを禁止させられた。 以来、姫子は「愛し合った人」を「運命の人」と呼ぶようになった。 どんなに周りから白い目で見られようとも、愛する人のことを話さずにはいられなかったのだ。 朝七時。目覚まし時計の電子音で目を覚ました姫子は、のそのそとベッドから出て、パンとコーヒーで簡単な朝食をとる。 寝起きで働かない胃にコーヒーを流し込み、むりやり身体を覚醒させる。 「急がないと遅刻しちゃう」 パジャマを脱ぎ捨て、ばたばたと着替えを始める。 乙橘学園を卒業して社会人となった姫子は、アパートで一人暮らしをしていた。 動きのとろい彼女は朝が苦手だった。 学生の頃は寮のルームメイトが助けてくれたが、今は誰も頼りにできない。 それでも、彼女の責任感の強さもあって、会社の遅刻は一度もなかった。 ジャケットを着て、貝殻のペンダントを首にかける。 ペンダントの桜色の貝殻を、いつ手に入れたのか思い出せなかったが、彼女は大切にしていた。 大切にしなければいけない、と彼女は極自然に思うようになっていた。 姫子は通勤時間の人通りの多い歩道を、流れにおいていかれないように歩く。 都会の慌しさに慣れるには、まだ時間がかかりそうだった。 前方を歩いていた人たちが足を止めた。横断歩道の信号が赤だった。 姫子はほっと一息ついて立ち止まる。 この交差点が、人生の本当の出発点だということを、彼女は知るはずもなかった。 信号が青に変わり、再び人が流れ始めた。 姫子は前を見て、流れについて行く。 交差点の中央に差し掛かろうという時、姫子は懐かしい雰囲気を感じた。 瞳が自然にその雰囲気を探す。 そして、姫子は一人の女性の胸元に釘付けになった。白いワンピースが朝日に映えて眩しい。 向こうから歩いて来る女性の長い黒髪が揺れる。胸元のペンダントが波に揺られるように踊る。 そのペンダントには桜色の貝殻が一枚、あしらわれていた。 姫子は交差点の真ん中で歩くのを忘れていた。 貝殻のペンダントの女性から目が離せない。 胸の奥から湧き出る感情は、熱いを通り越して苦しかった。 呼吸が止まりそうだった。 姫子の前で、その女性は立ち止まった。 姫子は視線を上げて顔を合わせる。 海のようにきらきらとした青い瞳が、姫子を見て涙をこぼしていた。 それだけで姫子は全てが分かったような気がした。 ああ、この人が、私を待っていてくれる、私の愛する人なのだ、と……。 姫子は歓喜に突き動かされるまま、彼女の胸に飛び込んだ。 「やっと逢えた……やっと逢えたんだね」 姫子はしがみついて泣いた。 そんな姫子を、貝殻の女性は強く抱き締めた。 横断歩道を渡った姫子は、歩道の端に寄って苦笑いを浮かべていた。 二人が抱き合っていたのは交差点のど真ん中だったのだ。 信号が赤に変わっても、道路上に取り残された二人はそのまま抱き合っていた。 信号が何回青と赤を繰り返したのか、姫子は覚えていない。 ただ、かなりの時間、抱き合っていたのは確かだった。 腕時計を見て姫子は青ざめた。 長い針が十二の数字を回っている。 遅刻が確定していた。 「どうしたの?」 姫子の様子が気になって、貝殻の女性が声をかける。今も姫子と一緒だった。 道路上で抱き合っていたというのに、姫子と違って堂々としていた。彼女にとっては恥ずかしくないのだろう。 「い、いえっ、べつに何も」 姫子はとっさに会社の遅刻を隠した。 離れたくない。 何があっても離れたくない。 姫子の心が悲痛に叫ぶ。 だから、少しでも近づけるように自己紹介をした。 「私は来栖川姫子。よろしければ、名前を聞かせてもらえませんか」 「姫子……」 貝殻の女性が、姫子の名を反芻して何やら思いに耽る。 すぐに名前を教えてもらえなかった姫子は、気を悪くさせたのかと不安になった。 「ご、ごめんなさい。失礼でしたよね。こんな急に……」 「――違うのよ。私は千歌音。姫宮千歌音」 考え込んでしまっていたことに気が付いた千歌音は慌てて名乗った。 「ごめんなさいね。あなたの名前がとても懐かしくて。でも、どうしても思い出せなくて……」 謝る千歌音だったが、姫子は聞いていなかった。 今度は姫子が感慨に浸る番だった。 『千歌音』という言葉が胸を熱くする。どうしようもなく、心を騒ぎ立てる。 「千歌音ちゃん……」 言ってしまってから、姫子は口をはっと手で押さえた。初対面の人に「ちゃん」付けは失礼だ。 千歌音は鳩が豆鉄砲をくらったような顔をした。 「ごめんなさいっ。私、何を言ってるんだか。本当にごめんなさい」 「いいのよ。もう一度、同じように呼んで。お願い」 千歌音は、何度も頭を下げて平謝りする姫子の肩を掴んでお願いした。 姫子に名前を呼ばれるだけで、心に来るものがあった。 姫子はやや恐縮しながらも、頬を上気させて名を呼ぶ。千歌音という名前を声にできるだけで嬉しかった。 「千歌音ちゃん」 「姫子」 呼び合っただけで、二人の瞳に涙が溢れてきた。 「千歌音ちゃん」 「姫子」 「千歌音ちゃん」 二人は泣きながら見つめ合い、飽きることなく名前を呼び合った。 街の交差点で惹かれ合った姫子と千歌音は、そのまま喫茶店でコーヒーを注文していた。 モーニングサービスのトーストとサラダがテーブルに置かれ、二人はおしゃべりをしながらゆっくりと食べた。 二人はお互いに離れられないでいた。だから、トーストを食べるのも少しずつかじって時間をかけていた。 喫茶店を出たら、そこでお別れになるかもしれない。二人は怖くて、トーストをひと口分だけ残して皿に戻した。 「姫子、今から時間はあるかしら」 別れの恐怖を振り払いたくて動いたのは千歌音だった。 「うん、大丈夫だよ、千歌音ちゃん」 姫子は答えた後に会社のことを思い出した。 遅刻の連絡もまだだった。 だが、彼女にとって会社と千歌音は天秤にかけるまでもなかった。 千歌音と別れてしまうくらいなら、会社を辞めてもいいと思うほどだった。 迷わず、このまま無断欠勤することにした。 誘いを断られなかった千歌音は、ほっとして微笑む。 「よかった。じつは私、実家に帰ってきたばかりなの。屋敷に招待しようと思って。記念すべき、私のお客様一人目よ」 「ほんと? うれしい」 姫子はトーストの残りを口に放り込み、千歌音と喫茶店を後にした。 千歌音の屋敷は天火明村にあった。山に囲まれた静かな村だ。 姫子は屋敷の門を見上げて、口をあんぐりと開けていた。 「ここが千歌音ちゃんの家?」 門の奥には、これまた見上げるような大きな建物がある。 ここは姫宮の屋敷。 この村に住んでいる者なら、誰もが知っている土地の有力者だ。当然、この村で育った姫子も知っている。 姫子はもう一度、千歌音の名前を思い出した。 ――姫宮千歌音 間違いではなさそうだった。 「ひ、姫宮って、ここの姫宮だったの?」 「そうよ。知ってるの?」 「知ってるもなにも。私、乙橘学園に通っていたの」 「そういえば、あそこも姫宮が運営していたわね」 姫子はやや緊張した面持ちで門を抜け、千歌音の後を追って屋敷へと向かった。 「お嬢様、おかえりなさいませ」 屋敷に入ると、メイド長の乙羽が出迎えた。 初めてメイドを見た姫子は恐縮して頭を下げる。 「おじゃましますっ」 「ようこそいらっしゃいました。お嬢様のご友人ですか?」 「え、えっと……」 千歌音と今日会ったばかりの姫子は、友人かと聞かれて困惑した。 気持ちだけなら友達以上のものを持っているが、それを説明できるとは思えなかった。 困っている姫子を見て、千歌音が代わりに答える。 「彼女は来栖川姫子。私の親友よ」 乙羽の唇がヒクリと一瞬痙攣した。「親友」という言葉に驚いたのだ。 「来栖川姫子様ですか……。初めてお聞きするお名前のようですが」 「親しさと付き合いの長さは必ずしも一致しないわ。そうでしょう?」 「失礼しました。では、そう心得ておもてなし致します」 乙羽は最上級のもてなしを約束し、その準備のために屋敷の奥へと下がった。 千歌音の後ろを歩く姫子は、姫宮の屋敷に懐かしさを感じていた。 ここを訪れるのは初めてのはずなのに、どこを見ても見覚えがあるように思えてならなかった。 吹き抜けのシャンデリア、廊下に敷き詰められた絨毯、壁の絵画――どれも庶民の姫子には縁のない物だ。 しかし、彼女は自宅に帰った時のような安らぎを覚えていた。 姫子はグランドピアノが置いてある部屋を見つけて立ち止まった。 「あのピアノ……」 「ピアノに興味があるの?」 「ううん、違うの。千歌音ちゃんと一緒に弾きたいな、なんて急に思って……」 姫子は自分がおかしなことを言っているのは分かっていた。 今日会ったばかりの人に、ピアノの演奏を頼んでいるのだ。千歌音がピアノを弾けるのかも分からない。 それでも、姫子はそれが不自然だとは思えなかった。 そして、千歌音も同じ気持ちだった。 「いいわよ」 快く返事をした千歌音が、ピアノの屋根と鍵盤蓋を上げ、椅子を引いた。 椅子の端に腰を下ろして、姫子を隣に誘う。 「どうぞ」 姫子は顔を赤らめながら、千歌音に寄り添うように座った。 二人の演奏は一曲目からぴったりと息が合った。 姫子は、千歌音と一つになれたような気がして、音のハーモニーに酔いしれた。 時を忘れて演奏に浸っていた二人を引き戻したのは、乙羽だった。 「お嬢様、お食事の用意が整いました」 ピアノの音が止む。すると、二人は無性に寂しさを覚えた。 その寂しさを紛らわそうと、どちらともなく、隣に座る彼女を見る。 「うふふ、食事にしましょうか」 「ご馳走になります」 間近で見つめ合えたのが嬉しくて、気恥ずかしくて、二人ははにかんだ笑みを浮かべた。 姫宮での食事は姫子にとってはそれは豪勢な物だった。 レストランのように前菜から順番に料理が運ばれてくる。 庶民の姫子は恐縮しながらも、料理の美味さに負けて食を進めた。 何よりも料理をおいしくしていたのは、千歌音の笑顔だった。 千歌音の対面に座るだけで、姫子は舞い上がった。 「ごちそうさまでした」 「どう? 姫子のお口に合ったかしら」 「あんまりおいしくて食べすぎちゃった」 食事を終え、満足そうにお腹をさする姫子を千歌音は嬉しそうに見る。 いつまでも、姫子が喜ぶ顔を見ていたかった。 だから、千歌音は非常識と思いながらも、誘わずにはいられなかった。 「姫子、よかったら今日はここに泊まってもいいのよ」 「え?」 姫子は驚きで口をぽかんと開けていた。 あまりにも自分の思い通りになることに驚いていた。 姫子も千歌音といつまでも一緒にいたかった。 「こんな急には無理だったわよね」 「と……泊まる! 泊まるからっ」 お泊りの話が無かったことになりかけ、姫子は大慌てで世話になる意思を伝えた。 真っ赤な顔でお願いする姫子を見て、千歌音はくすくすと笑った。 →神無月の恋 その2
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【姫子】神無月の巫女ハアハアスレ【千歌音】 1 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/17 16 07 45 ID gsTM1hNR もち全キャラ対応ということで このエロいキャラにハアハアしていこう 2 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/17 16 08 17 ID bUcNzUIb 2 3 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/17 16 09 38 ID 0zK2irCw nagasimasigeo 4 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/17 16 12 42 ID GP7SctZv 萌えオタは頼むから敵さんでハァハァしていてくれ。 と言っても無駄なんだろうな 5 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/17 16 13 02 ID XqydgFVm KOTOKOの歌かっこいい。 6 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/17 16 18 43 ID 09XoslFq コロナ可愛いよコロナ 7 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/17 16 18 44 ID FRdAIvzQ 1 おつかれ。今までなかったのが不思議だ 8 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/17 16 28 58 ID vBY3hDC1 ギロチ燃え 9 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/17 16 31 50 ID GPbrKTuP ソウマ燃えー 10 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/17 16 32 11 ID 0zK2irCw 9番ライト 11 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/17 16 38 21 ID 7X2ct/7S 志摩子ロボ乗るよ志摩子 12 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/17 16 54 19 ID e4d3pWrA 椎茸嫌いの姫子たんに漏れの毒松茸をプレゼント 13 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/17 17 01 00 ID Z7jdEvs2 音速さんを送り込んで千歌音たんにセクハラしてほしい。 モンスターマシン攻撃とかきぼん。 14 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/17 17 04 57 ID GP7SctZv 13 「お~ん~そ~く~ま~るぅ~ どうしてアンタはそう…!!」 「ち、千歌音ちゃん!?」 15 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/17 17 16 53 ID K82QP3lu マコちゃん萌え 16 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/17 17 18 44 ID 2aF1yK8G メイドと三馬鹿に、身体の隅々までしいたけ攻めにされる展開キボン。 なめこではないのが惜しいな。 17 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/17 17 25 09 ID qqzSAoC4 ・・・で、スールの誓いは第何話の放送? 18 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/17 18 02 20 ID TpSPDddV 11 記念麻美子w。 能登かわいいよ能登 19 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/17 19 45 04 ID 7X2ct/7S 祐巳もロボ乗るよ、楽しみだよ祐巳 でも二人とも大神君に秒殺なんだろうね。 せめて「いやーん」とか言ってほしいよ。   20 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/17 21 32 58 ID EhKJULh1 ここってメカにハアハアするのもOK? ツバサの搭乗機がかっこよくてたまらない 霞を切り裂いての腕組み発進で心奪われたよ 21 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/17 21 48 18 ID TyLH9TSA 千歌音と姫子の貝合わせマダー? 22 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/17 22 34 47 ID GP7SctZv 漏れはディープキスがみたいけど無理だろうなぁ…。 ツバサとソウマ好みだからウホッ展開があったら悶えてしまいそうだ 23 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/18 00 59 10 ID ykvmaRZu ロボって名前付いてたっけ? ギロチがロボの名前言ってたけど忘れた 24 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/18 01 12 58 ID dffQLlfj 23 声優へのインタビューによると何かややこしい名前が付いてるらしいが 筋肉バカが勝手にギャンギャルと名付けているらしい。 25 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/18 05 16 47 ID WVo+0Qzl 正しくは オレ専用ギャンギャル 26 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/18 05 24 09 ID ZKOuc6vU ついにできたか・・。 姫子たん ハァハァ 俺の姫子たん可愛いよ俺の姫子たん ネココたん ハァハァ 俺のネココたん可愛いよ俺のネココたん 俺の姫子たんとネココたん ハァハァハァハァハァハァハァ!!pplxsぱ@ 27 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/18 12 18 49 ID tt6vAe5g 23 ソウマのロボの名前はソウマロボ ってまんまやんw 28 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/18 15 46 32 ID V2oplsgR マコちゃん(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア スポーツやってるせいか、なにげに宮様に負けず劣らずかなーりスタイルええやん? 29 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/18 17 41 15 ID n0aaEX5N 23 27 ソウマのロボの名前だけは ANIME PRESS11に載ってた 武夜御鳴神(タケノヤミカヅチ) というそうだ ネココのニャーニャーは イツハラノタマツチ でよかったっけか? 30 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/20 19 40 51 ID gaEG8SAG 日 31 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/20 22 46 30 ID Ik/IHu// 『神無月の巫女』ってまだどういった意味をもっているタイトルかわからないけど、タイトルの字面だけから妄想してみると、『神無月』……神様達は皆さん出かけてていないってことだよね。 そして『巫女』は神様に仕える者だよね。 これを合わせると、「神様いないから巫女同士で楽しみましょう」つまり巫女達の情事ってことに……。 姫子&千歌音(*´Д`*)|\ァ|\ァ 32 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/21 23 02 37 ID tYnbAe6B ANIMATE TV での第一話保存できね~ 33 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/23 01 50 50 ID zNoMxO9R 31 ということはここで 「マリア様がみてる」 とはっきりとした相違が生まれるわけか 34 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/23 02 00 48 ID mtJ2Qud3 葉月ちゃんはオナニーしたんだから千歌音ちゃんもオナニーすべき! 35 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/23 03 41 00 ID 55sGIyhr メイドさんがストーカーのごとく監視してるからできないようだ 36 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/23 10 54 59 ID wlbEn5A3 千歌音切ないよ千歌音 姫子かわいいよ姫子 メイド怖いよメイド 37 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/23 11 36 41 ID H+gpHir3 姫子の着替えを穴が開きそうなほどじろじろ見る千歌音(;´Д`)ハァハァ 38 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/23 11 52 19 ID 3rwb86kn ネココが一番ハァハァだな 39 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/23 13 42 59 ID 0ggJ4E5P きっと千歌音は姫子グッズを大量に隠し持ってるに違いない。 姫子ぬいぐるみとか姫子ブロマイドとか姫子等身大抱き枕とか。 しかも全部自作。 40 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/23 15 44 10 ID u93+dV8H それは北川さ(ry 41 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/24 00 14 04 ID aFuGuqvU アニメ初見 千歌音>>>>>姫子 原作見る・・・ 千歌音>姫子 アニメで千歌音がんばれ、超がんばれ。 でも、姫子に浮気しちゃうかも・・ 42 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/24 00 16 35 ID mdkwPHQm マコちゃん>>>>>コロナ>>(越えられない壁)>その他大勢 43 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/24 00 32 45 ID kMMM3aLW ああ2話もマコちゃんが出ないなんて悲しすぎるYO オロチのガングロ姉ちゃんは声同じだけどマコちゃんに比べると劣るし・・・ しかしユキヒトさんがソウマにデートのいろはをレクチャーしようとしたとき妙にエロかったのは気のせい? 南央美か?南央美の力なのか!? 44 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/24 01 51 40 ID Yz5sKwdG 41 自分的には、アニメの姫子はいいが、 原作の姫子は、オツムが軽そう(天然じゃなく、ただのバカにしか見えない)でちょっと・・・ 45 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/24 03 11 00 ID aFuGuqvU 44 言われてみたら、姫子も千歌音も、先に見たアニメの方が、自分のツボに近い。 1巻の最後の千歌音がちょっとやりすぎと思ってしまえてね・・。 ころころ意見変えたら、ハァハァ失格な気もするが、懲りずに 千歌音(*´д`*)ハァハァ 46 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/24 08 48 06 ID 80VAiauK 漫画向いてないから、あの人。 予告のソウマきゅん萌え 47 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/25 00 56 58 ID lTOa1X+Z あの人は漫画向いてない。 48 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/25 02 06 10 ID gb/JNRYU 39 姫子の部屋は24時間360°隠しカメラが撮影しています。 隣の部屋は視聴ルームです。 49 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/25 20 12 24 ID gRjo8tNO 千歌音はマコちゃんから姫子ブロマイドセット(下着姿あり)を三万円で購入しました。 もちろん毎日使ってます。 50 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/25 21 42 38 ID Em7YHePQ 49 1話の姫子生着替え速写(繋げて見るとあら不思議、着脱が再現!)には深い意味があったんですね(゜∀゜) あくまで脱がすところor着るところから見たい、マニアックでリアル思考の千歌音(*´Д`*)|\ァ|\ァ 51 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/25 21 54 27 ID 9MUS28ew マコちゃんは意外と人の足もとを見るタイプだったんですね 52 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/26 00 58 06 ID cz/e1gJK もちろん毎日使ってます 何に? 53 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/26 01 08 12 ID GknTmVwU 52 野暮なことを聞くでない 54 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/26 06 53 44 ID Ib7VNA6k キ // / #http //O/,| / ュ / | | #http //O//| / .ッ \ |‐┐ | #http //O/ ノ ヾ、/ : |__」 |/ヾ. / / ヽ /\ ヽ___ノ / . へ、,/ / × / { く / く /_ \ !、.ノ `ー /\ // | \/、/ ゙′ |\ /|\ ̄ \| 55 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/26 07 05 59 ID CJ2a3Lec ソウマも姫子グッズを 持ってそうだ。 ぬいぐるみとかね。 で、兄貴にバレると。 56 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/26 08 52 05 ID Ens5vtoo またマコちゃん製ですか? 57 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/26 14 43 40 ID FYRbuxeC 洗濯板(;´Д`)ハァハァ 58 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/26 14 52 43 ID u079Fgqs マコちゃんは姫子ブロマイド・姫子ぬいぐるみなどの姫子グッズを製作して 千歌音・ソウマなどに売りさばいています。 59 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/26 16 26 42 ID QMDEJMvk 姫子たん(*´Д`)ハァハァ ツバサ様(*´Д`)ハァハァ 60 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/26 18 39 20 ID wONVAC9S ほしゅあげ 61 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/26 18 44 40 ID nwAIxzDh 宮様だったら「ソウマ氏ね」とか「百合マンセー」とか「姫子たんハァハァ」とか 凄い書き込みしそうで怖いな。 そして後から書き込みしている画面を覗き込んだいずみさん他2匹を、 かるーく弓で射殺して、そのまま姫子に覆い被さりそうだ。 もちろん、乙羽さんに姫子を羽交い絞めにさせてね。 ああ、ちょっと乙羽さん可哀相かも。 でも乙羽さんも椎茸で姫子をいじめるんだろうね。 「来栖川様のために良い椎茸を手に入れました。 まあ、下のお口から涎を垂らしてますわよ。たっぷりとお召し上がりあそばせ」 で、グサッと椎茸をさしちゃうんだけど やっぱり所詮は椎茸だから、姫子の膣圧でぐにゅっとつぶれちゃうんだよ。 ていうか、俺は何を書いているんだろ。もう脳がドロドロだ。 62 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/26 18 53 19 ID voGzNuAJ 61生㌔。 こんな宮様は嫌だ! ../../comic5_asaloon/1098/1098552281.html こんな祥子さまは嫌だ!! その3 ../../comic5_asaloon/1096/1096685683.html 63 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/26 20 44 41 ID stJgYOYs 異論がなければツバサ君を貰っていきたいのだが、よろしいか?   64 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/26 21 18 33 ID js/kywwK 63 許さん 65 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/26 21 28 53 ID sEkvN5ss 兄さん(大神カズキ)に萌えるのですが、キャプ画はありませんか(´・ω・`) 66 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/26 22 18 58 ID CJ2a3Lec ネコナースの 時給っていくらですか? 67 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/26 23 42 30 ID FYRbuxeC 4カリカリです 68 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/27 00 44 05 ID oLIEmIb1 0.1エロゲです 69 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/27 22 10 59 ID HpP3GfGg 保守 70 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/28 00 44 08 ID dAeEC4Th 千歌音ちゃんのオナニーを想像したい人はヤミ帽の葉月ちゃんを想像しろ 71 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/28 04 40 56 ID Pf0j+MAP 日本語、変ですよ 72 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/28 07 21 55 ID yC2VbJ+2 姫子のオナニーは!? 73 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/28 09 00 01 ID Ohmi5HJj 俺も教えてほしいぞ。むしろあのメイドさん・・・うっ 74 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/28 13 22 14 ID 6eL+/QFR あー見るの忘れた!今季アニメ大杉! 75 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/28 21 24 30 ID uZp+MX4E 保守 76 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/29 09 35 34 ID b/4Ncxde みんなで守らねばな……マコちゃんを。 77 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/29 16 43 11 ID kzXuBulY ソウマ(;´Д`)ハァハァ 姫子とくっついてほしい…。 78 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/29 19 56 27 ID LikQJxa6 姫子は中盤あたりで変形してソウマロボのパーツになります 79 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/30 01 12 47 ID YXzgbKB+ 穴という穴に椎茸を詰め込みたいよ 80 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/30 01 45 12 ID wrix+OXZ 千歌音葉月ちゃん(;´Д`)ハァハァ 姫子とアソコくっつけてほすぃ 81 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/30 01 52 41 ID rN9MCxL8 千歌音ちゃんには是非とも姫子を言葉攻め&椎茸攻めしてほしい 82 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/30 01 55 49 ID lZm0HTgC 最終話までに退院できるといいな…マコちゃん。 83 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/30 02 24 05 ID 8jG/Q2KM 告白します。 ソウマきゅんきゅん♪ 84 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/30 04 57 14 ID DAVsYc22 4の首は漏れが頂く! 85 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/30 06 50 34 ID vM9yxMdL 六の首ゲット!! 愛でる愛でる~ 86 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/30 11 06 54 ID dg8OT7Zu ツバサ萌え。 87 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/30 14 36 48 ID dD82APvM じゃあ、ユキヒトさんは漏れがいただくという事で。   88 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/30 15 23 03 ID 3J6oLrCJ ではカズキ兄は同名の漏れが 89 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/30 16 41 48 ID KWzvRGeV 最終的には千歌音×姫子、ツバサ×ソウマでいいよ。 90 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/30 18 11 29 ID IZb4UDM/ 88 兄さんは渡さん! 91 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/30 18 55 03 ID RJFhdpjd では、五の首は漏れが・・・・・能登かわいいよ能登 92 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/30 19 47 43 ID YSIsjREp 91 彼女BL好きらしいから 藻前がBLしてれば振り向いてもらえるだろう 93 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/31 02 21 43 ID ecYo1qlQ ネココに萌えてるの漏れだけか・・・ 94 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/31 02 24 21 ID em0eGHYO 93 ノシ 95 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/31 03 36 41 ID eSnYzBIv 半角二次元板(21禁) 神無月の巫女【百合・レズ】 ../../bbspink-idol_ascii2d/1099/1099160250.html 96 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/31 06 29 30 ID yRT2a7y2 じゃあ俺八の首な。 一緒に牛丼でも食べようぜー。 97 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/31 09 08 33 ID zwI+sIS9 今日で神無月も終わりだね。 98 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/31 10 04 24 ID wJfuthHR 霜月の巫女…… 師走の巫女…… やっぱり神無月の巫女ってのがシックリくるな 99 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/31 12 37 44 ID DQptEe9o 弥生の巫女・・・・・・中の人が井上喜久子になりそう・・・・・ 100 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/31 13 55 23 ID MzXmlhA2 オロチ衆の面々に妄想をかき立てられてすぃまう。 プロデューサーやスポンサーのジジイに体を要求されるコロナたんとか。 頭のイカれたストーカーにつきまとわれ、ついには自宅に入り込まれてしまうレーコたんとか。 邪神を奉じる一族の末裔だか何だかで追われる身となり、弟の目の前で酷い目に遭わされるミヤコねーたんとか…。 ( ´д`)ハァハァ…ハァハァ……ウッ! 101 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/31 15 07 48 ID eBSUHWJm ツバサ様の髪の毛触って匂い嗅ぎたいハァハァ 102 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/31 21 17 09 ID Qfax7yn2 93 おまえ、只者じゃないな… 103 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/31 21 21 15 ID dUgbmVJN 実を言うとヲレもネココ萌えだ 104 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/10/31 22 49 25 ID yBAqQDef じゃぁコロナたんは貰いますよ 105 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/01 07 06 05 ID s4kZGXdP 誰もギロチを指名しないのな…… じゃあ俺が!     姫子をもらう 106 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/01 11 54 26 ID LeRv3n5/ ギロチは知り合ったら「友情の証だ!」とか言って関節はずしそうだから嫌だ 107 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/01 12 07 19 ID rBVOKUUU 俺は千歌音に貰われたい 108 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/01 13 17 11 ID jZ36NWpG ネココ×コロナ(;゚∀゚)=3ハァハァ 109 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/01 13 27 09 ID dqm7EUvn ギロチ×ネココ ネココ「ひぎぃっ!!」 110 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/01 16 34 25 ID LeRv3n5/ ネココ×ギロチ ギロチ「ひぎぃっ!!」 111 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/01 17 31 37 ID 3/65TLBP 110 マテ! 112 名前: 緊急浮上 04/11/02 03 49 50 ID g4B7bVmw ジョロ 千歌音「うっ…ん……くぅ…」 ふぅーがまんしてたからいっぱい 先生の話長いんだもん 千歌音「ひ…姫子…の…おしっこ……あ…くぅん……」 ジョロジョロ 千歌音「ひん…ふっ…くぅ……はぁはぁ…」 プシャアー 千歌音「いい……いぐぅ……いぐぅ……あはぁっ!!」 ピチャン…ピチャ…………カラカラカラカラ 千歌音「はぁはぁ……姫子…………あなたが好きなの(c)小笠原祥子」 祐巳「なんでやねん!」 姫子「あれ?いま変な音がしたけど……さてお皿は洗ったし、次はトレイね」 千歌音&祐巳「ガ━━(゚Д゚;)━━ン!」 113 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/02 09 46 09 ID TzgJdFpW 能登「初美かわいいよ初美」 114 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/02 11 27 02 ID WaYSao4a どうも、これを見ると、姫リボを思い出すんよなぁ 声優も同じだし 私だけ・・・   115 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/02 11 36 03 ID leDBxsed 声優が被ってるのは一人(ある意味二人)しかいないと思うんだが・・・ 116 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/03 04 12 58 ID SimGzZUP 誕生日を迎えた千歌音に、経済的な事情からプレゼントを用意できない姫子が 全裸に首リボンで「私がプレゼント。今日一日、好きに使っていいから・・・」と 千歌音の前におずおずと立ち、 ヤマトの艦首波動砲のごとく鼻血を出してクルクル回りながら倒れる宮様が見たい。 (鼻血噴出の効果音に、波動砲そのものを使っても可) 117 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/03 06 19 08 ID wUsDnAwy あらゆることを企て、千歌音&ソウマはもちろんのこと椎茸やマコちゃんを手玉にとる黒姫子がみたい(*´Д`*)|\ァ|\ァ 姫「マコちゃん……私、宮様と寝たの」 マコ「○△☆♭$%#♀@!?」 姫「だからね、私とマコちゃんが寝ればマコちゃんも宮様と間接的に寝たことになるんだよ」 マコ「☆○♪▽◆∀√※ΩΩΩ!!」 「マコちゃん行こう、ルームメイトだし気兼ねなく……(マコちゃんゲットォ!)」 こんな感じかな 118 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/03 13 13 01 ID CQUoPdqx >「☆○♪▽◆∀√※ΩΩΩ!!」 もしかして「ΩΩΩ」の部分から察するに「な、なんだってー!!」って言ってるのか? 119 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/03 16 19 26 ID 2bBrlJ0g ワロタ 120 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/03 16 41 47 ID NdZmm92/ 116 ぜひ見たいな、それは(;´Д`) 121 名前: 117 04/11/03 17 51 46 ID wUsDnAwy レスがついてたんでご返信を 118さん ご察しの通りです。 黒姫子を考えているうちにネタが浮かんだんで一つ 音羽「お呼びでしょうか? 来栖川様」 姫子「あっ、あの……椎茸が毎回食事に出るんですけど……。」 音羽「何か問題でも?(フフ、釣れた釣れた)」 姫子「いえ、そうじゃなくて、椎茸が毎回出るってのは、作る人の好みですよね?」 音羽「はあ……(何が言いたいの、この洗濯板は!)」 姫子「それなら今度は私がご馳走しようと思って」 音羽「…ご馳走?」 姫子「はい!色々調理とか頑張ってみたんでどれかは気に入ってもらえるかなって………………下のお口にも(笑)」 ・ ・ ・ 千歌音「ちょっと、音羽さん……おかしいわね? いつもならすぐきてくれるのに……」 スレ汚しスマソ。これ以上はウザいだろうから消えますね 122 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/03 18 33 17 ID rGLTemOo 120 立ち直った宮様が、姫子をどう“使う”かが気になるトコロ? 123 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/03 18 41 41 ID zmZ6rjRq 121 エロパロ板にも神無月スレが建ったんで、こっちでがんがってホスィ 神無月の巫女 エロ総合 #../../bbspink-idol_eroparo/1099/1099038173.html 124 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/04 03 51 12 ID 3aITSZ4h 姫子「クスン・・・おっぱい小さいの」 千歌音「大丈夫。わたしがこうやって揉んであげるから・・・モミモミ」 姫子「うにゅ」 125 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/04 04 03 51 ID iY/uHYUB 124 (・∀・)イイ!! 126 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/04 04 12 28 ID xpVNHbw/ 姫子「あっ!・・・吸っちゃいや」 千歌音「だって・・・美味しそうなんですもの。お願い、わたしに姫子を味わせて・・・ちゅううっ」 姫子「はっ、はふぅん」 127 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/04 07 28 59 ID LB33Dn/c 姫子「・・・(切なげな短い鼻息が続く)」 千歌音「どうしたの姫子? 黙ってしまって」 姫子「・・・だって恥ずかしいから・・・わたしのはしたない声、千歌音ちゃんに聞かれちゃうの」 千歌音「うふふ。わたしは聞きたい・・・いっぱい聞かせて」 かみっ 姫子「あっ、やだ千歌音ちゃんっ・・・おっぱいの先、噛まないで・・・はっ、はぁん」 千歌音「いいわ姫子。もっとはしたない声お出しなさい・・・ふふ」 128 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/04 12 42 34 ID qk3D021+ お前らは朝っぱらから何書いとんじゃ 129 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/04 17 15 05 ID LUv5MfUB 千歌音ちゃんのオナニーまだー? 当然、先輩川澄に後輩能登が演技指導 130 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/04 22 10 13 ID PV3/Xxyn オナニークイーンだからな。年下とはいえ、年季が違うぜ 131 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/05 05 46 15 ID y1+6dqDz 千歌音「・・・ハァ・・・ハァッ、姫子・・・姫子・・・」 くちゅっ、ちゅぷっ 千歌音「ああ・・・姫子・・・好き・・・はぁ、あっあん・・・姫子、姫子ぉ・・・」 姫子「(だ、ダメ・・・見ちゃいけない! こんな、千歌音ちゃんのを・・・わたしの名前呼んで・・・)」 千歌音「あっ、ああっ!姫子、姫子ぉーっ!」 ぷしゃあああああっ!! 姫子「!!」 132 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/05 19 45 56 ID HWOG1yW3 ①漏らした ②潮を吹いた ③精子が出た さあどれだ 133 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/05 21 03 05 ID oVJNRqHs ④ちんぽミルクデター 134 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/05 22 16 34 ID arPgFEaz 痴歌音 恥歌音 どっち? 135 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/05 22 25 36 ID LKbmInuX むしろ恥苛根 136 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/06 00 53 22 ID S3MN7FKv ◎洗濯機の前にて 千歌音「姫子の・・・穿いてた・・・」 さわっ 千歌音「あ・・・まだ温かい」 くんくん 千歌音「ああ、姫子の・・・下の、匂い・・・」 くんくん、くんくん 千歌音「・・・・・・」 ちゅっ、ちゅう、ちゅう 千歌音「(姫子の・・・味・・・)」 ちゅうちゅう ぢゅううううううううううううううううううううっっ! 137 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/06 02 02 36 ID 4m7/9GUe モテモテのソウマたん(;´Д`)ハァハァ 138 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/06 02 05 02 ID DkySC/g9 予想よりプラトニックなんじゃないか 139 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/06 02 53 03 ID ljbUw6kQ ;; , ; , , , ; -;;、 . , ; ,. , .;; , ;;;, , ; ;; ; ; ;;; ;; ;; , ;_ _ ; ` ;‐;、 ; , , ,. , ,, , _ , ; ; , ; ; ;; ;; ;; ;; , ,;; , ; `;; ;;‐ .,,_ ;, `; ;; , ; ´ ´- ‐ ´, ´ ; ;; , ; ; ;; ;; ;;; ;; ; , , , ;, , ;, ; ;. , ` , , ; ; ; ,; -; ;;‐- ;.,; , ,. ; ;, ; ;; ; ;; ;;, ; , , . ,` - - - ‐ , ; ;;; ; ; ; , `.,. ; , ,. , , ; ;; ;; ; , , ; , ; ; , ; ` ‐ - ;; ´, ,. ;;,. ; ;; ;; , , ; , ;; ;-, . ,.. ,. ;; ; ;; , , , , ; , ;; ; 丶 -、 ,. ,. ´ ;; ; ;; , , , , , ;; ; 丶 ´ ,. ; ´ ;; ; ;; , . , ,. , , ;; ; ;; 丶 ,,... ´ ;; ; ;; , , ,. , , ;; ; ;; 丶、 ,,.. , 、 ;; ; ;; , ,. , , ;; ; ; ー ´ ., 丶丶 ;; ; ;; ., 女が女に欲情するなんて、なんてキモいアニメなんだろ この千歌音っていう人ほとんど変態だね 140 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/06 03 29 14 ID WzYMJodH 139 君にとって「変態」とは最高の誉め言葉のはず。そうだろう? 141 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/06 11 04 41 ID EfT/iauJ 僕が 知るかぁぁああああ! 142 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/06 13 15 14 ID bCxecSXM 「そんなこと」が抜けてまつよ 143 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/06 19 57 15 ID /eYPf3Tc ネココタソハァハァ 144 名前: 来栖川綾香 04/11/07 01 24 02 ID FeGTkQub 私と姉さんにハァハァするスレッドね 姫子、千歌音なんかよりもハァハァさせてあげる 145 名前: 虱の谷の名撫しさん@実況は実況板で 04/11/07 01 30 12 ID voGTzt9U 卵焼きと一緒に姫子の指を口にする宮様にハァハァ出来んとは・・・ 青いヤシらめが 146 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/07 03 03 30 ID 6N8PBX4d どうにもこうにも叫びたくて仕方が無い 姫子かわいいよ姫子っ 147 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/07 07 04 02 ID hdg2H3pR 千歌音ちゃんといえば 変態 変態といえば 葉月 葉月といえば ネコミミ 萌えぇぇーーー!!!!!!! 148 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/07 10 29 14 ID ZgUJ75EI つまり、能登の声で「ネコミミモードでーす?」と言うのか 149 名前: NENADA ◆1OJp2S3lfU 04/11/07 14 24 19 ID VZLDysbt ネココが一番ハァハァだな 150 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/07 15 28 34 ID 8RdgE837 ニャーニャーに犯されるネココが見たいですな 151 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/07 15 42 27 ID 4ZWtdgVJ コロナの服を捲り上げてみたい。 152 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/07 21 07 01 ID dG5mk+Cw 第6話バトルがなくて少し物足りなかったけれど 3機同時起動にわくわくした メインカメラが灯るだけでも映えるよなぁ 147 千歌音は(まだ)変態じゃないでしょ (まだ)姫子に欲情してないし 153 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/07 22 32 30 ID GOxwSTjH ;; , ; , , , ; -;;、 . , ; ,. , .;; , ;;;, , ; ;; ; ; ;;; ;; ;; , ;_ _ ; ` ;‐;、 ; , , ,. , ,, , _ , ; ; , ; ; ;; ;; ;; ;; , ,;; , ; `;; ;;‐ .,,_ ;, `; ;; , ; ´ ´- ‐ ´, ´ ; ;; , ; ; ;; ;; ;;; ;; ; , , , ;, , ;, ; ;. , ` , , ; ; ; ,; -; ;;‐- ;.,; , ,. ; ;, ; ;; ; ;; ;;, ; , , . ,` - - - ‐ , ; ;;; ; ; ; , `.,. ; , ,. , , ; ;; ;; ; , , ; , ; ; , ; ` ‐ - ;; ´, ,. ;;,. ; ;; ;; , , ; , ;; ;-, . ,.. ,. ;; ; ;; , , , , ; , ;; ; 丶 -、 ,. ,. ´ ;; ; ;; , , , , , ;; ; 丶 ´ ,. ; ´ ;; ; ;; , . , ,. , , ;; ; ;; 丶 ,,... ´ ;; ; ;; , , ,. , , ;; ; ;; 丶、 ,,.. , 、 ;; ; ;; , ,. , , ;; ; ; ー ´ ., 丶丶 ;; ; ;; ., いや、あの千歌音って娘はもう立派な変態だね ボクの目は誤魔化せないよ 154 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/07 22 39 05 ID AqgSkog7 千歌音と姫子が無事結ばれたりしたら暴れそうですね葉月さん 155 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/07 22 39 36 ID 4PKhPt7s 153 お 前 が 言 う な 156 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/07 22 43 48 ID 8RdgE837 変態は変態を知るってことか でも千歌音は姫子のトイレを盗聴したりしてないし 昼間からオナニーにふけったりしてないよ 157 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/07 23 06 29 ID r+4XOdiy 葉月は七話こそ騒がれたが一話の時点で 変態に近いものがあったからな。 でもこれもわからんぞ、 次の話(ちょうど七話か・・・)あたりから 純愛→過激に発展するかも。 予告のあれが妄想だとしたら可能性大。 158 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/08 03 16 01 ID ZI5zNpzS 千歌音「姫子…姫子…わたしがこんなに思ってるのに、どうしてソウマ君なんかとキスしたの…… ひどいよ姫子ひどい……。」 クチュクチュ 159 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/08 03 26 30 ID LRY9wnbh ツバサ「ソウマ…ソウマ…オレがこんなに思ってるのに、どうして日の巫女なんかとキスしたんだ…… ひどいよソウマひどい……。」 グチュグチュ 160 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/08 06 34 18 ID prkXZSGT 。・゚・(ノД`)・゚・。 161 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/08 07 06 33 ID s7qAXRQc 159 ワラタ 百合カップルと兄弟の801カップルが誕生するのが 1番の円満解決かもしれんなw そういうキャラが出てくる時点で、元々がぶっ飛んでるアニメだし。 162 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/08 15 09 19 ID 7PQIZJ/r 159 (*´Д`)ハァハァ/lァ/lァ 163 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/08 16 37 43 ID b/l4lp8x 姫子「五月蝿いオロチ共が   164 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/08 18 19 41 ID mGYus40m 161 大穴 姫子×ツバサ 165 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/08 18 38 28 ID dz72SlSD 159 正直、きしょい 166 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/08 23 03 27 ID BdvYMhIx ちかねちゃんが裏切るのかよ 167 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/09 03 21 13 ID ltn1w9Cx スーパーレズまだぁ? 168 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/09 19 45 03 ID 9nqVjv5N スーパーのレジまだぁ? 169 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/10 01 53 58 ID CcwMLpsD 164 ツバサ×姫子ちょっといいかも。 170 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/10 03 00 11 ID /MFHgY71 千歌音×姫子の今後の進展具合によって DVDを買うかwinnyで落とす程度かの分かれ目だから 是非購買意欲を起こさせるような展開を希望する。 171 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/10 10 03 51 ID 5kT138P4 全13話だとしたらDVD出る2日後には最終話だろう。 急がずともラストを確認してから購入出来ると思う。 百合ENDになれば全巻間違いなく買うよ… 172 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/10 10 05 32 ID 5kT138P4 …ていうかnyなんてやるんじゃねぇよ馬鹿者 173 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/10 10 12 02 ID 3hy1c5/0 171 全12話だから千葉テレビの最終回は12月17日。 俺も、宮様×姫子ENDならDVD買うと決めてる 174 名前: NEVADA ◆1OJp2S3lfU 04/11/10 12 14 16 ID AjHg/rSV DVD最終話では姫子×宮様ver.と姫子×ソウマver.を収録・・・とかだったら買いなのだが 175 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/10 12 23 36 ID zRweDkpP 174 萎え 176 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/10 12 41 44 ID TubrDKyT 174 いらん。絶対買わない 177 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/10 14 32 44 ID Bcq/Ov1l どっちつかずが一番困るよ 178 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/10 18 23 28 ID wvyMjQOM つーか、世界が破滅しても 漏れは千歌音たんを応援するぞ。 アニメ:姫子×宮様ver 介錯 :姫子×ソウマver になるんじゃない。 介錯の黒宮様はいくない。 179 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/10 18 30 01 ID dB6HVILb あれはあれで違った魅力があって(・∀・)イイ!! なんならアニメ版は姫子攻めにして、 アニメとコミックで2つの受け攻めが堪能出来る作りでも可 180 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/10 22 08 38 ID b2lq0J0F 漏れ姫子も宮様も好きだし、ソウマも熱くて好きだから、誰が誰とっくっついても不満はないよ。 そんなことよりマコちゃんがこれから二度と出てこなかったらそっちのほうがよほど不満だ!! 181 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/10 22 18 50 ID lQCXYD6l 180 アニメ版マコちゃん、負傷退場ってのが痛いよなノД`) 漫画版マコちゃんはほぼ無傷だし……。変なところでアニメと漫画を差別化しちゃいやですよ、スタッフさん(≡∀≡) 182 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/10 22 28 44 ID SdZekWqv 乳歌音の尻穴は俺のもの 183 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/10 23 22 11 ID XAZ/o2Tt 182 その当て字、すっごく嫌にゃーの 184 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/11 04 23 46 ID uNVTqK17 にゃーの! 185 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/11 04 44 42 ID S0LysIi8 千歌音ちゃん(;´Д`)ハァハァ 186 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/11 16 25 02 ID O9zHyICL ツバサ×ソウマハァハァ 姫子たんハァハァ 187 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/11 17 34 55 ID vKoasuZF 腐女子死ね 188 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/11 18 47 23 ID Zo6RdlkV 俺からしてみれば 腐女子よりも男の方がウザーイ。 男死ね 189 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/11 19 42 45 ID YAxsiHK0 801&百合EDキボヌ 190 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/11 19 46 34 ID 6tBhNfio ソウマ×千歌音×姫子×ツバサ でグループ交際 191 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/11 20 58 22 ID GK3av8Fk このキャラデザなら801もいける口よ。 同性愛に萌える年頃なんです 192 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/11 22 31 43 ID QnyBJyOU 腐女子死ね 193 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/11 23 21 54 ID PJApzghN 百合エンドならDVD大人買い それ以外なら一枚買ってnyで流しまくり 194 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/12 00 14 56 ID 7dY9eno3 ny厨死ね。死ね 195 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/12 00 16 53 ID e80nI7wQ ここは殺伐としたインターネットですね。 196 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/12 03 44 44 ID 0MDkLIWV 千歌音タンに罵られたい 197 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/12 07 55 35 ID pbtnpJvY 姫子とつき合いつつチカネに罵られたいね ソウマの野郎うまいことやりやがって・・ 198 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/12 17 51 34 ID naP2+Thr ネココたん抱っこしたい 199 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/13 01 00 23 ID aq6dkEsZ 今週は勃起したチンコを握りながら見てました 200 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/13 01 10 57 ID g6OLwEKz 動かせよ! 201 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/13 01 12 26 ID aq6dkEsZ 200 筋肉バカが出てきてしまい、抜くまえに萎えてしまった 202 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/13 04 59 34 ID 6GbsqnaF なんか素直にハァハァしてるこのスレの方が 本スレよりよっぽど役割を果たしてるような気がしてきた… あそこの荒れっぷりは議論するとか以前の問題だし。 つーわけで宮様(;´Д`)ハァハァ 203 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/13 20 48 00 ID y3SI0gdb 田舎に住んでいてこのアニメを見れない俺のためにどなたか 今週のあらすじを紹介してくらはい 204 名前: NEVADA ◆1OJp2S3lfU 04/11/13 20 53 00 ID rBIjPOsI ネココ(;´Д`)ハァハァ 205 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/13 21 22 48 ID aq6dkEsZ 203 7話 #http //moe2.homelinux.net/src/200411/20041113824644.jpg #http //moe2.homelinux.net/src/200411/20041113824656.jpg #http //moe2.homelinux.net/src/200411/20041113824661.jpg   206 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/13 21 39 24 ID dcVKe2a9 短刀は常に持ち歩いてるのか宮様ハァハァ 207 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/13 22 10 47 ID RBPJgfBz あれって、コミック版で姫子に突っ込んだ奴かな? 208 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/14 02 25 48 ID HH8gBNeN 原作で、千歌音が棒を舐める時の舌がかなりカワイイんだけど(*´Д`*)ハァハァハァハァ|\ァ|\ァ 209 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/14 03 50 38 ID TTN+WxdD てめーBAKOり殺すぞ!ワレメ女~!! ああ~ハメハメ 後ろからはがいじめにして ズブブブの ドピュ ドクンドクンだ! わかったか千歌音 210 名前: NEVADA ◆1OJp2S3lfU 04/11/14 10 27 41 ID ZKP9XcGr コロナタソ(;´Д`)ハァハァ #http //www.uploda.org/file/uporg16998.jpg 211 名前: NEVADA ◆1OJp2S3lfU 04/11/14 11 36 48 ID ZKP9XcGr 遥かにそっと揺らめく 憂い過去の記憶に動かされ 瞼にずっと張り付く 白い絶叫に凍えた 沈む月の迷い 存在を確かに今此処に 待っているのは 涙など もう流さない ただ抱き合える瞬間 言えない 聞けない 見えない 幻だけ 時の向こう側へと流されて迷い子になる 許せぬ願い 声だけ 指だけ 近付く温度だけ 届かぬ想いが 千切られて夜風を染める そこはきっとまやかしと 偶像だって気が付いてた それなのに 深い雑草の中 甘えにふっと身を委ねた 昇る太陽の迷い 偶然は密かに仕組まれた いっそ必然 目の前に 今晒された (不覚に)歪む感情 負けない 超せない わからない 結末など どこに行こうとも ただ君だけを守りたくて 逆らっている 今だけ 過去だけ (紡げる)未来だけ 救えるのならば 枯れ果てて消えてもいいと 言えない 聞けない 見えない 幻だけ 時の向こう側へと流されて迷い子になる 許せぬ願い 声だけ 指だけ 近付く温度だけ 届かぬ想いが 千切られて夜風を染める 枯れ果てて 消えてもいいと 君だけの 光になると 212 名前: NEVADA ◆1OJp2S3lfU 04/11/14 12 28 34 ID ZKP9XcGr #http //haiiro.info/up2/file/2696.jpg 213 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/14 12 34 32 ID 5pHSoKaa 212 えらく線がギザギザしてますね? 214 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/14 12 38 33 ID bD/2R3e+ 能登弱いよ能登 215 名前: NEVADA ◆1OJp2S3lfU 04/11/14 12 52 28 ID ZKP9XcGr ではそのギザギザでオロチ3人衆 #http //vladimir.ddo.jp 8888/cgi-bin/upload2/src/pic3963.jpg #http //vladimir.ddo.jp 8888/cgi-bin/upload2/src/pic3964.jpg #http //vladimir.ddo.jp 8888/cgi-bin/upload2/src/pic3965.jpg 216 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/14 13 25 48 ID Jwr941sT 痴歌音は俺が孕ませる 217 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/14 13 30 48 ID E7YBC3GS 痴歌音 中の人が音痴で、歌う時に音を外しているという意味ですか? 218 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/14 13 53 44 ID Z4A26Y7h 217 まあ、中の人はピアノだけ弾いてればいいって事さ。 219 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/14 14 10 33 ID CDxnFPA2 211 2番キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!! 220 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/14 17 18 33 ID q//n7DYY 213 静止画の指定をフィールドにするとブレないけどギザギザになるんだろう 221 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/15 04 29 34 ID cfZUzKy1 215 ギザギザなのはインタレ解除してないからですよ 222 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/15 19 07 37 ID QbaHZ3i/ 巫女な大神兄弟ハァハァ 223 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/15 19 14 19 ID a1E6RbhB はてなで神無月の感想見てまわってたら 「レズはもういいって、キモイから」 って書いてあるブログがあったけど何が楽しくて見てるんだろう・・・ レズハァハァ 224 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/15 19 31 09 ID dEw1O1pd 223 腐女子なんじゃない? 225 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/16 03 36 21 ID 6hZiF1Va 203 大人の時間/レズ板の神無月スレにあらすじのってるよ。公式と合わせて読め。   226 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/16 13 31 19 ID MX7Pj7Ji 222 彼らが主人公で、神無月の御子 ・・・・イマイチか。   227 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/16 16 41 21 ID +3gs5Fe5 護人てか 228 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/16 17 09 35 ID l0LPoNgR 226 ちょっといいかもw 229 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/16 19 55 43 ID iOFJ9s33 甜菜 #http //www.fileup.org/file/fup2104.jpg 230 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/16 21 59 33 ID bbSfIUIp それ見るの何度目だw 231 名前: NEVADA ◆1OJp2S3lfU 04/11/16 22 03 45 ID dLLzvL7l 漏れは4度目w 232 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/17 22 46 04 ID HTQBwmmC   233 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/18 04 25 25 ID t2Rhth1A 千歌音ちゃん(;´Д`)ハァハァ かっわいいな、な! 234 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/18 05 00 03 ID zweWH0rW 次回予告の最後の姫子と宮様のプロレスごっこハァハァ・・・ 235 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/18 12 33 38 ID 4DjIfPpH 取りあえずソウマのケツは俺が掘っといたんで安心しなよ 236 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/18 13 23 58 ID 8U6+L9dQ ツマンネ 237 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/18 14 38 27 ID IwZhc8b4 235 なんて奴だ…。 238 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/18 15 45 57 ID 50ebeSwF 俺の姫子たんに触れるやつはボコボコにしてやる ソーマはとりあえずくたばれよ 姫子たんは俺とラブラブなの だから千歌音とソーマ二人でやっとけ 俺は姫子たんといっしょにお布団の中でイチャイチャしちゃうんだぁ(*´ω`*) 姫子たん可愛いなぁぁ! 239 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/18 15 59 42 ID 4ifgI2g5 238 早まるな!それは偽者だ だって本物は俺の隣ry 240 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/18 16 06 39 ID gQ19ebD+ あれれ?本物は宮様が監禁してる筈ですが 241 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/18 17 55 21 ID zsLmtjkg ギロチと楽しそうに歩いているのを見たよ。   242 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/18 17 59 13 ID czZtzuQ/ じゃぁ、俺の30センチ砲をシャブッテルこの子は…シスターの幻影か…(sksk 243 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/18 18 29 32 ID xFRcUpez 千歌音が誘惑されるシーンだけで30分作って欲しい 244 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/18 22 52 51 ID a+FOHtoC 238はギロチ 245 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/18 23 00 34 ID 5NmcZZyL 243 ハゲ同 天然誘いな姫子に振り回されまくって悶々とする千歌音が見たい 246 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/19 13 26 53 ID cMG4WO+w 姫子たんのエロ画像きぼんぬ 247 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/19 13 36 56 ID C3E7KhI6 アニメキャラクター板に引っ越した方がいいんじゃない? 248 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/19 13 44 48 ID AxCn10bO 立てますた。 【姫子】神無月の巫女ハァハァスレ その2【千歌音】 ../../comic5_anichara/1100/1100839379.html 249 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/19 13 51 20 ID C3E7KhI6 おつ 250 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/19 14 04 59 ID Z32ELXDQ えっと…このスレは使って良いの? 251 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 04/11/19 14 08 04 ID Z32ELXDQ あ…ごめん。誤爆りました。;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
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神無月の巫女 ハアハアスレ投下もの 神無月の恋 その2 姫宮邸で一晩を明かすことになり、姫子はお風呂を借りることになった。 「わぁ、広いおフロ」 「そう?」 「そうだよー」 二人は当然のように風呂場に一緒に入ってきた。 どちらかが、一緒に入るように誘ったわけでもない。 姫子も千歌音も、こうするのが自然のように思えたのだ。 湯に入った千歌音は、姫子の胸元をちらちらと見た。 どうしても気になって仕方が無かった。 胸にあるあざが見覚えがあるような気がしてならなかった。 「その胸のあざ……」 「これ? えへへ、火傷の跡みたいでかっこわるいでしょ」 見られた姫子は苦笑して胸のあざを指で撫でた。 「そんなことないわ、とてもきれいよ。実はね、ほら」 千歌音はそう言うと、長い後ろ髪をたくし上げて姫子に背を向けた。 「お月さんの模様……?」 姫子は千歌音の背中を食い入るように見ていた。 千歌音のあざが月なら、姫子のあざは太陽に見えなくもない。 太陽と月。 姫子は大切なことを忘れているような気がした。 「月にしか見えないでしょ? でもこれ、生まれた時からあったそうよ」 「ほんとに? 私もそうなの」 千歌音は髪を束ねていた手を下ろし、姫子の胸を間近で見る。 「姫子のは太陽みたいね」 「私が太陽なんて変だよ」 「ぴったりじゃない。姫子の笑顔はお日様みたいだもの」 その言葉にどきっとした姫子は、瞬く間に頬を上気させた。 頭に引っかかりはあったが、姫子は千歌音の言葉が嬉しくてどうでもよくなった。 姫子と千歌音の恋は、急激に燃え上がった。 真夜中、寝室を別にした二人だったが、どちらも眠れないでいた。 一緒に寝たい。 そう思う彼女たちは、何度も枕を抱えて部屋を出ようとした。 そして、我慢できなかったのは千歌音だった。 「……姫子、起きてる?」 意を決した千歌音が、姫子の部屋を訪れる。 ドアを静かに開け、らしくない気弱な声でベッドの姫子に呼びかけた。 彼女は体を重ねたかったのだ。それが無理なら、せめて同じベッドで眠りたかった。 しかし、千歌音と姫子は女同士。この感情は異常なものだ。 罪悪感もあり、千歌音は思いとどまってドアを閉めようとした。 「待って、千歌音ちゃん」 姫子が千歌音を呼び戻す。 彼女も同じように、身体が火照って眠れないでいたのだ。 彼女たちのその疼きは、生まれる前から刻まれた、身体の記憶からくるものだった。 姫子の声で、閉まる寸前のドアを再び開ける千歌音。 部屋に入って静かにドアを閉め、ベッドに歩みを進める。 そして、布団で口まで顔を隠している姫子と、熱い視線が交わった。 「一緒に寝てもいいかしら」 千歌音が興奮で荒くなりそうな息を抑え、できるだけ優しくお願いする。 「……いいよ」 姫子は潤んだ瞳で千歌音を受け入れた。 同じベッドに入った二人は、ずっと向かい合わせに寝そべって見つめ合っていた。 会話はない。 姫子も千歌音も胸が高鳴り、それどころではなかった。 次第に二人の呼吸が荒くなり、視線が互いの唇に向かう。 ついには、二人の唇の距離が縮まり始めた。 そして、二人は瞼を閉じ、唇で触れ合った。 体中に痺れるような快感が走る。 その直後、姫子に変化が起こった。 暗闇から湧き上がる、忘れていた記憶の数々。 嬉しいこともあった。楽しいこともあった。 でも、悲しいことも多かった。 千歌音の唾液が、血の味に変わる。前世で最後にした口付けの味だった。 その血を出させたのは姫子だった。 千歌音の胴体を刀で一突き。 姫子の手に、臓物を刺す感触が鮮明に蘇る。 姫子は愛する人をその手にかけたのだ。 そして、冷たい月の社に彼女一人だけを残してきたのだ。 口付けをする姫子の唇が震える。 変だと思った千歌音は目を開けた。 眼前の姫子は、大粒の涙で泣いていた。 千歌音はとっさに唇を離す。そして、後悔した。嫌われたと思ったのだ。 泣いている姫子を前に、千歌音は何も言えなかった。姫子にだけは嫌われたくなかった。 呆然としていると、姫子は声を上げて泣き始めた。 「ごめんね、千歌音ちゃん。辛い役を押し付けてごめんね。私が何も知らなかったから……」 泣きじゃくって謝る姫子に、千歌音はどうしていいのか戸惑った。まだ記憶の戻らない彼女は、身に覚えがなかった。 それでも、姫子が苦しんでいることは分かった。 千歌音は姫子を守るように胸に抱き寄せた。 そして、そのまま二人は眠りについた。 姫宮の屋敷で一晩を明かした姫子は、朝食を頂いてすぐに会社に出勤した。 記憶が戻ったこともあり、千歌音のそばになんとなく居辛かった。 とは言っても、一緒にいたくないわけではない。ずっと千歌音の顔を見ていたいとも姫子は思っていた。 だが、今は心の整理をする時間が欲しかった。陽の巫女の記憶を受け止めるのは、容易ではなかった。 姫子はオフィスデスクに肘を着いて、今朝、姫宮の屋敷を出た時のことを思い出していた。 「千歌音ちゃん、心配そうだったなぁ……」 姫子は千歌音に余計な心配をさせたことに、ため息を漏らした。 「来栖川、仕事をしろ」 「は、はい」 すかさず、上司のお叱りが入り、姫子は机上の書類に向かう。 昨日、無断欠勤したばかりなので、目を付けられていた。 仕事が終わり、会社のビルから出た姫子を待っていたのは大神ソウマだった。 「お疲れ」 「大神君も」 ソウマは姫子の帰りを会社前で待つのが日課になっていた。 べつに、ソウマは姫子と同じ会社に勤めているわけではない。自動車は近くの有料駐車場に停めてある。 彼は今も姫子に惚れていた。 学生のときに一度は交際を断られたのだが、付き合いを絶やさないように努力していた。 容姿端麗、頭脳明晰――言い寄る女はうんざりするほどいるだろうに、姫子以外には見向きもしない、一途な男だった。 それもこれも、いつまで経っても男を作ろうとしない姫子のせいでもあるのだが……。 姫子があんななので、ソウマも諦めがつかなかった。 「どうする? 何か食べていくか」 食事に誘われ、姫子は迷った。 千歌音との出会いがあり、他の人との付き合いが、やや時間が勿体なく感じるようになっていた。 許されるなら、今夜も姫宮の屋敷に押しかけたいほどだった。 それでも、ソウマには前世から助けてもらってばかりいる。 お礼にご馳走でもしようと思い、誘いを受けることにした。 「そうしよっか」 何を食べようか相談しながら歩く姫子とソウマ。 ビルの前に黒い高級車が停められていた。 その自家用車の中から、千歌音が二人の後ろ姿を眺めていた。 姫子とソウマは中華料理店で、仕事で空いた腹を満たしていた。 「昨日はどうしたんだ。無断欠勤なんて初めてじゃないか」 ソウマが食事中の会話で、昨日のことを聞く。 彼は昨日も姫子の迎えに行き、空振りを食ったのだ。 会社の前でじっと待っていた時に、彼女の同僚に無断欠勤したと聞いたのだった。 料理に箸を向かわせていた姫子は初め、その質問にたじろいだ。無断欠勤は悪いことだ。 しかし、すぐに満面の笑顔に早変わりした。 「昨日はね、特別な日だったの。何だと思う?」 「えっと、誕生日でもないし、わからないな……」 好きな女の子の特別な日だ。ソウマは真剣に思い出そうとした。 彼の気持ちも知らず、姫子は嬉しそうに答えを教える。 「やっと会えたの。私の運命の人に」 姫子の笑顔と対照的に、ソウマの顔が凍りつく。彼が恐れていた事態が起こってしまったのだ。 姫子が子供の頃から口癖のように言っていた運命の人。 それがついに現れてしまったのだ。 冷静沈着なソウマでも気が動転しかけた。 「誰なんだ、そいつは!」 「そ、それは……」 姫子は答えられなかった。 だが、決して相手が同姓だから恥ずかしいわけではない。 周りにどう思われようとかまわないと、前世で千歌音と約束したのだ。 姫子が気にしたのは、千歌音のことだった。 彼女はまだ、月の巫女の記憶を忘れたままだ。姫子と愛し合う覚悟が絶対にあるとは言い切れなかった。 千歌音の迷惑になるようなことはしたくなかった。 姫子が涙目で困っているのを見て、ソウマは冷静さを取り戻した。 「スマン。ちょっとかっこ悪い所を見せた」 「ううん、ごめんね。大神君には教えてあげないといけないのに」 「そうだぞ。俺をふって選んだ相手なんだからな」 「そうだね……」 「いつでもいいから、今度教えてくれよ」 「うん、必ず」 ソウマはどうにか姫子の笑顔が見られ、ほっと一息ついた。 姫子がソウマと食事をした夜。 千歌音は一人、自室で泣き伏せていた。 姫子が男と付き合っている。 そう思った彼女の胸は、どうしようもなく痛んだ。 姫子とはたった一日の出会いだったのに、千歌音は嫉妬と失恋の苦しみで狂い死にしそうだった。 その原因は前世にあるのだが、彼女は知らない。 千歌音が声を殺して泣くのを、乙羽はドア越しに聞いていた。 そして、千歌音をそうした者に心当たりがあった。 来栖川姫子。 ふらりと乙羽の前に現れ、あっという間に千歌音と親しくなった女。 乙羽は姫子の顔を思い浮かべ、唇を噛み締めた。 千歌音の声が聞きたい。 そう思った姫子は、姫宮邸に何度も電話をかけた。 しかし、一度も千歌音まで繋がらなかった。 取り次ぎに入っている乙羽に何かと理由を付けられて、門前払いのような形になっていたのだ。 乙羽にしてみれば、千歌音を悲しませた彼女を許せないのだろう。 乙羽も千歌音を愛していた。主人と召使いという関係上、その感情を表に出すことはなかったが……。 姫宮の屋敷で一夜をすごしてから最初の休日。 姫子の我慢も限界に達しようとしていた。 千歌音と話したい。 千歌音と会いたい。手を繋ぎたい。抱きつきたい。 眠れない夜を明かした姫子は、天火明村行きのバスに駆け込んだ。 屋敷へと直接出向いた姫子は、乙羽に追い返されそうになっていた。 乙羽が玄関の前で仁王立ちして睨みを利かす。 実際には、来客に失礼なのでそんな態度はとっていないのだが、少なくとも姫子にはそう見えた。 「お嬢様は留守にしております。申し訳ございませんが、日を改めてお越しいただけますでしょうか」 「そうですか。では、明日ならよろしいですか」 「明日も、お嬢様はお忙しくなりそうです」 「では、都合のいい日を教えてくれませんか」 「それはできかねます。何しろ、来年までお嬢様のご予定は密に組まれておりますから」 のらりくらりとかわそうとする乙羽。千歌音が忙しいのは事実だが、半分は嘘だ。 だが、姫子も引き下がれない。千歌音への溢れんばかりの愛情が、それを許さない。 「どうしても会いたいんです。確約は求めません。千歌音ちゃんの時間のある日を教えてください」 「できないものは、できません」 乙羽は姫子の頼みをすっぱりと切り捨てた。とてもではないが、頼みを聞いてくれるような様子ではなかった。 姫子は何をしても駄目だと思い、決心した。 「わかりました。それなら、門の前で待たせてもらいます」 「お帰りは遅くなるそうですよ。もしかしたら、明日になるかもしれません」 「構いません。千歌音ちゃんが帰るまで、私は待ちます」 思った以上に姫子が手強かったので、乙羽は内心でこぶしを震わせる。 「すみませんが、それはご容赦願えないでしょうか。門の前に立たれますと迷惑になりますので」 「それじゃあ、どうしたらいいんですか」 姫子の口調が荒くなる。これには苛立ちを抑えられなかった。 電話をしても繋がらない。 伝言を頼んでも、乙羽ではおそらくムダだろう。 そして、屋敷の前で待つのも許されない。 八方塞だ。 「すみませんが、門の前で待たせてもらいます」 「警備の者を呼ぶことになりますよ」 「何があっても、私は千歌音ちゃんを待ちます」 どちらも譲らず、結局は実力行使になってしまった。 乙羽は諦めの悪い姫子を一瞥して目を閉じると、ポケットの携帯電話に手を伸ばした。 乙羽の連絡を受けて、三人の警備員がものの十秒で飛んできた。 姫宮の屋敷は男子禁制なので、警備員も黒服の女性だった。 玄関前で、姫子は二人の警備員に両腕を拘束された。 「放して! 私は千歌音ちゃんに会いたいだけなの」 姫子が必死に訴えても、警備員は職務を果たそうと、無言で門へと足を進める。 姫子に抵抗する力はない。確実に敷地外へと追いやられるだろう。 その時、玄関の扉が開いた。 「乱暴はおよしなさい」 主人の命令で、警備員は足を止めて姫子の腕を放す。 留守のはずの千歌音が出てきたのだ。やはり、乙羽は嘘をついていた。 乙羽は、千歌音に見つかってしまったことに冷や汗を流す。姫子を遠ざけていたのは、独断でのことだった。 「ごめんなさいね、姫子。今日は屋敷で大事なお仕事があって、皆の気が張り詰めているの。この屋敷に仕えている者を悪く思わないでね」 千歌音は乙羽を責めるようなことはせず、適当な理由を作って謝罪した。 「ううん、こっちこそ、急に来てごめんね。やっぱり、迷惑だったかな……」 姫子は小さく首を振って謝ると、ほんのり頬を染めて、千歌音に歩み寄る。千歌音に会えただけで、機嫌は直っていた。 「少しだけなら時間があるわ。話したいこともあるし、中でお茶でもいかがかしら」 「うん」 姫子は無邪気に喜びながら、屋敷に足を踏み入れた。 姫子と千歌音は、白いテーブルに着いて紅茶の香りを楽しんでいた。紅茶は乙羽が淹れたものだ。 「あなた、恋人はいる?」 おしゃべりの最中、千歌音が唐突に聞いた。 姫子は恥ずかしがりながら頷いた。 「いるよ」 言った後、心の中で「千歌音ちゃんが」と付け足す。 しかし、それが失敗だった。 「そう……」 千歌音は落胆してやや視線を落とす。ソウマと姫子が仲良く歩いていた光景を思い出したのだ。 女同士の会話でなら、恋人の有無は冗談と同じように軽い話題なのだが、千歌音にとっては違った。 この質問の答えによって、姫子との距離を考えようとしていたのだ。 千歌音は身を引く決心をした。姫子が苦しむのが嫌だったのだ。同性愛は、世間からの風当たりが厳しい。 それに、深みにはまる前に終わらせれば、自分も苦しまなくて済む。 千歌音はそう考えた。 「姫子、もうここには来ないで」 急に冷たくされ、ぽかんとする姫子。千歌音にこんなふうに言われるとは思ってもなかった。 「私は姫宮の跡取りなの。あなたのような一般人と付き合えるほど暇ではないわ」 千歌音は拒絶の言葉を続け、姫子に現実を突きつけた。 姫子は驚きのあまり、泣くこともできなかった。 今も、ただ呆然と千歌音を見ていた。 「仕事に戻るから」 千歌音が席を立つ。 別れを行動で示され、姫子は慌てて引き止める言葉を探す。 「千歌音ちゃん……!」 「さようなら」 千歌音は一言で未練を断ち切り、姫子の前から去った。 この別れの夜、二人は同じ思いで泣き明かした。 千歌音に別れを告げられて以来、姫子は自宅に閉じこもっていた。 すでに一週間は会社を無断欠勤している。そろそろ解雇されてもおかしくない。 カーテンは昼も閉じっぱなしで、照明を点けていない部屋は一日中薄暗かった。 姫子は見もしないテレビをつけ、画面だけをぼんやりと眺めていた。番組の内容は、頭に入っていない。 ろくに寝てないのだろう。目の下にはくまを作り、ひどい顔だった。 姫子がここまで自棄的になるのも無理はなかった。 彼女にとって、千歌音は何よりも大切なものだった。それこそ、世界の命運と引き換えにしても、惜しくないほどに。 しかし、皮肉なことに、巫女の二人は世界を救うために何度も引き裂かれていた。 片方の巫女が犠牲になることで、もう片方の巫女が元の世界で幸せに暮らせるために……。 彼女たちは、愛するが故に、自ら生贄となった。 この世界での千歌音との迎合という奇跡に酔っていた姫子は、天国から地獄の気分だった。 「来栖川、居るなら開けてくれないか」 施錠された玄関の外からソウマが呼ぶ。 彼は姫子の異常にいち早く気づき、無断欠勤を始めた日から毎日ここへ来ていた。 しかし、彼女は決してドアの鍵を開けようとしなかった。 姫子が待っているのは千歌音だけだ。 もし、今、玄関の前にいるのがソウマではなく千歌音だったら、姫子は一心不乱に玄関のドアへと駆け出しただろう。 「元気なのか? 顔だけでも見せてくれよ」 ソウマは何度も呼びかけるが、ドアが開く気配は一向にしない。 彼は十中八九、姫子が在宅していると思っていた。閉じっぱなしのカーテンや雰囲気が不自然だったからだ。 それなのに、姫子は出て来てくれない。 ソウマは己の無力さに歯噛みすると、その場を去った。 午後五時を回る頃、姫子が勤めている会社の前に黒い高級車が停まっていた。 その車の持ち主は千歌音だ。 彼女は姫子を自ら遠ざけておきながら、こうして姫子の様子を見に来ていた。 千歌音は姫子を捨て切れなかったのだ。 車内から姫子の姿を捜す。 この前は、偶然にも帰宅する姫子を見かけることができたが、今日は見られそうになかった。 「お嬢様、そろそろよろしいでしょうか」 運転手の男が車を出したがって尋ねる。事情を知らない彼は、無駄な時間を過ごしているようにしか思えなかった。 「いいわ」 千歌音は車窓から視線を前に戻すと、ため息を吐いた。 未練がましい自分に嫌気が差して。そして、姫子のことが気掛かりで……。 別れの日以降、眠れない夜を過ごしているのは姫子だけではなかった。 千歌音は毎晩、ベッドで悶え苦しんでいた。 姫子の顔を思い浮かべるだけで身体が火照り、眠気は消失する。 同時に、姫子を捨てたことを激しく後悔し、胸を痛めた。 愛おしさと悔恨に責め立てられ、気が狂いそうになりながら涙を流した。 千歌音が遠い過去を思い出したのは、そんな夜だった。 記憶は一瞬で取り戻した。 月の巫女である自分を思い出した瞬間で、千歌音はこの暴れる感情の全てを理解した。 姫子が好き。 生まれる前から、姫子が好き。 「姫子、また会えたわね……」 千歌音はベッドの中で、オロチの存在しない世界で姫子と出会えた奇跡に感謝した。 そして、その奇跡を踏みにじった自分を思い出して涙を溢れさせた。 口付けの途中で姫子が泣き始めた時の事が、頭に思い浮かぶ。 あの時に、姫子も陽の巫女の記憶を取り戻したのだと、千歌音は思い返した。 その大好きな姫子に、ひどいことを言って別れたのだ。姫宮は一般人と住む世界が違う、と……。 この夜、乙羽は千歌音が子供みたいに大きな声で泣くのを初めて見た。 姫子が自宅に閉じこもって十日になった。 もう、会社は彼女のことはいない者として考えるようになっていた。 会社は業務をこなすのが最優先だ。一人の社員にかまけてはいられない。 だが、ソウマは違った。 彼は姫子を見捨てるようなことはできなかった。 ソウマは険しい顔つきで姫子の住むアパートの前に立つ。今日は、ドアを蹴破ってでも姫子の顔を拝む決意だった。 「来栖川、今日は開けてもらうまで帰らないからな」 玄関前で早々に宣言する。 だが、ドアが開くことはなかった。これで姫子が出てくるなら、今までの苦労はない。 ソウマは本当にドアを蹴破ろうかとも思ったが、それではあまりに乱暴すぎる。 大声を出したり、ドアを叩いたりしても、姫子と近所の迷惑になるだけだ。 同じ強引にするにも、もっと賢い方法がある。 聡明なソウマは、アパートの管理人の所へと向かった。 ソウマは管理人に最近の姫子の様子を話し、合鍵で開けてくれるように頼んだ。 彼のお願いの仕方は必死だった。彼は本当に姫子を心配しているのだから当然だ。 管理人は、姫子の部屋がおかしいことに気づいていた。 そのこともあり、ソウマを信用した管理人は、合鍵を使うことにした。 管理人の協力で、ソウマは姫子の部屋に入ることはできた。 だが、ソウマが見たのは、床に倒れている姫子の姿だった。 つけっぱなしのテレビの前で、姫子は不自然な体勢で床に伏せていた。手足はだらんと伸び、寝ているような格好ではない。 「来栖川!」 ソウマが大声で呼んで駆け寄る。抱き上げても、目は覚まさない。 管理人は混乱するソウマを宥めながら、電話で救急車を呼んだ。 幸いにも、姫子の命に別状はなかった。 医者には脱水症状と栄養不良による衰弱と診断された。 姫子は水さえも口にしていなかったのだ。 それほどまでに、千歌音との別れは辛いものだった、 姫子は病室のベッドで栄養剤の点滴を受けていた。まだ意識は戻らない。 そのベッドの脇で、ソウマは自分を責めていた。 もっと早く、姫子の助けになってあげることができれば。 そう考えるだけで、ソウマは自分の頬を殴りたい衝動に駆られた。 病院に運ばれて数時間が経過して、姫子が目を覚ました。 薄っすらと目を開けてぼんやりしている姫子に、ソウマが声をかける。 「来栖川、気分はどうだ」 「うん……」 力無い返事だが、姫子が答えたのでソウマはひとまず安心した。 入院して三日が過ぎようとしていた。 だが、姫子の回復は思わしくない。 彼女はいつも天井を虚ろに眺めているだけで、何もしようとしなかった。 「食事を持ってきたぞ」 「ありがとう」 ソウマが食事を持ってきても、姫子は受け取るだけで食べなかった。 食べなくても、体力は点滴である程度は嫌でも戻るはずだ。 しかし、姫子の弱々しい様子は、日に日に増しているようにさえ見える。 彼女が病んでいるのは体ではなかった。 心が弱り切っていた。 姫子は心のどこかで、もう死んでしまいたいと思っていた。 神無月の巫女は転生を繰り返す。 今はオロチのいない世界だが、平和が永遠に続くことはありえない。 オロチは蛇のようにしつこく何度でも蘇る。 だから、神無月の巫女は太古の昔から、オロチの災いをその身を以って鎮めてきた。 次に生まれ変わった時には、千歌音と仲良くなれるかもしれない。 巫女の二人が結ばれるとまではいかなくても、友達にはなれるかもしれない。 姫子はそんなことを、わずかながら考えてしまっていた。 生きようとしない姫子に、ソウマは憤りを感じ始めていた。 入院生活が長引き、彼にも看病の疲れが出てきたのだ。 体力的には大丈夫でも、精神的に参ってきていた。弱々しい姫子を見ているのは辛い。 姫子が食事を少しでも食べてくれれば気が休まるのだが、何も口にしようとはしなかった。 今もベッドサイドに一時間ほど前に持ってきた昼食が手付かずのまま置いてある。 ソウマはごはんが冷めてしまった茶碗を見て、息を一つ吐いた。 「来栖川、お願いだから食べてくれよ」 「ごめんね、お腹がいっぱいなの」 ありえない理由で断られ、ソウマの苛立ちは募る。 それでも、彼は怒りを表に出すようなことはなかった。それだけ、姫子を信用していた。 彼は怒る代わりに、姫子にこうなった訳を尋ねる。今までは、相手が病人なので、理由を聞くのを控えていた。 「なあ、何があったんだ?」 姫子が口を噤む。最愛の人との別離を話すのは辛かった。 「話してくれないのなら食べてくれよ。理由も知らずに、来栖川が痩せ細っていくのを見ていられないから」 さすがにソウマでも、ここで引き下がるほどお人好しではなかった。 彼はお膳に手を伸ばし、茶碗と箸を取った。 「無理にでも食べさせるよ」 箸でごはんを摘み、仰向けで寝ている姫子の口へと持っていく。 箸が唇に触れた時、姫子は話す決心をした。 「私ね、運命の人に嫌われちゃった」 姫子はそう言って笑って見せる。だが、枕は涙で染みを作っていた。 ソウマは慰めの言葉をかけようとして、咄嗟にその言葉を飲み込んだ。 姫子の失恋を喜んでいる自分が、少なからずいたからだ。 今の姫子にやさしい言葉をかけるのは卑怯な気がした。 だから、ソウマは厳しい言葉で姫子を立ち直らせようとした。 「そんなことか」 ソウマが涼しい顔で言いのけた。 姫子の笑顔が一瞬で消える。 どうしようもない怒りに襲われた彼女は、怒鳴る代わりに憤怒の涙を流した。 ソウマは心が痛むのを我慢して、学生の時に姫子にふられて以来ずっと隠していた気持ちを伝える。 「好きなら諦めるな。俺は今でも来栖川が好きだ。たとえ、お前が運命の人を選んだとしても、俺の気持ちは変わらない」 ソウマの瞳は真剣そのものだった。 対して、姫子の瞳は困惑で揺れていた。 一度、ソウマの告白を蹴った時、彼は姫子のことをすっぱり諦めると笑って言っていた。 だから、姫子はソウマの気持ちに気付かなかった。 いや、もしやと思うことは何度かあった。 ソウマはいまだに彼女を作ろうとしなかったし、社会人になっても、姫子と会える距離にいた。 だが、姫子は見て見ぬふりを通してきた。 運命の人への想いは大きすぎた。ソウマのそんな努力も霞むほどに。 ソウマの想いを知った姫子は、彼の瞳をまっすぐに見られなかった。 彼の想いに応えてあげることはできなかった。 「ごめんね。私、やっぱり大神君を選べない……」 「いいさ。それでも俺はお前が好きだから。この気持ちを伝えることができんだから」 二度目の告白が失敗しても、ソウマは笑顔を作って見せた。 その笑顔がやさしくて、姫子の目に涙が浮かぶ。今度の涙は暖かかった。 ソウマの親身な看病のおかげで、姫子は食欲を取り戻した。 朝昼晩と残さず食べるようになった彼女の体力は、順調に回復していった。 ソウマは元気になっていく姫子を見て、いつも微笑んでいた。二度の失恋も忘れてしまうくらい、彼女の立ち直りが嬉しかった。 そして、退院の日がやってきた。 姫子は世話になった看護士に挨拶をして、満面の笑みで病室を後にした。 この笑顔は、心の整理がついた証だった。 姫子は退院して最初にすることを決めていた。 病院から出た足でバスに乗り、天火明村へと向かう。 あの村には会いたい人がいて、伝えたいことがある。 その人は姫子に会ってくれないかもしれない。話を聞いてくれないかもしれない。 だが、姫子に不安や恐れはなかった。 それなら、また会いに行けばいい。 姫子はそう思いながら、バスの車窓に見える山々を眺めていた。 姫宮の屋敷へ来た姫子は正門を抜けて玄関へと向かった。 姫子は閉じられた扉の前で一旦、間を作って意思を固める。何があっても今度は悲嘆に暮れたりしない、と。 その決意が鈍らないうちに呼び鈴を鳴らす。 「また、あなたですか」 出てきたのは乙羽だった。姫子を見て、やや顔をしかめた。しかめると言っても、本当にわずかに唇を動かしただけだが。 歓迎されないのは分かっていた姫子は、怯まずにお辞儀をしてから用件を言う。 「千歌音ちゃんはいますでしょうか。大切なお話があるんです」 「どのようなお話なのですか? もしよろしければ、私がお嬢様にお伝えしておきますが」 乙羽は姫子を千歌音に会わせないつもりでいた。 そのことを姫子は承知していた。 だが、姫子はどうしても千歌音に直接伝えたかった。今生での最後の迎合になるかもしれないからだ。 姫子は、千歌音が望めば、今後一切姿を見せずに生きる覚悟をしていた。 だから、乙羽に負けるわけにはいかなかった。 「これだけは、千歌音ちゃんに会って話したいんです。お願いします」 「そうですか。でも、お嬢様は今、外出しておりまして」 こう言われては、姫子になす術はなかった。屋敷に上がりこんで千歌音を探すわけにもいかない。それこそ、警察沙汰になってしまう。 姫子は「外出は本当ですか?」と聞きたいのをぐっと堪えて笑顔を作った。 何度でも会いに来ればいい。そう自分に言い聞かせた。 「それでは、また来ます」 「申し訳ございません」 姫子がお辞儀をすると、乙羽もお辞儀で返した。乙羽は言葉とは裏腹に、姫子を撃退できたことを勝ち誇っていた。 千歌音は屋敷の二階から、追い返された姫子の背中を見ていた。 まだ姫川の敷地を歩く姫子を見て、引き止めたい衝動に駆られた。 しかし、自分がしてしまった過ちが釘を刺し、千歌音の胸をえぐる。 姫子をどれだけ傷つけたか、千歌音は痛いほど分かっていた。 姫子に同じ事をされたら、千歌音は正気でいられる自信が無かった。 だから、どんな顔をして姫子の前に出ればいいのかわからなかった。 何もできないでいる間も、姫子の背中は遠ざかっていく。 「姫子、行かないで……」 少しでも近くに行きたいと思った千歌音は、窓ガラスに体を預けて立った。 その時、姫子が振り向いた。それは、全くの偶然だったのだろう。 二人の目と目が会う。どちらもしばらく動けなかった。 姫子は千歌音に伝えたいことがあった。 話をするには遠い距離かもしれない。それでも、声が届けば構わなかった。 姫子は千歌音を正面に見据えると、大きく息を吸い、想いの全てぶつけるつもりで声を張り上げた。 「千歌音ちゃーん。私、千歌音ちゃんのことが大好きだから。生まれる前から大好きだから。これからもずっと大好きだから。次に生まれ変わっても大好きだからっ!!」 姫子の声が千歌音の胸に染み渡り、頬に幾つもの涙の筋ができる。 千歌音は堪らず窓を開け放し、大きく息を吸った。 「姫子、私もよー! だから、私のそばにいて。いつも私のそばにいて。何があっても私のそばにいて」 大声で気持ちを確かめ合った二人は、しばらく息を切らしながら見つめ合っていた。二人は自然に微笑み合う。 千歌音は急いで身を翻し、二階の窓際から走り去る。向かうのは、外で待っている姫子の元。 今も玄関で立ち尽くす乙羽の前を通り過ぎ、駆け足で向かう。 大好きな人が待つ場所まであと二十メートル。 十メートル。 五メートル。 姫子が両手を広げて迎え入れる。 千歌音は姫子の胸に飛び込んだ。 「私を見つけてくれて、ありがとう」 神無月の恋は永遠に終わらない。 終
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神無月の巫女 エロ総合投下もの 神無月の巫女 第5.7話 「狙われた歌姫」   (なんて無様なカッコで走っているんだろう!この自称一流アイドルのコロナ様が!) 今日は、ほんとはアタシの華麗なステージになるはずだった。 やっぱ、しけたド田舎のガッコの学園祭なんて舞台に選ぶんじゃなかった。 力の限りアタシは迫り来る、ソイツから逃げた。 ソイツは余裕綽々の笑みで、息一つ乱さずに猛然と追いかけてくる。 喉も鍛えて肺活量もあるアタシが、こんなぜーぜー、いってんのに。 ココ最近はライブもなく体力も衰えていたし、それに元から基礎的な運動能力の差 ってヤツなのか? (ちくしょー、七の首とのバトルで体力消耗したのが、まずかった) 絶体絶命の大ピンチ。 愛機ファイナルステージさえあれば、追っ手は簡単に捻り潰せる。 けれど、ここは狭い学園でロボバトルには地理的に不利。ターゲット一人のために 無駄な破壊工作は行わないってのが、悪の組織のお約束。それに今日はもともと肉 弾戦という条件付で出撃許可が下りたんだから、勝手に予定変更したら二の首ミヤ コの大目玉くらっちゃう。そんなこんなで尻尾巻いて逃げまくってりゃ、そのうち 諦めるだろうってタカを括っていた。 かなり学内の外れまで駆けて来ると、舗装された通路からうっそうと雑草の茂る 一本の脇道が見えた。振り返ると、敵の姿はもう消えていた。どうやら、やっと 引き離したらしい。アタシは少し歩を緩め、肩で呼吸を整えながら、蛇のように うねったその道を辿る。視界に飛び込んできた古寂びた教会へ、誘われるように 逃げ込んだ。 ここは確かシスターの管轄領域。扉に鍵が掛かっていなかったのなら、シスター がいるはず。もう安全だと胸を撫で下ろす。 不気味にステンドグラスから洩れる光を頼りに、薄闇の中をそろそろと歩む。こ んなとき、あのバカ猫ナースみたいな眼がありゃ便利なのに、なんて考えるほど 心に余裕もできた。 壁伝いに進んでゆくうちに暗がりに目が慣れてきたのか、この空間の一角に壮麗 なつくりのパイプオルガンが見えた。 そして、それに腰掛けている長髪の女の後姿も。 アタシはもはや安心しきって、ゆっくりとその人影に近づく。 「二の首いたの?巫女抹殺の任務はさ、あと一歩のとこで果たせなかったけど… 次にこの落とし前きっちりつけるつもり。派手にロボで暴れてないから、アンタ のこの教会も巻き添え食らってないし……」 正面切って弁解すんの恐かったから、アタシは二の首が振り向く前に、オーバーな 身振りで悔しがってみせ、ごたくを並べはじめた。 無言のまま二の首は、おもむろにパイプオルガンを奏ではじめた。空気を震わすよう に重厚な楽の音が闇へ広がってゆく。畳み掛けるようなパイプの音色に口を閉ざされ、 耳を傾けていると、どんどん不安が渦巻いてきた。 「…ねえ、ちょっと怒ってんの?二の首。返事くらいしたらどうよ」 アタシは無視されるのが大嫌い。おまけに宗教音楽なんてアタシの耳にそぐわない モン聴かされて、少し苛立っていた。 一楽章ほど演奏を終えて、再び堂内にしばし静寂が戻る。ほどなくして凛とした女 の声がその小休止を破った。 「このパイプオルガンは調律が全くなってないわね。鍵盤が重くて弾きにくい…」 「アンタ、一体、誰よッ?!」 予期しない回答、そして余りにも低い声に、背筋が凍りつきこめかみに汗が流れた。 「ごきげんよう。お待ちしていたわ、売れない歌姫さん」 暗闇から浮き上がるように現われた人影は、アタシのよく知っている褐色の肌の修道 女じゃなかった。その正体は、雪女みたいにぞっとするほど白い肌で、ミヤコよりも はるかに潤いのある豊かな漆黒の髪をもつ少女。誰もが認める学園のアイドル、姫宮 千歌音――ソイツはアタシが今、一番会いたくない人物だった。アタシよりいい意味 で目立つこの女、最初に見かけたときから気にくわず、アタシは密かに闘争心を掻き 立てていた。 「主題や旋律が次々と各声部に現われ、追いかけるように進行するバッハの小フーガ (遁走曲)、私たちの逃走劇に幕を下ろすにはぴったりの名曲ね…お気に召したかしら?」 月の巫女は学園服のスカートの襞を乱さないように、お上品ぶって椅子から立ち上がった。 「――なッ?!月の巫女!どうして、ここに…?!」 「今日は学園祭でたいていの建物は開放されている。貴女の逃げた方向で普段から 人気がなく、何もイベントが催されていないのはこの教会しかない。だから、裏手 の出口から侵入して先回りしていたのよ。オロチの不穏な気配も残っていたし、巫 女としての直感がここへ導いたのかもね」 取り澄ました微笑みが浮かべ、月の巫女は澱みなく言葉を連ねた。 見事な推理力と嗅覚だわって、感心してる場合じゃない。ハードな追いかけっこで 身も心もクタクタだったのに、またここでガチンコするわけ?もしかしたらケリを 着けるため、わざとここへ追い込んだのか。だったらヤツの手出しできない人ごみ に紛れ込んで学外に逃げた方が良かった。 アタシは舌打ちした。 「アンタ、相当しつっこいわね。アタシ、アンタに用なんてないわよ?」 「オロチ四の首、貴女は私の一番大事なものに傷をつけた…許さない!」 月の巫女は穏やかな口調から一転、ふつふつと怒りを露わにした。 鋭く射抜くような眼差しは、アタシに焦点を合わせている。 突然のことでアタシは身が竦んで、足が石になったように動かない。 月の巫女の深海の底に眠る黒真珠みたいな瞳から、白銀の光が放たれた。その煌き に一瞬目が眩んで瞼を閉じてしまう。 ヒュン!と空を切る音がして、アタシの頬を何かが掠めた。 月の巫女の目線と平行にして飛んできた矢は、闇の中へすぐさま吸い込まれていった。 数秒遅れてはるか背後の壁に、物が深く突き刺さる音がした。恐ろしい飛距離と風圧 だけで肌を切る威力に、アタシは直立不動のまま戦慄していた。 やっとのことで一筋の赤い線が走った頬に手を当て、痛みの元を指先のぬめりで再確 認して顔をしかめる。 (くそ―ッ、アイドルは顔が命なのに、アタシの珠のお肌に瑕をいれやがって!) 一本目は脅し。二本目から確実に命を狙われる。 アタシはごくりと唾を飲み込んだ。 弦をかき鳴らすような鮮やかな手つきで、次々に矢を番えては打ってくる月の巫女。 アタシは反撃の隙も与えられず、狩りの獲物にされた野兎みたいに逃げ回るしかない。 反対側の壁際まで追い詰めた月の巫女は、悠然と弓を構えアタシの喉元に矢尻を突き つけた。万事休す。 床にへたり込んだアタシは、右掌を軽く振って矢尻を制して降参の素振り。 「ちょ、ちょーっと、タンマ。今日はアンタと七の首の主演する芝居だったんでしょ? せっかくの晴れ舞台、ぶち壊しちゃって悪かったと思ってるわ。でも、言い出しっぺ はアタシじゃなくて三の首なのよ」 バカ筋肉のヤツは図体でかい癖して、やたら逃げ足だけは感心するほど速い。まあ、 あのこわーいシスターのお仕置きに小さい頃から逃げ回ってたら、当然なんだけど。 最初に学内荒らし回ってたのはアイツなのに、結局最後まで孤軍奮闘したの、アタシ じゃないの。ま、独壇場だったから嬉しいんだけど、調子こいてたらアタシひとり逃 げ遅れた。 「そりゃ、おふざけが過ぎたと思うけど…アンタの王子様役をたらし込んだりしたし。 でもアレ、本気じゃないのよ?坊やだから、ちょっとからかってみただけなんだから。 それもアタシ乗り気じゃないのに、二の首に無理矢理指図されて…」 両掌を頭上で合わせてひたすらペコペコ。ついでに瞳うるうるの演出もサービス。 悲しいかな、「長い物に巻かれろ」な芸能界の処世術がしっかり身についてる。 我ながら名演技だと内心自分を誉めてやりたい、そんなアタシの必死の哀願に、 さすがの月の巫女も心打たれたのか、弓を取り下げた。不敵な笑みは浮かべたまま、 でも心なしか表情が少しだけ緩んでいる。 泣き落とし作戦成功。嘘の泣きべそかきながら、アタシは心の中で舌を出した。 「油断したな!」 アタシは脚を振り上げて、月の巫女の腕から弓を蹴飛ばした。月の巫女が手首を押さ えて怯んだ隙に、落下した弓へ跳びついて思いっきり踏んづける。弓はあっけなく二 つに折れた。 「ざまぁみろ、飛び道具さえ封じりゃ、こっちのもの……」 勝利の笑顔で振り向こうとしたアタシは再び凍りつく。首筋に当たる刃物の冷たくて 鋭利な感触。アタシの頚動脈へぴたりと懐刀を突きつけながら月の巫女は、相変わらず 余所行きなスマイルを絶やさない。 「貴女、大根役者ね。声だけで演技してるわ、少しも心が篭もっていない…」 「な、なぁんですってぇ~ッ!!アンタこそ、トーシローでしょ?たかが高校の演劇 程度でちやほやされて、思い上がってんじゃないわよ!」 猿芝居が見抜かれて悔しかったので、吠え面かいてみせる。 「別に私は今回のお芝居に入れ込んでいたわけではないのよ。不本意な出演だったの だし、むしろ貴女たちが邪魔してくれたことに、せいせいしている…。本番よりも台本 の読み合わせの方が大切だったのだから」 「な?どういうことよ、ソレ?」 だったらアタシやられ損じゃない。それに、多くの照明と注目浴びるヒロイン役なんて 誰でもできるわけじゃないのに。こぎれいな顔立ちしてんのに練習程度で満足だなんて、 おかしなヤツ。 「四の首。貴女の本当の罪を教えてあげましょうか?」 口の端を吊り上げて悪魔のような笑顔を零した月の巫女は、アタシの口元を片手で 掴む。顎を上向きにさせられ、言葉が言いづらい。骨が砕けそうなくらいの余りの 力強さに唇の形が歪んだ。 アタシはとっさにショートパンツの後ろポケットを探った。 あった、口紅ミサイルの最後の一本。それを掌で覆い隠すように取り出し、この女 の背中から狙い撃ちしようとした――が、それも手刀であっけなく落とされる。 ついでに数回頬を平手打ち。天井が高く、広い物静かな聖堂内の空気を震わすほどに、 アタシの肌を打つ音は冷たく響いた。 月の巫女は床に転がった口紅を拾い上げ、疎ましそうに眺める。 「こんな品の悪い色の口紅では、キスの味なんて分からないでしょう?それに騙され る男は愚かだわ」 「ふん、七の首は失敗したけど、アタシの色仕掛けで落ちないオトコはいないわ。 アタシの熱いキスでもっと迫れば……」 「本当に愛しい人との口づけは、甘い蜜の味がするの」 月の巫女は頬をいくばくか紅潮させ、何かを思い出すように目を伏せた。 こんな時に自分の言葉に酔いしれて、センチメンタルに浸らないでよ。 アタシは口で言い負かす戦術に出てみた。 「アタシが恋も知らないお子ちゃまだって、馬鹿にしてんの?もう立派に大人の オンナ。何人ものオトコと寝たことあんだから…」 見得を切るためとはいえ、自分で古傷に塩を塗ってしまう発言をしてしまい、胸が えぐられたように痛む。舌戦ってのも案外難しい。言葉はカミソリで、一歩間違う と自傷になる。 「身をひさいで…生活しているなんて……」 「アンタみたいなお嬢様に、アタシの苦労の何万分の一でも分かるかっつーの!売 れる為にはどんな手段も選ばないのがプロってものよ。夢が果たせるなら、悪魔に 魂売り渡したって構わない!」 「その根性と覚悟だけは認めるわ。……それで、オロチの手先となった貴女は、果 たして成功を手に入れたのかしらね?こんなところで油売っている場合?」 「ぐっ!」 憐憫と軽蔑とをないまぜにした面持ちで、アタシを見つめてくる月の巫女。 これだから、口の達者なヤツは嫌だ。口喧嘩では一生勝てっこない二の首も苦手だけ ど、コイツは汚れていない分もっと嫌。 仕返ししてやりたいけど、何をしても相手が一枚上。 圧倒的に形勢不利な状況に、アタシは睨み返すぐらいしかできない。 月の巫女は同じ目線に屈みこんで、アタシの敵意の視線を真正面から受け止めた。 「そんなに膨れっ面をしていては、アイドルとして形無しではなくて?」 いきなり月の巫女がアタシの口へ唇を寄せようとしたので、慌てて顔を背ける。 「やだぁ!女同士でなんて……助けて、レーコ…」 なぜかこんな時に、いつも憎まれ口の漫画家先生の顔が思い浮かぶ。 アタシの声を耳にして、月の巫女は驚いたように目を見開き、ふふっ、と小気味 よく笑う。からかわれたのだと気づいて、アタシは頭に血が上り、頬は赤く染まる。 「…欲しいものは未だ手にしていない。貴女も私も似た者同士だったということね。 安心して。命までは奪わないわ……」 アタシを突き飛ばして月の巫女は、懐剣を振りかざした。 一閃のもとに、これまでの格闘でボロボロに擦り切れていたアタシの衣装は、細かい 布切れとなって紙吹雪のように散る。 「いっそのこと、大神ソウマを誘惑してくれれば良かったのに…オロチはオロチ同士 仲良く手を携えていればいいのに…」 さも口惜しそうな顔で、恨めしげな声でアタシを見下ろして呟く。 アタシは慌てて裸になった胸を両腕で隠した。いつも露出度高いけど、アタシだって 人並みに羞恥心は持ち合わせている。恥ずかしさで気は動転し、相手の真意が測りか ねて混乱した。 「な、なに言ってんの?!アイツはアンタと陽の巫女を救っている恩人でしょ?なん で七の首のこと嫌ってんのよ?恨みでもあんの?」 「オロチの貴女にその理由を教える必要はない……ただ、私の大事な姫子を苦しめた こと、泣かせたことの償いはして貰うわ」 (そうか、コイツの弱点、陽の巫女なんだ。だったらドールでもう一度陽の巫女の 分身作って油断させれば、こっちのもの…―。) アタシは片腕で胸を覆ったまま後ろに飛び退いて、月の巫女との間に十分な距離を つくった。 アタシの策を先回りして読んだ月の巫女は、鼻であしらう様に笑って釘を刺した。 「貴女の手は全てお見通しなのよ?さっき、無数のあの子の贋物を見破ったのは誰か 忘れたのかしら?お芝居の下手な人は、人真似も下手なのね」 「な、ナニよ。あんな犬っころみたいな平凡な小娘、アタシのお得意分野じゃないん だから、出来が悪いの当たり前……ぎゃっ!」 アタシの文句が終わらないうちに、間合いを詰められ、左頬に張り手が炸裂する。 喉元に両掌を当ててギリギリと締め上げられた。とても普通の少女の、いや人間の力 とは思えない。 鬼気迫る表情で月の巫女は、腹の底から力を込めた声で言い放つ。 「たとえ姿形はそっくりでも、貴女なんかに真似できるわけない…!!…姫子の良さが! 私の好きなところが!あの優しい光が……!」 七の首はアタシの術に戸惑っていたけど、月の巫女にとって陽の巫女のドールは踏み絵に ならないらしい。それに今じゃ本体いないしコピーで騙せるヤツじゃないってとこまで、 考えが及ばなかった。とはいえ、月の巫女が抱く特別な感情についてのアタシのアテは 外れたわけじゃない。お惚気話はたくさん!って言い返してやりたいけど、首が圧迫され て言葉が出ない。呼吸も苦しくなる。 (このまま喉を潰されたら、歌手人生おしまいだ。そうなったら、もう生きている意味 なんてない――) アタシは必死にもがいた。やっとのことで月の巫女が頸を絞める手を外すと、アタシは うずくまって喉を押さえ、ゴホゴホッ、とみっともないカッコでむせた。 週末には新曲のレコーディング予定だったのに、おじゃんだ。 首には赤い痣が浮いていた。 「本気で人を好きになったら判るでしょう?何処が好きなのか?」 アタシの左胸に手を当てて、リンゴを片手で握り潰すみたいに乳房を鷲掴む。 その意外な温かさと鼓動とに、月の巫女はおや?という顔をした。 「オロチはもはや心のない人外の者だと思っていたのに…ちゃんと血は通って いるのね」 「アタシだって元は人間だったんだから。ガラクタ人形じゃないわよっ」 「そう…なら、それなりに痛みも感じるわね。愉しませてくれそうだわ」 冷酷な笑みで口元を結ぶ月の巫女。アタシを床に押し倒して、体重を乗せて動き を封じた。アタシの首筋に舌を這わせて鎖骨まで下ろすと、肩に大きく噛みつく。 万策尽きたアタシは、もはや抵抗を忘れて身を任せるしかなかった。逆らったら 殺しはしないが喉を潰す、という暗黙の脅しがアタシを縛っていて逃げられない。 身体をいたぶられているうちに、アタシのおぞましい記憶が甦る。 こんなふうに、自分の歌手生命を守るために愛もなく男と一夜を過ごした昔。結局、 一時的にはヒットしたけどあれからさっぱり。あのあとプロデュサーにも捨てられて ……アタシの心は荒み、闇に堕ちオロチの一員となって、世界への復讐を誓ったのだ った。 月の巫女の手は下半身へ伸び、アタシを最後に覆っていた一枚の上へ辿り着く。 閉じようとしたアタシの片足を膝で踏みつけて、強引に股を開かせた。布越しに 刳り型へ指を添え、焦らす様に強弱つけてなぞり出す。 アタシは思わず呻き声に近い音を洩らした。 「フフフ…貴女、いい声出すのね…もっと啼いて貰おうかしら」   嗜虐することに快楽を覚えた月の巫女は、アタシを攻撃する手を休めなかった。 絶対にコイツの愛撫で気持ちよくなってやるもんか、歓喜の声なんて叫んでやる もんか!って、必死に歯を食い縛って耐えていたのに。 男の乱暴な手つきとは違って月の巫女のそれは、うっとりするほど優しくて。 アタシの身体は意に反して、腰を弓なりに反らしたり、艶っぽく喘いでみたり、 まんざらでもないという反応を伝えてしまう。甘い疼きが脳を刺激して、アタシ の興奮は高まる。じわりと淫らな液体が窪みから滲み出て、それがさらに相手の 愉悦を引き出している。 月の巫女は例の口紅を再び手にして蓋を開け、アタシの顔に近づけた。 企んだような眼つきで、リップをくるくる回して出し入れしている。 「ねえ、やはり、この色は貴女の唇にはふさわしくないわ……もっと、いい場所 につけてあげる」 月の巫女はアタシのパンティーを剥ぎ取って、あろうことかオンナの部分にリップ を押しつける。もちろん粘液でべとべとになっていて、うまく塗れるわけない。 蝋を引いた紙の上に水彩絵の具の色を置いてるようなもんだ。 外陰部をそうやって何も描かずに動いていたリップは、アタシの奥へと侵入してくる。 月の巫女は襞の抗力をものともせず、一気にそれを中へ突っ込んできた。 「いやぁ!…ああッ!……痛ッ!」 アタシの下腹部に凄まじい痛みが走る。悲鳴に近い叫び声が響く。 もはや我慢する余裕なんかなかった。 大粒の涙が堰を切ったように、瞳から溢れ出る。 月の巫女は容赦しない。口紅を持つ手首をくるくる旋回させたり、あちこち角度を 変えて、刺激を与え続ける。 アタシはさんざん泣き喚いた。 リップは最大限の長さまで伸びて、アタシの一番奥の壁にぶち当たった。執拗に内部 を責め苛んだ末に、口紅の武器を月の巫女は乱暴なやり方で取り出そうとする。 アタシの肉壁はその異物を捕らえて離そうとしなかったので、リップは中で途中から 折れてしまった。 中に残ったリップが意思を持ったように蠢いて、まだアタシを犯し続けている。体内 に埋め込まれた弾丸みたいに、アタシを鋭く貫いて全身を痺れさせる。アタシは身悶 えしながら床の上をのた打ち回る。 月の巫女はルージュの大きく欠けた口紅を満足気に眺めて、放り投げた。 妖しい微笑みは決して崩さない。小意気に折り曲げた指に顎を乗せて、アタシの演じる 痴態を、愉快そうに見下ろしている。 「フフフッ…滑稽な姿ね。いい見せ物だわ」 侮蔑の眼差しと甲高いせせら笑いは剣先となって、アタシの心をズタズタに切り裂いた。   壷口から滲み出る蜜とともに異物は流れ出てきそうで、出てこない。そのもどかしさ がアタシの不快を強くする。 アタシは余りにも気持ち悪くて、自分で指を突っ込んで取り出したい衝動に駆られる。 が、これでは敵前で自慰をお披露目してるようなものだと、思い留める。 それを見咎めた月の巫女は、下腹へ伸ばしかけたアタシの手を導いて、揃えた二本の 指先を捩じ込んだ。飢えた鯉の口みたいに、アタシの下の口は指に吸いついて奥へ飲 み込んでゆく。 「ほら遠慮しなくていいわ。さあ、もっと踊り狂ってごらんなさい」 月の巫女はアタシの掌に膝頭を当てて、時には揉むように、時には蹴り込むように 何度も押した。 一押しごとに中を穿たれ、アタシの身体は激しく狂おしく揺れた。リップの欠片と 自分の指との二重の蹂躙は、苦痛を恍惚へと変えて、アタシを快楽の極みへと押し 上げた。 指の栓が抜かれた時、アタシの中で醗酵したいやらしい液体が床を濡らした。 自分の手を殆ど汚さずにアタシを陵辱し、視姦し尽くした月の巫女は、アタシを お仕置きから解放すると勝ち誇った笑みを浮かべる。 「今日は楽しませて貰ったわ。これに懲りて、陽の巫女に手出しはしないことね」 意識が朦朧とする中で、月の巫女がアタシから遠ざかる靴音が、耳にはしっかり届いた。 アタシは悄然と床に這いつくばって、それでも負け惜しみだけは忘れない。 「……くっ…今度は月の巫女、アンタを泣かしてやる……憶えてろ」 聞こえないように声を潜めたつもりだったが、地獄耳の月の巫女は歩みを止めた。 背を向けたまま顔の4分の1程度分こちらに見せて、涼しげにアタシの毒吐きを受 け流す。 「ぜひ、そうしてちょうだい。それと…名女優は迂闊に涙を流さないものよ。感情 を抑えるのに慣れてしまうと、本当の涙さえ見せ辛くなってしまう、大好きな人の 前ではね」 どこまでも冷静な口調が小憎たらしい。 けれど、この月の巫女の陰りある笑みや冷酷さに、アタシは不思議と親しみを覚えた。 聖壇の前で立ち止まった月の巫女は、制服のスカートのポケットから髪留めを取り出し て掌の上で転がし、思いつめた顔をして握り締めた。 「これは罪の証……私が姫子に初めてついた嘘……姫子、ごめんなさい…」 その拳に空いた方の手を重ねて、許しを請うように両膝を突き、深く頭を垂れた。 ステンドグラスからは月光が降り注ぎ、懺悔する少女を明るく温かく包む。 「私の本当は誰にも教えない。私はあの子の為に笑顔の仮面を被り続ける。この先、 どんなに闇を背負っても……あの子を抱く手を血に染めても……」 月の巫女はキリストの磔刑像を眺めて、真顔で自分に言い聞かせるように独り言を洩 らした。 それから最後にマリア像みたいな優しい顔つきを残して、踵を返す。 仰向けに寝転んだままのアタシは、瞬きひとつせずに、その後ろ姿を見送った。 窓枠が描く十字型の影が貼りついたその背中には、明らかに今宵の満月よりも大 きく欠けた光るものが昇っていた…――。 月の巫女が静かに扉を閉めると、アタシはどんな光も射さない暗黒の淵沼のような 空間に呑み込まれた。 敗北感と極度の疲労とで打ちのめされたアタシは、堂内にじっと横たわっていた。 頭の中にいろんな考えが駆け巡る。 (月の巫女は最初からここに来る予定だった? そういえばアタシ、なんで学内でぐずぐずしてたんだろ。 ロボで学園破壊しなかったのも、アイツがどっかに居たから?別に落ち合う約束 なんてしてなかったけどさ……) こんなカッコじゃうっかり外に出歩けない。何て惨めなアタシ。 わずかでも明るい所を求めて、聖壇の前まで這っていったのに、窓から望む月は すでに黒雲に隠されていた。 一筋の光さえ、アタシを照らさない。闇に堕ちても救いの光は与えられない。 一点の黒点でも宇宙全体の暗黒で被い、開いた傷口には別の血で洗い流す、それが オロチの悲しい性。 寝そべったまま見上げた天井は異様に高く感じられる。 世界はアタシを拒んでいる。 空を掴むように手を差し伸ばしながら、アタシにはいくらあがいても、届かない物が いくつもあるのだと思い知らされた。 不意に悔しさなのか、寂しさなのか分からない感情が湧いてきて。 それは怒涛のように胸をつき上げ、瞳から赤黒く滲んで、零れ落ちた。 涙が床に水溜りつくるほど、アタシは背を丸めてひたすら嗚咽を洩らし続けた。 涙目を覆っていた腕を下ろすと、アタシの上に何かが影を落としていた。 目が乾くにつれて、その輪郭がくっきりしてくる。 「――…随分…こっぴどくやられたのね……」 聞き覚えのある掠れがちな女の声。 丸縁眼鏡で伸びきった流行遅れなセーターを着込んだ少女が、秋物のコートを腕に かけ、物憂げに佇んでいる。レンズが曇っているので、余計に無表情な印象を与える。 「…加勢にくるの遅い……」 アタシは真っ赤になって顔を背けた。泣きっ面とあられもない姿が恥ずかしくって、 まともに目なんて合わせられない。八つ当たりだと分かっていても、嫌味をいう自分が 我ながら情けないったらありゃしない。 「サイン会……思ったほど人がいて……それに編集から電話……」 アタシの恨みがましい小言も軽くかわして、レーコは淡々と単語を並べる。 こーゆう、漫画の吹き出しみたいな短く区切ったような説明不足の喋り方、何とかなら ないかねって、いつも思う。まともに一般人と会話成立しないし、ヲタクが喜びそうな お約束のセリフと妄想でしか、コミュニケーションとれない人種。絶対、アタシはそっ ちの世界には縁遠いって思っていた。 けれど、今はただレーコの寡黙さがありがたかった。 いつも毒舌家なのに、こんなレーコは珍しい。 ほんのり嬉しいイレギュラーだ。 レーコは屈み込んで、アタシの臍から下にかけて手を当ててさすった。 「ちょっ…と、ナニすんの?!」 アタシはぴくりと震えて、とっさに身構えてしまう。 辱めれた身体はちょっとした刺激にも敏感になっていた。 「……無理に取ろうとすると、傷つけるから……私のマンションのお風呂で…… 湯水の中なら出すの…痛くない……」 一糸纏わぬ姿に近いアタシを安心させるように肩を抱き、背中からコートを掛けて くれた。丁寧にボタンを掛けて、秋の冷気を締め出すように上から抱き締める。 レーコの腕の輪と体の内側から込み上げてくる喜びとで、アタシの胸は締めつけら れる。冷たくてドス黒いものに染まっていたアタシに、温かい血が流れた気がした。 アタシはレーコの胸に顔を埋めて、子供のように泣きじゃくった。 最初は悲しくて、けれどそれを上回るほど嬉しくて。久しぶりに瞼を熱くして心から 流したアタシのきれいな涙だった。 「……今度戦うとき…二人で……原稿依頼断るから……」 目頭を拭いながら、アタシはうんうんと頷くしかない。 はっきりと口にしないけれど、一人で戦わせて悪かった、駆けつけられずにごめん って意味なんだろう。 アタシはこういうレーコの曖昧な言葉を補うのが、実は好きだ。簡潔なセリフの中 に読み込まれた心をいい当てっこするのが、わくわくする。それで、さんざん喧嘩 もしてきたけど。 子供を宥めるように、レーコはアタシの頭を撫でてくれた。 右側のツインテールはゴムが緩んで、解けかかっている。毛先は涙で濡れて 埃を吸っていた。いつもは神経質なくらい鏡の前で結わえ直すのに、今は気 にならない。 レーコは優しくアタシの髪に触れ、重く垂れた右の髪束に指を通し、指で摘ん でテールを作った。後ろで一本に括るしか能がないレーコがやってくれても、 きっと左右アンバランス。でも怒る気になれない。 アタシはコートの襟を立てて首を隠そうとした。レーコはアタシの手を優しく 払って襟元を広げ、赤く腫れた喉を軽く撫でて、子猫の舌みたいに舐めてくれた。 ちらりと覗いた首の付け根の歯型の痕にも優しく口づける。 「ここ、…ホワイトかけて消す…?」 「その冗談、あんまり笑えない」 わざと拗ねてみせたのは、内心照れ臭かったから。 アタシはもう確信している。 今晩はレーコがペンだこだらけの指で、気だるそうだけど熱い吐息で、柔らかい唇 で、アタシの瑕を癒してくれるんだと。 レーコは眼鏡の鼻止め部分を指先で押し上げた。 度数のきつい厚めのレンズに隠されていた大きな瞳が、アタシを捉えていた。 それが分かるほど顔が近づいて、アタシたちは唇を重ねていた。 (口紅ひいてなくて良かった――。) ほろ苦い涙で濡れていた素肌の唇には、レーコの口づけはなおさら甘く蕩ける ように感じられた。 【完】  
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廉価版 神無月の巫女 DVD-BOX〈期間限定生産〉 DVD-BOX発売日:8月24日 2004年にオンエアされた介錯原作の「神無月の巫女」が低価格DVDでリリース決定! 私立乙橘学園に通う平凡な少女、来栖川姫子。 名家のお嬢様で、文武両道、才色兼備、そのくせさばけた性格の学園のアイドルである姫宮千歌音。 そして姫子の幼なじみで、ちょっと不器用だが誠実な大神ソウマ。 二人の友達に囲まれた明るく楽しい学園生活。やがて訪れた姫子の十六歳の誕生日、三人の運命が動き出した…。 2004年放送。Amazonインスタントビデオが配信開始。 監督 柳沢テツヤ 原作 介錯 シリーズ構成 植竹須美男 キャラクターデザイン・総作画監督 藤井まき メカニックデザイン 村田護郎 デザインワークス・総メカ作画監督 塩川貴史 小物設定 秋山英一 美術監督 安原稔 色彩設計 木村聡子 撮影監督 齋藤昭裕 特殊効果 津村治彦 編集 櫻井崇 編集助手 福田豊 音響監督 岩浪美和 音響効果 川田清貴 音響調整 榎本慎一 録音助手 清本百合子 音楽 窪田ミナ アニメーション制作 TNK 脚本 植竹須美男 花田十輝 絵コンテ 柳沢テツヤ 一分寸僚安 鷹野大 南康宏 福島一三 中村憲由 久保太郎 こでらかつゆき 演出 柳沢テツヤ 蔵本穂高 三宅雄一郎 江上潔 西山明樹彦 水野健太郎 長澤和宏 中村憲由 久保太郎 新田義方 福本潔 作画監督 川口理恵 塩川貴史 北野幸広 福島秀機 森前和也 森田岳士 中島美子 石橋有希子 西井正典 赤尾良太郎 長森佳容 内田順久 T・T・B 桜井正明 田中基樹 藤井まき Amazonインスタントビデオ 神無月の巫女 Ep. 1 "第一話 常世の国" 監督 柳沢テツヤ 再生時間 0時間24分 初公開日/初回放送日 2004年10月1日 提供 バンダイチャンネル ■関連タイトル 廉価版 神無月の巫女 DVD-BOX〈期間限定生産〉 神無月の巫女 ドラマCD フィギュア・ホビー:神無月の巫女 原作コミック 介錯/神無月の巫女1巻
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神無月の巫女 ハアハアスレ投下もの 「神無月は永遠に」 もう姫子がいなくなってから1年が経つ・・・月の姫と陽の巫女の宴、そして・・・運命・・・でも・・・ あの時は無我夢中だった、私は完全に我を忘れていた、気がついたときには私の剣が姫子の胸を突き刺していた・・・我に返った私は姫子を傷つけたことに対して、そしてその状況に絶望し自害を企てようとした でも・・・姫子が血を口から吐き出しながら小さく呟いた「駄目だよ、千歌音ちゃんがいなくなると乙羽さんも学園の皆も悲しくなるよ・・・だって皆の宮様だもん・・・だから千歌音ちゃんは生きて・・・」 「また・・・転生したら逢えるよ・・・きっと、だから悲しまないで、もう泣かないで千歌音ちゃん、ほら・・・綺麗なお顔が台無しだよ」 「ひ・・・姫子!・・・私・・・」私はあの後号泣した、そして姫子に対して私の想いを全て告げた、その後姫子が笑顔で微笑むとゆっくりと引き取った・・・ 私は姫子の死に対するショックで数日ほど姫宮邸に篭りきっていた、学園にも顔を出すことはなかった・・・ 「お嬢様そのようなお姿でこれからどちらに?」 月の巫女服に身を包んだ私は乙羽に曖昧に答えると姫宮邸を後にする、今日は姫子の命日・・・どうしても月の社に行かなきゃいけないのよ・・・ 「ここも変わらないわね・・・」 月の社・・・そこはかつて私が・・・オロチ巫女が・・・ううん、もうあの惨劇は思い出したくもない もうここには誰もいない、去年の出来事が嘘のように思える「ほんと静かね・・・」私はそう呟いた・・・ なぜいまここに来る必要があるのか?叶わない夢よね、でも・・・また姫子に逢いたい・・・誰よりも愛しい姫子にまた逢いたい、それだけが全てだった 結局はオロチの一件が終止符を迎えても私の生活は変わることはなかった、姫宮邸での主人としての毎日、そして学園では生徒会の仕事に弓道の部活動 そして相変わらず宮様と皆からもてはやされる毎日、大神ソウマももういない、でも普通はこれが平和なのだろうと実感した、でも違う・・・私の望んだことはそんなことではなかった、その中に姫子がいなかったから・・・ この生活の中に姫子がいたらどんなに幸せだったかしら、そう思う毎日が続いていた、そしてついに1年の月日が経つ、今日も変わらずいつも通りに乙橘学園に通い生徒会の仕事、弓道の部活動といつもと変わらなかった ただこうして月の社に来た以外は、でも・・・そんなに物事って甘くないわね、神無月には姫子とまた逢えるなんて懐いていた私の尊い夢は叶えることはなかった、結局ここに来ても何もない 「・・・・・・」私は小さなため息をつくと月の社を後にした 「お帰りなさいませお嬢様」乙羽と大人数のメイドに迎えられる「ええ、ただいま」 「あの・・・来栖川様がお戻りになっておいでです」乙羽の一言に私は絶句した 姫子・・・姫子!「来栖川さんが・・・!?」 「はい・・・部屋にお連れしております」 「そう・・・ありがとう、すぐ行くわ」 私は早足で姫子の部屋に向かった、そしてゆっくりと姫子の部屋に入った 「姫子!・・・貴女なの?」 「うん、私だよ千歌音ちゃん」 陽の巫女服に身を包んだ姫子が佇んでいた、私は夢か幻かと思った、信じられない・・・だって姫子はあの時・・・ 「だって・・・姫子はあの時・・・私が」 「う・・・うん、私にもよく分からないの、でもこうして千歌音ちゃんの前に戻ってきたよ」 私はその後姫子と夢のような時間を過ごした、姫子と2人だけの食事、姫子にピアノを聴かせてあげた、そして姫子と一緒に入浴・・・もう貸切状態だった、乙羽には一切介入することを禁じた ただ姫子が時計を気になっていたのには不審に思ってはいた、どうしたのかしらとは思いながらも楽しい時間を過ごせた、しかし楽しい時間というのは早いもの、もう10時になっていた 「久しぶりだから・・・一緒に寝ましょう」私は姫子を一緒に寝るようベッドに誘った「うん、私も千歌音ちゃんと寝たかったの・・・良かった」 「ねえ姫子、これからもずっと一緒にいましょう、もう寮に帰る必要なんてないわ」 「ち・・・千歌音ちゃんあのね・・・私」 「え?どうかしたの・・・?」不審に思って聞いた私に姫子はなんでもないと言ってシーツの中に入った 「姫子・・・」 自然と姫子の体を優しく抱き締める、もう離したくない・・・そんな思うを胸に懐いていた 「ち・・・千歌音ちゃん・・・?」抱き締められて姫子の顔が染まった 「姫子・・・好き、好きよ・・・姫子・・・」 口から溢れ出てくる言葉に沿うように姫子の首筋に息を吹きかけるもう離したくない、あんな辛い想いはしたくない・・・ 「1年ぶりだもの・・・姫子・・・貴女が恋しくて仕方ないのよ」 そう言うと姫子に顔を近づけた「千歌音ちゃ・・・・んん」姫子に覆いかぶさるとやや乱暴気味に唇を奪う ああ・・・姫子は感じた、私・・・いま千歌音ちゃんに抱かれてるんだ・・・この温もり、でも嫌じゃなかった、大神君とはまた違う感覚に気持ちよさを感じた ここまで私のこと好きでいてくれる千歌音ちゃん・・・とっても嬉しいけど私は・・・今夜で・・・いま11時だから神無月が過ぎるまであと1時間だね・・・ 「姫子・・・?」早朝姫子の姿がない、慌てて部屋を出て乙羽に聞いてみたが「存じ上げておりません」の返答が返ってきた あ・・・私のベッドの上に姫子の手紙が書いてある 「千歌音ちゃん・・・神無月にまた逢おうね・・・」 今日の日付を確認した私は涙を流した そう・・・そういうことだったのね姫子・・・昨日の貴女は・・・私は静かに目を閉じると小さく呟いた 「姫子・・・また神無月にまた貴女を待ってるわ・・・1年に一度にしか逢えないけれど・・・私はそれでも満足よ」 昨日はおそらく夢のようなものなのだろう、だけど私はそれでも幸せだった・・・姫子・・・これからも永遠に貴女を好き 神無月にまた逢いましょう・・・私の愛する陽の巫女・・・月の巫女はいつでも貴女を待ってるわ・・・神無月で永遠に・・・ END
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神無月の巫女 ハアハアスレ投下もの 「月の巫女の切なき想い」 「昨晩は寒かったわね、姫子は大丈夫?風邪引いたりとかしてない?」 薔薇の園での出来事、千歌音に話しかけられ胸の高鳴りが大きくなる姫子 「うん、昨日はね、マコちゃんと一緒に寝たの、凄く温かくて・・・大丈夫だったよ、マコちゃんの温もりを肌で感じたから・・・」 「早乙女さんと・・・?そう・・・仲が良いのね」 「う、うんマコちゃんとはね、よく一緒に寝るの・・・お風呂も背中の洗いっことかしてるし、学校では私の一番の友達だよ」 「そう・・・ふふ、ちょっと妬けるわね、私が嫉妬だなんてらしくないだろうけれど」 それは本心からだった、私の知らない姫子を早乙女さんは知ってる、無邪気に話す姫子だが、早乙女さんの腕に抱かれながら眠る姫子を想像し・・・少し苛立つ 「ち、違うよ!!私とマコちゃんはそんな関係じゃないの・・・ただのお友達だよ、誤解とかしちゃだめだよ!千歌音ちゃん怒っちゃやだ・・・」 「わかってるわ・・・でもごめんなさい、私・・・貴女のことになるとついムキになっちゃうのね、貴女が他の人と親しくしてるとつい・・・嫉妬しちゃうのね」 「千歌音ちゃん・・・!?ち、千歌音ちゃん・・・」 千歌音の両腕に抱き締められ頬を赤く染める姫子 「好きよ姫子・・・ほんとならお昼休み以外も2人で逢いたいわ、でも」 「うん、私も好きだよ千歌音ちゃん・・・でも私と千歌音ちゃんじゃ立場が全然違うから、千歌音ちゃんは皆の大切な人だから」 「ええ、でも貴女を好きであることに変わりはないわ、愛してるわ・・・姫子 「千歌音ちゃん・・・うん」 2人は弁当箱を片付けると・・・静かに見つめ合い・・・キスを交わした