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真・恋姫†学園 序章『魏』 ~外史『魏』にて~ 華琳は書簡から目を離すと、ため息を漏らした 覇王にため息は似合わぬ、と自ら律していたが思わず漏れてしまった そんな自分に苛立ちを覚える 昔に比べてため息の回数が増えたことを自覚していた それは彼がいなくなったせいだということもまた自覚していた 北郷一刀、文字通り流星の如く現れ、そして彼女のすぐそばで雪のように消えてしまった最愛の人 華琳は彼が消えてしまったことを後悔するような、すばらしい国を作ることを約束した それからもう一年が過ぎようとしていた 蜀や呉との軋轢は末端部分で残るものの、多くのものは戦争がなくなったことを喜び、この歴史の流れを歓迎した 彼女は覇王と呼ばれるようになり、望みは叶った 後はこの平和な世をいかにしてより良くし、長く持続させるかが課題だった 華琳にしか出来ない判断は減り、彼女は以前にはない平穏な時間を持てるようになった 望みはすべて叶い、彼女は幸せの絶頂にいる筈だった しかし、今彼女は自室でため息をもらしている 彼女は自分の時間を持てるようになってしまったがために、一刀のことを考える時間が長くなってしまっていた そのため、時折塞ぎこむことがあった そんな自分達の主を見て、歯がゆく思っている武将達がいた その最たるのが春蘭、秋蘭、桂花の三人だった 誰よりも華琳を崇拝し、彼女のために戦ってきた三人 そのため、華琳の心の穴を埋められない自分達が無力であることを感じていた 「北郷が悪いのだ、あやつはいったいどこにいったのだ!!」 春蘭が小声で、苛立ちを隠しきれずにつぶやく 「姉者、そう熱くなるな。華琳様の口から何も出ぬ以上、私達が勝手に詮索してよいことではない」 春蘭は冷静に姉を諌める しかし彼女もまた一刀が消えたことに驚き、悲しんでいる者の一人だった 「まったく、あの下衆は消えて清々したかと思ったら華琳様に迷惑をかけて……」 桂花は華琳のことが心配で仕方がなかった 「……はぁ」 三人はふと顔を合わせると、同時にため息をついた 「心配してくれてありがとう、でも私は大丈夫だわ。仕事に戻りなさい」 三人が自分を心配して窺っているのに気づいていた華琳は声をかけた 「は、はい!!華琳様!!」 油断していた春蘭たちは驚き、慌てて室を後にした 部下達が消えたのを確認してから、彼女はつぶやいた 「駄目だわ、こんなのでは……」 部下に心配されるようでは覇王として失格だ 覇王は常に一番出なくてはならない ぱんぱん 彼女は自らのほほを両手で軽く叩いた 「……さて、仕事に戻らなきゃ」 「おうおぅ、だいぶやつれたのぉ」 華琳が机に向かおうと背を向けたやいなや、扉の方から声をかけられた バッと華琳が振り向くと、そこには扉にもたれ掛かった老人がいた 「あなたは……」 華琳は初対面であるはずの老人から目が離せなかった なぜだろうか、記憶の奥底に何かが眠っていて出てこないような、奇妙な既視感を覚えた 「どこかであったかしら?」 「いんや、ここでのお前さんには会ったことがないのぉ」 老人の言い回しが引っかかった 「……ここでの?それはどういう意味かしら?」 「おぉっと、いけないいけない。まぁ口が滑ったものは仕方がないのぉ」 ものすごくわざとらしくとぼける老人に腹が立ってきた 「で?そのあった事のない不審者がこんなところに何の用かしら?」 しかし、華琳も覇王である 相手に対する不信感をおさえつつも、どうやって入ってきたか聞くのではなく相手の目的を探ることにした 「なぁに、お前さんの望むことを教えてやろうと思ってのぉ」 「あら、嬉しいわね。それは何かしら?」 華琳は訝しんだ この老人は誰なのか、何の目的なのか、そしてなぜ自分にそのようなことを言うのか、すべてが分からなかった 「…いいかの?今から言うことを胸にきちっと収めなされ 歴史というものはの、糸ではないんじゃ。 一筋に流れているようでその実、いくつもの分岐があるのじゃ。 その分岐はの、簡単に生まれるものじゃよ。 人の行動、人の思想、人の感情、人の欲望など数え切れんほどの要素によって分岐し続けるのじゃ」 「……私が覇王にならない未来や彼が消えない未来もあるということ?」 「ああ、そうじゃ。 じゃが、それだけではない。 歴史というのは川みたいなものじゃ。 ぶっとい本流があっての、そっからいくつもの支流が分かれておる じゃが、時に川は思いがけないところで合流するじゃろ? それと同じことが歴史でも起こるんじゃ」 その言葉を聴いた瞬間、華琳はゾクッと背筋が凍るのを感じた なにか途方もないことを聞いてしまった気がした 「……つまりそれは」 「そう。つまり、お前さんの望みはお前さんしだいだということじゃ」 老人はそういい残すと扉を開けて飄々と去っていた 華琳はしばらく動けずにいた 「……華琳様!!」 心配になって戻ってきた三人が呆然としている華琳を見つけて悲鳴を上げた 「……あら、三人ともいけない子ね。仕事をちゃんとしないと駄目じゃない」 「それどころではありません!!いったい何があったんですか!?」 春蘭は華琳の華奢な肩をつかみ、必死に訴える 「あら?会わなかったかしら、あの老人に?」 「老人?何のことです?……それから姉者、落ち着け」 秋蘭が春蘭を華琳から引き剥がしながら訝しげに言う 「……そう、仙人の類だったのかしら」 「華琳様?本当に大丈夫でしょうか?」 桂花が不安そうに尋ねる 「……ええ、もう大丈夫よ」 そう返した華琳の瞳には今までになかった、いや、かつての華琳の持っていた生き生きとした野望に燃える炎が灯っていた 「春蘭、秋蘭、桂花!」 「「「は!」」」 「国中、いや世界中から占者、術者を集めなさい!!」 「は、はい!……しかし何ででしょうか?」 そうたずねる桂花に、華琳は不適に笑って言った 「私は覇王曹操!! 運命なんてものには縛られないわ! 天命が私と一刀を引き離すのだとしたら、私は私の力でその天命を打ち砕くのみ!!」 主の本来の眩いばかりの自身に満ちた姿がそこにあった 三人はそれを愛おしく思い、そして同時に叫んだ 「「「 はい!!! 」」」 その瞬間、華琳の周りから神々しい光が溢れ出てきた 恐怖は感じなかった むしろ、興奮に胸が高鳴っていた そして一番それを感じていたのが華琳だった 彼女は根拠はなかったが確信した この光は彼に繋がっていると 「待ってなさい、一刀!!今、会いに行くから!!」 華琳がそう叫んだと同時に光は濁流の如くあたりを渦巻き、そしてひときわ大きく輝いたかとおもうと、華琳たちを包み込み、そしてうそのように掻き消えた 後に残されたのは散らばった書簡と倒れた椅子、机のみだった ども、礼流です。 魏編はだいぶ瀬領さんのSSに触発されています。 その瀬領さんのSSは明日にでも記載させていただく予定です。 さて、残るは呉編。 結構大変です。 真・恋姫では最初にクリアしたのが呉だったので、正直記憶があいまい(汗 とにかくがんばります。 2009/02/14 :春蘭は冷静に姉を諌める : ここの部分妹は秋蘭ですよね? -- @ (2009-07-29 21 59 08) 名前 コメント
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《恋姫AC⇒演武Ver1.12変更点まとめ》 ※基本的には演武公式HPからの引用です。 ※恋姫ACから演武Ver1.12への変更をまとめて載せています。 既存キャラクターの性能調整 キャラクター毎に性能の調整が入っています。 キャラクター追加 新キャラクターとして以下の3名が追加されました。 蜀:馬超 呉:周泰 魏:楽進 先行入力猶予を5F→6F 同時押しボタン(Eボタン、Fボタン)追加 キャンセルからの214コマンド、軍師、奥義の入力判定緩和 ガード硬直後の投げ無敵を5F→6F カウンターヒット時のダメージ倍率を1.1倍→1.2倍 崩撃属性技カウンターヒット時のダメージ倍率を1.1倍→1.0倍 ボタン離し入力の一部削除 一度攻撃が出たボタンを押しっぱなしにし、離した際にコマンド入力をしていても コマンド技が出ないようになりました。
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恋姫学園プロローグ 俺が皆と聖フランチェスカに戻ってから、いや正確には聖フランチェスカを舞台とする外史に飛ばされてから1週間がたった。 この世界では、愛紗達が普通に受け入れられている。ここは俺が望んだ世界であり、俺にとって愛紗達はなくてはならない存在だったからだろう。 周囲と自分たちとの認識の差にとまどいつつも、徐々に新しい生活に慣れ始めたようだ。 皆が今住んでいるのは、学校から徒歩30分のところにある、少し郊外にある和風の豪邸だ。27人の女の子+俺+化け物がゆうゆうと生活できるほどでかい。 貂蝉がここを教えてくれたのだが、奴曰く、俺が皆との生活を望んでいたため、今まで通りに生活できる住居まで作り上げてしまったという超御都合主義的なものの結果らしい。 幸いにして、でかい母屋が一棟のほか、離れが四棟もあったので、前の世界と同じようにすみわけすることが出来た。 1300年という年月の差はとてつもないものだった。彼女たちにとって周りにあるものが全て不思議なものだった。 俺が前の世界に言ったときとはまた別の驚きだったのだろう。彼女達にとって、周囲には何の用途なのか全く想像もつかないものばかり。自然も少なく、また道も完全に舗装されている。 幸いにもこの世界にやってきたのが春休み期間中だったのでこの世界の常識を教える時間はあった。 最初の頃は舗装された道路に驚き、信号に驚き、自動車に驚き、テレビに驚きと、忙しい毎日だったが、今ではもう時々聞かれる程度になっていた。 頼られるのは気持ちが良かったので、少しさびしい気もした。 そして新学期になった。 桜並木の間を歩く。暖かな日差しの中、花びらがはらはらと舞い落ちる。 それを浴びながら俺は愛紗、鈴々、朱里、蓮華、華琳という豪華なメンバーで学校に向っている。 鈴々が燥ぎ廻り、朱里は控えめに一歩後ろに、蓮華がその隣に、華琳は俺の右隣に、愛紗が左隣から華琳を牽制しながら歩いている。 両手に花、どころか全身に花といった状態だ。嬉しい状況なのだが、華琳がひっついてきて、愛紗の機嫌がドンドン悪くなっていくのを感じて怖い。うかつに鼻の下を伸ばしていると愛紗に抓られる。胃がキリキリしてきた。 何故こうなったのか、少し前に記憶を遡る。 朝、出かけようと思ったら門の前で彼女たちが待っていた。どうやら俺が朝食を食って、着替えてくるまでの間に、俺と登校する権利を巡って壮絶な死闘があったらしい。 確かに全員と登校するのは恥ずかしいし、まず無理だ。多すぎる。 結果としては各国における力関係が明白に浮き彫りになった感じのメンバーとなった。 なにやら当番制で毎日代わるとか。 学校に近づけば近づくほど周囲の目が痛くなっていく。 愛紗たちはやはりこの世界でもよくモテるらしく、男子は勿論のこと、女子からの支持も厚いようだ。もう親衛隊も結成されているとかされていないとか。 そんなかわいい女の子を侍らしている俺、なんていったらもう諸悪の根源の如き扱いだ。某ゲームの土○稟もビックリのシチュエーションだからな…。 後で及川に聞いたら、俺はエロエロ大魔神とかそんなしようもない名前で呼ばれているらしい。 「はぁ………」 自然とため息が漏れる。 「どうかしましたか、ご主人様?」 隣の愛紗が聞いてきて、みんなの心配そうな視線が集まる。 「え、いや……なんでもない、なんでもない…よ」 「そうですか、何かあったらすぐにお知らせください」 まさか彼女たちが原因なんて言えるわけもなかった。 歩くこと40分弱、聖フランチェスカについた。人数が多かったため、普通より時間がかかった。 名残惜しいが、皆それぞれのクラスに散っていく。 鈴々、朱里は一年一組、俺、愛紗は二年一組、蓮華は二組、華琳が三組。俺は玄関で鈴々たちと、廊下で華琳たちと別れて、自分の教室に向った。二階の一番端が一年一組の教室だった。 濃い茶色のドアを開ける。 ガラッ さて、今日も一日Vっと………と、気分を新たに教室に入ろうとしたら、壁があった。 「え?」 いや、壁と間違えるような巨根、否、巨漢がいた!! 「あ~んらご主人様ぁ、あたしに何かご・よ・う?」 筋肉隆々の男が腰をくねらせている。ふんどし一丁で。全身の毛が総立ちした。 ガララララ…… 無言で扉を閉めた。しかし閉まる直前にゴツい手がそれを阻んだ!! 「まぁいやだわご主人様、ヒトの顔をみて逃げるなんて♪い・け・ずぅ」 「嫌だぁ!!こんな化け物と同じクラスなんてぇええええ!!」 俺は化け物に背を向けて一目散に逃げようとした。が、愛紗がそれを引き止める。 「ご主人様、ご安心ください。アレは教員ですから、同じクラスではありません」 「え?本当?……助かった…」 あやうく絶望して新たな外史に逃げるところだった。 「助かった、とは心外ねん。あたしさびしいわぁ~」 「黙れ化け物、さっさと失せろ」 冷ややかに愛紗が斬り捨てる。 「あらあら怖い。そんなに目くじらをたてるとご主人様に嫌われちゃうわよ?」 そんな台詞を残して貂蝉はおとなしく帰っていった。一体何の教員なのか、それだけがただただ恐ろしい…。 「大丈夫ですか?ご主人様」 「ああ、大丈夫……只ビックリしただけだから」 心なしか、周囲の目が敵意から哀れみに変わった気がした。 [あとがき] お目汚し、ごめんなさい。 自分の文才のなさに絶望する毎日です。 orz 「個々の表現をこう変えたほうがいい」などのアドバイス、大歓迎です。 「論外」・「下手くそ」・「やるきあんのか?」見たいな感想はやる気をそがさせる原因なのでやめてほしいっす。 orz 最初、貂蝉は三年生の予定でした。公式サイトの制作日記にあったドクダミの君を再現したかったのですが、夢幻@雪〈改〉さんの貂蝉先生の予想に大爆笑して、これは取り入れるしかない!!と思って急遽先生に変えました。 ぶっちゃけ女の子多すぎです。なんとかこじつけで前の世界と同じような生活を送れるようにして、かつ一度に登場するキャラを減らそうと頑張っているのですが…。 選択肢つけて、最低でも愛紗Endと華琳Endと蓮華Endの3つをつくりたいな~と思っているのですが、かなり大変orz 特に、他のキャラも活躍させなきゃならないから、選択枝がそれだけで一気に増えるので…。マジメに書きたいEndと全員分のEndつくるとしたら、イベントは150個以上、Endは30個以上になります…。 一緒になって書いてくれる人募集中です。 特に予定している選択肢がそこそこ多く、一人で書くのは限界がありますし、他のヒトの意見なども聴きたいので。 2/13 19 05第1回修正 2/14 09 55第2回修正 2/14 23 14第3回修正 恋姫無双のssはまだ少ないですからねぇ応援しますよー -- セン (2007-03-18 13 56 19) 頑張って下さい続き期待してます -- 立花 (2007-04-04 19 22 31) いやー恋姫SS読ませていただきました。とてもおもしろいですねwこれからも頑張ってくださいねw-- 杏仁豆腐 (2007-04-06 21 00 29) 確かに、土○稟より何倍もの嫉妬攻撃を浴びること間違いなしですな。それで攻撃してきた輩は恋姫達の攻撃でボコボコに・・・wこれからも頑張って下さい -- 山樹 (2007-04-08 14 35 38) 恋姫のSSは大好きです。いろいろなヒロインと絡ませてほしいです。がんばってください。 -- くろう (2007-05-11 15 25 13) 化け物のあたりがかなり思お白かったっス。 -- タロー (2008-08-25 09 00 19) 一刀が土○稟なら及川は緑○樹か? -- 名無しさん (2009-04-05 22 55 27) 僕はまだ18じゃないので(高1)まだゲームはしたことがないけどアニメでみました。続きドンドン書いて下さい。楽しみにしてます。 -- 銀吟 (2009-04-06 16 04 16) うん。おもしろい! -- 名無しさん (2009-09-19 16 06 21) ボクは18じゃないけどゲームを して感動して、今ssのサイトを放浪してる ダメになりかけてる学生です。 みんな可愛すぎです。 -- 一刀が羨ましい高1 (2010-08-07 21 35 08) ぬいた(ノ゚Д゚)ノシ☆ http //www.l7i7.com/ -- age (2012-01-05 10 28 23) 名前 コメント
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カードNo カード名 入手方法 ※★=シリアル 蜀軍 SK-P01 “蜀”劉備「桃香」 ★ChaosTCGブースターパック「OS 真・恋姫†無双1.00」初回版 SK-001 漢王朝の末裔「桃香」 真・恋姫†無双ブースターパック SK-002 “蜀”関羽「愛紗」 真・恋姫†無双ブースターパック SK-003 “蜀”張飛「鈴々」 真・恋姫†無双ブースターパック SK-004 “蜀”諸葛亮「朱里」 真・恋姫†無双14種類(構築済みスターターデッキ)、真・恋姫†無双ブースターパック SK-P05 “蜀”「朱里」 ★ChaosTCGエクストラパック初回版、★ChaosTCGブースターパック 再販版 SK-005 “蜀”鳳統「雛里」 真・恋姫†無双ブースターパック SK-P09 “蜀”華蝶仮面「星」 ★電撃G s magazine10月号(2009年8月29日発売) SK-006 “蜀”趙雲「星」 真・恋姫†無双ブースターパック SK-007 “蜀”馬超「翠」 真・恋姫†無双ブースターパック SK-008 “蜀”魏延「焔耶」 真・恋姫†無双14種類(構築済みスターターデッキ)、真・恋姫†無双ブースターパック ??? “蜀”馬岱「蒲公英」 ここにいるぞ! 黄忠 / 紫苑(しおん) 厳顔 / 桔梗(ききょう) 魏軍 SK-P02 “魏”曹操「華琳」 ★ChaosTCGブースターパック「OS 真・恋姫†無双1.00」 SK-009 誇り高き王「華琳」 真・恋姫†無双ブースターパック SK-010 “魏”夏侯惇「春蘭」 真・恋姫†無双ブースターパック SK-011 “魏”夏侯淵「秋蘭」 真・恋姫†無双ブースターパック SK-012 “魏”許褚「季衣」 真・恋姫†無双ブースターパック SK-013 “魏”典韋「流琉」 真・恋姫†無双14種類(構築済みスターターデッキ)、真・恋姫†無双ブースターパック SK-014 “魏”荀彧「桂花」 真・恋姫†無双14種類(構築済みスターターデッキ)、真・恋姫†無双ブースターパック SK-015 “魏”郭嘉「稟」 真・恋姫†無双14種類(構築済みスターターデッキ) SK-P06 “魏”「風」 ★ChaosTCGエクストラパック初回版、★ChaosTCGブースターパック 再販版 SK-016 “魏”程昱「風」 真・恋姫†無双ブースターパック 楽進 / 凪(なぎ) 李典 / 真桜(まおう) 于禁 / 沙和(さわ) 呉軍 SK-017 “呉”孫策「雪蓮」 真・恋姫†無双ブースターパック SK-P03 “呉”孫権「蓮華」 ★ChaosTCGブースターパック「OS 真・恋姫†無双1.00」 SK-018 “呉”孫仲謀「蓮華」 真・恋姫†無双14種類(構築済みスターターデッキ)、真・恋姫†無双ブースターパック SK-019 “呉”孫尚香「小蓮」 真・恋姫†無双14種類(構築済みスターターデッキ)、真・恋姫†無双ブースターパック SK-020 “呉”周瑜「冥琳」 真・恋姫†無双ブースターパック SK-021 “呉”陸遜「穏」 真・恋姫†無双ブースターパック SK-022 “呉”甘寧「思春」 真・恋姫†無双ブースターパック SK-023 “呉”周泰「明命」 真・恋姫†無双ブースターパック SK-P07 “呉”「亞莎」 ★ChaosTCGエクストラパック初回版、★ChaosTCGブースターパック 再販版 SK-024 “呉”呂蒙「亞莎」 真・恋姫†無双ブースターパック 黄蓋 / 祭(さい) その他 SK-P04 呂布「恋」 ★ChaosTCGブースターパック「OS 真・恋姫†無双1.00初回版」 SK-025 飛将軍「恋」 真・恋姫†無双ブースターパック SK-026 張遼「霞」 真・恋姫†無双14種類(構築済みスターターデッキ)、真・恋姫†無双ブースターパック SK-027 董卓「月」 真・恋姫†無双ブースターパック SK-P08 「詠」 ★ChaosTCGエクストラパック初回版、★ChaosTCGブースターパック 再販版 SK-028 賈駆「詠」 真・恋姫†無双ブースターパック SK-029 文醜「猪々子」 真・恋姫†無双ブースターパック SK-030 顔良「斗詩」 真・恋姫†無双ブースターパック SK-031 袁術「美羽」 真・恋姫†無双ブースターパック SK-032 張勲「七乃」 真・恋姫†無双ブースターパック SK-033 公孫賛「白蓮」 真・恋姫†無双ブースターパック 陳宮 / 音々音(ねねね) 袁紹 / 麗羽(れいは) 張角 / 天和(てんほう) 張宝 / 地和(ちーほう) 張梁 / 人和(れんほう) 孟獲 / 美以(みい)
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真・恋姫†学園 ~忘れモノ~ 一刀たちが新たな外史に飛ばされたその日の夜 日中の喧騒が嘘のように静まっていた 部屋争奪戦が収まるまでにはあれから2時間もかかった 流石にみな争い疲れたのか、今宵はぐっすりと寝ているようだった そんな穏やかな夜に蠢く影が二つあった それは小さく、ともすれば見逃してしまいそうであった しかも気配を殺して、音を立てぬようにそろりそろりと動いていたため、名だたる武将たちも気づくことはできなかった そのことをその影は恨めしく、悔しく、そして何より羨ましく思っていた 「………!」 「…、……!」 片方の影が何事かを囁いた 一拍の間をおいて、もう片方の影がうなずいた そして、そのまま二つの影は何処かへと去って行った 誰にも知られることもなく とりあえずここまで。 超短くてすいません、大学の方が新勧で忙しくてまったく制作が出来なくって… 完成版の方の作成は急いで見るものの、いつになるかはわかりません。 前回のお家騒動?のコメントに「おはやい更新を期待しています」的なコメントがあって、申し訳ないとは思っているものの、今の時期はちょっち忙しいっす。 まぁ、大学の授業中とか今後サボって書こうかなぁと思っていたり(笑) お知らせとお願い 長らく更新を停止させて申し訳ございません。 あと二週間で大学の前期が終了するので、そのころにまた真・恋姫†無双をリプレイし、真・恋姫†学園の政策に戻ろうと思っています。 また、この『忘れモノ』の回の更新が途中で止まってしまった理由としては、アイデアの不足というものがありました。 つきましては、皆さんのアイデアを募集したいと思うのですが、協力をお願いしてもよいでしょうか? 何かアイデアのある方は 忘れモノ ご意見所にお願いします。 なおアイデア募集の関係から、一応二つの影の正体なども書かれているので、ネタばれがいやだという方はご注意を。 今後のつづきを 楽しみにまたしていただきます -- あきら (2009-04-08 11 07 51) 「それは小さく」をみるとはわわ軍師とあわわ軍師かな? -- とびかげ (2009-04-09 11 03 06) あえて馬岱と張飛にかけてみるとか? -- 名無しさん (2009-04-09 20 50 44) 忘れ者+小さい二人=……あの姉妹すっかり忘れてた、切ね〜(〒_〒) -- エイショウ (2009-04-09 22 17 23) あぁ、リストラされたあの2人かww -- 〇喬 (2009-04-11 17 34 29) 俺は、はわわ&あわわに全賭けでいく!! -- とびかげ (2009-04-12 21 32 05) 今の話しの本筋とは関係ないですが、この世界で一刀以外からみんななんて呼ばれてるのでしょうかね?一刀のマネしてカリンあたりの真名なんか呼んだら大変なことになりそう -- 通りすがり (2009-04-18 22 28 51) アニメの特典の学園物からすると基本的に真名では読んでないな -- 名無しさん (2009-04-19 03 38 33) 一刀が創造した世界だし劉備とか曹操と呼んでも不自然とは感じない設定にされてるかと -- 名無しさん (2009-04-19 04 55 25) 続き、もう少し待ってください。今忙しくって… でも必ず書きますので! -- 礼流 (2009-04-19 22 28 06) 江東の二喬…そういやすっかり忘れてましたねぇ…続き、期待してま〜す♪ -- 東吾 (2009-04-22 17 12 21) そういや恋とねねはどうしたんだろうか・・・w -- 霧無 (2009-04-22 20 15 32) 二喬ですね。わかります。 -- バイオメタル (2009-05-10 02 40 42) 以外に はわわあわわコンビだったりして -- ココ史 (2009-05-11 21 13 09) 見させてもらいました僕は恋姫無双のFanですお家騒動からして -- 将希 (2009-05-17 17 02 16) 明命と小蓮かと・・・明命は忍びこむのが得意そうです -- 将希 (2009-05-17 17 07 09) 待ってるよー、はやくかいてよー -- 滝本 (2009-05-18 21 55 40) >礼流 頑張ってください!! -- 案風呂志薄 (2009-05-22 14 39 54) 恋姫学園サイコーです!! -- 獅子3 (2009-05-25 00 06 16) 続きが見たいよ~! -- セイン (2009-05-31 08 19 54) 大僑 小僑じゃね? -- カイン (2009-06-12 21 03 53) がんばってください! -- 王龍 (2009-06-15 20 54 10) 更新をお願いします! -- ミカサ (2009-06-22 20 25 34) お早い更新待ってます。 -- カイト (2009-06-30 00 16 52) 更新楽しみにしてます -- ガク (2009-07-03 18 58 49) やはり、桃花じゃないですか。 -- 麒麟 (2009-07-29 09 42 34) ↑いや、桃香でしょwwww -- ハムLOVE (2009-12-28 01 09 57) めっさ面白いです がんばって続き書いてください -- 竜王 (2010-01-09 18 40 49) 早く続きが見たいです! -- ウミショー (2010-11-18 20 09 15) 早く更新してください! -- ハヤテ (2011-07-03 14 54 14) 名前 コメント
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真 恋姫†学園 序章『蜀』 この世界には正史と外史が存在する 正史とは本来のあるべき歴史の流れ 正史のうちにいる人物や集団の強い願いや想像などによって分岐した歴史が外史である 外史は主に分岐し続ける 外史のうちにいる要素によって外史もまた外史を創造することが可能だからだ しかし、時に外史が同じ結論へとつながることがある これは、一人の男によってかつて生まれたひとつの外史、そしてそこからさらに分岐した三つの外史が交錯した物語である ~外史『蜀』にて~ 北郷一刀は悩んでいた しかし、彼は蜀の太守として悩んでいたわけではなかった 魏や呉と協力関係を結び、火急の案件は目に見えて減った 愛紗や朱里などの優秀な補佐がいるのに加えて、激しい戦いや葛藤を乗り越えて桃香も成長の兆しが見え、正直なところ一刀がやるべき仕事は少なくなっていた 「う~ん、なにかが違うんだよなぁ…これじゃ全体の調和が乱れるし……」 「ご主人様」 「かといってここで逃げに転じたら新しいものは生まれないしなぁ……」 「……ご主人様」 「ああ、向こうの世界ならいっぱい資料はあるのになぁ……」 「……ご主人様?」 「ここはおもいきっt」 「ご主人様!!」 「うおわぁああ!!」 いきなりの大声に驚き、振り返るとそこには眉間にしわを寄せた鬼、いや愛紗がいた 「な に を なさっていたんですか?」 「い、いやぁ、あのね、町の住民からの要望で……」 「ほほぅ、それはそれは」 愛紗は疑わしそうな目で一刀を見ると、書簡の下にあわてて隠された紙を引っ張り出した 「……あ」 「…………この破廉恥な格好をした女性の絵のどこが住民からの要望なのですか?」 「えっと、その……」 「もちろん、満足のいく返答をいただけるのでしょうね?」 愛紗の額に今にも青筋がたちそうな勢いだ 周囲の空気が重く、冷たくなっていくのを一刀は感じた 「呉服屋のおっちゃんに頼まれてさ!!以前いくつか天界の服を教えたらなんか師匠って呼ばれるようになっちゃって、それで新しいのを……」 「ほほぅ、それはそれは。そのようなことをなさるほどのお暇があるのですから、もちろん先日お渡しした魏と呉との間の関税の案件や西方の警備の案件などは片付いていらっしゃるのですよね?」 わざとだろうか、丁寧な物腰や口調が余計に迫力を生んでいる 「ええっと、それは……あ、そうだ、俺朱里にその件で相談があったんだった。急がなきゃ……」 「ご主人様!!」 一刀は脱兎のごとく逃げ出した 「はぁ、はぁ、やっばいなぁ、すっかり夢中になって忘れてた…なんていったらすげぇ怒られるよなぁ……」 後ろから愛紗の自分を呼ぶ声が聞こえてきて、身震いをした とにかく逃げようと通路の角を曲がったところで愛紗と鉢合わせてしまった 「見つけました!!覚悟なさい、ご主人様!!」 「うわぁ、ごめんなさい!!」 一刀はとにかく逃げること、この場から離れられることを強く願った その瞬間、淡い黄色の光が一刀を包みこみ………そのまま一刀とともに消えてしまった 「え!?」 愛紗は驚愕した 目の前から一人の人間がいなくなった、それも自分の最愛の人が 彼女は狼狽しながらも、事態を把握するべく皆を呼んだ 「それでは、皆さんそろったようなので会議を始めます」 王座で桃香はそう宣言した しかし、焦燥と不安の色を隠せないでいた 「ふむ、主殿が仕事をおさぼりになっているのを愛紗が見つけ、注意しようとしたところ、主殿が逃亡を図り、そのまま消えてしまったということでいいですかな?」 「愛紗が怖くて隠れているのに違いないのだ!」 静まり返って重くなっている雰囲気を軽くするべく、鈴々が冗談を言うが虚しく響くのみだった。 「……概ねは合っている。しかし、ただ消えたというわけではない」 愛紗はこの数時間ですっかりやつれたように見えた それほど自分を責めて、そして精神的に不安定になっていた 桃香はそんな愛紗を見て、励ますことも出来ない自分を歯がゆく思っていた 「……光」 「光?」 愛紗がポツリとつぶやいた単語に皆が疑問を持った 「そう、光だ。ご主人様はどこからともなく現れた光に包み込まれてそのまま……まるで元から居なかったかのように消えてしまった……」 「うへ、嘘だろう?そんなことがあってたまるかよぉ」 翠が思わずぼやいた それほどまでに現実味のない話だった 「……ご主人様がこちらに来たときと似ていますね」 朱里が顎に手を当てて考えを整理しながら話し始めた 「ご主人様が現れたときも突然でした。光が隕石のように落下してきて地表にぶつかったと思ったらご主人様が居ました」 「なるほど、となるとご主人様は別の世界に、もしかしたら元の世界に行ってしまったと考えられるわね」 紫苑が朱里の言葉をつないだ 「あわわ、そうだとしたら……」 「私たちにはどうにも出来ませんね」 桃香は厳しい現状を見つめ、そうつぶやいた 「じゃ、じゃぁどうするのだ!? ……お兄ちゃんとお別れだなんて鈴々、いやなのだ!!」 「それは私たちも一緒だ!!うろたえるな!!」 涙の混じった声で喚く鈴々を愛紗が諌めた しかし、彼女の声も涙が混じっており、お世辞にも落ち着いているようには聞こえなかった 歴代の武将たちもなすすべもなく、或るものは必死に考えをめぐらせ、或るものは嘆き、また或るものはほかの武将を気遣っていた。 あたりの空気がこれまで以上に重く、冷たいものとなっていくのを誰もが感じていた。 そんな中、桃香がつぶやいた。 「……占い」 「え?」 皆が桃香の方を向いた 「ご主人様がいらっしゃったとき、占いで天の御使いが空からやってくるという占いがありました」 「そうか、占師なら何かわかるかもしれぬ!!」 皆が町に駆け出そうとしたところ、王の間の出口に一人の翁がいた。 「お若いの、そう慌てなさんなって」 その人物は立派なひげを生やし、釣り竿を肩に担いだ齢九十にもみえる老人だった 「な、貴様、どこから入った!!」 自分たちに気配を察することなく侵入していた老人に愛紗達は警戒した 「おぅおぅ、怖い怖い。こんな爺、何も出来やせんって」 愛紗が構えた青龍刀に臆することなく、ずけずけと中に入ってくると、桃香に言った 「天守さん、いいかい、今から言うことをよおっく聞いておくがえぇ。 強き願い、それが唯一の条件じゃ 強き願いの元、世界はその容貌を変え、時に時空すら飛び越えるじゃろう。 お主らが必要なのはそれだけじゃ」 「……強き願い…?」 「かっかっか、まぁそう悲観するなっちゅうことじゃて」 翁はそういい残すとくるりと反転し、ひょうひょうと去っていった 誰も翁をとがめられはしなかった そうしてはならないような、不思議な雰囲気の持ち主だった 謎の翁の姿が消えると、場に漂っていた奇妙に張り詰めた空気が緩んだ 武将達は体の力が抜け、その場にへたり込んでしまった。 「な、なんだったんだ、今のは?」 「あの迫力、ただものではないな」 翠と星は自らの獲物で必死に体を支えながらつぶやいた まるでこの世のものではないような、触れてはいけないものと邂逅してしまったと感じていた 「……もしかして、私達に助言をするためにきてくださったのかもしれませんね」 桃香がつぶやく 「……強き願い。 強く、強く、ご主人様に会いたいと私達が願えば、きっと……」 その言葉を契機に武将達は願った、自らの主に会うことを、最愛の人に会うことを 必死に祈る彼女達の周りで光がポゥっと灯り始めた それはまるで逆さまに舞い落ちる雪のように頼りない光だった しかし次第にその量を増していき、光の奔流となって彼女達の周りを渦巻き始めた 祈りからだけでなく、その光に耐え切れなくなり皆目をぎゅっと閉じた 収まることなく光はその量と速度を増していき、そしてひときわ大きく輝いたかと思った次の瞬間、嘘のように掻き消えた そして残されたのは人ならざるものに荒らされた王の間の無残な姿だけだった 長らくお待たせいたしました、恋姫†学園更新いたしました。 無印版は設定など、忘れてしまった部分が多かったので新たに真恋姫無双を基準に書き始めました。 何分、プロットもなにも書かずに衝動のまま書き始めたので後の展開がどうなるのか、続けられるのか、ちゃんと終わらせることが出来るのかなどなど不安な点は多いですが、出来る限りがんばろうと思っています 2009/02/11 名前 コメント
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真・恋姫†学園 ~始まり 前編~ 季節は冬の終わり 辺りにはすっかり春の雰囲気が漂い始めていた 梅の木には可憐な花が咲いていた 気候も、寒さが緩まりすごしやすくなっていた 聖フランチェスカ学園から少しはなれたところに古い日本家屋があった それは誰にも使われていないはずなのにほこりが払われ、どこか生活の匂いがしていた 門は開けっ放しにされており、本来ならホームレスなどが居座っていてもおかしくないほど無防備だった しかしそこは夜な夜な謎の雄たけびが上がる、ものすごく重いもの同士がぶつかる音がする、鬼が出るなどの奇妙なうわさが絶えないところであったため、人すら寄り付かない場所であった 今、そこに人影があった 「そろそろ、かしらん?」 その人影は巨漢でありながらもしなをつけてつぶやいた それは見るものを圧倒する光景であった というよりも、直視できる人間は稀有であろう ボディビルダー顔負けの小麦色の筋肉質な体、頭頂部はすっかり禿げており、もみあげのかわりに謎のみつあみが顔の左右に垂れ下がっている そしてなによりもソース顔という表現では足りないほどの濃い顔 しいて言うなら泥顔、という他ない そんな個性的な人物がなんとピンクの褌一丁で庭に仁王立ちしているのだ しかも女口調で独り言をぶつぶついっている その光景の奇妙さというか、おぞましさは押してはかれるだろう 彼(彼女?)は妙にそわそわしているように思われた 誰かを待っているかのようだった 「あらん?おかしいわねん、そろそろだと思ったんだけど……」 気のせいか、と思ってきびすを返したところ、空から雷が落ちてきた それは轟音と共にその怪人を直撃した!! 「あああっぁああああん!!か…感じちゃうぅぅん!!」 怪人は苦しむのではなく、悩ましい声を上げていた しかしその声は男のものであるがために、それは毒音波としか思えない破壊力を有していた そしてそのままずしいぃという重々しい音と共に倒れた 「いってぇぇ……」 雷によって大きくえぐられた穴から一人の男が出てきた 青年というには若く、少年というには大人びていた いささかくたびれた感じの学生服に身を包んでおり、その服が聖フランチェスカのものであることはここいらにすむ人間ならすぐにわかっただろう 彼は片手で頭を抑えながら、腰ほどの高さまでの穴から出て目の前にある日本家屋の母屋に向かって歩き始めた ぐにゅっ そのとき、彼は地面に横たわったものに気づかずに踏んでしまった 「んぁらん?」 むくっとその物体は起き上がると、彼を見つめた 「あらん?」 かつて小麦色にテカテカと照っていたその体は今やあちこちが焦げていて全体的に黒っぽくなっていた しかし、雷の直撃を受けたことを考えると軽症過ぎるほどだ その怪人は目を瞬かせると、叫んだ 「ああぁああぁああああああぁああああっああん!! ご主人さまぁああん!! お・ひ・さ(ハート)!!」 「ぎゃああああぁああぁあぁぁあ!! 寄るなああああああああぁあああ、化け物!!」 奇妙な雄たけびを上げながら怪人がにじりよってきて、彼は一目散に背を向けて逃げ出した 至極当然の反応であった 「あん、いけずぅ!! でも、逃がさないわよぉおお!! まってぇええん!!」 怪人は身をよじったかと思うと、轟音を撒き散らしながら彼に追いすがった こんなものに追い掛け回されてはたまったものではない、彼は必死に怪人の手を避けた しかし相手は人間とも思えない怪人である、あっという間に二人の距離は縮まっていく いや、彼我の身体能力の差を考えると一瞬で追いつけたはずである 怪人はわざと間一髪のところで見逃し、追いかけっこを楽しんでいるように見えた 「つうぅぅうっぅかぁあまぁえ~~~~った!!」 追いかけっこを満喫したのか、怪人が一気に跳躍した その先は彼の進行ルートとぴったり重なっていた 空から降ってくる汗だくのマッチョマン、その絵は想像を絶するだろう 「やめろおぉおおおおお!! こっちくんなぁあぁぁあぁああ!!」 彼は生まれてこの方味わったことのない恐怖に襲われていたことは間違いない 怪人の跳躍がちょうど最高点に達したとき、空に轟音が鳴り響いた 雲ひとつない快晴な空からまたしても雷がおちてきた そして、それはお約束のように怪人の体めがけて落ちてきた 「あばばばばっばばばぁあああ!!」 流石に二発目は辛いのか、怪人も悶絶し始めた その後を追うかのようにさらに二発命中し、怪人は言葉を発する間もなく倒れた 雷による爆風が収まると、そこには炭化寸前の怪人の姿があった。 彼は一応怪人の身を案じながらも、先ほどまでの恐怖を思い出し自業自得だと思い直した 「一体なんだってんだ……なんか見覚えあるような気がするのが嫌だが」 彼は轟音にビックリして倒れていた体を起こすと、服についた砂埃を払いながら周囲を観察した 「電信柱があるし、これは武家屋敷の趣だし、ここは日本……それも元の世界と同じかそれに近い時代のものって考えていいのか?」 意外と落ち着いている自分に驚きながらも考えを張り巡らせた これが4回目だからだろうか、と自分で納得していた節もあった 「戻れた、のかな。でもなんでだろう、俺はさっきまで……あれ?」 彼は自らの体の異常に気がついた 自分の記憶が三つあることに 正確には、三つ混在しているといったほうがいいだろう つい先ほどまで愛紗にしかられるのが嫌で逃げていたという記憶と実感がある しかしその一方で華琳を残して逝ってしまったという記憶と実感もある さらには、蓮華と一緒に巻き込まれたという記憶と実感もある どれが正しい記憶であるというわけではなく、どれも正しい記憶であるように思えた 彼は怪人に追いかけられていた以上に混乱していた と、そこに 「ご主人様!!見つけました!!」 「一刀、探したわよ!!」 「一刀、無事だったのね!!」 三つの声がかけられた ども、礼流です。 本編ではあまり活躍の場がなかった若本閣下に活躍してもらいました。 いやはや、かきやすいったらありゃしないw さて、もとの世界編にやっと突入というしたのですが、正直ここいらで僕の構想が終わっていたりします。 正直なところ、真のキャラ全員を書くのは無理だと思った時点で、ストーリーを書くのは半ばあきらめていました。 今考えているのは、もとの世界に戻ったという設定を生かしたSSを思いつく限りかいていこうかな、というもの。 つまり、恋姫†学園のように、続き物を書く予定がないということです。 もちろん、いいアイデアとかが浮かんだら描くかもしれませんが… 2009/03/04 若本w 筋肉だるまがまさかこんなことにw -- 猫神 (2009-03-05 13 29 09) 三つの記憶が混じるのは自分も考えましたが 書くのが難しくて止めた設定でしたww これからの更新を楽しみにしてますね! -- 夢見屋 (2009-03-06 05 46 09) これは楽しみなSSだwがんばってください! -- 明日明後日 (2009-03-13 14 33 03) 名前 コメント
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真・恋姫†学園 序章『呉』 ~外史『呉』にて~ 平和、その一言が良く似合う世の中になった 蜀と連合を結ぶことで魏を打ち下し、天下は蜀と呉で二分されることになった これで無闇な戦争は怒ることはないだろう 蜀の劉備、桃香は戦争を望むような子ではない むしろ、積極的に無駄な戦争をなくすべく俺達に連合を申し込んできたほどだ もう、呉の民が祖国を追われる心配はない 自分は大きなことを成し遂げたんだ、雪蓮や冥琳が思い描いていた世界を手に入れたんだ 北郷一刀はそう思い、燃え尽きた感じを受けていた 呉の独立のために戦い散っていった雪蓮や冥琳、そして多くの兵士たちのことを思うとまだこれから頑張らねばならないと思う しかし、そう自覚していても活力が沸いてこなかった 元の世界ではただの学生だった人間が一国の王の伴侶である これまでの激動の日々を思い返すたびに、自分が越して生きていられるのが不思議に思えた それと同時に何故雪蓮たちを守ってやれなかったのかと後悔の念に駆られた もちろん、普段の生活に支障はない しかし、書簡からふと目を上げたとき、一息つこうといすに座ったとき、暖かいお茶をすすっているときなどふとした時にそういった思いに駆られていた 彼は自分のそんな様子を心配そうに見ている存在に気づかなかった 或る日、一刀は川辺にいた 在りし日の楽しかった思い出の、そして自分の無力さに嘆き悲しんだ思い出のつまった場所に そこには三つの墓が並んでいた ひとつは雪蓮と蓮華の母親の、もうひとつは雪蓮の、そして最後に冥琳の墓だった 彼は小さな赤い花をそれぞれの墓に供えて手を合わせた そしてしばらくの間そのままでいた 「やはりここにいたのね」 「蓮華、か。 なんだ来るのなら一緒に出ればよかったのに」 蓮華は答えずに一刀の隣に屈み、先ほど彼がやっていたように手を合わせた 「なぁ、蓮…」 「一刀」 話しかけようとした一刀の言葉を遮り、蓮華は言った 「いつになれば貴方の心は悲しみから解放されるの?」 「……それはどういうことだい?」 「最近の貴方は見ていてて辛いの。 幾度もため息をつき、貴方から気力が抜け落ちている気がするわ。 少し前までこんなことはなかったのに」 蓮華は視線を落とし、拳を握り締めて呟いた 「……私では姉さまの代わりにはなれなかったということかしら?」 「蓮華、前にも言ったけど君は君だ。 誰かの代わりではなく、君であればいいんだよ」 「でもあなたは誰も見ていない!! 私も、小蓮も、穏も、思春も!! 私達の誰も見ていない!! ……いったい、貴方は誰を見ているんですか?誰を思っているの!!」 蓮華はそんな一刀の言葉を遮るように捲くし立てた 「姉さまや冥琳でしょう!? 貴方はいまだにお姉さまたちを救えなかったことで後悔していて、そこから抜け出せないでいるんじゃないの!? 私は、それが辛くて…悲しくて……」 蓮華は涙を流しながら、今まで溜め込んでいた悲痛な訴えを投げかけた 「……蓮華、心配かけてごめん。 別に俺は蓮華たちを見ていないわけじゃない。 雪蓮や冥琳を救えなかったことを後悔しているわけでもないんだ」 「………え?」 「俺は雪蓮によって命を助けられ、雪蓮に夢をもらった。 そして冥琳に支えられ、冥琳に背中を押してもらった。 ……つまり、今の俺がいるのは二人のお陰なんだ。 勿論、蓮華たちのお陰でもある。 皆のうちの誰か一人でもかけていたら俺は今の俺ではなかっただろう。 ただ…いやだからこそ、かな。 俺はいつも思うんだ 嗚呼、今この平和な世を雪蓮たちも一緒にすごせたらどれほど幸せだろうか 彼女達がいたならば今の世にどんな夢を持つのだろうか ってね」 「……それは結局悲しみにとらわれているんじゃない?」 「いや、違うよ。 ただ、二人が生きている未来もあったんじゃないかなと思ってね。 こう、平和だとそういうことばかり考えちゃうだけさ」 それっきり、二人の間に沈黙が流れる しかし先ほどまでのそれとは違い、沈鬱さがなくなっていた むしろ心地よい沈黙だった 「……さて、行こうか蓮華」 「ええ」 一刀は立ち上がると蓮華に手を差し伸べた 蓮華はその手をとって立ち上がると、そのまま手をつないだまま歩き始めた しかし、そのまま手を引かれる形になった 一刀が墓をじっとみつめて動かなかったからだった 「…一刀?」 彼は目を閉じて最後に思った 本当に、本当に彼女達ともう一度すごすことが出来たら良いのに、と まだ伝えたかったこと、聞きたかったことがいっぱいあったのに、と 「…ごめん、蓮華。さ、行こうか」 そういうと一刀は墓を後にした 二人は墓の周りからあふれ出す光に気づくことはなかった その夜、二人は寝台を共にした 「…一刀」 「ん?」 「辛いときには言って。私は貴方の支えになりたい」 「何を言ってるんだ、逆だろ。 俺が蓮華を支えなきゃ。 そう約束したんだから」 「…一刀」 「何?」 「約束したから、じゃなくて自分の意思で決めて」 「え?俺は自分の意思で約束したんだけど」 「いいから!」 うろたえる一刀に蓮華は小さく馬鹿、と呟いた それはあまりにも小さかったため、一刀は気づかなかった 彼女は一刀に、雪蓮との約束だからではなく自分の意思で決めたからといってほしかったのだった 「わ、わかったよ。 俺は、俺の意思で蓮華を支え続けるよ。 これからずっと、いつまでも」 「ありがとう。……よろしくね、一刀」 「お、おぅ」 顔を赤らめつつ満面の笑みを浮かべた蓮華に少し戸惑い、気の抜けた返事になってしまった ふと一刀は気づいた 「なぁ、蓮華」 「何?一刀」 「外が明るい」 「それがどうかしたの? 星がよく出てるのかしら」 「異様だ。ほら、南側は暗いけど、北側だけ明るい。 蓮華、ちょっと待ってて。様子を見てくる」 そういうと一刀は寝巻きのまま北側の窓にいき、戸を開いた その瞬間を待ち構えていたかのように、光の奔流が部屋になだれ込んできた 「うわ、なんだこれ!?」 「か、一刀!?」 光はそのまま一刀の体を包み込み、見えなくなってしまっていた 慌てて蓮華は手を伸ばして彼を掴もうとした すると、光が蓮華の体まで包み込み始め、そして眩い光に視界を遮られて何も見えなくなった それは目を開けていられないような眩さだった それでも彼女は一刀を探し当て、掴んだ 一刀はそれに気づき、蓮華を胸に抱きかかえて目を瞑ってことが過ぎ去るまで耐えていた 光はどんどん量を増していき、二人の周りを渦巻いた そして竜巻の如く形状を変えたかと思うと、ひときわ大きく輝いた そしてシャンという音と共に、まるで嘘のように掻き消えた そこに残されたのは嵐が過ぎ去ったかのように荒らされた寝室だけだった。 二人の姿はどこにもなかった。 ども、礼流です。 真・恋姫無双の呉ルートのおさらいをしていたら公開が遅れました 呉、やはり最初にやった勢力だったこともあってだいぶ忘れている部分が多かったです さて、次は学園編。 始まりまでの構想はあるのですが、いざ文章にしようとすると結構大変です 少し公開まで間が空いてしまうかもしれません(汗 2009/02/20 名前 コメント
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真・恋姫†学園 ~忘れモノ意見所~ もうお気づきの方も多いですが、ふたつの影は新作の方でさっぱり忘れ去られた二喬です。 もうどうせならすべてのキャラを出すか(女限定?)と思い、この話を作りました。 呉のみんなにすら忘れ去られた二喬がいろいろな人にいたずらをして回り、翌日それで誰がやったんだというもめあいになるというのを考えていたのですが、二喬のやりそうないたずらがあまり重いうかず、更新が止まってしまいました。 そこで、皆さんにこんな悪戯をしそうだという意見をよかったらいただきたいと思っています。 何かアイデア、この話についてでなくてもかまいません、ありましたらコメントのほどよろしくお願いします 春恋*乙女のキャラじゃないですか? -- ミカサ (2009-07-23 20 22 28) 春恋乙女のキャラとかのことですよ(特に剣道部主将の不動さんとか) -- リード・E・クロード (2009-07-25 00 49 03) 学園の新聞部に一刀と女の子達のスキャンダルを流し、男達の嫉妬を一刀にぶつけ(特に及川w)、ヒロイン達の嫉妬を煽り、ついでに、学園の女の子達には一刀は女の敵と吹き込む! -- Wataru (2009-08-01 21 38 10) 二喬がみんなの下着を盗んで一刀の部屋に置いとくみたいなのはどうでしょう? -- うみ (2009-08-02 00 02 36) コスプレ衣装をそれぞれ見つけるという話しは? -- 流星 (2009-10-15 16 48 51) 現代器具でも出すとか、(入手先はいろいろ) -- 双月 怜也 (2009-11-04 22 11 11) 北郷一刀に妹が2人いてその2人がきてなんか騒ぎになると言うのはどうでしょうかちなみに妹2人の名前はゆみ、ちさというかんじで -- アグルV2 (2010-09-17 18 40 34) これからどうする、か会議をすると言うのはどうでしょう。 -- ウミショー (2010-11-20 11 30 31) 明命が出てない気がするのですが・・・ -- トロイ (2011-02-28 23 57 16) 名前 コメント 一刀秘蔵の恥ずかしいコレクションをみんなに暴露させるってのはどうでしょうか? -- ミカサ (2009-07-19 19 00 41) なるほど、本に載ってる属性と違った人たちが怒るんですねw 一刀、星、鈴々、季衣、流琉、春蘭、小蓮あたりの大事なお菓子(星はもちろんメンマ)を盗み食い。それがバレて悲惨な事に…。ってのはどうでしょう? -- jack (2009-07-20 00 26 05) 春蘭ならむしろ華琳様人形でしょうかねw 皆の部屋に一刀の手紙(お呼ばれ)を偽造しばら撒き引っ掻き回す(単純すぎか?) -- とびかげ (2009-07-20 18 23 48) みんなの下着を盗んで一刀の部屋に置いて罪をきせるというのはどうでしょう~ -- Wataru (2009-07-20 22 10 11) なるほど、いたずらの罪を一刀におしつける、それもまた一興ですねw 一刀はおれじゃない~って言いながらも皆にぼこぼこにされる、とw 真・恋姫で新しく出たキャラに夜襲攻撃をかけるも逆に返り討ちに遭うというのはどうでしょうか? -- ガイア (2009-07-22 14 36 31) 確かに無印では面識のないキャラですし、ありかも! 夜襲と言えば、、、一刀に夜這いをしに女の子達が行ったら一刀の部屋の前で女の子同士ばったり。 -- 七誌 (2009-07-22 22 49 56) いいですね、いつかネタに使わせていただきます♪ 現代の美女vs恋姫達ってどうです? -- 楽 (2009-07-23 06 35 52) 面白そうですが、現代の美女って誰でしょうかねぇ~
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恋姫†学園第二話『逆境』 関羽、馬超といえば歴戦の猛将だ。 いくつもの戦場を駆け、いくつもの障害を打ち破ってきた彼女たちに今、かつてない強敵が目の前に立ちふさがった!! その名は……” 勉強 ”であった。 と、大仰に言ってはみたが、これは詮無いことだろう。 この世界の学問は彼女達が生きてきた世界よりも遥かに歴史が積み重なり、洗練されて来た物なのだから。 基本の知識、世界観からして違うのだ。 今日は勉強初めの日。 内容としては休みボケ解消のためもあってやさしいのだが、愛紗たちや長いこと勉強していなかった俺には十分きつかった。 何も分からない授業がこれほど苦痛だとは思わなかった…… 「――――どうだい、愛紗、翠?」 机に突っ伏している二人に苦笑しながら訊いてみた。 「……正直、天界の学問がこれほどとは思いませんでした……」 「あ~もう駄目、これ以上は死ぬ……」 愛紗は悔しそうに眉をひそめ、翠にいたっては魂魄が口から出てしまいそうなほど呆然としていた。 俺はフォローのためもあって、現状を訊いてみた 「と、とりあえずどこから分からない?」 「そうですね……数学なのですが、算学の発展したものではあると思うのですが…… そもそもこの×や÷の記号の意味からわかりません」 「英語なんて、もうミミズの踊りにしか思えないよ~」 うーん、どうやら本当に基礎から勉強が必要なようだ。 この様子だと、他の子たちも同じ状況に陥っているだろう。 ここは多少心得がある俺が何とかしなきゃ。 選択肢 ①蜀のみんなが気になる ②呉のみんなが気になる ③魏のみんなが気になる By クォーツさん mixiで恋姫無双のコミュ見てたどりました!!もう見せてくださってありがとうございますと思ったほどすばらしいSSです^^つつき楽しみにしてますね-- 三国一 (2007-03-20 23 39 57) 最高です -- NK (2007-10-02 16 24 24) とても面白いです。強いて言うならば星メインのストーリーも欲しいですね。更新楽しみに待ってます。 -- K (2007-12-03 23 15 01) リンクまちがってません?2と3が同じですよ。 -- にゅー (2008-01-03 02 25 33) ネットを徘徊していたら偶然発見しました。よくまとまっていて読んでいて本当におもしろかったです。乞う続編!! -- 涙 (2008-06-21 14 26 13) …ユニーク。 …董卓軍の話が欲しい。 …更新、期待する。 -- 素人 (2009-01-07 21 19 23) 名前 コメント