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本日は過酷な旅の、束の間の休息日。 トロデ王は三角谷へピュア・ギガンデスを嗜みに、エイトは姫様と共にふしぎな泉へ、 ヤンガスは久々にパルミドへ寄り、知り合いに顔を見せに行くという。 「ククールとゼシカはどうする?」 「わたしは部屋でのんびりするわ。おいしい紅茶とお菓子でも買って。読みたい本もあるし」 「そうだな、街でレイピア研ぎに出そうと思ってる。あとは適当にブラブラして、 気が向いたら酒場でも行くかな。ベルガラック戻って久々にカジノ三昧ってのもいいか」 「わかった。ぼくは泉か、泉のおじいさんの家にお邪魔してるから、何かあったらそこに来て」 みなが了解、とうなづく。 では解散じゃ!とのトロデ王の浮き足だったかけ声で、ぞろぞろと動き出す一行。 外に出ようとしたエイトが扉の手前で思い出したように振り返り、 「そうそう。君たち、ケンカしないでね。君たちのケンカは必ず物が壊れるんだから。仲良くね」 にっこり。 ククールとゼシカが唖然としている間に、扉はパタンと閉じられてしまった。 「…やっぱエイトってヤな奴だなぁ」 頭をかきながら、さほど困った風でもなくククールがぼやく。 「なにがよ?私はほんとに今日は、部屋でゆっくり過ごそうと思ってるんだからね」 「オレと?」 「ひっ、ひとりでよっ!!」 「へー。オレにいちにち会えない日なんてそうそうないけど、寂しくて泣いちゃったりしない?」 余裕たっぷりの笑みで、ゼシカの顔をのぞきこむ。 「へ い き ですッ!!」 顔を真っ赤にして肩を怒らせる彼女をクックッと笑いながら、 「OK。まぁどっちにしろ、オレも本当に鍛冶屋には行くつもりだからさ。 …じゃあ今日はここでお別れか。久々の休日、せっかく2人きりで過ごせるのに残念だな」 後半部分をいかにも切なそうに告げると、途端にゼシカの顔がわずかに曇った。 「べ、別に…絶対、離れていたいってわけじゃないけど…」 「ひとりがいいんだろ?」 「そんなこと言ってないじゃない!」 ゼシカが困ったように反論する。計画通りの展開に、ククールはたちまち上機嫌だ。 「じゃあ、用事がすんだら、ゼシカに会いに来ていい?」 ゼシカは照れているのをごまかすために、不機嫌な表情で小さくうなづくしかなかった。 「………何よ。寂しくて泣いちゃうのはククールの方じゃないの」 「正解」 ゆるむ頬を隠しきれず、ククールはゼシカのおでこに、行ってきますのキスをした。 街での用事に思ったより時間がかかり、再びククールがゼシカの部屋の扉をノックしたのは それから何時間も経ってからだった。 「ゼシカ?」 応答が聞こえたような聞こえなかったような。居眠りでもしているのかとそっと扉を開くと、 ゼシカはソファに深く腰掛けて、文庫本を熱心に読みふけっていた。 帰ってきたククールにも反応無しだ。当然不満顔でククールはゼシカの隣に腰かける。 「ただいま」 「…あ、うん」 ただいまに対してあ、うん、はないだろうと、ますます眉間にしわをよせる。 「おい、もう本読むなよ」 「…うん」 「ゼーシーカー」 「…うん、ちょっと待って」 今目が離せないところで…などと呟きながらページをめくるゼシカが何を言っても 聞こえないほど熱中しているのは、いかにも女の子の好きそうなラブロマンス小説。 すぐ傍で、香りさえ伝わる距離にいながら、目線すら交わせないこの状況はなんだ。 どんな焦らしプレイだよ。オレは待てを命じられた犬か。ご主人様には絶対服従か。 大体目の前に本物の君だけの騎士がいるのに、紙の上の王子様の方がいいってのかよ? 本を取り上げることは簡単だが、そうすれば確実にケンカになる。せっかくの2人きりの午後を 台無しにしたくはなかったし、エイトに釘を指されている以上、それは避けたかった。 …となれば? 何気なく本に添えていた右手をふと取られた。 ちらりと視線をやると、ククールがゼシカの指の一本一本を確かめるように触ったり、 爪の先を撫でるようにして遊んでいる。 一瞬上目遣いの視線がこちらを挑むように見つめたが、すぐに伏せられた。 特になにも思わず(それよりも本の続きが気になって)、右手をククールの好きにさせて、 ゼシカは再び本に視線を戻した。 …………途端。 「…ッ、ちょ…」 妙な感触に思わず見返ると、まるで誓いを立てる騎士のように、ククールが ゼシカの手の甲に口付けている。思わず引っ込めようとする手は強く掴まれ、赤らんだ顔で 言葉に詰まるゼシカにおかまいなしで、ククールは何度も何度も口づけを繰り返す。 そのうち手の平を返され、そこにも幾度となくキスを降らせる。 たまりかねてキツく名を呼ぶと、ククールは手の平に口づけたままニヤリと笑った。 その笑みにムッとして、ゼシカはすぐに視線を本に戻す。表情を平静に保ち、 ククールのセクハラまがいの”作戦”を、完璧に無視しようと決めたらしかった。 キスの嵐は指先の全て、爪先のひとつひとつに行き渡っていた。 明らかに情より欲が滲み出ている、熱く狂おしく重ねられ続ける口付け。 湿った口唇と、湿った吐息。手の側面から手首にまでも口唇を辿らせる。 単なる愛おしむ行為を越えて、もはや愛撫といってよかった。そしてそれは完全にわざとだ。 冗談交じりの品のないジョークやスキンシップには目をつり上げて激怒するくせに、 ククールの”本気モード”には、途端に絶対的に逆らえなくなってしまう彼女を知っている。 そしてやはりククールの”本気”に当てられて、怒ることも拒むこともできず硬直してしまったゼシカ。 必死で動揺を隠そうと視線を泳がせ、はやる鼓動を抑えようとするので精一杯で。 「!」 ふいに中指の関節をカリ、と甘噛みされた。 強張っていたゼシカの表情が弱々しいものに変わるのを、ククールは指を口に含んだままじっと見ている。 「…クク…」 漏れ出た艶っぽい呟きをあえて無視し、細い指先をゆっくりと口内にくわえ入れたところで、 ついにゼシカがバサリと本を手許に落とした。 「…………もうやめて。降参」 思いきってククールを振り返り、ゼシカはこれ以上ないくらい赤く染まった顔でそう告げた。 名残惜しむように指先にチュッと口づけると、ようやくゼシカの右手を解放する。 作戦成功。ククールは勝利の笑みを満面に浮かべ、一言。 「かまって♪」 「………もうッ、ほんっっと!」 ゼシカは呆れるしかなくて、でもさっきまでの”本気”の雰囲気なんてもう少しも感じさせない、 子供のように無邪気に笑うククールが可愛く思えて仕方なくて、まだ熱い右手を彼の頬に当てた。 「甘えんぼ!!」 勢いのままにおでこにキス。 ククールが幸せそうに声をあげて笑うので、ゼシカは頬をふくらませてプイと顔を背けた。 「散歩でも行こうか」 「うん」 「どこがいい?」 「どこでもいいわ」 ククールの左手が、今度は優しく、ゼシカの右手を握った。
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原曲・大塚愛 作詞作曲・愛 女性歌手・大塚愛が2004年に発表した楽曲。 【登録タグ 2004年の楽曲 J-POP 大塚愛】 カバーした声優 長谷川明子
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甘えんぼ淫魔メメルク C 闇文明 (2) クリーチャー:サキュバス 1000 ■このクリーチャーが破壊される時、そのパワーが0より大きければ、墓地に置くかわりに他のクリーチャー1体を選んでもよい。そうしたら、持ち主はそれに猛毒をひとつ付ける。 ■このクリーチャーにクロスギアをクロスする時、ジュバクロスしてもよい。 作者:切札初那 名前 コメント
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甘えんぼお姉ちゃん「美作 小春」 読み:あまえんぼおねえちゃん「みまさか こはる」 カテゴリー:Extra/女性 作品:鬼うた。 属性:水光 ATK:4(+1) DEF:4(+1) 【エクストラ】〔「美作 小春」 「美作 小春」〕 [永続]このキャラがレベル3以上で、自分のアリーナに 鬼うた。 か 鬼まり。 のキャラ以外が登場していない場合、自分の手札の 鬼うた。 か 鬼まり。 のイベントカードは【Battle】を得る。 ずっと、あーくんの傍に―― illust:130cm va-083 R 収録:ブースターパック 「OS:ビジュアルアーツ1.00」 発動条件は厳しいが、極めて強力な効果を持ったエクストラ。 本来メインフェイズにしか撃てないイベントカードがバトルフェイズ中にも撃てるというのはあらゆるイベントを脅威へ変える。 たとえば二人の想いはノーコストで発動するこのみの想いとなるし、熱き想いはロールルーラー発動と同じような使い方が出来る。 勉強会は真面目一徹・怒りの鉄拳!などと同じ使い方が出来るし、相手の攻撃で落とされたイベントカードを恋人宣言で回収し、即座に使うといった芸当も可能。 手間はかかるが、それに見合う働きはしてくれる優秀なカードである。
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甘えんぼナース♡ ショールーム リスト imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。 imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。
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タグ 2004年 トラヴュランス 作品名か 看護しちゃうぞ3 看護婦さんは甘えんぼ 通常版 曲名 歌手名 作詞 作曲 ジャンル カラオケ OP 看護婦さんは甘えん坊 黒崎朔夜 齋藤紀子 黄昏の夢 おっとり
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★ククールが消息不明になって暫くしてから、ククが私の前に現れた。また胸がなんだかむずむずすると思って目をそっと開けると思ったとおりククが私の胸にすっぽり収まり心地良さそうに眠ってる。仕方ないんだから…とため息つきながらもその愛らしい寝顔につい許してしまう。そのうちもぞもぞと起きだしたククは私の唇をぺろぺろ舐めて、「おはよう」のつもりなのか「にゃあ」と鳴いた。それに答えるつもりでククの頭をなでなで。なんとなく嬉しそう。小さな丸い頭が愛しくてそこに顔を埋めると、そのまま首筋を舐められた。「ひゃっ、もう変なところ舐めないでよ!」私が怒っても知らん顔。意味が分かっていないのか気にしていないのか、今度は鎖骨を舐め始める。「やっ…もう!クク、いくら猫だからってね、なんでもしていいわけじゃないんだからね」引き離そうとククの身体を掴むけど。やだ、思った以上に力が強いのね。ぴくりともしないわ。力を入れすぎたら小さなククが痛がりそうで、あまり強く引っ張れない。どうしたものかと考えているうちにククの舌がぺろんと私の膨らみを舐めた。どんどん位置が下に移動していく。「や…やだ、クク、やめなさい、だめよ、変なとこ舐めないで」私の焦りなんて全く知らない様子でククは私の胸をぺろぺろ舐め続ける。「はん…っ…あ」変な声が出ちゃって慌てて両手で口をふさぐ。だってククったら、私のち…………胸の中心をぺろんとしたんだもの!ククがそれを自分の口に含んで今度はチュパチャパ吸い出した。まるで母乳を飲む赤ちゃんみたい。そうよ、赤ちゃんみたいなのよ。…なのになんで私、こんな変な気持ちになっちゃってるの?止めなきゃなんないのに、何故だか止めることができない。ククが私のを口の中に入れたまま、舌でころころ転がし始めても私の手は私の口をふさぐのに精一杯。「ふ…ん…はあ…っ…ん…っ」それでもしきりに与えられる刺激に声を完全に抑える事はできない。ククのざらついた舌が絡みつく感触に、胸の突起はどんどん硬くなっていく。もう~~~相手は猫だってのに、何やってんのよ私!「ニャア♪」チュポッと男を立ててやっと口を離してくれたクク。気持ちよかった?と言いたげな表情で私を見上げている…まさかね。 「あんな事して、あなたが猫じゃなかったらメラゾーマだったんだから」ククに朝ごはんの用意をしながらちょっと厳しく注意してみたものの、何の事だか分からないわよね。ククは私の言葉なんて全く聞いていない様子で、目の前のごはんをむしゃむしゃ食べている。ふと、もしかしたらククもずっと一人で生きてきて母親が恋しいのかもしれない。だからお母さんのミルクをねだる様なつもりで私の…を吸ったりしたのかな?そう思ったら急に怒る気が失せてしまった。そうよ、ククを飼うと決めたのは私だもの。私がククのお母さん代わりになんなくちゃいけないんだわ。もっと頑張ろうっと。お風呂場でそのまま身体を洗ってあげようとすると大暴れして抵抗するククが、私が服を脱いで入浴しとうとしていると何故だか大急ぎで飛んできて、一緒にお風呂に入る。「変な猫」と言ったら「ニャ♪」と得意げ。褒めてないわよ。でもククが大人しく身体を洗わせてくれるのは助かるわ。石鹸塗れになっているククの身体をよーく濯いだら、今度は自分の番。スポンジに石鹸を泡立て左手からごしごし…「きゃあッ」ククが急に背中に乗っかってきて項を舐めるもんだから、思わず悲鳴あげちゃった。ほんとしょうがないイタズラっ子なんだから。「クク、私は今身体を洗ってる最中なの。いたずらは後にしてちょうだい」なんて言っても聞くはずもなく、今度は前に回りこんで太ももによじ登ってオヘソをぺろり。「ちょっと、やめなさい!くすぐったいってば…!」何が楽しいのか、ククはオヘソをやけにしつこく舐めあげる。「ね、ねえ、もうほんと、くく…くすぐったいから!」声をあげて笑い転げそうになる。オヘソはやめてってば!そう叫んだ直後にククが顔を離し、ぴょんっと太ももから降りる。ひょっとして私の身体を舐めて綺麗にしてくれようとしていたのかしら?そういえば猫って、自分や相手の身体をこんな風に舐めて身なりを整えるんだっけ。でも私は人間だから猫式の方法じゃ駄目よね。「いい子ねクク。じゃあ私が身体を洗い終わるまで大人しく…ひゃっ」次は太もも?油断ならない子ね。 「いい加減舐めるのをやめないと浴場から追い出すわよ?」この言葉に反応したのか知らないけれど、ククはすかさず次の行動に出た。太ももの内側に頭をいきなり挿し入れてきて私が抵抗するよりも早く…何、何をしてるのこの子?!「……っ…」頭の中が真っ白になった。ククがまた私を舐めている。そこまでは分かった。身体がびくつく。次に自分がどういう行動を取るべきなのか、全く考えられなくなる。「あっ…っ…ん……クク…っ」はしたない声を出している気がする。ククが私の太ももの付け根の奥を一心不乱に舐めている。ぺろぺろじゃない。もっと激しい。線をなぞる様にざらついた舌で上下に強く擦ったと思えば、今度は上の方にあるしこりみたいなものが強く吸い上げられている。とろりとした液体が、私の中から湧き出てくる。何のこれぇ…?つぷ…っと、今入ってきた。ククの舌が、私の中に。ジュブジュブって水音が閉鎖されたこの空間内で響いている。凄くいやらしい音。「だ…め…っ…!」止めるために伸ばした腕に力が入らない。自力で身体を支えていられなくなって、バスタブに寄りかかった。ククの舌はさらに奥に奥にと、私の中をえぐる様に押し入ってく。かと思えば浅いところで壁を擦るようにぐるりと回転させたり、入り口の突起物を甘噛みしたり、猫の毛づくろいとは到底思えない動きをしている。「んっ…あっあっ…ああっ…は…あん…あっ…」ククが尖らせた舌を私の中から抜いたり挿したりを激しく繰り返すせいで私は言葉らしい言葉を発せられなくなってしまった。変わりに口から零れるのは自分自身も聞いたことのないような鼻にかかった嬌声。こんなみっともない声出したくないのに、勝手に出てきちゃう。「はああ…んああ…あ…っ…ああっ」ジュボッジュボッジュボッジュブジュブッグチュッグチュチュ…ククの舌が私の中をかき混ぜている音と私の声が重なり合う。こんなことありえない。異常な事だと思った。猫にこんなことされて、私もされるがままになっている。気がついたらククの舌の動きに合わせて自分でも腰を揺らしていた。たまらず自らの胸にも手を伸ばす。中心に触れると身体ぶるっと震えてさらに追い詰められる。中で蠢くものが壁のある箇所を強く撫で上げた時にふわっと身体が浮いて頭の中にで火花が散った。「ククー…ル………っ!」自分の叫び声なのに別の人の声のように遠くに聞こえた。意識を失う瞬間、私の頭の中にはっきり浮かんだの。私をいつも振り回す、まるで猫のような気まぐれ騎士───…。 「目が覚めた?」「…………え…?」がばっと起き上がる。いつもの寝室。…あれ、私お風呂に入ってたはずよね?きょろきょろ辺りを見回す…ククの姿がどこにもない。そういえば私、今誰の声で起きたの?…え?「な、なんで!なんでいるの…?!」「酷いな。俺を想ってあんなに泣いてくれていたのに、何でいるのと来たか」よく見知った含みのある笑顔。ニヤリって音が今にも聞こえそう。「なんで泣いた事を知って…それよりも!なんで、ク…クク…ク!」舌が上手く回らない。「ククならいつも一緒にいただろ?」そういう事じゃないわ。「ククールがなんでここにいるのよ!」やっと言えた。「まあ話せば長くなるんだけどな。ゼシカは嬉しくないの?俺に会えて」「なんなのよ、突然」「俺はゼシカに会いたかったんだけどなー、この姿で」「訳が分からない。なんでいきなり、ここにいるのよ」「ありゃ、もっと喜んでくれると思ったのに」「だって…こんなの混乱するわ…。これは現実なの?」「当たり前だろ。ほら、触って確認するか?」ちぐはぐだった会話が徐々に噛み合ってきて、私はおそるおそる手を伸ばす。そしてククールに触れた。「温かい…」「な?本物だろ」「うん…」ずっと行方をくらましていたククールがどうして私の部屋にいきなり現れたのか分からない。聞きたい事、言いたいことが沢山あったはずなのに全部忘れちゃった。もういいの。だってククールが帰ってきてくれたから。「お帰りなさい」1番言いたかった言葉を覚えていたから。感極まってじわりと涙が滲む。ククールに抱きつく。素肌に触れるククの服の感触が気持ち良い。ん?素肌?「ゼシカ、熱い抱擁嬉しいんだけどさ、俺ちょっとがまんできなくなりそうです」「…ッきゃあああああああああああああああああああああああっ」ククールに裸で抱きついちゃった!そうじゃない、そうじゃないっ。どうして何で私裸なの?!「そりゃ風呂入ってる最中に倒れたからな」私の思考読み取った?!ククールってもしかしてエスパー?「ああ俺は別にゼシカの思考読み取ったわけじゃないぜ。ただずっと一緒にいたから 表情とかでゼシカの考えてるようなことがなんとなく分かるってだけ」やっぱり読んでる!慌ててシーツを手繰り寄せ、自身の身体にぐるぐる巻く。嫁入り前なのにククールに全部見られちゃったよ…。「もうとっくに全部見ているけどね」とククールが呟いた。本当に心読んでいないのかしら?どうやら浴場で倒れている私を、家に来たククールが発見したみたいね。…どうして私、お風呂でなんて倒れてたのかしら…? 「………それよりゼシカ、風呂場での続きしたいんだけどさ、いい?」「え?風呂…何?」「舐めてるだけじゃもの足りねえ。やっぱゼシカの中に突っ込みたい」「な、何を?!」せっかく噛み合うようになった会話が、また意味の分からない応酬に戻る。「これ」「ぎゃあ、変なもん触らせるなあっ」コイツ今何をした?私の手を掴んで自分の…………だめ、深く考えたらパニック状態に陥ってしまうわ。「ひで。ゼシカ俺の身体洗う時何度かここ触ってるんだぜ?おかげで俺何度妙な気分になったことか。 猫の姿だとせいぜい舐めることくらいしかできないのによー」「猫?!あ、そういえばクク、ククがいない!」そうよ、訳の分からないククールの事なんかにかまけている場合じゃなかったわ。「いるだろ、目の前に」「だからククールのことじゃないわよ!ククよ、クク!猫!」「だ・か・ら、俺だってば」「ふざけてるわけじゃないの、私は」「俺だって真剣だぜ。ゼシカ、風呂でいく時俺の名前を呼んでくれたよな。 猫じゃなくてちゃんと俺自身の方の」「え…?」「どうだった?俺の舌技。今の姿なら猫の時よりもゼシカを気持ちよくさせる自信あるよ」途端ににやにやといやーらしく顔を歪める男。おまけに「にゃあ♪」なんて鳴いてみせた。浴場での出来事が鮮明に頭の中に蘇ってくる。ククに…猫に自分でも触った事のないようなところを舐められて、そしてそのまま私は…。「…まさか、ほんとうに…ク、ククなの…?」「ご名答」眩暈がした。これが夢だったらどんなに良かったことだろう。 呪いによって猫に姿を変えられてしまったククールを、ククールとは知らずに一緒に暮らしていた事まではまあ良いとしよう。でもね、ククールがククで、猫じゃなくて、猫の時も人間の時の記憶が全部あって、ちゃんとククールとしての思考がある状態だったなんて。それで私にいつも…。「あんなやらしい事してたの?!」ククにされた事を思い返すと、恥ずかしくて死んでしまいそうだわ。「俺だってゼシカの事を慰めたくて必死だったんだぜ?」「嘘つき!何が慰めよ!スケベ!えっち!エロ猫!」「だってゼシカ年頃の女の子なのに愛しい男と一緒にいられないで、 随分と身体を持て余していたようだし…」「な、なな何言ってるのよ!変態!!!!」あんたがしたかっただけでしょ!私は別にそんな……そうよ、私はえっちな事なんてちっともしたくなかったんだから!…うん。「ゼシカ、なんだかんだ言って乗り気だったよな。あんま抵抗しないし 最後の方なんて自分で腰振ってるし胸とか弄くり出しちゃってたし」「ちが…っ…ご、誤解よ!私は別に…」かっと顔が熱くなる。「でもま、安心しろな。これからちゃんと俺自身が、ゼシカの事たっぷり愛してやるからな」ククールは相変わらずにやにやした顔で、手をわざとらしく握ったり開いたりしている。「やめなさい、その変な手つき…!結構よ!何もしてくれなくていい…ひゃああっ」まるで猫の時みたいに私の鎖骨をぺろりと舐めて、得意げに顔をあげた。「風呂場での続き、しよっか」その言葉にはあえて何も返さない。私には分かっていた。抵抗しても無駄なんだわ。ククの時にそうであったように、結局押し切られてしまうのだと。 ★
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澪の部屋 和「あたまナデナデちて~」 澪「よちよち、いい子いい子」ナデナデ 和「えへへ~、ママいいにおいする」ギュッ 澪「こ、こらっ、抱きついちゃだめぇ」カアァ 和「やわらか~い」ムギュ 澪「んあっ、変なとこ触らないでぇ」 和「ひっ、ママごめんなさい……」グスッ 澪「お、怒ってない、怒ってないでちゅよ~」アセアセ 和「ホント」ウルウル 澪「ホントだって、いい子いい子」ナデナデ 和「じゃあ、おっぱいちょうだい」 澪「ちょっと待ってて、哺乳瓶持ってくるから。 おとなしくしてるんでちゅよ~」スクッ 和「うん! おとなしくしてる」 澪「すぐ戻りまちゅね~」ガチャ トントントントン 和「……さてと」ムクリ 和「澪の下着チェック!」ガラッ 和「縞々ばかり何色あるのかしら? ん、これは……」 和「いつの間にか増えてるわね、赤いブラとショーツが」アラヤダ 和「それにしても赤なんて、闘牛士気取りかしら。あの胸で」グヌヌ 和「どれどれ」クンクン 和「この匂い……まだ買ったばかりね」 和「決めたわ、これにしましょう」キミニキメタ 和「でも計画は綿密に」 和「まず写真を」パシャ 和「タグも撮影」パシャ 和「これで同じものを購入して、そっとすりかえる。完璧だわ」ドヤァ 和「買ったばかりならバレることもない」ククッ 和「そろそろ戻ってくるころかしら」 和「おとなしくしてましょう」イソイソ トントントントン 澪「のどか~、出来まちたよ~」ガチャ 和「わ~い、のませてのませて」 澪「よし、じゃあここに頭のせて」ヒザマクラ 和「うん」ムニュ 澪「飲ませまちゅよ~」 和「んく、んく」ゴクゴク 澪「あわてちゃだめでちゅよ~」 和「うぅっ、ぷはっ」ベチャ 澪「お口のまわり汚れちゃいまちたね~」 和「……なめてきれいにちて」 澪「いいのか……でちゅか?」ドキドキ 和「うん、おねがい」ウルウル 澪「じゃ、じゃあ、お布団に横になりましょうね~」ポンポン 和「は~い」ポフッ 澪「舐めまちゅよ~」ペロペロ 和「んぅ」クスグッタイ 澪「耳元と首筋まで垂れてまちゅね、きれいにしましょうね~」ペロペロ 和「……うっ、ふぁぁ……」 澪「」ペロペロ 和(熱くなってきた///) 澪「あれ? 顔赤いでちゅね。熱でもあるのかな~」オデコピタッ 和「///」カァァ ――NOW 検温中―― 澪「やっぱり熱い……、本当に大丈夫か?」 和「え、ええ大丈夫よ」アタフタ 澪「ここで休んでてもいいんだぞ?」 和「大丈夫、家に帰って休むわ」 澪「送って行こうか?」 和「いいのよ、……ごめんね」 澪「和が謝ることじゃないよ」 和「……そうじゃなくて。あの、こんなことさせてごめんね」 澪「赤ちゃんごっこか?」 和「プレイと言わないだけマシかしら」 澪「しょうがないよ、和は今まで頑張ってきたんだから。 人に甘えることなんて無かったんだろ?」 和「そうね、物心ついたときから色々と世話してきたわ。 唯とか、弟とか、妹とか。学級委員もよくやったし」 澪「それで生徒会長までやったもんな、無理もないよ」 和「……ごめんね、頼めるの澪しかいなかったの」 澪「いいよ、受験も終わったことだし。和の頼みならお安い御用だよ」 和「ごめんね……、本当に」 澪「そこは『ありがとう』じゃないんだな」 和「もう帰るわね……。それじゃ」スクッ 澪「あ、ああ。それじゃ」 ガチャ トントントントン 和「お邪魔しました」 ガチャ 和「ふう、こんなつもりじゃなかったんだけどね」 和「そうだわ、連絡入れとかないと」ポチポチ 和「もしもし、真鍋ですが」 恵『あら真鍋さん、例の件かしら?』 和「そうです、話が早いですね」 恵『それはそうよ、だって澪た……秋山さんの件ですもの』 和「流石です、元ファンクラブ会長『曽我部恵』先輩」 恵『卒業したから先輩と呼ばなくてもいいのよ、 なんなら『めぐみん』って呼んでみる?』 和「いえ、曽我部先輩は先輩ですから」 恵『相変わらずね、そういうとこ気に入ってるのよ。秋山さんほどじゃないけどね』 和「それはそうと、もうすぐ目標の物は回収できそうです」 恵『流石ね、現ファンクラブ会長『真鍋和』さん』 和「……それよりこちらが出した条件、受けていただけるんですよね?」 恵『もちろんよ。それにしても幼馴染思いなのね』 和「褒め言葉と受け取っておきます」 恵『ふふっ、それじゃ待ってるわ』ピッ カァーカァー 和「そろそろ帰らないと」 和「……ごめんね澪、嘘ついちゃって」 和「これも唯のため、いえ……私のワガママね」 和「あっ、澪に下着どこで買ったか聞くの忘れてたわ」 和「……しかし曽我部先輩も澪の下着を欲しがるなんて」 和「とんだ変態ね」ヒトゴト 澪の部屋 ――NOW 赤ちゃんごっこ―― 和「……ふう」グッタリ 澪「満足したか?」キリッ 和「澪って上手なのね、見直したわ」ウットリ 澪「はっ、恥ずかしいだろ///」カアァ 和「恥ずかしいついでに聞いていいかしら?」 澪「何を?」 和「下着っていつもどこで買ってる?」 澪「へ? 駅地下の『ピュアピュア』だけど」 和「わかったわ。さてと、そろそろ帰ろうかしら」 澪「え、もう帰るのか? ゆっくりしていってもいいんだぞ」 和「残念、用事があるのよ。それにね……」 澪「それに?」 和「……いつまでもこんな関係続けるわけにはいかないもの」 澪「……和の役に立てるんだったら、続けたっていい」 和「ごめんなさい、澪」 澪「またそうやって謝る、和は甘えたっていいんだよ。 私だけじゃなくて、みんなにさ」 和「そうね……。ありがとう、澪」 澪「やっと『ありがとう』って言ってくれたな」 和「私が間違ってたのかもね」 澪「間違ってるって、その……赤ちゃんごっこのことか?」 和「……違うわよ。でも言えない」 澪「……言えないんだったらいいよ、隠し事なんて誰にでもあるんだし」 和「そのうち言うから……、それじゃ」ガチャ 和の部屋 和「どうしようかしら……、もうすぐ澪の下着は手に入れられる」 和「曽我部先輩の頼みとはいえ、澪を騙し続けるのは苦しいわ」 和「やっぱりやめましょう、こんなこと」ポチポチ プルルル 恵『あら、真鍋さん。いい知らせかしら』 和「ある意味いい知らせです」 恵『どういうことかしら?』 和「私たち改心しませんか? 澪に洗いざらい話しましょう」 恵『あなたはそれでいいの? 望みが叶わなくなるわよ』 和「私が間違っていたんです。唯の声が聞きたければ電話をすればいい、 隠し事があるのなら話してくれるまで待てばいい」 恵『……そうね』 和「それに……、大切なのは唯だけじゃありませんから。 一緒に過ごした時間は短くても優劣はありません」 恵『それは秋山さんのこと……、そういう解釈でいいの?』 和「……ご想像にお任せします」 恵『分かったわ、二人で秋山さんに謝りましょう。 そして、あの件は無しにするわね』 和「はい。大学寮の唯の部屋に盗聴器を付けようだなんて、 私どうかしていたんです」 後日――澪の部屋 恵「ああ、これが澪た……秋山さんの部屋」スーハースーハー 和「曽我部先輩落ち着いて。でも深呼吸はしないで下さい」 澪「……ええと、ココア入れたんですけど。曽我部先輩どうぞ、和も」コト ――NOW ココア飲む―― 恵「ふう、美味しいわ。流石秋山さんね」アッタカアッタカ 和「ココア入れるのに腕前は関係ないと思いますが」 澪「あの、話っていうのは……」 和「私から言うわ。……騙してたのよ、澪を」 澪「どういうことなんだ? 和」 和「私がね、子供のころから人に甘えることを知らなくて、 それで澪に赤ちゃんごっこを頼んだんだけど」 澪「うんうん」 和「私と曽我部先輩が仕組んだことなのよ」 澪「じゃあ一体何のために仕組んだんだ?」 和「曽我部先輩は澪の下着を手に入れるため」 澪「なっ……」カァア 和「私は交換条件として大学寮の唯の部屋に……盗聴器を付けてもらおうとしたの」 澪「……」 和「だから『赤ちゃんごっこ』と称して澪の部屋に入り浸っていたのよ」 和「だから……ごめんなさい。嫌ってくれてかまわないから……」 澪「……和」ギュッ 和「!? 澪、抱きつかないで! 離して!」グィッ 澪「違うんだよ、和……」ギュッ 和「何が違うって言うの? 私たち二人で騙してたのよ! 曽我部先輩も何とか言って下さい!」 恵「……」 澪「ごめんな……和」ボソッ 和「何で澪が謝るの? 騙してたのは私たちなのよ!」 澪「……私と曽我部先輩で和を騙してたんだ」 和「……え!? どういうことなの、説明して!」 澪「だって、だって……」ギュッ 和「早く言って!」 澪「和と赤ちゃんごっこがしたかったんだよ!」 和「」ポカーン 恵「」ニヤニヤ 澪「大体下着を手に入れるために赤ちゃんごっこするっておかしいだろ?」 和「確かにそう言われれば……、でも曽我部先輩の提案だったし」 恵「正確には秋山さんの提案だけどね」 和「もう言い返す気力も無いわ……」アハハ 澪「悪かったよ和、本当にごめんな」 和「いいわよ、お互い様だものね」ヤレヤレ 恵「秋山さんのアルバム見っけ」ペラペラ 澪「許してくれるのか?」ホントニ 和「そうよ、もういいわ」ホント 澪「のどかー!」ギュウウ 和「もう、甘えんぼなんだから」ナデナデ 澪「そうだ! 頼みがあるんだ」 和「何なの、言ってみて」 澪「私に赤ちゃん役をやらせてくれないか?」タノムヨ 和「///」モウドウニデモナーレ 恵「子供のころの澪たんカワイイわ」ウットリ 澪「ママ、だっこちて~」 和「甘えんぼでちゅね~みおは」 澪「あたまナデナデちて~」 和「よちよち、いい子いい子」ナデナデ 澪「えへへ~、ママいいにおいする」ギュッ 恵「あの、私もいるんだけど……」 ―――――――――――――――― ●REC 紬「二人の様子がおかしいからカメラを仕掛けてみたんだけど、 おかしな展開になってきたわ」ワクワク 菫「紬お嬢様、考え事でしょうか?」 紬「一つお願いしていい?」 菫「紬お嬢様の言いつけならなんでも」 紬「私と赤ちゃんごっこをしましょう!」キラキラ 菫「それは無理です」ウフフフフ おわり 戻る