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響「百万回生きた猫!」 執筆開始日時 2012/04/29 元スレURL http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1335625783/ 概要 ボランティアで子どもの会の出し物として100万回生きたねこの劇をすることになった765プロのアイドル達 タグ ^響 ^クロス ^100万回生きたねこ まとめサイト エレファント速報 SS森きのこ!
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小早川ゆたかは、通学カバンを机の上に置いた。 今日は厚い教科書を必要とする授業が少ないので、カバンは軽い。 ゆたかは高校に入学してから、毎日が楽しみだった。それは、岩崎みなみという親友がいるからだ。 はじめて会ったのは、陵桜学園の入試の時。試験後に気分が悪くなってトイレにいったゆたかに、 みなみはハンカチを――本人はあげたつもりだったが――貸してあげた。 その後二人は、学校説明会の制服採寸の際に再会する。 二人は同じクラスになり、徐々に親密になっていった。 いつも体調が崩れ、周りのテンションを下げてしまうため友達がいなかったゆたか。 そんなゆたかにとって、自分のことをいつも見守ってくれているみなみは本当に大切な親友だった。 ゆたかは、教室を見回した。 まだ、みなみは来ていない。 (いつもこの時間帯で来ているのになぁ。もしかして、寝坊でもしたのかな?) ゆたかは、カバンの中の教科書を、机の中に入れると、暇になった。 小さな欠伸を一つして今日はどんなことを話そうかボンヤリと考えた。 この間おすすめしたテレビドラマは見てくれただろうか。 チェリーちゃんはなにか面白いことでもしたのだろうか。 今週の休み、面白そうな映画がやっているそうだから、一緒に見に行こうと約束しようか。 ゆたかは立ち上がり、みなみちゃん早く来ないかなと思いながら、校庭を見た。 校庭は妙に人だかりが出来ており、慌ただしく騒いでいる。 遅刻しそうで、焦っているのか? しかし、時間は十分にある。 なぜか、校門から出ていく生徒が次々と増えていき、様子がおかしく、ゆたかは妙な胸騒ぎを覚えた。 「小早川さん!!!!」 「ユタカ!!!!」 田村ひよりとパトリシア・マーティンが、息を切らして教室に入ってきた。 「どうしたの?田村さん、パトリシアさん」 「いい?落ち着いて聞いて、小早川さん……」 ひよりのその言葉に、ゆたかは、嫌な予感がした。 『落ち着いて聞いて』なんてセリフは、ドラマによくあるセリフだ。 主人公の悲報を知らせる、一歩前のセリフ。 「岩崎さんが……岩崎さんが……!!」 「トラックに、ヒかれました……!!」 「!!!!」 ゆたかは、二人に一瞥もしないで、教室を出た。 校門を出て、事故現場に向かおうとしている人の後についていくと、拉げた大きなトラックに、 人だかりが出来ている。 その周辺には、警察がパトカーで、一般人が入れないように見張っている。 ゆたかは、人だかりを掻き分け、みなみの元に向かった。 「ゆたか!」 警察官の一人に、姉の成実ゆいがいた。 「みなみちゃんは……!?」 ゆいは、首を横に振った。 「……ゆたか、見ないほうがいいよ。ここは私にまかせ……」 ゆたかは、ゆいの静止を振りほどいて、「KEEP OUT」と書かれてある黄色いひもをくぐり抜け、 事故現場に入っていった。 トラックが、電信柱に突っ込んでいた。 トラックはへこんでおり、フロントガラスは粉々に砕けてほぼ真っ白になっている。 その近くには、頭から血を流し、セーラー服の白い部分が、血で赤く染めている女子高生が横たわっている。 みなみだ。 ゆたかは、慌ててみなみの元に駆け寄った。 「……みなみちゃん?」 呼んでも、返事はしなかった。 ゆたかは、みなみを抱き起こし、顔を覗きこんだ。 みなみの顔は、眠るように目をつぶっており、頭からの血が目元に垂れており、血の涙を流しているようだった。 「みなみちゃん……?」 ゆたかは、放心状態で、呟いた。 ――目の前が、真っ暗になった。 そんな気がした。 「ねぇ、みなみちゃん。起きてよ」 ゆたかは、みなみをゆする。 みなみは首が居座っておらず、ただゆたかのゆすりにまかせてブラブラ揺れているだけだった。 「嘘はやめてよ……お願いだから」 ゆたかは、目の前の光景が信じられなかった。 いや、信じたくなかった。 何度か呼べば『ゆたか』と返事してくれる。 そう願って、ゆたかは何度も呼びかける。 「起きてよ……みなみちゃん……みなみ……ちゃん……」 しかし、そんな願いも叶わず、ただみなみは目をつぶったままだった。 「あ……あ……あ……」 みなみの顔に、ゆたかの涙が落ちて、血と混ざり合った。 「いや……いや……いやいやいやいや…… いやだよ……みなみちゃん……私を一人にしないでよ…… もう……一人は……いやだよ……」 ――か。 「――ッ!! みなみちゃん!お願いだから、目を覚ましてよ!! お願い!もう一人は嫌だよぉ! みなみちゃん!みなみちゃぁん!!」 ――たか。 「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!! 起きて、起きてよぉ!! 保険委員だから、私の体調が崩れたら助けるって言ったじゃない!! 私が寂しくないように、ずっと一緒にいるって、約束したじゃない!! もっともっと、思い出を作って、学校生活を楽しもうって……!!」 ――ゆたか。 「ああああああああああああああああ!!!!!! みなみちゃんみなみちゃんみなみちゃんみなみちゃんみなみちゃぁぁぁぁぁぁん!!!!!!」 「ゆたか!!!!」 「――ッ!?」 ゆたかは、重たい体を起こし、辺りを見回した。 自分の部屋だった。 目の前のみなみは、ゆたかを心配そうに覗きこんでいる。 「……あれ」 ゆたかは、自分が泣いていることに気がついた。 「もしかして……夢?」 「ゆたか、随分うなされてたよ。大丈夫?」 「……みなみちゃん?」 目の前のみなみは、血にまみれたみなみではない。 いつもの、優しそうな瞳のみなみだ。 「みなみ……ちゃぁん……!」 ゆたかは、みなみに抱きついた。 「ゆたか……?」 「よかった……、よかったよぉ……夢で、本当によかった……! みなみちゃぁぁぁん……」 ゆたかは、みなみの胸で子供のように泣きじゃくった。 みなみは、そんなゆたかの頭を優しく撫でてあげた。 「……ごめんね。取り乱しちゃって」 「気にしないで」 日曜日の午後一時。灰色の雲が空を覆っているため、太陽が見えず、今にも雨が降り出しそうだ。 この日、ゆたかはみなみと出かける約束をしていたのだが、ゆたかの体調が崩れてしまい、 お出かけはキャンセルになってしまった。 そこで、みなみはゆたかのお見舞いに行き、部屋に入ると、ゆたかがうなされているのに気がつき、 慌てて起こしたそうだ。 「夢の中でうなされるなんて、悪い夢でも見たの……?」 みなみは途中で、口をつぐんだ。 「いや、うなされるほどの悪い夢なら、無理に思い出さなくていい。 ごめん……変なこと聞いて」 「……私ね」 ゆたかが、中原中也の詩でも朗読するように寂しそうに呟いた。 「……みなみちゃんが……事故にあって死んじゃう夢を見たんだ」 「…………」 みなみは、黙ってゆたかの話を聞いた。 「私が学校でね、みなみちゃんのことを待っていると、みなみちゃんがトラックに轢かれたって聞いて、 慌てて飛び出したら……みなみちゃんが……血まみれになって倒れてて…… それで、何度も何度も呼んだんだけど、全然反応してくれなくて……」 「…………」 「私、すっごく怖かった。みなみちゃんがいなくなっちゃうって……。 ……ごめんね。不謹慎な夢を見ちゃって」 「ゆたか」 みなみが、口を開いた。 「例え夢のなかでも私のことをそんなに心配してくれて、嬉しい。 友達から、そんなに心配されたことなかったから……」 「みなみちゃん……それは私もだよ。 私も、友達のことで、こんなに悲しんだことって、みなみちゃん以外になかったから」 そう言うと、二人は笑い合った。 「……ねぇ、みなみちゃん」 ゆたかが、言った。 「『100万回生きたねこ』って、知ってる?」 「いや、知らない……」 「その猫はね、100万回生きて、100万回死ぬって、猫なんだ。 100万人が猫を可愛がり、100万人がその猫が死んだ時泣いて悲しんだ。 でも、猫だけは泣かなかったってお話」 「…………」 「ある時、猫は誰の猫でもなかった。 野良猫になってたんだ。 猫は、メス猫に大人気で、誰もが猫のお嫁さんになりたがっていた。 でも、一匹の白い猫は、猫に見向きもしなかった。 猫は、何度も白い猫に自分をアピールして、とうとう告白した。 ……今まで、猫は何もかも嫌いだった。でも、白い猫だけは、本当に好きと思えた。 白い猫が亡くなった時は、猫は、初めて泣いた。 100万回も泣いた。 そして、白い猫の隣で、動かなくなったんだ」 「……悲しいお話だね」 「白い猫って、セリフが「そう」と「ええ」しか言わないんだ。 多分だけど、感情を表に出すのが、苦手だったんじゃないかな。 みなみちゃんみたいに……」 と言い、ゆたかは慌てて口を塞ぎ「ごめんっ」と謝った。 みなみは、笑いながら「気にしないで。本当のことだから」と言った。 ゆたかは、話を続けた。 「ネットでね、 『100万回も生きておきながら、どうして白い猫以外のモノを愛することができなかったのか?』って 批判もあった」 ゆたかは、少し間を置き、また話を続ける。 「……私は、分かるんだ。 どうして、猫は100万回もの生きることを繰り返しておきながら、誰も好きにならないかって」 それから、ゆたかは灰色がかった雲に覆われた空を見上げた。 「……何度も失ってしまうから。 仮に好きなものが手に入っても、死んだら、また無に戻る。 失う悲しみを、100万回も味わいたくないから……」 「……それ、なんとなく分かる。私もチェリーを飼い始める前、一匹の犬を飼っていたことがあるから。 その犬が死んだ時、すごく悲しくて、二度と犬なんか飼わないって決めて…… でも、結局寂しさのあまりチェリーを飼ったけど……」 「そうなんだ……やっぱり、動物って死ぬと、すごく悲しいよね…… だから、好きになることなんて、しなかったんだろうね。猫も。 そうすれば、失う悲しみを味わうことが無いから。 ……皮肉なことに、百万回の生きることを終わらせるのは、誰かを好きになることだったけど」 ゆたかは、まだ空を見上げていた。 「……中学の頃ね、私は、あまり友達がいなかった。 いつも体調を崩して、周りのテンションを下げて、誰かと仲を深める時間があまりなく、 友達のことについて、あまり知らなかった。 ……いやだった。 私は何とか友達を作ろうと本当に決意したのは、三年生の時だった。 とても気のよさそうな女の人と、同じクラスメイトになれた。 その人は、山口さんと言って、クラスの人気者だった。 ……友達になりたい。もう一人にはなりたくないって、思ったから、頑張って、友達になろうと……。 三年生は、1学期の内に、修学旅行があるから、その人と同じ班になれた。 最初は、あの人も私に付き合ってくれた。 アイスクリームをおごってくれたり、オススメのお土産とかも教えてもらった。 ……全て順調だった。けど、遊園地に行った時だった。 私はそこで、体調を崩してしまい、班の人の足を引っ張ってしまった。 山口さんは、私のことをよく気遣ってくれた。 私は、トイレに行って、みんなにジュースを奢ろうと自販機で買い、みんなの元に向かった時、 私のことについて話していたの」 『みんなー、おまたせー……』 『……ねぇ、小早川さんって、どう思う?』 『うーん……なんかさぁ、ちょっと言いにくいんだけど、みんなの足引きずっているよね』 『うんうん、それにさ、自分だけ馴れ馴れしく山口さん、山口さんって。 あの子、友達いないんじゃない?』 『ねぇ、山口さん、あなた、小早川さんのこと、どう思う?』 山口さんは、少し考えて言った。 『……小早川さんの体が弱いことは分かっている。 けど、正直に言うと、疲れちゃった。 みんなと、色々なところをもっと見て回りたかったけど、小早川さんが……』 ゆたかの手から、アルミ缶のジュースが、一本滑り落ち、カランという乾いた音が響いた。 『ちょ、ちょっと山口さん!』 『あ……』 山口さんは、しまった、という表情をして、私を見た。 私は、平静を装いつつ、班のみんなにジュースを差し出した。 『あの……ジュース買ってきたんですけど、 あ、落ちたのは私が飲みますから……』 気まずい沈黙が流れる中、最初に口を開いたのは、山口さんだった。 『あ、ありがと……小早川さん。 でも、落ちたジュースのほうが私の好きなジュースだし。 あまり気遣わないで』 それに続いて、班のみんなも「ありがとう」と言ってジュースを受け取った。 それだけだった。 後は、ほとんど会話がなく、私もただ、突然振られた話題に相槌を打つだけだった。 そして、修学旅行の帰りの船の中。 私は、声を噛み殺して泣いた。 友達を作ろうと努力をし、仲を深めようと思ったら、山口さんの足を引っ張っていた。 友達に、そして自分に苦しい思いをするくらいなら、 もう、友達なんかいらない。 もう、誰とも好きになんかならない。 私は、今まで山口さんに対して積極的に話を振っていたけど、あの話を聞いてから、 あまり近づかないようになった。 ……夏休みに入った。 山口さんは、友達と遊びに行った際、日射病で倒れ、帰らぬ人になった。 みんな、山口さんの死に悲しんだ。 でも、私だけ泣かなかった。 まるで、眠っているような山口さんの顔を見ながら「かわいそう」とだけ思った。 こんなことなら、修学旅行で、もっと山口さんに思い出を作らせるようにしておけばよかった、と考えた。 百万回生きた猫みたいに、泣いて悲しむことなんて、なかった。 「……でもね」 そこで、ゆたかは一呼吸置いた。 「みなみちゃんと、出会って、初めて家族以外の人を本気で好きになれたんだ」 ゆたかは、自分の指をいじった。 「いっつも体調を悪くするけど、みなみちゃんは、全然嫌な顔をしないで、ずっと私と付き合ってくれている。 多分だけど、私の体が悪くなかったら、みなみちゃんのこと、ちょっと怖い人って思ってたかも」 ゆたかは、自分の顔を掻きながら笑った。 「……猫の気持ちも、なんとなく分かるの。 どうして今まで人を好きにならなかったのか、死には慣れていた猫が、白い猫を失った時、 100万回も泣いたのか」 ゆたかは、また空を見た。 いつの間にか、雨が降り出していた。 「だって、夢の中でみなみちゃんがトラックに轢かれた時、私は、初めて思いっきり泣いた。 山口さんの時は、涙なんて出なかったのに。 いつのまにか、みなみちゃんは私にとって、本当に大切な人になっていた。 ……ごめんね。私ばっかり長くおしゃべりして」 「……じゃぁ、私は、ゆたかにとって白い猫ということ?」 ゆたかは、顔を赤くして頷いた。 「……そうかも。まぁ、猫と白い猫の関係って、夫婦だったんだけどね」 二人とも顔を赤くして、また笑いあった。 それから、二人は昨日見たテレビ番組のことや、こなたが徹夜でネトゲーをしていること、 みゆきが歯医者をズル休みしたことなどの話をした。 ゆたかは、一つ欠伸をした。 「……眠いの?」 「うん……ちょっと疲れちゃった。 ごめんね。お話の途中なのに」 「ううん。気にしないで。ゆたかは病人なんだから、ゆっくり眠らないと」 そういうと、みなみはゆたかの頭を軽く撫でた。 ゆたかは、微笑み返した。 「……それじゃぁ、ちょっと休ませてもらうね。 お休み……」 「お休み。ゆたか」 みなみは、ゆたかが眠りに落ちるまで母親みたいに頭を撫でる。 ゆたかは、可愛らしい寝息をたてながら眠った。 みなみは、ゆっくりとゆたかの頭から手を離すと、本棚を見回しゆたかの話していた100万回生きたねこの 本を探した。 本はすぐに見つかった。絵本だった。 赤い文字で『100万回生きたねこ』と書かれており、 中央には、立派で、寂しそうなトラねこが大きく写っている。 みなみは、素敵な絵をじっくりと眺めながら、絵本を読んで聞かせる母親のようにページをめくっていく。 絵本を読み進めていくと、白い猫を抱いて泣きじゃくっている猫の絵があった。 みなみは、そのページの文章を、無意識に朗読した。 ある日、白いねこは、ねこの となりで、しずかに うごかなく なっていました。 ねこは、はじめて なきました。夜になって、朝になって、 また 夜になって、朝になって、ねこは 100万回も なきました。 朝になって、夜になって、ある日の お昼に、ねこは なきやみました。 ねこは、白いねこの となりで、しずかに うごかなく なりました。 ねこは もう、けっして 生きかえりませんでした。 100万回生きたねこ 作・絵 佐野洋子 出版 講談社 1977年10月20日 第一刷発行 定価:本体1400円(税別) *全国学校図書館協議会選定図書 *中央児童福祉審議会推薦図書 コメントフォーム 名前 コメント 面白かったです 色々考えさせてくれる作品でした -- FOAF (2012-08-13 18 09 26) 最高です 感動しました -- 名無しさん (2010-05-24 21 17 31) 最高の感動を味わいました それにしても作者も保管庫の閲覧者もスレの住人も良い人ばかりですよね 感動を素直に表すって大事だと思います *してる方々にも、なんだか感動しちゃいました -- 名無しさん (2010-04-03 05 55 47) ネ申 この絵本よく読んだ -- ひより (2010-04-02 18 59 28) 名作だ GJ -- 名無しさん (2010-01-17 10 24 23) うまく言えないけど深い感動が残りました -- 名無しさん (2009-06-30 00 53 06) 感動した以外の言葉が浮かばない gj -- 名無しさん (2009-06-25 22 33 02)
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1:風吹けば名無し:2009/06/26(金) 22 38 00.89 ID INloTbPU こんな話があるんだ。 あるところに一匹の小笠原がいた。 小笠原は日ハムから巨人に移籍したり、日本一になったり世界一になったり日シリで敗退したりしているなかで 100万回絶頂射精し、100万回生き返った。 小笠原は死ぬのが怖くなかった。 あるとき、巨人小笠原は、秋・山澪という在日に出会った。 巨人小笠原は彼女の出ているアニメで絶頂射精をし、また彼女はそのお返しにカッスレを立て、二人は幸せになった。 しかしある日、秋・山澪は「けいおん!」の最終回をもって、事実上死亡してしまった。 巨人小笠原は泣いて泣いて泣きあかし、とうとう疲れ果てて死んでしまった。 もう二度と、生き返らなかった。 なお明日のヤクルト戦には間に合うらしい。 4:風吹けば名無し:2009/06/26(金) 22 39 58.59 ID 8E8jngCf 泣ける 13:風吹けば名無し:2009/06/26(金) 22 46 04.39 ID VS4aR5Td 子供の頃のきれいな思い出をカッスの絶頂のせいで真っ白にされてしまった 15:風吹けば名無し:2009/06/26(金) 22 48 31.63 ID yJY07gIR 変態度 ★★☆☆☆ 基地外度 ☆☆☆☆☆ 不謹慎度 ☆☆☆☆☆ 死亡度 ★★★★☆ 通報度 ☆☆☆☆☆ 小笠原度 ★★☆☆☆ 総合 E 19:風吹けば名無し:2009/06/26(金) 22 53 49.68 ID 5SMLfuPW ぐう泣 21:風吹けば名無し:2009/06/26(金) 23 00 38.95 ID hV1V0MEY もう今後どれだけ生きても 今回の秋・山澪との生に勝る生なしということがわかってたから 巨人小笠原は生き返らなかったんだよな 23:風吹けば名無し:2009/06/26(金) 23 02 31.28 ID 3d1kj+lB なお大正義野球娘開始と共に生まれ変わる予定
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梨花ちゃんが囁いた答えは、あまりにも理不尽なものだった。 「圭一、猫語でおねだりするのですよ」 「猫……語?」 そう囁いている間にも、 梨花ちゃんは絶えず手を動かし続け、俺の陰茎は跳ね続けた。 一度跳ねるたびに体を右に左に動かし、身を強張らせる。 その動きは、俺の脳が下した命令ではなくて、脊髄がこうしなくてはならないと下した法律だった。 「圭一、早くしないと大変なことになるのですよ? 圭一が一生射精できないようになるのです……くすくす、それはそれで面白いかもしれないけれど」 もはや、梨花ちゃんの口調の変化など、 俺には些細なことだった。あらゆる神経組織が正しく機能していない。 ただ俺は、男を完全に否定されたような嬌声を上げ、体をくねらせるだけだった。 「あっ、あっ、あっ……あぅ……はんっ」 「圭一、泣いてる場合じゃないのですよ。早く猫語でおねだりしないと、大変なことになるのですよ」 「……無理、です……教えてください、教えてください……」 「圭一、僕は猫語しかわからないのですよ、みー☆」 「みぃ、っく……みー、ひっく、みーぃぃ、みっ、みぃぃぃぃぃ……」 梨花ちゃんが、にぱー☆と笑った瞬間だった。俺の尿道にあった違和感が、突如なくなる。 「いっぱい出すのですよ、圭一……」 梨花ちゃんは両手で力いっぱい、 俺のペニスからミルクを絞りだすように、すばやくしごいた。 まるで尿道に芯が入ったように、何かが詰まる。 精液だ。 「みぃっっっっ! みぃっっっ!」 自分でも滑稽だと思った。 失神しそうなぐらいの快感が、俺の全身を駆け巡る。 一度出るたびに、情けない猫語が口から出てしまう。 「みっ、みっ、みぃっ……み……み……みぃ……みぃーーーーーーーーー!」 また射精が始まる。確実に俺はおかしくなっていた。 「け、圭一出しすぎなのです……ボクの手どころか、足にまでかかってるのですよ……」 ちょっと羽入やりすぎ、とつぶやいた気がしたが、 涙混じりに射精の快楽に酔っている俺には、思考する権利が与えられていない。 「みぃいぃ……みっ!」 もはや、射精何回分だとかいうのでは表せない、 全く次元の違う快楽。小便のような大量の精を放ちながらも、 尚俺のペニスは跳ね続ける。もはや出るものが無いのに、 何かの拍子で梨花ちゃんの手が触れるたび、 俺の腹に張り付くぐらいに勃起したモノが、ありもしないものを吐き出そうとする。 「ひっく……ごめんなさい、祭具殿に入りました、 ごめんなさい……ひっく、祭具殿に入ったことを認めますから、許してください……」 「かわいそかわいそなのです…… ぼ、ボクもここまでやるつもりはなかったのですよ…… いま楽にしてあげます」 俺を拘束していた皮のバンドが、一つ一つ解かれていく。 腰はもはや機能しない。足が鉛のようだった。 あたまがガンガンする。なのに、床にペニスが触れるたび、 また反り返ってしまう。俺の体は壊れてしまったのだろうか。 「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい……」 謝っても謝っても終わらない快楽は、苦しみ以外の何物でもなかった。 俺はそのまま動けずに、意識が混濁していった。 「みぃ、圭一、そろそろ起きるのですよ」 気がつくと、朝だった。 神社の中の集会所で、俺は昨日、梨花ちゃんに拷問を受けていた…… 拷問といっても、むちゃくちゃ気持ちよかったんだけど。 「……圭一、まだ戻らないですか?」 「ん……ん?」 俺の朝立ちした元気なものは、朝立ちっていうレベルじゃねえぞ! というぐらいに立っていた。まだ腹についている。 しかも、動くとまた昨日と同じ状態になってしまい、へにゃへにゃと力が抜けてしまう。 「一回出したら大丈夫なのでしょうか?」 梨花ちゃんはそう言って、何のためらいもなく、 寝たままの俺のズボンを下ろした。 外気に触れた俺の股間は急速に冷え込んだが、 まったく萎える気配はなかった。 むしろ、ズボンを下ろされるときの動きで、 先っぽから少し滲み出していた。 「り、梨花ちゃ」 梨花ちゃんの手がそっと触れる。 それだけで、何もいえなくなった。 また栓が壊れたように、ぬめりのある液体が出てきた。 「みぃ、また皮かむってるのですよ……圭一って仮性なのですか?」 「そ、そんな言葉どこで覚えたの? 梨花ちゃん……ちょっ……アッ、む、剥かないで、梨花ちゃ、梨花ちゃんッ!」 「みぅ!」 梨花ちゃんが、俺の皮を一気に引きずりおろした。 それだけの動作だというのに、俺は達してしまった。 今度こそ、おさまっていく。 「圭一は早すぎなのです。嫌われるのですよ? ボクは大丈夫ですけど。 いくら早くても、何度でも何度でも無理やり勃たせますです。にぱー☆」 実際、そうされた俺は何も言えなかった。 「で、梨花ちゃん……俺、祭具殿に……」 「そんな村の古いしきたり、関係ないのですよ。 でも、少々勘違いの犬さんが居るので、懲らしめるのを手伝ってほしいのですよ。」 勘違いの犬さん……言葉のニュアンスからして、大石だろうか? 「もうはっきり言いますです。詩ぃがボクを脅してきたのです。 詩ぃを懲らしめにいきましょうです」 「詩ぃって……詩音のことか?」 俺の心に、暗澹たる思いが宿る。 詩音って……味方だったよな? 「圭一、動けますですか?」 ぼきぼきと、体からすごい音がした。 きっと、昨日ずっと拘束されていたからだ。 体が重いのは、たぶん射精のしすぎだ。 「いや……歩くぐらいは出来るけど…… たぶん、走っても五十メートルぐらいが限界だと思う……」 「そうですか、じゃあこれを飲むのですよ。 オヤシロパワーが含まれてるお汁なのです。 飲むと常人の五倍ぐらいの活力がみなぎります」 すっ、と何事もなく出されたかわいいマグカップには、 なにか黄色い液体がなみなみとそそがれていた。 別に異臭を放っているわけでもなく、すこし舐めてみたところ、栄養剤のような味がする。 何が入ってるかはわからないが、味付けは普通のようだ。 「一気にぐいぃっと飲むのです」 「ん……んぐ」 ……特に異常は感じられなかった。 オヤシロパワーってなんなんだ。 ツッコミそびれた。 「一時間ぐらい眠るのですよ。おやすみー、なのです。 目をつむらなくても、横になってればいいですよ」 「うん……ありがとう、梨花ちゃん」 「いえいえ☆ でも、圭一……その薬飲むとですね、圭一もっと敏感になっちゃうのですよ。 三日後に。 その日は学校を休むことをお勧めするです。 いいですか、絶対休むのですよ? たぶん、布がこすれただけでイっちゃうのです」 「……梨花ちゃん、君ってやつぁ……」 なんかそれって、永遠にループしそうな気もするが…… とにかく俺は、横になった。 疲れが抜けていなかったのか、五分ほどで眠りについた。 「……ん……り、梨花ちゃん?」 壁にかけられた時計を見ると、一時間とちょっと経っていた。 梨花ちゃんが……布団のなかでもぞもぞしていた。 「圭一、起きたですか」 「何、してるの?」 「何も感じないですか? 圭一?」 良く見ると、俺の半分勃起したペニスを、梨花ちゃんは股の間に挟んでいた。 「うあっ! な、何してんの!?」 「薬の効果を試してるです。さっきの圭一なら……もうイッちゃってるところですよ。 大丈夫なのです。これで詩音を懲らしめられるのですよ」 つまり、俺は詩音を? 「ちょっと待て、梨花ちゃん。それは犯罪じゃないか?」 「合意の上でヤっちゃえば、犯罪じゃないのですよ?」 平然とした顔で、恐ろしいことを梨花ちゃんは言った。 満○金融並の銀ちゃん並だ。 「む、むぅ……」 いくらなんでもそれは……と、考えこんでいると、梨花ちゃんがぽん、と手を打った。 「それでいきましょう。 圭一、悟史の真似をするのですよ。 きっと今の詩音なら、海原雄山がむぅって言っても悟史に見えるのですよ!」 「いや、悟史って……関係ないだろ」 「そうでした。圭一は知らなかったんですね。 詩音は悟史にきゅんきゅん☆なのですよ」 だからと言って、俺は一体何をすればいいんだろう。 「圭一、やるか死ぬかですよ。 このままだと圭一死んじゃうのです。 もしかしたらその前に、実の母親に朝起こされただけでイってしまうのです」 「……解毒剤とかあるの?」 「もちろん用意してますですよ」 「……満○はん、あんたほんまに鬼ですわ……」 詩音は、俺が呼びだしたらすぐに来てくれた。 輿宮の図書館から、雛見沢寄りの林へと場所を移す…… 丁度、小屋があった。農具がか何かを入れているのだろうか? とにかく、周りの目を気にしないところへと、詩音を誘い込む。 「で、圭ちゃん……何かわかったのですか?早くしないと……殺される……」 小屋の中は、数日なら滞在できそうなくらいに整理されていた。 床はござがしいてあったし、掃除もされている様子だった。 ご丁寧に、ランタンやろうそくなどの照明器具まである。 なぜか俺がここに入ったとたんに、 尻にむずかゆいものを感じて頭が少し痛くなったが、気にしないことにした。 「詩音……そうだな、お前、はじめてか?」 「はぃ?」 うん、意味不明だろう。 「はじめてって、何がはじっ、きゃあっ!」 俺は、詩音の肩を思いっきり掴んで、そのまま押し倒した。 数日後 「圭ちゃんきゅんきゅん☆」 俺の隣には、詩音が居た。べったりとねっとりと組み付いて、離れない。 魅音がやってきて、詩音を力任せにひきはがそうとしても、離れない。 「おねぇ……アンタ、貰ってないんでしょ? ねぇ? 圭ちゃん、お姉にもあげてくださいよ。アレ」 がくがくとゆすられる。 「なんなの!? アレって……とにかく詩音、あんた圭ちゃんから離れてよ!」 「……んー、じゃ、詩音、手伝ってくれ」 「はぃ……行きましょ、お姉」 「行くって……どこに?」 「テ・ン・ゴ・ク」 「ちょ、し、詩音、あんた、どこに」 ばちっ、と音がして、魅音が崩れ落ちた。地面に倒れこんでしまう前に、なんとか抱きかかえる。 「さっ、圭ちゃん。さっさと済ませちゃってください」 「あ、ああ……」 俺は、また例の小屋に連れて行った。 数日後 「圭ちゃーん」 魅音と詩音が、口をそろえて、家の前で俺を呼んだ。 「あ・そ・ぼー」 その声に、近くを通りかかったレナが反応する。 「最近仲いいね、魅ぃちゃんと詩ぃちゃん」 「うん……あ、そだ、レナ」 「レナさ、まだはじめて?」 「え? なにかな? なにかな?」 「いやぁね、新しい部活のゲーム、ちょっと考えてさ。 圭ちゃんと詩音と私、それにレナの四人でやってみない?」 俺は、またかと頭をかいた。 もう、なんでもきやがれ。 「うん、いいよ。どこでやるの?」 俺たちは、例の小屋に行った。 数日後 「最近レナさんが構ってくれませんのー!」 「はぅ……圭一くんの……オットセイ……はぅ……」 まさに、上の空といった感じのレナに、沙都子はさまざまないたずらをしたが、レナの反応は薄かった。 「みぃ、圭一、ちょっとやりすぎなのですよ ……いくら合意のもととはいっても、倫理的に問題があるのです……」 「はぅ、梨花ちゃん……沙都子ちゃん……かぁいいね ……そうだ、圭一くん、二人をもっとかぁいくしてあげない?」 おいおい…… 「ちょ、レナさん? 何しますの!」 「みー!」 レナはかぁいいモードで二人を脇に抱きかかえて、ついでに俺のベルトを引っ張って…… 例の小屋へと連行された。 数日後 神社で集まって、なにやら俺を犯す計画をしていた皆から、俺は逃げ出そうとしていた。 「あらあら……皆仲がいいのね? そろそろ綿流しのお祭りがはじまるけど…… 園崎さんのところは、大忙しなんじゃないのかしら?梨花ちゃんも」 が、目の前に三四さんが現れたことで、それは阻止されてしまった。 「あ、三四さんこんにちわ」 一番はじめに気付いた魅音が挨拶をする。つづいてみんなも挨拶をする。 基本的に子供に優しい三四さんは、皆から慕われていた。 怖い話もするけど、それは俺たちの反応を見て楽しむためにやってるんだと思う…… 本当に子供好きなのだろうか。 「三四さん、さいきんごぶたさですか?」 「? 何のことかしら?」 「いえいえ、ちょっと私たちと遊んでいきません?」 「みぃ……遊んでくれたら……祭具殿の中を見せてあげますですよ……」 今から起こるであろうことに、梨花ちゃんは恍惚の表情を浮かべる。 「とっても楽しい遊びでしてよ」 「みぃんなで出来るんです。お姉が考えた遊びなんですよ」 「さ、祭具殿! 本当なのそれは! するする、はやくしましょ!」 というわけで、集会場に、俺は連行された。 七月 今日も雛見沢は変わらない。 相変わらず異常気象のせいで暑いし、 先生は昼飯にカレーを持ってくるしで、まぁ、なんというか、平和だ。 梨花ちゃんがつぶやいた。 「あ、越えてる」 百万回やった(何を?)猫 ―完―
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ミリオンデッド・ドラグーン R 火 4 クリーチャー:ティラノ・ドレイク 1000 ■Я・ソウル ■喰屍 ■W・ブレイカー 百万回死んでも,百万回生き返る。 作者:かみど 1コスト増えて喰屍がついたブレイブ・ホーン 名前 コメント
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「百万回死んだねこ」を取り上げた。授業の中での展開については、別途アップがあると思うので、この物語と基本的理念が同じであると考えられる名作「さまよえるオランダ人」の紹介をしておこう。 「百万回死んだねこ」は、どんな飼い主もかわがってくれるが、ねこ自身はその飼い主が嫌いで、ちょっとしたことですぐに死んでしまう。しかし、すぐに別の飼い主に飼われている。そうして100万回死んだわけだが、あるとき飼われずにいて野良猫になる。りっぱな猫なので、たくさんのメス猫が求婚するが、「いまさら」と思ってとりあわない。しかし、あるとき、自分に関心を示さない白い猫に興味をもって、関心をひこうとするが、冷淡な対応をされるうちに、逆に惹かれるようになり、結婚して子どもがたくさん生まれる。そして、子どもや白い猫を愛するようになり、ずっと一緒に生きたいと感じるが、白い猫がやがて死に、始めて泣いたあと、ねこも息を引き取り、生き返ることはなかったという話である。作者は佐野洋子という人だ。 実際の教材として扱うことを、まったく考えずに、以下のことを書いておく。 ワーグナーの名作オペラ「さまよえるオランダ人」はハイネの名作詩を題材にしている。ワーグナーのオペラの筋を簡単にまとめる。 ノルウェーへの帰郷の途中、船長ダーラントは嵐を避けて、ある港に停泊する。するとオランダ船が乗り付け、神の罰をうけたオランダ人は、永遠に海をさまよわねばならないが、7年に一度上陸して、その際真の愛を得られれば、救済されるという事情で、今その機会であった。オランダ人はダーラントに莫大な金銀宝石を見せ、娘と結婚させてほしいと申し込むと、財宝に目が眩んだダーラントは承知し、一緒に帰郷し、娘のゼンタに結婚するようにいう。オランダ人伝説を聞かされていた娘は、自分が救い主となる考えにとりつかれるが、婚約者のエリックに大反対される、その様子を見たオランダ人は、絶望し、出帆しようとするが、ゼンタは愛の証のために、入水し、オランダ人は救済される。 では、このオランダ人の話と、百万回死んだねこは、どこが類似しているのか。 1 永遠に死ぬことができない。つまり、地獄を彷徨っている。 2 真実の愛,相手の死で、自身も救済される。 100万年生きる、つまり、100万回死ぬというのは、もちろん、永遠に生きることであるが、それは幸福な生ではなく、嫌いな飼い主に飼われ、すぐに死んでしまうという繰り返しを課せられているということだ。明らかに、ねこは罰を受けている、罰の生を「生かされ」ている。そして、飼い主を「嫌う」という感情以外、ねこには感情がない。つまり、感情がないことが、罰を受けている原因であろう。 しかし、あるとき、「嫌い」という以外の感情をもった。女の子に飼われて、間違って死に追いやられたとき、はじめて「ねこは しぬのなんか へいきだったのです。」と「へいき」という感情が示されている。これが転機となったのだろうか。それまで「嫌いな存在に飼われる」ことから、誰にも飼われないのらねこになる。100万回飼われたねこの最初の体験だった。「ねこは はじめて 自分のねこに なりました。」とされる。そして、ここでさらに積極的な感情が表明される。「ねこは 自分が だいすきでした。」「感情が欠落している」ために「嫌いな人に飼われて、すぐに死んでしまう」という罰を永遠に繰り返してきたねこが、じぶんのねこになったのは、「へいきだ」という、極めて弱い感情を示したからだろう。しかし、当初はまだ「消極的、否定的な感情」を示していたに過ぎない。求婚してくるめすのねこに「いまさら、おっかしくて!」と取り合わない。しかし、それは、「自分が 好きだった」からだ。そして、とうとう、他に関心を示さなかったねこが、自分に無関心な白いねこに、関心を示させようとアプローチをしかける。そして、次第に消極的だった感情が、積極的な感情に発展し、「いっしょに いてもいいかい」から、やがてたくさん生まれたこねこに「まんぞく」し、白いねこと「いつまでも 生きていたい」と思うようになった。 しかし、その後、白いねこは死に、そして、100万回ないたねこもやがて死に、再び生き返ることがなくなった。 オランダ人の「愛」とねこの「感情」は対応し、海を彷徨うことと、嫌いな人に飼われてすぐに死ぬことを繰り返すことは、対応している。そして、愛と感情を獲得したとき、永遠の救済である死を迎えると考えれば、このふたつの物語は、かなり正確に対応関係がある。(わけい)
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【検索用 みりおんわんす 登録タグ VOCALOID kemu おればななP み ゆーまお アートトラック ニコニコ外公開曲 初音ミク 曲 曲ま 自然の敵P】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:じん×kemu 作曲:じん×kemu 編曲:じん×kemu ギター:じん×kemu ベース:堀江晶太(PENGUIN RESEARCH) ドラム:ゆーまお(ヒトリエ) 調声:おればなな 唄:初音ミク 曲紹介 曲名:『ミリオン/ワンズ』 「マジカルミライ2017」DVD&Blu-ray(初音ミク10周年記念限定盤)付属のアルバムへの書き下ろし楽曲。 歌詞 蜃気楼みたいに揺れて 空(くう)を満たす言葉が 生まれて旅立つのを わたしずっと 覚えてる あぁ、心理も 定理も 大義も 好奇も 憎悪も 愛も 不条理も全部 君を映すもの その手が宿した叫び わたしずっと 覚えてる ここにない 居ない 居ない 居ない 渇き 他愛もない 拙い真理 君だけに視える世界に わたしだって息をして 巡り合った いつかのあの歌が 笑われた 数多のメロディが 今も 変わらずに叫ぶのさ 一つも 消えないまま 絶望の園に 根差す歌が 君の心に 届いたのか 君の未来に 聞きたいんだ さぁ、連れ去ってよ その手で 君にいつか出逢う為に きっと生まれた はじめまして わたし きっと死なないよ ここで君を まだ君を待ってる 吐き棄てた 傷だらけのワーズ 痛みさえ 数えて 心ひとつを 声にした 行く宛てもないまま 予定調和も 正義も ルールも 矜持も ルーツも なんでもかんでも 全部 がむしゃらに 染め上げて 眩む目だけを 頼りに 未だ手を 伸ばしている そして 百万回 無様に殴られて 百万回 無力を知っていく 百万回 未来を諦めて 百万回と一度 前を向く 忘れてくれるなよ 君を 貫くための たった一度の声を それはね 夢のように 当然のように ここに在って 崩れそうになる ときに 不意に 出会うんだ 「はじめまして」 時には 嫌になって 傷だらけになって 本当になって 血を流した メロディは 心臓の奥で やっと呼び合った バッと駆けた いつかの日が 受け取った 誰かの魂が 今もこの胸を 焦がすのさ 人生 その最中で いつだって 僕らのこの歌は 失った後に 芽吹いたんだ 誰も未来は わからないさ さぁ、共に行こう 聞こえたかい また名も無き歌が わたしずっと 覚えてる コメント 名前 コメント
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ロザリオとバンパイアCAPU2 「ロザリオとバンパイアCAPU2」キャラクターソング⑦ ザ・かぷっちゅ/謎こうもり imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ロザリオとバンパイアCAPU2 キャラクターソング⑦ ザ・かぷっちゅ/謎こうもり(Amazon) 発売元・販売元 キングレコード株式会社 発売日 2008.10.29 価格 1200円(税抜き) 内容 Shalala -私にくれた物- 歌:ザ・かぷっちゅ(赤夜萌香:水樹奈々/黒乃胡夢:福圓美里/仙童紫:こやまきみこ/白雪みぞれ:釘宮理恵/橙条瑠妃:千葉紗子) 百万回のジュテームで 歌:謎こうもり(子安武人) Shalala -私にくれた物- off Vocals 百万回のジュテームで off Vocals 備考
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幾千年(いくせんねん)の追憶(ついおく) VR 光/水文明 (6) 呪文 ■S・バック-光または水 ■相手のカードによって、このカードが自分の手札から捨てられる時、かわりにこの呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。 ■エレメントをひとつ選び、シールド化する。その後、自分はカードを1枚引く。 作者:UNKNOWN 概要 光または水のカードを対象としたS・バックを持つ呪文。 自他問わずエレメントをひとつシールド化した後に自分は1ドローできる。 さらに、相手のカードによって手札から捨てられる時にかわりに唱えられる能力も持つ。 フレーバーテキスト どれくらいの時が過ぎただろう。 もう百万回は目を閉じた。もう百万回は目を覚ました。 なのにまだ、わたしはひとりぼっちなのか。 わたしの主よ。わたしの仲間よ。 あなたたちは今、何処にいるのですか。何をしているのですか。 なぜ、わたしだけを置いていってしまったのですか。 そんな事を聞いても、 もう、戻っては来ないなんてわかっていたのに。 まだ、わたしは諦めきれないのか。 評価 名前 コメント
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179 :名無しさん@ピンキー:2009/07/23(木) 02 00 12 ID lAdr8R2U ジュウは思った、俺が悪かった、と。 いつまでも泣きやまない雨にキスをしたのはジュウだし、ずっと一緒に居てやる的なことを言ったのも自分だ。 二度とこの少女を泣かせたくないと思ったら、自然と口から出てきた。 あぁ確かに言った、「こんな悲しいときだけじゃなく、嬉しい時も、楽しい時も、寂しい時もしてやる。あと百万回はキスする」と。 別にその場限りの言葉のつもりなんて少しもなかった。本気で彼女の涙を止めたいと思ったのだ。 しかしなぁ……。 「昨日の帰宅時に一回、夕食の調理中に首筋と頬に一回づつ……」 頼むからキスの回数を事細かに日記に付けて、百万回までカウントするのは勘弁してくれ。 「その後、お布団の中で合計31回、今朝の目覚めと出掛けに一回づつ。それと以前に光ちゃんにした分と、今日のお昼に雪姫に不意打ちで奪われた分をマイナス200として……」 先は長そうだった……。