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ひゃくねんのこい【登録タグ NexTone管理曲 VOCALOID かごめP ひ ぶーた れるりり 三重の人 初音ミク 曲 曲は】 作詞:れるりり 作曲:れるりり 編曲:れるりり 絵:ぶーた 映像:三重の人 マスタリング:かごめP 唄:初音ミク 曲紹介 人間に恋をした、アンドロイドの物語。 曲名:『百年の恋』(ひゃくねんのこい) れるりり氏 が贈る至高のバラード、第4弾。 ボーマス16 にてリリースのミニアルバム『Mr.Music』収録曲。 同じくボーマス16にてリリースのコンピCD『Sequence』にも「百年の恋-Endless Love-」として収録されているが、こちらは若干質感が違うバージョンになっている。 歌詞 あなたと出会ってから 何もかもが違って見えた 風の声も 言葉の色も まるでゆりかごに包まれるように あなたと巡る季節は 何もかもが愛おしく思えた 夏の陽射しも 冬の匂いも 生きている意味を感じられた 優しくて あたたかくて こんなにも涙が零れてる 嬉しいよ 切ないよ こんなにもあなたで溢れてる 時が過ぎてもずっと醒めない 百年の恋 あなたが眠りについて どれくらいの時が過ぎただろう 星の鼓動も 月の明かりも そっとあなたを祝福するように いつだって忘れない あなたが教えてくれたこと 二人の唄も 人の温もりも 私が生きてる証だから 優しくて あたたかくて こんなにも胸が締め付けられる 会いたいよ 会いたいよ こんなにもあなたを愛してる 時が過ぎてもずっと褪せない 永遠の恋 コメント うぽつです! -- フリー (2011-06-10 21 01 17) やばい・・亡くなるかもしれない親友を思って、自分と同感してめっちゃ泣けた・・。私は1人残されても、ミクさんみたいに歌い続けたいです・・。 -- レンの嫁 (2011-06-19 01 43 48) 名曲の予感。心つかまれた。 -- 名無しさん (2011-06-20 11 56 28) あまりの素晴らしさに泣いてしまいました。 -- ミク好きッス (2011-07-27 10 08 17) まさに至高だわ♪ -- ゆう (2011-12-22 04 06 43) 聞いた瞬間、「これだ!」って思いました。 -- GM27 (2012-01-05 00 09 29) ちょwwwおまwww、コメ少なすぎwww。これ知らない人は人生損してるお(-ω-) -- グミグミ (2012-01-25 05 49 35) 最高に切ない・・・ 大好き!! -- 涙姫 (2012-03-12 20 50 20) 何度聴いても泣いてしまう...。 大好きですっ!!!! -- バラード (2012-04-03 17 37 23) ボカロで初めて曲がこれでした。最高!! -- カロテン (2012-06-16 00 07 49) 『百年の恋』大好きです‼やばいくらい‼‼ぬぬぬっ‼‼‼ -- 『百年の恋』好き♡ (2012-09-04 19 20 29) この曲すごいいい曲なのに、知らない人が多すぎる。涙腺崩壊確実なのに -- 匿名希望 (2012-09-08 19 14 26) 良い曲でもあるけど泣ける曲すぎる。久々にマジ泣きしました( ;∀;) -- song (2012-09-22 20 44 48) すごくいい曲だと思います。泣いてしまいました。 -- 紫音 (2012-10-25 00 59 52) みんなに聴いてほしい!! -- 紫音 (2012-10-25 01 01 29) 切なすぎるよ・・・ -- 0505 (2012-12-26 21 19 31) 切ないよぉ・・・・・ -- 224 (2013-01-09 20 38 37) 泣けてきた(;д;`) -- 名無しさん (2013-01-11 18 12 58) いい… -- 名無しさん (2013-04-28 19 25 38) 深刻なコメ不足ww涙腺崩壊、、、 -- ゆーと (2013-05-16 19 36 34) いい歌すぎる! 涙とまんねぇー……。死んだ彼女のこと思い出す…… -- マサキ (2013-05-18 11 06 46) いい曲すぎる…切なくて涙が… -- もこもこ (2013-05-27 22 02 49) いい歌 -- 杏 (2013-08-26 09 18 07) 泣けるのに、、なんでこんなにコメント少ないの!? -- 蝶々 (2014-02-14 23 17 41) めちゃめちゃ感動的 -- エリンギ (2014-07-15 20 32 47) もうね、良い曲すぎてやばいよね!? -- ゆー (2014-09-13 15 00 32) いい曲すぎて泣けてきたw -- あぃ (2014-09-24 20 36 55) ↑の方々に禿同。泣けるバラードでしょ。なんでこんなに評価されない! -- 名無しさん (2014-11-16 06 27 18) とても好きな曲です -- 名無しさん (2014-11-19 18 01 08) いい曲すぎる、もっと評価されるべき。 -- りょー (2014-12-11 14 56 53) いい曲…。コメ少ないね。 -- 名無しさん (2015-05-21 14 17 51) めっちゃいい曲なのに!!絶対にもっと評価されるべきだっつーの!!本当に!好きな曲なのに!! -- あしゅ璃 (2015-10-28 16 43 45) 彼氏に余命宣告が告げられ 泣きたくて曲を聞いていたらこの唄と出会いました、、、□ -- k (2016-05-04 20 53 27) 毎日毎日聞いててカラオケ行った時とかも歌いたいって思うのに入ってないからすごく残念。人生で1回は絶対聞いて欲しい曲だなぁ〜 -- Clown (2016-06-21 01 42 59) 名前 コメント
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百年の恋 [部分編集] 戦場の女神 / エクステンションブースター3 COMMAND C-19 茶 2-3-0 U (自軍配備フェイズ):Gとコマンド以外のカード名称1つを指定し、自軍捨て山の全てのカードを表にする。その中に指定した名称のカードがある場合、そのカード1枚を手札に移し、自軍捨て山をシャッフルする。無い場合、自軍捨て山の全てのカードをゲームから取り除く。 茶のサーチカード。 カード名称を指定し、自軍捨て山を全て見て、指定したカードがあれば手札に加える事ができる。 ただし指定したカードのサーチに失敗した場合に、捨て山全てを取り除く事になるというギャンブル性を秘めた効果でもある。 例えば月のマウンテンサイクルで事前に捨て山の下に送っておくなどする事で、確実なサーチが見込める。 または、本国のカードを完全に確認する事でも、消去法で捨て山を把握できる。ガンダム《20th》や鋼鉄の七人、バックアップなど。 あるいは「本国が残り1点」などといった状況においても、(ほぼ)確実なサーチが可能となる。例えばガンダムキュリオスの変形で資源を払いまくってこのカードに繋げるというテクニックがある。 「カード名称1つを指定し」という効果である。カードとして存在しない名称を指定する事は不適正。 例えば「シャア・アズナブル」を指定した場合、クワトロ・バジーナやキャスバル・レム・ダイクンを手札に移す事は適正。 衝撃の黒歴史が場にある場合、このカードの効果で捨て山を表にすることができないため、プレイができない。 例えばストライカーパック《20th》はコマンドであるため、「ストライカーパック」は「Gとコマンド以外のカード名称」として不適正である。これにより「Gとコマンド以外のカードをサーチするカード」としてデザインされているのにも係わらず、オペレーションであるストライカーパック《BB3》をサーチする事ができない効果となっている。
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作詞:れるりり 作曲:れるりり 編曲:れるりり 歌:初音ミク 翻譯:MIU 百年之戀 因為有了與你的相遇 一切都變得恍然不同 微風聲音 話語顏色 宛如被包裹在搖籃中 與你巡遊過的季節 一切變得讓人如此愛戀 夏日陽光 冬季香氣 從中感受到了生存的意義 如此輕柔 如此溫暖 令人落淚如此 喜悅啊 無助啊 這樣滿溢在你之中 時隔多久都不會蘇醒 百年之戀 你沉睡著 已過了多少年吧 星星的悸動 月亮的光輝 也靜靜為你祝福 永遠不會遺忘 你所告訴我的一切 二人的歌謠 人的溫暖 這都是我活著的證明 如此輕柔 如此溫暖 這般牽緊著胸膛 好想見你 好想見你 我是如此深愛著你 時過境遷也不會褪色 永遠的戀情
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主催者であるマナとウルノーガは時を超えることができる。今しがたリーバルはその予測を立てたばかりだ。 主催者であるマナとウルノーガは死者を甦らせることができる。これは元より分かっていたことだ。 どちらの力がより恐ろしいかは 考えるだけ無駄だが、どちらも理に反している。時間は止めることはできても、逆行することはできない。傷を癒すことはできても、死を覆すことはできない。それなのにまだ生きていたかったマールディアが死んで、もう死んでいたはずの僕らが生き残っている。こんなの、不条理だ。 生と死の線引きとは、世界の理とは、こんなにも容易く覆るものであったか。僕らの直面している現実は、ともすれば厄災ガノンなんかよりもよっぽどタチの悪い何かなのかもしれない。 「まったく、シケたツラしてるわね。」 手元から、声が聴こえてきた。 何故手元なのか。それは今現在、ベロニカを腹の下に抱えて飛行中であるからだ。 よって、向こうから一方的にこちらの表情が見えている状態だ。 「……君ほどじゃないよ。さっきまで半ベソかいてた君ほどじゃ、ね。……ああ、見えないけど、もしかして今もかい?」 「ふん、何よ。心配してやってるのに。……ま、そんな軽口聞けるなら大丈夫そうね。」 死後に神獣ヴァ・メドーの体内で亡霊として囚われ続けた僕は、最低限ハイラルの実情は知っている。 ギリギリで力に目覚めたゼルダ姫がガノンを百年に渡って封じ込めていること。 リンクの奴が百年の眠りから目覚めて神獣の解放に奔走していること。 自分の死後の仲間の行方も分からず、不安なのはベロニカの方だろうに。 自分のことで手一杯な時にも他者を気遣うベロニカが、一人の少女と重なった気がした。 (だから……かな。この僕が柄にもなく他人のために、ベロニカの仲間の行方を明らかにしようとしているのは。) とはいえ状況は絶望的。 何しろこの殺し合いを開いているのが、他でもない、ベロニカとその仲間が立ち向かってきたウルノーガなのだ。ベロニカが死んだ後に、仲間たちもウルノーガの支配を受けて殺し合わされている。答えなど分かっているようなものだけれど。それでも、真実を明らかにすると約束した。 「ほら、シャキッとしなさいよ、リーバル!前方、誰かいるわよ。」 と、考え事をしていると不意にベロニカの怒号によって現実に引き戻されるリーバル。 「うるさいな、いちいち言われなくても分かってるさ。……と、あれは……!」 その人影の片方、それは――リーバルもよく知る者であった。 ここで会ったが百年目とはよく言ったものだけれども、まさか文字通りの意味で使う日が来るとはね? こんな殺し合いが開かれていなければ、その相手は神獣ヴァ・メドーを解放しに来るリンクだったのだろうか。ホント、待たせすぎだよね。 まあいい、そんなことよりも。 今はこの再会を喜ぼうじゃないか。 「やあ……姫。」 「ひゃあっ!?」 姫――ゼルダの前にスーッと降り立つリーバル。地上の敵ばかりを警戒していたゼルダは、唐突に目の前に現れた影に驚き飛び退く。 「なっ……カモネギがじゅくがえりしょってやって来たぁ!?!?」 「ちょっと!誰がじゅくがえりよ、誰が!!」 ついでに、ゼルダと行動を共にしていた少年――レッドの方も驚きつつ、キラキラした目をリーバルに向けていた。 「って貴方……リーバル!?」 「久しぶりだね。元気そうで何よりだ。」 百年ぶりの邂逅は、お互いにとってこの上なく望ましい形で行われた。 お互いが同行者を連れていること、それは殺し合いに乗っていないという証明といえる。――真偽のほどは別にして、ではあるが。 また、両者とも大きな怪我は負っていないこと、これも安心材料のひとつ。 ゼルダの格好はボロボロで、何か戦闘があったのだと見受けられるが、応急措置の跡も見られ、目前の命の危険などは無さそうだ。 「なあ、姫さん。こいつも姫さんの仲間なのか?」 たった今がカモネギの進化系が見つかった歴史的瞬間なのかもしれないとどこかワクワクしながら、レッドがリーバルを指さして言う。 その無礼な態度に腹を立てるも、気になるポイントは他にあったためスルーする。 「こいつ『も』とはどういうことだい?」 僕以外に姫の知り合いはこの場に居ないはずだけれども…… そこまで考えて、以前出会ってもここまで着いてきていないゼルダの知り合いの正体についてふと考えが至る。 「もしかして、ウルボザ……」 「い、いえ!違います!ダルケルですよ!」 少し気まずそうな顔をリーバルは浮かべたため、慌ててゼルダは訂正する。 「ダルケル?ここにはいないようだけど、何かあったのかい?」 不思議そうに、リーバルは尋ねる。 そんなリーバルを前に内心、ゼルダは微笑んだ。 こうも自然に、話を切り出せるタイミングが訪れてくれるとは。 ゼルダはグレイグを殺した。 それをクロノに擦り付け、さらに自分を護ってもらわなくてはならないのだ。 だが、脈絡もなく話し始めるとどうしても、その結末に持っていきたいような雰囲気が生まれる懸念がある。 ここでリーバル達に与える印象ひとつひとつが自分の生存に直結するため、ゼルダは慎重に機を伺っていたのだった。 「そうですね……それを語るにはお話しなくてはならないでしょう……。私の、ここまでの道のりについて。」 ■ そして、ゼルダは話し始めた。 茶髪の少女(里中千枝)に襲われたところをグレイグという青年に助けられたこと。 しかしそのグレイグも他の人物に殺され、逃げている途中にダルケル、レッドの二人と合流したということ。 ダルケルはその人物と戦いに向かっているため、ここにはいないということ。 「グレイグが……ソイツ、相当な実力者ね……。一体、誰に……?」 『敵でも味方でも無い』程度の知り合いの死を突き付けられ、複雑な表情のままベロニカが問う。ここが正念場、声のトーンを落とし、ゼルダは語った。 「――クロノという、少年でした。」 ピクリと、リーバルの眉が揺れる。 ――この時。そうか、と素直に頷いていればどれほど楽だっただろうか。 「……もういいよ、姫。」 「ちょっとリーバル!もういいってどういう事?まだ向こうが話してる途中でしょうが!」 君は、踏んじゃいけない地雷を踏んだんだ。でも君が悪いんじゃない。悪いのは、僕の往生際かもしれないね。 「うるさいね。茶番はもう沢山だ――そう言ったんだよ。」 「……どういう事ですか?」 「どうもこうもない。クロノに襲われた?有り得ないんだよ。」 クロノ?そんな奴会ったことないさ。僕が知っているのはそいつの名前だけ。 「クロノってのは、マールディアが生涯を賭けて信じると誓った男の名だ。だから僕も信じる。」 でも――許せないんだ。彼の名を貶めることだけは。 その名を汚すということは、『彼女』の生涯を汚すことと同義だから。 本当に僕は、往生際が悪いものだよ。こんなことしたって彼女が生き返るわけでも救われるわけでもないのにね。 クロノの無罪を信じる根拠は薄っぺらいったらありゃしない。 でもね、必要なんだよ。 信じるに値する人物が、信じたいと我が心が願う人物が、どれだけ他人を有罪と叫ぼうとも、最後まで無罪だと信じて抗える存在は。 さもないと、善人の顔をした魔物に騙されてしまうだろう? 「……貴方は長く共に過ごしてきたこの私よりも、この殺し合いで初めて出会った付き合いの浅い人物の方を信じると言うのですか?」 焦りながら、ゼルダは引き下がらない。ここでクロノが白だと断じられては、リーバルの飛行速度ですぐにでもハイラル城に向かわれ、クロノ、ダルケルと合わせた3人を敵に回すこととなる。 敵と仕立て上げるのが知らない相手だったからこそダルケルを丸め込むことができたが、相手がよく知る英傑であればミファーやリンクの説得とて難しいだろう。 だからこそ、口調が喧嘩腰になりつつもゼルダは応戦する。 「フッ……笑っちゃうね。共に過ごしてきた、だって?こりゃ傑作だ。百年前の話だろ?」 だが、口先で戦うのであれば――それは元よりリーバルの独壇場であった。 「百年も経てば人は変わるさ!僕と君に、かつての信頼関係なんて完全には残ってはいない。」 根拠は薄くともクロノは無罪でなくてはならない。マールディアの尊厳をも貶めるのは――リーバルのプライドが許さない。 マールディアというリーバルの地雷を、ゼルダは無自覚に踏み抜いたのだ。 「ほんっと、愚の骨頂だよね――」 しかし、忘れてはならない。 地雷を持つのはリーバルだけではないということを。 ゼルダもまた、特大級の地雷を抱えていた。 「――君はいつまで百年前に囚われているんだい?」 そして同じく無自覚に――リーバルはそれを踏み抜いた。 「ッ……!うるさい!!」 刹那、銀色の閃光が走る。 瞬時に、蒼い影が後方へ跳ぶ。 同時に、紅い鮮血が舞い散る。 「あれ?怒ったのかい?本性、現したね。」 「……。」 次に聴こえたのは、胴から血を流しつつ嗤うリーバルの声。相対するは、血に塗れた短刀をいつの間にか逆手に構えていたゼルダ。 「リーバル!大丈夫!?」 「勿論さ。あんなのに殺される僕じゃない。でも――」 何が起こっているのかをいち早く察知したベロニカは、リーバルの隣に付いてゼルダ達と対峙する。リーバルが反射的に下がったことで、心臓に刃を突き立てられる事態は避けられたらしい。 「――刃を向けられたからには僕も看過できない。」 リーバルは真っ直ぐにゼルダを睨み付け、アイアンボウガンを手に取って木の矢を装填する。それは『殺し合い』の開始を告げる合図であった。 (私としたことが、頭に血が上りすぎましたね……。でも……!) 『――君はいつまで百年前に囚われているんだい?』 でも、許せないんだ。私の願いを、私の生きる糧を、真っ向から否定するその一言だけは。 ゼルダの本性をいち早く察知できたリーバル。 怒りに任せた無謀な奇襲には失敗したが、元より殺し合いを勝ち抜くために様々な状況を想定していたゼルダ。 リーバルに一歩遅れを取ったが、こちらが身構える前に襲いかかって来る敵との実戦経験は多々あるベロニカ。 この時、三者はそれぞれが自分なりの現状の把握を終えた。 しかしたった一名。この場には状況を即座に理解できなかった者が存在していた。 「なあ……!一体どうしちまったんだよ!」 言うまでもなくそれはレッドである。 シロガネ山に籠る前から、悪の組織ロケット団と戦いを繰り広げてきた彼は、人の悪意というものに鈍感なわけではない。 ただし、彼の経験してきた戦いはすべて『ポケモンバトル』であった。そんな彼にとって、人が武器を用いてポケモン(リーバル)を襲う光景、それは常識を優に逸脱したものであったのである。 また、リーバルもベロニカも状況を把握し損ねていたひとつの要因があった。二人にとっては未だ、ゼルダと行動を共にしていたレッドも警戒対象であったということ。 これらの要因により、全員が全員、次のゼルダの行動に遅れを取ってしまうこととなる。 リーバルがボウガンに矢を装填する僅かな間を狙って、ゼルダは即座に走り出す。 「っ……!しまっ……」 逃げ出すにしては方向が見当違い。一瞬の思考の後、その意図にいち早くベロニカは気付く。しかしそれを阻止する手段は詠唱を必要とする呪文のみ。 「――動かないでください。」 結果、ベロニカも間に合わない。 レッドの首元に、アンティークダガーが突き付けられるという状況が作り出されてしまった。 「この、卑怯者……!」 「ええ、お察しの通りです。レッドは味方ではありません。騙して利用していただけですわ。」 ベロニカは唇を噛む。 悪でない者を悪と騙り、第三者と敵対させる手口。悪魔の子と見なされて苦しんできたのは他でもない、自分たちなのに。 同時に、思い出した 。ゼルダに関わって死んだ男グレイグの行いが、マナの放送で『空回り』と称されていたことを。 彼もまた、ウルノーガにそうされていたようにゼルダに騙されてクロノと戦わされたのかもしれない。 だとしたら、許してはいけない。 人の正義感につけ込むやり口を。人を殺し合わせ、その影で嘲笑う卑怯者の存在を。 「くっ……!離してくれ!姫さん!!」 「おっと。」 「っ……!」 この状況下で暴れる勇気は無くとも、せめて対話を――そんなレッドの思惑を真っ向から否定するかの如く、アンティークダガーを握った手に少し力を込める。レッドの首に刃が食い込み、ぽたり、と血が流れると同時にレッドは口を閉じた。 「貴方は黙っていてください。次はありませんよ。」 リーバルとベロニカの動向に意識を向けなくてはならない今、レッドの言葉にまで注意する余力は無い。支給モンスター、ピカへの指令を封じるのは必要な今、発言そのものを封じるのが最も効率的だった。 「姫……君は自分のやっていること、分かってるのかい?」 リーバルが問い掛ける。 それしか方法は無かったとはいえ、特に彼らと親交の深いわけでもないレッドを人質とするのは少し不安だった。しかし、やはり英傑かくあるべしということか。善意の少年を見殺しにできる性根は持っていなかったようだ。 「ええ、分かっています。貴方と交渉をする、最も手っ取り早い方法ですわ。」 ――それならば。貴方の英傑としての資質、存分に利用させていただきましょう。 →
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← 「……要求を言いなよ。」 「そうですね……ひとまずはそのボウガンを私の前に投げ捨てなさい。」 「……分かった、従うよ。」 歯を食いしばって、ゼルダの要求に従うリーバル。その様子を見ていられなくなったベロニカが口を開く。 「ひとつ、警告しておくわ。」 リーバルの投げ捨てたアイアンボウガンを拾おうとしたゼルダの動きがピタリと止まる。所詮負け犬の遠吠えであろうと半ば侮りつつも、注意を向ける。 「その子は確かに人質だけど、アンタにとっては唯一の命綱でもある。アンタがその子を殺した時は、あたしは即座にありったけの呪文をぶつけてやるわ。」 「……!」 一見挑発とも受け取れる警告――もとい脅迫。しかしこの言葉ひとつでゼルダの行動はかなり限られる。 人質とは、一人を不自由無く殺せる状態にある場合にのみ機能する。しかしこの状況下。レッドを殺した場合、リーバルとベロニカの武力制裁から逃れる手段がゼルダには残らず、さらに無力な少年を殺した手前、二人の手心すら期待できない。 また、所謂奉仕マーダーであるミファーなどとは異なり、ゼルダの目的は願いの成就である。 優勝できない――つまり自分が死ぬのであれば、他者を殺すことは根本的に無意味である。元々ゼルダは正義の側に立つ人物。『自分の願いが叶わないのであれば誰も殺したくない』と思うのは当たり前の思考。 筋道だてて考えれば、ゼルダにレッドを殺す理由は無い。それはリーバルもベロニカも理解している。 それでもレッドがギリギリ人質として機能しているのは、単にリーバルとベロニカがレッドを見捨てる選択肢を取れないタチであるからに他ならない。ゼルダがレッドを殺せないと分かっていても、万が一を考えゼルダに従う。それで自分たちの身が危険に晒されることとなっても、だ。これは両者がすでに死んだ身であり、レッドに比べて自分たちの命の優先度なるものを下げて考えてしまう、ネガティブな思考形態にも由来していた。 そして、レッドの人質としての価値がそれだけ不安定な状態である今、ゼルダにとって最優先すべきはレッドをいつでも殺せる状況の確保である。レッドを殺してもリーバルとベロニカからの武力制裁を受けない状態――すなわちリーバルとベロニカを武力で上回る状態。そのため、手始めにリーバルのアイアンボウガンを捨てさせた。 そしてここで、ベロニカの警告に意味が生まれるのだ。 リーバルのアイアンボウガンと違い、ベロニカの呪文は『武装解除』が不可能である。仮に『魔力を使い切るまで呪文を空撃ちしろ』と要求しようとも、ゼルダにはベロニカの魔力が空であることの確認ができない。それは悪魔の証明に他ならない。 つまりベロニカの警告は、ゼルダの想定していた次の一手を明確に潰すものであった。 かといってレッドを殺すこともできないゼルダはいかにベロニカの呪文を封じるかに思考をシフトする。 目の前に落ちているアイアンボウガンでベロニカを撃つか?否、ボウガンを撃つには両手を用いなくてはならない。アンティークダガーを手放した瞬間レッドは自分の元を離れるだろう。そうすればボウガン1本でリーバルと、呪文を扱うベロニカ。さらにはレッドが操るピカをも相手にしなくてはならなくなる。 では、リーバルに一旦アイアンボウガンを返却して、ベロニカを殺させるか?否、殺せないレッドを人質に取っている地点でこちらは不利を負っている。武装解除ならば従わせることも可能かもしれないが、ベロニカの命を差し出させるほどの手札を自分は持っていない。 (――仕方ない、ですね。) 自分が手にするか、リーバルに使わせるか。用途が上手く定まらないアイアンボウガンを拾うことを一旦保留する。 レッドを殺せず強気な交渉がしにくい今、ベロニカの呪文を封じるのは現実的ではない。 が、目的達成の手段は敵の戦力を削ぐことだけではない。 自分の持つ戦力を増やすこと、それもまた必要だ。特に、この場を乗り切ってもここにいる三人と、そこから情報が波及した人物の協力は望めそうにない。 (とりあえず……あれを返してもらいましょうか。) そこで戦力の補給のため、ゼルダはアンティークダガーを突きつけたまま、片手でレッドのポケットを漁る。 現在レッドは2個モンスターボールを持っているはず。 ひとつは今もボールから出ているピカチュウの『ピカ』のもの。 もうひとつは私が預けている、瀕死のキリキザンの『ナイト』の入ったものだ。 これらふたつのボールを回収できれば、この場を切り抜けた後も最悪ひとりでも戦えるだろう。 片手しか使えない都合上作業が滞ったものの、ナイトの入ったボールは回収できた。 ピカはモンスターボールに入れる習慣が無いのか、デイパックにしまい込んでいるらしく見つからない。片手だと面倒だが、レッドのデイパックを漁る必要があるようだ。 「――!?」 様々に思考を張り巡らせるこの時、唐突にゼルダの背筋に悪寒が走る。自己に迫る危機を、本能的に察知したのかもしれない。 その本能の示す先に目を向ける。そこには、完全に想定外の存在――ピカが全身に電撃を纏ってゼルダに全力の殺気を向けている光景だった。 支給されたポケモンは所有主の指示無しには動かない。レッドの発言を封じているからと、レッドの支給品に過ぎないピカはゼルダの注意対象から外れていた。それは油断でも気の緩みでもなく、自身の情報認識の限界を考慮した上での的確な情報の取捨選択であるはずだった。 ゼルダの誤算は、たったひとつ――されどそれは致命的な失敗。 それはピカとレッドの間の『絆』を知らなかったということ。 ピカを奪おうとすることはレッドにとって、これまた地雷であった――それを踏んだ組織ひとつが壊滅に追い込まれたほど、強力な。 (ピカ……!) モンスターボールの制約によりレッドの指示がないと動けないため――また、動けたとしてもレッドが人質に取られているため――やむを得ず待機せざるを得なかったピカに対し、レッドは目配せした。 ゼルダがデイパックに気を取られている今、レッドの目線などに注意を向ける余力は無い。 とはいえ、いくら長く連れ添ってきたパートナーであってもアイコンタクトのみで100%意思疎通をすることは不可能。 それでも―― (俺ごと撃て……!!) ――覚悟を決めたその眼から、最低限の『命令』を、ピカは読み取ったのである。 「――!?」 レッドと、レッドを捕らえたゼルダに向けて。世界最強のピカチュウによる10まんボルトが襲い掛かる。 指示をした形跡すらもゼルダに見せない一撃に最適な反応などできるはずもなく。ゼルダはレッドの首からアンティークダガーを離し、大胆なバックステップでそれを回避する。 対象を失った電撃はされど止まらず――やむ無く矛先とされたレッドの身、ただひとつに降り注ぐ。もちろん実際に10万Vもの電圧が流れるわけではない。しかしそれでもそう喩えられるに相応しいだけの威力の電撃。それが一人の人間でしかないレッドの全身を駆け巡る。 「よく……やった……ピカ……!さすが、俺の……」 パタリと糸が切れたかのように、未だ幼い少年はその場に崩れ落ちる。 さて。10まんボルトを逃れたゼルダだが、それは同時に唯一の命綱を手放したということに他ならない。リーバルもベロニカも、ここが好機と――そして何より我が身を犠牲にしてまでゼルダの隙を作り出したレッドの想いを無駄にしてはいけないと、それぞれ動き出す。 リーバルはゼルダの足元のアイアンボウガンに向け、大地を蹴って低空飛行で加速する。 ベロニカは魔力を練って攻撃呪文を準備する。 レッドを殺した手前、手心は期待できない。先の予測は実際にゼルダに牙を剥いた。 対するゼルダ。レッドが人質として機能しなかった場合とて、最悪のパターンとして想定済み。最後の一手を使う準備は元より怠っていなかった。 バックステップで下がりつつ、グレイグから奪った『支給品』を、この後に及んでは惜しむことなく大地に叩きつける。 アイアンボウガンとほぼ同じ位置に叩きつけられたその支給品の正体は、『ケムリ玉』。 着弾と同時に発せられた白い煙が、リーバルとベロニカの視界からゼルダを消失させる。 「そんなので……逃げられると思っているのかい?」 ケムリ玉を視認すると同時、リーバルは右腕を天空に掲げ、勢いよく振り下ろす。 その所作ひとつで、その場に強力な上昇気流が巻き起こった。 リーバルの猛り(リーバル・トルネード)。弛まぬ努力の果てに身に付けた、英傑リーバルの奥義である。視界をケムリ玉の放出する煙が塞ぐと言うのなら、ケムリ玉ごと上空に吹き飛ばせばいい。 同時にアイアンボウガンまでもが天空に打ち上がり、装填していた木の矢も外れてしまうが、それによるタイムロスはせいぜい数秒だ。ゼルダを見失うリスクに比べれば甘んじて受けよう。 単純にして明快な理屈で放たれた『リーバルの猛り』によって、ゼルダの居場所は次第に顕わになる。 「絶対、逃がさないわよーッ!!メラミーーーッ!!」 ゼルダの姿を確認したベロニカは、殺さない程度の『手心』は見せつつも、相応の怒りを込めて火球を撃ち出す。 火球が着弾する直前。ゼルダの周りに微かに残っていたケムリ玉の煙が完全に消え、ゼルダの現状がハッキリ視認できるようになる。そしてゼルダの現状の全貌が明らかになった瞬間、ベロニカは絶句した。 「キ……キリィ…………」 「え、なに……あれ……!? 」 火球は、ゼルダを庇うようにして立っていた――否、『立てられていた』と言うべきか――ひとつの影に着弾していた。 「やっぱり、私の騎士は貴方だけです……ナイト。」 それはレッドが持っていた、瀕死のキリキザン。ケムリ玉で視界が塞がれている間に盾として配置していたのだ。 ただでさえ瀕死の大怪我をしているナイトに、さらに上乗せされた『こうかばつぐん』の火球。風前の灯火だった最後の命が焼き尽くされつつも――古の大賢者の直系の子孫にしてラムダの大魔導師、ベロニカの攻撃呪文からゼルダを守り抜いた。 【キリキザン@ポケットモンスターブラック・ホワイト 死亡確認】 (不覚……!あたしとしたことが、罪もない子を巻き込んでしまうなんて……!) ベロニカは拳をわなわなと震わせる。 自分は一度死んだ身。マールディアのような、生きていたい誰かの生をこの手で奪うなどあってはならないのに。 考慮に入れておくべきだった。 瀕死のモンスターを盾にしてでも、逃げようとすることを…… (――いや、違う。) この時、ベロニカは気付く。 キリキザンの後ろで、ゼルダは逃げる姿勢を見せていないことに。 そう、ゼルダがケムリ玉を使った意図は煙に乗じて逃げるためでも、ナイトという盾を隠すためでもなかったのだ。 「リーバル、危ないッ!」 本当の狙いは、ケムリ玉を吹き飛ばすためにリーバルの猛りを使わせ、上空に飛んだアイアンボウガンを手にするまでの数秒間を稼ぐため。そして、その間にナイトを配置するのに加えた、もうひとつの動向を探られないようにするためである。 キラリ、と。死んだナイトの身体の隙間から不穏に煌めく光に、アイアンボウガンを手にした瞬間にリーバルは気付く。 (あれは――雷の矢……!そして……オオワシの弓……!?) やはり弓矢に最も精通したリト族の英傑、リーバル。その光の正体をすぐに見破った。しかし、だからといって時すでに遅し。何らかの対処法があるわけではない。 「最初から狙いは貴方だけですよ、リーバル。」 倒れているレッドはもちろん、ベロニカ相手であっても最初の呪文さえ防げば詠唱の隙をつけば体格差に任せ、走って逃げることは可能。ただこの場からの離脱において最大の障害となるのは空を最速で翔けるリーバルである。 既にゼルダは矢を引いている。 木の矢の装填から始めなくてはならないリーバルには止められない。 勝負を決したのは目的の違いだった。いかにベロニカとレッドが死なないよう護りながらゼルダを止めるを考えていたリーバルと、いかにリーバルのみを排除するかばかりを考えていたゼルダ。 両者の思惑は決定的に、ゼルダにとって都合よく噛み合っていたのである。 そしてゼルダが雷の矢から手を離すその直前。 「――ピィ……カァ……」 ゼルダに向かって一直線に飛んでくる影がひとつ。 「ヂュウウウ!!」 突撃してきたピカの尾から伝わる『でんじは』が、ゼルダの全身を包み込む。 (またこのポケモン……!?どうして……所有者であるレッドは先ほど倒れたはず……。命令など下せるはずもないのに……!) ゼルダは考えるも、すぐにその無意味さに気付き思考を放棄する。何が原因であろうとも、ピカがレッドが倒れてもなお動く現実は変わらない。 しかし理由は単純明快。 10まんボルトを受けてもなお、レッドは意識を失うことなくピカに命令を下した、ただそれだけである。 レッドの身体は確かにいち人間の域を出ない。しかし、一般的な人間の域は優に超越している。 レッドはその身ひとつで全国を旅して回り、悪の組織を壊滅にまで追い込んだ――さらにはチャンピオンですら手を焼くほどの野生のポケモンがゴロゴロいる禁足地、シロガネ山をも踏破するに至った人間である。 その肉体たるや、相棒の電撃ひとつで意識を失うほどヤワでは無い。 不意のでんじは混じりのタックルに姿勢を崩したゼルダは懐からアンティークダガーを取り出し、握る。 そしてなお我が身に張り付くピカに向けて――真っ直ぐに振り下ろした。突き立てられた鋭利な刃先がピカの身体から鮮血を散らす。 「ああっ……!ピカァーー!!」 レッドの叫び声も虚しく、ピカはその場に倒れ込んでゼルダはピカの阻害から解放される。 そしてでんじはとピカの特性『せいでんき』によって麻痺して上手く動かない手先で、再びオオワシの弓を引こうとするも――貴重な時間の大部分をピカへの対処に費やしてしまったゼルダは、すでに手遅れであった。 「悪いね、姫。」 狙いを定めようと、何とか前を向いたゼルダを待っていた光景は、すでにボウガンを此方に向け、複雑な感情の入り交じった形相を見せるリーバルの姿。 「君は道を間違えたんだ。」 彼の自尊心を散々に凌辱し、無力な少年を人質に取るという卑劣な策を弄し、挙句の果てに少年の持つポケモンに刃を突き立て……そして現在進行形で雷の矢を放たんとしているこの状況。ここでリーバルがゼルダに気心を加える余地など有りはしない。 また、ナイトを盾として消費した。リーバルに攻撃できる唯一の瞬間をピカへの攻撃に使った。そんなゼルダに、もう残機は残っていない。 アイアンボウガンから発射された、1本の木の矢。 それは真っ直ぐにゼルダへと飛んで行き、オオワシの弓を引く暇すら与えずに額を撃ち抜く。 ――そうなるはずだった。 弓矢の名手にしてリト族の英傑、リーバルが確かな殺意を込めて放った矢は。 狙いを定め、真っ直ぐ、ただ真っ直ぐに放った矢は。 ――本来の狙いである額を大きく逸れて、ゼルダの『右肩』に命中した。 「……!?」 リーバルが矢を放ったことを認識した瞬間に自分の死を確信するも、自分が生きていることに疑問を覚えるゼルダ。 しかし考える暇は無い。顔を上げたゼルダを待っていたのは、リーバルが再び木の矢を装填している光景。 与えられた、時間にして数秒にも満たないほんの僅かな時間。 迫るタイムリミットへの焦りが早く撃てとゼルダを急かす。 しかし撃たれた肩は上がらず、でんじはの麻痺も残っている。 ふらふらと、狙いもロクに定まらないその手で、もはや本能的に弓矢を引いた。 そんな状態で放った矢がリーバルに届くはずもなく。文字通り的外れの方向に放たれた、たった一発の射撃。本来、当たる確率はほぼ皆無の一撃。しかし弓の魔力がその矢を三本に分かつ。僅かでしかない確率を三倍にまで引き上げる。 その内の、右端の一本。運命に導かれたかの如き射線を描いたその一本が。 「――えっ…………!」 後方に位置していた、一人の少女の心臓を貫いた。矢に込められた電気の魔力が、穴の空いた心臓の機能を一瞬で停止させ――言葉を言い残す余裕すら与えず、その命を奪った。 「……!!ベロニカ……!!」 力無く倒れゆく、一人の少女。 その姿が、厄災ガノンに奪われたガーディアンによって撃ち抜かれた罪なき人々の姿と重なる。 「くっ…………クソォォォォ……!!」 自分の無力を、戦いの敗北を、この上なく悟ってしまったあの日の光景――今とめどなく溢れる感情も、あの時と同じだ。 怒りのままに矢を引く。 悲しみのままに手を離す。 二度目は無かった。 一本の矢は皮肉なほどに綺麗な直線を描き、今度こそゼルダの額を貫く。 (ああ、終わりですのね。) 最初は血の色に変わったはずの世界から、次第に色まで抜け落ちて消えていく。その中に貴方の色が入り込む余地なんて無いと、思い知らされたようで。 ……いいえ、違いましたね。 私を救ってくれた貴方の手を取らなかったのは、私の方。 だから消えるのは私。 それはきっと、当然の帰結。 それが在るべき結末だと、頭では納得しながらも。 (でも……それでも……もう一度、貴方に……逢いたい……) 願い虚しく現実は終わって。百年に渡り厄災を封じ込め続けたハイラルの王女はそっと、目を閉じた。 【ベロニカ@ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて 死亡確認】 【ゼルダ@ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド 死亡確認】 ■ 冷たい風が吹き抜ける中、僕は死んだベロニカに駆け寄るわけでも、死んだゼルダに駆け寄るわけでもなく、ただただ虚空を見つめていた。 あの一瞬。 ベロニカが、レッドが、ピカが、繋いだバトンの先。ゼルダを止められるのは僕だけだった。 それを僕は、外した。 弓矢の威力では限界があるウィリアム・バーキンのような敵であれば、僕が引けを取るのもまだ分かる。 でも今回僕が失敗したのは、よりにもよって射撃の精度を要求される場面。 そして、その結果がこの喪失さ。 ベロニカの命――マールディアが命を賭して護った命が――無意味に散ったんだ。ベロニカの仲間の行方を明らかにするとの約束も守れなかった。 蔑むといいさ。 ハンター。ベロニカをイシの村まで送るという君に与えられたクエストを僕は果たせなかったんだから。 怒るといいさ。 カミュ。君の大切な仲間を僕は護れなかったんだから。 怨むといいさ。 マールディア。ベロニカだけでなく君の死まで、無意味なものに貶めてしまったんだから。 背後で、のっそりと起き上がる影が在った。 それがベロニカであったなら、どれだけ報われるだろうか。 ギリギリで急所を外してたとか、肉体が完全に死亡する前であれば生命活動を維持できるミファーの癒しの力のような何かで蘇ったとか。そんな奇跡が起こっていたなら、どれほど―― ――まあ、分かってたよ。 リーバルの期待も虚しく、起き上がったのは当然、レッドであった。全身を電撃に焼かれたことなど意にも介していないような顔をして、ぐったりと倒れたピカへと近付き、抱き上げる。 「……ピカ。ごめんよ……俺が……俺が未熟なせいで……!君を傷付けてしまった……!」 「ピィ……カ……。」 「待っててくれ……すぐに治療できるところに連れていくから……!」 アンティークダガーに貫かれたその小さな身体は見た目以上に鍛え抜かれているらしく、レッドに心配をかけまいと懸命に声を絞り出し返事を返していた。レッドは避難のため、ピカをモンスターボールに入れる。 「……キリキザン。埋葬もできなくてごめん……。」 そしてレッドが次に向かったのは、キリキザンの遺体の下であった。 ポケモンの死――レッドにとってそれは、直接立ち会うのも初めてではない。 元の世界にはポケモンタワーという死んだポケモンを埋葬する施設があった。だけど、ここにはそんな施設は無い。この世界では死者を弔うこともできないのに、次々と人が、ポケモンが、死んでいく。 「全部終わったらきっと、ポケモンタワーに連れていくよ……。」 足元の、キリキザンが入っていたモンスターボールを拾い上げる。野生のポケモンを捕まえられる空のボールを探していたが、こんな形での入手など望んでいなかった。 「――嗤えよ。」 一人、前を向けているレッドの様相が気に食わなくて、気が付けば僕は、ただの自嘲に彼を巻き込んでいた。はは、我ながら本当に格好悪いね。 「わざわざ姫を焚き付けておいて、結局何もできなかった僕を嗤えばいい。」 責められたら満足かい? それとも、優しい言葉を掛けられたら救われるのかい? 「――笑わない。」 違う。違うね。 どっちも僕を満たすには程遠い。 今の僕を満たす言葉なんて、過去と未来、ありとあらゆる言葉の海を探し求めても存在しないだろうさ。 ただ、これだけは言える。 「俺は絶対に、アンタを笑わない……!」 レッドの返答は、そんなありとあらゆる言葉の海の中でも最も、僕の気に触る一言だろうと。 レッドは西へ向けて歩き出した。 一緒に来ないかと誘われたが、そんな気分になど到底なれず、無視で返す。僕はまだ前には進めない。ひたすらに何も無い空を見上げ続けている。 ――あの一撃を外した理由なら、幾つか考えられる。 例えば、アイアンボウガンが使い慣れていない武器だったということ。 例えば、アイアンボウガンと一緒に空中に飛ばしたケムリ玉の煙が空中の視界を一部とはいえ塞いでいたということ。 例えば、主催者によって蘇らせられた際に百年前の全盛期の動きが失われていたかもしれないということ。 ――はっ、馬鹿馬鹿しい。 思い浮かんだ様々な言い訳の全てを一笑に付した。 どれもこれも、僕の射撃の精度を鈍らせるには足りない。全ッ然足りないさ。 あの瞬間、僕を妨げたのは―― (――この大地に棲む生きとし生けるもの全てを厄災の魔の手から護らなければなりません……。) 百年前、英傑にスカウトされた時の姫の言葉が反芻される。 そしてそれは今だけではなく。 この百年の間にも、何度も、何度も―― (――君はいつまで百年前に囚われているんだい?) ああ……本当にね、と。先の自分の一言を思い返し、小さく呟いた。 君は知らなかっただろうね。 僕はさ――好きだったんだよ、君のこと。 【B-3/平原/一日目 午前】 【リーバル@ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド】 [状態]:健康、様々な感情 [装備]:アイアンボウガン@クロノ・トリガー [道具]:基本支給品、召喚マテリア・イフリート@FINAL FANTASY Ⅶ、木の矢×2、炎の矢×7@ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド [思考・状況] 基本行動方針:……。 ※リンクが神獣ヴァ・メドーに挑む前の参戦です。 【レッド@ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー】 [状態]:全身に火傷 疲労(大)、無数の切り傷 (応急処置済み) [装備]:モンスターボール(ピカチュウ)@ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー、ランニングシューズ@ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー、モンスターボール(空)@ポケットモンスター ブラック・ホワイト [道具]:基本支給品 [思考・状況] 基本行動方針:こんな殺し合い止める。 1.ピカを治すために、Nの城へ向かう。 2.野生のポケモンを捕まえる。 [備考] 支給品以外のモンスターボールは没収されてますが、ポケモン図鑑は没収されてません。 ※シロガネやまで待ち受けている時期からの参戦です。 【備考】 オオワシの弓@ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド がゼルダの遺体の隣に落ちています。 グレートアックス@ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて がゼルダのデイパックに入っています。 ベロニカのランダム支給品(1~2個)がベロニカのデイパックに入っています。 【モンスター状態表】 【ピカ(ピカチュウ)@ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー】 [状態]:HP 1/3 背中に刺し傷 [特性]:せいでんき [持ち物]:アンティークダガー@Grand Theft Auto V(背中に刺さっています。モンスターボールに入った際に抜けたことにしても構いません。) [わざ]:ボルテッカー、10まんボルト、でんじは、かげぶんしん。 [思考・状況] 基本行動方針:レッドと共に殺し合いの打破 これは、この殺し合いが開かれなかった場合のもしもの話。 或いは、死の間際にゼルダの見た最期の、幸せな夢。 「私のこと・・・覚えていますか?」 ええ、答えなんて分かっていました。回生の祠で眠る百年で貴方は記憶を亡くしたのだから。 貴方は何も答えない。 ただ無言で俯いて、気まずそうな表情をこちらに見せまいと振る舞うだけ。 ……でも、それなら貴方はどうして助けに来てくれたのですか。 そう問い掛けたくて……しかし口にはしなかった。 答えなんて決まっていたから。 貴方がそう役割付けられていたからでしょう。厄災ガノンを倒すことができるのはシーカーストーンを操れる貴方だけだったから。 力に目覚めた私は厄災ガノンを封じ込めていたから、厄災ガノンを倒すついでに助かっただけ。私が『役立たずの姫』のままであったなら、きっと貴方は来ていない。 ――それなら、貴方はお父様と。私を役立たずと罵る国民の皆様と、同じじゃないか。 『貴方』はそうではなかった。 『貴方』は私が力に目覚めなくても、最後の最後まで襲い来るイーガ団から、魔物たちから、ガーディアンから、私を護ってくれた。 「――貴方は私が恋したリンクじゃない。」 だから私は、貴方を拒んだ。 だから私は、『貴方』を取り戻す道を選んだ。 私は貴方の下から去った。 もう二度と、『貴方』が帰って来ないのだと分かってしまったから。 そしてたった一人、道を歩く。 百年ぶりに見た世界とはいえ、地形などが大きく変わっているわけでもなく、大まかには百年前とまったく同じ景色。 街と街を繋ぐ整備された道、これも百年前と同じだ。 どうせ今日も無駄なのだと半ば不貞腐れながらも真っ直ぐに知恵の泉に向かって、終われば真っ直ぐハイラル城へと帰る、そんな繰り返しの毎日は今でも思い出される。 だけどその時、不意に気付いた。 百年前とは何かが違うと。 ああ。 もう城への最短ルートであるこの道じゃなくても良いん だ。 森に寄り道してリンゴ狩りに勤しむも、海で魚取りに勤しむも、とにかく、自由なんだ。 ふと、道を外れて小さな丘へと足を運んだ。 それは些細な――されど使命に追われていた百年前には決して許されなかったであろう寄り道。 ハイラルの王女として厄災封印の力に目覚めるための修行。 厄災ガノンに抵抗するための遺物研究。 自身を縛っていたそんな使命から解放された私は―― (ああ、そうか。) 丘から見えたのは、限りなく広がる世界。 二度とブラッディムーンの登らない空は、海のように蒼く冴え渡り。魔物の消えた平原は、目を凝らしても果てが見えない。 道行く人々は、誰も武器すら持たずに屈託の無い笑顔を見せる。 ――この時初めて、世界の広さを知った。 全てが終わって改めて見たハイラルは、一人で歩むにはあまりにも広大すぎた。 (これが、貴方の冒険してきた世界なのですね。) きっと、貴方にとってもそうだったのでしょう。この見渡す限りの世界の命運を一人で抱え込むなんて荷が重すぎる。 百年前の私は、この世界の広大さを知らなくても使命に押し潰されそうになっていたというのに。記憶も無いのに唐突に使命だけ告げられて、どうしてここまで戦うことができたのですか。 ……信じてもいいですか。 例え冒険の始まりに私の記憶は無かったのだとしても、どこまでも広がる世界を共に担う私が、貴方の中のどこかに居たのだと。『ハイラルの王女』でも『厄災を封じる姫』でもない私が、途方もない世界を旅する貴方を支える糧となってくれていたのだと。 「――ゼルダ……!」 その時、生命の息吹く声に混じって聞こえた。 『姫』ではなく、私の名前を呼ぶ声が。 高鳴る鼓動を抑えつつ、私は振り返る。 『貴方』はもういない。 貴方の中に百年前の私はもういない。 けれど貴方の中に、他でもない、今の私がいるのならば。 「リンク……!」 私たちはきっと一からやり直せる。 新たに紡ごう。百年前には紡げなかった、私たちと、私たちを取り巻く生命の息吹が織り成す伝説を―――― Back← 082 →Next 080 未知への羨望 時系列順 085 ……and REMAKE(前編) 081 Dance on the edge 投下順 083 嘗テ思イ描イタ夢ノ誓イ 079 見上げた空は遠くて ベロニカ GAME OVER リーバル 103 それは最後の役目なのか 069 夢の終わりし時 ゼルダ GAME OVER レッド 096 回想:彼の求める強さ
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このページはこちらに移転しました 百年の孤独 作詞/46スレ481 作曲/46スレ729 A)二人でいるより一人でいれば 悲しいことや 寂しいことも きっと楽に受け止められる 群れているより一人でいれば 楽しいこととか うれしいことは ずっと長く感じてられる B)そんな風な かってな思い出 斜(はす)に構えて 人から離れてりゃ 今もどこかで 待っててくれてる 運命の人も逃してしまうよ サビ) いじけてたのかな ぼくの心は いきたいことも やりたいことも まだまだわからないのに さびしがっていた 長い年月(とき)の中で カラの中で強がって かっこつけ続けて 僕の弱さが 百年の孤独を超えて きっと出会える誰かを 求めている。 百年目の軌跡を待ち続けているよ。 百年目の軌跡を待ち続けているよ。 さびしがっていた 長い年月(とき)の中で カラの中で強がって かっこつけ続けて 音源 百年の孤独 百年の孤独(歌入り) (このページは旧wikiから転載されました)
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百年の孤独 作詞/46スレ481 作曲/46スレ729 A)二人でいるより一人でいれば 悲しいことや 寂しいことも きっと楽に受け止められる 群れているより一人でいれば 楽しいこととか うれしいことは ずっと長く感じてられる B)そんな風な かってな思い出 斜(はす)に構えて 人から離れてりゃ 今もどこかで 待っててくれてる 運命の人も逃してしまうよ サビ) いじけてたのかな ぼくの心は いきたいことも やりたいことも まだまだわからないのに さびしがっていた 長い年月(とき)の中で カラの中で強がって かっこつけ続けて 僕の弱さが 百年の孤独を超えて きっと出会える誰かを 求めている。 百年目の軌跡を待ち続けているよ。 百年目の軌跡を待ち続けているよ。 さびしがっていた 長い年月(とき)の中で カラの中で強がって かっこつけ続けて 音源 百年の孤独 百年の孤独(歌入り)
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レッド NO. タイトル 034 ポケモンきみにきめた! 051 ゴローン? 069 夢の終わりし時 082 虚空に描いた百年の恋(前編)虚空に描いた百年の恋(後編)
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リンク NO. タイトル 場所 話終了時の同行者 001 恋しさと切なさと心強さと イシの村 2B、萩村雪歩 054 ささやかなふれあい C-1 2B、萩村雪歩 065 ALRIGHT* ――大丈夫―― (前編)ALRIGHT* ――大丈夫―― (後編) C-2 2B、萩村雪歩 086 一難去って…… D-2 久保美津雄、ザックス・フェア 092 夢追い人の────(前編)夢追い人の────(後編)夢追い人の遺しもの D-2 2B 099 壊レタ世界ノ歌 序壊レタ世界ノ歌 破壊レタ世界ノ歌 急 D-2 ミファー 104 それでも残る想い D-2 ミファー、久保美津雄、真島吾朗 ゼルダ NO. タイトル 場所 話終了時の同行者 038 Don t forget it is the Battle Royale A-4 なし 042 迷える者たちの邂逅 A-4 クロノ、グレイグ 050 時に囚われし者達(前編)時に囚われし者達(後編) ハイラル城 なし 069 夢の終わりし時 A-4 レッド 082 虚空に描いた百年の恋(前編)虚空に描いた百年の恋(後編) B-3 ミファー NO. タイトル 場所 話終了時の同行者 027 「私が守る」 C-3 なし 057 生と死の境界 D-4 なし 072 そでをぬらして C-5 なし 099 壊レタ世界ノ歌 序壊レタ世界ノ歌 破壊レタ世界ノ歌 急 D-2 リンク 104 それでも残る想い D-2 リンク、久保美津雄、真島吾朗 ダルケル NO. タイトル 場所 話終了時の同行者 009 幽霊と怨念 そして呪い 北の廃墟 なし 051 ゴローン? C-3 レッド 069 夢の終わりし時 ハイラル城 なし リーバル NO. タイトル 場所 話終了時の同行者 029 みなさんご存知のハズレ A-5 マールディア 039 Danger Zone 研究室 マールディア 056 TRIGGER A-5 ベロニカ 079 見上げた空は遠くて B-4 ベロニカ 082 虚空に描いた百年の恋(前編)虚空に描いた百年の恋(後編) B-3 なし 103 それは最後の役目なのか B-3 なし ウルボザ NO. タイトル 場所 話終了時の同行者 015 Abide F-1 澤村遥 055 Heartless battle F-2 サクラダ NO. タイトル 場所 話終了時の同行者 019 幸せを呼ぶナカマ B-1 シルビア 048 魔王の葛藤 B-1 シルビア、オトモ、魔王 063 魔力と科学の真価 A-1 シルビア、オトモ、魔王 076 そして、戦いは続く(前編)そして、戦いは続く(後編) A-2 オトモ、魔王、イレブン、ベル 097 青き光に導かれ A-1 イレブン、魔王、オトモ、ベル
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amazonで探す @楽天で #二千年の恋 を探す! 月21フジ 2000.01.10~2000.03.20 16.1% 公式HP wikipedia 前 氷の世界 次 天気予報の恋人 Hulu NETFLIX dTV PrimeVide U-NEXT TVer Paravi GYAO youtube検索 / Pandora検索 / dailymotion検索 / bilibili検索 1 汝、愛するなかれ 2000/01/10 21.0% 2 心凍らすキス、心溶かすキス 2000/01/17 18.4% 3 あなたは誰なの? 2000/01/24 16.3% 4 夜空を引裂く銃声 2000/01/31 16.8% 5 俺の名前は… 2000/02/07 14.9% 6 危険な愛は、惜しみなく奪う 2000/02/14 16.1% 7 地球上で最も深い悲しみの夜 2000/02/21 14.7% 8 結ばれてはいけない二人が… 2000/02/28 14.8% 9 愛と生を賭けた戦いの始まり 2000/03/06 15.4% 10 女は愛に男は革命に生きる 2000/03/13 14.0% 11 愛は世紀を越えて?未来への銃弾は放たれるのか 2000/03/20 14.2%