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百神能力一覧 親密度MAX時の攻撃力と防御力を表示してます。 ヴァルキリー アポロン アルテミス ジークフリート トト バステト アヌビス ヤマトタケル コノハナサクヤヒメ スサノオノミコト 初期時 親 20攻 215防 158 親 20攻 273防 200 親 25攻 233防 317 親 30攻 405防 341 親 20攻 183防 343 親 25攻 286防 277 親 30攻 391防 427 親 ??攻 ???防 ??? 親 ??攻 ???防 ??? 親 ??攻 ???防 ??? 第一進化 親 ??攻 ???防 ??? 親 25攻 448防 375 親 30攻 413防 497 親 35攻 580防 516 親 25攻 358防 518 親 30攻 466防 457 親 35攻 531防 567 親 ??攻 ???防 ??? 親 ??攻 ???防 ??? 親 ??攻 ???防 ??? 第二進化 親 ??攻 ???防 ??? 親 30攻 598防 525 親 35攻 553防 637 親 40攻 700防 636 親 30攻 508防 668 親 35攻 606防 597 親 40攻 651防 687 親 ??攻 ???防 ??? 親 ??攻 ???防 ??? 親 ??攻 ???防 ??? 最終進化 親 ??攻 ???防 ??? 親 35攻 808防 735 親 40攻 753防 837 親 45攻 880防 816 親 ??攻 ???防 ??? 親 ??攻 ???防 ??? 親 45攻 831防 867 親 ??攻 ???防 ??? 親 ??攻 ???防 ??? 親 ??攻 ???防 ???
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初期状態 ⇒全身画像 第一進化後 ⇒全身画像 解放条件 初期状態:みんなで灯す聖なる火【月】のボスモンスターを討伐 第一進化時:ご褒美ポイント5000ptのシンの進化石(赤) 解説 初期状態 :バビロニアの月の神。月明かりのように物静かな青年。シャマシュを見守るお兄さん的な存在。いつもは穏やかだが、ときどき毒舌になることがあるらしい。 第一進化時:〃 祝賀会 ~主催者~ ~参加者~ 解放時 熟成ヤシ酒 ヤシ酒 第一進化 高級ヤシ酒 ヤシ酒 神技 ~必要SP~ ~分類~ 初期状態 第一進化 最終進化 冒険用 戦闘用 50 50 ‐ 装備取得率系 能力低下系 ~冒険用神技~ ムーン・シャワー 銅 装備品獲得率+??% / ???sec 銀 装備品獲得率+??% / ???sec 金 装備品獲得率+13% / 200sec 説明 一定時間、装備品の獲得率をUPする ~戦闘用神技~ ルナティックミスト 銅 ダメージ + 敵防??%DOWN 銀 ダメージ + 敵防??%DOWN 金 ダメージ + 敵防14%DOWN 説明 敵にダメージを与え、さらに月の霧を発生させて敵の防御力を下げる クエスト 限定クエスト 2012/4/20 12:00まで ヤシ酒は聖なる酒 初期時 久しぶりの友への土産だ 面倒事ですまないね 彼がつかまるなんて想像しがたいけれど… 君ともっと 第一進化時 最高の力を見せたいな 神具 ~名前~ ~入手条件~ クエスト『君ともっと』 クリア報酬 ~説明~ シンの神具。月の力を持つ杖。夜に旅をする冒険者を優しい月明かりで見守ってくれる。 【 シンの杖 】 ~攻撃力~ ~防御力~ ~耐久力~ 376 406 壊れない ~名前~ ~入手条件~ クエスト『[[]]』 クリア報酬 ~説明~ シンの杖。月の静かな穏やかさをたたえ、持つ者に安らぎと落ち着きを与えてくれる。 【 月影の杖 】 ~攻撃力~ ~防御力~ ~耐久力~ 440 512 壊れにくい 攻撃力 初期時 Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 435 437 439 441 443 445 447 449 451 453 455 457 459 461 463 465 467 469 471 473 Lv 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 475 477 479 481 483 485 487 489 491 493 495 497 499 501 503 505 507 509 511 513 Lv 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 515 517 519 521 523 525 527 529 531 533 第一進化時 Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 536 539 542 545 548 551 554 557 560 563 566 569 572 575 578 581 584 587 590 593 Lv 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 596 599 602 605 608 611 614 617 620 623 626 629 632 635 638 641 644 647 650 653 Lv 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 656 659 662 665 668 671 674 677 680 683 686 689 692 695 698 防御力 初期時 Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 502 504 506 508 510 512 514 516 518 520 522 524 526 528 530 532 534 536 538 540 Lv 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 542 544 546 548 550 552 554 556 558 560 562 564 566 568 570 572 574 576 578 580 Lv 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 582 584 586 588 590 592 594 596 598 600 第一進化時 Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 603 606 609 612 615 618 621 624 627 630 633 636 639 642 645 648 651 654 657 660 Lv 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 663 666 669 672 675 678 681 684 687 690 693 696 699 702 705 708 711 714 717 720 Lv 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 723 726 729 732 735 738 741 744 747 750 753 756 759 762 765 必要ポイント 初期時 Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 30 43 51 59 67 75 83 91 99 111 123 135 147 159 171 183 195 207 219 239 Lv 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 259 279 299 319 339 359 379 399 419 444 469 494 519 544 569 594 619 644 669 699 Lv 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 729 759 789 819 849 879 909 939 969 1099 第一進化時 Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 30 35 40 45 50 55 60 65 70 75 80 85 90 95 100 105 110 115 120 126 Lv 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 132 138 144 150 156 162 168 174 180 187 194 201 208 215 222 229 236 243 250 258 Lv 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 266 274 282 290 298 306 314 322 330 339 348 357 366 375 384 通常時セリフ 初期時 【解放時】 やぁ…これは、外に出られたのか。どうもありがとう。月明かりも届かない場所で、退屈していたんだ。 【冒険時】 ???(守護神設定時) ???(守護神設定時) 魔物に注意しないとだめだよ。(ランダム出現時) 【ギルド内挨拶】 ○○があのキツネ…おっと、アスタル様に会いに行くそうなんだ。面倒に巻き込まれないといいのだけれど。(トップページ) ???(薬草入手時) 【クエスト依頼】 僕は君に頼みたいと思ってる。 僕の頼み、聞いてもらえるか? 君にもお得な話だ。 【守護神交代】 冒険?へぇ、僕に一緒に来てほしいのか。 そうだな…わかった。今何を考えたかって?ふふ、気にするな。 【最初の挨拶】 ああ、こんにちは。僕に会いに来たのか?(親密度1~) おっと、すまない。考え事をしていた。来ていたのか。(親密度13~) 僕のところに来ても暇だろう?僕はそんなにおしゃべりじゃないから。(親密度26~) ほら、君が好きそうなものを用意しておいた。遠慮なくお食べ。(親密度38~) 待ってたよ。そういえば君のことばかり考えていたかもしれない。(親密度50) 【貢物を渡す時】 僕に贈り物?そんなに気を使わなくていい。(親密度1~) 僕の興味をひくものか?(親密度13~) 君は選ぶものが面白い。今日は何をくれるんだ?(親密度26~) 君がくれるもので心があたたかくなる。不思議だ。(親密度38~) いつもありがとう。君の熱意には感動してる。(親密度50) 【貢物を渡した後】 ふむ。受け取っておく。(親密度1~) はは、ありがとう。これは割と好きだ。(親密度13~) やはり君に任せて正解だ。これからも楽しみにしている。(親密度26~) ありがとう。君は何が好きなんだ?何でも言ってごらん。(親密度38~) 僕は君からもらうものが一番好きだ。君のことも気に入っている。(親密度50) 【ログインボーナス時】 君は毎日飽きないのか?努力していて感心だね。ほら、これをあげよう。役に立つと思うよ。(3日目ボーナス) 君みたいに熱心な人はそういないよ。感動したから、僕から贈り物をあげよう。(3日目ボーナス) シャマシュはアスタル様に育てられたようなものだから、どうも趣味がオヤジくさい。炭酸水を一気飲みしたりする。君も見つけたら注意してやってくれ。 ふふ、モンスターや魔神を倒すのは楽しいな。ん?今すごく怖い顔をしていたって?はは、君の気のせいだ。 くそ、あのキツネめ、また面倒事を僕に押しつけて…おっと、君、いたのか。ん?何でもない。アスタル様の気まぐれは困ったものだって話さ。 僕は戦い専門ではないけれど、これでも結構戦いは強い。アスタル様にしごかれたからな。 僕の好きなこと?そうだな、思索にふけることか。静寂な月明かりの中にいるととても落ち着く。 ギルガメッシュとはよく話す。あの世界を斜に構えたようなものの見方、僕はけっこう好きだ。 アスタル様とシャマシュにはもう会ったか?2人は僕の仕事仲間みたいなものだ。いずれ会えるだろう。 バビロニアの神はまとめ役がいて助かるな。シャマシュは張り切りすぎて失敗するから、付いていないといけないけれど。 僕は君のことがとても気に入った。これからも僕のところへ遊びにおいで。(GREE) 第一進化時 【解放時】 おや、それは進化石か。僕に使わせてくれるのか?…ありがとう。君はすごい人だね。 なるほど。確かに力が戻っている。君、どうもありがとう。僕に何か頼みたいことはあるか? 【冒険時】 ???(守護神設定時) ???(守護神設定時) ???(ランダム出現時) 【ギルド内挨拶】 ○○があのキツネ…おっと、アスタル様に会いに行くそうなんだ。面倒に巻き込まれないといいのだけれど。(トップページ) ほら、これをあげよう。役に立つと思うよ。(薬草入手時) 【クエスト依頼】 僕は君に頼みたいと思ってる。 僕の頼み、聞いてもらえるか? 君にもお得な話だ。 【守護神交代】 冒険?へぇ、僕に一緒に来てほしいのか。 そうだな…わかった。今何を考えたかって?ふふ、気にするな。 【最初の挨拶】 ああ、こんにちは。僕に会いに来たのか?(親密度1~) おっと、すまない。考え事をしていた。来ていたのか。(親密度15~) 僕のところに来ても暇だろう?僕はそんなにおしゃべりじゃないから。(親密度28~) ほら、君が好きそうなものを用意しておいた。遠慮なくお食べ。(親密度42~) 待ってたよ。そういえば君のことばかり考えていたかもしれない。(親密度55) 【貢物を渡す時】 僕に贈り物?そんなに気を使わなくていい。(親密度1~) 僕の興味をひくものか?(親密度15~) 君は選ぶものが面白い。今日は何をくれるんだ?(親密度28~) 君がくれるもので心があたたかくなる。不思議だ。(親密度42~) いつもありがとう。君の熱意には感動してる。(親密度55) 【貢物を渡した後】 ふむ。受け取っておく。(親密度1~) はは、ありがとう。これは割と好きだ。(親密度15~) やはり君に任せて正解だ。これからも楽しみにしている。(親密度28~) ありがとう。君は何が好きなんだ?何でも言ってごらん。(親密度42~) 僕は君からもらうものが一番好きだ。君のことも気に入っている。(親密度55) 【ログインボーナス時】 ふふ、モンスターや魔神を倒すのは楽しいな。ん?今すごく怖い顔をしていたって?はは、君の気のせいだ。 くそ、あのキツネめ、また面倒事を僕に押しつけて…おっと、君、いたのか。ん?何でもない。アスタル様の気まぐれは困ったものだって話さ。 今度一緒にヤムのところに行かないか?海の底から眺める月明かりもまたいいものだ。 僕は月の神だからね。今度君を月明かりの空に連れて行ってあげよう。きっと気に入る。 ギルガメッシュの研究?ああ、僕は時々手伝うが。何をしているかは、教えられないな。 シュマシュがまた祭事に張り切って…無茶しそうだから、ちょっと手伝いに行ってくるか。 君みたいに熱心な人はそういないよ。感動したから、僕から贈り物をあげよう。(3日目) はは、僕が意地悪に見えたなら、すまないな。月の満ち欠けのせいかな、つい人に意地悪したくなる時があるんだよ。 マイページ会話(スマートフォン版のみ) ?????? イベントセリフ ⇒神様台詞参照 みんなで灯す聖なる火(2012/4/12 15:00~4/20 12:00) 解放前(太陽) ??? 解放前(月) 君は僕ととても似た力を持っている。君なら僕を解放できるかもしれないな。 解放前(星) 星の属性を持つ君なら、月の僕とも相性がいいよ。君の力で僕を解放してくれないか? 解放後 僕を解放してくれてありがとう。できれば、シャマシュやアスタル様の様子も知りたいんだ。君に頼めないか? 全員解放後 みんなの解放石を集めてくれたんだね。さぁ、ここからが本番だよ。たくさん薪を集めて聖なる火を輝かせてくれ。 進化後 君のおかげで僕本来の姿に戻ることができたよ。とても感謝している。シャマシュたちも力を取り戻せるように、僕も君の冒険を応援するよ。 神殿 やぁ、僕の手伝いをしてくれるんだね。では薪をたくさん持ってきてくれないか? 薪をくべる こんばんは、月の神殿は気に入ったかい? 薪をくべた後&祝賀会 やぁ、ちょうどいい時に来たね。今お祭りの最中だよ。君も一緒に楽しんでくれ。 順位発表 ふふ、君たちのおかげで月の神殿を盛り上げることができたよ、どうもありがとう。 初期時 貢物獲得よかったら僕にくれないか?それ。 ▲
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世界中の神様を解放する旅に出よう! あの神様と仲良くなれちゃう!?守護神と一緒にさらなる旅へ! (アプリの説明より) 実は…世界中の神様が何者かによって封印されてしまいまして…。 神様達を解放するために解放石を集めてはもらえませんか? (チュートリアルより)
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百神 〜ヒャクカミ〜 魔神 コメント GREEから配信されたオフラインゲーム。 魔神 グライオンorドラピオン:セルケト ランドロス(れいじゅうフォルム):鵺 ギャラドス:シーサーペント コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 草案 神様 トゲチック:ナビィ ダイケンキ:ヴァルキリー ドレディア:コノハナサクヤヒメ フラエッテ(ピンクのはな):ガネーシャ ルンパッパ:沙悟浄 ブーピッグorエンブオー:猪八戒 ゴウカザル:孫悟空 リングマ:キムンカムイ モノズ:ヤガミヒメ サブキャラクター デリバード:サンタクロース ウィンディ:狛犬 -- (ユリス) 2016-05-07 09 45 52
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「シンおめでとー」 「あっ、こらスバル! 私が一番に言おうとしたのになんちゅうことをしてくれたんや!」 「主、他の者達も次々とアスカにおめでとうと告げてますが」 「んぐっ! 出遅れてしもた」 「あはは……みんな、ありがとう」 今日は9月1日、シンの誕生日。 何で私が知っとるかというと、誘導尋――じゃなくて何気ない会話で聞き出したからや。 初めはシンを家に招待して身内だけでパーティーをしようと思うとったんやけど、いつの間にか情報が漏れて こうして六課の食堂で催す事になった。 まぁ、人数が多い分準備も捗ったし、豪華な料理も作れたしで結果オーライというとこかな。 「おらシン、お前も一杯いくか?」 「ちょ、それ酒じゃないですか!」 「ヴァイス、おめー何酒持ち込んでんだ? 未成年が多いから酒は禁止しただろ」 「お、ヴィータ副隊長。いやぁ二次会で飲もうかと……って姐さん持ってかないでくださいっ!」 あらら、シグナムも手厳しいなぁ。まぁヴァイス君の自業自得やけど。それにしても、初めにシンがロウソクを消してみんなで乾杯をしてからは主役そっちのけで 盛り上がっとる気がするなぁ。 「シンお兄ちゃん、サンドイッチ取って~」 左隣に座ってるヴィヴィオが俺の服の裾を引っ張りながらねだる。 タマゴサンドやハムサンドなどを 皿に取り分けてヴィヴィオに渡してやる。 「ん……ほら、色んな種類取ったからな」 「えへへ、ありがとっ」満面の笑みを浮かべてから、ヴィヴィオは早速サンドイッチを頬張り始める。 「シンお兄ちゃ~ん、私にも取って♪」 美味しそうに食べてるヴィヴィオを見ていると、右から猫なで声が聞こえてくる。そちらを向くと 「……何言ってんだ。お前は手が届くだろ?」 あまり歳の変わらないスバルがヴィヴィオのようにねだってくるのは何だか微妙だ。 「スバル、ヴィヴィオの真似しちゃダメだよ~」「あぅ、ごめんなさい」 悪ノリしていたスバルを一言で諌めるとは、さすがはなのはさんだ。 時折黒いオーラを発していて近寄りがたいことがあるけど。 「シン、何か言いたい事があるのかな?」 「い、いえ何も!」 ――やっぱり恐かった。 《そろそろやな。シャマル、手筈の通りに頼むで》 《了解ですはやてちゃん♪》 念話越しのシャマルの声は心なしか面白そうな感じや。 私もワクワクとドキドキが止まらへんけど。 「さぁー皆さん!パーティーも盛り上がってきた所であるゲームをしたいと思いま~す」 突然食堂に響く声。 見るといつの間にかマイクを持ったシャマル先生がいた。 「ゲーム?そんなことやるなんて聞いてなかったけど……」 疑問符を浮かべているのはフェイト・T・ハラオウン執務官。 すぐに隣に座ってた部下2人に確認を取る。 「じゃあエリオもキャロもゲームなんてのは知らなかったんだね?」 「はい。少なくとも僕達2人は」 「私達は隊長の皆さんが企画したものだとばかり思ってましたけど」 よく見ると、スバルやティアナ、なのはさんまで首を傾げている。 俺が知らないのは当然かも しれないけど、何だか妙だ。 「さて、このゲームの参加者は5人なんですが、うち1人は本日の主役であるシン・アスカ君で決まりです!」 「んなっ、強制参加かよ!」 「その通り!拒否権はありませんよ~♪」 なんでそんなに楽しげなんですか、とツッコミたい。 参加するのが嫌ってわけじゃないけど、どんなゲームを するのかってのが全く説明されてないのに二つ返事はしたくない。 「シン、諦めて参加したほうがいいかもしれないわよ。どうやら八神部隊長も絡んでるみたいだし…」 ティアナにそう言われ、俺ははやて隊長に視線を向ける。 「いやー盛り上がってきたなぁ♪」 ……なんだろう、今のはやて隊長の発言が棒読みに聞こえたのは。 これはティアナの言うことが 当たってるのかもしれない。 「それでは残りの4人をくじ引きで決めたいと思います。一人ずつ私の所に来てくださいね」 そしてくじの結果、選ばれた4人は―― ティアナ 「こういうのは運がよかったのか悪かったのか、わからないわね」 ヴァイス 「まぁ、楽しめりゃそれでいいか」 キャロ 「どんなゲームなのかな?」 はやて 「ふっふっふ、今日は運がいいなぁ~」 「それにしても、最後に八神部隊長が引くまで当たりくじが1つ残っていたなんてね~」 「……たまにはそういう事もあるんじゃないか?」 確かにスバルの言うとおり当たりくじが最後まで残ってる事なんてかなり低い確率だろう。 いや、でも……止めよう。 くじが細工されてたなんて考えるのは。 「では、参加者はこちらのテーブルへどうぞ」 俺達がそのテーブルへと移動すると、そこには様々な種類のケーキが。 いつの間に準備したんだろう? などという疑問を頭の隅に浮かべながら席に着く。 「それではルールを説明します。参加者のみんなは順番を決めて1人ずつこのテーブルを回していき、 自分の目の前に止まったケーキを残さず食べる。これがルールです」 クルクルとゆっくりテーブルを回しながらシャマル先生は説明してるが―― 「あの、勢い良く回したらケーキが吹っ飛ぶんじゃ?」 思わず手を上げて質問してしまった。 いや、誰もが考える疑問だろこれは。 「…………」 沈黙が流れる。 あれ、俺別に変な事言ってないよな? 「管理局の技術力、嘗めてもらっちゃ困るなぁ。 遠心力を無視するなんて朝飯前やで!」 「そ、そうなんですか……」 どうやら心配することでもなかったらしい。 力説するはやて部隊長の言葉を聞き流しながら テーブルのケーキを見る。 ケーキは全部で12種類。 ポピュラーなものもあれば高級感漂う、洒落たケーキもある。 「ちなみにこのケーキはなのはちゃんの実家が経営してる、喫茶『翠屋』からの提供でございまーす」 シャマル先生の言葉に少々照れながら微笑むなのはさん。 そういえば実家が喫茶店ってことは前に聞いたな。 目の前にあるケーキはどれも美味しそうだ。 けど、ただ自分の目の前に来たケーキを食べるだけでは ゲームとして面白くなさそうなんだけど、何かあるんだろうか。 そんな俺の疑問を吹き飛ばしてくれたのはティアナの質問だった。 「あの、もしかしてケーキに何か仕込んであったりするんですか?」 「そりゃあもちろん♪ 何が仕込んであるかは秘密ですが、そのケーキを食べてしまった人は 失格で以降ゲームには参加できませんのでそのつもりで」 随分と単純なゲームだ、などと思いながら順番を決める。 ――ジャンケンの結果、ヴァイスさん、キャロ、俺、ティアナ、はやて隊長という順になった。「んじゃ、行かせてもらいますぜ。うおりゃっ!」 ヴァイスさんが威勢のいいかけ声と共にテーブルを回す。 なるほど、ケーキが吹っ飛ぶような様子はなかった。 少ししてからテーブルの回転が落ちていき、ゆっくりと止まる。 ヴァイスさんの目の前に止まったのは―― 「これは、モンブランか」 フォークを手に取り、一口サイズに切ってから突き刺し、口に入れる。「さぁ、先陣を切ったヴァイス陸曹が食べたケーキはモンブラン です。 果たしてどうなるか!」 「さぁ、先陣を切ったヴァイス陸曹が食べたケーキはモンブランです。 果たしてどうなるか!」 シャマルは随分と熱のこもった実況をするなぁ。 ちょお意外だったわ。 さて、そろそろヴァイス君に変化が現れるはずなんやけど。 「むぐ……ぐっぎゃああああああっ!口がっ!舌がぁぁっ!」 「ちょっ、ヴァイス陸曹!?」 「水っ!水をくれえぇっ!」 結局ヴァイス君はコップ4杯の水を飲んでようやく落ち着いた。 でも、いきなりの脱落やな。 「なんという不運!ヴァイス陸曹が食べてしまったのは激辛モンブラン。 その辛さは未知の領域です!」 厳密に言うと、この辛さを味わったのはザフィーラくらいやろ。 あ、シンが青ざめてるな。 心配しなくてもシンにハズレのケーキは引かせへんよ。 絶対にな……。 なんつーゲームだ。 まさか転げ回るほどの激辛ケーキが混じってるとは。 心臓に悪いってレベルじゃねぇぞ! 順番が回ってこないのに手が汗ばんできた。 何でこんな事にプレッシャーを感じなきゃいけないのか……。 「そ、それじゃあ、次行きますね」 どこか緊張した面持ちでキャロがテーブルを回す。 先程よりもゆっくりとした回転で止まるのも早かった。 そしてキャロの目の前に来たケーキは―― 「……シフォンケーキか。 見た目は普通だけど」 「それを言ったら、ヴァイス陸曹が食べたモンブランだって見た目は普通だったわよ」 「キャロ、ちょっとでも変な味がしたらすぐに吐き出すんだよ?」 「大丈夫です。私、頑張りますから!」 「い、いや、頑張るとかそういう話じゃないと思うんだけど」 フェイトさんやエリオの心配も何のその、とキャロは一口大にしたシフォンケーキを口に運ぶ。 そんなキャロを見守る一同。 特にフェイトさんとエリオはハラハラしてるのが目に見えてわかる。 当のキャロはそんなことお構いなし、というように口を動かし、よく噛んでから飲み込む。 「ど、どう?大丈夫?」「うん、とっても美味しいよ」 心配そうに聞くエリオに対しにこやかな笑顔で答えるキャロ。 どうやら普通のシフォンケーキらしく、 あっという間にキャロのお腹に収まってしまった。 これで残りのケーキは10個、次は俺の番だな。 さて、ようやくシンの番か。 ふふふ、そんなかしこまらんでもシンが食べるケーキは決まってるんよ。 誰にも気付かれないような微かな笑みを口の端に浮かべながらテーブルの下に手を伸ばす。 そこにあるのは見なくてもわかる、この日のためにシャーリーに作らせた仕掛け。 これを使う事で誰の前にどんなケーキを止めるのかを選ぶことができる。 稼働テストはしてなかったけど ヴァイス君に試してみたところ、見事狙い通りのケーキを食べさせることができた。 ちょお気の毒かなぁ思うけどシャマルも着いて行ってるし大丈夫やろ。 その代わり実況がいなくなって盛り上がりに掛けてしまうけど。 「ほら、次はシンの番よ」 「わかってるって。どんなケーキ食うことになるかわからないんだから心の準備させろよな」 なんやシンも可愛いとこあるやないか。 いや、可愛いんは元々か。 シンにはヴァイス君が食べたようなケーキは食べさせへんよ。 シンが食べるのは私の愛がたっぷり入ったケーキやからな♪ 「――よし。シン・アスカ、いきます!」 自分を奮い立たせるつもりで気合いの入った声を出しながらテーブルを回す。 ティアナやキャロはビクっと驚いたようだが気にしない。 っていうか変な目で見るなよティアナ。 俺だって好きで言ったわけじゃないんだ。 徐々にテーブルの回転スピードが落ちてくる。 いったいどんなケーキを食べることになるのか。 いや、ケーキの種類は関係ないか。 見た目じゃどれがはずれかわからないのだから。 そして、ゆっくりと止まり、俺の目の前に立ちはだかったケーキは―― 「ショートケーキ?随分普通だね」 そう、ごく普通のショートケーキだ。 イチゴが乗ってる以外目立った特徴のない地味なケーキ。 だが、この何の変哲もないショートケーキにどんな物が仕込まれているのかはわからない。 ヴァイス陸曹みたいな目に遭うのは正直ゴメンだ。 とはいえ、食べてみないことには事態は進まない。 意を決した俺は、一度深呼吸してからフォークをケーキに入れた。 「何だか、見てるこっちもハラハラしてきちゃうよね」 「……」 「なのは?どうしたの?」 「フェイトちゃん。あのね、ショートケーキは私、持ってきてないんだけど……」 よっしゃああっ!私の勝ちや! シンに食べさせたショートケーキ、あれにはシャマルに頼んで 特製の薬を仕込んだんや。 そう、私だけしか目に入らなくなり、私に惚れてしまう薬をな。 何でこんなことを計画したかというと、シンに“私”をプレゼントしたいから。 シンにとってシンプル且つ最高のプレゼント、きっと喜んでくれるはずや♪ 「シンさん、どうですか?」 「ちょっとアンタ大丈夫? 一口食べたっきり動いてないわよ」 ティアナの言う通り、シンはフォークを持ったまま俯いていて表情が読めない。 おかしいなぁ 一口だけでも効果はちゃんと出るはずなんやけど。 「…………」 そう思っていた矢先、シンが無言で立ち上がり、私の方に歩み寄って来た。 来た来た来たぁっ! 「シ、シン?どないしたん?」 できる限り心配そうな声で聞いてみたけど、内心ウハウハ。 意識して表情作ってなきゃ今にもニヤけてしまそうや~。 「――はやて隊長」 「なんや? ってひゃっ!?」 と、突然肩を掴むなんてちょっと大胆やな。 けどそんなシンもええなぁ。 どこからか殺意が滲み出てるのを感じるけど、そんなこと気にせえへん。 今は目の前のシンだけに集中や。 「はやて隊長、あんたって人は……」 うんうん、私がなんや? シンにならちび狸って呼ばれてもええよ。 「あんたって人は……なんつーもんを食わせてくれたんだぁっ!」 食堂中に響きわたるシンの叫び。 と、次の瞬間、私の肩に体重がかかってきた。 何事かと思ったら、シンが脱力し、そのまま倒れてしまっていた。 へ、倒れた? 「んななななっ! シンどないしたんや!?」 「は、はやて落ち着いて! 見たところ気絶してるだけだから!」 「ザフィーラ、すぐにアスカを医務室まで運んでくれ!」 「心得た」 人間形態になったザフィーラがシンを医務室に運んで行ってから、ようやく落ち着けた。 なんでや、なんでシンが倒れてしまったんや? 「あの、シンが倒れた原因って」 「このショートケーキじゃ」 うっ!やっぱり皆そう思ってるんか。 いや、考えてみればそう思うのが自然やけど……。 「……ちょっといいかな?」 「なんだよなのは。 手なんか上げて」 「フェイトちゃんにはもう言ったんだけど…私…ショートケーキ持ってきてないよ?」 「はい?何言うてるん。シャマルに確認したらちゃんとショートを含めた12個のケーキ……」 そこまで言ってから、ある一つの考えが浮かび上がった。 「なぁ、シグナム。もしかして」 「言うな。私も同じ事を考えた……」 そう、我が八神家は何度も経験し、何度も(主にザフィーラが)被害に遭ってる―― 「シャマルのせいかぁぁぁぁっ!」 先程のシンに負けず劣らずの絶叫。 せっかくの作戦が台無しになってしもたんや! 叫びたくもなるよ。 「あ、主……どうか気を落とさず」 そうは言うけどなシグナム、シャマルの料理は見た目はまともでも味はヤバいんよ。 時折上手く作れるくせに酷いときは毒物並やからな。 「はぁ、主役がいない以上ゲームは中止やな。そのケーキは好きなの食べてええよ」 「本当ですか!?やったぁ♪」 「ちょっとスバル、何が入ってるかわからないのよ?」 「へーきへーき。私頑丈だし。いっただっきまぁ~す」 言うが早いかチーズケーキをパクつくスバル。まぁ、激辛ケーキと例の薬以外はそんな変なもん入れてないし大丈夫やろ。 けど、現実は非情やった……。 突然飛びついてきたスバル。 床に押し倒された私は抵抗してみたけど、さすがはアタッカー わたしの力じゃびくともせえへん! 「何あれ?」 「スバルお姉ちゃんとはやておばさんプロレスやってる~」 「は、はやておばさん……プッ」 ヴィヴィオ、私はまだ“お姉さん”な歳やで。 フェイトちゃんには後でラグナロクかましたる。 って、今はそんなことよりも―― 「はーやてさん♪ 好き好き大好き~」 「ちょ、わかったから離れんかい! はっ、やっぱ離れんでもええ! スバルの胸柔らかいわぁ~」 「お二人とも幸せそうでよかったね」 「う……うん。いや、それでいいのかな?」 「エリオ、細かいことを気にするのは男らしくないわよ」 「はぁ、そうですか」 ふふ……八神部隊長、そう簡単にシンはあなたの物になりませんよ。 新アンカー氏の作品-02へ戻る 新アンカー氏の作品-03へ進む 一覧へ
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なのは「私は白だと思うの。」 はやて「私は水色がええと思うよ?」 フェイト「そうかな?私は金色と言うより檸檬色が良いと思うよ。」 ティアナ「私はオレンジとかそう言う色の方が良いと思いますよ。」 ことり「違うっすよ~、きっと赤とかの方が似合いますよ。」 言葉「私もそう思います、ほらシン君って眼が赤いですし、赤服でしたし…」 水銀燈「違うわぁ、銀色の方が似合うと思うわぁ。」 翠星石「待つですぅ~、シンは翠色が似合うに決まっているですぅ!!」 蒼星石「違うよ、シン君は蒼色が似合うと僕は思うよ。」 楓「私は茶色が良いと思います。」 ネリネ「わ、私は…紫色が良いかと思います。」 シア「私は亜麻色の方が似合うと思うよ~」 デスティニー「インパルス、彼女達は一体何の話をしているんだ?」 インパルス「主様に合う色の話をしている様だ。」 デスティニー「それで今、何色が上がっているんだ?」 インパルス「白、水色、檸檬色、オレンジ、赤、銀色、翠色、蒼色、茶色、紫色、亜麻色だ。」 デスティニー「お約束な色ばかりだな、一部、自分の色を挙げている人物がいそうだな。」 アスラン「パーソナルカラーなんて人の自由であると思わないかい?キラ。( ´∀`)」 キラ「アスラン…君、最近変わったね…」 アスラン「キラ、人は変わるものだよ?年月を重ねる事によってね。( ´∀`)」 レイ「アスラン、どこかで頭でも打ちましたか?それとも何か悪い物でも食べましたか?」 キラ「明日は槍でも降ってくるのかな?心配だな…」 アスラン「酷いなぁ(; ´∀`)…でも…」 キラ「どうかしたの?」 アスラン「シン、異世界でちゃんと元気にやっているかな?大丈夫かな?ちゃんとご飯食べているかな?怪我していないかな?泣いてないかな? 周りから苛められてないかな?(´・ω・`)」 レイ「あなたはどこぞの溺愛保護者ですか?」 アスラン「いや、可愛い可愛い後輩が心配だと思うとついね。( ´∀`)」 レイ「あの「超主至上主義の主馬鹿」である。インパルスとデスティニーもついているので大丈夫だと思いますが……」 インパルス「……」 言葉「どうかしましたか?」 インパルス「今、誰かに馬鹿にされた様な気がしてならん…」 デスティニー「我もだ……」 ティアナ「何か、アンタ達からキレたシンに凄く近い殺気を感じるんだけど……」 デスティニー「何故か、分からんが暴れたくなって来た!!(MS形態へ変化し、ライフルと長距離砲を乱射。)」 インパルス「我も我慢が限界だ、もう我慢できぃぃん!!(同じくMS形態へ変化後、ブラストインパルスになり、全砲門一斉発射。)」 楓「はわわわ~。」 翠星石「ひゃ~~、怖いですぅ~」 はやて「こんな所で暴れられたら私らじゃ対処できへん!」 なのは「ティア!被害が大きくなる前に早くシンを呼んで来て!」 ティアナ「は、はい!分かりました。」 ティアナによって呼ばれたシンが大激怒し、MS形態のまま2人はシンに正座させられ、怒涛の説教を受けており、 シンが今まで見せた事のない程の大激怒っぷりに女性陣は少々ビビリ気味である。 その後、2人が出した損害の後片付けは引き起こした2人がやったと言う。 因みにシンに何色が合うかというのはまた別の話となる。 おまけ デスティニー「(インパルス…)」 インパルス「(何だ?)」 デスティニー「(意外な人物こそ怒らせてはならないとはこの事だな……)」 インパルス「(あぁ……)」 シン「聞いているのか?!インパルス!!!デスティニー!!!」 インパルス「は、はい!!き、聞いております!!」 デスティニー「同じく!聞いております!!」 シン「全く……」 レイ「(ピキ~ン!)む?」 アスラン「どうしたんだい?( ´∀`)」 レイ「先ほどから地雷的な発現をしてならない気がしてならない……」 一覧へ
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ピンポ~ン シン「客?デス子達はまだ学校だし…珍しいな。――ハイ……アンタ…」 アスラン「――すまないな、急に訪ねて来てしまって…。」 シン「いえ。珍しい…よりも、アンタがオレを訪ねてくるなんて正直驚きました。」 アスラン「そうだな――お前には二度と顔向け出来ないとは自覚してるんだが…」 シン「で?何か大事な要件でも?」 アスラン「ん、あ、ああ。…単刀直入に言う。いや、頼みがある。シン…お前の力を貸して欲しい。」 シン「オレに、ザフトに復隊しろって事ですか?」 アスラン「ああ。今、宇宙では大規模なテロ活動が起きているのは知ってるか?」 シン「そういえば最近のニュースはそれ関係でいっぱいですね。」 アスラン「地球とプラントで連携しながら対処してはいるが…正直な所、奴らに裏をかかれているのが現状なんだ。」 シン「へぇ。」 アスラン「俺やキラ、イザーク達も頻繁に出撃してはいるが。奴らは余程人材が豊富なのか、一向に数が減らない…」 シン「で?アンタ達のボスは何と言ってるんですか?『何故戦うのですか?』とか、『戦闘を中止しろ!』とかのたまってんですか?」 アスラン「……いや。ラクスもカガリも、今回ばかりは…な。」 シン「へぇぇ…じゃあアンタ達のお題目の『不殺』を捨てたんですね。」 アスラン「いや、そんな」 シン「そんな事無いですか?アンタ達が達磨にしたテロ機はアンタ達の味方のいい的だと思いますけど。ボスがGOサイン出したんですから、皆嬉々として撃墜してるんじゃないんですかね。」 アスラン「――本当は…そんな事したくはないさ。だが、今は…!」 シン「いいんじゃないですか。」 アスラン「え?」 シン「いいんじゃないですかね。夢想やら理想しか言えなかった連中が現実を見れるようになったんですから。」 アスラン「シン…」 シン「でも、アンタやキラ『隊長殿』がいるのに何でオレが必要なんですか?いらないでしょ、こんな『負け犬』は。」 アスラン「シン、あの時は俺が」 シン「ザフトのスーパーエース二人相手に『無傷で勝利』したアンタ達がいれば事足りるでしょう?話はお終いです。」 アスラン「聞いてくれシン、あの時は!」 シン「すみませんけど、アンタが何言っても気休めなんですよ。負け犬の気持ちは判らないでしょ?同じ言葉を、のうのうと居座ってるキラ隊長殿とボスに伝えておいて下さい。」 アスラン「………そう…だな。スマン、筋違いなのは判ってた。お前の復隊の事は諦めるよ。」 シン「そりゃどうも。――あ、コーヒーのおかわり要ります?」 アスラン「…帰れと言わないのか?」 シン「言って欲しいんですか?」 アスラン「あ…そんな事は…でも驚いたよ。すぐに叩き出されるかと思ったからな…」 シン「まぁ、少し前までならそうしたでしょうけど。今は…オレも、ほんの少しだけ余裕ができてきましたから。」 アスラン「そうか。…それは同居人のおかげか。」 シン「あ、気付きました?」 アスラン「ああ、ざっと見て、子供の物があるからな。失礼だったか、じろじろ見てしまって。」 シン「構いませんよ別に。ちょっとワケありで、小さい女の子と一緒に住んでて…素直に言うと…オレ、そいつに凄く救われてます。」 アスラン「みたいだな…雰囲気が柔らかくなった。」 シン「朴念人のアンタが判る位だから、よっぽどですかね?」 アスラン「はは、酷い奴だなぁ。」 シン「……少し言い過ぎたって思います。でも、今オレは軍には戻りません。戻りたく……ありません。」 アスラン「…ああ。無理を承知で来たんだ。予想はしてたさ。今のお前の平穏を、俺も奪いたくは無い。もう…お前から奪いたくは無いんだ。」 シン「…ありがとうございます、アスラン。」 アスラン「――ごちそうになったな。コーヒーありがとう。」 シン「いえ…」 アスラン「シン。また…来ても、いいか?」 シン「仕事抜きならね。」 アスラン「ありがとう…」 ――かつてあれほど憎んだアスランに、自然に接する事が出来たのは…デス子がいるから。自分に驚くシン。 しかし…復隊要請の理由・大規模テロ活動がシン達にも押し寄せてくる事を知る由もない…そんなお話。
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~デス子に付き合って公園に遊びに来たシン~ デス子「マスター、滑り台!滑り台で滑るです!」 シン「ああ、行ってこいよ。高い場所だから気をつけろよな?」 デス子「はーい了解で~す!」 シン「(無邪気に滑り台で遊ぶデス子を眺め)……今更だけど…あれで元はMSだなんて信じられないよなぁ……。」 デス子「わ~~~い!!」 シン「――見た目も子供だけど、中身だってまだ子供なんだよな…仕方ないか、元のデスティニーはロールアウトしてまだ間も ないんだし………だから今、学習してるんだろうな。」 デス子「マスター見てて下さ~い!次は逆さ滑りするで~す!」 シン「―――って、おいデス子!それは危ないから―――」 ――(SE)ドガッ…ズザザァ! デス子「びゃぁぁぁん!痛いです鼻擦り剥いたですお腹打ったですぅぅぅっ!(うつ伏せで地面に転がりながら大泣き)」 ――シン、泣きながら立てないデス子に近寄り―― シン「…デス子、立てるか?」 デス子「うぇぇぇ…マスタァ…」 シン「手は貸さない。痛くても、自分で起きろ。」 デス子「――ふぇ…?でもマスター、あちこち痛いですよぉ…立てないで――」 シン「何で立てないって解るんだよ?まだ立とうともしてないだろ?やる前から決め付けるんじゃない―――さぁ、立てるか?」 デス子「(暫し呆然とし、次第に力を入れて徐々に起き上がる)…痛っ…うぅ…くぅぅっ…」 シン「―――ほら、ちゃんと立てたろ?」 デス子「ぐすっ………はいです…。」 シン「デス子、顔上げてみな。」 デス子「―――ますたぁ…?」 シン「(デス子の顔を眺め)―――鼻、擦り剥いちゃったな。…ティッシュで拭いて……ほら。 (ポケットから絆創膏を出し、デス子の鼻に張る。)」 デス子「……あぅぅ。」 シン「もう覚えたよな?今度からあんな危ない事はするなよ。」 ――デス子の頭をぽんぽん軽く叩くシン。 デス子「―――はいですマスター、ごめんなさい!」 シン「うん。解ればいいさ。―――ほらデス子、向こうに砂場があるぞ?」 デス子「おーすーなーあーそーびー!!(砂場へダッシュ)」 シン「(ダッシュするデス子を微笑で見送りながら)………まだ子供だからな。色んな事、覚えないとな。 ―――オレみたいになんて、絶対させたくないし…な。」 ~~砂場でミネルバもどきを作るデス子。それを優しく複雑に見守るシン。 デス子も学んで、シンもデス子に癒される…そんなお話。 前へ 次へ 一覧へ
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シンとデス子⑬ プラント内、シンの住居 『ご覧下さい、地球は今真冬の風物詩である雪景色で――』 シン「雪か…」 デス子「ゆき…ですかぁ。」 シン「どうしたんだよデス子…どこか痛いのか?」 デス子「ううん、痛くないですマスター…でも」 シン「でも…?」 デス子「デス子…ゆきって見たくないですぅ…」 シン「デス子…(ニュースの雪見て…何かあったのか…?)なぁデス子、何でもいいよ、言ってご覧。怖いのか?」 デス子「こわい、とかぁ…淋しいとか…デス子思うです…一番思うのが、マスターとおわかれしなきゃいけないって…」 シン「お別れ…?そりゃまた突拍子も無いな。(デス子を抱きしめ)大丈夫だよデス子。オレはちゃんとここにいる。雪が降っても…お前の傍にいるよ。」 デス子「マスタぁ…(ぎゅっ)」 シン「ニュース変えようか。それはそうと、明日学校だろ?」 デス子「そうでしたぁ!明日デス子、さんすうのもんだい当たるんでした!早く寝るです、ちゃんと正解するですよぉ~!」 シン「ハハ、じゃあ早いとこ風呂入って、ご飯食べて寝ないとな?」 その夜… デス子「すぅ…すぅ…」 シン「雪が怖い…淋しい…お別れ…か。」 (シン…好き…) シン「あの時も…雪が降ってたっけ……あの時…お別れ…?」 デス子「むにゃ…」 シン(そういえば…前々から思ってたけど……そうだ、似てるんだ…) シン「………デス子…お前は…何で、そんなに『似てる』んだ…?」 ――デス子に『彼女』を見るシン。疑問は疑問のままか…考え過ぎなのか…そんなお話。
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シンとデス子⑪ 入浴中~ シン「デス子、目ぇ瞑ってろよ?(わしゃわしゃとデス子の頭を洗う)」 デス子「はいです、マスター(リンス中)」 シン「よし…痒い所とか無いか?」 デス子「ないで~す!」 シン「ん、じゃあ流そうか。(お湯かけ)」 デス子「ぷひゃあ…ぷるる(頭振り振り)」 浴槽~ シン「――デス子、今日は何して遊んだ?」 デス子「(首まで浸かり)えーっとですねぇ、学校のお友達とお砂遊びして~、ジャングルジムにのぼって~、それから…いっぱい遊んだです!」 シン「そりゃ楽しかったろ。元気に遊んだなら何よりだな…」 デス子「えへへ…」 シン「なあ、デス子。毎日楽しいか?」 デス子「楽しいです!デス子いっぱい遊んで、学校行って、ミューちゃん達と仲良くしてウキウキですよ~!」 シン「そうか…。」 デス子「でもでもマスター。」 シン「ん?」 デス子「デス子がいちばん嬉しいのは、マスターと一緒なのがいちばん嬉しいです。」 シン「デス子…」 デス子「マスターとお掃除したり、お料理したり、絵本読んで貰ったり、お昼寝したり…デス子、『にんげん』にしてくれたかみさまにありがとうございますっていつも思ってるです。」 シン「…なんだよ。面と向かって言われたら照れくさい――だろ!(お湯を飛ばす)」 デス子「わひゃあ!?マスターひどいです、お返しで~す!(反撃)」 シン「うぉっ!?両手使って飛ばすなっ!――よーし…おりゃおりゃっ!」 デス子「きゃははは!」 ――家族の語らいはお風呂でホンワカ、ゆったり…時に騒がしくするもの。シンとデス子の『家族のコミュニケーション』…そんなお話。